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何故ジャイアンがいないのか・・・・・・その理由は数時間前の会話まで遡らなければいけない。 ドラ「ではまず、どうやってロケット団と戦うかだけど・・・」 ジャイ「ちょっと待ってくれ!話があるんだ。」 ドラ「何だいジャイアン?言ってごらんよ。」 ジャイ「俺はこのロケット団の戦いに参加せず、この町に居ようと思う・・・・・・」 全員が驚き、長い沈黙が続く・・・・・・静寂を切り裂くように口を開いたのは出来杉だった。 出来「剛田君、つまりそれは“逃げる”ということかい?」 ジャイ「違う!そんなんじゃない!」 ジャイアンが顔を真っ赤にして反論する。 出来「じゃあ理由を説明してよ。このままじゃ皆納得がいかないだろうからね。」 ジャイ「わかった・・・・・・実は俺はロケット団に連れて行かれるとき、奴等の幹部を見たんだ。スネ夫は奴を“ミツキ”とか呼んでた。奴は俺をロケット団にスカウトした。」 全員「!(ジャイアンがロケット団に誘われていたなんて。)」 ジャイ「もちろん俺はその話を断ったさ、そして奴の怒りをかって捕まった。その時、俺は奴にビビって腰を抜かしていた。俺はそれが悔しかった!」 ジャイアンが腰を抜かすほどの人物ミツキ。顔も知らないのに、皆は彼に恐怖を覚えた。 ジャイ「だから俺はここに残って、ここのジムや周辺で修行したい。そしてもう奴に、いや、誰にもビビらないように強くなりたいんだ!」 ロケット団と戦うのに戦力を1人失うのはキツイ・・・・・・だがジャイアンの瞳に強い決意を感じ、彼らは4人で戦うことを決めた。 ジャイ「本当にすまない・・・じゃあな。」ジャイアンはセンターから出て行った。 その後計画を立て、彼らは一晩をセンターで明かしてから朝コガネへ行き、今に至る・・・・・・という事だ。 まずは計画通り、のびたが塔に入っていく。そのちょっと後にドラえもん、続いてしずかの順番で塔へ入る。出来杉は外の見張りで緊急事態には突入する。 最初に塔に入り、現在3階で団員と戦っているのびたは昨日の会話を思い出していた・・・・・・ ドラ「それじゃあまずどうやって攻めるかだけど、だれか意見はないかい?」 すぐに出来杉が言葉を発した。 出来「4人で一斉に入っていくのはダメだと思うんだ。目立っちゃうし、一気に捕まえられたらおしまいだからね。」 ドラ「なるほど。じゃあどうやって入っていこうか・・・」 出来「まず1人が行き、しばらくしてもう1人、2人と行くのがいいと思うよ。残った1人は外で周囲の様子を見ながら緊急事態に備えるという事で・・・・・・」 ドラ「うん、いい案だ。それじゃあ、まず最初には入っていく人を決めなきゃならないね。誰かやってくれる人はいないかい・・・・・・」 とたんに長い沈黙が訪れた。最初に行くのは一番危険で、リスクも大きい。誰だって抵抗があるのだ・・・・・・とその時、のびたが手を挙げた! のび「あの・・・その・・・僕が・・・・・・僕が行くよ!」 張り詰めた空気を切り裂いたその一言に全員が驚いた。まさかあの弱虫のびたがこの役目に立候補するとは思わなかったからだ。当の本人までもが驚いている・・・ 今ならのびたには何故あの時あんなことが言えたのか分かる。この冒険の様々な体験・・・・・・ジャイアンに負けて悔しかったこと、初めてジム戦に勝って嬉しかったこと、 しずかちゃんと旅できたこと、ポケモンたちが進化していったこと、海で溺れ死にそうになったところを仲間が助けてくれたこと・・・等の体験、そしてのびたを支えてくれるポケモンたちと仲間たちが自分に勇気をくれたのだ。 皆の思いを胸に秘め進んでいくのびたは遂に最上階の5階まで辿り着いた。 294 名前:金銀物語 ◆AoT8KYCnWo [sage] 投稿日:2006/12/25(月) 20 55 39 ID ??? ラジオ塔最上階、ここまで辿り着いたのびたの目の前に、局長と思われる太った人物が立っていた。 のび「局長さん!ご無事でしたか!」 局長「ん、君は?」 のび「僕は野比のびたと言います。あなたの味方です!早速ここから脱出しましょう。」 すると突然局長が狂ったように笑い出した。 局長「ククク、ハーハッハハハ!ロケット団も落ちたものだな。こんなガキにここまで進入されるとは・・・」 のび「お、お前は何者だ!」 ???「俺の名はゼンジ、ロケット団3幹部の1人だ!(まあ3人で一番格下なんだが)」 局長の服を脱ぎ捨てたゼンジはロケット団のコスチュームをまとっていた。 のび「か、幹部だと!上等だ、いざ勝負!」 ゼン「ハハハ、俺にたてついたことことを後悔するがいい!」 ゼンジとのびたの勝負が始まる。本当はここで戦うのはただの雑魚トレーナーだったことなど金銀未プレイののびたが知るわけない・・・・・・ のびたはヨルノズクを、ゼンジはスリーパーを繰り出した。 ゼン「スリーパー、催眠術だ!」だがヨルノズクはまったく動じない。 のび「ヨルノズクは特性の“不眠”で眠らない、残念だったね。こっちも催眠術だ。」 だが、スリーパーも眠らない。そう、スリーパーの特性も“不眠”なのだ。 ゼン「ガキめ!さっきの言葉をそのままお返しするぜ。」 のび「くそ、ならエアスラシュだ。」だがあまり効いていない。 ゼン「スリーパーの特防の高さを知らないのか・・・金縛りだ!」 のび「金縛りだと、そんなぁ。」 ゼン「これで貴様のメイン技は使えない。毒ガスだ!」 毒ガスを浴びたヨルノズクは苦しんでいる。 のび「くそ、短期決戦に持ち込むしかないな・・・ヨルノズク、例のあれしかないぞ!」 ゼン「“例のあれ”だとぉ?何も起こらないじゃないか。やけでも起こしたかぁ?まあいい。その馬鹿がボーッとしてる間にサイケ光線で倒しちまえ!」 のびたが言葉を発してから動かなくなったヨルノズクに何度もサイケ光線が何度もヒットする。毒のダメージもあってヨルノズクは倒れかけだ。だが、ヨルノズクがいきなり羽を広げ、不敵な笑みを浮かべた。すると、のびたも笑い出した。 のび「準備ができたようだね・・・行くぞ!ゴッドバードだ!」 ゼン「ゴッドバードだとぉ!まさかさっきまで力を溜めてたのか・・・」 物凄いスピードでスリーパーに飛行タイプ最強の技が命中する。スリーパーは一撃で倒れ、ヨルノズクも溜まったダメージと毒のダメージで倒れた。ここまでは五分五分だ。 続いてのびたはエテボース、ゼンジはマタドガスを繰り出した。 のび「早速行くよ。高速移動から、ダブルアタック!」2回目は急所に当たった。 ゼン「くそ、ヘドロ爆弾だ!」だが素早く動き回るエテボースにまったく当たらない。 のび「いいぞ!もう一度ダブルアタック。」 ゼン「くそ、ちょこまかしやがって。煙幕だ。」 煙幕でエテボースは視界を遮られ、慌てて動きを止めてしまった。 ゼン「今だ、毒ガス。」先程と同じくエテボースも毒状態になった。 のび「くそ、また毒か・・・」 ゼン「後は貴様のエテボースが毒で死ぬのを待つだけ!煙幕をもっとだせ。」 のび「(命中率を下げようということか)甘いね。スピードスターだ。」 エテボースのスピードスターは煙幕の中のマタドガスに正確に命中する。 ゼン「(スピードスターは絶対必中の技・・・)くそ、小賢しい!」 のび「今ので場所がわかった、ダブルアタックだ。」 この一撃でマタドガスは瀕死寸前まで追いやられた。 のび「よし、勝てるぞ。」 だがゼンジは不適に笑っている・・・ のび「何がおかしい!ダブルアタックで止めを刺せ!」 エテボースが攻撃しに近づいてきた時、ゼンジは仕掛けた。 ゼン「今だ、大爆発!」 眩い光が当たりを包む。光が消えた頃にには、どちらのポケモンも倒れていた。だが建物への影響はまったくない。 ゼン「安心しろ。威力を抑えてやったからな。この塔を壊すわけにはいかないし・・・」 お互いもうポケモンは1匹しか残っていない。これが最後の勝負だ。 のび「ヤドキング、頼んだよ。」 ゼン「リングマ、出て来い。切り裂くだ。」 先手をとったリングマの切り裂くが命中し、ヤドキングは半分程のダメージを受けた。 のび「な、なんて威力だ・・・のろいで能力を上げろ。」 ゼン「能力を上げてる暇なんてあるのかぁ?切り裂きまくれ!」 のろいを使用してひたすらじっとしているヤドキングをリングマが容赦なくきりさいていく。ヤドキングは今にも倒れそうだ・・・ ゼン「ん、まだ死なねぇのか。しぶといな・・・・・・何!」 ゼンジの前には無傷の元気なヤドキングがいた。ゼンジは驚愕した。 ゼン「そんな馬鹿な!あれ程攻撃したのに・・・」のびたが嬉しそうに答える。 のび「“眠る”で体力を回復させてもらったのさ。」 ゼン「なるほど・・・でも、なんでこんなに早く起きてるんだ!」 のび「この“カゴの実”を持たせていたのさ。こいつがあればすぐ起きられるからね。さぁ止めだ。ヤドキング、思念の頭突き。」 のろいで攻撃力を上げまくっていたヤドキングの強力な技でリングマは一発KOされた。のびたの勝利だ! ゼン「そ、そんな馬鹿な・・・この幹部の、幹部の俺様が!こんな小僧に!」 そこにドラえもんとしずかも現れた。 ドラ・しず「のびた君!(のびたさん!)無事だったのか・・・」 のびたはドラえもんとしずかに、ゼンジが局長に化けた幹部で、自分がゼンジを倒したことを説明した。幹部を倒したのびたを2人は誉めまくり、のびたはすっかり上機嫌だ。 だが今やるべきことをのびたは思い出した。 のび「さぁ、話してもらうよ。本物の局長はどこにいるんだ!」 のびたはゼンジを問いただした。意外とゼンジはあっさり話してくれた。 ゼン「どうせもう俺はここにはいられない・・・・・・よし、教えてやるよ。局長は現在コガネ百貨店の地下に隠されている。そこには地下通路の閉ざされた扉からしか行けない。もちろん鍵が必要だ。俺が持ってるのをやるよ。」 のび「なんかあっさり話してくれたね。鍵までくれて・・・よかったのかい?」 ゼン「ああ。俺も久しぶりにいい勝負ができて嬉しいし、敗者が勝者の言うことを聞くのは当然だ・・・・・・ってあれ?」 のび「どうかしたの?」 ゼン「・・・鍵が・・・・・・無い。たしかにこの団員服の尻ポケットに入れておいたはずなのに・・・・・・」 のび・ドラ・しず「な、何だってー!」 3人が驚いている時、窓の外、ラジオ塔の入り口付近にはゲンガーと笑みを浮かべる出来杉の姿があった・・・ 出来「ご苦労だったね、ゲンガー。さあ、早速泥棒なんていらない技は忘れて気合球を覚えようか・・・・・・」 出来杉の手にはゲンガーから渡された地下通路のカギが握られていた・・・・・・ 現在の状況 のびた ラジオ塔最上階 手持ち ヤドキング(40)ヨルノズク(37)エテボース(38) ドラえもん ラジオ塔最上階 手持ち ライチュウ(36)ラッタ(33)ヌオー(34)トゲチック(33)ウソッキー(32) ジャイアン チョウジタウンで修行中 手持ち ???? スネ夫 詳細不明 しずか ラジオ塔最上階 手持ち エーフィー(35)バタフリー(33)デンリュウ(34)キュウコン(33)マリルリ(31)キリンリキ(29) 出来杉 ラジオ塔入り口前 手持ち〔前回と同じ〕 メガニウム(34)ピジョット(36)ゲンガー(36)フーディン(37)ブラッキー(33) ついでに今回出た敵のデータ ゼンジ ロケット団3幹部の1人、実力は3人で一番下。バトル好きの熱血漢 手持ち リングマ(38)マタドガス(41)スリーパー(36) 少し前の事、のびたがゼンジと戦っていた最中、出来杉はゲンガ-に技マシンで「泥棒」の技を覚えさせ、その技を使ってゲンジから地下通路の鍵をこっそり盗み出した。 出来(とりあえず僕がいきなりカギを持っていて局長を助け出したら怪しまれるだろうな。ここは一度連絡をとって適当に報告しとくか・・・) そう思って出来杉はドラえもんのポケギアへ電話した。 ドラ「もしもし、ん、出来杉か。何の用だい?」 出来「実はさっきラジオ塔の近くでこの町の地下通路の扉の鍵を拾ったんだけど・・・」 ドラ「何だってー!あの幹部、尻ポケットなんかに入れておくから・・・ブツブツ。」 出来「何のことだい?」 ドラ「いやー、これには深い訳があって・・・・・・」 ドラえもんは出来杉に、のびたが幹部のゼンジを倒した事や地下に局長が閉じ込められていること、ゼンジが尻ポケットに入れておいた地下通路の鍵を落としてしまった事、 そして今出来杉が持っている鍵こそがそのゼンジが落とした鍵であること等を説明した。出来杉は驚いたフリをしておいた。 ドラ「それじゃあどうする?皆で一斉に地下通路に乗り込むてもあるけど・・・」 出来「いや、君たちはさっきの戦いで疲れているだろう。特にのびた君は・・・だから、君たちはポケモンセンターで一度ポケモンを休ませてくるといいよ。地下通路は僕1人で行く。」 ドラ「ひ、1人で!大丈夫なのかい?」 何度も不安がるドラえもんを強引に説得し、出来杉はなんとか1人で地下通路へ行くことに成功した。 ドラ「そういえば、何でそれが地下通路の鍵って分かったんだい?」 出来「え、ええとそれは・・・そうそう、鍵に“地下通路扉用”って書いてあったんだ。」 ドラ「ふーん、そうなの。ハハ、あの幹部らしいや・・・」 ドラえもんはそれ以上の追求はしなかった。 出来(危ないところだったよ・・・) 何とか危機を脱した出来杉は、地下通路へと向かった。 地下通路の敵は出来杉の相手にならなかった。出来杉は物凄い勢いで地下通路を進んで行き、あっという間にコガネ百貨店地下倉庫にたどりついた。すぐ1人の団員が出来杉を発見した。 下っ端「む、何だ貴様は!」 この団員も20秒後にはやられてしまった。 倉庫をアイテム回収しながら進んでいった出来杉は、遂に局長の下へ辿りついた。局長は縄で縛られて動けないようだ。 