約 923,399 件
https://w.atwiki.jp/24th_shadow/pages/71.html
アーキタイプ:ストリート・サバイバー 優先度: 種族D 能力値A 魔法E 技能B 財産C ■種族:ヒューマン ■能力値 強靭力:5 意志力:4 敏捷力:4 論理力:2 反応力:3(5) 直観力:5 筋力 :5 魅力 :4 エッセンス:5.0 エッジ:5 ■副能力値 コンディションモニター:11/10 イニシアチブ:10+1D6 リミット:精神5 身体7 社交6 ■資質 SIN持ち(犯罪者SIN)、胆力、バイリンガル、ホームグラウンド(ストリートの政治) ■能動技能 エチケット(ストリート):4(+2)、隠密グループ:2、脅迫:4、近接戦闘グループ:3、交渉:4、サバイバル(都市):2(+2) 錠前:3、体術:2、地上機操縦:3、知覚:3、長銃(ショットガン):2(+2)、ピストル:4、ランニング:2 ■知識技能 アーバンブロウル:2、ガードの甘い店:2、スクワッターの縄張り:3、ストリートギャング:3、地元の噂:4 ■言語 英語:N、スペイン語:N ■コンタクト ギャング・メンバー(コネ値2/忠実値3)、スクワッターのまとめ役(コネ値2/忠実値4)、ストリート・ドク(コネ値2/忠実値3) ■所持品 ▼身体強化 サイバーアイ(中古、レーティング1/スマートリンク、大光量補正)、反応力強化(中古、レーティング2) ▼武器と防具 コンバットナイフ、ナック ディファイアンス・EXショッカー(アームスライド、内蔵スマートガン、テイザーダート20本) ルガー・スーパーウォーホーク(内蔵スマートガン、通常弾60発、スピードローダー2個) ディファイアンス・T-250(短銃身モデル、内臓スマートガン、通常弾30発、フレジェット弾30発) アーマージャケット、アクショニア・ビジネスクロース、ラインド・コート ▼コムリンク ヘルメス・アイコン(機器レーティング5、シム・モジュール) サブボーカルマイク、トロード ▼ヴィークル フォード・アメリカー ▼その他の装備 偽造SIN(レーティング4)、偽造免許×3(全てレーティング4/運転免許、スーパーウォーホークの携帯許可、反応力強化の埋込許可) クレッドスティック×10(スタンダード) 医療キット(レーティング6)、オートピッカー(レーティング6)、サバイバルキット、錠前セット、タグ・イレーサー カミカゼ×2、ニトロ×2、蘇生パッチ×2 ▼ライフスタイル 中流(3ヶ月支払い済み) 不法居住(永続化) ■開始カルマ 6 ■開始所持金 4,955+(4D6×100)新円 ■付記 特になし ストリートから抜け出すことは困難です。転落者やストリート生まれ達はこの路地裏に捕らえられ、もがきながらもただ沈んでいきます。 だが、何事にも例外は存在します。そしてストリート・サバイバーこそがその例外なのです。 ストリートで生まれ、そのまま短い一生を消費するだけだった彼でしたが、ちょっとした出来事が彼をスカムからランナーへと変えました。 食われる側から食らう側への変身は非常に危険です。ですが、彼は今のところ生き延びることに成功しています。 自分の立ち位置が不安定なものだということは自覚していますし、路地裏に返しきれない借りが残っていることも彼は忘れていません。 それでも彼は前に進むことを決して止めないでしょう。
https://w.atwiki.jp/samita_skill/pages/160.html
フラグ ランク スキル名 EV SP ST スキル説明 ★6 中段チェリー 30 35 50 共通恩恵 ・魔王ルシファーが降臨する ▼魔王ルシファー恩恵 ・50Gの間、小V字ベルおよび小山ベルで差枚数の小上乗せを行う・またレア役で成立役に応じた差枚数の上乗せを行う※フラグの各項目に振り分けをまとめているので参照のこと ★6 サバイバル目 30 35 50 共通恩恵 ・堕天使サタンが降臨する ▼堕天使サタン恩恵 ・50Gの間、リプレイで差枚数の大上乗せを行う・またレア役で成立役に応じた差枚数の上乗せを行う※フラグの各項目に振り分けをまとめているので参照のこと ★5 青7揃い 25 -- 30 AT中 ・勝利確定のセプテントリオンバトルに突入する セプテントリオンバトル中 ・バトル勝利に書き換える(内部敗北)・じゃあくフロストバトル抽選を行う(内部勝利) ★5 縁揃い 25 -- 30 AT中限定 ・(プラチナ)デビルオークションに突入する ▼デビルオークション解説 ・4G+αの継続率ループ式仲魔獲得高確率ゾーン・消化中は全役で仲魔の獲得を行う・この時レア役を引くとより強い仲魔の獲得に期待できる・4G経過後の非レア役入賞時の継続抽選に漏れるとATに移行する※フラグの各項目に振り分けをまとめているので参照のこと ▼プラチナデビルオークション恩恵 ・突入時の5%程度でプラチナになる・仲魔獲得抽選が優遇され、必ずCランク以上をストックできる ★4 強チェリー 20 通常時 ・内部状態に応じてモード移行・CZ抽選を行う 悪魔との契約時 ・龍脈ゾーンorじゃあくフロストバトルに突入する ▼龍脈ゾーン解説 ・6GのAT差枚数上乗せ特化ゾーン・消化中は全役で差枚数の上乗せを行う・最大3Gチャンステーブルがセットされ、上乗せ枚数が優遇される※初当たりでしか突入しないので振り分けは省略 ▼じゃあくフロストバトル恩恵 ・4G間仲魔をストックする・最終Gでは全役乗せ悪魔のじゃあくフロストをストックする・ここでのレアバーストは仲魔滞在G数の減算が停止しない AT中 ①獲得した仲魔に応じて差枚数の上乗せを行う②仲魔獲得抽選を行う③13.9%でエクストラターンが発生する④10~33%でセプテントリオンバトルに突入する セプテントリオンバトル中 ・40%でバトル勝利に書き換える(内部敗北)・40%で差枚数直乗せを行う(内部勝利) デビルオークション中 ①ランクA以上の仲魔を獲得する②オークションが継続する 終了待機中 ・40%でATを引き戻す ★4 強スイカ 20 通常時 ・内部状態に応じてモード移行・CZ抽選を行う 悪魔との契約時 ・龍脈ゾーンorじゃあくフロストバトルに突入する AT中 ①獲得した仲魔に応じて差枚数の上乗せを行う②仲魔獲得抽選を行う③13.9%でエクストラターンが発生する④10~33%でセプテントリオンバトルに突入する セプテントリオンバトル中 ・40%でバトル勝利に書き換える(内部敗北)・40%で差枚数直乗せを行う(内部勝利) デビルオークション中 ①ランクA以上の仲魔を獲得する②オークションが継続する 終了待機中 ・40%でATを引き戻す ★4 チャンス目 20 通常時 ・内部状態に応じてモード移行・CZ抽選を行う 悪魔との契約時 ・龍脈ゾーンorじゃあくフロストバトルに突入する AT中 ①獲得した仲魔に応じて差枚数の上乗せを行う②仲魔獲得抽選を行う③10.5%でエクストラターンが発生する④1.5~12.5%でセプテントリオンバトルに突入する セプテントリオンバトル中 ・20%でバトル勝利に書き換える(内部敗北)・20%で差枚数直乗せを行う(内部勝利) デビルオークション中 ①ランクB以上の仲魔を獲得する②オークションが継続する 終了待機中 ・20%でATを引き戻す ★4 デビル目 20 AT中 ①獲得した仲魔に応じて差枚数の上乗せを行う②仲魔獲得抽選を行う ★3 リプレイ 15 AT中 ①獲得した仲魔に応じて差枚数の上乗せを行う②仲魔を1体獲得する ★3 弱チェリー 15 通常時 ・内部状態に応じてモード移行・CZ抽選を行う 悪魔との契約時 ・龍脈ゾーンorじゃあくフロストバトルに突入する AT中 ①獲得した仲魔に応じて差枚数の上乗せを行う②仲魔獲得抽選を行う③10.2%でエクストラターンが発生する④1~5%でセプテントリオンバトルに突入する セプテントリオンバトル中 ・5%でバトル勝利に書き換える(内部敗北)・5%で差枚数直乗せを行う(内部勝利) デビルオークション中 ①ランクB以上の仲魔を獲得する②オークションが継続する 終了待機中 ・5%でATを引き戻す ★3 弱スイカ 15 通常時 ・内部状態に応じてモード移行・CZ抽選を行う 悪魔との契約時 ・龍脈ゾーンorじゃあくフロストバトルに突入する AT中 ①獲得した仲魔に応じて差枚数の上乗せを行う②仲魔獲得抽選を行う③9.7%でエクストラターンが発生する④1~5%でセプテントリオンバトルに突入する セプテントリオンバトル中 ・5%でバトル勝利に書き換える(内部敗北)・5%で差枚数直乗せを行う(内部勝利) デビルオークション中 ①ランクB以上の仲魔を獲得する②オークションが継続する 終了待機中 ・5%でATを引き戻す スタダ ランク スキル名 EV SP ST スキル説明 ★6 ロングフリーズ 20 25 40 サタンorルシファーが降臨した状態から遊技を開始します。 ★5 プラチナデビルオークション 35 プラチナデビルオークションから遊技を開始します。詳細はフラグの縁揃いを参照 ★5 じゃあくフロストバトル 30 じゃあくフロストバトルから遊技を開始します。詳細はフラグの強チェリーの項を参照 ★4 レアBURST 25 レアバーストから遊技を開始します。※レア役1回成立まで仲魔滞在G数の減算停止 ★4 デビルオークション 25 デビルオークションから遊技を開始します。詳細はフラグの縁揃いの項を参照 ★4 セプテントリオン強襲 25 CZ天井であるセプテントリオン強襲から遊技を開始します。 ▼セプテントリオン強襲恩恵 ・継続率50%でセプテントリオンバトルを行う・バトル勝利で全役乗せ悪魔をストックする・初回バトルは勝利確定※ここでのバトルは7日間に含まれるのでポラリスステージへの近道・・・かも ★3 最後の7日間 20 最後の7日間から遊技を開始します。 ★3 最後の7日間 40 イベント配布スキル 確率 ランク 確率 G数 スキル名 ST スキル説明 ★5 1/40 20 中段チェリー 30 20G間、1/40で中段チェリー当選の特殊抽選を行います。 ★5 1/40 20 サバイバル目 30 20G間、1/40でサバイバル目当選の特殊抽選を行います。 ★5 1/18 10 青7揃い 25 10G間、1/18で青7揃い当選の特殊抽選を行います。 ★5 1/18 10 縁揃い 30 10G間、1/18で縁揃い当選の特殊抽選を行います。 ★4 1/43 10 中段チェリー 20 10G間、1/43で中段チェリー当選の特殊抽選を行います。 ★4 1/43 10 サバイバル目 20 10G間、1/43でサバイバル目当選の特殊抽選を行います。 ★4 1/59 20 青7揃い 20 20G間、1/59で青7揃い当選の特殊抽選を行います。 ★4 1/69 20 縁揃い 20 20G間、1/69で縁揃い当選の特殊抽選を行います。 ★4 1/10 10 強チェリー 20 10G間、1/10で強チェリー当選の特殊抽選を行います。 ★4 1/12 10 強スイカ 20 10G間、1/12で強スイカ当選の特殊抽選を行います。 ★4 1/14 10 チャンス目 20 10G間、1/14でチャンス目当選の特殊抽選を行います。 ★4 1/12 10 デビル目 20 10G間、1/12でデビル目当選の特殊抽選を行います。 ★3 1/46 20 強チェリー 15 20G間、1/46で強チェリー当選の特殊抽選を行います。 ★3 1/54 20 強スイカ 15 20G間、1/54で強スイカ当選の特殊抽選を行います。 ★3 1/54 20 チャンス目 30 20G間、1/54でチャンス目当選の特殊抽選を行います。 ★3 1/53 20 デビル目 15 20G間、1/53でデビル目当選の特殊抽選を行います。 ★3 1/12 10 弱チェリー 15 10G間、1/12で弱チェリー当選の特殊抽選を行います。 ★3 1/9 10 弱スイカ 15 10G間、1/9で弱スイカ当選の特殊抽選を行います。 サブ アバター名 対象役 種別 ランクアップ [SSK+]新田維緒 サバイバル目 倍率 Lv.1 Lv.2 Lv.3 Lv.4 Lv.5 1.2倍 2倍 4倍 6倍 8倍 [SSK+]伴亜衣梨 強チェリー 倍率 Lv.1 Lv.2 Lv.3 Lv.4 Lv.5 1.05倍 1.1倍 1.15倍 1.25倍 1.4倍 称号 称号名 効果 縁図柄 勲章+ イベント「セプテントリオン強襲」課金者限定 スペック 型式名 デビルサバイバー2最後の7日間H1 区分 5.0号機 種別 AT機 ボーナス確率 AT初当たり 1/271.5 AT 枚数不定(*1) 純増 2.8枚/G 天井 天井1 液晶ptを2000pt獲得でAT当選天井2 AT非突入CZが6回連続でATかセプテントリオン強襲当選 機械割 113.0% 確定役による召喚のしすぎに注意 確定役を打つとランクSSSの最上級悪魔を召喚できるが、MAXの4体まで召喚することのないようにしたい。 なぜなら4体全部を埋めてしまうと悪魔がすべて去るまでレアバーストに入らなくなってしまうからである。 レアバーストはレア役高確率とG数の減算停止を行うため、突入を繰り返すのが望ましい。 全部埋めるよりも2体、もしくは3体に留め、定期的にレアバーストを引き起こすほうが長持ちしてよいと考える。 この時にリプレイフラグがあれば、100%で悪魔を召喚できるので効率よく上乗せを行えるのではないだろうか。 ポラリスステージの恩恵は? セプテントリオンバトルが勝利確定となる。 よって「レア役でセプテントリオンバトル」の悪魔を召喚してレアバーストに入れると・・・? あとはAT終了時エンディングと即引き戻しが起きる。
