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ことばのパズル もじぴったん 【ことばのぱずる もじぴったん】 ジャンル パズル 対応機種 アーケード(SYSTEM10) 販売・開発元 ナムコ 稼働開始日 2001年12月 判定 良作 ことばのパズル もじぴったんシリーズ 概要 基本ルール ルール補記 評価点 難点 総評 余談 概要 ナムコが2001年にアーケードの汎用筐体用ゲームとしてリリースした、「言葉を作る」パズルゲーム。 アーケードのパズルゲームと言えば『テトリス』『ぷよぷよ』『対戦ぱずるだま』のような、いわゆる「落ちものパズルゲーム」が多かった。 落ち物パズルはシステムがなまじ完成されてしまっていたため、それらを打破する革新的なものが出てこず、パズルゲームはアーケードでは衰退していた(*1)。 そんな状況にあったパズルゲームに「言葉を作る」というキーワードを引っ提げて登場した斬新な作品が、本作「ことばのパズル もじぴったん」である。 基本ルール 「既に置かれている文字パネルに、新しい文字パネルを置いて言葉を作る」というのがこのゲームの基本ルールである。 文字を置いて繋げることで何らかの言葉を完成できる位置でなければ、新しいパネルを置くことはできない。 なお、大文字と小文字の区別はなく(*2)、日本語のルールに則り「左から右」「上から下」の流れで読めるものでなくてはならない。 1.例えば、フィールド上に「め」の文字が、次に置ける文字が「い」「さ」「く」「う」「い」「き」との順に並んでいたとする。 め 2.次に置ける文字は「い」。これを言葉を作れるように置かなくてはならないので、「め」の右に置いて「めい(姪)」という言葉を作る。 め い 3.次は「さ」なので、「め」とつなげて「さめ(鮫)」としてもいいし、「い」とつなげて「さい(差異、犀など)」としてもよい。 さ め い さ め い 言葉を作れるように文字を置きつつ、ステージ毎に課せられた条件を制限時間内に満たすとステージクリア。 アーケード版やそれに準じるルールでは時間切れでゲームオーバーとなる。 ルール補記 最初に「かんたん」「ふつう」「むずかしい(*3)」から難易度を選択。その後はステージを選択・クリアしていく形式で、通常は「かんたん」が5ステージ、「ふつう」が6ステージ終了でクリア。 ただし、「ふつう」「むずかしい」である条件を満たすと「ブラックもじくん」が挑戦状を叩きつけてくる、という形式で高難易度の「EXステージ」へと進める。 「EXステージ」は特殊なステージが非常に多く、頭を悩ませること間違いなし。 盤面の形や盤面に元から置かれているパネル、手持ちパネルはステージによって固定されている。 手持ちパネルは最初から全てのパネルを使える場合もあれば、使える順番がある程度決まっており、列に並んだパネルのうち先頭の数個しか使えない(ところてん式)場合もある。また使用可能な文字の種類は『あ』~『ん』までの濁音・半濁音含む全文字及び長音記号(ー)だが、ステージによっては使える文字が限られた状況で単語を作らなければならない。 ステージのクリア条件はステージごとに異なる。 例を挙げると、「ことばを〇個作れ(なんでもよい)」「全てのマスを埋めろ」「(指定された単語)を〇個作れ」「〇連鎖を成立させろ」など。 言葉を作る事で得点が入る。文字数の多い言葉の方が得点が高い。 ステージをクリアすると残り時間に応じたクリアボーナスが入る。スコア記録はステージ毎の集計。 アンドゥ(パネルに置いた文字を取り消す)が回数無制限で可能。取り消した手で得た得点は無効となる。 ゲームオーバー条件は時間切れのみなので、手詰まりになっても制限時間が許す限り何度でも修正が可能。 「連鎖」の概念がある。文字を置くことで、一度に2つ以上の言葉を作れた場合は連鎖が成立し、獲得できる得点にボーナスが加わる。連鎖中はタイムカウントが一時停止する。その間も文字を自由に選べるため、大きな連鎖を組めればその分文字選びと文字を置く場所の見極めや次の一手を選ぶ余裕ができる。上の例で解説すると、3.の後「く」を「い」の右隣に置くと「いく(行く)」と「めいく(メイク)」の2つの言葉ができあがり、2連鎖が成立する。 さ め い く 作りたい言葉がゲーム中に収録されていなければならない。 本作には非常に多岐に渡る語句が収録されており、広辞苑などの一般的な辞典よりさらに広い範囲を扱っている。 「ちょべりば(チョベリバ)」「ねかま(ネかま)」「つんでれ(ツンデレ)」等、死語であったりマニアックな単語も多々ある。 ただしそれでも抜けはあるので、ある程度何がOKで何がダメなのかを把握する必要は出てくる。 単語は2文字以上9文字以下のものでなければならない。「て(手)」や「ご(5)」、「だいにじせかいたいせん(第二次世界大戦)」などは不可。 卑猥な言葉や放送禁止用語、商標登録されている言葉なども使用不可(*4)(*5)。 ただし、お約束と言うべきか、「なむこ」とそれに関連する言葉(作品名や主人公の名前など)は例外である。 