約 1,731,009 件
https://w.atwiki.jp/keikenchi2/pages/375.html
ある日、ヒウンシティで奇妙な事件が起きた。 砂まみれのタブンネの集団が、列を成してヒウンシティに進入してきたのだ。 十数匹はいるであろうタブンネ達は、目は虚ろで、長い間何も食べていないのか、ひどく弱っていた。 おそらくタブンネ達は野生ポケモンとの競争に破れ、安泰の地を求めここまで来たのだろう。 街を行き交う人々は、その奇妙な光景に驚きを隠せないでいた。 人々は道を譲るかのようにタブンネ達を避けている。 噴水のある広場についた時、千鳥足のタブンネ達は甘い香りに襲われた。 「ミィ…ミィ…ミィ?ミィミィ!」 匂いの元はクレープの出店だった。人々は、車の中にいる店員からクレープを受け取り、美味しそうに食べている。 それを見たタブンネ達は今までの疲れはどこへやら、出店に向かって一斉に走り出した。 「ミィミィ!ミィミィミィ!!」「ミィ~ミィミィ!」 車の周りに並んでいた人々に割り込み、店員に向かって両手を差し出し必死にミィミィと鳴き始めた。 一瞬の出来事に客は困惑の表情を浮かべ、足下で店員に必死に媚び、餌をねだるタブンネ達を凝視していた。 店員も完全に困ってしまい、1分ほどあたふたした後、一つのクレープをタブンネの集団にひょいと投げ入れた。 するとタブンネ達はクレープに群がり醜い争いを始めた。一匹のタブンネがクレープを取ると、他のタブンネ達がそのタブンネにのしかかりクレープを奪おうとする。それが何回も続いた。 やがて残ったのは砂と埃まみれになったグチャグチャのクレープだった。タブンネ達も傷だらけで、体力を消耗しただけだった。 「ミィィイイイイイ!!!!」 怒り狂ったタブンネが、クレープを持って唖然としていた少年に襲いかかった。 それを見た他のタブンネ達も、チャンスとばかりに少年を襲い始めた。 体中を足跡だらけにされクレープを奪われた少年は地面にひれ伏していた。 それを尻目に、タブンネ達はクレープに食らいつき、あっと言う間に食べてしまった。 イッシュ地方のとある森にタブンネさんの集落がありました。 その集落はイッシュ地方では有数の勢力を誇る群れです。 「ミッミッ!」「ミィミッミッミィ!」 どうやらこのタブンネさん達はヒウンシティに集団で突撃することを計画しているようです。 近年の大寒波による影響で主食の木の実が取れなくなっているのでしょう。 タブンネさんたちは大量の食べ物を求めて人間から略奪することを決めました。 そして作戦当日・・・ 大量のタブンネさんたちは深夜にこっそりと橋を渡りヒウンシティにつきました タブンネさんたちの生と死をかけた略奪作戦が幕を開けた・・・ 「ミィィィィィィッーーー!」 ヒウンシティに着いたタブンネさんのリーダーは雄叫びをあげました。 興奮するあまりに大声を出してしまったのでしょう。 「うるせーぞ!この糞豚!」 一人の通りかかったサラリーマンが罵声を浴びせました。 どうやらよほどあの甲高い声が耳ざわりだったのでしょうか。 「何時だと思ってやがんだゴミ豚がぁ・・・」 サラリーマンがそう言ってタブンネの集団に近づいていくと 「ミィィィッ!」 何とタブンネのリーダーは口から火炎放射を吐いたのです 「ぎゃあああああっ!」 サラリーマンは瞬く間に燃え上がり、火だるまになってしまいました。 「ミィミィ!」「ミィィ!」 火が鎮火すると、タブンネ達はクロコゲになったサラリーマンを集団で取り囲み、荷物や衣服をあさりました 「ぐっ・・・やめろ・・・」 タブンネの集団に襲われ抵抗できないサラリーマンは掠れた声をあげるも、荷物や衣服をタブンネ達に取られてしまいました。 「ミッミッ!」 タブンネ達は物陰に逃げていきました。 一日目からこの収穫に大喜びのタブンネさん、日が昇った時にどんな悪行を見せてくれるのでしょうか。 日が昇り、朝を迎えました、町の奥深くに巣を作り、そこを拠点に生活していくつもりでしょう。 ちなみにその元々の持ち主はヤブクロンたちの巣で、餌を取りにいっている親分のダストダスが居ないのをいいことに ヤブクロン達の巣に夜襲を仕掛けて巣を横取りしたようです。 「ダス?」 どうやら親分のダストダスが帰ってきたようです。 「ミッミィ?」 呑気にも豚ケツを晒しながら寝ていたタブンネさんたちはその異臭で目覚めました。 「ダスーーー!」 周囲には子分のヤブクロンの死体が転がっていて、巣を強奪されたダストダスは怒りに燃えていました。 「ミィィィッ!」 リーダーのタブンネはサイコキネシスを繰り出し、ダストダスの動きを封じました。 なぜこのリーダータブンネはこんな高レベルの技が使えるかというと、このリーダータブンネは元々捨てタブンネであり しかも個体値は5v、努力値もSとCに振られており技構成も強力な技で固めた強力なエリートタブンネだからです 「ダ・・ダス・・」 そしてダストダスの息の根を止め、そろそろ町に略奪しに行く時間になりました。 町にはすでに人間であふれ返っており、餌には困らない、そう思ったタブンネさんたちは町に出向く準備を始めました。 まずタブンネさんたちは5チームほどに分かれて行動することにしました、糞豚にしてはよく考えましたね。 リーダータブンネを中心にした集落の上層部で固めたチーム 父親タブンネを中心にしたチーム 後は対して力のないタブンネで固めた捨て駒チーム といった感じに分かれました 「ミッミッ!」 そう鳴くと最後かもしれない挨拶を交わし町に飛び出して行きました。 「ミィミィ・・・」 捨て駒タブンネ達は途方に暮れていました。 何せ能なしの豚なので人間から略奪するやり方を実践できず戸惑っています。 町の郊外の人気が少ない公園でタブンネ達は一人で迷子になっている5、6歳の子供を見つけました。 「パパとママはどこに行っちゃったんだろう・・・」 この弱そうな子供ならいける!、そう思ったタブンネ達は子供にたいあたりを仕掛けました。 「いたっ!」 タブンネの体当たりを食らった子供は転んでしまいました。 「ミィィィ!ミッミッ!」 タブンネは集団で子供を取り囲み、そしておやつを奪い取ってしまいました。 「たぶんねはやさしいぽけもんのはずなのに・・・」 子供は泣き出してしまいました。 そしてその横でドヤ顔で勝ち誇るタブンネさんたち。 この捨て駒害獣に天罰は下るのか!? 「コラァー!うちの子供に何をするー!」 どうやら子供の父親が現れたようです。 「ミィッ!?」 父親は意地汚いタブンネの尻尾をつかみ地面に叩きつけました。 「ミギャッ!」 「この豚がァ!意地汚い手でうちの子供に触りやがって!」 そう言いながらタブンネを何回も地面に叩きつけた後、思い切り顔面パンチを喰らわせたようです。 「ミィッ!」「ミギャァァァッ!」 タブンネが殴られているのを見て他のタブンネ達は一目散に逃げ出してしまいました。 「ミィィィィ!!!!」 恐怖と絶望に駆られながら必死に逃げていく姿はとっても滑稽です。 ドン! 「ミィッ!?」 「あでっ!」 どうやら必死に逃げている最中に一人の男性とぶつかってしまったようですね。 「何やこの糞豚ァ!」 そう言うと男はタブンネに全力の蹴りをお見舞いしました 「ミヒィィィィィ!」 気持ちのいい音がして吹っ飛びましたねぇ、いやぁ愉快愉快。 「ミィィィッ!!!」 そうしている間にどうやら男は糞豚に囲まれていたようです ホントにタブンネというのは弱い相手を集団でボコることしかできないんですねぇ、正に豚にふさわしい戦法です。 「ミッミッミッ!!」 一匹のタブンネが男に飛びかかりました、しかし男はすぐさまモンスターボールを取り出しポケモンを繰り出しました。 「出番や!ボーマンダ!」 モンスターボールから現れたボーマンダは男を乗せて宙に舞い上がりました タブンネさんはこいつにも勝てないと思い、また逃げ出してしまいました、ワンパターンにもほどがある、さすが単細胞。 「調子に乗ってるタブンネには罰を与えないとなぁ・・・なぁボーマンダ?」 「グルルルゥ・・・」 ボーマンダが軽くうなずくと、男はボーマンダに流星群を命じました 「ミィィィィィ!」「ミヒィィィィ!」 必死に逃げるタブンネ、しかし・・・ 「ミギャァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」 バシュウゥゥ!と言う快音と共に薄汚い豚の断末魔が響き渡ります ほぼ全てのタブンネに流星群が直撃し、タブンネは息絶えました 「ミィミィ・・・」 どうやら1匹だけゴキブリ並みの生命力で生き残っていたようです。 男に助けを求めましたが、頭を踏みつぶされ、息絶えてしまいました。 「マンダのりゅうせいぐんはつよい」 そう男は言うと、横たわっている屑肉を後にして町の中へ入って行きました。 「ミィミッ・・・」 必死に逃げるタブンネ達、そんな害獣達が行きついたのは町のゴミ捨て場でした。 「ミィ!」「ミッミッ!」 何とゴミ捨て場のゴミ袋には沢山のまだ食べられる残飯があるではありませんか! 「ミィミッミッミッ・・・♪」 必死に残飯を貪り食うタブンネ達、しかしそこに二人の男が現れたようです。 「来てるなぁ・・・今週も哀れなタブンネ達が」 「先輩、とっととこんな豚片づけて仕事終わらせましょうよ」 今日は水曜日、タブンネの日だったのです。 「ああ、そうだな・・・」 男達はタブンネに手をかけゴミ収集車に入れようとします 「ミィィィッ!」 タブンネさんは生意気にも男をひっかき始めたのです 男はそれにキレたのかタブンネにラリアットを与えました 「汚い手で触るな!豚!」 「ミギャァァァァァ!」 その光景を見て他のタブンネ達は恐怖のあまり固まってしまいました。 「先輩、そういえば今週からタブンネを回収するときには両耳と両手を切って収集車に入れろって言われてましたよ」 「そう言えばそうだったっけなぁ・・・めんどくせぇな…」 そしてタブンネたちの両手両耳の切断が終わると次々に男達はタブンネ達を収集車に入れていきました。 「ミィィィィィィッッッ!!!」「ミッミッ!」 豚の声が響く中、子タブンネ達はなぜか無事でした 怯えながらどうして自分たちは手と耳を切られないんだろうと不思議に思っていたら 「お前たちは明日回収してやるからな、楽しみに待ってろよ」 そう男が言いました、子タブンネの日は明日だからです 「それじゃあ先輩、行きましょうか」 もう一人の男がそう言うとミィミィと泣き叫ぶ子タブンネを尻目に収集車は去って行きました。 一方、食料を求めて町の港方面に到着した父親タブンネ達、子タブンネも一緒です。 父親タブンネ達が取った戦法はなんと物乞いをすることでした。 自分たちの可愛さによほど自信があるのでしょうか、それに子タブンネも一緒だと同情をして貰えるとでも思ったのでしょう。 「ミィミィ・・・」「ミィ・・・ミッ・・・」 わざとらしく道端に同情を誘う泣き声を上げて座り込むタブンネ達、その瞳はまさしく食べ物を下さいとでも言わんばかりの目でした。 「かわいそうに・・・」「ほら、オボンの実だよ」 なんと道行く通行人は媚びたタブンネ達に騙されたのか次々にタブンネに餌を与えるではありませんか。 世の中チョロいな、内心タブンネ達はそのようなことを思いながら餌を貰っていたそうです。 