約 1,163,573 件
https://w.atwiki.jp/boxcity/pages/99.html
強打派本陣掲示板から一部修正して転載します。 実は…… 私にもボディ派に対抗する策が乏しいのが事実です。 かつて私も強打に限界を感じ、ボディ攻撃の練習をしたことがあります。 結局それでスランプに陥り止めてしまったのですが、しかし得るところもありました。 この際でもありますので、苦悩たっぷりに記述します。必ずや役立つと思いますので、暗記するほど読み込んでください。 なお、ここで私が述べるボディ派とはボディ「も」狙って攻めてくる相手を含みます。 ただし、ボディで判定を稼ごうとか視線を下げさせることで顔面を狙うといったボクサーはボディ派とは呼びません。 具体的には、UME・武のん・pongchang・Stonecold・muk各氏が挙げられます。 1 ボディ攻撃はタイミングが命である。1R目は様子を見て、2Rから強打の間をついてくる。1Rで勝負をつけるか、あるいは持久戦に持ち込むか試合前に考えておく。(ただし通常の戦いでは持久戦で鍛えると良い。ただ、タイトルマッチ・トーナメントなどの時は……!) 2 ボディ派は高遅延状態を極度に避ける傾向がある。高遅延状態ではボディは言わば囮であり、こちらの視線が下がった機にフックを決めようとしてくる。 3 顔面蓄積を食らうと、積極攻撃からボディカウンターへと切り替える(60~120。これを食らったらもうおしまいと思うが賢明)。 4 武のん、UME両氏は拡大鏡などのプログラムを使い、こちらの様子をじっと見ている。両氏はKO率が強打派以上に高い。が、特にUME氏は判定にもこだわっている。というか「相手に攻め気があればKO,なければ判定」といった非常に高度なボクサーである。 5 あまり知られていないが、クランチの長中短には出現パターンがある。ボディ派はパターンを覚え、短にあわせて温存してくる。なぜならラウンド終了間際に攻め込まれたときなど、一瞬にして相手をコーナーに帰すことができるからである。そうすればこちらは回復ができない。 6 ラウンド終了間際、クランチを避けよう・あるいはクランチのため前進しようとしていると強烈なボディフックが来る(ボディフックを一度でも食らったら負け確定)。 7 体力疲労させようとわざと隙を作ってくる。相手との体力の差が、ボディ攻撃においては特にダメージ増につながるからである。多少ダメージを負っても、向こうは体力満タンなので問題ない。しかしボディ派を相手に回すとき、こちらの疲労は回復できないと思った方がよい。 8 彼らのBジャブが強烈なのは、呼吸ゲージが一番上にあるときに的確に攻撃してくるからである。上に来たら下がりながらの腹筋など避ける必要がある。逆に攻めるときは相手の呼吸ゲージが下がり始めたとき(下がってから攻めるのでは遅すぎる。8月にソ連に攻め込んだドイツ軍のようになる)。 9 ボディフックは前進して打つことで、飛び込みフック以上に当たり判定が広い。体力を温存しストレートが放てる状態ならば、素早く後退し打つことで100近いダメージを与えられる(私にはできない。しかしながら体力さえ温存されていれば、食らいながらのアッパーが決められる。かつて180ダメージを与えたことがあるが、それで体力がつき必死の防戦むなしくあと15秒でKOされた)。 10 武のん氏・得手不得手が大きい?本番に弱い傾向がある。私は一番苦手な相手である。 UME氏・理論派ゆえか、1Rからの猛攻に一瞬処理が追いつかず動きが止まることがある。ボディフックの危険性もよく認識しており、ボディジャブが中心である。 pongchang氏・UME氏に似ているが、やや感覚で戦っている感が強い。上下共に使い分けてくる。ボディ傾向としてはBフックを多用してくることが挙げられる。バックステップでかわしストレートで迎撃することができれば、ボディは封じられるのだが……。 muk氏・基本はディフェンスとSジャブによる判定狙いだが、こちらのリズムを崩すためのボディ攻撃も巧みである。 stonecold氏・ボディ傾向はmuk氏に近いが、どちらかといえば強打にカウンターをあわせるのが主要武器である。 11 UME氏は総長ZIRを上回る強打テクニックを持ち、tofuばりのタイミング崩し、茶器さん並の爆発的な火力を持っているスパ天界最強のファイターである。仮に1Rから理想的な乱打戦に持ち込んでも、勝てる保証は全くない。 以上です。