出来「局長さんですか!」 局長「フゴ、フゴフゴゴゴッ(口にガムテープを貼られている。)」 出来「待っててください。今縄をほどきますから・・・」 局長は縄とガムテープから解放された。 局長「君、本当にありがとう!もうなんといったらいいか・・・」 出来「例を言うのはまだ早いですよ。局長室にまだ彼らの中心人物が残っているはずです。」 局長「驚いた!何故それを知っているんだい?」 出来「それは“秘密”ということで・・・(まあゲームで知ってるからね。)」 局長「まあいい。では、私はどうすればいいんだ。」 出来「騒ぎが収まるまでここにいてください。とりあえず奴等のところへ行くためにカードキーを頂きたい。」 局長「わかった。ではこれを・・・」 カードキーを受け取った出来杉はラジオ塔へと走っていった。 1人残された局長は先程の事について考えていた。 局長(驚いたな。まさかあんなに幼い少年が1人でここまでくるとは・・・賢そうないい子だった。でもどことなく恐ろしいものを感じた、それも事実だ。) ポケモンセンターにいたのびたたち3人は、地下通路から戻ってきた出来杉にカードキーを渡され、残った敵を倒してきてくれと頼まれ、ラジオ塔に戻ってきた。 ちなみに出来杉は「地下通路での死闘でポケモンがボロボロなので回復させたい。」といってセンターに残った。これももちろん嘘なのだが、何も知らない3人は、 「1人で危険と分かっていて地下通路に乗り込んでいくとはなんて勇敢なんだ。」 と彼を褒め称えた。 早速カードキーを使って一部の人間しか入れない場所にいった3人は、局長室を目指して駆け出した。だが、3階で彼らの目の前に1人の女が立ちふさがった。 女「おっと、これより先にはいかせないよ?新しいボスのためにもね。」 ドラ「誰だお前は!」 女「私はロケット団3幹部の1人、ユリカよ。」 幹部の女、ユリカは勝負といわんばかりにボールを取り出した。とその時、しずかも同じようにボールを取り出して構えていた。 しず「のびたさん!ドラちゃん!ここは私に任せて先へ進んで。」 2人は少し戸惑ったが、この場はしずかに任せることにしてさきへ進んだ。残されたのはしずかとユリカのみとなった。 ユリ「私と1対1で戦おうなんて、なかなか度胸があるじゃないの。気に入ったわ。」 しず「あなたに気にいられたくなんかないわ。早速勝負よ!」 ユリ「さて、その度胸がいつまで続くか見てみるか・・・・・・」 しずか対ユリカの勝負が始まった。 のびたとドラえもんは局長室の1つ前、4階まで来ていた。だが、ここでもやはり障害が立ちふさがった。ロケット団幹部、ミツキがいる。 のび「あの人がジャイアンの言ってたミツキって人・・・う!」 のびたもミツキが放つ禍々しいオーラにビビッている。そしてミツキの横にいたのは・・・ のび「ス、スネ夫!」そこにはかつての友人、スネ夫の姿があった。 スネ「ようのびた。ハハハハ!」狂ったような笑みをスネ夫が浮かべる。 のび「ドラえもん、ここは僕に任せて君は上の階へ行くんだ!」 スネ「おっと、そうはさせないよ。」 階段の前にスネ夫のヘルガーが現れ、道を塞いでいる。 のび「くそ、どうすれば・・・・」 ???「ギャラドス、破壊光線!」 その時、どこから強力な攻撃がヘルガーに向かって飛んできた。ヘルガーはなんとか避けた。 スネ「誰だ!僕の邪魔をするのは・・・」 ???「のびた、ドラえもん助けに来たぜ。遅れてすまん。・・・よう、スネ夫。」 そこに立っていたのはあの男・・・・・・ のび・ドラ「ジャ、ジャイアン!」 ジャイ「ドラえもん、ここは俺とのびたに任せて先に行け!」 ドラ「うん、わかった。」 ドラえもんは1人、最上階へと向かっていった。 4階では、ジャイアン&のびたとスネ夫&ミツキが向かい合うように立っている。 のび「ジャイアン、助太刀ありがとう・・・でも、出来ればもっと早く着て欲しかったよ。」 ジャイ「おう、すまんすまん。まあヒーローは遅れて登場するものだからな。ガハハハハ!」 その時、今まで一言も喋らなかったミツキがついに口を開いた。 ミツ「無駄話はその辺にして、さっさと始めないか。どうやら私たちだけだなく貴様らも急いでいるようだからな・・・」 ジャイ「おう、早速始めようぜ。ところで、お前らの手持ちは何体いる?」 スネ「ふざけるな!そんなこと教えるわけ ミツ「俺は4体、こいつは5体だ。そうだろ?」 スネ「は、はいその通りです。(何故素直に教えるんだ。まったくよく分からない奴だ・・・)」 その会話を聞いたジャイアンは、突然のびたにボールを1個渡した。 ジャイ「そのポケモン、貸してやるよ。これでどっちの手持ちも5・4体の合計9対9だ。じゃあ、始めようか!(ヤナギの爺さんのところで徹夜で修行した成果を見せてやる・・・・・・)」 ジャイアン&のびたVSスネ夫&ミツキのダブルバトルが始まった。 最上階へ遂にたどり着いたドラえもん、その目の前にいたのは意外な人物だった。 ドラ「君は・・・ブラックか?」 そう、ドラえもんの目の前にいたのは間違いなく、焼けた塔の一件以来顔を見ていなかったブラックだ。彼はふてぶてしく局長の椅子に座り、まるで皇帝のような服を着ていた。 ドラ「何故君がここにいるんだい?」だが、ブラックの答えはドラえもんの予想を遥かに超えていた。 ブラ「それは勿論、この俺様がロケット団の新総裁だからさ。ハハハハハ!」 ドラ「馬鹿なそんなことって・・・いつからこうなってたんだい?」 ブラ「因縁があるお前には特別に教えてやるよ。事の始まりはお前にウバメタウンで負けた時だ。」 ドラ「あ、あの時か・・・」 ブラ「あの時、お前に敗れた俺の前にミツキが現れ、実は俺はロケット団の前総裁、サカキの子供であることを告げ、俺に次期総裁になる権利があると言ってきた。」 ドラ「君が・・・あのサカキの息子・・・・・・」 ブラ「俺は奴にロケット団に入る気はない、と言った。だが奴はこんなことを言ってきた。〔あなたのような弱い人に、この組織を継いでもらう気など最初からありませんよ・・・〕とな。この言葉は俺のプライドに火をつけ、俺は自分のポケモンを鍛えまくった。 いつしか俺の中ではロケット団を継ぐことが目的になっちまったのさ・・・・・・」 ドラ「・・・・・・・・・」 ブラ「そして、遂にミツキすら及ばない力を手に入れた俺は、晴れてロケット団の新総裁として迎えられた。今思うと俺はミツキにうまく操られていた。だがそんなことはどうでもいい。今の俺の頭にあるのは、俺の力でロケット団を最強の組織にすることだけだ!」 ドラ「そうかい・・・なら君のその願いは、僕が断ち切ってみせる!(僕がここまで来るのに犠牲になってくれた皆のためにも、今ここで、こいつを倒す!)」 ブラ「フン。どこまでも俺様の邪魔をするようだな。さあ、バトルだ!」 ドラえもんとブラック、因縁の戦いが今始まる。 現在の状況 のびた ラジオ塔4階、ジャイアンと共にスネ夫&ミツキと交戦中 手持ち ヤドキング(40)ヨルノズク(37)エテボース(38)オニドリル〔ジャイアンから借りている〕(36) ドラえもん ラジオ塔局長室、ブラックと交戦中 手持ち ライチュウ(36)ラッタ(33)ヌオー(34)トゲチック(33)ウソッキー(32) ジャイアン ラジオ塔4階、のびたと共にスネ夫&ミツキと交戦中 手持ち オーダイル(40)ハガネール(35)カイリキー(38)カイロス(34)赤いギャラドス(37) しずか ラジオ塔3階、ユリカと交戦中 手持ち エーフィー(35)バタフリー(33)デンリュウ(34)キュウコン(33)マリルリ(31)キリンリキ(29) 出来杉 ??? 手持ち メガニウム(37)ピジョット(36)ゲンガー(38)フーディン(38)ブラッキー(37) 敵のデータ ブラック ロケット団の新総裁でサカキの息子。赤髪の少年。 手持ち ??? ミツキ ロケット団3幹部の最強の男。ロケット団の管理も全て行っている。前ボスサカキを崇拝しており、ロケット団の完全復活を目論んでいる 手持ち ??? ユリカ ロケット団3幹部の1人、計算高い。ロケット団の歴史史上初の女性幹部。 手持ち ??? スネ夫 ロケット団の新幹部にしてスロットの名人。リーゼント風の髪型をした少年。かつてはのびたたちの友人だった・・・ 手持ち ??? ~3階、しずか対ユリカ~ しずかはユリカに押されていた。バタフリーとキュウコンが連続でユリカのドンカラスに敗れ、続くデンリュウでなんとか倒した、というところだ。 ユリ「タイプの相性があるとしても、私のドンカラスを倒すなんて・・・なかなかやるじゃない、貴女。」 しず「あまり見くびらないでもらいたいわね。(強い!ドンカラス1匹にあそこまでてこずるなんて・・・)」 続いてユリカが出したグランブルの噛み付くでデンリュウもやられ、しずかの手持ちは残り3匹となった。 しず「(マズイ、ここで流れを変えないと・・・)マリルリ、がんばって。」 しずかは今まであまり出番がなかったマリルリを出した。 しず「捨て身タックルよ!」 ユリ「力勝負でグランブルに勝てると思ってんの?こっちも捨て身タックル。」 2体が激しくぶつかりあった。立っていたのは・・・しずかのマリルリだ! ユリ「そんな馬鹿な!力でもレベルでもこっちの方が上のはず。」 しず「たしかに能力上ではそっちの方が断然上だった・・・でも、マリルリには“力持ち”という攻撃力を2倍にできる特性があるのよ。」 ユリ「そ、そんな凶悪な特性が・・・・・・まあいいわ。出てきなさい、ラフレシア。」 ユリカが次に出してきたのはラフレシアだった。 ~4階、ジャイアン&のびた対スネ夫&ミツキ~ のびたが最初に繰り出したのはジャイアンに借りたオニドリル。ジャイアンはギャラドス、スネ夫はドククラゲ、ミツキはグライオンだ。 のび「(オニドリルの技で強そうなのは・・・)オニドリル、空を飛ぶだ。」 ジャイ「そんな事呑気にやってたら、俺1人に攻撃が集中するじゃないか!」 のび「え、そうなの?」 スネ「ダブルバトルの戦い方も知らないのか。ドククラゲ、バリアーで能力を上げろ。じゃあミツキさん、後はよろしく。」 ミツ「・・・グライオン、ギャラドスに雷の牙だ。」 効果4倍の攻撃で、ギャラドスは倒れた。ちなみにこのグライオンは遺伝技で雷、氷、炎の3種全ての牙技を習得している。」 のび「ジャイアン、ごめん・・・・・・(な、殴られる!)」 だがジャイアンはのびたに何もしなかった。 ジャイ「ドンマイドンマイ。これからはもっとお互いの呼吸をあわせていこうぜ!」 のび「う、うん。(今日のジャイアン、どこかおかしい・・・) ジャイ「まだまだここからだ!出て来いハガネール!グライオンにストーンエッジ!」 ミツキ「く、一度戻れ。」 ハガネールの攻撃はグライオンに致命傷を与えた。変わりに出てきたのはマニューラだった。だがそこに・・・ のび「マニューラに空を飛ぶ攻撃!」 オニドリルの強烈な一撃が当たり、マニューラはいきなり倒れかけとなった。一方のスネ夫はというと、 スネ「もう一度バリアーだ。」 まだ能力向上に励んでいたのだった。 ミツ「あまり調子に乗るなよ・・・オニドリルに冷凍パンチだ。」 もちろん一撃でオニドリルを倒した。 ジャイ「まだまだぁ!ハガネール地震だ。」 全体攻撃の地震で敵2体にダメージを与えた。マニューラは倒れ、ドククラゲもバリアーで防御を上げていたが効果抜群なのでそこそこのダメージを与えた。のびたの場にはポケモンがいなかったので大丈夫だった。 のび「ジャイアン凄い!よーし、僕も・・・行け、ヤドキング。」 ミツ「グライオン、もう一度出て来い。砂嵐だ。」 あたり一面に激しい砂嵐が起こった。ヤドキングとドククラゲもダメージを受けている。 スネ「これじゃあ僕のドククラゲもダメージくらっちゃうじゃないですか、ミツキさん!」 ミツ「知らんな。このくらいの状況、幹部なら自分でどうにかしてみろ。」 スネ「そ、そんなぁ。ドククラゲ、波乗りだ!」 この攻撃でハガネールは倒れた。だがこれも地震と同じ全体攻撃であることをスネ夫は忘れていた・・・そう、グライオンも倒れたのだ。 ミツ「何をやっているんだ!役立たずが。」 ミツキが初めて激しく怒りだした。 スネ「す、すいません。」 2人の間に不穏な空気が流れていた。この後、ヤドキングのサイコキネシスでドククラゲはやられた。これで残りポケモンはどちらも2人合わせて6体だ。 ~5階、ドラえもん対ブラック~ まずドラえもんはウソッキー、ブラックはケンタロスを出した。 ドラ「これがケンタロス・・・(なんて迫力だ。)」 ブラ「突進だ。」丈夫なウソッキーにそれなりのダメージを与えた。 ドラ「物真似でこっちも突進だ!」 ウソッキーもまけじとケンタロスに突っ込んでいった。ケンタロスの攻撃より多くのダメージを与えることが出来た。 ブラ「(直接ぶつかってたら負けるな。)のしかかりだ。」 88.4キロもあるケンタロスに乗られたウソッキーは身動きがとれない。おまけに麻痺してしまった。 ブラ「これで何もできないだろう。」 ドラ「それはどうかな。ウソッキー、じたばただ。」 物凄い勢いで暴れだしたウソッキーはケンタロスの下から脱出した。おまけにケンタロスは今の攻撃で苦しんでいる。 ドラ「今だ、全力でウッドハンマー!」 ウソッキー渾身の威力の一撃が炸裂し、ケンタロスは倒れた。攻撃の反動でウソッキーも倒れたものの、10レベルも差があるケンタロスに勝てたのは大きい。 続いてブラックはハッサムを、ドラえもんはライチュウを出した。 ブラ「ハッサム、高速移動からシザークロス。」 ドラ「ライチュウ、こっちも高速移動からアイアンテール!」 素早く動くハッサムのさらにその上をいく速さをで移動するライチュウが先に攻撃を決めた。だがあまり効いていないようだ。 