約 2,189,501 件
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/303.html
アフリカ東部のソマリアは海賊の巣窟と呼ばれる. 麦わら帽子をかぶった船長と一緒に冒険を楽しむのではなく鉄砲と手榴弾で腹を誘拐して身の代金を取り外すそんな海賊たちを言う. 人跡が珍しい海岸にアジトがある 7人組み海賊団. 彼らは拉致した船員たちの身の代金を受けて酒のパーティーを楽しむ中だった. 拉致した 10人の人質の中で 3人は逃げる途中に鉄砲に叩かれて死んだ. 1人は長年の監禁生活を堪えることができずに死亡, 残り 6人は一人当たり 5千万円の身の代金と交換するよ釈放されるようになった. “このお金で新しいお腹と武器を買うことができる. もっと早いお腹さえあればもう軍艦が追って来ても問題ない! やろうども! 次はもっと大きいお腹を狙おう!” 親分と見える背の高い男がさかずきを持ちながら叫んだ. “親分! お金ももらったが女でも呼んで楽しいように遊んよ!” “そう! 賛成!” “女? よし! そのくらいはしてやるよ!” 酒に酔った部下たちの要求を気持ち良く受諾する海賊親分. “おい! 近くの娼婦村へ行って女達を連れてわ! お金はいくらでもあるから特別にきれいな女で.” “はいつ!” 親分の命令に幼い海賊が急いでアジトを抜けた. やっと十代中盤位に見える少年だった. “親分, 大丈夫か? あいつまだ女も分からない童貞だ.” “初の相手ぐらい自分で選ぶようにしなければならない.” “ハハハ! 何た, そんなことだったの?” “親分とやつの童貞卒業のために乾杯!” “乾杯!” アジトに残った海賊たちが皆杯を持って乾杯を叫んだ. 自分たちに近付く運命を気づくことができなかったまま. 外に出た海賊少年がトラックのエンジンをかけた 一番近くの村が 10km程度距離だったから彼はトラックを走って砂漠を横切り始めた. “あっ?!” トラックがあさって丘を通りかかった瞬間. 海賊少年は緊急にブレーキを踏んだ. 何かが前を塞いだからだ. “どかん!!” 2トンの超えるトラックが大きい音を出しながら止めた. あまり早い速度ではなかったにも巨大な岩にぶつかったような衝撃だった. “... 何だ, 野獣とぶつかったことか?” 海賊少年がよろけて運転席から下った. 大きくけがをしなかったみたいだった. あの時... “あら? まだ子供じゃないの.” “?!” トラック前方で女の声が聞こえた. 海賊少年の目の前に赤いミニスカートと身にぴったりくっついた青いタンクトップの美女が現われた. 宇宙最強のヒロインスーパーガールだった. “わあ...” 切れみたいな体つきと見るだけで慌惚になる美しい美貌に海賊少年はしばらく我を忘れた. 生まれて実際に白人女を見ることが初めてのうえそれがスーパーガール位の美女なら群れでもなかった. “そのまま掃除してしまうにはとても幼いが... どうする.” スーパーガールが海賊少年をあちらこちらによく見ながらため息をついた. “あなた誰? そんな変な身なりで何をしていることなの?” “私を知らない? 私はスーパーガールだよ.” “スーパーガール? 何だそれは?” TVはもちろん新聞も見たことがない海賊少年がスーパーガールに対して分かるわけがなかった. “本当? 私に対して知らない人に会うのは久しぶりだね.” 自分を知らない人を会ったのが不思議なたかスーパーガールは海賊少年のすぐ目の前まで迫った. “ト... トラックにぶつかったようなのに大丈夫?” 恥ずかしがって顔を赤くする海賊少年. 女と接する機会がなかった海賊少年に彼女の姿はとても刺激的だった. “決めた. 特別にお前は掃除しないよ.” しばらく悩んでいたスーパーガールが海賊少年のほおをこっそりつねながら笑った. どうしても子供まで ‘掃除’することはいやなみたいだった. “掃除? 何の話?” “ふふ~ すぐわかるよ.” 海賊少年の質問にスーパーガールが妙なほほ笑みをした. 自分が命をとりとめたという事実を彼は分かっているか. それから 15分後.... アジト近くの原野に二名の海賊がお酒を割るために出ていた. “オイ, やつがどんな女を連れて来ようか?” “大きい期待はしないほうがいい. この近くの娼婦たちは太っているおばさんらだけだから.” “チェッ~ 入って行ってお酒やもっと飲もうと. うん?” 無駄話を分けた二つの海賊の耳元に自動車エンジン音が聞こえた. 遠く海賊少年のトラックが見え始めたのだ. “もう帰って来たか? 早い.” “どんなおばさんを連れて来たのか見物やして見ようか.” トラックが二人の辺りで止めた. そしてしばらく後... “何! 何だ?!” 醜いおばさんが来たはずだという二人の予想は事情なしに割れた. 想像を超越する金髪美女がトラックから降りたからだ. “太っているおばさんらだけと言いながら?” “信じられない...” あるモデルと俳優も付いて行くことができない美しい顔. 塵一つない真白で滑らかな肌. 括れている腰と豊満な胸を誇る完璧な体つき. 見ているだけで勃起するほど全身でふかれて出る色気. 女神と呼んでも劣らない非現実的に美しい女. そんな女がこんな安物な海賊巣窟に現われたのだ. “.............” 二つの海賊は事故がまひしたのかその席で固まってしまった. 彼らもこんな美女を実際に見たことは初めてだったからだ. “皆 7人かな. 退屈ではないようね.” 海賊たちのアジトを透視光線でよく見るスーパーガール. ‘獲物’の数字と位置を確認するためだ. “おい! お前, 一体何だ?” 我に返った海賊中一つが拳銃を抜いてスーパーガールに近付いた. どうしても彼女の正体が疑わしいようだった. “よく見て. これがスーパーガールだよ.” スーパーガールが拳銃を選んだ海賊に近付き始めた. トラックから降りた海賊少年はかたずをのんだまま彼女を眺めていた. “来るな! 撃つんだ!” 海賊がスーパーガールに鉄砲を狙った. 大変興奮したのか拳銃を持った手が震えていた. “女に大口をたたく男は嫌いだ.” スーパーガールが海賊のすぐ前まで近付いた. 拳銃が彼女の胸に触れるほどだった. “海にでも入って行って頭を冷やすのが良さそうだが. 太平洋位ならいいかな.” “何?” “特別に飛行機より早く行くようにしてあげる.” スーパーガールが海賊を向けていたずらに微笑んだ. こちらから太平洋までの距離は約 10,000km, 飛行機に乗っても 6時間はかかる距離だった. “な...! 何か話をする?!” 海賊が引き金に指をかけながら叫んだ. “嫌いだと言ったのよ, 女に大口をたたく男は...” その瞬間, スーパーガールの赤いブーツが彼の股ぐらを蹴飛ばした. “ポオオオオング!!!” タイヤが破裂する音が聞こえた. そして... “うーん~ 太平洋は無理か, インド洋真ん中ほど落ちるのね. もっと強く満ちたら風船のように裂けてしまうから仕方ないか.” スーパーガールの足に当たった海賊ははるか遠い空向こうで飛んでいた. 飛行機より早い速度で.
