約 139,844 件
https://w.atwiki.jp/gods/pages/42313.html
ツハヤコ(都早古命) 日本神話に登場する人物。
https://w.atwiki.jp/nonsto/pages/125.html
静の葛藤 教会の聖女様が自分を仲間にしてほしいとか言ってきたよ。 頭沸いているのかな? 『教会とおっさん』、『貴族会』でそれぞれ雫をほったらかし静を選択すれば物語Ⅰ-2への分岐条件を満たす。 ただし、満たした上でも静の依頼を断ったり、○○騎士後のメインアクションで『聖二と雫』を選択すれば雫ルートへの復帰は可能(要検証)。 条件分岐 静との交流不足 アクションクリア 静との交流充足 物語Ⅰ-2へ移動可能。 静の依頼を受ける場合、聖二と静の二人だけの攻略となる。 静が戦闘不能でアクションミス。 初期レベルアップをとっていない場合、かなりの高難易度となる。 雷、暴走、沈黙、転倒対策の装飾品と、静に装備させるためのシルバーロッドを準備しておこう。 また、聖女のくせに静は初期Lvアップ二つ取得済みでも、回復魔法を憶えていないので薬もたくさん揃えておくこと。 獲得アイテム:聖女の弓(弓) 分岐 危険だが、ゴールドロッドは挑む価値がある 敵の少ない道を選ぶ 獲得アイテム:疲労温和結界の札Ⅴ 【危険】敵の多い道を選ぶ 獲得アイテム:ゴールドロッド(杖) 緑イベント 登場敵 マジックジャイアントは聖と霊に耐性を持つため、静さんの魔法は効きずらい。 誠二君の雷で戦った方がいい。 HP 種族 弱点 耐性 攻撃方法 作戦 物攻 物防 魔攻 魔防 俊敏 異防 回避 マジックジャイアント インスペクター ミニドルイド フレイムバード 使い魔 ランダムアイテム 上等傷薬 巫女服
https://w.atwiki.jp/divine_revelation/pages/320.html
目次 1.親子の葛藤(かっとう)とはなにか 2.父と息子、母と娘の葛藤 3.マザコン・ファザコン 4.兄弟姉妹の葛藤 5.肉親の縁について考える (1988年9月12日の霊示) 1.親子の葛藤(かっとう)とはなにか 高橋です。セックス・トラブルにひき続きまして、親子のトラブルの問題に入っていきたいと思います。今日もほんとうに嫌な題が続きますねえ。もう私も苦戦です。大苦戦です。しかし、全知全能をめざす私としては、やはり答えられないものがあると思われたくない。すべてのものに答えてみたい。しかし、親子の葛藤なんていうのも他人事(ひとごと)じゃなくて、なんかどっかにもあったからねえ。なんか身内にもあったりして、なんかややこしいですねえ。 やっぱり親子の葛藤ってあるんですねえ。人間だから、やっぱりむずかしい問題があります。描なんかねえ、ああいう動物なんか、一年か二年で大人になっちゃって、そして独立しちゃったら、なんか忘れちゃったりすることもあるんですねえ。親子であることさえわからないなんてね。で、親子で子供つくっちゃったりして、いろんなことがあるんですよね、たまにはね。ところが人間は、二十年間ぐらいかかりますからね。そして、だいたいこの二十(はたち)過ぎた当たりから、また葛藤がしばらく始まるんだね。だいたい三十ぐらいまでの間はねえ、親子の葛藤というのがあります。あるいは、十代からもあるかもしれないけれどね。 結局、子供っていうのは、親にとっては、この愛情のはけ口であったんだね。生きがいであったわけだ。まあ子供が生きがいでね、二十年かかって大人になるっていうのは、やっぱり、その家庭をつくるということに、神様がそれだけの重要な意義を見出していたんだよ。家庭生活を送るということは、人間としての愛の営みである。そして子供を育てるということが、意義のあることだと見てたわけだね。それで、女性の仕事もそこにつくったわけだ。 そして、手塩にかけて子供をつくっていくことによって、愛とはなにかということを実体験せよと、こういう気持ちであったんだと僕は思うんだね。親の愛をそこで痛感するわけだね。親の愛を知ることによって、神の愛というものが、どういうものかがわかるということだ。子供を育てることによって、神の愛を知る。神がどんな気持ちでもって人間たちを育てているかね。これがわかるというわけだ。 だけど、手塩にかけて育てたもんであっても、二十歳過ぎたらだんだん独立していくんだよね。この葛藤はありますよ。神様もやっぱり葛藤があるかもしれないね。人間を愛して人間を育てたんだけど、今度自由意志持っちゃって創造の自由なんて発揮し始めると、人間が暴れちゃってね、戦争を起こしたり、いろんなことして神様に反抗しますね。争っちゃいます。こういうことがあって、まあ同じことはくり返しているのかもしれません。 親子の葛藤なんて言って、まあ父と息子の葛藤なんかも後で出てきますし、逆に父と娘もありますねえ。父親は、娘が可愛くて可愛くて、もう手放したくない。男が出てきたなんていったら、竹刀(しない)持っていって、「わしがなぐりつけてやる」なんて言って、ものすごい剣幕になったりしてね。もう娘が帰ってくるときは、駅までお父ちゃん迎えに行ったりしてね。もう男なんか指一本さわらせないなんて言って、木刀かなんか持っちゃったりしてね。そういうこともあるかもしれないね。 あんまり可愛いんでもう手放さないで、県外の大学なんて絶対やらないとか、ありますね。手元においておく。娘は手元においとかないと危ないということで、都会に出さない。そういうこともありますね。ところが、娘は優秀過ぎて都会に出たいなんてね、こういう葛藤もあります。まあいろんなことがありますね。 結局ねえ、親子の葛藤とはなにかというと、そこにさまざまな人生の愛情劇が出てくるんだね。愛憎となることもあります。愛と憎しみの両面が出ることもあります。ただね、子供から見れば、やはり親はどっちかというと、セミの殼のように脱ぎ捨てていかれるんだよね。捨てていかれる面で、捨てられるほうは何とか捨てられるもんかと思ってがんばるんだよね。セミの殼みたいにくっついているんだよね。それで、今までだいじにあつかってきたものが育っていくというのは、やっぱりどこかさみしいもんだよね。だから、いつまでも手元におきたい感じもするし、このへんの葛藤についてもね、正法でまだまだじゅうぶん説かれていない、法の欠陥の部分だと私は思っていますね。 じゃあ親子の葛藤について、神理で明確に説いた人いるかい。だれかねえ。どうだいみなさん、キリスト教でなんて言ってる。仏教でなんて言ってるかい。仏教で、まあ、お釈迦さまとお父様が出てくるけど、あれで親子の葛藤について解決ついているのかい。どうだい。親捨てて出家しちゃったというだけだよね。で、後継ぎませんでした。親は悲しみました。死にました。釈迦族は攻め滅ぼされました。ハイさよならでした。それでお釈迦さまも死にました。ハイ一巻の終わりでした。 あれは何なんだよ、親子の葛藤はね、あったと思いますよ。夫婦の葛藤もあったし、また釈迦とラフラっていう子供との葛藤ね、これもあっただろう。あれはいったいなんだったのだろうか。お釈迦さまは、家庭問題についてほんとに解決つけたのか。家庭の法はどうなのか。そうしたことについて、やはり仏教でも法が欠けとるのではないのかと、まあそのように思えるわけですね。 偉そうに言っているけど、GLAはじゃあ法が欠けていたか、欠けていなかったかと言われると、私も頭に何かかぶって逃げちゃいますけれどもね。ほおかむりしちゃいます。「さあ知りません」なんて言ってね。じゃあ二番目に入りましよう。 2.父と息子、母と娘の葛藤 まず、父と息子の葛藤について、話をしたいと思いますが、そうだね、まあ、父が優秀な場合とそうじゃない場合とふたとおりあるので、場合分けしなきゃいけないね。父が優秀な場合、息子がそれを見習って優秀になる。ただこのときにどうだろうね、息子のできでふたとおり出ると思うんだよね。息子がひじょうに優秀である。優秀すぎる場合もあるね。それで、親としてもおもしろくなくなってくる。こういう葛藤がある。あるいは息子のできが悪かった。いわゆる愚息だね。愚息の場合、愚息ゆえに父の苦悩がある。いつまで経っても独立ができない。こういう父と息子の問題はあると思います。 母と娘もありますね。これを言うと私もひじょうに苦しいんだけども、娘のほうがね、母より偉くなろうなんて思うと、血みどろの葛藤が起きたりすることもありますね。それとか、逆にまた、母があんまりこうなんて言うかね、優秀であったり、恵まれてたりすると、娘は女として競うというところもあります。母が、つまり自分の父親だけれどもね、ファザコンとも関係するが、いい人と結婚してるとね、娘はやっぱり競争があるもんだから、母以上にいい人と結婚しなきゃ損だというようなとこもあります。こんな葛藤もありますね。母と娘との葛藤も、まあそこそこすごいものがあります。 この同性どうしですね、男親と男の子、女親と女の子の葛藤は、結局ねえ、どういうところに生まれるかというとね、この劣等感と自尊心とのないまぜのところがあるんだね。やはりねえ、これは親の心を縛る念波とひじょうに関係があるんですね。だから、親自身が、あるいは父、母、それぞれがね、自分の独自な世界において幸福である、要するに息子がいなくてもね、独立しても幸福である、娘がいてもいなくても幸福であるという、こうした状態であれば、葛藤は起きにくいんだな。 ところがねえ、母と娘の場合の葛藤などでも、お父さんがいなくて一人娘っていうのね、これ嫁にいけない典型的な例だよね。母と娘のこの家庭ね、母子家庭じゃないけど、母と一人娘、それで家の後継がなきゃいかんという場合、この葛藤は結構激しいですね。この場合、母と娘だけ二人家族というのは、これいちばん結婚しにくいパターンですね。なぜかというと放さないからね。娘をいつまでも置いといて、母親としては、自分の老後を見させたいなんて思うしねえ。でも娘としては、それだといい人出たときにどうすりゃいいのって言うね。結局、お嫁に行きたいときに行けないという、この葛藤も大きいです。 基本的にはね、母と娘の葛藤の場合にね、まあ父と息子と同じことがあるわねえ。息子が好きになった女性が出てきたとする、父親がそれが気に食わないなんていうのはよくありますね。それでどっち取るかっていうんで、板挟(いたばさ)みになったりするようなことありますね。父親がその嫁が気に食わないというたいていの場合は、嫁が気が強い、気性が強い、我(が)が強くて、それと結婚すると、息子は完全に尻に敷かれるに違いないと思う場合ですね。尻に敷かれるとどうなるかというと、尻に敷かれると親を煙たがる、邪魔もの扱いする、粗大ゴミにするんではないか。ひいてはわしが病気しても、ねえ、寝込んでも知らん顔して、うば捨て山でも行け、病院にも勝手に行けというような、そういう息子夫婦になるんではないかと思う場合ですね。