約 4,199,542 件
https://w.atwiki.jp/akadama/pages/17.html
先生「この部分を何と言うか…皆知ってるな?古泉。」 古泉「ぇ… ぇと… ペニス…です。」 先生「俗に何て言ってる。」 古泉「…。」 先生「古泉、恥ずかしがる事じゃないだろうが。」 古泉「ぉ…ぉちんちんです…。」 先生「そうだな。じゃあちょっと説明するぞ、大事な事だから皆ちゃんと聞いとけよ。」 古泉(何で僕にそんな質問…) 先生「じゃあ古泉、ついでだから前に来て立ってくれ。」 古泉「え?」 先生「説明するのを手伝うだけだ。突っ立っていればいい。」 古泉「は、はい…。」 先生「口で説明しただけでは不充分だな。では古泉、下を脱いで」 古泉「…!!(何で僕が…いや、どうしてそんな事をする必要が…!) で、出来ません!」 先生「何だ?お前はそんなに反抗的な生徒だったか?そんな事では単位をやれんぞ」 (中略) 先生「…えー、今更説明する必要もないかも知れないが、これが男性器。 いわゆるペニス。俗に言うおちんちんだな」 ツンツン 古泉「…~~~ッ!!!」 生徒A「…せ、先生!よく見えません!前に行っても良いですか!」 生徒B「お、おおおr俺も!」 先生「いいぞ。せっかく古泉が見本になってくれてるんだから、この機会によく見て触って 理解を深めるように」 生徒一同『はいっ!』 古泉「…あっ!い、嫌だっ…んく、んっ…触らないで下さっ…んああぁっ!」 先生「お前たちよく見とけー、これが古泉の勃起だ」 生徒C「先生、射精まで観察していいですか?」 先生「ほら古泉、どうやって赤ちゃんができるのか皆に聞こえるように言ってみな」 古泉「はい。赤ちゃんは神様の使いのコウノトリが、赤ちゃんを望んだ夫婦の元へ連れてきてくれます(真顔)」 先生「…よーし古泉、後で準備室まで来やがれ。 ヤローにやっても意味ねぇかもだが、特別に正しい赤ちゃんの作り方講座開いてやる」 古泉(もしかしたらコウノトリではなくキャベツ畑の方だったのでしょうか…?)
https://w.atwiki.jp/earthruinfes/pages/114.html
ニコニコ動画/アイドルマスター/星井美希 コミュ 2008-10-31 【リンク】 THE IDOLM@STER 公式サイト THE IDOLM@STER Wikipedia The iDOL M@STER ニコニコ動画まとめWiki ◇◆『ニコニコ動画/アイドルマスター』へ ◇星井美希◆ ソロへ/ソロ高再生へ/デュオへ/デュオ高再生へ/トリオへ/トリオ高再生へ/殿堂へ/その他へ/墓地へ THE iDOLM@STER -MEMORY- 美希のお願い(はぁと 【アイドルマスター】 海馬P 美希 セクハラ アイドルマスター 妄想:美希が苦いの飲んでくれました アイドルマスター 妄想:美希と、せいこうしてみました アイドルマスター やさしい両手 アイドルマスター 雛鳥の決意 夏の祭典 サマフェス アイドルマスター 美希 誕生日プレゼント。 アイドルマスター 美希 休日コミュ(裏) ラブダク アイドルマスター 美希 Dランクアップコミュ(裏) アイドルマスター 美希 Cランクアップコミュ(裏) アイドルマスター 美希 ある日の風景7(裏) ふたりだけの撮影会 |アイドルマスター 美希 セクハラさん|セクハラPアイドルマスター 美希 Bランクコミュ(裏) 保健体育 |アイドルマスター 美希 8月の仕事(裏) ポロリアイドルマスター 美希 ある日の風景7 逆セクハラ(超7インチ)アイドルマスター、美希(表)、パイタッチ集(修正版) ◇◆『ニコニコ動画/アイドルマスター』へ ◇◆『ニコニコ動画』へ Amazon THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 03 星井美希
https://w.atwiki.jp/jiisan/pages/44.html
娘が入院していた頃、病院で友達になったSちゃんも白血病でした(詳しくはわかりませんが、年齢からしておそらくリンパ性だと思われます)。 タイプ的にもSちゃんは、本田美奈子さんに通じるところがあるような気がします。 しっかり者でがんばり屋……いわゆるストレスがたまりやすいタイプです。 Sちゃんが亡くなったあと、お母さんから聞いた話ですが、亡くなる前日に初めてお母さんに「今日だけ病院に泊まってネ。」と、おねだりしたそうです。 なんという強い心を持った少女なんだろうと思いました。 以前、娘が時間差療法で劇的に症状が好転したあと、Sちゃんのお母さんと少し話をしたことがあります。 自分の娘の症状が好転した理由を話し、それを参考にしてSちゃんにも是非元気になって欲しかったのです。 ところが話をしているうちに「白血病に時間差療法は効果があるのか?」という疑問が生まれました。 それは、時間差療法のひとつの柱である血管新生の阻害により、ガン細胞の栄養補給路を断つという戦略が、果たして白血病にも効果があるのかという疑問でした。 つまり白血病は血液のガンなので、かたまりを作りません。 そしてもともと血管内にあるものですから、新生血管を阻害しても栄養補給路を断つことにはならないからです。 だから私は、アガリクスとフコイダンの話だけをしました。 話しているうちに、Sちゃんのお母さんも次第に打ち解けてきて、突っ込んだことも教えてくれるようになりました。 白血病治療の中心ともいえる骨髄移植のドナーが見つかったということで、ドナーはSちゃんの妹さんです。ガン細胞は完全に消えないけれど、骨髄移植に踏み切るつもりだとおっしゃっていました。 その話を聞いて、私は「それではもうアガリクスも飲めなくなる……」と少し暗い気持ちになりました。 ここで少し白血球とその治療法について考えてみましょう。 白血病は血液のガンといわれています。 症状が比較的ゆっくり進む“慢性”と、激しく進行し命に関わる“急性”とがあり、さらに“リンパ性”と“骨髄性”に分けられます。 リンパ性とは白血球の中のリンパ球を作る元になる細胞(芽球といいます)が増える病気で、骨髄性とは骨髄球を作る芽球が増える病気です。 一般的に本田美奈子さんのような成人の方では骨髄性が、Sちゃんのような子供にはリンパ性が多いとされています。 血液は骨髄の中にある骨髄幹細胞から作られます。それが造血幹細胞に分化し、さらに赤血球を作る赤血芽球と白血球を作る白血芽球に分かれます。 白血芽球はさらにリンパ芽球と骨髄芽球に分かれ、いろいろな種類の白血球の前駆細胞へとなっていきます。 白血病はこの段階の細胞が異常に増え、血管内に溢れ出し、正常な白血球が減ることにより免疫異常が起きてくる病気です。 治療法としては、抗ガン剤治療が主体ですが、かたまりを作らない全身的なガンなので、手術や放射線治療のような限局的な治療は意味をなしません。 そして抗ガン剤により白血球細胞がすべて消えたあと(完全寛解といいます)骨髄移植をすれば完治の可能性も高くなります。 この骨髄液の適合確率は約40,000分の1といわれ、たいていの白血病患者さんは自分に適合するドナーを待っている状態のようです。そんな条件の中でSちゃんは幸運にも妹さんが適合しました(兄弟であれば、適合確率は非常に高くなります)。 しかし、白血病細胞が消えないうちに骨髄移植に踏み切ることは、少なからず不安を覚えました。 でもSちゃんの身体はもうこれ以上の抗ガン剤治療に耐えられる力は残っていないとのことでした。お母さんとしてはこの骨髄移植に賭けたいということのようで、先生方もそれをすすめていたようです。 白血病はとてもやっかいな病気です。 私は他の固形ガンであれば、時間差療法により、ほとんどのガンが症状の改善を示すと思っています。 それはガンの増殖能力と免疫の処理能力の関係です。ガンは大きくさえならなければ、それ自体が身体に悪さをすることはあまりありません。 事実、私の娘も妻も、ガンが直接の原因で具合が悪くなったことは一度もありません。 娘が痩せたのはガンが原因かもしれませんが、体調をくずした原因はすべて治療によるものです。 つまりガンによる直接の症状のほとんどが、正常細胞を圧迫することによる臓器不全が原因だといえます。 ですから、時間差療法のようなガンをそれ以上大きくしないことを主眼においた治療をすれば、症状は快方に向かうはずです。 症状の改善とはガン細胞が減ることではなく、元気に生きられるということです。 身体に負担になるような治療を避け、ガンの増殖能力を押さえ、免疫の処理能力を高めれば、たとえガンが治らなくても元気で生きられる時間は大幅に長くなります。 しかし、白血病はちょっと違います。正常な白血球が減ってしまうため、ガン細胞の増加が直接免疫力低下の原因になってしまうのです。 免疫力が低下すると普通ならなんでもないような病気が重大な結果になってしまうことがあります。 たとえばSちゃんは、ひどい口内炎に苦しめられていたようですが、普段はおとなしくしているヘルペスウイルスが免疫力の低下に伴って口の周辺で増殖するためだと考えられます。 ガン細胞を直接攻撃できるのはとりあえず抗ガン剤ですが、これを使用することで当然正常な細胞もダメージを受けるので、ただでさえ弱っている免疫力がさらに低下してしまいます。 そのため、白血病の治療中は無菌室に入れられ、パサパサの加熱食しか食べられなくなります。 娘は抗ガン剤治療による白血球の減少で加熱食は食べましたが、無菌室に入るところまでにはいたりませんでした。 しかしSちゃんは治療中のほとんどの時間を無菌室で過ごしていました。それほど白血病の治療は辛いものだと思われます。 ほかのガンのように、血管新生を阻害することによりガンの栄養補給路を断つ、という戦略がとれないので、アガリクスなどにより免疫力の向上を図ることは大切なことだとは思います。 しかしここで、考えなければいけないのは免疫力の向上とはどういうことなのでしょうか? 