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登録日:2012/03/05 Mon 01 17 03 更新日:2023/10/01 Sun 12 07 45NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 スタートレック スター・トレック スポック バルカン人 バルタン星人 バルタン星人 ←でもない ヨーロッパの火薬庫 ←ではない 三枝バルカンさん 宇宙人 異星人 論理は我々を、混乱から文明へと導いたガイドである。 バルカン人とは、ドラマシリーズ、スタートレックに度々登場する異星人種族。 なお、現実の地球における「バルカン半島の人々」という意味ではないし、ましてやバルタン星人でもない。 概要 惑星連邦創設から加盟している、アルファ宇宙域でも屈指の科学技術と文明を誇る知的種族である。 論理による理性を重んじ、感情を制御することが社会的な通念になっている。 生態 Dr.マッコイ曰く、「論理的な耳」、「緑の血のクソったれ」。無論、悪意のない(?)冗談である。 痩身で背が高く、尖った耳をもつ。眉毛はややつり上がっており、真っ直ぐに切り揃えた前髪が特徴的。 血液の主成分は銅であり、色は緑色。 母星のバルカンは、強い重力に高い気温と地球人にとっては過酷で、そのような環境で育つせいかバルカン人の筋力は、地球人の約3倍。 他にも骨格の強度が高かったり内まぶたがあって日差しに強かったりと強靭な肉体を持つが、惑星全体が温暖なためか寒さに若干弱い。 他にも嗅覚にも優れるらしく、バルカン人にとって地球人の体臭はやや強く感じる。 不必要に他者と接触することを好まず、握手やハグなどは基本的に行わない。食事中の談笑も好まず、地球人(というかアメリカ人)的なコミュニケーションが馴染まないバルカン人も多い。 種族特有の能力として、強力なテレパスを有している。相手の頭部に触れ記憶を読む、記憶に自分を投影する、または自らの記憶を見せる等が可能。 普段は抑え込んでいる感情を相手に流し込むことも可能で、これは地球人が相手になると、その者の精神はかなりの危険に曝される。地球人の精神構造では、バルカン人がその内奥に抱える激しい感情の渦を受け止めることが難しく、最悪の場合は精神を破綻させることにもなりかねない。 精神融合の際には大抵の場合、「我の心を、汝の心に」「我の思考を、汝の思考に」といった祝詞を唱える。多少の訓練は必要らしいが、バルカンの血を引いていれば習得が可能。 さらには魂(カトラ)と肉体を分離し、再統合もしくは保存することすら可能。 また他の種族に出来ないものとして、相手の首筋の神経を圧迫し、ものの数瞬で気絶させる、「バルカン・タッチ(バルカン・ピンチとも)」がある。 ヒューマノイドであれば大抵の種族に有効で、しかも後遺症を残さずに意識を奪える、という非常にスマートな技である。(*1) ヒューマノイド種でこれを受けて耐え抜いたのは、『イントゥ・ダークネス』における優生人類のカーンくらいである。 なお地球人では筋力と動作の精密性がバルカン人に劣るために習得出来ない、とされていたが。 『新スタートレック』にて、アンドロイドで他種族人類より能力の優れるデータ少佐は一回見ただけでマスターし、スポックから称賛されている。 『ヴォイジャー』では元ボーグ集合体のドローンであったセブン・オブ・ナインが成功させている。 特にフォーカスもされなかったが、『ディープ・スペース・ナイン』においては流動体生物のオドーが艦隊士官にやむなく使用し、成功させている。 また『ディスカバリー』の主人公バーナムは地球人であるが、バルカンで育ったためか習得しており、ジャージョウ船長に対して使用している。とはいえ、バルカン人のそれより効果が弱かったのか、バーナムの予想よりも早くジャージョウの覚醒を許してしまっている。 地球人にバルカン人のカトラが入っている場合は人によるのか、スポックのカトラが入ったマッコイは失敗したのに対し、スラクのカトラが入ったアーチャーは成功している。 常に論理的に【IDIC】 バルカン人の大きな特徴は、その頑ななまでの論理への執着である。 本来は地球人以上に感情発露の強い種族であり、地球暦4世紀頃には核戦争によって滅亡寸前にまで至ったことすらある。 後に「目覚めの時代」と呼ばれることになるこの時期に哲学者スラクが提唱した、「IDIC(イディック)=無限の組み合わせでの無限の多様性」(*2)という思想によりバルカン人は感情を抑制し、論理による平静と秩序を重んじる種族となったのである。 ちなみにそれに反対した者も多く、その一部はバルカンを離れた後にロミュラン帝国を建国するが、それはまた別の話。 そのせいか23世紀以降のバルカン人も保守的な者が多く、感情的な種族を未熟と捉える向きもある。ただし情熱的な種族と見る節もあるため、特別他の種族を蔑視するわけではない(*3)。 論理的でないことには否定的で、争いも嫌うため、前述の力を行使するのはあくまで自衛手段のみ。映画11作目ではスポックがカークをボコボコにしていたが気にしてはいけない(*4)。 ……というか、後述のポンファーなど何らかのきっかけで自制を外されるとものすごく強烈に感情を発露することがままある。 尤もこの論理偏重な面は地球人を含めた他種族人類からは揶揄されるケースが多く、特に名誉を重んじるがかなり感情的なクリンゴンなどからは非難されやすい。 母星の温暖さから、地球人向けの環境では肌寒いと感じ、また嗅覚の鋭敏さから他種族の体臭もきつく感じ強いストレスを覚えているが、これらも彼らは精神を鍛える修行の一環と捉えている。 このような環境の差による不快感は、カーデシア人にも共通する感覚である。 地球人にも年中発情している者はいるが、バルカン人には7年に一度の発情期があり、このため彼らは7歳(バルカン暦)の時にパートナーの異性が決定される。 これはポンファーと呼ばれる習性で、この時期のバルカン人は普段論理的行動で抑えている分の感情的衝動なども解放される為、少々危険。 身体機能のバランスも崩れるため、感情の発散を行わない場合は最悪死亡することもあるので、必ず発散させる儀式を行う。 主な手段は子作り、ホロデッキでのVR体験(*5)、もしくは婚姻に異議のある者との決闘。 無論だが彼らは大真面目である。ポンファーが過ぎれば元のバルカン人に戻る。スポックはこれを鮭の産卵期の遡上に例えている。 なお、多くのバルカン人はこの性質を恥としているらしく、詳しいことは他の種族にはほとんど明かされていない(実際エンタープライズ船内の誰も知らなかった様子)(*6)し、バルカン人同士の間でもほとんど口にすることはない。 バルカン人のトゥボックと長い付き合いであるキャスリン・ジェインウェイ(USSヴォイジャー艦長)ですら、ポンファーを迎えたトゥボックのそれが、「7年前にもあったアレ」であると合点がいくまでには、それなりの時間を要した(*7)。 島流し同然のヴォイジャーでは当然妻と会うことも不可能であり、しかも当初ホロデッキが不調であった為、トゥボックも瞑想によって乗り越えようと努力したが、結局は操舵手トム・パリス謹製のホロデッキプログラムで発散するに至っている。 長じるとこれらの論理的思考や感情の抑制に支障が出るらしく、特に「ベンダイ症候群」に罹患した者はバルカン人にそぐわず感情的になってしまう。さながら地球人の更年期障害を過激にしたようなものである。 そのためか、ある程度の年齢に達したバルカン人は「コリナー」と呼ばれる修行に臨み、一切の非論理的な感情を廃することを望まれる。 文化 バルカンの科学力は相当なもので、早い段階でワープ航法を開発している。 バルカン人の教育は典型的な詰め込み教育で、休みなく問われる問題に答えていく形式。バルカン人が総じて理知的で、どこか天才臭がするのも頷ける。 前述の通り保守的なところがあり、地球人の宇宙探査にも「未熟だ」として一世紀近くも強く反対していた。 論理的に妥当であると考えられる自死については、推奨とまではいかずとも容認する文化があり、自ら論理的に判断した場合であれば死を選ぶ権利を認めている。その為の儀式すら存在している。 バルカンの挨拶、バルカン・サリュートはトレッキーならば誰もがやるもので、手のひらを相手にむけ、親指と人差し指、中指と薬指の間を開けて、 「Live Long And Prosper(長寿と繁栄を)」ヽV というハンドサインである。TwitterなどではLLAPと略されることも多い。 これはしっかりUnicode等で絵文字として登録されており、「ばるかん」「すぽっく」から変換して入力が可能。さっそく試してみよう。 トレッキーやスタートレックシリーズ出演者には定番のハンドサインだが、指が攣ってできない人も多いらしく、カーク役のウィリアム・シャトナー氏は苦手としていたらしい。 対になる「平和ととこしえの命を」という挨拶もあるのだが、作品外ではあまり使われない。 主なバルカン人 ちなみに、以下の名前は通称である。正式なバルカン名は発音できないためにつけられた、仮の名前である ……という設定もあったのだが、破棄されたのかバルカン語のセリフでも明らかにそのまま発音している。 トゥポル 22世紀に地球初の深宇宙探査に飛び立ったNX-01 エンタープライズのオブザーバー兼副長。 この時期のバルカン人は後の世以上に保守的かつ独善的な面が目立ち、彼女も例にもれず度々アーチャー船長らクルーに苦言を呈することも多かったが、旅の中で段々と折り合いを付けていった。 トゥパウ 22世紀に「シラナイト」と呼ばれるスラク原理主義の一派に属していた人物。 当時のバルカンが後年に比べて独善的だったのは当時の指導者ヴラスが実はロミュランのスパイであり、彼によってスラクの教えを含むバルカン社会そのものが歪められていたからだったのだが、アーチャーやトゥポルの協力を得てスラクの教えの原典が収められた装置「キルシャラ」の再発見に成功し、バルカン社会を立て直した。 23世紀には長老の一人としてポンファーを迎えたスポックの婚儀に出席した(*8)。 スポック ご存知、我らがエンタープライズ副長。 地球人とのハーフであり、しかも地球人の義姉(*9)も居た為バルカンの理性と地球人の感情に悩むことも。