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http //jijitu.com/content/view/58/42/ 東京高裁 被告側 控訴理由書 平成19年(ネ)第6002号 損害賠償等請求事件 控訴人(一審反訴被告) 株式会社展転社 外1名 被控訴人(一審反訴原告) 夏淑琴 控訴理由書 平成20年1月10日 東京高等裁判所 第12民事部 御中 控訴人ら訴訟代理人弁護士 高池勝彦 同 中島繁樹 同 荒木田 修 東京高裁 被告側 控訴理由書第一 原判決の誤り 第二 新路口事件 第三 新路口事件についてのマギーの記録 第四 本件記述は名誉毀損にはあたらないこと 第五 本件記述は違法性を欠くこと 第六 本件記述における冤罪の主張 第七 本件記述の名誉毀損性の検討 第八 本件記述の真実性の検討 第九 本件記述の相当性の検討 第十 本件記述の相当性についての補充的主張 第一 原判決の誤り 原判決は、本件書籍の記述(以下、単に本件記述という)が一審原告の名誉を毀損するものであるとし(判決書22ページ上段)、また同記述の指摘事実について真実であることの証明はないとし(判決書27ページ下段)、真実と信ずる相当の理由もないとして(判決書31ベージ上段)、一審被告らの損害賠償義務を詔めた。これは誤りである。 第二 新路口事件 1.昭和12年12月、南京市城内の新路口において夏家と哈家の人々が殺害されるという事件があったとされている。以下において、この事件を新路口事件という。事件発生の日は12月13日ころとされているが正確には不明である。また殺害行為の実行者も不明である。その場にいた少女が生き残ったとされているが正確なところは不明である。 一審被告らは、上記定義の新路ロ事件を前提として、本件書籍の記述をしている。 原審判決は、「両家の人々が日本軍兵士によって殺害された」ことを所与のものとして同事件を定義する(判決書4ページ中段)が、一審被告らは日本軍兵士が実行者であることを認めていない。「日本軍兵士によって殺害された」との点は、今日においてもまだ立証されていない。 2.種々の状況証拠から見て、新路口事件は昭和12年12月13日の日本軍入城より前に、夏家と哈家において何らかのトラブルが生じ、日本軍兵士の手によらず、発生したものと考えられる。これが本件書籍における一審被告らの立場である。この点について追って詳細に主張する。 3.新路口事件の際その場にいた少女が生き残ったとの点は、正確なところは不明であるものの、本件記述はこの点まで否定するものではない。 第三 新路口事件についてのマギーの記録 1.マギーは、南京が陥落しだ後、昭和13年1月ころにかけて陥落後の南京市内の状況を16ミリフィルム(動画)で撮影し、新路口事件についても、同月下旬ころその現場(遺体は他の場所に移されていた。)に臨んで撮影をするとともに、「8歳の少女」、近所の者、被害者の親戚の者から事情を聴取した(判決書5ページ中段)とされている。 一審において被告らは、上記の点を前提事実として認めていた(一審被告第1準備書面1ページ)が、控訴審においては上記事実のうち「マギーは昭和13年1月下旬ころ現場の撮影をした」との点、「『8歳の少女』から事情を聴取した」との点を否認する。 2.マギーが昭和13年1月26日ころ新路口事件の現場に臨んで関係者から事情を聴取したことはあったかもしれないが、その際16ミリ撮影機でその場を撮影することはなかったし、「8歳の少女」から事情聴取することもなかった。この点について追って詳細に主張する。 3.したがって、新路口事件に関する当時の資料についての評価は次のとおりである。(判決書5ページの後半から6ページ前半にかけての記載事実は修正の必要がある。) � マギーフィルムについて マギーフィルム(甲第8号証)のうち新路□事件の死体を撮影したとされる部分は、昭和12年12月12日以前にあらかじめ撮影され、同日までに現像もすませていた別件のものである。このマギーフィルムは、上海市に住むH.A.ティンパーリが南京陥落前から用意していた別件のフィルムを昭和13年2月上旬に上海で編集し字幕説明を付したものである。 昭和12年12月13日から昭和13年2月末頃までは16ミリ撮影機で撮影した動画フィルムのネガを南京城内で現像し複製することはできなかったので、昭和13年2月上旬にマギーが南京城内で所持していたとされる現像ずみフィルムは上記のマギーフィルムではない。 � フィルム解説文について マギーが昭和13年1月26日ころ新路口事件の関係者から事件の概要を聴取したことはあったとしても、16ミリ撮影機での撮影はしていなかったのであり、上記マギーフィルムは新路口事件とは無関係のものである。したがって、そのマギーフィルムを新路口事件の証拠であるとして解説した「フィルム解説文」(昭和13年2月上旬ころ書かれたとされている。)は、マギーが創作した話である(マギーは南京において南京陥落前から、ティンパーリが上海市で所持するフィルムと同じものを持っていた)。新路口事件はその創作話のモデルとされたにすぎない。マギーの創作話は現実の新路□事件ではない。 このような創作話が作られたのは、国民党国際宣伝処の顧問であったティンパーリを中心として対日プロパガンダ戦が進行していたからである(一審被告らの第4準備書面3ページを参照されたい)。 以上の�及び�の点について追って詳細に主張する。 � マギーの日記(昭和13年1月30日付)について マギーは、新路口事件をモデルとした創作話を、昭和13年1月末には創り上げていたと考えられる。したがって、同月30日付の日記に記載されていることも創作話ではないかと思われる。 � マギーの手紙(昭和13年4月2日付)について マギーはこの4月2日の時点において、前記創作話と現実の相違を糊塗しようとして、創作話の中の「生き残った少女」の年齢を、作中の8歳から現実と合う9歳に修正しようとしたものと考えられる。 � フォースターの手紙(昭和13年1月26日付)について この1月26日はマギーが新路口事件を知った日である。まだ創作話はできていなかったと思われる。この手紙に書かれた事件の内容は、家族全部の殺害であり、生き残りはいなかったとされている。 第四 本件記述は名誉毀損にはあたらないこと (判決書8ページ下段から9ベージにかけての「被告らの主張」の補足) 1.上記のとおり「フィルム解説文」に記載されている話は基本的に創作話であって、現実の事件ではない。ノンフィクションを装ったフィクションである。新路口事件はモデルとされたにすぎない。フィルム解説文に登場する「8歳の少女」はマギーの空想の産物である。現実の新路口事件の「生き残った少女」はモデルにすぎない。「8歳の少女」は創作された物語の登場人物であり、現実の「生き残った少女」ではない。一審原告の夏淑琴氏が現実の「生き残った少女」だとしても、創作話の「8歳の少女」が夏氏と別人であることは当然である。 2.本件書籍において一審被告らは、フィルム解説文の話の内容が合理性に欠けるとして9点の疑問を提起した。このような疑問点が存することは、フィルム解説文の説明が創作されたことの当然の帰結であると考えられる。 3.本件記述は、創作話に対する史料批判ではあっても、モデルである一審原告そのものを誹膀するものではない。 第五 本件記述は違法性を欠くこと (判決書10ページから11ページ上段にかけての「被告らの主張」の補足) 1.上記のとおり「フィルム解説文」に記載されている話は基本的に創作話であって、創作話に伴う不合理性を払拭できるものではない。文中の「bayonet」という語が二義性を有し、一義的解釈が困難であったのは、創作話の宿命である。「7歳になる妹」と「8歳の少女」とは別人であるとイメージしていたのは、創作者のマギー自身であった。 2.一審原告は「生き残った少女」として創作話であるフィルム解説文のモデルではあったかもしれないが、モデル小説の中の登場人物の「8歳の少女」とは所詮、別人であると言うほかはない。一審原告は当時数え年で9歳であり、フィルム解説文の登場人物は数え年8歳であった。 第六 本件記述における冤罪の主張 1.本件記述は日本軍第114師団兵らが冤罪であることを主張するものである。冤罪の主張は、たとえそれが目撃証人の不名誉となろうとも、人身攻撃に及ぶなど反論としての域を逸脱したものでない限り、許容されなければならない。法の適正手続の保障はこの点にも及ぶというべきである。 2.上記の点は違法性阻却の一事由として検討されるべきであるところ(一審被告らは第7準備書面5ベージから6ページ上段にかけてその主張をしている)、原判決はこの論点を無視している。詳細は追って論ずる。 第七 本件記述の名誉毀損性の検討 1.原判決(21ページ中段)は、「原告(夏淑琴)はこの『8歳の少女』ではない。従って、生き残った『8歳の少女』と称している原告の話は虚構のものであるから、フィルム解説文の説明との間に食い違いが出てくる。一般の読者はこのように理解する。」とするが、誤りである。 一審原告は確かに「8歳の少女」ではない。しかし一審原告は「生き残った少女」である。一審被告らはこれを否定しない。一審原告は創作話「フィルム解説文」のモデルではあっても、登場人物の「8歳の少女」そのものではないというだけのことである。フィルム解説文は創作話であるから、一審原告の話と食い違いがあるのは当然である。一審原告の話の方が虚構であると言うのではない。 2.原判決(21ページ中段)は、「原告が真実「8歳の少女』であれば話に食い違いが生じるはずがない。」とするが、誤りである。 一審原告は当時数え年9歳の少女であったが、仮に8歳の少女であったとしても、創作話の登場人物「8歳の少女」とは別人なのであるから、話に食い違いが生じるのは当然である。本件記述で一審被告らが指摘した食い違いは3点だけである。被害者の数、家主の名、妹の年齢の3点だけを、「微妙に違っている」として指摘したのである。一審原告が新路口事件の現場にいなかったと指摘するものではない。 3.原判決(21ページ中段)は、「原告は生き残った『8歳の少女』ではないにもかかわらず、来日までして自分が『8歳の少女』であるとして虚偽の証言をしている。一般の読者はそう理解する。」とするが、誤りである。 一審原告は「生き残った少女」である。一審原告の主張は、自分が新路口事件で生き残った少女であるという点が主眼であるところ、一審被告らはこれを否定するものではない。