約 3,949,750 件
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/10375.html
621 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/04/19(日) 17 49 40.57 ID vwoVRShE0 こんな人がいた。自分としては困ったちゃんだと思う 事前にキャラ作成する約束だったがデータ的に強いキャラを望みつつ何が必要とか匙加減もわからない初心者なのに 「サンプルは自分のキャラじゃないから」と言ってすりあわせもなく自作、一番時間かけて自己満足にもならないキャラをつくった挙句 自分の欲を満たせないからとセッション中に自キャラdisに走りGMや周囲が「調整どうぞ」と言ってくれるのを待ってるひと できないのがわかってるんだろうから、我侭言うのなら作成段階で「こうしたい」と相談してくれればいいのに もっとも、自分以外の意見が入るのは「自分のキャラじゃない」とか言いそうだけど 622 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/04/19(日) 17 58 31.67 ID gi/XnpKA0 [2/3] その 詳細を書かずに主観たっぷりの情報だけ書き連ねて、スレ住人に「それだけだとなんとも言えないから詳細出せよ」 って言われるの待つプレイって流行ってんの? 上手くキャラ作れないのに「キャラは自由に作ってこそ愛着が涌く」とかそういう物言いをこじらせて、そのくせ活躍できないとスネる奴が居たら鬱陶しい、っていう主張自体はわからなくもないが 623 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/04/19(日) 18 06 46.68 ID 6dWTOdk00 [3/3] 正直、フェイクでもいいけど システムは明かして欲しい。 で、具体的に書いてくれ。 624 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/04/19(日) 18 09 49.93 ID XNpBILiT0 [4/4] 事実としての情報が十分あるし困でいいだろ 周りも困ってしまうよな 慣れてないなら手助けするのに 625 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/04/19(日) 18 13 48.21 ID guqJJNCe0 この報告内容でシステムや具体例は要らんと思うが サンプル拒否って慣れない自作して活躍できずに自キャラdisって、システム問わず困だろ 627 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/04/19(日) 18 27 20.28 ID wzypqduE0 [2/3] サンプル使え サンプルのイラストがいや って人もみたことある 628 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/04/19(日) 18 36 58.55 ID Z4UhTpai0 サンプルはいやだと言ってガチ組みした結果 サンプルと同じスキル構成になってしょんぼりしたやつも知ってる 629 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/04/19(日) 18 39 03.61 ID gi/XnpKA0 [3/3] 最近は結構多いよなぁ手堅い構成のサンプル 弱い奴はちゃんと弱いが 630 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/04/19(日) 18 41 34.50 ID LUBmmy/z0 ・サンプル使用拒否 ・ビルドに一番時間かけて産廃作成 ・自キャラdisってセッション中にリビルドしようとする システムなんか関係なく困だろ 初心者だからとか免罪符にもならんわ 631 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/04/19(日) 19 05 30.04 ID PlENfuVB0 630 ・ビルドについて相談しようとしない も追加だな 632 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/04/19(日) 20 06 09.17 ID M8+H/JW30 [1/2] 631 つーかこれが一番でしょう サンプルまんまは寂しいということ自体はまあわかる話だし スレ412
https://w.atwiki.jp/slumbeer/pages/15.html
- 無理なもんは無理 今週は上司の、あまりにもアレっぷりに。 先輩方が転職会議を開こうかー♪とか、社員で一致団結して労働組合とかに訴えるべきだとかおっしゃってました。 かなり正しい判断だと、新人の私が思う時点で、もーアレすぎるみたいです。 もうちょっと、様子を見よう。 せめてこの案件が終わるまで〜。 しかし、それまで私の理性がもつでしょうか。 戻る コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/imas_cg/pages/869.html
同名アイドル [はいから料理娘]首藤葵(特訓前)データ プロフィール セリフ集 [はいから料理娘]首藤葵+(特訓後)データ プロフィール セリフ集 [部分編集] 同名アイドル 首藤葵 [ひな祭り]首藤葵 [まごころ若女将]首藤葵 [グリッターステージ]首藤葵 [部分編集] [はいから料理娘]首藤葵(特訓前) データ [はいから料理娘]首藤葵 属性 パッション レア度 レア Lv上限 40 親愛上限 30 Lv1攻撃値 2520(1コスト比193.8) Lv1守備値 2460(1コスト比189.2) 最大攻撃値 6615(1コスト比508.8) 最大守備値 6458(1コスト比496.8) コスト 13 移籍金 3,150マニー 特技 お料理テクニック(キュート・パッションタイプの攻守 大ダウン) 入手 白波の歌姫ガチャ(2013/06/26~2013/06/30)終了後プラチナオーディションガチャに追加(2013/07/08~)ローカルオーディションガチャ [部分編集] プロフィール アイドル名 [はいから料理娘]首藤葵 フリガナ しゅとうあおい 年齢 13 身長 145cm 体重 39kg B-W-H 73-53-75 誕生日 8月18日 星座 獅子座 血液型 O型 利き手 右 出身地 大分 趣味 魚さばき [部分編集] セリフ集 セリフ 内容 プロフィールコメント 「みんなーっ、実家から新鮮なお魚が届いたけん!今日はあたしが腕をふるって、最高のお刺身定食をご馳走するっちゃ♪生魚が苦手な人には煮付け定食もあるよ!たーんとお食べ!」 親愛度UPコメント 表示 「あたしと○○プロデューサーの呼吸、ピッタリだと思わん?」 親愛度MAXコメント 表示 「いつも○○プロデューサーに支えてもらってる分、これくらいはお返ししたくて!美味しいもん食べてまた頑張るっちゃ!」 リーダーコメント 「料理しちゃる☆」 あいさつ 「あたしは大分の星になるっ☆」 あいさつ 「愛情たっぷり込めるっちゃ!」 あいさつ 「このお玉は…みそ汁ね!」 あいさつ 「この前掛けは、実家でも使ってたお気に入りっちゃ!えらしい?」 あいさつ 表示 「○○プロデューサーには、おかず増やしといてあげる!」 仕事終了時 「方言…気をつけんとねぇ…」 仕事終了時 「ちょっち待っちくり…!」 仕事終了時 「あたしの気立てはおかん譲りね」 仕事終了時 「あたしがどんなお仕事も3枚におろして片付けちゃる☆」 仕事終了時 表示 「○○プロデューサーとなら、料亭の切り盛りもできるかも!」 [部分編集] [はいから料理娘]首藤葵+(特訓後) データ [はいから料理娘]首藤葵+ 属性 パッション レア度 レア+ Lv上限 50 親愛上限 150 Lv1攻撃値 3024(1コスト比232.6) Lv1守備値 2952(1コスト比227.1) Lv1攻撃値(MAX特訓時) 4348(1コスト比334.5) Lv1守備値(MAX特訓時) 4244(1コスト比326.5) 最大攻撃値 10018(1コスト比770.6) 最大守備値 9779(1コスト比752.2) コスト 13 移籍金 4,725マニー 特技 お料理テクニック(キュート・パッションタイプの攻守 大ダウン) [部分編集] プロフィール アイドル名 [はいから料理娘]首藤葵+ フリガナ しゅとうあおい 年齢 13 身長 145cm 体重 39kg B-W-H 73-53-75 誕生日 8月18日 星座 獅子座 血液型 O型 利き手 右 出身地 大分 趣味 魚さばき [部分編集] セリフ集 セリフ 内容 プロフィールコメント 「今日はあたしがアイドルとしてファンのみんなをお出迎えしちゃる!