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アハルプー マヤ神話の魔神。 その名は「膿をつくるもの」の意。 病気を司る。
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コウダカアオガイ (ユキノカサガイ科) Nipponacmea concinna 王の浜 1m
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クアハック スコットランドのインヴァネスに伝わる邪悪な水の精霊。 クーアイヒ渓谷に住むとされる。
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ヘアハンター ヘアハンター……それは遙かな過去より、世界の垣根を越えて存在する孤高の狩人。 世界の垣根を越えて存在する孤高の狩人。 美女・美少女の髪を集め、永久保存し、時にはその匂いを嗅ぎ、時にはその美しきを愛で……そして、その想いを力へと変えるモノ。 美女・美少女の髪は、極上の美酒にも勝る悦楽を齎す。 ――だが、それはほんの入り口にしか過ぎない。 ヘアハンターとして経験を積み重ねた者は、その飽くなき髪への想いを力へと変え、時に限界を超える。 そう、髪への愛が不可能を可能にする力を齎すのだ!! 時にそれは圧倒的な格上をも打倒する力となる。 それはもはや本能。魂の叫び。 髪を撫でたい、その香を感じていたい、愛でたい……。 クンカクンカしてスーハースーハーして、モフモフカリカリ、きゅんきゅんきゅい……。 我らは既に、美女・美少女の髪に囚われし永劫なる鎖人なのだ。 一定の位階へと至ったヘアハンターは、色を名前として冠する。 そして更にその先の位階へと至った一握りの者は、“真なる○○”と呼ばれる事になるのだ。 だが気をつけろ。水と油が相容れぬように、我らヘアハンターにも、絶対的に相容れぬ者たちがいる。 執行者……そう呼ばれる者たちだ。 彼奴らはオレたちの事を虫けらの塵屑と蔑み、美女・美少女の髪を守らんと立ち塞がって来る……。 我らが何処にでもいるように、執行者もまた何処にでもいる。 特に、各国で10人しか選ばれぬ精鋭中の精鋭、――数字持ち。 執行者の中でも最高クラスの実力者たちは、我らを狩る時その力を最大限に発揮して来る。 何処にでもはおらんが、しかし、出会う時は容赦なく出会ってしまう。 掛け声はジーク・ヘア!! また、孤高の狩人であるヘアハンターの中でも、男の娘の髪を愛する者はヘアーハンターからも、ヘアーハンター撲滅を掲げる執行者たちからも、敵視される事になる。 現在判明しているヘアハンター 【フェイト王国領内】 ザフィーラ 佐々木 沙耶 王天君 鬼作 せんべえ エミヤ 横島 不動GEN ロートス トリファ ネロ ギルガメッシュ(真なる黄金) 【カナージュ】 武 ヤン ウォーケン 【ワン】 浩平 【ブリタニア】 ビスマルク オレンジ アーニャ 【トゥスクル】 ハクオロ オボロ 【シード】 アスラン 【魏】 曹操 【JAPAN】 ハルカ 【魔族】 禊 リオン 羽衣狐 アルトルージュ 【伝説上の人物】 メルエム ハオ 【元の世界】 できない夫 雪輝 誠 孝之 現在判明している執行者 シエル(執行者No.Ⅶ) ジャンヌ(執行者No.Ⅹ)
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アハウカン マヤ神話に登場するスバル座の神格化。 その名は「蛇の殿」の意。 罪人を食う大蛇ともされる。
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1500円(税抜)以下のマスカラ一覧 ブラシ型 PIAS系 ブランド名 商品名 特徴 デジャヴュ ファイバーウィッグ 超定番.ブラック,ブラウンの2色展開.ITS DEMOにてネイビー追加. ラッシュノックアウト 局所的に流通? オペラ マイラッシュ 超定番.繊維なし. パラドゥ アイラッシュウィッグ VL,SLの2タイプ.VLは繊維なし.セブンイレブン一部店舗にてブラウンも有.3/18リニューアル(FとVが追加) 伊勢半系 ブランド名 商品名 特徴 ヘビーローテーション マキシロングマスカラメガボリュームマスカラ ボリュームは繊維なし. キス マスカラプレミアムロング ブラック,ネイビー,ボルドーの3色展開. フルロング セパレート パッションNY ワールドマキシワイドロングマスカラ アクティブガール ツヤロングマスカラ エリザベス 塗り師 ボリューム&ロング マスカラ カネボウ系 ブランド名 商品名 特徴 ケイト マジカルロングジェルマスカラ(Nも含む) 繊維なし. ラヴーシュカ セパレートキープマスカラ ロング,ボリュームの2タイプ. MFC パーフェクトマスカラWP ロング,ボリュームの2タイプ.ファミリーマートで購入可能. TIFFA パーフェクトセパレートマスカラ ロング,ボリュームの2タイプ. コーセー系 ブランド名 商品名 特徴 ヴィセ マジカリーラッシュマスカラエアーダイナマイトマスカラ マリークレール トップステージマスカラ ロングラッシュショウとボリュームアップショウの2タイプ. リンメル グレートカール マスカラ コスマジック エクステボンバーマスカラ ゴムブラシ. その他 ブランド名 商品名 特徴 ベルサイユのばら アントワネット ボリュームマスカラオスカル ロングマスカラ 匂い付. サナエクセル ボリューム&カールラッシュVC1ロングラッシュL1 アテニア パーフェクトマスカラ 繊維なし.ブラック,ブラウン,ネイビーの3色展開.限定で色が増えるときも有. K-パレット リアルラスティングボリュームマスカラ ボリュームインパクトマスカラ グランサンボン プレミアムラッシュ ハウスオブローゼ ファイナスマスカラ バニティフリーク リアルズーム ボリューム マスカラロングカールマスカラ ブラックアイコン ストレッチフィルムマスカラボリュームフィルムマスカラ ストレッチはブラック,インディゴの2色展開. ティアベイビー ロングエクステマスカラ ドーン&マリリン ドラマティックファイバージュエリーブラック アヴァンセ スーパービュー ロングマスカラ 化粧惑星 マスカラブラックインパクト(ロング) ウインクアップ マキシグレードマスカラDX リベルタ ズグァルド ロックオン ヒートジュエル ヒートジュエルマスカラ ドラマティックパルファム ドラマティックロング マスカラ(ロング ボリューム)ドラマティックボリューム マスカラ (ボリューム カール) 極美目 MSマスカラ DHC マスカラパーフェクトプロ(ダブルエクステンション) ミーイン ロングラッシュマスカラボリュームアップマスカラ ゴージャスクイーン ロングマスカラボリュームマスカラ 上へ
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パンデモニウム共通《※ズルヴァーン》 《※ルシファー》 サイバーパンク《コンバットセンス》 《エッジランナー》 《モナリザの微笑(びしょう)》 《ロストフィール》 《※カウント・ゼロ》 《※ホログラムローズ》 クルセイダー《A.D.P》 《即時裁判》 《電磁守護》 《※ジャッジメントタイム》 リアリティハッカー《ニューロマンサー》 《ICEブレーク》 デーモンロード《契約:エンジェル》 《契約:グライアイ》 《契約:ネコマタ》 《契約:バイヴ・カハ》 《契約:ピクシー》 《契約:ブロブ》 《契約:マッドガッサー》 《契約:ムナカタ》 《契約:モー・ショボー》 《契約:ケルベロス》 《契約:ゴルゴン》 《契約:ドッペルゲンガー》 《契約:メディア》 《契約:ヤマタノオロチ》 《契約:ノルン》 《契約:アガートラム》 《契約:ギリメカラ》 《契約:クー・フーリン》 《契約:ギルガメッシュ》 《契約:シテンノウ》 《契約:ハルピュイア》 《契約:ロキ》 《契約:トウテツ》 《契約:スカアハ》 《契約:アスモデウス》 《契約:イナンナ》 《契約:イピクレス》 《契約:ヘラクレス》 《契約:シヴァ》 《契約:エリニュス》 《イリーガルメサイア》 《シンセンス》 《契約:ドゥル・カルナイン》 《契約:クトゥルー》 ワイルドハント《煉獄の修羅》 《※大地母神の腕》 スペリオル《エレクトリックスキャン》 《ブラックグローブ》 《マトリクス変換》 《ロプノールの鏡》 《ライトスピア》 《※エネルギー吸収波》 《※超能力破壊》 《クローンスペリオル》 《人工超能力者》 ガンダンサー《Invincible attack》《End of Calamity》 《Nowhere》 《※Handgun sign》 パンデモニウム 共通 《※ズルヴァーン》 ゾロアスター教の一派ズルヴァーン(ズルワーン)教の最高神で「時間」を意味する超越存在。全き善に世界を治めさせようとした際の躊躇が、善神アフラ・マズダと悪神アンリ・マンユを生み出したという。この言葉がギリシャ圏に入った際の呼び名が「アイオーン」であり「永劫」を表すと言う。 