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本項ではアーケードゲーム『ストリートファイター』と、PCエンジン移植版の『ファイティング・ストリート』について記述する。判定はどちらも「なし」。 ストリートファイター 概要 キャラクター システム 評価点 問題点 文字通りの「必殺」技 総評 その後の展開 余談 ファイティング・ストリート 概要(PCE) 特徴(PCE) 評価点(PCE) 問題点(PCE) 総評(PCE) 余談(PCE) その他の移植 ストリートファイター 【すとりーとふぁいたー】 ジャンル 格闘アクション 対応機種 アーケード 開発元 カプコン第二開発室 発売・開発元 カプコン 稼動開始日 1987年8月30日 判定 なし ポイント 伝説的シリーズの記念すべき第一作目は実はマイナーだった文字通りの「必殺」技海外では乱入対戦によって人気を博した ストリートファイターシリーズリンク 概要 後に対戦格闘ゲームの一大ブームを巻き起こした現在も続く超人気シリーズ『ストリートファイター』の第1作目。 キャラクターが選択できない、投げが出来ないなど後のシリーズとシステムが大きく異なり、『イー・アル・カンフー』のような純然たる面クリア型アクションの趣が強い作風となっているが、1vs1の対人格闘というゲーム性の基礎は本作で既に掲示されている。 キャラクター + ... プレイヤーキャラクター 隆(リュウ) 1P側のキャラクター。必殺技は「波動拳」「昇竜拳」「竜巻旋風脚」。赤髪黒眉毛。本作のみ赤色の靴を履いている。 拳(ケン) 2P側のキャラクター。性能は隆と同じ。金髪黒眉毛で裸足。 敵キャラクター(いずれもCPU専用) 日本 烈(レツ) 剃髪していて、僧のような風貌をしている。かつては少林寺拳法の師範だったが、私闘を繰り返したために破門にされた破戒僧。飛び蹴りが得意。 激(ゲキ) 忍者。忍術の強さを証明するために戦う。鉄の爪を片手にはめている。手裏剣攻撃と微塵隠れの術(テレポート)が得意技。 アメリカ ジョー 裏マーシャルアーツ界のチャンプである白人ファイター。ローリングソバットが得意技。 マイク 元ボクサーの黒人。試合中に対戦相手を殺害したため、ボクシング界から追放された。得意技のボディーブローはすさまじい威力を誇る。 中国 李(リー) 中国拳法家。真の格闘家と認めた人物としか戦わない。動きが素早く、ダッシュから繰り出す正拳突きが強力。 元(ゲン) 殺し屋。逆立ちして繰り出す蹴りなど独自の暗殺拳を使う。 イギリス バーディ(*1) パンクファッションの大男。酒場の用心棒をしている。ヘッドバットが得意技。本作では「投げ」の概念がないのでまだ腕にチェーンを巻いていない。 イーグル 成金貴族の用心棒をしており、2本の棍棒を武器とする。スピンアタック(後のマンチェスターブラック)が得意技。 タイ アドン タイ代表のムエタイ使いで、サガットの一番弟子。得意技は宙返りからのカカト落とし(後のジャガーキック)。 サガット ラスボス。タイ代表のムエタイ使いで、隻眼で長身のムエタイチャンピオン。得意技のタイガーアタック(後のタイガーショット)は波動拳を上回る威力を誇る。 システム パンチングゲームと融合したような体感ゲーム。 アップライト筐体として世に出た第1作目は攻撃ボタンに圧力センサーが内蔵されており、パンチとキックそれぞれのボタンを押した時の強さによって攻撃の威力が変化する。 正確にはボタンは押すというよりもコブシを握り締めて叩くという表現が適切で、ゲーム説明のイラストでもそのように表現されている。 クセのある攻撃モーション。 攻撃ボタンを押せば瞬時に攻撃するのではなく、動きがワンテンポ遅い(*2)。この仕様では細かな読み合いなど出来るはずもなく、概ね大味なゲーム性となった主原因である。 後にテーブル筐体も出回り、体感ゲーム機としての印象は抑えられた。攻撃は2ボタンから、パンチ・キックそれぞれに弱・中・強を割り当てた6ボタンになっている(*3)。なお、圧力センサー版の仕様を引き継いだためか、攻撃はボタンを押して離した瞬間に入力が成立するようになっているため、「押したままでは攻撃が出ない」ことに注意。後作のコマンド入力判定はこの名残か。 体力ゲージを0にすると、生き残った側がラウンドを得る。一度では勝利(ステージクリア)にはならず、規定のラウンドを先取することで勝敗を決する。 本作は2ラウンド先取制で固定(1試合につき3ラウンドまで)。引き分け時の両者ラウンド取得はないが、3ラウンド目で引き分けた場合はすでに1ラウンドを取得していた方が勝利・取得ラウンド数が同じの場合は両者ゲームオーバー(CPU戦はCPUの勝利扱い)。 