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リリカルマンとなったなのはは様々な敵との戦いを繰り広げて行くわけだが、その全てのエピソードを 一つ一つ細かく紹介して行く事は非常に困難であろう。故にその中の幾つかの物語をダイジェストで紹介する事とする。 『侵略者を撃て』 次元忍者バルタン次元人 登場 バルタン次元人なる者達が時空管理局に対してミッドへの移住を希望して来た。彼等の世界は戦争によって 滅んでしまい、たまたま次元旅行に出ていた事で運良く生き残る形となった彼等が安住の地を求めて 放浪の末にミッドに流れ着いたのだった。 困った時はお互い様。管理局も管理局の定める法を守るならば余剰の無人世界を与えるのも構わないと考えていたが、 ここでバルタン次元人はミッドチルダと言う世界が気に入ってしまったのか突如として侵略行動を開始。 管理世界における生物の常識を超えた恐るべき超能力を持ったバルタン次元人の力はなのはすらも 翻弄されてしまう程であったが、リリカルマンに変身する事でどうにか撃退する事が出来た。 『時空管理局出動せよ』 透明怪獣ネロンガ 登場 その昔、さる高名な大魔導師によって妖怪が封じ込められたと言う言い伝えの残る古井戸がミッドの奥地に存在した。 誰もが単なる言い伝えに過ぎないと考えていたのだが、古井戸に封じ込められたと伝わる妖怪は実在した。 そして長き時を経て透明怪獣ネロンガとして蘇った妖怪はエネルギー源となる電気を求めて発電施設を襲う。 ネロンガは透明怪獣なだけに普段は透明であるが、電気を吸収する事によって姿を現す。 その特性を利用し、電撃系魔法を得意とするフェイトがまずネロンガに電気を与え、姿を現してから 一気に攻撃をかけると言う作戦に移る。 作戦は成功したかに見えた。しかしネロンガの耐久力は管理局の計算を超えており決定打にならない。 ここでなのはは、ネロンガの電撃を逆に受けて気を失ってしまったフェイトを救出して後退する様に 見せかけてこっそりとベーターカプセルを点火、リリカルマンに変身した。 リリカルマンの身体はネロンガの電撃を真っ向から受けてもビクともしない。それどころか ネロンガの巨体を楽々と持ち上げ地面に投げ落とし、大きなダメージを受けて動けなくなった所を スペシウム光線によって木っ端微塵にしてしまうのだった。 特に細かく考えずに肩の力を抜いて怪獣との対決をメインに描いたお話。 『魔法の植物』 怪奇植物グリーンモンス 登場 南島の奥地に生息する食虫植物に対し、どっかの研究者が魔力を照射しての品種改良を 行ったもんだから大変。魔力を吸収して育つ怪植物グリーンモンスとなってしまった。 自走をも可能にしにしていたグリーンモンスは魔力を求めクラナガンに襲来。 管理局が攻撃を加えようとするも、管理局の主力である魔力を使用した攻撃方法では グリーンモンスに逆にエネルギーを与えて巨大化を助長してしまうばかり。 さらにグリーンモンスは内部に持つ有毒な神経毒を含んだ物質を噴出し、被害者が増えて行く。 そこでなのはは、グリーンモンスの神経毒を若干受けてしまった為に死んでしまう程では無いにしても 麻酔を打たれた様に眠ってしまったフェイトを救出して後退する様に見せかけてこっそりとベーターカプセルを点火、 リリカルマンに変身した。 グリーンモンスの神経毒噴出攻撃にはリリカルマンも苦しむ。一気に焼き払うべくスペシウム光線を 放とうとするが、そこで信じられない事が起こった。今度はスペシウム光線をも吸収してさらに巨大化してしまったのだ。 そのままリリカルマンのエネルギーをも吸収しようとするグリーンモンスにエネルギーを吸収されピンチに 陥るリリカルマン。しかし、まだ手は残っていた。リリカルマンは残されたエネルギーを振り絞り グリーンモンスを持ち上げて天高く飛び立つ。そして瞬く間にミッドチルダの大気圏を離脱し宇宙へ出た。 リリカルマンのエネルギー源は太陽光。ミッドの外である宇宙空間から直接太陽光を受ける事によって エネルギーを補給しつつ、そのままグリーンモンスを太陽へ落としてしまった。 魔力は愚かリリカルマンのエネルギーをも吸収したグリーンモンスも恒星を吸収しきる事は出来ず 燃え尽きてしまうのだった。 『侵略するウサギ』 ぬいぐるみ怪獣クリス ぬいぐるみ怪獣のろいうさぎ 登場 古代ベルカの戦乱の時代において戦力不足に悩まされていたとある国が、余っていたぬいぐるみを 怪獣に変える事が出来れば戦力となるのでは無いか? と言う安易な考えの下に実際に作ってしまった ぬいぐるみを怪獣にする装置。しかしそれによって作られたぬいぐるみ怪獣はコントロールが効かず その国は皮肉にも自分達の生み出したぬいぐるみ怪獣によって滅んでしまったのだが、そのぬいぐるみを 怪獣に変える装置だけがロストロギアとして現代の管理局に回収され、しかもそれの誤作動によって ヴィヴィオの持っていたクリスとヴィータののろいうさぎがそれぞれにぬいぐるみ怪獣となってしまった。 凶暴凶悪なぬいぐるみ怪獣となってしまったクリスとのろいうさぎは街を破壊する。 なのははリリカルマンに変身して対抗しようとするが、一対ニと言う不利な状況。 それ故に管理局は少しでもリリカルマンの負担を軽くしようと全面的に援護をする 構えを取っていたのだが、ここで意外な強敵が現れてしまうのである。 「やめてー! ウサギさんを苛めないで!」 「リリカルマーン! ウサギさんに乱暴しないでー!」 『ヘア!?』 それはミッドチルダに住む純真無垢な子供達であった。子供達にはクリスとのろいうさぎと戦う リリカルマンと管理局の姿が、汚い大人が罪の無い可愛いウサギさんを苛めている様に映ったのだ。 「やめてー! クリスに乱暴しちゃダメー!」 「やめろよー! あたしのうさぎ! あたしのうさぎがぁぁぁ!」 クリスとのろいうさぎのそれぞれの持ち主であるヴィヴィオとヴィータもまた子供達に混じって リリカルマンと管理局に向かって野次を飛ばす。それがリリカルマンにとっても管理局にとっても 二大ぬいぐるみ怪獣の猛攻以上に痛い物であった。 「ウサギさんを攻撃しちゃだめだよー!」 「それが大人のやる事かよー!」 結局クリスはリリカルマンのスペシウム光線で、のろいうさぎは管理局の総攻撃によって 焼き払われた。しかし、燃え上がり焼け落ちて行く二大ぬいぐるみ怪獣の姿を見ながら 子供達の泣き叫び、リリカルマンと管理局を罵る声が延々響き渡っていた。 なのはは心が痛かった。そして思った。