約 67,606 件
https://w.atwiki.jp/manarai0079/pages/679.html
一年戦争 U.C.0079~U.C.0080 U.C.0081 01月03日 07 20、ジオン公国が地球連邦軍に独立を宣言。それと同時に宣戦布告をする。宣戦布告と同時にサイド1、2、4へ奇襲敢行。シーマ部隊ほか、NBC兵器無差別投入。コロニーの落下により、大規模な気象変動を惹起。 (1/3~1/10までの戦闘を一週間戦争と呼ぶ。この期間の戦闘で総人口の25%に相当する30億人が死亡) 01月04日 21 30、ブリティッシュ作戦発動。アイランド・イフッシュが落下を開始する。 01月06日 地球連邦軍艦隊がアイランド・イフッシュに対して攻撃を開始。 01月09日 アイランド・イフッシュが落下阻止限界点を突破する。 01月10日 8 35、アラビア半島上空でアイランド・イフッシュ、空中分解。 8 41、アイランド・イフッシュ前部が地上(オーストラリア・シドニー付近)に落着する。 01月11日 サイド6が中立を宣言する。 01月13日 ジオン公国のドズル・ザビ中将麾下の宇宙攻撃軍がサイド5に侵攻を開始する。 01月14日 レビル中将麾下の地球連邦軍第1連合艦隊がルナツーからサイド5に向けて出立する。 01月15日 22 40、ルウムにて連邦軍とジオン軍が交戦状態に入る(ルウム戦役) 01月16日 ジオン公国軍の黒い三連星がレビル中将を捕らえる。 01月22日 地球連邦軍が極秘裏にレビル中将奪還作戦を開始する。 01月28日 ジオン公国がサイド6を通じ、地球連邦政府へ休戦条約締結を打診する。 01月31日 条約締結の交渉中にレビル中将生還の報道が流れる。休戦は成立せず「南極条約」が締結される。 02月07日 ジオン公国軍が地球侵攻作戦を開始する。 03月01日 第1次降下作戦を開始する。 03月11日 第2次降下作戦を開始する。 03月13日 ジオン公国軍が北米のキャリフォルニア・ベースを制圧する。 03月18日 第3次降下作戦を開始する。 04月01日 地球連邦軍が「V作戦」と「ビンソン計画」を発動する。 09月15日 ペガサス級戦艦「ホワイトベース」がサイド7に向けジャブローを出発する。 09月18日 ジオン軍のシャア少佐麾下のモビルスーツ小隊が連邦軍試作モビルスーツ「ガンダム」と交戦する。史上初のMS同士の戦闘。 09月23日 ホワイトベースが地球に降下を開始する。 10月01日 公国軍、コロニアル作戦開始。アジア方面において攻勢をかける。 10月03日 モーゼフ博士とアレフ技術大尉を中心とする技術陣によって、RGM-79(G)ベースのEXAM実験機、RGM-79BDの製作が開始される。 10月04日 ザビ家の末子、ガルマ・ザビ大佐がシャアの策略であるホワイトベースの攻撃により戦死する。 10月05日 ガルマ・ザビ直轄部隊、「ホワイトベース」に対して攻撃するも壊滅。 10月06日 サイド3でガルマ・ザビ中将の国葬が行われる。ギレン・ザビ、全地球規模の演説を展開。 ランバ・ラル大尉麾下の部隊が地球に降下する。シロー・アマダ地球に降下第08小隊隊長就任。 10月07日 ホワイトベース、日本列島山陰地方に到着。 10月09日 ホワイトベース、マチルダ隊より2度目の補給を受ける。 10月10日 公国軍、再度のルナツー強襲を敢行。ムサイ級「アグリコラ」以下4隻からなる小艦隊が、ルナツー部隊のオデッサ攻略戦支援を牽制。 10月11日 レビル大将、オデッサ作戦のため部隊集結を急ぐ。 10月12日 チベ級「バルバロッサ」を旗艦とする公国軍ゲルド艦隊、ルナツーを強襲。 10月15日 キシリア少将、戦場視察の目的で、ザンジバル級「キマイラ」にて地球へ降下。 ジョニー・ライデン少佐麾下のプリムス艦隊、護衛任務に就く。 10月16日 MS-06Z及びMAN-03、開発開始。 10月20日 連邦軍各部隊、集結地点ワルシャワに到達。野戦本部設立。 10月22日 サイド6より発進したサラミス級「コルシカ」「カリマンタン」を中核とする連邦艦隊、ルナツーへ帰投中に公国軍の待ち伏せを受ける。 10月25日 オデッサ作戦最終確認。陽動部隊を多数各地へ派遣。 10月25日 エース部隊を擁するキマイラ艦隊、サイド3を出港。 YMS-14先行量産型24機、キマイラ艦隊へ配備完了。 10月28日 公国軍、スパイを通じてオデッサ作戦の開始日時を察知。 10月30日 ジオン公国軍が「マッド・アングラー隊」を発足する。司令官にはシャア・アズナブル大佐が任命される。 10月?日 コジマ大隊所属第08小隊、アプサラス捕獲・撃破のため公国軍射爆場潜入が、捕獲失敗。シロー一時期遭難。 11月01日 キマイラ艦隊、サイド7を強襲。 11月03日 キシリア少将、タシケント鉱山地帯の第102採掘基地を視察中に、連邦軍MSの奇襲を受ける。MAX-03喪失。 11月05日 旧サイド5宙域における公国軍の前線基地建設を確認すべく、連邦軍偵察部隊が侵入。ランバ・ラル大尉 戦死。 11月06日 ジオン軍特務小隊「黒い三連星」がマ・クベ少佐支援のためザンジバル級巡洋艦にて地球へ降下する。 11月07日 連邦軍がオデッサ作戦を開始。 6 00、オデッサ作戦を開始する。 深夜、マチルダ・アジャン中尉が乗ったミデアが黒い三連星によって撃破される。 ホワイトベース隊、黒い三連星を撃退する。 11月08日 オデッサでの前線、膠着状態に。 11月09日 17 00、マ・クベ少佐、オデッサ基地を放棄し、ザンジバル級戦艦で宇宙へ脱出する。 連邦軍第4軍、包囲網を突破、以後さしたる反撃を受けずに進軍。 連邦軍、敵掃討開始、オデッサ作戦終了。 11月10日 連邦軍、観艦式挙行。MSの存在は公表されず。 11月11日 サラミス級「サモス」「クエッタ」他1隻からなる連邦艦隊、オデッサより発進した資源輸送艦隊を襲撃。 MA-08試作1号機完成。 11月14日 第2次グラナダ会戦。連邦軍、爆撃隊に偽装した戦艦による奇襲攻撃を敢行。 11月16日 MAN-03、1号機及び2号機完成。 11月17日 公国軍ギレン総帥、宇宙艦隊に対する補給の優先方針を布告。 11月18日 シャア大佐がベルファストでホワイトベースらしき艦を発見する。 ホワイトベースがベルファスト基地に入港する。 連邦軍、ベルベット作戦発動。北アフリカ・レパント地方にて攻勢に転ずる。 11月19日 公国軍第26潜水戦隊(フラナガン隊)、停泊中の「ホワイトベース」を確認。 11月20日 連邦軍、RGM-79の実戦配備本格化。 11月21日 ホワイトベース、ジャブローに向けて出港する。 11月22日 「マッド・アングラー」移動。「ホワイトベース」追撃を続行。 連邦軍オーストラリア方面軍、反攻作戦を開始。 11月23日 公国軍突撃機動軍、マ・クベ師団に送り込んだ試作機YMS-15及び同機の開発陣の回収を命令。 連邦軍独立MS小隊「ホワイト・ディンゴ」、レインボゥ・ヴァレーの公国軍陣地を襲撃。 公国軍、以前より計画が進められていたニュータイプ部隊を正式に設立。 11月24日 「マッド・アングラー」、連邦軍対潜空母「ヒマラヤ」を撃沈。 11月25日 マットアングラー級「ズアイ」、YMS-15輸送任務に就く。 11月27日 ホワイトベースがジャブローに到着する。シャア大佐、ジャブローの宇宙船ドック口を補足する。 11月30日 ジオン公国軍、ジャブロー攻撃を行うも失敗する。 公国軍、降下作戦に引き続き特殊部隊によるジャブロー施設破壊を試みるが失敗。 11月?日 アプサラス撃破。シロー、アイナ行方不明。 12月02日 ジャブローよりホワイトベース(第13独立部隊)を含む4隻の囮艦が順次宇宙へ向けて発進する。 12月06日 公国軍特務部隊「サイクロプス隊」がガンダムNT-1奪取のため地球に降下する。 12月11日 ガンダムNT-1、サイド6のリボー・コロニーに到着する。 12月14日 23 00、公国軍のキリング中佐、サイクロプス隊によるルビコン計画を発動する。 12月19日 18 20、サイクロプス隊、ガンダムNT-1の奪取に失敗する(ルビコン作戦)。 12月24日 テキサスコロニーにてホワイトベース隊、公国軍と戦闘。 18 10、地球連邦軍第3艦隊、サイド4の残骸を利用してソロモン至近距離まで到着する。 19 30、ドズル・ザビ中将、ビグ・ザムで出撃する。残存部隊大半はドズル・ザビ中将の援護に着く。 20 25、グラナダよりソロモンへの救援により、マ・クベ艦隊が出港する。 20 40、ドズル・ザビ中将が宇宙要塞ソロモンの放棄を決定する。 21 15、ドズル・ザビ中将、戦死。これによりビグ・ザムの量産は不可となる。 21 20、アムロ・レイ曹長、ガンダムでソロモン内部に侵入。他のモビルスーツもこれに続く。 12月25日 14 00、サイクロプス隊のバーナード・ワイズマン伍長、ガンダムNT-1と交戦、中破させる(クリスマス作戦)。ワイズマン伍長は戦死。これによりNT-1のホワイトベース隊への譲渡は不可能となった。 12月29日 星一号作戦発動。 12月30日 21 05、公国軍、ゲルドルバ照準でソーラレイを発射する。 12月31日 ア・バオア・クー攻略戦開始。 8 10、ア・バオア・クー攻略戦開始。 9 25、ア・バオア・クー司令室内でギレン・ザビ総帥死亡。 10 ??、シャア・アズナブル大佐が完成度70%といわれるMSNー02ジオングを駆って出撃。 10 ??、ガンダム、ジオング交戦。アムロとシャアは脱出し、白兵戦を始める。 10 10、公国軍超大型空母「ドロワ」撃沈。 11 ??、エギーユ・デラーズ大佐、指揮下の艦艇と共に戦域を離脱する。 12 05、キシリア・ザビ少将、ア・バオア・クー脱出直後にシャアのキャノン砲により戦死。 18 00、ジオン共和国臨時政府、サイド6を通じて、連邦政府に対し終戦協定締結を打診する。 U.C.0080 1月1日 15 00、月面都市アンマンにて連邦、共和国政府全権団、予備交渉後にグラナダにて終戦協定を締結する。
https://w.atwiki.jp/z-limited/pages/16.html
