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747 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/12/23(木) 19 59 32 ID jwxzVMiz 【男の戦い】 桑田「やっぱ、おっぱいは巨乳だろ巨乳。江ノ島とか朝日奈みたいにドドーンとよ!」←巨乳派 山田「何も分かってない。今や貧乳は希少価値、貧乳こそステータスですぞ!」←貧乳派 大和田「あん? 男か女か分かんねーようなマナ板に何の価値があんだよ」←巨乳派 葉隠「そのなだらかな胸の神秘を自分だけが知ってるっつーのが良いんだべ」←貧乳派 山田「パソコンしかり携帯ゲーム機しかり、時代は常にコンパクト ハイスペックを求めるのです」 桑田「小型液晶なんかが映画館のスクリーンに勝てるかよ」 大和田「タッパも排気量も夢も! デッカイ方がいいに決まってら」 葉隠「ムムム……苗木っちはどう思うべ?」 山田「もちろん貧乳派でしょうな?」 桑田「いいや巨乳派だよな」 苗木「ちょっと待って! こんな些細なことで喧嘩するなんて馬鹿げてるよ」 大和田「ざけんな!? テメェ、俺達がバカだってのか!」 十神「他に例えようもなくバカだと思うがな」 桑田「リア充は黙ってろよチクショー!」 山田「苗木誠殿はバストサイズが男だけでなく女性にとってもどれほど重要か存知ないのですか!」 葉隠「んだ。ウエストサイズと二分する永遠の問題だべ」 苗木「そんなこと言われても……ふ、普通のサイズが一番じゃないかな」←普乳派 山田「かーっ、そんな主体性のないことでゲームの主人公が務まると思ってますか!」 葉隠「リアルな話、主人公だからニュートラルなんだべな」 大和田「俺はな。どっちつかずってのが大嫌いなんだ。今ここで決めやがれ!」 苗木「そ、そんな無茶苦茶な……胸が大きくても小さくてもどうでもいいじゃないか」 石丸「待ちたまえ。どうでも良いことではないぞ苗木くん!」 桑田「おおっ。珍しくノリが良いじゃねーか。言ってやれ言ってやれ!」 石丸「聞きたまえ。体型の乱れは心の乱れ。健全かつ均整の取れた平均的な胸こそが理想」←普乳派 大和田「巨乳の良さが分からなねぇとは、まだまだお子様のようだな兄弟!」 石丸「ふっ。木を見て山を見ずだな。全身との調和を考えぬとは浅慮だぞ兄弟!」 葉隠「うーん。一理あんかもな。胸だけ見ても駄目ってことだべ?」 桑田「ああん? 何言ってんだボン、キュッ、ボンも巨乳ロリもオールOKに決まってんだろ」 山田「理想の体型でなく貧乳を気にしてる女性だからこそ良いんですハイ」 大和田「荒くれやジャジャ馬にだって魅力があらぁ。バイクと同じさ」 石丸「何ということだ。均整の取れた体型以外にもまた違う魅力があったなんて!」 葉隠「そういうわけで石丸ッちも貧乳の魅力に目覚めるべ!」 桑田「時代は常に巨乳に決まってんだろ!」 748 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/12/23(木) 20 00 13 ID jwxzVMiz 山田「貧乳とは女性の慎ましさの。いわば日本文化の体現ですぞ!」 葉隠「生きるってのは前に進むってことだよな。未熟な胸は無限の未来へのキップだべ」 大和田「あの大きな胸は健康と発育の証だ。例えるなら理想を越えた証だ!」 桑田「単純にインパクトあんだろ。文字通りスケールがデカイんだよ!」 石丸「慎ましさ…無限の未来…。理想を越えた…スケール…。ああ、僕には選べない!」 苗木「それは違う!」 (AA略) 苗木「選ぶ必要なんてない。いや……これには明確な正解なんて、そもそも存在しないんだ」 石丸「そうか……そうだな。人の良し悪しに明確な答えなどない。ならば僕は僕の道を進むのみ」 山田「チッ、気付かれましたな」 桑田「だけどよ、ゲームやアニメキャラのファンアートって大体巨乳に描かれんだろ」 大和田「世間が巨乳を求めてる証拠じゃねーか」 山田「特徴の無いキャラほどイラストを描き難いですからな」 葉隠「まあ特徴がないのが特徴なキャラは直ぐに埋もれちまうべ」 苗木「それは違うよ。必要なのは魅力あるシナリオとキャラであって体型じゃないんだ」 石丸「うむ。分かる、分かるぞ苗木くん! つまり人間は外見など問題ではない心だということだな!」 大和田「ま、否定はしねーがな」 山田「あのー、それだとここまでの議論を全否定になっちゃうんですけどー」 十神「愚民どもめ……そんなくだらんことでイチイチ騒ぐとはな」 葉隠「あ、十神っち」 桑田「居たの?」 大和田「そういや居たな御曹司。おい、テメェはどの派閥だ?」 石丸「丁度三派二人ずつ分かれている。この議論を多数決とするならば十神の投票で決めまるな」 十神「知らん。俺は女の胸の好みなぞ考えたこともないからな」 山田「ハイ、中二的なムッツリスケベ様1名ご案内~」 桑田「健全な高校生が考えねーわけねーだろ。このアホ!」 葉隠「十神っち。いまさら男同士で気取る必要ないべ」 十神「胸など女の付属品に過ぎん。俺が気に入った女なら、その胸が俺の気に入った胸だということだ」 桑田「つまり……どういうこった?」 大和田「惚れた女の胸が一番だっつーことか」 山田「高二的な模範解答がキタコレ。リア充爆発しろ」 石丸「なるほど。正しく模範的解答じゃないか十神くん」 苗木「でも……やっぱり今までの議論全否定だね」 749 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/12/23(木) 20 01 12 ID jwxzVMiz 葉隠「仕方ないべ。リアルな話、いくら議論しても触れねーもんは触れねーべ」 山田「人類は遠い宇宙なんかよりディスプレイ中に到達する技術を開発するべきだと思いますね僕ぁ」 桑田「そもそも議論の発端は明日のXmasに何の予定もねーところからだろーが。チクショー」 大和田「大体Xmasなんてガキっぽいイベントは硬派な俺たちには関係ねーしな」 山田「そうです。我々は経済戦略に踊らされているだけの者達とは違うのですぞ」 葉隠「ぶっちゃけバカップル相手の稼ぎ時で遊んでるヒマなんかないべ」 石丸「聖夜を家族と過ごせないのは辛いかもしれないがここは皆で乗り越え……」 大和田「少し黙っててくれ兄弟!」 十神「ふっ、サンタさんからプレゼントが貰えないくらいで荒れるとは哀れな奴らだ」 苗木(それは違うよ。多分) (ガチャ) 不二咲「あ、あの……明日、Xmasパーティーしようと思ってるんだけど……準備、手伝って貰えないかな?」 (シーン……) 大和田「おーっし!!! 力仕事は俺に任せろ。何でも言ってくれ!」 桑田「あ、俺も! 俺も!」 山田「ツリーも電飾バリバリのを一晩でやってくれましょうぞ」 葉隠「たまにはビシッと決めんのも良いベ」 石丸「うむ。困った時は助け合う、それがパーティーというものだな」 苗木「ちょっと待って! Xmasプレゼントどうしよう……」 十神「では俺がブランド物の靴下を人数分用意してやろう。遠慮するな、ちゃんと大きめのサイズにしてやる」 苗木「……」 不二咲「え、えーと。準備がんばろーね」 男子勢「おー!」 【男の戦い<了>】 755 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/12/23(木) 21 34 20 ID 5Fd9WSEg 749 やっぱ山田先生は俺たちの希望だな!発言の一つ一つが深いぜ。 そして、御w曹w司wwww リスペクトして勝手に追随 桑田「つうかさ、うちのクラスの場合、大きい順に並べるとしたら、どういう順番になんだ?正直かなり気にならね!?」 葉隠「リアルな話、オーガのでかさは他の追随を許さねーって話だべ」 石丸「間違いない!我がクラスで一番胸囲の大きい女性は大神さくら君だ!」 大和田「触りてーとは思わないがな」 山田「その発言、死亡フラグが立ち過ぎて逆に生存フラグになるレベルですぞ」 桑田「そっか、オーガが居たか‥。そ、その次は普通に朝日奈だよな?」 十神「現物を見ればすぐ分かることだ。わざわざ説明するまでもない」 山田「まぁここまではテンプレ通りですな。問題は次の順番からです」 桑田「超高校級の野球選手たる俺の眼によりゃよぅ、舞園は相当良いもってっぜ!いやマジで!」 葉隠「その意見には全力で同意しておくべ。だが、俺の占いによると霧切っちも相当という結果が出てるべ」 大和田「その辺、どうなんだ?苗木」 苗木「なんで僕に!?ぼ、僕に聞かれたってそんなこと分かるわけないじゃないか!」 桑田「嘘つけよ、どもってんじゃねーか!そういうの怪しいって俺知ってんだかんな!」 山田「苗木誠殿があのお二人とただならぬ関係なのは周知の事実なのですぞ!リア充爆発して氏ね!」 石丸「本当かね、苗木君!不純異性交際など許されないぞ!それも、二人の相手に対してだなんて、彼女たちも可愛そうじゃないか!」 葉隠「俺の占いによると、片方は既に苗木の子をその胎内に宿していると出たべ!」 大和田「ああん!?苗木てめぇまさか‥、そこまで腐っていやがったのか!!」 苗木「待ってよ皆!僕があの二人とそんな関係な訳ないじゃないか!」 苗木(まずい。このままじゃ僕はいわれのない罪を着せられてしまう。いったい、どうすれば‥)」 十神「待て。苗木のことを追及する前に、残った奴らの順番をはっきりさせる方が先じゃないか?」 桑田「そりゃ、まぁ、そうだけどよ‥」 山田「ふむふむ、確かに正論ではありますな」 大和田「あ、ああ。そうだな。頭に血が昇って大事なことを忘れてたぜ」 苗木「あ、ありがとう十神君」 十神「ふん、勘違いするな。俺はいつまでもこのくだらない議論に付き合わされたくないだけだ」 石丸「では、議論を再開しようじゃないか。残った女性は、江ノ島君、腐川君、セレス君、不二咲君の4名だな」 桑田「江ノ島はよぅ、一応超高校級のギャルって話だけどよ。正直、アレだよな‥」 山田「明らかに盛ってますな」 葉隠「寄せて上げて、だべな。俺の占いでも江ノ島っちは超高校級の残念という結果が出ているしよ」 大和田「おい、それ以上は言ってやるな。他人の陰口みてーのをネチネチ言うのは男らしくねえ。それに、江ノ島も少なくとも人並みにはあるはずだ」 苗木(影で他人の胸の話をするのは良いのかなぁ?) 