約 63,028 件
https://w.atwiki.jp/deruta_sanbaka/pages/84.html
感涙にむせぶ4人の姿であった。 「おめェら、なに?どうした?オレがいねェ間に何があった!!」 「カミやんは・・・よくやった・・・」 「よくヤった!?」 「あの類人猿にしては・・・上出来です・・・」 「!?」 「さすがですたい!」 「なにが!?」 「上条君・・・男の中の男だよ」 「・・・つまりヤったんだな??」 「上条(カミやん、類人猿、上条君)はそんなことしないっ(にゃー、ですたい、しませんわ)!!」 「オレのいねェ間に何があったーーー!?」 そうとは知らぬ上琴。 「そろそろ夕ご飯だな。行くか。」「うん。」 「そういや、あいつら昨日遅れてきてたな。教えてやるか。」 そういって二人は隣室のドアを開け、 「お~い、一方通行…………って何みなさん集まって号泣してますか!?」 事情を説明されたアクセラレータも泣いていた。 2人をみた残る5人は一瞬固まって………………。 「「「カミやーん(最弱ゥううう)!!!!!」」」 男3人はカミやんに抱きついた!! 「何すんだテメエらっ!?ってかアクセラレータまでっ!?きもい!!やめろ!!」 「うちはカミやんのこと誤解してたわーーっ!!」「にゃーっ!!これからは師匠と呼ばせてもらうぜい!!」 「てめェのことを最弱と罵倒してた自分が情けねェ!!!!」 そう言いながらカミやんに抱きつく抱きつく。 美琴はというと同じように同姓2人から 「お姉さまっ!!あの殿方を類人猿と言っていた私が馬鹿でしたわっ!!」「美琴ちゃん、あんたいい人選んだ!!!」 そうして2人はほかの5人に半ば胴上げされながら夕食へと向かう。 アクセラレータが約1名のことをすっかり忘れていたのは言うまでもない。 一方親たちはというと、 落ち込む旅掛を他の3人が励ましていた。 「子供の成長じゃないですか」 「美琴ちゃんだっていつまでも昔の美琴ちゃんじゃないわよ」 「あらあら。旅掛さん的にはそんなにショックでしたか」 連れて行った張本人の両親に励まされても悲しくなるだけだが旅掛はそんなに弱い男ではない。 「よし!吹っ切れた。今度日本に帰ったら美琴たちの新居を探しましょう!!」 しばらくして新居の場所を上琴に伝えて一悶着あるのはまた別の話。
https://w.atwiki.jp/deruta_sanbaka/pages/101.html
「レベル5なめてンじゃねェぞォ!!」 能力ONにした一方通行は容赦しない。半分白雪への八つ当たり、半分あの二人の声で聞いてみたいという好奇心で (海原を止めるというのは記憶の片隅にあった)、一方通行は一気に雪山をぶっ飛ばす!! 「ぎゃああああああああああああ!!」「吹雪の第二波がくるぞ!!」「逃げるんや!!逃げるんやあああああ!!」 一方通行は反射が聞いていたが、その他は災害にあっていた。(白井と結標でなんとか全員助かった。) 「どこだ、どこですか、どこなんですかァ!!」 さすがのレベル5もこの雪の中じゃ苦戦するであろう…。 「ふえ~。」 初春は悲しみのどん底にあった。 なんか店から人が1人走り出てきてぶつかってくるわ、その店からこんなお天気なのに 雪がザーッと落ちてくるわでお花がつぶれてしまったからである。 そんな白雪が足元を見ると見慣れない黒いものが。 「?あれ?これ社会の時間で習った黒曜石のナイフですねえ。なんでこんなものが?」 さっきぶつかってきた人が落としたものだ。 そう思った彼女は周りを見たがもうその姿はなく。 「ヘクチュ!!」 風邪をひいてしまったら大変だということでとりあえずジャッジメントの詰め所にでも届けて帰ろうと 初春は考えた。 そして海原はというと…!! 「ない!ないないないないない!!!!どこで落としたんでしょう!!!???」 絶賛お困り中だった。 「まあ、トラウィスカルパンテクウトリの槍は後で取り寄せるとして、ここはこれで行きましょう。 待っていなさい上条当麻、今、殺しに行きますよ…。」 前向きだか後ろ向きだか分からない海原さんだった。 「あったーっ!!!」 10分後、一方通行はようやく再生装置を見つけた。 「壊れてはねェみてェだな。結標、メモリよこせ。」 「はい。」 周りの惨状なんてどこ吹く風のお二人である。 そしてあの名言が今、流れる。 正確には、楽しそうな一方通行の危険なこのつぶやきの後に。 「おィおィ、音量最大のところでツマミが凍ってンぞォ♪最大にするしかねェみてェだなァ♪」 ノリノリの一方通行 「そンじゃァ、一方通行、いきまああああああああああああああああああああああああす!!」 『正直当麻は何人子供欲しい?』 『3人くらいかな』 『3人って結構頑張らないと大変ね』 「何ですのこの会話…?」「俺はとても嫌な予感がするんだか…」「ヤバイんじゃない…?」 その中のとあるカップルは… 「おい、この会話…。」「まさかのまさかよね…。」 「「土御門の野郎!!」」 土御門のせいにされた…。 そんな中とある音声はつづく。 『今晩、どうする?』 『どうするって……あー……。』 「おいおいこれなんだよ!!」「御坂様!!この会話は何ですか!!」「上条!!このあとやったのか!!」 「でもまあ一応言いよどんでいるし、大丈夫なんじゃないの?」「そうですわね。」 『何?中学生は、ガキで、まだ子供だから、できないと!?』 「「「「「「「「「「ブハアアアアアアアアアアアア!!!!!!???????」」」」」」」」」」 さすがの常盤台も吹いた。 「「土御門のヤロオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」」 とあるカップルはまだ土御門が流していると思っている。 その頃土御門は病院で異様な殺気を感じていた 「なにやら俺にただならぬ殺気を送ってくるのは誰かにゃ…」 土御門は多重スパイだ。 恨みは買う事は何回もあったが今回はケタはずれなものを感じる もしや一方通行がなにかやらかしたか、と考えるが意識がまた離れていった 「土御門殺すッ!!!」 すでに上琴は怒りゲーターマックス状態。いつでも狩れますと言わんばかりの殺気を放っている だがそれでも再生装置は止まらない 『人を子供扱いすんじゃねえっ!!』『やめろ美琴!!そんなことしたら風邪ひくだろがっ!!』 『また子供扱いしやがったなあ!!何ならあんたも風邪ひけえええっ!!』 一方通行は「こっからだァ!!」とか結標に言ってる。 「なんだこの会話!!」「御坂様が、御坂様が~」バタン「この後、上条は本能に勝てんのか!!」 そんなの無視してとある音声はつづく、 『美琴!!止めろ!!』 『何で!?当麻は私とするのが嫌なの!?私は当麻になら私の全部あげるのに!!』 『そう言う問題じゃない!!』 『じゃあ身体!?胸が大きくないと駄目なわけ!?』 『違う!!』 『じゃあ何よ!?』 『まだ俺じゃ責任取れないんだよ…今の俺じゃ美琴も、子供も、幸せにできないんだよ…。』 『当麻…』 『だから今はこれで我慢してくれ…。』 チュッ…… 『皆様ァ!!これは…ヒッグ…実話でゅえすウゥウウウウウウウウウウウウウ!!』
https://w.atwiki.jp/deserteref/pages/108.html
