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動画作成に参加者へ 参加は生放送中は基本自由です。 生放送外ではホワイトリスト制とし、 各町・ダンジョンにリーダーを設けて 進めています。 建築は基本自由なものを作ってもらって構いませんが、 芸術的な建物はいいのですが。ふざけた建物や意味のわからないもの。 TNT、過度な赤石の利用。TT、ドット絵を作成した場合BAN対象になります。 自分の建てた建物には看板を立てて誰が創ったかわかるようにしてください。 動画内で紹介するかもしれません。
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171 :1/3:2010/04/24(土) 22 29 23 ID aYQLX2Dt 誰もいないな…… ならば過ちなネタでも置いていくか…… 総士「果林、君がこんなに話の分からない人間だとは思わなかったな」 乙姫「あう……喧嘩はよくないよ」オロオロ 果林「総士君の分からず屋!!石頭!!」 総士「石頭で結構、僕は頑固な保守的な人間だ」 果林「もういいわ!」 バタン ア・カン「やれやれ。果林たら飛び出して行っちまったよ」 ソル「乙姫さん、喧嘩の理由は何なんだい?」 ヒミカ「普段穏やかな果林と冷静な総士じゃ……余程深い訳でもあるのじゃろう?」 乙姫「あのね……」 (回想シーン) 果林『う~ん♪仕事の後のチョコは最高~♪もう一枚食べちゃおっと♪』パクッ 総士『…食べ過ぎだ。少しは控えたらどうだ?』 果林『えー…ストレス解消になってるんだから、別に構わないでしょ?』 総士『物には限度があるだろう。虫歯の原因にもなるぞ』 果林『ちゃんと歯を磨いてるわよ、ご心配なく』 総士『夜の間食は肥満の原因にもなるぞ』 果林『(カチン)』 乙姫「それで果林がエキサイトしちゃって」 ソル「………」 ヒミカ「因みに果林は幾つ食べてたのじゃ?」 乙姫「板チョコ六枚にスニ○カー○を五本」 ア・カン「……総士じゃなくとも文句を言いたくなる量だね」 172 :2/3:2010/04/24(土) 22 30 35 ID aYQLX2Dt 【夜の街】 果林「飛び出したのはいいけど、お財布持ってくるの忘れちゃったわ……どこで時間つぶそうかしら……」 (果林さん脳内会議中) 原作果林(以下原作)『私にはアイデアが浮かばないよ』 ROL果林(以下ROL)『だったら祐未先輩のところに行っちゃおうか?』 珍道中果林(以下珍道中)『ダメね。僚先輩とバカップル中だから、こっちが砂糖吐いちゃう(笑)』 原作『うー…』 ROL『ならいんでぃくす☆の咲良ちゃん辺りなら泊めてくれるかも』 珍道中『そんなにこのスレでも絡みがないし…』 原作『お腹すいたわ…』 ROL『なら…真矢ちゃんに頼ってみる?』 珍道中『最近顔も合わせてないわよ…無理かな』 ROL『人の意見否定してないで代案くらい出して欲しいな!』カーッ 珍道中『仕方ないでしょ!喧嘩の後で頭がまだ回らないのよ!』キーッ 原作『寒いよ…』 R 珍『『あんたも会議に参加しなさい!!』』 ドンッ 果林「きゃっ…す、すみません!」 一騎「蔵前?こんな時間にどうしたんだよ」 果林「一騎…くん…」 173 :3/3:2010/04/24(土) 22 31 35 ID aYQLX2Dt 【夜の公園】 一騎「…総士と喧嘩したのか」 果林「…うん。私が悪いと分かってはいるけど、今は顔を合わせたくないの……くしゅんっ!」 一騎「そんな薄着じゃ風邪ひくな。誰かの家に泊めて貰うのか?」 果林「…………」 一騎「なら……ウチに来るか?」 果林「!!……あ、ありがとう……」 キュピーン☆ 乙姫「ミールが教えてくれたけど、この近くにはいないみたいだよ」 総士「そ、そうか。いんでぃくす☆にもいないのか……」ウロウロ 乙姫「総士、果林もその内帰ってくるから少しは落ち着いたら?」 総士「し、しかしだな」 リーン ア・カン「はいギル・バーガー★で…なんだ一騎かい。 総士なら…いいのかい?…ふんふん、分かった。伝えておくからね」ガチャ 総士「一騎からの電話のようでしたが」 ア・カン「うん。果林が今晩泊まるってさ」 総士「え」 ア・カン「一騎なら気心も知れてるしね。果林が無事なら良かったよ」 総士「………」ドキドキ 乙姫『あーあ、総士が別の意味で心配してる』 【真壁家】 果林「や、やっぱり一騎君のじゃ私には大きいみたい…(///」ブカブカ 一騎「さすがに男物のパジャマだからな…今晩はそれで我慢してくれ」 果林「が、我慢だなんて…こっちが迷惑かけてるのに」 一騎「気にするな」 果林「俺は気にしない!って流行ってるわね、その言葉(笑)」 一騎「レイさんにその内著作権料を払わないといけないかもなw」 あははは… クゥ- 果林「………(///」カアー 一騎「……ぷっ。随分と可愛い空腹の訴えだな」 果林「チョコ食べてる途中で喧嘩しちゃったからかな(///」 一騎「チョコか、確かウチに父さんが貰ってきたチョコがあったはず…」ゴソゴソ 果林「あ、催促したわけじゃないから」 一騎「いいっていいって。父さんも俺もそんなに食べないし……あった。せっかくだから」 果林「(パクッ)…あ…これ中に何か入ってるわ。……これウィスキーボンボンじゃ」 一騎「え」 果林「ちょっと食べた位なら平気よ。一騎君も一緒に食べましょ♪」 一騎「あ、ああ……」 174 :余りorz:2010/04/24(土) 22 32 31 ID aYQLX2Dt (翌日) 総士「一騎にまで迷惑を掛けてしまったな。果林にはちゃんと言ってきかせなければ」テクテク 乙姫「そう言いながら、ちゃんと迎えには行くんだね」 総士「ち、違う。親しき仲にも礼儀あり。果林が世話になったからには、ちゃんとお礼を言わなくてはいけないだろう」 乙姫「はいはい♪」 ピンポーン 総士「…いないのか?」 乙姫「まだ朝の七時すぎだからいると思うけど。(ガラッ)開いてるね」 総士「断りもなしに開けるのはだな」 乙姫「果林ーっ、一騎ーぃ!いないのー?」 総士「聞けよ」 乙姫「一騎の部屋の前に着いたよ♪」 総士『ミストさんの真似なんてするな』 乙姫「まぁ多分朝早くから出掛けたんだよ、いないとは思うけど」ガラッ 総士「………え」 (板倫により一部割愛させて頂きました) 果林「ほ、本当に誤解なんだから!私たちなにも疚しいことは」 一騎「あ、ああ!」 総士「僕は何も誤解はしていないぞ。『一騎と果林』が『抱き合って』、 『一つの布団』に『寝ていた』のは事実だからな」フンッ 一騎&果林「「……………」」 乙姫『総士、ミールも何も無かったって言ってるけど』 総士『僕だって悪いと思ったから迎えにきたのにそれをなんだ、呑気に二人で寝ているなんて』ブツブツ 乙姫『…やきもち?』 177 :1/3:2010/04/25(日) 10 02 23 ID i5fVh5KD 朝からこんなネタでも気にするな。俺(ry ミィ「もう、ルージのバカっ!」 アナ「また喧嘩したのですか?」 ミィ「違うわよ!いっつもコトナが来る度にデレデレしてるからお灸を据えてやっただけよ!」 ノザ子「ルージ君だって男の子なんだから、積極的にされたら悪い気はしないはずだよ」 ミィ「何よー!ルージの肩ばっかり持って!」 壁|∀・)… ミィ「積極的、か…」 東方仮面「そこの悩める丸焼き姫よ…」 ミィ「ひゃっ!?だ、誰あんた!」 東方仮面「君の悩みは言わずとも分かっている。想い人に素直になれなくて苦しんでいるのだろう?」 ミィ「だ、誰がルージなんかを!」 東方仮面「ルージ?それが君の想い人の名か」 ミィ「~~ッッ!?///」 東方仮面「安心するんだ。その悩み、この東方仮面が取り除いてやろう…」ミョミョミョ~ン ミィ「!?!?…あ、あれ?あの人はどこ行ったの?ま、何もされなかったしいっか…」 カポッ プロイスト「たまには、この辺りにもちょっかいかけておかなくては面白くありませんわ」 【いんでぃくす☆】 プテ子「ザイリン様~」 ジェニファー「ご飯食べに行きましょうよぉ」 ヴォル子「俺、こないだの店がいい!」 ザイリン「分かった!分かったけど…今はルージ君の相手をさせてくれぇ!」 ダイヤ「変態なのによくモテるよなザイリンさんって」 ルージ「はは…。まともならいい人だしね」 ミィ「ルージ…」 ルージ「ミィ?どうしたの?」 ミィ「ルージ、デートに行きましょ!」 ダイヤ「デ!」 ノザ子「デ!?」 イスペイル様「デ」 ジョシュア「デ?」 ザイリン「デートだとぉおおおお!!?」 ルージ「そそ、そんな突然言われても」 ミィ「ダイヤ!ごめんけどルージ借りてくわよ!」 ダイヤ「お…おう」 ミィ「さあ行きましょうルージ!」ガシッ ルージ「そんなに引っ張るなよ!」 ミィ「うるさい!」 イスペイル様「危うくスパゲティ吹き出すところだったぞ…」 ジョシュア「ミィさんってルージ君の事好きだったんですね」 イスペイル様「…それはともかく、ミィにしては積極的過ぎる気がするが…」 ノザ子「(昨日言った事、気にしてたのかな?)」 ザイリン「うおーんルージきゅうううううん!!」 178 :2/3:2010/04/25(日) 10 04 18 ID i5fVh5KD 【都心部】 ミィ「ちょっと買い物付き合いなさいよ!あんたの服も選んであげるから!」 ルージ「う、うん」 ミィ「これとか似合うんじゃない?」 ルージ「少し大きくない?」 ミィ「あんたも成長期なんだから、大きめの方がいいのよ」 ルージ「そっか…」 剣司「なんか人格入れ替えかのように積極的っすね」 ルゥ「ホント…まさかイスペイルさんの発明品の影響じゃないよね?」 翔子「その可能性も大ですねぇ」 プロイスト「なかなか面白い事になってるようですわ…」ニヤニヤ クルーゼ「む?向こうからコトナ君が来たぞ」 コトナ「あら、ルージ君にミィじゃない」 ルージ「あ、コトナさん」 コトナ「なぁに?もしかして二人でデートだったり?」 ミィ「そうよ!」ギュッ ルージ「わっ」 コトナ「!?そ…そうなんだ~、邪魔しちゃ悪いから私はこの辺で~…」スタスタ ミィ「さ、行きましょ」 ルージ「そんなに引っ付かなくても…」 ミィ「デートなんだからいいじゃない!」 翔子「ザイリンさんが見たらクリシュナハートがビンビンでいらっしゃいますねぇフヒヒwww」 剣司「…もうちょっとクリーンな言い方はないのかよ」 プロイスト「コトナも随分面食らってましたねぇ(次回は彼女にしますか)」 ルゥ「でもやっぱり…不自然過ぎるよ」 クルーゼ「そこで私の出番だ。霊視のちょっとした応用で、ミィの体を流れるオーラの異変を見てやろう」 プロイスト「!?」 クルーゼ「ふむふむ…これは!?ミィの自意識は何者かによる催眠術に(ry」 プロイスト「お、おらぁー!」つダリウス塩 クルーゼ「ぐぎゃあああ!闇が、闇が見えるぞおおお!」ジュウウウ ルゥ「プロイスト!?」 プロイスト「…ハッ!」 剣司「まさかプロイストさん…」 プロイスト「い、嫌だわ。皆さん何言ってるか全然わかんねぇぜ!」ピュー 剣司「あっ、逃げた!」 ルゥ「翔子!プロイスト捕まえてくれたら一騎の何かあげるから!」 翔子「ぬあああああああ!」ピュー 剣司「……」 179 :3/3:2010/04/25(日) 10 06 29 ID i5fVh5KD 【いんでぃくす☆】 イスペイル様「プロイストがルージとミィの仲にちょっかいを出すとは…結構盲点だったな」 ジョシュア「暇だったんでしょう…で、当のプロイストさんは?」 イスペイル様「エンダーク製作の時の技術をフル活用したこしょこしょマシーン+αでお仕置き中だ」 ミィ「///」 ルージ「///」 咲良「甘酸っぱいわね…」 レイ「記憶が残る術をかけられたのは幸か不幸か」 ルージ「な、なぁ…ミィさ…」 ミィ「なによ…」 ルージ「今日、楽しかったよ」 ミィ「!」 ルージ「いつも俺に怒ってばっかりで、嫌われてると思ってたから…い、いや、今回のはプロイストさんの催眠術のせいだから…その…」 ミィ「…私も嬉しかったわよ」 ルージ「え?」 ミィ「お、乙女に二言はないんだから!」 翔子「フッヒー、見事なハッピーエンドですねぇ」 イスペイル様「普段変態ばかりだから、たまにはこういうのもいいじゃないか」 クルーゼ「うむ」 レイ「お兄さん…何だか一段と透けてるね…」 【お仕置き部屋】 プロイスト「ヒャヒャヒャヒャヒャアー!」ゲッソリ ダイヤ「お、何やってんだよプロイスト」 プロイスト「!?み、見ないでヒャアーッハッハッハ!?」 ダイヤ「あはははは!面白ぇ!」 プロイスト「(ダイヤに見られて悔しい…!でも板倫…!)」 【レストラン】 ジェニファー「はい、あ~ん」 プテ子「ザイリン様ぁ。こちらも美味しいですよぉ」 ヴォル子「ほら!これもうまいぞ!」 ザイリン「は、はは…助けてルージきゅうううん!!」ゲッソリ レイ「オチがない?気にするな、俺は気にしないのかと聞いている!」 剣司「まだ迷ってんすか…」 180 :それも名無しだ:2010/04/25(日) 20 01 41 ID bWHbef1G 179 【いんでぃくす☆】 翔子「フヒヒwルゥちゃんがくれる一騎君の何かが待ち遠しいですねぇw」 剣司『あれって……ルゥの口から出た出任せだよな』ボソボソ 咲良『多分ね』ヒソヒソ ザイリン『それとなくルゥ君に注意しといた方が無難かもしれんな』ゴニョゴニョ ルゥ「嘘っ!?翔子さんたら本気にしてるの!?