だいたいこのタイプ、この恐れがいちばん強いです。だから、父親としては、もうお父さん、お父さんと言ってくれる娘にしたいと思うわけですね。 ところが、息子はそういうのが気に食わない。「親のためにもらった嫁じゃねえんだ。俺の嫁さんなんだよ。おやじの世話するためにもらったんじゃねえんだ」って、こういうのはいつの時代にもくり返しています。歴史はくり返していますね。そうなんです。親の気に入るようなのは、息子は気に食わないのですね。 まあそれはそうです。おやじさんとしたら、ねえ、そのたとえば嫁さんになる人のセックス・アピールなんて全然関係ないもんね。気立てだけが問題であって、お父さん、お父さんと言って尽くしてくれりゃいいんだけれど、息子としちゃあ色っぽいとかね、あるいはお尻が大きいとか、おっぱいが大きいとか、やっぱり関係するもんね。頭がいいとか、悪いとかね、関係するよね。そういうことがありますから、価値観が違うわけですね。 これはねえ、まあ結論から言うと、もう息子あるいは娘の幸福を考えてやるのが正法にかなっていると思ってください。親というのは親である以上、いつかは捨てられるもんだというのは思っとかなきゃいけないんです。いつかは捨てられるということにたえられないと、自縛霊(じばくれい)になるんです。基本的にはね。地上に執着が残ってね、家とか土地に執着残って自縛霊になるんです。いつかは地上を去っていかねばいかんのです。その地上を去っていく前の準備期間としてね、練習期間として、子供にまず捨てられるという経験をするんですよ。それで、子供のことを忘れられたら、執着を去るという第一段階の魂の修行が終わるんですね。 だから、母と娘の場合もそうです。もう娘を嫁に出すことです。家の相続なんか、家なんかもう売っちゃえばいいです。そんなもんね、お母さん一人になったらね、なるならもう家、土地売って、そのお金でもって老後の資金に当てなさい。それでいいんです。自分の葬式だけやってもらえばいいんだから、もう一人で生活しなさい。そして娘は嫁に出してやることです。好きな人がいたら出してやりなさい。 そうしないと、娘を縛りつけて、娘四十、五十までおいとくと、一生恨まれます。そして、そのお母さんも多分死んでたいてい自縛霊になりますから、仏壇かなんかに取り憑いて出てきますし、娘はまたあの母ちゃんのおかげで私は不幸だったと言って、結局娘の代で家絶えちゃうんですからね。自分の代で絶えるのがいやなだけで、娘の代で絶えちゃいますからいっしょです。 だからね、今こういう場合、父と息子、母と娘でもいいけど、基本的には息子、娘の幸福を中心に考えなさい。ね、いいかい。お父さんさみしいかもわかんないけれども、いつかは地上を去っていくんだよ。だから、息子に捨てられたら、早めにあの世に行く準備しておけばいいの。ね、そうすればあの世でまたなかまが待っているから。この世でさみしくなったらあの世に行くことが楽しくなってくるんだよ。そして、あの世でなかまがいっぱい増えて楽しいんだよ、ね。この世は楽しすぎると、なかなかあの世に行けないの。だから執着だと思いなさい。 母と娘の問題は、もう娘嫁に出してやりなさい。もう娘二十五過ぎて三十、三十五になったら、もうどこも行き場がないよ。だから出してやりなさい。そのために自分はさみしくってもいいから、もう家、土地売ってね、そのお金でもって養老院入ること。そしてゲートボールの友達つくることです。そして生きてゆくことです。そうじゃないと、自縛霊になっちゃいますよ。ねえ。私はそう思いますから、この同性どうしの葛藤の場合には、とくに、やはり子供の幸福というのを中心に考えてゆきなさい。そして、年寄りは捨てられるもんだと思って生きなさい。 そんなの我慢ならんとおこる人いるでしょう。私の本読んで頭に血がのぼって、これだけ私がニ十年間も育てたのに、三十年間めんどう見たのに、そして老後の親を看るのは当然じゃないかとおこる人いると思う。けれど、あなた方だって親に生んでもらって、育ててもらったんじゃないの。自分たちはそんなことないと思っているかもわかんないけど、そんなことはないよ。やっぱり世話になっているんだよ。自分らも親にやってもらったことをね、これのお返しの意味で子供を育てていると思いなさい。だから、子供育てることによって、子供のお返しを求めちゃいけない。子供は親に育ててもらったことを、自分の子供に対してお返しをして与えていくんです。ね、それでいいんだ。 だから、親孝行しなくていいから、自分の子供を育ててしっかりとやっていきなさいと、それがお返しになるんだよと、こういうことで循環させてゆきなさい。いいかい。自分は自分で親に育ててもらって、その感謝も何もしなくてね、それで子供育てたら、その子供に感謝を強いるなんて、こんなのはだめだよ。こんなのは欲望の固まりだよ。いいかい、そういうふうに考えなさい。 3.マザコン・ファザコン この3節では、前節の逆の部分といいますかね、組み合わせで、ちょっと違う組み合わせを考えてみたいと思います。母親と息子、父親と娘ですね。これについて考えてみたいと思っています。 いわゆるマザコンの問題ですね。これはありますね。息子が学生やっているのに、いつも母親が上京してきては、土、日になったら下宿の掃除をするね、パンツは買ってくるね、洗濯にくる。卒業式にはついてくるねえ、新入社員研修に母親がついてくるね、地方転勤のときにも母親がついてくる。「何だあれ」って言われるようなのですね。 私も読んだことがあるけれども、大蔵省かなんかのエリート官僚がねえ、税務署所長で二十七、八で地方転勤するときにまだ独身なんだよね。独身で、まあ母親がついてきて、「みなさんよろしくお願いします」なんて、あのお願いして回っているなんてね。これマザコンですね。典型的なマザコンです。こんなの聞いたことあります。 それからファザコンもありますね。娘の、お父さんが要するに理想の男性という、まあよくあるパターンですね。これゆえに、どの男性もたよりなく見えるわけですね。そりゃそうだよ、年齢違うからね。自分の結婚年齢の男性なんて、たよりないのに決まってますよね。ところが、お父さんていったら、あなた、もう五十代から六十ぐらいで、たとえば社会的に地位があったり身分があったりするはね。お父さんだって、二十代の時どうだったかと言ったら、たいしたことなかったのに決まっているよ、そんなにね。 たとえば、お父さんが会社の社長やっているとしようか。ねえ。そして、理想的な男性として娘は見てきたとしようか。それでお父さんの会社に働いている若手がいるかもわからんけども、お父さんと比べたらどうかというと、社長と平社員だよな。たよりないに決まっているよね。そんなにね、「なーによあれ、チンピラ」と思うけど、今の時点で社長だったらいいけどね。そんな社長になるような人と今の時点で、その若い時点で結婚すると、大変なことになるんだよ。わからないもんね。 だから、女性にとっても、それだけ見る目を試されるんだね。将来成長株かどうかは、それはわかりません。それを見るのが自分の器だし、それを見抜けたら、自分もそれだけの女性なんだよね。見抜けなければ馬鹿なんだな。それだけのことです。だから、ファザコンというのは、やっぱり気の毒な面もあるね。そらお父さんは社会的地位もあれば、お金もあるんだからね。それと一緒にはいかないね。 こういう意味でいくと、マザコン、ファザコン考えてみると、両親がたいしたことないというのはありがたいことだねえ。みなさんどうだい。ねえ。逆のことを考えている人がいるだろう。親が偉ければってね。お父さんがもっと出世しててね、お金持っとれば、娘でもどれだけ嫁入りにいいかとかね。あるいは息子でも、親に金あれば、私立大学の医学部に行けたのに、だから東大の医学部に受からなかったらしょうがねえじゃないか、なんていうのもあるしね。親に金あれば就職先もよかったのに、コネがあればと思うかもしれないけれども、逆に親が偉くないからね、自由独立でやれているかもわかんないよ。独立心旺盛で、もう親のコネなしだからね、親の力なんかなんにもないから、よーし自分は自分の力でやるしかないということで、それでね、一生懸命努力することによって道が開けることはあるね。 僕はねえ、どっちがほんとうの意味においていいかって言うと、やっぱり親に力ないほうが僕はいいと思うんだよね。やっぱり自分の才気でね、あるいは努力で道を拓(ひら)いていくのが、やっぱり人間いちばん幸福なんだよ。だから親としては、まあ教育をつけてやるとこまでは親がやってくれたらいいねえ。勉強だけさせていただけたら、できたらこれ以上のことは望んじゃいけないよ、ね。勉強だけさせていただいたら、後はもう自分の努力でね、もう社会人になったら道切り開いてゆくべきだよ。親からの仕送りがいくらあるとかねえ、親にマンション買ってもらったとかねえ、親に持参金いくらもらったとかねえ、こんなもんで勝負しちゃやっぱりいけないよ。自分の器量と努力でね、やっぱりやっていかねばいかん。僕はそう思うね。 だから、マザコンなんかでも、お母ちゃんが息子を愛しすぎるっていうのはあるけれども、これはたとえば父親(夫) への不満がある場合もあるね。父親(夫)なんかおもしろくない、くだらないと思って、息子にすべての愛を投入する。こういうのもあるし、息子からいくと、母親が昔で言う理想的な母親だったなんていうのもあるでしょうなあ。まあ、日本ではあんまりないんだよね。ほんとの意味での、マザコンていうのは。 西洋なんか結構あるみたいだね。お母さん四十になっても五十になってもセクシーでね、きれいっていうのがありますね。女優さんみたいなんですね。日本ではあまりいないですね、たいていだめになっていきますから。そういう意味で、若い女性とお母さんと比べれば、お母さんの方が年取っていますから、男の場合は若い女性の方が基本的にいいんですね。そういう意味で、あんまりあり得ないんだけどね。二十代の女性みたいな力も、魅力もないんだから、それはお母さんにあるはずもないね。 そういうことはないんだけど、ただ、ひじょうによくできたお母さんということはあり得るでしょうね。そのときに、やっぱりそのお母さんと比較して、若い娘さん見るとうまくいかないとこはあるだろうね。それはなんでかっていうと、たとえば料理なんかでいってもね、ニ十年、三十年の家庭の味、お袋の味っていうのはね、これはやっぱりプロですよ。ねえ、料理ひとつにしてもね。だから、お母さんがたとえば極端な美人で、まあ美人て言っても、五十ではたいしたことないだろうけど、まあ美人ゆえに、他の女性に目が行かないとか、お母さんがひじょうに頭がよすぎてね、馬鹿な女性がいやになるとかね、こういうこともあるし、あるいはお母さんの料理が上手すぎるから、ふつうの人の料理は食べられないとかね。 