ブラ「今だ、シザークロス。」ライチュウにかなりのダメージを与えた。 ドラ「(正面からぶつかっていっても勝ち目はないようだ。)離れてから10万ボルトだ!」 ブラ「させるか、影分身だ。」 10万ボルトはことごとく外れて影に当たる。 ドラ「こうなったらやけだ!ライチュウ、思いっきり放電だ。」 ライチュウの体から目も開けられないような激しい光が放たれる。 ブラ「ふん、馬鹿め。まもるで回避しろ。」 攻撃はハッサムに当たらなかった。ハッサムが安心してまもるを解除した。が、しかし!ブラックとハッサムの目の前にライチュウの姿がなかった。 ドラ「放電は注意を電撃に逸らすための囮だよ。今がチャンスだ!穴を掘る攻撃。」 地中からライチュウが出てきて攻撃した。効果は抜群だ!ハッサムはこの攻撃でうろたえている。 ドラ「今だライチュウ・・・ ブラ「させるか、まもるだ!」 まもるでライチュウの攻撃を受けようとした。が・・・ ドラ「人の言葉は最後まで聞こうよ。(ニヤリ)フェイントだ!」 意表をついた攻撃で相手のまもるや見切りを無効化する技、フェイント。このショボイ一撃でハッサムはやられてしまった。 ブラックはドンファンを出してきた。ドラえもんはライチュウを一旦戻し、トゲチックを出した。 ブラ「ドンファン、マグニチュードで仕留めろ。」 ドラ「そうはいかないよ。空を飛ぶ出回避だ。」 空へと舞い上がったトゲチックはマグニチュードをくらわなかった。 ドラ「よし、今だ。空を飛ぶ攻撃!」 トゲチックはドンファンに思いっきりぶつかっていったが、ドンファンはまったくダメージを受けていないようだ。 ブラ「ふん、くだらん。こんな雑魚に付き合っている時間がもったいない、転がるでさっさと倒してしまえ。」 ドンファンの体が物凄い勢いで回転しだした。だが、突然ドンファンはなんども壁にぶつかり始め、ついには勝手に自滅してしまった。 ブラ「な、何で・・・・・・」 ドラ「あの空を飛ぶ攻撃でぶつかった時、こっそり天使のキッスをさせておいたのさ。混乱した状態であんな危ない技を使うべきじゃなかったね。」 ドラえもんは嬉しそうに笑っている。彼はここまでレベルの差を覆す大健闘を見せている。だが・・・・・・ ブラ「フハハハハ、やってくれるじゃないか。だが、遊びはもう終わりにさせてもらうぜ。行け、バンギラス!」 ブラックはなんとバンギラスを出してきた。ドラえもんはあまりの迫力に気絶しそうのなった。 現在の状況 のびた ラジオ塔4階、ジャイアンと共にスネ夫&ミツキと交戦中 手持ち ヤドキング(41)ヨルノズク(37)エテボース(38)オニドリル〔ジャイアンから借りている〕(37) ドラえもん ラジオ塔局長室、ブラックと交戦中 手持ち ライチュウ(37)ラッタ(33)ヌオー(34)トゲチック(35)ウソッキー(34) ジャイアン ラジオ塔4階、のびたと共にスネ夫&ミツキと交戦中 手持ち オーダイル(40)ハガネール(36)カイリキー(38)カイロス(34)赤いギャラドス(37) しずか ラジオ塔3階、ユリカと交戦中 手持ち エーフィー(35)バタフリー(33)デンリュウ(35)キュウコン(33)マリルリ(33)キリンリキ(29) 出来杉 ??? 手持ち メガニウム(38)ピジョット(37)ゲンガー(40)フーディン(39)ブラッキー(39) 敵のデータ ブラック ロケット団の新総裁でサカキの息子。赤髪の少年。 手持ち ケンタロス(42)ハッサム(45)ドンファン(44)バンギラス(55) ???(?) ミツキ ロケット団3幹部の最強の男。ロケット団の管理も全て行っている。前ボスサカキを崇拝しており、ロケット団の完全復活を目論んでいる 手持ち グライオン(41)マニューラ(43) ???(?) ユリカ ロケット団3幹部の1人、計算高い。ロケット団の歴史史上初の女性幹部。 手持ち ドンカラス(42)グランブル(39)ラフレシア(38) ???(?) スネ夫 ロケット団の新幹部にしてスロットの名人。リーゼント風の髪型をした少年。かつてはのびたたちの友人だった・・・ 手持ち ドククラゲ(39) ???(?)
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653 名前: ◆wzYAo8XQT.[sage] 投稿日:2011/12/10(土) 23 55 17 ID OxvbpP8c [3/7] どうするか。 やっぱり警察に相談したほうがいいんじゃないか? まっさきにそんな思考が浮かぶ。 如何に警察内部に内通者がいようとも、たまたま僕の話を聞いてくれる警察官がそうとは限らない。 しかしすぐにそれを否定する思考が頭を巡った。 これだけの大計画だ、かなり偉い立場の人間にロケット団の協力者がいないわけが無い。いくら下の方に僕の話を聞いてくれる警官がいても、上に行くところで揉み消されたら終わりだ。 それに、そんなことになったら、報告だけじゃなく、僕達も消そうとしてくるだろう。つまり警察に相談するのは悪戯に僕達を危険にさらすだけだ。 でも、こんな大事を僕達だけで解決することなんて出来るのか? 僕は事態の大きさに相当怖気づいていた。 少なくとも、普段の僕なら、こういう事態で、警察の力を借りようだなんて思わない。 まして、警察内部に内通者がいると分かってるっていうのに。 「ゴールド、どうしたの、難しい顔して」 気づかなかったけど、香草さんは涼しげな顔をしている。 「どうしたのって、どうして君はそんなに平気そうでいられるんだ」 654 名前: ◆wzYAo8XQT.[sage] 投稿日:2011/12/10(土) 23 58 08 ID OxvbpP8c [4/7] 「だって、ことに及ぶ前に全部倒せばいいだけでしょ。簡単じゃない」 簡単じゃないって……それはそうだけど、言ってくれる。 「見てよここ」 僕はそう言って送られてきた内部資料の一文を指差す。 「ロケット団はこの作戦に実働部隊だけでも八百以上の人員を投入するつもりだって。八百人だよ!?」 対するこちらの実働部隊は資料によれば十五人にも満たない。戦力差五十倍以上の相手。絶望的な数字だ。はじめから勝負にならない。 唯一の救いは、ロケット団員は基本的に練度が低く、個々人の戦力はたいしたこと無いということだ。 それにしたって、戦力差は絶大に思える。 「大丈夫よ。ゴールドがいれば……私は無敵だから」 そういって彼女は穏やかに微笑む。僕にはどうにもその顔が本物の殺し合いを間近に控えた者の笑みには思えなかった。 僕には何がどう大丈夫なのかさっぱり分からない。 しかし彼女の言うことにだって理はある。 どの道やるしかないんだ。絶望なんてするだけ無駄だったんだ。 「そうだね、なんとかするしかない」 僕は自分に言い聞かせるようにそう呟くと、再び計画書に目を落とす。 計画書によると、やはり目立つのは避けたいらしく、建物の内部から制圧していく作戦らしい。 これは僕らにとっては好都合だ。 八百人の人間が陸から空から一斉にラジオ塔を攻め落とそうとすれば、僕達にそれを防ぐ術はないけど、内部から制圧していくだけなら、建物の構造上一度に動ける人数も行動の内容も大きな制限を受ける。 香草さんもやどりさんも仲間の傷つける心配なく全体攻撃を行えるからこの場合こちらに利がある。 地の利を生かせば勝機は十分にあるかもしれない。 いや、まて、戦わなくても目立てばそれで十分騒ぎになるんじゃないか? そうすればすぐに多くの人が集まってきて敵の作戦は崩壊す……いや、駄目だ。 もしその間に電波を発信する設備を抑えられ、あの電波を流されたら、打つ手は無くなる。 やっぱり直接戦って止めるしかないのか。 いや、それでも正面から戦うことは避けられるはずだ。 もし彼らが密集しているのなら、そこに怪しい光曳光弾を一発打ち込めばそれだけで彼らを撹乱できる。 そういう風に、数が多いのならば、それと正面から向き合うのではなく、数が状況を不利にするような作戦で挑むべきだ。 僕の隣にいる子はどうもそういうことを理解していないみたいだけど。 見取り図と味方の戦力、ロケット団の侵入経路から、相手を迎え撃つのに効率的と思われる箇所を模索する。 基本、上下階を繋いでいるのは階段とエレベーター。 ロケット団は主力部隊を階段で送り込み、エレベーターを挟撃のために使用するみたいだから、適当なところでエレベーターは落としてしまおう。 空洞と化したその跡を上ってこようとするならば、放水なり何なりで全部叩き落してしまえばいい。 攻撃の性質上、階段も上を押さえてしまえば同じ要領で一方的に攻撃し続けるだけで勝てる気がする。 発信施設を押さえる意味でも、如何にロケット団に先んじて上の階を占拠するかの勝負になりそうだ。 ダクトの類はどうも人が移動できるようなものじゃなさそうだし、となるとラジオ塔の中を移動するには階段かエレベーターを使うしかない。 しかし階段には警備員がいるし、エレベーターは一般解放エリアと一般立ち入り禁止エリアで別々に分離している。 そして立ち入り禁止エリアに入るためには警備員に通してもらう必要がある。 つまりどの道警備員を何とかしなくてはならない。 どうしようか。ここは一つ、眠り粉か何かで眠っていてもらおうかな。 ロケット団の手先ならこれくらいは自業自得だと思って諦めてもらうし、仮にそうじゃないとしても、ただ眠らされるだけで済むんだからロケット団にやられるのに比べればはるかにマシだろう。 仮に眠り対策があるなら、やどりさんに気絶させてもらおう。 彼女にかかれば瞼一つ動かせず、声すら出せなくすることなど簡単だということを、僕は身をもって知っている。 とりあえずここを抜けたら、人が騒ぐようであればやどりさんと香草さんに昏倒させてもらい、特に何の反応もないようだったらそのまま社長室あたりを目指させてもらおう。 社長がロケット団とグルでないことは確実だ。 なぜなら、社長がグルならば最初からラジオ塔を乗っ取る意味がない。 同様の理由で電波の送信を行っている立場の人間も白だろう。 しかしここの人間すら抱き込まれていないとなると、ラジオ塔側にはほとんど内通者はいないのかもしれない。 と、ここまで考えたところで、香草さんが僕の首筋にぬるりと手を這わせた。 突然のことに、僕は思わず跳ね上がる。 655 名前:ぽけもん 黒 26話 ◆wzYAo8XQT.[sage] 投稿日:2011/12/10(土) 23 58 34 ID OxvbpP8c [5/7] 「ご、ごめん、驚かせちゃった?」 「う、うん、びっくりした。どうしたの?」 「どうもしないけど……ゴールド、全然私を見てくれないから……」 なるほど、僕がずっと思案顔で資料とにらめっこだったのが気に食わなかったらしい。 「ごめんねチコさん。でも、これはさすがにちゃんと考えないといけないからさ」 「もう、何も考える必要なんか無いのに」 そう言って彼女はすねた顔をする。 「万が一に備えるのも、作戦って奴だよ。もしすべて上手くいっても、チコさんが大怪我なんかしたら何の意味もないからね」 「わ、私は別に……」 彼女は顔を赤くしてなにやらブツブツ呟いている。 情けない話だけど、香草さんに何かあったとき、僕は守る自信がない。 香草さんクラスの人相手じゃ僕は避けることすらままならない。 だから、そんな事態にならないように、逃走も含めて、事前にしっかり策をめぐらせておかねば。 最悪、電波の発振装置かアンテナを壊すことも視野に入れなければならない。 不謹慎な話だけど、作戦計画を考えていると、少し楽しかった。 まるで昔の、他愛の無い子供の探検ごっこを思い出すのだ。 この日と翌日をかけて計画をまとめ終え、シルバーに送信した直後、示し合わせたようにポケギアが震えた。 発信者は不明。しかし相手は言うまでもない。 「俺だ」 電話口の向こうから、そんなぶっきらぼうな声が聞こえてくる。 「で?」 「作戦決行日前に集会があることは知っているな?」 送られてきた資料の中にそんなものもあったな。 「うん」 「もし来るなら変装して来い。こっちに裏切り者がいるという可能性もあるが、それ以上にランに見つかるとまずい」 「ランはてっきりこういうのには興味が無いかと思ったけど」 「ああ、無い。ただ、突然俺についてくるとか言いかねんからな。念には念を、だ」 「分かった。……その割には、来るなとは言わないんだな」 「実際に参加する人間の能力を見たほうが、お前も作戦を立てやすいだろう」 「作戦って、僕の考えたのでいいの? ただの一意見のつもりだったんだけど」 送信した直後に着信があったから、僕の作戦にまともに目を通す時間も無かったはずだ。 そこそこの人数が関わっているこの作戦。いくらシルバーがリーダー格だとはいえ、僕のような一介の子供の意見が通るとは本気で思ってはいなかったんだけれど。 尤も、子供と言う意味ではリーダーであるシルバーも変わらないか。 それにしても、組織にこういう作戦立案を行うような役とかいないのかな。 「ああ。お前はスパイである可能性がゼロだからな。それだけである種十分ともいえる。そもそも、俺が人を指揮する立場に向かないというのは、お前もよく知っているだろ」 「よく言うよ。リーダーなんかやってるくせに」 「ただの成り行きだ」 シルバーは苦々しげにそう吐き捨てる。 「用件はそれだけだ。では、予定の時間に、予定の場所で会おう」 彼はそう言うと、僕の返事も聞かずに電話を切った。 656 名前:ぽけもん 黒 26話 ◆wzYAo8XQT.[sage] 投稿日:2011/12/10(土) 23 59 17 ID OxvbpP8c [6/7] 変装って言われてもなあ…… 帽子にサングラス、マスクとロングコートとかか? これはこれで目立つ気がする。 