ヤバいかも……(汗)」 咲良「あらま」 ノザ子「あの様子なら何かあげるしかないよぉ」 ルゥ「え~……」 【街中】 ルゥ「困ったなぁ。こんな時に限って、頼りのコーチはお留守だし」 ヌッ 剣「お困りのようだな」ハァハァ ディック「全世界幼女愛好者の俺たちが相談に乗るぜ」ハァハァ ルゥ「ロリコン共は皆殺しよ!ファン○ムフェ○ックス!!」 ロリコンズ「ロリ~」 ボトッ ルゥ「あれ?ロリコンズがなにか落としたわ……げ、『幼女脚マニア』ってエロ本。……最低」 ナオト「『幼女脚マニア』ですって!?幻の逸品じゃないですか!?」ハァハァ ルゥ「まだロリコンが…ミラージュ…」 ナオト「ちょ、ちょっと待って!この本を是非譲って下さい!!」 ルゥ「え」 ナオト「あいにく今持ち合わせがないので、これと交換で」バッ ルゥ「いや…その本は私の物じゃn」 ナオト「助かりました!さぁウチで読書に励まないと!!」ピューンッ ルゥ「…行っちゃった。それにしても」 つ【ツワブキ・ダイヤ等身大ポスター】 ルゥ「ダイヤ君のポスター貰っても…ねえ」 181 :それも名無しだ:2010/04/25(日) 21 19 45 ID ncygT7lw 180を続かせてみゆ ルル「ダ、ダイヤ君の等身大ポスターですか!!是非私に下さい!!」ジュルジュル ルゥ「ま、まあ私よりルルさんの方が(変態的に)大事にしてくれそうだし……はい」つポスター ルル「ウフフフ♪(ゴキュ)そんな優しい(ゴキュリ) ルゥさんには(ゴキュリ)これを差し上げますね♪(ゴックン)」つルルフィギュア ルゥ「まだあったんだ…ルルさんのフィギュア」 ルゥ「このポスターでキスの練習をしないといけませんね♪」バビューン スティング「ルルちゃんのフィギュアか…俺に譲ってくれ(///」つHGカオスガンダム ハイネ「偶にはプラモに手を出してみるか」つTM○のCD ギル「店にかけるBGM用に良さそうだ」つギル・バーガー★お食事券 ルゥ「…ロリコンズのエロ本がお食事券か。どこのわらしべ長者よ」 182 :それも名無しだ:2010/04/25(日) 23 35 19 ID xpRGLWW6 181 ルゥ「せっかくだしギル・バーガー★に行ってみよ…」 ヴァン「………」 ルゥ「ひっ!ヴァンさんが死んでる!?」 ヴァン「…は…腹減った……」 【ギル・バーガー★】 ヴァン「食った食った!うまかったぜ!」 剣児「ひぇー、調味料全部使われちまったなぁ!」 ルゥ「お食事券が役立ったわね。でも何で行き倒れ?」 ア・カン「ヴァンはセイジュウロウんちに居たんじゃなかったのかい?」 ヴァン「散歩したらよ、迷って帰れなくなっちまった」 剣児「んなことだろうと思ったぜ」 ウェンディ「ごめんね、ヴァンが迷惑かけて。行き倒れ癖ついちゃってるから」 ルゥ「う、ううん。ウェンディも保護者役が大変だよね」 ウェンディ「本当、ちゃんとしつけておかなきゃ!」 ヴァン「俺は犬かよ」 ウェンディ「あ、ルゥにはお礼にこれあげるよ」 つ【やさしい死亡フラグ回避の仕方】 ルゥ「…参考になった?」 ウェンディ「うん、まぁ…」 (※微妙に中の人ネタ) 【いんでぃくす☆】 咲良「死亡フラグ回避の方法ね…これで羽佐間が納得するかな」 ノザ子「ていうか、ここの翔子さんには必要ないと思うよぉ?」 ルゥ「やっぱ何とかして一騎グッズに替えるしかないか…」 183 :それも名無しだ:2010/04/25(日) 23 59 51 ID bWHbef1G 182 死亡フラグ回避か ルゥ「…そういう理由でこの本となにか交換をして欲しいの」 光司「だから俺はいつも死んでねーよ!」 ゴオ「光司は瀕死にはなるけどな、死んだことは一度もないぞ」 ルゥ『…普通の人間は一度しか死ねないと思う』 静流「…なら私が交換してあげるわ」←一度死んで生き返った人 ルゥ「ほ、ほんと!?」 静流「お風呂の中で読めそうな位の本だし」 ルゥ「静流さん……ここでまさかのザイリン酸(透明)が来るとは思わなかったわ」 静流「それだけ一つ余ってたのよ。それであの人に変身してみたら」ニヤリ ルゥ「……(///」 【街中】 ルゥ「…しかしこれをどうやって一騎さんグッズに替えようかな」 184 :それも名無しだ:2010/04/26(月) 01 25 16 ID OaKZATxC 183 ルゥ「うーん、一騎の何かを持ってそうな人にあたるのが一番いいんだろうけど…カノンは結構頑固そうだし、ペットショップのあれは後々面倒そうだし、一騎のお父さんはザイリン酸透明を渡す理由がないしお母さんはフェストゥムだし…そうだ!」 メカ翔子「ソレデ私ノトコニ来タンデスネ」 ルゥ「何か持ってない?」 メカ翔子「ソウデスネ…私ガ好キナノハふぃぎゅあノ一騎君デアッテ、翔子様ノ一騎君ハ…」 ルゥ「もうこの際一騎の何かに繋がるものなら何でもいいよ!」 メカ翔子「デハコレヲ」つ平井マント ルゥ「…何このマント?」 メカ翔子「ソレハ絵面ガ似テイル人ノ所有物ヲ、使用者ガ念ジタ人ノ物ニ変エレルトイウいすぺいる様ノ発明品デス」 ルゥ「どういうタイミングで使うのよ…」 メカ翔子「サァ…変態ニ盗マレルノヲ防止スル為ジャナイデショウカ」 ルゥ「でもこれで助かったわ!洗濯とか理由つけて剣司から何か拝借しよっと。じゃあこれね」つザイリン酸・透明 メカ翔子「コレデ私モ一騎君ニ…」 ルゥ「翔子!約束のこれ!」つ一騎?のパンツ 翔子「ふむ…(クンカクンカ)フヒィー!本物ですよぉ!どのルートで仕入れたの?」 ルゥ「そ、それはまあ異世界的に色々と、ハハ…」 翔子「ここまで濃いのは久しぶりですねぇ!今日は寝かしませんよフヒヒwwww」 ルゥ「ほっ…」 咲良「下着泥棒?」 剣司「見逃しただけかもしれないけど、下着がの数が足りないんだよな」 咲良「だーれがあんたのパンツなんか盗むのよ。ねぇ?」 ルゥ「う、うん。そだね」 フィギュア一騎(メカ翔子)「…ふぃぎゅあダカラ動ケナイデスヨォ…」クスンクスン
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1~10本目 11~17本目 18~20本目 21~23本目 24本目「弱点」 25本目「大木」 26本目「リズム」 27~30本目 31~34本目 35~37本目 38~41本目 42~46本目 47~50本目 51~56本目 57~64本目 65~70本目 24本目 「弱点」 161 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/02/25(土) 10 08 52.79 ID E1sCX/us0 淫居「優勝は・・・絶対にできねぇ」 24本目 弱点 +... モ「・・・致命的な弱点・・・か」 淫居「先輩としてのプライドがあったアフロ、勝負を楽しもうとしていたまだか そして青春(バカ)・・・ クロガネの今までの相手は・・・たまたま弱点(それ)を突かなかっただけだ」 まだかが勝負を楽しもうとしていた・・・だと・・・ 淫「だが何のしがらみもない一年同士・・・ 優勝(タイトル)のかかった大会となれば話は別・・・」 「相手は勝つために必ず弱点を突いてくる」 モ(なるほどね・・・だから新人戦) いや別に1年じゃなくても突いてくると思うけど・・・ 淫「ま 相手は1年生 ある程度は勝ち進むだろう」 「元々体のできていたアオハル・・・ それに」 「クロガネの伸びは異常だ」 このスレでこれまで幾度となく散々突っ込まれていたことを『異常』の一言で済ませる隠居 淫「普通初心者がたった二週間基礎やったとこで、あんなには伸びねぇ」 「おめぇ・・・何かしてるのか?」 モ「・・・・さぁな たださっき言ってたヒロトの今までの相手――・・・」 「ひとり忘れてるぜ」 淫「?」 隠居武文剣道部監督35歳妻とは別居中。公式に「あなた役立たずです」と言われた瞬間であった・・・ ~試合会場~ 4人「二回戦も 突破ーッ!」 メガネ(勝てる・・・! 凄い・・・ウソみたいだ) モ(・・・ヒロトはこの二週間、基礎の他に寝てる間も私との修行を欠かしてない) (これぐらいは当然だろ 問題はこっからだ・・・) 夢修行やってたのかよ・・・全く描写がなかったので気づかなかったぜ! アホ(やっぱ俺って天才・・・!?) ウド(相手が弱いだけだ) (勝利の価値は平等じゃない ・・・うかれていいとこじゃないが・・・)とメガネを見やる。 ウド(あまり水はささんでおくか) 試合結果表を見ているモ部員たち。 「桜夏、また勝ったのか しかもストレート」 「弱小じゃなかったのかよ」 「まー新人戦は去年の成績関係ねーしな」 「白零に2-3までせまったって話ホントかな?」 「さーなー 葉桜がいるならありえるんじゃねー?」 「白零も今年はまだかのワンマンチームって話だし」 きしめん、キューブ、モミー、犬がザコ認定された瞬間であった 162 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/02/25(土) 10 09 28.20 ID E1sCX/us0 「落陽にも相手にされなかったって―――・・・」 と、やってきた大狼に気づく 「!! おいバカ!」「わっ」 あわてて口を塞ぐモ部員 メガネ「あ」 犬「よーーっ クロガネハザクラ!勝ってんなーーっ!」 メガネ「大狼くん!」 アホ「?」 犬「強くなってんなークロガネ」 メガネ「そ、そうかな?」 犬「言ったろーいつ始めたって遅くないって へへへ・・・」 「次勝ったら当るな俺達! な!!」 ウド「・・・・ああ」 おまえそれフラグだぞと言いたそうなクラウド 犬「俺今日先鋒なんだ! 誰だ先鋒!? クロガネか!?葉桜か!?」 アホ「・・・俺だ」 どーん 犬「なんだー」 しょぼん アホ「うおぉい!」 犬「でもお前も強かったな! 楽しみだ!」 ニカ アホ「・・・おお!? 何だおめーも見る目あんな!」 ウド「・・・バカにお世辞は可哀相なだけだぞ」 アホ「うるせーーーよ!」 犬「次で負けたりしねーよな!?」 BBP「次はうちと同じ無名校だから まだ大丈夫だと思うけど」 と、さらっと毒のある言葉を言うBBP。同じ無名校なのに自分らのほうが強いですか・・・ アホ「へっへーっ 楽勝だろ!」 メガネ「大狼君たちは次どこと?」 犬「ん? えー・・・っと」 と、和気藹々の3人に「・・・僕たちとですよ」と声が。 そこにいたのは・・・タラコ唇の愛染様であった。 タラコ愛染「・・・どうも 城礼高校の番田です」 犬「おー!次の相手か!?よろしくな!」 番田「いやぁこちらこそ」 と握手する二人 番田「大きな大会じゃないので優勝杯を頂けると思って来たのですが まさか白零さんがいらっしゃるとは・・・」 いや同大学出身同士でやってるんだからそれくらいは・・・ 犬「そんなこと言うなよー チャンスは一緒だぜ!」 番田「いえいえ、次は胸をお借りしますね では! 犬「あ けんきょなやつだなー」 メガネ「城礼?」 BBP「去年は弱小だったはずだけどーー・・・」 いやBBP、自分らもそれほど強いところじゃないのに、なんでそう他校をバカにする言い方するんだよ 犬「どんなやつかなんて関係ねーさ! 白零は毎年この大会で優勝してんだ」 「誰が来たって負けらんねーよ ・・・お前らにもな」 メガネ「!」 犬「じゃあ準決勝でな! 負けるなよ!」 と、負けフラグをこれでもかと立てまくって、犬は去っていった メガネ「・・・うん」 アホ「てめーもな」 163 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/02/25(土) 10 10 10.20 ID E1sCX/us0 ~試合場~ 『準々決勝を始めますーーー』 パァン ドオン アホ「楽勝ーーーーっ!!」詳しくは画バレで! とあっさり勝利するアホハルとクラウド メガネ(また二人で勝っちゃった 強いなー二人とも) と、隣で歓声が。 メガネ「隣で白零がやってるんだ!」 ドオン!とありえない音を出して小手を入れる犬 審判「小手アリ!勝負アリ!」 バンダイ「・・・!」 「ハハハ ホントに強いな・・ こりゃ敵わないや・・・」 メガネ(大狼君も勝った よし・・・僕も――) (やることはひとつ・・・ 相手の動きに合わせて竹刀を置いておくだけ) 審判「始めっ!」 メガネ(相手が打ってきたところを――・・・) 相手は動かない メガネ(・・・!? 打ってこない・・・!?) 相手(・・・コイツの1,2回戦を見ていたが 典型的な返し技タイプ) (初心者だと油断はできない・・・現に二回勝っている) (うかつには攻められないぞ・・・・!!) メガネ(・・・?」 アホ「おーいヒロト そんな奴にモタモタすんな パパッと片付けちまえーーーっ!」 メガネ(そうだ・・・勝たなきゃ 相手が来ないなら自分から――) (・・・あれ? 自分から・・・どうするんだ?) モ(・・・ 気づいたか) (ヒロトは「返し技」の剣士だ 人間離れした動体視力で 相手の技をかわしながら反撃する・・・) (飛び込んでくる相手の力を利用することで 足りない力を補う) (それは私の桜一刀流の真髄でもあるがー―) (まだ始めて一ヶ月たらずのヒロトには ”返し技”(それ)しかできない) メガネ(ど・・・どうすればいいんだ!? どうすれば――・・・!!) モ(ヒロトのへなちょこ体力で 飛び込むのは自殺行為・・・ そもそもそれができねーから ヒロトは”返し技”の剣士なんだ) 体力があるのかないのか・・・もうわけわかんないよ・・・ 相手の動きにいちいちビクンビクンと反応するメガネ モ(じらされ タイミングを狂わされれば 返し技の剣士は簡単に崩されてしまう) (”自分から打てない” それが力のないお前の最大の弱点――・・・) メガネ「ハァハァ」 モ(これを乗り越えなければ 先はないぞ ヒロト・・・・!」 