https://w.atwiki.jp/perotanfenix/pages/131.html
0352.jpg ↑リバイバルに限りなく近い画像 名前 リバイバル 分類 宗教(むねのり) 説明 配信での扱われ方 上の画像から分かるようにリバイバルスライムは遊戯王カードである。 フェニが遊戯王を始めた時から、将来宗教(むねのり)と関わることは避けられない運命だったのかもしれない・・・。 関連動画 [[]] 関連リンク Qちゃん牧師
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/6626.html
そこそこの規模の大会になると思いますのでよろしくお願いします これでそこそこと言われたら大半の大会が小規模になっちまうじゃねーかw(OPコメ33より引用) 解説 強クラスを中心としたキャラ463名によるシングル大会。 出場キャラは定番から最近できたキャラ、ちょっと変化球な部類まで幅広く選出している。 基本どのキャラも強レベル前後に調整されているためバランスのよい戦いを繰り広げてくれるだろう。 ルール 2部構成。 第1部ではキャラ全員によるランセレバトル。 2勝することで第2部に進出できる。 2敗すると脱落扱いとなりランセレから一時除外。 全ての対戦終了後、第2部進出者が256名に満たない場合は敗者復活戦が行われる。 第2部ではノックアウトラウンド形式による8回戦トーナメント戦。 つまり負けたら即脱落扱い。 組み合わせは第1部通過順。 最後まで残ったキャラが優勝。 出場選手 + ... キャラの製作者・詳細についてはマイリストにリンクされているファイルを参照 アカツキ 塞 鼎二尉 アドラー アノニム 完全者 不律 マリリン ムラクモ 廿楽冴姫 美凰 朱鷺宮神依 リリカ 犬若あかね ペトラ ヴァイス 愛乃はぁと 大道寺きら エルザ クラリーチェ 安栖頼子 ヒロイントリオ 天野美汐 霧島佳乃 Unknown 水瀬名雪 七瀬留美 美坂栞 MVC神奈 川名みさき 里村茜 天沢郁未 川澄舞 ヤシャオウ ライトニング ローズマリー タロス フーティー 阿修羅 御殿谷サキ ルナ姫木 武内優香 八島聡美 久保田潤 梁瀬かおり マテリアル ミランダ レイミ ローズマリー 霧ヶ峰斬子 カフィリエ リリス レイレイ デミトリ モリガン アナカリス 朧ビシャモン ガロン Q-Bee バレッタ タバサ パイロン フェリシア ブレイド レオ タオ ヴァルドール マイン 千面人 にゃっこ プレデター レオノアーヌ HBC 赤猫 天子さん 和也 ボギー ハヤト ジル 大地神 スーパーズル Gシルバー ゴッドルガール アンディ フランコ・バッシュ グリフォンマスク ローレンス 李香緋 ビリー・カーン カイン クラウザー テリー ブルーマリー 山崎竜二 B・ジェニー 望月双角 ビッグベア 秦兄弟 ギース ロック 牙刀 双葉ほたる ケビン・ライアン グラント 不知火舞 御津闇慈 スレイヤー 梅喧 カイ ジョニー チップ 蔵土縁紗夢 アクセル ディズィー 聖騎士団ソル ジャッジメント ロビンマスク キン肉マンゼブラ アンヘル 草薙柴舟 矢吹真吾 アッシュ オズワルド セス イグニス 二階堂紅丸 ヴァネッサ 麻宮アテナ クリス フォクシー アルバ・メイラ ルイーゼ 麟 大門五郎 キム・カッファン 藤堂香澄 マチュア バイス オリジナルゼロ 禍忌 アッシュチーム アーデルハイド 八神庵 クリザリッド 神楽ちづる クーラ 草薙京 ルガール 紫苑 レオナ キング 七枷社 スーラ モノフリークス シルヴィ アネル ラモン K スコーピオン マスターファン 楓 斬鉄 高嶺響 真田小次郎 鷲塚慶一郎 嘉神慎之介 天野漂 刹那 御名方守矢 豪血寺お志摩 九戸真太郎 大山礼児 豪血寺お梅 乙霧レミ ブリストル クリス・ウェイン Cアトランティス カイン ミラン ジャム ゴールデンアックス レプトス R・ジャッカル R・ライトニング ブロディア フォーディ F・キラービー G・ヴァイス F・タランテラ B・ソードマン コモード芹香 王虎 千両狂死郎 