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シショチョウガタリ ゆーのフェレット 快晴。 無限に澄み渡る空のことを指すのなら、間違いなく今日の空は快晴なのだろう。 落ちる日差しは穏やかで、眼下の海がきらきらとはね返す。 海鳴の海が一望できる丘の上。 弟子であり友人であり幼馴染でもある彼女が幼いころ、毎日魔法の練習をしていた公園だ。 ここは、変わらない。 なら他に変わったものがあるのか、と問われれば、ある、と答えざるをえないけど。 ――そこへ、子どもたちの笑い声。 横目で確認すると一組の家族が僕が座るベンチの後方を歩いて行く途中だった。 こちらの世界には曜日というものがあり、日曜日は休日という属性を含んでいる。 僕、ユーノ・スクライアはこの世界――第97管理外世界の人間というわけではないが、 幼少のころのある期間をこちらで過ごしていたため、その辺の知識は最低限持ち合わせている。 『そんなんだから――』 まただ。 また彼女の言葉が脳裏で再生された。 弟子である彼女じゃなくて、もう一人の、幼馴染である彼女の言葉だ。 金色の髪を持つ、おせっかいな彼女の言葉は僕がここに来てから――ここに来る前からも不意に再生され、気を滅入らせていた。 「……確かに言い過ぎだったかもしれないけどさ」 思わず漏れた言葉は若干の後悔だ。ただ僕は僕に全面的に非があるとは思わない。 それでも――それでもだ。 「そうは思えないんだから仕方がないじゃないか……」 不満はこの青い空と蒼い海が吸収してくれることを願いつつ、僕はベンチを立った。 今日はもう帰ろう。 友人である彼女には悪いが、この埋め合わせはどこか違う形で行うことにしよう。 ――と振り返り、公園の出口の方へ踵を返したときだ。 円形のゴミ箱の横に立てられた海鳴観光マップを一人の少女が眺めていることに気付いた。 少女は髪を頭の左右で二つに分け、大きな――ぱんぱんに膨れた大きなリュックサックを背負い、 ブラウスにスカートという格好。 髪型が幼馴染の昔の髪型に似ている気がしないでもない。 それだけなら特別気にすることもない光景なのだが、その少女は僕がここを訪れたときも そのマップを食い入るようにして見ていた。 それですぐにどこかに行ってしまったのだが、またここに来て見ているということは。 「……迷子、かな」 だとすれば、放っておくわけにはいかないだろう。 僕は息を吐いて、小さな笑みを造る。 そして少女に近づき、彼女の肩を叩いた。 「ねえ、君、もしかして、迷子?」 「うっうわぁあ、たったすけてぇえ、おまわりさーん」 おまわりさん――警察を呼ばれてしまった。 僕ってそんなに不審者にみえるのだろうか。 「って、君、落ち着いて。怪しいものじゃないから」 おや? といった表情で少女は振り返る。 僕の顔を確認するや頭を下げた。 「あ、ごめんなさい。てっきり知り合いの男子高校生かと思いまして」 どんな知り合いなのだろう。 肩を叩かれただけで警察を呼ぶほどの知り合いとは。 「会うたびに抱き締められ、頬ずりされ、スカートの中をまさぐってくる普通の知り合いですよ」 「それ普通じゃないよ! ただの変態だから!」 海鳴の街はいつからそんな変態が現れるようになったのだろうか。 それも時代の流れ、という奴だろうか。 ……嫌な流れだ。 「それで、今度はこちらから攻めていこうと思いまして、おまわりさんを呼んであせらせようと思ったんです」 ……なかなか知能犯だな、この少女も。 僕が変なところに関心したのに気付いたのか、少女は胸を張って、 「この街の今月の標語は『ロリコンどもに社会的な死を!』ですからね」 社会的抹殺。 末恐ろしいことである。 海鳴も変わったなぁ……と遠い目でこの街のことを想う。 前髪をくしゃっとつかみ、 「この場合は迷子だから、というより、別件で警察に行ったほうがいいのかな……」 それこそ、その知り合いに社会的な死を与えるべくだ。 「あっいえ、大丈夫ですよ」 それなのに被害者である少女は健気にも笑ってみせた。 「あれも、あの人とのコミュニケーションの一環ですから」 嫌なコミュニケーションの取り方である。 「そんなことより」 少女はささいなことだとでも言うようにその話題を切り捨て、大きな瞳をこちらに向けた。 「お兄さん、もしかして家に帰りたくなかったり、します?」 ★ ☆ ★ 先ほどまで座っていたベンチに再び腰をかける。 今度は一人ではなく二人でだ。 「えー、私の名前は八九寺真宵と言います」 「どうも。ユーノ・スクライアです」 「外国の方なんですか?」 「外国、といえば外国だね」 正確には異世界なのだが。 「それで、スクライアさんはどうして家に帰りたくないんですか?」 あれから、真宵ちゃんはいきなり「私が人生相談に乗ってあげますよ、ふっふー」と 僕の了解承諾その他もろもろを得ずに、僕の手を引っ張って先のベンチに無理やり座らせたのだった。 僕としても意気揚々とした彼女の好意をむげにするのは、子どもの善意を否定する後ろめたさがあったので、 こうして人生相談に乗ってもらったという形を取ったわけである。 子どもの遊び。 人生相談ごっこ。 時間が許す限りは、乗ってあげるのが大人というものだ。 「うーん、ちょっと人と口論してね」 本当は口論と呼べるほどのものではなく、一方的に言われっぱなしだったけど。 「ふむふむ。口論ですか」 相槌を入れる真宵ちゃん。気合いの表れだろうか、と思いつつ口を開く。 「僕には幼馴染の女の子が三人いてね」 「日本男児の敵ですね」 ……どうして三人の幼馴染がいるだけでこの国の敵になるのだろう。 「この国では、幼馴染の女の子という存在は希少ですべての男子の憧れですからね。 毎朝起こしに来てもらったり、一緒に通学したり、お風呂に入ったり、いったいどれだけの 男子が渇望していることか! それを三人もだなんて……あなたは今この国の男性すべてを 敵に回しました」 「そっそうなんだ……」 それをなぜ女の子である真宵ちゃんが憤るのかは謎であるが。 この分だとお風呂の件については黙っていたほうがいいのかもしれない。 進んで言うようなことでもないし、そもそもあのときの僕は人間じゃなくてフェレットだったし。 「で、その中でも特に大切な幼馴染がいるんだけど、他の幼馴染が どうも僕と彼女をくっつけようとしているらしいんだ」 「男女の仲に、ということですか?」 「そうらしいね」 とある悪友の奥さんも会うたびに彼女との仲を聞いてくるわけだけど、 「僕としては本当に、大切な、大切な幼馴染なんだ。それなのに……」 彼女は言う。 『そんなんだからユーノは――』 「顔を合わせるたびに『好きなんでしょ?』とか『付き合わないの?』とか聞かれてね――」 彼女は言う。 『そんなんだからユーノはいつまでたっても――』 「今日もちょっとしたパーティーでこちらに来たんだけど、そこでも彼女に言われて――」 JS事件も終結し、高町家で行われたパーティー、というより宴から。 