「変装かあ……どうしたらいいかなあ」 呟きを漏らすと、電話を聞いていた香草さんが、いかにも名案を思いついたといった様子で言う。 「そうよ! 二人羽織をすればいいんじゃないかしら!」 ……アホの子がいる。 「ホラ、そうすれば体格とか全然分からないし、完璧だわ!」 うん、完璧だ。 その後僕は香草さんをこんこんと説得して二人羽織を諦めさせ、変装に必要な道具を買いに行った。 帰ってくると、部屋にやどりさんがいた。 「おかえり……どこに、行っていたの?」 「あ、うん、例の作戦の前にこちら側の人間が集まる集会があるんだけど、それに参加するための変装道具を買いに」 僕はそういって袋から鬘を取り出して見せる。 「そういえば、やどりさんの変装道具もいるよね。一緒に買いに行くべきだったかな」 「必要……ない」 彼女はそう言ってきぐるみの背中に手を這わす。きぐるみをおろすと、中から白い肌が垣間見える。 「な、ゴールドは見ちゃダメー!」 香草さんの蔦が飛んでくるより前に、僕は慌てて後ろを向いた。 「き、着替えるなら部屋出るから、終わったら呼んで」 僕はそういって急いで部屋を出る。 ふう。やどりさんはこういうのに無頓着だから、時々びっくりさせられるよ。 「……見た?」 いつの間にか隣にいた香草さんが険しい目つきで僕を見る。 何をどこまで、と聞きたかったけど、とりあえず反射的に口からでるのはこの言葉。 「み、見てないよ!」 「……本当に?」 香草さんは明らかに疑っているようだ。 いったいどこからアウトなのか分からない以上、余計なことはいえない。 「本当だよ!」 「ならいいけど……ゴールドは私の彼氏なんだから、私以外の女の裸は見ちゃだめなんだからね」 「私以外のってことは、チコさんの裸は見ていいってこと?」 何気なく口にしたのがまずかった。何余計なことを言ってるんだ僕は。 彼女の顔がみるみる真っ赤になったかと思うと、すぐに蔦が飛んできた。 「な、ゴールドのバカエッチスケベへんたーい!!」 どれか一つに絞ってほしいなんてこの状況で言えるわけもなく。 僕は数十の蔦に打たれて地面に伏すことになってしまった。 「あ、ご、ごめんなさい! でも今のはゴールドがいけないんだからね!」 確かに僕は悪かったと思うけど、それでも反射的に蔦が伸びるのはどうかと思うな。 そんな言葉が首まででかかったところで。 がらりと部屋のドアが滑った。 「終わった……着替え」 僕はそういって部屋から出てきたやどりさんを見て、わが目を疑った。 やどりさんはいつものもこもこしたきぐるみではなく、扇情的な赤く、薄く、そして露出部の多いドレスを身にまとっていて、しかもそれを着た彼女はびっくりするくらい魅力的だった。 彼女の恵まれたバストと引き締まったウエスト、そしてまたふくらみを持つヒップ。 かつてやどりさんが「自分は脱いだらすごい」と言っていたことがありありと思い出される。 この派手さから言って、このドレスは誰でも着れるような代物ではない。選ばれし者のみが着こなせるドレスと言っていいだろう。 香草さんではこうはいかないはずだ。 香草さんも、部屋から出てきたやどりさんを見て、あんぐりと口を開け、やどりさんの胸部と自分の胸部で視線を往復させている。 何とか事実をゆがめようと彼女の頭は必死に働くが、それでもなお認めざるを得ない現実。 そこまでの圧倒的なリアル(胸)がそこにはあった。 やどりさんは香草さんに向きなおり、彼女の頭の天辺からつま先まで眺め、そして、 「ふっ」 と冷笑した。やどりさんのこんなにも勝ち誇った笑みははじめてみる。 いくら傲慢な香草さんでも認めざるを得ない、歴然たる敗北がここにはある。 さあ香草さんはどうでる。 「ふ、ふふふ、ふ」 彼女は不敵な笑みをどこか飛んだ表情で浮かべながら、ゆらりと蔦を伸ばした。 657 名前:ぽけもん 黒 26話 ◆wzYAo8XQT.[sage] 投稿日:2011/12/10(土) 23 59 53 ID OxvbpP8c [7/7] 「そうよ、そんなもの、削ぎ落とせばいいんだわ。そ、そうよ、平らに、平らにしなくちゃ。私よりももっと平らにしてあげなくちゃ」 まさかこうでるとは。 思った以上の過剰反応だ。予想以上に恐ろしいことを言いだした。 対するやどりさんは余裕の笑みを浮かべながら――今僕には彼女のドレスのぱっくりと開いた白磁のような背中しか見えないから本当のところ表情は分からないのだけれど、これには確信があった――、ゆっくりと戦闘態勢に入る。 なんてこった。まさかスタイル――いや、おっぱいが戦いの引き金となるとは。 そうだ、これをおっぱい大戦――そう、第一次おっぱい大戦と名づけよう! そこまで思考がずれたところでハッと正気に返った。 どうして僕はこんなおかしなことを考えていたのだろうか。 これもすべてやどりさんのおっぱいの魔力が生み出した幻惑作用によるものだというのだろうか。 それの真偽のほどはおっぱいのみぞ知るとして、ともかく、今はこの戦いが起こるのをとめなくてはならない。 どうする。 生半可な言葉で今の香草さんは止まるだろうか。 否。今の彼女を止めること、それはすなわち両者のおっぱいの差を埋めることと同義である。 おっぱいの差を埋める。 果たしてそんなことは可能なのであろうか。 おっぱいの差を埋めるなんて、それこそおっぱいをそぎ落とすか、豊胸でもしない限り不可能。 豊胸。 そのとき、僕の脳裏に閃光が閃く。 そうだ! あるじゃないか! やどりさんのおっぱいをそぎ落とさずとも、香草さんのおっぱいにシリコンを挿入しなくても、おっぱいの差をなくすことができる、簡単で、すばらしい方法が! そうだ! おっぱいを差を埋めるもの、つまりおっぱいはすでに僕の手の中にあったんだ! 「香草さん! これを!」 僕は袋を漁ると、手につかんだものを香草さんに投げつけた。 香草さんは見事にそれをうけとり、彼女はそっと手を開く。 彼女の手の中に納まったもの――それは…… 「……それは」 「胸……パッド?」 張り詰めていた空気が、ふっと緩んだ。 そう、これこそが、両者の埋まるはずのない差を埋める奇跡のアイテム、胸パッドである。 そう、これさえあれば小さなおっぱいでも大きなおっぱいのように振舞える。 おっぱいの格差がなくなる。 つまりそれは世界からありとあらゆる争いが消えうせ、世界に平和が訪れると言うこと。 そう、胸パッドとは平等と博愛を象徴していたのだ! こうして、世界に平和が訪れた。 ……わけもなく。 ああ、これから僕は香草さんの手によりハンバーグの材料にされる運命なのね、とおずおずと彼女の攻撃を待っていたが。 顔を覆うようにした左右の腕を上下にずらし、香草さんを見ると、彼女は確かに顔を真っ赤にしていたが、それは怒りによるものというより…… 「ゴールドの……ゴールドのばかぁぁぁぁぁぁぁ!」 香草さんはそう絶叫し、胸パッドをリニアモーターカーに匹敵するんじゃないかという速度で僕めがけて投げつけると、そのまま走り去った。 パッドは見事に壁にぶつかると、壁ごと爆散し、それが起こした兆弾が僕に降り注いで僕を悶絶させる。 さすがに息もできず、僕にできることと言えばうずくまって口をパクパクさせながら走り去る彼女に向かって手を伸ばすことだけだった。 「……だいじょうぶ?」 そう言って屈みこんで僕を伺うやどりさんのドレスの中が見える。 ああドレスに負けず劣らず、何と過激で扇情的な下着なんだろう。 数分後、ようやくまともに呼吸できるようになったので、香草さんを追う。 やどりさんはとりあえずその格好だと目立つから、と部屋に返した。 闇雲に走っても見つかるわけない、と思うかもしれないが、この間の行方不明事件以来、僕は彼女に発信機を持たせている。 だからそれを確認すれば彼女の位置は一目瞭然なのだ。 ……どこか犯罪の臭いがするような気がしなくもないけど、本人同意の下なんだから問題ないはずだ。 とにかく、それで香草さんの位置を確認すると、香草さんは案外近くにいた。 人気のない路地裏。彼女はそこにうずくまって泣いていた。 「香草さん!」 僕は泣きじゃくる香草さんに呼びかける。 彼女は涙とその他でぐしゃぐしゃになった顔を上げ、僕を見る。 「ごめんね、そうだよね。ゴールドも私みたいみたいなのよりおっぱい大きい子のほうが好きだよね」 彼女は涙ながらにそう語る。 658 名前:ぽけもん 黒 26話 ◆wzYAo8XQT.[sage] 投稿日:2011/12/11(日) 00 00 27 ID 7f.9q1S6 [1/3] いやおっぱいとかそういうレベルではなく、やどりさんとの差はもっと総合的な話なんだけど、もちろんそれは口にしない。 ごめんねごめんねと謝る香草さんを抱き寄せると、僕は彼女の手にそっと神器という名の胸パッドを握らせる。 「ゴールド……」 「大丈夫だよチコさん。胸パッドはすべてを許してくれるよ」 そう、胸パッドは世界平和の象徴なのだから。 再び香草さんのばかぁぁぁぁぁぁ! という叫び声と、バシーンという盛大な僕の頬が張られる音が辺りに響いたのは言うまでもない。 「おかえり」 帰ってくるとやどりさんはいつものきぐるみに戻っていた。よかった。 「ただいま。変装の話の続きだけどさ、確かに服装変えただけでもかなり変わるけど、やっぱり何か顔を隠すものがあったほうがいいと思うんだ」 「大丈夫。それも用意してある」 彼女はそういって、スッと何か取り出し、目の部分に当てた。 「……蝶?」 「そう、蝶をモチーフにしている」 彼女が取り出したそれは、蝶を象った、顔の半分が隠れるような大きく派手なアイマスクだった。 先ほどのドレスとこれをあわせると、どこの仮面舞踏会だと思わなくもない。 変装としては由緒正しいんだろうけど、正直、場所にあっていないような。 どう考えても、あからさまに怪しい。 いや、これくらいインパクトがあったほうが、普段とのギャップがあってちょうどいいのか? それに、これだけ目立ってくれればやどりさんが印象的過ぎて一緒にいる僕たちの印層も都合よく薄れそうだ。 というわけで黙認する。 二人の現在の能力の確認と作戦の考案で数日を過ごし、いざ集会。 場所はビルの地下倉庫だった。 事前に送られてきたサインを入り口の警備員に提示すると、簡単に入ることができた。 少し危機管理が甘い気もする。 特に今のやどりさんはどう見ても不審者だ。 やどりさんは例のアイマスクと赤いドレス。 僕は金髪のカツラをつけ、髪で顔を隠し気味にし、頬にはそばかすが書かれていて、さらにシークレットブーツで身長までごまかしてある。 香草さんは長い赤の鬘に派手な化粧、胸は無数のパッドの力によりやどりさん以上に膨らんでいる。 どう考えても一緒にいるのがおかしい取り合わせだ。 その辺のバランスも考えるべきだったかもしれない。もちろん、二人羽織は却下だけどさ。 しかし変装だというのに、やどりさんはむしろ普段より衆目を惹いていたような気がする。いや、多分気のせいじゃないけど気のせいだと思いたい。 都会だからきっとみんな気にしないはずさ。 シークレットブーツの歩きにくさに苦戦しつつ、積まれた荷物の間を抜けて進むと、少し開けたスペースにでた。 三十人くらいだろうか、怪しげな人たちがそこに集まっていた。 きっとみんな大なり小なり変装しているんだろうけど、この怪しさはそういうところから出るものではない気がする。 それと、蝶マスクが男女合わせて十人近くいた。 多すぎだろ! 流行ってるのか? それともこれが正装なのか? そんなわけがないと頭を振っていると、香草さんが不安げに耳打ちしてくる。 「ねえゴールド、本当にここって安全なのかしら。なんだか怪しげな人ばかりじゃない」 隣にも一人いるんだけどな、怪しい人。 それに、もしかしたら怪しいのは僕たちのほうかもしれない。 こんな普通にそこらにいそうな人間ではなく、もっとぶっ飛んだ方向に変装すべきだったのかもしれない。 不安を覚えながら待っていると、予定の時間を十分ほど回ったところでシルバーは表れた。 傍らにランの姿はなく、変わりに五十代くらいの黒髪で浅黒い細身の男がいた。 見た目は一見普通だけど、なんとなく、物々しい雰囲気がある。 会場の人間はあれからそこそこ増えて五十人を超すほどになっている。 実働部隊は十五人程度という話だったから、彼らがにわかに集まった増援でないのなら、ここにいる多くは諜報系やバックアップの人間ということになる。 ロケット団に私怨があるけど戦力にならないのか、それとも、単に危険に自らをおきたくないのか。 シルバーは大勢の人間を前にあわてる様子もなくゆっくりと歩を進め、皆の前に立つ。 悠然と全体を眺めると、彼は落ち着いた調子で話し始める。 「諸君。今までの協力、感謝する。私が、反ロケット団のリーダーであり、今作戦の隊長を勤めさせていた頂く、シルバーだ」 659 名前:ぽけもん 黒 26話 ◆wzYAo8XQT.[sage] 投稿日:2011/12/11(日) 00 00 54 ID 7f.9q1S6 [2/3] 数人の間に、どよめきが広がる。 こんな子供が? という声がちらほらと聞こえてくる。 あまり多くはないけど、シルバーがリーダーだってことを知らない人間もいたらしい。 シルバーは決して幼い印象はないけど、それでもせいぜい二十代前半くらいにしかみえない。 そんな若い人間が自分達の命運を握ることになるんだ、不安を覚えるのも当然だろう。 そんな不安を切り裂くように、彼は言葉を発する。 「見てのとおり、私の若さに不安を覚える者もいると思う」 場内が軽くざわつく。ばつが悪そうに視線を反らす者もいる。 彼は少し間を開け、淡々と話し出す。 「私は昔、ロケット団のせいで人生を台無しにされた。私はそれから、ずっとロケット団を憎んで生きてきた。ロケット団を潰すことために尽力してきた。私の功績は、ここにいる諸君ならばよく分かっていることと思う。ロケット団に大きな怨みを持つ諸君よ。私は、十年前からずっとロケット団を憎み続けてきた私は、果たして諸君らにとって信じるに足らない存在か?」 場内がシンと静まり返った。 ロケット団を潰そうと、怨みを晴らそうと集まったここの人間の中でも、十年以上、ずっと憎しみの中ですごしてきた人間というのはそう多くはないだろう。 ロケット団から大切な何かを奪われたであろう人たちであるだけに、この話は彼らにとって見過ごすことのできない力を持っているだろう。 ただ、僕としては少し腑に落ちない点もある。十年前といえば、僕ら三人がまだ普通に生活していたころだ。 シルバーが家を失うことになった遠因はロケット団であることは確かだけど、それならまず警察を憎むほうが筋が通っている。 あの後、シルバーが逃亡生活を始めてから何かあったのか、それとも…… シルバーは静まり返った会場を見て、一転、今度は強い、人々を鼓舞するような口調で話す。 「年齢、種族、性別……多くを異にする我々がこの一所に集まっているその理由、ロケット団を潰すというその志こそが、我らの共通点であり、絶対の正義であるはずだ。一時、壊滅状態に陥ったロケット団はその実、財界各所にその根を蔓延らせ、雌伏して時を窺っていたに過ぎなかった。ロケット団は復活し、その悪意の結晶として、まもなく、ロケット団復活後最大規模である作戦が決行される。多くの人員が投入され、幹部も動かざるを得ない。これは我々、ロケット団に怨みを持つものにとって唯一無二の好機である! 今度こそ、この手でロケット団を徹底的に叩き潰し、この世からロケット団という組織を根絶するのだ!」 シルバーがそう言い放つと、場内は熱気と歓声に包まれた。
