約 1,720,418 件
https://w.atwiki.jp/chapiiiiyyyyy/pages/14.html
53 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 00 27 14.05 ID uvFmIGTf0 しかし、押入れには誰も居なかった。 タラオ「たああああーーー」 サブが振り返るよりも早く タラオの渾身の力を込めた出刃包丁がサブの脇腹に突き刺さった。 サブ「お・・・お前・・・何処に・・・・」 タラオ「桐箪笥の上です・・・」 サブ「ち・・・ちくしょう・・・俺がこんな・・・こんなガキに・・・」 76 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 00 34 43.14 ID uvFmIGTf0 サブ「こんなガキにーーーーーーふ・・・ふふ・・・ アハハははははははあははl タラオ「あ・・・え・・・」 サブは柄を握ると勢い良く引き抜いた。 サブ「だから・・・・だからどうしたんだよガキ」 サブは腸を握り締めてタラオに見せ付けた サブ「俺もうこんなになってんだぜ?何コレ?何なの?」 タラオ「う・・・ううああああ」 サブ「気持ち悪い擬音発してんじゃねえよ・・・ まあ面白かったぜ・・・・お前のジジイの銃で ア バ ヨ ーーーーーーー」 サブはトリガーにゆっくりと指をかけた タラオはもう打つ手がないことを悟り・・・ 悔しさと・・・恐怖から小便を垂れ流した。 ここで話は少し遡る。 ペットセメタリーの墓守達は知らなかった。 そう、タマを埋めた時に居た中嶋の存在を・・・・・。 89 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 00 39 11.98 ID uvFmIGTf0 中島はタマを埋めた翌日、朝から嫌な気分だった。 胸を覆う霧のような疑問がどうしても晴れないのだ。 あの時、自分は本当に親友を思って―― 「ペットセメタリー」を勧めたのだろうか・・・・? 僕はもしかして・・・好奇心から友人を実験台にしたのでは・・・ 中島は学校で開口一番にそのことを磯野に謝ろうと そう心に決めていた。 99 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 00 44 01.90 ID uvFmIGTf0 中島は登校中、磯野を探したが見つからなかった。 (先に着いているのか?) しかし、学校に着いた時家に迎えに行くべきだったとすぐに後悔をした。 磯野カツオは学校にきていなかった。 花沢「なーにをキョロキョロしてのよっっ」 後ろから肩を強打され、中島は咳き込んだ。 花沢「あーらごめんなさい。ちょっとやり過ぎちゃったかしらん」 120 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 00 54 22.67 ID uvFmIGTf0 中島「あのさ・・・中島さん・・・ 磯野・・・・今日来てないよね」 花沢「あら?そーみたいね おかしいわね、馬鹿は風邪引かないっていうじゃない?ガハハ」 中島「ああ、そうだね」 中島は冷めた口調でそう言い返すと、席に着き、机の上に肘を着いた。 中島は今日ばかりは花沢の真っ直ぐな明るさに付き合うのが 面倒でたまらなかった。 花沢「なーーーーによーーーー中島君何か暗いんじゃない? ねえかおりちゃん?」 かおり「そうね・・・・もしかして喧嘩とかしたのかもしれないわ・・・」 花沢「でもそれで休むのはおかしいわよ、多分磯野さん家風邪が 流行っちゃったんじゃないかな。ワカメちゃんも今日見なかったし・・」 その何気ない花沢の一言が中島の耳に突き刺さった。 中島「な・・・・・・何だって・・・おい・・・」 花沢「何よいきなり擦り寄ってきて気持ち悪い。今日来てないんじゃないの ワカメちゃん」 中島「そんな・・・ちょっと見てくるよ」 かおり「どうしたのかな中島君?」 花沢「ロリコンにでも目覚めたのかしら」 花沢は焦り教室を出る中島を豚のような声を上げて笑い飛ばした。 134 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 00 59 04.75 ID uvFmIGTf0 中島はワカメのクラスを覗き、隈なく彼女を探したが やはり何処にも彼女は居なかった。 そうこうしている内に始業のチャイムが鳴り響いた。 144 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 01 06 12.75 ID uvFmIGTf0 担任の名前ググッたけど出て来ないから勝手につけるわ 森にしよう 151 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 01 12 09.86 ID uvFmIGTf0 森「よーし授業始めるぞーーん?磯野は居ないのか?」 中島「先生、磯野が何で休んでいるのか聞いていないんですか?」 中島は立ち上がって担任に問い掛けた。 森「いや、聞いていないが?」 中島の疑惑は既に確信の域にまで達していた。 所有者と同じ魂が帰ってくるとは限らない。 中島はそのフレーズを小さく口の中で繰り返した。 166 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 01 28 02.12 ID uvFmIGTf0 中島「せ・・・先生」 森「どうした中島」 中島「ちょっとお腹が痛くて・・・」 森「そうか・・・じゃあ保険委員・・」 中島「大丈夫です、自分で・・・自分で行きますっっ」 森「そ、そうか大事にな・・」 中島は帰宅の途につきながら、 もう一度あの本を詳しく調べてみようと思った。 (磯野・・・ごめん・・・本当は俺・・・・あの墓に埋めたら 何かが起こるだろうって少し・・・思っていたんだ・・・・) 中島には隠れた趣味があった。 その師こそ・・・浪人生でいざという時に頼り無いが・・・ 人一倍民俗学、郷土研究を愛する男 そう・・・中島の実の兄である そして・・・これはカツオには言うまいとしていたことがあった・・・ 中島にはその自分が確実に犯したであろう過ちが胸に一つ楔となって 残っていた。 中島はあの時・・・・ 裏山のペットセメタリーにカツオに気づかれないように それとなく誘導していたのだ・・・。 342 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 17 57 14.74 ID uvFmIGTf0 ペットセメタリーの正確な場所を中島は把握していた。 何せ、以前兄と二人で訪れたことがあるのだから。 実際その現場に行ってみるまで半身半疑だった中島も、 そこに立てかけられていた朽ちかけの木の看板。 英語でペットセメタリーと書かれたその看板を見て、 兄の話を信じるに至ったのだ。 喜んで学校中の奴らに話したら、 あれでもない、これでもないと勝手な尾ひれがついて、 最早中島の手の届かないところでその物語は、 まるで昔から存在したかのような真実味を帯びていった。 (そうさ、兄貴だ。兄貴に聞けば何かが分かる) 345 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 17 58 47.38 ID uvFmIGTf0 話を詳しく聞かなければいけない。 中島はそれがカツオの為になるのかは分からなかったが、 今となってはこれは自分の義務だと感じていた。 磯野とワカメちゃんが何故休んだのか僕には分かる。 タマが死んで、良く分からない墓地なんかに埋めたのがバレタんだきっと。 ショックだっただろうな……。 僕だけ、のほほんと学校の授業なんて受けていられない。 全てを調べた上で磯野の家にお見舞いと称して行こう。 プリンでも持って行けば、少しは悲しむあいつの心も癒されるさ。 354 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 18 05 34.40 ID uvFmIGTf0 中島の兄は初めて学校をサボり、 自室に突然やってきた弟に驚きながらも、 それを激しく咎めることは無くテーブルに入れてあった 温かいジャスミン茶を可愛い弟に勧めた。 「んで、わざわざ学校サボって 俺の部屋に来た理由が世田谷の歴史について知りたい? なんだいそりゃ、何かの冗談かい?」 「いいから、お願いだよほら、以前言っていたじゃないか」 「戦国時代で良いのか」 「そうそう、兄貴頼む」 中島の兄は頭を掻いた。我が弟はこんなにも勤勉だっただろうか、 磯野君と野球に打ち込むいつもの彼とは少し違っていた。 「ああ、まあちょっと休憩をしようと思っていた所だ。 別に構わないよ、でもお前、俺から聞きかじるだけで充分 、こんな難しい本読みたくもないって言ってたじゃないか?」 「少しだけ、興味が出てきたんだよ」 兄はふうんと言って手近にあった本を取り出し弟に渡した。 タイトルは戦国時代の世田谷。まんまである。 中島は紫色に金の箔押しがしてあるハードカバーの本を受け取ると 、緊張した面持ちでその最初のページを捲り始めた―― 356 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 18 10 37.38 ID uvFmIGTf0 戦国時代。世田谷付近の支配者は世田谷城を本拠地とする吉良氏だった。 吉良氏は室町幕府将軍足利氏に縁続きの家柄で 、三河・遠江守護などを兼ね、 東海一の弓取りと賞賛された大大名今川氏とも縁続きの家柄。 (吉良氏と言えば、真っ先に思い起こされる、 いわゆる「忠臣蔵事件」で赤穂藩主浅野長矩に刃傷に及ばれた 高家筆頭吉良上野介義央とは遠縁だが、直接の祖先ではない。 吉良氏は鎌倉時代中期に 足利義氏の子義継が三河国吉良荘の地を与えられて 吉良氏を名乗ったのが始まりで、 こちらが「忠臣蔵事件」の吉良氏の祖先で、三河吉良氏と呼ばれる。 一方今回話になっている世田谷吉良氏は 足利義氏の子で義継の弟にあたる長氏の長男で 満氏が吉良氏を名乗ったのがその始まりである。 ちなみに、満氏 の弟国氏が三河国今川荘を与えられて 今川氏を名乗ったのが今川氏の始まりである) 359 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 18 14 51.59 ID uvFmIGTf0 吉良氏は南北朝時代に奥州探題として東北地方に拠ったが のち奥州を去り、各地を転々としたのち、 鎌倉公方に属して関東に入り、 吉良頼高が室町時代後期から戦国時代初期までには 小田原の北条氏に属して武蔵世田谷に入りました。 こうして戦国時代には小田原北条氏の許、 氏朝まで5代に渡って繁栄したのである。 勉強ゾーン 終 366 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 18 19 42.63 ID uvFmIGTf0 「……これじゃあキリが無いよ、 兄貴、前に話してくれた戦国時代のペットセメタリーって話あったろ? それについて載っている箇所を教えてくれよ?」 「……出来ることなら俺は お前に成り立ちから知って欲しいんだけどな 、継ぎ接ぎの知識なんて何の役目にも立たないぞ」 兄はぶつぶつと小言を言いながら、 棚に収められた膨大な資料の山を繁々と眺めた。 367 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 18 22 08.05 ID uvFmIGTf0 「頼むよ兄貴、薀蓄には今度付き合うからさ」 兄は思い出したように笑う。 「そう思えば、お前は随分あの話気に入ってくれていたな。 でもな、あの話は ・・・・・・・ただの俺の作り話だぞ」 兄は弟にとってとても重大なことをサラリと言ってのけた。 「え?」 この兄は突然何を言い出すのだろう。 中島は此方の熱の伝わらぬ兄にやきもきしていた。 381 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 18 33 06.41 ID uvFmIGTf0 兄「そんな顔しなくても、少し考えれば分かるだろう? 世田谷の郷土資料に何でペットセメタリーなんて 語句が飛び出すのさ? 此処は暦とした日本国だぜ?」 中島「じ、じゃあ何で……そんな、嘘だろ?」 兄「嘘じゃあないさ、 原作はかの有名なスティーブン・キング。 ホラーとしちゃあ中々の傑作さ。お前も見てみると良い」 中島「嘘だったのかよ、 だって兄貴……あそこに英語でペットセメタリーって――」 兄「ありゃスティーブン・キングのいちファンとしての 俺の可愛い暴走だよ意外に良く出来てたろ?」 388 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 18 35 41.80 ID uvFmIGTf0 中島「そんな……じゃあ初めからあの場所は…… ただの何でもない裏山だっていうの?」 中島は心の奥底から笑いが込み上げてきた。 ただの自分の勘違いだったのだ。 が、次に兄が発した一言によって、 すぐに、笑ってはいられないということを中島は理解する。 394 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 18 37 30.25 ID uvFmIGTf0 兄「いやそれも違う。 あの裏山の歴史とスティーブン・キングの ペットセメタリーには面白い共通点がいくつかある。 だからこそ両方のファンである俺が目をつけた訳だ」 兄は取り出した分厚い本を中島に手渡した。 兄「ほら、あったぞ。この本の……確か百二十五ページから先だ」 兄は何かを言いたげな弟を制して、 とりあえず呼んでみな。と促した。 その内容は戦国時代世田谷を統治した、吉良氏の呪術研究について 記された本だった。 397 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 18 40 03.01 ID uvFmIGTf0 第三節、人身御供となった領民 戦国時代、呪術の力をもって、 戦国の世を我が物にしようと画策していた吉良氏は 呪術師の進言により、地位の安定、ひいては向上を図るため、 毎年領土から神に捧げる生贄を 鴎神社と呼ばれた神社に供え、 その神社の裏の山を獣塚と呼び、纏めて埋めていた。 402 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 18 44 17.28 ID uvFmIGTf0 その役目を課された獣追い祭では、 その年の災厄を祓う為という表面上の目的を担い、 「獣追人(けものおうひと)」と名付けられ、 そう呼ばれた一部の村人達を使って、 道端や街道に居た獣や畜生を片っ端から集めては殺していた。 403 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 18 46 04.74 ID uvFmIGTf0 しかし、いくら獣を殺しても、 吉良氏が強大な小田原の北条家を越えることは出来なかった。 このままでは天下を取ることは出来ぬ――。 焦った吉良氏の許で、 獣追い祭りは段々とその性格を歪めていき、 単なる獣、畜生では神がお怒りになるとした吉良氏は、 一部の有力者達の助力を得て、 ついには動物の代わりに人を立てることにした。 405 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 18 50 18.12 ID uvFmIGTf0 同じ呼び名だが、持つ意味はまるで違う…… 追う側から追われる側の意味を指すことになった言葉、 畜生の代わりにその責任を負わせる 「獣負人(けものおうひと)」 として生贄を立て始めたのである――。 406 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 18 55 36.89 ID uvFmIGTf0 獣負人には誰がなるのかまったくわからなかった。 名前を変えた毎年の獣負い祭りは最早、 村人達にとって単なる災厄だった。 往還の村人を無差別的に捕えてくるという 獣負い捕りが行われた。 