約 579,091 件
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/397.html
画像
https://w.atwiki.jp/doraque8/pages/17.html
レベル・・・40 HP・・・1970 MP・・・∞ 攻撃力・・・180 防御力・・・138 素早さ・・・85 落1・・・なし EX・・・7800 G・・・0 出現場所・・・85 <攻撃パターン> パターン1:仲間を呼ぶ(シャドー3体)、ラリホーマ、メラゾーマ、通常攻撃、パターン2へ移行からランダム パターン2:通常攻撃→ベギラゴンorマヒャド→パターン1へ 呪文を中心に攻撃してくるので、呪文の攻撃を抑える防具(まほうのほうい、まほうのよろい、シルバーメイル、まほうの盾など)を装備しておくか、マホカンタを使うと楽に倒せます。ヤンガスには闇の衣を錬金し装備(これは先のドルマゲス戦から終盤まで使えます)。 テンションは眠らされると元に戻るのでタメ攻撃は無駄になりがち。バイキルト+一回タメで攻撃をくりかえしましょう。 シャドー?が大量に出てきますが、スクルトをかけているとほとんどダメージを受けないので無視してもいいのですが、邪魔なので真空波やライデインなどで一掃しましょう。
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/486.html
625 2010/03/03(水) 23 36 13 ID Dwu8E02U0 .'^y'⌒⌒ヾヽ .))!#八~゙リ(〈 〃⌒ミヽ (.(ヾ! ゚-゚ノ!)) (((~)/)) 〉 _____(つ日と)____ 、 ゚-゚ ノノ / \ ___\l=:ノ) \※ \______|i\___ヽと.ノ! ヽ\ ※ ※ ※|i i|.====B|i.ヽソ \`ー──-.|\.|___|__◎_|_i<複数の女性と愛人関係にあった事が判明し…  ̄ ̄ ̄ ̄| .| ̄ ̄ ̄ ̄| \| |サイテーね このジャガーウッズという男 .'^y'⌒⌒ヾヽ .))!#八~゙リ(〈 〃⌒ミヽ (.(ヾ!#゚-゚ノ!)) (((~)/)) 〉 そうだな _____(つ日と)____ 、 ゚-゚ ノノ / \ ___\l=:ノ) \※ \______|i\___ヽと.ノ! ヽ\ ※ ※ ※|i i|.====B|i.ヽソ \`ー──-.|\.|___|__◎_|_i‐  ̄ ̄ ̄ ̄| .| ̄ ̄ ̄ ̄| \| | 一体どれだけ大勢の女の人の心を 弄べば気が済むのかしら .'^y'⌒⌒ヾヽ .))!#八~゙リ(〈 〃⌒ミヽ (.(ヾ!#゚-゚ノ!)) (((~)/)) 〉 そうだな _____(つ日と)____ 、 ゚-゚ ノノ / \ ___\l=:ノ) \※ \______|i\___ヽと.ノ! ヽ\ ※ ※ ※|i i|.====B|i.ヽソ \`ー──-.|\.|___|__◎_|_i‐  ̄ ̄ ̄ ̄| .| ̄ ̄ ̄ ̄|大体奥さんが一人いればそれで充分じゃない どうして色んな女の人に手を出すのかしら .'^y'⌒⌒ヾヽ .))!#八~゙リ(〈 〃⌒ミヽ (.(ヾ!#゚-゚ノ!)) (((~)/)) 〉 …そうだな _____(つ日と)____ 、 ゚-゚ ノノ / \ ___\l=:ノ) \※ \______|i\___ヽと.ノ! ヽ\ ※ ※ ※|i i|.====B|i.ヽソ \`ー──-.|\.|___|__◎_|_i‐  ̄ ̄ ̄ ̄| .| ̄ ̄ ̄ ̄| \| |………ほーんと、 誰かさんみたいな男ね… .'^y'⌒⌒ヾヽ .))!#八~゙リ(〈 〃⌒ミヽ (.(ヾ!#^-^ノ!)) (((~)/)) 〉 ………そ _____(つ日と)____ 、 ゚-゚ ノノ / \ ___\l=:ノ) \※ \______|i\___ヽと.ノ! ヽ\ ※ ※ ※|i i|.====B|i.ヽソ \`ー──-.|\.|___|__◎_|_i‐  ̄ ̄ ̄ ̄| .| ̄ ̄ ̄ ̄| \| | お、俺は! .'