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批判サイド 創造論者の主張 Claim CB301 The eye is too complex to have evolved. 眼は複雑すぎて進化できない。 Source Brown, Walt, 1995. In the Beginning Compelling evidence for creation and the Flood. Phoenix, AZ Center for Scientific Creation, p. 7. Hitching, Francis, 1982. The Neck of the Giraffe, New York Meridian, pp. 66-68. Response これは典型的な 疑いからの論 の例である。創造論者は、眼の進化は「最高に不合理だ」という、 お定まりのダーウィンの引用 をしている。しかし、ダーウィンはその文の後に続けて、3ページ半を使って、眼の漸進的進化の中間段階を提唱している[Darwin 1872]。光受容細胞 神経を持たない色素細胞の凝集 透明な皮膚で覆われた、色素細胞に囲まれた視神経 色素細胞に小さな陥凹を形成される 色素細胞に深い陥凹を形成される 陥凹を覆う皮膚がレンズの形状になる レンズを調整可能な筋肉 これらのすべては現在生存している動物に存在しているので、いずれも実現可能である。これらの段階の間の差異は小さく、さらに中間の段階に分解できると思われる。自然選択は、多くの環境で、これらの差異を選択するはずである。眼はうまく化石にならないので、我々は眼の進化を正確にはたどれないが、我々は進化経路が存在しなとは決して言えない。 脊椎動物の眼の進化の各段階の証拠は比較解剖学および遺伝学から来ている。脊椎動物のβγクリスタリン遺伝子は、レンズに不可欠なタンパク質のいくつかをコーディングしており、それはユウレイボヤのβγクリスタリン遺伝子と良く似ている。ユウレイボヤは、脊椎動物の遠い親戚である尾索類である。ユウレイボヤの単一のβγクリスタリン遺伝子は、光を感知する単眼の色素細胞の姉妹細胞である耳石で発現している。レンズの起源はレンズのない既存のシステムからのコオプションによるものだと明らかになった。 Nilsson and Pelger [1994]は、もし一段階が1%の変化であれば、眼の進化は1829ステップで実現し、それは364,000世代で起きると計算した。 Links Lindsay, Don, 1998. How long would the fish eye take to evolve? References Darwin, C., 1872. The Origin of Species, 1st Edition. Senate, London, chpt. 6, Nilsson, D.-E. and S. Pelger, 1994. A pessimistic estimate of the time required for an eye to evolve. Proceedings of the Royal Society of London, Biological Sciences, 256 53-58. Shimeld, Sebastian M. et al. 2005. Urochordate βγ-crystallin and the evolutionary origin of the vertebrate eye lens. Current Biology 15 1684-1689. Futher Readings Dawkins, Richard, 1996. Climbing Mount Improbable, New York W.W. Norton, chpt. 5. Land, M. F. and D.-E. Nilsson, 2002. Animal Eyes. Oxford University Press. Fernald, Russell D. 2006. Casting a genetic light on the evolution of eyes. Science 313 1914-1918. オリジナルページ これは Index to Creationist Claims, edited by Mark Isaak の和訳です。
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11分の1引いたら妥協しかできない砲 / 1-11th Compromise Cannon テト譜 TST1のセットアップ率66.67% TST2のセットアップ率75.00% TST3のセットアップ率91.59% TST2を最優先する場合、TST1は使う必要がない TST3を最優先する場合、TST1,2は使う必要がない 確定妥協TSTを最優先する場合、TST1,2,3は使う必要がない 1巡目の組み方 8段最少パフェパターン TST1 TST2 TST3 確定妥協TST このテンプレのポイント I土台 片側セットアップ率50.00% 左右反転込みセットアップ率60.00% 180度回転のあるゲームなら必ずTST2が積める 下穴に強い 如月積みと同じ形から、22.10%の確率でTSS→テトリスパフェが取れる このテンプレの弱み 8.41%の確率で妥協しないといけないしかし3巡目確定TSSから良形で6-3積み派生ができる 派生一覧 TST1→14段 TST2→メカニカルTSD派生 確定妥協TST→7巡目まで確定派生 確定妥協TST→3巡目確定TSS→6-3積み派生 テンプレ概要 このテンプレは山岳積み4号と上げられたこともありましたが、既出のため取り下げられました 類似関係 その他