獣負人を誰にするかという選択は 獣負人を捕えに行く集団が 最初に出会った者という偶然性に委ねられていたのである。 409 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 18 57 12.72 ID uvFmIGTf0 そこでは槍や刀で武装した者達が、 集団となって獣負人を捕えに向かい、 そして運悪く獣負人として捕えられた者は、 彼らに殴る、蹴る、刺す、切るの暴力を受けながら 神社まで無理やり連れて行かれるのだ。 要するに、この獣負い祭は、 確実に死に至る獣負人に誰がなるのかわからないという 領民全ての人達の恐怖と緊張の上に成り立っていたのである。 411 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 18 58 40.26 ID uvFmIGTf0 兄「読んだか?」 中島「うん、こんな風習があったなんて」 兄「そしてな……こっちの文献はもっと貴重だぞ」 そういうと中島の兄は古めかしく埃を被った本を取り出した、 文献と呼びはしたが、厚さはそれ程無い。 中島「それは……」 兄「歴史の裏に隠されたエピソードだ。 この兄が中身について教えて進ぜよう」 結局兄の薀蓄からは逃れられないのか、と 中島は諦め、兄の話に耳を傾けることにした。 416 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 19 03 06.21 ID uvFmIGTf0 兄「それは悲しい事故、って言っても 自業自得なんだけどね、 ある年のこと、いつもの如く祭りによって 家来に捕らえられた娘が居てね、 なんとその娘は吉良氏御付きの呪術師の娘だったのさ」 中島「でも助かったんでしょ?」 兄「そう、家来も勿論助けるものだと思ったから 捕らえてはみたものの、 傷つけることなく神社へと連れて行き、吉良氏に聞いたんだ」 418 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 19 07 03.32 ID uvFmIGTf0 兄「この娘、隣に坐る呪術師の娘にして、 一人娘に御座います。如何いたしましょうってね」 中島「その時、呪術師は?」 兄「そりゃあ吉良氏の隣で怒り狂ったさ、 娘を獣負人とするなんて何たる不届きっ、てね……だけど」 中島「まさか……」 兄「そう、そのまさか」 「貴賎の別無し、例外は一人として許さぬ、 それは神に対する冒涜行為だ」 420 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 19 09 23.06 ID uvFmIGTf0 兄「呪術師は吉良氏の言葉に耳を疑い、困惑した。 しゃがれた声で慌ててこう言ったんだ」 「お……お願いします、何かの間違いです。 娘を生贄にするなど、 親の私の気持ちを考えてください。 たのみます、たのみます」 兄「膝をつき、額を地面につけて、 呪術師は泣きながら何度も何度も頭を下げた」 422 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 19 13 20.45 ID uvFmIGTf0 兄「その時さ、家来の一人が即興で歌ったんだよ、 普通そういう場で歌を詠むなんてことは考えられなかった。 畏れながら、なんてもんじゃない、打ち首覚悟の独り歌さ」 中島「な、なんて言ったの」 中島はゴクリと重い唾を飲み込んだ。 「犬は 野良 人は 畜生 区別なし いとしい娘は 誰ぞも 知らん 何の違いも ありゃせん ありゃせん」 423 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 19 14 57.31 ID uvFmIGTf0 中島「それって……」 兄は顎に手をやり、短い髭を撫でた。 兄「飼い犬は野良犬のような扱いを受け、 人である筈の者も畜生のような扱いを受ける。 そこに区別は無い。例え愛しい娘であっても、 誰も知らない、知ったことではない。 いったい何の違いがあるのだろうかっていう意味さ」 中島「す、凄い歌だね。それ」 兄「ああ、その呪術師を皮肉ったフレーズは節をつけられ、 二番、三番と歌詞も練られてその当時流行ったらしい。 余程恨みをかっていたんだろうね、 もしかしたら歌った家来の娘も捕り殺されていたのかもしれない」 424 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 19 17 57.53 ID uvFmIGTf0 兄「そして……親である呪術師の前で娘の拷問は始まった」 娘の白く柔らかい肉は刀で容易く削げ落ち、 進みを止めるとその肉は腿から垂れ下がるようにして宙で揺れた。 骨を粉々にするように叩き、限界まで間接を伸ばし 舌を抜き、目を穿り、指を取る。 それでもその娘は父である呪術師に恨み言の一つも告げず、 血の華を咲かせながら最期を迎えるその時まで微笑を浮かべていたそうだ。 427 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 19 21 09.60 ID uvFmIGTf0 その呪術師は三日三晩泣き通し、 叫び、怒り狂ったと言われる。 そして四日目の朝、吉良氏の枕元に立ち、 恨みがましくこう云ったと伝えられている。 「獣にもこころあるやふ、哀しその御霊を、 我がいとしきまなむすめの御霊によりそひ、 あわせて叶へたまへ、人追ひ、まさしく負わせたまへ」 429 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 19 23 49.37 ID uvFmIGTf0 中島「どういうこと?」 兄「殺された獣にも心がある。 その魂を集め、あの世でも寂しくないように愛しい娘に寄り添わせよう。 そしてその魂を、人に遭わせて、人を追わせ、 罪を負わせてくれってことかな?」 兄「墓地に埋められた魂が罪を負いに人を追う…… どうだい?スティーブン・キングの名作そのものだろう?」 431 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 19 27 22.43 ID uvFmIGTf0 中島「もしかして……その神社の裏の獣塚って……」 兄「まあ俺の拙い推理ではあるが、 お前の通っている学校の裏山に位置していると睨んでいる。 まあだからこそ、あそこにペットセメタリーなんていう 看板を立てた訳だけどな」 中島「なら……学校は」 兄「お前が想像している通りだ。 縁起が良くないって取り壊された鴎神社のあとに建てられたのが…… お前の通う、かもめ第三小学校さ」。 446 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 20 04 58.57 ID uvFmIGTf0 びっくりした落ちたのかと思って寝る所だったわ てかよく考えたら先長いな・・・ 447 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 20 05 47.40 ID uvFmIGTf0 しばらくの間、室内を重苦しい空気が流れていた。 中島は何も知らなかった。自分達の住む街に存在した悲しい歴史を。 中島「……でも、でもそんなの逆ギレじゃないかっ 自分で大量の人を殺しておいて」 兄は意味ありげに口許を緩めた。 兄「ところが、この兄から言わせると、少し違った話が見えてくる」 中島「どういう事?」 449 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 20 07 20.47 ID uvFmIGTf0 兄「想像してごらんよ、 お前なら愛する我が娘を祭の日に 簡単に捕らえられるようなところに置いておくか?」 中島「そ、それは」 兄「恐らく、吉良氏は天下統一を諦め、 北条家に完全に恭順することを誓った時、こう考えた」 兄「この祭の真の意味を知られてはならぬ……ってね」 兄「元々呪術なんてのは相手を呪い殺す為のものだ、 国を挙げてそんな物騒なもんやってたなんて、 呪っていた相手に知られたりしたら困るのさ」 中島「ってことは口封じ?」 兄「そう、吉良氏は全ての責任を結局呪術師に背負わたのさ」 中島「でも、自分から提案したんでしょ」 450 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 20 09 02.02 ID uvFmIGTf0 兄「人をいくら殺してもかまわないなんていう暴虐な王様に、 何か方法を捻り出せと言われたらお前も困るだろ」 中島「で……でも」 兄「まあそれ以上は分からない、 でもそう考えるだけで浪漫が生まれると思わないか」 中島「ちっともロマンチックなんかじゃないよ」 兄「イイや、浪漫を感じずにはいられないよ、きっとお前は」 中島「何だよ兄貴、言いたいことがあるなら言えよ」 兄は悪戯っぽく笑った。この兄はいくつになってもこの調子だ。 454 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 20 14 25.13 ID uvFmIGTf0 兄「びっくりするぞーーお前、 吉良氏についていた。その呪術師の名前……分かるか?」 中島「分かる訳ないだろう」 兄「いや、お前も知っているさ苗字だけなら」 中路m「えっ嘘?教えてくれ兄貴、それ誰のこと?」 477 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 20 30 01.29 ID uvFmIGTf0 兄「その名を伊佐坂氏胤――……もう分かるだろ?」 中島「兄貴、それ……その伊佐坂って……」 兄「ああそうだ。伊佐坂さんのトコだよ。 あの家は呪術師の血を受け継いでいるのさ。 良いよなあ、戦国から脈々と続く呪術師の家系なんて ロマンチックだと思わないかい?」 中島「この本借りるね。ちょっと僕、伊佐坂さんの家行って来る」 兄「おい、どうしたんだよお前いったい?」 引きとめようと弟の腕を掴んだ兄は、 見せた事の無い真剣な彼の眼差しに気圧され、すぐに離した。 491 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 20 35 03.42 ID uvFmIGTf0 中島「行かなきゃいけないんだよ、 ここまで来たら僕は全てを明らかにして磯野に報告しなくちゃいけない」 兄「そうか、なら一つだけ言わせてくれ」 中島は黙って頷いた。 兄「浩、お前が何を考えているか知らないが、 俺は民俗学や郷土史に興味があるし、 ペットセメタリーなんていうホラーも大好きさ、 でもだからと言ってホントに人を殺せるくらいの呪術が あるだなんて思えないよ…… 本当にあるとするならそれは…… 心理的に追い詰められた人間の単なる暴挙なんじゃないかな?」 中島は何も言い返さなかった。 そして、「行ってくるよ」と声をかけ、兄の部屋を後にした。 495 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 20 37 19.70 ID uvFmIGTf0 伊佐坂家―― 伊「いやいや、これは突然どうしたのかな?」 中島「先生にお話があるんです」 伊「学校はどうしたんだい?良いのかい?」 中島「・・・・大事な話なんです」 その様子から伊佐坂は何かを感じ取った。 伊「そうか、まあ入りなさい」 503 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 20 43 57.90 ID uvFmIGTf0 中島は今までのことを全て包み隠さず話した。 伊佐坂は子供の言う事と笑わず、真剣に話を聞いてくれた。 伊「成る程、しかし驚いたな。その資料は今何処にあるんだい?」 中島「僕が今、持っています」 伊「ほう……成る程……ここまで詳しく書いてあるとは……」 中島「何か知っていることがあったら教えてください」 伊「ああ、教えてあげよう・・・・全てを・・・ね・・・」 508 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 20 47 36.35 ID uvFmIGTf0 中島は自身の体の異変にこの時初めて気がついた。 目の前が霞む、 まるで眼鏡をかけていないように、 目の前の人物がぶれる。 強烈な眠気、中島はテーブルに頭を打ちつけてしまう。 まどろみの中で、中島は気づく。 目の前にいる伊佐坂は間違いなく悪だということを。 中島が飲んでいた温かい緑茶の底に、白く輝く粉が溜まっていた。 521 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 20 54 32.48 ID uvFmIGTf0 中島「こ、ここは」 中島は黒いパネルで囲まれた部屋の中心で寝かされていた。 部屋のあちこちに中島が見たことの無い奇妙な物が転がっている。 中にはピンク色にぬめぬめと光る逞しい男性器を模した物もある。 伊「ああ、起きたかね。いや中々調整が難しくてね、あの薬。 私が楽しむ前に君に死なれでもしたら 悔やんでも悔やみきれないところだったよ」 着物の袖を捲くった伊佐坂のその手には輝く包丁が握られていた。 伊「真実に近付くということは、 それだけ危険も多い。そうは思わないかね?」 伊佐坂は中島にそう語りかけた。 527 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 20 58 10.75 ID uvFmIGTf0 中島「せ、先生」 体を起こそうとした中島は愕然とした。 両手足首を縛られ、ベッドの上に固定されている。 中島「先生?」 伊「ううん、中島君は知っているかな? SMっていうんだよ。私と家内は嵌っていてね。 そこらに転がっているのも昔からの愛用品だ」 中島「え……えすえむ?」 540 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 21 02 01.34 ID uvFmIGTf0 伊「そう、あれはあんな顔して相当の好きモノでな、 薄くなった皮に鞭うってやると、 馬のように涎を垂らして良く鳴くのさ」 伊佐坂は両手に拳をつくり挙げると、馬の鳴き真似をした。 伊「ひとつどうかね君も・・・? 痛みと恍惚は隣合わせの感情だ 家内はそれを良く分かっている」 伊佐坂が拾い上げたシリコンのペニスが スイッチを入れると同時に激しい振動を開始した。 むいぃぃいいいいいいいいいいいぃいいいい 伊「うむ、良い音だ」 556 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 21 08 55.52 ID uvFmIGTf0 中島「先生はやっぱり……悪い奴だったんだ」 伊「悪い奴って……語彙が貧弱だねえ、 何だか可哀想だよ。ああ、そうそう 今頃磯野さん家は大変なことになっているだろうね、 さっき波平のやつがサブロウに骨折られて苦しんでいたよ。ハハハ」 中島「な、何だって」 伊「おや、まだ半信半疑だったのかな、というよりか 、もしかして君、カマをかけたのかいこの私に。 てっきり全てを知っているものだと思っていたよ。 磯野さん家は今頃全滅だよ」 中島「嘘を吐けっっ」 伊「嘘じゃあないったら、本当のことだよ」 561 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 21 14 26.84 ID uvFmIGTf0 中島「お前か……お前がやったのか?」 伊「馬鹿言っちゃいけないよ、 タマを殺したのは僕じゃない、タラちゃんなんだろ? 僕は何もしていない」 中島「で、でも……」 伊「って言えば、私は永遠に安全な位置で暮していける」 中島「やっぱりっっ何をした?」 伊「おいおい呪術なんてそんな大層なもんじゃないんだ・・・・ まあ大袈裟に言えば私は物事の確率を 少しだけずらすことが出来るのさ」 中島「確率を……ずらす?」 伊「そう、つまらん能力だがね、 さらに言えば少しだけ人を不幸にすることが出来る。 もしかすれば、ペットが死んでしまうかもしれない程度の影響力 悪戯な確率を少しだけ不幸な方へ 、その揺らぎを生み出す力。 