https://w.atwiki.jp/mikusymphony/pages/8.html
@wikiにはいくつかの便利なプラグインがあります。 アーカイブ コメント ニュース 動画(Youtube) 編集履歴 これ以外のプラグインについては@wikiガイドをご覧ください = http //atwiki.jp/guide/
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/209.html
【検索用 しんP 登録タグ 作し 作しわ 作り手】 + 目次 目次 特徴 ミリオン達成状況 リンク 曲 CD 動画 コメント 【ニコニコ動画】ボーカロイド作品リスト 特徴 作り手名:『シンP』 もはや説明不要の卑怯ソング『卑怯戦隊うろたんだー』の作者。 アニソン風の心躍り血湧く熱い楽曲に定評がある。 日本語版ボカロ7種を全て所有しており、オリジナル曲を複数のVOCALOIDでセルフカバーすることが多い。 代表作からも伺える通り、ネタ曲をこよなく愛す。(『卑怯戦隊うろたんだー』『虚空戦士マジスパイダー』『マジカル☆クリプト☆リン』) 本人によるアーティスト名は「匠シン」。P名はこれに由来する。一方、信者からはその威光を崇め、「尊師」と渾名されることも多い。 弱音Pと親交が深いようで、相互アレンジやCDへのゲスト参加、マジックスパイスでの会食などを楽しんでいる模様。 歌うPとしても活躍する。その実力は、いかばかりであろうか・・・。(歌い手まとめWikiの「シンP」ページは、こちら)。 パンツ派閥は白派。デPに代表される縞派と対立する白派「全日本しろぱん協会」の総帥でもある。 うろたんだー隊員に恥じない卑怯な偉大な実績の数々を残している。『卑怯戦隊うろたんだー』は、数多あるVOCALOIDオリジナル曲の中で3番目にミリオン再生を達成。更にコメント数ではニコニコ動画総合3位でもある。 週刊VOCALOIDランキング#17TOP10内に、「本家」「とかち版」の2ver.同時ランクイン。 カレーレストラン「マジックスパイス」来店時の実体験を歌った『虚空戦士マジスパイダー』が、同店公式ソングに採用。 JOYSOUNDから以下の5曲がカラオケ配信決定。リクエスト投票時には、首位をはじめとして上位を独占。『卑怯戦隊うろたんだー』『それが僕らのジャスティス』『FortuneDiver』『輝く希望の謳』『φは∞(ファイはインフィニティ)』 『卑怯戦隊うろたんだー公式アルバム』が2008年12月28日に全国発売となりました。KAITOの声の主、風雅なおと氏が自ら歌う『うろたんだー』。卑怯の活躍の場は全国へ。 ミリオン達成状況 曲名 100万再生 200万再生 300万再生 備考 卑怯戦隊うろたんだー 2008年5月10日 2008年7月14日 2009年10月28日 KAITO、MEIKOを用いたオリジナル曲では史上初 リンク 作者ホームページ ピアプロ Twitter 曲 Abyss -深淵- A Lonely Heart Ark -方舟- Cheering Song DualSoul -ME- FortuneDiver MirrorChristmas ONIYAGURA the Metal -鬼櫓- Power to Living Prototype/シンP WARASHIBE エクスカリバー -EXCALIBUR- 輝く希望の謳 虚空戦士マジスパイダー サンタクルセイダー SAZTA†CRUS∀DER 灼熱のRUBY 真実の剣 -The Sword of Truth- セクスカリバー -SEXCALIBUR- それが僕らのジャスティス 卑怯戦隊うろたんだー φは∞(ファイはインフィニティ) 僕が君にできること マジカル☆クリプト☆リン CD EXIT TUNES PRESENTS Meikonic feat. MEIKO EXIT TUNES PRESENTS SUPER PRODUCERS BEAT EXIT TUNES PRESENTS Vocalostar feat. 