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ギラギラとした太陽に照り付けられ、熱を帯びたアスファルトを踏みしめる。 殺し合いの会場でないなら通行人でごった返しているだろう市街地に人の気配は無く、もし居たなら誰も彼もが目を剥き驚いたに違いない。 街中を疾走する一組の男女。そのどちらも「普通」とはかけ離れた外見をしているからだ。 甲冑と言うにはスマートで、鎧と言うには近未来チックな印象。 全身を彩るカラーリングが白を主体にしている、という事以外は全く別物の装甲服。 白い装甲で全身をくまなく覆い隠した、現代社会においてはやけに気合の入ったコスプレイヤーとでも思われそうな、そんな二人組であった。 尤も、彼らの姿を知る者がいればコスプレなどと呑気な感想は到底抱けまい。 前を行く白の名は仮面ライダーエターナル。 後ろに続く白の名はアーマードライダー斬月。 ガイアメモリやロックシードと言った、既存の科学技術では再現不可能なシステムにより生み出された戦士たち。 片や風都という名の街を地獄に叩き落とそうとし、片や沢芽市という名の街にて独自の人類救済を果たそうとした。 ある者は決して相容れぬ敵と警戒し、またある者は信頼できる仲間として手を取り合う。 但しそれらは、エターナルや斬月を知っている人間が存在したらの話である。 風都の仮面ライダー達は肉体のみが参加し、肝心の精神は行方知れず。 沢芽市のアーマードライダーや、ユグドラシル・コーポレーションの社員に至っては精神・肉体のどちらも不参加。 二体のライダーの詳細な情報を知る者は、精々支給品としてドライバー等を与えた主催者くらいのものだろう。 とは言ったものの現在エターナルと斬月に変身しているのは、本来の変身者である男達とは何の関わりも無い者達だ。 大道克己も呉島貴虎もボンドルドに参加者の資格を与えられなかったのだから。 エターナルの変身者、吸血鬼にしてスタンド使いのDIO。 斬月の変身者、283プロダクション所属現役女子高生アイドルの大崎甜花。 性別、性格、年齢、保持する能力、生まれ落ちた世界。 何もかもが違う二人に唯一共通しているもの、それはとある参加者への激しい怒り。 姉畑支遁という男を殺してやりたい気持ちだけは、DIOと甜花のどちらにも宿っているのだった。 「……」 足を動かすDIOは無言を貫く。 今の彼からは形だけでも同行者を気に掛ける余裕は消え失せていた。 それ程までに姉畑から受けた屈辱は、DIOのプライドに傷を付けたのである。 余計な傷を負わされ、既に見限っているとはいえ部下を連れ去られ、みすみす逃走を許す始末。 しかも相手は宿敵のジョースター一行や、癪ではあるが相応の力を持っている戦兎や杉元のような男達とは違う。 他者の目を気にせず動物と性行為を始める、異常性癖のド変態だ。 あんな脳と陰茎が直結してるとしか思えない輩に、このDIOがしてやられたという事実が何よりも許し難い。 思い出すだけでも腸が煮えくり返り、仮面に隠れた顔が歪んでいく。 あのふざけた変態だけはこの手で殺してやらねば、到底気が治まりそうもなかった。 (DIOさん……) 顔は見えなくとも明らかな怒気を放つ後ろ姿を、甜花は悲し気に見つめる。 一度変身を解除したからか、斬月のカメラアイに付着した白濁液は綺麗さっぱり消え失せていた。 今の甜花には大した慰めにもならないであろうが。 これまでDIOは自分を支える為に並んで歩き、時には守る為に前を歩いてくれた。 それが今はどうだ。前を歩いているのは一刻も早くあの変態天使を殺したいが為であり、甜花を想っての事では無い。 本当だったら甜花を気遣い歩幅を合わせてくれただろうに、ズンズンと進む背中からは急ぎ標的へ追いつこうという怒りしか感じられず、余計に悲しみが増すばかり。 愛する男が自分をどこかおざなりに扱っている。 しかし悲しみこそ抱きながらも、DIOへ失望や落胆の感情を向ける事はしなかった。 (あの人のせいで……!) 代わりに負の感情を向ける相手は姉畑だ。 よくよく考えればあの変態天使が現れたせいで、何もかもがおかしくなったのではないか。 自分とDIOの愛を引き裂こうとする別の天使らしき少年と、一緒に居たトンガリ帽子の少女をやっつけた。 あの時は新しい姿に変身した自分をDIOが褒めてくれて、幸福感に包まれていたというのに。 直後、何処からか乱入した変態天使が貨物船を陵辱し、自分は仮面越しとはいえ顔に精液をぶっかけられる目に遭ったのだ。 それだけではない。象のような化け物になった姉畑が暴れたせいで、甘奈の体に傷が付いた。 咄嗟に守らなければ顔に傷が出来ていたかもしれない。 思い出すだけでも体が震え、同時に原因を作った変態天使への怒りが湧き出す。 放送前に戦兎へ抱いた時以上の激しさを伴った怒りである。 いや、戦兎は自分を守る為に戦ってくれた人だ。 皆を傷付け好き勝手やる変質者と一緒くたにするなんて、戦兎に失礼だろう。 (…………っ!?ま、また戦兎さんのことを……) 貨物船の手当てをした時と同じだ。 どういう訳か戦兎へ敵意以外の気持ちを抱いてしまっている。 自分が愛しているのはDIOであり、戦兎はDIOを傷付けようとした悪い人だというのに。 それがどうして、こんな風に戦兎を気に掛けるような事を考えてしまうのだろう。 DIOにこの気持ちを知られてしまったら、浮気しているとでも取られるんじゃあないか。 恐る恐る前を進む姿を見るも、当の相手はやはり甜花の気持ちに気付いた様子は無し。 安堵する反面、改めて自分に目もくれていない事への悲しみが溢れ出す。 (あの人がいなくなれば……そうだよ……あの人さえ、し、死んじゃえば……!) 自分が戦兎へ妙な気持ちを抱き始めたのも、姉畑が現れた後からだ。 ならやはり、姉畑さえ死んでしまえばきっと全て元通りの筈。 DIOはまた優しい人に戻ってくれるし、自分も余計な事を考えずにDIOを好きでいられる。 己の心のざわつきから目を逸らし、全ては姉畑のせいだと必死に思い込んだ。 目を覚ましてという、聞き覚えのある声に気付かない振りをして。 ◆◆◆ 「ぶっ壊れろデビィイイイイイッ!!」 「吠えるなカスが!!」 剥き出しの殺意と殺意がぶつかり合う。 あらゆる手段を用いてハムスター達のラブを破壊して来た悪魔、デビハム。 華奢な外見ではあるが、正真正銘本物の悪魔の肉体を得た事で元の肉体とは比べ物にならない力を手に入れている。 連戦により蓄積した傷と疲労も、今のデビハムを止めるには至らない。 対峙するのは悪の救世主に絶対の忠誠を誓ったスタンド使い、ヴァニラ・アイス。 みんなの笑顔を守るプリキュアの肉体を単なる暴力装置として使う様は、主に負けず劣らずの邪悪である証拠。 こちらもまた相手を殺すまで戦いを終わらせる気は無し。 一度は見失いかけたラブの破壊者である自分自身を取り戻す為。 一度は見失いかけたDIOへの絶対的な忠誠を取り戻す為。 己のアイデンティティが懸かった譲れぬ戦いに、男達は挑むのだ。 「うりゃあっ!!」 気合一閃の字を体現するかの如く、力強い踏み込みからの斬撃。 肉付きの薄い体から繰り出されたとは思えない一撃だ。 与えられた肉体の能力と支給品による強化。 二つの恩恵を受けたうえで振るわれた秋水は、並大抵の防御など真っ向から打ち砕くだろう。 「ノロいわっ!」 と言っても現在交戦中の敵は並以上の力の持ち主 言葉の通り余裕を持って秋水を回避。 バルーンスカートに動物の耳と尾というファンシーさのある格好だが、派手なだけの姿ではない。 伝説のパティシエの一人、キュアジェラートへ変身したヴァニラの力は天使の悪魔にも引けを取らない程だ。 「丁度いい。この肉体の持つ力、貴様で試してくれる!」 両手で作った握り拳に冷気が纏わりつき、氷の塊へと変化する。 軽く打ち鳴らして硬度を確かめ、デビハムへと急接近。 氷の拳を顔面目掛けて放った。 十分な硬度がある氷の塊をプリキュアの腕力で打ち込むのだ。 直撃すれば崩れた豆腐のように、そこら中へ骨と肉片が飛び散る事間違いなし。 そのような末路を迎えるなど真っ平御免なデビハム、秋水を翳して拳を防ぐ。 「ググ…どいつもこいつもとんだ暴力女デビ!」 一撃が防がれようと攻撃の手は緩められない。 続けて幾度となく放たれる拳、されど全てデビハムの両手に握られた刀で防がれている。 大業物の中でも特に硬度がある秋水だ。 キュアジェラートが放つ殴打の嵐だろうと破壊は不可能に近い。 殴り続けても敵の刀に僅かな亀裂すら入らない事から、キュアジェラートは武器破壊は現実的でないと理解。 別にそれならそれで問題無い。取れる手段は他にもある。 「シェアッ!!」 拳同士を叩きつけると覆っていた氷が砕け散る。 間近でキラキラと舞う氷の欠片が目に入り、デビハムは痛みでつい目を瞑ってしまう。 直後、キュアジェラートの右足が吸い込まれるように腹部へ叩き込まれた。 骨が軋む不快な感触を味わいながら、後方へと吹き飛ぶデビハム。 「のぎゃああああああ!!」 素っ頓狂な悲鳴は、近場のビルの壁に叩きつけられ潰れたような声に変わった。 腹も背中も痛い、痛いがそれすらも怒りへと変えラブを破壊する意思を一層高める。 認めるのは癪だが、殺し合いに参加してからは一度もラブを壊せていない。 ラブの破壊者デビハムとして復活する為にも、キュアジェラート一人相手に躓いてる場合ではないのだ。 秋水を今一度強く握り締め、背中の翼を広げる。 「真っ二つにしてやるデビ!」 上空から急接近して刀を振るう。 戦兎や甜花相手にも使用し、敵がフォームチェンジするまでは見事に翻弄していた戦法。 此度も地上のキュアジェラートを標的に刀を構えた。 「目障りな小蝿め…!」 地面に叩きつけるべくキュアジェラートが動く。 近くに合った電柱に腕を回すと、驚くべき事にそのまま力任せにへし折った。 少女らしかぬ野太い怒声と共に電柱を投擲、狙いは勿論上空で口をあんぐりと開けているデビハムだ。 回転し迫り来る柱を慌てて回避、電柱のシミとはならずに済んだ。 まずは一安心、とさせてもらえる相手ではない。 続いて自動販売機を持ち上げ投擲、そちらも躱せば背後にあった建物へ激突した。 キュアジェラート達が戦って来たのは、人間以上の力を持つノワール一派。 ならばプリキュア達も超人的な身体能力を手にしているのは当然である。 加えて、キュアジェラートの能力はこれだけではない。 (確か…こうだったか?) プロフィールに記載されていた、キュアジェラートの武装を出現させる。 星をあしらった煌びやかなステッキ、キャンディロッドを手にした。 これは打撃武器などではない、キュアジェラートの固有能力を最大限に発揮する装置とでも言うべきもの。 キャンディロッドをプリキュア達が手に入れた経緯は断じて他者を傷付ける為では無いが、ヴァニラには関係の無い話。 