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カオスウォーズ 機種:PS2 作・編曲者:金子憲次、Revo(主題歌) 開発元:アイディアファクトリー 発売元:アイディアファクトリー 発売年:2006年 概要 アイディアファクトリーが他メーカーであるアトラス、レッドエンタテイメント、アルゼとコラボレーションしたSPRG。 ゲームオリジナルとIFのキャラの他に『グローランサー』(アトラス)、『ガングレイヴ』(レッドエンタテイメント)、『シャドウハーツ』(アルゼ)などのキャラが参戦。 キャラにターンが回ってくると、そのキャラの出典のBGMのアレンジが流れるのが特徴。 主題歌ではSound HorizonのRevo氏の楽曲が使われているのも話題となった。 サントラは発売されていないが、主題歌を収録したSound Horizonのシングルは発売されている。 収録曲(曲名判明部分のみ) 曲名 作・編曲者 補足 順位 終端の王と異世界の騎士 ~The Endia The Knights~ Revo オープニングテーマ歌:KAORR・YUUKI・REMI 終端の王と異世界の騎士(アレンジVer.) カオスウォーズオリジナルキャラ戦闘テーマ Line of Destiny スペクトラフォースキャラ戦闘テーマ出典:スペクトラルフォース クロニクル Bridge スペクトラルソウルズキャラ戦闘テーマ出典:学園都市 ヴァラノワール 一陣の風 ジェネレーションオブカオスキャラ戦闘テーマ出典:ジェネレーション オブ カオスIV SKY ブレイジングソウルズキャラ戦闘テーマ出典:ブレイジングソウルズ メガホン リバースムーンキャラ戦闘テーマ出典:リバースムーン 光の翼 グローランサーキャラ戦闘テーマ出典:グローランサー Vicious 1915 シャドウハーツキャラ戦闘テーマ出典:シャドウハーツII 正式名称不明な曲 破滅のマルスキャラ戦闘テーマ ガングレイヴキャラ戦闘テーマ 新選組群狼伝キャラ戦闘テーマ サウンドトラック 少年は剣を… 主題歌が収録。
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ガンダムクロスウォー ブースター ガンダムクロスウォーのブースター第1弾。 全159種+絵違いパラレル8種。 スマートフォンアプリでもリアルカードと同様に遊べることをウリにしていたが、配信が遅れ、第1弾発売時点ではアプリはまだ配信されていなかった。 青・緑・黄・黒の4色の基本的なカード、そしてパイロットが収録されている。 特にパイロットは優秀なカードが多く、末期までほぼ必須カードとして様々なクルーデッキに居座り続けた三日月・オーガスは名実共に第1弾の顔と呼ぶことが出来るだろう。 この弾に収録されているカード ※(☆)印付きは、絵違いのコレクションレアが存在するカード。 ガンダムクロスウォー ブースター この弾に収録されているカード青 緑 黄 黒 無色 青 ユニット BT01-001-ボール BT01-002-セイバーフィッシュ BT01-003-ガンタンク初期型 BT01-004-コア・ファイター BT01-005-陸戦型ジム(100mmマシンガン装備) BT01-006-ガンタンクⅡ BT01-007-リック・ディアス BT01-008-ジム BT01-009-ジム・キャノン BT01-010-陸戦型ガンダム(180mmキャノン装備) BT01-011-ネモ BT01-012-ガンキャノン BT01-013-ジム・コマンド BT01-014-ガンダムMk-Ⅱ(エゥーゴ仕様) BT01-015-ガンダム BT01-016-ガンダム試作1号機ゼフィランサス BT01-017-百式 BT01-018-ジェスタ BT01-019-ガンダムNT-1 アレックス BT01-020-ユニコーンガンダム(ユニコーンモード) BT01-021-デルタプラス BT01-022-G-3ガンダム BT01-023-Ζガンダム BT01-024-ユニコーンガンダム(デストロイモード)(☆) イベント BT01-025-ユニコーンの日 BT01-026-めぐりあい宇宙 BT01-027-ラビアンローズ BT01-028-空中換装 BT01-029-ラプラスの箱 カウンター BT01-030-大気圏突入 BT01-031-第1戦闘配置 BT01-032-サイド6 BT01-033-こいつ……動くぞ BT01-034-左舷砲撃手! 弾幕薄いぞ! 何やってる! クルー BT01-035-フラウ・ボゥ BT01-036-カツ・ハウィン BT01-037-マチルダ・アジャン(☆) 緑 ユニット BT01-038-ガトル BT01-039-アッガイ BT01-040-マゼラアタック BT01-041-ザク・タンク BT01-042-ザクⅠ(バズーカ装備) BT01-043-ザクⅡF型 BT01-044-ザク・デザートタイプ BT01-045-ザクⅡ改 BT01-046-ジュアッグ BT01-047-グフ BT01-048-ザク・マリンタイプ BT01-049-ドラッツェ BT01-050-ザクⅡJ型(マゼラトップ砲仕様) BT01-051-グフ・カスタム BT01-052-ゴッグ BT01-053-ハイゴッグ BT01-054-ズゴック BT01-055-ドム(ジャイアント・バズ装備) BT01-056-シャア専用ザクⅡ(☆) BT01-057-ゲルググ BT01-058-ゲルググM BT01-059-ガンダム試作2号機サイサリス BT01-060-ギャン BT01-061-ケンプファー イベント BT01-062-マッドアングラー隊 BT01-063-パプア補給艦 BT01-064-鎧袖一触とはこの事か BT01-065-立てよ国民! BT01-066-見えるぞ、私にも敵が見える! カウンター BT01-067-撤退命令 BT01-068-当たらなければどうという事はない BT01-069-ザクとは違うのだよ、ザクとは! BT01-070-嘘だといってよ、バーニィ BT01-071-やらせは、せん! やらせはせんぞーっ! クルー BT01-072-ギレン・ザビ(☆) BT01-073-アルフレッド・イズルハ BT01-074-ジオン・ズム・ダイクン 黄 ユニット BT01-075-ガンイージ BT01-076-ジェムズガン BT01-077-メビウス BT01-078-ジャベリン BT01-079-ロングダガー BT01-080-グレイズ BT01-081-ガンダムエアマスター BT01-082-ストライクダガー BT01-083-105ダガー BT01-084-ガンダムレオパルド BT01-085-M1アストレイ BT01-086-ストライクルージュ BT01-087-グレイズ(指揮官機) BT01-088-ストライクガンダム BT01-089-ガンダムアストレイブルーフレーム BT01-090-ガンダム・バルバトス BT01-091-ソードストライクガンダム BT01-092-ガンダムアストレイレッドフレーム BT01-093-Vガンダム BT01-094-ランチャーストライクガンダム BT01-095-ガンダムX BT01-096-エールストライクガンダム BT01-097-ガンダムアストレイブルーフレームセカンドL BT01-098-V2ガンダム(☆) イベント BT01-099-私の想いが…あなたを守るから BT01-100-ローエングリン、照準… BT01-101-ガンダム、売るよ! BT01-102-おかしいですよ、カテジナさん! BT01-103-光の翼 カウンター BT01-104-SEEDの覚醒 BT01-105-偽りの平和 BT01-106-PS装甲 BT01-107-ティファは、俺が守る! BT01-108-それでも!