^y'⌒⌒ヾヽ 今はゼシカ一筋だぞ! .))!#八~゙リ(〈 〃⌒ミヽ イヤマジで!! (.(ヾ!#^-^ノ!)) ()/))川 〉 _____(つ日と)____ 、 ;ノノ∞ / \ ___\l=:ノ)《 \※ \______|i\___ヽと.ノ! ヽ\ ※ ※ ※|i i|.====B|i.ヽソ \`ー──-.|\.|___|__◎_|_i‐  ̄ ̄ ̄ ̄| .| ̄ ̄ ̄ ̄| \| | 今は、ね… .'^y'⌒⌒ヾヽ .))!#八~゙リ(〈 〃⌒ミヽ (.(ヾ!#^-^ノ!)) ()/))川 〉ゼ、ゼシカさ~ん… _____(つ日と)____ 、 ;ノノ∞ / \ ___\l=:ノ)《 \※ \______|i\___ヽと.ノ! ヽ\ ※ ※ ※|i i|.====B|i.ヽソ \`ー──-.|\.|___|__◎_|_i‐  ̄ ̄ ̄ ̄| .| ̄ ̄ ̄ ̄| \| |
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/5154.html
DQⅧ 戦闘中に出るメッセージの1つ。 ゼシカの【おいろけ】スキルを上げると敵が見とれる事があり、成功すると1ターン休みにできる。 敵がテンションを上げていた時は、当然ながらチャラになる。 成功時には、敵の頭の周囲にハートマークが回るという、非常にベタな漫画のような演出がされる(ぱふぱふが成功した時も同様)。 特に秀逸なのが、中ボスの【キャプテン・クロウ】にも有効である事。伝説の海賊が小娘一人の色気に惑わされる姿は、正直かなり情けない。 ただ、効果を過信するのは禁物。「あー、こいつも見とれるんだ、ふーん」ぐらいの感覚でいるように。
https://w.atwiki.jp/yaruopokenaru/pages/749.html
,, ´ ` .、 . -┐. / / ハ、 ヽ ,, ´ |‐- / / ′ //} \ '. , ´ ´ ; _> 7 / ; ;i| 〃厶-=ミト} ';、 / / ,′ _ア i / / i{/ 」. / /´ };ハ } } \_ ′ / 、_\ i| 7i{⌒| / r七圷¨Y/ ′ ヾ _,′ \⌒Z| | /_r七圷 弋炒 / / /ィi7 / 丶7| l ∧`弋炒 } ¨´/ / / / / i| / 〉,`¨ ` -vォ .′ // / / i| ∧ヘ, V/ | | /l{、 / /\ 八 i ト、ーヘ、 \__,ノ | イ | , '′ / 丶 丶 { ヽ ` ト . __,.ィi| / l| |/ . \{ ‘,_j⌒Y´ ̄l|仏斗/ , ′ \ / {o 人o /-‐/ ′ `ヽ }__/__、_人 __∧/_, .′ / ,, ´ ̄ / ̄`ヾア´  ̄} ̄` 、{ / ,′. / ′ .′ / { / / ′ i{ . /. . . . ', ィ、\ i{ . 八. . ,、 / . } イ__〉 ⌒ 八 丶_,ノ∠メ、 ;ル′ ` ┬‐{_ο ̄ ̄ ̄ο_}トミ,_, ィ7′ /、_/ ̄ ̄ ̄ ̄\ ィi{ 紫穂の証言で明らかになった、シンフォギアの月読調を使っているトレーナー。 紫穂同様に、銀河団に何らかの洗脳を受けて操られているらしい。 128スレ目(170日目)に正式登場。ノモセシティ豊穣祭に襲撃を賭けてきた銀河団の一人。銀河団の教導隊員を名乗る。 手持ちはシュルシャガナ(シンフォギア)、ミミロップ。 やる夫とのバトルで敗北し、手持ち全てをスナッチされ戦闘不能になる。 その後催眠が解けて錯乱しかけていたため北斗神拳で昏倒させられ、アリサのテレポートで拠点に送り保護された。 128スレ目(171日目)、尋問開始。 旅のトレーナーで、森で一人で寝ていたらいつの間にか催眠を受けて教導隊で働かされていた。 元々の手持ちはミミロップとパチリス、トゲチック。半ダーク化されたミミロップのみが返され、他の二匹は不明。 半ダーク化で返されるのは、元の持ち主の方が成りかけでも言うことを聞くからで、完全にダーク化させないと持ち主以外が扱うことはできないらしい。 