特殊なギミック効果を持つマスも存在し、各マスの特徴をうまく利用して文字を作るステージも多く存在する。 回転マス 指定された角度(90度・180度)で矢印の方向へ回転するマス。パネルを置くと同じ色の回転マスが同時に回転する。 移動マス 文字パネルを置くと指定の方向へ1マス分だけスライドして動く。 ジャンボマス 通常より大きいサイズのマス。縦横に接しているマス全てに対応しているため、連鎖を組みやすくなる。 途中、ミニゲームとして「もじくんスロット」が入る。意味のある言葉でとめられれば、コインがじゃらじゃら出てくる演出になるというもの。 点数が入らないため一見何の意味もないように見えるが、実はこのスロットで作成した「ことば」は、後述の性格診断時に影響を及ぼしてくる。 プレイ終了時、自分の作った「ことば」の傾向により性格診断が行われる。2Pプレイの場合には、二人の相性診断も出てくる。 その結果に一喜一憂するもよし、ネタとしていじるのもまた良し。 対人戦も可能。「時間内により多くのマスを取った方が勝ち」というルール。 どういうことかというと、1Pが「しょうぼうし(消防士)」という単語を作ったとする。すると、この6マスすべては1Pが取った物となる。しかし、2Pが後ろに「や」を付けて「しょうぼうしゃ(消防車)」という単語を作れば「しょうぼうし」の部分も上書きされ、7マス全てが2P側のものとなる。 評価点 非常にシンプルかつ分かりやすいルール。しかも独創的。「もじくん」を初めとする愛らしいキャラクター達は女性にも好評だった。 難しい操作を要求される場面も無いため、まさに誰でもすぐに楽しめる。 場合によっては短時間で文字置きやアンドゥを連続使用することになるが、サクサク動き処理落ちやフリーズは全く起こらない。 言葉が繋がりやすく、1個文字を置く度に大量の連鎖が発生して複雑な得点計算が起きるようなステージでも、ボタン連打で手軽に数手前に戻り、もちろん計算ミスやバグも一切ない。 本作のお手軽感は、この快適なUIに裏打ちされているところも大きい。 クオリティの高い楽曲群。中でも「ふたりのもじぴったん」「わーずわーずの魔法」など歌詞入りの曲に特に印象的なものが多い。 同じバンダイナムコ繋がりでリメイクされた曲もあるため、このゲームを知らなくても聞いたことのある人は多いのでは。 それもそのはず、「ふたりのもじぴったん」などを手掛けたのは当時ナムコ所属で、ブレイクする前だった神前暁(*6)である。 一部ステージ(『パックマン』『マッピー』などをモチーフとしている面)ではなつかしのナムコミュージックが流れ、ナムコファンなら思わずニヤリとさせられる。 ボリュームが豊富。 アーケード版だけでも108問もあるうえ「言葉を考える」だけでは終わらず、盤面のギミックやバリエーション豊かな「お題」がステージ毎の特徴を生み出しており、「言葉さえ知っていればどうにでもなる」という思考のマンネリ化を見事に解消。一見では「こんなんできるか!」と思うような難関ステージも沢山あるが、言葉・ステージの意図を知り、試行錯誤を繰り返して、それらが「ぴったん」とハマッた時の快感は一度味わうとやめられない魅力がある。 + 一部を紹介 ここでは便宜上、真ん中にあるアーケードで出来るステージを「ノーマル」と表記する。 #7「かいだん」 イージー・ノーマル 階段状のステージ。ステージの向きが逆なだけで、難しさはさほど変わらない。 ハード かいだんはかいだんでも怪談の方であり、前2つとは全然違うステージになっている。ただ、作るべき言葉である「うらめしや」が作りやすいのでさほど難しくはない。 #57「あなうめ」 「あい○ち」「いな○ま」のように穴が開いており、これに「ず」か「づ」のどちらかを入れるステージ。どの難易度もステージの文字が違うだけでやることは同じ。秒数が長い上、2択なので間違えても簡単に答えが分かる。1回も間違えずに埋めきったらすごい。 #65「むかしばなし」 イージー テーマは浦島太郎。作るべき文字は「たまてばこ」。置ける文字で「むかしむかしあるところに~」と浦島太郎のあらすじが出来ている。 ノーマル テーマは桃太郎。桃型(ハートを逆にした形)のステージの中に「も」の文字がいっぱいあり、「も」の付く文字を沢山作る必要がある。これも置ける文字であらすじが出来ている。 ハード テーマは金太郎。熊と相撲をしているシーンで、あるマスに文字を置くと熊部分が90度回転し、熊が倒された事を表現している。また、これだけ「よりきり」「おしだし」といった相撲の決まり手が置ける文字になっている。 #108「おおみそか」 イージー 年越しそばを模したステージ。「としこし」を何個か作るだけ。簡単。 ノーマル 除夜の鐘を模したステージ。ことばを煩悩の数だけ、つまり108個作る必要がある。 ハード よくある「新年へのカウントダウン」を模したステージ。「しんねんまであと10びょう(10はます目の色で表現されておりその部分は空いている)」と書かれたステージで、制限時間も10秒しかない難しいステージ。文字が出来ている間は時間が止まるので、その間に次の手を考えよう。 