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100 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/09(金) 20 46 36 ID ??? 名前のエピソードに便乗するが、NWで日本人でミサ(女)ってPCを作った困ったちゃんが ロシア人でミーシャ(男)ってPCをつくった被害者に名前が紛らわしいから変えろって イチャモンつけてGMにたしなめられたら、セッション中にミーシャをPKしようとして 返り討ちにあってムギャーオした。 オリハルコンの短剣を持った転生者に魔法特化系でPKを仕掛けるのは自殺行為だって わかりきってるのにそんなに似た名前がいやだったのかね。 103 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/09(金) 20 54 21 ID ??? NWやったことないんで誰かオリハルコンの短剣と転生者についてkwskおねがい。 104 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/09(金) 20 55 30 ID ??? 103 転生者ってのは遺産というちょっと強い武器を最初にもらえる オリハルコンの短剣はそれ。 効果はわすれた 105 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/09(金) 20 56 03 ID ??? 専門スレで聞けよボクちゃん 107 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/05/09(金) 21 01 53 ID ??? 105 こんなの来られても迷惑。 オリハルコンの短剣の効果は持ってると魔法が効かなくなる。 だから喧嘩売るわけ無い。 100は創作。 スレ175
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昨日、今日、そして明日は臨時休業だ。全てのお客様にそう知らせておいた。 …二人を除いて。 『うまくいった?』 「はい…」 『やったね!バカだね、そいつ』 「…でもまだ、成功したわけじゃない…」 『…明日、だね。明日…やり遂げよう』 「…怖い…」 私は怖かった。電話越しだったからいくらでも知らない男性の相手をできたのだ。 『大丈夫…私と天使ちゃんなら、できるよ』 その自信はどこからくるんだろう。 『だって…親友でしょ?』 そう…天使とお姉ちゃんは親友に昇格していた。 日常では実の姉、電話の上ではただの客。 ちょっとした私の気まぐれではじまった、中身のない風俗嬢とお姉ちゃんは親しくなっていった。 いつしか、本当に友達になっていた。 私の気まぐれから始まったこの事件、気まぐれで築き上げた友情に私は頼った。 「本当にありがとう…えっと…」 『唯、でいいよ!私の名前は、平沢唯!』 見ず知らずの怪しい相手なのに。名前まで教えちゃうなんて。 電話を切る。 ありがとう、お姉ちゃん。…いや、唯。 これから、明日最重要な契約をかわす。 …女性No.2。臨時休業を教えていないのは、唯ともう一人。そう、同じ桜高生の。 「もしもし…」 『も、もしもし…て、天使さんですか』 「そうです」 『ど、どうしたんですか?そっちから電話だなんて』 「…あなたにお願いがあります」 『お、お願い…?なんですか』 「あなた、桜高生ですよね」 『え!?な、なななんで知って…』 「…あなたが私の店の会員だとは誰にも言いません。でも、桜高生のあなたにお願いがあります」 『…な、なんですか…』 「明日、会議室に行ってください…お願いします」 『…え?』 「あなたを危険な目に遭わすつもりではありません」 『……??』 「時間は…」 翌日。私は三時限の授業には出ず、会議室へ向かった。 会議室には案の定誰もいない。会議室には掃除用具入れがあって、そこにあるモップやほうきを別の場所に移す。 そこに人一人は入れるくらいのスペースが出来上がる。 私はそこに入り、扉をしめた。 私は電話を取り出し、かける。相手はもちろん… 「もしもし、唯…?準備できた」 『おおー、じゃ直ぐに行くね!』 ガラガラ。 会議室のドアが開く。 そこには……ヘアピンをせず、髪を後ろに縛ったお姉ちゃんがいた。 そう、お姉ちゃんにはこれから私の役を演じてもらうのだ。 「…私、平沢憂のクラスなんです」 『え、憂の?』 「はい…彼女のクラスで教師に恥をかかせました。だから、彼女のクラスの人が危険な目に…」 『憂もあずにゃんも純ちゃんまで居るじゃん…』 『そうだ』 『私憂になるよ』 「え…?」 『憂になって、そいつに会う。姉妹だからそっくりなんだよー』 「な、何言って…あなたが危ない目に遭うよ」 『私が代わりにあう。でも、その力で…私を守ってくれる?』 「……いったい、どういう…」 『うふふ。いいこと思いついたよ』 四時限のチャイムが鳴る。いよいよ、やつが来る。 「信じてるよ、天使ちゃん」 「…うん…」 まもなく、ドアが開いた。 やつだ。風貌は以前とはちがい、やつれていた。だがかつてのここの数学教師その人だった。 「…おまえが…」 「そう。私が超能力で相手の性感を煽ることができるんだ」 唯がやつと会話する。私は固唾を飲んで見守る。 やつは手持ちの鞄から何やら紙を取り出した。 …生徒名簿だ。多分、うちのクラスだ。 「平沢…うい、か。確かにあのクラスの生徒だな」 「なに疑ってんの?」 「ふふ…」 四時限が始まり、五分が過ぎた。息をあらげて、やつが唯に近づく。 私はやつが力が抜ける程度の快感を与える。 「うっ…」 …そして。同時に、唯にも快感を与えた。 「ひゃっ…」 力加減が難しい。何より二人の性感体を同時に撫でるなんて、かなりの精神力が必要だった。 唯には、できるだけ濡れてもらう。 やつには、いかない程度に興奮させる。 「うっ…くっ、おまえ……何がしたいんだ、ふっ…」 「はぁ、はぁ…んん、さぁ、ね…?」 唯は約束通り、制服のタイを外し制服を乱れさせる。タイツも破く。 唯もやつも頬が赤く染まっていて、どちらも息が荒く。 やつが唯に近づくたびに、やつには一瞬だけ膝をくじくくらい快楽を与える。 唯には触れさせない。 ――――ガラガラ。 会議室の扉が開く。第三者の乱入。 「なっ…!?」 「…、みおちゃん…!助けて…」 「え……?え?」 澪さんが約束通り、やってきた。成功だ。 強姦未遂現場の証言者が作り上げられ、そして… 「きゃぁぁぁぁぁぁあああああああああああああ!!!!!!」 授業中は静か。声は学校中に響いた。 全て、うまくいった。 まもなくかけつけた教師らに取り押さえられ、現行犯逮捕だった。 教師らには唯や澪さんがなんでこんな場所にいたか問い詰められそうになったが、澪さんは軽いショックを受けカウンセリングを受けることになった。 ごめんなさい、澪さん…。 唯には無理やり連れて行かれた、とだけ言って被害者を演じてもらった。 こちらは可哀想な被害者でうまくいき、やつは精神疾患とされたらしい。 …で。私はしばらく外へ出られない羽目になった。 唯は掃除用具入れに近づいてきた。 「うまく、いったね…」 「大丈夫だった?唯、平気?」 「うん…ちなみに私も、うまくイったよ」 「え?」 「なんてね!」 「ぷ…くふふふ」 「えへへ…」 また、あとで話そうね。 そう言い、唯は会議室をあとにした。職員室に向かった。 大成功だった。 『ねえねえ、天使ちゃん!』 「なに、唯?」 『澪ちゃんまた元気になれたよ!でももう電話しないみたい』 「そっか……って、唯なんで澪さんがここの常連だって知ってるの?」 『あのあと私に教えてくれたんだ。色々、澪ちゃん知りたいみたい。 なんで自分が行った先であんなことになっちゃってるのか』 …そうだね。澪さんにはちゃんと教えなくちゃだ。 『あ、ねえ…』 「?なに」 『……お願いできる?』 「…エッチな子」 『ええー。天使ちゃんほどじゃないよー』 「………」 『…?天使ちゃん?』 「あ、うん……いくよ」 …力が、弱まりつつある。 いつからだったか。…あの会議室での一件以来だ。 前ほど多くのお客様を相手できなくなっていた。 一日に三十人、二十人…だんだん、減ってきていた。 理由はわかっていた。 一度に二人に刺激を与える。しかも微妙なバランスを保って、長時間だ。 無茶をしたせいだった。 『天使たん、どうしたんだい?最近、あまり相手してくれなくて寂しいお』 「ごめんね…疲れがたまってるの」 『じゃあ今日はお話でいいよ!』 ヒッキーなおじさんは心配してくれました。 『どうした?あまり元気ないじゃないか…前ほど快感も弱くなってる』 「ちょっと、力が弱くなってるの」 『そうか…いつもいつも、本当に助かってた。無理しないでくれよ』 サラリーマンのおじさんは、愚痴も言わず私の体を心配してくれました。 もう、限界が近づいていた。 私は決心した。全員に連絡を入れた。 「現役女子高生のボイスクラブ、閉店します」 一人ずつ電話をかけた。みな、泣いてくれた。会員は100人満たない程度になっていた。 