Dr.マッコイとは度々口論するが、仲が悪いわけではない。 色々あって父親や義姉とは折り合いが悪く、長く顔さえ合わせなかった。 一度死んだり過去に飛ばされたり悪夢を見て自分から精神病棟に入ったと思ったら脱走したりと忙しい。 口癖は「おもしろい(*10)」、「それは非論理的です」。 父親はバルカン人のサレク、母親は地球人のアマンダ・グレイスン。義姉と継母も地球人。あと異母兄サイボック(こちらはサレクの前妻との子)が居る。 宇宙艦隊を退役後は駐ロミュラン大使に就任。裏で民族再統一運動に関わっていたのだが、2387年の恒星ホバスの爆発からロミュラス星系を守れずに恨みを買い、その挙句並行世界の過去に飛ばされ帰れなくなってそのまま生涯を終えた。 皮肉なことに、彼の悲願であった再統一はこの後ロミュラス崩壊をきっかけとして成就することとなる。彼がそれを知ることは叶わなかったが、32世紀の時代で生きることとなった義妹がその結果である「ニヴァー(*11)」こと新生バルカンを目撃することとなった(*12)。 トゥボック 悪魔艦長の艦、ヴォイジャーに乗船する黒人バルカン(バルカン星の赤道近くの日射量が高く特に暑い地域の出身という設定がある)。 タラクシア人のニーリックスとは奇妙な友情を築いており、あるときは転送事故で二人が融合するに至ってしまった。 実は23世紀にエクセルシオールにも乗船していた(*13)が、地球人の感情的で非論理的な側面を多く見たせいか、惑星連邦と宇宙艦隊そのものに愛想を尽かし、一度除隊しバルカンに帰郷していたらしい。その頃に妻子をもうけたようだ。 その後復隊し、艦隊アカデミーの教官など経たのち、キャスリン・ジェインウェイと出会いヴォイジャー含めて3隻の宇宙艦で任務を共にした。 ジェインウェイの時折見せる無謀さには呆れながらも、そのバランスの取れた判断力と決断力は高く評価しており、ある種カークとスポック以来の地球人-バルカン人コンビとして互いに深い信頼と尊敬を抱いている。 オウ 24世紀末における宇宙艦隊保安部長。階級は准将。 人工生命を巡る陰謀に関与しているらしく、ロミュラン人諜報員なども用いて策謀を巡らせているが…… その正体はロミュラン人とのハーフであり、かつロミュラン秘密組織のジャット・ヴァッシュの指導者である。人工生命を危険視しその殲滅と、連邦・ロミュラン間の関係を悪化させる工作を実施した。 なお、余談ではあるが野球において「バルカン・チェンジ」と呼ばれる変化球がある。 これはボールをバルカンサリュートの形で挟み、指の間から抜きながら投げることで比較的速いスピードで落ちるボールである。日本ではグライシンガーが持ち球にしている。 追記・修正は論理的にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 作り物であっても宇宙人について深く考えているのが実によくわかる。 -- 名無しさん (2014-03-02 21 50 34) あら、寒さが苦手なのは書かないのね。バルカンは文化的停滞期で他種族からバカにされてたのを救ったスポックにバルカン人は感謝すべき -- 名無しさん (2014-07-25 02 22 52) 地球人が連邦のアクセル役ならバルカン人はブレーキ役、という印象がある。それだけに、2009年版の事件は連邦の体質そのものに後々まで大きな影響を与えそう。 -- 名無しさん (2015-05-14 10 01 01) ユダヤ人(レナード・ニモイ)と日本人とがモデルなんだっけ?フェレンギが日本かと思ってたから嬉しかった。 -- 名無しさん (2015-11-01 20 40 07) 銀魂の金貸しの社長がこの宇宙人がモデルだとか -- 名無しさん (2015-11-01 21 15 49) ファンタジーでいうエルフポジションだよな、耳的な意味でも -- 名無しさん (2016-07-16 02 19 28) 現実の「バルカン半島人」ってニュアンスにも取れるし、「バルカン人(スタートレック)」の方がいいのでは? -- 名無しさん (2018-09-09 13 47 30) 種族全般に言えるかは分からないけれど、各作品レギュラーは総じて負けず嫌いな印象がある。 -- 名無しさん (2022-09-20 05 56 43) 善人が多い種族だが、DS9では変なバルカン人が何人か出てて良かった。善人だけの種族とか面白くないしな。 -- 名無しさん (2023-05-03 03 14 52) 名前 コメント
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ムホン人! 【イベント概要】 イベント年 2001年 期間 7/9~7/16 報酬配布 2001 7/16 リンク ◆ムホン人!◆ コルツァン王が食事中に倒れて、一緒にいた5人のゲストに殺人容疑が。 クイズに答え、正しい答えを送ったユーザーには報酬が与えられた。 【トロフィー&報酬】 +トロフィー+ - トロフィーはありません。 +報酬+ - 特に決まった報酬はなかった。 正しい答えを送った最初の100人のユーザー ・無作為に選ばれた 失われた砂漠アイテム 正しい答えを送った最初の10人のユーザー ・2,000,000NP