何時からだろう…自分が子供の頃に持っていた 純真な心を失ってしまったのは…と…。 なのはは後でヴィヴィオとクリスに新しいぬいぐるみを買ってあげたが、 二人の表情は中々晴れる事は無かった。非常に気の滅入る戦いであった事は間違いない。 『故郷はミッドチルダ』 棲星怪獣ジャミラ 登場 その昔、時空管理局辺境世界調査隊なる部隊に所属していたジャミラなる陸士が辺境世界調査任務中に 起こった事故によって消息を絶った。管理局はジャミラ陸士は既に死亡したと判断していたのだが、 実はジャミラ陸士は死んではおらず、それから十年以上もの歳月が経過した現在において ジャミラ陸士はミッドチルダに帰って来た。水の無い辺境世界に単身取り残され、その状況で 生き延びて来た事によって異形に進化した姿で…。ジャミラ陸士は自分を見捨てた管理局に 復讐する為に帰って来たのだ。 この事態に対し、管理局が出した命令は非情な物だった。 「ジャミラを管理局陸士としてでは無く異次元から襲来した一怪獣として処理せよ。」 既に異形の怪物となってしまっていても、ジャミラが元々人間…それも時空管理局における先輩だと言う 事実がなのは達を躊躇させる。しかしジャミラのもたらす破壊によってミッドが…クラナガンの街が 破壊されると言う事もまたあってはならない事。 本当の正義とは何か? その様な疑問を持ちながらもミッドに暮らす罪無き人々を守る為に なのはは心を鬼にしてベーターカプセルのスイッチを押した。 リリカルマンはジャミラと戦う。次元人に命を貰って超人的な力を得た人間と劣悪な環境の下で 異形の者へと進化を遂げた人間の戦い。人間…そう…姿は変わっても同じ人間同士の戦いなのだ。 高熱に耐え得る様に進化したジャミラにはリリカルマンのスペシウム光線とて効果は薄い。 だが水の無い世界の環境に適応したジャミラは逆に水に弱い体質となっていた。 リリカルマンの手から水を放射するリリカル水流によってジャミラの身体は濡れ、もがき苦しみ… やがては死に至った。戦いには勝ったがなのはの心は晴れなかった。もっと他に良い方法が あったかもしれないと言うのに、こうするしか無かった自分の無力さを悔やんだ。 ジャミラに与える事が出来た唯一の救い。それはジャミラを故郷であるミッドの土に返す事。 その跡に作られた墓をなのはは見つめ続けていた。 『巨大フェレットを群れへ帰せ』 友好怪獣巨大フェレット 登場 クラナガンの街に突如巨大フェレットが出現した。しかしその巨大フェレットは特に街を破壊する様子を 見せず、むしろ建物等を避けながら何かを探し回る様に歩いて行くだけ。それもそのはず。巨大フェレットは 肉食性ではあるが人間に対しては非常に友好的な怪獣だったのである。恐らくこの個体は群れからはぐれて しまった様で、元の群れを探してクラナガンにまで辿り着いてしまった様だった。 この事態に対し、管理局の対応策は二つに割れた。巨大フェレットを群れに帰してやろうと考えるハト派と 巨大フェレットを怪獣では無く淫獣と言うカテゴリーで扱い、クラナガンの街が被害を受ける前に殺してしまおうと 考えるタカ派とで意見が合わず、膠着状態に陥っていた。 ここでタカ派が独断行動に出てハト派の制止も聞かず巨大フェレットへの攻撃を開始した。 四方八方から攻撃を受けてのた打ち回る巨大フェレット。その姿を見てなのはは心が痛む。 かつてフェレット形態のユーノと暮らしていた事があるなのはだからこそ、巨大フェレットは 何としても群れに帰してあげたかった。だが現在巨大フェレット攻撃を主導しているタカ派が なのはの意見を聞くとは思えない。故になのははベーターカプセルを点火した。 高町なのはとしてでは無くリリカルマンとして巨大フェレットを助ける。これしか無かった。 管理局タカ派勢力の攻撃から巨大フェレットを庇うリリカルマン。その時点で管理局タカ派勢力側 武装隊による一斉攻撃を受けてしまう事になるリリカルマンだが、怯まない。何とかして巨大フェレットを守り 群れへ返そうとリリカルマンも必死だ。 だがその時だった。クラナガンに面した海の沖に現れた巨大フェレット群れ。 彼等は群れからはぐれた巨大フェレットを探しに来たに違いない。タカ派の魔導師達が驚愕して 硬直している隙にリリカルマンは巨大フェレットを抱えて群れの所へ連れて行く。 こうして巨大フェレットは群れの中に戻り、巨大フェレットの群れは何処へ去って行った。 その姿にタカ派は悔しがり、ハト派は安心し手を振って見送って行く。 無論、その中には何食わぬ顔で戻って来たなのはの姿もあった。 『ジョーズを倒せ』 魔法鮫マジカルジョーズ 登場 魔法の力で異常進化した鮫、マジカルジョーズが出現。数十メートル級の巨体となったマジカルジョーズは その凄まじい力で海上を進む船を襲いまくる。当然管理局も害獣駆除に乗り出した。 だが、実はマジカルジョーズの出現する海域には丁度ヴィヴィオ達が学校の遠足で来ており、 しかもそのまま乗っていた船ごとマジカルジョーズに襲われて危機に陥ると言う実に間の悪い事になってしまった。 なのははヴィヴィオ達を救出する事が出来るのか!? マジカルジョーズを倒す事は出来るのか!? リリカルマン初の水中戦! 『デバイスの復讐』 デバイス怪獣デバイスモンス 登場 ミッドチルダのゴミ捨て場に廃棄されていた一つのデバイスが存在した。しかしそのデバイスのAIは 未だ起動状態にあり、自分を捨てた人間達に対して復讐を誓っていた。そして周囲に同じく捨てられていた 機械部品等をかき集め取り込み、巨大なデバイス怪獣となってクラナガンに襲来する。 廃棄されたデバイスの悲しみと、現実のゴミ問題に対する風刺をクロスしたお話。 『地上破壊工作』 地底怪獣テレスドン 登場 現人類がミッドに文明を築く以前からミッドの地底に住んでいた地底人が、地上支配の為に 地底怪獣テレスドンを地上に送り込んだ。しかし実はそれは管理局に対する陽動であり、 本当の目的はなのはを拉致して洗脳し、その状態でリリカルマンに変身させる事で自身の尖兵として 地上を破壊させようと言う物だった。が、なのはへの洗脳は効いても一心同体となっている リリカルマン本人には効かず、逆に暗い地底の環境に適応していた地底人には リリカルマン変身時に発生する強烈な光には耐えられなかった。 その後、地上でテレスドンと対決。壮絶な格闘戦の末にテレスドンを何度も頭から地面に投げ落として倒すのだった。 