756 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/12/23(木) 21 36 02 ID 5Fd9WSEg 葉隠「んで、腐川っちか。その辺どーなんだ十神っち?」 十神「知るか。あの女のことなど興味はない。むしろ話に出すことすら不愉快だ」 桑田「基本的に肌見せねーからな、あいつ」 山田「朝日奈さんに胸のことで突っかかった前例がありますからなぁ。少なくとも本人は自信を持っていないようです」 大和田「まぁ、分からねぇ奴のことを議論し続けても意味ねぇだろ。次行こうぜ」 桑田「んで、セレスか‥。あいつも滅多に人前で肌出さねーよな」 葉隠「プールの授業も休みがちだかんな‥。この中で一番あいつに詳しそうなのは」 苗木「山田君‥、かな?」 大和田「いつも無駄にちょっかい出して、蹴っ飛ばされたりコキ使われたりしてるからな」 山田「ふふふふ、ではお答えしましょうぞ。ずばり、ヤス‥、いえ、セレス殿は胸が小さいことを気にしておられる!」 桑田「そりゃ、マジの話か!?」 山田「ええ、本当です。何を隠そう私、以前彼女にご褒美、もとい言葉攻めを受けてる最中、苦し紛れに彼女のお胸のことをお誉めしたのですが」 葉隠「その時点で立派なセクハラだべ」 山田「その瞬間、私の顔に普段の威力より3倍ほど強い力の蹴りが僕の頭を容赦なく撃ちぬいたのです。『そのことには触れて欲しくない』僕は、彼女のそんなメッセージを受け取りました」 苗木「胸の話を突然降られたら、女性ならふつう怒ると思うけど」 山田「ええい、うるさいリア充め!安広多恵子殿はちっぱい!本人もそのことを気にしている!これ今日から宇宙の真理ですから!」 葉隠「ていうかちっぱいって何だべ?」 大和田「もうこいつの話は良いだろ。それで、最後に不二咲が残る訳だが」 桑田「なんつうか、こういうの、あー言うんだっけか?『火を見るより明らか』」 葉隠「間違いなく逆の意味でナンバー1だべ」 山田「拙者も彼女のナンバー1っぷりに異論は御座いませぬ!うわぁぅゎょぅι゛ょっょぃ」 苗木「確かに逆に分かりやすいけど」 大和田「‥。まぁ、不二咲はそれで良いだろうな‥。なんつうか、あいつにでかい胸は似合わねぇっていうか‥」 山田「おやぁ、いよいよこちら側の道に目覚めましたかな?大和田紋土殿」 大和田「な、馬鹿!そんな訳ねぇえだろうが、ああ!? やんのかコラ!!誰があんなに胸が小さい奴‥!!」 不二咲「‥‥‥あ、あのお‥」 一同「!?!?」 不二咲「わ、私、みんなを呼びに来たんだけど、その、えっとねぇ‥」 大和田「ち、違うんだ、不二咲。こ、これは」 山田「お、落ち着いてくだされ不二咲千尋殿。どうかこのことは内密に」 不二咲「う、うぅ‥うわぁぁぁぁああああんん!!!」 桑田「しまった!泣かせちまった!しかも逃げられた!」 葉隠「ていうかこれリアルにやばくねーか?もし、不二咲っちが泣いてるとこを誰か他の女性陣が見つけたら‥」 十神「十中八九、理由を追及されるだろうな」 山田「そして僕たちを待ち受ける運命は‥‥死、ですな」 石丸「ふむ、ここは正直に彼女たちに頭を下げる他ないだろうな。大丈夫、皆素直に謝れば許してくれるだろう」 大和田「んな訳ねーだろ!!ま、待て不二咲!謝るから俺の話を聞いてくれ!!」 759 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/12/23(木) 22 58 59 ID lcZ9Jga8 女性陣の反応 さくら「胸か……やはり胸筋の大きさは強さの象徴でもあるからな」 朝日奈「こんなの大きくったって泳ぐのに邪魔だし、男子はえっちぃ目で見てくるし、いいことなんか全然ないよ~」 舞園「そうですね、意中の人が大きいのが特別好きじゃないなら、好きになってもらえばいいと思うんです。ふふふ」 霧切「……私と舞園さんを並べた版権絵には悪意を感じるわ」 妹様「アタシはお姉ちゃんと違って盛ってないし。っていうか、大きさじゃなくて美しさっしょ」 むくろ「……双子なのに……同じ大きさの筈なのに……」 セレス「そんな下らない話で盛り上がれるなんて幸せな方たちですわね。……あのクソラードェ……」 腐川「な、何なのよ……またみんなで私を蔑みたいんでしょ……そうに決まってるわ!」 ジェノ「っていうかさー……白夜様に揉んでデカくしてもらえばいんじゃね?」 腐川「!」 千尋「わ、私はどうしたらいいのかな……?」
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過去ログ保管庫 番外6 わかめて142629番地 うみねこ翼番外 ようじょ縁寿と超高校級村 17人、狼3狂1狐1 うみねこ勢とロンパ勢によるRP交流村。ようじょえんじぇ村ルール。 あらすじ↓ +... ここにあらすじ 番外5 わかめて142567番地 【RP必須】左右田と秀吉の座談会村 9人、狼2狐1 2015年初のうみねこ勢とロンパ勢によるRP交流村。9人狐入り配役。 あらすじ↓ +... ここにあらすじ 番外4 わかめて142221番地 【RP必須】希望ヶ峰学園六軒島分校村 12人、狼2狂1 うみねこ勢とロンパ勢による久々のRP交流村。12人妖狐なしルール。 あらすじ↓ +... ここにあらすじ 6 わかめて141187番地 左折後300m先黄金郷RP交流村 18人猫又有、狼4狂1狐1 久々の4クラスタ合同でのRP交流村。18猫村ルール。 あらすじ↓ +... ◆桜井良さん「占いCO ジェノサイダー翔さん●!」 ◆ジェノサイダー翔さん「っとぉ! あたしってば猫ちゃんちんよーんwwwww」 ◆七海千秋さん「ああ、はいはい猫又COにゃにゃーあんこはとかちせい!」 2日目、初手●からの猫CCOと対抗猫COで全伏せ●猫即吊り。 ◆黒子テツヤさん「影による霊能CO ジェノサイダー翔さん●でした。」 3日目霊能COが出て1-1(途中共有のアーマーはありつつ)の形に。 そこから2連続死体なしが出て……? 番外3 わかめて140859番地 【身内】国とバスケの交流試合村 18人猫又有、狼4狂1狐1 APH勢と黒バス勢によるRP交流村。18猫村ルール。 あらすじ↓ +... ここにあらすじ 番外2 わかめて140411番地 【建てなおし】うみねこ&ダンガンロンパRP村 17人、狼3狂1狐1 うみねこ勢とロンパ勢によるRP交流村。第二戦目は普通村ルール。 あらすじ↓ +... ここにあらすじ 番外2.1 わかめて140408番地 【2村目】うみねこ&ダンガンロンパRP村 17人、狼3狂1狐1 うみねこ勢とロンパ勢によるRP交流村。同日の2村目。 あらすじ↓ +... ここにあらすじ 番外 わかめて139722番地 うみねこ ダンガンロンパRP交流村 16人、狼3狂1狐1 うみねこ勢とロンパ勢によるRP交流村。16人妖狐有りルール。 あらすじ↓ +... ここにあらすじ 5 わかめて137778番地 【身内】人狼を突き止めるRP探偵村 13人妖狐有(探偵村)、狼2狂1狐1 共有者の一人を「探偵」とした特殊村。交流村5戦目。 あらすじ↓ +... ◆ゲームマスター「本日の探偵様は【ウィラード】様となっております。」 ◆ウィラードさんの会話「探偵が探偵引いたwww」 2日目の朝となりました。(14/03/29 22 48 23) 初日犠牲者さんは翌日無残な姿で発見された・・・。 苗木誠さんは翌日無残な姿で発見された・・・。 ◆桑田怜恩さん「超高校級の占い師CO!マイフレンドの苗木は○だったぜ!」 ◆狛枝凪斗さん「ところで、ボクには死体がクロかどうか分かる能力が備わったらしいんだ?」 ◆黄瀬涼太さん「【悲報】占い霊能狐が見事にダンロン勢【七海さんハブ説】」 額面どおりに見れば初日の段階でほぼほぼ人外は壊滅状態。ここからどういう展開になったのか、その軌跡をご覧ください。 5.1 桃栗鯖134125番地 【身内】RPの二次会会場村 10B(貴族奴隷村) 交流村5戦目の2次会を桃栗鯖で実行。 あらすじ↓ +... 初日犠牲者さんを狙います。 ヘタレ求道師さんは翌日無残な姿で発見された・・・。 2日目の朝となりました。(14/03/30 00 08 24) ◆初日犠牲者さん「ちかごろ奴隷の姿が見えぬな」 まさかの初日貴族で奴隷が死亡。そしてこの生存初日犠牲者の投票が波乱を巻き起こし……? 5.2 桃栗鯖134127番地 【身内】RP村三次会村 4F(蝙蝠1) 交流村5戦目の3次会も桃栗鯖で実行。 あらすじ↓ +... ◆ソニアさん「朝一でコウモリCOすっぽえ!」 ◆だべさん「自分村だべ。だからコイキングが狼だべ。 でもコイキング吊るとコウモリ勝利ってことだべ」 ◆コイキングさん「よおおおおおおおおおしいいいいいいいいい柱COしちゃうぞおおおおおお」 第三陣営COを交えた引き分け処理は成功するのか? ワンナイト村の結末やいかに。 4 わかめて136982番地 【身内】如月のRP交流18猫村 18人猫又有、狼4狂1狐1 猫の日(2月22日)にちなんで18人猫又あり蘇生なしルール。交流村4戦目。 あらすじ↓ +... 2日目の朝、事実上3-1-2という、交流村にしては珍しく一見スタンダードな展開からのスタート。 その晩占いが一人噛まれ、翌朝パンダが発生。 ◆罪木蜜柑さん「罪木蜜柑の占いCO 澪田さん ○」 ◆ベアトリーチェさん「占いCO 澪田唯吹●であったぞ」 更には、前日のグレランの結果として霊能●が告げられる。 村はパンダ吊りを選択したが霊能が噛まれてしまい、 ◆罪木蜜柑さん「罪木蜜柑の占いCO アントーニョさん ●」 ◆ベアトリーチェさん「占いCO 戦人○であったぞ」 村人達は占い結果や●の態度から占いの内訳を必死に推理するが、そのとき村には思いもよらぬ終焉が近づいていた。 村、狂人、狼の思惑が交錯する村で最後に勝利を収めたのは……?! 3 わかめて136043番地 【身内】新年一発目のクロスオーバー村 18人猫又有、狼4狂1狐1 18人猫又あり蘇生なしルール。2014年初の交流村3戦目。 あらすじ↓ +... ◆狛枝凪斗さん「占いCO 日向創●」 ◆リヒテンさん「占いCO!朱志香様○!ですの」 ◆日向創さん「共有CO 狛枝吊り」 ◆ さん 「 」 ◆黄瀬涼太さん「対抗共有CO! 相方初日先生!」 ◆苗木誠さん「占いCO 日向君○」 ◆黄瀬涼太さん「ちょっとまつッス!俺が共有なんで日向君吊りっスよ!」 ◆苗木誠さん「ここで、僕がいなくなったら、訳がわからなくなる!日向くんは真共有だよ!」 2日目朝、共有トラップ発動?!