本作のみ、体力ゲージはプレイヤー・対戦相手ともに画面上部の中央に表示され、どちらも右から左に向かって減っていく。 相手の攻撃はレバーを後ろ側に入れるとガードし、受けるダメージを無効化または軽減する事ができる。 本作の魅力と特徴の一つである必殺技。 一定のコマンド入力。特定の手順でレバーを入力した後、攻撃ボタンを押す事で必殺技が発動する。 1Pは隆、2Pは拳で固定され、それ以外のキャラクターはCPU専用。 隆と拳は胴着の色や髪、表情や靴の有無が異なるが、性能はまったく同じ。また、キャラクター別にストーリーが用意されている訳でも無い。 拳で1人プレイをする場合は必ず対戦して勝たなければならない。また、ボーナスステージの「瓦割り」と「ブロック割り」は両者ともキャラクターの色が違うのみの同じグラフィックである。 評価点 対戦格闘ゲームとしての根幹が既に出来上がっている。 弱中強のパンチ・キックの6ボタンというシリーズ共通の攻撃システムから、2ポイント先取の体力制・ガードや必殺技の概念といった対戦格闘ゲーム全般に通ずる基本システムまで、本作品の時点で既に搭載されている。入力システム等に難はあるものの(後述)、現在まで大きく形を変えることなく多くのシステムが継承され続けているという点では評価に値すると言えよう。 問題点 分厚いゴム製ボタンでのプレイでは、プレイに熱が入りがちなこともあって叩いた衝撃が手に伝わりやすく、ゲームプレイ後も痛くなるほど。 ボタンのあまりの頑丈さに外国人仕様などと巷では囁かれた。ちなみに筐体はアタリゲームズが担当。 1Pは常に左側。アップライト筐体のコイン投入口は2つ存在し右左どちらのコントローラーを使っても構わないが、1人プレイ時は必ず左配置となる。 そのため右配置でプレイする場合はわざわざ対戦プレイする必要があり、お金も2倍取られる。 対戦プレイ(特にアップライト筐体)は入力のし易い左側でのプレイが有利とされ、勝敗を左右する要因にもなっている。 文字通りの「必殺」技 想像を絶するほどの判定のシビアさ いざ繰り出すことができれば文字通り「必殺」と呼ぶに相応しいほど高い威力を誇り、ヒットすると全体力の4割以上を減らす(*4)。その威力に合わせた入力判定の厳しさに納得が出来る。 テーブル筐体版の昇竜拳に至っては全身無敵になる。昇龍拳が無敵になるシリーズ作は多いが、本作は昇竜拳後の着地まで無敵(*5)。しかも初段が下段。 対してCPU側のそれも非常に脅威である。弱攻撃並のスピードでこちらの強攻撃を上回る威力を誇り、サガットの飛び道具「タイガーアタック」(後のタイガーショット)に至っては全体力の8分の5も減らす。CPUであるため入力ミスなどあるはずも無い。 必殺技を容易に出せるまでは尋常ならぬ難易度を誇るが、逆に思い通りに必殺技が出せるようになると途端に難易度が激減する。とはいえ、コマンドを1回入力しただけでは出ない事が多く、繰り返し入力して運頼みのケースも多い。 しかし、サガットの膝蹴りで3割強減ることもあれば6割強減ることもあったり、昇竜拳と竜巻旋風脚に至っては1回で3ヒットし相手を即KOさせるといったこともある。これは攻撃判定の消費・切り替わりという概念がなく、喰らい判定が触れている間ヒット処理が繰り返されるため、本来1ヒットのはずが2回以上ヒットしてしまう事が原因であると思われる。 なお、その後の調べで、ソフトマンがいい加減だった為こういう事になっていたと発覚した。 総評 『ストリートファイター』シリーズ記念すべき1作目だが、流石にそのゲームバランスは大味の一言で、お世辞にも誉められたものでは無い。 だが、この時点で既に対戦格闘ゲームとしての下地がある程度備わっている事に着目したい。これに『ファイナルファイト』のキャラクター選択や基盤となった要素を導入し、より操作性などを重視した改良を施す事で『ストリートファイターII』が出来上がるのだ。 「特定のレバー操作直後にボタンを押すことで必殺技が出る」という要素は本作によって誕生し、結果、全ての格闘ゲームは今もなお本作の影響下にあると言っても過言ではない。また、1レバー6ボタンというのは当初こそ本作のための特殊なコントロールパネルにすぎなかったが、後にストIIの大ヒットにより業界の標準となった。 ゲーム史の中で対戦格闘ゲームというジャンルの誕生とそれに伴う一大ムーブメントの源流として、大きな意義ある作品である。 その後の展開 本作の後、カプコンUSAから続編の要望を受けて1989年にベルトスクロールアクション『ファイナルファイト』が登場することになる。 当初の仮題は『ストリートファイター 89』であったが、ゲーム性が異なることからネーミングで非難を受け、その後タイトルが『ファイナルファイト』に変更された。 