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第一回突発オフ 2005/09/09 (正確にはプチオフだけど、人数多いから正規でw) 内容 食事会・レジャスポ・JJ・宅飲み 参加者 食事会 ・神崎龍二 ・ゆきえ ・みく太 ・郵便局の鬼 ・アリス ・麻の服 ・ユズルーム ・ジェイ☆012 ・ぽちゆき (計7人) レジャスポ ・神崎龍二 ・ゆきえ ・みく太 ・郵便局の鬼 ・アリス ・麻の服 ・ユズルーム ・ジェイ☆012 ・ぽちゆき ・翡翠 (計8人) JJ ・神崎龍二 ・ゆきえ ・みく太 ・郵便局の鬼 ・ゆっか ・麻の服 ・ユズルーム ・ジェイ☆012 ・ぽちゆき ・翡翠 ・スモーキー☆ (計11人) 宅飲み ・神崎龍二 ・ゆきえ ・翡翠 ・ユズルーム ・麻の服 (計5人)
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核果実 レベル順一覧詳細 属性:風 買値VC Lv デコランク 地域 収穫時間 収穫3個経験値売価VC スープ お世話時間 C B A P 1回目 2回目 3回目 4回目 収穫 タイプ※ スモモ ガチャ 5 10 全 1日 54 72 108 213 ○ 2時間39分 2時間40分 6時間40分 8時間 4時間1分 ユズ型22563 60 80 100 160 アンズ(東洋系) 12,000 24 10 北東 12時間 27 36 54 108 ○ 3時間32分 3時間34分 8時間53分 10時間40分 5時間21分 ユズ型22563 40 60 70 110 アンズ(西洋系) 45,000 34 10 北東 1日8時間 69 93 141 279 ○ 3時間33分20秒 3時間33分20秒 8時間53分20秒 10時間40分 5時間20分 ユズ型22563 110 140 170 280 オリーブ 45,000 44 4 西 20時間 45 60 90 177 ○ 3時間19分 6時間40分 5時間33分 2時間14分 2時間14分 逆ユズ型36522 80 100 120 200 ビワ 84,000 47 6 東西南 1日12時間 78 105 159 315 ○ 6時間 8時間 8時間 8時間 6時間 ビワ型34443 140 170 210 340 ココナッツ 120,000 50 3 南 2日 105 138 210 417 ○ 6時間 12時間 12時間 12時間 6時間 人参型12221 180 230 280 460 さくらんぼ(早生種) 160,000 53 10 北 2日18時間 144 192 288 573 ○ 7時間19分 7時間20分 18時間20分 22時間 11時間1分 ユズ型22563 250 310 380 620 さくらんぼ(中生種) 170,000 55 10 北 2日18時間 144 192 288 573 ○ 7時間19分 7時間20分 18時間20分 22時間 11時間1分 ユズ型22563 240 300 360 600 ウメ(青梅) 120,000 58 10 西 1日18時間 93 123 183 366 ○ 4時間39分 4時間40分 11時間40分 14時間 7時間1分 ユズ型22563 170 210 260 420 モモ(黄桃) 220,000 64 10 東 3日 156 207 312 624 ○ 7時間59分 8時間 20時間 24時間 12時間1分 ユズ型22563 290 360 440 720 アサイー 140,000 66 3 南 2日12時間 129 174 261 519 ○ 7時間30分 15時間 15時間 15時間 7時間30分 人参型12221 190 240 290 480 さくらんぼ(晩生種) 230,000 67 10 北 2日18時間 144 192 288 573 ○ 7時間19分 7時間20分 18時間20分 22時間 11時間1分 ユズ型22563 280 350 420 690 モモ(白桃) 240,000 68 10 東 3日 156 207 312 624 ○ 7時間59分 8時間 20時間 24時間 12時間1分 ユズ型22563 300 380 450 750 アセロラ 320,000 81 1 南 2日12時間 129 174 261 519 ○ 7時間30分 15時間 15時間 15時間 7時間30分 人参型12221 320 400 480 800 プルーン 1,450,000 120 1 北東 2日 105 138 210 417 ○ 6時間 12時間 12時間 12時間 6時間 人参型12221 320 400 480 800 ※ 間違い等ありましたら、修正お願いします。お世話時間わかる方はご協力お願いします。 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る アンズ(東洋系)①1時間19分 ②1時間20分 ③3時間20分 ④4時間 ⑤2時間1分 -- (名無しさん) 2018-09-22 00 18 05 ビワのお世話時間割確定、グレープフルーツと同じ新型です。 -- (名無しさん) 2015-05-08 12 45 58 ビワの4回目の手入れが収穫まで6時間。 -- (名無しさん) 2015-05-01 03 50 48 ビワの3回目の手入れが収穫まで14時間。 -- (名無しさん) 2015-05-01 00 03 58
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相変わらずベルフェゴールが屋上でゲームをしている。 そこに、再び屋上に降り立った人影。そちらに目を向けると、敵意を丸出しにして立ち上がった。 「…見逃してあげるって言ったよね?」 その人影は、先日倒して見逃した、サタンの配下の死神だった。 「邪魔するなら今度こそ容赦はしないよ?」 「そっちこそ、前と同じアタシだと思ったら大間違いだよ?」 『みーみー!』 ユズの背後から6体の使い魔も飛び出してくる。 「ふぅん…今度は数で押すつもり?でもそれって根本的な解決にはならないよね?どんなに攻撃しても無意味なんだよ。わかってるの?」 「いいや違うよ。有効な攻撃もあるんだ。修業で身に着けたからね!」 「ハァ…いくらサタンさんの直属でもたった数日の修行で出来ると思ってるの?」 ベルフェゴールは嘲笑うように体内の無限に湧き続ける魔力を開放させる。 「―そんな勇者みたいなこと、できるわけないじゃん!」 「…残念だけど、『数日』レベルじゃないんだなぁ…赤、黄、黒!青、黄緑、白!合体!」 『みっ!』 聞こえないレベルのつぶやきの後、使い魔に命令を下す。 その隙にベルフェゴールが思考を読み取る。 「…はぁ!?狂ってるよ、あたし達を倒すために時間を歪ませて『数年』修行するとか!」 理解できない。やはりサタンとその部下の思考は理解できない。 「「「勝手に言ってなよ♪」」」 そしてそこには3人のユズがいた。 「…魔術は詠唱がめんどくさいんだけどなぁ…『冷気よ、大いなる我が力に従い、音すら凍らせるその身で我が平穏を奪う愚か者を永久の眠りへ送り込め!ヘルブリザード!』」 ベルフェゴールがその魔力を攻撃に使用する。魔力が多ければ魔術に注ぎ込める魔力が多くなり、極めれば「今のは上級魔術ではない…初級魔術だ」が可能となる。 つまり無限ともいえる魔力の持ち主であるベルフェゴールの上級魔術は普通の悪魔の魔術とはレベルが違う。 