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シュネルギアⅠ(アイン) 世界で最初に開発されたシュネルギア。 特筆すべき性能はないが、信頼性の高さには定評がある。 隼雄基地には、型落ちの2機が配備されている。
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「神の手によるもの」を意味する、全てのギアの原型となったもの。 デウスの構成部品の一つであるアニマの器がアニムス(同調者)を得、ギアと融合することによって生まれる戦闘兵器。 デウスの起動戦闘端末の役割も担う。 動力はギア・アーサーと同じくゾハルのスレイブジェネレーターであるが、マーキング容量が大きく、そのポテンシャルは計り知れない。 操縦桿などはなく、操縦者の強い思いに反応して動く。 ギア・バーラーの名称には「E」が付くものが多いが、これは「エル(El)」と読む
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メタル・ギア・ティアナ ◆KJJLTUDBrA (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 永井先生 スーパー永井ブラザーズ 愛媛の再会動画 第八十六話⇔第八十七話 第八十七話⇔第八十八話 なるほど、いいセンスだ ティアナが放送を聴いたのは、小部屋の調査を開始してからしばらくのことだった。 ■ ■ ■ ■ ■ 「ん……?」 どこからか響いてきた笑い声に、ティアナは持っていた本から顔を上げた。 本の題名は『弾幕講座』。死体周りの検分が終わった後、本棚で見つけた本である。 彼女は一瞬何か起きたのかと思ったが、すぐにあのピエロ達の言っていた放送だと気付いた。 部屋の中なので少し聞き取りにくかったのだが、重要な部分を聞き取るだけなら何ら問題はなかった。 「もう、十人も……」 放送の終了とともに、眉をひそめて呟くティアナ。その口調にはわずかな焦りが見て取れた。 ティアナは傍らの死体をちらりと見やる。 思い浮かぶのは、最速クリアなどとふざけたことを言っていた男と、この部屋にいた一人の少女のこと。 あの少女もまた、あの男のように殺し合いに乗ってしまったのだろうか。 「……どちらにしても、保護しなきゃいけないことには変わらないわね」 やれやれ、と彼女は首を振ると、とりあえず持っていた本をデイパックに放り込み、代わりに一枚の紙を取り出した。 先ほどの放送で言われていた名簿である。そこには確かに、以前はなかった文字が浮かび上がっていた。 それに目を通し、知り合いの名を探す。 (よかった、なのはさんがいる。あの人と合流できれば、当分は安心だ) 高町なのはは彼女の恩師であり、力や強さの象徴でもある。 少なくともティアナには、1対1であの人を倒しうる存在など、想像もできなかった。 (でも、さっきから念話がどことも通じないのよね。妨害を受けてるのか、そもそも距離が離れすぎているだけなのか) 小さな不安を抱えたまま、彼女は再び名簿に目を通す。 (他に私の知り合いは、いないわね。しかしこういうのは……) 仲間が巻き込まれなかったことを喜ぶべきか、それとも仲間が少ないことを嘆くべきか。 ティアナは複雑な気持ちだった。 「……まあいいわ。確認はこれぐらいにして、他を調べましょ」 名簿をデイパックにしまうと、後回しにしていたテーブルの上のものに手をつける。 何故後回しにしていたのかというと、それらがあまりにも使えないように見えたからだ。 もっとも、先に調べた本棚には『弾幕講座』という弾幕のよけ方の載っている本ぐらいしか役に立つものはなく、 他には『DTMマガジン』などという彼女には良くわからない雑誌ぐらいしかなかった。 その『弾幕講座』も、ティアナにはとても実戦で使えるようには見えなかったのだが。 (えーと、このビー玉は普通ので、この筒も……『くうき砲』? ただのおもちゃね) そうして、色々なものを横に除けていくと、ダンボールだけが最後に残った。 ノート程度の大きさに畳まれたダンボール。それを広げてみてティアナは絶句した。 試しにもう一度畳んでみると、ダンボールは元のノートサイズに戻る。 「…………」 いったいいかなる仕組みなのか。 そのダンボールは展開すると、大の大人がすっぽり入れるほどの大きさになったのだ。 「……なに、これ」 もちろんティアナも、デバイスのような小さなアクセサリが、 巨大な杖などに変形するのは見知っているが、あくまであれは魔法の産物である。 魔法もなしに、このようなことができるなど、ティアナは見たことも聞いたこともない。 いったいどこの世界のものだろう、と思いながら、彼女は箱型にしたダンボールをテーブルに置いた。 「でも、戦闘では使えないわね。せいぜい被って隠れるぐらい、か。ま、この部屋はこんなものね」 次の部屋に行こう、とティアナは最後に部屋をぐるりと見回してみることにする。 煌々と輝く明かり。テーブルの上の使えないものの数々。本棚に納められた良くわからないたくさんの本。 そして物言わぬ、少女の死体。 「このあたりを一通り調べ終わったら、弔わせてもらいます」 死体に手を合わせ、とりあえずデイパックに荷物を詰め込もうと手を伸ばしたその時、 少しばかり遠くで『バタン』という音がした。 「…………?」 手を止めてティアナは振り返る。耳を澄ますと、わずかだが足音が聞こえ、それがこちらへ近づいてきているのがわかる。 (あのチンパンジーね。遅いから見に来たのかしら) まだ他の部屋を調べていない、と伝えようと、ドアに近づく。 そして、ノブを回して少しだけドアを開いた時に、もうひとつの事実に気付いた。 ──足音が一つ多いということに。 (! あいつじゃないの!?) 慌ててドアを閉めた所為で、ガチャンと少し音が出る。それが聞こえたのか、2つの足音が少し小走りになる。 (どうする、どうする私!) 相手が殺し合いに乗っていなければ、何の問題もない。 だがそうでない場合、こちらは使い慣れない鉈が一本、そして相手は二人である。 (やり過ごすにも、デバイスなしじゃ幻術も難しいし、隠れようにも隠れる場所なんか……ってあった!) ティアナの視線がテーブルの上のダンボールに吸い寄せられた。だが、逆に目立つようにも思える。 (あーでも、考えてる暇なんてなないか!) 鉈を引っつかみ、ダンボールを被る。 そのままティアナがドアの横にしゃがむのと、ドアが開くのは、ほぼ同時だった。 ■ ■ ■ ■ ■ 「あらあら、どうやら大正解だったみたいよぉ?」 「…………」 水銀燈が手で指した方を見て、永井博之は思わず手で口を押さえた。 現代日本では、死体を見る機会などほとんどないに等しい。ましてや背中をメッタ刺しにされた死体など、 一生で一度見るか見ないか、といったものだろう。彼の反応は、実に一般人らしいと言えた。 対する水銀燈も、口調こそいつものままだが、多少表情を引き締めている。 「しかし、ひどいわねぇ。なにもここまでしなくても、人間なんて簡単にジャンクになるのにぃ」 「……水銀燈。おまえ、その言い方はかなりアレやぞ」 博之の言うことなど意に介すことなく、水銀燈はズイズイと部屋の奥へと進む。 「おい、水ぎ──」 「変ね」 水銀燈が突然立ち止まる。そのため、彼女の後ろを歩いていた博之は少しつんのめった。 「……っつつ。なんぞ見つけたんか? 水銀燈」 「あなたは疑問に思わないのぉ? この部屋を見て」 博之は少し首をかしげて部屋を見回す。 天井で輝く蛍光灯。所々の壁には血痕がついている。 テーブルの上にはデイパックとともにおもちゃのようなものが散乱し、本棚にはなにやらたくさんの本が並んでいる。 そして、部屋の入り口の横にはダンボール箱が伏せてあった。 「特におかしなとこはないけどなぁ。なんでこんなとこに電気が通ってるかってのが不思議やけど」 「そこじゃないわぁ、ひろゆき。