また、1990年には同じく本作をタイトルに冠したアクションゲーム『2010 ストリートファイター』も登場した。北米版は本作で優勝した数十年後のケンが主役だが、国内版は無関係なSF作品となっている。 その後、1991年に「対戦型格闘ゲーム」としての続編であり世界的大ヒット作となった『ストリートファイターII』が登場し、同作は格闘ゲームジャンルを代表する作品となった。 なお、『I』を企画した西山隆志はカプコンを離れており『II』の制作者ではないのだが、その西山はSNKに移籍して『餓狼伝説』と『龍虎の拳』を手がけており、90年代の格闘ゲームの二大巨頭であったカプコン・SNKともに西山が大きく関わった事になる。 『餓狼伝説』の主人公であるテリー・ボガードは本作『I』のタイトル画面に登場し壁を破壊していた「謎の男」を原型としているとのこと。 さらに西山はその後、旧SNK倒産の折にスタッフを率いてゲーム製作会社のディンプスを立ち上げたが、ディンプスは後に『ストリートファイターIV』の開発に関わる。 2022年『ストリートファイター』シリーズ35周年を記念して、これまでの商品ではおまけ的な扱いだった今作の音楽がはじめて単独のサウンドトラックとして発売された。 余談 リュウ(隆)の髪が赤いのは「己を鼓舞するために赤く染めていた」との事。(ソースは『ストリートファイターII』が出た当時にカプコンが出していた情報誌より) リュウ(隆)の靴は後のシリーズでは脱いでから戦うようになったのだが、元から裸足であると思われてしまい「靴を買う金もないほど貧乏である」と誤解された。 後の作品でも彼の貧乏ネタが拾われることがあるが、実際にはそれなりの金は持っているらしい。『ストリートファイター6』では、「大会賞金などをケン(拳)が代わりに受け取ってくれて、ケンが作ってくれたブラックカードの中に食うに困らないだけの金がある」ことが明かされ、貧乏ネタには決着がついた。(ファミ通で行われた、ストリートファイターシリーズ特集の際に掲載された「リュウとガイルの対談」によると、家も持っているとのこと)。 激は、詳細な時期は不明だが、『ストリートファイターV』の時点では戦いに敗れ故人となっていることが公式ブログで明らかにされた。ただし世襲制ということで二代目「激」の存在も発表されている。 マイクは後のシリーズの登場人物「M.バイソン」と名前や姿が似ており、公式でも同一人物扱いされていたり違っていたりとブレていたが、現在は別人と明確に設定された。 李は本作以外には参戦していないが、『ストリートファイターIII』以降に参戦しているユンとヤンの親戚であり、彼らの主力技「雷撃蹴」の生みの親ということになっている。またユンの必殺技である「絶招歩法」に似た前進突撃突きを使う。 『II』以降登場の中国人キャラクターである春麗には「大人(ターレン)」の尊称で呼ばれている。 サガットには次作以降では胸に大きな傷がついているが、これは本作のラストバトルでリュウから受けた昇竜拳によるものである。その為、本作では胸に傷がない。 本作初出の敵キャラクターの内、サガットは『II』に続投してシリーズの代表キャラクターになり、アドンとバーディーは『ZERO』で、元は『ZERO2』でプレイヤーキャラクターとして復活。イーグルも『CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001』にプレイヤーキャラクターとして参戦し、携帯版『ZERO3』で本編復帰を果たす。 また、未参戦キャラクターでも烈は『II』のドラマCDに、激はアメリカンコミックに登場(*6)、李は漫画『さくらがんばる!』に登場しているほか『ストIII』に関連キャラクターが登場しているなど、わずかではあるがキャラクターそのものが出演したり、設定上で後のキャラクターと関連性があったりと、忘れられずに使われていた。近年まで完全に忘れられていたキャラクターもいるが。 なお上記の烈は『CAPCOM FIGHTING Jam』の初期段階において、ドットを新規に作製して初代枠代表として参戦する予定があったが、残念ながら初代枠そのものが白紙になり叶わなかった。なお立ち状態のドット絵のみ公開されているが、後の作品に参戦した他キャラクター達は個性を強く付け足した者が多い中、烈は筋肉が盛り上がってるくらいで見た目はほぼそのままである。 『IV』シリーズ公式ブログにおいて「バイソンとおそらく同一人物である」と言われていたマイクは『V』の公式ホームページの「キャラ図鑑」で明瞭に別人と設定され、もはや忘れ去られた存在になっていたジョーもその後の動向が語られている。 