「最後に、1日一人ずつ相手していきます」 会員ナンバーが若い順に。 最後の3ヶ月が始まった。 毎日一人ずつ。かつてはこんな楽だった行為も、今は一人で精一杯になりつつある。 「じゃあね…ニートのおじさん…」 『寂しいお…うっうっ…でも、かんばるお!これからは…天使たんが頑張った分、外に出てがんばってみるお!』 「…頑張ってね。この日本のどこかで、応援してるから」 電話の天使は、就職させる力まで持つようになっていた。 サラリーマンのおじさん。大学生のお兄さん。フリーター、ちょっと怖い系の人まで。 毎日、ラストまで一人ずつ。 いつしか、澪さんの番にも来ていた。 『ありがとう、今まで』 「私こそ…あのとき、澪さんを使っちゃって」 『ううん。天使さんの恋愛相談のおかげで、私勇気出たんだ』 オプションの恋愛相談も、お力添えができたみたいだ。 ―――3ヶ月が過ぎた。 あと、九人。 私の力も限界だけど、うまく調節して十人分の力は残していた。 会員ナンバー順に相手をしてきた。 でも…最後は会員ナンバー順ではない。 初めて、我が店で女性客だったあの人。 いつしか大親友になっていたあの人。 私にとっては最愛のお姉ちゃん。 電話の天使にとって…掛け替えのない友達。 『……天使ちゃん…』 「唯……」 『本当に…やめちゃうの…?』 「うん。もう…力は底をついちゃったから」 『で、でも……私たち、親友だもんね?お店閉めても、電話で話せるよね?』 「………ごめんね」 『…なん…っ、でぇえ……!やだよぅ!ぐすっ、やだよぉ!!』 店を閉めれば、私は唯とはもう連絡をとらないつもりでいた。 「ラストのお客様は、唯だよ」 『ふぇ、ひっく…ううう…。天使ちゃん、なんで…』 「唯とはずっと大親友だよ。私、本当に嬉しい…よ……」 涙が落ちた。私も悲しかった。 でも仕方ないんだ。 私はいつかは辞めるつもりで開いた。 誤算はこんなにも天使が、みなに愛されたということだった。 …まさか、友達ができるだなんて。 しかもそれがお姉ちゃんで。いつまでもこんな関係を続けることは不可能だ。 キリの良い今。私と唯は、サヨナラする。 『…っ、天使ちゃん…。わかったよ…』 「今までありがとう。…唯 力を調節して、一人分残したのは…自分用に使うためだった。 初めて唯がかけてきたときと同じように。最後は…唯と、一緒に。 『…お願い…あるの』 「え?」 『最後は……直接会いたい』 「…それは…」 『あ、ううん。顔合わせするんじゃなくて…』 4
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ツナとブロッコリーのトマトソースパスタ 提供者:加藤、宮地 活動日:2012年4月28日 分類:洋食 材料(2人分) スパゲッティ 200g(お好みで調節してください) ツナ缶 2缶 ブロッコリー 1房 トマト缶 1缶 にんにく 1~2片 鷹の爪 1本 塩 適量 胡椒 適量 砂糖 小さじ1程度 作り方 下準備:海水位の塩分濃度のお湯を沸かしておく 1.にんにくをスライスし、オリーブオイルで色がつくまでローストする 2.種をとった鷹の爪をちぎって加える 3.ツナ缶の水分を切ってから加え、中弱火でキツネ色になるまで炒める 4.ツナに色がついたらトマト缶を加えて中弱火で煮込む 5.煮込んでいる間にスパゲッティをゆで始める 6.スパゲッティをゆでている間にブロッコリーをひと口大に切る 7.スパゲッティをのゆで時間が最後の3分になったらブロッコリーを鍋にいれて一緒にゆでる 8.パスタソースを塩コショウ、砂糖で味付け。 9.スパゲッティをブロッコリーと一緒にフライパンに移し、あえる 10.お皿に盛りつけて完成! ポイント ツナ缶の水分は切ったほうが油はねが少なくなります 辛いのが苦手な人は鷹の爪を半分くらいにちぎって加え、サッと熱してから取り除いて最後に加えてもよいでしょう トマトソースについて 今回はツナとブロッコリーを使いましたが、シンプルなトマトソースでは、たまねぎ、にんじん、ベーコンなどを使います。 このシンプルなトマトソースにひき肉を加えて煮込めばボロネーゼ、ナスを加えたものはシチリアーナ、あさりを使ったものはボンゴレ・ロッソ、唐辛子を利かせたものはアラビアータ、魚介類を入れた漁師風のものはペスカトーレと呼ばれます。 パスタ以外にも、スライスしたじゃがいも(ご飯でも)にトマトソースをかけてチーズをのせてとーすたーにかけたり、みずでのばしてコンソメなどで味付けをしてスープにしてもいいですね! トップページへ戻る
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エラント 【クラド】中央広場(291,251) 編集 (小UP)+1 (中UP)+2 (大UP)+4 貰えるもの 消耗品 =マナP(大,特),ウィング,神鳥の羽,フリマの角笛,エナジーP(小), 食品 = 収集品 =蛍水晶, 採集 = 釣り = 宝石 = 装備品 = 消耗品 =ライフP(中,大),エナジーP(中,大),スタミナP(大),商人の角笛 食品 = 収集品 =マッチ,高麗人参,トマトのヘタ, 採集 = 釣り = 宝石 = 装備品 = 消耗品 =万能薬, 食品 = 収集品 = 採集 = 釣り = 宝石 = 装備品 = レッドハーブヒールP(小)グリーンハーブマナP(小)バイオレットハーブ 好感度down、受け取り拒否Item 消耗品 =旗取り専用P,ヒールP(小,中,大,特),ロシュ(1,3,5)号P,龍泉P(小,中,大),マナP(小,中),ドゥーギー(1,3,5)号P,スタミナP(小,中),(レッド,グリーン,バイオレット)ハーブ,たいまつ,リバイブパウダー,釣りエサ,旗取り待機室ワープ,アドセル転送,メモライズ,テレポート,影の実, 食品 =イチゴ(シロップ,ジュース),キウイ(シロップ,ジュース),紅茶,緑茶,牛乳,ココア,コーヒー,バター,みたらし団子,うどん,闇のジュース, 収集品 =星の飾り,バナナプディング,魔法の甘い杖,ハニーベアの肉,ミンクスの毛,ログルベグルの足肉,カボチャのかけら,サソリの尾,木の枝,トゥートゥーターバン,ねこリボン,ポイズンゼリー,(平原,海岸,洞窟)ダック羽根,プレタの鈴,蜂蜜,武闘虎の毛皮,スカルウォーリアの角,トゥートゥーの殻,トトの殻,スコルピノの殻,クレミノの毛玉,レッドミネの爪,ゼリークリーム,ゼリーリーフ,青い薔薇,氷の手,水の証,ホログラムトランプ,生豚肉,クルーエルの破片,カニボレの花びら,ハニービーの羽,(ブルー,レッド,ホワイト)ベリー,クローバーの花,デビルナイトの指輪,盗賊の宝石,豚の尾,アジダハカの羽,ネコの爪,ムスケルの角,ラルヴァの触覚,ウィッキドのロウ,ドグサの皮,ラルヴァのさなぎ,デイジーの花(造花),ブロウの絆創膏,ネズミ人形,シクルの鎌,腐った包帯,ムスケルの小さな角,水晶のかけら,スルメ,巫女ハゼの巫女服,ハゼの包帯,バイキングハゼの斧,クレムの殻,鱗のかけら,サメのヒレ,小さなサザエ,鉄の銛,ハゼのヒゲ,小さな手裏剣,スノーピカの肝,クマの前足,ハスキーの骨,冷凍豚肉,カイロ,アイスゼリークリーム,アメディンの弦,紫のキノコ,偽の密書,麦わら,うしくんのヅラ,ペンギンの涙,ユニシールのヒレ,雪靴,モスの触覚,銀杏,ドラグーンの奥歯,ゴーレムの心臓,クズ鉄の兜,くにょくにょ,トランプの心臓,霊魂玉,蛇の鱗のかけら,古代の化石,河童のくちばし, 採集 =夜光草,活力草,生命草,蘇生草, 釣り = 宝石 = 装備品 =†(黒,白)リボンのヘアピン,
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一番ゆっくりしてるのは 16KB 仲違い 引越し 家族崩壊 親子喧嘩 同族殺し 番い 野良ゆ 赤ゆ 子ゆ ゲス 現代 自滅みたいなもんです、どうぞ 『一番ゆっくりしてるのは』 今日も今日とて一日が始まっていた。 当たり前の様に続く日常の中、一つのゆっくりの一家がいた。 世界が自分の為に回っていると信じて疑っていないふざけた顔の成体のゆっくりまりさ。 世の中を舐めた様な不遜な表情の成体のゆっくりれいむ。 その汚物の塊の様なその汚れた様は、野良と呼ばれる都市部にすむゆっくりである。 そして、それらを混ぜ合わせた様な子ゆっくりと赤ゆっくりが7匹ほど。 れいむ種とまりさ種だけだ。 その野良一家は公園の一角の自分の家から顔を出した。 「おちびたち、まりさたちはこれからこうえんのおそとにでるんだぜ!」 「ゆゆ! おちょうしゃんほんちょ!」 「おそとおそと!」 子供達は未知の世界である外に出ると言う事を聞き、嬉しそうにざわめく。 まるで自信の未来は明るいことしかないかのように、これから起こる凄い出来事を妄想する。 そして、一家は公園の出入り口に向かって動き始めた。 何も考えず、おちびちゃんはゆっくりできるよ! とか言って、生産しまくったのだろう。 何の教育も受けていない野良のゆっくりでは数え切れないほどの量の子ゆっくりと赤ゆっくりがゾロゾロと親のまりさとれいむの後を追っている。 途中で3匹が、興味引くモノに目を奪われたりして逸れてしまったりしたが。 