ささ、せっかくだし○○プロデューサーも上着脱いで、くつろいで!それじゃアイドル葵の極上のおもてなしを受けるっちゃ!」 親愛度UPコメント 表示 「冷たいおしぼり、どうぞ☆へっへー、お礼なんていいのよ」 親愛度MAXコメント 表示 「ファンのみんなも大喜び!やっぱりおもてなしは温かい心が一番大事、これ○○プロデューサーが教えてくれた心得ね!」 リーダーコメント 「お座敷ショー、楽しむっちゃ☆」 あいさつ 「愛情たっぷり込めるっちゃ!」 あいさつ 「あたしは大分の星になるっ☆」 あいさつ 「いやいや、メイドじゃないっ!」 あいさつ 「華やかだけど、ホッとできるようなおもてなしをしたいけん!」 あいさつ 表示 「○○プロデューサー、喜んでくれた?…へへ、笑顔が答えね!」 仕事終了時 「方言…気をつけんとねぇ…」 仕事終了時 「あたしの気立てはおかん譲りね」 仕事終了時 「愛嬌は大切っ☆」 仕事終了時 「アットホームなのが一番だよね。あったかい気持ちにさせるっちゃ」 仕事終了時 表示 「まぁまぁ、あたしがやったげるって!○○プロデューサー!」
https://w.atwiki.jp/kolia/pages/2066.html
今の時代に共産党の看板を掲げているだけで神経を疑う - ポン太 2014-09-14 14 55 40 共産党についてもっと勉強しろ。国旗国家は国民の総意に委ねるといっているし、外国人参政権に関しても国民主権の観点から共産党は否定している。地方自治に関してのみ自治体の認可の下一部認めてもよいという意見だからな。 - 名無しさん 2014-12-20 08 55 03 ついでに共産党は共産主義を推進していませんからw中核派と正反対だって分かってるか?w共闘なんて世界がひっくり返ってもありえませんw - 名無しさん 2014-12-20 08 56 18 ネトウヨは何も分かっていない - 名無しさん 2014-12-20 08 58 22 池田犬作みたいな顔しやがって - 名無しさん 2014-12-26 03 58 01 今の日本の首相がやっている事の重大さを考えれば、共産党の進めようとしてる政策の方が断然良い。このご時世、よく考えれば無党派だって自民には投票せんわ。これだからネトウヨは - 名無しさん 2015-01-09 14 18 30 昨年友人が元々 共産党だったのもあり友人宅にたまたまいた時 地元の運動員(この前の選挙では出馬した女性)が訪ねて来たので話をし共産党に入る決心をしたのですが 以後 新聞も日曜版をとり その後の選挙の度に共産党の立候補者に投票してきましたが友人が病気をし生活も苦しいので新聞もやめたいと 共産党の方へ言って話したらしくその後 共産党から脱退したとしりましたが 僕だけは 新聞もとり続けて 新聞代も事務所へ毎月 届けていました。しかし ある日 共産党事務所の方(男性)が訪ねてきて [貴方はどうします?退会しないんですか?退会するなら手続き取りますが・・退会でいいんですね。退会の手続き 取っておきます]と言われました。こちらは 一切の退会の言葉も出していないのに・・まるで退会するよう宣告さるたか なんか企業ならクビになったような気がしました。情けないですが どうやら日本共産党 静岡事務所は 貧乏人の党員はいらない ようです。日本共産党を応援した自分がバカみたいです。河瀬さち代さん 森さん残念ですが クビになりました。小さな1票ですが 入れられなくなり残念です。 - 名無しさん 2015-02-12 16 41 15 今日、わが国に永住する外国人に地方参政権を付与すべきだという世論が高まっている。日本共産党は、この要求は、当然のものであり、永住外国人に地方参政権を付与することは、当面の急ぐべき課題だと考える。 www.jcp.or.jp/web_policy/1998/11/post-335.html - 外国人参政権 2015-02-20 01 11 39 共産党傘下の労組JMIUは、指示に従わないと、ブラック企業さながらに、脱退を強要してきました。労働者の生活にまったく無関心で、組合費払えないなら出てけと言います。 - 名無しさん 2015-02-24 19 55 58 自民党「慰安婦問題は未解決」主張。 - 名無しさん 2015-03-02 03 49 26 天皇陛下は、共産党と同じく憲法護持のお考え。 - 名無しさん 2015-03-02 03 52 48 共産党支持者は、馬鹿で、他人や社会を恨む人間の集まり!! 日本共産党は、情けないほど、中国・北朝鮮・ロシアには、無条件降伏 売国新聞=朝日・毎日・東京中日・日経 そして中国・南北朝鮮・ロシア これらの言う事の、反対の事をやれば、全てが正解となる!! 安倍政権が、アジアインフラ投資銀行に参加しない事は、大正解1! 日本共産党は、馬鹿だから、「アジアインフラ投資銀行に入れ!!」の一点張り(笑) - 名無しさん 2015-04-04 09 50 09 ここで売国度が高い人ほど真に愛国者だってはっきりわかんだね - 名無しさん 2015-04-28 01 22 15 日本共産党の正体は、中国共産党です! - 名無しさん 2015-05-17 20 14 06 不治の病は2015年にはないです 遠隔操作電磁波被害者多すぎます - 名無しさん 2015-05-18 15 42 33 平和と言いつつ日本を中国に売り渡す。チベットやウイグルを無視しないで欲しいものですね。 - ストフリ 2015-07-15 22 09 36 千島列島全島返還論は評価できる。行動が伴っているか疑問だが - 名無しさん 2015-08-27 22 25 00 助けて!友達が共産党に洗脳されてるの!デモ行ったりしてるし目つきがおかしい。彼女は公安にマークされてますか??? - 名無しさん 2015-11-10 20 56 09 安保は共産党がつくった - kkb 2016-03-16 13 41 34 国会質問・・・(日本共産党は、中国の代弁者) ●安保法制に反対する理由・・・アジア諸国と日本を、侵略しにくくなるじゃないか!(オバマが弱腰なので南シナ海の略奪・軍事基地建設は上手くいったけど。) ●安保法制を我が党(日本共産党)が戦争法と呼ぶ理由・・・中国の領土拡張・覇権主義を隠せなくなるじゃないか! ●憲法9条の改正に反対する理由・・・中国軍の圧倒的優位を、損ねるじゃないか! 日本を馬鹿にできなくなるじゃないか! ●日本の軍事輸出に反対する理由・・・中国軍の世界進出計画が狂ってくるじゃないか! ●日本の宇宙利用に反対する理由・・・中国軍の軍事衛星の優位が崩れるじゃないか! - 中共壊滅シンクタンク 2016-03-18 14 45 30 国歌斉唱反対と靖国反対の何が売国なのか??旧国体を維持していることがおかしい。 - 自民押しだけどここだけ納得いかない通りすがり 2016-04-18 14 22 20 よう、引きこもり、元気か? - Micky 2016-06-01 06 15 48 本当の愛国者っていうのはな、アジアと協力して白人至上主義を倒すんだよ。俺は、白人のアメリカ人とタイマンして勝ったぜ。 - Mickey 2016-06-01 07 53 11 こんなにきれいな共産党に対して自民党はじめ金権まみれの汚れた目で見てる人には到底理解できないでしょう。 - 日本共産党 2016-06-26 21 11 15 キリストみたいにきれいな心の日本共産党にあこがれています。 - 日本共産党 2016-06-26 21 14 21 騙されているのはあんた達だよ。すべてはCIA諜報部の垂れ流し。おバカさんたちは困るよ。 - 日本共産党 2016-06-26 21 18 33 共産党は怖い 国民は共産党の戦術に騙されないでください - 愛国者 2016-07-06 11 10 13 Twitter情報ですが、地元の日本の心を大切にする党推薦の候補者が日本共産党による演説妨害を受けている様子。日本共産党は悪党だと確信した。 - 福岡県人 2016-07-10 15 29 53 ↑7 よう、社畜、元気か? - 名無しさん 2016-07-10 20 36 56 共産党を合法にしていることがそもそも間違い。 - 日本国民 2016-07-23 13 22 55 日本共産党が協力しようとしているのは反日主義と共産主義の塊のような特アのことだろう。それは協力ではなく従属と言うんだ。我が国に共産主義と反日主義はいらない。 - 日本国民 2016-07-23 13 27 37 なぜもっとまともな共産主義、社会主義ないのか… - 名無しさん 2016-12-08 00 24 19 私は正真正銘の日本人ですが、その日本人が言うのです。