まあこういうのもあるかもしれないけど、だから、お母さんもたいしたことないほうがほんと基本的にはいいね。りっぱな人だったりしたら、影響受けてやってもいいし、りっばでなければ、またいいの見つけりゃいいんだしね。 典型的な「孟母三遷」の教えっていうのがありますねえ。孟子のお母さんですね。子供の学習環境に悪いとなったら、すぐ家ごと転校させるわけですねえ。ご主人は何してたのか僕は知らんけども、いなかったのかも知らんが、すぐもう引っ越しですね。学習環境のいちばんいいところに移って、勉強させられた結果、偉い人になりましたという成功談ですね。これもありますね。まあ、でも念で縛られるというのは人間つらいもんですよね。 このマザコンの場合には、やっぱり結婚の相手の女性が出てきたときに、問題が起きるでしょうね。女性との奪い合いですね、奪い合いが起きる。これが問題ですね。その場合、たいていやっぱり父親に魅力がないんだろうね、普通はねえ。関心があんまりそっちにいかないもんだから、子供にいっとるんだろうね。 とくに、一人っ子の男性なんていうのは、いちばんきつかろうねえ。一人っ子で、目に入れてもいたくないぐらい可愛い息子なんていうと、もうお母ちゃんなんてつきっきりになっちゃうね。「何とかちゃん、何とかするんですよ。何とかちゃん、何とかですよ」と言ってね。「何とかちゃん、あんな女にだまされちゃいけませんよ」とかね。「何とかちゃん、会社行ったら、上司にこうやって挨拶するんですよ」なんて言うタイプのお母さんですね。つらいですね。 基本的に僕は思うんだけど、男も男でねえ、どこかでやっぱり、母親の支配力を切らにゃいかんところもあるんじゃないかなあ。そう思うねえ。だから、それはね、過保護で育ってきた証拠だと思うから、世の女性のなかから、優れた資質を見出す目を作っていくことだと思うね。 自分にとってね、理想的な女性は、現にあるものをというか、現に完成したものを手に入れようとするのではなくてね、やっぱりつくっていくもんなんだよ。だから、素質だけよければいいと思わなきゃいけない。素質のいいと思われる娘を選んでね、それを教育して、理想的な女性にしていくように工夫することだと思うね。現時点では母親のように物知りじゃないかもしれないし、それほど社交が上手じゃないかもしれないけども、自分の手で妻を鍛えていくということをね、だいじにしていったらいいと思うよ。 それとね、マザコン、ファザコンとも両方いっしょだけれども、結婚適齢期、人生の時期の流れを見ていて、もう結婚するときがきたなあと思って、そのときに、男性なら結婚の相手の女性が出る、女性なら結婚の相手の男性が出たときにね、お父ちゃん、あるいはお母ちゃんが反対したとしてもね、自分としては、この人と今結婚するのがいちばんいいと思ったら、やっぱりこれはね、親の意見を無視してでもすべきです。これをしないと、後ズルズルと行きます。苦しくなって、親が早く死んでくれればいいなんて、親が死ぬことを祈るようになりますね。こんな不幸な子供になってしまいます。 だから、やはり親の支配権もあるだろうけど、ここ一番という勝負のときになったら、もうそれを切ってでも一時期、親不幸してでもいいから、自分の理想的な相手と結婚したらいいと思う。で、一年ぐらいすればまたわかってくれるからね。一年、二年して、また孫ができたりするとね、親もわかってくれるんだよ。親というのは、だいたい基本的に過保護で心配症なんだよ。だから、その心配症を真に受けていたら、いつまで経ったって理想的相手なんか出てきやしないんだ。 親はあなた方を、子供を理想的だと思っているかもしれないけど、もういちばん可愛いと思っているかもしれないけれども、他にも世の中には、自分の息子や娘が理想的で、可愛いと思っている人いっぱいいるんでね、基本的には相手から見ればおんなじなんだ。 だから、ここ一番勝負と思ったら、娘さんでもね、やっぱり家飛び出すぐらいのつもりで結婚したほうが僕はいいと思います。それが長い目での人生の勝利です。その判断については、自分で全責任を負うことですね。男の子なら当然のことです。母親や父親だけで相手を選んでもらおうとしないで、自分の目で見て、これでいいと思ったらね、親が反対してでも押し切ってやっぱりしたらいいと思う。そして、結果、実績で説得するという方針とることだよね。 結局いけないのが、親の反対する人と結婚して、結局やっぱりだめだったというのがいちばんだめなんだよね。それに対して、やっぱりそうだったでしょうと言われないようにがんばることですね。ここに努力の部分があると思います。 だから、マザコン、ファザコンもあると思いますし、そうした場合には、たいてい理想的な親がいたんだと思うね。それについては感謝しましょう。子供の時代に、そういういい環境下で感化を受けて育ったということは、感謝しましょう。ただ、孟母三遷みたいな、孟母みたいな人がいて、そこに嫁がくるのはきつかろうねえ。孟子さんの奥さん僕はだれだったか知らないけれど、孟母みたいなのが生きていたら、姑で生きていて、そこに嫁がくる場合きつかろうねえ。孟子の奥さんがいたかいなかったか知らんが、きつかっただろうと僕は思うよ。そういうことがあります。 そういうことで確執(かくしつ)が起きたら、やっぱり夫婦の単位を優先する方向でいきなさい。これは現代的神理です。なぜなら、結婚の相手と自分とは、これから四十年、五十年いっしょに生きていかなければいけないからです。ところが、親というのは息子が結婚して、まあ基本的に二十年すればだいたい死ぬんです。いいですか。長さが違うんですね。奥さん、あるいは旦那さんとは、親が死んでも三十年ぐらいはおつきあいがあるんです。だから長いほうをだいじにすべきです。親が生きている間は、親の気に入った相手だったらいいかもしれないけれども、親死んだ後どうするんですか。ね、親が死んだ後なんか、もう年齢的に結婚できなくなっていますよ。だから、基本的に、自分の幸福を考えて相手を選ぶ、それがいちばん幸せになる道だと思っています。 だから、親が理想的であれば、それはそれでいい影響を受けて、感謝すること。親が悪ければね、これはひじょうにラッキーだったと思いなさい。とくに親が早く死んだなんていう人ね、子供時代に親が、片親が死んだ、両親が死んだという人、これはラッキーですよ。親の影響受けなくて済むんですから、こんないいことありません。自分の力で人生開けるんですね。親が生きていたために、苦しんでいる人いっぱいいるんです。だから死んでくれてありがとうってね、そんなこと不幸だと思っちゃいけない。ああ助かった、これで自由独立だ、あとのしていくのは自分の器量次第ですね、腕次第ですよ。 親がないからっていったって、別にね、社会的に成功した人だれも馬鹿にしませんよ、そうでしょう。松下幸之助の親が早く死んだからって、関係ないわね。ねえ、彼が成功すればそれだけのもんだ。親がいないから成功しないっていうのは、それだけの能力だよ。ね、それだけの努力だよ。それだけの器量だよ。違うかい。親に力がなきゃだめだというのは、それだけのもんさ。 娘さんだってそうだよね。まあ親がよければいい先と結婚できるというけど、親がなくても結婚できる娘さんもちゃんといるよ。それはそれだけのいい器量だよ。ね、それだけの力があるよ。いい親がなくても、いい子に育つということはあるんですよ。人が羨ましがるようないい子にね。そうなればいいんだ。親がなくなったら、嬢さんじゃたいてい性格がいじけているんじゃないかと、世の人は見てるわけよ。で、その通りいじけとったら、やっぱりそれ見たことかと言われるんだよね。そういうときにいかにいじけずにね、りっぱに育っているか、これがだいじなんですよ。いいかい。まあそのへんがこの説明だね。 4.兄弟姉妹の葛藤 親と子の葛藤の次は、兄弟、姉味について考えてみたいと思います。まず兄弟ですね、男の兄弟の場合ですね。やはり、二人しかない場合の競争が激しいですね。これも昔みたいに、もう兄弟もまあ八人も十人もいれば、それなりの競争もなくなるんだけどもねえ。上の兄貴と下の弟との間が、年が十も二十も離れているようになれば、もう兄弟だって競争もないしね。それで、長男がもう親代わりになっててね、弟たちを教育する、教えるというようなことになるんで、そういう意味で、兄弟数が多くて長男がだいぶ年取っとるとね、またいい面もあります。 ただ現在は、やっぱり一つ違い、二つ違い、三つ違いぐらいの兄弟が多くてね、それで子供の数も二人ぐらいというのが多いもんですから、葛藤が生まれやすいんですね。この兄弟の葛藤というのは、結局、基本的には、親の愛をどちらがより多く受けたかということに関する葛藤です。親は平等に愛したいと思っても、その愛情のバランスがくずれるんですね。やっぱりいい子はいいよね、可愛いよね。 兄弟三人いて、一人だけ、たとえば娘なら娘だけ抜群に頭がよかったりしたら、親はそれが自慢だよね。あとできが悪かったら、やっぱりおもしろくないよね。「あの野郎、生まれなくてもよかったのに」なんて、ひそかに思ったりすることもあるよねえ。もう五浪したって大学受からないなんて言ったら、「なんだあれは、ほんとに親不幸もんがよく出てきたもんだなあ」なんてね。「あんなのなにかのまちがいじゃないか」なんて、「おれの子供に出るはずがないんだよな。だれかのが入ってきたのじゃないかまちがって」なんてね、そんなこと言う人もいるかもしれないね。 これは、学校の先生といっしょでねえ、学校の先生も生徒のできがいいとうれしいよね。小学校、中学校で先生に好かれる子というのは、やっぱりクラスでよくできる子だよな。級長さんするような子は、先生大好きだよね。やっぱり、よく勉強できる子は好きなんだよね。これといっしょで、親だって子供がよく勉強できたり、やっぱりよくいろんなことで評判がいいとうれしいんだよね。評判が悪いのがいるとうれしくないね。それで兄弟いると、やっぱり優劣がつくんだよね。どこかでねえ、勉強の面か、性格の面かね、何かで優劣がつく。姉妹でも一緒ですね、優劣がついてくる。そして、やっぱり人の評判がいいほうが親もうれしいと、こういうことがあるわけですね。 そこでね、まあ神理の面に即しての兄弟姉妹の考えなんだが、多少のねえ、兄弟の競争は、まあ刺激になっていいところも僕はあると思います。正直言って刺激になるよね。兄を目標にしてやるとかね、弟に負けそうなのでがんばるとかね。おねえちゃんがひじょうに優秀だったんで妹もがんばるとかね。おねえちゃんができが悪かったんで、それを踏み台にしてがんばるとかね。いろいろ方法はありますね。だから、兄弟というのは最初の社会の始まりだし、他人の始まりでもあるよね。この意味で、社会勉強をしていると言ってもいいでしょう。 