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「もうすぐバレンタインデーだよね~。タマちゃんは誰かにチョコあげるの?」 今日の部活が終わり、更衣室で着替えながらキリノが尋ねた。 「はい。お父さんとユージくんに上げます。」 4人が驚いて珠姫を見る。 「えっと・・・それは義理チョコ?」 都が恐る恐る聞く。 「はい。小学校では上げてました。」 4人ともやっぱり義理だよな~というため息を吐く。 「中学では渡さなかったんですか?」 サトリが疑問を口にした。 「・・・中学校になってからは、あんまりユージくんと一緒にいることがなくなりましたから。 原因は明白だ。勇次が道場をやめて部活を始めたから。ただそれだけ。 思い出してから少しだけ嫌な気分になった。どうしてそれで嫌な気分になるのかはわらないが・・・。 「今年はあげるんだ~?」 「へ~」 キリノとサヤがいじわるをするように言う。 「・・・?はい。ユージくんには足の怪我をした時に送り迎えをしてもらったりしましたから。」 二人の様子を不思議に思いながら、珠姫は答える。 「タマちゃんはいつもバレンタインのチョコは買って渡してたの?」 都が聞いた。 「はい。自分で作るのは大変そうなので。」 「そんなことないわよ。私もダンくんのために初めてチョコ作るんだけど、 すっごく簡単だし、本見ながらやれば絶対失敗しないって友達が言ってたわ。」 「う~ん」 簡単ならやってみようかなぁ。失敗したら買えばいいんだし。 「それにユージくん、タマちゃんの手作りって知ったらきっとすごく喜ぶと思うわよ。」 勇次が喜ぶのはすごく良い。喜んでほしい。だから決めた。 作ろう、チョコレート。 「うん。宮崎さん、私作ります。」 道場を出たところで勇次が声をかけてきた。 「帰ろっか、タマちゃん。」 「あの、ごめんユージくん。私、この後宮崎さんと本屋さんに行くから先に帰ってて。」 これから都と明後日のバレンタインで渡すチョコレートの本を買いに行くのだ。 「宮崎さんと?ふ~ん、何かほしい本があるの?」 珍しい組み合わせだなぁと思いながら聞いてみる。 チョコレートを作るための本だと答えようとしたところで、都が割って入った。 「タマちゃん!ダメよ言っちゃ~。」 珠姫を引き寄せて勇次に聞こえないようにして続ける。 こういうことは秘密にして、あとでビックリさせるのよ。」 ビックリという言葉を聞いて勇次が驚いている光景が浮かんで、珠姫は楽しくなった。 そして都の言うことに従って、勇次には教えないことにした。 「えっと、やっぱり秘密。」 「・・・?わかった。」 珠姫の様子を変に思いながらも、勇次はそれ以上追及しなかった。 本屋に行く途中で、明後日の驚く勇次を想像してつい笑ってしまいあわてて口を引き結んだ。 一方こちらは残された男二人組。 「タマちゃんとミヤミヤ、一緒に帰っちゃったね。僕らも帰ろうか。」 「そうだな~。帰ろうぜ~ユージ~。」 段十郎は徒歩。勇次は自転車で、それぞれ校門を出た。 「さっきのタマちゃん、変だったよね?」 横断歩道の手前で止まり、勇次が口を開いた。さっきは詮索しなかったが、やはり珠姫の様子は気になった。 「ミヤミヤと二人だけで帰るなんて珍しいし、ダンくんはミヤミヤに何か聞いてる?」 顔を斜め下に向ける。 「いや~オレは何も聞いてないぞ~。でも~」 信号が変わり歩きだす。 「女に秘密はつきものだからな~」 「そっか・・・。」 タマちゃんの様子が気になる。何で秘密なんだろう? 「あ~わかったぞユージ~。」 少し進んだところで段十郎が声を上げた。 「え、ダンくんホント?」 さすがダンくんだと感心しながら斜め下に顔を向ける。 「ああ~。ユージ~、今日は何日だ~?」 わかるだろう?という感じで斜め上を見上げる。 「・・・?12日だよね?それがどうかした?」 「も~すぐバレンタインデーだろ~?おまえも鈍いな~。」 少し呆れ気味に言う。しかし勇次は理解していない。 「あ~。そういえば明後日だね。でも・・・それとタマちゃんと何か関係あるかな?」 「・・・まぁ~い~さ。おまえのそ~いうところ、オレは嫌いじゃないぜ。」 段十郎が言ってることを理解できずに悩む勇次であった。 都と本屋に行き、二人で一冊のバレンタイン特集の雑誌を買ったあと、近くのファーストフード店に寄った。 彼女はチョコレートケーキを作るようだ。自分はお菓子など作ったこともないので、 溶かして固めるといったシンプルなものにすると伝えると、 「タマちゃんならもっと色んなのを作れるわよ。この雑誌タマちゃんが持って帰っていいから、もっと探しみて。」 「え、でもそれだと宮崎さんが本を見れませんよ?」 「大丈夫よ。あたし自分が作るやつはちゃんとメモとったから。あ、でも一応明日持ってきてくれる?」 都は自分が作るケーキの材料や作り方などをノートに書き写していた。それからもう1つ付け加えた。 「それからこの本ユージくんには見せちゃだめよ。」 「はい。秘密にします。」 珠姫の真剣な表情に都は笑ってしまった。 「作る物決まったら明日教えてね。それじゃあ出ましょう。」 「宮崎さん、ありがとう。」 珠姫はお礼を言って雑誌を鞄にしまい、都と店を出た。 勇次に秘密にするということが、なぜだかうれしかった。 辺りはすっかり暗くなり、いつもの河原道にさしかかったところで、向こうから自転車が向かってきた。 避けるためにハンドルをきろうとしたとこらで名前を呼ばれた。 「タマちゃん!」 勇次が反対方向から現れた。 「ユージくん。どうしたの?」 なぜこんな時間に彼がこの道を通るのだろ? 「どうしたのじゃないよ。いったいどこに行ってたのさ?」 少し怒っているようだ。でもなぜ彼は自分がまだ帰ってないことを知っているのだろう。 「えっと、宮崎さんと本屋に寄った帰りにファミリーレストランに行ったから・・・ユージくんこそどうしたの?」 「さっきタマちゃんのお父さんから家に電話がかかってきたんだよ。まだ帰って来ないんだけど何か知ってるか?って。それでオレも探そうと思ったんだよ。」 そうだったんだ。でもどうしてだろう? 「そうなんだ。でもなんでユージくんが私を探すの?」 何か用だろうか? 「え?それは心配だったからだよ。こんな時間に女の子一人じゃ危ないし。」 自分は彼に心配をかけたのか。それは申し訳がないと思い 「ごめん、ユージくん。心配かけて・・・。」 「いや、無事ならいいんだよ。早く帰ろう。お父さん、すごい心配してたよ。」 勇次は少し照れていた。 「うん。」 彼にチョコレートを渡す理由がまた1つ増えた。お父さんに謝らないと。 そんなことを考えていると、勇次が不意打ちのような質問をしてきた。 「そういえばタマちゃん、何で本が秘密なの?」 ずっと気になっていたことを聞いてみた。 「・・・。」 まさか聞かれるとは思っていなかったので答えにつまった。ここで言ってしまうと明後日彼をビックリさせられなくなってしまう。 どうしよう・・・ 「タマちゃん?どうかした?」 学校を出る時も様子が変だったし、いったいどうしたのだろう? どう答えようか迷っていると、いつも彼と別れる辺りにたどり着いていた。 ここは強引に隠し通そうと思い。 「じゃあね、ユージくん。」 と言って逃げようとしたが、 「え、タマちゃん?だからなんで秘密なの?」 勇次は何としても答えを聞きたいようだ。嘘をつくのは正義の味方にあるまじき行為なので・・・ 「・・・秘密だから秘密なの。」 とだけ答えて、その場から逃げ出した。 「タマちゃん・・・答えになってないよ・・・。」 その場にとり残される勇次であった。 「ただいま。」 勇次から逃げ出すようにして自転車を走らせ、珠姫は家に帰ってきた。 「おかえり珠姫、心配したよ。いったいどこへ行っていたんだ?」 父親が玄関まで顔を出した。よほど心配したのだろ。 父が自分を心配していたことなど、さっきの勇次との出来事ですっかり忘れていた。 心配かけたことを謝らないと。 「お父さん、ごめんなさい。友達と本屋に寄ったあと、また寄り道しちゃって・・・。」 娘のシュンとした様子にあわてて 「い、いや、いいんだよ。おまえももう高校生だ。すこしくらい遅くなることもあるだろう。」 まだ8時を少し回った頃だし、少し心配しすぎたかな・・・いやいや、珠姫は女の子だ。心配しすぎということはないだろう。今日だって彼と一緒なのかと思ってしまい、つい電話してしまった。明日聞かれたときのために言い訳を考えておかねば・・・。 父親が何やら考えこんでいるのを横目に自分の部屋へと向かう。 着替えをすまして台所に立ち、手早く晩ごはんの準備にとりかかる。 