3以上はよくわからない、このゆっくり達は周りの家族が3匹以下になるまで家族が減ったことに気付くことはない。 このゆっくりの一家がゾロゾロと公園の外へ動きだした理由。 それは、人間の家を奪うつもりなのだ。 子供を増やし過ぎて手狭になった家。 うんうんとしーしーで汚れきった自分の家にもう居たくなかったのだ。 更に人間の家には、ゆっくり同士が殺し合いをしてでも食べたい、甘いモノがたくさんあるという。 ゆっくりできない事は何もなくなるし、コレは行くしかないと、浅い考えの親ゆっくり達は子供たちを引き連れ、まだ見ぬ妄想の家へと足を向けた。 親まりさは、子供とはいえ、最強である自分の子供が親まりさ基準で数え切れないほどいるのだ、負けることはない人間を殺して奪い取ればいいと思っている。 親れいむは、これだけの自分のゆっくりしたかわいい子供を見せれば、勝手に譲るだろうと思っている。 親れいむは暴力的なことを考えていないが、どちらにせよ相手の事をまるで考えていない。 この夫婦は、所謂ゲスと呼ばれるゆっくりである。 しばらく経ち野良ゆっくりの一家はようやく公園の出入り口に着いた。 それだけだが、成体はともかく、赤ゆっくりと子ゆっくりには重労働だ、しばらく休憩し始めた。 ちょうどその光景を人間は見てしまった。 人間は公園からぞろぞろと出てきた汚い野良ゆっくり一家を見て、不法投棄されたゴミを見る様な眼つきでゆっくり一家を見ると足早にその一家の脇を通って行った。 親まりさ、親れいむはワザと無視されたにもかかわらず、自分からその人間に関わろうとする。 「ゆっへっへ、ようやくにんげんをみつけたんだぜ! あのひょろそうなかんじ、ぜんぜんゆっくりしてないんだぜ!」 何を見てそう思ったのか、親まりさは人間を蔑むような口調で言う。 「そんなこといったらかわいそうだよ! まりさ、あんなにゆっくりしてなくてもにんげんさんだっていきてるんだよ!」 貶しているのか、フォローしているのか親れいむはまりさを止める。 その親れいむの人間を見る目は、明らかに可哀そうなモノを見る目であり、口元はニヤニヤ歪んでいてる。 もう、この馬鹿の間に言うことはない。 二匹の中で、獲物は決まった。 後はあの人間を追ってピョンピョン跳びはねる。 全身の餡子をフルに使うため、非常に疲れる。 跳びはねる行為、ゆっくりの最速の走法である。 のだが。 「ぐぞにんげんんんんん! ぜんぜんゆっぐりじでないがらばりざがおいずげないんだぜぇぇぇぇっぇえ!!!」 「ゆびぃぃぃぃぃぃ! なにがんがえでるのぉぉぉぉ!! ぜんぜんゆっぐりじでないよぉぉぉぉ!!」 一分と経たず、疲れ果て、人間の後ろ姿はかなり遠いところへ行ってしまった。 後ろでは子供たちがピーチクパーチク喚きながら、親の後を追っていた。 荒い息を整えるため、その場で動かなくなる二匹。 二匹の息が整った頃、ようやく子供たちが追いつく。 「ゆふう、ゆふう、まったくにんげんはゆっくりしてないんだぜ!」 「ほんとうだよ! ぜんぜんゆっくりしてなかったよ!」 追いかけ疲れて、ゆっくりできなかった分を取り戻すかのように、二匹は先ほどの人間を罵倒する。 二匹の中で見下すことはゆっくりできる、相手を貶し妄想上の中でも相手の上に立つ事でゆっくりする、それがこの二匹のよくする惨めなゆっくりの方法だった。 と、今度は向かい側から先ほどとは別の人間が歩いてきた。 「ゆゆ! こんどはこっちにむかってきてるんだぜ!」 「あのにんげんさんはれいむたちのどれいになりたいんだよ! だからこっちにくるんだよ!」 流石餡子脳と言うべきか。 ありえない風に自分の良い方へ考えを向けた。 一歩一歩、人間は近づいてくる。 遂に、ゆっくり一家の目の前にやってきた。 「おい! そこのにんげん! まりささまにおうちをよこすんだぜ! ゆっくりしないでさっさとよこさないと、まりささまがじきじきにせいっさいっするんだぜ!」 そして開口一番に要求。 しかも恐喝。 どこからその自信が湧いて来るのか、親まりさ自身に一片の気負いはない。 人間は立ち止ったが、何も言わない。 何の反応のない人間に親まりさは更に調子に乗り始める。 「まりささまがこわくてなんにもいえないなんて、なんてかわいそうなんだぜ!! まりささまがきょかしてあげるからなにかゆっくりしないでさっさというんだぜ!!」 「まりさ、そんなこといったらますますにんげんさんがなにもいえなくなっちゃうよ!」 親れいむが親まりさを止める。 その表情はしょうがないと言った感じの風である。 「にんげんさん、まりさはつよいんだよ! だからゆっくりしないではやくおうちちょうだいね!」 人間はやはり何も答えない。 親れいむはやはり、親まりさが怖すぎて何も言えないんだという、判断を下す。 怖さを和らげるには何をするべきか。 ゆっくりさせることが一番である。 ということで、親れいむは自慢の見ればゆっくりできる子供たちを見せることにした。 「おちびちゃんたち! にんげんさんがこわがってるから、かわいいすがたをみせて、にんげんさんをゆっくりさせてあげてね! そしたらおうちちょうだいね!」 「ゆっくりりかいしたよ! にんげんさんゆっくりするといいよ!」 「ゆっくちわきゃったよ!」 「ゆへん! まりささまのかっこいいすがたをみてゆっくりするといいんだぜ!」 「きゃわいくてぎょめんね!」 子供たちが一斉に、人間の前に躍り出て思い思いのゆっくりできるポーズや行動をとっていく。 人間はなんてゆっくりしてない生き物なんだろうと嘆きながら、親れいむはゆっくりしている自分の子供たちを眺めゆっくりした。 子れいむがくねくねと汚らしい体を動かし、のうっさつっだよ! とか言って両目に力が込めすぎた様なぶるぶると震える不細工なウインクを見せつけたり。 赤れいむが、ゆっくりのひーまったりのひー、と工事の騒音がオーケストラに聞こえるほどの歌声を披露した。 子まりさは、こうきなまりさのうんうんをみてゆっくりするんだぜ、すっきりー! と言ってうんうんを汚いあにゃるから餡子をひり出した。 赤まりさは、すぎょいまりちゃのしーしーみてゆっきゅりしゅるんだじぇ! しゅっきりー! と子まりさと同じことを言いながらしーしーを垂らした。 親れいむがこれを見せたのは、別に嫌がらせではない。 それは善意であった、下心もかなりあったが、それでもほんの少しだけの善意があった。 コンマ1%も相手の気持ちを考えてはいない、偽善にすら劣る、ゴミの様なことだが。 そして、全くゆっくりしていない人間をゆっくりさせるなんて、なんて偉いんだと自画自賛し。 子供たちの姿を見ながらゆっくりしつつ、自分をほめて更にゆっくりしていた。 惨め、惨め、あまりにも惨め。 しかし本ゆんは気付かない、気づいてはいけない。 それはあまりにも愚かしく、悲しい行為だと気づけば、それは衝撃的であろう。 それにしても相手が相手だったら、処刑台を2段飛ばしどころではない、4段5段飛ばしで駆けのぼる様な行為だが、人間は何もしなかった。 人間は子供たちが飽きて、その行為を止めるのを待った。 「どう! にんげんさんゆっくりできたでしょ!」 所謂ドヤ顔で、人間を見る親れいむ。 これだけ、ゆっくりしたモノを見れば、全くゆっくりしてない人間だって…… 親れいむは我が目を疑った。 人間は何も変わっていなかった。 怒ってもいなかったし、嬉しがってもいなかった。 つまり、ゆっくりしていなかった。 何故だと焦る親れいむ。 こうなったら、こんなにゆっくりできない人間は制裁するしかないとゲスらしい思考に向かった頃。 ようやく人間が反応した。 「……いや、全然ゆっくりできなかった」 「……っ!」 見ればわかることだが、言われてしまったら、更に響くショックだった。 「お前らほんとに、ゆっくりしてんの? 俺結構ゆっくり好きだけど、お前らじゃ駄目だな」 ふー、溜息を吐きながらとゆっくりしていない、いや、ゆっくりしていないモノを見る眼でゆっくり一家を見る人間。 一家は頭の中の餡子が沸騰するほどの怒りを感じる。 しかもこの人間はゆっくりに対していってはいけないことを言ってしまった。 「れいぶばゆっぐりじでるにぎまっでるじょぉぉぉぉぉ!!!!!」 「なにいってるんだぜ! このくそにんげん! せっかくおちびたちをみておいて、ゆっくりできないなんてせいっさいっするんだぜ!!!!!」 親れいむは激怒した。 自身の子供たちと番をゆっくりしていないと言われたのだ、親まりさも同様のこと思い憤怒の表情をしている。 そしてこの二匹は決定的な勘違いをしていることに気付かない。 このゆっくりしていないという分類に、自身を入れていなかった。 子供達も怒り心頭だ。 「そうだよ! まりさたちはゆっくりしてるよ! ばかにしないでね!」 「しょうだ、しょうだ! みんにゃゆっくちちてりゅよ!」 「そうなんだぜ! みんなをゆっくりしてないよばわりするなんて、せいっさいっするんだぜ!」 「ほんちょうにゃんだじぇ! ぷきゅーしゅりゅんだじぇ!」 どうやら、子供達も同じ考えの様だ。 自身が一番ゆっくりしていてるから、自分の可能性は全くない。 ということは、自分以外のみんながゆっくりしてない呼ばわりをされた、と。 