約 823,780 件
https://w.atwiki.jp/quizmagicianblackcat/pages/635.html
カード名 ランク HP 防御力 攻撃力 攻撃ターン 攻撃対象 備考 フレイフラウ C+ 300 100 2 全体 アクアフラウ C+ 300 100 2 全体 エレクフラウ C+ 300 100 2 全体 躍動のフレイフラウ B+ 500 100 1 全体 躍動のアクアフラウ B+ 500 100 1 全体 躍動のエレクフラウ B+ 500 100 1 全体
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/4449.html
708 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/08/24(火) 21 36 04 ID ??? 706 セレーネ「そういえば、兄さんが学生の頃はフラウさんが来て」 フラウ(回想)「あきれた。まだ終わってなかったの?」 アムロ(回想)「わかってるよ、すぐに終わるさ。なぁハロ?」 ハロ(回想)『ハロ、ゲンキ!ハロ、ゲンキ!』 フラウ(回想)「まったくもう…(呆)」 セレーネ「…なんて事があったわねw」 マイ「もっとも、それは日常的によく見た風景でしたが」 アムロ「お前ら!見てたのか!!」 マイ「ええ、玄関から案内したのは僕でしたから」
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/6447.html
145 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/07/19(木) 00 49 24.72 ID ??? WBの面々は、CCAでも出てきたブライト一家なんかはその設定に準じた扱いで、 Z・ZZで再登場したカイやハヤトやセイラは、職業なんかはその時点のものだけど年齢はアムロと同じだけ加算されてる感じ。 (だからセイラが三十路になって、シャアの方が行き遅れたらどうするとあせったりしている話がよく出てくる) それ以外のWBクルーのリュウとかスレッガーとかは設定はあやふやだけど、アムロからは1stの時と同じような態度で接しているので、 年齢と職業はそれ相応にかさ上げされてる感じ。 例外はF90に出てくるジョブ・ジョンとカツ・レツ・キッカかな。 ジョブは年齢はCCAベースだけど、F90の設定も取り入れて有能な技術者に成長してたりする。 カツ・レツ・キッカは、レツとキッカはほとんど登場しないけど、カツがZ時点の設定でカミーユの後輩役で出てきたりするので、 たぶん二人もZ時点の年齢設定で出てきたと思う。 フラウ「あの子たちがCCAの年齢にならない理由?カツのこともあるけど、キッカが17歳になるじゃない」 アムロ「そうだな」 フラウ「金髪で17才だったらアムロのストライクゾーンど真ん中じゃない?」 アムロ「待て、何で俺のストライクゾーンが17歳金髪と決めつけられた上にキッカを狙うような話になるんだ」 ハヤト「しかし、最近女子高生に熱烈に追っかけられててまんざらでもなさそうじゃないか」 アムロ「いや、むしろ引いてるんだが」 フラウ「ベルトーチカも知り合った時は10台だったみたいだしアリョーナも18ぐらいでしょ」 アムロ「なんでそういうの知ってるんだよ」 ハヤト「だが十分怪しむ理由になるな」 フラウ「もう候補者がたくさんいるから確率的にはないだろうけど、あたし嫌よ?同じ年齢の義理の息子なんて」 ハヤト「俺も嫌だ」 アムロ「こっちも同年代の義父母なんて御免だから安心してくれ…orz」 シャア「カツ君(ジャガイモ顔)に全然似ていない妹と聞いて」 アムロ・フラウ・ハヤト「帰れよ」
https://w.atwiki.jp/loli-syota-rowa/pages/577.html
天国『不思議の国の霧のしろ』 ◆IEYD9V7.46 例えば、目を瞑って屋内を歩いたとする。 訓練も何も積んでいない人間ならば、物にぶつかって怪我をするのは必然だろう。 それが彼女、鈴木みかにとって歩きなれた自宅や、職場である学校だったとしても、その結果に大差はないはずだ。 閉じたままのドアに頭から派手にぶつかり、タンスの角に足の小指をぶつけて(これは目を開けていてもやる)、 ひどければ階段から足を踏み外して大怪我をする。 見た目は幼くとも、みかは酒の大好きなれっきとした大人だ。 自ら進んで目を瞑って歩くことなどしないし、そんなことが楽しいと思えるほどの幼い時期はとうに過ぎた。 しかし、みかは今、そうすることを余儀なくされている。 かといって、何も目隠しをされたわけではない。みかの瞳は現実の光景をしかと収めている。 ただし、その光景とは、血と硝煙が渦巻き、人外異能者が跋扈する凄惨極まりないもの。 たとえ網膜が機械的にその情景を焼き付けたとしても、それを骨の芯にまで理解するには、みかの常識は狭すぎた。 見えていてもそのことを理解できなければ、何も見えていないのと同義だ。 物理的にではなく、恐怖を強いることで、理解の瞳を覆い隠す。 そうして視界を塞いだ後は、血反吐を吐いても拷問のように歩かせ続け、人の心と身体を蹂躙し尽くし、破壊する。 足を踏み入れたら最後、埒外の常識によって何もかもが磨り潰され、消える世界。 それが、冥王ジェダの催したバトル・ロワイアルだった―――― * * * 鈴木みかが放送を聞いたのは陽が落ちる前、足を縺れさせながら城前の橋を渡っていたときのことだった。 あれから数時間は経っただろうか。 時間にしてみれば然程長いわけではないが、その間に陽は沈みきり、世界は赤から紺青へと大きく染め替えられていた。 「これで、いいのかな……」 城の橋を渡った先にある西の森。 平原との境に近い茂みの中で、首なし人形を抱えた蝶々マスクの怪人――鈴木みかは、答えを求めるように独り言ちた。 彼女は今の場所に辿り着いてからずっと、夜の寒気と殺し合いの恐怖に震えながら、 茂みの中から東の平原や、遠くの道路を見張り続けている。 そうすることで、誰か――できればベルフラウであって欲しい――が通りがかるのをジッと待っているのである。 何せ、彼女には行く宛てがない。放送前まで立ち寄っていた城は、火炎瓶を投げつけてきた少年、 トマの仲間に察知されてしまったため、迂闊に近寄れない。それに、仮に行く宛てがあったところで、 怖気を感じるほどに暗い夜道を、懐中電灯一つで突き進むことなど、みかにはできなかった。 そうして、一歩も動けなくなった彼女が選んだのがここだった。 深い森に背を預け、青臭い森林の空気に包まれながら茂みの向こうを覗く。 そうすると、丁度東の空に浮かんだ満月が、包み込むようにみかを照らしてくれるのだ。 彼女が森の奥に行けない理由がこれだ。森の出口が近く、草叢の密度が薄いここならば、 身を隠しながら満月を、明るい光を視界に入れることができる。 居間を照らす電灯なんてなくてもいい、手を伸ばして触れない光でも構わない。 遥か遠くの天上に、消えることのない確かな月光。 みかの心に微かな安らぎを与えてくれる光があるのだから。 とはいえ、それは飽くまで気休めに過ぎない。 みかの心は依然、曲芸の綱を渡っているかのように安定さを欠いている。 確かに今の彼女は、自分にできる範囲で精一杯賢く動いて、現実から目を逸らさず、 辛うじて気を狂わせることもなく、こうしてベルフラウを含む友好な人間を見つけようと目を凝らしている。 だが、ふとしたとき、一瞬でも気を緩めた瞬間に放送の内容が頭を過ぎってしまい、 その度に抑えるのも苦しい不安と恐怖が、身を突き破らんばかりに膨れ上がってしまうのである。 放送を聞いた当初のみかの関心はただ一点、ベルフラウの安否のみだった。 出会った人間は例外なく話も通じない危険人物ばかりだったのだから、いたし方のないことだろう。 唯一頼ることのできるベルフラウが生きているという事実は、みかにとって大きな救いであり、 放送を聞かなければならない理由の大半は、これだけで済んだと言える。 そうして安堵し、心が弛緩した彼女は、生きる希望を得るのと同時に、 余計なことまで考えてしまう余裕まで作ってしまった。 何も考えなければ恐れおののくこともなかったはずなのに、あろうことか死者と生存者について、 彼女なりの考察を始めてしまったのである。 死亡者37名、生存者49名。 この数字を前にして、みかは混乱した脳からこんな結論を捻り出した。 『死んだのは37人。今生きている人が一人ずつ殺したとすると、 37人はこの殺し合いに乗っていて、私とベルフラウちゃんを除けば、 生きている人で安全なのはたった10人しかいない』 要するに、今生き残っている人間の大半は誰かを殺害した――それがみかの見解だった。 言うまでもなくこの推論には穴がある。むしろ、穴しかない。 ジェダは放送でご褒美獲得者の存在を示唆していたのだから、その時点で生存者が一人一殺したという考えは崩れ去る。 それに、みかは最初から誤解による死や、正当防衛というものを考慮せずに、 ただ「殺し合いに乗った悪い人」と「そうじゃない人」という二元論でしか事態を捉えていなかったのだ。 