勝手に共産党の頭に日本を入れないで下さい。 - 兵庫のじいじい 2017-05-20 14 51 06 コメントを見るだけで、共産勢力の凶暴さが分かるWWWW 赤軍とかやっちゃう勢力だもんな - 名無しさん 2017-06-07 03 11 07 「回精会北津島病院は、求人募集と違う部署にされる。グループ内の配属にされる。入社試験は、面接、クレペリン、4コマ漫画の冊子を見てストーリーを作るテスト、一枚の画用紙に木の絵を書いて終わりと言う試験。所要時間は、2~3時間。休日は年間100日と少なめ。仕事量の割に給料はかなり低い。毎日、サービス残業で、帰りは遅くなる。朝8時45分から、17時が就業だが、毎日4時間は、サービス残業。やりがいは全くなく、責任だけがのしかかる。人間関係は、とても複雑で、雰囲気はかなり悪い。職場の付き合いが優先され、家庭事情では断れない。財務室の財務部長は、人間的に最低。傲慢で、自分に甘く、他人には厳しい。暴言を吐く。他人を見下し、馬鹿にする。常にご機嫌をとり、顔色を見ながら仕事をしないといけない。キャリアアップは望めない。」など、回精会北津島病院の転職・採用・求人のクチコミから、中途採用・就職情報まで、転職クチコミサイト『転職会議』なら回精会北津島病院社員のクチコミで幅広く調べられます。 - うちもブラック企業 2017-07-21 01 29 19 ? - 大日本正義団 2017-08-06 16 49 12
https://w.atwiki.jp/83452/pages/12590.html
梓「唯先輩……わたし、唯先輩のことが好きです!」 唯「へ……?」 梓「好きなんです。女どうしで変だって思うかもしれないけどそんなの関係ありません! 唯先輩のことが好きで好きでたまらないんです。 大好きなんです。だから……わたしとつきあってください!」 唯「あ、そう。ふうん……」 梓「……なんか反応が鈍くないですか、唯先輩?」 梓「わたし、今めちゃくちゃ勇気を振り絞って告白したんですよ? このちっちゃいカラダの中にある、ありったけの勇気をしぼりだして唯先輩にアタックしたんですよ?」 唯「いやいや、だってねえ。ちょっと……ていうか、だいぶ遅いと思うんだけど」 梓「なにがですか?」 唯「あずにゃんがわたしに告るの」 梓「そ、そんな! そんな言い方ってないです! だいたい告白に遅いも早いもないですよ!」 唯「いや、あるでしょ。たとえば映画とかドラマとかでもあるじゃん。 好きだった人が死んで、ようやく『わたし、あなたのことが好きだったのに。告白すればよかった』 みたいな展開」 梓「そこまでは遅くないと思うんですけど……」 唯「遅いわっ!」ドン☆ 梓「ひっ!」ビクッ 唯「もう今が何月かわかってるの!?」 梓「さ、三月ですけど……」 唯「そう、三月だよ! 今年の花粉症はひどくて三月から花粉が舞ってるらしいから気をつけてね……へっくしょん!」 梓「それで、どうしてわたしの告白が遅いんですか?」 唯「あずにゃん。あずにゃん、さっき今が何月だって言った?」 梓「だから三月でしょう? つい最近唯先輩たちも学校を卒業したじゃないですか」 唯「そうなんだよ、わたしたち晴れて卒業しちゃったんだよ。 さて、あずにゃん」 梓「なんですか?」 唯「高校を卒業したわたしたちは、次にどこに行くでしょう?」 梓「……大学でしょう? たしかN女子大でしたっけ?」 唯「そうそう。N女子大。 そう、言ってみればわたしやムギちゃんや澪ちゃん、りっちゃんは新たな舞台に移るわけだよ」 梓「……それがわたしの告白とどう結び付くっていうんですか?」 唯「はぁ~」 梓「そんな呆れ果てたみたいなため息をつかなくても……」 唯「いやいや、さすがに仙人みたいに寛大なわたしも、あずにゃんのKYっぷりにはイラッとしちゃうよ?」 梓「KYって……」 唯「あずにゃんって、基本的にいつでもどこでも空気読めないんだから楽屋裏でくらい、空気読もうよ。ね?」 梓「楽屋裏ってなんですか」 唯「あずにゃん、あと一ヶ月したらわたしたちは大学に行くの。 これが意味することがわかる?」 梓「全然」 唯「わたしたちが大学生になったら、わたしたちとあずにゃんたちはしばらく会えないんだよ」 梓「な、なんでですか?」 唯「大人の事情だよ。 大幅に下がってしまった雑誌の売り上げを取り戻すのみならず! 同系列の会社の他の雑誌の売り上げまで、上げようとする大人の陰謀によってね!」 梓「イマイチ意味がわからないんですけど、結局どういうことなんですか?」 唯「つまり、たとえ今から付き合ったとしても、わたしとあずにゃんがイチャイチャすることはできないということだよ」 梓「ほ、本当ですか……!?」 唯「だいたい、あずにゃんがイケナイんだよ? わたしがあずにゃんにいつもモーションかけても、あずにゃんは、 『や、やめてください』の一点張りだしさ」 梓「最近は比較的他のバリエーションも増えたような……」 唯「それが遅いんだよ! もっと早くしてよ! なんでアニメ終了間際や原作終了間際になって、ようやく動きだすんだよ!?」 梓「だ、だって……」 唯「だって、じゃない! たしかにわたしが抱き着く→あずにゃんイヤがるのお約束コンボは悪くない。 でも、いくらなんでも同じパターンの繰り返しにもほどがあるんだよ! もうそれ、お約束通り越して単なるマンネリだよ?」 梓「ま、マンネリ……」 唯「さすがに全国のゆいあずファンの堪忍袋がブチ切れちゃうよ!?」 梓「ゆいあずにそんな全国規模のファンはいないと思います。 ていうか、あれ一日かぎりのバンドだったし……」 唯「バカッ!」ビシッ 梓「いでっ!?」 唯「だからこんなとこでまで空気読めないとか、いいかげんにして!」 梓「……すみません」 唯「だいたいあずにゃんって、わたしとくっつけそうなときになんでくっつかなかったの!?」 梓「だ、だって……」 唯「だってなに?」 梓「た、たしかにわたしは唯先輩のこと一年の文化祭のときあたりには気になってたし……」 唯「うんうん、その兆候にはわたしも気づいてたよ」 梓「ゆいあずのときの唯先輩の寝顔を見てたときとか、夏祭りに唯先輩に手を引かれたときとか……。 あと、文化祭のときの唯先輩の演奏してる姿とか見てもう自分のキモチには気づいてたけど……」 唯「気づいてたのになんで告白しなかったの?」 梓「……この甘酸っぱいキモチを……大切にしたかったから……///」 唯「ざけんなっ!」ドガシャン! 梓「ひいっ!?」 唯「お前はどこの秋山澪だよ!?」 唯「澪ちゃんもあずにゃんも空気読めないって点で似てることはわかってたけど黙ってたのに……! そんなメルヘンなとこまで似られたらたまらんわ!!」 梓「ゆ、唯先輩落ち着いてください!」 唯「……すーはー」 梓「だ、大丈夫ですか?」 唯「うん。ゴメンね、あずにゃん。ちょっと取り乱しちゃったよ。 でもって、落ち着いたらまたひとつ不満が出てきたんだけどさ?」 梓「ま、まだあるんですか?」 唯「いや、本当はもっとある気がするけどね。 あのさ、一億万歩譲ってわたしに告白しなかったのは許すよ。 でも途中でほかの子に浮気しだしたのはなに!?」 梓「う、浮気!?」 唯「ちがうね。よく考えたらあずにゃんって最初から、色んな子にツバつけてたよね?」 梓「ツバをつけるって……人をそんな尻軽女みたいに言うのはやめてください」 唯「へえ……じゃあ聞くけど軽音部に入ったころはあずにゃん、わたしのこと好きだった?」 梓「……! そ、それは……その、正直あまり好きではなかったですけど」 唯「うんうん、わたしも嫌われてたもんだよねえ」 梓「で、でも今は唯先輩が一番大好きです!」 唯「でも初期は澪ちゃんラブだったんでしょ?」 梓「…………」 唯「そうだったんでしょ?」 梓「……はい」 唯「まったくあずにゃんは気軽だよねー。 そんなホイホイ女の子に寄っては弄んじゃってさあ」 梓「……」 唯「憂なんてわたし一筋で何年生きてきてると思ってるの?」 梓「ちょ、ちょっとまってください」 唯「なに? なにかわたし、間違ったこと言った?」 梓「たしか憂だって原作では和先輩に、『和ちゃーん』とか呼んで抱き着いてましたよね? それにアニメでは唯先輩と同じでわたしに抱き着いてきたりだとか……」 唯「あのね、あずにゃん。それは仕方ないことなんだよ」 梓「仕方ないこと?」 唯「そう、どうしようもないことなんだよ。 連載が長く続いたりして、ネタが無くなってきて苦し紛れのネタとしての『和ちゃん』だったり。 テキトーに姉妹だから似たような癖つけとけばいいみたいな、安易な萌えネタを付加されたりとか。 そういうのは仕方ないんだよ」 梓「お、大人の事情……!」 唯「それに憂の場合は連載が続いたりアニメ続編の産物みたいなものであってね。 あずにゃんみたいに二週間やそこらで、澪ちゃんからわたしに乗り移るようなのと一緒にするのは失礼だよ!」 