『一年戦争前史』 20世紀末、人口増加にともなう地球環境の悪化は、ほとんど末期的な状況を呈していた。 近い将来、人類の生存圏としての地球は完全な破綻を迎えることは明らかであり、残された道はただ一つであった。 宇宙への移民である。 この一大事業は地球連邦政府によって推進された。紛争調停・経済交流を主目的として創設された地球連邦は、 諸国家に対して強い強制力を持つものではなかった。 しかし、スペースコロニー計画という巨大プロジェクトを軸に、権力組織としての実体を備えた組織へと変わっていった。 連邦政府は、コロニーへの移住権を切り札に、紛争の停止、資源の一括管理、経費の分担、労働力や技術の提供を諸国家に強制した。 こうした活動のうちに地球連邦政府は巨大化していった。 こうして約半世紀をかけて最初のスペースコロニーは完成し、人類は宇宙への移民を開始した。 これにともない西暦(D.C.)を宇宙世紀(U.C. )へと移行、本格的な宇宙時代が始まる。 月の軌道上に存在する重力の安定した点、ラグランジュ・ポイントには次々とコロニーが建設され ”サイド”と呼ばれるコロニーの集合自治体を形成していった。 月もまたその中の中継基地として開発が進み、多くの街が造られ、人類は着実に宇宙へと、その居住圏を拡大していった。 移民が進み、人類の半数以上が宇宙で生活するようになると、地球連邦政府と宇宙移民者(スペースノイド)の間に軋轢が生まれ始めた。 エリート意識を持った地球連邦が、各サイドを植民地のように扱いだしたのだ。 それに対し、政治家ジオン・ズム・ダイクンは”コントリズム(サイド国家主義)”を提唱、連邦の政策を批判した。 ”コントリズム”(後に”ジオニズム”と呼ばれる)とは、これ以上の地球の汚染を防ぐため、人類は宇宙に移り住み、 それにより人類は新たなる進化の段階に進むことができると考えた思想なのである。 ジオン・ズム・ダイクンは、この思想をサイド3で実践した。 宇宙世紀0058年、サイド3は地球連邦からの独立を宣言、ジオン共和国を樹立した。 連邦政府はサイド3に対し経済圧迫を加え、各サイドに対しても弾圧を強めた。 しかし、これは連邦政府への更なる不満をスペースノイド達の間に生む結果となった。 ジオンの思想に協調するものが、多数サイド3へ集まったのである。 宇宙世紀0068年、ジオンは志半ばで病死し、ジオンの右腕だったデギン・ソド・ザビが第2代首相となった。 一部でジオンはこのデギンに毒殺されたとの噂が流れたが、真相は定かではない。 そして翌年、サイド3はデギンを公王とし、ジオン公国を宣言。 ザビ家による独裁体制が敷かれた。 宇宙世紀0078年10月、ジオン公国は長年にわたり準備を進めてきた地球連邦政府への独立戦争を決行すべく、 国家総動員令を発令、開戦は秒読み段階に入った。 『一年戦争勃発』 宇宙世紀0079年1月3日、ジオン公国は地球連邦政府に対し宣戦布告をする。かくしてジオンの独立戦争が始まった。 ジオン公国軍は宣戦布告と同時に、地球周回軌道上の連邦軍艦隊に対し攻撃をかけた。この戦闘でジオン軍は新兵器「モビルスーツ」を初投入し、連邦はその威力を思い知ることになった。 また、ジオン軍によって、戦場に散布された”ミノフスキー粒子”は電波を乱反射させる特性によりレーダーを無力化した。 このため遠距離のレーダーによる索敵は不可能となり、レーダー誘導の兵器は全く役に立たなくなった。 戦闘は有視界による近距離戦闘が中心となり、ジオン軍の新兵器「モビルスーツ」は小回りの利く人型機動兵器として、その有用性を発揮した。一方、レーダーに頼った艦艇による砲撃戦を主戦術とした連邦軍艦隊は、成す術もなくこれに大敗したのである。 時を同じくしてジオン別動艦隊は、サイド1、2、4に奇襲攻撃をかけ、NBC(核・生物・化学)兵器の無差別攻撃により 3つのサイドを全滅させ、約30億人を虐殺した。 『コロニー落とし』 ジオン軍の攻撃は宇宙だけでなく地球に対しても行われた。 全長約30km、直径約6.5kmの巨大な円筒形であるスペースコロニーを地球に落とす「ブリティッシュ作戦」である。 1月4日、ジオン軍工作部隊によりサイド2のコロニーの1つに装着された核パルスエンジンを点火。 正規の軌道をそれたコロニーは地球へと向かって自由落下を始めた。 地上落下時の破壊力はヒロシマ級原子爆弾300万発分、これは人類史上最大級の破壊兵器である。 その落下目標地点は、連邦本部であり地球上で最大の規模を誇る軍事基地、南米「ジャブロー」であった。 これを察知した連邦軍は、コロニー落としの落下コース付近にいる集結可能な残存艦隊を集め迎撃を開始した。 ジャブローを失えば後がない連邦軍は執拗な攻撃を繰り返す。 しかし、ジオン軍のモビルスーツの前にまたも連邦艦隊は敗北した。 1月10日、コロニーは大気圏へと突入を開始する。ここでジオン軍に大きな誤算が生じた。 連邦艦隊の攻撃で破損していたコロニーは、大気圏突入の衝撃で崩壊、アラビア半島上空で四散してしまったのである。 バラバラになったコロニーはコースを外れて落下、ジャブローは難を逃れることになった。 コロニーは北アメリカとオーストラリア大陸に落下、ジャブローは無事だったものの、地球連邦政府は大きな損害を受ける結果になった。 1月3日の開戦からコロニー落としまでの7日間の激戦は、後に「一週間戦争」と呼ばれた。 『ルウム戦役』 一週間戦争後、失敗に終わったジャブローへのコロニー落としを再度敢行すべく、ジオン軍は艦隊の再編成を開始した。 ジオン宇宙攻撃軍総司令ドズル・ザビ中将が指揮をとり、所有艦艇の大部分を集結させ、大艦隊を編成したのである。 こうして再度ブリティッシュ作戦を実行するべく、サイド5(ルウム)に向けてジオンの大艦隊が出撃した。 対する連邦軍も総力戦を決意、名将と名高いレビル将軍の指揮下、ルナ2艦隊を中心に残存艦隊を集結、 ジオン艦隊の3倍もの大艦隊でサイド5へと向かった。 1月15日、ジオン軍と連邦軍の艦隊はルウム宙域で激突、総力戦を展開する。こうして宇宙世紀史上最大の艦隊戦が始まった。 当初、圧倒的な数の優位と名将レビル将軍の采配により、連邦艦隊は優勢に戦いを進めていた。 ジオン艦隊はコロニー落としのための、工作部隊とその護衛に戦力をさかねばならず、苦戦を強いられらのである。 やがて、ドズル・ザビ中将はコロニー落としを断念、全戦力を艦隊戦に投入する総力戦に切り替える。 そして、この戦いでも勝敗を分けたのは”モビルスーツ”だった。 艦艇数で劣るジオン軍は大量にモビルスーツ「MS-06S ザクII」を戦線に投入、連邦艦艇の攻撃に当たらせた。 ミノフスキー粒子散布下のレーダーの効かない状態で、小回りの利くザクに対し、連邦の艦艇は有効な攻撃手段を持たず、 次々と撃沈されていった。 そんななか、5隻もの艦が一瞬にして沈められるという出来事がおこる。 機体を赤く塗装しており、連邦から「赤い彗星」と恐れられたシャア・アズナブル少佐の驚異的な戦果であった。 こうしたエースパイロットの働きもあり、戦いの流れは大きくジオン側へと傾いていった。 連邦軍の敗色が濃くなり出したそのとき、敗北を決定づける出来事が起こった。 乗艦を撃沈され脱出したレビルが、ジオンの特殊部隊「黒い三連星」に発見され、捕虜にされてしまったのだ。 艦隊の司令官であり、カリスマ的存在だったレビルを失ったことにより、連邦艦隊の士気は低下、この後、全艦撤退することになる。 この戦いで連邦艦隊は宇宙戦力の大部分を失うという決定的な打撃を受けた。 しかし、ジオン軍も勝ちはしたものの、コロニー落としは失敗し、多くの艦艇を失う苦しい勝利となった。 一週間戦争とルウム戦役。この二つの戦いによって55億人もの人間が死亡した。 この数は地球圏の総人口の約半数に当たるものだった。人々は自らの行為に恐怖したが、戦いはまだ終わらなかった。 『南極条約締結』 1月28日、ジオン公国から地球連邦政府に対し、休戦条約締結の申し込みがされた。 ルウム戦役の大敗で宇宙戦力のほとんどを失い、弱体化していた地球連邦政府はこの提案の受け入れを決定。 1月31日に永久中立地帯である南極大陸で条約締結が行われることになった。 実はジオン公国の戦争目的はこの条約締結にあった。 人口や資源で連邦より圧倒的に劣るジオン公国は、長期戦になれば勝ち目がない。 そこで短期決戦で連邦軍を圧倒し、その軍事力を見せつけることにより、連邦に休戦条約締結を受け入れさせることが真の目的だったのである。 その内容も休戦条約とは名ばかりのジオン公国の独立自治権承認、連邦軍の軍事縮小といった事実上の降伏勧告であった。 何十億人ものコロニー市民を虐殺したのも、ジャブローにコロニー落としを(結局失敗に終わったが)行ったのも、 すべてはこの条約締結を有利に進めるための材料づくりに過ぎなかったのである。 1月31日、南極大陸の連邦軍基地でジオン、連邦双方の代表団による、休戦条約締結のための条約会議が行われた。 ここまではジオン公国側がほぼ思惑通りに事を進めていた。しかし、ここで全く予想外の出来事が起こった。 ルウム戦役で捕虜となっていたレビル将軍が、奇跡の生還を果たしたとの報が会議場に飛び込んできたのだ。 会場は騒然となり会議は一時中断された。 レビル将軍は、通信可能な回線を使い演説を行った。 「我が連邦軍以上にジオンも疲弊している! ジオンに残された兵力は少ない!」 これが後に言われる「ジオンに兵なし」の演説である。 この演説により、連邦軍は息を吹き返した。連邦の代表団は徹底抗戦を決意。条約は大きくその内容を変更することとなった。 結局、「南極条約」はNBC兵器の使用とコロニー落としの禁止、木星資源採掘船団の不可侵、 捕虜の取り扱いについてを取り決めた程度の戦時条約にとどまった。 ジオン側の思惑はもろくも崩れさり、戦争は長期化の様相を呈した。 『地球侵攻作戦開始』 戦時条約にとどまった南極条約の締結により、短期決戦による戦争終結、独立自治権の獲得というジオン公国の思惑は完全に崩壊した。 この段階で終戦協定を結んでも、ジオンにとって有利な条件は望むべくもなく、もはや残されているのは徹底抗戦への道だけであった。 そうと決まればジオンの対応は早かった。 地球上の軍事拠点と鉱物資源、化石燃料の確保のため、兼ねてから進められていた計画「地球侵攻作戦」を、すぐさま実行に移したのである。 コロニー国家であるジオンは固有の資源を持たない。戦争を終結させるためにも、資源の確保は不可欠の問題であった。 かくしてジオン軍の地球侵攻作戦は開始される。艦底にHRSL(降下用カプセル)を装着したムサイ級巡洋艦が多数、 地球の衛星軌道上に集結したが、これを食い止めるだけの戦力は連邦軍には残ってなかった。 2月7日、衛生軌道上からのジオンの宇宙戦闘艇によりミノフスキー粒子が散布された。 レーダーが使用できなくなった地球上の連邦軍は、正確なジオン軍の降下地点を掴めず、 有効な迎撃をする事も出来ないまま、降下作戦を許すことになる。 ジオン軍は2月中に大規模な降下作戦を3回行った。 連邦軍バイコヌール基地とウラル山脈周辺に対して行われた第一次降下作戦。 カリフォルニア基地とニューヨーク周辺に対して行われた第二次降下作戦。 そして、第三次降下作戦は北京周辺、マレー半島周辺、オーストラリア北岸が選ばれ、 ザクを収容した多数のHRSLが各降下ポイントに向けて投下された。 この一連の降下作戦で、地球上の数々の重要な拠点がジオン軍の支配下に落ちた。 中でも連邦軍にとって最大の痛手となったのは、北アメリカのカリフォルニア基地を奪われたことだった。 連邦軍にとって南米ジャブローに次ぐ大規模な軍事基地であり、海軍軍港、空軍基地、宇宙港、 各種兵器の開発生産施設まで有した一大軍事拠点だったのである。 