守りたい世界があるんだ! クルー BT01-109-シャクティ・カリン BT01-110-ラクス・クライン(☆) BT01-111-マリュー・ラミアス 黒 ユニット BT01-112-ハイザック(ティターンズ仕様) BT01-113-ジン BT01-114-ジンオーカー BT01-115-ジムⅡ BT01-116-ハイザック・カスタム BT01-117-ジン(3連ミサイルポッド装備) BT01-118-ジン(重斬刀装備) BT01-119-ディン BT01-120-ジム・クゥエル BT01-121-バーザム BT01-122-ハンブラビ BT01-123-シグー BT01-124-ガンダムMk-Ⅱ(ティターンズ仕様) BT01-125-マラサイ BT01-126-バクゥ(レールガン装備) BT01-127-ガブスレイ BT01-128-ガルバルディβ BT01-129-パラス・アテネ BT01-130-ゲイツ BT01-131-バイアラン BT01-132-デュエルガンダム BT01-133-バスターガンダム BT01-134-ブリッツガンダム BT01-135-ジ・O(☆) イベント BT01-136-ティターンズは力だ! BT01-137-ニュートロンジャマー BT01-138-ジェリド特攻 BT01-139-捨て身の攻撃 BT01-140-サイクロプス カウンター BT01-141-あのミサイルを墜とせ! BT01-142-戦場ではビビッた者が死ぬんだ BT01-143-ジャブローの風 BT01-144-血のバレンタイン BT01-145-グゥレイトォ! クルー BT01-146-ジャミトフ・ハイマン BT01-147-バスク・オム BT01-148-フォウ・ムラサメ(☆) 無色 パイロット BT01-149-シャア・アズナブル BT01-150-セイラ・マス BT01-151-ノリス・パッカード BT01-152-カミーユ・ビダン BT01-153-クワトロ・バジーナ BT01-154-パプテマス・シロッコ BT01-155-バナージ・リンクス BT01-156-ウッソ・エヴィン BT01-157-ムウ・ラ・フラガ BT01-158-アンドリュー・バルトフェルド BT01-159-三日月・オーガス
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カオスウォーズ ナイツ一向 秘密結社ルイン コメント 2006年アイディアファクトリーより発売されたプレイステーション2のゲームソフト。 アイディアファクトリー、アルゼ、アトラス、レッド・エンタテイメント4社のコラボレーション作品。 作品の都合上、ページ作成者は本作オリジナルのキャラクターしか書かないつもりです。 少しずつ追加予定。 ちなみにこのゲームのテーマソング・「終端の王と異世界の騎士~The Endia The Knights~」を歌っているのはSound Horizonである。 ナイツ一向 日下兵真:アギルダー→(リアライズ後・エムリット) 性格・なまいき 特性・可能ならものひろいに(コレクター)ギガインパクト(ギルティブレイク) 珠樹雫:マラカッチ→(エルフーン) 性格・のうてんき どくづきでツッコミ ウッドハンマー・ぼうふう(真!破裏旋乱舞) 無堂院疾風丸:サンドパン→(ランドロス) 特性・せっかち れんぞくぎり(シャドークロー)→だいちのちから(閃吼!荒神斬) もっとふさわしいのがいる気がする。 リィン・サンロード:エーフィ 性格・まじめorがんばりや ものまね→なげつける・こだいのどうかやサイコソーダ(サウザンドアーム) エンディア:ジラーチ 性格・おくびょう はめつのねがい(カオスゲート) ザード:キマワリ 性格・れいせい 特性・サンパワー(太陽の鍵)晴れソーラービーム(オープンザドア) ラル・ブランシェン:ブースター 性格・まじめ オーバーヒート(火塵の一刀) スルク:ユキワラシ 性格・おとなしい ふぶき(イメラアミヒ) ウルゼル:ガラガラ 性格・むじゃき げんしのちから→じしん(ガイアレイブ) オーヴィア・エディス:ムウマージ 性格・のんき あやしいかぜ(マガツヒ) 秘密結社ルイン ライゲン・ボルティアーノ:バンギラス 性格・れいせい あくのはどう(Dエグゼキュート) シェルトラン・ボルティアーノ:ジュペッタ 性格・むじゃき ナイトヘッド(闇夜のダンス) コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 ナイツ一行 ヒロ:デルビル 性格おだやか ウル:ルカリオ 性格きまぐれ。ルカリオナイト必携 カレン:フタチマル -- (ユリス) 2019-11-04 16 41 00
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デジモンバトルクロニクル 【でじもんばとるくろにくる】 ジャンル アクション 対応機種 プレイステーション2Xboxニンテンドーゲームキューブ 発売元 バンダイ 開発元 ブラックシップ 発売日 2004年7月29日 定価 7,140円 判定 クソゲー ポイント 劣悪なバランス理不尽なギミック&アイテム全体的に原作無視全体的に漂う洋ゲー臭 デジタルモンスターシリーズ 概要 操作キャラクター 問題点 ゲームシステム ステージ・アイテム 評価点 総評 余談 概要 『デジタルモンスター』シリーズの歴代アニメ作品を題材とした2D対戦格闘ゲーム。最大4人対戦が可能。 どちらかというとスマブラ系統のゲームで、ボタンと方向入れで技が出せたり、ギミック付きのステージがあるなど意識している部分は多い。 ただし、スマブラとは違い体力制を採用している。また、一部のギミックにより一撃死ということもある。 デジモンのゲームは『デジモンワールド』や『デジモンワールド デジタルカードアリーナ』など名作もあるのだが、それは初期の話。 似た構成の対戦アクションとしては、『デジモンテイマーズ バトルエボリューション』のように荒削りながら原作愛に溢れたものもあった。 しかし、人気低迷期に発売されたこのゲームはパチタルモンスターと言っていいほどの出来だった。 操作キャラクター 「デジモンアドベンチャー(無印)」からは仲間達全員が参戦しているが、「02」からはブイモン、「テイマーズ」からはギルモン、「フロンティア」からはフレイモンのみと、「無印」以外の作品からは主人公以外ほぼ参戦していない。 隠しキャラはオメガモン、ディアボロモン、ネーモン、ダスクモン、ベリアルヴァンデモン、ブラックアグモン、ブラックガブモン、ブラックギルモンがいる。 デジモンの進化系譜は本来「幼年期→成長期→成熟期→完全体→究極体」で構成されているが、アニメで究極体が登場しなかったデジモンの救済のためか、本作では 「成長期→成熟期→究極体or完全体」の3段階 に統一されている。この仕様上、究極体と完全体で強さは変わらない。 問題点 いろいろと設定を無視&謎仕様な内容の数々。 ブイモンの系譜がブイモン→フレイドラモン→インペリアルドラモンとなっている。フレイドラモンはブイモンが「勇気のデジメンタル」で進化した姿で系統がやや異なっており、一方で成熟期のエクスブイモンも存在するため、ブイモン→エクスブイモン→インペリアルドラモンの方が系譜的には正しい。 アグニモンは、劇中では僅かしか出てきていないフレイモンを成長期としている。ここはまだ許容範囲と言えるが、そこからの進化がフレイモン→アグニモン→ヴリトラモンとおかしな設定になっている。 何が問題なのかというと、ヴリトラモンはアグニモンからスライドエボリューションする、いわばフォームチェンジ的な形態変化であるため、他の最終形態と比較すると戦力的に大きく見劣りしているのである。