そんな中、媚を売り続けるタブンネさん、しかし1匹の媚豚の前に一人の青年が姿を現しました。 「ミィミィ・・・」 タブンネは他のタブンネと同様に可愛らしい鳴き声で助けを求めました。 「(これはタブンネ・・・大方町に居るのを見ると恐らく物乞いに来たのだろう・・・)」 そう青年は思うとタブンネに手を差し伸べました。 「おいで、タブンネ」 「ミッミッ!」 タブンネは嬉しそうな鳴き声を上げ、青年に抱きつきました。 「(随分面白そうな玩具が見つかったな・・・少しこの豚で遊んでやるか)」 タブンネを抱きかかえながら悪巧みをする青年、そして少し歩くと公園に着きました。 そこには大量のタブンネの残骸と泣きながら身を寄せ合っている子タブンネ達が居ました。 「ミィミィ!」 タブンネはその光景に驚きます、何せ自分たちの同胞の残骸が有ることに。 「ほう・・・」 青年はとあることを思いつきました。 「ミィ!ミィミィミッ・・・」 タブンネはとても自分達はかわいそうだよと言いたげな様子です。 「いや、タブンネちゃんはとても幸せだよ、こんなに沢山のおやつが食べられるなんて」 そう青年はタブンネの残骸を指さしながら言いました。 「ミィィィィィィ!?」 そう甲高い豚声を上げると、こんなものが食べられるか!と怒り始めました。 「いやぁ、とてもタブンネちゃんは幸せ者だなぁ」 青年は笑っています。 「ミッミッ!ミッミッ!」 タブンネは怒りながら帰ろうとしました、しかし・・・ 「わがままだなぁ、タブンネちゃんは、お仕置きをしないと」 青年はそう言うと、キノガッサを繰り出し、そしてタブンネに向けてタネマシンガンを命じました 「ミギャァァァァッ!!!」 どうやら急所に当たったようですね。 「ミィミィ・・・」 タブンネは青年に土下座を始めました、当然青年は許しません。 必死になって許してもらおうと土下座を許してもらおうとするタブンネ。 しかし青年はタブンネの謝罪を無視してキノガッサで殴り続けます。 「いいサンドバッグだ」 青年は快楽の表情に満ちていました。 「ミガァァァァァァァァ!」 遂にタブンネは逆上してしまいました、青年とキノガッサに向かってすてみタックルを放ちます。 「無駄だ!ナットレイ!」 青年はモンスタボールからナットレイを繰り出しました。 タブンネはナットレイに激突してしまいました。 「ミギャァァァァァ!」 タブンネの体に鉄のトゲがぐさりと突き刺さる、すでにタブンネは血まみれだ。 「おい糞豚、そこでうずくまっている子豚たちを俺の気がすむまで殴れ、そうしたら命だけは助けてやる」 青年は恐怖に怯えうずくまっている子タブンネを指さした。 「ミッミッ!」 タブンネはイヤイヤと首を横に振る。 「キノガッサ!やどりぎのたねだ!」 タブンネの体にやどりぎのたねが植え付けられた。 「早くしないとお前まで死んじゃうぞー♪」 青年はタブンネにそう告げると、タブンネ 必死になって許してもらおうと土下座をしてを許してもらおうとするタブンネ。 しかし青年はタブンネの謝罪を無視してキノガッサで殴り続けます。 「いいサンドバッグだ」 青年は快楽の表情に満ちていました。 「ミガァァァァァァァァ!」 遂にタブンネは逆上してしまいました、青年とキノガッサに向かってすてみタックルを放ちます。 「無駄だ!ナットレイ!」 青年はモンスタボールからナットレイを繰り出しました。 タブンネはナットレイに激突してしまいました。 「ミギャァァァァァ!」 タブンネの体に鉄のトゲがぐさりと突き刺さる、すでにタブンネは血まみれだ。 「おい糞豚、そこでうずくまっている子豚たちを俺の気がすむまで殴れ、そうしたら命だけは助けてやる」 青年は恐怖に怯えうずくまっている子タブンネを指さした。 「ミッミッ!」 タブンネはイヤイヤと首を横に振る。 「キノガッサ!やどりぎのたねだ!」 タブンネの体にやどりぎのたねが植え付けられた。 「早くしないとお前まで死んじゃうぞー♪」 青年はタブンネにそう告げると、タブンネは子タブンネを殴り始めました。 「ミギャ!ミギャ!」「ミィィィィィィ!」 生き残るために必死に子タブンネを力いっぱいぶん殴るタブンネさん、その姿はとても哀れです。 そして、1時間ほど経った頃、青年はタブンネに子タブンネを殴るのをやめさせました。 「もう止めていいぞ、汚らわしい豚ども」 「ミッミッ・・・」 タブンネは安堵の表情を浮かべます、しかし、そこに青年はさらに追い打ちをかけるのでした。 「地獄でも幸せにな、やれ、ヨノワール」 青年はボールからヨノワールを出しました。 ズズズズ・・・ 鈍い音がすると、ヨノワールの後ろに暗黒空間が現れました。 そして、ヨノワールはタブンネと子タブンネをつかみ、暗黒空間に連れて行こうとします。 「ミィィィィィィィ!」「ピィピィ!ピィピィ!」 泣き叫ぶタブンネ達、タブンネには野生のカンなのか、暗黒空間が何を意味しているのかが何となくわかってしまうのでした。 タブンネは必死になってヨノワールの手から逃げようとしますが、ヨノワールの握力は凄まじく、豚がどうにも出来るものではありませんでした。 「ミィィィィィ!ミィィィィィィ!」「ピィィィィィィィィィッ!」 そして、タブンネ達は暗黒空間に呑まれてしまいました。 害獣たちは、二度とこの世に戻ってくることはないでしょう、タブンネ。 「いいストレス解消になったな、行こうぜ皆!」 こうして、公園に居た捨て駒タブンネ達は全て善良な市民によって駆除されたのでした。 リーダータブンネ編 「ミッ!ミィィィィィィッ!」 リーダータブンネ達は街に出るととても興奮し、街中を見渡します、何せ初めての大都会です。 今までに小規模の村や、町などを襲撃して来たことはありますが、今回はスケールが違います。 「ミィミィ・・・」 さて何を奪おうか・・・そう考えていると、タブンネ達は甘い匂いを嗅ぎつけました。 「ミッミッ!」 甘い匂いのする方に行ってみると、そこでは美味しそうなヒウンアイスの屋台がありました。 「まだかなぁ」「とても美味そう!楽しみ!」 屋台の前には沢山の人間が並んでいました。 これだ!と思ったタブンネ達は我先にとヒウンアイスの屋台に突撃を開始しました。 「ミィミッミッ!!!」「ミガァァァァァ!!!」 タブンネ達は、行列を無視して屋台の店員にアイスをねだり始めました。 「こらこら、いくら可愛いからって割り込んじゃだめだぞ、タブンネちゃん」 店員はそう注意すると、タブンネを退かそうとしました。 「ミィィィッ!ミッ!!」 リーダータブンネは逆上し、冷凍ビームを店員に向かって放ちました。 「グブッ・・・」 冷凍ビームは店員の腹部に直撃し、店員はその場に横たわってしまいました。 「キャアアアアアア!」 屋台の周りは大パニック、その間にタブンネ達はアイスをたくさん抱えて一目散に逃げて行きました。 「ミヒヒヒヒッ!」 とても悪い顔で屋台から逃げていくタブンネ達、正に糞豚ポケモンです。 「ミィミィ~♪」 横たわる店員の前で店員を馬鹿にするように尻尾を振るリーダータブンネ。 そして、タブンネ達は街の物陰に逃げて行きました。 「ミッミッ!」「ミィ~!」 リーダータブンネは巣に戻り、仲間の帰りを待ちました。 しかし、いつまでたっても捨て駒タブンネの帰りはありません。 物乞いをしていた父親タブンネと子タブンネの姿はちらほらありましたが、捨て駒タブンネは一匹も帰ってきませんでした。 「ミッミッ・・・」 使えないやつらめ・・・とリーダータブンネは思いました。 「ミィミィ!ミィミィ!」 子タブンネが叫びました、どうやらお腹がすいているようですね。 リーダータブンネは子タブンネにアイスを与えました。 「ミィミッ♪」 幸せそうな表情でアイスをむさぼる子タブンネ。 「ムニャムニャ・・・ミィミィッ♪」 そして、今日は疲れてしまったのか子タブンネたちは寝てしまいました。 夜も更ける頃、リーダータブンネも寝床に着きました。 明日の夜には森へ帰ろう、そうリーダータブンネは考えていました。 リーダータブンネ達は朝になると、スーパーマーケットに向かって歩き始めました。 「ミッミッ!」「ミィミィ!」「ミィミッミッ!」 今日は何と残ったタブンネたちによる総力戦のようですね。 そんな中、街中ではタブンネ達の噂が飛び交っていました。 「タブンネに気をつけろ!」「あのかわいいタブンネが害獣だったなんて・・・」 街中は厳戒態勢、特にリーダータブンネはお札付きみたいですね 「このタブンネは…」 リーダータブンネの写真を見て、一人の青年が何かを思い出したように言いました。 「耳にある少し目立つ傷、間違いない」 どうやらこの青年はリーダータブンネの元トレーナーのようです。 「昨日少しタブンネ達を可愛がってやったが、あいつの手下だったわけか…」 「ちょうどいい、あの糞豚を始末してやるか、糞豚は経験値だけは高いしな、いいトレーニングになるだろう。」 青年はそう言うと、ふと何かを思い出しました。 「おっと、今日は友人のお見舞いに行く用が有ったんだ、糞豚狩りはそのあとだ」 青年は急いで病院に向かいました。 「すまんな、遅くなって」 青年は友人に送れたことを謝罪しました。 「いやいや、大丈夫だよ」 友人はそう言うと、青年が質問をしてきました。 「しかしなんで全身を火傷したんだ?」 青年がそう聞くと、友人はこう答えました。 「タブンネにやられたんだ、クソッ、あの贅肉だけが取り柄の糞豚のくせに…」 友人はとても悔しそうに答えました。 「タブンネだと!まさかそのタブンネ、耳に目立つけがをしていなかったか?」 青年はさらに友人に質問をしました。 「ああ、そんな感じだったような…」 友人はそう答えました。 「おのれ糞豚、もう許さん…」 青年は怒りに燃えていました。 「そんなこともあろうかと、今日は害獣狩りのスペシャリストを呼んでおいたんだ、よかったら君も手伝ってくれないか」 友人はそう言うと指パッチンを鳴らし、合図を出した。 ガラガラッ! ドアが開くと、一人の男が現れました。 「どうも、Mですわぁ…」 Mと名乗った男は友人に狩猟対象を確認してきた。 「このタブンネというポケモンで宜しいでしょうか」 Mはタブンネの写真を友人に見せつけた。 「ああ、憎たらしい顔してるだろ、このポケモン」 友人はそう言うと、青年を指さしこう言いました。 「こいつはおれの親友、とても腕利きのトレーナーだ」 「よろしく」 Mは青年の方を見ると、青年に挨拶をしました。 「ああ、よろしく頼む」 青年は挨拶を返すと、Mと共にタブンネ狩りに出かけました。 「よろしく頼むぞ、二人とも」 友人はそう言うと、二人を見送りました。 「ところでタブンネはどちらにいるのですか?」 青年はMに聞きました。 「さっきスーパーマーケットの近くで見かけましたわぁ…」 Mはそう答えました。 「あ、あれは!」 青年たちがスーパーマーケットに着くと、そこには20匹ほどのタブンネがいました。 「ミィミィ!ミィミィ!」 タブンネ達は、店の前を桃色の贅肉で塞いでいます。 「ミッ!ミッミィ!」 どうやらタブンネ達は店員に食べ物を要求しているようですね。 「どうしましょうか、このポケモン…」 店員は困った様子でタブンネを見ていました。 「少しかわいそうだけど、力ずくでどいてもらうしか…」 もう一人の店員がそう言うと、タブンネを退かそうとしました。 「ミィィィィィィィ!」 リーダータブンネが逆上し、店員に冷凍ビームを発射しました。 「ギャアアアアアア!」 店員に冷凍ビームが炸裂すると、タブンネ達は店のドアから一斉に店の中に入って行きました。 「ミィィィッ!ミッミッ!」 店の中は大パニック、タブンネ達は食料めがけて猛突進。 「まずい!あいつら食料を…」 青年はそう言うと、店の中に突撃していきました。 「タブンネ狩りの始まりですわぁ…」 こうして、人間対タブンネの戦いが始まった。
