約 2,829,399 件
https://w.atwiki.jp/bonbero/pages/22.html
のるのるぅさんのアート! しっぷてんぱさんのアート!
https://w.atwiki.jp/srwkdm/pages/121.html
30代目スレ 2009/10/12(月) ◆ ドイツ中部の風は、もう冷たかった。 寂しい光景だった。泥を固めたような灰色の地面の上に、やはり灰色をした空が広がっ ている。草の類はほとんど生えておらず、遠くに痩せた木々がぽつぽつと見えるだけだ。 まさに寒村という言葉がふさわしい。 「ハザリア・カイツ?」 後ろからの声に、ゆっくりと振り返る。脚はがに股に、背中は猫背に丸め、首をもたげる ような姿勢で、広い肩幅を揺すりながらアゴを軽くしゃくる。指先だけは、どう動かせば いいのかわからなかった。 「俺を呼んだのか」 「え、へえ」 後ろにいたのは、いかにも田舎の農夫然とした中年男性だった。 「そうか。俺はハザリア・カイツというのか」 「なにをおっしゃっておられるので?」 「どうも、記憶がハッキリせぬ。そうか、俺はハザリア・カイツか」 「あのぅ、今までどちらに?」 「それもわからぬ。気が付けば、ここに立っておった」 「あなた様は、お連れ様と一緒に私共の村を訪れたのでございます。 先週の金曜から姿が見えないと、騒ぎになっていたのですよ」 「連れだと」 「お身内の方だと聞いております」 「俺は旅行者か」 「いえ、2年か3年に一度、おいでになります。 この度は、久しぶりのご滞在でした」 「なるほど」 「さあさ、小屋に戻りましょう。皆様ご心配されております」 「それで、お前は何者だ」 「え、へえ。普段小屋を預からせていただいております、妖機械獣ドラゴΩ1と申します」 「なるほど、連れて行け」 それきりなにも喋らず、手をポケットの中に突っ込む。 妖機械獣ドラゴΩ1と名乗った男は、少し怪訝そうな顔をしながら先に立って歩き始める。 ◆ ログハウスと呼ぶには少々小振りな小屋だった。後ろには、ろくに葉を茂らせていない カシノキの森がある。 ドアを開くと、パチパチと薪の爆ぜる音がした。早くも暖炉に火を入れているらしい。 「あら兄上、生きておられたのですか」 灰色がかった髪を頭の両側で縛って垂らした少女が出迎える。こちらよりも頭ひとつ半 以上背が低く、細い身体に長袖のシャツとプリーツスカートを着ている。 「お前は俺の妹か」 「なにをおっしゃっておいでです?」 「ハザリア様は、ご記憶に混乱がおありのようなんです」 ドラゴΩ1の説明に、灰色の髪をした少女はクスリと微笑んだ。 「あら、それはご愁傷様。お初にお目にかかります、わたくし、あなたの妹のルルですわ」 「迷惑な話だ」 「本来なら、昨日にはOG町に戻っていたはずなのですよ」 奥のドアが開いて、ひと組の男女が現れた。夕餉の匂いがリビングに漂う。どうやら、 奥のキッチンで食事の支度をしていたらしい。 1人は小柄な少女だった。といっても、ルルよりもわずかに背が高い。そして、ルルの 灰色に比べると光沢を帯びた銀髪の持ち主だった。ゆるくウェーブのかかった髪を、頭の 後ろで複雑に結い上げている。体格に比べてふくよかな胸が目を惹いた。 もう1人は長身の青年だった。よく鍛えられた、しなやかな体格をしている。青みが かった髪は清潔にまとめられていた。銀髪の少女の半歩後ろで片手を胸に添えてぴしりと 姿勢良く立つ様は執事かなにかのように見える。 「これ、妹よ」 「まあ、なんでしょう兄上」 「あの夫婦も、俺の親類か」 「まあ、兄上、恐れ多いこと!」 ルルが口に手を当てて笑い始める。 「あれなるは我らが祖国バルマーの国家元首、 アルマナ・ティクヴァー女王陛下のご息女、ルナ・ティクヴァー様。 従いますはバルシェム同士の間に生まれた息子、キャクトラ・マクレディですわ」 「身内ではないのか」 「まあ、身内といったら身内のようなものではないんですの?」 「夫婦ではないのか」 「それは、わたくしの口からはちょっと」 「なにをくだらない話をしておる!」 「さ、ささっ、ハザリア様、こちらに座って食事にしてください。冷えたでしょう」 ルナ・ティクヴァーはむくれてぷいと後ろを向き、キャクトラ・マクレディはなぜか いそいそとした様子で椅子を引く。 「親類というより、オカンだな、この男は」 「お主が手間をかけさせるからだ!」 ルナ・ティクヴァーがその生まれに似合わない怒鳴り声を出した。 ◆ ジャガイモとソーセージで構成された典型的なドイツ料理を平らげていると、またドアが 開いて誰か入ってきた。えんじ色のワンピースを着て、長い髪をソバージュにした少女だった。 「ハザリア様が帰って来たんですって?」 「妹よ、あれも俺の親戚か」 「まあ兄上。そう、誰でも彼でも親戚にするものではございません」 「あたしを覚えてないの?」 「記憶に混乱があるそうなんですの」 「まあ残念」 ビューナス・メデューサと自己紹介して、少女はスカートの端をつまんでちょこんと お辞儀をした。どうやら、地元の娘らしい。 「それでハザリア様、碑文の謎は解けたのかい?」 「なんだそれは」 「あら兄上、そんなことも忘れてしまったんですの?」 「そこの暖炉の上にある碑文のことだ。お主が妙に興味を示していた」 ルナが示す方向を見ると、確かに文字盤のようなものが暖炉の上に置かれていた。書か れているのは、ドイツ語でもなければ英語でもない。ましてや日本語でもないが、なぜか 読むことが出来る。 懐かしき ブロッケン山を 目指す者よ いかに従い 魔女を求めよ 月曜日の試験 森の番人を逆さまに吊せ 火曜日の試験 紙の花を匂い立たせろ 水曜日の試験 2頭の馬を走らせてはならない 木曜日の試験 ボーリングでひとを丸める 金曜日の試験 魔法を使ってはならない 土曜日の試験 紛い物の前で証を立てよ アブラクサスがなく頃に 小さな魔女は踊り始める 「あら、やっぱり読めるんですのね」 ルルはさして驚いているふうではない。 「なんだ、魔女を求めるというのは」 「この村に眠る魔女、トーラー様のことさ」 ビューナスが誇らしげに胸を反らせた。 トーラーという単語に、ざわりと胸が騒ぐ。 文字盤に書かれていたのはヘブライ語だった。トーラーとは、ヘブライ語でモーセ五書 を指す。遠い宇宙の果ての異星に比べれば、ドイツの片田舎にあってもおかしな言葉ではない。 「興味深い話だ」 声が震えないように注意する。 「なにも面白いことではない。惑星ラクスにあったプロトカルチャーの遺跡とおなじだ。 