暴風のような吹雪が3人のユズに襲い掛かる。 しかし、3人とも別の方向へ飛び、吹雪を避けると鎌を振る。 『魔力変換!無害な風となれ!』 3人のユズが3角形の頂点となって魔法陣を空中に作り、吹雪の温度が常温へと戻る。 「無駄だよ!どんな魔術でもあたしには効かない!」 「「きかないっよたらきかないよ!」」 再びベルフェゴールはゲーム画面でユズの情報を読み取る。…それらしき文は『生ける魔術書となった』くらいか。 「はぁ…魔術書?意味わかんない…」 「じゃあ、わからないままでいいんじゃない?」 …ユズは肉体に不可視ではあるものの呪文を刻まれた生ける魔術書だ。それも普通の魔術書ではなく管理塔のアカシック魔術書だ。 魔術書となった利点としてわかりやすいのはもちろん魔術の詠唱を覚えなくていい事や、簡単な物なら無詠唱でいい事だろう。 そしてもう一つは、付近で発動する魔術の種類がある程度分かることだ。 魔術レベル、属性、発動者、攻撃範囲、発動タイミング…それらが理解できる。 あくまで魔術だけで魔法は基本的に専門外ではあるが、魔術使い相手にさらに強くなった。 『ピリヘイオムスト!異世界の加速魔術を合成し使用する!』 そして3人のユズがベルフェゴールがどこかで聞いたことのある加速魔術を唱え、そのまま一人が鎌を振りかぶって突進してくる。 「っ!」 間一髪で回避するものの、そのスピードはあまりにも異常だ。 言葉を発する暇もなく、もう一人が突撃する。 なんとかそれもギリギリで回避する。『アレ』を使う暇もない。 「『アレ』、使えないみたいだね?」 にこにこ笑いながらユズが言う。 『アレ』とはユズを破ったあの時に使用した術だ。 位置入れ替え。単純に言ってしまえばそんな術。 しかし、持っている武器、行っている運動、構え等も入れ替えるため、攻撃の当たる瞬間に入れ替えれば、相手に相手の行おうとした攻撃を当てることができる。 しかし、今回は使う暇があっても意味がない。人間の肉体であんなスピードの相手と入れ替われば大怪我をするのは目に見えている。 そして、ベルフェゴールは完全に3人のユズに囲まれた。 そもそも突撃した2人は攻撃を当てる気など全くない。目的は背後に回る事。 つまり… 「奥の手その一!」 『合唱魔術・三角陣形結界の発動を宣言する!』 再び3人を頂点に魔法陣が形成される。最初からこれが狙いだったのだ。 『夜の闇をさまよう魂よ、この結界の理により、全ての存在が肉体と魂の繋がりを失い、汝と等しく魂の存在へ成り果てる。デルタオブソウル!』 さすがに危機感を持ったのか、魔法陣から逃れようとするも、結界と外の間に見えない壁が発生し、妨害する。 そして無慈悲にも魔術が発動し、三好紗南の肉体から2つの魂が飛び出した。 一つは意識を失った三好紗南本人。そしてもう一つが魂の姿になっても彼女の姿を取り続けるベルフェゴールだ。 もちろん、ユズとその使い魔も魂の状態だが、ユズは魂の姿にもう慣れている。しかし、憑依する時しか魂の姿にならなかったベルフェゴールはもたつく。 使い魔に指示をだし、三好紗南の魂と肉体を結界の外へ運ぶと鎌を構えた。 「なにこれ、チートすぎ…非戦闘魔族にここまでやる…?」 「チートじゃないよ…これが、貴方の嫌った鍛錬の結果だよ♪」 『死神の力を用いて、汝と現世の繋がりを永久に断ち切らん!』 ユズの振った鎌がベルフェゴールに当たると、人魂のような形になり、ユズの手元に収まった。 「他の奥の手を使うまでもなかったね。」 魔界 ユズはすぐさまその魂をサタンの下へ連れてきた。 「ユズ、よくやった…ところでベルフェゴールよ。貴様は敗北し、現世との繋がりを失った。ほぼ死者の魂と同じだ。この意味が分かるか?」 「わかるわけないじゃん!あたし法律とか詳しくないから!」 未だに少女の姿のままのベルフェゴールは、死の癒しの呪いがかかった地面に着くか着かないかの位置に涙目で吊るされている。 「ならば言ってやろう。貴様は死者の魂と同様に裁かれ、最弱魔物の肉体で罪の重さの分だけ強制労働させられるのだ…!」 「う、嘘でしょ!?嘘って言ってよ!ねえ!?あたしの罪は軽いよね!?」 必死に叫ぶ。怠惰の彼女にとって強制労働という言葉は恐ろしいものだ。 「…それを裁くのはその専門の『役職持ち』だ。キヨラ、入っていいぞ。」 「はーい♪」 黒いナース服の悪魔が入ってくる。大きな注射器が目立っているが、彼女自身から強者の雰囲気が出ている。 カルテのようなものを取り出すと、ベルフェゴールの罪状を読み上げた。 「えー…『契約・許可無しで人間界に滞在した罪』『カースを生み出した罪』『契約していない人間に憑依した罪』『契約していない・指定されていない人間の評価を変えた罪』『ゲームデータを窃盗した罪』…他にもありますね。」 「そ、そんなに!?」 「大罪さんたちの中では軽い方ですよ?…うふ、まずは教育です♪その為には…ちょっと痛いけど我慢してね~♪」 キヨラと呼ばれたその悪魔が、吊るされたベルフェゴールに注射器を突き刺す。 採血をするようにピストンを引くと、奇妙な色の液体がベルフェゴールから採られていた。 「な…何それ…?」 「うふふ、貴方が分かりやすい言い方でいうとね、経験値を奪っているの。レベル1になるまでね♪」 「え…?」 言い終わるのと同時に注射器が抜かれる。中の液体はキヨラが手をかざすと彼女の中に溶け込んでいった。 「いやだ…返せ!経験値ドロボー!」 「悪い子だった貴方がいけないのよ?」 ベルフェゴールはカースを生み出そうとするが、核がビーズレベルの極小な物が1個出てきただけだった。 逃げ出そうとするも、地面には死の癒しの呪い。そうでなくても、急激に身体能力が激減し、思う様に動けない。 「あ…ああ…」 「さあ、更生施設に行きましょうね~♪そこで勤労の素晴らしさを教え込んであげますから、他の悪魔さんの下で…数百年程度は働いてお金を稼いで、生まれ変わってくださいね!」 「い、いやあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」 無力な悪魔となり、キヨラに引きずられていくベルフェゴールの叫びが、ただ魔王城に響き渡った。 「…サタン様、処刑じゃないんですか?」 ずっと魔王の傍で見ていたユズが問う。 「処刑して魂が散れば新たなベルフェゴールが生まれるだけだ。ならば無力化して管理下に置いた方がいい。」 「…他の大罪の悪魔にもああするつもりですか?」 「無論。人間の使者と同列に扱われるのだ、これほどの屈辱もあるまい。」 「…すぐに他の奴らも狩ってきますから!」 「ああ、期待しているぞ、ユズ。」 「もちろんですよ!…何回でも何度でも、アタシは戦います!」 「…無茶はするなよ?」 魔王の最後の言葉を聞いたか聞かないかのタイミングで、ユズは杖に跨り、通常の飛行よりも速いスピードで、人間界へ飛んでいった。