https://w.atwiki.jp/keikenchi/pages/380.html
ここはタブンネ達が住む世界とは別の世界、 そこにある神社で、新撰組のような模様がついた青い服で水色の髪の小さな女の子が 紫色の服で白い帽子を被った金髪の女性に何やらお願いをしているようだ 「じゃあさ、じゃあさ、そのピンクの生き物をたくさんやっつければ最強になれるってこと?」 「最強かどうかは保証できないけど力が付くことは確かよ」 「いっぱいいっぱいやっつければ最強になれるって事じゃん!だったらはやくそいつがいる世界に行かせてよー!」 この金髪の女性は別の世界と世界のさかい目をいじって、別の世界へと繋げられるらしい 「じゃあ、開けるわよ、おみやげ忘れないでね~」 空間がぱっくりと裂け、向こうには別の世界が見える 小さな女の子は、背中にある水晶のような羽を羽ばたかせて、その空間の裂け目へと飛び込んでいった 飛び込んだ先で女の子が見た世界は、女の子が知ってる世界と似てるようで全く違う世界だった 見たことのない植物、見たことのない文字、 なにより女の子を驚かせたのは、この世界に生息する動物たちだった 赤と黄色の目玉をしたネズミのような生き物、ゴロゴロ転がる巨大な虫、人間のような形をした踊る植物、歩く石ころ それらの中に女の子の子の目当ての「ピンクの動物」すなわちタブンネがいるのである 「うーん…なかなか見つからないねぇ」 女の子は一旦さがすの中断して草むらの側の切り株で持ってきたお弁当を食べることにした 「ミィ?」 匂いを嗅ぎ付けたのか、草むらから一匹の子タブンネが顔を出した 身長は40センチほどの幼児タブンネだ 「あっ!あ、あれだぁ!」「ミィィ~♪」 あろうことか子タブンネは何の警戒も無く女の子に駆け寄ってきた、 前に餌付けをされたことがあるのだろう、人間は餌をくれるものだと思い込んでいるのだ 「そっちの方から来てくれるなんてバカなやつ~!」 女の子はタブンネをひょいと抱き上げた 「ミィィ♪ …ミッ?!」 最初は高い高いされて嬉しかった子タブンネだがすぐにある違和感に気づいた この女の子には体温が無いのだ 「ミーッ!」 恐怖を感じ、大急ぎで女の子の手から逃れようとする子タブンネ、しかしもう遅い 「まず一匹目やっちゃうよ~!」 「ミヒッ?」 高い高いの体制のままどんどん冷たくなっていく女の子の手 「ヒャアアアアアア!!!ウヒィ!」 女の子が掴んでいる脇の下辺りの汗が凍結して毛に絡み霜のようになり、 子タブンネは冷たさと恐怖でガクガクと激しくバイブレーションしている 「もうちょっと本気出すよ~!」 「ミッミヒィキイィィ!」ガチガチガチ 女の子が手に力を込めるとよっぽど寒いのか子タブンネはガチガチと歯を鳴らしている 全身は霜に覆われ白くなり、涙を流しても凍ってしまう有り様だ 「あははー、もうちょっとでパーフェクトに凍っちゃうよ~、それぇ!」 「クィィ…クッ」 女の子がさらに力を込めると子タブンネはチアノーゼを起こし 最後に小さく呼吸をして息耐えた おそらく心臓が凍結したのだろう、 しかし女の子は冷やすのをやめない、カチカチに固まっていく子タブンネ その表情は恐怖に歪んだまま真っ白に凍結してした 「へへーんだ、いっちょあがりぃ!」 この女の子の正体は人間ではない、 氷雪を友とし冷気を自在に操る氷の妖精と呼ばれる生き物なのだ 「ミィィ!」 悲鳴を聞き付けて大人のタブンネが草むらから臨戦態勢で飛び出してきた、さっきの子タブンネの親である 「うわっ!親玉が出てきたねー!また氷漬けにしてやるー!」 女の子は凍った子タブンネを激しく地面に叩きつけると 子タブンネはガラスのようにパリーンと砕け散ってしまった 「ウミィー!!」 母タブンネは砕け散った子タブンネに駆け寄った 愕然とした表情で涙を流しながら必死に我が子の破片をかき集めている 「隙あり!」 「ミイッ?!」 女の子はタブンネの顔面に向かってポケモンの技で言う冷凍ビームのような光線を放った 「ミッギュキィィヒィィ!!」 タブンネは涙が凍ってしまい目が見えなくなって顔を押さえてゴロゴロと悶絶した しかしすぐに立ち上がると女の子に向かって突進のポーズをとる タブンネは超聴覚によって目が見えなくとも敵の位置が分かるのだ 「ミィッ?!ミヒヒヒィ!!ミッ!ミッミッ!」 しかしその聴覚で母タブンネは最も聞きたくない音を聞いてしまった。 巣に残してきた子供達がこの場所に向かってよちよち歩いてくる音である 「ミィッ!ミィッミィッ!」 母タブンネちゃんは子供たちにこっちに来るなと呼び掛けますが足音はどんどん近づいてきます 「隙あり~っ!」 「ミギュッ!!」 妖精は空気中の水分を手に集めて小さなつららを作ると、それをタブンネさんに投げつけました。 つららは左の太ももにに刺さりタブンネさんは転んでしまいました とても痛いようで、ミーミーと泣きわめきながら転げ回っています 「ミッミッ、ミィ、ミッ!ミィィ!」 「ミイィッ!」 「うわーっ、ちっちゃいのがいっぱい出てきた! 全部凍らせてやる~!」 草むらから大小5匹の子タブンネが飛び出してきた、子タブンネたちは地面に転がっている母タブンネにとてとてと駆け寄っていき ミィミィと泣きながら心配そうに揺さぶったり、傷口を小さな舌でペロペロしたり、 癒しの波動の真似でしょうか、傷口に両手をかざして治そうとしたりしています 「あははっ、何やってるのかわかんないけどあたいもてつだってあげる!」 「ミィッ!?」 妖精は癒しの波動の真似をする子タブンネちゃんを突き飛ばすと 子タブンネと同じように傷口に手をかざした 「ウミィァァァァァアアアア!ウア゙ーー!!!!」 すると不思議なことに、タブンネの足に刺さったつららがどんどん大きくなり、 母タブンネの傷口をピリピリと広げていく、 あまりの激痛に悲鳴をあげながらのたうち回る母タブンネ 「ミィィッ!!」カプッ 「あ痛ぁぃ!」 子タブンネちゃんの一匹が「やめろ!」と言わんばかりに妖精の左手に飛び付き、そのままガブリと噛みついた 子タブンネちゃんはまだ歯が生え揃ったばかりで噛む力は弱いのだが、必死に噛みついて離さない 「こっこの~!こうしてやるー!」 「ヒィィィィィィィ!!!!!」 妖精は子タブンネちゃんが噛みついた左手から冷気を放出しました 歯覚過敏の人になら想像が着くでしょうが、 子タブンネちゃんの全部の歯に前歯で冷たいものを思い切り噛んだ時の、あの耐え難い痛みが駆け巡りました 手から歯を離そうとしても唾液と舌が凍って貼り付いてしまい離す事ができません やがてガクガクブルブルと震えだし、涙と鼻水が滝のように溢れ出すタブンネちゃん 涙が口の横を通ると凍りついてしまい、透明な固体となってポロポロと地面に落ちていきます 「うわーっ、きったなーい!!」ブチブチブチブチ 「フィィィィィィィ!!!」 妖精は鼻水が腕に着くのが嫌で子タブンネちゃんの首を掴んでベリベリと無理やり剥がしました 子タブンネの歯は全部妖精の腕にくっついたまま抜けてしまいました あまりにも無理やり剥がしたので歯茎も少し千切れていました 「ふふん!これじゃあもう何も食べられないねw」 「フアッ!フアッ!フアアアアアー!!!」 口から血をダラダラと流して号泣する子タブンネちゃん 何日か前には初めて自分の歯でオレンの実を丸かじりして、ママが喜んでくれたのに… そんな事を思い出すと、涙が止まらなくなります 妖精は左手の力を抜くと子タブンネちゃんの小さな歯はゴミのようにポロポロと地面に落ちました 「フワァ!フワァ!」 子タブンネちゃんは地面に落ちた地面に落ちた自分の歯を必死に拾い集め、歯茎に挿し治そうとします しかし一度取れた歯が元に戻るわけがありません。挿しても挿してもポロポロと落ちてしまいます 「ぷぷぷ~wなおるわけないよ、ばかじゃん!」 「グビィ!」 妖精はぴょんとジャンプして子タブンネちゃんの頭をべしゃりと踏みつけました。 歯が散乱している地面に叩きつけられたため、顔中に歯が刺さってしまいました両手で顔を覆って身悶える子タブンネちゃん。妖精は次の獲物に目を着けました 「よーし、次はこの一番ちっちゃな奴にしよーっと!」 「チィー!」 「ミッミィ!ミィィ!」 妖精は倒れている母タブンネの陰に隠れていた一番小さな子タブンネを捕まえました 絶望の表情でガタガタと震えるチビタブンネ、 母タブンネは涙をながしながらどうかもうやめてくださいと訴えています 「んん~?もうやめてほしいって?ならあそこで土下座したらゆるしてあげるよ!」妖精が指差した先には泥んこの水溜まり。 母タブンネは顔が汚れるのが大嫌いでしたが、子供たちの命には変えられません ずりずりと這いつくばって水溜まりに向かっていきます そして水溜まりの中に入ると、バシャリと頭を浸けて土下座しました 「かかったな!そーれぇ!」 「!!?」 妖精は水溜まりに白い霧のようなものを噴射すると、水溜まりはカチカチに凍ってしまい 母タブンネは水溜まりから頭が抜けなくなってしまいました 「そーれえ!いくよー!」ブチブチブチビリィッ! 「!!?!!!!ミィィウウウアァーー!!!」 妖精は母タブンネに馬乗りになると、プロレス技のキャメルクラッチの要領で頭を持ち上げました すると母タブンネの顔の皮は凍った水溜まりにくっついたままベリベリと剥がれ、顔の中身がむき出しになってしまいました 血管や筋肉や歯茎がむき出しでピューピューと血が吹き出してかなりグロテスクです 「わーっ!気持ち悪っ!」 「ウ、ウミュウ…」 妖精は小さな吹雪を母タブンネの顔面に当て、雪でもって、顔面を完全に覆ってしまいました 口と鼻穴も完全に塞がってしまい、呼吸ができずにジタバタともがいています チルノはまだ優しい妖精だな。本来ならもっとエグい死に方してただろうにw -- (名無しさん) 2015-02-23 03 22 30 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/keikenchi2/pages/290.html