なお、本来であればアグニモン(及び変身者の神原拓也)の最終形態はスサノオモンであり、さらにその間にはアルダモンやカイゼルグレイモンといった中間形態にあたる存在もいる。これだけ選択肢がある中、何故ヴリトラモンをチョイスしたのか謎。 これらの進化形態のチョイスに関しては、「アニメで出番の多かった形態を優先した」「系統的に違和感がないから」といった理由を捻り出すこともできるが、やはり設定面での違和感が目立つ。無理に3段階進化で統一せず、キャラ毎に進化システムを用意するなどの調整が欲しかったところである。 技名の間違いが多い。アニメーションと比較すると、一部の技の名前が入れ違いになっているものもある。 酷い間違いの例としては、デュークモンの大技「ファイナルエリシオン」が、本作では「シールドアタック」というなんとも言えない技名になっている。技名の入れ違いは上記のフレイドラモンが該当しており、進化ルートとしても首を傾げざるを得ない上に技名を間違えられるという救いようのない有様。 技のエフェクトも全体的に非常にショボイ。ウォーグレイモンの「ガイアフォース」などは原作の面影がない、チンケなものとなっている(*1)。 ディアボロモンはアニメでは喋らないはずが本作では喋る。担当声優は千葉繁氏と何気に大物を使用。 後述のオメガモンと違い、後の作品で台詞を与えられた作品もなく、完全に本作独自のキャストとなっている。 オメガモンの声優が、「無印」「02」での坂本千夏氏&山口真弓氏のコンビではなく田中秀幸氏になっている。 ただし、田中氏は後に公開されたCGアニメ「DIGITAL MONSTER X-evolution」でもオメガモンの声を担当している。同作は当初劇場公開予定だった作品を後にTVスペシャルとして公開したもので、製作自体は早い段階で完了していたとされる。本作のキャスティングはこれに準拠したものと思われる。 ネーモンは「フロンティア」において旅に着いてくる非戦闘員であったが、本作では下品な攻撃をするネタキャラとなっている。 ネタキャラポジションはキャラゲーでは珍しくないが、原作再現をしているとは言い難い性能。第一に ネタキャラが喜ばれるのは他の参戦キャラが十分に揃っていてこそ である。ネーモンは別段人気キャラでもないため、非戦闘員でもあるコイツが枠を一つ食っていることは純粋に疑問。 また、「テイマーズ」からは唯一敵役が一体も参戦していない。本作の後、設定を変えて再起用されるほどの屈指の人気デジモンであるベルゼブモンなどの参戦もなし。 ダスクモンは「フロンティア」の敵役だが、「無印劇場版」の大ボスのディアボロモン、「02」のラスボスのベリアルヴァンデモンが参戦している中、物語中盤で退場した敵(*2)が参戦しているのは賛否両論。とはいえダスクモンは後に仲間入りする輝一が進化した姿であり、「テイマーズ」のベルゼブモンに近い立ち位置なので「ライバルキャラ」のチョイスとしてはそれほどおかしくはない。本来の形態である「レーベモン」もいるにはいるが、こちらは仲間入り後の姿である。 ベリアルヴァンデモンは、本作では「ヴェリアルヴァンデモン」と微妙に表記が間違っている。さらにゲーム中のデジモン図鑑で「ベリアルヴァンデモンは七大魔王の一人である」と誤った解説がなされている(*3)。 ブラックアグモンの最終形態ブラックウォーグレイモンの背中に勇気の紋章が描かれているが、本来は無地(*4)である。加えてブラックウォーグレイモンの声優は「02」での檜山修之氏ではなく、ブラックアグモンの坂本千夏氏のまま。モデリングの流用に加え、声優へのギャラを渋ったとしか思えない手抜き仕様である。 「別個体だから」という解釈もできなくはないが、そもそも他の無進化キャラクターのようにブラックウォーグレイモン単体で参戦していればよかったとも指摘されている。 ブラックガブモン、ブラックギルモンに至っては原作アニメに登場すらしていないという露骨なまでの水増し要員。ネーモンといいこの二体といい、他に出すべきキャラがいくらでもいたはずである。 ブラックアグモン、ブラックガブモンはそれぞれ進化系ともども元から存在している(カードゲーム初出)派生種だが、ブラックギルモンは今作にしか登場していない(*5)。 ゲームシステム HPを0にすればライフが減り、攻撃を受けると放出される水晶を集めて溜まる「進化ゲージ」を利用して下記の行動をとることが出来るのだが、全体的に調整不足。 進化ゲージは最大まで溜めきれば一段階進化できる他、ゲージを消費してHPを回復することが可能。最終形態時はゲージを0にして超必殺技を放つこともできる。 本作ではライフが減ると進化が一つ下の段階となって復活する。そのため「相手を倒す→倒された側の進化が一段階減る→倒した側は水晶を回収しゲージ溜め」という一方的な展開が起こりやすい。 普通のゲームならライフが減ると一定時間無敵になって復活するが、本作では無敵時間が皆無。 グレイモンやグラウモンなどの炎を吐く攻撃は、相手の無敵時間が無いおかげで延々と当たり続けて動きも止められるため、これで水晶を集めるワンサイドゲームになりがち。 隠しキャラで登場する無進化デジモンは進化の概念がないため、超必殺技を実質的に3分の1の労力で放てる上、低リスクでゲージを回復に回すことができる。このため無進化デジモンが非常に強く、この点でもゲームバランスが悪い。 原作における人間のパートナーキャラは戦闘中一切出てこない。デジモンといえば「人間とデジモンの絆」が共通のテーマと言えるはずの作品なのだが…。 上記した進化演出も、デジモンが自ら「進化」を宣言するだけと地味。パートナーが出てこないのはもちろん、ジョグレス進化やスライドエボリューションといった細かな違いも表現されていない。 妙にテンションの高い英語実況のシステムボイス。とてもアニメの雰囲気にそぐっているとは言えないものである。 それに対してBGMは全体的にテンションが高いとはいえず、対戦を盛り上げる要素にはなっていない。 同キャラ対戦ができない。 色替えという概念をそもそも設定していないためだろう。ある意味性能がほとんど変わらないアグモン・ガブモン・ギルモンとそのブラックの関係性は同キャラ対戦に値するのかもしれない。 ただそいつらも一部性能が異なるため、万全ではない。 ステージ・アイテム 本作独自の要素が強く、どれもこれもデジタルワールド感の薄いステージばかり。 アニメのBGMがひとつも使われていない。ステージ(世界観)やBGMは独自のものとなっている。 デンジャータウンのトロッコに 触れると大ダメージ 即死。 悪夢のトイタウンでは無敵の巨大アヒルが炎をステージに吐く。 この他のステージも理不尽ギミックがあり、そもそもギミック無しのステージが無い。 アイテムを取得することで発生するイベントも、「おやすみ!」や「いなづま」など、ステージに同じくデジモンと無関係な内容が多い。 唯一デジモンらしいイベントと呼べるのは「ファントモン」。ただしその内容は「 現れたファントモンに触れると即死 」と大味。 中でも「ピニャタ・パーティー」というイベントが発動すると、HPが全回復すると共に デジモンがサイケデリックな色のロバになる 。意味がわからない。 ちなみに「ピニャタ(ピニャータ)」とは、メキシコや中南米のお祭りに使われる玩具やお菓子を詰めた人形。マイクロソフトから『あつまれ!ピニャータ』というゲームも出ている。 デジモンでこれをやる意味は全くないが。 評価点 グラフィックに関しては頑張っている方。 一部どこを向いているかわからないキャラ(ブイモンなど)がいるが、一部の設定無視を除けば比較的質感は悪くない。 オメガモンをスペシャル版のものと踏まえるのであれば、インフェルモンとブラックウォーグレイモンを除き、キャストが全てアニメ準拠であること。 