自身のコスチュームと同じ色の星をタッチ。 プリキュアの力の源であるキラキラルがクリームエネルギーへと変換される。 「キラキラルン!ジェラート・シェイク!」 キャンディロッドから放出されたクリームエネルギーは、巨大な氷塊を生み出す。 眼前に出現したソレ目掛け、キュアジェラートはひたすらに拳のラッシュを繰り出した。 その勢いたるや、世界の名を冠した主のスタンドにも引けを取らない。 拳の連打で粉砕された氷は全て、上空のデビハムへ襲い掛かった。 これまでと同じように地上からの攻撃を、スイスイと飛んで躱す。 しかしクリームエネルギーによって生み出された氷は、僅かに掠るだけでもその箇所が凍り付く。 直撃こそ無いものの、体の各所が徐々に凍りデビハムの動きも鈍り出していった。 「ぎょひぃ~!ち、ちべたいデビ~!?」 自分の体が凍結する感触に悲鳴を上げる。 斬月やエターナルとの戦闘で疲弊している身には、流石に堪えるダメージ。 ラブを破壊すると言う執念で肉体を動かしていたものの、限界はある。 既に空中を飛び回るデビハムの動きからは、脅威というものが薄れているのが見て取れた。 「グゥルオォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!」 敵の疲弊は明らか、ならば畳み掛けるチャンス。 大地を震わせ雲を引き裂くような雄叫びが放たれる。 ただ単に相手を威圧するだけではない、キュアジェラートの咆哮へ呼応するかの如くキラキラルを放出。 光の粒は上空のデビハムへ殺到、凍結した体のせいで今回ばかりは回避も間に合わない。 「ぬぐあ~!?」 痛い、というより言い知れぬ気持ち悪さが全身を駆け巡る。 キラキラルとは人や世界に活力を与える、言わば善の力。 悪魔の肉体であり、精神もまた善側とは言い難いデビハムとは相容れないだろう。 ハム太郎達との対決でラブボムを撃ち込まれた時のような感覚に似ていた。 「ふんぎゃ!?ま、また痛いデビ~…」 「フン、しぶといガキめ」 度重なるダメージに悶え地面に転がるデビハム。 吐き捨てながら近付くキュアジェラートの表情は、女子中学生とは思えないくらいに冷たい。 痛め付けてやったがこんなもので済ますつもりは無い。 よりにもよってDIOを殺すなどと戯言を吐いた罪、死をもって後悔させるのだ。 全身氷漬けにして砕いてやるか、それとも己のスタンドの餌食にしてやるか。 暫しの思考の末に、 ――蟲の呼吸 蝶ノ舞 戯れ その場を飛び退いた。 ヴァニラの判断が間違っていないのは明白だ。 あのまま何の行動も起こさなかったら、両腕を刺し貫かれていたのだから。 デビハムから距離を取り、顔を上げ睨み付ける。 妨害して来た人物は女。カールした長髪と青色の帽子が特徴的な少女。 だらりと下げた右腕には一振りの日本刀。 恰好とはミスマッチな装備だが、今の動きはどう考えても素人のものではない。 「どうにか間に合いましたね」 デビハムを庇うように立ち、胡蝶しのぶは一先ず手遅れになる前に到着し、安堵の笑みを作る。 重症の身とは思えない怒り様で街中へ消えたデビハムを追いかけ、怒声やら何やらが聞こえる方へと向かった。 すると地上へ真っ逆様に墜落する見覚えのある少年を発見、走る速度を一段階上げこうして介入したのだ。 こうもデビハムを追い詰めただろう相手は派手な衣装の少女。 先程の甜花と言い彼女と言い、この地に集められた少女は血の気盛ん過ぎやしないか。 「な、何で…」 困惑を隠さずにデビハムが呟く。 DIOと甜花のラブを壊す方にばかり意識が向かい、すっかりしのぶを置いてけぼりにしていた。 デビハムの言葉をどう捉えたのか、振り返って笑みを向ける。 「デビハム君、後で色々と聞かせてもらいますよ」 甜花に騙されたと言っていたが、真実は彼女の方こそ被害者なんじゃないか。 戦兎と甜花の二人との間に本当は何があったのか。 そもそも殺し合いにおける方針は、自分達とは相容れないものなのではないのか。 問い詰めねばならない事は山程ある。しかし今は、 「ここから先は私が引き受けます。貴方には助けてもらった恩もありますし」 「んなっ……」 しのぶからの返しに鼻白み、言葉に詰まる。 助けた。その言葉を否定は出来ない。 確かにDIO達から逃げる時、しのぶを見捨てたって良かったのにそうしなかった。 天使の悪魔の能力で寿命を奪ってしまわないように、わざわざ服を引っ掴むというおまけ付きで。 自分でやった事ながら、どうしてそうしたのかデビハム自身にも理由が分かっていない。 反論しようにも上手い返しは何も浮かばず、無意味に口を開閉させるだけ。 その姿に少しだけクスリと笑い、視線を正面の少女へと戻す。 デビハムを殺そうとしていたので止めに入ったが、さてこの少女は一体どのような考えで動いているのだろう。 実は暴走気味なデビハムに喧嘩を売られた為、仕方なく返り討ちにしたという可能性もなくはない。 (まぁ、多分違うでしょうけど) 「貴様…そのガキの仲間か?」 肉体の外見ではしのぶの方が年上だが、それにしては随分な態度で質問された。 僅かにヒクリと頬が引き攣るが、はしたなく怒鳴り返したりはしない。 あくまでニコニコとした表情のまま丁寧に答えてやる。 「ええ、そうなりますかね」 「…ならば貴様もDIO様とお会いになったのだな?」 一番聞きたくない男の名が返って来た。 正直、舌打ちしなかった自分を褒めてやりたい。 これを言ったらどうなるか予想は安易に付くが、だからと言って言い直すつもりも皆無である。 「確かに会いましたねぇ。…あんなにも虫唾が走る程不愉快になったのは初めてです。貴重な体験をさせてもらいました」 言い終わるより先に空気が変わった。 「っ……」 熱風が吹き荒れた、或いは喉元に刃を添えられた。 比喩表現はポンポンと複数浮かぶが、現実にされたのは一つ。 殺気を向けられた。いや叩きつけられたと言うべきか。 全身が強張るも笑みは崩さない。代わりに警戒度を引き上げる。 とてもじゃないが齢十五かそこらの少女が放てるとは思えない、それくらいに苛烈な殺意だ。 一体全体どんな人物の精神が入っているのやら。 (あの男の関係者なら不思議ではないですが) 少女は確かに「DIO様」と呼んでいた。 あのDIOを様付で呼ぶ人間がまともな性根をしているとは到底信じられない。 甜花のように口先で誘惑されたのとは違う、更に質の悪い関係な気がする。 何にしてもDIO共々ロクな人間ではないだろう。 「このアバズレがっ!!DIO様とお会いしておきながら不愉快だと!?便器にこびりついたクソにも劣る分際でよくもそんな戯言を! その汚らわしい口を今すぐに聞けなくしてくれるわ!腐り切った売女め!!!」 端正な顔を怒りで修羅のように歪め、予想の数十倍は汚い罵りの言葉を吐き出した。 どう考えても少女の体でやる事では無い。 それにしても一度主を悪く言われただけでこの激昂、DIOへの忠誠心は相当に高いと見る。 尤もそれは自分たち鬼殺隊の柱にも言える事だ。 敬愛するお館様を罵倒されれば皆一様に不快感や怒りを露わにするだろう。 「オオオッ!!」 クリームエネルギーが氷のブロックに変化、しのぶへと発射される。 偶然にも正史において戦うはずだった上弦の弐、童磨と同じ能力。 そうとは知る由も無くしのぶは両脚に力を込め、キュアジェラートへと肉薄。 しのぶも肉体であるアリーナも、敵との距離を詰めるのは息をするくらい簡単なことだ。 剣術に慣れぬ体なれど言い訳する気は皆無、呼吸を練り上げる。 ――蟲の呼吸 蜻蛉ノ舞 複眼六角 右手の刀による高速の六連突き。 本来であれば急所を貫き大量の毒を流し込む技。 だが此度の得物は自身の日輪刀ではなく、敵は鬼にあらず。 故に狙うは両腕両脚。四肢を潰し行動不能へと落とし行く算段である。 「ヌゥオオオオオオオ!?」 敵の急接近を認識した時には既に、刃が放たれた後。 常人ならばそもそも近付かれたと理解する事すら困難であるが、プリキュアの肉体を得たヴァニラには別。 身を捩りながら後方へと跳躍。所々の肌が切り裂かれ、キュアジェラートの青い衣装が己の血で染まる。 しかし腕も足もまだ十分に動かせる。戦闘続行が可能ならば上出来だ。 「ッ!?チッ!」 距離を離されたのなら、再度詰めれば良いだけの事。 アリーナの拳もしのぶの刀も、当てるには敵に近付かねばならない。 互いのバトルスタイルこそ噛み合わないが、距離を詰めるという点は同じ。 羽のように軽やかで、それでいて針のような鋭さを以て再度接近する。 突き出される刀は時雨。 海軍所属であるたしぎのローグタウン時代からの愛刀、新世界でも海の荒くれ者達相手に振るわれた業物。 そこへアリーナの身体能力としのぶの技量が合わされば、プリキュア相手にも通用する。 余計な抵抗を封じる為に両腕へ突きを放つ。 「おのれ…!」 対するキュアジェラート、クリームエネルギーを両腕に纏わせ凍結。 相手を殴り殺す打撃武器としてではなく、腕を守る盾として使用。 ガリガリと削られるも腕自体には届いていない。 この短い攻防で理解する。三角帽子の少女の剣術は、さっき戦った翼の少年よりも上なのだと。 相手に分があるのが分かったなら、何時までも同じ土俵で戦ってやる理由も無い。 両腕を合わせしのぶへ叩きつければ、氷の鈍器と化した一撃を時雨でガード。 突きが一瞬止まった隙にもう一度距離を取り、すかさずデイパックから新たな武器を取り出した。 質量保存の法則を無視したサイズの支給品、回転式機関砲(ガトリングガン)である。 「DIOと言い貴女と言い、ふざけた物を使いますね」 「“様”をつけんか無礼者めェッ!!!」 銃口は真っ直ぐにしのぶへと照準が合わせられている。 取り付けられたレバーを勢いよく回すと同時に、銃口からは絶えず弾丸が発射された。 弾を吐き出す度に、冷たい金属の銃身が熱を帯びていく。 如何にアリーナの肉体と言えども、殴られれば痣となり、斬られれば血が吹き出る。 弾丸の嵐をモロに食らってしまえば、ボロキレよりも惨い末路を迎えるだろう。 回転式機関砲の元々の持ち主であった武田観柳が緋村剣心達に撃った時、わざと外して嬲り殺そうとした。 その時は御庭番衆4人の犠牲も有り弾切れへ追い込んだが、ここにそう言った者はあらず。 加えて観柳と違いヴァニラに遊びは無い。 思い出すのは忌々しい記憶。偽物とはいえ自分にDIOの姿を破壊させたイギーを嬲っていた時の光景。 思えばあの時さっさとイギーを殺していれば、ポルナレフに敗北する事も無かったはず。 ついさっきだってデビハムへどうトドメを刺すか思案したせいで、仲間と思しき少女に邪魔をされこうなっているのだから。 DIOを愚弄したしのぶを苦しめてから殺したい気持ちはあるものの、何度も同じ轍を踏む訳にはいかない。 ――蟲の呼吸 蜈蚣ノ舞 百足蛇腹 失敗の繰り返しを警戒するヴァニラだが、それだけで簡単に勝利は掴めない。 弾丸が発射されるよりも早く、しのぶは己の技を繰り出していた。 エターナルに変身したDIOの放った、青い斬撃を回避した型。 踏み込む力が強過ぎる余り、アスファルトの地面ですら抉る程の速さを発揮。 四方八方に動き回りながらヴァニラの元へ到達せんと試みる。 (これでもやはり、完全には躱し切れませんか…!) 致命傷こそ無いとはいえ、時折腕の肉を弾丸に食い千切られ痛みを訴えられる。 とはいえ回転式機関砲を生身で避けている事実が、普通ならば有り得ない光景だろう。 尤も煉獄杏寿郎は柱になる以前の任務において、重火器の一斉掃射を日輪刀一本で凌ぎ切るという荒業を披露した事がある。 それだけの力が、一般隊士とは一線を画す実力が無ければ柱にはなれない。 ならば同じ柱であるしのぶに出来ない理由は無い。 「このドグサレ女がぁっ!!!」 額に血管を浮かべながらレバーをより早く回し、 「ぶぅっ!?」 顔をはたかれるような痛みが走った。 しのぶとはまだ距離がある、だがやったのは間違いなくしのぶだ。 アリーナが元々身に着けていたグローブを投擲し、見事ヴァニラに命中したのである。 顔への痛みと塞がれる視界、これでも意識をしのぶから一切逸らすなとは流石のヴァニラでも不可能。 グローブをどかそうと回転式機関砲の掃射にストップが掛かり、決定的な隙が生まれる。 この最大級のチャンスに動いたのはしのぶだけではない。 「もらったデビィイイイイイイイイイイイイイッ!!!」 当然の如く最初にヴァニラと殺し合っていた少年、デビハムだ。 有無を言わせぬしのぶの物言いに気後れしここまで大人しくしていたが、そもそもこれは自分の戦いだと思い出す。 ラブの破壊者としての自分を取り戻す為にも、DIOへの愛を叫んだヴァニラをこの手で殺さねばならない。 はいそうですかとしのぶの言う通りにしている場合でないと、慌てて斬り掛かった。 (ふざけるな) 迫り来る二本の刀を前にヴァニラが抱くのは焦りや恐怖ではなく、圧倒的な怒り。 先程から頭の中でリピートされるのは、DIOの館で繰り広げられたあの戦い。 しのぶの剣技がシルバー・チャリオッツと同じ突きなのも、嘗ての記憶を思い起こさせる要因になったのかもしれない。 花京院同様DIOに支配されるという幸福を味わっておきながら、愚かにもジョースターの仲間となった許し難い男。 大人しくアヴドゥルと同じ所へ逝けばいいものを、アホ面のクソ犬が邪魔したせいで生き延び自分を敗北へと追いやった怨敵。 (ポルナレフを、DIO様に逆らった大罪人どもを生かしたまま死ねるものかァァァーーーッ!!!) そうだ、自分はまだ何も為せていない。生き返ったと言うのにDIOへの忠義を何も示せていない。 フリーザとかいう化け物に精神を揺さぶられている場合では無い。DIOに仇名すクソカスどもを、一人残らず始末しなくてはならない! 刃が到達する。キュアジェラートの能力も、回転式機関砲も間に合わない。 ならば残る手段は一つ。自分の持つ本来の力のみ。 「クリィイイイイイイイイイイイイイム!!!!!」 巨大な顎に飲み込まれ、ヴァニラの姿が一瞬で消失した。 ○ 何が起きたのかを理解するのに暫しの時間を要した。 重火器の掃射が僅かな間だが止まり、隙を晒した少女へ刀を突き刺そうとしたのは覚えている。 そこへデビハムが乱入。あくまで動きを封じるだけのしのぶとは違い、デビハムは相手の命を奪う気でいた。 止めようにも既に刀を持つ手を動かした後、あわや二本の刀を身に受け絶命となったまさにその瞬間だ。 少女の姿が消え去ったのは。 (何が……) 完全にいなくなる直前、少女は何かを叫んでいた。 すると彼女の背後から人間とは異なるモノが出現したのは、一瞬とはいえ見間違いではない。 アレの口らしき部分に少女とアレの肉体も飲み込まれ、そうして消えた。 喰われて死んだ、とは違う。恐らくアレは少女が呼び出した存在。なら自分で自分を喰い殺す理由が無い。 というかアレは一体何なのだろうか。 少女はDIOの関係者。ならばアレもまたDIOが出現させた黄金色の人形と同じ能力か? 分からない。アレの正体も、アレ諸共姿を消した少女が何をするのかも。 「な、な、何なんデビか今度は!?どこに消えたデビ!?」 と、しのぶが思考に時間を割いている間、混乱と苛立ちからかデビハムは駄々をこねる幼子のように秋水を振り回していた。 決意新たにラブを破壊しようとしたと言うのに、しのぶが戦闘に介入してから妙な方へと転がっている。 「この卑怯者!さっさと出て来いデビ!それともオイラが恐くなったんデビか!?やーい臆病も」 ガ オ ン ッ ! 消えた。 デビハムの背中に生えた純白の翼。 ほんのちょっぴりの根元を残して、何の前触れもなく消え去った。 「ぎ…」 理解が追い付かない。 急に背中が軽くなった気がして、すぐにそれを凌駕する痛みが襲い来る。 翼とはいえ天使の悪魔にとっては体の一部、喪失のショックと激痛は人間と同じようにあった。 「ぎぃやあああああああああああぁぁぁぁぁあああああああああああああああぁぁああああっ!!!?!」 「っ!!!!」 デビハムの絶叫は皮肉にもしのぶを現実へと引き戻し、最大限の警戒を抱かせる役目を果たした。 刀を握るのとは反対、グローブを脱ぎ捨てた左手でデビハムの手を掴み駆け出す。 今何が起きているのか。細かい説明は出来ないし考えている余裕は無い。 それでも分かる事は一つ。自分達は今アレに攻撃を受けている。 さっき少女が姿を消したのは逃亡の為などではない。 氷を操る能力や、鞄から出した銃火器なぞよりも遥かに強力な攻撃を行う為だったのだ。 ガ オ ン ッ ! ガ オ ン ッ ! ガ オ ン ッ ! ガ オ ン ッ ! ガ オ ン ッ ! ガ オ ン ッ ! 消えて行く。 道に存在する何もかもが背後で消されている。 街灯が支えを失い道路に落下した。 自動販売機が取り出し口から上を中のドリンクごと消された。 「本日のおすすめ」と書かれた看板が足だけを残して無くなった。 現代日本で数を減らしつつある電話ボックスが跡形もなく消え去った。 (おかしい…!私たちの背後でデビハム君の羽と同じように消されているのは確か…!なのにあの少女の気配だけが感じられ無い…!!) 目を凝らしても何も見えない。 耳を澄ましても何も聞こえない。 鼻を動かしてみても何も嗅ぎ取れない。 意識を集中させても、僅かな殺気すら感じ取れない。 攻撃はされているのに、攻撃している当人の気配が完全に消失している。 竈門炭治郎ならば悪しき匂いを嗅ぎ取れるか?不可能である。 我妻善逸ならば敵意の音を聞き取れるか?不可能である。 嘴平伊之助ならば刺し貫かれる程の殺意を感じ取れるか?不可能である。 栗花落カナヲならば常人では視認できないナニカを捉えられるか?不可能である。 どれだけ五感が研ぎ澄まされているかなど、ヴァニラ・アイスのスタンドには無意味。 あらゆる防御もクリームが相手では何の意味も為さない。 (とにかく今は…) 逃げるしかない。 攻撃しようにも相手が何処にいるのか全く分からず、あの物体を消す攻撃を防ぐ手段も不明。 デビハムの手を強く引きながら角を曲がった所で、急に振り解かれた。 「はっ、離すデビ!何考えてるデビか!?」 それは何に対しての怒りなのか、デビハムにも判断が付かなかった。 頼んでもいないのに助けに来た事だろうか。 自分が殺さねばならない相手と、勝手に戦い始めた事だろうか。 それとも、素手で天使の悪魔の体に触れ続けるという、自分から寿命を差し出す真似をした事か。 しのぶには天使の悪魔の能力は伏せている。だから知らないのは当然で、何も知らないから素手で触る真似をしたとは理解できる。 第一寿命を吸い尽くされて死んでしまっても、しのぶは所詮戦兎と甜歌のラブを壊す為に利用しているだけの女。 死んだ所で大した問題にはならない。精々悲鳴嶼と再会した時に何と誤魔化すかを考えねばならない程度。 その程度の存在でしかないと言うのに、どうして自分はこうも声を荒げているのか。 デビハムには自分で自分の考えがまるで分からなかった。 「と、とにかくお前は余計な真似をするなデビ!」 「デビハム君、今は…」 ガ オ ン ッ ! 口論している場合じゃない。 言い終わるより前にデビハムの背後、ガードレールが消滅した。 マズい。敵はもうすぐそこまで迫っていると、しのぶの全細胞が危機を訴える。 物体が消えた位置から見ても、自分よりデビハムの方が近い。 そこへ突っ立っているのは最大級の悪手。 最早一刻の猶予も無しと、急かされるままにデビハムを突き飛ばすようにして飛び掛かった。 ガ オ ン ッ ! 「デビッ!?」 「――ッ」 目には見えないが、アレが攻撃したと分かる。 デビハムは無事。ならしのぶは? 腕は二本ともある、首も繋がっている、両脚だって失われていない。 ただその先、右足の真ん中から爪先にかけてが綺麗さっぱり消失していた。 人体の欠損は脳に情報として伝達し、当然の結果として激痛が喪失箇所からやって来る。 「っ……ぅ…!」 声の限り叫んで痛みを訴えている暇は無い。 病院で集めた道具を使って処置をしたい所であっても、後回しにするしかない。 動き続けなければ、今度は全身丸ごと消されるかもしれないのだから。 だがしのぶの予想に反して攻撃はもうやって来ない。 代わりに宙へ、ゆっくりとソレが姿を現わした。 骸骨にも見える異形の頭部。その口の中から顔を覗かせる少女。 自分が齎した破壊の痕跡には目もくれず、傷を負った少年少女を無言で見下ろした。 (仕留めてはいない。が、時間の問題だな) 少年は翼を失い、少女は片足に決して軽くない負傷を抱えている。 どちらも命こそ健在であっても、機動力を奪われた状態。 だったら殺すのはそう難しい話ではないだろう。 あのような傷を負ったままで何時までも逃げられる程、クリームによる追跡は甘くない。 問答する気は無い。再度自分はクリームの口内へと戻り、今度こそ二人纏めて暗黒空間送りにしてやるのみ。 スタンドを操作し姿を消そうとしたその時、突如地面が揺れた。 地震だろうか。 ボンドルドが用意した特殊な舞台と言えども、こういった自然災害からは逃れられないと言う事か。 いや違う。これは会場が揺れているのではなく、何者かが地面を揺らして近付いて来ている。 ドスンドスンとけたたましく接近する存在を視界に入れるべく振り返り、その瞬間だけヴァニラの頭からはデビハム達の殺害が吹き飛ぶ程の衝撃を受けた。 顔を驚き一色に染め上げるのはデビハムとしのぶも同様である。 三人の前に現れたのは背中に天使を生やし、鼻でオランウータンを拘束した、狂気の産物としか言いようのない象の化け物だったのだから。 →