カリフォルニア基地は、占領後ジオン軍の地球侵攻の中心基地となり、兵器工場はモビルスーツ生産工場に改装され、 以後、地球上で使用するモビルスーツの大半は、ここで開発、生産されることになった。 『地球侵攻作戦』 一週間戦争、ルウム戦役、地球降下作戦と、立て続けに大規模な軍事行動をとったジオン軍だが、連邦軍同様戦力の疲弊は著しかった。 ましてや地球上の各占領地区を防御、維持するためには、戦力の状況は急ぎ解決しなければならない課題となっていた。 4月に入ると、ジオン軍は占領した各地の工業施設を使い、戦力の増強を開始。 特に地球上のジオン軍の中心基地であるカリフォルニア基地では、様々な地上用のジオン製兵器の生産が行われた。 中でも幸運だったのは、占領時に潜水艦とその造船所を無傷で手に入れたことだろう。 コロニー国家であるジオンにとって”海”は未知の存在だった。 潜水艦の造船技術など有るわけもなく、それを無傷で手に入れたことは、何よりの収穫だったといえる。 ジオン軍はさっそく潜水艦を改良、モビルスーツ搭載能力を持たせ、ジオン潜水艦隊の設立を急いだのである。 航空機もまた、コロニー国家であるジオンにとってノウハウのない分野だった。 コロニー内という特殊な条件下では航空機の飛行実験は行うことが出来ず、コンピュータによるシミュレーションだけで設計がなされた。 そして地上で初めて生産され、空を飛ぶことになったジオン製の航空機は多くの問題点を抱えていた。 例えば、ガウ攻撃空母と呼ばれる超大型の戦略空中空母などは、推進器として18機もの熱核ジェットエンジンが使用されていたが、 常に下方ジェットエンジンに30%の推力を振り分けないと、浮力を維持することができないという無駄の多い代物だった。 もちろんジオン軍のお家芸であるモビルスーツも地球用機体の開発、生産が進められた。 水中用や砂漠用といった局地戦用モビルスーツは今後の作戦展開上、必要不可欠な存在であったし、 何よりもジオンの汎用モビルスーツである「ザク」にしても、宇宙用と地上用では内部機構に違いがあったのである。 こうしてジオンは地球の占領維持に努力を重ねたが、戦局はその後、停滞することになる。 『膠着状態』 ジオンの地球侵攻作戦により、連邦軍は、喉元にナイフを突きつけられた格好になった。 しかし、現状でこれに対抗するだけの戦力のない連邦軍にとって、まず軍備を補強するのが先決だった。 こうして、0079年4月「ビンソン計画」と「V作戦」が発動された。 「ビンソン計画」とは、ジャブローを中心とした生産拠点にて、マゼラン級巡洋艦、サラミス級巡洋艦といった、 宇宙艦艇を急ピッチで建造、先の戦いで壊滅した宇宙艦隊を再建させるという計画である。 「V作戦」はジオン軍と連邦軍の決定的な戦力差である、MSの開発、量産を究極的な目標とする計画であった。 一方、地球侵攻し成功したとはいえ、ジオンにしても連邦にとどめをさせるほどの戦力を有しているわけでもなかった。 ジオンの国力では地球侵攻で得られた占領地を維持していくのが精一杯だったのである。 4~8月にかけて、両軍とも戦力増強や資源採掘に重点が置かれ、各地では小競り合いやゲリラ戦が展開されるだけで 大規模な作戦は行われなかった。 『連邦反撃開始』 その間、連邦軍は「ビンソン計画」を急ピッチで進めていた。 先の敗戦で得た教訓をもとに、各所に改良を加えた再設計による艦艇を新造、着実に宇宙軍の再編を進めたのである。 「V作戦」も確実に進行していた。 7月にはRXシリーズで一番開発の遅れていた「RX-78 ガンダム」の一号機がサイド7で完成、最終テストを開始した。 また、同時期に南米ジャブローではRXシリーズの母艦となるペガサス級強襲揚陸艦の1番艦「ホワイトベース」が就役していた。 このホワイトベースとRXシリーズは、一年戦争終結までに多大な戦果を挙げているが、特にこの時期にジオンに与えた衝撃は大きかった。 ホワイトベース隊はサイド7にてMSの受領中にジオン軍と交戦、正規の乗組員がほとんど死亡し、少年少女達で運営されていたにも関わらず、 10月4日には北米シアトルで、ザビ家の末子ガルマ・ザビ大佐を戦死させたのである。 「V作戦」の進行に伴い、9月にはMSの試作と生産が並行して行われた。 少数ではあるが、先行量産型MSがロールアウトしたのもこの時期である。 これら、量産用の生産ラインが完成する以前に造られたMSはいずれも「試作」的な要素が強く、比較的高性能な機体が多かった。 これらのMSは、これ以上のジオンの侵攻を防ぐため、戦略上重要な地域に優先して配備された。 東南アジアをはじめ、地下資源が豊富で、旧世紀来の工業施設などが置かれているような地域である。 そして、10月、ようやくMSの量産体制が完了。 ジオン軍との戦力差を埋めるべく、急ピッチで「RGM-79 ジム」の量産が開始された。 ジムのコンピュータには、テスト用試作機「RX-78」で得られた実戦データが組み込まれており、 新米パイロットが操縦しても高い戦闘能力を発揮した。 また、量産機でありながらビーム兵器の使用も可能で、この点でもジオン軍の「ザク」を凌駕していた。 かくして、反撃態勢を整えた連邦軍は、いよいよ反撃作戦を開始したのである。 『オデッサの戦い』 黒海の港、オデッサ。そこには地球侵攻に成功したジオン公国軍の最重要拠点の一つがあった。 ジオンは中央アジアから東ヨーロッパ一帯の鉱山を奪取、その根拠地がオデッサに置かれていたのである。 地球連邦軍は均衡状態にあったヨーロッパのミリタリーバランスを一変させるため、反抗作戦の矛先をオデッサに向けた。 作戦が成功すれば、ジオンは最大の資源供給地を失い、以後の戦いも有利になるはずである。 連邦軍はこの戦いに地上兵力の半数を投入した。 この作戦には「V作戦」の成果であるペガサス級強襲揚陸艦とRXシリーズのMSが、後方撹乱の任務をおって参加していた。 もちろん、ジオンはこの連邦軍の動きを察知してはいた。 しかし、オデッサ方面の指揮官、マ・クベ大佐の上官であるキシリア・ザビ少将は、本来、月の制圧維持がその最大の任務であり、 ”黒い三連星”をマ・クベのもとに送るのが精一杯であった。 彼らはルウム戦役でレビル将軍を捕虜にしたエース部隊であり、彼らをもって連邦軍の新型MS部隊に対抗しようとしたのである。 戦争終結まで続く、ザビ家内部の不協和音により、これ以上の増援は見込めず、ジオン軍は窮地に陥ることになる。 そして11月7日、オデッサを中心に陣形を整えたジオンに対し、連邦の侵攻が始まった。「オデッサの戦い」の始まりである。 『オデッサの敗戦』 オデッサでの激戦は3日間続いた。マ・クベ大佐は、南極条約で禁止されている核兵器をも使用して オデッサを防衛しようとしたが、結局は、レビル将軍率いる連邦軍の前に撤退を余儀なくされた。 ジオン軍高官達は宇宙巡洋艦ザンジバルにて宇宙に撤退。 残された兵は連邦軍に投降したが、一部はアフリカのジオン勢力圏に撤退、その後も戦い続けた。 一部宇宙に撤退したジオン軍は、「ビンソン計画」により宇宙艦隊の増強を続ける連邦軍を横目に本国の防衛準備に取りかかった。 もとより宇宙でもジオン軍の戦力増強は行われていた。宇宙要塞ソロモンが5月に、宇宙要塞ア・バオア・クーが6月に完成。 これによりジオン軍は、ソロモン、ア・バオア・クーと月面基地グラナダを結ぶ本土防衛ラインを完成させていたのである。 『潜水艦部隊の活躍』 オデッサでの敗戦によリ、ジオンは地球での勢力圏を縮小せざるをえなかったが、まだ連邦に対抗できる戦力が残っていないわけではなかった。 特にこの頃、活発に動いていたのが潜水艦部隊である。 地球侵攻に成功したジオン軍は、まず地球用の局地戦用のモビルスーツの開発を急いだ。 砂漠やジャングルなど、ある程度過酷な環境も想定して作られていたモビルスーツではあったが、 実際その環境下で使用してみると、予想以上に機体にかかる負担が大きく、作動不良が相次いだ。 事を重く見たジオン軍は、急ぎ局地戦用モビルスーツの生産に乗り出したのである。 特に、地球上の7割を占める海を手中に収め、地球でのイニシアチブを取るために、水陸両用のモビルスーツが必要とされた。 コロニー国家故に海を持たないジオンにとって、水中用モビルスーツの開発は困難なものだったが、 局地戦用、水陸両用のモビルスーツの生産は急ピッチで進められた。 5月には、これらのMSは、連邦軍カリフォルニア基地を占領した際に接収し、MSを搭載出来るように改造された潜水艦に配備された。 海水による機体冷却が可能な水中用モビルスーツは、高出力のジェネレーターを使用でき、 固定武装としてメガ粒子砲の装備で、高い戦闘力を持ったジオンの水中用モビルスーツは、連邦海軍の脅威となった。 9月には、ジオンの潜水艦部隊による大西洋の連邦軍残存艦隊掃討戦が行われた。 開戦時のコロニー落としの際、降り注いだコロニーの破片による津波や異常気象で、すでに太平洋方面の大部分の艦隊を失っていた連邦海軍は、 このジオンによる掃討戦で、事実上海での主導権を失ったのである。 11月27日、この活躍目覚しい潜水艦部隊が、ジオン再反撃のチャンスをつかんだ。連邦軍本部ジャブロー基地入り口の発見である。 『ジャブロー侵攻作戦』 天然の地下大空洞を利用して作られた地球連邦軍本部ジャブロー基地は、地球最大の軍事基地であった。 総敷地面積42万平方km、45万人が生活する巨大な軍事基地である。そこには本部を始め、宇宙艦艇建造ドッグやMS工場などがある。 核攻撃にも耐えられるといわれるこの地下基地は、まだ正確な所在がつかめず、ジオンの地球制圧にとって大きな障害であった。それゆえ開戦当初、ブリティッシュ作戦において、ジオンはコロニー落としの最終目標をジャブローにとしていたのだ。 しかし、ブリティッシュ作戦は失敗。その後のジオン軍は牽制のための定期爆撃を仕掛けることぐらいしかできなかった。 連邦軍はその間にジャブローで力を蓄え(ビンソン計画)、緒戦で受けた痛手を回復したのである。 ジオン軍は歯噛みをしつつもそれを観ていることしかできなかった。 シャア・アズナブル大佐率いる、潜水艦部隊マッドアングラー隊は、ペガサス級強襲揚陸艦ホワイトベースの失態につけ込み、 ついにジャブロー基地の正確な攻撃ポイントを発見したのである。 11月27日、マッドアングラー隊の水陸両用モビルスーツがジャブローに向かうホワイトベースを追撃、 カムフラージュされた宇宙艦艇用の大型ハッチを発見した。 「我、ジャブローの最大の入口を見つけり」 この報告にカリフォルニア・ベースは色めきたった。 かくしてジオンのジャブロー侵攻作戦は開始されたのである。 『ジオンの衰退』 11月30日、ジャブロー基地破壊の命を受け、カリフォルニア・ベースより飛び立ったジオン軍ガウ攻撃空母編隊は、 ジャブローに対して、MSによる降下作戦を行った。 だがジャブロー上空の対空砲火は予想以上に激しく、ジオン軍はガウ、MS部隊双方ともに甚大な被害を受けた。 