特にジョグレス(合体)体であるインペリアルドラモンの声の再現のためだけに、ジョグレス相手であるスティングモン役の高橋直純氏をわざわざ呼び寄せたのは、謎な仕様が多い本作にしては細かい配慮である。 現状、対戦アクション形式のデジモンゲームで「無印」のメインデジモンが全て参加しているのは本作だけである。 逆に他のシリーズファンにとっては残念なラインナップと言えるのだが。 総評 全体的にとてもひどい出来。あまりの原作無視っぷりに「デジモンをあまり知らない人が作ったのではないか」という批判が多く、後述の開発環境を見る限り、実際にその通りなのでは…とまで言われるほど。 単体の対戦アクションとしても全体的に粗い作りで、さらに洋ゲー感の強いデザインとデジモンシリーズとの噛み合わせの悪さも否めない。 この後に「デジモンセイバーズ」や「デジモンクロスウォーズ」などの新作アニメも多数製作された現在において、国内で最後に発売されたデジモンシリーズの対戦アクションがこのような作品であるのは、何とも悲しい話である。 余談 当時はデジモンのブームが過ぎており、本作もこのような出来故に猛スピードで値崩れが起きたようである。 こんなわけのわからない出来になっているのは、本作が 海外の会社によって製作された洋ゲー だからというのが要因であると考えられる。事実、同じく洋ゲーである『デジモンレーシング』は、本作以上に救いようのないクソゲーっぷりを発揮している。 後の2014年に、海外のみだがデジモンの対戦ゲームとして『Digimon All-Star Rumble』 が発売されている。
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登録日:2011/01/20 Thu 00 32 48 更新日:2024/04/27 Sat 15 00 04NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 9 20 たまにエロス シーン デジタルモンスター デジモン デジモンアドベンチャー デジモンアドベンチャー02 デジモンアニメシリーズ デジモンクロスウォーズ デジモンセイバーズ デジモンテイマーズ デジモンフロンティア デジヴァイス バンク 勝利への方程式 希望 熱血 神作画 見所 逆境 進化 進化シーン アグモン、ワープ進化ーッ! ウォーグレイモン!! デジメンタルアーップ! ブイモン、アーマー進化! 燃え上がる勇気!フレイドラモン! カードスラッシュ! マトリクス、エボリューション!! MATRIX EVOLUTION_ グラウモン進化ー! メガログラウモン!! ハイパースピリット…… エボリューション! カイゼルグレイモン!! ULTIMATE EVOLUTION デジソウルチャージ! ……オーバードライブ! アグモン進化! シャイングレイモン!! シャウトモン、超進化! 超進化、オメガシャウトモン!! ガムドラモン、超進化ッ! 超進化、アレスタードラモン!! ガンマモン、進化ッ! ベテルガンマモン! カウスガンマモン! ウェズンガンマモン! グルスガンマモン……! 『進化シーン』とは、デジモンアニメシリーズでデジモンが進化するシーンのことである。 本来、ゲーム『デジタルモンスター』では、デジモンは一度進化したら進化前の姿には戻らない。 しかし、アニメシリーズでは戦闘時のみ成熟期以上に進化し、普段は成長期や幼年期で過ごすという方式をとっている。 進化シーンとは、だいたいの場合“戦闘時に行う成熟期以上の進化”を指す。 つまり、特撮ヒーローの変身シーンやスーパーロボットアニメの合体シーンと同じ役割を担う演出なのである。 ただし進化=完全な勝ちフラグでは無く、苦戦を強いられたり、場合によっては あっさり返り討ちに遭ったりする事もある。(ちなみにその場合は進化曲が途中で止まるor最初から流れない) 本来の設定とは異なる“一時的な進化”に当時は戸惑いや否定的な声も多かったが、 いざ始まってみるとその余りに“熱い演出”により、デジモンアニメの見所の一つとなった。 まさにアレンジの妙といえるだろう。 特に、一時シリーズが途切れるまでの『デジモンアドベンチャー』~『デジモンフロンティア』における進化シーンは 演出の美しさや熱い挿入歌との異様なマッチングにより評価が高い。 ギミックが複雑すぎるものはCGで、複雑でないものはそのままアニメーションで進化が演出されている。 そのため、進化で明暗が分かれることもある。 ちなみに漫画作品では尺やページ数等の都合上から、光って進化、すでに進化というパターンが多めだが、 Vテイマー01の蝶のシルエットになって進化したゼロマル、究極体は進化シーンがドクロに見えるように触手の位置をデザインしているアルカディモンなど、 進化シーンもこだわっている個体も存在している。 【進化シーンの歴史】 《デジモンアドベンチャー》 記念すべき進化シーンの始まり。 挿入歌は『brave heart』。 なんと曲のイントロがそのまま進化のSEも兼ねているという、まさしく“一体化”な演出になっており、 複数のデジモンが一度に進化するとイントロが何度もリピートされる。 作中では成熟期までの進化は単に「進化」。 おなじみのカタカナと英語でデジモンの名前が背景を流れながらデジモンが回転、ズームインからアウトの後に姿が変わる演出。 この演出はアニメのみならず多くのデジモンシリーズでおなじみの演出となり、特にゲームでは細かい差異はあるが「回転しながら進化」の演出が殆の作品で採用されるようになった。 成熟期から完全体に進化するときは「超進化」。メタルグレイモンとワーガルルモンのみCG演出。 デジヴァイスから紋章が空に解き放たれその力を空から吸収した成熟期が回転しながら進化。 身体の各パーツが変化していくダイナミックな演出が展開される。リリモンのようにかなり変わり種の演出も。 なおこの際にデジヴァイスが共通のクリアカラーから各々のパーソナルカラーに変化し振動し続けるようになる。 成長期(続編では完全体以外)から究極体に進化するときは「ワープ進化」。 パーソナルカラー一色に変化したデジモンが宙返りから次々と進化を経て、一気に究極体にまで進化する。 進化仕切った時のこれまた派手な演出は見もの。 究極体を完全体からの進化にしなかったのは、 恐らく究極体に完全体時の面影が無い事や究極体に進化する度に成熟期と完全体を挟んでいてはテンポが悪くなるためだろう。 ちなみに初進化の際はデジモンの声が低く加工される演出もあった。 またデジモンが回転する演出の直前に一瞬だけ成熟期の姿が現れる演出もあったが回によっては省略される事もある。 2013年に発売されたPSP用ゲームでは、完全体までしか進化しなかったパートナーデジモンたちにも究極体への進化シーンがある。 角銅博之監督によると、本当はアニメにも出したかったという。 ちなみにさり気なく最初の宙返りからの向きがデジモンごとに異なっている(*1) 『tri.』では演出が一新されてており、背景も黒主体から白主体となった。 成熟期へはデジタマのテクスチャに包まれて光と共に解き放たれ、0と1の2進数の字に包まれた姿が 上から落ちてくるホーリーリングを通って成熟期の姿が現れるというもの。 完全体へは巨大な紋章が上からデジモンの姿を通過し一気に線に黒一色の完全体の姿に変化。 さらに無印同様に色がついていきながらパーツが展開されていくもの。 究極体へは下から現れるリングを通過した時する以外は完全体進化と概ね同じもの。 またワープ進化の代わりに完全体からの究極進化を行っている。 