現実の新路口事件をモデルとする創作話の中の「8歳の少女」は一審原告と別人である、というにすぎない。一審原告の事実認識と一審被告の事実認識とに相違するところがあるのは言うまでもないが、だからと言ってー審原告が虚偽の証言をしていると非難しているのではない。 4.以上のとおりであるから、原判決(21ベージ下段)が、「本件記述は、一部表現に意見や評論の形式が採られているものの、<原告が『8歳の少女』ではないのに『8歳の少女』として虚偽の証言をしている>との事実を摘示するものと見るのが相当である。」とするのは、誤りである。 5.原判決(21ページ最下段から22ベージ上段まで)は、「前提となる事実のとおり、原告は、本件書籍が発行された当時、既にいわゆる南京事件の生存被害者としてマスメディアでも紹介され、自ら『8歳の少女』として新路口事件における体験を語るなどして広く知られた人物であり(本件記述も原告がそのような人物であることを踏まえたものであることは(1)で認定した記述からも明白である。)、そのような状況の下で出版された」とするが、誤りである。 原判決のいう「前提となる事実」は「夏家と哈家の人々が日本軍兵士によって殺害された」という事実を含むのであり、一審被告はこの点を争っている。この点については今日においても明確な立証はされていない。 原判決のいう「原告は、いわゆる南京事件の生存被害者としてマスメディアでも紹介された」との点は、「いわゆる南京事件」そのものの存在を争う言論もマスメディアによって紹介されているのであって、その立場からは一審原告は昭和12年12月の生存者ではあっても、「いわゆる南京事件の生存被害者」ではない。「いわゆる南京事件」の存在について今日において明確な立証はない。 原判決のいう「原告は自ら『8歳の少女』として新路口事件の体験を語るなどして広く知られた」との点は、そうではない。一審原告は従前において「7歳」と言ったり、「8歳」と言ったりした。一審原告が新路口事件についで語って来たのはそのとおりであるが、いわゆる「8歳の少女」として広く知られていたのではない。一審原告がいわゆる「8歳の少女」であるかどうかについて定説はなかった。過去にマスメディアで紹介されたことがあったとしても、「広く知られた人物である」とは言えない。 原判決のいう「本件記述も原告がそのような人物であることを踏まえたものである」との点は、そうではない。「そのような人物であることを踏まえた」のではない。一審被告が本件書籍において記述したことは、創作話と考えられる「フィルム解説文」と同様のことを一審原告が迷べていることについての批評にとどまる。 6.原判決(22ページ上段)が、「本件書籍中の上記事実の主張が原告の社会的評価を著しく低下させ、原告の名誉を毀損する内容のものであることは明らかである。」とするが、誤りである。 原判決のいう「原告の社会的評価」なるものは、「いわゆる南京事件」の存在を肯定し一審原告をその被害者であることを疑わない一方的な見方を前提とするものであり、そのような社会的評価が客観的に存在するとは言えない。 仮に一審被告らが「一審原告は虚偽の証言をしている。」との事実を摘示したとしても、このような抽象的な事実摘示は具体性に欠けるものであり、具体的な名誉毀損のレベルにまで達していない。 第八 本件記述の真実性の検討 1.原判決(23ページ下段)は、「原告が『8歳の少女』でなければ、生き残った『8歳の少女』としての原告の証言は必然的に虚偽ということになる。」とするが、誤りである。 一審原告はフィルム解説文中の「8歳の少女」ではないが、それは創作話の中の登場人物その人ではないというだけのことであって、一審原告が新路口事件の「生き残った少女」であることまでも否定するものではない。一審原告の現在の証言に虚偽が混入することはあるとしても、「証言は必然的に虚偽ということ」にはならない。 2.原判決(25ページ上段)が「フィルム解説文から『7、8歳になる妹』が殺害され死亡したと一義的に理解することはできない」とするのは、そのとおりかもしれないが、フィルム解説文は所詮、創作話である。二義的な解釈を許すような創作話を作ったのはマギー自身である。 もしマギーがフィルム解説文を書く際に一義的に説明することを意識していたのであれば、フィルム解説文の次記の説明部分は、���の順ではなく、���の順にしていたであろう。 「�それから、兵士たちはもう一人の7、8歳になる妹も銃剣でbayonetした。同じくその部屋にいたからである。 �この家の最後の殺人は4歳と2歳になるマアの二人の子供の殺人であった。上の子は銃剣で突き殺され、下の子は刀で真ニつに斬られた。 �その8歳の少女は傷を負った後、母の死体のある隣の部屋に這って行った。無傷で逃げおおせた4歳の妹と一緒に、この子はここに14日間居残った。この二人の子供はふかした米を食べて生きた。」 ���の順に殺傷が説明されていたならば、�の「この家の最後の殺人」のあと、�の「7、8歳になる妹」がbayonetされたということになる。ということは、�の「最後の殺人」が終わったあと�の(bayonet)が起きたことになるから、それは(傷害事件)としての(bayonet)であった。従って、それは「銃剣で突かれて殺された」という意味にはならず、一義的に「銃剣で突かれた」となる。すなわち��の順序の場合、二義的には解釈できない。ところが、実際は逆であった。マギーは上記とは逆に��の順に書いていた。つまり、�の「7、8歳になる妹」が(bayonet)されたあと、�の「この家の最後の殺人」が生じたと解説していた。ということは、最初の殺人が起きたあと�を経て�の「最後の殺人」が生じたことになる。そうなると、その間は、最初から最後まで殺人の叙述であったことになるから、�の「7、8歳になる妹」が(bayonet)されて殺された後、�の「この家の最後の殺人」が生じたことになる。問題のbayonetは「銃剣で突かれた」の意味に止まらず、「銃剣で突かれて殺された」という意味になる。マギーがあえて��の順で書いた以上、マギーは二義的な解釈の余地を作っていたと言わざるを得ない。 マギーが��の順に書いていない以上、「『7−8歳になる妹』と『8歳の少女』を別人として記録する」意図がマギーになかったとは言い切れない。 3.「8歳の少女」を家主(ハー)の娘と記述した手書きのマギー日記の原文は現在までに公刊されてはいないが、だからと言って「家主の娘であるとの事実は証拠上認められない」(判決書26ページ上段)とまで言うのは言いすぎである。マギーの日記は元々手書きであった(乙第35号征の12ページ参照)のであり、そのすべてが活字で公刊されたのではない。 4.マギーがマッキム師に宛てた昭和13年4月2日付書簡の中で生き残りの少女の年齢を数え年9歳としたのは、前述(第三、3、�)のとおり、フィルム解説文の創作話の8歳を、現実のモデルとなった人物の9歳に合わせようとして年齢を改変したのではないかと考えられる。 5.原判決(27ページ中段)は、「中国式数え方で9歳と説明した少女の満年齢を『7、8』歳と推定し、フィルム解説文では、これを『8歳の少女』と表現したことも十分に考えられる」とするが、誤りである。 そもそもフィルム解説文が創作話であることを思えば、その登場人物の年齢が「数え」なのか「満」なのかを特定すること自体、いかほどの意味があるか疑問なしとしないが、基本的には当時の中国社会の年齢表示に関する慣習にしたがって数え年であると考えるべきである。そうでなければ事件取材者としての創作者はその年齢を定め得ない道理だからである。 6.一審原告の年齢についての供述は過去において変遷した。この事実は一審原告がフィルム解説文の「8歳の少女」ではないことの証左である。この供述の変遷については追って詳論する。 第九 本件記述の相当性の検討 1.原判決(29ページ上段)は、「マギーがフィルム解説文を残した理由は当時発生した事件を記録することにあったと認められる」とするが、誤りである。 マギーは対日プロパガンダ戦のために、南京陥落前から保管していたフィルムに解説文を付すこととし、新路口事件をモデルとして創作話を書いたものである。 2.原判決(29ページ下段)は、「通常の研究者であれぱ当然に『7、8歳になる妹』と『8歳の少女』が同一人である可能性に思い至るはずである」とするが、誤りである。 創作話である以上、作者の自由な発想によって筋書きが作られるのであり、文中のtheやbayonetはマギーのイメージのまま用いられたと考えられる。マギーが執筆時に構想していた「8歳の少女」のイメージ自体が、不明確であったと言うべきである。創作話の内容に元々不明確さがある以上、厳密な解釈を重ねても意味のあることではない。 3.原判決(30ページ上段)は、「『8歳の少女』はシア夫婦の子でもマア夫婦の子でもなかったとの結論に至っているところ、そうすると『母の死体のある隣の部屋に這って行った』とある『母』はシアの妻でもマアの妻でもないことになるが、被告東中野はこの『母』に人数を示す固有の番号を付しておらず、この『母』はシアの妻かマアの妻のいずれかと理解している。これは明らかに矛盾であり、論理に破綻を来しているというほかはない。」とする。この指摘は一応はもっともである。 しかし、フィルム解説文は元々創作詣である。創作者のマギー自身が「8歳の少女」の母親について明確なイメージを持たずにこの話を作ったために、一審被告東中野は「母親に固有の番号を付すことができなかった」と評すべきである。あえて言えば、登場人物の「8歳の少女」が現実の夏家の娘なのか哈家の娘なのかを突き止める作業自体、意味を有するとは思えない。 第十 本件記述の相当性についての補充的主張 1.本件記述は、今日残る当時の関係史料としては最も詳細な「フィルム解説文」を根拠とするものである。 マギー師は昭和13年1月26日の「8歳の少女」との面談の後、最初に書いた日記(同月30日付)において、「家主哈の8歳になる娘は……助かりました。」としていた。その8歳の娘の姓を「夏」ではなく「哈」であると書いていた。マギー師が残した手書きの日記のすべてを発見した滝谷二郎氏が、マギー氏の日記を翻訳してそのように紹介している(乙第13号証、「目撃者の南京事件」86ベージ)。この記述と「フィルム解説又」を総合して解釈すれば、「8歳の少女」は少なくとも「夏」(シア)という姓であるとは断定できない。 