かつて、この村に我らが母星のものと思われる品物があったというだけだ」 ルナが退屈そうに説明する。 「それは、どこにある」 「とうの昔に回収して、いまは母星の宝物殿の中だ。 地球連邦軍にはドイツ出身者が多いし、なにしろ名前がずばり『トーラー』だからな」 「では、なぜいまだにこの村を訪れる」 「そんなことも覚えていないのか。お母さまがこの村を気に入っておられるのだ。 だから今回も、お母さまとお父様、キャクトラのご両親と共に訪れたのだろう」 「陛下とクォヴレー殿、それから私の両親はもう帰国しましたが」 「最高権力者は女王ではなかったのか。夫はなにをしておる」 「不愉快なことを訊くな!」 「わたくし共の両親は最初からいらしていませんわ。昔、何度も来ていますもの」 「お主も小さいころ、よく連れてこられただろう」 「覚えておらぬ」 「私は初めて来るのですが」 「ああ、最後に来たのは、わたしたちが10歳ごろのことか。 あのころ、キャクトラはまだ我々に仕えていなかったからな」 ルナの言葉に、キャクトラはどこか寂しそうな顔を見せる。 「ええ、名産品といえば薪くらいしかないこの村に、バルマーご一行様は貴重な観光客さ」 ビューナスがやや訛ったドイツ語で語る。 「でも、それだけさ。もうこの村に特別な品物はない。品物はね」 つかつかと近づいてきて、ビューナスはにたりと笑った。機械獣に取り憑かれた光子力 の女神を思わせる、妖気漂う笑顔だった。 「ハザリア様、あんたはすぐに帰った方がいい」 「なにをいう」 「魔女トーラー様は、眠りを妨げられることがお嫌いさ。 次は記憶喪失じゃ済まないよ」 「魔女が実在するとでもいいたいのか」 きひひ、とビューナスは異様な声を漏らす。 「"い"るよ。魔女トーラー様は、間違いなくこの村で眠ってる」 「面白いではないか」 ルルの皿からソーセージをひとつつまみ、階段を昇っていこうとする。 「まあ兄上!」 「妹は、兄が舐められて平気なのか」 「では」 ざっ、と室内にいた者がいっせいに顔を上げる。ルルが、ルナが、キャクトラが、 ビューナスが、瞬きもせずにじっと目線を注いでくる。各々の表情はひどくわかりにくい。 心配しているようにも見えるし、敵意か憎悪か、それとも単に迷惑がっているだけなのか、 そのすべてに感じられる。 ハザリア・カイツは金曜日に失踪した。自発的に行方を眩ませたのか、でなければ何者 かに消されたかだ。その何者かとは、誰なのか。動機はなんだ。手段はなんだ。現場は どこだ。具体的な時間はいつだ。 階段を半ばまで上がって、リビングを見下ろす。ここにいる身内たちの誰かが、ハザリア・ カイツを失踪させたのかもしれない。 もしくは、ハザリア・カイツは魔女の怒りに触れ、魔女の罰を受けたのかもしれない。 すきま風が吹き込む。薄っぺらな天井越しに、カラスがギャアギャアと鳴く声が聞こえた。 魔女は存在するのか、しないのか。 ◆ 朝の空気は一際冷たい。寒々しい森の中にいるとなおさらだ。 「あら、やはりここに」 小さな足音とともに、ルル・カイツが現れる。 「兄上の探検好きは昔からですもの。 止められるものでないことくらい、ルルはよぉく存じておりますわ。 さぁさ、ずずいと奥に向かって、謎をお解きなさいませ」 ルルがおどけたふうに片腕を腰の前に当て、軽く頭を下げる。キャクトラの真似をして いるふうにも見えた。 ごつごつした地面の上に、一ヶ所細長く盛り上がったところがある。 小石をひとつ拾い、前方に向かって投げる。 ばちんと音がして、2メートル近い竹竿が地面から起き上がった、先端には網のような ものがぶら下がっている。 「チッ」 ルルは舌打ちを隠そうともしなかった。 「やはり、お前か」 「やっぱり、兄上は引っかかってくださらないんですのね」 すたすたと歩いていって、ルルはローファーのつま先で竹竿を蹴飛ばした。 「ねえ、兄上、覚えておいでですの?」 「覚えておらぬ」 「そうでしょうね。兄上はそういう方ですから」 ため息をついて、ルルがこちらを見上げる。 「わたくし、幼いころは病弱だったでしょう」 「そうだったか」 「そうですわ。外を好き勝手にほっつき歩いている兄上と違って、わたくしはいつもベッドの中。 だからわたくしは、幼くして厭世観に取り憑かれておりました。 なんてつまらない人生でしょう、さっさと終わればいいのにと。 そうしたら兄上がおっしゃったんじゃないですの。 退屈しのぎに自分の命を狙ってみろと」 「狙ったのか」 「狙いましたわ。けっこう本気で。そのための手段も学びました。 しかし兄上はいまも生きておられます。 つまりわたくしは、10年以上も失敗し続けたということでしょう」 「いまは病弱には見えぬな」 「病気のことなど、いつの間にか忘れておりました」 「病魔の方がお前に愛想を尽かしたのだろう」 ルルが通ったあとを伝って、竹竿に辿り着く。見渡す限り、ここにはカシノキしか生 えていない。竹竿は、ルルがわざわざよそから取り寄せたのだろう。ご苦労なことだ。 「妹よ」 ルルの肩に手を載せて、少しだけ力を加える。 「兄上?」 「動くな」 手の中の小石を、また前方に向かって投げた。 空気を切る音が無数に起こる。地面から籠のようなものが飛び出したかと思うと、 四方から木の枝を削って作ったような矢が放たれた。あっというまに籠がハリネズミになる。 「これは、わたくしではありませんわ」 ルルの顔は青ざめていた。 「『月曜日の試験 森の番人を逆さまに吊せ』、これのことか」 「まさか、誰かが本当に兄上を」 「お前は、魔女が実在すると思うか?」 ルルはきょとんとして、それからあっさりと頷いた。 「いるんじゃないんですの? バルマー戦役以前に念動力者の類がいれば、魔女か悪魔と呼ばれていても不思議はありませんわ」 「念動力者といっても、あれはT-LINKの類がなければ少しカンのいい人間止まりだ。 そんなものが魔女と呼べるだろうか」 「では兄上は、本当に魔法を使う魔女がいたと?」 「魔法はともかく、根性の曲がった人間はいただろう」 「あら、そうですわ。ほら、地底世界に錬金術や魔法使いがいるという話なら」 「それこそありえない」 踵を返し、ログハウスに戻る。 ◆ ログハウスに入ると花の香りがした。 見ると、テーブルの上に花瓶が置かれ、そこに花が生けられている。ユリ科の植物の ようだった。いや、本物ではなかった。紙の質感を持っている。造花か。 『火曜日の試験 紙の花を匂い立たせる』。碑文の一節が頭の中によみがえる。 