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【名前】シルバー・チャリオッツ・レクイエム with矢 【属性】レクイエム(本体無し) 【大きさ】人間並み/「何か」は20cm程の球体 【攻撃力】「矢」に触れた生物を攻撃する際のみ鉄骨を破壊するようなパワーを持つ 【防御力】 人並み。ダメージを受けても直後に復元する。 衝撃など受けて仰け反ったり、手足が吹っ飛んだりするがダメージは何もなく元の形に戻る。 両足の復元は2、3秒位で片腕は5秒かそこらで元に戻る。 「何か」は復元せず「何か」が破壊されるとダメージを受ける。 (「何か」は恐らくスタンド攻撃(超能力等不思議攻撃)以外では破壊されない) 【素早さ】歩くのみ/「矢」に触れた生物を攻撃する際のみかなり早い人間並み 【特殊能力】レクイエムとは全ての魂を支配するエネルギーである。 全ての生物の精神を制御し矢を護る (ジョジョで言う生物とは吸血鬼やその上位存在の柱の男のような人外も含む) 一度だけ最低でも一つの町全体の生物を全て6-7時間眠らせ、近くに居る者同士の精神を入れ替える なお、この能力は『出現した瞬間からレクイエムの射程距離に近づいたものに対し効果を発揮する自動発動』である その後暫らくし「開始時間」(眠りから目覚めて10分程度)になると、身も心も全く別の生命体へと変化しはじめる。 (生物変化の射程距離は地球全域) 「レクイエム」が消滅すると死んだ者以外の全ては元に戻る。 「矢」に直接間接問わず接触しようとしたスタンド使いは自らのスタンドに攻撃される :「レクイエム」は観測者自身の心の影であり、「レクイエム」を攻撃するということは自分を攻撃するということ。 レクイエムを攻撃した直後スタンドが能力者の主導権を離れ能力者自身を攻撃し始める。 自分のスタンドの攻撃が自分の体の腕から伸びてきたりする。 (レクイエムが手のにもつ矢を落とし、拾った相手から奪うまでの間持続) 「レクイエム」の影は常に観測者の反対側に見える。 :「観測者」全ての頭部の背後に「観測者」しか認知できない 「何か」の光がありその光を受けた観測者自身の影がレクイエムの影であるため。 「矢」に近づいた物質(非生物)は接触することはできず、矢まで10cmほど接近した所で 何かにぶつかり物質を放った物の背後に跳ね返す。 :石を矢に向かって投げたのになぜか自分の背後から石が飛んでくる。 「レクイエム」に制御されたスタンド使いは、基本性能が向上した状態でスタンドを使える 一人歩き型で自らからの攻撃は出来ず、感情を持たない 矢を護る以外はさまよい続けることしかしない 「矢」に触れた人間を「開始時間」が来るまで攻撃し続ける 【戦法】矢を護ることのみ行い、バトル開始時に即効強制睡眠、 効かない相手なら時間をかけて対象を別の生物へ変化させる 【長所】操縦士ありのロボ系や生物相手には強制睡眠で勝ち 【短所】しかし睡眠耐性ありで不思議系範囲攻撃できる奴や、 完全自立型のロボ系相手には弱い 純粋なロボには生命変換も効果なし、よくて引き分け 【備考】実体化しているため一般人にも見える レクイエムとは魂を支配する存在であり、強制睡眠等の能力は、 精神のエネルギーによるものではなく、魂支配能力によるものなので、 強制睡眠や生物変換を防ぐには、精神攻撃耐性ではなく、魂攻撃耐性が必要である。 ロボや機械、幽霊などの無生物、および生物であっても魂や精神が存在しない奴には 睡眠攻撃も生物変化も効果なし。 なお、レクイエム(魂を支配するエネルギー)はスタンド(精神のエネルギー)が進化した 存在であり、精神と魂のエネルギー(スタンドとレクイエム)は別の存在である。 作中、レクイエムがスタンドと(混同されて)呼ばれたことはない。 (設定原文でこのスタンドの場合、と記述があるのは、ポルナレフの精神(スタンド) が元となったこの場合、という意味である(作中、ポルナレフの矢を護りたいという 心の底を受け継いだのがシルバー・チャリオッツレクイエムと言われている)) 下記シルバー・チャリオッツ・レクイエムに関する設定原文 能力―ポルナレフのシルバー・チャリオッツを「矢」で貫いたことから、 さらに進化したスタンドエネルギー。ポルナレフのスタンド能力の衰えから 暴走してしまっている。『レクイエム』とは『生物の魂』を支配するエネルギーのことである。 このスタンドの場合、近くにいる者同士の魂が入れ替わった。 1スレ目 44 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2008/07/23(水) 02 16 27 基本性能の差からDIO>承太郎は確定 プッチ神父は加速前に時止め負け、 DIO>承太郎>プッチ神父 岸辺露伴はスタプラと同等のクレイジー・Dより相当速い 時止め発動より速く指を指せるか 岸辺露伴>DIO>承太郎>プッチ神父 ヴァニラはパワーは高いが素早さがない 岸辺露伴>Dio・Brando>空条承太郎>エンリコ・プッチ神父>ヴァニラ・アイス 常時睡眠効果レクイエムは普通にトップ シルバー・チャリオッツ・レクイエム>岸辺露伴>Dio・Brando>空条承太郎>エンリコ・プッチ神父>ヴァニラ・アイス .
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ジョジョの奇妙な冒険 空条承太郎 No. タイトル 他の登場人物 場所 時間 作者 登場話01 Ψ強のスタンド使い 不明 不明 ◆5IjCIYVjCc 26 宿命をまた呼び覚ます F-7 橋の近く 深夜 ◆EPyDv9DKJs 53 BLADE CHORD 坂田銀時、魔王、志々雄真実 F-8 街 黎明 ◆ytUSxp038U 58 サムライハート 坂田銀時、魔王 F-7と8の境界 街F-8 草原 早朝 ◆ytUSxp038U 61 その魂は、否定させない 志村新八、ホイミン F-7 北部 早朝 ◆OmtW54r7Tc 80 一歩前へ 志村新八、ホイミン F-6と7の境界、道路 朝 ◆ytUSxp038U 88 DD破壊者/君は悪魔と相乗りできない ホイミン、志村新八、大首領JUDO E-6 「食酒亭」前D-4 風都タワー展望台 午前 ◆NIKUcB1AGw 90 犬飼ミチルの謎集う対主催軍団 野原しんのすけ、犬飼ミチル、ゲンガー、エーリカ・ハルトマン、雨宮蓮、エボルト、ホイミン E-6 街E-6 街の外(街から南西の位置) 昼 ◆OmtW54r7Tc 91 Fの集結/イン・マイ・メモリーズFの集結/破壊者たちの狂宴閉ざされたH/クライマックスヒーローズ閉ざされたH/深い闇解き放ってそしてSは目覚める/Extreme DreamそしてSは目覚める/僕の修羅が騒ぐ ホイミン、エボルト、雨宮蓮、環いろは、檀黎斗、ジューダス、志村新八、大首領JUDO D-4 風都タワー第一展望室D-4 街E-4 街 昼 ◆ytUSxp038U 109 NEXT W MISSION 雨宮蓮、エボルト、環いろは、ジューダス、檀黎斗、ホイミン D-4 風都タワー付近E-5 シャルティエの岩壁前 日中 ◆OmtW54r7Tc 117 VIVID VICE -曇天の道を-VIVID VICE -そして、集いしスターダスト-VIVID VICE -Blooming Villain-VIVID VICE -Jよ叫べ/愚者の選択-VIVID VICE -Hybrid Rise ARK ONE-VIVID VICE -STAGE OF HERO-VIVID VICE -終わりくらい選べたら- 雨宮蓮、エボルト、檀黎斗、遠坂凛、キャメロット城、バリー・ザ・チョッパー、ゲンガー、犬飼ミチル、魔王、鬼舞辻無惨、メタモン、ン・ダグバ・ゼバ D-6 街D-6 街(承太郎達から離れた位置)D-6とD-7の境界 街D-6とD-7の境界 街(ダグバとは離れた位置)D-6 街(西側入り口付近) 日中 ◆ytUSxp038U 134 悔いなき選択 -傷痕-悔いなき選択 -絡みつく声は消えないNightmare-悔いなき選択 -愚者の足掻き-悔いなき選択 -ソコに悪意がある限り-悔いなき選択 -Cyclone Effect-悔いなき選択 -有耶無耶な儘廻る世界- 雨宮蓮、エボルト、檀黎斗、遠坂凛、キャメロット城、バリー・ザ・チョッパー、環いろは、ジューダス、ホイミン、アルフォンス・エルリック、広瀬康一、ン・ダグバ・ゼバ D-6 市街地D-6 市街地(蓮達から離れた場所)????? 夕方 ◆ytUSxp038U DIO No. タイトル 他の登場人物 場所 時間 作者 登場話05 血脈に刻まれた因縁 不明 不明 ◆EPyDv9DKJs 01 反転世界 杉元佐一 G-3とG-2の境界 道路、F-3 池 深夜 ◆EPyDv9DKJs 22 うろ覚えでも思い出したいDIO様と奇妙な獣 貨物船 F-2とG-2の境目付近 道路 黎明 ◆5IjCIYVjCc 32 Vは誰の手に/開幕のベルが鳴る 柊ナナ、燃堂力、大崎甜花、桐生戦兎、杉元佐一、鳥束零太、我妻善逸、貨物船 E-2 街 PK学園高校 早朝 ◆ytUSxp038U 42 Dのステージ/迷いを捨てた火花が今、散ったDのステージ/これが私の幸福論 柊ナナ、燃堂力、大崎甜花、桐生戦兎、杉元佐一、鳥束零太、我妻善逸、貨物船 E-2 街の出口付近の道路E-2 街 PK学園高校(校門付近) 早朝 ◆ytUSxp038U 72 CHANGE THE WORLD 大崎甜花、貨物船 E-2 街 PK学園高校 朝 ◆ytUSxp038U 84 楽園に背く乱舞Escalationイこうぜ☆パラダイス ~上級者篇~ 貨物船、大崎甜花、胡蝶しのぶ、デビハムくん、姉畑支遁 E-2 街 PK学園高校(校門付近) 午前 ◆ytUSxp038U 96 Aの友愛/君をもっと知りたいなAの友愛/ハナっからのクライマックス 大崎甜花、貨物船、姉畑支遁 E-2 街、PK学園高校(校門付近) 昼 ◆5IjCIYVjCc 103 Lが呼ぶほうへ/矛盾に脳を惑わしてLが呼ぶほうへ/愛が体を喰いちぎった 貨物船、大崎甜花、ヴァニラ・アイス、胡蝶しのぶ、デビハムくん、姉畑支遁 E-2 街 昼 ◆ytUSxp038U 123 Did you see the sunrise? 