約 3,737,998 件
https://w.atwiki.jp/jojost/pages/258.html
血なまぐさいサバイバルゲーム大会へと変貌したという、土曜の不思議探索。 その翌日、ハルヒが『振り替え不思議探索』と銘打って街に出た時は、また『スタンド使い』に襲われやしないかと冷や汗ものだったが。 どうやらさすがに連日、という事態には陥らずにすみ、俺としては一安心。だが、まだ油断は出来ない。 何はともあれ。週が明けた月曜日、『フーゴ』が、養護教諭として北高にやってきた。 ハルヒは、『イタリア人』という肩書きに、少し興味を示していた。が、さすがに相手が教師とあって、何か行動を起そうとはしなかった。 ちなみに、この学校には既に一人、養護教諭が居たと思うのだが、彼がどうなったのかは誰にも分からない。 時は六月中旬。『動き』があったのは、『フーゴ』が学校にやってきた翌日。火曜日のことだった。 キョンの憂鬱な冒険 -アフターロック- 第5話『ロマンティック・ドラマティック』 「おい、お前」 火曜日の放課後。こまごまとした日直の業務を片付けた俺が、部室棟を目指していると。 突如、背後から、威圧感たっぷりな声を掛けられる。 振り返ると、そこには『会長』が立っていた。 ああ、言わずもがな、『涼宮ハルヒを脅かす輩をスタンドで撃退する団』のメンバーでありながら 一向にそれに協力的な言動が見受けられない『北高生徒会長』のことである。 「ほざいてろ。大体、お前の面倒な『スタンド』に『スタンド能力』なんざを引き出されなきゃ、こんな面倒ごとにゃ巻き込まれてなかったんだよ。 大体ろくに面を会わせたことも無いってのに、なんでったってお前は俺を『スタンド使い』なんかにしてくれたってんだ」 そんな事はわからん。大方、岸辺が言っていた『波長』とやらが合ったんじゃないか? あんまり俺と共通するところが、この男にあるとも思えないが。 で、何の用だよ。 「今日、もしも『スタンド使い』が現れても、俺には声掛けるんじゃねえぞ。『やること』があるんでな」 「やること?」 『スタンド使い』の撃退以上に優先するべきことがあるってのか。そりゃ、察するに『機関』がらみの別件か何かか。 わざわざそれを俺に伝えるとは、意外と真面目なところがあるんだな。 「喜緑とちょっとな。分かるだろ、大体」 前言撤回。 「俺はな、家でだらけている時に『森』に呼び出されても、怒りはしない。言われたとおりにはしないだけだ。 だが、『やることをやっている時』に『ソレを邪魔される』のだけは『大嫌い』なんだ。 だから念のためお前に注意しにきた。いいか、これは『会長命令』だ。『今日は俺に声を掛けるな、生徒会室に入ってくるな』」 そう言って立ち去ろうとしたそいつの頭を、『ゴッド・ロック』の右手でつかむ。 「おいテメェ、こんなところで『スタンド』なんか使ってんじゃねえぞ、面白い遊びを覚えたガキじゃあるまいし!」 面白い遊びを覚えたガキはどっちだ。物事の優先順位ってモンが分からんのか、この男は。 「構いやしねえだろ。あの文芸部室には『古泉』も『朝比奈』も居る、ついでに保健室にはあのイタリア人も居るんだろ?」 ああ、確かに、そいつらで束になったら、どんな『スタンド使い』も楽勝かもな。 でもな、動ける人数ってのは限られているんだよ。特に団活中は、ハルヒと長門だけを残して三人が出払うってのも不自然だろうが。 「俺はな。俺の『行動』や『機転』を他人に『期待』されるのも嫌いなんだよ」 ああ、ぶん殴りてェー。 本気で一発、『スタンド』で制裁をくれてやろうか。『スタンド使い』であるこいつなら死にはしないだろ。 などと、考えていた、その時だった。 ……背筋に走る、『感覚』。 「……どうした、クソでも漏れたか」 「なあ、お前は、『やってる途中に邪魔される』のが『嫌い』なんだよな?」 「ああ、そうだ。