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曲名 結婚行進曲 ケッコン コウシンキョク アーティスト名 メンデルスゾーン 初出 ノスタルジア ƒORTE 収録作品 ノスタル ƒORTE~ ノスタルジア キャッチコピー 6月の花嫁に捧げます。ぱぱぱぱーん。 難易度の変遷・総ノート数 ノスタルジア作品 Nor Hard Exp Real ƒORTE 2 6 10 - Op.2 ノート数 232 529 999 -
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―――とある月曜の朝。 僕はいつものように駅前のコンビニで新聞を買っていた。 「えーっと…朝日に、毎日、読売、それから日経…ニッカン、東スポ…」 支払を終え駅前のロータリーに自転車を止めると、新聞で満杯になったレジ袋を携え職場に向かう。 駅前の喧騒を抜け路地に入ると、そこは閑静な裏通り。 寂れた風景に似合わないちょっと小洒落たビルの2階に僕の職場はある。 「おはようございま-す」 階段をかけ上がり『深沢探偵事務所』と書かれたガラス扉を開けると、赤いメガネをかけたスーツ姿の凛とした女性が出迎えてくれた。 「おはよう、ヒロシ君」 上品に微笑む高身長の女性。 黒いスーツに白いブラウス、黒いタイトスカートから伸びるすらっとした脚。 はだけた胸元から覗く白い胸の谷間が眩しい。 「おはようございます、恭子さん」 彼女の名前は『深沢恭子』 深沢探偵事務所の所長であり、この事務所に籍を置く唯一人の探偵だ。 そして僕『ヒロシ』は深沢探偵事務所で恭子さんの助手をしている。 「新聞。デスクに置いといてきますよ」 「うん、ありがと。いまコーヒー淹れるから座って待ってて」 恭子さんはそう言うと事務所の奥へ。 「はい、分かりました……あ、このスポーツ紙に恭子さんの記事が載ってるみたいですよ」 「え~、またぁー…」 奥の台所から恭子さんのボヤキ声が聞こえてきた。 深沢探偵事務所は小さな探偵事務所だが、彼女はちょっとした有名人だ。 “30歳にして、アイドル顔負け、いや、アイドルそのものといってもいい完璧なルックス” “スーパーモデルすら霞んでしまうような抜群のプロポーション” “12ヶ国語を操り、十代の時に飛び級でアメリカの大学を卒業した稀代の才媛” “その上、水泳で五輪候補にまで選ばれたスーパーアスリート” その完璧すぎる経歴から世間では「スーパーウーマン探偵」などと持て囃されているそうだ。 もちろん、探偵としても優秀で、彼女に解決できない依頼はない、とまで言われている。 「スーパーウーマン探偵」 「美しすぎる○○」など、ちょっと注目されると、ネット上を中心に大げさなネーミングがすぐに付けれれてしまう、昨今。 だが、このネーミングに関してはかなり的を射ていると言っていいのかもしれない。 「あ、ヒロシ君ー、テレビつけてもらえるー」 奥から恭子さんの声が聞こえる。 僕はテレビの電源を入れると、ニュース番組にチャンネルを合わせた。 「あ、恭子さん、先週の依頼、ニュースでやってますよ」 先週、都内で起きた誘拐事件。 犯人は逮捕され、誘拐されていた女の子は無事保護された。 との事らしい 「やっぱり、スーパーウーマン探偵の名前は出てこないか…」 テレビ画面では事件を解決したと“される”警察の面々が、会見で事件の詳細を説明しているところが映し出されていた。 僕はため息をひとつついて、ソファーに深くもたれかかる。その時、 「おまたせー」 台所から恭子さんが戻ってきた。 「ヒロシ君はホットでいいかしら?」 コーヒーポットと二人分のカップをテーブルに並べると僕に問いかける。 「あ、ホットでお願いします」 「了解♪」 そういって僕の隣に腰掛けた恭子さんは、メガネを半分ずらす、すると彼女の瞳から2本の熱線がポットに向けて照射された。 “……ジジジ……” ステンレス製のコーヒーポットが徐々に熱せられ、事務所にコーヒーの香りが充満していく。 「はい、召し上がれ」 「いただきまーす」 僕はコーヒーの注がれた注がれたカップを受け取ると、恭子さんの姿をまじまじと見つめる。 “ヒ-トビジョン” 先ほど彼女の眼から発せられた熱戦は、恭子さんの持つ『能力』の一つに過ぎない。 「じゃ、私もいただきます」 上品な仕草でカップを持つ恭子さん、その細く綺麗な指先。 しかし、その小指一本でさえ、地球人を遥かに上回るパワーが秘められている。 そして、大きくて柔らかそうな胸は拳銃の弾など簡単にはじき返してしまう。 そう、目にも止まらぬスピードで大空を飛び回り、無限のパワーとさまざまな超能力で事件を解決する彼女は、正真正銘の『スーパーウーマン探偵』なのだ。 つづく