無事に降下したMSも、この戦いで実戦投入されたRGM-79ジムの本格量産タイプを筆頭とする連邦の地上部隊と交戦、苦戦となった。 また、先行してジャブロー内に侵入した特殊工作隊の破壊工作(MS工場に爆薬を仕掛けようとした)も失敗に終わったため、 ジオン軍は撤退せざるをえなかった。 ジャブロー侵攻作戦の失敗により、ジオンの地球での勢力は大きく後退した。 ジャブロー基地を攻めるだけの余剰戦力がなくなってしまったのみならず、カリフォルニア基地の兵力が激減したため、 連邦軍は後背を気にせず各地のジオン軍を掃討できるようになったのである。 ヨーロッパから撤退したジオン軍にとって最大の鉱山地帯であるアフリカ。 12月初め、ここで連邦軍による掃討作戦が行われた。 これは残るジオン軍最大の拠点を叩くことで、地球のジオン勢力を一掃し、宇宙に出るに当たり後顧の憂いをなくそうというものだった。 ジオン軍はこのアフリカが落ちればあとがなくなる。 オデッサの敗戦以降、アフリカにはかず多くのジオン兵が逃げ込んでいたため、善戦はしたが、 やはり連邦軍の圧倒的な物量の前には役に立たなかった。 一部、地下に潜伏し、戦後も戦い続けたような部隊を除いて、ジオン軍は敗走することになる。 こうして地球において、ジオンの勢力が駆逐されつつある中、主戦場は再び宇宙へ戻っていった。 『星一号作戦』 ジオン最大の宇宙艦隊が駐留する、宇宙要塞ソロモンを攻略し、地球圏の制宙圏を奪取する。 そして、ソロモンを基点に全艦隊でサイド3占領に向かう。 これが、混沌とした戦局を打開する為に連邦が計画した「星一号作戦」の全貌である。 12月2日、ティアンム大将指揮下の大艦隊が出撃した。 艦隊を構成する数十隻の艦艇には「ビンソン計画」に従い、すべてMS搭載能力が与えられており、 将兵は一週間戦争、ルウム戦役の雪辱をはらす一念に燃えていた。 また、前後して、作戦の目標がソロモンであることをジオン側に悟らせない為に、 第13独立部隊所属の強襲揚陸艦ホワイトベースを始めとする囮艦が、それぞれの方向へ出撃していった。 12月5日、ティアンム艦隊はルナ2に入港。 ここに駐留していた艦隊と合流した。ここに来て、ジオン側でも集結した連邦艦隊の目標がソロモンであることを察知していた。しかし、ソロモンに対して行われた増援は、わずかに試作モビルアーマー1機という、心もとないものであった。 決して出せる兵力がなくなったのではない。 実際、本国により近いア・バオア・ク-や、キシリア・ザビ少将が守る月には、新造艦が優先配備されていた。 これは、ソロモン要塞防御の指揮を執る、ドズル・ザビ中将が政治闘争において兄妹に敗れたことを意味するものであった。 12月20日未明、ワッケイン大佐が指揮する第3艦隊が、まずルナ2を出港した。 続いて第5、第9艦隊が続き、2日後の22日、艦隊主力であるティアンム艦隊がルナ2を後にした。 その頃、第13独立部隊ホワイトベースは、幾多の敵と交戦しながら、ソロモンを目指していた。 ホワイトベースはレビル将軍によってニュータイプ部隊と宣伝されており、それ故にジオンの集中攻撃を受けていたのである。 しかし、RX-78-2ガンダムの奇跡的な活躍を始めとする奮戦によって、そのいずれも撃破していた。 12月24日、ホワイトベースは合流した第3艦隊とともに、サイド4の残骸に紛れつつソロモンの宙域に突入した。 ソロモン攻略戦の始まりである。 『ソロモン攻略戦』 第3艦隊はパブリク型突撃艇を展開し、ビーム撹乱幕を形成する特殊ミサイルをソロモンに発射。 これによってビームが拡散されるようになり、要塞主砲及び対空砲座の大部分が無力化した。 だがそれは連邦軍のビーム砲を封じる結果にもつながる。 そのため、ドズル中将はこの作戦をMS戦に持ち込む為の戦術だと考えたが、連邦には別の勝算があった。 この作戦は、サイド1の暗礁宙域に隠れていた連邦主力のティアンム艦隊が、 連邦軍の要塞攻略用秘密兵器「ソーラ・レイ」をソロモンに向けて展開する時間を稼ぐために実行されたものだったのである。 戦いの最中、姿をあらわしたティアンム艦隊に対して、ドズル中将も戦艦グワランを主力とした遊撃艦隊を出撃させたが、 兵力差が大きく、兵からは援軍を求める声も上がった。しかし、ドズル中将はその要請を一蹴した。 兄妹に助けを求める行為など、彼のプライドが許さなかったのである。これが、ソロモンの致命傷になった。 400万枚にも及ぶ巨大な反射ミラーを用いて、要塞に光の焦点をあわせ、太陽の光熱でこれを焼き払う「ソーラ・システム」という、 予想もしなかった兵器の攻撃により、ソロモンの要塞設備、温存艦艇及び遊撃艦隊、そして大量のMSが破壊された。 戦闘のイニシアチブは連邦の手に移り、連邦のMS部隊はソロモンに取り付きつつあった。 マ・クベ大佐率いるソロモン支援艦隊も、既にグラナダを出撃していたが、間に合いそうもなかった。 全兵力の4分の3を失ったドズル中将は残った艦艇とMSをソロモンに集結させ、最後の一戦を行うことを決意、 自ら試作型巨大モビルアーマー”ビグ・ザム”に乗り込み、出撃した。 強力な拡散ビーム砲と、ビームバリアを搭載したビグ・ザムの戦闘力は圧倒的であり、ソーラ・システムの第2射に 注意を集中して、防御が手薄にしていた連邦艦隊は虚を付かれた形となった。 ビグ・ザムは、瞬く間に戦艦5隻、巡洋艦8隻を撃沈した。 この際、連邦総旗艦である「タイタン」が沈み、ティアンム大将が戦死している。 ビグ・ザムは、最終的にホワイトベース隊の肉迫攻撃によって破壊、ドズル中将は戦死した。 だが、中将は自らの死をもって稼ぎ、残存ジオン艦隊をサイド3方面から脱出させたのである。 12月25日、陥落したソロモンに連邦艦隊が入港した。戦争は最終局面を迎えようとしていた。 『ソーラ・レイ』 12月26日、温存されていたレビル将軍率いる艦隊がソロモンに入港した。星一号作戦は、最終段階に入ろうとしていた。 終結した連邦艦隊に対して、ジオン首脳部の動揺は少なかった。 彼らにとっては、ソロモンの陥落はある程度予想されたものだったのである。 ギレン・ザビ総帥は月とア・バオア・クーを結ぶ最終防衛ラインで連邦艦隊を撃滅できる成算があった。 彼の手元にはソロモンに送られなかった新型の艦艇、MSがまだ残っていた。 そして、「ソーラ・レイ・システム」と呼ばれる決戦兵器の存在があった。 「ソーラ・レイ」は、サイド3の「マハル」と呼ばれる密閉型コロニーを、巨大なレーザー砲の砲身として使用する、 究極の決戦兵器として開発された。 1回の発射のために、サイド3の電力のほぼ全てを消費し、直径数キロのレーザーを発射するというシロモノである。 29日、連邦艦隊はソロモンを出港した。作戦目標は、ジオン最後の宇宙要塞であるア・バオア・クー、そしてサイド3だった。 そのころ、サイド3のジオン本国では、ソーラ・レイの使用に備え、民間用の電力の使用制限が行われていた。 すでに、「マハル」からの強制移住が行われるなど、ジオン国民はかなりの圧制を強いられていた。 長い戦いにおいて、多くの成人男子が戦場に駆り出されてもいた。 すでに徴兵ラインは15歳以上にまで下がり、学徒兵動員が盛んに推奨された。 こうした状況を憂慮した、ジオン公国公王デギン・ソド・ザビは、独自に連邦との和平交渉を行うべく、 戦艦グレート・デギンに座乗し、連邦艦隊との接触を試みた。 しかし、それは実権を握るギレン総帥にとって容認できないことであった。 12月30日、戦艦グレート・デギンは、連邦軍第1連合艦隊指令のレビル将軍と、レーザー通信を用いた接触に成功した。 しかし、デギン公王が接舷した連邦軍旗艦フェーベに乗り込もうとしたその時、ギレン総帥は決断を下した。 ソーラ・レイを用いて、連邦艦隊もろともデギン公王を消滅させようと考えたのである。 直径4キロのレーザーが3秒間に渡って宇宙を切り裂いた。 その光量は、人類が生み出した最大のものであり、光は、地球上からでも観測されている。 集結していた連邦艦隊は、ソーラ・レイの照射によってその3分の1を一瞬のうちに失った。 レビル将軍をはじめとする多くの将兵が戦死し、指揮系統に壊滅的な損害を受けた。 『ア・バオア・クー攻略』 しかし、連邦軍首脳は「ジオンに時間を与えれば、再びソーラ・レイを使う機会を与えることになる」として、 残存艦隊にア・バオア・クーへの再進撃を命じた。 12月31日、連邦軍は戦艦マハル、ホワイトベースを中心に残存艦隊を再編し、ア・バオア・クーへの進撃を再開した。 ジオン軍もまた、ソーラ・レイの威力を目の当たりにして士気は上がっていた。 連邦軍は要塞砲を無力にすべく、パブリク突撃艇、宇宙戦闘機を繰り出した。 しかし、ソロモンの戦訓を得ていたジオン側は対空ミサイルで応戦、突撃艇は次々と撃沈されていった。 すでに要塞攻略の切り札であったソーラ・システム搭載艦艇は、ソーラ・レイの照射とともに失われており、 打つ手のない連邦軍は、MS隊を射出、各艦艇もア・バオア・クーに突入した。 戦局は当初、ジオン優位に進んでいた。 しかし、全軍を指揮していたギレン総帥が、キシリア・ザビ少将の手によって暗殺されるという出来事により局面が変わった。 これで一時的に指揮系統の混乱が起きたジオンは、戦線を支えていた大型空母ドロスを失い、防衛力が低下した。 連邦艦艇は次々とア・バオア・クーに接舷、戦いは白兵戦に持ち込まれた。 この激戦のなかで、勇名を馳せたホワイトベースも沈んでいった。 正午を過ぎる頃、戦いの趨勢は決した。 ジオン艦艇の中に不利を察して、小惑星帯の宇宙要塞アクシズや暗礁宙域へと落ち延びる艦も出始めた。 全軍を指揮していたキシリア少将も、ザンジバル級機動巡洋艦によって脱出を計ろうとしたが、 サラミス級巡洋艦の砲撃によって、乗艦を撃沈され戦死。 これにより、ア・バオア・クーは陥落した。 『終戦』 一族のほとんどが死に絶え、ザビ家独裁は崩壊した。 残されたジオン公国議会はの動きは素早かった。 ザビ家派を排除し、再び共和制へ転換して国家維持を図ったのである。 年も明けぬ間に、ジオン共和国を名乗った政府は、サイド6を通じて終戦協定の締結を申し入れた。 戦いに勝利したとはいえ、連邦もまた疲弊しきっており、この申し入れは受諾された。 ジオン軍の中には、終戦を認めておらず、小惑星アクシズや暗礁宙域に逃れた部隊も数多く存在した。 しかし、連邦政府は復興政策優先のため、彼らの存在を無視した。 これが後々の禍根になっていくのである。 こうして、終戦協定は月面都市グラナダで批准された。ときに、U.C.0080年1月1日のことであった。 しかし、この終戦は始まりの終わりでしかなかった。 総人口110億人中、60億人が死亡してもなお、人類は戦いに飽いてはなかったのである。
https://w.atwiki.jp/xzx1qk5/pages/100.html