初音ミク 暁 -AKA-TSUKI- 籠の中の雛龍/CD 神威夢奏 ニコニコ動画せれくちょん~才能の無駄遣い~ ハチスズメ Complete Box ハ☆チ☆ス☆ズ☆メ オリジナルサウンドトラック ハ☆チ☆ス☆ズ☆メ オリジナルサウンドトラック2 ハ☆チ☆ス☆ズ☆メ オリジナルサウンドトラック3 初音ミク -Project DIVA- X Complete Collection 初音ミクシンフォニー~Miku Symphony 2018-2019~オーケストラ ライブ CD 初音ミク ベスト~impacts~ 卑怯戦隊うろたんだー/CD 龍ノ啼ク箱庭拠リ/CD 動画 卑怯戦隊うろたんだー それが僕らのジャスティス FortuneDiver 輝く希望の謳 φは∞ A Lonely Heart 虚空戦士マジスパイダー その他のオリジナル曲 アレンジ曲 コメント ここでの紹介のされ方が既に卑怯 -- 名無しさん (2008-03-05 22 31 06) 卑怯の一言でうろたんだーだとわかるとか卑怯 -- 名無しさん (2008-03-11 23 55 12) 『それが僕らの〜』を聴くと、やっぱり独特の『シンP節』があるのだなあと実感。熱い -- てきとう怪獣 (2008-03-12 00 42 16) 尊師 -- 名無しさん (2008-03-15 02 30 47) 総帥と御呼びなさい -- 名無しの隊員 (2008-04-13 07 36 48) 紹介文に「卑怯」使われすぎwww -- 名無しさん (2008-05-05 19 58 42) 卑怯すぐるww -- 名無しさん (2008-05-23 18 51 50) ついに7月中旬から、うろたん、ジャスティス、FotuneDiverが卑怯にカラオケ配信することが決定。 -- 名無しさん (2008-06-19 01 35 15) ↑更に現在、輝く希望の謳とφは∞もリクエスト投票受付中。 -- 名無しさん (2008-06-19 10 12 35) ↑φは∞カラオケ配信決定 -- 名無しさん (2008-07-02 23 39 30) ↑もう卑怯すぎて泣けてくる -- 名無しさん (2008-07-25 16 44 52) 次々に配信決定を決めるうろたん隊員の卑怯さは異常!(もちろん褒め言葉) -- 名無しさん (2008-07-25 21 13 45) PVでの卑怯隊員達の空気読みすぎコメも卑怯w -- 名無しさん (2008-08-29 00 21 39) 漢らしい絵をかける絵師が回りにいて相性も良いのも幸いだなぁ -- 名無しさん (2008-09-13 19 15 58) まさか中の人が歌うとは・・・卑怯な!(褒め言葉だって) -- 名無しさん (2008-10-05 14 10 43) カラオケ配信5曲なんて卑怯だ -- 名無しさん (2009-03-12 08 00 14) シンpの活動場所はアジア全域、ひいては全世界かもしれない. -- 名無しさん (2009-05-16 05 55 20) 中の人w そこまで出してくるとは卑怯すぎる才能だww -- 名無しさん (2009-08-02 23 52 14) もはや卑怯は褒め言葉 -- 名無しさん (2010-01-11 05 54 31) シンP最近埋もれてる・・・聴いてるけど。 -- 名無しさん (2010-08-08 15 21 01) 台湾のボカロオンリーのイベントで歌われるなんて卑怯な! -- 国際交流なんて卑怯だ!(誉め言葉) (2011-07-18 00 39 42) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nightstalker/pages/167.html