免疫は主に白血球が担当しているので、単純に考えれば白血球の数が増えれば免疫力が上がることは想像できます。 実際、私の娘はアガリクスなどを飲み始めてから抗ガン剤治療の際、それほどひどい血液の数値の低下は見られなかったようですが、これは抗ガン剤を変えたことが原因かもしれないので、ハッキリした因果関係を証明することはできません。 また、元気になった今でも抗ガン剤治療の後では、やはり白血球の低下はおきているようです。白血球が増えるためには白血球が分化して分裂する必要があります。アガリクスなどに白血球の分裂を促進させる力があるのでしょうか。 仮に、増え過ぎている白血芽球が速やかに分化すれば、白血病はそれだけで治る可能性はあります。しかしこれはそんなに簡単な問題ではありません。 免疫力が向上するもうひとつの方法は、白血球細胞が活性化することかもしれません。細胞が活性化するということは活発にタンパク質合成をするということでしょう。 免疫賦活剤といわれるものには、どちらの効果があるのでしょうか? また逆に免疫抑制剤とはどのような原理の薬なのでしょうか? 知りたいものです。 抗ガン剤も白血球を作る元になる細胞を攻撃するのですから一種の免疫抑制剤といえるかもしれません。 つまり、白血球に対する抗ガン剤治療中にアガリクスなどを飲むということは相反する行為である可能性もあるわけです。白血病が抗ガン剤を使わずに免疫賦活剤だけで治るならこれほど良いことはないのですが……、それをどうやって試せというのでしょう。 白血病に抗ガン剤が効くのは確かなこと――というか、抗ガン剤が白血病に効いたのでほかのガンにも効くかもしれないという程度で使っていると書いてある本もありました。 他のガンであれば、抗ガン剤と免疫療法の併用は確実に効果があると思われます。 しかし、白血病に限っては免疫療法が逆効果になる恐れもあるわけです。特に骨髄移植をした後では逆に免疫抑制剤を使わなければなりませんが、アガリクスなどの免疫賦活剤を飲むことはできなくなるのは当然のことなのです。 いくら白血球の型が適合していても、拒絶反応は出るようです。そのために、免疫力をギリギリまでおとす治療をしなければならないのです。それまでの抗ガン剤治療のダメージにこの免疫抑制剤、いわば徹底的に身体の元気を奪いとる治療なのです。 抗ガン剤により白血病細胞が消えた後(完全緩解)、この免疫抑制の試練に耐えれば白血病は完治します。 しかし、それだけの体力がない場合、あるいはSちゃんのように完全緩解できずに移植を受けた場合、壮絶な治療の苦しみが無駄になる最悪の結果を迎えることになります。あまりにも辛く悲しい死に方なのです。 さらに他のガンの場合は、体力(免疫力)があれば、ガンが自然消滅して完治することもありますが、白血病の場合は病気の進行が即免疫力の低下につながるので、完治するという期待は相当薄いと思われます。 白血芽球が白血球に分化せず、分裂して増えることが原因なのですから、一番良い方法は、これを分化させ正常な白血球になるよう誘導することだと思います。 しかしそれには、生命の本質性まで理解がおよばなければ現実化することは難しいのです。当時、そのヒントになるのが、トカゲのシッポなどの再生という仕組みであると見当はつけましたが、あまりに難しいので考えることを中断してしまっていました。 今日、大好きな本田美奈子さんの訃報に接し、この問題をまた考えてみようと心に誓いました。 (2005年11月26日) 白血病とは簡単にいうと白血球が少なくなる病気です。 そのため免疫不全となり、すべての病気に対する抵抗力が下がり命を落としてしまう病気です。 もちろん、白血病に対しての抵抗力も落ちると考えられるので、病状は加速度的に進行してしまいます。 しかし、直接の死因は免疫力の低下による、他の病気での症状によることがほとんどのようです。(すべてかもしれません) 病院の無菌室にいれば病状が進行しても、命にかかわることはないようです。 このことから白血病細胞(白血芽球)は身体に対して直接の悪影響をおよばさないことが想像されます。 このことは、他のガンとも共通していると考えられます。もともとは身体の一部で本来なら白血球になる大切な細胞なのですから、当然のことともいえるでしょう。 ですから治療としては、このガン細胞を取り除くというのは、あまり好ましい方針とは思えません。大切な細胞を取り除くというのは身体にいいわけがありません。 しかし、他のガンと決定的に違うのはガン細胞の成長を抑えるということが、白血病では非常に困難であるという点です。 白血病細胞はかたまりを作らず血管内に存在するので、これに栄養を与えないということはほぼ不可能です。 また他のガンはガン細胞が大きくなっても免疫力を高めることは十分可能ですが、白血病細胞が増えることイコール白血球が減少することになるのでこれも難しいと思われます。 まして骨髄移植をしたあとは、逆に免疫力を落とす必要さえあるのです。 となると、白血病に対しては次のガンを治す、ガンを利用するというレベルまで高めなければ克服することは困難なのです。 これは本当に生命の本質まで理解しないと、到達できないようなレベルで現在ではまず不可能でしょう。 いきおいガンを取り除くという、最悪の治療になるのはやむをえないことになるのです。 しかしヒントはあると思います。 そのひとつは再生という現象です。 再生ではトカゲのシッポがあまりにも有名ですが、イモリはトカゲよりも再生能力の強い動物です。シッポ以外にも足の再生もできるのです。そしてひとつ面白い事実があるのです。 イモリもガンにかかります。顔に皮膚ガンのできたイモリの前足を切ったら、やはり足は再生してきました。と同時に顔にできていたガンがきれいに消えたそうです。 これは何を意味するのでしょうか? 白血病細胞である白血芽球は要するに白血球の前駆細胞(前の段階の細胞)であります。もちろんガン細胞ですから分裂能力は持っています。 その他のガン細胞もそれぞれの機能を持った細胞になる前駆細胞なのではないでしょうか? ですから当然分裂能力はあります。 それぞれの機能を持った細胞になると分裂能力は失われ、それぞれの役目を果たしたら死んでいく運命にあるのです。 これを完全分化の細胞ということができます。 ガン細胞は分裂能力を持っていることから、未分化の細胞と考えられるわけです。 前述のイモリの顔にできたガン細胞も、顔の皮膚になる前駆細胞で分裂能力をもった未分化の細胞です。 これが、足が切断されるという身体全体にとっての緊急事態が発生し、未分化度をさらに高め骨や筋肉にもなれる細胞(幹細胞)になったのではないでしょうか? そして切れた前足の部分に集合し、未分化の細胞のかたまりからまた整然と分化して、足としての機能をはたすようになったと思えます。 もちろんガンでない健康なイモリも再生能力はあるので、ガン細胞が直接再生という機構に関係しているわけではないと思います。 分化能力の高い幹細胞が分裂して整然と分化するのが再生の基本でしょう。 しかしある程度未分化のガン細胞もこれに参加したほうが素早く再生できる可能性があり、イモリの顔のガンが消えたのだと考えました。 動物の中にはもっと再生能力の高いものもいます。 プラナリアという生物は身体を半分に切ってもそのおのおのが元通りの状態になることができます。 つまり身体を切られたことにより1匹が2匹になってしまうのです。 これは身体のあちこちに万能細胞とよばれる分化全能性(あらゆる細胞になれる可能性を持った細胞)をもった細胞があるためで、切られて足りなくなった部分を万能細胞が分裂、分化して補うことができるのです。 このプラナリアが自らの意思でふたつに切れるかどうかはわかりませんが、新しくできたふたつの個体は遺伝子のまったく同じクローン生物ということができます。 多細胞生物でも分裂によって増えることができるということです。このようなことは、ヒドラやサンゴでも“出芽”という形で行われます。 身体の一部分に植物のような芽がでてそこから新しい個体が誕生するのです。 これらを無性生殖とすぶのですが、これは植物ではあたりまえの現象です。 小学校の頃に行った水栽培で使用した球根なども栄養生殖ですし、ソメイヨシノもすべて栄養生殖です。ソメイヨシノは種子による生殖能力はなくなっているので、花見の桜はすべてクローン生物ということになります。 これはその昔、単細胞生物が多細胞生物になった理由を考えると、当然のこととして理解できそうです。 本来生物は繁殖するのが大きな目的だと思います。 そのためには単細胞生物で分裂によって増えるのが最も効率のいいやりかたです。 しかしこれではすぐに増え過ぎて栄養が足りなくなってしまいます。 そこでやむをえず細胞同士が共同生活をするようになったのが多細胞生物で、なかでも有性生殖は繁殖ということに関しては、不利な方法だといえるでしょう。 多細胞生物でも分裂や出芽などの無性生殖のほうが有性生殖より効率がいいのは明らかです。 しかし生物には繁殖の他に変化(進化)を求めるという目的もあるようです。 そのためにふたつの個体の遺伝子を混ぜ合わせるという有性生殖が主流になっていると考えられます。 さて随分脱線してしまいましたが、つまり多細胞生物の細胞にも、栄養状態がよくなれば無性生殖をする能力はあると思います。 そのなかでも強い全能性を持っているのがプラナリアの体内にある万能細胞で、イモリの足を作る幹細胞はそれよりは劣るようです。 また、人間などはあまり再生の能力は高くないといえるでしょう。 しかしまた少し脱線しますが、人間にも万能細胞はあるようです。 それは受精卵から分裂して細胞が8個くらいの状態の時には、すべての細胞に全能性があるそうです。 これをES細胞といい培養して増殖させれば臓器移植の際、まったく拒絶反応が出ないことになるので、医療の世界では実際に研究されているようです。 