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──とある街中── 二人組の覆面男が、大きな袋を抱えて銀行から飛び出してきた。どうやら銀行強盗であるらしい。 手には銃を持っているため、周囲の人間は迂闊に近寄れず、ヒーローかGDFの登場を待つしかなかった。 強盗「よし! とっととずらかるぞ!」 弟分「へい兄貴!」 「そこまでだ!!」 強盗らが逃走用に用意したと思われるバンに乗り込もうとしたその時、ビルの谷間に二人を制止する声が響いた。 強盗「な、なんだ!?」 弟分「兄貴! あそこ!」 強盗を含め周囲の人々が声の主を探していると、ある雑居ビルの上に馬に跨った人影を見つける。 「その方らの悪行、この目でしかと見届けたぞ!」 強盗「なにモンだ!」 「悪党相手に、名乗る名などない!!」 弟分「お、お前は……!」 仁美「天知る地知る瞳知る……武辺者ヒトミが居る限り、この世に悪は栄えない!!」ババーン! 弟分「誰だー!?」 野次馬「(自分で名乗ってるし……)」 強盗「おい、なんだかよくわからんが、今の内に逃げるぞ!」 弟分「へい!」 周囲の人間がざわめく中、ビルの上の人影が長ったらしい口上をぶっている間に強盗らは逃げていってしまった。 仁美「──さあ、この朱槍の錆となりたくなくば、神妙にお縄につけい!」 『おい! おい仁美!!』 ヒトミと名乗った少女が跨る馬が、彼女に話しかける。 話しかけるといっても、念話の類であるが。 仁美「んもうなによ松風! 今良い所なのに!」 松風『その松風っていうのヤメロっつってるだろ!』 松風『お前がワケのわからんことをぶつくさほざいてる間に、奴ら逃げっちまったぞ』 仁美「……エ? あああっ! アタシの登場シーンを無視するとは!!」 仁美「松風! 追いかけるよ!」 松風『やれやれ……』 松風と呼ばれた馬は、地上30メートル程の高さを一息に飛び降りると、逃げていった強盗の車を追いかけるのだった。 弟分「あ、兄貴ィ! さっきの奴が追いかけてきますぅ!」 強盗「へっ、高速に乗っちまえばこっちのもんだ」 強盗「いくら馬に乗ってるとはいってもさすがに追い付けまい!」 仁美「待て待て待て待てぇーい!」ドドドド 弟分「う、うわああ! 追い付いてきやがったぁ!!」 強盗「な、何だってんだ一体!? もっと飛ばせ!!」 弟分「これでも180km/hくらい出てんですよぉ!」 仁美「丹羽仁美! 推して参るーっ!!」 強盗「チッ……こいつは出来れば使いたくなかったが、仕方ねぇな!」 そう言うと強盗は後部座席からサブマシンガンを取り出した。 慣れた手つきで動作を確認する様子を見るに、どうやら素人ではないらしい。 強盗「てめえに恨みはねえが……死にな!!」 仁美「むっ!!」 強盗は銃を構え仁美に狙いを定めると、躊躇いなく引鉄を引いた。 仁美は銃を向けられている事に気づくと、手に持った長柄を高速で回転させる。 勝利を確信した強盗の予想に反し、撃たれた銃弾は全て弾き落とされてしまった。 仁美「飛び道具とは……卑怯なり!!」 強盗「ばっ、化け物めぇ!」 仁美「冗談! むしろアタシは化け物を狩る側よ!」 そうこうしている内に強盗と仁美の距離はどんどんと縮まり、ついに目と鼻の先にまで近づいた。 仁美「覚悟おぉーっ!!」 仁美は手に持った槍を大上段に振りかぶると、思い切り振り下ろす。 強盗「うわあああぁぁ!」 弟分「ひいいいいぃぃ!」 仁美の槍によって強盗らの乗っていたバンは、真ん中から縦に真っ二つに両断される。 制御を失った車はその場でスリップを起こし、道路脇の防音壁に激突した。 衝撃で中の強盗は気を失ってしまったようだ。 仁美「銀行強盗、討ち取ったりーっ!!」 黒煙を上げる車の傍で、仁美は勝どきを上げるのだった。 気絶した強盗を簀巻きにしてGDFに引き渡した仁美は、帰宅の途についていた。 街中を歩いていると、突然松風が何かに反応を示す。 松風『!? おい、仁美! 俺を外に出せ!』 仁美「エ? いきなり何言ってんの?」 松風『魔族の反応だ! どういうこった、魔王様は人間界にはあまり干渉しないってぇ話だったが』 仁美「魔族? まあいいや」 松風の話を聞いた仁美が槍を振りかぶると、穂先から黒いモヤが現れ馬の形を作った。 仁美「じゃ、案内してよ」 松風『こっちだ』 「んー、思ってたより見つけるのは簡単じゃないか……反応があっても、的外れの小物ばっかりだもんなー」 松風『あいつだ』 松風が反応したのは、人間にしか見えない少女だった。 仁美「ん? 魔族って人間と同じ見た目なの?」 魔族と言われても松風しか知らない仁美が疑問に思うのは当然だ。 松風『いや、そうとは限らねぇんだが……おいアンタ!』 「ん?」 当の少女は松風の念話に反応し振り返った。 やはり普通の人間では無さそうだ。 「柚に何か御用? ……って、シャドウメア!?」 自分を柚と呼んだ少女は松風の正体をも知っているらしかった。 どうやら魔族の一員に間違いないようだ。 松風『やっぱり、アンタ悪魔だったか……その雰囲気は死神か?』 ユズ「んー、昔は死神をやってたこともあったけど、今はちょっと違うかな」 松風『魔王様は人間界への不要な干渉はお許しにならない筈だが、どういうこった?』 ユズ「詳しくは言えないけど、その魔王様の密命を受けてここにいるんだよ」 松風『魔王様から!? どうやら、長い間魔界に帰らねえ間に、色々変わっちまったみてえだな』 ユズ「話が済んだならもう行ってもいい? アタシこれでも忙しいんだよね」 松風『そうつれないこと言うなよぉ! 久々に同郷のモンに会えて嬉しいんだよ』 ユズ「えー?」 松風の発言にユズは思案する。 正直、一秒でも時間が惜しいくらいだが、まだ日は高いので大罪の悪魔連中も現れないだろう。 それなら少しくらいは、この人間界に縛られているらしい魔族に付き合ってやってもいいだろう。 ユズ「じゃあ、どっかで座ろうか……ところで、そちらのあなたは何者?」 松風とユズのやり取りを見ていた仁美は、正体を聞かれて素直に答えた。 仁美「アタシは退魔士の仁美、一応この松風の主」 松風『だから松風って呼ぶな!』 ユズ「退魔士? ……シャドウメアの主?」 ──何処かの公園── ユズと仁美はその辺りの自販機で買ったお茶を飲みながら話し込んでいた。 松風は人目に付きやすいため、再び封じ込められている。 ユズ「ふーん、じゃあ、魔族は敵ってこと?」 仁美「アタシの祖先は魔族と戦ってたみたいだけど、ここ最近は見なくなったって」 仁美「アタシも松風以外の魔族を見たのは柚っちが初めてなんだよね」 ユズ「その割に、アタシを狩ろうとはしないんだね」 ユズ「(ただの人間にやられるとも思わないけど……)」 仁美「まあ、悪さしてないのに退治するのは気が引けるし……」 松風『ちなみに俺は、悪い人間に騙されてこいつの祖先と契約させられる羽目になったんだがな』 二人の話に松風が割って入る。 仁美「なによそれー、あなたが暴れてたからしょうがなく退治したって聞いてるけど?」 松風『人間の方から召喚してきて、んでこっちは契約通りの仕事をしたから代価を求めたら』 松風『「そんなの聞いてなかったー」って……んで退魔士がしゃしゃり出てきて俺のことボコってきてよぉ』 松風『よく悪魔が邪悪だとか言えるわ! お前ら人間の方がよっぽど邪悪だわ!』 仁美「そりゃあなたが代価の事教えないのが悪いんでしょうが!」 仁美「どうせ後になって突然魂寄越せとか言い出したんでしょ」 松風『だって聞かれてねーし』 仁美「人間の取引には説明義務ってのがあるの!」 松風『俺ァ人間じゃねぇよ!』 ユズ「(なんだかんだで仲良いのかな……? 魔族は大抵人間を見下してるものだけど)」 ちょっとした皮肉の応酬を聞きながらユズは思った。 松風『ま、お前が押っ死ねば晴れてこのクソッタレな契約も解消されるワケだがな』 仁美「100年くらい生きてやるから!」 松風『お前みたいな跳ねっ返り娘が退魔士なんて続けてもどうせすぐくたばるのがオチだよ』 仁美「なにをーっ!」 二人が本格的に言い争いを始めようとしていると、何処からともなく悲鳴が聞こえてきた。 カースの反応ではないため、人間の悪人か宇宙犯罪者の類だろう。 仁美「っ! 行くよ! 松風!!」 松風『チッ……しょうがねえな!』 仁美「いきなりで悪いけど、アタシらは行かないと! またね柚っち!」 松風『久しぶりに悪魔と話せて楽しかったよ、機会があればまた会おうぜ!』 ユズ「(魔王様の言う、人間と魔族の共闘か……)」 ユズ「(あの二人を見ていると、それも夢じゃないって……そんな風に思えるな)」 遠のく二人の背中を眺めながら、ユズはそんなことを考えるのだった。