教導隊にいる時のことはなんとなく覚えている程度で、意識が沈んでいる時と浮いてくる時があった。 鈴鹿とは別のダークポケモン化された人間や、教導隊や一般団員で洗脳されていた人物を教えてくれている。 尋問終了後、銀河団への報復と奪われた手持ちの救出、黒の騎士団の待遇につられて保護観察下に入ることを了承した。 ミミロップはリライブ後に返還され、彼女自身で黒ウサギというニックネームを付けている。 131スレ目(178日目)、楠舞神社で鳥居前の参道の掃除の仕事中、やる夫のポケモン達や一ノ瀬はじめの告白の際に黒ウサギによって恋心を暴露され、同時に告白し恋人となった。 145スレ目(218日目)、ソノオの花畑にあるプリキュアの里で発生した事件の解決に参加。 終了後にやる夫がお礼として貰った宝物庫の探索で常闇の外套を手に入れた。※ヤミカラス、ホーホー、アリアドス、ゴルバット、ニューラ、ポチエナ、ヤブクロンなどに使えます 同じく手に入れた杵の飾りを×3と常闇の外套×2は既に使っているか被っていたため、やる夫に譲渡している。
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/372.html
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/570.html
うっかりうたた寝していた時も。体調を崩して寝込んだ時も。トンネルを抜けたあの日も。いつだって気が付くと、私の肩にかけられていた。大きくて長い真っ赤な制服。時に言葉が余計な諍いを起こす私とアイツにとって、物言わぬそれはとても便利なアイテムだった。これは、ククールの優しさ。ククールの心配。ククールの… ☆「お嬢ちゃん!それじゃダメだ、凍えちまうよ!これ着なさいこれ」「えっ」「そんな上着一枚着てたって役にたちゃしないよ。ほら、脱いで。これ着込んで」「えっ、いえその、い、いいんです。ありがとう」「よくないよ!住んでる人間の言うことは聞くもんだよ!」「あの…でも」強引に上着をひっぱられそうになり、私は思わず身をひるがえして阻止してしまった。「ほ、ほんとに大丈夫です。ありがとうございます。これ、着てたいんです」なんとかその場をしのごうと咄嗟にそう言ってしまったら、おばさんの目が丸くなった。一気に頬が火照る。「着てたいって…」「あっ、いえ、違うの、これ、意外とあったかいんです!本当に!」「そういやその真っ赤なの、確かお連れの色男が似たようなズボンを…」「ああああああのっっ!!!!!すみません、ありがとう!!それじゃ!!」 ☆飛び出してきた中庭で、私は一抹の後悔にさいなまれていた。なにも外に出てこなくてもよかったじゃない…さすがに寒いわ私のバカ。だって側に扉があったから…。…本当は、いつもの格好にこの上着一枚じゃ、この極寒の地で寒いに決まってる。当たり前だわ。ホント、私、バカみたい…チラチラと光りながら舞う粉雪。吐くため息が小さな雲のように白い。―――ただ、この上着を素肌にいちばん近い場所で、感じていたかったの。下に何か着込んでしまったらその感触は不明瞭になるし。上に着込んでしまったらその温かさがわからなくなるし。だから、これだけでよかったの。もう少ししたら中に戻って、ちゃんとした格好をするから。今は、この上着のぬくもりだけを、実感していたいの。他のぬくもりは、いらないの…あの杖に操られた私を抱きしめてくれたアイツのあったかさを、今でもはっきりと覚えている。あのあったかさに、もう一度包まれていたいだけなの。ほんの少しでいいから。雪の中にじっと立ち尽くす。足先が凍えて、指先もかじかんでくる。それでも目を閉じると、後ろから抱きしめられているみたいにあったかかった。私は広い背中と、肩幅と、長い裾と、長い袖に、ぎゅっと包まれていた。「…何やってんだよ。入るぞ」突然背後からかけられたよく知ってる声に、ビックリした。考えていたことが知られてしまったような錯覚に陥ったけど、そんなワケはないと、なんとか落ち着いて振り向く。