約 4,252,454 件
https://w.atwiki.jp/i-dress/pages/54.html
ヘッドラインごあんない。(2017/07/01更新) 【1】:ヘッドラインの主な見方アイドレス総合ヘッドラインは本ゲーム進行のお知らせや、運営に関する各組織へのリンク、プレイヤー全体間での情報共有、成果物の提出所や申請所、〆切告知など、さまざまな情報・場所への案内所です。いわゆるブックマークとしてのご利用をお勧めしています。 速報性はNWCやツイッターの発信・拡散には劣りますが、後々流れたログを掘らなくてもここに来たら現状必要な情報へのリンク先が載っています。 ヘッドラインはその情報が発信されてから1~2日以上経って、そういえばこの成果物の提出先ってどこだっけ?〆切っていつだっけ?と、後から確認する用に適しています。 掲載情報は、その時期の情報として優先度が高かったり、新着ではなくてもまだ周知が必要な情報がありますので、基本的に時系列順では情報は並べておりません。 前回更新時の情報と比較し、新着掲載情報は背景色を黄色にしてありますので、ご判別下さい。 +++++++++ 【2-A】:更新時間帯の設定ヘッドライントップページの更新は定期更新日の夜(21時~26時)に行います。 定期更新日についてはTOPページの日付欄を参照してください。 シーズン中とオフ、あるいは各所から発信されている情報量で更新ペースをその都度調整しています。 定期更新日の夜に、お寄せ頂いた情報を掲載します。定期更新日でない日でも、たくさん掲載すべき情報があった場合や、期限の切れた情報が掲載されたままの場合は臨時で更新を行います。 この更新ペースを理由に情報の速報性を失わないために、次の【2ーB】を設置しておりますので、そちらをご活用ください。 +++++++++ 【2ーB】:情報持込と速報板の設置について ヘッドラインはNWとは非接続ですので、作戦に関するお知らせも安心してお寄せ下さい。 参考:http //cwtg.jp/qabbs/bbs2.cgi?action=article id=6841※ただし、作戦の詳細を書いた記事(情報掲載先URL)が接続対象かつセキュリティ対策がされていない場合はこの限りではありません。ヘッドライン上にページをお作りすることもできますので、その際はスタッフまでご連絡下さい。 フレーム下部に、どなたでも告知を書き込める1行掲示板(速報板)を設置しております。周知を早めるべき重要度の高い案件や、〆切り日まで2~3日しかない告知・募集記事、リアルタイムなお知らせは速報板にお寄せ下さい。(ヘッドライン編集作業よりも早く周知できる為)【伝令者必読】投稿・使用上の注意はこちら⇒http //g-room.sub.jp/headline/ht.html ◆ご注意◆〆切りが無いもの・余裕があるものや各種宣伝等の特に緊急性のないものはヘッドラインBBS(http //www3.rocketbbs.com/601/idress.html)をご利用下さい。 速報板、ヘッドラインBBS共に、お寄せいただいた情報は次回更新時にTOPページに掲載させて頂きます。<速報板の見やすい使い方>『1』:まず告知内容(詳細文章)を情報発信元のBBS(藩国・事務所内BBSやブログやwiki、CWTGなど)に投稿します。(例:) 件名:E999イラスト・SS募集のお知らせ 本文:X月XX日XX時より開始される戦争イベント用の絵とSSを募集しています。 イラスト投稿所:http //~ SS投稿所:http //~ 作戦募集所:http //~以上です、宜しくお願い致します。『2』:速報板に、投稿者名@部署名 名義で、コメントには告知内容を簡潔に1行以内で【見出し】をつけます。○○について~等 ・〆切や開催日時がある場合は記載してください。 ・文字数に余裕がある場合は、誰宛の情報か、冒頭に【法官へ】等あると判り易いです。 『3』:コメントの末尾に『1』で容易した記事へのURLを載せて投稿完了 速報板への投稿例: お名前:豆苗@参謀団 コメント:【全藩国民へ】E999用の絵やSSを募集しています。募集はX日XX時まで。 http //~(『1』の記事へのURL)※→この部分は自動で「⇒詳細はこちら」に置換されます できるだけ1行ないし2行でおさまるように工夫して投稿してください。尚、改行はできません(投稿されてしまいます)ので、行わないで下さい。 +++++++++ 今後ともアイドレス総合ヘッドラインを宜しくお願い致します。 【スタッフ一同】
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/4865.html
デッドライジング デッドライジング コメント カプコンから2006年9月28日(アメリカでは8月8日、ヨーロッパでは9月8日)に発売されたXbox 360用のアクションゲーム。通称「デッドラ」。 18禁だが、2009年2月19日にはリメイク作品『デッドライジング ゾンビのいけにえ』がWiiで発売により17才以上対象に変更された。 デッドライジング バリヤード:アダム・マッキンタイヤー コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 デッドライジング ゴーリキー:フランク・ウェスト タブンネ:イザベラ・キーズ -- (ユリス) 2015-07-19 15 23 38
https://w.atwiki.jp/mekameka/pages/1431.html