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「わたし、ヴァイオリンが大好きですから~」 名前 小鳥遊 ユズ(ことりあそび ゆず) 性別 女 年齢 17 身長 155 体重 秘密ですよ~? 誕生日 11月11日 所属 学園 好きなもの ヴァイオリン、自分に優しい人、音楽 嫌いなもの 家族、ヴァイオリンを馬鹿にする人 **能力 【この街のヴァイオリン弾き】 名前は変更可能 ハーメルンのヴァイオリン弾き――何を隠そう、彼は能力者だったのである。 彼と同じ能力をもつのがこの能力者。 ひとたびヴァイオリンを奏でれば、人の心を操ることができる。 ただし、つねに自由自在というわけではない。相手が普通の状態だったら当然抵抗できる。眠かったりぼうっとなっているときに操るのが定石。 そのため、ねむくなるような演奏を身に着けている。 相手の了承を得て操ることも出来る。 このとき、相手の身体能力を一段階上げることができるが、その間演奏を途切れさせることは出来ず、相手もあとではげしい筋肉痛に見舞われる。 スペック:ヴァイオリンを弾ける(腕前はご自由に設定ください) どんな曲も眠くなるように弾ける 初期装備:丈夫なヴァイオリン一式。ケースもあります ヴァイオリン一式は破損しても次のロールには復活します(直してもらえる場所があるというかんじで) * 質疑応答 .動物等の人外を操るのはできますか? はい、できます。 何らかの形で「音」「音楽」を判断基準にできるものは、この能力の影響を受けます。 逆に「完全に音が聞こえない者」「音を判断処理する機構がそもそもないもの」が相手だったり、「なんらかの理由で音が出ないフィールドにされてしまった」などの場合は、残念ですがこの能力が効果を及ぼすことができません (覚醒したらそういう条件でもできるようになる、というのはOKです!) .何人かがいても音を聞いている者全てを操れますか?それとも他は眠くなるだけで操れるのは特定の者だけですか? 聞いている者全てを対象に出来ます。もちろん実際に操れるのは、もうろうとして抵抗し切れなかったか、そもそも同意のある者になりますが…… ただし、動きをこちらで操っているので、戦闘などの細かい動きをさせるには、自分がしっかり視認している必要があります。 目安として 一方向に列を成して歩かせる、全員同じ動きで踊らせるなど……聞こえる限り何人でも 綺麗なウェーブをさせる……自分が見えている範囲くらい マス・ゲーム……だいたい4グループ程度。7グループが上限 コントやどつき漫才をする……動きが多ければ二、三人。工夫次第で四、五人。 楽器演奏や戦闘……ひとり、多くて二人 こんな感じです。 また、自分が動きながらでも演奏できますが、歩くよりも激しく動くようでしたら人数(グループ)-1してください。 .操られている相手は自我はありますか? 同意ありの場合は、あります。 同意なしの場合は朦朧としており、ないにひとしい状態です。 ただしそこで思いっきり誰かを殴らせるなどすれば、痛みで目覚めるため抵抗されてしまうことでしょう。 また、明らかに生命の危険に直結する命令や、キャラが「死んでも嫌だ」と思うようなことを命令した場合はさすがに目が覚めてしまいます。 *概要 とある有名音楽家の愛人の子供。 ユズの父はユズの母親と不倫しユズが生まれた、ユズが7歳のころに不倫がバレてユズの父は慰謝料を払い元の家を追い出される。 その後ユズの母親とすぐに再婚し、父に連れられて兄が来た。 それから家ではほとんど空気のような雑用係のような生活をして過ごしていた。 親は毎日喧嘩ばかりで兄はいつも親に可愛がられ甘やかされで気に入らないことがあるとストレス発散にユズを殴る蹴る。 なので親と呼んで良いのか分からない親と兄と思いたくない兄が大嫌い。 15歳のころに能力が発動し親に押し付けられるように学園に入れられる、が本人は気にしてはおらずむしろ清々しい気持ちで入った。 ヴァイオリンの腕はプロ級でユズが学園に来るときに持ってきたヴァイオリンはユズが悲しいとき寂しいときにずっと側にいてくれた本当の家族みたいなもの。 なので修復できるとはいえ壊されたり侮辱されたりすると二重人格かと疑われてもおかしくないくらいに怒る。 余談だがユズの口調は兄に暴力を奮われる時にどうしたら少しでも軽減できるか考えてたどり着いた口調。 嫌われる人にはとことん嫌われるのを分かってるが長年この口調だったために癖が抜けない。 *容姿 明るい茶色の少し毛先に癖が着いた胸辺りまでの髪を黒いドット柄のシュシュで二つ結びにして肩から流している。 黒ぶちの眼鏡をかけている、目の色も茶色で肌は白い。 服は常時学園の制服で肩からヴァイオリンのケースを背負っている。 *性格 どこか掴み所のないぽわわんとした性格。 のんびりしているように見られがちだが実はそうでもない。 密かに年齢より少し幼い自分の顔を気にしている。
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■加入条件 救世主ルート、悪魔消去ルートを選択すると加入 ■能力 ユズを上回るMP・魔を持ち、ユズと比べると体力も若干上。 その反面、力と速はユズより低い。 また、加入時のパラメータでは「見覚えの成長」がギリギリ付けれない。 移動力が3なので、霊鳥か妖獣をチームに組み込むと魔法アタッカーとして運用し易くなる。
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第一回 2005/06/25 内容 ボーリング、カラオケ、飲み会 参加者 ボーリング ・神崎龍二 ・ぇりぃな(withあい) ・ユズルーム ・西辺来龍 (計5名) カラオケ ・神崎龍二 ・麻の服 ・ユズルーム ・みく太 (計4名) 飲み会 ・神崎龍二 ・麻の服 ・ユズルーム ・郵便局の鬼 (計4名)
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登録日:2022/05/07 (土曜日) 18 22 17 更新日:2024/03/26 Tue 23 38 25NEW! 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 お化け コトリ 人面鳥 夜廻 夜廻三 妖怪 重要キャラ 鳥 街におちてるものをひろったりすると 人面鳥ってお化けにみつかってたべられちゃうらしい だから、しらないものにはさわっちゃだめらしいよ 「人面鳥」とは日本一ソフトウェアが開発したゲーム『夜廻三』に登場するお化けである。 【概要】 主人公「ユズ」の住む町で古くから噂になっているお化け。「コトリ」とも呼ばれている。 その名の通り、巨大な鳥の顔を持つお化けで、普段は球体のような姿だが、襲ってくる際には巨大なカラスのような姿になる。 その目は特別で、全ての時間を同時に観測することができるらしく、その目で街中を見張っている。 ゲーム中は思い出がまだ戻ってない場所を訪れると突然襲い掛かってきて、回避不能の即死攻撃を仕掛けてくる。 【攻撃方法】 落下 文字通り球体にまま落下してくる。 走ればかわすことができる。 トゲ発生 地面からトゲを生やして攻撃してくる。 等間隔に発生させるパターンと、連続で発生させるパターンがある。 