Last update 2007年10月27日 ひとりぼっち 著者:ホクト また眠ってしまったらしい。 ま、いつものことなので気にしない。 最近は物忘れが激しく、昨日は何をしたのかも忘れてしまうくらいだ。 ここはどこなんだろうか? 一体いつからここにいるんだろうか? そんなことを思いながら時がすぎるのを待つだけ そろそろ一日過ぎたかな?と思ったら、「正」の字に1つ付け加える。 そうして「正」の字が、何個も刻まれる。 他に誰かいないのかな? 話し相手がいれば多少気がまぎれるのに・・・ どうすればこの状況を打破できるのかな? いろいろと考える。 あの手この手を考えて実行するが効果なし。 このままいるとどうにかなりそうだよ!! だれか助けてくれ!! 意を決して「お~~い」と叫んでみた。 空しく言葉が反響するだけ。 何が原因でひとりになっているんだろうか? 思い出せないもどかしさが出てくる。 何日経ったかわからないくらい、時が過ぎたある日のことだった。 辺りを見回すと、箱の様なものが3つある。 「なんだろう?」と思い開けてみた。 見たことがある人間が横たわっている。 「そうか。思い出したぞ!」 友人3人と冒険をしていたんだ。 そして、不思議な物体に次々と友人が殺されたんだ。 俺だけが生き残ったのだが、どうしても逃げ切れないから・・・・ 少しずつレベルアップしているんだった。 ちょうど隣にパワーがみなぎる泉があるから、ちょうどいいと思って・・・ 「そろそろ教会で仲間を生き返らせないとマズイな」 「次に目が覚めたら、外に出よう!! レベルもあがったからリレミトを使えるようになったしね!!」 そんなことを考えながらたった一人洞窟の中の暗いお風呂に入っている。 前の作品 次の作品 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/950.html
1 「うあ、なんだこれ」 霧雨魔理沙はアリスの家の前にあるそれを見て呟いた。 地面から生えている真っ黒い生首。パッと見はそれである。というかそれ以外の何物でもない。 そしてその生首はブツブツと何かを呟いている。 耳を澄まして聴いて、 「そうか女の敵か」 ものすごく後悔した。その生首は、やれ、おっぱいサイコー、だの、 きょぬーって夢と浪漫と何かがつまってるよねー、だの、貧乳は滅べばいいのにー、だの、 おっぱいおっぱい、だの、ゆかりん可愛いよゆかりん、だの、その少女臭がたまらないよ、だの。 制裁を加えるべきだな。そう魔理沙は思う。この女の敵に女代表として制裁を加えなければならない。 そう、これは自らが女として生まれた以上は必然! 言わばありとあらゆる女達に代わり下す怒りの鉄鎚! 男のエゴをむき出しにしているこの生首への当然の結末! ついでに少女臭などと明らかな欺瞞をまき散らす生首への修正! ………別に、貧乳に個人的に反応したわけでは断じてない。 断 じ て な い 。 「とー!」 とりあえずげしげしと蹴る。正体も分からないし。なんとなく汚い気もするし。 げしげしげしげしげしげしげし「あふん♪」 ―――アリスの家に駆け込んだ。戦略的撤退だ、キモさに負けての敗北ではない。 「うあーん、シンー、アリスー!」 泣きそうな声出してる辺り負けてる気もするが気のせい気のせい。 「ノックぐらいしろよ……で、どうしたんだ魔理沙?」 あきれた声と表情でシンは馴れた応対をする。別段彼女がここにノックも無しで入ることなど珍しくもなんともないからだ。 ……まあ、流石に窓を「ちょいと失礼するぜ!」などとのたまいながらブチ破って入ってきたときは飲んでいたお茶を盛大に吹いたが。 だが、それでも泣きつかれながら入られるのは初めてだ。自然シンも心配そうな顔つきに変わる。 「お、おい、どうした? 何があった!?」 「お、おも、おも、おもおももおおもおも」 よほどキモかったのだろう、全く要領を得ない。もはや半泣きだ。 「落ち着け! 何か起こっても俺が守るから! だから落ち着いて何があったのか話せ!」 落ち着かせるために抱きしめて叫んだ言葉は、 「あうあうあうあうあうあ! あうあう!」 