また、マギーフィルムに記入されている「フィルム字幕説明」には、「(夏家の)家族全員が日本軍に虐殺された」(乙第37号証8ページ)、「(夏家の)家族全員が虐殺されていた」(甲第8号証)と記されている。この字幕説明がいうように夏家の家族全員が殺されていたのであれば、生き残ったとされる「8歳の少女」の姓を夏(シア)とすることには明らかに無理がある。 さらに、被害者哈氏の母親である哈馬が昭和20年日11月2日付で「南京市政府に呈出する文」(乙第36号証)を作成している。これによれば哈の家族と夏の家族の全員が殺されていたとされている。夏家の「8歳の少女」が生き残ったことは否定されていた。また哈家に「8歳の少女」が生き残ったことも否定されていた。それゆえ、フィルム解説文の「8歳の少女」を哈家の子供であると推定することにも困難があった。 以上のような種々の文献が存する状況の下で、平成10年当時において、フィルム解説文にいう「7−8歳の妹」と「8歳の少女」は別人であると考える研究者は何人もいたのであり、そのような考えは決して特異な解釈ではなかった。 以上のとおり本件記述は平成10年当時収集し得た資料に基づいて記述されたのであり、相当の根拠を有するものである。(一審被告ら第8準備書面4ないし5ページ) 2.最高裁平成9年9月9日判決は、仮に意見ないし評論の前提としている事実が真実であることの証明がないときにも、事実を摘示しての名誉毀損における場合と対比すると、行為者において同事実を真実と信ずるについて相当の理由があれば、その故意又は過失は否定されると解するのが相当である。」としている。 本件書籍の記述は、前記のとおり事件当時の最も詳細な原資料の記録(フィルム解説文)を意見ないし論評の前提としている。一審被告東中野はその原資料に依拠しつつ、そこに内在する疑問点を詳細に検討するという研究態度を取った。その検討の結果、フィルム解説文中の「8歳の少女」は一審原告と別人と判断されるという意見ないし論評に至った。原資料の疑問点を洗い出す行為は歴史研究者として当然の態度である。その原資料の内容が不正確であればこそ、研究者はその資料の解釈について疑問点を提出せざるを得ない。一審被告東中野が「8歳の少女」は一審原告と別人と判断されると信じたことには相当の理由があり、故意又は過失はない。(一審被告ら第2準備書面9ページ)
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サラ・チョーク 名前:Sarah Chalke 出生:1976年8月27日 - 職業:女優・声優 出身:カナダ 出演作品 2000年代 2009年 ウェイン&ラニー クリスマスを守れ!(マギー):浅野まゆみ 2010年代 2010年 ウェイン&ラニー クリスマスを守れ! 秘密の指令(マギー):浅野まゆみ 2011年 ★Prep & Landing Naughty vs. Nice(マギー) 2016年 マイロ・マーフィーの法則*(ムロウスキー) 2020年代 2023年 やらなきゃ!ヘイリー*(教授)
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オリー 名前:Ollie デビュー:『ホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え!』(2004年) 概要 楽園農場に暮らす三匹の子豚の父親。 気弱だが、やる時はやるタイプ。農場を救うために旅に出たマギー、ミセス・キャロウェイ、グレイスのことを信頼している。 エピソード ホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え! パール・ゲスナーの楽園農場が三日以内に750ドルを用意しないと競売にかけられてしまうことになる。新入りの牛マギーの提案で、ミセス・キャロウェイとグレイスは彼女と共に支払い期限を延ばしてもらえるよう、チャグウォーターのサム・ブラウン保安官のもとを目指す。 三日経ってもマギーたちは戻らず、ジェブら農場の動物たちは競売にかけられてしまう。しかし、そこへマギーたちが汽車で突っ込んできて、競売に紛れていた牛泥棒アラメダ・スリムを捕獲。懸賞金はパールのものとなり、パールと動物たちは楽園農場を守り抜くことができた。 登場作品 2000年代 2004年 ホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え! 声 チャーリー・デル(2004年) 村治学(2004年)
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黒澤マギヰ(くろさわまぎい) 文研版「ぼくらの」の登場人物。 性別は女。 モデル&作成者はマギヰ。 ■名前、学年 黒澤マギヰ ■あだ名 マギー、魔女、黒澤 ■趣味・特技 読書、一人遊び(notゲーム)、歌。得意教科は国語と社会科。 ■最近気になっている事 世界と自分とのズレについて。価値と無価値と生死の意味。 ■自分の椅子はどんな椅子? ゴシックな装飾のついた真っ黒い椅子。装飾は細かいけど派手な宝石などは一切なし。脆い(つい強く肘掛を握っちゃっただけで欠けたりする)。既にところどころ、溶けたり崩れたり歪んだりしている。 ■メンバーの中で一番好意を持っている人は? ウニ、マチ、一姫さん辺り。恋愛感情などは特になく、ただ話がし易いから。そもそもとして他人に平等に興味がない。 ■メンバーの中で一番合わない人は? アイ(ナンパが嫌)、ナオ(暴力が嫌)、シマヅ(体育会系が嫌)。
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Verachicca【登録タグ 2022年 TRUMPシリーズ 作品:う 国産ミュージカル】 上演概要 国産ミュージカル あらすじ(公式サイトより) ようこそ、秘密に覆われた荘園へ TRUMP流「人間愛奇劇」、開幕。 名門貴族ヴェラキッカ家の当主ノラ(美弥るりか)は、遠縁の親戚であるシオン(松下優也)、異母弟のカイ(古屋敬多)、シオンの妹ジョー(愛加あゆ)、家庭教師のロビン(宮川浩)、執事のウィンター(西野誠)ら一族の仲間や、クレイ(大久保祥太郎)、マギー(斎藤瑠希)ら養子たちに囲まれて暮らしていた。ヴェラキッカ家の吸血種たちは、全員がノラに強烈なまでの愛情と執着を見せる。そこに新しい養子であるキャンディ(平野綾)が迎えられる。ノラを巡るマウントゲームにキャンディが巻き込まれたことから、ヴェラキッカ家の秘密が暴かれていく。 上演情報 日本初演:2022年 【初演】2022年 1月15日(土)~23日(日):東京建物 Brillia HALL 2月2日(水)~6日(日):大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール 登場人物 ノラ・ヴェラキッカ シオン・ヴェラキッカ カイ・ヴェラキッカ ジョー・ヴェラキッカ クレイ・ヴェラキッカ マギー・ヴェラキッカ ウィンター・ヴェラキッカ ロビン・ヴェラキッカ キャンディ・ヴェラキッカ 配役 役柄 2022 ノラ・ヴェラキッカ 美弥るりか シオン・ヴェラキッカ 松下優也 カイ・ヴェラキッカ 古屋敬多(Lead) ジョー・ヴェラキッカ 愛加あゆ クレイ・ヴェラキッカ 大久保祥太郎 マギー・ヴェラキッカ 斎藤瑠希 ウィンター・ヴェラキッカ 西野誠 ロビン・ヴェラキッカ 宮川浩 キャンディ・ヴェラキッカ 平野綾 養子たち 畑中竜也、山﨑感音、伊藤わこ、金井菜々、千歳ふみ、能勢うらら スタッフ 作・演出:末満健一[未] 音楽:和田俊輔 美術:田中敏恵 照明:関口裕二 音響:百合山真人 衣裳:早川和美 ヘアメイク:馮啓孝 歌唱指導:西野誠 振付:森紫 演出助手:山﨑総司/加藤由紀子 舞台監督:小野八着 宣伝美術:岡垣吏紗 宣伝写真:中村理生 ナンバー 第1幕 S01 靴音が囁く(歌:キャンディ、雑踏の人々) S02 ヴェラキッカの一族-theme of VERACHICCA-(歌:オールキャスト) S03 愛の家訓(歌:ノラ) S04 Welcome to the Verachiccas!(歌:) S05 Noblesse oblige(歌:ノラ、ジョー、クレイ、マギー、ウィンター、ロビン、養子たち) S06 見たぞ!(歌:シオン、カイ、ジョー、クレイ、マギー、ウィンター、ロビン、養子たち) S07 君たちのクラン(歌:ロビン、クレイ、マギー、養子たち) S08 身の程を知れ!(歌:ウィンター、使用人たち) S09 言葉では足りない(歌:カイ) S10 裏腹の水掛け論(歌:ジョー、カイ) S11 Absolut fate(歌:ノラ コーラス) S12 愛は毒だ-Liebe ist Gift-(歌:オールキャスト) 第2幕 S13 間奏曲「愛」(歌:養子たち) S14 おままごと(歌:キャンディ) S15 小さな恋だった(歌:シオン) S16 愛は殺意-I ma Kill Nora!-(歌:クレイ、マギー) S17 みっつの罪悪感(歌:シオン、カイ、ロビン) S18 幻想幻愛メランコリック(歌:シオン、カイ、ジョー、クレイ、マギー、ウィンター、ロビン、養子たち) S19 嘘は真実(歌:キャンディ&コーラス) S20 夢の終わりに(歌:ノラ) S21 あの日の続き(歌:ノラ、シオン) S22 ヴェラキッカの一族[ED ver.](歌:オールキャスト) ソフト化 Blu-ray 初回限定豪華版(PCXP-50879/¥9,900)BD2枚組:本編+スペシャルメイキング映像、封入特典:豪華40Pブックレット+16Pブックレット、※三方背ケース付き Blu-ray 通常版(PCXP-50880/¥6,600)BD1枚組:本編、封入特典:16Pブックレット DVD 通常版(PCBP-54456/¥6,600)DVD1枚組:本編、封入特典:16Pブックレット 【Amazon.co.jp限定】ミュージカル『ヴェラキッカ』Blu-ray 初回限定豪華版(L判ビジュアルシート3枚セット付) 外部リンク 公式HP TRUMPシリーズ公式HP