デッドライジング / DEADRISING カプコン 2006年9月28日 Xb360(DVD.GOD) ショッピングモールを舞台に、救出のヘリが来るまで72時間生き延びるゾンビパラダイスアクション 自由度は高く救出が来るまでの間に、ストーリーを進めるもよし、何もせずにいてもよい 海外版 体の部位が切断や血飛沫などの描写が激しい海外版も人気が高い デッドライジング ゾンビのいけにえ Wiiへのリメイク移植作。写真撮影が排除されたり、Wiiリモコンと連動したアクションが加わったが、移植の出来はイマイチ 続編 デッドライジング2 デッドライジング オフィシャルコンプリートガイド (カプコンオフィシャルブックス)
https://w.atwiki.jp/mgrpgar2e/pages/1884.html
メニュー>サポートクラス>ルイネーター>アンデッドライフ 蘇生系スキル。EP3はエングレイブド1レベル分に相当するのでフェイト1点を消費するドラグーンのイモータルブラッド相当のスキルといえる。 行動済みになってしまうので基本的には保険スキルの部類。戦闘不能時にEPが4点以上残っているかが最大のネックかもしれない。 これで起き上がってちょうどEP0で妖魔化、というのも美しいが、ちょうど3点残しで調整しておく必要があり、偶然にはなりにくく、狙って3にしていると露骨な気がする。 -- 名無しさん (2014-05-15 03 01 43) フェイト消費系と異なり、初期に所持している分で賄うことができず必ず外付けのスキル枠(《エングレイブド》)を必要とする。 《ファイトソング》等で復活させる際などにも影響が大きく、額面上の枠効率に対して実行上の枠効率は大きく劣る点は留意が必要。 とはいえせっかくルイネーターに来たのだから最低限だけ習得して終了、ということもないだろう。 腐っても(アンデッドだけに)残機だ、保険に取っておくに越したことはない。 -- 名無しさん (2023-06-07 13 24 54) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mekameka/pages/2306.html
デッドライジング2 / DEAD RISING 2 メーカー カプコン 発売日 2010年9月30日 対応機種 Xb360.PS3.windows ゾンビパラダイスアクションデッドライジングの続編 今度は「Fortune City」と言うカジノ都市を舞台に、ゾンビの群れから生き延びましょう 追記 PS3版『デッドライジング2』がレッカライジングだった模様 デッドライジング2 Case 0 XBLA 本編へのプロローグが描かれている デッドライジング 2 オフ・ザ・レコード 2011年10月13日 PS3.Xb36 ASINが有効ではありません。 1作目の主人公、フランク・ウエストを主人公に据えた、もう1つの物語 Xbox 360 Xbox Live Arcade た行 デッドライジング パソコン プレイステーション3 PR ASINが有効ではありません。
https://w.atwiki.jp/seiyu-coversong/pages/2556.html
MEIKO KAITO 初音ミク 鏡音リン 鏡音レン 重音テト 神威がくぽ 巡音ルカ GUMI 歌愛ユキ Lily IA VY2 MAYU v flower シリーズ作品 MEIKO 2012年 Crazy ∞ nighT KAITO 2008年 カンタレラ サンドリヨン 千年の独奏歌 2012年 Crazy ∞ nighT 2013年 上弦の月 初音ミク 2007年 Daybreak 2008年 カンタレラ サンドリヨン shiningray 初音ミクの消失 Promise 2009年 愛言葉 裏表ラバーズ 永遠花火 君の体温 The secret garden ZIGG-ZAGG シザーハンズ ススメ!アメオトコ 二息歩行 バイビーベイビーサヨウナラ *ハロー、プラネット。 from Y to Y ペテン師が笑う頃に magnet ロミオとシンデレラ 2010年 え?あぁ、そう。 恐山ル・ヴォワール かくれんぼ Calc. 桜前線異常ナシ ショットガン・ラヴァーズ 深海少女 心拍数#0822 タイムマシン Knife ネトゲ廃人シュプレヒコール ピエロ マトリョシカ 2011年 エンヴィキャットウォーク からくりピエロ Symphony ストロボラスト 千本桜 タイム・カプセル 月・影・舞・華 Mr.Music 未来線 リスキーゲーム 2012年 アカツキアライヴァル 威風堂々 オレンジ 風待ちハローワールド Crazy ∞ nighT サリシノハラ shake it! 心臓デモクラシー 世田谷ナイトサファリ 月見夜ラビット ドレミファロンド 脳漿炸裂ガール paranoia ハローラフター 独りんぼエンヴィー Black Board HEAVEN マーシャルの嬌声 2013年 愛してる 一触即発☆禅ガール クノイチでも恋がしたい 虎視眈々 jewel 僕は初音ミクとキスをした White Prism MISTAKE 2014年 アリアドネ 今好きになる。 ウミユリ海底譚 神のまにまに 三角ジェラシー 少女は夜と鮮やかに テクストオーバー 毒占欲 とても素敵な六月でした 夏の半券 ふつーの魔法少女でごめんなさい。 恋愛裁判 2015年 アサガオの散る頃に このふざけた素晴らしき世界は、僕の為にある だんだん早くなる てのひらワンダーランド ハートの主張 2016年 エイリアンエイリアン 39みゅーじっく! ダンスロボットダンス 妄想感傷代償連盟 リバーシブル・キャンペーン 2017年 カメリア・コンプレックス 太陽系デスコ テオ ヒバナ 猛独が襲う 2018年 少女レイ 2019年 夜行性ハイズ 鏡音リン 2007年 リンリンシグナル 2008年 悪ノ娘 いろは唄 おてんば姫の歌♪ ココロ South North Story ジェミニ ぜんまい仕掛けの子守唄 Promise 炉心融解 2009年 イタズラムスメ 天樂 ライバル 2010年 S・K・Y Knife メランコリック リグレットメッセージ 2011年 からくり卍ばーすと ジャバヲッキー・ジャバヲッカ トゥインクル 東京テディベア Mr.Music リモコン 2012年 いーあるふぁんくらぶ 威風堂々 Crazy ∞ nighT 再教育 shake it! ハローラフター 2013年 イタズラ忍法帳 イドラのサーカス おこちゃま戦争 クノイチでも恋がしたい 虎視眈々 シティライツ jewel しんでしまうとはなさけない! 