《デジモンアドベンチャー02》 通常進化に加えて、デジメンタルとデジモンが融合してアーマー体へと進化する『アーマー進化』、 二体のデジモンが融合して両者の特徴を有する一体のデジモンへと進化する『ジョグレス進化』が登場した。 無印の「選ばれし子どもたち」とそのパートナーデジモンも登場している他、 『究極進化』と異なる形態へと変身する『モードチェンジ』も登場しており、一番進化のバリエーションが多い作品と言える。 アーマー進化の演出は子供たちが「デジメンタルアーップ!」と叫ぶ姿を背景にDターミナルのアンテナが伸びて行き、 更にD-3を介して画面からデジメンタルが出現。紋章を背景にデジモンとデジメンタルが回転しながら一つになり、 無印組の成熟期以降の姿を背景にそれぞれのデジメンタルに応じたエフェクトに包まれたアーマー体のシルエットが現れる。(*2) エフェクトを解き放ちアーマー体の各部位が出現、名乗り口上と共に進化を完了するというもの。 ジョグレス進化の演出はお互いのD-3が一体ずつ画面奥から手前に現れ再び奥へ去っていき、螺旋を描きながら上に登っていく。 リングを通ると専用の背景と共に進化演出が決まるというもの。 この時、D-3が成熟期二体の体色を意識した二色の特殊カラーに変化する。 アーマー進化の挿入歌は『Break up!』、 ジョグレス進化は『Beat Hit!』、 各成長期、成熟期への進化は前作と同様に『brave heart』である。 また、パイルドラモンからインペリアルドラモンへと究極進化する時と、 インペリアルドラモンが「ドラゴンモード」から「ファイターモード」(*3)にモードチェンジする時にはOP曲である『ターゲット~赤い衝撃~』が使用された。 ちなみに成熟期への進化シーンは前作組ではデジ文字も進化の光とともに上へ向かって一点に集まるのだが、 02組ではそれがなく、集まった光もいったん広がらずそのまま光の粒子が降り注ぐ…と曲と根本的な演出は同じだが、差別化されている。 なお、タケルの進化シーンは前作の演出とのハイブリッドなのでデジヴァイスの違いと言うだけの可能性は低いと思われる。 また曲のイントロがそのまま進化のSEだった前作のデジヴァイスと違い、D-3の場合は別SEも使用されていた(*4)。 主役デジモンの完全体パイルドラモンのジョグレス進化シーンは、 挿入歌のマッチングが素晴らしいデジモン進化シーンの中でも特に群を抜いたデキになっており、 高い知名度を誇る(詳しくはパイルドラモンの項目を参照)。 《デジモンテイマーズ》 基本的に進化は「カードスラッシュ」によるカードパワーの付与によって行われる。 成熟期へは『超進化プラグインS』、完全体は『ブルーカード(使用時の台詞は「マトリクスエボリューション」)』である。 究極体への変身は「テイマーとそのパートナーデジモンが一体化して進化する」という今までにない進化条件が付けられており(*5)、 デジヴァイスがあれば究極体に進化できる反面、「パートナーである人間がデジタルな存在でないとデジモンと合体できない」という制約がある為、 テイマーがデジタル化しているデジタルワールドでしか究極体になれなかった(しかしその後スーツェーモンの助力により、リアルワールドでも究極体に進化できるようになった)。 各進化の口上は全て「~モン進化!」だが、 ディーアーク(デジヴァイス)に成熟期進化の場合『EVOLUTION_』、完全体・究極体進化の場合『MATRIX EVOLUTION_』と表示される。 また、究極体進化の場合はデジモンとテイマーが融合するため、 テイマーが「マトリクスエボリューション!!」と叫び、デジヴァイスを自らの身体に取り入れてデジタル化した上で、 デジモンとテイマーが融合する演出の際にデジモンの「~モン進化!」が入る。 ちなみにこの際、テイマーは服などが弾け飛び、全裸めいた姿になってデジモンと融合するのだが、 ヒロインの留姫も同じように全裸めいた姿になってレナモンと融合するため、ちょっと親と観るのが恥ずかしくなった人もいたと思われる。 ついでに後述の『XW』に客演した啓人がデュークモンに進化する際、この融合シークエンスは周囲の人にも見えることも判明している。 挿入歌は成熟期、完全体が『EVO』。 究極体は『One Vision』だが、進化するパートナーデジモンに応じてイントロが違い、 例えばデュークモンであればヒロイックな、サクヤモンであれば和風で神秘的なイントロが流れる。 成熟期進化シーンの『テクスチャの皮膚が剥げ、ワイヤーフレームの身体が剥き出しになり、その上に新たなテクスチャが貼られて身体が変化する』という過程はデジタルモンスターの設定を上手く取り入れているうえ、 映像としても非常に美しく、挿入歌とのマッチングも素晴らしいため評価が高い。 また、究極体進化も美しい映像に各デジモン向けにアレンジされた挿入歌の進化シーンとのシンクロ、 何よりもテイマーがデジモンと一体化するというシチュエーションから、非常に熱いものに仕上がっている。 ちなみに、ギルモンとテリアモンは進化バンクが基本的にCGで描かれているのに対し、 レナモンだけは一貫して手書きとなっており、明らかにスタッフの力の入りようが違う。(*6) 《デジモンフロンティア》 それまでと違い“子供自身がデジモンに進化する”というテイマーズの究極体進化をさらに変身らしくした異色の進化であり、 進化シーンもよりヒーローモノの変身シーンっぽくなった。 進化時のコールは「〇〇スピリット・エボリューション!」→(進化終了)→「~モン!」となる。 ハイブリッド体への進化時、 デジヴァイス ディースキャナ の画面に進化に必要な『スピリット』が表示されるが、その演出がまた美しい。 挿入歌に合わせて登場人物が手のひらのバーコードをスキャンする動きもカッコイイ。 ちなみにこのバーコードは、より強力なスピリット体に進化しようとすると量が増える仕様。 『スピリットエボリューション』『ダブルスピリットエボリューション』の挿入歌は和田氏の『With the Will』。 『ハイパースピリットエボリューション』の挿入歌は宮崎氏の『The last element』。 『エンシェントスピリットエボリューション』の場合は拓也と輝二だけ合体進化したときは『The last element』、 最終決戦の5人全員での進化の際には『With the Will』が使用された(その後の戦闘シーンで『The last element』が続く形で流れた)。 《デジモンセイバーズ》 シリーズが途絶えた影響か作風が一変したため、進化シーンに対する印象がそれまでの物と変わっている。 また、テイマーズ同様に主人公格が三人と少人数のため、全員のパートナーデジモンが究極体へと進化する上、 究極体が一時的にパワーアップする『バーストモード』形態が追加された。 当初は挿入歌『Believer』が進化シーンに使われていたが、後半に向かうにつれ『挑発∞』等のBGMにお株を取られていった。 しかし、頻度は少なくなったとは言え、ここぞと言う時には確実に流れ、戦闘を盛り上げてくれた。 テイマーがデジソウルをデジヴァイスにチャージした後、デジモンに光が降り注ぐという流れ。兄貴のチャージは作画も相まって無駄に熱い。 ちなみに兄貴はic時代はメインキャラでほぼ一人だけ右手でチャージしていた(*7)。 バースト以降はエアシグナル入力の都合もあってか、全員右手でチャージしている。 進化時の口上が「~モン進化!」で統一されているなど基本的な演出はテイマーズに近い。 違いは光に包まれた瞬間に進化終了という形を取っている点と、進化シーンが全てCGではなくセル画で描かれている点。 完全体進化も同様の演出だが、完全体に直接進化する場合は成熟期進化のバンクを挟むのが特徴。 完全体バンクのファーストカットは成熟期バンクのラストカットから始まるため、シームレスで繋げることができたのだ。 