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2018年4月7日 新ep01:Welcome to GBN BS11イレブン:19時30分〜 ミカミ・リク:小林裕介/ヒダカ・ユキオ:藤原夏海/ヤシロ・モモカ:稗田寧々/サラ:照井春佳/ナナセ・ナナミ:伊藤かな恵 マギー:村田太志/ドージ:松岡禎丞/ヤス:柳田淳一/リクの母:小松奈生子/システム音声:高橋未奈美 2018年4月14日 ep02:百鬼オーガ BS11イレブン:19時30分〜 ミカミ・リク:小林裕介/ヒダカ・ユキオ:藤原夏海/ヤシロ・モモカ:稗田寧々/サラ:照井春佳/ナナセ・ナナミ:伊藤かな恵 マギー:村田太志/オーガ:羽多野渉/ドージ:松岡禎丞/ダイバー:榎木淳弥/ダイバー:伊達忠智/ダイバー:梶原岳人 受付:高橋未奈美 2018年4月21日 ep03:守る者 BS11イレブン:19時30分〜 ミカミ・リク:小林裕介/ヒダカ・ユキオ:藤原夏海/ヤシロ・モモカ:稗田寧々/サラ:照井春佳/ナナセ・ナナミ:伊藤かな恵 マギー:村田太志/クジョウ・キョウヤ:笠間淳/ロンメル:速水奨/ダイバー:綿貫竜之介/ダイバー:桜木可奈子/司会:柳田淳一 システム音声:高橋未奈美 2018年4月28日 ep04:霊山の虎狼 BS11イレブン:19時30分〜 ミカミ・リク:小林裕介/ヒダカ・ユキオ:藤原夏海/ヤシロ・モモカ:稗田寧々/サラ:照井春佳/ナナセ・ナナミ:伊藤かな恵 マギー:村田太志/タイガーウルフ:諏訪部順一/アヤメ:沼倉愛美/シバ・ツカサ:八代拓/ダニエル:伊丸岡篤 虎武龍ダイバー:深川和征/クジョウ・キョウヤ:笠間淳 2018年5月5日 ep05:聖地・ペリシア BS11イレブン:19時30分〜 ミカミ・リク:小林裕介/ヒダカ・ユキオ:藤原夏海/ヤシロ・モモカ:稗田寧々/サラ:照井春佳/アヤメ:沼倉愛美 マギー:村田太志/タイガーウルフ:諏訪部順一/シャフリヤール:逢坂良太/シバ・ツカサ:八代拓/偽シャフリヤール:樫井笙人 偽シャフリヤール部下:手塚ヒロミチ/スー:武田羅梨沙多胡/コージー:野瀬育二/ダイバー:濱岡敬祐/ダイバー:千葉俊哉 2018年5月12日 ep06:過去と未来 BS11イレブン:19時30分〜 ミカミ・リク:小林裕介/ヒダカ・ユキオ:藤原夏海/ヤシロ・モモカ:稗田寧々/サラ:照井春佳/ナナセ・コウイチ:田丸篤志 ナナセ・ナナミ:伊藤かな恵/マギー:村田太志/タイガーウルフ:諏訪部順一/シャフリヤール:逢坂良太/シバ・ツカサ:八代拓 コウイチの仲間:坂泰斗/コウイチの仲間:市川蒼/受付:貫井柚佳 2018年5月19日 ep07:フォース戦 BS11イレブン:19時30分〜 ミカミ・リク:小林裕介/ヒダカ・ユキオ:藤原夏海/ヤシロ・モモカ:稗田寧々/サラ:照井春佳/ナナセ・コウイチ:田丸篤志 ナナセ・ナナミ:伊藤かな恵/アヤメ:沼倉愛美/マギー:村田太志/オーガ:羽多野渉/ドージ:松岡禎丞/クジョウ・キョウヤ:笠間淳 ロンメル:速水奨/タイガーウルフ:諏訪部順一/シャフリヤール:逢坂良太/カルナ:中島ヨシキ/エミリア:森なな子 マット:市川太一/ロンメル隊隊員:岩澤俊樹/ロンメル隊隊員:徳本英一郎/ロンメル隊隊員:水越健/システム音声:高橋未奈美 2018年5月26日 ep08:フェス! BS11イレブン:19時30分〜 ミカミ・リク:小林裕介/ヒダカ・ユキオ:藤原夏海/ヤシロ・モモカ:稗田寧々/サラ:照井春佳/ナナセ・コウイチ:田丸篤志 アヤメ:沼倉愛美/マギー:村田太志/ナナセ・ナナミ:伊藤かな恵/ドージ:松岡禎丞/シバ・ツカサ:八代拓/カナリ:津田美波 ステア:上田麗奈/スー:武田羅梨沙多胡/コージー:野瀬育二/アナウンス:木村珠莉/ダイバー:佐藤元 2018年6月2日 ep09:オーガ再び BS11イレブン:19時30分〜 ミカミ・リク:小林裕介/ヒダカ・ユキオ:藤原夏海/ヤシロ・モモカ:稗田寧々/サラ:照井春佳/ナナセ・コウイチ:田丸篤志 アヤメ:沼倉愛美/マギー:村田太志/オーガ:羽多野渉/ドージ:松岡禎丞/シバ・ツカサ:八代拓/ローズ:東内マリ子 オボロ:熊谷健太郎/ナッツ:山本祥太/システム音声:高橋未奈美/クジョウ・キョウヤ:笠間淳/ロンメル:速水奨 2018年6月9日 ep10:有志連合 BS11イレブン:19時30分〜 ミカミ・リク:小林裕介/ヒダカ・ユキオ:藤原夏海/ヤシロ・モモカ:稗田寧々/サラ:照井春佳/ナナセ・コウイチ:田丸篤志 アヤメ:沼倉愛美/マギー:村田太志/タイガーウルフ:諏訪部順一/シャフリヤール:逢坂良太/クジョウ・キョウヤ:笠間淳 ロンメル:速水奨/シバ・ツカサ:八代拓/GM:竹本英史/カルナ:中島ヨシキ/エミリア:森なな子/ランディ:手塚ヒロミチ ローレンス:野田てつろう/ルディ:杉崎亮/諜報員:金子誠 2018年6月16日 ep11:アヤメの涙 BS11イレブン:19時30分〜 ミカミ・リク:小林裕介/ヒダカ・ユキオ:藤原夏海/ヤシロ・モモカ:稗田寧々/サラ:照井春佳/ナナセ・コウイチ:田丸篤志 アヤメ:沼倉愛美/マギー:村田太志/クジョウ・キョウヤ:笠間淳/ロンメル:速水奨/タイガーウルフ:諏訪部順一 シャフリヤール:逢坂良太/シバ・ツカサ:八代拓/コージー:野瀬育二/スー:武田羅梨沙多胡/ルディ:杉崎亮/ヒロ:藤井ゆきよ ホーク:山本格/テラ:芹澤優/アンジー:西谷修一/イドラ:加藤将之/黒猫団メンバー:濱岡敬祐/黒猫団メンバー:石狩勇気 パトリック・コーラサワー:浜田賢二 2018年6月23日 ep12:光る翼 BS11イレブン:19時30分〜 ミカミ・リク:小林裕介/ヒダカ・ユキオ:藤原夏海/ヤシロ・モモカ:稗田寧々/サラ:照井春佳/ナナセ・コウイチ:田丸篤志 アヤメ:沼倉愛美/マギー:村田太志/クジョウ・キョウヤ:笠間淳/ロンメル:速水奨/タイガーウルフ:諏訪部順一 シャフリヤール:逢坂良太/シバ・ツカサ:八代拓/GM:竹本英史/カルナ:中島ヨシキ/エミリア:森なな子/クルト:山本兼平 マスダイバー:谷口夢奈/マスダイバー:江越彬紀/マスダイバー:野坂尚也/有志連合ダイバー:清水彩香 2018年6月30日 ep13:デュエル -決闘- BS11イレブン:19時30分〜 ミカミ・リク:小林裕介/ヒダカ・ユキオ:藤原夏海/ヤシロ・モモカ:稗田寧々/サラ:照井春佳/ナナセ・コウイチ:田丸篤志 アヤメ:沼倉愛美/クジョウ・キョウヤ:笠間淳/ロンメル:速水奨/シバ・ツカサ:八代拓/コージー:野瀬育二 スー:武田羅梨沙多胡/謎ダイバー:宮崎遊/GPDシステム音声:中里望 2018年7月7日 ep14:新しい力 BS11イレブン:19時30分〜 ミカミ・リク:小林裕介/ヒダカ・ユキオ:藤原夏海/ヤシロ・モモカ:稗田寧々/サラ:照井春佳/ナナセ・コウイチ:田丸篤志 アヤメ:沼倉愛美/マギー:村田太志/ナナセ・ナナミ:伊藤かな恵/クジョウ・キョウヤ:笠間淳/ロンメル:速水奨 タイガーウルフ:諏訪部順一/シャフリヤール:逢坂良太/GM:竹本英史/謎の声:中原麻衣 2018年7月14日 ep15:ロータス・チャレンジ BS11イレブン:19時30分〜 ミカミ・リク:小林裕介/ヒダカ・ユキオ:藤原夏海/ヤシロ・モモカ:稗田寧々/サラ:照井春佳/ナナセ・コウイチ:田丸篤志 アヤメ:沼倉愛美/マギー:村田太志/ナナセ・ナナミ:伊藤かな恵/クジョウ・キョウヤ:笠間淳/ロンメル:速水奨 オーガ:羽多野渉/タイガーウルフ:諏訪部順一/シャフリヤール:逢坂良太/カルナ:中島ヨシキ/エミリア:森なな子 システム音声:高橋未奈美/ロータス卿:乃村健次/ロータス隊ダイバー:田所陽向 2018年7月21日 ep16:再会、友よ BS11イレブン:19時30分〜 ミカミ・リク:小林裕介/ヒダカ・ユキオ:藤原夏海/ヤシロ・モモカ:稗田寧々/サラ:照井春佳/ナナセ・コウイチ:田丸篤志 アヤメ:沼倉愛美/マギー:村田太志/ナナセ・ナナミ:伊藤かな恵/ヒロ:藤井ゆきよ/コージー:野瀬育二/スー:武田羅梨沙多胡 ラキュラ:川津泰彦/リップ:鈴代紗弓/シュウ:大地葉/ロン:小市眞琴/ミユ:岡咲美保/モル:高橋未奈美 2018年7月28日 特別編 BS11イレブン:19時30分〜 2018年8月4日 ep17:共同戦線 BS11イレブン:19時30分〜 ミカミ・リク:小林裕介/ヒダカ・ユキオ:藤原夏海/ヤシロ・モモカ:稗田寧々/サラ:照井春佳/ナナセ・コウイチ:田丸篤志 アヤメ:沼倉愛美/ドージ:松岡禎丞/マギー:村田太志/ナナセ・ナナミ:伊藤かな恵/GM:竹本英史/ナスターシャ:桜木可奈子 GM部下:山口崇浩/モル:高橋未奈美 2018年8月11日 ep18:男の意地 BS11イレブン:19時30分〜 ミカミ・リク:小林裕介/ヒダカ・ユキオ:藤原夏海/ヤシロ・モモカ:稗田寧々/サラ:照井春佳/ナナセ・コウイチ:田丸篤志 アヤメ:沼倉愛美/マギー:村田太志/タイガーウルフ:諏訪部順一/シャフリヤール:逢坂良太/クジョウ・キョウヤ:笠間淳 ロンメル:速水奨/GM:竹本英史/クルト:山本兼平/虎武龍ダイバー:江越彬紀/アナウンス:柳田淳一/モル:高橋未奈美 2018年8月18日 ep19:ナデシコアスロン BS11イレブン:19時30分〜 ミカミ・リク:小林裕介/ヒダカ・ユキオ:藤原夏海/ヤシロ・モモカ:稗田寧々/サラ:照井春佳/ナナセ・コウイチ:田丸篤志 アヤメ:沼倉愛美/ナナセ・ナナミ:伊藤かな恵/マギー:村田太志/ドージ:松岡禎丞/GM:竹本英史/エミリア:森なな子 ローズ:東内マリ子/カルナ:中島ヨシキ/ステア:上田麗奈/カナリ:津田美波/オボロ:熊谷健太郎/ナッツ:山本祥太 ヒロ:藤井ゆきよ/リップ:鈴代紗弓/ミユ:岡咲美保/アナウンス:金光宣明/サザメス会長:相馬康一/ダイバー:田中貴子 システム音声:高橋未奈美 2018年8月25日 ep20:真実 BS11イレブン:19時30分〜 ミカミ・リク:小林裕介/ヒダカ・ユキオ:藤原夏海/ヤシロ・モモカ:稗田寧々/サラ:照井春佳/ナナセ・コウイチ:田丸篤志 アヤメ:沼倉愛美/ナナセ・ナナミ:伊藤かな恵/マギー:村田太志/クジョウ・キョウヤ:笠間淳/タイガーウルフ:諏訪部順一 シャフリヤール:逢坂良太/ドージ:松岡禎丞/GM:竹本英史/カルナ:中島ヨシキ/エミリア:森なな子/ローズ:東内マリ子 オボロ:熊谷健太郎/トリさん:中原麻衣 2018年9月1日 ep21:君の想い BS11イレブン:19時30分〜 ミカミ・リク:小林裕介/ヒダカ・ユキオ:藤原夏海/ヤシロ・モモカ:稗田寧々/サラ:照井春佳/ナナセ・コウイチ:田丸篤志 アヤメ:沼倉愛美/ナナセ・ナナミ:伊藤かな恵/マギー:村田太志/モル:高橋未奈美/クジョウ・キョウヤ:笠間淳 