お父さん、お腹ペコペコだろうなぁ。 食事の最中、ふと気になったことを父に聞いてみた。 「お父さん、どうしてユージくんの家に電話したんですか?」 「!?」 なぜ珠姫は私が中田さんのところに電話したのを知っているんだ?明日学校で彼に電話のことを聞いてからなら不思議はないが・・・?まずい、何て言えばいいんだ。まだ考えていないぞ・・・。 「お父さん・・・?」 固まってしまった父を疑問に思いながら、きゅうりの漬け物を口に運びモグモグ。 「・・・珠姫。どうして私がそのユージくんの家に電話したのをしっているんだ?」 質問に質問でかえしてやりすごした。 珠姫は漬け物を飲み込んでから 「さっき会ったからです。私を探してくれていました。」 特に表情を変えずに言う珠姫に、父はあせった。 おのれ中田勇次・・・そこまでやるとは・・・! だがそれ以上に問題は珠姫だ。まるで彼の珠姫に対する行動を、当たり前のように受け取っている。そこまでの関係なのか・・・?このままでは珠姫が・・・・・・。 どうしたんだろう?お父さん。まぁいいや、お風呂入ろ。 「ごちそうさま。」 眉間にシワを寄せてうなっている父を残し、珠姫は居間を出た。 お風呂あがりでバスタオルを頭に被せたまま、自室で宿題を済ませ、 ベッドに寝そべって都と買った本を開く。カラフルな本のページには、様々なお菓子が 描かれている。 都はケーキを作ると言っていてので、同じものはやめておこうと思う。 チョコレートか・・・クッキーも良いし・・・迷う・・・。 ベッドの上をゴロゴロと転がりながら、ふと昔の記憶がよみがえる。 あれは中学1年の時。紀梨乃たちには言わなかったが、自分は勇二にバレンタインデーの プレゼントを渡した。しかしそれはチョコレートではなく、カルメ焼きであった。 ちょうど理科の実験で作ったのだ。自分はプレゼンのつもりで渡したのだが、彼はそうは思わなかったようだ。渡す時に、これ・・・、としか言わなかった自分が悪いのだが、 でも、勇二は確かにありがとうと言った。それなのに・・・ 気分が沈んでいく。あの時ほどではないが。 時計の見ると、0時を少し回っていた。もう寝よう、とつぶやき、電気を消してベッドに潜り込む。結局何を作るか決まらなかった。でも、投げやりな気持ちには不思議とならなかった。やっぱり勇二をビックリさせたい。そう思いながら、珠姫は目を閉じた。 一方で・・・。 時刻は深夜1時。自分が寝ることを告げるために、娘の部屋のドアを開ける。 電機が消えていて、ベッドの中で眠る娘を見て、おやすみ、と告げた。 だがドアを閉めようとして気が付く。机の上にある雑誌に。 「バレンタインデー特集?」思わずつぶやき、そして閃く。父である自分のために、 ついに娘が手作りのチョコレートを!毎年既成品であったが、ついに今年! 歓喜の叫びを押し殺し、涙を流して、しかしまた閃く。これは私のためだろうか・・・? 娘がチョコレートを渡しそうな男がもう一人いる。その名は、「なかたゆうじ・・・」 声の抑揚がなくつぶやく父の顔に表情はない。竹刀といわず、いっそ木刀で勇二の頭を 叩き割る光景を想像し、不気味な笑みを浮かべる。 だがまた閃く。やっぱりこれは私のためかもしれない、と。父は悩む。一体どっちのためなのか?私か・・・あの男か!?自分の寝室で布団に入っても、なかなか寝付けなかったようだ。
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「「ナルト」」 見事に重なった二つの低音の声に呼ばれて名前の主は足を止めた。 「・・・なんだってばよ」 振り返った名前の主は少々不機嫌そうに顔をゆがめている。 彼を呼び止めたのは学年一、いや、いまや学校一といっても過言ではない女子の人気を誇る二人。 無表情なのはうちはサスケ、うっすらと微笑む顔はサイ。 二人ともうずまきナルトのクラスメートだ。 「んだよ!二人そろって!オレってば今から家に帰ってこれ食うのに忙しいんだってばよ!」 ナルトはかばんからきれいにラッピングされた箱を取り出して二人に見せつける。 中身はもちろんチョコレート。今日は2月14日、バレンタインデーなのだ。 「いのにヒナタにテンテンさんもくれたし、キバやシカマルとは交換したし、今年は紅先生もくれたもんな-!大漁だってばよ♪」 ナルトは嬉しそうにかばんに溢れるカラフルな包み紙で覆われたチョコレートを見つめる。 この幸せを誰にも壊されたくないのに。 「チョコ食うのが何が忙しいんだよ、ウスラトンカチ」 「それって義理ばっかりでしょ?そんなのもらって嬉しいんですか?」 『人の心を気遣う』という概念をどこかに落としてきた目の前の野郎共はあっさりと壊してくれる。 ナルトのこめかみにはぴしりと青筋が浮かんだ。 「てめぇらはオレを怒らせるためにオレを呼び止めたのか?」 自然と口角が引きつる。人間怒るときってなんで笑顔っぽくなるんだろう。 「んなわけねぇだろ」 サスケはナルトの内心など知らずにすっぱり切り捨てる。 「じゃあなんだってばよ!!」 ナルトは思わず声を荒げた。 「「オレ(ボク)にチョコやれよ(ください)」」 一部これまたきれいに重なった二人は同時にナルトに手を差し出す。 ナルトはその手をじっと見つめた後、ついにぷつんと何かが切れた。 「だああああ!!!なんでお前らなんかにチョコなんてやんなきゃいけねえんだよ!!嫌味か!!それは嫌味か!!オレはもててますって嫌味か!!お前ら最低だってばよ!!!」 びしっと二人を交互に指差し、ナルトはたまっていたいらつきを言葉とともに一気に吐き出す。 一方言われた二人はぎっとお互いをにらみつけている。 オレは無視かコラ!!とナルトの怒りボルテージがさらに上昇。 「大体てめぇらチョコなんて腐るほど」 「もらってねーよ」 「へ?」 予想外の言葉にナルトは気をそがれてしまった。 サイを見ればボクも、と顔を縦に振る。 「んなわけ・・・」 反論しようとしたがナルトはふとそれをとどめた。 そしてその日の昼のことを思い出したのだった。 それは偶然聞いた女子の二人の会話。 二人ともチョコと思われる包みを持っていた。 「ねぇ、それサスケくんあて?」 「んー、実は迷ってるんだ」 「え?なんで!?あんたサスケくんサスケくん言ってるじゃん」 「いや、確かにサスケくんのこと好きだよ?でも、彼氏にしたいとなるとちょっと違うかなって・・・遠くから見てるのが一番なのかなって。それにサスケくんはライバル多いからこんなの埋もれちゃいそうだし、それに大体サスケくん甘いもの嫌いだし・・・」 「まぁね。それは分かるかも。サイくんもそっち系だよね。彼氏とはちょっと違うというか」 「だよねー」 「ねー」 そのときはそんなもんかと気にもとめてなかったが。 今その言葉がとても真実味を帯びてきた。 そうか、とナルトは理解した。 かっこいい男というには逆にそういうデメリットもあるのかと。 周りが周りを敬遠し、その結果、本人たちに送られることがない、という状況が生まれてしまうのか。 そして二人はコミニュケーション能力が乏しく、あまり友達と呼べる人間がいない。 だから自分に白羽の矢がたったのかと。 ナルトはそれが分かったとたん、前にいる二人の男が少しかわいそうになり、そして頼られたことが少し嬉しくなったりもしてしまった。 その素直さがナルトのいいとこであり、かわいそうなところでもある。 ナルトはふう、とため息をついた。 「分かった。ちょっと待ってろ」 二人にそう吐き捨てるとナルトはくるりと振り返って走っていった。 数分後、ナルトは息を軽くきらせながら戻ってきた。その間二人は言葉通り待っていた。 「ほら、手」 ナルトが催促し、二人が手を出す。 すると小さな四角いものが落とされた。 「これは・・・」 「10円チョコ?」 二人は手のひらに乗った小さなチョコをじっと見つめる。 「なんだよ文句あっか!?お前らがほしいって言うから買ってきてやったんだろ!ありがたくもらいやがれ!」 ナルトは腕を組んでふんぞり返る。 二人がチョコをもらえてないと思っているナルトは少し優越感さえ抱いていた。 「けっ、待たせといてこれかよ、ドベ」 サスケは悪態をつきながらポケットにそれを突っ込む。 なんだよ!買ってやったのに!!と吼えるナルトを完全無視。 「まぁケチくさいけど、ありがとう」 サイもこれまたさらりと悪態をつきつつ、その場で包み紙を開けてそれを口に放り込む。 相変わらずの二人にわざわざ買ってやった自分の行動をナルトは後悔していた。 「じゃあお返ししなくちゃね」 サイの言葉にナルトはえ?とサイを見つめた。 「何々!?ホワイトデーにでも何かくれ・・・?」 