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カマニエル ツンデレラと絡んでいることが多い。 魔法店を経営しているため、オレオンナよりも魔法っぽい。不死身らしい。 13発目 ※14発目を参照 14発目 川に捨てられていたツンデレラを拾う 派生型 復活カマニエル(13 14発目)48人のプリキュアにより体を分割されて持ち去られたが、ツンデレラにより頭以外は猫の体を取り戻す。そして48人のプリキュアをデスノートにより処分する。 再生ゴッドカマニエル(14発目)再生ゴッドカマニエルが経営する居酒屋は、殺るか殺られるか、一瞬の油断が命取りの殺伐とした空間を提供する。 設定集 必殺技集
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130 :海のツンデレ×黄泉のツンデレ ◆j9z72.F/vQ :2010/07/10(土) 03 51 47 ID JcckDJ4l 「ふふふ‥優君にあんな幽霊が取り憑いていたとわね‥でも優君は私の物‥何百年も前からね…今度こそ……あはははは…あははははははははははははは‥………」 私は優君を愛してる…海野真夜として、いや‥その前から…ず~っと、ず~っと前から…邪魔する者は全て消し去ってあげるわ‥うふふふふ 待っててね‥優君…いや‥あなた… ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 海の家裏~~ 幽霊‥いや梓の話によると海野と言う助教授がユウを襲ったらしい。 ユウは例によって底抜けのお人好しで馬鹿なので、海野に何も悪意を持って無いみたいだが… 「梓‥あなた、常に実体化出来る訳じゃ無いんでしょ‥わたしもユウを守る為大学に行きたいけど…人魚に戸籍なんてないし…」 「ふん、あたしが居れば、あんたなんか必要ない‥‥と、言いたい所だけど、あの女普通の人間じゃ無いのよね…」 「え!?何者」 「さあね…解剖してみないと分かんない‥まあ、その件に関してはあたしに心当たりが有るから…」 「へ~あなたが、わたしに力をかすなんて……」 「勘違いしないで、優也の為よ、それに、あんたも気に入らないけど‥あの女がそれ以上に気に入らないだけなのよ!!」 「へい、へい、あなたも素直じゃ無いわね」 「うっさい!!」 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ~~大学構内 最近自分の体力の無さをとみに感じる。 先日も海野先生の部屋でだらしなく倒れて先生に迷惑を掛けるし… 「聞いたか…デンマークから超美人の留学生が来ているらしいぞ」 「へ~北欧美人か?後で見に行こう」 ……廊下をすれ違い様話声が聞こえる‥この話題、今日何回目か?確かに北欧からの留学生は珍しいけど… ‥大きな溜息を一つ吐く、別に超美人とやらに何かある訳じゃ無いけれど、メルと梓に振り回されている僕としては余り関係の無い話だ。 そう言えば……最近メルや梓が何かコソコソやってたような…しょっちゅう出掛けるし、時々裏で二人して何やら話しているようだし…まさか果たし合い!? また大事にならなきゃ良いが… 「よぉ、優ちゃん」 後方からの突然の呼びかけに思考を遮られる、この声は松永か… 「やあ……」 振り返るとそこには何時もの松永。 「優ちゃん…この間海野の部屋で倒れたってな、大丈夫やったか」 本当に耳が早い奴だ…まあ、退魔師とか言いながら‥ハッキングや公文書偽造等CIA並みの事もやってのける男だから…… 「いや別に…ただ単に疲れてただけだから…」 131 :海のツンデレ×黄泉のツンデレ ◆j9z72.F/vQ :2010/07/10(土) 03 54 24 ID JcckDJ4l 「ほんまか~」 ニヤニヤ笑う松永、この話題を早く変えなければ。 「所で、デンマークから留学生が来ているらしいが‥松永の事だから‥もう知ってるよな」 「え…そうなんか…へぇ」 おかしい、反応が素っ気ない…松永は‥この手の話題は好きな筈だが……おや、前の方で人集りが出来ている。 「何だろう」 「行ってみるか」 二人で 人集りに近づいてみると…“日本語お上手ですね”“日本の印象は?”とか話声が聞こえてくる…どうやら人集りの中心にいるのは留学生のようだ‥その時… 「ユウ…」 聞き慣れた声に呼び掛けられる。 「もう…コッチだってば、ユウ」 首を左右に振り辺りを見回す…何故か人集りの視線が、こちらを向く。 「ユウ!!」 僕に飛びついてくるブロンドのロングヘアーの女性…その正体は… 「メ、メル!!」 な、なんと留学生の正体はメルだったのだ。 「ちょ、ちょっと、メ、メル…」 人目が有ったので僕は慌ててメルの手を引き、その場を駆け出した。 「ハァ、ハァ…」 「ユウ!?どこに連れて行くの…」 とにかく…人目の無い所に…僕はメルの手を引いて、全速力で屋上に上がった。 メルは“もう~”とか“何よ”とか喚いていたが… 「フ~ハァ…ハア…久々に全力で走った…」 「何なのよ、ユウ」 「何なの!?…それは僕の台詞だよ‥一体どう言う事なんだ」 「フ、フン、べ、別にユウに会いたいとか淋しいとかじゃ無いんだから‥か、勘違いしないでよね!‥そう…そうよ…社会勉……社会勉強よ」 「いや、だから…留学生って!?」 「そ、それは…マツのおかげよ」 マツ?誰だ!? 「すまんな…優ちゃん…俺のことや」 出入り口のドアから現れたのは松永… 「え!?知り合いなの?」 「幽re…梓の紹介よ…」 え…梓ァ~何で… 「すまんな…優ちゃん…梓ちゃんの紹介で、どうしてもって頼まれてな」 確かに梓は生前松永と会った事があるが…いがみ合ってた二人が何で? 「優ちゃん…最近体調良くないやろ…それで二人共心配して‥俺の所に来たとゆう訳や」 「それで‥学籍偽造を‥って事はメルの正体も……」 「まあ……」 苦笑いをする松永…まあ僕のせいでもあるわけだが… 「とにかく優ちゃんを心配しての事なんや、二人を怒らんといてんか」 「もう~マツ、余計な事は言わなくて良いわよ…とにかくユウ、しっかりしてよね!…その前に…」 132 :海のツンデレ×黄泉のツンデレ ◆j9z72.F/vQ :2010/07/10(土) 03 58 01 ID JcckDJ4l メルの右手の人差し指と中指が緑色に光り僕の股間に二本の指が深々と突き刺さる。 ドスツ‥「メ、メル、何を…」 「‥これで良しと…おまじないよ…講義があるからこれで失礼するわ」 メルは急ぎ足で校舎に戻って行った。 「可愛いやないか…」 僕の肩をポンと叩く松永…余計な…いや‥自分が情けないからか‥ガックリと肩を落として俯くしかない僕だった。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 133 :海のツンデレ×黄泉のツンデレ ◆j9z72.F/vQ :2010/07/10(土) 04 02 35 ID JcckDJ4l メルside~~ もう~何なのよ、いきなりユウと会っちゃうし…わたしの目的はユウを守る事もあるけど‥先ずは敵の正体を突き止める事…そう、海野真夜と言う女の。 わたしは先ず、海野が講義をしている教室に向かう事にした…確か今の時間なら‥ 二○三教室の筈何だけど…あ~ん、こう広いと迷っちゃう‥海ならどんなに離れていても直ぐなのに…二本足は不便だわ!! そうこうする内に二○三教室に何とか到着…中は講義が始まったばかりなのか静かな状態だ、わたしは前から三列目に座り…そして教壇に立つ敵の顔を見据える。 「(あの女は……間違いない…)」 わたしは目の前の海野の顔を見て、確信を持って有る女の名前が浮かんだ。 そして、それは終業まで待つことを意味することになった。 暫くして…‥キン~コン~カン~コン~終業のベルが鳴る‥ 「今日の所は前期テストに出ますので良く復習しておくように‥それでは以上です」 海野が教壇から離れる‥人気のある授業なのか終わってからも人集りが暫く出来ていたが…周囲に人が居無くなった頃を見計らって海野に近付いた。 「先生…お話があります」 「えっと…あなたは留学生のメルさん!?でしたっけ」 「はい…」 「何の話でしょう…いいわ、私の部屋にいらっしゃい」 「分かりました」 わたしは海野の部屋に行くことになった。 海野助教授の部屋~~ 「で、お話とは何です‥メルさん」 こじんまりとした部屋に海野と二人きり‥どうやら…こちらの事はまだ気付いて無いみたい…しかし狭い所は苦手だわ、よし、先手必勝よ。 「何の事か聞きたいだけよ、海の魔女マヤさん…」 海野の…いや‥マヤの眉がピクリと動く。 「!!!‥……お前何者‥」 「ふふふ」 「ま、まさか…しかし…母親の面影がある…ティティスの娘…そうか…確かメルとか…」 「その通りよ」 「で、マーメイドが何のようだ!?」 「しらばっくれないで!‥ユウには手を出さないで!!」 「あはははは~何を言うかと思えば、バカバカしい‥」 いきなり笑い出すマヤ…あ~あ魔女は苦手だわ!! 「な、何よ」 「あのね…彼の事…正体に気づいてないの?」 「正体!?」 「優君の前世は……ハンスなのよ…ハンス・クリスチャン・アンデルセンよ」 「え!?パパ…」 ん…何?忙しいんだけど、アンデルセンが何故パパかって?う~ん話せば長くなるんだけどね…昔パパとマヤは恋仲だったらしいんだけど… 134 :海のツンデレ×黄泉のツンデレ ◆j9z72.F/vQ :2010/07/10(土) 04 04 56 ID JcckDJ4l パパが乗った船がある嵐の日に遭難して、その時に助けたのがうちのママ…そして一目惚れしたパパはママに求婚して…生まれたのがわたし。 それを見て怒り狂った海の魔女マヤが陰謀を巡らして、海の女王に有る事無い事話して、掟を破ったとゆう罪でママは女王の怒りで泡にされちゃったの そしてママが泡になって悲観したパパはそれから生涯独身を貫いて、マヤは捨てられちゃった訳、で、自分の体験を元に書き上げたのが童話人魚姫。 「そう、彼はハンスよ…私の物なの…マーメイド一族は引っ込んでて頂戴!…」 「ふん、前世がパパって話でしょう…今はユウよ‥大体振られた腹いせにママを消したくせに」 「な・にィ…お前の母親が、あの泥棒猫が現れなければ、ハンスは私の物だったのに」 「こ、このクソ魔女がぁああ…」 「やると言うの…別に良いけど…あなたに勝ち目は無いわよ」 「ふ……陸地でも使える技はあるわよ」 「そうじゃなくて…あなた…竜宮神楽乙姫殿に優君の事…話して無いんでしょ…」 竜宮神楽乙姫とは海の女王の事…浦島太朗?そう‥正解…同一人物よ、海の支配者…の名前。 「はん、近い内話すわよ」 「ふふふ…あの事件以来、乙姫殿は人間に懐疑的だ…果たして許してくれるかな?お前も泡にされるのが、おちだと想うが…」 「ク、クッ…あ、あなたこそ、次に下手な事したら…タダではすまないわよ」 「そんな事は分かっている…あの件以来乙姫殿の私に対する目が厳しい事も…でも私は必ず優君を手に入れる…必ずな」 不適に笑うマヤ、わたしも決断しなければならない日が近いと言う事か… 「そうそう‥言い忘れていたが、今この場で‥やり合うと間違いなくこの建物は崩壊する‥それと私は未だ今の地位を失う訳にはいかないのでな…今日はお引き取り願おう」 「わたしも絶対に負けないから」 マヤを睨みつけた後踵を変えして部屋を後にするわたし…ユウ…わたしは…あなたを…