「ミッミッ♪」 パソコンに向かって仕事をしていたら、飼っているタブンネが何かを持ってきた。 ん、タブンネちゃんどうしたの? 「ミィミィ♪」 タブンネが持ってきたものを見てみると、それは博物館の広告だった。 『シッポウ博物館でタブンネ展を開催!いろいろなタブンネを見ることができます!』か…タブンネちゃん、これに行ってみたいの? 「ミィ!」 よし、それじゃあ今度の日曜日に行ってみようか! 「ミィミィ♪」 タブンネは嬉しそうに鳴いた。 そういえばこの子、生まれてから一度も自分以外のタブンネを見たことがなかったからなぁ… そして日曜日、タブンネを連れてシッポウ博物館に行った。正面には大きく、タブンネ展のポスターが貼られている。 「ミィミィミッ♪」とタブンネは早く入りたいのか服を掴んで引っ張ってくる。 タブンネちゃん、この日をずっと楽しみにしてたもんなぁ、そんなに急がなくても大丈夫だよ。 タブンネ展の会場に入ると、さっそく数匹のタブンネが展示されているのが目に入る。 タブンネは、展示されているタブンネに嬉しそうに駆け足で近付くと「ミッミッ♪ミィィ?」と話しかけていた。 展示品に話しかけるなんてタブンネちゃんはお馬鹿さんでかわいいね♪ 「ミィィ?ミィ?」 いくら話かけても返答がないので、展示品のタブンネの胸に触覚を当ててみるタブンネ。 「ミ…ミ?ミィ……ミギャアア!?」 もう、何びっくりしてるの?剥製から心臓の音が聴こえる訳ないでしょ?ホントタブンネちゃんは天然なんだから♪ あ、ホラ、あそこに色違いのタブンネさんの剥製もあるよ。綺麗だね~、こんなのめったに見られないよ。あれっ、タブンネちゃんどうしたの? タブンネは隅の方でブルブルと震えていた。 人がたくさんいるから怖かったのかな?大丈夫よ、私がおててをつないであげるから♪さっ、次のコーナーに行ってみようか。 次のコーナーにあったのは、ホルマリン漬けの子タブンネやベビンネだった。 「ミキャアアアア!!」 またタブンネちゃんびっくりしてる。たしかにホルマリン漬けっておめめが白くなってたりお口をパックリ開けてたりしててちょっとグロテスクだもんね、でも子タブンネちゃんやベビンネちゃんだったらかわいいから私は平気だよ♪ あ、見て!このホルマリン漬け、卵の中のベビンネちゃんの成長過程がわかるようになってるよ。すごいね~。 「ミヒィ…ミヒィ…ミヤァ…」 プルプル タブンネは泣き出してしまった。 どうしたの?もしかしてベビンネちゃんや子タブンネちゃんのことを見て童心に帰っちゃったのかな?甘えんぼさんだなぁ♪ じゃあもう次のコーナーに行こうか。 次のコーナーにも、タブンネのホルマリン漬けがあった。しかしそれは先程のものとは違い、腹を切られて内臓が見えるようになっていた。 へー、このコーナーはタブンネの体の構造とかがわかるんだ…ふぅーん、タブンネの体の中ってこういう風になってるんだね。勉強になるなぁ… 「ミ…ミヤァ……ァ…ァ…」 ガタガタ タブンネは展示されている同族の骨格標本に戦慄していた。 タブンネちゃん、骨格標本を指して何か言ってるよ、きっとあれに触ってみたいのね。 でも骨格標本は触ったりするのはダメって注意書きがしてあるからダメみたい…どこかに触れるコーナーはなかったっけ? あ、あそこに触れるコーナーがあったわ! 「ミ…ミィミヒィ?』プルプル そこには、プラスチックのケースに入れられた何かがあった。そして、そのケースには人間の手が入るサイズの穴があり、中の物を触れるようになっている。 ねぇねぇタブンネちゃん、あれ、タブンネの脳味噌が直接さわれるんだって! 「ミヤァアアア!!」 ポロポロ これでタブンネの脳味噌の感触や重さがわかるのね、すごいわ!ねえ、タブンネちゃんもせっかくだから触ってみようよ。 「ミャ、ミャア!」 フルフル 遠慮しなくていいのよ、ここは展示品に触ってもいいコーナーなんだから♪ グイッ タブンネの手がケースの穴に入り、中の脳味噌に触れた。 「ミィィイイイイィィィ!!!」 急いで手を穴から抜こうとするタブンネだったが、太い腕が穴にすっぽりとはまってしまっていた。 「ミィャア!!ミィィィ!!ミピィィィ!!」 フルフルフルフル なかなか穴から手が抜けず、タブンネは同族の脳味噌の感触を味わい続けた。 もう、タブンネちゃん興奮しすぎだよ♪ 帰り道 今日は楽しい一日だったね、お土産コーナーでかわいいベビンネちゃんの触覚ストラップも買えたし♪ 「………」 タブンネ皮でできたおそろいの帽子も買っちゃったわ、タブンネちゃん似合ってるよ♪ 「ミ……」 あれ、タブンネちゃん疲れちゃったの?まぁ、たくさんはしゃいだもんね。そうだっ、今度の日曜日には世界のタブンネ料理展に連れてってあげようか! 「ミギャァァアアアアア!!」
https://w.atwiki.jp/keikenchi/pages/73.html
夏の暑い日のとあるポケモンが住む町。そこにタブンネの一家がいました。 タブンネの一家は食べ物がとれない冬に備えて きのみを集めたり畑を耕し、作物を作ったりしていました。 ある日、タブンネ一家が食べ物を家に運んでいたら、 木陰で踊っているキリキザンがいました。 「タブンネさん、こんな暑い日になにやっているんだい?」 「冬に備えて食べ物を集めているのです。 キリキザンさんも食べ物を集めたほうがいいですよ」 パパタブンネはそういうとキリキザンは 「暑い日に働くなんて時間がもったいないよ。夏は好きなことをしなきゃ」 と言ってまた踊り始めました。 そして寒い冬がやってきました。 踊ってばかりいたキリキザンは食べるものがありません。 「腹が減ったなあ。誰か食べ物を分けてくれるところはないかなあ」 そういいながらあたりを見回していると楽しそうな声が聞こえてきました。 「あの声はタブンネさんの一家だ、あそこで食べ物をわけてもらおう」 キリキザンはタブンネの家に向かって歩き出しました。 しかし、吹き付ける凍える風が容赦なくキリキザンをおそいます。 「寒くて体が思うように動かせない。もう少しなのに……」 それでもがんばってタブンネの家をめざし、歩きましたが キリキザンの足は少しずつ遅くなり、とうとう動かなくなってしまいました。 が、キリキザンの動きは完全には止まっていませんでした。 キリキザンはさいわいにも寒いのには強かったのです。 凍える風で動きは鈍くなりながらも 一歩ずつ、一歩ずつ歩き、ついにタブンネの家に着きました。 「キリキザンです。食べるものがないのでわけてください」 キリキザンはパパタブンネに頼みました。するとパパタブンネは 「キリキザンさん、ここで踊ってください」 と頼みました。 踊れば分けてくれると思ったキリキザンは、 かじかんだ手足で一生懸命踊りました。 「踊りました。食べ物をわけてください」 キリキザンは改めてお願いしましたがパパタブンネは 「一生懸命食べ物を集めなきゃならない夏にそんなくだらない踊りを していたから冬に苦労するのだよ。 けれど君の好きな踊りをいっぱいできて満足だっただろう。帰りなさい」 と頼みを断りました。 キリキザンは声をあらげ、 「ポケモンは助け合って生きていくものじゃないか!! オレが困っているのはわかるだろ?助けてくれよ!」 と叫びましたが、 「それは真面目に正しく生きてきたものだけだ。 君みたいに遊んでばかりの怠けものを助けるものなどいない! さっさと帰りたまえ」 と追い返そうとしました。 しかし、キリキザンは動きませんでした。 食べ物をくれないばかりか自分の大好きな踊りをバカにし、 説教をするタブンネに怒りがわいてきたのです。 キリキザンがワナワナと震えていると、長男タブンネが 「寒くて動けないの?僕が追い返してあげるよ」 と頭を前に突き出しました。どうやらとっしんで追い返すようです。 その瞬間、キリキザンは全力で長男タブンネにとびかかり、 脳天に全力の一撃をお見舞いしました。 不意の一撃にタブンネは頭から血を流しながら倒れ、動かなくなりました。 「お兄ちゃん!!」 そしてよちよち歩きの妹タブンネがかけよりましたが キリキザンは妹タブンネの頭をつかみ、持ち上げました。 「この子供の命が惜しかったらみんな出ていけ!」 キリキザンは妹タブンネのほおに刃を突き付け叫びました。 「何をバカなことをするんだ!やめたまえ!」 とパパタブンネが言い返しますが、キリキザンは妹タブンネのほおに 切り傷をつけながら 「言っておくがオレは踊れば踊るほどパワーアップするんだ。 それにオレの行く手をじゃまするこごえるかぜ…… この風に負けまいとする気持ちがさらにパワーを与えていたのだ」 と笑みを浮かべ言いました。 その言葉をきき、パパタブンネは 「食べ物は分けてあげるから娘を返してください」 と頭を下げましたが、キリキザンは 「オレを怒らせた罪は重い。 このガキをこいつみたいにしてほしくなかったら さっさと出ていけ!」 と長男タブンネの頭をふみながら言いました。 そしてついにパパタブンネたちは家を追い出されてしまいました。 追い出されるとき、キリキザンは妹タブンネをパパタブンネに投げつけ、 「いや~立派な家にいっぱいの食べ物が手に入ってうれしいなあ」 と笑いながら言いました。 キリキザンによって家、食べ物、そして長男タブンネを奪われたタブンネ一家。 妹タブンネと赤ちゃんタブンネはママタブンネに 抱っこされながらブルブル震えて泣いています。 「パパ、私たちこれからどうするの?」 ママタブンネが涙を流しながらパパタブンネに聞きます。 「今日のところは近所をまわって食べものをもらい、泊めてもらおう。 ポケモンは助け合って生きるものだ。きっとみんな親切にしてくれるさ」 パパタブンネは家族を元気づけようと明るい声で答えました。 「パパ……」 そんなパパの励ましに、ママタブンネと妹タブンネは元気が出てきました。 タブンネ一家はまず近所のチラチーノ一家に行きました。 「タブンネです。食べるものがなくなったので分けてください」 タブンネパパはチラチーノにお願いしましたが、 「夏に食べ物を集めなかったあなたたちが悪いんでしょう。 怠けものにあげる食べ物はありません。帰ってください。」 と断りました。 「違います、私たちは夏は一生懸命働いて集めました。 けど、キリキザンに奪われたんです!」 パパタブンネは必死に食い下がりましたが、チラチーノは 「この町にそんなことをするポケモンがいるわけないでしょう。 あなたたちは働かないばかりか嘘までつくんですか。 最低ですね。」 とあきれています。 「いえ、本当なんです。息子がそいつにやられて…… 食べ物がダメならせめて一晩泊めさせてください! 明日からは自分たちでなんと……グワッ!!」 チラチーノはタブンネを追い返し、カギをかけました。 その後もタブンネ一家は近所をまわり、食べ物を恵んでもらおうとしましたが、 どの家にも「怠けものにやる食べ物はない!!」と断られてしまいました。 そして、一家は公園のベンチに腰掛けました。 そしたらパパタブンネが急に涙を流し始めました。 「私たちは一生懸命働き、今日までがんばってきたんだ。 何も悪いことをしていないのにどうしてこうなるんだ。 どうして一生懸命働いたのに食べ物がないんだ。 どうして踊ってばかりいたキリキザンが食べ物を手に入れているんだ。 どうして一生懸命働いた私たちを誰も助けてくれないんだ。 ポケモンは助け合って生きるものではなかったのか。ううっ……」 パパタブンネが泣き崩れていると、ママタブンネと妹タブンネもかけよります。 そして、家族全員でよりそいながら大泣きしました。 しかし、泣いたところで誰もタブンネ一家を救ってはくれません。 それどころか天候はどんどん荒れ、吹雪となってしまいました。 翌日、吹雪はやみ、太陽が出てきました。 タブンネ一家は吹雪の中ずっとよりそっていました。 が、身も心も冷たくなってしまい動かなくなっていました。 そんなタブンネ一家をみて町のポケモンたちは 「夏に食べ物を集めないとタブンネ一家みたいになるんだよ」 と子供たちに説き、その子供たちもまた子孫に語り継いでいきましたとさ。 (タブンネ以外は)めでたし めでたし タブンネさんかわいそう・・・ -- (せっか) 2012-08-16 02 04 56 タブンネらしい最期じゃないか -- (名無しさん) 2012-08-16 18 59 08 キリキザンを助けなかったお前らが悪い 自業自得だなwwwwwwwwwwww -- (名無しさん) 2012-08-28 16 42 04 流石タブンネwww -- (名無しさん) 2012-09-16 16 30 54 アリとキリギリスっていう童話ですよね知ってます! -- (アラバスター) 2014-03-27 07 13 07 いいパロディだよね。まけんきや剣の舞で最大火力になったキザンを止めるなんてタブンネごと気が出来ないのは当然だね! -- (名無しさん) 2014-03-30 04 38 11 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/keikenchi/pages/1634.html