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逆罪行進曲 きやくさいこうしんきよく【登録タグ:KAITO VOCALOID マチゲリータP 曲 曲き 曲きや】 曲情報 作詞:マチゲリータP 作曲:マチゲリータP 編曲:マチゲリータP 唄:KAITO ジャンル・作品:VOCALOID カラオケ動画情報 オフボーカルワイプあり コメント 名前 コメント
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スーパーマリオ3DSランドとは2011年11月にNintendo3DS用ソフトとして発売予定されているタイトルである。
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高校1年生の僕、更級達樹(さらしな・たつき)は、とにかく普通の男子生徒だ。 体型は中肉中背、勉強や運動もまぁ平均的。 話したりする友達は何人かいるけれど、積極的な性格じゃないので交友関係が特に 広いわけでもない。 きっとドラマなどで高校生の役を振られても、一般生徒Aとかで終わってしまうだろう。 では綾門さんはというと、こちらはクラスではちょっと変わってる…というか少し浮いて いる存在だ。 ちょっと時代遅れっぽい大きめなメガネとおさげが印象的で、女子にしては背が高くて 身長は170cmぐらい。 休み時間などはいつも一人で本を読んでいて、クラスメイトと仲良く話している姿とかは 見たことがない。 勉強はかなりできて、廊下に貼りされたこの前の中間テストの結果は上位10番に名前 があった。が、運動は苦手なようで、この前の体育祭の時は、短距離走に出てぶっちぎり でビリだった。 つまり、身体は大きいけれど地味めな外見で、勉強はできるけど運動はダメダメ。ついで にあまり人付き合いも得意じゃない、というのが僕の持っていた綾門さんのイメージ。 そんな、ちょっと変わった綾門さんだけど…どうやら人間ではなかったらしい。 「えーと綾門さん、一つ質問が…って、こっち向いてー」 「…何?」 しゃがんで子猫を解放した後、その喉をチロチロとくすぐっていてこちらを絶賛無視しまくり 中の綾門さんに、ついつい情けない声を上げてしまう僕。 そんな僕の声に応えて、綾門さんはようやく猫から視線を外して僕を見てくれた。 おもいっきり無表情で、なんだか作り物のようなイメージを受けてしまう顔。 それはまるで、精巧なロボットとかリアリティ溢れるマネキンとか、そんな印象を受ける顔だった。 これまでじっと見たことが無かったから気がつかなかったけど、確かにこういう表情を見ると 綾門さんが人間じゃないっていうことに真実味を感じてしまう。 それはさておき。 「綾門さん、スーパーガールだっていうのは…本当?」 大事なことなので、2回聞いてみた。 すると綾門さんは無表情のまま、ゆっくりと立ち上がった。 「…さっき飛んだのじゃ…証拠にならない?」 立ち上がると、僕よりも少し背の高い綾門さんが見降ろしてくる。 ぱっちりとした大きめな目で、まるで全てを見透かすかのような不思議な視線。 …あれ?野暮ったいメガネや地味なおさげについつい目がいって、今まで気がつかなかったけど …綾門さんって実はかなり可愛いんじゃ… 色白な肌も綺麗で、鼻筋もスッキリ通ってて整った顔立ちだし………って、見惚れている場合じゃないか。 「一応ね。なにかトリックがあったりするかもしれないし…もっとこう、これぞスーパーガール、っていうよう なのを、見せてもらいたいかなって…」 トリックならトリックで十分凄いのだけど、やっぱり確認はしておきたいから。 「…そう…わかったわ。じゃぁ更級君…5秒だけ目を瞑ってて…」 「え?