約 3,338,179 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/39042.html
登録日:2018/03/12 (月) 19 51 30 更新日:2022/04/13 Wed 23 03 12 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 おっぱい くノ一 不老 巨乳 忍者 忍者マスター 恥ずかしい姿でスピードアップ 投獄 流星の皇子 流星の皇子版クオン 神羅万象 神羅万象チョコ 聖龍族 龍仙鬼忍シュテン 我が名はシュテン。 闇に潜みて影となり、悪鬼羅刹を切り裂く剣とならん! 龍仙鬼忍シュテンとは、神羅万象チョコシリーズに登場するキャラクター。 ◆データ No:流星 034 Power:11 種族:聖龍族<女> 武器:妖刀鬼切丸 特技:鬼滅雷光閃 能力:隠形術(知覚遮断) 階位:忍者マスター ◆解説 神羅万象第13章「流星の皇子」における女性キャラクター。 先代聖龍王に仕えた聖龍最強忍者で、忍者マスターの称号を持つ。 後述するバガモールとの戦闘時会話から察する限り、少なくとも妖魔族には忍者マスターの肩書は知られているらしい。 結ばれた紺色の長い髪の毛と大きな金色の瞳が印象的な顔だが、マスクをしているために口元は見えない。 見た目は一見するとギンガなどと同年代の若者に見えるが、シュテンの年齢は公式で不詳とされている。 少なくとも10年前から姿が変わっていないとのことから、何らかの若さを保っている術があると考えられる。 忍者ではあるが、服装はそれに反して重装備な深紅の装甲(名前の通り鬼モチーフデザイン)を身に付けている。 実は肌の露出を嫌っていることで重装備を好んでいるらしいが、装備を脱ぎ捨てるとスピードアップして強くなるらしい。 「忍者だし普段から脱いどけば…?」と思うが、防御力が落ちるのを嫌っているのかもしれない。 それにやっぱり単純に露出は好まない乙女心なのだろう……むしろ戦闘服で素肌晒しまくってる一部の神羅女性キャラ(特に同シリーズのこの聖龍族女性)がおかしい。 彼女が腕に構える2本の長剣は「妖刀鬼切丸」と呼ばれる忍者刀。 これは妖怪や魔物に対して絶大な効果を発揮し、邪悪を祓って瘴気を清める力を持っている。 作中では、本編開始前における「聖龍制圧戦」で魔皇帝メギドとの一騎打ちに敗北。 その結果捕らえられて、10年もの間黒穴牢獄に幽閉されてしまうことになった。 洗脳や闇堕ち展開もある神羅シリーズにおいて、幽閉されただけで身体に関しては無事で済むのは運が良い気がする…案外魔皇帝メギドは女性に対しては紳士的なのだろうか? そして本編において、聖龍王ギンガ達が黒穴牢獄に侵入して人々を解放した流れで救出。 聖龍復興のために彼に忠誠を誓い、ギンガにもその姿勢は大きく歓迎されることとなる。 後に聖龍国へ襲撃してきた屍竜将ガルガンチュアの部下である狂襲のバガモールと対決。 バガモールのスピードを見て彼の実力を認めたシュテンは、勝負をすることにした。 シュテンのパワー11に対してバガモールのパワーが8なことを考えると、大体の戦闘の結果は予測がつく……。 ただし、バガモールが超高速戦闘術を得意とすることから、もしかしたらシュテン側も対応する為に重装備を脱いでスピードアップしたかもしれない。 このように1回のみの登場に終わったシュテンだが、このキャラの最大の特徴は第2弾でのアナザーver.の存在。 画像出典:神羅万象チョコ 流星の皇子 公式ホームページ ©BANDAI・こどもの館 このアナザーのシュテンこそが重装備を脱ぎ捨てた強化形態で、通常版と大きく姿が変化している。 胸元や太もも部分の装甲が消えており、更に口元のマスクも消えて凛々しい表情も露わとなった。 神羅シリーズ特有の「次の弾での肌露出増加パワーアップ」現象を、アナザー版によって1弾内で成し遂げたと言える。 特に胸元の装甲が消えたことで通常版では分かりにくかったおっぱいの存在が明確に描かれ、巨乳であることを強調するような大きな谷間が嫌でも目に入る。 おっぱいを隠してる布(?)面積も大きくないことを考えると、シュテンが露出を嫌って重装備にしたがるのも分かる…。 