私、ピンクでふわふわの妖精ポケモンのタブンネ! 今日は初めてご主人様と一緒にライモンシティにお出掛け、うれしいなぁ♪ タブンネのご主人様はね、とっても優しくてみんなの病気やお怪我を治してくれるタブンネさんみたいなお医者さんなんだよ。えっへん! 今日ここに来たのもね、ライモンドームでやってる試合でお怪我をした人が出たら治してあげるためなんだって、タブンネもいやしのはどうを使ってう~んと協力してあげよう♪ トレーナー「あのー…」 あれっ、ドームで試合を見てたら帽子をかぶった男の子がご主人様に話しかけてきたよ、どうしたのかなぁ? あ、ご主人様がタブンネの入ったボールを手に持ったよ。 ドクター「いけ、タブンネ!」 ご主人様はタブンネのことをボールから出したよ、どうしたの?お怪我をした人はまだいないよ? トレーナー「ゆけっ、フライゴン!」 フライゴン「ふりゃあ!」 タブンネがご主人様に尋ねてたら、今度は帽子の男の子がポケモンさんを出したよ。 尻尾がしましまで眼鏡みたいな目をしたポケモンさん、このあたりじゃ見たことがないなぁ… あっ、わかった!ご主人様はきっとこのポケモンさんがお怪我をしてるから治してって男の子に頼まれたんだ!だからタブンネを出したんだね。 わかった、すぐにタブンネがいやしのはどうでお怪我を治してあげるからねっ♪タブンネ、張り切っちゃう! ポケモンさん、お怪我はどこ?タブンネが優しい波動で… トレーナー「フライゴン、だいもんじ!」 フライゴン「ふりゃっ!」 ボッ あ…っあつい!あついよぉぉ!あっ…尻尾がっ!尻尾が燃えてるよぉ!あついよぉ!! うぅ…タブンネの大事な尻尾が黒焦げになっちゃったよぉ…自慢のピンクの毛も所々焼けっちゃった… どうしてこんなことするの…?タブンネはあなたのお怪我を治してあげようとしただけなんだよ…?ご主人様も何か言ってよぉ… ドクター「タブンネ、シンプルビームだ!」 えっ…ご主人様、タブンネが傷付けられたのにちっとも怒ってくれないよ、タブンネの大切な体が焦げっちゃったんだよ?それにどうしてシンプルビームなの…? タブンネ、よくわからなかったけど、ご主人様の指示だから男の子のポケモンさんにシンプルビームをしたよ。 トレーナー「チッ、やっぱ自分よりレベルが上の奴には攻撃技使わないな…」 そしたら男の子が舌打ちして怖い目でタブンネのことを睨み付けたの、怖いよぅ…タブンネはご主人様に言われたことをしただけなのに…ご主人様、助け… トレーナー「りゅうせいぐんだっ!」 フライゴン「ふりゃーーっ!!」 きゃあ!タブンネに向かってたくさんの石が落ちてくるよぅ! ご主人様、助けてっ!助けてよぉぉーーー!! ドガガーーーーーーン!! …うぅっ、いだいよぉ…いたいよぉ…体が動かないよぅ…グスン、…タブンネ何も悪いことしてないのに…どうしてこんなひどいことするの? ドクター「はい、これをあげるよ」 トレーナー「おっ、ありがとう!」 あれはげんきのかたまり…何で、何でご主人様はタブンネのことをいっぱい傷付けてひどいことした人にそれをあげるの…?いまそれが必要なのはタブンネの方なんだよ? どうして…どうして… おわり
https://w.atwiki.jp/keikenchi/pages/112.html
とある野生タブンネがお腹を空かせて街の近くを物欲しげにウロウロしていた時。 一人の変なオッサンに声をかけられた。 「ねえ、そこのタブンネちゃん。キミ、可愛いね~。よかったらテレビに出てみない? 実はおじさんはタブンネちゃんが主役のテレビ番組を作ってる監督なんだ。 こうしてたまに外に出て新しいアイドルタブンネちゃんをスカウトしてるの。 どう、キミ出てみない?テレビに出たら皆の人気者になれるし、ギャラで美味しい木の実もた~くさん貰えるよ」 「ミッミィ?」 このタブンネ、人間に可愛いと言われたことなんか一度もないし、野生の世界の辛酸をそれなりに舐めてきた子、 そんな子にとって『皆の人気者になれる』『美味しい木の実もた~くさん』という甘い言葉はあまりに魅力的で ついホイホイと怪しいオッサンの後に付いて行ってしまったのだった。 オッサンがタブンネを案内したのは大きなビルの一室、テレビ撮影のスタジオ。 高い天井にライトが幾つも煌めき、町のジオラマが部屋の中央にでんと置かれている。 ジオラマを囲むのは無数のカメラ。大勢の人間がそれらの間を忙しそうに行ったり来たりしていた。 「ここでタブンネちゃんを撮影するんだよ。楽しみでしょう」 「ミッミィ♪」オッサンの言葉に嬉しそうなタブンネ。 でも、ちょっと待てよという風に考え込んだ後、オッサンに「ミィミィ」と何かを聞いた。 オッサンはタブンネのテレビ番組を作っているだけあってタブンネの言葉がわかるのか 「ああ。何をすればいいのかわからないって?」とタブンネに言った。 「簡単だよ。あのジオラマを踏んだり蹴ったりして壊してくれればいいの」 「ミミッ?」 「ん?壊しちゃっていいのかって?いやいや!キミ野生の子でしょう? 野生のタブンネのワイルドな可愛さを表現するためなんだから、豪快にぶっ壊してもらわないと困るよ~」 「…ミィ~?」なんだか納得いかない様子だが監督と名乗るオッサンの言う事は聞くつもりみたいのタブンネ。 「じゃっ、テレビに出るための特殊なオシャレをしないとね。 あっちにメイク係さんがいるから言う事を良く聞いて綺麗になるんだよ」 オッサンの言葉に従い部屋に入るタブンネ。鏡の前にちょこんと座って美人のお姉さんにメイクアップしてもらう。 「…ミミィ~?」タブンネはメイクが進んでいくにつれて不審げになっていった。 なぜならタブンネに施されたメイクはボコボコした皮膚に変な角、コロモリみたいな羽と どう見てもタブンネ的には綺麗とは程遠いものだったからだ。 でもお姉さんは怪獣みたいなメイクをされたタブンネを撫でながら 「うん、最高!とっても良くできたよ!これなら子供たちも大喜びだわ!」と、しごくご満足のご様子。 こうなると野生のタブンネも「今ニンゲンさんの間ではこれが綺麗なのかなぁ…」と思わざるをえなかった。 「メイクできたかい?おおっ。最高じゃないか。メイクさんの腕もいいけど、 素材のタブンネちゃんが最高だからだね!じゃあ早速撮影開始だ。スタンバイOK!」 オッサン監督の言葉に従ってスタジオが動き出す。場の緊張感にタブンネもドキドキしてきた。 「シーン6、スタート!」カチン! オッサンの言葉とカチンコの音を合図にジオラマにとてとてと走り出すメイクされたタブンネ。 「(豪快にブッコワス…)ミギャオ~。ミミィ~」 短い腕や足を懸命に振り回してタブンネ的に思い切りジオラマ模型の家々を壊していく。 が、傍目から見ると単にじだんだでも踏んでいるようにしか見えなかった。 「タブンネちゃん!もっと思いっきり!もっと迫力のある絵が欲しいんだよ!」 「(思い切り…?)ミギャァ~~オン!ミギャ~ン!」 オッサンの言葉を受けて体の動きを激しくして、ボディプレスやヒップアタックまでしてジオラマを壊すタブンネ。 スタジオ中にズシンズシンと軽い地響きまでひびく勢いになっていった。 「そう!いい感じだよ!そこだ!そう!最高だよ、その壊しっぷり!いいぞ!もっと!」 オッサンの褒め言葉に嬉しくなるタブンネ。それに何だか物を思い切り壊すのが楽しくなってきた。 「ミギャァオオ~~ン♪ミギャ~~♪」 「よし、いいぞ!そろそろ登場シーン行こう!」 調子にのって暴れまくるタブンネの前でオッサンがどこかへ合図をした。と、その時。 「エルエルッ!」シュンという音と共にテレポートでエルレイドがタブンネの前に現れた。 「ミミィ?!」いきなりの事にビックリするタブンネ。競演のポケモンさん?聞いてないよ?と思いながら どうしよう、とタブンネがオッサンの方を向きかけた瞬間。 エルレイドの正拳突きがタブンネの鼻先に思い切りめり込んだ。 「ミバァァァ!」鼻血ブーしながら後ろに倒れかけるタブンネ。 しかしそれをエルレイドは触角を掴んで止め、今度は強烈なハイキックをタブンネの側頭部に叩き込んだ。 「ミガァァ!」痛みに目の前で星が飛ぶタブンネ。 「おお!上手くなったじゃないか!今のは良い絵になったよ!」興奮したオッサンの声。 「ミヒィ…ミギュウゥ…?」側頭部の強打でクラクラする頭でどういう事なの?と必死で考えようとするタブンネだが 「エルレイッ!」考えが纏まる間も無くエルレイドのパンチを腹部に受け、ジオラマを壊しながら吹っ飛んでいった。 「今だ!必殺サイコカッター!!」オッサンの指示に従いエルレイドが仰々しいポーズをキメながら 肘の刃を伸ばし、体の前後でクロスさせて 「エルレイッド!」という掛け声と共にサイコカッターが発射された。 吹っ飛んで受身の取れないタブンネにそれが避けられるハズもなく 「ミッ…」という微かな声を断末魔としてタブンネは頭頂部から股まで縦に真っ二つにされてしまった。 左右に割れた胴体から血や内臓が派手にブチ撒けられる。 「よっしゃあ!カーット!」カチン! オッサンはカチンコを鳴らした後、嬉しそうにエルレイドに近づいて頭を撫でた。 「いや~。さんざんお前を叱った甲斐があったわ。よくここまで上手くなったもんだよ。 これで今週のタブンネQも撮影終了だ。いい絵が撮れたしきっと視聴率も上がるな!」 「エルエルッ♪」オッサンの言葉に嬉しそうなエルレイド。 実はオッサン監督が言っていたタブンネが主役のテレビ番組とは 『ネンブータ博士によって産み出された超巨大タブンネの怪獣が正義の味方エルレイマンに成敗される』という番組 タブンネQの事なのであった(スポンサー:タブンネ虐待愛好会)。 タブンネQに登場するタブンネ怪獣は全て実際のタブンネが特殊メイクで扮したものであり タブンネ怪獣のヤラレシーンが(グロ断面図にはモザイク入り)迫力あって最高と 一部の特撮マニアにはウケているようである。 勿論、一般のお子様や保護者にはグロすぎると大ブーイングで視聴率的には最悪なのだが 監督のオッサンは「まだ迫力が足りないのか!ようし!次こそもっと派手にモツをブチ撒けるぞ!」と 正反対の方向に熱意を燃やしているようで、タブンネQが続く限り スタジオの一室でこのタブンネのようにモツを晒して横たわるタブンネは絶えないであろう…。 お わ り エルレイドかわいい -- (名無しさん) 2012-02-19 08 31 32 むしろ円谷監督は過剰な残虐描写には反対してたんだよなあ… -- (名無しさん) 2012-08-21 04 41 04 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/keikenchi2/pages/508.html