あれよ、あれ」 水銀燈が指差したのはテーブルの上である。 「ん? 確かに散らかってるけどそれが……」 「あなたは馬鹿ぁ? わたしが言いたいのは、どうしてあの子はデイパックも他のアイテムも持って行かなかったのか、ってことよぅ」 「あー、それは動転してたとか……」 「ふつう、動転してたらあの鋏も放り出していくでしょぅ? あの鋏だけ後生大事に持ってる意味がわからないじゃない」 そこまで言われて、博之はやっと水銀燈の言いたいことに気付いたようだった。 「なるほど。つまり、誰かに見られたから、デイパックも取らずに逃げたって言いたいわけな?」 「まあ、わたしの考えは推測に過ぎないけどねぇ。でも、もしかするとまだ誰かこの近くにいるのかもしれないわぁ」 「そういえばそうやな。この部屋に来たのもなんか音が聞こえたからやし。じゃあ、まだ探せば──」 「いぃえ。どうやらあちらから来たようよ」 水銀燈の言葉に博之が振り返る。すると、入り口の影から人影が現れ、博之は驚きの声を上げた。 「ジーコ!」 「ひ、ひろゆき! おまえ無事だったか!」 おもわず永井浩二は博之に駆け寄る。まさに感動の再開である。 だが、この二人に限ってはそんなことがあるはずもなく……。 「……ってくっさ! めちゃくっさ! おまえ、俺の落とした鍵を拾ったやろ」 「鍵? さっき拾うたけど、あれお前のなん? じゃったら返そうか……」 「いや、捨てろ。それは捨てろ、くさいから」 すぐにそんな兄弟げんかを始めてしまった。 しばらくあっけに取られていた水銀燈だったが、このままじゃ埒が明かない、と口を開いた。 「……ほらぁ、二人で盛り上がってないで、わたしにも説明しなさぁい。ひろゆき、この男は誰?」 それを聞いて、二人はやっと兄弟げんかをやめる。 「ああ、そういえば紹介してなかったな。こいつは俺の兄貴のジーコ。前にも言ったようにネットで配信とかやってる」 「わたしはローゼンメイデン第一ドールの水銀燈よ。よろしくぅ」 「あ、そういえばお前らティアナ見なかったか? この辺を調べてるはずなんやけど。あと俺はジーコじゃのーて浩二な」 水銀燈と博之は顔を見合わせた。 「いや、見てないな」 「そうねぇ、見てないわねぇ。というか誰よ?」 「……まぁ、さっきからここにいたんだけどね」 三人がそれぞれ『え?』と振り返り、声のしたほうに目をやるとそこにあったのはダンボール。 そしてガバ、とダンボール箱が持ち上がると、その中から出てきたのはティアナであった。 ■ ■ ■ ■ ■ 「そうねぇ、もう一人いいかしらぁ」 衝撃的なティアナの登場から数十分。 混乱の収拾や、ティアナの説明などでだいぶ時間が取られたものの、 ティアナたちはさっきまで浩二がいた部屋に向かっていた。 死体がある部屋ではだれも長居したくないことと、多少広いこと、 そしてデイパックなどは向こうの部屋に置きっぱなしだったからである。 だが、途中で情報交換をしたものの互いに持っている情報は少なく、 せいぜい『高町なのは』と『永井けいこ』についての情報を交換する程度だった。 そして、この二人を探そう、という方針が決まり、もうすぐ部屋に着くというときになって、水銀燈が突然口を開いたのだ。 「この、アリス=マーガトロイドというのもぉ、ついでに探してくれない?」 「別に良いけど……知り合いですか?」 ティアナが当然の疑問を口にする。 「そうねぇ。もしかすると知り合いかもしれないしい、そうでないかもしれないわねぇ」 「「「?」」」 「まあ、わたしにも色々とあるのよぅ。色々とね……」 全員がわけのわからないといった顔をする中、水銀燈は、あいまいに言葉を濁しただけだった。 【E-4 塔内部/一日目・朝】 【永井博之@永井先生】 [状態]:疲労、全身打撲、鼻骨折(やばい角度に曲がってるのは戻りました) [装備]:金属バット、薬草(69/99)@勇者の代わりにry、塩素二号の鍵@化学の教材ビデオ [道具]:支給品一式*3、甲羅セット@スーパーマリオシリーズ、座薬@東方project ゴム@思い出はおくせんまん、自動ぶんなぐりガス(1/2)@ドラえもん ビー玉(30個ほど)@ピタゴラスイッチ [思考・状況] 1.