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ヨハネスエバーハルトヴィッテキント(ヨハネス・エバーハルト・ヴィッテキント) ドイツのヴァルデック侯の系譜に登場する人物。 関連: ヴィッテキントツーヴァルデックピルモント (ヴィッテキント・ツー・ヴァルデック=ピルモント、父) ツェツィーリエフォンゴーエスザウラウ (ツェツィーリエ・フォン・ゴーエス=ザウラウ、母)
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レオンハルト=サイクス ウィルスユーザーズの筆頭で、宰相。51歳、男性。 人事・総指揮を担当する。コードネーム<ハートレオ>。 ザン共和王国民政部副大統領である。 パラディンとしての技能も持ち合わせている。 勇者軍の存在により、不必要に国土を攻撃されたり、 不法侵入を幾度と無くされている事実を快く思っていない。 スプレッダーに関わる全ての技術をもってして、 世界に覇を唱える事を目的としている。 王政部、民政部が共同作業で国民を統治する ザン共和王国独自のシステムに心酔し、 この独自性からザン共和王国こそ 世界のトップたるべきと信じている。 しかしそれは単なるポーズで、スプレッダー(成体)の 撒き散らす脅威に心理的恐慌をきたしてしまったがための 暴走行為というのが真相であった。 良くも悪くも愛国心があり、それ故に人望は決して低くない。 むしろウィルスユーザーズの私兵の多数が 彼の息のかかった部下達である。 その性質上、他国や他組織に与えるメリットも 黙認するという懐の深い一面もある。 スプレッダーに対する意識は、 もたらされる技術や成果に目を向ける一方、 絞れるだけ絞り取ったら、絶滅させるべき、と考えているが、 生体兵器としての利用の道を模索する 部下の手前、あまり強く言えない。 こう見えても彼は部下をかなり大事に扱うタイプである。 (たとえ利害一致だけの仮初の関係でも彼にとっては関係ない) また、その野望の関係からか勇者軍と敢えて 敵対したくはない立場をとっていた。 (ザン共和王国を勇者軍が幾度と無く 救った現実も正しく理解しているためである) 勇者軍のテリトリーと関わってしまったため、 渋々敵対関係となってしまう。 ノア戦線?時点ではヴェルファイア首相の肝煎りという事もあり、 無事に元のポジションへと収まる事に成功するが、 その矢先のFSノア49に対しては民政部の総意よりも 遥かに強く危険視しており、思うように動けない 自分の立場を苦々しく思っている節もあった。 民政部所属としては過剰な程の戦闘能力を備えるが、 実は軍部からの出世組という一面を持つ。 一方で王政部に敬意を払う事も忘れない義の人でもある。 ユイナ姫も、実力もあり、 ポリシーの強い彼に敬意を払っている節がある。 彼女が幼い頃によく面倒を見ていた事が原因であろう。 戦後は副大統領を辞任し、いち議員として生きる道を選んだ。 趣味は将棋。実は棋士としての資格まで持つ達人中の達人。 好物は淡白な味の料理全般。あまりこだわりが無い模様。
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作者:ID 5AIS734H ハルト邸、夏。 迷い家にも四季はある。 美作「あ~つ~い~」 倉刀「……」 美作「じ~ぬ~」 倉刀「……うん。」 美作「ギブミークーラー~」 倉刀「……わかったからもう言わないでくれ。暑いのは皆同じだって。」 美作「倉刀は良いよね~薄着でもなんも言われないし~」 倉刀「美作も負けず劣らず薄着だろ。」 美作「それでも倉刀より一枚多いぃ~」 倉刀「さっきから氷もかじってるし。」 美作「あげないよ~」 倉刀「……そんなに暑いのが嫌ならギャラリー行けばいいじゃないか。あそこならクーラーあるよ。」 美作「あそこつまんない。」 倉刀「……仮にも芸術家を志してる人間がそれでいいのか?」 美作「それとこれとは別問だーい」 倉刀「……」 美作「……」 倉刀「……暑い。」 美作「やっぱせめて扇風機は欲しいよね。」 倉刀「だな。」 美作「そしたら私その前から動かないよ。」 倉刀「発言がいちいち宇宙人ボイスになるぞ。」 美作「ワレワレハウチュウジンダ」 倉刀「初めまして、こちらは地球人です。」 美作「キミタチハカンゼンニホウイサレテイルーオトナシクデテキナサーイ」 倉刀「地球からどう出てけと。」 美作「オカアサンモナイテイルゾー」 倉刀「お母さん宇宙に居んのかよ!」 美作「……」 倉刀「……」 美作「……そういえばさー」 倉刀「ん?」 美作「ばっちゃんは暑いの平気だよね。」 倉刀「ああ、だな。いつものあの暑そうな格好でも涼しい顔だ。」 美作「心頭滅却すれば火もまた涼しいわけねぇだろちくしょー」 倉刀「だな。もしかしたら服に何か仕掛けがあるのかもよ。」 美作「例えば?」 倉刀「見た目は同じだけど布地が違って、風をよく通すとか。」 美作「あーありそう。」 倉刀「内側に冷えピタと同じゼリーがついてるとか。」 美作「下着着てないとか。」 倉刀「服のように見えて実はボディペイントだとか」 美作「そこはボディペイントより、海苔を体に貼り付けてるとかの方がエロいよー」 倉刀「何の話だよ。」 美作「さぁ?」 倉刀「……」 美作「……」 倉刀&美作「……あつはなついねぇ……」 オチは無い
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ゲアハルト・フォン・シュテーガー(宇宙暦?年 - )は自由惑星同盟の政治家で元銀河帝国軍人。原作登場人物である。男性。 外見 見るからに平凡な初老の男性。(120話) 略歴 前世 銀河帝国軍幼年学校の校長であったが、憲兵隊に出向中のラインハルトに殺人事件の犯人であることを突き止められ逮捕された。 新版 帝国貴族シュテーガー男爵家の当主であり、帝国軍中将の階級にあった。 宇宙歴793年、銀河帝国軍幼年学校の校長であったが、生徒殺しの殺人犯として逮捕され、刑務所で服役していた。 宇宙歴798年、「神々の黄昏(ラグナロック)」作戦において、同盟軍により刑務所から解放される。「身分制の犠牲者」という看板と帝国批判で名を売る。 宇宙歴799年、ラグナロック戦役が同盟軍の敗北に終わると、「外国人でありながら愛国右翼」と芸風を変え、右派言論人として売り出す。 宇宙歴804年、下院議員の地位にあり、国防委員を務めている。(120話)
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ドイツ +クチコミ検索〔ゲアハルト・シュレーダー〕 #bf +ブログサーチ〔ゲアハルト・シュレーダー〕 #blogsearch +ニュースサーチ〔ゲアハルト・シュレーダー〕 メルケル首相、送別曲にパンクロック選ぶ 独で退任式(AFP=時事) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース あだ名は「機械」でも愛はある ドイツ新首相ショルツ氏どんな人? - 毎日新聞 - 毎日新聞 ドイツ、ロシア産ガスの供給承認手続きを中断 欧州のガス価格が急上昇 - BBCニュース ドイツ「3党連立政権」樹立の鍵を握る「CO2と財政赤字」:熊谷徹 | 記事 - 新潮社 フォーサイト ドイツ次期首相の最有力候補、ショルツ氏とは - Wall Street Journal 「メルケル後」ドイツの行方 二大政党崩れ読めぬ連立 - 日本経済新聞 ドイツで史上最悪規模の水害、次期首相を決める分水嶺 - 日経ビジネスオンライン シュレーダー元ドイツ首相夫妻、「平和の少女像」撤去反対運動に参加 - The Hankyoreh japan 中国の『隠れた手』にがんじがらめにされるドイツ メルケル首相は媚中派路線を転換できるのか - Newsweekjapan シュレーダー前独首相と韓国人妻、ベルリンの舞踏会に出席 - AFPBB News シュレーダー前独首相、韓国人女性と結婚式 ベルリンの最高級ホテルで - AFPBB News 【世界を読む】韓国人再婚相手の元夫に訴えられたドイツ前首相は「5度目の結婚」 - 産経ニュース シュレーダー独元首相が慰安婦問題で突然「日本批判」なぜ…?