844 名前: 774RR [sage] 投稿日: 2008/03/10(月) 20 51 21 ID ocfqFqkn 一週間寝かしたカレーの話題が出ていたが、 俺は一年寝かしたカレーを食べたことがある。 同棲していた彼女が俺のバイク馬鹿ッぷりに愛想を尽かして出ていった。 俺は稼ぎの殆どをバイクに突っ込み二人の生活なんて、これっぽっちも省みていなかったから当然だった。 たまの休みはほったらかしてツーリング。 ある日、彼女は書き置きを残して、大きな鍋にカレーを作って出ていった。 あんなに好きだったオートバイにも乗らないぐらい全てがイヤになって、全てを忘れるために仕事にのめり込んだ。 カレーを食べた後の食事は全て袋のラーメンになった。10kg痩せた。 一年間、馬鹿みたいに働いた。 ある日、自分の顔を鏡で見た。 このままでも駄目だと思った。あの頃と同じぐらい駄目で進歩がないと思った。 オートバイを整備した。 広すぎる部屋を引き払って住所を実家に移して辞表を出した。 冷蔵庫の中身は一年前のままで、あの日のカレーの食べ残しが冷凍庫の奥で、彼女の小さなピンクのお茶碗一杯だけ残っていた。 冷蔵庫からベッドから家財道具を一切合切処分して、何もない部屋の最後の夜に 長い旅に出るためのキャンプ道具の中からクッカーを出して米を炊き、カレーを温めて食べた。 俺はどうしようもなく、こんな風にしか生きられないんだって。 だからもう、仕方がなかったんだって。 性格の不一致ってやつ。バイクに乗らない彼女だったしさ。 あの頃の味だよ。劣化してない。冷凍庫すげぇよ。 彼女の好きだったシメジ入りのカレーだよ。 タイムカプセルかよ。ばかやろう。って独り言良いながらゆっくり食べた。 気が付くと彼女の携帯電話に電話を掛けていた。 どうせ着信拒否だろうからと言い訳していたが怖かったからかけなかったんだ。
https://w.atwiki.jp/tansindou/pages/13.html
一年生実験 一年生の学生実験の支援ページです。 2006年度 物理工学基礎実験Ⅰ 物理学実験基礎A 物理学実験基礎B 重力加速度 粘性率と表面張力 気体の圧縮と仕事 レンズによる結像 等電位線 2007年度 2008年度
https://w.atwiki.jp/majicaa/pages/3196.html
_________________ __ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\\} }__/ 〉 /二) / ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄\)_r‐x)ノ(-/ /\/{ /=-  ̄) ̄ ̄/-=ニニ/⌒/⌒ニ(__/ /{ ̄ (/ / -=/-==ニ二{_/\__/-{ /__ (__ /ニニ/ ̄ ̄//⌒}(__// ∨{/⌒ ( ̄  ̄ ̄/__/⌒ -/⌒\/ 人乂____/⌒ \_ / // ⌒}/-/ニ\/ //} } }{ \) . ______/{ {/ '⌒\} /-// \{___}___〉 /⌒ / / / / } -//_/ ̄ ̄ ̄ ̄ / ⌒\{ { { / __,ノ //ノ ̄ ̄`\_ /{/ \ // }///  ̄ ̄\ '⌒\ // 人__,// (_}/{_/ /\./ } \}\}  ̄ ̄)/ // / //\ \ _}__ノ}/} / /_/_}/ / //\ /∧ . く_____//´ ̄{ / / /\________〕 ( ̄ ̄} ̄/ / ̄ ⌒⌒}\ニ\ /\{⌒}-〈_{/{/ ̄\_ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ _{_/⌒\}/ ̄ニニニニニニニニニニニニ二二二}_/\ Flametongue Yearling / 火炎舌の一年仔 (赤)(赤) クリーチャー — カヴー(Kavu) 多重キッカー(2)(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で(2)を望む回数支払ってもよい。) 火炎舌の一年仔は、これがキッカーされた回数に等しい数の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。 火炎舌の一年仔が戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。これはそれに自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。 2/1 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/pawaparo573/pages/129.html
私が神楽坂野球部に入部して1年と少しが経過した。 1月初頭の今は野球部も休みで実家(といってもさほど遠くないが)に戻り父と一緒に新年を祝った。 一年前、プロの世界へ旅立った彼は一年目にして開幕1軍、新人賞受賞という輝かしい成績を残した。 私と一緒に研究した彼だけのスライダーで彼が三振をとるたびに私もうれしくなる。 一方私はというと野球部のほうにも慣れ、だいぶ勘を取り戻した。 数年間やってなかったにしては極めて順調だ、あの腰巾着からレギュラーを奪い取れる日もそう遠くはないはずだ。 そんな私、六道聖には今悩みが2つほどあった。 片方はなんてことのない私の理不尽な我が侭だ。結論から言えば物足りないのだ、神楽坂野球部の投手の球では。 あのCEOの息子ならまだリードのやりがいがあるだろうが彼もまたプロの世界へ行ってしまった。 球を受けるたびにどんどん良くなっていく彼の球を受けてたせいか今の投手陣では少し物足りないのだ。 そしてもうひとつの悩み、これは極めて深刻な問題であり、刻一刻と深刻さを増している。 そう、私は彼のことが好きなのだ。 野球はとても楽しい。だけど彼との特訓の日々は私の中では形容しがたい楽しさに満ち溢れていた。 1年前、彼とプロ野球界での再会を約束したものの、彼がほかの誰かと付き合わない保障はない。 今までは野球を取り戻すのに夢中だったがいざこうして落ち着いてみると彼がいないのはさびしく感じてしまう。 幸い彼の色恋沙汰のニュースは耳にしていない。この前のインタビューでもそういう相手はいないと言っていた。 たとえ彼に拒まれても手遅れになる前に伝えたい。 だけどどうやって? 電話してみるのが一番手っ取り早いのだろうが何せ1年ぶりの会話だ、どう言葉を紡げばいいのか分からない。 久しぶりだな。はまぁいいとしてその先が思いつかない、いきなり会って話がしたいというのもあれだ。 メールでもいいのだがいかんせん私はあれが好きになれない。彼もあまり好きではないようだ。 下手に出て彼に嫌われたくはない。それだけは避けたい。 いっそ彼からかかってこないものだろうか? そんなわけないか・・・ 「う~~~・・・」 我ながら奇妙なうなり声を出してコタツの中でみかんを口にする。甘い、美味しい。 その刹那。 prrrrrr! prrrrrr! 「!?」 普段ほとんど着信のない携帯がなる。 「誰だ・・・・!?」 画面に表示された名前は彼その人だった。 「なんでこんなタイミングに・・・」 私はどきどきしながら電話に出た。 「もしもし?」 『あ、聖ちゃん? 久しぶりだねぇ、元気にしてた?』 電話越しに聞こえるにはまぎれもなく彼の声。 「あ、あぁ私は元気にしている。お前はどうなんだ水無瀬。」 『あれー? 聖ちゃんナイター中継みてない?』 「ふ、聞くまでもなかったな。それで突然どうしたんだ?」 恋愛というものは相手との距離が近いほうが緊張するものらしいが私の場合は逆だ。 彼と話しているととても落ち着いた気分になる。というか安らぐのだ。 『えーと聖ちゃん今家にいる?』 「え? あぁいるけど・・・」 『じゃあ窓からでもなんでもいいから玄関の外を見てみよう。』 「・・・? 分かった。」 私は彼に言われるままに自室の窓から玄関のほうを見た。 誰かいるな・・・・っ!? 『あ! 聖ちゃん発見!』 電話から彼の笑い声が聞こえ、玄関前の人物が窓の向こう側の私に笑顔を向けてきた。 「な!? ど、どういうことだ水無瀬!」 『聖ちゃんがプロに来るまで会わないつもりだったけどどうしても話したいことがあったので来ちゃいました。』 「なにも約束なしに来なくても・・! 私がいなかったらどうするつもりだったんだ?」 『そしたら懐かしい神楽坂グループ本社周辺をランニングでもするつもりだったよ。約束なしだったのは聖ちゃん驚くかなって思ってさ。』 「・・・全く。まぁいい鍵は開いているから入れ。」 まさか向こうから来てくれるとは・・・嬉しい。 だが私がまずいだろうと思ってたいきなり会いに来るという選択肢をした彼を見て少し悔しい気持ちにもなった。 私は今とても嬉しい。もし私が今とは逆にいきなり彼に会いに行ったら嬉しいと思ってくれただろうか? 分からない。そうであってくれれば、嬉しい。 大晦日にお父さんと家の大掃除をしたから人を招きいれても問題ないな。よし。 あれ?そういえばなぜ彼は私の実家の場所を知っているんだ? ・・・そういえば昔実家が寺であることを話したな。まさか覚えているとは。 「やー突然ごめんよ。」 居間に案内するや否やそばにあったみかんを一つ手に取り、皮をむきはじめる彼。 「別に気にしなくていい。それで話したいこととはなんだ?」 「あーでもいきなり押しかけて僕だけ話すのもやっぱりあれだし久しぶりにキャッチボールでもやりながら話さない?」 みかんをひとつ口に美味しそうに放り込み笑う彼。 「・・・約束なしで来て人の家のみかんを無許可で食べてるのに何をいまさら遠慮しているのだ。」 私が少し意地悪くそっぽを向くとあわてて彼がみかんから手を離す。・・・もう遅いぞ。 「うぁ、ごめんつい美味しそうで・・・」 「ふ、まぁいい。あの公園でいいか?」 「もちろん。」 あの公園。かつて私と彼がキャッチボールをし、大会での勝利を約束したあの公園。 彼の話も気にはなったが久々に彼の球を受けられることで私の中は喜びでいっぱいだ。 テレビ越しに彼の活躍は欠かさずチェックしていたし、 時々は球場に足を運んだがやはり直接球を受けないと分からないものもある。 さぁ見せてくれ、あれからプロで1年間さらに鍛えたお前のきらめく才能を。 さすがにこの時期公園に人はまったくといっていいほどいない。好都合だ。 私たちはキャッチボールをしつつお互いの一年間の出来事などを話した。 私は神楽坂野球部での出来事や最近の調子について、 彼はプロの世界の厳しさや再会した友人などの話を主にした。 「よし、肩は温まったか?」 「うん、オッケーだよ。」 「うむ。じゃあ投げてみろ。」 「あ、やっぱりそう来るか。・・・うん今回はユニフォームだし平気でしょ。」 さすがに私服の着物で野球するわけにはいかなかったのでユニフォームに着替えた私を見ながら彼が何かをつぶやく。 「? 何か言ったか?」 「いえいえ何でもございませんとも。じゃ、行くよ。」 彼が振りかぶり、思いっきり腕を振り下ろす。