「…ククール」「何か用でもあるのか」「え…べ、別に」「じゃあ何やってんだよこのクソ寒いのにバカみたいに突っ立って」不機嫌な顔でそんな風に言われたら、こっちだって即座に青筋が立つわよ。「アンタに関係ないでしょ。ほっといてよ」「じゃあ面倒かけんな」「じゃあほっとけば?」ブツブツとククールの文句が聞こえたけど、私はまた背中を向けてしまった。…もうッ、なんでこんなに腹立つのかしら。いちいち余計なこと言うのはククールの方よ。私だって、たまには感謝してるのに…それを言えなくしてるのは、アンタのせいで。急に指先の冷たさを感じて、ブカブカの袖を掴んで口元にそっと当てた。―――ククールの上着は、こんなにあったかいのに。……。……なによ、バカ…私だって、本当は…。「…なんでお前、ソレ一枚しか羽織ってねぇの?」「!」心臓が止まるかと思った。だ、大丈夫。私がこの上着だけを着たいと駄々をこねたことなんて、ククールは知らない、はず。「…別に…これだけでも、ちゃんとあったかいもの」「んなワケねーだろ」「私 基礎体温高いの。だから平き…」突然ブルッと襲ってきた寒気に耐えきれずくしゃみが出てしまって、ククールのため息が聞こえた。「…何をガキみてーに意地はってんだか…」「い、意地なんか…―!!――――ひゃ…ッ」「なら、ずっとこうしててやるよ」何が起こったのかわからなかった。突然後ろから羽交い締めみたいに抱きすくめられていた。「なっ、やっ、ヤダッ…何してんのよこの…!!!」「お前が部屋に帰るって言うまでこうしててやる」「~~~ッッ!!!!!」明らかに人をからかって楽しんでいる口調に、悔しさと恥ずかしさで顔が真っ赤になる。腕の力は強くて、ちょっと暴れたくらいじゃ解けそうにないけど、逃れる方法ならいくらでもあった。…でも。……でも。すごく、あったかい。あったかい…どうしよう…あったかすぎて…抗えない…ほっとするぬくもりに、身体の力が抜ける…私は、そのままで動けなくなってしまった。どうしよう。こんな…こんなの。「……ゼシカ」「クク…ル……」応えるつもりはなかったのに、無意識に漏れ出た声は掠れていた。自分がわからなくて、心臓の鼓動ばかりが早くて、混乱で身体が震える。「ゼシカ……」頭の後ろがほのかにあったかくなって、身をすくめる。ククールがそこに口付けているんだとわかるまでに、少し時間がかかった。でも、イヤじゃない。こんなの、……私じゃない……いつもだったら、絶対に許さないのに。囁くように、また名前を呼ばれた。ククールのこんな声を聞いたことがあったかしら?どこか切実な、言葉の底で何かを訴えているような…すごく…艶を帯びた声音…あまりの静寂に、今ここには私たちしかいない、と思いこもうとする自分がいる。誰も見てない。だから。だから、もう少しだけ、このままで…「……帰る気になったか?」「…………ま、だ」おねがい、もう少しだけ。「じゃあ、離さないからな」突然正面を向かされたけど、恥ずかしくて顔を上げられなかった。ブカブカの袖から指を引っ張りだされる。そのまましばらくククールの指が私の指を弄んでいるから、不審に思って見上げるとなんだか気持ちの悪い顔でニヤニヤと笑っている。「…なに?」「いや…。…それよりお前、ホントにカチカチに冷えてんじゃねぇか。なんでこんなになるまで…」「…じゃあ、あっためてよ…」思いがけないセリフに、言ってから自分でハッとしてしまった。触れてくれる彼の指があったかくて、気持ち良かった。だからもっと触れてほしかったの。ククールも驚いたみたいだったけど、すぐに気を取り直して、私の指を吐息であっためてくれた。しかもホイミまでかけてきて、意味なんかないのにって、2人でクスクスと笑いあう。指や手の平の全てに丁寧にキスされて、ドキドキした。その仕草はとても優しくて、ちっともいやらしくなくて、なんにもイヤじゃなかった。ただ、胸がどんどん苦しくなる一方で…最後に騎士の誓いを手の甲にゆっくりと落とされて、2人の視線がからみあう。「……………どうする?」「……まだ、帰りたくない」その言葉は、信じられないくらい自然に口唇から紡がれた。ククールの碧眼が細められ、秘密めいた笑みを浮かべる。「……わかった。じゃあ、ずっとこうしてる」そして今度は、正面から強く抱きしめられた。