「おい、これを飾り付けたのは誰だ」 「え、さあ。そういう典雅なことをなさるのは、姫様ではないでしょうか」 なにか大きな荷物を抱えたキャクトラがにこやかに応える。 「なぜ造花から匂いがする」 「香水でも染みつかせたのでしょう。姫様のなさることは、本当に趣味がいい」 キャクトラは荷物を置き、造花に鼻を寄せようとする。 「触るなッ!」 横から花瓶をつかみ、一拍も置かずにゴミ箱に投げ捨てる。ガシャンと、花瓶の割 れる音がした。 「なにをなさいます!」 「たわけ、よく見ろ。これはイヌサフラン、ヨーロッパや北アフリカに自生するユリ科の多年草だ。 紀元前一世紀から使われておる、由緒正しい毒草だ。 毒素の名はコルヒチンといい、エルメニアの古代都市コルキスにちなんでいる。 コルキスとはギリシア神話におけるアイエーテス王の王女であり、魔女伝説のルーツのひとつでもある」 「まさか」 キャクトラは人畜無害そうな顔をしかめている。ひとの悪意というものを信じられない 性格なのだろう。 「疑うなら食って見るか」 「それは」 「ルナはどこだ」 「まさか、姫様を疑っておられるのですか!?」 「俺は誰も信じておらぬ」 壁の向こうから、馬のいななく声が聞こえた。 ◆ 薄く茂った草の上を、一頭の馬が駆けていた。 手綱を握っていたルナは、目線を寄こすとさっと目を吊り上げた。 「お主は近づくなッ!」 「なんだ」 「とにかく、そこから動くな」 ルナは馬を大きく迂回させ、馬小屋に着けた。 「仕返しだ」 すとんと鞍から降りて馬の首を撫でながら、ルナがちらりとこちらを見る。馬小屋の 中には、もう一頭馬がいるのが見えた。 『水曜日の試験 2頭の馬を走らせてはならない』。あれは、ルナの仕業だったのだろうか。 「泣き虫ルナは馬になど乗せない。そういったのは、お主だったな」 「先週の話か?」 「10年以上前だ。あのころは、ポニーだったな」 ルナはいかにも不機嫌そうに背中を向ける。 「どうせいまも、葉巻の匂いを服に染みつかせているのだろう。 馬の嗅覚は人間のおよそ1000倍はある。香水やタバコの匂いなどを特に嫌う。 お主は手の混んだことをする、イヤな子供だった。 そうやって、わたしたちが近づいただけで馬が暴れるようにしていたのだろう。 わたしを馬に乗せないためにな」 「それはだな」 「乗馬などしたら怪我をすると、わたしを見くびっていたのか。 お主はいつも山や川に行くとき、わたしを置き去りにしてくれたな。 どこまでわたしを見くびっていたのだ。 だから、わたしはお主のことが嫌いだ」 ルナは背中を向けたまま馬小屋の中に入っていく。 と、背後から強烈な視線を感じた。キャクトラだった。狩猟犬のような目で、じっと こちらを見ている。片手には、よく磨き上げられたボーリング玉をぶら下げている。 「ハザリア様、一戦、お相手願いたい!」 ノーと言おうものなら、即刻ボーリング玉を投げつけてきそうな勢いだった。 ◆ ログハウスから少し歩いた場所に、小さなボーリング場が建っていた。 「ウフフッ」 ベンチに座り、ボーリングシューズを履いた足をぱたぱた揺らして、ルル・カイツが 心底楽しそうに微笑んでいた。 「キャクトラはですね、兄上と姫様の仲を疑っているんですのよ」 「想像力豊かな男だ」 「だって、キャクトラが姫様にお仕えするようになったのはここ数年の話じゃありませんの。 でも、兄上と姫様は、それこそおしめを絞めていたころの付き合いですわ。 キャクトラがジェラシーを感じても、無理からぬ事ですわ」 「幼馴染みと見ればくっつけようとする風潮は、もう流行らぬ」 「なにを喋っているんです!」 隣のレーンでキャクトラが声を張った。 「早くマイシューズにお履き替えください!」 「マイシューズを持っているという前提でものをいうな」 「あなたは持っておられるはずです!」 「これだろ?」 横から、ついと布袋を突き出す者があった。ビューナス・メデューサだった。 「懲りないね、旦那方も。先週も似たような感じでボーリングやってたじゃないか」 「なるほど、先週もボーリングをしたか」 『木曜日の試験 ボーリングでひとを丸める』。どうやらハザリア・カイツは、碑文の 指示を忠実に実行していたらしい。 「でも、さすがに自分でレーンを転がるのは間違ってるよ。 魔女様は、そんな単純な暗号を残しゃしない」 「バカなことをする男だったようだな。ハザリア・カイツは」 「そうだよ。魔女様の眠りを妨げようだなんて」 「なにを喋っておいでです!」 キャクトラはすでに目を三角に吊り上げていた。 「ああ、ボーリングならやらぬ」 「勝負を捨てるのですか!」 「それよりも重要なことがある」 土足のまま、つかつかとレーンに向かって歩く。ハザリア・カイツらしい無神経さで、 ひと頃ハザリア・カイツがよくやっていたように人差し指を突き立てて天に向ける。 「ハザリア・カイツは失踪した。 いや、ビューナスによると、魔女の怒りに触れて"い"なくされた。 それはなぜだ? ここで、フェイズをひっくり返す!」 パチンと指を鳴らして、親指と人差し指を突き立ててひっくり返すポーズをする。 「ハザリア・カイツを"い"なくさせた相手の思惑はなにか。 魔女が"い"るということを隠したい、 いいや、魔女の存在そのものをあやふやにしたい。 なぜそういう局面に至ったのか。 魔女の存在の有無を確信させるなにかに至ったからだ」 「そうよ、魔女トーラー様は、眠りを妨げられることをことのほか嫌うのだから!」 ビューナスが高らかに笑う。 「駄目だな。全然駄目だ」 「ああ、そうだな。いかん。まったくいかん」 新たな声、いやあまりにもなじみのある声に、ボーリング場にいた面々がざわめいた。 ハザリア・カイツだった。悪霊将軍ハーディアスのコメカミにスタンガンに似た武器を 突き付けて、ボーリング場の中に入ってくる。 「叔父さん!」 ビューナス・メデューサが気色ばむ。 「バカな!」 「兄上が、ふたり!?」 「これはいったい」 「碑文の内容は『木曜日の試験 ボーリングでひとを丸める』。 まだ木曜日までしか至っていない。 魔女に至るには土曜日まで待たねばならぬ。 なぜハザリア・カイツは木曜の時点で消えたのか」 「『金曜日の試験 魔法を使ってはいけない』。 ハザリア・カイツにとって、『なにもしない』ということ以上の苦痛はない。 大方、これを無視して次の行動に移ろうとしたんだろう。 つくづく、こらえ性のない男だな、お前は!」 マリ・コバヤシは顔に着けた特殊メイクを剥ぎ取り、ハザリア・カイツに向かって シークレットブーツを蹴り飛ばした。 