敵味方にもジロジロと見られそうだし、逆に恥ずかしさでスピードダウンするんじゃねえかとすら思うが、そこまでは気にしないのか。 そもそも子供向け食玩のシークレットが大人女性キャラの露出増加版というのも変な話だが、神羅では昔からのやり方なので今更な話なのである。 ◆余談 神羅万象第13章「流星の皇子」は、第1章の世界観や設定をリブートしているシリーズでもある。 龍仙鬼忍シュテンというキャラは、1章における忍者マスター絶影及び四代絶影クオンを元ネタにしていると思われる。 「忍者マスター」という称号や歳を重ねても外見が変化しない(クオンも超魔人による不老長寿設定である)などの共通点がある。 口元のマスクなどのデザインは、第3章における忍者マスターである風雲のゲッシンにも通ずる部分もある(ゲッシンは男だが)。 しかしクオンとは相違点も多く、以下のような違いがある。 クオンはハーフだが、シュテンは純粋な聖龍族(当然不老の理由も異なると思われる) クオンは仕えていた主君の死で聖龍族から消えて隠居したが、シュテンは主君が変わっても引き続き聖龍族へ忠誠を誓っている。 クオンは忍者マスターの姿で性別自体を隠していたが、シュテンは普通に女性であることを隠したりしていない。 クオンは姿を見た者を生かして返そうとしないが、こちらは顔を露わにした姿は恥ずかしい程度の認識(それも顔というよりもどう見ても胸だろう)。 主人公に信頼されているのは同じだが、クオンとサイガの関係と違ってシュテンとギンガは近しい関係ではない。 クオンは神羅シリーズにおいても人気となった事もあって以降のシリーズでも再出演しているが、シュテンはシリーズ終了まで再登場することが出来なかった。 まあこれはシュテンの人気が云々以前の話で、流星の皇子の次シリーズである魔怒暴威都市をもって神羅万象シリーズ自体が終わってしまったので、再登場するタイミングなんて殆どなかったのだ。 デザイン自体の評価は高いキャラクターであるため、神羅万象末期の1シリーズ限りのキャラとして終わってしまったことは残念と言えるか。 我が名はWiki篭り。アニヲタWiki(仮)に潜みて編集者となり、項目を追記・修正する剣とならん! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 第一印象が「メガミデバイスの朱羅 忍者じゃん」だったわ -- 名無しさん (2018-03-12 20 39 36) 巨乳が動きが鈍いっていうけど、現実でも高機動型デブとかいるし、巨乳が俊敏でもなんも問題ないと思ったんだが、理論は正しいんだろうか -- 名無しさん (2022-04-11 22 49 21) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/12983.html
めりーごーらんどみらーじゅ【登録タグ VOCALOID kochoP べて め 巡音ルカ 曲】 作詞:kochoP 作曲:kochoP 編曲:kochoP 唄:巡音ルカ 曲紹介 時も 存在も 記憶も。 kochoP の24作目。 ふらふらと巡っていく日々を、メリーゴーランドに例えて曲にしてみましたっ。(作者コメ転載) 動画はべて氏が手掛ける。 歌詞 「流れて消えて褪せて」 存在を成す意味を 手繰る様に寄り縋る その光でさえも 作りモノだった ハイカラな夜景染まって 傾(なだ)れる街見下ろしては 退屈な毎日をただ繰り返す まるで終わらないメリーゴーランドだね いつも流れに身を任せて 未来永劫なんて嘘は見せないで また一人世界を歩んでる 「微(かす)かに淡く白く」 嬉しさも楽しさも悲しさも切なさも 全部忘れたいよ これが夢なら 願い事には傲慢に 世界変化に旅立って 思う事は思い通りの 我が儘に まるで果ての無いメリーゴーランドだね くだらない戯言広げて それでも夢と言うならどうか覚めないで そして愛す事忘れさせて ハイカラな夜景染まって 気が付くと我に返って そう退屈な毎日をただ繰り返す それは… まるで終わらないメリーゴーランドだね いつも流れに身を任せて 未来永劫なんて嘘は見せないで また一人世界を歩んでる まだ終わらせないとしがみつく様に 幻は瞼を照らして いつか歯車が止まる瞬間(とき)が来るなら 静かに流れて消えて褪せて コメント サビが好きすぎてループが止まらない。 -- 名無しさん (2010-11-14 20 23 09) 大好き! -- 名無しさん (2010-11-14 22 21 04) 編集どうもありがとうございます><! -- kochoP (2010-11-15 02 19 50) メロディが可愛い/// -- 名無しさん (2011-01-29 19 26 11) 前から好きだが初コメ。もっと評価されるべきだと思う。 -- 名無しさん (2011-12-21 21 02 14) もっと評価されるべき!まじで!! -- 名無しさん (2012-01-29 23 27 08) 素晴らしい曲を見つけられた…! -- 名無しさん (2012-02-02 20 19 42) やっぱり大好きだー!何故もっと評価されないのか… -- 名無しさん (2012-03-17 08 43 35) 聴くたびに好きになる!素敵すぎる・・・ -- 名無しさん (2012-04-02 10 30 30) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/cowboybebop/pages/16.html
ヴィンセント・ボラージュ(Vincent Volaju) 声 - 磯部勉 身長193cm、推定28歳(火星軍の頃は25歳)。 バイオテロ事件を引き起こした謎の男。黒髪のロングヘアに髭を蓄え、全身黒づくめの衣装を身にまとう。無感情に人を殺し、躊躇や後悔といった感情を見せない。性格は冷血非道だが、現実感の喪失した虚無的な雰囲気を漂わしている。事件を引き起こした犯人として、3億ウーロンの賞金をかけられ、スパイク達に追跡される。 手には刺青があり、スパイク達が彼を追うヒントにもなった。元々は火星軍特殊部隊に所属していた人物で、刺青はその軍の紋章である。2060年に徴兵により兵役に着き、2062年に特殊部隊に所属。2068年に第二次タイタン戦争で、公式に死亡した事となっている。最終階級はFSG(先任曹長)。実際はナノマシンの人体実験体となり、戦争で生存。だが、引き換えに後遺症で過去の記憶を無くす。人体実験の影響か、肉体強度や腕力まで相当強化されており、スパイクのジークンドーの猛攻を受けても平然と立ち上がる・競技用ガバメントカスタム(レースガン)を片手で正確に射撃すると言う人間離れしたタフネスを見せた。 デザインを担当した川元利浩曰く「聖者のような悪魔」をキーワードとしてデザインしたという。そのため、「キリストを感じさせる雰囲気に悪の心みたいなイメージ」で描いたとも語っている。
https://w.atwiki.jp/gensou_utage/pages/572.html
光学「ハイドロカモフラージュ」 No.2605 光学「ハイドロカモフラージュ」 スペルカード 攻撃2 迎撃1 命中4 通常 条件:にとり2 呪力3 信仰(1) [戦闘フェイズ/攻撃時]常時 このスペルが命中した場合、戦闘フェイズ終了時、自分のデッキの上から1枚を手札に加える。 イラスト:とり 考察 信仰1と命中すれば手札が増える能力を持つ攻撃スペル。 能力はコストを使わず手札が増やせるので、手札を稼ぎたい時に攻撃に使うことになる。 スペックも信仰1まで加味すれば十分であり、序盤に相手の迎撃2のスペルが無ければ積極的に殴りに行っていい。 相手がそれを見越して、起動した返しのターンに迎撃2のスペルを配置してくることや、パターン避けを構えられている場合もあるので、過信は禁物。
https://w.atwiki.jp/kaijinmato/pages/320.html