(川口 マーン 惠美) @gendai_biz - 現代ビジネス シュレーダー前独首相、ロシア国営石油最大手ロスネフチの会長に - AFPBB News 「日本は謝罪せよ」シュレーダー元独首相…日本右翼が猛非難 - The Hankyoreh japan 女性政治家と赤ちゃん――ウィン・ウィンにはなれないのか - BBCニュース +クチコミ検索〔シュレーダー〕 #bf +ブログサーチ〔シュレーダー〕 #blogsearch +ニュースサーチ〔シュレーダー〕 独ショルツ新政権発足/3党連立 閣僚の半数が女性 - しんぶん赤旗 Apple Carプロジェクトのエンジニア、さらに3名が退社 - iPhone Mania 「緊張!ロシア軍・ウクライナ国境 米ロ首脳会談とソ連崩壊30年」(時論公論) - nhk.or.jp ドイツ・メルケル首相退任式 青春時代の旧東独パンク曲に送られ涙(毎日新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ドイツ新政権「核軍縮に主導的役割」 核禁条約オブザーバー参加へ(毎日新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース シャルケ、土壇場でのPK判断に「最悪な誤審の1つ」 - kicker日本語版 ドイツ、ロシア産ガスの供給承認手続きを中断 欧州のガス価格が急上昇 - BBCニュース 「緊急時の政治家」メルケル首相 気候変動・EUに長期戦略あったか - 朝日新聞デジタル テトリス風動画が「衝撃的な結末」 錯視を駆使したトリックに「思いもよらないオチ」「25分くらい見てるんだが」と反響(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース メルケル長期政権後のドイツ新政権の課題 - 株式会社ニッセイ基礎研究所 プレミア今季5人目の監督交代、アストン・ヴィラがスミス監督を解任 - kicker日本語版 Virgin音源を含むCD14枚分を追加!『ニュー・グスタフ・レオンハルト・エディション』(35CD) - TOWER RECORDS ONLINE - TOWER RECORDS ONLINE 慰安婦合意を想起させるドイツとナミビアの関係とは | オアシスのとんぼ | 澤田克己 - 毎日新聞 30代以下と70歳以上の立候補者の数がほぼ変わらない日本の総選挙【衆院選2021】(室橋祐貴) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 初心者必読!投資の神様ウォーレン・バフェットの手法を学べる本7選| - @DIME 明治大学で脳がバグりそうな立体錯視作品を展示中 右向きの矢印が鏡に映ると左向きに変化(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 板倉滉、来季シャルケ残留熱望!「もう一度ブンデスリーガで…」買取OPの金額は… (2021年10月21日) - エキサイトニュース 週のはじめに考える メルケル政治の決算は - 東京新聞 米下院、債務上限の適用停止法案を可決 上院は通過しない公算大 - CNN.co.jp ドイツサッカー連盟、バイエルンのパヴァールに2試合の出場停止処分 - kicker日本語版 コンテクスチュアル広告のGumGum(ガムガム)、前Outbrain社のErin McCallionをグローバルCMOに任命。 - PR TIMES ドイツ総選挙後、環境対策でアウトバーンに速度制限が導入されるのか - 日経ビジネスオンライン ルーニー監督、ダービー・カウンティ残留を宣言 - kicker日本語版 「労をいとわず」16年間 欧州をけん引したメルケル氏の功罪 - 毎日新聞 - 毎日新聞 変幻自在に「最適解」 「過小評価」も強み 記者が見たメルケル/下 - 毎日新聞 - 毎日新聞 板倉滉を主力として迎えたシャルケ、チーム刷新が初仕事のSDが多忙な夏を振り返る - Goal.com 【全米映画ランキング】「シャン・チー」V2 ジェームズ・ワンの新作ホラーは3位デビュー(映画.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 新女王は18歳ラドゥカヌ!国枝、上地がダブルス準優勝[全米オープン](THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 田中均氏が語る 対テロ戦争20年 日本追随の背景 - テレビ朝日 金メダリスト国枝が8回目の全米制覇に向け始動!SNSにはズベレフとの1枚も(THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 国枝慎吾が男子シングルスで2大会ぶり3度目の金メダルに輝く [東京2020車いすテニス](テニスマガジンONLINE) - Yahoo!ニュース - スポーツナビ 「左翼政党は“エリートのための党”になった」は本当か? その問題を考えるための「様々な前提」 - 現代ビジネス シャルケがアミーヌ・アリを、マルセイユにレンタル - kicker日本語版 「ベルリン慰安婦像」設置から1年 撤去か、永久存置か?(辺真一) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 昨季はブンデスで米国人選手初のハット達成…久保所属のマジョルカ、20歳米代表FWホッペ獲得!(SOCCER KING) - Yahoo!ニュース - スポーツナビ フォルクスワーゲンで最も売れている製品がCEOの命令で終了に…CO2排出量削減のため (2021年8月31日) - エキサイトニュース シャルケのナスタシッチ、フィオレンティーナへと復帰 - kicker日本語版 時事ウオッチ:メルケル氏が残す課題=近藤正基 - 毎日新聞 独シェフラー、フォーミュラEを卒業し「DTM」のEVクラス参戦マシンの開発を推進 - Car Watch 「心から歓迎する」 シャルケSD、移籍合意報道の板倉に言及「可能な限り、最強の補強を…」(Football ZONE web) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ユベントス、ロカテッリをサッスオーロから獲得 - kicker日本語版 コンテクスチュアル広告のGumGum(ガムガム)、ヨーロッパ最大級のリッチメディア広告プラットフォームJustPremiumを買収し、グローバル展開を加速 - PR TIMES シャルケGKフェールマン、減俸を受け入れ2025年まで契約を延長(超WORLDサッカー!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース AS米代表のアルバレス 選手村“撮影の名所”で見事な180度開脚&ポーズ披露 - スポニチアネックス Sponichi Annex 【ホッケー】男子日本、1次リーグ敗退 スペインがオーストラリアに引き分け/東京五輪 - マイホッケー ドイツで史上最悪規模の水害、次期首相を決める分水嶺 - 日経ビジネスオンライン シャルケ、メンディルとブジェラブを共にレンタル - kicker日本語版 シャルケ、ハムザ・メンディルがガズィアンテプ移籍 - kicker日本語版 シャルケ、ケルンからドレクスラーを獲得 - kicker日本語版 シャルケ、GKマルティン・フライスルを獲得 - kicker日本語版 アンデルレヒト、シャルケから元ベルギー代表FWラマンを獲得(超WORLDサッカー!