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アーティスト:岩崎宏美 レベル:5 登場回数:3(レギュラー版第5回、第9回、第20回) 挑戦結果 高橋真麻:成功(レギュラー版第5回)
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マイリスト 作品解説 制作者:土下寝P(ユーザーページ) GM P 如月千早(SM) PC(PL) キラリ・ファビウス(諸星きらり) ナイトメア(リルドラケン)/女性/17歳/戦士生まれ リン・オールター(渋谷凛) シャドウ/女性/15歳/密偵生まれ ランコ・ヘンリエッテ(神崎蘭子) エルフ/女性/14歳/魔術師生まれ カエデ・イェルネフェルト(高垣楓) 人間/女性/25歳/冒険者生まれ
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ふしぎのくにのしんでれら【登録タグ KAITO MEIKO Nen-Sho-K ふ 初音ミク 巡音ルカ 曲】 作詞:Nen-Sho-K 作曲:Nen-Sho-K 編曲:Nen-Sho-K 唄:初音ミク コーラス:巡音ルカ・MEIKO・KAITO 曲紹介 本当の自分でいられる時間というのは僅かなもので、それ以外のときは自然と違う顔の仮面をつけているようなものです。(PIAPROページコメントより) 歌詞 (PIAPROより転載) 真夜中に響く十と二つの鐘が 出発の合図 不思議の扉が開く... 陽が落ちて街を闇が包み 星たちと月が空に輝く 今日の日の疲れ 溜め息まじり 現実を忘れ安らぎのひと時 時は過ぎ やがて横たえる体は ゆっくりと眠りに誘われてゆく 私が私に戻れる不思議の 国をゆく 旅の続きを 時計の針が天を差し重なると 現実(せかい)は止まる 不思議の旅が始まる... 夜が明けて 旅の終わりを告げて 喧(やかま)しく響く目覚し時計(アラーム)の音 現実の中へ連れ戻されて 眩しい朝陽に魔法をかけられて 本当の私は 封じ込められる 別人の顔の仮面の下に そしてまた今日という日を終えるとき 呪縛から解き放たれる 時計の数字に“0(ゼロ)”が並ぶとき 魔法が解けて 私は私に戻る... 空色のドレス 海色の帽子 ガラスの靴を履いて扉の先へ 天の川渡る虹色の橋で 流星の雨を浴びて 時計の針が天を差し重なれば 夢が動き出す 不思議の旅路は続く... 時計の数字に“0(ゼロ)”が並ぶとき 仮面が割れて 私は私に戻る... コメント 追加おつ! -- 名無しさん (2012-10-03 06 17 11) 追加乙!!この曲好きだ -- KiT (2012-10-03 18 46 21) 名前 コメント
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第二章 備える者たち Happy_Happy_Greeting ylu 土御門舞夏の朝は早い。 主人より遅く起きるメイドなど論外だからだ。今日も“義兄のベッド”で目を覚ました舞夏は、家政学校で躾けられた習慣通りに身支度を開始する。 寝起きの顔に冷水を浴びせてハリを戻し、歯をみがく。鏡の前で表情作りの練習をするのも忘れない。シンプルなように見えて踏むべき手順の多いモノトーンの制服を数分かけて身につけ、最後に短い黒髪の上にヘッドドレスをちょこんと乗せればどこに出しても恥ずかしくないメイドさんの出来上がり。 「……でも兄貴いないしなー。見てくれる人がいないと張り合いがないー」 舞夏は愚痴るようにつぶやいて、仕方なしに一人分の朝食の支度を始めた。 この部屋――“男子寮”の一室――の本来の住人、土御門元春は昨日から帰ってきていない。義兄(あにき)がふらりといなくなるのはよくあることなので心配はしていないが、とまれその間、主不在の部屋を管理するのは義妹(まいか)の役目になる。 まあ、昨日に限って言えば、この部屋に泊まったことには別の理由もあったのだけど。 (静かなもんだったなー。電気が消えるまではぎゃあぎゃあかしましかったけどー) 寝不足のため何度もあくびをかみ殺しながらも、料理する手つきに狂いはない。考え事をする余裕さえある。 フライパンに卵を落としながら考えるのは、隣の部屋のこと。 昨日舞夏が目撃した金髪の少女は、結局上条当麻の部屋から出てこなかった。ここで夜遅くまで見張っていたのだから間違いない。 ということは、昨晩はうら若い三人の男女が一つ屋根の下で過ごしたことになるわけで。 ならば普通に考えて――――――――――まあそういう状況を期待してしまったことに罪はなかろう。 しかし、録音の用意までして待ち受けていたにも関わらず、“そういったこと”はどうやら何もなかったようなのである。 (……連れ込んでおいてそれかー。まったく、おかけでこっちはすっかり寝不足だというのにー) 気を抜いている間に目玉焼きの底が少し焦げた。 遠目に見ただけだが、あの金髪少女はかなりの美人と思えた。先住居候の銀髪シスターも、性格と食欲と行動論理を抜きにすれば美少女と評しても支障はない。そんな二人の女の子と同室で眠って「何もなし」というのは、男性としてどうなのかと思う。 「むむむ。もしかして上条当麻って“あっち側”の人間なのかなー。源蔵さんに報告すべきかー」 目玉焼きを盛り付けながら、まんざら冗談でもなくそんなことをつぶやく。ちなみに源蔵さんとは常盤台中学学生寮の料理長で、舞夏とは顔なじみだ。 いただきます、と言おうとしたときに、ふと卓上のデジタル時計が目に留まった。義兄の趣味か黒い亀の形をしたその時計は、時刻の他に日付も表示していた。 「おー」 今さら実感する。 一端覧祭まで、あと一週間だった。 古人曰く――祭りとはその準備段階こそが最も楽しい時間であると。 いやいやそんなはずはない本番が一番楽しいだろ、でも騒がしさなら確かに負けてねーな、というのが最近の上条当麻の考えだった。 今日も耳を澄ませばいろんな音が聞こえてくる。 あちらからは釘を打つ音と失敗の悲鳴が。「痛ってー指打ったー!」 こちらからは木を組む音と失敗の悲鳴が。「てめーそっち押さえてろって言っただろーがー!」 そちらからは道を歩く音と失敗の悲鳴が。「誰よこんなとこに立て看置いたのー!」 「…………ドジっ子多すぎ」 しかし待て。これにはやんごとなき事情があったりするのだ。 上条の通うこの高校は、もともと会場指定校ではなかった。当初この区域の会場校だった学校に耐震強度偽装問題が発覚し、理事会から急遽代行を命じられたのである。 あの『学舎の園』も招待校に含まれるこの区域(『学舎の園』自体は一般公開されないのが基本なので会場校にはならない)の代表という大役を代役しなければならなくなったというのは、全校生徒、並びに教員一同にとってまさしく寝耳に水の衝撃だった。 不安もあったが、ここでいい所を周囲に示せれば第七学区での、いや学園都市全体での地位向上も夢ではない。例えるなら明日のスターを決めるオーディションに飛び入り参加が決まったようなものだ。お祭り気質の強いこの学校のテンションはうなぎ登りに上がっていった。 ――だがしかし。これまで招待参加でのん気にやってきた学校に会場校としてのノウハウがあるわけもなく、あちらこちらそちらで不具合が生じてしまっているのが現状だった。 係分けすらままならず、大半の生徒が「雑用係」という適当な役目を与えられ、昨日買出しに行かされたかと思えば今日はこうして看板のペンキ塗りをしていたりする。しかも一人で。 ろくにスケジュール表も作らず、目に留まったことを上から順にやっている感があるため、放課後の校内はひたすら空回り気味だった。 上条はペタペタペターッと刷毛(はけ)を滑らせてゆく。中庭の壁に大きな木の板を立てかけて、気分だけは画家を気取り。その足元には昨日吹寄と買いに行ったペンキの缶がいくつも転がっていた。 教室内では出来ない作業をするために、中庭にはいくつかのグループがやってきていて、上条もそのうちの一人だった――まさしく。 孤独に刷毛を振るいながら、ため息がもれる。 「はあ……こんなことなら演劇班に入ればよかったかなー」 今の学校内で、唯一まともに役割分担がなされているグループ――それが演劇班だ。役者だけでなく音響、照明なども含まれる(大小道具は演劇以外にも入用なので例外)。 自分が何やってるのかわからないほどあちこち走らされるよりは、理路整然とした活動ができる方が身が入るってものだろう。 と、その時。 「ふむふむ。それなら都合がいいのですよ」 不意に上がった声に振り返ると、そこにはビッ、とチョップみたいな挨拶をしているクラスメイトの図書委員(女子)がいた。 「やっほー。調子はどう? かみやんくん」 左右の横髪だけが長く伸びた外跳ね気味のショートボブ。実用と言うよりはアクセサリーみたいな小さな眼鏡を鼻の頭に乗っけていて、ずり落ちやしないかと気になって仕方がない。右手はビラビラと綿毛みたいにテープ付箋が貼られた紙束を持っていた。 言祝(ことほぎ)栞(しおり)。 通り名はアウトドア系文学少女。また、現在“とある事情”でクラス内どころが高校内での最高権力を手にしている人物でもある。 上条はペンキを塗る作業を止め、刷毛を持った手で同じようにチョップを返し、 「まあまあだな。しかし、言祝“監督”じきじきの視察とは緊張するな。ま、見ての通りのものでしかないぞ」 反対の手で期待の新鋭上条画伯渾身の作品を指し示す。 言祝はその木の板をちらと見て一言。 「絵心ないね」 「………………そう言うアンタは容赦がないな」 「あはは。気にした? ごめんごめん冗談だって。でもま、そのくらいでなきゃあの演劇班(れんちゅう)の監督なんて務まらないけどねー」 演出の巧みさ、指導の正確さ、ついでに人使いの荒さにも定評のある我らが言祝監督はけらけらと上機嫌に笑った。 彼女が演劇監督に指名されたとき、誰もが「やっぱり……」と思ったほどなのだからただ者ではない。なにせその平坦な胸に朱色で三重丸を描き、白羽の矢を受けるというか射られる前に食らいつこうとしていたくらいなのだ。 