そのような前提から導き出した答えには何の意味もないのだが……今の彼女がそう推測し、信じ込むのも無理もなかった。 なぜなら、この推論は彼女がこの島で経験したことと、大きく矛盾することがないのだから。 出会った人間5人の中で、安全だったのはベルフラウだけ、残りの4人は平気で殺し合いのできる悪人ばかり。 割合からいっても、5人中4人が危険ならば、50人いれば40人は危険だということになり、 みかの荒唐無稽な憶測は的を射てしまうのだ。 それほどまでに危険人物が徘徊しているとすれば、ただの教師でしかない彼女は、 もっと安全な場所に隠れ潜むべきなのだが……、 「……守らないと……」 木々の葉擦れよりも、小さな呟き。 「私は、先生なんだから……。ベルフラウちゃんが頑張ってるのに、逃げちゃいけない……。 どこかで泣いている子がいたら、せめて、一緒についていてあげるだけでも……」 自分自身、今にも泣き出しそうな声で、傍目にも分かるほどに小柄な身を震わせながら、みかは意思を押し出す。 彼女だって、本当は大声を張り上げて泣き叫びたい。 騒いで、喚き散らして、ベルフラウに助けを求めたいのだ。 ガチガチと歯を鳴らし、体内で心臓を暴れさせ、手中には小刻みに震える拳銃がある。 森を吹き抜ける風の音を聞いては怯え、風に揺らぐ影を見れば息を詰まらせ。 風が止めば鼓膜を刺激する音が恋しくなり、動くものがなければ見間違いはないかと視神経を疑う。 何をしても全身は軋むし、何もしなければ生きている実感も得られない。 彼女を一人の人間、鈴木みかたらしめるものが、少しずつ磨り減っていく。 それでも、みかは決めたのだ。限界まで戦うのだと。 実は彼女には、アリス・イン・ワンダーランドという逃げ道がある。 核鉄を展開させ、周囲を霧で満たせば、外部からはかなり目立つが、 得体の知れない濃霧に近づく物好きでもいない限り、少なくとも自分だけは安全になる。 だが、この選択は完全な逃げでしかない。霧を使えば自分の視界も狭まり、 ベルフラウや、他者の発見が困難になるからだ。 他人との交流を断ち切り、自分の殻の中に閉じこもれるほど、彼女は強くも弱くもなかった。 だから、みかはこうして一人で戦い続けている、首のない人形だけを道連れにして。 エスパー帽子と核鉄があるのは幸いだった。 無力な彼女でもこの二つがあれば、どんな相手からでも逃げ切れるし、 その安心感によって、張り裂けそうな彼女の精神はどうにかつなぎとめられていたのだから。 襲い掛かる眠気を体力の消耗と引き換えに沈めて、みかは月夜の平原を静かに見渡し――、 ガサリ。 「――ッ!?」 咄嗟に、右手のFNブローニングを背後に向ける。 同時に呼吸音を必死で押し殺し、物音の聞こえた森の黒へと意識を注ぐ。 何かが音を立てるたびに、神経をすり減らしながら繰り返してきた動作。 これまでは何も出てこなかった。今回も取り越し苦労で終わってくれれば……。 そんな弱気に囚われかけたところで、 ガサリ。 暗がりの森の奥から、聞き間違いのない音が届いた。気のせいでも幻聴でもない。 いよいよみかの頭が沸騰し、視野がグニャリと歪む。 ついに来てしまった、絶対に誰かが近づいてきている。 まさかこんな暗い森の中、それも道なき道を踏破してくる人がいるなんて――。 背後への警戒を暗黒の森に託しきっていたみかは、その事実に出鼻を挫かれた。 数時間握り続けた銃は、手に馴染むというよりは、溶接でもされたように張り付いていると言った方が近い。 夜がもたらすかじかんだ冷気が、五指を凍らせてしまったかのようだ。 指を動かすたびに走る幻のような鈍痛を振り切り、厳重な梱包を解くように、ゆっくりと安全装置のロックを外す。 銃口は、何かが潜んでいるらしい暗色の茂みに向けたまま。 距離は10メートル未満。それ以上は枝葉の密度が濃く、月の光も差さないので視認できない。 みかは近づいてくる何者かを警戒し、震える腕で銃を構え続ける。 といっても、これはただの脅しであり、未知の相手に機先を制されないために、形だけ構えたものに過ぎない。 銃を突きつけ、自分を優位に立たせた上で、相手の話しを聞いて危険の有無を判別する。 もしそれで相手が信用できない人間だと分かれば、エスパー帽子による転移と霧によって即座に逃げおおせる。 それが、みかの立てていた計画だ。 (お、おお落ち着いて私! まずは相手の話をちゃんと聞いて――) 身体が自覚できるほどに硬い。リラックスさせようと息を思い切り吸い込むが、 ともすれば劣化したゴムのように肺と胸に穴が空きそうだ。 過剰なまでに脳に供給される血流が、平衡感覚までも狂わせてしまい、 風邪をひいたときのようにクラクラする。 (もしも、そこにいるのがベルフラウちゃんなら……) どれだけ楽だっただろう。どれほど救われただろう。 そんな淡い幻想に縋ろうとして……振り払う。 こんな後ろ向きな心構えでは駄目だ。とにかく、目の前にある現実に立ち向かわないと。 そう叱咤激励し、不安を押し潰すように、人形を抱きかかえる左腕に力を込める。 (相手がどんなに怖そうな子でも、絶対に取り乱さない……!) 覚悟を決め、否が応にも気持ちが高ぶる。 限界まで張り詰める緊張の糸。明滅する視界。 闇から現れる一手は白か、はたまた黒か。 たったそれだけのことで、みかの盤面は一気に色を変えることになる。 そして、遂に邂逅の時は来た。 ガサ、ガサという音と気配はどんどん強くなり――、 茂みを断ち割って、“それ”は現れた。 森に差す月光の煌きによって、その姿をみかの前に晒す。 現れたのは、目も眩む銀色。 その総身はみかの身長など軽がる超えている。 頭と思しき先端近くに、怪しく光る目玉が一つ。 更に、その目玉の下方には口がある。 口付けを交わしただけで血塗れになること請け合いな、鋭く凶暴な口が、 ピエロのように固められた笑みを浮かべ続けている。 「え、……ぁ」 人間であろうはずが、なかった。 血糊がべったりと塗られた、獰猛な鮫のような剣が、瞳をぎらつかせながら宙に浮いている。 現実に追いつけないみかの頭は容易く真っ白になり、 ぎょろり。 と、目が合った。 これは悪夢だ。 引き金を握るのに、充分過ぎる悪夢だ。 「――う、うわあああああああアアアアァっっ!!?」 絶叫が木霊し、銃弾が吐き出される。 剣の怪物を狙った弾丸は、しかし当たるはずがない。 当然だ。素人の銃が、持ち主の意に沿ってくれるはずがない。 撃ち出された弾丸は怪物の右に大きく逸れ、そのまま虚空に呑まれて――、 “誰か”に当たった。 銃弾を吸い込んだのは、剣の後から現れた人影。 森の闇よりも更に暗い影が、音もなく地に臥した。 みかは驚愕に見開いた眼でその様を捉える。 (ウソ……、わ、私、ひとを、撃っ) 全身を襲う痙攣したような震動を、首を振ることで強引に打ち消し、 (ち、違うよ! 私悪くないっ! だってあの子は血塗れの化け物の仲間だもん! この殺し合いに乗って、人を殺した悪い人なんだから、私は悪くない! 撃たなければ、殺されていたのは私のほう!) 論理を踏み倒し、自身を死に物狂いで正当化して、 (に、逃げないと……、早く、早く、早く! どこでもいいからテレポートを――!) 頭に意識と力を集中させた瞬間、 「ベ……――――ベルフラウッ!!!?」 叫びが、轟いた。 みかに撃たれた、“誰か”以外の叫びが。 (……………………え?) 知らない声が、知っている名前を、この世の終わりのような口調で叫ぶ。 逃走のことしか頭になかったみかは、改めて自分が撃ち殺した人間のほうを見張った。 視線の先。 御伽噺のような月明かりに照らされて。 見慣れた格好をした見知らぬ少女が、両腕で一人の少女を抱え込んでいる。 抱えられた少女は仰向けで、見ようとすればここからでもその顔を確認することができる。 聞き間違いか、そうでなければ質の悪い冗談だ。 みかはそう思いながら、祈るような面持ちで、血を流す少女の顔を凝視した。 その少女は長い金髪で。 背格好もみかの知るあの子とそっくりで。 閉じられた瞼からでも、なぜか気の強さを窺えて。 見れば見るほど、間違いなく。 ベルフラウ=マルティーニだった。 瞬間、 あ、 という、声なき咆哮。 人間が本来出しえない音を皮切りに、何かが弾け、辺りが白い濃霧に埋め尽くされた。 * * * イエローは、周囲の劇的な変化に気付き、息を呑んだ。 夜だというのに、突然視界が真っ白になったのだ。 慌てて周辺を見回すと、ベルフラウを撃った覆面の怪人が、 霧を撒き散らしながら北のほうへと逃げていこうとするのが見えた。 奥歯で苦いものを噛み潰し、イエローの瞳に火が灯る。 「よくも……ベルフラウをっ! ――ダイレクッ!!」 怒りに突き動かされ、逃走する怪人の後姿に魔剣を叩き込もうとして――、 突然、その動きを制されるように腕を強く掴まれ、視線を落とした。 「ベルフラウ!? 大丈夫なの!? しっかりして!」 霧に抱かれた世界の中。 必死で呼びかけると、腕の中のベルフラウは荒い息を吐き、ゆっくりと薄目を開いた。 「……駄、目……。あの人は、悪い人では、ない、ですわ……」 「どういうこと!? あの人を知っているの!?」 問われたベルフラウは、痛みを堪え、つい先ほどのことを確認するように回想する。 暗かった上に、変装までされていたから、完全に判別できたわけではない。 だが、頭に被った奇妙な帽子。自分を撃ち抜いた拳銃。 そして最初と最後にあげた――――聞き覚えのある声。 これだけ揃っていれば、あれが誰なのかを想像するのは容易だった。 (……まったく。安全なところに隠れていて欲しかったのに。 何をどうすればこんなことになるの? ……本っ当に、世話の焼ける人ですわ) 自身の惨状も忘れ、心中で軽く毒づいたあと、イエローの瞳を見つめる。 「あれは多分、私の仲間……みかさん、ですわ」 「そんな!? 仲間なら……なんで、ベルフラウを撃ったりするの!?」 ベルフラウは、どうしたものかと鈍い動きで眉を顰めた。 みかの人となりを考えれば、彼女が発砲した理由には察しがつく。 だが、それをそのままイエローに告げることは、どうしてもできない。 恐らく、護衛と牽制を兼ねて先行させていた、ダイレクの異形が仇となったのだろう。 イエローが無意識のうちに行っていたことだが、それを合理的だと思って反対しなかったベルフラウは、 そんなことでイエローを責めたくないし、傷つけたくもなかった。 だから、強がるように、敢えて白を切った。 「さあ? ……分かりませんわ。多分、混乱でもしていたのでしょう。 ……あぁ、そうですわ。一つ訊かせてもらいたいことが、――――っ!?」 ぐふ、という濁った呼気と共に、小さな口から赤いものが零れ落ちる。 「!? 喋っちゃ駄目だっ!!」 イエローの悲鳴を受け、しかしベルフラウは止まらない。 息も絶え絶えに、問いかける。 「あなた……さっき、私が止めなければ……何をしていたの?」 「…………え?」 「みかさんを……斬っていた?」 「ッ!? ベルフラウの仲間だなんて知らなかったんだ! それに、ボクには殺すつもりなんてなかった! ……ただ、動きを止めようと……」 萎んでいくか細い声を聞きながら、ベルフラウは逡巡する。 どうやらイエローは、“斬りかかろうとした相手が仲間だったから、ベルフラウは自分を糾弾しているのだ”と、 勘違いをしているらしい。そのことを察したベルフラウは、眉尻を下げながら複雑な笑みを浮かべた。 「あなた、……今の自分がどれだけズレた答えを返しているのか、 少しも分かっていないみたいですわね……」 「……どういう、こと?」 「私は、あの鏡で……この島でのあなたの行いを見ましたわ」 「君がさっき告白してくれたこと? そのことはボクは気にしてないって言ったはずだよ、それがどうしたの?」 「……胸に手を当てて考えてみなさい。この島に来た直後のあなたは……、 さっきみたいに、平気で誰かに攻撃することができていたの? 違うでしょう? 少なくとも、……城戸丈を助けようとしたときのあなたは、……そうではなかったわ。 非戦主義は私には理解しきれませんし、……私からすれば、 今のあなたの行動のほうが、よっぽど理屈に合っているとは思う。 でも、あなたはそれでいいの……? 本当に、今の自分でいいと思っているの?」 絶句するイエローを尻目に、ベルフラウは淡々と告げる。 「それが自分で選んだ道なら……何も、言いませんわ。……でも、今のあなたは状況に流されて、 本来の自分が歩むべき道から外れ、考えなしに力を振るおうとしているだけ……。 同じ力を振るうにしても、気の持ち方が違えば……もたらす結果も全く違いますわ……」 「……同じ力に違う意志……? ボクと、ワタルみたいな……?」 ベルフラウは静かに笑う。どうも、イエローには思うところがあったようだ。 理解が早そうで助かった。自分が望まない意思と力に囚われるのは、とても悲しいことだから。 懸念事項を一つ片付け、ベルフラウは更に続ける。 「ゆっくりでいいから、自分を見詰めなおし――」 言葉が途切れる。 ベルフラウはゴホッと咳き込み、血の小球を飛ばした。 焦燥に追い立てられたイエローが、悲痛な声をあげる。 「分かった、分かったから! 早く治療しないと……! どこか……、そうだ、お城! ボクが運ぶから早くお城に行こう!!」 「ええ、そうですわね……」 ベルフラウは同意し、 「みかさんを何とかしないとですし……」 しかし、イエローの意図通りの答えを返さない。 言葉の意味を一瞬掴みかねたイエローは、弾かれたように周囲を見やる。 いつのまにか、あれほど濃密だった白霧が消え去っている。 更に遠方を見渡すと―― 「……なに、あれ」 呆けた声の先。 当初目指していたはずの、巨大な城の輪郭が変化していた。 まるで軟体生物のようにゆったりとその身を変形させ……いや、違う。 不定形に姿を変えているのは城でも、ましてや生物でもない。 圧倒的な総量と密度を誇る霧だ。 孤城が、真っ白な霧に侵略されるように、呑み込まれつつあった。 粒子が月明かりを乱反射し、そこだけが昼間のように明るくなっている。 ある種幻想的な孤城と光の共演に、イエローは目を奪われた。 「……見えたでしょう? 何をする気なのかは分かりませんけど……。 どの道、碌なことになりませんわね。はやく彼女を止めないと……」 「そんな……! それじゃあベルフラウはどうなるんだよ! 早く手当てしないと死んじゃうじゃないか!? ボクは、ボクはもう誰かを見送ることなんてできないよ! ……もう、一人ぼっちになるのは嫌だ……、一人に……させないでよ……っ」 半ば泣きじゃくり始めたイエローを、微笑みながら諭すように宥める。 「心配することはありませんわ……。私は、この程度では死にませんから」 ――みかさんを助けるまでは、ね。 呟きを笑顔の裏に隠し、ベルフラウは自嘲気味に目を伏せる。 ……つくづく、余計なことに首を突っ込んでしまったものだ。 本当に、なぜこんなことになってしまったのか。 なぜ、今日知り合ったばかりの他人のことを、こんなにも気にかけているのか。 自分はただ安全に動いて、元の居場所に帰りたかっただけなのに。 ……先生に、逢いたかっただけなのに。 胸中に抱く不合理な感情の正体。 そのことを少しだけ考えて……。すぐに、気付いた。 (私はきっと……みかさんに恩義を感じているのね) そうだ。銃を持った少年から助けてくれたのは、他ならぬ彼女、鈴木みかだった。 あのまま助けが来なければ、きっと自分は無為に殺されていたことだろう。 それに、怯える彼女を叱咤激励する一方で、自分も彼女から確かな勇気を貰っていたはずだ。 だから、今度は。 みかに拾われた命を……彼女のために使うのも、悪くない。 心のどこかで、そんな律儀なことを思ってしまっているのだろう。 らしくない。馬鹿みたいに冷静にこんなことを考えてしまうのは、迫り来る死のせいか。 死ぬときに取り乱したくない、毅然とした態度を取っていたいという、ちっぽけなプライドの賜物。 もちろん、死ぬのは怖い。嫌だ、助けてと泣き叫びたい衝動はある。 しかし、今それをやったところで、誰が助かるというのか。 自分の傷は深刻だ。即死こそ免れたが、胸と腹の境あたりを、銃弾に思い切りかき回された。 背中からの出血はないから、恐らく弾丸は未だに体内だ。 呼吸をするたびに喉の奥から血がこみ上げて、胸部に激痛が走る。 肺をやられたか……それとも横隔膜に傷でもついたか? 判別がつかない。呼吸をする力がとにかく不足し、行き場のない苦しさばかりが鉛のように降り積もる。 このまま出血が続けば長くはもたない。傷口を焼いて塞ぐにしても、まずは弾丸の摘出をする必要がある。 それでは間に合わない。自分の命もそうだが、みかが事を起こすつもりなら手遅れになる。 キッカの実でもあれば話は違ったというのに……。 もう、とれる手段、できることが他に見つからなかった。 ならば、そのたった一つに全てを掛けよう。 悔いを残さないために。この島にいた証を残すために。 「さあ、時間がありませんわ……。イエロー、私をダイレクであの城へ運んで……。 弱くて頼りないくせに、抱えきれないものを無理矢理抱えて苦しんでいる、 ……優しくて出来の悪い先生に、言わなければならないことがありますから」 「君だって、全部抱え込もうとして……。そんなに、苦しんでいるじゃないか……っ!」 「……ふふ、買い被りすぎですわ。 仮にそうだとしても……それはあなたも同じでしょう、……人のことが、言えて? 大体、あなたは大きな勘違いをしていますわ。……私に死ぬ気なんてないし、みかさんのことも助けてみせる。 ……私たちが幸せな結末を迎えるのに、……これ以上の道があるのかしら?」 そう、笑って言い切る。 弱さを見せないように、不安を与えないように。 こんな安い嘘が通じるほど、イエローの思慮は浅くないだろう。 それでも、 「……約束して」 イエローは答えた。 「絶対に死なないって。みかさんを助けたら、ちゃんと治療を受けて生きるって! ボクと約束してよ!!」 大きな声を張り上げて、ベルフラウの意を精一杯汲んでくれた。 脆く儚い児戯のような嘘に、真剣に付き合う。そう、言ってくれたのだ。 この場で、これ以上に嬉しい言葉なんて絶対にあるはずがない。 最後になるかもしれない今このとき。 ……強く、優しい子に会えて良かった。 ベルフラウは心の底からそう思い、顔を綻ばせながら、力強く頷いた。 「ええ、約束しますわ」 イエローに支えられ、ベルフラウは霞み行く孤城を睥睨する。 伝えなければならない。自分の死を、彼女の重荷にさせないためにも。 彼女が、この島で『先生』として、自らの足で立って歩いていけるように。 * * * コツ……コツ……。 夜の孤城を、白い霧が包み込む。 自然発生ではありえない妖霧は、城の一部に色濃く纏わりつき、 さながら雲の中から塔が数本突き出しているといった様相を呈していた。 コツ……コツ……。 本来、闇に満たされて然るべき城内は、 光の存在を無視したかのような白によって、不気味に輪郭を際立たせている。 人気のないその空間は、小さな音も残さず拾い、反響させ、フロア全体にまで音を響かせていた。 コツ……コツ……。 等間隔で生まれる足音は、一つ生まれるたびに上へと昇る。 音の主は、長い長い階段を上り続ける。 コツ……コツ……。 「……した」 突如、足音に呟きが乗る。 その声に生気はない。 コツ……コツ……。 「……ベルフラウちゃんを、殺した」 まるで、呪詛のように。 壊れたテープレコーダのように。 コツ……コツ……。 「殺した……殺した……殺した……」 繰り返すのは自責と後悔。 希望を砕いた彼女は、一歩ずつ。 ゆらり、ふらりと歩を進める。 コツ……コツ……。 「私が、殺した……」 残ったのは唯一の願い。 求めた場所は、優しい両親の待つ我が家。 賑やかで楽しい、同僚と生徒のいる興津高校。――ではない。 コツ……コツ……。 希望を撃ち砕き。 絶望に満たされた彼女が、最後に辿り着きたかった場所。 遥か彼方にあるそれは―――― 「高いところがいいよね……」 天国だった。 【F-3/城内の階段/1日目/夜中】 【鈴木みか@せんせいのお時間】 [状態]:絶望、顔面左側に大火傷(性別が判別できないほど)。精神不安定状態にあり、自分の服装について客観的に見れていない。 [装備]:エスパーぼうし@ドラえもん、FNブローニングM1910(5/(6+1))、核鉄LXX70(アリス・イン・ワンダーランド展開中)@武装練金 赤いボロボロの覆面(真紅の服製)、パピヨンマスク@武装練金、首の無い真紅の残骸 [道具]:支給品一式 [服装]:『怪人パピヨンレッド』(赤色の覆面と蝶々覆面で顔を隠し、エスパー帽子を被っている)、真紅の残骸を抱き締めており、服は少ししめっている。 [思考]:私が、殺した……。 第一行動方針:高いところへ。 第二行動方針:銃を持った少年(永沢)、刀を持った少女(アリサ)、火炎瓶の少年(トマ)を危険人物と認識。警戒。 基本行動方針:どうなってもいい。 ※みかは、ベルフラウの説明によりここが「リィンバウム」だと思っています。 ※リィンバウムについての簡単な知識を、ベルフラウから得ました。 同時に、ベルフラウの考察を教えてもらっています。 ※ベルフラウを殺したと思っています。 【F-4/森/一日目/夜中】 【ベルフラウ=マルティーニ@サモンナイト3】 [状態] 腹部に致命的銃創(出血中、体内に銃弾)疲労(中)魔力消費(中)精神的疲労、墜落による軽い打撲傷。 [服装] 『ザ・チルドレン』の制服姿。(野上葵の物) [装備] クロウカード『火』『地』 [道具] 支給品二人分(食料-1)浄玻璃の鏡@東方project(残り1回) 思いきりハサミ@ドラえもん、クロウカード1枚(スイート『甘』)、カートリッジ×10@魔法少女リリカルなのはA's [思考] 急がないと……! 第一行動方針:城に向かい、一刻も早くみかと話をする。 第二行動方針:可能なら、銃創の治療をしたい。 第三行動方針:召喚術師(アルルゥを含む)と交渉し、仲間になってもらいたい。 アルルゥにはやや同情的。 第四行動方針:殺し合いに乗らず、仲間を探して対主催の策を練る。 基本行動方針:先生の元に帰りたい。 [備考] 浄玻璃の鏡でイエローの行動すべてを見ました。イエローをかなり信用しました。 イエローの出会った人々を認識しました(どう思ったかは不明) ベルフラウは、ロワの舞台がリィンバウムのどこかだと思っています。 ロワの舞台について、「名もなき島」とほぼ同じ仕組みになっていると考えています(実際は違うのですが、まだベルフラウはそのことに気づいていません) ベルフラウは、レックスが名乗るのを聞いていません(気絶していました) 【イエロー・デ・トキワグローブ@ポケットモンスターSPECIAL】 [状態] 全身に擦り傷と打撲(行動にやや支障)左瞼に大きく切り傷、疲労(中)、精神不安定、深い悲しみと決意、頭部に打撲(生命に危険なし) [服装] ベルフラウの私服姿。帽子にポニーテールが隠されている。 [装備] 魔剣ダイレク@ヴァンパイアセイヴァー、レッドのグローブ、おみやげのコイン@mother2 [道具] 基本支給品、スケッチブック、城戸丈の首輪、イエローの服(泥だらけ) [思考] ベルフラウ……。 第一行動方針:ベルフラウの望みどおり、彼女をダイレクでみかの元に連れて行く。 第二行動方針:消えたリルル、金糸雀のことが心配。 第三行動方針:グリーンやブルーと合流し、このゲームを破る方法を考える。 第四行動方針:丈の友人と合流し伝言を伝え、協力を仰ぐ。 第五行動方針:丈の首輪を調べる。または調べることの出来る人間を探す。 基本行動方針:絶対にゲームに乗らない。生きてマサラに帰る。 [備考] 魔剣ダイレクのソードエレメンタル系は、魔力を必要とするため使用不可。 トリエラのことを「積極的なマーダー」だと認識しました。 ネスからレッドの仇が「白い女の子」だと聞かされました。 レッドの仇に対し、どういう態度を取るべきなのか、まだ考えが定まっていません。 ≪205 迷いはいらない 時系列順に読む 210 手を取り合って/すくいきれないもの(前編)≫ ≪205 迷いはいらない 投下順に読む 207 かえりたい≫ ≪169 ここはG-1、海鳴温泉なの!≪175 第一回定時放送 鈴木みかの登場SSを読む 210 手を取り合って/すくいきれないもの(前編)≫ ≪192 それぞれの道、だからこそ… ベルフラウの登場SSを読む 210 手を取り合って/すくいきれないもの(前編)≫ ≪192 それぞれの道、だからこそ… イエローの登場SSを読む 210 手を取り合って/すくいきれないもの(前編)≫
https://w.atwiki.jp/kuroneko_wiz/pages/214.html
▼こちらのボタンをクリックすればランク別ページへ移動します html2 plugin Error このプラグインで利用できない命令または文字列が入っています。 博識のカーミル 博識のカーミル 博識のカーミル ランク B+ レベル 1 10 最大Lv40 Aスキル ファイアヒール++ 進化素材 木漏れ日の神樹? 躍動のフレイフラウ? コスト 12 HP - 309 - Sスキル 樹木の癒し オヤブンヒタヌキ? ヒノキノ・ルーキー? 属性 火 攻撃力 - 306 - 進化費用 160000 躍動のフレイフラウ? 火石のロシェ? 進化元 学者 カーミル 売却価格 15150 躍動のフレイフラウ? - データ編集 進化先 ???? 備考 - 出現クエスト・入手方法 クリスタルガチャ 進化合成 コメント からくり -- 2013-05-12 08 06 14 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/teikokuss/pages/1528.html
アル・ダキア 側面(7) パニアス アル・ダキアにて 11 頭が痛む。 目も開けられないほどに。 横たえられているのはわかる。もう死んでいるからなのかな、と皮肉に思う。だが痛むのは、まだ生きている証のようだった。 「・・・・・・」 何かを忘れている気がする。途切れそうな意を握りしめて、ようやくマルクスは目を開けた。 「参謀、大丈夫ですか」 覗き込む姿は、従卒だった。見たことだけはある顔だ。マルクスの従兵ではなく、驃騎兵の従卒だ。マルクスの従兵は公爵勢といっしょのどこかにいる。ここは、どうやら本部天幕の中らしい。横たえられているのは、ごつごつした地面に敷かれた毛布の上だ。まるで死人だな、と思う。ようやく諸々が思い出されてくる。 「どれくらい経った」 「夜が明けました」 「追撃は」 「マシュリア騎士長が機を動かして行いました。今は帰還されています。フラウクス隊長を呼びます」 「待て、杖と、鑓は」 「枕元に」 言い残して、従卒は天幕を出てゆく。マルクスは身を起こす。頭ががんがん痛む。あたりを見回すと、たしかに機神の鑓と、それを収め、隠す杖は枕元にあった。額を押さえると、包帯が巻かれているのが判る。髪の結紐は、どこかに飛ばされてしまったらしい。髪が焦げて縮れて居ないところを見ると、まあそれほどひどくはないのだろう。そう思うことにした。 「意識が戻りましたか」 「追撃は」 フラウクス小隊長の声に、マルクスはそう応じる。 「マシュリアの機は無事だった。マシュリアが追撃したが、一機だけでは如何ともし難い。追撃は断念」 「・・・・・・駄目だ」 額を押さえてうつむきながら、マルクスは頭を振る。それだけで耐え難いほどめまいがするのだが。 「奴らを逃してはならない」 「驃騎兵の馬匹損失は二割、人員も戦死二名、重傷一名、負傷乗馬可能四名。分隊戦力は半減。マシュリアの機は無傷だが、俺とサーシャの機はあの爆発を受けている。工部無しでは長駆行動はさせられない」 それに、とフラウクスは続ける。 「参謀も俺も、あの爆風で吹き飛ばされた。軍医なら機神に乗るのを止めるだろうな」 「だが、追わねばならん」 とはいえ、立ち上がれもしない己を、マルクスは認めざるを得ないのだ。フラウクスは言う。 「奴らのことを、あなたは知っていた」 「お前もそうじゃないのか」 マルクスは顔を上げる。フラウクスは、立ったまま冷たくマルクスを見下している。 そう、あの時、夜の中で奴は言った。何かがおかしい、と。胸騒ぎがする、と。実際に、フラウクスの言ったとおりになったのだが。 夜襲警戒は、かつてマルクスが演習で受けたような体たらくだった。少数部隊での行動では、部隊の自衛力は劇的に下がる。その教訓を知っていたのに、己で再現してしまった。それも黒騎士小隊を指導していてだ。 「あれは、どういうことだ、フラウクス」 妙なことをフラウクスは言っていた。参謀はご存知ですね、と。奴が近くにいることを、と。マルクスは問う。 「あれ、とは」 「奴が近くにいる、と言った」 「あなたが言った標的のことを示したつもりです」 「あの間合いで、あの刹那に、あんな剣技を放って、か」 「あれは、敵の攻撃があったからだ」 「違う。お前は、最初に動いた敵を、見ていなかった。だから最初の奴の術も防げなかった」 頭が痛む。ものを思い起こすだけで。だがマルクスは続ける。 「なぜ判った。二手目に気づいた。何を知っている」 フラウクスは口をつぐむ。答えない。 「・・・・・・」 「言わぬ気ならば、どんなことでもやるぞ。これには帝國の安堵がかかっている。この側面はなんとしてでも守らねばならない」 「・・・・・・帝國」 鼻を鳴らし、フラウクスは言う。 「まあ、いいでしょう。俺は、今は皇帝陛下の軍人だ。だが血筋を辿れば、西方の誰とも知れない」 彼は手近の折りたたみ椅子を引き寄せ、腰掛けた。 「これは、あんたのためじゃない。ただ聞いて、それだけでも済ませない」 思い起こす何かを、鎮めるように、ゆっくりと彼は息を吐く、そして語り始めた。俺の祖父は、西方の生まれだった、と。 西方諸国の生まれだが、西方辺境との関わりは以前からあったらしい、と。 いわゆる騎士であり、小さな領地を持っていたが、国と西方辺境との間に挟まれ、その時々で揺さぶられるような小さなところだった、と。 「セルウィトゥスの先代、今の大殿がまだ若かったころ、西方辺境候の征西に加わったそうだ。祖父の自慢だ。働きを褒められ、領地は西方辺境に繰り入れられた。川向うのままで、な。譜代ではないが、騎士卿としても安堵された。だが、祖父は俺の本当の祖父ではない」 「可愛がってはもらったよ。本当に。今の俺があるのは祖父と祖母ー祖母も本当の祖母ではないのだが、子供の頃は知らなかったー二人に可愛がられたからだ。 話しは、その祖父の、征西参戦のころに遡る。その時、祖父は、ある子供を拾った。 戦災孤児などいくらでもいる。それでも祖父がその子供を拾ったのは、年若いのにすでにお腹が大きかったことと、その子供が古人だったからだ。だいぶ、ひどい目に合わされたらしい。領地に戻るまで、生きていられるかどうか、と思ったとは聞いている。その他はのことは、祖父はあまり詳しくは言わなかった。それが俺の本当の祖母だからだ」 「だが祖母は死ななかった。領地に戻り、祖父の屋敷で子供を産んだ。俺の母だ。祖父も祖母も驚いたらしい。母には、見るからに森族の血が混じっているようだったからだ。森族はその血を誇っている。よほどの奴でもなければ、そういった乱暴狼藉で子を産ませようとはしない。ただ、祖母は、あのひとの子だ、と言っていたという。祖母には祖母なりに思い当たるところがあったようだ。だが、気力が尽き果てたのだろう。程なくして亡くなったと聞いている。 母に混じっていた森族の血も、それほど濃くはなかったらしい。それらしさはあまり目立たなかったし、今は世間なりの年のとり方をして、修道院で暮らしている。母も祖父母に可愛がられた。祖父母には子がいなかったからな。それに祖父は、俺が言うのも何だが、出来る人で、な。川向うの領地は小さな上にいつ滅ぼされるとも知れない。セルウィトスからもらった騎士卿位も、それほど頼りにはならない。だからセルウィトスの先代の域外事業に関わっていたらしい。領地の上がりより大きな金を蓄えていた。 働きが認められ、帝國のこちらがわにいくばくかの地歩も築けた。身分の事後も認めて頂いたところで、祖父は母を養子とし、婿を取らせて家を継がせた。俺にとっては、面白い爺さんだった。俺に剣やら釣りやらを教えてくれたのも爺さんだ。内戦のころ、川向うの領地はすべて失ったんだが、呵呵と笑って構わぬと言ったよ。あちらはあちらでなんとか生きてもらおう、と。生きておれば、浮かぶ瀬もあろう、と。今は耐え難いことも、生きているうちに、いずれ遠くなる、とも。まあ、そういう変わり者だったからこそ、爺さんは祖母を拾ったのかも知れない。 親父は、俺と似ても似つかぬ堅物でな。婆さんが選んだって聞いている。女ってのはそういうもんだ、って爺さんは笑っていた。まあそれはいい。俺の母は、ちょっと変わった人だった。神がかりってあるだろう。あれに入っちまう人だった。そういうことに、ひどく気に病んでも居た。それに、祖父母の子ではないことを、うすうす知っていたらしい。祖母が亡くなってから、気鬱はひどくなり、修道院へ引きこもっちまった。今もまだ生きてるそうだ。俺は会ってない。 俺は、そういうことを祖父から聞いた。驚いたよ。俺にもいくばくか、そしてどこの誰とも知れない森族の血が混じってるって。爺さんの本当の孫じゃなかった、って。だが爺さんは言ったよ。面白いではないか、と。そんな面白い奴が、わしの孫とは、いかにもわしらしい、と。助かったよ。そう言ってくれて。 爺さんは、今の大殿とそれほど繋がりがないし、またご子息にもいろいろあったからな。俺もあちらに御奉公かと思っていたんだが、無用ということになった。その頃には、川向うの領地も無くしていたし、親父が稼いだ金も、だいぶ無くなってた。親父は、祖父に面目が立たないと言いながら死んだよ。爺さんは気にしなかったのに、な。親父らしいよ。 俺は、軍隊暮らしさ。性に合ってたし、別に守るものがあったわけじゃない。爺さんには祖母の話も聞いていた。好きに生きるがいい、とも言われた。軍歴のことは、調べればわかるだろう。それ以上に付け加えることはない。南方辺境に配置されたのもただの偶然だし、アル・ダキアとのいくさに加わったのもただの偶然だ。 だが、俺は奴に引き寄せられたように感じている」 「奴・・・・・・」 「あんたの言ってた、奴、だ」 「どういうことだ」 「妙に胸騒ぎがする時がある。俺は、母の神がかりみたいなものだと思ってた。嫌なものを見た時に、苛立たしく胸が騒ぐ、そんなもんだと、な。南方の海賊は、何でもやってきやがった。乱暴狼藉、人さらい。ミュルミドンズみたいな奴らもいた。だが、だからといって、俺は苛立ったりしない。俺は正義の人じゃない。どちらか言えば、爺さんみたいな無節操だと思ってる」 だが、ある時に、気づいた。アル・ダキアのときだ。まだ小隊の下っ端だったがな。その時に、奴に気づいた。その時の最初の小隊長も、奴に取られてる」 フラウクスは、しゅっと手刀で首を薙いで見せる。 「そういう恨みかと思っていた。でも、おかしいだろう。相手も機装甲に乗ってる。なのに感じるんだ。奴だ、と。調べたさ。だが、いくさ場でそんなものがわかるはずがない。ただ、噂は聞いた。森族の連中の中に、やたらと残忍な奴がいるんだ、と。その時はまだ半信半疑だった。どこにでも、箍の外れる奴はいる。森族に居てもおかしくはない。そいつは半森族のくせに、やたらに強い魔術を放つのだと聞いた。そして、二度目に奴に遭遇した。その時は、俺以外の二人共取られた。俺が生きてるのは、今日とと同じだったからだ」 フラウクスは静かに続ける。 「見ただろ。俺は奴のことを感じる」 「・・・・・・」 マルクスは気づいていた。このフラウクスが、胸の内で確かだと信じていながら、口にしなかったことに。彼の祖母が口にしたという、あのひと。フラウクスの言う奴、と、祖母の口にしたという、あのひとが、同じではないかと。そして、それらは、魔導を使う森族というものに撚り合わされているのだ、と。 「そして三度目がこないだだ。三度目となると、もう信じるしかない。そして昨夜だ。俺がなぜ奴に気づいたか、って?奴だからだ。奴がいた。だからあんたを呼んだんだ」 フラウクスは低く続ける。 「だから、教えてくれ。ここまで俺に話させたんだ」 「何を聞きたい」 「近衛騎士団は、奴を追っているのか。アスランが俺の小隊に当てられたのは、それが理由なのか」 「違うはずだ。アスランはまだ、不正規任務に投入できるほどの練度も経験もない。もし近衛騎士団で何らかの思惑があったなら、南方軍の黒騎士大隊に頼りはしない」 「じゃあ、あんたは」 「俺のことは言えない。ただ俺はお前とアスランの報告あってここへ来た。お前に呼ばれたと言っていい」 「俺じゃない。奴だ」 「お前の言うその、奴、とやらに目星があったわけじゃない。そもそもフラウクス、お前は今までこれを誰かに話したのか」 「いいや」 頭を振ってフラウクスは言う。 「なんであんたみたいな奴に話しちまったんだろうな」 「報告書を出してもらうぞ、フラウクス。ご家族のことには触れなくていい。だが、お前の戦闘経験での所感をだ」 「嫌だと言ったら」 「抗命には問わない。だが俺が聴取記録として書くだけだ。だが、聴取記録である以上、聞いたことは全て書くしかない」 「だから嫌だったんだよ」 「遭遇所感としてまとめれば良い。感応のことまでは書かなくていい。ただ口頭で俺が補うことはありえる」 「・・・・・・」 何も答えず、フラウクスは立ち上がる。彼を見上げて、マルクスは言う。 「今回の追跡はここまでだ。俺が帰るまでには報告書を出せ」 「頼みを聞いてくれないか」 振り返りもせず、フラウクスは言う。マルクスは応じる。 「駄目だ」 しかし構わずフラウクスは言う。もし、近衛騎士団が奴を追うなら、俺も加えてくれ、と。この任務に続きがあるのなら、俺にやらせてくれ、と。 マルクスは応えなかった。フラウクスも構わず、天幕を出た。
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/3606.html
29:揺らぐ決心 「ぎゃあぁあぁああああああぁあ!!」 少年の悲鳴が商店街の路地裏に木霊する。 「あれぇ~? 痛かった~? そうだよねぇ痛くしてるんだもんねぇ」 血塗れのハンティングナイフを握った男、氷室勝好は笑いながら言う。 少年、骨川スネ夫の足はズタズタに切り裂かれドクドクと真っ赤な液体が溢れ出していた。 「い、だい、痛い痛い痛いぃぃいい痛いよぉぉ」 「良い声で鳴くねぇ…もっと鳴いてみせてよ」 「嫌だ、やめ、あ、ア゛ああぁああああ!!!」 ナイフで少年の右足を何度も何度も刺し始める勝好。 その表情はまるで玩具を与えられた子供のように活き活きとしていた。 それとは正反対の表情を浮かべるスネ夫は、激痛と恐怖に顔を歪ませ涙を流し「やめてくれ」「痛い」「助けて」と、 悲鳴や勝好に対する嘆願の声をあげる。 やがて右足から左腕、左腕から右腕と、メッタ刺しの箇所を変えてゆき、ついにスネ夫の四肢はその機能を喪失した。 スネ夫はもはや言葉を発する事もままならず明後日の方向を向き口をパクパクさせるだけだった。 「おや、もうお終い? つまんな~~い!! んじゃ、御苦労さん」 スネ夫の心臓にナイフを突き刺し、勝好は彼なりに「安らか」にスネ夫を眠らせた。 「ん」 背後に気配を感じ振り返る勝好。 しかし人の姿は見えない。 「気のせいかな」 何も無いと判断した勝好はスネ夫の死体から小型拳銃と予備弾倉を回収し路地の奥へと消えた。 …… 少年の悲鳴が聞こえ、フラウは悲鳴の主がいると思われる路地の入口から様子を伺った。 黒い服を着た銀髪の男が少年をナイフで刺しているのが見えた。 悲鳴をあげる少年とは対照的に男は楽しそうに笑っていた。 男の背中を銃で狙う事も出来たはずだがフラウは男の余りに異常な様子に立ち尽くし、 男が少年を嬲る様子を見続けていた。 心の底から楽しそうに笑いながら、少年を傷付けて行く男。 やがて、少年の悲鳴は止んだ。それが何を意味するかはフラウにも理解出来る。 男は自分には気付かず路地の奥へと消えて行ったようだ。 (何なの、あいつ…!?) 今までの人生の中で、こうもはっきり「狂ってる」と認識出来る人物をフラウは見た事が無かった。 (今、あいつをここで殺さなかったら、英人が…でも、足が動かない…!) 自分が生き残らせようとしている人のためにもあの男はこの場で倒した方が良いと頭では分かっているのに、 竦み上がっているのか足が動かなかった。 結局、次に路地を覗き込んだ時には、男の姿は消えていた。 (何やってるの私…英人を生き残らせるって決めたのに……) 恐怖の余り男を見逃してしまった自分の甘さを、フラウは悔やんだ。 【骨川スネ夫@ドラえもん 死亡確認】 【残り 31人】 【朝/C-4商店街】 【氷室勝好@オリキャラ】 [状態]健康 [装備]コルトM16A1(30/30) [持物]基本支給品一式、M16弾倉(4)、ハンティングナイフ、アキュテックHC-380(12/13)、アキュテックHC-380弾倉(2) [思考・行動] 基本:殺し合いを楽しむ。 [備考] ※ロワ参加前からの参戦です。 ※古川正人に少し興味を持ちました。 ※フラウには気付いていません。 【フラウ@自作キャラでバトルロワイアル】 [状態]健康 [装備]Cz75(13/15) [持物]基本支給品一式、Cz75弾倉(2)、バタフライナイフ [思考・行動] 基本:英人を生き残らせる。ケトルは……。 1:黒服銀髪の男(氷室勝好)には注意する。 [備考] ※本編死亡後からの参戦です。 ※氷室勝好(名前は知らない)の外見を記憶しました。 028:一人は何だか寂しいね、だから 目次順 030:腐ってく未来 020:Justice heart 氷室勝好 036:現を零し歩く 017:三匹を斬る 骨川スネ夫 死亡 009:好きなように生きるのは難しい フラウ 037:eternal wish~届かぬ君へ~
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/7936.html
192 名前:通常の名無しさんの3倍 :2015/07/03(金) 16 31 11.91 ID vHdFVALi0 ここは兄弟家の中。 アムロ「あれ? セレーネ、出かける準備してどうしたんだ?」 セレーネ「今日は体育館へバレーの練習の見学に行くの。 先日、ママさんバレーやってる人に誘われちゃって」 アル「へえ、バレー? 僕も見に行きたいなあ」 シュウト「一緒に行っていい?」 アムロ「こらこら、2人とも。俺も一緒に行ってアルやシュウトの面倒を見なくちゃダメか? で、セレーネは誰に誘われたんだ? セレーネ「近所のカマリアさんって人よ」 アムロ「カマリアさん!?」 セレーネ「ちょっと、表情が変わって。どうしたの?」 アムロ達は街の体育館に現れた。 立派な建物の中ではすでに何人もの人がバレーの練習前のストレッチをしている。 セレーネ「カマリアさん、こんにちは」 カマリア「セレーネちゃん、来てくれたのね!」 セレーネ「見学に来ました」 カマリア「メンバーが増えるのは大歓迎よ」 アムロ「カマリアさん、お久しぶりです」 カマリア「アムロさんもお変わりなく」 アムロ「今日は妹がお世話になるということで来ました」 セレーネ「兄さん、知り合い?」 アムロ「知らなかったのか? この人は本来なら俺の母親になったかもしれない人だ」 セレーネ「えっ!?」 アムロ「カマリア=レイ、テム=レイの奥さんだ」 193 名前:通常の名無しさんの3倍 :2015/07/03(金) 16 37 07.81 ID vHdFVALi0 驚くセレーネ。 そんな彼女を見ながらママさんバレーのメンバーはもくもくとストレッチを続けている。 アムロ「カマリアさんはちゃんと初代ガンダムに出てきた宇宙世紀のキャラなんだぞ」 セレーネ「兄さんの母親ってことは私の母親になったかもしれないってこと?」 アムロ「いや、それは違う」 一同「……」 セレーネ「何よ、その無言の沈黙は。だいたいこの兄弟スレのウチの兄弟の両親って誰よ?」 アムロ「設定がない」 セレーネ「『設定がない』ってどういうことよ!?」 アムロ「だから謎なんだ」 カマリアは唐突に話題を変えた。 カマリア「今日の練習試合のスタメンをキャプテンの私が発表します。まず私。 それからヒルダ」 ヒルダ「はい」 セレーネ「フランクリンさんのところの奥さんね」 カマリア「ミューラ」 ミューラ「はい」 セレーネ「ハンゲルグさんのところの奥さんね」 カマリア「ミキノ」 ミキノ「はい」 セレーネ「シュバルツやキョウジのところの母親ね」 カマリア「今日はモニカがサナリィの仕事で休みなのでスタメンはヴィア」 ヴィア「は、はい」 セレーネ「カガリの母親ね」 カマリア「残り最後のスタメンはミチコ。以上、6人」 ミチコ「はい」 セレーネ「ミチコ……? 誰?」 194 名前:通常の名無しさんの3倍 :2015/07/03(金) 16 39 29.09 ID vHdFVALi0 アムロがセレーネの疑問に答えた。 アムロ「ミチコさんはな、アルの母親だったかもしれない人だ」 セレーネ「0080!? そんな人がいるの!?」 アル「いるよ」 シュウト「ね」 カマリア「あとは今日の練習試合の相手がそろそろ来る頃ね。 控えのメンバーもいつゲームに出てもいいように準備しておくように」 ママさんバレーの選手が思い思いに練習したり、ボールやネットの用意をしていると、 今日の対戦相手のチームが体育館に現れた。 ミライ「アムロ、今日はどうしてここにいるの!?」 アムロ「ミライさん!? ミライさんがバレーやるんですか!?」 ミライ「ええ、そうよ」 フラウ「へえ、今日はアムロがいるのね」 アムロ「フラウ=ボゥ、じゃなかった。フラウ=コバヤシだったな。 実は妹の付き添いで……」 ミライ=ヤシマ改めミライ=ノアと フラウ=ボゥ改めフラウ=コバヤシはいきなり服を脱ぎ始めた。 アムロ「2人とも何やってるんだ!?」 カマリア「まさか露出狂!?」 ミライ「違うわよ。服の下に水着を着こんであるのよ。 ビーチバレーの衣装は水着だから」 カマリア「ビーチバレー?」 ミライとフラウはビキニの超ハイレグ姿になった。ほとんど紐のような水着を着ている。 ミライ「さあ、私達2人が相手よ。そこのバレーチームかかってきなさい!」 セレーネ「……2人?」 195 名前:通常の名無しさんの3倍 :2015/07/03(金) 16 43 18.63 ID vHdFVALi0 カマリア「水着はどうでもいいけど2人しかいないのは変ね。 あと残りの4人は? バレーは6人必要でしょ?」 ミライ「ハンデよ。ビーチバレーは2人でやるゲーム。 私達ビーチバレーのチームが通常バレーの試合で6人のところを2人でお相手するの。 サーブ権はまずあなた達にあげるわ」 カマリア「ほう……」 カマリア達ママさんバレーチームのメンバーはハンデと言われたからなのか 少し怒った顔になった。カマリアがボールを取りサーブを打つ。 するとフラウがボールを受け、レシーブし、ミライがアタックした。 球はそのままカマリア達のコートに吸い込まれた。 ミライ「やった!」 カマリア「……かなりの腕前を持っているようね」 ミライ「今度は私達のサーブの番ね」 フラウがジャンプサーブをうった。 素早い動きでミューラがレシーブし、ヒルダがセッターをやり、カマリアがアタックする。 セレーネ「うっわあ。これは私じゃこのチームのレベルについてこられないかも」 アル「あれ? 結局このチームに入らないの?」 セレーネ「だって私が考えていたのとレベルが違うもん。凄すぎるし。せっかくの勧誘だけど」 ボールは幾度か互いのコートを行ったり来たりしていたがついに点数が入った。 カマリア達のチームに1点が入ったのだ。 しかし2人のミライ、フラウ組は6人に負けるとも劣らない動きで 立派にバレーの試合をやっている。 カマリア「やった。1点入った!」 アムロ「いいぞ! カマリアさんがんばれ! やっぱりスポ根はいいなあ」 ミライ「アムロ! なぜこっちを応援しないの!」 アムロ「へ?」 196 名前:通常の名無しさんの3倍 :2015/07/03(金) 16 45 42.45 ID vHdFVALi0 ミライ「アムロ、こっちを応援しなさい。こっちこっち」 フラウ「こっちこっち」 アムロ「は、はあ……」 カマリア「アムロさん、なぜこっちを応援しないのですか!? こっちこっち」 アムロ「は、はい」 ミライ「こっちこっち」 フラウ「こっちこっち」 カマリア「こっちこっち」 ミライ「こっちこっち」 フラウ「こっちこっち」 カマリア「こっちこっち」 アムロは急に視界がぐるぐると回転した。そして気持ち悪くなった。 めまいがしたのだ。そのまま体育館の床の上に倒れた。 セレーネ「きゃああ、兄さん、兄さぁん!?」 アル「大変だ。兄さんが倒れた!」 シュウト「救急車を呼ぼう!」 これから数日の間、アムロは嫌な思い出があるといって 街の体育館の近くへは行かなかったという……。
https://w.atwiki.jp/puyoquearc/pages/154.html
開催期間:2014年4月28日(月)10 00~2014年5月11日(日)23 59まで 消費げんき:75 難易度:3.5 ターン数: こうげきのめやす:400以上 たいりょくのめやす:1200以上 報酬初Sランククリアで「[N]みわくのさつぷー(1しんか/ひっさつ技レベルMAX)」獲得 クエスト進行度100%で「[GR]インキュバス」獲得 クリア報酬ゴールド:2000(マッチングボーナス+815) 経験値:69(マッチングボーナス+44) ランク S A B C 最大れんさ 9 7~8 6 ターン数 4 5 ゆうじょうスター 16 13~14 クエスト進行度 +10% +8% +% ステージ1・2 みわくのさつぷー1体とキョンシーシリーズがランダムに2体の計3体 敵 ランラン リンリン ルンルン レンレン ロンロン みわくのさつぷー HP 1800 1800 1800 1800 1800 1800 こうげき 120 120 120 120 120 120 ドロップアイテム [G]ランラン [G]リンリン [G]ルンルン [G]レンレン [G]ロンロン [N]みわくのさつぷー [R]けんじゃの書、[R]ごうかな宝箱 [G]けいけんの書、[R]けんじゃの書、[R]岩ぷよ わざ 攻撃 120 「さつぷーのゆうわく」強化攻撃 200(+100) or強化:+9999(攻撃はしない)(思わずゆうわくされそうなさつぷーとってもあまーく育った) ステージ3 敵 インキュバス フラウウール HP 18000 7000 こうげき 300 200 ドロップアイテム [R]けんじゃの書、[GR]ことわりの書、[R]ロージー[R]インキュバス、[GR]インキュバス [R]けんじゃの書、[R]岩ぷよ、[R]ロージー ターン数 ターン詳細 1 「マイスイートハニー」溜め(美しさへのありあまる自信がインキュバスに力を与える) 攻撃 200 「お茶でもどうだい?」おじゃまぷよ 15+攻撃 300(おじゃまになるとは全然考えずぐいぐいとお茶に誘ってくる……) 「お花の お手入れ」全体回復:1000(名門一家のお手入れテクニックでどんな花でもげんきを取り戻せる!) 2 3 4 このクエストに関する情報提供 / 雑談 長文になりますが失礼。1ステージ目が上から緑キョンシー、みわくのさつぷー、黄色キョンシーで、体力は全員1800。2ステージ目もキョンシー、みわく、キョンシー。4ターンかかって辿り着いたボスがインキュバス体力18000、フラウウール体力7000。インキュバスの攻撃は「お茶でもどうだい?」お邪魔15個、420?(うろ覚え)ダメージ。6ターンでB。ドロップアイテムは、キョンシーからキョンシー(色は落としたキョンシーと同色じゃなかったかも)、銀本。みわくからみわくのさつぷー。フラウウールから銀本。インキュバスから金本。 -- 名無しさん (2014-04-28 12 53 40) シンコウドA8%、10レンサS、8レンサA、4ターンS、5ターンA、ユウジョウスター24Sデシタ。 -- 名無しさん (2014-04-28 14 10 31) Sランクは進行度10%でした。 -- 名無しさん (2014-04-28 14 52 36) 9レンサS、ユウジョウスター17S、デシタ。 -- 名無しさん (2014-04-28 18 47 11) キョウボス ヨリ シルバーR インキュバス ノドロップヲ カクニンシマシタ. -- Gin3 (2014-04-28 22 03 31) 恐らくフラウウールからだがロージーの泥確認 なんでこんなものが -- 名無しさん (2014-04-29 20 54 29) インキュバスから銀本とGRインキュバスドロップしたので更新 -- 07ニート (2014-04-30 01 30 54) フラウウールからも金本のドロップを確認。あとお茶でもどうだい?のダメージを修正してくれた方ありがとうございます。キョンシーの分のダメージ差し引いてなかった。 -- 名無しさん (2014-04-30 16 13 49) 7連鎖A、6連鎖B、友情14でAでした -- 名無しさん (2014-04-30 17 15 39) 友情16でS確認しました -- くれない (2014-04-30 23 24 59) ロージーのドロップ、インキュバスからすることを確認 -- 名無しさん (2014-05-01 21 56 59) フラウウールの技名がお花のお手入れでしたので書き加えました。もともと書かれていた攻撃+200がこの名前なのかは曖昧ですが・・-- 名無しさん (2014-05-02 23 26 46) あの、フラウウールの技って回復じゃなかったですか? 「ちからをかすよ」にして全員初級まどうしとマッチした時に、インキュバスまで回復されて、苦戦したのを覚えていますから 今の表記(こうげき強化)は間違いでは…? -- 低課金だけどSR欲しい (2014-05-05 18 55 17) フラウウールが通常攻撃してくることを確認 -- 名無しさん (2014-05-05 20 14 35) フラウウールのお花のお手入れ1000回復でした -- 名無しさん (2014-05-07 23 50 04) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/7836.html
45 名前:通常の名無しさんの3倍 :2015/03/25(水) 04 29 16.93 ID 0y8YBvem0 『クイズ!シュウト300のこと!!』 ワーワーパチパチ シュウト「……え?」 キャプテン「シュウトはここにいるが?」 リリ姫「それが何か?」 シュウト「これリリ姫がやったの?」 リリ姫「はい。こちらの世界では人気を博している催しと聞きまして。 シュウトに関する問題を300問、用意させましたわ」 シュウト「えっとね、リリ姫。このクイズって僕がインタビューを受けて、どう答えるかを当てるクイズなんだよ?」 リリ姫「まぁ!?」 シュウト「っていうか僕についてのクイズなんて300個もよく作ったね?」 リリ姫「スペリオルドラゴン様に作っていただいたので間違いはありません」 キャプテン「なん…だと…」 シュウト「……まぁ折角作ったんだからいいけどね。ちょっと恥ずかしい気もするけど」 リリ姫「では始めましょうか。ちなみにキャプテン以外の御兄弟の方は回答者の資格はありません。 さすがに家族の方に出張られると他の人に勝ち目がないので」 シュウト「頑張ってね、キャプテン」 キャプテン「まかせろ、シュウト」 リリ姫(ここで私が一番正解して他の方を牽制させていただきますわ!) 黒リリ(……とか考えているのでしょうけど、私が勝たせて頂きます!!) アヤカ(これって一番正解した人はお兄ちゃんと二人っきりになれるんだよね!) ナナ(ばぶー) キャプテン(シュウト…) ライミさん「頑張りましょう、みなさん」 セーラ(新しいケーキが思いつきそうで思いつけません…) D.O.M.E.『では第一問。シュウトが一番最初に話した言葉は?』 リリ姫(くっ…一問目からなんという難問!) 黒リリ(このクイズは早押し……っ!) アヤカ(ダメ元でもボタンさえ押せば!!) キャプテン(シュウトォォォォ!!) ピポーン クリス「答えは"パパ"。なぜか家に来てたハロ長官に向かってね。当時は長官じゃなかったかしら?」 D.O.M.E.『正解』 リリ姫・黒リリ・アヤカ・キャプテン「「「「え?」」」」 ナナ「ばぶー」 セーラ「ご町内全員に回答権があるなんてマナってすごいですねー」 シュウト「そうだったの!?」 クリス「そうよ。私が言うんだから間違いないわよ」 シュウト「確かにクリス姉さんは僕が生まれた頃からずっと知ってるしね」 クリス「あの時はアムロさんが凹んでねぇ……だから言っちゃだめよ?」 リリ姫(お、思わぬ伏兵が…) 黒リリ(て、敵はリリジマーナ姫だけではなかったのですね) 46 名前:通常の名無しさんの3倍 :2015/03/25(水) 04 30 37.19 ID 0y8YBvem0 D.O.M.E.『第二問。シュウトが赤ちゃんの頃、喉に詰まらせたのは?』 ピポーン レイン「シローさんのダイヤグラマー」 D.O.M.E.『正解』 リリ姫「そ、そんな……!?!」 黒リリ「警戒っ!!クリスチーナさんは警戒していたのにっ!!」 キャプテン「ダイヤグラマーのようなものを人間の赤ちゃんが飲み込めるのか?」 レイン「いや、ホントまさか飲み込むとは思わなかったんだから」 シュウト「そんなことしてたんだ……」 レイン「シローさんなんて責任感じて邪眼の手術しようとしたぐらいよ」 D.O.M.E.『第三問。シュウトが赤ちゃんのころ、お気に入りだったMSの機能は?』 ピポーン ロマリー「えっとね…美味しそうな名前の……そう!トリモチ、トリモチ!!」 D.O.M.E.『はい、正解』 ロマリー「シュウト君ね、MSに乗ると機嫌が良くなってね~。それでずっとトリモチのボタン押してたのよ~」 シュウト「う~ん…僕のシュウトボンドの原点がこんなところに」 ロマリー「周りはトリモチだらけになって後の掃除が大変だったんだけどね」 リリ姫「このようなことが……」 黒リリ「も、もうこれ以上シュウトのお姉さんは流石にいないはず……」 アヤカ「やめてよ黒いリリ姫さま!それフラグだよ!!」 D.O.M.E.『第四問。シュウトが一番最初に手にしたガンプラは?』 ピンポーン ファ「フルアーマーガンダム」 D.O.M.E.『正解』 カミーユ「俺のガンプラだったんだけどな」 ファ「取られちゃったのよね」クスクス シュウト「ご、ごめんなさい」 ファ「いいのよ。埃被ってたんだから」 カミーユ「昔はああいう無骨なのが男っぽいと思って集めてたんだよ……」 リリ姫「あかん…これはあかんでぇ……」 黒リリ「万全を期して家族の方を廃した筈なのに完璧な作戦にならないとは」 ナナ「Zzz…」 47 名前:通常の名無しさんの3倍 :2015/03/25(水) 04 33 39.01 ID 0y8YBvem0 D.O.M.E.『第五問。シュウトが幼稚園のとき、賞を取ったのはなんのコンクール?』 ピンポーン アスラン「日登町ピタゴラスイッチコンクール!!」 D.O.M.E.『正解』 キラ「ないわー」 アスラン「ヘァー!?」 キラ「アスランが僕の幼馴染って誰が覚えてるのさ、その設定」 シュウト「せ、設定じゃないよ。アスランお兄ちゃんにはよく工作を教えてもらったし……」 リリ姫「シュウトの兄上の幼馴染が多すぎな件」 黒リリ「もれなく幼馴染の弟であるシュウトのこともよく知っていると……これ、私達に勝ち目があるのでしょうか?」 セーラ(ピタゴラ……ケーキ!) D.O.M.E.『第六問。シュウトの服は誰のお下がり?」 ピンポーン エミリー「シローお兄さん→ガロード先輩→シュウト君!!」 D.O.M.E.『ブレイブ正解』 エミリー「ジュドーさんは引っ掛けよね、この問題」 ガロード「ま、俺とジュドーは1歳しか違わないからお古とか無理だしな」 フリット「AGEシステムを使えば服を仕立て直すのも簡単なんだ!!」 シュウト「ロラン兄さんの家事が大分楽になったよね、AEGシステムのおかげで」 リリ姫「」 黒リリ「」 デスサイズ「言葉を失ったリリも素敵だよ、ハァハァ」 D.O.M.E.『第七問。シュウトが小学一年生ながら抜擢された学校での役職は?』 ピンポーン シャクティ「応援団長です!見てください!!」 D.O.M.E.『生前の僕が"僕が一番上手く運動会でホームビデオを回せるんだ"している写真だね』 アムロ「やめろぉぉぉ!!」 D.O.M.E.『第八問…』 ウェンディ「はい!」 ピンポーン D.O.M.E.『第九…』 ピンポーン D.O.M.E.『第…』 ピンポーン ピンポーン ピンポー… ピン… 48 名前:通常の名無しさんの3倍 :2015/03/25(水) 04 36 43.04 ID 0y8YBvem0 D.O.M.E.『折り返しだけど、ここまでの成績を振り返ると、企画したリリジマーナ姫たちが一切得点できてないよ? 遠慮せずにどんどんボタンを押したほうがいいんじゃないかな?』 リリ姫「ははっ…」 黒リリ「私たちのようなものがこのようなクイズに参加しようなどと烏滸がましいにも程がありました」 アヤカ「生きていてすみません」 ライミさん「幼馴染のお姉さんは最強属性デス」 キャプテン「私のロボ道は…」 エミリー「結構わからない問題も多いですね……」 クリス「貴方達はシュウトとは結構歳が近いもの。仕方ないわ」 レイン「クリスさんには負けないわよ」 ファ「結構負けず嫌いですね、レインさん。やっぱりドモンさんと似た者同s…」 フラウ「貴女たち!」 幼馴染s「「「「「「「「!!」」」」」」」」 ロマリー「フ、フラウさん……」 シャクティ「ひゃうっ…」 フラウ「……やりすぎないようにね。ラクロアのお姫様が可哀想でしょ?」 エミリー「あっ…」 リリ姫「コジュウトコワイコジュウトコワイ…」 黒リリ「ドウセワタシナンテドウセワタシナンテ…」 アヤカ「チョイヤクガチョウシノッテスミマセン」 アスラン「でも待ってください。俺達ぐらいの壁は乗り越えられるはずだ、シュウトを想う気持ちがあるなら!!」 フラウ「 あ ゛ ? 」 アスラン「スミマセンっした!!」90° フラウ「アスランはちょっと両親とか彼女がアレだから普通の恋愛感がわかってないのかも知れないけれど クリスやファやエミリーはわかってるでしょ?特にクリスは年長者なんだからもっとしっかりして」 クリス「あの…その…申し訳ありません。この度はですね……私の中の姉魂に火がついたというか……はい……」 フラウ「はい、じゃあこの子たちは私が引き上げるから、未来のアムロはクイズ続けて」 アムロ「あれは俺じゃないから。フラウ、君はもっと聡い子だろう」 フラウ「はいはい」 アムロ「いやホントやめてくれ。フラウが肯定すると真実味がでちゃうだろ」 シャクティ「フ、フラウさん、お店の予約しておきました。えへへ…」 ウッソ(シャクティ、フラウさんの前だけではあぁなるんだよね) キラ(コバヤシ家に嫁いでからは中々見なくなったけどね。幼馴染sを引き連れるフラウさん……なにあれ白い巨塔?) ドモン(とか言いながら、お前達フラウ姉さんが結婚したときはわんわん泣いていた癖に) シュウト(え?そうだったの?!) アセム(シュウトが知ってるのは結婚した後のフラウ姉さんだけだもんな) フラウ「………ところで?」 クリス「は、はい」 フラウ「この子↓誰?」 ウェンディ「ウェンディです!キオの幼馴染のウェンディ=ハーツです!!」 ファ「……こんな子いたっけ?」 ロマリー「ウィンディちゃん影薄いから」 ウェンディ「それ炎ポ○モン!!」 エミリー「どうしてかな?この子だけ肖像画からハブられそうな気配がするの……」 ウェンディ「ユリンさん召喚するぞこの産む機械」 おわれ