白いもや 前方に白いもやを発生させて行く手を妨害する。 もやはライトを当て続ければ消せる。 巨大化 いきなり大きな鳥に変化し、嘴でつついてくる。 全体攻撃 画面全体を羽で覆い、時間が経つと強制アウトとなる。 目を閉じてあることをすれば回避できる。 以下、ネタバレ注意。 きみがおもいだすまで、わたしはここで死につづけるの 正しい記憶をおもいだして 【正体】 人面鳥の正体は、ユズの思い出の中に現れる謎の少女。 偶然か彼女の名前も「コトリ」である。 長いボサボサの緑髪が特徴。ややジト目でクールな雰囲気を漂わせている。 ユズの小学校に侵入した際に「久しぶり」と発言していたので年齢は中学生以上だと思われる。 写真を撮るのが趣味で、常に大きなカメラを持ち歩いている。 彼女は元々行方不明の母親を探しにこの街へやってきたのだが、とある方法で謎の森に入り込みそこに住む神様の怒りに触れ呪われてしまう。 呪いを解くにはこの森から持ち出された鈴を夜明けまでに探さなくてはならず、1つは見つけた物のもう1つは呪いで記憶が混濁したせいもあり見つからず、朝が来て呪いが深刻化し、人面鳥となってしまう。 その後同じく森に入り呪われてしまったユズを手助けし森から脱出させ、彼女に失った思い出を探すように促す。 そこに、もう1つの鈴のありかがあるはずだと信じて。 【結末】 最終的に正しい記憶を取り戻したユズは鈴を入手。更にコトリが変異した人面鳥を退けもう1つの鈴も手に入れる。 その後森に入りコトリと合流、途中怒り狂った神様の妨害を受けるが何とか鈴を返す。 これでやっとユズの呪いは解けたのだった。 だが、元の世界まで戻ってくると、そこにコトリの姿はなかった。 呪いを受けて大分時間が経っていた彼女は、もう手遅れだったのかもしれない。 悲しみに暮れるユズだったが、コトリが教えてくれた勇気が出るおまじないを胸に、強く生きていくことを誓うのだった。 【関連キャラクター】 ユズ 主人公。 コトリとは彼女が小さい頃に出会っていたが、覚えていなかった模様。 その後再会した時はおまじないを教わったりと「おねえちゃん」と呼び慕っていたが、呪いのせいで悲しいわかれとなる。 コトリの母 コトリの母親。 写真かで各地を飛び回っており、家庭を顧みない人間だったらしく、コトリも「あんな母」と呼んでいたが、やはり気になって探しに来た。 そしておそらく森にあった鈴を持ち去ってしまい神様に呪われ死亡。 そのため本作の元凶ともいえる人物である。 ちなみにユズの懐中電灯はこの母親の亡骸から持って行ったものである。 ムギ ユズの飼い猫。 実は既に亡くなっており、見つからなかったもう1つの鈴はムギが持っており、墓に埋葬されていた。 おそらくコトリの母がムギに渡したと思われるが、経緯は不明。 神様 とある方法で行くことのできる森に巣食う何か。 森に入ってきた者(正確には森にあるものを持ち去った者)に呪いをかけ、ユズやコトリも被害に遭った。 しかしそれは持ち去った者を返して欲しいが故の行動で、ちゃんと返せば呪いを解いてくれる等良識的。 しかし、時間制限を設けてありそれを過ぎると手遅れになってしまうあたりはえげつない。 【余談】 「主人公を襲う事もあるものの、実は味方寄りのお化け」という点は前作、前々作のコトワリ様やよまわりさんと共通する。 追記・修正は鈴を探してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 最後の余談よまわりさんよりムカデ様の方がしっくり来るな。ムカデ様は「お化けではない、神だ!」と言うのならまぁ仕方ないかもだが。 -- 名無しさん (2022-05-07 21 55 09) 名前 コメント
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はるのみ【登録タグ は セキエキ 星歌ユズ 曲】 作詞:セキエキ 作曲:セキエキ 編曲:セキエキ 唄:星歌ユズ 曲紹介 卒業→学生→星歌ユズという連想でユズ君に歌ってもらいました。 ゆったりとした春の空気の中にいるような切なさを感じさせる、卒業シーズンの歌。 歌詞 ころころ 春の実 大豊作 ぷちぷち はじけて 春絵の具 分離 精製 分析 考察 僕は なにを 見てきたの? 5位か 7位の 手の先に 繋いだものは わかったの? 量り取った その値 はたして 正確 だったかな 量り取った その値 はたして 正解 だったかな さあさあ 降りにじむ 春絵の具 分離 精製 分析 考察 スペクトルの 意味を読め 測り取った その色の 規格を 僕は 知っている 測り取った その距離の 等しさ 僕は 知っている 分離 精製 分析 考察 展開槽に 射す光 繋いだ手の その意味を 僕らは 見てきてこれたよね? (動画より書き起こし) コメント 名前 コメント
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ユズミさんが入室しました トーレさんが入室しました ユズミ- ルーザーズリーグねぇ?(展望室に現れる女性 ユズミ- 平たく言うと敗者復活戦よぉ? ユズミ- このトーナメントわぁ、二回負けるまでは参加し続けられるのよぉ? トーレ- ……(ユズミの少し後ろで黙ってる ユズミ- だからねぇ、トーレちゃん。 ユズミ- 次は負け組リーグなのよぉ? 対戦はぁ、蒼菖蒲家とぴゅあらほわいと家ねぇ? トーレ- う、うん。 ユズミ- いまからお名前呼ぶんだけどぉ。 ユズミ- あたし呼んじゃってもいいかなぁ? トーレ- う、、うん。て、ていうか。 トーレ- ぼく鐘鳴らすだけじゃ……、だめ? トーレ- ど、ど、 どもるし。 ユズミ- うんいいわよぉ?(トーレちゃん頭なでなでして ユズミ- はぁい、こっちはよろしくねぇ?(鐘を手渡す ユズミ- それじゃぁ、 ユズミ- 呼ぶわよぉ? ユズミ- 「ハツネちゃぁん、りゅりゅちゃぁん、出番よぉ?」(マイクで会場にアナウンス ハツネさんが入室しました ハツネ- (闘技場に現れる 紺髪ベリーショートの法衣姿 りゅりゅさんが入室しました りゅりゅ- (空から光と共におっこちて来る りゅりゅ- (すけすけなまっしろなわんぴーすを、いちまいだけきた、ちいちゃちいちゃなおんなのこだよ。 ハツネ- …ぁあ?(落ちてきたちいちゃな女の子を怪訝そうに睨んで ハツネ- 何だおまえ。 りゅりゅ- えっとね。 りゅりゅ- えっとね。(もぞもぞ立ち上がり りゅりゅ- りゅりゅわね。 りゅりゅ- りゅりゅっていうの。 ハツネ- りゅ、りゅりゅ? ハツネ- …(なんか頭抱えて ハツネ- 一応挨拶してやろう。わたしは蒼菖蒲鉢音だ。 りゅりゅ- りゅりゅだよ。 りゅりゅ- えっとね。 りゅりゅ- りゅりゅ?ぴゅあらほわいとなの。 ハツネ- ふん、そうか。 ユズミ- えっとね。はつねっていうの? りゅりゅ- えっとね。はつねっていうの? ハツネ- ああ。 りゅりゅ- えっとね。 りゅりゅ- うんとね。 りゅりゅ- はつねわりゅりゅのことすき? ハツネ- 女は好かんな。(あっさりはっきり りゅりゅ- そうなんだあ。 りゅりゅ- りゅりゅざんねん。 りゅりゅ- おともだち りゅりゅ- ふえるとおもったのにな。 ユズミ- んじゃあ、 ユズミ- そろそろ始めるわよぉ? ユズミ- トーレちゃん、お鐘の準備、よろしくねぇ?(トーレちゃんににっこり トーレ- う、、、うんっ トーレ- そ、それじゃあ、、、(マイクの前にそっと鐘を持って行って トーレ- っ!(カァン! と打ち鳴らす りゅりゅ- あはは。かねがね。