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース シャルケ、ヘンクからドリス・ワウテルス獲得 - kicker日本語版 ブライアン・ベルティノの恐怖映画『ダーク・アンド・ウィケッド』11月公開 - CINRA.NET(シンラドットネット) シャルケのクトゥジュ、イスタンブールBBSKで新たな挑戦へ - kicker日本語版 シャルケ、ブレンディ・イドリツィとプロ契約 - kicker日本語版 セバスチャン・ルディが初日不参加、苛立つシャルケ - kicker日本語版 シャルケが五人目の新戦力、トーマス・ウーワイアンを獲得 - kicker日本語版 シャルケがパルション獲得、フリックとプロ契約締結 - kicker日本語版 メルケル首相の後継者は、ベーアボック氏かラシェット氏か? - 日経ビジネスオンライン シャルケ、ルーヴェン・シュレーダー氏をSDとして招聘 - kicker日本語版 その町は実在するのか?ドイツ人が愛する都市伝説「ビーレフェルトの陰謀」を追った | 世界時空旅行 | 篠田航一 - 毎日新聞 ヒンターエッガー、長谷部とハーフタイムで交代も「正しい判断」 - kicker日本語版 ペッカ・クーシスト&ノルウェー室内管の新録音!ミューリー:“縮小”、グラス:弦楽四重奏曲第3番“ミシマ”(弦楽オーケストラ編)&“果樹園” - TOWER RECORDS ONLINE - TOWER RECORDS ONLINE コンテキスト広告技術のリーディングカンパニー「GumGum(ガムガム)」、ゴールドマン・サックスから7,500万ドル(約82億円)の資金調達を発表 - PR TIMES 乱闘で“すくい投げ”炸裂 怒った反撃に米熱狂「悪いけど面白いな」「WWEみたいだ」 - THE ANSWER ドイツ政府、電力4社に3100億円 「脱原発」の補償 - 朝日新聞デジタル 無条件ベーシックインカム:それは社会の革新なのか幻想なのか? - Newsweekjapan ウッズに血液検査は実施せず 事故原因解明へ車載データを捜査 - ゴルフダイジェスト・オンライン 「錯視オブザイヤー2020」であなたの脳が一番混乱したのはどれ?【人気投票実施中】(1/2) | ねとらぼ調査隊 - ねとらぼ あなたの脳は必ずだまされる コンテスト優勝の「立体版シュレーダー階段図形」のトリックを見破れ|まいどなニュース - 神戸新聞社 王者レイカーズが開幕戦黒星、クリッパーズに敗戦 - AFPBB News 研究員・杉原厚吉が世界錯覚コンテスト2020で優勝した 錯覚研究作品「立体版シュレーダー階段図形」 - AXIS グローカルな百年企業へ - 岐阜新聞 前ドイツ首相シュレーダー夫妻、「平和の少女像」撤去指示に抗議「反歴史的な決定」 - WOW! 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VS/W50-002 カード名:U15チャンピオン アインハルト カテゴリ:キャラ 色:緑 レベル:1 コスト:0 トリガー:0 パワー:4500 ソウル:1 特徴:《格闘》?・《覇王流》? 【自】 このカードが手札から舞台に置かれた時、そのターン中、このカードのパワーを+1500。 【自】CXコンボ このカードのバトル相手がリバースした時、あなたのクライマックス置場に「歴史に残るチャンピオン」があるなら、あなたは自分の山札を見て《格闘》のキャラを1枚まで選んで相手に見せ、手札に加え、その山札をシャッフルする。 私はいま、あなたを倒すための練習をしていますので レアリティ:RR,SP ViVid Strike!収録 ・対応クライマックス カード名 トリガー 歴史に残るチャンピオン 宝 ・関連カード カード名 レベル/コスト スペック 色 備考 ご先祖つながり ファビア 0/0 1000/1/0 緑 対応カード
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いつの間にかイーリス隊後方に謎の部隊が到着していた。まだイーリスはそのことには気付いていない。 「どうしたの、レイン。随分と緊張しているみたいだけど。」 その部隊を率いているのはヴァナヘイム大陸にいるはずのエレナであった。 「と、当然じゃないですか。この戦いが全てを終わらせる戦いで、その火蓋を落とすのがよりにもよって僕の魔法だなんて。」 そう言いながら大きいエイルカリバーの風の刃が出来上がって、発射されるのを待っていた。 「名誉なことじゃないの。全くレインはもっと自信を持ちなさい。」 そう言ってエレナはレインの手を取った。思わず頬を赤らめたが、すぐに顔を前に向けてごまかした。 「しかしレインの魔力も凄いレベルになったもんだな。こんなデカい風の刃なんて、なかなか見たことがないんだが。」 プラウドの率直な感想にはエレナが応えた。 「私の傍にいたんだから当然でしょ。母上もミカやゲインに有り余る魔力を与えていたのと同じように、私の魔力もレインに流れていたんだから。」 思わぬ告白に今度は当のレインが驚いた。 「そ、そうだったんですか?!」 余りの驚き振りにレインが作っていた風の刃が崩れかかった。 「ほら、レイン、しっかりしなさい!・・・全く、魔法使いなんだからそれも気付かなかったの?」 エレナの言葉にレインは何も返せなかったが、実際にここまで魔力が大きくなったのがエレナのおかげだとは思っていなかった。 「というより自身の魔力を他人に渡せる自体知りませんでしたが・・・。」 「まぁ私だって自発的に渡しているわけではないからね。器を溢れた魔力の行き先がたまたまレインであって、あなたもそれを受け入れるだけ大きな魔力の器を持っていたということ。」 話しが逸れたことに気付いたエレナがコホンと咳払いをして戻した。 「とにかく、早く打ち込むわ。」 これにレインも再び意を決して、魔力を目の前の風の刃に注ぐ。そして解き放った。 『クロスエイルカリバー!』 レインが放った風の刃は文字通りにイーリス隊を背後から切り裂いた。 「何事!?」 とイーリスが言うや否や、レインの風の刃が彼女に襲い掛かった。さすがに今のレインの魔力を持ってしてもイーリスには届かずに風の刃は受け止められて、すぐに打ち消された。イーリス自身が隊の後方にいたこともあって、今の一撃に大きな被害は出ていないが、後方に部隊がいることを身を以て知ることになった。そして何よりもイーリスにとってはその事実がもたらす精神的ダメージが大きかった。 (ラグナ様・・・、私よりもあの女の方が大事だったのですね。・・・確かにあの女を握られれば私たちの存在意義は完全になくなりますが・・・。) 実はイーリスもエレナたちが後方を脅かす可能性をわかっていた。ラグナが本拠としている竜殿の目の前には大きな湖が広がっており、その湖上に浮かぶ一つの島には瞬時にして別大陸に渡れる巨大な門が置かれていたのだ。そしてその門を潜った先がヴァナヘイム大陸・ヴァーナ帝国領の奥地であった。 この扉を使って、クラウスやネクロスはラグナとの連絡を密にしながら策動を続け、ヴァナヘイムの戦役が終わるとヴァーナ側からニーナが派遣してきた十聖騎ルルやストラス、シーアが様子見として出てきた。エレナはまさか出口がラグナの本拠だとは思っていなかったが、アジャスからの追加調査によって竜殿の目の前に出ることがわかっていた。だから敢えてエレナはずっとヴァーナに留まっていたのだ。ちなみにこういった門はこの大陸にもう一つあり、後にヴァロールと呼ばれる島にあり、その門は1000年後の戦いに大きな意味を持つことになる。 ともあれルルたちが偵察してきたこともあり、エレナがヴァーナに留まったことから、イーリスはこの門を通じて背後を襲ってくるリスクを承知の上でこの地に布陣を敷いた。竜殿付近を決戦場にするには開け過ぎており、狭隘なベルンの方が戦うのに無理はない。そして最後の盾としてラグナのために戦うイーリスのために、エレナが門から現れてもラグナが防いでくれると信じていたことの方がイーリスには大きかったのだろう。しかしそれをもラグナは裏切ったから、イーリスにはショックだったのだ。 その光景を見ていたセーナもイーリスのことを気の毒に思っていた。とはいえ、セーナもラグナが竜殿から動けない理由はわかっていたから 、一方的にラグナを批難するつもりもなかった。そして心に誓うのである。 (戦は愛し合ったものの心をも引き裂くもの。ここまで泥沼化してしまった戦は早く終わらせなければ・・・。) そしてセーナはキー・オブ・フォーチュンを振り上げて、全軍に命じた。 