難点 ルール上ランダム性が存在しないため、一度クリアしたステージはどうしても面白くなくなってしまう。 得点効率・連鎖数などを突き詰めていっても、最終的な「最適解」が出来上がれば、もうそのステージを楽しむことはできなくなる。 決して本作だけの問題ではないが、これだけの完成度を誇るゲームであるだけに、惜しい点であるのは確かだ。 同じ言葉を繰り返し作成することに制限がないため、対戦では「相手の作った言葉と全く同じ言葉でマスを奪う」という荒業が成立してしまう。 例えば左からジャンボマスの「し」、通常マスの「き」「り」と言う文字が並んでいたとする。片方が左に「か」を入れて「貸切」と作った後、もう片方がすかさずまた「し」の左に「か」を入れて「貸切」を完成。それを見てまた片方が…と、言った具合。もちろんマスや手持ちの文字に制限がある以上エンドレスにはならないが、「言葉を考えるパズル」というコンセプトなのに先に考えた方が損をすると言うのはちょっと気の毒である。 総評 シンプルイズベストを地で行くルールは、分かりやすさと独創性を兼ね備えている。 デザインや音楽も工夫され、全体に漂うどこか教育番組的な雰囲気など、ゲーム以外の部分も作りこまれている。 このため老若男女問わず楽しめる良作として大ヒットを果たした。以降もシリーズ展開される作品となった。 余談 2010年に同作の生みの親・後藤裕之がバンダイナムコゲームスを退社。 多方面への展開によりシリーズの売り上げが低下したことに原因の一端があるとのことだが…。後藤はその後、独特の会社方針で有名な『面白法人カヤック』に入社しており、そこで活動を続けている。 「他の言語でもできるんじゃね?」という意見は稼動当初からあり、実際ナムコも英語版を作ろうとしたことがある。が、短めの英単語が思ったよりも少なかったため、頓挫したらしい。 その後、「カタログIPオープン化プロジェクト」参加作品(=非公式作品)として、2019年にiOS用アプリとして「パズルで楽しく英語が学べる!もじぴったん for ENGLISH」が配信されている。 ちなみに、「文字を並べて言葉を作るというコンセプトを持つもの」という括りであれば、スクラブルという1948年に作られたボードゲームが存在している。もじぴったんよりもいろいろと複雑でボード本体も高めだが、アプリにもなる程有名なゲームである。興味があればどうぞ。 同じ「文字を並べて言葉を作る」というコンセプトを持つパズルゲームに、1995年にユタカが発売したSFC用ソフト『ロゴス・パニック ごあいさつ』がある。 5×5マスのフィールド内に文字のパネルを投げ込み、ゲーム中に登場するキャラ(全て会社員という設定)がそれぞれ持つ固有のキーワードを完成させていくというもの。 本作とはルールが異なるが、対人戦がかなり白熱するので興味があれば触れてみるのもよいだろう。 2004年に発売された『ゼノサーガ』のファンディスク的ソフト『ゼノサーガ フリークス』には、『ことばのパズル ぜのぴったん』という、本作を基にしたパズルゲームが収録されていた。 内容は、ステージが『ゼノサーガ』をモチーフにしたものだったり、『ゼノサーガ』用語が使用可能だったりと、全編『ゼノサーガ』づくしである。 さらにBGMは全てオリジナルで、出演していた女性声優による「ふたりのもじぴったん」の替え歌「ふたりのぜのぴったん」や、新規のヴォーカル曲があったりと、かなり作り込んだ本格的なものになっている。 二人での対戦プレイも可能で、クリア後にキャラを使った相性診断もある。 「ことばのカードゲーム もじぴったん」のタイトルでアナログカードゲーム版も発売された。 基本ルールを踏襲しつつ「順番に文字盤に文字カードを置いて単語を作る」「手持ちのカードで作れる言葉がなければもう1枚引く」「いち早く手持ちのカードを使い切ったプレイヤーが勝利」というルールにアレンジされている。 厳密には「もじぴったんDS」をベースにしたものと喧伝されており、DS本体を持っていない子供が家族と一緒に多人数で楽しめるようにというコンセプトが打ち出されている。 ハッピーセットのおもちゃになったことも。
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SIMPLE1500シリーズ Vol.20 THEパズル D3PUBLISHER 1999/11/18 PS パズルボブル??を横にしたようなゲーム、ぱすてるみゅーずとやる事は同じのパズルゲーム 玉を横に飛ばして、同色の玉を3つ引っ付けて消していきましょう 関連 SIMPLE1500シリーズ Vol.48 THE パズル2 SIMPLE1500シリーズ Vol.20 THE パズル