家族の為に怒っていた、しかしそれは家族を見下してでた怒りだった。 案外家族思いの様なそうでない様な、奇妙な連帯感がそこには合った。 今にも飛びかかりそうなほど、怒気を発する一家。 どれだけゆっくりが敵意をむき出しにしようが、所詮はゆっくり、人間は意にも返さない。 そしてふと思いつき人間は言った。 「じゃあ、お前らの中で一番ゆっくりしているゆっくりを教えてくれよ」 その一言で、ピタリと止まった。 一家はお互い、アイコンタクトを取るように見つめ合う。 そして、すぐに全員一致で結論が出た。 「「「「「「まりさ(れいむ)『まりちゃ』【れいみゅ】だ【(よ)】『じぇ』ぜ」」」」」」 自分と言う事で。 一瞬の空白。 そこに居るゆっくり一家が自身の聴覚を疑った。 何を思って、誰が一番ゆっくりしてるなんて勘違いも甚だしいことを言ってるんだ、と。 「はぁぁぁぁっぁあぁ!! なにいってるの! れいむがいちばんゆっくりしてるでしょぉぉぉおおぉ!!!」 親れいむが、何言ってんだこいつらと言った風に青筋を立てて家族に言う。 「なにいってるんだぜ! このまりささまにきまってるんだぜ! れいむたちはまりさよりもゆっくりしてないんだぜ!」 親まりさは親れいや子供たちを見下しながら自分が一番だと主張する。 「れいむがいちばんにきまってるでしょぉぉおぉっぉ!! いままでなんどもゆっくりさせてあげたでしょぉぉぉ!!」 子れいむは醜く歯茎を剥き出しにして世迷い言を言う家族に真実を告げようとする。 「みんななにうそついてるんだぜ! まりさにきまってるんだぜ! うそつきはゆっくりできないんだぜ!!」 虚言を吐き続ける家族に必死に正当を言う子まりさ。 「ゆぷぷ、にゃにいっちぇるにょ! れいみゅがいちびゃんゆっくちちてりゅにきみゃってるでしょ! ばきゃにゃの! しにゅにょ!」 周りを嘲笑いながら、赤れいむは自分こそはと言う。 「まりちゃがゆっくちちてりゅにきまっちぇるんだじぇ、まりちゃおこりゅるんだじぇ! ぷきゅ~しゅりゅんだじぇ!! ぷきゅ~~!!」 赤まりさは馬鹿なことを言い続ける家族に怒りを覚え、ぷくーを敢行する。 一家は互いに敵意をむき出しにしている。 どのゆっくりが言うことも、実は本当で、実は嘘だった。 他者から見れば、この一家はどいつもこいつも、ゆっくりしていない。 たくさんゆっくりした気になっているだけのゆっくりだ。 本ゆんがゆっくりしてると主張すれば、ゆっくりしているのだろうが、控え目に言ってもあまりゆっくりしていなかった。 最底辺のゆっくりしか持っていない、ゆっくり。 どのゆっくりも一家の中で一番のゆっくりを保有しつつ、どのゆっくりも一番ゆっくりしていない。 人間から見れば、五十歩百歩、ドングリの背比べ、詰まる所大差ないとしか言いようがない。 しかしゆっくりにとって、ゆっくりしていることは一番の大切なこと。 そのゆっくりが自分がゆっくりしていないと言われれば、家族ごっこと言われるほどに脆い絆はあっという間に千切れる。 青筋が立った親れいむ、遂にブチブチブチっと何かが千切れる様な音とともに言い合いは収束した。 「ゆがぁぁぁぁぁぁぁ!! ゆっぐりじでないゆっぐりは! ゆっぐりじないでざっざどじねぇ!!!!!!」 親れいむがいきなり親まりさに向かって飛んだ。 とっさの出来事に親まりさは反応できない、ブチュッと言う音が親れいむの足元から聞こえる。 親まりさの餡子が何処からか漏れた音だ。 「ゆぎぃぃぃぃぃ!! いだぃぃぃぃぃ!! ゆっぐりじでないぐぞでいぶどげぇぇぇぇえ!!!!」 しかし、親まりさは死んでいなかった。 親れいむが乗りかかったまま、親まりさはその場でグネグネと蠢く。 怒りに染まった親れいむの感情は、その程度では正気は戻らなかった。 「ごのぐぞがぁぁぁぁぁあ!! よぐもでいぶをゆっぐりじでないなんでいっだなぁぁぁぁあ!!」 その場で何度も飛びあがり親まりさを潰す勢いだ。 「ゆべっ! や、やべぶっ、ろぉぉぉ!! まりざじぬ、じんぢゃうぅぅぅぅ!! ゆっぐぢやべべべ! ぐべぇ!!」 言い合いは殺し合いという新たな争いとなってしまったようだ。 子れいむと子まりさも互いを長年憎悪し合った仲の様な表情をした。 「くそれいむ! さっさとゆっくりしてないってみとめるんだぜ! いまならはんっごろしでゆるしてあげるんだぜ!」 「なにいってるのぉぉぉぉ!!! どっからどうみてもれいむのほうがゆっくりしてるにきまってるでしょぉぉぉ!!」 湯気が出そうなほど顔を真っ赤に染め子れいむは怒りだす。 ヒステリーは親譲りの様だ。 「じゃあ、ゆっくりしてないゆっくりはしぬべきなんだぜ!」 そう言うと、子まりさは帽子の中から木の棒を取り出す。 取るに足らない小枝だが、ゆっくりに対しては一刺しでも致命傷になりうる凶器にもなる。 「しぬのはおまえだぁぁぁぁぁあ!!」 しかし子れいむは臆することなく、子まりさに突っ込む。 いきなりの突撃に子まりさは小枝を銜えたまま固まってしまう。 有無も言わさず襲いかかれば、最初の親同士の戦いの様に身体能力に劣るれいむがまりさに勝つことだってできるのだ。 しかし、今回はそれが仇になった。 「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁああああ!!!!!」 小枝を銜えたまま固まった子まりさに突撃した子れいむは、文字通り自ら小枝に刺さりに行ったようなものだった。 子れいむの頬のあたりに深く刺さった小枝。 「ゆわわわわ!!」 子まりさはいきなり襲いかかられて恐慌に陥り、小枝を銜えたまま体を動かす。 「ゆぎょぉぉぉぉおおぉおっぉ!!!」 小枝は子れいむの体内を蹂躙する。 幸運と言うべきか迷うところだが、子れいむの中枢餡には一切当たらなかった。 ただ痛みだけが子れいむを襲い続ける。 「ごわいぃぃぃぃ、ぐるなぁぁぁ!!」 子まりさはとにかく暴れる。 力を込める為か歯を食いしばり小枝を銜え続けている。 目をつぶっているせいで、何も見えないことが勝手に更に恐怖感を増やした。 「ゆごごごごっごご!!!!」 目を白黒させ、目から滝の様な砂糖水の涙と、体中から砂糖水の汗を滴らせる。 ワザとやっているかのように、子まりさは小枝をさらに動かす。 「ゆぅぅぅぅぅぅ!!!」 「!!!!!」 声にならない叫び声をあげ、子れいむは痛みで目がこぼれおちそうなほど目を見開く。 「ゆぃぃぃぃぃぃ!!」 「!!!!!!!!!!!!!!!!!」 自分が目をつぶっていことすら気付かず、子まりさはずっと暗闇の中戦った。 赤まりさと赤れいむはと言うと。 「しゃっしゃとゆっくちちてにゃいっていうんだじぇ」 赤れいむに噛みついていた。 「やめちぇねやめちぇね! れいみゅいたいよ!」 「みゃったくしゃっぎゅべ!」 赤まりさが何かに押しつぶされた。 吹き飛んできたのは親まりさだったモノだ。 噛まれ、引っ張られ、引きちぎられ、抉られ、踏まれ。 親まりさだったという原形はほとんど残されていなかった。 「ぼうやべべぐだざい、ごべんばざいびぇ!!」 「しねぇぇぇぇぇえ!!!」 「ゆぴゅええぇぇぇぇ!! おきゃーしゃんきょにゃいぶぇぇぇぇぇ!!」 親まりさを吹き飛ばす過程で、何かを潰した感触はしたが。 親れいむは何も思わない。 ただ、目の前の喋る饅頭を潰すことしか頭に残っていなかった。 「しね! しね! ゆっくりしてないゆっくりはゆっくりしないでしねぇえっぇえぇぇぇぇぇえ!!!」 もはや当初の目的なんてものは忘れた。 ただゆっくりできなかっただけだ。 モノ言わなくなった餡子の塊に、れいむはまだまだ攻撃を続けていた。 人間は一人、その喜劇を眺めていた。 馬鹿が馬鹿な行動をするなんて、人が生きる為に息を吸うように、そんなことを疑問に持つことですらないことだろう。 そろそろ人通りも多くなってくる、だれかがこれを見てしかるべきところに連絡を入れて、処理される。 人間は劇があった場所の脇を通り抜け特に目的もなく歩きだした。 しかし、少し立ち止まり、思い直した。 「あー、嫌なモノ見たなぁ、ゆっくりショップにでも行くか」 家を出てからも見つからなかった目的は、ようやく見つかった。 ゆっくり一家はたった一言で勝手に崩壊した。 ゆっくりのゲスは誰よりの何よりも自身が一番可愛く、一番ゆっくりしていると信じて疑っていない。 当然、その何処からか溢れてくる自信は他ゆんに聞くまでもなくそう信じているため、誰が一番だなんて聞かない。 他ゆんもそう思っていると、勝手に思っているから。 自分がなによりも一番だから。 anko1083 サンプル anko1097 暗く湿った穴の中 anko1308 すろーりぃな作戦 anko1394 投げた! anko1425 声 anko1477 さよなら生物 anko1503 山彦恋慕 anko1632 親の脛かじり anko1739 楽しい朝餉 anko1823 梅雨が来て、人が来て anko1879 飼い(仮)ゆっくり 子れいむ anko1890 一緒に遊ぼう anko2053 ゆっくり地獄鍋 anko2216 真夏のオアシス 15作目です。 では、最後まで読んでいただけたら幸いです。