「いい加減うんざりしてしまって、――逃げてきたんだ」 逃亡者。 脱落者。 どちらでも同じことだ。 僕は間違いなく、逃げてきたのだから。 どこから? 執務官である彼女のもとから。 そして、教導官である彼女のもとからも。 「ここに来たのも心を落ち着かせるためなんだ。少し一人になりたかった、というか。 結局、自分の心の狭さが嫌になっただけなんだけど」 笑って言えばよかったんだ。 君の言う通り――だね、と。 それなのに、どうして僕は――。 吐息し、先ほどから黙っている真宵ちゃんをうかがう。 「こんな感じの悩みなんだけど、何かいい方法はあるかな?」 「思った以上に深刻な悩みで小学生な私はドン引きです」 引かれてしまった。 それもドンを冠するぐらいに。 小学生に相談するにしては内容が複雑すぎたと思い、すぐに否と考え直す。 問題は至ってシンプルで、あくまでもロジカル、どこまでもリアルだ。 答えは出ているわけで、僕がそれに対し、盲目的なだけなのだ。 「要するに、好きなんでしょ好きなんでしょ言ってくる幼馴染がうざくて、 逆ギレしてしまったと」 遠からずとも近からずだ。 逆ギレ、と捉えれても仕方がない。 「――うん、だいたいそんな感じだね」 真宵ちゃんは顎に指をあて、目を閉じ、 「私の経験から言わせてもらえば――」 目を開けた。 「その好きなんでしょ好きなんでしょと言ってくる幼馴染の方も スクライアさんのことが好きだったりしますね」 「……いやいや、それはないよ」 彼女が僕のことを好きって? ありえない――それこそありえない。 仮にそうだとしても、僕にとって彼女もまた大切な幼馴染だ。 そういう――仲になることはない。 「どうです? いっそのこと、三人目の幼馴染の方も含めて全キャラ同時攻略というのは?」 「あははは、僕はそこまで器用な男じゃないよ」 社会的にも物理的にも殺されそうだ。 僕だって命は惜しい――まだ死にたくない。 「ですが、中には本命の彼女さんがいるのに、他のキャラに手を出している人もいますよ。 彼女の後輩とか、クラスの委員長さんとか、妹の友達とか、妹とか――」 「最後の何? 倫理的にまずい気がするよ?」 「ぼん、きゅっ、ぼんの小学生とか――」 言って、なぜか真宵ちゃんは両頬をおさえ、ぼんきゅっぼんだなんて……と身悶えていた。 と、僕の視線に気づいたらしく、こほんと咳をして姿勢を正し、 「失礼。ちょっと浮かれすぎました」 「沈んでくれて嬉しいよ」 「嬉しいといえば」 真宵ちゃんは僕の言葉尻を捉え、一度うなずく。 「女が喜ぶと書いて嬉しい。――これってなかなか意味深だと思いません?」 「そうなの? 僕にはよくわからないなぁ」 「あっそうでした。スクライアさんは外国の方でしたね」 やや不満げに真宵ちゃんが腕を組む。会心のネタを袖にされたのが不満なのだろう。 「――話を戻しますけど」 脱線した車輪がようやくレールに戻る。 「スクライアさんはその幼馴染の方々をただの、と言ってはなんですが、 大切な存在として認識しているわけですよね?」 「うん、そうだよ」 それだけは臆面もなく照れもなく言える。 「ですが、脳科学的にみれば男女間に永遠の友情なんてものは存在しないそうですよ」 「いずれは恋愛感情が芽生えると?」 「ええ。まっとうな思春期を迎えてなくてもです」 なぜだろう。その一言はピンポイントで僕に向けられている気がした。 「ですから、今は友達以上恋人未満、友情以上恋愛未満だとしても、その幼馴染の方々を 女性として認識――恋愛感情を抱くときが来るはずですよ」 恋愛感情、か。 そんなふうに彼女を思える日が来るのだろうか。 だが、来たとしても。 「……僕は、彼女をそんな風に思っていいのかな?」 「――と、言いますと?」 いい相槌を打ってくれる子だな、と思い、どうせ冗談として処理されるだろう、と予測。 これぐらい許容範囲だろう、と自分の正体を告げた。 「実は、僕――魔法使いなんだ」 「とても三十代には見えません!」 えっ何、そのリアクション……? 「まだ十九です」 「ならもうすぐ妖精さんですね」 これもこの世界独特の言い回しなのだろう、とメガネの位置を直して、 僕はその意味を追求せずに話を進める。 「僕が彼女に出会ったのもそれゆえなんだけど、そのせいで彼女は――」 雪景色に染まる赤色。 包帯を多重に巻かれた彼女。 難航したリハビリ。 「――重傷を負ってしまってね。それもまだ……そうだね、君と同じぐらいの歳だった」 台無しになった11歳時の半年間。 僕と出会わなかったら、と会わなかった可能性を考えた。 「僕と出会わなかったら彼女は大けがを負うことはなかった」 僕と出会わなかったら、彼女は普通の人間としていられた。 今でこそ彼女には青い空が似合う。空こそが彼女の居場所だとはっきりと言えるわけだけど。 「出会いがもたらした負の可能性を考えると、自分には、彼女を大切な幼馴染以上に 思う資格がない気がするんだ」 守りたいがゆえに、それ以上の感情を抱いてはいけない。 それがあの子の目には――。 彼女にとっては。 彼女を。 「……いらいらさせるんだろうね」 「……複雑ですねぇ」 真宵ちゃんと二人、しみじみと空を見上げる。 あの青い空のように、広い心を持ちたいな、と半ば現実逃避。 真宵ちゃんはぽつりと言う。 「代替性理論、バックノズル……」 その呟きに視線を横に向けると、真宵ちゃんが少し真剣な瞳をこちらに返していた。 「いえ、京都で会った狐のお面を被った男の人が言ってたことなんですけど……」 ここは突っ込みどころ、なのかな? 「スクライアさんは、代替性理論、バックノズルという言葉をご存じですか?」 「いや、初耳だよ。どんな理論なの?」 「代替性理論というのは、別名ジェイルオルタナティブといって――」 真宵ちゃんはわかりやすい解説を述べた。 「全ての事物には代わりがあるという理論ですよ」 「代わり?」 もしくは替わり、か。 「例えば、ここでスクライアさんが私と出会わなかったとしても、違うとき、違う場所で、違う誰かと 同じような会話をしたことでしょう。というのが代替性理論、代用可能――ジェイルオルタナティブです」 「代用可能……ジェイルオルタナティブ」 「そしてバックノズル。私たちはこうして出会ったわけですけど、しかし、もしここで 出会わなかったとしても、違う場所で出会っていた。時間の前後はどうあれ、 出会っていたことでしょう。つまり、起きることはいずれ起きる、ということです」 起きることは、いずれ起きる。 彼女のけがも? 「スクライアさんの場合でみれば」 真宵ちゃんは言う。 「その幼馴染の方と、そのとき、その場所で出会わなくても、いずれ違う場所で出会っていたはずです。 また幼馴染の方も、スクライアさんと出会わなかったことによって、その大けがを負わなかったとしても、 違う誰かと出会ったことによって、同じような大けがを負ったかもしれません」 それは――その可能性は、ありえる話だった。 もともと高い魔力値を持っていた彼女のことだ。 