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登録日:2011/04/27(水) 04 33 35 更新日:2024/04/16 Tue 13 15 56NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 SLAM_DUNK スラムダンク ディフェンス バスケ バスケじゃない ←という疑惑 フンフンフンディフェンス 奈良重雄 奥義 影分身 必殺技 戦国陸上 桜木花道 神技 おおおおおおおおおおおおおおお お フンフンフンフンフンフン お ぐ フンフンフンフンフンフン お おおおおおおおおおおおおおお !! な……なんだコイツは!? 取りっ 『フンフンフンディフェンス』 それはスラムダンクの主人公・桜木花道が一番最初に習得した必殺技にして奥義である。 名称についてはコミックス5巻を参照のこと。 実際は語呂の問題や「フン」の使われなどからフンフンディフェンスと呼ばれることの方が多い。 かの有名な庶民シュートや「左手はそえるだけ」よりも遥かに早く身につけた技で、 かつ圧倒的なインパクトを誇るため、非常に知名度の高い技である。 【概要】 主にジャンプシュートを正面から防ぐ際に威力を発揮する、腕を目一杯伸ばして敵のあらゆるコースを塞ぐ技である。 あらゆるコースを塞ぐのである。 普通はどんなに頑張っても右手と左手の2コースしか塞ぐことはできないが、 桜木の人間ばなれした体力と瞬発力をもってすれば、全てのコースを塞ぐことが可能となる。 これを繰り出す様は、まるで『カベ』。 あたかも影分身のごとく、使用者の姿が何人にも増えているかのような錯覚を敵に与えるのだ。 『まさに神技(しんぎ)!!』 とは、高宮の談。 【派生】 『フン』はある意味で桜木の気合いの表れである。 単発ブロックなら『フン』と一声。 二回行動なら『フンフン』、 さらにウォーミングアップでも『フンフンフン』の掛け声でハンドリングを行い、 熱が入ってくると『フフフン』『フフフフフフフン』とどんどん数が増えていくなど、とても汎用性が高い。 反面、体力の消耗も激しくなるので、フンフンフンしすぎは禁物である。 【作中での見せ場】 ①1on1 vs赤木 最序盤での赤木との対決中、桜木は0-9の圧倒的不利な状況からこの技を繰り出し、初めてボールを奪った。 ここから逆襲を開始した桜木は、その後赤木の体ごとハルコさん直伝スラムダッシュを叩き込み、見事勝利(?)を収める。 ②練習試合 vs陵南 秘密兵器として背番号10を背負い迎えた、陵南との練習試合。 負傷した赤木の代わりに出場した桜木は、当初ガチガチに緊張していたが、ルカワにケツを蹴り上げられたことにより覚醒する。 上からガンガン入れてやると吠えるボス猿に対しフンフンフンディフェンスを繰り出し、あっさりとボールを奪取。 敵守備の裏をかくパス回しや一夜漬けのリバウンドも相まって、チームの猛追の起爆剤となった。 ③ …③はない。 なんとあれほどの威力と知名度とインパクトとフンフンフンフンフンを誇った技にも拘らず、 陵南との練習試合以降、一度も使用されなかったのである。 なぜなら、練習試合の次のエピソードはあの三井事件、つまり 「安西先生…!(ブワッ) …… バスケがしたいです……」 である。 スラムダンクはここから本格バスケ漫画の道をまっしぐら。 そんな展開の中、非現実的かつコミカルすぎるこの技は、全く作風に合わなかったのである。 また、桜木自身もこのあたりから徐々に手持ちの武器を増やしていく。 フンフンフンディフェンスは、自分一人が素人という状況を打破するためガムシャラでひた向きだった桜木花道そのものと言えるだろう。 作品自体も当初はギャグテイストが強めで、手探り状態だったことが見て取れる。 あるいは、井上雄彦本人も桜木と同じくらいガムシャラだったのかもしれない。 作者的に黒歴史化すらしていそうな扱いだが、フンフンフンディフェンスは多くの読者の心に刻まれている。 1億の感動の裏で、こんな技もあったということ、ぜひとも覚えておいて頂きたいものである。 原作では2回のみの使用だったが、アニメでは劇場版第1作目の花園戦と第2作目の津久武戦にて使用。 インターハイ予選に入ってからの貴重な登場である。 【余談】 ちなみに戦国BASARA Xにおいてお市の使う永久連続ガード連携の通称「フンフンディフェンス」は、当然これから取られたものである。 「フンフンディフェンス」は(A沃→C沃)*nと言うレシピで、沃とは陰から手を召喚する技である。 そのため「フンフンディフェンス」中は巨大な黒い手が相手を覆うようになりそれがあたかもフンフンフンディフェンスのように見えた、と言うことであろう。 