期待した瞳でサイを見ていたナルトの頬を両手で包まれた。 と同時に顔がどんどん近づいてくる。 「!!!!!」 「!!!!!」 ナルトと隣で見ていたサスケがぎょっと同じリアクションをする。 あっという間にナルトの唇とサイのそれがくっついていた。 「-------!!!???」 声にならない声とともにサイをはがそうとナルトは抵抗するが、無駄に終わる。 サスケはただただその姿を目を見開いて見つめるだけ。 「・・・ぷはぁ!!」 やっと両手の拘束が解かれ、ナルトは勢いよく後ろに下がる。 豪快に口を袖で拭くナルトはもう涙目だ。 「・・・美味しかった?君の選んだチョコ」 サイは輝くような笑顔でナルトに問いかける。 「・・・知るかああああああ!!!!」 ナルトは目を潤ませたまま、叫ぶとそのままダッシュで帰ってしまった。 クスクスとサイはその後姿を見守る。 「・・・・・おい」 そこでようやくサスケが起動し、がっちりとサイの肩を掴んだ。 「てめぇ人の前でなにやってんだあぁ・・・?」 どす黒いオーラが彼の周りを包んでいるような異様な雰囲気が流れる。 「君だってしたかったなら素直にすればいいでしょう。ツンデレなんてもう古いですよ」 そんなオーラを知ってかしらずか、サイはいつもの笑顔を浮かべている。 「上等だコラ!!てめぇぶっ殺す!!!!」 「君にできるんですか?」 そこから二人の激しいバトルが始まったとか、しないとか。 一方、ナルトは涙で視界が悪い中ひたすらに走っていた。 (くっそ!!サスケもサイも大っ嫌いだってばよ!!) 頭はそれでいっぱい。だから後ろで名を呼ばれていることなんかにはまったく気づいてなかった。 「ナルトおおおおおおおおお!!!???」 目いっぱい叫ばれ、ようやくナルトはその声に気づいた。 「へ?」 ナルトが振り向いたとたん、何かが顔にクリーンヒットした。 その勢いに負け、ナルトはそのまま後ろに倒れた。 「いってーー!!なんだって・・・ば?」 顔にぶつかったものを摘み上げれば、それはひときわ大きいラッピングされた包み。 「あんたいい加減気づきなさいよ!何度叫んだと思ってんのよ!!」 その聞き覚えのある声にナルトが目を向ければ、息を切らし、肩を揺らせながら叫ぶ女の子の姿が。 「サクラちゃん!!」 その姿にナルトはぱっと顔を明るくする。 「え!?じゃあコレ・・・??」 ナルトがその包みに目をやると同時にサクラはまた叫ぶ。 「いっとくけどそれ義理だからね!大きいのは失敗作詰め込んだから!それだけだから!!」 サクラの言葉をよそにナルトの目はキラキラと輝き、顔がほころぶ。 「サクラちゃん!!ありがとうってばよ!!」 ナルトはそのチョコを上に掲げてまぶしいほどの笑顔を向けた。 「・・・全部食べなきゃ承知しないからね!しゃーんなろ!」 そのときのサクラの顔がじゃっかん紅く染まっているように見えたのは夕日に照らされていたからか。 ナルトは先ほどといっぺん、幸せいっぱいで家路に着いた。 男も女も心ときめく、そんなバレンタインデーのひとコマ。
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2月14日 蟹座氏「あ、いた。ししょー、最速氏、鬼畜氏、ちょっといい?」 マスター「おや、皆さんおそろいで……。どうしました?」 ツキノン「ギャルゲロワ女性陣合同で、チョコを作ったのです。もらっていただけますか?」 すてきち「おお、もちろんだ」 最速「ほほう、ミルクチョコレートか。はっ! もしやお姉さまの母ny(ピチューン)」 すてきち「最速氏ぃぃぃぃぃ!!」 お姉さま「そんなわけ無いでしょうが、まったく……」 ◇ ◇ ◇ FIRST「バレンタインデーか……。うちのロワにはあまり関係ないな」 エル「ライダーロワは男所帯ですからね」 ライダー書き手「どうせ俺たちなんか……」 漆黒(こそこそ……) ライダー書き手「おい、漆黒。なんで挙動不審になってるんだ、お前」 漆黒「え!? い、いや、何でもありませんよ?」 FIRST「さては君、チョコを……」 ライダー書き手「よし、略奪するぞ皆の衆!」 漆黒「やめてーっ! せっかく孤高さんにもらったチョコがーっ!」 繋ぎ師「いたいけな青年からチョコを奪い取ろうとするライダー書き手……。許せん!」 エル「あー、また出てくると面倒な人が……」 まとめキング「まあ、面白いからいいんじゃない?」 ◇ ◇ ◇ 焦ったドラ「うっかり侍さん、チョコを直接火にかけちゃ駄目ー! 焦げてるー!!」 うっかり侍「あー! 某としたことがー!」 フラグビルド「……うっかり侍さんって、ギャルゲロワの皆さんでチョコ作った時もあんな調子だったのですか?」 孤高「ええ、まあ……」 フラグビルド「自分の分を分けておいて助かったのです……。こんな重要な恋愛イベント、無駄にするわけにはいきませんからね……」 孤高「けどフラグビルドさんのところなら、今更チョコ渡さなくても……」 フラグビルド「それはそれ、これはこれなのです」 孤高「はあ……」 ◇ ◇ ◇ 煩悩寺「完成しましたね……」 エロ師匠「ああ、食べれば(ピー)が(ピー)なことになる特製チョコ……。これでバレンタインを桃色に染め上げてくれる!」 ゴゴゴゴゴ…… 二人『?』 将軍「自重しなさい!」 ドゴッ! ボカッ! 二人『きゅう……』 将軍「まったく、食べ物で遊んじゃ駄目なのよ……」 ◇ ◇ ◇ マダオ「私の手作りチョコだ。ありがたく食え」 ダイソウ「なあ……。なんでチョコに描いてあるマークがよりによって髑髏なんだ……?」 マダオ「貴様の未来への暗示だ」 ダイソウ「喧嘩売ってるのか……? いや、確実に売ってるよな? 買うぞこの野郎!」 マダオ「HAHAHA! そう来なくてはな! 闘争の時間といこうじゃないか、ヒューマン!」 名無し「あなた達バレンタインを何だと……」 七氏「今更だろう、そんなの」 ◇ ◇ ◇ ブック「お兄ちゃん、チョコ持ってきたよー」 承「おお、待ってたぜ!」 ブック「あ、お兄ちゃんの友達の皆さんの分も持ってきたんで、よかったらどうぞ」 起「いいのか? じゃあ、遠慮無くもらうぜ」 転「うちは平和だな……。つまらん」 闇その1「別に物騒なイベントじゃないだろ、元々」 ◇ ◇ ◇ ピザの1号「くそっ、せっかくのバレンタインなのに……」 ルシオ「うちの紅一点はどこ行ったんですかー!」 地味子「いいの? こんなところに隠れてて」 空気の人「面倒くさい……」 ◇ ◇ ◇ ロリスキー「しかし、お互いまったく同じチョコ買って相手に渡そうとしてたなんて……」 爆弾「まあ、それだけ気が合うってことだね。一緒に食べようよ」 ロリスキー「そうね」 愛媛「あ、地図氏とお姉ちゃん。えーと、おじゃまじゃないかな?」 爆弾「おや、愛媛さん。どうしたの?」 愛媛「えーと、友チョコって言うのかな? 作ってみたんだけど……もらってくれる?」 ロリスキー「もちろんよ!」 愛媛「ありがとう! じゃあ『驚きの黒さ』と『驚きの白さ』、どっちがいい?」 ロリスキー「えーと……白さの方はともかく、黒さの方は身の危険を感じちゃいそうな色なんだけど……。大丈夫?」 愛媛「大丈夫だよー」 爆弾「じゃあ、あそこでおなか押さえてるみWikiさんは何?」 愛媛「あ……」 ◇ ◇ ◇ コロン「はい、あなた。バレンタインデーのチョコよん♪」 軍曹「お、おお。サンキュー」 コロン「心配しなくても、今年のは賞味期限切れてないわよ」 軍曹「そうか……。しかし、早いもんだな。あれからもう1年か……」 コロン「正確には、外の世界で1年だけどね。私たちが感じている時間は、もう少し短いわ」 軍曹「なあ、コロンビーヌ……。俺たち、これで本当によかったのかな?」 コロン「あの子のこと? 大丈夫よ、曲がりなりにも私たちの子供なんだから。 万が一おいたをするようなら……。きっと他の書き手のみんなが止めてくれるわ。 私たちは、あの子を信じましょう? 親として、それしかできないのは歯がゆいけれど……」 軍曹「ああ、そうだな……」 tu4氏「まったく、なんであんたらだけシリアスやってんのよ。空気読めてないわね」 軍曹「うおっ! びっくりした!! いつの間に!」 コロン「あら、tu4ちゃんいらっしゃい」 tu4氏「こんにちは、コロンビーヌ」 軍曹「空気読めてないのはどっちだか……。何しに来たんだよ」 tu4氏「パーティーのお誘いに来たのよ。イベントは全力で楽しむのが死者スレ流だからね」 コロン「あら、面白そうね。それじゃあ行きましょうか、あなた」 軍曹「え? まあ、お前がそう言うなら……」 tu4氏「決まりね。じゃあ、私についてきなさい。あ、そうそう」 軍曹「ん?」 tu4氏「どうせ私らは死人なんだから、未来のことなんか考えたってしょうがないわよ。 これからのことは次の世代と、オリジナルの私たちに任せましょ?」 軍曹「うーん、納得できるようなできないような……」 tu4氏「そこは納得しときなさい! 綺麗にまとまらないでしょうが!」 コロン「ふふ♪」 tu4氏「なに笑ってんのよ。それより、急ぐわよ?」 コロン「はいはい。このぶたちゃんはおかいもの♪ このぶたちゃんはおるすばん♪」 コロン(たとえ一時のものだとしても……。平和っていいわね……) END