事態をさらに悪化させる! それでこそシン・アスカ! そこに痺れねェ憧れねェ!! ………その後、魔理沙を落ち着かせるため更に力をこめて抱きしめたシンに羞恥心のリミットが外れた魔理沙が ちょっとしたマスタースパークを打ち込んで事態は終息を見せた、やあめでたくなしめでたくなし。 おしまい。 「……いや待て、何一つ始まってない! 結局何があったって言うんだよ?」 幻想郷に来て以来、数多の女難に鍛え上げられたシンにとってパニック状態で放たれたマスタースパークなど、 直撃したところで服がちょっぴり焦げる程度でしかない。 「いや、その、家の前のさ、表、玄関の近くで」 いまだに顔が赤い魔理沙はぽつぽつと話し出す。そこまでで何のことか察したのだろう、シンは納得したように頷く。 ………そこには気づけて、なぜ魔理沙の顔が赤いのかについてはこれっぽっちも察してないのだろうかこの男は。 「ああ、あれか。あまり気にするなよ、関わらなきゃ害はないから」 その言葉に魔理沙は何とも言えない顔をする。納得はしかねるのだろうが、確かに害はなかった。ただひたすらキモかっただけで。 「……まあ、いいけどさ。結局何なんだあれ?」 「んー? キラさん。………元」 いい笑顔を向けるシンに、それ以上の追及はできなかった。 ―――まあ、「あんたのせいでまたやりあう羽目になったんだよ」、「状況悪くするだけ悪くして一人でさっさと消えやがって」、 「パルマ一発で済んでありがたいと思いやがれ」と疲れ切った眼のシンの呟きでなんとなく何が起こったかは把握したが。 「大体あの人は前っから……っと、悪い。愚痴になったな」 「あー、いや、別にいいんだけど、さ」 そういい魔理沙は気忙しそうにきょろきょろと視線を動かす。シンはその態度にだれか探しているのだろうとまた馬鹿な勘違いをする。 「ああ、アリスならいないぞ。今は人間の里で人形劇やってる」 「あ、や、そうじゃなくて、だな。その」 アリスではない、ならば消去法で。 「上海か? それとも蓬莱? 悪いけどどっちも外に遊びに行ってる」 「いやマジボケかそれ?」 まあシンだしな。 「じゃあ……あ。ダメだぞ、色々世話にはなってるけど魔導書は盗ませない! そんなことされたら俺がアリスに殺される」 「いや、そうじゃなしに! えーと、だな。その……たまたま立ち寄っただけ、じゃなくて、その………あの」 魔理沙は帽子と前髪をもじもじと弄くる。そんな魔理沙を見てシンは、 (魔導書でもない? とすると……紅茶か? いや、魔理沙はホットミルク派。考えにくいな…… まさかトイレ? いや、にしては切羽詰まってないな……むぅ?) さらにトチ狂った勘違いを重ねていた。もう少し、あれ、もしかしてひょっとするんじゃね?的に自惚れてもいいようなものだが。 ま あ シ ン だ し な 。 「だからぁ、その………お」 「お?」 そのまま固まる。顔は相変わらず赤いままだ。お、お、と繰り返し、そして。 「お前に、会いに来たんだよ!!」 窓をビリビリと揺らしそうな大声にシンはパチパチと眼を何度か瞬かせ、「そうか」と頷く。 「なら上がれよ、なんか出すから。ホットミルクでよかったか?」 顔もまだ赤い。息は肩でしている。真意は伝えられていない。 それでもちゃんと言うべきことを言えた魔理沙は「・・・うん」と答える。 「―――へえ、本気の幽香とやりあったのか、そりゃまたすごいな」 シンが運んできたホットミルク(蜂蜜たっぷりの極甘仕様)をすすりながら魔理沙はなんでもない話を続ける。 好きな人とはそれだけでも楽しいものだ。 「すごいって言ってもな……引き分けだぞ?」 「いやいや、十分すごいもんだぜ? 私だって本気の幽香なんてスペカ戦じゃなきゃごめんこうむるよ」 賞賛の言葉に慣れていないのだろう、シンは困惑の表情で緑茶―――アリスの見てる前では飲めない。 和風はアリスには不評だ―――をすする。 「むぅ・・・そうはいってもなー。デスティニーに変身してだからなぁ、生身でもちゃんと戦えるお前とは比べられないだろ?」 「自分をそうやって卑下するのはよくないぜ? お前の判断力があるからデスティニーは強いんだよ」 「そういうもんかねー」 「キラだって言ってたぞ、自分がデスティニーになっても性能引き出せないであっさりやられるだろうねーって」 「キラさんが?」 