パンチボタンがかなり重く外国人向けなどと言われていたが、実際北米では日本以上のヒットを記録した。日本では知らない人同士の対戦などほぼありえなかったが、アメリカでは気軽に知らない人に乱入して対戦するということがよくあったという。 設置店では学生らには人気だったこともあり、大会が開かれた事があるが、多くの店舗にて失敗談として「大会前に圧力ボタンを新調したらクレームになった」と語られたそう。 よって、2回目以降は「程よく使い込まれた状態で開催」「日頃から1P2Pでローテーション」「大会では1P2Pを交互に入れ替わる」等工夫される様になっていった。(*7) なお、スコアではなく「ゲームを介しての互いに対戦」での大会はおそらく今作が最初だと思われる。(*8) 大会内容も先述の文字通りの必殺技の項目もある様に「技が出た方が勝ち」に近い内容が多かった。 圧力センサー版筐体が高価なこともあり、汎用のテーブル筐体でもプレイ可能にするために「弱/中/強のパンチとキックを全部別々のボタンに振り分けた6ボタンコンパネ」バージョンも販売された。 当時としては普通ボタンは多くて3つ程度だったのと比べてぶっちぎりのボタン数であるが、これも『ストII』でそのまま採用されてからは家庭用ゲーム機のコントローラーの仕様までこれに合わせて変更されるほどのブームにつながっていった。 『ストII』発売当初は、この『ストI』版のコンパネで稼働しているテーブル筐体もよく見受けられた。 海外版では必殺技の名称がそれぞれ次のようになっている 波動拳→「Psycho Fire」、昇竜拳→「Dragon Punch」、竜巻旋風脚→「Hurricane Kick」ゲーム中のボイスもこの名称で発音される。AC版では日本と名称が共通になったのは『ストII』からだが、後述するPCエンジン版では海外版でも日本語ボイスとなっていた。 + 開発秘話 http //www.nicovideo.jp/watch/sm32410457 PCエンジンへの移植以前に8ビット機(機種名は伏せられているがおそらくファミコン)への移植する計画があったが、発売に至らなかったことが『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナル』内のシリーズヒストリーに記されており、画面写真が1枚だけ収録されている。 他にも『ストライダー飛竜』と『ラッシュ クラッシュ』もFCに移植される予定だったが、どちらも発売されなかった。ただし『ストライダー飛竜』は海外のみ発売された。(*9) ファイティング・ストリート 【ふぁいてぃんぐ・すとりーと】 対応機種 PCエンジン CD-ROM2 発売元 ハドソン【Wii】カプコン 開発元 アルファ・システム 発売日 1988年12月4日 価格 5,980円 配信 バーチャルコンソール【Wii】2009年10月6日/800Wiiポイント 判定 なし 概要(PCE) ハドソンからPCエンジンCD-ROM2ソフトとして『ファイティングストリート』のタイトルでリリースされた(*10)。CD-ROM2のローンチソフトの一つであり、開発はPCEと縁の深かったアルファ・システムが担当している。 同日発売であった『No・Ri・Ko』と共に、CD-ROMを使った家庭用ゲームは世界初となる。 特徴(PCE) クレジットは有限だが、ボーナスステージでパーフェクトを出すとクレジットが1つ増える。 方向キーいずれか一方向とセレクトボタンを押すだけで三種の必殺技が出せる裏技がある。当然ながらこれを使うと非常に簡単なゲームになってしまう。 この裏技を使うためには、事前にハイスコアの入力画面でとある3文字を入力した上で、さらにタイトル画面でコマンドを入力する必要がある。そのためあくまでも隠し要素の救済措置に過ぎない。 他に、入力する文字を変えることで「クレジット数が7に増加」「ステージセレクト実行可能」「3種類の効果が全て有効」の4種類がある。 評価点(PCE) 移植度は当時の基準から見ても非常に高く、圧力センサーによる攻撃威力の変化をPCEコントローラーのボタンを押す長さで再現している。また特徴的な必殺技の出にくさもしっかり反映されている。 CD-ROM2ソフトだけあって、BGMに関しては大幅にアレンジ。今聞いても全く聴き劣りしない。 問題点(PCE) キャラクターが圧縮気味。 対戦外の時間が長くなっている。 BGMはアレンジ版のみで原曲は未収録であり、ゲームプレイ中に変更することができない。 忠実な移植を目指しつつ原曲を選べないというのはいささか片手落ちと言える。 