ただねえ、結局この兄弟、姉妹の葛藤から抜け出す方法はねえ、僕はここにあると思う。つまり、親の評価によってね、自分の幸、不幸が左右されないような、そうした自分作りに励むことだね。これがだいじだね。親によけい愛されればうれしいけど、親がもっと違う兄弟愛したらうれしくない、自分が不幸であるというような、こういう考え方はね、結局なんて言うかなあ、自分自身の幸福感がひじょうに弱いね。結局、他人の評価によって動いている部分が多いんだね。 だから、親にどう思われようと、もう自分は幸福という境地を開いてしまうことがまずだいじですね。そうすれば、兄貴のほうがよけい愛されようがね、弟のほうが愛されようが、妹を愛しようが、「まあこれは親の勝手にすりゃいいや、俺は俺で幸福だあ」とやっとればいいんだけど、妹を愛されたら自分はつらいとかね、こんな感じでいるからいかんのですね。 だからねえ、まあ兄弟、姉妹の葛藤も、まあ結婚して独立していけば、始末がつくこともありますが、結婚しても続く場合ももちろんあるね。たとえば、兄弟何人かいて、一人だけやたら成功する、そこの嫁が自慢をする、そうすると兄嫁とか、弟娘が今度おもしろくないわけですね。「なんだ、あそこだけはぶりがよくて、フーン何よ」なんて、やっぱりよくありますね。まあこれは世の中の縮小版だと思って、乗り切っていくことですね。これは兄弟だけでなくて、他でもありますからね。 だから、基本的にだいじなことは、兄弟の間で親の愛というパイを分けあって、そしておたがいに足のひっぱり合いをしないで、自分独自の幸福をめざしていくということ、これがだいじだと思います。それと、親の幸福がかならずしも自分の幸福というように考える必要はないんじゃないかね、まあそう思います。 それとね、身内とくに兄弟のおたがいのあらが見えてしようがない、ということがあるんだよね。自分が見ている兄貴の像、あるいは弟の像、あるいは妹、あるいはお姉さんの、その像が、ほんとうの彼や彼女たちの姿かどうかわからないよ。身内はおたがいによく言わないでしょ。あらが見えるからね、いろいろとね。外から見たらりっぱな人かもしれないんだよ。外から見ている目のほうが、ほんとうかもしれないんだ。身内って、そんなによく見えないからね。そういう余裕もって見ることは、だいじと思いますよ。だから、身内を見て悪く見えるようだったらね、「ああ、これはきっと、そういうことであらが見えやすいんだなあ」と思っとけばいいよ。ほんとうはすばらしい人かもわからない、社会から見ればね。そう思ったらいい。 イエス様の例を考えればいいね。イエス様も、兄弟は四人ぐらいいたらしいけど、兄貴が救世主になっちゃって、弟や妹たちはいったいどこへ行ったんだろうか。みんな知っているかい。おったんだよ、たしかにね、弟や妹がいたんだよ。どうしたんだ。兄貴が気が狂ったと思ったんだよね。弟子にもなっていないし、全然参加もしていないでしょ。気違いの、気の狂れた兄貴が出てきたと思ってたんだよ。そんなもんさ。イエスにしてそうなんだね。 だからあとはね、ひとつは兄弟姉妹であっても、魂的に差がある場合があるんだね。ああいう光の天使みたいなのが、ポコッと出てくると、他の人は凡人であることもあってね、魂的にひじょうに差がある場合がある。まあこれは、孤高の人となってしまうだろうけど、兄弟でも理解されないことがあるだろうけど、まあそれもまたやむをえないと思いなさい。光の天使なんか世に稀なんだからね。だから、世間に理解されないその第一の練習を、兄弟、姉妹から始めたんだと、そう思えばいいね。まあそういうことだ。だから、あんまり深く考えないで、自分なりの道を開いていくこと、これがだいじです。 5.肉親の縁について考える まあ、以上いろいろ肉親について考えてきましたけれども、基本的にはね、その家族というのは、社会の縮小版です。人びとは、やがて社会生活を送っていかなければいけないけれども、その準備期間として、両親、あるいは兄弟というものを与えられたんですね。社会の縮小版で共同生活をしていく、団体生活をしていく方法を教えてくれているんですね。だから、家庭のなかでまず良好な人間関係を築くということは、だいじなことではないかと思いますね。 そしてねえ、肉親のある魂は、まあいろんな縁がある場合もあるけれども、少なくとも、まあはじめて肉親になるということはひじょうに少ないと、これだけは言っといてもまちがいがないと思うんですね、なんらかの縁があったに違いない、そう思います。それゆえに、だいじにしなければいけないんですよ。なにかに縁があったんだからね。だから、肉親どうしでいじめ合うことや、苦しめ合うこともあるかもしれないけど、基本的にはそうした縁があったと思ってね、優しくする必要があると思います。谷口雅春先生なんかも、言葉の創化力なんてよく本で言っているようですが、やっぱりほめ合う関係にしていかなければいけない。肉親というのは、ともすればけなし合う関係になりやすいです。ただ、それであってはほんとうに楽しくなりません。 私は、肉親についてもやはりありますね。兄弟はひじょうに多かったわけですが、神理を理解できる兄弟っていうのは、少なかったです。私と弟、妹だけでしたね。三人しかいませんでした。あとの兄弟は、神理についてはよくわかりませんでした。弟、妹にしても、私にしてみれば、やっぱり考え方においてはすいぶん違う点があったと思います。 まあそういうことでね、あきらめもだいじです。あきらめもだいじだけど、兄弟のなかでくさし合うことなくね、できればほめていく、言葉の創化力みたいのを使ってほめていく必要はあるだろうね。おたがいに相手を引きずりおろして満足するような、最低限の幸福感は味わわないようにできたらしたいもんだね。 私も妹なんかがいて、GLAなんかも手伝ってくれていたけど、まあ人に私のことを話すのを見たら、たいてい私の欠点ばかり暴露して喜んでいるところもあったよね。それで、いかにも肉親だということで、まあ話をしてるんだろうけどねえ。どうしても肉親はそうなるんだよねえ、「信次先生は若いころはほんとに遊び好きで」とかね、「皮ジャン着て、オートバイ乗って、マフラーして、赤いマフラーで走っていたのよー」とかね、「飛行機来りやっていたのよ、パイロットだってねえ」何てね、こんな話になります。どうしても身内はそうなんですね。他人さまはねえ、主・エル・ランテイーだの、人類の父だなんてまともに正気で信じられるかもしれないけど、身内は信じられないもんなんですよ。 ねえ、妻から言ってもそうでしょう。「何よ、ゴロゴロゴロゴロしてたお父さんが、急に偉くなっちゃって」なんてね。「釈迦かキリストかなんて、馬鹿もいい加減にしなさい」なんて、そら僕はあったと思いますよ。それは肉親の情だよ、これは仕方がない面があります。気でも狂ったんじゃないかと、肉親はふつう思うもんです。まあそんなこともあります。それから親子の葛藤で言えば、私のとこも娘との問題がまだ残っていると思います。ひじょうにむずかしいです。いろいろね、むずかしいです。 ただ、結局は自灯明と言って、それぞれの人がね、自分で光をともしていく以外に最後は道がないと思います。 要はね、その親戚関係やあるいは親族の関係、肉親の関係を、言いわけに使わんことだと思います。親がこうだったから自分はこうだとかね、兄がこうだったから、妹はこうだったから、妻がこうだったから、夫はこうだったからという、このように身内をね、自分の都合が悪いことの説明に使わんことです。言いわけに使わんことです。どんな人がいたとしてもね、やっぱり自分は自分の道を開く、ということかだいじだと思います。言いわけの人生は生きないこと。ね、いいですか。それがだいじですよ。 息子がもっと、なんというかりっぱだったら、私は幸福だとかね、妻がもっと理解があったらとかね、夫がもっとまともだったらとかね、いくら言ってもこれは愚痴というんです。そういうことじゃなくて、いいわけに使わないで、自分自身で道を照らしていく工夫をしなさい。それが勝利への道だと思います。
https://w.atwiki.jp/forever_blue2/pages/28.html
目指せ!トップトレーナー 記憶の欠片 青い鳥を探せ! サルベージャーの誇り 助けを呼ぶ声 業界No.1への道 星からの招待状 海と女性と幸せと 目指せ!トップトレーナー 出現条件:アニマルバディがレベル2になる 第1話「その名は…」 ルカにイルカショーを見せる。 第2話「帰って来たルカ」 イルカショーを3回開く。ルカにイルカショーを見せる。 エーゲ海 キケロス海峡にいるハンドウイルカを仲間にする(詳しくは特別な依頼参照) 第3話「ルカはかく語りき」 イルカショーで3人以上を満足させる。 第4話「お喋りなルカ」 北極 カナダ北岸沖にいるイッカクを仲間にする(詳しくは特別な依頼参照) 第5話「優しいルカ」 総訓練回数100回またはイルカショーを20回行う。 訓練回数は実際に訓練を行わなくてもベルを鳴らしてイルカを呼んだだけでもカウントされる。 北極 カナダ北岸沖にいるベルーガを仲間にする(詳しくは特別な依頼参照) 第6話「驚きのルカ」 ヴァルカ城にいるオキゴンドウを仲間にする(詳しくは特別な依頼参照) 第7話「ルカの過去」 ディープ・ホールにいるカマイルカを仲間にする(詳しくは特別な依頼参照) コルティカ川上流域にいるピンクイルカを仲間にする(詳しくは特別な依頼参照) ザッハーブ海域・深部にいるハナゴンドウを仲間にする(詳しくは特別な依頼参照) ザッハーブ海域にいるシャチを仲間にする(詳しくは特別な依頼参照) ネフィリムの石窟にいるイロワケイルカを仲間にする(詳しくは特別な依頼参照) 以上5匹のイルカを仲間にする(順不同) ただしイロワケイルカはクリア後にネフィリムの石窟を再解放する必要がある。 最終話「永遠のライバル」 すべてのイルカを仲間にした後ハヤコと会話する。 記憶の欠片 出現条件:第2章クリア後に撮影依頼を1度受ける。外伝は撮影依頼をこなしていると出現する。 第1話「流れ着いた男」 ナポレオンフィッシュの写真を撮ってジャン=エリックに渡す。 ナポレオンフィッシュはガタマ環礁(ディープ・ホールへの入り口周辺E-8など)にいる。 第2話「小さな記憶」 ウデフリツノザヤウミウシの写真を撮ってジャン=エリックに渡す。ウデフリツノザヤウミウシはガタマ環礁(B-7,C-5,G-6)にいる。 第3話「名前の記憶」 キケロス海峡にあるクロース・リフトの写真を撮ってジャン=エリックに渡す。 第4話「写真の記憶」 チチュウカイモンクアザラシの写真を撮ってジャン=エリックに渡す。チチュウカイモンクアザラシはキケロス海峡(G-3,G-4,G-5)にいる。 最終話「家族の記憶」 オセアンヌの写真を撮ってジャン=エリックに渡す。 