美しく安定したしなやかなフォームだ。 そしてそこから繰り出される強力なストレートを私が捕球する。 やはり・・・違う。彼の球は球威、球速、制球力なにもかもが別格だ。 1年前よりさらに球威は増し、ミットひとつ分も動かない抜群の制球力は相変わらずだ。 「じゃ、次・・・あの球行くよ。」 そういって繰り出されたのは彼のウイニングショットのスライダー 「!!」 以前より遥かに変化量が増している。あやうく後逸するところだった。 というか中継で見たときよりも変化している気がする。 「ははっやっぱり聖ちゃんはすごいなぁ。初見で取れちゃうなんて。」 「・・・水無瀬。」 「なに?」 「中継で見たときよりキレも変化量も上だな。これがこの球の完成型なのか?」 私は受けた球とともに彼に質問も投げかける。 一年前私と一緒に開発したスライダーは彼がプロに行ってからも通用しているようだがそれをさらに発展させるというのか。 さすが私の見込んだやつだ。 「いや、まだまだ改良の余地はあると思ってる。改良途中のものを試合で投げたくなかったからね、今まで試合じゃ投げなかった。」 「そうか。極力肘への負担は避けているだろうな?」 「もちろん。友沢と違って僕は野手能力はあんまりないし。もっぱら脳内とノートにイメージを思い描いて何球か実践って感じで。」 そう。高校時代に高校こそ違えど同じ世代の注目株として友沢(正確には先輩だが)のことは知っていた。 途中で肘を痛め、野手に転向したエピソードは友沢を語るには欠かせない。 「それで僕が今日聖ちゃんに会いに来た理由につながるんだ。」 「そういえばそうだったな。忘れていた。」 なんだろう。私が願ってることだったらいいのにな。 「あれから一年僕なりに改良を重ねてきたけどあと少しでもう一歩進化させられそうなんだ。 だからこの変化球の生みの親である聖ちゃんにまた協力してもらいたくてさ。」 「・・・そうか・・・」 そういうことか・・・ 私は彼の言葉に身勝手な憤りを感じていた。 馬鹿みたいだ、勝手に彼の話に期待して、私は一体何を考えていた!? 自分自身の思考回路に嫌気がさす。自分自身に腹が立つ。 一年ぶりに再会しての話だったからなんだと言うんだ!? 彼は何も悪くない。なのになんだこの気持ちは・・・失望? がっかり? 分からない。 分かるのは負の感情であるということだけ。 「でもまぁこのお願いはおまけみたいなもんでさ、これだけなら電話でも問題ないじゃん? もう一つ大事な話があってさ、それを言いたくて聖ちゃんに今日会いに来たんだ。」 彼がやわらかい微笑をこちらに向ける。 「え?」 我ながら間の抜けた声とともに私の中で渦巻いていた負の感情は一瞬で消え去ってしまった。 なんだろう、すごく心臓がどきどきする。やめろ、期待するな、今それで嫌な思いをしただろう。 だが彼も私のことは嫌いではないはず、いやでもだからといって都合のいい考えは捨てろ。 自分自身に言い聞かせても鼓動はますます速くなり、彼から視線をそらすことが出来ない。 彼が近づいてくる、こころなしか緊張した面持ちで。彼が緊張? らしくないな。 だから尚更期待してしまう。だからよせ、聖。後悔するのは自分だぞ。 「あのね、聖ちゃん。僕と付き合ってくれませんか?」 彼が私の耳元でささやき、私の横を通り過ぎる。後ろで私のほうに振り返った気配がした。 「って、一年もしていきなりごめんね。でもこれが僕の正直な気持ちなんだ。 1年プロで過ごして分かったんだ。僕にとってどれだけ聖ちゃんの存在が大きいのかが。」 私は何も言わずに彼に抱きついてしまった。理性が否定し続けて本心が期待し続けた願いが私の耳に届いたから。 「ひ、聖ちゃん?」 「み、水無瀬くん。本当に私でいいのか?」 それでも私は未だに彼の言葉が夢みたいで、すがるように彼を見上げる。 「いいもなにも聖ちゃんじゃなきゃ嫌だよ。」 「水無瀬くん・・・!」 私は一年前のあの雨の日のようにまた彼の胸で泣いてしまった。 「えっ?! わわっ! 聖ちゃん?」 「嬉しいんだ・・! 水無瀬くん! 水無瀬くん・・・!!」 彼は私が泣き止むまでずっと私を抱きしめてくれていた。 公園に人がいなくて本当によかった。 「水無瀬くん。私の家に戻ろう、もうすぐお昼になる。何か食べたいだろう?」 私はようやく落ち着いてなにげなく彼にこう言った。 「うん賛成! ・・・食べたいものリクエストしていい?」 子供のような笑顔で私に笑いかける彼。思わずこちらも笑みがこぼれる。 「家にあるものならな。帰ってから要望を聞こう。」 そういって私たちは私の家へと戻った。 「そういえば聖ちゃんのお父さんは今日どうしたの?」 家に着くなり彼が質問してくる。 「今日は古い友人と新年の挨拶がてら久々に遊んでくるといっていた。それがどうかしたのか?」 「ううんなんでもないよ。」 彼が意味深に笑う。 「・・・ふむ、冷蔵庫にはそこそこ食材はあるな。何がいい?」 そういって彼のほうを向くと彼が私のことをじっと見つめている。 ど、どうしたんだ? 水無瀬くん。 「・・・僕は聖ちゃんが食べたいんだけど。って表現が少し古いかな?」 「は?」 彼の言葉を理解するのには若干の時間を必要とし、ようやく理解した私は 「なーーーー!?」 思わず叫んでいた。多分顔は真っ赤だろう。 「ダメ、かな?」 「あ、いやその・・・なんというか・・・・・・っ!?」 私はどうしたらいいのか分からず固まっていると・・・ 気づけば視界いっぱいに彼の顔。彼の舌が私の口へ入ってくる。舌を絡ませてくる。 頭がぼーっとしてくる。力が入らなくなる。あまりに唐突な出来事に私の中で 戸惑い、驚愕、喜び、快感などのさまざまな要素が混ざり、私から思考と体の自由を奪う。 「ふあっ・・・はぁ・・・あぁ・・・」 全身から力が抜け、キスを終えるころには私は彼に支えてもらわなければ立てないほどにフラフラになっていた。 結局私は彼にいわゆるお姫様だっこをされて彼の言いなりに私の部屋へと連れて行かれた。 大晦日に部屋の掃除はきちんとしたから多分大丈夫だろう。 「・・・聖ちゃん、いい?」 私の部屋、ベッドに私を寝かせ、彼が聞いてくる。 何をいまさら・・・と内心呆れつつも私はそれ以上の喜びを持って彼に言った。 「まさか一年ぶりに会ってたったこれだけの時間でこんな関係にまでなるとは思わなかったぞ、でも嬉しい、すごく嬉しいぞ水無瀬くん!」 思いのままに私は言う。あの雨の日、私を受け入れ必要としてくれた彼になら私の全てを見せても構わない。 「僕もだよ聖ちゃん。・・・じゃあ服脱がせるよ?」 先ほどの子供の笑顔とは違う落ち着いた微笑が私に向けられる。 「ん・・・いい、ぞ。」 思い切って会いに行って本当によかった。 聖ちゃんがプロに来るまでは会わないつもりだったのに、 やっぱり”好き”って感情は抑えが効かないものなんだね。 「きれいだよ、聖ちゃん。」 彼女の体を見て思った素の感想、野球をやっているのに透き通るような白い肌。 スレンダーで線の細い体。恥ずかしげに僕を見上げる真紅の瞳。さらさらの紫色の髪。 「あまり・・・見ないでくれ・・・恥ずかしい・・ぞ。」 顔を紅潮させ、若干の不安と羞恥が入り混じった表情で僕をみつめる聖ちゃん。 普段がとてもクールなだけに今の姿はとてもいとおしくて、どこか儚げで、 全力で守りたくなるような”女の子の六道聖”がいる。今彼女に野球選手の影はない。 僕はその透き通るような肌に指をなぞらせる。 「ん・・・ふぁ・・・くすぐったい・・・ぞ。」 指の動きにあわせて聖ちゃんの体が時々びくびくする。 その反応が可愛らしくていつまでもやっていたい衝動にかられたがぐっと堪え、彼女の弱点を探す。 しばらくして僕は聖ちゃんが特に反応を見せるポイントを発見した。 本人は悟られまいとしているのか声を押し殺しているけど残念なことにバレバレです。 ・・・ふーん聖ちゃんおへそ弱いんだ。かわいいなぁ。 こんなことを思いつつ緩みそうになるほほの筋肉を引き締め、僕は指でなぞるのをやめ、おへそのあたりを舌で舐めてみる。 「うひゃあっ!?」 びっくりしたのかかわいらしい嬌声があがる。 それに気を良くした僕はさらにそこを責め立て、さらに上の二つの突起も指でちょっかいを出してみる。 「うぁっ・・・やっ・・・み、なせっくぅん・・!」 美しい白の肌は鮮やかに紅潮し、口からは艶やかな吐息の音が耳に届く。 「ここ弱いんだ、聖ちゃん。体がびくびくしてるよ?」 おへその周りを指でなぞり、少し意地悪く言ってみる。 「い、言うなぁっ・・! んぅっ・・・!」 「ここも勃ってきてる。」 続けておへその上のほうにあるふたつの突起を指でくりくりとつまみながら言う。 「んぁっ! だ、だから言うなと・・んっ!!」 言いかけたところを本日二度目のディープキスで遮る。 さっきの不意打ちと違って聖ちゃんも積極的に舌を絡ませてくる。 熱くて、柔らかくて、そして甘い。 キスを堪能しつつ、僕は聖ちゃんの秘所へと手を伸ばす。 「んふぅっ!? ふぅう・・・ふあっ!!」 先ほどまでトロンとしていた真紅の瞳が見開かれる。 びくつく体を抑えようとしてか、僕にしがみついてくる。 聖ちゃんの口を伝って僕の口腔にも嬌声が響き渡る。 聖ちゃんのそこはもうすでに濡れていて卑猥な音を立てている。 さらに指を動かし、そこの真珠に愛液を塗りつけるように指で優しくこする。 「うふぅっ!? んぅーーーーーーーっ!!」 刹那、聖ちゃんの体が今まで以上に波打ち、僕にしがみつく力が強くなる。 ・・・イっちゃったんだね聖ちゃん。 「はぁ・・・はぁ・・・バカ・・・すごく、恥ずかしかったんだからな・・・ふぅ・・・あんなことはもう言わないで・・・くれ。」 絶頂から下り、少しだけ落ち着いた様子で聖ちゃんが僕に抗議する。 体は完全に脱力し、産まれたままの姿でベッドに横たわっている。 「小さな子供が特定の子にちょっかいを出すのはその子が好きだからなんだって。」 「・・・は? それがどうか、したのか?」 まじまじとこちらをみつめる聖ちゃん。まだ言葉が少し途切れ途切れだ。 「だから僕も聖ちゃんのこといじめたくなっちゃうんですよ。」 そういいつつ僕は聖ちゃんのおへその周りを優しくかつゆっくりとなぞる。 「んぁっ! や、やめ・・っ今はっ・・・ダメ・・・だっ・・! おまっえはこどもじゃっ・・ひゃっ・・!」 面白いくらいに反応してくれる聖ちゃん。だめだ可愛すぎる・・・ 指先の動きひとつで聖ちゃんを悶えさせられるなんともいえない優越感がたまらない。 聖ちゃんが(おそらく)かなり敏感なのもあって、今の聖ちゃんならおへそをしばらくいじめてればまたイってしまいそうだったが さすがにこれ以上いじめるのも少しかわいそうな気がしたので(正直に言えば自分がそろそろ限界なので) 僕はズボンとパンツをおろし、聖ちゃんを見た。 「聖ちゃん、いいかな?」 と訊いてみたものの正直もう我慢できそうにない。 「・・・ん、いいぞ来てくれ。」 自分の分身を聖ちゃんのそこにあてがう。 「ん、ふぅっ・・・みな・・せくん・・!」 僕は聖ちゃんに微笑みかけ、髪をなでながら一気に挿入した。 「ふあっ!! みなせ、くぅんっ!」 