総評(PCE) アーケード版の操作性自体あまりよろしく無かったが、家庭用でありがちな更なる動きの劣化といった問題はほぼなく、そこにBGMのアレンジも加わってより迫力ある雰囲気が強められて良移植と言っていい出来具合となっている。 余談(PCE) 本作は初の家庭用ゲーム機のCD媒体でのアーケード移植作であるが、「忠実な移植を目指しつつ音楽はアレンジが加えられる」という点はファンサービスと言えるが、「原曲も収録して選べるようにするという配慮がなされない」という点は、他社や他メーカーのアーケード作品のCD媒体への移植作品でもよく見られるようになった。 楽曲含めたアーケード版の忠実移植が主流となるのはおよそ90年代中期以降のこととなる。 これについては版権上の都合もある。先に原曲がCD化して発売されるとCD-ROMの音声トラックにも版権が及び、使用するのに二次ライセンスが必要になるため。 その他の移植 国内未発売として、Amiga500他に移植されている。Tiertexが移植を務めたが、必殺技が丸ごと削除されていたり、一部のハードでは動きがとてももっさりになるなど、移植度はあまり高くない。 こちらも国内未発売だが、海外版Xbox/PS2用ソフト『CAPCOM CLASSICS COLLECTION Vol.2』やPSP用ソフト『CAPCOM CLASSICS COLLECTION REMIXED』にも収録されている(もちろんAC版の移植であり、上記PCE版とは無関係)。 Xb/PSP版は国産の本体でも起動可能なので、海外ソフトを扱う通販ゲームショップなどで購入すれば遊ぶ事が可能だが、Xb版は海外における同ハード最後のソフトだった為、プレミアが付いている。 Wiiのバーチャルコンソールにも配信されていたが、2019年1月31日にバーチャルコンソールがサービス終了したため、既に購入はできない。またVC版ではメーカーがカプコンに変更されている。 国内での初代ストリートファイターの移植は長年に渡り『ファイティングストリート』のみだったが、2018年10月25日に発売されたカップリングソフト『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナル』に本作のアーケード版が収録された。 2022年7月22日発売の『カプコンアーケード 2ndスタジアム』にも本作アーケード版が収録されている。こちらでは単品購入も可能。
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【TOP】【←prev】【PlayStation】【next→】 STREET BOADERS タイトル STREET BOADERS ストリートボーダーズ 機種 プレイステーション 型番 SLPS-01622 ジャンル スポーツ(スケートボード) 発売元 マイクロキャビン 発売日 1998-10-22 価格 5800円(税別) ストリートボーダーズ 関連 PS STREET BOADERS STREET BOADERS 2 駿河屋で購入 プレイステーション
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ストリートファイター CRIMSONMOON 管理人 鏡冥素材区分 P 備考 ガラナアイコンページ 管理人 ガラナ素材区分 PU 備考
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【TOP】【←prev】【MEGA DRIVE】【next→】 Street Smart タイトル Street Smart ストリートスマート 機種 メガドライブ 型番 T-24083 ジャンル アクション 発売元 トレコ 発売日 1991-7-19 価格 6800円(税別) 駿河屋で購入 メガドライブ
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京阪神ストリートの特徴 銀時が管理しており、この近畿地方の中核的な町ともいえる。 街には役場や食堂などの重要施設が揃っており、基本的なことならすべてこの町で出来る。 この近畿地方という世界を創生したチャゲの家が建てられている。しかもシュールなアヒルの家である。 (チート使用により)家画像が変わっているところがある。
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マップ:ダグラスストリート