とりあえず『なのは』『けいこ』『アリス』の捜索。 2.小部屋の死体の埋葬。 3.煙草吸いたい。でも禁煙するか……。 4.鍵は捨てないつもり。 5.薬草無くなったら体力ヤバイな。 6. 水銀燈と一緒なら生き残れるかもな。 7.人は殺したくないが、戦うのは水銀燈。最悪仕方ない [備考] 博之の周囲で刺激臭がします。 【水銀燈@ローゼンメイデン】 [状態]:健康 [装備]:真紅のローザミスティカ@ローゼンメイデン(真紅の技が使えます) [道具]:三幻神@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ(ラーのみ使用可だが遊戯、海馬などのみ) オレイカルコスの結界@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ (24時間使用不可) [思考・状況] 永井博之と契約 1.とりあえず『なのは』『けいこ』『アリス』の捜索。 2.あの少女(キョンの妹)を警戒。 3.長身のピエロを殺す。その仲間も殺す。 4.仲間を探して、脱出する。役に立たないなら別行動してもらいたい。 5. 脱出不可なら最後まで生き残る。最悪優勝するしかないのか? 6.ピエロの思惑に乗りたくないから、できるだけ人は殺さない。 7.襲ってきた奴とは戦う。殺すのも仕方ない。 8.少女の持っていた鋏に見覚えあり。 9.アリスという名前がどうしても気になる。 [備考] ピエモンが自分の世界で何かしていたということがわかりました。 その情報はまだ永井博之にも話していません。 【ティアナ=ランスター@魔法少女リリカルなのはStrikers】 [状態]:健康 [装備]:鉈@ひぐらしのなく頃に [道具]:支給品一式*2 ダンボール@メタルギアシリーズ 本『弾幕講座』 [思考・状況] 1:とりあえず『なのは』『けいこ』『アリス』の捜索。 2:小部屋の死体の埋葬。 3:塔の周囲に危険がないか確認する 4:殺し合いに乗っていない人達を集める 5:その後、どうにか殺しあわずに済む方法は無いかを考える 6:人殺しはしたくない ※キョンの妹の危険性には気づいているが、それでも信じたくない 【永井浩二@永井先生】 [状態]:基本的に健康だがニコチン不足 [装備]:なし [道具]:支給品一式*2、強制脱出装置@遊戯王(次の0時まで使用不可)、くうき砲@ドラえもん、他未確認支給品 [思考・状況] 1:とりあえず腹が減ってきた 2:煙草欲しい 3:死にたくはない ※キョンの妹を警戒 ※全員がダンボール@メタルギアシリーズの効果に気付いていません。 ※小部屋内にあったアイテムは、適当に分配されました。 sm79:ミナミヘミナミヘ 時系列順 sm76:勇気を受け継ぐ子供達へ sm86:アイドルとして音程がぶれている 投下順 sm88:そして伝説の木の上で sm69:行く先は 永井博之 sm94:愛媛のジャンク/凡人打開配信(前編) sm69:行く先は 水銀燈 sm94:愛媛のジャンク/凡人打開配信(前編) sm54:体は大人、頭脳はチンパン ティアナ=ランスター sm94:愛媛のジャンク/凡人打開配信(前編) sm54:体は大人、頭脳はチンパン 永井浩二 sm94:愛媛のジャンク/凡人打開配信(前編)