ロンメル:速水奨/オーガ:羽多野渉/ドージ:松岡禎丞/シバ・ツカサ:八代拓/タイガーウルフ:諏訪部順一 シャフリヤール:逢坂良太/GM:竹本英史/エミリア:森なな子/GM部下:熊谷健太郎/教師:三輪夏紀/トリさん:中原麻衣 2018年9月8日 ep22:誓う心 BS11イレブン:19時30分〜 ミカミ・リク:小林裕介/ヒダカ・ユキオ:藤原夏海/ヤシロ・モモカ:稗田寧々/サラ:照井春佳/ナナセ・コウイチ:田丸篤志 アヤメ:沼倉愛美/マギー:村田太志/タイガーウルフ:諏訪部順一/シバ・ツカサ:八代拓/モル:高橋未奈美 クジョウ・キョウヤ:笠間淳/ロンメル:速水奨/GM:竹本英史/エミリア:森なな子/カルナ:中島ヨシキ/ロータス卿:乃村健次 ヒロ:藤井ゆきよ/コージー:野瀬育二/スー:武田羅梨沙多胡/シュウ:大地葉/ロン:小市眞琴/ダイバー:伊達忠智 ダイバー:竹田海渡/トリさん:中原麻衣 2018年9月15日 ep23:宿命の二人 BS11イレブン:19時30分〜 ミカミ・リク:小林裕介/ヒダカ・ユキオ:藤原夏海/ヤシロ・モモカ:稗田寧々/サラ:照井春佳/ナナセ・コウイチ:田丸篤志 アヤメ:沼倉愛美/ナナセ・ナナミ:伊藤かな恵/マギー:村田太志/タイガーウルフ:諏訪部順一/シバ・ツカサ:八代拓 ドージ:松岡禎丞/モル:高橋未奈美/トリさん:中原麻衣/クジョウ・キョウヤ:笠間淳/ロンメル:速水奨 シャフリヤール:逢坂良太/GM:竹本英史/エミリア:森なな子/カルナ:中島ヨシキ/クルト:山本兼平/ジャック:田所陽向 ヒロ:藤井ゆきよ/コージー:野瀬育二/スー:武田羅梨沙多胡/シュウ:大地葉/ロン:小市眞琴/リップ:鈴代紗弓/ミユ:岡咲美保 ランディ:手塚ヒロミチ/ダイバー:伊達忠智/ダイバー:竹田海渡 2018年9月22日 ep24:決戦 BS11イレブン:19時30分〜 ミカミ・リク:小林裕介/ヒダカ・ユキオ:藤原夏海/ヤシロ・モモカ:稗田寧々/サラ:照井春佳/ナナセ・コウイチ:田丸篤志 アヤメ:沼倉愛美/ナナセ・ナナミ:伊藤かな恵/マギー:村田太志/タイガーウルフ:諏訪部順一/シャフリヤール:逢坂良太 シバ・ツカサ:八代拓/クジョウ・キョウヤ:笠間淳/ロンメル:速水奨/オーガ:羽多野渉/ドージ:松岡禎丞/GM:竹本英史 エミリア:森なな子/カルナ:中島ヨシキ/クルト:山本兼平/ジャック:田所陽向/ローズ:東内マリ子/オボロ:熊谷健太郎 ナッツ:山本祥太/ダイバー:手塚ヒロミチ/パトリック・コーラサワー:浜田賢二 2018年9月29日 ep25:新しい世界終 BS11イレブン:19時30分〜 ミカミ・リク:小林裕介/ヒダカ・ユキオ:藤原夏海/ヤシロ・モモカ:稗田寧々/サラ:照井春佳/ナナセ・コウイチ:田丸篤志 アヤメ:沼倉愛美/ナナセ・ナナミ:伊藤かな恵/マギー:村田太志/タイガーウルフ:諏訪部順一/シャフリヤール:逢坂良太 シバ・ツカサ:八代拓/システム音声:高橋未奈美/トリさん:中原麻衣/クジョウ・キョウヤ:笠間淳/ロンメル:速水奨 オーガ:羽多野渉/ドージ:松岡禎丞/GM:竹本英史/エミリア:森なな子/カルナ:中島ヨシキ/クルト:山本兼平 ローズ:東内マリ子/オボロ:熊谷健太郎/ナッツ:山本祥太/ヒロ:藤井ゆきよ/ステア:上田麗奈/カナリ:津田美波 アーク:竹田海渡/ゼン:宮崎遊/パトリック・コーラサワー:浜田賢二 第1期→ガンダムビルドファイターズ 第2期→ガンダムビルドファイターズトライ 第3期→ガンダムビルドダイバーズ
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三匹の子豚 名前:Piggies デビュー:『ホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え!』(2004年) 概要 楽園農場に暮らすブタのオリーの息子。それぞれの名前は不明。 好奇心旺盛で、新入りのマギーとすぐ仲良くなる。頑固者のジェブとはソリが合わない様子。 エピソード ホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え! パール・ゲスナーの楽園農場が三日以内に750ドルを用意しないと競売にかけられてしまうことになる。新入りの牛マギーの提案で、ミセス・キャロウェイとグレイスは彼女と共に支払い期限を延ばしてもらえるよう、チャグウォーターのサム・ブラウン保安官のもとを目指す。 三日経ってもマギーたちは戻らず、ジェブら農場の動物たちは競売にかけられてしまう。しかし、そこへマギーたちが汽車で突っ込んできて、競売に紛れていた牛泥棒アラメダ・スリムを捕獲。懸賞金はパールのものとなり、パールと動物たちは楽園農場を守り抜くことができた。 登場作品 2000年代 2004年 ★Home on the Range ホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え! 声 ボビー・ブロック / キートン・サヴェージ / ロス・サイマンテリス(2004年) 上村祐翔 / 海鋒拓也 / 田中雄士(2004年)
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ライアン・ラスロップ軍事兵器研究所のコンピュータ「S.E.T.H.(セス)」に自我が芽生えて建物内にあったユニバーサル・ソルジャー(以下略でユニソル)を下僕にして研究所が占拠された中。元ユニソルのリュック・デュブローの活躍により阻止された。 モニターに治療完了と表示されると同時に椅子に座っていたリュックの娘・ヒラリーが目を覚ますと同時にリュックが駆けつける。 ヒラリー「パパ?」 リュック「ヒラリー…平気か?。行こう…」 デュブロー親子は研究所から脱出しようとする中でロメロが待ち構えていた。 ロメロ「そう急ぐな。リュック」 変わって外ではエリン並びにラドフォード将軍とその部隊が様子を見ていた。 ラドフォード「あと2分」 兵士「了解」 ラドフォード「全員境界線まで下がらせろ」 変わって研究所内。 リュック「さあ、行け!」 リュックはヒラリーを逃した隙にロメロを足止めし次に肉弾戦での一騎打ちとなりそれが続く中でロメロに首を掴まれ押さえ込まれる。 ロメロ「ずっとお前が大嫌いだった」 ロメロがそういう中でマギーが呼びかける。 マギー「ロメロ!」 ロメロ「マギー!こいつをやれ!」 リュック「よせ…」 ロメロの言う通りにマギーはリュックを撃とうとするも、セスの支配から解放されたのかロメロを撃つ。 マギー「私はもう手遅れよ。ヒラリーを連れて逃げて」 リュック「分かった…」 マギーの言うとおりにリュックは研究所内を脱出する。 一方でエリンはデュブロー親子が脱出するのを願って研究所爆破の時間の先延ばしをラドフォード将軍と交渉していた。 エリン「将軍!お願い!」 ラドフォード「残念だ」 エリン「正気なの!?。娘さんがいるのよ!」 ラドフォード「残念だが。てはひとつしかない」 エリン「私もよ!」 エリンがそういうとラドフォード将軍を殴りつける。 ラドフォード「やれ!」 兵士「はい!」 兵士は起爆しようとする中で兵士の声が聞こえる。 兵士「全員、そこを動くな!」 ラドフォード「どうしたんだ?」 エリン「きっとセスが爆薬を見破って外したのね」 変わって倒されたはずのロメロが起き上がる。 ロメロ「もう頭に来た…」 兵士は研究所の爆破準備をする。 兵士「下がれ!」 爆破スイッチを押そうとするも反応しない。 兵士「ダメです!」 そんな中、研究所内でロメロが他のユニソルを率いて歩く中、ヒラリーが外に出る。 兵士「将軍、女の子が出てきました」「撃つな!」 エリン「ああ…ヒラリー!」 次にリュックも研究所内の外に出た後、持っていた銃器で爆弾に向けて発砲し爆発させ研究所全体を爆破と同時にロメロ率いるユニソルを破壊した。 ヒラリー「パパ!」 ヒラリーがリュックの元に駆けつけ抱きつく。 リュック「愛してる」 ヒラリー「私も…」 最後にエリンもデュブロー親子が無事であることに2人に抱きつく。 (終)
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Part74-32-40 32 :ARMORED CORE VERDICT DAY:2023/08/24(木) 00 08 21.89 ID uiUWsg2C0.net 特に誰も頼んでませんが、ARMORED CORE VERDICT DAY投下します 「レジスタンス」が「シティ」および「企業」との壮絶な戦いを繰り広げてから、数世紀後の未来。 年月の経過が汚染を改善したのか、かつて赤く濁っていた空は青さを取り戻し、人類の生存可能範囲も地球全土に広がっていた。 しかし、それは人類同士の争いが世界規模に広がったことも意味していた。 かつてのミグラント達は合併・吸収を繰り返した末に肥大化し、「シリウス・エグゼクティブ」、「ヴェニデ」、「EGF(Ever Green Family)」の三大勢力に分かれて戦いを繰り広げていた。 そして、全世界に7つ点在する謎の巨大建造物「タワー」の所有権を巡って抗争は更に激化した。 タワーには世界が滅びる以前のロストテクノロジーが多数保存されており、それを手にした勢力が覇権を握ると考えられていたからだ。 各勢力の主戦力は相変わらず人型機動兵器「アーマード・コア(以下AC)」だったが、その運用方法にも若干の変化が生じていた。 「財団」と呼ばれる組織がタワーから入手した技術を基に、無人自律AC「UNAC」を開発したのだ。 中立を掲げる財団は全ての勢力にUNACを提供。搭乗者を必要とせず、容易な量産・大量投入が可能なそれは戦場の様子を瞬く間に変化させていった。 一方、かつてのミグラントと同じように各地を流浪し、ACなどの戦力を派遣する小規模な運び屋「ストーカー」は、今や時代遅れになりつつも生き残っていた。 そんなストーカーの一人、ファットマンがある不可解な依頼を受けたところから物語が始まる。 登場人物 ・主人公:ファットマンに雇われた傭兵。例のごとく台詞は無く人物像も不明。 ・ファットマン:主人公と契約しているベテラン男性ストーカー。いい加減な言動が目立つが、実際は経験と判断力を併せ持つ実力者。 ・マグノリア・カーチス:通称マギー。ファットマンの下でオペレーターを務める隻腕の女性。かつてはEGFの優れた傭兵だったが引退した過去を持つ。ある人物の子孫でもある ・財団:財団の代表者と思われる男性。本名は不詳。抗争を煽り、軽い口調で自分の言いたい事だけをしゃべり続けるなど人を食ったような性格。 ・K:死神部隊と呼ばれる謎の組織に所属する女性。主人公を監視しているような素振りを見せる。狙撃型ACに搭乗する。 ・J:死神部隊のリーダー。普段は冷静沈着だが異常な価値観を持つ戦闘狂でもある。シリーズ経験者にとって聞き覚えのある声の持ち主だが……? 33 :ARMORED CORE VERDICT DAY:2023/08/24(木) 00 34 10.07 ID uiUWsg2C0.net MISSION 01 DIRTY WORKER ファットマンの愛好する曲「DIRTY WORKER」が鳴り響く中、物語は幕を開ける。 今回の依頼は「睨み合いを続けるヴェニデの境界警備部隊、シリウスの偵察部隊に戦端を開かせ、両者を殲滅する」というものだった。 依頼を達成したものの、目的どころか依頼者すら不明という状況に不満を漏らすファットマン。最近はこのような依頼が増えているらしい。 マギーは「今のやり方はそういうもの」「知らないなくていいものは知らなくていい」と諭すが、 ファットマンはマギーが言葉とは裏腹に現状への苛立ちを抱えている事を見抜いていた。 一方、任務の依頼者と思しき謎の男女が、戦闘の様子を遠距離から監視していた。 女性の方は主人公の実力を「今はそれほどのものは、しかし……」と評し、成長の可能性を示唆する。 男性の方もそれに応じ、「ええ、可能性のある者はすべて排除します。それが我々の計画ですから」と応えるのだった。 MISSION 02 TRICKSTER 今回の依頼はEGF基地に侵入した諜報部隊の逃走阻止、戦闘は最小限……という話で出撃したファットマン一同。 しかし、諜報部隊は基地の武装を奪取してタワー侵攻を目論んだらしく、現地では大規模な市街地戦が展開していた。 古巣の醜態に悪態を吐きながら、報酬の上乗せを要求するマギー。EGF司令官は激怒するが彼らを雇うほか選択肢は無かった。 依頼達成後、もししらばっくれたら容赦しないと脅すマギーに対し、司令官はろくでなし共と評しながらも報酬を支払うのだった。 MISSION 03 RUSTING STEEL ヴェニデ部隊と共にEGFの輸送部隊を襲撃するミッションに参加したファットマン一同。 敵戦力は少ないにも関わらず、ヴェニデ部隊隊長は主人公のACに後方警戒を任せるなど慎重な態度を見せる。 奇襲を過剰に警戒する隊長を臆病者と評するも、「俺は不本意な死に方をしたくないだけだ」と軽くかわされてしまうマギー。 しかし、彼らの読みは甘かった。潜伏していたEGF部隊が出現し、ヴェニデ隊長のヘリを撃墜。更に5機ものUNACを投下したのだ。 絶体絶命の状況下、黒とワインレッドで彩られた謎のACが出現。UNACを狙撃ポイントに誘導するよう要求する。 (ファットマンたちは知らないが、このACの搭乗者はMISSION 01の女性こと「K」である) 強力なスナイパーキャノンによって瞬く間にUNACを葬り去っていく謎のAC。その姿を見たマギーは動揺する。 戦闘終了後、謎のACは何の言葉も残さずに去っていった。 マギーはあのACが「死神部隊」のものだと断言する。 所属も目的も正体も不明、その強さだけが知れ渡っている謎の部隊。 2年前にマギーを撃墜し、彼女の片腕を奪ったACもその死神部隊のものだったのだ。 MISSION 04 PEEKABOO 「指定する場所で戦闘しろ」というこれまで以上に情報不足な依頼に参加したファットマン一同。 現地には正体不明の二脚兵器「To-605(通称;ヘンなの)」が待ち構えていた。恐らくタワーから出土した未知の兵器であろう。 依頼主が「財団」と察したマギーは質問を投げかけるも財団側は完全に無視。一方的にヘンなのと戦うよう要求する。 (ファットマンたちは知らないが、MISSION 01の男性もこの財団の代表者である) 財団は味方としてUNAC部隊までつけたものの、ヘンなのは凄まじい火力と見た目から想像も出来ないほどの機動力で暴れまわる。 これまでの経験が全く活かせない相手との戦いに苦戦するも、何とか勝利する主人公。 主人公が勝ったことに驚きを隠せない財団。マギーは彼にそのヘンなので戦いを煽るつもりかと問うが、彼は答える気は無いようだ。 マギーが戦闘の様子を隠し撮りしていた事を指摘し、彼女の過去……傭兵ブルー・マグノリアだった頃の名声が泣くよと指摘する財団。 彼女は不貞腐れた声で会話を打ち切るほかなかった。 34 :ARMORED CORE VERDICT DAY:2023/08/24(木) 00 36 47.18 ID uiUWsg2C0.net MISSION 05 SECRET GAME ヴェニデ領内からの脱出を図るシリウス部隊救援に向かったファットマン一同。 シリウス部隊の隊長が搭乗したヘリが撃墜されたものの、搭乗者は生存しているようだ。 マギーはいっそ死んでいてくれれば楽なのにと評すが、放置するわけにもいかずヘリの護衛と敵部隊の排除にあたる主人公機。 やや遅れて現地にシリウスの増援が到着。UNAC部隊を投下する。 UNACに嫌悪感を持つファットマンは不満を漏らすも、戦力的には圧倒的優位になったので安堵するマギー。 しかし、状況は一変する。UNACがシリウス側の制御を受け付けなくなり、主人公機に対して牙を剥いたのだ。 辛くも敵部隊殲滅とヘリ護衛、そしてUNACの迎撃に成功するも、UNAC暴走の理由はシリウス側にもつかめないままだった。 ファットマンはこの事態がシリウス陣営だけに留まらないことを察し、とんでもない事になると予想するのだった…… MISSION 05-3 反ヴェニデを掲げる武装集団の殲滅を依頼され、出撃するファットマン達。 武装集団は旧世代のものと思しき巨大な、まるで大地を歩く空母のような兵器「スピリット級移動要塞」の残骸に布陣していた。 集団を率いる狙撃型ACパイロット・ロイは、背後で糸を引く何者かが執拗にAC同士の対決を演出している事に気付いたようだが、 主人公の襲撃を防ぎきる事は出来なかった。彼の運命はファットマン達の未来なのだろうか。 そして、どこかで見たような移動要塞が闊歩していた旧世代とは、どんな時代だったのだろうか。 MISSION 05-6 敵領域内で行動不能になったヘリの護衛を任されたファットマン一同。 やがて敵部隊が多数出現したが、ヘリは「トラブルが発生した」と言って離陸しようとしない。 絶体絶命の危機の筈だが、どういうわけかヘリ操縦士の発言には余裕すら感じられる。 その時、現地に黒とワインレッドのAC……死神部隊の3番機「R.I.P.3/N」が現れる。 「お前で28人目……恐れるな、死ぬ時間が来ただけだ」 まさかの事態に困惑しながらも迎撃する主人公。ヘリが発進しない以上、他に選択肢はなくR.I.P.3/Nを撃破する。 戦闘終結後、マギーはヘリ操縦士が発進を引き延ばしたのではないかと指摘するが、操縦士はあくまでトラブルだと主張。 「まさか死神を倒すとはな。その傭兵、確かにいい腕だ」 どう考えても死神部隊と内通していたとしか思えない言葉を残して、彼は去っていった。 MISSION 06 BLUE MAGNOLIA 案の定、三大勢力の所有するUNACが次々に暴走を始めていた。製造元である財団はどのような悪意を秘めているのか、ただ沈黙を保っている。 一方、ヴェニデ基地の防衛を任されたファットマンたちは、同様に雇われた傭兵エイリークのACと共に暴走UNAC部隊を迎撃する事になった。 圧倒的な数のUNAC部隊に対してたった二機のACという明らかに不足した戦力。 マギーは「何らかの決定打を用意しているのか、あるいは逃げる為の捨て駒にされているのか」と考察する。 エイリークは他人の思惑など関係無いとばかりに突っ込んでいくも、敵の猛攻に晒され機体は四肢をもぎ取られて大破・爆散する。 (余談だが、エイリークは異常な生存能力を持っているらしく、このような状況になっても無事生還した) すると、その場に死神部隊のメンバー「D」のACと彼が率いるUNACが出現した。どうやら彼らは主人公とエイリーク、どちらが生き残るかを見届けたかったようだ。 Dは主人公の事を「選別の素養がある」と評しながら、次々とUNACを破壊していった。 暴走UNAC殲滅後、死神部隊に対し「選別」とは何かと問いかけるマギー。死神部隊のリーダーはそれに答えず「あの青いACには乗らんのか」と尋ねてくる。 困惑するマギーに対し、死神部隊リーダーは2年前マギーを撃墜したのは自分だと明かす。激怒するマギー。 結局、死神部隊リーダーは自らの意図を語らず、「お前(マギー)は選ばれなかった、そのACはどうだろうな」と言い残して去っていくのだった。 35 :ARMORED CORE VERDICT DAY:2023/08/24(木) 00 39 04.67 ID uiUWsg2C0.net MISSION 06-6 ヴェニデ親衛隊エル・ヴェニデの殲滅を任されたファットマン一行。 指定地域に展開していたのは貧弱な戦力だったが、彼らに帯同するACペニーブラックが現れる。 それを撃破すると、今度はかつて共闘した経験のあるAC「キャスパリーグ」が登場。今度は敵として立ちはだかる。 「強い……あの頃とは比べ物にならんほど。化け物が!」 キャスパリーグのパイロット・カリウスは、数多くの修羅場を潜り抜けた主人公の実力に気づきつつも襲ってきた。 両者とも優れたパイロットだったが、主人公は連戦に勝利する。しかし、その凄まじい戦いぶりを見たマギーは表情を曇らせる。 「手ごわい相手だった、あなたはどこまで強くなるの?私なら勝てた?昔の私なら……」 死神部隊リーダーとの再会、そして彼の残した一言。それはマギーの心の中で燃え残っていた想いに火を点けつつあった…… MISSION 07 GRAVITY UNACには財団によってコンピューターウイルスが仕込まれていた。 財団の目的は三大勢力が混乱に陥った隙に乗じてタワーを占拠し、「ヘンなの」を始めとする強力な兵器を持ち出すことだったようだ。 しかし、それらは三大勢力と戦争して勝てる程の戦力では無い。死神部隊が財団と連携しているという噂もあるが、未だ彼らの目的は謎だらけだった。 一方、財団の指揮下にある自律兵器の迎撃を担当する事になったファットマン一同。 戦いの最中、ファットマンはマギーが過去を捨てきれていないことを指摘する。 マギーは自分がずっと諦めていた振りをしていたこと、彼女の魂がずっと戦いに惹かれていた事を告白する。 すると通信に財団が割り込んできた。彼はマギーを歓迎すると言い、世界を滅茶苦茶にしようと提案する。 