*** バラの香りのシャンプーで体をきれいにしてもらって、タブンネにピッタリのかわいいベッドで眠ったらすぐに朝になったんだ。 朝食はタブンネだけみんなより大きなオボンの実。 今日からおしごとするからいっぱい食べなきゃね。 他のタブンネさんはまだ緑がかった熟してないオボンの実をたべて、お外に出たよ。タブンネもついてくとおそとにご主人様が立ってたの。 畑にタブンネさんが一列に並んでて、そのタブンネさんたちの子どものタブンネちゃん達はお外にある水がたぷたぷに入ったプールの中にシビルドンさんと一緒にひとまとめに入れられてたの。 きっとシビルドンさんは保母さんなのね。 あれ?でもみんな目をつぶって震えてるミタイ。 ご主人様は大きな声で、 「タブンネ共、あなをほれ!」 そのかけ声に大人のタブンネさんたちは一斉に畑に潜ったよ。 肉体労働してご主人様に恩返しするんだね。タブンネはナースさんでよかった。 穴をほりながら畑をたがやしてるけれど、みんな次第に疲れてきてペースが落ちちゃってきてるみたい。 すると、ご主人様は穴をほっていたタブンネさんたちがみている前で、子どもタブンネちゃんたちがいるプールのほうに向かって、 「シビルドン、放電だ!」 っていったの。 え?!そんなことしたら… チビちゃんたちは… 「ミギャァァァァァ!!!!!!!」 「ピヒャァァァァァァァァァァ!」 ち一斉に悲鳴をあげたの! もちろん大人タブンネさんたちも「やめてぇぇ!!!子どもだけは…!」って泣きながらさけんでる。 子どもタブンネちゃんたちはシビルドンさんの放電でおててやあんよがピリピリしびれてるみたい! するとご主人様は、 「働かざる者食うべからず!しっかり耕せ!」 って怒鳴って、また大人タブンネ達に穴をほらせたの。 ご主人様…こわいよぅ… タブンネはチビちゃんたちにいやしのはどうをしてあげたけど、みんなまたすぐに震えちゃってるの、どうしよう…どうしよう… いやしのはどうじゃ、体力は回復してもまひはとれないんだ! どうしよう…うまく泳げなくて溺れかけてるチビちゃんがいっぱいいるの! 「ミィバァ!」「ミボッ!」「ミュヒ!」「ミィビ!」「ミバァ!」「ミ!」「ミ!」 あちこちで溺れたチビちゃんたちの悲鳴がこだましてる、なんとかしなくちゃ… 一番手前にいた沈みかかったチビちゃんを抱きかかえてタブンネが微笑んであげたの。 そうしたらタブンネのいやしのこころでしびれがみるみるとれたみたい!ヨカッタ。 すると他のチビちゃんたちも「わたしも!わたしも!」っていうようにタブンネのほうに手をバチャバチャさせてるの。 「ちょっとまってねぇ」って声かけながらひとりずつ抱き上げようとしいたんだけど、ご主人様がタブンネの腕をギッチリにぎってるの! なんで?!早くしないとチビちゃんが… 「タブンネちゃん、みんなでせっかくプールで遊んでるんだから邪魔しちゃダメだよ!ほら、いますぐその子をプールにもどしなさい!」 って命令するの!そんな…この子たちは苦しんでるんだよ?今プールに戻したら… 「あれ?言う事聞けないの?じゃ、タブンネちゃん、ナース失格だ!あいつらと一緒に穴ほりしてもらおうか…?!」 そういってニヤって笑うの…いやいや!タブンネはママとおんなじナースさんでいたいの、穴ほりなんてムリ…。 タブンネはさっき救い上げたチビちゃんをそっとプールに戻したの。 チビちゃんは「やーー!プールやー!ママーーパパーー!」って泣いてるの。 ごめんね…。 背後からは大人タブンネさんたちの怒鳴り声があちこちから聞こえてくるよ…。 「やめて!プールにもどさないで!死んじゃうじゃない!」 「なんで全員助けてやらないんだ!ナースだろ!」 「いやしのはどうのせいで苦しむ時間が増えてるだけじゃないのか!」 みんなみんなタブンネを責めないでよ…タブンネだって苦しいの…。 「さすがトクベツなタブンネちゃん!主人の言う事をちゃんと聞いて、エライね。」 そういってご主人様は笑顔でタブンネの頭をナデナデしてくれたけど…。 大人タブンネさんたちはタブンネのことみて睨んでる…こわいよぅ…。 ご主人様は、 「今から2往復!遅かったヤツのガキにシビルドンの放電を再度くらわす!ガキの為にもしっかり耕せ!!」 ご主人様の言葉を合図に一斉に大人タブンネさんたちは穴をほりだしたの。 パパタブンネさんたちは早いけど、ママタブンネさんたちはみんな1往復終えたあたりでヨロヨロしてるみたい。 タブンネはいやしのはどうをつくってみなさんに届きますようにって気持ちを込めて投げたんだけど、ご主人様が… 「ナースタブンネちゃんからのプレゼントで元気になっただろう!もう1往復追加だ!しっかり働け!」 って叫んだの!そんな…大人タブンネさんたちは一様に「余計なことすんなよな、ナースタブンネ!」っていう顔でタブンネをひと睨みしてまた穴を掘り出したの…。 タブンネは…タブンネは…みんなの疲れをいやしたかっただけなのに…。 3匹のママタブンネさんだけがまだあと1往復残ってる。 がんばって!タブンネは見守るしかできなかったの。 ママタブンネさんは最後になるまいと必死、なってるけど結局全員同着だったの。 この場合は全員シビルドンさんの放電はなしなのかなっておもったら… 「なさけない、お前らの仲間はこんなに愚鈍なのか!あきれたぜ。バツとして、連帯責任で全員のガキに放電だ! 文句あるならこいつらに言え!シピルドン、放電しろ!」 そ、そんな!!みんながんばってたのに…。 シビルドンさんはチビちゃんたちに無関心みたいで平気なカオで放電したの! 「ミギャァァァ!」「ピィヤァァァァ!」「ミュヒィィィィ!」 チビちゃんたちの悲鳴は畑じゅうに響き渡り、その声を聞いた大人タブンネさんたちも、 「イヤーーー!」「まだ、まだ赤ちゃんもいるのよ!」「やめてーーーー!」「心臓が破裂しちゃうわー!」 って叫びながら、土の上で気を失ったり、倒れたたりしてる! タブンネのいやしのこころは張り裂けそう…。 ご主人様は、 「さ、ガキタブンネと親タブンネのケア、ヨロシクネ。」 そう言い残してシビルドンさんとどっかいちゃったよ、そんな…。 ひとまずタブンネはチビタブンネちゃんたちをまずプールからひきあげていやしのはどうをしたけれど、タブンネのいやしのこころじゃ、しびれがとれない子もいたの。 どうしよう。お薬もないし…くすん。くすん。 大人タブンネさんたちにもいやしのはどうをしてあげたけれど…。 気がついてタブンネが微笑みかけてもプイッてするの…なんでなの? プールの外で「ミシュン!」「ミシュン!」ってくしゃみしてるチビちゃんたちをつれてみんなお家に帰っていったけど、誰ひとりタブンネに「ありがとう」っていってくれるひとはいなかったの。 タブンネのママはいやしのはどうをしてあげるとみんなに感謝されてたのにナ…。 *** 夜になってお布団で寝ていたけど、タブンネさんたちの声が聞こえて目が覚めたの。 窓のそとをのぞくとトラックが止まってたけど…あれは? ご主人様と知らない人間の声が聞こえてきたので耳をすましてみたら、 「この4匹は筋肉と脂肪のバランスがちょうどいい頃かな、これ以上育つと肉質が落ちる。今が一番だな。」 「いやぁ~、ここのタブンネは本当に素晴らしいです!野生のタブンネでは到底つかない筋肉と、それを包む脂肪! この脂肪も良質な木の実を食べないとできませんからね!フーズじゃ薬臭くてありゃダメだからなぁ。助かります。」 その二人の会話を聞いてる4匹のタブンネさんたちは 「子どもがいるの!」「いやーーー!赤ちゃんとはなれたくない!」「おねがいだから、逃がしてくれぇ!」 と叫んでる!お外のトラックはもしかして………。 「じゃ、高値で引き取らせていただきます。」 そういって4匹に催眠術をかけてトラックに運びだしてしまったの! そんな、そんな! その4匹の子どものタブンネちゃんたちにご主人様は、 「一生、会う事はないんだ、最期に声でもかけてやれ」 というと、チビちゃんたちは一斉に 「ママーー!ママー!」「パパいかないでぇ!」「ママー!」「パパおきてぇ!」 って泣きながら必死になって叫んでるの。 タブンネはキュッとお耳をふさいで目を閉じたけどポロポロ涙がこぼれてくるの。 チビちゃんたちの鳴き声はいつまでもいつまで続いていて、苦しいよぅ。 ピカっとライトがついてトラックが走り去ってもチビちゃんたちの鳴き声はやまないまま朝を迎えちゃったの…。 *** ご主人様の畑は、半分がオボンの実が植えられていて、残りの半分は何も植えていない畑。 今日はオボンの実のなってる畑のほうでお仕事するみたい。 大人タブンネさんたちは夫婦一組でカゴを持たされてる。 チビちゃんたちはそれぞれの子どもごとに瓶にいれられているの。一応小さな空気穴はあるみたいだけれどみんな苦しそう…。 昨晩親を失ったチビちゃんたちは、 「親のかわりに今度はお前らが畑にでろ!」 といわれてちいちゃな体で畑の方に向かわされてるの…。チビちゃんたちの中にはまだヨチヨチ歩きの子もいるのに…。ご主人様は、 「カゴにオボンの実をありったけつめろ。一番少なかったヤツの子どもは、瓶の中にスカタンクのどくガスをまく! 昨日親ナシになったチビどもは10個以上とれなかったらオマエらも瓶づめにしてどくガスだ!いいな!」 その言葉を合図にみんな一斉にオボンの実の採取をはじめたの。 大人タブンネさんたちは我先に実をむしりとっていくけど、チビちゃんたちは採ろうと手を伸ばすとすぐ他の大人タブンネさんたちに採られちゃって結局1つしかカゴにいれられなかったみたい。 「ごめんなさい!」「やーーー!やーー!」と泣きわめくチビちゃんたちをご主人様はスカタンクさんといっしょに瓶にいれ、 「スカタンク、どくガスだ!」 といって命令したの!チビちゃんたちは走り回って体力もおちてるのにスカタンクさんのどくガスでみるみる青い顔になっていっちゃってる! しんじゃう…このままじゃしんじゃうよ! 「…ッミ…ミ……」「ミヒュ…ミヒュゥ…」 チビちゃんたちのうめき声がタブンネのアタマの中でサイレンみたく鳴り響くの… タブンネは瓶越しにいやしのはどうをするけれど、ガラスが邪魔してチビちゃんたちに届かないよぅ…。 せめてタブンネのいやしのこころでどくがとれれば!っておもって瓶にすがりついたけど、タブンネの思いは届かなかったみたいでチビちゃんたちは瓶の中で折り重なるように倒れていったの…。 