「俺と五番勝負と行こうじゃないか!」 【名前】 超上級妖怪シュテンドウジ 【読み方】 ちょうじょうきゅうようかいしゅてんどうじ 【声】 秋元羊介 【登場作品】 手裏剣戦隊ニンニンジャー 【登場話】 忍びの41「牙鬼パーティー、五番勝負!」忍びの42「オトモ忍ウォーズ!ネコマタの逆襲」 【所属】 牙鬼軍団 【分類】 妖怪/超上級妖怪(合成妖怪) 【好きな物】 さけ 【好きな場所】 本陣 【攻撃力】 星4 【不思議な技】 星3 【よっぱらい】 星5 【恐れの収集法】 なし 【妖怪モチーフ】 シュテンドウジ(酒呑童子) 【器物モチーフ】 幟旗 【詳細】 邪悪な妖気の宿った手裏剣の影響で「幟旗」が変化した妖怪。 一升瓶金棒「鬼便神毒棒(きべんじんどくぼう)」を使い、中の酒を飲んで酔えば酔うほど強さを増して、酒臭い息を吐きながら酔拳のような戦闘が可能。 必殺技「のんべえ寝返り落とし」は酒臭い息を吸わせた相手を自由にコントロールする事で獅子王を操って覇王シュリケンジンを強奪、更に超上級妖怪として呪文を唱えながら巨大化できる。 霊体の「牙鬼幻月」自身が与えた封印の手裏剣4枚を使って、「牙鬼萬月」が誕生させた最上級の妖怪。 誕生させた器物は「牙鬼軍団」の象徴が記された幟旗の1つ。 人質を取ってニンニンジャー6人と五番勝負を行い、3体2で敗北、ジュッカラゲ達を伴い交戦。 「ジュッカラゲ」は全滅、ニンニンジャー6人に善戦するが、アカが発動した3人の先輩忍者に変化しながら攻撃する必殺技「レジェンドニンレツザン」により大ダメージを負う(その際は「俺が酔いすぎただけか~」と発言している。)。 その直後、自力で巨大化する。 ゲキアツダイオーと交戦、先の5番勝負での毒霧能力の効果でライオンハオーを操り、覇王シュリケンジンなどの攻撃でゲキアツダイオーを倒してしまう。 忍びの42では妖怪メガネコマタ(伊賀崎旋風)の罠に嵌る。 シュリケンジンを取り返されてしまい、伊賀崎天晴の終極忍シュリケンをセットして発動した忍者激熱刀、忍者一番刀による斬撃で大ダメージを負い、自力で巨大化を行う。 ゲキアツダイオーなどと交戦、ゲキアツダイオーに抵抗できず、最期はゲキアツダイオーの「ゲキアツ大フィーバー」を受け爆散した(その際は「勝利の美酒を酔いしれたかった~!」と発言。)。 忍びの41で行われた五番勝負の結果。 【対決】 【詳細】 喧嘩蛸対決 アオと対決するが蛸を酒の肴にされ落ちてしまい敗北 流鏑馬対決 モモと対決、イカサマ行為をしながら勝利 ダンス対決 キンジ、風花と対決、3人ともバラバラのダンスだったが、最後の曲芸が評価され100点満点で勝利 綱引き対決 アカと対決、アカとの戦いに耐え切れず敗北 腕相撲対決 獅子王と対決、毒霧を吐いて劣勢に追い込もうとするが、酒の免疫の高い獅子王に通用せず敗北 【余談】 声を演じる秋元羊介氏はスーパー戦隊シリーズで何度か怪人の声を担当。
https://w.atwiki.jp/sentai-kaijin/pages/3255.html
真司「あのミラーを壊せば全ては終わる。でも、いいのか?本当にそれで。どうすればいいんだ、俺は…」 【名前】 コアミラー 【読み方】 こあみらー 【登場作品】 仮面ライダー龍騎スペシャル 13RIDERS 【分類】 鏡 【詳細】 ミラーワールド内に存在する巨大な鏡。 冒頭で高架下、終盤で地下駐車場に出現していた為にワールド内を移動している模様。 その周囲にはモンスターの絵が集まり、この鏡に映る事でミラーモンスターとして実体化する。 ディスパイダーはこの鏡の番人的存在だった。 ミラーライダーの間では「この鏡を破壊するとミラーワールドが閉じ、ライダーバトルは終わる」と考えられていた。 城戸真司は戦いを終わらせる為に破壊しようとするが、結局は破壊する事を止め、他のライダーに立ち向かって行く。 放送されなかった「もう1つの結末」では真司の搭乗するダークレイダーによって破壊されるが、戦いは終わらなかった。 コミカライズ版では立方体型で空中に浮遊し、絵を介さずに内部から直接モンスターを生み出している。 単行本収録の「もう1つの結末」では龍騎サバイブに破壊され、その後は本編の最終話のようにライダー自体が存在しない歴史が始まった。 【余談】 名称は資料によって「コアミラー」、「コア・ミラー」と表記揺れがある。
https://w.atwiki.jp/akiko5/pages/386.html