梓「ぐっ……」 唯「ほかにもさあ。りっちゃんのこともそうだよねえ」 梓「律先輩? わたし、律先輩とは特になにも……」 唯「ここに来てとぼけるなんて、あずにゃんも往生際が悪いなあ」 梓「ど、どういうことか説明してくださいよ!?」 唯「いいよ、バッチリ教えてあげる」 唯「わたしが二年の頃、つまりあずにゃんが一年の頃のことだね」 梓「……」 唯「たしか文化祭前にみんなで初文化祭ライブを見てたよね? 覚えてるよね、もちろん?」 梓「……覚えてますよ、ええ」 唯「で、ビデオを見終わったあとか見てる最中か忘れたけど。 りっちゃんがさ、あずにゃんの首に腕を回したんだけど覚えてる?」 梓「だから覚えてますって」 唯「全然イヤそうな顔しなかったよね? ねえ?」 梓「そ、それは……」 唯「ほかにもさあ。 ロミオとジュリエットで、りっちゃんがジュリエットの役に決まったことをあずにゃんに教えて……」 梓「…………」 唯「またもや首に腕を回され、今度はグリグリされてるのにニタニタしやがってえ!」 梓「そ、そうでしたっけ?」 唯「自覚がないんかい!?」 梓「いや、なんだかそのときは先輩たちと最後の文化祭だと思って憂鬱なキモチになってたんで……」 唯「無自覚なの!? 鈍感なの!? ギャルゲーの主人公なの!? 聞いたことないよギャルゲーの主人公がツインテールなんて!?」 梓「あの……落ち着いてください先輩」 唯「こふー……こふー」 梓「……落ち着きましたか?」 唯「うん。でも落ち着いたらまたイライラする要素を見つけちゃったんだけど」 梓「唯先輩、そんなに記憶力よかったですか?」 唯「アニメ二期後半とか原作後半とかでさあ、あずにゃん、ついにはムギちゃんともヤッちゃったよね?」 梓「なんにもしてませんよ!?」 唯「へえ。原作じゃあムギちゃんに抱き着かれて鼻血出してなかったっけ?」 梓「あ、あれは……ちょっと胸が……」 唯「なに、あずにゃん真面目になんなの!? ムギちゃんに『当ててんのよ』とか言われたの!?」 梓「言われてないですけど……言われてたらどうなんですか?」 唯「それならまあ、鼻血出ても仕方ないかなあとは思うよ」 梓「言われました」 唯「嘘つくな」 梓「すみません」 唯「ていうか、わたし的にはむしろ、アニメのが問題だよ」 梓「なにかありましたか? アチラは健全に終わったような気がするんですけど」 唯「あずにゃんさあ。ムギちゃんの顔が目の前に迫ったら…… 『ムギ先輩目ぇ大きいなあ』とかなんだの言ってうっとりしだすしさあ! なんで毎回抱き着いてるわたしに対するコメントはないのに、ムギちゃんにはあるの!?」 梓「いや、なんかムギ先輩と二人きりだったから緊張して意識しちゅって……」 唯「意識して……?」 梓「へ、変な意味でじゃないですよ!」 唯「だいたい普通、あのタクアンフェイスが目の前にあったら目じゃなくて その上にある眉毛に目が行くだろ!? なんで目にしか触れないんだよ!?」 梓「……なんででしょうね?」 唯「はあはあ……もう、あずにゃんなんなの!?」 梓「知りませんよ」 唯「アニメ二期ではなぜか主役であるわたし視点じゃなくて、あずにゃん視点だから アニメ最終回をイヤでも意識させられて鬱にさせるし……」 梓「それは本当に知りませんよ」 唯「だいたい原作、アニメ、終了までにくっついてたらきっと続編なんてなかっただろうに……」 梓「続編イヤなんですか?」 唯「大学行くのめんどくさい。 正直印税だけであとは余生をすごすつもりだったのに……」 梓「…………」 唯「どうせ連載再開したら、新しい部員とイチャイチャするんでしょ?」 梓「し、知りませんよそんなこと」 唯「まったく……原作にあった澪ちゃんとムギちゃんの絡みはアニメでやらないのに、 あずにゃん関連はアニメできっちりやるし」 梓「…………」 唯「ていうか、もとはなんの話をしてたんだっけ?」 梓「たしかわたしの告白がどうこうという話でした」 唯「そう、それ」 唯「あのね、あずにゃん。今さら告白しても雑誌が違うからイチャつけないんだよ」 梓「さっきも言ってましたけど、雑誌外でイチャイチャすればいいじゃないですか?」 唯「なに、たとえば?」 梓「こんな感じで」 ………………… …………… 唯「いやあ、昨日もあずにゃんとハッスルしちゃったよ」ハハハ 澪「は、ハッスル///」 律「おさかんだねえ、二人とも」 唯「えへへ」 …… ………… 梓「みたいな?」 唯「いや、ダメでしょ。なにこの事後報告みたいなの。 ほとんど想像にお任せください状態じゃん」 梓「オタクなんて1パーセントの事実と99パーセントの妄想で自分の世界を構築してるから大丈夫ですよ」 唯「……ていうか、あずにゃんはそれでいいの? わたしと堂々とイチャイチャしたくないの!?」 梓「わたしだってそりゃあ唯先輩とイチャイチャしたいですよ! でもどうせ雑誌が違うからたとえソチラに出演したとしても 黒く塗り潰されてたりモザイクかけられたり、コマの外にわたしだけいたりするんですよ……!」 唯「ちょっとそれ見てみたいね」 梓「わたしも一瞬だけそう思ってしまいました」 唯「はあ……どうしたらいいんだろうね?」 梓「どうしたらわたしたちイチャイチャできるんでしょうね」 唯「アニメ三期とか劇場版に期待するしかないのかな……」 梓「悲しいですね」 唯「うん……」 梓「唯先輩」 唯「なあに?」 梓「一緒に死にませんか? 死んだらいつまでも一緒にいられますよ」 唯「あずにゃん……」 唯「そうだね。なんだかんだ言ったけどわたしもいつまでもあずにゃんと一緒にいたいよ」 梓「唯先輩、わたしも先輩と一緒にいたいです」 唯「いつまでも一緒にいてくれる?」 梓「一緒にいますよ。それに……」 唯「それに?」 梓「二人きりで死ぬからわたしたちの間をジャマする人は誰もいません」 唯「あずにゃん……」 梓「唯先輩……好きです」 唯「わたしもだよ、大好きだよあずにゃん……」 ……………… ………… …… かきふらい「……とか言う夢を見たんで、やっぱり別々連載はなしって方向にしてもらえないですかね?」 編集「うん、それ無理」 かきふらい「ですよねー」 編集「まあ今までより労力が増えて大変だろうけどカンバレ」 かきふらい「はい……はあ……ゆいあずぅ……」 お わ り 2
https://w.atwiki.jp/mau493/pages/69.html
誰も手をつけてない+製作希望も出されてない ポケモンたち ゴウカザル ロズレイド ガーメイル チェリム フワライド ムウマージ ガバイド ガブリアス スコルピ ドラピオン マニューラ ドサイドン ダイノーズ ヒードラン 14匹!
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/46070.html
はかないからおっていた【登録タグ VOCALOID は 寄辺 なき 幻奏楽団キリギリス 曲 語部 もどき 調 ひびき 鏡音レン】 作詞:語部 もどき(幻奏楽団キリギリス) 作曲:調 ひびき(幻奏楽団キリギリス) 編曲:寄辺 なき(幻奏楽団キリギリス) 唄:鏡音レン 歌詞 (動画概要欄より転載) 僕がまだ僕だった頃君は夕暮れの中で言った そのままでいい ありのままでいてと 僕はまだ知らなかった 君は宵闇を背負っていた その苦しみに気付けなかった 影に溶けていった思い出が 胸に押し寄せる波のように忘れさせてくれない 君は君の未来を一つ失ってまでも 君に課された悲しみを受け入れてまでも それでもただ憧れたから手を伸ばした それだけだよ 僕が過ぎた日に去った頃君は朝焼けに目を瞑った もういないのか いなくなったのかと 輝く翼に面影はない 引き寄せる為の代償を払い続ける 僕を僕たらしめるものは何だったのだろう 僕に齎されたものは何だったのだろう それでもただ憧れたから手を伸ばした それだけだよ いつから僕は君になったのか いつから君は僕を呼んだのか どこから僕達は壊れたのか どこへと僕達は向かっているのか 名は枷だ それはそのものを表さないのだから 自分として存在することを赦されない それでもただ憧れたから手を伸ばした それだけだよ 掴んでも指の隙間から零れ落ちる そうだとしても… コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ilive/pages/22.html
愛は、「doing」だと見ました。行動にして形にすることだそうです。 - live_man 2016-08-04 17 25 37 愛とは、与えるもの。by東尋坊 - live_man 2016-08-13 06 01 28
https://w.atwiki.jp/animerowa-2nd/pages/236.html