えっとね。なったの。 りゅりゅ- たたかいのじかん。 りゅりゅ- だね。(にこっとハツネに笑うりゅりゅ ハツネ- ―来い。『滴水成氷』。(仏頂面で返し、水色の札を取り出し ハツネ- (かちっ、とピアスに札を繋げ、耳朶ごと千切る りゅりゅ- え。 ハツネ- (捧物の血液を糧に、召喚されるは――― りゅりゅ- ちぎっちゃうの? ”滴水成氷”の無依さんが入室しました ”滴水成氷”の無依- (しゅたっ、とハツネの前に降り立つ ”滴水成氷”の無依- 「お呼びか。ご主人」(冷気のオーラを纏った、黒髪一つ括り眼鏡姿の用心棒 りゅりゅ- あれ。 りゅりゅ- ひとがふえたの? りゅりゅ- はつねちゃんのおともだちかな? ハツネ- そうだな。 ハツネ- こいつはわたしの―『守護霊』だ。(言い、前に手を向け ハツネ- 行け! ”滴水成氷”の無依- 「御意。」(りゅりゅを見定め、居合の姿勢 りゅりゅ- んっとね。えっとね りゅりゅ- りゅりゅわね。 りゅりゅ- おひさまぽかぽかひなたぼっこしたいの。 ”滴水成氷”の無依- (りゅりゅと無依を繋ぐ、一本の冷気のラインが敷かれる りゅりゅ- わ。わわ。 ハツネ- 「完璧なる道標――。」(幼女相手でも鋭く睨み ”滴水成氷”の無依- 「完璧なる道標――。」(幼女相手でも鋭く睨み りゅりゅ- (睨まれて、 ハツネ- (前回の戦闘で、氷が弱点の相手がいた事は確認している。最も、今の相手が同じ体質とは限らないが。 りゅりゅ- (しゅんと残念そうな表情を一瞬浮かべ、 りゅりゅ- 、(闘技場全体が強烈な太陽光に熱される ”滴水成氷”の無依- (道標の上に居る限り、その剣は不可避、―― ”滴水成氷”の無依- ―――っな! ハツネ- ―――っな! ”滴水成氷”の無依- 「っ、」(ジュワッと溶けるようにしてその姿が失せる りゅりゅ- っぽかぽかなの。(にこにこと両手をひろげてるんるん笑顔の女の子 ”滴水成氷”の無依さんが退室しました ハツネ- っ、、、(強烈な光に晒され りゅりゅ- ぽかぽかだとね。えっとね。 りゅりゅ- なんだかげんきになってくるの。 りゅりゅ- ぽかぽかぽかぽかたのしいよ。 ハツネ- そんなんどうでもいいわ!(一言の下に切り捨てる りゅりゅ- あれ。 りゅりゅ- そうなの。 りゅりゅ- ざんねん。 ハツネ- 残念がってろ! ハツネ- おまえみたいな意味分からん奴が意味分からん力を振るってるのが一番腹立つ! ハツネ- (言うなり二枚目の札を取り出し、ピアスに装着 ハツネ- ”『春風風人』”――散らせ!(召喚と同時に指示を出す りゅりゅ- んっとねえっとね。 りゅりゅ- いまはつねちゃんがね。えっとね。 ”春風風人”の木珠さんが入室しました りゅりゅ- たいようさんのわるぐちゆっちゃったの。 ”春風風人”の木珠- 「いやっほうっす!」(出てくるなりりゅりゅにぶっ飛んで体当たり りゅりゅ- (どんっとぶつかってくるくると上に吹っ飛ぶ りゅりゅ- わるぐちいわれちゃうとね。えっとね。(くるくる吹っ飛びながら りゅりゅ- めがみさまもかなしむよ? ”春風風人”の木珠- 「りゃーっす!」(吹っ飛ぶりゅりゅに更に吹っ飛んで体当たり ハツネ- 悪いが、 ハツネ- わたしの信じる教えに、 ハツネ- 神は居らん。(胡散げに答える仏教徒 りゅりゅ- あ。(更にぶっ飛ばされて りゅりゅ- あああ。 りゅりゅ- あーーーーー。 ハツネ- 居るとすれば仏だが…、 ハツネ- それは、天啓なんぞを与えるものではないな。 ”春風風人”の木珠- 「っていうお話っすよ!?」(ふっとぶりゅりゅの目の前に現れて りゅりゅ- (神は神を信ずる者を救い。教えに反するものに罰を与える。 りゅりゅ- え。えーーーーー。(くうちゅうでくるくるこだまをみて ”春風風人”の木珠- 「ふーふーっす!!」(大風起こしてりゅりゅを場外に吹っ飛ばす りゅりゅ- (居ないと信ずるものには、何もしない。 少なくともりゅりゅを見守るめがみさまは。 りゅりゅ- あ。 りゅりゅ- かぜのひもね。えっとね。 りゅりゅ- すきなの。(言いながら笑顔でぶっ飛ばされてゆく りゅりゅさんが退室しました ”春風風人”の木珠- 「グッドラックっす!」(親指立てて ハツネ- …………、(警戒解かず ユズミ- あらぁ。 ユズミ- 場外ねぇ? トーレ- あ、アン、ぱーんちと同じ扱い・・・? ユズミ- そうよぉ。トーレちゃん。(トーレちゃんなでなで ”春風風人”の木珠- 「良いチラリズムだったっす!至近距離で拝めてコダマはうっはーっす!」 ユズミ- ハツネちゃんの勝利ねぇ? ハツネ- ……、、 ハツネ- はぁ、(一息吐いて ハツネ- ご苦労だった。意味分からん事言ってないで戻れ。(上空のコダマに言い、札を剥ぎ取る ”春風風人”の木珠- 「あ、あそこに智咲ちゃんいるっすよ!? おーい――あんぎゃーっす!!」(しゅぱー ”春風風人”の木珠さんが退室しました ハツネ- ふぅ。 ハツネ- 先ずは、一勝だな。 ユズミ- そうよぉ? ユズミ- 次は、よつばちゃんとららちゃんよぉ? ハツネ- 後も頼んだぞ。兄上。 ハツネ- (言い、闘技場を後にする ハツネさんが退室しました よつばさんが入室しました よつば- えぇ。鉢音、お疲れ様。(すれ違って よつば- (闘技場に歩いてくる ポニテ三角巾黒メイド服エプロンの、男 ららさんが入室しました らら- (よつばから少し遠いところにじわじわと現れる よつば- こんにちは。(現れたららにニコッと らら- (薄い空色のショートヘア、青色のノースリーブブラウス、白のミニスカート らら- (青色の瞳でよつばを見つめる らら- こんにちわ。 らら- ここで負けたらわたしたちの大会はこれで終わりね。 らら- あ。一回戦が4回もあったから、わたしで全員一巡したことになるのだけど。 よつば- そーね。ルーザーリーグだもの。 らら- 気負わずにいくわ。 らら- よろしく。よつばさん。(名を呼び よつば- えぇ。よろしくね。ららちゃん。 ユズミ- そろそろはじめるわよぉ? ユズミ- トーレちゃんお鐘おねがいねぇ? トーレ- う、、うん。(マイクの傍に鐘持ってきて トーレ- っ!(かぁん!と打ち鳴らす らら- お願いします。(片手を前に突き出し よつば- (少し屈み、ガシャン、と らら- 銃を…撃ってくる………(ぽつりと呟く よつば- (スカートの中から出てくるは―ごついアサルトライフル。 よつば- (取り出すと同時に組み立てられ―ららに向け発砲 らら- (打たれるより少し前に動き よつば- ―(これまでの五戦。ぴゅあらほわいと家の面々の大方に共通する特徴 らら- 、(ライフルを避ける よつば- ―(持ってる力は一言で言うとヤバイ。攻撃力なり範囲なり速度なり、こちらの対処が困難なものが多い。 よつば- ―(その反面、共通して見える弱点は―本体の脆さ。 よつば- ―(ならば、 よつば- ―(叩かれる前に叩く。 らら- うん。 らら- そうよ。(それは何に対しての返事か らら- (ライフルを避けてよつばを見つめて呟く言葉 よつば- あら。(ららの足下に向けライフルを横薙ぎに掃射 よつば- 何のお話? らら- (ふわっと空を飛びライフルを避ける らら- 私は脆いから。 よつば- 、…。 よつば- そう。 よつば- わかっちゃうのね?(飛んだららの足下でライフルの銃弾が爆発 らら- (空へ高く飛び上がり爆発を回避 らら- 頭の中に、流れこんできちゃうの。 よつば- アハ、不意打ちは通用しないってワケね。 らら- うん。 らら- わかっちゃうし、私は飛んで避けれるから。 よつば- 残念。