「これより全軍、総攻撃に移る!」 この直後、一発のライトニングが総攻撃の合図を全軍に伝える。 このライトニングを機に、東方の山岳にある城砦跡に篭もるネクロス火竜部隊と、ラグナの娘イドゥンの魔竜部隊を攻略するハルトムート率いる隊も動き始めた。ハルトムート隊はローラン、バリガン、テュルバンの三人が争うように第一陣に配されており、既に神将器の力を解放して、ネクロス火竜部隊を圧倒している。 「ハル様、もうすぐ前に出ている火竜部隊は崩れるそうです。」 そう伝えるのは彼を慕い続ける竜騎士アイである。成長著しい彼女もさすがにローランたちの前では見劣りするので、今回の戦いはその機動力を活かした伝令役を買って出ている。そしてハルトムートの傍らにはもう一人女性がいる。ハルの突撃にあわせて彼を援護する役目となるハノンであった。 「さすがはネクロスを実力で倒したローラン殿ですね。・・・では私も部隊のところに戻って準備してます。」 颯爽とハノンがハルのもとを去っていく。 実際に前線にいる三将のなかでもローランの活躍ぶりは半端なかった。おそらくは自身がネクロスを倒したことからしっかりとけじめを付けたかったのだろう。実はこの合間にもローランはネクロス部隊をまとめる火竜ヤアンと戦って、彼を気絶させている。今はイドゥンの魔竜部隊への道を空けるために火竜部隊の中央にねじ込んで、こじ開けているところである。 八神将の能力もあるが、ここまで性急に事を進めいるのにはある理由があった。実は布陣するにあたってセーナから一つ注文が付いていた。 「できるだけ将来への禍根を拡げないように。」 だから敵部隊の隊長と思われているイドゥンを手早く抑えるべくハルトムートは戦術を立てていたのだ。それをわずかの間にローランたちと実行に移せるあたりはさすがはPグリューゲルのナンバー1であった。 ローランの突撃によって空いた間隙にすかさずハルトムートとハノンが突っ込んで、二人の隊はベルン城塞跡に侵入した。すぐに魔竜部隊が迎撃してくるものの、ハルトムートが繰り出すエッケザックスの衝撃に次々と吹き飛ばされていく。辛うじて避けた魔竜たちはすぐの追撃ができないハルトムートに襲い掛かるが、そこはハノンが援護して撃退する。 華麗なるコンビの前に魔竜部隊は経験不足を露呈して、次々と撃退されていき、ついに一同は最奥部に到達した。そこに銀髪とオッドアイが特徴的な少女イドゥンが佇んでいた。 「君が・・・ラグナの娘・・・イドゥンなのか?」 人と竜とでは成長速度が違うのもあるが、それを割り引いても若いというよりも幼く見えた。人で言えば12、3くらいだろうか。だからハルトムートも戸惑いながら聞く。彼の言葉にゆっくりと顔を上げたイドゥンは静かに答える。 「あなたたちね、・・・お父様の歩みを止めるものは・・・許さない。」 すぐに敵意をむき出しにしてくるが、ハルトムートはまず対話を試みた。 「待ってくれ。この城に展開している魔竜は君が生み出しているのだろう。」 あまり竜族について詳しい知識を知らないハルトムートだが、ここに来る途上で蹴散らしてきた魔竜たちの呻く言葉を彼は聞いていた。 「皆、『ママのところには行かせない』とか言ってたからな。君が戦うなら、俺たちはその間も彼らを討たなければならなくなる。それでいいのか?」 あくまで情に訴えかけるハルトムートだが、相手はそんな常識は通用しなかった。 「・・・お父様のためになら皆、命を捨てるつもり。・・・そう命じたもの。」 無表情のまま言い放つイドゥンの姿に、付き添っているアイは背筋を凍らせた。そして懐から竜石を取り出した。これにハルトムートが慌てて返す。彼女が竜の姿となればもう対話の余地がなくなるからだ。 「ま、待ってくれ。なぜ君はそこまでしてラグナのために戦うんだ?」 「・・・お父様のため。」 ラグナのため、を繰り返すイドゥンにハルトムートを心の中が何か引っかかった。 「イドゥン、君は、君自身はラグナが何のために戦っているのか知っているのか?」 それにはイドゥンは何も返さなかった。 「イドゥン、君はどうなんだ?君の生み出した魔竜や共に戦ってきた竜が次々と倒されていくこの戦いが本当に意味があると思っているのか?」 「・・・私はお父様のために戦う、それだけ。」 同じ回答しか返ってこないイドゥンに対して、傍から聞いていたハノンは半ば説得を諦めつつあった。 「ハル、どうするの?」 彼女は討つのも止む無しといったつもりなのだろう。しかし彼の表情を見たハノンはまた驚いた。母が倒れたときにも流したことのない涙を流していたのだ。 「ハル?」 しかし既に彼女の姿すら今のハルトムートには見えなくなりつつあった。 「おかしいじゃないか!?この世にイドゥンとして生を受けているのに、ラグナの駒としてしか生きられないなんて。自分の足でどうして生きようとしないんだ。」 ハノンとてハルトムートの言いたいことはわかる。しかし相手が「ラグナのために」の一点張りでは説得のしようがない。だからこそ討って彼女を楽にさせようとハノンは考えていた。それはアイも同じであった。そんな二人をよそにハルトムートのもう一つの剣が静かに輝き始めていた。 そしてハルトムートは驚くべき行動を取り始める。エッケザックスを放り投げたのだ。 「ハル様、何を?!」 しかしすぐに光り輝くもう一振りの剣・ティルフィングを抜いた。 「ハノン、アイ、すぐにヴェスティアの帝位継承権を投げ出して自由気ままに生きて来た俺にあいつを説得する言葉を思いつかない。だけれども俺はあいつを討てない。生まれてきたのに自分の意志を見出せないあいつを討つのは無垢な子供を討つのと同じなように思えるからな。」 その言葉にハノンはハッとしてうつむいた。 「確かに母上から禍根を断つ戦いをするようには言われているが、彼女を討つのはあまりにも忍びない。だが、俺にはあいつを説得する言葉が見つからない・・・。」 いつも姉エレナばりに勝気な言葉を吐くハルトムートとは明らかに様子が違っていた。 「ハノン、お前はどうだ?」 しかしハノンも首を横に振った。 「アイは?」 「ごめんなさい、私も。」 「・・・そうか、ならば彼女の心の檻は後世のものに託そうと思う。」 『?』 ハルトムートの言っていることがわからず、ハノンとアイは互いに顔を見合わせる。 「彼女をティルフィングの力で封印する!俺は後世の英雄が彼女の心を開かせてくれると信じる。」 「・・・そうね、今は問題解決を先送りした方がいいかもしれないわね。少なくとも私たちには彼女を救うには討つという答えしか出せなかったんだから・・・。」 ティルフィングはそんな一同の思いを受け取って、白銀に輝き始める。それを戦闘意志と取ったイドゥンは竜石に力を込めて、魔竜へと姿を変えた。 「ハル、気をつけて。彼女は幼くても、さすがにラグナの娘よ。」 「もちろんだ!?ハノン、アイ、援護を頼む。」 そして三人はイドゥンへと突っ込んでいった。 1時間後、ベルン城塞跡から戦闘終了の合図となる火矢がハノンより上がった。城外で戦っていたローランたちは即座に城の制圧を周りにいる魔竜たちに伝えたが、逆に怒り狂って襲い掛かることになった。結局、この戦線が完全に終了するまでに更に時間を要することになる。 1000年後、ラグナの本拠地だった竜殿最奥部に攻め込むロイの片手にはハルトムートの握っていたティルフィングがあった。 「ハルトムート様、ご覧あれ。僕はこれから人と竜が共存できる世界を作ります。そのために、まずはハルトムート様が悩んだ末に封印したイドゥンの心の檻を解放する!リリーナ、ファ、援護を頼む。」 いつもはロイの思いを受けて紅く輝くティルフィングはこの時ばかりは白銀に輝いていた。そしてチキの霧のブレスと、リリーナのフォルブレイズに守られながらロイはイドゥンへと突っ込んでいった。