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静かなストリート(QUIET STREET) 概要 ブルーンルート ギミック おすすめタワー その他 コメント 静かなストリート(QUIET STREET) 概要 左の道には垣根があり射線が通らず、車道にはタワーが置けない。更に上下から同時にブルーンが通過するので見た目以上に癖あるマップになっている ブルーンルート 左の上下から路側帯の上を道なりに、MOABは車道を右を回り込んで反対側に通り抜ける ギミック 駐車している車×5 コストを支払うとそこにタワーを置けるようになる 凍った池×2 コストを支払うと水上タワーを置けるようになる おすすめタワー ヘリパイロット2-0-0にするとヘリが先頭のブルーンを追ってくれるので、先頭ブルーンがどの辺りにいるのか判別しやすい その他 コメント 名前 コメント ▲
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トップページ > ソフトウェア > 発売済みリスト > FIFAストリート3 FIFAストリート3 公式サイト http //www.eajapan.co.jp/ja-jp/games/ps3/fifa/fifastreet3/ 製品名 FIFAストリート3 発売日 2008年6月5日 価格 7,329円 ジャンル 5 vs 5ストリートサッカー 発売元 エレクトロニックアーツ 人数 1?人 オンライン最大 不明 メディア Blu-ray Disc 対象年齢 CERO A 全年齢対象 備考 Amazon商品説明より 世界のサッカーシーンで活躍するスタープレイヤーたちが、ストリートを舞台に巧みなボール捌きを魅せつける。直感操作で繰り出せる華麗な足ワザとド派手なエフェクトで、観客もライバルも魅了しろ! フットサル感覚で楽しめる次世代FIFAストリートが登場! 5vs5フットサル形式の新感覚ストリートサッカー 現実のサッカーを凌駕する爽快感とスピード間、そしてド派手なエフェクト!! フットサル形式の5vs5で行われる新感覚ストリートサッカー!! 足ワザを極める直感操作 フリック、トラップ、ジャグリング、シュート!! ボールの動きに合わせた直感操作トリックポイントを溜めればスーパープレイが炸裂!! FIFA公認だからスター選手が実名で登場 ブラジル、イングランド、イタリアなど世界18カ国250人以上のスター選手が実名で登場!! FIFA公認ならではの豪華キャストがストリートの戦いを盛り上げる!! こだわりのチーム戦略 自在にパスを繰り出す「プレイメーカー」、正確なシュートを放つ「フィニッシャー」をはじめ、4種類の特性を持った選手が新登場!! 一撃必殺の個人技だけでなく、戦略を重視したチームプレイも重要!! 世界に挑むオンライン対戦 世界中のプレイヤーと対戦可能なオンラインマッチを収録!! 対戦結果はリアルタイムでランキングに反映される!! 攻略サイト 他にもありましたら追記をお願いします。(作りかけで更新停滞/終了しているサイトは除外) 簡易ゲーム評価(5点満点。) 選択肢 投票 5 (10) 4 (0) 3 (0) 2 (0) 1 (0) ゲームの感想を一言お願いします。 名前 コメント top
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いただきストリート3 億万長者にしてあげる! ~家庭教師つき!~ 機種:PS2 作曲者:門倉聡 開発元:クレアテック、タムソフト 発売元:エニックス 発売年:2002年 概要 いただきストリートシリーズの第4作で旧エニックスが最後に発売したいただきストリートシリーズ。 グラフィックが初めて3Dになったほか、サブタイトルの通り家庭教師が登場し助言を行ってくれるため初心者にプレイしやすい環境となった。 メタルマックスシリーズで知られるクレアテックが開発に関与しており、BGMもメタルマックスシリーズの門倉氏が作曲している。 収録曲(仮曲名) 曲名 作・編曲者 補足 順位 オープニング 門倉聡 オープニングムービー タイトル メインメニュー キャラクターセレクト1 キャラクターセレクト2 おかしの国 マップBGM マーメイドシティ レインフォレスト 右半球 回転寿司 ホラーハウス ムーンライトクルーズ クロス ソフィーの洞窟 まちゅぴちゅ スペースカフェ ジパング ベストコレクション カジノ チャンスカード 競売 取引 マハラジャ マークエンジェル ホーリーデーモン 記録閲覧 結果閲覧 いただきクエスト セレクト画面 クエストBGM1 クエストBGM2 クエストBGM3 クエストBGM4 クエストBGM5 エンディング スタッフロール
