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【作品名】ヒトラー ~最期の12日間~ 【ジャンル】映画 【名前】アドルフ・ヒトラー 【属性】総統閣下 【年齢】56歳 【長所】ほぼ史実通りに作ってくれてるおかげで史実通りの年齢で出せる 【短所】日本だけじゃなく海外でもこの映画はMAD動画の素材としてよく使われるらしい 大嫌いだ!バーカ!ちくしょーめ!おっぱいぷるんぷるん 【備考1】享年 【備考2】映画の作中でわざわざ〝1945年4月20日 ヒトラー 56歳の誕生日〟と表記されている vol.1
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アドルフ・ヒトラー ドイツの総統閣下です、アドルフに告ぐで主要なキャラクターを演じております 小説 アドルフ・ヒトラー I 独裁者への道
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アドルフ・ヒトラー 【出展】歴史 【種族】人間 【性別】男 【特殊技能】 【ロワ中習得能力】 【初期支給品】 【スタンスの変化】 【カオスロワでの活躍】 実は出番そのものは多いとはいえない。しかし2期以来と思われる久々の出番の反動で大活躍かもしれない。 【カオスロワ外伝での主な行動】 +ネタバレ注意 アドルフ・ヒトラーのカオスロワ外伝における動向、設定。 初登場話 [[]] 死亡話 [[]] 登場話数 話 スタンス 現在状況 設定 描写話 判明した設定 備考 キャラとの関係(最新話時点) キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 最終状態 【】
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登録日:2019/02/21 (木) 14 10 12 更新日:2024/04/01 Mon 04 17 08NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 OSS アドルフ・ヒトラー アメリカ アメリカ合衆国 ドイツ ナチス ヒトラー ヒトラー女性化計画 メス堕ち 世界史 出オチ項目 女体化 女性ホルモン 女性化 珍項目 第二次世界大戦 米国面 計画 軍事 ヒトラー女性化計画とは、かの有名なアドルフ・ヒトラーをメス堕ち……もとい、女体化させることを目的とした計画である。 この項目を語るにおいて、ひとつだけ特筆すべきことがある。「ヒトラー女性化計画」の立案者だ。 B級18禁ゲームの作者か?違う。 どこぞのイカれたYouTuberか?違う。 この計画の立案者、それは、アメリカが運営する公的諜報機関「戦略諜報局」(OSS)。 アメリカの諜報機関として有名なあのCIAの前身となった組織である。 ……これは、第二次世界大戦のさなか、現実のアメリカが大真面目に研究し、大真面目に企画され、大真面目に実行した、ちゃんとした軍事作戦なのである。 経緯 時は第二次世界大戦期。 アドルフ・ヒトラーこと総統閣下率いるドイツは並み居る列強を相手に暴れに暴れまくっていた。 今では想像し辛いかもしれないが、そのあんまりな強さに当時のアメリカ含む各国は頭を抱えていたのである。 どうにかしてドイツを弱くしたいけれど、当時のドイツ国民は凄まじいカリスマを誇る総統閣下を中心に超★団結しており、容易に手出しができない。 かつてイスラム教を軸に集まったオスマン帝国軍がそうであったように、心を一つにし士気を高めた軍隊、すなわち兵士が自らの死を恐れない軍隊というのはバケモノじみた戦闘力を発揮するものだからだ。(*1) ならばドイツを弱体化させるにはドイツ国民から熱狂的支持を集めていた総統閣下をどうにか切り崩すことが先決だ、という方向に話が流れるのは自然の流れだった。 総統閣下を暗殺すればいいじゃないか。 その考えも一理ある。実際、当時の戦略諜報局ではそうした意見も出た。 しかし、ことはそう簡単ではない。 この作戦において要となるのは、「ヒトラーを殺すこと」ではなく「ドイツ国民の士気を削ぐこと」、すなわちドイツ人共をガッカリさせることにある。 むしろ下手に殺してしまうと、「偉大なる閣下は理想半ばにして連合軍の陰謀に倒れた英雄である!!今こそ、我らドイツ国民は命を賭けて閣下の仇討ちを!!!ドイツ万歳!閣下万歳ィィィ!!!」と逆に奮い立ってしまう恐れがあり、戦略諜報局としては暗殺に踏み切れなかったのだ。 そうなれば、それこそドイツ人を肉の最後の一片までも絶滅するまで戦争は終わらなくなってしまう。人を殺すのにだって弾丸、剣、兵力を消費するし、敵国の民を殺せば殺すほど勝ったときの取り分も少なくなる以上、できるなら戦わずに勝ちたいと思うのは当然のことだった。 ……ということで計画の方向性は「ヒトラーは生かしつつ、その魅力を削ぐ」方向にシフトしていった。 最初に、総統閣下を失明させる計画が建てられた。 水と反応して緩やかに失明させる気体を発生させる液体を、閣下の会談の場に仕込んで失明させようというのであった。 しかし、総統閣下は何を思ったか直前で会談を別の場所に変更したので失敗。 次なる計画の糸口として注目されたのが総統閣下の性格だった。 粗食に甘んじ、運動を好まず、しかも長寿を願っている。←これはまさに多くの主婦の姿である。 嫉妬深い。 他人に責任を着せる。 執念深く復讐心を燃やす。 ヒトラーは子供をかわいがるが、自分自身の子供をもうけようとしていない。これは男性にしては母性本能が強すぎるため、女性関係が淡泊なのではないか。 ヒトラーはおしゃべり好きと演劇性はヒステリー性格における自己顕示性の現れである。これは女性の性格の特徴である。 ヒステリック。 ……などなど(*2) その結果、「女々しくてヒステリックなヒトラーをさらにヒステリックにして情緒不安定にさせてやろう!」「トレードマークのちょび髭を落としてやろう!」「あいつの声を甲高い女声にしてしまえば演説を聞いても萎えるはずだ!」というそこそこ合理的な、しかしあんまり共感はできない目論見で立ち上がった計画、それがヒトラー女性化計画なのだ。 実行 1942年秋、戦略諜報局は熱でも水でも変成しないという高濃度の女性ホルモン液を開発し、それを総統閣下の食事に混入させた。 実行者はドイツ現地で買収した小作人。野菜に女性ホルモン液をふりかけさせたのだという。 