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autolink NA/W12-111 カード名:ヴィヴィオ&アインハルト&キリエ カテゴリ:キャラクター 色:赤 レベル:1 コスト:1 トリガー:0 パワー:2000 ソウル:1 特徴:《魔法》?・《オッドアイ》? 【起】● 助太刀2000 レベル1[① 手札のこのカードを控え室に置く](あなたはフロントアタックされている自分のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+2000) ヴィヴィオ・アインハルト「「セーーット! アーーーップ!」」 レアリティ:PR illust.藤真拓哉 PSPソフト「リリカルなのはPORTABLE THE GEARS OF DESTINY」予約特典 普通の助太刀。強いてあげれば《オッドアイ》?を持つことぐらいか。 また、カードナンバーが-THE GEARS OF DESTINY-と同じ111である。 ゲーム発売よりかなり前から作られる事が決まっていたプロモであるため、開発段階で存在が忘れられていたのかもしれない。
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アグネスヘートヴィヒフォンアンハルト(アグネス・ヘートヴィヒ・フォン・アンハルト) 神聖ローマ帝国のアンハルト=ツェルプスト侯の系譜に登場する人物。 関連: ヨアヒムエルンスト(2) (ヨアヒム・エルンスト、父) エレオノーレフォンヴュルテンベルク (エレオノーレ・フォン・ヴュルテンベルク、母) アウグスト(5) (夫) ハンス(5) (夫) エレオノーラ(16) (子) アンナザビーナフォンシュレースヴィヒホルシュタインゾンダーブルク (アンナ・ザビーナ・フォン・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン=ゾンダーブルク、娘) ヨハンゲオルク(6) (ヨハン・ゲオルク、子) ヨアヒムエルンスト(5) (ヨアヒム・エルンスト、息子) ドロテアジビッレ (ドロテア・ジビッレ、子) ドロテアマリー (ドロテア・マリー、子) ベルンハルト(10) (子) エレオノーレゾフィーフォンシュレースヴィヒホルシュタインゾンダーブルク (エレオノーレ・ゾフィー・フォン・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン=ゾンダーブルク、娘) アグネスマグダレーネ(3) (アグネス・マグダレーネ、子)
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登録日:2012/09/26(水) 22 21 28 更新日:2024/06/08 Sat 05 29 24NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 てんこ盛り イケメン シスコン スカートの中の大将 ラインハルト・フォン・ミューゼル ラインハルト・フォン・ローエングラム 下剋上 主人公 人間臭い 君主 堀川りょう 夢見るように炎のように永遠の青春を駆け抜けた男 天才 天才少年 宮野真守 常勝の英雄 弟 悲劇の人生 政治家 最高の専制君主 有能な働き者 武力による統一 独裁者 獅子帝 皇帝 社畜皇帝 ←皇帝が社畜 簒奪者 緑川光 覇王 賛否両論 軍人 運命に抗おうとした漢 運命に翻弄された者 金髪 金髪の孺子 銀河の覇者 銀河万丈 銀河帝国 銀河英雄伝説 銀河英雄伝説登場人物項目 銀英伝 開祖 卿らに誓約しよう! 卑怯者がローエングラム王朝において至尊の座を占めることは決してないと!! CV:堀川りょう(OVA) 、緑川光(黄金の翼)、宮野真守(TVアニメ) ラインハルト・フォン・ローエングラム(帝国暦467~新帝国暦003)は銀河英雄伝説の登場人物。 ゴールデンバウム・ローエングラム朝銀河帝国における君主・軍人・政治家。 ローエングラム朝銀河帝国の開祖であり、その類稀な軍事・政治的才覚によって銀河連邦以来5世紀ぶりとなる銀河統一政権を誕生させた。 ▷目次 【来歴】 【人物・能力】 【後世における評価】 【主な人間関係】◆係累 ◆主な部下 【余談】 【来歴】 帝国暦467年(宇宙暦776年)3月14日、帝国の首都星オーディンに下級貴族セバスティアン・フォン・ミューゼルの長男として生まれる。 幼い頃、事故で母クラリベルを失い、5歳年上の姉アンネローゼにより育てられる。 また、この時期に唯一無二の親友となるジークフリード・キルヒアイスと出会い、暫くは平穏な少年時代をすごす。 しかし、10歳の時、アンネローゼが宮内省の役人に見いだされ、皇帝フリードリヒ四世の後宮に召されたことが彼のその後の人生を決定づける事となる。 姉を奪った皇帝への憎悪、そして姉を取り戻す為、銀河を手に入れるという自らの覇業の為にゴールデンバウム王朝の打倒をキルヒアイスと共に決意。 その後、キルヒアイスと共に帝国軍 幼年学校に進学、幼年学校卒業後は特別待遇で少尉から軍歴を開始する。 その後、数々の戦役に参加し武勲を重ね、軍人として栄達していくと共に自らの陣営を拡大させていくことになる。 帝国暦487年にはアスターテ会戦における勝利の功積により帝国元帥、同年のアムリッツァ会戦での功績で宇宙艦隊司令長官・侯爵と軍の実権を掌握。 この時、生涯溺愛したという新造艦のブリュンヒルトを受領している。 ゴールデンバウム王朝最大にして最後の内乱となったリップシュタット戦役では帝国軍最高司令官となり門閥貴族勢力を打倒。 同時に帝国宰相リヒテンラーデ公も排除し、帝国宰相も兼任、国政の実権を掌握し、事実上の支配者となる。 その後、行われた同盟領侵攻作戦「ラグナロック作戦」においても自ら総司令官として全軍を指揮し、フェザーン自治領と自由惑星同盟を制圧・併呑を果たす。 翌年の宇宙暦799年/帝国暦490年/新帝国暦1年にはゴールデンバウム朝から皇帝位を禅譲される形で、23歳にしてローエングラム王朝を建国、初代皇帝ラインハルト1世として即位する。 新帝国暦2年には当時、首席秘書官兼大本営幕僚総監であったヒルデガルド・フォン・マリーンドルフを皇后に迎え、翌年には後のアレク1世となる長子、アレクサンデル・ジークフリード・フォン・ローエングラムを得ている。 その後の帝国内での反乱や動乱おいても常に陣頭指揮を執り続けるも、その激務の為か「変異性劇症膠原病」後に「皇帝病」と呼ばれる奇病に冒され、急激に容体を悪化させる。 その後容体が好転することなく、新帝国暦3年(宇宙歴801年)7月26日、25歳で崩御。 在位は満2年余であった。 臨終の言葉は、 「宇宙を手に入れたら……みんなで……」 であったという。 【人物・能力】 その軍事及び政治的才覚や、5年という短い月日の間に銀河統一政体であるローエングラム朝を創り上げた功績から、「銀河の覇者」として多くの歴史家から高く評価されている。 軍事面においては常に自軍の優位な状況を創り上げ戦闘に臨んでおり、常に優位な立場で戦場を構築する戦略家であったが、戦術面においては攻勢を主とする勇将という一面も持っていた。 その為、生涯において常に勝利を手にしてきた彼を当時の自由惑星同盟軍の宿将であったヤン・ウェンリーと並び「戦争の天才」「常勝の英雄」として当時や現在においても高い評価と共に現在においても軍事研究における対象となっている。 反面、彼を含めた上級大将以上の幹部がなまじ有能過ぎて積極的に(悪く言えば出しゃばりすぎと言える)指揮や陣頭に立ち続けたために大将級以下の将兵たちが経験や能力不足のままとなってしまい、大きく精彩を欠き失態を犯すことが多くなってしまった。 また、「戦う前から勝利はほぼ確定済みで後はほぼ消化試合同然」という極端すぎる優位性は上記の若手士官たちの経験不足だけでなく「帝国軍に敵はいない。敵は全て弱い」という錯覚や敵対者に対する慢心、門閥貴族とは異なる方向性で自己過信を抱かせることにも繋がり、不測の事態などで窮地に陥れば瞬く間に機能不全を起こして醜態を晒すようにもなってしまい、ミッターマイヤーは「勝ち慣れて逆境に弱くなったようだ」と苦言を零すほどである。 この難点が得に表れたのがリップシュタット戦役であり、完勝同然であったはずが最後の最後でラインハルトを含めた幹部たちまでもが取り返しのつかない大失態を犯してしまったほどである。 結果、最終的な勝利を得ることはできてもラインハルトが望む「完全な勝利」は一度として手にすることはできなかった。 