https://w.atwiki.jp/mini4vipwiki/pages/752.html
VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長150mm ●全幅97mm ●全高39mm ●Item No:95377 ●本体価格1,000円 ●2018年3月10日(土)発売 【本体内容】 何故かノーマルのプレミアム版が発売されてないのに登場したアストロブーメランのプレミアム版ブラックスペシャル。 シャーシはグリーンのスーパー2。ギヤケースなどのAランナーとワンロックギヤカバーはイエローグリーン。 ギヤは4.2 1。 ホイールはブラックの大径ナローライトウェイトホイール。タイヤはグリーンのハードバレルタイヤ。 ボディはスモーク。 ステッカーのデザインは元キットを踏襲し、色をグリーン調でまとめたメタリックシールとなっている。 全体的にボディやホイール以外をグリーンでまとめた配色のキット。 【漫画、アニメでの活躍】 カラーバリエーションのため、漫画・アニメ共に未搭乗となっている。 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/95377/index.html 【備考】 ノーマルのプレミアム仕様がないのになぜかプレミアム ブラックスペシャルという名前。 一応アストロをS2シャーシに載せたキットとしてはアストロブーメラン クリヤーブルースペシャルがあるが、あちらはプレミアムとは名前に入っていない。 色々謎。
https://w.atwiki.jp/renst/pages/1154.html
スーパー戦隊魂 種類:オペレーション カテゴリ:ミスティックアームズ 必要パワー:4 追加条件:なし テキスト: ※常駐 ※タッグ(これは他の自軍常駐と合わせて2枚まで配置でき、太字部分を実行するかわりに、他の自軍常駐の太字部分を実行できる) 自軍バトルフェイズ中、特徴「レッド」を持つ自軍ユニットがバトルエリアに出たとき、『特徴「レッド」を持つ自軍ユニットを1体選びホールドする』を実行してもよい。そうしたとき、バトルエリアに出たユニットのナンバーの数字を見て、その数字以下のナンバーの数字を持つSユニットを自分の手札から1枚選び、自軍ラッシュエリアに出してもよい。 フレーバーテキスト 正義を愛する君達に受け継がれていくモノがある。 イラストレーター:長谷川裕一 レアリティ:ノーマル 作品:轟轟戦隊ボウケンジャー VS スーパー戦隊 収録:究極の八神 自販:パック 再録:蒼九の翼 スターター(12大レッドヒーローデッキ) 再録2 クロスギャザー ザ・ベストパートナー スターター(スーパー戦隊シリーズ35作品記念) Q A Q1 自軍バトルフェイズ中、自軍常駐置き場に「RS-521 スーパー戦隊魂」があり、自軍バトルエリアの1番目にライドされている「RS-393 コマンドアタッカー」があるとき、特徴「レッド」を持ちナンバーの数字に5を持つ自軍ユニットがバトルエリアの2番目に出ました。このとき、「RS- 521 スーパー戦隊魂」の効果を発動してラッシュできるのはナンバーの数字がいくつ以下のユニットですか? A1 5以下のユニットです。バトルフェイズ中に自軍ユニットがバトルエリ アに出ると、まず「バトルエリアに出たとき」とあるテキストが発動します。その後、ユニットの並び順が確定することで「コンビネーションするとき(したと き)」とあるテキストやNC、RC、JCが発動します。ご質問の状況では、ユニットがバトルエリアに出て「RS-521 スーパー戦隊魂」の効果を使用する段階ではまだユニットの並び順が確定しておらず、そのユニットはコンビネーションしていない状態ですので、「RS- 393 コマンドアタッカー」によるナンバーの数字の減少は起こっていないとして扱います。 カード評価 特徴にレッドを持つユニットがバトルエリアに出れば、パワーもコマンドも追加条件さえも満たさずにSユニットをラッシュできるタッグオペレーション。上手くすれば4~5色の混合デッキすら回す事が出来る。 ホールドするレッドはバトルエリアに出たレッドでなくても構わない。基本的にナンバーが大きいETのレッドをバトルエリアに出し、ホールドはラッシュエリアの他のレッドに肩代わりさせることでナンバーの大きいユニットも安定してラッシュできる。 条件を満たせば1ターンに何回でも発動できるので、これを張って一人のレッドがバトルエリアに出て別のレッドを呼び出し、それをまたバトルエリアに出して別のレッドを連続でラッシュすることもできる。2人レッドを用意しておき、1人を上記の流れのきっかけとして使用した後チェンジマーメイドの効果を使用すれば、手札に戻したカードをもう1人のレッドから再びラッシュすることも可能。 様々なカテゴリのナンバーが違うユニットを並べて連続ストライクが可能になる。1ターンに4点以上のストライクが狙えるのは強力。デカレッドSWATやスーパーシンケンレッドのようなSP1のレッドもいれば展開した次のターンで勝負を決めるのも夢ではない。 タッグを組むならば発動条件が軽くなる呉越同舟か、ナンバーを増やす事でラッシュ条件を満たしやすくなるボウケンスピリッツ辺りを選びたい。 もちろんレッド以外のSユニットもナンバーが少なければ条件を無視してラッシュできる。デカブルーSWATやマジグリーン・マッスル、ハイパーショウ等もラッシュできる。 関連カード 特徴に「レッド」を持つユニット タッグオペレーション一覧 コメント ナンバー5から5を呼べますよね? -- 名無しさん (2010-01-26 08 22 48) ↑その数字"以下"のナンバーとあるので可能です。 -- 名無しさん (2010-01-26 08 44 36) 最初にバトルエリアに出すETのユニットとしてはレッドファルコン辺りが理想かな -- 名無しさん (2010-05-19 17 48 27) どの弾のレッドファルコンを指しているのか分かりませんが、レッドファルコンよりも五弾のレッドホークの方が適しているかと -- 名無しさん (2010-05-20 10 04 34) ↑レッドホークは手札に戻るから使い易いですが、レッドファルコン(1st)ならナンバー関係なくストライクできますよ。でも、個人的には1番はあえてソルジャンヌでユニット回収して、ゴーレッド(2nd)で多段ストライクしたいなぁ。 -- 名無しさん (2010-05-20 10 22 36) 安全にナンバー稼ぎつつ繰り返し戦隊魂を使える代わりに5番でしかストライクできないレッドホークと、状況によってはフリーストライカーになる代わりに戦隊魂が一度しか使えないレッドファルコン。俺なら他カテゴリのストライカー入れてレッドホーク使う。 -- 名無しさん (2010-05-20 11 04 51) 再録版は太字部分が太くなってない -- 名無しさん (2011-03-27 11 02 57) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/4376.html