現在ではまだそれを都合よく分化させる技術まではないようですが、あまり遠くない将来に実現するかもしれません。 しかし医学では心臓とか肝臓とかだけ作ればいいのですが、全体を作ることも、もちろん理論的には可能なわけです。 そうなると、ある特定の人間のクローンが大量にできるという、マンガのなかの世界が現実になってしまう恐れもあるわけです。 これは科学だけでなく、宗教、倫理上の大問題でもあります。 いくら法で規制してもできるとなるとやってみたくなる人間は必ずでてくると思いますが……。 さて多細胞生物の分裂増殖に関してはもうひとつ条件があると思います。 それは細胞同士の相互関係です。 たとえば、イモリの前足を切ってその付け根に、後足の付け根の細胞を移植しておくと、再生して生えてくるのは前足ではなく後足になるそうです。 これは再生のために集まった未分化の細胞が、すぐ隣にある細胞(移植された後足の付け根の細胞)の情報を読み取り、それにより後足になるよう分化したと考えられます。 このようなことは発生直後の動物であるショウジヨウバエなどを使っていろいろな実験が行われているようです。 たとえば大きな羽が4枚あるものとか、触覚の部分に足が生えているものとかを人為的に作り出すことが可能なようです。 発生後のある段階で細胞移植をするとこのような奇形ができるそうです。 このことからも細胞はまわりの細胞の情報を読み取り、それにより自分の運命を決めていると考えられます。 生物体の基本ともいえるタンパク質の情報を持っているのは遺伝子です。ちなみにヒトでは約3万種類ものタンパク質を使っているそうです。 その数多いタンパク質をいつどこで、どのくらい作りだすかによって、細胞個々の性質ひいては全体としての多細胞生物の性質が決まります。 遺伝子だけではとても多細胞生物の性質は説明できません。 細胞内の栄養状態、細胞同士の相互関係を考えることが、多細胞生物の本質を探るうえではかかせないことなのです。 私は娘に飲ませている健康食品から、この細胞同士の相互関係に関わっているのが高分子多糖体ではないかと見当をつけていました。 娘に飲ませているキトサン、フコイダン、そしてアガリクスのベーターグルガンなどはすべて高分子多糖体です。 そして細胞の模式図をみると、細胞膜の表面にタンパク質が小島のように浮かび、それにつきささる形で高分子多糖体は存在しています。 あたかもアンテナのような形です。 ちなみに赤血球の型であるA,B,Oを決めているのも、この細胞膜に突き刺さった高分子多糖体とのことです。 高分子多糖体というと何かとても甘いようなイメージですが、実はほとんど煮ても焼いても食えない代物です。 カニの殻やキノコの菌糸体などは人間が食べてもほとんど消化吸収されません。 糖には五炭糖(炭素が5個ある)と六炭糖がありますがそれらが3個以上結合したものを多糖体とよぶそうです。 多糖体の結合は非常に強いので簡単に消化吸収することはできないのです。 この糖同士の結合を主鎖といい、それに側鎖がついていろいろな種類の多糖体ができるようです。 このへんはアミノ基とカルボシル基の主鎖にいろいろな側鎖が結合することにより性質が決まるアミノ酸とよく似ているような気がします。 実は多糖体については最近になって注目されているようですが、まだ私のような素人でも読めるような本はほとんど販売されていないようです。 そこでまた素人の勝手な想像ですが、細胞はこの多糖体を名刺として使っているのではないでしょうか? 多糖体は第二の遺伝子とよばれるほどその種類は多く、同じ生物の個体内でも組織や器官により、特異的な多糖体が細胞膜に存在しているようです。 そして多糖体はその結合力の強さから生物体の構造を支える材料としても、使われることが多いのです。 また植物細胞の細胞壁もセルロースという多糖体を主成分としています。 また細菌類でも細胞壁を持っているものもいます。 こう考えると海中で生活していた生物が陸上に進出する際、その身体を支えるために細胞壁でとりかこんだような気もしますがどうでしょう? 藍藻類や海藻、また寄生生物である菌類には細胞壁はあるのでしょうか? (2005年12月5日) 「その2」へ >
https://w.atwiki.jp/shosensyojodokusen/pages/525.html
■転職の神殿を開きました 土鍋 吉沢はたろう Webコミック版 セクハラジジイあり。 ヒロインズにはあまり相手にされてないけど、横恋慕キャラやモテたい男キャラが複数。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1675.html
第5話.ウケるが勝ち!の巻(前編) シャルロット・エレーヌ・オルレアンという本名を持つ少女――タバサは思う。 トリステイン魔法学院は昨年まで、いや春先までとはまるで別物だ。 ……だが、それにまるで違和感を感じない自分もまた、変わったのだろうか。 * * * 「「「先生! コルベールせんせー!!」」」 学院の職員棟にある、一室の扉を叩く虚無部の面々。 すぐに中から白衣を来た禿頭の中年男性、コルベールが姿を見せる。 「おやおや、これはこれは。皆さん、最近、よく来ますね。遊びに来てもらえるのはうれ しいですが、勉強や部活はよろしいんですか?」 のほほんとした口ぶりに、一同は脱力する。 「いや、いい加減、あ~る君を直してもらいたいんですが……」 脱力感をこらえてワルド(当然のような顔をしてここにいる。仕事はどうした?)が、先 日首がモゲて動かなくなった部員のことをコルベールに問う。 「え……あぁ、そうですね、ミスタ・タナカイチローの修理ですね。いやいや、鋭意努力 してますよ、ウン」 なぜかあらぬ方向に視線を逸らしながら答えるコルベールを見て、全員、「忘れてやがっ たな、このヤロウ!」と思ったが、貴族の慎しみとして、そこは口にしない。 ――少なくとも修理が終わるまでは。 「あーーっと…それで、いろいろ調べてみたんですが、ミスタ・タナカの身体はまさにオ ーバーテクノロジーの宝庫でね。正直私の手には終えない部分も多いのですが……」 4人を部屋に招き入れ、ビーカーでお茶を薦めながら―もっともタバサ以外は全員辞退 したが―目を細める、炎蛇の異名を持つ教師兼技術者。 「ただ、動かなくなった原因らしきものはわかりました。これは頭部内の重要な部品を基 盤にとめておくためのパーツなのですが、ここに……」 と何か複雑な構造物が書かれた図を示す。 「これを固定するための12本のネジが、1本もありませんでした!」 道理で頭を振るとカラコロ言うはずである。 「ただ、ネジらしきものの正確な形状がわからなくて……」 と、残念そうに首を振るコルベールに、タバサがゴソゴソと懐から取り出したものを差 し出す。 「これ」 「? 何ですかな?」 「あ~るの頭から落ちた部品」 先日の合宿の夜のアレである。 たちまち、喜色を露にしてネジ(より正確にはボルト&ナットのボルトのほう)を受け取 るコルベール。 「おお、まさにそれです! これを複製して12個に増やせば……」 らんらんと目を輝かせるコルベール。普段の落ち着いた教師の姿はすでになく、ほとん ど新しい玩具を与えられた子供のようなはしゃぎっぷりだ。 「え、えーと……それじゃあ、頼みましたからね、先生」 その様子に若干引きつつ、(一応)あ~るの主であるルイズから依頼し、一同は研究室を 去った。 ゆえに、最後にに部屋を出たタバサを除き気づかなかったのだ。 「クックックッ……安心してください。私がこれ以上ないくらい、しっかりカッチリ直し てみせますとも」 コルベールが顔を伏せ、不敵な表情を浮かべていたことに。 * * * ――ってなコトがあった翌日。 本校舎前の掲示板に一枚の通知書が貼られていた。 「生徒会長選挙、かぁ。そう言えば、もうそんな時期なのね」 あまり気のなさそうな素振りで呟くキュルケ。 「うーん……うん!? そうだ!」 傍らにいたルイズは、ニヤリと人の悪い笑みを漏らす。 かつては犬猿の仲だったルイズとキュルケだったが、虚無部(正確にはゼロ部)設立以来 、タバサも加えた3人でツルむことが多くなっている。 さまざまな”わるだくみ”にからむふたりは、はたから見れば、ほとんど親友ないし悪友 といってよい関係なのだが、本人たちに言えば、頑に否定するだろう。 ……まぁ、彼女たちの片棒を担いでいるタバサに言えた義理ではないが。 「あ~るのヤツを生徒会長にするってのは、どう?」 「……おもしろそうね」 同じくニヤリと不敵な微笑で応えるキュルケ。 ふたりがこうなった以上は仕方がない。珍しくこの場にいないワルド先輩も、制止する どころか、煽るだけ煽って高見の見物に回るだろう。 「手伝う」 本人不在で選挙出馬を決められたあ~るには不憫だが、タバサも協力を約束した。 ところが……。 「ふむ。よかろう、その話乗ったぞ」 3人の背後には、いつもより3割増しで怜悧な表情を浮かべたあ~るが立っていた。 * * * 「いきますわよ……」 緑色の髪の女性が詠唱を開始すると、ずもももーーーっと、土が盛り上がる。 3メイル程度の高さまで隆起した土は、ひとりの少年の姿を形どった。 ベンチに腰かけ、気取った仕草であらぬ方向にうつろな視線を向けている、学ラン姿の 少年像だ。なかなかよくできている。 「ふむ。いまひとつ不満が残るデキではあるが、まぁよかろう」 塑像そっくりな少年が扇子で口ともとを隠しながら、生意気なセリフを漏らす。 「何、エラそうなこと言ってるんですか! 大体、何で秘書の私がこんなこと……」 ブツブツ言いながら杖を懐にしまう眼鏡をかけた緑髪の女性。 「すいません、ミス・ロングビル。お手数おかけしますわ」 さすがに多少は殊勝に頭を下げて見せるルイズたち。 いったい何をしていたのかと言えば、会長選出馬のためのPR活動の一環として、中庭 や寮の近くにあ~るの像を置くことにしたのだ。 とは言え、ルイズは虚無?、キュルケは火、タバサとワルドは風の系統のメイジだ。 寒い時期なら、"雪風"の異名を持つタバサに氷塊を出してもらって彫るという手も考え られたが、いまはまだ夏まっ盛り。作ってもすぐに溶けてしまうだろう。 そこで、知り合いの土メイジに土像を作ってもらうという案に落ち着いたのだが……。 「いやぁ、我々の知り合いで優秀な土メイジは少なくてね」 こちらはまったく悪びれるそぶりも見せないワルド。 学院長のオールド・オスマンの秘書であり、優秀な土のラインメイジだと言う 触れ込みのミス・ロングビルを、彼が無理矢理引っ張って来たのだ。 「それは、私もこの学院の職員ですし、生徒の方々に協力することもやぶさかではありま せんけど……」 まだブチブチ言っているミス・ロングビルだが、いきなり連れ出されて、立て続けに7 つも大きな塑像を錬金させられれば、多少は愚痴も言いたくなるだろう。 「まぁ、そんなに怒るなよ、マーちゃん」 「「「ま、マーちゃん!?」」」 馴れ馴れしいワルドの言い草に驚く、ルイズたち。 「おや、知らないのかね? ミス・ロングビルのファーストネームは、”マチルダ”と言 うのだが……」 「ど、どこでその名前を!?」 本気で驚いている様子のミス・ロングビル――マチルダ。 「はっはっは、私は腐ってもグリフォン隊の隊長だよ? 学院から王国に提出された職員 名簿をこっそり覗き見するくらいワケないさ」 いくら学院がある程度独立した機関とは言え、王国に提出する職員名簿には、雇ってい る人間のフルネームくらいは書くものだ。 「本当に”腐っても”なところがビミョーね~」 一応婚約者であるはずの青年のスチャラカぶりに呆れつつ、ルイズが呟く。 「で、でもミス・ロングビルには、そのお名前は合ってますわ。こう、いかにも”マチル ダさん”って感じで知的なお姉さんっぽくて」 慌ててフォローに回るキュルケ。奔放な性格の彼女だが、濃過ぎるこのメンバーの中に いると、多少は苦労性にならざるを得ない。 「”マチルダさん”。少年の憧れの才媛。……ただし、結婚関係には不遇。クス」 タバサのセリフに、ルイズも頷く。 「なんか、いかにも婚約者に早死にされそうな名前よね~」 ルイズ、惜しい。死亡じゃないけど婚約解消して逃げられました。 あまりにも好き放題なふたりのセリフに、こめかみに井桁マークの青筋を立てる”マー ちゃん”ことミス・ロングビル。 (こ、このふたりは……) 人がせっかくフォローしたのに……と頭が痛くなる。 ツンデレの代名詞のようなルイズはともかく、タバサが意外に毒舌キャラだということ は、虚無部に入ってはじめてわかったことだ。親友の新たな一面を知れたわけだが、あま りうれしくはない。 「な~に、マーちゃんにも何もタダで手伝ってもらおうというワケではないさ。塑像製作 のお駄賃として、この”魅惑の妖精亭 3時間飲み放題券”をあげやう」 「はぁ…あまり王都まで出る機会はないんですけどね……」 そう言いながらもワルドから券を受け取るロングビル。オールド・オスマンのセクハラ その他でストレスが溜まっているようなので、憂さ晴らしに飲みにいくのかもしれない。 「まぁまぁ、ミス・ロングビル、あ~るが生徒会長に当選した暁には、学院内のセクハラ を取り締まるキャンペーンでも、実施してみるから」 自分が会長になるわわけでもないのに、ルイズは無駄に安請け合いをする。 「ふむ。そのような些事に関わるのは本意ではないが、これも支配者の務めか。よきには からえ」 先日から、あ~るはいつもと違う方向に絶好調だ。まぁ、行動パターンが読みやすいぶ ん、いつもよりはマシかもしれないが……。 「ふぅ、まぁ、いいです。ここまで乗りかかった船なんだから協力しますわ。ところで、 どうして急に会長選に出馬しようなんて思ったんですか?」 諦めの境地に達したのか案外さっぱりした顔つきになったミス・ロングビルが、虚無部 の面々に問いかける。 「コレを見てください」 よくぞ聞いてくれました! と言わんばかりに、ルイズは自信満々で勝手に引っぺがし た例の壁新聞を差し出した。 どれどれ、とワルドとミス・ロングビルが覗き込む。 「なになに……”錬金部が作ったエロいフィギュア、部室でお披露目”?」 「おおぉぅ、確かにこれはエロい!」 「そ、それじゃなーい!」 スパンとハリセンで成人ふたりの頭をはたくルイズ。 ……ハリセンを手にして以来、どうも目上に対しても尊敬だとか遠慮だとか言う概念が薄れているような気がする。 「えーと、”ギトー師、酒が入って深夜の塀際でご乱行!?”」 「”愛の狩人、ギーシュくんの本命は誰だ!”?」 「そっちも違う! コレよ、コレ!!」 ルイズが指差す記事には、先日のあ~る首モゲ事件の顛末が記されていた 「……あ~る君が一度壊れたと聞いたけど、壊したのは君だったのかい、ルイズ」 「え!? あー、それはさておき。我々虚無部は、ここらでイメージアップ戦略をはかる必要があります」 ワルドの微妙に呆れたような感心したような視線を避けつつ、ルイズが演説する。 「……と言うわけで、我々はイメージアップを図る必要があるんです!」 「自業自得と言う気がしないでもないが……その心意気やよし!」 「うむ。世界征服の第一歩は、まず学院から! というわけだな」 ルイズのアジテーションに、ワルドやあ~るが追随するなか、 (余計逆効果じゃないかしら?) と身も蓋もないことを考えつつ、大人の分別ある女性として、ミス・ロングビルはあえて口に出さないことを選んだのだった。 * * * 校内での選挙活動―に名を借りた様々なパフォーマンス、あ~るの独裁者演説などのおかげで、あ~ると虚無部のメンバーの存在は、学院にじりじりと広まっていった。 「へー、目安箱にあ~る宛てのファンレターが入ってたわよ」 放課後、あ~るの院内遊説(と言う名の大道芸)に出かけるまえ、部室に集った虚無部のメンバーは、これまでの広報活動の成果を確認していた。 「とぅおぅぜんよ! 何たって、このわたしが選挙参謀についているんだからね!」 と、ナイムネ張ってエバるルイズ。 「下級生を中心に浸透中」 タバサが冷静にあ~るの人気を分析する。 「ふん。私は将来このハルケギニアを統一する人材だぞ。この程度のカリスマがなくでどうする」 パチン、と扇子を畳ながらクールに豪語するあ~る。相変わらず、独裁者モード絶好調のようだ。 と、その時……。 「たいした自信だね、R・田中一郎くん」 虚無部室の扉を開けて、逆光になった状態で姿を見せる人影。背後には薔薇の花びら。 「やぁ、虚無部の諸君。今日は対立候補として、ひと言あいさつに来たよ」 「!? 君は……」 ハッとした表情のあ~るに見つめられて、少年は満足そうにうなずく。 「君は……誰だ?」 「ま、またまたぁ……まさかボクを知らないとでも?」 「うむ。」 ガックリとうなだれる少年の肩を、続いて部室に入って来た小太りな少年がポンポンと叩き、代りに答えた。 「やれやれ、物を知らないと見える。彼が、有名な色魔、ギーシュだ」 「そうそう、ボクが……って、誰が色魔だよ、このマルコメ小僧!」 胸ぐら掴んで揺さぶるギーシュに、マリコルヌは落ち着いて小声で囁く。 「おや、女生徒たちが見てるけど、いいのかい?」 ハッと我に返り、キョロキョロと周囲を見渡して、カッコつけるギーシュ。 「しかし、キミの服のセンスはすさまじいな。塑像のほうは土一色だったから、そこそこ見られたが、本物がこれじゃあね。ボクの敵じゃない」 どうやら、騒ぎを聞きつけ、部室の外に集まった他の部活の人々に、己れなりにアピールするつもりらしい。 「―あたりまえだ」 「へ?」 「私が相手にしているのは、モンモランシー・マルガリタ・ラ・フェール・ド・モンモランシだ。お前じゃない……貴様は、バカか?」 パサリと扇子を開き、その影から蔑んだ目でギーシュを見下ろすあ~る。 「のわーーーーーっ、抜かしやがったな、このポンコツ! 決闘だ!」 当然のことながら、ブチキレたギーシュは、あ~るに決闘を申し込む。 ヤレヤレだぜ、と言った風情で肩をすくめるマリコルヌだが、止める気はないらしい。 こうして、原作とはまったく異なる(情けない)経緯を経て、ギーシュとの決闘イベントへと雪崩込むのであった、まる。 ~ウケるが勝ち!の巻(後編)につづく~
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/4665.html
前ページ次ページサーヴァント・オブ・ゼロ 「つまり、この召喚ゲートに入り、召喚者の使用人となって修行して来い……御主人様は、そうおっしゃられたのですわね?」 「そういうこと。あ、戻れなくなる心配は無いから、安心して励んで来いだってさ」 「はあ……アイリの主は御主人様ただ一人なのに……でも、御主人様がそうお命じならばそれも仕方ないですわ……」 4年に一度、大陸の支配者たる女王を決める大闘技大会「クイーンズブレイド」が開催される名も無き大陸。 そしてその大陸の東に位置する、「沼地の魔女」の支配する沼地。 その一角で、光を発する鏡のようなものを前にして二人の少女が話しこんでいる。 一人はモノトーンの使用人衣装を身につけた赤いツインテール、もう一人はピンクの長髪を持ち、全身から粘液を滴らせている。 彼女たちの名はアイリとメローナ、大陸制覇の野望を持つ沼地の魔女の側近である。 女王は手っ取り早く大陸制覇を成すため、精鋭としてアイリを、大会のかく乱のためメローナをクイーンズブレイドに送り込んだ。 メローナの方は生来のいたずら好きな性格が幸いし、妨害工作は上手くいっているらしい。 これでアイリが勝ち進んでくれれば魔女としては万々歳なのだが、現実はそう上手くはいかなかった。 勝てないのである。 決してアイリが弱いわけではない。彼女は沼地の魔女の配下の中では最強クラスだ。 他の参加者とのレベルが違いすぎるわけでもない。それは確かに規格外クラスも何人かいるが、大体は勝てないほどの実力差は無いはずである。 しかし……なぜかアイリは勝てなかった。 何回やっても誰とやっても、絶対に負けてしまう。 そして、負けるときまってアイリは魔女にお仕置きされるのだった。 アイリにとって怖いものはこの世に二つしかない。この世界から消滅してしまうこと、そして御主人様のお仕置き。 そしてまた今日も試合で負けてしまい、魔女のお仕置きを受けるため沼地に帰ってきたところ、 魔女の代理(彼女いわく、御主人様は今手が離せないらしい)で来たというメローナに案内され、この鏡―――これもメローナいわく、一種の召喚ゲートらしい―――の前にやってきた、というわけである。 「その件に関しては了解しましたけど……メローナ」 「ん?何?」 「アイリは……御主人様にとって邪魔になっていないでしょうか?」 「アイリは心配性だなぁ、もしそうだったら、御主人様はとっくにアイリを消してると思うけどな。それに御主人様言ってたよ、『アイリは戦闘面ではまだまだだが、とても優秀なメイドだ』って」 「……ありがとう、お世辞でも嬉しいですわ」 安堵の顔を浮かべたアイリの背後で、青白い人魂がいくつも浮かぶ。 (そうですぜ、たといどんなに弱かろうと、俺たちの主はアイリ様お一人でさぁ) (ウチらはそういったところも全て含めて、アイリ様についていくって決めましたからね) (生アイリ様の生修行を拝見してもよろしいでしょうか?) 「お前たち……ありがとう、えっと……タマ、ミケ、クロ」 (えっ、俺たち猫ですかい?) (逆に考えるんだ、猫は猫でも宇宙化猫だと) (いや、その例えはちょっと……) 彼?らはアイリの部下である低級霊たちである。 彼女のために身を粉にして働く傍ら、セクハラ発言をしては叩き落され悦ぶ、彼らの言葉を借りれば「真性のM集団」だ。 ちなみに彼らに特に名前は無い。たまに気まぐれでアイリが名前を付けてくれることがあるが、その名前をアイリがすぐに忘れてしまうため、ほぼ一発ギャグとなっている。 「あ、そういえば御主人様がこれを渡してくれって言ってたのを忘れてたよ。はい、これ」 そういって、メローナはアイリに預かり物を渡す。 「これは……眼鏡?アイリは別に視力は悪くないのですが」 「度は入ってないよ。眼鏡というよりは、むしろ眼鏡の形をしたマジックアイテムと考えるべきかな」 「マジックアイテムですか……それで、これをかけるとどうなるんですの?」 「ああ、それもちゃんと御主人様から聞いてるよ。えっと……あれ?……あはは、ごめん、忘れちゃった」 「……ええ、メローナに聞いたアイリが間違っていましたわ」 「あ、そういえば、精気がどうとか、固定化がどうとか言ってたような……」 「???さっぱり意味が分かりませんわ……まあ、後で使って確かめてみます。他に、御主人様から伝言は?」 「後は……うん、特に無かったよ。……あ、待って、もう一つ忘れてた!『勇気と、幸運を!』だってさ」 「……ありがとうございます、御主人様。このアイリ、必ずや強くなってまいります!…それではメローナ、留守の間を頼みますわ」 「まっかしといて!」 「お前たち、しっかりついてきなさい。途中ではぐれても、責任は負いませんわよ」 (がってん!俺たちゃアイリ様のためなら) (例え火の中水の中草の中、森の中) (土の中雲の中アイリ様のスカートのなkべぶらっ!) さりげなくセクハラ発言をした人魂を叩き落すと、アイリは鏡の中へ飛び込んでいった――― サーヴァント・オブ・ゼロ 第1話「冥土のメイド、召喚さる」 BOOOOOOOOOOOMB!!! ハルケギニア大陸の一国トリステインに名だたる名門ヴァリエール家の三女ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは驚愕した。 サモン・サーヴァントの魔法により何故か発生した爆発の中から、一人のメイドが姿を現したからだ。 しかも何故か、力尽きて獣人にキャンプに運ばれる狩人の様に、尻を突き出した体勢でうつぶせに倒れている。 しかも、スカートの中身―――繊細なフリルで飾られた下着、とても平民に手の届きそうな代物ではない。おそらくは位の高い貴族に仕えるメイドだろう―――まで覗かせて。 「ゼロのルイズが犯罪に走りやがった……!」 「いくら成功しないからって、メイドを誘拐してくるなんて……」 「おまけにかなり身分の高そうな服装だぞ……このままでは俺たちもやばくねーか?」 「おお……おお!なんという麗しい姿!誰かのメイドでさえなければ、ぜひとも僕の傍仕えに欲しい「この浮気者――――ッ!!」いってれぼァッ!」 まあバカップルは置いといて、場内は騒然となる。当のルイズ本人も、訳がわからず呆然としたまま動けない。 と、生徒の一人が、メイドの周りに何かが浮いているのに気付く。 丸くて、青くて、燃えていて……それはまさに、「人魂」であった。 そういえば、このメイドもなんだか地面から浮いているような…… (ああっアイリ様、大丈夫ですか!?) (ダメだ、気を失っている……) (それよりまず、この状況を何とかしねーと!) 「幽霊だッ!ゼロのルイズが幽霊を召喚したぞーっ!しかも人魂がしゃべった!」 「ま……まさか、ルイズの奴、ネクロマンサーだったのか……」 「こ……この氷室キヌ!リオン!アヌビステップ・ネクロマンセス三世!」 「気持ち悪いアル、しばらく私に話しかけないで」 「そ、そんな……私、ネクロマンサーじゃ……」 皆の猜疑の視線が一身に集まる。ルイズはどうすることも出来ず、涙目になることしか出来なかっ――― 「コルベール・フラーッシュ!」 「「「ぎゃぁぁぁ!目に悪い!」」」 突如として強烈な閃光を発し場を沈めたのは、授業を担当していた教師のコルベールだった。 ちなみに閃光がどこから発せられたのかは、もはや言うまでもないだろう。 「皆さん、落ち着いて。確かにサモン・サーヴァントで人の形をしたものを召喚するのは今まで例がない。確かに人魂らしきものが浮いているし、幽霊と疑っても仕方ないかもしれない。 しかし、彼女―――本人に聞いてみないことには性別は分からないが、とりあえず外見から女性であると私は判断しました―――は、どうみても実体を持って存在している。 これはあくまで私の推測だが……ミス・ヴァリエールは、もしかしたら精霊を召喚したのかもしれません」 「精霊」「精霊」 生徒たちの間に、先ほどとは違う方向の動揺が走る。 精霊と契約したメイジなど、聞いたことがない。 しかもそれをあの「ゼロ」が成し遂げてしまうかもしれないのだ――― 「さて、ミス・ヴァリエール。召喚成功おめでとうございます。念のため、先ほどの騒動の間に彼女にディテクトマジックをかけてみましたが、彼女は誰の使い魔でも無いようです。それでは、契約を」 「私が……精霊使い……?」 ルイズは訳がわからなかった。 一体今の状況は何なのか。今まで散々「ゼロ」と呼ばれ続け、先ほどネクロマンサー扱いを受けたかと思えば、今度は精霊使いである。 しかし―――今度は、心の底から喜びが湧き上がってきた。 精霊使い!なんと魅力的な言葉なんだろう。 もしその力を借りることが出来るならば、皆をギャフンと言わせられる。 そして何よりも、お父様やちいねえさまを喜ばせられる。 ああ、始祖ブリミルよ!このような素晴らしい機会を与えてくださったことを感謝します! とりあえず落ち着け自分。小便は済ませた?始祖にお祈り……はもうした、部屋の隅でガタガタ震えて命乞いをする準備は……ちょっと待て、どんなシチュよそれは。 ますます慌ててどうするのよ、深呼吸深呼吸。すーはー、すーはー…… よし、心の準備は整った。3、2、1…… (あーっ!てめぇ、アイリ様に何をしようってんだ!) (ざんねんだが じったいをもたない おじさんたちには なにもしてあげられない。くじけるんじゃないぞ) (こんな大変なときにふざけるんじゃねー!) 「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせ」 言葉とともに杖を振り、契約のため倒れているアイリの顔を寄せ……ようと触れたとたん、それは起こった。 「ひうっ!」 まるで生命力を吸い取られるかのような―――事実そうなのだが―――感触とともに、指の力が抜けていった。 「あ・・あ・・?」 ルイズとは対照的に、アイリの頬には赤みが差していく。 「だ……だめっ!」 やっとの思いでアイリから手を離すと、ルイズはがっくりとその場に倒れ伏し――― 「ミス・ヴァリエール!」 そうになったところを、ルイズの異変に気がついたコルベールが慌てて走りよって体を支えた。 「どうしたのです?急に力が抜けたようだったが……」 「せ、先生……私があれに触れたとたん、全身から力が抜けていったんです。まるで、あれに吸い取られたみたいに……」 「生命吸収(ドレインライフ)」 ふいに生徒たちの中から声があがる。発言主は本を手に持ち、自分の召喚した風竜の影でガタガタ震えている青髪の少女だった。 「何、知っているのですか、ミス・タバサ?」 「そういう魔法があると聞いたことがあるだけ。詳しくは知らない」 それだけ言うと、タバサと呼ばれた少女はシルフィードと名づけられた自らの使い魔の陰に隠れてしまった。 「つまり、彼女が無意識にその、生命吸収?その魔法を使ったか、誰かが彼女にその魔法をかけたかのどちらかなのだろう」 ルイズは愕然とした。つまり、あれに触れば生命力を奪われてしまうのだ。 無理やりにでも済ませればいいのだろうが、力が抜けてどうしてもキスまで持ち込めない。 「ミスタ・コルベール、どうかもう1度私に召喚のチャンスをください。これでは契約できません」 「すまないが、一度呼び出した使い魔は変更できない。それがこの儀式のルールなんだ」 「う、うう……」 「さあ、契約を。もうみんなはとっくに契約を済ませているぞ」 「あーもう!わかったわよ、やればいいんでしょ、やれば!」 ひとしきり叫ぶと、ルイズは決死の覚悟でアイリへと向かっていった…… 果たしてルイズは、アイリと契約を交わすことが出来るのだろうか? それは、やってみなければわからない。 to be continued…… 前ページ次ページサーヴァント・オブ・ゼロ
https://w.atwiki.jp/commando-matome/pages/52.html
595 名前:名無しさんにズームイン![sage] 投稿日:2009/07/31(金) 22 16 26.66 ID ZTdkzZau ニシンパイは港町で生まれました。日本の発明品じゃありません。わが国のオリジナルです。 しばし遅れを取りましたが、いまや巻き返しのときです。 ホームメイドがお好き?結構。ますます好きになりますよ。ババアのニューモデルです。 快適でしょ?んああおっしゃらないで。中身が魚。 でもフルーツなんて見た目だけで、夏は腐るし、よく落ちるわヒビ割れるわ、ロクなことはない。 大きさもたっぷりありますよ。どんな体系の方でも大丈夫。 どうぞ口に含んでください。 いい味でしょう?余裕の味だ、バターが違いますよ。
https://w.atwiki.jp/jiisan/pages/27.html
それでは次にあなたの身体に何か症状がでて、病院に行きガンと診断された場合を考えてみましょう。 たとえばいつも胸焼けけがしたり、空腹時に胃が痛くなったり、食欲が落ちたりして、ちょっと心配になり病院に行き、下された診断が胃ガンだったとしましょう。 この場合あなたは残念ながら、すでに進行ガンの可能性が高いのです。胃ガンは初期や早期ではあまり症状がでることはないそうです。また症状がなくても、進行ガンということもあります。それがあなたの場合、自覚症状が三つもあるので進行ガンと考えたほうが良いでしょう。 このような時自分のガンの進行度を大雑把に知ることができます。医者が手術を勧めるか、否かにより、進行度の目安がつくのです。もちろんガンはできる部位により、手術のしにくいところもありますので、一概には言えませんが、もし医者から手術を勧められた場合は、完治の可能性がある、つまり進行ガンでも比較的軽い段階だと、いえると思います。 この場合でもあなたの選択肢は二つです。一つはガンを小さくすることを主体に治癒する方法、もう一つはガンをこれ以上大きくしないことを主体に考えるの二通りです。 「そりゃやっぱりガンは小さくなって欲しいよなぁ、できればきれいになくなってくれれば、いいのだが」 そうそれが普通の考え方だと思います。現代医学もその考えに沿って治癒を進めていくはずです。胃ガンに限らず現代医学は、ガン治癒を手術を中心に方針をたてます。手術でガン細胞を全部取り除ければ、ガンは完治するという実に明解な考え方です。 「そりゃそうだ。ガン細胞が全部なくなれば、俺の体は元の健康な状態に戻るはずだ。」 おっしゃる通りです。しかし進行ガンともなると、ガンはある程度の拡がりが予想されます。 大きなガン細胞の塊が一つではなく、その周辺にポツポツと小さな腫瘍が多数あるという状況が多いようです。 この小さな腫瘍は外からの検査では、見つけるのは困難でしょう。このような時肉眼ではみえないようなガン細胞も、発生していると考えられます。 執刀医は長年の勘と経験でここらへんまでガン細胞が拡がっているだろうと、思われる部位を切除します。当然のこととして、切除する部分が大きければ大きいほど、ガン細胞が残存する可能性は低くなります。また切除する部分が小さければ小さいほど、患者さんの術後の体力消耗度は軽くなることになります。 つまりできるだけ最小限度で、ガン細胞を全て取り除くことがガン手術の命題になります。 ところが、ガン細胞と正常細胞を見分けるのは非常に難しいことなのです。ある程度の塊になればその部分は細胞本来の機能をしていないので、正常な部分との区別はつきます。しかし細胞一つ一つのレベルになると、たとえ顕微鏡でみても、ガン細胞と正常細胞を判別することはとても困難なのだそうです。 この部分を少し考えてみましょう。そもそもガン細胞とはどんな細胞なのでしょうか? 「そりゃ、ほっておけばどんどん大きくなってあちこちに転移してしまう悪い細胞だろ?」 そうだいたい本には、遺伝子の異常により、細胞増殖のコントロールがきかなくなる状態、という意味のことが書かれています。増殖のコントロールがきかないということは、いつまでも増殖し続けるということなので、どんどん大きくなるというあなたの答えは正解です。 細胞は二つに分裂することで増殖していきます。基本的には、もともとの細胞(母細胞)と、新しく生まれる細胞(娘細胞)は同一です。 細胞の形質を決めているのは遺伝子です。細胞は分裂する際、遺伝子を複製してそれぞれの細胞(母細胞と娘細胞)にわけます。この複製はミスのないように、慎重に行なわれます。しかしもしまったくミスがないとすると、この地球上に最初に生まれた生物は、単細胞生物だと考えられていますが、現在でもその同じ単細胞生物しか、この地球上にはいないことになってしまいます。 ということはどこかで遺伝子の複製ミスが起きていて、それが現在、地球上の生物の多様化につながっているのです。 人間はそれから、はるかに進化した多細胞生物です。成体になると約60兆個もの、細胞からできているといわれています。そして最初はたった1個の受精卵からスタートします。1個が2個、2個が4個、4個が8個というように分裂して、その数を増やしていきます。分裂のたびに遺伝子は正確に複製されていきます。受精卵の遺伝子も80歳のおばあちゃんの、皮膚の細胞の遺伝子も、基本的には同じものです。 ここで遺伝子イコールDNAと思っている方も多いと思いますが、実はちょっと違います。DNAの中で実際に遺伝をつかさどっている部分を遺伝子とよび、人間では全DNAの5%以下しかないそうです。 蛋白質の元となるアミノ酸を指定する暗号を持っている部分をエクソンといい、その前後にRNAがその情報を読む時のための制限領域があり、さらに両端には、分裂能力の限界に深く関わっていると思われているテロメアの領域があります。そしてさらにわけのわからないイントロンという部分もあり… 「あの~すみません、わけのわからないのはこっちなんですが…」 これは失礼致しました。わかりやすくお話ししましょう。 受精卵から成長していく過程で細胞は分裂をしていきますが、この時DNAは、ほぼ正確に複製されていきます。そして成長の過程で、細胞はいろいろな姿に変化していきます。 たとえば、皮膚の細胞、神経細胞、胃の粘膜の細胞、生殖細胞という具合にです。これを分化とよびますが、ここで重要なことは、どの細胞もDNAは、基本的に同一ということです。 それでは何が原因でこのように、いろいろな姿に分化していくかというと、DNAに書かれている遺伝情報(これが遺伝子です)を元に、生物の形質を決める蛋白質が作られるのですが、どの遺伝子をどのくらい読むかにより、その細胞の形質が変わってくるのです。 それを決める遺伝子もDNA上にあり、その情報が発現すると、次々と連鎖反応的に細胞の形質を決める遺伝子が情報発現(誘導)し、だんだんにその生物特有の姿になっていくのです。 その誘導因子の発現する順序は非可逆的で、たとえば消化器系の元となる細胞、胃の元になる細胞、胃の粘膜の元になる細胞、と順々に分化し、最終的に胃の粘膜の細胞になり、粘膜としての機能をはたしてゆくのです。 最終的な機能を持った細胞は、もはや分裂することなく、自分の役目が終わったらアポトーシス(細胞自殺)を起こして、自ら死んでいきます。 このことからガン細胞とは、分裂する能力を放棄し、最終的な機能を果たすべき細胞が、遺伝子の異常により、分裂能力を棄てきれずにいる細胞と考えられるのではないでしょうか? しかし仮にそのような細胞ができても、細胞が分裂できる回数の限度は、テロメアによって制限されます。 これではまだ無限に分裂増殖するガン細胞とは言えません。 つまりガン細胞とは、さらにもう一つテロメアを再生するテロメラーゼという酵素を作る遺伝子の情報を発現させてしまっている細胞のことをいうのではないでしょうか。 これらの異常な遺伝子を発ガン遺伝子とよんでいるようですが、分裂する能力をすてさせない遺伝子とは、成長時とか新陳代謝の時に必要な、細胞の増殖に関わる遺伝子と考えられますし、テロメラーゼを作る遺伝子は、骨髄幹細胞や、小腸の粘膜細胞のように、活発に分裂する細胞では、必ず発現している遺伝子だと思われます。 するとガンとは遺伝子の異常によって起こるのではなく、遺伝子を発現させるタイミングが、狂った細胞といえるような気がします。そうするとガン細胞も正常な細胞も、遺伝子自体には変化がないので、両者を簡単に区別できないのは、当然のことでしょう。 ただガン細胞は、おそらく充分な準備をしないうちに、必要以上に分裂してしまうので、栄養不足で分裂することになるのではないでしょうか? そのため分裂を重ねるたびに少しずつ、形質の変化が大きくなっていってしまうのではないでしょうか? ここでもう一つ大事なのは、先ほどガン細胞は1日に数千から数万個も発生すると書きましたが、ということはこのあやまりは、ある程度普遍的に生じるものであると、考えられます。 正常な細胞の遺伝子の発現量が異なるだけで、ガン細胞になるのですから、どうしてもある程度のミスは、避けられないのでしょう。 生物は総じて、「ミスが出るのならしようがない。そのミスを修復する機構を新たに身につけよう」、という方法で進化してきました。そのミスが新たな進化を生む可能性もあるわけですから。下等な動物は主に、大量生産のシステムでこのミスを補ってきたような気がします。 少々不良品がでても問題にならないほどの数で、種の維持をしてきたのです。しかし高等な動物、特に哺乳類ともなると、一度にできる子供の数は限られてきますので、新たなミスを修復する機構が必要になったと思われます。 それが新しい免疫機構、リンパ球による異物処理の能力なのではないでしょうか? 以上のことがある程度正しいとすると、ガンに対する治療の方向性が見えてくるような気がします。まあ簡単にいうとこんな感じだと思うのですが、わかりましたでしょうか? 「ZZZ…あ、うん、だいたいわかったよ。でもテロメアってなんなの?」 これは、これは、ほとんど寝てたくせに、進行上とてもいい質問をなさいますね。 テロメアとは、染色体の両端についている、DNA塩基の繰り返し構造で、DNAが環状だった頃(原核細胞)の、のりしろの部分で、相補的な一本鎖のDNAだと、考えられています。 多細胞生物ではこのテロメアを、細胞分裂の回数のカウンターとして、使っているようで、分裂のたびごとに少しずつ短くなり、テロメアがなくなると、細胞分裂の能力がなくなるものと、考えられています。 そしてテロメラーゼとは、そのテロメアの修復をする酵素でガン細胞はこのテロメラーゼの情報を発現しているので、無限に分裂する能力があると考えられています。 さて話はだいぶそれましたが、そういうことで進行ガンの手術は、どうしても拡大手術になりがちです。 拡大手術とは、身体にとってみれば、大けがをしたのと同じことなので、激しい免疫抑制が起こります。術後の感染症が即命取りになるのは、このためです。 また人間には、組織再生の能力があまり強くないので、手術の後遺症は、一生つきまとうことになります。それでも術後1カ月もすると、かなり体力も回復してきます。そしてたいていの場合、この時期から抗ガン剤治療が行なわれます。これは手術による取り残しのガンや、すでに転移しているガン、さらに多重ガンの可能性に対して行なわれる、全身的な治療法です。 しかしこの抗ガン剤が、手術後せっかく回復してきた身体に、また強烈なダメージを与えるものなのです。最初の抗ガン剤は、毒ガス兵器であるマスタードガスを基に作られました。 もともと人間を殺傷する目的で作られたものなのですから、その毒性が極めて高いのは当然です。 抗ガン剤がどのような仕組みでガン細胞に作用するかというと、分裂を阻止してガン細胞にアポトーシスにおいこむ効果があるといえます。細胞は分裂する時、DNAを複製しますが、この時普段は固く結合しているDNAの二本鎖が一本ずつにわかれます。複製はこの一本ずつになったDNAに新たなDNAが相補的に作られていくことで、行なわれでいきます。 抗ガン剤はこのタイミングで作用し、DNAの複製を阻止することで、ガン細胞をアポトーシスにおいこむわけです。 細胞には細胞周期というものがあり、蛋白質を合成したり、染色体を形成したりと、いろいろな行程をふみ、分裂します。抗ガン剤はこの中のDNA合成期に作用します。 細胞はだいたい1日に1回分裂する能力があるのだそうですが、全てのガン細胞が同調して分裂するわけではありません。ですから抗ガン剤を投与するタイミングによっては、まったく効果のでない細胞も多数存在するわけです。 しかも細胞には日周リズムがあり、夜にDNA合成期を迎えることが多いそうですが、抗ガン剤投与は夜行なわれることは、ほとんどありません。つまり抗ガン剤ではガン細胞の数は減らせるが、全滅させるのは不可能だといえるのです。もちろん強い薬を長時間使用すればほとんど全滅させることも可能でしょうが、それでは自分の身体のほうがもたないのです。 それは抗ガン剤がガン細胞だけに作用してくれれば良いのですが、分裂する全ての細胞に、作用してしまうのです。ですから抗細胞分裂剤とよぶべきものです。 人間は、成長期はもちろん、大人になってからも、生体維持のため新陳代謝をします。古くなった細胞は、寿命がくるとアポトーシスを起こして死に、最終分化一つ手前の細胞が分裂をして、その補充をします。 抗ガン剤はこの分裂、補充をする細胞にも作用してしまうのです。ちなみに脳細胞や神経細胞、心臓の筋肉の細胞などは組織形成後には分裂しないので、抗ガン剤は作用しません。(同時にこういう細胞には、ガンが発生しません) しかし身体の中でも特に活発に分裂する細胞、毛根の細胞や胃、腸の粘膜の細胞、血液を作る骨髄幹細胞などには、大きなダメージを与えてしまいます。 抗ガン剤を使うと脱毛したり、激しい嘔吐や下痢などをしたりするのは、このためです。また血液を作る骨髄幹細胞も攻撃するので、免疫抑制は三大療法の中でも、一番強く起こります。 また腎機能や肝機能も、損なわれていきます。抗ガン剤のダメージからの回復は、正常細胞のほうがガン細胞より早いので、できるだけ間隔をあけずに、投与するのが最良の方法と考えられているようです。 確かに1回の抗ガン剤治療でガン細胞を全滅させることは不可能なので、ガン細胞が再び大きくなる前に、次々と抗ガン剤を投与すれば、ガンに与えるダメージは非常に大きくなり、ガン細胞は大幅に縮小するでしょう。 しかし全滅させることは不可能なのですが、どんな検査をしても、みつからないほど小さくすることは可能です。 「あ~、それならいいんじゃない? とりあえず見えなくなるほど小さくなったということなら……」 確かにその通りです。しかし間隔をあけずに治療をするというのでは、いくら正常細胞のほうが立ち直りが早いとはいっても、回を重ねるたびに全体的なダメージは蓄積されていきます。 特に若い女性にとっては、脱毛による精神的なショックは大変なものでしょうし、吐き気や下痢で食欲不振にもなるでしょう。そしてなにより、ガンと闘う免疫力が著しく落ちてしまうのです。ですからせっかく抗ガン剤でガンを減らしても、免疫力が落ちたことにより、体内でガンと闘う力が弱くなり、再びガン細胞の増殖を許してしまう結果にもなりかねないのです。 このようにならないために大事なことは、なんといってもあなたの「気力」と「体力」です。 「こんなことで負けるものか! 絶対にガンを治してやる!」という強い気持ちと元気があれば、良い結果がでることも多くなるのです。 そしてこの苦しい抗ガン剤治療を、無事乗り越えると、あとは定期的に検査を受け、5年間何ごともなければ、一応あなたのガンは完治したと考えられます。 おめでとうございます。しかし忘れないでください。それはあなたの身体からガン細胞が完全に消えたわけではなく、単に検査でみつからないような大きさになったということなのです。ですから再発を防ぐためにも、ライフスタイルをかえる努力と、健康食品をとることは、続けたほうが良いと思います。 話は少し戻りますが、抗ガン剤の苦しさは、いくら気力があっても体力がもたないこともあるほどです。 そのような時は、逆に、勇気を持って先生に抗ガン剤治療をやめてもらうか、治療の間隔をあけてもらうように、たのんでみることも必要かと思います。 すると先生は、 「もう少しがんばればあなたのガンはよくなりますよ。」 などと言って、あまり間隔をあけずに抗ガン剤をうちたがる例が多いようですが、自分の身体のこと、つまり自覚症状は自分にしかわかりません。いくら検査で数値が良くとも、あなたが本当にしんどいと思ったら、勇気を持って先生に言うべきです。 それは弱気ではありません。逆にしんどいと思っても何も言わず治療を続けてしまうほうが、弱気といえるのではないでしょうか。私は妻の時あまりに副作用がひどいので、 「なんとかなりませんか?」 と相談にいったら、先生は即座に、抗ガン剤治療からホルモン療法に、切り替えてくれました。(ホルモン療法はガンの進行をおさえるねらいの治療法なので、あまり副作用はありません) その時はあまり簡単に変更されたので、逆に不安にもなりましたが、今にして思うと、この先生の判断はとても素晴らしく、本当に名医だと思います。 娘の時は、ガンが転移していることがわかり、体重もどんどん落ちてきている状態での抗ガン剤治療を、できるだけ間隔をあけてもらうような方向で頼みました。間隔をあけ、できる限り外泊の機会を増やしてもらい、体力の回復を第一に考えていたのです。外泊には車椅子を使うほどでしたが、それでも娘は家にいる時は、病院にいる時より、格段に元気そうで食欲も旺盛になりました。 二人とも現在はとても元気で、普通の生活をしています。(身体にガン細胞はありますが、) 正解は神のみぞ知ることですが、時には先生の治療方針に、意見をするくらいの気力も必要だと、感じています。 進行ガンで手術をする場合、このように術後に抗ガン剤治療を行なうことが多いと思いますが、ガンの種類によっては、術前に放射線治療を行なうこともあります。 これはガン細胞を手術前にできるだけ小さくして、手術における患者さんの負担を、できるだけ小さくするのが主な目的です。 放射線療法とは、高エネルギーの粒子をガン細胞に照射し、ガン細胞にアポトーシスを起こさせる治療法です。 細胞に高エネルギーの粒子があたるとDNAに損傷がおきます。ある程度のレベルまでは細胞の自己修復能力によって、この損傷は治されますが、エネルギーが強くなるにしたがい、修復しきれない異常な細胞がでてきます。そしてさらにエネルギーが強くなると、細胞はもはや修復をあきらめて、アポトーシスを起こして死んでしまいます。 中程度の放射線をあびると、細胞がガン化する確率は格段にあがりますし、高レベルの放射線を全身にあびると、人間は即死してしまいます。放射線療法は高レベルの放射線をガン細胞だけにあてて、ガン細胞だけを死滅させるのが、ねらいです。 現在では技術的に大変進歩して、ほとんどガン細胞だけを狙い撃ちすることが可能になってきているそうです。それでも上皮をはじめ、どうしても正常細胞にも損傷を与えてしまいます。 またガン細胞といえども、もともとは自分の身体の一部なので、それに損傷を与えるということは、やはり免疫抑制は起こります。 そしていくら技術が進歩したといっても、事故がまったくおきないとは、言いきれないようです。さらに専門の医師や技術者も不足していると、聞いています。 今述べた、手術、抗ガン剤治療、放射線治療が現代医学のガンに対する、三大療法といわれています。それぞれに特色のある治療法なのですが、共通点もあります。 その一つ目は、ガン細胞を縮小させる能力が強いということです。 どの治療法もガン細胞に、直接的な攻撃をします。0にすることは不可能ですが、検査でみつからないような大きさにすることは可能です。 