この子達には心配してあげるひとがタブンネしかいないのに…タブンネなにもできないよ…。 どんどんどくがまわりだして、瓶の中のチビちゃんたちの心臓の音、弱くなっていってるの!しんじゃう!しんじゃうよう…! ご主人様が全部の瓶のふたをあけてくれたけど、どくが回ってるチビちゃんたちだけは起き上がってくれないの…。 いやしのはどうをしても、すぐにまたぐったり…。 ご主人様、おねがい、お薬あげてちょうだいよぅ…って涙目でご主人さまの足元にすがりついたけど、 「それはキミのおしごとだよ。いやしのこころがちゃんと発動したら、どくは消えるだろう?がんばって!」 そういって他のタブンネさんたちとお部屋に入って行ったの。 ご主人様、この子たちにはママもパパもいないのよ…。 タブンネはなきながらいやしのはどうを撃ち続け、なでなでしてあげたけど。 4匹中、1匹の坊やだけは回復してくれなくてそのまま冷たくなっちゃったの。 タブンネ…ママみたくみんなを治せないよ…ママ、お知恵をかしてほしいよぅ。 冷たくなっちゃった坊やをタブンネのお部屋にコッソリつれていってタブンネはいっぱいいっぱい泣いたの…。 サファイヤみたいなタブンネの自慢の瞳はルビーのように赤くなっちゃった…。 *** ご飯の時間だけど、タブンネはお部屋を離れるわけにはいかなくてご主人様のノックを無視してたの。 でもそんなタブンネの様子にご主人様は気付いたみたい…。 ドア開けられないように必死になって手でおさえたけど、ご主人様の力には勝てなくてお部屋にはいってきちゃったの。 どうしよう… 「タブンネちゃん、この子、冷たくなっちゃったねぇ。どうしてかな?」 ご主人様の声がいつもと変わらず優しい。タブンネは上目遣いして涙をポロポロこぼしながらご主人様を見つめたの…。すると、 「タブンネちゃん、ナースさんのお仕事、いやだったのかな?」 って。タブンネは首を横にふってちがうちがうってしたけれど、 「大事な大事な子タブンネちゃん、死なれちゃ困るんだよね…」 わかってる!タブンネだって坊やに生きていてほしかったの!だけど… 「そうだ、僕ね、明日誕生日なんだ!僕にも、バースデータブンネ、手に入るんだ。キミみたいな無能な子じゃないといいんだけどね。」 え……どういうこと…?それじゃナースがふたりになるの??? タブンネがオロオロしてると、 「同族を殺すようなナースじゃ困るから、キミは明日から畑に出てもらうし、この部屋も新しいバースデータブンネちゃんのお部屋にするから、とっとと出てけ!」 そんなそんな、まだタブンネ、新米ナースさんだよ?イヤイヤ、ナースさんでいたいよぅ! ご主人様にすがりついたけど、ご主人様はタブンネのあたまにちょこんとのってるナースキャップを強引にはずして 「キミはもう、トクベツなタブンネじゃないんだよ」 っていってタブンネをお部屋から引きずりだしたの。 いやぁ、タブンネのナースキャップ、タブンネのなのにぃ!!!! 泣きながらお部屋を追い出されたタブンネは他のタブンネさんたちのお部屋に入れられたの。 とてもせまいへや。周りを見ると、みんなタブンネに背を向けてる。 タブンネも仲間にいれてよ…。 さっき助けたチビちゃんがいたからニッコリ笑ってみせたけど、 「おにいちゃんを殺しといてヘラヘラすんなよ!」 っていって他の大人タブンネさんたちの中にはいっていっちゃったの。 くすん…タブンネたすけてあげたのに…坊やのことだって助けようと一生懸命だったのに…。 タブンネが泣いてると、体格のいいママタブンネさんが、 「子どもがやっと寝たのに、アンタの鳴き声でおきちゃったじゃないの!そんなんだからナースもクビになるのよ!」 そう怒鳴ると、他のタブンネさんたちも「そーだ!そーだ!」っていってタブンネを笑い者にしたの。 息ができないくら悲しくてつらくて、いやしのこころが粉々にくだけちゃいそう…。 タブンネはバースデーリボンをキュッて握りながら、みんなの笑いが止むのを待つしか出来なかったの。 窓の外からその様子をみていたご主人様はすごく嬉しそう。 なんで?タブンネが仲間はずれにされてるのに…。 *** ご主人様はタブンネの大事な「いやしのはどう」を忘れさせて「あなをほる」を覚えさせたの。 またタブンネのちいちゃなおててからはあのあたたかくてやさしいはどうはでなくなっちゃってる…。 他にも「ふぶき」や「あまごい」「にほんばれ」をおぼえさせられて、タブンネさんじゃないみたいだよ…くすん。ご主人様の、 「ようし!穴をほれ!」 を合図に穴を掘り始めたけど、目や口に土がはいって気持ち悪くてすぐに地上に顔出しちゃった。その度にご主人様は、 「勝手にやすんでんじゃねぇ!」 っていってタブンネのあたまを土の中にグイッて押し込むの! ケフン!ケフン!土が鼻にはいってくるしいよぅ…。 そんなタブンネの姿を他の大人タブンネさんたちは嬉しそうに見て、わざとタブンネのほうに土がかかるように掘ったりするの…。 どうしてこんなひどいことするの?タブンネはナースさんじゃやなくなっちゃってすごく悲しいのに。 ご主人様は 「新しい穴ほりタブンネちゃんが全然はたらかないから、連帯責任!タブンネ、にほんばれしろ!」 タブンネはご主人様がこわくて震えるお手で初めて「にほんばれ」をしたの。 そしたら天気が燃えるように熱くなって立ってるのがやっとなくらいのカンカン照りに。 チビちゃんたちはちいちゃなビニールハウスの中に入れられていて、遠くから、 「あついよー!あついよー」「お水ほしいよー!」「ハァ…ハァ…」 っていう声が聞こえてくるの。大人タブンネさんたちはみんな 「おまえのせいで子どもが死んじゃうじゃない!」 「自分は子どもがいないからって平気な顔してんじゃねぇよ!」 っていってタブンネのほうにドロダンゴをベチャベチャなげつけてくるの…。 タブンネ平気な顔なんてしてないよ? おねがいやめてちょうだい!みんなのココロがトゲトゲしていてタブンネ、悲しいよぅ。 ご主人様は、 「3往復!!一番遅かった奴に全員でおうふくビンタだ!」 そのかけ声でみんなまた穴をほりだしたの。 タブンネも頑張ったけど、うまく進めなくて結局ビリになっちゃって…。 それからおうふくビンタをいっぱいされたけど途中で意識を失っちゃって気付いたら、夕焼けの畑の中にひとりでいたの。 目が覚めなければよかったのに…。 *** お部屋に入ると、バースデーリボンをつけたご主人様のバースデータブンネがいたの。 あ、タブンネのいもうとなんだね。タブンネは泥だらけのリボンを手で払ってみせてあげたけど、その子はタブンネのことみて悲しい顔をしたの。ご主人様が、 「あの子、お姉ちゃんたちに意地悪して、元のご主人様に捨てられたキミのおねえさんだよ!」 って言ったの!そんな…ひどいタブンネなんも悪いことしてないよ? タブンネは、 「そんなことしてないよ!信じて、お姉ちゃんの事信じて!」 って訴えたけど、いもうとタブンネは、 「ジョーイさんもママもボロボロのリボンみて泣いてたもんタブンネも悲しい。」 そういってポロポロ泣き出しちゃった!え! 「いもうとちゃんは優しくていいこだね、やっぱりナースさんにピッタリだ!」 その言葉をきいたいもうとはニコって笑ったの。 みんなタブンネのこと仲間はずれにするって思ったらタブンネ悲しくて、こっそりこのお家を出ようと決心したの。 ゆっくりゆっくり扉をあけて…見上げたらお月さまがタブンネにニッコリ微笑んでくれたよ。 ここを出て、ひとりで暮らすの、寂しいしこわいけど、きっとタブンネのこと大事にしてくれるひといるはずだもん、だいじょうぶ! って思ったのに、お外には見張りのヨルノずくさんがいっぱいいて、タブンネのバースデーリボンのエンブレムがキラッて光っちゃったから見つかっちゃったみたい! ヨルノズクさんたちの空気のやいばがタブンネの体中を切り裂くの! いやいやいやぁ、タブンネの体ボロボロなんだよ?やめてぇぇ!! タブンネの声を聞きつけたご主人様がやってきて、 「そんなに走りたいなら、明日はタブンネちゃんひとりで耕してもらおうか。」 そういってタブンネの尻尾を掴んで引きずりまわしたの。 いやぁぁ!タブンネ今ケガしてるのに!バイキンが傷口からはいっちゃうよぅ… う…う… タブンネ自慢のベビーピンクのカラダは汚れたぬいぐるみみたくなっちゃったよ…。 ツヤツヤな毛並みだったのに… *** 朝になってタブンネだけが畑に立たされたの。 他のタブンネさんやいもうとたちはご主人さまのうしろに並んでタブンネをみながら笑ってる…。 タブンネ、体中がボロボロなのに…立ってるのがやっとなのに…今すぐママにいやしのはどうしてもらって、あったかいブランケットに包まれながらねんねしたいのに…。 「今日はお前ひとりで畑を耕すんだ。お前はグズだから待ってたら夜中になる。だから、お前のあと追うように後ろからマンムーが歩く。 モタモタしてると踏みつぶされるから覚悟しろ、いいな。」 後ろをふりむくと目の周りが青くて大きなマンムーさんがのしのし地ならしをしてるの。 こわい、こわいよぅ。 「タブンネ、穴をほれ!」 う…ケホケホ…。土が目に入っていたいよぅ。傷口に土が入ってしみるよぅ。お耳の中にもドロが入ってきて気持ち悪いよぅ……。 でも、タブンネの後ろから地鳴りのような音をたててズシンズシンってマンムーさんがくるの。 いや!いや!土の中で死んじゃうなんて…。 苦しくて息つぎに顔を出したら、すぐ後ろにマンムーさんがいて、あわててまた土の中に入っちゃったからうまく呼吸が出来なくて苦しいよぅ…。 たすけて!ママ…ジョーイさん… 苦しくてミパッ!って息つぎに顔をあげたらマンムーさんの足がタブンネの体全体にのしかかったてきたの! いやぁぁぁからだ…タブンネのカラダ…バラバラになっちゃうよぉ………… 目をさますといもうとがいやしのはどうをしたあとみたいでなんとか起き上がる事ができたの。でも… 「ようし、マンムー、畑で頑張るタブンネにふぶきだ!」 そのかけ声でタブンネにむかって冷たい冷たい雪が突き刺さるように吹いたの! イヤァ…手が、手がカチコチになってるよぅ!タブンネのピンクの毛はつららみたく固まってるし、畑も固く冷たくなっちゃってるよ。 「タブンネ、穴をほれ!マンムーおいかけろ!」 タブンネが地中に入ろうとしたけど土がかたくてほれなくて… タブンネは何度も何度もマンムーさんに押しつぶされて、 その度にいもうとのいやしのはどうで起こされて…またつぶされての繰り返しで、 タブンネの体はまっすぐに歩く事もできないし、指先の感覚もないの…。 ぐすん…。ぐすん…。 かわいいピンクの肉球はつぶれていびつに変形してる…ポケモンセンターのみんなにナデナデされてたハートの肉球…くすん…。 大事なリボンはマンムーさんにつぶされちゃってエンブレムがボコボコになっちゃったの。 うう…タブンネ…なんでこんな目にあわなきゃいけないの…。 幸せになりたいだけなのに…。 ご主人様は畑の中で泣いてるタブンネの方にむかって歩いてきた。 今度はなにするの!? 真っ赤なプレシャスボールをもってタブンネの顔を覗き込んで、 「キミにひとついいことをおしえてあげよう。キミは自分はなんでこんなに不幸なの? って思ってるみたいだけど、その答えはひとつしかないんだよ。」 「それはキミが運がないだけ、ただそれだけなんだ。キミに限らず、 ポケモンはみんな運次第で幸せになるか不幸せになるかきまるんだ。 ジョーイさんの子どもだからトクベツなんてことはないんだよ。 現にキミは最初のトレーナーに捨てられたね。 もし、産まれてくるのが双子のいもうとより遅ければ違ったかもしれない、 キミの個体値が優秀だったら捨てられなかったかもしれない。」 「それから、バースデータブンネは誕生日を迎えたひとに贈られるタブンネなんだ。 だから他のひとが主になったって、その主が誕生日を迎えたら、主の為のバースデータブンネがあらわれる。 最初の主に捨てられたタブンネはがんばったって一番大事にされることはないんだよ。 キミのようにね!」 「あ、トラックがきた。唯一キミのこと必要としてくれる人が迎えにきたよ」 あれは、あれはいつかきたトラック…そんな、そんな… いやぁぁぁあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! END
https://w.atwiki.jp/keikenchi/pages/104.html
