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第二回放送までの死者 時間 被害者 殺害者 死亡作品 死因 凶器 朝 不死鳥 ◆PURIN//46E 025 これご都合主義じゃね? 射殺(被弾) P90 朝 木吉カズヤ 穴 026 命は儚く散って消える 射殺(全身被弾) イングラムM10 朝 妖夢の中の人 穴 026 命は儚く散って消える 射殺(頭部被弾) イングラムM10 朝 ◆WYGPiuknm2 穴 026 命は儚く散って消える 射殺(頭部被弾) イングラムM10 朝 めろりん 桐山和雄 028 保身すべきか戦うべきか 射殺(背部被弾) イングラムM10 朝 沖田宏 ソリダス・スネーク 030 最期も掌の上で? 失血死(傷からの出血) 89式小銃 朝 ソリダス・スネーク 沖田宏 030 最期も掌の上で? 消滅 手榴弾 朝 下痢 ◆PURIN//46E 031 ただやるだけさ 射殺(頭部被弾) 89式小銃 以上8名 おまけ 被害者 最期の言葉 死亡場所 不死鳥 「う…うぁ…」 E-6 木吉カズヤ 「2人はここで待っていてくれ…俺が見てくる」 E-2 妖夢の中の人 「えっ…」 E-2 ◆WYGPiuknm2 「…マジかよ」 E-2 めろりん (…ごめんね…) D-7 沖田宏 「うげっ…」 B-5 ソリダス・スネーク 「…これも…『愛国者達』の仕組んだ事だったのか…?」 B-5 下痢 「…お前、絶対碌な死に方しないぜ」 E-7 殺害数ランキング 順位 加害者 殺害人数 被害者 スタンス 生死 1位 穴 4人 宮田司郎、木吉カズヤ、妖夢の中の人、◆WYGPiuknm2 優勝狙い ○ 2位 ◆PURIN//46E 3人 ◆lYiZg.uHFE、不死鳥、下痢 奉仕 ○ 3位 ドラえもん 2人 小林さくら、妖怪 狂化 ○ 3位 ソリダス・スネーク 2人 沖田宏 優勝狙い ● 5位 ネイキッド・スネーク 1人 ◆Right//mko ゲーム脱出 ○ 5位 ヨハン・シュトラウス 1人 側近 皆殺し ● 5位 ◆5ddd1Yaifw 1人 パフェニー 気分次第 ○ 5位 桐山和雄 1人 めろりん 優勝狙い ○ 5位 沖田宏 1人 ソリダス・スネーク ??? ● --- ◆6LQfwU/9.M 1人 杉谷守 ゲーム遂行 ○ …赤はマーダー系、黒は対主催系、水色はステルスマーダー系、橙はその他系。
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← 「また絵の裏か。盲点だったな……」 署長室の絵を横にスライドすると、3つの石版をはめろと言わんばかりの穴が現れた。 先ほどの絵と同じように突き破っていたら破損して石版がはめられなくなっていたかもしれない。 「この先にはエレベーターがあって、ここの署長の悪趣味な部屋に繋がっているわ。」 以前の通りに石版をはめ込むと、署長室に隠し扉が現れた。そしてこの時、ラクーン市警は2度目の攻略が果たされたこととなった。 「行きましょう。」 言うが早いか、隠し扉を開く。 すぐそこの地面に放置された資料を無視し、エレベーターの方へと目を移す。 「……!?」 そこで、クレアは驚きの光景を目にすることとなった。 そこにはあるはずのエレベーターが存在していなかったのだ。 エレベーターがあった場所には代わりに、紫色の球が置かれている。 「まだ謎解きゲームの続きがあるのか?」 その球を見て、バージンハート等と同列のものだと考えたソリダスが尋ねる。 「いいえ、本来この先は警察署地下に繋がっていたはずよ。」 「……結局、時間の無駄だったと言うわけか。クソッ!!」 ソリダスは不満を隠そうともせずに壁を蹴飛ばす。 結局謎を最後まで解き明かしても手に入れたのはよく分からない球だけだ。 主催者のお遊びに付き合わされただけのような気がしてならない。 対するクレアは球を手に取りまじまじと眺める。 「でもこの球、ただの球じゃない気がする。何か力を感じるというか……。」 「オカルトか?くだらん。そんなに力とやらが欲しければお友達とパワーストーンでも買いに行くんだな。」 半ば八つ当たり的にクレアに当たるソリダス。 2人の間にピリピリとした空気が流れ始める。 しかしその時、その空気を打破する声が聞こえてきた。 「S.T.A.R.S………」 背筋が凍りつくような声だった。とても人間とは思えない。 クレアもソリダスも、危険が迫ってきていることを察知する。 聞こえたところ声の出処は間もなく署長室に入ってくるだろう。 そうなれば一本道であるため、もはや逃げ場はない。 「道を作る!離れていろッ!」 ソリダスがクレア以上の決断の早さで、壁にプラスチック爆弾を仕掛ける。 爽快な爆発音と共に、壁にエントランスホールの2階に繋がる巨大な穴が空いた。 そしてその爆発音に気付いた声の主の足音が速まる。 どうやらすでに署長室まで入って来ているようだ。声の主──ネメシス-T型は言葉にならない叫びと共に2人を追う。 クレアとソリダスがエントランスホールに入った時、後方ではネメシスが隠し扉を叩き破っており、その姿が2人に晒される。 (あれは……G生物?いや、あるいはそれ以上の破壊力を……) 破壊という言葉を体現したかのようなその姿は、かつて戦ったウィリアム・バーキンの成れの果ての姿と重なった。 その姿を見て、人間では無いと確信すると同時にクレアはP90を構え、発砲する。その銃の一撃はリッカーを瞬時に黙らせ、かのメタルギアRAYすらも葬るソリダスのお気に入りだ。 だがその銃弾はネメシスに命中することは無かった。それも不自然に。まるで弾の方がネメシスを避けているかのような軌道を描いたのだ。 「馬鹿な……!?あれはまさか……!」 その光景にはソリダスも驚愕する。しかし彼はその現象を見たことがある。 自分が利用していたデッドセルの元リーダー、フォーチュンが魅せていた『奇跡』である。 本来この時のソリダスは、フォーチュンの『奇跡』が愛国者達の科学技術によって生み出された『電磁波兵器』であることを知らない。 だが、こうして見ず知らずの化け物が同じ現象を起こしているとなれば、何らかのタネがあるのではないかと疑いもする。 だがネメシスほどの化け物を前にしてそのタネを暴こうとする気概はソリダスには無い。 「奴に銃弾は効かん!逃げろ!」 簡潔な結論のみを提示し、クレアに逃走を優先させる。 「くっ……このままだと追いつかれる……!」 ネメシスの追跡者の異名は伊達ではない。 クレアが走れば難なく振り切れていた今までのクリーチャーとは違い、走っても走っても距離を引き離すことが出来ない。 こんな状況下ではハシゴを使って1階に降りることなど不可能だろう。降りる途中にハシゴごと振り落とされ、飛び降りて来て追い詰められる未来しか見えない。 また、ラクーン市警の2階は意外と高度があるため、飛び降りることも出来そうにない。 「階段を使いましょう。」 「当然だ。」 警察署から出るのであれば目的地はエントランスホールの1階。 ここでハシゴを使えないとなれば結構な遠回りになるが、そのようなことを言っている場合ではない。 警察署内の図書館に出る。狭い廊下から解放されてようやく広々としたスペースに出て来れたものの、その広さを謳歌する暇もなくただ出口まで一直線に駆け抜ける。 そんな中クレアはふと、後ろを振り返る。 「っ……!まさか……!」 その声に釣られてソリダスも振り返る。 そこに見たのは、エントランスホールの2階から1階への転落防止用の柵を千切り取って鋭利な突起物として構えるネメシスの姿。 「投げてくるぞ!!」 ソリダスが言い終わる前に、ネメシスはそれをクレアに向かって投擲した。 クレアは咄嗟にソリダスと反対側に逸れて避ける。 ただしそのせいで出口への最短ルートから大きく外れることとなった。 勿論それを見逃すネメシスでは無い。 図書館の出口に行き遅れたクレアに向けてネメシスが走る。 クレアは咄嗟にP90を数発発砲するも、ネメシスが身に纏った電磁波兵器がそれを全て逸らす。 「S.T.A.R.S.!!!」 ネメシスの叫び声に同調するように、ネメシスの身体から生える触手がクレアに向けて振るわれる。 辛うじて避けることで身体への命中は防いだものの、持っていたP90を落としてしまう。 一方ソリダスは、命を張ってクレアを助ける義理などない。 ただクレアが狙われていることで多少の行動の余裕はあるため、後に続くクレアがどう逃げてもドアを開ける動作をしなくていいように2枚ある扉の両方を開いておく。 落としたP90を諦め、何とか体制を立て直してソリダスが開け放しておいたままのドアへ向かう。もし1人だったらドアを開けている最中に捕まっていただろう。 走っている最中に後方から聞こえてきたバキリという音から察するに、P90は踏み潰されてしまったようだ。 「こっちだッ!!」 次の廊下に出ると、右側からソリダスの声が聞こえてきた。 確かに右側の通路を通れたら近道ではあるが、右側の扉は内側から打ち付けられていて通れなくなっていたはずだ。 「駄目!そっちは行き止まりよ!」 「いいから来い!」 よく見ると、何と頑丈に打ち付けられていたはずの扉に人が一人通れるくらいの隙間が出来ていた。さすがにこの短時間で破壊できるようなものではないはずなのに、だ。 ネメシスが投げるそこらの長椅子を回避し、右へ曲がる。 仮に左に逃げていたら右の通路をネメシスの破壊力で突破されて先回りされていたかもしれない。 人間サイズの扉の隙間から出て、下り階段のある廊下まで辿り着いた。 「どうやったの?」 「戦場の避難経路はあらかじめ確保しておくものだ。」 どうやらソリダスが1人で探索していた時に限界まで脆くしておいたらしい。地の利に胡座をかいていた自分は、既知の物事に囚われて新しい解決策というものが頭から抜けていたようだ。 人間より一回り大きいネメシスは隙間を潜ることが出来ず、一旦立ち止まってから破壊する。 そのおかげで多少距離を離すことが出来た。 そのアドバンテージもあり、1階に降りてからしばらくは追いつかれそうになることも投擲の射程に入ることもなく逃げることが出来た。 「なにッ……!?」 しかし、それは扉を開けた瞬間、唐突に起こった。 先に窓のある廊下へと飛び込んだソリダス目掛けて、天井からリッカーが飛びかかったのだ。 どうやらシャッターを閉じていなかったことで、外からリッカーが入り込んだらしい。 ソリダスは自らに馬乗りになったリッカーの頭を掴み、壁に叩き付ける。裸出した脳が破壊され、辺り一面が血の海と化す。 日頃の戦闘訓練の甲斐あって、身体機能を促進する装備品が無くともリッカー1匹の対処に手こずるようなソリダスではない。 だが、後方より迫るネメシスに対して見せた隙としては、それはあまりにも大きなものであった。 「ヴォオオオオオオオ!!!」 (くっ……ここまでか……!) ネメシスの触手がしなりを付ける。 そして今にも、ソリダスに向けて振り下ろされんとしていた。 だが、触手がソリダスを叩き付けることは無かった。 "クレア"がネメシスに向けて体当たりを仕掛けたからだ。 「なっ……お前ッ……!」 勿論、華奢な身体の体当たりひとつなどでネメシスはびくともしない。 しかし目の前に現れた"クレア"へとネメシスの攻撃対象は変わる。 「S.T.A.R.S.!!!」 振るわれた触手が、"クレア"の胴を引き裂いた。 「ぐっ……!」 その光景を前にしても、ソリダスは好期を見逃さない。 即座に立ち上がりネメシスに背を向け、再び走り出す。 次の瞬間、ソリダスは今日一番の衝撃に襲われることとなる。 「はぁ……はぁ……」 たった今後方で殺されたはずのクレアが、何と前方で息を切らしながらも生きているのだ。 「な、何故……?」 「どうやら私、ファンタジー世界の住人になっちゃったみたいね……。」 その種は先ほどクレアが回収していた紫色の球にあった。 球は、その名を『パープルオーブ』といった。 ラクーン市警を踏破した者に贈られる、この会場の何処かに設置されている六つのオーブの内の一つである。 そしてそれぞれのオーブには特別な『特技』を使えるチカラが備わっている。 たった今クレアが使った特技は『パープルシャドウ』。自身の影を実体化させ、思い通りに動かす特技である。 ただし、魔力を持っていない者が使うとなればそれ相応のスタミナを奪われることとなる。 実際、クレアの走る速度はスタミナ減少によってDanger状態並に落ちている。ネメシスに追いつかれるのも時間の問題だ。 「……チッ!!」 ソリダスは舌打ちしながらクレアをその背に背負う。 クレアを囮にして助かるという手も勿論あったが、クレアの行いで自分の命が助かったのは確かだ。その前に2度も間接的にクレアを助けていたとはいえ、犠牲にするのは躊躇われた。 そして少し、ほんの少しだけ、ソリダスは思ってしまった。 もしも自分に娘がいたとしたら、クレアのように生意気ながらもどこか芯のあるような少女に育っていたのかもしれないと。 クレアを背負っているだけあって不安定ではあったが、エントランスホール1階まで辿り着くことが出来た。もう警察署の出口は目の前だ。 「ソリダス、ひとつ気付いたことがあるわ。」 その時、クレアが口を開いた。 「あの怪物、どうやら私を狙ってるみたい。」 「何だと?」 「正しくは、このコートの持ち主をね。」 近くでネメシスの声を何度か聞いたことで、クレアさその中身までもを聞き取ることが出来た。 S.T.A.R.S.の名を挙げて攻撃しているのを見るに、あの怪物は何かしらでS.T.A.R.S.との因縁があるのだろう。 だとするとS.T.A.R.S.の印章が入った兄のコートを着ている自分が優先的に狙われていると考えられる。 柵の投擲の対象が自分であったのは偶然では無かったのだ。 「それなら話は早い。もう一度だけあの分身を出せるか?」 「ええ、何とか。」 ソリダスはヴァンプやフォーチュンといった人外地味たチカラを持つ者たちを知っているので、そういったものへの理解は早い。 よってここでも、すでにパープルオーブのチカラを受け入れた上で作戦に組み込む柔軟さを持っている。 「まずはそのコートを脱げ。そしてお前の支給品を寄越せ。このままお前をおぶってたら追いつかれるのも時間の問題だ。」 「なるほど、分かったわ。」 クレアは言われた通り、ソリダスの背の上でコートを脱いで支給品を渡す。 そして同時に、ラクーン市警の出入口の扉が開かれる。 クレアとソリダスはようやく、ラクーン市警を出ることに成功した。 だがまだだ。 背後からネメシスが追ってくる限り脱出成功とは言えない。 ネメシスもまたラクーン市警を出た瞬間、クレアは気力を振り絞って自身の影を作り出す。 クレア・影はソリダスからコートを受け取り、それを羽織ってネメシスの方へと向かう。 ソリダスは背負ったクレアを下ろし、クレアから受け取った支給品のひとつを持ってクレア・影の後に続く。 「S.T.A.R.S.!!!」 S.T.A.R.S.隊員、クリス・レッドフィールドのコートを羽織った者を認識したネメシスは以前よりの命令に従って豪傑の腕輪によって強化された拳をクレア・影の胴体に叩き付ける。 クリスのコートは衝撃でバラバラに裂かれ、クレア・影は即死する。 しかし攻撃優先度の低いソリダスは、その間行動の猶予が与えられる。 「うおおおおッ!!」 そしてその猶予を利用して、ソリダスはクレアから受け取った支給品をネメシスに叩きつけた。 直接叩き込まなくては、銃弾をも弾く電磁波兵器によって躱されてしまう。