『命を持った機械』 機械生命ゆりかご 登場 JS事件において宇宙空間で管理局艦隊の集中攻撃を受けて撃沈させられた聖王のゆりかごの残骸が 未知のエネルギー生命体に憑かれ、周囲のスペースデブリ等を取り込み生命を持った機械として強化復活し、 さらに恐るべき力でクラナガンへの攻撃を開始した。 ゆりかごの砲撃とリリカルマンの光線技の応酬。そしてリリカルマンの新必殺技、なのは自身が持つ スターライトブレイカーの力によって周囲の魔力を集束させ放つスターライトスペシウム光線は 今度こそゆりかごを完全に破壊する事は出来るのだろうか!? 『怒りの亡霊』 亡霊騎士ゴーストリッター 登場 古代ベルカ戦乱の時代におけるさる高名な騎士を祭った祠に飾られていた、彼が生前愛用していたデバイスを 泥棒が持ち去った事によってその高名な騎士が亡霊騎士となって蘇って暴れ始めた。 管理局はそれを怪獣の類と認識して攻撃を加えるが、ほぼ霊的存在と言える亡霊騎士には物理攻撃は意味を成さない。 リリカルマンの攻撃さえも亡霊騎士に対してはすり抜けてしまい危機に陥るが、 フェイトが泥棒から古代ベルカの高名な騎士が愛用していたデバイスを取り返し、 祠に返した事によって亡霊騎士は怒りを静めて消滅するのであった。 敵が亡霊と言う事でホラーテイストを持ったエピソード。 『悪魔はふたたび』 青色発泡怪獣アボラス 赤色火焔怪獣バニラ 登場 時空管理局がそれぞれ異なる場所でほぼ同時に発見した二つのカプセル状ロストロギア。 しかしその中には古代人がそれぞれに封印した恐るべき怪獣が眠っていたのだった。 封印から解かれた二大怪獣は大暴れを始める。アボラスは口からあらゆる物を溶かす発泡溶解液を 吐いて街を溶かし、バニラは高熱火炎を吐いてあらゆる物を燃やして行く。やがて二体は相対し対決。 双方は互角であったが、管理局の攻撃によってバニラが怯んだ事によって均衡は崩れ、アボラスの発泡溶解液に よって溶かされてしまった。 アボラス一体になった所でなのははリリカルマンに変身。リリカルマンもまたアボラスの発泡溶解液を 全身に受けて窮地に陥るが、リリカル念力でどうにか泡を吹飛ばし、同箇所を狙ったスペシウム光線 三連射によって何とか撃退に成功するのだった。 『超兵器ジェノサイドアルカンシェル』 再生怪獣95次元獣 登場 時空管理局の開発した新兵器、ジェノサイドアルカンシェル。従来のアルカンシェルを遥かに超えた威力を持った それは世界そのものを丸ごと破壊してしまえる力を持っており、管理局に対し敵対して来る者がいた場合 その敵を世界丸ごと消滅させる為に開発されたのだった。 幾らなんでもそこまでやる事は無いのでは? 余りにも過剰防衛過ぎる装備になのは達は疑問に思うが、 95次元世界と呼ばれる無生物世界おいてジェノサイドアルカンシェルの実験が行われていた。 ジェノサイドアルカンシェルの力によって見る見るうちに消滅して行く95次元世界。 しかし、管理局の調査の結果生物が存在し無い世界と思われた95次元世界には生物が存在した。 それどころかジェノサイドアルカンシェルのエネルギーによって異常進化し、再生怪獣95次元獣となって 報復の為にミッドチルダへ襲来していたのだ。 95次元獣そのものはリリカルマンとの壮絶な死闘の果てに倒された。しかし、ジェノサイドアルカンシェルの 影響によって95次元の生物が恐るべき怪獣と化した事実は管理局の皆に多大な衝撃を与え、 間も無くしてジェノサイドアルカンシェルの凍結が決まった。 余りにも強力すぎる兵器を持つ事は、敵もまた強力な兵器を持って対抗して来る事を助長させる。 それは血を吐きながら続ける悲しきマラソン。 現実の核開発競争に対する風刺を込めたエピソード。 『呪いの古書神ブックスター』 古書神ブックスター 登場 無限書庫司書長ことユーノ=スクライアが無限書庫での仕事中に行方不明になる事態が発生。 事件の現場である無限書庫の調査を行った結果、無限書庫の奥深くに相当な昔から存在していた 「古書神ブックスター」なる本の神様と太古から言い伝えられる存在の仕業であると判明する。 しかもブックスターは数百年に一度、司書として優秀な人間を生贄として喰らうと言うのである。 早く救出しなければユーノが危ない。普段無限書庫にあんまり注目して無い管理局上層部も これには重い腰を上げ、救出部隊を無限書庫に送り込む。 そして広大な無限書庫を舞台にリリカルマンとブックスターの激闘が始まる。 『総てを一つにする者』 統合生命体オール 登場 この世に争いが無くならないのは、それぞれが異なる姿、異なる考え方、異なる価値観を持っているが故に 互いに譲る事が出来ないから。ならばこの世に存在する総ての存在を一つに統合してしまえば良い。 と言う考えの下、この世の総てを取り込み一つに統合しようとする統合生命体オールが異次元から管理世界に襲来した。 オールの猛威の前にはあらゆる物体、あらゆる生物、あらゆる攻撃が取り込まれていく。 あわやリリカルマンさえも取り込まれてしまう程であったが、なのは自身の言葉が意外な結果を導く。 「総てを一つにしてしまったら、貴方はたった一人になっちゃうんだよ。そんな事になったら貴方は平気なの? 話相手も何も無く、たった一人で延々と生きていく事が貴方には出来るの?」 確かに総てを一つにしてしまった時、その者はたった一人になってしまう。それはこの上なく寂しい物だ。 少なくともなのは個人はそんな事は嫌だった。ユーノやフェイト、その他掛け替えの無い大切な人が 皆いなくなって一人ぼっちになってしまうのは、例えなのはとて耐えられる物では無い。故に総てを一つに統合する事を 踏み止まらせようと説得を続けた。その言葉にはオールは思わず躊躇してしまい、その隙を突いてリリカルマンが 内側からオールを爆破するのだった。 『バルタンの逆襲』 次元忍者バルタン次元人Ⅱ 登場 かつてリリカルマンに倒されたバルタン次元人の生き残りが何処かの次元に安住の地を見付け、 そこを新たな自分達の世界として作り上げていた。しかし、あくまでもミッドチルダを諦めない 決意を固めていた彼等は再び立ち上がりミッドチルダ攻撃を始めた。 それはリリカルマンに変身するなのはが、仕事の出張で遠い世界に行ってミッドを留守にしている間に ミッドを攻撃すると言う物だった。 管理局は今日までの研究から完成させた、理論上スペシウム光線と同等の威力を発揮する魔力砲マルス133を 使い対抗するが、バルタンの持つスペルゲン反射鏡によって反射させられ苦境に陥る。 ミッドがバルタン次元人による攻撃を受けた事を知ったなのはだが、今から向かっても間に合わない。 なのはが今いる世界は次元船で連続転送をかけたとしてもかなりの時間のかかる距離にあるのだ。 