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めんトリパズル マッチ3、落ち物 プレイ人数1~2人 1,200円(税込)256MB→628MB めんトリがパズルゲームになって Nintendo Switch に登場!! 人気のキャラクター めんトリ のパズルゲームです。 いつでも使える「ひよこ玉」で誰でも簡単にコンボが作れるので、パズルがニガテな人でも楽しめます。 「ストーリー」を進めて写真を集めると、めんトリの4コマ漫画も楽しめちゃいます。 配信日 2018年9月6日 メーカー アイ・ティー・エル 対応ハード Nintendo Switch 対応コントローラー Nintendo Switch Proコントローラー プレイモード TVモード, テーブルモード, 携帯モード プレイ人数1~2人 対応言語 日本語 CERO A 名前 コメント
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アクションゲーム 格闘ゲーム クライムアクションゲーム ステルスゲーム 対戦アクションゲーム ドットイートゲーム ベルトスクロールアクションゲーム ロールプレイングゲーム MORPG MMORPG MMO ハックアンドスラッシュ ローグライクゲーム パズルゲーム アクションパズル 落ち物パズル アクションパズルの一種。 マッチ3ゲーム アクションパズルの一種。 お絵かきロジック アドベンチャーゲーム アクションアドベンチャーゲーム サウンドノベル ビジュアルノベル シミュレーションゲーム ビースタリオン』シリーズなど。 派生ジャンルとして以下のものが挙げられる。 育成シミュレーションゲーム ウォー・シミュレーションゲーム 音楽ゲーム 経営シミュレーションゲーム タワーディフェンス ターン制ストラテジー フライトシミュレーション ミニスケープ リアルタイムストラテジー 歴史シミュレーションゲーム (職ゲー) シューティングゲーム アクションシューティング ガンシューティングゲーム ファーストパーソン・シューティングゲーム サードパーソン・シューティングゲーム スポーツゲーム レースゲーム ドライビングシミュレーター レースシミュレーション 作品テーマによる分類 キャラクターゲーム キャラクターゲーム シネマゲーム 女性向けゲーム 乙女ゲーム タレントゲーム 美少女ゲーム (ギャルゲー) 恋愛ゲーム 成人向けゲーム [編集] 成人向けゲーム アダルトゲーム 残酷ゲーム 脱衣麻雀 その他の分類 [編集] オンラインゲーム CGIゲーム カジュアルゲーム ソーシャルゲーム ブラウザゲーム アドバゲーム クイズゲーム シリアスゲーム 体感ゲーム タイピングソフト ダウンロードゲーム テーブルゲーム デジタルコミック トレーディングカードアーケードゲーム パーティーゲーム ホラーゲーム サバイバルホラー ボードゲーム メダルゲーム レトロゲーム
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50円★萌え!パズル 【サイト名】50円★ゲーム 【ジャンル】着替えパズル 【課金体系】従量50円 【容量】216KB 【通信機能】なし 【簡易評価】あなたの評価点をクリック! plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. 2006/09/09(土) 【使用機種】W41CA 【プレイ時間】30分 【評価・点数】★★ いかにもなタイトルの美少女パズルゲーム。 ブロックを左右にずらし同色4つ連なると消せ、その色が指してるパーツを着替えさせることが出来る。 着替えさせてるうちに下着姿になり「おぉっ!」と唸らされる以外は、普通のパズルゲーム。奥が浅く飽きやすいゲームかな。 適当にブロックずらしてても消せるし、頭つかうことがあまりありません。 サイト別/か行/50円★ゲーム
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フリーゲーム パズル このページを編集 テンプレ タイトル
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パズルシリーズ Vol.6 イラストロジック 【ぱずるしりーずぼりゅーむしっくす いらすとろじっく】 ジャンル パズルゲーム 対応機種 ニンテンドーDS メディア DSカード 発売元 ハドソン 開発元 ハドソン、ニコリアールフォース・エンターテインメント 発売日 2006年11月16日 定価 2,940円(税5%込) プレイ人数 1人 レーティング CERO A(全年齢対象) セーブデータ 3個 判定 なし ポイント 楽しむにはある程度の経験が必要 ハドソンパズルシリーズ 概要 本作のシステム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 概要 ハドソンがパズル雑誌の大手ニコリとともに贈る、「シンプルなパズルゲーム」を売りとしたパズルゲームシリーズの1作。 本作のシステム イラストロジックについて 縦及び横に表記された「連続して塗りつぶす数の内訳」から、範囲内のうち正しいマスを塗りつぶして絵を浮かび上がらせるというパズル。 正方形の集合体の外縁部にある数字を正しく読み解き、どこをどのように塗りつぶすかを判断しなくてはならない。 