蜜月アン・ドゥ・トロワ ロストワンの号哭 2014年 神のまにまに 共犯者 2016年 脱獄 2018年 ロキ 鏡音レン 2007年 リンリンシグナル 2008年 悪ノ召使 soundless voice ジェミニ ダンシング☆サムライ Fire◎Flower 2010年 Knife 2011年 嗚呼、素晴らしきニャン生 からくり卍ばーすと ジャバヲッキー・ジャバヲッカ Mr.Music リモコン 2012年 ギガンティックO.T.N Crazy ∞ nighT 再教育 shake it! デッドラインサーカス lllトゥルティンアンテナlll 2013年 命のユースティティア おこちゃま戦争 しんでしまうとはなさけない! テレカクシ思春期 2015年 厨病激発ボーイ 2016年 脱法ロック 重音テト 2008年 耳のあるロボットの唄 2012年 吉原ラメント 神威がくぽ 2008年 ダンシング☆サムライ 2010年 ヴェノマニア公の狂気 2011年 Dr.リアリスト 2012年 Crazy ∞ nighT デッドラインサーカス 巡音ルカ 2009年 Just Be Friends ダブルラリアット magnet 2010年 チェリーハント ハッピーシンセサイザ Blackjack 2011年 Mr.Music Leia 2012年 アカツキアライヴァル 威風堂々 Crazy ∞ nighT ハローラフター 2013年 虎視眈々 jewel それがあなたの幸せとしても 2015年 ミリオンダラードリーマー GUMI 2009年 D.P.C.W 2010年 オーバーテクノロジー ハッピーシンセサイザ ポーカーフェイス Holography マトリョシカ モザイクロール 2011年 嗚呼、素晴らしきニャン生 天ノ弱 カーニバル キッチンでカッパがタニシ茹でてる KiLLER LADY キリトリセン クワガタにチョップしたらタイムスリップした 十面相 シリョクケンサ セツナトリップ テトロドトキサイザ2号 初恋の絵本 星の唄 リセット 2012年 いーあるふぁんくらぶ 威風堂々 Crazy ∞ nighT ケッペキショウ 告白予行練習 しわ 雪月花 チェックメイト デッドラインサーカス 脳漿炸裂ガール ハローラフター 放課後ストライド ルートスフィア 恋愛勇者 2013年 イタズラ忍法帳 一触即発☆禅ガール 有頂天ビバーチェ きょうもハレバレ 恋空予報 ココロ*パレット 虎視眈々 jewel ダヴィンチの告白 トキヲ・ファンカ ドナーソング 非公開日誌 病名恋ワズライ 無気力クーデター ヤキモチの答え レプリカント ワールド・ランプシェード 2014年 About me 十六夜シーイング ECHO 神のまにまに 金曜日のおはよう 告白ライバル宣言 さよなら両片想 バレリーコ 夜もすがら君想ふ 2015年 革新的ヒロイズム 赤裸々キャンディ 花吹雪リフレクト 不条理ルーレット 2016年 絵空事スパイラル 僕が名前を呼ぶ日 私が恋を知る日 2017年 ロメオ 歌愛ユキ 2011年 Mr.Music Lily 2012年 WAVE GLIDE ジッタードール START ハローラフター 2013年 パラノイド 2014年 ELECT IA 2012年 威風堂々 完全犯罪ラブレター 孤独ノ隠レンボ 猿マネ椅子盗りゲーム 想像フォレスト ニセモノ注意報 ハローラフター 六兆年と一夜物語 2013年 虎視眈々 jewel 2014年 アスノヨゾラ哨戒班 2015年 テレーゼの溜息 ノスタルジージャンクフード やさしいおばけ話 四丁目の秘密屋さん 2017年 取り柄のないクズだって生きてていいだろが VY2 2013年 傘の下に雨が降る MAYU 2012年 青 夕立のりぼん 2014年 エメラルドシティ v flower 2014年 曖昧劣情Lover イノコリ先生 2016年 シャルル 2017年 フィクサー プロトディスコ 2018年 終末じゃない シリーズ作品 告白実行委員会(HoneyWorks) イノコリ先生 今好きになる。 可愛くなりたい 金曜日のおはよう 告白予行練習 告白ライバル宣言 さよなら両片想 三角ジェラシー テレカクシ記念日 テレカクシ思春期 東京サマーセッション 日曜日の秘密 ハートの主張 初恋の絵本 病名恋ワズライ 僕が名前を呼ぶ日 ヤキモチの答え ロメオ 私が恋を知る日 終焉ノ栞プロジェクト 完全犯罪ラブレター 孤独ノ隠レンボ 猿マネ椅子盗りゲーム テレーゼの溜息 ニセモノ注意報 ノスタルジージャンクフード ファイティングガール やさしいおばけ話 四丁目の秘密屋さん ミカグラ学園組曲 十六夜シーイング 有頂天ビバーチェ 絵空事スパイラル 革新的ヒロイズム 我楽多イノセンス 赤裸々キャンディ 花吹雪リフレクト 不条理ルーレット 放課後ストライド 無気力クーデター
https://w.atwiki.jp/girlsroyale/pages/294.html