「なにをするか、貴様はァッ!」 「それはこっちのセリフだ! 突然失踪したなんて知らせ聞いたらなぁ!」 「ああ、駄目だ! 貴様は全然駄目だ! この俺が、黙って拉致されるタマか! 相手をあぶり出そうとしていたと、なぜ考えられぬ!?」 「土曜日の試験は『紛い物の前で証を立てよ』! わたしがお前に変装してやって来ることを期待していたんだろう、お前は!」 「黙れ、黙れよ!」 ハザリアは悪霊将軍ハーディアスの太った身体をビューナスに向けて突き飛ばした。 「それで、魔女はいたのかいないのか」 「いたといえばいえるし、おらぬといえばおらぬ」 「なんだ、それは」 「こやつらは魔女の子孫だ」 ハザリアはビューナスたちに向かってアゴをしゃくる。 「といっても、べつに魔法が使えるわけではない。 キリスト教に帰依せず、昔ながらのアニミズムを信仰していた連中の子孫だ。 魔女狩りが信仰していた時代、そうした村は焼き払われていてもおかしくはなかった。 だから、『魔女の存在を隠している』というポーズを喧伝し、 諮問官を呼び寄せ、魔女を捜している課程で捕らえて殺す。 魔女裁判がなくなった現代では、かつて諮問官を陥れて殺していた事実をもみ消すためにな」 「うー! うー!」 ビューナス・メデューサが床を踏み鳴らす。 「"い"る! 魔女は"い"るもん!」 「ああ、"い"るだろうな。 なにしろ、俺はまだ魔女の存在を視認していない。 この場合、シュレディンガーの猫の理屈によれば、 今現在、『魔女は"い"る』事象と『魔女は"い"ない』事象とが重なり合っていると解釈せねばならぬ!」 「なにいってんのさ、あんたは!」 「こんな気色悪い状態から脱却したいというのなら、魔女をこの場に連れてくることだ。 でなければ、何百年も前の風習を隠すために魔女を演出しようとする、 その心の中にいる魔女を殺すがいい」 「異星人になにがわかるのさ、異星人に!」 「わかるとも。非常に面白い」 ハザリアは懐から一冊の本を抜き出すと、ビューナスに向かって放り投げた。クレヨン で描かれたような絵が表紙に印刷されている。 「これは」 「貴様もドイツ人なら呼んだことがあるだろう。 ドイツが誇る童話作家、オトフリート・プロイスラー作・『小さい魔女』。 小さい魔女はブロッケン山で催される『ワルプルギスの夜』に出席したくて仕方がなかった。 ところが、小さい魔女は小さすぎて祭りへの参加を認められなかった。 大きな魔女たちに認められるため、魔女は1年間様々な努力をした。 薪拾いに来るバアさんたちにイジワルする森の番人を懲らしめたり、 造花売りの少女や、御者に虐待される馬、ボーリングぐるいの夫に苦しむ家族を助けた。 そうやって善行を積んだが、小さい魔女は試験に落第する。 なぜなら、魔女にとって"い"いこととは、他人にとって"い"やなことをすることだったからだ。 魔女の有り様を大いに悲しんだ小さい魔女は、最後の大魔法を使う。 すなわち、自分以外のあらゆる魔女の魔法を封じ、自分が世界唯一の魔女になることだ」 「そんなバカなことが!」 「『千と千尋の神隠し』の元ネタとされ、 おなじくオトフリート・プロイスラーの作による『クラバート』は、 ドイツ各地に残る伝説をまとめたものだった。 『小さい魔女』にもおなじく、元にした伝説が存在したのではないか。 そうして俺はこの村に興味を持ち、来たくもない親族旅行に付き合ったというわけだ。 実に面白い研究結果だった!」 「じゃあ、じゃあ、アブラクサスがなく頃っていうのは!」 「ペルシア起源の神で、キリスト教においては悪魔とされた名前、ではないな。 小さい魔女のお供だったカラスの名前だ」 「そんな、そんなっ」 「ここに魔女はおらぬ。あるのは、童話の元ネタだけだ」 ビューナス・メデューサががっくりと項垂れる。 ハザリア・カイツがゲタゲタと笑う声が、ボーリング場の中に不快極まりなく響き渡った。 ◆ 空港のロビーでは、キャリコ・マクレディがベンチに座ってニンテンドーDSをやっていた。 「おや、坊。生きてたんですね。てっきり謀殺されたものだと」 マリをドイツまで連れてきたのはキャリコだった。村まで同行してこなかったと思っていれば、 どうやらここでずっとDSをやっていたらしい。 「なにをやっているんだ、お父さん」 「あっ、キャクトラ。お父さんとすれちがい通信しようよ」 「お父さん、私はDS持ってません」 「しょうがないなぁ。お父さんがあっちの売店で買ってあげよう。 さ、姫様も」 「わたしは、べつに」 「キャリコのおじさま、わたくしも、新パーティ用に一機欲しゅうございますわ」 「よぉし、おじさん、いまイイ気分だから」 「あっ、お父さん、またビール飲んで」 「ドイツに来てビール飲まないなんて嘘じゃないかぁ!」 なにか豪快に笑いながら、キャリコが子供たちを連れて遠ざかっていく。 マリは、不本意ながらハザリアと並んで取り残される羽目になった。 「だいたい、お前は勝手なんだ。わたしに黙って出て行くときに限ってヤバいことになるじゃないか」 「黙れ、黙れよ。もう、全然余裕であったわ」 「大方、金曜に行動起こしちゃったのは、あの村娘にイイとこ見せようとしたんだろ」 「見くびるな!」 「うるさいよ!」 マリは手を伸ばして、ハザリアの手をわしづかみにした。ごつごつと骨張っていて、 それでいて器用そうな奇妙に細長い指を備えているのがわかる。 「なにをするかッ!」 「いいから、指を動かせ」 「なんだ?」 「お前の仕草とか喋り方はだいたいわかってるけど、指の動きだけはイマイチよくわかんなかった。 覚えときたいから、動かせ」 「フン」 ハザリアがどういう顔をしているのか、マリにはわからなかった。ハザリアの方を 向くことが出来なかった。 「レバーケーゼだな」 「ウン?」 「ドイツ製ミートローフだ。薄切りにしてパンに挟んで食らう。 ここには駅弁などないからな」 「食べたいのか」 「べつに」 「お前は駄目だな。ほんと、全然駄目だ」 マリはハザリアの手を握りしめた。
https://w.atwiki.jp/monasaver/pages/17.html