元より言祝は校内でも有名な「図書委員」だった。彼女が当番の日に図書室に行くと、例外なく「オススメ」をされる。しかもその強烈さときたら受けた者が口を揃えて「あれはもはや『布教』だ」と証言するほどである。図書委員の権限を傘に着た趣味の押しつけ行為――と思いきや、実はちゃんと人を見て薦める本を選んでいるので、こっそり好評であったりもするのだが。 上条はパレット代わりに使っていたダンボールの切れ端に刷毛を置き、 「そういや、都合がいいとか言ってたけど。またどっか人手の足りない所でもできたのか?」 雑用係が東奔西走する理由の大半はそれだ。例えば砂場に穴が見つかったとして、それを埋めるために他から砂を集めるのだが、そのせいで今度は別の場所に穴ができる。その繰り返しだった。吹寄などの実行委員も頑張ってはいるようだが、砂場がまっ平らにならされるにはまだ大分かかりそうである。 しかし、言祝の反応は単なる人手不足にしてはちょっと深刻そうだった。 「……実はねー。演劇班から抜けるって人が何人かいて、このままだと練習も立ち行かなくなりそうなのですよ。それで、雑用係から移ってくれる人いないかなーってうろついてたら、ちょうどかみやんくんがぼやいてたから」 ね? と言祝は両手の平を合わせて「お願い」のポーズをとった。 つまりは演劇班への勧誘だ。それも監督が自ら足を運んでの。 うーむ、と上条は考え込む。 今から仕事を覚えるのは大変そうだが、あれやこれやと要領悪く使われるよりはマシかもしれない。中庭で代わりを探していたのなら、おそらく力仕事の類だろう。何よりこの学校の一番の見せ所である演劇「シンデレラ」が立ち行かなくなりそうだというのなら、断るわけにはいかない。 結局、お人よしな上条当麻は引き受けることに決めた。 「オッケー。で、どこに入ればいいんだ? つか、この時期に抜けるなんて迷惑な話だよな」 言祝は困ったように頬をかき、 「部活の出し物との掛け持ちがやっぱりしんどいってことで……もともと無理言って来てもらってたから、責めるわけにもいかないのですよ」 一端覧祭で出し物をするのは学校別でだけではない。吹奏楽部や美術部などの文系クラブにも発表のために相応のスペースと時間が与えられる。大抵は各学校の同じクラブとの合同という形になるが。例外的に、今年は文芸部と陸上部と弓道部が協同で企画をするらしい。 みんなそれぞれ頑張ってるんだなー、と帰宅部所属の上条はしみじみ思った。 言祝は一歩近づいてきて、 「というわけで。はいこれ」 手に持っていた紙束を差し出してきた。 コピー用紙をホチキスで留めた冊子で、表紙には「シンデレラ 役者用台本」と印字(プリント)されている。 上条は目を丸くする。じわじわと嫌な予感を背筋に覚えながら、 「へ? いや、これ言祝のじゃねーの? つか裏方なら役者用の台本じゃ駄目だろ」 すると言祝は、ありゃりゃ、とでも言うように表情を変えて、 「裏方なんて一言も言ってないんだけど」 「役者だとも一言も聞いとらんかったわ!」 「だって言ったら断られたと思うし」 「は!?」 「演劇部から来てくれてた役者さん達が、他校との合同公演に専念したいって言うからさ。だったらついでに前々から考えてたスペシャルキャストを採用してみようかと思い立った次第であります」 「てことはたまたま俺がぼやいてたからってのは嘘か!? 始めから騙してでも役者にするつもりでここに来たんだな!? てか演劇部の連中が抜けたのってこの腹黒文学少女(アーティスト)の野望に邪魔だったからじゃねーだろうなぁ!?」 身を震わせてわめく上条を眺めて、言祝は小首をかしげた。 「はて。なにが不満なのやら。かみやんくんには最高の役を用意しているのですよ?」 えー、と上条は全く信用していない。それに、この監督の下ではたとえ王子様役であったとしても惹かれはしないだろう。 言祝は受け取ってもらえなかった台本をペラペラと開き、 「ほらこれ」 と、ある文字を指差し示した。 ――それは確かに最高の役。 知らない者などいない伝説的キャラクター。 文句なしの、主役(プリマ)だった。 『シンデレラ』 たぶん、世界が十秒は止まったと思う。 「っっっっっっっっっっっっっっけんなぁ!? こんっなヤな汗かいたのは夏の海以来だ! ツンツンブラックヘアーでXY染色体持ち(じゅんせいだんし)のシンデレラ姫がどこの世界にいるっつーんだ!?」 「二次創作の世界ならいるんじゃないかなぁ」 「どこだよ!? 違う! そこ重要違う! 俺が言いたいのは、なんだって俺がシンデレラをやらなくちゃなんねーのかってことだ!!」 「あ、せーちゃんは王子様役だから」 吹寄制理→吹寄「制」理→「せい」→「せーちゃん」(※注 ここ試験に出ます) 「吹寄も巻き込んだのかよ! ならあいつにシンデレラやってもらえばいいじゃん! 少なくとも俺よかは似合うって! 全国の玉の輿(シンデレラドリーム)を夢見る少女たちのためにどうかー!」 「うーん。でもさ、タキシードも似合うと思わない? あとレイピアとか」 「……………………………………い、いかん。ここで納得したら負ける、負けるというのに……!」 はっきり言って、タキシードを着てどっちが様になっているかと問うならば、答えは明白だ。女性に対して失礼だとは思うが、似合うのだから仕方ない。 しゃがみこんでしまった上条の肩に手を置き、言祝栞監督はまるで(もなにも)最後通牒のように優しく、 告げた。 「――ガンバレッ! お姫様(プリンセス)!」 「イ…………イヤダァァァァァァッ!!」 上条当麻は一方通行(アクセラレータ)や追跡封じ(ルートディスターブ)と戦った時にも決して上げなかった――本心からの悲鳴を上げた。 無理だ。いくら神様の奇蹟さえ打ち消せる幻想殺し(イマジンブレイカー)でも、他人の頭の中にある空想(わるのり)だけは殺せない。 何を以てここまでこだわっているのかは不明だが、言祝は完璧に上条シンデレラを舞台に立たせることに決めているようだ。そしてぶっちゃけた話、今の言祝に逆らえる人物などこの学校にいない。権力以前に論破することが不可能なのだ。一度こうと決めた芸術家の意思は鉄より硬く星より重い。 なら諦めるのか。諦めて、豪奢なドレスを着て余所の学校からも大勢の観客が集まる舞台でシンデレラ姫の役をやるのか。 (……………………………………………………うわぁ) 想像力なんて嫌いだ。一瞬でも思い浮かべてしまったことを吐くほど後悔する。ビジュアルだけでも十分死ねるが、その後の未来予想はまさに世界の終わり(カタストロフ)。校内では後ろ指を指され、校外ではまだ乙女の心を残していそうな超電磁砲(レールガン)とか空間移動能力者(テレポーター)とかに絵にもできないような目に合わされる……。 駄目だ。三日ももたない。 (だったらどうする、だったらどうする上条当麻! 逃げるのは駄目だ、この場でなんとかしないと勝手に話を進められてやがては学校全体が敵になる。くそっ、文学少女のこだわりがこれほどまでに強敵だったとは! あえて言おう! 不幸だー!) のたうつ上条を一言で表現するのなら、「崖っぷち」以外にありえない。後は堕ちるのを待つばかり、と言祝は余裕の表情だ。この状況をひっくり返すのは、もはや上条一人の力では不可能だった。 誰か、誰か救いの神はいらっしゃらないのかー! とよりにもよって右手を伸ばした上条だが、 珍しいことに今回ばかりは、幸運の天使が舞い降りたようだった。 カツン、という足音。 首を上げて見ると、校庭に通じる道から誰かが中庭に入ってきたらしい。目を凝らせば、どうやら余所の学校の女生徒らしかった。 小さくレースが入った白いブラウスに、真っ赤なスカーフが映えている。膝丈のスカートも同じ赤だった。両手で持っている手提げ鞄はあまり可愛げのないデザインだから、学校指定のものかもしれない。 (…………………………え?) 上条の頭が疑問符で埋め尽くされる。 別に、他校の生徒が校内にいることが不思議だったのではない。会場の下見目的で訪れている学生を何度か見かけたこともある。だから“彼女”も、“上条を確認して近づいてくる彼女も最初はそうだと思っていたのだけど”――――! 「……問一。トーマ、地面に這いつくばっているのは修行か何かか?」 断じて違う、と答える声も出ない。 ゆるく波打つ金髪(ブロンド)。ヘアピンで上げられた前髪の下から白いおでこが覗いている。ここまで近づいてようやく気づいたが、手提げの中身はやはり大工道具。 その名もサーシャ・クロイツェフ。 上条さん家の赤シスター。 上条は精神的なダメージから起き上がることのできないまま、 「あのー、サーシャ? なぜにウチの学校へいらっしゃるので? 確か家でインデックスと『灰姫症候(シンデレラシンドローム)』探しの計画を立てていたはずでは?」 「回答一。そのインデックスから言伝を承ってきた。――今日の夕飯はオムライスがいいと」 それだけかーい! と叫ぶ勢いで立ち上がる。 と、そして気づいた。ある場所からある場所へ、ものすごい視線が送られていることに。 送信元、受信元共に上条ではない。しかしその二点を結ぶ線上に彼は立っていたのだ。熱量を伴っている気さえする視線を背筋に浴びながら、ゆっくりゆっくりとジャングルで猛獣に遭遇したときのように慎重に体をずらしていく。 そして、遮る物はなくなった。 「……………………………………、」 言祝栞からサーシャ・クロイツェフへ。 注がれる視線は熱く、それでいて静かで、ありえないほど運命的だった。 やがて震える唇がやっとの思いで言葉を紡ぐ。 「……………………採用」 「……問二。何のことだかさっぱり不明なのだが」 困ったように首をひねるサーシャに、しかし上条は返す言葉もなく、果たしてこれは本当に幸運だったのだろうかと真剣に悩み始めていた。 みんなに紹介するから、と言って歩き出した言祝の後ろを、上条とサーシャは頭が回ってない状態のままついていく。軽く校内を案内するつもりもあるようで、言祝は何かある毎に立ち止まってサーシャに話しかけていた。その間、他校の制服を着た金髪美少女であるサーシャは少々どころかかなり目立ったが、横に上条がいるとわかると一転、「まあ上条だしな」という空気ができ追求されることはなかった。同学年だけでなく上級生まで同じ反応を示したのは、きっと年代の壁を越えて一致団結していることの証しだろう。幸か不幸か教師の誰かと鉢合わせすることもなく、三人は無事にある教室の前にたどり着いた。 「――って、一年七組(おれたち)の教室じゃねーか」 「そ。やっぱり持つべきものは身近な友達よねー。みんな快く承知してくれたのですよ」 「……、」 つまり被害は身内に限定されていたということか。安心すべきなのかどうなのか、上条は判断に迷う。 「でもさー言祝。