普通に皆が生活してたんじゃあ そんな揺らぎは大した結果を生まない。 中々上手くはいかないけれど、 最近仕事も無くて暇でね、辛抱強く毎日毎日 呪いをかけてね、頑張っていたんだよ」 565 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 21 21 57.93 ID uvFmIGTf0 中島「ま、まさか」 伊「タマ死んじゃったねえ、可哀想に・・・ まあ別に何処の畜生が死のうが正直良かったんだけどね」 中島「お前……」 伊「君があの墓を上手くPRしてくれたおかげで私も助かったよ、 いくら畜生を殺したところで、 あの獣塚に埋めてくれなきゃ 墓守の呪術は発動しないからね…… ペットセメタリーって言うんだろ? 元々伊佐坂家が広めていた救済の墓なんていう 空々しいものよりか全然良いね響きが、若い感性とでも言うのかな」 567 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 21 25 18.52 ID uvFmIGTf0 中島「救済の墓?」 伊「ああ、伊佐坂家はその呪術の性格から 人に噂を流すのが上手くてね、 それは単にペットの命を救うという良い噂なんだけれど、 あまり効果は高くなかったね」 中島「そんな話、聞いたこともないよ」 中島は吐き捨てるように言った。 伊「ハハハ・・・ともあれ昔からあった話と相まって 随分と有名にしてくれたもんだ、 しばらくは馬鹿な人間が出て来るんじゃないかな…… わざわざ鴨を誘い込んでくれたんだよ君は、笑いが止まらんよ」 中島「クソっ」 僕の……僕のせいだっていうのか。 たまの死から始まった全ての事件 それらの全てに・・・僕が関わっていると言うのか。 570 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 21 30 49.54 ID uvFmIGTf0 涙を流す中島を見て伊佐坂は笑った。 伊「いやいや、私も常々思ってはいたんだよ。 呪術ってのは卑怯者のやることだなあってね」 中島「よくも抜け抜けと」 伊「いや、本当そう思うよ、 自分ではまるで手を下さずに、 勝手に偉大なご先祖様が作り出したシステムが 魂を刈り取ってくれる。 最初に人が死んだ時は怯えた、 次は震えた、 その次に奇妙な興奮が起こってね、 それから後はただただ笑いが止まらなかったよ」 伊佐坂はそう言うと、包丁を研ぎだした。その煌く白刃に自分の顔を映す。 574 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 21 36 12.06 ID uvFmIGTf0 伊「それにしても君、大したものだよ。 今までで君だけだここまで辿り着いたのは、 呪術信仰の根強かった昔々ならともかく、 良くそんな夢物語みたいな話を信じて良くここまでやってきたね」 中島「その夢物語は実在したじゃないか」 伊佐坂は困ったような顔をして言う。 伊「私だって最初は信じていなかったさ、 実際人が死ぬまでね。 いや人が死んでもまだ何処かで疑心はあったが…… やっぱり若いっていうのは良いねえ、 真っ直ぐで、突きつけられた現実を キチンと受け止めることが出来るんだから。 頭の硬い大人じゃ、私に喰ってかかる奴なんて居よう筈も無いんだ」 伊佐坂は少し残念そうな顔をしてそう言った。 582 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 21 41 45.88 ID uvFmIGTf0 伊「まあ、私もそろそろ引退さ、 息子の甚六に墓守の力を譲り渡そうと思っている。 あれも親泣かせの遊び人だが、 自分の高貴な血統を知り、その役目を知れば変わってくれるだろう」 中島「何で、何でそんなことをする必要があるんだ」 伊「知りたいかい? 天下をね……統一するんだ」 中島「天下を……」 伊「そう、数え切れないほどの人の魂をもって、 偉大なるご先祖様の伊佐坂氏胤の悲願は達成されるのさ」 中島「氏胤はそんなことを思って あの塚に呪いをかけたんじゃないっっ 娘を殺されて……」 591 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 21 46 25.66 ID uvFmIGTf0 伊「そうだそうだ、誰に吹き込まれたのか知らないけど、 君そんな馬鹿みたいな持論を展開してたね、 違うよ、別に氏胤は娘なんてどうでも良かったんだよ」 中島「嘘だっ」 伊「嘘じゃないよ、何処で歴史なんて曲げられるか分からないよねえ まるでおとぎ話だ」 中島「歌が……当時氏胤を皮肉ったっていう、歌があったじゃないか……」 伊「あれは氏胤が娘の前で、娘に向けて歌ったものだよ」 中島「な……」 伊「歴史っていうものは受け取る人によってその姿を歪めてしまうのさ」 伊佐坂は刃文を指でなぞり、うっとりとした顔を見せた。 596 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 21 51 32.54 ID uvFmIGTf0 伊「もう良いだろう聞きたいことあるかい? 私も一応作家を生業としているものでね、 君の好奇心には理解があるし、 ここまで来たことへの尊敬の念もある。可能な限り受け付けよう」 中島「まだ二つ言いたいことがある」 伊「よし、聞こうじゃないか」 中島「何で僕を殺そうとする、 お前のいうとおり、いくら声を大にして言っても、 僕の夢物語なんて誰も真面目にとりあいはしない。 こうして僕を殺そうとすること事態がお前にとって 、自ら危険を冒すことになる」 伊「うーーーーーーーーん、良いな。 最期に良い質問だ。それには三つも答えがあるぞ」 中島「言ってみろよ」 伊「一つ目、完全に単なる趣味。人をこの手で殺したかったんだ」 伊「二つ目、君は夢物語って言うけどねえ。 僕は心配性なのさ。資料もあるとなると、黙ってはいられないねえ」 伊「三つ目、最近本業の方が芳しく無くてね、 表現の幅を広げる為に仕方なく、君を解体しようと、 私の崇高なる作品の為に死んでくれるよね?」 603 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 21 54 44.86 ID uvFmIGTf0 伊「さて、もう一つは何かな?」 中島「……やろ……」 伊「えっ良く聞こえないよ、なんだって?」 中島「死んじまえっこの糞野郎って言ったんだっっ」 伊「何を馬鹿なことを死ぬのは君だよ」 伊佐坂が刃を振り上げた時、その背中に調子外れの声がかかった。 「あれれ、お取り込み中ですかね?」 621 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 22 00 41.43 ID uvFmIGTf0 中島「あ、兄貴っっ・・・」 ピンクのマフラーにハンチング帽をかぶった いつものダサい兄貴がそこにいた。 兄「どういうことですかね、これは……伊佐坂先生」 伊「勝手に人の家に入ってくるなんて、 感心せんなあ・・・いつからいたんだい?」 兄「先生の話は大体聞きましたよ。 靴があるのに、どこにもいない。 おかしいと思ったらこんな趣味の悪い地下室作っちゃってまあ」 兄「まあ可愛い弟をそんな風に縛り付けているってんで、 おあいこってことで」 伊佐坂は高笑いをして、包丁の切っ先を兄に向けた。 伊「中々ユーモアのある青年だが、 君みたいなありふれたキャラクターは 今日び担当にも読者にもウケが悪いんだよ」 632 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 22 06 33.58 ID uvFmIGTf0 兄「先生の便所の落書きにも劣る作品に登場予定はありませんよ」 伊「なん……だと……」 伊佐坂の雰囲気が変わったのが中島には分かった。 兄「聞こえなかったのかな? 何冊か読ませてもらったけどね、 まるで駄目。 古典は古典だから面白いんだよ、 お前みたいな一応現役がいくら模倣したところで 単に古臭くて回りくどいだけだ、 分かるか老害? そんなんだからいつまで経っても――」 「黙れーーーーーーーーーーーっっっっ」 猛る伊佐坂を兄は鼻で笑う。 兄「本が売れやしないのさ」 642 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 22 12 43.37 ID uvFmIGTf0 弟を助けにやってきた勇ましい兄が、 隠すように握り込んだ手の中は多量の汗で溢れ、 搾れそうな程だった。 伊「許さん……許さんぞ」 兄「何がですか、そうだ。 売れない作家はニートと同じって、僕の友人が言ってましたよ」 伊「まとわりつく羽虫の分際で この伊佐坂を愚弄することは許さんぞっ たかが浪人がっっ凡庸で、 痘痕で凸凹のメレンゲのような中身を持つその頭を垂れろっ 私の伊太利職人手製の洒落た革靴を、 その不健康に脂ぎった頬で磨けっ 私の前で醜く悪臭を放ちながら晒す その存在を許して欲しいとただただひたすらに哀願しろっ」 兄「それが、あなたの隠していた本性ですか?」 伊「五月蝿い五月蝿い五月蝿い、 黙れ、貴様を微塵に刻んで その死肉をフードに混ぜて庭のハチに喰わせてやるっっ」 切りつけようと振り回すその刃先を、 兄はかわし、円を描くように距離を取る。 646 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 22 20 20.21 ID uvFmIGTf0 慌ててはいけない。冷静にことを運ばなくては――。 兄(包丁を持っているよぼよぼの爺さんと、 運動不足の浪人生は比べたらどっちが強いのかな) この答えは実はもう出ていた。 この狭い室内という状況において、 一対一で相対した時、 リーチのある刃物を持たれた時点で 兄の勝率は限りなく低かった。それは兄も良く分かっていた。 さらに加えて、捕らえられている弟の 無事を確保しなくてはならない為、 上手く挑発をしなくてはいけなかった。 実は中島を人質に取られた場合、兄の敗北は決まっていたのだ。 しかし、伊佐坂はどうにかして 目の前の生意気な若造に一太刀入れてやろう――と、 既に頭の中はそのことで一杯だった。 そんな怒り狂った伊佐坂を前に、中島兄に確固たる勝算はなかった。 649 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 22 23 57.95 ID uvFmIGTf0 中島「兄貴・・・兄貴」 伊「死ね・・・氏ね・うっ」 兄を追いかけ包丁を振り回していた伊佐坂が態勢を崩した瞬間、 中島の兄はその懐へと飛び込んだ―― 655 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 22 31 07.04 ID uvFmIGTf0 手は首に届いていた―― 湯葉のような薄皮一枚で守られた伊佐坂の首・・・ 一撃で捻ればことは足りた・・・・・・が・・・・ 中島の兄の腹部には伊佐坂の持つ包丁が突き立っていた。 兄「あ・・・ああ・・・」 伊「馬鹿な奴だ。少し隙を見せてやったら 自分から飛び込んできおって・・・それ・・」 伊佐坂が拳を半周回そうとする度、 引っ掛かる肉が音を立てて血とともに削げて落ちた。 伊「やはり刺突には向いているが・・・こうしてかき混ぜるには 不便だな・・・そら・・・」 兄「ぐあああああああああああああああああっっっ」 670 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 22 40 17.33 ID uvFmIGTf0 伊佐坂は首を傾げると、突き刺した腹から下腹部へと切りすすんでいく。 拡張された腹部からは千切れた臓物が溢れ出てきていた。 伊「ふむ、良く切れる」 兄「・・・がっ・・・・・・あ・・ああ」 中島「兄貴・・・兄貴・・・・・アニキーーーーーーーーーー」 伊「もっとだ、もっと。。。ハハハ・・・凄いぞ・・・ この色・・・・本物だ・・・艶めくピンクなどではない これは何と表現したら良いのだ・・・ああメモ帳が欲しい。。 この興奮を今すぐ書き殴りたいっっ」 刹那――兄が気を失おうかというその時、 無意識に兄の手は伊佐坂の口の中に入っていた 伊「ひゃ・・おえ・・・」 伊佐坂は慌てて包丁を捨て、 その手を掴み、引きずり出そうとしたが、 死に際の兄の力は・・・老人ではかなわなかった。 兄「・・・・」 681 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 22 47 30.63 ID uvFmIGTf0 伊「ご・・・ごごご・・」 伊佐坂は眼球が天井を向いたまま動かせなかった。 手が・・・喉を通っているのだ じたばたと体を動かし、口から腕の隙間を通して血液と胃液が漏れ出ていた。 鈍く光る赤色が混じった糞尿を撒き散らした時、 伊佐坂は口を手に突っ込まれながら絶命した 中島「あ・・・・アニキ・・おいアニキ・・・」 兄はもう返事をしなかった。 目を開いたまま、膝を崩し、体を倒した。 中島「兄貴ーーーーーーーーーーーーーっっ」 686 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 22 50 16.28 ID uvFmIGTf0 そして物語は――磯野家へと戻る・・・ サブ「ア バ ヨ ---------ハハハ」 サブが引き金を引いた瞬間。 タラオの眼前が光り輝いた。 699 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 22 57 08.98 ID uvFmIGTf0 サブ「ハハハハハ・・・ハ? えっ・・・」 サブが銃を握っていた筈の右手・・・・が、無い。 手首から先にかけて、裂け崩れた肉の花が咲いていた。 タラオは酷い耳鳴りにこめかみを押さえた。 サブ「て・・・てめえ・・・・こんな粗悪品 掴ませやがって・・・・・コロシテやるっっ」 713 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 22 59 53.96 ID uvFmIGTf0 こめかみを通して圧迫される眼球が浮き上がり、 今にも飛び出しそうになっていた。 タラオ「いたいーーーーーー痛いですーーーーーーーー」 サブ「ここで終わりですーーーーフフっっ・・・ ハハハハ・・・・ あーーーーーーっはっはっはっ」 サブはその小さなタラオの顔を両手で持ち上げた。 タラオ「痛い・・・痛いですっっ」 731 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 23 11 32.65 ID uvFmIGTf0 タラオが意識を失いかけた時、体は畳みの上に放り出された。 タラオ「え・・・・」 サブが体を変な方向にまげて、光の無い瞳孔でタラオを見つめていた。 タラオ「こ・・・これは・・・・どういうことですか・・・」 伊佐坂が死んだことによって・・・人形はその効力を失っていた。 氏胤のかけた呪い・・・その本当の仕組みに気づいている者は 誰一人として居なかったのである。 動物を獣塚に埋葬することによって その動物は鍵となり、人を襲う 鍵に襲われた人間は埋葬しなくてもその呪力を取り込み、 人形と化す。 人形は人形を一体ずつしか生み出せず、 また新たな人形を誕生させた以前の人形は自らを埋葬し、 その魂を伊佐坂家に捧げる・・・ 人に永らくばれぬよう・・・それは氏胤が考え出したルールだった。 これこそが獣塚にかけられた呪術だった。 741 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 23 20 34.21 ID uvFmIGTf0 しばらく腰を上げることが出来なかった。 それほどの恐怖とショックをタラオは受けたのだ。 その時、玄関の開く音がした――。 タラオは這いながら部屋を出て、その来客者を確認した。 757 名前:ちゃぴぃ ◆jse.PorBNE [] 投稿日:2008/12/16(火) 23 38 46.51 ID uvFmIGTf0 その姿を目に映した時・・・タラオの目から涙が溢れた・・・。 いつものパーマ、派手な色だが単色の安っぽいスカート 地味な刺繍のセーター・・・ サザエ「あら?どうしたのタラちゃん?泣いちゃって」 タラオ「ママーーーーー」 タラオは母の胸に飛び込んだ。 懐かしくて、優しい母の匂いがした・・・。 サザエ「どっどうしたのっ体中傷だらけじゃない?」 タラオ「怖かった・・・怖かったですーーーー」 サザエ「あら・・・皆はどうしたの?」 タラオ「皆・・・皆・・・あ・・・おじいちゃんが・・・ おじいちゃんが・・・・」 サザエ「おじいちゃんがどうかしたの?」 タラオは波平の無事を願った。