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【デザートイーグル】 リボルバー・オセロットに支給。 【ステルス迷彩服】 リボルバー・オセロットに支給。 名前の通り、姿を見えなくする服。使用時間は10分のみ。一度使うと3時間使えない。 【アメリカ製のライター】 ハル・エメリッヒに支給。 45口径で、鏡のように磨き上げたフィーディングランプ、強化スライド。 更にフレームとのかみ合わせをタイトにして精度を上げ、サイトシステムもオリジナル。 サムセイフティも指を掛け易く延長してあり、トリガーも滑り止めグルーブのついたロングタイプ。 リングハンマー、ハイグリップ用に付け根を削りこんだトリガーガード。 それだけではなく、ほぼすべてのパーツが入念に吟味されカスタム化されている。
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メタル シンフォニック・メタル Maddy Candy ラヴ Hey-day狂騒曲
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食事も終わり、この家にいるそれぞれが自分たちの好きなことをしていた。 私は自分にあてがわれた部屋のベッドに腰掛け爪を鑢で擦っていた。 もちろん、切った爪の形を整えるためだ。 ちゃんと整えていないと何故だか知らないがイライラする。今まで知らなかったがきっとそういう性分なのだろう。 爪を整え終え立ち上がり、ベッドの近くの小さな机の上に鑢を置いておく。 鑢を返すのは別に明日でも構わないだろう。 わざわざ返しに行くのも面倒くさい。 立ち上がったついでに壁に立て掛けておいたデルフを手に取り再びベッドに腰掛ける。 そしてデルフを鞘から喋れる程度に引き出して自分の隣に置いた。 なぜそんなことをするかというと、もちろんデルフと喋るためだ。 こうしたデルフと喋る時間を最近は頻繁に設けている。 もちろんデルフとの距離をより縮めるためだ。 このまま頻繁に喋るようになればさりげなくデルフと呼びかけれるようになるかもしれない。 あわよくばさりげなく名前で呼ぶようにいえるかもしれないしな。 「おい相棒。あの猫どっか行っちまったぜ」 「知ってるよ。私のところに来たからな」 いつも思うがデルフはどうして喋れるようになった瞬間いつも話しかけてくるのだろうか? そんなに喋るのが好きなのか?それはそれで別に構わないんだが。 「相棒のところに行ったんならどうして戻ってきてねえんだ?」 「悪戯好きにはお灸も必要だろ?」 「何があったか知らねえけど、やりすぎんなよ。相棒はどうもやりすぎる気があるからな」 デルフがそういうのならそうなのかもしれないな。 「相棒はさ、なんていうか自分のことをあんまり知らないって感じがするな」 「えっ?」 デルフがいきなりそんなことを言い出したので思わず声が出てしまう。 落ち着け私。 「どうしていきなりそんなことを?」 「いんや、なんとなく。ただそんな感じがしただけだ。深い意味なんてねえよ」 デルフを見詰めてみる。 デルフの言う通り私は自分のことをあまり知らない。 私には人生があった、はずだ。 はずというのも私は生前の記憶を殆んど失っているからだ。 そしてデルフは、自分が言うには長く存在し続けたせいで記憶が劣化して忘れていることが多々あるらしい。 それは私と似たような状況ではないだろうか? だから本能的に私のことを察した……かもしれない。 「どうしたんだ相棒?急に俺を見詰めだしたりなんかして」 「いや、なんでもない」 「ふーん。まあいいけどね」 お前のことを考えていたなどと素直に言えるものか。 まあそんな風にデルフとの会話を楽しんでいると突然ドアが開く音がした。 「誰だ?」 ドアのほうを見てみるとドアが少し開いていた。 ノックの音はしなかった。普通この部屋に来るのはシエスタかルイズくらいなものだろう。 しかしそのどちらもノック位するはずだ。いきなりドアを開けたりはしないだろう。 暫らくドアのほうを向いていたがドアは開いているだけで誰も入ってくる気配が無い。一体どういうことだろうか? いくらこのドアが軽く押せば開くからといって勝手に開くということは無いだろう。 もしかしてガキの悪戯か? そう思い始めたとき、ドアの下のほうから何かが出てきた。 