物覚えがいいじゃないか」 「なら、『やる予定をキャンセルさせられる』のは『オーケー』だな?」 「……あ?」 ……いきなり真後ろで『発動』されると、なかなか迫力があるな。 俺の頬を、冷や汗が伝っていく。 「『今、俺の後ろに、誰がいる』?」 そいつが―――『スタンド使い』だ。 「……ちょっと、そこ『どいて』欲しいなァー」 「……3年A組、『榎本美夕紀』君。どこへ行くつもりかね?」 「えー、『部室棟』ですよぉ。私、『軽音楽部』ですよ? 当たり前じゃないですか、変な会長」 振り返ると。そこには、軽音楽部の『榎本先輩』が立っていた。 あの文化祭での一件以来、ハルヒと親しくなった、『ENOZ』のボーカリスト。 その、榎本先輩が。ショッキングピンクの『エレキギター』を抱えて、俺達の前に立っていた。 「そうか、これから部活動だったかね。ならば早く行くといい。君たちの活動場所は『第二音楽室』だったろう?」 「……ちょっと、練習に参加してもらいたい『人』がいるんですよぉ。その『娘』を連れに行くんです」 ……どうやら、決まりだ。 『この人は、ハルヒを狙っている』ッ!! 「それは認められないな。部活動は、部員だけで行いたまえ。『新人勧誘』なら、今は時期が違う。勝手な行動は許されん」 「ちょっと、ぐだぐだ言わないでくれません? 私、今すごくテンション高いんで、『邪魔』されたくないんですよ」 「……『会長』の言うことは聞いといた方がイイですよ、『先輩』」 そう言った『俺』を見て、露骨に顔を歪める『榎本先輩』。 「……何、君と会長って『友達』だったんだぁ? ……男友達同士って、見てて気持ち悪いんだよね……なんか『下劣』でさァ…… どうせ話すこととかだって、『女の子』と『やること』の話とかばっかしてんでしょ?」 そもそも俺とこいつは『友達』じゃあ無いが、こいつに関して言うなら先輩の見解で大体合ってます。 「下らん私情を持ち出すな。話を逸らそうとするのもやめろ。……言うことを聴かないと言うなら、『力づく』しかないな」 「うわ、そういうのも野蛮。やっぱマジ男って『最悪』ッ、―――見るのもイヤだなァ―――」 そういうと、先輩は、両手に持った『ギター』……おそらく、それが『スタンド』だ。それを『爪弾いた』。 「デカイ男が二人がかりで女の子をどうこうしようとか……あたしと『涼宮さん』が逢うのを邪魔しようとか…… 『ムカツク』んだよォ―――、そういうのォ―――!!」 最初は、静かにギターを奏でていた。しかし、彼女の『言葉』がヒートアップするにつれて、それは強烈な『音の波』へと変わった。 『アンプ』も無いのに、ギターの音色は歪み、熾烈なメロディを『かき鳴らされる』。 まずい、『スタンド攻撃』が始まっている! 「『ネオ・メロ・ドラマティッ―――ク』!!」 「うおォォ!! お、音がっ……『身体の中に入ってくる』ッ!!?」 何だこりゃぁ。『痛み』じゃない。しかし、『ザ・ブルーハーツ』のような『低血圧』だのとも違う。 しかし、『俺の身体に何かが起きている』ことだけは確かだ! 『ギター』の奏でる『メロディ』が、巨大な坂道を駆け上るように、『高揚』していくッ!! 「うおおおおぉぉぉ!!?」 俺の隣で、『会長』が叫ぶ。その叫び声に……何か、違和感を感じる。 なんだ、これは? 本当に『会長』の声か? その瞬間。『メロディ』が終わり、あたりを埋め尽くしていた『異様な空気』も収まった。 俺達の目の前では、たった今演奏を終えたばかりの榎本先輩が、なにかをやり遂げたような顔で、一筋の汗を流している。 それはもう、こんな場面で言うのもなんだが、すばらしい『演奏』だった。『心を塗り替える』かのような、『スゴ味』があった。 「……はぁ、これでよし。あたしの嫌いな『男』は『いなくなった』ぁ……」 満足げに閉じられていた目を開き、俺達を見た榎本先輩が、一言。そう呟く。 「何だ、何言って……」 ……俺の隣で、聞き覚えの無い声がする。 ……見ると。そこに、黒髪のロングヘアーに、かわいらしい楕円の眼鏡を装備した、えらい美人が立っている。 俺の隣。そこには、先ほどまであの不良生徒会長が居たはずなんだが。 どうなってんだ。これ。 「……うわっ!? テメ……なんて格好して……いや、つーか」 その少女がこちらを向き、俺の全身を見て、なにやら驚いている。 この汚らしい口調。うん、覚えがあるぞ。 「もしかしてお前、あの『バ会長』かッ!?」 「そういうテメェは、あの『涼宮の犬』なのかよッ!?」 「あーん、やっぱり『可愛い』ィ~~~ッ!! 男が使ったら『ムカツク』言葉づかいでも、『女の子』ならこんなに『可愛い』ッ!」 俺達のやり取りを見て、榎本先輩は身体を震わせ、なにやら『感銘』している様子。つーか誰がハルヒの犬だ。 「それにやっぱり『制服』ッ! あんなダサイ『ブレザー』なんて、この世にいらないでしょ!?」 そう申されましても。アレが無かったら、何着て学校来いってんですか。 「その『セーラー服』に決まってるでしょ!」 先輩の指差す先。俺の身体。 ……見下ろすと、なにやら見慣れたセーラー服を着ている、華奢な女子の肉体のようなものが、そこにあった。 「じゃ、そういうわけで、あたしは涼宮さんに逢いに行くから、君たち、新しい『生活』を楽しんでね~♪」 そう言って、スキップ混じりに俺達の間を通り抜けようとする『榎本先輩』。 ……とりあえず、言いたいことは一つ。 「「……何と言う―――『下らねェ―――能力ッ』!!」」 初めてバ会長と意見が合致したところで。 「『ゴッド・ロック』ッ!!」 悠々と立ち去ろうとする榎本先輩の頭を、『スタンド』でつかむ。あ、デジャヴュ。 そして、そのまま俺達の前に放り出す。 「きゃあッ!?」 「『くだらねー能力』の解除は後でやってもらうとして……先輩、すいませんが、あなたを『ハルヒ』のとこには『絶対行かせね―』んですッ!」 擬音を付けるなら、ドドドドドドドド。ってトコだな。 俺の隣で、眼鏡美少女と化した会長も偉くご立腹の様子で。 「榎本……テメーよくも俺の『命令』を『無視しようと』してくれたなッ! 『会長命令』を『無視』した奴がど――なるか教えてやろうかァ? ……『ブッ飛ばされる』んだよォ―――!!」 甲高い啖呵と共に。会長の身体(なのか? これ)から、白い人間型の『スタンド』が現れた。 「『ジェットコースタ――・ロマンスッ』!!」 現れた『スタンド』が、目の前に尻餅をついた榎本先輩に、拳を振り下ろす――ッ!! しかし、それを先輩は『受け止めた』。 「……心まで『女の子』になるには、も――ちょっと時間が掛かるからなぁ……しょーがない」 先輩が、『ジェットコースター・ロマンス』の拳を受け止めた『何か』を振り切り、立ち上がる! ……さっきの『ギター』じゃねえか! 「『ネオ・メロ・ドラマティック』! あたしが君たちを、『調教』してやるッ!」 こいつ、Sだ……ッ! 「ほざいてろ、この低脳女がッ! 『ジェットコースター・ロマンス』!」 もはや完全にチンピラと化した口調で、会長の『スタンド』が『榎本先輩』に襲い掛かる。 榎本先輩は、ギターの『ネック』の端から何かを取り出すと、それを『ジェットコースター・ロマンス』に向かって投げつけた。 咄嗟に回避しようと身をよじらせる『ジェットコースター・ロマンス』。しかし、僅かに遅い。 『ジェットコースター・ロマンス』の右腕が裂け、同時に、会長の右腕にも『傷』ができる。 「クソ、何だっ!?」 会長が、一度『スタンド』を引っ込めながら、白い腕に刻まれた切り傷を抑え、呻く。 軽音楽経験が少しだけある俺には分かる。あれは、『ピック』だ。 「『ピック』と『キッス』はね。投げるために有るんだよッ!」 そりゃ、初耳です! 「そらそらそらァ――ッ!」 すばやい動きで、先輩は次々を『ピック』を投げつけてくる。