《※ルシファー》 ラテン語で「光を帯びたもの」を意味し、明けの明星を指す言葉だったという。後にキリスト教の伝来によって悪魔サタンと結び付けられ、堕天使ルシファーの祖形が誕生した。パンデモニウム世界の参考文献の主要な1つ『女神転生』シリーズでも重要な役回りを果たす。 サイバーパンク サイバーパンクとは、字義通り「サイバー(技術)がパンク(激変)した」という概念。詳細を語ると物凄く長くなってしまうのだが、ようするに「サイバーパーツが溢れ返っている」という事。別に特別な事じゃあない。我々が持っている「地球上のどこでも通話可能」「ネットも可能」「財布の代わりにもなる」携帯電話なんてのは、サイバーパンクの最たるものだ。俺たちは未来に生きてるんだぜ。 全体的に「加速して」というのが多いのは、やはり『サイボーグ』だからか。『サイボーグ009』で002、009に搭載されていた加速装置。奥歯を噛んでスイッチを入れよう。「後は……勇気だけだ!」 高性能サイボーグには必須装備だったらしく、009以降のゼロゼロナンバーに加え、後半に登場するサイボーグは大半が加速装置搭載型であった(つまり009は型落ちしていたのである)。そもそもの大本が『スカルマン』において発掘された骸骨面なのも面白い。 『8マン』や『サイボーグ・ブルース』、山本弘の科学的に正しい加速型サイボーグの戦いを描いた『奥歯のスイッチを入れろ!』なんてのも。加速時間が3分程度でも、音速で移動が可能ならばテロ、そしてカウンターテロには、高速サイボーグは最適なのだとか。 海外ドラマ『600万ドルの男』。スティーブ・オースチン、宇宙飛行士。命だけは取りとめた男。右腕、両足を切断、片目を失う。だが、NASAのメディカルスタッフによって人体改造手術、サイボーグとなる。その費用、600万ドル。左目はテレスコープ、右腕は銃を曲げコンクリートを砕くアトミックパワー。そして、時速100キロで突っ走る!! 《コンバットセンス》 名称と効果は『サイバーパンク2.0.2.0』のソロ(このゲームにおけるサイバーパンク枠)の特殊技能「コンバット・センス」からか。 《エッジランナー》 サイバーパンクの形容詞としてしばしば「エッジ(最先端)」が使われることからか。また『シャドウラン』のヒーローポイント「エッジ」も入っているかもしれない。 《モナリザの微笑(びしょう)》 特技名はウィリアム・ギブスンの小説『モナリザ・オーヴァドライヴ』とザ・タイガースの曲『モナリザの微笑(ほほえみ)』からか。ザ・タイガースの歌にかけているのは雑誌発売時前後に再結成報道があったからか?…まあ主演映画で宇宙製の人型ロボ三体と戦って倒してるからなタイガース。 《ロストフィール》 特技解説の元ネタは『AD.POLICE』ビデオ版の第3話「舌を噛む男」からか。 《※カウント・ゼロ》 特技名はウィリアム・ギブスンの小説『カウント・ゼロ』及び同作の主人公のハンドル「ゼロ伯爵(カウント・ゼロ)」からか。ただし彼はリアリティハッカー(もうひとりの主人公はサイバーパンクだが)。 突き返し(割り込んで攻撃)特技なのは本来の意味のプログラム命令「カウント・ゼロ・インタラプト」(割り込み(インタラプト)を受けたらカウンターが0になるまで減算する)からか。 《※ホログラムローズ》 特技名はウィリアム・ギブスンの短編『ホログラム薔薇のかけら(原題:Fragments of a Hologram Rose)』からか。 クルセイダー イメージソースは『トーキョーN◎VA』の「ブラックハウンド」か。 真・女神転生に登場するメシア教の戦士階級がそのままクルセイダー。パンデモニウムミーム的にはこちらが近いが、ザコ敵として大量に出現する狂信者という立ち位置は大きく違う。 《A.D.P》 人知を超えた生命体との戦闘に特化した警察、という発想は『サイレントメビウス』のAMPが元ネタであろうか。もちろん隊長があれだけに『特捜戦隊デカレンジャー』のS.P.D.の要素も含んでいると思われる。 往年の名作アクションゲーム『平安京エイリアン』においても、検非違使が異星人に立ち向かう……穴を掘って。『ダブルクロス』の平安京ステージにおける検怪異使はコレのオマージュと言う説もある。 或いは『ブレードランナー』で登場した特別捜査官達や、『スナッチャー』におけるジャンカー。対エラーハ、グレズ専門とはいえ、彼らは独特の捜査方法を所持して敵に立ち向かう 《即時裁判》 『特捜戦隊デカレンジャー』において、刑事である主人公達は宇宙の犯罪者アリエナイザーに対して宇宙最高裁判所に即座に判決を求める権限を持っている。「×」判決が出た場合、対象を即座に抹殺する許可が下りる事になる。死刑か無罪の二択という物騒な法律だが、証拠不十分で「△」が出たり、ちゃんと無罪になった事もある。 また『ジャッジドレッド』では、裁判権を所有している未来世界の警官が登場。悪党を片付けていく。 《電磁守護》 ホログラムを歩くような~というのは『サイバーパンク2.0.2.0』のセリフ「SPが20あれば銃弾の雨の中を歩いて通れるぜ。ホログラフみたいなもんさ、チューマ……」からか。 『メタルギアソリッド2』にも電磁波によって銃弾を逸らす装置が存在する。同様の装備をバットマンも開発し装備したが、流れ弾による被害を考えて放棄した。 『魁!!男塾』で藤堂兵衛が身に付けていたバリアージャケットシステムも同じく電磁波によって防御する装置で、着用すればバズーカですら通用しなくなる代物だった。 《※ジャッジメントタイム》 『特捜戦隊デカレンジャー』において、宇宙の犯罪者アリエナイザーを逮捕する際に発せられる掛け声。これから《即時裁判》につながる。 「神罰の太刀」と言うフレーズは『宇宙刑事シリーズ』における主人公達の必殺技を連想させる。 リアリティハッカー サイバーパンクと並ぶサイバーパンク世界の花形職業。先駆者であるウィリアム・ギブスンの小説においても、『ニューロマンサー』『モナリザ・オーヴァドライブ』にて主役級の扱いをされており、サイバーパンクがサイバーパンク世界における“戦士”とするならば、ハッカーはさしずめ“魔術師”と言えるだろう。 そして現実に世界が遍くネットで覆われた現在、ハッカーは現代ものにおいても情報収集の要と呼べる職業となった。『ガープス・サイバーパンク』では、こういった“現実に存在する”ハッカーの手口に関して詳しく描写されており、その詳細さは「お前ら、まさか本当にやってるんじゃないだろうな?」と、スティーブ・ジャクソン社が当局の手入れを受けてしまったほどである。もちろん誤解であり、すぐに疑惑は晴れた。が、社員の中に本当にハッカーの仲間がいたため一時期は業務が出来なくなる程で有った。 だが、『ガープス』第4版では性懲りも無く「リアルなハッカーが使う技能のリスト」が載ってたりする。ジ ャ ク ソ ン 自 重 し ろ。 現実を仮想空間に見立てて“ハッキング”する、という要素は『メイジ・ジ・アセンション』の流派の一つ「ヴァーチャル・アデプト」が元ネタ。そしてこのヴァーチャル・アデプトには、そのものズバリの「リアリティハッカー」という分派が存在する。 あるいは『ウィザーズ・ブレイン』の魔法士(脳が生体コンピュータ化している)も世界の情報をハックして「魔法」を行使している。 また、R&R59号にて語られた、「たくさんの人が見ている前であからさまな形で現実を“書き換える”のは難しい」「改変の度合いが派手であるほど困難であり、ささやかでさりげないほど、難易度のハードルは低い」との記述は、『メイジ・ジ・アセンション』における魔法の全てに共通する原理である。 或いは……ただ単に「環境」の問題なのかも知れない。残念ながらオリジンは“遍くネットに覆われて”いるわけではないのだ。例えば、『カオスフレア』の先達と言える『TORG』においても、コンピュータの扱いに長じた「ゴッドネット侵入者」や「火士ハッカー」は、技術レベルの低い世界(例えば、恐竜がうろつく原始世界「リビングランド」や純粋ファンタジーの「アイル」)に行くとまるで役立たずな状態に陥る場合が多かった。もちろんその優秀な頭脳を生かして活躍する、というのも不可能ではないのだが……やはり、メインの能力を生かせないのは寂しいものである。 R&R誌で追加された「サイバーデッキがクリスタルトゥームをホストコンピュータとして利用しており、クリスタルトゥーム自体もコラプサーかそれに匹敵するフレアを宿す存在である」という設定は『女神異聞録デビルサバイバー』の改造COMPとそのサーバーでありラスボスでもある「バ・ベル」か。同様の設定には『召喚教師リアルバウトハイスクール』に出てくる『冥王の書アザナトゥース』も。 《ニューロマンサー》 ウィリアム・ギブスンのサイバーパンク小説『ニューロマンサー』が元と思われる。「ニューロマンサー(Neuromancer)」は「ニューロン(Neurons、本来の意味は神経、転じて神経をネットに直結したハッカーの事)」と「ネクロマンサー(Necromancer、魔法使いの意)」を組み合わせたギブスンの造語。前述の単語と併せて「電脳の魔術師」程の意味となる。 『シャドウラン 4th Edition』では「生身の脳のみで」ハッキング・ダイブ出来る異能者「テクノマンサー」が登場している(原型は以前の版に登場した「オタク」というアーキタイプで、行使やペナルティ(サイバー化で能力低下)から見るに電子版魔法使いに近い)。 