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びふぉー -―――- ,./__ ´ ` 、 イ /`\ >.... / /ヽ \ ,... ´ / `< \ / ∨ ‘, / / \ \// ./ ∨ .. / \ `ヾ // / / / ∨ ヽ. ∨ /,イ´___< ̄ ̄`ヽ // / / / .! / | .| ヽ ∨ .ハ | / //´>― ´ ` ー./ / / | / ,.| | .ハ | ', \ヽ | l/ _/ / ,イ ./ !.|i ./ | | || ト、 \ ヽヽ! | _≧=- ./ /ミ! ./ ! !十‐t-.L_ト、{ Ⅵ ヽ_.斗.十 \! -=ニ._ / / | ハ | |下、fr笊卞ミ ヾ!,ォ笊芍アト、. \ ャ―一 ./ / .!{ Ⅵ Ⅵ |乂少 込少 } | リ\ \i i / |' .∧ |ヽ! fr' i =ミ.、 ∧}/ .个ト \ |./ / /\{ ト'.//〉 _ _ ハ_ゞ/ / .| | .iヽ\ |{ / / ∧ i.>'_ >'/ / | | .∧ \\ || ./ / / ∧ マi |≧ _ ≦「i/ / | | ∧ ヽ ハ i! / / / / ∧ マ! |=[ニ]=|/ / .| | ∧ Y.| | ,ィ≦≧ュ、_/_厶rヘ Ⅵ 〃 ./≧ュ、 _ィ=ュ、.∧ } | ∠三三三7三三ニ7ヘ Ⅵ //ィ∧三三≧ヽ三三心 ∨ ! ∠三三三ニ7三三ア,∠ム. Ⅵ //./'三ヾ.三三ニム三三ニハ/ ∧┏┓┗╋━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▽【リインフォース】 いや…君に合わせただけだ あふたー __ト.、__ |\> ヽ ` ヽ/i /| __...... ゝ ∨ ヘ > i /! __/ レ | \ / └─ / / / ヘ / __ノ // /7 / イ イ /! |! ヘ \∠/ / / / /! / {イ_ノイノハリ; \__ ノ レ / レヘ/ i/ ___,,,/イセ才ト、 | ハ ̄ / リ八ー--、、 ` ̄´ {c j ′リ ',  ̄ ̄/ '.(⌒{;;ヘ`  ̄´ リ r¬、ハノ //ヘ ∨ツ !/⌒ リ ′ ', ` ` ____,,,,、 ヘ ノ 、 「≦>ーヽ こ.イ ヽ ∨ } /iイ 八 \ ヽ_ ノ ! / ヽ イ |/ ` ー ‐ ´ | | '、 ___________ ノ! ,、<´ `ヽ _/´>´ _ノi / / / '., _...,,,、-- ´ / ′___ノ / l ', / |`ヽ _ノ´ ̄ / l ', ,' i ! ,,、<´ l ',__ i l ヽ __.,,、<´ > ´ ̄ ̄\ l ______メ ヽ ,' l /´ ̄`\ > ´ \ l  ̄ ̄ ̄ `>、 ,' / `ー ´ ヽ `ヽ ,' i ヽ \ ,' l `< '.、 ,' l イ` ヽ \┏┓┗╋━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▽【リインフォース?】 しかも、自分が女の子になれるんだぜ!ヤベー!かがくのちからってすげー! できない夫の仲間その1 ログイン後初めて話しかけた相手でアバターの作り込みから六花同様厨二病の人と思い話しかけたら常識人でした と、思ったら鏡により元の姿に戻ると本性を発揮 その変態っぷりと無駄に役立つ知識や技能に住民からもうぜぇwの声が絶えない愛されキャラとなる 現在の変態っぷりの主な犠牲者はシリカ。訴えたら勝てると思うよ? あと六花は憧れるのを止めなさい βテスターであり、6階層まではほとんど把握していると豪語する。 戦闘では、基本攻撃力は高くないがSPDの高さによる先制と優れた戦闘スキルを使い戦う。 戦闘スキル以外の索敵や料理技能なども高いようである 最近はメンバーの火力の上昇に伴って火力不足気味。 ステータスはSPD全振り 「SAO料理同好会」を主催している ステータス Lv80 HP:14245/14245 STR 10 (+150 E.【洞爺湖】 威力150) DEF 10 (+90 E.【月影の鎧】防御:60) SPD 8000 (+10 E.【戦乙女の盾+1】防御:30 SPD+10) 装備 武器 【洞爺湖】 威力150 盾 【戦乙女の盾+1】 防御:30 SPD+10 鎧 【月影の鎧】 防御:60 持ち物 【モーニングスター】 威力50 【パルチザン】 威力50 【月影の鎧】 防御:60 【戦乙女の盾+1】防御:30 SPD+10 【スーパーパンツ】威力:100×10 アイテム 【回復ポーション】:HPを5000回復する×4 【解毒結晶】:状態異常を回復する×2 【転移結晶】:訪れたことのある街にテレポートできる。×3 スキル 【熾天覆う七つの円環】<0T> 効果:装備を消費してステータス一つ分相手の攻撃を軽減する。スキルや装備の効果を抜いた素の値。累積可。 【壊れた幻想】<0T> 効果:持っている武器を消費してその武器の威力を10倍にして与える。DEF無視。 【強化開始】<0T> 効果:装備している武器の威力を二倍にする。 【投影開始】<0T> 効果:相手、仲間の装備している武器を投影し、その戦闘中自分の装備に出来る。 【無限の剣製】<0T> 効果:10~1000までの武器を投影出来る。 ┏盾:100 ┣片手剣:0 ┣短剣:0 ┣槍:0 ┗メイス:0 ┏索敵:100 ┣隠密:0 ┣追跡:0 ┣体術:0 ┗聞き耳:0 ┏投擲:100 ┣投剣:100 ┣軽業:0 ┣識別:0 ┣鍛冶:0 ┣料理:100━コック:100━☆投影:1000 ┗釣り:0
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/ ヽ _ ,' ヽ _ , < i ト ヽ_,/ { i { ─ < __ _ , ', '`ー-- 、_人_{ / { ,_ノ ィ´● )' .Y | キランッ!!/ ヽ. (. ●) 'ー " . .! / ,-、 ',  ̄´ 、 ノ| ,-'、 } , ∧ r ', } ノ / }/ _/. . \. '、_ノ=-- '′ / ! ./ .,-、'/i _/ 、 l i / ./ } / / . ヘ`ヽ ./ / // /ヽ ´ , ヘ // ./ /.i !、 ー - '⌒ ー. ヽ、`ヽ. / i'. _ ノ ' ヽ Y \ 丶 l , / .,!━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【やらない夫】 ♂ 種族:きんにく +1 性格:のうきん Lv 30 HP 229 MP 6 亜人系 こうげき / AA ぼうぎょ / AA まりょく / E- せいしん / E- すばやさ / B- キャパシティ ./ 【11/20】 T-S / 猛攻 耐性 / 炎:+4 氷:-4 雷:0 風:0 光:0 闇:0 【装備】 なし 【セットアップ特技】 ・きあいため 消費:T1 【体技/なし】【1】 次に行う物理攻撃の会心確立を上昇させる ・マッスルベアー 消費:なし 【体技/強化】【1】 自身のこうげきを上昇させる ・パワフルチャージ 消費:MP1 【体技/強化】【1】 自身のこうげきを2上昇させる テンションを取得する 【特技】 ・まわし蹴り 消費:MP2 【格闘/なし】【1】 敵全体に物理攻撃を行う ・にれん突き 消費:MP1 【格闘/なし】【1】 敵単体に物理攻撃を2回行う ・ハッスルダンス 消費:MP2 【踊り/なし】【2】 敵単体に物理攻撃を行う その後、テンションを取得する 【種族スキル】 ・筋肉至上主義 【*】 自身のあらゆる能力上昇をこうげきに変換する ・絶対筋肉思考 【*】 自身の行うあらゆる攻撃をこうげきで判定する 【パッシブスキル】 ・グラップラーⅠ 【1】 自身の行う【格闘】の威力が上昇する ・タフネスⅠ 【1】 HPの最大値が上昇する ・ファインマッスルⅠ [1/T]【1】 自身のこうげきが上昇した時、さらに上昇させる 【アクティブスキル】 なし 【耐性】 なし