操作方法 正方形をタッチしてできる操作は「ぬりつぶす」「ぬりつぶしを消す」「ぬりつぶさないように×印をつける」の3種。 それぞれAボタン、Bボタンと対応しており、押しながら方向キーも押すことで一列範囲で塗りつぶしなどを行える。 難易度とクリア時の報酬 問題の難易度は「10×10」「15×15」「20×20」「25×25」の4種。 各難易度はそれでれ全50,100,100,50問(計300問)。初めは各難易度ごと、一部問題しか用意されていないが、その問題を制覇することで新たに解放される。 解いた問題には目印がつくほか、解くのにかかった最速タイムも表示される。 問題を解くと難易度やクリアタイムに応じて☆がもらえる。この☆を一定数(50個の模様)を集めるごとに、ブロンズ、シルバー、ゴールド…、と段位挑戦権を獲得できる。 段位認定チャレンジ ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの段位が存在。段位ではそれぞれ「10×10」「15×15」「20×20」「25×25」に収録されている問題からランダムで1問選んで出題される。 リタイアしたり、時間切れになっても段位は下がらず、挑戦権も剥奪されない。 セーブ機能 問題をクリアする、問題をリタイアするなどの節目で自動でセーブされる。 評価点 ON/OFF可能な答えあわせ機能 数字を見ているうちに行を見誤るようなミスをしやすい人にとっては有り難い仕様。 豊富な問題数 3000円のパズル問題集としてみれば、300問は十分なボリュームと言えるだろう。 賛否両論点 対応しているのはモノクロのみ。 マスは黒く塗りつぶすか塗りつぶさないかの2択。色を塗り分けるようなパズルは出てこない。 パズルクリア時に作ったイラストが唐突にカラーリングされてしまうため、完成させた直後のイラストを眺めることができない。 問題点 「20×20」「25×25」の問題がDS画面には大きすぎる タッチペンではほぼ確実に、間違ったマスを塗りつぶしたりしてしまうためボタンでの操作が必須。 外縁部の数字のガイドも小さくなり、字もつぶれ気味になる。拡大表示することは出来るが、内部の正方形集合体は小さいままなので数字と塗りつぶすべきマスの位置関係がつかみにくい。 総評 紙面パズルのコンピュータゲーム化作品の例にもれず、コンピューターならではのお手軽さは十分に保たれている。 DSの画面サイズの限界からくるタッチペンの判定難はプレイの壁になりやすいが、これを克服してしまえばそれなりに楽しむことができるだろう。
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真・女神転生 デビルチルドレン パズルdeコール! 【Devil Children Puzzle de Call】 メーカー アトラス 対応機種 GBA 発売日 2003年7月25日 ジャンル パズル 女神転生シリーズの一つ。シリーズでは珍しいパズルゲーム 基本ルールは、アトラスさんから発売されたパズルボーイ??と一緒で、 「デビルチルドレン」のキャラ差し替え版って感じ 関連 真・女神転生 デビルチルドレン 光の書・闇の書 真・女神転生 デビルチルドレン 炎の書・氷の書 外部リンク 公式サイト
https://w.atwiki.jp/puyopuyo_tetris/pages/26.html
ゲーム概要 ゲーム説明 これまでに数多くのシリーズ作品をリリースし、多くの人に愛され続けてきた、国民的、世界的に人気のアクションパズルゲーム『ぷよぷよ』と『テトリス』。誰もが知っている2大アクションパズルゲームの頂上決戦が、ついに実現しました。本作では、ぷよぷよとテトリスの対戦を、さまざまなルールで楽しむことができます。セガだからこそできた、ゲーム史に残る夢のコラボレーションした作品です。 【ぷよぷよとは】 『ぷよぷよ』は、降ってくるさまざまな色の“ぷよ”を積んでいき、同じ色のぷよを4つ以上つなげて消していくルールの落ち物アクションパズルです。1991年に誕生し、単純で分かりやすいゲームシステム、かわいらしいキャラクター、さらに落ち物アクションパズルゲームとして初めて対戦形式を導入したゲーム性により、爆発的なヒットを記録し国民的ゲームとなりました。家庭用、アーケード、携帯向けアプリなど、さまざまなプラットフォームで展開しており、落ちものアクションパズルゲームの定番として多くの方から愛されています。 【テトリスとは】 『テトリス』は、4つのブロックがさまざまな形にならんで落ちてくる“テトリミノ”を積んでいき、隙間なく一列にならべることで、そのラインを消していく落ち物パズルです。1984年にロシアで誕生して以来、そのシンプルで誰でも簡単にできるのに遊び始めるとやみつきになるゲーム性により、大人気となりました。さまざまなプラットフォームでゲームが発売されており、今では世界中でプレイされているもっとも人気のあるゲームのひとつです。 