アスキーアート保護協会(仮)定款草案 こちらは、質問状を送る際に「権利能力亡き社団」として団体を作ろうという運動があった際の有志団体のものです。 現在設立準備中の、「NPO法人 アスキーアート保護協会(AAAP)」のものではありません。 「NPO法人 アスキーアート保護協会(AAAP)」の定款は、只今準備中ですので完成したらUPします。 定款草案 426 名前:ちりがみ ◆awGXElxcsk 本日のレス 投稿日:2005/09/14(水) 21 06 07 発信元 61.112.211.38 ttp //nomaneko.x0.com/file/up0057.txt 重要な質問状ができてないので意味を成さないですが定款作っときました。 ないよりは、という程度でみてください アスキーアート保護協会定款 ■第1章 総則 (名称) 第1条 本会は、アスキーアート保護協会(英文名Association of Ascii Art Protection)と称する。 (事務所) 第2条 本会は、主たる事務所を東京都○○区に置く。 (目的) 第3条 本会は、アスキーアートの保護及び適正な利用の促進を図り、もって我が国文化の発展に寄与することを目的とする。 (事業) 第4条 本会は、前条の目的を達成するため、次の事業を行う。 1.アスキーアートの保護及び利用に関する資料の収集、加工及び提供。 2.アスキーアートの保護及び利用に関する調査及び研究。 3.アスキーアートの保護及び利用に関する指導及び相談。 4.アスキーアートの保護及び利用に関する講習会の開催及び図書刊行物等の発行。 5.アスキーアートの紛争に関する斡旋、調停及び仲裁。 6.アスキーアート保護機関の業務の連絡及び調整。 7.アスキーアートの保護に関する行政施策に対する協力。 8.前各号に掲げるもののほか、本会の目的を達成するために必要な事業。 ■第2章 会員 (種類) 第5条 本会の会員は、次の2種とし、正会員をもって民法上の社員とする。 (1)正会員:本会の目的に賛同して入会したもの (2)準会員:本会の目的に賛同し電磁的方法にて仮入会したもの (入会) 第6条 正会員として本会に入会しようとするものは、入会申込書を理事長に提出し、理事会の承認を受けなければならない。 (退会) 第7条 会員は、退会しようとするときは、書面でその旨を理事長に届け出なければならない。 2.会員が死亡し、又は解散したときは、退会したものとみなす。 (除名) 第8条 会員が、次の各号のいずれかに該当するときは、総会において、正会員総数の3分の2以上の同意により、これを除名することができる。 (1)1年以上所在不明のとき。 (2)本会の名誉をき損し、又は本会の設立の趣旨に反する行為をしたとき。 2.前項第2号の規定により会員を除名しようとするときは、その会員に、あらかじめその旨を書面で通知するとともに、除名の決議を行う総会において、その会員に弁明の機会を与えなければならない。 ■第3章 役員及び職員 (役員の種類) 第9条 本会には、次の役員を置く (1)理事長 1人 (2)副理事長 1人 (3)理事(理事長及び副理事長を含む) 5人以上30人以下 (4)監事 2人以上5人以下 (役員の選任) 第10条 理事及び監事は、総会において選任する。 2.理事長及び副理事長は、理事の互選により定める。 3.理事及び監事は、相互に兼ねることができない。 (役員の職務) 第11条 理事長は、本会を代表し、業務を総括する。 2.副理事長は、理事長を補佐し、理事長に事故があるとき、又は理事長が欠けたときは、理事長があらかじめ定めた順序により、その職務を行う。 3.理事は、理事会を構成し、業務の執行を決定する。 4.監事は、民法第59条の職務を行う。 (役員の任期) 第12条 役員の任期は、1年とする。ただし、再任を妨げない。 2.補欠又は増員により選任された役員の任期は、前任者又は現在者の残任期間とする。 3.役員は、辞任し、又は任期が満了した場合においても、後任者が就任するまでは、その職務を行わなければならない。 (役員の解任) 第13条 役員に、役員としてふさわしくない行為があったときは、総会において、正会員総数の3分の2以上の同意により、その役員を解任することができる。 2.第9条第2項の規定は、前項の規定により役員を解任しようとする場合に準用する。この場合において、同項中「前項第2号」とあるのは「前項」と、「会員」とあるのは「役員」と、「除名」とあるのは「解任」と読み替えるものとする。 (報酬等) 第14条 役員には、報酬を支給しない。ただし、常勤の役員には、報酬を支給することができる。 2.役員には、費用を弁償することができる。 3.報酬及び費用の弁償については、理事長が総会の議決を経て別に定める。 (事務局) 第15条 本会の事務を処理するため、本会に事務局を置く。 2.事務局には、事務局長その他の職員を置く。 3.事務局長その他の職員は、理事長が任免する。 4.事務局長その他の職員の事務分掌、給与等ついては、理事長が理事会の議決を経て別に定める ■第4章 会議 (種類) 第16条 本会の会議は、総会及び理事会とし、総会は、通常総会及び臨時総会の2種とする。 (構成) 第17条 総会は、正会員をもって構成する。 2.理事会は、理事をもって構成する。 (権能) 第18条 総会は、この定款に別に定めるもののほか、本会の運営に関する重要な事項を議決する。 2.理事会は、この定款に別に定めるもののほか、次の事項を議決する。 (1)総会の議決した事項の執行に関する事項 (2)総会に付議すべき事項 (3)その他総会の議決を要しない業務の執行に関する事項 (開催) 第19条 通常総会は、毎年1回開催する。 2.臨時総会は、次に掲げる場合に開催する。 (1)理事会が必要と認めたとき。 (2)正会員総数の5分の1以上から会議の目的たる事項を記載した書面により開催の請求があったとき。 (3)監事が民法第59条第4号の規定により招集するとき。 3.理事会は、次に掲げる場合に開催する。 (1)理事長が必要と認めたとき。 (2)理事現在数の3分の1以上から会議の目的たる事項を記載した書面により開催の請求があったとき。 (招集) 第20条 会議は、前条第2項第3号の場合を除き、理事長が招集する。 2.理事長は、前条第2項第2号の場合には請求の日から7日以内に臨時総会を、同条第3項第2号の場合には請求の日から7日以内に理事会に招集しなければならない。 3.会議を招集するには、会議の目的たる事項及びその内容並びに日時及び場所を記載した書面により、開会の日の5日前までに通知しなければならない。 (議長) 第21条 総会の議長は、その総会において出席した正会員のうちから選任する。 2.理事会の議長は、理事長がこれに当たる。 (定足数) 第22条 会議は、総会においては正会員総数の過半数、理事会においては理事現在数の過半数の出席がなければ開会することができない。 (議決) 第23条 会議の議事は、この定款に別に定めるもののほか、出席した正会員又は理事の過半数の同意をもって決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。 2.前項の場合においては、議長は、正会員又は理事として議決に加わる権利を有しない。 (書面表決等) 第24条 やむを得ない理由により会議に出席できない正会員又は理事は、あらかじめ通知された事項について、書面若しくは電磁的方法をもって表決し、又は他の構成員を代理人として表決を委任することができる。この場合において、書面表決者又は表決委任者は、会議に出席したものとみなす。 (議事録) 第25条 会議の議事については、次の事項を記載した議事録を作成しなければならない。 (1)会議の日時及び場所 (2)正会員又は理事の現在数 (3)会議に出席した正会員の数又は理事の氏名(書面表決者及び表決委任者を含む) (4)議決事項 (5)議事の経過の概要及びその結果 (6)議事録署名人の選任に関する事項 2.議事録には、議長のほか、出席した正会員又は理事のうちからその会議において選任された議事録署名人2人以上が署名押印しなければならない。 ■第5章 資産、事業計画等 (資産の構成) 第26条 本会の資産は、次に掲げるものをもって構成する。 (1)財産目録に記載された財産 (2)寄付金品 (3)事業に伴う収入 (4)資産から生ずる収入 (5)その他の収入 (資産の管理) 第27条 本会の資産は、理事長が管理し、その方法は、理事長が理事会の議決を経て別に定める。 (事業年度) 第28条 本会の事業年度は、毎年9月1日に始まり、翌年8月31日に終わる。 (事業計画及び予算) 第29条 本会の事業計画及び予算は、理事長が作成し、その事業年度開始前に総会の承認を得なければならない。 2.前項の規定にかかわらず、やむを得ない理由により予算が成立しないときは、理事長は、理事会の議決を経て、予算成立の日まで前年度の予算に準じて収入し、又は支出することができる。 3.前項の規定による収入及び支出は、新たに成立した予算に基づくものとみなす。 4.理事長は、第1項の事業計画又は予算を変更しようとするときは、総会の承認を得なければならない。ただし、軽微な変更については、この限りでない。 (事業報告及び決算) 第30条 理事長は、事業年度ごとに次の書類により事業報告及び決算を調製し、事業年度終了後60日以内に監事の監査を受け、総会の承認を得なければならない。 (1)事業報告書 (2)収支計算書 (3)正味財産増減計算書 (4)貸借対照表 (5)財産目録 (定款の変更) 第31条 この定款は、総会において、正会員総数の4分の3以上の同意を得なければ変更することができない。 (解散及び残余財産の処分) 第32条 本会は、民法第68条第1項第2号から第4号まで及び同条第2項の規定により解散する。 2.民法第68条第2項第1号の規定による総会の決議に基づいて解散する場合は、正会員総数の決議4分の3以上の同意を得なければならない。 3.解散のときに存する残余財産は、総会の議決を経て、本会と類似の目的を有する他の団体に寄付する。
https://w.atwiki.jp/kenntikusi/pages/865.html
ユリアンアート 産駒一覧 ステージ 馬名 競争成績 39S コーラルアート -
https://w.atwiki.jp/gods/pages/14243.html
ヘミテア ギリシャ神話に登場する女性。 関連: キュクノス(5) (父) プロクレイア (母) 別名: ヘーミテアー
https://w.atwiki.jp/lovely-fruity/pages/239.html
<アルバム アートを表示する> Windows Media Player では、可能であれば大きなバージョンと小さなバージョンの両方のアルバム アートがダウンロードされます。 これらの画像ファイルは、アルバム トラックと同じフォルダに格納されますが、既定では非表示になります。 これらの画像は、ブラウザでアクセスできるように Web サイトの子フォルダにコピーする必要があります。 この処理は、最初に適切な画像を検索してから、Web サイトのサブフォルダにそのファイルをコピーし、次に必要になったときに簡単に取得できるように一意の名前を付けることで行います。 アルバム アートが見つからない場合は、小さな透明の画像が代わりに使用されます。 Public Function GetAlbumArtUrl(ByVal size As AlbumArtSize) As String Dim albumArtFileName As String = GetCustomAlbumArtFileName(size) Dim albumArtFullFilename As String = _ Path.Combine(_albumArtDirectory, albumArtFileName) Dim fileExists As Boolean = File.Exists(albumArtFullFilename) If Not fileExists Then Dim dir As String = Path.GetDirectoryName(Tracks(0).Location) Dim filename As String If Directory.Exists(dir) Then filename = GetRealAlbumArtFileName(dir, size) If Not filename Is Nothing Then File.Copy(filename, albumArtFullFilename) File.SetAttributes(albumArtFullFilename, FileAttributes.Normal) fileExists = True End If End If End If Dim url As String If fileExists Then url = "/coding4fun/images/coolapps/musiclib/AlbumArt/" _ albumArtFileName Else url = "/coding4fun/images/coolapps/musiclib/dot.gif" End If Return url End Function GetCustomAlbumArtFileName メソッドでは、画像のコピーを保存し、それ以後の要求で簡単に取得できるようにするために使用する一貫性のある名前が作成されます。 