回避しきれる量じゃない。 「『ゴッド・ロック』! 『やれ』、受け止めろ!」 現れた俺のスタンドが、廊下の中心に仁王立ちとなり、俺と会長はできるだけ身を寄せ合って、その背後に身を隠した。 迫り来る『ピック』の山を、『ゴッド・ロック』が『受け止める』。 「『ヤレヤレヤレヤレヤレヤレ』ぇ!!」 百発百中。俺達の身体に届きそうなピックは、あらかた『ゴッド・ロック』によって弾き飛ばされ、霧散する。 ……そこで、気づく。 妙だ。『ゴッド・ロック』が、いつもより『すばやい』ような気がする。 「! 『ゴッド・ロック』が―――縮んでるッ!?」 その後姿を目にして、ようやく気づいた。 俺の知る『ゴッド・ロック』は、身長にすれば2mちかくはある、巨人のような体躯をしていたはずだ。 しかし。今俺の前に居る『スタンド』は、身長はせいぜい俺よりも頭一つ分大きい程度。(俺も縮んでいるんだが) それに、何と言うか、体つきが違う。なんだかこう…… 「じょ―――『女性的』になっているゥ――!!」 「あははっ、『効いてきた』ねッ! 『心』が『女の子』になってくれば、『スタンド』も『女性的』になる! 君たちの今の『スタンド』に、あたしを『ぶっ飛ばせる』ようなパワーが、果たしてあるかなっ?」 そう叫びながら、今度は『ギター』そのものを振り回し、先輩が俺達に襲い掛かってくる。 「『ゴッド・ロック』、受け止めろッ!」 腕を縦一文字に構えた『ゴッド・ロック』が、その腕で、横に薙ぎ払われたギターを『ガード』する。 しかし。 「うぐゥッ!?」 『ギター』が腕に触れた瞬間。これまでに感じたことの無いような『衝撃』が、俺の身体を襲った。 身体が浮き、吹き飛ばされる。俺はそのまま、廊下の壁際に置かれていた陶器の置物を巻き込みながら、壁に叩きつけられた。 やばい……先輩の言っていることはマジだ。『力がなくなっている』ッ! 「はぁぁ……いいよねぇ、この感じ……可愛い女の子が、あたしに屈服させられる……」 俺を壁に叩き付けた張本人は、なにやらうっとりとした目つきで、ギターのボディーを撫で回している。 こいつ、やべぇ。 「で? 『会長ちゃん』は掛かってこないのかな? 今ので『諦めた』? あたしには敵わないって分かっちゃったのッ!?」 「…………」 痛む身体を無理矢理に起し、『会長』を見る。 会長は、スタンドも出さずに直立したまま、イヤに落ち着いた様子で 「……ふう」 あろうことか、セーラー服のポケットから『煙草』などを取り出しはじめた。 「……な、何、本当に『諦めた』わけ?」 「……せっかく『見知らぬ女子高生』になってんだからよ……丁度いいや、今一服したって、『生徒会長』が見咎められることはねェよなァ―――」 一本を口に咥え、火をつける。すう。と深く煙を吸い込んだ後、それを空中に『吐き出す』…… 「榎本よぉ……今、そこの犬ッコロは無様に壁に叩きつけられたよなァ――。 じゃあ、『人間が壁にぶつかって、すり抜ける』確率ってどれぐらいか知ってるか?」 「……な、何ソレ?」 「『地球』が生まれたのと同じぐらいの『確率』らしいぜ。でもよォー、『不可能』じゃねェんだな」 そう呟き。『会長』は、壁に煙草を『押し付ける』。そして――― 火を消したその『煙草』を、壁に『放り投げた』。 「っ……う、ウソッ!? 何、何をしたの、今っ!? ……そ、それが君の『スタンド能力』なのっ!?」 ……その光景を目にした、榎本先輩が、『うろたえる』と『色めき立つ』の中間のような反応を見せる。 ……俺が見たのは。『煙草の吸殻』が、壁に『吸い込まれていく』光景だった。 「『諦めてる』? 違うな、ソレは。『俺のスタンドはとっくの昔に、お前に迫っている』んだよッ!」 会長が叫ぶ。その言葉を聴き、榎本先輩が、しまった。とばかりに周囲の『壁』を見回す。 しかし、そこには何も居ない。 会長が、やけに手馴れた様子で、長い黒髪をばさりと掻き上げる。 