得意なのに。 らら- 遠距離は、 らら- 私も出来るよ。(よつばに向けていた手を下へ振り下ろし らら- (不可視の圧縮空気弾が、空からよつばの左肩に降ってくる よつば- 、― よつば- ――(咄嗟にその存在を「把握」し、 よつば- (不可視の攻撃を、すっと横に避ける らら- え? らら- (圧縮空気弾がよつばの隣の地面をえぐる よつば- …アハ、すごい威力。(地面に深々と穴が開いた隣で よつば- (でも、 よつば- ―(「避けられない」って、思ってたでしょ? らら- 、ー、うん。 らら- (何かに返事をするように思わず呟く よつば- ―(アタシもね、 よつば- ―(人の心は読めないけど。 よつば- ―(多少は解るコトがあるのよ。 らら- そうなんだ。 らら- ちょっと、驚いた。(柔らかな表情浮かべて よつば- アハ、(笑って よつば- ま、 よつば- 正々堂々撃ち合っちゃう? らら- うん。(両手広げて らら- よろしく。(斜めに交差するように振り下ろす らら- (空からよつばを左右から貫くように2個の圧縮空気弾が発射される らら- (その1つ1つは野球ボールぐらいの小さな空気弾 よつば- っ、(後ろに飛び退きながらららにライフルを向け、 よつば- (縦に薙ぐように掃射 らら- (発射されるより少し前に動き出している らら- (斜め下へ降りるように空を飛んで銃弾を回避 よつば- ―(相手はこちらの行動を、こちらは相手の攻撃を、それぞれ「把握」している状態(後方に走りながら らら- 私には戦闘経験が少ない。 らら- でも。戦ってきた人たちの沢山の想いなら。みんな頭に刻まれているの。(小さく呟き よつば- ―(この状態で勝負を決めるには、どちらかが「把握できても対応できない」状況を作り出さなければいけない。 らら- (手を指を揃えて構えて らら- 、(斜めに切るように払う よつば- 、(ステージ中の折れた柱の壁に手を付き、その動きを見る らら- (よつばのいる位置へ、空から圧縮空気弾が横並び一列に発射される らら- (野球ボール5個が並ぶぐらい。大規模な範囲とはいえない攻撃 らら- (それでも、空から正確によつばの場所を狙って降ってくる よつば- っ、(ザッと前方にスライディングし空気弾を避け よつば- (上空のららにライフルを向け機関銃を撃ち放つ らら- (上方へ浮遊しながら飛んでかわす らら- (兄弟のこだまやプロのヒュウマほどのスピードは出ないが、それなりの速度と安定感がある浮遊術 よつば- (天に舞い上がった銃弾を次々と爆破 らら- あ。(飛び、避けながら爆破してゆく銃弾に両手をつきだして構えて らら- えい。(両手でテーブルを叩くような動作をし、 らら- (空から放たれた空気の層が舞い上がった銃弾の幾つかを地上へと吹き飛ばす よつば- っ、と、(空中で幾つかの銃弾が爆破 よつば- (途中で操作を止めた銃弾もばらばらっと地上に落ちてくる らら- うん。 らら- 爆発する銃弾がいくつもあるのね。 やっぱりギリギリで避けちゃだめ。 よつば- そーね。ちょっと荒っぽいケド。(笑いながら、考える。 らら- そろそろ貴方は気づくはず。 らら- 私の攻撃は全部空から降ってくるもの。死角なんて関係ない。射程も長い。 らら- でも、着弾まで少し時間がかかる。 らら- 普通は見えないから、関係ないんだけど。 らら- だって。(言いながら左手を振り下ろす らら- (振り下ろしたモーションだけで空からは何も降ってこない よつば- ―。 らら- こんなフェイント。引っかからないでしょ? よつば- そーね。(ニコ、と よつば- 解っちゃうから。 らら- そう。 らら- 貴方も"理解っちゃう"のね。 よつば- アハ、(表面は平静だが、 よつば- 心が読めたりはしないけど?(その言葉に、どこか別の感情が揺れるのが伝わる らら- そう。残念ね。(柔らかな表情で呟き よつば- えぇ…。 よつば- 「理解り」すぎるとしんどいでしょう。 よつば- ま、ココでする話じゃないけどね。(笑って らら- ―――……。 らら- そうね。(寂しそうに笑って らら- (両の手をよつばへ突き出す よつば- …、(意識を「空間」に向けららを見る らら- えいっ!(両の手を大きく下へと振るって らら- (空から人一人は入るような大玉サイズの圧縮空気弾がよつばの頭上へ向けて降る よつば- …っ、(後方に低く跳び、折れた柱の上に着地 らら- (大玉サイズの圧縮空気団が大地をえぐる よつば- …(まだ攻撃には転じない。対処可能な段階で仕掛けるのは得策ではない。 らら- …。 らら- 貴方も私も遠距離の打ち合いが得意みたい。 らら- 貴方も私も攻撃が届く前にわかって避けれる。 らら- このままじゃあダメージにならないね。 よつば- ―(速度も範囲も足りないとなると、… よつば- …あら。 よつば- まさか近距離で殴り合おう、とか?(顔は笑ってるが らら- んーん。 らら- それじゃあ私がすぐに負けちゃうもの。(あっさりと言う よつば- あら、そう。(まあアタシも無理だけど。 らら- うん。 らら- それに、私のもう一つの得意技も、貴方には意味が無いみたい。 よつば- へぇ? よつば- 気になるけど、秘密かしら?(笑って らら- 意味ないよ。(空に溶けこむようにららの姿が消える らら- (限りなく透明に近い体で空を飛び回り よつば- … らら- (会場を1/4周ほどしたその場所で らら- (両手をクロスするように振り下ろす らら- (空からよつばの前後に降ってくる野球ボール大の圧縮空気弾 よつば- (視線を動かさぬまま、ららに向けすっと向けられている銃口 よつば- 成程ね。(すっと横に動いて避け、ららにライフルを発射する らら- (不可視のその姿が大きく下に動き、ライフル弾を避ける よつば- (よつばの横に2つ、ららの後方の壁に一つ、穴が開く らら- ほら、ね。(姿を表しながら呟く らら- ("空"と同化し、"空"を自由に飛び回り、"空気"を通して心を通じ、"空気"弾をあらゆる場所に放つ。 らら- ("空の精霊らら"の基本戦術はいづれも通常の人間であれば対処不能な離れ業 らら- やっぱり消えてもわかっちゃう。 らら- (地上8mほどの宙まで下がってきて、 らら- (よつばをそっと見つめる よつば- …(『空間把握』を用いて、その「空」を見切る事はできる。が、 よつば- …どーにも、 よつば- 決着、つかなそうね…? よつば- (「心」を読まれる事はどうにもできない。力技で押すにも、対空性能には限りがある。流石にサテライト使えないし。 らら- うん………(流れこんでくる考えを考えるように らら- (ららには戦闘経験が少ない。とは言っても多くの勇士達のあらゆる戦闘思考が勝手に頭に入り込んできていた。 らら- (それでも自分の基本戦術である、透明化、自由飛行、心情把握、不可視空気弾。その全てを対処する相手への攻撃なんて知ろうはずもない。 らら- (お互いに最後の奥義をまだ隠し持っている状態ではあるが… らら- (それすら有効打になるのかお互いに確証がない。 らら- (それほどに未経験な相手。 らら- 大変ね。(流れ込む数々の思考と自分の思考の両方に答えるように よつば- 全くね。(腰に手当てて らら- 引き分けにしてお兄ちゃん達に回す?(都合の良い時はお兄ちゃん呼び よつば- …そう、するしかないでしょうね。 らら- じゃあ。 よつば- お兄ちゃん達がなんとかしてくれるわよ。(何かノッて らら- お兄ちゃん達。 らら- 後はよろしくね?(客席に振り向いて よつば- ええ。