https://w.atwiki.jp/hostchan/pages/106.html
♡ホストちゃん一覧 五十音順/クラブ順 【あ行】 哀 愛哉 葵 甘王 愛夜香 アンド竜 何時果 雨音人 うさぎ 鋭利 絵空 【か行】 快晴 海斗 影規 一真 華音 響介 霧都 銀河 群青 剣夜 光星 豪太 幸之助 好平 【さ行】 咲夜 紫音 瞬 純一郎 翔 情事 士郎 心星 彗星 寿司郎 直 【た行】 大湖 拓磨 玉緒 珠輝 茶々彦 天聖 時桜 虎之助 【な行】 騎士 【は行】 罰天 派手彦 隼人 遥 温人 氷河 ヒロ 浮動豹 【ま行】 真純 松坂 真那武 蜜柑 瑞月 湊人 深雪 めろう☆ 【や行】 ヤマト 唯我 憂 夕妃 UsukeDevil 勇斗 悠矢 【ら行】 羅王丸 璃来哉 理人 龍我 流星 猟平 琉生 RUI 零 檸檬 蓮 恋太郎 基本データ 登場人物
https://w.atwiki.jp/crazyanchang/pages/16.html
基本的に招待部屋で作っております。 参加したい方はskypeID kurozaru_tb かTwitterID CrazyAnchaaangまで連絡下さい。 あんちゃん部屋はこんな人を募集しております。 ①腕前不問! ②スカイプが使える方(チャットのみでも可) ③輪を乱す行動をする人はご遠慮下さい。 平日は20 00前後~眠くなるまで。 休日はきまぐれ で、開催しております。 尚、僕(あんちゃん)が居ない時はThe SP Sinobiさんが人を集めてくれてます。 僕の反応が無い場合はしのびさんにどうにかして連絡を取ってみて下さいw 和気藹々と楽しくながら全力で!を、モットーに遊んでおります。 尚、8人埋まった段階で募集は終了です(2部屋目とかは基本的にありません)。 早い者勝ち。 また気分によっては8人に満たない状態でやる事も。
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/4104.html
最終話 希望を胸に すべてを終わらせる時…! T・C・C第1巻は、発売未定です。 オス・テラカ 魅音「チクショオオオオ!くらえオソローシ!新必殺音速イヤボーン斬!」 オソローシ「さあ来い魅音ンンン!オレは実は一回刺されただけで死ぬぞオオ!」 (ザン) オソローシ「グアアアア!こ このザ・フジミと呼ばれる四天王のオソローシが…こんな小僧に…バ…バカなアアアア」 (ドドドドド) オソローシ「グアアアア」 ツヨイーヨ「オソローシがやられたようだな…」 スゴイーゼ「ククク…奴は四天王の中でも最弱…」 キョウレーツ「人間ごときに負けるとは魔族の面汚しよ…」 魅音「くらえええ!」 (ズサ) 3人「グアアアアアアア」 魅音「やった…ついに四天王を倒したぞ…これでラスボースのいる魔龍城の扉が開かれる!!」 ラスボース「よく来たなソードマスターミオン…待っていたぞ…」 (ギイイイイイイ) 魅音「こ…ここが魔龍城だったのか…!感じる…ラスボースの魔力を…」 ラスボース「魅音よ…戦う前に一つ言っておくことがある お前は私を倒すのに『竜の玉』が必要だと思っているようだが…別になくても倒せる」 魅音「な 何だって!?」 ラスボース「そしてお前の両親はやせてきたので最寄りの町へ解放しておいた あとは私を倒すだけだなクックック…」 (ゴゴゴゴ) 魅音「フ…上等だ…私も一つ言っておくことがある この私に双子の妹がいるような気がしていたが別にそんなことはなかったぜ!」 ラスボース「そうか」 魅音「ウオオオいくぞオオオ!」 ラスボース「さあ来いミオン!」 ミオンの勇気が世界を救うと信じて…! ご愛読ありがとうございました! テラカオスバトルロワイアル8th・完 「と、いうお話だったとサ」 「んなわけあるかぁァァ!!っていうか、まだ1日目だぞ!まだ始まって数時間しか経ってないぞ!!」 このような打ち切り漫画的な嘘最終回を語り、メガネの少年にツッコまれたのは私、園崎魅音だ。 「まあまあ、冗談を冗談と見抜けない人には掲示板を使う資格がない、ってね☆」 「掲示板って何だァァァ!!!」 このように、強烈なツッコミを繰り出すメガネの少年。名前は志村新八君。 数時間前……そう。バトルロワイアルとやらが始まってすぐに知り合い、行動を共にしている存在だ。 案外飽きない存在で、全てが終わったら部活メンバーに入れようか……と考えているところ。 部活メンバー……といえば圭ちゃんにレナ、梨花ちゃんに沙都子はどうしているんだろう。 いくら何度も死線をくぐりぬけてきた最強メンバーだとはいえ、 「殺しあい」というフィールドに置かれたら結構きついんじゃないか? けど、信じるしかない。絶対大丈夫だって。何故なら私達は部活メンバーだから!! 「と、いつまでもここでじっとしているわけにいかないよね。新ちゃんも探し人いるんでしょ?」 「え、まあ……」 「OK、ならば出発だ」 「どっかで聞いたセリフ……」 私達が今いる場所は京都らしい。京都って1回行ってみたかったんだよね。 おたべとか、五色玉とか……そうそう、それからにしんそばにお漬物! って食べ物ばっかだな……。圭ちゃんに笑われちゃう。 五色玉ってレナが喜びそうなお菓子だな。絶対に箱ごと「お持ち帰りぃ~」しそう。 でも、これはぶらり旅じゃない。バトルロワイアルだ。 ぶらり旅をするのはこんな空しい戦いが終わってから。絶対にメンバー全員で帰ってみせる。 梨花ちゃんの言葉を借りるなら、「ふぁいと、おー☆なのです」といった心境だ。 と、そんな私達の前に人が通りかかる。小さな女の子とおじいさんだ。 地元の人だろうか、それとも参加者?もし後者なら主催者とやらに怒りを覚えるばかりだ。 ー女の子が話しかける。 「おねえさん、のびちゃんとどらちゃんをしらない?」 のびちゃんと……ドラちゃん?聞いたことのない名前だ。 「これ、「タマキ」ちゃんや。挨拶せんといかんだろう」 「わたしは玉子よ」 「おー、すまんかったの、「ヤマキ」ちゃん」 「だから、玉子」 「あー、すまないねぇ、「ヤマニ」ちゃん」 「おいィィィィィィ!!!どんだけ間違えれば気が済むんだよ!っていうかどんどん遠くなってるし!!」 新ちゃんのツッコミがまたまた炸裂した。 「まあまあ。玉子ちゃん、人を探してるの?」 「ええ、わたしの「ぐそく」と「いそうろう」をね」 「あっはっはっは!「愚息」に「居候」?小さいのに難しい言葉知ってるねー?でも、意味知ってる?」 「しってるわ」 大笑いする私に、玉子ちゃんは冷静に返した。 「まあさ、おじさん達も人を探してるの。よかったら、付き合うよ。 私は園崎魅音。で、こっちのメガネは志村新八っていうの」 「ありがとう、それからよろしく」 こうして、新たな同行者を加え私達のバトルロワイアルは再開したのである。 に、しても玉子ちゃんの横にいるおじいちゃん。初めてあった気がしないなー。 けど、公由のおじいちゃんや、雛見沢の翁方ではない。それでも……なんでだろうな。 「そういえば、おじいちゃん名前は?」 「ワシか……ワシはのぉ……忘れた」 【一日目・7時07分/京都府京田辺市/天候・曇り】 【野比玉子@ドラえもん】 【状態】ょぅι゙ょ、健康 【装備】バスタードソード@テイルズシリーズ(ビームで死んだタケシから入手) 【道具】支給品一式 【思考】 基本:のびちゃん、ドラちゃん待っててね 1:おじいちゃん(圭一)といっしょに行動する 2:こうげきしてくるやつは、ころす 【前原圭一(84歳)@ひぐらしのなく頃に】 【状態】老人、健康、ややボケ気味 【装備】鉄バット 【道具】支給品一式 【思考】 基本:玉子ちゃん(野比玉子)の人探しを手伝う 1:なんかいっぱい人が来たのー 【園崎魅音@ひぐらしのなく頃に】 【状態】健康 【装備】モデルガン 【道具】支給品一式 【思考】 基本:部活メンバーと合流、そして全員で生還。殺し合い?のらない!(ただし、相手が襲ってきた場合はその限りではない) 1:おじいちゃん(圭一)、玉子ちゃん、新ちゃんといっしょに行動する 【志村新八@銀魂】 【状態】健康 【装備】竹刀 【道具】支給品一式 【思考】 基本:銀さん達と早く合流したい。殺し合いには乗らない 1:魅音ちゃん、玉子ちゃん、おじいさん(圭一)と一緒に行動
https://w.atwiki.jp/zibakuchan/pages/13.html
自爆ちゃん暴走までの経緯 叩きをしたIDのままうっかり高杉萌えレスをしてしまう +... 暴走のきっかけの自爆 ID PlNwuTD90=自爆ちゃん 176 名前:風と木の名無しさん[sage] 投稿日:2011/07/02(土) 09 53 00.67 ID PlNwuTD90 ヅラ腐が気色悪いとしか 個スレから出てくんなよ本当に 188 名前:風と木の名無しさん[sage] 投稿日:2011/07/02(土) 14 26 41.02 ID a9DYAMixO ※18禁レス注意 自分の中で高杉はM寄りなんだが スパンキングとか蝋燭とかスカとかコスプレとかプレイっぽさが全面に出ると ドン引きしてそうなイメージがあるw 相手が逃げないように拘束するとか 止むを得ない場合はいいとして基本的にSMは苦手っぽいイメージw エロ本の貸し借りして銀さんの性癖にドン引きする高杉とか想像すると滾る 189 名前:風と木の名無しさん[sage] 投稿日:2011/07/02(土) 14 49 14.17 ID PlNwuTD90 188 なにそれ可愛いすぎる 191 名前:風と木の名無しさん[sage] 投稿日:2011/07/02(土) 14 58 51.44 ID ykJXXa/J0 ヅラ腐ヅラ腐の人高杉受けだったのか 197 名前:風と木の名無しさん[sage] 投稿日:2011/07/02(土) 15 09 59.00 ID PlNwuTD90 ヅラ腐釣れた釣れたwww 顔真っ赤にして必死だな 208 名前:風と木の名無しさん[sage] 投稿日:2011/07/02(土) 17 11 28.94 ID PlNwuTD90 ヅラ腐馬鹿ばっかだなwww 213 名前:風と木の名無しさん[sage] 投稿日:2011/07/02(土) 17 33 21.06 ID PlNwuTD90 自爆wwww ID出る板で萌え語りと叩き同時にやる馬鹿がどこにいるよwww 本当にキャラと同じで頭わりー電波だなヅラ腐www 今まで荒らしをしていてたのが高杉厨だとバレたことを気にして火消しに該当スレ以外にも範囲を広げ暴れ始める 嫌いなのは桂だけで他のキャラ全員好きだから高杉は好きだけど高杉厨じゃないと繰り返し主張しだす +... 嫌いなのは桂だけで他のキャラは全員好き 【銀魂の関連スレについての愚痴スレ2】 59 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 00 54 54.53 ID LupnYTs40 銀さんも新八も真選組も大好き ヅラタソだけ嫌い まあ嫌われるキャラだってこった あの出番で好かれるなら6位なんてしみったれた順位にならんわ 357 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/07/15(金) 21 22 32.25 ID ih1RhxNF0 356 逆 桂だけ嫌いで他好き 241 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/07/15(金) 17 08 45.55 ID g8BDgFOI0 銀さんも土方も沖田も好きだよ 258 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/07/15(金) 17 30 54.33 ID g8BDgFOI0 万事屋も好きな身としては桂が万事屋枠に入ってるのは気にくわないが、別に買わなければ良いことだしな 875 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/07/25(月) 00 08 00.68 ID W+KOJIvE0 沖田好きなのに沖田スレ荒らすわけねーじゃん て言ったら沖田アンチになっちゃうんだよねメンドクセwww 890 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/07/25(月) 00 31 19.14 ID W+KOJIvE0 ・桂腐死ね ・桂以外のキャラは好き ・沖田スレROMってるが土方age荒らしは別 ・高杉は好きだが別に高杉厨ではない ・フィギュアスレの奴も別 これはマジね 【銀魂の自爆ちゃん専用ヲチスレ】 351 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/07/27(水) 00 02 19.76 ID WAK5/Ear0 高杉と桂が並んだら桂が地味モブ顔なのが目立って哀れだぞwww 高杉には可愛い可愛い神威がいるから桂はエリザベスと仲良くね( _ ) 375 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/07/27(水) 00 41 47.31 ID WAK5/Ear0 好きなキャラ→桂以外 実際の行動 ・ 土方スレ、沖田スレ共に連投で荒らし続けて板から追い出し移動先でも荒らし続ける ・ 月詠スレを連投で荒らし続けて避難所に追いやる ・ 新八スレを勝手にスレ立て依頼し重複させるなどして荒らす 高杉は大好きだけど高杉厨じゃない 【銀魂の関連スレについての愚痴スレ2】 244 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/07/15(金) 17 14 20.33 ID g8BDgFOI0 高杉厨ならグッズや人気で桂叩くのはおかしいよね? どっちも高杉の方が遥かに上なわけだから 367 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/07/15(金) 21 31 54.06 ID ih1RhxNF0 正体も何も高杉が特別好きだと言ったことは一度もないよ だから正直に言えば高杉厨だと思われても痛くも痒くもない 871 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/07/25(月) 00 04 27.86 ID W+KOJIvE0 だから高杉厨じゃねえって何度も言ってんのにwww って言ったら高杉厨認定してくれるんだろ?ww 911 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/07/25(月) 01 14 41.30 ID W+KOJIvE0 そうか ごめんね高杉と高杉厨の皆さん 920 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/07/25(月) 01 23 26.04 ID W+KOJIvE0 高杉と高杉厨さんには申し訳ないことをしました だが桂腐は死ね 936 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/07/25(月) 01 44 18.69 ID W+KOJIvE0 高杉厨じゃないけど高杉は大好き言ってるのに 941 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/07/25(月) 01 49 24.51 ID W+KOJIvE0 土方は確かにどうでもいいと言ったが高杉に関しては言ってない まああんま覚えてないから結局土方も高杉もどうでもいいのかもな 945 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/07/25(月) 01 57 35.14 ID W+KOJIvE0 ? 