一方、財団は新たな大型無人兵器「GREY LOTUS」を投下してくる。 巨大なフレンチクルーラーとでも言うべきそれは高速回転しながら小型自律兵器をバラ撒くなど未知の戦術を多用、やはり今までの戦闘経験が全く役に立たない兵器だった。 しかし、マギーは主人公に「あなたならやれる」と評し、適切なアドバイスを与えたのだった。 戦闘終了後、マギーはファットマンに別れを告げて財団の下へ去っていく。彼女の思いを知っていたファットマンはあえて止めることはしなかった。 財団はマギーの狙いが死神部隊リーダーか、あるいは自分であるかと問いながらも、彼女の決断、そして戦いへの執念を嘲笑するのだった。 MISSION 08 VENDETTA 死神部隊は腕利きの傭兵を襲撃、殺害するという意図不明の行動を繰り返していた。 今だに財団および死神部隊の目的は不明のままだったが、UNAC暴走の理由が判明したこともあり事態は終息に向かいつつあった。 ファットマンたちは財団の自律兵器を撃破する為に出撃するが、そこに待ち構えていたのは死神部隊のKだった。 まるで決闘を挑むかの如く単機で襲撃を仕掛けてきたK。数発でACを粉々にするスナイパーキャノンの猛攻に晒されながらも主人公は返り討ちに成功する。 しかし、次はDと彼のUNACが出現。彼は手段を選ばないと称し、得意の集団戦法を仕掛けてくる。 消耗した状態での対多数戦を強いられる。四方からの銃撃とDの大火力・重装甲に苦戦しながらも撃破に成功する主人公。 これで終わりかに思われたが、更に未知のACが高速で接近しつつあった。 どうやら逃がしてくれそうもないと語るファットマンに、「その通りよ」と答えるACの搭乗者。 その声はノイズ交じりながらも聞き慣れたものだった。彼らの前に現れた死神部隊新3番機「R.I.P.3/M」の搭乗者はマギーだったのだ。 もはやACは操縦できない身体だったはずだが、自在に機体を操るマギー。しかし、彼女はまだ本調子ではないとして撤退を決断する。 ファットマンはマギーに「お前はそれでいいのか」と問いかけるも、彼女は「私はそいつ(主人公)を見逃すわけにはいかない」 「そういう風にしか私は生きられないから、私が敗れたあの日からそれは決まってた」と答える。 財団、そして死神部隊の真の目的は主人公のような力の持ち主を見つけ出し、殺す事なのだという。 死神部隊リーダーは「マギーもまたその可能性を持つ一人だった」と言葉を繋ぐ。 全てを焼き尽くす定めを持つ主人公、全てを捨ててでも戦いへの執念を捨てないマギー、彼はどちらかが「本物」なのかを知りたいという。 そして生き残った「本物」を「死神」である自分が殺すと。 常軌を逸しているとしか思えない彼の発言を聞いて「イカれてるよ、お前」と吐き捨てるファットマン。 死神部隊リーダーは「それの何が悪い」と応え、まさしく「イカれてる」としか思えない哄笑を残して去っていった。 36 :ARMORED CORE VERDICT DAY:2023/08/24(木) 00 45 03.97 ID uiUWsg2C0.net MISSION 09 FORGIVE AN ANGEL 財団は三大勢力に包囲され、残された戦力は僅かな無人兵器と死神部隊の生き残りを残すだけとなっていた。 彼らにトドメを刺すべく派遣された主人公は、マギーの駆るR.I.P.3/Mと対峙する。 ファットマンはマギーに何故そこまで戦いに固執するのかと問いかけるが、彼女は答えの代わりに「昔話」を始める。 「神様は人間を救いたいと思っていた。だから、手を差し伸べた」 「でもその度に、人間の中から邪魔者が現れた」 「神様の作る秩序を、壊してしまう者。神様は困惑した。人間は救われることを望んでいないのかって」 ファットマンは「あれこれ指図されたくない、それだけだろ」と答える。マギーはそれに同意しながらも言葉を続けた。 「でも、神様は人間を救ってあげたかった。だから先に邪魔者を見つけ出して、殺す事にした」 「そいつは「黒い鳥」って呼ばれたらしいわ。何もかもを黒く焼き尽くす、死を告げる鳥……」 マギーの脳裏には鮮烈な光景が浮かんでいた。かつて、「レジスタンス」と「企業」が死闘を繰り広げ、滅び去った「シティ」という街の光景が。 ヴェンジェンス、ハングドマン、ヴェンデッタ、それらを倒した名も無きパイロットの駆るACの雄姿が。 「これは本当の話よ。ずっと昔の、私の何代も前のお婆ちゃんが見た出来事」 「最初の黒い鳥、その人が生まれるところを見たのよ」 彼女はどこか懐かしげな声で語り続ける。まるで「フラン」と呼ばれた彼女の祖先、フランシス・バッティ・カーチスの遺志が乗り移ったかのように。 ファットマンは「お前はそれ(黒い鳥)になりたいっていうのか」と問いかけるが、マギーは「本当はそうなのかもね」と遠回しに否定する。 「でも私は、もう負けたくないだけ。何にも、誰にも……始めましょう。殺すわ、あなたを」 以前よりすさまじい機動力で襲い掛かってくるマギー。しかし、歴戦の主人公はそれらを掻い潜って反撃を続ける。 やがて大ダメージを受け、搭乗者と同じく左腕を吹き飛ばされるR.I.P.3/M。ファットマンは「もういいだろマギー、これで終わりだ」と宣告するも、マギーの心は折れない。 「まだよ、私は、私はまだ戦える!ここが、この戦場が!私の魂の場所よ!!」 彼女の言葉と共に、どう見ても大破した状態のR.I.P.3/Mは「再起動」を果たす。 その不屈の姿はどこかで聞いた「青い木蓮」の歌を思わせた。来る日も来る日も(Day after day)彼女の心は戦場に焦がれていたのだ。 マギーの決意も虚しく、度重なる被弾により膝が折れ、火花と爆炎に包まれていくR.I.P.3/M。 それを見ながらファットマンは告げる。 「俺は、最初から知ってたよ。お前の中にいる恐ろしいものを知ってたんだよ、マギー」 「俺はずっと戦いの中で生きてきた。お前みたいなやつが死んでいくのを見ながらさ。だから……」 「お前を救ってやりたかった。でもそれは俺の思い上がりだった。 「好きなように生きて好きなように死ぬ、それが俺らのやり方だったな……」 その告白に対し、マギーは憑き物が取れたような晴れやかな声で答える。 「あなたは優しいのね、ファットマン」 「私は選ばれなかった、でも……さよなら、これで良かったのよ……」 勝利を得る事は出来なかったものの、決して自分には負けなかったマギー。 彼女が最後の言葉を残すと同時に、R.I.P.3/Mは爆散した。 「まぁ、こんなもんかね。終わってみたら呆気ない」 「これまでの戦いで僕らが殺した候補者は51人、彼女が52人目か」 「もう目ぼしい奴は残ってないと思うよ、君以外は……そしてこれから君も死ぬ!」 戦いを監視していたのか、財団は二人の戦いを愚弄するかのような言葉と共に、旧世代の自律兵器SCAVENGERを差し向けてきた。 「神様は間違ってる!世界を破滅させるのは人間自身だ!」 しかし、主人公はマギーとの戦いで消耗したにも関わらず、難なく自律兵器をねじ伏せる。その光景に感嘆したのか、遂に財団は自身の目的を語り始めた。 「何故僕がUNACをバラ撒いたのか、人間の可能性を知り、情報を集める為だ」 「僕は君に挑戦する。そして抹殺する。人間に可能性など存在しない。それを証明して見せる」 まるで自身が人間ではないかのように語る財団に動揺し「お前は人間じゃないのか」と問いかけるファットマンだが、 財団は「人間だよ、昔はね」と、謎めいた答えを返したのだった。 なお、戦闘終結後、回収されたR.I.P.3/Mからマギーの遺体は回収されなかった。 まるで真っ黒に焼け焦げたその機体こそが彼女の「魂の場所」だったかのように。 37 :ゲーム好き名無しさん:2023/08/24(木) 00 50 31.05 ID uiUWsg2C0.net MISSION 10 MECHANIZED MEMORIES 「これは君という存在への挑戦だ。私は、私の正しさを証明して見せる」 財団から届いた最後の依頼は、まさしく挑戦状だった。 財団は死神部隊リーダーこと「J」に対し、旧世代の機動兵器を提供していた。 UNACの戦闘経験を統合したオペレーション、数々の戦場を渡り歩いたJの戦闘経験。 そして、ステルス戦闘機のようなその機体、それが負ける事はあり得ないと評する財団。 凄まじい推進力を持つそれは、主人公の待つ砂漠へとまっすぐ飛来し、巡航用の外装をパージする。 中から現れたのは、ACと似た……そしてどこか懐かしさを覚える形状を持つ、黒く巨大な人型機動兵器だった。 Jは「三大勢力の支配する秩序など、私の生きる世界では無い。戦いの中にしか、私の存在する場はない。好きに生き、理不尽に死ぬ」と評し、その為に「人間を辞め、肉体を捨てた」のだという。 「戦いはいい、私にはそれが必要なんだ」 その言葉と共に、最後の戦いが始まった。 Jの駆る機体、「N-WGIX/v」は空中を自在に飛行するだけに留まらず、謎の粒子によるバリア「プライマル・アーマー」を展開。 ACのあらゆる攻撃を無効化し、前後左右への高速移動「クイックブースト」を併用して一方的に攻撃を仕掛けてくる。 かつて「アーマード・コア・ネクスト」と呼ばれていたのかもしれないそれは、現代のACを遥かに上回る性能を誇っていた。 しかし、鉄壁の防御にも穴があった。謎の粒子を圧縮炸裂させて全方位に爆発的ダメージを与える武装「アサルト・アーマー」を使用した直後は、 バリアが一時的に使えなくなるという弱点を抱えていたのだ。それを看破しバリア解除の隙を突いて集中攻撃を加える主人公。 やがて、N-WGIX/vは爆炎を上げながら地上へ着陸した。 「バカな……こんな事が……!?」と驚愕する財団。しかし、彼はおどけた口調で「……とでも言うと思ったかい?この程度、想定の範囲内だよ!」と嘲笑する。 N-WGIX/vは「再起動」を果たし、機体各所から粒子を放射。装甲を赤熱させる。それは周囲の瓦礫を溶解させるほどの高熱を放っていた。 「ジェネレーター出力再上昇。オペレーション、パターン2」 「かつて、世界を破滅させた力。そのひとつが、この機体。黒い鳥、人間の中の可能性、そんなものはただの妄言に過ぎない。人は、人によって滅びる。それが必然だ」 持論を語り続ける財団だが、Jはそんなものに興味は無いとばかりに切り捨てる。 「もういい。言葉など既に意味を為さない。見せてみろ、貴様の力」 J……かつて「ジョシュア・オブライエン」と呼ばれていたのかもしれないその男は、かつて「ホワイト・グリント」と呼ばれたのかもしれない焼け焦げた機体を駆り、主人公に最後の戦いを挑む。 