参考画像 商品情報 ニンテンドー3DS Wii U PlayStation 3 PlayStation Vita タイトル ぷよぷよテトリス(公式サイト) 発売日 2014年2月6日発売予定 *4機種同時発売 価格 4,980円(税別)※パッケージ版/ダウンロード版 ※PS3版のDL販売は無し ジャンル アクションパズル 対応機種 ニンテンドー3DS、Wii U、PlayStation Vita、PlayStation 3 開発元 SEGA 発売元 SEGA プレイ人数 1人~4人 年齢区分 CERO A(全年齢対象) 通信機能 3DS インターネット対応、ローカルプレイ・ダウンロードプレイ対応 Wii U インターネット対応 PS3 インターネット対応 PS®Vita インターネット対応、アドホックモード対応、PS Vita TV対応 このページの上へ移動 コメント欄 3DS版がいいよね - コッコ 2015-05-01 23 16 39 名前 コメントを全て表示
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/1809.html
お茶犬くるりん ほんわかパズルで「ほっ」としよ 【おちゃけんくるりん ほんわかぱずるでほっとしよ】 ジャンル ほんわかストーリー パズルゲーム(*1) 対応機種 ゲームボーイアドバンス メディア 32MbitROMカートリッジ 発売元 エム・ティー・オー 発売日 2004年10月28日 定価 3.980円(税別) プレイ人数 1~2人(*2) セーブデータ 1箇所(EEPROM) 判定 なし ポイント お茶犬ゲーム唯一の落ちものアクションパズルゲームパズルとしての中毒性は高い他のお茶犬ゲームに比べると地味な面も お茶犬ゲームリンク 概要 登場お茶犬一覧 主なルール 評価点 問題点 総評 概要 セガトイズとホリプロの共同開発で生み出された癒し系キャラクター「お茶犬」のゲーム化であり、今現在唯一の落ちものアクションパズルゲームでもある。 後に同社から関連作がリリースされる『くるりんシリーズ』の筆頭であり、本作のゲーム性は後の関連作にも引き継がれている。 オートセーブ方式。 登場お茶犬一覧 リョク (緑茶犬) アール (紅茶犬) ロン (烏龍茶犬) チャイ (紅茶犬) ハナ (ハーブ茶犬) カフェ (コーヒー犬) ムハ (麦茶犬) サクラ (さくら茶猫) ラン (ラベンダー茶猫) ミン (ジャスミン茶猫) 主なルール 基本ルール 全モードにおける基本ルールについて。 いわゆる『ぷよぷよ』ライクの落ちものパズルゲームである。 横6マス × 縦12マスのフィールドにて2つの落下ブロックを回転操作しながら積み上げていく。 ブロックを特定の並べ方にすれば消滅し、フィールド最上部までブロックが詰み上がってしまうとゲームオーバーとなる。但し、モードによってはそれ以外のゲームオーバー条件もある。 ブロックの消し方について。 主な消し方は「お茶犬ブロックの上下左右にいずれかに、同色の湯のみブロックを接する」事にある。詳しくは下記のブロック消滅一例を参照にして欲しい。 ブロックを消した後は上位置にあったブロックが重力に従って落ちていく。その落ちたブロックが消滅条件を満たしていると、落ちものパズルの定番「連鎖消し」が発生する。 操作系統。 この手の落ちものパズルとしては非常にスタンダードな操作となっている。 十字ボタン左右でブロックの左右移動。 十字ボタン下でブロックを早く落とせる。 Aボタンでブロックの右回り。Bボタンで左回り。 各スタイルのルールについて。 本作では主に3タイプのプレイスタイルが用意されている。主なクリア条件は以下の通り。 「対戦型パズル」 1 VS 1の同時対戦形式でパズルを行うスタイル。モードの「"ストーリーくるりん"の一部パズル」「つうしんたいせん」がこれに該当する。 たくさんブロックを消すと「シャボンメーター」が蓄積され、これが満タンになった状態でブロックを消すと、メーター消費と引き換えに相手側フィールドへ特定のシャボン玉ブロックを落とせる。 相手側フィールドのスペースにブロックが置けなくなるまで追い詰めれば、プレイヤー側の勝利となり、その逆だと敗北となる。 「問題型パズル」 ドリル風の問題に挑戦していくスタイル。モードの「"ストーリーくるりん"の一部パズル」「パズルでくるりん」がこれに該当する。 限られた落下ブロックを利用し、指定された「○○○のブロックを消そう」などのノルマを達成できればステージクリアとなり、達成できなければ再トライ(任意リタイア)となる。 同じ問題を何回プレイしてもクリアできない場合は、救済処置として問題のヒントがポーズ中に表示される。 「エンドレスパズル」 ゲームが終わるまで延々とパズルを行うスタイル。モードの「ひとりでくるりん」がこれに該当する。 ブロックを特定数消していくとレベルが上昇し、段々と難易度が上がっていく。 クリア条件はなく、フィールドのスペースにブロックが置けなくなるまでゲームは続く。 ブロックの種類・消し方一例 セガの『ばくばくアニマル 世界飼育係選手権』や、カプコンの『スーパーパズルファイターIIX』及び『アイルーでパズルー』に類似したゲームシステムとなっている。 