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SI/P12 PR バレンタインデーしよ子/カードゲーマー 女性 パートナー ひな祭りしよ子/カードゲーマー 女性 レベル 3 攻撃力 3500 防御力 2500 リミテッドアイコン ファイヤー 【バレンタインデーしよ!】《しよ》 【スパーク】【自】あなたは相手のフィールドのカードを、自分のリタイヤ置場の《しよ》と同じ枚数選び、相手の控え室に置く。 作品 『しよ子といっしょ』 2012年5月29日 今日のカードで公開 2012年5月31日発売 カードゲーマー vol.4 デッキ付録 関連項目 《しよ》 『しよ子といっしょ』 ひな祭りしよ子/カードゲーマー
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神無月の巫女 エロ総合投下もの バレンタンデー ソウマ自重   大神「来栖川・・・俺にチョコを?(その手元にある大きいのか?来栖川、俺のために)」 姫子「うん、バレンタインだからね、大神君にはこれあげる」 大神「これは・・・?(ポケットから取り出しやがった)」 姫子「うん、近くのお菓子屋さんで買った100円のチョコだよ、これでいいよね?」 大神「・・・!!ああ、ありがとう、とても嬉しいよ来栖川(俺の価値は100円か・・・)」 姫子「うん、呼び出したりしてごめんね、それじゃあね大神君」 大神「なあ来栖川、その手元にある大きなやつはなんだ・・・?」 姫子「う、うん・・・千歌音ちゃんに上げるの・・・昨日の夜ね、心をこもって作った手作りのチョコだから」 大神「姫宮は女だぞ・・・(なんだこの扱いの違いは・・・)」 姫子「う、うん・・・でも心から好きな人だから、性別なんて関係ないよ・・・愛してるの・・・」 大神「あ、ああ・・・そうだな(つまり、俺と姫宮じゃ月とスッポンてか、頬を染めやがって)」 姫子「うん、でも千歌音ちゃん人気あるから、渡せるかな・・・・」 大神「俺が渡してやろうか(くそ、なんで俺がお前等のために・・・)」 姫子「ううん、私自身で渡すの、あ、今夜は千歌音ちゃんと一緒に過ごしたいから電話しないでね・・・」 大神「あ、ああ・・・頑張れよ(2人の領域に入るなってか)」 宮様「この屋敷は男子禁制よ、来栖川さんに用があるのならまたにして頂戴」 大神「姫子はもういい、俺は君自身と話したいんだ、姫宮」 宮様「私と・・・?なにかしら」 大神「好きなんだ姫宮!!」 宮様「・・・なにをいうかと思えば、冗談はよして頂戴、来栖川さんにふられたから私なの?どこまでも意思の弱い男ね」 大神「違う、俺は以前から君のことを想っていたんだ、君のことを守りたいんだ姫宮!!付き合ってくれ」 宮様「貴方に守ってもらうほど弱い女じゃないわ、ふざけないで頂戴」 大神「いや、強がってはいるが君はほんとは怖がりで臆病なはずだ、君が純粋な女の子だということくらい俺にはわかる」 宮様「貴方に私のなにが分かるというの!?勝手なことを言わないで」 大神「頼む姫宮・・・いや千歌音!!」 宮様「な・・・!!ち、ちか・・・貴方馴れ馴れしいわよ、帰って頂戴!!」 大神「好きなんだ千歌音!!」 宮様「それ以上騒ぐと警備員を呼ぶわ、いいかげんにして頂戴」 大神「わかった、すまない、あ、今日はバレンタインデーだ、君も俺にチョコをくれないか」 宮様「貴方にあげるものなんてなに1つないわ、この後来栖川さんと約束があるの、帰って頂戴」 大神「俺はあきらめないぞ姫宮」 大神「なあ、来栖川、このチョコはなんだ・・・?(まさか、これこそが俗に言う義理チョコか)」 姫子「え?ああ、うん、5円チョコだよ、ついでだから渡しとくね」 大神「え?あ、うん、ありがとう、わざわざすまないな(俺の価値は5円・・・5円・・・どこまでケチなんだよ姫子、天然なふりして)」 姫子「うん、別にいいよ、友達だからね」 大神「うん、友達だから分かち合えないとな、感謝してるよ来栖川、あ、その・・・大きな袋はなんだ?そうはっきりと言わなくてもいいだろ・・・せめて親友とかさ、そりゃ早乙女には勝てんだろうけど)」 姫子「え?あ、あの・・・昨日乙羽さんに調理場を貸してみもらって、千歌音ちゃんのために徹夜したの、千歌音ちゃんのためにね、心を込めて作ったチョコなの・・・愛してるの、千歌音ちゃんのこと」 大神「え?そ、そうだな、あ、姫宮なら生徒会室に居るだろ、俺が渡しといてやるよ、取り巻きにみつかると大変だからな(一度は付き合っていた男の前で言う台詞か!?無邪気に悪ぶれもなく言いやがって・・・)」 姫子「ううん、私自身で渡したいの、屋敷で渡してもいいし、うん・・・好きだよ千歌音ちゃん・・・」 大神「なあ、来栖川、もし暇なら今夜は俺と、その・・・」 姫子「ごめんね、今夜は千歌音ちゃんと過ごしたいの、バレンタインデーだもん、好きな人と過ごしたいから・・・それに約束してるの、ごめんね」 大神「・・・え?い、いいっていいって、お前等、お似合いだよ(鬼だ・・・お前、姫子、姫宮にどことなく似てきたな、俺って女の姫宮に負けるのか・・・ジン様だぞ畜生)」 230 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/02/06(火) 11 02 36 ID uoMkRMzK 大神「義理チョコありがとう、ところで今夜はうちの神社に来ないか?どうだ来栖川」 姫子「千歌音ちゃんは?千歌音ちゃんも一緒なら行ってもいいよ」 大神「え・・・?いや、姫宮は来ないが」 姫子「なら、ごめんね・・・私、千歌音ちゃんと一緒がいい、千歌音ちゃんが行かないなら私も行かない」 大神「・・・な!わ、わかった!姫宮も誘おう、姫宮も誘うから(あいつが俺の神社に来るわけないけど)」 姫子「うん、千歌音ちゃんが居るのなら私も行こうかな」 大神「あ、ああ・・・なあ来栖川、お昼休みは暇か?良かったら一緒に弁当でも(くそ・・・デートの計画が台無しだぜ)」 姫子「え?ごめんね、私・・・薔薇の園で千歌音ちゃんと食べるから、大神君は1人で食べて」 大神「わ、わかった・・・なあ、今度の日曜日、どこかへお出かけしないか?(以前はソウマ君、ソウマ君ってお昼誘ってきたの誰だよまったく・・・)」 姫子「千歌音も一緒だといいよ、あ・・・でも千歌音ちゃんと2人きりがいいなあ・・・うーん」 大神「ひ、姫宮も一緒でいいから出かけよう(千歌音ちゃん千歌音ちゃんって・・・姫子、結局お前は姫宮のことしか頭にないんだな・・・俺は眼中なしかよ)」 大神「チョコくれたのは嬉しいけど、これってクラスの男子と同じものだな(他の女からも貰えたものの、君から貰えると喜びも2倍だ)」 姫子「え?だってクラスの男子全員に同じもの配ってるから、大神君も同じだよ」 大神「そ、そうか・・・(俺もクラスの男子と同じ扱いかよ・・・俺に懐いてたのを忘れたのか?)」 姫子「屋上呼び出したりしてごめんね、じゃまたね大神君」 大神「なあ、来栖川・・・俺個人だけに渡すものがあるんじゃないか?ほら、その手元にあるやつ・・・俺にだろ(来栖川、素直じゃないな、ふ・・・受け取ってやるよ)」 姫子「え?ないよ、だってこれ・・・千歌音ちゃんのために作った手作りのチョコだから・・・(生徒会室の方向を見て頬を赤く染める・・・姫子)」 大神「そ、そうだよな・・・君には姫宮が、まあわかるよ、あいつは美人で頭もよくて強いからな(そうか、そんなに姫宮がいいか、最近はこいつ姫宮の話題しかしないし・・・俺の存在はなんだよ!!)」 姫子「うん、私の運命の人だから・・・大神君もしょうがないな、10円ガムあげるから我慢してよ」 大神「う、運命の人か・・・いいなそういうの、あ、お昼一緒に食べないか?姫宮は忙しいだろ(10円・・・とりあえずなぜ俺がこんな皮肉を言われなきゃならん、まずそこから説明してくれ来栖川)」 姫子「ううん、生徒会のお仕事終わるの待っていたいの、千歌音ちゃんとお昼過ごしたいから、あ、屋敷押しかけるのやめてね、男子禁制だから、私と千歌音ちゃんだけの大切な領域だから・・・そして今夜は千歌音ちゃんと2人だけで・・・うふ」 大神「そ、そうだよな、君には姫宮が大切だよな・・・(姫宮とできてるのなら・・・そう言えよ、ラブラブだってはっきり言えばいいだろ!!