アマルガム・コミックス、ひいてはアメリカを代表する偉大なスーパーヒーローである。 初出は1996年の『Marvel Versus DC #3』。 ──第二次世界大戦の前夜、アメリカの片田舎に小さな宇宙船が落着した。 不幸にも乗組員であった異星人の赤子は死亡していたものの、その驚異的な肉体に着目したアメリカ陸軍は、 きたるべきナチスドイツとの戦争にそなえ、赤ん坊の肉体を用いた超人血清を作り上げた。 自ら被検体に志願した、身体虚弱だが愛国心に溢れる若者クラーク・ケントにこれを投与した所、 彼の肉体は太陽光線によって活性化し、人類を遥かに超越した身体能力を持つスーパーソルジャーに生まれ変わったのだ! 報道記者にして親友のジミー・オルセンと共に、ナチスドイツの野望を打ち砕くべく戦いを開始した彼は、 独力で戦争を勝利に導いていったのだが、事はそう簡単には運ばなかった。 ナチスの開発したスーパーロボットにして巨大な爆弾兵器ウルトラ・メタロとの戦いの末、彼は北極海に沈んだ……。 そして、半世紀後。 スーパーヒーローチームジャッジメントリーグ:アベンジャーズの窮地に、スーパーソルジャーは遂に復活! 普段は大手新聞社デイリー・プラネットのイラストレーターとして、ジミー・オルセン編集長の下で働きながら、 有事の際には星条旗のコスチュームを身に纏い、Sのマークの入った盾を手にして、大空へと舞い上がるのだ。 しかし謎の秘密結社の首領グリーンスカルことレックス・ルーサーに立ち向かう彼の肉体は、 全盛期とは比べ物にならないほど弱体化しており、さらにスーパーパワーさえも徐々に失われつつあった。 第二次世界大戦を終結させた新兵器K爆弾の緑色の放射能は、スーパーソルジャーにとって致命的な存在だったのだ。 スーパーソルジャーは変わり果てた世界で、迷いを抱きながら、自由と民主主義と正しいアメリカのために戦い続けているのである。 ……まあ、ぶっちゃけた話、スーパーマンのパワーを持ったキャプテンアメリカなのだが。 アマルガム・コミックスとは アマルガム・コミックスとは、DCとマーベルという二大アメコミ出版社が企画した悪夢の企画で、 DCとマーベルのヒーロー達が世界の行く末を巡って対決した結果、二つの世界とキャラクターが融合したというトンデモな作品なのだ。 他にもグリーンランタン+アイアンマンなアイアンランタンだの、スパイダーマン+スーパーボーイなスパイダーボーイだの、 ウルヴァリンがダーククロウとしてゴッサムで活動していたり、本来のバットマン(ブルース)はS.H.I.E.L.Dのエージェントになっていたり、 ストームがワンダーウーマンになっていたり、本来のワンダーウーマンことダイアナはキャッスルと夫婦になって犯罪者退治してたり、 そのキャッスルに代わってベインがパニッシャーになっていたり、キャプテンマーベルとキャプテンマーベルが合体してキャプテンマーベルになったり、 デアデビルが女性化した挙句に百合だったりと、トチ狂った面白いキャラと設定が大量に交じり合った怪快作揃い。 お祭り企画のため、基本的に一回こっきりの作品が多いのだが、その凄まじいアイデアの数々から、今尚ファンの間で語り草となっている。 良くも悪くも、記憶に残るアメコミのクロスオーバー企画と言えるコミックである。 スーパーソルジャーもまたキャプテンアメリカとスーパーマンの設定を掛け合わせたヒーローで、 両者の特徴を上手く取り入れた設定、コスチュームに加え、恐らくはビブラニウム合金製であろう盾を所持している。 身体能力もスーパーマンのそれに準拠するようだが、K爆弾(明らかにクリプトナイト爆弾である)の影響で弱体化しつつあり、 復活直後の状態は、空を飛び、目からビームを撃てるキャプテンアメリカ程度、であるようだ。 ちなみに上記解説にある宿敵グリーンスカルは、スーパーマンの最大の宿敵レックス・ルーサーとキャプテンアメリカの最大の宿敵レッドスカルの合体キャラ。 MUGENにおけるスーパーソルジャー 様々なアメコミキャラクターを手掛けたDuratan氏による、改変ドットで製作されたものが存在。 現在はhamer氏によって代理公開されている。 未だβ版との事で技数は少ないものの、十分に戦闘に耐え得る完成度を誇っている。 前述の通り元々の原作コミック自体が多くないため、技数が少ないのは仕方ない所だが、 それでも高速移動したり、目からヒートビジョンを放ったり、盾を駆使して戦ったりと、その名に恥じない戦いっぷりを見せてくれる。 並程度の強さを持つAIが搭載されている。 ストーリー動画に起用する際には、スーパーマンやキャップの可能性の一端として、面白い使い方が出来るかもしれない。 サノサイド(サノス+ダークサイド)との死闘 登場大会 「[大会] [スーパーソルジャー]」をタグに含むページは1つもありません。
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/322.html