ドーミラー 2008/6/8 その他設定・情報などのゲーム以外ではに追加。 (イラストは特に描いてません) 基本データ 分類/タイプ/とくせい/ せいどうポケモン/はがね・エスパー/ふゆう・たいねつ たかさ/おもさ 0.5m/60.5kg 似合いそうなわざ あやしいひかり:鏡が光るイメージ? その他設定・情報など ゲームでは 古い墓からドーミラーにそっくりな道具が発見されたが、 ドーミラーとの関係は不明。 身体の構造を調べようとレントゲン撮影したが、何も映らない。 (まだ未完成) ゲーム以外では 映画:「ディアルガVSパルキアVSダークライ」では トレーナーのポケモンとして登場。 アニメ:「ズイの遺跡のアンノーン」では サターンのポケモンとして登場。 (まだ未完成) コメント 銅鏡のポケモン。 この段階でも、敵に回すと結構いやらしい。 2007年7月22日作成 ポケモン図鑑No.436 図鑑@ヒトワザ。No.360
https://w.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/pages/4126.html
5. ラストオーダーは、最初と同じカクテルを注文した。 これで、楽しかった宴も、おしまい。 消えゆく幸せな時間を名残り惜しむように……僕らはゆっくりと、それを飲み干した。 たおやかに奏でられる旋律に、耳を傾けながら―― その曲がドビュッシー作の『夢』だと知ったのは、この数日後だった。 「だいぶ、酔ったな」 「……ですねぇ」 来たとき同様、足どりの怪しい薔薇水晶を支えつつ、控え室まで戻る。 彼女が、「どうしても着替えて帰る」と言い張ったから、仕方なくだ。 「そのドレス、着たままタクシーで帰ってもいいよ」 クリスマスだし、プレゼントすると言ったけれど、聞き入れられなかった。 薔薇水晶は頑として、首を縦に振ろうとしない。 僕のデザインしたドレスなんか、どうせ、もらったって嬉しくないよな…… なんて、ヘソを曲げたフリで困らせてみようかとも思ったが、大人げないから止めた。 「プレゼントなら、もう戴いてますから……気持ちだけで充分です」 受け取るのは、ひとつだけ。 彼女は、彼女なりの決意や信念を、貫こうとしているのだろう。 そういう拘りは、僕にもある。それは大概、砕かれると無気力を生む。 いわゆる『失意』と言うヤツだ。 だから、僕も、無理強いはしなかった。 彼女が、バスルームで着替える間、僕はベッドで仰向けなっていた。 見るとはなしに天井を眺めながら考えるのは、薔薇水晶のこと。 断っておくが、いやらしい妄想を膨らませていたわけではない。 どうして、専属モデルになるのを拒否したのか――その理由が、気になっていたのだ。 静かな室内に、ドアロックの外れる音が、大きく響く。 そちらに頭だけ巡らすと、バスルームから出てくる薔薇水晶と、眼が合った。 カラーコンタクトを外したらしく、琥珀色の瞳が、ネコのように輝いて見えた。 服装はカジュアルで、あか抜けない印象だ。 着替えのついでに顔も洗ったようで、さっきよりは、サッパリした表情になっている。 「あの……お、お待たせ……しました」 「ん? そんなに待ってないよ」 酔いが回って怠い身体を起こし、ベッドの端に座りなおす。 そして、もう一度、まじまじと薔薇水晶の顔を見つめた。 メイクを洗い流した素顔には、高校生だった頃の面影が、僅かに見て取れる。 ガラス玉のように澄んだ瞳も、あの頃のままだ。 淡い色のルージュを塗ってはいるが、カムフラージュと呼べるほどではなかった。 先刻までの人なつこさは、どこへやら。 薔薇水晶は、僕の視線から逃れるように、もじもじと、顔を逸らした。 気恥ずかしそうに、丁寧に畳んだライトグリーンのドレスを差し出してくる。 「このドレス、お返しします。どこに置けば?」 「適当に、その辺でいいよ。それよりさ」 単刀直入に切り出す。「どうしても、【JaM】のモデルになってくれないのか」 我ながら、未練がましいとは思う。 だが、これほどの逸材を手元に置きたいという欲望は、そう簡単に納まるものでもない。 叶わないのであれば、確かな口実――諦めるに足る理由を、代わりに与えて欲しかった。 「え、と……」薔薇水晶は、困った顔をして、短く吐息した。 僕は、辛抱づよく待ち続けた。 そんなふうに、たっぷり五分は費やしただろうか。 身じろぎもせずに立っていた薔薇水晶は、ドレスを手にしたまま、傍の椅子に座った。 それから、僕と顔を合わせ、徐に唇を開いた。 