はいはい男子禁制ですよ)」 大神「それで、姫宮には渡せたのか?手作りチョコだったんだろ」 姫子「うん、お屋敷でね渡したの・・・千歌音ちゃん泣いて喜んでくれたよ『ありがとう姫子』って言ってくれたの」 大神「そうか、よかったな、ああ、俺も食べたよ(5円チョコをな・・・)」 姫子「うん、それでね・・・昨日ね、私・・・夜、千歌音ちゃんに抱かれたの」 大神「え・・・?そ、そうか(来栖川が姫宮と寝た・・・)」 姫子「私、千歌音ちゃんになら体捧げてもいいかなって思ったの・・・あの夜とは違って私も同意の上だったから・・・ある意味初体験かな・・・ふふ」 大神「・・・よ、よかったな(それはわかるがなぜそれをわざわざ俺に言う必要があるんだ?嫌がらせか?)」 姫子「でも勘違いしないでね、激しいプレイはしてないの、下着姿でキスし合ったり抱き合ったりしてるだけだからね、でも優しくしてくれたから嬉しかったの・・・」 大神「なるほどね(だからなんで俺に一部始終を伝える必要があるんだ?あきらかに嫌味だろそれ)」 姫子「大神君のときのようにキスしても涙出ないし・・・やっぱり千歌音ちゃんとは気持ちが繋がってるんだね」 大神「なあ、来栖川、今度の休日暇なら俺とその(一番痛いとこを・・・)」 姫子「冗談だよね、私には千歌音ちゃんがいるのに」 大神「もちろん冗談だよ(ツバサ兄さん、やっぱり世界は地獄だよ) 黒幕ジン様の計画の全容はこうだ 1.高次元存在を人為的に降臨させる器として絶対天使を開発 高次元に近しい存在であるムラクモ関係の月成分だけを絶対天使ムラクモとして固定化させる カモフラージュ&後述の目的のためにワルテイシアやせつな、たるろって等も作り出す 2.それに伴いカズヤをそそのかす、この際カズヤが何か良からぬ事をたくらむように 誘導する、空はカズヤ製 3.ムラクモの月成分が現世に固定化した事によって対になるヒミコが生まれてくる 4.機動風紀という立場を隠れ蓑にして絶対天使同士のバトルを誘発、もちろん京四郎の利用も忘れない。 真の目的は用済み&障害となったかおんの抹殺 仮に何者かが事のウラに気付いたとしても前もってそそのかしてあるカズヤがスケープゴートになって ジン様にまで目がいかないだろうという算段 5.「チョコのひとつでも回してやるよ」といってソウジロウを抱き込んで かおん他邪魔者を排除してとうとうひみこ(σ・∀・)σゲッツ! 七の首「来栖川の奴、俺を一体なんだと思ってるんだ、いくら姫宮のことが好きだからってこの仕打ちはないだろ」 (5円チョコを見つめながら) 七の首「これ、まったく気持ちがこもってないよな、来栖川の気持ちをつかむためには・・・」 七の首「そうだ!!姫宮がしたように俺も来栖川を犯そう、そうすれば俺を振り向いてくれるはずだ、そうだな・・・生意気な姫宮もついでに・・・そうすれば姫宮も俺の女になるはずだ」 親友M「うわ、独り言しゃべってるよ、姫子、あんた縁切っといてほんとよかったね」 陽の巫女「なんであんな人を一度とはいえ好きになったのかな・・・千歌音ちゃん、私怖い・・・」 月の巫女「大丈夫よ姫子、私が付いてるわ、姫子のことは私が守るわ」 陽の巫女「うん、愛してるよ千歌音ちゃん、大好き・・・」 (抱き合う姫千歌) 月の巫女「私もよ姫子・・・続きは屋敷でしましょう、さて、姫子、もう未練はないわね、いいのね姫子」 陽の巫女「うん、私には千歌音ちゃんさえ傍にいてくれればそれでいいの・・・千歌音ちゃん以外なにもいらないから」 月の巫女「そう、わかったわ、では乙羽さん、後の処置は頼むわね」(弓を引く手に力を込める) メイド長O「かしこまりかした」 月の巫女「ふう・・・これでいいわね、姫子に手を出す者は私が許さないわ、早乙女さん、貴女も気をつけて頂戴ね」 親友M「・・・・・はい、宮様・・・ところでジン様ってほんと変態ですね、憧れていたのに・・・」
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~基地・ハンガー~ 俺「うっし、昼間の哨戒任務終わりっと。後は暇だし、シャワーでも浴びて昼寝と洒落込もうかねぇ~♪」 ワイワガヤガヤ 俺「ん?あそこに居るのは・・・・・・整備員の奴等か。何の話をしてんだ?」 整備員A「おい、今年はどうなると思う?」 整備員B「お、俺・・・今年はカールスラントに住んでる彼女からチョコレートを貰うんだ///」 整備員C「うぉ~!!良かったじゃねぇか!!」 整備員A「ちぇ、お目出度いこったな。ああ~俺もチョコやクッキー何かが欲しいぜ」 整備員D「お前ら~整備の仕事忘れてんぞ~。ちゃっちゃとすませて酒でもたらふく飲もうぜ~」 整備員達『う~す』 俺「(ちょこれーとやくっきー?彼女に貰う?何のこっちゃ分からんなぁ・・・まあ俺には関係ないか。さてシャワー浴びに行こう)」スタスタ ~基地・食堂~ 俺「ふぁ~・・・さっぱりして体が温かくなったら急に眠気がきたなぁ・・・とりあえず水飲んで寝よう」ガチャ 『リーネちゃん、ボールに氷・・・』 『きぃ~!!な、なんですのこれ!!』 『お、落ち着いて下さいペリーヌさん!!』 俺「ん~?何やら調理場が騒がしいな。仲良し三人娘が何かしてんのかねぇ?ちょっと声でも掛けてみるか」スタスタ 俺「よぉ、芳佳ちゃんとリーネちゃんにクロステルマン中尉。そんなに騒いでて何をしているのかな?」ヒョコッ 三人『ひゃあ!?お、俺さん(中尉)!?』 俺「(クンクン)何だか甘くて旨そうな良い匂いがするなぁ~。午後のおやつでも作ってるの?」 ペリーヌ「ちょ、ちょっと俺中尉!!食堂の入り口に男子禁制と書いてある張り紙を見ませんでしたの!?」 俺「へ?そんな張り紙ありましたか?」 ペリーヌ「誰にでも見えるように大きな字で書いてましたわ!!」 俺「いやぁすみません、ちょっと眠気で気付きませんでした」 ペリーヌ「私達は明日のバレン・・・むむぅ!?」ムグムグ リーネ「(ペリーヌさん言っちゃ駄目です!!)」 俺「明日のばれん・・・・・・?ばれん何なの?」 宮藤「え、えっとぉ・・・その、ごめんなさい俺さん!!今日は何も聞かずに出てくれませんか?」 俺「ん~・・・・・・やれやれ、芳佳ちゃんのお願いなら気になるけど仕方無いね。分かったよ、んじゃ邪魔してごめんなお三方」 宮藤「あ、ありがとうございます!!でも俺さん、明日は楽しみにしていて下さいとだけ言っておきますね!!」 リーネ「すみません俺さん・・・」 ペリーヌ「ムグムグゥ~!!」 俺「まあ何か良く分からんけど・・・・・・とにかく楽しみにしとくさ。んじゃ上手く作れるように頑張ってくれよ~」バタンッ 宮藤「ふぅ~・・・な、何とか誤魔化せたかなぁ?」 リーネ「多分大丈夫だと思うよ、芳佳ちゃん。でも俺さんには悪い事しちゃったね」 ペリーヌ「男子禁制の張り紙を見ない俺中尉が悪いと思いますわ。まったく、あの飄々とした所がハルトマン中尉とそっくりで対処がし辛い・・・」 エーリカ「ペロッ、これはチョコレート!!」ヌウッ ペリーヌ「ひぃっ!?は、ハルトマン中尉!?」 宮藤「は、ハルトマンさんいつの間に!?」 リーネ「(飄々としてる・・・うん、何となく分かったかも)」 エーリカ「やっほ~♪呼ばれた感じがしたから来てみたよ~。それで私が誰に似てるの?」 宮藤「あはは、ペリーヌさんが俺さんとハルトマンさんは飄々とした所が似てるって言っただけですよ」 エーリカ「え?わ、私が俺君に似てる?本当に?」 ペリーヌ「お二人の掴み所の無い性格は本当にそっくりですわね」 エーリカ「・・・・・・えへへ、そっか。私俺君に似てるんだ♪///」ボソッ リーネ「どうかしましたか?」 エーリカ「ううん、何でも無いよ♪それで三人は明日のアレに向けてチョコレート作りかな?」 宮藤「はい!!真心込めて作ってます!!」 エーリカ「うんうん、言い事だよミヤフジ。料理に上手い下手いは二の次、大事なのは食べさせる相手への愛だよね」 ペリーヌ「ハルトマン中尉の場合は腕前が壊滅的ではあり、ムグムグ!!」 リーネ「あ、あはは~ペリーヌさん辞めて下さいね~」 エーリカ「?まあとにかくお菓子作り頑張ってね♪余ったら私が食べてあげるよ~。じゃね~」タタタッ ペリーヌ「っはあ!!り、リーネさん!!貴女先程から何をなさいますの!?」 リーネ「ペリーヌさんは少し発言に気をつけた方が良いです」プンプン ペリーヌ「怒りたいのは私の方ですわ!!