究極体はアドベンチャーと同じく成長期から究極体に直接進化するが、味方側が全員CGで描かれている。 流れは口上と同時に光の渦に包まれ瞬時に進化し、光を振り払い名乗りを挙げるというもの。 CGレベルが少し微妙なのが残念。 主人公のパートナーデジモンは無印と同じくアグモンだが、進化先を変えることで差別化されており、 成熟期と完全体は似た雰囲気だが、究極体に関してはかなりの差異がある。 成長期が同じということで何かと無印のソレと比べられやすい進化シーンに関しても、 無印とはまったく方向性の違う進化シーンで、とくにライズグレイモンの進化シーンは評価が高い。 そして、最大の魅力はまず間違いなくロゼモンのエロい進化シーンである。 進化ごとに違うララモンの中の人の演じ分けっぷりが凄い。 段階毎にデジヴァイスに文字が映る。 成熟期 EVOLUTION 完全体 PERFECT EVOLUTION 究極体 ULTIMATE EVOLUTION バーストモード 究極体時のULTIMATEがBURSTに変化 《デジモンクロスウォーズ》 進化は中盤まで登場しなかった。 なので、ここでは進化の替わりに追加された『デジクロス』のシーンについても記す。 所属チームによって挿入歌が違うのが特徴…のはずだが、 チームクロスハート関連以外の挿入歌が使用されたケースは非常に少ない。 デジクロスは複数のデジモンの合体なのだが、 主人公が各デジモンを呼ぶ→各デジモンが一人一人名乗り→主人公「デジクロス!!」→各デジモン「デジクロス!!」→合体シーン→合体完了 という流れで、合体デジモンが増える度に無駄に長くなり毎回視聴する場合だと少々テンポが悪い。 そのため、後に一部を簡略化するなどの処置がとられた。 さらに後になるとシーン導入部そのものが全面的にリニューアルされた…が、なぜか主人公が無駄に動くようになった(悪い意味で)。 中盤以降には『超進化』が登場。 超進化とデジクロスを組み合わせた形態も登場した。 《デジモンユニバース アプリモンスターズ》 脱デジモンをあげるだけあり、通常の進化とは異なるジョグレスやデジクロスを彷彿とさせるアプモン同士の合体進化「アプ合体」が登場。 システムボイス:高木渉によるハイテンションな音声と共に二体のアプモンが合体し、「超」「極」アプモンへと進化する。 またアプモンチップを使用することで直接アプリアライズすることも可能である(アプ合体はアプリ新規作成のようなものなので、本来はこちらが進化シーンと言える)。 シリーズでは恒例だった進化シーンでの挿入歌は当初本作には無かったが、 主人公たちのデバイスがアプリドライヴDUOになってからは「BE MY LIGHT」が挿入歌として採用されている。 またアプリアライズ後のステータス表示のCG画像もより陰のあるものに変更されている。 さらにデジモンシリーズ20周年を記念したコラボエピソードである第45話ではデジモンであるアグモンがゲスト出演し、ウォーグレイモンへとワープ進化。 この際、ウォーグレイモンには1話のみの登場ながら新規の3DCGを作成されており、 ウォーグレイモンの声にはエフェクトがかかる、一人称がウォーグレイモンに進化すると「俺」になる、などの原作再現がなされており、 さらになんとワープ進化の際には原曲の「brave heart」が流れ、ファンを驚かせた。 《デジモンアドベンチャー:》 初代・デジモンアドベンチャーのリブート作品に当たる本作では、初代と同じデジモンとそのパートナーが登場するが、 進化シーンのバンク映像はアグモン系とガブモン系しか存在しないのが最大の特徴。 その代わり、アグモンとガブモンの進化シーンはものすごく気合の入った演出となっており、非常に見ごたえのあるものへと昇華している。 成熟期バンクの演出はテイマーズのものに近く、成長期の体から成熟期のワイヤーフレームが出現し、それに充填されるように体が形成されていく様子が描かれる。 口上は初代と同じように、成熟期への進化までは単なる「進化」、完全体への進化は「超進化」となっている。 また究極体への進化の際はtri.同様に完全体を経由するためか「究極進化」となっている(Vテイマー01とのコラボではワープ進化も披露した)。 挿入歌は進化の段階によって変化する。 歌い手は全て本作OPを担当しており、テイマーズやクロスウォーズでも挿入歌を歌っていた谷本貴義氏。 成熟期への進化は新規楽曲となる『Be the Winner』。 初代の『brave heart』よりさらに疾走感が増した楽曲になっており、『brave heart』とは違った良さがある曲である。 完全体への進化は同じく新規楽曲の『X-treme Fight』。 こちらはギラつくような熱さがこもった楽曲となっている。 究極体への進化も同じく新規楽曲の『Break the chain』。 追記・修正よろしく △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] セイバーズはライズグレイモンとシャイングレイモンの進化バンクが個人的に特にすばらしい。シャイングレイモンの力強く踏みしめるやつとかとくにライズグレイモンはデザインもそうだがよくあそこまでメタルグレイモンと差別化できたと思うわ -- 名無しさん (2013-10-04 07 09 42) ララーラ、ララーラ、ララララララーラ -- 名無しさん (2013-10-04 11 11 08) 進化シーン中に攻撃するという反則を3回もやったデジモンがいたような -- 名無しさん (2013-10-04 14 47 21) モシモシモシモシ -- NTT (2013-10-04 19 19 04) 何かと不評の多いフロンティアだがハイパースピリットエボリューションの魔法陣とか割と好きだわ -- 名無しさん (2013-10-04 19 29 15) 進化ついでに壊される城兄貴 -- 名無しさん (2013-10-04 19 36 39) サクヤモンの進化シーンの美しさは異常 -- 名無しさん (2013-10-04 21 20 34) 手を抜きたい時はCGだよな。 -- 名無しさん (2014-03-18 15 12 31) ↑スパリン「魅せたい時は手描きだよな」 -- 名無しさん (2014-04-18 23 56 05) ↑×2アニカビで習ったけど、手描きは非常に時間と金が掛かるんだっけ? -- 名無しさん (2014-04-19 10 18 43) この項目だけじゃないがクロウォに手厳し過ぎるんじゃないか? -- 名無しさん (2014-05-02 23 07 52) クロスセブンの合体シーンは歴代でもトップクラスに好きだぞ。鳥肌たった。上の言うとおりだ。 -- 名無しさん (2014-05-18 20 03 55) クロスウォーズはあのゴチャゴチャ感がいいんだ。仲間が増える度に賑やかになってくし。 -- 名無しさん (2014-08-02 12 27 44) 僕らのウォーゲームには進化中に攻撃というシーンがある。最初は感心したが冷静に考えるとアニメでやってはいけない要素なのではなかろうか。何で他の奴らは進化中攻撃しないんだって話になるし。 -- 名無しさん (2014-08-02 12 35 34) ↑きっと宇宙刑事みたいに本当は0コンマいくつで変身しているけどテレビ視聴者には分かりやすいようスロー再生が見せられているんだろう -- 名無しさん (2014-08-02 12 50 31) ↑僕らのウォーゲームでは作中で「まさか進化中に攻撃してくるなんて・・・」みたいな反応してたのよね -- 名無しさん (2014-08-02 12 58 13) 波平「バカもん進化アアアアア‼ #65038;」 -- 名無しさん (2015-01-08 22 41 12) こち亀のアニメでもパクられ大原部長がリストラに進化した -- 名無しさん (2015-03-16 10 17 27) ↑パロディと言うのでは -- 名無しさん (2015-03-17 01 04 56) 02の最終決戦での選ばれし子どもたちの進化系総登場は燃えたなあ。