だがソリダスの拳によって叩き込まれたことで、その支給品は効力を発揮した。 「ウグァ!?」 次の瞬間、ネメシスの身体がふわりと宙へ浮き上がる。 その後、爽快な音を立てて宙へと消えていった。 叩き付けた支給品の正体はキメラの翼。対象とした1人を会場の何処かへ移動させる道具である。 自分たちに使う場合は、クレアかソリダスのどちらか片方しか逃げられない。 よって、両者生還のためにはネメシスを対象に使うしか無かったのである。 「やった……のね……。」 「ああ、ひとまずは……だがな……。」 もちろんこれで安心できる訳では無い。 殺し合いはまだ始まったばかりだ。 だがネメシス-T型という強大な驚異を死者の1人も出さずに切り抜けたというのは、同行者や仲間の死を割り切りながら戦ってきたクレアとソリダスにとっては初めてであった。 「よか……た……。」 そう感じていた次の瞬間、クレアの意識が途絶えた。 「おい、どうしたッ!!」 慌ててソリダスが駆け寄るが、寝息を聞いてパープルオーブの使いすぎで疲れて眠っただけだと気付く。 「ちっ……時間は無駄にしたくないのだがな……」 このまま他の場所に向かうことは出来なさそうだ。 しばらくの間はこの場に留まるのが懸命だろう。 そう考え、クレアをエントランスホールで寝かせることにする。またネメシスみたいな敵が唐突に襲ってきてはたまらないので、ソリダスは警察署の前で見張りをすることにした。 こうしてクレアはラクーン市警からの2度目の脱出を果たした。 ただし本人は再び、ラクーン市警の中へと戻っているのだが……。 BIOHAZARD RE 2 To Be Continued………… 【F-3/ラクーン市警/一日目 早朝】 【クレア・レッドフィールド@BIOHAZARD 2】 [状態]:疲労 睡眠 [装備]: [道具]:基本支給品、不明支給品(確認済み 0~1個)、替えのマガジン2つ@METAL GEAR SOLID 2、パープルオーブ@ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて [思考・状況] 基本行動方針:対主催 1.首輪を外す 2.警察署内で武器や道具を探す ※エンディング後からの参戦です。 【ソリダス・スネーク@ METAL GEAR SOLID 2】 [状態]:ダメージ(小) [装備]:サバイバルナイフ@現実 [道具]:基本支給品、壊れたステルススーツ@METAL GEAR SOLID 2、グリーンハーブ3個@BIOHAZARD 2、ハンドガンの弾@BIOHAZARD 2 [思考・状況] 基本行動方針:バトルロワイアルの打破と主催の打倒 1.手勢を集める。殺し合いに乗った者は殺す 2.首輪を外す 3.主催者を愛国者達の配下だと思っています ※ビッグシェル制圧して声明を出した後からの参戦です。 「S.T.A.R.S………」 ネメシスはキメラの翼によって飛ばされたことで、『イシの村』へと辿り着いていた。 誰にとっての幸運か、周りにこの村を訪れた者は誰も居ない。 しかし居ないのであれば、ネメシス自らが探し求めに行くだろう。 追跡者──その名の示す恐怖を次に思い知るのは、一体誰なのか。 【A-1 イシの村/一日目 早朝】 【ネメシス-T型@BIOHAZARD 3】 [状態]:健康 [装備]:電磁波兵器@METAL GEAR SOLID 2 豪傑の腕輪+3@ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて [道具]:基本支給品、不明支給品(0~2個) [思考・状況] 基本行動方針:皆殺し 1.S.T.A.R.Sのメンバーが居れば最優先で殺す。 【支給品紹介】 【パープルオーブ@ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて】 命の大樹に近付くのに必要な6つのオーブの1つ。 MP、SP、気力などの何かしらと引き換えに、『パープルシャドウ』を使うことが出来る。 ※他のオーブも対応する特技を使用することが出来ます。 ※他のオーブも会場内のどこかに隠されています。 【電磁波兵器@METAL GEAR SOLID 2】 ネメシス-T型の優遇支給品。 フォーチュンが身に纏っていた、愛国者達による科学技術の結晶。まるで神がかった幸運が味方しているかのように、銃弾が装備者を避けていく。 Back← 060 →Next 059 流星光底長蛇を逸す 時系列順 061 初心に振り返って 投下順 023 Must Die ソリダス・スネーク 105 Discussion in R.P.D. クレア・レッドフィールド ネメシス-T型 063 魔力と科学の真価
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「愛国者達が!!」 怒りも露わに、ソリダス・スネークは街灯を蹴り飛ばした。 鉄製の支柱が曲がる程の蹴撃は、ソリダスの高い身体能力と憤激を雄弁に物語る。 自由の子供達(サンズ・オブ・リバティ)。 ソリダス・スネークの野望であり悲願。 合衆国の軍事・経済・政治を社会の影から支配する者達。 情報を検閲し、統制する事で、その存在を隠匿し、技術を独占し、人々の思想すらも意のままにする者達。 奴等『愛国者達』の統制から離れ、真の自由を獲得する為の決起。 それをこんな形で潰してくれるとは!! ソリダスはあの二人を愛国者達の配下だと確信していた。 明らかに人ならざる力を行使してはいたが、サイコ・マンティスの様な人を逸脱ささた能力を振るうものや、 バルカン・レイブンやヴァンプの様な、超人としか言い表せられない身体能力の持ち主を知るソリダスには、別段思うところは無い。 あのウルノーガとかいう奴は………ホログラムか何かだろう。 そう結論したソリダスは、取り敢えず支給品を探ってみる。戦場においては武器の確認は基本である。 結果、出てきたのは、食料だの水だの地図だのの他に、サバイバルナイフが一本と、壊れて機能しないステルススーツ。 「クソッッ!」 再度の蹴撃を受けた街灯の支柱が、形容し難い音と共にへし折れた。 「………………………………」 八つ当たりで気を紛らわしたソリダスは、改めて今後の方針を考える。 奴等の思惑通りに、他の連中を殺して回る?論外だ。 自由を求めて決起した己が、鎖に繋がれた剣闘士の様に、他者の意に沿って闘争し、殺戮する。 そんな事をやる意志はソリダスには存在しない。奴等の意のままに振る舞う事が気に食わない。 何よりも、自由を獲得する為に行動しておきながらそんな真似をすれば、己の存在は道化に等しいものとなる。 「道は一つだけ…という訳だ」 奴等を殺す。奴等の目論見を打倒する。 『何でも願いを叶えてやる』上等だ。叶えて貰おうじゃないか。しかし、それは、他の者達を殺し回って、御褒美として施して頂くなどというものでは無い。 奴等を打ち倒し、這い蹲らせて、願いを叶えさせるのだ。 「どうか貴方様方の願いを叶えさせて下さい」そう言わせてやる。 取るべき道は一つ。ならば実行の為の手段は………。 先ずは手駒を増やす。 奴等の目的を挫く為にも、首輪を外す為にも、手勢を集める事は必要不可欠だ。 第一に、この殺し合いに反感を持つ者達を糾合する事だ。 そして殺し合いに乗った者達を皆殺しにする。 こうすれば奴等の目論見は破綻する。 その上で首輪を外し、奴等を打ち倒す。 「こうなったからには仕方がない。皆殺しにして、愛国者達の情報を得るまでだ」 首輪に付いているであろう、盗聴機能を誤魔化すべく、物騒なことを呟いたソリダスは、目指して歩いてきた建物を見上げる。 何でこんな所に警察署が有るのかは分からないが、武器を調達するには丁度良いだろう。 同じ事を考える者が、スタンスはどうあれやってくるかも知れない。 ソリダスは支給品のサバイバルナイフの柄の感触を確かめる様に、二度握り直すと、慎重に警察署内に入っていった。 【F-3/ラクーン市警/一日目 深夜】 【ソリダス・スネーク@ METAL GEAR SOLID 2 [状態]:健康・憤怒 [装備]:サバイバルナイフ@現実 [道具]:基本支給品、壊れたステルススーツ、 [思考・状況] 基本行動方針:バトルロワイアルの打破と主催の打倒 1.手勢を集める。殺し合いに乗った者は殺す 2.首輪を外す 3.警察署内で武器を探す。 4.主催者を愛国者達の配下だと思っています サバイバルナイフ@現実 ソリダスに支給された武器。武器としては微妙だが、サバイバルツールとしては非常に優秀で、無人島に漂着した際に、一つだけ道具を持ち込めるとしたら?という質問の最適解とされる。 壊れたステルススーツ@METAL GEAR SOLID 2 タンカー編OPでスネークが装備していたステルススーツ。 着地の衝撃で壊れている為機能しない。 ※ビッグシェル制圧して声明を出した後からの参戦です。 「一体どういう事かしら」 素早く周囲を見回して、何もいない事を確認したクレアは、改めて今さっき撃ち殺したリッカーの骸を眺める。 悪夢の方がまだマシと断言出来るラクーンシティから脱出した筈なのだが、何故またリッカーに襲われなければならないのか。 それに………。 「消し飛んだ筈よね」 見上げた先にあるのは、確かに記憶の中にあるラクーン市警の建物。 屋上にぶっ刺さって燃えていた、安心と信頼と実績のカプコンヘリこそ無いが。 「それにこの銃…」 種類としては短機関銃なのだろうが、威力が明らかにおかしい。襲ってきたリッカーの胴に、ただの一発で大穴を開けた程だ。 何もかもが分からないが、一つ言える事は、クレアは際限無くロクでも無い状況にいるという事だ。 クレアはどうするかを考える。殺し合いなどやる訳が無い。となれば取るべき道は一つだ。 「奴等に立ち向かうとして、まずはこれを外さないとね」 指をそっと首筋に伸ばすと、首輪の冷たい感触に触れた。 奴等に命を握られている状況。これを何とかしないと始まらない。 「警察署の中に武器やツールが有るかも知れないけど………」 中にはリッカーやゾンビが徘徊しているかも知れない。 「………………」 暫く考えた後、クレアは意を決して警察署内に踏み入った。 【F-3/ラクーン市警/一日目 深夜】 【クレア・レッドフィールド@BIOHAZARD 2】 [状態]:健康 [装備]:P90(残弾数49発)替えのマガジン2つ@METAL GEAR SOLID 2 [道具]:基本支給品、不明品(確認済み) [思考・状況] 基本行動方針:対主催1.首輪を外す2.警察署内で武器や道具を探す P90@METAL GEAR SOLID 2 クレアの支給品。 ソリダスが使っていた銃で、スティンガーミサイルも通じない、メタルギアRAYの装甲をボール紙のように貫通するトチ狂った威力の銃。 ※エンディング後からの参戦です。 ◆ 鈍い足音が警察署へと向かって規則正しく響く。 足音の重々しさは、ただそれだけで、足音の主が強い力と巨�默の主である事を知らしめる。 「S.T.A.R.S………」 襲ってきたリッカーを、ある個体は腕の一振りで無造作に屠り、またある個体は蹴り砕いて、警察署へとまっすぐに歩いていく。 足音の主は止まる事無く、警察署の壁を、腕輪を嵌めた拳で破壊すると、内部へと侵入した。 「S.T.A.R.S………」 足音の主に有るのは新旧二つの命令。 旧い一つは、S.T.A.R.Sの抹殺。 新しい一つは、生きている者全ての殺害。 足音の主の名はネメシスT~型。 このバトルロワイアルの主催者が、殺し合いを円滑に進めるべく、優れた武器を持たせて送り込んだB.O.W ネメシスは殺す。主催者の命令に従って。 ネメシスはS.T.A.R.Sを捜す。旧い命令に従って。 警察署に来たのもS.T.A.R.Sのメンバーを求めての事だ。 旧き令は未だにネメシスの中にある。 故にもし、S.T.A.R.Sのメンバーがこの地にいれば、ネメシスは最優先で殺しに掛かるだろう。 ネメシスはその者だけの死神となるだろう。 【F-3/ラクーン市警/一日目 深夜】 【ネメシス-T型@BIOHAZARD 3】 [状態]:健康 [装備]:不明(強力な事は確か) [道具]:基本支給品、不明品×2 豪傑の腕輪+3 [思考・状況] 基本行動方針:皆殺し1.S.T.A.R.Sのメンバーが居れば最優先で殺す。 豪傑の腕輪@ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて 装備すると攻撃力が上がる腕輪。 Back← 023 →Next 020 魔王決戦、その果てに 時系列順 024 Reset and Rebirth 022 ポケットにファンタジー 投下順 NEW GAME ソリダス・スネーク 060 RE 2(前編) NEW GAME クレア・レッドフィールド NEW GAME ネメシス-T型
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METAL GEAR SOLID 2 part11-598~610 598 MGS2 sage 05/01/31 17 31 23 ID Zt3wztzc 前作から引き続いてる登場人物 ・スネーク・オセロット・オタコン・リキッド・スネーク・忍者・大佐 前作で名前だけ出てきて、今回登場する人 ・ゴルルコビッチ・ソリダス・スネーク・大統領 最後に1レスあらすじ貼ります。簡単な方読みたい人はそっちドゾ。 599 MGS2 sage 05/01/31 17 33 41 ID Zt3wztzc ・タンカー編(スネーク主役) 前作終了後、オセロットが二足歩行核兵器メタルギアのデータを全世界にばら撒いたため メタルギアは量産され、珍しい兵器ではなくなった。 ソリッド・スネークとオタコンは、反メタルギアを掲げるNGO団体フィランソロピーを設立。 世界中のメタルギアを破壊して回っているため、政府からはテロリスト扱いを受けている。 フィランソロピーはアメリカ海軍が、水中移動ができる新型メタルギア・RAYを開発したという情報を掴んだ。 HPでその情報を公開するため、メタルギアを運んでいる海兵隊の偽装タンカーにスネークが潜入。 時を同じくして、そのタンカーを、ロシアのゴルルコビッチ大佐率いる軍隊GRUが襲撃。 ゴルルコビッチ大佐はメタルギアRAYをロシアに持ち帰り、軍事国家としての再建をたくらんでいた。 大佐の娘、オルガと対面したスネークは彼女を麻酔銃で眠らす。彼女は妊娠中だった。 スネークはメタルギア・RAYの写真を撮るため船下部のメタルギア格納庫に潜入する。 ロシア軍は格納庫に突入、襲撃に同行していたオセロットが海軍司令官を射殺した。 同時にオセロットは、ゴルルコビッチ大佐も裏切り、いきなり撃ち殺した。 「メタルギアは我らのものだ。“愛国者”のな」 オセロットはメタルギア奪取のために、ゴルルコビッチ大佐らロシア軍を騙して襲撃させたのだ。 スネークは飛び出していった。スネークを見たオセロットの右腕は、突如おかしな動きを初めた。 そしてオセロットの口から飛び出したのは、リキッド・スネークの声と言葉。 「久しぶりだな兄弟!しばらく見ないうちに老けたな。…無理もない。 50代のビッグボスの遺伝子を使って作られた子供だ。最初から年を取っている。 お前の寿命は、せいぜいあと5~6年だな。俺はオセロットの体に乗り移り、まだまだ生きることができる!」 オセロットはフォックスに切り落とされた右腕に、リキッドの右腕を移植した。 