164 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/02/25(土) 10 10 46.79 ID E1sCX/us0 「オラー 待ってんじゃねーーっ!」 と、そこに観客のオッサンから野次が 「学生がいっちょまえにどっしりやんなや!!」「そーだ ガンガン攻めェ!!」 「~~~」「~~~~」 メガネ(・・・! 大会になるとあーゆー人も来るんだな・・・) 相手(・・・そうだ待ってても仕方ない どーせこっちは負けてるんだ) メガネ(!!打ってくる!) 相手「やあっ!」 メガネ(飛び込み技に・・・”返す”――) なんか変な胴で返すメガネ 審判「胴アリ」 ビーッと鳴る時間切れの合図 メガネ(ちょうど時間切れ・・・一本勝ちだ) (相手が先にしびれを切らしてくれて助かった・・・ でももし次こうなったら――) 「オラーーッ!だから待ってんじゃねーーっ!!」 メガネ(!? え!?) ふとメガネが視線を向けると、さっきのオヤジらが引き続き野次を飛ばす。 クロガネ、いつのまにか隣の試合のすぐ後ろまで来ていた。 そこでは、城礼・大木と白零・塚本が対峙していた。 「いつまで打たねーつもりだ!試合終わっちまうぞー!」 メガネ(となりの試合への野次だったんだ 向こうもちょうど大将戦・・・ !!」 試合の結果表に目をやったメガネ。そこには・・・ 犬はストレート勝ちしているものの、中堅はストレート負け、大将も既に1本取られている メガネ「白零が・・・負けてる・・・!?」 焦る犬ら。ニヤリと笑うタラコ 白零監督(くそっ・・・先鋒が大したことないと思ったら、あとの二人がこんなにできるとは・・・) (1,2回戦も見ておくべきだった・・・) (あの先鋒 わざと大狼に当りに来たのか・・・!) 負けそうな犬「時間ねーぞ塚本!! 攻めなきゃダメだ!」 塚本(わかってるよ大狼・・・! でも・・・でも感じるんだよ・・・!) (同じ一年とは思えねえ・・・ あの気迫・・・ 構え・・・) (飛び込んだら 絶対に”返される”・・・!!) メガネ(返し技の剣士・・・ 僕と同じーーー・・・) 「残り10秒! 塚本!!」 塚本「っそ大尾オーーーーーーーーーーーーっ!!」 ずどん!と胴を取り白零敗北。 負け犬「・・・!」 BBP「そんな・・・一群じゃないとはいっても・・・ あの白零がーー」 観客「うおおおーっ!!? 白零が負けたァァァァ!?」 観客「すげー」 「とんだ番狂わせだな・・・」 タラコ「・・・番狂わせ? ・・・計算通りですよ」 メガネ(あれが 次の相手ーーー 城礼高校ーーー・・・!!) アオリ:弱点を抱えたままで勝てるのかクロガネ!? 巻末コメ:仕事で同窓会に行けませんでした。剣道部の皆がどうしてるのか気になります<春人> 25本目 「大木」 156 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/03/03(土) 12 39 44.93 ID gRhFCP+h0 「白零が・・・ 負けた・・・?」 25本目:大木 競合白零まさかの敗退ーー +... ドン!と現れる刀削麺、タラコ、ヘッドホンの3人 犬「・・・・!!」と悔しそうな表情 ”準決勝で会おうぜ!”という犬のフラグを思い出し 「大狼くん・・・」と呟くメガネ。 「すまん大狼! 俺達二人が敗けたせいで・・・」 犬「謝るなって! 誰かが勝って誰かが敗けたんじゃねー 俺達全員の敗けだ。それが団体戦」 と帰り支度を済ませた白零の三人。 犬「『強くなって戻ってくればいい』 まだかさんならそう言うぜ」 「大狼・・・」 メガネ「大狼くん!」 犬に追い討ちをかけるようにメガネが登場。 犬「クロガネ・・・」 犬「おおが・・・」 犬「・・・悪い」 犬の悔しそうな一言になにやらショックを受けるメガネ。 タラコ「・・・いやはや白零というのも 勝ってしまうとあっけないものですね」 と、唯一負けたタラコの声。 タラコ「オーダーが違えばいい勝負だったでしょうに・・・バカ正直に大狼君を 先鋒にするからですよ」 メガネ(城礼・・・!) 「・・・挨拶に来たのは 大狼くんのオーダーを聞き出すためだったのか」 いやメガネよ、オーダーは犬が自分から大声で言ってたんじゃないか。 タラコ「・・・さぁ? なんにせよ次はよろしくお願いします桜夏高校さん♪」 「ああでも・・・オーダーは変えたほうがいいですよ。おたくの先鋒と大将さん・・・」 アホ「!?」 タラコ「うちの二人には 絶対勝てませんから」 まるでチームで一番強そうな感じで立ち去るタラコ。 放送「準決勝は13時から行います 繰り返します 準決勝は13時から・・・」 アホ「ふざけやがってちくしょう!!」 アホ「ヒロトはともかく俺が絶対勝てねェだと!?コレ超うまいっすツバメさん!!」 BBP「試合前だから食べ過ぎないようにね!」 どうでもいいがおにぎりしかないよね、これ? そして一人自前?の弁当をかきこんでいるクラウド。 メガネ「・・・」 モ「おーいヒロト オメーはちょっとは食えよ?」 がさ・・・と何か紙を取り出すBBP アホ「ツバメさんそれ何すか?」 BBP「あ!うん・・・ 次の相手の城礼だけど・・・ さっき中学の友達とかから 情報集めてきたの!」 中学の友達が「・・・挨拶に来たのは、城礼の情報を聞き出すためだったのか」と 言われたかどうかは知らないが、こっそり暗躍しているBBP。 BBP「去年まで弱小校だったんだけど・・・ 一年生エース二人の加入で 今年は期待値の高いチームみたい・・・」 「今日は1,2,3回戦とすべてオーダーを変えてるわ」 「どうも番田くん(タラコ)が一番強い相手に負けて、他二人で勝つスタイルを 徹底しているみたい」 あれでもそれって基本5人の団体戦じゃ勝てないチームなんじゃ・・・ 157 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/03/03(土) 12 40 29.05 ID gRhFCP+h0 BBP「エース戦は捨てにくる・・・ うん・・・・そうねうちだったらーー」 アホ「俺か・・・」 BBP「うん・・・えっと とか・・・」 メガネ「シドウだね(キリッ」 BBP「うん」 アホ「ヒロトオメー若干オレなめてねぇ?」 BBP「だとしたら・・・クロガネくんかエバナくんどちらかが勝たなきゃいけないの」 「白零にストレート勝ちした2人にーーー」 モ「番田の言う通り オーダーずらすのも一つの手だ」 「シドウがエースを倒して あとは・・・」 アホ「ハァ!? んなことしなくてもエースなんて楽勝だぜなぁヒロト!」 「トンガリにできて俺にできねーなんてありえねーって!」 「ヒロト・・・?」 なにやら落ち込んでいるメガネ。 メガネ(楽勝なんかじゃない・・・僕には「自分から打てない」って弱点があった・・・) いやそれは単に練習不足なだけだと思うよ。 メガネ(しかもさっきの試合を見る限り相手の大将はーーー」 (絶対に自分から打ってこない・・・僕と同じ返し技タイプ・・・!) (今の僕じゃ勝負にならない・・・!) (だからって逃げるのか!? 相手の言う通りーーー) つまりチームの勝敗より個人の意地が大切なんですねさすがメガネさんだ! モ「ヒロトー?」 と声をかけてきたモッピーの襟首をつかんで 「ちょっと外で素振りしてくるよ!」とその場を離れるメガネ。 つーか廊下で飯食ってたのかこいつら BBP「クロガネくん・・・?」 アホ「なんでいヒロトの奴、ビビっちまって・・・ねぇツバメさん!」 「まぁ大将ならオレがいつでも代わってやるけどな!」 クラウド「・・・捨ての大将か そりゃあいい提案だ」 アホ「あぁ!?」 相変わらず喧嘩する二人を放置してBBPがなにやら考え込んでいる BBP「・・・私もちょっと城礼の情報集めてくるね」 と、とうとう城礼のことを責められなくするBBP。 アホ「えっ 行っちゃうんですか!?」 (てことは・・・) 無愛想なクラウドを見やるアホ。 アホ「寝てんのか・・・?」 と、プルプルと笑いをこらえながらマジックでクラウドの顔に落書きしようとするアホ。 ビシ!と竹刀で反撃するクラウド アホ「ギャーーーー!」 ~一方 体育館外~ モ「弱点ん?」 メガネ「教えてくれてなかったじゃないか! 相手が打ってこない時どうするかなんてーーー」 「なぁどうすればいい!? 桜一刀流だったらどうするんだ?」 いままで、自分からモッピーに教えを請うことをしなかったメガネが・・・ ついにのび太の領域まで進化したぞ!! モ「・・・秘密v」 メガネ「は!?」 モ「桜一刀流にそーゆーとkの対策がないわけじゃねーし・・・」 「実際あたしゃ自分からも斬り込める」 メガネ「・・・?」 モ「ただな・・・剣士にとって大事なのは ”知識”よりも”知恵”だと思うのよ」 メガネ「え?」 モ「問いの答えを知ってるだけの奴より・・・・」 「問いから答えを導き出せる奴のが強いってこった」 「自分で解いてみろ 今回は私が形だけ教えても意味がねえ」 という言葉を残して去るモッピー このスレを読んだのかどうか知らないが、突然方針を変えるモッピー しかし住人達は言うだろう、「普通に剣道教えてればそのうち解決するんじゃないのか」・・・と 158 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/03/03(土) 12 40 57.16 ID gRhFCP+h0 ~ふたたび場内 アホ(チッ・・・ あんなヤローと二人っきりで耐えられるかっつーの) (まーおかげでツバメさんのおにぎり独り占めだぜ) (しかしジョーライ?正面から堂々と来ねーとはカッコ悪いな) (まっ・・・俺がちょちょいのちょいっと・・・・) と、アホの視界に階段の影に隠れるようにして音楽を聴いている音無が。 ヘッドホンからシャカシャカと音を漏らして集中している音無 アホ「よォ」 なぜか聞こえるアホの声。 アホ「次俺たちと試合だってのに余裕じゃねーか」 「こんなとこでリズムになんか乗っちゃってまァ」 お前は調子に乗ってるけどな 音「・・・」 アホ「せこい勝ち方して調子にのってんじゃねーぞ 次は俺らがコテンパンにーーー」 と、自分のところがやったことをおいておいて他人を非難するアホ。 すると立ち上がりざまに裏拳でアホの手のおにぎりをすっとばす音無 (画バレ参照。二人やおにぎりの配置が異次元です・・・) アホ「!! あってめっ ツバメさんのおにぎり!」 音「・・・やかましい奴はキライなんだ せっかく静かなトコ見つけたってのに ・・・台無しだぜ」 アホ「てめぇ・・・! 待てコラ!」 と肩を掴もうと手を伸ばすアホ・・・ところが アホ(!? こっちを見ねーで・・・) 振り向きもせずに肩を動かすだけで、すっとアホの手をかわす音無 音「汚ぇ音 出しやがる」 アホ「・・・!? あのヤロォ・・・!」 どうみてもアホが悪いです本当に(ry ~ふたたび会場外 木の下で考えを巡らせるメガネ メガネ(自分で解け・・・か さゆりは教えてくれないし・・・試合まで1時間もないのにどうすれば・・・) (・・・そういえば相手の大将 大きかったな・・・) と、ふとメガネの視界にはっぱが入る 「わっ」と大げさに驚くメガネ メガネ(はっぱか・・・) (待ってても 攻撃(はっぱ)は落ちてこない ならーーー) となんか変なポーズで木にタックルするメガネ。これ顔から行ってるよね? ひら・・・と一枚落ちてくるはっぱ。 自分の体格の3倍くらいある大木にぶつかってはっぱを落とせるとはメガネなかなかやる・・・ メガネ「!!」 (そうだ自分から攻撃を誘えばーーー) (って・・・体当たりの反動が・・・!) やたら遅れて返ってきた反動にふらつき、倒れるメガネ。 メガネ「あ・・・」 (・・・僕の体力じゃ返し技の分まで力が残らないかも・・・) (やっぱそう簡単じゃないか・・・) そんなメガネの醜態に声が。 159 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/03/03(土) 12 41 20.36 ID gRhFCP+h0 「フ・・・ それは何の練習だ?」 メガネ「!!」 そこには缶コーヒーをすする刀削麺の姿が。 メガネ「城礼の・・・・ 大将・・・!」 刀削麺「桜夏の・・・捨ての大将 か・・・」 メガネ「!! 何で僕のことーー・・・」 刀削「・・・見ていた。 まだかとの試合をな」 メガネ「!!」 刀「日本一の剣士と 構えも知らない初心者の試合・・・」 「一方的な試合・・・秒殺ーーーー 会場の誰もがそう思い・・・ お前のことなど気にも留めなかっただろう」 「だが・・・俺は覚えている お前は・・・”剣聖”に傷をつけた男だからな」 メガネ「え・・・?」 ざぁぁぁぁと吹く風に木の葉が舞い散る。 刀「----・・・まぁいい」 ドッ と座ったままでメガネの首筋を通して突きを放つ刀削麺。 前々ページにあるメガネとの位置関係からして ”座ったまま突いて移動して間合いを詰めた”ように見えるけどまあよし。 メガネ「・・・!?」 真っ二つになるはっぱ。 