覇王丸 柳生十兵衛 ナコルル 壬無月斬紅郎 風間火月 羅将神ミヅキ 不知火幻庵 水邪 服部半蔵 レラ 兇國日輪守我旺 ズィーガー アスラ 黒河内夢路 黒子 真鏡名ミナ 牙神幻十郎 レオ ジボル カエン トリッシュ 若ジョセフ ジョルノ フーゴ ディオ 空条承太郎 影ディオ マライヤ 吉良吉影 ブチャラティ プーレ 阮小五 春日野サクラ ギル ザンギエフ リュウ ケン サガット 神月かりん ヒューゴー 神人豪鬼 ベガ キャミィ ユーリ まこと Tホーク 春麗 ブランカ ダルシム バーディー ナッシュ フェイロン 剛拳 元 イングリッド エリル ロゼ マユラ ヒロ 聖神アース 飛影 ゼノン セーラームーン ダルトン クレス ルーティ スタン 戦国卍丸 綱手 小悪魔 RDI 因幡てゐ 聖白蓮 大妖精 アリス 魂魄妖夢 洩矢諏訪子 東風谷早苗 射命丸文 永江衣玖 十六夜咲夜 八雲紫 綿月依姫 藤原妹紅 蓬莱山輝夜 アドベントチルノ 腋巫女 ベジータ 孫悟空 セル フリーザ 魔人ブウ ジャネンバ ゴジータ NEO-DIO ユウキ 瑞麗 アル・アジフ アンナ セイバー アンリ 石馬戒厳 長曾我部元親 上杉謙信 前田慶次 織田信長 真田幸村 伊達政宗 真獅子王 ウルフ教官 闇のアギト 天楼久那妓 山本無頼 堀田大悟 韋駄川煉 斬真狼牙 京堂扇奈 キム・スイル ショー疾風 ロサ レイ・マクドガル 神威翔 ピエール 李刀龍 溝口誠 嘉納亮子 ケンシロウ サウザー ジャギ ハート&はぁと 愛乃シン マミヤ シルフィー サンドマン ウルヴァリン シュマゴラス キャプテンアメリカ ケーブル ブラックハート ガンビット アイスマン ジャガーノート サイクロップス スパイダーマン ヴェノム ゴーストライダー ルビィ・ハート ジン・サオトメ 百合 ウルフホーク アレクセイ・ザラゾフ マイク・ハガー ヴィクター・オルテガ タイタン・ザ・グレート ザ・レイス ミステリアス・ブドー ラッキー・コルト アルクェイド 遠野秋葉 シオン リーズバイフェ ネロ 軋間紅摩 ロア ワラキアの夜 両儀式 MOW七夜 グラップラー志貴 白レン ハクレン 煉 蓮 響良牙 早乙女乱馬 リョウ・サカザキ ロバート・ガルシア ユリ・サカザキ Mrカラテ 烏鈴 玉蘭 天人 イギス 蛇蛟 ジミー ペペ カサンドラ アリス ソニア ハンゾウ マッスルパワー ブロッケン キャプテンキッド ゼウス 爆皇雷 ポリタンクZ ティセ マルルン ネコミサカ ミズチTypeM NaN(NOT A NUMBER) ボンガロテリー 皇帝 バージル ダンテ オメガ 天海春香 セレスティ アリーナ ゾーマ キワミ ナインボールセラフ アサギ 葛葉ライドウ P3主人公 人修羅 写楽保介 右代宮戦人 ルシファー 道潤 泉戸ましろ マリー・デイヨン 筑紫澪 白井黒子 桜ヶ咲ふぶき ジョンス・リー 鈴木ぼたん スバル・ナカジマ 津村斗貴子 獅堂光 スネーク ウィッチ ヤダモソ イカ娘 金糸雀 首輪付きケモノ 初音ミク(MMDミク) ドナルド クウガ カイザ ミヅマ アオバ ナイア 夜水 独眼ちゃん UBU ELLA DragonClaw ユェン 竜子2nd イズコ KJ晴香 カンフーマン ジルチェ 水原奈優 薙 青水シン アラン 鳴雪 マンティコア ミラ・ミシアーノ ナンバーナイン シュリセル クエーカ マシェッタ GN先行者 けっしー君 やる夫AA たぬき Seinosuke 豊臣秀吉 関連大会 晩夏のチームトーナメント コメント 真夏になってもまだまだ終わりそうもないが応援も兼ねて作成、あと秀吉は泣いてもいい -- 名無しさん (2012-04-30 00 04 44) 次の真冬に完結するという可能性も -- 名無しさん (2012-04-30 12 24 50) 春香さんってどのパートで消えたっけ。51以降見た覚えがないような -- 名無しさん (2012-05-24 04 43 11) 春香はP51で1勝1敗になった後、1度も戦わずP52でランセレから消えてるね。敗者復活のランセレにもいないし、居なかった事にされたらしい…。 -- 名無しさん (2012-07-18 16 35 27) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/haruq-nico/
@wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 無料で会員登録できるSNS内の@wiki助け合いコミュニティ @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください @wiki助け合いコミュニティの掲示板スレッド一覧 #atfb_bbs_list その他お勧めサービスについて 大容量1G、PHP/CGI、MySQL、FTPが使える無料ホームページは@PAGES 無料ブログ作成は@WORDをご利用ください 2ch型の無料掲示板は@chsをご利用ください フォーラム型の無料掲示板は@bbをご利用ください お絵かき掲示板は@paintをご利用ください その他の無料掲示板は@bbsをご利用ください 無料ソーシャルプロフィールサービス @flabo(アットフラボ) おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 @wikiプラグイン一覧 まとめサイト作成支援ツール バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、メールでお問い合わせください。
https://w.atwiki.jp/nantonakuserver/pages/18.html
運営状況 サーバーリニューアル 5/7
https://w.atwiki.jp/keikenchi2/pages/1101.html
ボーマンダの部屋 「言うまでもないが、私はボーマンd…」 「知ってるミィ。“ボーちゃん”ってあだ名のボーマンダミィ」 「とっとと抽選を始めるミィ!此方は随分と待たされたんだミィ!!」 「ぐぅ…、貴様ら…。…まぁいい、では始めるとしよう!」 「今から連れていく部屋には、縄がぶら下がっている。各自それをしっかり掴んでいろ!」 「…掴むだけでいいのかミィ? はい、出来たミィ。次は何をするミィ?」 「…お前は、ポケパークでの私のアトラクションは知っているな?」 「あぁ、あの飛びながら的を撃ちぬくアレみぃね」 「そうだ…、俺は飛ぶ事を強く願い、翼を手にいれた…。だのに!俺はアレに参加出来なかった」 ピシリ…と床にヒビがはいる 「だから!私は…俺は…此処で願いを叶える!!」 ボーマンダの雄叫びと共に床が崩れ堕ちた 「ピギャ!!」 「ミブゥッ!!」 「やだ…、こっち来ないでミィィィ!!」 ボーマンダの放つ攻撃に当たったタブンネは吹き飛んで底に落ちていく 「俺はアイツ等が楽しんでいる時、指をくわえて見てるしか出来なかった…」 「だからって、僕たちタブンネを的にするなるて…最低だミィ!」 「黙れ!! 大文字!!」 「ミィガァァ!!」 「…そうだ、俺はやれる! 経験値しか能のない草むらの悪魔は、俺と流星群が、分子に還元してやる―――― !」 「ボーマンダ、楽しそうで何よりです…。一時期、引きコモルーでしたから」 「そういやアイツの特性って何ッスか?」 「自信過剰。まぁ、マルスケほどじゃないけどなかなかの特性リュー」 「夢特性…。別に羨ましくなんかないふりゃ…」 「そういやタブンネの夢特性ってなんだガブ?」 「不器用チル。」 「…終わったミィ?」 たまたま運がよく狩られない位置にいたタブンネが呟いた 辺りを見回すと少なくとも30匹以上のタブンネが狩られたのがわかった 「…今ので12700点か。初めてならこんなもんか…? いやまだだ!20000点を目指すぜ!」 「「もうやめろミィィィィィ!!」」 「こちらボーマンダ、ただいま帰還した」 「あ…お帰りチル……」 「…別に俺っちは何も見てないッスよ」 「…? タブンネは痛め付けた結果、8匹だけ残ったが構わないな?」 「…えぇ、構いませんよ…。さて、後はサザンドラだけですか…」 「うん、このパスタ旨い!触角がコリコリしてて癖になるサザ」 「ママ…、あたちのお耳無くなっちゃったミィ…」 「耐えるミィ…いつか逃げる機会を探してここから出るまでね」 「ごちそうさま! さて、次は…」 「ま、まだ食うのかミィ!?」 「豚の丸焼きを10個、触角パスタ100本…まだまだこれからサザ ……と、言いたいところだけどメインデッシュは皆と食べるから、今はもう食べないサザ」 「それなら僕たちの苦しみは終わりミィか!? やったミィ!」 「ちゃんと生き残ったミィ!!」 「チビちゃん…、絶対に忘れないミィ……」 「ところがギッチョンサザ! 今まで進化系のドラゴンばっかが暴れてきたから、箸休めにちっこいドラゴン達の御料理教室をするサザ」 「…で、なんでオラまで呼ばれてたクリ?」 