次の瞬間。『それ』が現れたのは―――先輩の、『頭の上』。もっと言えば、『天井』だった! 「『ジェットコースタ―――・ロマンス』――ッ!!」 「なっ!?」 『天井』を『すり抜けて』舞い降りた『ジェットコースター・ロマンス』が、素早く『榎本先輩』の手の中の『ギター』に蹴りを入れる。 そして、その足を『捻り』ながら、一息にそれを『蹴り上げた』! その瞬間。ブツリ。という、なんとなく聞き覚えのある『音』がする。 ああ、そうだ。これは―――ギターの弦が、『切れる』音!! 「きゃああっ!!」 『スタンド』にダメージを受けた『榎本先輩』は、それに連動して、悲鳴を上げる。 『スタンド』の一部が『破壊』されたのだから、かなりのダメージだろう。先輩はあっけなく膝を折り、その場にへたり込んだ。 それと、同時に。『会長』の身体に『変化』が起きる。 まず、みるみるうちに手足が伸びて行き、長く綺麗だった髪の毛が、撒き戻すようにして短くなってゆく。 そして、どういうメカニズムなのかはわからないが、セーラー服が変形し始め、俺にとっても覚えのあるブレザーへと変化してゆく。 最後に、楕円の眼鏡が角ばれば…… ―――『北高生徒会長』、復活―――ッッ!! (擬音を入れるなら、バァ―――ンッ だッ!) 「やっぱり『弦』か……それじゃあもう『演奏』できねえなあ、榎本よォ?」 「ひっ……ごっ、ごめんなさ……」 先輩、すっかり意気消沈。そんな先輩の首根っこを、『ジェットコースター・ロマンス』が掴み上げる。 「ごっ、ごめんなさいごめんなさい!! あたし、どうかしてたのォ―――! お願い会長、助けてェ、許してェ!!」 直感的に分かった。おそらく、『矢』の効果が切れたんだろう。 おそらく、彼女はもう、ハルヒに害をなすことはしないはずだ。 しかし―――会長はもう誰に止められそうにない。 擬音を付けるなら、ゴゴゴゴゴゴ。だな。 「榎本。テメェーはよォ、さっき俺の、音楽室へ戻れって『会長命令』を『無視』したよなァー!? 『会長命令』を『無視』した奴は、『どうなる』んだっけなァ?」 「ごめんなさい! もう、もうぜったいしません! 『涼宮さん』を浚って『部室に飾ろう』なんて考えませんからァ――ッ!!」 ……『矢』の効き方は、人によってまちまちのようだな。 「榎本。お前、汗かいてるじゃねェーか。汚ぇな。 見ろよ、丁度いいことに、窓の下は『プール』じゃねえか……今日は『水泳部』も使ってねェ――みたいだぜ。 おい、イイ事教えてやるよ。俺の『ジェットコースター・ロマンス』の『能力』はな」 「ひっ……のっ、能力はっ……何なのよォ~~~~ッ!!」 その絶叫を遮るように。 『ジェットコースター・ロマンス』が、『榎本先輩』を、『窓に向かって放り投げた』。 「『ジェットコースター・ロマンス』が『投げたり殴ったりした物』は……『すり抜ける』んだよ」 ……その言葉はおそらく、窓の外へ『すり抜けて』行った先輩の耳には、届いていないだろう。 「『ボラーレ・ヴィーア(ブッ飛びな)』!」 ……壁を隔てた向こうで、『プール』に何かが『落ちる』音が聞こえた気がした。 「おい、これで文句ねえだろ。俺は喜緑と遊んでくるぜ」 何事も無かったかのように、俺を振り返り、ニヤリと笑うバ会長。 いいや。まだ終わってないね。遣り残したことがある。 「? ……何だ?」 マジで分かっていない。と言う様子で、会長が頭上にハテナマークを浮かべる。 ……見て分かれ、ほれ。 「……悪い、気づかなかった。まあ、自分で治してもらってこいよ。じゃ、またなァ――」 この野郎。テメェだけ『戻り』やがって。 俺はすぐさま『これ』を元に戻してもらうため、うざったいポニーテールを揺らしながら、『プール』へと走った。 ―――― キョン - なんとか榎本先輩に治してもらって一安心。