痛くても辛くても戻らないから ◆oRFbZD5WiQ いきなりだった。 汝を殺害するという思考が言葉を介さず炎となったかのように、草を松明の如く燃え上がらせる。 いや、違う。エリオは両手で握る偽・螺旋剣の柄に汗を滲ませながら思う。 ――もし避けていなかったら、松明になっていたのは、僕らだ。 ぞくり、とする。もし、なのはさんの教導を受けていなかったら、体が動かず、自分は炎に包まれていただろう。 そう、そこらで燃え盛る草のように。 炎の先を見やる。白みかかっているとはいえ、未だ闇色の世界。それを引き裂く赤い光の中、それとは対照的な男が佇んでいた。 蒼い軍服。短い黒髪に、右手に拳銃、左手にランタンを握っていた。 炎……シグナム副隊長と似た能力かな。 ならば、あの銃はデバイスか、それに値する何か……と思考を巡らせるエリオの前を、ランサーが遮るように立つ。 対峙する、蒼と蒼。だが、けして混ざり合わぬと宣言するかのように、ランサーは短剣を突きつけた。 「よう。問答無用たぁ、穏やかじゃねぇな」 「無論だ。こちらも、穏やかに済ますつもりなど、微塵もない」 それは、今から貴様らを殺すという宣言。非殺傷設定という『殺さない事が当たり前の戦場』に身を置いていたエリオにとって、初めての殺意。 その響きに、一瞬だけ縮こまった心臓に喝を入れる。 ――覚悟は、とうに決めたはずだ。 「そぉかい。そんじゃあ――こちらも往かせてもらうぜぇ!」 瞬間、ランサーの体躯がバネのように縮み――跳ねた。 地面スレスレを這うような、肉食獣に近い疾走。両の瞳を剣呑に煌かせた彼は、右の手で握り締めた刃を神速で薙いだ。 速い。そして、鋭い。まるでカマイタチだ。 しかし、神速といえども、距離を詰めるには数瞬という時間が必要だ。 もっとも、彼の得物が槍であったのなら、その程度のタイムラグを物ともせずに、男の心臓を刺し貫いた事だろう。 だが、ランサーが右手に持つのは、その名を冠す槍では断じてなく、宝具と比べれば貧相とも言えるハンティングナイフ。 そして、身体能力の制限。それらが、間合いを詰める時間を一秒近く引き延ばす。 たかが一秒。されど一秒。戦いという刹那の命のせめぎ合いにおいて、それは永劫とも言える隙である。 そして軍服の男――ロイはその隙を無駄にする愚か者ではなかった。 「遅い」 ――右の手で握られた拳銃が火を噴く。それはありきたりな比喩表現に非ず、現実をそのまま描写した故の言葉。 轟! と燃え盛る紅蓮の炎が、一直線にこちらに向かってくる。 全てを侵略する赤色は、進行方向を的確に阻み、ランサーの疾走を阻害する。 ちぃ! と、真横に跳ね、射線から退避する。 だが、すぐさま第二射が放たれる。着地とほぼ同時に放たれたそれであったが、さすが英霊というべきか、 着地と同時に転がるようにしてそれを回避。そしてそのまま腕に力を込め、炎の射程外まで一気に跳び上がる。 ロイの視線は――未だランサーに注がれている。 今だ! と。だんっ、と地を蹴り、エリオは疾駆する。 未だ宙を奔る灼熱を横目に、結論付ける。 (駄目だ、バリアジャケットなしじゃ耐え切れない!) ランサーならば、一度や二度程度なら耐え切れる事だろう。 それも然り。確かにランサーは万全な状態ではない。 だが、それでも彼は英霊だ。 その称号を得るに相応しい最低限の耐魔力が存在しているのだ。 だがしかし、エリオ・モンディアルという少年は、デバイスが無ければせいぜい『訓練を受けた子供』程度である。炎の直撃を喰らい、生き残る術はない。 (けど、今なら!) 構えた銃口は、未だランサーを捉えている! 行ける、と確信したエリオは、すぐさま偽・螺旋剣を槍のように構え――突貫する。 放たれた矢のような、疾風の如きその速度。しかし、焔の錬金術師を前にしては、それは愚鈍すぎる程に遅かった。 それも然り。エリオとランサーは接近しなくてはダメージを与えられない事に対し、ロイは動きに応じて炎を放てば事足りる。 構え、駆け、武器で斬りつける。それに対し、武器を向けて炎を解き放つだけのロイが圧倒的に有利な事は、考えるまでもない。 そう、多少の数的不利も凌駕できるほどに。 すう、と左のランタンが向けられる。夜を引き裂く明かりは、すぐさま人と酸素を喰らいつくす化物に変質し、暗闇を駆け抜けていく。 「そんな――!?」 完全な不意打ちだった。当然だ。先程まで銃しか使っていなかったというのに――! 驚愕に見開かれたエリオの瞳。そこに映るロイは、満足気に笑った。 「だまし討ちも立派な戦略だよ、少年」 返答はせずに、剣先を地面に突き立て、地面を蹴り飛ばす。加速のスピードが跳躍のエネルギーに変質し、地を這う炎の舌スレスレを、跳ね上がる事によって回避。 すぐさま追撃のために落下しようとして――銃口と目が合った。 「兵は拙速を尊ぶものだ。確かに君たちは速いが――まだまだだ!」 あと数瞬、それで焼き尽くされる。 まずい、と思う暇もない。ない、のに。体は自身の危機を感知し、既に動き始めていた。 そう、それは体が覚えていたから。高町なのは一等空尉が定めた訓練メニュー、それらが体に染み付いていたからに他ならない! 右腕の袖が焼け、爆ぜる。露になった腕から伸びた紫電が、ヘビのように偽・螺旋剣に巻きついた。 それは彼の力。魔法による変換のプロセスを踏む事なく電気を発生させる、プロジェクトFの残滓が生み出した特異能力。 その雷光は剣先に収束し――雷と化しロイへ放たれた。 「な――ッ!?」 錬金術だと!? と、ロイが驚愕の呻きを漏らす。 回避できるタイミングではない。ロイはすぐさま拳銃型ライターを放り投げ、自身は後ろに跳ぶ。ロイに向かっていた雷光は逸れ、拳銃に収束する。 雷は高いところに落ちる。魔法として放ったのならともかく、ただの雷として放てば物理現象に左右されるのは自明の理だ。 しかし、エリオは当てるつもりなどなかった。元より、射撃魔法は得意な方ではないのだ。 ――そう、獣の如く地を駆ける、ランサーから気を逸らせればよい! 「おらぁ!」 地に落ちた雷光と同じか、はたまたそれより速く駆けたランサーが、ハンティングナイフを槍の如く突き出した。 心臓目掛けて放たれたそれであったが、しかし、ロイは背を逸らす事によって回避する。 ランサーが顔を顰めた。足りない。間合いが圧倒的に足りていない! 「……ッ! 燃えろ!」 ランタンから伸びた紅のヘビがランサーへと伸びる。それを横に滑るように移動して回避しようとする。 その刹那、ロイは鮮烈な笑みを浮かべ―― 「爆ぜろ!」 酸素と水素の密度を制御。酸素を吸い膨れ上がり、水素を喰らい――炸裂。 自分より遥か大きなモノを喰らったヘビの如く、炎はその太さを変え、ランサーを飲み込む。 「が――ッ!?」 爆風によって吹き飛ばされたランサーが苦悶の声を漏らす。 距離は広がり、またもやロイの間合いへと移り変わった。 追い討ちをかけるように放たれた炎を避けながら、彼はエリオの元へ向かう。 「ちぃ! これじゃ無理だ。得物の不利もあるが、体が本調子じゃねぇってのも効いてやがる。 あちらさんも本来の武器って感じじゃねぇが……支給品と能力の相性がいいらしい。 下手すりゃ、このまま追い詰められる」 「それで、どうする気ですか?」 まさか、このままじゃ勝てない、という為だけに戦いの場で話しかけて来たわけではあるまい。 それに等しい事を言うと、「ああ」と短く答えた。 「二、三秒……いや、一瞬でも構わねぇ。奴の動きを止めろ。俺が仕留める」 ◆ ◆ ◆ 追撃の炎を回避すると、二人は合流した。なにやら話をしているらしい。 恐らくは、どうやってこの状況を切り抜けるか、という事だろうが―― (無駄だ) 見る限り、二人は接近戦を得意とする者たちだ。故に少年が雷光を放った時は少々肝を冷やしたが、あれも危機から除外しても構わないだろう。 不意打ち気味に放たれたからこそ驚いたが、見る限り制御には手馴れてはいない。むしろあれは、武器に纏わせ斬り付ける事が本来の扱い方であろう。 問題ない。そう結論付けた瞬間だった。 「む……?」 散! と二人が離れる。 蒼い男は後方へ、赤髪の少年は迎え撃つように前進。 少年を囮にし、蒼の男は背後へ回るという心積もりか。 ならば、とロイは後退し、駅のコンクリート壁に背を預ける。 これで、死角は減った。左右から来られても対処は出来るし、駅の上から落下してくる、という奇襲じみた攻撃も音で感知できるはずだ。 だが、少年は狼狽した風もなく、こちらに向かって疾駆してくる。 作戦内容を知らされていない、のだろうか? それとも、この程度では防ぎきれない策があるのか? (どちらにしろ、これ以上考えて分かるものではない) 螺旋状の剣を振り上げ、疾駆する少年。その足元を中心に酸素と水素の濃度を変化させ、ランタンから微かな火を送り込む。 そして――爆裂。土とコンクリートの境界付近だったのか、土とコンクリート片の壁が吹き出す。それらが煙幕と化し、少年の姿を覆った。 少々火力が強すぎたか、と次に放つ時は水素を減らすべきだと思考した――その瞬間だった。 寒気。今までの戦闘経験が告げる、自身の危機。 それに従い真横に移動。