それは……ガキ共に渡してきた子猫だった。 ふかふかだった毛はその面影を残さずにあちらこちらに跳ね返っており、憔悴してますと言わんばかりにヒゲは垂れ下がっている。 右の前足にはリボンのような包帯のような何かが絡まっており、それは左の後足に結び付けられていた。 左の前足にもそれはついており、左の前足は尻尾と結び付けられていた。 さらによく見ると右の後足は右の前足に結び付けられている。 いや、好きにはしていいいと言ったが、 「さすがに可哀想だな」 きっとその格好でガキ共から逃れこの部屋までたどり着いたのだろう。 よくここまでそんなものつけながらよくここまでたどり着いたものだ。 立ち上がり猫を抱き上げドアを閉める。 そしてベッドに座ると猫に結び付けてあリボンのような紐を外していく。さすがにこれだけやられていれば、もう何かしようなんて気も失せる。 「やっぱりさ。相棒はその猫が好きなんだって。好きじゃなけりゃ相棒ぜってーそんなことしねえぜ」 私はこの子猫を殺したいと何度も思った。 しかしそれらはその場限りの一時的な感情に過ぎない。 もしその感情を実行に移してもある程度いじめただけで殺しはしなかっただろう。 私は、この猫が好きなんだろうか? 猫の乱れまくった毛を手で撫でながら整える。 今出せる結論としては、私はこの猫を嫌ってはいないな。デルフのように好きなのかどうかはまだ分からない。 「明日からちゃんとメシを食わせてやるさ」 とりあえず様子を見ていればそのうち分かるだろう。 毛を整え終え猫をベッドに置く。猫は余程疲れていたのかすぐに寝息を立て始めた。 それを見ながら私もベッドに横になる。 明日に備えてもう寝てしまおう。 「デルフリンガー。誰かが来たら起こしてくれ。私は寝る」 「あいよ」 デルフの返事を聞きながら私は毛布を被った。 ついでにこっそりと猫にも毛布を被せた。 そして私は夢を見た。
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■凍てつく大鎌を手に入れろ 世界樹の迷宮4に登場するクエスト。銀嵐ノ霊峰にいるアイスシザーズを倒して、凍てつく大鎌を持って来てほしいというクエスト。 受注段階では困難なクエストでもある(到達レベルによるが)君は待ってもいいし、果敢にチャレンジしてもいい ドロップ欲しさと地図書きたさに、受注段階で多大な犠牲と時間を払って既に2匹倒していたボウケンシャーがここにいるw 当然その後もう1匹倒す破目に。 アサシネイションもちのナイトシーカーがいれば、毒りんごからの不意打ちで受注段階でも容易に達成可能。 既に倒してアルマスを取ったりしていると精神的にhageる 酒場主人の[] ミス 酒場主人の「彼とどこかで会ってない...?」というのは、QRクエストに出てくる孤高の魔物狩人ディーンのことだと思われる。 ディーンだけでなく結構孤高のディなんとかさんはいる…そしてどれも孤高()である ↑孤高の……ディノゲーター? なんかネタ出そうと考えてパッと頭に浮かんだ元気な声が「ティロ・フィナーレ!」だった時の私のプレイ進行度について ↑↑間違ってはないぞ ………………………………………一応。 コメント
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イベント受付から挑戦できるクエスト「メタルサボテン討伐」では、討伐すると「メタルミニテン」よりも大量の経験値を得られる「メタルサボテン」が登場します。 「メタルサボテン討伐」には「メタルサボテン券」が必要となり、難易度によって必要な枚数が異なります。「メタルサボテン券」は主にクリスタルショップやケロショップで手に入ります。初級をクリアすると中級、中級をクリアすると上級が登場します。 難易度が高いほど、得られる経験値も多くなります。 難易度と「メタルサボテン券」の必要枚数初級1枚(初心者でも討伐可能です) 中級3枚 上級6枚