PT事件に遭遇しなかったとしても、闇の書事件には巻き込まれていたかもしれない。 そこから魔導士としての道を歩み始めた可能性もある。 そして、蓄積した無理と疲労によって……。 「…………」 それが彼女の運命だったとでも言うのだろうか。 「とまあ、結局は――」 眉間のしわを深くした僕をよそに、真宵ちゃんは悪戯めいた笑みを見せた。 「――戯言なんですけどね」 ★ ☆ ★ 拍子抜けした僕に真宵ちゃんは続ける。 「所詮は可能性の問題ですよ。それに起こったことは起こったことして揺るがないじゃないですか。 今さら気にしても仕方がないです」 「……ポジティブだね」 「そうかもしれませんね……」 言って、顔を俯かせる真宵ちゃん。 どことなくシリアスな雰囲気に僕は首をわずかに傾ける。 「さきほど、全キャラ同時攻略を身をもって実行している人がいると言いましたよね?」 「うん、言ってたね」 「実はその人、冒頭でお伝えした知り合いの高校生なんです」 「…………」 思わず絶句してしまった。 世の中というのは、こう、……よくできているよなぁ。 「私は迷子だったところをその方に助けられたわけなんですが、助けてくれたのが……」 真宵ちゃんは照れを含んだ笑みを造り、 「その方でよかったと思います。あのとき、声をかけて、助けてくれたのがあの人で良かったと、 そう思っています」 都の条例に引っ掛かりそうな好意や行為は勘弁ですが、と続く言葉には苦笑を浮かべるしかない。 「ですから、そのけがをした幼馴染の方もスクライアさんに出会えて――スクライアさんで良かった、 と思っているはずですよ。スクライアさんは、その好きなんでしょと言ってくる幼馴染の方がくっつけようと するぐらいの人なんですから」 根拠としては希薄なのだが、説得力は抜群にあるような気がした。 「起こったことは起こったことして割り切ることも必要ですよ。それとも、スクライアさんは その幼馴染の方に出会ったのが別の男の人でも良かったとでも?」 なぜ男の人に限定しているのか不思議に思ったが、彼女の横に僕じゃない別の男性が 立つところを想像してみる。 「……」 それは――それは、なんかくやしいや。 「……そうだね」 彼女に出会えたのが、彼女を魔法の世界に導いたのが。 「僕で、良かったよ」 僕じゃないとダメ、とまでは言わないけど。 彼女に出会ったのが僕で、本当によかった。 「――本当に」 目を細め、風を感じる。 海からの穏やかな風が頬をやさしくなで、山々へと突き抜けていく。 そこへ。 「はぁーちぃーくぅーじぃー」 風とともに届いた声に真宵ちゃんが身を震わせた。 姿は見えないが、声の主はどうやら真宵ちゃんを探しているようだ。 「もしかして……例の人?」 「ええ、そのようです」 「警察、呼ぼうか?」 「いえ、さすがにそれは本気で傷つくと思うので、またの機会に」 真宵ちゃんは再度響いた彼の声に困ったような笑みを浮かべた。 「今日はちょっとした観光でこの街を訪れたんですけど、あの人、いつの間にか 迷子になってしまって、あの観光マップであの人がいきそうなところを探してたんです」 それは自分が迷子になったのではないという主張そのものだった。 そういうことにしておこう。 「あんまり焦らすと後が怖いですから、もう行きますね」 「そう、色々とありがとう」 「いえ、私は何もしてませんよ。……スクライアさんが、一人で勝手に助かっただけです」 どこか突き放した言い方だったが、僕にはそれが好ましく感じられた。 笑みを造り、笑みを見せ、笑みを送る。 「それでも、話せたのが君で良かったよ」 「そっそうですかぁ」 真宵ちゃんは顔を赤くしてベンチから降りると、満面の笑顔を咲かせた。 「それでは、友愛と息災と再会を」 ★ ☆ ★ 公園を出て高町家に戻ると、門のところに人影が見えた。 そこにいたのは上背のある女性――幼馴染の一人であるフェイトだった。 何か言いたそうな顔をして、目線を下げたり、上げたりしている。 「ユーノ……」 そう呼びかけ、一度躊躇い、それでも意を決したらしく彼女は言葉を紡いだ。 「さっきはごめんね」 さっき。 『そんなんだからユーノはいつまでたっても――』 「……別に、気にしてないよ」 わずかに間があったのも、彼女の言葉がリフレインしただけで深い意味はない。 「私、ユーノがあんなに傷つくとは思ってなかった」 まさか、と彼女は言い、脳内でも彼女の言葉がリピートされた。 「――ヘタレと言われるだけで、あんなに傷つくなんて」 『そんなんだからユーノはいつまでたっても――ヘタレって言われるんだよ』 「…………」 「あっ、ごめん、また言っちゃった」 フェイトのことだから悪気がないとは思う。 思うが――そう思わないとやっていけないのが本音だ。 「もういいよ、ヘタレでもなんでも……」 若干あきらめ口調で言い、気持ちを切り替えてフェイトに尋ねる。 「なのはは、どこ?」 「たぶん、台所、かな」 「わかった。ありがとう」 礼を述べ、高町家の敷地に入る。 なぜかフェイトは嬉色の笑みを見せ、 「えっ、もしかして――」 「もしかして?」 「んん、なんでもないよ」 そう、と納得し、ふと思い立ってフェイトの方に半身を向けた。 「フェイト」 「うん、なに?」 「なのはの友達になってくれて、ありがとう」 えっいきなり何言ってんだこいつ、といった目になるフェイトに構うことなく玄関に入る。 ちょうど彼女がいた。 高町なのはがいた。 エプロンを着た彼女は僕に気づくと首を傾けて自然な笑みを造り、 「お帰り、ユーノくん。どこ行ってたの? 散歩?」 「うん、ちょっとした異文化交流をね。ただいま。……あれ、ヴィヴィオは?」 「中庭でアリサちゃんやすずかちゃんたちと遊んでる。アリサちゃんもあれで子ども好きだから」 そうは見えないけどねー、と笑い合う。 望むは本人が聞いていないことばかりだ。 笑いを止め、彼女の目を見て口を開く。 「ねえなのは」 僕は想う。 「もしよかったら、今度一緒に食事でも――」 ユーノスクライアが出会ったのが高町なのはで本当に良かったと。 《hesitation wound》is THE END. おまけIF 「フェイト。もしよかったら今度一緒に食事にでも行かない?」 「……は?」 何言ってんだこいつ、といった目になるフェイト。 「あっ、はやて。もしよかったら今度一緒に――」 「ええで。どこ行こか?」 ハーレムエンド
https://w.atwiki.jp/aratakangatari/
アラタカンガタリ~革神語~ 信じる力が強さになる!異世界・天和国を救え!! TVアニメ『アラタカンガタリ~革神語~』のゲームが登場!! 壮大な物語がいつでも堪能できる!! また、アニメの名シーンに加えて、ここでしか見られないオリジナルの描き下ろしイラストも続々登場するよ!! サービス提供:株式会社そらゆめ mobage http //www.mbga.jp/_game_intro?game_id=12012209 GREE http //jp.apps.gree.net/ja/60057 mixi http //g12015183.sp.pf.mixi.net/ 2014年1月28日(火)15:00にて全サービス終了 サービス終了後は、ゲームプレイ、過去データの閲覧はできなくなります。 こちらではキャラカードの補完を目的としています。 2014年1月17日時点で描き下ろしキャラカードはコンプリートしています。 何かありましたら各ページのコメントにてお願いいたします。