カール・グスタフ・ケンプは(宇宙暦?年 - )は銀河帝国の軍人。原作登場人物である。男性 略歴 1 前世 宇宙歴798年4月から始まる第八次イゼルローン攻防戦で帝国軍の総司令官を務めた。ガイエスブルク要塞を破壊されて戦死した。 2 逆行後 宇宙歴794年12月、第六次イゼルローン要塞攻略戦のさなか、帝国軍の指揮官として登場した(28話)ルートヴィヒ皇太子派に属し階級は少将であった。単座式戦闘艇のエースパイロットから栄達を重ね、宇宙艦隊司令長官アルトゥール・フォン・ツァイス元帥に見出され、ルートヴィヒ皇太子のもとで「ルートヴィヒ・ノイン(ルートヴィヒの九人)」の一人に抜擢される。並外れた勇猛さと統率力で知られていた。この戦いの戦功により、中将に昇進している。 宇宙歴795年4月、第三次ティアマト会戦でもブラウヒッチ提督とともに帝国軍右翼の指揮官として参戦した。(32話)しかし、ウランフ提督の一点集中砲撃と一翼包囲によって大打撃を蒙る。自決を図ったが、果たせず、旗艦ごと捕らわれてしまう。(33話)戦後、「敵前逃亡」の罪で告発されて、欠席裁判で死刑判決を受けた。(35話)家族の去就が心配される。 自由惑星同盟による帝国領侵攻作戦「神々の黄昏(ラグナロック)」作戦のあいだは同盟の捕虜収容所にいた。(63話) 宇宙歴802年1月、捕虜交換で帝国に帰還した。式典では宇宙軍捕虜代表として武人らしさにあふれるスピーチを披露し、健在ぶりをアピールした。(92話) 「まずは感謝を申し上げたい。帝国軍の皆さん、迎えに来ていただいたことに感謝します。同盟軍の皆さん、イゼルローンまで送り届けていただいたことに感謝します。次は戦場で会いたいものです。帝国軍の皆さんとは戦友として。同盟軍の皆さんとは好敵手として」 宇宙歴802年9月時点では分艦隊司令官を務めているとの情報が記載されている。(101話) 宇宙歴803年10月、ローエングラム大元帥のクーデター(救国軍事会議のクーデター)後、救国軍事会議議員に名を連ねた。ロイテン竜騎兵艦隊司令官に就任している。階級は宇宙軍大将。(117話) 座乗艦 ケンプ隊旗艦「シグルーン」(少将:司令官として乗艦)(*1) 第六次イゼルローン要塞攻略戦(第25話 - 28話) ケンプ隊旗艦 同上 (中将:司令官として乗艦) 第三次次ティアマト会戦(第32話 - 33話) 優美な流線型の新鋭艦「シグルーン」といえば、帝国軍屈指の勇将で、ルートヴィッヒ・ノインの一人として知られるカール・グスタフ・ケンプ少将の代名詞だ。 原作でラインハルトの座乗艦であったブリュンヒルトと同型艦に乗っていたと思われる。ウランフ提督に拿捕されたため、現在は失われているはず。
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/4311.html
このページでは【伝説のスタフィー】のキャラクター、 チョッキー を解説する。 【スーパーマリオUSA】のキャラクターは【チョッキー(スーパーマリオUSA)】を参照。 プロフィール 作品別 コメント プロフィール チョッキー 他言語 初登場 【伝説のスタフィー】 【カニ】の姿をしたキャラクター。 作品別 【伝説のスタフィー】 ザコキャラ。 【伝説のスタフィー2】 続投 コメント 名前 全てのコメントを見る?
https://w.atwiki.jp/deruta_sanbaka/pages/52.html
上条「まあ自業自得ってとこだな。土御門はまあ大丈夫だろう(魔術使って倒れるのは今までにもあったし)心配しなくてもいーと思うぞ白雪。」 白雪「んー…。まあ土御門君丈夫そうだから大丈夫だろーねー」 御坂「んじゃ、当面の課題は、」 上・白・御「「「このゲ○をどう処分するか。」」」 彼らの前には大きな雪柱。 上条「美琴って彫刻とかできんの?」 御坂「できるわよ。今から少し自由だからこれでなんか作ろうかしらね。ちょっと手伝ってー」 上・白「「もっちろん★!!」」 吹寄「…わー。なんか芸術的な雪像ができちゃってるんだけど。」 姫神「本当に。すごい。さすが常盤台。良い仕事してる。」 御坂「とりあえず……完成!手伝いご苦労さまでしたー。(ゲ○でもこうすりゃ芸術作品☆)」 上条「いいってことよ!!(自業自得だ青髪ピアス君♪)」 白雪「立派なのができたねぇー。(仇は取ったよ土御門君♪)」 なんだかんだで昼になった もうすぐバーベキューが始まる。 青ピ「ふっかーーーーつ!!!よくも雪像にしやがったなーーー!!!」 ゴリラ「まったく。何で雪像になんかなってたんだ?」 青ピ「それはやなーー女の逆鱗にふれたからや」 ゴリラ「なんだ、いつものことか。このままにしておくんだった」 といってゴリラは去っていった。彼は忙しいのだ。 黒子「まったく探しに来てみればこれですか」近藤(他ネタ)と一緒に青ピを助けた白井は言う。 青ピ「そんなんかってワイが襲ったのは無様な身内やし・・・」 黒子「白雪さんが土御門さんに気を寄せているのに気づけなかったんですか?」 青ピ「そういえばあんさんはなんでワイのところに?」 黒子「・・・・・お姉さまを見ていても目の毒になるからですわ。もう私には振り向いてはくれません」 青ピ「むかっ腹が立つなら今度のデートを邪魔してみんか?」 黒子「なんですと!??」 青ピ「今度の土曜日遊園地にいくらしいよ」 黒子「その日は風紀委員で忙しい日!おのれぇぇぇえええ!!青髪さん、潰しますよ!!!」 青ピ「ほいな!!!」 結局2人はいっしょに遊園地に行くことになった。上条美琴はもちろんのこと土御門白雪までいることは予想していない2人。 温泉旅行最後の思い出のバーベキュー(インデックスとの食料戦争)が始まる 禁書「にーーくーー!!!肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉ーーー!!!」 上条「獣が来たぞー!総員肉を確保しろーー・・・って俺のが残ってねえ!?」 ステイル「インデックス!最後ぐらい食欲を抑えないか!!」 禁書「最後ぐらいお腹いっぱい食べたいよー!とうまはバーベキューしてくれないしー!!!」 神裂「それならせめてあの人の肉だけにしなさい!!!」 上条「聞こえてますよ!!ってか俺の肉はないけどな!!!」 美琴「そういうと思ってあんたの肉は確保してあるわよ」 上条「ありがとう美琴さま・・・ってインデックスが来たーーー!!!」 禁書(なんで短髪と仲がいいのかなー??ムカムカムカムカ) 黒子「いえ!お姉様のお肉は私がいただきますわ!!」 そういってバーベキューは肉争奪戦争となっていった。 「あんたら…最後までバカやってんじゃないわー!!!!!」 ボコッズゴッドスッ×20(!!!) ステイル「何で僕までってゴギュッ!!」 聖人やレベル5、テレポーターまで吹き飛ばしたその女の正体は………。 上条「ふ、吹寄おでこデラックスぅぅぅゥウウウウ!?」 吹寄「…まったく!全員の肉の割り当てをしてやっから誰誰の分はこれ………。」 そんなこんなで天性の仕切り屋のおかげで無事納まったかにみえたが……。 インデックス「ムッ!!これじゃ全然足りないんだよ!!」 吹寄「黙らっしゃいこの暴食シスター!!!あんたの食欲を満たすと世界規模での食糧危機が起こりかねん!!足りなりならそこの赤毛エセ神父のをとりなさい!!!」 ステイル「エセとは何だエセとは!!!」 