高杉と高杉厨にしか謝るつもりない 953 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/07/25(月) 02 08 46.81 ID W+KOJIvE0 ? 特別好きじゃないイコール好きじゃない、ではないんだが 高杉厨ではないと言いたかったのに 10 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/07/26(火) 00 33 50.63 ID eZcdu0GH0 高杉厨だと思ってくれてるならどのキャラageても高杉厨の他キャラageになるから便利だな まあ高杉含めてageてるキャラの厨ではないとだけ教えてやろう 17 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/07/26(火) 00 42 26.29 ID eZcdu0GH0 高杉好きだっつの 頭わりーな桂腐 妄想事項をドヤ顔で並べんな 23 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/07/26(火) 00 50 40.02 ID eZcdu0GH0 高杉は好きだが高杉厨ではないのよ わかる?頭わりー桂腐 すでに桂厨と土方厨に擦り付ける気満々 906 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/07/25(月) 00 57 43.98 ID W+KOJIvE0 自分は桂厨です 917 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/07/25(月) 01 19 44.25 ID W+KOJIvE0 そりゃ高杉厨は土方厨のせいにしたいだろ 土方や桂のファンになりすまして他キャラ叩きをしながら自爆ちゃんは高杉ファンに擦り付けようとしてる土方厨と言い出す +... 自称桂が一番、高杉が二番目に好きな土方叩き役 ・自爆ちゃんの桂叩きワード「不人気」「三白眼」「デブ」「不細工」「華がない」「色気がない」と一致 ・高杉はかっこいい、かわいい、色気がある、でも一番好きなのは桂だから高杉厨じゃないと強調 ・土方厨が桂叩きを高杉ファンに擦り付けようとしていると発言 【バレスレ246】 482 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 00 50 08.22 ID uM9AG+lCO 439 お前とピザ不人気土方が死ねよ 528 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 01 41 56.66 ID uM9AG+lCO 521 許す 桂ファンと高杉ファンはわかりあえる 土方腐が色々と工作したことに騙されてはいけない 攘夷編の桂と高杉の活躍に向けて期待していこう 549 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 02 09 25.45 ID uM9AG+lCO 542 こないだのレンホウ編では土方腐が荒らしまくってもっと酷かった 嫉妬で桂を叩いてそれを高杉ファンのせいにしてスレ潰しまくってたんだよ 土方に似て土方腐も不細工のクズ 557 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 02 25 07.35 ID uM9AG+lCO 552 桂と高杉を叩いてる土方腐は黙ってろ 577 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 02 52 51.69 ID uM9AG+lCO 574 高杉もかっこいいと思うけど桂が一番美形だし一番好きなのは桂 三白眼デブトシニャンは論外 584 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 03 08 47.34 ID uM9AG+lCO 579 桂がかっこよくて一番好きだが桂と対決して華麗に散る役として高杉も二番目に好きと説明しただろ 高杉かわいいし土方腐が高杉ファンのふりして桂の活躍を叩いてたのが許せない 580 ラッパー桂よりも攘夷としての桂登場期待 桂が出る展開になるならジャンプ買う 732 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 20 02 34.38 ID uM9AG+lCO そもそも土方がイラネ 華もないしメインにするにはキャラ薄いしつまらん 来週は銀さんメインに戻せよ 771 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 20 35 20.20 ID uM9AG+lCO 767 高杉のことも好きだけど何か? トシニャン腐は土方以外叩きまくってるけど 万事屋も桂も高杉も大好きな人だらけだしwwwwwww 778 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 20 41 31.00 ID uM9AG+lCO 774 つまり桂叩きしてたのがトシニャン腐で 今私がトシニャンキモい死ねと思ってる桂ファンか 仕方ないな 桂と土方じゃ全然魅力の差がありすぎるから分かりあえないんだよ 桂は公式美形で細身で髪もさらさらだけどトシニャンはマヨネーズで脂くさい首太の丸顔だもんね… 784 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 20 46 48.04 ID uM9AG+lCO 781 高杉なんて桂に斬られて華麗に散るキャラとして二番目に好きなだけだからw トシニャン腐はすぐそうやって桂叩きを高杉ファンのせいにするね 高杉のこと嫌いなのかな トシニャンと違ってかっこいいし色気あるもんね 桂ほどじゃないけど 土方厨なりすまし沖田桂叩き役 ・自爆ちゃんの沖田スレ荒らしマン○連呼と同じ ・桂叩きの内容が自爆ちゃんと同じ ・別IDでやっぱり桂沖田を叩いてた犯人は高杉厨になすりつけてる土方厨と言い出す 【バレスレ249】 740 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2011/09/08(木) 14 17 11.71 ID LSuGFBBj0 沖田はラブチョリスでまた人気下がった印象 この話で盛り返せるといいね すでにマンピー発言あったけどw 792 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2011/09/08(木) 14 58 05.10 ID LSuGFBBj0 789 マン○とか言った変態男のファンの方? 811 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2011/09/08(木) 15 11 06.44 ID LSuGFBBj0 マン○きもいきもい言われて沖田厨ぶち抜く・・・じゃねーやぶちキレwww 814 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2011/09/08(木) 15 12 49.05 ID LSuGFBBj0 真選組最強なのにあっさり負けた沖田w 弾打ち落とす神業もあっさり土方にやられた沖田w 沖田って何がすごいの?w 850 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2011/09/08(木) 16 21 32.99 ID LSuGFBBj0 沖田より桂の方が悲惨だな 人気も活躍も差がすげえw 853 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2011/09/08(木) 16 24 56.47 ID LSuGFBBj0 土方:メイン話で絶賛掘り下げ中・過去掘り下げは2回目・活躍数知れず 桂:初のメイン長篇がパロとギャグにまみれた糞っぷり・完全に汚れ役のネタキャラ・掘り下げゼロ・メイン話ですら活躍戦闘なし う~む 854 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2011/09/08(木) 16 25 31.07 ID LSuGFBBj0 土方:2位 桂:6位 まあ差があるのは仕方ないかw 荒らしはは高杉厨になすりつけてる土方厨認定役 845 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2011/09/08(木) 16 15 53.22 ID SkIX6j0H0 841 842 土方厨ってPCと携帯でキャラ叩きやってんのか 859 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2011/09/08(木) 16 36 21.32 ID SkIX6j0H0 ID LSuGFBBj0 桂沖田へのキャラアンチ酷いな エリー編で桂叩きしたりあちこちのスレでで 桂沖田アンチしてるの高杉厨になすりつけてるのいたが 土方厨が犯人だったのかねえ ガオオオオオオオン 900 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2011/09/08(木) 19 23 22.60 ID SkIX6j0H0 898 アンチのふりした土方厨わざとらしいな 自爆ちゃんの正体は空知本人と言い出す +... 【銀魂の自爆ちゃん専用ヲチスレ】 822 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/08/20(土) 12 00 44.15 ID 4pSWKjAO0 自爆=空知 月詠も高杉も銀魂前の初期設定キャラにいたろ 頭切り替えろよ 930 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/09/04(日) 03 31 05.46 ID MRAzeUdp0 漫画家も一日中ひきこもりのニートみたいなもんだね ファンに濡れ衣きせてごくろうさまだ 933 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/09/04(日) 19 27 03.17 ID MRAzeUdp0 ×空知に失礼 ◎空知が失礼 昨年末頃からの本誌と単行本とスレの流れ追ってみりゃいい ちょっと視点変えるだけで全部があっさり繋がる 935 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/09/04(日) 19 33 54.28 ID MRAzeUdp0 普通はそう思うよな ありえないほどのキチガイが漫画家やってるなんて誰も思わない だから荒らし放題カンタン 937 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/09/04(日) 20 08 36.07 ID MRAzeUdp0 盲目なファンに恵まれて幸せ者だな空知 下ネタで嫌がらせなんてしてないで大事にしてやれよw 944 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/09/04(日) 20 29 11.34 ID MRAzeUdp0 高杉なりきりだろw 951 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/09/04(日) 20 34 40.66 ID MRAzeUdp0 ファン同士争わせて ありゃぁアイツが自ら望んでやったことだ() とか悦に入ってるキチガイ 953 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/09/04(日) 20 37 39.34 ID MRAzeUdp0 本誌と単行本の言い訳をすみずみまで読めよ 955 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/09/04(日) 20 39 12.62 ID MRAzeUdp0 本誌のあとがきもか それと自爆の言い分を時系列で照らし合わせてみればいい 961 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/09/04(日) 20 45 56.50 ID MRAzeUdp0 いやがらせの下ネタはじめますあたりから酷くなったのはたしかだよな 966 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2011/09/04(日) 20 53 29.18 ID MRAzeUdp0 自爆は時々連載を先取りしたような発言をすることもあった 自爆が星を見上げてどうたらきもいグロ発言した後の本誌で 実際それに似た場面があったりした 荒らし=土方厨にするための工作を始める 工作の甲斐もなく逆に叩きの最中に高杉萌えレスをしてその火消しに暴れ始めた荒らしとして周知され分が悪くなる 高杉厨としての失態を薄めるため自爆ちゃんより迷惑な高杉アンチの桂厨キャラageを作り出してさらに暴れ始める +... ■ageの本音 高杉厨として有名になってしまった自爆ちゃん(高杉豚)より桂厨として暴れているageを叩いて欲しい 20 名前:名無しさん@ピンキー[age] 投稿日:2012/01/21(土) 12 05 06.00 ID ??? ウンコ月詠腐を避難所へ土方腐をおいらロビーへ追い出してやったから いまは高杉豚よりageたんのヘイトのほうが高まってるだろうな(^_-)-☆ 「自爆ちゃん=高杉腐」とはどうしても思って欲しくない 50 名前:名無しさん@ピンキー[age] 投稿日:2012/01/25(水) 12 03 26.93 ID ??? 高杉腐=土方腐=桂腐=高杉腐が自爆だからな 早く嫉妬発狂して死んで欲しい() 来週のジャンプはきっと桂たんの話だし ID dNLxkHOs=KD113147063149.ppp-bb.dion.ne.jp=age 【桂キャラスレ】※83レス連投 856 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2011/10/10(月) 05 17 02.08 ID dNLxkHOs 桂の台詞調べんのメンドイな()笑 こrでどうだw高杉豚ナミダメwwww 2011/10/10(月) 05 27 41.80 dNLxkHOs br 桂はあんな感じのおぼこで KD113147063149.ppp-bb.dion.ne.jp 113.147.63.149 Monazilla/1.00 kage/0.99.1.1217 (1000) NINJA|Derochara1313136957977723|6|NINJA 通報されIP開示される +... 【★111015 複数板「さすがは銀時」マルチポスト荒らし報告】 85 名前:● ◆Ajf.d..2K.C7 [sage] 投稿日:2011/10/16(日) 14 32 41.16 ID 0HslcCxo0 ≪*** 2ちゃんねる分 ***≫ 《報告》 38-47 49 56-57 《ログ》 63-75 《集計》 KD113147063149.ppp-bb.dion.ne.jp 96res 《まとめ》 【 通常 】 KD\d+\.ppp-bb.dion.ne.jp 96res ≪*** PINK分 ***≫ 《報告》 4-12 58 《ログ》 62 76-84 《集計》 175-28-253-111.ppp.bbiq.jp 45res KD113147063149.ppp-bb.dion.ne.jp 44res 《まとめ》 【 通常 】 # \.ppps?.bbiq.jp 45res ( erochara 45res ) _BBS_erochara_\.ppps?.bbiq.jp # KD\d+\.ppp-bb.dion.ne.jp 44res ( erochara 44res ) _BBS_erochara_KD\d+\.ppp-bb.dion.ne.jp 省略 +... 