外伝1話「写真代行」 ジンベエザメの写真を撮ってジャン=エリックに渡す。ジンベエザメはガタマ環礁・ザッハーブ海域にいる。 外伝2話「水中カメラマン」 ウバザメの写真を撮ってジャン=エリックに渡す。ウバザメは夜のキケロス海峡にいる。 外伝3話「一流の仕事」 シロナガスクジラの写真を撮ってジャン=エリックに渡す。シロナガスクジラはカナダ北岸沖にいる。 青い鳥を探せ! 第1話「青い鳥」 ナインボール島の桟橋にいる青い鳥を調べる。 第2話「幸運の鳥なのか?」 ガタマ環礁の上陸地にいる青い鳥を調べる。 第3話「ティセアラの願い」 キケロス海峡の上陸地にいる青い鳥を調べる。 第4話「極寒の地に立つ」 吹雪の日にウェッデル海の上陸地にいる青い鳥を調べる。 第5話「天幕の果てに」 オーロラが見られる夜にカナダ北岸沖の上陸地にいる青い鳥を調べる。 第6話「恵みの緑」 雨天時にコルティカ川中流域の上陸地にいる青い鳥を調べる。 第7話「紅の月輪」 満月の夜にザッハーブ海域の上陸地にいる青い鳥を調べる。 最終話「幸せのゆくえ」 ナインボール島の桟橋にいる青い鳥を調べる。 サルベージャーの誇り 出現条件:第2章クリア後 外伝はサルベージ依頼をこなしていると出現する。 第1話「謎の男」 キケロス海峡の沈船デルメル号付近(C-3)に落ちているトルマリンの指輪をサルベージする。 第2話「難関」 キケロス海峡のトリトネ村遺跡のあたりに落ちているマイセン磁器をサルベージする。 第3話「サルベージ依頼」 キケロス海峡のC-3に落ちている探検家の財宝をサルベージする。 第4話「GとF」 ヴァルカ城の宝物庫に落ちている貴族の積荷をサルベージする。 第5話「サルベージの夢」 G.Gとともに夜にキケロス海峡のE-6にある洞窟に行く。 最終話「夢の結末」 G.Gとともに満月の夜にキケロス海峡のE-6にある洞窟に行く。 外伝1-1話「究極の味」 キケロス海峡のフラミンゴ号(C-1)に落ちているビネガーのビンをサルベージする。 外伝1-2話「古代の水」 ウェッデル海にハヤコと潜って古代の氷をサルベージする。 外伝1-3話「知識の量」 雨天時にコルティカ川中流域のマングローブ・プリズンに落ちているルドラの像をサルベージする。 外伝2-1話「宝探し1」 ガタマ環礁のディープ・ホールへの入り口周辺に落ちている白銀の盾をサルベージする。 外伝2-2話「宝探し2」 キケロス海峡のH-6付近に落ちている黄金のヨロイをサルベージする。 外伝2-3話「宝探し3」 ザッハーブ海域のD-3付近に落ちている白金の剣をサルベージする。 助けを呼ぶ声 第1話「調子の悪い生き物」 ガタマ環礁にいる病気のマンタ・マナティ・ナポレオンフィッシュをPULSARで治療する。マンタはC-3、マナティは北東のドーナッツ・リーフ、ナポレオンフィッシュはディープホール入口周辺にいる。 第2話「迷子のアザラシ」 キケロス海峡にいる病気のチチュウカイモンクアザラシをPULSARで治療する。アザラシは西の浅瀬、ブルードーム、南東のエメラルドレディ号にいる。 第3話「傷ついたペンギン」 ウェッデル海にいる病気のコウテイペンギンをPULSARで治療する。 第4話「外から来た魚」 コルティカ川中流域にいるアトランティックターポン5体をPULSARで治療する。 最終話「押しよせるクジラ」 ザッハーブ海域のマッコウクジラをPULSARで治療する。 業界No.1への道 第1話「新たな商売」 第2話「期待」 第3話「好評」 第4話「ウワサ」 第5話「問い合わせ」 第6話「黒い影」 第7話「さらに上を目指して」 第8話「順風満帆」 第9話「余裕」 第10話「進出」 第11話「頂点を目指して」 第12話「見えた頂点」 最終話「頂」 基本的にマップを完成させていけばいい。 ガイド中はマップを埋めたことにならないので注意。 途中で起きる黒い影のイベントについてはサウス・キャニオンの南に行くと発生する。 星からの招待状 夜話「不思議なコイン」 すべてのコインを集める。 夜話「コンユンクティオ」 牡羊座・牡牛座・双子座・蟹座・獅子座・乙女座・天秤座・サソリ座・射手座・山羊座・水瓶座・魚座の黄金貨を集める。 以上の金貨を集めて無線から声を聞いた後、オセアンヌとザッハーブ海域のH-8に行く。 夜話「オポシティオ」 水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星・魔女星・月の黄金貨を集める。 以上の金貨を集めて無線から声を聞いた後、G.Gとヴァルカ城のウォーター・ギャレリーに行く。 星座物語「英雄ペルセウス」 ペルセウス座・ペガスス座・ケフィウス座・カシオペア座・鯨座・アンドロメダ座の黄金貨を集める。 星座物語「カリストの悲劇」 大熊座・牛飼い座・猟犬座・小熊座の黄金貨を集める。 星座物語「アルゴ号の航海」 帆座・竜骨座・船尾座・羅針盤座の黄金貨を集める。 星座物語「ヘラクレスの矢」 ワシ座・ヘラクレス座・矢座の黄金貨を集める。 星座物語「アスクレピオス」 烏座・ケンタウルス座・蛇座・蛇遣座黄金貨を集める。 星座物語「女神の髪」 髪座の黄金貨を集める。 海と女性と幸せと 第1話「オープン準備」 71種類以上の生物を図鑑に登録した後水族館に行ってハヤコと会話する。 第2話「オープン前日」 水族館に行ってハヤコと会話する。 第3話「ハヤコの葛藤」 141種類以上の生物を図鑑に登録する。 シロナガスクジラの捕食活動を見る(カナダ北岸沖のある地点に行くとイベントが発生) 第4話「母性と海」 水族館に行ってハヤコと話すとウミガメの産卵の観察を頼まれる。 ナインボール島でオセアンヌと話すとエルダからのオファーを受けることができる。 エルダとともにザッハーブ海域の上陸地に行く。 第5話「生命の神秘」 水族館に行ってハヤコと話すとウミガメの孵化の観察を頼まれる。 ナインボール島でオセアンヌと話すとエルダからのオファーを受けることができる。 エルダとともにザッハーブ海域の上陸地に行く。 第6話「100万人を目指して」 水族館総入場者数100万人を達成させる。 こまめに水族館に足を運んで流行の生物を取り入れていけば次第に客足は増える。 同じ展示のままだと客が飽きてしまい入場者数が減少していくので注意。 最終話「これが私の生きる道」 水族館総入場者数100万人を超えた後、水族館に行ってハヤコと会話する。
https://w.atwiki.jp/abobo/pages/247.html
18話 フェイの葛藤!
https://w.atwiki.jp/yaruopokenaru/pages/2054.html
やる夫のポケモン > ミヤコ 基本情報 特性1:プレッシャー この特性を持った対象に技をかけた時、消費PPが+1される。 相手に技のダメージを与えた時、10%の確率でひるむ。 特性2:影踏み 相手はポケモンの交代・逃走が不可能になる。テレポートも失敗する。 お互いが同じ特性を持っている場合、双方無効化される。 バトンタッチ、トンボ返り、ボルトチェンジ、綺麗な抜け殻、脱出ボタンによる交代は有効。 ┏【種族値】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━──────────┃H P 60┃攻撃 120┃防御 140┃特攻 30┃特防 145┃素早 30┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ タイプ:ゴースト 耐性:◎=4倍 ○=2倍 △=1/2 ▼=1/4 ×=無効 ノ 炎 水 電 草 氷 格 毒 地 飛 エ 虫 岩 ゴ ド 悪 鋼 × × △ △ ○ ○ 技一覧 技名 分類 タイプ 威力 命中率 範囲 効果 炎のパンチ 物理 炎 75 100 相手一体 10%の確率で相手を火傷にする 冷凍パンチ 物理 氷 75 100 相手一体 10%の確率で相手を氷状態にする 雷パンチ 物理 電気 75 100 相手一体 10%の確率で相手を麻痺状態にする 重力 変化 エスパー - - 全体の場 5ターンの間じゅうりょく状態になる ※1 締め付ける 物理 ノーマル 15 85 相手一体 相手を締め付け4~5ターン連続でHPを減らし続けるその間相手は逃走・交代が不可能になる 睨みつける 変化 ノーマル - 100 相手全体 相手の防御を1段階下げる ナイトヘッド 特殊 ゴースト - 100 相手一体 自分のLv分の固定ダメージを与える 金縛り 変化 ノーマル - 100 相手一体 直前に相手が使った技を4ターン使えなくする 見破る 変化 ノーマル - 必中 相手一体 相手を「みやぶる」状態にする ※2 驚かす 物理 ゴースト 30 100 相手一体 30%の確率で相手を怯ませる 怪しい光 変化 ゴースト - 100 相手一体 相手を混乱させる 影打ち 物理 ゴースト 40 100 相手一体 先制技(優先度+1) 追い討ち 物理 悪 40 100 相手一体 相手が交換すると、交換する前のポケモンに威力2倍で攻撃 呪い(鈍い) 変化 ゴースト - - ※1 自身のタイプにより効果が変化する ※3 鬼火 変化 炎 - 75 相手一体 相手を火傷状態にする シャドーパンチ 物理 ゴースト 60 必中 相手一体 必ず命中する 祟り目 特殊 ゴースト 50 100 相手一体 相手が状態異常の時、威力が2倍になる 黒い眼差し 変化 ノーマル - 必中 相手一体 相手を状態変化「くろいまなざし」にする ※4 しっぺ返し 物理 悪 50 100 相手一体 相手の後攻になった時、威力が2倍になる 気合パンチ 物理 格闘 150 100 相手一体 必ず後攻になる(優先度-3)使用前に攻撃技のダメージを受けていると失敗する 目覚めるパワー 特殊 ノーマル ※ 100 相手一体 ポケモンの個体値によって威力とタイプが変化 日本晴れ 変化 炎 - - 全体の場 天候を5ターン陽射しが強い状態にする 冷凍ビーム 特殊 氷 95 100 相手一体 10%の確率で相手を凍らせる 吹雪 特殊 氷 120 70 相手全体 10%の確率で相手を凍らせる、天気が霰だと必中 破壊光線 特殊 ノーマル 150 90 相手一体 使用した次のターンは反動で動けない 守る 変化 ノーマル - - 自分 そのターン自分が受ける技を無効化する(優先度+4)連続で使用すると失敗しやすくなる 霰 変化 氷 - - 全体の場 天候を5ターン霰が降り続いている状態にする 八つ当たり 物理 ノーマル 不定 100 相手一体 懐き度が低いと威力が上がる(最高100) 恩返し 物理 ノーマル 不定 100 相手一体 懐き度が高いと威力が上がる(最高100) サイコキネシス 特殊 エスパー 90 100 相手一体 10%の確率で相手の特防を1段階下げる シャドーボール 特殊 ゴースト 80 100 相手一体 20%の確率で相手の特防を1段階下げる 瓦割り 物理 格闘 75 100 相手一体 相手の場のリフレクター・光の壁を解除してから攻撃する 影分身 変化 ノーマル - - 自分 自分の回避率を1段階上昇させる 岩石封じ 物理 岩 50 80 相手一体 100%の確率で相手の素早さを1段階下げる 空元気 物理 ノーマル 70 100 相手一体 使用者が毒・猛毒・麻痺・火傷状態の時、威力が2倍になる 眠る 変化 エスパー - - 自分 自分のHPを全回復し、状態異常も回復する2ターンの間眠り状態になる。