…ねぇ、私が帰ると言うまでは、こうしててくれるのよね?こんな、お互いの揚げ足をとってまで気持ちを隠さなければ、触れ合うことも恥ずかしいなんて。私たちって、なんなんだろう、ね。彼の胸の中でなんだか笑いがこみあげて、ククールの背中に腕を回し、自分からぎゅっと抱きついた。なんだか嬉しくて、頬が熱くて、身体があったかい。今はもう寒さなんか、全然気にならなかった。「…やっぱりこれだけで充分よ」「…これ?」「他の服は、いらないわ」だってこの上着だけを着ていれば、誰かさんがこうしてあたためてくれるんだから。そうでしょ?私だけの騎士さん。
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/419.html
**私は最近とても悩んでいる。―――ダイキライなヤツがいる。もう大大大大ダイッキライ。気にくわない、腹が立つ、ムカつく!!どこがって?一言でなんて言えないわ。まずケーハク。ちゃらんぽらんで適当でいい加減でめんどくさがり。女好きで手が早くてエッチ。僧侶のくせに賭けごとするしイカサマするしお酒大好きだしサボるのも遊ぶのも大好きだし、愚痴は多いし文句も多いし根性ないし体力ないし、強引、嘘つき、狡猾、うぬぼれやさん!!ハァハァ…ま、まだまだあるけどもういいわ。とにかく、許せないところが多すぎるのよ。どうやったらここまで私の気に入らないセンサーに引っかかることができるのか不思議なくらい。もう、目の前にいるだけでイライラして…いてもたってもいられなくて…話しかけてこようものなら、すぐ叩いたり燃やしたり無視しちゃうし。アイツ見てると無性にイライラする。イライラ…っていうか、…うーん。胸が…ザワザワ?って感じ。キリキリする時もあるけど、なんか平静でいられない感じ。それくらいキライ。気に入らない。ダイキライ!私、ホントはこんなんじゃないのよ?こんなに度量せまくない。少しくらい気が合わなくたって、頭から拒絶してツンケンしたりしない。もちろんしょっちゅう叩いたり殴ったり、ましてや人に向けて魔法を使うなんて絶対しないんだから!…まぁ、アイツは多少 魔法耐性があるってわかってるから使っちゃうんだけど。何が一番キライかって、すぐに私を口説いてくるところ。そりゃあの容姿ですもの、さぞかしご自分に自信がおありなんでしょうよ。それが、キライッ。だからうぬぼれやさんだっていうのよ!女ならすべからく自分のこと好きになるって信じて疑ってない。くさいセリフと仕草を並べ立てて肩に手でも回せば、すぐに落ちるって思ってる。女なんてその程度だと思ってる。……私のことも。ふざけるんじゃないわよ!私をそこらへんの見かけだけで判断する軽い女と一緒にしないでっ。わたしの理想の男の人は、サーベルト兄さん。アンタとは真逆なの。好きになんかなるわけない。だから毎日毎日、顔見るたびにカワイイとか美人とかハニーとか言ってこないで。その口でついさっきまで違う女に同じこと言ってたくせに、平然と口説いてこないで。―――私をアンタの口説くその他大勢の女たちと一緒にしないでよ。本気じゃないくせに本気のフリして見つめてこないで。下心しかないくせに優しいフリして触れてこないで。どうせすぐ飽きるくせに気が向いた時だけ声かけてこないで。知ってるんだから!私の胸にしか興味ないくせに、「好きだ」とか言わないでよ!!キライ!!かと思えばあの皮肉に満ちた笑みで人を小馬鹿にして、可愛くないだの色気がないだのガキだのお転婆だのじゃじゃ馬だのと、人を怒らせていかにも楽しんでる、あの性格の悪さ!ああもう、ダイッッキライ!!!!…あの、ね。ここまで言っといてなんだけど、もちろんイイとこだってないことはないの。あることはあるのよ。意外とね。ただ顔がいいだけの苦労知らずってわけじゃないの。…うん。軽薄なのも、自分の容姿を武器にするのも、そうするしかなかった。そうせざるを得なかった。…そういう人なの。普段は憎らしいくらい自信満々なくせに、ふとした瞬間に自棄になる。どうでもいいとか、オレなんかとか。自分の容姿にはなんの価値もないんだって、だから自分には何にもないんだって、そういう諦観をにじませる。