【 NinjaID 】 Derochara1315148729818335 Lv35 45res Derochara1313136957977723 Lv9 41res Dasaloon1318224285872341 Lv1 17res Dwcomic1318258552804101 Lv1 13res Dcchara1318457880125969 Lv1 13res Dwcomic1318324959307934 Lv1 10res Dcchara1318185932931277 Lv1 10res Danime1318585160212442 Lv2 8res Danime1318310600461145 Lv1 8res Dwcomic1318497986523580 Lv1 8res Dasaloon1318411237011175 Lv1 4res Danichara21318542669552425 Lv1 4res Derochara1318601733678861 Lv2 2res Dwcomic1317595399555693 Lv3 1res Derochara1318221155222215 Lv1 1res 自爆ちゃんのIPで土方厨なりすまし、ageのIPで高杉の名前が入った駄スレだけを削除依頼していたのがバレる +... 狼板にて銀時と土方で煽りをしたIPと一致 ※狼板は名無しで書きこむと自動的にホストが表示される 17 :175-28-253-111.ppp.bbiq.jp[sage]:2011/09/12(月) 00 11 12.10 0 きもいな 銀魂は銀さんと土方がホモセックスする漫画だよ 自爆ちゃんが立てた土方と桂を叩かせる目的のスレは放置し高杉のスレだけを削除依頼したIPと一致 【高杉…】銀魂 ~ぎんたま~第二百四十八訓【銀時…】 http //kamome.2ch.net/test/read.cgi/anime/1318089134 332 :"”削除”"依頼:2011/10/09(日) 10 32 25.09 HOST KD113147063149.ppp-bb.dion.ne.jp 331 お疲れ様です 基地外荒らしが立てたスレタイということで 前スレから住人の間で使用しないことが決まっている為 今後消化しても使われることはないと思うので依頼しました。 紛らわしいので削除していただけるとありがたいです 判断におまかせします。 誘導は関連スレのほうで行っております。 ■放置されたスレ 【土方…】銀魂’~ぎんたま~第二百四十七訓【銀時…】 http //kamome.2ch.net/test/read.cgi/anime/1317717618/ 【銀時…】銀魂’~ぎんたま~第二百五十六訓【桂…】 http //kamome.2ch.net/test/read.cgi/anime/1321336099/ 要するに ・ 荒らしが高杉厨だと思われるのだけは絶対に嫌だ ・ 桂厨や土方厨のせいにしたい ・ 荒らし=高杉厨の認識を塗り替えるためになりすまして荒らし続ける
https://w.atwiki.jp/usachannel/pages/22.html
その昔インターネットを荒らし回っていた極悪ウサギ軍団がいたそうな 全盛期には数ヶ月で一日三万アクセス トータル一億五千万アクセスを弾き出したそうな 代表者のウサギは上半身裸でサングラスに100円で買ったウサ耳をつけていたそうな その画像をうpしたところ おっさんと子供にウケまくった。 おっさんなんか後生大事にこのネタをいつまでも引きずっているそうな それから数年の時が経ちウサギは極悪ウサギ容疑で 京都府警に捕まりそうになり そこでウサギは堅気になることを決意 極悪ウサギは極良ウサギとなったそうな。 極良ウサギは残されたかつての仲間たちが迷子にならないように サイトを立ち上げた それがうさちゃんねるである。
https://w.atwiki.jp/nobita_in_pokemon/pages/312.html
前へ 「い、今何か放送がありましたよ」 「みたいね」 町の入り口で、ミヤを追ってきたジュンサ―とジョーイは話し合っていた。 「それに『ロケット団』って言ってましたよ、サコさん」 「名前で呼ばないでちょうだい」 ジュンサーのサコはジョーイを一喝する。 「でも通報しておいたほうがいいわね」 ジュンサーはバイクを降りて無線を取り出す。 「ええと、ナイさん。ここはなんて言う町でしたっけ」 「フスリです」 ジョーイ、ナイが答えると、サコは頷いて無線を繋ぐ。 「っおわ!?」 スネ夫は駆けるジャイ子と衝突してよろける。 ジャイ子は振り向きもせずに扉へ向かった。 「おい待てよ!まだ牢屋の鍵」 スネ夫が言い終わる前に、ジャイ子は鍵を二つ投げつけてきた。 「あれ、何で二つ?」「おい、いいからとっとと開けろ!」 ジャイアンが急かすのでスネ夫は急いで牢屋に向かった。 スネ夫が去ると、のび太はあることに気づいた。 先ほど、ハクリューが倒れた衝撃で壁の扉が開いていた。 「しずかちゃん!?」 のび太は扉の向こうにある格子の中のしずかに気づいた。 スネ夫はジャイアンの牢をあけると、のび太を向く。 「のび太、ほら鍵!」 スネ夫の手から放たれた鍵がのび太にわたる。 のび太が格子の脇にある鍵穴に鍵を差し込むと、格子は音を立てて下に沈む。 「しずかちゃん!」 のび太はしずかに駆け寄る。 しずかは眠っていた。 のび太がしずかを背負って部屋に戻ると、ジャイアンが駆け抜けていった。 「ジャイ子を見つけるんだってさ」 スネ夫がのび太に話しながら近づく。 のび太は頷く。 「じゃあ僕らも後を」「待って」 背後から声を掛けられ、のび太は驚く。 しずかがのび太の背から降り、話し出す。 「話すことがあるの。のび太さん……いいえ」 しずかは一息ついて間を空ける。 「あなたはいったい誰なの?」 スネ夫は妙に緊張している自分に気づいた。 フスリの振興に侵入したとき、しずかに耳打ちされたこと。 のび太が怪しい、と。 その時いくつかの根拠も聞かされた。 スネ夫はそれを思い出していた。 (しずちゃんの言っていること、当たっているのかな) スネ夫は不思議とわくわくしていた。 「……何言ってるのさ。しずかちゃん」 のび太は笑いながら言う。 「僕は僕だよ?野比のび太だよ」 「いいえ、違うわ」 しずかは否定する。 「どうしてそう思うのさ?しずかちゃ」 「知らないのなら教えてあげるわ。 のび太さんはあたしのことを『しずかちゃん』とは呼ばないのよ」 突然、のび太の口が閉じた。 「のび太さんはあたしのことを『しずちゃん』と呼ぶの。 なのにあなたは、ポケモンセンターで会ったときからずっと『しずかちゃん』と呼んできた。 だから」「ちょ、ちょっと待ってよ」 のび太はしずかの言葉を遮る。 「まさか呼び方がおかしいからって別人だと決め付けるなんて」 「もちろんそれだけじゃないわ」 しずかは余裕を持った表情で告げる。 「のび太さんはね、ポケモンをやったことが無いのよ」 スネ夫はハッとして思い返してみる。 そういえばのび太はいつも流行のゲームを持っていない。 ポケモンもアニメや漫画でしか知らなかった。 だから早いうちにポケモンのゲームを手に入れ、のび太を羨ましがらせるのがスネ夫のいつもの遊びだった。 「それが……いったい何だって言うんだい?」 のび太は言葉を慎重に選んだ様子で聞き返す。 「じゃあきくけど。やったことの無いもので満ち溢れているところで旅するのよ。 あののび太さんが、そんなことを自分から進んですると思う? でもあなたは自分から挙手した。 旅立ちの日に」 しずかの答えに、のび太は押し黙る。 暫く沈黙。 やがて、のび太が口を開いた。 「ふふ、最初はうまくものまねできたつもりだったんだけどなぁ」 その口調は、のび太のそれとは違っていた。 そののび太がくるっと回ると、一瞬にして姿が変わる。 髪型も、体つきも、服装までもが変化した―― 「……あなたの言う通りよ」 のび太の『ものまね』をしていた少女が姿を現した。 少女のポニーテールが、遠心力から解放されてふんわりと重力に引かれる。 「ボクはユリ。みんなから『ものまね娘』って呼ばれてるの」 ユリは短く自己紹介する。 しずかはあまり反応せず、質問する。 「それで、本物ののび太さんはどこにいるの?」 ユリは首を横に振り、 「ボクは知らない。でも『ドラエモン』っていう……なんていうのかな?あれ。 とにかく『ドラエモン』が知っているはずだよ」 しずかは怪訝そうに首を傾げる。 「本当に?」 すると、ユリは軽く言う。 「本当だよ。だって、『ドラエモン』に頼まれてのび太にものまねしていたんだもの」 暫くしずかは、ユリの発言を秤に掛けているようすだったが、おもむろに駆け出す。 「いくわよ、スネ夫さん……ちょっと、スネ夫さん?」 「……え、ぁあ、痛ッ!!」 しずかは一連の出来事で既に放心状態だったスネ夫の尖がりヘアーを掴む。 「あと、ユリさんもついてきて!!」 そう言うとしずかはスネ夫を引っ張って走り出す。 ユリは意外そうな顔をしていたが、フッと笑い、後を追いかける。 「ドラえもん、ちょっと良いかな」 出木杉は手を上げてドラえもんの解説を遮る。 ドラえもんは不意をつかれ、出木杉を見る。 「なんだい?出木杉君」 出木杉は不敵に小さく笑ってから 「僕はどんなに専門用語や混合言葉が出てきても話の大体の流れを察して推測することができる。 どれほど話を複雑化しようとしても全くの無駄だよ。 だから君の考えもわかる。未来の用語を多用して話を複雑化している。 もちろん僕には問題ないことだが、正直に言うと面倒なんだ。 さっきの放送で、絶対に邪魔者がやってくるはず。いかに馬鹿な民衆も気づく。 僕には今、時間がない。どういう意味かわかるよね?」 ドラえもんは悔しげに舌打ちし、出木杉を睨む。 出木杉は蔑んだ目でドラえもんを見つめる。 「……わかったよ、出木杉君」 ドラえもんが重い口を開けると、出木杉は愉快そうに微笑む。 「それはいい考えだ。さて、今までの話でこの世界が何なのかだいたいわかった。 でも、それなら何故僕たちの親はこの世界にいない? いや、それとも現実の住人は子供だけしかいない……と言うべきか」 「……いいだろう」 ドラえもんは慎重に言葉を選び出す。 一呼吸終えると、ドラえもんは説明を始めた。 「僕はお世話ロボットとして開発された内の『質の悪い方』だった。 だから僕の道具には全てセーフティ・フォア・チルドレン、通称『SFC』が組み込まれている。 子供の安全を第一に考えた規制だよ。 僕の道具は、使っている人間が子供の場合、その子供が損しないようになるんだ。 例えば、のび太は何度も道具を使ってとんでもないことを仕出かすけど、いつも大事にはならない。 せいぜいのび太が怪我したり、道具が壊れたりするだけだ。 これらは『SFC』の影響。未来から支給される道具にも、いつも組み込まれている。 そう、あの道具にも同様に」 「…… なるほど」 出木杉は軽く頷く。 「のび太君にとって、親、もとい大人たちは邪魔な存在。 あの道具の性質上、そうなるね。 ずいぶんいろんなことがわかったよ」 出木杉の言葉をドラえもんは鼻息で返す。 「さて、ききたいことはもう」 バァン!! 突然、扉が爆発的に開かれた。 「モテ夫さん!?」 突然入ってきたジャイ子は、真っ先にそう叫んだ。 ジャイ子の目線が、床で寝そべるモテ夫に集中する。 ジャイ子は息を呑み、モテ夫に駆け寄る。 「モテ夫さん!?あぁ、モテ夫さぁ~ん!」 モテ夫を抱えると、ジャイ子は涙を流す。 「……ドラえもん」 出木杉はドラえもんに声を掛ける。 「彼女を連れて出て行ってくれ」 出木杉はジャイ子をあごで指しながら言う。 ドラえもんは驚いて言葉を返す。 「いや、僕は君を止めに」 「いいのかい?」 出木杉は小さく、しかし鋭く言葉を出した。 「さっきので、僕の力はわかっただろう? この世界ではポケモン勝負で強ければそれだけで上だからね」 ドラえもんは言い返そうとしたが、言葉を飲み込み、ジャイ子の元へ行く。 ドラえもんは泣きじゃくるジャイ子を促し、出口へ向かう。 「出木杉君……僕は必ず戻ってくるよ。君を止めに」 ジャイ子をモニター室から出すと、ドラえもんは出木杉に背を向けたまま語った。 「そう。楽しみにしてるよ。この世界の創造主と共に」 ハッとして、ドラえもんは振り返る。 「おい、まさか」「サカキ!」 出木杉が命令し、サカキがドラえもんの腕を掴む。 ドラえもんはサカキに引っ張られ、退室する。 残った出木杉はただ笑うだけだった。 ドラえもんは閉じられたモニター室の扉をじっと見つめた。 (創造主……この世界の……出木杉君、君はもう) 何度考えてもきりがないので、ドラえもんは溜め息をつく。 「ジャイ子~!!」 ジャイアンの声がきこえてきた。 その声はだんだん近づき、ジャイアンが現れる。 ジャイアンは急停止してジャイ子を見つける。 「おぉ、いたか。ジャイ……」 ジャイアンは泣いているジャイ子を見て、言葉を切る。 「ジャイア~ン」「武さ~ん」 しずかとスネ夫が到着する。 その時だった。 「サカキ、来い」 扉の向こうから出木杉の声がきこえ、サカキが動く。 サカキは扉を開け、急いで中に入った。 ドラえもんたちは口を挟む余裕も無く、それを見ていた。 やがてモニター室から爆音が聞こえてくる。 ドラえもんは恐る恐る扉を開けた。 「こ、これは……」 そこはもぬけの殻だ。 天井は開け放たれ、空にはヘリが見えた。 ロケット団のヘリが。 ヘリの中―― 「このままでよいのですか?」 サカキはこわごわと、隣席の出木杉にきく。 「何がだい?」 「あいつらです」 サカキはヘリの下の『フスリの振興』を指す。 「ああ、大丈夫だよ。気にすることは無い」 出木杉は笑みを浮かべながら言う。 「モテ夫も馬鹿な男だ。自分の成功で周りを見ていなかった。 本当はマツバも来ていなかったのに。 それに、あんないい実験をこんな小さな町を相手に行うなんて愚かだ。はは」 冷たい笑いがヘリの中で伝わる。 「さて、アカギはもう戻っている。僕らも戻るよ」 出木杉が命令すると、ヘリは前進しはじめた。 周りにも『R』の紋章をつけたヘリが集まってきていた。 ロケット団は町中にねむりごなを振りまいた。 民衆は次々と眠りに落ち、町は閑散とする。 ロケット団はその隙に、『フスリの振興』から次々と団員が雪崩れ込んできた。 よくもと言うほど大量の団員が現れる。 その中にはヒョウタの、エリカを抱えながら走る姿もあった。 ロケット団たちがヘリを浮上させ始めた頃だった。 突然地面から火が放たれる。 ガーディやウインディたちの炎。 マサコが呼んだ警察の援軍が現れたのだ。 ヘリの幾つかは燃え盛り、落下する。 それを急いで鎮火させている警察もいた。 ロケット団を捕まえ、色々聞き出そうという考えだろう。 騒々しくことが運ぶうちに、日はどんどん西へ傾いていく。 飛び立つヘリ、墜落するヘリ。 双方が夕映えにより、真っ赤に輝く時頃。 騒ぎは落ち着いてくる――と思われたが。 民衆が次々と起き上がることで、騒ぎは拡散していく。 雑音で満たされる町。 そんな空気の中、フスリの振興から九人がこっそり出てきて、民衆に塗れる。 「はあぁ~、ひどい騒ぎだった」 ポケモンセンターに入りジャイアンが落ち着いた様子で呻く。 「どうやら誤解は解かれたみたいだね。僕らを見ても何もしてこないから」 スネ夫はそう言うと胸を撫で下ろす。 「それはそうと、ドラちゃん」 しずかは話を切り出す。 「話すこと、あるんじゃないの?」 ドラえもんは言葉を詰まらせ、少し考える。 「ハヤトさん、スズナさん。ちょっとだけ席をはずしてもらえるかな」 ハヤト、スズナは少し不満げに見えたが、頷くと離れていった。 「さて、ジャイ子ちゃん」 ドラえもんが、まだモテ夫を抱えているジャイ子に声を掛ける。 「……わかってるわ。 警察のところに言って、ロケット団のことをいろいろ話してくれば」 「いや、そうじゃない。むしろ逆だよ。 警察に気づかれないように、僕らの町へ戻ってほしいんだ」 ジャイ子はきょとんとした様子でドラえもんを見る。 「あそこの町のほうが安全なんだ。 