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概要 [編集] これらの子供は、特に親や成人によって養育、保護されることなく、路頭で睡眠をとり、家を持たないものを言う。なおstreet urchin は、直訳すれば「路頭の悪ガキ」といったような意味合いであるが、その子供が、たとえ必要であるからとはいえ無作法な振る舞いをし、行儀が悪いといったニュアンスを含めたものである。 これは子供たちが、他人からの保護も無く独力で生活する上で、しばしば犯罪行為に手を染めたり、あるいは自身の危険を顧みずに道路上にまで飛び出していって物売りをする、または生活苦から児童売春といった行為にまで及ばなければならないといった面で、社会問題となる傾向を含むためである。 評価は専門家により違いはあるが、街頭で家を持たず生活している子供の数は、世界中で1億、あるいは1億5千万人くらいいるといわれている。 ある程度温暖な地域では、路上で生活していても、凍死(低体温症)する危険こそないものの、衛生的では無いことから、伝染病への感染といった危険が伴う。また寒冷な地域では、冬季の夜間が氷点下となるような地域では、少しでも暖かい所を求めて、下水道などに集団で住み着くこともある。当然ながら、これらの衛生環境は劣悪であり、病気や下水道内は汚水の発酵で多少は暖かいものの酸素がそれらの汚水の発酵に消費されたりメタンなどのガスが溜まっているため酸素欠乏症になるなどして、命を落とす危険も伴う。 社会とストリートチルドレン [編集] ストリートチルドレンは、多くの大都市、特に発展途上国により多く存在し、その背景には児童虐待やネグレクト、搾取(児童労働)などがある場合も多い。これらでは、古い社会では子を多く成すほど労働力として使用できるという目論見から、親が無計画に子を作った結果であったり、あるいは社会的に貧困が進みすぎて、避妊にまで手が廻らないという事情も見られる。これらストリートチルドレンは、家族が居る場合でも路上で生活しながら物売りをするなどして、その少ない稼ぎを家に入れている場合も見られる。 ただ、ストリートチルドレンの増加は発展途上国で社会問題化している地域も多く、中には治安悪化や地域環境の劣悪さを目立たせる要素ともなっており、また長い間着たままとなる着衣が臭うといったような不快感を与える場合もある。極端な場合には地元の商店によって雇われた「街頭浄化部隊」("clean up squads")に「店の前にたむろされると迷惑だから」といった理由だけで、殺害されたりするといったケースもある。 子供たちが自分たちの家を捨てた理由は様々だが、平均して以下のような理由が考えられる。まず極端な貧困、深刻な家族内のいさかい、虐待、そしてネグレクト(育児放棄)、あるいは親のアルコール飲料や薬物などへの中毒(依存症)に絡んだ家庭崩壊が挙げられる。また街頭の暮らしの自由さへの憧れ、その暮らしの方が現状よりも多少はましに思われる場合など。要約すれば、子供たちは、自宅よりも通りで暮らす方によりましなチャンスを見出したというわけである。 深刻な地域 [編集] アフリカでは、内戦に拠る社会情勢の混乱や、増大しつつあるのはエイズによる問題である。ロシアやモンゴルでは、ストリートチルドレンは、厳冬期には放置された下水道の中にそのねぐらを見つけている。北朝鮮においても、コッチェビと呼ばれるストリートチルドレンの問題がある。 ラテンアメリカ [編集] ラテンアメリカでは、よくあるケースは自分たちの子供に食べさせるだけの経済力のない貧困家庭で、養育放棄されたというものである。 カンデラリア(Candelaria) 教会虐殺事件 1993年7月23日、リオデジャネイロ中心部のカンデラリア教会前の広場で寝ていた少年70人が銃撃を受け、8人が死亡。残りの62人も現在は行方不明になっているか、死亡したため、現在生き残りは殆どいない。この事件を生き残った20歳の青年が2000年6月12日にバスジャック事件を起こした。その様子はドキュメンタリー映画『バス174』で見ることが出来る。 参考文献 [編集] 「リオの路上から」訳者 宮川智恵子のサイト ルーマニアの問題 [編集] 欧州議会は、ルーマニアの首都ブカレストには、おおよそ1000人くらいのストリートチルドレンがいると見積もっているが、数千から1万人程度という向きもある。 これらの子供たちは旧共産主義時代の独裁者ニコラエ・チャウシェスクの弾圧政策の中で生まれてきたものである。彼は国民人口を増やす目的で避妊を禁じ、その後継者も社会福祉よりも経済的な効果を重要視してきたためである。こうした子供たちは、親から充分に食べさせてもらえず、家を飛び出し、あるいは捨てられて街頭で生活していくことを選択した。 なおルーマニアは、ヨーロッパ諸国の中で子供たちのエイズ感染率の最も高い国になっている。