だが方法が無いわけでも無かった。リリカルマンのリリカルテレポーテーションならば一瞬でミッドへ行く事も可能だ。 しかしそのエネルギーの消耗も激しく、リリカルマンの寿命を縮ませてしまう。しかしミッドに住む多くの人の命には 替えられない。リリカルテレポーテーションによってミッドへ向かったリリカルマンは、バルタン次元人と対決。 バルタン次元人のスペルゲン反射鏡はリリカルマンのスペシウム光線さえ弾き返してしまうが、 リリカルマンにもまだ手は残っていた。スペシウムエネルギーを集束させ丸ノコ状に形成する事によって 切断能力を持たせたリリカルスラッシュこと八つ裂き光輪。この一撃によってバルタンを真っ二つにするのであった。 その後、再びテレポーテーションで元いた世界に戻るのだが、この大きなエネルギーの消耗は なのはにも影響を与え、なのははしばらく気を失っていたという。 『影を継ぐ者』 人造超人リリカルマンイミテーション 登場 リリカルマンの力に魅せられたジェイル=スカリエッティは管理局の目を盗んで独自にリリカルマンの研究を 行っていた。リリカルマンの超人的な力を少しでも再現する事が出来れば、それは戦闘機人や人造魔導師を 遥かに超える新戦力になり得ると考えていたのだ。 長い研究の果て、恒星の光に含まれた「ディファレーター」なる物質が影響している事を発見する。 そしてスカリエッティは、リリカルマンはこのディファレーターによって超人へ進化した種族では無いか? と言う推論を起こす。しかし放射線も少量では有害とはならない様に、ミッドを照らす太陽を初めとした 自然の恒星から放射されるディファレーターの量では何ら意味を成さないと言う事も分かった。 故にスカリエッティは人工的に大量のディファレーターを発生させる装置を開発。自分自身を実験台として 見事人工的にリリカルマンを作り出す事に成功。リリカルマンイミテーションの誕生である。 スカリエッティはリリカルマンの強大な力に酔いしれ、自分自身が管理世界を統べる神になろうとするが、 どうにか本物のリリカルマンによって撃退された。 元の人間に戻ったスカリエッティは再び管理局に逮捕される事になるが、その姿を見てなのはは リリカルマンの力は一歩間違えれば大変な事になる事を悟り、使い方を間違えぬ様に心がけるのだった。 『淫獣殿下』 古代淫獣ショクシューラ 登場 三度の飯より淫獣が好きで、何時も淫獣の絵を描いてばかりいる故に「淫獣殿下」の異名で呼ばれる少年がいた。 一方、管理局では古代淫獣ショクシューラの捕獲に成功し、その輸送作戦を行っていたのだが、 輸送中にショクシューラを眠らせていた麻酔が解けて逃げられてしまう。逃走したショクシューラは淫獣で あるが故に触手を伸ばして彼方此方で女の子を襲いまくる。 なのははリリカルマンとなって対抗するが、ショクシューラの触手攻撃に苦戦し取り逃がしてしまう。 しかもそのドサクサの中でベーターカプセルを何処かに落とし無くしてしまっていたのである。 その後、リリカルマンとショクシューラの戦闘跡地にやって来た淫獣殿下はそこでベーターカプセルを拾う。 何故かそれがリリカルマンにとって大切な物に違いないと悟った淫獣殿下は、管理局ならこれをリリカルマンに 渡してくれるのかもと考え、管理局へ向かって走り始めた。 その頃、管理局はショクシューラへの攻撃を仕掛けており、魔力砲マルス133による攻撃で ショクシューラの触手を幾つか焼き払い弱体化させる事に成功。 なのはもまたベーターカプセルを無くした事にめげず、一人の人間として出来る限りの事をやろうと レイジングハート一本でショクシューラの触手を回避してディバインバスターやシューターを当てて行くと言う まさに不屈のエース・オブ・エースの面目躍如と言う活躍をしていたのだが、その時に戦場の真っ只中を 一人駆ける淫獣殿下を発見し、急遽救出保護していた。 何故戦場に入って来たのかと問い詰めようとしたなのはであったが、淫獣殿下の手にはベーターカプセルが握られていた。 そして淫獣殿下はなのはにベーターカプセルを渡し、これをリリカルマンに渡して欲しいと頼まれる。 なのはは淫獣殿下にベーターカプセルをリリカルマンに渡す事を約束して、安全な場所へ連れて行くと共に 再び戦線に戻る様に見せかけてベーターカプセルを点火、リリカルマンに変身していた。 リリカルマンは先の管理局の攻撃によって若干弱体化していたショクシューラの触手をさらに引き千切り、 最後はスペシウム光線によって焼き払うのだった。 頻繁に怪獣やら侵略者が現れ、管理局もそれの対応を専門としたチームを作る程の事になっているのにも 関わらず「この世に怪獣や次元人なんているわけないでしょー?」とか言うセリフが飛び出すカオス回 『小さな英雄』 怪獣酋長ジェロニモン 登場 その日フェイトが落ち込んでおり、なのはが訪ねてみた所「何時も怪獣はリリカルマンが倒しているから 自分達の立場なんて無いのでは?」と考えて悩んでいたのだった。なのははそんな事は無いと諭すが やはりフェイトの気は晴れる事は無かった。 その後、突然管理局入口前の受付に、既に昔死亡しているはずのアリシア=テスタロッサが現れて大騒ぎになる。 そのアリシアが言うには、怪獣酋長ジェロニモンと言う死者を蘇らせる力を持った怪獣がおり、今まで倒された 怪獣を一気に蘇らせて一斉蜂起を企んでいると言う。その企みを知ったアリシアはジェロニモンが怪獣を 蘇らせるドサクサに紛れて一緒に蘇り、管理局にこの事を伝えに来たと言うのである。 もしもこれが本当の事ならば大変な事である。管理世界において死者を蘇らせると言うのは 如何なる手段を持ってしても不可能である事は勿論の事、仮に実現出来たとしても様々な問題が発生すると 考えられている。そうで無くても一度に沢山の怪獣に暴れられてしまえば対処は非常に困難である。 しかし現にアリシアは蘇ってしまっている。故にアリシアの言う通りにジェロニモンと再生怪獣軍団の 集結地点へ向かうと、そこには確かにジェロニモンと推測される怪獣を中心として、既に蘇っていた 怪獣達が集まっていた。 管理局の先制攻撃によって何とか数体の再生怪獣を倒す事が出来た。だが、その中でフェイト一人だけが 戦わない。やはり先の悩み…自分達は本当に必要なのか? と言う疑問が彼女の中にまだ残っていたのか、 怪獣を前にしてもまるで戦おうとせず、消極的にリリカルマンの登場を待ち、ひたすらにリリカルマンの助けを 呼ぶばかり。そのせいでフェイトを助ける為にアリシアが犠牲になってしまった。