HPが満タンだと失敗する 泥棒 物理 悪 40 100 相手一体 持ち物をこちらが持っていないとき、相手の持ち物を奪う 気合球 特殊 格闘 120 70 相手一体 10%の確率で相手の特防を1段階下げる 投げつける 物理 悪 不定 100 相手一体 持っている道具により威力と効果が変化使用すると持っていた道具は消費される 堪える 変化 ノーマル - - 自分 瀕死になる攻撃を受けてもHPが1残る(優先度+4)連続で使用すると失敗しやすくなる ギガインパクト 物理 ノーマル 150 90 相手一体 使用した次のターンは反動で動けない フラッシュ 変化 ノーマル - 100 相手一体 相手の命中率を1段階下げる 誘惑 変化 ノーマル - 100 相手全体 相手の特攻を2段階下げる異性にのみ有効、性別不明は無効 地均し 物理 地面 60 100 自分以外 100%の確率で相手の素早さを1段階下げる 自然の恵み 物理 ノーマル 不定 100 相手一体 持っている木の実によりタイプと威力が変化使用すると持っていた木の実は消費される 身代わり 変化 ノーマル - - 自分 自分のHPを1/4減らし、身代わりを作る トリックルーム 変化 エスパー - - 全体の場 5ターンの間素早さの低い順に行動する状態にする(優先度-7) 岩砕き 物理 格闘 40 100 相手一体 50%の確率で相手の防御を1段階下げる ※1 じゅうりょく状態 場にいる全員の命中率が5/3倍 飛行タイプ・浮遊特性・技の効果で地面にいない状態のポケモンが地面にいる状態になる 宙に浮く技が使用できなくなる跳ねる/飛び蹴り/飛び膝蹴り/電磁浮遊/テレキネシス/空を飛ぶ/飛び跳ねる/フリーフォールが該当する ※2 状態変化「みやぶる」…この状態のポケモンはゴーストタイプでも格闘・ノーマル技を効く状態になり、自身の回避率上昇を無視して命中判定を行われる。 ※3 自身のタイプがゴーストタイプの場合(呪い):自分に最大HPの1/2のダメージ、相手を呪い状態にする 自身のタイプがゴーストタイプ以外の場合(鈍い):自分の攻撃と防御が1段階上がり、自分の素早さが1段階下がる ※4 状態変化「くろいまなざし」 この状態のポケモンは交代や逃げることができなくなる。テレポートも失敗する。 使ったポケモンが倒れるか交代する、使われたポケモンが交代するとこの変化は消滅する。 バトンタッチ・とんぼがえり・ボルトチェンジは出来る(バトンタッチでも効果は引き継がない) 特性がにげあしのポケモンとけむりだまを持つポケモンは、くろいまなざし状態でもにげる・テレポートができる(交代はできない)。 きれいなぬけがらを持つポケモンは、くろいまなざし状態でも交代できる(にげる・テレポートはできない)。 ミヤコのレベル技 Lv 1 炎のパンチ Lv 1 冷凍パンチ Lv 1 雷パンチ Lv 1 締め付ける Lv 1 睨みつける Lv 1 金縛り Lv 1 ナイトヘッド Lv 1 重力 Lv 6 金縛り Lv 9 見破る Lv 14 驚かす Lv 17 怪しい光 Lv 22 影撃ち Lv 25 追い討ち Lv 30 呪い Lv 33 鬼火 Lv 37 シャドーパンチ Lv 42 祟り目 Lv 49 黒い眼差し Lv 58 しっぺ返し Lv 61 未来予知 ミヤコの現在の特徴 CSを下げHABDを上昇させ特性に影踏みを追加した強化ヨノワール。 原種と比べるとSが下がっている点も元から低いSだったのであまり気にならずトリックルームやジャイロボールの威力低下を考えるとむしろ強化点ですらある。 高いABDを持つがAは全体的に技威力が低めなため思ったより火力が出ず、耐久もHが低いため実際は並より高い程度。 回復技も眠ると痛み分け程度とややクセのある技のみなので鬼火やトリックルーム等の変化技、技範囲の広さを活かして立ち回ってきたい。 基本的にはヨノワールの運用論をそのまま持ってきていいだろう。 プレッシャーは発動確率は低いものの影撃ちや不意打ち、トリックルーム下の運用と発動機会は意外と少なくない。発動したらラッキー程度に考えよう。 この世代ではゴーストタイプ相手でも影踏みの効果は発揮されるので鬼火と合わせて物理主体の相手を無理やり起点にしていくことができる。 道連れや置き土産、痛み分け、スキルスワップといった面白い技も活用でき、幅広い運用が可能。 Sが極端に低くトリックルームを覚えているのでトリックルームパーティの始動役適性がある。 同じくトリル適正のあるエンジェルと比較するとこちらは地面、草耐性がない代わりにSはこちらのほうが圧倒的に低く弱点も少なめなので組むのであればこちらに軍配が上がるだろうか。 置き土産、道連れといった1 1交換技や自主退場技を覚えるので起点役として申し分ないし技範囲も広いのでアタッカーとして運用してもいいだろう。 追加技で欲しいものは不意打ち、岩雪崩、痛み分け、道連れ、スキルスワップ、置き土産、トリック辺りが候補。 癖が強いがこの世代最強の霊物理技であるシャドーダイブも習得しておきたい。 持ち物は状態異常対策のラムの実、食べ残し、オボンの実辺り。拘りアイテムを持たせて拘りトリックさせても面白いか。 技開発クラブでは自己再生等の高速回復技、アームハンマーやシャドークローといった自身とマッチした物理技を狙いたい。 技の参照元はヨノワール。 習得可能技一覧 習得相手 習得できる技 エド(教え技) 炎のパンチ(済)、冷凍パンチ(済)、締め付ける(済)、頭突き、いびき、泥かけ、凍える風、寝言、痛み分け、トリック、スキルスワップ、重力(済)、横取り、不意打ち、悪の波動、怪しい風、メガトンパンチ、メガトンキック、のしかかり、捨て身タックル、地球投げ、物真似、指を振る、夢食い、岩雪崩、悪夢、威張る、自己暗示、雷パンチ(済) ルイズ(卵技) 道連れ、痛み分け、置き土産、スキルスワップ、封印、怨念、悪の波動、怪しい風 金剛晄 爆裂パンチ、カウンター ソル シャドーダイブ
https://w.atwiki.jp/jujin/pages/948.html
お嬢様の葛藤
https://w.atwiki.jp/hyourirowa/pages/82.html
山奥の塔を後にし、エブラーナの忍者王子は草原を駆ける。 塔からまずはまっすぐ東へと走り、目の前に森が立ち塞がるが、躊躇なく入る。 夜の森とは、常人から見れば殺し合いの会場でなくとも入るのを拒否するほど恐れる場所だ。 だが、忍者である以上夜でも問題なく動けるし、むしろ障害物が多い場所の方が有利に動け、戦えるぐらいだ。 入ってからすぐに南下し、バロンを目指す。 そのまま特に誰とも会わず、もう少しで森を抜ける所で、音が聞こえてきた。 (ん?) 何かが森の中を木霊する。 耳をそばだててみると、それは爆音のようだった。 彼の仲間の中で、唯一このような音を立てることが出来そうなリディアは、ここにはいない。 だからと言って、あのような爆音が響いた場所を無視するなと言うのが無理だった。 もしも、あの場所で仲間が巻き込まれていたら。 また仲間ではなく、自分の宿敵にして、両親の仇であるルビカンテがあの音の原因と言う可能性もある。 来た道を引き返し、森を北上する。 やがて視界に、大きな木造の建物が入り込んできた。 そして、二人の男性の姿も。 片方はオレンジ色のバンダナに、黒を基調とした服装。 高貴な印象は受けず、どちらかと言うとアウトローなイメージが強いが、それでいて強者の風格が漂う。 もう片方は黄色い帽子にオレンジのベストが印象的な子供だということは分かるが、何を考えているかつかめない。 「動くな」 最初に声を発したのは2人の男性のうち、盗賊か海賊のような姿をした方だった。 それだけで、空気が一変し、殺気が辺りに漂う。 武器こそ持っていないが、この海賊の男は確かな実力を持っていることははっきりと伝わった。 「俺はあんたらの敵じゃねえよ。」 「悪いがつい先刻、女を殺してオレ達に襲い掛かってきた奴がいてな。 そう言われてはいそうですかと受け入れるのは無理ってものだ。」 ちっ、とエッジは舌打ちをする。 相手が信用してくれないだけではない。既に人が殺されているという事実を突き付けられたからだ。 勿論、彼自身もこれで相手の方を信用できるというわけではない。 この二人がその女を殺したのであり、その罪を誰かに擦り付けている可能性も拭い切れないからだ。 「そいつぁ残念だ。じゃあどうすりゃ俺のことを信用してもらえる?」 「そうだな。その支給品袋をこちらに渡せ。その後マスクと装束の裏を見せろ。 暗器の方も確かめたくてな。」 なかなかどうして、相手は警戒心がある奴だとエッジも感心する。 もし相手が敵だとするなら、合法的に自分に近づけるチャンスを作れるからだ。 「いいぜ……それなら、好きなだけ覗きな!!」 大きく振りかぶり、支給品袋を2人に投げつける。 しかし、海賊姿の男は彼の動作を見抜いて、それを強引に蹴とばした。 「ハヤト、下がれ!!」 男は少年に巻き込まれないようにと指示を出すとすぐに、猛然とエッジ目掛けて突進してきた。 しかもその右手には抜いたばかりのナイフを持っている。 カウンターをお見舞いしてやろうかとエッジは海賊男にハイキックを見舞うも、姿勢を低くして躱される。 懐に入り込まれるや否や、相手はナイフでエッジの足の付け根を串刺しにしてこようとする。 しかしエッジは自慢のスピードを生かし、海賊男のナイフを持っている腕の下から手刀で斬り上げる。 その方向から力を加えられるとは予期していなかったのか、ナイフは手から逃れ、遥か上空へと舞った。 これでナイフと言う相手の武器を奪い、俄然エッジは勢いづく。 そのまま身体を一回転させ、回し蹴りを命中させる。 蹴りを胸に入れたことで大きく海賊男を後退させる。 ところが、追撃に行く所、相手は予想外な行動に出た。 地面を強く蹴りつける。 エッジに当てるためにやったのではない。 視界を遮断する砂煙を巻き起こしたのだ。 だからどうしたとばかりに、エッジは砂煙の中に突撃する。 