二つ目の共通点は、どの治療法も、身体の元気を損なうという、欠点を持っていることです。 つまり、免疫抑制が起こってしまうのです。 特に抗ガン剤治療の場合は、血液を作る骨髄幹細胞を直接攻撃するので、三大療法の中でも、免疫抑制は一番強いといえるでしょう。このためせっかくガン細胞が縮小しても、免疫力の落ち込みにより、元以上の勢いで、元以上の大きさになることも、充分ありえるのです。 仮にこのような事態になった場合には、最悪の結果を覚悟しなければならない可能性が、非常に高くなります。また免疫抑制により、感染症など他の病気にかかる危険性も、増してしまいます。これが三大療法一番の問題点で、治療をしたために逆に命を縮めるという結果になるリスクがあるのです。ですから治療による免疫力の落ち込みを、最小限にくいとめるためにも、患者側の免疫療法が非常に重要になるのです。 三つ目の共通点は、これは三大療法に限らず、どの治療法についても、いえることなのですが、治療技術が日進月歩で向上しているということです。 つまり今は難しくても、明日になれば、有効な治療法がみつかることもあるのです。(たとえば5年後をメドにレーザー針による、温熱療法が実用化するというニュースもありました。)そのために時間をかせぐ、つまり延命をする、それもできれば元気な状態で延命をするというのは、特にガン治療において、大きな意味を持っているのです。 そういう観点からいくと、この段階でも病院での治療を受けずに、免疫療法だけでガンに対応するという選択肢もあるのです。 たとえば仕事の都合や、経済的な理由、また家庭の事情等で、病院での長期間の治療を受けるのが困難な人が、免疫療法で元気な状態で延命をし、条件がある程度おりあったところで、病院での治療を受けるというようにです。 しかもその時には、現在よりもさらに進んだ、安全で確実な治療法が、確立されているかもしれないのです。 「でもその免疫療法だけで、元気な状態で延命するというのは、可能なのか?」 それは良いところに気がつきましたね。確かに初期や早期のガンと違って、この段階のガンには免疫力の増強だけで、ガン細胞の増殖をおさえるのは、難しいかもしれません。いくらリラックスした状態を長く保てば良い、とわかっていても、日々の生活の中でそれが許されない状況がでてくることもあるでしょう。 特にあなたくらいの年齢になると、仕事においても家庭においても、責任ある行動を迫られることも多くなり、否応なしにストレス状態にさらされる可能性も強いと思います。そこで健康食品を、より抗ガン性の高いものにする、必要があるかもしれません。 その一例として、阿部博幸先生の時間差療法をお奨めします。(詳しくは阿部博幸先生著の『秋ウコン、アガリクス、フコイダンの時間差療法』をぜひお読みください。) これは秋ウコン、アガリクス、フコイダンという3種類の抗ガンサプリメントを、それぞれの特色を活かし、また人間の日周リズムまで考えて、朝昼晩と飲み分ける治療法です。 今の元気な娘があるのは、この先生の本のおかげだと、断言できます。(娘にはこの他キトサンとドクタートロンという電子医療機器を使っています。) 私のような素人がこの先生の本の解説をすること自体、失礼の極みなのですが、とりあえず各サプリメントの飲む時間と、ガンに対する効能を書いておこうと思います。 まず「秋ウコン」(植物)です。 これは抗血管新生の作用を、おもに担当します。ガン細胞はある程度の大きさになると、栄養と酸素を補給するために、自分専用の血管を作る能力があるのだそうです。秋ウコンには、この血管新生を阻害する効果があるのだそうです。そしてこの血管新生は、朝活発に起こるので、秋ウコンを飲む時間帯は“朝が一番有効”であると、書かれています。 そして「アガリクス」(キノコ)です。 これは免疫力増強の仕事が主になります。キノコ類は、免疫力増強の効果のある、抗ガンサプリメントも非常に多いのですが、阿部先生はその中でも、アガリクスをお奨めになっています。これは人間の免疫力が落ち込みだす“昼に飲む”のが最良だということです。 最後に「フコイダン」(海藻)です。 これにはガン細胞にアポトーシスを起こさせるという、特殊な能力があるのだそうです。しかも正常な細胞には一切作用しない、つまり副作用のまったくない、まさに夢のような抗ガンサプリメントなのです。ガン細胞は夜おもに増殖するので、フコイダンは“寝る前に飲め”ばいいと、書かれています。 この秋ウコン、アガリクス、フコイダンによる、時間差療法は必ずや、あなたのガン治療に大きな効果をもたらすことを、信じています。 「なんだ、そんないい治療法があったのか! それなら最初からそれでいけばいいのじゃないのか?」 おっしゃる通りです。ガンは早ければ早いほど治る確率は高くなります。つまり早期治療はガンを克服するうえで、最も大切なことだと思います。 「アンタさっき早期発見、早期治療が、ガン患者を増やしていると、言ってなかったか?」 良く覚えてますね。確かに三大療法は全て免疫抑制を起こす、つまり身体から元気を奪い取る治療法なので、素早く治る可能性も高いが、今より悪くなる恐れもあると言いました。 しかしこの時間差療法をはじめとする免疫療法には、副作用がなく、身体に元気を与えて、ガンと闘う治療法です。だから少なくとも、やらないよりは、やったほうがいいという治療法です。しかしそれにもまったく問題がない、というわけではありません。 現在市場では、数多くの種類の抗ガンサプリメントが出回っています。 アガリクス一つにしても、何十種類もの商品が、陳列されています。 そのうちのどれを選ぶべきかは、私たちにはなかなか判断ができません。薬ではないので、効能を書くことは禁止されています。成分は書かれていますが、われわれ素人には、それを見ても良くわかりません。 おのずと一番わかりやすい値段で選ぶことが多くなります。これが正直あまり安い買い物ではないのです。なぜかというとあまり値段が安いと、ほんとに効き目があるのだろうかと、まるで根拠のない心配をし、ついついそれなりの価格のものを購入するようになります。 また、健康保険も適用されず、医療費控除の対象にもなりません。ですから本当は予防のためにも、あなたくらいの年齢になれば、飲み始めていただきたいのですが、経済的に少しどうかと思います。 そこでガン患者側として、切なる願いごとがあります。それはこの種の健康食品を、薬に準ずるものとして、扱ってほしいのです。抗ガン作用が強い、確かな商品については、健康保険が適用され、医療費控除の対象となるような。そうすれば当然品質管理も厳しくなるので、よりよい商品が、より安い価格で、われわれに提供されることになるでしょう。 そのためには、ぜひ医療機関による専門的な研究が必要です。最近は健康食品をとり入れたガン治療をしてくださる病院も、だいぶ増えてきたように本には書いてあります。 しかし私の娘や妻がお世話になっている病院では、このような健康食品に、ほとんど興味を示されることはありません。特に娘は現代医学が見放したほどの症状だったのが、学校に普通に通えるまでに回復しているのですから…。健康食品がなんらかの効果があることは、もはや疑いようのない事実です。 それなのになぜか先生達は、健康食品の話題をまるでとりあげようとしません。私にはこれがとても、残念でかつ不思議です。 本来医師とは、患者の病気を治すのが仕事です。まして大学病院(娘がお世話になっている病院です)ともなれば、より多くの同じ病気で苦しんでいる患者さんのために、研究することを義務づけられている機関であると思います。 それなのにあと半年か1年と診断した娘が、1年2カ月後の現在、元気で学校に通っているという事実に対して、もっと興味を示し、研究する必要があるのではないでしょうか。 娘と同じ病気で苦しんでいる方は、全国に何万人といらっしゃるでしょう。そのうちの何%かの方でも、娘と同じ治療をすれば、健康になる可能性があると思います。 私はけっして娘が奇跡の子だとは思っていません。ごく普通の娘が、それなりのことをした結果が、現在の状態になっているだけだ、と思っています。 医療機関としても、私たちが娘にしてきたことを、真剣に研究していただければ、娘と同じ病気で苦しんでいる方、いえ、もしかすると全てのガン患者さんのために、大いなる力になると確信しています。 そうなれば、よりよい健康食品をより安価で求められる、いえ、欲をいえば病院で処方してもらえるようになれば、私たちガン患者側の負担も、かなり軽くなるとは思うのですが、どうでしょう? (2005年5月4日) つぎへ 「進行ガン後期」>
https://w.atwiki.jp/cocoanna7/pages/17.html
小児慢性特定疾患を含む難病対策を、大胆に強化します。医療費助成の対象を、子供は600疾患、大人は300疾患へと大幅に拡大。難病の松山風俗 治療法や新薬開発のための研究も、これまで以上に加速してまいります。病室を見舞った私に、愛ちゃんが、かわいらしい絵をくれました。「私は絵を描くのが好きで、将来、絵本作家になって、たくさんの子供を笑顔にしたいと思っています」
https://w.atwiki.jp/imasss/pages/302.html
タイトル 貴音「妙薬を手に入れました」 執筆開始日時 2011/10/29 元スレURL ログ速URL 概要 「……恋とは、儚いものです」 厠にて、深いため息が漏れました。 わたくしは、迷っておりました。 この気持ちを、あの者に打ち明けるべきか。 そのまま心に秘めておくべき、か。 ……どちらの選択も、わたくしには辛いことになるでしょう。 わたくしも、あの者も、同性ゆえの、越えられぬ壁。 あぁ、胸が張り裂けそうになります。 関連スレ 千早「妙薬を手に入れたわっ」 タグ ^四条貴音 ^三浦あずさ ^百合 ^安価 ^R-18 まとめサイト ストーリア速報