同名ドール [売れっ子作家]デッドラインデータ [売れっ子作家]デッドライン 限界突破データ 同名ドール [売れっ子作家]デッドライン [ファイヤーコミック]デッドライン [売れっ子作家]デッドライン blankimgプラグインエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 データ 属性 スピード レアリティ HR 最大Lv 50 コスト 13 攻撃 2500 HP 3200 MAX攻撃 4450 MAXHP 5700 リーダー効果 高速の構えスピード属性の攻撃を10%アップ 秘技 売れっ子サイン50%の力で攻撃をしかける(4ターン目に発動可能) スキル スピードラッシュスピード属性の攻撃を中アップ セリフ フフフ…これが漫画家のパーティ…ステキ…デッドライン先生…いい響き…え?私のサインが欲しい?仕方ないですね…♪ [売れっ子作家]デッドライン 限界突破 blankimgプラグインエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 データ 属性 スピード レアリティ HRMAX 最大Lv 60 コスト 13 攻撃 2500 HP 3200 MAX攻撃 5600 MAXHP 7200 リーダー効果 高速の構えスピード属性の攻撃を10%アップ 秘技 売れっ子サイン50%の力で攻撃をしかける(4ターン目に発動可能) スキル スピードラッシュスピード属性の攻撃を中アップ セリフ …まったく売れっ子作家も大変ですねー♪え?サイン?今順番待ちになってしまっているの。ごめんなさい。フフフフ…フフフ
https://w.atwiki.jp/orirowa2014/pages/317.html
パチンと火の花が咲いて散り、鉄火場の音が響く。 真っ直ぐに突きだされた蒼い軌跡が、横合いから振り抜かれた銀の軌跡に弾き飛ばされる。 先端を弾かれ槍使いは槍先を大きく逸らした。 これに対して、小回りの利く短剣使いはそのまま間合いを詰めるべく前へと踏み出す。 懐に入ろうとするこの動きにも槍使いは慌てず、冷静に後方に半歩下がりながら体全体を回転させるように豪快に槍を薙ぎ払った。 蒼い半月が描かれる。 遠心力を込められたその払いは、短剣で受けるには流石に重すぎる。 短剣使いは、たまらず後方に身を引いた。 突破を図る幾度目かの試みは、またしても失敗に終わった。 間合いを取った短剣使い――カウレス・ランファルトは息を吐き、やりづらい相手だ、と槍使い――新田拳正を見つめる。 戦闘に限らず、どのような競技においても対人戦で勝利を目指すのならば、とるべき手段は二つだ。 自らの長所を生かすか、相手の長所を殺すかのどちらかである。 理想を言えばこれらを両立したい所なのだが、現実的にはどうしてもどちらかに寄ってゆくものだ。 そしてカウレスも拳正の両名とも戦闘スタイルは後者、相手の持ち味を出させない方向に寄っていた。 カウレスのスタイルは多種多様、千差万別な魔物に対応すべく身に付いた、相手に合わせた臨機応変さである。 魔族の中には死の呪文や自爆魔法と言った危険な使い手もいるので、相手の強みを出させないと言うのは対魔族の基本と言えた。 対して拳正のスタイルは、ただ一人の絶対強者に勝利するために編み出した手法である。 相手の強みを出させてはそもそも何もさせてもらえない、そんな次元の相手と戦うために生まれた創意工夫である。 あの魔人皇に人の身で持ちこたえられたのもその理由が大きい。 互いに似通った戦闘理論を持ち、技量にも大差はない。 あるとするなら獲物の差だ。 短剣と槍では間合いが違いすぎる。 拳正の目的はミロとユキの間にカウレスを割り込ませない事。 いわば足止めであり攻める必要がない。 間合いで勝る拳正は相手の有利な間合いでは戦わず、制空圏に入った相手を討ち落とすだけでよい。 そんな相手に足止めに徹されては突破が困難なのは当然の事だ。 むしろ、短剣で槍の刺突を凌いでいるだけカウレスはよくやっている。 だがカウレスにも拳正にはないアドバンテージがあった。 魔法である。 槍の中距離に対し、短剣による近距離、魔法による遠距離と二つの間合いを持つのは十分な強みだろう。 加えて、攻めてこない拳正に対して、カウレスは常に先手を取れる。 自らの仕掛けを存分に試せるという事だ。 戦士であるカウレスに扱えるのは初級魔法のみである。 だが、初級魔法には一工程(シングルアクション)で発動するという利点がある。 「eRif」 瞬時に発動した火の矢が飛び、その後ろをカウレスが追従する。 槍で払えば消し飛ぶような小さな炎だが、これに対応すればその隙を見逃さずカウレスという二の矢が届く。 懐に入ってしまえば長物は不利。短剣であるカウレスが圧倒的優位に立てる。 だが、拳正は自らに迫る炎を気にせず、真っ直ぐにカウレスのみを見つめ、踏み出したカウレスの足元を狙って槍を刺く、 カウレスは咄嗟に前への踏み込みを止め刺突を躱すが、続けざまに動きの止まった上体を狙われ、仕切りなおすように後方に跳んだ。 距離が離れ仕切りなおされたのを確認して、拳正は焼け焦げた服をパンと払う。 火の矢を喰らうリスクと懐に入られるリスクを天秤にかけて、一方を甘んじて受けただけの事だが。 その下に見える火傷の跡は致命傷にはなりえないだろうが、決して軽いとは言えない。 何より目の前に迫る脅威を分かっていながら反応すらしないと言うのはカウレスの目にも異様に映る。 この手の戦士は戦場で幾度か見たことがある。 全員例外なく強かったが、全員例外なく早死にしていった。 出来れば相手をしたくない類の手合いだ。 邪龍の元へたどり着くには、この相手が槍で引いた線を越えねばならない。 この線を超えるのならば、それこそ決死の覚悟が必要だろう。 カウレスは気合を入れ直すようにふぅと息を吐き、短剣を構えなおした。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 戦場の音を響かせる少年たちとは対照的に、白い少女と蒼い邪龍は無言のまま睨み合うように対峙していた。 圧迫感のある小山のような巨体を前に少女は呼吸を止める。 見慣れたはずの立ち姿のはずなのに、今ではまるで違った異様なモノに移ってしまう。 その目は片方が潰れ、残る視界は朧気に歪み、少女を見下ろす瞳は狂気を秘めた真紅に輝いてる。 