闇を友とする忍者は視界の利かない場所こそ、真価を発揮する。 「ならば……バギマ!!」 男が見知らぬ詠唱を始めたと思うと、突然砂煙の中で風が起こった。 エッジの頬を真空の刃が掠める。 彼の世界にとって、風の魔法とはかなり珍しい物だったので、一瞬驚くもすぐに対策を練る。 「そんな術なら俺にもあるぜ!火遁!!」 エッジが印を組むと、炎が迸り、竜巻とぶつかり合う。 炎こそはダメージを与える前に無くなるも、竜巻も消え、再び自由に動き回れるようになる。 すかさず男の顔面目掛けて蹴りを放つが、肘のガードで受け止められる。 だが、彼の攻撃はそれで終わりではない。 元々、彼は武器を2つ使った二段攻撃を主流としていた。 そして、相手が躱した方向目掛けて、先程相手が落としたナイフを突きつける。 敵が持っているアイテムを盗むのも、エッジの得意分野だ。 「忍者舐めるなよ!」 これにて勝利かと思えば、それは否。 急にエッジの足元が崩れ、ナイフは相手に届かない。 蹴りを放った直後に勝利を急いだこともあって、蹴りを放ってから体軸が不安定だったのか。 それもまた否。 「マストのねぐらで育った海賊を舐めるな。」 男は地面スレスレに足払いを兼ねた蹴りを放ち、意識していなかった足元を狙ったのだ。 そのままアッパーカットをエッジは食らいそうになるも、先程の意趣返しの様に、肘でガードする。 密着状態から離れるかのように、エッジはトントンと3度バック宙を繰り広げ、後ろへ退く。 そのままナイフを投げようかと考えたが、気が付くとナイフが無かった。 盗みに長けているのはエッジのみではない。 「返してもらったぞ。」 「てめえ!」 海賊になる上で培った技術は、盗みも含まれる。 (こいつ、中々出来るな) (この男、実にやりおる。) 空気がさらに張り詰める。 どちらもまだ本気を出していない。 そのまま互いににらみ合い、再度突進しようとした時――― その間に、少年が割り込んだ。 「「!!」」 両者互いに少年を危うく殺しそうになり、慌てて筋肉を凝縮させて足を止める。 「下がっていろと言った……」 「テメ……どういうつもり……」 「戦ったらダメだ!!」 その『凄み』は10行くか行かないかの少年には思えない。 むしろ、セシルにも劣らないほどの決意を感じた。 その黄金の精神に押され、2人は戦うのを止める。 「下がっていろと言ったのに……なぜ前に出た。」 「もしこの人が悪人なら、吉良みたいに僕を狙ってくるはずだ。でもそうじゃなかった。」 「よしよし、君はそっちのオジサンと違って、ちゃんと正義と悪の区別がついているんだな。エライエライ。」 「「「…………。」」」 エッジが茶化すように早人を褒めるが、何とも言えない空気が漂う。 しばらく3人共沈黙を貫いていたが、やがて張りつめていた空気が解れ、最初にエッジが口を開く。 「俺はエッジ。向こうの建物で爆音が聞こえたから来たんだが、何があったか説明してもらえるか?」 「良いだろう。最も信じるか信じないかは勝手だがな。」 ★ 「そのキラって奴は、召喚士か何かか?」 シャーク・アイと名乗った男から清浄寺での一件を聞き、思い出したのはこの場所にいない想い人のこと。 「分からん。この坊主の話だとスタンドというらしいが、召喚魔術の一種だろう。」 「やっぱりか。俺の仲間……この世界にはいねえんだが、似たような技を使える奴がいてな。 それと、キラはどの方向にいたのか分からねえのか?」 「分からん。まだ森を彷徨っているかもしれないし、どこか遠くへ逃げたのかもしれん。」 ここでエッジは一つ考える。 まだキラがこの森の中にいるならば、それは奴を追い詰めるチャンスだ。 どのような力の使い手なのか情報を得たし、何より召喚士のことはよく知っている。 加えて相手は自分のことを知らない以上、自分は不意打ちを加えるにはこの上なく適した人材だ。 しかし懸念すべきところは、自分には武器が無いということだった。 「もう一つ聞きてえことがあるんだが、余った武器って持ってるか?俺はあるんだが、重くてどうにも使えねえ。」 塔から降りた後、一度支給品を確認してみた。 しかし、支給された武器らしいものはマスターソードという、強そうに見えるが、余りにも重くて使えそうにない代物だけ。 普通の剣なのにどうしてもてないのかやはり刀なり手裏剣なり武器を持っておきたいところだ。 「残念だが俺の武器はこのナイフだけだ。ハヤトの武器は寺での戦いで壊れたしこちらが欲しいぐらいだな。」 加えて問題は、この殺し合いに乗ったであろう人間は、吉良だけではないはずだということだ。 エッジとしては、簡単に死んでしまう仲間ではないとは分かってこそいるが、早く仲間と再会したいし、1人でも多く危険人物は排除しておきたい。 この森の中で吉良を探そうとすると、それこそ他のマーダーを倒したり、仲間を探す時間まで浪費してしまいかねない。 2人は早人の仲間と再会できそうな杜王駅を目指しているという。 自分が目指しているバロン城の方向でもあるし、シャークや早人と共にそちらへ向かうのも悪くない。 少なくともこんな森の中をいつまでもうろつくよりかは、効率が良いはずだ。 「俺は南のバロン城って場所を目指しているんだが、その杜王駅までは同行させてもらうぜ。」 「いいのか。」 「ああ。」 こうして、海賊船長と忍者王子、そして黄金の精神を持つ少年の3人が、森の中を進むことになった。 (どっちにせよ、メリットもデメリットもあるよな……) 自分の判断がプラスになることを願いながら、先頭になって森を進む。 森を抜けるとすでに朝日が昇り始めていた。 その太陽は祝福をしているのか、絶望の光になり得るのか。 【C-3/森と草原の境目/ 早朝】 【エッジ@FINAL FANTASY IV】 [状態]:ダメージ(小) [装備]:なし [道具]:基本支給品、マスターソード@ゼルダの伝説トワイライトプリンセス ランダム支給品(0~2) [思考・状況] 基本行動方針:仲間を探す 1. まずはシャーク・アイ、川尻早人と共に杜王駅へ 2. それからバロン城に向かうか 3. 朝比奈覚、奇狼丸、ルビカンテに警戒 ※少なくともバブイルの巨人を攻略した後です。 ※、シャークと早人から吉良吉影のことを聞きました。また、吉良をリディアのような召喚士だと思っています。 ※エッジが使える武器は支給されていません 【川尻早人@ジョジョの奇妙な冒険】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:基本支給品 ランダム支給品0~2(武器ではない) [思考・状況] 基本行動方針:シャーク・アイ、エッジと共に杜王駅へ向かう 1. スタンドが自分が見えることへの驚き ※本編終了後です ※名簿は確認しました。 【シャーク・アイ@ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち】 [状態]:ダメージ(小) MP消費(小) [装備]:鶴見川のナイフ@無能なナナ [道具]:基本支給品 ランダム支給品0~2(武器ではない) [思考・状況]ミチルに対する罪悪感 基本行動方針:アルスを探す、その過程で危なっかしい人物を倒す。殺し合いに乗る気はないが、最悪殺害も辞さない。 1.早人、エッジと共に杜王駅へ向かう。 ※少なくとも4精霊復活後です ※少なくとも船乗り、盗賊、海賊の技は使えます。 [支給品紹介@マスターソード@ゼルダの伝説トワイライトプリンセス] エッジに支給された剣。 単純に鋭い切れ味を持つだけではなく、特別な力を持ち、闇の力を払うことが出来るが、選ばれし者にしか持てない。 本作では原作で装備できたリンク以外に誰が装備できるかは不明。少なくともエッジには持てない。 Back← 047 →Next 046 「もしも」 時系列順 048 暴走と言う名の救い 投下順 017 ある忍者の葛藤 エッジ 059 死刑執行中脱獄進行中(前編) 041 パパは僕のパパじゃない 川尻早人 シャーク・アイ
https://w.atwiki.jp/churuyakofu/pages/243.html
次の話へ 【彼女の葛藤】 「……今日はなんの御用で?」 霖之助がいつものように本を読んでいると、両肩にずしりと重みがかかった。 以前は慌てふためいていたものだが、数日に一度のペースで同じことをされては流石に慣れる。 まあ、たまに気が緩んでいるときはいまだに飛び上がったりもするのだが。 くるりと振り向いてみれば、予想通りの整った顔が鼻のくっつきそうな距離に浮いていた。 いつもと違うのは、その顔は眉が寄って唇の端が下がったしかめっ面ということ。 「もう。女性のほうからここまでしているっていうのにぃ。 ちょっと反応が淡白すぎるんじゃなくて?」 めっ、と霖之助の額を小突く八雲紫。 なんだか子ども扱いされているみたいだな、とも思う霖之助だが、あまり反発する気にはならない。 これが霊夢や魔理沙ならば、何かしらの一言は返すところだというのに。 「この店に来ていただけるのはありがたけどね。 毎回毎回スキマから死角に出てくるものだから、すっかり慣れてしまったよ。 あとは、何か買ってくれれば言うことはないんだが」 何も言い返さない理由としてはこんなところだろう、と自己分析しながら返事を返した。 「つまんないわねぇ。 前は顔を真っ赤にして『い、いきなり何をするんだ!』とか言ってくれたのに。 ……もう……私の体には飽きてしまったのね……」 扇子で顔を隠してよよよ、と泣く振りをする紫。 これさえなければもっと踏み込んで接してもいいんだがなあ、と霖之助は内心でため息を吐いた。 「ああ、すまなかったよ。このとおり謝るから泣かないでくれ」 「……」 謝ったというのに唇を尖らせ、ジトーっとした目で見てくる紫。 霖之助が頭の上に?を浮かべていると、 「……飽きたっていうの否定してない……」 などと言い出した。 そちらが冗談めかして言ってきたというのに。そもそも飽きるも何も堪能した覚えすらない。 今度こそ、ため息を隠さない霖之助だった。 「それにしても霖之助さんは優しいわねえ。 藍に同じことしても、冷たーい声で『いいから要件を言ってください』なんて言うのよ」 「それは君の発言を流していきなり要件を聞いたりするな、と言うことか」 「流石霖之助さんね。みなまで言わなくても私の言いたいことを察してくれるんだから」 先ほど彼女の式と同じことをしようか迷っていた霖之助は、差し当たり自分の判断に感謝することにした。 「まあ、いつまでもこうして言葉遊びをしていても仕方ないわね。 私としては一日中続けてもいいくらいだけど。それはそれとして、今日はちゃあんとお客様としてお邪魔してるつもりよ」 「できれば今日は、ではなくて今日も、になって欲しい所だがね」 「むぅ~、いいじゃないそのくらい。 