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登録日:2021/02/05 Fri 01 12 14 更新日:2024/03/22 Fri 09 36 15NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 アニポケ サトシ サトシのライバル スピンオフ主役 ヒロシ ピカチュウ ポケットモンスター ポケモン ポケモンリーグ ポケモン登場人物項目 ライバル レオン 主人公に勝ったキャラ 高山みなみ ヒロシとはアニメ『ポケットモンスター』のポケモントレーナー。 カントー地方のポケモンリーグ・セキエイ大会に出場した。 セキエイ大会後もジョウト地方編で再登場したり、サイドストーリーでは主役を飾っている。 (CV 高山みなみ) ■人物■ 青色の帽子に緑色のジャケットを羽織った少年。 自分のポケモン一体一体にニックネームを付けるアニポケ世界では珍しいセンスの持ち主。 モンスターボールにはシールを貼って他人のと区別を容易にしている。 穏やかな性格で人当りも良いが、根は熱い性格でありポケモンのことになると一直線になる。 夢は宇宙一のポケモンマスター。 サトシとはセキエイ大会4回戦終了後に知り合い、ロケット団から大会出場者たちのポケモンを取り返そうとして共に夜通し奔走する。 互いにポケモンのことを大切に思っている似た者同士であったので意気投合するのに時間はかからず、わずか一日足らずで親友となるが、次の5回戦が二人の試合となり全力の勝負を誓い合った。 しかし試合直前にサトシはロケット団の執拗な妨害を受けて会場にすら辿り着けなくなってしまう。 試合開始時間を大幅に過ぎても来ないのでヒロシの不戦勝になりかけるもヒロシ自身が、サトシが全力の勝負をする誓いを反故にするはずがないと信じて抗議したことにより10分だけ待ち、そのお陰でサトシもギリギリ間に合った。 が、ロケット団から逃れるために奮闘していたサトシのポケモンは疲労困憊で試合どころではなく全力の勝負とはほど遠い戦いとなってしまう。 それでもピカチュウが力を振り絞ってパピー(バタフリー)だけは倒すが、体力も底をついてジッポ(ヒトカゲ)に倒されてしまいサトシは最後の一体に相性も悪くなくロケット団戦には出していなかったリザードンを出す。 しかしリザードンは同じほのおタイプのジッポならともかく、自分より明らかに弱いレオンを相手にする気は起こらずに試合放棄をして居眠りを始めたので戦意喪失とみなされサトシの敗北となった。 試合後サトシは試合について愚痴をこぼしてカスミと口論になるが、オーキドからもカスミの言うようにリザードンを使いこなせていたら結果は違った、と自分の実力不足を指摘されてしまう。 そもそも言う事を聞かない事が分かっているリザードンを出さざるを得ない状況に対して何か思うものはなかったのだろうか…。 そしてヒロシも6回戦からのフルバトルでサユリを相手に敗退し、サトシと共に自分たちの未熟さを再確認し合った。 その後しばらく出番はなかったがジョウト地方のうずまき列島の一つ、沖島でサトシと再会。 謎のポケモンがいるとの情報を基に捜索をしており、その正体がルギアだと突き止める。 ルギアを捕獲したロケット団へ共に立ち向かい、人為的にポケモンを「いかり」状態にするナンバ博士の発明に敗れて捕まる。 なんとか脱出した後はサトシと二人がかりでナンバに襲い掛かることで叩きのめしポケモンの力を引き出すのは「いかり」ではなく「信頼」ということを言い放った。 事件解決後、サトシと次に会うときはバトルすることを約束して再び別れた。 AG放送当時に週刊ポケモン放送局で公開されていたサイドストーリーで数度登場し、いずれも主人公を務めている。 「ポケモン捜査網!オーキド博士をさがせ!!」ではマサラタウンを訪れ、オーキドに謁見しようとするがビンヌにラジオ収録に行ったきり行方不明となっており、ケンジと共にオーキド捜索に乗り出す。 このエピソードでは某少年探偵を彷彿とさせる推理力を発揮した。 「もうひとつのセレビィ伝説」ではマリオシティでセレビィに遭遇して、現代で取り壊されそうになるポケモンセンターの過去を見ることになる。 「天駆ける伝説 ヒロシとファイヤー!」では船旅をしており、ファイヤーが追っているというシルバーに同行してともしび山を登り、ロケット団の妨害を退けながらシルバーを援護した。 余談だがアニメでナナシマが登場したのはこの話だけである。 それから現在に至るまで本編に再登場することはなかったが、新無印編にて再登場。 台詞はなかったものの、久々の登場に喜んだファンも多かった模様。 ■手持ちポケモン■ サトシと似通っているのが特徴。 4回戦まではレオン、ジッポ、パピーの固定メンバーで全てストレート勝ちした。 6回戦ではフルバトルを行なっているため、この時点で上記の三体と合わせて少なくとも六体は所持していたはずである。 試合のダイジェストを見る限り、オニスズメとメノクラゲがバトルしているかのようなシーンがあるためどちらかがヒロシのポケモンと思われる。 レオン(ピカチュウ) ヒロシの相棒。通常のとは異なり髪が逆立っている。サトシのピカチュウと共闘することが多い。 サトシ戦では最後の一体として出されるがリザードンにはその小柄でかつ可愛い容姿から戦い甲斐がなさそうと見られてしまう。 リザードンが戦闘意欲を失ったことで結果としてヒロシに判定勝ちをもたらした。 その後のサユリ戦ではお互いに一体のみが残った状態でフシギソウとバトルするも敗北。 カントー編では平素はボールに入っていたが、サトシを意識してか再登場してからはボールから出している。 技:こうそくいどう、でんきショック、10まんボルト、かみなり ジッポ(ヒトカゲ→リザード) セキエイ大会ではヒトカゲだったがジョウトで再登場したときにはリザードに進化していた。 ヘロヘロのピカチュウには勝利したが、リザードンには圧倒的レベル差から軽くあしらわれてボールに戻された。 (この回では戦闘不能扱いとしてランプが消灯していたが、次の回の前話の振り返りではランプが点いたままに修正されている) メタ的には、ニックネームの由来に同名の金属ライターブランドが意識されている可能性がある。また英語版のポケモン情報サイトでも同ブランドと同じスペル(zippo)で表されていた。 技:きりさく、かえんほうしゃ、たいあたり、ほのおのうず パピー(バタフリー) ねむりごなを主軸に戦うが、まだバトルのルールがはっきり定まっていないカントー編では状態異常は即戦闘不能とみなされていたので、ねむりごなが一撃必殺技になる極悪技と化していた。 技:ふきとばし、ねむりごな クルーズ(サナギラス) ジョウト編で再登場した際に使用。 技:すなあらし ローズ(スバメ) サイドストーリーで登場した際にゲット済みだった。当然だがこの人とは無関係 ケンジからサトシもスバメをゲットしたことを聞かされ、なぜか同じポケモンをゲットしてしまうことを不思議に感じていた。 技:かげぶんしん ■ライバルとして■ 元祖サトシをリーグで敗退させたトレーナー。 サトシと同じく赤・緑の主人公のカラーバリエーションのような服装やサトシと似た手持ちなど明らかにサトシを意識してデザインされたライバル。 まだ当時は展開自体も手探り状態であったためかサトシを負けさせるまでの過程にかなり難があり時代が時代なら、かのタクトやコテツ以上に非難の嵐になると言われるほど。 具体的には リーグの途中でいきなり登場したポッと出のライバルが次の回でいきなりサトシを負かす唐突な展開(タクトですら一応リーグの序盤から登場はしていた) ロケット団がこの回だけやたら諦めず執拗に妨害を繰り返してサトシが会場にすら辿り着けなくなる(この時点でヒロシの恩情がなければ不戦敗だった) なんとか会場に到着してもすでにロケット団との戦闘でサトシのポケモンは体力を切らしてバトルどころではない 最後の頼みの綱であるリザードンは試合放棄しサトシ敗退 といった感じである。 この展開が先の2人ほど話題に上がらないのは、時代やまだバトルに本腰を入れていなかったというのもあるが、やはり当時のサトシは未熟さが強調されていて実際に敗因として批判されたこと、そしてヒロシ自身には何の非もなく数話だけでかなり好印象なキャラに仕上がっていたことだろう。 実際にサイドストーリーにまで再登場している上に、今でも再登場を望む声は多い。 またこれらを反省してかジョウト以降のリーグではサトシを敗退させるトレーナーは事前に登場させたり、ロケット団が売店を営業する(売店の仕事をサボって応援することも)などしてリーグの本筋と関わらないようにしている。(曰く「バトルモードのジャリボーイには関わるとろくなことはない」) 4回戦で敗退した本来のライバルであるはずのシゲルと入れ替わるように登場してサトシを負かしたため、シゲルに代わって急遽サトシを敗退させるために作られたトレーナーなのではないかとも囁かれているが真相は定かではない。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] サトシとのまともなポケモンバトルはいつになったらやれるのか?オレンジ諸島編OPみたいなの -- 名無しさん (2021-02-05 01 31 35) 個人的にシンジやアランより再登場してほしいライバル枠 -- 名無しさん (2021-02-05 01 36 47) 敗因はサトシが実力不足、未熟だったからと言ってたが、それリザードンの件くらいで後は実力とか全然関係ないだろう 当時のサトシが練習サボりがちだったり、やたらすぐにキレる短気な面が多かったのもあって当時のサトシが悪印象ばかり強調されてた所為で他の要因が無視されてしまってるのが何とも サトシが未熟だったのも事実だが -- 名無しさん (2021-02-05 01 52 16) なぜか全く再登場の兆しがないのが不思議なキャラ -- 名無しさん (2021-02-05 07 13 36) 中の人だけはベストウィッシュで再登場してるね -- 名無しさん (2021-02-05 09 30 16) 普通にカスミとタケシがロケット団を止めるとかでよかったんじゃね?と安直には思う -- 名無しさん (2021-02-05 10 37 29) 名前の由来はサトシが田尻智、シゲルが宮本茂でヒロシは当時の任天堂社長の山内博かね。 -- 名無しさん (2021-02-05 10 54 07) 新無印で再登場してリーグの尻拭い的なバトルでもして欲しい -- 名無しさん (2021-02-06 08 17 26) 最初見た時点であの展開を予想したわけじゃないけど手持ち、デザインがサトシのパチモン感丸出しでニックネーム付けてたりと変に自己主張が激しいから何となく嫌な予感がしていた -- 名無しさん (2021-08-28 12 09 25) ロケット団の妨害やリザードンの戦線放棄ばかりが槍玉に上がるけど変声機って言う彼の中の人ネタを披露するロケット団やらそれにまんまと騙されてスタジアム上でヒロシの胸ぐら掴んでガチギレするカスミやらもなかなかにヤバい回だったなヒロシ戦は。 -- 名無しさん (2021-09-09 19 55 29) 新無印に出て来たのは驚いたけどヒロシ好きだったから同時に嬉しかった -- 名無しさん (2022-07-09 15 40 57) 首藤さんはポケモンバトルとか嫌いだったらしいししゃーない -- 名無しさん (2023-03-18 17 38 56) ↑アニポケの関係者として駄目だろそれ。 -- 名無しさん (2023-09-30 23 22 29) 名前 コメント