…私たちと出会う前、彼がどんな日々を送っていたのか、どんな境遇でどんなものを見てきたのか、私はほんの少ししか知らない。知りたいと思わないでもないけど、それよりも私は今の彼をもっと知りたいと思った。過去ではなくて、私たちと共にいる今の彼を。本当は、すごくナイーブなのよね。あんなにふてぶてしいフリしてるくせに…ふふ。ふてぶてしさならエイトの方が上かもね?傷つきやすくて…特にあの兄に関することには本当に痛々しいくらい神経剥き出しになる。こればかりは仕方ないのかもしれないけど…見ていて、胸が締め付けられる。本当は、すごく不器用。器用なのは見かけだけ。多分自分でもそれを知っているから、隠そうとする。かっこつけてばかり。強がってばかり。平気なフリばかり。本音を隠して、逃げてばかり。……バカね。わかんないとでも思ってるの?アンタめちゃくちゃ顔に出るのよ。普段のポーカーフェイスなんか、まるで役に立たないんだから。そして本当は、すごく…優しい、のかも。い、一概には言えないけど。でも、思いやりはある。弱者の気持ちを推しはかれる。口は悪いけど、面倒見はいいし。自分本位だけどいざとなったら絶対に他人を見捨てられない奴だし。…私の騎士と称して守ってくれるのも、女好きだからってだけじゃない、優しいから。下心60%だとしたら、残り40%が本来の優しさ、ってところね。で、そーいうのが恥ずかしいと思ってるのよ。かっこ悪いって。褒められるとなぜか逆ギレするんだもの、ほんと素直じゃないんだから!…でもそういうところは、キライじゃ…ない。キライばっかりじゃ、ない。例えば私はアイツの手がひそかに…嫌いじゃない。たまに手袋を外した時に、ちょっとドキッとする。…べ、別に手だけよ!?アイツ本人がどうとかの話じゃないのよ!?…。私の手をスッポリ包み込んでしまうくらい大きくて、でも繊細で、すごく綺麗な指。きどってる仕草はどうでもいいけど、戦ってる時や、私をかばってくれる時、そして、私を回復してくれる時…。アイツは私に回復呪文をかける時、必ず素手で触れてくるから。そんな時に思わず魅入ってしまう。優しい手だなぁ、となぜか思う。…絶対言わないけどね。キライばっかりじゃ、ない。何よりアイツの弱い部分が、私を、アイツから離れられなくさせている。心の底から拒絶するならもっといくらでも方法があるはずだ。でも私はそれができないでいる。…………放っておけないの。だってだって、……アイツ、すっっんごいヘタレなんだから!!ホントは甘えんぼだし寂しがりやだし、ひねくれもので天の邪鬼で!!時々小さな子供みたいなのよ、迷子になってる一人ぼっちの子供…アイツの虚勢の全てを知っていれば、途端に何もかもがカワイク思えてきて。…愛しくて。突き放せなくて。――――キライじゃないのよ。「……キライじゃないの」私がボソリと呟くと、ミーティア姫が小さくいななき顔を向けた。「もちろん仲間として信頼してるし、一緒にいるとそれなりに楽しい、し…。……」沈黙。「―――か…っ、かっこいいわよ!?そりゃあね!?あの顔であの声であのスタイルで剣も弓も魔法も使えるんだもの、何したってかっこいいに決まってるじゃない!!…ッわ、私の好みの話じゃなくて、一般的な美醜のはなしよ!?」ブルル。姫様の目は笑っている。その穏やかな目に途端に恥ずかしさがこみあげ、私は彼女のたてがみに触れて少し落ち着くことにした。カッポカッポ…のどかな姫様の蹄の音。遠くの方にエイトとヤンガスが見える。トロデ王はさっきからいびきをかいて寝ている。ククールは…歩くのたりぃとか言ってたから、ずっと後ろの方ね、多分。はぁ…。この重くて苦い胸の内の理由が自分でもよくわかって、溜息が出た。「……ねぇ、ミーティア姫…。……私って、…かわいくないよね」思いきり自嘲の呟き。わかりきっているのに、人に聞かずにはいられない。姫様は首を大きく左右に振って否定してくれる。優しく微笑んだままの瞳に、私も微笑み返す。「…ありがと。でもね、やっぱりかわいくないし…素直じゃないよね」すると姫様は、今度は大きく頷いて見せた。ちょっぴり楽しそうに、いたずらを含んだ目で。