でもホルモンバランス崩れて2、3日イラついてた 榎本美夕紀 - 『スタンド』は健在なものの、普通の女の子に戻ったみたいです。でもハルヒと女の子はマジで好きみたいです。 会長 - この後、生徒会室で、喜緑君と仲良く狩りに出かけました。 本体名 - 榎本美夕紀 スタンド名 - ネオ・メロ・ドラマティック (弦が復活したら)再起可能 to be contiuend↓ ――――――――――――――――――――――――― スタンド名 - 「ネオ・メロ・ドラマティック」 本体 - 榎本美夕紀(17歳) 破壊力 - B スピード - B 射程距離 - B 持続力 - A 精密動作性 - B 成長性 - C 能力 - テレキャスタータイプのエレキギター型のスタンド。 奏でるフレーズを聴いた人間の性別を、異性へと変える。 体つきや服装などは、本体の自由にできる。 ホルモン分泌の関係で、精神的にも変化が発生するため スタンドのパラメーターにも変化が発生するパターンが多い。 変化させた性別は弦に記憶され、最大六人まで同時に変化させておける。 対応した弦が切れると、その人物の性別が戻る。 戦うときはそのまま殴るか、ピック(無限に出てくる)を飛ばして攻撃。 弦が切れた場合には、復活するまで数日掛かる。 また、本体のギターテクニックを著しく上昇させる付加効果がある。 ――――――――――――――――――――――――― スタンド名 - 「ジェットコースター・ロマンス」 本体 - 会長(18歳) 破壊力 - A スピード - A 射程距離 - C 持続力 - D 精密動作性 - C 成長性 - D 能力 - 全長2m、近距離パワー型。全身が白い人型で、全身にレールが走っている。 スタンド自身は自由にものをすり抜けることができる。 また、スタンドが投げた・殴った物は 一定の速度で壁やものに触れた場合、それをすり抜ける。 本体をスタンドが掴み上げ、壁に投げることで、壁抜け移動が可能。 ―――――――――――――――――――――――――
https://w.atwiki.jp/racerslink/pages/218.html
ジェット機 ジェット機一覧 ジェット機解説 ジェット機格付け ジェット機人気投票 コメント 一覧 ベスラ P-996 レーザー imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (s-besra.jpg) imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (s-p996lazer.jpg) ジェット機解説 情報・編集求む! ジェット機格付け 情報・編集求む! ジェット機人気投票 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 P-996 レーザー 7 (50%) 2 ハイドラ 4 (29%) 3 ベスラ 3 (21%) その他 投票総数 14 コメント ジェット機全般の話題や質問、情報などご自由にお使い下さい! 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/maturiis/pages/4.html
管理人のもう少し詳しい情報 最近このページに来なくなった管理人です 正直まだ中学1年とかいう感じなので頑張ります! ジェットコースターが無理な弱い人です (ユニバのバックなんとかってやつは何なんだ) 手持ちゲームは、 ないそうですだそうです(何 太鼓の達人を友達に誘われてはまっているところです 好きな曲 ・やわらか戦車 バレタココニハイレ (ぇ
https://w.atwiki.jp/zairin/pages/384.html