吹寄(ニヤリ)「本当の聖職者ってのは迷える子羊に救いを差し伸べるもんじゃあないの??」 ステイル「ウグッ!(しまった!!こういう結論にするつもりだったのかぁぁああ)」 吹寄「代わりにこれ(タバコ)」 ステイル「…どうしてこれを?」 吹寄「小萌先生があんたから没収したやつ。返してあげるから肉をそのシスターちゃんにやりなさい」 ステイルはおとなしく従ったが…。 神裂「ゲホッ、ゲホッ!!ステイル!!一晩なかったからって5本も加えて吸うなど ゲホゲホッ!!」 ステイル「フン、地獄から解放されたとこなんだ、邪魔しないでくれ。それとも君のお肉をインデックスにあげるとでも??」 神裂「…ゲホッ…分かりました。ゲホッ…我慢します。」 御坂「あれ?黒子、搬送されたんじゃなかったっけ??」 黒子「これしきの怪我でバテテいてはジャッジメントのお仕事は務まりませんのよ。」 上条「んー?じゃ、土御門は??」 黒子「血まみれでしたから…。」 白雪「ちっ、血まみれ!!??」 黒子「白雪さん落ち着いて!!」吹雪になりそうな感じがしたのであわてて言う。 「血まみれと言っても出血は止まってましたし元気にお話しになってましたわよ!」 白雪「そ、それならいいけど…。」 黒子「それに顔の方が赤くなってましたし。」 上琴雪「「「…はい?」」」 黒子「何でもありませんわ。さあ、早く食べませんと…あのシスターどうも赤毛神父の分も食べつくしそうですし。」 上琴雪「「「なにぃぃいいい!!??」」」 黒子(まあ赤くしたのはわたくしなんですけどね。フフフ。) 時間はさかのぼる。 土御門「うちが女心をわかって無いってどーゆーことだにゃー??」 黒子「ホントに分かっておられない。」 土御門「何ですとー!!舞夏のこととか世界で一番わかっているのは俺にゃー!!!」 黒子「……おバカさんにもわかるように申し上げますわ。」 土御門「なにぃ?」 黒子「白雪さんはあなたのことを好いておいでです。」 土御門「ブハッ!!にゃにゃにゃんれすろー!!??」 黒子「全く、これだから殿方は…………」(そういえばあのクソガキもそうでしたわね。) 土御門「えーっと……マジ?」 黒子「マジ!」 土御門「俺はどうすればいいんだ??」 黒子「ご自分でお考えくださいな。」 土御門「うーん…って白井さん?起き上ってどちらに!?」 黒子「決まってますわ。戻りますの。」 土御門「だからあの二人の仲は決定的だぜい。いまさらなにしたって……。」 黒子「違いますの。常盤台の親御さんか理事の方のおかげでちょーっとばかし良いお肉がでるそうですの。」 土御門「にゃにゃにゃんですってー!!!??くぅー、この体じゃどうにもならんぜい。」 黒子「お大事に。それでは。」 そうして彼女はまた復活したのである。 と、そこへジェントルマン青ピ(?)が表れた。 青ピ「そうはいってもしんどそうでっせ白井はん、あせまみれでっせー。ほい これハンカチ。」 黒子「どうもですの。」 上条(ついに青ピにもフラグが!?)ヒソヒソ 御坂(しかも相手は黒子!!なんか面白そう!!)ヒソヒソヒソ 黒子「そこのお二方、何をこそこそ仰ってますの?」 上琴「「何でもありましぇん!!」」 黒子「??まあいいですの」(くやしいですがお姉さまと息ぴったりですの。ハアーー。) 青ピ「白井はん、なに沈んでんのー、肉食うて元気だしやー。」 そんなこんなでバーベキューも終わり、各団体はそれぞれ帰っていくことになった。 の、だが…… 神裂「インデックス、もし上条当麻があの常盤台の人と…その、交際していたらどうします?」 インデックス「ん?…噛み殺す。」 ステイル「やっぱりそうか……。」 インデックス「まあとうまは女心に疎いから大丈夫だと思うよ。」 神裂・ステイル「「……………………………………」」 インデックス「二人とも何深刻な顔してるの??」 神裂「そ、それはですね……。」 ステイル「インデックス、落ち着いて聞いてくれ。」 神裂・ステイル「「実はあの二人………」」 ……………………………………………………………………………………………… インデックス「とうまぁー!!!!!殺す!今度という今度は噛み殺す!!!」 神裂「落ち着きなさいインデックス!!彼らの乗ったバスはとうに出発しています!!」 ステイル「まあ、それを待ってたんだけどね。」 ガブリ ステイル「うぎゃぁああああ!!!インデックス!!だからって僕を噛むなぁあああ!!!」 上条「…なんか、誰かの怨念を感じる…。」 青ピ「カミやんはいつだって女子の怨念受けてまんがなー。」 上条「そーなの!?…いやそれにしてもこの怨念は異常だ。」 青ピ「まあ、常盤台の子と仲ようなってたよーやし、日ごろの10倍の怨念受けてんのとちゃいまっか?」 上条「……そーなのか?…ってか前の二人、ちーとうるさいぞー。」 打ち止め「だってこの人がかまってくれないんだもん!!ってミサカはミサカはこの放置プ好きな人の髪を引っ張ってみたり!!」 一方「誰が放置好きだぁ!!っていてぇ!!やめろ止めやがれ!!!」 吹寄「まったく、馬鹿が一人(土御門)減ったと思ったのに……。」 姫神「本当。アホ毛のおかげで。更にうるさくなった気がする。」 打ち止め「ミサカの識別名は打ち止めだもんってミサカはミサカはって痛たたたたた!!!」 白雪「いやーこの髪はどーみてもアホ毛だよー。のばしてもひっぱっても変わらないもん。皆もやってみなよ。」 女子ほぼ全員「「「やらせてやらせて!!」」」 打ち止め「フギャーッ!!これは集団暴行だーってミサカはミサカは抗議する!!」 姫神「違う。あなたのアホ毛を直そうと。これは皆の善意。」 白雪「そうそう、ってかこのアホ毛すごくない?櫛が3本食われちゃってるよー。」 打ち止め「うわー!!櫛が3本入った状態ってどんなんなんだーってミサカはミサカは自分の髪の状態を想像して絶句してみたり!それにみんなしてアホアホ言うなーてミサカはミサカは断固抗議してみる!!」 一方通行「なンか騒がしくなってンなぁ。」 打ち止め「たっ助けてってミサカはミサカは救助を要請してみる。」 一方「はっ、くだらねェ。女子連中に弄られンのは女の子だったら一度は通る道だ。」 白雪「名言、至言、素晴らしー!!!!」 一方「うっせェ。」 黒子「はあー。」 御坂「なーに暗い顔してんの?こんな楽しい合宿だったって言うのに。」 黒子「そりゃ、お姉さまはあの殿方とニャンニャンしてたから楽しかったでしょうけどー。」 御坂「にゃっ!!ニャンニャンって何いってんのよアンタは!!!」 黒子「ふん。お姉さまったら全く。どこからどー見てもニャンニャンしてましたわよ。」 御坂「…う、く、黒子だってあの青髪野郎とニャンニャンしてたじゃないの!」 黒子「え゛え゛!突然何をおっしゃいますか!?」 美琴「だって実際ハンカチもらったりバーべキューでは肉を分け合ったりしてたじゃない」 黒子「は!お姉様がなにを考えているか分かりました!お姉様は私を遠ざけたいんですわね!」
https://w.atwiki.jp/deruta_sanbaka/pages/63.html