それで、今日は霖之助さんを頂きたいのだけど」 「……僕の店では生物は取り扱っていないことくらい知っているだろう?」 「もちろんよ。私が言っているのは霖之助さんに今日私と過ごして欲しいってこと。 霖之助さんの時間は生物ではないもの。何の問題もないでしょう?」 そうきたか。 はじめに今のことを切り出されていれば、自分の時間は非売品だと言い切ることもできた。 しかし、既に会話の中で『生物は扱っていない』と、生物以外ならなんでも扱っているようにも取れる発言をしてしまっている。 ここで自分の時間も非売品だと言ったところで、この発言を盾に押し切られるのが落ちだ。 それに、八雲紫の機嫌を損ねるのはよろしくない。彼女でなければ取引すらできないものが多すぎる。 主にストーブの燃料とか。 そう、それだけだ。 これで機嫌を損ねてぱたりと彼女が来なくなった店内を想像してなんとなく寂しかったのは気のせいだろう。 「……どうやら現時点で僕に反対する理由はないようだね。 それで、僕と一日何をするつもりだい? 極力お客様の期待には応えさせてもらうと言いたいところだが、内容によっては販売拒否もあり得るよ」 何を言われるかビクビクしながらの発言だったが、紫の提案は想像以上にささやかなものだった。 「そんなむちゃくちゃなことは言わないわよ。 人里に新しい甘味処ができたから、一緒に行って欲しいの」 「……拍子抜けするほど簡単な申し出だね。それくらいなら頼めばいつでもお供したのに」 スキマツアーにでも連れて行かれるのかと思っていた分、この申し出は非常にハードルが低いように思える。 まあ紫とお茶をするくらいは特に問題ないのも確かだが。 一方、紫は予想以上の好感触に喜んでいる。 「あら、本当?」 「ああ、君にはいろいろと便宜を図ってもらっているからね。それくらいならお返しにもならないよ」 「……どうせそんなところだと思ってたけど」 ころころ表情が変わる紫に首をかしげながら、霖之助は先ほどから気になっていたことを尋ねた。 「まあそれはさておき、どうして僕を? 一人で行くのが嫌なら君の式なり、式の式なりに頼めばいくらでもついてくるだろうに」 「その店はバイキングっていう方式を採用しているのよ。 簡単に言うと、一定料金を払えば並べてある料理をいくら食べてもいいっていうスタイルね。 もちろん制限時間はあるけど。 同じ商売人として興味があるんじゃなくて?」 「……それは確かに興味深いな。 食べ放題という言葉に釣られる客は多いだろうが、甘いものをそう大量に食べられる者は少ないだろうしね。 ある程度の料金を受け取っていれば赤字にはならないはずだ。 あとは大量に材料を仕入れることによる値引きなどか……。 実際にどのレベルのものが提供されているのかも気になるな。 僕は営業努力をしない商売人としては失格の部類だろうが、そういう営業形態の原理には確かに惹かれるものがあるね」 「でしょう? 聞いてみた甲斐があったわ。それじゃ、早速行きましょうか」 人里へと向かう霖之助と紫。 目的の店はすぐに見つかった。通常の倍はあるのぼりを掲げていれば当然だが。 「中は洋風か……。 確かにこれなら座敷と違ってとりにいくたびに履物を脱いだり履いたりする必要がないな」 「ほら霖之助さん、このお皿に欲しいものをとって食べるみたいよ。 あっちには紅茶やコーヒーもあるわね。まあ手ずから淹れたものには適わないでしょうけど」 店に入って料金を支払うなり、店の中を見渡す2人。一見似たもの同士だがその着眼点はかなりずれていた。 しばらく店内を観察すると、適当なケーキを1つ2つと紅茶を淹れて席に座る霖之助。 紫はすでにかなりの量を皿にとっているが、それでもまだ選ぶつもりのようだ。 「紫、飲み物は何にする?」 これは少々時間がかかるかな、と考えた霖之助は紫の分も淹れてくることにした。 すこし驚いたような顔をした紫だったが、すぐ嬉しそうに笑って紅茶を頼んできた。 それから10分後。 すぐに淹れては紅茶が冷めるからと、紫の様子を見つつタイミングを計る霖之助。 そんな努力の甲斐あって、良い状態で渡すことができたようだ。 「……ふむ」 パクパク食べる紫を眺めつつ、霖之助は店について考察を重ねていた。 菓子の出来は上々。多少の時間置きっぱなしでも、これなら十分金を払う価値がある。 周りを見れば座ったり立ったりを繰り返す客も少なくない。軽い椅子はこれを見越してのことか。 机の配置はいわゆる碁盤目状ではないが、客の流れを見ていると上手い具合に計算されて置かれていることがわかる。 ついついそういうことを考え込んでいると、 「ちょっと霖之助さん」 思考の海に沈む霖之助を、紫が咎めた。 「ん? なんだい?」 「なんだいって……。 折角2人で来ているんだから、お店ばかり見てないでもっと構って頂戴」 ぷぅ、と頬を膨らませる紫。 いつもの姿からは想像もつかないそんな紫の様子に思わず笑みがこぼれそうになるが、ここであまり大げさに笑うとさらに機嫌を損ねるだろう。 「ああ、すまない。見れば見るほど興味深い作りをしているからね。 不愉快な思いをさせてしまったようだし、これからは君だけを見ていることにしよう」 「そ、そう? まあそれならいいわ。許してあげる」 蔑ろにしていた分しっかり相手をするという意味だったのだが、紫は思った以上に嬉しそうにしている。 どうやら機嫌は直ったようで、左手を頬に当ててなにやら照れくさそうにしている紫の姿に、霖之助は胸をなでおろした。 それから。 「あ、これ美味しい。霖之助さんもどうぞ」 「どれどれ……む、これは確かに」 「でしょう? あ、霖之助さんが取ってきたそれ私も取ろうか悩んでたのよ。一口いただける?」 「ああ、もちろんだ」 「あ~ん」 「……まあいいか。今日は君に付き合おう。ほら、あ~ん」 「あ~ん。ん~、おいし~」 振り回されてばかりだが、こういうのも悪くないなと思う霖之助だった。 「それじゃあね霖之助さん。今日は楽しかったわ」 「僕のほうこそ。今日はいい経験が出来たよ」 「もう、そういう時は『君と居れて楽しかったよ』くらい言って欲しいんだけど?」 「ああ……そうか、そうだね。 今日はとても楽しかったよ。こんなに楽しいのは久しぶりだった。 よかったら、また誘ってもらえるかい?……いや、是非こちらからお願いするよ」 「そ、そう? そこまで言うならまたお誘いするわね」 「ああ、僕のほうは知ってのとおり年中暇だから、いつでも言ってくれ」 「自分で言うなんて、もうお店に関しては開き直ることにしたのかしら?」 クスクス、と2人で笑いあう。 「じゃあ、今度こそ帰るわ。またね霖之助さん」 「ああ……それじゃあ」 紫は何もない空間にスキマを開いて帰っていった。 その場所を見つめつつ、霖之助は今日の紫を思い出す。 いつものような胡散臭さなど微塵もなく、まるで普通の少女のようにはしゃぐ紫。 大妖怪であろうが結界の管理者であろうが、紫も根っこの部分は女の子ということだろう。 次に紫が訪れるときは、今まで以上にその来訪を歓迎できそうだ。 霖之助は暖かい気持ちで家路を急いだ。 一方紫の自室では、 「……ふぅ」 足取りも軽い霖之助とは対照的に、やや落ち込んだ様子の紫が見えた。 「……やっちゃったわねえ……。 特定の誰かに入れ込むのは控えていたつもりだったのに」 いつもは人を手玉に取るような言動が目立つが、八雲紫は幻想郷を誰よりも愛している妖怪である。 その存在は博麗の巫女同様、幻想郷の存続になくてはならない。 だから、ある意味で博麗の巫女以上に心を傾けることは自戒してきたつもりだ。 それが今では霖之助に心惹かれている。このままいくと何もかもを投げ捨ててでも彼の元に走りたくなるだろう。 最初は、幻想郷の外にあこがれる半妖を監視するだけのつもりだった。 あくまで外の世界と幻想郷との境界を守るため。霖之助にしても最初は自分を敬遠していた節がある。 だが、いつしか霖之助と会うことが楽しみになっている自分に気付いた。 なぜかはわからないが、彼と話していると心が弾む。ついつい我を忘れて話に夢中になることもあった。 霖之助もしつこく来訪されるうちに慣れてしまったらしく、最近は普通に接してくるようになった。 自分は否が応でも彼に惹かれているし、彼も憎からず思ってくれているだろう。 だけど、と紫は手を握り締める。 一線を超えるようなことだけはできない。 そんなことになれば歯止めが利いてくれるかどうか自信がない。 だからこれ以上の関係は求めまい。たまに話をして、気が向けば2人で出かける以上のことは。 やるせない思いは確かにあるが、霖之助一人と幻想郷を天秤にかけることもできない。 大丈夫。彼とはまだまだ一緒にいられるのだから。 そう自分に言い聞かせると、紫は辛い現実を今だけは忘れて今日の思い出を楽しむことにした。 次の話へ 以下没にしたプロット。最期の葛藤のわりにちょっとやりすぎな気がしたので。 ―――香霖堂にて――― 「……そういう営業形態の原理には確かに惹かれるものがあるね」 「そう?よかった。 ああ、それとバイキング形式は恋人の男女限定だから、そういうことにしといてね」 「……何だって?」 ―――道中――― 「……歩きにくいんだが」 「今私と霖之助さんは恋人同士なんだから、それらしいことをしないとダメでしょう?」 「だからって店に入る前から腕を組まなくてもいいだろう……」 ゆかりんは満面の笑みで腕に頬を擦り付けたり。 ―――店内――― 「それじゃあ食べましょうか。じゃ、霖之助さん、あ~ん」 「……僕は一人で食べられるんだが」 「恋人同士っていったでしょ?」 「……あ~ん(実はまんざらでもない)」 結局全部食べさせあったりするといいよ。
https://w.atwiki.jp/okura/pages/226.html
元就様は太陽の写真集とかもってるに違いない。 そして雨で日輪が見えない日はそれを見てウフウフ言っているに違いない。 州 ゚∀゚)<8頁目の右から4つ目の写真がたまらんわい!そう思わないか、隆元。 川 ゚д゚)<相変わらずマニアックですね、父上。 たまらんわい!ってエロ親父っぽいな 元就様は…本当は日輪にゾッコンで、家の未来なんかどうでも良いんだろうな…と、思ってしまった。もし違うのなら私を焼き焦がして下さい元就様ぁー! 元就様が家の未来なんかどうでもいいって…! お前は元就様のどこを見ているんだ 日輪をこよなく愛する元就様しか見てません… うーん、説明下手でごめん。けど、やっぱ元就様は日輪崇拝者にしか見えないんだよおおお(ry あの心情を信仰と見るものもいるが、真相はそういうことだ。 支えきれぬ罪悪感と葛藤を、家の為と信仰とすり替えているだけだ。 だが、止めはすまい。 人は自分の手で殺すのだ。 間違っても動機を他者に求めるな。 元就様にも罪悪感と葛藤があったのか・・・僕は電波な元就様についていく