一方で、私生活においては質素倹約を旨とし、ある一つの事柄を除いて特定の趣味もなく、異性に対しても興味のなかった彼を、後に彼の義父となるフランツ・フォン・マリーンドルフをして、 「異常な才能はその代償としている分野における欠落を強いるものかもしれない」 と評している。 事実、彼とヒルダとの結婚とアレク1世の誕生は全くの偶然にすぎず、「これこそがローエングラム朝における最大の危機であった」という歴史家は少なくない。 【後世における評価】 後世における彼の評価は彼の偉業を以って「歴史上屈指の覇者であり支配者」という評価で一致している。 一方で、彼の対しての批判もまた少なくない。 それは特に人格面に起因するものが多くを占めている。 それは彼の唯一の趣味であった「戦争」であった。 彼の好戦的な性格によって合理的に考えれば不要であったはずの戦いも少なくなく、特に自由惑星同盟軍のヤン・ウェンリー提督との間で行われた「回廊の戦い」が最もたる例で、この戦いは当時の軍務尚書であったオーベルシュタイン元帥から、 「皇帝の誇りによって数百万将兵の白骨を朽ちさせる結果を生んだ」 と痛烈に非難されている。 その為、後世の一部の歴史家からは 「皇帝の人となり戦を嗜む」 という言葉で痛烈に批判されている。 また、彼が在位当時において行われたその施政は民生よりも軍事に関するものが多くを占め、その武断的な政治姿勢や軍部独裁体制はローエングラム王朝の政治体系を軍事色の強いものと決定づけることになる。 無論文官からも優秀なものはためらわず登用し重用もしたが、それでも最高意思決定における御前会議の出席者は軍部側のみだったところは、バランスを欠いた統治だったと言われても仕方がないだろう。 彼の支配した旧同盟領においては軍高官による統治が行われたが、最終的に暴動やローエングラム朝初となる内乱が発生し、その鎮圧にあたって武力を以ってしか臨まなかった事や、その鎮圧後の対処も決して十分とはいえず動乱の火種を後世に残したまま舞台を去った彼を、一部の歴史家からは、 「カイザーラインハルトは征服者でとしては比類なかった、しかし統治者としては三流であった」 「皇帝ラインハルトはその早世によって名君となった」 と痛烈に皮肉られている。 【主な人間関係】 ◆係累 ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ ラインハルトの首席秘書官にして皇妃。 快活な性格と先見性のある知見を持ち、男として生まれ育っていたのなら旧王朝でも順当に出世ができたと見込まれる程の才女。 ラインハルトとは当初「フロイライン」「閣下」と、婚姻後ごく僅かな時期に「ヒルダ」「ラインハルト」、その後は「皇妃(カイザーリン)」「陛下」と呼び合うようになった。 アレクサンデル・ジークフリード・フォン・ローエングラム ラインハルトが唯一残した自らの子供。 実は一緒に過ごした期間は僅か一週間で、その間に親友の名前と生涯の友となる存在のみを遺している。 アンネローゼ・フォン・グリューネワルト ラインハルトの姉にして、彼が全銀河系を支配するきっかけとなった存在。 ラインハルトとは共依存に近しい関係にあったがキルヒアイスの死に伴い強く突き放し、以後結婚に至るまで直接対面する事はなかった。 セバスティアン・フォン・ミューゼル 父。 下賜金を受け取ってアンネローゼを皇帝へ受け渡した時は、強くラインハルトから罵倒され、以後生涯に渡って恨まれる事となる。 回想では常に飲酒している状態でマトモな描写が無い。 ◆主な部下 ジークフリード・キルヒアイス ラインハルトの幼馴染でローエングラム元帥府の最高幹部を務める。 アスターテ会戦ではラインハルトの副官として傍にいたものの、彼同様にヤンの策を見抜けず逆襲されてしまった。 後にアムリッツァ会戦で直接戦っており、兵力差に加えてヤンが連戦していたことと物資も消耗していたこともあって終始彼を苦戦させた。 イゼルローン要塞での捕虜交換式でヤンと直接顔を合わせ、彼の人柄などを深く洞察して恐ろしい敵であることを認めると同時に「友にすることができれば」という期待も抱いていた。 ヤン本人もキルヒアイスには好印象を抱いており、彼が亡くなったことを悔やんでいた。 もしもキルヒアイスが生きていれば、ヤンとは様々な面で上手くやれたであろうと言われている。 パウル・フォン・オーベルシュタイン 「絶対零度の剃刀」とも称される義眼の大幹部。 第七次イゼルローン要塞攻防戦ではヤンの策を見抜いていたものの、上官のゼークト提督が彼の進言を聞き入れなかった為イゼルローン要塞を奪われる結果となった。 その後、上官を見限って自分だけすたこらさっさと逃げ出した為敵前逃亡の罪に問われるも、ラインハルトに自分を売り込んで配下に取り立てて貰い、彼の参謀役を務める。 参謀長として参加したバーミリオン会戦ではラインハルトと同じくヤンの策を見抜けず、あわや彼と運命を共にする所であった。 ヤンのことは非常に危険視しており、独断で彼を排除するべく策謀を巡らせたりした。 ヤン死後もイゼルローン共和政府への警戒は解いておらず、旧同盟政府の要人を軒並み捕えて人質にする方法でイゼルローン革命軍に出頭を命じるという非情な策に出る。 ウォルフガング・ミッターマイヤー 帝国の双璧にして疾風ウォルフの異名を持つローエングラム元帥府の大幹部。 回廊決戦では得意とする高速の艦隊運用術が大兵力による弊害や地形の複雑さから 思う様にいかず度々失策をしてしまい、あわや自分の旗艦が撃沈されかかってしまう。 また、シヴァ星域会戦では総大将のラインハルトが病に倒れるという不測の状況で焦っていたこともあり、ユリアン達の策を見抜けず罠に嵌まって大きな隙を見せてしまう。 オスカー・フォン・ロイエンタール ミッターマイヤーと並ぶ帝国の双璧と称される大幹部。 第9次イゼルローン攻防戦では本隊の動きを隠す囮としてイゼルローン要塞への攻撃を行うが、ヤン艦隊の旗艦ヒューベリオンが出撃するという挑発に乗ってしまい、 ローゼンリッターによる旗艦侵入を許し、あわやシェーンコップに討ち取られかける。 また、ヤンがイゼルローン要塞のシステムに仕掛けた置き土産を見抜くことができず、後にそれが再奪取される要因となってしまった。 回廊決戦でもミッターマイヤーと同じくせっかく立てた包囲作戦が艦隊を思うように動かせず失敗し、ヤン艦隊が巧みな艦隊運動から総旗艦ブリュンヒルトに強襲を仕掛ける大きな隙を作ってしまう。 ヤン死後、帝国に叛逆を起こした際に、「イゼルローン回廊を通行しようとする帝国軍を阻止したら、旧同盟領の統治権とトリューニヒトの身柄を渡す」とムライを派遣してイゼルローン共和政府に水を向けたが、ユリアンはこれを拒否している。 フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト 破壊力と突進力に優れた黒色槍騎兵艦隊司令官を務める元帥府の幹部。 短気な性分に加え、優勢になっていると調子に乗りやすい猪突猛進気味な性質もあってかアッテンボローの挑発にブチギレて手玉に取られたり、 アムリッツァ会戦ではヤン艦隊が反撃態勢を整えているのに無謀にも敵前回頭したために全滅寸前に追い詰められてしまう。 しかし同時にヤン艦隊に致命的ダメージを与えているのも事実で、フィッシャー提督やメルカッツ提督を戦死させている。 カール・グスタフ・ケンプ 戦闘機パイロットから将官に伸し上がった古参幹部。 アムリッツァ会戦の前哨戦で焦土作戦によって消耗させた同盟軍を壊滅させるために出撃した中、ヤン艦隊と当たったがヤンの作戦とフィッシャーの艦隊運用によって悉く翻弄されてしまう。 元戦闘機乗りの指揮で第13艦隊空戦隊のエースであったヒューズとジェイクリを戦死させるも、優勢から突然撤退し始めたのを罠と見て逃亡を許してしまう。 他の提督達が同盟軍艦隊に大きな損害を与えたのに対し、ほとんど損害も出せずに終わってしまった。 対ガイエスブルグ戦では増援に現れたヤンを迎撃するためにイゼルローン要塞の駐留軍を要塞に封じ込めて挟み撃ちにされないように策を練ったものの、ユリアンに見抜かれて逆に完全な挟み撃ちにされてしまい、壊滅的な打撃を受けてしまう。 