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『独り占めはゆっくりできない』 8KB 制裁 自業自得 嫉妬 現代 小ネタ? 教授あきの作品です。 オチが読める上に、あっさり過ぎています。 以上の点に違和感を覚える方はご遠慮下さい。 「じじいはゆっくりしないでそのごはんさんをけんっじょうしてね!」 仕事の休憩中に公園でおにぎりを食べていると、もはやお馴染みとなった台詞が。 下を見ると、案の定ゆっくりれいむだ。 「ひとりじめはゆっくりできないんだよ! だからじじいはれいむにごはんさんをけんっじょうしてね!」 『独り占めはゆっくり出来ない』 ゆっくりがよく使う常套句だ。 あれらの言い分を聞くに、奴らは『ゆっくりとは共有すべきもの』らしい。 そして、共有する以上、自分たち、いや、自ゆん達もゆっくりさせてもらうべきだと考えているようだ。 例えばゆっくりが自ゆんの子供を見せてあまあまを請求したりする。 ただし、あくまであれらの言い分だ。 私は仕事柄、ゆっくりについては他の人よりも多少は詳しい。 だが、幸か不幸か今は休憩中だ。 「よしわかった。だが、条件がある」 「さっさとちょうだいね! たくさんでいいよ!」 「俺の出した条件を守ったらな」 懐から携帯電話を取り出して録音モードにする。 「これは声を録音出来るものだ。試しに何か言ってみろ」 「ゆ? ゆっくりしていってね!」 いつも通りのお決まりの台詞だ。俺はそれを録音して再生した。 『ゆっくりしていってね!』 「ゆゆ!」 自分の声を機械に録音して聞くなんて事は初めてだろう。おにぎりの事を忘れて驚愕した。 「さて、これでわかっただろう。コレを使ってお前の言葉を録音させてもらう。いいな?」 「ゆふふん。れいむのびせいにほれぼれしたんだね」 くにゃくにゃして見をよじっているが、無視する。 録音を開始する。 ピッ 「さて、れいむ。ひとりじめはゆっくりできないんだな?」 「ゆん? あたりまえだよ! ゆっくりできるものをひとりじめするげすはせいっさいされてもしかたないんだよ!」 ピッ ピッ 「ほう、制裁も仕方がないのか?」 「そうだよ! ひとりじめはゆっくりできないんだよ!」 ピッ ピッ 「事情があってもか? 誰が相手でもか?」 「そんなことしらないよ! ゲスはせいっさいだよ!」 ピッ 録音を停止し、携帯電話をしまう。 「よし約束だ。これはお前にくれてやる」 食いかけだったおにぎりと、食べるつもりだったおにぎりの合計2個を封を開けてれいむに投げ渡した。 「ゆ! どれいにしてはしゅしょうだね!」 じじいから奴隷になったが、まぁ、いつものことだ。 「じゃあ、俺は行く。せいぜいゆっくりしていけ」 「またれいむにけんっじょうしてもいいよ! たくさんでいいよ!」 「ゆ~ん! むーしゃむーしゃしあわせー!」 れいむは一人で食いかけを周囲に散らかしておにぎりを食べている。 「でもきがきかないどれいだね! ごはんさんのあとにはでざーとさんでしょ」 タダでもらったにも関わらず不満を示す。 そこへ、一匹のまりさが現れた。 「れいむ、ゆっくりしていってね!」 「ゆ! ゆっくりしていってね!」 お決まりの挨拶を交わす二匹。 「れいむ、まりさはおなかがぺーこぺーこなんだよ! ごはんさんをちょうだいね!」 「ゆゆっ!」 れいむは「何言ってるのこいつ」みたいな表情になった。 「いやだよ! これはれいむのごはんさんなんだよ! なんでしらないまりさにあげなきゃいけないの? ばかなの? しぬの?」 「どおしてそんなこというのおおおおおおおお!」 まりさが目に涙を浮かべて叫びだした。 「ひとりじめはゆっくりできないんだよっ! ゆっくりわかってね!」 「しらないよっ! とにかくこれはれいむのごはんさんなんだよっ!」 「ゆんやーっ! ひとりじめするれいむはせいっさいするよ!」 まりさが助走をつけた体当たりをれいむにくりだした。 だが、今食事をしているれいむと空腹のまりさだ。 まりさの体当たりは悠々と避けられてしまった。 「いきなりこうげきするなんて、ゲスなまりさだね! れいむがせいっさいするよ!」 れいむはベンチの下にあった石を咥えると、まりさにのしかかって石を叩きつけ始めた。 「いだいっ! やべでっ! ゆんや゛ああああああああああ!」 どれだけ空腹だったのだろうか。れいむと同じくらいの大きさにも関わらず、まりさはただ殴られ続けた。 「もっど……ゆっぐり……」 まりさが永遠にゆっくりするのに、それほど時間は掛からなかった。 「ゆんっ! やっぱりゆっくりしてないゲスだったよっ! そんなやつにあげるごはんさんはないよっ!」 まりさの亡骸に唾を吐き捨てる。 「ほう、それは独り占めじゃないのか?」 「ゆゆ!?」 れいむ達がいたベンチの後ろの林から身を出すと、れいむが飛び上がって驚いた。 「ゆゆ、さっきのどれいっ! れいむのためにあまあまさんをもってきたんだねっ!」 「なんでさ」 先程までの流れを見ていたから言い出した理由はわかるが、それが納得できるかどうかは別だ。 とにかく話を元に戻す事にする。こいつに付き合っていると時間が足りない。 「お前が今まりさにしたことは独り占めじゃないのか?」 「ゆーん? これはれいむのごはんさんなんだよ? どうしてまりさにあげなくちゃいけないの?」 「だって独り占めするのはゲスのやることなんだろ?」 「ゆゆ! そんなこと知らないよっ!」 ピッ 『さて、れいむ。ひとりじめはゆっくりできないんだな?』 『ゆん? あたりまえだよ! ゆっくりできるものをひとりじめするげすはせいっさいされてもしかたないんだよ!』 「ゆゆ!?」 「独り占めは制裁なんだよな? なら、お前を制裁しないとな?」 携帯電話で今さっき録音したれいむとのやりとりを再生する。 「これはお前に説明したように、お前の声を“そのまま”録音し、再生したものだ」 「ゆ、ゆゆゆ! そんなのしらないよ! いいかげんなこといわないでね! ぷくーするよ!」 ピッ 『さて、れいむ。ひとりじめはゆっくりできないんだな?』 『ゆん? あたりまえだよ! ゆっくりできるものをひとりじめするげすはせいっさいされてもしかたないんだよ!』 「ゆんやー! れいむのびせいをかってにながすなあああああああ!」 ピッ 『さて、れいむ。ひとりじめはゆっくりできないんだな?』 『ゆん? あたりまえだよ! ゆっくりできるものをひとりじめするげすはせいっさいされてもしかたないんだよ!』 「ゆ、ゆゆゆ……」 ゆっくりが自分にとって都合が悪い事をすぐに忘れるのは周知の事実だ。 例えば悪事を働いてお仕置きされ、心の底から謝罪をしたとする。 