大体貴女も・・・」ガミガミ 宮藤「トッピングも綺麗に~♪」 エーリカ「(にひひ~♪お菓子作り、私も挑戦してみようっと♪)」 ~俺の部屋~ 俺「ふぃ~・・・昼夜ぶっ続けの哨戒任務は流石にこたえるぜ」ドサッ 俺「しっかしまぁ・・・すれ違う男の整備員や研究員はそわそわしてるし、女の衛生兵さん達は浮かれたような感じがするしで今日はおかしいなぁ」 俺「まっ、気にせず眠りま(コンコン)・・・・・・居ませんよ居留守ですよ~」 坂本「(ガチャッ)今日は良い天気だな俺!!さて私と1つ、訓練でもどうだ!!」 俺「すみません坂本少佐、俺は既に睡眠モードへ移行しました。よってベッドから動けません、と言いますか動きません」 坂本「ほぉ~私と訓練をしたくない、と言うのだな?」 俺「俺は正直者だ、したくありません!!」 坂本「・・・・・・ならいい」 俺「へぇ?」 坂本「なら私一人で孤独にこっそりと寂しく訓練するか・・・・・・」 俺「ちょっ、あれ?美緒?」 坂本「邪魔して悪かったな俺・・・それでは夕飯頃にまた」グスッ 俺「フゥーハハァ!!何だか急に元気が湧いて来たぞぉー!!眠気も吹き飛んだし、美緒と一緒に訓練したいなぁ~!!」 坂本「訓練、一緒にしてくれるのか・・・・・・?」ウルウル 俺「やりますやらせて下さいやらないといけない気がします!!(か、可愛い!!瞳を潤ませた美緒可愛いっ!!)」 坂本「はっはっは!!それでは早速行こう!!」 俺「!?」 坂本「いやはや、ミーナに言われた通りにしてみたが本当に俺が動くとはな!!今度から使わせてもらうか!!」 俺「(ヴ、ヴィルケ中佐が犯人かぁ~・・・・・・(本当にありがとうございます!!お陰で脳内美緒写真館に新しい一枚が増えました!!)」ニヘラ 坂本「どうした?顔が緩んでるぞ?何か良い事でもあったか?」 俺「いやいや、何も~・・・あ、さっきのをさ、ちょっと下から俺を見上げる感じでもう一回してくれないか」 坂本「?まあ良いぞ、少し待て・・・・・・こんな感じか?」ウルウル 俺「すぐにしてくれて、素直な可愛い美緒が大好きだぁ!!うひゃぁ~お~持ち帰り~♪」ガシッ!! 坂本「わわっ!?///こ、コラッ離さんか!!///いきなり抱き着くのは辞めろ!!///」ジタバタ 俺「嫌です~。もう本当に美緒は可愛いなぁ、可愛い過ぎて俺頭がおかしくなりそうだ」スリスリナデナデ 坂本「むむむ///か、可愛いなんて良く平気に言えるな///」 俺「俺からしちゃ美緒のやる事なす事何もかもが全部可愛いよ。こうやって抱き着いたら何だかんだ言いながらも、静かに腕に収まってくれる所もな」ナデナデ 坂本「なっ!?///う、うるさい!!それは仕方無いだろう!!///」 俺「ん?」 坂本「・・・・・・い、居心地が良いから仕方無いだろうと・・・言っているんだ馬鹿者・・・///」ゴニョゴニョ 俺「え?ほ、本当か?///」 坂本「に、二度は言わんからな///」ギュッ 俺「あ、そ、そうか・・・あ、ありがとう嬉しいよ///」ギュッ 坂本「///」 俺「///」 ミーナ(能力使用中)「あらあらうふふ。美緒も俺さんも若いわ~、二人ともああ見えて意外に初なんだから見てて微笑ましいわねぇ」クスクス ミーナ「・・・・・・はぁ、私なに覗きみたいな事してるのかしら。人肌が、恋しい」 数時間後・ ~基地・食堂~ シャーリー「なぁ俺・・・その顔、どうしたんだ?」 俺「え?俺の顔がどこかおかしい?普通の顔だと思うけど」ニヤニヤ エイラ「気持ち悪い位にニヤニヤしてるゾ。つかやっぱり気持ち悪イ」 俺「酷い言い方ですねユーティライネン中尉。ちょっと傷付きますよ」ニヤニヤ ルッキーニ「にゃはは!!ニヤニヤお化けだ~♪」 坂本「・・・・・・」ニヤニヤ ペリーヌ「少佐?口元を押さえてますが、体調でも優れないのですか?」 坂本「だ、大丈夫だ問題ないぞペリーヌ!!・・・・・・ふふふ、頬に俺からの・・・」ニヤニヤ ペリーヌ「?」 シャーリー「あ、そう言えばさぁ~明日はバレンタインデーだなぁ」モグモグ 宮藤・リーネ・ペリーヌ『!?』 俺「ばれんたいんでー?」 坂本「バレンタインデー?」 エイラ「何ダ、少佐と俺はバレンタインデーを知らないのカ」 二人『まったく知らない』キリッ シャーリー「知らないのかぁ。んまぁ簡単に説明すると親しい人物や恋人に花やガード、お菓子なんかの物をプレゼントする日なんだ」 エイラ「ちなみに今はチョコレートをプレゼントするのが主流になってるゾ」 俺「へぇ~親しい人物や恋人に贈り物をねぇ・・・」チラッ 坂本「ふむ、親しい人物や恋人に贈り物か・・・」チラッ 二人『///』 宮藤「もぉシャーリーさん!!何でバレンタインデーの事お二人に言っちゃうんですか~」 シャーリー「えっと・・・もしかして二人には秘密にしてたか?」 宮藤「坂本さんと俺さんに知られないまま、私とリーネちゃんにペリーヌさんの三人でプレゼントして驚かせる作戦をたててたんです」 シャーリー「あはは~そいれは悪かったよ。ほらエイラも謝ろうか」 エイラ「私は何も言って無いゾ~。シャーリーが勝手に言っただけで私には関係無いかんナ~♪」モグモグ シャーリー「あ、お前ズルいぞ!!エイラだってプレゼントの詳細を話したじゃないか~!!」 エイラ「こっまかい事は~気にしなイ~♪」 シャーリー「この~!!」 ルッキーニ「私も遊ぶ~♪」 ワイワイガヤガヤ 俺「・・・・・・よし」ガタッ 坂本「・・・・・・よし」ガタッ 二人『(俺に・美緒に)』 二人『(何かをプレゼントしよう!!)』 ~俺サイド~ 俺「プレゼントと言ってもだ、何をプレゼントすれば良いんだ?」 俺「美緒が喜びそうな物ぉ~・・・・・・美緒が喜びそうな物ぉ~!!」 俺「扶桑人形?和菓子の詰め合わせ?訓練に使えそうな道具?」 俺「・・・・・・ハッ!!確かユーティライネン中尉が『ちなみに今はチョコレートをプレゼントするのが主流になってるゾ』って言ってたな!!」 俺「あれ、ちょい待ち・・・・・・ちょこれーとって何だ!?ぐぁぁぁ!!外国に来てんだから覚えろよ俺ぇ~!!」ガンッガンッ!! バルクホルン「煩いぞ!!誰だ廊下で騒いでいるのは!!」 俺「ああ!!バルクホルン大尉!!良かった少し助けて下さい!!」ガシッ バルクホルン「お、おお?な、何だか分からんが・・・言ってみろ」 俺「ちょこれーとってなんですか!?人の名前かなんかですか!?それとも花の名前ですか!?」 バルクホルン「お、落ち着け俺中尉!!チョコレートなら・・・(ゴソゴソ)ここにある!!見るなりなんなりしろ!!」 俺「貴女が神か!!ではちょこれーとを見させていただき候う・・・・・・ふむふむ、これは洋菓子ですかな?」 バルクホルン「洋菓子だ」 俺「なるほどなるほど。えっと、ちょこれーとは分かったけど・・・・・・プレゼントはこのままやればいいのか」 バルクホルン「プレゼント?もしかしてバレンタインデー用のプレゼントか?」 俺「あ、はい・・・」 バルクホルン「プレゼントする為にはこのままでは駄目だ。これは市販の板チョコだからな。俺中尉は手作りをプレゼントしたいのだろう?」 俺「そう、ですね」 バルクホルン「ならば(ゴソゴソ)これを俺中尉に授けよう!!」ドンッ!! 俺「ん?何ですか・・・・・・こ、これは!!『チョコで作る貰ったら嬉しいお菓子大☆全☆集☆』ですって!?」 バルクホルン「ふふふ、これを読んで作ればどんな相手も喜ぶ事間違いなし!!」 俺「おお・・・あ、貴女はまさしく俺の神だ・・・」 バルクホルン「ふっ、ついでに聞いてみるが材料はどうした?」 俺「あっ・・・・・・考えてませんでした」 バルクホルン「だろうと思った・・・・・・今夜21時、調理場にある右上の棚を見てみるがいい。俺中尉の望む物があるかもしれないな」 俺「!?・・・バルクホルン大尉、いえ神よ。俺は、俺は必ず成し遂げます!!救って下さり、ありがとうございました!!」タタタッ バルクホルン「・・・・・・頑張れよ俺中尉。そしてクリスと宮藤も私の作った物を喜んでくれるだろうか。ふふふ、ははははは!!」 ミーナ「トゥルーデ、少しうるさいわよ」 バルクホルン「あ、すまん」 ~坂本サイド~ 坂本「む~・・・俺にプレゼントか・・・今まで考えた事が無かったな」 坂本「だが更に仲良くなるために丁度良い機会だ」 坂本「・・・・・・ひ、昼間のも良かったがあれとは違う親睦も///」 坂本「お、おほん!!えっとあいつは甘い物が好きだから・・・和菓子の詰め合わせは喜ぶだろうか?」 坂本「いやここはロマーニャだ。和菓子なんて簡単に手に入る訳が無い。ではどうする・・・・・・」 エイラ『ちなみに今はチョコレートをプレゼントするのが主流になってるゾ』 坂本「チョコレート・・・そうか!!