ネタ一覧・ザイリン酸関係ネタ 握りしめたその酸に 【1スレ目】 誤飲~にょたいか 【3スレ目】 アンチザイリン酸の恐怖] 【4スレ目】 もふもふ☆カーニバル 【4スレ目】 The Great Acid of Zairin 【6スレ目】 奇跡~りふじん 【7スレ目】 ザイリン酸(赤) はじめました 【8スレ目】 おっぱいフロンティア EXザイリン酸 【避難所・2スレ目】 未知なるザイリン酸・カオス 【避難所・3スレ目】 ジョシュア・ザ・ジェットコースター 【避難所・3スレ目】 ブラ☆コン~いんでぃくす☆編~ 【避難所・3スレ目】
https://w.atwiki.jp/thecockrockshockpop/pages/973.html
Covers Covers 2009年4月29日 ( m01 ) 1. You Can t Hurry Love / 2. Beats [ reggae version ] / 3. Batucada / 4. ジェットコースター・ロマンス / 5. Hello, My Friend / 6. 夢先案内人 / 7. サマーヌード / 8. 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ / 9. 夏の終りのハーモニー / 10. 童神 / 11. Souls [ acoustic live @ oden studio ] / 12. Batucada [ DJ Fumiya remix ] / 13. Batucada [ Rasmus Faber remix ]
https://w.atwiki.jp/kourei_test/pages/42.html
■分身さん スレPart2 765 虫歯氏より 【用意するもの】 紙 赤いペン 火を点ける道具(マッチ、ライター等) 【やり方】 こっくりさん的な紙を作る(赤いペンで書く)。 分身さんでは、それに加えてジェットコースターと食べ物・飲み物の絵も書いておく(お供えらしい)。 呼び出し方はこっくりさんと同じ。 【終わらせ方】 帰ってもらう前に、使った紙を何枚に千切るか訊く 訊いたら帰ってもらう 帰ったら、指定された枚数に紙を破って燃やす 【注意点】 実行中はペンの上の部分から親指を離してはいけない 使ったペンは、使いきるまで捨ててはいけない 【参考,ソース】 特になし
https://w.atwiki.jp/zensize/pages/801.html
【作品名】生徒会役員共 【ジャンル】漫画 【名前】津田タカトシ 【属性】桜才学園生徒会副会長 【大きさ】216.6cm 【長所】ツッコミ 【短所】何故か周りの女子が下ネタ好きしかいない 【備考】第7巻の「スズメートル」でのジェットコースターの身長制限との対比で 萩村スズがギリギリ130cmよりも高いことがわかる 津田は第2巻でそのスズの顔が腰辺りの位置になる身長なので第1巻での全身絵と合わせて計算するとこうなる。 なお、津田は作中でちょっとでも成長している様子はない。 参戦 vol.1
https://w.atwiki.jp/rct3jpinfo/pages/138.html
スピニング・ワイルドマウス スピニング・ワイルドマウス車両 パンプキン テーマ車両 スピニング・ワイルドマウス値段 解説説明 コースターエレメント 作成例 値段 1.650円 解説 ワイルドマウスコースターのスピンVer。 エレメントのスピン・コントロールスイッチで回すか、その状態で回らないかを調整できる。 ワイルドマウスコースターと同じでゲロ度などが高くなりやすく、作りにくい。 でもちょうどよくなった時の嬉しさ・・・ 現実では横浜みなとみらいにある「よこはまコスモワールド」という遊園地に似たようなアトラクションの「スピニングコースター」というものがある。 説明 タイトなコーナーや小さなドロップにより、ネズミの形の車両が 穏やかに回転して乗客の方向感覚を失わせる コースターエレメント スピン・コントロールスイッチ 回すか回さないかを調整できる。 