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ルギア 基本情報 HP90 タイプ 無 ワザ)20 ぎんのはばたき 20 コインを1回投げオモテなら、相手のエネルギーを1個、相手の手札にもどす。 ワザ)超無無 サイコディストラクション 120 相手にエネルギーがついているなら、このワザのダメージは「40」になる。 弱点 超+20 抵抗力 闘-20 にげる 無無
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通常モンスター 星3/地属性/機械族/攻 450/守 900 全身がメタルの装甲で覆われている女戦士。 「レアメタル・ソルジャー」と融合し、パワーアップする。 融合先にレアメタル・ヴァルキリーとレアメタル・ナイトを持つ。 これらはフレアウィングマンおよびフェニックスガイに先立って、同じ融合素材から異なるモンスターを選べ、 今なお少ないエクストラデッキから融合召喚扱いでなく融合モンスターを特殊召喚できるなど、何かと物珍しい要素を持つ。 ……ものの、特殊な挙動ゆえか攻撃力などが低く、そのくせレベル6で簡易融合対象外と融合体が実用に耐えるとは言いがたい。 今回着目するのは融合関連を捨てた、彼女自身の秘める潜在能力についてである。 ぶっちゃけて言おう、マイティ・ガードの二番煎じである。というよりも、このカードはマイティ・ガードと併用した際に輝くものがあると主張したい。 攻撃力500以下、地属性、機械族、通常モンスターと、マイティ・ガードの主だった要素とは一通り一致しているため、 マイティ・ガードデッキにおいてはかなりのサポートカードを共通して用いることができる。 とはいえマイティガードが評価された理由の最たるものであろうレベルが、彼と違い3であることはかなり大きい。特にドラゴラドで釣ってランク4作れない。 しかしながら、レベル3ならではの利点も大きく、マイティ・ガードの立ち回りの潤滑剤として非常に柔軟に働いてくれる。 まず、レスキュー・ラビットを用いるにあたっての相性補完がよいことが上げられる。 マイティデッキにおいてはスクラップ・リサイクラーやエメラルで補いやすい部分ではあるものの、レディ投入で兎のリクルート先を二種類確保でき、 弾切れの心配を絶ってデッキの起点になる兎を三枚運用しても腐らせない構築が可能となる。 加えてランク3のリヴァイエールを作れるので、兎を帰還させてさらなる展開へつなげることも可能。 次に自分のリサイクラーの処理が容易になることも頼もしい。 リサイクラーは召喚・特殊召喚時に下級機械の墓地サーチと、墓地のLV4地属性機械族を二枚デッキに戻して1ドローで、 デッキから機械複製術で呼びたいマイティを運用する上ではいい相方となってくれる。 一方リサイクラーとレディだけを見ると、レディはデッキに戻す効果の対象外、マイティと比べて非常に痛い。 しかしながら、リサイクラーはレベル3で、その攻撃力はわずか900。 現環境は低打点を立てて放置するとホープ・ザ・ライトニングがかっとビングしてくる リサイクラーが棒立ちしてると4100もの大ダメージをもらってしまう。ライトニングでなくとも、少なくないダメージが飛んで来るだろう。 だがここにレディを並べてX素材にし、エンジネルにしてやればライトニングの被害はかなり食い止められる。仮にリバイスでもライトニングのダメージは1600も軽くなる。 また、ここでポイントなのは、リサイクラーの墓地サーチはレディにも対応している点。思い出のブランコなどがあれば、リサイクラーで落としたレディを即蘇生してエクシーズできる。 これらを利用した簡単かつ強い初手からの動きとして、一例を挙げよう。 前提 手札にレスキューラビットとブランコ(死者蘇生なども可)、またデッキにマイティが二体以上残っていること(=手札に二枚引いていないこと)。 