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症状 「北谷」や「読谷」を本州の友人に話すときに「ちゃたんに住んでたんだけど、あっ、北谷ってわからないかな?」と言う。その割に、沖縄の踊りをすると「手つきが違う」と地元の方に指摘される。 沖縄では傘をささない 「本島より離島」と言ってしまう 離島に対するコンプレックスが強い 沖縄で自転車に傘をさして乗る 番組 第116回 郷に入ってるのに郷に従う覚悟できてない病
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既出天体とこれまでの流れ あくまで、これまでのスレの流れで自然発生的に生じた設定。 この設定を元にするもしないも、それぞれの 師 の自由。 一応参考までに。 ※恒星・惑星・準惑星・衛星の設定はこちらです ■人工衛星・探査機 はやぶさ (MUSES-C) …アステロイド孤児院で働く新人さん。 現在は孤児院を離れつつ、地球へ帰還中。 ボイジャー1号 …地球の幼いころの友達。ネコ。 レコードを携えて遠くに行ってしまった。 ボイジャー自身も地球のことを懐かしがってる。 ボイジャー2号 …NASAの探査衛星。海王星に撃墜された。 海王星の作ったダミー信号発生装置のお陰で、NASAはその事実に 気付いてない。 MTSAT-1 …MTSAT-2の兄。 MTSAT-1R …アメリカ人と日本人とのハーフ。 ↓は腹違いの妹。近頃体調があまり良くない。 MTSAT-2 …こっちは純日本人。↑は腹違いの姉。趣味は航空管制。 まだ見ぬ行方不明の兄(MTSAT-1)に会うのが夢 地球の面倒をついつい見てしまう従姉妹。 だいち (ALOS) …地球萌え。写真家。 ハッブルの撮影技術に敬服し、弟子になろうとしていた。 たまりかねて、ハレー彗星が更生を開始、いい方向に向かっている。 まだ道は遠い。 あかり (ASTRO-F) …赤外線で調査するFカップ探査機。仕事柄ファッキンサンライト。 月もいると撮影できないのであまり好ましく思ってない。 修行により赤外線が見えるようになった。冷凍ビームが出せる。 情報収集衛星 (IGS) …地球を1日1回監視する忍者。4機で行動する。 一度打ち上げに失敗した。現在4機揃って軌道に乗っている。 SMART-1 …月たん大好き。想いを伝えるべく、当たって、砕けた。 ※2006/09/03 月に激突 ハッブル …全天を盗撮しまくる。特に土星が好み。 一時目が悪くなり、現在メガネをかけている。 2007年、盗撮から足を洗うような噂が流れていたが、修理決定。 弟子が2013年に登場の予定。まだまだ現役。 カッシーニ& ホイヘンス …土星のおっかけのオサーン。 土星の写真を時々提供してくれる。 ニュー ホライゾンズ ヴェネチア 「ヴェネチア・バーニー学生微粒子計数器(VBSDC)」 …冥王星撮影の為に出発した探査機。2015年に到着する。 冥王星の名付け親ヴェネチアおばあちゃんも一緒に。 2006年4月、火星軌道を通り過ぎた。 2007年3月には、木星でスウィングバイした。 空も飛べるはず。 ひので (SOLAR-B) …太陽LOVE。おっかけ娘。 かぐや (SELENE) …21世紀、世界に先駆けて月たん観測に出かけた。 「てるよ」ではないらしい。 ■太陽系小天体(小惑星) [アステロイドベルト] イトカワ …アステロイド孤児院にいるワンパク坊主。多分男。火星がシショー。 はやぶさを気にかけたりする、心優しい一面も。 パラス …女 ジュノー …女 ひむか …女。アステロイド病院に入院している。 おうしゅう …女?レス中でのみ登場。 アンティオペ …双子。中身スカスカらしい=はいてない。 [エッジワース=カイパーベルト](EKB) オルクス …2スレ目の最後に死神として突如出現し、終了宣言。 冥王星の懇願により次スレまで待つ事にした。 太陽をエサとして、生気を吸いにきた事もある。 セドナ …太陽系を第三者から見る 語り部 オルクスといい勝負なクールな面を持つが、最近スレ終了をとめるなど、 丸くなってきた。 サンタ …女。クリスマスシーズンになると、赤い服をなんとなく着ている。 周りには2つのトナカイ(衛星)がいる。ひとつは赤鼻のルドルフ。 [彗星] ハレー彗星 …オールトの雲出身のおねぃさん。所謂姉御肌。太陽系の恋の配達人。 太陽に対するこの感情はなに~?意外と照れ屋なのかもしれない。 よく喫茶『ガニメデ』で飲んでいる。 シュワウス= ワハマン彗星 …男。約5年に1回地球にやってくる。ひどい分裂症。 ■その他 スペース デブリ団(SD団) …地球の周りをまわっているロケットや古い人工衛星達(「宇宙ゴミ」とも) それらが結束したもの。総帥(親分)がいる。 日夜地球に向かい、体当たりの攻撃を繰り返している。 エンケの隙間 …土星家の超高度セキュリティ。 オールトの雲 …太陽系の果てなので、ハレー彗星はここの出身に抵抗を持ってたりする。 ■登場施設とか アステロイド 孤児院 …木星家が出資してる孤児院。火星が院長のような仕事をしている。 喫茶 『ガニメデ』 …ガニメデが休暇中に営業した店。カイパーベルトにある。 幾度も焼かれ、移転している。その度に店の様相が変わっている。 (メイド喫茶、執事喫茶など) 今や、いろんな人が集まる場所に。
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ゴキロー「みお…せんぱい?」 梓「それにその格好…」 ゴキロー「ああ、この黒マントはゴキブリの妖精の正装なんだ」 梓「じゃなくって…えーと……なんで澪先輩がここに…」 ゴキロー「みお?もしかして誰かと勘違いしてる?」 梓「本当にゴキローなの?」 ゴキロー「梓のくれた生ゴミ、とても美味しかったよ」 梓「!!」 ゴキロー「それに梓の用意してくれた家はとても心地良いし」 梓「ゴキローが居ない!本当にゴキローなんだ!」 ゴキロー「今日は梓ちゃんに恩返しがしたくって……」 梓「恩返しって…そんな…」 ゴキロー「私たちは人間に虐げられてきたんだ」 ゴキロー「気味悪がられて見つかったら殺されてしまう…」 梓「…………」 ゴキロー「でも梓ちゃんは違った」 ゴキロー「ゴミ箱に落ちちゃった時にもうだめだと思ったんだ」 ゴキロー「でも梓ちゃんが助けてくれて、そして友達として接してくれて…」 ゴキロー「本当に、本当に嬉しかった」 梓「そんな…私は…」 ゴキロー「それに唯ちゃん、律ちゃん、紬ちゃんというお友達とも知り合えたのも梓ちゃんのおかげだし」 梓「気にしないでよ、そんな事」 ゴキロー「ふふ…」 梓「それよりゴキローってメスだったんだね…変な名前つけてごめん…」 音楽室 唯「そういえば今日は澪ちゃん休み?」 律「うん?そういえば来るの遅いな~」 紬「昼にはいたんだけど…」 唯「あずにゃんも風邪引いてるって言うし…」 律「そっかぁ…3人じゃ練習できないよなぁ」 紬「そうねぇ」 律「今日は部活休みにするかな」 唯「あ、じゃあ私あずにゃんのお見舞いに行ってくるよ」 律「そっか、よろしく伝えてて」 唯「うん」 紬「このケーキも持って行ってあげて」 唯「ありがと、ムギちゃん!」 唯「一応あずにゃんにメールしとこう」 唯「今、から、お見舞い、行くけど、大丈夫?っと…」 唯「送信…」 ────中野家 梓「ありがとう、ゴキロー」 ゴキロー「こんなの梓ちゃんにして貰ったことに比べればなんとも無いよ」 梓「だいぶ良くなったよ」 ブー…ブー… 梓「携帯…唯先輩からメールだ」 梓「お見舞い来てくれるんだ…」 ゴキロー「良かったね梓ちゃん」 梓「でも悪いなぁ…」 ゴキロー「私は唯ちゃんにまた会いたいな…」 梓「そっか、じゃあ来て貰おっか」 梓「ありがとうございます、わざわざすみません…送信っと」 ────ピンポーン 梓「来た」 ゴキロー「私が鍵を明けてくるよ」 梓「唯先輩びっくりしないかな?」 ゴキロー「大丈夫だよ、行ってくるね」 ────ガチャ… 唯「ありゃ、開いた?」 唯「こんにちは~、あずにゃーん?」 ゴキロー「カサカサ」 唯「うわあ!ゴゴゴゴキブブブ…」 ゴキロー「カサカサ」 唯「ん?もしかしてゴキロー?お迎えにきてくれたの?」 ゴキロー「カサカサ」 唯「お前は本当に良く出来たゴキブリだよ…」 唯「呼んでるのかな?お邪魔しま~す…」 ゴキロー「梓ちゃん、連れてきたよ~」 梓「あ、ありがとうゴキロー」 唯「やっほー、あずにゃん」 梓「わざわざありがとうございます」 唯「いーのいーの!」 唯「ムギちゃんのお土産だよ~」 梓「すみません、そんなものまで頂いて…」 唯「病人なんだから細かい事は気にしないの!」 唯「ゴキローにもあげよう」 梓「ありがとうございます、よかったねゴキロー!」 唯「あはは、さすがにゴキローにケーキ一個は無理でしょ」 梓「え?でも…」 唯「?」 唯「でも思ったより元気そうで良かったよ」 梓「ゴキローが看病してくれたからですね」 唯「え?ゴキローが?」 梓「はい」 梓「今そこに」 唯「うん、ここにいるよね」 唯「でもいくらゴキローでも看病は無理だよ」 梓「え?え?」 唯「こんなに小さいんだよ?」 梓「あれ?唯先輩玄関で会いましたよね?」 唯「うん…?」 