その結果、たまにリキッドに意識を乗っ取られてしまうらしい。 「引っ込め!リキッド!」オセロットが自分を取り戻す。その体の中では壮絶な戦いがあるようだ。 オセロットはタンカーに仕掛けた爆弾を爆発させる。 オセロットはメタルギアRAYに乗り、タンカーを真っ二つにすると海に飛び込んでいった。 「…はい。タンカーは爆破、無事メタルギアを奪取しました。…大統領」 600 MGS2 sage 05/01/31 17 35 30 ID Zt3wztzc ・プラント編(雷電主役) タンカー沈没事件から二年後。船が沈没したマンハッタン沖には 漏れた原油を除去するための巨大汚染除去施設『ビッグシェル』が建てられた。 そのビッグシェルを、テロリスト「サンズ・オブ・リバティー(自由の息子達)」が占領。 視察に来ていた大統領や政府要人30人を人質にとり、ビックシェルを爆破すると脅迫。要求は300億ドル。 「サンズ・オブ・リバティー」のリーダーはソリッド・スネーク。 『伝説の傭兵』であり二年前のタンカー沈没事件の犯人である。彼はその事件で死んだと思われていた。 隠密特殊部隊FOXHOUNDの新米隊員「雷電」がビックシェルにこっそり単独で潜入。 任務は「人質の救助」と「テロリストの武装解除」 雷電は、シャドーモセス事件のシミュレーションVR訓練を受けており、実力は折り紙つき。 無線サポートは、大佐と、雷電の恋人ローズ。ローズは急遽、作戦に参加させられた。 無線でローズは言う「明日4月30日は何の日だか知ってる?」 政府正規軍SEAL10はヘリでビックシェルに潜入。大統領の救助に向かった。しかしあっけなく全滅。 雷電はテロリストの一人、吸血鬼ヴァンプに出会う。殺されそうになったところを SEAL10のただ一人の生き残り、プリスキン中尉に助けてもらう。 プリスキンは雷電の正体を一目で見抜く「そのスーツ…お前FOXHOUNDだな?あれは解散したはず…」 そして、雷電にテロリストの情報を教えてくれる。 今襲ってきた吸血鬼ヴァンプは、前アメリカ大統領ジョージ・シアーズが作った組織『デッド・セル』の構成員。 『デッド・セル』は2年前、リーダーが汚職の罪で囚われ獄死。冤罪にはめられたと怒ったデッドセルは、 政府組織としての活動から道を外し、テロ犯罪に手を染めた。半年前、政府にデッドセルは壊滅させられる。 生き残ったメンバーは、吸血鬼ヴァンプ、幸運の女神フォーチュン、爆弾魔ファットマンの3人。 そして、ゴルルコビッチの娘、オルガ率いるロシア軍隊と手を組み、今回の事件を企てた。 「ソリッド・スネークは二年前、自分が沈めたタンカー沈没事件で死んだ。死体のDNAで本人だと確定している」 プリスキンは首謀者スネークの死を断言、スネークの関与を否定した。 デッドセルはSEAL10の突入の報復を開始。ビッグシェル数箇所に爆弾を仕掛けた。 プリスキンと二手に別れ爆薬の解除を始める雷電。なんとかすべての爆弾を除去。 ところが、それに怒った爆弾魔ファットマンが、自分たちの目的も忘れ暴走を起こす。 ビッグシェル全てを破壊する爆薬をしかけ、雷電をじきじきに指名して呼び出した。 雷電はファットマンを倒し、仕掛けられた爆弾も解除する。 別行動しているプリスキンも順調に進入しているようだ。 601 MGS2 sage 05/01/31 17 36 35 ID Zt3wztzc サイボーグ忍者が現れた。銃を向ける雷電。 「グレイ・フォックスはシャドー・モセス島で死んだはずだが、お前は誰だ?」 雷電の質問に、忍者は「自分は“らりるれろ”の使者で、雷電のサポートのために潜入した」とだけ答えた。 そして、拉致された大統領の居場所などの情報を伝えると、あっというまに姿を消す。 その後、雷電は囚われている大統領のシークレット・サービスのエイムズと接触。 先ほどの忍者の話と総合すると、真実はこういうことらしい。 ・ここはメタルギアの開発施設。海上除染施設は偽装。原油汚染も、ここに建てるための嘘 ・大統領は、新型メタルギアの試運転をするために視察に来た。 ・テロリストは300億ドルの要求はしていない。 ・テロリストは、核を大気で爆発させて電磁波を起こし、デジタルネットワークを全て麻痺、世界を混乱に落とさせるのが目的 ・核を発射するには、大統領自らの意思で発射ボタンを押さなくてはいけない最先端システム ・大統領は“らりるれろ”に反逆を起こし、テロリストに協力している可能性があり、エイムズはその監視役も担っていた。 エイムズが急に声を潜めた。「ソリッド・スネークが来たぞ…!」 ガラスの向こうにソリッド・スネーク、オセロット、オルガのシルエットが浮かぶ。 雷電は、3人の会話を収音マイクで盗聴。 大統領は核発射システムを稼動させてしまったようだ。 あと一時間後に再度大統領自身が確認コードを打ち込めば発射システムは完了、大統領は殺されるという。 ソリッド・スネークは、「この作戦をアウターヘブンの再来にする」と宣言した。 ここでエイムズが急に心臓発作を起こし、死んでしまう。 オセロットが兵を連れ、部屋に入ってきて、雷電は囲まれてしまう。 そこへ忍者が飛び込んできてくれ、雷電を逃がしてくれる。 ここでテロリストについてのまとめ(わかりづらいと思うので) ・首謀者はソリッド・スネーク、ただし本物のスネークかどうかは不明。 ・オセロット。右腕はリキッドのもの。 ・オルガ。ロシア兵のリーダーでゴルルコビッチの娘。ここの警備はロシア兵がしている ・『デッド・セル』前大統領に作られた組織。構成員は幸運の女神フォーチュン、吸血鬼ヴァンプの二人。 爆弾魔ファットマンは、仲間を裏切り、勝手に雷電に闘いを挑んで死亡。 602 MGS2 sage 05/01/31 17 37 50 ID Zt3wztzc 大統領がいるエリアに向かうため橋を渡る雷電。プリスキンから無線がはいる。 プリスキンはヘリを見つけ、30人ほどいる人質の救出に向かってくれるという。 ヘリはプリスキンの相棒が運転しているらしい。すぐ頭上をそのヘリが飛んでいった。 互いの健闘を祈り、合図を送りあう二人。 そこにソリッド・スネークを名乗るマントの男が現れ、雷電に襲い掛かかった。 ヘリが近づいてきて、身を乗り出したプリスキンが銃を乱射して助けに入った。 「離れろ!雷電!そいつはスネークじゃない!!」 マントの男は、プリスキンに向かって叫んだ。 「兄弟よ。やはり現れたか!オリジナルは私だということを証明してやろう!スネーク!」 「やめろ!お前はビッグボスではない!ソリダス!」 マントの男ソリダス・スネークは、戦闘機を呼び出し、飛び乗るとヘリに襲い掛かった。 事態がよく飲み込めないまま、雷電はソリダスの乗った戦闘機をスティンガーミサイルで撃ち落す。 ソリダスは左目を負傷。一旦、引くことにしたらしく、去っていった。 「あんたが…ソリッド・スネーク?」雷電はプリスキンと名乗った男に聞いた。 「そうだ」「でもタンカー事件で見つかった死体は?DNA鑑定でスネークだと確定していると」 スネークの相棒のオタコンが割って入った。 「あれはある機関に保存されていたリキッド・スネークの遺体だよ。DNA配列もまったく同じなんだ」 ひき続き、二組は行動を開始した。 オタコンとスネークは負傷したヘリの修理、雷電は大統領を助けに行くことに。 雷電は大佐に無線。 「大佐!気づいていたんだろう?なぜプリスキンがスネークだと教えてくれなかったんだ!」 「彼のことは作戦のシミュレーションには入っていなかった。任務を続けろ、雷電」 「そんな…!あんたはシャドーモセス島でスネークと一緒に戦ったじゃないか、 スネークという男のことは、アンタもよくわかってるはずだろう!?」 怒る雷電だったが、大佐は作戦を遂行しろという機械的な返事を言うだけで、雷電の抗議をスルー。 603 MGS2 sage 05/01/31 17 39 24 ID Zt3wztzc 大統領が監禁されている部屋に潜入した雷電。大統領は核発射に協力した理由を語った。 飾り物であることに嫌気が差していた大統領は、核発射を盾に“愛国者達”に入ろうとした。 “愛国者達”とは、アメリカを裏で牛耳ている権力者たちのことで、 12人の老人からなる『賢人会議』というものが“愛国者達”の統一をしている。 この国の動向は、政治も、大統領の人選も、すべて彼らに操られており、 大統領選挙も民衆を騙すために作られた、ただの演出だという。 “愛国者達”のメンバーが誰なのかは完全なトップシークレットで、大統領も知らない。 “愛国者達”はその存在が、世間に漏れることを恐れていた。 しかし科学は発達。民間人が個人で発信するデジタル情報までは、遮断できない。 “愛国者達”は、それさえも掌握するため、全世界のデジタル情報処理に乗り出した。 そして、ビッグシェルで、超大規模デジタル情報処理システム『G.W』を開発。 G.WはAIを駆使し、世界に氾濫する情報をすべて検問し、不要な情報を削除できる。 そのG.Wを内部に持つのが新型メタルギア。それは要塞型で、このビッグシェルの下部そのものを指す。 数千のミサイル発射能力があり、G.Wで全米の兵器情報の把握もできる。 おまけに2年前に海軍が開発したメタルギアRAYを量産、25機のRAYに周りを護衛させるという。 世界最高規模の兵力とデジタル能力を持つ要塞型のメタルギア。その名も『アーセナルギア』 ソリダスは核発射のボタンを押させるために大統領を利用した。 彼は本気で核を発射させて“愛国者達”を引きずり出し、戦争を起こす気なのだ。 ソリダス・スネークとは…前アメリカ大統領、ジョージ・シアーズ。 『恐るべき子供達』の3人目のスネーク。“愛国者達”は彼を気に入り、大統領の駒にした。 しかし4年前、ソリダスは“愛国者達”に内密で、リキッドをそそのかし、シャドーモセス事件を起こした。 これが”愛国者達”の怒りを買い、大統領から降ろされた。ソリダスは「病死」する予定だったが オセロットの手を借り、地下に逃げた。(ソリダスだけは50歳くらいの外見) 大統領は、FOXDIEを基に作られたコンピューターウイルスの入った光ディスクを雷電に渡した。 アーセナルギアはもうじき稼動を始めてしまう。 これをエマというG.Wを開発した天才システムプログラマに使わせれば、 アーセナルギアを停止させる事ができるという。 そして自分が死ねばもう核発射はできなくなる。自分を殺してくれと雷電に頼む。 そこにオセロットが現れ、「しゃべりすぎだ」と大統領を射殺してしまう。 大統領を殺せば核発射はできなくなる。しかしアーセナルギアには水爆も完備されている事がわかった。 こっちは核とちがい、解除コードなしで発射できる。しかも核と変わらない被害を引きこせる。 604 MGS2 sage 05/01/31 17 40 29 ID Zt3wztzc 雷電はスネークと無線会話。タンカー事件の真相を聞く。 海軍は、政府の反対を押しきり、独自にメタルギアRAYを作った。 “愛国者達”はそれを横取りし、ここにアーセナルギアを建てるため、 この場所を狙って、タンカーをオセロットに襲わせた。 そしてタンカー沈没の犯人にしたてあげるため、スネークをメタルギアRAYの情報でおびき寄せた。 タンカー事件も全て、“愛国者達”に仕組まれた罠だったのだ。 監禁されていたエマを発見。エマはオタコンの血の繋がらない妹だった。もう10年以上会っていないらしい。 仲はものすごく良かったが、オタコンの父親が自宅プールで死亡。一緒にエマも溺れ、死に掛ける。 プールを見下ろす部屋にいたオタコンは、エマの助けを呼ぶ声を無視。 事故後、オタコンは、エマとエマの母親を置いて家出。エマはオタコンを憎んでいた。 雷電はスネークと合流。エマをコンピュータールームに連れていき、ウイルス作動を任せることに。 連れて行く途中で、吸血鬼ヴァンプが襲い掛かかり、エマを刺す。 雷電はヴァンプを銃殺。スネークがエマを救出。 エマは怪我を押して、コンピューターを設定、G.Wにをウイルスを植えつける。 傷は深く、助かる見込みが無い。ヘリの修理を終えたオタコンが駆けつけてきた。 エマは「妹ではなく一人の女としてお兄ちゃんが好きだった」と告白。死んでしまう。 オタコンは泣きながら、エマに謝る。 プールでエマが助けを呼んだとき、オタコンはエマの母親と関係を持っていて、聞こえなかった。 父親の水死は事故ではなく、自殺だった。(エマを道連れにした心中?) 良心の呵責に耐えられず、オタコンは家出。 まだ子供だったエマは、オタコンが自分を捨てたと思い込み、ハッカーになった兄を追って、 コンピュータープログラマの道に進んだ。そしてG.Wを開発したのだ。 コンピューターウイルスは90%の稼動で緊急停止。 ウイルスには、なんらかの改竄が加えられていた。どうやら失敗したらしい。 アーセナルギアは稼動を始めてしまった。ビッグシェルの上部建物部分が崩壊を始めた。 悲しんでいる暇は無い。オタコンは修理したヘリで、建物内に残された人質を岸まで運んだ。 雷電とスネークは、アーセナルギアへ進入し、内部から破壊することに。 605 MGS2 sage 05/01/31 17 42 18 ID Zt3wztzc アーセナルギアへの出入り口はぴったり閉められ、入る隙は見つからない。 外側からの破壊はその規模、その装甲から言って無理だろう。 そこへスネークの合図で忍者が現れ、雷電に襲い掛かった。 忍者はその顔をあらわにした。それはテロリストの一員でロシア兵のリーダー、オルガだった。 「スネーク!どういうことだ!」スネークはニヤニヤしている。オルガはたやすく雷電を気絶させる。 雷電は素っ裸で拷問機械に拘束される。 ソリダス・スネークがやってきた。「久しぶりだな、ジャック」雷電の事を本名で呼んだ。 「さっきはFOXHOUNDのスーツを着ていたから気づかなかったよ。私のことを思い出したか?」 ソリダスが言うには、雷電は昔、ある国の内戦で『切り裂きジャック』として名をはせた少年戦士だったという。 その才能にソリダスは目をつけ、アメリカに連れ帰り、傭兵として育て上げた。 そして急に『切り裂きジャック』は姿を消した。まさか“愛国者達”のもとにいたとは…ソリダスは言った。 雷電はさっぱり覚えが無いと首を振る。ソリダスは意味深に笑うと去っていった。 恋人ローズと無線で会話。(体内ナノマシン経由なので、無線機は要らない) 雷電はソリダスが言ったことは真実だと打ち明ける。 「ソリダスと話して全部思い出した。俺は殺人鬼だ。物心ついたときから銃を持って人を殺していたんだ。 君がプロポーズを待ってたのは気づいてた。でも俺は君と一緒にいる資格は無い。別れよう」 ローズはうろたえるが、どんな過去も受け入れる、一緒に生きていきたいと訴える。 オルガがやってきた。オルガは生まれたばかりの赤ん坊を“愛国者達”に奪われており、 このテロに参加して、内部から雷電のサポートをするよう命令されていたのだという。 スネークと手を組んだのはついさっき、スネークからタンカー事件の真相を聞いてからだという。 雷電を捕まえたのは、雷電を内部に入れるため、そしてその騒ぎに乗じてスネークも無事潜入した。 オルガが拘束を解いとくれて、雷電は、前を隠しながら素っ裸で逃走。 606 MGS2 sage 05/01/31 17 43 57 ID Zt3wztzc 大佐が無線をかけてきた「雷電!ににににに任務をつつつ続けるんだ」 電波状況が悪いらしく言葉が明瞭でない。 「わかってる、これからスネークに会って装備を受け取る」 「彼は作戦のシミュレーションには入ってない!