《ICEブレーク》 ICEとは侵入対抗電子機器(Intrusion Countermeasures Electronics)の略。ウィリアム・ギブスンの小説世界における対ハッカー用保安プログラムの総称。この特技自体はこれを破るためのウィルスプログラム「氷破り(Icebreaker)」が元と思われる。 デーモンロード 『女神転生』の悪魔召喚プログラムを使役する主人公。 《契約~》特技とその効果の多くは『Fate/stay night』に登場する英霊が元ネタと思われる。 《契約:エンジェル》 尚、本来は性別もなく容姿も設定されていない。『真・女神転生』にはホーリーゴーストなる「シーツのお化けに羽根と天使の輪っかをつけたような」天使が登場しているが、概ねああいったイメージだと思ってもらえれば大体合ってる(あくまでイメージ)。 美しいイメージで描かれる様になったのは、宗教画家が派手な絵を好んだ為とか。 『真・女神転生』シリーズにおいては鎖と帯だけを纏った、非常にエロい天使様が登場する。 『エンゼルギア』『天羅WAR』では、化物、倒すべき敵として登場(これは後に実装されたアンゲロイの方か)。 《契約:グライアイ》 美しい三姉妹とも、醜い老婆三人だとも言われる。 全員が盲目であり、一つの歯と一つの眼を共用し、交代で使っている。 尚、実はゴルゴン三姉妹の妹にあたり、彼女達の住む国の入り口に暮らしているという。その為、ペルセウスがゴルゴンを倒す方法を聞きに来た時も当初は預言を拒んだのだが、眼を隠されてしまい、渋々預言を行った。 《契約:ネコマタ》 年老いた猫が妖怪や妖精になるという伝承は世界中に数多く存在する。ケットシーなども。 因みに『長靴を履いた猫』はケットシーの事である。実にメジャーな存在といえる。 またPS用ゲーム『猫侍』はネコマタを主人公にした時代劇。主役の弟斬り十兵衛がこれまた格好良いのだ。 《契約:バイヴ・カハ》 より正確に言えば、モーリアンの変化した三本足のカラスの事をさす。 この三人の女神はヌァザの后であったが、戦でモーリアン以外の二人が死んだという。 モーリアンはモルガン、モルガナなどの呼び方もあり、アーサー王神話などにも魔女や女神として登場する。 クー・フーリンの伝説においては、彼に恋し、愛を拒まれた為に様々な妨害をするも、最後はその死を見取ったという。 同様の神格としてはアマテラスの遣い(化身)であるヤタガラス等も。此方も三本足のカラスである。 《契約:ピクシー》 洗礼を受ける前に死んだ子供がなると言われる。彼らは人間ではないとされている。これは多くの子供が幼いまま死んでしまう中世において、母親を慰める為の方便だったと思われる。 『真・女神転生3』では一番最初に仲“魔”になり、主人公を助けてくれる悪魔として登場。 漫画作品『真・女神転生if』・『真・女神転生カーン』では主人公ノブのパートナーとして活躍。『if』漫画版では妖精サイズだったが続編『カーン』では人間と同じサイズになっている。 《契約:ブロブ》 『スティーブ・マックィーンの絶対の危機』にて登場した「史上最初の」スライム。 宇宙から飛来し、近くにあるものを何でも喰らって成長する様は正に圧巻。スライムと侮る無かれ。その後リメイクされた『ブロブ -宇宙からの不明物体-』も当時最新のVFXを駆使した、80年代クリーチャーホラーの傑作。 バグ技であると言う記述は、ゲーム『女神転生』シリーズにおいて悪魔合体を行った際、稀に事故が発生しスライムが生まれてしまう事から来ていると思われる。また、『真・女神転生Ⅱ』ではガイア教徒と悪魔をあわせてシヴァ(もしくはスサノオ)まで作る時、まず33レベルのブロブを作るとレベルを上げやすい。因みにこの「合体事故→スライム化」の更なる元ネタは、小説『女神転生-デジタルデビルストーリー-』(ゲーム版『女神転生』第1作目の“原作”である)にて、魔王ロキがマグネタイト不足で身体がスライム状に崩れ落ちてしまった描写に由来している。 更に時代は下って、『真・女神転生-ストレンジ・ジャーニー-』では人間が行った実験により身体がスライム状になってしまった悪魔が登場した。 《契約:マッドガッサー》 アメリカ都市部に出没した怪人。都市伝説が元だが、実際に事件も起こしている。 黒尽くめにガスマスクという姿で現れ、催涙ガスを撒き散らして消えるという。 尚、恐るべき事に女性説すら存在する。 《契約:ムナカタ》 天照大神の息から生まれたとされ、天皇の子孫を護る為に筑紫の宗像に降りたという。 沖ノ島の沖津宮、筑前大島の中津宮、宗像市田島の辺津宮の三社に祭られており、これを纏めて「宗像大社」と呼ぶ。因みに考古学者の宗像教授の苗字も、ここから取られているだろう事は想像に難くない。 実は『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団』にも、宗像なる人物が登場してたりする。 《契約:モー・ショボー》 「悪しき鳥」という名の、モンゴルに伝わる怪異。愛を知らずに死んだ少女が変化するという。 黒い長髪に、嘴のように尖った可愛らしい唇を持った美少女であり、旅人を誘惑しては殺し、その脳髄を啜るという。 『真・女神転生』シリーズでも屈指の愛らしさを誇る人気悪魔の為、例えLvが低くとも連れ歩いてしまうサマナーは多いとか何とか。 《契約:ケルベロス》 地獄の番犬として有名な地獄の門を守る魔犬。ヘラクレスの神話等で登場する。 ゲームやコミック等では最早説明の必要も無い程有名な魔物であろうが、特に『女神転生』における主人公の相棒として知名度が高いだろう。 同様の存在として弟のオルトロス、或いはヘルハウンドなどが知られる。どれも地獄などの番犬である。 またイギリスの怪異として知られるブラックドッグもこの一種だろう(雷による放電現象の事だという説もあるが)。シャーロックホームズで有名なバスカビル家の犬は、このブラックドッグの事である。 《契約:ゴルゴン》 元々はポセイドンに愛された海の女神であったが、その長く美しい長髪を自慢した為にアテネによって呪われ、髪が蛇になってしまったのだとか。アテネの神殿でポセイドンと契った為にアテネの怒りを買った、と伝えているバージョンの神話もある。 最も知られているのはメドゥーサであり、ペルセウスに退治されたのも彼女。二人の姉については「不死である」「メドゥーサと同時に怪異になった」以外の伝承はあまり存在しない。 メドゥーサの血からペガサスが生まれたのは有名な話だが、黄金の剣を持つクリュサオルもまた生まれたという。一説にはこのペガサスは、ポセイドンとメドゥーサとの子だ、とも言われている。 何故に蛇髪の女怪と海神との間に生まれたのが“馬”なのか?と訝しく思われる方も居られるだろうが、実はポセイドンは大変馬と縁の深い神。一説にはそもそもポセイドンが馬を創ったと伝えている神話もある。 『Fate/stay night』ではサーヴァント、ライダーとして登場。自身の子であるペガサスに跨り、主人公達を翻弄した。更にその姉達は……(つД`) なお、青銅製の牛の怪物をゴルゴンと呼ぶ説もある。『モンスターコレクション』のフライングバッファローなど一部のモンスターはこれに準じている。 《契約:ドッペルゲンガー》 自分と全く同じ姿の人間を見てしまう、という現象の事。またドッペルゲンガーを目撃すると近いうちに死んでしまうという。歴史上の有名人がドッペルゲンガーを見たという報告も存在する。リンカーン大統領や、芥川龍之介など。 この現象は『地獄先生ぬ~べ~』においては「何らかの理由で魂魄の魄だけが体の外に出てしまう事」とされ、ドッペルゲンガーが死に至らしめるのではなく、死に至る過程でドッペルゲンガーが出るのだという。 また科学的には脳腫瘍による一種の幻覚や錯覚、或いは脳機能の障害によるものだと推測されている。拡大解釈すれば『ウルトラQ』のエピソードの一つ「悪魔っ娘」など。 同種の怪異に「グレイマン」などが存在する。 《契約:メディア》 ギリシア神話、アルゴー船の冒険に登場する魔女、或いは王女。コルキスという国の王女であったが、アルゴー船を率いるイアソンを助力する為神々によって呪いをかけられ、イアソンに恋をしてしまう。その為に彼女は祖国を裏切り、追手を防ぐ為に弟を引き千切って海に撒いたという。 その後、青銅の巨人タロスの弱点を見抜いたり、龍を眠らせてイアソンに退治させたりと協力をしたが、イアソンが他国の王女と結婚するという裏切り行為を働いた為、その国を滅ぼした。 こういった悲劇的な人生を送った他『Fate/stay night』に登場。キャスターとして人気を博した。 《契約:ヤマタノオロチ》 年に一度、娘の生贄を求めて暴れていたが、スサノオノミコトによって酒で眠らされ、その隙に首を切り落とされた。 その尾を切るとスサノオの刀が刃毀れした為、慎重に中を探ったところ天叢雲剣(後の草薙の剣)が見つかったという。 因みに日本の龍種は基本的に川のメタファーであり、ヤマタノオロチも同様である。スサノオによって退治されたという逸話は、時の指導者によって治水工事が行われた事を示す。 また、天叢雲剣が発見されたと言うのは砂鉄の採集や冶金の技術を示すと言う説もある。