昼休み、俺と俺の彼女の花梨は屋上のいつもの場所で、いつものように購買で買ったおにぎりを食べていた。色々騒動はあるが、俺は彼女と昼食を食べながら下らない事を言い合う、この時間が大好きだ。花梨が言う。 「ねぇ、私って君の彼女なんだよね?」 ん?いつもとセリフが違うぞ? 「当たり前じゃん?急にどうしたの?」 目を伏せる花梨。何があったのか。毎日登下校は一緒だし、昼食も一緒だし、クラスで夫婦呼ばわりされて、まんざらでもなさそうだし。先週も一緒にデートしたし。もしや、 「あの時、いつも俺が先にダウンするのを怒ってる?でもそれは花梨がスーパーガールだから」 それならば、男として申し訳が無い。まあ、お互いやりたい盛りのお年頃なわけで、それなりにやる事やってる訳で。 「ち、違う!」 花梨は顔を真っ赤にして答える。 違うのか。さすがにスーパーガールのスタミナには遠く及ばない。最初は優勢なのだがいつも俺が先にダウンしてしまう。情けない話だが、俺は一度も花梨に勝ったことが無い。多分一生勝てない。それを俺に嫌われたのか思ったのだが、違うらしい。 「彼女ってさ、彼氏にお弁当とか作ってあげる物じゃない?」 普段の明るい口調からは遠い、沈んだ口調で言う。 「私の友達がね、嬉しそうに彼氏にお弁当を渡していたの。それでね」 俺は花梨の口についていた米粒を取って、食べる。 「弁当」 花梨の目が見開くと、急に真っ赤になる。凛とした容姿なのでこういう表情をすると、ギャップで一層可愛く見える。 「そんなの、気にしなくていいよ」 俺は言う。花梨は手先が不器用だ。料理なんて危なっかしくてさせられない。 「でも……」 花梨の表情はやはりさえない。 しかし、最近は力の加減もうまくなってきた。そうでなければ花梨に身を任せるなんて、出来やしない。もしかしたら、大丈夫かもしれない。 「じゃあ今度の休み、うちに来いよ。ちょうど親も町内会の慰安旅行でいないし、俺が料理を教えてやるよ」 俺は落ち込む彼女の肩を抱いて言った。 「お邪魔します」 休日、花梨は俺の家にやって来た。普段の学生服とは違う私服の花梨。ポニーテールにリボンをつけ、ふわりとしたフリルのカート。 持ってきた旅行カバンもピンクだったりする。格好イイ系の見た目の花梨だが中身は乙女。服装も乙女チックなのが好みだ。 スタイル抜群の美人さんなので、何を着ても似合うけどね。これは彼氏の欲目か。 「ああ、上がれよ」 俺は、実は料理がそれなりに出来る。家の方針で、男でも料理が出来ないとモテないという事で、仕込まれたのだ。 想定していた状況とは違うけど、役に立ってますよ!お父さんお母さんありがとう! 「おじゃまします」 俺しか家にいないのに、花梨は律儀に挨拶して家に上がる。 料理下手にはいくつかの種類がある。たとえばだしの取り方など、基本中の基本がわかっていない者。 調味料を加えすぎるなど、余計なアレンジをする者。そして、単純に不器用な者。花梨は単純に不器用だった。 というよりも、常人をはるかに超える怪力を持て余している感じで、たとえば野菜を着る時も、 野菜ごとまな板を切ってしまわないように恐る恐る動かしてしまい、結果としてガタガタに切ってしまうという感じだ。 俺は花梨にキャベツの千切りの練習をさせてみる。花梨は素直だ。余計なアレンジをするタイプでもないし、味覚音痴でもない。 普通に包丁や鍋が使えれば、料理は出来るようになるはずだ。 「ふぅ」 ゆっくりやっているが千切りの大きさはバラバラで、なぜかまな板も4分割位されている。落ち込む花梨に俺は声を掛ける。 「気にすんなよ。大分上手くなってきてるぜ」 そう、まだキャベツはバラバラだが、先ほどに比べればかなりそろっている。 それに、まな板も4分割程度で済んだ。さっきはまな板の千切りが出来ていたからな。 それに新たな発見があった。花梨は包丁で指を切らない。指に当たると先に包丁が曲がってしまうのだ。 また、沸騰したお湯がこぼれて、腕にかかってしまったが、赤くもならないし痛くも無いらしい。 これなら怪我の心配はない。改めてスーパーガールの世界は奥が深いと感じる。それに最近は100均で包丁もまな板も売っている。 「まな板と包丁はまだまだあるからな!頑張って練習しようぜ!」 「うん!」 最初は微妙な顔をしていた花梨も、気を取り直したように笑顔になる。やっぱり彼女が笑っているのが一番だよな。 * 「旨いな」 「ほんと!?」 俺は花梨の作ったシチューを飲んで言った。基本的にインスタントをベースにオレの指示で味付けしたが、実際に料理をしたのは花梨だ。 あれから練習して、千切りはともかく乱切りは出来るようになったし、スライサーやフードプロセッサーの調理器具もある。 とにかく、こういった道具を駆使して、苦手意識を無くしてもらう事が先決と考えたのだが、上手く行ったようだ。 「ああ、これだけ作れれば大丈夫だ。後は自分なりのレパートリーを増やしていけばいい」 根が素直な花梨なら、料理はきっと上達するだろう。 「ありがとう!」 花梨は本当にうれしそうに言う。俺も、そして細切れにされたまな板や、ひしゃげた包丁の山も、この笑顔で報われる。 食事を終えて後片付けをして、俺達はソファーに座ってTVを見てる。花梨が俺の手を掴る。 「どうしたの?」俺は花梨に尋ねる。 「えっと、その、今日は、泊まってもいいんだよね?」 顔を真っ赤にして花梨は答える。 「うん、花梨は大丈夫なの?」 「友達の家に泊まるって言って来たから。ママは「頑張ってね」って言ってたから、バレてると思うけど」 花梨じゃ、あのお母さんを出し抜けないよな。まあいいや、親公認だと開き直ろう。 花梨は俺の掴んだ手を、胸に押し当てる。大きなふくらみに手が沈み込む。 「それでね、えっと……しよ?」 うっひょー、花梨からのおねだり!花梨は基本的に恥ずかしがり屋で、彼女からってのはほとんど無い。 拒絶されたこともあんまりないので、そんなに嫌では無いと思ってるが、それでも彼女からのお誘いってのは、やっぱり興奮するな。 俺は顔を花梨に近づけると軽くキスして抱きしめる。花梨は体を預けてくれる。しばらく唇を重ねながら、花梨の胸をまさぐる。 「ハァッ」 唇を放すとお互いの間に唾液の橋がかかる。 花梨は上着のボタンを外すと前をはだけた。ピンクのフリルのついた大きなブラが見える。花梨ほどの大きさになると特注か海外製しか無いし、可愛いデザインもほとんどないって言ってたな。 その大きさでフリルの付いたブラってことは、たぶん勝負下着なんだろう。 「凄い……」 花梨の体を見て思わず言ってしまう。何回肌を合わせても、花梨のスタイルにはため息が出る。おっぱい星人の俺を満足させる大きな胸と、相反する細いウェスト。お尻は引き締まっていて、足はスラリと長く伸びている。