美琴「やったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」 しかし上条当麻の不幸(?)をなめるでない。 ドカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!! 当琴「「何!!」」 いきなりドアが吹っ飛んだ。そのふっとばした元凶が… 五和「当麻さん久しぶりです。そして御坂美琴さん…死ねえええええええええええええええええええ!!」 美琴「ア、アンタあの時の!!」 当麻「今の言葉どういうことだ!!説明しろ!!」 こんな時でも自分のことを考えてくれている当麻に、美琴は嬉しかった。 五和「説明しろと言われましても…言葉のとおりです。まあ簡単にいいますと当麻さんを賭けて勝負しろとそこの世間知らずな貧乳中学生に挑戦を挑んでいたんです。」 美琴「ひ、貧乳って!!ちょっとアンタね!!」 当麻「やめとけ美琴、それにお前は胸が小さくても魅力的だぞ。」 美琴「当麻…。」 当麻「美琴…。」 チュッ 二人はこんな時にもかかわらず、二人のキスの時間を楽しんでいた。 もちろん大人のキスで…。 五和「不本意ながら慣れてしまいましたので………そういうことなら当麻さん、あなたも消えてしまえぇぇええええええええええええええ!!!!!!!!!!」 上条「やめろぉぉおおおおおおおお!!!!!!」 五和の魔術攻撃は上条の右手によって無効化される。がその余波の爆風によって上条の部屋は完膚なきまでに破壊されていく。 「「「「「「なんじゃこりゃゃああぁああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」」」」」」 当然隣の部屋も無事では済まされない。 今のは壁を吹き飛ばされた土御門宅にいた 土御門元春・白雪月夜・白井黒子・青髪ピアス・打ち止め・一方通行の声である。 一方「魔術ってチートすぎじゃねェのかァ!!!???」 土御門「こんな連絡は受けてにゃいにゃー!!!」 白井「おっ、お姉さまぁあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」 白雪「うわーっ!!これってすごくない?」 打ち止め「この状況で落ち着いてるあなたの方がすごいよっ!!ってミサカはミサカは突っ込んでみたりっ!!!」 白雪「とりあえず、防壁でも作るかー。とりゃーっ!!!」 土御門「月夜っ!!雪の防壁の頑丈さは知ってるけど五和のはそんなんじゃ無理だーっ!!!」 白雪「じゃあどーすんの?」 土御門「総員退避――――っ!!!!!!!!」 青ピ「白井さんも死にたくなけりゃこっち来いっ!!!!!」そう言って彼は一人残ろうとしていた白井の首根っこを掴む 黒子「おねーさまーーっ!!!!!!!!!」 上条「ぜぇ、ぜぇ、美琴、無事か?」 美琴「ええ、当麻は?」 上条「この右手があっからな。」惚れた女を守るにはもってこいの能力だなと思いつつ彼は言う。 五和「さて、お二人さん。辞世は書けましたか??」もうもうとあがる粉塵の中から五和が現れて言う。 上条「だからおめえもいい加減あきらめろッ!!」 五和「まぁ、あなた方お二人の姿を鑑みるに、形勢逆転は無理ですけど、」やけに饒舌である。天草式が見たらそれだけで失禁しているであろう。 五和「私の純情をもてあそんだアナタにも死んでもらいますっ!!」 当麻「うぎゃあああああああ!!!!!!!!」 その時雷光が走った。正確には美琴のレールガン。 通常人には撃たないそれが五和に向けて正確に打ち放たれた!! 五和「ぐっ、ぎゃあああああああ!!!!!!」 彼女は初速1000メートル/秒の超電磁砲を見事に防いだ。 これだけでもすごい事である。 が、しかし! 生憎コインの持ち合わせがなかった美琴(まあ普通デートに行く時武器を持ってく人はおらんわな。)は手近にあった大きめの金属片(多分五和の攻撃で破壊された電化製品の一部。)重さ約3キロをぶっ放していた。 この重量で初速がコインの時と変わらないというのはすごい事である。まさに「愛は偉大なり」と言ったところであろうか。 ともかく重量があるということはそれだけエネルギーがあるということであり。 結果通常のコインなら無事ですんだはずの五和はまともにふっ飛ばされる結果となった。 当麻「えーーっと。今美琴何飛ばした?」 美琴「分かんないけど……。さすがにまずかったかな?」 当麻「いや、あいつなら問題ねえだろ。」 こちらは上条宅から500メートル離れた地点。 巨大なクレータが開いていた。その爆心地に埋まりこんでいるのは一人の少女。もとい五和。 敗北を喫した五和だが、その目にあるのは涙ではなく決意。 五和「さすが、当麻さんが選んだ彼女。世間知らずなだけでなく破壊力も桁はずれと来ましたか。」科学と言うもののすごさをかみしめる五和。 五和「でも、あきらめたわけじゃありませんよ。」彼女はムクリと身を起こす。 五和「当麻さん、いつかきっとあなたを後悔させてあげますからっ!!!」うわーおっそろしい決意表明です事。 建宮「おーい、五和ー大丈夫なのよねーーーー??」クレータの淵から声がする。 五和「大丈夫でーす。」 浦上「今からロープ下ろすぞー。それと……」浦上はすまなそうに続ける。 「ロンドンへの帰還命令が出たー!!すまんけどー」いいつつ下がるのは本能的にであろう。 五和「わっかりましたー!」 飲み込み&あきらめ(?)の早い五和にポカンとする五和。彼女は思う。 (今は引きますけど、今度会ったらケチョンケチョンのグチャグチャにしてやりますから。御坂美琴。名前は忘れません。)二人が聞いたらおびえるだろうなあとも思った。 そのころ破壊された上条宅では…… 土御門「まあ修理屋呼んだから直るまで晩飯でも食いにでもいくにゃー」 と言う事なので近くのファミレスで夕飯を食べる事になった。 当麻「いやー、俺の方まで払ってくれるなんて助かるよ土御門。やっぱ持つべきものは友達だな!!」 土御門「カミやんには世話になってるからにゃー。日頃のお礼にゃー。」 白雪「日頃って?」 土御門「たいしたことないぜい。」 打ち止め「ミサカはハンバーグ食べるーって決定事項をあなたに伝えてみる!!」 一方通行「なんでンナこというンだよォ。」 打ち止め「だって~あなたとの思い出の味だもの~ってミサカはミサカはあの時の事を思い出してみたり~。」 青ピ「あの時ってなんや~?」 打ち止め「それはね~って痛い!!なにするのってミサカはミサカはあなたに抗議してみたり!!」 一方通行「いったらコロスゾ」 打ち止め「きゃーーあなたがいったらシャレになんない~ってミサカはミサカはあなたを恐れてみる!!」 美琴「黒子、あんたあの青いのとどんな感じになってるの?」 黒子「ど、どんな感じって!!あの殿方とはなんにもありませんの!!」 青ピ「なんの話や~」 黒子「殿方には関係ありませんの!!」バコッ!! 青ピ「なにすんねん!!」 そんなぎゃーぎゃーにぎやかに歩いていく。上条当麻の不幸(?)がまってるのも知らず…。 定員「八名様ですね。それではこちらにどうぞ」 そんなこんなでファミレスに着いた8人そんな中、当麻と美琴によく知ってる声がかけられた。 詩菜「あらあら、当麻さん的にはみんなで夜遅くに食事をするのがいいのかしら?」 美鈴「美琴ちゃんたらーこんな夜遅くに上条君と夜のお食事?」 当琴「「なんでお前がここにいるーーーーーーーーーーーーー!!」」 それは二人の母親がいた。 青ピ「ん?こちらのお二人さんカミやんと御坂はんにそっくりやなー。もしかしてお二人の姉さんなんか?ずいぶんベッピンさんやなー。」 