と思いきや、対抗共有COが出て、まさかの3-伏-3スタート。 相方初日でCOした黄瀬が吊れて、3日目の朝。 リヒテンさんは翌日無残な姿で発見された・・・。 ◆右代宮 朱志香さん「霊能CO 黄瀬君は〇だったぜー。まぁ狂人だろうな。」 黄瀬とリヒテンが○だったという情報から、村は内訳を推理するが……? 霊界に来た人誰もがあっと驚いた本当の内訳は、どうぞログをご覧ください。 2 わかめて135343番地 【身内村】RP交流会!20猫村 20人猫又有、狼5狂1狐1 20人猫又あり蘇生なしルール。枠を20に広げての交流村2戦目。 あらすじ↓ +... ◆モノミさん「占いCOでちゅ!大和田紋土君は●でちた!」 ◆大和田紋土さん「大和田紋土の占いCO 七海 ● 人狼だったぜ!」 ◆七海千秋さん「占いCO 日向君●」 ◆日向創さん「COなし」 2日目朝、5名しかいないダンロン勢内で、モノミ→大和田→七海→日向で●が出るという大波乱。 日向を吊って3日目、共有が霊能CO日向●→撤回し、霊能結果日向○の3-1-2展開へ。 そして5日目。 ◆モノミさん「占いCOでちゅ!霧切響子さんは○でちた!」 ◆大和田紋土さん「大和田紋土の占いCO 火神 ● 狼だぜ!」 ◆火神大我さん「猫CO!」 ◆霧切響子さん「……え、ちょっと待って猫又COよ」 ……その後の展開はログをご覧ください。 1 わかめて135153番地 【身内】RPの祭典!クロスオーバー村 17人、狼3狂1狐1 17人狐ありルール。記念すべき第1回交流村。 あらすじ↓ +... 2-2、共有者が霊能騙りを明言した状態で2日目、3日目グレラン進行。 2日目の夜に霊能騙りの共有が噛まれて2-1、霊能からはグレラン●→○→指定先○。 占いからは○しか出ないまま5日目、村は占い決めうちを迫られて……? 2日目、3日目のグレラン精度と、王道勝負からの大胆な戦術は必見。
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それはある日の学園の事。たまたま女子達のみでお弁当を食べている時の事だった。 「苗木君の誕生日?」 何気ない世間話を話している時に特に何の考えもなく誕生日の話になったのだが、そこでいきなり思い出したかのように 「苗木の誕生日なんだけど」 と朝比奈がきりだした。 「そう!私もたまたま今日苗木やさくらちゃんとそんな話になったんだけどさ。それが何と明日だっていうのよ!? もう、そうなら早く言ってくれればいいのにさー」 「苗木くん、明日が誕生日なんですか!?」 「ふ、ふーん・・・・まあ私には関係ないけどね・・・・!びゃ、白夜様なら別だけど・・・!?」 「いや、聞いてないし。つーかさ苗木ってそういうところホンと草食系だよねー。ジャングルとかにいたらすぐ襲われそうw」 「普通の男子高校生はジャングルに行きませんわ・・・ああ、でも確かに今もどこかの「探偵という名のハンター」と 「アイドルという名の雌豹」に狙われてますわね」 「だれがハンターですって?」 「雌豹って私のことですか!?」 「あなた方とは誰も言ってませんけどね・・・(クスクス」 「ははは・・・;まあそれはおいといてさ。やっぱりここは誕生日パーティーとかしてあげない?何だかんだで苗木には 皆世話になってるでしょ?」 そう、超高校級の幸運しか取り柄のない(自称)苗木だがその性格さ故か何かとクラスメートに頼まれ事をよくされる。 しかも何でもそつなく無難にこなすので(普通以上の成果はでないが)あの十神とさえよく一緒に行動するほどだ。 「(・・・そのせいで苗木くんがこの学校で一人で行動している所は見たことがないのよね・・・・・いえ別に他意はない のだけど・・・ただ舞園さんとよく いるのを見掛けると少し腹立つのよね・・・何故かしら?)」 ちなみに舞園もまったく同じように感じているのでおあいこである。まああちらは少しは自覚があるだけマシ?だが・・・・ 霧切はそんなことを全く顔には出さずに考えていたが、それを肯定と受け取ったのか隣にいた大神もしきりにうなづいていた。が・・・ 「ふむ・・・それはいい考えだと我も思うが・・・・朝比奈。我もそうだがお主も明日は朝から大会があったのでは無いか?」 「あう・・・そうだった;」 「私もパーティーには反対しませんが明日は生憎先約がございまして・・・・豪華客船でのジャンケン大会の予定がございますの」 「わ、私は元から行く気ないし・・・!それに明日は編集者と、う、打ち合わせがあるしね・・・!」 「あーそういや私も明日は雑誌のデルモの仕事があんだよねー・・・まじかったるい」 「あう・・・みんな用事がある感じ?霧切さんと舞園さんは?」 「私は別に無いわ」 「私も別に・・・(トゥルルル)『ハイ、舞園です。・・・え?ドラマのゲスト?月9の超人気の?・・・・・・・・ 明日は乙女の聖戦です無理です。断ってください。』(ガチャ)・・・・・・・・・・・何もないですよ?」 「いや、今超あったじゃん!いいの?断って・・・;」 なにも無かったのかのように電話を切る舞園。さすがの朝比奈もその対応にはびっくりして舞園に問いかける。 「苗木くんの誕生日のほうが大事です(キリ」 「いや、そんなドヤ顔で肯定されても・・・・」 「まあいいんじゃない?二人に私たちの分も祝ってもらうって事で・・・」 「まあ、プレゼント等は後日渡せば良いしな・・・霧切、舞園よ。頼む。」 「まあ・・・別にいいけど」 霧切は仕方が無いという風に肩を竦ませる。がその表情はどう見ても嫌そうではない。むしろ苗木でなければ即効で 「面倒だわ」と切り捨てるのは間違いない。 対照的に舞園は任せてくださいといわんばかりに顔を上気させて頷いている。 「勿論です!なんたって私は---」 「まあ、苗木君は---」 「「苗木くん(私の)の助手ですから(だから)!」」 しーーーーーーーん 二人して同じ宣言をする。この状況にさすがのその場も水を打ったかのように静まり返る。 しかし勿論そのまま事が終わるわけも無く・・・・ 「あの霧切さん?苗木くんは「私の」パートナーですよ?(ニコ)」 「あら初耳ね、苗木君は「私の」助手なんだけども・・・?(フッ)」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 二人の間にすさまじい火花が舞う。心なしかバチバチと音が聞こえてくるかの如く空間が歪んでみえる。 「え?え?な、何この空気・・・!?私達なんか変な地雷ふんだ?」 「踏んだ踏んだ超っでかいのwつーかこれってもしかしてシュラバってやつ?まじウケルwww」 江ノ島は面白くなってきたwとばかりに笑顔を浮かべていいぞ、もっとやれーと二人を煽り始めた。それを見ていたセレスも その行為に少し呆れながらも同じような表情を浮かべている。 「まあ、確かに面白くはありますが・・・」 「いや、面白くないでしょ!?ふ、二人とも?け、喧嘩(?)はよくないよ!お、お願いだから苗木の事はたのんだからね?」 「ええ・・・任せてください。「苗木くん」は「必ず」「私が」心からお祝いしますから・・・・」 「そうね・・・・「苗木君」の事は「私が」「誰よりも」理解しているから心配しなくてもいいわ」 「あははははははははは」 「ふふふふふふふふふふ」 「ほ、本当にだいじょうぶかな・・・?」 「やーね・・・・・・・・・・・・・・・無理にきまってんでしょw」 所変わって別の教室にたまたまいた葉隠と苗木 「さあて、苗木っちの今日の運命は?俺の占いは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、やべ」 「え、やべって何!?僕に何が起こるの!??」 【続く】
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RX-178 FXA-05D スーパーガンダム [部分編集] 正義の創痕 / 拡張シート1 UNIT U-70 青 3-4-2 C 《(1)》範囲兵器(2) 宇宙 地球[3][2][3] [部分編集] 疾風の砲火 UNIT U-269 青 2-4-1 C (防御ステップ):範囲兵器(2) 《[2・3]》換装〔ガンダムMk-II〕 【チーム>〔アーガマ隊〕(戦闘フェイズ):《R》自軍ユニット1枚は、ターン終了時まで±0/±0/+2を得る】 (自動B):《[2・4]》このカードが「換装」の効果で場に出た場合、このカードの上に+1/+1/+1コイン1個を乗せる。 宇宙 地球[3][2][3] ガンダムMk-IIから換装する事が出来る【チーム>〔アーガマ隊〕】を持ったスーパーガンダム。 疾風の砲火に収録されているが、テキストで+1/+1/+1コインを得るためには、《[2・4]》が必要なので換装元としては、同じく収録されているガンダムMk-IIだけでなく、果てなき運命に収録されているガンダムMk-II(カミーユ・ビダン機)とも相性がよい。 【チーム>〔アーガマ隊〕】のテキストであるが、自軍ユニットの防御を2上げる事が出来る。対象の味方ユニットのいるエリア及び、テキストが使用出来るエリアが限定されていないため、どこにいても使用する事が出来る。 また、自分自身の防御を上げる事が出来るため、コインが乗った状態で使用すれば6国域のユニットにも破壊されなくなる。 反面、自身をロールしなければいけないため、防御専門とも言えるだろう。 また、威力は小さいが、防御ステップに範囲兵器(2)を使う事が出来る。 そのため、守備隊コインやザクIIコインによるチャンプブロックを無効化する事が出来る。 地味であるが、なかなか役に立つテキストを備えた優秀なユニットである。 なお、ほとんど無意味だがサイコガンダムMk-IIから換装が可能である。 [部分編集] プロモーションカード / 覇王の紋章 ジャンボカードダスVer. UNIT SP-2 青 2-4-1 SP 【(自動B):このカードは、プレイされて場に出る場合「変形形態」で出る。その場合、「変形」が行われるまで、「変形形態」を「通常形態」として扱う】 (自動A):このカードは「変形」の効果を使用できない。 宇宙 [3][2][3] Gフライヤー 高機動 変形 [*][2][4] 変形形態で場に出るスーパーガンダム 変形形態で場に出るテキストを利用して、一回だけだが高機動アタックが出来る しかし、それ以降は[3][2][3]のバニラになってしまう 使うのなら、何らかの効果で手札に戻して再利用したい