福井県に流れる九頭竜川は、そのメタファーが現在に名を残した一例であろう。あれはなんつーか、名前そのまんまの恐ろしい何かが眠ってるような感も……ふんぐるいむぐるうなふ的な。 またヤタノカミなどの一部の龍は「朝廷に逆らう敵」としての存在であり、これは鬼や土蜘蛛も同様。 《契約:ノルン》 時を司る三女神であり、北欧神話に登場する。 日本においては『ああっ女神さまっ』のお陰でウルド、ヴェルダンディ、スクルドとして非常に有名。 美少女、美女として描写される事も多いが、老婆として描かれる事も多い。 《契約:アガートラム》 ケルト神話におけるダーナ神族の王〝銀の腕”ヌアザ。アガートラムとはその銀色の義手の事で彼の別名でもある。 イラストネタは今更言うまでもなく『Fate/stay night』のヒロインであるセイバー。これは彼女の正体であるアーサー王がヌアザに関係深い事からだとも思われる。 ゲーム『WILD ARMS』シリーズに登場する同名の剣の名もそのヌアザの逸話が元となっている。 当ゲーム的に忘れてはならない「永遠の戦士」シリーズの「紅衣の公子コルム」もヌアザがモチーフ。 ヌァザは、クトゥルフ神話における善なる神の一人ノーデンスと同一視される事もある。また、銀に輝く腕から光線を放つという伝承から、ウルトラマンの原型というネットロアもあった。 《契約:ギリメカラ》 魔王マ-ラ(仏陀の悟りを邪魔した魔)の乗り物とされる、黒い巨象。防御属性を得る効果は、女神転生での物理攻撃反射から。 《契約:クー・フーリン》 ケルト神話における大英雄。幼名をセタンタという。来るべきアルスター王国の危機に備え、太陽神ルーの息子でありながら人として育てられ、アルスターを救った。幼い時に鍛冶屋クランの飼っていた猛犬に襲われ、コレを絞め殺した為にクランの猛犬クー・フーリンと名乗るようになる。その後、「この日武具を初めて執った者は勇者となるが、早死にする」という預言の日に武具を執った。 影の国にてスカアハから武術を教わり、魔槍(或いは投槍の術)ゲイボルグを授かった後はアルスターの為に戦い、「アルスター王国の戦士は力が出なくなる」という呪いも半神である為に退ける事が出来た。 「目下の者からの食事を断れない」「犬を食べてはならない」という制約を姦計によって破ってしまい、弱体化したところで王を殺す槍を三本投げられた。これは御者の王たる親友レーグを殺し、馬の王たる愛馬マッハを殺し、ついには戦場の王たるクー・フーリンを貫いたが、彼は立ったまま死んだという。 女神転生シリーズでも多数の作品に登場する人気悪魔である。同シリーズでは槍を携えた美青年として描写される事が多い。 『Fate/stay night』では英霊ランサーとして登場している。 《契約:ギルガメッシュ》 メソポタミア神話に登場する人類最古の王にして英雄。元々は暴君であったが、親友エンキドゥとの出会いによって改心し、二人で数々の冒険を成し遂げた。しかし神々の怒りによってエンキドゥが死ぬと、死を恐れて不老不死を求める様になる。その結果、手に入れた不死の薬を蛇に奪われてしまい、人は己の分を弁えるべきと悟った。そして自分も限られた命を精一杯生きようと誓い、名君として国を治めたとされる。 『Fate/stay night』では傍若無人なラスボスとして登場するのだが……どう見ても悟ってないよね、君。『ダブルクロス・リプレイ・トワイライト2 熱き夕陽の快男児』ではナチスによって復活した、が…… namco(現BANDAI/namco)の名作ゲーム『ドルアーガの塔』では主役として登場。ちなみに上記の『Fate/stay night』において、彼が黄金の鎧を着ていたりアイテムをたくさん持っているのもこのゲームに由来しているそうな。 《契約:シテンノウ》 東の持国天・西の広目天・南の増長天・北の多聞天を纏めて四天王と呼ぶ。多聞天は別名を毘沙門天とも言い、単独で祀られたり、七福神の一柱として数えられる事も。因みに持国天の守護する東の『東勝身洲』には、孫悟空の生まれた花果山がある。 これに因み、何らかの分野で特に秀でたりする四人組を「○○四天王」と呼ぶ事がある。『魁!クロマティ高校』のように、たまに五人以上いる。 《契約:ハルピュイア》 元々は風の三女神であったが、如何なる理由によってか怪物となった。以降は、ハデスに仕え、盲目の予言者ピネウスを苦しめたという。彼の食事が用意されると共に現れ、食卓を荒らしまわった後汚物を残して去っていくのだとか。ピネウスに助言を求めたアルゴー船の勇者達によって退治された。 因みに三姉妹とされているが、ポダルケなる末妹がいるという説もある。 《契約:ロキ》 北欧神話に登場する神にして、最大のトリックスター。ラグナロクを引き起こす原因となった。 また映画『マスク』において登場した、着用者に強大な力を与える仮面はロキのマスクであるという。 『女神転生』においては高レベルの悪魔として常連登場している。 《契約:トウテツ》 中国の悪神、饕餮から。牛か羊の身体に、人の顔という姿をしている。渾沌、窮奇、トウコツと共に『四凶』と呼ばれる。 《契約:スカアハ》 クー・フーリンの師匠である女神。「影の国」を治めており、修行の為に訪れたクー・フーリンに数々の絶技と、魔槍ゲイボルグ(或いは究極の奥義である投槍術だとも)を授けた。 《契約:アスモデウス》 ソロモン72柱の悪魔の一体で72の軍団を引き入る侯爵。七つの大罪のうち色欲を司る。 『モンスターコレクション』では最強レベルの魔属性の悪魔、六皇子の一体で〝剣の侯爵”の異名を持つ。また同シリーズのコミック版『デーモンハート』では主人公の相棒だった。 『ナイトウィザード・リプレイ 紅き月の巫女』での菊田健二先輩の正体。 《契約:イナンナ》 テキストにあるイシュタルは、古代メソポタミアにおけるイナンナの別名、と考えられている。イナンナとはほぼ同様の権能、気性を持つ女神として描写されており、『イナンナ/イシュタルの冥界降り』というほぼ同じ筋のエピソードも存在している。 また、同じくテキストに登場しているアテナだが、こちらも同じく“戦女神”と呼ばれているものの、その気性においてはほぼ真逆と言ってよい。イナンナ/イシュタルが男達を「熱狂的に」戦いへと導くのに対し、アテナは自身が加護を与える勇士に策を授ける等、どちらかと言うと理性的な性格が目立つ。 これは性愛の面においても同様で、ギリシャ神話ではアルテミスと並ぶ処女神として名高い。 また『真・女神転生デビルサマナー』では「イナ“ル”ナ」なる悪魔がラスボスとして登場する。 《契約:イピクレス》 旧版における《契約:ヘラクレス》の効果。 防御的な効果は『Fate/stay night』におけるバーサーカーの宝具「十二の試練(ゴッドハンド)」に由来か。「Bランク以下の攻撃を完全に無効化」「死んでも11回までは生き返る」「一度食らった技は通用しない(どこの聖闘士?)」と、1個だけでも無茶な能力が三乗……と言うとんでもない代物。原作の奈須きのこ氏曰く、「「格闘ゲームで言えばスーパーコンボ以外の全ての技にスーパーアーマー+ノーダメージ」聖杯戦争における永久パターン防止キャラ」。 《契約:ヘラクレス》 ギリシア神話最大の英雄にして、ゼウスの浮気によって生まれた息子。同じくゼウスの子であるペルセウスの孫にあたる。「ヘラの栄光」という名前でありながらヘラの嫉妬によって狂気に苛まれ、妻と子を殺害。その償いとして十二の難業に挑んだ(当初は十だったが、後に二つ増えた。とはいえ、元々ヘラクレースの偉業については諸説存在する。これは各都市がこのヘロスの"偉業"に名声を求めたためだ。以下は代表的なもの)。1.ネメアの獅子……如何なる刃をも通さぬ獅子を、棍棒で殴って気絶させ、首を絞める事で殺害。その革は以後、彼の鎧となった。星座になってる姿は、この頃のものである。 2.レルネのヒュドラ……切っても再生する百頭の水蛇であったが、切り口を従者に焼かせる事で防いで勝利。しかし従者の手を借りた為にノーカウントに。このヒュドラの毒は、ヘラクレスの毒矢となる。 3.ケリュネイアの鹿……狩りの女神アルテミスでも捕らえられなかった黄金の角と青銅の蹄を持つ鹿を、1年間追い掛け回した挙句、無傷で生け捕りにした。 4.エリュマントスの猪……人喰い大猪を難なく生け捕りにし成功。しかし師匠であるケイロンを、自分の失敗から毒矢で射って、殺してしまう。 5.アウゲイアスの家畜小屋……30年間洗われた事の無い、3000頭の牛がいる家畜小屋を、川の氾濫を起こして1日で掃除した。しかし罪滅ぼしなのに報酬を求めた為、ノーカウントに。 6.ステュムパリデスの鳥……青銅で出来た怪鳥を、巨人の目覚ましを用いて驚かせ、飛び立った所をヒュドラの毒矢で射殺した。 7.クレタの牡牛……ポセイドンに頼まれ、ミノス王の持つ巨大な牡牛を生け捕った。 8.ディオメデスの人喰い馬……トラキア王ディオメデスの所有する人喰い馬をけし掛けられるも、逆にディオメデスを喰わせる事によって生け捕った。 9.アマゾネス女王の腰帯……女王ヒッポリュテの腰帯を求めて乗り込んだが、女王との間に強靭な子を残す事を条件として交渉成立。しかしヘラの策略によってヒッポリュテを殺害してしまい、ひどく後悔する事に。 10.