その言葉にシンは意外な表情を浮かべる。 「うん。あ、でもその後、まあ僕の超反応をもってすればシンなんて僕の足元にも及ばないけどねHAHAHA☆って言ってた」 その言葉にシンは玄関の方を睨みつける。 「まあまあ、照れ隠しだよ。耳赤かったし」 「分かってても腹立つんだよ! まったく……」 くすくすと魔理沙は笑う。シンも悪い気はしないのだろう、その顔は穏やかだ。 「………なんか、いいなー」 「ん、何が?」 魔理沙の言葉にシンは首をかしげる。 「いや、こういう、なんつーのかな。なんかいいじゃんか、何にもしないでだべってる時間ってさ」 「んー、ああ。そうかも」 「弾幕ごっことか、魔法の研究も楽しいんだけどさ。なんか、さ」 んー、と魔理沙は背伸びをして、ぐてりとテーブルに上半身を預ける。 「あー、これじゃ霊夢の事を笑えんなー。んあー」 仕方ないなぁとシンは微笑む。実際、魔理沙がぐてりとしてなければ自分がそうしていただろう。 ……微笑んだまま、魔理沙の頭を撫でる。ん?と魔理沙がシンを上目づかいに見つめる。 「ああ、悪い。つい、な」 「んー、いいけど別に。んぅ・・・むー」 くしゃり、くしゃりとゆっくりと撫でる。そのたびに魔理沙はむずがるような嬉しそうな声を上げる。 (うあー、いかん。なんか頭とけそーだ。なんかこー、にーにー言いそー) にへら、と顔がゆるむ。好きな人にこんなことをされればこうもなろうというものだ。 くしゃり。うあー。 くしゃり。んにー。 くしゃり。にあー。 くしゃり。うへー。 ―――ふと、頭を撫でられてだらしない顔をしている白黒の金髪と目があった。 (うわー、なんだあれだらしねー。男に頭撫でられて顔ゆるめ、す、ぎ……ん?) ようやく溶けた脳みそが動き始める。……目があったのは、鏡の中の自分だ。つまり、今の状況は。 「…………う、あ」 かああ、と顔が火照っていく。鏡で見なくたってわかる、顔が真赤だ。 「あの、かえ、る。もう、帰る、から」 「え? いや別にもう少しゆっくりしていっても」 「帰るからっ!!」 そのまま立ち上がり帽子を引っ掴んで玄関に駆け出した。 「お、おいちょっと!?」 訳が分からずにシンも立ち上がる。魔理沙は入り口でくるり、とシンに向き合い、 「お前は、もっと乙女心を分かった方がいい! バーカ!!」 べー、と舌を出してそのまま箒に乗って魔理沙は空に消えていった。 「…………????」 首をかしげるシンは実にボンクラっぽかった。やれやれだぜー、と生首が言ったのでとりあえず蹴っておいた。 おまけ1、香霖堂にて。 「――――ってなことがあったんだが、どう思うよ香霖?」 「え、僕も君が何で怒ったのかよくわからないんだけど?」 「うわ、お前もかよ! あれだなー、お前もシンも八雲紫にでも乙女心を学んだほうがいいぞ?」 「ひどい言いようだなぁ…というか」 「ん?」 「八雲紫は乙女心なんて年じゃ、あれ、なんだこの浮いてる青い棒はって魔理沙?どこ行くんだい、ってちょ、あ」 イケメン惨劇中… おまけ2、アリスの家にて。 「どうかしました、キラさん? キモい笑顔を浮かべて」 「ん?いやなに、ゆかりんからの愛の指令、イケメン死すべしが電波に乗って僕の頭にゆんゆんと届いてきたのSA☆」 「はいはいそうですかーっと。手元が狂ってスコップがあんたの頭にスコッといきそうだからちょっと黙れ」 「そう言いつつ僕をちゃんと掘り出そうとしてくれるシン萌え」 「土食わすから今すぐ口を開けろ!!」 2 魔理沙「シン、ちょっと目をつぶって欲しいんだぜ?」 シン「? ん、まあいいけどね……なんだってお前声震えてるんだ」 魔理沙「い、いいからとっとと目を食いしばれー!」 シン「無茶な。閉じるだけでいいか?」 魔理沙(よ、よーし、後は顔近付けてちょっと唇にちゅっとするだけだぜ。……ちゅっ、と。ちゅっ。……う、うあ。い、いや、やるんだ!) シン「……」 魔理沙(ふ、ふふん。やってみればなんてことないぜ、あともうちょっとでちゅっと……え、えーと。は、肌白いなぁコイツ、まつ毛も長いし) シン「(パチッ)おい、まだか…って、うお、顔近いなオイ!?」 