メガネ「あ・・・」 刀「・・・お前も返し技の剣士なら じたばたするな」 「俺たちは待つしかない 例え天地が返っても その一瞬を」 メガネ「・・・!!」 刀「・・・やるよ ・・・俺には缶コーヒーは甘すぎる」 コーヒーを手渡し、その場を去る刀削麺。 その背中は、見た目以上にメガネには大きく見えた・・・と思う メガネ(同じ返し技の剣士・・・ この人なら 何かつかめるかもしれないーーー) さすがメガネだ!モッピーの手助けが無くても勝手に別の手助けがちゃんと入るぜ! 刀「じゃあ 試合でな ・・・ま 当るかわからんが」 メガネ「・・・・ 当たるよ」 「僕が大将だ」 その言葉に、満足げにかすかに微笑む刀削麺・・・ ~そして試合・・・ アホvs音無 クラウドvsタラコ メガネvs刀削麺のオーダー タラコ「小細工なしと言うことですか・・・ バカですねぇ後悔しますよ 大狼くんみたいにね・・・」 アナウンス「準決勝ーーー・・・桜夏高校対城礼高校の試合を始めます」 アオリ:真っ向勝負! 次号、Cカラーで開戦!! 巻末コメ:近所の回転寿司屋が超混んでてあまり行けません。家までレール引いてほしい<春人> 161 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/03/03(土) 12 45 50.74 ID gRhFCP+h0 以上です 城礼がさもクズに書かれてる様だけど 音無はアホが喧嘩を売ってきたのを軽くあしらっただけ タラコは自分達の戦力を把握して作戦を立てているだけ 刀削麺は返し技に対してプライドを持っている比較的まっとうな奴 と、桜夏メンバーにくらべてよっぽどまともな奴らという印象が・・・ あ、ちなみに大木=刀削麺は特にいいのが・・・というよりこれが最初に思いついたので。 わからない人はぐぐってみてください。きしめんにそっくりですw ただ、入力面倒なので他にいい愛称があったら作ってあげてくださいw 26本目 「リズム」 92 名無しさんの次レスにご期待下さい 2012/03/10(土) 14 46 07.41 ID COt8shj00 ただ真っ直ぐに見据えるのは 剣の道!! +... 26本目 リズム 〜白零を退けた城礼ーー 最初に挑むはアオハル! アナウンス「これより準決勝ーー」 「桜夏高校と城礼高校の試合を始めます」 リズム「・・・ 何だ お前か・・・」 アホ「てめーが踏んだおにぎりの分 ぜってー泣かす」 はぁ・・・というため息を付きそうな態度のリズム アホ「ぬ゙っ」 アホ(無視かよ いけすかねー奴」 既に彼の記憶から、”コトの起こりの原因は自分”ということはないようだ アホ(しかしアイツ俺の腕を見ねーでかわしやがった) (何か変な技 持ってやがんのは確かだ・・・) と、まるで能力バトル漫画のキャラのような台詞を吐くアホ。 BBP「江花くん がんばって〜〜〜っ」 あれお前知り合いに城礼の情報聞いてくるとかいってたけど何か聞けたの? メガネ「・・・僕かアホハル どっちかが勝たなくちゃいけない でも僕はまだ 何の対策も浮かんでない」 「勝ってくれアホハル・・・」 既に人任せバリバリなメガネ。先週ラストの大将だ発言はどうなった! さて、リズムvsアホは蹲踞で対峙する。 リズムは目をつぶり、何か頭を揺らしている模様。 アホ「・・・何だアイツ 頭ゆらして・・・ 鼻歌でも歌ってんのか?」 リズム「トン トントン」 審判「始めっ!!」 アホ「おおりゃあっ!!」 正面から無策で面に行くアホ リズム「トントントン トーーーン」 それを上半身をひねるようにしてかわすリズム。 アホ「いっ!?」 リズムにかわされ、あわてて竹刀を引くアホ。再び間合いを離す。 リズム「トン トン トン トーン」 リズム「・・・単調なリズム ・・・相変わらず汚え音だ」 相変わらず目をつぶったままのリズム。 アホ「!? 何をブツブツ・・・ ナメてんのか!? まだまだァッ!!」 リズム「トン トン トン トン」 「トーン」 と再び半身でアホの面をかわすリズム。 どうでもいいけどそんなかわしかたしたら追撃できないし追撃されやすいんじゃないですかリズム。 アホ「・・・!! 見ねーでよけやがった!! またかよ! 一体どーなってやがる・・・!!」 驚愕のアホに首をコキコキさせるリズム。 リズム「・・・退屈な音だ 寝ててもかわせるぜ・・・」 アホ「ちっ!! なっめんな・・・!!」 再びかわすリズム。 アホ「ぐ・・・」 リズム「もういい」 アホ!!」 キューブばりにアホの背後を取るリズム。そんな暇あるなら一本入れろよ リズム「お前の音はもうつかんだ・・・ つまらない曲だ」 アホ「はァ!? 何わけわかんねーこと・・・」 リズム「転調」 ずんっ!!といきなり飛び込み間合いを詰め、鍔迫り合いに持ち込むリズム。 アホ「なっ!?」 あわてて竹刀で受けるアホ。 リズムを竹刀で押すと同時に、後ろに飛んで鍔迫り合いから抜け出るアホ。 (未経験者の方には伝わり辛いかも…) リズム「!!」 93 名無しさんの次レスにご期待下さい 2012/03/10(土) 14 46 44.56 ID COt8shj00 リズム「!!」 アホ(コイツ・・・そんなに速くねぇぞ!? 次で返り討ちにしてやる・・・!!!」 リズム「ズン ズン ズン」とアホの動きに合わせ「ダンッ」で面を打ちかかるリズム アホ(・・・あ? ・・・速くねえハズなのに 何だこれ) (体が 全く動かねえーーー) 呆然とするアホに、リズムの無言の面が入る。 トントンズンズン言うくらいなら、面ェェン!と発生しても剣道の神様は怒らないと思うよ・・・ 審判「面アリィーーーッ!!」 桜夏勢「・・・!!」 タラコ「フ・・・」 アホ(反応できねー速さじゃなかった・・・ なのに足が・・・動かなかった・・・!!) リズム「・・・停止(ストップ)□」 タラコ(フフ・・・ タネがわかっても あなたには防げませんよ) タラコ(音無(カレ)はーーー ”リズム”を読む) (どんな動きにも”リズム”がある ・・・もちろん剣道にも) (そして剣道はその一連のリズムの中に・・・絶対に反応できない瞬間がある) (それは重心を移す一瞬。剣道はどちらかの足をけって進むため・・・) (ちょうど中心に重心がある瞬間は動けない!!) ん? ”どちらかの足”? 基本左足で蹴って飛び掛ったりするんじゃなかったっけ・・・? まあよく覚えてないから流そうw モ(剣術において”居付く”と呼ばれる一瞬だ) (大抵の剣士はその瞬間を狙われたことにすら気づかない) (注:ぐぐったら見つかったので参考までに。別に違うぞとかそういう突っ込みではないですw ・居付く(いつく) 稽古中に足が床板について、軽快自由に動けない状態。あるいは試合中に精神的機能が 一時止って瞬間的動作の出来ない状態。したがってこれは大きな隙であり、相手にとっては 逃してはならぬ打突の好機である。) モ(攻めをかわされるのも 打突のリズムを読まれてるからだろう 特にアホハルの動作は大降りで単調・・・・ 格好の餌食ってわけだ) (さあ・・・ どーするアホハル・・・!!) アホ「目ェ使ってねーってことは 鼻ってこたァねーだろ ・・・耳か」 「要はおめぇ・・・ ”音”で俺の動きを読んでんだろ?」 リズム(・・・さすがにそれぐらいは気付くか) まぁあれだけリズムリズム言ってて匂いで動きを察知してるってこたァねーわな リズム(・・・そうだ 既に俺には聞こえている お前をとりまく全ての音 打突の時に鳴らす音符 そのリズムから読みとれる”居付き”の休符ーーー・・・) アホ「・・・・へっ だったら見せてやるぜ とっておきの秘策ーーーー!!」 ニッと笑うアホ。その秘策とは・・・! アホ「♪ぼーくらはみーんなーっ いーきている!!いきーているからうたうんだーーーーっ!!」※JASRAC申請中 「♪てーのひらをたいようにーーー すかしてみーれーばー」 リズム「・・・」と、ポカーンとするリズム。 アホ(どうだ!! 違う歌で耳を混乱させればーーー) 審判「やめーーーっ!! マジメにやりなさいキミッ!!」 アホ「何ッ!?」 これまでいろいろな反則紛いの行為が横行していた中、まるで動かなかった審判がついに動く!! アホ「バカヤロー マジメだ!!」 審判「ダメに決まってるだろっ!! 次やったら反則とるからねっ!!」 観客「なんだアイツ」「桜夏おもしれー」 わはははと観客らの笑い声。 クラウド(あのバカ・・・) アホ「ぐっ・・・ 何でアイツのブツブツはよくて俺が・・・・」 クラウド「おいバカ」 アホ「あ!?」 自分でバカと認めてどうするんだアホハル・・・ 94 名無しさんの次レスにご期待下さい 2012/03/10(土) 14 47 08.83 ID COt8shj00 クラウド「攻めが同じだから読まれるんだ あまり恥をさらすなバカが」 リズム「・・・!」 アホ「なっ・・・ この天才にアドバイスなんぞ100年早いわ!! 言われねーでもわかってるっつーの!!」 ふぅ と溜息をつくクラウド。 アホ「・・・」(そうか・・・攻めが同じだから・・・ なるほどね) ニッと笑うアホハル。 審判「二本目ッ!!」 アホ「何度目かの正直ってやつだ」 リズム「・・・同じ事だ」 リズム「トン トン トン」 「トーーーン」 いつものリズムの通り面を打ちかかるアホ。 それに合わせて避ける体制に入るリズム アホ「と・・・見せかけてっ!! 一拍!!」 振り下ろす竹刀を中段で止め、どんっ!と振り上げた右足を無理矢理踏みしめるアホハル。 リズム「!!」 BBP「フェイント!」 メガネ「タイミングを外したっ!!」 アホ(攻撃がかわされるのはリズムが同じだったからだ! それさえズラせばーーー) アホ「おおおおおおおお!!」 再び打ち掛かるアホハルの切っ先を余裕で避けるリズム アホ「・・・!? 何で・・・」 リズム「言っただろう 同じだと」 「・・・どんなに見た目のフェイントを加えても 俺にとってそれは別の符号(おと)」 「体にしみついた元のリズムはぬぐえない」 アホ「・・・!!」 クラウド「・・・!!」 リズム「そんな雑音で・・・ 俺の耳をだませると思うなよ」 モ「こりゃマズイな・・・」 タラコ「・・・どうです?これがうちの先鋒・・・ 音無奏です」 アホ(コイツ・・・!!) アオリ:リズム剣道に死角なし!? アオハル絶体絶命!! 巻末コメ:久しぶりに風邪をひきました。暖かくなってきたと思っても油断大敵です。<春人> 95 名無しさんの次レスにご期待下さい 2012/03/10(土) 14 49 25.58 ID COt8shj00 以上です。今週は投下が遅れてスマンカッタ 鍔迫り合いからの攻防はちょっと表現しきれなかったかも… 解らない方は本誌を見てくださいw
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拠点をつくろう! 写真を掲載します少々お待ちください。 高さ3の豆腐ハウスでおk! 「屋根なんて飾りです!センスのある人にはわからないんです!」 砂漠か水辺と土の境界の上に建てるのがベスト! ドアは普通のエンドラRTAではつけないのですが。 匠が入ってきたら詰むので トラップドアやフェンスゲートなどをつかって作りましょう! 複数作るとベスト! 地下通路なんかあると便利かもしれないけど、時と場合によるかな? チェスト・かまど・作業台・ジャングルの木(カカオ)・ネザーゲート、畑は拠点内に作りましょう! ※夜になって拠点の周りに敵がうろついてたら無理をせずにチャットで報告して むやみに出ないようにしましょう! (特に匠には気を付けよう!) 畑をつくろう! 写真貼ります・・・少々お待ちください 簡単に説明します 拠点を水上に作った理由は序盤にバケツがない状態でも育てられるようにするためです。 湖or海に畑を作ってください。 ジャンプしなくてもいいようにうまく作ってください。(水路をハーフブロックや蓮で覆いましょう) そしてかぼちゃをたくさん作ってください! 樹を切ろう! 小麦などは成長が遅いので、 暇になる可能性があります。 拠点近くに木を植えて伐採しましょう! リンゴが出るといいですね! 魚を釣ろう!鶏を育てよう! キコリをそんなにたくさんの人でやっても仕方ないので 後の人は釣りでもしてましょうw 拠点の上から安全に釣りましょう! 鶏を増やして卵を貯めましょう! 増やし過ぎたら焼いて食糧にしましょう! キノコを育てよう! 地下班が作ってくれた穴を拡張して 地下にキノコ栽培場を作ってつくりましょう! 9*9*9の空間のど真ん中に各種キノコを植えて骨粉をまくと…? キノコ―スープをおいしくいただきましょう♪ クッキーとスイカはコスパがいい! ジャングルの木でカカオを育てよう! 小麦はパンでもいいけどクッキーのほうがお得です! 小麦2カカオ1で8個もできる! 小麦3で回復2個くらいのパンよりもいいね♪ 夜はエンダーマン狩り・拠点周りのモンスターに気を付けて! とくに砂漠ではの話ですね。 昼のうちに2.で説明した天井を作って 夜はエンダーマン狩りに行きましょう! 出た瞬間匠が爆発すると困るので夜は拠点の上から だれかが安全を確認してから降りるといいかも ※間違っても拠点の周りで無理に匠と戦わないようにしてください! 作戦会議 1.鬼畜エンドラとは 2.基本・共通事項 3.食糧・拠点班(このページ) 4.地下・ネザー班 5.ジ・エンド編 6.時間がない!簡単に説明たのむ!