ブロックが合体する条件やお邪魔ブロックの扱いに差異は見られるが、「特殊ブロックに同色の通常ブロックが隣接すると全て消える」という部分は共通している。 + 詳細 ブロックの種類について。 お茶犬ブロック(犬・犬・犬・犬・犬・犬・犬・猫・猫・猫) メインとなるブロック。これ自体は同色で何個並べようが消滅はしない。 湯のみブロック(湯・湯・湯・湯・湯・湯・湯・湯・湯・湯) このブロックに同色のお茶犬ブロックを接すれば、それがすべて消滅する。 同色の湯のみブロックを最大で9つ接すると、それらが合体し巨大な湯のみブロックに変化する「湯のみアップブロック」となる。この状態で同色お茶犬ブロックを接すると、合体の度合いによってスコア倍率がかかり、多大なスコアを稼げるチャンスとなる。但し、合体できる湯のみブロックは「1 × 2マス」「1 × 3マス」「2 × 2マス」「2 × 3マス」「3 × 3マス」のいずれかの状態でなければならない。 スペシャル湯のみブロック(湯) 湯のみブロックと同じ効果だが、すべての色のお茶犬ブロックに対応しており、接していれば必ずお茶犬ブロックと一緒に消える。 湯のみブロックとは違い、同ブロックをどの様な形で接しようが湯のみアップブロックには変化しない。 このブロックはモードの"ひとりでくるりん"限定で登場する。 葉っぱブロック(葉) このブロックに接した下一列のお茶犬ブロックすべてをスペシャル湯のみブロックに変化させてしまう(湯のみ・スペシャル湯のみに関しては全く変化しない)。 このブロックはモードの"ひとりでくるりん"限定で登場する。 シャボン玉ブロック(〇)(〇・〇・〇・〇・〇・〇・〇・〇・〇・〇)(*3) 主に対戦型プレイにて相手側が、連鎖消しやシャボンメーター消しなどを行った後に降ってくるおじゃまブロック。 シャボン玉ブロック単体でもフィールドのスペースを圧迫する障害があり、このブロックにお茶犬ブロックを下から入れてしまうとそれが閉じ込められ如何なる状態でも消せなくなってしまう。 湯のみブロックをシャボン玉ブロックの下から入れると、下位置にあるシャボン玉ブロックをすべて押し潰して落下できる。 湯のみブロック落下の他に、落下ブロックを5回落とせば溜まっていたシャボン玉ブロックが自然消滅する。 ブロックの消え方一例。 消えるブロックの並べ方一例。 「犬 犬 犬 犬 犬 湯」…上下左右に接した同色のお茶犬ブロックを、同色の湯のみブロックに接触させるとすべて消える。 「犬 犬 犬 犬 犬 湯」…スペシャル湯のみブロックであれば、接している同色のお茶犬ブロックをすべて消し去ってくれる。 消えないブロックの並べ方一例。 「犬 犬 犬 犬 犬 犬」…お茶犬ブロックだけはいくら同色を並べても消える事はない。 「湯 湯 湯 湯 湯 湯」…湯のみブロックだけではいくら同色を並べても消える事はない(スペシャル湯のみブロックに関しても同様)。 「〇 〇 〇 〇 〇 〇」…シャボン玉ブロックは湯のみブロックで押し潰すか、自然消滅を待つ以外に消す方法はない。 「〇 〇 〇 〇 〇 湯」…シャボン玉ブロックに閉じ込められたお茶犬ブロックは、同色の湯のみブロックに接しても消えない。 主なモード ストーリーくるりん ストーリー仕立てのミッション風パズルをプレイできる。1人プレイ専用。 まずはプレイヤーキャラのお茶犬(猫)を10キャラから選択し、3つの難易度から好きなものを選んでゲームスタート。 次に10キャラ分のストーリー(ステージ)がルーレットで決め、そのストーリーをプレイしていく。但し、プレイヤーキャラと同じストーリーはプレイできないので、ルーレットでプレイできるストーリーは9ストーリー分となる(*4)。 9ストーリーすべてをクリアすると最終ストーリーが選べるので、それもクリアすればエンディングとなる。 一度プレイしたストーリーはクリア後に選んでプレイできる様になる(同キャラのストーリープレイは不可)。 各ストーリーのプレイではプレイヤーキャラを探索移動できる。 探索中にとある行動を行うと「葉っぱアイコン」が出現し、下記の「小物を見る」で鑑賞できる小物アイテムが増えていく。但し、葉っぱアイコンは総計で10種類あり、プレイヤーキャラと同色の葉っぱアイコンでなければ小物は入手できない(*5) 探索中にたむろしている特定キャラと話しかければ指定されたパズルゲームのスタートとなる。 ストーリー内のパズルゲームに関して。 各ストーリーは「3つの問題を解いていく問題型パズル」が2回と、「CPUと対戦する対戦型パズル」が1回、総計で3回のパズルが発生する。 これらのパズルゲームをすべてクリアすると、軽いイベントの後に各ストーリーがクリアとなる。 このモードで選べる項目に関して。 「はじめから」を選ぶとストーリーくるりんがスタートし、「つづきから」を選べば前のデータからの再開ができる。なお、以前プレイしていた難易度を変えるには「はじめから」を選び直さなければならないが、ストーリーセレクトなどのデータはそのまま残ったままで引き継がれる。 「フリーたいせん」を選ぶと、単体でCPUとの対戦型パズルがプレイできる。