黒子「少なくてもお姉様似の方はお母様ですわ…。」 青打雪「「「マジで!!??」」」 美琴「ちなみに言うと、もう一人は当麻のお母さんよ…。」 青一打黒雪「「「「「うそだ!!」」」」」 当麻「何でそこで全員一致!?てか母さん何でここに!?」 詩菜「いやねぇ、美鈴さんに誘われましてね、そんな理由で許可降りるか心配でしたけどあっさり降りたのよー。ムムム、そちらが美琴さんね。あらら。お母様そっくりで美人ですわぁー。当麻さんにはもったいないくらい。」 白黒一打青土「「「「「「ブッ!!!」」」」」」最後の一文で吹いた。 美鈴「いやだー、美人だなんてぇーっ。詩菜さん御冗談がうまいー。」 土御門「最後の一文スルーかよっ!!??」 青ピ「親公認と来たか……」 美鈴「ンン?間違ってたー?どう見たってバカップルじゃん。」 詩菜「ですよねー。」 上琴「「アンタらに言われたないわっ!!!」」 実際この親たち旦那とのバカップルぶりは伝説となりつつある。 美鈴「ムム、息もぴったりと来たかーっ、で美琴ちゃん」そう言うと娘の手を引っ張ってトイレへ。 美鈴「でさー、告白とかできたわけ?奥手な美琴ちゃんじゃあ無理だろうけどー。」 笑いながら言う。んなことできるわけないとでもいうかのように。
https://w.atwiki.jp/deruta_sanbaka/pages/64.html
美琴「………したわよ。1週間チョイ前に。」 沈黙。 美琴「ってかあんだけ人おちょくっといていざとなったら絶句!!??」 美鈴「イ、イヤ。……へえー美琴ちゃん、告ったんだー//////」 美琴「母が顔赤くしてどーすんのよっ////////////////////////////」こっちの方が数段赤い。 美鈴「でで、どうだった。」 美琴「……」顔真っ赤で顔下に向け、かろうじて手だけでGOOD。 美鈴「きゃーっ!!!マジでマジで!?」 美琴「アンタがそんなに興奮することじゃないっ/////////////////////////////////////////////////////////////////」 もはや赤を通り越して………なんだろう?形容不可。 その頃、店内。 詩菜「美鈴さん遅いですわねー。当麻さん見てきてくださらない?」 当麻「母さん何ねとぼけてんの!?女子トイレですよ!?」 白雪「じゃあ私が。…あっ、出てきた。」 見るとめっちゃくちゃ楽しげな美鈴と早速いじられてるらしい美琴の姿。 美鈴達から少し離れた当麻たちのテーブルまで来ると突っ伏した。 当麻「大丈夫か??」 美琴「もう駄目。あの親にはついていけない。最初の質問が『いつになったら孫の顔見れるの?』よ。」 一打青黒土月上「「「「「「「ブハッ!!!!」」」」」」」 当麻「おめえの親すごすぎだろ……」 一方「昼間『まあゆくゆくは』っていってたじゃねェか。」 青黒土月「「「「ブヘゥッ!!!!」」」」昼間の会話を知らない面々、撃沈。 黒子「お姉さま!なんてことを仰ってますのっ!!!????」 上琴「「だって実際そうじゃん。/////////////////////」」 一打青黒土月「「「「「「ドハァアアアアッ!!!!!」」」」」」 土御門「駄目や。こいつら危険すぎる。」 青ピ「カミやんとうとう『中学生に手を出したすごい人』になってまうんやね……。」 上琴「「いや、『ゆくゆくは』ですけど。」」 一打青黒土月「「「「「「そういう問題じゃないでしょがっ!!!!」」」」」」 そのころ件の親テーブルでは 美鈴「やっぱり一姫二太郎でしょうかねえ?」 詩菜「美鈴さん似の美人でしょうねえ。まあとにかく、今後ともよろしくお願いいたします。」 美鈴「いえいえこちらこそ。……一番のハードルは主人でしょうかねえ……」 詩菜「まあまあ、一人娘さんなんですから仕方がないでしょう。」 気が早いことこの上なし 夕食後、とりあえず帰ってきた。 現状:①上条宅 風呂場、脱衣所=消失。 隣の土御門宅とつながってしまっている状態。 キッチン=ほぼ無事。ただし冷蔵庫の廊下側半分が消えてます。 リビング=まあまあ無事。ただしとんできた瓦礫で半分埋まっている。 ②土御門宅 風呂場、脱衣所=消失。(上条宅のそれと隣接していたため)上条宅と繋がってます。 その他=無傷。 土御門の呼んだ得体のしれない修理屋。これらをスピーディに直していた。 だがさすがに風呂はパイプがゆがんだりしてしまっているため、今日中には治らないとのこと。これは上条の不幸体質が原因か? 上条「とりあえず風呂は外に行くっきゃねえなぁ……」(また出費がかさむーっ!!不幸だぁーっ!!!) 美琴「そうねえ……」(たしか22学区のスパリゾート安泰泉に混浴とかあったわよね/////////) 土御門「カミやんとこと同じで風呂場が今日は使えないぜい。ホントにでっかい風穴だぜい。(そういえば、誰の仕業だ?)」後半ヒソヒソ 上条「やっぱ風呂は外行くっきゃねえか。(なんか天草式の五和がブチ切れて襲ってきたっ。)」後半ヒソヒソ2 土御門「そういうことになるかにゃー。(つまり!お前のせいだカミやんっ!!)」 上条「(ええーっ!?なんでそうなんのーっ!?)」 美琴「さっきからそこの二人何コソコソしてんの?」(全くもう。) 上土「何でもありましぇんっ!!」 打ち止め「ねえねえお風呂壊れちゃったから皆でお風呂屋さんに行こーってミサカはミサカははしゃいでみたりっ!」 一方「ほンとに魔術師ってたちがわりァなァ」(俺でもここまではしねェぞ。) 黒子「そうですわね。両方とも壊れてますし。ただし!!」そう言ってお姉さまに向き直る。 黒子「混浴は厳禁ですのよっ!!」 美琴「えぇーーーーっ!?」 上条「なんでそういう心配!?ってか美琴は何へこんでんの?」女心に疎い上条当麻。 (*)ちなみに最近の調査では彼氏との混浴について 「したい」が62% 「誘われればOK」が25% 「イヤ」が13% だそうな。恥ずかしくて浴衣を左前にすることもしばしばらしいが。 ともかく! 男性諸君、心して誘うべしっ!!!!! 閑話休題。 結局この人たちは第22学区の地下街に向かうこととなる。 移動手段? (当然黒子の手配したタクシーですの。近頃夜も冷えてまいりましたし、) タクシー① 御坂美琴・打ち止め・白井黒子・白雪月夜 タクシー② 上条当麻・土御門元春・青髪ピアス・一方通行 (この乗り分けは黒子が決めさせていただきましたの。あのケダモノとお姉さまを車内で一緒にするとどんな醜態をさらすかわかったものじゃありませんわ。 ………まあ、お姉さまは最後まで抵抗なさいましたがそこはスルーと言う事で。) まずこちらはタクシー①の車内。 白雪「美琴ちゃんって上条君のどんなとこが好きになった理由?」 黒琴「「さらりと聞いてきたーっ!?」」 美琴「いやっ!さすがに恥ずかしいから……ゴニョゴニョゴニョ」 白雪「ふーん、じゃお風呂でとっくり聞こうかねー。」 美琴「えーっ!?ちょっ、困るからーっ」 黒子「そこまで真っ赤になられて恥ずかしいったらありゃしませんの。せいぜいお風呂ではおのぼせにならないように。」 美琴「アンタに心配されなくても分かってるわっ!」 白雪「前々から言おうと思ってたんだけどさー。」 美琴「???」 白雪「年上相手にため口はどうかなー??まあ上条君はな・ん・で・も許してくれるけど、他の人から色々と言われない??…たとえば『お嬢様らしくない』とか」 美琴「ウグッ!!」