ゴキロー「梓ちゃん、梓ちゃん」 梓「なに?」 ゴキロー「妖精としての私の姿は一般人には見えないし、声も聞こえないんだ」 ゴキロー「梓ちゃんみたいにゴキブリとして徳を積んだ人間じゃないと」 梓(徳って…) 梓「そうなの?じゃあ今唯先輩に見えてるのって…」 ゴキロー「普通のゴキブリにしか見えないだろうね」 梓「そうなんだ…残念…」 唯「あずにゃん、さっきから誰と話してるの?」 梓「あ、なんでもないです…」 唯「もしかしてゴキロー!?」 梓「え?ま、まあ…」 唯「すごーい!ついに会話できるようになったんだ!」 梓「あはは…そうみたいですね…」 唯「今ゴキローは何か言ってる!?」 梓「え?あ、仲良くしてくれてありがとうって言ってます」 唯「ごきろ~」(うるうる 唯「こんななりのくせに可愛いやつめ!」 ゴキロー「カサカサ」 梓「律先輩と紬先輩にもありがとうって言ってます」 ゴキロー「カサカサ」 唯「ゴキロー…お前ってやつは」(ジーン 唯「澪ちゃんも怖がらずに会いに来たらいいのに!」 ゴキロー「…………」 梓「どうしたの?ゴキロー」 梓(そういえばなんで澪先輩と瓜二つなんだろう…) ゴキロー「いずれ分かるよ」 梓「え?」 梓「────唯先輩帰っちゃったね」 ゴキロー「うん」 ゴキロー「今日は唯ちゃんに会えてよかったよ!」 梓「私もすっかり良くなったよ、あしがとうゴキロー」 ゴキロー「こんなこと梓ちゃんにしてもらった事に比べたら全然」 ゴキロー「それじゃ私も元の姿に戻ろうかな」 梓「またその姿で会いに来てくれる?」 ゴキロー「……………」 梓「ゴキロー?」 ゴキロー「あ、う、うん……そうだね……」 梓「?」 ゴキロー「……ねぇ梓ちゃん」 梓「なに?」 ゴキロー「もし……もしもだけど…私が死んでも悲しまないでね……」 梓「え?どういうこと?ゴキロー死んじゃうの?」 ゴキロー「まだ大丈夫だよ……」 梓「そんな冗談言わないでよ!」 ゴキロー「あはは、ごめんね」 ゴキロー「じゃあまた」 梓「うん…」 梓(ゴキロー…?) 次の日 梓母「もう大丈夫なの?」 梓「うん、大丈夫!」 梓「じゃあ行ってきます」 梓母「気をつけてね」 梓「は~い」 梓母「────さて…と、ひゃあ!?」 梓母「またゴキブリが…」 梓母「もう!最近多いわね…」 梓母「梓が学校行ってる間にバルサンでもしとこうかしらね」 梓母「梓の部屋にも出たらかわいそうよね、ついでにやっといてあげるか……」 放課後 唯「あ!あずにゃ~ん!良くなったんだ!!」だきっ 梓「ちょ!唯先輩!////」 律「おー、良かったよ」 梓「ムギ先輩、ケーキありがとうございました」 紬「気にしないで、元気になってよかった!」 唯「ゴキローも喜んでたよ」 紬「それは良かったわ♪」 律「グルメなやつだなー」 梓「あ、澪先輩……」 澪「…………ん?」 梓「な、なんでもないです…」 律「そういえばなんで澪は昨日来なかったんだ?」 梓「え?」 澪「あー、気分悪くなっちゃってさ」 梓「澪先輩昨日休んだんですか?」 澪「う、うん、そうだね」 梓(まさか…でもそんなはず…) 梓(ゴキローのいずれ分かるって…一体…) 澪「…………」 梓「あの、澪先ぱ」 澪「よーし、練習するぞ!」 律「おい早速かよ!」 澪「梓も昨日休んだんだろ?その分取り返さないと!」 梓「あの」 澪「ほら、梓も!」 梓「うう…」 ────その頃…梓宅 ガチャ… 梓母「バルサンって煙凄いわよね」 ゴキロー(梓ちゃんのお母さん?) 梓母「ふんふん♪」 バタン… ゴキロー(この煙……毒ガス!) ブシュー… ゴキロー(…くッ……意識が………) ゴキロー(…どうせ一度死ぬ所を助けられた命………) ゴキロー(それにもう寿命だったんだ……惜しくは無いさ……) ゴキロー(でも……まだ…) ゴキロー(まだ…まだ梓ちゃんに伝えたい事が………!) …… 梓「────結局澪先輩にははぐらかされるし…」 梓「ゴキローと澪先輩…一体どういう事なんだろ…」 梓「ただいまー」 梓母「あら、お帰りなさい」 梓母「あ、部屋上がるならバルサンしといたから…」 梓「!!???」 梓母「口に入れそうなものがあったら気をつけてって…何あの慌て様…」 ガチャ!!バターン!! 梓「ゴキロー!!?!」 梓「ゴキロー!?大丈夫!?」 ガサゴソ… 梓「……………そんな……」 梓「ゴキロー…………」 梓「あ……あ………」ポロポロ… 梓「私が…ぐす……こんな籠に閉じ込めちゃったから………」ポロポロ… 梓「閉じ込めちゃったから…逃げれなくて……ゴキロー…それで…うぅ…」 梓「…うううう……うえええ………ゴキロ……うぅ………ひぐ…」 梓「あああああ…ゴキロー………うあああああん…」 梓「ごきろぉぉぉ…」 梓「────…………」 梓「ゴキロー………」 梓「…………」 梓(私のせいだ…) 梓「………………」 ゴキロー『もし……もしもだけど…私が死んでも悲しまないでね……』 梓(そんなの無理だよ…) 梓「…………ごめん…」 梓「こんな所で窮屈だったよね……」 梓「……え?」 梓「これ……餌並べてあるの………?」 梓「あ…」 梓「り」 梓「………が…ッ」ボロボロ… 梓「と…うぅ……ううううう…」 梓(ゴキロー…) 梓「それと……卵………?」 次の日、放課後 梓「……………」 唯「あずにゃん今日元気ないね…」 律「ああ…」 紬「何かあったのかしら…」 唯「あずにゃん…」 澪「梓…」 梓(ゴキロー…) 梓(ゴキローは悲しまないでって…言ってた…) 梓(ゴキローの新しい命…大切に育んで…) 梓「………………ふぅ~…」 梓「よし!じゃあ練習しましょう!」 唯「え?」 律「あ、ああ…?」 澪「梓、ちょっといい?」 梓「はい?」 澪「一匹見たら30匹って言うだろ」 梓「?」 澪「まぁ実際は100匹とかいたりするんだけどね」 梓「??」 澪「だからさ、ゴキローのことは残念だったけどさ…たくさんいるから心配しなくて良いよ」 梓「え!?」 澪「あれだけゴキブリを愛せる心があればきっと…」 澪「いや、絶対に梓もなれるよ!立派なゴキブリの妖精に!」 澪「よーし、じゃあ練習だー!」 梓「ど、どういうことですか!?」 澪「あはは♪」 おわり! 戻る
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概要 Ⅴ、DQMに登場する、暗闇に住む黄色い霊体モンスター。モンスターズでは色が薄い。 上位種に【デススパーク】【フレアドラゴン】がいる。 名前の由来はおそらく鬼火の一種、ウィルオウィスプからだと思われる。 DQⅤ 【レヌール城】に出現し、ルカニで守備力を下げて襲ってくる。 とまあ、戦闘ではこれくらいしか特徴がないが、こいつの真髄は別の場所にある。 名前。ナイトウィスプではない。ナイトウィプスでもない。ナイトウイプスなのである。 ウイプスとは何か? 「ウィップス」で鞭の複数形というのはどうだろう。 実際、攻略本では鞭のようにうんぬんと書いているらしい。 だが、その本はコイツの名前を「ナイトウィスプ」と間違えているとか。何やってんだ…。 DQM、DQM2 ゾンビ系モンスターとして登場。 Ⅴでは黄色いモンスターだったが、モンスターズでは体の縁取りが黄色く描かれるだけとなり、体は白くなった。 かなり色素が薄くなっている。 ゾンビ系×【ミストウイング】、【ダーククラブ】または【エビルスピリッツ】×悪魔系で誕生する。 【メダルのとびら】と【ねむりのとびら】に出るが、能力はかなりショボい。 特技はかまいたち・いなずま・ひのいき。原型をとどめていない。 1では植物系に配合して【じんめんじゅ】を作るくらいしか仕事がなかったが、 2では獣系と配合することで【きつねび】、【おおうつぼ】と配合することで【ゆうれいせんちょう】になる。
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一番ゆっくりしてるのは 16KB 仲違い 引越し 家族崩壊 親子喧嘩 同族殺し 番い 野良ゆ 赤ゆ 子ゆ ゲス 現代 自滅みたいなもんです、どうぞ 『一番ゆっくりしてるのは』 今日も今日とて一日が始まっていた。 当たり前の様に続く日常の中、一つのゆっくりの一家がいた。 世界が自分の為に回っていると信じて疑っていないふざけた顔の成体のゆっくりまりさ。 世の中を舐めた様な不遜な表情の成体のゆっくりれいむ。 その汚物の塊の様なその汚れた様は、野良と呼ばれる都市部にすむゆっくりである。 そして、それらを混ぜ合わせた様な子ゆっくりと赤ゆっくりが7匹ほど。 れいむ種とまりさ種だけだ。 その野良一家は公園の一角の自分の家から顔を出した。 「おちびたち、まりさたちはこれからこうえんのおそとにでるんだぜ!」 「ゆゆ! おちょうしゃんほんちょ!」 「おそとおそと!」 子供達は未知の世界である外に出ると言う事を聞き、嬉しそうにざわめく。 まるで自信の未来は明るいことしかないかのように、これから起こる凄い出来事を妄想する。 そして、一家は公園の出入り口に向かって動き始めた。 何も考えず、おちびちゃんはゆっくりできるよ! とか言って、生産しまくったのだろう。 何の教育も受けていない野良のゆっくりでは数え切れないほどの量の子ゆっくりと赤ゆっくりがゾロゾロと親のまりさとれいむの後を追っている。 