既に一度死んでいた身とは言え やはり人の死は忍びない。意を決したなのははフェイトに言う。人が人として全力を尽くし最大限の努力を してなおダメだった時に初めてリリカルマンは救いの手を差し伸べてくれるのだと。現になのはは自分が 出来る力を出し切ってなおダメだった時にしかリリカルマンに変身しなかった…と思う。 なのはの言葉で目を覚ましたフェイトは立ち上がり、アリシアの命を奪った怪獣をバルディッシュで両断し仇を討った。 だがジェロニモンは伊達に怪獣達を統べているわけでは無く強敵であり、管理局の攻撃にも物ともしない。 なのははリリカルマンに変身するが、ジェロニモンの羽を飛ばす攻撃に苦しむ。空を飛び回り羽をかわしつつ スペシウム光線を連射して羽を撃ち落して行ったが、リリカルマンのエネルギーはもはや限界に近かった。 故にジェロニモンを取り押さえる事は出来ても倒すには至らない。しかし、そこにフェイトの渾身の魔法が ジェロニモンに命中、どうにかジェロニモンを倒す事が出来た。 やはり人が人として努力する事も大切なのだと改めて学んだフェイト。だが、これによって払った犠牲も大きい。 ジェロニモンによって一度蘇った身とは言え、再び亡くなったアリシアを小さな英雄として皆は弔った。 リリカルマン・最後の戦いに続く
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《W-HERO バブルマン》 ☆4 水属性 機械族 ATK1250 DEF1500 このカードは以下の効果を持つ。 ●このカードが炎属性のモンスターを戦闘を行う場合、このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。 ●このカードが炎族と戦闘を行う場合、ダメージ計算を行わずに、そのモンスターを破壊する。 ●1ターンに1度、相手の魔法・罠ゾーンにセットされているカードを1枚選び、表にして確認する事が出来る。 確認した後、そのカードを元に戻す。 Part14-340 名前 コメント
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【HEAD】ダンボールマン 使用可能カラー 値段(rwd) 非売品 SCENE EX事前決済購入者特典 2009年3月10日~2009年3月17日にSCENE EXPANSIONを事前決済したGAME IDが所持する全PCに対して2009年3月24日に配布された
https://w.atwiki.jp/kontonpsw2/pages/162.html
使用者 レミィ ヴァルマンウェ ソードS 用法1H 必筋1 威力11 C値10 切断 魔法の武器 非ランク効果: この魔剣によるダメージは、風属性の魔法ダメージになります。 この武器が発生させるダメージでは、戦闘特技や魔法などのダメージを上昇させる効果は適用されません。 (算出ダメージが、そのまま合算ダメージになるものとします。) この武器を装備中、キャラクターの防護点を+1します。 ランク効果: この魔剣による攻撃が命中したとき、一回の命中につき計4回のダメージが発生します。 ただしこのときのダメージ決定ではクリティカルは発生しなくなります。 ダメージの決定は一回のダメージごとにそれぞれで行ないます。 詳細: 古き言葉で「祝福されし風」という意味を持つ魔剣。 剣ではあるが刃はなく、柄と鞘のみの剣である。 振ることで生まれる風の刃で敵を切り裂く武器であり、使いこなせば同時に4つの風の刃が敵に襲い掛かる。 非常に強力な魔剣だが、その得意な性質ゆえに一般的な技のほとんどが使えないという欠点を持つ。
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カード図鑑 サンジェルマン一覧 ※最大ステータスは覚醒込みのもの。プラス素材や上限解放による強化は含まない。 No. 星 キャラクター 必殺技 属性 最大HP 最大ATK 最大DEF 最大SPD 最大CTR 最大CTD HAD合計 コスト ロゴ 備考 No. 星 キャラクター 必殺技 属性 最大HP 最大ATK 最大DEF 最大SPD 最大CTR 最大CTD HAD合計 コスト ロゴ 備考 1338~1342 5 サンジェルマン ミリアドスフィア 技 1730 810 715 21 10% 10 3255 16 AXZ 1406~1410 5 サンジェルマン エイドロンバール 心 1770 750 820 21 10% 10 3340 16 AXZ ファウストローブ 1545~1549 5 サンジェルマン ズィークシュトラール 力 1543 1375 623 23 40% 50 3541 16 XD ファウストローブtypeⅡ 1908~1912 5 サンジェルマン マーセナリーシーホー 知 2279 1150 837 21 10% 20 4266 37 XD ファウストローブtypeサマー 1928~1932 5 サンジェルマン シュピーゲルフンケルン 体 2850 1240 770 25 20% 50 4860 76 XD 連携技 2413~2417 5 サンジェルマン ラピュセル エクラ アサルト 力 3162 1770 875 25 20% 40 5807 76 XD ファウストローブtypeパラディン サンジェルマン シンフォギアカード
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スカウト名 対応選手 ウィルニード コクファン・デル・サルF.デブール(3のみ)小野伸二宋国鍾(韓国)
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登録日:2014/8/2(日) 0 45 14 更新日:2024/06/15 Sat 22 53 37NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 1919(票数) M Rance Ranceシリーズ アリスソフト エロゲヒロイン シーラ・ヘルマン ヘルマン帝国 メインヒロイン 大統領 奴隷 姫 忠犬 投石 投石器 投石皇帝 正統派 皇帝 近親相姦 ヤク中 不幸←正史で救済 防空兵器 概要 シーラ・ヘルマンとはアダルトゲームブランドアリスソフトが展開するRanceシリーズの登場人物である。 軍事大国ヘルマン帝国の皇帝。大陸屈指の美貌の姫と名高く、シリーズでもその名が度々上がる。 そのため美女には目がないランスに「いつかヤってやる」と目を付けられている。 現在LV/才能限界 4/39。箱入りだったため現在LVは4(鬼畜王では1)と低いが、伸び代を示す才能限界は39と10万人に一人クラスの才能を秘めている。ランスに抱かれまくった影響でどれだけ伸びたのかは不明。相性次第といえ初期から抱かれ続けている面子でも5がせいぜいな為伸びるにしても1~2程度だろうが。 また、適性を表す技能LVは神魔法LV1、家事LV1(鬼畜王では技能LV無し)となっている。 生い立ち 先代ヘルマン皇帝に後妻として嫁いだパメラ・ヘルマンの娘として生まれる。 晩年に生まれた娘ということで先代皇帝からはいたく可愛がられ、シーラの誕生により立場が微妙になった第一皇子のパットンも政治的な思惑とは関係なしに優しい兄として接しており、シーラもそんな二人を「家族」として慕っていた。 成長するにつれその生来の美貌とカリスマから国民に熱烈に支持されるようになり、皇后パメラとその腹心のステッセルの働き掛けもあって、パットンを差し置いて次期皇帝にと望まれるようになる。 そんな状況をひっくり返すため、パットンは魔人と手を結び隣国のリーザスを制圧することで自分の力を示そうとするものの、ランスの活躍と魔人の裏切りに遭い失敗、更にステッセルの陰謀によって死亡扱いにされ国を追われる。 それのみならずステッセルにそそのかされたパメラにより先代皇帝は暗殺され、年若いながらも先代の跡を継ぎ、ヘルマンの皇帝として即位する。 しかし、皇帝とは名ばかりで実権はパメラを籠絡したステッセルに握られており、彼女自身は何の権限も持たない「お飾り」だった。 「家族」と慕っていた人たちを陥れたステッセルに利用されるようになったシーラだが、実は彼女は先代皇帝の娘ではなく、パメラとステッセルの間にできた不義の子である。しかし、そのことはパメラとステッセルしか知らない。 鬼畜王ランスでは シリーズ初登場。皇帝であるにも拘らず、自分の血を引く者にしか欲情しないという真正鬼畜のステッセルによって麻薬漬けにされ、ステッセルの言いなりの人形状態となっているという衝撃的な登場となる。 ゲーム開始以前にすでにステッセルに手籠めにされているため、ステッセルの毒牙にかかる前に助け出してやることはどうやってもできない。 ヘルマン帝都ラング・バウを陥落させるとハーレム入りする。ボロボロにされたシーラを幸福にしてやるためには彼女を一途に愛するアリストレス・カームに身柄を引き渡してやるしかない。 それ以外の大したイベントもなく、パットンとの絡みすら無い、いろんな意味で不幸な娘といえる。 こんな感じなのでユーザー間でも大して盛り上がる事は無く、後にランス9で本格登場するまではほとんど空気のような扱いだった。 ただ、ステッセルに注射されるときのCGでは、服を脱いだ上半身が妙にふとましい。こちらの彼女もまたヘルマンの女だったようだ。 ランス・クエストマグナムでは マグナム中盤の山場であるムーラテストが終わった後、法王就任式典に国家元首として招かれている。 しかし、同じく招待されていたランスはその姿を見ることは無かった。 リアがあらかじめ、ランスが抱けるLv35以上の女の子を用意しており、ランスが式典に出ないように工作していたためである。 この時点でリアからはかなり警戒されており、リアの工作を知ったマジックも少しは反発したが、その目的を聞いて納得していた。 ランスⅨでは 正史では初登場となる。物語の舞台の皇帝ということもあって、パッケージを飾り、メインヒロイン級の扱いをうかがわせる。 ランスがパットンのヘルマン革命の誘いに応じたのもシーラとヤることが目的。あとついでにシィルの解呪用アイテム。 ステッセルに傀儡として利用されているのは相変わらずだが、麻薬漬けにはされておらず、手籠めにもされていない。 帝都にて半ば幽閉のような状態に置かれており、散歩にすら自由に出ることもままならない。 そんな扱いを国民全てが知っているため、革命軍もシーラを倒すのではなく助け出す対象と見なしている。 そしてシーラも辛い日々の中で兄パットンとの再会する日を心待ちにしている……。 ※以下ランスⅨネタバレ注意 帝都にてパットンを心待ちにしていると思われていたシーラだが、実は彼女は革命軍の中にいた。 物語冒頭でランスが助けた少女ルシアン・カレット、彼女こそが皇帝シーラその人であった。 物語開始の数か月前、ステッセルが帝都の地下に封印されている「あるもの」を使い世界征服を目論んでいることを知ったシーラ。 彼女はそれを阻止するために侍女のペルエレの助けを借りて、それの起動キーとなる「箱」を奪う。 そしてシーラはこの「箱」をパットンに届けなければいけないと思い立ち、帝都から脱出することを決意する。 そのためペルエレから渡された変身薬で容姿を変え、ルシアン・カレットと名乗り、ペルエレに言われたとおりに帝都から脱出させてくれる人物と接触するのだが、その人物は奴隷商人だった。 奴隷商人に捕まり売り飛ばされそうになった所をランスに救われるが、小さな女の子たちを庇った代償に今度はランスの奴隷2号にされてしまい、絶望する。2号って……あれ?サチコは? 革命軍に合流しパットンとの再会を果たすのだが、自らの正体を明かす前にパットンが「嫌がるシーラを無理やり自分のものにしようとするならばランスが相手でも戦う」と言うのを聞いてしまったためパットンに自分の正体を言い出せなくなってしまう。 ランスの奴隷になったことで身の回りの世話の一切を押し付けられることに。 まったく家事をやったことなどなかったために最初は戸惑うが、ランスの世話をこなしていく内にみるみる上達し、 他人に言われるがままだったお飾り時代と比べて本来の明るさを取り戻していく。 革命軍の一員として戦ううちにヘルマンの惨状と革命の中で命を落としていく人々を見て、 「皇帝としてやらなければならないことがあるのではないか」という責任感と「自分が正体を明かせばランスとパットンが戦うかもしれない」という恐れの間で葛藤するが、ランスの不器用な気遣いを受け吹っ切れる。 その後、パットンに自らの正体を明かし、ステッセルから奪ってきた「箱」を渡す。 「これからは自分の成すべきことを他人に決めてもらったりはしない」と宣言したその表情はどこかすっきりしたものだった。 ちなみに、クルックーは初対面の時からその正体に気付いていた(*1)のだが、例によって「聞かれなかったので」という事で秘密のままにしていた。 