今さらだけど、本気でサーシャにシンデレラやらせるつもりなのか? ウチの生徒でもない人間が主役を張るのはまずいと思うんだけど」 「何とでもなるって」 「どこから来るんだその自信! いくら監督でも出来ることと出来ないことがあるでしょーが! そしてサーシャ! お前がなんにも言わないから勝手にどんどこ話が進んでんだぞ!? いいのかそんな流されるままの人生で!」 上条は一歩下がった場所でぼーっとしている赤シスターを怒鳴りつけた。 手提げをぶらぶらさせていたサーシャはほんの少し考えるそぶりを見せ、 「確認一。私はトーマたちの演劇に役者として勧誘されていると判断してよいか」 「そうだけども、それは中庭にいるときに言っておくべきだった台詞だぞ」 なら、とサーシャは言祝の方を向いて、 「私見一。興味はある。私にできることであるなら参加してみたい」 「な――」 「そーこなくちゃ! 簡単ではないかもしれないけど、あなたなら大丈夫! 私に任せてくれれば一週間で素敵なお姫様にしてあげるわ!」 何故、という言葉は興奮した言祝の叫びにかき消されてしまったのだけど―― (『灰姫症候(シンデレラシンドローム)』のことはどーなるんだ?) 上条は思う。 『灰姫症候』 人から人へさまよう魔術、『零時迷子(ヌーンインデペンデンス)』を元に組み立てられたらしい新種の術式。 本来なら数回の移動でイメージが保てなくなり崩壊するはずの『零時迷子』を、誰もが知っている“とある物語”を媒介にすることで半永続化させたものらしい。 誰が、何の目的で作った魔術かはわからない。しかし問題なのは、それが今も学園都市の誰かの中に存在するということだ。 しかも魔術師の手に渡ってしまえば、容易に伝染病のような効果に変更して再放流することができるという。 そのような事態を未然に防ぐために、そして原因を究明するためにロシア成教とイギリス清教の両方から勅命を受けてやってきたのが彼女、サーシャ=クロイツェフである…………はずなのだが。 (これじゃあ、本当にただの学生活動じゃねーか) だんだん不安になってくる苦労人上条である。 それに気づいたのか、赤シスターは熱く語り続ける言祝から離れ、背伸びをして上条の耳元に口を寄せた。 「(説明一。問題はない。これは全て『灰姫症候』捜索のために必要なこと)」 「(はい? そう言われましても無学な上条さんにはアナタが学校生活をエンジョイしようとしているとしか見えないのですが)」 「(補足一。演目が『シンデレラ』だから。演劇を通して『灰姫症候』を誘い出せる可能性がある)」 「(……どゆこと?)」 いつまでも背伸びをさせておくのは申し訳ないので中腰になる。 「(補足二。『灰姫症候』は“童話『シンデレラ』に関する知識”をイメージの基盤に置くことで、素人の中でも構成が崩れないようにしたもの。ならば“『シンデレラ』という物語のイメージを操れれば、『灰姫症候』に干渉することができるのではないか”というのがインデックスのアイデア。問題はその手段だったのだが……演劇というのは存外に最適だったかもしれない。トーマに会いに来て幸運だった)」 「(うわー生まれて初めてかもしれないそんなこと言われたの。でもさ、それだと劇を見に来た人にしか効果なくないか? 捜索範囲は学園都市全域なんだろ?)」 「(解答一。元より『灰姫症候』の捜索メンバーは私だけではない。ブラザー土御門もそうであるし、他にも数名が何らかの手段で学園都市に入っているはず。私の役割はインデックスと共に捜索することであるから、彼女の知識から導き出された計画を実行することに問題はないと思うのだが)」 上条は身を起こし腕を組む。 言っていることはわかる。わかるんだけど…………。 「おーいー? そろそろ入るよー?」 ドアの取っ手に手をかけた言祝が、首だけひねって呼んでくる。サーシャは上条より先に歩き出した。 「解答二。了解した」 「おもしろいしゃべりかただねーサーシャちゃん。かみやんくんと何ひそひそ話してたの?」 「解答三。大したことではない。今日の夕食の献立について」 「なんか深く考えるとすごい意味になりそうな……そう言えば『トーマ』なんて下の名前で呼んでるくらいだもんねぇ?」 「私見二。友人がそう呼んでいるのでそれに倣っているだけなのだが」 「ほほう。三角関係というわけなのですね」 微妙な塩梅(あんばい)でかみ合っていない会話を続ける天然赤シスターとお気楽腹黒監督に置いてきぼりにされそうな上条だったが、 そんなことはどうでもいいくらい、気になっていることが一つあった。 (…………自分で気づいてんのかね。さっきの説明、妙に押しが強かったぞ) 上条は小さく“笑う”。 詰まる所、シンデレラ劇が『灰姫症候』の捜索に好都合だったとしても、実際に参加してまでどうこうするほどのものでもないはずだ。練習という手間暇、共演者という重荷、そんなものをわざわざ抱え込むメリットなんてない。 ないはずだ――魔術師には。 上条は思う。 拷問道具標準装備で、表情が読みづらい彼女だけど、好きなものややりたいことだってきっとあるのだろう。 比較的年齢の近い集団に飛び込んだことがきっかけで、そういった欲求が顔をだしたとしても不思議はない。 しかもそれがシンデレラをやってみたいってことだなんて――なんとも可愛らしいわがままじゃないか。 (ま、ちょっとは仕事の選り好みしたって罰は当たんねぇだろ。不都合が出るなら、その分は土御門にでも回しゃいい。一端覧祭は学生が楽しむためのイベントですってな。せっかく制服を着てるんだから、サーシャも楽しめばいいんだ) うんうん、とまるで父親か教師みたいに妙に嬉しい気持ちで微笑する上条当麻。 ――――――――――――――――――――――――その微笑が凍りつくまで0.5秒。 「「………………………………………………………………(怒)」」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ。 言祝が開けたドアの向こう。スタンド使いも真っ青な闘気を無差別に撒き散らしている吹寄制理(おうじさま)と姫神秋沙(まほうつかい)がいらっしゃいました。 ◇ ◇
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イベント第52弾「アイドルサバイバル 秋の大運動会」 イベント第52弾「アイドルサバイバル 秋の大運動会」 概要 開催期間 報酬最終ランキング報酬(個人) 中間ランキング報酬(個人) プロダクション報酬 勝利ポイント報酬 ゲリラLIVE勝利報酬 クレーンゲーム報酬 ラストスパートサバイバルチャレンジ イベント限定お仕事開会式エリア リレーエリア 騎馬戦エリア 勧誘リスト開会式エリア リレーエリア 騎馬戦エリア アイドルサバイバルについて ゲリラLIVE時の発揮値について サバイバルパワーについて コメント 概要 [部分編集] 第12回アイドルサバイバルの開催です!秋の運動会を舞台にアイドル達が対決を挑んできます! 開催期間 中間ランキング集計期間 2013/10/18(金) 15 00 ~ 10/23(水) 21 59 中間ランキング結果発表 2013/10/23(水) 22 00 最終ランキング集計期間 2013/10/18(金) 15 00 ~ 10/29(火) 21 59 最終ランキング結果発表 ※結果発表は集計が完了次第行われる 報酬 [部分編集] 最終ランキング報酬(個人) 順位 アイドル・チケット スターエンブレム レアメダル 1-10位 [やりすぎお姉さん]片桐早苗2人コスト16以上Sレア確定チケット1枚Sレア10%イベントアイドル限定チケット1枚シンデレラドリームチケット10枚 30個 - 11-200位 [やりすぎお姉さん]片桐早苗2人Sレア確定チケット1枚Sレア10%イベントアイドル限定チケット1枚シンデレラドリームチケット3枚 25個 - 201-1000位 [やりすぎお姉さん]片桐早苗1人コスト16以上Sレア確定チケット1枚Sレア10%イベントアイドル限定チケット1枚シンデレラドリームチケット2枚 25個 - 1001-2000位 [やりすぎお姉さん]片桐早苗1人Sレア確定チケット1枚イベントアイドル限定チケット1枚シンデレラドリームチケット1枚 20個 - 2001-3999位 Sレア早苗10%ガチャチケット1枚Sレア確定チケット1枚イベントアイドル限定チケット1枚シンデレラドリームチケット1枚 20個 - 4000位 [やりすぎお姉さん]片桐早苗1人イベントアイドル限定チケットマスタートレーナー1人シンデレラドリームチケット1枚 20個 - 4001-6999位 Sレア早苗5%ガチャチケット1枚Sレア10%チケット2枚 20個 20枚 7000位 [やりすぎお姉さん]片桐早苗1人マスタートレーナー1人 20個 20枚 7001-9999位 Sレア10%チケット1枚Sレア5%チケット2枚 15個 15枚 10000位 [やりすぎお姉さん]片桐早苗1人ベテラントレーナー1人 15個 15枚 10001-14999位 Sレア5%チケット1枚Sレア3%ガチャチケット1枚ガチャチケット1枚 10個 10枚 15000位 [やりすぎお姉さん]片桐早苗1人トレーナー1人 10個 10枚 15001-19999位 Sレア3%チケット1枚ガチャチケット2枚 8個 8枚 20000位 [やりすぎお姉さん]片桐早苗1人 8個 8枚 20001-30000位 Sレア3%チケット1枚ガチャチケット1枚 5枚 5個 30001-50000位 ガチャチケット1枚ベテラントレーナー1人 3個 3枚 50001-100000位 ベテラントレーナー1人 2個 2枚 100001-150000位 トレーナー1人 1個 1枚 150001-200000位 トレーナー1人 - 1枚 [部分編集] 中間ランキング報酬(個人) 順位 アイドル・チケット スターエンブレムマイエナドリ・ハーフ 1-30位 [永遠のプリンセス]川島瑞樹1人コスト16以上Sレア確定チケット1枚 20個 31-300位 [永遠のプリンセス]川島瑞樹1人Sレア確定チケット1枚 15個 301-1000位 Sレア確定チケット1枚Sレア10%チケット1枚 15個 1001-3000位 Sレア10%チケット2枚 10個 3001-4999位 Sレア10%チケット1枚Sレア5%チケット1枚 10個 5000位 Sレア確定チケット1枚Sレア10%チケット1枚 7個 5001-9999位 Sレア10%チケット1枚ガチャチケット1枚 7個 10000位 Sレア確定チケット1枚Sレア5%チケット1枚 5個 10001-19999位 Sレア5%チケット1枚ガチャチケット1枚 5個 20000位 