俺と身長差は結構あるのに、腰の位置はほとんど同じだ。 「あ、あのね。始めて部屋に入れてくれた時の事、覚えてる?」 「ああ、本の事?」 俺は忘れもしない。花梨には忘れておいてもらいたい。俺が席を外した時に、花梨は俺スペシャルセレクションのエロ本を発見してしまったのだ。 部屋に戻ってきたときに、やけに真剣にエロ本を見ていた姿が、印象に残っている。 「私、好みに……なりたいって……ずっと思ってたら、こんな……大きく……」 ん? 「そ、そんなこと今はどうでもいいでしょ!。それよりどーよ、これ!」 急に花梨は、いつもの口調に戻ると、俺の腕を引く。スーパーガールの力には抵抗できない。花梨は俺の顔を、胸にうずめさせた。甘い香りと柔らかい感触がいっぱいに広がる。 「最高!」俺はわざと軽い感じで言う。「へっへー、でしょ?」花梨もそれに合わせて答えてくれる。 そのまま俺は、胸に顔を押し付けながら花梨を押し倒す。いや、押し倒されてくれた。俺は顔を離す。乱れたスカートから覗く白い足が俺を誘う。 「いいよ……」 俺が花梨の下着に手を掛けると、花梨は腰を浮かせてくれた。そのままするすると脱がす。 俺は花梨の足の間に指を伸ばし触れ、そのまま花梨の中に指を侵入させる。熱い。花梨は吐息を漏らす。 俺の指先に濡れた感触がある。花梨の準備はOKのようだ。さて、避妊はしっかりしないとな。俺はゴムをつけて、花梨に狙いをつける。 「……ん…!」 俺は花梨の中に侵入する。花梨は体を震わせている。軽くイッたっぽい。それでも花梨って、あんまり声出してくれないんだよね。 「……もっと……深くしていいよ……」 というと花梨は、足を俺の腰に絡めると、俺の腰を自分の腰に押し付けた。今日はいやに積極的だな。 「……ぁ……!」 奥深くまで侵入した衝撃に、花梨は上半身を仰け反らせる。頬は桜色に高揚し、閉じられた目の端には涙を浮かべ、唇をかんで必死にこらえている。花梨の腕がテーブルに当たり、花瓶が倒れ、飾っていた花が落ちる。 とはいえ、俺だって余裕がある訳じゃない。熱い感触とスーパーガールの締め付けに、俺も達してしまう。 テーブルの上から花が落ち、花梨の唇に触れた。その瞬間、花は増え、花梨は色とりどりの花に、埋もれたようになってしまう。 花梨は震えながら俺を抱き寄せる。俺も必死で彼女を抱きしめる。長い長い絶頂。花梨の息が漏れる毎、体が震える毎に花は増え、部屋中が花畑になってしまった。 花畑にうもれたお姫様は、潤んだ瞳を俺に向けて言う。 「好き」「俺も」 俺達は深くつながったまま、唇を重ねた。 (おしまい)
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/386.html
六本木にあるにぎやかなイングリッシュパブ。 カウンターで大輔は高校時代からの友人、直人と飲んでいた。 「へー、そりゃ誰も知らないな、週刊誌に売ったらどうだ」 大輔からスーパーガールの酒グセを聞かされると、得意の笑顔で答えた。 「だめだめ、彼女から誰にも言うなって、きつく言われているんだ」 小声で言いながら、直人に合掌する。 ガチャン! パブのドアが開くと、客の多くが、そちらを見る。 「スーパーガールさん!!」 大輔が思わず声を出すと、スーパーガールは大輔の隣に座った。 「あら、珍しいわね。今日はお友達とご一緒?」 「うん、高校時代の、、、」 といいながら、大輔はさっきの話が彼女に聞かれていたのではないかと、気をもんでいた。 彼女の能力である「スーパーヒアリング」は、店の外からでも2人の話を十分に把握できる。 その後、3人の話を盛り上がった。スーパーガールはいつものように英国のビールであるバスペールエールを飲み続けた。 3時間ほど経過しただろうか、 彼女の目つきがだんだんとおかしくなってきたのを感じた大輔は、 「そろそろ、電車もなくなるので、このへんで、、」 と切り上げようとする。 このあたりで彼女をやめさせないと、ほんとに困ったことになる。 「私が家まで連れていくわよ!!都内なら2分以内で着くんだから、終電なんて気にしないで」 が、大輔は帰ることにした。 半年ほど前に、フライト能力で家に連れていってもらおうとした。 ところが、酔っぱらった彼女に抱きかかえられ、両腕と肋骨を骨折し、全治3か月の大けがを負った。 地球人の数千倍という彼女の腕力。力加減を誤れば、抱かれるだけで胴体真っ二つというのもありある。 だが、大輔を帰らせようとするのはそれではない。 大輔は秘密を話したことが聞かれていないのか、気が気でない。とりあえずこの状況下から逃避したかったのだ。 大輔が帰ると、終電に合わせて他の客もいなくなった。二人とバーテンダーだけがパブに残っている。 「スーパーガールさん、あんなに無敵なのに、お酒に弱いらしいですね」 「えっ!?」 これを知っているのは大輔しかいない。秘密を暴露された彼女は、正直焦った。 「それ、今聞いたの? 大輔から」 「うん、誰にも言っていないけど、て言っていた。大丈夫、僕も誰にも言わないから」 「あ、そう、判ったわ」 大輔はあとで懲らしめるとして、少し考えたスーパーガールは、右手を直人の股間に伸ばした。 酔っぱらっているときは、勃起しにくい。いまの直人も例外ではなかった。 スーパーガールの指先が、ジーンズの上から股間を優しく揉み始めた。 「や、何を、、」 と声を上げたが、彼の下半身はすぐさま反応した。 やがてフル勃起になると、こんどは人差し指で裏筋をコリコリと触ってきた。 次の瞬間、、ブォーンという音がすると、スーパーガールの指先は肉眼ではとらえられなくなった。 音速での指先マッサージだ。 「いかが、スーパー裏筋責め! 誰も見ていないので、気を失うまで味あわせてあげる」 3秒ほどで、キーンという精通のときに味わった腰の奥で痛みとすさまじい快感が脳髄を貫く。 前立腺がビクッと痙攣する。 尿道をかけ抜ける精液をスーパービジョンで観察していた彼女は、裏筋に加える指先に力を込め、陰茎を直人のおなかに押し付ける。 陰茎内の尿道を通過しようとした精液の流れは、彼女の指先でせき止められた。 音速で動く指は、1秒間に8000往復以上で動く。電動マッサージ機をはるかに超えている。 