この場合の謝罪は本当に心の奥底からの、正真正銘の謝罪だ。 ただし、言葉だけの謝罪よりも悪質なのは“謝罪をしたことを忘れる”という事である。 謝罪というのはゆっくりにとってゆっくりできない事であるので、忘れてしまうのだ。 だが、今回は話が別だ。 何故なられいむの台詞は俺が録音しているのだ。忘れたとしたらそれを再生するだけである。 「という訳で、今からお前を制裁しようと思う」 「ゆゆゆ……。ゆっ! せいさいはやりすぎなんだよ! それに、あのまりさはむりやりごはんさんをうばおうとしたゲスなんだよ!」 流石に自分で墓穴を掘った事に気付いたようだ。だから、少しでも制裁されないように俺を説得しているのだろう。 だが――そんな事は予想済みである。 ピッ 『ほう、制裁も仕方がないのか?』 『そうだよ! ひとりじめはゆっくりできないんだよ!』 ピッ 『事情があってもか? 誰が相手でもか?』 『そんなことしらないよ! ゲスはせいっさいだよ!』 必死に否定しようとするれいむに、録音した音声を再生し続ける。 れいむは自分が迎える未来が簡単に想像出来たのだろう。 「やめてえええええええええ! せいっさいはゆっくりできないいいいいいいいい!」 俺に制裁されたくないと、必死に泣き喚いた。 「ごめん、それ無理。だって俺の仕事はお前らの駆除だから」 丁度そのとき、公園の時計が13時の鐘を鳴らした。 「ゆっ!?」 れいむを上から掴み上げ、駐車場に止めてある車まで歩いて行く。 「俺は市役所のゆっくり対策課の人間さ。仕事はお前らのような、人様に迷惑をかけるようなゆっくりを駆除すること」 「れ、れいむはなにもしてないいいいいいいいっ!」 「しただろ。俺に食べ物を要求したみたいに他の人にもしつこく迫ったらしいじゃねーか。それで市民の人から通報があったんだよ」 休憩中に公園に来ていたのは、休憩したいのは山々だが、その間にゆっくりが何かしないように見張る為だ。 「だって、だって! にんげんさんはごはんさんをたくっさんもってるんだよ! だからすこしくらいわけてくれたっていいでしょおおおおおおお!」 「一つのおにぎりを腹を空かせたまりさに分けることすらしなかったお前にか?」 車に載せてあった透明な箱の中にれいむを放り込む。 「結局、お前らは自分がゆっくりできないから他人のゆっくりを妬んでるに過ぎない。 独り占めはゆっくり出来ない? 違うな。自分がゆっくり出来ないのが我慢出来ないだけだ」 ピッ 『ゆっくりしていってね!』 最初に録音したれいむの鳴き声を再生し、透明な箱の蓋を閉じた。 あとがき 『ゆっくりが自分に都合が悪い事をすぐに忘れてしまうから、謝罪が鳴き声というのよりもたちが悪い』 という台詞を唐突に思い出しました。 忘れてしまうなら、その言質を取ってしまえばいい。 ところで、前作の登場人物が不評だったようで。 冷静になって読み返すと、確かにひどかったように思えます。 ただ、ゆ虐合宿のネタはまだあるので、次を最後にしようと思います。 読了、ありがとうございました。 今までに書いた物。 anko3561 ゆっくりぱるすぃ anko3586 ゆっくりしけんするよ anko3592 ゆっくり燃えつきろ anko3638 ゆっくり剣道道場 anko3642 とよひめと桃の恨み anko3651 ハウスキーパーみょん anko3663 オチビちゃんは…… anko3690『ゆっくり』とは anko3693 楽しいゆ虐合宿 その1 anko3698 楽しいゆ虐合宿 その2 挿絵:[AVあき
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お野菜でゆっくりできない 17KB ※現代設定 【お野菜でゆっくりできない】 俺の名はとしあき。どこにでもあるような名前だ。 仕事は農業を営んでいる。とはいっても体調の悪くなったオヤジの跡を継いだだけだ。 引き継いだその畑の面積も半端なく大きく、野菜類を出荷することで生計を立てている。 それまではダラダラとした毎日を過ごしていたが 今では「これぞ我が宿命」と言わんばかりに畑を耕している。 余談だが稲作もしている。 今日も今日とて朝日が昇る前から畑仕事に精を出しているんだが・・・おや? ポイン、ポイン、ポイン・・・ 「「・・・ゅ・・っ・り・・ゆ~、ゆゆっ」」 「「ゆ~、ゆ~ちょ、ゆっちゅり!」」 でたよ。ゆっくりだ。饅頭生物。 こしあん、粒あん、クリームにチョコレート、人間でゆうところの甘味を中身に持ち、 饅頭のような皮を持つ、まさに饅頭生物という意外に呼びようのない摩訶不思議ナマモノ。 広島の某紅葉饅頭のバリエーションで中身がほぼ網羅できるやつらだ。 「ゆっくりしていってね」を口癖とし、漠然と「ゆっくりする」ことを習性としている。 勝手に野山でゆっくりしてもらう分にはまったく問題ない。 ところが困ったことに、こいつらは山野から降りてきて、人間社会の営みに干渉してくる。 さらに希なことだが、実害(ゆー害)を引き起こしてくれる。 人家への侵入、あまあまを要求し人間の子どもを襲う、道路に飛び出しての交通事故etc. 数えだしたらきりがない、ゆー害の数々。 そのゆー害の中でもトップクラスの被害件数をたたき出しているのが 今まさに俺の目の前で起ころうとしている、ゆっくりによる農作物の被害だ。 「ゆゆ!ここにはおやさいさんがいっぱいあるよ!」 「ゆ~ん、さすがれいむのまりさだよ!みんなでむ~しゃむ~しゃしようね!」 「「ゆわーい、やっちゃぁ!おやしゃいしゃん!ゆっくち!ゆっくち!」」 畑は山野に近いところ、というか、より自然に近い場所に作られる。 空気の汚れた人間社会から離れた、土も水も空気もきれいなところにだ。 野菜が植物である以上あたりまえのことだ。 つまり、人間の生活圏の中で、もっともゆっくりの生活圏の近い場所に畑が作られる。 理由は色々あるが、食料不足に陥ったゆっくりは食料調達のため狩りの場所を変え移動する。 が、しょせんゆっくり。たいした距離も移動できず、またしても食料不足に陥る。 それを繰り返しながら、決して登ることなく水のようにすそ野へ、すそ野へ・・・ やがてたどり着くのが畑というわけである。 そしてゆっくりどもは盲信する。 「もりをでれば、はたけさんというゆっくりぷれいすがある」 「おやさいさんはおいしい」「おやさいさんはかってにはえてくる」 「おやさいさんはとてもゆっくりできる」と。 どこのゆっくりから伝わったのか?伝え始めたのか?それは解らない。 食欲、ゆっくりできるという盲信、自分たちから最も近いゆっくりぷれいす。 ゆっくりによる農作物の被害の件数が多いのも頷けるだろう。 実は俺のオヤジもゆー害対策に苦労して体調を悪くしてしまった。 しかし、その被害件数に反して、農作物の被害金額は意外に少ない。 被害金額だけで言えば 「道路に飛び出したゆっくりで餡スリップ事故を起こした」という 道交法の理解できない、ゆっくりによる交通事故の方が遙かに凄い被害額になっている。 