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神無月は落葉 霧「…さすがに買いすぎだと思うんだけど」 苗「サツマイモ、ジャガイモ、マツタケ、銀杏、栗…秋はやっぱり焚火だよね!」 霧「手伝うけれど、私は食べないわよ」 苗「どうして?せっかく呼んだのに」 霧「…その理由を聞くのは、野暮というものよ」 苗「…ああ、なるほどね。僕にばっか働かせて、自分は飲んで食べるだけなんだから」 苗「んー…でも、霧切さん別に太ってないよ」 霧「…あまり女性にそういうこと言及しない。見えないところに着々と溜まっているの。ほら、落ち葉集めたから」 苗(でも、霧切さんに食べてもらわないと、消費手がないなぁ) 苗「霧切さん、ホラ。ジャガイモ焼けたよ」 霧「……」 苗「甘くて美味しいよ。あ、バターと塩辛はクーラーボックスに入ってるからね」 霧「……怒るわよ、苗木君」 苗「いらないなら、僕が全部あとで食べちゃうけど」 霧「いい根性してるわね。九月の仕返しのつもり?」 苗「あ、ビールもクーラーボックスの中だ。キンキンに冷やしておいたから」 霧「…はあ。負けたわ。食べればいいんでしょう。…増えたら恨むから」 霜月は雪待ち 霧「お邪魔してるわよ、苗木君」グビッ 苗「…ちょっと、何飲んでるの」 霧「ボジョレー・ヌヴォーがあるのなら、私も呼んでくれればいいのに。冷たいのね」 苗「……もう、楽しみにしてたのに。ボジョレヌーヴォ」 霧「ボジョレー・ヌヴォーよ。発音が違うわ」 苗「なんだっていいよ、もう。…はあ」 霧「ところでその手に持っているのは、もしかしておつまみ?」 苗「はいはい、どうぞお召し上がりください」 霧「気が利くわね。今日は何かしら?」 苗「フランスパンのガーリックトーストと、ゴルゴンゾーラのペンネでございます、お客様」 霧「ありがとう。この家に来ると肴に困らないわ」 苗「…いつもいつも何かあると思わないでね。財布が厳しい時は、何も作れないから」 霧「それでもいいのよ」 苗「そうなの?」 霧「ええ。それでも肴はあるから」 苗「?」 霧「ふふ…食べるものばかりが肴じゃないってことよ」 苗「全然わかんないよ…」 師走はクリスマス 苗「クリスマスって言ったら、普通はワインやケーキやローストチキンになるのかな」 霧「あら、私はあなたの料理が食べられるなら何でもいいわ」 苗「ホント、『花より団子』が服着て歩いてるみたい」 霧「何か言ったかしら?」 苗「ううん。霧切さんには、ケーキとかワインの方が似合うかなと思って」 霧「洋風な方が、ってこと?」 苗「ううん、華やかな方が、ってこと」 霧「嬉しいこと言ってくれるわね。何か手伝う?」 苗「大丈夫、もう出来たから。あ、冷蔵庫からポン酢出してくれる?」 苗「はい、出来たよ。みぞれ鍋」 霧「…大根おろしの入った鍋なんて、初めて見たわ」 苗「お皿貸して」 霧「豆腐と白菜ともも肉とシイタケをお願い。あ、大根おろしは多目でね」 苗「はいはい。カンパーイ」 霧「はい、乾杯。お鍋にシャンパンというのも珍しいわ」 霧「…今更だけど、苗木君はこんなクリスマスで良かったの?」 苗「何が?」 霧「私はお酒を飲んで、あなたの手料理を食べて、それは楽しいけれど…あなたはそれで、いいのかなって」 苗「…ホントに今更だね」 霧「うるさいわね」 苗「僕は霧切さんと一緒にいられるなら、なんでもいいよ」 霧「……」 霧「…苗木君。このこたつ、隙間風が入るわ」 苗「え?」 霧「あなたが離れて座ってるからよ。もう少し、こっちに寄りなさい」 苗「……うん」 睦月は正月 苗「……あ、この年賀状、霧切さんからだ」 霧「実家から出したのよ。今頃届くなんて」 苗「わ、写真の霧切さん、着物着てる…すごい綺麗」 霧「っ……執事が無理矢理着せて写真を撮って、全部の年賀状に印刷したのよ…」 苗「いいじゃない、似合ってるんだから」 霧「…うるさい。早くおせちを持ってきなさい」 苗「今日は何のお酒持ってきたの?」 霧「実家で作っているお屠蘇よ」 苗「…、……そう」 霧「盃を出しなさい。注いであげるわ」 苗「いや、僕は…」 霧「出しなさい。女に注がれた酒を、まさか飲めないとは言わないわよね?」 苗「うぅ…あんまり好きじゃないんだよね、お屠蘇」 苗「じゃあ、着物姿の霧切さんを肴に、ぐぐっと一杯」 霧「やめなさい、馬鹿」 如月は節分 苗「霧切さんが料理するなんて、珍しいよね」 霧「失礼ね。あなたが普段から料理の腕を振るってるから、披露する隙がなかっただけよ」 苗「あ、節分で使った落花生?」 霧「ピーナッツをチョコで絡めて冷やすだけ。冷蔵庫にウィスキーも入ってるわ」 苗「また甘いものでお酒?太るよー」 霧「……」 苗(あれ?いつもだったら怒られるのに…) 霧「食べるのは私じゃないから、大丈夫よ」 苗「そうなの?…わ、これワイルドターキー!?渋いの選んでくるね…」 霧「…前、あなたそれが美味しいって言ってたでしょ」 霧「苗木君…今日、節分からちょうど十日たったわね」 苗「え?うん」 霧「それで、ちょうど十二時…日付が変わったわね」 苗「そうだね」 霧「……ここまで言えば…分かるわね?」 苗「???」 霧「…チョコ食べてウィスキー飲んで、さっさと帰りなさい」 苗「え、ちょっと待ってよ、どういうこと?」 弥生は雛祭り 霧「ひな人形なんて、久しぶりに並べたわ」 苗「…もう女の子なんて年齢じゃないでしょ」 霧「言ってくれるわね。女はいくつになっても、少女の心を忘れないものよ……っぷは」 苗「…白酒グビグビ飲みながら言わないでよ」 霧「ひな人形を肴に、白酒を飲む…桃の節句は、これに限るわね」 苗「じゃあ、おつまみはいらないかな?ホタテのニンニク焼きなんだけど」 霧「…そんなこと言ってないでしょう。よこしなさい」 苗「はいはい」 苗「久しぶりって言ってたけど、いつ以来?」 霧「そうね…小学校、に入るよりももっと前くらい…かしら」 苗「そんなに?」 霧「……お母様が亡くなってから。実家で作法を知る人間がいなかったのよ」 苗「…そっか」 霧「でも、ずっと仕舞ったままじゃ、この子達も可哀想でしょう」 苗「そうやって人間扱いすると、意思が宿るっていうよね…日本人形とか」 霧「あなた、情緒のわからない人間だと言われない?」 霧「さて、そろそろ仕舞わなきゃ」 苗「え、もう? 出したばかりなのに」 霧「ずっと出していると婚期が遅れる、というでしょう。それとも、あなたが責任取ってくれるの?」 苗「……いいよ」 霧「…は?」 苗「今までできなかった分も、合わせてさ」 霧「……」 苗「来年からは、一緒にやろうよ」 霧「苗木君、それって、」 苗「こ、ここまで言えば、分かるよね」 霧「…意趣返しのつもり?分からないわ。全然」 苗「う…いつも僕には、最後まで言ってくれないくせに」 霧「分かってる…でも、こういうことはちゃんと、言葉にして言ってほしいのよ…」 苗「だから…」 苗「僕が、責任取るよ」 霧「え…」 苗「責任取るから…いいよね、霧切さん」 霧「え、あの、ちょっと、…苗木君…」
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何度目の寸止めだろうか。 もう、「オシオキ」なんて生易しい響きで済ませていいものじゃない。 これは、拷問だ。 「ひや、ひやぁあああっ!!らめ、あぁあああああぁ…」 止められれば止められるほど、イくことへの欲求も、イく直前の快楽も増していく。 けれど、それらは決して解消されずに、フラストレーションのように体に留まるだけ。 ビクン、ビクン、と、処女が初めての絶頂を味わうかのように、体中が痙攣していた。 あそこは、火箸を突っ込まれたかのように熱い。 「なえぎ…くゅん…」 舌をずっとつままれ、こねくり回されているために、まともに喋ることもままならない。 逃げ場のない快感が、体中をはいずりまわる。 お預けに耐えきれず、とうとう私の体は、継続的に震えだした。 もうダメだ。これ以上は、耐えきれない。 「いぁっ、ひっぎ…うやぁあ、らめ…」 一度だけ。一度だけ、素直に認めよう。 この体が淫猥なメスで、心の底から絶頂を願っていることを、今の一度だけ。 彼の指はくすぐるように、私のあそこをなでまわしていて、それでも、それすらも耐えきる余裕はない。 「な、なえぎ、くゅん…!」 「…どうしたの、霧切さん」 尋ねながらも、彼は手を止めない。 指でクリクリと、やさしくクリトリスの周りをなぞっている。 「あ、あぁあ…も、もう、らめらから…がまん、れきないれす…」 ろれつが回らないのは、彼の指のせいか、あそこの疼きのせいか。 「いかへて…いかへて、くら…さいっ!!お、おねがい、ひまふ…」 言った。認めた。 それだけでもう、あふれ出んばかりの絶頂感が、体中を満たしている。 体中が、絶頂を待っている。やっと、この溜めに溜めた、気の狂う快楽を解き放てる。 「そ、そこ、もっと、ぐちゃぐちゃにしへ……あぁあああっ!」 求められてもいない言葉まで口走ってしまう、どうやら口も快楽で腐ってきたようだ。 もう、思考すらも、浸食され―― ダメだ、まともに考えられない。 イきたい、イきたいイきたいイきたい! 彼に自由を奪われた体で、私のことをわかると言っていた彼自身の指で、 もっと、もっと刺激を! 「あ、あぁ、あっあああぁああっあああああ…!」 ぴたり、と、 彼の指が止まった。 「…っ………い、やぁ……」 絶望。 同じことを繰り返されていたから、何が起こったかはすぐに分かった。 限界まで、ダムをもう少しで越えるまで高められた快感の波。 それは、越えることのないまま、留まらされた。 「いやっ…いやっ、いやぁああぁあぁあ…! なんで、なんでぇ…?」 ぬるり、と、彼がようやく私の口から手を離す。 つ、と引いた唾液の線を気にも留めず、私は泣き叫んだ。 「い、イかせてって、ちゃんと言ったのにっ、い…も、もう耐えられ、ないのに…っ! イきたくなったら言えって、い、言ったじゃない…」 「ああ、ごめんごめん…口に指が入ってたせいで、なんて言ってるかわからなくてさ… それに、イきたくなったら言って、とは言ったけれど、イかせてあげるなんて一言も言ってないよ」 「そんな…そんなぁあ…」 一気に、緊張していた体の力が抜けた。 ずるり、と、彼に預けていた体がずり落ち、 その拍子で、捕えられていた片方の腕が、偶然にも自由になる。 「あ…」 「腕、自由になったね」 彼はまるで、性交などしていない時のような調子で話す。 