刹那、先程まで立っていた場所に何かがぶち当たった。 「コンクリート片……だと!?」 煙が晴れる。 そこには、剣ではなく拳大のコンクリートを握る少年の姿があった。 「当た――れぇ!」 右の腕から紫電が吹き出す。それをコンクリートに巻きつけ、放つ! くそ、と転がるようにそれを回避。壁に着弾したそれは、更に細かなコンクリートと紫電を撒き散らす。 「やってくれるな、少年。いや――紫電の錬金術師! だが、」 雷光の速度で放たれるコンクリート片に水素を纏わせる。暴れ回る紫電は、熱と火花を伴っている。 すると、どうなる? ドドン! という重なり合うような炸裂音。宙を駆けるコンクリート片は水素を喰らい、その場で爆散する。 「――ッ! はぁあああ!」 遠距離攻撃は不可能。そう結論付けたのか、少年はジクザクに疾走する。 甘い、と酸素と水素を一気に引き上げ、爆発の領域を一気に拡張する。 瞬間、何か感じるモノがあったのか、少年は慌てたようにバックステップで距離を取る。 そして――爆! コンクリートが砕け、破片が熱で溶解する。細かに砕けた欠片は噴煙となり、視界を遮った。 だが、とその噴煙に向けて灼熱を放つ。 これで噴煙に紛れて攻撃する、という策は封じた。左右から来られても、防ぎきる自信はある。 さあ、どう出る――? ◆ ◆ ◆ エリオとロイが接戦を繰り広げている、その遥か後方。 ランサーは植林された街路樹の上に立ち、それを眺めていた。 「ちいとばかし不安だったが……あの坊主、やるじゃねえか」 コンクリート片と能力を併用した遠距離攻撃を、咄嗟に思いついた事もさすが、と言える。 別に、本来ならその程度の方法、思いついて然るべきである。 だが、戦いは酒を飲み続けているようなモノだ。 テンションが上がるにしろ下がるにしろ、普段の状態とは比べ物にならない程、精神は移り変わる。 そう、戦いとは技術だけで勝てるモノではない。 紅蓮の炎の如く心を燃やしつつも、奥底には冷静な自身を残す――例えるならば、凍りついた炎のような心が必要なのだ。 そして、エリオ・モンディアルという少年も、未熟ながらもその炎が芽生えている。 (坊主を鍛えた奴の顔を見てみたいぜ。あんなガキをあそこまで強くするほどの鍛錬――正気とは思えねぇ) 白いバリアジャケットを纏った教導官が聞いたら「し、心外ですよ!」と怒られそうな事を考えながら、じっくりと機を待つ。 タイミングがズレたら避けられる。元々、この武器には慣れていないのだから、それも当然か。 故に、本来の『着弾』スピードより、後2~3秒ほど、多めに見ておいた方がいいだろう。 「おっ」 爆裂。コンクリートが捲れ上がり、破壊の嵐が吹き荒れる。 巻き起こった噴煙。それに向けて炎を放つロイ――行ける。 「打ち砕く――」 ぎぎっ、と街路樹が軋んだ。 僅かに弓なりに反ったそれに体重を預け――戻る力と跳躍力で一気に跳ね上がる。 空から見下ろす風景は――ああ、よく見える。 噴煙に向け、牽制の炎を放つロイの姿が! 「――鋼の散弾!」 宝具でもなんでもない、ただのナイフ。それを、槍投げよろしく投擲する。 本来なら下作も下作。当然だ。人間の腕力でナイフを投げたところで、飛距離は数メートルがいいところだ。 そう、本来なら、だ。 彼は人間であって、けれども人間とかけ離れた存在――即ち英霊だ。 例え制限されているとはいえ、その身体能力は人外の域。鈍く輝く刃は、弾丸の如く疾駆する! ◆ ◆ ◆ 噴煙は晴れ始めた。 少年の姿はない。どこに消えた、と視線を左右に彷徨わせ―― 「……ッ!?」 体中に存在する全細胞が警鐘を鳴らした。 それは、圧倒的な危機のため。先程のコンクリート片など豆鉄砲だと、体中が告げていた。 殺気の根元と思われる上空に視線を向ける。 そこには、あの蒼い男が、射抜くような視線をこちらに向けていた。 いや、向けているのは視線だけではない。 右の手で握ったナイフ。それを、こちらへと狙い定めている。 馬鹿め、と笑おうとし――驚愕した。 当然だ。投擲されたナイフ。それは、まるで弾丸のように宙を駆け抜けていたのだから! しかし、とロイは嘲るような笑みを浮かべる。 どうやってあのような加速をつけたのかは知らないが……恐れる事はない。 見たところ、あれはただのナイフ。掌で握り、切りつける。そういった用途を想定されたモノだ。 神速で駆ける事による空気抵抗に、耐え切れるワケがないのだ。 避けるまでもない。そう、思った。 ◆ ◆ ◆ 耐えられるはずがない。宙に滞空するランサーはそう思っていた。 あれはただのナイフだ。宝具でもなく、魔術的に強化されたわけでもないのだ。それが、英霊たるクー・フーリンの力に耐え切れるはずがないのだ。 いや、違うな。ランサーは猟犬の如く剣呑な笑みを浮かべる。 ――――耐えてもらっちゃぁ、困んだよ。 そう。普段ならばともかく、身体能力に制限を課せられたランサーにとっては。 ◆ ◆ ◆ 当然の帰結というべきか、ランサーとロイを繋ぐ道筋の半ばで、ハンティングナイフを朽ちた。 刀身が砕け、鈍色の破片と化す。 無力化したか、と動こうとして、未だ細胞たちが危機を訴えている事に気づく。 (なんだ……?) 既に危機は去ったはずだ。ならば、一体―― 「……ッ!?」 刹那、ずれていた歯車が噛み合った、そんな唐突さで『先程から体中が訴える危機』に気づいた。 ざあ、と血の気が引いていく。 慌てて距離を取ろうとし、ごん、とコンクリートの壁がぶち当たる。 ああ、糞。なんという事だ。先程までは頼もしかった分厚い壁は、今は囚人を捕らえる鉄格子程度の意味しかないではないか! ◆ ◆ ◆ 崩れ落ちていくハンティングナイフを、満足気に見やる。 そう。崩れてもらわないと困るのだ。 今の自身は制限に囚われ、技にも普段のキレがないだろう。 それが、本来の得物でないのなら、尚更だ。 雑魚ならまだしも、あの軍服の男は強者だ。自身が放つナイフなど、軽く避けられてしまうだろう。 だが――細かな弾丸ならばどうだ? 散弾銃よろしく、鋼の粒を放てば、どうだ? 避けられるはずがない! なぜなら、アイツは壁に背を預けているではないか! 回避のルートは、圧倒的に狭まっている! ◆ ◆ ◆ 考える間もなく、体を横にずらす。 だが遅い。遅い遅い遅い! 神速の弾丸を前にして、それは亀の如く愚鈍だ! 晴れかけていた噴煙に、円形の穴が瞬時に複数穿たれる。 それから刹那の間を置かず、腹部に衝撃。 「が――!?」 突き刺さったそれは、もはやナイフと呼べるモノではなかった。 まるで、散弾銃の弾丸だ。 それらは肉を裂き、骨を破砕し、内蔵を引っ掻き回し、壁面を穿った。 べたり、と。アーティスト気取りの不良どもが書いた壁画のように、壁面に赤い花が描かれた。 「は――、まさ、か」 上空で滞空する蒼い男を見る。 (これを、狙ったというのか) 足がふらつく。引き裂かれた腹からは、ミンチ状になった内蔵が止め処なくこぼれ落ちてく。 視界が歪む。足がふらつき、口からは血液がこぼれる。 死が、近い。 痛みもどこか遠い。脳内麻薬が分泌されだしたか、それとも神経も死に始めているのか。 ああ、死ぬ。ロイ・マスタングという男は、ここで、この場所で、何も成せずに。 ――駄目だ。 不意に、思考が火花のように爆ぜた。 駄目だ、駄目だ、駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ! 私は、こんな場所では死ねない。 エルリック兄弟が、部下が――親友が、まだここに居るというのに。 「ぐ、は、ああ、ぁ」 けれど、駄目だ。この傷では助からない。 ならば、せめて、せめて―― 既に噴煙はなく、赤髪の少年の姿は曝け出されていた。 悲しそうな瞳。恐らくは、このような死に様を見るのは初めてなのだろう。 今だ。右の手はランタンを握り締める。 それを用い、傷口に炎を放つ。こんな状況でなければ腹の虫が鳴くような音と共に、腹部の肉が焼ける。 (これで、出血は、止ま、る) 後は、とランタンを掲げる。 瞬間。エリオに向けて灼熱が放たれた。 避ける暇など、与えなかった。 ◆ ◆ ◆ ランサーが地に立つその瞬間、爆発の音を聞いた。 それは、あの軍服の男が何度か放ったモノと、同じ。 「あの野郎……あれくらってまだ生きてやがるのか!」 ダンッ、と地を蹴って駅へと向かう。 焦げた草むらを抜け、砕けたコンクリートを蹴り飛ばし、二人が居た場所へと疾駆する。 そして――それを見た。 砕けたコンクリートの上で、ボロ雑巾のような状態で倒れ伏す赤髪の少年を。 「おい! 大丈夫か坊主!」 思わず声を荒げてしまう。 それも然り。エリオの状態は酷いモノだった。 慌てて武器で受けようとしたのか、右腕は消し炭となっていた。幸い、というべきか失血の心配はない。皮肉な事に、傷口は炎によって炙られ、血液の流出を止めていた。 そして、右側面。レアでお願いします、とウェイターに頼めばこの状態で出てくるのではないか、という有様だった。 