途中で3匹が、興味引くモノに目を奪われたりして逸れてしまったりしたが。 3以上はよくわからない、このゆっくり達は周りの家族が3匹以下になるまで家族が減ったことに気付くことはない。 このゆっくりの一家がゾロゾロと公園の外へ動きだした理由。 それは、人間の家を奪うつもりなのだ。 子供を増やし過ぎて手狭になった家。 うんうんとしーしーで汚れきった自分の家にもう居たくなかったのだ。 更に人間の家には、ゆっくり同士が殺し合いをしてでも食べたい、甘いモノがたくさんあるという。 ゆっくりできない事は何もなくなるし、コレは行くしかないと、浅い考えの親ゆっくり達は子供たちを引き連れ、まだ見ぬ妄想の家へと足を向けた。 親まりさは、子供とはいえ、最強である自分の子供が親まりさ基準で数え切れないほどいるのだ、負けることはない人間を殺して奪い取ればいいと思っている。 親れいむは、これだけの自分のゆっくりしたかわいい子供を見せれば、勝手に譲るだろうと思っている。 親れいむは暴力的なことを考えていないが、どちらにせよ相手の事をまるで考えていない。 この夫婦は、所謂ゲスと呼ばれるゆっくりである。 しばらく経ち野良ゆっくりの一家はようやく公園の出入り口に着いた。 それだけだが、成体はともかく、赤ゆっくりと子ゆっくりには重労働だ、しばらく休憩し始めた。 ちょうどその光景を人間は見てしまった。 人間は公園からぞろぞろと出てきた汚い野良ゆっくり一家を見て、不法投棄されたゴミを見る様な眼つきでゆっくり一家を見ると足早にその一家の脇を通って行った。 親まりさ、親れいむはワザと無視されたにもかかわらず、自分からその人間に関わろうとする。 「ゆっへっへ、ようやくにんげんをみつけたんだぜ! あのひょろそうなかんじ、ぜんぜんゆっくりしてないんだぜ!」 何を見てそう思ったのか、親まりさは人間を蔑むような口調で言う。 「そんなこといったらかわいそうだよ! まりさ、あんなにゆっくりしてなくてもにんげんさんだっていきてるんだよ!」 貶しているのか、フォローしているのか親れいむはまりさを止める。 その親れいむの人間を見る目は、明らかに可哀そうなモノを見る目であり、口元はニヤニヤ歪んでいてる。 もう、この馬鹿の間に言うことはない。 二匹の中で、獲物は決まった。 後はあの人間を追ってピョンピョン跳びはねる。 全身の餡子をフルに使うため、非常に疲れる。 跳びはねる行為、ゆっくりの最速の走法である。 のだが。 「ぐぞにんげんんんんん! ぜんぜんゆっぐりじでないがらばりざがおいずげないんだぜぇぇぇぇっぇえ!!!」 「ゆびぃぃぃぃぃぃ! なにがんがえでるのぉぉぉぉ!! ぜんぜんゆっぐりじでないよぉぉぉぉ!!」 一分と経たず、疲れ果て、人間の後ろ姿はかなり遠いところへ行ってしまった。 後ろでは子供たちがピーチクパーチク喚きながら、親の後を追っていた。 荒い息を整えるため、その場で動かなくなる二匹。 二匹の息が整った頃、ようやく子供たちが追いつく。 「ゆふう、ゆふう、まったくにんげんはゆっくりしてないんだぜ!」 「ほんとうだよ! ぜんぜんゆっくりしてなかったよ!」 追いかけ疲れて、ゆっくりできなかった分を取り戻すかのように、二匹は先ほどの人間を罵倒する。 二匹の中で見下すことはゆっくりできる、相手を貶し妄想上の中でも相手の上に立つ事でゆっくりする、それがこの二匹のよくする惨めなゆっくりの方法だった。 と、今度は向かい側から先ほどとは別の人間が歩いてきた。 「ゆゆ! こんどはこっちにむかってきてるんだぜ!」 「あのにんげんさんはれいむたちのどれいになりたいんだよ! だからこっちにくるんだよ!」 流石餡子脳と言うべきか。 ありえない風に自分の良い方へ考えを向けた。 一歩一歩、人間は近づいてくる。 遂に、ゆっくり一家の目の前にやってきた。 「おい! そこのにんげん! まりささまにおうちをよこすんだぜ! ゆっくりしないでさっさとよこさないと、まりささまがじきじきにせいっさいっするんだぜ!」 そして開口一番に要求。 しかも恐喝。 どこからその自信が湧いて来るのか、親まりさ自身に一片の気負いはない。 人間は立ち止ったが、何も言わない。 何の反応のない人間に親まりさは更に調子に乗り始める。 「まりささまがこわくてなんにもいえないなんて、なんてかわいそうなんだぜ!! まりささまがきょかしてあげるからなにかゆっくりしないでさっさというんだぜ!!」 「まりさ、そんなこといったらますますにんげんさんがなにもいえなくなっちゃうよ!」 親れいむが親まりさを止める。 その表情はしょうがないと言った感じの風である。 「にんげんさん、まりさはつよいんだよ! だからゆっくりしないではやくおうちちょうだいね!」 人間はやはり何も答えない。 親れいむはやはり、親まりさが怖すぎて何も言えないんだという、判断を下す。 怖さを和らげるには何をするべきか。 ゆっくりさせることが一番である。 ということで、親れいむは自慢の見ればゆっくりできる子供たちを見せることにした。 「おちびちゃんたち! にんげんさんがこわがってるから、かわいいすがたをみせて、にんげんさんをゆっくりさせてあげてね! そしたらおうちちょうだいね!」 「ゆっくりりかいしたよ! にんげんさんゆっくりするといいよ!」 「ゆっくちわきゃったよ!」 「ゆへん! まりささまのかっこいいすがたをみてゆっくりするといいんだぜ!」 「きゃわいくてぎょめんね!」 子供たちが一斉に、人間の前に躍り出て思い思いのゆっくりできるポーズや行動をとっていく。 人間はなんてゆっくりしてない生き物なんだろうと嘆きながら、親れいむはゆっくりしている自分の子供たちを眺めゆっくりした。 子れいむがくねくねと汚らしい体を動かし、のうっさつっだよ! とか言って両目に力が込めすぎた様なぶるぶると震える不細工なウインクを見せつけたり。 赤れいむが、ゆっくりのひーまったりのひー、と工事の騒音がオーケストラに聞こえるほどの歌声を披露した。 子まりさは、こうきなまりさのうんうんをみてゆっくりするんだぜ、すっきりー! と言ってうんうんを汚いあにゃるから餡子をひり出した。 赤まりさは、すぎょいまりちゃのしーしーみてゆっきゅりしゅるんだじぇ! しゅっきりー! と子まりさと同じことを言いながらしーしーを垂らした。 親れいむがこれを見せたのは、別に嫌がらせではない。 それは善意であった、下心もかなりあったが、それでもほんの少しだけの善意があった。 コンマ1%も相手の気持ちを考えてはいない、偽善にすら劣る、ゴミの様なことだが。 そして、全くゆっくりしていない人間をゆっくりさせるなんて、なんて偉いんだと自画自賛し。 子供たちの姿を見ながらゆっくりしつつ、自分をほめて更にゆっくりしていた。 惨め、惨め、あまりにも惨め。 しかし本ゆんは気付かない、気づいてはいけない。 それはあまりにも愚かしく、悲しい行為だと気づけば、それは衝撃的であろう。 それにしても相手が相手だったら、処刑台を2段飛ばしどころではない、4段5段飛ばしで駆けのぼる様な行為だが、人間は何もしなかった。 人間は子供たちが飽きて、その行為を止めるのを待った。 「どう! にんげんさんゆっくりできたでしょ!」 所謂ドヤ顔で、人間を見る親れいむ。 これだけ、ゆっくりしたモノを見れば、全くゆっくりしてない人間だって…… 親れいむは我が目を疑った。 人間は何も変わっていなかった。 怒ってもいなかったし、嬉しがってもいなかった。 つまり、ゆっくりしていなかった。 何故だと焦る親れいむ。 こうなったら、こんなにゆっくりできない人間は制裁するしかないとゲスらしい思考に向かった頃。 ようやく人間が反応した。 「……いや、全然ゆっくりできなかった」 「……っ!」 見ればわかることだが、言われてしまったら、更に響くショックだった。 「お前らほんとに、ゆっくりしてんの? 俺結構ゆっくり好きだけど、お前らじゃ駄目だな」 ふー、溜息を吐きながらとゆっくりしていない、いや、ゆっくりしていないモノを見る眼でゆっくり一家を見る人間。 一家は頭の中の餡子が沸騰するほどの怒りを感じる。 しかもこの人間はゆっくりに対していってはいけないことを言ってしまった。 「れいぶばゆっぐりじでるにぎまっでるじょぉぉぉぉぉ!!!!!」 「なにいってるんだぜ! このくそにんげん! せっかくおちびたちをみておいて、ゆっくりできないなんてせいっさいっするんだぜ!!!!!」 親れいむは激怒した。 自身の子供たちと番をゆっくりしていないと言われたのだ、親まりさも同様のこと思い憤怒の表情をしている。 そしてこの二匹は決定的な勘違いをしていることに気付かない。 このゆっくりしていないという分類に、自身を入れていなかった。 子供達も怒り心頭だ。 「そうだよ! まりさたちはゆっくりしてるよ! ばかにしないでね!」 「しょうだ、しょうだ! みんにゃゆっくちちてりゅよ!」 「そうなんだぜ! みんなをゆっくりしてないよばわりするなんて、せいっさいっするんだぜ!」 「ほんちょうにゃんだじぇ! ぷきゅーしゅりゅんだじぇ!」 どうやら、子供達も同じ考えの様だ。 自身が一番ゆっくりしていてるから、自分の可能性は全くない。 