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澪「よう。唯、律」 唯「み、澪ちゃん!?」 律「…と、ニャース!」 ニャース「ニャー」 澪「って、なんでシルバー君がいるんだ?」 シルバー「あんたは…」 ニャース「オミャーら、知り合いだったのかニャ」 律「まあ、シルバーとは色々あってな」 唯「澪ちゃん、また会う時はポケモンリーグって言ってなかったっけ?」 澪「それは…緊急事態だから……」 律「緊急事態って?」 澪「…放送は聴いたか?」 律「ほうそう?」 唯「カツラさんが聴いてたのじゃない?」 律「ああ…。で、それがなんだよ?」 シルバー「ロケット団がコガネのラジオ塔を占拠した」 唯律「!!」 シルバー「…だろ?」 澪「ああ、ロケット団にラジオが乗っ取られてることからね…」 澪「り…」 律「分かってるよ」 澪「!」 律「ロケット団が動き出した…また、悪いことをしてるんだろ?」 律「ロケット団を止めにいこう! 私達四人で!!」 唯「うん!」 澪「ああ!」 シルバー「…ふっ」 ニャース「ニャーもいるのニャー!!」 律「ああ…すまん。五人だな!」 ニャース「ニャー」 律「よし!!」 律「私のやることは再度はっきりしたぜ!」 律「ロケット団を止める!! あいつらを好きにしてたまるか!」 ヒート「ヒヒーン!!」ぴょんっ 律「へへっ……」 律「んじゃあ、行くか!」 ―18章完― 19章 とある山頂 すたっ 「……」 「…カントーを離れ、シンオウへ向かって……次はジョウト地方か………」 「ロケット団め…」 たっ ―――――――――――――――― コガネシティ ラジオとう 「キュオオオ!!」 リラ「く……!」 ライコウ「ギャオオ……」 スイクン「クルー…」 ミナキ「ロケット団を食い止めに来たのはいいものの……」 エンテイ「グオオ……」 カツラ「厄介な相手に出くわしたものだ…」 ばさっばさっ! リラ「ホウオウ…!!」 ホウオウ「キュオオオ!!!!」 ざっ 「フンフフフ、凛々しい咆哮だこと…」 「さっすが、ジョウトに伝わる伝説のにじいろポケモンだけのことはあるじゃん?」 「ゲヘゲヘ、あっちのポケモン達もジョウトの伝説のポケモンみたいなんだな」 サキ「さて…」 チャクラ「」にやにや オウカ「……」 カツラ「出てきたな…ロケット団!!」 チャクラ「……」じろっ チャクラ「…なぁーんだ」 チャクラ「僕達が指示するまでもないんじゃん? あいつら、既にボロボロじゃん!」 サキ「…油断はするなよ、チャクラ。相手は仮にもエンテイ達に選ばれたトレーナーなのだか らな」 チャクラ「分かってるよ、サキ。あいつらが強いのは充分ね」 チャクラ「でも…」 すっ… チャクラ「ホウオウの前ではキャタピー同然ですからッッ!!! ホウオウ!! せいなるほの お!!!!」 ホウオウ「キュオオオ!!!!!」こああ… ぼんっ!! ミナキ「!!」 ごああああああっ!!! ミナキ「ぐあっ…!?」 スイクン「クルー……!?」 リラ「ミナキ!!? スイクン!?」 チャクラ「人の心配をしてる場合じゃん!?」 リラ「!!」 ホウオウ「キュオオオ!!!」こあっ… ぼんっ!! リラ「…!」 カツラ「エンテイ! かえんほうしゃ!!」 エンテイ「グオオオオ!!!」ぼわあああっ!! ばっ カツラ「大丈夫か!?」 リラ「カツラさん…!!」 ぼうっ! エンテイ「グオ…!?」ずざざっ リラ「!!」 カツラ「やはり、力不足か…!!」 カツラ「いいか? よく聞きなさい!!」 カツラ「相手はあのホウオウ! 並大抵のポケモンじゃ勝てはしまい!! だが、我々にはエン テイ・スイクン・ライコウがついている!! 一匹の力では無理でも、三匹が力を合わせれば勝 てる!!!」 リラ「」こくっ カツラ「ミナキ君も聞こえたか!?」 ミナキ「はい…大丈夫です。わかりました」 サキ「フンフフフ、敵の目の前で作戦会議か?」 オウカ「ゲヘッゲヘ、ぜ~んぶ筒抜けなんだな~」 カツラ「わかっているさ…。だが、これしか方法はないのだ。隠す必要もないだろう」 チャクラ「まあ…そうなるじゃん?」 チャクラ「でも、そんなもの意味なーし!! で・す・か・らァ!!!!」 カツラ「なに……?」 チャクラ「オウカ~、そろそろ教えてやるじゃん」 オウカ「……なにをなんだな?」 チャクラ「僕の任されていた任務じゃん?」 オウカ「ああ…」 サキ「フンフフフ…」 チャクラ「実はこのホウオウは捕まえるのに苦労したんじゃん? 結局はボールにも納めれなか ったしぃ~。まあエスパーポケモンの技で操ってますけど」 リラ「当たり前だ…! ホウオウはお前達みたいな連中に捕まえられるほどヤワじゃない!!」 チャクラ「なら、どうしてだと思うじゃん?」 リラ「……」 チャクラ「それはねぇ~…」かちゃ チャクラ「これが答えですから!!」ぽん! 「ダー!!」 「ファー!!」 「フリー!!」 ミナキ「!?」 リラ「そのポケモン達は…!!」 チャクラ「そうじゃん。カントーの伝説ポケモン、サンダーと…」 サキ「ファイヤー…」 オウカ「フリーザーなんだな。ゲシゲシ、オデは初めて知ったんだな」 カツラ「なんと…! 伝説の鳥ポケモンが揃いも揃ってロケット団に!!」 チャクラ「こいつらの捕獲はあまり手間はかからなかったんじゃん。大事なのは……まあ、言 わなくてもわかるじゃん? お前達が言っていた三匹の力とかなんとかじゃん」 リラ「その三匹でホウオウを倒したということか……」 チャクラ「ご名答じゃ~ん♪」 オウカ「…そういえば、ホウオウはエンテイ達の主人と聞いたんだな」 オウカ「ホウオウは、カネの塔の落雷による火災で死んだ名も無き3体のポケモンを蘇生させた 。その3体がライコウ、エンテイ、スイクンであり、ホウオウはそれぞれに塔に落ちた雷、塔を 焼いた炎、塔の炎を消した雨の力を与えたという……。それ以来三匹はホウオウを主人とし、 従うようになったんだな」 サキ「フンフフフ、そのホウオウに…自分達の主人に倒されるとは……随分と哀れだな」 ホウオウ「キュオオオ!!!」ぎろっ ライコウ「ギャオオ……」 エンテイ「グオオ…」 スイクン「クルー……」 チャクラ「まあ、直接ホウオウが手を下すまでもないんじゃん? サンダー!!」 サンダー「ダー!!」 オウカ「フリーザー!」 フリーザー「フリー!!」 サキ「ファイヤー!!」 ファイヤー「ファー!!!」 カツラ・ミナキ・リラ「!!」 サキ「ほのおのうず!!」 チャクラ「かみなり!!」 オウカ「ふぶき!!」 どおおおおおお!!! カツラ「これまでか…!!」 「ヒート、オーバーヒート!!」「カゲぴょん、かえんほうしゃ!!」 ぼわあああっ!! カツラ「!」 「ブイ太、れいとうビーム!」「ギャラドス、ハイドロポンプ!」 びゅわああああっ!! きいいいん!! サキ「…!」 唯「そこまでだよ!」 律澪シルバーニャース「ロケット団!!!」ばんっ! リラ「澪! ニャース!」 ミナキ「シルバー君!?」 カツラ「唯君! 律君!」 澪「大丈夫ですか!? リラ師匠!」 リラ「ああ…平気だ」 ニャース「間に合って良かったのニャ」 リラ「すまないな…。だが、澪達が来てくれて助かったよ」 澪「いえ…」 ミナキ「しかし状況は良いものではないな」すくっ シルバー「……」 カツラ「そうとも。相手は四体もの伝説のポケモンを有している!」 サキ「フンフフフ、その通り。お前達ごとき、何人集まろうが同じことだ」 律「へっ、そう言っていられるのも今のうちだぜ?」 サキ「……」 カツラ「…律君、」 律「すみません、カツラさん!」 唯「私達…カツラさんに来るなって言われたけど、やっぱりロケット団は放っておけません! !」 律「勝手だけど、来させてもらいました!!」 カツラ「……。いや…」 カツラ「いいさ。もう迷いはないようだ」 律「……はい!」 ヒート「ヒヒーン!!」 サキ「…本来ならば、ここでお前達全員を潰しておくべきだろうが、そうはいかなくてな」 律「……?」 サキ「サカキ様の元へ行かなくてはならないのさ」 シルバー「……」 サキ「サカキ様は今、ウバメの森にいらっしゃる。来たければお前達も来ることだな」 オウカ「じゃあ、オデはお先に失礼するんだな」たっ チャクラ「俺もじゃん!」たっ サキ「フンフフフ……」ざっ… リラ「ニャルマー!」ぽん! ニャルマー「ニャー!!」しゃきっ サキ「!」 サキ「フフ……なんの真似だ?」 リラ「全員は行かせないさ」 ミナキ「律と唯! 澪、ニャース、シルバー君はウバメの森へ行け!!」 「はい!」「ああ!」「ニャ!」 カツラ「いや…待ちなさい!」 唯「…?」 エンテイ「……」ざんっ 澪「あ…」 ライコウ「……」じっ シルバー「……」 スイクン「クルー」 エンテイ「グオオ!」くいっ 唯「え…? 乗っていけって……?」 カツラ「三匹は新しく、それぞれの主人を決めたようだ」 リラ「…ライコウは我が弟子、澪を」 ライコウ「ギャオオ」 ミナキ「す…スイクンはぁ……グスッ………シル、バーくう゛……んを………ぐうっ……」し くしく シルバー(泣くなよ…) スイクン「クルー」 カツラ「エンテイは唯君…」 エンテイ「……」じろっ 律「ん…?」 エンテイ「グオオ…!」こくっ カツラ「……と、律君だな」 唯「おお! 二人乗り!!」 律「変な所に食いつくな」 澪(とってつけたみたいだな) リラ「では、行ってくるんだ」 唯律「…」こくっ たっ エンテイ「グオオ!!」だっ 澪「」たっ ライコウ「ギャオオ!!」だっ シルバー「……」 スイクン「クルー……」 たっ スイクン「クルー!!」だっ ニャース「行ったようだニャ…」 リラ「! ニャースは行かなくていいのか?」 ニャース「ニャー。こっちもこっちで人手不足のはずニャ」 リラ「ふ、有り難いな」 カツラ「さあ、どうする? ロケット団!!」 サキ「……フンフフフ」 サキ「お前達で私が止められるとでも? 自意識過剰も甚だしいな、フフ」 サキ「ファイヤー! にらみつける!!」 ファイヤー「ファー!!」ぎろりっ!!! カツラ「!!?」 リラ「な…に……?」 ミナキ「体が……」 ニャース「…動かないのニャ……!!」 サキ「フンフフフ、ホウオウよ。この老害どもの始末をしておけ」 ホウオウ「キュオオオ!!」 サキ「少し手間取ったか…。いや、全然だな」 サキ「行くぞ、ファイヤー」 ファイヤー「ファー!!」 ―――――――――――――――― ウバメのもり ざっざっ 「くく…調査により、今日この時間にお前がいることは分かっている」 「この“時をとらえるモンスターボール”があれば、お前を捕まえることが可能だ」 「諦めて出てきたらどうだ? セレビィ」 すっ 「!」 「サカキよ。貴様はまだ悪事をし足らないようだな」 サカキ「ふ…違う奴が出てきたみたいだな」 「私を作り、デオキシスを作り、世界征服を目論んだものの敢なく失敗した」 「そしてまた次なるポケモンに手を出そうとしている……。貴様はいつになったら、それを止 めるのだ?」 サカキ「…これで最後さ。これで、私の夢は叶うのだ」 「夢…。世界征服のことか?」 サカキ「さあ…どうだろうな?」 「ふん。どうせ、下らないことなのであろう」 「いずれにせよ、私がその夢を潰えてみせよう」 サカキ「ふふ…久しぶりだな。ミュウツーよ」 ミュウツー「……」 ―19章完― 27
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公式サイト:http //www.tv-tokyo.co.jp/anime/pokemon_smash/ 放送データ 回数 ポケモンライブラリー 放送日 視聴率 第1回 初心者でもわかる! 「ポケットモンスターブラック・ホワイト」 105話 リザードン! きみにきめた!! 10/10/03 4.2% 第2回 ヒミツのパワースポットで経験値が倍に!? AG147話 マネネ登場! 休息の館!! 10/10/10 4.3% 第3回 ポケモンソムリエって何!? 30話 コイルはでんきネズミのユメをみるか!? 10/10/17 5.3% 第4回 ポケモンクイズキャラバン! 131話 ハピナスのハッピーナース! 10/10/24 4.5% 第5回 ポケモンカードゲームでバトルだ! AG109話 ラルトスを救え! 急げマサト!! 10/10/31 4.0% 第6回 アドベンチャー部・ロバートがCギアを使ってすれ違い調査 12話 ゼニガメぐんだんとうじょう! 10/11/07 5.1% 第7回 インターナショナル部がアドベンチャー部・ロバートとカードバトル 157話 リングマでドッキリ!! 10/11/14 4.3% 第8回 イッシュ地方のテレビ番組を実写化してみよう! AG4話 スバメがいっぱい危険がいっぱい! トウカの森でゲットだぜ!! 10/11/21 2.6% 第9回 Cギアスキン投票結果発表 ポケモンクイズキャラバン 182話 ピカチュウとピチュー! 10/11/28 4.0% 第10回 ナゾのポケモンのタマゴの正体を探れ! 31話 ディグダがいっぱい! 10/12/05 3.6% 第11回 ポケスマオリジナルカレンダーを作ろう! 45話 うたって!プリン! 10/12/12 3.3% 第12回 ポケモンカードで宝探し対決! 69話 ポケモン・ザ・ムービー! 10/12/19 3.1% 第13回 ポケスマメンバーが自宅にやってくる!? 169話 ジャングルのさんびき! おんせんバトル!! 10/12/26 3.3% 第14回 ゾロアーク部長が新ワザ修行!? 51話 フシギダネのふしぎのはなぞの 11/01/09 3.1% 第15回 ポケモンカードゲームで伝説ポケモンバトル! AG177話 タケシとサトシ! タッグバトルでニビジムを守れ!! 11/01/16 3.7% 第16回 ドテッコツな新競技!?ポケモンクイズキャラバン!! AG34話 はじめてのポケモンで大パニック!! 