成功したいう報告を受け諜報局は「ヒトラーにブラジャーをプレゼントしたい」「なら私はマニキュアをプレゼントしよう」とジョークを言った。 しかし、計画はうまくいかず、総統閣下も女性化しなかった。理由は諸説あるが、「ヒトラーの主治医であるテオドール・モレル医師がヒトラーに男性ホルモンを処方していたからだ」というのが有名。 しかし、作戦が過ぎたあたりからヒトラーが急に体調不良を頻発しだしたとの記録が残ってはいるので、つまりちょっとは効果があったってことだろう。うん。そうに違いない。 余談 このOSSは他にも軍事作戦をいろいろ考案しており、 第二次大戦(日本vsアメリカ)では、敵国であった日本人の士気を削ぐために富士山に赤ペンキをぶちまけて真っ赤にすることで日本人をガッカリさせるという微妙にズレた内容の作戦の記録も見つかっている。 ただ、こちらの作戦は富士山があまりにデカいのでペンキの量も輸送費もバカにならないという至極真っ当なツッコミにより企画倒れしている。 追記、修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] なんなのだ、これは!? ジョークやゲームやラノベの物語の類ではないのか!?(困惑 -- 名無しさん (2019-02-21 14 16 17) オタ向け本のタイトルかと思った -- 名無しさん (2019-02-21 14 19 40) また不謹慎なラノベか何かかと思ったら…しかも本当に実行に移したとは… -- 名無しさん (2019-02-21 15 44 21) 流石米国面というか、当時のアメリカは無駄にスケールが大きいトンデモ作戦をしたがったのかな。富士山をペンキで真っ赤に染めようとしたりとか -- 名無しさん (2019-02-21 17 11 52) どうせまたふざけた物かと思ったら真面目にふざけてた -- 名無しさん (2019-02-21 17 15 39) 第六天魔王やブリテンの王や戦国武将たちもこれには苦笑い -- 名無しさん (2019-02-21 18 16 09) ぶっとんだゲームかラノベの話と思ったら現実の計画やったんかい -- 名無しさん (2019-02-21 18 56 13) 女性蔑視的な視点も見えるし色々すげぇなこれw -- 名無しさん (2019-02-21 18 57 54) UDK -- 名無しさん (2019-02-21 20 05 38) 発案元と時代背景に対してノリがダ○ンタ○ンの深夜番組すぎる -- 名無しさん (2019-02-21 20 14 42) いやいやいや!?ちょっと待ってってば!? -- 名無しさん (2019-02-21 21 15 32) ↑8米国面には「自国民の犠牲を極力少なく、戦果を最大にする為には資財を惜しまない」という要素もあると思うの まあこれは大失敗だったけど -- 名無しさん (2019-02-21 21 19 33) いやぁ、フィデルカストロ暗殺するために「爆弾着けた珊瑚をキューバ近海にバラ蒔いてカストロが趣味のダイビングを楽しんでるところをボカーン!」とか大真面目にやろうと考えるような国ですし… -- 名無しさん (2019-02-21 23 40 23) これ成功した結果却って求心力上がっちゃったらどうすんだよ -- 名無しさん (2019-02-21 23 44 59) 米国が大日本帝国の士気低下になるだろうと富士山を赤ペンキで塗りつぶす作戦が検討されたって話もあるし米国は意外と病気 -- 名無しさん (2019-02-22 00 59 08) ある意味英国面的発想…「野菜に女性ホルモン液をふりかけさせた」 洗うんじゃね? もしくは調理で変質したとか -- 名無しさん (2019-02-22 09 11 48) ↑3「我らが偉大なるドイツの総統閣下が最近何だかかわいい」 -- 名無しさん (2019-02-22 09 43 39) ↑5 調べてみて「海底に偽装爆弾を仕掛けた巻貝を置く」で吹いた。笑いをありがとう -- 名無しさん (2019-02-22 09 55 24) 本当に野獣先輩女の子説と同じくらいのガバガバ根拠で草。まぁ項目にあるように、当時の女性蔑視が強い世相だからこそトンデモな理屈で女性説が成り立ってしまったのかもしれないが -- 名無しさん (2019-02-22 11 29 26) シン・ゴジラの「そりゃあ選択肢としてはアリだろうけど、本当に選ぶなよ」という台詞を思い出す。 -- 名無しさん (2019-02-22 12 05 26) ヒトラー女の子説 -- 名無しさん (2019-02-22 12 46 24) これ、確か計画資料がたったの紙1枚だけだったから本当の目的はドイツからのスパイに対する撹乱って聞いたことあるわ -- 名無しさん (2019-02-22 12 56 53) ちなみにキューバ転覆計画には「脱毛剤バラ蒔いてでカストロのヒゲ全部なくしてキューバ国民萎えさせようぜ」とか「演説中にLSD噴射してアヘらせてカリスマブレイクしようぜ」とかしょーもない作戦があったり。更に言うと実行犯のOSSは何を隠そうこのしょーもない作戦を考えたCIAの前身だったり。 -- 名無しさん (2019-02-22 22 52 16) これ考えたヤツ恐妻家だったんじゃねーの?と邪推するレベル -- 名無しさん (2019-02-22 23 22 56) ↑2 ”暴動下にある国に取り残された大使館員を映画スタッフに偽装させて脱出させる”とかまだ全然まともだったんだな…(白目 -- 名無しさん (2019-07-11 17 16 47) だってそっちは変装自体はまあわからんでもない発想だし、どっちかというとゲイボムとかの同類じゃねこっちは -- 名無しさん (2019-07-11 18 02 40) 指導者女体化とか気持ち悪いわーっ!信じられないことをするなッ!だいたい中年のチョビ髭を女体化させるってなんなんだよこのスカタン野郎がァーッ! -- 名無しさん (2019-08-19 17 07 09) 女になっちゃう 課長はアメリカの謀略で女にされた…? -- 名無しさん (2019-10-27 14 25 15) こういうとんでもない計画が通ってしまう程に危機的な状況だったんだろう。