大崎甜花、ヴァニラ・アイス E-2 街 PK学園高校 日中 ◆ytUSxp038U 124 すべてがそこにありますように(前編)すべてがそこにありますように(中編)すべてがそこにありますように(後編)Be The Double Effect:Once AgainBuild up with ALSTROEMERIAEという名の怪物/エヴォリューション・ザ・ワールドEという名の怪物/紅蓮の華よ咲き誇れ涙の果ては此処ではない 桐生戦兎、杉元佐一、我妻善逸、悲鳴嶼行冥、神楽、姉畑支遁、大崎甜花、ヴァニラ・アイス E-2 道路 車内E-2 街 PK学園高校 午後 ◆ytUSxp038U 135 アウトサイダーズBEASTFUL ヴァニラ・アイス、大首領JUDO、志々雄真実 G-3 森 地下通路②付近 夕方 ◆ytUSxp038U 139 Jの奇妙な冒険/懐玉Jの奇妙な冒険/玉折END OF THE WORLD 大首領JUDO、志々雄真実 G-3 森 地下通路②付近F-4 ジョースター邸付近 空中 夜 ◆5IjCIYVjCc 吉良吉影 No. タイトル 他の登場人物 場所 時間 作者 登場話09 なんてったってアイドル(ただし、見た目のみ) アドバーグ・エルドル(キタキタおやじ) 不明 不明 ◆7PJBZrstcc 08 増え鬼 シロ、犬飼ミチル、アドバーグ・エルドル(キタキタおやじ) E-6 街 深夜 ◆OmtW54r7Tc 19 Bad Communication 犬飼ミチル、アドバーグ・エルドル、シロ、グレーテ・ザムザ E-5 街入口、E-5 街道 黎明 ◆cd0OhGsgTM 37 吉良吉影はシンデレラに憧れる(前編)吉良吉影はシンデレラに憧れる(後編) 犬飼ミチル、アドバーグ・エルドル、アーマージャック E-6 街入口付近 早朝 ◆5IjCIYVjCc ヴァニラ・アイス No. タイトル 他の登場人物 場所 時間 作者 登場話26 クリームの力 不明 不明 ◆5IjCIYVjCc 24 待っててDIO様!キュアヴァニラ爆誕!? B-1 網走監獄 深夜 ◆ytUSxp038U 51 未知との遭遇 C-1 草原 黎明 ◆NIKUcB1AGw 66 軋む世界 D-1 草原 朝 ◆ytUSxp038U 85 愛と引力 胡蝶しのぶ、デビハムくん D-2 草原、E-2 街(PK学園より北) 午前 ◆OmtW54r7Tc 103 Lが呼ぶほうへ/矛盾に脳を惑わしてLが呼ぶほうへ/愛が体を喰いちぎった DIO、貨物船、大崎甜花、胡蝶しのぶ、デビハムくん、姉畑支遁 E-2 街 昼 ◆ytUSxp038U 123 Did you see the sunrise? DIO、大崎甜花 E-2 街 PK学園高校 日中 ◆ytUSxp038U 124 すべてがそこにありますように(前編)すべてがそこにありますように(中編)すべてがそこにありますように(後編)Be The Double Effect:Once AgainBuild up with ALSTROEMERIAEという名の怪物/エヴォリューション・ザ・ワールドEという名の怪物/紅蓮の華よ咲き誇れ涙の果ては此処ではない 桐生戦兎、杉元佐一、我妻善逸、悲鳴嶼行冥、神楽、姉畑支遁、DIO、大崎甜花 E-2 道路 車内E-2 街 PK学園高校 午後 ◆ytUSxp038U 135 アウトサイダーズBEASTFUL DIO、大首領JUDO、志々雄真実 G-3 森 地下通路②付近 夕方 ◆ytUSxp038U 広瀬康一 No. タイトル 他の登場人物 場所 時間 作者 登場話64 圧倒的・・・!! 伊藤開司、神楽、ニコ・ロビン 不明 不明 ◆P1sRRS5sNs 21 ジャスティスフォーの運命、丁か、半か 伊藤開司、神楽、ニコ・ロビン C-8 黎明 ◆P1sRRS5sNs 38 分かつ希望の光、輝くのか、消えるのか 伊藤開司、神楽、ニコ・ロビン、ゲンガー、エーリカ・ハルトマン C-7、砂浜 早朝 ◆P1sRRS5sNs 55 蠍の剣士、厄災となりて。 伊藤開司、神楽、メタモン C-6とC-7の境目 道路C-6 道路、森 早朝 ◆5IjCIYVjCc 82 人生は選択肢の連続 神楽、グレーテ・ザムザ C-5 草原 道路 西寄り 朝 ◆5IjCIYVjCc 98 変身 Ungeziefer? Human?変身 Kamen Rider 両面宿儺、グレーテ・ザムザ、メタモン C-5 村(春の屋) 午前 ◆s5tC4j7VZY 105 言えない 言えない 両面宿儺、グレーテ・ザムザ C-5 村(春の屋) 昼 ◆ytUSxp038U 113 消失と再誕の若おかみ 両面宿儺、グレーテ・ザムザ、ボンドルド、斉木空助、関織子 C-5 村(春の屋)、??? 日中 ◆OmtW54r7Tc 125 害虫はどっち? グレーテ・ザムザ、両面宿儺、アルフォンス・エルリック C-5 村と草原の境界付近、C-5 村 春の屋跡付近 午後 ◆5IjCIYVjCc 134 悔いなき選択 -傷痕-悔いなき選択 -絡みつく声は消えないNightmare-悔いなき選択 -愚者の足掻き-悔いなき選択 -ソコに悪意がある限り-悔いなき選択 -Cyclone Effect-悔いなき選択 -有耶無耶な儘廻る世界- 雨宮蓮、エボルト、空条承太郎、檀黎斗、遠坂凛、キャメロット城、バリー・ザ・チョッパー、環いろは、ジューダス、ホイミン、アルフォンス・エルリック、ン・ダグバ・ゼバ D-6 市街地D-6 市街地(蓮達から離れた場所)????? 夕方 ◆ytUSxp038U 141 自由の代償(前編)自由の代償(中編)自由の代償(後編) 桐生戦兎、杉元佐一、我妻善逸、大崎甜花、神楽 D-3 聖都大学附属病院跡 夜 ◆ytUSxp038U 作品別追跡表一覧 【鬼滅の刃】 【ジョジョの奇妙な冒険】 【銀魂】 【仮面ライダービルド】 【クレヨンしんちゃん】 【ゴールデンカムイ】 【斉木楠雄のΨ難】 【呪術廻戦】 【テイルズオブデスティニーシリーズ】 【ドラゴンボール】 【鋼の錬金術師】 【ポケットモンスターシリーズ】 【無能なナナ】 【るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-】 【アイドルマスターシャイニーカラーズ】 【うろ覚えで振り返る承太郎の奇妙な冒険】 【エッチな夏休み】 【御城プロジェクト:Re】 【仮面ライダーエグゼイド】 【仮面ライダークウガ】 【仮面ライダーSPIRITS】 【艦隊これくしょん】 【クロノ・トリガー】 【ストライクウィッチーズシリーズ】 【突撃!!アーマージャック】 【とっとこハム太郎3 ラブラブ大冒険でちゅ】 【賭博堕天録カイジ】 【ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち】 【ToLOVEるダークネス】 【Fate/stay night】 【ペルソナ5】 【変身】 【魔法少女まどか☆マギカ外伝 マギアレコード】 【魔法陣グルグル】 【ONE PIECE】
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個別タグ一覧>属性>糸目 作品をすべて表示 65枚 2013-1-25 大造サンダース 山田タカオ 芳野ハスミ クラリーチェ 趙雲子龍(一騎当千) ワルギリア ビンセント・ロウ01 下嶋先生 大河内紫乃 ハーディアン02 江良・房栄 小西 ディエゴ・ベラスケス マルゴット・ナイト カイル01 カイル02 ヴァニラ01 ジュライ 文堂星夏 温州ミカンさん 甘寧興覇 趙雲子龍 オーロール02 闘忠丸 カンテイセイクン イシュタル 栗原渚03 ゼロス02 成瀬こずえ02 成瀬こずえ03 紫龍02 紫龍05 紫龍08 シャカ01 シャカ03 シルキー ラクシュミ 結城仁02 青髪ピアス ルイズ ルイズ(紅茶) 赤提灯02 長瀬楓 那波千鶴 メディア 長谷川ひかり 栄花段十朗 ジョセフ02 ジョセフ03 シェンホア はちゅねミク04 スボミー 僧侶(女) 長瀬楓 那波千鶴 千葉雄大 大徳寺先生01 大徳寺先生02 ファラオ 赤座あかね_01 赤座あかね_02 アザゼル篤史 高良ゆかり 猫屋敷蓮 轟八千代 65枚 2013-1-25
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▼ FINAL FANTASY XIII 画像 ライトニングとスノウの2人を結ぶ、超重要人物“セラ” (Vジャンプ) セラの身に刻まれた禍々しき赤い刻印!! 差しのべた指先は救うことかなわず (Vジャンプ) ▼ FINAL FANTASY XIII 記事 FF13の主題歌を歌う菅原紗由理、新曲が早くも話題に (MySpace) 【注目株】スクエニ FF新作12月発売 上昇への起爆剤 市場は注視 (産経ニュース) ▼ TOKYO GAME SHOW 2009 体験用整理券配布ゲームタイトルは 『FINAL FANTASY XIII』 と 『KINGDOM HEARTS Birth by Sleep』 (SQUARE ENIX) 「東京ゲームショウ2009」に参加する前に知っておくこと (ITmedia) ▼ FABULA NOVA CRYSTALLIS COSPLAY ネタ リアルライトニング / リアルヴァニラ / リアルサッズ / リアルステラ (Cosplay.com) 2009/12/04 23 23 36 Fri
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◆OmtW54r7Tc № タイトル 登場人物 場所 時間帯 06 物々語 イレイナ@魔女の旅々(アーチェ・クライン@テイルズオブファンタジア)、チェスター・バークライト@テイルズオブファンタジア(ほうきさん@魔女の旅々) 不明 不明 12 炎の身体、炎の刀 志々雄真実@るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-(エシディシ@ジョジョの奇妙な冒険) 不明 不明 36 犬と女子高生と不良 シロ@クレヨンしんちゃん(犬飼ミチル@無能なナナ)、犬飼ミチル@無能なナナ(東方仗助@ジョジョの奇妙な冒険) 不明 不明 40 天使で悪魔 デビハムくん@とっとこハム太郎3 ラブラブ大冒険でちゅ(天使の悪魔@チェンソーマン) 不明 不明 49 闇の炎に抱かれて消えろ!(やったぁ!