「クリムガンが今まで一番影が薄かった配慮サザ。…では一足先に失礼するサザ」 「はーい、では今から“タブンネおろしハンバーグ”とタブンネ親子丼を作るチル」 タブンネ視点 どの小ドラゴンも目をギラギラ輝かせてこちらを見ているミィ… 「まずはタブ挽き肉を用意するチル。成体タブンネを麻痺らせてからフカマルの口に入れてミンチにするチル」 チルタリスがそう言うと、いきなりミニリュウが私の隣にいたタブンネに電磁波を食らわせたミィ! そのタブンネの首筋をキバゴが切り裂いて… 「ミギャァァ!ガハッ!!ゴフッ…!!」 そのタブンネが倒れ、動かなくなるとすぐにフカマルが飛び付いてミンチにしていく 犠牲が同族でなければ感心していたであろうコンビネーション… 「そのミンチに、塩、黒胡椒、ナツメグを加えて…以下略」 チルタリスの指示通りの手順で小ドラゴンたちはハンバーグを焼いていく 「モノズくーん、つまみ食いはやめましょうチル。…同時進行でタブンネおろしをつくるチル」 「はいはい、どーせオラっすね」 クリムガンは渋々俯せになると、ミニリュウがもう一匹のタブンネを絞め殺し、タツベイがクリムガンの鮫肌でおろしにしていく 「や、やめるミィィィ…ミガァァ! 痛い痛い痛いミィィィィ!!」 生々しい肉の欠片が辺りに散らばったミィ…ミプッ 「おぇ…、ガバッ!ゲボッ…」 あまりのエグさに朝のきのみを戻してしまったミィ… 「おいおい…やめてくれリュー」 「メシ喰う気が失せたマル」 「万死に値するな」 「腹減ったノズ」 「チルタリスせんせー! コイツがゲロ吐いたキバー!!」 うるさいミィ…、竜は小さくても憎たらしいミィ… 「そういうのはね、罰として次の食材にしちゃうに尽きるチル」 「わかったリュー!」 「了解した」 「頂きまーすノズ!」 逃げなきゃ…、足に力がはいらないミィ… 迫る電磁波、迫る牙 ザシュッ!! ゴフッ…、自分の首から溢れる鮮血が見えるミィ 私の意識は此処で途切れたミィ ・ ・ ・ 「一回戦終了リュー!」 「さぁ!さっさと歩けガブ!」 檻に閉じ込められて2時間、最後のグループが“抽選”を終え、こちらにやってきたミィ 「あぁ…もうお仕舞いミィ…。アルセウス様…お助け下さいミィ…」 「どうせ死ぬのなら、苦しまずに死にたいミィ…」 檻の中の仲間は諦めムードになってきてるミィ… …でも、僕には死ぬ前にやらなきゃいけないことがあるミィ…! 「がぶぶぶぶっ! やっぱコレ最高ガブ!!」 「さっきから、自分がタブンネを服従させたシーンばかり観てますね……ナルシストですか?」 「それよりもボーちゃんの厨二全快の無双シーンの方が面白いふりゃ」 「アレもいいガブが、やっぱコレじゃね? プライドの欠片すらないガブ!」 「…待て、何故お前ら私の部屋での内容を知っている…?」 「あー、実はボーマンダに言い忘れてて…。斯々然々チル」 そうアイツ…ガブリアスを叩きのめすまでは死ねないミィ どうしようかと考えを巡らしていると、横にいるタブンネがツンツンとつついてきた 「…なんだミィ?(ボソッ」 「氷のジュエルだミィ。…今この場で冷凍ビームを使えるのは君しかいないミィ(ボソッ」 「たぶん奴等は弱点の技を持つタブンネを率先して始末していたに違いないミィ(ボソッ」 そうか…、アイツは馬鹿だから僕が冷凍ビームを覚えているのを見落としていたんだミィ… 「だから、お前が…脱出の鍵だミィ!(ボソッ」 僕が、脱出の鍵…? 「そうだ。…今ここには105匹のタブンネがいるミィ。 そのことを踏まえて作戦を立てると…」 「やはり…数で押して……」 「…ポケ質をとって…………」 「………なら、氷4倍の…」 ………なるほど、いける! いけるミィ! この作戦なら皆を救えて、アイツも倒せるミィ 「さて、そろそろ続きを始めるサザ。メインディッシュサザ」 「第二回戦といくッス!」 「…それじゃ…俺が……いや、私が…鍵を開けてくる……」 「ボ、ボーちゃんゴメンふりゃ…。お詫びにボクが行ってくるふりゃ!」 「…いいですか? 彼に行かせても…?」 「どーせ、奴等は竦み上がって動かないクリ」 「そうそう!豚どもにはプライドも度胸もねーガブからよぉ!」 …来た。あと20…10…… 「いいかミィ! 鍵が開いたらすぐにアイツを押し倒すミィ!!(ボソッ」 「プリズンブレイクだミィ!!(ボソッ」 「タブンネの意地を見せつけてやるミィ!!(ボソッ」 「大事なお客様ー、二回戦目でございますふりゃー。