多分 -- 名無しさん (2020-06-28 22 53 31) 「メス堕ちヒトラーとか誰が得するんだよ……」「少なくとも当時の連合国指導者は本気で得すると信じてたんやで」 -- 名無しさん (2020-07-25 21 15 39) これがしょうもないと思える時代に生まれてよかった -- 名無しさん (2020-08-23 00 30 05) フィクションじゃないのかよ騙された! -- 名無しさん (2021-09-28 20 58 20) 食わせるのには成功してんの草 -- 名無しさん (2022-02-25 17 21 40) 案外ヒットラーの判断力低下には効果があったかもね -- 名無しさん (2022-02-25 17 43 09) その前の失明計画はえぐいこと考えるなってのと(バレるし周りにも危険では?陰湿すぎて反発逃れに暗殺避けた意味ある?とかはともかく)、会談中や食事に混入して食べさせられたなら他の方法ある気も -- 名無しさん (2022-02-25 18 06 00) こうでもしないと…ってところだったんだろう実際そこまで切羽詰まってたと考えると笑えないよね…末期な状態になると作戦ってどこもおかしくなってるしさ -- 名無しさん (2023-02-15 16 36 07) ↑どちらかというと「失敗して当たり前、上手くいったら儲けもの、他の作戦のへの攪乱にもなるんじゃね?」位の軽い気持ちで承認したんじゃないかなぁ?今だとあり得ん話だけど、当時の日本やイギリスも割とトンチキやらかしてた歴史を踏まえると、まぁない訳じゃない・・・のかなぁ -- 名無しさん (2023-03-23 08 33 21) ヒトラー自身の自信と精神的健康を削ぎ自滅を狙う作戦(の一つ)と考えれば、まあ…… -- 名無しさん (2023-04-09 19 06 23) なるほどだから殺さなかったのね納得 -- 名無しさん (2023-08-23 21 53 23) 下手に死なせると神格化するし、有力な指揮官も多数残ったままだからな -- 名無しさん (2023-08-23 22 21 17) え!?効果ちょっとあったの!? -- 名無しさん (2023-08-23 22 49 02) 記事名見た時点では情報戦でドイツ国民に女だ女だと言い張るのかと思ったが、ガチで肉体変化を目論んでいたとは…仮に成功しても情報封鎖で終わるんじゃね? -- 名無しさん (2023-12-15 08 15 04) 名前 コメント
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登録日:2011/11/26 Sat 18 11 55 更新日:2024/05/11 Sat 21 33 48NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 Sieg_Heil Heil_Hitler アドルフに告ぐ アドルフ・ヒトラー カリスマ ギレンのモデル コメント欄撤去記事 サイコパス ディズニーマニア ドイツ ナチス ヒゲ ヒゲの伍長殿 ヒトラー ファシズム プロパガンダ ボヘミアの伍長 ユダヤ嫌い レイシスト レーティア 伍長 伍長勤務上等兵 国民思い 政治家 時代の寵児 最悪の民主政治家 民主主義によって選ばれた独裁者 演説 独裁者 画家 第三帝国 第二次世界大戦 総統閣下 虐殺行為はNO 黒歴史偉人伝 「弱者に従って行くよりも、強者に引っ張って行ってもらいたい…」 「大衆とはそのように怠惰で無責任な存在である」 アドルフ・ヒトラーはドイツ第3帝国の総統にして国家社会主義ドイツ労働者党(以下ナチ党)党首。 そして独裁者。 武力に依らず国民に選ばれ誕生した独裁者であり、民主主義の一つの極致を体現した人物である。 その所業や強烈な人間性によって、未だに様々な方面に影響を与えており、独裁者の典型例として考えられるようになった。 なお、この項目では彼の行ったジェノサイドについてはあえて挙げない。それを記述する為にはさらに多くの項目が必要になるためである。 ■[私は夢想家だといわれた。その夢想家がいなければドイツはどうなっていたか](1889~1930)] 彼はオーストリアで生まれた。 彼はオーストリア人だった。 彼はドイツ人だった。 かつて国を捨てた男だった。 彼は画家だった。 挫折した画家であった。 彼は建物を描いた。 建物は町の絵になりそして国家が描かれた。 彼は兵士だった。 敗者の側に立つ兵士であった。 彼は伍長となり、一つの勲章を受けた。意匠は黒い十字だった。 彼は戦場で怪我をし、病院に送られた。 病院にいる間に戦争は終わった。愛した国は「敗者」となった。 戦争を招いた皇帝は国を見捨て、国の外へ逃げ去った。 愛した国は天文学的な賠償金を払わされることとなり、内外の領土も失った。 ある時は他の国に立ち入られ、ある時は凄まじいインフレに襲われ、他国からひたすら搾取される雌牛と化した。 戦いに負け軍に残った彼は政治と出会った。 彼は扇動家だった。 大衆を魅了する扇動家だった。 そして彼は指導者だった。 彼は路頭に迷う荒くれ者に出会った。 彼は荒くれ者に褐色の制服を与えた。 ある時には地方で反乱を起こして牢屋送りになった。 しかし彼は裁判の場で弁舌をふるった。 自分の「愛国心」を、在りし日の「栄光」を、今の国家の「欺瞞」を…… 古きを懐かしみ今を憂う裁判官達も彼の言葉に魅了された。 彼は牢獄で自分の思うことを語り、それを本にした。 そして国民が彼を望んだ。 ■[嘘を大声で、充分に時間を費やして語れば、人はそれを信じるようになる](1930~1933)] 1930年代のドイツ。 世界大恐慌の波は容赦なくドイツを襲った。 政治が混乱した。 ワイマールの終わりが始まった。 かつて軍を率い、今は国家を率いる大統領は法の隙間を突きだした。 権力は濫用され、無為無策な議会は無視され始めた。 国民は彼らを救済する英雄を渇望していた。 そんな時代に一人の男が大衆を前に熱弁を奮っていた。 「強きドイツの復活を、新たなる生存圏を、国民に大衆車を」 男の熱弁は大衆を熱狂させた。 彼と彼の盟友に従う荒くれ者達は隊伍を組んだ。 鉤十字の党旗を掲げた彼の党は議会の中心を占めるようになった。 そして1933年1月30日。 男は首相になった。 決めたのは大統領の数人の側近達であった。 政治的取引と脅迫の末、密室の中でそれは決められていた。 男は政敵を憎んだ。 共産主義を憎んだ。 議会を憎んだ。 そしてその日が訪れた。 ワイマールの終わりの日が―― 2月27日の寒い夜 議事堂は火に包まれた。 男は嘘をついた。 大きな嘘をついた。 堂々とそして大声で。 