聖ちゃんが何度も僕の名前を呼ぶ。 悶えてはいるが間違いなく喜びの情が含まれる笑顔が垣間見える。 普段絶対に聞けない声のトーンもあいまって僕は我慢の限界を超えた。 聖ちゃんの中に自分のそれが完全に入りきったのを確認すると一気に動かし始める。 「きゃっ!? み、なせくん! そん、ないきなりはっ!」 「ごめん聖ちゃん。聖ちゃんがあまりに可愛いからもう我慢できないや。」 「あぁっ! んあっ! んうっ!」 上下の動きにあわせて発せられる嬌声にいやおうなしに興奮する。 行き場を探していた聖ちゃんの両手が僕の腰に回され、しがみついてくる。 「聖ちゃん! すごい、きれいだ!」 「あぁっ! みなせくんっ!」 聖ちゃんが僕にしがみついたことで自然と二人の顔の距離は非常に近くなり、自然と唇と唇は重なっていた。 舌をからませるたびに膣がきゅうきゅうと締め付けられる。思わずイってしまいそうになるがそれをぐっと堪える。 唇をしばらくして離すと聖ちゃんが僕にとって少々意外な言葉を口にしてきた。 「みな、せくんっ、無理しなくてもいい・・・ぞ? 私は今日、大丈夫だからっ! んっ!」 大丈夫だからの意味を一瞬遅れて理解した僕は強烈な射精感に襲われた、さすがにそろそろ限界が近い。 が、このままただイってしまうのは男として情けない。 そう思って僕は聖ちゃんの弱点であるふたつのポイントを手持ち沙汰だった両手で責める。 左手でおへそをくすぐり、右手で彼女の愛液できらめく真珠をいじる。 「んあぁっ?! い、今そこをいじったらあぁんっ!!」 膣の締め付けが急激に強くなる。 「うあっ! ひ、聖ちゃんっもうやばい・・・!!」 「わ、私もだっ! あっ! んああぁーーーーっ!!」 結局二人はほとんど同時に果てたのだった。 「ん・・・あれ?」 気がつくと布団の上、じゃあ今までの幸せな出来事は夢だったのか? なんてことだ・・・ いやまてまて、まだ分からない、この天井に見覚えはない。 「やっと起きたか?」 不意に聞こえた声のほうへ僕はすごい勢いで振り向く。 そこにはまさに大和撫子と呼ぶにふさわしい着物を着た女性が一人。 「・・・聖ちゃん。ってことは夢じゃない?」 「まだ寝ぼけているのか? 大好きだぞ、水無瀬くん。」 少し顔を赤らめ、聖ちゃんが微笑んで言った。 「ん! 僕も聖ちゃんが大好きだよ。」 今までの記憶に確信を持って僕は聖ちゃんに笑顔を返す。 「さ、なんだかんだでもう日も暮れてしまった。夕飯を作ったから食べていくといい。」 落ち着いた口調ながらも心底うれしそうな様子で聖ちゃんが僕を居間へ行くよう催促する。 「え!? もうそんな時間なの?」 「どっかの誰かが惰眠をむさぼっている間に一日の4分の1は終わってしまったわけだ。」 「う・・・」 やれやれといわんばかりの聖ちゃんに僕は何も言えなくなってしまう。 「ふ、まぁいい。さぁ食べよう。前にお前が好物だと言ってたものを作ったからな。」 「ほんと!? うれしいなぁ、また聖ちゃんの手料理が食べれるなんて!」 そう言って僕は聖ちゃんの手を取り、居間へ向かった。 聖ちゃん、僕はまだまだ走り続ける。聖ちゃんと同じ球団になるか、いや聖ちゃんがプロになれるかすらまだ分からないけど、 なんだか予感があるんだ。きっと聖ちゃんはプロ入りして僕とバッテリーを組むってさ! だから待ってるよ! そしてあのスライダーを完成させよう。 結婚はいつがいいかなぁ? 早くもっと活躍して安定した生活が送れるようにしなきゃね。 水無瀬くん、私は走り続ける。まだ神楽坂野球部でレギュラーもとれていない状況だけどきっと、いや必ずプロになってみせる! 出来ればお前と同じ球団でな。そしてお前とバッテリーを組むにふさわしい捕手になれるよう頑張らなきゃな。 だから待っていてくれ、必ず、必ず会いにいく。 結婚の話はしないぞ、お前がわざとその話題を切り出さないと分かっているからな。でも、いつか・・・・ね。 この数年後、プロ野球界に3組目となるプロ野球選手の夫婦が誕生することになるがそれはまた別の話。 おしまい
https://w.atwiki.jp/yamadamachi/pages/57.html
山田町一年後 index 現在の山田町 山田町関係のテレビ放送予定 山田町イベント情報 現在の山田町 山田町ホームページ 山田町復興計画 山田町災害対策本部 山田町観光協会 山田かきくけこ通信 山田町観光協会公式ブログ 道の駅やまだ 山田とれたて通信 道の駅やまだ公式ブログ 山田町くじらと海の科学館 山田吠え~る日誌 くじらと海の科学館公式ブログ テレビ放送予定 ・3/11 24 55 NHK総合 ドキュメント20min.「六さんのマキリは俺たちの絆」山田町のマキリ職人 ・3/11 22 30 TEKYO MX おしゃコレサタデーブレイク特別編 山田町365日復興の歩み 2週連続 その2 ・3/11 8 30 NHKEテレ 趣味の園芸 「心に花を咲かせましょう」山田町から春の訪れを告げる球根草花 ・3/8 22 00 NHKEテレ きれいの魔法「東北に笑顔を届けて」田老と山田町にヘアアレンジを ・3/5 10 50 NHK総合 あの日わたしは~証言記録 「岩手県山田町 田老邦光さん」 ・3/4 22 30 TOKYO MX おしゃコレサタデーブレイク特別編 山田町365日復興の歩み 2週連続 山田町イベント情報 3/17-18 復興 山田がんばっぺし祭り 山田町中央公民館 3/11 14 30- 山田町犠牲者一周年追悼式 山田町中央公民館大ホール 3/11 13 00- 山田町「鎮魂と希望の鐘」の完成除幕式 御蔵山 3/4 アマチュア無線「復興の集いin山田」 中央コミュニティー
https://w.atwiki.jp/bancho04gw/pages/30.html
テンプレート テンプレートテンプレ 現在進行スレ 過去スレ テンプレ 【PSP】喧嘩番長4 一年戦争 ○年生 ○は数字を記入 基本情報 プラットフォーム:PSP プレイ人数:1人~2人 発売日:2010年2月25日(予定) 価格:5229円(税込) レーティング:審査予定 開発:バレット 発売:スパイク 公式 ttp //kenkabancho.com/bancho04/ 喧嘩番長シリーズポータルサイト ttp //kenkabancho.com/ 関連 wiki攻略サイト ttp //www39.atwiki.jp/bancho04gw/ web記事 ttp //game.watch.impress.co.jp/docs/news/20091102_326088.html ttp //www.famitsu.com/game/news/1229992_1124.html ttp //www.famitsu.com/game/coming/1228914_1407.html 過去スレ 次スレは 950がスレ立て宣言後に立てること 現在進行スレ 【PSP】喧嘩番長4 一年戦争 4年生 過去スレ 【PSP】喧嘩番長4 一年戦争 1年生 【PSP】喧嘩番長4 一年戦争 2年生 【PSP】喧嘩番長4 一年戦争 3年生
https://w.atwiki.jp/sundaioosaka/pages/153.html
4月~7月 何処の予備校がいいか、どの参考書がいいかの議論が盛んになる。一浪したら旧帝に行けますか系統のスレが乱立。 旧帝大早慶の話が中心となり落ち着いていたマーチ日東駒専大東亜帝国煽りが再燃し出す。 8月~10月 夏期講習関連のスレが立ち、この夏で偏差値60以上になる系統のスレが乱立する。相変わらずマーチは三ヶ月で受かるから余裕ムード、夏休みが終わると、 受験が怖いなどと弱気のスレがチラホラ見られる様になるが、すぐに消滅する。この頃から浪人叩きが横行し、マーチ駅弁等の煽りも活発になる。 11月~1月中旬 学歴煽りが最高潮となり、旧帝早計未満は糞の論調がスタンンダートととなり、浪人日東駒専等の煽りが最も酷くなる。 センター1月前からセンター8割以上余裕で取るぞムードとなり、今からやって旧帝早計受かりますか系統のスレが乱立する。 1月上旬~2月 センター後に場は一転し、センター死亡スレ、500点以下で受かる国公立ありますか?今年の国語は難しすぎ等のスレが乱立する。 この頃を境にマーチ駅弁等の煽りがピタッと止まり、東海大や駒沢、文教玉川等のちょっと前までは考えられなかったスレが乱立する。 私大合格発表スレではマーチ以上に受かった奴より日東駒専大東亜帝国に落ちたというような悲惨なカキコの方が多くなり、多浪含む浪人肯定スレが立つ。 3月~4月 国公立の合格発表が出揃い、駅弁地方公立落ちがゴロゴロ出てくる。旧帝合格者は神クラスの扱いとなり、 浪人決定スレが乱立。浪人肯定スレもこの頃がピーク。又国立落ちの奴が腹いせに国立煽りスレを立てて憂さ晴らしをするのが恒例行事となっている。 この時期になると大東亜や日大に合格しても普通に良かったねと言う返事が返ってくるようになり、何とも言えない荒廃した雰囲気となって大学受験板の一年は幕を閉じる。
https://w.atwiki.jp/mustnotsearch/pages/1073.html
登録タグ ホラー 低画質 危険度1 呪い 謎 一年後の君へ・・・・ 50秒くらいの短い動画。 男がこちらに語りかける姿から始まりだんだん顔が加工されてぐちゃぐちゃになっていく。 サムネイルに異常が発生するなど謎の多い動画。 呪いの動画と言われている。 分類:謎 ホラー 危険度:1 コメント 低画質 -- 名無しさん (2011-04-02 13 05 59) 単に低画質なんじゃ… -- とまと (2011-04-02 13 17 50) 低画質だが、明らか顔の部分だけが歪んでいる -- MNS (2011-04-02 13 35 19) 低画質であっても顔のパーツの位置が何か変。どうなってるんだ? -- 釣られたカバ (2011-04-02 17 12 31) 最後まで見てはいけなさそうなきがするのは僕だけでしょうか -- コマッツ (2011-04-03 14 06 55) なにか辛いことがあったんだろうな・・・ -- 名無しさん (2011-04-04 16 00 57) こ、これは怖い… しかもこのユーザー意味わからん動画ばっかりアップしてるし… -- ギリジン (2011-04-05 19 36 11) 採用された -- 名無しさん (2011-04-09 20 45 56) サムネが危なそうだから視てなかったなぁ -- 311 (2011-04-21 18 29 08) 最後まで見ないほうがいいかもな。どうも嫌な感じがする -- ロイ (2011-06-21 15 23 47) 何これ? -- フィディオくん (2011-07-24 11 48 29) 単に糞画質なだけ -- 名無しさん (2011-08-01 14 15 13) 何か怖い・・・・・・・ -- k (2011-08-16 08 05 50) いいや、ただの釣りだ -- りょう (2011-08-30 18 51 54) 低画質+顔加工ですね。 -- TG (2011-08-30 22 35 31) 逆に低画質すぎてよくわからない -- 名無しさん (2011-09-30 23 05 48) 画面ではなく言ってることがキモイ -- ああ (2011-11-30 23 28 39) 一年後には事故で顔がグチャグチャになってるかも -- もなちゃと (2012-01-14 17 27 14) 顔だけ画質落ちすぎだろww -- 名無しさん (2012-01-21 12 18 41) 画像が徐々に加工されていってるんだが? -- 名無しさん (2012-02-01 18 13 32) 何て言ってるのか全く分からん -- 物部みなみ (2012-02-01 22 35 14) コイツが言ってたことが怖い -- 名無しさん (2013-03-03 17 05 46) 途中で見るのやめた。なんか怖い -- まー。 (2013-03-31 12 34 25) 編集乙ww -- チルノ⑨ (2013-08-12 06 31 11) 顔がグチャグチャになんなかった -- HORNET (2013-08-15 14 20 43) 今はもう普通に見れるようになってるよ。普通の状態で見てもそれはそれで気持ち悪いがw -- 名無しさん (2013-08-15 21 09 02) 確かに↑ -- こうた (2013-09-13 23 18 54) ふつうやないかーい -- 名無しさん (2014-01-12 17 09 04) 俺見ても普通だったが何か見てはいけないような気が -- プロ (2014-04-06 07 37 40) 今はシークバーに表示されるサムネだけバグって見えるようになってる。という事は元々顔部分のみ画質が悪化していたのは加工とかじゃなくて全くの偶然といえるわけで、それはそれで怖い… -- 名無しさん (2014-12-25 21 42 11) ↑の言う通り、僕も見てみた。動画は別に異常はありませんが確かにシークバーに表示されてるサムネイルに顔の異常が発生していますね。 -- 名無しさん (2014-12-26 15 14 35) 一年後の君へ、ときいて2000年後の君へを思い出した -- 名無しさん (2015-05-09 15 47 04) 前はあったのに検索しても出てこない… -- 名無しさん (2015-06-08 20 33 57) 多分動画消されてるぞ。検索しても全く出てこない -- 名無しさん (2015-06-26 20 38 53) 一年後の君へ とつけてもそれらしいのないな、消されたのか -- 南無し (2015-08-03 19 01 37) 本家は消えたけど"一年後の君え"で検索すると転載動画が見つかる -- 名無しさん (2016-09-18 10 56 12) ↑ページ名を変更しました。 -- テツロー (2017-08-27 17 07 01) 1年後の君え ニコニコ動画にて発見しました 顔が....... -- 圭一 (2017-09-14 12 30 52) 1年後の君え ニコニコ動画にて発見 顔が....... -- 圭一 (2017-09-14 12 31 29) [このコメントは削除されました] 上の人も言ってるけど、最後まで見てはいかんよーな気がするぞ。 -- 前野 (2018-04-07 12 50 45) これあんまり有名じゃないけどなんかタイトルといい動画と言いなぜか印象に残る -- 男梅 (2018-09-07 15 17 25) ニコニコにあった。しかし昔に見たのと違っている気がする。多分ニコニコに上げられてるのは加工されていると思われる。 -- 名無しさん (2018-10-19 03 18 23) 画質が悪いだけじゃ? -- 名無しさん (2019-03-09 17 46 50) 声が最俺のフジに似てる -- 名無しさん (2019-05-08 22 57 38) ↑クソわかる -- 名無しさん (2019-07-07 13 41 00) 岩間フォローしてて草 -- 名無しさん (2019-07-14 20 41 53) 何で裸なの?と思ったけど、裸…なんだよな? -- クリス (2019-08-19 21 04 38) いじめでは? -- 名無しさん (2019-10-01 03 43 14) 昔、北園ってタイトルで似たような動画あったな -- 名無しさん (2019-12-16 18 19 15) ↑詳しく教えてください。北園で動画検索したら下の方にこの[1年後の君え]の動画が出てきました。 -- 名無しさん (2019-12-22 13 51 21) ↑朝はやめましょう。 -- 名無しさん (2020-01-18 18 33 05) 嘘はやめましょう。 -- 名無しさん (2020-01-18 18 33 21) ↑機種とか検索するサイトによって違うのかも -- chokn118 (2020-01-18 19 34 21) このワード昔は北園って名前だったよね -- 名無しさん (2020-01-27 17 47 22) ただのアドバイスに聞こえる -- グロしさん (2020-03-09 12 28 57) ↑12 めちゃくちゃわかるんだけどwww -- 名無しさん (2020-05-26 16 16 49) これを聞いて進撃の巨人第一話タイトル「2000年後の君へ」を思い出した -- メタトンNEO (2020-06-02 17 05 45) 旨く表現できないがめっちゃいい人そう、言葉に暖かさがあって落ち着いた -- ゼブライガァァァァァ (2020-07-27 08 25 01) 普通にいいこと言ってると思う。 -- ゲーム太郎 (2020-08-02 23 28 23) 内容としては、上半身裸の中年男性が謎のアドバイスをする動画ですが、低画質のせいか、どうも気味が悪い。最後まで見ても特に心臓が悪くなるようなオチはありませんが、個人的にはあの動画を見てから視線を感じたり、夜眠れなくなりましたね。個人差の大きいワードで危険度3にすることを推奨します。 -- 名無しさん (2020-10-12 14 57 14) ↑視 線 を 感 じ た -- 名無しさん (2020-11-12 20 20 28) youtubeであるかは知らないけど、ニコニコでも同様のことが起きるなら、多分コマンドとかだと思う(たまにある止めても動く動画とかと一緒だと思う。多分。) -- 海草ライト君 (2020-11-27 00 13 13) この動画なかなか忘れることが出来ないんだが -- 名無しさん (2020-11-27 12 43 15) これが俗に言うサブリミナルですか分かります -- 名無しさん (2020-12-05 11 32 40) ↑7 -- 名無しさん (2020-12-28 09 32 25) 訂正 ↑8 死期が近い -- 名無しさん (2020-12-28 09 32 51) 削除しました。 ↑人それぞれに個人差があんのかな。俺はめっちゃ怖いと感じる。終始鳥肌立ちっぱなし。危険度6の動画何度も漁ってたのにこの動画だけはマジで苦手。不安を掻き立てられる。 -- 名無しさん (2020-12-29 08 35 36) うぅぅ(´;д;`) -- 名無しさん (2021-02-05 17 48 55) ウーン・・・ なにこれ? -- ねろ (2021-02-09 19 55 15) いやその格好と顔で言われても… -- (´◉౪◉`) (2021-02-09 22 21 48) なんかの暗号的なメッセージだろうなあ。あまりに内容が意味不明過ぎる -- 名無し (2021-02-09 22 30 33) 皆裸の男になんか言われて不安よな。俺、震えます。 -- ナイル (2021-03-12 23 25 51) 一時これ見てトラウマになったことある -- コッペパン (2021-04-11 14 56 53) 寄生獣で草 -- タドコロナ (2021-04-18 14 57 23) この動画なんか気持ち悪いw -- チルノ⑨2世 (2021-04-22 21 05 39) ダイエットに関すること言ってるだろ -- 名無しさん (2021-05-29 08 49 47) キモっwww -- 税金TV (2021-06-06 15 50 58) 何をしたかったんだよ作者 -- ダークギャザリング (2021-06-07 11 27 56) 待たせたね…。寂しい思いさせてごめん。お詫びに、俺から熱いキスをプレゼントしよう。 -- LOVEジャウジ (2021-06-12 19 27 56) 16キロのカービィへっていう空耳ガチでおもろい -- 名無しさん (2021-06-15 20 35 34) 変態かな? -- ゼウス (2021-06-21 17 32 25) 一年後に見たら怖いやろ!!(何様) -- 赤色の君え (2021-07-11 08 42 03) これ1年後に痩せて19キロのカービィになった自分へのタイムカプセル的な -- ジョン 吉田 (2021-08-13 10 47 59) 当時、カメラが少し変になってたのかな? -- ねろ (2021-08-30 08 00 43) 画質悪いだけだが、タイトルと潰れた顔が不気味だな -- 名無しさん (2021-10-07 15 25 53) 良い動画で草 -- ナリナリ (2022-01-17 18 58 34) 検索してはいけない言葉2021(3rd part.2十)スターアイランドがやってた -- フィッシャーズファン (2022-02-10 16 57 55) 悪いな、俺はまだ本気を出しちゃいないぜ! -- 厨2の太田 (2022-05-12 04 21 08) 謎キモ -- ピーマン (2022-06-21 20 40 12) タイトル名が怖すぎるw -- 未来タケシ (2022-09-23 13 21 37) 19kgのカービィへ -- 俺 (2022-12-02 15 04 01) 怖いけどなんか面白い -- 強風オールバック (2023-05-14 18 41 46) なんや不気味やな -- たましぃ (2023-07-12 20 29 31) 裸にまでになって一年後の自分の心境を語るな -- かっき~ (2023-07-12 20 44 55) 誰か言っている言葉全部コメに載せてほしい〜 -- あ (2023-08-01 18 27 30) 動画自体はあまり怖くはないし、むしろ面白い。1年後に彼女ができていることを願う。 -- めろん (2023-08-21 16 03 31) 今頃彼女出来てるといいな。 -- たこ (2024-03-24 13 02 39) ちゃんと痩せてればいいな -- AS_Mugitya/え〜えすむぎちゃ (2024-07-03 15 31 48) 名前 コメント