正体を明かした後はパットンに前線から離れることを進められるが、 シーラは自分の意志でこれまで通りランスに奴隷として尽くしつづけることを選ぶ。 シーラがランスを心から愛するようになったことでRanceⅥにてパットンが建てていた「ランスとはいずれ戦う様な気がする」という対立フラグをへし折った。はずだったのだが…… その後のプレイヤーの選択次第ではヒロインBADを見ることになる。 その内容は戦闘の最中、シーラが敵に捕まってしまい、彼女を取り戻そうと無茶な突撃を行ったランスたちは玉砕。一人残されたシーラは実父のステッセルに麻薬漬けにされ抵抗する心をへし折られてしまい、ステッセルのいいなりの人形状態にされてしまう。 麻薬によって心身ともにボロボロにされてしまったシーラは最後の力を振り絞って殺してほしいと懇願。哀れに思ったペルエレに死なせてもらうという鬼畜王を意識した救いの無いものになっている。 勿論BADを回避することも可能。その場合は敵に捕まりそうになっていた所をランスに助けてもらい、その際に「言うこと聞くだけの人形なぞいらん」という言葉をかけられている。 革命が成功した後、パットンに皇位を譲るものの、直後に帝政を廃止し民主制への移行を宣言した新生ヘルマンの大統領に選ばれる。 ステッセル達をのさばらせ国を疲弊させてしまった贖罪として政務に励むが、国を建てなおした後はまた奴隷としてランスの傍に居たいと願っている。 そしてランスもシーラを手放すつもりは毛頭なく、大統領など所詮は副業でシーラの本業は自分の奴隷だと告げている。 キャラクター 性格は清楚可憐でありながらも周りに対する気遣いもある。これに金髪碧眼という容姿も相まってまさに正統派姫君と言えるだろう。 これまでのシリーズでは 『心を許した相手には甘えた態度をとるが普段は野心家でドS』なリア 『委員長気質なツンデコメガネ』のマジック 『健気な頑張り屋だが殺人団子の作り手』な香姫 『ランスとの娘を産んだが一貫してランスを嫌う』パステル 『ランスと趣味は合うが無表情で神出鬼没』のクルックー などイロモノ癖のあるキャラクターたちばかりだったが、シーラは正統派の姫君ということで逆に異彩を放っている。 傀儡生活が長かったため他人から言われたことをやるだけの従順過ぎる性格ではあったが、本来は芯も強く、心身ともにかなりタフ。 ランスの身の回りの世話(家事、戦闘、エッチ)を一身に引き受けてもケロリとしている。 また、戦闘中でもガスの元栓を気にするなど、いい根性をしていると言われる場面が何度もある。 尽くすタイプでもあり、相手から意地悪されても喜んでしまうというMの気がある。 そして、リアやマジックを差し置いて大国の首脳クラスの中で初めてランスの運命の女であることが判明したキャラクターでもある。 ゲームの中では ユニットとしてのカテゴリーはヒーラー(回復役)。特殊技能はユニット一体のHPを80%程回復させる。……のだが彼女の真価はここではない。 武器はスリングスタッフという投石杖(ラクロスのスティックを想像してもらうと分かりやすい)なのだが、 初期は貧弱であるものの攻撃範囲が広く、更に中盤のイベントをこなすことで専用武器のスーパーホークを手に入れ攻撃力が大幅に強化される。 これによって彼女は前衛の攻撃が届かない敵を投石で潰していくカタパルトと化す。 弓兵や魔法使いなど厄介な敵を次々と撃破するその姿からついたあだ名が投石皇帝。そして、その剛腕ぶりから後に公式から投擲LV1が授けられた。 ヒロインとHして仲を進展させる「ランスモード」ではルシアンの状態とシーラの状態の二つに分けられる。ランスを怖がりHを嫌がっているルシアン状態とランスを愛するようになり悦んでもらおうと尽くすシーラ状態のギャップは必見。メインヒロインということもあり、唯一5段階まで進展させられる。 ちなみにルシアンとシーラのランスモードの各段階は一度に見ることはできないため、それぞれの回想をコンプリートするためには最低2周は周回することになる。 その後 公式にて行われたⅨキャラ人気投票のヒロイン部門で1919票を獲得し1位になる。がははー!エロ皇帝ー。 やはり正統派は強かった。 ランス10において + ... 引き続きランスの奴隷と大統領を兼任しており、魔軍の侵攻に対して慣れない有事対策に追われている。 今作では奴隷1号のシィルと初邂逅。お互い腰の低い者同士という事で中々に微笑ましい。そして二人ともランスに叩かれる。 天然が故にランスへの好意に対して無自覚であり、『誰がランスの正妻になるか』で各国の姫様が火花を散らす中、 「シィルさんが奥さんでは?」と爆弾発言を投下。相変わらずいい性格をしている。 リアからは相変わらず敵視されているが、エッチでアヘアヘウヒハの伸びたカエルにしてやんぜぇ!と挑んできたリアを、 ヘルマン人特有の体力お化けっぷりで逆に伸びたカエルにしてやった。しかもエッチ後もケロッとしている。カエルだけに。 リアと違って喧嘩腰では無いマジックとは良い関係を築いており、香姫共々妹みたいだと可愛がられている。 同じ良い子組である香姫ともやはり良い関係を築くが、年齢とは逆に香姫の方が会議や姫様の集まりでシーラを助けており、 ランスからはポンコツ大統領と言われてしまった。政治的な経験で言えば香姫の方が長いので仕方なしか。 シナリオ面においてもかなり優遇され、Hシーンが二度用意されている。 シリーズでもかなり遅い登場からか、はたまた人気故か。 最後の魔鉄匠(の血筋。更にダイロスという魔鉄匠がいる存在する為、厳密には最後ではないが......。)という設定も回収され、MMルーンの呪縛が解けた闘将、闘神達を復活させて戦力増強に充てたりした。 (この際、自身の本当の父親を知っていたかのような発言をしている) これに合わせて技能Lvに魔鉄匠Lv1が追加されている。 魔軍の飛行モンスターを利用した弓も届かぬ高高度からの都市部への無差別爆撃に対し、 首都ラングバウの空を一人で守り続けていた。投石で。 投石は進化を続け百発百中の超遠距離狙撃すら可能とした。 上記の闘将や闘神を従えていたり、投石の実力を考えるともうか弱くなにも出来ないお飾り女王の頃の面影は微塵もない。 もはや人類指折りの戦力である。 + 第二部では 第一部から15年後も健在であり、相変わらず大統領職に就いている。のだが、カードの解説によると立候補していないのに再選してしまったらしい。 