Sレア確定チケット1枚ガチャチケット1枚 4個 20001-30000位 ガチャチケット2枚 4個 30001-50000位 ガチャチケット1枚ベテラントレーナー1人 3個 50001-100000位 トレーナー1人 2個 100001-150000位 トレーナー1人 1個 150001-200000位 ルーキートレーナー1人マイエナドリ・ハーフ1個 - [部分編集] プロダクション報酬 順位 チケット・カード報酬 マイスタドリ・ハーフ スターエンブレム レアメダル 1位 [スペシャルテクニック]マスタートレーナー1人シンデレラドリームチケット3枚 20個 - - 2-10位 [スペシャルテクニック]マスタートレーナー1人シンデレラドリームチケット2枚 20個 - - 11-25位 [スペシャルテクニック]マスタートレーナー1人シンデレラドリームチケット1枚 10個 - - 26-50位 マスタートレーナー1人シンデレラドリームチケット1枚 10個 - - 51-100位 マスタートレーナー1人 5個 5個 - 101-300位 マスタートレーナー1人 3個 3個 - 301-500位 - 3個 1個 - 501-1000位 - 2個 - 3枚 1001-2000位 - 1個 - 3枚 2001-3000位 - 1個 - 2枚 3001-4000位 - 1個 - 1枚 4001-5000位 - - - 1枚 [部分編集] 勝利ポイント報酬 勝利ポイント 報酬 勝利ポイント 報酬 50 マイエナドリ・ハーフ×1 40000 [スポーティスタイル]八神マキノ 200 マイスタドリ・ハーフ×1 45000 クレーン券×250 500 ルーキートレーナー 50000 マイエナドリ・ハーフ×2 1000 クレーン券×100 55000 ベテラントレーナー 2000 マイエナドリ・ハーフ×1 60000 [ぷるるんスポーティ]赤西瑛梨華 3000 マイスタドリ・ハーフ×1 65000 クレーン券×250 4000 トレーナー 70000 レアメダル×1 5000 クレーン券×150 80000 Sレア3%ガチャチケット×1 6000 マイエナドリ・ハーフ×2 90000 スターエンブレム×1 7000 マイスタドリ・ハーフ×2 100000 [スポーティスタイル]大西由里子 8000 トレーナー 110000 クレーン券×300 9000 クレーン券×150 120000 レアメダル×2 10000 [スポーティスタイル]愛野渚 140000 スターエンブレム×2 12000 マイエナドリ・ハーフ×1 160000 クレーン券×300 14000 マイスタドリ・ハーフ×1 180000 ベテラントレーナー 16000 ベテラントレーナー 200000 Sレア5%ガチャチケット×1 18000 クレーン券×200 230000 クレーン券×400 20000 マイエナドリ・ハーフ×2 260000 レアメダル×2 22500 トレーナー 290000 マスタートレーナー 25000 マイスタドリ・ハーフ×2 320000 クレーン券×400 27500 クレーン券×200 350000 Sレア10%ガチャチケット×1 30000 ガチャチケット×1 380000 マイスタドリ・ハーフ×5 32500 マイエナドリ・ハーフ×2 410000 クレーン券×500 35000 ベテラントレーナー 440000 スターエンブレム×3 37500 マイスタドリ・ハーフ×2 470000 マイエナドリ・ハーフ×5 500000 シンデレラドリームチケット×1 [部分編集] ゲリラLIVE勝利報酬 ノーマルアイドル レアアイドル Sレアアイドル クレーン券(勝利時の1倍) クレーン券(勝利時の3倍) 勝利pt ルーキートレーナー - トレーナー - ベテラントレーナー - マスタートレーナー - [スペシャルテクニック]マスタートレーナー マイスタドリ・ハーフ マイエナドリ・ハーフ ガチャチケット - Sレア3%ガチャチケット - Sレア10%ガチャチケット - Sレア確定ガチャチケット [部分編集] クレーンゲーム報酬 過去の強化合宿で採用されていたクレーンゲーム式報酬。 チャンス開催期間:2013/10/18(金) 15 00~11/1(金) 17 59 クレーン券50枚でクレーンゲーム1回 [まごころ若女将]首藤葵を獲得すると、1回だけ残り景品数をリセットすることが可能。 リセット後に[まごころ若女将]首藤葵を獲得した場合、景品枠をエクストラ枠に切り替えることが出来る。 エクストラ枠の景品は獲得しても減少しない。 クレーンゲーム景品 初期景品数 リセット後景品数 エクストラ枠景品 [まごころ若女将]首藤葵 1人 1人 Sレア10%ガチャチケット×1枚 [ちびっこステージ]脇山珠美 1人 1人 Sレア5%ガチャチケット×1枚 [学園祭]工藤忍 2人 2人 Sレア3%ガチャチケット×1枚 [学園祭]吉岡沙紀 2人 2人 プラチナガチャチケット×1枚 [学園祭]小松伊吹 2人 2人 マイスタドリ・ハーフ×1個 マイエナドリ・ハーフ×1個 シンデレラドリームチケット×1枚 - 3枚 シンデレラドリームチケット×1枚 [スペシャルテクニック]マスタートレーナー 1人 1人 [スペシャルテクニック]マスタートレーナー マスタートレーナー 5人 10人 マスタートレーナー ベテラントレーナー 15人 30人 ベテラントレーナー [サマースタイル]トレーナー 50人 100人 [サマースタイル]トレーナー トレーナー 70人 140人 トレーナー ルーキートレーナー 120人 240人 ルーキートレーナー スターエンブレム×10個 1個 1個 スターエンブレム×10個 スターエンブレム×3個 3個 6個 スターエンブレム×3個 スターエンブレム×1個 10個 20個 スターエンブレム×1個 30,000マニー 90個 180個 30,000マニー 5,000マニー 100個 200個 5,000マニー 1,000友情pt 90個 180個 1,000友情pt 500友情pt 100個 200個 500友情pt [部分編集] ラストスパートサバイバルチャレンジ 開始時間 2013/10/28(月) 15:00(イベント終了31時間前)。 イベント終了までに既定のポイントを新たに獲得すると報酬を得られる。 勝利pt 報酬 5000 プラチナガチャチケット×1 15000 プラチナガチャチケット×2 [部分編集] イベント限定お仕事 クリアしたエリアはエンドレスエリアに変更される。エンドレスエリアでは強敵アイドルとのゲリラLIVE率が上がっている。 エンドレスエリアにしか出現しないライバルアイドルもいる。 開会式エリア エリアクリアで1500勝利pt獲得。 ロード スタミナ 経験値 マニー ファン 仕事量(必要数) BOSS 報酬 入手アイドル Cu Co Pa 1 -1 2 15~30 1~2 25.0% 4回 今井加奈 トレーナー5000マニー 福山舞持田亜里沙間中美里小日向美穂横山千佳大原みちる 松本沙理奈桐野アヤ橘ありす 龍崎薫木村夏樹松山久美子大槻唯姫川友紀堀裕子 2~3 -2 3 30~60 1~3 20.0% 5回 4~5 -3 4 45~90 2~5 16.7% 6回 6~8 -4 5 60~120 2~6 14.3% 7回 トレーナー5500マニー 9~10 -5 6 75~150 3~8 14.3% 7回 11~13 -5 6 75~150 3~8 14.3% 7回 トレーナー6000マニー 14~15 -6 7 90~180 3~9 14.3% 7回 16~20 -6 7 90~180 3~9 12.5% 8回 トレーナー6500マニー 21~25 -7 8 105~210 4~11 12.5% 8回 ベテラントレーナー7000マニー エンドレス -8 8 120~240 4~12 - - - - 大原みちる 橘ありす 堀裕子 リレーエリア エリアクリアで2000勝利pt獲得。 ロード スタミナ 経験値 マニー ファン 仕事量(必要数) BOSS 報酬 入手アイドル Cu Co Pa 1 -6 7 90~180 3~9 25.0% 4回 沢田麻理菜 トレーナー7500マニー 間中美里小日向美穂横山千佳関裕美太田優大原みちる 川島瑞樹佐々木千枝東郷あい 龍崎薫松山久美子沢田麻理菜大槻唯及川雫小関麗奈堀裕子 2~3 -6 7 90~180 3~9 20.0% 5回 4~5 -6 7 90~180 3~9 16.7% 6回 6~10 -7 8 105~210 4~11 14.3% 7回 トレーナー8000マニー 11~15 -7 8 105~210 4~11 14.3% 7回 トレーナー8500マニー 16~20 -8 9 120~240 4~12 12.5% 8回 トレーナー9000マニー 21~25 -8 9 120~240 4~12 12.5% 8回 ベテラントレーナー9500マニー エンドレス -9 9 135~270 5~14 - - - - 大原みちる 橘ありす 堀裕子 騎馬戦エリア エリアクリアで2500勝利pt獲得。