すぐに2度目、3度目の射精を迎え、直人の下半身はヒクッ、ヒクッと痙攣すると、行き場を失った精液は尿道内の圧力を徐々に高めていく!! まさにスーパーガールでしかなしえないエロ技である。 音速マッサージだけでも人間業ではなし得ない。まして、彼女の指先には軽く約200キロの力が加わっている。こんな芸当ができる地球人など存在しない。 直人の顔から、意識が遠ざかりかけるのを見た彼女は、指を離した。 大量の精液がドクドクをジーンズ越しにあふれたると、意識を失った直人は椅子から床に転げ落ちた。 意識を回復したのは、ベッドの上だったが、誰の部屋なのか、直人には分からない。 上半身は着ていたTシャツだが下半身には何も身に付けていない。すると、目の前に出現したスーパーガール。なぜかボーリングのボールを両手で抱えている。 「TVとかで見たことあると思うけど、実際に体験してね」 ボーリングのボールをいったん床に置くと、右手だけで鷲掴みにすると、持ち上げた。それだけで、彼女のとほうもない握力に直人は驚いた。 彼にニコッと笑みを浮かべると、ボールからミシッ!バキバキッ!!と鈍い音。指がボールに食い込むと破片が床にこぼれ落ちた。 「そんなに、力入れてないわよ」 右手を伸ばし、ベッドに座る彼の頭を鷲掴みにする。頭蓋骨に彼女に指が食い込み、脳漿を吹き散らすのを想像した直人。しかし、実際に指先に力は込められることはなかった。 「このまま、力を込めて、私の秘密を守ろうかしら」 といった瞬間、直人の頭部に激痛が走った。顔が引きつり、冷や汗がこぼれる。 「や、やめ、、て、」 「そんなに、驚かなくても、、いいのに。そう、秘密を守るには、もう一つ方法があるわ」 というと、彼女はベッドに座ると、直人を仰向けにした。反抗しようとしても、彼女のスーパーパワーの前では人間は全くの無力だ。 案の定、彼女の右手は直人の股間に伸びる。昨日の条件反射だろうか、指先が降れるまもなく、彼の股間は元気になった。 昨日と同じように人差し指を裏筋に沿わせると、反対の手で彼のお尻をまさぐる。 「ほら、弛緩させないと、大けがするわよ」 彼女の中指が肛門から浸入した。中指をグリグリッと円を描くように回して、肛門を拡張させる。 「いて、、いた、、」 スーパーガールの指先に地球人の肛門括約筋が抗えるわけもなく、左手全体が肛門に入っていく。手首まで入ると、ローションなしでのアナルフィスト状態になった。指先が前立腺のコリコリした部分に達するのに時間はかからなかった。 「それじゃ、やるわね、15秒で終わるから」 音速裏筋マッサージが始まる。昨日あれほど射精したのに、2秒ほどで、ドクッ、さらに2度目、3度目の連続射精。 8回目くらいだろうか。スーパーガールは、親指を添えて、人差し指とで亀頭をつまみと、ギュッと力を入れた。 推定200トンの力が加わった亀頭は一瞬で形を失う。が、その代償に最大の性感帯を破壊された快楽刺激が、最後の射精反応を引き起こす。 スーパーガールは、亀頭をぺしゃんこにした2本の指をそのまま根元方向にグランドさせた。 陰茎はたちまちミンチのようになり、尿道に満たされた精液がと凄まじいパワーとスピードによって逆流した。 同時に、肛門から突っ込まれた左手が直人の直腸内で破壊的な動きをした。5本の指が腸壁を突き破り、前立腺を包み込むと、一気に握り潰した。込められた力は約200トン。 尿道を逆流してきた超高圧の精液は、挟み撃ちになると睾丸につながる精管を逆流した。 精巣から精子を前立腺に送りこむ精管内には快感神経があり、ここを精液が通過することで射精時の快感がもたらされる。精管には平滑筋のぜん動運動によって精子を運搬し、構造上は逆流することはない。 しかし、スーパーガールがつくりだした超高圧・超スピードの精液にとって、地球人の人体構造の限界など意味がない。尿より細い精管に送られた精液により、精管は一瞬で引き裂かれる。 その瞬間、直人の脳髄を通常射精の数億倍の快感!!が貫いた。 病院に運び込まれた直人は、陰茎折症(保存治療不可)、前立腺破裂、精管断裂、精巣破裂と診断された。 3か月後には回復したが、男性機能は完全に失われた。 直人の脳は、スーパーガールの姿を見るだけで、射精を超える快感を覚えるようになってしまった。酒グセだけでなく、この出来事すら他人に話すことは生涯なくなった。 (おしまい)
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/372.html
自分で言うのもなんだが、俺の彼女:アリサはめちゃくちゃ可愛い。 ある日の放課後――― 俺はアリサの待つ校門へ急いで向かっていた。 「遅い!」 アリサは俺の姿を見つけると、ぷぅと頬を膨らませる。 「ごめんごめん、委員会が長引いちゃって」 「もう、先に帰ればよかった!」 ツンとそっぽを向き歩き出すアリサ。 「じゃあ、帰ろうぜ」 俺も彼女の後を追って歩き出す。 「ち、ちょっと・・・!手ぇ・・・握ってよ」 横に並んだ俺にそっと手を差し出す。 「はいはい・・・」 俺は彼女の手をとり、二人並んで歩く。 陽は落ちかけ、アリサの頬を赤く染めていた。 「でねでね、超ウケるんだけどさ―――」 アリサはちょっと小柄な身体に、腰まで伸びた見事なツインテール揺らしながら話す。 俺にとってはどうでもいい中身のない内容。 「でさ、エリッたら・・・って話聞いてる?」 「なんだよ、ちゃんと聞いてるだろ」 「ちょっと、真剣さが足りてないっー!」 「無茶言うなよ・・・」 自分で言うのもなんだが、俺の彼女:アリサはめちゃくちゃ可愛い。 大事な事だから2回言っておく。 その勝気な態度も相まって、見た目だけならどこかのお姫様のようだ。 そう、見た目だけなら。 「で、どこまで話したっけ・・・?あ、そうそう・・・」 ヴー、ヴー、ヴー・・・ 話を遮るように彼女のスマホがバイブレーションでメールの着信を告げる。 「スマホ。鳴ってるぞ」 「分かってるって・・・」 彼女はチっと容姿に似つかわしくない舌打ちを一発かますと、カバンからスマホを取り出した。 「げ!?またぁ・・・」 「何かあったのか?」 「強盗ー。ちょっと遠いけど行ってくる」 アリサはぶっきらぼうにカバンを放ると、その場でくるりと回った ツインテールが、黒いリボンのように華麗に宙を舞う。 同時にその身体が、一瞬、強い閃光に包まれた。 