ゲリュオンの牛……大洋オケアノスの果てにあるエリュテイア島へ乗り込み、番犬オルトロスを撲殺。怪物ゲリュオンをも射殺し、その牛を奪った。その旅の途中、アフリカやジブラルタル海峡を訪れている。 11.ヘスペリデスの黄金の林檎……プロメテウスの助言により、天を担ぐ巨人アトラスと交渉の結果、しばらく天を担ぐ代わりに林檎を獲得。しかしアトラスがそのまま逃げようとした為、手本を見せて欲しいと再び天を担がせ、その隙に立ち去った。 12.地獄の番犬ケルベロス……冥界に降り、ハデスから傷つけたり殺したりしない事を条件に、番犬ケルベロスを生け捕った。この途中、罠に掛かっていた勇者テセウスとペイリトオスを救出する。 この十二の難行を成し遂げた後も、ヘラクレスはアルゴー船に乗り込んだり、巨人族と戦ったり、数え切れないほどの冒険を成し遂げたが、策略によってヒュドラの毒を受け、死亡。ようやくヘラも彼を許し、神々として天に昇ったという。父親譲りの美少年好き。アルゴー船ではその為に途中で船を降りる。また過度の女好きでもあり、若い女を奪う為都市を滅ぼすといった事を行い、その浮気が元で、ほれ薬(と妻は信じていたが、実際はヒュドラの毒薬)を塗られ、命を落とした。 更に彼自身は参加していないものの、神話の時代の終焉であるトロイ戦争において、戦争を終わらせる幾つかの条件の中に「ヘラクレスの弓が無ければ戦いは終わらない」という予言が為されていた。事実ヘラクレスの親友であり、彼から弓を引き継いだピロクテススが参加するまでの十年以上も戦争は終わる気配が無く、彼が参加しトロイ側の名射手パリスを狙撃した事で、トロイ戦争の終焉が見えるのである。 『Fate/stay night』ではサーヴァント、バーサーカーとして登場。このゲームでは、(上記の“偉業”を見れば分かる様に)タダでさえ最強クラスの英霊である所に、バーサーカーのクラスの効果で激しく強化(凶化)されており、とにかく手に負えない強さで猛威を振るった。 古今の神話やフィクションを紐解いても、その大活躍ぶりで匹敵する英雄はそうそう出て来ない。強いて言うなら、“ソ連人民最大の敵”ハンス・ウルリッヒ・ルーデルや“下がる男”柊蓮司たちか。 また名探偵エルキュール・ポアロは「エルキュール(ヘラクレス)」の名を持ち、『ヘラクレスの冒険』で偉業になぞらえた12の事件に挑んでいる(彼の偉業以外の行動や人格、ギリシャ神話全体にある退廃と不道徳には呆れていたが) 《契約:シヴァ》 ヒンドゥー教の神。維持の神・ヴィシュヌ、創造の神・ブラフマーと並んで最も重要な神の1柱。暴風雨の化身ルドラと同一視される。日本的には大黒様。 偉い神様なのだが、妻であるパールパディの入浴を覗こうとした時に、邪魔をしようとした息子のガネーシャを殺してしまったりと、やってる事はアレである。 《契約:エリニュス》 受けたダメージを相手に跳ね返すのは、『Fate/hollow ataraxia』に登場したアヴェンジャーの能力からか。 《イリーガルメサイア》 『真・女神転生』シリーズでは銃と刀を一種類ずつ同時に装備する事が出来、それを駆使して多用な相手と戦っていく。 それこそが救世主の証というのは、メガテンの主人公が救世主候補だからだろう。 《シンセンス》 『真・女神転生』シリーズより邪教の舘、『デビルサマナー』シリーズの豪魔殿、『ペルソナ』シリーズのベルベットルームなど。ラストバイブルにはコンバックという呪文があり、それで合体する事も可能。 因みに『ソウルハッカーズ』では遂にCOMPで何時でも何処でも合体が可能になった。技術の発展って凄いなぁ。更に『真・女神転生-ストレンジ・ジャーニー-』では上記の邪教の館に類する施設が存在せず、悪魔合体は全てCOMP上で行うようになった。 《契約:ドゥル・カルナイン》 明らかに『Fate/zero』のライダーの宝具「王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)」から。ドゥル・カルナイン(双角王)とは、マケドニア王にしてエジプトのファラオにもなった覇王アレクサンドロス3世(イスカンダル)の異名の一つ。 《契約:クトゥルー》 言わずと知れたクトゥルー(クトゥルフ)神話の邪神の一柱。夢状態で効果が増加するのはしばしば邪神が夢から人々を蝕むことがあるからか(日本の作品だと元F.E.A.R社員の伏見健二氏の『ロード・トゥ・セレファイス』など)。 ワイルドハント 技などの全体的なイメージは『アバタール・チューナー』。《喰らいつき》《大往生》《フォッグブレス》《丸呑み》、全て同作に登場する技である。 《煉獄の修羅》 同作の有名なキャッチコピーでもある「お前たち煉獄の修羅が飢えから逃れ生き延びる術は他に無い」からであろう。 《※大地母神の腕》 同作の裏ボスにして「RPG史上最強最悪の敵」とも呼ばれる人修羅が使用する技「地母の晩餐」が元ネタ。理論上の最高HPを余裕で振り切るダメージを持つ全体攻撃であり、元ネタの方でも実際に「地殻さえも砕いて」いる。 それに先立ち、『Dr.スランプ』の則巻アラレがパンチで地球を叩き割っている。 スペリオル 参考文献にもある『絶対可憐チルドレン』も重要なイメージソースだが、『超人ロック』ネタも多い。 『天下繚乱RPG』に「異能者」・『トワイライトガンスモーク』に「サイキック」クラスが存在するためか、『ジェネシックサファイア』ではクロスミームブランチ化。これにより地球人・オリジン人にはブランチにまで発展するほどの超能力者はおらず、ヴァイスフレア様の力はワン オンリーだという事が判明した。 《エレクトリックスキャン》 『超人ロック』シリーズには、電子機器の操作に特化した「電子使い」と呼ばれる超能力者の家系が登場する。 『とある科学の超電磁砲』の御坂美琴も電気使いである自身の能力を利用してハッキングを行っている。 《ブラックグローブ》 「テレポートを応用して空間をねじり、エネルギーを吸収する黒い浮遊球体を生み出す」という説明はそのまま『超人ロック』の「エネルギー吸収ボール」。 《マトリクス変換》 『超人ロック』シリーズでは、主人公ロックが最初からマトリクス変換を使って別の人物として登場し、途中まで読者にも正体が分からないという展開がよくある。遺伝情報のことをマトリクスと表現するのも『超人ロック』の特徴。また、ロックは「この能力を応用して常に若返り続けている」超能力者の代表。 《ロプノールの鏡》 『超人ロック』シリーズの超能力「ラフノールの鏡」。説明もほぼそのまま。 《ライトスピア》 名称は『超人ロック』の「サイコスピア」からか。 《※エネルギー吸収波》 『バビル2世』でバビル2世が編み出した切り札から。これを使えるようになったことが同じ血を引くヨミに対する決定的なアドバンテージとなった。だが『ジェネシックサファイア』では(クロスミームブランチ範囲からの除外によって)ヴァイスフレアの使えない技であることが判明した 《※超能力破壊》 超能力に対するアンチサイキック能力が出てくる作品はよくあるが、超能力を無効化するだけでなく使用者にダメージを与えるという効果は『超人ロック』のジェシカ・オーリンが持つ「ESP分解消去」か。 《クローンスペリオル》 元ネタは『超人ロック』シリーズのクローンエスパーか。大原まり子の小説「リヴィング・インサイド・ユア・ラウ゛」とその前日譚『未来視たち』では最強のエスパーが自らのクローン「子供」を従え巨大組織を築いている(作品世界ではクローニングが一般化していて、一応法律で一人当たりのクローン存在数は制限されているが…)。 《人工超能力者》 神経加速剤がほぼ必須になるのは『AKIRA』の実験体からか。 ガンダンサー 『Role&Roll』誌101号にて掲載され、『アズライトブルー』で再録されたブランチ。 《二丁拳銃》がほぼ前提な点、及び『Role&Roll』誌101号P29における「古来より伝わる武術の理論を応用」「機械的な演算による科学的な最適攻撃位置の考察や防御法の確立」「初期はアーミーでの戦闘技術向上のために研鑽」といった記述から考えるに、映画『リベリオン』にて主人公が用いた戦闘術「ガン=カタ」がモデルと思われる。詳しくはこちらを参照されたし。その斬新さとスタイリッシュさから多数のオマージュを生んだ事でも知られており、具体例は多すぎてとても書き切れないが、2002年以降の作品で《二丁拳銃》を持ち出してきたら十中八九これだと思って良い。無駄に飛んだり跳ねたりしだしたり、至近距離で撃ち合いを始めたりしたらほぼ確実。 「種別:魔法」の特技があるのは、『シャドウラン』で魔力を《二丁拳銃》使いに特化させた香港映画オタクなオーク女子サンプルキャラ「ガンスリンガー・アデプト」が実装されたせいか(イラストはガタイのいいチャイナガール)。リプレイ『天使シリーズ』に出てきたサンプルキャラ使用のキャラは成長時に《※Handgun sign》を習得してたりした。 リアリティハッキング技術も応用されている点は、『マトリックス』シリーズのネオ成分か。 《Invincible attack》《End of Calamity》 2つ合わせて、どちらもセガ発売のRPG「End of Eternity」だろう。銃撃多重奏を謳うこのゲームでは「走りながら無敵状態となって敵に攻撃を加える」インビンシブル・アクションと呼ばれる行動が基本であり、「移動しながら攻撃・リアクションの達成値を上げる」《Invincible attack》の元ネタ(というより名前の参照元か)であると考えられる。というか再録されたアズライトブルーの参考資料に載っている。 《Nowhere》 テレビアニメ『MADLAX』の劇中挿入歌「nowhere」からと思われる。別名ヤンマーニ。 リアリティハッカー持ちだと効果が増えるのは『ウィザーズ・ブレイン』の幻影No.17の持つ量子力学的制御魔法「シュレディンガーの猫は箱の中」からか。 《※Handgun sign》 『リベリオン』においてクラリックが攻撃後に行うポーズ。二丁拳銃の銃口をそれぞれ上下に向けて組み合わせるアレ。監督によると、これも残心を意識して作られている。