まだ幼さを残していた顔も、右部分は醜い火傷で覆われていた。 「あ――ランサー、さん」 擦れた声で、エリオが呟いた。 よし、と頷く。少なくとも、意識はしっかりしているようだ。それに、傷は深いものの、呼吸も脈拍もある。 地面に落ちた偽・螺旋剣を見る。 (腐っても宝具、ってわけか) もし、爆発そのものを体で受け止めていたら、この程度では済まなかっただろう。 きっと、腹部まで吹き飛び、内蔵が焼きつき――苦しみぬいて死んだ事だろう。 だが、宝具という存在が、炎を僅かながらに受け止めた。気に入らない奴のモノであるため、好きではなかったのだが――今は素直に感謝しておこう。 「とりあえず病院だ。早めに処置しねぇとマズイ」 「……いいですよ、ランサーさん。今の僕じゃ、」 足手纏いになりますから、と言いたかったのだろう。 だが、それを無視してランサーはエリオを担ぐ。 「馬鹿いうんじゃねぇ。ここで放置して死なれてみろ、寝覚めがわりぃだろうが!」 そう言って、ランサーは道路を神速で駆け出した。 ◆ ◆ ◆ ロイ・マスタングは死に掛けていた。 血液は多量に流出し、内蔵はほとんどミンチと化していた。骨は砕け、内蔵を包むモノはすでにない。 水風船が歩いている、まさにそんな状態だ。もっとも、破裂した時に飛び出すのは冷たい水にあらず血と臓物なのだが。 『螺旋下水処理場』という建物を横切る。だが、既にロイにそれを理解する能力はなかった。 ぐにゃりぐにゃり、と。まるで水中にいるかのように、視界は歪んでいる。 あの灰色の霧は――ビルか? 遠くに見える幅広いヘビは……道路、だろうか? だが、と頭を振る。 まだ戦える。大雑把な判別はつくのだ。人間を認識する事くらい、まだ可能なはずだ。 そう、まだ戦える。 右手は未だランタンを握っている。バックはあの戦いで落としてしまったらしい、どこにもない。 だけど、別に構わない。火はあるのだ。まだ、戦えるのだ。 それらを確認した、その時だった。 「よう、大佐」 聞き知った声が聞こえたような気がして、そちらに視線を向けた。 ブロンドのおさげに赤い外套。そして、小柄な体躯。エドワード・エルリックであった。 「妙な事やってるみてぇだな」 妙な事? と一瞬、怪訝に思うが、すぐに納得する。 この殺し合いに乗った、その事だろう。 だが、それの一体、どこが妙な事だと言うのか。 「俺やアルに中尉、そして中佐……いや、今は准将か。それを守るって話だよ。 なにトチ狂ってやがんだ。確かにアンタは気に入らない事をしやがるが、んな馬鹿な事をする奴じゃなかったろうが」 トチ狂うか、確かにそうかもしれない、と自嘲の笑みを漏らした。 その狂気の元は、おそらくはマース・ヒューズ。死したはずの、ロイの親友だ。 彼を二度も死なせるわけにはいかない。そう、誓ったのだ。 「馬鹿いってんじゃねぇ。中佐がそんな事されて喜ぶとでも思ってんのか。 ……いや、そんな陳腐な説得なんて意味ねぇな。だから、俺の言葉で言わせてもらうぜ。 大佐。アンタの行動は等価交換の基本原則に反している。 一人や二人を救うために、何十人も殺したんじゃワリに合わないのは当然だ。 そんな状況での誓いなんて、紙切れよりも薄っぺらい」 黙れ、と言うように炎を放つ。 灼熱はエドの体躯に吸い込まれ――爆裂。がしゃん、と金属質の破片が地に落ちる音が、どこか遠くで聞こえてきた。 (金属、音?) 怪訝に思いよく見ると、それはエドワード・エルリックでは断じてなく、赤いポストであった。 ああ、私はこれに向かって会話していたのか、と思うと、たまらなくおかしくなった。どうやら、自分が考えている以上に、命は危ういバランスで保たれているらしい。 「――――ぁ」 笑おうとして、笑えない事に気づいた。 いや、確かに自分は笑っている、とロイは認識している。 だが、声が遠い。自分の声だというのに、遥か遠方から響いているような気がしてならない。 これでは、自分が笑っているかどうかもわからん。脳内麻薬も肉体の危機を察知し、過剰に分泌しだしたのだろう。すべてが、おかしくて、たまらない。 このゲームも、この無様な自分も、何も成せず果てようとする自分すらも! だが、と。笑みを噛み殺しつつ、ゆっくりと歩む。 誰か一人でも、殺さねばならない。 遥か遠方に見える灰色の蜃気楼――即ち、デパートを見やる。 とりあえず大きそうな建物だ、と辺りをつけたロイは、足を引き摺りながら前へと進んだ。 命の灯火は、消えかかっている。それでも、彼は―― 【F-5/下水処理場付近/一日目/早朝】 【ロイ・マスタング@鋼の錬金術師】 [状態]:内蔵に多大な損傷、多量の失血、肋骨が何本か欠損、視力障害、聴力障害 [装備]:ランタン [道具]:なし [思考] 基本思考:目に付いた『人らしき影』を殺す 1.出会った参加者を殺す 2.灰色の巨大な蜃気楼(デパート)へ向かう ※ロイのデイバックはF-5の駅近くに落ちています ※下手をすれば歩いているだけで死ねる状態だが、気力で保っている ※知り合いに出会っても、おそらく気づけないでしょう ◆ ◆ ◆ ランサーの腕の中、エリオは軍服の男を思い出す。 最初、問答無用で襲い掛かってきた時、あの濃密な殺気から彼を冷酷な殺人鬼と結論付けた。 けど……それだったら、あの瞳はなんだったのだろう? 鋼で内蔵を引っ掻き回され、それでも、「まだやる事が残っている」と叫ぶように瞳を爛々と輝かせた彼。 あれは、どういった意味があったのだろうか。 (もしかして、この殺し合いに知り合いが――) なるほど、それは確かに同情できる。 出来うる限り助けたあげたい。そう、心から思う。 だが。 この状況下で、そんな事を言っている暇はない。 いつ、どこで知り合いが死んでしまうかもわからないのだ。そして、知り合いを殺すのは、あの軍服の男なのかもしれない。 同情はしよう。悲しんでもあげよう。だが、殺されてはあげられないし、知り合いを殺させるわけにもいかない。 そう、みんなと一緒に日常に帰りたいと願うのは、彼だけではないのだ。 (日常……か) そっと、右腕に、いや、右腕があった場所に視線を向ける。 そこには何もない。ただ、焦げ付いた断面が見えるだけだ。 もう、自分の相棒を、ストラーダを握れないかもしれない。そう思うと、知り合いが死ぬ、という想像とは別の寒気が込み上げてきた。 【F-6/E-6に近い道路/一日目/早朝】 【ランサー@Fate/stay night】 [状態]:疲労(中)、現在全力疾走中のため、徐々に疲労上昇 [装備]:なし [道具]:支給品一式(地図と名簿を除く)、ヴァッシュの手配書(一枚) @トライガン 不明支給品0~2個(槍・デバイスは無い) [思考・状況]基本:このゲームを管理している奴らとの戦いを愉しませてもらう。 1.エリオを病院に連れて行ってやる。 2.言峰、ギルガメッシュ、ヴァッシュの三人に借りを返す。 言峰とギルガメッシュは殺す予定(ヴァッシュについては不明)。 3.ゲームに乗った強者と全力の戦いを愉しむ。 4.できればまともな槍が欲しい。 5.ゲームに乗っていない相手でも実力を測るくらいはしたい。 ※右腕欠損から、エリオは手合わせ相手から除外されました。 【エリオ・モンディアル@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 [状態]:右腕欠損、右半身に火傷 [装備]:偽・螺旋剣@Fate/stay night [道具]:支給品一式、防水性の紙×10@現実 、暗視双眼鏡@現実 [思考・状況]基本:このゲームの破壊。 1.腕…… 2.話しても殺し合おうとする人間ならば殺す覚悟。 3.ランサーについていく。 4.仲間と合流。 ※顔から足先まで、右の部分が満遍なく焼けています。 ※今のところ命に別状はないものの、かなりの範囲に火傷を負ったので、 そのまま放置しておくのは危険。 ※腕の欠損以外は身体能力を束縛するものは、今のところない 時系列順で読む Back 紙視点――そして紙は舞い落ちた Next 極大射程 投下順で読む Back 紙視点――そして紙は舞い落ちた Next 極大射程 068 覚悟はいいか? ロイ・マスタング 110 Ashes to ashes 068 覚悟はいいか? エリオ・モンディアル 096 蒼い狗 068 覚悟はいいか? ランサー 096 蒼い狗
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/7402.html