恐らく、目の前の少女が何者であるかを映してはいないだろう。 邪龍は噛み締めた牙を鳴らしてグルルと凶悪に喉を鳴らした。 「…………ミロさん」 呑み込まれてしまいそうな威圧感。 呟かれた声は果たして、変わり果てたかつての友に届くのだろうか。 そのボロボロの姿を目の当たりにして、ユキは胸の前でグッと拳を握りしめた。 ミロを討たんとする男から少年に与えてくれた猶予だ、無為に消費することなどできない。 少女が決意と共に一歩、邪龍へと踏み出そうとした。 その瞬間、少女の眼前で風の悲鳴が鳴り響き、烈風が吹き荒れた。 それは振り下ろされた龍の爪である。 ユキの眼前を掠め大地を薙いだ三指の凶悪な大爪が、川の字の破壊の跡が深々と大地に刻んだ。 ユキが息を呑む。 振り下ろされた凶爪が外れたのは、視力が失われ単純に目測を誤っただけなのか。 それとも、僅かに残ったミロの良心がそうさせたのか。 ともかく外れたとはいえ、振り抜かれたのは爪先が触れれば人など塵紙のように引き裂くような一撃だった。 それほどの一撃を前にして、恐ろしくないと言える程、ユキは強くはない。 恐ろしくて逃げ出してしまいたくなる。 けれど、ユキは全てを呑みこみ、更に一歩、前へと踏み込んだ。 ここで引くわけにはいかない。 ここで逃げたら、何のためにここまで来たの変わらなくなる。 『ミロってガキも悪いし、そのオッサンも悪かった。それはそれだけの話だろ』 そう断言した拳正の言葉は正しい。 ミロがこうなったのはユキだけの責任じゃない、ミロも舞歌もロバートも船坂も、関わった全員がそれぞれ悪かった。 全てが自分の責任だなどと、それこそ傲慢だ。 「ごめんなさい。そうなってしまったのは私のせいなのね」 それでもユキはそう言った。 その傲慢さを認め、全ての重さを背負う覚悟で。 その責任を彼女は取らなければならない。 だが、今のミロにユキが果たして何が出来るのか。 傷つきもがき苦しんでいる、彼にいったい何をしてやれると言うのか。 原因を作った責任を取って殺されてやる? それはできない。 それは責任ではなくただの逃げだ。 なにより簡単に命を投げ出してしまっては、ロバートや舞歌に対する裏切りになる。 傷つき苦しそうに暴れるミロをいっそ楽にしてあげる? そんな事が出来るはずがない。 それはミロに責任を押し付けてなかった事にしようとする行為だ。 傷ついた彼をこれ以上傷つけるようなマネを出来るわけがない。 「ミロさん。私は、」 ユキは細く白い手を伸ばす。 その手を取ってほしいと、願いを託すように。 「■■■■■■■■■■■■■■■■■!!」 だが全ての願いを断ち切るように、龍の咆哮が響いた。 今のミロは理性のない獣その物である。 その耳に言葉など届かない。 本能的にニンゲンの気配を察し襲い掛かる、恨みと暴力の怪物だ。 邪龍が目の前のニンゲンを肉塊へと変えるべく、その腕を振り下ろした。 今度は狙いを外さず振り下ろされた腕をユキは咄嗟に飛び退き身を躱す。 強靭な龍族の生命力により何とか生きているが、ミロは本来生きているのが不思議なくらいの重傷である。 その動きは鈍く、躱すだけならそれほど難しいことではない。 だが、この戦いはそう言う物ではない。 「お願い聞いて、ミロさん! 私は、」 攻撃から身を守りながらユキは必死に呼びかけ続ける。 ユキの呼びかけにもミロは一切反応を示さず、その動きは止まらない。 横なぎに払われた腕と尻尾の連撃を、ユキは後方に引きつつ躱す。 だが、そんなまどろっこしいことをしなくとも、ユキならその力でミロを制圧することも可能だろう。 けれど、これ以上ミロを傷つけるようなマネは彼女にはどうしてもできなかった。 まるで声が届いていなくとも、もう逃げないと決めた。 語りかける事しかできなくとも、今はそれを続けるしかない。 「ミロさん、私は、あなたを助けたいの!」 その願いを口にする。 ミロを救う事。 それが彼女の贖罪であり、願いである。 出来る出来ないの問題じゃない。 そうしなくてはならない。 そうすると決めたのだ。 どうしたらいいかはわからないけれど、投げ出す事だけは出来ない。 「だから、絶対にあきらめないんだから…………ッ!」 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 牙と言葉と突き合わせる龍と少女を余所に、少し離れた草原で二人の少年のぶつかり合いは続いていた。 槍を構え腰を落として敵の出方を待ち構える拳正。 そこに向かって正面からカウレスが突破を計らんと駆ける。 「ecI」 走るカウレスの眼前に小さな氷塊が生み出される。 カウレスはこれを放つのではなく、拳正のギリギリ間合いの外で回転蹴りで蹴り砕き、目くらましとして氷の欠片をばら撒いた。 視界が鋭利な氷の粒で埋め尽くされる。 だが、この程度で惑わされる拳正ではない。 その手は、ユキからそれ以上の物を既に喰らっている。 拳正の手元から伸びるように蒼槍が撥ねる。 槍の狙いはカウレスではなく、その手に握った武器だ。 槍の穂先に巻き上げられ、短剣が空中に跳ね上げられる。 だがカウレスも、その動きは読んでいた。 武器を跳ね上げられたその手で槍の口金を掴むと、槍の端と端を綱引きの様に引き合う形となる。 カウレスとて槍の心得くらいはある、そう簡単に引き剥がされたりはしない。 互いに武器を封じた状態なら、魔法の使えるカウレスが優位だ。 槍を封じられた拳正。 カウレスはこのまま槍を挟んだ近距離で魔法を唱えようとする。 だが、拳正は構うことなくあっさりと槍から手を放した。 突然槍を引く力が無くなった事により、カウレスがバランスを崩す。 そこに足跡が残る程、強くい踏込で拳正が地面を踏みしめた。 流れる震脚。 それこそ槍のような鋭さで肘が跳ぶ。 そこでようやくカウレスは目の前の相手がただの槍兵ではない事を悟った。 裡門頂肘。 水月を撃ち抜かんと放たれた一撃はしかし。 