カチカチカチカチカチカチカチカチ フンフンフンフンフンフン フンフンフンフンフンフン カチカチカチカチカチカチカチカチ な……なんだコイツは!? うわあああっ 項目立てしている!! あの焼け野原から大量登録しているぞーーっ!! なんかすげーっ!! あいつものすげーーっ!! あれは第三次ラグナロクとの戦いで見せたフンフンフン項目立て!!(『アニヲタWiki』BBS 50参照!!) Wiki篭り 気合十分じゃねーか!! 早くも奥義を使ってきたぜ!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 最後www -- 名無しさん (2014-02-09 19 57 35) ジャンプアルティメットスターでちゃっかり使われてたりしてる -- 名無しさん (2014-11-01 16 42 17) キョウリュウジャー32話では腹筋やられたvvvvvvv -- 名無しさん (2014-11-01 17 22 11) 元ネタあったんだwスト2の最高難度の掴み技の事かと思ってた -- 名無しさん (2015-08-17 23 16 03) あのスタミナモンスターである花道が使用後は肩で息をしている事から実戦では負担が大きすぎて使えない説もある -- 名無しさん (2016-06-05 19 47 21) ディフェンスのレベルも上がって、より効率よく守れるようになった結果、必要なくなった。と思う事にしているw -- 名無しさん (2016-06-23 19 54 46) 山王戦でも使わなかった? -- 名無しさん (2016-11-15 17 02 53) 空想科学読本でも取り上げられていたな -- 名無しさん (2017-05-27 01 03 51) 燃費悪いから封印したけど身体能力的には出来るんだろうな -- 名無しさん (2020-07-12 23 03 17) 漫画的に黒歴史だけど、笑えるから好き -- 名無しさん (2021-01-24 00 34 13) 敵の縦の動きには普通についていけるようになったらいらんしな -- 名無しさん (2022-08-25 13 53 37) 劇場版第1作目の花園戦 -- 名無しさん (2022-12-21 12 34 42) 空想科学読本でも同じコマの中で既にツラそうな顔してると指摘されてたし、ちゃんとしたディフェンスが出来たらその方が良いんだろうな -- 名無しさん (2022-12-21 15 17 19) ゲームでは最後まで使えて結構便利だった -- 名無しさん (2023-04-26 11 25 35) 名前 コメント
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ゲルマン人 狭義のゲルマン。広義のゲルマンはこちらを参照。まだ未完成ですが。 主にドイツやオーストリアに住む民族である。いわゆるドイツ人、オーストリア人。 ゲルマン人の特徴 北方系の白人である。 肩幅が広い。 背が高く、また筋肉質である。全身の筋肉が発達している。 手足が非常に長く、顔が小さい。頭は大きい。 顔は角張っている。また、広い額を持つ者が多い。 ゲルマン系女性全体に言えるが下顎骨が横に広く張り出しており(男性も)、また頬骨も発達して張り出している。 女性の顔が世界の民族の中でも特に骨張っており、角張った顔の多い「広義のゲルマン」や「朝鮮民族」を凌ぐ。 (寒冷地に適応と成長ホルモンの多さが原因のようだ) 逆に男性の「下顎骨」と「頬骨」は発達はしているがスッキリしておりあまり目立たない者が多い。 「下顎前突症」のような形質が非常に多く「狭義でのゲルマン人」の特徴とも言える。(元々白人の多くはアゴの骨が発達しているが)。 体毛、髭が濃いが色が薄い為、分かりづらい。眉毛は薄い。まつげは長い。 鼻が長く高い。鼻の横幅は狭い。 鼻の下が長い。 髪の毛は天然パーマ。黒髪が多いが、子どもの頃は金髪が多い。髪の色を染める者が多く、成人の金髪率はよく分かっていないが自然の金髪率は10%以下だという話もある。 髪質はストレートも多いが、いわゆる日本人や中国人のようなストレートではない。 瞳の色は青やその他の色も多い。 切れ長の鋭い目をしている者が多い。 軽い斜視が非常に多い。 肌は乾燥している。 唇は薄い。 血液型はO型39%、A型37%、B型16%、AB型8%。 頭は長頭。(頭の前後が長い)白人の中でも特にゲルマンは長頭。 若い頃はスリムな者も多いが、歳とともに肥満が多くなりいわゆるビール腹体型となってしまう。 狩猟生活が非常に長かった民族で、スポーツなどの分野で才能を発揮する者も多い。 ノルマン系、ゲルマン系は体臭、口臭などが非常に強い。 寒さに強い民族の一つで、日本に住むドイツ人なども冬でもかなり薄着である。これは自分が昔住んでいた地域にドイツ人が3人住んでおり、3人とも冬薄着だったので。 薄着でもまったく寒がっておらず、ゲルマン人のたくましさを感じました。 また、非常に「毛深いな」という印象を持ちました。 実際に寒さに強いと言われており、その理由は長身で筋肉量が多いため。体温維持に適した身体である。 アングロ・サクソンなどと一緒で独特のファッションセンスをしている。 身長が高い民族の一つで、女性の平均が日本人男性の平均に匹敵するほどである。 (成人の平均が、男性183cm、女性が170cmともいわれる。) なぜか国別資料には15歳~25歳の平均となっている事が多い。 それでも男性の平均は180cm以上である。 補足 下顎骨の発達=悪く言えば「エラ」が張っている。 頬骨の発達=頬の上にある突き出した骨の発達。 余談。 アングロ・サクソン人はアフリカ系黒人の遺伝子が少し入っているが、狭義のゲルマン人のドイツ人やオーストリア人は生粋の白人であることが判明している。 ゲルマン人の写真。 写真を載せることに躊躇いがありましたが、3ヶ月考えた挙句に、載せることにしました。 写真を見て驚かれるかもしれません。でも、ゲルマン人の形質はこんな感じです。 ドイツ写真館←のほうにも写真貼ってきます。 Griet Feldmann als Ellslin von Kalland 02 author:Oxfordian Kissuth http //commons.wikimedia.org/wiki/User Oxfordian_Kissuth ドイツ人。 KurzsDiandlgwand author:Florian Schott ドイツ人の少女たち。ウィキメディアコモンズのカテゴリーで「Adolescent girls by country 13 - 17 years」 に入ってました。 被写体の中には13歳から17歳の人がいるということになります。 ドイツの少女。「Adolescent girls by country 13 - 17 years」という上の写真と同じカテゴリから。この女性は他系統とのミックスかも知れませんね。 1592.1Höhler Prof. Gertrud Source:Udo Grimberg author:Chester100 BirgitLechtermann author:Cyclune Waldgrundschule Schulkleidung author:JeHoMi ドイツの子供たち。 Waldgrundschule Landesfinale author:JeHoMi ドイツの子供たち。この写真は日本人が思い描くドイツの子どものイメージに近いのではないでしょうか。自分も昔、こういったイメージを持っていました。 Holzrinden Böhringer author:böhringer friedrich オーストリアの子供。 HochjochSchwarzseeBachforelle1 author:böhringer friedrich 可愛らしいのでもう一枚。 HochjochSchwarzseeBachforelle author:böhringer friedrich この景色に感動したのでもう一枚載せました。 スペイン人やスラヴ人、イタリア人などと形質が異なることが分かっていただけると思います。 また、ほかのところにも書きましたが子どもと大人の形質差を感じます。 リンク http //commons.wikimedia.org/wiki/Category Women_of_Germany ドイツ女性。 写真の中にゲルマン人女性っぽくない女性がいました。 とおもったら↑ユダヤ人女性だった。顔に丸みが少ないのが一般的なゲルマン女性。 Annina Braunmiller 2010 author:Helen Krüger この女性はドイツ美女。 ドイツの女性。 というか関係ないんだけど、こんなプラグインが@ウィキさんにあるって知らなかった。 これからこの方法で画像貼っていきます。 リンク http //commons.wikimedia.org/wiki/Category Men_of_Germany ドイツ男性。 ドイツの男性。スラヴ人と比べると目が切れ長でアゴが発達している傾向があります。非常に鋭い顔に見える男性が多いですね。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ドイツの街並みや建物 ベルリンの夜。 なにかボロボロに見えるのにかっこいい。 ドイツの美しい街並みの写真を貼りたいのですが、権利やらなんやらがよくわからずリンク。 http //commons.wikimedia.org/wiki/File Wolken_ueber_Passau_1.jpg ↑カッコ良すぎる。 http //commons.wikimedia.org/wiki/File Brandenburger_Tor_abends.jpg いいですね。きれいですね。 http //www.flickr.com/photos/basq/3789772132/ ↑かっこよすぎる(笑) http //commons.wikimedia.org/wiki/File Friedrichsw_pan2.jpg 美しい。 http //commons.wikimedia.org/wiki/File Reichstag_at_Night.jpg ドイツ。 著作権フリーな写真を探してるんですけど、ドイツって著作権フリーとかな考え方があまりないのかな?