その後、ガイエスブルグ要塞をイゼルローン要塞にぶつけようとしたがこちらも事前にヤンが策を見抜いていたため、阻止された挙句にそのまま要塞を破壊されて戦死してしまった。 ナイトハルト・ミュラー 守勢での戦闘に秀で、「鉄壁」と称される元帥府の幹部。 ケンプと共に加わった対ガイエスブルグ戦では策を見抜いたヤン達の挟み撃ちに加えてガイエスブルグ要塞が破壊された際の余波で重傷を負う。 復讐戦を誓うミュラーはその後、バーミリオン会戦にて窮地に陥っていたラインハルトの増援に真っ先に駆けつけ、何度も撃沈されつつも自分の旗艦を乗り換えては生き残った。 終戦後、ヤンと直接面会すると復讐心は消え「あなたが帝国側にいたなら用兵を学びに伺ったのに」と尊敬の言葉を口にし、 それを受けたヤンも「あなたが同盟側にいたら私は昼寝をしていられた」と返し、お互いに笑いあった。 ヤンと直接面会を果たし(かつ生存している)高級将官ということで、ヤンが暗殺された際には体調不良を起こしたラインハルトに代わって使者として遣わされた。 その際、ヤンの死に際してイゼルローン要塞を離れ、ハイネセンに向かう人々の帰途を守っている。 アウグスト・ザムエル・ワーレン 元帥府の幹部の一人。ワッツともルーレンとも呼ばれる。 バーミリオン会戦の直前では補給基地から物資の強奪を行おうと作戦を遂行していたが、ゲリラ活動を行っていたヤンの策にまんまと嵌まり、 ヘリウムと自動砲撃装置を積んでいた物資コンテナからの攻撃に加え、破壊によって起きた爆発に巻き込まれて混乱した艦隊を追撃されて大きな損害を被る。 また、ユリアンらとは地球教団を討伐するため、本部へ侵攻した際に協力してくれたことでよしみが生まれ、当人達からも恩義を得ていた。(この時、原作ではユリアンの素性をワーレンは知らなかったが、藤崎版でのみ察知している) 第11次イゼルローン要塞攻防戦では帝国軍指揮官としてイゼルローン革命軍と対峙するが、ユリアンの作戦の前に敗退している。 エルネスト・メックリンガー 芸術家提督の異名を持つ紳士。 メックリンガー本人はヤンと帝国軍によしみが結ばれることを期待しており、彼が同盟政府に追われた際には擁護していた。 回廊決戦の直前、イゼルローン回廊の反対側からビッテンフェルト、ファーレンハイト艦隊と挟撃しようとした所、ヤン艦隊が戦力を全て投入して迎撃に現れたハッタリによってヤン艦隊の総戦力を過大に誤認してしまい、戦うのは危険と判断して撤退し、挟撃の機会が失われてしまう。 ヤン死後、ロイエンタール叛逆の際には、ミッターマイヤー率いる本隊とは別働隊を率いてイゼルローン回廊を通過し、その際に共和政府軍に対して「今後の関係正常化を期待させていただく」と丁重な挨拶をした。 メックリンガーとしてもトールハンマーを発射されれば蒸発しかねない不安と隣り合わせであったが、ユリアンはそれをせず、その通過を許容している。 アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト かつて帝国を二分する内乱でラインハルトに敵対し、降伏後帰参を許された若手将官。 回廊決戦ではラインハルト本隊が到着する前に挑発によって攻勢を始めたビッテンフェルトと共に並行して進撃するが、 ビッテンフェルトほどではないにせよ攻撃寄りな性格が災いしてビッテンフェルト共々ヤン艦隊の包囲網に嵌まって集中砲火を浴びて窮地に陥ってしまう。 回廊を脱出するべく殿を務めたが、最終的には撃沈されて戦死。二個艦隊を一個艦隊に半減させてしまった。 コルネリアス・ルッツ 元帥府の幹部の一人。ルーレンともワッツとも呼ばれる 第9次イゼルローン攻防戦にロイエンタールの元で参戦しており、要塞を放棄するヤンの置き土産として爆発物を想定し先行部隊の編成を進言。解除に成功した。 ヤン艦隊によるイゼルローン要塞再奪取作戦の際、要塞司令官として駐留していたルッツはバグダッシュの情報操作による攪乱で混乱し、それが要塞を奪おうと潜んでいるヤンの罠であると見抜いた。 …が、ヤン艦隊を誘い込んで自分の艦隊と要塞で挟撃する作戦を実行したものの、上記のようにヤンがイゼルローン要塞を放棄する際にシステムに仕込んでいた置き土産により要塞機能を無力化・掌握されてしまい、逆に自分の艦隊を要塞主砲トールハンマーで砲撃されて大損害を受けつつ撤退することになってしまう。 エルンスト・フォン・アイゼナッハ 沈黙提督の異名を持つ無口な男。 回廊決戦の終盤、帝国軍による波状攻撃の第2陣を張り、ヤン艦隊とアッテンボロー分艦隊を分断したが逆に挟み撃ちに遭って窮地に陥る。 本人は顔色一つ変えず冷静的確に指揮を行い、大きな損害を出しつつも辛うじて全滅は免れ艦隊の離脱には成功した。 カール・ロベルト・シュタインメッツ 帝国軍総旗艦ブリュンヒルトの初代艦長。 ライガール、トリプラ両星系間の戦いにおいてブラックホールを背後に控えたヤン艦隊を半包囲しようと陣を広げた途端、一点集中突破で背後に回り込まれて逆に自分達がブラックホールに追い込まれる窮地に陥ってしまい、ブラックホールを利用した巧みな艦隊運用で辛うじて窮地は脱することには成功した。 回廊決戦では伏兵のマリノ分艦隊を迎撃しようとしたが、ヤン艦隊の本隊からの同時攻撃により旗艦を撃沈されて戦死する。 ヤン本人を目にする機会があり、第一印象こそ軍人には見えない風貌から憮然としたものの、すぐに外見で相手を図ることを反省したため、レンネンカンプのような暴挙に出ることはなかった。 ヘルムート・レンネンカンプ 第9次イゼルローン攻防戦ではロイエンタール、ルッツと共に出陣する。 アッテンボローの仕組んだ囮の無人輸送船による自爆攻撃で苦杯を飲まされ、後にライガール、トリプラ両星系間の戦いでシュタインメッツの増援に訪れた際にも先の戦いの失敗でヤンの計略を疑いすぎて先制できず逆激を受けて逃げられてしまい、またも苦汁を飲まされてしまう。 バーラトの和約後はハイネセン駐在の高等弁務官となるが、先の戦いでヤンにしてやられたことを根に持っていたこととヤンを排除することを目論んでいたオーベルシュタインの扇動もあって退役していた彼を同盟政府に不当に逮捕させる暴挙に出てしまう。 最終的にはローゼンリッターの反撃によって逆に自分が捕虜となったことに絶望し、自殺してしまった。 一方で部下のラッツェル大佐は彼とは逆にヤンに対して好意的であり、疑心暗鬼に陥って暴走するレンネンカンプに付いていけなくなり、旧知のミュラーにレンネンカンプの暴挙が報告されてしまった。 ウルリッヒ・ケスラー 帝国軍憲兵総監兼、帝都防衛司令官を務める。 艦隊を指揮して戦線に赴く立場ではない(作中艦隊を率いたのもリップシュタット戦役時のみ)ので直接ヤン艦隊と戦うことはなかったものの、万が一ヤン艦隊が帝国領に侵攻してきた場合についてはメックリンガーと共に強い不安を覚えていた。 ケスラー本人は祖国を売り渡して帝国に亡命してきたトリューニヒトを監視する中でヤンが彼を毛嫌いしていたことを知り、同じく嫌う本人も好感を抱いたほど。 【余談】 常勝の王者 皇后ヒルダはラインハルトと婚約前に一夜を共にしておりその際に皇太子を身ごもっている。 その為一部の者からは、 「カイザーラインハルトは昼においても夜においても常勝の王者である」 という冗談がまことしやかに囁かれていたという。 ちなみに、この一夜の原因は、かつてのヴェスターラントの惨劇の生き残りが、あえてそれを見逃したラインハルトを暗殺しようとしたことによる。 彼のラインハルトを激しく糾弾する言葉に、見逃した責任を痛感したラインハルトは自分を強く責める。 それを見かねたヒルダが彼を慰めたところ…… 「余は一人でいることに耐えられそうにないのだ。頼む、余を一人にしないでくれ」 「……はい。陛下がそう望むのであれば……」 かくしてベッドインへ……というわけである。 なお、ヒルダと寝た翌日、ラインハルトは責任を取るべく、ミッターマイヤーに相談して買い求めた花束を持って、求婚に訪れたのであった。 この時のラインハルトの顔や表情は必見。 破壊力抜群である。 スカートの中の大将 ラインハルトは帝国暦482年に少尉として任官し、487年に元帥号を授与されている。 