対戦相手などを自由に設定する事も可能。 「小物を見る」を選ぶと、プレイヤーキャラが探索で入手した小物が鑑賞できる。 パズルでくるりん "ストーリーくるりん"でプレイした問題型パズルを単体でプレイできるモード。1人プレイ専用。 デフォルトでは総計100問の問題が用意されているが、とある条件を満たすとさらに問題は増える。 ひとりでくるりん エンドレスでパズルがプレイできるモード。1人プレイ専用。 プレイ前に3種類の難易度と初期レベルの設定が選択が可能。 つうしんたいせん GBAの通信機能を用いて、相手と対戦型パズルがプレイできるモード。2人対戦プレイ専用。 このモードをプレイするにはGBA本体と本ソフトが2つずつ必要となる。 プレイヤーキャラやハンディキャップなどの選択が可能。 せってい 「BGMの有無」「各モードのハイスコア鑑賞」「ゲームデータ削除」の各設定ができる。 評価点 お茶犬の癒し可愛さの再現。 お茶犬ゲーム全般における評価点だが、当然本作にもそれが当てはまる。 "ストーリーくるりん"では登場10キャラのショートストーリーが用意されているが、くすっと笑えてほんわか和めるノリのショートエピソードが堪能できる。 落ちものパズルゲームとしての完成度の高さ。 ありがちな落ちものパズルでは済まされない面白さ。 同色のお茶犬ブロックを限界まで詰め込み、そこから同色の湯のみブロックを接触させて一気にどーんと消していく様が爽快すぎてクセになる。 応用テクを要すれば「ブロック消滅後にさらなる連鎖消し」「湯のみアップブロックを固めて倍率ボーナスを狙う」といった奥の深き攻略も可能となる。 適当にブロックを並べるだけでもそれなりに消えてくれるが、考えて並べないと好成績に繋がらない戦略性の高さも兼ね備えている。 問題型パズルにおいては簡単すぎず難しすぎずの問題揃いであり、もし問題に詰まってもヒントが聞ける親切な配慮がなされている。 「ブロックを消す爽快感」と「考えて消す戦略性」の両面を持ち合わせたゲーム性を持ち、多大なる中毒性を持った内容となっている。 そこそこ豊富なプレイスタイルの数々。 今時の落ちものパズルに付き物の「対戦型パズル(対人戦・CPU戦)」「問題型パズル」「エンドレスパズル」の各スタイルが一通り揃っている。 特に新鮮味に溢れるものではないが、落ちものパズルの定番が揃っているのは純粋に嬉しい。 問題点 落ちものパズルオンリーのゲーム性。 評価点の裏返しとなってしまうが、本当に落ちものパズルしか収録されていない。 『お茶犬の部屋シリーズ』はミニゲーム集、『お茶犬の冒険シリーズ』は横スクロールアクション + ミニゲームである事を考えると、落ちものパズルオンリーの本作はお茶犬ゲームの中でも地味に見えてしまう。 どのモードも基本ルールが同じ落ちものパズルなので、流石にプレイのマンネリ化は避けられない。よって、このゲーム性が合わない人には本作そのものが純粋に楽しめるかどうかは疑問である。 問題型パズル"パズルでくるりん"モードが独立していない。 前述のように、"ストーリーくるりん"でプレイした問題しかプレイできない。"ストーリーくるりん"ではランダム出題となっている上にクリア済みの問題も出現する。出題の運が悪いと「"パズルでくるりん"における選択可能な問題が一向に埋まらない」という作業感がある。 コレクション要素の少なさ。 他のお茶犬ゲームに比べると「コレクションを集める楽しみ」が大分薄い。 本作のコレクション要素はせいぜい"ストーリーくるりん"の小物集め位で、その小物アイテムの総数も60種類と『お茶犬の部屋シリーズ』より大幅に少ない。 『お茶犬の部屋シリーズ』のアイテムコーディネイトや、『お茶犬の冒険シリーズ』の凝ったアイテムギミックもなく、本当にただ鑑賞するだけの寂しい存在となっている。 作業前提の"ストーリーくるりん"。 "ストーリーくるりん"で入手できる10種類の葉っぱアイコンのうち、使用中のプレイヤーキャラが入手できるアイコン(小物アイテム)は1種類のみ。すなわち、10種類の葉っぱアイコンすべてを回収するには、使用キャラを順々に変更して最低でも10周分の"ストーリーくるりん"をプレイしなければならない。一応、選んだキャラクターによって同じシーンでも流れが変わるため微妙な違いこそあるものの、基本的なストーリー内容はほぼ同じなので、周回毎にほぼ同じストーリー・似た様なパズルゲームを繰り返さなければならず、かったるい作業感が重く圧し掛かってくる。 通信対戦における問題。 "つうしんたいせん"をプレイするには「GBA本体と本ソフトが2つずつ必要」で、経費的な意味でプレイのハードルが高くなっている。 他のお茶犬ゲームにおける通信機能は「複数の本体とソフト1つのみでOK」という環境ばかり(*6)なので、そういう意味では本作は残念仕様といえる。 総評 ありがちに見えてそうでもないしっかりと作られた落ちものパズルゲームとしての面白さと、お茶犬達の癒し可愛さの両面が堪能できる作品。 お茶犬ゲームの中でも特に地味な目で見られやすい本作だが、お茶犬ファンや落ちものパズルゲーマーならばお勧めしたい手堅い一作といえる。