(当たってるー) 白雪「それと今日一日デレデレしすぎ。メリハリ付けなさいよ。メ・リ・ハ・リ!!」 打ち止め「ははーん、そのメリハリが『雪女』と言われる男ったらしの原動力なのねーってミサカはミサカは分析してみたり。」 白雪「ブッ!!」(ひ、否定できないっ!!そうかもしんない!) 黒子「なるほど。私の敗因はメリハリなく毎日アプローチしていたからですか。メモメモ。」 美琴「……イヤ、メリハリあっても失敗してたから。間違いなく。」 変わってこちらはタクシー②車内………… 青髪「カミやーん?どっから話してもらいまひょかー??」 上条「なんのことでせう?」 土御門「とぼけるのはいかんぜい。いつの間に常盤台の御嬢さんに手えつけたのかにゃーっ!?」 上条「いやっ、それはそのッ!!何と言いますか……ていうかそれ言ったら青ピだってっ!!」 青ピ「わてらは清い仲でんがなー。まだ友達レベルだしっ!!」 一・上・土「「「嘘つけっ!!」」」 一方「とりあえず黙れ。うっせェ。」 そうこうするうちに第22学区の「スパリゾート安泰泉」に到着。 男湯、女湯に分かれて入浴。 場面①男湯 土御門「ほんとに、今日はいろいろ大変だったにゃーっ。」 青ピ「ホンマやわ。…それもこれもカミやんのせいでっせーっ。」 一方「ホントだぜ。どうしてくれんだァ?」 シーン 一・土・青「「「あれ???」」」 土御門「……なあ青髪ピアス君?」 青ピ「…なんや、土御門はん」 土御門「なーんかやーな予感がするぜい………。」 青ピ「全くもって同感……。」 一方「はァ、結局こうなンのかよォ。」 一・土・青「「「あのバカップルがっ!!!!!!」」」 場面②女湯 黒子「ふぅーっ、生き帰りますわぁーっ。」 白雪「ほんと。さぁーて美琴ちゃーん、上条君のどこに惚れたか聞こうじゃないの。」 打ち止め「私も聞きたーい!ってミサカはミサカは言ってみたり。」 シーン 白雪「……ありゃー、脱衣所までは居たのに影も形もないわー。」 打ち止め「ホントだーってミサカはミサカは驚愕してみたり。」 黒子「おっ、お姉さま?どこに行かれたのですかっ!?」 白雪「そんなの決まってんじゃん。」 黒子「なっ、何を仰ってますのっ!?」 白雪は黙って壁の方を指さす。そちらの方にはたしか『混浴』があったはずである。 黒子「なななんですってぇええええ!!!!!」 場面③混浴 美琴「プハァーッ、生き帰るーっ!」 当麻「ほんと、今日はすさまじかったからなー。」 この二人、他の人たちと一緒に脱衣所まで行ってそのあとここにきている。 美琴「当麻の日常っていつもこうエキサイティングなの?」 当麻「……いや。いつもは野郎と喧嘩してる。…今日は異常だ。」 美琴「ふーん、そうなんだー。」 当麻「察するに、美琴が美人だからじゃね?」 美琴「何言ってくれちゃってんのよ/////////////////////////////////////////」グギギぎぎいいいッ! 当麻「おまっ!照れ隠しに首しめんじゃねえ!それにいろいろなとこが密着しちゃってますっ!!」 美琴「イヤ?」 当麻「マジ顔で聞くなっ!とっ、とりあえず首がっ!!」 美琴「ゴメンゴメン」そう言って彼氏の首を開放。 当麻「ぜぇぜぇ。…マジで死ぬかと思った。……美琴はさ、素直な時はメッチャクチャ可愛いんだから、照れ隠しにヘンな事すんなってグルゴキュ!!」また絞められる。 美琴「素直になれってねえ……人に相談もしないで突っ走ってるあんたに言われたないっ!!」 当麻「美琴ギブ!ギブギブ!!」 美琴「フンッ(/////////)まあいいけど。頼むから私に相談してよね。」 当麻「はいはい。」 美琴「あー、相談する気ないでしょっ。」 当麻「美琴を巻き込みたくないんだよ。(///////////////////)」 美琴「私は巻き込まれたいんだけど。(///////////////)」 当麻「それでも駄目。」 美琴「やっぱり。………ハァ。とりあえず背中流しっこでもしない?」 当麻「なんかさらりとすごい事言いませんでしたか!?」 美琴「イヤ?」 当麻「イヤじゃないです、はい。(/////////////////////////////)」 美琴「だったらさっさと行くわよっ!!(/////////////////////////////////////////////)」 その頃 黒子「…という事は、あのケダモノもいないという事ですの?」白井さん、耐水加工の携帯は素晴らしいですけど、お風呂で使うのはちょっとまずいんじゃないかなぁ。 青ピ「その通りや。土やんと手分けして探したけどおらへん。脱衣籠も空になっとる。」白井さんの相手は青ピさんでしたか。……ん?何だかんだ言ってメアドなど諸々交換してらっしゃるんですねご両人! 黒子「こちらも同じ状態ですの。…やはりあの二人混浴に…。」 青ピ「そういうことですな。で、どうすんの?あそこの混浴カップル以外入れんように係員がおっでー。」 黒子「と、なると、私がテレポートするしか……。ってングッ!!」 青ピ「ど、どないしたん黒子はん?」 黒子「私の敵が参りましたの。ではこれにて。」ブツッ。 黒子「……あらごきげんよう結標さん。」 結標「っ!!??何であなたがここに?…ちょ、ちょ、ストップストップ!!もう敵じゃないし何もしないからっ!!!」グーを握って殴りかからんとした黒子に慌てて言う結標。 その結標の隣のちっちゃい人は…… 白雪「あら小萌先生。こんばんはー。」 小萌「あら白雪ちゃん、今晩はなのですー。えーっと白井ちゃんでしたっけ?お久しぶりですー。」 黒子「あっ、合宿の時の。」 小萌「覚えててくれて光栄なのですー。」 黒子「どうしてあなたが結標と一緒に?」 小萌「どうしてって…この子はうちの居候なのですよー。」 黒子「えええぇえええっ!!!??」 白雪「小萌先生ってよくするよねー、確かこの間も誰か泊めてなかった?」 小萌「へへへーー、そうなのですよー。今日は珍しく結標ちゃんが早く帰ってきたんでお風呂で親睦を深めようと。」 結標「私は嫌だと言ったんだけど。ところでさっきから南下慌てたけど何事?」 黒子「ハッ!!そうでしたの。あのケダモノ、ついにお姉さまと混浴にっ!!!!!」 小・結「「えーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!??????」」 結標「あのバカップル、ついにそこまで………」 小萌「なんか知らないうちにすごい事になってるのですよーっ!」 黒子「とりあえず、ここはどうすべきか……?」 結標「あなたがテレポートするのが一番じゃないかしら?御望みだったらあの関西人をムーブメントして差し上げますけど?」 黒子「けけ、結構ですのっ!!!!」 この後上琴空間にテレポートした黒子が救護所に運ばれたのは言うまでもない。
https://w.atwiki.jp/deruta_sanbaka/pages/98.html