バリアを失ったN-WGIX/vは先ほどまでの積極的な攻撃を止め、中・長距離を保っての引き撃ちに徹し始めた。 しかし機体から放出され続ける粒子は戦闘エリア全域を汚染し、主人公のACの装甲をも蝕んでゆく。 Jはもはや勝つ為の手段を選んでいない。自機の圧倒的な装甲と機動力、そして毒性の粒子を活かし、持久戦で主人公を仕留めるつもりのようだ。 必死に機体を駆ってJに追いすがり、僅かな隙を狙って火器を撃ち込んでいく主人公。 撃ち合いの末、熾烈な消耗戦を征したのは主人公の方だった。N-WGIX/vはライフルを保持できなくなり、青白い爆炎を上げ始める。 「これで満足か?ブッ壊れてるのは貴様らだ」 世界がイカれていると称する財団に対し、ファットマンは宣告する。しかし、財団は負けを認めようとはしなかった。 「認めない、人の可能性など僕は認めない。僕の人生を、すべてを破壊したあの汚れた世界を忘れる事など無い」 「既にいくつもの兵器が動き出している。その力の源はタワーだ。たとえ僕がいなくても止まることなどない。タワーを巡る戦いはもう始まった。それは全ての破滅まで続く」 彼の言う通り、三大勢力はタワーを巡る一大抗争を始めつつあった。今までにない規模の大戦争。世界が再び破滅するまでそれは終わらないのかもしれない 「……だがもし、君が「例外」だというのなら生き延びるがいい。君にはその権利と義務がある」 財団は最後に、「イレギュラー」たる主人公に対してその一言を残した。 粒子をバラ撒きながら大爆発するN-WGIX/vを尻目に、物言わぬ主人公に代わってファットマンが答える。 「ああ、生き延びて見せるさ。俺達が戦い続ける限り」 こうして財団は消滅し、代わりに三大勢力による全世界を舞台とした大戦争「ヴァーティクト・ウォー」が幕を開けた。 それは今、この瞬間も続いている。 38 :ARMORED CORE VERDICT DAY:2023/08/24(木) 01 53 20.05 ID uiUWsg2C0.net ACVDサイドストーリー Forgotten Day ファットマンたちの暮らす時代から数世紀前、かつてレジスタンスと呼ばれた組織が「ゾディアック」を滅ぼした後。 レジスタンスはMoH幹部でありロザリィの姉の一人・ゴネリルと会談する。 欲しくなったものはどんな手でも使って手に入れるという彼女は、汚染地帯深部にある「タワー」と呼ばれる建造物探索を依頼してきた。 断れば何度でも大部隊を率いてレジスタンスを襲撃するという。 「黒い鳥」の力があるとはいえ寡兵に過ぎないフランたちは依頼を受けざるを得なかった。 レジスタンスは、かつてタワーを目撃したという男を連れて旅に出る。廃人同然のその男は自分の名をアイザックと告げた。 旅の途中、レジスタンスは汚染地帯への潜入を専門とするミグラント「ストークス」を救い、彼らの協力を得て汚染地帯へ侵入する。 汚染地帯内の施設から砲撃を受けたレジスタンスたち。 施設に踏み込んだ黒い鳥が見たものは、なんと「主任」と同じ機体、同じエンブレムをつけたACハングドマンだった。 そして通信からは「キャロル・ドーリー」の声が響いてくる。 「あなたたちは失敗作でした。あの塔に行く気なら止めておきなさい、きっと後悔しますから」 「自分が何をしようとしているのか、あなたたちは気づいていないのです。気づく術がないのだから、仕方ありませんが」 主任と黒い鳥の戦いの最中、それまで死人のようだったアイザックがキャロルの声に反応する。 「誰なんだ、お前たちは……僕は知る必要がある。お前たちが……僕たちが、誰なのか……」 結局、決着のつかないまま主任は去っていく。フランは久しぶりに再会した彼らの正体を薄々察しつつあった。 「あの二人は、おそらく人間ではない何か……ずっと私たちを見ている何か、です」 一方、比較的汚染の薄い街の跡に辿り着いたレジスタンスは、今度は人間の部隊と交戦する。 数は少ないが高い戦闘能力を持つ集団……彼らの機体には「ヴェニデ」のエンブレムが貼られていた。 やがてヴェニデの指導者であるという男、セサル・ヴェニデが姿を現す。海を越えてやってきたという彼らもまた、タワーを狙っていた。 力を信仰し、強者を愛するというセサルの姿に、かつてのシティ代表の姿を思い出すフラン。彼らとの対立は避けられなかった。 39 :ARMORED CORE VERDICT DAY:2023/08/24(木) 01 54 44.70 ID uiUWsg2C0.net ついにタワー目前に達したレジスタンスはヴェニデ部隊と対決する。 黒い鳥と互角の戦いを繰り広げるセサルのAC、しかしそこに無数のハングドマンが出現する。 彼らを「浅はかな人間」と評して排除しようとするキャロル。 一方、セサルは主任たちに対し、「お前が我々の”協力者”の正体か?」と問いかける。 セサルの父がヴェニデという組織を立ち上げた際、それに手を貸した存在がいたという。 それは、シティ代表が主任=企業の手を借りて独裁者と化していった構図と酷似していた。 「ヴェニデとは、貴方たちにもあり得るはずであった、もうひとつの未来。実験は続いているのです。それが我々の使命なのですから」 「知りたがり過ぎるんだよ、余計なことをさ。セサル・ヴェニデ、それからさ……今度こそ消えてもらおうか、黒い鳥。ギャハハハ!」 絶望的な状況下、黒い鳥とセサルは咄嗟に共闘し、無数のハングドマンを全滅させる。動揺するキャロル。 「何故、貴方たちのようなものが現れるのです?私たちは守るために生み出されたのです」 「私たちの使命を守り、この世界を守るために……人間を守るために」 しかし、アイザックはキャロルの言葉を否定する。 「人間にそんな価値など、ありはしない。見てみろ、この世界を。この破滅を人間が生み出したのなら、人間は欠陥だらけの生き物だ」 「その人間が生み出したお前も、お前の出した結論も、欠陥だらけに他ならない」 その言葉にキャロルもまた反応する。 「……あなたは何を望むのです? アイザック」 「人間の欠陥を証明し、そして完全な破滅を!僕を連れていってくれ!お前の誤りを証明してみせよう!」 アイザックの言葉を面白いと評し、「俺は人間の可能性が見てみたいのさ、それが破滅でもなんでもさ」と語る主任。 同時に、タワーのふもとから超巨大兵器が姿を現した。 「2人の鳥よ。貴方たちの力は、大きすぎる。」「秩序を破壊する力……やはり、プログラムには不要です」 黒い鳥とセサルは超巨大兵器を撃破するが、その残骸から大量の汚染物質がまき散らされタワーの付近には近づけなくなった。 彼らの探索の旅は終わり、そしてアイザックはいつの間にか姿を消していた。 戦いの後、セサル・ヴェニデは、あえて主任たちの計画に乗って人類の復興を果たすことを決意し、去っていった。 一方、フランとロザリィはヴェニデと主任たちに対抗すべく、独自勢力の確立を目指して活動することを決意する。 そしてフランは、姿を消したアイザックこそが、いつか真の脅威になることを察していた。 二人は別々の道を模索し、お互いを補う存在になることを目的に袂を分かつ。 ロザリィはMoHへ帰還してゴネリルを排除、その組織を後の「シリウス・エグゼクティブ」へと変革していく。 フランはストークスと共に新天地を目指し、そこで新たな組織「EGF」を立ち上げたのち、歴史の中に埋もれていった。 ……そして、かつて彼女に雇用されていたという傭兵、黒い鳥のその後もまた一切の記録は残されていない。 (完) 40 :ARMORED CORE VERDICT DAY:2023/08/24(木) 02 31 06.26 ID uiUWsg2C0.net ※補足 ・MISSION 10の「かもしれない」って何だよ? N-WGIX/vの外見は明らかにアーマード・コア フォーアンサーのネクストAC「ホワイト・グリント」であり、 パイロットのJも担当声優がアーマード・コア4のジョシュアと同じなのだが、4シリーズとVシリーズは公式に独立した世界観と発表されている。 なので、もしかしたら裏設定上では同一の機体、同一人物である可能性はあるが、断言も出来ないので、こうした表現になった。 人によっては「似てるだけで全くの無関係」と主張したり、逆に「絶対に同一世界観」と主張する者もいるが、断言はできないとしか言いようがない。 ・結局、死神部隊って何なの?財団って何なの? 前作に登場した「ゾディアック」はデザインドと呼ばれる強化人間だったが、期待されていたほどの成果は上がらなかったらしい。 一方、カルティベイターと呼ばれる過去の英雄(優秀なパイロット)のクローン人間も作られたが、こちらもうまく行かなかった。 そのため両者の手法を組み合わせ、優秀なクローンの意識を電子化し、自我を完全にプログラム化した存在「ファンタズマビーイング」が作り出された。 おそらくこれが「死神部隊」の正体であり、R.I.P.3/Mからマギーの遺体が見つからなかった理由と思われる。 もしJの正体がジョシュアのクローンだったとしても、その自我は戦闘狂というほどまでに改造されており、もはや原形は留めていないと思われる。 財団代表者の正体は Forgotten Day のアイザックと思われる。 何らかの事情(ヴェニデ関係なのか、それとも汚染地帯に飲まれて滅んだ彼の故郷関連なのかは不明)で人類を憎んでいるらしい彼は、 人類の欠陥を証明して滅ぼすためファンタズマビーイング化し、主任たちと共に活動を続けているのだろう。 (なお主任もまだ現役で活動しており、時折強化型のEXUSIAで暴れまわっている模様)
https://w.atwiki.jp/dreamnine/pages/1568.html
番号 ★ 名前 番号 ★ 名前 番号 ★ 名前 番号 ★ 名前 2096 2 則本 昂大(S2) 2097 1 斎藤 隆(S2) 2098 1 永井 怜(S2) 2099 1 小斉 祐輔(S2) 2100 1 土屋 朋弘(S2) 2101 1 上園 啓史(S2) 2102 1 仲澤 広基(S2) 2103 1 岩﨑 達郎(S2) 2263 5 佐藤 義則(コーチTS/赤SS) 2264 5 磯部 公一(コーチTS/赤SS) 2356 6 マギー(S2) 2368 5 マギー(S2) 2380 3 マギー(S2) 2540 5 ジョーンズ(S2+/青SS) 2541 5 ジョーンズ(S2+) 2542 4 高須 洋介(S2+) 2543 4 ダックワース(S2+) 2544 4 島内 宏明(S2+) 2545 3 星野 智樹(S2+) 2546 3 戸村 健次(S2+)