魔理沙「――――う、え、あ」 シン「ん、どうした? 顔赤いけど」 魔理沙「………マ」 シン「マ? あれ、なんか急にヤな予感g」 魔理沙「マスタースパーク!!」 ズキューーーーンッ! アリス「や、やったッ!(心底うれしい)」 霊夢「さすが魔理沙、私たちに(ry(心底楽しい)」 魔理沙「や、やってもーた……!」 シン「何すんだよ、びっくりするだろ!?」 アリス「むしろびっくりで済ますあんたにびっくりよ」 魔理沙「ご、ごめんだぜ。いや、でも、その………ええと。本当はただ、ちゅっ、てするだけで……あー、うん。やっぱいいや、ごめんなさいだぜ」 シン「まあいいけどさ、よくわからんけど………あ。ふと思ったんだけどこの行動は誰に聞いたんだ? 怒んないから正直に」 魔理沙「誰って、そりゃあ……k」 シン「なあんだ、キラさんかぁ。そっかー、あははー。――――――よし、殺そう」 魔理沙「って、ちょ、どこ行くんだよシン……って、行っちゃった」 ぅあんたってひぃとぉはぁぁぁ!!!! フフフフ、ハッハッハッハ、アーハッハッハッハ!! 何手骨体、どうやら僕はあの子の生娘っぷりを甘く見ていたみたいだよ! キラさんめ、死ねぇっ!! 君の方こそ全☆滅だっ!! 霊夢「……ドワオ」 アリス「でもよかった、魔理沙がアンチクショウにズキューーーーンなことしてなくて」 魔理沙「全然よくないぜ……私は駄目な奴だよ!」 霊夢「まったくよね、このへっぽこ。ところでアリス、もしズキューーーーンなことしてたらどうするつもりだったの?」 アリス「そりゃもちろん―――奴を地獄に叩っ込んで私が魔理沙を幸せにするに決まってるでしょ」 霊夢「そういうことを真顔で言えるあんたは本当にキモ……なんでもないわ」 魔理沙「でもさー、アリスはいいよな。シンと一緒に住んでるんだからさー。仲が良くて羨ましいよ、ホント」 霊夢(さてアリスの心境は………あ、ダメだこれ、真っ白になってる) 魔理沙「当面は、お前がライバルだな。ま、負けないんだからな!?」 霊夢「魔理沙、それぐらいにしなさい。そろそろアリス泣くから」 アリス「何言ってるのよ霊夢、泣いたりなんかしないわ。むしろ、恋のライバル出現に燃えてる魔理沙を見れただけでも私、幸せ……ハァハァハァハァ」 霊夢「そう、相変わらず筋金入りのHENTAIね………なんで私、コレと友達やってられるんだろう?」 アスカブリーガー! 死ねぇっ!! ふ、ふふふ、たとえ僕を倒しても、人の心にフリーダムがある限り第二第三の僕と続き、最後の勝利を売るまで戦うだろウボァー 前へ 一覧へ
https://w.atwiki.jp/nightstalker/pages/242.html
Last update 2008年03月14日 ボクとあいつとキレイな女性 著者:ホクト 墓穴から這い出してきたラザロの姿で、僕はあべこべに入るのだ。 そして、僕の姿をしたラザロがこうつぶやいた。 「オレは自由だ」 そして、僕の姿は消えていった・・・・ ボクはというと、ラザロの格好をした状態で立ちすくんでいた。 どうしていいのかわからない。 「このまま終わってしまうのか?」 そう思うと、不安が募るばかりだ。 ふと気がついた。 「ボクはどうすれば入れ替われるのだろうか?」 行動を思い返してみる・・・・ そうか!わかったぞ! そう思ったボクは、入れ替われるかもしれないと思い、近くを通りかかった女性に試してみた。 奇跡的に上手くできた! 今ボクは女性の姿をしているはずだった・・・・ しかし、目を開けてみると目の前に女性がいる。 「なぜだ? なぜできない?」 そうつぶやこうとしたが、言葉も出ない。 しかし、考えることは可能。 じっくり考えてみた・・・・ 女性に近づいたときの状況を思い出してみる。 思い出したが、なかなか理由が浮かばない。 しかし、目の前に女性がいる。 もう一度思い返す。 すると、女性の姿を思い出した。 服装は・・・・ 別に気にならないなぁ。キャリアウーマンっぽい格好かもしれないが、ちょっと色気を感じるかも。 髪型は・・・・ 後ろにまとめているくらいで、特に違和感はない。 靴は・・・・・ 普通のハイヒールだから、特筆すべき点はない。 手荷物は・・・・ 何かバインダーの様なものがある。 名簿のようなものだろうか? 名簿? あ、しまった・・・・・ そして、僕は今では、十一班の十五番という物体だ。 前の作品 次の作品 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nightstalker/pages/236.html