「…」 「さっき、『腕が自由になったら覚えていろ』って僕に言ったよね。自由になったけれど、どうするの?」 「あ…う…」 「反撃するのかな?それとも… エッチな霧切さんは、自分のあそこをひたすらいじりたいのかな?」 ドクン、と、心臓が驚くほど強く脈を打った。 彼の言葉が暗示や天啓のようにまで聞こえる。 自分で、好きなようにイっていいの…? 「腕は自由だよ。僕は霧切さんをイかせないけど、霧切さんがオナニーするなら、それは止めない。 霧切さんがどうしてもイきたければ、自分がそれほどエッチだって認めるのなら、好きにしていいよ」 「あ、あぅ…」 彼の言葉に屈辱を覚えながらも、私は自分の股間に伸びていく手を、止めることができなかった。 「あれ、あそこに…霧切さんの一番エッチな場所に、手が伸びているけど。反撃はしなくていいんだね?」 「うぅ…う゛ぅあぁああ…」 指が、触れる。 「ひ、ぎっ…~~~っ!!」 あまりにも強い感覚に、一瞬それを激痛かと思い違えるほど。 次いで溢れ出す、性感の奔流。 「あぅあぁああ…」 指が中に入り、奥を小突く。声にならない声が、口からだだ漏れる。 鏡には、それはエロチックな少女の姿が映っていた。 好きな男に足と片腕を絡めとられながら、秘部は自由の利く右手の指をいやらしく呑み込んでいる。 これ以上にない、というような至福の表情を浮かべて。 「あぁ…あぁあああぁ…」 いつもなら、反射的に足を閉じ、腰を引いてしまうほどの激しい快感。 けれど、 「大丈夫だよ。足も腰も、僕が押さえつけてるから、霧切さんの体は快感から逃げられない。 反射で止められることもないから、思う存分、自分をなぶっていいんだよ」 「あぁ…はぅう…あんっ、やっ、あぁん!あぅん、ふぁ、はぁぁあ!」 「しょうがないよね。気持ちいいもんね。僕がさんざん焦らすから、我慢できなくなったんだよね。 今だけは素直になっていいんだよ。どんどんエロくなって。僕はそれを見てる」 快楽がどんどん高まる。 もう、誰にも、自分自身にすらも邪魔されない。 そう思うと、奥から奥から液が溢れてくる。 私はいっそう、指の動きを強くした。 「う、あぁ…イく、イくっ…あっ、か、うぁっああぁあぁあっ…ひ、ぎぃ、ぃいいいいいいいい!!!」 ドクン、と 背骨が緩んだのか、とでも思うくらいの脱力感。 一瞬遅れて、電気のような強烈な快楽が、背中から全身に駆け巡った。 溜めに溜めた、何十回分の絶頂が、一同に私を犯す。 その快感に身をすくませることすら、体の自由を奪われた今の私には不可能だった。 「っ…!…っ!!…ぁっ…!」 もう、声すら出ない。 息を吸うことも、吐くことも叶わない。 目の前がバチバチと光り、まともな視界も失せる。 背骨が軋みそうなほどに大きく背中を反らせて、長く激しい絶頂を耐える。 時間にすれば10秒ほどだろうか、いや、もう少し短いかもしれないが、 私には途方もない長さのように思えた。 「つ…はぁあ…あぁ…」 絶頂が終わり、彼の体から解放されると、私はそのまま後ろに倒れ込んだ。 体は、後遺症とでも言うのだろうか、絶頂時の敏感さや疲労をずるずると引きずっており、 特に下半身は、足を少しでも動かそうものなら、それだけでまたイってしまいそうだ。 なんとなくだけど、と、私は鈍った頭で考えていた。 絶対そんなことあり得なそうだけど、もしかしたらこれは、彼流の荒療治かもしれない、と。 好きと言われても信用できない卑屈さ。心のどこかで、愛する人を疑ってしまうという行為。 全て、私が自分を信じていないから、大切にしていないから。 だから、自分で自分をイかせるように、自分に素直になれるように、そう仕向けたのではないか… いや、考えすぎだ。 口の次は脳みそまで、彼がくれる甘すぎる愛情で、腐ってきたのかもしれない。 ふ、と苗木君が、私の頭をなでた。 重い体を少しだけ持ちあげると、彼は優しくほほ笑みながら、そっと頬にキスをする。 子どものように扱われていることが、少し悔しかったけれど、なぜか嬉しくなってしまう。 反論の言葉や、この仕打ちに対する非難の言葉を考えようとして――やめた。 今はいいじゃないか。 あれだけ恥ずかしい思いをしたんだ。 素直に、彼なりの愛し方を受けていたって、バチは当たらない。 絶頂の余韻とも相まって、その幸福感の中で、私は目を閉じた。 『苗木の視点』 やりすぎたとは思っている。 正直、この麗しき彼女を、自分色にぐちゃぐちゃに染めてしまいたい願望はあった。 もちろん、今までそれを必死に抑えてきたし、こんなひどいことをしたのは今回が初めてだ。 自分でも、どうしたのかと思う。 そっと、頭をなでると、霧切さんは悔しそうにしながらも顔を赤くして、 その表情が本当に可愛くて、僕は心底彼女に惚れてしまっているのだ、と実感する。 頭をなで続けると、霧切さんはそのまま目を閉じて、眠ってしまった。 僕は霧切さんが大好きで、彼女も僕を好きだと言ってくれる。それだけなら話は簡単だったけれど、 彼女は僕の「好き」という気持ちを信用できないでいて、僕はそれがどうしても許せなかった。 余っていたからじゃない。なりゆきじゃない。 僕はそんな失礼な気持ちで、霧切さんを好きになったわけじゃない。 そう伝えたかったのに。 …どういうわけかその憤りは、普段から抑え込んでいる僕の異常(…なんだろうか、やっぱり)な性欲と仲良くマッチして、 歯止めがきかずに追いこんでしまったわけだけれど。 目を覚ましたら、まずどうしようか。 やっぱり、謝るのが最初かな。謝るくらいならやるな、と怒られそうだけど。 それから、ゆっくり話そう。 『霧切お目覚め』 夢とも幻覚ともつかない、もやもやとした眠りから覚めると、 彼は私が目を閉じる前と同じ場所で、同じ顔をして、私の頭を優しくなでていた。 「…え、えーと…おはよう」「おはよう…ずっと、そうしていたの?」 「うん、まあ」「よく飽きもしないで…」 「飽きないよ。霧切さんの寝顔、可愛かったし」「っ…」 いつもならここで、「馬鹿」だの罵声を浴びせたり、頭を小突いたりして、素直になれない代わりの照れ隠しに当てるのだけど。 いや、正直今も、彼をどつきまわしたいほど恥ずかしいし、彼もそれを察して、頭を庇っている。 でも… 「苗木君」「はい…」 「今日は…その」「…ぶたないの?」 「ええ…ちょっと、その…」「?」 彼が、あれだけ私にしてくれた。 だから私も、応えよう。 ここで退いたら、女が廃る。必死に、まだ恥ずかしがっている自分に言い聞かせて。 「…今日だけ、今日だけでいいから…明日からは、また普通に戻るから… 苗木君に迷惑や、押しつけがましい好意も、かけないから… その…思いっきり、苗木君に甘えても良いかしら…」 苗木君は、それこそポカン、という擬音がぴったりなほど呆けていて、 おそらく私の顔も、羞恥に耐えきれず、これ以上ないくらい真っ赤になっていることだろう。 「あ、あの、もちろんだよ!今日と言わず、毎日でも…」 一瞬間があって、それから彼はおおいに賛同してくれた。 「毎日は、さすがに無理よ…私にとっては、すごく、恥ずかしいことで… でも、自分の気持ちに嘘をついているのも、そろそろ限界なの… だから、今日だけ。今日だけ、私は自分を許す。そういう条件付きでなら、素直になれそうだから。 それと…本当にいいの…?私、ホントはもっとわがままで、感情的で…」 私の内面の醜いそういう感情を知ったら、やっぱり彼は、私のことを嫌いになってしまうんじゃないだろうか。 そんな疑心が、心を埋め尽くしている。 彼は私を信頼してくれるのに、私は彼を信頼できない。その不誠実さを自覚している。 罪悪感に悶え苦しみながら、 これが私が考えた、自分へと、苗木君へ提示できる、現時点での最大の妥協点。 やっぱり、彼は探偵の…いや、この場合はエスパーとでもいうのか。 私のそんな鬱屈とした感情を、読み取ってくれたようで、 「どれだけ霧切さんが我がままで、感情的だったとしても、それで嫌いになったりは絶対にしないよ」 私の肩にそっと手を乗せて、あの爆弾級の笑顔で、そう言うのだ。 「…見ていなければ、何とでも言えるわ。私がいかに自己中心的で、汚い心の持ち主か…」 「霧切さんがどんな欠点を持っていても、気にしないよ。 だって僕は、それに負けないくらい、霧切さんの良いところを知ってるから。 言ったでしょ?ずっと、見てきたんだから」 「…苗木君、その笑顔」 「え?」 「私があなたの笑顔に弱いって、知っていてわざとやってるんじゃないの?」 「そ、そんなこと…そうなの?」 照れながら困惑する彼が、これ以上にないくらいに愛おしい。 「ほら、見なさい。あなた、私を見てきたから、私のことを分かっているって言うけど、 あなたが知らないことなんて、まだまだたくさんあるんだから」 私はそう言って、勢いよく彼に口づけた。 「…ほ、本当にいいの?さっきまであんなにしてたのに…」「『あんなにしてた』のは、どこの誰だったかしら」 「う…」「正直言うと、まだ足に力が入らないわ。ちょっと腰も痛いし、ココもまだジンジンする」 「ご、ごめんなさい…」「謝るくらいなら、最初からやらなければいいのよ……ま、まぁ、悪くは、その、なかったけれど」 「あ、う…で、でも、それなら尚更止めた方が…僕なら、大丈夫だから」 これ以上ないくらいにギンギンにさせて、どこが大丈夫なのか。 男の子の性欲は分からないけれど、彼のそれは、もう爆発しそうなほどに腫れあがっていた。 「…さっき、甘えさせてくれるって言ったわよね。わがままでもいい、そう言ってくれたのは…」 「う、嘘じゃないけどさ…」 ホントに、この少年ときたら。 「…私は、苗木君のことが大好きで苗木君の笑顔とか真剣な目とか困った表情とかが大好物で 苗木君に触られると全身性感体になるんじゃないかってくらい敏感になる、変態…です。 苗木君が望むことは全部してあげるし、してあげたい。苗木君がいやだというなら絶対にしません」 鏡越しに、自分の顔を見た。真っ赤なんてものじゃない。 正直になれとあなたが言うから、言いました。 ここまで言わせて、恥をかかせるなんてこと、絶対にないわよね? 「…あっ、うぅ…」 「…ほら…幻滅、したでしょ?」 「してないよ!」 「ま、まあとにかく、今日の私は、その、とことん本音で行くわ。 …自分の心情を正直に話すことは慣れていないから…ちょっと変になってしまうこともあるかもしれないけど… さて、聞きます。苗木君、私の中に…入れたい?」 上目遣いで尋ねると、彼も私と負けず劣らず顔を真っ赤にさせた。 