特にパイル→インペリアル→ファイターまでの流れるような進化が好き -- 名無しさん (2015-09-19 03 33 30) 各作品のバンクどれも素晴らしいが、『EVO』をバックに走るインプモンの足がベルゼブモンに変わった瞬間の感激はちょっと筆舌に尽くしがたい 個人的にはあれが最高の進化シーンだわ -- 名無しさん (2015-10-09 19 12 31) そういえば進化バンクが一回しか使われなかったそれもうバンクじゃねえじゃんな子がいるらしいな -- 名無しさん (2015-11-30 19 00 41) tri.の進化バンクがテイマーズ風味だったのはファンサービスなのかな 階段が立ち上っていく進化バンクも好きだったけど -- 名無しさん (2015-11-30 23 28 21) triの進化バンクは嫌いじゃないけど、オメガモンになるまでの進化シーンがカットされたのは許さない -- 名無しさん (2015-12-15 07 44 50) フロンティアで進化しようとしたら3回以上妨害されてたよ。 -- 名無しさん (2016-10-15 12 48 32) triはオメガモンに進化バンクが無いのが残念だった。それ以外はまあ良かったけど… -- 名無しさん (2016-11-26 16 54 19) 初代のバンクは基本アニメで一部超進化とワープ進化だけCGだったけど、triは進化がCGで超進化以降がアニメになったあたり、技術の進歩とコスト構造の変化を感じる。 -- 名無しさん (2017-03-02 11 31 08) triは究極進化でワープ進化一度も出なかったけどグレイモンとガルルモン以外のワープ進化も見たかったな… -- 名無しさん (2017-10-27 15 27 23) 初めての完全体から究極体の進化だったのに6分割されたワーガルルモンさん… -- 名無しさん (2018-03-30 23 52 49) 「:」だと特殊演出っぽくはあるけど、今後進化シーンのバンク映像とかはあるのか、どうか -- 名無しさん (2020-04-26 00 56 31) ガルダモンとズドモンの超進化演出に関してはデジコロの方が好みかも知れん -- 名無しさん (2020-09-16 06 57 52) 「:」でメタルグレイモンに進化する際、一瞬ムゲンドラモンが映る意味深な演出がある -- 名無しさん (2020-09-16 08 19 33) ↑この前の暗黒進化がそれでしたね -- 名無しさん (2020-11-26 11 57 43) ゲームのデジモンは進化したら戻らないってこの記事で初めて知った -- 名無しさん (2021-01-05 19 10 30) ゲームというか育成ギアだね。デジヴァイスバーストとか一部のは戦闘中だけの進化もできなくはないけど -- 名無しさん (2021-01-05 19 36 16) 相談所に報告のあった違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2023-01-16 12 27 33) 名前 コメント
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No. デジモン名 世代 種族 属性 072 ウィザーモン 成熟期 データ 闇 073 ヴォルフモン 成熟期 フリー 光 074 ウッドモン 成熟期 ウィルス 草木 147 ヴァンデモン 完全体 ウィルス 闇 148 ウイングドラモン 完全体 ワクチン 風 149 ヴリトラモン 完全体 フリー 火 224 ヴァイクモン 究極体 フリー 水 225 ヴァルキリモン 究極体 フリー 風 226 ヴァロドゥルモン 究極体 ワクチン 光 227 ヴェノムヴァンデモン 究極体 ウィルス 闇 228 ウォーグレイモン 究極体 ワクチン 火
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第四章第14話「終焉」 カオスロードとの決戦が始まる。果たして勝てるのか? クロニクモン「セイントバースト!」 カオスロード「ダークフォースバースト!」 相殺し、その衝撃で二体は吹き飛んだ。 クロニクモンは爆風にわずかの間翻弄された。 だがカオスロードは体勢を立て直し、光速で近付くと、クロニクモンを叩き落す。 クロニクモン「ぐうっ・・・」 ドグウオォォ! カオスロードはそこに更にたたみかけた。 カオスロード「デスブリザード!」 氷の柱がクロニクモンのいた場所を串刺しにする。 間を空けずに灼熱の炎を叩きつけた。 大爆発が起きた。水蒸気の煙が立ち込めた。 カオスロード「消えろ・・・これで僕の望む事が叶う。」 だが、突如灰色をした煙が紅に染まった。 クロニクモン「うおぉぉぉぉ!!」 炎の翼を生やしたクロニクモンが飛び立つ。その姿は更に攻撃的になっていた。 カオスロード「!!」 「クロニクモンフェニックスモード!」(この小説、~モードが多いなぁ・・・) クロニクモンの究極の姿だ!ガーディアンドラモン(だいぶ前に太一たちが進化した奴です。)の力を持つ「守護龍の剣」を出現させることができる。 必殺技は「インフィニット・クロニクル」だ!能力はまだ誰も見たことが無い。 クロニクモン「お前の目的は何だ?」 カオスロード「僕の目的かい?過去を破壊することさ。」 クロニクモン「!!?」 カオスロードは淡々と続ける。 「生命があるから争いが生まれる。だったら、それを破壊すればいい。過去を、そして生命を滅ぼせば、争いは生まれない・・・」 クロニクモン「ふざけるな!だったら、何で現実世界を滅ぼした!」 カオスロード「ふざけてなんかいないし、あれはエネルギーが必要だったからさ。」 クロニクモン「何のために?」 カオスロード「過去を遡るには、膨大なエネルギーが必要だ。だから、リアルワールドのエネルギーを全てもらったのさ。僕には、時を遡る能力を持っていないからね。」 クロニクモン「そんな世界に、何の意味がある?」 カオスロード「意味なんて無いさ。だけど、滅ぼす事には意味がある。」 クロニクモン「確かに、争いは存在しない・・・でも!」 確かに争いは存在しない。だが、それは、すべての生命を否定するということだ。未来も、過去も、そして、現在も存在しない。そんな世界は・・・! クロニクモン「絶対に作らせない!」 カオスロード「だったら力づくで止めてみろ!」 クロニクモン「力を貸してくれ!守護龍の剣!」 ガーディアンドラモンの頭を模した鍔の、優美な両刃の剣が出現する。 カオスロード「おもしろい!出てこい!大極の剣!」 取り込んだ四聖獣とファンロンモンを模した、漆黒の剣が現れる。 クロニクモン「ファンロンモンまで取り込んだのか!?」 カオスロード「あれほど強力な力、滅多に無いからな。そして、今まで君たちが戦ってきたデジモンは全て、僕の差し金さ。」 そう、そのデジモンたちによって消されたデジモンたち、空間、世界は全てカオスロードが取り込んでいたのだ。 クロニクモン「絶対に君を許さない!」 続く