ということは、自分以外のみんながゆっくりしてない呼ばわりをされた、と。 家族の為に怒っていた、しかしそれは家族を見下してでた怒りだった。 案外家族思いの様なそうでない様な、奇妙な連帯感がそこには合った。 今にも飛びかかりそうなほど、怒気を発する一家。 どれだけゆっくりが敵意をむき出しにしようが、所詮はゆっくり、人間は意にも返さない。 そしてふと思いつき人間は言った。 「じゃあ、お前らの中で一番ゆっくりしているゆっくりを教えてくれよ」 その一言で、ピタリと止まった。 一家はお互い、アイコンタクトを取るように見つめ合う。 そして、すぐに全員一致で結論が出た。 「「「「「「まりさ(れいむ)『まりちゃ』【れいみゅ】だ【(よ)】『じぇ』ぜ」」」」」」 自分と言う事で。 一瞬の空白。 そこに居るゆっくり一家が自身の聴覚を疑った。 何を思って、誰が一番ゆっくりしてるなんて勘違いも甚だしいことを言ってるんだ、と。 「はぁぁぁぁっぁあぁ!! なにいってるの! れいむがいちばんゆっくりしてるでしょぉぉぉおおぉ!!!」 親れいむが、何言ってんだこいつらと言った風に青筋を立てて家族に言う。 「なにいってるんだぜ! このまりささまにきまってるんだぜ! れいむたちはまりさよりもゆっくりしてないんだぜ!」 親まりさは親れいや子供たちを見下しながら自分が一番だと主張する。 「れいむがいちばんにきまってるでしょぉぉおぉっぉ!! いままでなんどもゆっくりさせてあげたでしょぉぉぉ!!」 子れいむは醜く歯茎を剥き出しにして世迷い言を言う家族に真実を告げようとする。 「みんななにうそついてるんだぜ! まりさにきまってるんだぜ! うそつきはゆっくりできないんだぜ!!」 虚言を吐き続ける家族に必死に正当を言う子まりさ。 「ゆぷぷ、にゃにいっちぇるにょ! れいみゅがいちびゃんゆっくちちてりゅにきみゃってるでしょ! ばきゃにゃの! しにゅにょ!」 周りを嘲笑いながら、赤れいむは自分こそはと言う。 「まりちゃがゆっくちちてりゅにきまっちぇるんだじぇ、まりちゃおこりゅるんだじぇ! ぷきゅ~しゅりゅんだじぇ!! ぷきゅ~~!!」 赤まりさは馬鹿なことを言い続ける家族に怒りを覚え、ぷくーを敢行する。 一家は互いに敵意をむき出しにしている。 どのゆっくりが言うことも、実は本当で、実は嘘だった。 他者から見れば、この一家はどいつもこいつも、ゆっくりしていない。 たくさんゆっくりした気になっているだけのゆっくりだ。 本ゆんがゆっくりしてると主張すれば、ゆっくりしているのだろうが、控え目に言ってもあまりゆっくりしていなかった。 最底辺のゆっくりしか持っていない、ゆっくり。 どのゆっくりも一家の中で一番のゆっくりを保有しつつ、どのゆっくりも一番ゆっくりしていない。 人間から見れば、五十歩百歩、ドングリの背比べ、詰まる所大差ないとしか言いようがない。 しかしゆっくりにとって、ゆっくりしていることは一番の大切なこと。 そのゆっくりが自分がゆっくりしていないと言われれば、家族ごっこと言われるほどに脆い絆はあっという間に千切れる。 青筋が立った親れいむ、遂にブチブチブチっと何かが千切れる様な音とともに言い合いは収束した。 「ゆがぁぁぁぁぁぁぁ!! ゆっぐりじでないゆっぐりは! ゆっぐりじないでざっざどじねぇ!!!!!!」 親れいむがいきなり親まりさに向かって飛んだ。 とっさの出来事に親まりさは反応できない、ブチュッと言う音が親れいむの足元から聞こえる。 親まりさの餡子が何処からか漏れた音だ。 「ゆぎぃぃぃぃぃ!! いだぃぃぃぃぃ!! ゆっぐりじでないぐぞでいぶどげぇぇぇぇえ!!!!」 しかし、親まりさは死んでいなかった。 親れいむが乗りかかったまま、親まりさはその場でグネグネと蠢く。 怒りに染まった親れいむの感情は、その程度では正気は戻らなかった。 「ごのぐぞがぁぁぁぁぁあ!! よぐもでいぶをゆっぐりじでないなんでいっだなぁぁぁぁあ!!」 その場で何度も飛びあがり親まりさを潰す勢いだ。 「ゆべっ! や、やべぶっ、ろぉぉぉ!! まりざじぬ、じんぢゃうぅぅぅぅ!! ゆっぐぢやべべべ! ぐべぇ!!」 言い合いは殺し合いという新たな争いとなってしまったようだ。 子れいむと子まりさも互いを長年憎悪し合った仲の様な表情をした。 「くそれいむ! さっさとゆっくりしてないってみとめるんだぜ! いまならはんっごろしでゆるしてあげるんだぜ!」 「なにいってるのぉぉぉぉ!!! どっからどうみてもれいむのほうがゆっくりしてるにきまってるでしょぉぉぉ!!」 湯気が出そうなほど顔を真っ赤に染め子れいむは怒りだす。 ヒステリーは親譲りの様だ。 「じゃあ、ゆっくりしてないゆっくりはしぬべきなんだぜ!」 そう言うと、子まりさは帽子の中から木の棒を取り出す。 取るに足らない小枝だが、ゆっくりに対しては一刺しでも致命傷になりうる凶器にもなる。 「しぬのはおまえだぁぁぁぁぁあ!!」 しかし子れいむは臆することなく、子まりさに突っ込む。 いきなりの突撃に子まりさは小枝を銜えたまま固まってしまう。 有無も言わさず襲いかかれば、最初の親同士の戦いの様に身体能力に劣るれいむがまりさに勝つことだってできるのだ。 しかし、今回はそれが仇になった。 「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁああああ!!!!!」 小枝を銜えたまま固まった子まりさに突撃した子れいむは、文字通り自ら小枝に刺さりに行ったようなものだった。 子れいむの頬のあたりに深く刺さった小枝。 「ゆわわわわ!!」 子まりさはいきなり襲いかかられて恐慌に陥り、小枝を銜えたまま体を動かす。 「ゆぎょぉぉぉぉおおぉおっぉ!!!」 小枝は子れいむの体内を蹂躙する。 幸運と言うべきか迷うところだが、子れいむの中枢餡には一切当たらなかった。 ただ痛みだけが子れいむを襲い続ける。 「ごわいぃぃぃぃ、ぐるなぁぁぁ!!」 子まりさはとにかく暴れる。 力を込める為か歯を食いしばり小枝を銜え続けている。 目をつぶっているせいで、何も見えないことが勝手に更に恐怖感を増やした。 「ゆごごごごっごご!!!!」 目を白黒させ、目から滝の様な砂糖水の涙と、体中から砂糖水の汗を滴らせる。 ワザとやっているかのように、子まりさは小枝をさらに動かす。 「ゆぅぅぅぅぅぅ!!!」 「!!!!!」 声にならない叫び声をあげ、子れいむは痛みで目がこぼれおちそうなほど目を見開く。 「ゆぃぃぃぃぃぃ!!」 「!!!!!!!!!!!!!!!!!」 自分が目をつぶっていことすら気付かず、子まりさはずっと暗闇の中戦った。 赤まりさと赤れいむはと言うと。 「しゃっしゃとゆっくちちてにゃいっていうんだじぇ」 赤れいむに噛みついていた。 「やめちぇねやめちぇね! れいみゅいたいよ!」 「みゃったくしゃっぎゅべ!」 赤まりさが何かに押しつぶされた。 吹き飛んできたのは親まりさだったモノだ。 噛まれ、引っ張られ、引きちぎられ、抉られ、踏まれ。 親まりさだったという原形はほとんど残されていなかった。 「ぼうやべべぐだざい、ごべんばざいびぇ!!」 「しねぇぇぇぇぇえ!!!」 「ゆぴゅええぇぇぇぇ!! おきゃーしゃんきょにゃいぶぇぇぇぇぇ!!」 親まりさを吹き飛ばす過程で、何かを潰した感触はしたが。 親れいむは何も思わない。 ただ、目の前の喋る饅頭を潰すことしか頭に残っていなかった。 「しね! しね! ゆっくりしてないゆっくりはゆっくりしないでしねぇえっぇえぇぇぇぇぇえ!!!」 もはや当初の目的なんてものは忘れた。 ただゆっくりできなかっただけだ。 モノ言わなくなった餡子の塊に、れいむはまだまだ攻撃を続けていた。 人間は一人、その喜劇を眺めていた。 馬鹿が馬鹿な行動をするなんて、人が生きる為に息を吸うように、そんなことを疑問に持つことですらないことだろう。 そろそろ人通りも多くなってくる、だれかがこれを見てしかるべきところに連絡を入れて、処理される。 人間は劇があった場所の脇を通り抜け特に目的もなく歩きだした。 しかし、少し立ち止まり、思い直した。 「あー、嫌なモノ見たなぁ、ゆっくりショップにでも行くか」 家を出てからも見つからなかった目的は、ようやく見つかった。 ゆっくり一家はたった一言で勝手に崩壊した。 ゆっくりのゲスは誰よりの何よりも自身が一番可愛く、一番ゆっくりしていると信じて疑っていない。 当然、その何処からか溢れてくる自信は他ゆんに聞くまでもなくそう信じているため、誰が一番だなんて聞かない。 他ゆんもそう思っていると、勝手に思っているから。 自分がなによりも一番だから。 anko1083 サンプル anko1097 暗く湿った穴の中 anko1308 すろーりぃな作戦 anko1394 投げた! anko1425 声 anko1477 さよなら生物 anko1503 山彦恋慕 anko1632 親の脛かじり anko1739 楽しい朝餉 anko1823 梅雨が来て、人が来て anko1879 飼い(仮)ゆっくり 子れいむ anko1890 一緒に遊ぼう anko2053 ゆっくり地獄鍋 anko2216 真夏のオアシス 15作目です。 では、最後まで読んでいただけたら幸いです。