それはなぜか? 農作物へのゆー害のほとんどは 「一口だけかじられて出荷できなくなった」 「柵を壊された」 「畑を荒らされた」ぐらいだからである。 「さてさてこいつらは、っと」 完全にアウトオブ眼中(笑)の俺をおいて畑に侵入をしようとしているゆっくりども。 バスケットボール大の成体まりさ、サッカーボール大の成体れいむ。 おそらくこの二匹が両親なんだろうな。 あとはテニスボール大のとんがり帽子が一匹に同じ大きさのリボン付きが一匹。 すこし大きさにばらつきがあるが、たぶんこいつらが子なのだろう。 野菜畑を前にして目を輝かせてるゆっくり家族。 「ゆ!まりさがさきにはたけさんにはいってむ~しゃむ~しゃするよ!」 そして意を決したように、いそいそと柵の隙間に帽子を突っ込む親まりさ。 しかし柵の隙間は10センチ程度しかなく・・・ 「ゆゆ!?ゆっくりまえにすすめないよ?!」 当たり前である。柵の細い棒(実は鉄の棒)くらいなら、 草のように押し曲げて通れるとでも思ったのだろうか?愚か過ぎる。 このように、成体サイズのゆっくりが入れない柵を作ればある程度の侵入は防げる。 子ゆっくりサイズなら入ってこれるだろうが、子ゆっくり単独で畑に来る事は考え難い。 親とセットのはずであるから成体の侵入が防げれば大丈夫なのだ。 「ゆゆ!まりさがんばってね!おやさいさんをとってきてね!」 「「おとーしゃんがんばっちぇー!」」 家族の無責任な応援に応えるように、柵に頭をめり込ませていく親まりさだが・・・ 「ゆ?どぼぢでま゛え゛に゛も゛う゛じろ゛に゛も゛う゛ごげな゛い゛の゛お゛ぉぉぉ?!」 どうやら帽子だけでなくその中の頭部までしっかりはまってしまったらしく 親まりさはおしり(底部)をぷりんぷりんと振り回しながら抜け出そうともがいている。 「ま、まりさ?!しっかりして!ゆっくりひっぱるからね!ひっぱるからね!」 親れいむがまりさの底部に噛みつき引っ張り始めたが・・・まあ無理だろうな。 「ゆ゛ぎぎぎい゛ぃぃぃ!い゛ぢゃい゛ぃぃぃ!や゛べでえ゛ぇぇぇ」 そこで、さっそうと俺登場(最初からずっといたけど) 「おい、おまえら。俺の畑になんかようか?」 「「「ゆ?」」」 必死に尻をふるまりさを除く3匹のゆっくりどもが俺を見上げた。 「ゆ?じゃねーよ。お れ の は た け に な ん の よ う で す か ?」 「ゆわぁぁ?!ににににににんげんさんだよ?!」 「「ゆんやぁ?!きょわいぉぉぉ!!みゃみゃたしゅけちぇぇぇ」」 「ゆぐぐぐ?!にんげんさん?!み、みんなにげてね!にげてね!(ぷりんぷりん)」 俺を見てすくみ上がるゆっくり家族、そして自分をおいて逃げるように勧める尻振りまりさ。 他のゆっくりから聞いたのか、親の教育が良かったのか。 人間の恐ろしさというものは理解できているらしい。 太陽を背に見下ろす俺と尻振りまりさを交互に見やる親れいむ。 「だめだよおぉぉぉ!ばりざをお゛いでにげれるわけないでじょおぉぉぉ?!」 「「おちょーしゃん!しっかりちてぇぇぇ」」 家族想いでゲス素質ではないようだ。・・・よし。 「おいまりさ、お前を助けてやる」 「ゆ゛~?!ごろ゛ざれ゛る゛ぅ゛ぅぅ~・・・ゆ?」 「ゆゆ?はやくまりさをたすけてあげてね!にんげんさん!」 俺は心配そうに見守る家族の前でまりさの尻(底部)を掴み引っぱった。 「ぐぎぎぎぎぃぃ~」すっぽん!とマンガのような擬音をたて、 黒いとんがり帽子を柵に残したまま、まりさは引っこ抜かれた。 「ま、まりさ?!だいじょうぶ?!」 「「ゆーんゆーん!おちょーしゃーん」」 残った帽子を取っていると、茄子型にくびれた親まりさに家族がすり寄っていた。 「さて、さっきの質問に答えてもらおうか」 「ゆーん!ゆーん・・・ゆ?」 茄子型に変形した親まりさにすり寄っていたやつらが、ふたたび俺を見上げた。 親まりさも苦痛に閉じていた目をあけ、俺の手元の帽子が目に入ったようだ。 「ま、ま、りさの、おぼうしさん・・・」 「まりさのゆっくりしたおぼうしをかえしてね!」 子ゆっくりたちも泣きそうな目で俺に訴えている。 「「かえちぇー!じじぃ!」」 訂正。子はゲス要素があるようだ。 「だめだ。さっきの質問に答えろ。俺の畑に何しに来たんだ?」 親まりさがオロオロと視線を泳がせた先、親れいむがゲジ眉を逆八の字につり上げて答えた。 「ゆゆ!みんなでおやさんさんを、たべにきたんだよ!」 「野菜を?俺の作った野菜をか?」 「そうだよ!にんげんさんがつくったおやさいさんをゆっくりいただくんだよ!」 なんてことだ。 こいつらは数多のゆっくりが妄信する「野菜は勝手にはえてくる」ではなく 野菜は人間が苦労をして栽培しているもの、と、ちゃんと理解ができている。 「俺の畑の野菜は俺が作ったもの。俺の野菜だ。 解っているのになぜ食べに来た?殺されても文句は言えないだろ?」 「ゆ、そんなのわかってるよ! でもかりにでてもごはんさんがみつからなくなったんだよ!」 「おやさいさんはゆっくりできるごはんさんなんだよ!だからたべさせてね!」 「おやしゃいしゃんをつくっちゃら、まりしゃによこすんだじぇ!」 「ひとりじめしゅるじじぃはちねぇ!」 親まりさが力強く言い放った。野菜はゆっくりできる食べ物だ、と。 人間に、永遠にゆっくりさせられる危険性があったとしても食べたい、と。 こいつらは解っていない。 解っていないが、理解する素質のあるゆっくりだ。 栽培の苦労も理解出来ないゲスオブゲスなら 「絶対に許さないよ」と間違いなく叩き潰し発酵させ畑の肥やしにところだった。 こいつらに理解させ、再び野に放てば、ゆっくりどもの間に真実が伝わるかも知れない。 野菜がゆっくりできないということを。 「・・・よし。ならば好きなだけ食うがいい」 「「「「ゆ?」」」」 俺はクイと顎をしゃくった。 ゆっくりの親子4匹は頭に?マークを浮かべ傾いている。 お野菜を殺してでも奪い取るつもりだったんだろう。 予想(こいつらの予想なんてたかが知れているが)の斜め上の返答に困惑気味だ。 「だからよ。食べていいって。お野菜さんを食べたいんだろ?」 俺は柵を2~3本引き抜いて1番大きな親まりさでも通れるようにしてやる。 「ゆ!そ、そーだよ!やっとじぶんのたちばが、りかいできたんだね!」 「おやさいさんはゆっくりいただくよ!でもそのまえにおぼうしさんをかえしてね!」 要求が通ったことに気を良くしたのか、親まりさが口元をつり上げて帽子を要求してくる。 「だめだ。お前の帽子はお野菜さんを食べられたら返してやるよ」 「ゆふん!おやさいさんはたべれるにきまってるじゃない!ばかなの?しぬの?」 いかん、増長し始めた。 「おら、とっとと食えよ」 俺は先頭の親まりさをコツンと軽く蹴って畑に叩き込んだ。 「ゆべぇ!」 「ばりざぁ!」 「「おちょーしゃーん!」」 ゆっくり親子は痛がる親まりさにする寄るように、いそいそと畑の中に入っていった。 