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デジモンアドベンチャー 【でじもんあどべんちゃー】 ジャンル RPG 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 プロペ 発売日 2013年1月17日 定価 6,280円 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 なし ポイント 忘れられないあの夏の冒険が再び徹底した原作追体験ゲームとしてはオーソドックス デジタルモンスターシリーズリンク 概要 システム 評価点 問題点 総評 余談 概要 1999年から翌2000年まで放映されたアニメデジモンシリーズ第1作『デジモンアドベンチャー』のゲーム化作品。 デジモン生誕15周年記念を祝して発売された。 システム アニメをなぞったメインストーリーを進める他、サブエピソードやダンジョンを選択する事ができる。 マップを進みアイテムを収集する他、イベントポイントまで行くとイベントが発生するというオーソドックスな形式を取っている。 戦闘はシンボルエンカウント方式でエピソードごとにリーダーとなっているキャラのパートナーデジモンを除いた各パートナーデジモン(*1)の中から2体を選んで1チームを組み敵と戦う方式。 うち、リーダーとなっているデジモンのみ必ずマニュアルで戦う事になる。他の2体は「作戦」でオートにする事も可能。 順番が来るデジモンがゲージで表示され行動により順番が変わるなど、『FF10』のカウントタイムバトルシステムに似たターン制を採用している。 通常攻撃や技、アイテムの使用の他、「進化」を選んで戦闘中だけ上位種に変身する事も可能。 時折、仲間との会話シーンが挿入され、その際の選択肢で正しい回答を選ぶことでキズナを深める事ができる。 キズナが深まると戦闘中にチームに入れているデジモンが続けて攻撃する「キズナコンボ」が発生する確率が高まる。 宝箱や戦闘でのリザルトで素材アイテムが入手できる。 これをメニュー画面で合成する事により「デジピース」と呼ばれる装備アイテムを作る事が可能。 デジピースは各デジモンに用意されているデジピース用のパネル「スキルパネル」にパズルのようにハメ込む形式。 ライブラリ機能により各エピソードのあらすじやムービー、デジモン図鑑などが閲覧できる。 デジモンの3Dモデルは過去作からの流用だが、トゥーンモデリングでの変換にあたり一部手直しされているものもある。 一度ゲームをクリアするとデータを引き継いでもう一度最初から始める事が可能(つよくてニューゲーム)。 評価点 徹底した原作再現。 TVシリーズ全54話ものシナリオを(一部簡略や改変があるものの)完全収録している上、評価が特に高い劇場版第2作『ぼくらのウォーゲーム!』をも収録している。 当時の声優陣も集合している上、一部の会話を除きフルボイスで喋ってくれる。 デジモンが進化した際の声が低くなる演出も再現している。戦闘中も(パートナーデジモンのみ)フルボイスのため、存分に堪能することも出来る。 ただし高石タケル役の小西寛子氏や、デビモン役の塩沢兼人氏のように休業や故人となってしまったケースもあるため、代役も立てられている(*2)。 主題歌「Butter-fly」や挿入歌「brave heart」などをアニメ本編からそのまま使用している他、一部のBGMにはアニメの劇伴をアレンジしたものが使われている。 デジモンの進化ムービーも原作を再現。 さらに本作では原作ではウォーグレイモンとメタルガルルモンの二体だけしかいなかったパートナーデジモンの究極体が全員分用意され、進化ムービーもそれに合わせて新たに作られた。 サブエピソードの数も多く充実している。 おまけとして、隠しステージでは歴代シリーズの主人公とパートナーデジモンもゲスト参戦。 その際の太一達との会話は必見。 問題点 子供層を対象にしているためか、難易度は易しめ。 戦闘もやや単調になりがち。 会話は立ち絵やほとんど動かない3Dキャラが表示されるだけと視界的にはかなり簡素。 シナリオの一部簡略と相まって演出が解りにくい箇所がいくつか存在する。(*3) 人間はともかく、デジモンの立ち絵は版権イラストの流用が目立つ。 一本道のマップがやや多めで探索要素は少ない。 TVシリーズの前日譚に当たる劇場版第1作目はダイジェスト程度に語られるのみ。 もっとも、それを補う程ボリューム面は充実しているのでこれ以上は高望みとも言える。時系列的にも再現が難しい。 『ぼくらのウォーゲーム!』の舞台はTVシリーズの後日談(*4)なのだが、子供達の服装が全く変わっていない(つまりCGモデルを流用している)ため違和感がある。 挿入されるムービーの画質が妙に粗い。 原作再現度は確かに高いのだが、こういったゲーム特有の楽しみでもあるゲームオリジナルの展開やIF展開といったお遊び要素は無いため、少し物足りない。 ゲスト参戦しているシリーズ主人公に声は収録されていない。 アニメシリーズ第6作目である『デジモンクロスウォーズ』の終盤では歴代主人公が参戦するサプライズがあり、その際の彼らの声も原典と同じ声優陣が参加していたため余計残念に思えてしまう。 ゲストキャラの一部は現役声優で健在であっても代役が当てられているキャラが目立つ。 脇役や故人の代役だけならばまだしも、ナノモンといったストーリーに深く関わるキャラクターの声優も変えられている。しかも件のナノモンは声質もまるで異なる。 一部のパートナーデジモンの究極体について 本作におけるテイルモンの究極体は「オファニモン」、ゴマモンの究極体は「ヴァイクモン」となっている。これらは原作アニメの本編内に登場したわけではないものの、アニメ続編やゲーム・育成ギアでは別の究極体デジモンが位置付けられていたため、それを知るファンには疑問視あるいは問題視されることとなった。 テイルモン→オファニモンについて 従来この位置に入るデジモンは「ホーリードラモン」であった。アニメ要素の含まれるゲーム作品は勿論、映像作品においても続編の劇場版『デジモンアドベンチャー02 前編・デジモンハリケーン上陸!! / 後編・超絶進化!!黄金のデジメンタル』でもホーリードラモンへ進化していた。また、本作発売後に公開された劇場アニメ『デジモンアドベンチャーtri.』でもホーリードラモンに進化(*5)している。 ただし、本作以前に発売されたゲーム『デジモンバトルスピリットVer.1.5』ではテイルモンはオファニモンへとワープ進化するためそれに倣った見方は出来る。 ゴマモン→ヴァイクモンについて ゴマモンの究極体については、ゴマモン初登場の育成ギア『デジモンペンデュラム ver2』での進化系統では「マリンエンジェモン」、PS用ソフト『ポケットデジモンワールド』やWSでのデジモンシリーズでは「プレシオモン」がゴマモンの進化系統に組み込まれていた。しかし、本作でのゴマモン究極体は、そのどちらでもない「 ヴァイクモン 」である。ヴァイクモンは見た目的にも属性的にも、更には設定上(*6)でも妥当ではあるだが、元々は 続編の『デジモンアドベンチャー02』に登場するパートナーデジモン「アルマジモン」の究極体(*7)として用意されたもの である。かねてから不安定な設定にファンの間では物議をかもしていたが、本作で迷走極まれり進化形態が与えられたことで更なる混乱の元となった。 後に劇場アニメ『デジモンアドベンチャーtri.』でも、ズドモンの正式進化体としてヴァイクモンが登場しており、現在は究極体問題は決着が付いたものと考えられる。(*8) 総評 一部不満はあるものの、原作追体験ゲームとしては申し分のない出来。 原作アニメの視聴者だった方は当時を懐かしみながらプレイに浸ろう。 余談 集英社から発売されている攻略本に掲載されているマップは向きがデタラメに記載されているため少々不便。 構造そのものが間違っているわけではないのがせめてもの救いか。 本作に登場するハックモン(*9)は『デジモンアドベンチャーtri.』にも登場する。 本作にて高石タケルの声を担当した潘めぐみ氏は2020年放送のアニメ『デジモンアドベンチャー:』にて同じく高石タケル役として子供たち側の声優の中で唯一続投している。