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鯖仕様 bukkit 1.3.2 OS WINDOWS7 CPU:CORE2 DUO メモリ:3GB(4GBに増築予定) HDD:500GB グラボ:わかんないww むかしつかってたGATEWAYのPCをつかってます 荒らしについて 鯖を荒した場合McBANSというプラグインにより グローバルBANといわれるBANをします。 同じプラグインを導入しているサーバーに入れなくなります。 またBANIDを晒したうえにローカルBANもします。 荒したかはHAWK EYEという監視MODによりログを確認できます。 また同プラグインはロールバック機能もついています。 あらした個所も元通りに戻ります。 荒すだけ無意味ですご注意ください。 稼働時間 鯖についてはまだ、運営体制並びに住人が少ないため 不定期的に鯖を開いてます。 基本的に生放送中か火、水、土、日あたりに開いてます。 諸事情により23:59に鯖が停止します。
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RSSを取り込んで一覧表示(showrss) #showrss(ここにRSSのURL) もしくは #rss(ここにRSSのURLを入力) と入力することで指定したRSSを取り込んで一覧表示します。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/266.html#id_b6d0b10d たとえば、#showrss(http //iphone.appinfo.jp/rss/pricedown/,target=blank,countrss,lasttime) と入力すると以下のように表示されます。 showrss プラグインエラー RSSが見つからないか、接続エラーです。
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動画(youtube) @wikiのwikiモードでは #video(動画のURL) と入力することで、動画を貼り付けることが出来ます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_209_ja.html また動画のURLはYoutubeのURLをご利用ください。 =>http //www.youtube.com/ たとえば、#video(http //youtube.com/watch?v=kTV1CcS53JQ)と入力すると以下のように表示されます。
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1~10本目 11~17本目 18~20本目 21~23本目 24~26本目 27~30本目 31~34本目 35~37本目 38本目「我ら桜夏剣道部」 39本目「圧勝しろ」 40本目「再会」 41本目「最後になる」 42~46本目 47~50本目 51~56本目 57~64本目 65~70本目 38本目 「我ら桜夏剣道部」 +... 292 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/06/09(土) 10 27 39.47 ID cN2b/a430 大会前日 アオリ:エースを取り戻せるか!?桜夏の戦いが始まる! 38本目:我ら桜夏剣道部 なにやら最終回っぽいタイトルで始まる今週、 おそらく早朝の学校の道場。 誰か「朝霧さんが・・・関東予選に・・・!?」 鼻傷「見に来るかもしれない・・・というだけの話ではあるが・・・ だが・・・」 「勝つところを見せてやりたい・・・ 去年までの桜夏とは違うと・・・!」 「そうすればあるいはーー」 茸「朝霧さんが・・・戻ってくるかも・・・!?」 アフロ「おっしゃあ!やってやりましょう先輩!!」 と、勝てば王子が帰ってくるものだという前提で盛り上がるモブたち。 「おおおおーっ!」と練習に気合が入る部員を眺めて 隠居(フッフッ 朝から気合入ってやがんな 2年も1年も・・・) アホと打ち合うメガネ。 アホ「ヒロトォ」 メガネ「え?」 アホ「俺ァ正ー直先輩どうこうとかキョーミねぇしっ・・・ 自分のために戦うだけだけどよっ」 「勝ちてぇのは同じだ 協力すっかんな」 とニッと笑う メガネ「・・・! うん」と微笑み返すメガネ クラウド「・・・(バカと同じことを考えてしまった・・・)」 そんな1年どもを見て鼻傷が 鼻傷(・・・新人戦を終えて1年の動きが格段によくなっている・・・・!) (このままだとレギュラーはわからんな・・・ リベンジに燃える2年か・・・それとも1年か・・・!) 隠居もなにやら悩んでいるところに、BBPがやってくる BBP「失礼しますっ!」 隠居「おー白鳥 トーナメント表きてたか?」 BBP「ハイッ・・・それが・・・ そのーーーー」 「第二シード・・・ 錬兵高校の下ですっ!!」 ┌筑馬商業 ┌─┤ | └桜夏 ──┤ | └──錬兵 というトーナメント表が。 鼻傷隠居「去年・・・ 敗けたーーー・・・」 隠居「・・・これも 因果って奴かねぇ・・・?」 鼻傷「・・・」 茸「錬兵って・・・」 ヒゲ「あの・・・?」 OH・・・!みんな既に一回戦突破満々すね! 隠居「・・・・ 神宮ァ・・・」 鼻傷「はい」 隠居「今回のレギュラー ・・・”お前が決めろ”」 鼻傷「!! しかし・・・」 隠居「こりゃァ・・・お前の戦いだ お前の考える最善で・・・悔いなく挑め」 鼻傷「・・・・俺の・・・・戦い」 隠居「んじゃ・・・ 放課後の稽古までに考えとけよ」 鼻傷「・・・・! はい・・・」 茸「神宮さんがレギュラーを」 ヒゲ「どうなるんスかね」 アフロ「・・・・・・・」 293 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/06/09(土) 10 28 01.66 ID cN2b/a430 そして多分朝練のあと・・・ 筆と硯を用意(なんでわざわざ・・・)して、紙の前で悩む鼻傷。 鼻傷(・・・俺が レギュラーを決める・・・か) 鼻傷(最早葉桜(クラウド)の実力は疑いようがない。 そして元々群を抜いていた運動能力を 活かし始めた江花(アホ) この2人は猿飛(ヒゲキノコのヒゲ)・木野子(ヒゲキノコのキノコ)と 比ぶべくもない) ヒゲキノコ、戦力外通告か・・・ 鼻傷(問題は・・・筧(アフロ)か・・・黒鉄(メガネ)か) (正直に可能性でいえば・・・ 信じられん速さで伸びている黒鉄のほうが・・・・ある) アフロ逝きましたー! 鼻傷(だがそれでいいのか!? ナオ(王子)が去ってから1年・・・部を支えてきた2年が 一人もいなくなってしまうのは・・・) (ナオ(王子)なら・・・迷わず1年を選ぶだろう・・・ だが・・・俺はーーーー) そしてオーダー。 大 神宮(鼻傷) 副 筧(アフロ) 中 葉桜(クラウド) 次 由なんとか(由なんとかさん)・・・ さらに時間が経ち・・・放課後 メガネが道場にモッピー背負ってやってくる。どうでもいいが授業中モッピーはなにをやっているんだろう メガネ(・・・緊張して早く来すぎたな・・・ レギュラー・・・どうなるんだろ) つまりメガネはレギュラーに選ばれる可能性があると思っているわけだね! と、そんなメガネの前に黒いもじゃもじゃが。 もじゃもじゃ「・・・黒鉄(メガネ)」 メガネ「・・・・筧(アフロ)先輩」 なんともじゃもじゃはアフロだったのだ! アフロ「・・・俺と・・・戦ってくれ」 メガネ「・・・・え?」と描き手が変わったような別人顔で驚くメガネ。 隠居「レギュラー・・・決まったか」 鼻傷「・・・はい」 隠居「まっ・・・ お前さんが選んだなら文句はねー・・・」 「後輩どもも・・・ ん?」 ドン!と道場でメガネとアフロが対峙している。 鼻傷「!? 何だこれは 筧(アフロ)!? 黒鉄(メガネ)!?」 アフロ「・・・勝手してすみません でも・・・黙って見届けてください」 「これはけじめだ 誰がレギュラーに相応しいか・・・ハッキリ決めときてぇ!!」 どうでもいいが個々が個々で勝手なことばっかりやってんな、この部。 隠居「・・・!」 鼻傷「筧(アフロ)・・・・」 メガネ(それで突然試合なんてーーー・・・) (でも・・・ じゃあ じゃあもしーーー) (この試合に勝ったら・・・僕がレギュラー? ・・・先輩たちの大事な試合で・・・ それでいいのか?) も「・・・ヒロト(メガネ) まさか手を抜くつもりじゃないだろうな?」 メガネ「!!! いやっ僕は・・・」 も「そんなことをして相手が喜ぶと思うか? 重荷を背負うのが怖いだけだろう!」 ってことはアレか 先週の王子への発言は、自分は何もする気はなかったってことかメガネよ。 つーかモッピー お前部外者だろ も「誇りには誇りでしか応えられん 今お前にできることはーーー」 「『任せろ』と言えるぐらい 全力で勝つことだ ・・・違うか?」 メガネ「・・・・」 あれ?これってただ単に試合に勝つことが王子へのメッセージになるの? 去年のメンバーが今どれだけ変わっているかを見せるべきなんじゃないの? メンバーが入れ替えて勝ったとしても、 由アフゲノコがただの役立たずだったと証明しちゃうだけなんじゃないの? 294 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/06/09(土) 10 28 38.35 ID cN2b/a430 アフロ「一本勝負だ 行くぞ黒鉄(メガネ)ェッ!!」 と、あいも変わらず正面から無策で突っ込んでいくアフロ。 メガネ「はいっ!」 ”桜花七式” アフロ(その突きは・・・ 一度見てるぜ・・・!) ”二の太刀”ーーーー "陽炎” あっさり抜き胴を決めてドヤ顔のメガネ 面から前髪がモジャtってるアフロ。 ぽかーんとする隠居と鼻傷。 鼻傷(これほどとはーーーー) 哀れそうな表情の1年組 二年組「筧・・・」 アフロ「・・・わかっただろ 神宮さん」 「・・・そりゃあ俺だって出てェよ・・・ でも2年(オレタチ)にゃ来年がある・・・!」 「でもよ・・・神宮さん・・・ アンタは今年で最後だろうがよ・・・ 俺たちゃアンタに勝ってほしいんだよ・・・」 「1%でも可能性があるなら 1年生(こいつら)を・・・使ってやってくれ・・・・!」 メガネ「筧先輩・・・」 アフロ「アンタずっと優しかったじゃねぇか・・・俺達のせいで負けたときも 朝霧さんが行っちまったときも・・・・」 「だからもういいだろ・・・ 最後くらいわがまま言ってくれ! 勝ちてェんだろ主将ォォォ!!」 その言葉に、メンバー表を破り去る鼻傷 鼻傷「・・・・わかった レギュラーを発表する!!」 「先鋒ッ江花(アホ)!!」 アホ「おおっ!!」 「次鋒由なんとかさん!」 由「・・・うん」 「中堅 葉桜(クラウド)!」 クラウド「はい」 「副将・・・黒鉄(メガネ)!!」 メガネ「・・・! ハイ!!」 クラウドのコマがアホメガネより小さく由さんレベルに・・・ つかメガネ副将かい・・・ さらに由さん>アフロかい・・・ アフロ「・・・!!大将・・・神宮(鼻傷)さん!!」 なんか変な顔のアフロと後ろで喜ぶヒゲキノコ。 鼻傷「・・・すまない ・・・だが・・・忘れないでくれ この大会・・・誰が出ようと・・・誰が勝とうと・・・」 「我ら桜夏剣道部・・・ 全員の戦いだ!!」 全員「「「おおっ!!」」」 一人誰かわからないキャラがいるが、気合の入った表情で皆が鼻傷に応える 「・・・・夏が 始まる」 アオリ:一丸となってーーー関東大会に挑む!! 巻末コメ:最近果物をよく食べます。飲み物も100%ジュース。体調もいい!・・・気がします<春人> 39本目 「圧勝しろ」 +... 376 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/06/16(土) 10 52 24.03 ID aJNi0gLR0 王子「だからラーメンだよラーメン 食べ物のさ ・・・あぁ」 「今夜日本(こっち)を発つよ」 アオリ:渦中の男の現在(いま)--- 39本目 圧勝しろ どこかのラーメン屋でトマトラーメン(に見える…)を食べながら電話をしている王子 店主「いやー久しぶりだねぇ朝霧のぼっちゃん 昔はよく神宮くんと2人で来てたろ?」 王子「・・・あぁ」 由さんェ・・・ 店主「・・・あれ?そーいや剣道部って今日大会じゃないのかい?」 王子「・・・剣道はな ・・・・やめたんだ」 と、ゴミ箱に予選のパンフを捨てる王子。 さて一方、都立武道館 ドンと現われるメガネモッピーBBPクラウドアホ鼻傷由さん やった由さんがいるぞ! ちなみに今のところスタメン落ちメンバーは見当たらない。 来ているけど描かれていないのかそれとも来ていないのか・・・ も「これが大会ってやつかーーーー・・・」 メガネ「うん」 アホ「初の大会でビビってんのか?ヒロト!」 メガネ「なっ アオハルだって1回しか出てないだろ?」 アホ「ぐっ」 メガネ(そうだ・・・ これが・・・関東予選) (去年・・・先輩たちが負けて、朝霧さんを失った場所・・・) 別に「王子を失った場所」でいいんじゃね? わざわざ「負けた」とか言わなくていいんじゃね? BBA「神宮・・・ ツバメから事情は聞いたよ」 「強くなったとこ 朝霧に見せてやるんだろ? 朝霧(アイツ)・・・来るのかい?」 鼻傷「・・・わからん だが 信じている」 BBA「・・・そうかい」 ショートの子「今日は女子も応援に来てあげてるんだからねっ! 勝ちなさいよアンタたちっ!」 ツインテ「そうよっ 朝霧様がかかってるんだから!!」 BBA「コラコラアンタたち・・・」 二人とも名前忘れました・・・髪型で勘弁してください BBA「ツバメ・・・一回戦の相手はどこなんだい?」 BBP「お姉ちゃん! えっとね・・・」 「筑馬商業・・・予選突破常連の中堅校ね・・・去年はIH地区予選ベスト8まで進んでる」 「でもそれより問題なのはーーー」 モブ「おい来たぞ!」「でけぇ・・・!」「うぇ・・やっぱ強そうだな・・・」 モブ「今年は間違いなく白零を喰うぜ・・・ ああ・・・間違いなく今大会最大のダークホース・・・」 「あれが 錬兵高校ーーー!!」 