カウレスが咄嗟に槍を手放して身を引く事で、狙いを逸らされた。 「ッッ!!」 急所である水月は外れたものの、脇腹に八極拳士の一撃を受けたカウレスは2歩、3歩とたたらを踏みつつ後方へと下がる。 拳正はその場で手を挙げカウレスが放り投げた拍子に宙に浮いた槍を掴み。 足を止めたカウレスも空中から落ちてきた先ほど跳ね上げられた短剣をパシリとつかみ取った。 カウレスが打たれた腹部を抑える。 その小さな体のどこからこれほどの力がと思えるほどの重い一撃だった。 カウレスは息を整えつつ目の前の相手を見る。 目の前の少年は変わらぬ剣呑な瞳で油断なくこちらの動きを窺っている。 「…………君は、どういうつもりなんだ?」 「どうって?」 カウレスは攻めの手を止め、拳正に向かって話しかけた。 拳正は表情を変えることなく構えを解かぬまま応じる。 カウレスの目的は凶悪な龍族の手から少女を守護る事である。 だからこそ、ここで聞いておかねばならない。 「彼女は君の仲間なのだろう? だったら何故、彼女を助けるのを邪魔をするんだ」 熱くなっていた頭が落ち着いたと言うのもあるが。 ここまで戦って拳正から殺意や悪意のようなものを感じなかった。 急所ではなく四肢や武器を狙い、本当に足止めに徹している。 だからこそ、彼の真意が気になった。 「言ったろ。あいつがミロってガキに用があるってんで、それが終わるまでアンタを足止めしてるだけだ」 「その用と言うのはなんなんだ?」 チラリと少女の方へと視線をやる。 傍から見る限り邪龍に少女が襲われているようにしか見えない。 自分の手で仇を討ちたいなどと言う事情ならば、同じ復讐者として理解できるが。 一方的に打たれるばかりで少女が反撃に転ずる様子はない。 「さてな、詫び入れたいって話だが、あとはあっちの事情だ。細かいことぁ知らねぇよ」 それはカウレスからしてみれば、信じられないような話だった。 例え聖剣の呪縛から解放された今でも、魔族と人は相容れない存在であるという考えには変わりがない。 詫びも何も話など通じるはずがない。 現に、少女は今もこうして邪龍に襲われその猛攻にさらされている。 「……バカな。あの邪龍が危険かどうかなんて見ればわかる事だろう」 「生憎と、見ただけで全部が分かるほど頭の出来が良くなくてね。 確かに今はキレちゃぁいるみてぇだが、それがどうなるかはあいつら次第だろ」 その答えにカウレスは無言のまま首を振る。 正気を失っているかなどは関係がない。 根本的に人と魔族は解り合えない。 そうでなければ彼らは百年以上も殺し合いを続けてはいない。 「君はあの邪龍と少女が和解できると本気で思っているのか?」 「それこそ知らねぇよ。水芭はともかく、俺はあのミロってガキとは話した事もねぇんだから」 拳正の無責任な物言いに、カウレスが腹を立てたのか。 僅かに語気を強め、噛みくように言った。 「だったらなぜ、こんな事をしている!」 「決まってんだろう。あいつがやると言ったからだよ」 そう、なんの逡巡もなく拳正は言い切った。 「対した事情を知りもせず、それだけの理由で?」 「事情も何も、そりゃ誰にだって何かあるだろ、いちいち詮索するようなこっじゃねぇさ」 新田拳正は他者に踏み込まない。 いちいち相手の事情を知る必要はないと考え、知らなくても付きあってゆけると思っている。 それはある意味完結した価値観だった。 連れ合いがお節介なほどに踏み込んでゆく人間だったので、ある意味では釣り合いはとれていたのかもしれないが。 「…………そうだね。そうかもしれない」 その言葉をカウレスは否定することはできなかった。 カウレスもそうだった。 仲間の事情には踏み込んでこなかった。 みな誰しも剣を取る理由があったはずなのに、それを知ろうとはしなかった。 カウレスはオデットや仲間たちの背景や戦う理由も知らない。 戦うのを嫌っていたはずの妹が何故自分についてきたのか、その事情を知ろうとはしなかった。 「だが、知るべきだ、知らせるべきだったんだ」 今になって後悔がある。 もう妹の真意を知ることはできない。 復讐に目を曇らせ、踏み込んでこなかった 知ろうとしてこなかった後悔がある。 「死んだらすべてが終わりなんだぞ。 君は彼女が死んだらどうするつもりなんだ?」 故郷を滅ぼされ、幾つもの戦場を越え多くの死を見てきた。 そんな事は誰よりも知っていたはずなのに。 聖剣を無くして、今更ながらに気づかされた。 決意も後悔も信念も。 死ねばすべてが終わる。 そんな当たり前の事実に。 「死ぬかもしれないなんてのは、あいつも百も承知の上でやってんだろ。 その上でテメェの我侭を通そうってんだ、あいつがやっぱり死ぬのは嫌だ助けてくれってんなら助けに入るが。 そうじゃねぇなら止めるのは筋じゃねぇだろ」 命を懸けるに足るかどうかは本人の決める事だと。 突き放したような物言いで言い切った。 「そうか。やはり君と僕は相容れないようだ」 カウレスは誰かの死をこれ以上見たくはない。 せめて目の前の、手が届く誰かだけは救いたいと願っている。 「おうよ。だからこうして闘り合ってんだろ?」 譲れない意見が違ってしまったら闘り合うしかない。 強い方が己の我侭を押し通す。 それだけはどの世界でも共通した真理だった。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ユキとミロの攻防もまた苛烈を極めていた。 攻防と言っても、一方的なミロの攻撃からユキが逃げ回っているだけの状態なのだが。 ユキが投げかける言葉の刃は、未だ一太刀も硬い殻に覆われたミロの心には届いていない。 今のところ巧く攻撃を躱せてはいるが、一撃でも当たれば小さなユキの体など吹き飛んでしまう嵐のような猛攻だ。 例え躱すことが出来ても一度でもミスをすればと言うプレッシャーは精神が削られる。 いつ集中力が途切れるとも分らない状況だ。 