スッキリですね♪) ジューダス@テイルズオブデスティニー2(神崎蘭子@アイドルマスター シンデレラガールズ) 不明 不明 50 へんしん メタモン@ポケットモンスターシリーズ(神代剣@仮面ライダーカブト) 不明 不明 02 指と仇 脹相 C-3 山 深夜 08 増え鬼 シロ、犬飼ミチル、吉良吉影、アドバーグ・エルドル(キタキタおやじ) E-6 街 深夜 17 自分探しの旅 ジューダス H-4 砂浜 深夜 46 笑顔と呪いの二律背反 両面宿儺 D-5 草原 早朝 47 増え鬼Ⅱ シロ、産屋敷輝哉 D-6 純喫茶ルブラン前D-6 町 早朝 54 (何かある)かもしれない探索でいけ ジューダス G-4 森 黎明 61 その魂は、否定させない 空条承太郎、志村新八、ホイミン F-7 北部 早朝 65 運命を解き放つ ジューダス F-4 北 朝 85 愛と引力 胡蝶しのぶ、デビハムくん、ヴァニラ・アイス D-2 草原、E-2 街(PK学園より北) 午前 87 その踊り、誰が為に アドバーグ・エルドル(キタキタおやじ)、産屋敷輝哉 E-6 下水道 午前 90 犬飼ミチルの謎集う対主催軍団 野原しんのすけ、犬飼ミチル、ゲンガー、エーリカ・ハルトマン、雨宮蓮、エボルト、空条承太郎、ホイミン E-6 街E-6 街の外(街から南西の位置) 昼 97 我妻善逸はでんきネズミのユメをみるか!? 杉元佐一、我妻善逸、柊ナナ、燃堂力、桐生戦兎 D-2と3の境界 聖都大学附属病院内と外 午前 109 NEXT W MISSION 雨宮蓮、エボルト、環いろは、ジューダス、檀黎斗、空条承太郎、ホイミン D-4 風都タワー付近E-5 シャルティエの岩壁前 日中 113 消失と再誕の若おかみ 両面宿儺、広瀬康一、グレーテ・ザムザ、ボンドルド、斉木空助、関織子 C-5 村(春の屋)、??? 日中 115 仕組まれた復活? 脹相、柊ナナ、燃堂力 D-2 日中 キャラクターを登場させた回数 【5回】 ジューダス 【3回】 シロ、犬飼ミチル、空条承太郎、ホイミン 【2回】 デビハムくん、アドバーグ・エルドル(キタキタおやじ)、産屋敷輝哉、雨宮蓮、エボルト、両面宿儺、脹相、柊ナナ、燃堂力 【1回】 志々雄真実、メタモン、吉良吉影、志村新八、胡蝶しのぶ、ヴァニラ・アイス、野原しんのすけ、ゲンガー、エーリカ・ハルトマン、我妻善逸、桐生戦兎、杉元佐一、環いろは、檀黎斗、広瀬康一、グレーテ・ザムザ、ボンドルド、斉木空助、関織子、(イレイナ)、(チェスター・バークライト)
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登録日:2009/07/12(日) 14 20 22 更新日:2023/01/19 Thu 19 05 22NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 RPG Wii ゲーム マーベラス ヴァニラウェア 刀 力の入れどころがズレてるゲーム 和 日本刀 朧村正 江戸時代 食べ物 ヴァニラウェア開発、マーベラスエンターテイメント(現:マーベラス)発売の百花繚乱直感アクション。 ハードはWiiで、ヌンチャク、クラシックコントローラ、GCコントローラ対応。セーブには1ブロック必要。 のちにPS Vitaにも移植された。基本はあまり変わっていないが、vita用に新規シナリオDLC「元禄怪奇譚」が配信されている。 ~あらすじ~ 時は元録、将軍徳川綱吉の治世。 太平の世に妖しの気配。 妖刀をめぐりし者らの運命は、果していかなる結末か。 鬼助、百姫、交錯する二つの物語。 ~妖刀村正とは~ 古の刀鍛冶、村正によって打たれた刀。その切れ味は、神仏悪鬼をも両断すると云わしめる。 よしんば折れても鞘に仕舞えば再生する様はまさに妖刀。刀自身が血を求め、持つ人間を狂気に走らせ人斬りへと誘う。 斬られた者の無念を孕んだ魂と、持ち主の生気を喰らうことで一層切れ味鋭くなる。 シナリオ中では村正使いや親玉妖怪を倒して手に入れる他、稲荷明神の使いを通して『村正の魂』に強化を依頼することで入手出来る。 ~朧村正~ 村正の未完の最高傑作。神仏悪鬼のみならず、果てには時や因果、業までも断ち切る。 物語中、村正の魂が協力してくれるのも、ひとえにこの太刀を作る為。 ~朧流とは~ 妖刀霊刀を支配する無双の剣。外法に通じ魂を操作することに長けており、常人が触れれば忽ち気が触れるれるはずの村正すら易々と使いこなす。 ~ストーリー~ ▼朧剣百鬼夜行 (百姫編) 魂移しの秘術を使い、「柳生雪之丞」の体を奪おうとした「飯綱陣九郎」。 しかし魂移しは、「鏡見百姫」が割って入ったことで失敗してしまう。誤って百姫の身体に取りついてしまった陣九郎。 新たな身体を探すため、そして百姫の魂を戻すため、陣九郎は魂移しを再び行うのに必要な妖刀探しの旅に出る。 ●鏡見百姫 (CV 沢城みゆき) 美濃国鳴神藩の娘。 花か雪かと見間違うほどのそれはそれは美しい姫。 ある日、悪霊に取り憑かれ、体の自由を奪われてしまう。 その後、姫は城を飛び出し行方不明となった。 「柳生雪之丞」の許嫁で、おっとりした箱入り娘。物語中では百姫は陣九郎に身体を奪われている為、霊魂として登場する。 温泉の布一枚姿がエロい…が、鬼助や陣九郎といった男性陣からは、貧相だの見ても得しないだの散々な言われよう。頑張れ百姫。 ●飯綱陣九郎 (CV 中田譲治) 『朧流』の使い手。朧流を独占する為に師匠や兄弟子を皆殺しにした外道。 身が病に冒されており、生き延びる為に雪之丞に魂移しを行ったが失敗して百姫の身体に入ってしまう。 ちなみに劇中でも十分すぎるほど強いが、これでも百姫の身体が保たないためにかなり力をセーブしているらしい。 ツンデレ親父。 ●柳生雪之丞 (CV 速水奨) 徳川家の剣術指南を務める凄腕の剣客。裏の事情に通じており、鬼助編にも登場。 ルートによってはボスとしても戦うことになるのだが、正直あんまり強くない。 シナリオ的にもバトル的にもいまいちいいとこが無いため、ファンからはモブ之丞だの浮之丞(*1)だの好き勝手呼ばれるネタキャラとして愛されている。 ●紺菊 (CV 南央美) 陣九郎にホの字の化け狐。甲斐甲斐しく陣九郎に尽くすが、あまり報われていない様子。 陣九郎の為に一族不出の村正の魂を持ち出したことにより、狐仲間から追われることに。 乳がとてもデカい。 ▼妖刀村正忍法帖 (鬼助編) 己の名以外全てが思い出せない『鬼助』。抜け忍と呼ばれ、忍者に追われる毎日。自分は一体何者なのか?自分は一体何をしたのか?無くした自身の記憶を探すため、鬼助は旅に出る。 ●鬼助 (CV 吉野裕行) 抜け忍として追われる少年。 過去の記憶が無く、抜け忍となった事や、そうなった経緯も覚えていない。 しかし、内から湧き出る強烈な『刀』を求める思いに突き動かされ、戦いに身を投じる…という説明の割に、本編ではあまり刀に興味を示さない。 鬼助の剣も『朧流』であるが、これは記憶を失った際に身につけたもの。 元は伊賀の下忍。腰につけた六つの頭骸骨は、かつて自分が殺した兄弟弟子のものらしい。オーディンスフィアのオズワルドから、ヘタレさを取り除いた感じのちんちくりん。 ●弓弦葉 (CV 河原木志穂) 稲荷明神の使いの化け狐。明神の目的の為に鬼助に近づき、村正の魂を授ける。 尻がとてもデカい。鬼助曰く『良い女』。 ●虎姫 (CV 川澄綾子) 百姫の姉。普段はしとやかで清楚な姫君だが、戦場では弓と兜を取り、自ら矢面に立って戦う猛将となる。 とある理由で鬼助と出会った際に彼を裏切り者と罵る。彼の過去を知っているようだが…? 物語上、常に窮地に陥っているどうにもダメな人。 同人誌要員。 ~システム~ 今作の戦闘は、オーディンスフィアと同じく『一対多数』を前提としている。 百姫と鬼助では、若干特性が違い 鬼助:速い通常攻撃、速い移動 百姫:優秀な武器、使い勝手のよい奥義 イージーに相当する『無双』と、ノーマル〜ハード程度の難度の『修羅』。クリア後に追加されるオマケの『死狂』の三種類の難易度が選べる。詰まった時の為に何時でも変更出来る親切設計。 ◆無双 敵の攻撃パターンが少なく、サクサク進める。敵のステータス自体も低め。 ◆修羅 オーディンスフィア経験者もしくはアクションが得意な人向け。 敵の攻撃パターンが増え、やり応えあり。レベル上昇に伴い、敵の能力も強化されるので常に厳しい戦いを強いられる。 そのほか、敵から受けるダメージが増加しており、刀もたいへん折れやすくなっているため難易度はとても高い。 ◆死狂 クリア後に選べる超上級者用。基本は無双と同じだが、HPが1固定。直撃必死仕様。 ただ、それ以外は無双と同じなので、刀がめちゃくちゃ折れやすい修羅モードよりは楽とも言われる。 ~グラフィック~ 背景以外のイラストは殆ど2Dイラストで描かれている。浮世絵のようなタッチの滑らかなアニメーションは流石。 ヴァニラウェア作品の特徴として挙げられる、『旨そうな食べ物』も健在。食いたい!!と思わず思わせるような美しい料理が、アニメーションで登場。 ボタンを押す度に一つずつ醤油に付けて食べる寿司、徐々に焼き色が変わっていく焼きイカ、ぷるぷる震えるわらび餅。 ヴァニラウェアの本気が窺える。間違った力の入れ所と言われる所以である。 ~ストーリー分岐~ クリア後に条件を満たすと、異なったエンディングを見ることが可能。その数は百姫、鬼助共に三種類。 便宜的に名付けるなら、 それぞれの旅の終着点を迎える百姫、鬼助ED。 朧流の因縁に決着をつける朧ED。 因果を断ち切る朧村正ED。 それぞれ因縁の太刀を装備することで最終戦が変化する。 消化率は五割以上、品薄が続くヒット作となった。 なお、ヴァニラウェアの特徴ともいえる2Dグラフィックで描かれた美麗なキャラクターと背景や食べ物の描写は完璧に引き継いでおり、オーディンスフィアと比較してみると以下のようにとれる。 ・敵のパターンが少ないことによる単調な戦闘も変わらずだが、操作性が向上し処理落ちしにくくなったことにより『爽快感』が増し、あまりマンネリ感を感じなくなった。 ・シナリオ、キャラはオーディンスフィアに分がある。戦闘を重視したコンセプト上、朧村正のシナリオはあっさり気味。ストーリーアーカイブが無いのも気になる。 ・システムでは朧村正が有利。難易度も調節可能になっており、シンプル化され、面倒な作業が減った。長かったロードも、ほぼ読み込み無しになった。 オーディンスフィアが『観る』ゲームなら、朧村正は『遊ぶ』ゲームと言えるかもしれない。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] DLCの猫又楽しいわー -- 名無しさん (2013-11-10 13 25 50) DLC難しすぎて未だどれもにクリア出来ない -- 名無しさん (2014-07-17 16 25 32) 嵐丸はじめは火力低いと思ってたら、苦無全方位とか鎖鎌奥義とか普通に火力高かった。あと海坊主が速攻で退いて笑ったわwww -- 名無しさん (2014-07-19 00 39 24) っつーかキャラ性能恐らくトップクラスの三毛を余裕で退けた陣九朗って···強すぎだろ -- 名無しさん (2014-08-08 00 00 48) 白蛇さん憑きとはいえスケール的にも本編ボスに劣らないがしゃどくろ倒した嵐丸がある意味すごい気がする -- 名無しさん (2014-09-09 19 12 34) 少し不気味な和風絵巻のような雰囲気の中で交わされる時代劇染みた会話の一つ一つが凄ぇ格好良くて、日本語って素晴らしいなと思える作品だけにストーリーアーカイブがないのが本当に口惜しい。あと弓弦葉さんアルター化、お待ちしておりました。 -- 名無しさん (2016-01-12 14 34 06) 雪之丞がいい人そうで外道すぎる。まぁ最後は踏み台だが -- 名無しさん (2016-08-17 16 57 52) 温泉フィギュアが直球過ぎてワロタ、買いましたとも -- 名無しさん (2016-08-17 18 11 56) これほんとすき -- 名無しさん (2022-01-14 09 44 07) 現役ハードかSteamに移植してほしい -- 名無しさん (2022-01-14 09 55 53) これとオデンはめちゃくちゃやりこんだわ -- 名無しさん (2023-01-19 19 05 22) 名前 コメント