11/01/23 4.1% 第17回 復活! ハンサム山本 37話 メタモンとモノマネむすめ 11/01/30 2.3% 第18回 新ポケモンはモンメンしか知らない秋山隊員の「ポケモンづけ生活」 3話 ポケモン ゲットだぜ! 11/02/06 3.4% 第19回 ミサキに試練!?ポケモンカードバトル AG138話 プリンの歌、パパの歌! 11/02/13 第20回 サッカークラブが挑戦!ポケモンクイズキャラバン 50話 トゲピーはだれのもの!? 11/02/20 第21回 驚きのコンボ連発!ポケモンバトル講座!! DP70話 シャンとしてリーシャン! 11/02/27 第22回 "ポケモンづけ生活"をDVD化したい!! AG57話 パッチールがいっぱい!幸せさがして山の彼方に!? 11/03/06 第23回 ポケスマカードバトルに伝説の三体が登場!! 99話 ストライクせんしのほこり 11/03/20 第24回 絶好調ポケモンクイズキャラバンにビクティニな新クイズ 11/03/27 第25回 ポケモンのキャラ弁を作ろう! AG1話 新たなる大地!新たなる冒険!! 11/04/03 第26回 黒白応援対決!ポケモン映画は黒をみる?白をみる? BW23話 ヒウンジム戦!純情ハートの虫ポケモンバトル!! 11/04/10 第27回 クイズの祭典!ポケモンクイズキャラバン! BW24話 かわいい顔に要注意!エモンガでシビレビレ!! 11/04/17 第28回 超大物サッカー選手がポケモン映画のサポーターに!? 11/04/24 第29回 ボビー・オロゴン乱入でポケスマカードバトル大混乱!? 53話 こどものひだよぜんいんしゅうごう 11/05/01 第30回 ヤドン秋山をこえる新ゆるキャラ登場か!? DP62話 メイドカフェのミルタンク! 11/05/08 第31回 ポケモンクイズキャラバン!映画で黒白対決!! 166話 ポッポやのでんしょポッポ! 11/05/15 第32回 ポケモン宝探し 『ポケモン言えるかな?BW』熱唱! AG64話 チルットの空!ハルカの心!! 11/05/22 第33回 ガリガリ君の工場に潜入!…夢の共演実現!? DP164話 ポッチャマはぐれる! 11/05/29 第34回 全校生徒集合!?ポケモンクイズキャラバン! 197話 ポケモンとはなせます!?ポケモンのことば ポケモンのきもち! 11/06/05 第35回 巨大カードバトルでビクティニの大ワザ炸裂! AG133話 オーキド研究所!全員集合!! 11/06/12 第36回 驚異のミクロ世界を電子顕微鏡で超拡大! AG151話 ライバルはサラリーマン!? 11/06/19 第37回 ポケモン交換で全タイプそろえろ!ビンゴ対決 DP8話 なぞのジムのグレッグル 11/06/26 第38回 映画公開直前!拡大版ポケモンクイズキャラバン!! 239話 キレイハナとラフレシア!そうげんのへいわ! 11/07/03 第39回 映画公開直前スペシャル!二作品のヒミツに迫る! DP33話 スキです!ポケモンなりきり大会!! 11/07/10 第40回 映画公開SPクイズ大会!豪華ゲスト続々登場! DP71話 ポケモンレンジャー!波導のリオル!!(前編) 11/07/17 第41回 SMAP・草彅さん登場 ポケモンカードで新ゲーム!? DP72話 ポケモンレンジャー!波導のリオル!!(後編) 11/07/24 第42回 ロバートと相撲レスラーがバトルロイヤル!? AG176話 ロケット団解散!?それぞれの道! 11/07/31 第43回 『ビクティニと黒き英雄ゼクロム』冒頭6分ノーカット放送 11/08/07 第44回 『ビクティニと白き英雄レシラム』冒頭6分ノーカット放送 11/08/14 第45回 アーキド博士の大実験!! 241話 ポケモンまほうでだいへんしん!? 11/08/21 第46回 芸能人親子 ポケモンバトルNO1決定戦! DP100話 ナエトル、ハヤシガメ…そしてドダイトス! 11/08/28 第47回 ゴルゴツアーズ!所長の故郷でクイズツアーだ! AG141話 ニューラとバリヤード!どっちのレストラン!? 11/09/04 第48回 ノボリ・クダリ兄弟と地下鉄バトル!? AG25話 秘密の池!ミズゴロウがいっぱい!? 11/09/11 第49回 伝説のポケモンがカードに!ミュウツーVSキュレム!! 特別編 ミュウツー!我ハココニ在リ(前編) 11/09/18 第50回 みんなでフィナーレ!『ポケモン言えるかな?BW』 特別編 ミュウツー!我ハココニ在リ(後編) 11/09/25 第51回 ポケモン最強王座決定戦! DP142話 史上最悪のトゲピー! 11/10/02 第52回 子どもたちの家にドッキリ!アポなし訪問! AG38話 プラスルとマイナン!山の灯台!! 11/10/09 第53回 ポケスマ四天王登場! ポケモンクイズキャラバン DP92話 原点回帰だロケット団!? 11/10/16 第54回 ポケスマ四天王初バトル! ド迫力カードバトル 215話 オクタンとテッポウオ!うずまきカップよせん!! 11/10/23 第55回 ポケモンマーボー丼・親子丼ちょい足し対決 四天王バトル 197話 ドーブルのきせき!あさひのなかでかがやいて!! 11/10/30 第56回 ポケモンクイズキャラバン 四天王バトル山本隊員 48話 ガーディとコジロウ 11/11/06 第57回 ポケパーク2の世界を体験!ロバート 2700競演 AG26話 コノハナ族の襲撃!! 11/11/13 第58回 新ヒーロー!?怪傑ヤ★ギルダー登場!! 138話 なぞのスーパーヒーロー!グライガーマンとうじょう!! 11/11/20 第59回 アーキド大実験で史上初の事態!? 245話 にせオーキド!?せんりゅうたいけつ!! 11/11/27 第60回 トルネロス・ボルトロス・ランドロスが浅草でバトル!? DP46話 迷路でシャッフル!みんなでハッスル!! 11/12/04 第61回 新感覚ゲーム!ポケモンバトルチェスに挑戦!! 232話 ロケットだんとデリバード! 11/12/11 第62回 ポケスマカードゲームにダークライ登場!! BW59話 トルネロスVSボルトロスVSランドロス!(前編) 11/12/18 第63回 ポケモンおせちを作ろう! 新エンディング曲生ライブ! BW60話 トルネロスVSボルトロスVSランドロス!(後編) 11/12/25 第64回 ポケスマお正月特別版 SS6,SS7話 出会いのミレニアムタウン/アルバイトはたいへんニャース!? 12/01/03 第65回 超難問で悲劇!?ポケモンクイズキャラバン SS9,SS10話 迷探偵ニャース参上!/メイッコルリリは大迷惑? 12/01/08 第66回 かくとう四天王ミサキのバトル猛修業!! AG149話 バトルアリーナ!格闘対決!! 12/01/15 第67回 山本隊員の母ついに登場!山本家の感動物語 DP39話 ピカチュウのおるすばん! 12/01/22 第68回 ポケモンカードゲームにドラゴンタイプが新登場! 253話 カイリュー!げきりんはつどう!! 12/01/29 第69回 俳句にフェンシング!?子供王者とロバートが対決! DP53話 ヒコザルの涙! 12/02/05 第70回 超強力!?ドラゴンタイプでカードバトル! AG142話 進化!その神秘と奇跡!! 12/02/12 第71回 映画新ポケモン 『ポケモン+ノブナガの野望』大公開! 255話 ソーナノ!?ジムバッジとソーナンス!! 12/02/19 第72回 ポケモンクイズキャラバンSP in東北 AG73話 禁断の森の王者!フシギバナ!! 12/02/26 第73回 格闘ポケモンの祭典?ドンナマイト!! 84話 ラプラスをたすけろ! 12/03/04 第74回 ポケモンクイズキャラバンSP in東北!第2弾 273話 サヨナラ…そして、たびだち! 12/03/11 第75回 なりきり戦国武将で打倒ノブナガ!? DP149話 ピカチュウポッチャマくっつかないで!! 12/03/18 第76回 新メンバー登場!ゲーム カードで世界をめざせ!! 47話 ラッキーのカルテ 12/03/25 第77回 テレビアニメ15周年!永久保存版スペシャル! 1話 ポケモン!きみにきめた!(デジタルリマスター版) 12/04/01 第78回 ポケモンクイズキャラバンにケルディオな新競技! DP74話 ピカチュウ!ライチュウ!進化への道!! 12/04/08 第79回 宇宙初!ポケモンブラック2・ホワイト2をプレイ! AG65話 ゴクリン撃退大作戦!! 12/04/15 第80回 日本代表になってハワイへいこう!ポケスマ8 DP65話 パチリスはカバルドンの口の中!? 12/04/22 第81回 ポケモンブラック2・ホワイト2でケルディオ登場! 260話 ヤドキング!おうじゃのしるし! 12/04/29 第82回 ケルディオリレーで白熱!ポケモンクイズキャラバン! 49話 カモネギのカモ 12/05/06 第83回 街中にポケモン出現!?なりきりビンゴ第2弾 AG88話 神秘!宇宙からきたポケモン!? 12/05/13 第84回 新バトルチェス?それともドッジボール? 60話 カメックスのしま 12/05/20 第85回 ポケモンクイズキャラバン ももクロZ登場! DP63話 ウリムートリオと湯けむりバトル!! 12/05/27 第86回 秋山監督VSマリア監督!オリジナル映画対決! 70話 ニャースのあいうえお 12/06/03 第87回 ポケスマ8最終決戦!ハワイへの道は…? 82話 ひこうせんはふこうせん!? 12/06/10 第88回 ももクロ登場!アニメ ゲーム最新作の世界を大特集! 109話 コイキング!しんかのひみつ!! 12/06/17 第89回 ゲーム最新作『ポケモンBW2』大攻略スペシャル! DP90話 放課後はゴーストタイム!? 12/06/24 第90回 ピカチュウのオスとメスのちがい?クイズキャラバン! DP117話 ロケット団解散!? 12/07/01 第91回 ケルディオ メロエッタ!映画公開直前スペシャル!! AG47話 エネコとアロマテラピー! 12/07/08 第92回 ポケモン映画公開記念!大クイズスペシャル!! BW85話 歌えメロエッタ!愛の旋律!! 12/07/15 第93回 ポケモンカードの『エーススペック』とは!? DP122話 進化!そのときポッチャマは!? 12/07/22 第94回 夏休みにピッタリ!ポケモン新アトラクションとは!? BW87話 イワークの島でサバイバル! 12/07/29 第95回 ポケットモンスターブラック2・ホワイト2視聴者バトル! 62話 ピッピVSプリン 12/08/05 第96回 テツトモ!2700!からくりどーる!ポケモンネタSP 特別編 うたえメロエッタ リンカのみをさがせ 12/08/12 第97回 このポケモン…なんだ?遊園地でポケモンを探せ! DP112話 ピカチュウ・ポッチャマ漂流記! 12/08/19 第98回 ザブングル・プラズマ団がポケスマに挑戦状! 223話 とらわれのルギア! 12/08/26 第99回 100回記念スペシャル!前編 224話 ルギアとのやくそく! 12/09/02 第100回 100回記念スペシャル!後編 12/09/09 第101回 プラズマ団のアクロマ登場! SS12話 ロケット団 愛と青春の原点 12/09/16 第102回 海底神殿でズブぬれバトル!? AG89話 ピカチュウ、ロケット団に入る!? 12/09/23 第103回 街に本物のメダルおやじが出現!? 181話 やけたとう!マツバとうじょう!! 12/09/30 第104回 衝撃の新メンバー登場!新装開店スペシャル!! DP168話 飛べシェイミ!空の彼方へ!! 12/10/07 第105回 爆笑タッグバトル!…でロバートの鼻から牛乳!? 154話 いろちがいのヨルノズク!ゲットだぜ! 12/10/14 第106回 メダルおやじゴルゴがいく! DP43話 ムウマージ!悪夢からの脱出!! 12/10/21 第107回 夢のコラボ企画!ポケモンパンをスマッシュがプロデュース!! 191話 ノコッチはのこっちない!? 12/10/28 第108回 秋の超豪華スペシャル!キュレム イーブイ総登場! 40話 イーブイ・よんきょうだい 12/11/04 第109回 イッシュリーグ優勝をかけ芸人魂炸裂の大爆笑バトル! DP137話 マリル・ポッチャマ・エレキッド 12/11/11 第110回 不思議のダンジョンにハイレール!? 98話 みなみのしまだよ ぜんいんしゅうごう! 12/11/18 第111回 大好評!メダルおやじゴルゴが行く!! AG83話 お天気研究所のポワルン! 12/11/25 第112回 アーキド博士の大実験で衝撃の研究結果!? AG71話 オーキド博士とオダマキ博士!秘密基地の戦い!! 12/12/02 第113回 プラズマ団が街を制圧!?ポケスマに衝撃走る!! DP178話 さよならロケット団!ニャースの恋!? 12/12/09 第114回 美魔女(?)ツアーガイドと行くイッシュツアーバトル 168話 アズマオウ!フィッシングバトル!! 12/12/16 第115回 メダルおやじゴルゴがいく!! 特別編 ルージュラのクリスマス 12/12/23 第116回 第5回ポケスマ最強王座決定戦! BW107話 サトシ対コテツ!秘密兵器サザンドラ!! 13/01/06 第117回 ポケモンスマッシュ!エピソードY DP20話 ポケモンハンターJ! 13/01/13 第118回 みんなで遊ぼう!ポケスマゲーム大会!! AG108話 ユキワラシをつかまえろ! 13/01/20 第119回 絶好調!メダルおやじゴルゴがいく! 225話 さよならフシギダネ!オーキドていのぼうけん! 13/01/27 第120回 レッド博士のポケモンバトル秘密特訓! AG166話 摩天楼の赤いイナズマ! 13/02/03 第121回 ヨーヨー 紙ヒコーキ超技公開 イーブイ秋山フレンズ 198話 ニドリーノ ニドリーナ!タケシのバラいろのひび!? 13/02/10 第122回 話題騒然!?イーブイ秋山フレンズの謎に迫る! 183話 イーブイ5しまい!おちゃかいでバトル 13/02/17 第123回 大注目のゲノセクトを徹底調査! DP25話 怪傑ロズレイドと花伝説! 13/02/24 放送日はテレビ東京系列での初回放送時のものです。 視聴率は関東地区(ビデオリサーチ調べ)のものです。 略号(無印):ポケットモンスター AG:アドバンスジェネレーション DP:ダイヤモンド パール BW:ベストウイッシュ SS:ポケモンサイドストーリー 備考 2011年3月13日の放送は東日本大震災の報道特番により放送休止、以後1週ずつ繰り下げて放送