「あーあ、面倒くさい、スーパーガールなんてさ」 そう、俺の彼女はスーパーガールなのだ。 「それにこの格好・・・バカみたい・・・」 「なんでだよ、すげー似合ってるぞ。お前」 まばゆい輝きを放つブルーのレオタードに真っ赤なミニスカート。 そして高校生にもなってもなお、まな板な胸に「S」と書かれたシンボルマークが輝いている。 「胸を見んな、胸を」 スーパーガールが人差し指で俺の額を弾いた。 ビシィィッ! 「ぐわぅっ!」 いてててて・・・ コイツのデコピンはヘビー級のボクサーのパンチを軽く凌駕する威力だと思う。いや、マジで。 「じゃ、すぐ終わらせてくるから、待ってて」 「お、おう」 アリサは真紅のマントを翻すと、夕焼けの空へ飛び去っていった。 そして――― 「ただいまー」 アリサは1分も経たないうちに帰ってきた。 「おかえり、怪我はないか?」 「怪我ぁ?そんなのする訳ないじゃん。 ったく、いまどき銀行強盗なんて流行らないっての・・・」 変身を解くと舌打ちをしながら、ブツブツと文句を言っている やれやれ・・・ こうも不機嫌だと、コイツよりも相手の身を心配してしまう。 「じゃあ、帰ろうぜ」 俺はアリサの手をとると、再び歩き出した。 「でさ、今日体育の授業で・・・」 とりとめのない会話をしながら家路に向かう。 やがて――― 10分ほど歩いて俺の家までたどり着いた。 寄っていくか?と声をかける。 「アンタの部屋、エロ本ばっかだから遠慮しとく」 と、あっさり断られる。 「なんだよ、一応見えないところに隠してるぞ」 まあ、どんな場所に隠したところで、スーパーガールの前では無意味だが・・・ 「彼女がいるのにバカみたい」 「俺も健全な男子高校生だからな、色々と溜まってるんだよ」 若干、開き直ってみる俺。 「なによ・・・・・・」 「私の身体じゃダメなの・・・?」 自らのツインテールを指で捻りながら、アリサが消え入るような小さい声で呟いたのを、俺は聞き逃さなかった。 「ははは、お前の胸がもう少しおおき・・・ぐわっ!」 そう言いかけた俺に、アリサのスーパーブレスが炸裂した。 ほんのりミントが香る吐息で、5mほど豪快に吹っ飛ぶ。 「もう、知らない!!」 頬を膨らましたアリサが、ぷいとそっぽを向いた。 「いてててて・・・じゃあ、また明日な・・・」 俺は尻を擦りながら立ち上がり、別れようとした。 その時。 ぎゅ! 後ろから抱きしめられた。 「な、なんだよ・・・いきなり」 「・・・・・・・」 「黙ってないで、何か言えよ」 「・・・・・・本当に、私の身体じゃ気持ちよくなれない・・・?」 柔らかくて、暖かな感触が俺の背中に広がる。 ドキドキと心臓が高鳴る。 「気持ちよくなれない・・・訳ないだろ・・・」 スーパーガールとはいえ、密着したアリサの身体の感触は普通の女子高生と変わらない。 ツルペタな胸以外は。 「そう・・・よかった・・・」 嬉しそうに俺の背中に頬をすり寄せるアリサ。 やばい。コイツ可愛すぎるぞ・・・ 「抱きしめてなんかいないんだからね・・・背骨へし折ろうとしてるだけなんだから・・・」 そして、このテンプレ通りのツンデレっぷり。 コイツがどんな顔して、この台詞を言ってるのか想像すると若干面白い。 ミシミシミシッ・・・! あいたた!す、すごく痛いです、すみません・・・ 俺の心中を察したのか、廻された細腕に力が篭められる。 「アンタの体なんて、簡単に潰せるんだから・・・」 言葉とは裏腹に優しい声。腕の力はすでに緩められている。 どうせ、スーパーガールの腕力には敵いっこない。 しばらくこのままでいよう。 そして――― 1分ほど経って、ようやく俺の体が開放された。 「満足したか?」 俺は振り返らず問いかける。 「うん・・・いつもありがと・・・」 先程までとは打って変わって、殊勝な言い回しに思わず頬が緩む。 「俺、お礼を言われるような事したか?」 「う、ううん、いいの・・・また明日ね・・・ばいばい・・・」 背後から空気を切る音が聞こえる。 「おう、また明日な」 俺が振り返った時、アリサの姿はもう見えなくなっていた。
https://w.atwiki.jp/sentai-soubi/pages/5284.html
【名前】 スーパーシシボイジャー 【読み方】 すーぱーししぼいじゃー 【登場作品】 宇宙戦隊キュウレンジャー 【初登場話】 Space.36「ラッキーの故郷に眠る伝説」 【分類】 巨大戦力/キュウボイジャー 【出力】 1740万馬力 【所有者】 シシレッド 【詳細】 シシレッドが搭乗するシシボイジャーにコジシボイジャーがドッキングした合体形態。 キュータマコクピットは背中部分に接続している。 更にキュータマコクピット4つが合体しており、 最強の合体バトルを繰り広げることも可能。 ナンバーはコジシと同様に「77」となる。 キュータマ合体ではスーパーキュウレンオーのボディのほとんどを担当。
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/225.html
「これを持ってみたまえ」 「・・・何ですか、これ? ゴムボール?」 スーパーガールの目の前のテーブルに置かれた物。それは、黄色の丸いボールだった。 「まあ、何でも良いから」 「・・・? じゃあ・・・」 彼女は言われた通りに、それを手に取った。 「軽く、握ってみるんだ」 「・・・軽く? えっと・・・」 グニュリ、とボールは一瞬で圧縮されて彼女の手の中にスッポリと収まってしまった。 「・・・あれ?」 しかし、彼女は直ぐに"異変"に気付いた。ボールが、"元に戻らない"のだ。 もし、これがゴムボールなら、圧縮されても直ぐに元に戻るはずなのだ。しかし、一向にその気配はなかった。 「"それ"は黄色に塗装しただけの、『鉄球』だ」 「・・・えっ? 嘘・・・これ、鉄球?」 彼女の手には確かに、ゴムを軽く握って潰した感触しかなかった。 「スーパーガールの君にとっては、鉄球もゴムボールも大差ない。そういういうことだ」 彼女の目の前には、ピンポン玉サイズまで圧縮された"鉄球だったモノ"が転がっている。 「・・・ちなみに。その鉄球、中に高性能の圧力計が内臓されていたんだが・・・一瞬でオシャカだ」 「さ、最初から言ってくれれば・・・」 博士の目の前のモニタには、『10トン』の数値が表示されていた。