「奥さんとは、インターネットで知り合ったのよね」 いきなり話が飛ぶ。どうして、女の子というのは、突如として論点をすり変えるのか。 しかし、そこで短気を起こして非難めいたことを口にすれば、会話は終わりだ。 本題を切り出すための前振り……と、ここは好意的に解釈しておくのがスマートだろう。 「そう言えば、雑誌のインタビューで話したことあったな、そのエピソード。 交流の始まりは、ひきこもり時代だったよ。高二の夏だ。 なんとなくネットで検索していたら、彼女の運営するサイトに辿り着いてね」 「どんなサイトでしたっけ?」 「ビスクドールって、大きい人形用のドレスを自作、発表、販売してたサイトだよ。 こんな趣味の世界もあるんだなと知って、ちょっと興味を覚えてさ。 ひと通り作品を見てから、デザインについてとか、意見を書き込んだら、 神の子を見つけちゃった――なんて、レスしてきてさ。それが、おっかしくって。 ……で、なんとなく、意気投合したんだ」 「ネットだから、顔を会わせないで済む気安さも、あったのかもね」 「それと、彼女の雰囲気が、うちのアホ姉貴と似てたのも大きいな」 「へぇ。貴方って、実は姉萌え系?」 「否定はしない。何かと面倒くさそうな妹よりは、甘えさせてくれる姉を選ぶよ」 威張れるような嗜好じゃないけどね。 自嘲を交えて付け加えると、薔薇水晶は、首を横に振った。「そんなコトないです」 その言葉どおり、侮蔑や嘲笑めいた気配は、どこにもない。 「それで……いつから彼女を意識し始めたの?」 ウェブの世界から抜け出して、実際に、会うようになったキッカケは―― 知り合って、まだ一ヶ月と経たない頃だった。 「彼女が、その手のイベントに出品するから、作品をチェックして欲しいって。 できれば、制作を手伝ってくれないか……とも、ね」 「貴方が男性だと、知らなかったのね」 「いや……知ってたよ。頻繁にメールするようになって、互いに自己紹介したし」 それでも、僕に助力を頼むほどだから、よほど信頼してくれていたのだろう。 男として認識されてなかったのなら、ちょっとばかりショックだな。 まあ……当時は高校生だったし。子供扱いされても、仕方なかったけど。 「僕は、彼女の申し出を受けた。どうせ、暇を持て余してたし、退屈しのぎにね。 でもさ、いざ始めてみると、なかなか楽しかったんだな、これが。 夏のイベントで、僕の作ったドレスが売れたときは、正直、身体が震えたよ。 それから、じわじわと……自信みたいなものが、沸いてきたんだ」 ひきこもっていた僕は、必要以上に、自分を過小評価していた。 取り巻く環境を蔑視しながら、そこから離れられず、また、馴染むこともできない自分が、 くだらない最低の人間に思えて、惨めだった。 しかし、偶然にも彼女と知り合い、世界が拡がったことで、僕の中に光明が射した。 自分で思っているほど、僕は無能じゃないのかも……そう思えるようになった。 「イベント終了後、僕は、彼女のマンションに招かれた」 「えっ?! それって――」 「邪推するなよ。早い話が、荷物持ちだ。まったくもって、色恋沙汰なんかじゃない。 けど……その後で、打ち上げも兼ねた豪華な夕飯を、ご馳走になってさ」 彼女は、ほろ酔い加減ながら、ハッキリとした口ぶりで夢を語ってくれた。 あたしだけの宇宙を創る――と。 あのとき、背筋を駆け抜けた衝撃を、僕は今でもハッキリと憶えている。 一心不乱に、夢に向かって走り続ける彼女の生き様に、新鮮な風を感じた。 僕の中で、特別な想いが芽生えたのは、まさに、あの瞬間だった。 自信と目標を得た僕は、もう卑屈になったりしなかった。 そんな暇もないほど、日々が充実しだしたからだ。 彼女を手伝ってイベントに参加してたら、他人とのコミュニケーション能力も上がった。 「貴方の不登校が治ったのも、奥さん――みつさんのお陰なんですね」 「そうだな。今の僕があるのは、彼女のお陰だ」 【JaM】というブランド名も、【J and M】の意味だ。 彼女の夢なのに、Jが先にきているのは、語呂を優先させたからに他ならない。 「今日は、来てませんでしたよね」 「そりゃそうさ。娘の育児中だし、二人目が、もう一ヶ月後の予定だから」 「あらま、おめでとう。