Private Function GetCustomAlbumArtFileName(ByVal size As AlbumArtSize) As String Return String.Format("{0}-{1}-{2}.jpg", _ GetAlphanumericString(_artist.Name), _ GetAlphanumericString(Name), size.ToString) End Function Private Function GetAlphanumericString(ByVal s As String) As String Dim sb As StringBuilder = New StringBuilder For Each c As Char In s If Char.IsLetterOrDigit(c) Then sb.Append(c) End If Next Return sb.ToString() End Function さらに興味深いものにするために、アルバム アートのファイル名を次のいずれかのパターンと一致させることができます。 大 小 AlbumArt_{FFFFFFFF-FFFF-FFFF-FFFF-FFFFFFFFFFFF}_Large.jpg AlbumArt_{FFFFFFFF-FFFF-FFFF-FFFF-FFFFFFFFFFFF}_Small.jpg AlbumArt__Large.jpg AlbumArt__Small.jpg Folder.jpg AlbumArtSmall.jpg GetRealAlbumArtFileName は、アルバム アートが存在する場合に、前述のパターンを検索することでそのファイル名を取得します。 Private Function GetRealAlbumArtFileName(ByVal dir As String, _ ByVal size As AlbumArtSize) As String Dim filename As String = Nothing Dim filenames() As String = Directory.GetFiles(dir, "AlbumArt*" _ size.ToString() ".jpg") If (filenames.Length 0) Then filename = filenames(0) ElseIf (size = AlbumArtSize.Large) Then Dim file As FileInfo = New FileInfo(Path.Combine(dir, "Folder.jpg")) If file.Exists Then filename = file.FullName End If End If Return filename End Function 参考サイト: http //msdn.microsoft.com/ja-jp/library/bb932360.aspx Windows Media Player:WMPの解説と種類の一覧です。 視覚エフェクト:視覚エフェクトの解説と種類の一覧です。 視覚エフェクトリスト:視覚エフェクトの種類の画像つきの紹介リストです。 視覚エフェクト2:視覚エフェクトについてのQ Aです。 mpvis.dll:mpvis.dllとは何か?についての説明です。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/60562.html
【検索用 しらないあーと 登録タグ 2024年 VoiSona し 人間 曲 曲さ 真島ゆろ 知声 砂漠】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:真島ゆろ 作曲:真島ゆろ 編曲:真島ゆろ 絵:砂漠(Twitter) 唄:知声・真島ゆろ 曲紹介 気がつくと巷では歌 曲名:『知らないアート』(しらないアート) 歌詞 これはなんだろうと理解しようとして全てが退屈に見えた 「君はどう思う?」と問う余裕もなくて 今日の宿を今日探す ここはもう孤島 乗れなかった船はもう沖を漂ってる 「これはどうだろう?」改めて言葉にしなくたって そのまんまで解りたい 解りたいのに 解れない 解れないのだ お前が始めた物語には 曲学阿世なものばかり 柔軟と誠実と狡猾とそれっぽさは紙一重で 前から見てた物語でも終わりも始まりもわからない 気がつくと巷では 知らないアートが売れてる 自分まるごと他人事 きっとあなたはそれこそ本物 だけど 軽信 軽信 わかっちゃいないのは私の方なんです(そーなんです) 思ってもないのに思うつぼ 抗うつもりでも手のひらの上 手のひらもクルー 狂うなんてシャバい韻を踏む スルー安定 去ったバイブス 人は変わらないのに 変わらないのに のになぁ 僕らが始めた物語の終わりに気づかす弄び 潰しきった退屈で 大切な時間なんて全部お亡くなり どうやら逃げたもんが勝ち でもそれが学びがいるらしい 気がつくと巷では 知らないアートが売られている 触りたい 触りたいのに 届かない 届かないのだ お前が始めた物語には 曲学阿世なものばかり 柔軟と誠実と狡猾とそれっぽさは紙一重で 前から見てた物語でも終わりも始まりもわからない 気がつくと巷では 知らないアートが売れてる これはなんだろうと理解しようとして全てが退屈に見えた 「君はどう思う?」と問う余裕もなくて 今日の宿を今日探す ここはもう孤島 乗れなかった船はもう沖を漂ってる これじゃないんだね。 いつのまにか 知らないアートが売れてる コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/also_little/pages/501.html
お絵かき専用HP 掲示板、交流、盛りだくさん お絵かきするならロックアート! ジン(?)の提案でできたカンマス時代の別館。 そんなサイト作ったか…それとも、消したか…? はっきり言ってそんなの、誰一人覚えていないだろう。