「あれがイマジンブレーカー…」 「凄いですわ。」 「なかなか興味深いけど。」 「そんなことより。追加のお肉。来たよ。」 「「「「「食べよーっ!!!!」」」」」」 「誰も助けてくれないなんて、不幸だぁーっ!!!!!」 「神様に助けてもらったらどうだァ!?」 「死!?」 「浮気者に死をっ!!!!」 「やめろ美琴!!それとレールガンって毎分8発では!?」 「にゃー。どうもこの調子だと20発位行くぜい。」 「もしかして絶対能力!?」 「浮気は偉大ですねえ。」 「そういいながらその槍向けんな海原!!!!!ぎゃーっ!!!!」 「なんかまたあのバカどもがやってますけど、どうします先輩?」 「ほっとけばいいけど。あれが不幸体質の正体なんだろう。」 「つまり『自業自得』って事だ。おい吹寄、そこの肉焼けたぞ。」 世界は二分されているらしい……… 「くそ~、こうなったら…」 上条は超電磁砲を打ち放つ自分の彼女に近づき・・・・・ キスをした。 「いきなり何すんのよ!?」 「美琴、よく聞いてくれ。今のは本当に事故なんだよ。俺は美琴以外には絶対に事故なんだよ。だから…」 美琴をギュッと抱きしめ、 「信じてくれ、俺の事…」 今度は美琴から熱い大人のキスをした。 それを見た海原は 「御坂さんに当たったらどうするんですか!?」 「ヤベッ、体が…………」ガクッ 「元春!?」 「一足先に………………、地獄で待ってるぜい……………。」意識ぶっ飛びー 「元春!?元春ーーーーーーーーーーーーー!!」 「私の出番……、無かったなー…。」舞夏がぼやく。 「おや?不幸体質が改善されてるようだけど。」のんびりと雲川がつぶやくと 「いや、呆れて攻撃する気をなくさせてるだけでは?」吹寄が突っ込みを入れる。 「兄貴の介抱は白雪に任せて…バーベキューのうまい食べ方を伝授して進ぜよう。」 「よっ、待ってました舞夏はん!!」 「こちらは平和ですわね。」 「あちらはアツアツですわよ。」 そういって白井は上琴を指さす。 「これは焼肉なのですよ~、そんな食べ方は…」そう言っている小萌先生の隣で… 美琴は焼いた肉の端を咥えている。 「それ食えばいいの?」 「ひょうよー」(そうよ) それを聞いて上条は肉に食いつく。 2人がやっているのはよくポッキーでやるアレなのだが焼肉でやると無意味に生々しい。 互いに食べていき、そのまま大人のキスをした。
https://w.atwiki.jp/deruta_sanbaka/pages/53.html
美琴(まだ気持ち的にはできてないけどそのうち好きになるかもね。楽しみね) 黒子「お姉様は何をにやけていますか?」 「てめェら何て愉快なことになってンだァ?」「確かにこれは愉快なことだが…」 一方通行と上条の視線の先には……… 「愉快なことじゃないってミサカはミサカはこの頭をどうするのか考えてみたり!!!」 白雪「いやーこの間見たジャッジメントの花飾りなんて目じゃないんじゃない?」 「それって初春って人だよってミサカはミサカは言ってみる。」 吹寄「その初春さんとやらは置いといて…………あんたら何バカやってんじゃー!!」「いやこれは。馬鹿とか言う次元じゃなくて。アートかもしれない。」 「どこがどーアートなのよ!!!」「だって。櫛が10本も飲み込まれるなんて。ある意味芸術作品だとおもう。」「……確かに。あそるべしアホ毛…ってそーゆー話じゃなーい!!なんでみんな私の櫛勝手に使ってんのよー!!!」 「「「「「「そこに櫛があったから。」」」」」」「なにカッコいい言い訳見つけてんのよー!!!」 「うるせェ。どうせデコがでかいンだから文句ねェだろ。」「だよなー。」 この後上条さんのバス内で吹寄による大量虐殺(!)が為されたのは言うまでもない。 「ふぅー。ようやっと帰りついたー。」 上条当麻はようやく自宅に帰ってきた。まだインデックスは帰ってきていない。と、その時彼の携帯が鳴る。 「ん?」見ると画面には『御坂美琴』とある。 「あー、デートのこととかだなー。…もしもーし。」「あんたねぇ、人がメール出しまくってるのに返事くらいしなさいよ。」 「悪い、どうも美琴のメール スパムに振り分けられちゃったみたいなんだ。」「なんですってー!!」 「直そうとしてんだけど、どうにも上手くいかなくてなー。本当に本当にご免。今度会った時直してくれるか?」「まあ、そういうことならいいけど。(わざとじゃないでしょうね?)・・うん。分かった。で、本題なんだけど…」 「デートどこに行くか、かな?」「う、うん。取り合えず、遊園地とかどうかなーって」 「いいんじゃね。で、いつ行く?」「再来週の土曜日。一端覧祭とかの準備でその頃だったらかなり時間あくから。当麻はその日大丈夫?」 「んーと、ちょっと待ってー……大丈夫。おっ。」「なに?」 「いや、なんでもない。」何のことはない、ちょうどその前日の金曜日が仕送りの日なのである。(さすがにデートだし、おごったりせんと行かんからなー…ちょっと頼んで増やしてもらえるといいんだが。……まあ無い物ねだりだろうな。)「んじゃ、決まりね。楽しみにしてるからー。おやすみー。」 「おやすみー。」そう言って電話を切ると見計らったかのようにまた携帯が鳴る。 (ん?なんか追加かな?「あんたのおごりよー」とか。)が表示には・・・。 『土御門元春』とあった。 「おーっす土御門、怪我の調子はどうだー?」「よう能力者。」 「何だステイルか。何だってあいつの携帯なんかから?」「僕のはインデックスに噛み砕かれてしまってね。」 「…マジかよ。」「ああ。君のせいでね。」 「……はい?」「とぼけても無駄だぞ上条当麻。」 「なんのことでせうか?」「御坂美琴。そういえばわかるだろう?」 「えーっと、いやー、そのー………」「スケッチの時はやけに仲良かったじゃないか。」 「っ!!!!!!!!!!!み、見てたのか!?」「嫌というほどね。」 「…………インデックスには知らせたのか?」「いずれ分かってしまう事だからね。僕は反対だったが後で大変なことになりかねないという事で神裂がね。おかげで携帯もろとも噛み砕かれそうなったよ。……おっと、そんなことを言いに電話したんじゃないんだ。」 「と、言いますと?」「インデクッスだがね。しばらくイギリスに行くことになった。」 「はいぃぃいいいい!!??」「ちょっと彼女の知識が必要になったんでね。本当は保護者として君にも来てもらうはずだったんだが、インデックスが『あのばかとうまとは行きたくない!!』と言い張るんでね。まあそれだけのことを君はあの子にしたわけだ。」 「すごく言い方が辛辣な気がしますが……。」「うん。それとね、僕から君へのプレゼントがある。」 「何でせうか??」「君のところにルーンのカードを…そうだねぇざっと3千枚ほど貼らせていただいたんだよ。」 「……それはどういう??」「携帯って便利だよねぇ。遠くに巻いたルーンのカードを発動できる。…たとえ時速7000キロの飛行機の中からでもね。」 「ま、まさか!!」「MTWOTFFTOIIGOIIOF IIBOLAIIAOE IIMHAIIBOD IINFIIMS ICRMMBGP!!!」 あまりの高速詠唱に電話を切ることもできなかった上条当麻。 ちなみにこの詠唱の意味するところは。 【世界を構成する五大元素の一つ、偉大なる始まりの炎よ それは生命を育む恵みの光にして、邪悪を罰する裁きの光なり (中略)顕現せよ!我が身を喰らいて力となせーッ!!!】 この後上条さんは右手で炎を防ぎつつ、ルーンのカードをはがして回り、現場に駆け付けたツインテールのジャッジメントのどう考えても火事とは無関係の悪意だらけの尋問を徹夜で受けることとなって…… 「あぁもう不幸だぁー!!!」「お姉さまに手を出しといて不幸とは何事ですのおぉぉおおおお!!!!」 かくて彼の不幸な(?)合宿は終わりを告げた。