これでいいのかと流石のシーラも困惑しているようだが、国が分裂してしまうような世相だからこそ、高いカリスマ性を求められたのだろうか……?もしくは魔王の子生んだ彼女自体が分裂を招いた一因となったことの償いか……。 仮に立候補していたらしていたで上記の無差別爆撃から都市を一人で投石を用いて守り続けていた姫君等政治に無関心or疎い人間でも票を入れたくなる事は容易に予想がつく等再選が堅い事は間違いなしなのだが 15年経ってもリアにとっては天敵の様で、血を濃く受け継いだ息子のザンスもまたシーラを苦手としている。 娘のレリコフは見た目以外どこがシーラに似たのかと言いたくなるようなわんぱく元気っ娘。名前はシーラの恩人であるレリューコフ将軍から。 ただ、シーラ自身はかなり行動力に溢れた人物であり、また父親が世界で一番アクティブな人物であること考えると、あの親にしてこの子ありか。 また、母親譲りのエロさも受け継いでおり、多くのユーザーが第二部で一番のエロシーンはレリコフのあのシーンだと語る。 叔父のパットンからは格闘技術と武舞乱舞を、ロレックスから弐式豪翔波を、 そして母からは魔鉄匠の才を受け継ぐ、ある意味ヘルマンの集大成とも言える存在。もちろん、父からは無限の才能限界を受け継いでいる。 でも、もし、修正箇所を見つけたときは…… ……また、追記・修正してくれますか? △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 後衛の割には粘りも中々の数値だから意外と壁にもなる てかる栗のSPを大量装備させると装甲兵すら一撃で仕留めるスナイパーに 何気に兄貴よりも力も上げやすいっていうね... -- 名無しさん (2014-08-02 12 10 13) ガームロアさんが納得して消えるのもむりない投擲皇帝っぷり というかヘルマン肉体派多すぎ -- 名無しさん (2014-08-02 13 30 13) 目の前でヘルマンの重装歩兵ぶち抜かれたらペルエレもそりゃあビビる -- 名無しさん (2014-08-02 13 32 45) シンプルに可愛いんだよねえ…… -- 名無しさん (2017-02-22 00 30 51) ヒロイン全員に用意されたBADルートだけど、力の入れようがこの子の為だけに用意されたと言っても過言ではない鬱っぷり 久しぶりにアリスの本気を見た気がした -- 名無しさん (2017-03-10 22 11 00) この記事見てから少し攻撃に特化させただけで本当にスナイパーになってて草。こりゃ投擲レベル付きますわ…。 -- 名無しさん (2017-08-29 11 52 52) 最初はヒーラーとして扱ってるのに、いつの間にか攻撃要員の中に入ってるんだよねえ -- 名無しさん (2017-11-03 12 08 28) 10のシィルと一緒にランスのお世話してるCG好き -- 名無しさん (2017-11-03 12 10 45) 名前 コメント
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ノルマントン号事件(Normanton Incident)とは、1886年(明治19年)10月24日にイギリス船籍の貨物船、ノルマントン号(Normanton、より英語に忠実な表記は「ノーマントン」)が、紀州沖(和歌山県東牟婁郡串本町潮岬沖)で座礁沈没した事から始まった事件である。 概要 沈没したノルマントン号にはイギリス人、ドイツ人、中国人、インド人、日本人らが乗船していたが、事故の際、船員であったイギリス人、ドイツ人ら白人はほぼ全員が生存した一方で、乗客であった日本人25名全員が死亡した(また、インド人の乗組員も全員死亡した)。さらに、助かった船員らは救命ボートで避難していたため、船長が適切な避難誘導をせずに、乗客である日本人を取り残したのではないかとの疑念から当時の世論が沸騰した。これは当時の欧米(白人社会)に広まっていた人種差別の考えがあったと思われる。 事実検証についても不平等条約の壁に阻まれ満足な解決が得られず、裁判では、「船員は救命ボートに移るように説明したが、日本人乗客は船内に籠もって出ようとしなかった(ノルマントン号は貨物船なので、日本語が話せる乗客向けのスタッフはいない)ので、やむなくそのままにした」旨を証言したJ.W.ドレーク船長らイギリス人全員が無罪となった。その後、国民の反発に押された日本政府の抗議により、再審理がなされ、船長のみに禁錮3ヶ月の刑が言い渡された。 当時の日本では、外国人に対する治外法権があり、日本側で裁判を行うことができなかった(領事裁判権)。この事件以降、不平等条約撤廃の動きが高まった。領事裁判の不当さを日本人に痛感させた事件として歴史に残るものになった。 ノルマントン号沈没の歌 事件後、「ノルマントン号沈没の歌」という曲が作られ、当初は36節の歌詞であったが、解決後補足され59節に及んだ。 歌は「抜刀隊」の旋律を借りて唄われた。尚、作詞作曲は不詳である。 関連史料 『英船「ノルマントン号」沈没乗客ノ件』 川合彦允『ノルマントン号事件』 曾我播『英国汽船諾曼頓号事件裁判録』 関連項目 領事裁判権 外部リンク 海難審判庁西洋形船船長運転手機関手免状規則時代(ノルマントン号沈没事件) 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』_2008年11月26日 (水) 02 14。
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ドイツ ヒンツェルマン(Hinzelmann) ドイツの伝説に登場するコボルト。 参考文献 グリム兄弟/吉田孝夫『グリム ドイツ伝説集』126頁 グリム兄弟/鍛治哲郎『グリム・ドイツ伝説選 暮らしのなかの神々と妖異、王侯貴顕異聞』98頁 金成陽一『まだあるグリムの怖い話 グリム・ドイツ伝説集を読む』59, 60, 61, 62, 63, 64, 65, 67頁
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ジン・ヒールマン 今作の主人公であり連邦の軍人ジョシュア・ヒールマンの息子。 公人の息子でありながら連邦の在り方に強い嫌悪感を抱いている 幼い頃に亡くした母親は、感触だけが記憶であり、それに強い執着を抱いているためその反動か自身のパーツ部分を嫌っている。 左腕、左足、肝臓がパーツ。 性格は少し世間を斜に見ているところがあり、少しひねくれている。