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原曲・little by little 作詞作曲・tetsuhiko TVアニメ「NARUTO-ナルト-疾風伝」3代目ED曲。 【登録タグ 2007年の楽曲 J-POP NARUTO-ナルト- NARUTO-ナルト-疾風伝 little by little アニソン】 カバーした声優 杉山紀彰
https://w.atwiki.jp/pjed/pages/14.html
タイトル 大江戸イロモノガタリ 動作環境 Nscripterに準ずる(ONscripterを使ってのMac・Linux対応も確認する) 画面サイズ:800×600 おまけ機能:スチル閲覧(一度見たスチルは自由に閲覧できる) 後日談エピソード(EDを迎えたキャラクターとのおまけイベント)
https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/1804.html
【登録タグ SUPER SONIC APPLE RABBIT ichigo ね 岸田教団&the明星ロケッツ 遠野幻想物語 曲】 【注意】 現在、このページはJavaScriptの利用が一時制限されています。この表示状態ではトラック情報が正しく表示されません。 この問題は、以下のいずれかが原因となっています。 ページがAMP表示となっている ウィキ内検索からページを表示している これを解決するには、こちらをクリックし、ページを通常表示にしてください。 /** General styling **/ @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight 350; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/10/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/9/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/8/NotoSansCJKjp-DemiLight.ttf) format( truetype ); } @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight bold; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/13/NotoSansCJKjp-Medium.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/12/NotoSansCJKjp-Medium.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/11/NotoSansCJKjp-Medium.ttf) format( truetype ); 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都心の喫茶店 (side ある少年) 都心の地下に建てられた、静けさ漂う喫茶店。 僕は、その店の端に座っていた青年の隣に座らせて貰い、 話題提起として「過ちを犯した少年」の話をしていた。 そしてこれは、その話の後半部分である。 虐められていた少年はある日『闇の力』を手に入れた。 それからと言うもの、彼は狂暴な復讐魔となっていた。 自分を苦しめた人間はおろか、助けてくれなかった人間をも問答無用で消していく。 彼の周りにいた者は皆、居なくなってしまった。 彼に怯える者は逃げる。そんな人達を少年は殺す。 彼には恋人が居たが、その豹変ぶりを見た彼女は行方を眩ませた。 友人も、その行き過ぎた怒りに巻き込まれて命を落とす。 中には、彼から隠れる事に成功した者も居た。 ……結果、彼の周りからは人は居なくなったのだ。 怒りを全て晴らして、ようやく正気に戻った少年。 しかし彼は、その幸せな気持ちを語る相手が居ない事に気が付いた。 彼女も居なくなった。友人も皆、殺してしまった。 それを悟った少年は、自分が犯した罪に気付いた。 「虐めとか、そういうのじゃない。 僕は皆を殺してしまった」 少年は嘆き、悲しんだ。 自分が求めていた結果は、こんな物ではなかった筈だと。 平和が欲しかったのに、自分でそれを崩したのだと。 彼は親友の亡骸の前で涙を溢し、心の底から悔やんだ。 もう、後には戻れない…… そこに現れたのは、邪悪な一族の男だった。 男は、その世界を支配下に置こうと現れたのだ。 空高くから現れた男は、力の見せしめに街の破壊を行った。 少年は、その男を暫く見ていたそうだ。 そして、遂に動き出した少年。 彼が放ったオーラは、闇ではなく光だった。 ……そう、彼が手にした力は闇ではない。 その心の内をエネルギーとして扱う力だったのだ。 だが、男も負けていない。 この男は様々な場所でエネルギーを吸収していたらしく、何よりも強い力を持っていたそうだ。 その力に敵わなかった少年は、いずれ地面に叩き落とされた。 地面に倒れた少年。その目線の先には、 毒々しい雲の間から射す光。 そして、その耳に聞こえてきたのは、何者かの声。 『お前の成した罪は重い。その罪を全て償う気はあるか』 誰かの声は、そう問い掛ける。 彼は深く頷いた。 すると、雲の隙間から射す光は光線となり、彼を包み込む。 『あの男は、世界の終わりを望む者。その野望を打ち砕け。 三回だけ時を渡る力と、命を甦らせる力を与える。 この世界を滅亡より救い、光ある未来へ導いてみせよ』 少年は自らの罪を償うべく、旅立った。 今も何処かで、世界を明るい未来に導いているらしい…… 「……っていう話なんだ。」 僕は、長々とした話を締めくくった。 メロンソーダが入っていたコップの中に入ったままの氷の音が、店内に小さく響く。 気付けば、時計が指しているのは午前1時37分。 こんな時間になってもまだ話を聞いてくれていた青年は、知らぬ間に新しく珈琲を注文していた。 ……もしかして、僕の話を聞いていて眠くなったから、珈琲を飲んでいるのだろうか。 「えっと……ゴメンね、つまんなかったかな?」 心配そうに訊ねた。 うっかり自分の世界に浸っているような気持ちで話していたものだから、つい周りが見えなくなっていた。 