そして何より、この戦いは敵の攻撃を躱し続ければいいという物でも、ましてや相手を倒すための物でもない。 ユキはミロを助けたいのだ。 自分が傷つけてしまった友人を。 ボロボロの肉体もそうだが、まずは救うべきは荒れ狂ったミロの心だ。 ユキの言葉がミロの心を癒せるのかはわからない。 分らないが、まず聞いてもらえなければそれこそ話にならない。 話を聞いてもらうにはまずは大人しくしてもらう必要があった。 ユキには、ミロを傷つけず大人しくしてもらうために考え抜いた策がある。 猛攻を続けるミロ。 だがその動きが徐々に鈍ってゆく。 攻め疲れたという訳ではない。 人と龍では根本的なパラメータが違う。 逃げ回っているだけとはいえ、単純な体力だけならばおそらくユキの方が先に尽きるだろう。 足元の草原には霜が降って行った。 ミロの猛攻を躱しつつ、冷気を操り徐々に周囲の気温を下げたのだ。 トカゲなどの爬虫類や恐竜などの竜脚類と同じく、竜種は変温動物である。 つまるところ寒さに弱い。 これはブレイカーズへの復讐に燃えるユキが龍の怪人であるドラゴモストロ対策として父より聞き及んだ情報だ。 よもやこのような形で役に立つとは思わなかったが。 これで終わった訳ではないが、まずは第一歩。 ミロも少しは頭が冷えて冷静になってくれればよいのだが。 そう思いながら、動きの止まったミロへと恐る恐る距離を詰める。 「!?」 だが、そこで止まったはずのミロが、突然猛スピードで動いた。 変温動物である龍族は寒さに弱い、それは確かな事実である。 だがしかし、寒冷地に居を構える龍族もいる。 例えば体内に巨大な火袋を持つ赤龍。 そして膨大な魔力によって、体内に熱を巡らす蒼龍である。 魔力が尽きたと言えど、その動力炉まで止まった訳ではない。 新たに生まれた小さな種火を燃やして、邪龍は動いた。 下手に動きを鈍らせてしまったことで、その動きに慣れてしまっい、動きの緩急に虚を突かれた。 タイミングは紙一重。ユキは慌てて身を躱すべく地面を蹴る。 だが、踏ん張った足に激しい痛みが走り、力が抜けた。 回避に徹して逃げ回っていたときに、激しく動きすぎたのか、足の傷が開いたのだ。 そしてその隙は致命的だった。 「■■■■■■■■■■■■■■■■■!!」 振り回されたミロの右腕が、ユキの顔面を強かに打った。 ユキの白い髪が数本散り、鮮血が舞う。 細く小さな体が、地面を滑りながら転がってゆく。 そうして動かなくなった。 それはあの時の再現の様だった。 ミロが振り払った腕で、ユキを傷つけてしまったあの時と。 倒れ込んだユキに対して、ミロは動かなかった。 追撃するでもなく、とどめを刺すでもなく。 ただ知らない土地に一人取り残された子供のように、戸惑うように立ち尽くしていた。 ミロは龍界という閉ざされた世界で龍の皇子として生まれ、何不自由なく育ってきた。 甘やかされ、我侭放題で、甘えた様に生きてきた。 だからこそ知らない世界に一人放り出された恐怖は計り知れなかった。 強がっていたけれど、ミロは誰よりも不安だった。 そんな状態で生まれて初めて人間に出会った。 ランズは人間は卑怯で凶暴で嘘つきな種族だと言った。 だけど初めて出会った人間は、なよなよしてよわっちょろくて、ランズの話とは全然違った。 ランズは間違っていたと思った。 自分は正しかったと思った。 だから、一緒にいてやってもいいと思った。 不安だったというのもある。 誰かに虚勢を張りたかったのだ。 彼の周囲にいるのは家族か従者で、そんな者はいなかった。 それがミロにとっての当たり前だった。 だから部下になれと言ったのに断られたときはよくわからなかった。 友達なんて言葉は知らなかった。 だから初めてできた人間の友達だった。 だから、裏切られたと思った時に必要以上に頭に血をのぼせてしまった。 だから、それを傷つけてしまった時、どうしていいのかわからなかった。 「…………大丈夫だよミロさん。」 けれど、あの時とは違う。 今度はユキは立ち上がった。 白い髪を赤で染めながら、ぼたぼたと零れる鼻血を拭って大丈夫だと口にする。 その後悔はミロの心に小さな棘を残した。 手に返るあの時と同じ感触。 小さく刺さるその棘が、ミロの心に戸惑いと無意識の手心を加えさせた。 ユキもずっと不安だった。 だから舞歌と再会できたことが嬉しくて、それだけしか見えなくなっていた。 きっとミロもユキと同じくらい、いや、それ以上にに不安だったはずなのに。 「不安だよね、怖いよね。ごめんなさい、あなたを一人にしてしまって」 ミロの心を侵しているのは不安と恐怖だ。 どうしていいのかわからない不安と、死にたくないという恐怖。 その全てを取り払えるわけではないけれど。 一つでもその隙間を埋められるなら、前に出なければ。 ユキは一歩踏み出す。 ミロの巨体ならば、手を伸ばせば届くデッドライン、その線を超えた。 ミロは、動かなかった。 ゆっくりとミロの潰れていたはずの瞳が開かれる 僅か数時間で潰れた目を修復した、それは龍族の再生力。 龍は新たに開いた赤い瞳で少女を見た。 少女も血に濡れた赤い瞳で龍を見上げた。 二人の赤い視線がようやく交わる。 「………………ユ、…………………………キ」 過ごした時は僅かな時間だったかもしれない。 酷い別れ方をしてしまったかもしれない。 それでも、確かにあの一瞬つれそったはずの友の名を。 掠れ途切れそうな声だったけれど、確かにその名を呼んだ。 「……ミロさん」 ユキは優しく全てを許すように微笑んで。 いきなり全てが解決する訳がないけれど、せめてこの手を取って欲しいと。 祈る様に罪と血に濡れた手を伸ばす。 「……………………え?」 青い鮮血が彼女の頬に散った。 見れば、ミロの喉元から蒼い血液に塗れた、黄金の剣が突き出していた。 「取ったぞッ!! 愛お姉さん仇ッ!!!」 龍の背に聖剣を突き立て、高らかと雄叫びを上げるのは小さな少年だった。 ひゅーひゅーと貫かれた喉から息が漏れる。 聖剣は強固な龍鱗を容易く貫き、喉元から突き出していた。 