と、そこに現れたのは、目に隈取、ハゲ、坊主、オールバックの4人 そして彼らの前に歩いてくる白い制服の一団。モブたちがどよっとする ハゲ「・・・悪いが道をあけてはくれまいか? ・・・夜鷹」 まだか「・・・よぉ努門 道なら”左”があいてるぜ」 ドモン「・・・ ・・・では”右”を行かせてもらおう」 ざわっとするまだか。なんだか凄く雰囲気が悪いけど ええっと本当にまだかさんですか?ぱっと見だれかわからないんですが。 モブ「すっ すげぇ空気・・・」 「当たりめーだ・・・錬兵は実質白零のライバル校だぜ!?」 「去年・・・”たった一人の一年生”の加入をきっかけに急成長・・・」 「三年の抜けた白零に対してレギュラーがほとんど残った錬兵・・・今年こそ白零を喰うって噂だぜ・・・」 377 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/06/16(土) 10 52 46.25 ID aJNi0gLR0 ドモン「・・・落陽は・・・錬兵(ウチ)に任せてもらおうか」 その言葉にざわっとする白零メンバー まだか「・・・落陽しか見てねーってわけかい ・・・気張るのはいいが・・・なぁドモン」 「先ばっか見てっとな 初戦で足元すくわれるぜ」 ドモン「・・・忠告は受け取っておこう」 そういって去る錬兵メンバー まだか(さて・・・どうする?神宮 錬兵(アレ)は・・・強敵だ・・・!!) (ここでのまれていては 土俵にすら立てないぞ・・・桜夏ーーー・・・!!) メガネ「・・・あの人たちに勝たなきゃいけないのか」 アホ「ああ・・・やってやろーじゃねーか!」 クラウド「・・・」 鼻傷「・・・先を見すぎるな まずは初戦突破!!今考えるべきはそれだけだ!」 「脳漿をブチ撒けろ!」と言わんばかりに気合が入っている鼻傷。 殴打ボーイズ「・・・! ハイ!!」 まだか「・・・(余計な心配だったな 神宮・・・)」 まだか(どれぐらい成長したか楽しみにさせてもらうぜ 桜夏・・・そして) 1コマ挟まれるメガネっぽい誰か まだか(”桜一刀流”--) そして会場。桜夏vs筑馬の試合 桜夏 アホ 由 クラウド メガネ 鼻傷 筑馬 畑 坂上 岡 大暮 上田 の組み合わせ。 筑馬監督「いいか!錬兵に勝てばこのブロックは制したも同然 今年こそベスト4に食い込むぞ!」 「幸い相手は一度も勝ち星のない弱小校・・・錬兵戦の準備運動(アップ)だと思って 気楽に行け!」 筑馬メンバー「ハイ!」 隠居「・・・あー どーだ おめーら 緊張してっか?」 メガネ「・・・」メガネをかけたまま緊張の表情のメガネ 隠居「ん・・・ だがそんなことは”どうでもいい”」 「一つだけハッキリしてんのはな・・・」 いつのまにかメガネが消えて隠居の話に聞き入るメガネ 隠居「お前らは強いってことだ」 「白零?落陽?錬兵?ふざけんなだ ここの会場全員に見せてきてやれよ・・・」 「今年この夏この場所にーーー・・・ 桜夏(おまえら)がいるってことをな!」 全員「おお!」 ところでアフゲノコの姿が見えないんですけど・・・女子部員すら来てるのに・・・ さて試合は どうみても胴の正面をなぎ払ったアホが一本目先取。 筑馬監督「なにいいいいっ!?」 アホ「おどりゃあああああああああーーーーっ!!」 ”喧 嘩 戦 法” 畑(見たことねぇっ こんなケンカみてぇな・・・ ぐっ・・・」 審判「勝負アリ!」 勝利して笑顔のアホ 由さん「イヤァァァァーーッ」 坂上(くそっ コイツ・・・対して強くねぇのに何だこの気迫・・・・!! なんで初戦でここまで・・・) 気迫が凄い由さん(!! 空いた!?) ドッ!と由さんの引き小手?が地味に入る 審判「勝負アリッ!!」 気迫が凄くて初勝利の由なんとかさん「・・・!! はっ・・・」 「初勝利だっ・・・ 神宮!!」 378 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/06/16(土) 10 53 29.78 ID aJNi0gLR0 ニッ!と拳を突き出す鼻傷。 うれしそうな気迫が超凄くて華麗な小手を決めて大会初勝利を上げた由なんとか大先生 筑馬監督「バカモン あと一敗で終わりだぞ!?関東が!!わかってるのか!?」 落丁であっさり勝利のクラウド。呆然となる筑馬監督 隠居「・・・まだだ」 その声に気付くメガネ 隠居「勝ちが決まっても手を緩めるな 副将大将が負ければ”二回戦の先鋒”にひびく」 「圧勝しろ」 落丁落丁でメガネと鼻傷が勝利 審判「勝負アリッ! 5-0で桜夏高校!!」 観客「おおおお!?何だァッ!? あんなチームいたか!? 「オイすぐに調べろ!」「違ぇよ桜夏!5-0!!」「桜夏高だ データ丸々洗いなおせ!」 まだか「たいした連中だよ・・・ この短期間でレベルを一つ上げたなーーー」 ~控え室 桜夏メンバー「しゃぁっ! 初ッ 初戦突破ァーーー!」 輪になって喜ぶ桜圧メンバーとアフゲノコ(剣道着着用)+女子部員 チッ・・・アフゲノコいたのかw 鼻傷(どうだナオ・・・桜夏は・・・変わった!) (あの錬兵に勝てば お前も認めてくれるか? お前が・・・胸を張って戻ってこれるチームに なったとーーーー・・・!!」 メガネ「あのっ・・・僕・・・朝霧さんが来てないか見てきます!!」 「何? 一年のお前がそこまでせんでもーーー・・・」 メガネ「すぐ戻りますからっ!」 やれやれという表情の鼻傷。 ~錬兵サイド 隈取が携帯をいじっている 隈取「主将」 ドモン「ん?」 隈取「コーキの奴・・・今ついたそうです」 ドモン「そうか・・」 ドモン「まぁ大目に見てあげたまえ 剣道バカの彼のことだ ・・・どうせ今朝も 道場に行っていたのだろうーーーー」 ~廊下 廊下を急いで走っている誰か。 誰か(っと・・・もう試合始まってんな・・・ ま、シードだから大丈夫か・・・) その反対側からは王子を探してきょろきょろして走るメガネ メガネ(アサギリさん まだ来てないのかな・・・でも・・・) そして案の定ぶつかる二人 メガネ「わっ!!」 相手「!!」 しりもちをつくメガネ メガネ「いたた・・・」 相手「とっと ごめんな!ちょっと余所見さてて・・・」 すっと出された相手の手。と、メガネの脳裏に過去のビジョンが浮かび、相手に重なる・・・ 相手「立てるか?」 そのビジョンは、かくも懐かしき、子供の頃の記憶。 メガネがまだ自分に自信が持てず、すぐに投げ出していたあの頃・・・ メガネ「・・・こーちゃん・・・?」 呆然とするメガネが見たものは・・・ http //s1.gazo.cc/up/s1_26722.jpg 巻末コメ:今月で23歳になりました。アシさんたちにサプライズで祝ってもらい幸せです!<春人> 40本目 「再会」 +... 662 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/06/23(土) 09 06 37.53 ID Lbb2CLJo0 アオリ:幾多の出会いと別れ・・・そして今ーーー再び! 40本目 再会 表紙はシロクロ半身づつ左右に バックには鼻傷王子のツーショット、クロシロ子供時代、桜の下にモッピー大モッピー あと謎のハゲ 多分ドモン アオリ:あの日の”ヒーロー”ここに見参! シロ「お前・・・ヒロトか!?」 クロ「・・・! こーちゃん・・・!」 シロ「久しぶりだなーーーっ! お前剣道やってたのか!?」 クロ「こーちゃんこそ! 全然知らなかった・・・!」 シロ「ハハッ ってか何だよその髪 昔の俺の真似か?」 クロ「・・・!!いやっあのこれは・・・っ」 なにやら照れてあわてるメガネ。 も「・・・・誰だ?」 クロ「あっ ああさゆり! 昔の友達だよ!」 ~プチ回想~ 子供のころのメガネ コメガネ「わーーっ」 モブ「またコーキのチームが勝ったァ!」「こーちゃんすっげーっ!!」「ちくしょーマジで何度目だよ!」 サッカーで圧勝するシロ。すみっこで観戦していたメガネに声をかける コシロ「なぁお前はやんねーの? えっと クロガネだっけ?名前似てるよなーーーっ」 コメガネ「僕は運動苦手だから・・・」 コシロ「大ー丈夫だって 俺が勝たしてやるよ! ついてこいよ!楽しいぜ!!」 コメガネ「・・・うん」 子供って残酷だよね・・・いろいろと・・・ ~そしてこーちゃんは本当に・・・・絶対に負けなかった~ ~回想終了~ も「ほー・・・ (じゃあコイツが例の・・・)」 クロ「ホントに凄かったんだよ 何でもできて・・・ こーちゃんがいるだけでみんな・・・」 シロ「おいおいやーめろよ 昔のことだろ」 「・・・っと・・・ごめんな 俺急いでんだった」と腕時計を確認するシロ クロ「あっもう試合だもんね・・・」 いまだ床に腰を下ろしているメガネ シロ「ああ・・・うちは”今年”にかけてんだ ・・・またあとで会えるか?」 クロ「うん」 シロ「・・・それと」 シロ「俺・・・錬兵の副将任されてんだ 当たっても手加減はナシだぜ!」 その言葉に衝撃を受けるメガネ。 シロ「じゃあ あとでな!」と言って去るシロ ああまたメガネは大事なことを黙ってる・・・ も「・・・あれが お前の相手か・・・」 クロ「・・・」 黙って立ち尽くすメガネの脳裏に、子供の頃のシロとの思い出がよぎる 「こーちゃん」「こーちゃん」と、なんでもできるシロの背中を追っていたあの頃 メガネの記憶に焼きついているのは、シロの背中だけなのだろうか クロ(僕が・・・あのヒーローと戦う・・・!? 僕がーーー・・・) 663 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/06/23(土) 09 07 09.83 ID Lbb2CLJo0 ~選手控え室?~ BBP「白銀・・・白銀・・・ うん・・・間違いない」 「錬兵を変えたって言われる噂の二年生よ! 彼が入ったことがきっかけで錬兵は 一躍強豪になったっていう・・・」 クロ「・・・!」 BBP「錬兵は元々江戸から続く道場の教えを守ってる伝統校でね」 ”江戸”という言葉にモッピーが軽く反応する BBP「昔は強豪だったらしいんだけど 近年になってその剣が廃れて トップ争いからは外れてしまったらしいの」 「それをシロガネくんが再生させたって言われてる・・・・ 注目のエースよ・・・!」 下級生が上級生を”くん”付けするのって凄く違和感あるんだけどそうでもないんだろうか・・・ BBP「・・・・・・・友達なの?」 クロ「・・・・・・・うん」 クロ「・・・・僕の ヒーローなんだ」(・・・そっか こーちゃん・・・) クロ(何も変わってない・・・ キミは・・・キミは今でもーーーー・・・) BBP「クロガネくん・・・?」 クロ(朝霧さんのためにも・・・先輩のためにも 絶対勝たなきゃいけない試合・・・・なのに・・・) (ふるえが止まらない・・・! 僕があのこーちゃんに勝つなんて・・・そんなこと・・・) なにやら思い詰めているメガネを心配そうに見るBBPとモッピー も「・・・・・・・・ヒロ・・・」 と、声をかけようとしたモッピーをさえぎって BBP「クロガネくん!」 BBPが唐突にメガネの手を両手で包む。 BBP「そんなの桜夏(ウチ)にもいるじゃない! クロガネくんっていうヒーローが!」 クロ「え・・・?」 BBP「桜夏の剣道部だって・・・!クロガネくんのおかげで・・・変わったんだって・・・」 「私は・・・少なくとも私はそう信じてるよ」 メガネのおかげで変わったことなんてあったっけ? BBP「出会ったときから・・・ クロガネくんはずっとヒーローだよ!!」 であったときって消しゴム拾った時・・・だよな? クロ「・・・・!!」 アホ「あースッキリしたーーーーん?」 と、唐突にBBPの背後にアホとBBPとツインテが生えてくる その声にビクッとするBBP クロ(・・・そうだった 僕も・・・・”そうなる”って決めたんだ) (勝てるかどうかじゃない 勝つ!! それがヒーローだ) アホ「???」 鼻傷「・・・大丈夫そうだな ・・・いけるか クロガネ」 「はい!」 そして対峙する桜夏と錬兵 クロ(・・・いくよ こーちゃん) シロ「・・・・ ヒロト・・・・」 さて場面変わって街中を走る車の車内。 運転手(女)「・・・飛行機まではまだ時間あるわよナオ君 ホントにもう行くところないの?」 王子「・・・ないな」 運女「うっそ~~~ ラーメン屋だけ?しばらくまた日本にこれないのよ? ホントは行きたいとこあるんでしょ~~~?」 「社長には言わないってー ・・・ね?」 どことなく某保健室に出てきた某美容師さんに似ているような気がしないでもない女性運転手が 王子に「じゃあ予選会場」と言わせようと必死にアピールをしている それが功を奏したのか、王子の脳裏にメガネの挑発がよぎる 王子・・・30分だけいいか」 運女「オッケーーーv」 664 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/06/23(土) 09 07 49.60 ID Lbb2CLJo0 一方会場 メガネ「アオハルファイッ!ファイ!」 アホ「しゃーらっ!任せとけい!!」 あ、胴の紐に白い布がついてる。一回戦なかったみたいですが二回戦から付けるんですね と、気合を入れるアホの目に、錬兵選手が竹刀の手入れをしている光景が。 今更なにやってんだと思うのだが、その二条くんと海原くんが、器用に両手で同時に竹刀を手入れする クロ「両手で同時に・・・!? みんな両利きなのかな・・・」 アホ「まさか つーか竹刀二本も何に使うんだよ」 審判「先鋒前へ!」 アホ「っと・・・やべーやべー おいおい・・・ そんなのアリかよ!!」 そういって試合場に出たアホの見たものは・・・ 二本の竹刀を構える柴くんの姿だった! っていうかこの構え、懐かしの古沢兵衛のあの構えじゃねーか! (※六三四の剣に出てきた剣豪。 彼が使ったのが大刀小刀を胸の前で十字に構える独特の構え) 観客「にっ・・・・二刀流ぅーーーー!?」 柴「・・・見るのは初めてかい?」 観客「二刀ォ!? 初めて見た・・・」「でも錬兵って去年は普通だったよな!?」 ツインテ「ちょっとぉ 剣道に二刀流なんてあったの!?」 