https://w.atwiki.jp/deruta_sanbaka/pages/78.html
翌朝 和解した8人は計画を立てた。 結論はとりあえず街をブラついて外国に来た空気を楽しもうとのことである。 そのころ見た目18歳の監督は新しい映画の案をスタッフに話していた。 「今度の映画はニッポンの学園都市の中の日常について撮るわよ!」 「ここはハワイですけど。それに日本人じゃないと不自然なんじゃ」 「ハワイでもいいわよ。それに一人イケメンをニッポンからよんでるわっ」 「一人呼んでどうやって映画をつくるんですか?」 「そのへんにいる人をつかまえればいいでしょ」 「俺を呼んだのはお前か?」 「そうよ」 そこにはヤクザ予備生+新人ホストのような長身の少年。垣根帝督がいた。 上条たち8人がビバリーと出会うまであと1分。 ビバリーから映画のコンセプトについて説明を受ける垣根。 スタッフ一同(この人が断ってくれたら終わる♪国に帰れる。)と願っていた。 が! 「おもしろい。実に面白い!ヨッシャやろうぜ!」 どこかが垣根の琴線に触れたらしく快諾!! それどころか 「よし、俺が日本人連れてくる。何人必要だ?」 「うーん、8人。できれば子供が一人とグラサン男、髪染めた男がいれば文句ないわ。」 「OK。んじゃ連れてくるぜ。」 「期待してるわよー。」 二人は元気だがその周りはため息すらできないくらいぐったりしている。 なにせここにきて構想の変更は5回目なのである。 さてビバリーの指定があの8人にぴったりなのは偶然だろうか? そして垣根の目がちょうどぴったりの8人組をとらえた時、上条当麻とゆかいな仲間たちのドタバタが始まる。 「よぉ。久しぶりだな。一方通行」 「テメェまだ生きてたのか。ここで一勝負するカァ?」 「生憎だけど俺は今スカウトしに来たんだよ」 「「「「「「「「???」」」」」」」」 「ビバリー=シースルーって人が映画の出演者を探してるんだけどお前らどうだ?」 「おもしろそーってミサカはミサカはついていってみる」 「ビバリーってあの『鉄橋は恋の合図』の!?当麻。いってもいいでしょ?」 「いいんじゃねえか?意味もなくぶらつくよりなら」 そうして8人は垣根についていった。 「帝督君。君すごいわね。注文どおりじゃない!」 「まあな」 ビバリーは早速紙を取り出し配役を決めていく。 「まずそこの白い子が学園都市で一番強い人の役ね」と一方通行を指して言う。 「で、帝督君が2番目でそこの姉妹のお姉ちゃんが3番目ね」 「「「「「「「「!!!!!」」」」」」」」 「そこのツンツン頭はなんかよく分からない力を持ってて3番目の子の彼氏」 「それで青い髪とツインテールは付き合ってる」 「あと金髪と残りの女の子も」 「で、一番の子はそこのちっちゃい子に対して口にできない思いを抱えている」 「男の子たちは皆クラスメイト」 ビバリーは言い終えると早速撮影に入ろうとする。 だが垣根を含む9人は完璧な配役すぎてしばらく動けなかった。 「おい、垣根。」 「なんだ一方通行?」 「あの女どうして知ってンだァ?」 「まあ映画の配役だからいいんじゃね?」 「ところでどんな映画の内容なのー?ってミサカはミサカは聞いてみる。」 「だよねー。どんな映画なんですか?」 「にゃー。気になるにゃー。」 垣根提督は自信たっぷりに言う。 「よくわからん。」 「「「「「「「「えーーっ!!??」」」」」」」」 「なんかスンげえ情熱感じて、乗っただけだ。」垣根提督どうも話の内容は聞いてなかったらしい。 スタッフたちもこれは予想外だったらしくみんなずっこけている。 そして全員に向かってビバリー=シースルーが説明する。 それによれば……… 「能力者達による超バカップルのハチャメチャストーリー♪」 (能力者達っていう設定は必要なの?)ともはやリアクションできないスタッフたちを他所にビバリーは続ける。 「とりあえず撮りたいシーンだけ撮るからあとは普通にしてていいわよ。素でもハチャメチャになりそうだし。ところで学園都市に入ったことある人いる?」 顔を見合わせる一同だが一方通行のことを全員が見たため仕方なく彼が答える。 「入ったこと位ならあるぜェ」 「本当!?だったら1番強い人ってどんな能力なの?知らないなら2番目でも3番目でもいいから教えて!」 ビバリーは目を輝かせているが一方通行、垣根、美琴は目を合わせて溜息をつく。 「し、知らねェなァ」 「残念だわ。学園都市って情報が少ないからいいチャンスだ思ったのに。仕方ないから能力はCGで電気とか吹雪とかをつけるわ」 「ざ、残念でしたねェ」 「まあいいわ。じゃあ始めるわよ」 最初にビバリーが要求したシーンとは... 「そこの二人キスしちゃいなさーい!」 指さされたのは月夜たちか?それとも上琴か? いや違う。 18歳の恐るべき第6感を持つ女監督のさした先には 「「えええええっ!?」」 「なんで私がこのエセ関西人と!?」 「あーと、えーと、うーと……。」うちは構わへんでと、心の中で言っている青ピ 彼らはこれからどうするのか? たっぷり30秒は悩む。 結論から言おう。 痺れを切らした意外とこういうのが好きな一方通行と、こういう事に関しては右に出る者がいない土御門さんがこの後ろを後ろからプッシュ。 チュッ。 かくて青ピと白井はキスしてしまったのだが……。 「だめ。全然だめ。雰囲気が出てない。そこの二人やって。」 ビバリーはあっさり切り捨てて上琴を指名。 このシーンが異常なまでにうまく撮れたのは言うまでもない。 「悪い。黒子はん。」「誤ることじゃありませんの。あなたは私とキスするのは嫌だったんですの?」 「いや、そうじゃないけど…」「それに。」それまで向こうを向いていた白井が青ピに向きなおって言う。 「私的にはあなたとのキスも悪くないかと思いましたわよ。」「えっ?」 そんなこんなで撮影は進んだのだが。 ビバリーの出した次のカット。 【学園都市一位と二位の戦い。】 「なーんかやな予感がするぜい。」「だよねー。」 「とうの二人、めっちゃやる気やん。」「ですわね。」 「あの監督の第6感には恐れ入るわ。」「狙ってんじゃねえのか?」 そうとは知らない一方通行たちは すでに戦闘前の会話を始めたのだが、「台本」がない。ビバリーいわく「こういうのはアドリブでやっちゃえ♪」 だそうで、 演技ではなくマジの会話が始まっていた。 「さァって、この間の続きを始めましょうかァ!!」 対する垣根提督は……… 「幻想殺しも入れてバトルロイヤルってのはどうだ?それくらいのハンデくれよ」 「それいいなァ!!」ノリノリの一方通行 上条逃走… 美琴の手を引いて。 「あれー?どうして逃げちゃうのかなあ」何にも知らないビバリー。 「さァな。おィ垣根。こういう場合どうすンだァ?」 「他の能力者を代役にするとか?」 「「「「だめーーっ!!」」」」 「それじゃああの二人を捕まえるっきゃねえだろ。」 「だなァ。俺もあいつには放置プレイ好き呼ばわりされてンでなァ。それに昨日の修理代もある。」 「なんだそれ?」 「気にすンな。ンじゃ、とっととあのバカ二人をとっ捕まえるぞ。」 「そこの5人も当然参加だぜ。」垣根はにやりと付け足す。 かくて久方ぶりのおいかけっこがハワイを舞台に開幕する。 5分後。 少し離れたパールシティ(真珠湾北西側)の路地裏で……。