…う、うん。目を瞑ればいいんだね」 「…ええ…そのまま5まで数えて…」 綾門さんの言葉に素直に従って、僕は目を閉じた。 いったい何が起きるのだろう? 不安と期待が半々といった感じで、ゆっくりとカウントをしていく。 「………3・4・5!」 そして言われた通り5まで数え目を開けると、まったく同じ場所に綾門さんは立っていた。 ただその姿は…さっきとはちょっと変わっていた。 「…どう?」 確認するかのように、腰に手をあてた姿の綾門さんは小さく首を傾げて聞いてきた。 その姿は、確かにスーパーガールと呼べるものだったかもしれない。 でも微妙に…というかかなり、以前ビデオで見た姿とは違う気が。 ビデオのスーパーガールは、Sの字が大きくプリントされた長袖の青いレオタードに、赤いスカートとブーツ、 そしてマントという姿だったはず。でも今の綾門さんは違う。 Sの字のプリントされている青い服は着ているが、それはレオタードのように全身を覆うようなものではなく、 胸元を隠すだけのチューブトップ型のもの。 そして下半身も、スカート代わりの赤いフリルがついた青いビキニに、ブーツではなくヒールの高い靴を履いている。 なんというか…スーパーガールというよりは、レースクイーンといった方が納得できるような格好だ。 でも驚いたのは、格好だけじゃない。 綾門さんのスタイルが、また凄まじいのだ。 水着(と呼んだ方がしっくりくるのでそう呼びます)を弾き飛ばしてしまいそうなぐらいに盛り上げる、 圧倒的なサイズの爆乳。 細く括れながらも、うっすらと割れ目のできているアスリートのような引き締まった腹筋。 肉付きのいい、女性らしく丸みのある大きなヒップ。 そして女性としてはかなり高い、170cmはある身長。 それはもはや普通のグラビアアイドルなどでは足元にも及ばない、スーパーモデルとしても十分 世界に通用するような、均整のとれたグラマラスな肉体だった。 「あ、綾門さん、なの?」 「…ええ。更級君…驚いた?」 ガクガクと、まるで壊れた人形のように首を縦に振ってしまう僕。 あの綾門さんが、こんな凄いスタイルをしていたなんて…しかもこんなセクシーな格好を……… 驚いてしまうに決まってる。 「…そう、良かった。でもまだ途中…後はこれを取れば…本当の私の姿になるの…」 驚く僕に満足したのか、それまでの無表情から初めて少し微笑むような表情になると、綾門さん は髪に手をかけた。 するすると、おさげ髪が解かれていく。 解けた髪はまるで美しい日本人形を彷彿させ、柔らかそうで艶やかなストレートの黒髪はそれだけで これまでの地味めだったイメージを一変させる。 そして最後に、まるでわざと顔立ちを隠すかのように掛けられていた大きいメガネをゆっくりと外すと、 ついに本当の綾門さんの姿が露になった。 「うわぁ…」 失礼だったかもしれないけど、これ以上声が出なかった。 完璧なスタイルに続いて現れた、背筋に電流が走るかと思うぐらいぞっとする、整った美しい素顔。 美女とも美少女ともいえそうだけど、とにかく美しいその顔に、僕はただただ立ち尽くすしかなかった。 769 名前:746[] 投稿日:2008/09/13(土) 23 38 26 ID gcagJXJ1 「…それじゃ…始めるね…」 「え?」 ちょっと変わったクラスメイトが、実は完璧なプロポーションを持つ絶世の美女で、おまけに スーパーガールだった… そんな漫画みたいな展開についていけず、呆然としてしまっていると、すでに綾門さんは動き だしていた。 一瞬、突風が吹いた。 そしてその後、何故か、本当に何故か、綾門さんの手には長い鉄製のベンチが握られていたのだ。 「………綾門さん…それどこから持ってきたの?」 「…あそこから」 綾門さんが屋上の隅を指さす。 確かにそこには、ベンチがあったはずだ。 かなり大人数で座れるように作られた、長い鉄製のベンチが。 「…でもさっきは、持ってなかったよね」 聞いてみたけど、間違いないはずだ。 さっき僕が目を開けた時、彼女は両手を腰に当てていたし、そこにベンチは置かれていなかった。 なのに今、彼女の手にはそれが握られていて、僕の目の前に立っている。 「…だから…取ってきた…」 「もしかして今の一瞬で!?」 ここからベンチがあった場所までの距離は50m程。 その距離を一瞬で移動して、さらにベンチを持って戻ってくる…そんなことできるわけが… 「…これでもゆっくり走ったの…。あんまり速く走ると…更級君も猫も…吹っ飛んじゃうから…」 …本気を出せば時速800万kmで移動できてしまうスーパーガールにとって、今の動きも歩いている ようなものなのかもしれない。 「…それより…見ててね…」 綾門さんはそう言うと、手にしていたベンチを頭上高く持ち上げた。 長い鉄製のそのベンチは、大人数が座っても大丈夫なようにかなり丈夫に作られている。 そのため、重さもかなりありそうなんだけど… 「す、凄いね…」 「…?…こんなの…綿を持ち上げてるのと…変わらない…」 不思議そうな表情をすると、綾門さんは片手を放し、さらに残った右手の人差指だけで、ベンチを支え始めた。 多分150kgぐらいはあるはずなのに…それを片手で持ち上げるパワーと、ピクリとも身体を動かさないバランス 感覚…やっぱり綾門さんって、スーパーガールなんだ… 「…更級君…これぐらいで驚いていたら…この後大変だよ…」 驚く僕にその美しい顔で優しい微笑みを向けると、もう一度両手でベンチを持ち上げた。 そして、 メリメリメリメリメリ……… 耳障りな音をたてながら、ベンチが折畳まれていく。 言うまでもないけど、折畳式の物じゃない。 やり過ぎなまでに頑丈に作られている、鉄製のベンチをだ。 それが半分に畳まれ、 メリメリメリメリメリ……… それだけでは飽き足らず、さらに折畳まれていく。 1回、2回、3回、4回……… 力を込めているような素振りなどまるでなく、まるで折り紙でも折るかのように、綾門さんの手によってベンチは 圧縮されていく。 「…これで…仕上げ…」 メリメリメリ………ギュギュギュ……… 言葉の通り綾門さんは仕上げに入ると、もはや原形を留めていない鉄塊を器用に丸めていった。 「…はい…完成…」 そう言って僕に差し出してくれたのは、ボーリングの玉と同じぐらいのサイズにまで圧縮された、ついさっきまで ベンチだったものだ。 「…これならスーパーガールの証拠に…なるかな?」 はにかむような表情でそう言われ、僕はどう答えたらいいのか悩んでしまった。
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スーパードンキーコング3における用語集 ※五十音順に並んでいます 犠牲フライ 茶番 TUFSTモード
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爆発が起きた。 恵比寿ビル。この街では893の事務所がある事で有名なビルである。 抗争か!? 誰もがそう思った。 だが、そうではなかった。 次々と宙に舞う人間、ビルの至る処が穴だらけだ。 「クソッタレ!!」 組員が銃を向け、撃ちまくる。 だが、その少女は身動ぎもせず(腰に両手を置いて)受ける。 ボロボロ 「だから、無駄だって!!」 スーパーガール葵は、ニッコリと笑うとそう言うと動揺する組員の胸倉を掴ん で、まるで人形みたいに軽がると持ち上げる。 「あわわわッ!!な・・・なんでッ!!何か俺達が悪い事したか!?」 「貴方達、中学生に危ない薬を売ってるでしょ?ゴミは大掃除しないとね☆」 強烈なパンチ。宙を舞い隣のビルにぶつかり何度かビルのビルを弾いて駅裏の ゴミ溜めに落下した。その頃には組員は肉の塊になっていた。 「お掃除完了!!」 空を飛び去る。 *** 路地に降り立ちキョロキョロと周囲を見回す。 誰も居ない。 『葵ちゃん!!早く変身を解かないと・・・・。』 (判ってるよ・・・・) 葵は放尿をする事で変身を解くのだが、うら若き乙女が路地で放尿するのは勇 気がいる物だ。 『急いで!!早く変身を解かないとメルト・ダウンしちゃうよ!!』 慌てて下着を膝下まで降ろし、壁を背にして脚を拡げお尻を突き出すように中 腰になる。こうすれば遠目で見れば放尿しているのに気づかないはずだ。 ジョジョッ 溜めに溜めた尿を放出すると、変身が解けた。 「正義のヒロインが放尿しないといけないなんて馬鹿げてる!!」 プンプンする葵
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そうそうこうしんきょく【葬送行進曲】[名詞] 卒業式で演奏される「蛍の光」の揶揄表現。
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スーパードンキーコング2におけるRTA用語集 ※五十音順に並んでいます 壁抜け 口寄せ(2) サルクライマー 真バントホームラン スクイズ セレクトゴール ダブルスティール 代打犠牲フライ とりっぴー残し チームアップ大ジャンプ 茶番 デッドボール バスターエンドラン ハニーエンドラン(仮) バントホームラン 無を取得 GM
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「えーと…綾門さんだよね?」 「………」 夕暮れの屋上。 そこで出会ったのは、制服を着た同じクラスの綾門まどか(あやかど・―)さんだった。 「なにしてるの?」 「………この子が降りれなくなって、困ってたから…」 そう言って綾門さんは、自分の胸元に目を向けた。 そこにはまだ子供のような黒猫が、怖さからか完全に硬直して綾門さんに大人しく抱きかかえられている。 こう書くと、それほどおかしく感じないようなシーン。 だけどちょっと普通じゃないのは、僕が3階建ての高校の屋上にいて、彼女がそこから軽く5mは離れた 学園一の巨木の枝に立っている。 「今、下から飛んできたよね?」 「………」 「木を登ってきたんじゃなくて、ビューンって。下から勢いよく、急に現れたし」 「………」 綾門さんは無言のままだ。 だが反論もないところをみると、どうやら誤魔化す気はないらしい。 今言った通り、綾門さんは突然僕の視界へと姿を現した。 部活も入っていない僕が、なんとなく上った屋上で木に登り硬直してしまってる子猫を見てオロオロしていた ところに、突然現れた綾門さん。 それはまるで、漫画の世界の正義の味方みたいで…って、 「もしかして綾門さんって…あのスーパーガール!?」 「!!」 声は出さなかったが、綾門さんの顔が驚いたようなものに変わった。 これはあれだ、前に冷蔵庫に入れておいたプリンが突然無くなって、そのことを小学生の妹に問い掛けた時の 顔と同じだ。 おそらく図星だったんだろう。 スーパーガール 人間離れした力と様々な特殊能力で事件を解決し回っている超人。 存在は確認されているが、それが誰かまでは特定されていない謎の人物。 金髪でモデル体型の絶世の美女だとか、80過ぎてるお婆さんだとか、小学生並みの背丈の小さい女の子だとか、 様々な噂が飛び交う存在。 それが僕の知る、スーパーガールについての情報の全てだ。 黙ったままだけど綾門さんの顔には汗が流れ、思いっきり緊張してしまっているのがわかる。 お互いに、黙って見つめあってしまう。 なんだか声を出すタイミングがつかめなくて、何とも気まずい雰囲気だ。 でもこのまま固まってても仕方がないし…っと、僕が途方に暮れていると… 『ニャー………』 「「あ!」」 力無い子猫の声が、綾門さんの胸元から聞こえた。 どうやら緊張していたのは、僕らだけではなかったらしい。 そして緊張に耐えきれなくなった子猫は、非難の意味も込めて声を上げたようだった。 子猫の声に、それまでの張りつめていた雰囲気が緩んだような気がした。 綾門さんもそうだったのか、二人で一度子猫を見たあと、もう一度視線が合った時にはさっきまでの緊張しきっていた 表情は少し柔らかくなっていた。 「…今そっちに行くから…下がって…」 僕に向けてそう告げると、綾門さんはふわりと身体を浮かし、僕のいる屋上へと飛んできた。 そう、飛んできたんだ、跳んでではなく。 高いフェンスを易々と飛び越えて、まるで重さが無いかのように、音も立てずに僕の目の前に着地を決める。 その動きに、僕は声を出すこともできなかった。 着地の際にスカートが翻って、なにやら白いものが目に入った気もするけれど、それは大きな問題じゃない。 地球の物理法則を無視したその動きが、ただただ衝撃的だったからだ。 そしてそんな衝撃的な動きをした綾門さんは、もう一つ、衝撃的なセリフを僕に吐いてきた。 「…こんにちは…スーパーガールです…」 サラリと言われたそのセリフは、中学の時に遊びでやられたパイルドライバーを、マットを外れて床に落とされた時以来 の衝撃だった。