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俺「ストライクウィッチーズ.....なのかもしれない」 95-142 前へ 目次へ戻る 次へ Episode7 『法王と恋愛』 その日の夜 ---俺の部屋--- 俺(今日はかなり気張ったな・・・でもスカアハのおかげでまだ魔力に余裕がある・・・) スカアハが与えた魔力は絶大なものだった。 疲労もいつもより軽い。 俺「それでだ・・・」 そう言って机に目をやるとまたカードが置かれていた。今回は2枚だ。 俺(誰がおいてってるんだこれ?アニマか?) そう言ってカードに目を向ける。 片方のカードには王冠をかぶり、手に杖を持った女性の姿が、 もう片方には同じく冠をかぶり王座にすわっている男性が描かれていた。 女性のカードには【EMPRESS】そして男性のカードには【EMPEROR】と書かれている。 俺(やっぱ、エイラさんに見せてもらったカードと似ている・・・) 次の瞬間、カードが光を発する。 俺「うわっ・・・なんだ・・・」 2枚あったはずのカードはいつの間にか一つになっていた。 そこには太陽が描かれており、下には【SUN】と書かれていた。 俺「・・・・・・」 そしていつものように頭の中に声が響く・・・ ―――我が名は――オーディン―― ――汝に我が力を与えん――我が雷(いかずち)の力を―― それと―― 俺(・・・?) ――コンゴトモヨロシク・・・――― 頭に響いていた声が消える。 俺「・・・・・・よろしくっス、オーディン・・・」 翌日の朝 今回の戦いでミーナが消耗してしまったため、デブリーフィングは後日に持ち越されることになっていた。 ---ブリーフィングルーム--- ミーナ「皆さん、昨晩はお疲れ様でした。」 ミーナ「ネウロイが3体も出現したというのに良く頑張ってくれたと思います。」 ミーナ「それで、昨日の件について俺一等兵からみなさんへお話しがあるそうです。俺一等兵。」 俺「はいっス。」 俺「えっと、とりあえず皆さん、昨晩はお疲れ様でしたっス。」 俺「それで、今回戦っていて気づいたことがあります。」 ゲルト「気づいたこと?」 俺「はいっス。まず攻撃が当たらないネウロイの出現するルーティンが分かりました。」 俺「ズバリ、『満月』の夜っス。」 エーリカ「満月の夜?」 俺「はい、前回俺とサーニャさんとリーネさんで戦った時も満月でしたし、魔法使いみたいな奴も、満月の日に現われたっス。」 サーニャ「そういえば・・・」 俺「ということは次の奴も満月の夜に出ると見て間違いないと思うっス。」 ミーナ「なるほどね・・・敵の出現周期がつかめたことは、これから私たちにとって大きなアドバンテージになるわね。」 俺「はい。それと、もう一つ。」 俺「あいつらは特定の人の攻撃でしかコアを破壊できないことっス。」 坂本「どういうことだ?」 俺「あいつらの装甲は俺と宮藤さんを除いて当てられる人が限られるみたいっス。」 俺「しかも俺も宮藤さんも装甲がはがせても、コアまでは破壊できなかったっス。」 シャーリー「でも、昨日は宮藤が破壊したよな?あのコア。」 俺「はい。でも、攻撃できたのはあくまで『坂本少佐』の刀で攻撃したからっス。」 俺「その前の宮藤さんの攻撃ではコアは破壊できていなかったわけですし。」 芳佳「確かに・・・」 俺「それ以前の戦いでも、リーネさんが攻撃して当てられたけど、今回は当たんなかったはずっス。」 坂本「そうなのか、リーネ?」 リーネ「はい・・・前回は当てられましたけど今回はダメでした・・・」 俺「ミーナ隊長も今回は当てられてましたよね?」 ミーナ「ええ、そうね。」 俺「おそらく、これからあいつらが来たとき攻撃を当てられる人がまた変わるはずっス。」 俺「正確な目星はつかないっスけど、俺と宮藤さん以外で攻撃が当たった人がその時コアを破壊できる人、と見て間違いないはずです。」 俺「どうして俺と宮藤さんだけがあいつらの装甲をはがせるのかはよくわからないっス。」 俺「ただ、これから満月の日は全員で出撃しなきゃ勝てないと思うっス。」 ミーナ「そうね・・・大体はわかりました。俺さんありがとう。」 俺「ちょっとわかりにくかったっスね、申し訳ない・・・」 エイラ「なあ、ちょっといいカ?」 ミーナ「どうしました、エイラさん?」 エイラ「ワタシもちょっと気づいたことがあるんだ。」 そう言ってエイラはポケットからタロットを取り出す。 エイラ「みんな、ちょっとこれ見てクレ。」 ルッキーニ「なになにー?」 ペリーヌ「タロットがどうかしまして?」 エイラ「ホラ、この絵見てくれ。」 そう言ってエイラは魔術師のカードを見せる。 リーネ「それが、なにか・・・?」 エイラ「あと、これとこれとこれもダ。」 それから3枚のカードを並べる。 女教皇、女帝、皇帝のカードだ。 エイラ「これ、あいつらの形と似てないカ?」 芳佳「あ、ほんとだ!」 ミーナ「確かに似てるわね・・・」 エイラ「しかもこれ、ちゃんと順番になってるんダ。」 タロットの数字はたしかにⅠ~Ⅳと順番になっていた。 エイラ「ってことはサ、次に出てくるのは・・・」 エイラが一枚のカードを取り出す。 振られた番号は『法王』のカードだ。 エイラ「たぶん、こいつなんじゃないカ?」 坂本「ほう・・・たしかにこの札の順番で出てくるなら次はそいつのような奴が来るということか・・・」 エイラ「ああ、たぶんナ。」 エーリカ「でもさ、そのカードって全部で何枚あんの?」 エイラ「全部で22枚ダ。」 エーリカ「ってことは今回でこの4枚目まで倒したから・・・」 ゲルト「残りは18体といったところか・・・」 エイラ「愚者に似た形をしたやつは出てきてないみたいだから、正確には17ダナ。」 ペリーヌ「あと17回も戦うんですの・・・?気の遠くなる話ですわね・・・」 芳佳「・・・で、でもすごいです、エイラさん!良く気づきましたね!」 エイラ「ま・・・まあな!タロットは普段から見てるし、このくらいはわかって当然ダ。」 ミーナ「ええ、多いけれど、敵の数まで分かったし、かなり大きな収穫ね!」 敵の行動パターンが次第に明らかになってきた。 ミーナ「では、これからはこの特殊なネウロイを『アルカナネウロイ』と名づけ、各ネウロイにはカードに応じた名前を付けることとします。」 ミーナ「というわけで次に出現するネウロイは・・・」 エイラ「『法王』だから・・・『ハイエロファント』って感じかナ。」 ミーナ「ええ、そうね。それと、今回のように2体一緒に出る可能性もありますから気を引き締めていきましょう!」 次第に敵のことがだんだんと分かってきた。 残り17体・・・それが俺とウィッチたちに課せられた試練の残りだ。 翌日 ---ブリーフィングルーム--- ミーナ「それじゃあ、エイラさん、よろしくお願いします。」 エイラ「ああ。」 エイラ「それじゃあ説明を始めるゾ。」 アルカナネウロイが現われ、少しでも敵のことを知るためにと、エイラがタロットのアルカナについて講義することになった。 エイラ「まず、タロットにはそれぞれ『アルカナ』ってのがあるんダ。」 エイラ「『アルカナ』ってのはラテン語の『アルカナム』って言葉の複数形で、秘密とか、神秘を意味しているんダ。」 エイラ「これはよくどっかの思想の『カバラ』ってのと関連させるらしいんだけど、ワタシは良く知らないから説明はとばすナ。」 エイラ「で、タロットには大アルカナと小アルカナってのがあって、占いに使うこのカードは大アルカナっていう代表的な22番までのアルカナが使われてる。」 エイラ「それで、この大アルカナはそれぞれに意味が与えられていて、順番に辿ると人の成長過程の縮図になるんダ。」 エイラ「まずはこれを見てくれ。」 そう言ってエイラが一枚のカードを取り出す。 エイラ「これは『愚者』のカード。番号は見ての通り0番目ダ。」 エイラ「アルカナの物語はこのカードから始まる。じゃあ、順番に見ていくゾ。」ペラッ エイラ「まず、『愚者』は始まりを意味して、無限の可能性を示唆する。つまり人生の始まりダ。」 エイラ「次の『魔術師』は創造、そして積極性を表す。それと同時に未熟さを表すカードでもあるんダ。」 エイラ「その次はこの『女教皇』。これは精神の成長とそれに欠かせない知識を与える存在ダ。」 エイラ「次の『女帝』で出会うのは母性とその生命力。ワタシは母なる慈愛って教えてもらったナ。」 エイラ「『皇帝』は女帝と対を成すカード。父性を表し、統率力や決断力を示す。」 