後ろ向きにしてコースターを走らせることも可能 ← 小さな過度に傾いたカーブ → 小さな過度に傾いたカーブでブーメランカーブを作れる → 小さな過度に傾いたカーブ ← 小さな過度に傾いたカーブでブーメランカーブを作れる 作成例 スピニングライド ※ジェットコースターをわかりやすくするために地面を黒くしています 興奮度 6.36 強烈度 7.40 ゲロ度 4.22 他のライドのページもこのように作成していただけると嬉しいです。
https://w.atwiki.jp/ryuunabe/pages/116.html
郊外ファームタイプの遊園地 アイドレスWiKiの該当ページ 名称:・郊外ファームタイプの遊園地(施設) 要点:・家族連れ・遊具 周辺環境:・売店・モノレール 評価:- 特殊: *郊外ファームタイプの遊園地の施設カテゴリは藩国施設として扱う。 *毎ターン生物資源が+15万tされる。 *毎ターン資金が+5億される。 →次のアイドレス:・変身ヒーロー(職業4)・ドキドキデート(イベント)・地下秘密基地(施設)・ジェットコースター(施設) コメント ……鍋国観光地取っとけば良かったよその2。 鍋の藩王は変身ヒーロー好きなのである。 おまけ 派生元リスト 観光地
https://w.atwiki.jp/renst/pages/1997.html
クロスギャザー ザ・ジェットアクセル スターター内容一覧 2010年3月10日発売。ブースター版は下旬に発売。 スターターは全3種類。 それぞれカード41枚+プレイシート+ルール解説シート+テキスト用語集が同梱。 type A:ライディングデッキ ET+WB 仮面ライダーW・CC×1 SR(スターター専用) マシンハードタービュラー×2 R(スターター専用) 総長ガイナモ×1(スターター専用) リボルギャリー×2 NR 仮面ライダーZX(XG4)×3 仮面ライダー龍騎(XG4)×3 スカイライダー(XG4)×3 仮面ライダーイクサBM(XG4)×3 (再録) JPカード×2 R ソルインジケーター×1 R 仮面ライダーW・HM×3 R メガヘラクレス×2 NR 仮面ライダーW・HT×2 NR マシンハードボイルダー×2 レッドル(XG3)×2 ジースタッグ(XG3)×3 ビートルーダー×2 スタッガータンク×2 レッドジャイロ×2 type B:ウイングデッキ OT+DA ゴーオンゴールド(XG4)×1 SR(スターター専用) 仮面ライダーW・FJ(XG4)×2 R(スターター専用) エージェント・アブレラ(XG4)×1(スターター専用) ナスカ・ドーパント×2 NR タブー・ドーパント×3 ヘレンレディ×3 テレビ仮面×3 ロケットブースター×3 (再録) 魔女バンドーラ×2 R グリフォーザー×1 R ユイ・イブキ×3 R タイガーロイド×1 NR 冥獣人ニンジャキリカゲ×1 NR ジェットガルーダ×2 NR バードガルーダ×2 異次元からの翼×2 バビロス×3 ゴーオンブルー×3 キンタロス(2nd)×3 type C:ゾードアップデッキ ET+MA シンケンゴールド(XG4)×1 SR(スターター専用) シュリケンジャー(XG4)×2 R(スターター専用) ゴリー・イェン×1(スターター専用) ダイカイオーニシ×2 NR ピタットヒトデ×3 オートバジンBM(XG4)×3 ディケイド ファイズ(XG4)×3 バイオライダー(XG4)×3 (再録) ビクトリーロボ×2 R マジマザー×3 R ゴーゴージェット×1 R 気伝獣ウォンタイガー×1 NR シンケンブルー×3 NR スーパーフォーメーション×1 レッドラダー×2 グリーンホバー×2 ビクトリーウォーカー×2 トータスハンマー×3 海老折神×3