「う、うん…霧切さんに、入れたい…です」 「…はい、よろしい」 一度わがままな私を受け入れると言ったからには、 今日は苗木君にも、とことん付き合ってもらおうじゃないか。 私は彼に跨り、ゆっくりと、彼のそれを、私の秘部にあてがう。 「っ…ホントは、これ以上気持ちよくさせられたら、頭がおかしくなりそう…」 「あぅ…き、霧切さん、やっぱり…」 「や、めない、わ…あなたと繋がらずに終わるなんて、絶対あり得ない…」 ゆっくりと腰をおろし、中に彼のものを受け入れる。 ずぷ、ぬぷぷ、と、卑猥な音を立てて、彼が私の中に入っていく。 「あっ…んん!!」 「す、すごい…霧切さんの中、すごく熱い…」 「そ、そういうことは…」 言わないで、と言おうとして、私は思いとどまった。 今日だけは、本音。嘘をつかない。 「…もっと、言って」 「え?」 ああ、頼むから、聞き返さないで。 これでもまだ、本音を出すのは、顔から火が出そうなほど恥ずかしいのだから。 震える体になんとか根性を叩き込み、私は一気に足の力を抜いた。 「ふぅっ…!」「うぁあっ…!」 高さの違う、二つの喘ぎ声。 重力に身をゆだねた私の体は、そのまま沈み込み、最奥まで彼のモノを加えこんだ。 「はぁ、はぁ、っ…」「霧切さん…大丈夫…?」 「…響子」「え?」 「いつか、言ったでしょ…?交わっている間は、下の名前で、ぅ…呼んでって…」 彼の返事も聞かず、私は再び足に力を込める。 ずるり、と、あそこから内臓まで引きずり出されるかのような、激しく、少しだけグロい感覚。 「あ、あぁああぁ…」 いつも彼が動くのを、受動的に待っているだけだけれど、 自分で動けば、これだけ違うのか。 「あ、き、響子…」 「何?…誠君」 「あ、そ、その…すごく、エッチだよ、今の響子の姿」 ゾクリ、と、背筋が震える。 羞恥と快楽で赤く染まった彼の顔。 それらに耐えながら『もっと言って』という私の願いを、必死に叶えてくれた彼の健気さ。 そして、自分自身が彼の眼に、エロチックに映ってしまっているという羞恥。 「あ、はぁ…」 必死に力を込めて引き抜いている途中だったのに、意思とは無関係に彼のモノを締め付けて、 いっそうの快感が背筋をかけあがり、私の足から力が抜ける。 力が抜ければ、重力に逆らえないのが道理で、 「あ、あぁんっ!」 再び私は、腰を落としてしまうのだった。 「う、ぅ…イかせたいのに…今度こそ、っん…誠君を、イかせたいのに… 私が上になれば、好きに動けるはずなのに…なんで足に、力が入らないのかしら…」 「響子…っ」 彼が、私の尻を鷲掴みにする。 「え、え?」 そして、グイ、と引き抜いたかと思うと、 思いっきり膣内に、それを叩きつけた。 「はぁああぅっ!」 ゆるやかで断続的な快感から一転、激しく重い絶頂感が、またたく間に走り抜けた。 「あっ、あっあっ!イって、るの、誠君、イってるからぁっ!!」 「ご、ごめん…あんまり焦らされるから、我慢できなくて…っ!」 パン、パン、と、リズミカルな音を立てて、彼が腰をたたきつけてくる。 一突き一突き、そのたびに私は何度も絶頂に突き上げられる。 体も、快楽に素直になったのか。それとも、彼に文字通り体を許したのか。 子宮を小突かれ、飛んでしまいそうになる意識の断片で、そんなことを考える。 「ごめ、ごめん響、子っ…やめてあげたいんだけど、気持ちよくて…!」 「やめないでいい、やめないで、ぇっ、はぁああ!!私で、あぁぁああっ…わ、私で気持ち良くなって…!」 子宮がキュウ、と閉まる。 一つの絶頂が収まりきる前に、次の絶頂に押し上げられる。 あまりの快楽は頭の許容量を超え、もう思考が焼き切れそうだ。 でも、ダメだ。 もっと、もっと。 この先しばらくは、また彼に甘えられない、捻くれた私に戻るのだろう。 だから、今だけ。今のうち。 未来の分も前借して、精いっぱい彼を感じなくては。 「奥、おくぅっ!あぅううう!奥、弱いっ、から、もっと突いてぇ!」 「はぁ、はぁ、はぁっ…!」 もう、限界に近い。 中に入っている彼のそれが、いっそう大きく膨らみ、一突きが小刻みに、速くなってきている。 私は彼の背に手を回した。 「わ、かってると、思うけど…っ、あぁん、はぁんっ!!」 「うんっ…中に、出すから…!」 快楽の向こう側の、これ以上ない幸福感。 女に生まれてよかったと、心の底から思える瞬間。 彼が、グイ、とそれを中に押し付けて、子宮が思いっきり押し上げられた。 「ふっ…うぁああぁぁああああっ…!」 その絶頂の瞬間に重ねるように、 「響子っ…で、出るっ!!」 ビュクビュクと、その子宮に、熱いそれが注がれて、 「――――~~~~っっ!!!」 声もなく、息も出来ず、目も眩むような絶頂にやられ、 目いっぱいの力で、私は彼に抱きついた。 絶頂が収まると、体中から力も抜け、彼と繋がったまま引き抜くことも出来ず、 私はしばらく、舌を出したままのだらしない蕩け顔で、彼にもたれかかっていた。 「あ…っ…ひ、ぐ……」 苗木君の絶頂感も同じようなものだったらしく、ベッドに倒れ込みはしないものの、 私をこれでもかというくらいキツく抱きしめて、快感に耐えているようだった。 また、抱きしめたまま、苗木君が私の頭をなでる。 どうもその感覚に慣れず、もたれかかったまま、私は彼の耳元に口を寄せる。 ホントは面と向かってピロートークなんていうのも憧れなのだけど、今のこのだらしない蕩け顔はさすがに見せられない。 「人の頭をなでるのが、随分好きなのね」 「あっ、いやだった、かな…」 彼が遠慮がちに尋ねた。 ホントに、さっきまでの強気な彼はどこに行ってしまったのか。 今はもう、いつも見慣れている、気弱で少し頼りないけど、優しさに満ちあふれた少年になってしまっている。 もちろん、こんな彼が大好きなのだけれど、時々はさっきのような強引さも欲しい、と思ってしまうあたり、 やはり彼の前では、私はマゾヒズムに冒されてしまっているのだろうか。 「いや、じゃない…」 「そ、そっか」 いやじゃない、というのに、彼は私の頭から手を離した。 「~~っ、もう…」 私は再び彼の手を握り、むりくり自分の頭に押し付ける。 「えっ、えっと…」「なでて」 「へ?」「…」 やっぱりこの少年は、まだまだ私を知らないのだろう。 今の私の「いやじゃない」は、もっと分かりやすく言えば、 「あなたになら何をされてもいい」だ。 「なでてって言っているの」 自分でもどこから出たのか分からない、少し拗ねたような幼い声で抗議すると、彼は私をあやすように、優しく頭をさすった。 あなたが、私のことを分かっているというのは、やっぱり悔しいけれど、どこか嬉しい。 でも、私はあなたに話していないことが、まだたくさんある。 探偵小説の次に、恋愛小説が好きなこと。 暗闇が苦手だということ。 時々あなたが舞園さんを思い出しているのに気付き、嫉妬すること。 あなたがくれたイン・ビトロ・ローズが、誰にも言っていないけれど、密かに宝物だということ。 探偵という職業柄、知られることは恥ずかしいことだと、そう思ってきた。 知られたら負けだ、そんな世界で生きてきたのだから。 でも、あなたになら、負けていい。 だから、もっと私を知ってください。
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スーパーガールは不安を隠せなかった。ついさっき1ブロック前のオープンテラスで、彼女が思いを寄せるイーサンと見知らぬ女性が二人きりで食事しているのを見てしまったのだ。彼女はコスチュームを着替えるのも忘れ、とぼとぼと人気の無い夜道を歩いていた。 浮気なのだろうか。人の良いイーサンに限ってそんな事は無いと思いたいが、考えれば考えるほど苛立つばかりだ。 「ああ、もう!」 彼女は力任せに、近くの建物の壁を拳で打った。コンクリートの壁は破片を撒き散らしながら砕け、建物にぽっかりと穴が空いた。 「やばっ!」 スーパーガールは辺りを見渡し、そそくさと裏路地に逃げ込んだ。 「はぁ…」 彼女はため息をついた。時々、地球人は身体だけでなく、感情までもがクリプトン人と違うのではないかと思うことがある。だから自分には人の心が分からないのかも。 「君、きれいだね」 その時、後ろから声がした。振り向くと、路地の向こうから誰かが近づいてくる。 「ごめん、びっくりさせたかな?怪しい者じゃないんだ。」 そう言って暗がりから現れたのは気障ったらしい笑みを浮かべた男だ。彼女の嫌いなタイプだ。 「今時分、どうしてこんな所にいるの?そんな格好で。」 彼女はその時初めて自分がスーパーガールのコスチュームのままだと気付いた。 「コ、コスプレ…?ってやつ?」 曖昧な笑みを浮かべ苦し紛れの言い訳をする。もうどうでも良かった。 「個性的だね。そういうの、良いと思うな。」 男は染み一つ無い歯を見せ笑う。スーパーガールは悪寒を感じた。 「良かったら、僕とちょっと付き合ってくれない?ちょっと、そこまで」 こんな路地裏で「そこ」と言ったら一箇所しか無いのは承知だが、彼女は色々な事がもうどうでも良かった。それ以上に気障男に対する新たな苛々を晴らしたかった。 「いいわよ」 本当に?ラッキーだなぁ、君みたいな可愛い娘と、などと言いながら肩に腕を回してくる男の、香水の臭いに噎せそうになりながらスーパーガールは思った。後でへし折ってやる。 34 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2009/08/06(木) 17 46 31 ID Ubs6GnGV 男は「あん、あん、」と女のような声を出しながら悶えていた。2人が部屋に入って5分も経っておらず、まだ服も脱いでいない。ベッドの淵に腰掛けたスーパーガールが足で男の陽物をズボンの上からぐりぐりと嬲っているだけだ。 そうしながらも彼女の頭の中は「いつこいつを潰してやろうか」という考えで一杯だった。 「君、すごいね」 男は喘ぎながらそう言い、服を脱いだ。そしてスーパーガールのコスチュームにも手を伸ばしたその時、彼女は反射的に男の手を掴んだ。あまりの握力に思わず悲鳴を上げる男。 「ご、ごめんなさい、大丈夫?」 無意識の内に加減するのを忘れていた。感触からするに多分、折れている。 「あ、ああ、大丈夫…」 男は泣きそうな顔で言った。無理しちゃって…。 「私は後で脱ぐわ。これ、着脱が面倒なの」 スーパーガールはそう言うと、床に這い蹲るような姿勢の男の腰に手を回し、軽々と持ち上げるとベッドに引き上げた。男は驚愕の表情で彼女の顔を凝視した。 「すごい力だね… も、もしかして、本物のスーパーガールとか?」 