エイラ「ここまでがワタシたちが倒したネウロイのアルカナダナ。」 エイラ「それで次に来るのが『法王』。寛容と精神の充実、宗教や精神世界との出会いを示唆するものダ。」 エイラ「『恋愛』は自分だけのものを選択すること。ここで人に自我が目覚めるんダ。」 エイラ「『戦車』。これは勝利を意味する。でも、ここで得る勝利は若くて、目に見える勝利だ。真の勝利まではまだ遠いナ。」 エイラ「次は『剛毅』。自分の意思と情熱、理性を持った力ダ。」 エイラ「『隠者』は探求者。自分自身の内面やさらにその奥深くへと入ってゆく。」 エイラ「『運命』。人が干渉できないもの。その中で得る自分の将来の決断を意味する。」 エイラ「その次は『正義』のアルカナ。名前の通り、公明正大さを表すものダ。自分の中で、善悪や理性が出てきたんダナ。」 エイラ「そして『刑死者』で一度身動きが取れなくなる。そして・・・」 エイラ「『死神』。13番目のカードダ。精神の死を意味する・・・それと共に転機やターニングポイントを示すカードでも有るゾ。」 エイラ「古いものは終わって、新しいものが生まれるんダ。」 エイラ「ここからは転機後の歩みダ。」 エイラ「『節制』は価値の対立の中で生まれる調和。異なる価値観に触れることで人は成長していくんダ。」 エイラ「そのなかで人は『悪魔』で表されるように甘い言葉や誘惑を受けて迷いそうになる。」 エイラ「そして次の『塔』で一度価値観が崩壊する。これで何もなくなった・・・ってわけでもないんダ。」 エイラ「その中で見つけるのが希望という名の小さな光。『星』のカードダ。」 エイラ「『月』が表すように不安ながらも1歩ずつ、ゆっくりと人は歩みを進めて・・・」 エイラ「その先に暖かい未来を得るんダ。これが次のカードの『太陽』。本当の意味での達成ダ。」 エイラ「その旅の終わりに待ち構えるのがこの『審判』のカード。歩んだ道を振り返り、裁かれるときダ。」 エイラ「そしてたどりついた『世界』。やがて人がたどりつくその人自信の場所となるんダ。」 エイラ「これがタロットの説く、人間の成長なんダ・・・って・・・」 エーリカ「Zzz・・・」 ルッキーニ「Zzz・・・」 サーニャ「Zzz・・・」 シャーリー「???」 芳佳「えーっと・・・」 リーネ「ちょっと難しいね・・・」 ペリーヌ「えっと・・・恋愛が・・・で・・・皇帝が・・・??」 坂本「ふむ・・・」 ゲルト「つ・・・つまり・・・どういうことだってばよ・・・」 ミーナ「私にもちょっと分からないわね・・・」 俺「・・・・・・」 エイラ「オマエラ、ちゃんと聞ケー!!」 講義はあまり意味を成さなかったようだ。 ---基地内バルコニー--- 俺「おまたせっス!」 シャーリー「お!」 ルッキーニ「きたー!」 俺は先日に約束したブルーベリーを使ったパイを振舞うことになった。 俺「結構いい感じに焼けたとおもうっスよ!」 そう言い、パイを12等分に切り分ける。 俺「全員に行き渡ったっスね。どうぞ冷めないうちに召し上がってくださいっス!」 芳佳「いただきまーす!」サクサクモグモグ ペリーヌ「これはなかなか・・・いけますわね・・・」 エーリカ「外がサックサクでなかがトロ~っとしてておいし~!」モグモグ サーニャ「おいしい・・・」 ゲルト「クリスにも食べさせてやりたいな・・・」サクサク 俺「あ、そのクリスって誰なんスか?今まで気になってたんスけど・・・」 ゲルト「そういえばお前には言ってなかったな・・・クリス・・・クリスティアーネは私の妹の名前だ。」 俺「大尉、妹さんがいらっしゃったんですね・・・」 ゲルト「ああ。クリスは前のカールスラントでのネウロイの襲撃で私が撃墜したネウロイの破片を浴びてしまってな・・・」 ゲルト「それで精神も病んでしまったようでな、しばらく昏睡状態だったんだ・・・」 俺「そうだったんですか・・・」 ゲルト「い、いや、そう暗い顔をするな。クリスも今は昏睡からさめて快方に向かってるんだ。」 俺「そうなんスか!?よかった・・・」 ゲルト「そうだな・・・私はクリスの人生の時間を・・・幸せでいられたはずの時間を奪ってしまった・・・」 ゲルト「だから私はこのカールスラントの平和な空を、もう一度クリスに見せてやりたいんだ。」 ゲルト「だから私は飛ぶんだ。これまでも、そしてこれからも・・・」 俺「はいっス。だったら俺もそのお手伝いをさせてもらうだけっス。」 ゲルト「ありがとう、頼りにしているぞ。」 サーニャ「・・・・・・」ボーッ… エイラ「どうしタ?サーニャ、ずっと大尉のほう見て。」 サーニャ「え?ううんなんでもないよ、エイラ。」 エイラ「そうカ?しかしうまいなコレ。」モグモグ サーニャ「そうね・・・」 サーニャ(なんだろう・・・この気持ち・・・) 数週間後・・・ ---俺の部屋--- 深夜0 00 またこの時間がやってくる。 もはや聞きなれた声がすぐそこで聞こえてくる。 アニマ「もしも~し?起きてる?」 俺「ああ・・・お前か・・・」 アニマ「今日も会いに来たよ。」 俺「会いにこられても正直良い気分ではないけどな。」 アニマ「相変わらずつめたいな~。友達になったのにさ。」 アニマ「でさ、この前あげたアレ。まだちゃんと持ってる?」 俺「あれか。そこにあるよ。」 この前もらった鍵は机の上に置かれたままだった。 アニマ「ダメだよ、ちゃんと肌身離さず持ってなきゃ。」 俺「あれはなんなんだよ。どこの鍵なんだ?」 アニマ「それは知らない。鍵を使う場所は君が決めるんだ。」 俺「またわけの分からないことを・・・」 アニマ「とにかく、それはお守りみたいなものだからさ。いつも持っててくれよ。」 俺「わかったよ・・・」 アニマ「約束だよ?じゃあね!」スー 俺「あ、おい!」 そのままアニマは消えてしまった。 俺「今回は何体か聞きそびれたな・・・」 3日後 ---ブリーフィングルーム--- 朝 ミーナ「皆さん、今日はアルカナネウロイが出現する日です。」 ミーナ「幸い、今日はほかのネウロイが来る気配はありません。」 ミーナ「ですので、皆さんはこのまま夜に備えて睡眠をとってください。」 全員「了解。」 数時間後・・・ ---基地内ラウンジ--- 俺「なかなか眠れないから来たものの・・・何するかな・・・」 サーニャ「俺・・・さん・・・?」 俺「あれ?サーニャさん。眠れないんスか?」 サーニャ「はい・・・なんだか・・・寝付けなくて・・・」 俺「俺もっスよ。そだ、なんか飲み物入れますね。そこ座って待っててくださいっス。」 俺「えっとたしかこの前扶桑から届いたはずなんだけど・・・」 何度かお菓子を作ってるうちに俺は基地の物資の搬入状況に詳しくなっていた。 俺「あ、あった。」 取り出したのは一本のビン。 俺「これを入れて水に溶かして・・・クルクルっと・・・」クルクル ビンの中身をコップに注ぎ、それを水で薄める。 さらに薄めたものをかき回し、中の原液を溶かし、なじませる。 俺「おまたせっス!」 サーニャ「なんですか?その白いもの・・・?」 俺「これは扶桑の飲み物で『カルピス』っていうっス!」 サーニャ「カル・・・ピス・・・?」 俺「はいっス。甘くてめちゃウマなんスよ~。よかったら飲んでみてくださいっス。」 サーニャ「は・・・はい・・・いただきます・・・」ゴクゴク 口の中で心地よい甘酸っぱさが広がる。 俺「どうっスか?」 サーニャ「おいしい・・・」パァァァ サーニャの顔が明るくなった。 俺「はっはっは!やっぱこのおいしさは万国共通っスね!」 サーニャ「俺さん・・・」 俺「はい?」 サーニャ「あの、もし良かったら俺さんのご両親のお話・・・聞きたいです・・・」 俺「俺の両親っスか?ええ、別に構わないっスけど・・・」 サーニャ「あの、お願いします・・・」 俺「わかったっス・・・つってもどこから話せばいいのか・・・」 俺「とりあえず俺の親父は扶桑人でおふくろはオラーシャ人っス。」 俺「親父はなんでも、剣の修行のために世界中を回ってたらしくて、そんで、オラーシャで空腹で行き倒れてるとこをおふくろが助けてそこからだんだん仲良くなっていったらしいっス。」 俺「親父は話したことがあるとおり扶桑で剣術道場をやってるっス。」 俺「で、おふくろは・・・なんだっけな。たしかなんかの研究者だったっス。」 サーニャ「研究者・・・?」 俺「はいっス。でもよく覚えてないんスよね・・・」 俺「で、しばらくの間は家族3人でオラーシャに住んでたっス。んで6歳くらいにおふくろの研究の都合でブリタニアに越したんス。」 俺「越してからは親父は町で出稼ぎしながら働いて、おふくろは家にいることがおおかったっスけど、たまに研究室に顔だしてたっス。」 俺「そんで9歳か10歳のときだったかな・・・俺がわがまま言っておふくろの研究施設に連れてってもらったんス。」 俺「それで・・・」 サーニャ「・・・?」 俺「・・・おふくろは俺が研究室を見に行った日に死んだっス・・・・・」 サーニャ「!!」 俺「なんでも研究所で爆発がおこって・・・幸い俺だけが助かったみたいっス・・・」 俺「つっても俺、精神的ショックだかなんだかでそのときの記憶だけが無いんスよね・・・」 俺「だからその日になにがあったかよく覚えてないんス・・・」 サーニャ「・・・ごめんなさい・・・・」 俺「そんな、何でサーニャさんが謝るんスか・・・俺こそ、こんな辛気臭い話になっちゃって申し訳ないっス・・・」 サーニャ「俺さん・・・」 俺「・・・そだ!