https://w.atwiki.jp/sukichara/pages/625.html
スキュアート 性別:男性 身長:180cm 体重:70kg 見た目年齢:25歳くらい おおまかな設定 100年前からタイムスリップしてきた妻子持ちの妖精。 もともとは神族で、自然と地下と冥府を司っている。 【過去の立ち絵】 日本妖怪イソメとの間に一人娘スキチヨを授かり3人家族で幸せに暮らしていたが、ひょんなことから現代にタイムスリップしてしまった。 とは言え、家族は全員不老不死なので、大して悲観はしていない。 妖精と括られてはいるが人間サイズ。 スラリとした体形で、プリズムのようにきらめく虹色の髪は、風が無い日でも絶えずなびき、永遠に咲き永遠に散るバラの花びらが舞い踊る。 黙っていれば秀麗だが、黙っていないどころか嵐のようなテンションで次から次へとトラブルを呼ぶ男。 常にハイテンションで自信満々。ゴーイングマイウェイで超マイペース。 好奇心を刺激された際の行動力が異常に高いが、気に入らなければ笑顔ですっぱり却下する。 一瞬で服を脱ぎ去る エクストリーム・脱衣 が得意技。全裸は彼にとっては究極のファッションの1つなのである。 ただし超絶不器用で服を着ることは超絶苦手。なので普段の服装はどこかつんつるてんである。 そんな彼は筋金入りのナルシストで、同時に強烈な愛妻家・親バカ。 以上のめちゃくちゃな性格をしているが、なんと頭は切れる。 しかしその使いどころについて期待できないことはお察しの通りである。 身体のどこへでも自在に出し入れできる蝶の翅は、自然界のパワーを吸収するための器官だが、弱点でもある。 「僕の妻にも困ったものだよ。お願いだから普通にしていてなどと言われてしまった! 僕は至って普通だというのにだ! でも僕は彼女の一時的な癇癪と考えじっと耐えたのさ。なぜなら僕は! 彼女を愛しているから!」 「ああ……。道行く人を次々と悩殺してしまうとはなんて罪な美貌なんだ……。迷惑をかけるくらいなら僕は死のう! 薔薇を敷き詰めた硝子の棺の中で! さあ!」(全裸になる) めっちゃ喋るしすぐ脱ぐ。 実は多重人格者で、ちょっとしたことをきっかけにして隠された主人格であるツンデレ女王様モードと入れ替わってしまう。 テンションが下がり表情が冷たくなる。また、ちょっとMっぽくなる。 「ぼくは梨が食べたい。買って来てくれ。何? 今の季節は梨がない? 口ごたえするんじゃない」 「……う、うるさい! それに近すぎだ……。離れろ。まったく。暑苦しい……」 2つの人格間で記憶は共有しており、お互いにお互いを呆れている節がある。 スキュアートを含む神族の兄弟のうち、スキュアートだけが醜い獣の姿を持って生まれてしまったため、コンプレックスから他の兄弟をまねして人間の姿に変身している。 力が弱まると少しずつ元の姿に戻ってしまう。 製作者:ないとんJP(@naitonjp) 好き要素:残念なイケメン、ナルシスト、ハイテンションなトラブルメーカー、フェミニスト、妻子持ち、白+虹色、しっぽ髪、オッドアイ、ミニハット、薔薇、七分袖、サスペンダー、スーツ、マント、ハイウエスト、部分的な人外要素(しかもちょっときもいやつ)、ローファー、タイムスリップ、多重人格者、脱ぎたがり、不老不死、妖精・神話要素、ちょうちょ、ツンデレ 使用制限:ないです。ご自由にどうぞ!
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/30637.html
【検索用 くらすあーと 登録タグ 2014年 VOCALOID く アートトラック パトリチェフ 吉田省吾 曲 曲か 殿堂入り 燐人 鏡音リン】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:パトリチェフ 作曲:パトリチェフ 編曲:パトリチェフ マスタリング:吉田省吾(X(Twitter)) 絵:燐人(piapro) 唄:鏡音リン 曲紹介 都会の夜的なイメージで作りました。別れても好きな人~ 曲名:『グラスアート』 パトリチェフ氏 の13作目。 90年代のR B意識しました(マイリスコメ転載) 歌詞 改札を抜けた 一昨日買ったブーツの先が少し痛いな 仮にいまここで君を見つけても 気づかないフリをしてしまうだろう 交番前で待ち合わせた 新宿に10時 君を待つあの日僕は 満たされてたんだ だって僕と君はもうずっと そんなんじゃないし もう何もない 滲む街のネオンサイト 映すカーテンウォール 交差点踏み出した瞬間 もう分からないよ 不意に君のつまらない横顔 思い出してしまう 途切れてしまいそうな 会話の隙間を埋めるように ただ笑わないでいて つまらないことで 傷ついてしまうし 退屈をただ持て余すように 時間だけが過ぎてく 「終電もないし」なんて気の利いた言葉 言えるはずないし 今はもう君のことなんて 興味ないっていうフリをしても ひび割れてくグラスアート 欠けてくように 流れてく夜のヘッドライト ついさっき急に降りだした 雨に濡れて歩きたい 全て忘れてしまうまで だって僕と君はもうずっと そんなんじゃないし もう何もない 滲む街のネオンサイト 映すカーテンウォール 交差点踏み出した瞬間 もう分からないよ 不意に君のつまらない横顔 思い出してしまう コメント 追加乙!流石ですパトさん -- 名無しさん (2014-10-29 00 02 05) 本当にかっこいい…しっとりしてるだけじゃない音が大好きです! -- さき (2014-11-01 09 56 15) この曲でパトリチェフさんにはまった…もっと伸びるべき!!本当に大好きです♢♢ -- 希 (2016-01-14 22 02 16) ちょーいい曲ですね音が好き! -- maka (2016-10-09 08 38 32) すごく大好きな曲です!今の私にぴったりすぎて…切ない気持を落ち着かせるために聴いたりしてます。ありがとうございます。 -- 雪兎 (2016-11-24 01 10 01) 最高最高 -- じーやまぁ (2016-12-08 08 17 50) 今日思い出して聴いてた すごい好き -- kou (2023-09-26 21 15 17) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。