シアワセ街道まっしぐら、ですね」 「順調すぎて、心配なくらいだ」 嘘ではなく、いい知れない不安に苛まれるときがある。僕の悪い癖だ。 そんなときは、いつも、多忙な状況を作るようにしている。 ガムシャラに仕事していれば、余計なことは考えられなくなるから。 おっと、閑話休題。そろそろ、本題に入らなきゃいけない刻限だ。 談笑の空気を保ったまま、僕は水を向けた。 「きみが、モデルを引き受けたがらないのは、彼女に気兼ねしているからか?」 「それもあるけど……強いて言うなら、ケジメ……です」 「ケジメ?」 「私の、気持ちの――」 それだけ言って、薔薇水晶は勢いよく、椅子から立ち上がった。 酔いも醒めてないだろうし、立ち眩みして倒れるんじゃないかと危ぶんだが、 彼女は確かな足取りで、僕の前まで歩いてきた。 そして、ちょっとだけ身を屈め―― 「メリー……クリスマス」 僕の頬に、そっと触れた、柔らかく滑らかな感触。 「こんなプレゼントしか、あげられませんけど」 もちろん、何をされたのか解らないほど、僕は鈍感じゃない。 まだ余韻の残る頬を、指先でなぞりながら、追いかけるように顔を上げた。 でも、薔薇水晶はもう踵を返して、僕から離れていた。 ふわり……。靡いた髪の、甘いコロンが、腰を浮かしかけた僕を押し戻す。 薔薇水晶は、ドアを開けて立ち止まり、肩越しに僕を見た。 琥珀色の瞳が、まっすぐに、僕の瞳を射抜いた。 ずっと以前にも、似た状況で、こんなふうに見つめ合った憶えがある。 卒業式の日――体育館の出入り口で、ふと佇んだ彼女が、振り返って見せた眼差し。 あのときと同じ視線を、今、僕に投げかけていた。 当時の僕らは、学校という箍で無理に束ねられた部材にすぎなかった。 その縛めを解かれれば、バラバラになって当たり前の存在。 それは、現在の僕らもまた、同じ……。 「ありがとう。今夜は、楽しかった。最高のクリスマスプレゼントでした。 夢のように素敵な時間を、私、忘れません。一生――」 彼女の、薔薇の花弁を想わせる唇が、言葉を紡ぐ。 「さよなら…………またね」 それだけ言うと、薔薇水晶は、部屋を出ていった。 ドアが閉まってしまうと、空虚な静けさだけが、室内に残された。 カーペット敷きの廊下を行く彼女の足音など、もはや聞こえようもない。 「またね、か」 別れは必然。彼女と僕は所詮、旧友以外の何者でもない。 それなのに――なんだって言うんだろう? この、胸に残るモヤモヤは。 薔薇水晶の、さばさばした別れ際の言葉が、なぜか耳に残って消えない。 だけど、僕は追いかけなかった。 また、一緒に仕事をするときがくる。そう思っていたから。 ……そう。確信すらしていた。なんの保証もないままに。 6. 早いもので、クリスマス・コレクションの大成功から、もう半年が経つ。 その間、薔薇水晶と僕が会うことは、一度としてなかった。 もっと言えば、音信不通。連絡すら付けられずにいた。 派遣会社の線から足取りを辿ってもみたが、徒労に終わった。 薔薇水晶は、あのクリスマスの直後に、辞めていたからだ。 先方の人事部でも、彼女のその後については把握していないという。 『立つ鳥跡を濁さず』と言うけれど、本当に、綺麗サッパリだ。 このところ、今更ながら思い出すことがある。 砂漠を彷徨っているとき、どう行動するか――彼女がした、あの奇妙な問いかけだ。 もしかすると、あれは薔薇水晶の、当時の状況を喩えたものだったのではないか? だとして、パッと思いつく選択肢は、3つ。 進む先に、オアシスがあると信じて、ひたすらに歩き続けるか。 その場に留まって、飢えと渇きに耐えながら、救助を待つか。 すべての苦しみから逃れるため、自ら死を選ぶのか。 自助、依存、あるいは……。 そこまで考えて、僕はいつも、ムリヤリに想像を締め括る。 彼女なら、きっと元気にやっているさ……と。 そうしなければ、悪い方に想像が傾いて、滅入ってしまうから。 「どうかした?」 溜息を吐いた僕に、柏葉が訊ねてくる。 「いや、なんでもない」曖昧に誤魔化して、窓の外の梅雨空に眼を向けた。 表参道に構えたブティック。ここが、僕らの創った宇宙。 わが最愛の相棒は、自宅で育児の傍ら、ネット関連の業務を取り仕切ってくれている。 ブティックの方を切り回すのは、僕と柏葉を含めた、数名のスタッフだった。 「それなら、いいけど。