「だったらどうするの?」 「い、いや…」 男の困惑をよそに、スーパーガールは曝け出された男のペニスに顔を近づける。さっきまでの元気は無く、手のあまりの苦痛にもう萎えている。 「スーパーガールにしてもらうの、嬉しくない?」 そう言って彼女はふぅっと息を吹き掛けた。本気で吐き出せば車の一台や二台くらい難なく吹き飛ばせる彼女の吐息が、男の最も弱い部分を襲う。 「ああう!」 男は不気味なほど甲高い声を上げ、瞬時にいきり立った。スーパーガールは、いつも悪人に向ける時の、蔑みと嘲りの混じった意地の悪い目を向けると、さらに彼の陰茎を舐め続けた。決して口は付けず、舌だけを器用に動かして哀れな男根を嬲った。 男は喘ぎながらもぞもぞと身体を動かす。彼女はそれが嫌で、腕に少し力を込めて彼の腹を押さえ込んだ。嫌な音がして、彼女の細い腕が男の腹にめり込む。この人、すこしは筋肉つけなよ…。 男の方は、胃の中の物が込み上げてくるのを感じたが、下半身のあまりの快感に呼吸するのが精一杯だった。そしてまだ何分もしないうちに、男は勢い良く射精した。その直前にスーパーガールは舌を離し、行き場をなくした精液は空しく宙に飛んだ。 「どうしたの?」 彼女は何食わぬ顔で、肩で息をして力尽きたように仰向けに倒れる男を見下ろした。 「飲んで欲しかった?」 男はゲホッゲホッと噎せ返るのがやっとだ。じれったい。スーパーガールはぐったりした男の身体を持ち上げると、姫様抱っこのように軽々と抱え寄せた。 「吸ってあげる、尽きるまで」 スーパーガールはまだ痙攣が止まらない男の一物にかぶりつくと、勢い良く吸い上げた。男は絶叫した。一瞬の快感と、次にやってきた未体験の苦痛に。体の何処にそんな体力が残っていたのだろうというほど、男はスーパーガールの細腕の中で力いっぱいもがいた。 だがその強靭な腕は万力のように男の体を締め付けて離さない。それどころか、徐々に力が強くなっているように思えた。 次の瞬間、体の何処にそんな精液が残っていたのだろうというほど、男は勢い良く射精した。スーパーガールの口の中でどくどくと白い粘性の液体があふれ出す。彼女はそれを全て受け止めたどころか、更に搾り取るように吸い付いてくる。 男のペニスはもう萎びた野菜のような姿に変わり果て、もう使い物にならないだろう。それなのに留まる所を知らない精液は流れ出し続け、スーパーガールはストローからジュースを飲むようにそれを飲み干す。 「ぷはぁっ」 彼女が口を離した時、男はもう残骸と呼ぶほか無いものと化していた。締め付けられた腕の骨や肋骨は粉々になり、陽物はもはや部位を特定する事すら困難な状態で、精液の流れ出ていたところからはどす黒い血がどくどくと流れていた。 白目を向いた顔は土気色の蝋のように生気を失い、全ての感覚が麻痺していたが彼はまだ生きていた。彼が最後に感じたのは苦痛であったか、快楽であったかは分からないが。 彼女は男をぽいっとベッドの脇に放り捨てると、ティッシュで口の周りをぬぐい、小さくゲフっとゲップをした。彼女は男が聞かなかったかちらと目を遣ると、恥ずかしそうに笑った。 その時、彼女の耳が遠くの方で人の悲鳴を聞き取った。 「事件だ…」 彼女は立ち上がると、マントに出来たしわを払った。 「じゃあね」 そういい残し、彼女は拳で部屋の壁を突き破ると夜の闇へと消えていった。 現場にはすでに警官隊が到着していた。危険なので野次馬達は2ブロック以上隔たった場所から顛末を見守っていた。 数分前に、突然轟音と共にアスファルトの地面を突き破り地下から巨大なロボットが現れたのだ。ロボットは今、銀行の建物を破壊中だ。 「あ、スーパーマン!」 その時、野次馬の中にいた子供が空を指差し叫んだ。 「違う、スーパーガールだ!」 誰かが訂正する。途端に物凄い風が起こり、野次馬たちの髪を吹き乱したかと思うと、目にも留まらぬ速さでスーパーガールが巨大ロボめがけて飛んでいった。歓声を上げる野次馬達。 「何よこれ…」 スーパーガールは、ビル解体用の鉄球にそっくりのアームを振り回し金庫室を攻撃するロボットを睨みつけた。 「レトロスペクティブ…」 ロボットは彼女の存在に気付いたらしく、スーパーガールめがけて鉄球アームを振りかざした。彼女は両手を伸ばしそれを受け止めようとするが、次の瞬間、鉄球からジャラジャラと巨大な鎖が出現し、伸びたアームがスーパーガールを直撃した。 「げっ!」 スーパーガールは鉄球ごと飛ばされ、通りの向かいのビルに激突した。ロボットのアームに鎖が巻き取られ鉄球が回収された後、ビルの腹にポッカリと空いた穴の中から、咳き込みながらスーパーガールが空きあがった。 自分の体の3倍以上あろう瓦礫を片手で押しのけると、ビルの縁に立つ。その時、下の野次馬達から異様な歓声が上がったことに彼女は気付いた。ふと見ると、スカートが破け下半身が大きく露出しているではないか。 「いやぁぁぁ!!」 彼女は思わず悲鳴を上げた。その悲鳴で辺り1ブロックの建物のガラスが吹き飛び、ロボットも異常な周波数を感じ取ったと見え一時的に動きが停止した。その間に彼女は、もはや布切れと言っても過言ではないほど哀れな姿になった真紅のスカートを手繰り寄せ、前を隠した。 だがロボットはそう長く待ってくれないようだ。すぐに体勢を立て直すと、再びスーパーガールに襲い掛かってきた。 スーパーガールは片手で下半身を隠したまま、もう片方の腕で鉄球アームを受け止めた。さすがの彼女も、片手では分が悪くぎりぎりと押されていく。 「ちょっと…きついよぅ…」 その時、くるりと向き直った巨大ロボの顔を見て、彼女は誰かを思い出した。スピーカーか何かなのか、ロボットの顔の真ん中で格子状に並んだパーツが、にやりと笑った染み一つ無い気障な歯に似ていた。誰だっけ? 「いっちばん…嫌いなタイプ…!」 彼女はうめく様にそう言うと、渾身の力で鉄球を押し戻した。反動で体勢を崩した巨大ロボはそのまま半壊した銀行の上に倒れこんだ。土埃が当たり一面を覆う。 スーパーガールははるか上空へ飛び上がると、出来る限り肺に空気をためると、勢い良くそれを吐き出した。凄まじい突風が舞い起こり、ビルの破片や埃を吹き飛ばした。 次の瞬間、瓦礫の中から彼女めがけて鉄球が飛び出してきた。 スーパーガールはファイティングポーズを取ると、飛んでくる巨大な鉄球に思い切りパンチを打ち込んだ。彼女の拳は鉄の塊にズブリと突き刺さり、鉄球は粉々に砕け散った。 続いてもう一方のアームから鉄球が発射される。 「往生際悪い!」 体勢を整えるのが間に合わず、もう一方の鉄球に蹴りを見舞った。彼女の引き締まった脚の上で、巨大ロボ最後の武器は黒鉄の破片と化し、遥かかなたへと消し飛んだ。 「あっ」 彼女は蹴り上げた時の衝撃で前を隠していたスカートの布を落としてしまったのだ。ひらひらと舞いながら落ちていく。 「だめぇぇ!」 その時腕を無くしながらも、巨大ロボットが起き上がろうとしている事に彼女は気づかない。彼女は落ちてゆく赤い布切れめがけて猛スピードで降下した。 その間にロボットは起き上がり、反対側の通りへ向かって歩き始めた。そこにはレストラン街があり、まだ避難していない人々がその不恰好で巨大な影に脅えて逃げ惑う。 スーパーガールは地上まであと少しのところで布を掴み、すぐさま彼女は体勢を戻し直立の姿勢で勢い良く着地した。Gのかかった彼女の体重による衝撃が地面を大きく揺らした。 「ふぅ…危なかった。」 そう言ってふと足元を見ると、そこにはぐにゃりと凹んだロボットの頭があった。 「あれ?」 彼女が見上げると、頭を踏み抜かれた巨大ロボットの残骸が轟音を上げて崩れ落ちるところだった。 「きゃああああああああ!!!!!」 その時巨大ロボットの陰から悲鳴が上がった。見ると、あるレストランのオープンテラスにまだ人が残っており、ロボットはそこへ向かって倒れようとしているのだ。 スーパーガールは俊足で通りを1ブロック分駆け抜けると、ロボットとテラスの間に立った。あまりの足の速さにアスファルトが本のページのようにめくれ上がった。 その時、彼女はテラスにいる人びとの顔を見た。その中には彼女が密かに好意を寄せるイーサンと、見知らぬ女の姿があった。 「えっ!?」 その時、ロボットの巨体が彼らの上に倒れこんできた。
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初めて会った年には、ブランド物の香水。 後で分かったことだけれど、実は男物を選んでしまっていたようで、その辺のドジっぽさは彼らしい。 その翌年には、ガラスの容器に入れられた一輪の薔薇。 撫子色の照明までついた可愛らしいもので、柄じゃないと言いつつも、内心嬉しかったりする。 よくもまあ、毎年律義にプレゼントをくれる男の子だ。 こちらとしてはお返しを選ぶのが大変なので、遠慮したいというのが正直な気持ち。 なにせ生意気な事に、その一つ一つがどこかオシャレで、いかにもプレゼントといったものばかりなのだから。 けれどもあの子犬のような笑顔で、「おめでとう」なんて言われながら手渡されて、どうにも毎年断れなかったりする。 なので、今年は先手を打ってみることにした。 「…苗木君。実は今年から、私の誕生日は廃止されたのよ」 「えっと、何言ってるの…?」 通じなかったらしい。なかなかに手ごわい男の子だ。 「……アメリカでは、誕生日はその人自身がゲストを招いてホームパーティを開くそうよ」 「へ、へえ、そうなんだ…」 「ええ。だから近年の国際化に倣って、今回は私が苗木君を招いてもてなすという形を…」 「え、と…それ、霧切さんの部屋に行っていい、ってこと?」 数瞬の間。 見合わせた互いの顔が、同時に熱っぽくなる。 ああ、らしくもない失敗。 けっしてそういう意味を込めて言ったわけじゃないのに。 いや、別に、彼を私の部屋に呼ぶこと自体はやぶさかではないというか、それを拒んでいるワケではないけれど。 「…その、……実は、私の部屋はゴミ屋敷なの」 「そ、そうなの?」 「ええ、見たらドン引きすること請け合いよ。ホームパーティはおススメしないわ」 「あ、…うん、そっか……霧切さんが言いだしたことだと思うんだけど、まあ、分かったよ」 危ないところだった。 日頃距離が近すぎて忘れそうになるけれど、彼はこれでも男子で、私はこれでも女子だ。 仮に互いにそういう意図がなかったとしても、軽々しく苗木君を部屋に招くというのは、ちょっと気恥ずかしい。 もちろん、私が彼の部屋に押し入るのは例外だけど。 