こっそりとこいつらが引き返せないように柵を元に戻しておいた。 さて、大半の専業農家がそうであるように、うちの畑もほとんどがビニールハウスである。 その周囲にひとむね、ふたむね、寒冷紗を付けたりした露地物を栽培している。 自分で食べるだけの量を栽培するならいざ知らず、 農業で生計を立てる農家であればビニールハウスは必須だ。 気温や湿度を調節でき病害虫(ゆー害を含む)から野菜を守り、季節をずらして出荷できる。 おかげで年がら年中すべての季節の野菜や果物が店頭に並べることができる。 つまり、季節に関係なく、安定した収入を得ることができるのだ。 クリスマスケーキの時期にいちごのショートケーキがあるなど本来ならありえない話だ。 おっと話がそれた。 ゆっくりどもには、透明度の低いビニールに覆われたハウスの中身が見えるはずもなく、 やつらのいう「はたけさん」とは周囲に張り巡らした、わずかばかりの畑のことのようだ。 とは言っても、ゆっくりからすれば広大な面積になるんだろう。 さて、やつらが最初に向かったのは・・・大根か。 「ゆゆっ!だいこんさんがあるよ!」 「しろくてもちもちだね!」 「「まっちろくておいちしょーだにぇ!」」 家族揃って大根の回りに集まり歓声をあげている。しかし「真っ白くておいしそう」とは? 上の葉の部分は大根として認識してないんだろうな。ただの葉っぱには変わりないもんな。 「おちびちゃんたち!だいこんさんはあたまだけだしてじめんさんにうまってるんだよ」 「ゆっくりほーりほーりしてあげようね!ほーりほーり!」 「「ほーりほーり」」 喜々として掘り進んでいくゆっくりども。 しかし、一般的な大根は直径10センチ弱の太さ、深さも60~70センチとそれなりに深い。 ゆっくりの構造からして、口で掘るしかない。大根の回りのみを掘り進むのは到底不可能だ。 「どぼぢでだい゛ごん゛ざん゛ぼれ゛な゛い゛の゛お゛ぉぉぉ?!」 当たり前である。1本の大根を家族が取り囲んで掘れば、 お互いが邪魔になって大根から離れた位置を掘るようになる。 30分間掘り続けた結果、ムダに周囲1メートル、深さにして5センチしか掘り進めていない。 「ゆ!まりさ!だいこんさんをぬけばいいんだよ!」 「そうだね!さすがまりさのれいむはあたまがいいね!」 掘り出せないとわかると、親まりさは必死に口でくわえて引き抜こうとしている。 しかし大根掘りというものは大人の人間でもそれなりに力とコツが必要になってくる。 しっかりと根を張っていて、無理に引き抜けば途中から折れてしまうことだってある。 「ゆーしょ!ゆーしょ!ゆぎぎぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ・・・ぶべらばっ?!」 ほれみたことか。 親まりさの歯茎が耐えきれずに歯茎から歯をむしり取られたようだ。 大根の皮にかろうじて刺さっていた歯を残したまま歯茎から餡子をまき散らして倒れた。 「ばばばばりざぁぁぁぁぁぁ?!ばりざのはがぁぁぁぁぁ?!」 「ひゅひゃいひぃひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」 「「ゆんやぁぁぁ!おちょーしゃーん!」」 せっかくなんの障害もなくお野菜にありつけたのに、いきなりこの惨劇である。 「おちょーしゃんをいじめりゅ、ゆっくちできないだいこんしゃんはちね!」 おお、子まりさが親のかたきとばかりに大根に齧り付いた。 「かーじかーじ!かーじかーじ!・・・ゆ?きゃ、きゃらいよぉぉぉ?!ゆぶぅげぇ!」 「おぢびぢゃぁぁぁん?!どぼぢだのぉぉぉぉぉ?!」 大根に齧り付いていた子まりさが大根の辛味で盛大に餡子を吐き出している。 ゆっくりにとって辛味は毒に相当するそうだが、生の大根には多かれ少なかれ辛味がある。 成体ゆっくりならまだしも子ゆっくりには致死量の辛味だったようだ。 「おぢびぢゃぁん?!じっがりじでぇぇぇ!」「おひぃひぃひゃぁぁぁん?!」 親れいむと親まりさが目を見開いて子まりさに呼びかけている。 「もっ、ぢょ、ゅ・・・っり、しちゃ」 と、臨終のご挨拶を始めた死にかけ子まりさを拾い上げる。 「じじぃ!おぢびぢゃぁんを、おぢびぢゃぁんをがえぜぇぇぇ!」 親れいむが俺に突進してきたが、サッと足で押さえつける。 「落ち付けって。こいつは治療してやるから、もっと他のお野菜さんを食べたらどうだ?」 「ゆう?ほんちょう?」 家族を襲った突然の惨劇に、すでに涙目&ちーちー状態の子れいむが聞いてきた。 「ああ、本当だ。もっと他のお野菜さんを見てごらんよ」 そう言って周囲を見渡す親子を尻目に、俺は子まりさを近くの農具小屋に持って行った。 親れいむと親まりさも顔を見合わせ 「つぎのおやさいさんならきっとむーしゃむーしゃできるよ・・・」と周囲を見回し始めた。 「おきゃぁしゃん!あのきいろいおやさいいさんはなぁに?!」 畑の最奥のむねにあった黄色い穂のような実を見て子れいむが親れいむに訪ねた。 「ゆ!あれはとうもろこしさんといって、とってもあまあまなんだよ!」 「あまあましゃん?!たべちゃいよぉ!」 あまあまと聞いて子れいむがぴょんぴょん跳ねはじめた。 「おちびちゃん、わかったよ!さぁまりさ、あそこまでたべにいこうね!」 「ひゅっひゅひひゅいてひゅくひょ・・・」 全ての歯が抜け落ち、歯茎から餡子を滴らせた親まりさはすでに青息吐息だ。 親れいむと子たちの後ろをずーりずーりとついていく。 「ゆ?」 「ゆゆゆ?」 トウモロコシまでたどり着いたゆっくりどもが見上げている。 そう、種類にもよるが、うちのトウモロコシの背丈は2メートルほどある。 とてもではないがゆっくりどもの跳躍力でどうにかなる高さに実はついていないのだ。 遠目に見ればそんなに高く見えなかったが近づくほどにその高さを思い知ったようだ。 「ゆー、これじゃとうもろこしさんはたべられないよ・・・」 「ゆんやぁ!あまあましゃんたべちゃいぃぃぃ」 親れいむは俺の身長よりをはるかに越えたあまりの高さにすでにあきらめモードだが、 逆に、子れいむは「あまあま」というワードのおかげでトウモロコシにご執心の様子。 「ゆ~、どうしようまりさ・・・」 トウモロコシを食べるための良いアイデアが浮かばず親まりさの方を向いて訪ねる。 「ひゅ!ひょっひょまっへへひぇ!」 何か思いついたか、親まりさがはっと起きあがりトウモロコシに対して後ずさりを始めた。 なるほど、トウモロコシの茎に体当たりしようとしているのか。 その振動でトウモロコシの実を落とそう、もしくは茎を折ろうという魂胆か。 先の大根の失敗で、地に落ちた父親の威厳を取り戻そうとする親まりさ。 そして意を決したように突進をはじめる・・・あーあ。 「ひゅおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!(ぴょんぴょんぴょん!)・・・ひゅぶべらぁ?!」 「ばばばばりざぁぁぁぁぁぁ?!」 「ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ」 まりさは全力かつ最大の跳躍でトウモロコシの茎にぶち当たった。 だが本当にぶち当たっただけで終わった。 帽子のないその頭部は茎の形にキレイに凹み、天を仰ぐまりさは痙攣している。 トウモロコシの茎についた実はとても硬く、切り落として収穫する。 熟した木の実のように震動で落ちるなどありえないのだ。 また2メートルの身の丈を保持するだけあってその茎も硬く、 収穫後はそのまま耕耘機で鋤き込んでしまわなければ片づけることも面倒な代物だ。 「ゆんやぁぁぁ!おちょーしゃーん!」 「ばりざぁぁぁぁぁぁ!じっがりじでぇぇぇ!」 「ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ」 ゆん生最期のカウントダウンをはじめた親まりさを抱え上げる。 「・・・トウモロコシも無理みたいだな」 「ばりざをっばりざをがえぜぇぇぇ!」 親れいむが俺に突進してきたが、サッと足で押さえつける。 「落ち付けって。こいつは治療してやるから、もっと他のお野菜さんを食べたらどうだ?」 「ゆ?ほんとにまりさをなおしてくれるの?」 すでに涙か何か解らない汁だらけの親れいむが右に傾きながら問いかけてくる。 「ああ、本当だとも。次のお野菜さんは食べられるといいな」 おれはさっと周囲の畑を見回し、ちょっと向こうのむねを指さした。 「なあ、れいむ。お芋なんかどうだ?」 「ゆゆ!おいもさんはほくほくであまあまでとってもゆっくりできるよ!」 「あまあましゃんたべちゃいぃぃぃ」 いや、それは火を通した芋のことだろう。どこかで食ったことあるのだろうか。 「ゆっくりたべるよ!おちびちゃん、ついてきてね!」 「ゆゆーん!」 さっそく俺が指さした芋畑の向かって跳ねていくゆっくりども。 「ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆっ!ゆっくりついたよ!・・・ゆ?」 「ゆー?おいもしゃんはどきょなの?」 見渡す限りの葉っぱだらけの畑。その葉もトゲトゲしてとてもゆっくりできそうにない。 「おいもさん!どこなの?!かくれてないででてきてね!」 「いじわりゅしにゃいででちぇきちぇね!」 ああ、こいつらには根菜なんて理解できんだろうな。先の大根も根菜だけどな。 「言い忘れてたけど、お芋さんは地面の下だよ。ゆっくり掘ってね」 俺の言葉を聞いた親れいむは地面を見つめた。 「ゆ?ちがうよ!おいもさんはあかくてなかはきいろでほくほくなんだよ!」 「しょうだよ!うしょちゅきのじじぃはちね!こんにゃはっぴゃしゃんなんかこーだよ!」 子れいむが見当違いな怒りにまかせて芋の葉を咬み千切ろうとした・・・ 「かーみ!かーみ、・・・ゆびげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?!」 「おぢびぢゃぁぁぁん?!どぼぢだのぉぉぉぉぉ?!」 根菜類、特に芋類の葉は苦くて渋みが凄い(良い子は食べちゃだめだぞ) 子れいむは白目を剥き、すでに痙攣している。 「おぢびぢゃぁぁぁん?!おぢびぢゃぁぁぁん?!」 「もっ、ぢょ、ゅ・・・っり、しちゃ」 と、臨終のご挨拶を始めた死にかけ子れいむを拾い上げる。 「じじぃ!おぢびぢゃぁんを、おぢびぢゃぁんをがえぜぇぇぇ!」 親れいむが俺に突進してきたが、サッと足で押さえつける。 「落ち付けって。こいつも治療してやるから、もっと他のお野菜さんを食べたらどうだ?」 「もう、ゆ゛っぐり゛でぎな゛い゛お゛や゛ざい゛ざんな゛んがい゛ら゛な゛い゛よ゛!!」 「そうかそうか、それは残念だな・・・」 「お゛や゛ざい゛ざん゛い゛ら゛な゛い゛!お゛ぢびぢゃんどばり゛ざを゛がえ゛じで!!」 涙か何か解らない汁をまき散らしながら、親れいむが懇願してきた。 おれはにんまりと頷くと、うしろの箱から親まりさ、子まりさ、子れいむを取り出した。 「まりさ!おちびちゃん!」 「れいむぅ!」「「おきゃぁしゃーん!!」」 感動の再会である。 親まりさと子ゆっくりどもには休憩で食べるつもりだったミカンを握りつぶして 果汁100%ジュースにしてぶっかけてやった。親まりさの歯は適当に埋めたらくっついた。 すーりすーりを繰り返す家族をまとめて抱え、畑の外に運び出してやる。 「どーだ、お前ら。お野菜さんとやらはゆっくりできたか?」 「「「「おやさいさんはゆっくりできないよ!!!!」」」」 まあそーなるだろうな。 野菜を掘り起こし、食すためには人間でさえ大変な苦労をする。 獣は掘り起こしたり、苦みがあるものを食べたりしない。硬いものも食べない。 そうされない為に野菜だって進化してきたのだ。獣にできないことがゆっくりにできる訳がない。 とは言え、スイカやメロンのような果実類はそれなりに被害がでるが、ハウス内なら別だ。 うちのオヤジが苦労していたのが白菜やキャベツの葉物類の被害。 これはゆっくりでも食べることができる(しかし味はほとんど無いので獣は食べない) だから俺は葉物類を露地で栽培するのをやめたのだ。 親子で寄り添い合いながら、ゆっくりと野山に帰っていく家族を眺めながら思った。 「お野菜はゆっくりできない」 このあたりに住むゆっくりにそれを広めてくれれば御の字というものだ。 おわり とりあえず自分で育てたことのある野菜について書いてみました。 もっと他の野菜編を書こうと思いましたけど、調べるのがめんどいです。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 地球温暖化で地中の芋がほーくほ一く「うわ一い」!! -- 2016-05-10 15 23 40 放置してたら 人参に足が生えたんだが・・・ -- 2014-07-30 17 10 25 なかなか良い作品じゃないか、ゆっくりが自分から失敗して痛い目を見る、中々ゆっくりできる内容だ 根菜への認識を改める必要がありそうだ、結構大変なんだな知らなんだ -- 2012-12-12 10 31 20 ↓その被害にあったゆっくり(笑)を見てみたいw -- 2011-12-22 17 53 12 サトイモが出なかったのは仕方ないと思うが、生で食うと、シュウ酸カルシウム結晶が、針状になって 刺さるらしいです、どうぞ参考に -- 2011-11-01 18 50 02 ↓↓↓↓ちゃんと読まないで脊髄反射でレスしたんだろーなー -- 2011-07-02 23 45 19 ↓↓↓火を通せば食べれる物なんていくらでもあるだろう ゆっくりには食べられないからゆっくりできないって事で -- 2011-01-23 22 08 18 ↓↓茎の煮物もうまいぜ? -- 2010-12-28 00 55 52 ここに書くべきじゃないのかもだけど、フツーに勉強になったよ ゆっくりが畑を荒らすってのは割とよく使われる設定だけど ゆっくりが畑から野菜を横取りってのは意外と非現実的なのか。これは実際の経験者じゃないと結構気づきにくいよなぁ 農業の苦労も知らないから「畑がある→野菜食べれる」と安易に考えてた。 これからはもっと感謝して食事することにします。 あと、野菜食べられないゆっくりざまぁぁぁぁwww -- 2010-09-06 02 04 23 芋の葉に対して誤解を持ってもらうと困るので とりあえず一つだけ 芋の葉っぱも茹でて 味付けすればそれなりに美味しいですよ おじゃましました -- 2010-05-24 19 22 01