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Lunatic brutal MUGEN rearranged by Mr.humi only 解説 男子禁制!女子会ランセレ!のみーご氏による大会第2弾。 キャラ製作者であるhumi氏が制作・改変したキャラのみで構成されている。 humi氏ならではの独特のセンスに溢れたキャラは必見である。 ルール 1R60秒、2R先取のシングルランセレ。 3敗すると脱落となるが、3勝すると1回だけ敗北猶予が+1される。 最後まで残ったキャラが優勝。 例外キャラ ランセレには、出場選手の他に例外キャラが5体存在する。 2試合出場すると立ち去り、総試合数が100試合になると全員消滅する。 出場選手が勝てる可能性は限りなく低いが、奇跡的に勝利すると無条件で敗北猶予が与えられる。 負けた場合も敗北としてカウントされない。 出場選手 カラーは記載のない場合1P 製作者は全てhumi氏 + 出場選手・44名 選手名 備考 蛟DCD4 12P、口坂氏sff修正パッチ適用 黒闇蛟 十五漢ジョンス 12P Mr.師範ピカ 12P Mr.師範ズ 12P Mr.師範MAX 12P 汚い師範 12P オヤシロ千枝 強化スイッチON、ストライカー自重OFFゲジマユスイッチON、一撃必殺の発動頻度低下 八宝斉 12P 片桐響 ボウケン 名無しのぽろろ氏パッチ適用、ブロッキング率500 マスタークリス 軟骨カレー氏パッチ適用強化レベル4、強化発動ライフ500 大門五郎 12P 置きロバート 強化スイッチON アテナ・タイプH 12P、常時回復なし 月志貴 12P、時間凍結を解除 七夜仮面 12P、アーマーモード2全ラウンドミヤコさま召喚 七夜戦隊 amaiba氏改変パッチ適用、回復スイッチON極死フェスティバルON、分身不死身化ON スタンド使い遠野 浮貴 12P、時間凍結を解除 ミヤコ・アレンジ・アビス ペナルティ・Pow強化・白レン追加・雷:ON強化・ペナ強化・覚醒・踏みつけ・本体proj:OFF 汚いシエル 3P、AI微改変 クレイジーロア デカレン 6P 死徒アルク レン邪 改変版、12P、一部記述変更 七夜トキ 2P、常時ゲジマユ追加 スカイライダー七夜 12P 通り魔七夜 タイムアップ回復なし、3ラウンド覚醒なし 聖帝空 amaiba氏改変パッチ適用、永続化なしステ抜けあり、Atomic Geyser強化あり クラークEX クレイジーアッシュ 激おこジョィンジョイン・トキィ ネガティブシン 12P ザ・柔道 不知火舞 12P イカ娘 ドロウィン氏版に改変パッチ適用、発光ON レミリア・ヴァニラアイス ふたりはプリキュア 改変版、超必発動時無敵追加 マスターシェルミー SF8豪鬼 12P 佐天さんレベル5 10P、軟骨カレー氏カラー追加パッチ適用雑魚氏AIパッチ適用、ストライカー召喚するように微改変自作ボイスパッチ適用 真田幸村(戦国BASARA) 7P P無界 + 例外キャラ・5名 キャラ名 備考 荒ぶる文 間桐桜BMW ダイボウケン ロリオロチ 強化スイッチOFF 野生七夜(野生のお兄ちゃん) 12P + おまけパート登場 キャラ名 備考 葛西 量産型パチュリー ダメ男ゲーニッツ ダメ男ゲーニッツV2 必死な禍忌 ミニヴァニラアイス 右代宮戦人 12P ベアトリーチェ hako ワムウ ミヤコさま 12P 闇人七夜 爆京 ウッキー 関連大会 男子禁制!女子会ランセレ! コメント 名前 コメント マイリスト
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coloe ラストエピソードのクリアデータをセーブ後、各キャラのクリアデータでキーブレード墓場の荒野に降りれるようになります。荒野で黒い光を調べると、ヴァニタスの思念と戦う事ができます。ヴァニタスの思念を倒した後は、テラとアクアで旅立ちの地の宝箱が回収できなくなります。 未回収の場合は、先に旅立ちの地の宝箱を回収しておきましょう。
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「どういう事です」 ウェザー・リポートとブラックモアはポンペイ遺跡の中を散策しつつ、情報交換を行っていた。 対ヴァニラ・アイス及びラバーソウルの対策を練っていく上で、まず問題となったのがラバーソウルの変身能力。 道中の会話から、なりすましを防ぎ、お互いを認識しあうため各々のパーソナルデータを交換すべき、と言う話になったのだった。 それがあればラバーソウルが化けても偽物か否か判断できる素材になる。 他に変身能力を持つ者がいてもおかしくないのだ。出来るだけ先に手を打っておく必要がある。 そのように提案したのはウェザーだった。 故に彼は自分の肩書き、参加者の中に自分や仲間と敵対していた人物がいるらしいことを話した。 それを受けて、ブラックモアは自分の職業及び直轄の人物がどういった人間かを明かした。 あくまで他人に知らせても良いぎりぎりの範囲の情報だが。 まず、彼の付き従う人物は、第23代アメリカ合衆国大統領。ここで双方に困惑が訪れた。 この話が本当ならば、ウェザーから見ればブラックモアは過去の人間、ブラックモアから見ればウェザーは未来の人間、ということになる。 お互いに嘘を付く利点が無いという理由から、おそらく荒木の能力で集められているのは同時代の人間ばかりではないらしいことを悟った。 改めて荒木のスタンド能力、その異質さにゾッとした二人だったが、そこまではまだ良かった。 その次にあげられた名前にウェザーが異を唱え、改めて場が混乱してしまう。 『ファニー・ヴァレンタイン等と言う合衆国大統領は聞いたことがない。』 そして冒頭のセリフがブラックモアの口から零れたのだ。 「第23代大統領はそのような名前ではなかったぞ。俺も歴代の大統領を全て覚えているわけではないが…。」 まさか自分の上司の名前を間違えるまい、といった様子ではあるが、ウェザーは疑惑の籠った目でブラックモアを見ている。 ブラックモアはしまった、と思った。自分は嘘はついていないが、余計なことで余計な疑いを持たれては…。 緊張しつつ、なるべく感情を出さないよう顔の筋肉を意識してウェザーと目を合わせる。 自分の思惑を読み取ったのかどうかは定かではないが、ウェザーの言葉が動揺を打ち消してくれた。 「いや、お前は嘘は言っていないだろう…嘘だとしてもお前のような策士が間違えるとも思えないし、ここで嘘をつくメリットも見当たらん。」 胸の内でひそかに安堵のため息をつく。彼が自分を知恵者と買ってくれていたことで助かった。 相変わらず表情を変えぬよう気を配りつつも、相手の次の言葉を待った。 「しかし、参加者名簿にあったな。”スカーレット・ヴァレンタイン”…関係があるのか?」 「はあ、ファースト・レディかと。同姓同名の別人でなければ。」 大統領夫人、という重要な人物にも拘らず、それに対するブラックモアの反応は全く持って淡泊だった。 違和感を感じたウェザーは、訝しげな顔で問うた。 「…探さないのか?上司の配偶者ならば…」 「生憎、私の職務の管轄外ですので。」 軽快に、どこか気楽ささえ漂わせながら、ブラックモアは答えた。 自分と所縁のあるはずの人間に対してこうも興味無さ気に答えられるものなのか。 ウェザーが寄せていた眉根に、さらに力がこもる。 ブラックモアのこういうところが不安点だ。同時に先ほどから垣間見える、その狡猾さも。 「……。いいだろう。なぜ大統領の名前がお前が居た時代と俺が知っている歴史で違うのか…全く見当もつかない。が、今は…考えないでおく。」 目下、やるべきことは他に山ほどある。 話を先に進めようと、ウェザーはブラックモアの職務内容を詳しく話すよう求めた。 本心から申し訳なさそうな様子を顔に昇らせ、困ったような声音でそれに答える。 「すいませェん…それは申し上げることはできません。何というか、種類としては…どちらかと言うと悪の領分でしょうか。あまりクリーンなものではありません。 まあ、そんなことは取るに足らない事ですがね…だから彼ら、とびきりの殺人鬼達にも取り入れたのでしょう。…何せ、私とて必死ですから。」 ぽつりと漏らされた言葉に、ウェザーははっとした様子で相手の顔をじっと見る。 その表情から何かが読み取れそうな気がした。 (こいつは、生き残る以上の目的が何かある。その為になら、危険な橋を渡ることをも厭わない目的が。) 今まで掴みかねていたブラックモアの人格の一端を今、見た。ウェザーはそう感じた。 薄く微笑みながら歩き続けるブラックモアは、聖なる遺体に思いをはせているのか、自ら忠誠を誓った人物を想っているのか。 ウェザーが自分の表情を見ていることに気が付いていない。 今が機、と判断し、ウェザーは今まで口にしなかった懸念事項を口に昇らせた。 先にヴァニラ・アイス襲撃という大きな戦いを控える今、疑惑を断ち切り、自分の考え全てをはっきりさせるべきと考えたのだった。 自分がここに連れて来られてから、初めて遭遇した死体のこと。 その死体が握り締めていた繊維屑のこと。 そしてその繊維は、ブラックモアの衣服の物と酷似していること。 語り終えたウェザーが、特に弁明を求めたわけではない。 だがブラックモアは自らの利益を考えてか、早々と口を開いた。 その発言は、自らの犯した殺人を認める体のものではあった。 「すいませェん…言い逃れはできませんね。その青年が私を殺そうとしたので、やむを得ず正当防衛を「嘘だな。」」 ブラックモアは立ち止まった。 予期せず素早く、確固たる意志で示された否定の言葉。