「国会を放火したのは共産党であり社会民主党であり、あの連中はテロリストである!」 大衆には異論を唱える者はなかった。故に、皆が彼を支持した。 焼けた議事堂から共産主義者と社会主義者の席が無くなった。 共産党と社会民主党は排除された。 賛同しないものは排除された。 賛同者のみになった空っぽの国会で全権委任法は可決された。 全権委任法成立に必要な議席数は議員の総数の三分の二。 彼の政党は単独では過半数にすら到達していなかった。 しかし彼の手で排除された議員は、彼らによって「投票を棄権した」ものとされた。 カタチだけの「棄権」の続出によって全権委任法可決に必要な議席数を得た政党に変貌していた。 議会は永久に閉鎖された。 身辺を守る褐色の荒くれ者達は総員400万人を数える大所帯となり、次第に男の言うことを聞かなくなっていた。 軍部と対立し、大衆から毛嫌いされた荒くれ者達を、男は反乱の容疑で粛清した。 大衆や軍人、そして大統領たちは満足そうに頷いていた。 彼に忠実な黒衣の私兵がその後釜に座った。 そして男を首相に「推戴」した老大統領は死んだ。 そして、男は大統領も兼務し国家元首になった。 人々はさらに熱狂し自らを「指導者」と名乗る男を「総統」と呼んだ。 ドイツ第3帝国「総統」アドルフ・ヒトラーの誕生であった。 ブランデンブルグの門で松明の行進が行われた。 ヒトラー政権に対する支持率は89.93%、大衆は彼に自分たちの運命を委ねたのだった。 独裁者が誕生し、大衆はそれを祝福した。 ■[人々が思考しないことは、政府にとっては幸いだ](1933~1939) ヒトラーは約束を実行し始めた。 再軍備を行いアウトバーンを建設し、かりそめの経済復興を成し遂げた。 彼は平和の祭典・オリンピックを開いた。 祭りの間、男はユダヤ人との「融和」を唱えた。 しかし共産主義者や社会主義者をあらかた排除し尽くされ、すでに次の矛先はユダヤ人に向かっていた。 「融和」はほんのひと時の平穏に過ぎなかった。 そして祭典が終わると、彼らはとてつもない苦難を味わうこととなった。 彼は「聖なる火をベルリンへと人伝いに運び、オリンピック会場に灯そう」と提案した。 計画は実行された。 火が通ったルートはその後、彼の軍隊-鉤十字をつけた軍隊が火が通った方向とは逆の方向で進んだ。 彼に忠誠を誓った選手は軒並み金色のメダルを手にした。 彼はまた、この祭典を記録した映画を作らせた。映画は多くの民を熱狂させた。 そして、ヒトラーは国債を乱発した。 軍備を整えるために、軍を抑え、変わらない支持を得るために。 銀行に国債の受け入れを強要し、帳簿にない資金を作りだし、さらに軍備を整えた。 インフレが発生した。 しかし統制経済によって抑えられ情報操作によって秘匿された。 彼が寵愛した建築家であり、後に軍需省大臣となったシュぺーアは後に回想する。 「戦争がなくとも数年後には破滅していた」 彼が国民に対し約束した大衆車もアウトバーンを走る日は来なかった。 破滅が迫っていた。 ヒトラーは大衆とした約束をとにかく守った。 兵を置いてはならないはずのラインラントに兵を置いた。 民族を一つにすべくオーストリアを併合し、チェコを併合した。 そして、ソ連と手を結びポーランドへと侵攻した。 鉤十字の軍の行進が始まった。 第二次世界大戦がはじまった。 ■[私は戦争を望む。私にとって手段はすべて正解となる](1939~1941) 軍は西へと進みついに大西洋に辿り着いた。しかし海の先の島、イギリスには手が届かなかった。 その島から爆撃機が飛び立ち、多くの街に爆弾の雨が降り注いだ。 建物も文化財も人も、何もかもが焼けた。 それでも国民はヒトラーを信じた。 ドイツの勝利を信じた。 彼の演説に皆が酔いしれ、右手を挙げ熱狂した。 やがて彼の軍は東へと向かった。 かつて手を結んだ共産主義の大国、ソ連を絶滅させるために… ■[我々は敵を絶滅する根こそぎに、容赦なく、断固として](1941~1944) 彼の軍は東へと進み、ソビエトの地に入った。 ただ、ソビエトの地に入った彼の軍は悲惨な結末を迎えた。 100年前、大陸軍の旗を掲げロシアの地を踏んだ欧州の西の皇帝の軍と同じ結末が冬とともに到来した。 4年後、ある者は激戦の戦場で息絶え、ある者は捕まってシベリアの大地に消え、そして血のように赤い労働者の旗を掲げた軍がドイツの地を踏むことになった… ■[音楽が終わったら、明かりを消してくれ](1944~1945) ナチスは最初に共産主義者を攻撃した。しかし、私は沈黙していた 私は共産主義者ではなかったから。 彼等は次に社会主義者を攻撃した。しかし、私は沈黙していた 私は社会主義者ではなかったから。 彼等は次に労働組合を攻撃した。しかし、私は沈黙していた 私は組合員ではなかったから。 彼等は次にユダヤ人を攻撃した。しかし、私は沈黙していた 私はユダヤ人ではなかったから。 ある日、彼等は私のもとにやって来た。その時、私は初めて彼等に抗議した しかし、その時には、何もかもが遅かった。 何もかもが遅すぎた。 1944年6月6日、星条旗を掲げた軍と共にドイツに家を追われた国の軍隊が家を追われた国の辺境の海岸に上陸していた。 4年前に逃げてきた道を逆に辿り始めていた。 敗北を悟った軍の長老たちは男を暗殺と権力を望んだが、全て粛清された。 抵抗する者はいなくなった。 ヒトラーは以前にもまして熱狂的に国民へ語りかけるようになった。 国民もまた彼を信じていた、信じ続けていた、信じようとしてついに考えるのをやめてしまった。 赤旗の軍と星条旗の軍はその間にもどんどんとドイツへと、そして彼の元へと迫って行った。 1945年4月29日。 彼は総統地下壕に連れ込んでまで大事にし続けた愛犬に毒を盛った。 そして1945年4月30日。 第3帝国が炎の中に消え、プロイセンの象徴であった議事堂に赤い旗が翻った日に、彼もまた妻となった愛人とともに自らの頭を撃ち抜き舞台から退場していった。 彼が死んだ後、彼の始めた戦いは終わった。 再び、ドイツは負けた。 そして、前回の敗北ではなかったことが起こった。 一つのドイツは引き裂かれたのだ。 国民は血によって自らの行いを償わなければならなかった。 高い壁が築かれた。 多くの家族が引き裂かれた。 一つのドイツは2つになり、東の軍と西の軍がそこに居座り続けた。 壁が壊されて、再び家族も国も一つになったのは40年も経ってからだった。 熱の冷めた大衆は壁を見上げながら口々に罵り合う。 「全部あの男のせいだ」と。 ■[私は間違っているが世間はもっと間違っている](1945~) 現在ドイツでは彼と彼の党を最大のタブーとし、大戦の責任を彼とナチスとの物として断罪し歴史の闇に葬っている。 それは、プラモデルや鉄道模型にまで及んでいる。 そして、「戦う民主主義」と称し、民主主義体制を否定する思想を再発防止のために弾圧している。 しかし思い出してほしい。 ヒトラーを独裁者にしたのはドイツ国民自身なのである。 人々は英雄を望み一人の男の演説に熱狂し、彼等は民主主義を棄て全てをヒトラーに委ねた、そのことを忘れてはならない。 しかし、それまでの歴史がそうであったように歴史は生き残った者と勝者が作るものであり、敗者はそれを受容するのみである… それが覆る日は遠い先となるか、永遠に来ない。 ヒトラーは笛吹だった、それも素晴らしい音色を奏でる笛吹だった 人々はその笛の音に魅了され彼の奏でる桃源郷の世界を夢見ながら彼について行った そして彼等はいつの日か道を踏み外し奈落へと落ちた 生き残った人々は息絶えた笛吹に唾を吐きかけ口々にこう言った 「あの男に騙された、我々は哀れな犠牲者なのだ」と… 追記・修正は「公正な視点を持って」お願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ 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☆ヒトラーの日記 異世界の独裁者が残した古い日記(攻撃+70/防御-35/攻+8%) 偽造された27冊とは違い、ただ一冊の本物。 215:☆ヒトラーの日記 タイプ:一般防具 価格:4200G 攻撃力:70 防御力:-35 魔法力:0 魔法防御:0 敏捷性:0 運:0 最大HP:0 最大MP:0 攻撃力+8% 特徴 使い勝手・希少性などを記入してください。 コメント 名前 コメント
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アドルフ・ヒトラー 英名 Adolf Hitler 生年月日 1889年4月20日 国籍 オーストリア 関連 フォルクスワーゲンフォード ポルシェアウディメルセデス・ベンツ ニュルブルクリンク第二次世界大戦の軍用車系の収録車種一覧 備考 近代史上最悪の独裁者一方でモータリゼーションに注力した一面も 概要 いわゆる「ナチス・ドイツ」の指導者として、幾多の残虐行為に及んだ史上最悪の独裁者の一人。 その政策はしばしば否定的な評価をもって語られるが、一方では自動車愛好家でもあり、自動車関連産業の発展を推し進めてドイツ国内を支える基幹産業として成長させた存在でもある。 ポルシェの創業者であるフェルディナント・ポルシェ博士と共にフォルクスワーゲンの立ち上げを行なったり、アウトバーンの建設やニュルブルクリンクサーキットの改修、後のアウディであるアウトウニオンやメルセデス・ベンツのレースチームに資金提供を行って国を挙げて応援する姿勢を作ったり、フォードの創設者ヘンリー氏は彼のシンパだったりと、自動車業界にも少なくない影響を残している。 特に支援を受けたアウトウニオンとメルセデスのレースチームはグランプリレースで当時は連戦連勝。ドイツの当時のナショナルカラーだった銀色にちなんで「シルバーアロー」と呼ばれた。 もちろん、それらに乗るドライバーも国民的英雄として国内で扱われた。 戦後、ドイツが降伏して彼とナチスに関するものが消し去られていき、分割統治がしばらく続いた後でもドイツの高い自動車技術は発展。 世界有数の自動車大国として君臨するまでに至り、現代に於いてもその重要なポジションは変わらない。 グランツーリスモでは彼の時代にアウトバーンでのスピード記録に挑んだマシン、アウトウニオン V16 タイプC ストリームライン 37が収録されている。また、キューベルワーゲンやシュビムワーゲンといったドイツ軍の車も収録されているので詳しくは第二次世界大戦の軍用車系の収録車種一覧を参照の事。 しかし… いくらヒトラーがモータリゼーションに尽力していたとはいえ、彼(および彼が率いるナチ党)が幾多の残虐行為に及んだという歴史的事実が抹消されることはなく、21世紀の現在に至るまで全世界的に余波を残し続けている。とりわけドイツ本国では顕著であり、公衆の面前でヒトラーやナチス関連のネタを振るのは言うまでもなくタブー。時に「サウスパーク」とかのブラックコメディものの作品のネタとして平然と使われる事はあるのだが……。 ナチ党のシンボルマークである「卐」(ハーケンクロイツ)も同じようにタブー視されているので、間違ってもリバリーで貼らないように。スタイルとして公開するとアカウントBANの対象になる恐れも。 ちなみに画像の「サーキットの狼」に登場する早瀬左近だが、彼が率いる走り屋のグループ名として「ナチス軍」を名乗っており、車体にも堂々とハーケンクロイツのマークを貼っていた。 コンプライアンスに厳しい今なら絶対アウトな設定だが、「サーキットの狼」が連載されていた70年代当時の日本ではまだ許されていた。(例として挙げると仮面ライダーの怪人のモチーフにヒトラーが使われていたりした程。) しかし現在ではアウトという事は変わりは無いため、近年では彼の乗っていたナナサンカレラのミニカーとかの商品ではハーケンクロイツマークが削除されていたりする。
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ヒトラーの尻尾 [部分編集] ベースドブースター OPERATION O-47 緑 2-2-0 R (自動D):自軍ターン終了時に、このカード以外の自軍カード1枚を廃棄する。 (自動A):自軍プレイヤーは、ドローフェイズの規定の効果で、さらにカード1枚を引く。この効果は重複しない。 緑では珍しいドロー加速オペレーション。 ドローフェイズ時に1枚多くドローすることができる。 ただし、毎ターン場から1枚廃棄しなくてはならないので普通に使うぶんには余剰Gや拠点などをドローに変換する効果になる。 デメリットを薄めるためにザクII(ヒート・ホーク装備)とヒート・ホークのコンボで毎ターンヒート・ホークを廃棄したり、ひと工夫するのも悪くない。 普通に使ってもそれなりに優秀だが、工夫次第で大きなアドバンテージをとれる強力なカードに化けるだろう。
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登録日:2016/06/26 Sun 20 57 48 更新日:2023/11/12 Sun 13 59 01NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 アドルフ・ヒトラー ドイツ ナチス ヒトラー 小説 帰ってきたヒトラー 復活 映画 社会風刺 総統閣下 二〇一一年八月三十日――ヒトラー復活 『帰ってきたヒトラー』(原題:『Er ist wieder da(彼が帰ってきた)』)とは、ティムール・ヴェルメシュによる小説。 その名の通り「1945年に自殺を遂げたヒトラーが現代(2011年)に蘇ったら?」をテーマに書かれた作品だが、 題材が題材なだけあり2012年に発売されるや否やたちまち話題を呼び、イスラエルを含めた世界各国で出版された(日本版の発売は2014年)。 2015年には映画化されたが、こちらについては後述。 ○登場人物 ※アドルフ・ヒトラー(演:オリヴァー・マスッチ/吹替:飛田展男) ご存じナチスの総統。本作は彼が書いた本という設定で作られ、ひたすら主観的な文章で綴られており、時には感情的な内容になっている事も。 当人的には1945年の自殺の直前から突如2011年にタイムスリップし(*1)、現代のベルリンの空き地で目を覚ます。 やがて、外見もキャラクターもヒトラーそっくりに振る舞う芸人と勘違いされ、TV関係者に引き合わされた彼は、その芸風(本人は素だが)を気に入られて鮮烈なTVデビューを果たす。 そしてヒトラーは、現代と彼が生きた当時とのギャップや勘違い(*2)に見舞われながらも、持ち前の勘の良さ、精神の強さ、そして饒舌さであっという間に現代に馴染んでいき、 TVでも政治バラエティの司会者として活躍し、ネオナチであるドイツ国家民主党に突撃取材し、褒めるどころか「中身のないはったり屋」と公共の電波で痛烈に批判。 その様子が人々の共感を招き、グリメ賞(此方でいうギャラクシー賞のようなもの)を受賞。 しかし、この訪問がネオナチの怒りを招き… ※フランク・ザヴァツキ/ファビアン・ザヴァツキ(演:ファビアン・ブッシュ/吹替:増元拓也) ドイツのTV局・フラッシュライト(映画版ではmytv)社の社員。クォリティの高い番組を作りたいが、バラエティ番組メインの局の体制に不満を持っていた。 演説を成功させ、YouTubeで話題沸騰になり、どこかズレがありながらも真面目一辺倒なヒトラーに対し好意を抱き、恋愛に対するアドバイスを受け、影にひなたに働く。 彼の熱意にはヒトラーも信頼を寄せ、将来有望な若者として高く買っている。中盤以降は後述するクレマイヤーと(恋愛的な意味で)接近していき…。 原作と劇場版で迎える結末が大きく異なるキャラクターで、原作では彼的にハッピーエンドと言える顛末になるが、劇場版では悲劇的な末路を辿る。 ※カルメン・ベリーニ/カッチャ・ベリーニ(演:カッチャ・リーマン/吹替:勝生真沙子) フラッシュライト社副社長だが、実質的な経営権を握る女傑。 ヒトラーをTV番組に出すという大胆な策を成功させ、彼を含めた周囲からの信頼を集める。 ヒトラーの才能を「芸風」と勘違いし彼を高く評価するも、ユダヤ人団体からの抗議を恐れて「ユダヤ人を決してネタにしないこと」と釘を刺し、 当のヒトラーもその辺りの事情は知らないながら「ユダヤ人のことなど話したくもない」というスタンスだったため、「それは全く正しい判断だ」とあっさり同意した。 劇場版では「ユダヤ人ネタは笑えない」→「ああ、笑い事じゃない」とさらに解りやすくなっている。 ※ヴェラ・クレマイヤー/フランツィスカ・クレマイヤー(演:フランツィスカ・ウルフ/吹替:小若和郁那 ) ゴスっぽい服装の若い女性社員。フラッシュライトに採用されたヒトラーの秘書を務め、彼を「ソートー」と呼ぶ。 インターネットの使い方や着信音の設定などをレクチャーし、ヒトラーを現代に馴染ませたうちの一人。 「アカウントは何にします?」→「もちろんアドルフ・ヒトラーだ!」→「…あ、それもう使われてますよ」→「(´・ω・`)」 物語開始時点では恋人がいたが中盤に一方的にフラれ、ヒトラーの励ましで立ち直った後はザヴァツキと良い仲になっていく。 ヒトラーの事を「敢えてそういう格好をすることでナチズムの危険さを体現している」と思っており、同時に彼の誠実な人柄を慕っていくが、 ヒトラーの言動を「本物」と見抜いたユダヤ人の祖母に叱責され、涙ながらにヒトラーの秘書を辞職することを宣言した。 結局ヒトラーが直に祖母を説得する事で事態は回避されるが、その直後にヒトラーがネオナチに襲撃される事件が起き…。 劇場版では上述の通りファーストネームが演者のものに変更されている他、細かな設定や展開が異なっており、 原作では彼女の祖母は痴呆症を患っておらず、ヒトラーはヴェラにユダヤ人の血が流れていることを気にせずに秘書として重宝し続けるのに対し、 劇場版では彼女の祖母はまともにコミュニケーションを取れないほどの痴呆症を患っているが、 フランツィスカが自宅に連れてきたヒトラーを見て一時的に正気を取り戻すと共に呪詛の言葉を吐いてヒトラーを追い出し、 この一件によりヒトラーはフランツィスカにユダヤ人の血が流れていることを知って失望したと洩らす一方、 一連のやり取りを見たザヴァツキはヒトラーへの疑念が再燃すると共に正体を確信する切っ掛けになるという重要なシーンとなっている。 原作は劇場版のヒトラーが書いた書籍という設定があるため、それを知ってからこの関係を見直すとより一層深みが増す。 ※ヨアヒム・ゼンゼンブリンク/クリストフ・ゼンゼンブリンク(演:クリストフ・マリア・ヘルブスト/吹替:板取政明) フラッシュライト社社員で、ベリーニの片腕。ヒトラーを芸能界にスカウトした本人。 有能だがどこか小心者で、ヒトラーからは小物と思われており、面倒な電話を全て彼に取り次がせている。 ※アリ・ジョークマン/ミヒャエル・ヴィツィヒマン(演:ミヒャエル・ケスラー/吹替:佐々木義人) ステレオタイプな外国人ジョークで人気を博していたコメディアン。 同じタイプの芸人と考えたヒトラーを自身の番組に快く出演させるが、彼に予想を裏切るリアクションを取られて憤慨。 二度と自分の番組には出さないと激怒するが、視聴者がヒトラーを支持したためにそれは叶わず、むしろ徐々にヒトラーに人気を取られていく。 ○劇場版について 前述のとおり2015年にドイツで映画化され、2016年6月17日から日本でも劇場公開された。 流石に原作から4年も経過しているため、難民問題や極右政治家の演説等が取り入れられている。 また、主要登場人物の名前はファーストネームが演者と同じものに変更されている(ジョークマンのみファミリーネームも変更)。 他にもヒトラー本人が町の人と握手するシーンをゲリラ撮影で行った他、 ドイツ国家民主党=ガチの極右団体(NPD)の集会に突撃した時には、極左団体が批判に現れ、 極右団体側も混乱してマスコミまで現れる混乱状態となったが、最終的には党員と打ち解け、80人程とバーに繰り出し、 これも上記の様に「あなたが居れば党勢を拡大できる」とまで言われた…が、 この映画公開後同党は州議会や欧州議会で結党以来最低の得票数となり、全ての議席を失っている。 ただし、劇中で突撃したネオナチの本部はセットで、そこに居た党員も役者である。 また、サッカー会場にてドイツ批判をしているのは映画の仕込みだったのに本気で殴られてしまったとか何とか。 ちゃんとあの映画ネタもあるよ!! 2018年にはイタリアでムッソリーニをもとにしたリメイク作『帰ってきたムッソリーニ』が公開され、2019年には日本でも上映された。 また、劇中では突撃インタビューによる現在の国民の声をそのまま伝えており、映画内で登場している方々については(本人)としてクレジットされている。 これらのインタビューは数ヶ月に渡って行われ、総撮影時間は380時間以上に及ぶとされる。 予想される危険を警戒してボディーガードを帯同させていたが映画の様に実際には好意的に受け止められることが多く、セルフィーを頼まれた回数も25,000回以上にも及んだ。 ヒトラーの秘書を募集する広告を出した時には、ちゃんと面接官を務めたり、カウンセラーに治療を受けるシーンも、実際には5時間にも及んでいたという。 本作で有名になってしまったが、ヒトラー役のマスッチは舞台役者で一般的には知名度が低いことからリアリティーを出す為に選ばれた。 ヒトラーになるのには二時間程の準備が必要だったとのことで、その上で上記の様な数ヶ月にも及ぶ“役作り”に挑んだのである。 ○先駆者 似たようなことを考える者はいるもので、筒井康隆が1975年に短編集「笑うな」にて、「末世法華経」という本作の先駆者といえる作品を発表している。 同作では、現代に復活した日蓮が創価学会を「やっていることは脅迫」などとボロクソに貶し、 「そいつは共産党員だ!」とボコボコにされるというよく似たシチュエーションが描かれている。 追記・修正は70年前から復活した人がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 私たちは彼を笑っていた、今では彼と一緒に笑っている -- 名無しさん (2016-06-26 22 32 22) 局長閣下は再現頑張りすぎ -- 名無しさん (2016-06-26 23 20 58) 今のご時世じゃ下手すれば不謹慎ネタでぶっ叩かれるような作品なのに、うまくまとめてあるよねぇ -- 名無しさん (2016-06-26 23 27 01) 世界中のYouTuberが知らず知らずのうちにヒトラーの価値を上げていたという怖さ -- 名無しさん (2016-06-26 23 29 17) まるで、今の世界での総統閣下シリーズを現実にしたかのような話 -- 名無しさん (2016-06-26 23 51 24) 丁度真下にこの映画の広告がwww -- 名無しさん (2016-06-26 23 53 22) 映画版でゼンゼンブリンクが再現Vの俺の役はブルーノガンツにやらせろって言ったのは吹いたwとりあえずインタビュー受けてる人がトルコ人とか移民しか言ってないあたりヤバい -- 名無しさん (2016-06-27 00 10 22) ナチスや昔の日本が悪って構図も当時の世界情勢見ると……みたいになって来てるからねえ。ヒトラーに関しては政策や演説手法は評価するけどホロコースストは許さない!て認識だったのが、現実的な数字としては虐殺あったにしても下方修正すべき、なんて風潮もあるし。 -- 名無しさん (2016-06-27 09 12 51) 映画での最初のおばあちゃんの「最初はみんな笑ってた」がホント真意だなと。映画のラストは「ヒトラーの狂気を誰も理解しない、しようともしない」ことが強調されていて原作よりも先行きが怖くなる -- 名無しさん (2016-06-27 16 50 07) 「最初はみんな笑ってた」なんて上から目線はヤバい。TV芸人が米大統領まであと一歩だったり、イギリスの半分が栄光ある孤立を選んじゃった今は。 -- 名無しさん (2016-06-27 20 10 53) 一種のブラックジョークではある -- 名無しさん (2016-06-28 18 41 53) 日本でリメイクは……できないなぁ。ヒトラーやムッソリーニに匹敵ある、悪のカリスマがいないもの; -- 名無しさん (2016-06-28 18 51 57) 東条のおじさんは復活しても会社の経理あたりやって満足してそうだしなー… -- 名無しさん (2016-06-28 21 12 27) ↑×2 実写映画はまぁ無謀にしても、一般小説でそれっぽい内容の作品は誰か出しそう -- 名無しさん (2016-06-29 21 25 07) 帰ってきた牟田口 -- 名無しさん (2016-06-29 22 09 50) ↑帰ってくれの間違いだろ -- 名無しさん (2016-06-29 22 55 28) ↑2帰ってきたところで社会に与える影響は無に等しいなw -- 名無しさん (2016-06-30 01 02 10) 吹き替え版やらないかなあ -- 名無しさん (2016-07-01 02 13 38) 吹き替え版なら誰だろうね。やっぱり大塚さん -- 名無しさん (2016-07-04 13 39 02) そもそも上映劇場少ないからね、市内に映画館そこそこあるのにどこも上映してないって・・。13分の誤算もそうだった -- 名無しさん (2016-07-04 22 35 19) DVDには日本語吹き替えも収録されてるんだってね。ヒトラー役は飛田展男さん -- 名無しさん (2017-01-17 22 18 41) なんで銀河万丈じゃないんだ… -- 名無しさん (2017-01-17 23 28 17) 藤子不二夫Aの「ひっとらぁ伯父さん」と似たものかと読んでみて映画も見てみたが、似ているようで違うものだ。ひっとらぁ伯父さんはヒトラー中心に話を展開してるけど、帰ってきたは最初ヒトラーがメディアに振り回されていたのに最後はヒトラーがメディアを利用するところに来ている。ヒトラーが周りにものすごい影響を与えているという点は同じなのだが -- 名無しさん (2017-01-18 00 24 46) 違反コメントを削除 -- 名無しさん (2017-06-07 07 04 39) Vガンダム外伝として、本作を翻案した作中作という設定で「帰ってきたギレン・ザビ」とか(同人誌にありそうだな…) -- 名無しさん (2017-07-18 00 31 41) 現実には帰ってきてくれヒトラーと思っている人も多そう -- 名無しさん (2017-07-18 00 48 48) 日本でリメイクとなる飛べたやがやっぱり織田信長あたりがネタにし易いんだろうけど、ありきたりすぎるしねぇ。田中角栄とか伊藤博文でいいじゃないの?面白いかわからんが -- 名無しさん (2017-08-02 16 48 36) ↑帰ってきた小泉純一郎……(まだ生きてる -- 名無しさん (2017-08-02 17 04 44) 銀河万丈さんだと声が低すぎるかな -- 名無しさん (2018-02-25 23 40 36) 日本だと麻原彰晃かなあ。知名度的にも評判的にも。 -- 名無しさん (2018-05-31 09 37 11) ↑カリスマ性が違いすぎるわ -- 名無しさん (2018-05-31 09 51 33) ↑ポアするぞ -- 名無しさん (2018-07-15 21 06 17) しかし、頭の回転が早すぎるよな総統。 -- 名無しさん (2018-11-18 01 48 24) 毛沢東とかスターリンはどうだろう -- 名無しさん (2019-07-29 18 31 03) ↑『スターリンの葬送狂騒曲』が言わば帰ってきたヒトラーのスターリン版じゃないのか? -- 名無しさん (2019-10-01 18 53 45) ヒトラーが異世界転生する話とかもそろそろ出ないかな -- 名無しさん (2021-07-05 08 36 49) 帰ってきたカーチス・ルメイとかだと普通にテロを滅ぼして争いを根絶する話になりそう -- 名無しさん (2021-07-15 18 21 52) 最近見た。オウムもこんな感じで勢力拡大していったのかなと思うと寒気がしたし他人事じゃないな。 -- 名無しさん (2021-08-29 10 59 38) ↑3 ドリフターズという漫画がありましてぇ…。 -- 名無しさん (2021-12-09 18 31 43) 安定の筒井康隆 -- 名無しさん (2022-01-10 23 46 43) この映画、ガチでオチがヤバすぎた。完成度が高すぎて見たことを後悔した。 -- 名無しさん (2022-06-11 20 13 03) まさか現実世界でも帰って来ようとは -- 名無しさん (2022-06-11 20 32 50) 違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2022-06-13 19 30 12) 名前 コメント
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ヒトラー風演説ニキとは、全校生徒の前でヒトラー風演説を披露した生徒会長候補である。 概要 演説の一部始終 関連リンク コメント欄 概要 初出: 生徒会選挙でヒトラー風の演説したんやが 高校の生徒会長選挙に立候補し、全校生徒の前で演説をすることになった 1。 一留しているなど問題児であった 1は、選挙で目立つことで自身の評価を上げようと目論んだ。 そこでインパクトのある演説をしようと試行錯誤した結果、演説上手で有名なヒトラーを手本とすることに。 (第2候補にはゲッベルス(ヒトラー政権の宣伝相)と外山恒一(都知事選のネタ候補)が挙がっていた。) 演説の一部始終 名前を呼ばれて登壇 ↓ 右手を肩のところまで挙げながら壇上の机へ ↓ ナチ式敬礼 ↓ 聴衆の生徒がざわざわしているので30秒沈黙 ↓ 少しずつ生徒が静かになり ↓ 逆に教師がざわざわし始める。イギリス人の外国語教師が物凄い顔をしている。 ↓ ベルト、ネクタイに触れ、ゆっくりと口を開く 「全校生徒、教師の諸君、私は、◯◯である。公約は、校内のゴミを減らすこと、であります…」 「校内における、ゴミの散乱は、現在非常に深刻な事態になっており、我々の快適なる学園生活に、支障をきたすものとなっている」 「なぜこのようにゴミが散乱する事態になったのか。それは諸君の意識の低さである。低翼な金髪の、校内のロクデナシどもが、その意識の低さを蔓延させている」 (深く息を吸い、両手を顔の横に) 「真面目な生徒諸君。我々の学園生活が今、奴らに脅かされている。我々の快適な学園生活を奴らが蝕む!我々は徹底的に戦わなければならない」 「我々は教師に要求する!!!我々は教師にこう叫ぶ!!!ロクデナシどもを教育せよと!!!」 (右手を高らかに突き上げる) 「この学校において、非行を働くロクデナシは毎年増えている。1人、2人、3人、4人、今に至っては25名にまで至る」 (一転して落ち着く) 「私はこう考える!!!!校内のゴミはこのロクデナシどもそのものであると!!今こそ我々は立ち上がり、快適な学園生活を取り戻さねばならない!!!」 (両手を胸に当てる) 「そこで掲げるスローガンは"ゴミはゴミ箱へ!ロクデナシは生徒指導室へ!"だ!!今こそ、腐れヤンキーの終焉の時である!◯◯高校万歳!!!」 その後、ワイは降壇してすぐ駆けつけた生徒指導部長に連行された。 生徒指導部長からの第一声は「お前大丈夫か?」 当選前からスローガンを達成するという偉業を果たした。 反省文を3枚書かされるも、文の最後に小さくハーケンクロイツを書き残すなど、 今もなお反体制知識人を貫いている模様。 関連リンク ~ニキ一覧 コメント欄 ほんとすこ -- (名無しさん) 2018-03-10 18 40 14 すこ -- (名無しさん) 2019-02-21 23 52 23 さすがに草 当選前からスローガンを達成するという偉業を果たした -- (名無しさん) 2019-02-23 19 56 52 この後不登校になったんだよね… -- (名無しさん) 2019-11-12 08 22 28 かっけぇ…… -- (名無しさん) 2019-12-03 07 58 35 名前 コメント すべてのコメントを見る