その質問に対して、青年は無表情のまま答える。 「気にするな。暇が潰せて良かった……それより、聞きたい事があるんだが」 この青年、正に紳士だ。 僕が女だったら惚れていたかもしれ……ゲフン ゲフン。 しかし、彼の質問とは何なのだろうか。 僕は、彼の質問に耳を貸した。 「アーロンという少年を知らないか?捜しているんだが」 青年は机に珈琲の代金を置くと、此方に顔を向けて問う。 残念ながら、その名前は僕の身には覚えが無かった。 「アーロン?……んー、知らない……かな。」 「……そうか」 僕の返答を聞くと、青年は微かに俯いた。 その俯いた顔は、表情の変化に貧しい彼の割には、暗い雰囲気が充分に伝わってくる顔だった。 「……そろそろ俺は帰る。」「あ、僕も一緒に帰るよ」 相手を落ち込ませたような気がした僕はせめてものお詫びとして、相手の帰り道まで送る事にした。 すると、青年は無言のままドアを開ける。 とりあえず、了解という意味で受け取っておく。 相手の後に続いて地上への階段を上っていると、僕のポケットに入れていた携帯電話が鳴った。誰かからの電話だ。 「ぁーい、もしもし。 ……え、何。CBAから住宅街へ行く道?追跡?……うん、うん……おっけぃ。」 脱力的な挨拶から始まった通話だった。 しかし内容は僕にとっては重大だった。 「ごめん、急用出来ちゃった。今日は話を聞いてくれてありがとね。最後に聞かせて欲しいな……君の名前。」 電話をポケットに入れた僕は、相手とは違う方を向いた。 住宅街の方面だ。 「俺の名前……俺はアルフェルドだ。」 青年は僕に顔を向けず、先まで続く道を見詰めながら答える。 紳士ではあるが、少し愛想に欠ける青年だ…… 「そっか。……見つかると良いね、アーロン。」 「……ああ。全くだ」 最後の言葉を交わすと、僕はその道を真っ直ぐ走っていった。 その時、後ろを不意に見て気付いた。 アルフェルドが、此方を向いて見送ってくれていた事に。 ー続くー
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ヴォーカルまとめ>サークル別(O-Z) OHBA堂幻想蓄音館 One s Spare TimePerfect Patchouli Orpheus夢想文楽 OTAKU-ELITE RecordingsPurple and Cherrypink Ruby and Aquamarine Tsukuyomi and Amateras はくたく☆りぼん まじキモけーね 旅人と、その恋人 PARADOXCHAOS and LAW Pizuya s CellViolet Lotus Requiem Pizuya s Cell x MyonMyonPrunus Subhirtella Chaoscillation Game Yellow Cake Nuclear Blast Resurrection Ballad positive suicideThe Steady Song EP You Shoot, I Move PROJECT tM@S幻想メガ★ラバ PROSCIUTTOverticality Q-BITEVER CRIMSON CLEAR TONE スワイル STARDUST BROOM STARDUST MELODY QLOCKS東方紅幻燈 凛音天聖 東方神舞月 stereoscopic 天威夢方 神様はサイコロ遊びをしない 桜色フィラメント R-noteTautology Raw Postlarvae Blown(合同企画サークル)Gensou Diary(合同企画CD) Re cy cle東方ねこじゃらし トホQハイランド! 幻想マジかるっ☆ Re SPEC東方音唄祭 Re Volte4.9.5 Saltacross 〜風ノ鉄綺 Zettaflare 〜地ノ融核 Psalmodia -東方賛美歌集- fantastica 〜星の方舟 東方幻奏録7 Radical RhythmFirst Impact RedGear東方カタルシス RegaSoundVivid Parasol Time Limit Nostalgia Reliance Toneアニマカルド Rhyth東方スクランブル! 東方スクランブル2 -Million Burst Riders!!- 東方スクランブル3 -the Clane and the Turtle- Rocker s Step紺色アンプ ROUGH TIMEtheme of east 幻想夢遊盤 風切る羽音 ready for the red ? RWFateful blossoms rythmique東方混淆幻楽 Breezy Storm Let it snow, Let it flow. (ep) Quiet Storm SAVE THE QUEEN幻想のエリシオン? Perfect Eastern Dream ScinicadeLuna Megaropolice ~月下響宴 SCN(Saikoro Club Network)black history extra bh2 - Crimson Label bh3 - Viridian Label bh4 - Sakurairo Label SEA SPARROWS東方携帯食 Re joiceable Sky EVERLASTING STARBOW 例大祭に落ちちゃったよ腹いせおまけCD Secret Gardenデイブレイク -daybreak- Seele春華 seven sensesアヤカシサカセル -冥界お嬢西行寺 幽々子- ShibayanRecordsAssortment of sense Crystal Stone キセキ☆インパルス ~ emotionalfeedback オトメキュート SiestailResistance ちれーでんのおんがくたい Shrine*Bloom*Yard 時間泥棒 109” 蜜柑泥棒 ミドリ:サイクル 寺へ… かえるさん☆ダ・KERO! Garnet ザ・ベストてゐ Tails of Fantasia Silly Walkerきみのたまなら死ねる きみのならまた死ねる 横浜幻想郷 暴れん坊天狗 甘えん坊天狗 178R(いなばらびっつ) TEI!TEI!TEI! となりのやおよろずちゃん ミュージックスてゐション Lunaticが止まらない ぼくの月夜を守って ロングバケーション うさばん Silver Forest東方円舞曲 東方蒼幻燈 GRAZE 東方萃奏楽 Phantasm Brigade 東方月見が丘 Sentence 東方蒼天歌 東方悠幻奏 Reincarnation Rebirth しろうさぎ 悠久パラダイム 聖少女サクリファイス Lunatic Beat Sister s Spread-iRAINBOW SPREAD! PINK RHAPSODY SJV-SC奥伝霊杜 occulta DIVIT DIVIT -Appendix 徳 -arete- Best Wishes.. sociopath東方玄冬簾~snow stays through the blind~ 東方星夜宴 SOLEIL夜鳥選集「A」 Sonic Hybrid Orchestra ANOTHER SIDE OF TOHO TEMPEST Vol.1 -COLORLESS- ANOTHER SIDE OF TOHO TEMPEST Vol.2 -DISTORTION- Sonic RevolutionLeavatein ~緋の魔杖 Repository ~夢葬回帰 Sound.AVELotus Sound∞InfinityLight Leaction Just Push Play Sound Bullet HellCRIMSON BULLET HELL Sound CYCLONESilhouette 逆光 -Silhouette of the Sound- Sound./EcritureRhapsody~幻想郷狂詩曲 Fantasia~幻想郷幻奏曲 SOUND HOLIC東方的幻想四撃蹴 東方的夢幻烈歌抄 東方的幽々舞踏劇 東方的夢天幻奏典 東方的紅蓮烈火弾 風-KAZE- 妖 -AYAKASHI- 永 -TOKOSHIE- 紅 -KURENAI- Wind Gazer Sound OnlineBlaze Blue Constellations Trois Bleu SOUND UNiSON NEST東方×ロボット合同誌「トーホーロボット対戦⑨」おまけCD 悠久の記憶 Sound wide東方籠娘唄 SOUTH OF HEAVEN東方鋼鉄歌 Soy-SOUTH散リ往ク破片 珀蘭藍花 SpielraumStreichen Sprite Wing東方妖宴楼 幻想郷の星雨日和 StratiotesAbstract strobo headstrobonation stroboregister Studio K.N.S.Blooming Apparitions SuganoMusicSuganoMusic 東方アレンジ Vol.1 Sugar MoonSweet Sugar sun3 FielDBlack Cherry Sun Flower FieldFlower Garden Ortensia EP Ortensia 神社から始まる大騒動 SWING HOLICVOL.01 / SWING HOLIC VOL.02 / SWING HOLIC VOL.03 / SWING HOLIC SYNC.ART S絢爛華麗 ゆきうさぎ HAPPY NIGHT 七星再臨 REQUIEM ~幻想に散る少女たち~ らぶれす-Loveressive- CHAOS 天つ風 ソラとトキと二色のチョウ ALTERNATIVE 200812 HEART CHAIN REQUIEM Re miniscence~幻葬は追憶の彼方へ~ White Magic Alternative2009 -winter- Rainbow Face Alternative201005 TRATRA -Extra Track- T.SC茶 Vol.1 t=NODE四季 冬 ~remind of snow~ TAMUSIC東方弦奏響3 東方弦奏響9 QUALIA TaNaBaTaセツナライト サクラツナギ TATAMIStugiwo東方旧世代 ~東方クラシックス~ TeadropsMoonTears the blanketsnew world/live junkie Wake up and go on a trip! HAPPY REBIRTHDAY THOUSAND LEAVESDaydream LED Blind Night Sorrow GENESIS DEAD NIGHT BLIND END OF ENDLESS NIGHT TUMENECO(冷猫)ユメガタリ 白蟲夢 ポラリス Ultra Magic Mushroom夜鳥選集「A」 UNDEAD CORPORATION幻想郷から超鋼鉄重低爆音 満月の夜に超旋律的重低爆音 極鉄 鬼伽草子 Unionest.NET花詠束 united daft attackEastend shoegazer Unlucky MorpheusHypothetical Box REBIRTH Jealousy Hypothetical Box ACT 2 猫吟鬼嘯 Unlucky Morpheus×AQUAELIEUnbeatable Accomplice Unnatural Death(Evergrace)Mirror Gate Unreal LineUncharted illusion ~東方始発線~ USOLBullets Master UtAGe四男汚声 東方夢幻奏唄 -another place dream- 東方カオスマジック 東方詩循詩歌 -marvelous three days- VAGUEDGE東方出流幻想譚 東方夢叶幻想日記 Vaguedge dies for dies iraeDancer In Haunted Dark Alley EP Clamantes Monimentum Mortis VIGNETTE HOUSE桃源Garden 幻創Garden 創言Garden WAVEvoyager - 東方仙戯曲 ARCHIV-EAST White ElephantTake it to the limiting XL Project東方小曲集-唯我独尊- Red Album Cosmic Travelers RE ACTANCE At the Sacrifice XOTICPoltergeist Ms Scarlet insanity Revolution YuelStudio.org片道切符 Zephill博麗神社の神隠し 天空の摩天楼
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【検索用 ゆめふたり 登録タグ .Sics .SicsCD CD CDゆ VOCALOID はねるさかな はねるさかなCD ゆ 全国配信 初音ミク 曲 曲や】 + 目次 目次 曲紹介 シングルCD曲目 歌詞 コメント 作詞:はねるさかな 作曲:はねるさかな 編曲:はねるさかな イラスト:ろく(.Sics)(Twitter) 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『ユメフタリ』 はねるさかな氏の4作目。 シングルCD 前作 今作 次作 打開 ユメフタリ コンスキヱ 流通:即売 発売:2021年9月4日 価格:¥1000 曲目 ユメフタリ (feat. 