せっかくだからサーニャさんのご両親の話もききたいっス!ダメ・・・っスか?」 サーニャ「いえ・・・ぜひお話しさせてください。」 その後しばらく2人はラウンジで両親や自身の事について語り合った。 俺「へぇ・・・ウィーンで音楽を・・・」 サーニャ「はい、お父さまに勧めてもらって・・・それで・・・」 俺「そうなんスか・・・あの、サーニャさんのピアノ・・・ぜひ聴きたいっス。」 サーニャ「いまはみんな起きちゃうから・・・弾くなら今日の戦いが終わってから・・・」 俺「そうっスね・・・楽しみにしてるっス!」 サーニャ「・・・はい。」ニコ 夜 ---バルト海上空--- 不気味なほど大きな満月がバルト海の海面を怪しく照らす。 ミーナ「不気味ね・・・嵐の前の静けさ・・・といったところかしら。」 ゲルト「ああ・・・気味が悪いな・・・」 深夜0 00 時刻が0 00をまわる その瞬間、月光をバックにネウロイが出現する。 俺&サーニャ「・・・きた!」 ネウロイの姿はエイラのタロットのように、法王の姿をしていた。 俺「月の方向にネウロイ『ハイエロファント』を確認!」 ミーナ「了解!全機、フォーメーション・オスカー!」 全員「了解!」 ミーナ「まずは各ロッテで順番に攻撃、命中させた人はそのまま攻撃に参加して!」 ペリーヌ「行きますわよリーネさん!」 リーネ「はい!!」 ペリーヌ「やあああああ!!」ガガガガガガガ リーネ「いきます!」ダンッ! しかし、弾丸はかすりもしないしない。 それどころかハイエロファントは一歩も動こうとしないのだ。 ペリーヌ「クッ・・・バカにしてますの!?」 ミーナ「次!」 エイラ「サーニャ!」 サーニャ「うん!」 エイラ「いけえ!」ガガガガガガ サーニャ「今度こそ・・・おねがい!」バシュ! だがエイラとサーニャの弾も当たらない。 エイラ「クソッ!」 サーニャ「また・・・」 ゲルト「ハルトマン!」 エーリカ「おっけー!」 ゲルト「うおおおおおおおおぉぉぉ!!」バララララララララララ エーリカ「いっくよー!」バラララララララ グオオオオオオオオ! ハイエロファントが奇声を発する。弾丸が命中したのだ。 エーリカ「今度はわたしか!」 ミーナ「俺さん!宮藤さん!フラウを援護して!」 俺&芳佳「了解!」 ハイエロファントが動き始める。しかし、スピードはそれほど速くないようだ。 俺「遅い!」ガガガガガガガガガ 放った弾丸には紫色の電撃が纏われている。 俺「なんだ!?これがオーディンの力か!?」 オーディンは放った弾丸に紫電を纏わせる能力のようだ。 当然弾丸はハイエロファントに命中。 しかし装甲は硬く大きくは削れない。 だが電撃により内部の神経のようなものがやられたようで、大きくよろめく。 芳佳「烈風斬!!」ザンッ! よろめいたところを烈風斬によりハイエロファントを両断する。 だがコアは傷つけられない。この役目は・・・ 芳佳「ハルトマンさん!今です!!」 エーリカ「まかせろ!シュトゥルム!!」 エーリカのシュトゥルムによりハイエロファントのコアはあっさりと砕かれた。 そして破片が海面へと散る。 芳佳「やった!」 ゲルト「さすがだ、ハルトマン!!」 エーリカ「えっへへー、でもなーんか手ごたえ無いんだよね~・・・」 サーニャ「!?」 サーニャと俺の魔導針の色がまた変わる。 ミーナ「どうしましたか!?」 サーニャ「シリウスの方角にネウロイの反応を確認・・・数は1体・・・近いです・・・!」 シャーリー「まだいんのかよ!?」 ルッキーニ「うえ~・・・」 ゲルト「だが、そんなものは見当たらないが・・・」 俺「雲の上っス!」 エイラ「みんな!なんか来るゾ!気をつけろ!!」 エイラは近未来予知によってネウロイが来るのを察知していた。 ミーナ「全機、ブレイク!」 それぞれが散会し攻撃に備える。そのとき雲の上からネウロイがゆっくりと降りてきた。 ルッキーニ「あわわわわわわわわわ」 シャーリー「でっけー!」 それはいつものネウロイの何倍もの大きさであった。 その体はハートのような形をしていた。 俺「あれは・・・」 エイラ「『ラヴァーズ』・・・ダナ・・・」 ラヴァーズ。恋愛のアルカナをもつネウロイが現われたのだ。 ミーナ「先ほどと同じやり方で被弾するか確認します!全機、攻撃開始!!」 リーネ「あたって!」ダンッ ペリーヌ「こんどこそ・・・トネェェル!!」バリバリ!! リーネの弾丸は通り抜ける。しかし ペリーヌ「やりましたわ!!」 ペリーヌの電撃がヒットした。 ミーナ「俺さん、宮藤さんでペリーヌさんの活路を開いて!!」 俺「頼むぞ、オーディン!!」ガガガガガガガガガガ 移動しつつ様々な場所から発砲。 紫電の弾丸が四方八方からラヴァーズの装甲を順調に削る。 芳佳「力を貸して!」シュンシュン!! 宮藤のビームがさらに装甲を剥ぐ。が・・・ エイラ「!!気をつけロ!ミヤフジ!!」 しかし宮藤は攻撃に集中しているためか、その声が届いていないようだ。 そのとき・・・ クオオオオオオオ!! とラヴァーズが奇声を出すと共にビームではない怪音波のようなものが飛んでくる。 芳佳「え?」 宮藤はそれを直に浴びてしまう。 リーネ「芳佳ちゃん!!」 ペリーヌ「宮藤さん!!」 芳佳「ぐ・・・うう・・・うあああぁぁぁ!」 宮藤が苦しみだす。 芳佳「だ・・・め・・・」 宮藤が両手を味方のほうへ向ける。 ミーナ「宮藤さん!?」 ゲルト「宮藤!?」 芳佳「にげ・・・て・・・」シュンシュン!! 突然宮藤が味方に向けてビームを放つ。 エイラ「クッ・・・」 サーニャ「芳佳ちゃん・・・どうして・・・」 間一髪攻撃はシールドによって防がれた。 俺「・・・!あれは!?」 よく見ると宮藤の頭の上には黒いハートの結晶のようなものが浮いていた。結晶にも、ネウロイ特有の紋様が刻まれていた。 俺「もしかして・・・オルフェウス!」 意思に応え、ストライカーが唸りをあげる。 俺は刀を引き抜き、全速力で宮藤へと向かう。 俺「宮藤さん・・・すぐもとにもどすっス!」 エーリカ「何する気!?」 ルッキーニ「俺!ダメ!!」 俺「はっ!!」シュバ! 俺の一閃は宮藤の上の結晶を見事に両断する。 結晶が砕け、宮藤が正気に戻る。 芳佳「俺・・・さん・・・すみません・・・」ハァハァ・・・ 俺「いえ、無事で何よりっス。」 エイラ「2人とも!またくるぞ!」 エイラの声を聞き俺と芳佳はその場を離脱する。 次の瞬間には2人がいた場所に怪音波が放たれていた。 俺「サンキューっス!エイラさん!!」 エイラ「ったく・・・気をつけろよナ!」 俺「よし、あの怪音波に気をつけて・・・もう一度いくっスよ!宮藤さん、クロステルマン中尉!」 芳佳「はい!」 ペリーヌ「ペリーヌでよろしくってよ!」 3人で再びラヴァーズへと迫る。 俺「本気・・・行くぞ・・・」 そう呟くと同時に切先に集まる蒼炎と魔力。 俺「はあぁぁぁぁぁぁ!!」 俺が接近しつつさらに切先に魔力を集中する。 俺「秘剣!雲耀!!もどき・・・」ボソッ そう叫ぶと同時に一気に刀を叩きつける。 ドガアァァァ!! グオオオオオオオオ! ラヴァーズの奇声。雲耀もどきによって装甲が大きく巻き上げられた。 芳佳「はあああああああぁぁぁ!!」ガガガガガガガガガ さらに宮藤の追撃。ついにコアが露出した。 俺「ペリーヌさん!!」 ペリーヌ「ありったけ・・・いきますわよ!!」 ペリーヌ「トネエエエエェェェル!!!」バリバリバリ!! 今までで最も強力な電撃が放たれる。 その電撃はラヴァーズのコアをまるで矢の如く貫く。 パリーン・・・ そしてコアは雷光に貫かれ、砕け散った。 この日の試練がようやく終わりを告げた・・・ 続き→ペルソナ8 -ページ先頭へ
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アハ体験 リアル阪 アハ体験(熱帯魚編)と同じだと思いきや…普通のアハ体験です。 ジャンル ネタ•ジョーク系 総合評価 レベル1 コメント所 名前 コメント タグ アハ体験 リアル阪??? 日本列島
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セイタカアワダチ草の生えている土地は買ってはいけない、と言われてきました。 セイタカアワダチ草の役目について、書かれているページでは、この草が土中の有害物質を中和したりする働きがあるのではないか?と書かれているが、実際に調べたわけではないので本当のことはわからないみたいです。 セイタカアワダチ草の役目 ただ、最近いろいろな場所に行って土地をみたりしますが、1種類の草だけが繁殖している土地はまずいのかもしれません。土の上には本来いろいろな種類の種が落ちているはずです。何もなければたくさんの種類の草が生えるはずです。そして虫やすずめなどの鳥がくるかこないか、しばらく眺める必要があるのです。 それが1種類しかないというのは・・・人為的にその草花しか生やさない努力をしていないにの1種類しか咲かないのは、土壌を疑ってみる必要があるのでしょう。 土の下に、有害物質や化学薬品やいろいろな環境要因を疑う必要もあるのかもしれません。そこに家を建てて住むのなら、住んでからいろいろな病気や精神的なトラブルがおきる前に、まず土地から疑う必要があるのかもしれません。