梅雨も明け、日差しが夏にだんだんと近づいてくる頃、村の猟師さんたちはタブンネ狩りに出掛けます 大人タブンネは里山にたくさんうろうろしているのですが、 猟師さんたちの狙いはひとつの群れが共同で使っている巣穴で眠る子タブンネや赤ちゃんタブンネです 「チィィ!チィィ!チィィ!チィィ!チィィ!」 一人の猟師さんがタブンネの巣を見つけたようです 見張り役のタブンネをシャベルとポケモンの力を借りて叩き伏せ 巣穴をやっぱりシャベルとポケモンの力を借りて掘り返すと 中で眠っていた赤ちゃんタブンネたちを発見しました 突然光が入って驚いたのか、母タブンネに助けを求めてチィチィと泣きわめきますが気にせずにそれを次々と捕まえ、大きな金網のカゴに詰めていきます 「ミッミッミッミッミッミッ!」 おっと、巣穴の別の出口から子タブンネが飛び出してきました。弟たちを返せ!と声を荒げて必死に威嚇しています しかし猟師さんは怖がるどころかニヤリと笑っています。 業を煮やした子タブンネたちは幼さ故の命知らずか、猟師さんに向かっていき 背中をまだ技になってないような往復ビンタでペチペチ攻撃します しかし猟師さんたちは痛がる様子もなく子タブンネの首をガッと掴んで赤ちゃんタブンネと同じ篭に詰めこんでしまいます 「みーっ!みーっ!」 あらあらwさっきの威勢はどこへやら、子タブンネたちも赤ちゃんタブンネと同じように泣き叫んでいます 巣にいる子タブンネをあらかた捕まえたら狩猟は終了(シャレじゃないよ) 手際が悪いと戻ってきた親タブンネたちと乱闘になってしまうのですが、今回は戻って来る前に村に帰ることができました 猟師さんたちが獲物をもって村に帰ると奥さんたちと一緒にタブンネの加工ににとりかります 村の中心の頑丈な金網で覆われた干し場、ここでは奥さんたちが作業しています 奥さんたちは地面に突き刺した2本の棒の間に紐を張った干し台に赤ちゃんタブンネを強力な洗濯ばさみで耳の付け根を挟んで吊るしていきます 「チギュピィーー!!!」 干し場からは可愛らしい悲鳴が絶え間なく聞こえてきますね。耳の付け根は神経や毛細血管が集中した急所なので耐えられないほど痛いのです 吊るされた赤ちゃんタブンネはしばらくは逃れようとジタバタと暴れますが、しばらくすると疲れて大人しくなり、力なくてプラプラと揺れるのみになります ..キュィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィンガガガガガガガ 「ミィィッ!ミィッ!ミッ!ヒッ!ヒィッ!ピギャァァァァア!!」 ところ変わってこちらではやや成長した子タブンネを猟師さんたちが加工しています 子タブンネは洗濯ばさみで吊るしたのでは落ちてしまうので、手首に穴を開けて太い紐を通します 昔はキリで穴を開けていましたが、今は電動ドリルを使用しています 電動ドリルのキュィィンという音は耳のいいタブンネにとっては相当怖いらしく、音を聞いただけで震えだし、チョロチョロとおしっこを漏らしてしまう子タブンネも多いです そのため作業場の床は子タブンネの血とおしっこでベショベショになってしまいます そして全ての子タブンネを紐を通して繋いだら赤ちゃんタブンネと同じように干し場にある干し台に吊るします 一本の紐に数珠繋ぎになったまま干し場に向かって泣きながら行進する子タブンネちゃんは一見の価値ありです その後赤ちゃんタブンネと子タブンネたちは生きたまま夏の日光で干され続けます 滝のように汗を流し、ハァハァと苦しそうに息をしながらか弱い声でミィミィと鳴き続けています 「フィィ…」 「ミィッ!ミィッ!ミィィーッ!」 干し場の周りには干されてるタブンネの親タブンネたちがたくさん集まっています さながら授業参観のようですね 赤ちゃんタブンネは金網の向こうの母タブンネに向かって永遠に届くことのない手を必死に伸ばします 母タブンネも金網を揺さぶったりなんとかよじ登ってわが子達を助けようと必死です 子タブンネたちを干してから5日ほど経った頃、ハサミとバケツを持った婆さんが干し場に現れました おばあさんは干し場に干されているタブンネたちをチェックしていき、一匹の赤ちゃんタブンネの前で足を止めました その赤ちゃんタブンネは衰弱しきっていて、生きてるのか死んでるのかわからないほどです おばあさんはその赤ちゃんタブンネの下にバケツを置き、お尻の穴からハサミを入れ、チョキチョキとお腹を切り開いていきます そして腸や肝臓など、腐りやすい臓器を鋏でチョキチョキと切り、バケツにポタポタと落としていきます その間赤ちゃんタブンネは無反応でしたが、かすかに心臓が動いてるのが見てとれたためまだ生きているようです 「ウミィィィィィィ!!!」 集まっていたタブンネのうちの一匹が奇声をあげました。この赤ちゃんタブンネのお母さんでしょう かなり若いタブンネですから、さっきのがはじめて産んだ赤ちゃんなのかもしれませんね ハサミのお婆さんは子タブンネが死んで内蔵から腐るのを防ぐために 死んでるか死ぬ直前の子タブンネから内蔵を抜き取る役割をしています やがて10日も経つと、ミィミィとうるさかった干し場もすっかり静かになり、死んではらわたを抜かれたタブンネばかりとなってしまいました 金網の周りの親タブンネたちは大半がいなくなってしまい、 金網に赤い血の跡を残すのみでした、きっと悔しさと悲しさのあまり噛みついたり握りしめたりしたのでしょう 残った親タブンネは金網を掴んで微動だにせず、半分死んだような目でじっと我が子を見つめています 15日が経つともはや生きている子タブンネたちは一匹もおらず、みんなミイラのように苦悶の表情でカピカピに乾いてしまっていました。 こうなると完成は間近です 村の奥さんがたが干しタブンネを一つずつ下ろし、旦那さんがたがタワシで丁寧にこすっていきます タワシで擦ることによってタブンネの毛を落とし、すぐに使える状態になるのです 最後に汚い首をバキリとへし折るとこの村の特産品「身欠きタブンネ」の完成です 身欠きタブンネは水で戻して煮物にして食べるのが一般的ですが 肉を剥がして七輪で炙って食べると最高のおつまみになります 最近ではラーメンやコンソメスープのダシにすると最高の旨味が出ると言うことで若い人にもまたその名が知られてきています 「養殖も考えましたが、この山には良質な天然タブンネが沢山いるので必要ないと結論づけました 最近では若い人も食べてくれるようになったので嬉しいです」 と、猟師たちの長老は赤ちゃんを返してとすがり付くタブンネを スペツナズ並のスコップ術でボコりながら熱く語る 洗車用ノズルで構わないからおしっこ漏らした子タブンネちゃんはまとめて洗っておくんなまし。 -- (名無しさん) 2012-12-15 14 12 53 苦しんでる子タブはやっぱり可愛い -- (名無しさん) 2013-02-23 03 22 53 数珠繋ぎになって泣きながら更新する子タブちゃんや、干されて衰弱してゆくベビちゃんの姿を眺めながら、身欠きタブンネをつまみに一杯やりたいねえ -- (名無しさん) 2014-05-09 21 13 34 叫んでないで網にタックルとかしたらいいのに。多分可哀想な自分に酔ってるのかな? -- (名無しさん) 2024-06-09 20 41 20 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/keikenchi/pages/1615.html
ミィシェパードはタブンネに食料を与えにヤマブキやタマムシに行って共食いや食料を奪い合うタブンネを見て何も思わないのか -- (名無しさん) 2014-04-21 12 43 52 蓄え -- (名無しさん) 2015-07-31 11 00 18
https://w.atwiki.jp/keikenchi/pages/179.html
可愛いと思ってタブンネを飼い始めたが、うちのタブンネは食い意地が張っていていけない。 数時間おきに腹をすかせて「ミッ!ミッ!(ご飯ちょうだい)」とつきまとって来る。 餌を与えれば与えただけ食う。自分で加減がわからず食いすぎて腹を下したりする。 所かまわず漏らした下痢便の始末をするのは俺だ。 タブンネの方はちっとも恐縮せず感謝も示さず、汚れた尻をシャワーで洗ってやっている間も、 ちょっとお湯が熱いと振り返って「ミッ!」と文句を言ったり、飽きて来ると俺の手を払って逃げようとする。 今日も食いすぎて下痢をしたタブンネをバスルームに連れて行こうと抱き上げると、 「ミッ!」とむずかって暴れ俺の腹をしたたか蹴ったので、とうとう俺もキレた。 タブンネをバスルームに投げ込んだ。浴槽に後頭部をぶつけるタブンネ。 これまで体罰を受けたことがないので、痛む頭を押さえながら「?」と俺を見上げる。 「汚いんだよ、おまえは!」 そう言って熱湯シャワーをタブンネの全身に浴びせる。 「ミッ!ミッ!」と鳴きわめき、熱湯から逃れようと狭いバスルームを這い回るタブンネ。 シャワーを止めると怒ったように「ミッ!」と俺を睨みつける。 「この豚、俺を家来だとでも思ってるのか」とムッとした俺は、タブンネのぽっこりとした腹を蹴りつける。 「ミギィ!」 体を丸めたタブンネの耳を、触角を踏みつけ踏みにじる。 バスルームの隅に追い詰めて蹴りまくる。 するとタブンネはまたドドドッと軟便を垂れた。 「糞を垂れるな!」 濡れてまとまりやすくなった尻尾を、汚れた尻穴に詰め込む。 「ミィッ!ミヒッ…!」 半分くらい詰め込むと尻尾は安定して脱けなくなった。 タブンネは下腹部をヒクヒク震わせている。 そのままタブンネの手足を一つに縛り、庭のオボンの木に吊す。 道行く人間やポケモンが「やあ、ウンコタレのタブンネだ」と指さして笑う。 初めはぐったりとしていたタブンネだが、やがて首を伸ばして手近のオボンの実を食い始めた。 おいおい、おまえの尻穴は塞がっていて排便できないんだぞ。食って平気なのか? タブンネの食欲に呆れつつ、俺は家の中から成り行きを見守る。(終) 名前 コメント すべてのコメントを見る