BBP「・・・!! ルール上は存在するよ・・・! ただ禁止の時代が長かったせいで ほとんど使い手がいないの・・・」 自分の記憶では高校までは禁止だと思ったんだが・・・変わったのかな? BBP「なのにーーー・・・ チーム全員が・・・・二刀流なんてーーーー・・・!!」 アホ「チッ・・・ まーいい 二本だろうと三本だろうと関係ねーっ!! ぶっ飛ばすだけだ!!」 と、あいも変わらず真正面から無策に面を打ちに行くアホ それを、ニッと笑って迎え撃つ柴 柴「・・・二刀の怖さを知らないのも無理はない なんせ”初めて見る”んだからな」 アホの竹刀を左手の小刀で捌き、右手の大刀は上段面のままの柴。 アホ「・・・!!」 柴「攻めは全て・・・小太刀(ひだり)が打ち落とす そしてーーー」 「悠然と構えた太刀(みぎ)が 護りなき体を撃つ」 ズドンッという音とともに、場面はトーナメント表を見る王子へ 王子(・・・一回戦・・・勝ったのかツルギ・・・) (・・・いや 相手が弱かったんだろ その運が去年なかっただけのことだ・・・) と、王子の目には錬兵の文字が 王子「チッ・・・ つまらねー運 ・・・ひきやがって」 そして試合場に入ってくる王子を、どよめきと共に迎えたのは・・・ 審判「勝負アリ!!!」 面を二本取られストレート負けを喫したアホの姿だった 柴 メメ○- アホ アホ「・・・・ッ!! 俺が・・・負け・・・!! 錬兵の誰か「やはり・・・今年の錬兵に死角はない」 多分ドモン「・・・ああ 当然の勝利だ」 665 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/06/23(土) 09 09 19.98 ID Lbb2CLJo0 メガネ「強い・・・!! その上見たこともない二刀流だなんて・・・」 観客「何だよアレ・・・無敵じゃねーか!」 観客「ああ・・・ありゃ落陽でもなきゃムリだ」 そんな観客の言葉を、観客席後ろの通路で立って聞いている王子。 そして次に王子の耳に入ったのは 「桜夏はここで終わりだな」という観客の言葉だった。 王子(・・・ そう・・・現実はこんなもんだ 期待なんて・・・ハナからしちゃいねぇ) そう述懐しつつ、携帯をで車に居る運女に電話をかける王子 王子「・・・ああ いや・・・いいんだ もう戻る」 一方、負けて自軍側に戻るアホ アホ「・・・っ すまねー先輩 負け・・・」 そんなアホの言葉を遮る凛とした声 由なんとか先輩「・・・・江花くん」 「神宮が言ったこと・・・ 忘れたのかい? これは”全員の戦い”だって・・・」 こんな状況にも、その顔には微笑みさえ浮かべている由さん 由なんとか兄貴「まだ桜夏(うち)は負けてないよ」 アホ「・・・先・・・パイ」 アホの見つめた彼の背中には、優しささえ見えたのかもしれない。 王子(・・・由利・・・・?) 由なんとか先輩(敵は途方もなく強い・・・ ”全員の戦い”朝霧のため・・・みんなのため 僕にできることーーーー) 由なんとか先輩「神宮」 声をかけられる鼻傷が由さんの方をに視線をやる 由なんとか先輩「見届けてくれるかい?」 鼻傷「・・・由利・・・?」 もしかしたら・・・もう、二度とその声を聞けなくなる・・・ そんな予感が鼻傷の脳裏をよぎった・・・のかもしれない 運女「ナオ君 どうする? もう行く?」 王子「・・・ 悪い」 そう言って携帯を切る王子 王子「・・・あと五分だけ 見ていく」 アオリ:戦地へ赴く決意の表情! その覚悟ーーー友に届け!! 巻末コメ:実際の高校剣道では二刀流は限りなく禁止に近いですが、ロマンということで<春人> 41本目 「最後になる」 +... 4 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/06/30(土) 09 17 25.71 ID QbRKpOa+0 観客「二刀流ーーーッ!!? すげぇっ 錬兵・・・・!!」 41本目 最後になる アオリ:圧倒的な”二刀”!!桜夏、絶体絶命!? 柴「いやあ・・・大したことなかったすよ 相手も会場も”二刀にビビってる」 二条「・・・当然だろう いきなり二刀を前にして 対処しろというほうが無理な話」 「この試合・・・もらったようなものだ」 そんな錬兵サイドを観客席から長めるまだかと犬。 まだか「・・・こんな隠し玉があるとはな・・・ やられたぜドモン・・・」 まだか(・・・ここで何もできず二敗はかなり厳しいぞ どうする桜夏ーーー) 厳しいどころかもう後がなくなると思うんですけどね。 そして次鋒戦。由さんが戦場に立つ! 王子(由利・・・!?お前いつのまに選手に・・・・) 驚く王子。やはり由さんは一年足らずでレギュラーを勝ち取るほどの才能を持っていたのか・・・ 由なんとかさん(・・・少しでも 朝霧の代わりになればって始めた剣道・・・ 多分この試合がーーー) 由なんとか兄貴「・・・最後になる」 鼻傷「え?」 由さんのつぶやきが聞こえたメガネ鼻傷 メガネ(由利さん・・・!?) そして試合開始。二刀を構える二条 観客「うおおおっ・・・やっぱり次鋒も二刀だ! こりゃ勝ち目はねぇな!」 毎度の如くクロガネワールドでの戦前の儀式が入る。観客さんお疲れーっす! 由なんとかさん(すごい威圧感だ・・・これが”二刀”・・・・!) 鼻傷(・・・何か策があるのか!? 由利ーーーー・・・) 由さんが構える・・・その構えは・・・ 鼻傷「!? 上段!?」 (何故だ!? お前には経験がないだろう由利!?」 由さんが気合を入れる。 二条(・・・!? こいつに上段はないハズ・・・かく乱か? それともふざけて俺が油断するとでも・・・?) (甘く見るなっ・・・!) 二条くんの構えが変わる。左手は中段、右手は上段。 二条「どんな相手にも全力で勝ちにいくのが 剣道精神の美徳・・・・っ!!」 観客「構えが変わった!?」 二条(二刀は相手に合わせ変幻自在の構えを有す。上段に対してはカウンターに特化した この”片天の構え”!!) まるで間合いがなっちゃいない由さんの多分片手面を、よくわからないが左でいなし なんだかわからないが右で由さんの左側面を打ちに行く二条 ていうかさ、いつもいつも思うんだけど、こういう攻防、ちゃんと描写してよ!わけわかんないよ!! 多分二条(これが二刀) 二条(死角はない!!) 審判「面アリィーっ!」 BBA「あーもう一本! 慣れない上段なんて・・・何やってんだい由利!!」 BBP「由利さん・・・」 どうやら女性人(もっぴー含む)は観客席にいる模様。やったねウザい絡みがないよ! 鼻傷「上段対策まであるのか・・・徹底してるな・・・」 メガネ「・・・」 メガネ(普通にやっていればもう少し粘れるかもしれないのに・・・ 由利さんの狙いは一体ーーー!?) メガネの頭の中には既に「由利さんが勝つ」という道はないようです。 アホには一応応援していたのに・・・由さんにはこの扱い!さすがクズのサマーバーゲンセールやで! しかしそんなメガネの辛辣な思惑をよそに、由さんは微笑みすら浮かべていた。 由なんとか贄(・・・・ 次は・・・) 由さんが構えを変える・・・片手上段に。 鼻傷「片手!?」 メガネ「由利さん!?」 いやまあ、読者的に由さんの意図や展開はわかるんだが、なんてここでクラウドを挟まないの? 対象は鼻傷やメガネじゃなくクラウドでしょ? ”クラウドが見ている”という描写が大事なんじゃないの?この展開って。 5 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/06/30(土) 09 18 05.35 ID QbRKpOa+0 観客「何だぁ!?ふざけてんのか!? 勝負捨てたか桜夏!」 二条(やはりハッタリか・・・ 生憎だが) 二条「俺は・・・手を抜かない男」 そういって二条くんはまた構えを変える。 身体は左前の半身。二刀は下段、床と平行に並べて構える”互陽の構え” メガネ「このままじゃマズい・・・ 由利さんなんで・・・!」 メガネの脳裏に由さんの最後の言葉がよぎる 「・・・これが 最後になる」 メガネ「まさか・・・」 メガネ(負けるとわかってて やぶれかぶれにーーー!?) おいメガネちょっと酷くないか? そんなメガネの酷い扱いを受けながら、由さんはなおも笑っていた。 メガネ(!!違う・・・ あの顔はそんなんじゃーーー・・・) シロガネ(!! しまった!!) シロガネ「ダメだ二条さんっ! 構えを見せるな!!」 二条「!?」 由なんとか兄貴(・・・・次は・・・中段・・・・ ---クロガネくんだ) メガネ「そうか・・・!」 クラウド「・・・ああ」 メガネ(上段は神宮さん・・・右片手はシドウ・・・ そして中段は僕・・・) (全部後ろの僕達に 二刀の手の内を見せるためーーー!!) あれ、メガネはあの変な構えなんじゃないの? 由なんとか師匠(・・・そう 僕にできること) (みんながほんの少しでも 二刀攻略の糸口を見つけるまでーーーー) (一秒でも長く ここに立っていること!!) 二条(全ては 後ろに繋ぐためだったか・・・!!) 錬兵副将?「・・・アイツのクソマジメが仇になったな・・・構えが3つもバレちまった・・・」 シロ「・・・・」 二条(・・・油断すまいと全力を出したつもりが・・・俺は本心ではこの男を甘く見ていたのか・・・!) (俺は・・・・美しくない!!) 何かがキレたかのように、いきなり猛攻をしかける二条くん それを竹刀一本で凌ぐ由さん 二条(もはやすべきことは一つ!! 一秒でも早く”ケリをつける”!!) 二条「おおおおおおおおっ!!」」 さらに攻勢をかける二条くん メガネ「由利さん!!」 由なんとか兄貴略してユニキ(負けるもんか・・・!! 僕にはっ・・・これしかできないんだから・・・!) なおも耐える由さん。二条くんの猛攻は止む気配すらみせずなおも激しくなる 二条「ああああぁあああああぁああああああ!!」 ふんばる由さん。ブチという音と共にアキレス腱?が断裂?し 肘にもビキッと嫌な音がする。 その痛みにも耐え、なおも由さんは体当たり(剣道のね)で二条くんを弾き飛ばす 鼻傷「・・・見逃すな・・・この一秒一秒・・・ 絶対に見逃すな!!」 メガネクラウド「はい!!」 眼鏡を外しながら応えるメガネ 王子「由利・・・」 二条(くそっ・・・何故倒れない・・・!! どこからそんな力が・・・!?) 驚愕する二条くん。しかし由さんも限界が近づいていた ユニキ(一本でも多く打たせるっ! 長く粘れば粘るほど みんなの目が二刀に慣れる・・・っ!) (葉桜・・・神宮・・・ お前たちなら何かつかんでくれると信じられる) (・・・そしてクロガネくん・・・ キミが希望をくれた) (朝霧のことも僕のことも諦めかけてた でもキミのおかげで・・・) 腱の切れた側の足が着地する。由さんの体重も、心も、希望も、覚悟も・・・ それら全部を受けて、それらを支えようとふんばろうとする ユニキ(壊れても・・・ちぎれても・・・ この試合に全てをかける覚悟ができたんだ) (キミは少し神宮に似ている 仲間思いで・・・まっすぐで) しかし、その足はもう・・・ メガネ「由利さん」 6 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/06/30(土) 09 18 46.11 ID QbRKpOa+0 ユニキ(託しても いいかい?) 由さんの微笑み。 二条くんはその笑みに、戦慄を受ける。 ユニキ(・・・ああ 鳴るな笛(ホイッスル) だって これが 最後なんだから) 耐えられず、由さんの身体が崩れる ユニキ(だってこの試合が終わる頃には 僕の役目は終わってるだろうから) ユニキ(そうだろ? 朝霧) 由さんの最後の姿を、目の当たりにする王子 由さんが、前のめりに、倒れる。 審判「・・・っ 勝負アリーーーーっ!!」 その由さんの死に顔は、満足げな笑みすら浮かべていた 二条(俺が・・・勝ったんだよな・・・?) 王子「・・・・」 ユニキ「みんな・・・」 鼻傷「いいんだ・・・由利」 由さんの身体を横たえさせる鼻傷。 メガネ(・・やぶれかぶれなんかじゃなかった・・・ 由利さんは誰よりも 桜夏(ぜんいん)なら勝てるって 信じてたんだ・・・) お前は違ったようだがな 観客「錬兵 ニ連勝だぜ このままいくな」 観客「ああ・・・あの二刀は初見で破れねーよ・・・」 モブさんたちフラグ立て乙ーっす! メガネ「シドウ・・・」 クラウド「・・・・ああ 受け取った」 アオリ:託された想いーーー 繋げ!いざ、反撃!! 巻末コメ:仕事後行われるスタッフとの卓球勝負が白熱化の一途をたどっています。サー!<春人>