私はなぜか顔が赤らんで、苦笑しながら姫様の首に抱きついた。そしてすぐ離す。「ね、明日…ううん、今日このあとにでも、泉に出かけてお話ししようよ。今日はエイトは後回し。 女同士でお話ししましょ。大丈夫!姫様のお願いなら絶対エイトは断れないから!」姫様はすこし驚いた様子だったけど、すぐに嬉しそうに小さく啼いて、私にスリスリしてくれた。2人でクスクスと笑い合いながら、秘密のないしょ話を囁き合う…――――ゴンッッッ前触れなく何かにぶつかる大きな音がして、私達は後ろを振り返った。……。……………そこには若干前のめりになって、大木と正面衝突してる自称カリスマの姿があった…。「――~~~んな、な、何やってんのよあんた…っ!!そんな大きな木にぶつかるって、…っ、あっははははははははははは!!!!!!!!!!!お、おなか痛い…っっ!!!!!!」ダメ、あり得ない、っていうかヤメテよもうっっ!!おかしすぎるッッ!!!!!立ってられなくて姫様にもたれかかりながら、呼吸困難になりそうにヒーヒー笑い転げる。だって仕方ないわ!なんで無言なのよ!イテ、とかなんとか言いなさいよ!わけわかんない!!ひとしきり姫様と笑いあってようやく涙目で顔をあげると、ククールは私たちを追い越してスタスタと先に行ってしまった。思わず目がテンになる。…そして再びクスリと笑いがこぼれる。姫様の背をポンと叩いて、私は赤い背中を追った。「大丈夫?」回り込んで下から見上げると、ぎょっとしたように彼の足が思わず止まった。キマリ悪げにプイと目を逸らす。まったくもう、言い訳くらいしなさいよね。そんなにカッコ悪いとこ見られたのが悔しいの?素直じゃないのは、私だけじゃないよね。子供みたいにすねちゃって。……こういうところ、ほんと、カワイイんだから。「……別に、なんとも―――」「おでこ、赤いわよ」言いながらおでこに4本の指をペタンと貼りつける。ちょっとだけ熱いかしら?ぶつけたのならコブになる可能性もあるわよね。早いうちにホイミでもしておいた方が…今さら心配になってきてそんなこと考えていると、ククールがその手をサッと握って言った。「ゼシカちゃんが舐めてくれたらすぐ治るんだけど?」思わず眉をしかめてみると、そこにあるのはいつも通りのふてぶてしくだらしないニヤケ顔。「…するわけないでしょっ!バカッ!!」…まったく、こういう時ばっかり立ち直り早いんだから。未だに咄嗟のこのテのセリフに耐性のない自分に腹が立つわ…。きっと私は少しだけ頬を染めているんだろう。見られたくなくて顔を逸らす。これじゃさっきと逆じゃない!なんか悔しいッ。……ふと、握ってくる手があたたかいのに気づく。見ると、いつのまに脱いだのか、その手は手袋をしていなかった。大きな手。長くて綺麗な指。――私の好きな手。「……ったく、もう!何考えてたのか知らないけど前方不注意にもほどがあるんじゃない!?」「何考えてたかって?ゼシカのことに決まってるじゃん」「バカッ!どうせ街で出会ったカワイコちゃんのことで頭いっぱいだったんでしょうけどね、 もしかしたらケガしてたかもしれないのよ?妄想は夢の中だけでしてなさい!」「ハイハイ」「まったく、どこが天下の色男なのよ。カリスマなんて大それた肩書きが泣くわよ。ほんとバカなんだから」「ハーイ」「ちょっと!何よそのふぬけた返事は!ちゃんと聞いてるの!?」「聞いてるよ。…ゼシカの言葉は全部聞いてる」「……ッ」もう…やめてよ、そういう真剣な顔でそういうこと言うの。下手に口説かれるよりよっぽど恥ずかしくなる…気付かれないようにと祈りながら、あたたかく包みこむ手をわずかに握り返した。キライじゃ、ない。キライじゃなければなんなんだろう?こんな悩み、バカバカしくて誰にも言えない。だって答えはすっごくカンタンな気がするんだもの。―――ククールのこと、キライじゃない。…それだけなの。 カリスマの苦悩の裏ver
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/212.html
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/393.html