ににににに任務をつつつつつt」 大佐の様子がおかしい。 「雷電!いますぐゲームの電源を切るんだ!これはゲームだ!ゲームなんだ!」 「大佐?」ワケワカメな雷電。 そして大佐は雷電が3歩歩くごとに無線を入れてきては意味不明な言葉を口走るようになる。 「私は前世でアメリカシロヒトリだったんだ。あwせdrftgyふじこlp!!!」 雷電は「大佐はどうしたんだ?そばにいるのか?」とローズに無線して聞く。 ローズは大佐とは一度も会ったことが無い。ずっと別の部屋で無線サポートしていると言う。 そういえば雷電も、モニター越しでしか大佐と会ったことが無い。 と、そこでローズが、私は“愛国者達”に命令されて2年間あなたの監視をしていたと衝撃の告白。 雷電の好みを偽装して、自分に惚れさせた。フェデラルホールでの出会いも偶然ではなく必然。 「全て嘘だったってわけか!」怒る雷電。 あなたにもう嘘はつきたくないから告白した、本気でジャックを愛している、と言い張るローズ。 ローズは「あなたの赤ちゃんがお腹にいるの!」と叫ぶが、雷電は無線を切る。 スネークが迎えに来た。装備と日本刀を渡される雷電。ふたりは、奥へ進んでいった。 雷電は無線でオタコンに、「大佐」について調べてくれと頼む。 オタコンは迅速に「大佐」について調べてきた。 大佐からの無線はアーセナルギアの内部コンピューター『G.W』から直接送られてきていた。 つまり、なんと「大佐」とはG.Wが作ったAI。大佐がおかしなことを言い出したのは、 コンピューターウイルスが、効き始めたからかもしれない。 「そんな馬鹿な!」驚く雷電。 オタコンが言うには、雷電に注入された体内ナノマシンなら、大佐の姿や声を 雷電の脳にいくらでも作り出すことができるという。 大佐がまた無線してきた。「大変だ!ローズ君が拉致された!」 そこになぜかローズの悲鳴も挿入される「たすけてーらいでんーきゃあー」 スネークが割って入ってくる。「雷電、落ち着け!これはAIだ!大佐は現実じゃない!」 雷電の心に不安がよぎる。まさか…ローズもAI? 大佐だけではなく、ゲームとしてのMGS2にも何らかの異常が見受けられるようになる。 (戦っている最中にコンティニュー画面になったり、内部の名称が千葉県船橋市とかになったり) 因みにこれは後に製作スタッフが遊びで入れたと証言 607 MGS2 sage 05/01/31 17 45 21 ID Zt3wztzc 幸運の女神フォーチュンが現れた。 タンカー事件でオセロットが殺した海軍司令官は父親で、彼女は犯人がスネークだと信じ込んでいる。 フォーチュンはスネークとの対決を望んだ。スネークは要求に応じ、雷電をひとりで先に行かせた。 雷電はアーセナルギアの屋上へ出た。ビッグシェル建物部分はすべて崩れ落ちて周りは海が広がっていた。 そこにソリダス・スネークがいた。ソリダスは言う。 「お前は“愛国者達”が作ったS3計画の第一号なのだ。我が息子よ」と。 シャドーモセス事件後“愛国者達”はソリッド・スネークのような屈強な戦士が欲しくなった。 そしてG.Wを駆使して、実際に作り出そうとした。それが『Solid Snake Simulation』計画。 少年戦士として名をはせたジャックに目を付け、ソリダスの元から連れ出し、過去の記憶を消した。 そしてシャドーモセス事件のシミュレーションVR訓練をさせて、新たなソリッド・スネークに作り変えた。 FOX HOUNDもとうに解体している。大佐も、FOXHOUNDも、『雷電』という戦士も、何もかもすべてが “愛国者達”がG.Wで作り出したまやかしなのだ。 「死ね、ジャック」ソリダスの合図でメタルギアRAYが襲ってきた。 ここには25機もあるという。数台破壊したがきりが無い。 そこにオルガが雷電を助けるために飛び込んできた。 「あなたが死ねば、私の子供も死ぬようにプログラムされているの!あなたは生きて!」 オルガはソリダスの凶弾に額を撃ち抜かれて死んでしまう。 高らかに笑うソリダス。 ところが、周りを取り囲んでいたメタルギアRAYが突如ショートを起こし、動かなくなってしまう。 オセロットがあわててやってきた「ウイルスが作動してしまいました!G.Wが崩壊をはじめています!」 そこに、フォーチュンがスネークを拘束して連れてきた。スネークは負けてしまったらしい。 雷電もソリダスにつかまり、手錠をかけられる。 フォーチュンがこれからどうするのか、ソリダスに聞く。 「アーセナルギアは最初からお前らにくれてやるつもりだった。好きに使え。私の目的は他にある」 ソリダスの目的とは、G.Wのデータにある“愛国者達”の名簿。 デッドセルがアーセナルギアで水爆を発射して、騒ぎを起こしている間に これを見つけ、“愛国者達”を殺しに行くつもりらしい。 G,Wは停止してしまったがまだ手はある、と自信たっぷりに言った。 608 MGS2 sage 05/01/31 17 48 21 ID Zt3wztzc 「茶番は終わりだ!」突如オセロットが笑い出し、計画の真実を話し出した。 「ソリダス、お前が自分の意思で起こしたと思い込んでいるこのテロは、 それ自体が“愛国者達”の仕組んだ演目だったのだよ」 オセロットが言うには、S3計画とは、シャドーモセス事件のVR訓練の事ではない。 このテロこそがS3計画、シャドーモセス事件を模したソリッド・スネークを作り出すための演習。 エイムズはナノマシンを使って心臓発作を起こさせた、ウイルスもFOXDIEを基に作られた、 忍者もオセロットの指示で、オルガを扮装させた。 デッドセルは、シャドーモセス事件で言うFOXHOUNDの役割、 選ばれた理由はFOXHOUNDと同じく、超能力を持つメンバーがいたから。 わざわざリーダーを冤罪で捕まえて殺し、政府に対して怒り狂うように操作した。 そして、雷電がスネーク役に選ばれたのは、ソリダスと雷電の関係が、 ビッグボスとソリッド・スネークとの関係に酷似していたから。(傭兵と、その育ての親) “愛国者達”の狙いは、誰でもソリッド・スネークになれるシステムを作る事。 このテロはそのデータを採るための壮大な演習。雷電はその実験体。 そして、オセロットはコンピューターウイルスの改竄についても明言。 ウイルスは、G.Wの中から“愛国者達”のリストを消すよう改変が組み込まれていた。 もう、デジタルネットワークのどこを調べても“愛国者達”の足跡は見つからない。 「お前らは“愛国者達”の手の内で踊らされていただけなのだよ! …本物のソリッド・スネークが現れたのが唯一の誤算だったがな」 ソリダスとフォーチュンは激昂し、オセロットに襲い掛かるが、 “愛国者達”に与えられたナノマシン電磁波兵器により、オセロットは無敵状態になっていた。 オセロットはフォーチュンを撃ち殺し、一機だけ動くメタルギアに乗り込んだ。 と、オセロットの右腕が、ピクピク動き出した。そして、オセロットは叫んだ。 「兄弟たちよ!!俺はこの時を待っていた!俺は“愛国者達”を殺しに行く!」 「リキッドか!?」 リキッドは、右腕の移植の後、オセロットを“愛国者達”のスパイになるよう意識を操作した。 そして“愛国者達”の情報を集めたのだという。 しかし、完全な覚醒のためには、スネークの存在が必要だった。 リキッドは、このS3計画にスネークが来るよう、フィランソロピーに情報を流した。 (スネークが近くにいないとオセロットを乗っ取る力が出てこないらしい) メタルギアに乗り込むと、リキッドは高らかに宣言した。 「蛇は一匹でいい。ビッグボスは一人で十分だ!俺はお前たちを殺す!」 手錠をぶっちぎり、両手が自由になったスネークが飛び掛っていった。 メタルギアRAYは、海に飛び込んだ。スネークもあとを追いかけ、海に飛び込んでいった。 609 MGS2 sage 05/01/31 17 50 04 ID Zt3wztzc アーセナルギアが暴走を開始。マンハッタンの街中に飛び込んでしまう。 雷電とソリダスは、フェデラルホールの屋上に投げ出される。 ソリダスは、アメリカに自由をもたらすつもりだったという。 ビッグボスの息子として作られたスネーク3兄弟は、子をなす事ができない。 ソリダスは人の記憶、歴史に残る事で、自分の存在を後世に伝えようとした。 だから“愛国者達”の情報規制だけは、許すことができなかった。記録や記憶を操作される未来に自由は無い。 “愛国者達”の情報は、雷電の体内ナノマシンにまだ残っている。 ソリダスはそれを奪うため、雷電に襲い掛かってきた。雷電は日本刀でソリダスを倒す。 大佐のAIが、無線を入れてきた。「まさか、G.Wは停止したはず!?」「我々はどこにでもいるのだよ、雷電」 “それ”は、S3計画とは正確にはSelection for societalSanity(社会思想健全化のための淘汰)だと教え、 そして、延々と人類のおろかさを嘆いた(電波の入った説教みたいなもの。ゆんゆん) 雑踏。戦闘スーツに日本刀という姿で歩く雷電だが、なぜか人々も警察もスルー。 スネークがいつの間にか現れ、肩を叩いた。 リキッドはメタルギアで去ってしまったらしい。しかし、発信機をつけたので居場所はわかる。 ウイルスを仕込んだ光ディスクもコピーを取っていたので、 それを調べれば、ウイルスが削除したがった“愛国者達”の情報が出てくると言う。 一緒に戦うとスネークに言う雷電だったが、スネークは 「お前は生きろ。お前が生きればオルガの子は死なない。オルガの子は俺が助ける」 と言うと、肩を叩いて雷電を促した。 視線の先にはローズがいた。ローズはAIじゃなかった。現実に存在していたのだ。 振り返ると、スネークの姿はもうなかった。 「今日、何の日だか思い出した?ジャック」「ああ。俺と君がここで出会った日だ」 抱き合うローズとジャック。ローズはお腹をさすっていた。 ●ゲーム終了画面。スネークとオタコンの会話。 「スネーク、ウイルスの解析は終わったよ。“愛国者達”たちの情報もわかった。 12人いる。実はフィランソロピーの出資者もその中にいるんだ」 「なんだって?…オタコン、それで、そいつらはどこにいるんだ?」 「マンハッタンにいたのは確実なんだけど。……もう死んでいるんだ。全員…」 「何?いつ死んだんだ?」 「それが…100年前なんだ」 METAL GEAR SOLID2 -SONS OF LIBERTY- END 610 MGS2 1レスあらすじ sage 05/01/31 17 52 07 ID Zt3wztzc ソリッド・スネークは前作終了後、オタコンと共にメタルギアを破壊して回り、 政府からテロリスト扱いを受けていた。そして新たなメタルギア事件でスネークは死亡。 政界を牛耳る権力者集団“愛国者達”は、新しいソリッド・スネークを作り出し、 自分たちの手駒にしようとした。“愛国者達”は、ジャックという男の記憶を消し、 架空のFOX HOUNDの傭兵として訓練する。 スネーク死亡から二年後、ソリダス・スネーク(第3のビッグボスの息子)が、 シャドーモセス事件に酷似した、大規模なメタルギア乗っ取りテロを起こす。 さっそく“愛国者達”はジャックに雷電というコードネームを与え、 スネークと同じように単独潜入させた。雷電は見事にスネークの役割をこなした。 ところがここに死んだと思われていた本物のソリッド・スネークも潜入、 雷電と合流してテロを阻止する。 ソリダスの仲間オセロットが、自分は“愛国者達”のスパイだと、ラストですべてのネタ晴らし。 このテロは、シャドーモセス事件を実際に再現して、 雷電がスネークとしてきちんと働くか、そのデータを採るためだけに、仕込まれた壮大な演習。 このデータを基に新たなスネーク作成システムを作るという。 ソリダスは“愛国者達”に刃向かうためテロを起こしたんだが、それも“愛国者達”の計算。 “愛国者達”の誤算は本物のスネークが現れてしまったことくらい。 オセロットは最後の仕上げとしてメタルギアに乗り込み、用済みになった3人に襲い掛かる。 が、移植したリキッドの右腕が覚醒。オセロットはリキッドに体を奪われる。 リキッドは“愛国者達”を殺しに行くと宣言して、メタルギアに乗りどこかに去った。 スネークは、リキッドを追いかけていったが逃げられる。 ソリダスは、雷電の体内ナノマシンから“愛国者達”の情報を奪うため、雷電を襲い、死ぬ。 雷電ことジャックは、ソリダスを倒し、恋人のもとへ帰った。 んでスネークはオタコンと共に“愛国者達”探しを開始。 まずわかったのは“愛国者達”は100年前に死んでいるという事実だった。 終わり。 書き忘れたけど「らりるれろ」は“愛国者達”の別名です。MGS3は明日。
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METAL GEAR SOLID 2 part11-598~610 598 MGS2 sage 05/01/31 17 31 23 ID Zt3wztzc 前作から引き続いてる登場人物 ・スネーク・オセロット・オタコン・リキッド・スネーク・忍者・大佐 前作で名前だけ出てきて、今回登場する人 ・ゴルルコビッチ・ソリダス・スネーク・大統領 最後に1レスあらすじ貼ります。簡単な方読みたい人はそっちドゾ。 599 MGS2 sage 05/01/31 17 33 41 ID Zt3wztzc ・タンカー編(スネーク主役) 前作終了後、オセロットが二足歩行核兵器メタルギアのデータを全世界にばら撒いたため メタルギアは量産され、珍しい兵器ではなくなった。 ソリッド・スネークとオタコンは、反メタルギアを掲げるNGO団体フィランソロピーを設立。 世界中のメタルギアを破壊して回っているため、政府からはテロリスト扱いを受けている。 フィランソロピーはアメリカ海軍が、水中移動ができる新型メタルギア・RAYを開発したという情報を掴んだ。 HPでその情報を公開するため、メタルギアを運んでいる海兵隊の偽装タンカーにスネークが潜入。 時を同じくして、そのタンカーを、ロシアのゴルルコビッチ大佐率いる軍隊GRUが襲撃。 ゴルルコビッチ大佐はメタルギアRAYをロシアに持ち帰り、軍事国家としての再建をたくらんでいた。 大佐の娘、オルガと対面したスネークは彼女を麻酔銃で眠らす。彼女は妊娠中だった。 スネークはメタルギア・RAYの写真を撮るため船下部のメタルギア格納庫に潜入する。 ロシア軍は格納庫に突入、襲撃に同行していたオセロットが海軍司令官を射殺した。 同時にオセロットは、ゴルルコビッチ大佐も裏切り、いきなり撃ち殺した。 「メタルギアは我らのものだ。“愛国者”のな」 オセロットはメタルギア奪取のために、ゴルルコビッチ大佐らロシア軍を騙して襲撃させたのだ。 スネークは飛び出していった。スネークを見たオセロットの右腕は、突如おかしな動きを初めた。 そしてオセロットの口から飛び出したのは、リキッド・スネークの声と言葉。 「久しぶりだな兄弟!しばらく見ないうちに老けたな。…無理もない。 50代のビッグボスの遺伝子を使って作られた子供だ。最初から年を取っている。 お前の寿命は、せいぜいあと5~6年だな。俺はオセロットの体に乗り移り、まだまだ生きることができる!」 オセロットはフォックスに切り落とされた右腕に、リキッドの右腕を移植した。 その結果、たまにリキッドに意識を乗っ取られてしまうらしい。 「引っ込め!リキッド!」オセロットが自分を取り戻す。その体の中では壮絶な戦いがあるようだ。 