※10/25(金)15 00開放 ロード スタミナ 経験値 マニー ファン 仕事量(必要数) BOSS 報酬 入手アイドル Cu Co Pa 1 -6 7 90~180 3~9 25.0% 4回 桐野アヤ トレーナー10000マニー 間中美里三村かな子小日向美穂関裕美横山千佳棟方愛海大原みちる 神谷奈緒川島瑞樹上条春菜水木聖來佐々木千枝藤原肇新田美波橘ありす 斉藤洋子大槻唯海老原菜帆及川雫小関麗奈星輝子堀裕子 2~3 -6 7 90~180 3~9 20.0% 5回 4~5 -6 7 90~180 3~9 16.7% 6回 6~10 -7 8 105~210 4~11 14.3% 7回 トレーナー10500マニー 11~15 -8 9 120~240 4~12 14.3% 7回 トレーナー11000マニー 16~20 -8 9 120~240 4~12 12.5% 8回 トレーナー11500マニー 21~25 -9 10 135~270 5~14 12.5% 8回 ベテラントレーナー12000マニー エンドレス -10 10 150~300 5~15 - - - - 大原みちる 橘ありす 堀裕子 [部分編集] 勧誘リスト 開会式エリア ノーマル レア Sレア 鷺沢文香 西島櫂 輿水幸子 愛野渚 小室千奈美☆ 赤西瑛梨華※ 片桐早苗* 気力 1,000 6,000 25,000 50,000 120,000 400,000 700,000 勝利pt 10pt 20pt 60pt 140pt 390pt 1,750pt 3,500pt 勝利pt(ルーレット) 20pt 40pt 120pt 280pt 780pt 3,500pt 7,000pt 呼戻し 900マニー 2,100マニー 3,600マニー 5,000マニー 8,000マニー 13,000マニー 20,000マニー 勧誘確定 2回 2回 3回 5回 - 30回 - クレーン券 1枚 2枚 3枚 7枚 16枚 55枚 100枚 ボルテージ 1% 2% 3% 5% 11% 20% 25% リレーエリア ノーマル レア Sレア 中野有香 水野翠 冴島清美 八神マキノ 北川真尋☆ 赤西瑛梨華※ 片桐早苗* 気力 5,000 30,000 70,000 110,000 150,000 400,000 700,000 勝利pt 15pt 75pt 200pt 320pt 460pt 1,750pt 3,500pt 勝利pt(ルーレット) 30pt 150pt 400pt 640pt pt 3,500pt 7,000pt 呼戻し 1,200マニー 2,550マニー 4,500マニー 7,200マニー 8,400マニー 13,000マニー 20,000マニー 勧誘確定 2回 4回 6回 8回 - 30回 - クレーン券 1枚 4枚 8枚 14枚 20枚 55枚 100枚 ボルテージ 1% 3% 8% 10% 13% 20% 25% 騎馬戦エリア ノーマル レア Sレア 真鍋いつき 遊佐こずえ 結城晴 大西由里子 片桐早苗☆ 赤西瑛梨華※ 島村卯月* 気力 9,000 45,000 100,000 200,000 700,000 400,000 1,200,000 勝利pt 25pt 120pt 290pt 650pt 3,500pt 1,750pt 6,700pt 勝利pt(ルーレット) 50pt 240pt 580pt 1,300pt 7,000pt 3,500pt 13,400pt 呼戻し 1,500マニー 3,000マニー 5,400マニー 9,000マニー 20,000マニー 13,000マニー 23,000マニー 勧誘確定 2回 5回 8回 10回 - 30回 - クレーン券 2枚 6枚 12枚 27枚 100枚 55枚 200枚 ボルテージ 2% 5% 12% 15% 25% 20% 30% ☆ゲストアイドルはFEVERタイム時のみ出現。勧誘不可。 ※は勝利ptが「60,000」に達している条件でエンドレスエリアでのみ登場。 *FEVERタイム時、エンドレスエリアでのみ出現。勧誘不可。 ゲリラLIVE未勝利時の呼び戻し金額の単位はマニー、ここには1回目の必要金額を記している。2回目の必要金額は1回目の2倍、3回目は更にその2倍(1回目の4倍)となる。 アイドルにはそれぞれ勧誘確定数が決まっており、最悪でもその回数分だけ撃破することで、確実にそのアイドルを勧誘することができる。それ以下の撃破数でも確率で勧誘は可能。 LIVEボルテージ増加量の単位は%。倒した時に限りLIVEボルテージに数値が加算される。 [部分編集] アイドルサバイバルについて 期間限定の特別な仕事をこなしていると、アイドルからゲリラLIVEを仕掛けられる事がある。 ゲリラLIVEでは攻コストを消費しバトルを行いアイドルの気力を下げる事が目的となる。 気力を0にする事で勝利し、勝利ポイントと景品が入手出来る。勝利景品は勝利ポイント、クレーン券の他、ルーレットで決定される。一定確率で相手を勧誘し、そのカードを1度に限り入手出来る。一部の相手は規定回数倒すことで確実に勧誘する事が出来る。 消費攻コストは自身の攻コスト最大値から、20%区切りで選択する事が出来る。トレードキャンセル法による消費攻コストの調整、応援の発揮値増加は不可。 1コストあたりの攻撃力が高いアイドルのみを最大攻コスト未満で残し、80%以下消費したときの発揮値を高めることは可能。 スタミナを自身のスタミナ最大値の10%(端数切捨)消費して、所属プロダクションメンバーに応援を要請出来る。応援を要請すると所属プロダクション内からランダムでリーダーアイドルが最大9人、ゲリラLIVEに応援参加してくれる。 一度削った気力は300分間維持される。その300分の間に遭遇できれば、そこからまた300分に更新される。 勝利出来なくても、一定マニーを支払う事で3回まで呼び戻せる。 ゲリラLIVE対決に勝利すると、10分間のFEVERタイムに突入することがある。FEVERタイム中はゲリラLIVEでレア、Sレアアイドルに遭遇する確率がアップする。また、FIVERタイム中でないと遭遇できないアイドルもいる。 FEVERタイム中に勝利すると再突入(残り時間が10分に更新)する場合がある。 FEVERタイムはエリアごとに独立している。FEVERタイムが発生したあと、発生したエリアとは別のエリアでお仕事をしてもFEVERタイムの効果は受けられない。 各アイドルが勧誘できるのは1回まで。勧誘に成功すると5倍のポイントが貰える。 ゲリラLIVE対決に勝利するごとにLIVEボルテージが上がっていき、LIVEボルテージに従って、LIVEバトル勝利時に得られる勝利ptが上昇する。基本的に上がったLIVEボルテージが勝手に下がることはない。 勝利報酬は対決前のLIVEボルテージで計算され、対決後にLIVEボルテージの段階が上がってもその対決での入手勝利pt、クレーン券に影響はない。 倍率はLIVEボルテージ30%~59%…1.1倍、LIVEボルテージ60%~99%…1.2倍。 LIVEボルテージが100%になるとLIVEボルテージMAXタイムに突入し10分間、勝利pt、攻発揮値、入手クレーン券が1.5倍になり、終了後、ボルテージが0%に戻る。ボルテージMAXタイム中にゲリラLIVEに突入し、そのゲリラLIVE中にボルテージMAXタイムが終了した場合、攻発揮値は、LIVE前の画面が表示された時点でのボルテージとして計算される。たとえ「ボルテージMAXタイム残り0:03」等と表示されていたとしても、攻コストが充分にあれば、LIVEするだけなら焦る必要は無い。ボルテージは、倒した相手に応じて0から上昇する。勝利報酬のクレーン券と勝利ptは、遭遇したゲリラLIVE中に倒してさえしまえば、ボルテージMAX時と同じ報酬が得られる。マニーによる呼び戻しも可。少なくとも、遭遇時+呼び戻し(3回まで)の計4回のLIVEのうちに倒せればよい。 ゲリラLIVE中にボルテージMAXタイムが終了した場合、LIVE前の報酬表示では1倍の報酬が表示される場合があるが、撃破すればきちんと1.5倍の報酬が得られる。 ルーレットで勝利ptが当たった際に追加で得られるポイントはボルテージに関係なく「通常時の2倍のポイント」で固定のため、「1.x+2」倍で通常時の3.x倍のポイントを得られる。 勧誘時の勝利ptでも同様に、ボルテージに応じて5.1倍、5.2倍、5.5倍になる(そのため、勧誘成功時のフラッシュでの入手ポイントと実際の入手ポイントとで食い違いが起こることがある)。 同じくルーレットで入手できるクレーン券もボルテージの影響を受けない。 まとめると以下の通り。 対決前のLIVEボルテージ 勝利pt 攻発揮値 入手クレーン券 時間制限 通常 ルーレットで勝利pt入手 勧誘成功 通常 ルーレットでクレーン券(1倍)入手 ルーレットでクレーン券(3倍)入手 0~29% 1倍 3倍 5倍 1倍 1倍 2倍 4倍 無し 30~59% 1.1倍 3.1倍 5.1倍 60~99% 1.2倍 3.2倍 5.2倍 MAX 1.5倍 3.5倍 5.5倍 1.5倍 1.5倍 2.5倍 4.5倍 10分 [部分編集] ゲリラLIVE時の発揮値について 通常のLIVEとは計算式が異なる。所属アイドル全員を1コストあたりの攻撃力が高い順番に並び替え、その順番に攻発揮値を加算する。最大コストまで選出されたアイドル全員(以下『参戦メンバー』と呼ぶ)の合計攻発揮値が『予想最大攻』として表示される。通常LIVEと比較して言うと『全員が発揮値100%のバックメンバー扱いとして選出される』状態。 コストの端数で参加するコスト不足のアイドルの発揮値は通常LIVE同様、(残コスト/アイドルのコスト)倍になる。 攻編成のフロントメンバーの設定は、参戦メンバーの選出には影響しない。(リーダーも表示だけで強制参加する訳ではない) 参戦メンバーには通常LIVEのバックメンバー同様、同名のアイドルが2名以上選出される場合もある。 参戦メンバーの発揮値に対してスキル補正、プロデューサーとのタイプ一致補正、プロダクションの施設補正などはかからない。 ゲリラLIVEにおける実際の発揮値は(予想最大攻×消費攻コスト)÷(MAX攻コスト)になる。コスト消費20~80%の際の消費攻コストは、端数切捨てで算出されている。このためMAX攻コストが5の倍数でない場合、(予想最大攻×20~80%)よりも実際の発揮値が(端数の分)低くなることがあり、数値上はギリギリ勝てるはずでもミリ残りで粘られる場合がある。 呼んだ応援アイドルの発揮値は「応援に駆けつけてくれるメンバー(リーダーアイドル)の攻値合計×消費攻コスト(%)÷2」。 参戦メンバーの発揮値の合計が基準となる。理想のメンバーだけで最大攻コスト分を埋められない場合、1コストあたりの攻撃力が低いメンバーが含まれてしまい効率が悪くなる。 その結果、攻コストの投入量が少ない時は通常LIVEよりも発揮値が低くなりやすい(特に1,2名だけが極端に強い場合などに顕著)。一方でバックメンバーの80%補正がないため、攻コストの投入量が多い場合は通常LIVEよりも発揮値が高くなりやすい。 この事から、同じコスト消費でも普段のLIVEバトルにおいてフロントのみで攻発揮値Xを出すPとバックメンバーを最大に使った上で攻発揮値Xを出すPでは、後者のほうがサバイバルにおける性能は高い。 [部分編集] サバイバルパワーについて 以下のアイドルにはサバイバルパワーが秘められている。 アイドル名 レアリティ 特訓前効果 特訓後効果 [フォーチュン★スター]藤居朋 SR 攻3倍 攻4倍 [シークレット☆モード]城ヶ崎莉嘉 [まごころ若女将]首藤葵 [シークレット★ハート]城ヶ崎美嘉 攻2倍 攻3倍 [ニュージェネレーション]島村卯月 [真心の射手]水野翠 [ぷるるんスポーティ]赤西瑛梨華 [憧憬の絵姿]藤原肇 [ピュアリーガール]奥山沙織 [ちびっこステージ]脇山珠美 攻1.5倍 攻2倍 [スクールスタイル]工藤忍 R [プリマ・ガール]綾瀬穂乃香 [スポーティスタイル]大西由里子 [スポーティスタイル]八神マキノ [スポーティスタイル]愛野渚 [学園祭]工藤忍 なし 攻1.5倍 [学園祭]吉岡沙紀 [学園祭]小松伊吹 サバイバルパワーを秘めたアイドルは(イベント内での)ゲリラLIVE対決で上記の攻アップ効果を発揮した状態で攻発揮値に計上される。 