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登録日:2011/06/02(木) 22 44 37 更新日:2023/07/13 Thu 23 34 03NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 DQ4 DQ5 DQ6 DQ7 DQ8 DQ9 DQM ドラクエ ドラゴンクエスト ペイン ミネア メガザル メガザルダンス メガザルロック メガネザル メガーザ ヤンガス ロトの紋章 呪文 自己犠牲 「メガザル」とはドラゴンクエストシリーズに登場する呪文の一つ。 【概要】 チカラつきた仲間を蘇らせる「ザオラル」や「ザオリク」と同じ蘇生呪文の一種だが、格段に効果が違う究極の呪文。 シリーズを通して一貫している効果は、 戦闘中のみ使用可能 MP、自分の命を全て開放する チカラつきた仲間を完全に蘇生させ、生きている仲間も完全回復 唱えた者は死ぬ というものであり、窮地に立たされた時にだけ使うべき呪文である。 なお、『Ⅸ』以外ならば残りMPが1でもあれば唱えることができるため、 「メガザル」→死亡→誰かが「ザオラル」or「ザオリク」→蘇生→「まほうのせいすい」or「いのりのゆびわ」→「メガザル」→死亡→誰かry ……といったテクニックも可能だが、ここまでする必要はないだろう。 一度唱えれば形勢逆転はじゅうぶんあり得るし、1人の仲間に「メガザル」を何度も唱えさせるのはさすがに可哀想だ。 ちなみに、装着者が死亡するとこの呪文と同じ効果が自動で発動する「メガザルのうでわ」というアイテムも存在する。 【メガザルの歴史】 初登場は天空シリーズ第一作目の『Ⅳ』。 その後はⅤ・Ⅶ・Ⅶ・Ⅷ・Ⅸ・トルネコシリーズ・モンスターズシリーズなど 多くの作品に登場しており、今や有名な呪文の1つとなっている。 Ⅳ ミネアだけが詠唱可能。 だがFC版では仲間に命令することができない上、ミネアがメガザルを使う条件が非常に厳しいので、 勇者が「モシャス」をして自分で唱える等をしなければあまり見られないだろう。 「メガザル」は基本的に馬車の中のメンバーも復活させる事が可能だが、 『Ⅳ』は例外で馬車の中にいるメンバーには効果がない(というかⅣではメガザルに限らず全体回復呪文(ベホマラーなど)は全て戦闘中は馬車内のメンバーに効果がない)。 Ⅴ 人間では主人公、モンスターでは「ばくだんいわ」「メガザルロック」「はぐれメタル」「スライムベホマズン」が詠唱可能。 『Ⅴ』には「エルフののみぐすり」という飲むとMPが全回復するアイテムがあるので、 一度唱えても再び普通に戦闘に復帰できるだろう(勿体ないかもしれないが)。 『Ⅴ』の主人公ほど「メガザル」の似合う者はいるまい…… 本作では主人公が死んだ状態で街に入ると自動蘇生(*1)されるため、主人公がメガザルを修得していれば全滅したときに弱い雑魚戦でメガザルを唱えて仲間全員蘇生→街に入るだけですぐに全快という小技がある。 ちなみに、DS版では『Ⅳ』と同様に、馬車にいる味方には無効となった。 Ⅵ 転職システムの都合上、誰でも詠唱できる呪文となっている。 「そうりょ」と「ぶとうか」を極めると就ける上級職「パラディン」で習得可能。 余談だが、「スーパースター」を極めていくと覚えるとくぎ「メガザルダンス」はMPを使わないが失敗することがある。 成功しても失敗しても「メガザルダンス」の使用者はチカラ尽きてしまうため (「〇〇〇〇は 踊りつかれて いきたえた。」というメッセージが表示される) 失敗した場合は無駄死にということに……。 本作でアイテム版のメガザルの腕輪が登場。使い捨てとはいえパラディン未経験でも発動可能な切り札となる。 Ⅶ ほぼ同上。 小説版では最後の方で登場する。 「メガザル」が存在しなければオカマ魔王……の前座でやられていた。 Ⅷ ゼシカかククールが習得……かと思いきや、まさかのヤンガス大親分が習得。 自分の命を犠牲にして仲間を蘇らせる彼はまさに漢。しかもヤンガスはHPがタフなので唱える前にやられることが少ない。 3DS版限定のダンジョン「追憶の回廊」では敵の火力が尋常じゃないほど高く、1~3発攻撃を喰らうだけで簡単に死んでしまうのでチームの立て直しとしてのメガザルはここぞという時に輝く。 Ⅸ 「パラディン」が習得。 Ⅹ 敵キャラであるメガザルロックやオーロラウンダーが使用できる呪文となっている。 XI セーニャとグレイグがレベルアップで習得する。僧侶ポジとパラディンポジが覚えた形になっている。 外伝作品を意識したのかMP32以上ないと唱えられない。自動復活や消費MP0効果も受け付けない。 トルネコ2、トルネコ3 2では魔法使いが習得。消費HPは75。 これを使うと力尽きても一度だけ蘇ることができるが、これを唱えるとこの呪文は忘れてしまう。 「スペルブック」に書き込むとスペルブックが消えてしまう。 敵ではメガザルロックが使用する。自身の隣で味方が倒された時、戦闘不能と引き換えに味方を復活させる。これで復活した敵は 復活直後に行動可能 になるため厄介な特技となった。 防止するにはメガザルロックが先に倒れるように立ち回る必要がある。 3ではポポロで仲間にした際、仲間やポポロが倒れるとメガザルしてくれるので世界樹の葉のような活躍をしてくれる。 一方で「魔法無効」な仲間に対しては効果がないので、異世界の迷宮後半ではこれに気をつけなくてはならない。(*2) 少年ヤンガス 何をどう間違えたのか味方の復活に加え 自爆して爆発ダメージ の効果が加わった。もはや合体呪文である。 ジョーカー2 能力のインフレからか、回復や復活呪文の使い勝手が悪くなった『ジョーカー』だが、 「メガザル」に至っては最低150ものMPがなければ唱えられない。 更に言ってしまうと、控えモンスター(『Ⅴ』や『Ⅵ』でいう馬車内の仲間)は回復も復活もされなくなっている。 故に序盤で使うことはできず、使えるのはある程度育ててからとなる。 どうしてこうなった…… テリワン3D 何と控えモンスターも復活可能に。 結果、釣瓶打ちする事で生存メンバーの優位を保ちながら逃げ切り判定勝ちに持ち込む戦法が流行する事に…。 前作から登場した回復をダメージに、蘇生を封じる冥界の霧は以降天敵となる。 イルルカ、JOKER3 まあ、そんな事が2作連続で許されるはずがない。 イルルカではメガザルを唱えたモンスターは 戦闘中は何をやっても復活不可 となった。 通信対戦ですれ違い通信のやり取りができるようになった為に速攻で対戦を終わらせるためにも使われる。(メガンテだと相殺で不発になりやすいため) JOKER3P メガザルの仕様は同じ。 自身が倒されたときにメガザルと同じ効果を持つ特性『最後の楽園』が登場している。 ロトの紋章 ロト三部作をモチーフにしたドラクエ漫画である当作では、蘇生呪文は失われたものとして扱われている。 しかし、ロトの子孫である魔神王ジャガン(アラン)の母であるローラン国王妃フレイアが使用、 自らの命と引き換えに息子の命を蘇らせ、真の名を彼に伝えた。 呪文こそ記されなかったものの、術者の命を媒介に発動したその奇跡の秘術は、メガザルを思わせる。 追記・修正は自らの命と引き換えによろしくお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] メガザル→蘇生→魔法の聖水→メガザル→・・・のコンボでラスボス相手に粘りまくって勝った経験があるのだが… -- 名無しさん (2014-04-07 19 12 17) メガンテの同系魔法…と言いたいところだが、初登場の4ではメガンテが敵専用魔法になっていた(どちらも使用時に画面が緑色に光る)。 -- 名無しさん (2014-04-07 20 45 57) 俺の知り合いに「メガネザルのネが抜けただけじゃん」とか言ってた奴がいたな -- 名無しさん (2014-04-07 21 50 14) ↑四コマでミネアがメガザル唱えようとしてメガネザルって唱えて勇者がメガネザル化したのを思い出した -- 名無しさん (2014-06-20 14 36 19) あんた、命かけて何したの -- 名無しさん (2014-06-21 01 07 51) ↑2 昔の4コマは呪文のギャグネタが多かったな -- 名無しさん (2018-01-29 11 33 27) 作品にもよるけどMPが1でも残っていれば最低でもベホマズンと同じ効果で最大で自分以外の戦闘不能の仲間にザオリクとか使い方次第でバランスブレイカー? -- 名無しさん (2018-01-29 17 05 57) ラスボス戦でこれ使って3人復活すると良いフレイバーになる -- 名無しさん (2019-06-13 19 14 52) ピンチに陥った時、メガンテ→戦闘囚虜後にザオリク、というコンボ(?)はやったな。2で。 -- 名無しさん (2021-05-27 15 17 14) 10でもver.6.4でプレイヤー側にようやく解禁されたゾ -- 名無しさん (2023-02-19 04 13 38) 名前 コメント
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六月の終わり頃の話である。 今日は氷男先輩に神姫バトルのお手合せを頼んだ。風間でもよかったのだが、親戚の葬式の関係でここのところ休んでいる。 グレースは留守番だというが、別に連れて行っても構わない気もする。 まぁ「人の死」を見せない配慮なんだろな、うん。 この町の神姫センターはここら辺のセンターとしては比較的規模が大きい。 時々公式戦で有名なオーナーと神姫も来る故に、それらを見ようと人が多い。 ネットコミュニティで知った話によると、このセンターの出身で有名な神姫は 『蒼穹の猟犬』こと零牙と、『まるかじり猫子』と呼ばれる奇妙なマオチャオらしい。 まるかじりとは一体……? 約束の時間の三分前に来たが、何故か氷男先輩はいなかった。バックヤード近くに人が集まっていたがそれが何なのかは知らない。 ところで、ふとこんなフレーズが頭をよぎった。 『知ってるか? 神姫による対戦は三つに分けられる デジタル戦闘『バトルロンド』 実際に作りこまれたフィールドで戦う『リアルバトル』 違法改造を施した神姫でどちらかが壊れるまで戦う『アウトロー』 この三つだ。あいつは…(あいつって誰だ)』 ここで言う「違法改造」とは、アウトロー用に改造され、神姫はおろか人をも殺すことのできる『狂った』存在を指す。近年はそれらによる殺傷事件も発生しており、大きな社会問題になっていると言う。 まぁ、僕には関係ないがね。 「形人、どうしたの?」 ふと考えてると、ヒカルの呼びかけられハッとする。 「いや、なんでもない」 ~・~・~・~・~・~・~ 結局のところ、氷男先輩がバトルは無理だと謝りにきた。 先ほどトラブルに巻き込まれたらしく、零牙は修理に時間がかかると言う。 「ヒマ~」 ヒカルがバトルに対する情熱を持て余し始めた、お前には人を心配する感情がないのか。 既にメンバーカードは作成したしなぁ…どうするかねぇ? と、ここで 「そこの君。今、対戦相手を探しているのかな?」 突然声をかけられ、そちらの方に振り向く。 オールバックで髪を後ろで縛っている長身のメガネ男がそこにいた。 「まあ、確かに探していますけども」 「ならちょうどいいではないか!、今我々も相手を探していた所だ」 「え!?」 問答無用で対戦申込みの機械まで引っ張られてゆく、なんだよこのおさげバカ。 …… 「申し遅れた。ぼくの名は真 光一(じん こういち)、以後よろしく」 「あ。どうも、彩聞形人です」「わたしはヒカル」 名前を言いあった後、光一はおもむろに上着の裏に手を突っ込み 「そしてこれがウチのマオである!」 勢いよくそれを出した。 「ハラへったのニャ~」 ぐったりしているマオチャオがいた。 初登場が「ハラへってる」ってどうよ? 「「………」」 僕ら、呆然。 ふと見ると、光一のマオチャオはヒカルをジッと見ている。 「肉~…」 などと呟きながら。 「え…何…?」 危機を察知したのか、ヒカルが後ずさる。 その直後だったね、珍光景が見れたのは。 「鳥~~!!」 ガリッ 「きょえーっ!?」 噛みついたよ、こいつ。 「はっはっは。どうだウチの猫子は!」 訳もわからず笑ってるよコイツ。 「メシ、食わせてやれよ」 僕はただそう言った。 「わたしは鳥じゃな~い!!」 ※神姫は女の子です、やさしくしましょう。 ~・~・~・~・~・~・~ 順番待ちのことである。 光一を見た奴らはしきりに『まるかじり』と言っていた。 ってマテコラ。 「何だ?、あんたが『まるかじり猫子』のマスターだって?」 「そうだが、……言ってなかったか?」 「言ってない言ってない」 マジかよ、初戦の相手がセンター内トップ5の二つ名持ちなんて……。 ついてないなオイ! しかもこちらは何の捻りもない装備だ。事前情報によれば相手も同じとはいえ、いかんせん経験が違いすぎる。 「勝機がある」と思うやつは手を挙げろ、代わってやるから。 「いきなり否定するのはよくないよ、形人」 ……まあ、そうだろうけども。 とか何とか思っていたら順番が回って来た。 もうどうにでもなれ。 ~・~・~・~・~・~・~ ステージはベーシックな市街地。 でも、ここで感じるデジタルと現実の入り混じった独特の雰囲気は感じが悪かった。 「……どこにいるかなぁ」 気のせいかデフォルト武装の着け心地が悪い、この間身体自体をカスタムしたからだろうか? 地面から十センチ(主観)浮きながらゆっくりとビルの谷間を進んでゆく。 と、突然ドリルを二つ並べたアタッチメントを両手につけたマオが飛び出してきた。 「ツインふぁいなるドリドリあたーっく!!」 「ちょっとまてぇぇっ!」 いきなり必殺技!? それまぎれもない失敗フラグーっ!? そこからの行動は早い。 地面を左足で蹴って後ずさる、できた空間を猛スピードでマオが通り過ぎてゆく。 そのまま向かい合わせだったビルに突込み姿を消す。 ドリルだからダメージはないハズ。 着地の際に鋭利なカカトが地面に擦れて火花を上げる。 『もらった!』 光一も叫ぶ、すぐ斜め後ろの壁を破ってマオがこちらに飛ぶ。 フェイント!? 「まるかじりすとらい~くっ!!」 口を大きく開け、牙をむき出しで飛んでくる。……なんだかカワイイ。 と考えると同時にエンジン全開、前方にダッシュしながら振り返りエウロスを振りかざす。 次の瞬間、ガチリという音と共にエウロスが噛みつかれ、亀裂が入ったと思った瞬間にまっぷたつに粉砕された。 冗談じゃないよ!? こんなのに噛まれたら一発で終わっちゃうって! どうするどうする? 「形人!何か策はないの!?」 『無い。諦めろ』 「ふざけるなぁぁぁぁぁ!!」 頭にきて思わずもう一つのエウロスを投げつけた。 とここで、信じられないほどの偶然が訪れた。 次の「まるかじりストライク」の構えを取ったマオの口に、エウロスが切先から飛び込んだのだ。 デカイ口、だがそれが仇となったわけ。 もちろん、頭へのダメージは致死級であって…… [Win. 輝] そのジャッジが下された時、思わず呆れかえっちゃうよね。普通。 ~・~・~・~・~・~・~ うそ!? 僕はその結果に呆然とした。いや、当たり前だろ普通。 「勝っちゃった」 呆れながら筐体から出てくるヒカル。今の感想を正直に言っちゃうと 「ありえねぇ……!」 ふと向側を見ると、光一は真っ白な灰と化していた。 そりゃそうだ、こんな事予想外でしかないからな。 「……帰ろう」 「そうだね……」 帰る事にした。 正直このままここにいるのは居た堪れない。 ~・~・~・~・~・~・~ 「ほう、君が初心者に?」 「正直驚きました」 メンテナンスショップのカウンターにて、長瀬は光一の話を聞いていた。 ベテランが初心者に敗北する、と言うことはまれであるからだ。 「そういえば光一君、君は知ってるかい?」 「何をですか」 「聖憐君もこのようなパターンだったって事」 「そうなんですか」 以下、読者側にとっては間の持たない会話が繰り広げられるので、今回はここで終わりとする。 流れ流れて神姫無頼に戻る トップページ