オセロットはタンカーに仕掛けた爆弾を爆発させる。 オセロットはメタルギアRAYに乗り、タンカーを真っ二つにすると海に飛び込んでいった。 「…はい。タンカーは爆破、無事メタルギアを奪取しました。…大統領」 600 MGS2 sage 05/01/31 17 35 30 ID Zt3wztzc ・プラント編(雷電主役) タンカー沈没事件から二年後。船が沈没したマンハッタン沖には 漏れた原油を除去するための巨大汚染除去施設『ビッグシェル』が建てられた。 そのビッグシェルを、テロリスト「サンズ・オブ・リバティー(自由の息子達)」が占領。 視察に来ていた大統領や政府要人30人を人質にとり、ビックシェルを爆破すると脅迫。要求は300億ドル。 「サンズ・オブ・リバティー」のリーダーはソリッド・スネーク。 『伝説の傭兵』であり二年前のタンカー沈没事件の犯人である。彼はその事件で死んだと思われていた。 隠密特殊部隊FOXHOUNDの新米隊員「雷電」がビックシェルにこっそり単独で潜入。 任務は「人質の救助」と「テロリストの武装解除」 雷電は、シャドーモセス事件のシミュレーションVR訓練を受けており、実力は折り紙つき。 無線サポートは、大佐と、雷電の恋人ローズ。ローズは急遽、作戦に参加させられた。 無線でローズは言う「明日4月30日は何の日だか知ってる?」 政府正規軍SEAL10はヘリでビックシェルに潜入。大統領の救助に向かった。しかしあっけなく全滅。 雷電はテロリストの一人、吸血鬼ヴァンプに出会う。殺されそうになったところを SEAL10のただ一人の生き残り、プリスキン中尉に助けてもらう。 プリスキンは雷電の正体を一目で見抜く「そのスーツ…お前FOXHOUNDだな?あれは解散したはず…」 そして、雷電にテロリストの情報を教えてくれる。 今襲ってきた吸血鬼ヴァンプは、前アメリカ大統領ジョージ・シアーズが作った組織『デッド・セル』の構成員。 『デッド・セル』は2年前、リーダーが汚職の罪で囚われ獄死。冤罪にはめられたと怒ったデッドセルは、 政府組織としての活動から道を外し、テロ犯罪に手を染めた。半年前、政府にデッドセルは壊滅させられる。 生き残ったメンバーは、吸血鬼ヴァンプ、幸運の女神フォーチュン、爆弾魔ファットマンの3人。 そして、ゴルルコビッチの娘、オルガ率いるロシア軍隊と手を組み、今回の事件を企てた。 「ソリッド・スネークは二年前、自分が沈めたタンカー沈没事件で死んだ。死体のDNAで本人だと確定している」 プリスキンは首謀者スネークの死を断言、スネークの関与を否定した。 デッドセルはSEAL10の突入の報復を開始。ビッグシェル数箇所に爆弾を仕掛けた。 プリスキンと二手に別れ爆薬の解除を始める雷電。なんとかすべての爆弾を除去。 ところが、それに怒った爆弾魔ファットマンが、自分たちの目的も忘れ暴走を起こす。 ビッグシェル全てを破壊する爆薬をしかけ、雷電をじきじきに指名して呼び出した。 雷電はファットマンを倒し、仕掛けられた爆弾も解除する。 別行動しているプリスキンも順調に進入しているようだ。 601 MGS2 sage 05/01/31 17 36 35 ID Zt3wztzc サイボーグ忍者が現れた。銃を向ける雷電。 「グレイ・フォックスはシャドー・モセス島で死んだはずだが、お前は誰だ?」 雷電の質問に、忍者は「自分は“らりるれろ”の使者で、雷電のサポートのために潜入した」とだけ答えた。 そして、拉致された大統領の居場所などの情報を伝えると、あっというまに姿を消す。 その後、雷電は囚われている大統領のシークレット・サービスのエイムズと接触。 先ほどの忍者の話と総合すると、真実はこういうことらしい。 ・ここはメタルギアの開発施設。海上除染施設は偽装。原油汚染も、ここに建てるための嘘 ・大統領は、新型メタルギアの試運転をするために視察に来た。 ・テロリストは300億ドルの要求はしていない。 ・テロリストは、核を大気で爆発させて電磁波を起こし、デジタルネットワークを全て麻痺、世界を混乱に落とさせるのが目的 ・核を発射するには、大統領自らの意思で発射ボタンを押さなくてはいけない最先端システム ・大統領は“らりるれろ”に反逆を起こし、テロリストに協力している可能性があり、エイムズはその監視役も担っていた。 エイムズが急に声を潜めた。「ソリッド・スネークが来たぞ…!」 ガラスの向こうにソリッド・スネーク、オセロット、オルガのシルエットが浮かぶ。 雷電は、3人の会話を収音マイクで盗聴。 大統領は核発射システムを稼動させてしまったようだ。 あと一時間後に再度大統領自身が確認コードを打ち込めば発射システムは完了、大統領は殺されるという。 ソリッド・スネークは、「この作戦をアウターヘブンの再来にする」と宣言した。 ここでエイムズが急に心臓発作を起こし、死んでしまう。 オセロットが兵を連れ、部屋に入ってきて、雷電は囲まれてしまう。 そこへ忍者が飛び込んできてくれ、雷電を逃がしてくれる。 ここでテロリストについてのまとめ(わかりづらいと思うので) ・首謀者はソリッド・スネーク、ただし本物のスネークかどうかは不明。 ・オセロット。右腕はリキッドのもの。 ・オルガ。ロシア兵のリーダーでゴルルコビッチの娘。ここの警備はロシア兵がしている ・『デッド・セル』前大統領に作られた組織。構成員は幸運の女神フォーチュン、吸血鬼ヴァンプの二人。 爆弾魔ファットマンは、仲間を裏切り、勝手に雷電に闘いを挑んで死亡。 602 MGS2 sage 05/01/31 17 37 50 ID Zt3wztzc 大統領がいるエリアに向かうため橋を渡る雷電。プリスキンから無線がはいる。 プリスキンはヘリを見つけ、30人ほどいる人質の救出に向かってくれるという。 ヘリはプリスキンの相棒が運転しているらしい。すぐ頭上をそのヘリが飛んでいった。 互いの健闘を祈り、合図を送りあう二人。 そこにソリッド・スネークを名乗るマントの男が現れ、雷電に襲い掛かかった。 ヘリが近づいてきて、身を乗り出したプリスキンが銃を乱射して助けに入った。 「離れろ!雷電!そいつはスネークじゃない!!」 マントの男は、プリスキンに向かって叫んだ。 「兄弟よ。やはり現れたか!オリジナルは私だということを証明してやろう!スネーク!」 「やめろ!お前はビッグボスではない!ソリダス!」 マントの男ソリダス・スネークは、戦闘機を呼び出し、飛び乗るとヘリに襲い掛かった。 事態がよく飲み込めないまま、雷電はソリダスの乗った戦闘機をスティンガーミサイルで撃ち落す。 ソリダスは左目を負傷。一旦、引くことにしたらしく、去っていった。 「あんたが…ソリッド・スネーク?」雷電はプリスキンと名乗った男に聞いた。 「そうだ」「でもタンカー事件で見つかった死体は?DNA鑑定でスネークだと確定していると」 スネークの相棒のオタコンが割って入った。 「あれはある機関に保存されていたリキッド・スネークの遺体だよ。DNA配列もまったく同じなんだ」 ひき続き、二組は行動を開始した。 オタコンとスネークは負傷したヘリの修理、雷電は大統領を助けに行くことに。 雷電は大佐に無線。 「大佐!気づいていたんだろう?なぜプリスキンがスネークだと教えてくれなかったんだ!」 「彼のことは作戦のシミュレーションには入っていなかった。任務を続けろ、雷電」 「そんな…!あんたはシャドーモセス島でスネークと一緒に戦ったじゃないか、 スネークという男のことは、アンタもよくわかってるはずだろう!?」 怒る雷電だったが、大佐は作戦を遂行しろという機械的な返事を言うだけで、雷電の抗議をスルー。 603 MGS2 sage 05/01/31 17 39 24 ID Zt3wztzc 大統領が監禁されている部屋に潜入した雷電。大統領は核発射に協力した理由を語った。 飾り物であることに嫌気が差していた大統領は、核発射を盾に“愛国者達”に入ろうとした。 “愛国者達”とは、アメリカを裏で牛耳ている権力者たちのことで、 12人の老人からなる『賢人会議』というものが“愛国者達”の統一をしている。 この国の動向は、政治も、大統領の人選も、すべて彼らに操られており、 大統領選挙も民衆を騙すために作られた、ただの演出だという。 “愛国者達”のメンバーが誰なのかは完全なトップシークレットで、大統領も知らない。 “愛国者達”はその存在が、世間に漏れることを恐れていた。 しかし科学は発達。民間人が個人で発信するデジタル情報までは、遮断できない。 “愛国者達”は、それさえも掌握するため、全世界のデジタル情報処理に乗り出した。 そして、ビッグシェルで、超大規模デジタル情報処理システム『G.W』を開発。 G.WはAIを駆使し、世界に氾濫する情報をすべて検問し、不要な情報を削除できる。 そのG.Wを内部に持つのが新型メタルギア。それは要塞型で、このビッグシェルの下部そのものを指す。 数千のミサイル発射能力があり、G.Wで全米の兵器情報の把握もできる。 おまけに2年前に海軍が開発したメタルギアRAYを量産、25機のRAYに周りを護衛させるという。 世界最高規模の兵力とデジタル能力を持つ要塞型のメタルギア。その名も『アーセナルギア』 ソリダスは核発射のボタンを押させるために大統領を利用した。 彼は本気で核を発射させて“愛国者達”を引きずり出し、戦争を起こす気なのだ。 ソリダス・スネークとは…前アメリカ大統領、ジョージ・シアーズ。 『恐るべき子供達』の3人目のスネーク。“愛国者達”は彼を気に入り、大統領の駒にした。 しかし4年前、ソリダスは“愛国者達”に内密で、リキッドをそそのかし、シャドーモセス事件を起こした。 これが”愛国者達”の怒りを買い、大統領から降ろされた。ソリダスは「病死」する予定だったが オセロットの手を借り、地下に逃げた。(ソリダスだけは50歳くらいの外見) 大統領は、FOXDIEを基に作られたコンピューターウイルスの入った光ディスクを雷電に渡した。 アーセナルギアはもうじき稼動を始めてしまう。 これをエマというG.Wを開発した天才システムプログラマに使わせれば、 アーセナルギアを停止させる事ができるという。 そして自分が死ねばもう核発射はできなくなる。自分を殺してくれと雷電に頼む。 そこにオセロットが現れ、「しゃべりすぎだ」と大統領を射殺してしまう。 大統領を殺せば核発射はできなくなる。しかしアーセナルギアには水爆も完備されている事がわかった。 こっちは核とちがい、解除コードなしで発射できる。しかも核と変わらない被害を引きこせる。 604 MGS2 sage 05/01/31 17 40 29 ID Zt3wztzc 雷電はスネークと無線会話。タンカー事件の真相を聞く。 海軍は、政府の反対を押しきり、独自にメタルギアRAYを作った。 “愛国者達”はそれを横取りし、ここにアーセナルギアを建てるため、 この場所を狙って、タンカーをオセロットに襲わせた。 そしてタンカー沈没の犯人にしたてあげるため、スネークをメタルギアRAYの情報でおびき寄せた。 タンカー事件も全て、“愛国者達”に仕組まれた罠だったのだ。 監禁されていたエマを発見。エマはオタコンの血の繋がらない妹だった。もう10年以上会っていないらしい。 仲はものすごく良かったが、オタコンの父親が自宅プールで死亡。一緒にエマも溺れ、死に掛ける。 プールを見下ろす部屋にいたオタコンは、エマの助けを呼ぶ声を無視。 事故後、オタコンは、エマとエマの母親を置いて家出。エマはオタコンを憎んでいた。 雷電はスネークと合流。エマをコンピュータールームに連れていき、ウイルス作動を任せることに。 連れて行く途中で、吸血鬼ヴァンプが襲い掛かかり、エマを刺す。 雷電はヴァンプを銃殺。スネークがエマを救出。 エマは怪我を押して、コンピューターを設定、G.Wにをウイルスを植えつける。 傷は深く、助かる見込みが無い。ヘリの修理を終えたオタコンが駆けつけてきた。 エマは「妹ではなく一人の女としてお兄ちゃんが好きだった」と告白。死んでしまう。 オタコンは泣きながら、エマに謝る。 プールでエマが助けを呼んだとき、オタコンはエマの母親と関係を持っていて、聞こえなかった。 父親の水死は事故ではなく、自殺だった。(エマを道連れにした心中?) 良心の呵責に耐えられず、オタコンは家出。 まだ子供だったエマは、オタコンが自分を捨てたと思い込み、ハッカーになった兄を追って、 コンピュータープログラマの道に進んだ。そしてG.Wを開発したのだ。 コンピューターウイルスは90%の稼動で緊急停止。 ウイルスには、なんらかの改竄が加えられていた。どうやら失敗したらしい。 アーセナルギアは稼動を始めてしまった。ビッグシェルの上部建物部分が崩壊を始めた。 悲しんでいる暇は無い。オタコンは修理したヘリで、建物内に残された人質を岸まで運んだ。 雷電とスネークは、アーセナルギアへ進入し、内部から破壊することに。 605 MGS2 sage 05/01/31 17 42 18 ID Zt3wztzc アーセナルギアへの出入り口はぴったり閉められ、入る隙は見つからない。 外側からの破壊はその規模、その装甲から言って無理だろう。 そこへスネークの合図で忍者が現れ、雷電に襲い掛かった。 忍者はその顔をあらわにした。それはテロリストの一員でロシア兵のリーダー、オルガだった。 「スネーク!どういうことだ!」スネークはニヤニヤしている。オルガはたやすく雷電を気絶させる。 雷電は素っ裸で拷問機械に拘束される。 ソリダス・スネークがやってきた。「久しぶりだな、ジャック」雷電の事を本名で呼んだ。 「さっきはFOXHOUNDのスーツを着ていたから気づかなかったよ。私のことを思い出したか?」 ソリダスが言うには、雷電は昔、ある国の内戦で『切り裂きジャック』として名をはせた少年戦士だったという。 その才能にソリダスは目をつけ、アメリカに連れ帰り、傭兵として育て上げた。 そして急に『切り裂きジャック』は姿を消した。まさか“愛国者達”のもとにいたとは…ソリダスは言った。 雷電はさっぱり覚えが無いと首を振る。ソリダスは意味深に笑うと去っていった。 恋人ローズと無線で会話。(体内ナノマシン経由なので、無線機は要らない) 雷電はソリダスが言ったことは真実だと打ち明ける。 「ソリダスと話して全部思い出した。俺は殺人鬼だ。物心ついたときから銃を持って人を殺していたんだ。 君がプロポーズを待ってたのは気づいてた。でも俺は君と一緒にいる資格は無い。別れよう」 ローズはうろたえるが、どんな過去も受け入れる、一緒に生きていきたいと訴える。 オルガがやってきた。オルガは生まれたばかりの赤ん坊を“愛国者達”に奪われており、 このテロに参加して、内部から雷電のサポートをするよう命令されていたのだという。 スネークと手を組んだのはついさっき、スネークからタンカー事件の真相を聞いてからだという。 雷電を捕まえたのは、雷電を内部に入れるため、そしてその騒ぎに乗じてスネークも無事潜入した。 オルガが拘束を解いとくれて、雷電は、前を隠しながら素っ裸で逃走。 606 MGS2 sage 05/01/31 17 43 57 ID Zt3wztzc 大佐が無線をかけてきた「雷電!ににににに任務をつつつ続けるんだ」 電波状況が悪いらしく言葉が明瞭でない。 「わかってる、これからスネークに会って装備を受け取る」 「彼は作戦のシミュレーションには入ってない!ににににに任務をつつつつつt」 大佐の様子がおかしい。 「雷電!いますぐゲームの電源を切るんだ!これはゲームだ!