登録日:2009/06/27(土) 18 10 04 更新日:2024/07/15 Mon 17 50 55 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 くそみそテクニック ぬふぅ やらないか やらないよ やらなイカ やら内科 イカ娘とはおそらく関係ない ガチホモ ノンケホイホイ バラライカ ヤマジュン レッツくそみそ 伝説 名言 対腐女子兵器 山川純一 至高の口説き文句 阿部高和 鬼鮫清次 魔法の言葉(いい男限定) 山川純一の代表作「くそみそテクニック」の作中で、いい男・阿部高和が主人公である道下正樹に使った言葉。 「やらないか?」のように、最後に「?」を付けるのは誤り。 「勘違いするな、これはお願いじゃなくて命令だ」と言わんばかりに力強く意思表明するのがポイント。 また「やらないか!」と最後に「!」などと付けるのもやはり誤り。 過剰すぎる興奮などはせずに「俺とお前がやるのは至極当然のこと」と告げてこそ男。 ?や!をつけるにわかくそみそを見つけたら、ケツを優しくほぐしてあげよう。 さらにツナギのファスナーを下ろし逞しい肉体をさらけ出すことによって、 ノンケだろうが構わず食っちまうことができる。 強調する際に「や ら な い か」のように文字の間隔を空けたりする。 ちなみに、公園で阿部寛がツナギを着ていてベンチに堂々と座っていても「やらないか」とは言われない(そのようなコラ画像が存在する)。 余談ではあるが、阿部寛がTRICK劇中で亀の石像の頭を触るなり「太い……」と言った珍場面があったりする。 これにはどこかヤマジュンに通ずるナニかが……。 ウホッ? 誰か来たようd『や ら な い か』 そしてしばしば「アッー!」「お前初めてかここは? 力抜けよ」「しゃぶれよ」などと併用されることがあるが、 これらの元ネタは阿部さんや「くそみそテクニック」ではなく、TDNが出演した「真夏の夜の淫夢」というゲイビデオである。 知らずに使っているにわかくそみそには「ケツの中にションベンしろ」と優しく提案してあげよう。 大分使い古されたネタなので、時と場をわきまえて使わないと遠ざかられる。 「バラライカ」の替え歌「やらないか」 元曲はテレビアニメ「きらりん☆レボリューション」の第2期オープニングテーマの「バラライカ」から。 替え歌版の唄はいさじ。 これもだいぶ時期が経っているものの始まりはいわゆる「歌ってみた」が流行ったころのネタである。 元々はこのセリフが流行った頃の曲のため「バラライカ」が「やらないか」に聞こえることから始まったネタとされる。 いざ公開されるともともと彼の実力はすでに評価が高かったのもあるが 絶妙な歌詞の合いっぷり、そして曲に合わせて阿部が踊る動画がアップロードされたことから 元曲より有名になってしまう程で平成最大の風評被害曲とも称される程。 替え歌の方が元曲より有名になってしまうという影響はもちろんだが 地味な部分の影響として、カラオケなどで元曲を歌おうとしてうっかり男言葉が混ざってしまうのもあるが気づかれにくいのが 初っ端に「バ ラ ラ イ カ !」と歌ってしまうところが散見されるのも替え歌側の影響である。 というのも替え歌では初っ端に「や ら な い か」と歌うが、実は元曲では前奏部分で歌っているのはコーラスのみでボーカルは歌っていない。 つまり、替え歌側による独自アレンジ部分なのである。 そのためカラオケで元曲を歌おうとして初っ端に「バ ラ ラ イ カ !」なんて歌うと「あっ…(察し)」となること請け合いである。 時間が経ち、流石に皆が知るというレベルではなくなったものの 最近ではVtuberの隆興により歌のネタとされることもあることから一概に過ぎ去った昔のネタとも言いづらい面もある。 ちなみに歌おうとしているのが「バラライカ」であってもコメントは案の定「やらないか」や「ウホッ」などで埋まるのが定番。 最後にもう一度書くが、 元曲はテレビアニメ「きらりん☆レボリューション」の第2期オープニングテーマの「バラライカ」である。 追記、修正。やらないか。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 最近は見なくなったなぁ・・・ -- 名無しさん (2013-10-05 17 39 51) あぁん?♂ -- 名無しさん (2013-10-05 17 56 59) 遅かったな。言葉は不要か -- 名無しさん (2013-10-05 18 14 11) チームユニコーンのは「やらないか!?」 -- 名無しさん (2013-12-31 10 03 11) いやん! -- 名無しさん (2014-05-08 09 29 25) ガオガイガ -- 名無しさん (2014-05-08 09 33 04) ゲムギルガンゴーウホッ -- 名無しさん (2014-05-08 09 40 51) ウィィィィタアッー! -- 名無しさん (2014-05-08 09 45 58) ああ、次はゴルディオンハンマーだ… -- 名無しさん (2014-05-08 09 48 03) ハンマーコネクト♂ -- 名無しさん (2014-05-08 09 49 15) ところでこのマーグハンドを見てくれ。こいつをどう思う? -- 名無しさん (2014-05-08 09 58 09) すごく…光になりそうです… -- 名無しさん (2014-05-08 10 01 49) ディバイディングドライバアッー♂ ボルティングドライバー(意味深) -- 名無しさん (2014-05-08 10 10 44) や め な い か -- 名無しさん (2014-06-10 15 37 49) やらねぇよ!>< -- 名無しさん (2014-06-10 17 30 27) ↑3 や め な い か -- 名無しさん (2014-06-28 17 27 19) 魔法の言葉だ この言葉を見るたびにヤマジュン作品にホイホイついて行っちまいそうになるぜ… -- 名無しさん (2014-06-29 23 03 19) アニヲタwikiをバキュームカーと勘違いしてるんじゃないか? -- 名無しさん (2014-07-14 10 28 41) 大江山護身術のかなえちゃんがコレのテーマソングを歌っていたな(ほぼ自主規制)wwww -- 名無しさん (2014-08-21 21 07 13) や ん ば る く い な -- 名無しさん (2014-08-21 21 32 13) ↑4大爆笑してしまったじゃないか 電車の中で -- 名無しさん (2014-08-21 22 00 36) ↑魔法の言葉で、ツ~ナギ~の、男~が、ホホホホーイ♪ -- 名無しさん (2014-08-21 22 09 12) ↑3どういう意味か簡潔に述べよ! -- 名無しさん (2014-08-21 22 12 42) 飛べなくてもいいじゃない。だ。 -- 名無しさん (2014-08-22 00 01 09) や せ な い や -- 名無しさん (2014-08-22 15 28 45) 今でもゆっくり実況動画でみかけるな。頭が阿部さん顔の霊夢で体は阿部さんのままというカオスな絵面だが。 -- 名無しさん (2014-09-15 14 43 03) 屋良内科医院・・・実際ありそうで怖い -- 名無しさん (2014-12-11 11 59 53) や だ ぬ い だ -- 名無しさん (2014-12-11 12 02 21) やだでかい -- 名無しさん (2014-12-11 12 21 40) 静岡県のゆるキャラ、家康くんのキャッチコピー 「や ら ま い か」 -- 名無しさん (2015-02-03 18 13 27) 優しくして下さい。 -- 名無しさん (2015-02-03 20 17 13) くそみそテクニックが世に広まってから、この言葉を言いづらくなった気がする。この間、友人を飲みに誘う際に「(一杯)やらないか」と言ったら、ホモ疑惑をかけられたし。 -- 名無しさん (2015-03-05 04 35 18) ググったら屋良内科は実際にあった。ネタにされて気の毒。 -- 名無しさん (2015-05-11 22 04 06) お前初めてかここは?力抜けよ -- 名無しさん (2016-10-08 02 13 37) クッフフフフフ…SEX…SEX…みんなSEXし続けろ!激しく!もっと激しく! -- 名無しさん (2017-04-30 16 38 43) アーマードコアMADでの主な発言者は弱王ことジャック・O。津田健次郎氏のセクシーでダンディな「やらないか」にノンケでも耳が孕むこと必至w -- 名無しさん (2017-04-30 16 49 16) 一昔前にマザーボード製造会社のAsRockがパロディやってたのは記憶に新しい -- 名無しさん (2018-08-19 14 15 15) 新・やらないか -- 名無しさん (2023-04-01 01 33 21) 元ネタはアニメ見てた奴じゃないと知らないレベルなのにこれのおかげで一気に知れ渡ってしまったよな -- 名無しさん (2023-04-04 12 04 54) ↑2昨日公開のギリッギリセーフな新曲のサビがモロやらないかすぎて困る -- 名無しさん (2024-02-17 21 35 04) 名前 コメント