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No.0208 フンガ・フンガ ユニット:トロール 召喚コスト:赤2無1 移動コスト:赤1無1 パワー:3500 スマッシュ:1 レア度:アンコモン 特殊能力 このユニットがバトルを仕掛けて勝った場合、バトル終了後にその周囲のエリアにある敵軍ユニットすべてに2000のダメージを与える。
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フーン・・・ 自動研究が多いわけでもなく。 内政が厚いわけでもなく。 兵にボーナスがあるわけでもなく。 ボーナスユニットすら弱い。 プレイヤー4くらいでしか、使い道がみつけられない、 むしろプレイヤー4ですら使いたくない最弱と思われる文明。 製作者がフンに恨みでもあるのだろうか? だれかつかってあげて。
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リフン(螭吻) シフンの別名。
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シフン(蚩吻、鴟吻) 中国神話で龍から生まれたとされるリュウセイキュウシ(龍生九子)の一。 水を好み、魚の姿をとることもある。 別名: リフン (螭吻) チフン (螭吻)
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アコン人?から派生したヒューマノイド。中央戦争?と呼ばれる独立戦争を起こし、アルコン帝国?をうちたてた。高度な科学力と軍事力によって銀河系に一大星間帝国を建設したが、しだいに生物的な退廃現象に見舞われるようになり、活力を失っていった。 生物学的特徴 外見は手足や指の数などはテラナーとの違いはないが、内蔵や骨格には多少の違いがある。アルコン人には肋骨が無く、 代わりに胸全体を覆う一枚の胸骨が存在する。盲腸もない。総じて長身。生物的な退化現象のため、明るい肌の色、白い髪の毛、赤い目のアルビノになっている。興奮すると涙が出てくる。テラナーと交配は可能。 艦船 直径はさまざまだが、基本的に球型で赤道環にインパルス・エンジンを多数配置する構造。最大のものは直径1500mに達する。着陸時には着陸脚をのばす。本家筋であるアコン人?とは違いリニア・エンジン?を持っておらず遷移エンジン?を搭載していた。主兵装はインパルス砲や分子破壊砲である。 タグ:種族 第1話 第三勢力サイクル
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フン族 フン族(フンぞく, Hun)はヴォルガ川東方から現れた遊牧民の集団で、370年頃にヨーロッパへ移住して大帝国を築いた。彼らは恐らく300年程前に中国の北隣に居住していた匈奴の子孫であり[1]、テュルク系民族のユーラシア大陸にまたがる最初の拡張であろう。フン族の起源と言語(en)は数世紀にわたり議論の的になっている。現在の学説では彼らの指導者たちの名はテュルク諸語で表されているとされている。彼らの主な軍事技術は騎乗弓射である。 フン族は民族大移動を誘発し、西ローマ帝国崩壊の要因となった。フン族はアッティラの元で統一帝国を築いたが、453年に彼が死ぬとその翌年に帝国は瓦解した。同じ名称の後裔または後継者がおおよそ4世紀から6世紀に東ヨーロッパと中央アジアの一部に住んでいたと記録されている。フン族の末裔が8世紀前半にカフカスで記録されている。 フン族は4世紀に初めてヨーロッパに現れた。彼らは370年頃に黒海北方に到来した。フン族はヴォルガ川を越えてアラン族を攻撃して彼らを服従させた。歴史家ヨルダネスによるとバランベル(en)(ゴート族によって創作された架空の人物ではないかと疑われている)に率いられたフン族はグルツンギ(en)(東ゴート族)の集落を襲撃した。グルツンギ王エルマナリクは自殺し、甥の息子のヴィティメール(Vithimiris)が後を継いだ。376年にヴィティメールはフン族とアラン族との戦いで戦死した。この結果、東ゴート族の大半がフン族に服従した[7] 。ヴィティメールの息子のヴィデリック(Viderichus)はまだ幼なかったため、残った東ゴート族の難民軍の指揮権はアラテウス(en)とサフラスク(en)に委ねられた。難民はドニエストル川西方のテルヴィンギ(en)(西ゴート王国)の領域へ逃げ込み、それからローマ帝国領へ入った。 逃げ出した東ゴート族の一部に続いてフン族はアタナリック王(en)の西ゴート族の領土に入った。アタナリックはドニエストル川を越えて遠征軍を派遣したが、フン族はこの小部隊を避けて直接アタナリックを攻めた。ゴート族はカルパティア山脈へ後退した。