Last update 2008年03月14日 悪夢 著者:ホクト 負けるな!おれ! 憧れの芸能界に入ったおれはなかなか売れずにいたので悩んでいた。 そしておれは悪夢にうなされ続けた。 髪の毛が次々に抜けてしまう夢だ・・・ ある程度抜けたところで起きる。 「はっ またあの夢か・・・・」 そう思ってまた就寝する。 どうしようと思い友人に相談した。 「仕事が来ないからイライラしているだけさ! もう少しの辛抱だよ」 いつもと同じような答えだったから聞き流していたようだ。 ただ、今回は俺の表情を察してか、こんなことを言ってきた。 「そんなに心配なら、いい医者を紹介するよ」 1週間後に、紹介された医者に行って診察を受けた いろいろなカウンセリングを受けて、医者がこうつぶやいた。 「このままの状態が続くと、精神的にマズいと思うので、ひとつ提案がある」 「どんな提案なんですか? いまの状況を打破できるならなんだってやります」 「そうかい。それなら・・・・ いや、でも・・・・」 どうしても言いづらいらしい。 「なんでもやります。 だからアドバイスしてください!」 それを聞いて、しばらく考えたようだが、重い口を開いた・・・ 「髪の毛を剃れば、悪夢じゃなくなるよ」 そう聞いたおれは感銘を受けた しかし、おれの口から出た答えは・・・・ 断る 前の作品 次の作品 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mikusymphony/pages/60.html
検索:きょくてんふれーと【登録タグ 】 作詞 黒うさ 作曲 黒うさ 編曲 歌唱 KAITO + 目次 目次 概要 編曲原曲 2021年 2022年 曲構成 概要 『千本桜』の劇中歌であり、KAITOを主軸に据えた曲。 編曲 原曲 videoプラグインエラー 正しいURLを入力してください。 videoプラグインエラー 正しいURLを入力してください。 2021年 黒うさの代表曲「千本桜」とのメドレーで初演奏された。 2022年 バイオリン協奏曲として、黄泉桜とのメドレーで演奏された。 曲構成 年次 ボカロ歌唱 合唱 オルガン 和楽器 ジャズ '21横浜 ○ - - - - '21神戸 ○ - - - - '22東京昼 - - - - - '22東京夜 - - - - -
https://w.atwiki.jp/boxcity/pages/5.html
更新履歴 @wikiのwikiモードでは #recent(数字) と入力することで、wikiのページ更新履歴を表示することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_117_ja.html たとえば、#recent(20)と入力すると以下のように表示されます。 取得中です。
https://w.atwiki.jp/mikusymphony/pages/40.html
きょくてんふれーと【登録タグ 】 作詞 ika 作曲 ika 編曲 江原大介(2016年) 歌唱 初音ミク 概要 編曲 原曲 2016年 2007年「初音ミク」楽曲ヒストリーのメドレー第一曲として演奏された。 Mitchie Mによると、編曲者は江原大介氏。 2017年 初音ミク 小編成メドレーの第一曲に編入された。 前年から大きく変わり、ストリングスによるピチカートメドレーに編曲された。 サビ部分ではコントラバスが楽器を叩いて音頭をとり、観客が拍手で応じた。 曲構成 年次 ボカロ歌唱 合唱 オルガン 和楽器 ジャズ '16 - - - - - '17大阪 - - - - - '17東京 - - - - -