最近、溜息が多いから気になって」 剣道で培われたのか、柏葉の観察眼と注意力は、大したものだ。 そこに面倒見のいい性格とあって、他のスタッフからも慕われている。 僕としても、作品について的確なアドバイスをくれるので、全面的に信頼していた。 「このところ、ずっと雨よね。梅雨だから、仕方ないけど」 僕の視線を辿って、柏葉も、窓の外を眺める。「ちょっと憂鬱、かな」 確かに。湿度が高いのは、いただけない。客足も鈍る。 「でも、どっちかと言えば、僕は好きだよ」 特に、降りしきる雨を眺めながら、クラシックの旋律に耳を傾ける時間が。 以前は、あまり興味がなかったけど、聞き慣れると、これがなかなか心地よかった。 『たまには、贅沢に時間を使ってみるのも、いいものですよ』 そんな薔薇水晶の言葉が、なんとなく、耳に甦ってくる。 ――薔薇水晶、か。 彼女は今、どこに居るのだろう? 何を考えながら、何をしているのだろう? 願わくば、僕と同じく、この雨空を見上げていて欲しい、と思う。 短絡的で衝動的な、みっつめの選択肢にだけは囚われないでくれ……と。 「ねえ、桜田くん」 横から、柏葉が話しかけてきた。「今、彼女のこと、考えてたでしょ」 「……誰のことだよ」 「薔薇水晶」 「まさか」 苦笑った顔を、柏葉に向ける。 柏葉は、よく見なければ分からないほど薄い笑みを浮かべ、僕を見ていた。 「相変わらず、隠し事が下手ね。声に出てる」 本音が顔に出る――とは聞いたことがあるが、どうやら声にも出るものらしい。 まあ、僕が薔薇水晶を探しているのは周知の事実だし、そこそこの想像力があれば、 そういう結論にも辿り着けるか。 ……とは言え。僕が秘密を隠し通せない性分なのも、確かだろう。 これは困ったことだ。安易にウソも吐けないな。 嘘も方便という場面では、別の人に代わってもらおう。うん、そうしよう。 「まいったなぁ。なんか、隠し事してると、落ち着かなくてね」 「やっぱり考えてたのね」 「ああ……考えてた。また会いたいな、って」 「倦怠期に入って、浮気したくなった?」 「違うよっ。て言うか、なんで瞳を輝かせてるんだ」 「ちぇ。なんだ、つまんない」 冗談めかしてはいるが、柏葉の口振りは、どこか本気っぽい気配も滲ませている。 僕が返答に窮していると、彼女は呆れたように、眦を下げた。 「そこで黙られちゃうと、私も困るんだけどな」 「いや、その――」 「お酒が入ったときは、饒舌になるのにね」 「ほっとけ」 「ふふ……はいはい」 柏葉は、僕の肩を軽く叩きながら、「でも――」と、続けた。 「たぶん、もうすぐ彼女は来るよ。桜田くんに、会いに来る」 なんで、そんなコトが言い切れるのか。 訊ねると、「女の子の勘よ」なんて答えが、臆面もなく返ってきた。 僅かでも期待した僕が、バカみたいに思えてくる。 いや……『みたい』じゃないな。僕はバカだ。 ならば、バカはバカらしく、柏葉の言葉を鵜呑みにしてやろうじゃないか。 「信じておくよ、柏葉の勘ってヤツ」 「大丈夫、大丈夫。信じる者は救われるよ。うんうん、モテる男は辛いね~」 「……柏葉って、そんな性格だったか?」 「どうだったかなぁ」 なんて、ゆるいお喋りをしていた僕らの頬を、ふわり―― 梅雨時の、湿った風が撫でた。 自動ドアの開いた気配。店内に響く、小刻みな足音。 「あ、いらっしゃい」 僕と柏葉は、ほぼ同時に言って、振り返った。 そこに佇んでいたのは、一足はやく夏を意識したような、カジュアルウェアの乙女。 傘も差さず走ってきたのか、白く艶やかなロングヘアーに、雨の雫を鏤めている。 乙女が、前髪を掻きあげる。 その瞬間、彼女の白皙たる美貌を飾るように、一輪の花がパッと咲いた。 この季節に相応しい紫陽花ではなく、紫色の薔薇が―― 完
https://w.atwiki.jp/kai21/pages/95.html
1. 戻る
https://w.atwiki.jp/rajuo/pages/7.html
アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/25_171_ja.html たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL