約 2,345,826 件
https://w.atwiki.jp/seriale/pages/82.html
∥ 武器屋 ノーヴェ 賞金稼ぎ 武装:『歩く人形』 戦火を片付けるべく 武器屋 に装備をもらった人 鎧とコートが合わさったようなデザインをした人形を従えている これは神話上の兵士「歩く人形」でノーヴェの意思で動く 大量に生産された模様でよく発掘され武器屋でもよく扱われる武具の1つである ノーヴェは愛着があるらしく「プルー」と呼んでいる 手は薄っぺらく服と一体化していて有線でロケットパンチもできる 胴体は巨大なトラバサミにすることもできるらしいことから捕獲用だと見られる ノーヴェがあまり代償を払っていないためかそこまで力は強くない そのためいかにノーヴェがこれを利用できるかにかかっている 自分から戦火に交わることはないがそこから滴り落ちる利益は決して見逃さない 普段は賞金稼ぎなどで日銭を稼いでいるらしい (?初出) ∥関連事項 ⇒ 武器屋
https://w.atwiki.jp/gwendolyn/pages/11.html
一月 北部旧道の補修続行中。 護衛士依頼「連符 正しき真眼」返却。足取りを追うことが出来ず逃げられてしまい失敗。 通常業務では警備班が依頼で連れ帰れなかったノソリンたちを連れに行ったり、逃げられた正しき真眼を捜索し、運営班では用水や使えそうな家屋の修復を行う。 宝物庫探索:D部屋には施錠された長方形の大きめの宝箱が1つのみで、鍵開けしてみると中には儀礼用で使われていたらしい実戦使用可能な『長剣』を発見。 これにて宝物庫探索は終了。 2月 北部旧道の補修は新カディスを通過。そのままチキンレッグ領まで続行とのこと。 3月 北部旧道の補修続行中。 護衛士依頼「チキンレッグの商人」公開。流れの冒険者の助言(?)によって二つのペンダントを持った商人達がグヴェンドリンの視察に訪れるので、歓待と商談を。 4月 北部旧道の補修続行中。 護衛士依頼「チキンレッグの商人」返却。二人の商人の定期的な行き来の約束を取り付けることに成功し、『剛き荒鷲』と『紅き凶星』の短剣符も入手。 5月 北部旧道はチキンレッグ領まで到達。 護衛士依頼「連符 正しき真眼2」公開。一度は逃がしてしまったモンスターを再度追撃し、今度こそ退治することに。 通常業務で周辺調査で川の下流に町を発見したり、警備の人が謎の光を見つけたり運営班でナタマメを植えたり入植準備をしたり。 6月 カディス砦~リザードマン領の旧道補修開始。 業務相談を受けて【雑務】スレッド開始。 通常業務・警備班にて、警備中「城塞近くの南部で違和感を感じた」との報告あり。グヴェンドリン領内・南東部にある森で、建物のほとんどが大破している村を発見。 通常業務・運営班は蕎麦を打ったり(失敗)釣った魚を漬けてみたり夏野菜を育てたり。ナタマメも順調に成長中。 グヴェンドリン境(北部旧道起点)の村の名前が[ノルデン]。南西の村が[レイール]と名づけられる。 護衛士依頼「連符 正しき真眼2」返却。今回はきちんとモンスターを補足退治に成功。 護衛士依頼「連符 三星合」公開。『遍き射手』『重き神槍』『清き知将』の三体を発見。まとめて退治することに。 7月 6月の警備中の違和感は「あんな所に樹があったんだねぇ……?」とのこと。 6月雑務の探索で東部『湯の花』近くの洞窟を探索した結果、最奥に温泉を発見。周りの岩には、『湯花』と同じ成分? の不着物が多く、カンテラをかざすと、白い世界が広がる秘湯。 保護した7匹のノソリンたちの名前決定。 護衛士依頼「連符 三星合」返却。苦戦するも、なんとかモンスターの退治に成功。 警備班で【特別業務】が行われる。警備で以前から感じていた違和感の調査と、随分前に破壊された跡のある南東部の村の調査を行う。 8月 通常業務、警備班にてナーラムの伝手で、グヴェンドリンへ来る予定の人々の情報が。 7月雑務の探索で南東部の街跡(ナント)を探索する。変異動物やアンデットを退治し、入植可能に。 7月雑務のアンケートを受けて、8月雑務で川舟を作れる人を探すことに。また、氷室の氷もさいはて山脈から運搬中。 7月の警備班【特別業務】の結果、変異植物の大樹は無事伐採。南東部の村落跡ではモンスターによる破壊の跡が確認できた。金と銀で羽をあしらった飾りに、小さな宝石が散りばめられたアクセサリーを入手。 9月 ナーラムの伝手で来た人々は護衛のおかげで無事故で到着。移住と開墾を希望している模様。 川舟を作れる人との交渉は成功。 8月雑務の探索で北部の村跡と隣接する里山内を探索。細工専門の村で置物型のモンスターを発見。 護衛士依頼「連符 猛き狂風」公開。『護られたもの』を殺戮・破壊しようとするモンスターを退治することに。 護衛士依頼「連符 猛き狂風」返却。無事モンスターを退治し、その後の探索で画商っぽい建物から3枚の絵画を見つける。 10月 11月 「【特別業務】砦北側の警戒」が行われる。警備班が感じていた気配をグヴェンドリンにおびき出して叩く作戦に。だが、暗闇の中うまく連携がとれず、逃がしてしまう結果に…。 通常業務中間報告にて、4つ足・鱗のモンスターはやはり遠ざかっている模様。落し物は、砦内に鱗が1枚。運営班はナタ豆の実採取。 9・10月雑務の探索の結果、細工の村の置物型モンスターを討伐、西部の森にて狼が住んでいた洞窟に人の気配があったとのこと。11月雑務にて調査継続。 12月 年末に大掃除を行う。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/51946.html
【検索用 かおすおぶざいぬ 登録タグ VOCALOID v flower Δ か トキチアキ 可不 曲 曲か】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 音楽:Δ MV アニメ トキチアキ 仕上げ:柚璃遥 唄:flower、可不 曲紹介 曲名:『カオスオブザイヌ』(かおすおぶざいぬ) Δ氏の18作目。 歌詞 (動画より書き起こし) 物言わぬ犬 水嫌いなそいつは 風呂場、威嚇も忘れてしょんぼりと項垂れる 数週前買ったパン カビてたみたいな予定の調和 捨てちゃうお前はベートーヴェンにはなれません かまいやせん 自慢の毛しぼむって抗議の目で ブー垂れるお前の横顔 ボルゾイ似でイカしてるからほんともう許して 好きにして と諦観のワンの目は ヒスった詭弁に go fuck youself (速報です! リード千切ったワンちゃんが今、どんどんどんどんと! 毛にゴミなどを巻き込んでデカくなっていってます!) グレイテストフント お前らもそう叫びなさい でっかくなっちゃったわんちゃん でかくなっちゃったわんちゃんだ その金色のでかい背中には家が乗る 人は吹けば飛ぶ ザ・ロックも認める かわいいわんちゃんだ 夢オチっぽいイントロを回避 するために幾星霜世界線超えて 犬、髭兄弟みたく映画化 招来 リアル銭形 メガロドン(?)と世界救うエピックポエムらしい この際ワンのやりてえようにやらしてやりてえからよ 加速するナンセンスも プレイジャライズも ファスト飯もヒトだけの物 落ち着いて米とか炊け (次のニュースです シュモクザメは前方の視野を頭を振ることで確保し、 犬の眼周りの筋肉は人類とのコミュニケーションの過程で 発達した模様です いずれも諸説あるうちの..) 好きにして 据わりきったワンの目は 「チキって下品」に go funk yourself グレイテストフント お前らもそう叫びなさい でっかくなっちゃったわんちゃん でかくなっちゃったわんちゃんだ その金色のでかい背中には家が乗る 人は吹けば飛ぶ ザ・ロックも認める かわいいかわいいわんちゃんは でかくなったり小さくなったりする その金色のワンかニャンかブーかビーか ポンかヒンかモョンかピェンかなんかを 永くいかすことは コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gods/pages/108623.html
マルガレーテフォンラーヴェンスベルクベルク(マルガレーテ・フォン・ラーヴェンスベルク=ベルク) 神聖ローマ帝国のベルク伯の系譜に登場する人物。 ラーヴェンスベルク伯領およびベルク伯領の女子相続人。 関連: ゲルハルト(2) (夫) エリーザベト(38) (娘) ヴィルヘルムイッセイ(7) (ヴィルヘルム1世、息子) マルガレーテフォンユーリヒ (マルガレーテ・フォン・ユーリヒ、娘)
https://w.atwiki.jp/comedian/pages/1508.html
ヴェートーベンをお気に入りに追加 リンク1 <ヴェートーベン> #blogsearch2 キャッシュ <ヴェートーベン> 使い方 サイト名 URL リンク2 <ヴェートーベン> #technorati 報道 <ヴェートーベン> イベント司会芸人ヴェートーベン オスカー退社とコロナ直撃の逆風にさらされ試練の日々|役者・芸人「貧乏物語」 - 日刊ゲンダイDIGITAL 塩野瑛久、オスカープロモーション退所を発表「改めて俳優というものと向き合い…」 (2021年2月22日) - エキサイトニュース ららら クラシック「発表!あなたが選ぶベートーベン ベスト10」反田恭平、ブロムシュテット、ラン・ランが出演! - TOWER RECORDS ONLINE - TOWER RECORDS ONLINE ヴェートーベン、桜塚やっくんさんの墓参りで不思議な出来事「あれから7年が経ちました」 | 話題 - AbemaTIMES ベートーベン生誕250周年に向けて その生い立ちから、音楽知識まで気軽にしっかり学べる、まんが人物伝『ベートーベン』好評発売中 - PR TIMES 193年前のベートーベンの髪 約480万円で落札 - テレビ朝日 『がんばろう広島』今年も一年ありがとう!関東のカープファンに感謝を込めて! 『カープクリスマス会2018 in TAU』を開催します。~加藤拓也投手とヴェートーベンから素敵なクリスマスプレゼント~ - PR TIMES ベートーベン「〈不滅の恋人〉への手紙」に隠された驚きの秘密 - 現代ビジネス 偉大なる作曲家ベートーベンが込めた「第九」への想い - tenki.jp 解剖記録から推定 - MEDLEY(メドレー) お笑いコンビ・ヴェートーベン「宇宙人」で対立 - 東スポWeb お笑いコンビ「ヴェートーベン」 酒の失敗談を 掛け合い暴露 |今だから語れる涙と笑いの酒人生 - 日刊ゲンダイ 日本の「ベートーベン」、代作者の存在認める―聴覚も正常か - ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 ヴェートーベン、芸能生活15周年記念ライブを再び東京で - お笑いナタリー 【みんな知ってる当たり前知識】ベートーベンの『エリーゼのために』のタイトルは実は『テレーゼのために』か / 楽譜の字が汚すぎて間違って広まった - ロケットニュース24 難聴が生み出したベートーベンの名曲たち、オランダ研究 - AFPBB News 成分解析 <ヴェートーベン> ヴェートーベンの44%は税金で出来ています。ヴェートーベンの22%は気の迷いで出来ています。ヴェートーベンの16%は欲望で出来ています。ヴェートーベンの13%は濃硫酸で出来ています。ヴェートーベンの3%はハッタリで出来ています。ヴェートーベンの1%は言葉で出来ています。ヴェートーベンの1%はマイナスイオンで出来ています。 ウィキペディア <ヴェートーベン> ヴェートーベン 掲示板 <ヴェートーベン> 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ ヴェートーベン このページについて このページはヴェートーベンのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるヴェートーベンに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/sugar_aa/pages/302.html
エルシア=ハーヴェンス 『恋騎士 Purely★Kiss』 属性:武 コスト:白 MHP500 武400 敏300 知200 器300 穏200 瞬息の連撃 コスト:青 自ターン中に使用する。 このキャラに武+100、敏+100する。 使用代償が1コストの味方「恋騎士Purely★Kiss」キャラ全てに敏+100する。 (1ターンに1回まで宣言可能) 騎士道大原則 コスト:白 HP-100 バトル中に使用する。 バトル終了時まで、HPが300以下の味方バトル参加キャラに防+100する。 (1ターンに1回まで宣言可能) この一撃は騎士の誇りと知れ!! No0216/R
https://w.atwiki.jp/souhei_world/pages/63.html
「機装兵 レーヴェ」 [解説] 聖華暦795年に開発されたアルカディア帝国軍の第六世代機兵。 機体の製造はエウロ重工業で行われ、779年に公表された都市同盟軍の調律計画による新型機エクス・ブールヌィに対抗する形で開発された。 このエクス・ブールヌィはエウロ重工業にとって因縁深いヴェーチェル系の機体であり、その打倒の為に設計された。 基本設計はエウロ重工業が初めて開発した機兵であるエリゴダ系列をベースにヴェーチェル系との戦闘を意識したものになっており、機動力と操縦性を重視しつつ、コスト面も安価に抑えている。 しかし高い運動性能や機動力、低コスト化の代償として堅牢性が犠牲になってしまっている。 レーヴェは背部と脹脛に計四基の噴射式推進装置を搭載しており、水平方向に対して高い突進力を誇る。 部隊での運用では、この瞬発力を活かした機動戦を主軸とした戦術運用がされる。 性能に関しては機動性以外に特別秀でた所はなく、クセが無く扱いやすい機体となっている。 単純な構造は新兵にとって扱いやすく、熟練の操手からは自身の実力がそのまま反映されることが好まれている。 またカスタマイズによる拡張性も高く、部隊のエース用に専用カスタマイズされたバリエーション機が多数存在する。 本機は帝国軍の次期主力機候補に抜擢され、帝国では新参企業でありながら主力採用を勝ち取るという異例の結果となった。 この主力機トライアルの裏ではジオニスタ重工業とゼスト・コーポレーションによる企業間抗争が行われていた為、両社はこのときまともな機兵開発ができなかったという裏事情がある。 また、アイリス社も高性能機開発に方針を傾けていた為、量産機開発の打診を辞退していた。 結果、まともな主力機候補を開発していたのはエウロ重工業のみとなり、レーヴェが正式採用される事となった。 主力採用に伴い帝国内の軍工廠や民間工廠でレーヴェの生産が委託される事となり、製造元によって外見等に若干の差異が生じている。 模型ギャラリー
https://w.atwiki.jp/starocean/pages/56.html
マーヴェル・フローズン - Marvel Flozen 種族 ???? 初期レベル 30 好物 舌平目ワインソース (旧 ワイン) タレントについて タレントに移動 声優 桑島法子 / 野中希(FDR) Lv255でのステータス 全スキル習得済み HP MP STR CON DEX AGL INT LUC STM GUTS 9999 999 1211 434 767 101 748 32 71 191 習得技 必殺技 習得Lv 消費MP 属性 熟練度 備考 レイブンオーブ 初期 5 - 200回威力増加 オーブを投げて攻撃する。目の前に放るだけの攻撃。出が遅いので中距離用の技。マーヴェルの技の中で、唯一使い勝手のいい無属性攻撃だが、以下の3属性オーブよりも追尾が弱いので当て辛い。 フレアオーブ 初期 12 火 200回威力増加 火を纏ったオーブを投げて攻撃する。レイブンオーブの火属性版。敵への追尾誘導機能がつく。終盤は属性ダメージを吸収してくる敵には要注意。 へイルオーブ 初期 12 水 200回威力増加 水を纏ったオーブを投げて攻撃する。レイブンオーブの水属性版。オリジナル版で無二の連射速度を誇った技だが、見る影もなくなった。 サンダーオーブ 初期 12 風 200回威力増加 雷を纏ったオーブを投げて攻撃する。レイブンオーブの風属性版。敵への追尾誘導機能がつく。3属性オーブは挙動もモーションも同じ。 アーククリスタル 33 12 - 200回成功率増加 オーブを投げて攻撃を封じる。軌道はレイブンオーブと同じ、効果が無い時は当たった際にMISSと出る。攻撃を封じるだけなので、素早い敵には動き回られる。 シールクリスタル 37 12 - 200回成功率増加 オーブを投げて行動を封じる。敵の動きを封じてしまえばこちらのもの。タイマンでは必須技。軌道はレイブンオーブと同じ、効果が無い時は当たった際にMISSと出る。 デスクリスタル 39 24 - 200回成功率増加 オーブを投げて即死させる。軌道はレイブンオーブと同じ、効果が無い時は当たった際にMISSと出る。即死耐性の無い敵には、数発当てればいいだけなので終盤は楽。下手に属性のついた攻撃よりも使い勝手がいいかもしれない。 七星奥義 奥義書入手方法→タトローイ闘技場Cランク優勝賞品 奥義 昇華元 消費MP 属性 熟練度 備考 サザンクロス フレアオーブ 28 光 800回威力増加 敵周囲にフィールドを発生。多段攻撃。レイブンオーブ等と同じように玉を飛ばし、玉が当たった敵に5HITの多段ダメージを与える優秀な性能。当てたモンスターの周囲に派手なエフェクトがかかるが単体攻撃。 セブンススター ヘイルオーブ 40 光 800回威力増加 敵周囲にフィールドを発生。多段攻撃。サザンクロスの上位版。単純にヒット数が増えている主力技。飛ばした玉が当たると、北斗七星の描かれたエフェクトが表示されて7HITする。合計の7ヒットはおいしい。ただしMP消費が激しいので注意。 ギャラクシィ サンダーオーブ 50 光 800回威力増加 自分の周囲にフィールド発生。多段攻撃。多数のオーブが出現し、自身の周囲をぐるぐると飛び回る。オーブは敵に当たると消える。密着して出すとかなりのダメージとなる。Sレンジで出せばその場で発動する為、多段ヒットが狙えるのだが、CPUだと基本的に遠距離に陣取る為、発動しっぱなしでいる事が多い。 仲間にする方法 ストーリー進行上、ロニキスが仲間と合流した際に紹介される。 この時、選択肢によって仲間にする事が出来る。 この選択肢で仲間に引き入れた場合、旧異種族の遺跡のイベントを起こしてもパーティから外れることはない。 ヨシュアが仲間に居る場合 選択肢は発生せず、必ず仲間になる。 旧異種族の遺跡のイベントを起こした際に、選択肢によってパーティメンバーから外すことができる。 アシュレイが仲間にいる場合 選択肢は発生せず、必ず仲間になる。 旧異種族の遺跡のイベントを起こしてもパーティから外れる事は無い。 アシュレイとヨシュアが二人とも仲間に居る場合 ストーリー進行で必ず仲間になる。 旧異種族の遺跡のイベントを起こすと、選択肢によってパーティメンバーから外れ、彼女に代わってエリスが仲間なる。 シウスが仲間にいて、ヨシュアが仲間にいない場合 選択肢は発生せず仲間にもならない。 注意点 マーヴェルとエリスは、同時に仲間にすることは出来ない。 両親と兄のカタキを追う謎多き女性。 性能は魔法使い……ではなく、後方からの投石要員。 技の発動速度が全体的に遅い反面、追尾性能は優秀なので後方支援に徹することになる。 七星奥義以外の技性能はどれも似たり寄ったりなので、属性か好みで選ぼう。 投石(オーブ)による攻撃は、ある程度敵を追尾する。SO2のオペラのαオンワンのロック距離を短くし、単発にした感じの印象。 目安熟練度以上の使用回数でマーヴェル自身に残像が出現する。 ステータスは遠距離攻撃物理タイプ。 防御力が低いので前線には出さないように。 下手な戦士よりもGUTSが高いのでクリティカル率が高く、攻撃を受けた時もHP1で耐えやすい。 一方でSTMは魔術師並みに低いので戦闘終了時のMP回復量は期待できない。個人的には運の低さが気になる。 七星奥義はどれも広範囲 多段ヒットで雑魚掃討に便利。 ただし、やはり発生が遅いので強敵には辛い。 ギャラクシィは消費MP高いため燃費が悪いが、使いようによっては高威力となる。 敵を停止させるシールクリスタル→密着してギャラクシィのコンボが強力。 闘技場Aランクの敵ですら一撃で屠る威力があり、その後に離脱する時間も十分にある。 もちろんコンボ後、シールクリスタルを重ねがけして、ギャラクシィで永久にはめることも可能。 ギャラクシィのヒット数検証。攻撃力1,200・GUTS193・CRT0のマーヴェルに悲しみの指輪2個を装備(0.7倍を2回で588)+スキルレベル10修行を全員で実行(0.8倍で470になる)+急所狙いと練気をオフにして、ガンナーL4(バージョンアップの有無に関係なく防御力225)に至近距離から発動して、一発あたり108前後(熟練度最大強化のギャラクシィのダメージ倍率は0.81)か571前後のダメージ(味方のクリティカル倍率は、敵の防御力を無視+1.5倍のダメージ)を与えて、最初から最後まで当てると合計で27,470のダメージを与えました。ガッツ255でクリティカル率25%と思われ、ガッツ193で20%でクリティカルと仮定するとダメージ平均値は200.6。合計27,470ダメージ÷一発平均180ダメージ=136.9回ヒット。 簡易秒間ダメージ計測。カンストする10,000のダメージと仮定(計算しやすいため)×ヒット回数÷攻撃開始から再び自由に動けるようになるまでにかかるおおよその秒数=秒間ダメージ。あくまで簡易な計測で、動作時間等の正しさを保証するものではありません。参考までにとどめてください。なお通常攻撃三段は昴翼天使の腕輪との相性が悪く、たとえ腕輪がなくとも三段で接近と飛び退きを繰り返して隙を作るだけで利用価値が無いため計測していません。 通通常攻撃の一段目のみ。10,000ダメージ×1ヒット÷全体動作時間約0.7秒(2フレーム)=14,285。昴翼天使の腕輪を装備して(0.25倍ダメージの星を8個出す。ダメージは4,999でカンストする)、スレイヤーリングでヒット数を3回に増やすと(追加ダメージは1回ごとに0.5倍ダメージ)、与えるダメージは6倍になる。また、理論上は通常攻撃の10,000ダメージの3回と、星の5,000ダメージの24回を合わせた150,000ダメージが最高で、秒間ダメージは200,000になる。リーチが短く、ギャラクシィの間合い調節に使うくらいにしか出番がない。 近距離対空通常攻撃。10,000×1÷0.4=25,000。ギャラクシィ以外の必殺技は対空性能が高いにも関わらず、CPUは全ての必殺技を対空技と認識せず、接近戦を持ち込んでいくおバカな姿を曝け出します。 遠距離対空通常攻撃。10,000×1÷0.9=11,111。遠距離の対空攻撃は、昴翼天使の腕輪の星飛ばし効果が発動しない。 レイブンオーブ。10,000×1÷0.5=20,000。無属性で相手を選ばずに使っていけて、闘技場でお世話になります。 フレアオーブ。10,000×1÷0.5=20,000。火属性は七星の洞窟で使いやすく、他の○○オーブより出番があります。 ヘイルオーブ。10,000×1÷0.5=20,000。オリジナル版ではヘイルオーブの攻撃力と隙とヒット数が突出していて他の技の存在感が希薄でしたが、リメイク版で使い分けの意義が生まれました。 サンダーオーブ。10,000×1÷0.5=20,000。属性付きオーブはレイブンオーブ以上のダメージ倍率があり、攻撃力が低いならばこれらを選びましょう。 デスクリスタル。10,000×1÷0.5=20,000。ダメージ倍率が通常攻撃と同じ等倍になっていますが、攻撃力がカンストしていれば、即死効果付きの分レイブンオーブ以上の活躍を見せます。 アーククリスタル。0.5。効果時間はそれなりにあり、運試しに使ってみるのも有り。 シールクリスタル。0.5。アークと同じく、オリジナルはデスクリスタルと同じ即死属性で立場がなかった技です。 サザンクロス。10,000×4÷2(可変する)=20,000。マーヴェルの動作が終わるのは、敵に球が当たってから一定時間経過後で、敵に球が早く当たるか遅く当たるかで秒間ダメージが変わります。 セブンススター。10,000×7÷2.1(可変する)=33,333。サザンクロスと同じく動作時間が変わります。 ギャラクシィ。10,000×140(?)÷6=233,333。全キャラの全攻撃で最高の攻撃力。ただし対空能力に欠け、広がるオーブと敵ののけ反りがピッタリ合わないと反撃を覚悟することになります。また、理論上の秒間ダメージなら自身の通常攻撃はおろか他のキャラの通常攻撃と僅差で(戦士系で最も秒間ダメージの低いフィアでも142,857ダメージ)、ギャラクシィのみが突出して強いかというとノーになります。純粋に攻撃力を追求するなら、グロース・リリストニック・祝福の歌・怒り・練気・急所狙い・クリティカル・アトラスリング等のアクセサリーで強化したギャラクシィが最強です。 武器との相乗でガッツが高いが、最終的には他の戦士系に追いつかれ、防御力も回避も秀でずに耐久力に不満が残る。ギャラクシィ以外は遠距離技にしては高威力だが、単体にしか当たらず、拘束目的なら他のキャラで構わない。遠距離技が豊富だが、移動が遅くて敵と追いかけっこになりがち。CPUは全ての必殺技を対空用と認識せず、ギリギリショートレンジからギャラクシィを全段空振りさせる始末。ギャラクシィの威力以外は欠点が目立つ。むしろ弱い部分をギャラクシィで補う性能。ギャラクシィの攻撃力をどこまで重視するかがマーヴェルの全て。オリジナルのマーヴェルは全ての必殺技が移動無しで発動し、七星奥義は皇竜奥義に劣るが貴重なフィールド全体攻撃だった。そしてセブンススターとギャラクシィが同じ性能なのにギャラクシィの方が消費MPが多く、ギャラクシィの存在理由が不明だった。遠距離からの補助役に適したキャラで、攻撃力以外が評価されて平均以上の実力があった。リメイクのマーヴェルは遅い足で近寄ってからでないと技が出せず、近距離アタッカーに適するという正反対の性能。オリジナルと対照的にギャラクシィ以外に特筆すべきものが無く、攻撃力のみが評価されて平均以下の実力になった。 オリジナル版とリメイク版のストーリーの違いの多くはリメイク追加要素なのだが、ラストボスの設定変更に伴った会話内容と旧異種族の洞窟の氷漬けの少女イベントの内容が大きく変更された。オリジナル版は、ヨシュアもマーヴェルもいない場合にも少女をどうするかという展開になり、選択肢が出される。少女に関与しないでいるとミリーからラティへの感情値が大きく低下するゲーム的なデメリットがあり、もう片方の選択をすると1人で旅するマーヴェルが失意のうちに消滅するというストーリー的に後味の悪い結末になる。任意加入メンバーを全員仲間にしないでいると、ロニキスがマーヴェルから事情を打ち明けられるのだが、いざ現場に行くとロニキスはその事に一切触れずにいて、非常に違和感を抱く展開になる。 ヨシュアがいなくてマーヴェルがいる場合は、オリジナルはマーヴェルが『戦ってでも止める!』と昂ぶり、彼女に従って何もせずに終わる。 ヨシュアとマーヴェルがいる場合の展開も異なる(オリジナルはアシュレイの加入はイベントと無関係)。マーヴェルが自暴自棄になり、『こんなことになるなら一緒に旅をしなければよかった!』とこの期に及んで真実を打ち明けることなく泣き喚きながら消滅する。これに伴い消滅後に発生するプライベートアクションの内容も変更されている。オリジナルは『一体彼女は何者だったのか?』という内容になっていた。 SFCからの変更点。 SFC版では好物はワインであったが、ラティ同様に未成年であることを考慮してか、舌平目のワインソースに変更されている。 必殺技のボイスが技名になり、いわゆる中二病の詠唱がなくなった。 HDリマスター『FDR』での変更点。担当声優がSFCと同じく野中氏になった。 エナミカツミ氏によるSFCの衣装での新規イラストが描かれた。リメイクのマーヴェルは「化粧が濃い」と残念がられることが多かったが、リマスターのマーヴェルは化粧が薄くなった。
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/440.html
セクシーパロディウス 機種:AC, PS, SS, PSP 作曲者:コナミ矩形波倶楽部(陰下真由子、有山尚光) PS版 サウンドドライバー:AKT SS版 サウンドプログラム:山根清彦 発売元:コナミ 発売年:1996年 概要 『実況おしゃべりパロディウス』の続編。ステージ毎のノルマによってステージが切り替わる横STG。 ステ―ジ開始時は自機のテーマが流れ、その後ステージテーマが流れる。 コナミ旧作の曲もふんだんに使われているが、相変わらずクラシックや民謡のアレンジが多い。全体的に能天気。 「ラブリー乙姫」は音MADの定番「マイムマイム」の原曲としても有名。 スペシャルステージのマニアック・オブ・ミュージックはコナミ歴代アーケードSTGのアレンジが連続で流れていく。 収録曲 曲名 原曲 作・編曲者 補足 順位 タコスケの野望 Opening 序曲『セクシーパロディウス』 Title TWINCLE ASSORT モーツァルト『きらきら星変奏曲』 Player Select 依頼来りて Start Demo ビッグバイパー&ロードブリティッシュのテーマ ビックバイパー&ロードブリティッシュ 空中戦 PASTORAL MARCH ゴンチチ『北海道はどこにある?ここにある!』ミーチャム『アメリカン・パトロール』フォスター『ケンタッキーの我が家』 Mission 1 - 北の牧場ステージ コーンこん狂詩曲 ドイツ民謡『小ぎつね』 Mission 1 - コーンチワボス ひかる&あかねのテーマ ひかる&あかね 空中戦 1・2・功夫,竜宮を行く イーアルカンフー(FC版)『スタート』イーアルカンフー(AC版)『BGM』 Mission 3-A - 竜宮ステージ ラブリー乙姫 イーアルカンフー(FC版)『BGM』イマヌエル・プガチョフ・アミラン『マイムマイム』 Mission 3-A - 乙姫ボス アレンジ35位 マンボ&サンバのテーマ マンボ&サンバ 空中戦 ちゅーちゅーポルカ 悪魔城ドラキュラ『Vampire Killer』ポーランド民謡『クラリネットポルカ』 Mission 3-B - 館ステージ ようこそ,坊や 悪魔城ドラキュラ『Poison Mind』ブラームス『ハンガリー舞曲 第5番』 Mission 3-B - メデューサボス ミカエル&ガブリエルのテーマ ミカエル&ガブリエル 空中戦 超高速BATH ネッケ『クシコス・ポスト』 Mission 2 - 浴場ステージ ペンキ’nペンギン 民謡『ぶんぶんぶん』フチーク『剣闘士の入場』 Mission 2 - とうとうペンギンボス シューティングスターのテーマ ツインビー・ヤッホー!『Twin Flight』 シューティングスター 空中戦 DEPARTURE FOR SEXY グラディウスⅢ『DEPARTURE FOR SPACE』 ブラックバイパー 空中戦 Let's sing! ウィリアム・ステッフ『リパブリック賛歌』フランス民謡『クラリネットをこわしちゃった』 Mission 5 - 植物ステージ ですとろいざキャンディー グラディウス『Aircraft Carrier』 Mission 5 - キャンディーコアボス イワン&トビーのテーマ イワン&トビー 空中戦 THE MOON APPEARED 民謡『炭坑節』民謡『北海盆唄』 Mission 4-A - 炭坑ステージ タヌコーの運命 ベートーヴェン『交響曲第5番「運命」』モーツァルト『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』民謡『げんこつ山のタヌキさん』 Mission 4-A - タヌコーボス こいつ&あいつのテーマ こいつ&あいつ 空中戦 『おねがい,助けてっ!』 ポール・モーリア『オリーブの首飾り』 Mission 4-B - 倉庫ステージ - JP Ver. はコンデDANCE ビゼー『オペラ「カルメン」より「ハバネラ」』 Mission 4-B - はコンデクレーンボス グッドクリア! Mission Completed - Good! バッドクリア! Mission Completed - Bad! カプセル怪獣『カプチーノ』 モーツァルト『トルコ行進曲』 ボスオンパレード1 - 極上パロディウスステージ5ボスより ボスBGMだ! リムスキー=コルサコフ『熊蜂の飛行』 ボスオンパレード2 - パロディウスだ!ステージ1ボスより イーグル佐武のテーマ グラディウスⅡ『Take Care!』 ボスオンパレード3 - パロディウスだ!ステージ2ボスより ホットリップスのテーマ オッフェンバック『オペレッタ「天国と地獄」序曲』 ボスオンパレード4 - パロディウスだ!ステージ3ボスより ゆうこがお相手 ショパン『「24の前奏曲」より第7番』チャイコフスキー 『バレエ「白鳥の湖」より「情景」』 ボスオンパレード - ゆうこボス オプション&マルチプルのテーマ オプション&マルチプル 空中戦 最後はハレルヤッ! ヘンデル『「水上の音楽」第2組曲より「アラ・ホーンパイプ」』ヘンデル 『オラトリオ「メサイア」より「ハレルヤ・コーラス」』イワノフ『「コーカサスの風景」より「酋長の行列」』 Last Mission - 寝室ステージ わたしはか・お・り グラディウスⅢ『Dark Force』 Last Mission - 最終ボス AFTER THE CARNIVAL Staffroll マニアック・オブ・シューティング グラディウス『Challenger 1985』サンダークロスII『Air Battle』フラックアタック『Counter Attack』グラディウスII『Crystal World』トライゴン『Sturdy wings』グラディウスIII『Mechanical Base』 Special Stage KONAMI43位アレンジ254位 私ってセクシィ? ベートーヴェン『エリーゼのために』 Special Stage - セクシー成人ボス あーん,がんばってぇー Continue ゲームオーバーなの Game Over ら・ん・き・ん・ぐ Ranking また,遊びにきてねっ End Demo Help me! モーツァルト『交響曲第40番』 倉庫ステージBGM海外バージョン サウンドトラック セクシーパロディウス オリジナル・ゲーム・サントラ ミュージック フロム コナミアーケードシューティング
https://w.atwiki.jp/nyabecch/pages/55.html
36 マーラー青春の金字塔(前編) ☆ヾ( ̄ー ̄ ) マーラーさんの音楽に一貫しているテーマは「死」であり、「死に対する病的なまでの恐怖心」と、それと合わせ鏡の関係となる「生に対する憧れや執着」といった、まさに人間の根源的なところにかかわる大テーマに、生涯に渡って取り組んできた一人の大芸術家の歴史といえます。 マーラーさんがそれほどまでに死を恐れた原因は、幼い頃に相次いで亡くした両親のうちの、特に心臓病で亡くなった母親の血を引き継いで自らも心臓の病を宿痾として抱えた事が原因していますが、長じて結婚後に初めて生まれた愛娘を幼くして同じ遺伝の心臓病で亡くした辺りからは、作品は益々死の影に色濃く縁取られていくとともに、皮肉にもその分だけ音楽にも深みが増してくるという結果となって行きます。 元々がユダヤ人として、ボヘミアに生まれたマーラーさんですが 《生まれながらの孤児》 として世界中のどこへいっても疎外感を痛感させられるなど、その苛酷な運命は人一倍デリケートな若者の心に、大きな影響を齎した事は容易に見て取れます。 元々、音楽活動のスタートは指揮者であり、その才能を認められて招かれたウィーンへ行っても、また次いで新大陸アメリカへ渡っても「ボヘミアン」として差別される上に、ドイツ人の間では「オーストリア人」として、挙句は生まれ故郷のボヘミアにおいてさえも「ユダヤ人」として差別され、世界中のどこへ行っても邪魔者扱いをされ続ける事を余儀なくされるうちに、半ばは人生に対する絶望や諦観を悟り始める一方で、逆に自身とは無縁なそうした眩しい世間に対する憧憬や執着、またはそれに相反する憤りや焦燥などといった、複雑かつ多様な要素が綯交ぜになって産み落とされたのが、あの独自の世界観といえるでしょう。 また性格的にも、芸術家にありがちの非常に神経質な完璧主義者であったため、常に病的なまでに完璧を追求する課程において演奏家達とのトラブルが絶えず、世界の一流オーケストラを渡り歩いて指揮者としての名声を高めていく一方では、それぞれの現場においてトラブルメーカーとしてかなりの鼻摘み者であった事も、また一面の真実だったようです。 ともあれ、そうして弱冠20代にして世間的には世界有数の大指揮者としての名声を確立しながらも、常に現状に満足をしないストイックなマーラーさんは休日を利用して作曲活動にも手を広げ始め、28歳の時に完成した交響曲第1番《巨人》を皮切りに、いよいよ、本格的な作曲家活動へとシフトしていきます。 名前 コメント すべてのコメントを見る 35 最も偉大なのはヘンデルである(後編) ムフフフ ( ̄ー ̄ しかも後継者として、なんとドイツから輸入する形で件のハノーファー選帝侯がやってきたから「裏切り者」ヘンデルさんにとっては、まさに悪夢を絵に描いたような最悪の展開になってしまいました。 ところがここからが世渡り上手のヘンデルさんで、この新しくイギリス王となった元の主人がテムズ河で舟遊びを催すと訊き付けるや乾坤一擲の精魂を傾け、遂に生涯の代表作となる組曲『水上の音楽』を創り上げ舟遊びでこの会心の作をお披露目するや、たちまちこの曲の虜となってしまったハノーファー選帝侯に罪を許されたばかりか、前にも増して王室から手厚く迎えられた、というなんとも出来すぎのような痛快なエピソードは有名です(いくらかは、脚色されているらしいですが・・・) さて、そのヘンデルさんのポリシーは 「誰にでもわかり易い、単純明快さ」 と言われますが、確かに最初はややとっつき難い感じを受けるバッハなどに比べれば、遥かに親しみのある聴きやすい音楽が特徴と言えましょう。 その長い生涯にわたって宮廷音楽家を務めてきた影響からか、一種独特の浮世離れのしたような曲調から 「天上の音楽」 とも評されるのが、ヘンデルさんの音楽です。 学校の音楽教科書に載っている肖像画などを見ると、ヘンデルさんにしろバッハにしろバロック時代の音楽家は当時流行っていたカールをした長髪の鬘と、今日の感覚ではやたらとゴテゴテした装飾の衣裳を纏っているせいか、誰も彼もがどことはなしに厳しげな感じに見えてしまい、そのためかなんとなく敬遠されているような気がしますが、実際の音楽を聴いてみると意外に親しみのある曲が多いのがわかるでしょう。 この『水上の音楽』は、一部から三部までを合わせてちょうど1時間くらいのボリュームがありますが、ヘンデルさんの入門編としては地味な第三部はともかくとして、第一部・第二部までは是非とも聴いておきたいところです。 名前 コメント すべてのコメントを見る 34 最も偉大なのはヘンデルである(前編) ムフフフ ( ̄ー ̄ 「最も偉大なのはヘンデルである」 と曰もうてヘンデルさんのお墓の前に額ずいたのは、誰あろう楽聖ベートーヴェンでした。 このエピソードからだけでも、ヘンデルさんがいかに凄いお方かがわかろうというものですが、何故か日本においてはイマイチ地味な存在でもあります。 ヘンデルさんは、あの大バッハと同じ1685年のドイツの生まれで、少し先輩に当たるヴィヴァルディやコレルリ、或いはスカルラッティといった、イタリアの作曲家の影響を受けたところからスタートし、その後徐々に独自の世界を確立していく事になります。 大作曲家と言われるような人の多くは得てして波瀾万丈の生涯を送ったり、生まれながらに極貧だったり不遇のままに一生を終えたり、或いは先輩のヴィヴァルディのように晩年に才能が枯れてしまい、野垂れ死にしてしまったりといったケースはよく見られますが、ヘンデルさんは20代半ばの頃に早くも当時のハノーファー選帝侯から宮廷作曲家及び指揮者として招かれて以来、殆んど不遇な時代を経験せぬままに70年余の生涯を独身で通したという、非常に珍しいタイプの人でもあります。 さて、ハノーファー選帝侯に遣えていたヘンデルさんは、根っからの旅行好きで休暇の度にイタリアやイギリスへ旅していましたが、そのうちにイギリスがすっかり気に入ってしまうと、勝手に休暇を延長してそのまま居座ってしまいます。 そうこうするうちに滞在先のイギリスでも、幸か不幸か当時のアン女王にすっかり気に入られてしまう事になり、王室からの手厚い庇護の下でこれ幸いとばかり、ハノーファー侯からの帰国命令を無視しつづけていましたが、しばらくすると 「アン女王の突然死」 という、思いもよらぬ青天の霹靂が訪れます ( ゜ ▽ ゜ ;)エッ!! 名前 コメント すべてのコメントを見る 33 ピアノ詩人の挑戦(後編) (=´ω`=)y─┛~~ 殊にロマン派以降、大規模かつ複雑になっていった各種の『ピアノ協奏曲』に比べると、あたかも「ピアノ・ソナタ」に無理矢理伴奏をくっ付けたような、どうにもサマになりきっていない感じを受けてしまいます。 若い頃(といっても、僅か39年の生涯)は、かなりのハンサムで女性に騒がれたショパンさんですが案外にシャイな性格だったようで、心密かに胸に仕舞い込んでいた初恋の女性への燃えるような情熱を得意のピアノに託して表現したの、がこの2曲のピアノ協奏曲(特に『第2番』)と言われています。 いわば、良くありがちな「音によるラブレター」ですが、そんな思春期の若者の甘い感傷が随所に窺えるのは最初に作曲した『第2番』の方で、それなりにメロディックな聴きどころはあるものの、全体として見た完成度では次に作曲した『第1番』の方が遥かに高く評価できる事は、ショパンさん自身がわざわざ作曲順序を逆にしてまでも、後から作曲した『第1番』を先に出版させた経緯からも明らかです。 さて先にも触れましたが、なにせ2曲ともにピアノのパートが素晴らしい分だけ、逆にオーケストラの稚拙さが目立ってしまうのはなんとも惜しく、ワタクシのような素人でさえ (いっその事、中途半端なオーケストラは取っ払ってしまって、得意の『ピアノ・ソナタ』の形式にしてしまった方が、遥かに傑作になると思うのだが・・) などと、聴く度に思うくらいですからプロの指揮者が手を拱いている訳はなく、指揮者によって独自のアレンジを加えたりオーケストラを充実させてみたりと様々な試みがあるため、CDを聴き比べるというもう一つの楽しみもあります。 もっとも某有名指揮者のような、ブラームスばりにオーケストラを重厚にし過ぎてしまったせいで、肝心のピアノがすっかり霞んでしまっているようなのは、明らかな本末転倒というものでしょうが (* - -)ノ 名前 コメント すべてのコメントを見る 32 ピアノ詩人の挑戦(前編) (=´ω`=)y─┛~~ Classic音楽には、様々なジャンルがあります。 楽器編成から言えば、大はオーケストラものから小は器楽ソロまであり、当然の事ながら神ならぬ作曲家にとっては得意や苦手のジャンルが、それぞれにあります。 オーケストラものが得意の作曲家として有名なのが、ムソルグスキーのピアノ組曲『展覧会の絵』を煌びやかな大曲に作り変えたラヴェル、同じくムソルグスキーのピアノ曲『禿山の一夜』を色彩感溢れるオーケストラ曲にしてみせたリムスキー=コルサコフ、そして色彩的オーケストラの達人としてはリヒャルト・シュトラウスも忘れてはなりません。 一方、以前にここで採りあげたシューベルトやシューマンなどは、オーケストラ曲にも有名なものが幾つもあるにはありますが、どちらかといえばピアノや歌曲などの小品に持ち味を発揮する人で、それをもっと極端にしたのが「ピアノの詩人」として有名な、ショパンさんです。 ショパンさんの場合は、ピアノが大得意だったのもさることながら、オーケストレーションがまったく苦手だったらしく、そのためオーケストラで聴かせる曲といえば、2曲のピアノ協奏曲に限定されてしまいます。 ご存じのように『ピアノ協奏曲』といえば、数ある器楽協奏曲の中では最もメジャーなジャンルだけに、作曲家の有名どころは殆んど例外なくこの分野に傑作・力作を遺していますが、それらの曲を聴き親しんだ耳にはショパンさんのはなんとも風変わりというか、物足りない思いがします。 『ピアノ協奏曲』と言うからには、当然の事ながらまず主役として魅力的なピアノソロがあり、それを引き立てるオーケストラとのバランスが車の両輪のように噛み合ってこそ傑作や名作が生まれるわけですが、ショパンさんのそれは主役のピアノのパートは確かに「ピアノの詩人」らしい、情緒に溢れている素晴らしい傑作であるのに対し、オーケストラの方は正直(他の一流どころの作曲家との比較においては)素人に毛の生えた程度である、と言わざるを得ません。 名前 コメント すべてのコメントを見る 31 最も尊敬すべきはClassic音楽作曲家(後編) (*゚ー゚)(*。_。)ウンウン 芸術家も画家や作家など様々ですが、ワタクシが最も尊敬してやまないのが、Classis音楽の作曲家です。 それは何故かといえば実に単純な論理で、絵や文学はその巧拙を別にするなら、取り敢えずは小学生はおろか幼稚園児にも創作自体は出来てしまうものですが、こと作曲となると知識のないものには、まず手も足も出ません。 作曲とはいっても、ピアノの鍵盤をデタラメに叩いているうちに偶然音楽らしきものが出来てしまう可能性もありますが、それも精々がポピュラー音楽のレベルまでであって、Classicのオーケストレーションとなっては素人には、まず無理な世界です。 そもそも、楽器の演奏という事では何の心得もないワタクシとしては、ことオーケストレーションに対しては、畏敬の念さえ憶えるのみです。 どんな楽器にせよその道を極めるのはおろか、楽器の特性を知るだけでも容易ではないと思われますが、ありとあらゆる楽器を自在に、頭の中で(或いは実際に)操るほどに深い知識を備えた一流作曲家の皆さんは、ワタクシの目には魔法使いのような神がかり的な存在に見えますし、やはり生まれ持った脳の構造が優れて特殊であるとしか思えないところです。 絵画や文学、或いは彫刻などもそうですが、下手は下手なりに描いたり創ったりが出来るのはただ目に見えるものを対象にすればよいからでもあり、それに引き換え音楽というものはそもそも無から「音」という形のないものを創り上げていく世界だけに、知識のない素人にはまったく手が出ないものと考えますが、いかがなものでしょうか (=´ω`=)y─┛~~ 名前 コメント すべてのコメントを見る 30 最も尊敬すべきはClassic音楽作曲家(前編) (*゚ー゚)(*。_。)ウンウン 「職に貴賎なし」 とは昔からよく言われますが、優劣はともかくとして特定の職業に対する憧れや尊敬の念は、誰しも持つところでしょう。 一般的に、尊敬される職業としては 医師(医学者) 弁護士(司法官) 大学教授(研究者) 大企業のトップ エンジニア サイエンティスト 代議士 スポーツ選手 芸術家 などなどが挙げられる事でしょう。 まず、これらを大まかに分類するなら「頭脳系」、「スポーツ系」、「芸術系」に分類されるでしょうが、ワタクシ的には「頭脳系」よりは「スポーツ系」や「芸術系」を評価したいところです。 その根拠として「頭脳系」の方は、ワタクシもエンジニアの端くれとして必ずしもセンスの必要性なしとまでは言い切りませんが、一方では余程のバカではない限り努力次第で、かなりのところまでは達成可能な分野であるといえます。 無論、一口に「頭脳系」とはいっても、医師国家試験や司法試験といったところになれば、あの物凄い競争率を見ても努力の限界はあるでしょうが、それでも努力次第である程度はどうにかなりそうな分野ではあります。 対してスポーツを考えるなら、100mを走るのに15秒もかかる人は、いかに毎日数百本のダッシュを死に物狂いで繰り返したところで精々が14秒台に縮められるのが関の山で、世界トップレベルの10秒台となるとこれはもう限られた才能というより他はない。 芸術もまた同様に、気合いだけではいかんともしがたい分野である事は、たかだか学生時代の小さな経験に照らしてみるだけでも、歴然としたものでしょう。 ではスポーツと芸術の比較となるとこれは非常に難しいですが、スポーツ選手の寿命は短くゴルフなどのソフトなスポーツを例外とするなら人生80年のうちの精々20年が良いところで、これに対して順調に行けば遥かに寿命の長い芸術家の方にやはり軍配を挙げたいところです。 名前 コメント すべてのコメントを見る 29 我がClassicとの邂逅part3 (=´ω`=)y─┛~~ こうして考えてみると、一見意識なく眠っているようですが、実は意識の深層では覚醒して音楽を聴いている神経があり、つまらない(と感じる・・・実際には殆どの場合が、まだ理解できていないに過ぎない)部分の時は「寝てなさい!」という指令を出していて、いよいよ聴きどころ(と認識されたところ)に来ると「起きろ!」という指令を出す、というような不思議な多重構造が認められます。 「Classicを聴いていると、必ず眠くなる」 という話はよく耳にしますが、ワタクシ自身は自らの体験に照らして 「眠くなったら無理に目を擦って聴こうなどとせず、寝てしまえばいい」 と言います。 そうすれば、その人の感性に訴える部分が来た時には自ずと覚醒する事でしょうし、逆にいうなら何度やってみても絶対に目が覚めないという人は、恐らくは最早Classisとは無縁の人であろうと結論付けられます(勿論、これはあくまでワタクシ流の方法なので、開眼に至るパターンは十人十色でしょうが・・・) ワタクシが思うに音楽の利点は、特に意識的に理解に務めようとせずとも自然な形で耳を通じて脳に働きかけてくる点で、例えば文学などは文字だけを漫然と追っていると読んだつもりでもまったく頭の中に残っていませんし、絵画なども観賞心もなくボンヤリ眺めていれば頭にも心にも残らないものですが、音楽だけはBGMが不思議と耳に付いてしまったりする日常の経験からも明らかなように、嗜好が合うと案外に心に残りやすいものです。 目を瞑れば絵も文字も見えなくなりますが、日常において耳を塞ぐという行為は滅多にあるものではないので、意識に入り易い事もあるでしょう。 それはClassicといえど、他の音楽同様に形のない「音」という特殊性などから鑑みても、明らかではないでしょうか。 ともあれワタクシ的には「Classic」と聴いただけで、何故か必要以上に身構えてしまう人たちの感覚の方がどうにも理解に苦しむのですが (=´ω`=)y─┛~~ 名前 コメント すべてのコメントを見る 28 我がClassicとの邂逅part2 (=´ω`=)y─┛~~ 当時は、フリーランサーをしていた関係で夜間に原稿を書くような生活スタイルが定着し、その反動で日中の空いた時間に昼寝をする習慣がありました。 この昼寝の時に、Classic音楽を流します。 正確にいえば、Classicを聴きながら昼寝をするつもりではなく、Classicを聴くつもりが知らぬ間に昼寝時間と化してしまっていた訳ですが、確かにClassicを聴いていると眠くなるものです。 そうして聴いているうちに、どの曲にしろその良さが自ずと理解できてくるものだと、実感する事になります。 曲によってはそれが2、3回であったり、或いは20回~30回と1ヶ月くらい繰り返し聴き続けるうちにようやく「ピン」と来るものもありましたが、この「ピン」と来る感覚が程度の差こそあれ、どの曲も繰り返し聴いているうちに例外なく訪れるため、あとはそれが自然と感性に訴えかけてくるのを待てば良いわけです。 すると不思議な事に、音楽が流れている間にいつも知らぬ間に寝てしまっているのですが、その曲がいつもある部分に差し掛かるやパッと目が覚めるようになるのです。 そうして目覚めとともに耳に流れ込んでくる旋律は、決って素晴らしいものとして耳から心にジンワリと浸透してきます。 要するにワタクシ的なレベルにおいては、その時点でその曲に「開眼」をした事になり、一旦この現象が起きると次からは必ずと言っていいほど同じ曲の同じ部分に差し掛かると目覚めが訪れ、そこからはじっくりと鑑賞を楽しむわけです。 一方、まだ「開眼」に至っていない時は、当然の事ながら最後まで目覚めが訪れる事はなく熟睡状態が続きますが、曲が終わるとともに不思議に目が覚める事となります。 名前 コメント すべてのコメントを見る 27 我がClassicとの邂逅part1 (=´ω`=)y─┛~~ 今年第一回目の4chという事で、今回はワタクシのClassicとの出逢いを語る事にしましょう。 初めてClassic音楽に目覚めたのは高校2年時代、17歳の時でした。 某TV番組のオープニングで効果的に使われた曲を聴いた瞬間に、その雄大なスケールの虜になります。 曲名も誰の曲かもわからないままに貸レコード店へ行き、デタラメの見当をつけて何度も借りているうちにようやくお目当ての曲に行き当たり、それが『ニュルンベルクのマイスタージンガー』という、ワーグナーの楽劇の『第一幕への前奏曲』であると知りました。 実家には幸いにして、母が所有する名曲アルバム全集を始めとしたレコードが山と積んであり、YAMAHAの高級ステレオにショボいカセットデッキを繋いで録音した、それらの曲を聞きかじり始めました。 『運命』、『未完成』、『悲愴』、『新世界より』、『田園』といった交響曲の有名どころから、母の最もお気に入りだったJ.シュトラウスのウィンナ・ワルツ、そして『軽騎兵』、『詩人と農夫』、『天国と地獄』、『こうもり』などオペレッタ序曲に至るまでを、手当たり次第に聴きまくったものです。 そうして、高3の学園祭で行われた「クラス対抗ブラスバンド大会」では、すでにイッパシのClassicマニアを気取っていたワタクシは、投票で決りかけた流行のポピュラーを強引に引っ繰り返し、エルガーの『威風堂々』第5曲を無理矢理に押し付けて、デタラメの指揮を振ってクラスを優勝に導いた事も思い出深い出来事です。 大学生時代は下宿していて、いつもお金にはピーピーしていたので当初は殆んど聴くチャンスもなかったものの、そんな中でR.シュトラウスの『ツァラトストラはかく語りき』のオープニングに圧倒されたのが、二度目の開眼となります。 社会人となってからは再びロックに戻り、しばらくはClassicから遠ざかったいましたが、20代の半ばくらいからClassicに戻ったり離れたりを繰り返した挙句、ようやく体系的に究めてみようではないかと一念発起したのが、20代も後半に差し掛かった頃でした。 名前 コメント すべてのコメントを見る 26 楽壇のトンデモさん登場~(後編) ヾ(∇^〃) そうした性格から、どの音楽にも完全性を追求していくがゆえか一作毎にスケールを増していき、遂には晩年の『ニーベルングの指環』に至ってはナント、15-16時間にも及ぶという常識外れの4部作が出来上がり、上演は4夜連続で行われるという前代未聞の試みがなされました。 全曲盤CDとなると 「十×枚組3万円」 とかで店頭に出ていて、興味のない人から見ると 「こんなの3万円も出して、買う人がいるのか?」 と思われるでしょうが、ボーナス時期などは店頭で買っている人の姿を見かける事も、決して珍しくはありません。 そんなワーグナーさんの音楽の特徴はといえば、何といってもあの桁外れなまでに雄大なスケールに尽きるでしょう。 一般的に、美しいメロディラインに乗せて歌を聴かせるイタリアオペラに対し、ドイツものはオペラにせよガッチリとした構成のものが多いと言われますが、殊にワーグナーさんの場合は勿論歌の美しさはさることながら、やはりあの圧倒的な音の流れを堪能出来るところろに、最大の魅力があります。 聴き慣れないうちは、あまりに恰幅が良過ぎて一見取っ付き難い印象は否めませんが「ワーグナーの毒」とも言われるように、一度ハマってしまうと最早ワーグナーなしでは昼夜も明けぬといった禁断症状を呈するようになり、世界中にはそうした「ワグネリアン(ワーグナー中毒患者)」がゴマンとどころではなく、ワンサカと存在していると言われます。 そのように傑作揃いのワーグナーさんの作品ですが、最も完成度の高いのは言うまでもなく先に触れた『指環』となるのでしょうが、これから初めてワーグナーを聴こうという人にいきなり、この並外れた大作はかなりキツイだろうと思われるため、まずは序曲・間奏曲などの名場面集辺りから入るのが無難でしょう。 有名どころとしては『タンホイザー序曲』、『ワルキューレの騎行』、『さまよえるオランダ人序曲』、『ジークフリート牧歌』、『ローエングリン序曲&婚礼の合唱』辺りですが、かくいうワタクシ自身が最初にクラシックに触れたのは偶然耳にした『ニュルンベルクのマイスタージンガー・第一幕への前奏曲』のあのカッコ良さに、一発で参ってしまったのが始まりでした ゚+.(・∀・)゚+.゚イイ!!! 幸か不幸か、今のところ「ワーグナーの毒」に当てられるまでの重症には至っていませんが、今日に至るまで一番の趣味であるクラシック音楽の世界へと誘う、きっかけを与えてくださったワーグナーさんは今でも非常に好きな作曲家の一人ですし、そういったワタクシの個人的な感情は別にしても、これまでの音楽に対する世界観を変える意味合いからも、是非一度は聴いていただきたいものです ☆ヽ(▽⌒*) 名前 コメント すべてのコメントを見る 25 楽壇のトンデモさん登場~(前編) ヾ(∇^〃) 『天才と狂人は紙一重』 などと良く言われるように、天才的な芸術家には常人のモノサシで計る常軌を遥かに飛び越えるような生き様を演じて見せてくれる方々が少なくないようです。 Classic界も、ご多分に漏れず超の字の付くような個性派揃いですが、さしずめワーグナーさんなどは有名どころの中ではその代表格といえるでしょう。 無名時代の若い頃から「飲む・打つ・買う」の三拍子揃った遊び人だったワーグナーさんは、借金を重ねては債権者から逃れるために夜逃げを繰り返しますが、夜逃げと言っても国外逃亡ですから普通のそれとは、遥かにスケールが違います。 荒れた生活は既に大学生の頃から始まっていたようで、最初に創作した交響曲がまったく認められなかった事に大いに失望し 「この曲の真価がわからないドイツ人は、レベルが低い田舎者揃いだ!」 とウィーンへ移りながら、その後は10年以上も各地を転々とし続けた末に、パリへと流れていきます。 パリでは、革命に巻き込まれ(参加して?)当局者から追われる身となり、今度はスイスへ亡命する事になります。 その間、繰り返し恋愛を重ねたながらヴェネツィアへ駆け落ちなどもし、再びスイスに戻って各地を流離っているうちに当時「音楽の帝王」として楽壇に絶大な影響力を持っていたリストの力添えがあって、ようやく世間から認められる事になります。 リストには随分な世話になりながらも、そのリストの腹心とも言うべき大物指揮者であり、またワーグナー自身も初演を成功に導いてもらった恩もあるハンス・フォン・ビューローに嫁いでいた、リストの愛娘・コジマを強奪して自らの嫁にしてしまうなどの芸当は朝飯前で、遂には狂的なまでにワーグナーに心酔していた19歳のバイエルン国王・ルードウィッヒ2世を誑し込み、国家予算を莫大に費消してまで自らの劇世界に登場する城(ノイヴァンシュタイン城)などをそっくりそのまま現実に創らせてしまうという、まことに底知れぬ破天荒ぶりでした。 自ら、稀に見る天才を大いに自認していたワーグナーさんは、それまでの「音楽が中心のオペラ」に満足せず、ストーリーに半分くらいウェイトを置いた「楽劇」(ムジークドラマ)という、新しいジャンルを創造して行きます。 若い頃は作家を目指していた事もあったほど、文才にも自負(実際の文才は別として)するものがあっただけに、他の作曲家のようにシェイクスピアなどの既製の物語には飽き足らず、神話に題材を採った大河を自ら創作するなど徹底した完全主義を貫きます。 名前 コメント すべてのコメントを見る 24 粋人・シューマンの美学(後編) (= ̄∇ ̄=)ニィ 「江戸っ子の羽織」(表は地味だが、裏地=見えないところに金を掛けているところが粋とされる)に通じるような、何となく聴き逃してしまうような細かいところで、実に凝った職人らしい仕事をしている点が挙げられます。 そうしたシューマンさんの特徴が良く出ているのが『ピアノ協奏曲イ短調』で、一流のピアニストの作るピアノ協奏曲ともなれば当然のようにピアノソロが派手な技巧をアピールするような曲調になるのが普通ですが、この曲に限っては主役であるピアノがオーケストラの中に埋没したかのような、一見(聴)ピンボケのような変り種の印象があるのも 『ピアニストが、己の技巧をひけらかすような音楽は上品でない・・・云々』 という、洒落モノ独特の哲学に基づくものでした。 もっとも、この曲に関しては誕生の経緯をしれば納得がいくのですが、当初は『ピアノとオーケストラのための幻想曲』として創られたものが第1楽章で、その後に先にも触れた経緯で結婚した一流ピアニストでもあった新妻クララの晴れ舞台として用意するために、後の2楽章をくっつけたものがこの『ピアノ協奏曲イ短調』となったわけです。 確かに、ピアノとオーケストラのどちらが主役ともいえないような幻想味溢れる、それまでのピアノばかりが派手な主張を展開するものとは一味も二味も違ったユニークな作品であり、今では《四大ピアノ協奏曲》の一つに数え上げられるほど、有名になっています。 そうしてこの曲の初演はシューマン自身の指揮、そして勿論妻クララのソロという豪華キャストで実現し 「オーケストラを従えて、まるで女王様になったような素晴らしい最高の気分でした」 と美しくも才能豊かな若妻も、すっかりご満悦だった事は言うまでもないでしょう (*^ー°v 名前 コメント すべてのコメントを見る 23 粋人・シューマンの美学(前編) (= ̄∇ ̄=)ニィ 子供の頃からピアニストを夢見て熱心な練習に励んでいたシューマンさんは、若い頃にヴィークという人に弟子入りをしました。 師のヴィークは、一目でその才能を見抜き 「自分のところで修業を積めば、3年で一流のピアニストになれる」 と太鼓判を押しましたが、功を焦ったシューマンさんはあまりに無理で激しい練習をしたために指に障害を来たしてしまい、ピアニストとしての将来を断念せざるを得なくなります(原因に関しては、他にも様々な説があります) その間、ピアノの師であったヴィークの元へ足繁く通ううち、娘のクララと恋仲となりプロポーズをしますが、重度の躁鬱症の齎す持病を宿痾として抱えるシューマンさんには、音楽家としての才能は認めていた父ヴィークからも娘の亭主としては失格という烙印を押され、ついに駆け落ちをする事になります。 シューマンさんは、自ら作曲やピアノの練習をするには止まらず大変な勉強家でもあり、ピアニストとしての道を断念した後は以前に紹介した尊敬するシューベルトの大作の発掘を始め、バッハやハイドン、或いはベートーヴェンといったバロックから古典派、そしてロマン派にかけての音楽をも熱心に研究するだけでは飽き足らず、当時としては珍しい音楽雑誌を創刊して同世代の埋もれた才能の発掘にも努めていました。 当時若干20歳で、まだまったく無名だったブラームスを始め 『帽子を取りたまえ諸君! 天才だ!』 という有名なフレーズとともに世に送り出したショパン、他にもメンデルゾーンやベルリオーズといった、後の大作曲家たちを世に送り出すのに果たした功績は、実に多大なるものがあります。 さて、そんなシューマンさんの音楽の特徴といえば「沈潜」と「隠し味」といったところでしょうか。 大男の外見に似合わず、オーケストレーションが苦手でピアノなどの小曲に持ち味を発揮したシューマンさんは元々重度の躁鬱症であり、しかも非常に慎重な性格の持ち主だけあってオペラなどの華美なものを嫌っていた事は、地味でどちらかというと暗めの曲調が多い事からも明らかでしょう。 名前 コメント すべてのコメントを見る 22 交響曲の父・ハイドンの真価(前編) ☆ヾ( ̄ー ̄ ) つまり前期6曲(第93番~第98番)及び後期6曲(第99番~第104番)の全12曲です。 