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批判サイド 創造論者の主張 Claim CB801 Complaints about creationists not defining "kind" are unfair since evolutionists can t define "species" consistently. 進化論者は"種"を首尾一貫して定義できていないのに、創造論者が"種類"を定義できていないと批判するのはアンフェアだ。 Response 種はファジーで、あいまいな境界線を持つ。というのは、進化が進行中だからである。ある種は形成過程にある。また、ある種は最近形成され、いまだ解釈が難しい。生物学の複雑さがさらに混乱を増す。多くの場合、2つの種の間に少数の交雑があるとしても、明瞭に種を区別できる。無性生殖する生物あるいは無性生殖で子孫を残す可能性のある生物もあり、生物にどれだけの種があるのかは問題をはらんでいる。一度で最後の創造で創られた種類として定義される創造では、すべての種が明確に区別され、種類あるいは種の一般的な定義が存在するはずだ。それがないのだから、進化論ではなく創造論には、何らかの説明が必要だ。 種は異なるもう敵のために異なる定義がなされている。種の概念には、同定と分類のための分類学の単位という意味と、モデリングと説明のための理論的概念としての意味の2つがある。これら2つの目的には大きな重なりがある。しかし、ある目的のための定義は、別の目的のためにベストだとは限らない。同様に異なる種基準を要求する実際的な考慮点がある。化石に適用される種の定義は、化石化されない特徴である遺伝子や振る舞いには基づけない。 Further Readings S+chilthuizen, Menno., 2001. Frogs, Flies, and Dandelions the Making of Species, Oxford Univ. Press. See especially chap. 1. Cracraft, Joel, 1987. Species concepts and the ontology of evolution. Biology and Philosophy 2 329-346. Cracraft, Joel, 2000. Species concepts in theoretical and applied biology A systematic debate with consequences. In Species concepts and phylogenetic theory A debate, edited by Q. D. Wheeler and R. Meier. New York Columbia University Press, 3-14. Hull, David L., 1997. The ideal species concept -- and why we can t get it. In Species The units of biodiversity, M. Claridge, H. Dawah and M. Wilson, eds., London Chapman and Hall, 357-380. Kottler, Malcolm J., 1978. Charles Darwin s biological species concept and theory of geographic speciation the Transmutation Notebooks. Annals of Science 35 275-297. Mayden, R. L., 1997. A hierarchy of species concepts the denoument in the saga of the species problem. In Species The units of biodiversity, M. F. Claridge, H. A. Dawah and M. R. Wilson eds., London Chapman and Hall, 381-424. Mayden, R. L., 1999. Consilience and a hierarchy of species concepts advances toward closure on the species puzzle. Journal of Nematology 31(2) 95-116. Wilkins, John S., 2003. How to be a chaste species pluralist-realist The origins of species modes and the Synapomorphic Species Concept. Biology and Philosophy 18 621-638. オリジナルページ これは Index to Creationist Claims, edited by Mark Isaak の和訳です。
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三浦理恵子 プロフィール(スリーサイズ、カップ情報) ミウラ リエコ 生年月日:1973年09月01日(48歳) 身長:155 体重:43 B:80 W:58 H:80 カップ: 備考: Wikipedia: https //ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%B5%A6%E7%90%86%E6%81%B5%E5%AD%90 関連URL: 所属アイドルグループ コンテスト 出演ドラマ 謎解きはディナーのあとで サマーレスキュー 結婚できない男 まだ結婚できない男 関連タグ:まだ結婚できない男 サマーレスキュー 三浦理恵子 結婚できない男 謎解きはディナーのあとで
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Android端末でPokemon GO plusと接続できないバグ。 ※修正済