これは彼がわずか6年の間に11階級昇進したことになり、これは当時のゴールデンバウム王朝においても異常な昇進速度であった。 その為、当時の門閥貴族や軍上層部においては彼を「スカートの中の大将」と揶揄していたという。 これは皇帝の寵妃の弟という立場からの妬みや嫉妬の類であったが、一方で彼の栄達に対して皇帝の寵妃であった姉の影響が全く働いていなかったという意見に対しては否定的な意見も多い。 それは彼の近代的軍事組織においては異常な昇進速度だけではなく、盟友であったキルヒアイスが一度もラインハルトの下から転属する事がなかった事からも明らかであり、これを以って「スカートの大将」という彼らの評はある意味で的を射ていたという評価も少なくない。 しかしその評価によってラインハルトの実力は、実績を重ねてもことさらに低く見られていた。 この過小評価が、彼を帝位を簒奪できる位置にまで到達させた一因となったのもまた皮肉な事実である。 「項目を追記・修正したら……みんなで……」 アニヲタの歴史が、また1ページ。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ 政治面で部下が有能だったというのもむしろ逆で、シルヴァーベルヒを失って以来穴を埋める人材がいなかった事がラインハルトの負担に繋がったと書かれてるんだけどね。それでいて「若い美貌の皇帝は、地位と権力に付随する義務をおろそかにすることはけっしてなかった」からヤンが死んで燃え尽きて以降も内政面で無理をして体を壊す結果になった。だから軍事だけじゃなく政治にも(文字通り死ぬほど)精力的すぎるくらいだったというのが正しい。アニメや漫画ではこの辺りは分かりにくいかも知れないけどね。 -- (名無しさん) 2020-09-24 19 53 46 軍事も政治も天才的だったし民を慈しむ心をもった善良な人だったけど、 -- (名無しさん) 2020-12-26 12 57 42 ↑それらの長所を潰してしまうほど血の気が多かったってことだと思うぞ -- (名無しさん) 2020-12-26 12 58 15 ↑2でもラインハルトはオーベルシュタインの提案とはいえ、アムリッツァの時に事実上、5000万人もの民衆を戦争の道具に利用しちゃってるんだよね。暴動で犠牲が出て民衆から文句言われたとしても「それは同盟のせいだ」と言い張ることはできても、その前の物資を取り上げたことによって飢餓による犠牲者も少なからず出したと思うから、それで追及されたら言い訳はできん。 -- (名無しさん) 2021-01-22 14 55 42 まぁそこら辺は現代と違って兎に角命の価値観自体が軽いしな。同盟だったら焦土作戦とかできないし。 -- (名無しさん) 2021-01-22 15 15 42 ワインを吸い込んでしまう紙束作戦とか、ヤンとやったウロボロス陣形とか、絶対やりたくない。そんな消耗戦の最前線やらされる兵の身になってみろよ、と思う。他に手は無かったのか?と疑問を持たざるを得ない。ワインのあれは実際批判されてたけど -- (名無しさん) 2021-02-27 16 57 24 即位後に長生きしてれば善政を敷いただろうけど、民を慈しむ心がそんなにあったかは微妙、虐殺に罪悪感を持つくらいには人間性も倫理観もありはしたけど -- (名無しさん) 2021-03-06 08 37 26 尚、pixiv百科事典にはDIO、大魔王バーン、ギルガメッシュと並ぶ「悪のカリスマ」として名前が挙げられている。名前を書き加えたのは同盟人か門閥貴族の祖先かもね。 -- (名無しさん) 2021-07-09 18 39 33 統治者となるならアンネローゼとキルヒアイスが隣にいることが絶対条件、その二つがない以上覇王の道しかなかった -- (名無しさん) 2021-07-20 11 14 32 ラインハルトは人格的には欠点だらけだしやってることもエゲツないのでアンチが多いのは道理ではある。でも、ラインハルト以外に最終的な人類世界の統一とリスタートが可能だったかと問われるとヤンですらムリゲーなので、良くも悪くも英雄という人種の本質を行くキャラだと思う -- (名無しさん) 2021-09-23 00 23 46 リアルに現れたら速やかに死んでほしい -- (名無しさん) 2022-03-31 13 54 51 最近読んでみたけど、言うほど戦争好きか?って感じた。まぁキルヒアイスを失った虚しさを、ヤンとの無意味に正々堂々とした戦で代償行為とした、って言われたら否定できないが…(ヤンと本格的に衝突する前は割と汚い策謀も使って、被害の少ない勝ち方をしてた) -- (名無しさん) 2022-04-09 16 17 11 他人の国に工作員を送り込んで、クーデター起こして移動要塞を -- (名無しさん) 2022-04-22 14 03 46 差し向ける時点で手遅れ -- (途中で失礼) 2022-04-22 14 04 57 後世の歴史家の間では「名探偵ラインハルト」の逸話はどう評価されてるんだろうかなあ -- (名無しさん) 2022-07-23 21 33 08 政治家としてそんな有能だったかは疑問もあるが、腐敗した敵陣営と戦以外アレのヤンが相手だったのが幸いして戦略的に終始優位を形成出来てた。その点で政治力の肝心さを実感させてくれるキャラ -- (名無しさん) 2022-08-03 13 52 05 門閥貴族って言い方で勘違いするが、言わば独立した国家共同隊と戦って -- (名無しさん) 2022-08-03 13 59 40 独立した国家共同体と戦って勝ったわけだしな -- (途中で失礼) 2022-08-06 08 55 50 オトフリート4世が庶子を三桁も大量生産して貴族各家にバラ撒いたらしいけど、ミューゼル家とかロイエンタール家とかにも、その庶子の血が流れてる可能性もあるんだろうか?ゴールデンバウムの血を嫌った彼らにその血が流れていたら、ちょっと皮肉っぽくて面白いけど。 -- (名無しさん) 2022-08-19 22 33 57 ↑血以前に、ラインハルトやロイエンタールの先祖に限らず、当時の帝国人でかつてルドルフの率いた国家革新同盟の党員か政権の支持者でないのっているのかな -- (名無しさん) 2022-08-19 22 38 52 やってることやらかしたことの是非はあれども、最初から最後まで割とブレなかったし、後に歴史家達からめっちゃ皮肉られたりと称賛一辺倒じゃない所がむしろ好きだな -- (名無しさん) 2022-08-24 15 14 27 ↑2流石に500年も昔のご先祖様の事で責められても... -- (名無しさん) 2022-12-24 09 20 06 もしも長生きしたらゴールデンバウムを超える、晩節汚し独裁者になってた可能性が少なくなかったり? -- (名無しさん) 2022-12-24 09 32 30 ↑平和な時代の君主や独裁者に一番必要な能力は自制心だからな。言ったらなんだがラインハルトは乱世の英雄には成れても平時の名君には成れないと思う -- (名無しさん) 2022-12-24 10 17 09 「清平の奸賊、乱世の英雄」って感じかな -- (名無しさん) 2022-12-24 10 49 03 生来の摂生な性格から暴君化は低いと思うが、平世の統治は平凡で乱世こその人だったのは間違いなさげ。本人のヒルダの方が上だからってノロケでもなくガチではあると思う。 -- (名無しさん) 2022-12-25 07 26 41 なんてゆ~か立場としてはバルベルデ軍司令官たちと変わんないのに三国志とかの偉人みたいな言われ方して違和感を感じるのは -- (名無しさん) 2023-05-26 23 24 39 カイザーも加藤恵には勝てなかったか… -- (名無しさん) 2023-06-08 17 10 00 平和と言う名の退屈に耐えられる人間が王者と呼ばれ、耐えられない人間が覇者と呼ばれる -- (名無しさん) 2023-08-17 08 26 21 姉が商人に取られてたら銀河商人伝説が始まってたり、画家だったら銀河画家伝説が始まってたという噂がある -- (名無しさん) 2024-05-24 17 23 30 名前 コメント すべてのコメントを見る