これは1986年 - 1991年の混乱期に、輸血や栄養剤の注射をするのに注射器の針も欠乏していたことなどが原因ともいわれる。これらでは、孤児院などの児童保護施設で、貧しい食糧事情から栄養失調により体調を崩す子供も多く、それを即物的に治療する上で、栄養剤注射が常態化していたという報告も寄せられている。この状況下で注射針の不足から、これら施設に収容された児童内にエイズが蔓延したと見られている。 これらストリートチルドレンのエイズ感染者は、充分な治療を受けるすべもないということで、さらに事態は悪化している。加えて一部のルーマニアのストリートチルドレンは、男女の別を問わずセックスツアーの観光客、特に西ヨーロッパからの人を相手に売春行為を行い、これがヨーロッパ地域のエイズ患者増加を招いていると見なされている。元よりこれらの子供は、体以外に生活資金を得る手段が無く、これが事態の悪化と長期化を招いている。これらでは、観光客側は後の事を考慮せずにことに及ぶためコンドームを使用せず、加えて売春している子供らも貧しさからコンドームを購入できないという事情もあり、これも問題視されている。 またこれらの子供らには、日本でも第二次世界大戦終結後からの戦後時代と同様に、ビニール袋からエタノールを吸引するといった問題行動が見られる。エタノールの吸引は、空腹感を紛らわせる為に行っている。こうした薬物への依存もまた貧困のなせる業といわねばならない。セックスツアー観光客の中には、自身の娯楽のために違法な薬物を持ち込み、これを売春で買った子供らに提供するケースも危惧されている。 カンボジア [編集] 国民の貧困層:36% スラム居住者数:30万人 [1] プノンペン ストゥンミーンチェイ郡にあるゴミ山 [編集] ゴミ山(毎日トラック400台以上のゴミが運ばれている)から100mほどに3つの村があり、約2,000世帯が暮らす。 約500人がこのゴミ山でゴミの回収・販売を行っており、過半数は15歳以下の子供。朝6時 - 夕6時までの12時間ゴミを拾って、約4,000リエル(約1$)の収入、大人で1日約2$の収入。 彼らはこれらの収入から、食費、土地代、家賃を払っている。 ゴミはベトナムに売られている。 プノンペン ストゥンミーンチェイ郡にあるゴミ山回収・販売の参考価格 [2] ゴミ 量 リエル 日本円 缶 10ピース 100R 2.5 瓶 4ピース 100R 2.5 鉄 1kg 200R 5.0 銅 1kg 3,000R 75 アルミニウム 1kg 2,500R 62.5 HIV 問題 [編集] カンボジア国民の1.9%はHIV感染していると言われている。 2005年末時点、HIV によって両親を亡くしたエイズ孤児は 96,000人超。 北朝鮮のコッチェビ [編集] 北朝鮮では食糧難のため、食糧確保に出掛けた父母から離れてストリートチルドレンとなる子供が都市部の闇市や鉄道駅に集まり、このような子供を「コッチェビ」(「花つばめ」の意)と呼ぶ。 詳細はコッチェビの項目を参照。 インドの問題 [編集] インド共和国は世界で7番目に広く、2番目に人口の多い国である。加速する経済成長に伴い、インドは最も急速に成長する発展途上国のひとつとなった。これは貧困層と富裕層の格差を生んだ。人口の22%が、貧困線以下の収入によって暮らしている。失業者数、増加する田舎から都会への移動、都市生活の魅力と行政の意志の欠如によって、インドは世界で最も児童労働者の多い国のひとつとなった。 ストリートチルドレンたちは栄養失調、飢餓、健康上の問題、薬物濫用、窃盗、商業上の性的搾取、都市警察と鉄道当局、そして物理的・性的虐待の影響を受けやすい。インド政府は改善手段を講じ、児童労働は非合法だと宣言してきたにもかかわらずである。 救援活動 [編集] これらの問題に関しては、まずストリートチルドレンを受け入れる施設と、その施設を運営するための資金が必要である。また、子供たちに対する住居と同時に、教育の充実も社会への適応のために求められる。更に、教育を受けていないため、あるいは社会全体が貧しいために職が得られない保護者の問題もあり、社会構造の改革も求められる。 ユニセフや世界各国による援助や、NGOなどによる活動が行われてはいるものの、旧紛争地域などでは治安の問題から先進国による援助が容易でない場合もあり、地域問題のより根本的な改善なども必要とされる。 なお、この子供たちに仕事を与えて経済的に安定させようという考えもあるが、これは児童就労であるため逆に問題視される。シューズメーカーのナイキは、アジアなどの国々で15歳以上の子供を雇用して自社工場で使っていたが、これが社会問題として取り沙汰されたことがある。