甘い洋菓子のチョコレートをプレゼントしよう!!材料は・・・・・・宮藤達の余りを貰うか」 坂本「さあプレゼントする物は決まった。しかしチョコレートを使った菓子等作った事が無いぞ。そもそも私は料理の経験があまり無い」スタスタ 坂本「(クンクン)ん?この匂い・・・・・・チョコレート?整備員達の調理場からするな」 ???『生クリームは少し多めに容れたら甘くなるかなぁ・・・・・・』 坂本「(こんな時間に誰が作っているんだ?まあ私も作るから言えたような義理では無いが・・・・・・)」ヒョコッ ???『よいしょ・・・混ぜて混ぜて愛情込めて~♪』クルクル 坂本「(あれはハルトマン?何故ハルトマンがこんな所で?)」 エーリカ『クルクルクルクル~♪』ピタッ 坂本「ん?ハルトマンの動きが止まっ『そこに居るのは誰だ!!(シュビッ)』おわっ!?」 びちゃっ・・・ジュゥゥゥゥ(壁が溶ける音) 坂本「(か、壁が溶けている!?は、ハルトマンは何を投げたんだ!?)」 エーリカ「あれ?なんだぁ坂本少佐か~。どうしたのこんな時間にここに来てさ~」 坂本「あ、いや・・・・・・ただ通り掛かっただけだ。ハルトマンこそここで何をしている?」 エーリカ「えへへ、見られちゃったし秘密にしなくて良いね。坂本少佐も知っての通り、明日はバレンタインデーでしょ?だからチョコのお菓子を作ってるんだ~」 坂本「そうなのか、なるほど」 エーリカ「うん、そうだよ♪あ、さっきはチョコ投げちゃってごめんね。服とかに付いてない?」 坂本「だ、大丈夫だぞ(チョコで壁が溶けるだと!?馬鹿な、ハルトマンのチョコは強酸性なのか!?)」 エーリカ「良かったぁ~。そうだ、坂本少佐はどうなの?バレンタインデーで誰かにあげないのかな?例えばほら、幼馴染みの俺君とかにさ」 坂本「ん・・・あ、ああ。一応俺に作ってあげようとは考えているんだ。だが私はチョコを使った菓子を作った事が無くてな・・・どうしようかと考えていた」 エーリカ「ふむふむ・・・(やっぱり坂本少佐は俺君にあげるんだ。私がここで助言をしなかったら坂本少佐はチョコを作れないかな・・・・・・)」 坂本「うむむ・・・こう言う時に一般的な知識が足りない自分が悔やまれるな、はっはっは!!」 エーリカ「(・・・・・・馬鹿だな私って。こんな事を考える人だと嫌われちゃうよね)坂本少佐」 坂本「ん?どうした?もしかして私が菓子作りの邪魔だったか?」 エーリカ「ううん、そのね、私と一緒に作らないかな?お菓子の種類と作り方ならこの本に書いてあるし、材料も有り余ってるんだ」 坂本「ほ、本当か!?」 エーリカ「本当だよ~。ささっ善は急げ!!お菓子作りをしましょう♪」ニギッ 坂本「う、うむ!!何分初めてな事だからな、お手柔らかに頼む!!」 エーリカ「まずは何を作るか決めよう!!参考にする本は『チョコで作る貰ったら嬉しいお菓子大☆全☆集☆』だよ」 坂本「ふ、ふむ。どれが良いか分からんが・・・・・・あ、これは喜ぶか?いや待て、此方の方が喜ぶかもしれん・・・」 エーリカ「(凄く真剣な顔・・・ふふっ、坂本少佐は本当に純粋な人だね。私はこんな純粋な人に嘘をつこうとしてたんだ、ダメダメだよ)」 坂本「がとーしょこら?ちょこぱい?・・・・・・扶桑語に吹替えしてくれ」ムムム エーリカ「私的にこれなんか坂本少佐にも簡単だと思うけどなぁ~」 坂本「む?・・・・・・おお!!これなら私にも出来そうだ!!ハルトマンは頼りになるな!!」 エーリカ「まあねぇ~♪決まった所で調理開始~!!(うん、純粋な坂本少佐とは真っ向からぶつかろう。勝ち目はあるか分からないけど私も頑張る!!絶対に負けられない!!)」 坂本「わ、分かった!!」
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このページは韓国公式イベント情報を元に翻訳作成されています #shadowheader バレンタインデー 各種バレンタインチョコレートについてはアイテム/イベントアイテム(*‘ω‘ *)をご覧ください。 愛のバレンタインデーイベント! [#p1d7531a] ナオからチョコレートをもらおう [#yfb2f904] 他の女性キャラクターにチョコレートをもらおう [#i0701dc4] 女性 NPCからチョコレートをもらおう [#d6d5c55d] コメントフォーム [#h58bf37d] 愛のバレンタインデーイベント! こんにちは! 2月14日は男性キャラクターが愛される一日! バレンタインイベントが進行中です。 バレンタインデーではパラディンの代わりにチョコレートの香りがぷんぷんと 漂う画面を見ることができるようですよ? attachref ナオからチョコレートをもらおう 女性キャラクターで接続すれば普段のようにエリンの世界に入って行きますが、 男性キャラクターはナオのステージで入るようになります。 そして少し待ってみると.. ナオに会えますね。 attachref ナオと話し合えばきれいに包装されたチョコレートをもらうことができました. 一人ぼっちな人のためのナオの思いやりでしょうか... (T-T attachref もし、キャラクターを新たに作ったとか転生、誕生日にナオに会ったら そのときはチョコレートはもらえません。その次のログインをする時に もらうことができます。 追加でエリンでの日付が変わる度にログインすれば、またナオに会って チョコレートをもらうことがありました. 他の女性キャラクターにチョコレートをもらおう 女性キャラクターの場合商店で「バレンタインデーチョコレート」を購入して 男性キャラクターに送ることができます。 attachref 商店でチョコレートを購入した後「使う」を押せば、メッセージを入力することができますし、食べるとゲーム画面上端にメッセージがスクロールしながら見えるようになります。 このメッセージは書いた内容とは少し内容が変わって同じチャンネルに接続した全てのプレイヤーが見ることができます。公開プロポーズができる機会でもありますね。 男性キャラクターはメッセージとともにチョコレートをもらうことができます。 人気が多い方々は多いチョコレートで幸せな一日を送れそうですが... 一方... 悲しい一日を送った人も多いかもしれませんね. (T-T 女性 NPCからチョコレートをもらおう ナオのチョコレートでは満足できない方々のための別のチョコレート入手方法です! エリンにいる女性NPCからチョコレートをもらえるのです。 男キャラクターが女性NPCに声を掛ければチョコレートをもらうことができます。 もし女性NPCが思う理想型, あるいは好感度が高い人ならさらに特別なチョコレートを もらうことができます。 但し特別なチョコレートをいくつももらうことは不可能! 特別なチョコレートは1人1個だけもらうことができるので、 気に入ったNPCと先に話し合う必要があります。 女性 NPCはいろいろ話し合いながらチョコレートをくれますが, 何人か の台詞をちょっと紹介してみましょう。 attachref 「お...いしいですか...? あ、そうだ!ラサには内緒ですよ! 他の人にも私がチョコレートをあげたなんて話も言わないで…。 それで村が騒がしくなるのでイヤですから…。 できればここで全部召し上がっていってください。」 おおよそティルコネイルで生活した方ならお気づきでしょう。 ディリスからチョコレートをもらったということが広まらないように気を使わなければならない人物がいることを・・・^^ そしてイメンマハのレストラン、ロフィリオスのシェーナは面白い話を聞かせてくれます。 「えっと.. 別の意味があるわけじゃなくて、 私には***さんがチョコレートを一つももらってないように見えたんです。 私の性格上そういう人を見るに堪える事はできないんですよ。ふふっ。 そうそう、ダンバートンにチョコレートに マナハーブを入れて作る司祭がいるって聞きましたが... ひょっとしてこの話はご存知ですか? ...何かのおまじないなのか分からないという話です... でも食べ物を粗末にするようなことはダメですよ〜」 ダンバートンの司祭様は、クリステル司祭様しかいませんが... さて、マナハーブが好きな人は誰でしょうか? ^^ もし男性キャラクターがチョコレートを他の男性NPC, あるいは女性NPCに贈り物を するようになったら面白いせりふを見ることができます。 その例としてトレイシーにチョコレートをプレゼントしてみると... attachref 「え〜、勇者様〜! ホワイトデーは一月後だよ〜ん!」 