(こちらも、入口の方を向いて よつば- ゴメンけど…、後は頼んだわよ。 壱葦兄さん。 ユズミ- あらぁ。 ユズミ- 引き分けで良いのかしらぁ?(マイク越しに二人で確認 らら- うん。良いわ。 よつば- えぇ。そうしてちょうだい。 ユズミ- それじゃあ、引き分けよん。 らら- あ。 らら- 帰る前に らら- 私の"奥義"見て欲しいんだけど。 よつば- ん? えぇ。 らら- (地上1mの高さまで下降し、 らら- (浮遊したまま らら- 行くね。 らら- 空が…降ってくる。(小さくぽつりと呟く らら- (会場の誰にも分からない。見た目は何も起きていない。 よつば- 、――― らら- (だが、空間把握を持つよつばだけには気づく らら- (まるで闘技場に天井でも出来たように、 らら- (ららの頭のすぐ上。地上2メートル66cm らら- (その場所で、空間の広がりが途絶える らら- 見た目には何も変わらないから誰も気づかないと思うけど。 らら- もう"コレ"より上に移動できないし攻撃できない。 らら- それに、私の圧縮空気弾は"この距離"から発射されるようになるよ。 らら- (外から見れば何も変わらない風景。なんの会話かもわからない。 よつば- 移動できないのは、アンタも含めてかしら? らら- うん。 らら- 攻撃着弾までがすごく速くなるから攻撃成功するかもしれないんだけど、 らら- 逆に私が爆風避けれないと思ったから。 らら- 使わなかったんだ。(爽やかな表情で伝えて よつば- 全く。(空を覆う、見えない壁を見上げて よつば- とんでもない事やってくれるわねぇ?(呆れたように笑って らら- はは。 らら- 勝てなかったけどね?(張り詰めていた緊張が溶けたように笑って らら- (見えない天井を解除する よつば- それこっちのセリフなんだけど?(口尖らせ よつば- もー、最近反省点ばっかよ。(言って、 よつば- それじゃ、そろそろバトンタッチと行きましょうか? らら- そうね。 らら- バイバイ。 らら- (よつばに手を振って よつば- じゃあねー。(手を振り返し よつば- (闘技場出入り口へと戻っていく らら- (空に混じって姿が消えゆく ららさんが退室しました よつばさんが退室しました ユズミ- んじゃあ ユズミ- 次の人呼ぶわよぉ? ユズミ- 壱葦ちゃんと、あまのはらちゃんよぉ? イチイさんが入室しました イチイ- …(カシャン、と鎧を鳴らし イチイ- (静かに会場に現れる蒼き聖騎士 あまのはらさんが入室しました あまのはら- 決勝戦 後につなげる 役目かな あまのはら- (革靴ジーンズにYシャツ姿のそこそこロン毛のくせっ毛ヘアーの雰囲気イケメン あまのはら- (胸ポケットから取り出した小さな一筆箋を左手に持ち あまのはら- (右手に筆を持つ イチイ- …(静かにあまのはらを見て イチイ- 一戦、宜しくお願い致す。あまのはら殿。(真面目に挨拶 あまのはら- こちらこそ 良い試合に 致しましょう あまのはら- (ぺこりと礼をして イチイ- うん。(同じく頭を下げる ユズミ- それじゃあ ユズミ- トーレちゃん、 ユズミ- お鐘の方、よろしくねぇ? トーレ- う、、うんっ(鐘をマイクに近付けて トーレ- 試合…… トーレ- 開始だって!(カァン!と打ち鳴らす あまのはら- 昼間でも 眺めてみたいな お星様 (言いながらスラスラと一句書き記す あまのはら- (昼間なのに空が暗くなり綺麗な星空が広がる イチイ- いざ、(片手に聖槍を握り締め イチイ- (あまのはらに向け駆け出す あまのはら- 手にとって 眺めてみたいな 星々を あまのはら- (一句書き詠み記すと あまのはら- (戦闘場へ向けて小さな流星群が降り注ぐ イチイ- 参る!(槍に白い光が灯り イチイ- (流星降り注ぐ戦場を駆け抜ける イチイ- (次々と落ち地面にクレーターを作る流星を、じぐざぐに走りながら切り抜け、 イチイ- 破ァァッ!(流星の一つを足場にして飛躍 あまのはら- 素晴らしい なんて脚力 機動力 あまのはら- 降り注げ 数多の星よ 今此処に あまのはら- (あまのはらの前に滝のように星が降り注ぐ イチイ- 、!(咄嗟に着地位置を修正 降り注ぐ流星の手前にだんっと両足を着け イチイ- っ、らァ!(聖槍を横薙ぎにブン振り白き波動を飛ばす あまのはら- 美しき 何の波動か あの技は あまのはら- (滝のように降り注ぐ星の裏から あまのはら- (白き波動を見つめる イチイ- (放たれた波動が、幾重にも流れる流星を吹き飛ばす あまのはら- なんてこと 星の流れも 凌駕する あまのはら- (流星群が放たれた白き波動に吹き飛ばされ イチイ- (晴れた視界の向こう、あまのはらの姿を見据え あまのはら- しかしでも それしかないのが あまのはら イチイ- ――(スッと槍を構え あまのはら- ピンチには 天より来たり 一番星 あまのはら- (豪速で天より壱葦へ向けて落下する巨大隕石 イチイ- ―――(ド ォン ッ イチイ- (轟音と共に、イチイの姿が隕石に消される イチイ- ―――(砂煙の立ち込める戦場 あまのはら- ここ一番 逆転一手に なったかな あまのはら- (戦場を見つめ イチイ- ……… イチイ- ―(ピ シ ッ イチイ- (中から発光するように、隕石に白い亀裂が入る イチイ- ―――(次の瞬間、 イチイ- (隕石が砕け散り、 イチイ- ―――っらぁぁあ!!(白光と瓦礫をバックに、槍を向けあまのはらに突進する壱葦の姿 あまのはら- (―目に入る その出来事は 受け入れる あまのはら- (必殺の 一撃ならず この結果 あまのはら- (突進を その身に受ける あまのはら イチイ- (槍を突き出し、渾身の一撃をあまのはらに見舞う あまのはら- (ぶっ飛んで 地面を滑り 壁に激突 あまのはら- (足掻く間も 詠う間もなく 気絶する イチイ- ――――……… ユズミ- あっらぁ。見事な一撃ねぇ? ユズミ- 壱葦ちゃんとぉ ユズミ- 蒼菖蒲家の勝利よぉ? イチイ- ………、っふぅ。(安堵し息を吐いて イチイ- 一戦、有難う。(ぺこりと礼儀正しく ららさんが入室しました らら- (気絶したあまのはらの隣に現れる らら- んーん。こちらこそ。 らら- やっぱり、強いのね。 イチイ- …ぼくは、(ららを見て イチイ- この家の当主だからね。(先程の雰囲気はどこかへと 自信を感じさせない笑みで答える らら- そう。流石ね。ナイトさん。 イチイ- …うん。(…そうだ。強くあらねばならない…。 イチイ- ぴゅあらほわいと家との試合は、これですべて終了だね。 らら- ええ。 らら- 蒼菖蒲家は次の試合もあるわね。 らら- 頑張ってね。 イチイ- あぁ。気を引き締めて行くよ。 らら- うん。 らら- それじゃ。 イチイ- 良い勝負だった。ありがとう。(ぴゅあらほわいと家全員への気持ちを込めて、ららに伝える らら- うん。 らら- 有難う御座いました。(にこやかに挨拶して らら- (あまのはらを連れてどこかに消えゆく ららさんが退室しました あまのはらさんが退室しました イチイ- さて、(踵を返し イチイ- 戻ろう。皆の所に(出入り口に歩いて行く イチイさんが退室しました ユズミ- あらぁ ユズミ- これで終わりねぇ? ユズミ- 次の子に変わるわよぉ? ユズミ- それじゃぁ、 ユズミ- トーレちゃん、 ユズミ- 行こうかしらぁ?(頭ナデナデして トーレ- う、、 トーレ- うん…(撫でられ トーレ- い、行こ。 ユズミ- んふふ。 ユズミ- (トーレちゃんと共に出てゆく ユズミさんが退室しました トーレさんが退室しました