初手ラビットNS、ラビット効果マイティ×2SS、マイティ×2でギアギガントSS、効果でリサイクラーサーチ。 2ターン目、ギガントが生存してればまた効果を使いX素材のマイティ×2を墓地に置く。 (処理されてた場合でも多くの場合マイティは墓地にあるだろう。) リサイクラーNSデッキから墓地にレディ落とし、ブランコでレディSS、リサイクラー効果でマイティ×2戻しドロー、 レディリサイクラーでリヴァイSS、リヴァイで前ターン使った兎SS、兎効果マイティ×2SS、マイティ×2から好きなランク4 妨害がない、かつ2ターンかけての合計ではあるが、手札二枚から最大でギアギガント、リヴァイ、好きなランク4を展開しつつ追加ドロー1、ギアギガントサーチ1を得られる。 また、マイティをデブリ・ドラゴンかドラゴラドで蘇生しランク4、といった使い方をよくされる。 レディとドラゴラドは噛みあわないものの、デブリに関しては話が変わってくる。レベル7のシンクロドラゴンを作ればいい 現在はクリアウイング、ブラックローズ二種が妥当か。 クリアウイングはモンスター効果を牽制、月華龍は高レベルモンスターを対策、無印黒薔薇はフィールド全破壊で劣勢を仕切りなおす。 いずれもやや防御向けの性能ながら強力。Xモンスター対策カードをSモンスターですり抜けられる場合もあり、ここぞで炸裂してくれる 最後に、これはマイティに限らずランク3・4併用可能な多くのデッキに言える話ではあるが、ランク4素材二体のXモンスターは伏せ魔法罠に触りづらい弱点がある。 素材二体で指定のないランク4で、セットされた魔法罠を除去・無力化できるカードは、 多くの場合自爆のダイヤウルフ、カード数条件や味方の巻き込み、ダメージ無効等気軽に使えないビュート、運任せの箱、他のライロ必須で運任せ受け身なセイントミネルバ 癖のあるものが多く、露払いしようと思うとデルタテロスなどの素材三体連中に頼らざるを得ないケースが多い。 その穴を、ランク3のゴーストリック・アルカード、また地属性のリサイクラーとレディならば銀嶺の巨人などでセット処理を担当できる。 ランク3には花形たるアタッカーに適したカードが乏しいという弱点もあるが、そこはランク4、主役たるマイティ・ガードから作り上げるよう分担すればよい。 このカードの名前の由来となる希少金属レアメタルだが、金属同士を混ぜ合わせた合金を作る際に、鉄や銅、アルミなどのベースとなる金属の強度を増したり、錆びにくくするのに使われるという(Wikipedia調べ) また、これは女性蔑視や古い価値観だと言われるかもしれないが、昔は婦人は伴侶の三歩後ろを歩き、夫を立てるのが美徳だとされていた。 レアメタル・レディはその名前の通り、ベースとなるマイティ・ガードの弱点を補い、デッキをより強固に、錆びにくくし、 三歩後ろから相方を立てる、文字通りレアメタルのレディであった。 ……そこ、旦那はレアメタル・ソルジャーじゃね?とか言わない 余談 参考までにTFSPで回した結果、各世界の裏大会4(一部を除き中~高難度のソロ大会、ガチデッキなクロウや遊星、M・HERO十代とか出てくる)を一通りクリアできる程度にきちんと回ってくれた。 CPU相手、なおかつ若干古い環境なので本家マイティの紹介者様のそれには遠く及ばないものの、中堅クラス程度には運用できるものだと思われる。 最大の短所はエクストラデッキの圧迫。豊富なランク4を押しのけてランク3とレベル7シンクロドラゴンを入れなきゃいけない以上、とにかく枠がきつい。 OCG環境で使うならプトレノヴァインフィセットの規制後を推奨。 10スレ目 744 :名も無き決闘者@転☆載☆禁☆止:2015/07/04(土) 23 31 55.15 ID ojPb6+Qa0 実際に試したり、展開の仕方書いたりしててとてもいい評価だったよ すばらすい 展開の仕方書くのはいいね俺もやろう 関連カード マイティガード Tag:夫を立てる美徳 機械複製術 正当評価