勿論、これは機器が破壊される寸前に刻んだ数値だ。 「軽く握って『10トン』か・・・。逆にいえば、これだけのパワーがあって、今までまともに日常生活が送れていたことが不思議だ」 日常生活において果たして、『10トン』の圧力に耐えられるモノが一体どれだけあるだろうか? ドアノブを握った瞬間、ドアノブは潰れ、ドアは蝶番ごと外れてしまうだろう。 缶ジュースなんかは握った瞬間、ジュースのシャワーだろう。 「ある程度は意識的にセーブ出来ているんだろうが・・・まさに、歩く人間兵器だな」 「ひどーい・・・」 「さっきも、"ノック"をしようとしてドアごと破壊したのは誰かね?」 「・・・うぅ」 「しかも、身体も恐ろしく頑丈と来てる。血液を採取しようにも、注射針が皮膚を通らないんだからな」 スーパーガールの彼女は、体組織そのものも『ヒト』の数万倍の強度を誇る。 「君、最後に怪我をしたのはいつかね?」 「・・・怪我? あれ、そういえば・・・」 彼女には、ここ最近どころか、ここ数年でかすり傷一つ負った記憶がない。 「許可さえ下りるなら、銃弾に耐えられるかどうかも見てみたいのだがな・・・」 一応、"人道的"という見地から、常人であれば死傷する可能性があるような実験は許可されていない。 「そんな、銃弾なんて幾らなんでも耐え・・・。・・・・・耐えられないと思います」 「今、普通に銃弾ぐらいなら耐えられると思ったんじゃないのか?」 「う・・・いえ、そんなことは・・・あはは」 彼女はワザとらしく笑って誤魔化した。 「次は、これを持ってみてくれ」 「・・・これ、何?」 そういって、博士が何人もの他の職員に用意させたモノ、それは立方体型の"水槽"だった。 「何って、何の変哲もないただの水槽さ」 水槽といっても、5メートル四方はあろうかという業務用の大きな水槽だ。中は既に水が満載になっている。 「この水槽を・・・持てば良いの?」 見た目は普通の水槽で、パッと見、怪しいところは見当たらない。彼女は訝しんだものの、渋々、水槽に取り付いた。 「・・・ん」 彼女は恐る恐る、しゃがんで水槽の下辺に手を入れ、水槽を持ち上げようと腰を浮かす。 「あれ、軽い。この水槽、凄く軽い素材で出来てるんですね」 まるで、空のダンボール箱でも持っているかのような、彼女からはそんな気楽ささえ、感じられる。 「・・・凄いな」 「え?」 しかし、そんな彼女とは違い、博士は驚いた表情をしていた。 「・・・どうしたんですか?」 「いや、ね。私は、君のパワーの凄さと、頭の悪さに今、心底驚いている」 「・・・なっ、ちょっ!? 酷いじゃないですか! それ、どういうことですか!?」 「一つ聞きたいのだが、君はそれの重さをわかって持っているのかね? それとも、全く重さを感じないのかね?」 「・・・へっ? 重さ?」 「・・・両方、か。悪かった、訂正しよう。君は、頭が悪いのではなく、ただ天然なだけだったようだ」 「あー、また言った!」 「君も学生なら、水の重さぐらい計算出来るだろう」 正確には、6メートル四方の立方体。イコール、216立方メートル。そして、1立方メートルあたりの水の重さは1トン。 もっとわかり易くいえば、この水槽は重さ1トンのサイコロが216個、密集したものと同じ重さということになる。 「・・・・・あ」 「一般的な機器だと君のパワーは推し量れないと思ったからこそ、趣向を凝らしたのだが・・・」 彼女は、自分が持っているモノの重さにやっと気付いたものの、どうしていいかわからずあたふたしている。 それを見て、博士はふぅ、と溜め息を吐いた。 「スーパーガールのパワーを計測するのがこれほど難しいとは、な」 「え、えへへ・・・」 実は、博士は一般的な握力計や背筋力計も用意していたのだ。 しかし、そんなものは一瞬で鉄屑になるのは火を見るよりも明らかだった。 「・・・ちなみに、かの有名な自由の女神像の重さが、225トンだ」 「えええええ!?」 水槽自体の重さも加味すれば、水槽と自由の女神像はほぼ同じ重さということになる。 天井知らずのスーパーガールのパワー。博士は、その限界を突き止めてみたい、そう思うのだった。
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/96.html
「フンフンフ~ン……♪」 朝、ちょっと遅めだけど明るい日曜の朝。 雲ひとつない青空が広がり、最高のデート日和。 だが、僕と綾門さんは、僕んちのリビングでゴロゴロしている最中だったりする。 ……する、のだが。 「……きゅぅん……更級くぅん……♪」 「な、なんか、すごく甘えてくるね。綾門さん……」 「だって……最近……忙しいんだもん……学校もスーパーガールも……」 「スーパーガールに休みはないけど……学校はお休み……これで更級くんに甘えなくて何をするの……ふにゃん……♪」 「そりゃあ……学校にいる間はそんなにいちゃいちゃ出来ないけど」 「そうでしょ……?だから……今日は出来るだけ……更級くんをぎゅーってしてるの……」 そう言うと綾門さんは、ネコみたいに喉をゴロゴロさせながら僕にもたれかかってくる。 服&下着越しとはいえ、大きなおっぱいが押し当てられる感触は……かなり、こう……くるものがあって。 シャンプーのいい匂いがさっきから鼻をくすぐってるわけで…… うーん、綾門さん本日はダメ人間モードが炸裂してるなぁ 「大好きだよ……更級くん……」 そう言って綾門さんは、僕に頬ずりしてくる。 ……まぁ、こういうのも悪くないっていうか……結構好きだったりする僕も、相当ダメ人間だな。 「僕も綾門さんのこと、大好きだよ」 「うん……でも……もっと、私に甘えて欲しいな……」 「スーパーガールに……ね……?」 ぎゅっ!! 「むぷっ!?」 豊満な胸に、きゅーっと頭を抱きこまれる。 「ん……よしよし……あぁもう……更級くん……可愛すぎる……」 ものすごい力だ抱きつきながらも僕の頭を潰さないよう、しかし大きな胸は潰れるよう、絶妙な力加減。 なんて器用なことしてるんだ、恐るべし綾門さん〈スーパーガール〉……! 「このまま……布団引いて……引きずり込んじゃいたい……あぁもう好き……更級くん大好き……」 「むぐ、もがもが……」 ……とまぁこんな感じで、日曜の朝のひと時は過ぎていった……