サバイバルパワーの効果は発揮したアイドル自身のみに適用される。(攻1200のRアイドル[1.5倍対象]なら1200×1.5=攻1800、3倍対象のSRをMMM特訓し攻18000なら18000×3=攻54000となる。) 攻アップ効果を発揮した状態で攻撃メンバーに加わらない(攻コスト比で上位に乗らない)場合、攻発揮値に計上されない。 プロダクションメンバーの応援として呼ばれたアイドルはサバイバルパワーを発揮しない。 サバイバルパワーの効果が発揮するのは本イベントのみ。次回のアイドルサバイバルで攻アップ効果を発揮することはない。 コメント pt報酬から思いっ切りドリンク減らしたなあ - 2013-10-21 18 54 07 「ブラウザバック→勝負を避けて先に進む」ってやってWIN画面飛ばすとFEVER入れなくなる気がしたけど気のせいだった - 2013-10-23 05 26 10 赤西狙いのときはフィーバー付けるか避けるかどっちがいいのかねえ。レアアイドル扱いなら出現率増すはずだけど、フィーバー中限定の2人が優先されるせいで選ばれにくくなってる気もする。 - 2013-10-24 13 43 09 赤西ちゃんはフィーバー中でなくても良く出てくるいい子…だった - 2013-10-25 17 24 48 冴島清美の勝利ptは200じゃないかな - 2013-10-25 02 53 50 公式の勧誘リストにポイントが書いてあったね - 2013-10-25 17 30 17 騎馬戦エリア [スポーティスタイル]大西由里子 気力200000、勝利pt650、クレーン券27、勧誘確定10、呼び戻し9000マニー、ボルテージ15%アップ - 2013-10-25 15 18 12 ノーマルのデータが必要と思えんけど一応 騎馬戦エリア 真鍋いつき 気力9000、勝利pt25、クレーン券2、勧誘確定2、ボルテージ2%アップ 呼び戻しはすまん誰か頼む - 2013-10-25 16 31 42 騎馬戦エリア 遊佐こずえ 気力45000、勝利pt120、クレーン券6、勧誘確定5、ボルテージ5%アップ これも呼び戻しはすみません - 2013-10-25 16 37 42 騎馬戦エリア 結城晴 気力100000、勝利pt290、クレーン券12、勧誘確定8、呼び戻し5400マニー、ボルテージ12%アップ - 2013-10-25 16 44 20 赤西ちゃんの勧誘確定は40回です。実際に40回かかりました・・・。 - 2013-10-25 20 52 29 初回出会ったときに勧誘確定30回と出てたんですがそれは・・・ - 2013-10-25 21 43 43 私が見た時も30回って書いてありました - 2013-10-26 01 00 16 騎馬戦エリアで赤西ちゃん出ました。ちなみにエンドレスで、フィーバーなしです - 2013-10-26 10 25 56
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結実の堕天シンデレラ R 闇文明 (6) クリーチャー:エンジェル・コマンド/アンノイズ 4000 ■S・トリガー ■ブロッカー ■バトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-12000する。 ドレスアップ・チャージャー 闇文明 (4) 呪文 ■自分の山札の上から3枚を墓地に置く。その後、自分の墓地からカードを一枚選び、シールド化する。 ■チャージャー 作者:マルはーと 概要 闇のエンジェル・コマンド/アンノイズのツインパクト。 クリーチャー面は、ブロッカーのついた《凶殺皇 デス・ハンズ》といったところ。コストも1下がり使い勝手も良いが、破壊ではなくパワー低下であるため確定除去ではないことに注意。ただし、除去耐性を持つ一部のクリーチャーも無視して破壊できる可能性もあり、全体的に小回りが利くカードである。 呪文面は、墓地肥やし能力と、闇文明単色には貴重なシールド追加。今までは闇エンジェル・コマンドの一部くらいしかなかったので、そのような意味では強力なカードと言えよう。 《ウェディング・ゲート》もとい闇エンジェル・コマンドとは劇的なシナジーを発揮する。チャージャーによって綺麗に《ウェディング・ゲート》に繋がり、またこの呪文でそちらをシールドにセットできる可能性もある。闇エンジェル・コマンドは自分のシールドを墓地に送る効果が多いため、そのリカバリーとしても使えるだろう。 フレーバーテキスト 灰を被ったみすぼらしい姫は、血に染まったドレスに黒鉄の靴を履き、あなたに会いに行く。 評価 名前 コメント
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登録日:2023/09/27 Wed 04 17 06 更新日:2024/05/01 Wed 09 05 12NEW! 所要時間:約 12 分で読めます ▽タグ一覧 ウマ娘 ウマ娘 シンデレラグレイ オリジナルウマ娘 オリジナルキャラクター クラスメイト サッカーボーイ ツンデレ ディクタストライカ 元天才 弾丸蹴脚 栗毛の弾丸 漫画オリジナルキャラクター 無難を笑え 片想いのライバル ディクタストライカは、『ウマ娘 シンデレラグレイ』の登場キャラクター。 史実で活躍した「とある競走馬」をモチーフとしたオリジナルウマ娘。 + 目次 ◆プロフィール ◆概要 ◆作中の活躍不滅の弾丸 弾丸蹴脚 ◆関連キャラクター ◆余談モチーフ馬 作中での扱いについて ◆プロフィール 戦績:4戦3勝(内G1が1勝)(あくまでも初登場時の戦績) モデル:サッカーボーイ(1985年4月28日~2011年10月7日 ♂)? 走ることに、安心なんて求めるな。 「危険と呼ぶか。冒険と呼ぶか。」 見る者すべての心を搔き乱す、その末脚を、人は愛した。 そのウマ娘の名は、「ディクタストライカ」。 無難を笑え。 2012年 URA CM「THE WINNER」マイルチャンピオンシップ編より ◆概要 主人公であるオグリキャップの中央トレセン学園のクラスメイトで、転入時点での学年のエース。登場時の二つ名は「栗毛の弾丸」。 7巻では表紙担当に抜擢。本作オリジナルのウマ娘としてはオベイユアマスターに続く2例目。 65話のおまけイラストでは名前をディグダストライカと間違われて怒っていた 髪は異名の通りの栗毛で、フード付きのパーカーを愛用。一人称は「オレ」。 三白眼に5つもの耳ピアスという不良然とした外見だが、普段の性格はわりあい温厚で人付き合いもよいタイプ。クラスメイトのメジロアルダンらとも普通に会話するくらいには打ち解けている様子。 おまけ絵ではサクラチヨノオーの髪をモフる姿も描かれた。 一方で、「強い相手と戦って勝ち、"最強"(オレ)を証明したい」という比類なき闘争心も持ち合わせており、その実力は同期のウマ娘たちからも一目置かれている。 阪神ジュニアS(ステークス)を制し、クラシックの有力候補として注目を集める。 しかし春のクラシックでは順調さを欠き、脚を痛めて皐月賞出走を断念。 ダービーには何とか間に合わせるも、故障は癒えておらず大敗を喫してしまう。 結局春のクラシック戦線は未勝利に終わり、秋のG1戦線に望みをかけることとなったのだが……。 ◆作中の活躍 不滅の弾丸 阪神ジュニアSを制し、「世代最強」の評価を手にしたディクタストライカ。 ……しかし、春のクラシックを前にして脚を故障。 オグリキャップの日本ダービー出走を巡る騒動の陰で、かつての天才ウマ娘はアスリートとしての地獄を見ていた。 皐月賞は出走すらできず、ダービーでは1番人気を背負いながら15着と大敗。 メディアにはディクタの不振を嘆く記事が躍り、「ただ早熟だっただけ」「もう終わったな」との声まで聴かれるようになった。 プライドを傷つけられたディクタは「なに勝手に終わらせてんだ、フザけんな!!」と激昂。 ダービー上位組が秋に向けて休養を取る中、夏のG3函館記念への出走を決める。 この年の函館記念は面子が揃い、ダービーウマ娘のメリービューティーとシリウスシンボリが出走。 いかにクラシック級の実力者とはいえ、シニア級の猛者が集う中にあってはさすがに分が悪い。 周囲からは焦りゆえの無謀な挑戦とみられ、惨敗を危惧する声さえ上がる始末であった。 そしてレース本番。 ディクタはコーナーを回りながら加速し、直線を前にして早くも先頭に並びかける。 「もう終わった」なんて言わせない。 自分自身の全てを賭けて、最強を証明する。 心ない声への怒りと勝利への渇望を糧に、ディクタは自らの限界を超え───その先の世界の扉をこじ開けた。 2着のメリービューティーに5バ身差。日本レコードでの圧勝(*1)。 どん底まで墜ちた天才は、これ以上ない形での復活を遂げたのであった。 迎えた秋のG1戦線。 ディクタは自らの資質を最も活かせる舞台───G1マイルチャンピオンシップへの参戦を決める。 目下のライバルは同期で高いマイル適性を見せていたオグリキャップ。サクラチヨノオーらと談笑していたオグリの前に現れ、中央2敗目をプレゼントしてやると意気込む。 ……しかし、当のオグリはタマモクロスとの勝負しか頭になく、次走にはG1ジャパンカップを選択。 ディクタとの勝負は年末の大一番───G1有馬記念までお預けとなった。 弾丸蹴脚 最初は「何か変な奴が転入して来た」くらいにしか思ってなかった けど… いつの間にか… なぁ オグリ… お前にとっちゃオレは 一度も戦ったことのないただのクラスメイトだろうけど オレにとってお前は 「ライバル」だったんだぜ マイルチャンピオンシップを勝利し、日本最強格のウマ娘となったディクタストライカ。 かつて紙面を賑わせた限界論もすっかり消え失せ、有馬記念は芦毛の2人に彼女を加えた「三強対決」の様相を呈していた。 レース直前の校内トラック。 ひとり自分を追い込むオグリキャップの前にディクタが現れ、「遊び」の並走を提案する。 本番さながらのスピードでペースが流れる中、ディクタはオグリが追い求めているモノ───「領域」について語り出す。 生まれ変わったような気分だったよ… 身体の芯から滾る躍動感 あれはとても言葉じゃ言い表せられねぇ 頂点への渇望。 求めるのは自分と同じ「領域」で戦える強者。 ひとりはシニア級最強のウマ娘───タマモクロス。