初音ミク) 歌詞 (動画説明欄より転載) ぱっと光って散って消えて 流れる星屑捕まえて そっと想ってきっと逢えるから 会いたいけど少し覗いている言葉が 曖昧なサインを見ている寝るあたし 会いたい、でも音に残している想いは 今経った30秒間に伝えたいこと解ってくれたら 傍に来て連れて行ってくれたら あなただけには見せたくないの 只の花言葉 雨上り 何時だってきっと忘れられないわ まだ甘えたいから 君はぱっと光って散って消えて 流れる星屑捕まえて これからの僕らの夢を見ている あなたぱっと笑ってぎゅっと触れて このまま離さないからね? 二人一緒くたに溶け合って 華やかな言葉に一つまみ 嘘 添えて 手痛いけど愛に託している憂いは 相対が災難と見ている照るあたし アイ愛せど 恋に恋をしているあなたは 何時だって単純なことが 伝えたいこと解ってくれたら 傍に来て偽ってくれたら あなただけには触れられないわ 朱の翅隠し 昼下がり 何時だってきっと甘えられないわ まだ叶えたいから ぱっと光って散って消えて 流れる星屑捕まえて これからの僕らの夢を見ている あなたぱっと笑ってぎゅっと触れて このまま離さないからね? 二人一緒くたに溶け合って 華やかな言葉に一つまみ 嘘 添えてくれたら 触れたら壊れてしまうような 閉ざされた皮肉の愛の炉に 唯一緒くたに溶け合って 鮮やかな光に飛び込めるなら 君はぱっと光って散って消えて 流れる星屑捕まえて これからの僕らの夢を見ている あなたぱっと笑ってぎゅっと触れて このまま離さないからね? 二人一緒くたに溶け合って 華やかな言葉に一つまみ 嘘 添えて コメント 名前 コメント
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五線譜のモノガタリ―なな板TRP Music Salon― ――旋律《オト》は語る、数多なる伝説《モノガタリ》を―― ここは管理人が個人的趣味によって行う個人サイトです。 (編集できません) なな板TRPまとめWIKI http //www43.atwiki.jp/nanaitatrp/pages/1.html TRPG系音楽室 http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/20240/1399989142/l50 2021-12-11 20 19 10 (Sat) 今までの訪問者は - 名です 今日 - 昨日 -
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化物語 《バカシモノガタリ》 ◆CFbjQX2oDg 闇夜を走る一台の車。 運転するのは、黒を白に変えてしまう腕を持つと言われるスーパー弁護士、北岡秀一だ。 北岡は助手席に座る若い女性に目をやる。女は携帯を常に見ている。 二人でドライブ中に携帯に集中する女性。男性としてはこれほど不名誉なことは無いだろう。だが、この場においては仕方ない。 北岡もまだ詳細を知らないが、みねねの携帯電話には自分の逃走経路の未来が表示されるらしい。 つまり、車での移動先に何かしらの危険がある場合に即対応するための最低限の策である。 では、北岡たち二人は今どこに向かっているか? 車が大通りを外れて路地裏へと入っていく。そして、その中のひとつの煌びやかな建物の地下駐車場へと車を入れる。 心なしか助手席に座る女性の顔が赤い。運転する北岡はいたって普通の顔をしている。 二人が入った建物とは―― ◇ ◆ ◇ シャー シャワーの音が浴室内に反響する。少しの衣擦れの音と共に、その肌を包む衣服が床に落ちていく。 鏡に写った自分の体を見つめる。いくつもの戦火を潜り抜けてきたのだろう、小さな傷が体を彩っている。 普段は衣服に包まれているその白い肌が露になる。続けてすっと下着を脱ぐ。 外気に晒された尻部分は筋肉で引き締まっていて、見るものを魅了する。 浴室に入ってからシャワーを頭から浴び、暖かいお湯がその長髪を濡らしていく。しばらく浴びた後、浴槽にその体を沈める。 考えるのは、この新たなる殺し合いのこと、自身の願いのこと。 そして、この場に召集されていない自分が信頼している男のこと。バシャバシャと両手でお湯を救い上げて顔を洗う。 元々の自分は他者を踏みにじることに抵抗が無かったはずだ。これもあの甘い男に影響されたのか? あんまり長湯に使っていては同行者に悪いと思い、浴槽から立ち上がる。 上気している肌は元々の白さと相まってほんのりと桃色になる。再び同じ下着を着けなければいけないことに若干の嫌悪感を抱きながらも、仕方なしにと再び着る。 再び衣服をその身に纏い、濡れた髪をハンドタオルで拭きながら脱衣所を後にする。 「みねねさん、貴女もシャワーを浴びますか?」 ◇ ◆ ◇ 再びスーツを身に纏い、客室に備え付けられている冷蔵庫で冷やしていた支給品のペットボトルを開けて飲む。 「なんで殺し合いの舞台で悠長に風呂なんて入っているんだよ… 大体ホテル行こうだなんて出会ったばかりの女に普通言うか?」 みねねが頬を赤く染めながらブツクサと文句を言う。 「俺はこれでも凄腕美形敏腕弁護士で通っているわけよ。汗を掻いた状態で動き回るだなんて御免被るよ」 と軽い口調で話す北岡。 みねねには話していない事実がひとつある。それは北岡の体を蝕む病についてだ。 現代医学では不治の病とされており、この病を治し健康な体を手に入れるのが北岡の願いである。 北岡の遠距離からの大技で相手を仕留める戦闘スタイルは彼の性格もあるが、この身体的特徴によるところが大きい。 みねねに同盟相手を申し出たのも、相手が女性だからというだけではない。 戦闘の負担を減らし、少しでも体に負担をかけないため、という裏の理由もあった。 しかし、この事実はみねねには話せない。自らの不調を同盟相手に教える馬鹿がどこにいるだろうか。 いつでも殺してくださいと宣言しているのと同じだ。決して同行者に己の体調のことを悟らせないようにしなければならない。 「それにその“逃亡日記”ってのがあるからといって、夜道にライトを点けて走っていたら狙ってくれって言ってるようなものだろ?」 確かに、とみねねは押し黙る。本来の逃亡日記なら何日も先の逃亡経路がわかる。 だが、今所持しているのはレプリカ。予知精度が格段に落ちているのだ。 北岡は逃亡日記の精度が落ちていることなど知らない。だが、長期の未来を完璧に予知することが出来たらみねねは隠れているだけでいいはずだ。 支給品の手榴弾の数に限りがある以上、開始早々に自分と戦うメリットがまるで無い。 みねねには殺せる時に殺したい理由があった、と推測したのだ。それが短期的な未来予知だと北岡は当たりをつけたからの提案であった。 さてと―― と北岡が話しに区切りをつける。そして牛をモチーフにしたエンブレムのついたカードデッキを口元に当てながら妖しく微笑む。 「それじゃあ、情報交換としましょうか、お嬢さん」 その言葉を境に、年頃の女の子のように赤面しながら慌てていたみねねはもういない。 「キヒッ。まぁそっちが本命だろうと思っていたぜ」 対するみねねも自分の携帯電話を顔の前で揺らしながら“テロリスト”としての不適な笑顔を浮かべる。 ◇ ◆ ◇ 「時空王デウスに未来日記か……」 「ミラーワールドとライダーバトルか……」 互いに元々参加していた殺し合いの概略を教えあった。 一般人が聞いたらどちらも突拍子も無い内容だが、先程の戦闘で互いに実体験しているとなれば理解も早い。 互いにしばらく思案したあとに、みねねが質問したいことがあると口を開き、それに北岡が了承する。 「お前ら仮面ライダーの目的ってのが其々の願いを叶えるため。元々“願い”を秘めているやつが神埼って奴に選ばれる そのライダーってのは“願い”がある奴なら『誰でも』変身することが出来るのか? 例えばお前のそのカードデッキで私が変身したりすることは?」 「残念ながら答えはノーです。カードデッキはモンスターと契約する際に対象者を自動で登録されます。 以前、他人のデッキでライダーに変身した奴は、その契約モンスターに襲われて死にましたよ。 だから、みねねさんが僕のカードデッキを奪ったところで利用価値は無いですよ」 他には何かありますか? と北岡が目を見つめながら微笑んでくる。 チッ、こっちの考えは読まれているか。 あの耐久力のスーツがあれば、こいつと手を組む必要は無い。だが、あの機械牛の化物に襲われるとあっちゃ話は別だ。 「私の方からも同じ質問をします。その未来日記は所有していれば『誰の未来でも』予知できるのですか? 例えば、貴方の逃亡日記を私が持っていれば私の逃亡経路が予知される…とか」 「予知できると思うぞ。そもそも私の未来日記の性質は『所有者の逃走経路を予知する』だからな」 みねねの何気ない返答に北岡の眉が一瞬動いた。 そして議題は今後の行き先についてに変わる。 「私はD-7にある清明院大学に行きたい。わざわざ地図に明記している大学だ。そこそこの規模は期待できる。大学内にある施設で“こいつ”を試してみたい」 先程の戦闘の切り札となった烈火ガス型のBIMを荷物から取り出す。 わかっているのは烈火ガスという名前だけ。どれだけの効果があるのか。名前から察するに焼夷弾の類似品だと思う。 推測通りの代物なら、これを中央市街地で実験的に使用するのはリスクが大きすぎる。 「良いですよ。私としてはせっかく美しい女性からのデートの誘いを断る理由がありませんからね」 再び頬を朱に染めながら、フンと鼻をならすみねね。 スーツに長髪。真顔で自分を口説くその姿に元の世界の刑事、西島を重ねてしまう。 この男を相手にするとどうにも調子が狂う。 とっくの昔に捨て去ったはずの少女時代の自分がひょっこりと顔を出しそうになる。 「と……とにかく、準備が出来たなら出発するぞ。日が昇るころには多くの参加者が中央に集まるはずだ。 今は早めに脱出しておきたい」 北岡がニヤニヤと笑いながら頷く。この男、一体どこまで本気なんだ? チクショウ……どうにかしてペースを握らないと ◇ ◆ ◇ ここで、読んでいて疑問に思った点がいくつかあったと思う。 具体的に挙げると次の二点である。 カードデッキは各ライダー専用の変身武器であり、他者が使用するとモンスターに襲われる点 逃亡日記は“所有者”の逃走経路を予知するものである点 これは彼らが自分の相棒とも呼べる武器に対する認識が誤っているからではない。 テロリストとスーパー弁護士。両者とも職業柄、息を吐くように嘘をつくことに慣れている。 互いに、自分のキーアイテムを狙いあっていることを悟り、真実の情報の中に敢えて嘘の情報を混ぜたのだ。 北岡の狙いはもちろんカードデッキを守るためが最大の理由だ。 ミラーモンスターはデッキの中のカードと契約しており、他者が変身したくらいで契約モンスターに襲われることは無い。 モンスターに襲われるのは契約の証であるデッキが破壊された時だ。 モンスターは人間を襲うもの。これは幼少時代から誰しもが脳裏に刷り込まれてきた事実である。 これによってみねねにカードデッキを奪われることに牽制したのだ。 対するみねねがついた嘘の意図は何だろうか? 誰でも使える……こう聞けばみねね自体に価値は無くなり殺されるのではないか? そういう考えもあるだろう。 だが、もう一度読んで欲しい。 “所有者”の逃走経路を予知すると嘘をついたのだ。 もちろん、真っ赤な嘘である。逃亡日記は“未来にみねねが打ち込むはずの日記”を先取りしているに過ぎない。 仮に北岡がみねねの日記を所有したところで、北岡が日記を打ち込むわけでは無いのだから当然である。 では、この嘘の真の狙いについて考えてみる。 北岡がみねねの日記を奪って逃走したとしよう。彼は日記に従って逃走を続けるだろう。“みねねにとっての最良ルート”でだ。 日記所有者になってからは、未来予知に頼った逃走を続けていたが、元はみねねが自分で考えぬいた最良の逃走経路を記した日記だから追跡は簡単だ。 自分ならどう逃げるかを考えれば良い。 つまり、北岡にこの日記を奪われたところで、安心して油断しきって逃げる北岡を先回りして殺せばいいだけだ。 二人がついた小さな嘘。その綻びが今後の二人の運命をどう変えるのか。 正常な判断をしているつもりでも、既に歯車は狂っているのかもしれない。 この物語の結末は、果たして―― 【D-5/市街地:ホテル内の一室/黎明】 【北岡秀一@仮面ライダー龍騎】 [状態]:疲労(小) 、湯上り [装備]:カードデッキ(ゾルダ) [道具]:基本支給品一式、マスターキー@オリジナル、黒のアタッシュケース [思考・状況] 基本行動方針:優勝して永遠の命を手に入れる 1 D-7、清明院大学でBIMの使用実験をする 2 雨流みねねを利用しつつ優勝を目指す 3 知らないことについて情報が欲しい 4 女性とはあまり戦いたくない [備考] ※参戦時期は劇場版開始前のどこかからです。詳しくは後の書き手にお任せします。 ※未来日記の世界観、雪輝、由乃、来須、マルコ、愛のみねね視点で知っている大体の情報を把握しました。 ※逃亡日記は所有者の逃走経路を予知するものだと勘違いしています。 【雨流みねね@未来日記】 [状態]:疲労(小)、若干の後悔 [装備]:MKⅡ手榴弾[4個]@現実 [道具]:基本支給品一式、逃亡日記@未来日記、BIM(烈火ガス式)[8個]@BTOOOM! [思考・状況] 基本行動方針:優勝して“神”を殺す 1 D-7、清明院大学でBIMの使用実験をする 2 北岡秀一を利用しつつ優勝を目指す 3 他のゲームについて情報が欲しい 4 時間を見つけてBIMを使いこなしたい [備考] ※参戦時期は原作六巻以降のどこかからです。詳しい時期は後の書き手にお任せします ※龍騎の世界観、城戸、秋山、浅倉についての大体の情報を得ました。(霧島については聞いていません) ※カードデッキは他人が使うと死ぬと誤認しています。 [共通備考] ※車はホテルの駐車場にあります。 未来日記 見ない日記 意味ない日記 投下順 さあ歌え。妹讃歌だ。 未来日記 見ない日記 意味ない日記 時系列順 雷帝の調教 爆炎と砲火の中で 北岡秀一 天国とは神のおわすことなり 雨流みねね