ゲームなんだ!」 「大佐?」ワケワカメな雷電。 そして大佐は雷電が3歩歩くごとに無線を入れてきては意味不明な言葉を口走るようになる。 「私は前世でアメリカシロヒトリだったんだ。あwせdrftgyふじこlp!!!」 雷電は「大佐はどうしたんだ?そばにいるのか?」とローズに無線して聞く。 ローズは大佐とは一度も会ったことが無い。ずっと別の部屋で無線サポートしていると言う。 そういえば雷電も、モニター越しでしか大佐と会ったことが無い。 と、そこでローズが、私は“愛国者達”に命令されて2年間あなたの監視をしていたと衝撃の告白。 雷電の好みを偽装して、自分に惚れさせた。フェデラルホールでの出会いも偶然ではなく必然。 「全て嘘だったってわけか!」怒る雷電。 あなたにもう嘘はつきたくないから告白した、本気でジャックを愛している、と言い張るローズ。 ローズは「あなたの赤ちゃんがお腹にいるの!」と叫ぶが、雷電は無線を切る。 スネークが迎えに来た。装備と日本刀を渡される雷電。ふたりは、奥へ進んでいった。 雷電は無線でオタコンに、「大佐」について調べてくれと頼む。 オタコンは迅速に「大佐」について調べてきた。 大佐からの無線はアーセナルギアの内部コンピューター『G.W』から直接送られてきていた。 つまり、なんと「大佐」とはG.Wが作ったAI。大佐がおかしなことを言い出したのは、 コンピューターウイルスが、効き始めたからかもしれない。 「そんな馬鹿な!」驚く雷電。 オタコンが言うには、雷電に注入された体内ナノマシンなら、大佐の姿や声を 雷電の脳にいくらでも作り出すことができるという。 大佐がまた無線してきた。「大変だ!ローズ君が拉致された!」 そこになぜかローズの悲鳴も挿入される「たすけてーらいでんーきゃあー」 スネークが割って入ってくる。「雷電、落ち着け!これはAIだ!大佐は現実じゃない!」 雷電の心に不安がよぎる。まさか…ローズもAI? 大佐だけではなく、ゲームとしてのMGS2にも何らかの異常が見受けられるようになる。 (戦っている最中にコンティニュー画面になったり、内部の名称が千葉県船橋市とかになったり)因みにこれは後に製作スタッフが遊びで入れたと証言 607 MGS2 sage 05/01/31 17 45 21 ID Zt3wztzc 幸運の女神フォーチュンが現れた。 タンカー事件でオセロットが殺した海軍司令官は父親で、彼女は犯人がスネークだと信じ込んでいる。 フォーチュンはスネークとの対決を望んだ。スネークは要求に応じ、雷電をひとりで先に行かせた。 雷電はアーセナルギアの屋上へ出た。ビッグシェル建物部分はすべて崩れ落ちて周りは海が広がっていた。 そこにソリダス・スネークがいた。ソリダスは言う。 「お前は“愛国者達”が作ったS3計画の第一号なのだ。我が息子よ」と。 シャドーモセス事件後“愛国者達”はソリッド・スネークのような屈強な戦士が欲しくなった。 そしてG.Wを駆使して、実際に作り出そうとした。それが『Solid Snake Simulation』計画。 少年戦士として名をはせたジャックに目を付け、ソリダスの元から連れ出し、過去の記憶を消した。 そしてシャドーモセス事件のシミュレーションVR訓練をさせて、新たなソリッド・スネークに作り変えた。 FOX HOUNDもとうに解体している。大佐も、FOXHOUNDも、『雷電』という戦士も、何もかもすべてが “愛国者達”がG.Wで作り出したまやかしなのだ。 「死ね、ジャック」ソリダスの合図でメタルギアRAYが襲ってきた。 ここには25機もあるという。数台破壊したがきりが無い。 そこにオルガが雷電を助けるために飛び込んできた。 「あなたが死ねば、私の子供も死ぬようにプログラムされているの!あなたは生きて!」 オルガはソリダスの凶弾に額を撃ち抜かれて死んでしまう。 高らかに笑うソリダス。 ところが、周りを取り囲んでいたメタルギアRAYが突如ショートを起こし、動かなくなってしまう。 オセロットがあわててやってきた「ウイルスが作動してしまいました!G.Wが崩壊をはじめています!」 そこに、フォーチュンがスネークを拘束して連れてきた。スネークは負けてしまったらしい。 雷電もソリダスにつかまり、手錠をかけられる。 フォーチュンがこれからどうするのか、ソリダスに聞く。 「アーセナルギアは最初からお前らにくれてやるつもりだった。好きに使え。私の目的は他にある」 ソリダスの目的とは、G.Wのデータにある“愛国者達”の名簿。 デッドセルがアーセナルギアで水爆を発射して、騒ぎを起こしている間に これを見つけ、“愛国者達”を殺しに行くつもりらしい。 G,Wは停止してしまったがまだ手はある、と自信たっぷりに言った。 608 MGS2 sage 05/01/31 17 48 21 ID Zt3wztzc 「茶番は終わりだ!」突如オセロットが笑い出し、計画の真実を話し出した。 「ソリダス、お前が自分の意思で起こしたと思い込んでいるこのテロは、 それ自体が“愛国者達”の仕組んだ演目だったのだよ」 オセロットが言うには、S3計画とは、シャドーモセス事件のVR訓練の事ではない。 このテロこそがS3計画、シャドーモセス事件を模したソリッド・スネークを作り出すための演習。 エイムズはナノマシンを使って心臓発作を起こさせた、ウイルスもFOXDIEを基に作られた、 忍者もオセロットの指示で、オルガを扮装させた。 デッドセルは、シャドーモセス事件で言うFOXHOUNDの役割、 選ばれた理由はFOXHOUNDと同じく、超能力を持つメンバーがいたから。 わざわざリーダーを冤罪で捕まえて殺し、政府に対して怒り狂うように操作した。 そして、雷電がスネーク役に選ばれたのは、ソリダスと雷電の関係が、 ビッグボスとソリッド・スネークとの関係に酷似していたから。(傭兵と、その育ての親) “愛国者達”の狙いは、誰でもソリッド・スネークになれるシステムを作る事。 このテロはそのデータを採るための壮大な演習。雷電はその実験体。 そして、オセロットはコンピューターウイルスの改竄についても明言。 ウイルスは、G.Wの中から“愛国者達”のリストを消すよう改変が組み込まれていた。 もう、デジタルネットワークのどこを調べても“愛国者達”の足跡は見つからない。 「お前らは“愛国者達”の手の内で踊らされていただけなのだよ! …本物のソリッド・スネークが現れたのが唯一の誤算だったがな」 ソリダスとフォーチュンは激昂し、オセロットに襲い掛かるが、 “愛国者達”に与えられたナノマシン電磁波兵器により、オセロットは無敵状態になっていた。 オセロットはフォーチュンを撃ち殺し、一機だけ動くメタルギアに乗り込んだ。 と、オセロットの右腕が、ピクピク動き出した。そして、オセロットは叫んだ。 「兄弟たちよ!!俺はこの時を待っていた!俺は“愛国者達”を殺しに行く!」 「リキッドか!?」 リキッドは、右腕の移植の後、オセロットを“愛国者達”のスパイになるよう意識を操作した。 そして“愛国者達”の情報を集めたのだという。 しかし、完全な覚醒のためには、スネークの存在が必要だった。 リキッドは、このS3計画にスネークが来るよう、フィランソロピーに情報を流した。 (スネークが近くにいないとオセロットを乗っ取る力が出てこないらしい) メタルギアに乗り込むと、リキッドは高らかに宣言した。 「蛇は一匹でいい。ビッグボスは一人で十分だ!俺はお前たちを殺す!」 手錠をぶっちぎり、両手が自由になったスネークが飛び掛っていった。 メタルギアRAYは、海に飛び込んだ。スネークもあとを追いかけ、海に飛び込んでいった。 609 MGS2 sage 05/01/31 17 50 04 ID Zt3wztzc アーセナルギアが暴走を開始。マンハッタンの街中に飛び込んでしまう。 雷電とソリダスは、フェデラルホールの屋上に投げ出される。 ソリダスは、アメリカに自由をもたらすつもりだったという。 ビッグボスの息子として作られたスネーク3兄弟は、子をなす事ができない。 ソリダスは人の記憶、歴史に残る事で、自分の存在を後世に伝えようとした。 だから“愛国者達”の情報規制だけは、許すことができなかった。記録や記憶を操作される未来に自由は無い。 “愛国者達”の情報は、雷電の体内ナノマシンにまだ残っている。 ソリダスはそれを奪うため、雷電に襲い掛かってきた。雷電は日本刀でソリダスを倒す。 大佐のAIが、無線を入れてきた。「まさか、G.Wは停止したはず!?」「我々はどこにでもいるのだよ、雷電」 “それ”は、S3計画とは正確にはSelection for societalSanity(社会思想健全化のための淘汰)だと教え、 そして、延々と人類のおろかさを嘆いた(電波の入った説教みたいなもの。ゆんゆん) 雑踏。戦闘スーツに日本刀という姿で歩く雷電だが、なぜか人々も警察もスルー。 スネークがいつの間にか現れ、肩を叩いた。 リキッドはメタルギアで去ってしまったらしい。しかし、発信機をつけたので居場所はわかる。 ウイルスを仕込んだ光ディスクもコピーを取っていたので、 それを調べれば、ウイルスが削除したがった“愛国者達”の情報が出てくると言う。 一緒に戦うとスネークに言う雷電だったが、スネークは 「お前は生きろ。お前が生きればオルガの子は死なない。オルガの子は俺が助ける」 と言うと、肩を叩いて雷電を促した。 視線の先にはローズがいた。ローズはAIじゃなかった。現実に存在していたのだ。 振り返ると、スネークの姿はもうなかった。 「今日、何の日だか思い出した?ジャック」「ああ。俺と君がここで出会った日だ」 抱き合うローズとジャック。ローズはお腹をさすっていた。 ●ゲーム終了画面。スネークとオタコンの会話。 「スネーク、ウイルスの解析は終わったよ。“愛国者達”たちの情報もわかった。 12人いる。実はフィランソロピーの出資者もその中にいるんだ」 「なんだって?…オタコン、それで、そいつらはどこにいるんだ?」 「マンハッタンにいたのは確実なんだけど。……もう死んでいるんだ。全員…」 「何?いつ死んだんだ?」 「それが…100年前なんだ」 METAL GEAR SOLID2 -SONS OF LIBERTY- END 610 MGS2 1レスあらすじ sage 05/01/31 17 52 07 ID Zt3wztzc ソリッド・スネークは前作終了後、オタコンと共にメタルギアを破壊して回り、 政府からテロリスト扱いを受けていた。そして新たなメタルギア事件でスネークは死亡。 政界を牛耳る権力者集団“愛国者達”は、新しいソリッド・スネークを作り出し、 自分たちの手駒にしようとした。“愛国者達”は、ジャックという男の記憶を消し、 架空のFOX HOUNDの傭兵として訓練する。 スネーク死亡から二年後、ソリダス・スネーク(第3のビッグボスの息子)が、 シャドーモセス事件に酷似した、大規模なメタルギア乗っ取りテロを起こす。 さっそく“愛国者達”はジャックに雷電というコードネームを与え、 スネークと同じように単独潜入させた。雷電は見事にスネークの役割をこなした。 ところがここに死んだと思われていた本物のソリッド・スネークも潜入、 雷電と合流してテロを阻止する。 ソリダスの仲間オセロットが、自分は“愛国者達”のスパイだと、ラストですべてのネタ晴らし。 このテロは、シャドーモセス事件を実際に再現して、 雷電がスネークとしてきちんと働くか、そのデータを採るためだけに、仕込まれた壮大な演習。 このデータを基に新たなスネーク作成システムを作るという。 ソリダスは“愛国者達”に刃向かうためテロを起こしたんだが、それも“愛国者達”の計算。 “愛国者達”の誤算は本物のスネークが現れてしまったことくらい。 オセロットは最後の仕上げとしてメタルギアに乗り込み、用済みになった3人に襲い掛かる。 が、移植したリキッドの右腕が覚醒。オセロットはリキッドに体を奪われる。 リキッドは“愛国者達”を殺しに行くと宣言して、メタルギアに乗りどこかに去った。 スネークは、リキッドを追いかけていったが逃げられる。 ソリダスは、雷電の体内ナノマシンから“愛国者達”の情報を奪うため、雷電を襲い、死ぬ。 雷電ことジャックは、ソリダスを倒し、恋人のもとへ帰った。 んでスネークはオタコンと共に“愛国者達”探しを開始。 まずわかったのは“愛国者達”は100年前に死んでいるという事実だった。 終わり。 書き忘れたけど「らりるれろ」は“愛国者達”の別名です。MGS3は明日。
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年 2009 場所 アメリカ・マンハッタン・ビッグシェル 作品 MGS2 別名 マンハッタン事件・ビッグシェル占領事件 概要 ビッグシェルの大統領視察をテロリストが襲撃 ビッグシェルの職員をも人質に取った 「ソリッドスネーク」と名乗るテロリストは、300億ドルを要求した やがて、この事件は更なる事態を引き起こす 事件の経過 事件以前 雷電、FOXHOUNDに入隊 雷電、ローズマリーと出会う 雷電の元に、謎の勧誘電話がかかってくる デッドセルのリーダージャクソン死亡 フォーチュン、流産 事件発生 テロリストがビッグシェルを襲撃 スネーク、ビッグシェルに潜入 雷電、ビッグシェルに潜入 ピータースティルスマン・オタコン、SEALsと共にビッグシェルに降り立つ 海軍大佐。腕を引きちぎられ死亡 SEALsチーム10ヴァンプと交戦し、壊滅。プリスキンと雷電出会う SEALs、フォーチュンと交戦。大統領を奪われ、壊滅 雷電、スティルスマンと接触。ファットマンの仕掛けたC4を解除することに スティルスマン、ファットマンの仕掛けた爆弾により爆死 雷電、フォーチュンと交戦 雷電、ファットマンと交戦し、倒す ミスターX、雷電に協力 雷電、リチャードエイムズと接触 リチャードエイムズ心臓発作により死亡 雷電・プリスキン、ハリアーIIと交戦撃墜する 雷電、大統領と接触するが、オセロットにより射殺 雷電、ヴァンプと交戦 雷電、エマエメリッヒと接触2人で脱出することに オイルフェンスでエマ、ヴァンプに刺される 雷電・スネーク、共同してヴァンプを退ける ワームクラスターGWに注入 エマ死亡 マンハッタン事件 ビッグシェル崩壊とアーセナルギア浮上 雷電、気絶し捕らえられたが、オルガの協力で脱走 雷電、スネークと共に天狗兵を倒し進む スネーク、フォーチュンと交戦するも捕縛される 雷電、RAYを倒すが捕縛される オルガ、ソリダスに射殺される ソリダス、暴走を始めたRAYを破壊 オセロット、リキッド化し、RAYで逃走 それを追いスネークが海に飛び込む アーセナルギア暴走し、ニューヨークへ 雷電、ソリダスとの決闘の後、ソリダスを倒す