変にこの世界の人々を混乱させてはいけない」 ドラえもんの言葉をきいたジャイ子は、ゆっくりと頷くとモテ夫のポシェットを探る。 やがてボールを取り出すと、ジャイ子はポケモンセンターを出て行った。 「いったいあのボールは何だろう?」 スネ夫が密かに疑問を言う。 「空を飛べるポケモンか何かだろう。 それからユリさん。君も席をはずしてくれるかい?」 ユリが離れると、いよいよドラえもんが口を開く。 「さて、話そうか」 ドラえもんが三人と向き合う体制になる。 「君たちの顔に、すこし膨らんだホクロがあるはずなんだ。探してみて」 三人は意外なことを言われて驚くが、素直に顔を探る。 「あった」「あったわ」「お、あった」 三人ともホクロが見つかると、ドラえもんは頷く。 「それがこの世界に来る原因となったホクロだよ。 君らは現実の世界でそれをつけられたんだ」 「つけられたって、誰に?」 しずかが質問する。 「のび太君だよ」 ドラえもんはこともなげに言う。 三人が息を呑むのを見て、さらに話を進める。 「そのホクロの効果は『つけられたものに道具の効果を及ぼす』こと。 その道具とは、『見たい夢の世界に入り、体験することができる』道具なんだ。 のび太君はその道具を使い、ポケモンの世界に入り込む夢を見ている」 「ちょ、ちょっとまって」 スネ夫は口を挟む。 「それなら現実世界ののび太が目覚めれば僕らは元に戻るんじゃ」 「いいや。この道具は、夢の世界は現実世界と時間の流れが違うんだ。 現実世界ののび太はまだ寝ている。どれくらい寝たのかこっちから検討もつかない。 それにこの道具自体、よくわからないんだ」 「どういうこと?」 しずかはきく。 「それはドラちゃんの道具なんでしょ?ならどうして」 「違うんだ。僕の道具じゃ無い。未来から送られてきたんだ。 相手はわからなかった。それに僕が未来デパートに交渉している間、のび太が持ち出してしまったんだ。 のび太は恐らく……ジャイアンの家にいったんじゃないかな。 その時にジャイ子ちゃんと出会い、ポケモンのゲームを持っている人を探したんだ」 「で、でも俺はまだ新作買ってなかったぞ」 ジャイアンが意見を述べる。 「そうなのか。ならジャイ子はそう言ったんだ。 それで落ち込むのび太を見て、ジャイ子はモテ夫君のことを提案したんだ。 モテ夫君は新作を持っていたんだろう。 だからのび太は彼の家に向かったんだ」 ドラえもんは一息つく。 「僕がもっと早く未来から帰っていれば。 ついセワシ君やドラミのところで無駄話をしていたばっかりに……く~!!」 「ドラちゃん、落ち着いて!」 しずかは暴れだすドラえもんを抑える。 「まだ話の途中よ!」 「……ハッそうだった。 僕が戻ってきたとき、のび太は僕に計画を話した」 「ポケモンの夢を見て、その中で遊ぶって。 僕は不安だったけど……のび太君が楽しそうに話すものだからつい賛同しちゃった。 眠りに落ちてみると、しばらくしてのび太が僕を起こす。 その時、外はまだ暗かった。 のび太は外のポケモンを見て恐怖を感じたんだ。 僕は仕方なく『タンマウォッチ』を使い、時間を止めた。 外の様子を見に行くと、なんとまあリアルなポケモンの恐ろしいこと。 僕らは機械のあるモテ夫の家に向かうんだ。 そして機械を調べた。でもどうしても機械が止まらない。 やむなくモテ夫を動けるようにして、三人で話し合った。 そして機械を起動したモテ夫が十分に楽しめばいいと気づいた。 そして、こんどは僕とのび太。 僕らは兎に角この事件をうやむやにしたかった。 だからタイムテレビに記録を残すことにしたんだ。 僕らが世界の変化に驚いている様子をね。 でもね、のび太君は演技が下手だった。 だからポケモンの世界にいるはずの『ものまね娘』を探した。 そしてのび太のものまねをしてもらうことにした。 のび太はモテ夫を見張ってもらった。 そうして、タイムテレビに記録すると、君たちの前に現れた。 僕はその後すぐにのび太の所へ戻っていくつもりだった。 そしたらなんだ!?突然アカギとかいう男が現れた。 あんなもんきいていなかった僕はモテ夫の家に向かった。 でももういなかった。のび太君も一緒に。 僕は仕方なく、出木杉君が提唱したように、みんなを旅に行かせることを決めた。 ユリさんにはのび太のものまねをしたまま。いつばれるかわからなかったから」 ドラえもんは急にすまなそうな顔になる。 「ごめんねみんな。こんな危険な旅に」 「もういいんだドラえもん、そんなこと」 ジャイアンが強気で言う。 「俺たちはもうそんなこと気にしちゃいないぜ!」 ドラえもんはハッと顔をあげる。 スネ夫もしずかも、ジャイアンと同じように頷いてくれた。 「さあ、続きを話してくれよ」 スネ夫が急かす。 「うん。 君らが旅立った後、何日か立つと、出木杉から連絡があった。 君らと同じように旅に出たいって。 僕は最初面と向かってことわった。でもあいつは諦めなかった。 ある日、あいつはタイムテレビを見て、ユリさんのものまねに気づいた。 僕は出木杉にその弱みを握られた。 また何日かして、僕は出木杉と共に旅立った。 ついでに暴走しているモテ夫君を止めようと。 そして今に至るんだ。 出木杉はモテ夫を倒し、ロケット団を率いた。 あの様子。どうやらロケット団と密に連絡を取っていたらしい。 どこで出会ったのかしらないけど、今の脅威は出木杉に変わったんだ。 恐らく、モテ夫を満足させても、元の世界に戻れない。 機械の故障かどうかわからないけど……別の方法で道具を止めるしかない」 ドラえもんは口を閉じる。 注釈1:作者いわく、作品のモチーフは「のび太の夢幻三剣士」 注釈2:『夢の世界に入り込む道具』の補足説明(道具の説明書より抜粋) (映画等と若干違う点に注意) 夢の世界で眠っても元の世界に戻らない 夢の世界に物語は無く、道具を起動した人物が十分に満足する 「別の方法で、道具を止める。それしかない……か」 スネ夫は小さく呟くと、顔を上げる。 「ドラえもん。どうすればいいか、予想はついていないのかい?」 すると、ドラえもんは意外にも首を縦に振る。 「予想の範囲内だけど……あることにはあるんだ。 モテ夫君が……もしモテ夫君がこの道具を起動したなら、彼はこの世界の主人公のはず。 なのに彼はロケット団に加わり、完全な悪の立場にいた。 そして出木杉君にあっさりと負けてしまった。 ……そこから考えられることは一つ。 この夢の主人公。つまり道具を起動した人物は、モテ夫君以外の人物。 色々考えたけど、それができるのはただ一人。 のび太君が起動したんだ。そしてこの世界の主人公になった」 「でも」 しずかは口を挟む。 「のび太さんは今、行方不明。モテ夫さんの家から消えたってさっき」 「うん、そうなんだ」 ドラえもんは簡単に頷く。 「だから、モテ夫君が知ってるは……ん!?」 今更ながら、ドラえもんは自分のミスに気づいた。 「あ、アァ―!! モテ夫君たちを帰らせちゃったあぁ!!」 ドラえもんはそう叫ぶとセンターの外へ飛び出す。 残された三人は顔を見合わせ、ドラえもんの後を追った。 外にはがっくりと膝をつくドラえもんがいた。 「お、おいどうしたんだよ?ドラえもん」 ジャイアンが声を掛ける。 「……ごめん、遅かった。 モテ夫君たち、もう帰っちゃったみたい」 ドラえもんは小さく答えた。 しずかが慰めようとドラえもんに手を掛けるが、ドラえもんは急に立ち上がる。 「あぁ、僕はみんなをこんなひどいめにあわせておいて!! また僕が忘れていたせいで、みんなが困った!! もうだめだ。こうなったら僕は頭を叩き割って死んで償うしか……ああ!!ポケットがない!! はぁ~どうしようどうしよう」 「落ち着いて!ドラちゃん!!」 しずかは慌てて声を掛けるが、ドラ声の絶叫は止まらない。 そろそろ公害と化してきたところで、ある人物が近寄ってくる。 「あなたたち!」 その場の四人はきょとんとしてその人物を見る。 ジュンサーのサコだ。 「あなたたち、フスリの振興から出てきたわよね?」 すると、いち早くスネ夫は前に出る。 「ええ、でも僕たちは決してロケット団の仲間ではなくそいつらを」 「ご協力ありがとうございます!」 サコはスネ夫の高速言い訳を無視して敬礼する。 サコは、ドラえもんたちがロケット団を倒したと気づいてお礼を言いにきたのだ。 十分に礼を言い、サコが帰ると、しずかがドラえもんに声を掛ける。 「ドラちゃん。みんな困ったとか、思っているかも知れないけど、ドラちゃんの説明は役に立ったわ。 それにさっきのジュンサーさんのように、感謝している人もいる。 ドラちゃんもちゃんと、みんなに感謝されてるのよ」 ドラえもんが涙を流してしずかに「ありがとうありがとう」と言っている。 そんな所に、再びサコは現れた。 「言い忘れてたわ。そこの少年」 サコはまっすぐジャイアンを示す。 「へ?俺?」 「そう。ちょっとわたしたちの所へ来てくれる?」 途端に場の雰囲気が変わる。 「じゃ、ジャイアン何かしたの?」 スネ夫が恐る恐るきく。 「お、俺は何にもしてねえぞ!いやホントに」 「参考までに話を聞くだけよ。さあ速く」 サコに先導され、ジャイアンは連れて行かれた。 ジャイアンは最後まで仲間たちに言い続けた。 「なあ、俺はホントに何もしてないって!! 問題ないから!明日には戻ってくるぜ!!ホントだぜ!!」 「待ってるよ~ジャイアン!」(あ~あ、ついにやりやがったなあのゴリラ) スネ夫は内心ほくそ笑んでいた。 その後、ドラえもんたちは センター内にいた三人にジャイアンのことだけを話し、宿舎に入る。 センター内は負傷者で混み合っていたため、みんなは部屋に入るとホッとして眠った。 夜中――ジャイアンは交番から出てきた。 「勘違いしていたみたい。本当に悪かったわ。 早くセンターに帰りなさいよ!」 サコが声を掛けると、ジャイアンは手を振って応える。 「じゃあな!サコさん!」 ジャイアンは取調べの最中、サコの名前を聞き出していた。 「こら、名前でよばないでちょうだい」 サコは一喝すると交番の奥に入っていく。 「っあ~あ、終わった~」 ジャイアンは眠たそうに背筋を伸ばす。 「さ~て、とっとと帰ってとっとと寝て……ん?」 ジャイアンは前方から歩いてくる人物と目が合った。 その人物もジャイアンに気づく。 「ジャイ子!?」「お兄ちゃん!?」 二人はそう言うと、気まずそうに顔を逸らす。 「……あ、アタシ、警察に出頭することにしたの」 ジャイ子は重い口を開けて言う。 「……そうか」 ジャイアンはそう言ったあと、言葉を探すように目線を上に上げる。 「モテ夫はどうしたんだ?」 「ポケモンを使って帰ってもらったわ。 ……それよりお兄ちゃん。勝手にモンスターボールの中見ちゃったんだけど ……あのテッカニン捕まえたんだね」 ジャイアンは不意を突かれたが、「ああ、『あなをほる』覚えているあいつか」と答える。 「あれね、実はアタシのポケモンなの。 この町まで来るのにどうしても必要で、ツチニンに技マシン使ってそのまま進化させたの」 しばらく、ジャイアンが返答に困っていると、ジャイ子が近寄ってくる。 「あのテッカニンをアタシだと思って、大切にしてね……」 ジャイ子はそう告げると、交番へ走っていった。 ジャイアンには、走り去る背中がとても寂しそうに思えた。 「……一人にはさせねえよ。ジャイ子」 ジャイアンはそう声に出して誓うと、夜の闇に消えた。 モテ夫は『のび太たちの町』に帰ってきた。 ポケモンをしまうと、まずのび太の家に入る。 この町は初めのうち暫く観察していたから、モテ夫は知っていた。 のび太の家に、町を取り仕切る人物が集まっていることを。 モテ夫はやや緊張気味に、のび太の家の玄関を叩く。 中から一人の人物が出迎えてきた。 「ああ、モテ夫さん」 「や、やあ義雄君」 モテ夫は少しぎこちなくその人物の名を呼ぶ。 「……よく僕の名前がわかりましたね。話したことありましたっけ?」 モテ夫は一瞬ドキっとする。 名前を知ったのはもちろん、監視していたからだ。 でも、それを言うわけにはいかない。 「あ、ああ。たまたまね」 義雄は少し首を傾げ、中に案内する。 モテ夫は導かれて、のび太の部屋に入る。 ズル木、金尾が待っていた。 「よく来ました」「待ってましたよ」 唐突にそう言われてモテ夫は怪訝そうな顔つきになる。 「待っていた?どういうことだ」 すると、突然義雄が戸をピシャリと閉める。 「僕らは出木杉さんに頼まれたんです。 『モテ夫が必ずこの町へ戻ってくる。そいつを逃がすな。始末しろ』とね」 静かに語る義雄の手に、金属バットが握られる。 モテ夫は息を呑み、ズル木、金尾にも顔を向ける。 二人ともすえた顔つきで、手に〔どこから持ってきたのやら〕金棒とムチが握られている。 モテ夫が危機を察したときにはもう、遅かった。 「や、やめろ……やめろよお前ら。なあぁ、やめ、や――やめろおオォオ゛オォぉお゛ぉぁぁあ゛!!!……」 モテ夫の断末魔の叫びが、町中にこだまする。 ギンガ団アジト。 今ここにはモテ夫のおかげでロケット団も数人集まっている―― 「入って来い」 アカギは扉のノックを聞きつけ、声を掛ける。 入ってきたのは、マツバだ。 どうやらフスリにはいかず、ギンガ団のアジトにいたらしい。 「サカキ幹部から連絡がありました。 モテ夫元首領が倒されたそうです」 「倒された?誰にだ?」 アカギは不審そうにきく。 「出木杉英才、という名の少年です」 「出木杉……いったい何者だ?」 「はい、どうやらサカキ幹部が密に連絡を取り合っていた人物だそうで。 サカキ幹部の話によると、ロケット団を継ぐのにもっとも相応しい人物だそうです」 アカギはしばらく黙り込んだが、やがてマツバに声を掛ける。 「わかった。もう下がっていい」 マツバが一礼して退室すると、アカギは微かに笑った。 「ふん、あのガキめ。自滅したか。くくく」 再びノック音が響き、アカギは声を出す。 「入って来い」 入ってきたのは、マーズだ。 「失礼します。お呼ばれがあったので参りました」 「ああ、そうだった。今日か」アカギはそういうと、制服に手を掛ける。 「ベッドは、こっちだよ」 アカギに案内されて、マーズは軽やかに向かう…… やるべきことを終えたマーズは、アカギの部屋を出て扉にもたれ掛かる。 マーズはアカギの側近だった。 アカギの苦しみを身にしみるほど良くわかっていた。 ギンガ団の首領だったアカギがどれほど悔恨の念を持っているか―― 何日か経った。 空が新たな旅立ちを祝うように晴れ渡る早朝―― ドラえもんは小型の携帯のような機械を取り出し、ジャイアン、スネ夫、しずか、そしてユリにも渡した。 「ポケギアだよ。トレーナー同士で連絡が取れる。 この前のジュンサーさんがお礼に渡してくれたんだ。 僕はこれからみんなの町に戻る。 モテ夫君にのび太君のことをきいたら連絡を入れるよ。 それ以外にも、使う必要があったらどんどん使ってくれ」 ドラえもんはそう言うと、モンスターボールを取り出す。 「歩くのは辛いからね。ゲットしておいたんだ」 ボールからはキャモメが繰り出された。 ドラえもんはキャモメの足にしがみ付くと、みんなに別れを告げる。 「じゃあね。みんな。頑張って」 ドラえもんは飛び去っていく。 残されたのは六人。 みんなドラえもんと話し合って、一つ物事を決めていた。 『とにかく今はこのジム巡りを終わらせること。 そうすればきっと何か変わるはずだから』 「……じゃ、俺は行くぜ」 まずジャイアンが先陣を切り、スズナがその後をついていく。 「それじゃ、あたしも」 後に続いてしずか。 「僕も」 そして、スネ夫も。 「じゃあ、ボクたちも行こうか。ね?ハヤト」 「ひ、引っ付くな馬鹿!」 ハヤトはユリの手を払って進んでいく。 どうやらまだこの変化に慣れていないようだ。 ジャイアン メンバー 【ココドラ】(マスターボールでゲット、目で語る、割と素直) 【テッカニン】(元はジャイ子のポケモン) 【リオル】(収集癖があり、ジムリーダーのスモモと関係がある) 今までの道のり のび太の町→工場(ココドラゲット・スズナ同行)→ナタネの町(テッカニンゲット) →スモモ戦(リオルゲット)→フスリ直前(鋼同盟からメールをもらう)→フスリ(謎の夢) その他 ポケモンはルビー・サファイアまで経験済み スズナ(ユキカブリ二体所持、その他不明)が同行 スネ夫 メンバー 【ムウマ】(マスターボールでゲット、いたずら好き) 【チルット】(一旦逃がされそうになるが残る) 【ドガース】(どっかの町のゴミ捨て場でゲット) 【ポチエナ】(どろぼうが得意) 今までの道のり のび太の町(ムウマゲット)→トウキの町(スバメとチルットゲット、スバメ逃がす) →マツバの町(ドガース既にゲット、ポチエナゲット)→フスリ その他 ポケモンはダイアモンド・パールまで経験済み ムウマはトレーナーと意識を通わせられる。 しずか メンバー 【ナゾノクサ】(マスターボールでゲット、目で語る、素直じゃない) 【クチート】(いつの間にかゲット) 【???】(『フスリの振興』内の研究室で持ったボールの中のポケモン) 今までの道のり のび太の町→裏山(ナゾノクサゲット)→タケシの町→テッセンの町(鋼同盟からメールをもらう) →フスリ(クチート既にゲット、???ゲット) その他 こっそりポケモンはダイアモンド・パールまで経験済み ユリ メンバー 【ハスブレロ】(マスターボールでたまたまゲット、マチスの町で進化) 【ドンメル】(ハヤトのエアームド対策のためゲットしたポケモン) 今までの道のり どこかの町からドラえもんに連れて来られる→のび太の町(ここでものまね) →学校(ハスボーゲット)→ハヤトの町(ドンメルゲット、ハヤト同行) →マチスの町(ハスブレロ進化、SOSのメール)→フスリ(ものまねばれる) その他 ポケモン図鑑などは持っているが、実践経験はあまりない (ハヤト戦でやけに図鑑の説明やわざの効果を気にしていたのはこのため) ハヤト(エアームド・ズバット・ムックル所持)が同行 次へ