まさか.. トレイシー... ホワイトデーを期待していたのでしょうか... (--; みなさんはいかがですか? かわいいNPCからチョコレートをもらって、楽しい一日を 送ってください! 女性のプレイヤーの方々は名残惜しいものがあるかもしれませんが、心配しないでください。 ホワイトデーがありますよ ^^ それではトレイシーとともにホワイトデーを期待してくださいね! トレイシーって女なの?!違うよね・・・ -- トレイシーって女なの?!違うよね・・・ -- 多分(絶対)オカマだと思います (^^; (^^; (^^; -- コメント コメントフォーム トレイシーと共にってどうゆう事やねんと。それはともかく、ある意味地雷なイベントだ… -- 各NPCの特別なチョコレートを貰った時のスクリーンショットが欲しい。1日だけと言うのは中々辛いが…。 -- アイラから特別チョコもらいました ステュアートにあげたのと同じものだ、といわれました -- デルから特別GET。デレンではないことを力説されました。SSあり -- サキュバスから貰いてぇw -- ^^はいらない希ガス -- ルアの家でルアに話しましたが、プレゼント・会話による好感度の上昇はできませんでした。どうすれば上げれるのだろう・・・ -- 名前 コメント
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元スレURL 真姫「バレンタインデーは嫌い」 概要 彼女がその日を嫌う理由 タグ ^西木野真姫 ^絢瀬絵里 ^短編 ^ほのぼの ^えりまき 名前 コメント
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「主様、2月14日というのは何か特別な日なのですか?」 夕食をすませたとき、不意に殺生石がそんなことを尋ねてきた。 確かクリスマスにもこんなことが……。 「14日はバレンタインデーだよ。いっぱいチョコレートもらって食べられるいい日っ♪」 「蛋白石、一般的にもらえるのは男の人だと思うけど……」 「え、ご主人様はいっぱいもらってくるんじゃないんですか? 食べきれない分は是非私に」 ……相変わらず食い意地張ってるなぁ。ついつい苦笑い。 まぁ、義理でなら少しはもらえると思う……思いたいけど。 「……あの、話がよく見えてこないのですが」 「あ、あぁごめんね。その日はまぁ、昔バレンタインっていう人が男女の仲を取り持って処刑された日だとか……」 って、僕は何をそんな専門的なことを……。 「追悼式ですか? それなのになぜ蛋白石はこんなにも嬉しそうに……」 「あ、いや違うんだけどね」 「だってチョコレートだよっ。甘くてとろけてとっても美味しいアレだよっ」 「……うぅ」 あっ、殺生石がめまいをっ! 「だ、大丈夫? あまり考えすぎない方がいいよ」 「は、はい……処刑やらとろけるやら、もう何がなんだか」 「ごめんね。あまり処刑の話は関係ないんだよ」 「さ、左様ですか」 殺生石の頭の中では、処刑される甘くてとろける美味しい物でも浮かんでいたのだろうか。 「だからぁ、チョコレートがいっぱい家に来る日なんだよー」 「蛋白石、悪いけど静かにして」 「えーっ、せっかく教えてあげようと思ったのにぃ……」 しかし蛋白石のチョコレートへのこだわりは異常な気も……。 あれ、そういえば電気石はどうしたんだろう。さっきから姿が見えない。 と、思った矢先、手にビニール袋を持った電気石が姿を現す。 「電気石、どこか出かけてたの?」 「ううん……お部屋」 蛋白石と電気石が眠る鞄が置いてある部屋の辺りを指差す。 「……おかし♪」 あぁ、鞄にしまってたお菓子でも取ってきたのかな。 「電気石、寝ながらおやつはダメだよ」 「しない……マスターと、お約束」 「それならいいけど。で、食べるの?」 「ううん……チョコレート」 と、ビニール袋から半分なくなっている板チョコを出す。 そうか、チョコレートを知らない殺生石に見せてあげるために持ってきたのか。 「あーっ。お姉様、少しちょうだい♪」 「……めっ」 あ、電気石が拒否反応。珍しい。 「これが、そのちょこれーとというものですか」 「……うん」 「これをたくさんもらう日が、14日の追悼式というわけですか」 「追悼式ではないけど、そういうことだよ。女性が男にチョコレートをあげる日」 「なるほど。しかし、なぜ渡さねばならないのですか?」 あ、そうか。 バレンタインデーの根本的なことを教えてなかったっけ。 「えっと、基本的には好きな人にチョコを贈るってことになってるんだよ。普段お世話になっている人に義理チョコっていう形で渡すこともあるけど」 というか僕の場合はそれがメイン……って、なんか殺生石の様子が。何でそんな青ざめて……。 「も、申しわけございません!!」 で、いきなり土下座!? 「え……あの、殺生石? 別に謝ることは……」 「いいえっ。妾が無知なせいで、そのような重要な行事を知らぬまま生きてきたとは……一生の不覚です!!」 「そ、そこまで気にしなくて……って、顔近いよっ!!」 「主様、残り日数は少ないですが、必ず……必ず貴方様への愛を、全身全霊を以て表現致します!」 え、えと……バレンタインデーってそんな熱いイベントだったっけ? 「これは早々に情報を集めねば……まずはペリドット辺りにでも話を……」 「あはは……はぁ」 まぁ、クリスマスもこんな感じだったし、慣れてはいるけど……。 なんというか、やっぱり殺生石と暮らしていると毎日が飽きないなぁ。 でも毎日が楽しいし、何より幸せだから。それがいいんだけどね。 「殺生石のチョコレートぉ……えへへ、期待しちゃうなぁ」 「貴女にあげるはずないでしょう」 「えーっ」
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神無月の巫女 エロ総合投下もの バレンタインデー プレゼントはわたし   本日はバレンタインデー、いつも通り部屋で過ごす姫千歌 唇の周りにチョコを塗り捲る姫子 「千歌音ちゃん、私お金ないから・・・なにも買えないけど、乙羽さんにチョコレートを分けてもらったの、こんなのでごめんね」 「いいえ、気にしてないわ、姫子がくれるものならどんなものでも嬉しいもの・・・」 「うん、ありがとう、じゃ、私を食べて・・・ね」 「わかったわ、遠慮なく頂こうかしら、うふ」 「ごめんね、私こんなことしかできな・・・!?んんっ」 姫子の声をキスが遮る 大好きな千歌音のために姫子が選んだチョコは自分自身だった ん・・・ちゅ・・・ちゅぱ・・・んん・・・ぷはっ。 チョコと姫子の唇の感触が絶妙にアクセントしていた 突然のキスに心の準備さえ整えられなかった姫子の隙をつき瞬時に舌を入れる そしてそのまま姫子の口内を嘗め回す、姫子も逆らわない、いや自分からも唇を押し付けているほどだ んん・・・あむ・・・ちゅぷ・・・はあ・・・。 姫子の舌と舌を絡め合う・・・ 千歌音は姫子の触れ合った舌の感触にしばらくうっとりししばらく酔いしれていた・・・ (うふ・・・チョコレートってこんなに美味しいものだったかしら、これも姫子のおかげね・・・) 「はあ・・・姫子!!」 我慢できなくなった千歌音はそのまま床に押し倒す 使用人には部屋に来るなと告げてあるから大丈夫だ ん・・・ちゅぱ・・・じゅるる・・・ぷはっ。 ああ、姫子の唇・・・蜜のような吐息をくれて・・・甘いわ・・・ 姫子の唾液・・・おいしい・・・ 状態を上げ、姫子の胸元に手を延ばした瞬時、声が飛んでくる 「ち、千歌音ちゃんこれ以上は私・・・・・・」 「そう、わかったわ、ごめんなさいね姫子」 姫子の声に小さく息をつくと姫子の制服を脱がそうとしていた左手を引っ込める 「今日はここまでだね、千歌音ちゃん、私のチョコ美味しかった?」 「ええ、とっても・・・ありがとう、姫子」 「ううん、だって私達愛し合ってるんだもん、当然だよ」 「姫子・・・ありがとう」 学校ではお昼休みしか逢えないけれど・・・ こうして姫子と一緒に過ごせるのなら学校やめてもいいくらいだわ・・・うふふ 「ねえ、姫子、大神さんにはチョコレートあげたの?」 「うん、義理チョコをね、ただの幼馴染だから、近くのお菓子屋さんで買ったのあげたよ」 「そう・・・(大神さんも災難ね)」 「千歌音ちゃん、これからもこうして2人でずっと一緒にいようね、2人の気持ちは繋がってるもの」 ピンクの二枚貝のネックレスを見つめながら呟く姫子 「ええ、好きよ姫子・・・」 「うん、私も・・・千歌音ちゃん、大好き・・・愛してるよ」 千歌音の胸の姫子は飛び込んだ END