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「朝か、これで少しは動きやすい」 森の中を歩くソリダス。 (それにしても、さっきの男…あれは一体…?) 思案を巡らせる。 (超能力の類か?まさか…いや…しかし…) ふと前を見ると、誰かが立っている。 「…この殻、かなりガタ来てるなァ…」 …明らかに人間ではないと思う程の体色。真っ白だ。 それにあの格好…ボロ切れを寄せ集めたような服。 一体…と考えている内に相手はこちらに向けて銃撃してきた! 「くっ…!」 考えることに集中しすぎたせいか。 弾をモロに食らってしまった。 強化スーツである程度は防げるはずなのに、やすやすと弾は貫通し体を傷つける。 「くっ…うおりゃあっ!」 スネークアームを伸ばし、沖田の銃を弾き飛ばす。 「!?」 いきなりのことに驚くが、全く意に介さない様子でソリダスに近づいてくる。 アームを振り回し、沖田を殴る…がこれも効果が薄い。 「…いいだろう。これでも食らえ」 手榴弾のピンを抜き、沖田の口にねじ込む。 この距離で爆発すれば、自分もただではすまない… だが、確実に敵を葬れるはず…! 何とか口から手榴弾を出そうとしているがもう間に合わない。 激しい爆発音と共に、手榴弾が炸裂した。 「うげっ…」 小さな呻き声のような物を上げ、沖田は四散した。 「うおおおおおおおっ!」 ソリダス自身も爆風で吹き飛ぶ。 「…目を、やられたか…」 ハリアーを撃墜された時と同じだ。 その時は片目を、そして今回は残った片方が…。 撃たれた時の出血もおびただしい。 「…これも…『愛国者達』の仕組んだ事だったのか…?」 『愛国者達』からの解放を望んだ男は、最期まで『愛国者達』の憎悪を残して死んでいった…。 【一日目・朝/B-5】 color(red){【ソリダス・スネーク@メタルギアソリッドシリーズ 死亡】} 死因:失血死 【沖田宏@SIREN2 消滅】 ※B-5に日本刀@現実、手榴弾(6/8)@現実が、ちょっと離れた所に89式小銃(21/30)@SIREN2が落ちています。
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METAL GEAR SOLID 2 前作から引き続いてる登場人物 スネーク・オセロット・オタコン・リキッド・スネーク・忍者・大佐 前作で名前だけ出てきて、今回登場する人 ゴルルコビッチ・ソリダス・スネーク・大統領 最後に1レスあらすじ貼ります。簡単な方読みたい人はそっちドゾ。 タンカー編(スネーク主役) 前作終了後、オセロットが二足歩行核兵器メタルギアのデータを全世界にばら撒いたため メタルギアは量産され、珍しい兵器ではなくなった。 ソリッド・スネークとオタコンは、反メタルギアを掲げるNGO団体フィランソロピーを設立。 世界中のメタルギアを破壊して回っているため、政府からはテロリスト扱いを受けている。 フィランソロピーはアメリカ海軍が、水中移動ができる新型メタルギア・RAYを開発したという情報を掴んだ。 HPでその情報を公開するため、メタルギアを運んでいる海兵隊の偽装タンカーにスネークが潜入。 時を同じくして、そのタンカーを、ロシアのゴルルコビッチ大佐率いる軍隊GRUが襲撃。 ゴルルコビッチ大佐はメタルギアRAYをロシアに持ち帰り、軍事国家としての再建をたくらんでいた。 大佐の娘、オルガと対面したスネークは彼女を麻酔銃で眠らす。彼女は妊娠中だった。 スネークはメタルギア・RAYの写真を撮るため船下部のメタルギア格納庫に潜入する。 ロシア軍は格納庫に突入、襲撃に同行していたオセロットが海軍司令官を射殺した。 同時にオセロットは、ゴルルコビッチ大佐も裏切り、いきなり撃ち殺した。 「メタルギアは我らのものだ。“愛国者”のな」 オセロットはメタルギア奪取のために、ゴルルコビッチ大佐らロシア軍を騙して襲撃させたのだ。 スネークは飛び出していった。スネークを見たオセロットの右腕は、突如おかしな動きを初めた。 そしてオセロットの口から飛び出したのは、リキッド・スネークの声と言葉。 「久しぶりだな兄弟!しばらく見ないうちに老けたな。…無理もない。 50代のビッグボスの遺伝子を使って作られた子供だ。最初から年を取っている。 お前の寿命は、せいぜいあと5~6年だな。俺はオセロットの体に乗り移り、まだまだ生きることができる!」 オセロットはフォックスに切り落とされた右腕に、リキッドの右腕を移植した。 その結果、たまにリキッドに意識を乗っ取られてしまうらしい。 「引っ込め!リキッド!」オセロットが自分を取り戻す。その体の中では壮絶な戦いがあるようだ。 オセロットはタンカーに仕掛けた爆弾を爆発させる。 オセロットはメタルギアRAYに乗り、タンカーを真っ二つにすると海に飛び込んでいった。 「…はい。タンカーは爆破、無事メタルギアを奪取しました。…大統領」 プラント編(雷電主役) タンカー沈没事件から二年後。船が沈没したマンハッタン沖には 漏れた原油を除去するための巨大汚染除去施設『ビッグシェル』が建てられた。 そのビッグシェルを、テロリスト「サンズ・オブ・リバティー(自由の息子達)」が占領。 視察に来ていた大統領や政府要人30人を人質にとり、ビックシェルを爆破すると脅迫。要求は300億ドル。 「サンズ・オブ・リバティー」のリーダーはソリッド・スネーク。 『伝説の傭兵』であり二年前のタンカー沈没事件の犯人である。彼はその事件で死んだと思われていた。 隠密特殊部隊FOXHOUNDの新米隊員「雷電」がビックシェルにこっそり単独で潜入。 任務は「人質の救助」と「テロリストの武装解除」 雷電は、シャドーモセス事件のシミュレーションVR訓練を受けており、実力は折り紙つき。 無線サポートは、大佐と、雷電の恋人ローズ。ローズは急遽、作戦に参加させられた。 無線でローズは言う「明日4月30日は何の日だか知ってる?」 政府正規軍SEAL10はヘリでビックシェルに潜入。大統領の救助に向かった。しかしあっけなく全滅。 雷電はテロリストの一人、吸血鬼ヴァンプに出会う。殺されそうになったところを SEAL10のただ一人の生き残り、プリスキン中尉に助けてもらう。 プリスキンは雷電の正体を一目で見抜く「そのスーツ…お前FOXHOUNDだな?あれは解散したはず…」 そして、雷電にテロリストの情報を教えてくれる。 今襲ってきた吸血鬼ヴァンプは、前アメリカ大統領ジョージ・シアーズが作った組織『デッド・セル』の構成員。 『デッド・セル』は2年前、リーダーが汚職の罪で囚われ獄死。冤罪にはめられたと怒ったデッドセルは、 政府組織としての活動から道を外し、テロ犯罪に手を染めた。半年前、政府にデッドセルは壊滅させられる。 生き残ったメンバーは、吸血鬼ヴァンプ、幸運の女神フォーチュン、爆弾魔ファットマンの3人。 そして、ゴルルコビッチの娘、オルガ率いるロシア軍隊と手を組み、今回の事件を企てた。 「ソリッド・スネークは二年前、自分が沈めたタンカー沈没事件で死んだ。死体のDNAで本人だと確定している」 プリスキンは首謀者スネークの死を断言、スネークの関与を否定した。 デッドセルはSEAL10の突入の報復を開始。ビッグシェル数箇所に爆弾を仕掛けた。 プリスキンと二手に別れ爆薬の解除を始める雷電。なんとかすべての爆弾を除去。 ところが、それに怒った爆弾魔ファットマンが、自分たちの目的も忘れ暴走を起こす。 ビッグシェル全てを破壊する爆薬をしかけ、雷電をじきじきに指名して呼び出した。 雷電はファットマンを倒し、仕掛けられた爆弾も解除する。 別行動しているプリスキンも順調に進入しているようだ。 サイボーグ忍者が現れた。銃を向ける雷電。 「グレイ・フォックスはシャドー・モセス島で死んだはずだが、お前は誰だ?」 雷電の質問に、忍者は「自分は“らりるれろ”の使者で、雷電のサポートのために潜入した」とだけ答えた。 そして、拉致された大統領の居場所などの情報を伝えると、あっというまに姿を消す。 その後、雷電は囚われている大統領のシークレット・サービスのエイムズと接触。 先ほどの忍者の話と総合すると、真実はこういうことらしい。 ここはメタルギアの開発施設。海上除染施設は偽装。原油汚染も、ここに建てるための嘘 大統領は、新型メタルギアの試運転をするために視察に来た。 テロリストは300億ドルの要求はしていない。 テロリストは、核を大気で爆発させて電磁波を起こし、デジタルネットワークを全て麻痺、世界を混乱に落とさせるのが目的 核を発射するには、大統領自らの意思で発射ボタンを押さなくてはいけない最先端システム 大統領は“らりるれろ”に反逆を起こし、テロリストに協力している可能性があり、エイムズはその監視役も担っていた。 エイムズが急に声を潜めた。「ソリッド・スネークが来たぞ…!」 ガラスの向こうにソリッド・スネーク、オセロット、オルガのシルエットが浮かぶ。 雷電は、3人の会話を収音マイクで盗聴。 大統領は核発射システムを稼動させてしまったようだ。 あと一時間後に再度大統領自身が確認コードを打ち込めば発射システムは完了、大統領は殺されるという。 ソリッド・スネークは、「この作戦をアウターヘブンの再来にする」と宣言した。 ここでエイムズが急に心臓発作を起こし、死んでしまう。 オセロットが兵を連れ、部屋に入ってきて、雷電は囲まれてしまう。 そこへ忍者が飛び込んできてくれ、雷電を逃がしてくれる。 ここでテロリストについてのまとめ(わかりづらいと思うので) 首謀者はソリッド・スネーク、ただし本物のスネークかどうかは不明。 オセロット。右腕はリキッドのもの。 オルガ。ロシア兵のリーダーでゴルルコビッチの娘。ここの警備はロシア兵がしている 『デッド・セル』前大統領に作られた組織。構成員は幸運の女神フォーチュン、吸血鬼ヴァンプの二人。 爆弾魔ファットマンは、仲間を裏切り、勝手に雷電に闘いを挑んで死亡。 大統領がいるエリアに向かうため橋を渡る雷電。プリスキンから無線がはいる。 プリスキンはヘリを見つけ、30人ほどいる人質の救出に向かってくれるという。 ヘリはプリスキンの相棒が運転しているらしい。すぐ頭上をそのヘリが飛んでいった。 互いの検討を祈り、合図を送りあう二人。 そこにソリッド・スネークを名乗るマントの男が現れ、雷電に襲い掛かかった。 ヘリが近づいてきて、身を乗り出したプリスキンが銃を乱射して助けに入った。 「離れろ!雷電!そいつはスネークじゃない!!」 マントの男は、プリスキンに向かって叫んだ。 「兄弟よ。やはり現れたか!オリジナルは私だということを証明してやろう!スネーク!」 「やめろ!お前はビッグボスではない!ソリダス!」 マントの男ソリダス・スネークは、戦闘機を呼び出し、飛び乗るとヘリに襲い掛かった。 事態がよく飲み込めないまま、雷電はソリダスの乗った戦闘機をスティンガーミサイルで撃ち落す。 ソリダスは左目を負傷。一旦、引くことにしたらしく、去っていった。 「あんたが…ソリッド・スネーク?」雷電はプリスキンと名乗った男に聞いた。 「そうだ」「でもタンカー事件で見つかった死体は?DNA鑑定でスネークだと確定していると」 スネークの相棒のオタコンが割って入った。 「あれはある機関に保存されていたリキッド・スネークの遺体だよ。DNA配列もまったく同じなんだ」 ひき続き、二組は行動を開始した。 オタコンとスネークは負傷したヘリの修理、雷電は大統領を助けに行くことに。 雷電は大佐に無線。 「大佐!気づいていたんだろう?なぜプリスキンがスネークだと教えてくれなかったんだ!」 「彼のことは作戦のシミュレーションには入っていなかった。任務を続けろ、雷電」 「そんな…!あんたはシャドーモセス島でスネークと一緒に戦ったじゃないか、 スネークという男のことは、アンタもよくわかってるはずだろう!?」 怒る雷電だったが、大佐は作戦を遂行しろという機械的な返事を言うだけで、雷電の抗議をスルー。 大統領が監禁されている部屋に潜入した雷電。大統領は核発射に協力した理由を語った。 飾り物であることに嫌気が差していた大統領は、核発射を盾に“愛国者達”に入ろうとした。 “愛国者達”とは、アメリカを裏で牛耳ている権力者たちのことで、 12人の老人からなる『賢人会議』というものが“愛国者達”の統一をしている。 この国の動向は、政治も、大統領の人選も、すべて彼らに操られており、 大統領選挙も民衆を騙すために作られた、ただの演出だという。 “愛国者達”のメンバーが誰なのかは完全なトップシークレットで、大統領も知らない。 “愛国者達”はその存在が、世間に漏れることを恐れていた。 しかし科学は発達。民間人が個人で発信するデジタル情報までは、遮断できない。 “愛国者達”は、それさえも掌握するため、全世界のデジタル情報処理に乗り出した。 そして、ビッグシェルで、超大規模デジタル情報処理システム『G.W』を開発。 G.WはAIを駆使し、世界に氾濫する情報をすべて検問し、不要な情報を削除できる。 そのG.Wを内部に持つのが新型メタルギア。それは要塞型で、このビッグシェルの下部そのものを指す。 数千のミサイル発射能力があり、G.Wで全米の兵器情報の把握もできる。 おまけに2年前に海軍が開発したメタルギアRAYを量産、25機のRAYに周りを護衛させるという。 世界最高規模の兵力とデジタル能力を持つ要塞型のメタルギア。その名も『アーセナルギア』 ソリダスは核発射のボタンを押させるために大統領を利用した。 彼は本気で核を発射させて“愛国者達”を引きずり出し、戦争を起こす気なのだ。 ソリダス・スネークとは…前アメリカ大統領、ジョージ・シアーズ。 『恐るべき子供達』の3人目のスネーク。“愛国者達”は彼を気に入り、大統領の駒にした。 しかし4年前、ソリダスは“愛国者達”に内密で、リキッドをそそのかし、シャドーモセス事件を起こした。 これが”愛国者達”の怒りを買い、大統領から降ろされた。ソリダスは「病死」する予定だったが オセロットの手を借り、地下に逃げた。(ソリダスだけは50歳くらいの外見) 大統領は、FOXDIEを基に作られたコンピューターウイルスの入った光ディスクを雷電に渡した。 アーセナルギアはもうじき稼動を始めてしまう。 これをエマというG.Wを開発した天才システムプログラマに使わせれば、 アーセナルギアを停止させる事ができるという。 そして自分が死ねばもう核発射はできなくなる。自分を殺してくれと雷電に頼む。 そこにオセロットが現れ、「しゃべりすぎだ」と大統領を射殺してしまう。 大統領を殺せば核発射はできなくなる。しかしアーセナルギアには水爆も完備されている事がわかった。 こっちは核とちがい、解除コードなしで発射できる。しかも核と変わらない被害を引きこせる。 雷電はスネークと無線会話。タンカー事件の真相を聞く。 海軍は、政府の反対を押しきり、独自にメタルギアRAYを作った。 “愛国者達”はそれを横取りし、ここにアーセナルギアを建てるため、 この場所を狙って、タンカーをオセロットに襲わせた。 そしてタンカー沈没の犯人にしたてあげるため、スネークをメタルギアRAYの情報でおびき寄せた。 タンカー事件も全て、“愛国者達”に仕組まれた罠だったのだ。 監禁されていたエマを発見。エマはオタコンの血の繋がらない妹だった。もう10年以上会っていないらしい。 仲はものすごく良かったが、オタコンの父親が自宅プールで死亡。一緒にエマも溺れ、死に掛ける。 プールを見下ろす部屋にいたオタコンは、エマの助けを呼ぶ声を無視。 事故後、オタコンは、エマとエマの母親を置いて家出。エマはオタコンを憎んでいた。 雷電はスネークと合流。エマをコンピュータールームに連れていき、ウイルス作動を任せることに。 連れて行く途中で、吸血鬼ヴァンプが襲い掛かかり、エマを刺す。 雷電はヴァンプを銃殺。スネークがエマを救出。 エマは怪我を押して、コンピューターを設定、G.Wにをウイルスを植えつける。 傷は深く、助かる見込みが無い。ヘリの修理を終えたオタコンが駆けつけてきた。 エマは「妹ではなく一人の女としてお兄ちゃんが好きだった」と告白。死んでしまう。 オタコンは泣きながら、エマに謝る。 プールでエマが助けを呼んだとき、オタコンはエマの母親と関係を持っていて、聞こえなかった。 