https://w.atwiki.jp/hostchan/pages/14.html
♡ドラマ 私のホストちゃん〜しちにんのホスト〜 【あらすじ】 歌舞伎町で注目を集めるホストクラブ、「club vanilla」。元伝説のホストである甘王がオーナーを勤めるこの店には、他のホストクラブにはないある過酷なルールがあった。ホスト達の熾烈な順位争いに半年間密着するというドキュメンタリー風ドラマ。 【登場人物 - 演者】 一之瀬隼人 - 五十嵐麻朝 白石咲夜 - 平田裕一郎 早乙女蓮 - 塩川渉 翔 - 鶏冠井孝介 龍我 - 長濱慎 圓城葵 - 向山毅 鳳条夕妃 - 廣瀬智紀 ヒロ - 町田弘器 甘王 - 緒方雅史(オキャディー) 七瀬楓 - 工藤貴丈(ゲームのみ) HARUKA - 井深克彦(ゲームのみ) ※メインキャストのみ、ゲスト省略 【番組テーマソング】 ブギウギナイト(girl next door) 原案は2011年10月1日~2013年4月30日まで配信されていたアメーバモバイル内のゲーム「私のホストちゃん~club vanilla編~」。ゲーム内でのランキングがそのままドラマの内容に影響する、独自のシステムで放送された。 歌舞伎町カラオケ大会観覧やニコファーレでのファンミーティング、ZeppTokyoでの最終回公開収録など視聴者参加型のイベントも行われた。 放送中にはvanillaメンバー歌唱の「愛をナメんなよ!」CDも発売された。なお、ドラマ本編はメディア化されておらず、「甘王伝説」にダイジェスト内容が収録されている。 vanillaメンバーが出演する関連シリーズに以下がある。ガールズトーク ~十人のシスターたち~ 甘王の共感スクール 【関連記事】 ORICON NEWS放送作家・鈴木おさむがドラマ初演出 “ホスト体験”携帯ゲームをドラマ化:https //www.oricon.co.jp/news/2001612/ girl next door、新曲が「私のホストちゃん」主題歌に決定:https //www.oricon.co.jp/news/2002413/ ドラマ『私のホストちゃん』に実在の人気ホストが出演! 観覧型カラオケ大会開催:https //www.oricon.co.jp/news/2004173/ 『“ドラマ”私のホストちゃん』初のファンミーティングを開催:https //www.oricon.co.jp/news/2005518/ ゲーム・テレビを飛び出し『私のホストちゃん』初のファンミーティングで1000人と握手: https //www.oricon.co.jp/news/2005739/ ドラマ『私のホストちゃん』最終回はZepp Tokyoで公開収録:https //www.oricon.co.jp/news/2008328/ しちにんのホスト ドラマ
https://w.atwiki.jp/cosmicbreak/pages/2198.html
ラズちゃん 画像 ラズちゃん ラズちゃん(応援団) 機体説明 2010/8/12アップデートで実装されたS補ジアスロボ。 BDメインの投げキッスは味方に直接当てるタイプで、当たった味方の被ダメを軽減(※)する効果を持つ。 (※およそ3割程。内蔵強化でも時間・効果は変化しない。) サポート点は一発74(重複で4) 2010/10/14アップデートにてHP回復効果が追加された。 BDサブは4秒ほど時間を掛けて魔法陣を敷く。魔法陣の上に乗るとロングレンジの効果を得る。 ビットには効果がない。 当初は魔法陣では一切スコアが入らなかったが、2010/8/12アップデートにてサポート点が入るようになった。 サポート点は70 LGサブは転ぶだけ。飛んで地面についてしばらくするまで無敵。 サブ武器を持たせてると連携で暴発する危険あり。 破損する部位がHDしかなく、また非常に大きいため壊れやすい。 武器は1個だけ持てる ※ACと武器以外はカスタマイズできません。 ログインキャンペーンにて応援団仕様が実装された CV: STATUS ※手持ち武器を外した状態で記述 名前 TYPE SIZE HP COST Capacity STR TEC WLK FLY TGH ロボ価格 購入条件 ラズちゃん 補 S 240 480 500 10 9 14 10 9 [LC]チャレンジキューブ ラズちゃん(応援団) 補 S 240 480 500 10 9 14 10 9 ログインキャンペーン 構成 ※SHOPで販売されている場合、セットで付いてくる手持ち武器は下に記述 ラズちゃん パーツ名 アイコン Size Type Cost HP Str Tec Wlk Fly Tgh 備考 ビームビット らずBD S 補 385 185 8 6 10 7 7 武器ジョイント有りMAIN:KISSSUB:MAGICALCIRCLE らずLG S 補 40 25 1 1 3 BD固定SUB:TUMBLE デモンBS S 補 30 20 1 3 BD固定 らずHD S 補 25 10 1 1 1 2 BD固定パーツ ラズちゃん(応援団) パーツ名 アイコン Size Type Cost HP Str Tec Wlk Fly Tgh 備考 ビームビット らずBD11 S 補 385 185 8 6 10 7 7 武器ジョイント有りMAIN:KISSSUB:MAGICALCIRCLE らずLG5 S 補 40 25 1 1 3 BD固定SUB:TUMBLE デモンBS2 S 補 30 20 1 3 BD固定 らずHD S 補 25 10 1 1 1 2 BD固定 パーツ名 アイコン Size Type Cost HP Str Tec Wlk Fly Tgh 備考 エールハチマキ ALL 1 必要経験値 LV1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 210 420 840 1470 2310 3150 8400 12600 21000 33600 カートリッジ ※上から順に。 名前 コスト 備考 キャパシティアップ+70 25 HP+10、6枚 内蔵武器の強化 30 2枚 内蔵武器の強化 40 1枚、Lv6 内蔵武器の強化 50 1枚、Lv9 シェルガード 20 ソードガード 30 ブラストガード 30 ビームガード 30 バンプアブソーバー 10 Lv6 レイジングワンダー 20 タフランナー 20 ブーストランニング 20 スウェー 20 スタンリゲイン 30 ステルスシステム 40 Lv9 レビュー・コメント ↑&↑↑ なんだいその羨ましい嘆きは… 俺は3連続普通のラズちゃんだったから運の問題だと思うが -- (名無しさん) 2011-02-02 16 13 10 最近なんだかんだでちょくちょく見かける気がする 無チューンや育成不十分なのは論外だけど、30戦に一人いると結構嬉しかったりしないこともない。でも2人はいらない やはり15秒持続の魔法陣効果は大きいね -- (名無しさん) 2011-02-10 20 55 42 ところで魔方陣多数の人が踏むといつもよりかなり早く消える気がするんだが気のせいだろうか。 あとチューンしてもHP少ないわスロット少ないわキャパ少ないわ射程微妙だわで砲列~空のテリトリーがキスの限界な気がする。 まぁ、襲われそうな砲にキスしてダメージ若干軽減してみたりはしちゃ居るんだが…。 魔方陣はこれで問題ないのでキスと機体性能見直してくれェ…orz -- (名無しさん) 2011-02-10 21 38 41 ん、魔法陣の効果が15秒持続ってだけで 魔法陣効果は5人にしか与えられんから多数の人が乗ったらそりゃ早く消えるよ -- (名無しさん) 2011-02-10 21 42 15 こいつ意外と使えるぞ 魔方陣にはシェルサプライ+ロングレンジが付いてるから 魔方陣展開→魔方陣効果で弾回復 これでずっと使える ただHPが低い所が・・・ -- (新人) 2011-07-30 22 22 33 LGのサブが高い所からやると痛そう 魔方陣にロングレンジが付いてるからレーザーつけてたら・・・ -- (新人) 2011-07-31 11 07 47 ▲2 同じことをやるならソアラちゃん、リリちゃんの方が強い つまりどこまでも無課金ちび補レベルの性能しかない レーザーに関しては想像で言うな、出直して来いと -- (名無しさん) 2011-07-31 13 18 55 ぱっと見て書いてないっぽいから補足 LGはただ転ぶだけじゃなくて極稀に「転ぶ+魔方陣発動」になる 弾数無限かつ踊るより発生早いけど滅多に出ないので封印安定 既出だったらゴメン -- (名無しさん) 2011-09-16 09 41 37 KISSのサポ点は1回で4 効果時間中に味方が攻撃を受けるとサポ点が追加される 当てるだけで74もサポ点入ってたらもっとチビ補増えてるわな -- (名無しさん) 2012-04-10 22 16 11 スウェー強化でそれなりに待遇が良くなった -- (名無しさん) 2013-04-20 16 49 58 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/onpuch/pages/26.html
おんぷちゃんねる (Onpu Channel) は、画像・動画・音声ファイルのアップロードに特化した鉄道趣味系掲示板。略称は「おんぷ」「♪ch」「♪」など。 概要 2001年に開設された「おんぷちゃんねる」は鉄道・おジャ魔女どれみ(アニメ)・かちゅ~しゃ(2ちゃんねる専用ブラウザ)の3本柱によって運営されていたが、2002年に起きた管理運営上のトラブルにより、紆余曲折の末、おジャ魔女どれみ系の「どれみちゃんねる」、かちゅ~しゃ系の「新・かちゅ~しゃ板」、鉄道系の「TetsuBBS」の3つに分割。その後「TetsuBBS」は「新おんぷちゃんねる」を経て「おんぷちゃんねる」の名称が復活した。 2007年12月末、創設以来の管理者[1]が「利用者との深刻な対立および鬱病」のために正式に辞任し、画像系掲示板の管理権限を現管理者に移譲した。現管理者は画像系掲示板のサーバーの所有者で維持管理を行っており、前管理者辞任の半年ほど前から実質的に掲示板を管理していた。また、前管理者の直接管理下にあった画像系掲示板以外のコンテンツは2008年3月末をもって閉鎖された。 現管理者の管理下となってからは、71項目にも及ぶ投稿規程等を細かく記載した「ルールブック」を全廃し、大幅に簡略化された投稿規程を新たに定めた。これにより管理方針が大幅に変更された。また、掲示板の背景色も変更され、同一スレッドに複数の画像を投稿することが可能になった。 掲示板一覧 鉄道画像系掲示板 鉄道画像掲示板(ageタイプ/sageタイプ) 鉄道動画掲示板(ageタイプ/sageタイプ) 鉄道の音掲示板(ageタイプ/sageタイプ) 鉄道掲示板(ageタイプ/sageタイプ) 年表 2001年7月11日 - 「かちゅ~しゃ板」が開設される[2]。 2001年8月 - 8月 危機(2ちゃんねる閉鎖騒動)の避難先として「仮鉄道板」、避難先ではない独立板として「どれみ板」が開設される。 2001年秋 - 8月 危機終息に伴い「仮鉄道板」を「鉄道板」と改称、同時に「鉄道画像板」を新設、サイトの統一名称を「おんぷちゃんねる」とする。 2002年10月 - 「おんぷちゃんねる」とは別に鉄道専門掲示板サイト「中山道本線」が開設される。 2003年頃 - 紆余曲折を経ておジャ魔女どれみ系は「どれみちゃんねる」、かちゅ~しゃ板は「新・かちゅ~しゃ板」、鉄道系は「中山道本線」と統合して「TetsuBBS」の3つに分割される。この時点で「おんぷちゃんねる」という名称は一旦消滅。 2004年5月1日 - 「TetsuBBS」のドメイン名をonpuch.co.ukに変更、同時にサイト名を「新おんぷちゃんねる」と改称。 2006年7月11日 - サイト名を「おんぷちゃんねる」と改称、旧称が復活する。同時に「鉄道萌えお絵かき板」が新設される。 2007年12月22日 - 創設以来の管理者が12月末をもって辞任、画像掲示板における管理権限を現管理者へ移譲することを発表。 2008年1月1日 - 現管理者が画像系掲示板の管理者に就任。 2008年4月1日 - 前管理者の直接管理下にあった全てのコンテンツを閉鎖。鉄道画像系掲示板が唯一のコンテンツとなる。 2009年12月22日 - ドメインをrail-uploader.khz-net.comに変更。 2011年7月11日 - 開設10周年を迎える。 2018年3月31日 - 閉鎖。 掲示板の傾向 「サンパチくん」こと113系3800番台 鉄道画像系掲示板はスクリプトを呼び出す際の引数によって、静止画像のみの「鉄道画像掲示板」、動画のみの「鉄道動画掲示板」、音声のみの「鉄道の音掲示板」、およびすべてを一覧できる「鉄道掲示板」に分けられている。いわゆるスレッドタイプの掲示板であり、画像等を見た者がさらにコメント(レス)をつけてゆくことができる。従来はコメント投稿の際に画像や動画、音声等のデータを添付することはできなかったが、2008年6月からレス投稿にも画像などを添付できるようになっている。 投稿される画像・動画等は、鉄道車両や駅舎を撮った画像から鉄道設備、乗車券や駅弁の画像、ウソ電など多岐に亘る。掲示板の傾向として、鉄道系の話題から鉄道以外の話題に外れる、または鉄道会社の施策やサービスから単なる批判合戦と化すことがよく見られる[3]。これに関して管理者は「sage進行の推奨」を掲げているがあまり守られておらず、投稿者の意図に関わらずスレッドごと削除されてしまうことが多い。 また、掲示板の特徴ある現象としては「日付支援」がある。たとえば2月1日なら201系、というように日付にこじつけた車両の画像が多数投稿される現象である。こちらもまたマンネリであるということに加え、必ずしも良質とは言えない画像が「支援」の名の下に多数投稿されること[4]に対しての批判もたびたび起こるが、おんぷちゃんねるは創設当時より必ずしも良質とは言えない画像の投稿にも寛大であり[5]、現管理者の「掲示板なんて投稿が有ってナンボ」という運営方針もあって、その批判は受け入れられていない。2008年6月のスクリプト変更により、支援画像が同一スレッドにまとまることが多くなっている。 脚注 [1]ただし、途中に管理者から退いていた期間がある。 [2]かつて「おんぷちゃんねる公式の誕生日」とされていたが、現在のおんぷちゃんねるでは誕生日に関する言及がない。 [3]更に言うと、批判される鉄道会社や批判の対象になるものも定型化しており、何度も同じ話題で論争が繰り返されることもある。 [4]人気のある形式が支援対象となると「失敗作ですが~」「ピンボケですが~」という投稿者コメントがつくことが多い。 [5]一部の利用者は、あくまでも良質な画像のみを載せるよう長年に渡って主張しており、前管理者と深刻な対立を引き起こしていた。