至上の言い訳と思ったのだが。 (真実に嘘を混ぜれば、嘘はばれ難い、はず……) 彼は戸惑う。心音が大きくなる。信用を失ったか、攻撃されるのでは?という懸念が頭の中をアラーム音のように駆け巡る。 自分達の周りでは、地面に染み込み続ける雨粒の、優しい、ごく小さな音だけが響いている。 ウェザーが先ほどまで北上させていた雨雲は既に解除している。 消耗が激しい中、今自分達が襲われると対応の遅れにつながりかねないためだった。 今は襲撃者に対応できるよう、自分達の周り、最小限の範囲で小雨を降らせる雨雲を維持しつつ移動している。 何よりもこの雨を止められてしまえば彼には何の対応もできない。 だが、今は聞くべきことを聞く。 相手を論でねじ伏せることができれば、同盟を結んだ時のように無益な争いを起こす事もない。 焦るな、と自分自身に言い聞かせつつ、ブラックモアは口を開いた。 「…なぜそう思われますか?」 「『尤もらしすぎる』…これが理由だ。勘と言ってもいい。まあ死体の状態も鑑みてだが。 俺の持つこの繊維が、お前の衣服から千切り取られたものだと完全に証明することはできないが、お前の正当防衛を証明する手段もない。」 ブラックモアと同様に立ち止まったウェザーは低い声で答える。 囁く様な彼の声は、柔らかく地面に染み込む雨音と同時に、確かな確信を含んでブラックモアの耳に届く。 「おそらくお前が一方的に襲った。俺はそう考えている。しかし、俺はお前を攻撃しない。死亡していた男には仇を取ると誓った…。 だがお前はエンポリオと早人を助け、殺人鬼だらけのこの同盟を恐るべき手腕でまとめあげた。」 「…お褒めに与り。」 ウェザーの言葉を受け、ブラックモアは片足を後ろに引くと優雅な動作で礼をした。 肯定も否定もせずにいるのは、後のウェザーの出方を伺っているのか、単に成す術がないだけか。 ウェザーは計りかねながらもさらに己の言葉を吐き出し続ける。 「茶化すんじゃあない。それで殺人が帳消しになると言っているわけではない。 だが、お前は見境なく殺人を犯すようなゲスとは違う…。悪を悪と認識できる。俺の考える『最悪』とは違う性質を持っている。」 「…そうですか。いや、自分のことを改めて言われるとわからなくなるものですねぇ…。」 「…生き残る、さらにその先の目的が何かあるのか?お前の行動は何か大きな目的の為のものか?内容を話せとは言わない。とにかく俺はお前を攻撃しない。今は、な。」 聖人の遺体を集めるという自分の目的を話すつもりなどさらさらなかったが、ウェザー・リポートが物分かりの良い人間で助かった。 ブラックモアは内心ほくそ笑む。 彼のスタンド能力こそ自分に必携のもの。 件の殺人はほぼばれてしまったが、今は攻撃しないという彼の言葉にウソはないだろう。 動機に対する明言は避けさせてもらう事にしよう。 「ハイ…どうも、感謝いたします。目的がある…まあ、そんなところですとだけ言っておきましょう。」 子供の安全確保のために成すべきことがある今の状況下、ヴァニラ・アイスを倒すまでは自分達の仲違えなど無益の極み。 駅舎襲撃時には嫌でも共同戦線を敷くことになるのだ。その中でならさらに強固な信頼を得ることもできよう。ブラックモアにはその自信もある。 差し当たっての行動の為、自ら率先して行く先を提案する。 「ところで、現在地はG-5という事になりますが、当面はマップ上のこのマス内を隈なく散策、という事でよろしいですか?」 「ああ…駅襲撃は時間的にも余裕をもって進めたい。あまり離れずにいよう。誰か、ゲームに乗っていないマトモな人物と接触できれば最良だが…。」 話し合いつつも、ウェザーは迷い続けている。 (だがおまえから”善”の要素を読み取ることもできない。出会った当初に感じた悪意は、まだ間違いなくお前の内にある。 目的を持ち、自らを悪と認識しているものに、俺はどう出るべきか…?) ブラックモアが取るのは確固たる意思の上に成り立った行動。 だが問題なのは殺人を厭わないその人間性だ。 彼の心は正しい場所にあるのだろう。憂慮すべきは彼の頭の方だ。 だが今は共闘体制を敷くことに異存はない。むしろ関係を強化しておくべきだ。 「それからまた提案だが…。さらに素早くお互いが本物であることを確認するために、合言葉を決めるというのはどうだ?」 「ああ、それは良い考えです…何か言葉がお決まりですか?」 ウェザーは軽くあごに手を当て、考えるような素振りをしながらブラックモアの顔を覗き込んで言った。 「『悪魔に首を懸けるな』…これでどうだ。」 「…わかりました。では、移動開始でよろしいですかねぇ…。」 二人は再び歩き出した。お互いの間に流れる信頼にもならない、敵対心にもならない、奇妙な空気をそのままに。 「さらにヴァニラ・アイスについては、ウェザー・リポート、いかがお考えですか?」 一つ議題が片付き、もう一つのさらに厄介な問題を解決するため、ブラックモアがウェザーに考えを促す。 まっすぐに眼前を見据えて歩いているウェザーは、目線を一瞬ブラックモアに流し、述懐した。 「能力が最大の難点である以上、不意打ちで即死させるのが最上だろうな。つまりは暗殺だ。」 これを聞いたブラックモアは、ほう、といった風に目を開き、斜め下、地面を見つめて考えるような挙動を示しながら賛同した。 「暗殺…成程。では駅舎の地形、相手の位置を予め詳しく知る必要がありますね。」 「そうだな。早人がいる分、我々は動きにくいと言わざる負えない。放送まであと3時間強…早めに駅に行きたいが、今は時間をおくべきだ。」 「そうですねえ…一先ずはお仲間になっていただけるような人物と接触したいものです。」 具体案がはっきりと決まらず、2人にはもや付いた気分が残る。 しかしなんといっても焦って先走った行動をとり、自らの首を絞めることだけはあってはならない。 この点、2人の認識は一致していた。 会話が終わり、さらに数歩歩いてから、ブラックモアは支給品のペットボトルを取り出した。 ふと先ほどの好奇心を抑えきれずに質問する。 「ああ、そうそう…この容器は何という材質ですか?初めて見ます…軽くて、ガラスのように割れたりしない。」 「……、それはプラスチック。合成樹脂と言って……」 降りしきる小雨の中に、歩く2人の背が霞んでゆく。 彼らは止まることを知らない。 お互い思うように進みそうで進まない苛立ちと、焦る気持ちを控えようともがく理性に、心を翻弄されながらも。 【G-5/1日目 午前】 【ブラックモア】 [時間軸]:ジャイロの鉄球が当たって吹っ飛んだ瞬間 [状態]:左腕にかすり傷 [装備]: 一八七四年製コルト [道具]:支給品一式、予備弾薬(12/18)不明支給品1~3(本人は確認済み) [思考・状況] 基本行動方針:優勝する。 0.G-5のマス内を散策。協力者を募る。駅には早めに戻って、その場の状況確認をする。(”早め”の程度は後の書き手さんにお任せします。) 1.ウェザーの信頼を得ることを第一に考え行動する。その際に生ずる損得を含めて。 2.第二回放送時にサンタ・ルチア駅を襲撃する。ただし無理はしない。 3.早人救出作戦を考える。場合によってはウェザ-と相談する。 4.七人の同盟をまもるかどうか、場合によってはウェザーと相談する。 5.20時にDIOの館に向かう…? 6.早人が用済み(ウェザーの信頼得た後ならば)になったら始末する。 7.名簿にある“ツェペリ”“ジョースター”“ヴァレンタイン”の名前に注目 8.遺体を捜す 9.傘が欲しい…。 10.ラバーソウルは見つけ次第対応する、Jガイルとアンジェロはしばらく放置 11.駅周辺を移動して仲間を探しつつ、対ヴァニラの作戦を考える 12.大統領の名前が違う?訳がわからない。が、今は考えないでおく。 [備考] ※名簿はチェック済みです。一通り目を通しました。"ツェペリ""ジョースター""ヴァレンタイン"の名に警戒と疑問を抱いてます。 ※時代を越えて参加者が集められていると考えています ※ブラックモアがほかの七部の参加者をどのぐらい知っているかは不明です。→スカーレットが大統領夫人であることは知っていたようです。 ※エンポリオからは情報を聞き出せませんでした。 ※支給品一式をJ・ガイルに譲りました。ウェザーリポートにはばれてません。(二つ持ってたことも渡したことも) ※J・ガイル、アンジェロのスタンドについては理解し切れていません。水、及びそれに順ずるものを媒介とするとだけ把握しています。 ※ヴァニラアイスの能力を把握してます 【ウェザー・リポート】 [時間軸]: 12巻、脱獄直後 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:支給品一式、不明支給品1~3(本人は確認済み)、黒い糸数本 [思考・状況] 基本行動方針: とりあえず殺し合いには乗らない。襲ってきた相手には容赦なく反撃する。 0.G-5のマス内を散策。協力者を募る。駅には早めに戻って、その場の状況確認をする。(”早め”の程度は後の書き手さんにお任せします。) 1.早人の安全を確保したい。 2.第二放送時に駅を襲撃する 3.ブラックモアを警戒。 4.20時にDIOの館に向かう…? 5.早人救出作戦を考える。場合によってはブラックモアと相談する。 6.七人の同盟をまもるかどうか、場合によってはブラックモアと相談する。 7.エンリコ・プッチを警戒 8.ラバーソウルは見つけ次第対応する、Jガイルとアンジェロはしばらく放置 9.駅周辺を移動して仲間を探しつつ、対ヴァニラの作戦を考える 10.ファニー・ヴァレンタインなどという大統領は聞いたことが無い。ブラックモアが嘘をついているとも考え難い。 …一体どういうことだ? [備考] ※男(ロメオ)を殺したやつを探す。相手次第で始末する→ブラックモアだという事が自白により確定。だが今は手を出さない。(早人救出を優先するため) ※時代を越えて参加者が集められていると考えています。 ※北上させていた雨雲は解除しました。今雨が降っているのは、2人の周り、最低限の範囲です。 (”最低限”の程度は後の書き手さんにお任せします。急な戦闘に備えて降らせています。 ) ※名簿はチェック済みです。一通り目を通しました。早人と情報交換しました。 ※黒い糸はブラックモアの服からちぎりとったものです。 ※ブラックモアは生き残るだけではなく、さらに先の目的が何かある事を知りました。内容(遺体を集めること)までは知りません。 ※ヴァニラアイスの能力を把握してます 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 86 忍び寄る気配 ウェザー・リポート 144 偉大なる死 その① 86 忍び寄る気配 ブラックモア 144 偉大なる死 その①