「…あのさ、霧切さん」 少しだけ元気を失くした苗木君が、躊躇いがちに尋ねる。 「もしかして、僕が毎年祝ってるの、迷惑だったりする…?」 「…どうして?」 「いや、えっと…」 言葉にするのが難しいのか、気まずそうに口籠る。 存外に人に敏い少年だ、私の顔色や語調から、悟ってしまったのだろう。 これでもポーカーフェイスが売りだったのだけれど、彼の前では形無しである。 それとも、苗木君の前だから、緩んでしまっているのだろうか。 「……そうね、祝福されるというのは、正直得意ではないわ」 「そっか…」 「…けれど、貴方の厚意は、その……悪い気分ではない、とも言えるから…」 正面から、それこそ彼のように、素直に嬉しいということが出来たら、どれだけ楽だろうか。 いっそ、苦手だから止めてくれ、とでも偽る方が、私の性にはあっているだろうに。 ああ、もう、悔しい。 たった一人の少年に、ここまで心を乱されるなんて。 彼の顔がほころぶのを見て、それすらも悪くないと感じてしまっているなんて。 苗木君のクセに、ナマイキだ。 「良かった、実は今年、もうプレゼント買っちゃってたんだよね」 「あら、用意周到ね」 「それ、褒めてるの…?」 「ええ、貴方に対しては望外の評価よ」 憎まれ口を叩いてみても、通じているのかいないのか、あはは、と軽く笑って流される。 のれんに腕押しとは、まさにこのことだ。 まあ、それも彼らしいというか、ホント。 カサ、と、紙袋の擦れる音がして、不思議な装飾でかためられた小箱を、苗木君が掌に乗せる。 「えーと、気に入ってもらえるといいんだけど…」 「その前置きも、毎年恒例ね」 例え気に入らなかったとしても、他人から貰った物をぞんざいに扱ったりはしない。 ましてや、贈ってくれる相手が、まあ、その、うん。 …自爆する前に、さっさと受け取って、御礼を言おう。 「開けてもいいのかしら?」 「どうぞ」 小箱を手に取って、ふたを開く。 現れたのは、透明感のある淡緑色の、つややかな丸。 いっそファンタジーのようなその色合いに、それが宝石だと気付くまで時間がかかってしまった。 「…クリソプレーズ」 「あ、やっぱり知ってた?」 アップルグリーンとも呼ばれる優しい緑色は、私の誕生石だ。 派手さのない落ちついた輝きと、それでいて張りのある質感が密かに人気を博している。 けれども美しさの割に流通は不足気味で、マイナーな宝石として、最も高価な水晶類の一つに数えられている、それを。 「……幾ら、したの?」 「そういうの、聞きっこなしじゃないかな…」 銀の紐と枠に型取られ、小さなタグには『K.K』と、私の名前のイニシャルまで入っている。 箱の装飾も細かく鮮やかで、見る限りでは、この小箱込みでのオーダーメイドのはずだ。 それを、この少年は、どうして、 「や、ほら、ちょっとアルバイトしてさ、…学生にも手の届く範囲だったから、つい」 「……馬鹿ね、募金する方がまだ有用じゃない…」 私の顔色を察してか、苗木君が咄嗟にフォローするけれど。 値段もそうだけれど、私のために、という自惚れた言葉が頭をよぎった。 顔が沸騰しそうになる。 大事なものが、また増えてしまった。 そういうものは出来るだけ作りたくないのに。 携えれば重く、失くすことを恐れ、壊れた時に自分の心の一部まで失った心地さえするのに。 これまで彼にもらったプレゼントだって、もったいなくて封さえ切らずに置いているのに。 ああ、もう、この少年は、私の懊悩を何一つ分かってくれない。 いや、もしかして確信犯で、分かっていながらやっているのだろうか。 どちらにせよ、これ以上ないくらいに嬉しいけど、反比例して、素直に御礼を言いたくない。 「あの…よかったら、さ」 「…何?」 「付けてみてくれないかな」 す、と、銀の紐を外して広げて見せる。 彼が手ずから、首につけてくれるということなのだろう。 …不本意ながらも、後ろ髪をかき上げた。 少しだけ私より背丈の小さい少年が、必死に伸ばした腕を、うなじの辺りでもぞもぞさせている。 近い。そこはかとなく。 どくん、どくん、と、鼓動の音が聞こえて、彼が緊張しているのか、と思いつき、 「…霧切さん、」 耳元で囁かれて勝手に身体が震え、その急かすような鼓動が、自分のものだと理解する。 「な、何…?」 「もうちょっと上げてもらっていいかな、髪」 「ええ…」 他人に装飾品を付けてあげる、という行為の意味を、きっと少年は理解していない。 もしも理解していたなら、こんなことさせてたまるものか。 邪気が無い彼が相手だからこそ、私もこんなことを許しているのであって。 結婚式で指輪を手ずから交換する、あの場面を思えば、その意味に気付きそうなものだけれど。 「…と、出来た」 ふ、と、香りや熱と共に、苗木君が離れる。 首元に、金属の心地よい冷たさ。 彼のくれたクリソプレーズは、ちょうど制服の内側に隠れた。 これじゃ、付けてもらった意味がない、と、宝石を制服の外側に出して、 パシャ と、何か軽快な音がする。 見れば、何を悪びれることもなく、苗木君が携帯電話を構えていた。 ゾク、と、嫌な予感が背筋に。 「……今、私を撮ったのかしら?」 「え? うん」 いけなかった? とでも言いたげな、いっそ清々しいほど無垢な表情。 いや、写真を撮られること自体は、問題ない。 問題は、彼がそれを、一体何の目的で撮ったのか、ということだ。 「霧切さんへのプレゼントを考えてた時、朝日奈さんとかセレスさんにアドバイスをもらったんだけど…」 ああ、どうしてこう悪い勘に限って当たるのか。 アクセサリを買って手ずから付けて渡すなんて、いくら彼でも気障が過ぎると思ったのだ。 それまでの自分が浮かれていたことを、地面にたたき落とされてようやく気付く。 どうも彼と居ると、探偵としての嗅覚が鈍ってしまう。ああ、もう。 「……えっと、いけなかった?」 「…もしかして、プレゼントを選んだのも、彼女たち…?」 「や、選んだのは僕だよ。ただ身につけるものだったから、流石にどうかな、と思って相談に乗ってもらったんだ」 「…彼女たちは、なんて?」 「『きっと最高のプレゼントだから、是非自分の手で付けてあげるべき』って」 的中も的中、この勘はど真ん中を射抜いていた。 本当に、どうしてもう一寸早く気付いてくれなかったのか、霧切響子。 愉快犯の掌の上で、浮かれていた私は、まんまと踊らされていたワケだ。 「それと、写真を撮るようにってのは舞園さんの指示で…」 「……苗木君、写真を消しなさい、今すぐに」 「あ、ゴメン…もう送っちゃった」 ずん、と、胃の中に重いものが立ちこめた。 明日以降、確定証拠と共に学校でからかわれることが確定してしまったのだから、当然だ。 特にこのネタは、舞園さんの目が怖いから、出来るだけボロを出さないようにしてきたのに。 「あー…ゴメン、なさい?」 「謝って済むなら、探偵はいらないのよ…」 思わず睨みつけると、気まずそうに笑ってごまかされる。 これでますます、素直に御礼を言うタイミングが遠ざかってしまったというのに。 彼も彼で、自分が好奇の目で見られていることに、どうして気付いてくれないのだろう。 こうなれば、自棄だ。 どうせ明日には持て囃されるというのなら、毒を喰らわば皿まで。 ちょうど彼に、良い『お返し』を思いついてしまったことだし。 「……苗木君、今日は何か用事があるの?」 「え? いや、空けてあるけど」 「そう。じゃあ、貴方の部屋に行くわよ。気が済むまで私を祝福しなさい」 「? …まあ、うん。誕生日おめでとう、霧切さん」 「……本当に、…苗木君のクセに、ナマイキよ」 御礼代わりに言い放つ合言葉と、そのまま顔を見ないようにして、彼の背中を押した。 後日。 何者かの手によって、希望ヶ峰学園に二枚の写真が広まる。 一枚は、私が首元のネックレスを摘まんで、まるで見せびらかしているように映っている写真。 そしてもう一枚は、『自分がプレゼント』という題で、私のリボンで両手を縛りあげられた、部屋着の苗木君の写真だった。
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奥様の名前は「恭子」 そしてダンナ様の名前は「ダーリン」 ごく普通の二人は、ごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました でもただ一つ違っていたのは「奥様はスーパーヒロイン」だったのです・・・ 【朝、玄関にて】 「いってくるね、恭子」 「もうっ。わ・す・れ・も・の」 「ん・・・」 恭子は目を瞑り…ちょっとあごを上げる ちゅ・・・ 軽く唇を合わせ、離れる。 「えぇー」 「な、なんだよ」 「前に言ったでしょ、“いってきます”のキスは5秒以上!」 「あ、あれは恭子が勝手に・・・」 「ん・・・」 「って、聞いてないし!」 「んっ!・・・」 ちゅ・・・ 再び唇を合わせる。 「あ、んっ・・・ん、ちゅ・・・ちゅぷ、ちゅ・・・ちゅぅ~!!!」 「んーー、んっ!?んんん!!!」 恭子に肺の中の空気を一瞬で吸い込まれて、慌てて恭子の背中を叩くダーリン。 「は、はぁ、はぁ、はぁ、し、死ぬかと思った・・・」 「もう・・・だらしないんだから~。ま、いいわ。ね、今日は早く帰ってきてね、ちゅ♪」 ダーリンのほっぺに優しくキスする恭子。 「・・・(///)う、うん、それじゃ、いってきま~す・・・」
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苗木「舞園さん、すごいよね。心理学者になれるんじゃないかな?」 舞園「え?」 苗木「だって毎回僕の考えてる事当てられるんだし」 舞園「エスパーですから」 苗木「いやいやいや」 舞園「とにかく私は心理学者にはなれませんよ」 苗木「そうかな?」 舞園「はい、だって…私が分かるのは苗木君の事だけですから…」 苗木「え?」 舞園「…苗木君の事はいつも見ているんですから分かりますよ…」 苗木「いつも見ているって…僕を?」 舞園「は、はい…」 苗木「何で?」 舞園「え?何でって…」 苗木「いや、僕なんか見てても面白くないんじゃ…」 舞園「むぅぅ……」 苗木「ま、舞園さん?」 舞園「苗木君は私の考えてる事は当ててくれないんですね」 苗木「え?いや、それは…ほら、僕はエスパーじゃないから」 舞園「…………」 苗木「じ、冗談です、すいません」 舞園「宿題です」 苗木「え?」 舞園「もっと私をよく見てください。私の考えてる事を当てられるくらいに」 苗木「えぇ!?」 舞園「宿題です!いいですか!?」 苗木「は、はい!分かりました!」