「ぐっ…………がぁ……があああああああああああぁっ!」 断末魔の雄叫びを上げグラリと龍の巨体が倒れる。 背に張り付いた勇二は、押しつぶされる前にいち早く背を蹴り、聖剣を引き抜きそこから離れた。 「トドメだぁ―――――!」 そして地面に着地するや否や、確実に首を落とさんと聖剣を振り上げ駆けだした。 「ッ!? させない…………ッ!」 そこに氷の盾を展開したユキが間に割り込む。 だが、聖剣の前にそんなものは無意気だ。 「邪魔を――――するなぁッ!」 「きゃ…………ッ!」 一振りの黄金の軌跡に氷壁がガラス細工の様に砕かれた。 その勢いにユキの体が吹き飛ぶように弾かれる。 「悪い奴に味方するって言うんなら、お前からぁ死んじゃえ!」 地面を滑りながら倒れこんだ白い少女に向かって、勇者が黄金の剣を振り上げる。 急転する事態。 これに遅れることなく、対峙してた二人の少年は弾かれるように同時に駆けだしていた。 「eRif」 先んじてカウレスが最速で完成する火の矢を勇二に向けて放った。 だが、魔王に対抗すべく作られた聖剣には高い抗魔力が設定されている。 最下級魔法など軽く振るわれた聖剣に触れるだけで霧散する。 「ッ、な!?」 だが、次の瞬間、物理的な衝撃によって聖剣が勇者の手を離れ大きく弾き飛ばされた。 聖剣を弾き飛ばしたのは拳正が投擲した蒼天槍である。 カウレスが放った火の矢は敢えて受けさせ聖剣の位置を固定させるための布石だ。 対立していた二人だが、今の目的は同一である。 勇二は弾かれた聖剣を拾いに向かう。 その間に一方は少女に、一方は少年に向かって駆けてゆく。 拳正は駆け抜ける勢いのままユキの体を掻っ攫い、肩に抱えるとその場から離脱を試みる。 だが、これに抵抗を示したのは肩に抱えられたユキだった。 「だめ新田くん、離して!」 「悪ぃが、これ以上は無理だ」 「でも! このままじゃミロさんが!」 「もう遅い」 冷徹に告げられた言葉にユキが息を呑む。 遠ざかる風景の中に、蒼い水たまりを地面に広げ倒れ込んだまま動かない龍の巨体が映る。 その意味を理解して、ユキの体から抵抗の力が抜けた。 「逃がさないぞ…………ッ!」 魔族に与した悪虐を逃すまいと、正義を執行せんと勇者が追撃する。 だが、その突撃の前にカウレスが割り込んだ。 カウレスは駆け抜けざま地面に突き刺さったままの蒼天槍を引き抜くと、そのまま独楽のように回転して槍を薙ぎ払う。 蒼天の槍と聖なる剣が衝突する。 全身に伝わる凄まじい衝撃にカウレスは押し戻されるが、勇二の勢いも殺せた。 「邪魔だ! お前も、悪者か!?」 とても年端もいかぬ少年とは思えぬ、形相で凶暴に猛る勇二。 カウレスはその手に燦然と輝く黄金の聖剣を見て、複雑な思いを吐露するように呟いた。 「そうか。君が…………今の勇者か」 こうして、聖剣に運命を弄ばれた二人は偶会を果たした。 元勇者と現勇者を導くのは聖剣か、それとも。 【ミロ・ゴドゴラスV世 死亡】 【D-5草原/午後】 【カウレス・ランファルト】 [状態]:ダメージ(大)、魔力消費(大) [装備]:蒼天槍、サバイバルナイフ [道具]:なし [思考・行動] 基本方針 出来ることを精いっぱい成し遂げる 1:現勇者と対峙する 2:オデットと合流したい ※完全に勇者化の影響がなくなり人間になりました 【田外勇二】 [状態]:勇者、消耗・大(回復中)鳩尾にダメージ(回復中)脇腹に刺し傷(修復中) [装備]:『聖剣』 [道具]:基本支給品一式、 [思考] 基本行動方針:勇者として行動する [備考] ※勇者として完成しました 【新田拳正】 状態:ダメージ(大)、疲労(中)、肩に火傷 装備:なし 道具:基本支給品一式、ビッグ・ショット、ランダムアイテム0~2(確認済み) [思考] 基本行動方針:帰る 0 逃げる 1 クラスの面子を探す 2 脱出する方法を考える 【水芭ユキ】 [状態]:疲労(中)、頭部にダメージ(大)、右足負傷、精神的疲労(中) [装備]:クロウのリボン、拳正の学ラン [道具]:ランダムアイテム1~3(確認済)、基本支給品一式、風の剣、朝霧舞歌の死体 ロバート・キャンベルのデイパック、サバイバルナイフ・裂(使用回数 残り2回)、ロバート・キャンベルのノート [思考] 基本行動方針:この痛みを抱えて生きていく 1:・・・・・・ 2:舞歌を埋葬する 3:悪党商会の皆を探す 4:お父さん(森茂)に会って真実を確かめたい 127.ストライク・ザ・ブラッド 投下順で読む 129.それは愛するように 時系列順で読む 悲しみよこんにちは 新田拳正 夢の終り 水芭ユキ ミロ・ゴドゴラスV世 GAME OVER カウレス・ランファルト 導かれし者たち 悪魔を憐れむ歌 田外勇二
https://w.atwiki.jp/360catalog/pages/85.html
2010-09-15 22 51 44 (Wed) DEADRISING(デッドライジング) 発売日 2006/09/28 [プラチナコレクション 2007/06/14] 発売元 カプコン 開発元 カプコン ジャンル1 アクション ジャンル2 - 価格 ¥8,379 [プラチナコレクション ¥3,990] オフラインプレイ 1 システムリンク - xboxLive コンテンツダウンロード ローカライズ - その他 - マイクロソフトサイトより 襲い来るゾンビ 1000 体以上!地獄と化したショッピングモール。タイムリミットは 72 時間。生存者を助けるか、スクープを撮るか!狂気のショッピングモールを生き残れ!マルチエンディングアクションゲーム。
https://w.atwiki.jp/itmsanime/pages/884.html
【作品名】Wii用ソフト デッドライジング ゾンビのいけにえ テーマソング 【曲名】デッドライジング 【歌手】ガガガSP 【ジャンル】J-Pop 【価格】¥200 □■iTMS■□