父親の水死は事故ではなく、自殺だった。(エマを道連れにした心中?) 良心の呵責に耐えられず、オタコンは家出。 まだ子供だったエマは、オタコンが自分を捨てたと思い込み、ハッカーになった兄を追って、 コンピュータープログラマの道に進んだ。そしてG.Wを開発したのだ。 コンピューターウイルスは90%の稼動で緊急停止。 ウイルスには、なんらかの改竄が加えられていた。どうやら失敗したらしい。 アーセナルギアは稼動を始めてしまった。ビッグシェルの上部建物部分が崩壊を始めた。 悲しんでいる暇は無い。オタコンは修理したヘリで、建物内に残された人質を岸まで運んだ。 雷電とスネークは、アーセナルギアへ進入し、内部から破壊することに。 アーセナルギアへの出入り口はぴったり閉められ、入る隙は見つからない。 外側からの破壊はその規模、その装甲から言って無理だろう。 そこへスネークの合図で忍者が現れ、雷電に襲い掛かった。 忍者はその顔をあらわにした。それはテロリストの一員でロシア兵のリーダー、オルガだった。 「スネーク!どういうことだ!」スネークはニヤニヤしている。オルガはたやすく雷電を気絶させる。 雷電は素っ裸で拷問機械に拘束される。 ソリダス・スネークがやってきた。「久しぶりだな、ジャック」雷電の事を本名で呼んだ。 「さっきはFOXHOUNDのスーツを着ていたから気づかなかったよ。私のことを思い出したか?」 ソリダスが言うには、雷電は昔、ある国の内戦で『切り裂きジャック』として名をはせた少年戦士だったという。 その才能にソリダスは目をつけ、アメリカに連れ帰り、傭兵として育て上げた。 そして急に『切り裂きジャック』は姿を消した。まさか“愛国者達”のもとにいたとは…ソリダスは言った。 雷電はさっぱり覚えが無いと首を振る。ソリダスは意味深に笑うと去っていった。 恋人ローズと無線で会話。(体内ナノマシン経由なので、無線機は要らない) 雷電はソリダスが言ったことは真実だと打ち明ける。 「ソリダスと話して全部思い出した。俺は殺人鬼だ。物心ついたときから銃を持って人を殺していたんだ。 君がプロポーズを待ってたのは気づいてた。でも俺は君と一緒にいる資格は無い。別れよう」 ローズはうろたえるが、どんな過去も受け入れる、一緒に生きていきたいと訴える。 オルガがやってきた。オルガは生まれたばかりの赤ん坊を“愛国者達”に奪われており、 このテロに参加して、内部から雷電のサポートをするよう命令されていたのだという。 スネークと手を組んだのはついさっき、スネークからタンカー事件の真相を聞いてからだという。 雷電を捕まえたのは、雷電を内部に入れるため、そしてその騒ぎに乗じてスネークも無事潜入した。 オルガが拘束を解いとくれて、雷電は、前を隠しながら素っ裸で逃走。 大佐が無線をかけてきた「雷電!ににににに任務をつつつ続けるんだ」 電波状況が悪いらしく言葉が明瞭でない。 「わかってる、これからスネークに会って装備を受け取る」 「彼は作戦のシミュレーションには入ってない!ににににに任務をつつつつつt」 大佐の様子がおかしい。 「雷電!いますぐゲームの電源を切るんだ!これはゲームだ!ゲームなんだ!」 「大佐?」ワケワカメな雷電。 そして大佐は雷電が3歩歩くごとに無線を入れてきては意味不明な言葉を口走るようになる。 「私は前世でアメリカシロヒトリだったんだ。あwせdrftgyふじこlp!!!」 雷電は「大佐はどうしたんだ?そばにいるのか?」とローズに無線して聞く。 ローズは大佐とは一度も会ったことが無い。ずっと別の部屋で無線サポートしていると言う。 そういえば雷電も、モニター越しでしか大佐と会ったことが無い。 と、そこでローズが、私は“愛国者達”に命令されて2年間あなたの監視をしていたと衝撃の告白。 雷電の好みを偽装して、自分に惚れさせた。フェデラルホールでの出会いも偶然ではなく必然。 「全て嘘だったってわけか!」怒る雷電。 あなたにもう嘘はつきたくないから告白した、本気でジャックを愛している、と言い張るローズ。 ローズは「あなたの赤ちゃんがお腹にいるの!」と叫ぶが、雷電は無線を切る。 スネークが迎えに来た。装備と日本刀を渡される雷電。ふたりは、奥へ進んでいった。 雷電は無線でオタコンに、「大佐」について調べてくれと頼む。 オタコンは迅速に「大佐」について調べてきた。 大佐からの無線はアーセナルギアの内部コンピューター『G.W』から直接送られてきていた。 つまり、なんと「大佐」とはG.Wが作ったAI。大佐がおかしなことを言い出したのは、 コンピューターウイルスが、効き始めたからかもしれない。 「そんな馬鹿な!」驚く雷電。 オタコンが言うには、雷電に注入された体内ナノマシンなら、大佐の姿や声を 雷電の脳にいくらでも作り出すことができるという。 大佐がまた無線してきた。「大変だ!ローズ君が拉致された!」 そこになぜかローズの悲鳴も挿入される「たすけてーらいでんーきゃあー」 スネークが割って入ってくる。「雷電、落ち着け!これはAIだ!大佐は現実じゃない!」 雷電の心に不安がよぎる。まさか…ローズもAI? 大佐だけではなく、ゲームとしてのMGS2にも何らかの異常が見受けられるようになる。 (戦っている最中にコンティニュー画面になったり、内部の名称が千葉県船橋市とかになったり) 因みにこれは後に製作スタッフが遊びで入れたと証言 幸運の女神フォーチュンが現れた。 タンカー事件でオセロットが殺した海軍司令官は父親で、彼女は犯人がスネークだと信じ込んでいる。 フォーチュンはスネークとの対決を望んだ。スネークは要求に応じ、雷電をひとりで先に行かせた。 雷電はアーセナルギアの屋上へ出た。ビッグシェル建物部分はすべて崩れ落ちて周りは海が広がっていた。 そこにソリダス・スネークがいた。ソリダスは言う。 「お前は“愛国者達”が作ったS3計画の第一号なのだ。我が息子よ」と。 シャドーモセス事件後“愛国者達”はソリッド・スネークのような屈強な戦士が欲しくなった。 そしてG.Wを駆使して、実際に作り出そうとした。それが『Solid Snake Simulation』計画。 少年戦士として名をはせたジャックに目を付け、ソリダスの元から連れ出し、過去の記憶を消した。 そしてシャドーモセス事件のシミュレーションVR訓練をさせて、新たなソリッド・スネークに作り変えた。 FOX HOUNDもとうに解体している。大佐も、FOXHOUNDも、『雷電』という戦士も、何もかもすべてが “愛国者達”がG.Wで作り出したまやかしなのだ。 「死ね、ジャック」ソリダスの合図でメタルギアRAYが襲ってきた。 ここには25機もあるという。数台破壊したがきりが無い。 そこにオルガが雷電を助けるために飛び込んできた。 「あなたが死ねば、私の子供も死ぬようにプログラムされているの!あなたは生きて!」 オルガはソリダスの凶弾に額を撃ち抜かれて死んでしまう。 高らかに笑うソリダス。 ところが、周りを取り囲んでいたメタルギアRAYが突如ショートを起こし、動かなくなってしまう。 オセロットがあわててやってきた「ウイルスが作動してしまいました!G.Wが崩壊をはじめています!」 そこに、フォーチュンがスネークを拘束して連れてきた。スネークは負けてしまったらしい。 雷電もソリダスにつかまり、手錠をかけられる。 フォーチュンがこれからどうするのか、ソリダスに聞く。 「アーセナルギアは最初からお前らにくれてやるつもりだった。好きに使え。私の目的は他にある」 ソリダスの目的とは、G.Wのデータにある“愛国者達”の名簿。 デッドセルがアーセナルギアで水爆を発射して、騒ぎを起こしている間に これを見つけ、“愛国者達”を殺しに行くつもりらしい。 G,Wは停止してしまったがまだ手はある、と自信たっぷりに言った。 「茶番は終わりだ!」突如オセロットが笑い出し、計画の真実を話し出した。 「ソリダス、お前が自分の意思で起こしたと思い込んでいるこのテロは、 それ自体が“愛国者達”の仕組んだ演目だったのだよ」 オセロットが言うには、S3計画とは、シャドーモセス事件のVR訓練の事ではない。 このテロこそがS3計画、シャドーモセス事件を模したソリッド・スネークを作り出すための演習。 エイムズはナノマシンを使って心臓発作を起こさせた、ウイルスもFOXDIEを基に作られた、 忍者もオセロットの指示で、オルガを扮装させた。 デッドセルは、シャドーモセス事件で言うFOXHOUNDの役割、 選ばれた理由はFOXHOUNDと同じく、超能力を持つメンバーがいたから。 わざわざリーダーを冤罪で捕まえて殺し、政府に対して怒り狂うように操作した。 そして、雷電がスネーク役に選ばれたのは、ソリダスと雷電の関係が、 ビッグボスとソリッド・スネークとの関係に酷似していたから。(傭兵と、その育ての親) “愛国者達”の狙いは、誰でもソリッド・スネークになれるシステムを作る事。 このテロはそのデータを採るための壮大な演習。雷電はその実験体。 そして、オセロットはコンピューターウイルスの改竄についても明言。 ウイルスは、G.Wの中から“愛国者達”のリストを消すよう改変が組み込まれていた。 もう、デジタルネットワークのどこを調べても“愛国者達”の足跡は見つからない。 「お前らは“愛国者達”の手の内で踊らされていただけなのだよ! …本物のソリッド・スネークが現れたのが唯一の誤算だったがな」 ソリダスとフォーチュンは激昂し、オセロットに襲い掛かるが、 “愛国者達”に与えられたナノマシン電磁波兵器により、オセロットは無敵状態になっていた。 オセロットはフォーチュンを撃ち殺し、一機だけ動くメタルギアに乗り込んだ。 と、オセロットの右腕が、ピクピク動き出した。そして、オセロットは叫んだ。 「兄弟たちよ!!俺はこの時を待っていた!俺は“愛国者達”を殺しに行く!」 「リキッドか!?」 リキッドは、右腕の移植の後、オセロットを“愛国者達”のスパイになるよう意識を操作した。 そして“愛国者達”の情報を集めたのだという。 しかし、完全な覚醒のためには、スネークの存在が必要だった。 リキッドは、このS3計画にスネークが来るよう、フィランソロピーに情報を流した。 (スネークが近くにいないとオセロットを乗っ取る力が出てこないらしい) メタルギアに乗り込むと、リキッドは高らかに宣言した。 「蛇は一匹でいい。ビッグボスは一人で十分だ!俺はお前たちを殺す!」 手錠をぶっちぎり、両手が自由になったスネークが飛び掛っていった。 メタルギアRAYは、海に飛び込んだ。スネークもあとを追いかけ、海に飛び込んでいった。 アーセナルギアが暴走を開始。マンハッタンの街中に飛び込んでしまう。 雷電とソリダスは、フェデラルホールの屋上に投げ出される。 ソリダスは、アメリカに自由をもたらすつもりだったという。 ビッグボスの息子として作られたスネーク3兄弟は、子をなす事ができない。 ソリダスは人の記憶、歴史に残る事で、自分の存在を後世に伝えようとした。 だから“愛国者達”の情報規制だけは、許すことができなかった。記録や記憶を操作される未来に自由は無い。 “愛国者達”の情報は、雷電の体内ナノマシンにまだ残っている。 ソリダスはそれを奪うため、雷電に襲い掛かってきた。雷電は日本刀でソリダスを倒す。 大佐のAIが、無線を入れてきた。「まさか、G.Wは停止したはず!?」「我々はどこにでもいるのだよ、雷電」 “それ”は、S3計画とは正確にはSelection for societalSanity(社会思想健全化のための淘汰)だと教え、 そして、延々と人類のおろかさを嘆いた(電波の入った説教みたいなもの。ゆんゆん) 雑踏。戦闘スーツに日本刀という姿で歩く雷電だが、なぜか人々も警察もスルー。 スネークがいつの間にか現れ、肩を叩いた。 リキッドはメタルギアで去ってしまったらしい。しかし、発信機をつけたので居場所はわかる。 ウイルスを仕込んだ光ディスクもコピーを取っていたので、 それを調べれば、ウイルスが削除したがった“愛国者達”の情報が出てくると言う。 一緒に戦うとスネークに言う雷電だったが、スネークは 「お前は生きろ。お前が生きればオルガの子は死なない。オルガの子は俺が助ける」 と言うと、肩を叩いて雷電を促した。 視線の先にはローズがいた。ローズはAIじゃなかった。現実に存在していたのだ。 振り返ると、スネークの姿はもうなかった。 「今日、何の日だか思い出した?ジャック」「ああ。俺と君がここで出会った日だ」 抱き合うローズとジャック。ローズはお腹をさすっていた。 ●ゲーム終了画面。スネークとオタコンの会話。 「スネーク、ウイルスの解析は終わったよ。“愛国者達”たちの情報もわかった。 12人いる。実はフィランソロピーの出資者もその中にいるんだ」 「なんだって?…オタコン、それで、そいつらはどこにいるんだ?」 「マンハッタンにいたのは確実なんだけど。……もう死んでいるんだ。全員…」 「何?いつ死んだんだ?」 「それが…100年前なんだ」 METAL GEAR SOLID2 -SONS OF LIBERTY- END
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☆4リム(LV1ステータス) 名称(サイズ) 半径 重さ LVupの上昇ステータス 入手方法 備考 HBコバルト(S) 8 - - ガチャ - HBコバルト(M) 9 - 重さ増加 ガチャ - HBコバルト(L) 10 26 - 破片 - オールドリム(S) 8 32(LV20で39.26) 重さ増加 ショップ、ガチャ - オールドリム(M) 9 38 重さ増加 ショップ、ガチャ - オールドリム(L) 10 - - ショップ - クリムゾンアロー 10 45(LV21で49.42) 重さ増加 イベント破片 - サウロン(S) 8 24 - ガチャ - サウロン(M) 9 26 重さ増加 ガチャ - サウロン(L) 10 28 - - - スパイダー(S) 8 24 - ガチャ - スパイダー(M) 9 26 - ガチャ - スパイダー(L) 10 28 - - - ソリダス(S) 8 32(LV20で43.73) 重さ増加 ガチャ - ソリダス(M) 9 - - ガチャ - ソリダス(L) 10 51(LV20で55.73) 重さ増加 ガチャ - タービン(S) 8 -(MAX31) - ドロップ - タービン(M) 9 -(MAX33) - ドロップ - タービン(L) 10 - - ドロップ - ダブズ(S) 8 - - ドロップ - ダブズ(M) 9 -(MAX33) - ドロップ - ダブズ(L) 10 - - ドロップ - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ☆1リム ☆2リム ☆3リム ☆4リム ☆5リム
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主人公 ソリッド・スネーク 雷電 ヴァンプ エマ・エメリッヒ・ダンジガー(EE) オルガ・ゴルルコビッチ ジェームズ・ジョンソン ジェニファー ジョニー佐々木 スコット・ドルフ セルゲイ・ゴルルコビッチ ソリダス・スネーク 大佐 ハル・エメリッヒ(オタコン) ピーター・スティルマン ファットマン フォーチュン メイ・リン リキッド・スネーク リチャード・エイムズ リボルバー・オセロット ローズマリー