ゴート族の難民たちはトラキアへそしてローマ駐留軍のいる安全地帯へ向かった。 395年、フン族は初めて東ローマ帝国へ大規模な攻撃をかけた[7]。フン族はトラキアを攻撃し、アルメニアを蹂躙してカッパドキアを却略した。彼らはシリアの一部に侵入してアンティオキアを脅かし、ユーフラテスの属州を通って押し寄せた。皇帝テオドシウス1世は軍隊を西方へ派遣しており、そのためフン族は抵抗を受けることなく暴れ回り、398年に宦官エウトロペ(en)がローマ人とゴート人の軍隊をかき集めて撃退して、ようやく平和を回復することに成功した。 一時的に東ローマ帝国から逸れた間、405年のラダガイスス(en)率いる蛮族の集団のイタリア侵攻や406年のヴァンダル族、スエビ族そしてアラン族のガリア侵入に証明されるようにフン族ははるか西方に移動したようである[7]。この時のフン族は一人の統治者元の一つの軍隊ではなかった。多数のフン族が東西ローマそしてゴート族の傭兵として雇われていた。ウルディン(個人名が知られる初めてのフン族[7])はフン族とアラン族の集団を率いてイタリアを守るためにラダガイススと戦った。ウルディンはドナウ川周辺の東ローマ領で騒乱を起こしていたゴート族を破り、400年から401年頃にゴート族のガイナス(en)の首を斬った。ガイナスの首は贈物と引き換えに東ローマへ与えられてコンスタンティノープルで晒された。 408年、東ローマはウルディンのフン族から再び圧力を感じ始めた。ウルディンはドナウ川を越えてモエシア属州のカストラ・マルティス要塞を攻略した。それから、ウルディンはトラキア一帯を略奪した。東ローマはウルディンを買収しようとしたが彼の要求額が大きすぎて失敗し、代わりに彼の部下たちを買収した。これによりウルディンの陣営から多数が脱走し、ローマ軍に大敗を喫して撤退を余儀なくされた[8][9]。それから程なく、ウルディンは死去している。 西ゴート王アラリック1世の義弟アタウルフは409年にジューリア・アルプス山脈南方でフン族の傭兵を雇っていたようである。彼らは皇帝ホノリウスの最高法官オリンピウスに雇われた別のフン族の小集団と対峙した。409年後半に西ローマ帝国はアラリックを防ぐためにイタリアとダルマチアに数千のフン族を駐留させ、このためアラリックはローマへ進軍する計画を放棄している。 410年頃にフン族はドナウ川中流域の平原を制圧した[10]。フン族は東ローマ帝国への侵入と略奪を繰り返し、このため東ローマ皇帝テオドシウス2世は430年頃にフン族へ毎年金350ポンドの貢納金を支払う条約を結んだ[11]。 一方で、フン族は西ローマ帝国の将軍アエティウス(少年時代にフン族の人質となった経験を持つ)の傭兵となって帝国内の内戦やゲルマン諸族との戦争に参加した。433年、フン族は西ローマ皇帝ウァレンティニアヌス3世の母后ガッラ・プラキディアとの内戦状態にあったアエティウスとの取引により、軍事力提供の見返りにパンノニア(とイリュリクムの一部)の支配を西ローマ帝国に認められた[12]。 フン族の外見 ゴート族出身の歴史家ヨルダネスはフン族について以下のように述べている。 「元々は沼沢地に住んでいた野蛮な種族で矮小で汚らしく、弱々しい部族であり、かろうじて人間で、そして他者をうんざりさせる言語だが、僅かに人間の言葉に似ている。フン族は恐怖によって敵を逃げ出させた。なぜなら彼らの浅黒い顔つきは恐ろしく、そして彼らは寧ろ巨大な不細工な塊とも言うべき顔、針の孔とも言うべき眼である。彼らの強健さはその野蛮な外見に現われており、惨たらしいことに彼らは赤子が生まれたその日に剣で男子の頬を切開し、彼らは母乳の滋養を受ける前に傷を耐えることを学ばねばならない。従って成年になってもその切痕のために鬚なしの醜態の相を示す。彼らの背丈は短く、身動きは素早く、機敏な騎手で、肩幅は広く、弓矢を用いるのに巧みであり、そして誇りを持って常に直立した頑丈な首を持っている。彼らは人間の形をしているが、野獣の獰猛さを有している。」[24] フン王アッティラと会見した東ローマ帝国のプリスクスの所伝を引用したヨルダネスは「アッティラは背が低く、胸は広く、巨大な顔を持ち、眼は小さくて落ちくぼみ、髯は薄く、鼻は低く、顔色は黒ずんでいた」と記しており、フンがモンゴル型の種族であったことを示している。 上述のフンがモンゴル型であることを裏付けるように、L・バルトゥチ、E・クレチマリク、V・レープツェルター等のフン・アヴァール墳墓発掘調査の解剖学的調査によって明らかとなる。調査の結果、墳墓からはアヴァールと思われるブリヤート系モンゴロイド人骨の他に、フンの支配層と思われるツングース系の人骨が発見された。これによりフン族の平均身長は男子が164センチ、女子が153センチで、毛髪は黒色で直毛であることがわかった。