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チボデー・クロケット [部分編集] 第1弾 / ベストセレクション第1弾 CHARACTER 01A/CH BN005U 3-茶2 (自軍ダメージ判定ステップ)[茶2]:このセットグループの破壊を無効にする。 男性 大人 GF 茶-武 [2][1][2] 自身のセットグループの破壊を無効にできるキャラクター。 アムロ・レイ《01A/CH BL001R》に似ているが、タイミングは自軍ダメージ判定ステップと狭まっている。 セット先を選ばない代わりに、防御的には使えない。積極的に攻撃に出撃させるのが良いだろう。 [部分編集] 第6弾 CHARACTER 06C/CH BN054U 3茶-2 クイック (>起動):このカードの部隊が、敵軍本国に戦闘ダメージを与えた場合、ターン終了時に、このカードをリロールする。 男性 大人 GF 茶-武 [2][1][2] [部分編集] 第9弾 CHARACTER 09D/CH BN080R 3-茶1 (>起動):このカードの「専用機のセット」が成立した場合、自軍本国、または自軍捨て山の上の、カード2枚を廃棄する。その場合、カード2枚を引く。 男性 大人 GF シャッフル同盟 茶-武 [2][1][2] 特徴枠にシャッフル同盟が追加されたチボデー。 「専用:チボデー・クロケット」を持つユニット一覧(B3現在) ガンダムマックスター ガンダムマックスター(豪熱マシンガンパンチ) ガンダムマックスター(ボクサーモード)
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サトシ 情報 登場作品:ポケットモンスター 定価:4,860円 発売日:2017年07月予定 再販日: 商品全高:約130mm 付属品 手首:×1(右×1、左×〇) その他:ピカチュウ、サトシ用交換表情パーツ、帽子なし頭部再現パーツ、モンスターボール持ち右手首、ピカチュウ肩乗り用パーツ キャラクター概要 「ポケモンマスター」を目指して旅をする10歳の少年。ポケモントレーナーを志すようになったのは、幼い頃に野生のポケモンを探しに入った森で迷子になり、突然降りだした雨をやり過ごす為に野生のポケモン達と木陰で雨宿りした時に、「ポケモントレーナーになって、ポケモン達と一緒に冒険をしたい」という夢を持ったのがきっかけである。 商品解説 良い点 悪い点 不具合情報 関連商品 サトシ&ロケット団(Limited Edition) ロケット団 コメント 名前 コメント
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前回のあらすじ。 目の前が真っ暗になりました。 マスター「新しい性癖に目覚めそうです(^q^)」 コイキング「これはひどい」 ピカチュウ「次、変なことしようとしたらおんなじ目に遭うからね!」 まさか自身の萌えもんに攻撃されるとは思わなかったぜ。 逆に考えるんだ。俺が豚箱行きになる前に愛しの嫁達が 俺を止めてくれたのだと。ほーら、そう考えたら幸せになってきたぞ。うふふふふふ フシギソウ「(マスターはたまに変になることがなかったらなー・・・)」 マスター「さて、電撃云々は置いといてだ。 コイキングの特技ってどんなもんなのか教えておくれやす。」 ピカチュウ「あー・・・マスター、コイキングは・・」 コイキング「いや、いいよ。俺が話す。」 マスター「なんか雲行きの怪しい雰囲気。なんぞや」 そんな顔されるとちょっぴり不安じゃないか。 どきどきしてきたお。 コイキング「俺さ・・・実を言うと「はねる」しかできなくて 相手に攻撃することができないんだわ」 なーんだ、そんなことか。 マスター「そうかそうか。まぁ問題ない」 コイキング「いいのか?」 マスター「別に大丈夫。レベルが上がればいつか技を覚えると思うよ。多分。 というか覚えられなくても一向に構わん。」 こんなかわいい子をみすみす手放すと思ったか! マスター「戦力が欲しいのは確かだが、仲間になると意思表示してくれた娘を 解雇なんてこと俺にはできないよ。 さっきも言ったが仮にコイキングが技を覚えなかったとしても俺は絶対逃がさんですよ。」 コイキング「変な同情はいらんぜ。」 マスター「いやいや、単純にお持ち帰りしたいと・・・ちゅっちゅしたいと・・・そう思っただけさ」 コイキング「はは・・・ありがとな。」 マスター「礼はいらんぜ。」 コイキング「俺の真似すんなー。」 ピカチュウ「ちゅっちゅが余計だと思う。」 フシギソウ「(ちゅっちゅが余計だと思う・・・)」 うんうん、よかよか。 本人はやる気満々なようで、当面はみんなの戦いを見てその技術を盗むそうな。 がんがれコイキングたん。超がんがれ!努力が実ることを俺は信じるぞ! マスター「さて、俺の体と肉欲が回復したところでそろそろ出発するか。」 コイキング「お前はほんとに余計な一言を付けるんだなw」 ピカチュウ「最近マスターの本性らしきものが徐々に現れてきてない・・・?」 マスター「いえ、気のせいです><」 コイキング「こいつはいっつもあんななのか。」 ピカチュウ「最近、露骨になってきた気がする。」 フシギソウ「でも本当は優しい人なんだよ。」 コイキング「把握。」 うーん、女の子三人寄ればかしましいと言うが、 ほ ん と う に 素 晴 ら し い で す ね。 見てるだけでも華がある。テラモエスwwww マスター「しっかし、改めてみてみるとでっかい山だなぁ・・・」 フシギソウ「ですねー」 ピカチュウ「こんなの超えれるのかな?」 脱引き篭もりしたての俺にこれはきついぜ。 コイキング「あー、ちょっとついてきてくれないか?」 マスター「当てがあると見た。ついてってやんよー。」 言われるままに一同ホイホイと付いていく。 コイキング「ほら、ここ」 フシギソウ「洞窟ですねー」 コイキング「俺を捕まえたおっさんは山を超えずにこの洞窟を抜けてきたんだ。 ここを通ればきっとハナダシティにいけるぜ。」 マスター「ほほう、ナイスだコイキング。実にナイス」 コイキング「へへん」 てっきり山を超えるものだと思ったがそうじゃなかったのね。 うん、洞窟の横に丁寧に看板まで立てられている。まず間違いないだろう。 まさか、洞窟探検することになるなんて夢にも思わなかったぜ。 マスター「うほ、広いw てか意外と人いるのな。」 ピカチュウ「なんか思ったより明るいね。」 フシギソウ「でもちょっと蒸し暑いねー・・・」 マスター「もしかしてここにいる人たちってトレーナーなのかい?」 コイキング「多分」 マスター「おkおk、それじゃ野生の萌えもん及びトレーナーに気をつけて進むぞー。 襲ってきたら返り討ちじゃー!」 ピカチュウ「おー!」 コイキング「おー!」 フシギソウ「お・・・おー!」 士気も高々幸先良し。実に重畳也けりっと。 もちろんフシギソウたんの照れ仕草を見逃しませんでした。 みんなかあーいーよーwwwwwwwwwwww あー、こんなにも冒険が楽しいものだったとはなぁ・・・ ・ ・ ・ 「ぼくが見た奴!間違いない!あいつロケット団だぜ!」 「この洞窟にすごい化石があるって聞いてきたの」 トレーナー達の話によると、最近この地域一帯を騒がせているテロ組織、 ロケット団が奥にいるらしい。珍しい化石というのも気になるな・・・ そういや、化石ではないが黒色の変な石を拾った。 ピカチュウとフシギソウが「それ博物館で見たことある!」 とえらく驚いてたが、これは月の石なのだそうだ。 俺は目を輝かせて博物館を見学する二人しか見てなかったので全然覚えてなかったが。 マスター「それにしても、悪の秘密結社かぁ。」 フシギソウ「ちょっとこわいです・・・」 コイキング「きっとお前らなら大丈夫さ!俺が保障する。」 ピカチュウ「だといいんだけどね」 まぁここで話続けていても埒があかない。 気にせず進めー。 フシギソウ「あの・・・マスター」 マスター「ん?どしたの」 フシギソウ「あっちに・・・」 ぬあ、見るからに怪しい格好をした奴が。 胸にでかでかと赤字でRと書いてある。 その見るからに悪そうな井出立ち あれこそ間違いなくロケット団だろうと俺は確信した したっぱ「ん?」 げ、目が合った。 したっぱ「そこの子供!何を見ている! 萌えもんマフィア。ロケット団は怖くて強いのだ!」 ロケットだんの したっぱが しょうぶをしかけてきた! やっぱりこのパターンかい! 悪の秘密(?)結社というからには手ごわいのかもしれない・・・ マスター「きをつけろ!フシギソウ!」 フシギソウ「はい!」 ・ ・ ・ したっぱ「しくじったか!くそ!仲間がだまっちゃいないぞ!」 マスター「・・・・・・」 弱ッ!? なんか拍子抜けした。いや、したっぱだからこんなもんなのか。 ピカチュウ「それで、こいつどうすんの?」 マスター「フシギソウ、ねむりごなをかけてやれ」 フシギソウ「ごめんなさい!えいっ!」 したっぱ「ちょ!ま・・・zzz」 洞窟抜けたら通報しとこう。これで暫くは起きないだろう。 マスター「よし、こんな調子で団員見つけたらしばき倒して眠らせよう」 フシギソウ「はーい。」 コイキング「なんか悪を打ち倒すヒーローってかんじ?いいねいいね!」 ピカチュウ「楽しそうじゃない!みんなでがんばろ!」 マスター「テンション上がってきた」 おらおら、悪を打ちのめす正義の使者のお通りだーっと。 善行を積むというのも良いものなのかもしれない 今俺達がやろうとしてることがいい結果につながってくれるのならなによりだ。 奥に突き進むとロケット団したっぱがいるわいるわ、 幸い秘密結社につきものの幹部やらボスやらは不在らしく雑魚ばかりだった。 したっぱ1「俺を怒らせたお前はロケット団のブラックリストにのるぜ!・・・zzz」 したっぱ2「おつきみ山の化石を売って大儲け・・・zzz」 したっぱ3「扱いひどくね?・・・zzz」 マスター「よーしよし、オツキミ山にいるロケット団は全滅したようだな」 化石で大儲けとはまたセコイこと考えるなぁ・・・ オツキミ山の悪は滅びた。 だがこれは氷山の一角にすぎないのだろう。 これからもロケット団を見かけ次第倒すことにしよう。 ピカチュウ「不埒な!」 コイキング「悪は!」 フシギソウ「ゆ・・・許さない!」 マスター「俺達4人は今日もゆく!」 それにしても俺達、ノリノリである。 フシギソウ「は・・・はずかしいです。(楽しいけど・・・)」 さぁさ、オツキミ山の巨悪を根絶したわけだ。 俺達は意気揚々と先へ進んだ。 マスター「ん、なんだこれ?」 ピカチュウ「あ!それ、博物館で見たやつだ!えっと・・・なんだっけ。」 フシギソウ「カセキだよ。ピカチュウちゃん」 ピカチュウ「そうそう、それそれ!」 マスター「ほーほー、これがねぇ・・・」 コイキング「そう言われるとそこらの石ころと雰囲気が違うような違わないような・・・」 これが原因でロケット団はここにやってきたわけだ。 ここはロケット団を倒した俺がもって帰った方がいいかもわからんね。 理科系のミツハル「こら、まてよ!」 マスター「?」 どこからともなく理科系のガリガリな野郎が現れた。 理科系のミツハル「この化石は僕が見つけたんだ、二つとも僕のだ!」 りかけいのミツハルが しょうぶをしかけてきた(笑) しょうぶに かった(笑) 理科系のミツハル(笑)「わ、わかった!お前にも分けてやるよ! 僕とお前で化石を1個ずつだ!独り占めはだめだぞ!」 ピカチュウ「うわぁ・・・」 コイキング「うわぁ・・・」 フシギソウ「・・・」 まぁ提案事態は拒否する必要の無い公平なものだ。 さっきの横暴には目を瞑っといてやるとしよう。 俺は甲羅みたいな形の化石を手に取った。 理科系のミツハル(笑)「じゃぁこれは僕のだ! ここからすごく遠いけどグレンタウンに 萌えもん研究所がある。化石を甦らせる研究もしてるらしいぜ!」 そりゃまたすごい話だな。 もしグレン島にくることがあったら立ち寄ってみるとしよう。 俺達はオツキミ山を後にした。 マスター「うおー!空だー!」 コイキング「おお!光じゃ!光が満ち溢れておる!」 ピカチュウ「んー、空がまぶしいー」 フシギソウ「長い道のりでしたねー」 洞窟を抜けた後の日の光がこんなに気持ちのいいものだったとは。 さぁさ、街は目の前だ。萌えもんセンターで休憩して今後のことを考えないと。 続く