まずはどれを聴いても円熟した技巧が冴え渡る名作・傑作揃いですが、親しみやすさと言う点ではなんといってもそれぞれユニークな標題の付けられた有名な『驚愕』(第94番)、『軍隊』(第99番)、『時計』(第101番)のいわゆる「三大標題交響曲」が、真っ先に挙げられます。 ウィーンで既に、大作曲家としての確固たる地位を築いていたハイドン先生のもとに、イギリスの有名な興行師兼ヴァイオリニストのザロモンからのお誘いが舞い込み、ドーヴァー海峡を渡る決意をします。 18世紀の当時は今とは違い、ドーヴァー海峡を渡るには命の保証もない大冒険でもあったので 「(60歳近い)ご老体が今更、生命の危険を冒してまで酔狂な真似をするのはお止めなさい。 年寄りの冷や水と言うものですよ。 第一、言葉も話せないのに・・・」 と、親子ほども年の違う後輩・モーツァルトの諌めるも訊かず 「大丈夫だ・・・私には《音楽》という国際語がある・・・」 という有名な言葉を残し夢を追い求めていった第二の新天地は、結果的にはハイドン先生にとっては「第二の人生」どころか 「これぞ、ハイドンの真骨頂!」 と、後世皆が認めるような新境地を拓く結果となっていくのでした (= ̄∇ ̄=)ニィ ちなみに、ロンドンで大いに名声を上げたハイドン先生が意気揚揚としてウィーンへ凱旋帰国を果たした時には、片やあれほどまでに高齢なハイドン先生のロンドン行きを案じて猛反対をした24歳年下のモーツァルトさんは、僅か35歳の若さで既にこの世を去った後でした。 さて先に挙げたこの三大交響曲は、いずれもテーマのわかり易い標題がついている事もあって、104の交響曲の中でも特に有名なものばかりです。 ユーモリスト・ハイドンのウィットが効いた第2楽章が有名な『驚愕』、オーケストラに軍楽太鼓を採り入れるという当時としては画期的な発想がユニークな『軍隊』、そして親しみやすいメロディで知られる『時計』と、いずれ劣らぬ粒揃いの傑作です。 この3つを並べて聴いてみると、個人的には『時計』がやや落ちるかな? という気はしますが (´ー`)y━~ 名前 コメント すべてのコメントを見る 21 交響曲の父・ハイドンの真価(前編) ☆ヾ( ̄ー ̄ ) 交響曲の始まりは、バロック時代のイタリア・オペラなどの序曲として扱われていた「シンフォニア」が原型と言われます。 その後、シュターミッツ親子に代表される「マンハイム楽派」らによって、オペラから独立した独自のジャンルとしての進化を遂げていきます。 ナポリ派のサンマルティーニやシュターミッツ親子、或いは大バッハの息子らに先んじられたとはいえ、あの膨大なオーダーのみにとどまらず今日的な交響曲の概念にまで昇華していった功績からしても、やはりハイドン先生こそは《交響曲の父》と呼ばれるには最も相応しい方でありましょう。 ところで物事にはどんな事にも裏と表があるように、ハイドン先生の《交響曲の父》という評価も大きく二分されるようです。 表の評価は言うまでもなく、天才モーツァルトの41曲を遥かにに引き離す「104曲」(協奏交響曲を除く)という気の遠くなるような膨大な交響曲を遺したというその多作な才能に注目し、一方で裏の評価は 「数は多いが、どれも面白みに欠ける」 「単純な曲調が多いため、飽き易い」 といったようなものです。 確かに初期の頃の『朝』(第6番)、『昼』(第7番)、『晩』(第8番)辺りを聴くと、素人目(耳)には交響曲と言うよりは、今日的感覚では弦楽四重奏曲に毛の生えた程度の規模で、ロマン派以降のゴテゴテとした交響曲を聴きなれた耳には、単純で物足りないような思いは否めないのも無理からぬ事かも知れません(ちなみにハイドンは、弦楽四重奏曲も80曲を超すという天文学的な数を遺していますが、このジャンルに関しては回を改めて触れていく予定です) さて、これらのハイドン先生の交響曲が「飽き易い」というのは勿論の事皮相な見方に過ぎず、実際には規模は小さいながらもどれもが一筋縄ではいかないような凝った構成で練りに練られ、地味ながらスルメのように聴けば聴くほどにジワジワと深い味わいが滲み出してくるのが、その特徴と言えましょう。 例えば、モーツァルトなどには遥かに顕著に見られますが、一旦はハイドンに弟子入りしながら直ぐに 「アナタは古臭い!」 と老いたるハイドン先生にはさっさと見切りをつけ、後に独自の世界を確立していった楽聖ベートーーヴェンの作品群からさえも、やはりハイドンの影響は免れ得なかった事の見て取れるところからも、その偉大さは計り知れようというものです。 では、この100を超える膨大なオーダーの中で 「一体、どこから手を付けたら良いのか・・・?」 と立ち往生の方にお奨めするとなれば、晩年の最も脂の乗り切った時期に作曲された『ロンドン・セット(ザロモン・セット)』でしょう。 名前 コメント すべてのコメントを見る 20 ああ無情(後編) (TT▽TT)ダァー ロマン派以降は大作流行りの交響曲も、この当時では1時間を優に越えるベートーヴェンの『第9』を例外とすれば、50分という大作は初演でその長さだけで悪評となった『第3番(エロイカ)』くらいなものですが、この曲こそはまさにあのベートーヴェンばりの骨太でガッシリとした構築美に溢れ、それでいてまた美しいメロディラインをも兼ね備えた新境地が、あからさまに伺えます。 思えば、楽聖・ベートーヴェンにして「傑作の森」(ロマン・ロラン)と言われた充実期は30を廻ってからであったように、モーツァルトのような神童上がりの天才は別とするなら、大作曲家と言われる人の多くも20代の習作時代に修業を積んだ後の30前後あたりから、いよいよ脂が乗って傑作を産み始める傾向が顕著にあります。 シューベルトさんの『第9番(グレート)』が書かれたのも、やはりちょうどそんな脱皮の時期に当たったと見てよく、この曲がそれまでの作品からはちょっと想像もつかなかったような大飛躍を遂げんという雰囲気があるのは、シューベルトさん自身がそろそろベートーヴェンを意識した、大作の創作に本腰を入れ始めていた時期とも一致します。 ところが惜しむらくは、前回も触れたようにシューベルトさんの場合は、皆が大飛躍を遂げる脱皮を始めようかという矢先に、誰よりも大きく羽ばたき始めた直後に逝ってしまった事で、これが人並みに順調に50ー60らいまで生きていれば、或いはベートーヴェンにも匹敵しうる2代目・楽聖の地位を築いていたのではないか? とまで惜しまれるような大変化の兆しを秘めているのが、この『グレート』でしょう。 最後の交響曲に至っていつもの悲哀観はすっかり影を顰め、全編に漲る確信に満ちたかのようなポジティブな力強さは芸術家として自信に満ち溢れ、その真価をいよいよ発揮し『さあこれからだ!』とでも言っているような矢先だっただけに、尚更惜しまれてなりません (TT▽TT)ダァー 奇しくもこの大作も、前回紹介した『第8番(未完成)』同様に生前は埋もれたままシューマンにより発見され、メンデルスゾーンによって初演が行われるまでには、作曲後10年以上を待たねばなりませんでした。 名前 コメント すべてのコメントを見る 19 ああ無情(前編) (TT▽TT)ダァー 「シューベルトの交響曲」といえば、誰の口からもまず真っ先に出てくるのが『第8番(未完成)』という事になりますが、ワタクシ的には最後の『第9番(ザ・グレート)』の方が遥かに好きであり、また傑作だと思っています。 前回も触れたように元来が歌曲王であり、また小曲の人とも言われるシューベルトさんですが、尊敬するベートーヴェンさんに肖って、交響曲にも手を伸ばしていきます。 初期から中期にかけては、モーツァルトやベートーヴェンの亜流というような域を出ていなかったシューベルトさんの交響曲にグっと「らしさ」が出てくるのは、やはり『第5番』辺りからでしょう。 そうして『第8番(未完成)』によって、あたかも頂点を極めたかのように言われがちですが前にも申した通り、ワタクシ的にはベートーヴェンの『第5』とカップリングされたものなどは、やはり何度聴いても見劣り(聴き劣り)がする感は否めません。 勿論、これは比較する相手が偉大すぎる事もありますが、それよりもなによりこの『第9番(グレート)』であれば、充分ベートーヴェンにも匹敵しうる大作であり、この曲を最初に耳にした時は 「え? これが本当に、シューベルトの交響曲なのか?」 と、何度もクレジットを見直したものです。 なにせ元々が「歌の人」であり「ピアノ(特に小品)の人」であるシューベルトさんだから、オーケストレーションはあまり得意とするところではありません。 したがって、交響曲のような大作には向かない人であると一旦は結論付けられた人なのですが、この『グレート』に限っては確かに突然変異のように、まさに人が違ったような威風堂々たる貫禄が感じられ、あたかもモーツァルトの流麗なメロディラインと、ベートーヴェンの雄大なスケールをミックスしたようです。 またシューベルトさんの音楽で、よく欠点として指摘される 「繰り返しの冗長さ」 はこの曲についても免れてはおらず、50分という長丁場に渡って何度も同じフレーズの繰り返しが顔を出してきますが、批評家としても超一流として認められていたシューマンに 「天界の悠長さ(天国的な長さ)」 と言わしめたほどに 「心地よい冗長さ」にまで消化されてしまいました。 名前 コメント すべてのコメントを見る -