そして、もうひとりは…… 「こっち」へ来いよオグリキャップ!! もっとオレを… 熱くさせろ!!! 叱咤の叫びとともにディクタが加速し、オグリを引き剥がす。 タマモクロス同様、オグリも「こちら側」にいる。ならば、必要なのは…… 来い! オグリィ!! お前が戦うべき相手は誰だ!? ディクタの言葉に、オグリが自問自答を繰り返す。 誰よりも先へ、誰よりも速く、誰よりも強く。 共に競い戦う相手の誰よりも─── 違う… 私が戦うべきなのは… 誰でもない(・・・・・) ……しかし、オグリが答えを出しかけたところでディクタが減速。 ゴール目前で2人の並走は中断されることとなってしまった。 そしてトラックからの帰路、唐突に表れた自らのトレーナーに対し、ディクタが本心を口にする。 勝った時… 万全じゃなかったなんて言い訳されたくねぇだけだ ツンデレというやつですか? うっせ!! 蹴るぞ!! 迎えた有馬記念。 オグリを打倒すべく闘志を燃やしたディクタだったが、スタートの瞬間勢い余ってゲートに激突。頭から血を流し、左の視界が赤く染まるという悪条件のもとで走ることになってしまう。 スタンドにざわめきが広がる中、先に動いたのはタマモクロス。「領域」突入から豪快にまくりをかけ、前を征くオグリキャップに並びかける。 先行勢が軒並み心を砕かれる中、後方に控えていたディクタは冷静に状況を把握し、自らが走るべきルートを導き出した。 ちょーっと面食らっちまったけど おかげで息は入った お前が作ったルート 使わせてもらうぜ タマモクロスのとったルートに狙いを定め、ディクタは自らの領域───弾丸蹴脚へと突入。 天賦の末脚を爆発させ、オグリとタマモクロスの争いに割って入らんと加速する。 ……そして、追われるオグリもまた、自らの領域───灰の怪物へと突入。 ついに目覚めたオグリの姿を目の当たりにし、ディクタは歓喜の叫びを上げた。 やっとお前と 戦える!!! ……だが、スタートでのトラブルは着実に彼女の体力を奪っていた。 待ち焦がれたライバルとの叩き合いを目前に、ディクタの脚が限界を迎える。 「領域」も途切れ、無念の失速。そのままスーパークリークにかわされ、4着での入線となった。 クリークは斜行の咎で失格となったため、最終的にはオグリとタマモクロスに続く3着という結果になったが、ディクタにとっては不完全燃焼としか言いようのないレースとなってしまった。 レース後はオグリとの再戦を誓い、ともにウイニングライブを敢行。歯が飛んだことは気にするな 翌日のクリスマス会では失格に消沈するクリークを励ます一幕もあった。 翌年はオグリ、クリーク共々脚周りの故障が発覚。秋を迎えてもまだレースへの復帰は叶っておらず、選手生命自体が危ぶまれる状況となってしまっている。 そんな中、同期の安田記念ウマ娘、バンブーメモリーがオグリにマイルチャンピオンシップでの勝負を持ちかけたことを知る。 自分がかつてバンブーと遭遇した際の感覚を思い出した後、マイルCS→ジャパンカップというアプリ版では再現不可能な無茶なローテをトレーナーに反対され思い悩むオグリの前に顔を出す。 そして自身の故障の具合を吐露するとともに、半ば発破とも取れる助言をオグリに送る。 最終的にオグリ陣営は連闘を決断し、ディクタもまた京都レース場に登場。かつてマイル戦線を制圧したウマ娘、アキツテイオー共々オグリとバンブーの戦いを見届けることになる。 そしてモデルがサッカーボーイなら、結局オグリとの再戦は叶わず引退してしまうことになるのだが、果たして……? ◆関連キャラクター オグリキャップ 学園でのクラスメイトにして最大のライバル。 互いの事情でローテが噛み合わず、共に走る機会は有馬記念までなかった。 それでもディクタにとって「倒すべき好敵手」であることは揺るがず、万全の状態で勝負するために「領域」突入のヒントを与える一幕もあった。 史実では同期だが、対決したのは有馬記念の一度のみ。 サクラチヨノオー 学園でのクラスメイト。 同期のダービーウマ娘であるが、オグリほど強く意識はしておらず、ライバルとしてバチバチにやり合うようなシーンはない。 有馬記念以降はともに行動していることが多く、互いに故障からの復帰を目指して頑張っていることがうかがえる。 なお、アプリ版の彼女の育成シナリオでもディクタらしきウマ娘について言及されるシーンがある。 史実では同期で、東西の3歳GⅠ(*2)を分け合ったライバル。 直接対決の結果はチヨノオーの2勝0敗。 ブラッキーエール 本作オリジナルのウマ娘で、学園でのクラスメイト。 ディクタとは気が合うらしく、休日には連れ立って出かけることもある。 モチーフ馬と思われる「ラガーブラック」とは史実における同期。 アキツテイオー 本作オリジナルのウマ娘。 ディクタとの対戦経験はないものの、彼女を「弾丸」と呼んで気にかけている。 モチーフ馬と思われる「ニッポーテイオー」は2つ上の世代で、マイルからインターミディエイトにかけて優れた実績を残している。 天皇賞(秋)・マイルCS・安田記念とGⅠを3勝しているが、そのすべてが古馬になってからという遅咲きの名馬であり、 ディクタを気にかけるのも苦難を乗り越えて頂点に立った経験がゆえと思われる。 小内 忠 担当トレーナー。 2mという規格外の長身だが、姿勢が悪く雰囲気も暗い眼鏡男子。 しかしデータの扱いや栄養管理は得意なようで、ディクタとの関係は極めて良好。 またオグリ陣営がジャパンカップとマイルCSの連闘問題で悩む中、オグリのトレーナー六平と会話しマイルCS行きを進めるような発言をしていた。 モデルは恐らくサッカーボーイの主戦を務めた河内洋騎手。 河内騎手はサッカーボーイと並行してオグリキャップ号の初代中央主戦も務めており(1988年ジャパンカップを最後に降板)、ディクタがオグリに助言するのはその縁かもしれない。 ◆余談 モチーフ馬 モチーフはおそらく『サッカーボーイ』。 1985年4月28日生まれの尾花栗毛の牡馬。父ディクタス、母ダイナサッシュ、母父ノーザンテーストという社台グループゆかりの血統。 父馬から「ディクタスアイ」とも呼ばれる特徴的な「輪眼」を受け継いでおり、産駒や親族達もそれを受け継いだ馬が多い。ディクタの目つきがきついのは恐らくその再現と思われる。 「弾丸シュート」と称された強烈な末脚を武器にマイル路線で活躍し、87年の阪神3歳ステークスや88年マイルチャンピオンシップを制覇。 函館記念では2着のメリーナイスに5馬身差をつけて圧勝。この時の走破タイム1.57.8は当時の芝2000m日本レコードタイムで、30年以上経った現在も函館競馬場のコースレコードとして残っている。 これらの活躍が認められ、1987年最優秀3歳牡馬・1988年最優秀スプリンターに選出。 有馬記念3着(スーパークリーク失格による繰り上がり)後は故障に苦しみ、結局復帰は叶わずに引退した。 詳しくは上記の勝ちレースの映像を観ていただきたいのだが、完調時のパフォーマンスは異常の一言であり、「もうコイツが最強で仕方ない」と思わせるほどの驚異的な末脚で他馬を圧倒した。 一方で負ける時のだらしなさも凄まじく、そうした振れ幅の大きさが競走馬としての人気につながっていた感もある。又甥のアイツと同じだな…… 項目冒頭の「その末脚を人は愛した」というフレーズ(*3)はたいへん有名で、サッカーボーイが語られる際には必ずと言っていいほど引き合いに出される。 88年クラシック世代の中でも有数の(そして不運に泣かされた)名馬として高く評価されており、件の有馬記念についても「ゲートでしくじってなければ勝負はわからなかった」と主張する脳の焼かれたファンは未だに多い。 引退後は種牡馬として活動し、産駒からはナリタトップロードとヒシミラクルがウマ娘化を果たしている。 サッカーボーイ自身はマイルからインターミディエイトを主戦場とした馬だが、活躍した産駒は牡も牝も中長距離馬ばかりであり、 孫世代(母父サッカーボーイ)には安田記念馬ツルマルボーイと天皇賞(春)馬マイネルキッツがいるというなんともよくわからない系譜である。 サイアーラインは残念ながら途切れてしまったが、内国産馬としては規格外の大成功だったと言えるだろう。 他のウマ娘関連馬だと、ナカヤマフェスタ・オルフェーヴル・ゴールドシップはサッカーボーイの全妹「ゴールデンサッシュ」の孫にあたる。 またイクノディクタスも名前通りのディクタス産駒で、母父も同じノーザンテーストと血統が類似している。 また史実では他に父・母父・故郷・馬主が共通し毛の色も似た同期の重賞馬「ディクターランド」もおり、漫画でも皐月賞と2回目の天皇賞(秋)時に似た顔をした「ディクタアース」なるウマ娘が登場している。 作中での扱いについて 本作オリジナルのウマ娘という立場ではあるが、オグリどころかタマモクロスよりも先に「領域」への突入を成し遂げたり、 単行本の表紙を飾ったりとたいへん優遇されており、ファンの人気も非常に高い。 サッカーボーイの馬主である社台レースホースの馬は一切ウマ娘化されていなかったため、実名で実装されないことを悲しむ声も多く聞かれた。 しかし、連載中に社台レースホースの所有馬であるネオユニヴァースがまさかのウマ娘化。こちらについても実名化の望みが出てきた。 ……もっとも、ディクタ自身にファンがついてしまったためか、「名前はともかくデザインや性格が変わってしまうのは嫌」との声もぽつぽつ聞かれる。 追記・修正は無難を笑いながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ブロワイエ→モンジューみたいな真名取得は果たして起こり得るのか注目。 -- 名無しさん (2023-09-27 05 21 23) ヤン(キー)デレは結構好き ハロウィンでチヨノオーとやった「トリックオアトリート!」はかわいかった(コナミ -- 名無しさん (2023-09-27 09 13 45) サラッと流されてたけどあの出血でウィニングライブ踊ったって会場の空気どうなってたんだ -- 名無しさん (2023-09-28 01 41 17) 最新話で海外に行っちゃったけどもう最終回まで登場しないのかな? -- 名無しさん (2023-09-30 00 58 04) オグリ世代唯一の種牡馬成功馬。 -- 名無しさん (2024-04-06 21 52 13) 平成三強のファンは引退していなくなったがコイツのファンは子供が活躍したから今でも競馬見ている印象。やっぱ産駒の活躍は大事だと思う。 -- 名無しさん (2024-04-06 21 55 17) ディクタストライカのほうが実名、サッカーボーイのほうが仮名っぽいと感じてるのは自分だけじゃないはず -- 名無しさん (2024-05-01 09 01 27) 名前 コメント