鍵をあけてあげるふりゃよ」 ガチャリという音と共に扉が開く… 「「「今だミィ!!」」」 仲間がバッと扉から飛び出して、奴を押し倒した 「わっ!? は、離せふりゃ! セクハラふりゃ!!」 奴の体には十数体のタブンネがまとわりついて、身動き出来なくなっているミィ… 勝った…… 計画通り 「おい、何が起きたクリ!?」 「…ちょっと厄介な事になったチル」 「…私の計算から外れましたね。…ボーマンダ、貴方の責任です」 「解せぬ」 奴等に焦りが見えるミィ…。 ここは一気に… 「動くなミィ!! コイツがどうなってもいいのかミィ!!」 「…氷技持ちは処分したふりゃ。何をする気は知らないふりゃが、タブンネごときの攻撃でボクたちがやられるとでも…」 いつまでも偉そうに…、少し思い知らせてやるミィ 「黙るミィ!!」 叫びと共に、奴の目の前に冷凍ビームを撃ってやるミィ 「きゃっ!?」 「僕たちは…本気だミィ」 「冷凍ビーム!? 誰だッスか? 氷技持ちを消し忘れたのは…」 「私の計画から外れるとは許せないですね。急所に冷凍ビームの刑です」 「そそそそそんなの誰でもいいガブ! 今はアイツを助けるのが先ガブ!!」 「しかし…、下手に動くわけにはいかないリュー。かといって、このままにしとくのも可哀想リュー…」 「僕たちの要求は1つ!! 今いるタブンネを皆解放することだミィ!!」 本当は皆も家族や友達の恨みを晴らしたいに決まってるミィ でも、今はただ生き残る事だけを考えるミィ… 「どうした!? 早く決めるミィ!!」 「さぁ! コイツを見殺しにして僕たちも殺すか!それとも僕たちを見逃してコイツを助けるか! 2つに1つだミィ!!」 勝ちを確信していた。 奴等の結束は確かだミィ… それこそ、人間に囚われた子供のタブンネを母タブンネが見捨てないように 「待て! 本来捕まるのは俺だったはずだ! だから…」 「俺が身代わりになる…とでも言うつもりミィか?」 「笑わせるなミィ。みすみす体のいいポケ質を見逃すとでも思ったかミィ!!」 「「ミヒャヒャヒャヒャヒャハ!!」」 …そうだミィ。向こうに余計な選択権は与えるつもりは無いミィ 「……撃ちたければ撃てばいいふりゃ」 ミィミィという笑い声の中で奴は呟いた 「…黙るミィ」 「…その後、皆が君たちを生かしては帰さないことくらいはわかってるはずふりゃ」 「フライゴン!? 煽ってはいけません!」 僕たちの要求はここからの脱出……だから、その為のポケ質は殺す理由がない…といった所かミィ 「ボクを殺す度胸も何も無い奴が、ボクたちに勝てるはずが…」 コイツも…ガブリアスも…僕を馬鹿にして…! プチンッと僕の中で何かが切れる音がした 「黙れと言ったミィ!!」 僕は怒りに任せて冷凍ビームで奴の右翼を貫いた 甲高い悲鳴が辺りに響く 僕の突然の行動に、味方も敵も静まり返った 「…ヒグッ…グスッ……」 「痛いかミィ? けれど…仲間の痛みはこんなんじゃなかったミィ!」 そう、冷凍ビーム一発で泣き始めるような奴に僕の仲間は―――― 「野郎…やりやがったッス!!」 「八つ裂きにしてやるガブ!」 「内臓引き摺り出して、ごめんなさいと並べてやるサザ!!」 「落ち着くチル! 今は下手に刺激しちゃ駄目チル!」 「お前も少し頭を冷やせミィ! ポケ質が死んだら元も子もないミィ!」 隣にいた仲間が僕の肩を掴んで叫んだ …そうだったミィ。危うく交渉のカードを捨てるところだったミィ… でも、今ので僕たちの本気が伝わったはずミィ 「決める気がないなら…次は左ミィ! 僕たちは本気だミィ!!」 両者に沈黙が流れた その沈黙を破ったのは…―― 「はぁ…、本当はもう少し待って機会を窺いたかったのですが…。……わかりましたよ」 嫌そうな顔でキングドラが溜め息をついた ――― 要求を…飲んだ! 「じゃ、じゃあその扉を開けて…」 「……全く…残念です。 折角の二回戦の用意を無駄にすることになるなんて…」 「「「ミギャァァァア!!」」」 仲間の断末魔。一瞬で半数以上のタブンネが感電死したミィ!? 「何が…何が起きたミィ!?」 「ドラゴンダイブチル!」 フライゴンを押さえ付けていた仲間にチルタリスが突撃した 「ミギャ……? ミヒャヒャ!チルタリスの体重のダイブなんて痛くないミィよ!」 「…甘いチル。コットンガード!もう一度コットンガード!!」 チルタリスの体がむくむくと膨れ、下敷きになったタブンネを覆った 「コットンガードは防御を上げる技…、それで私達を倒せるとでも……? カハッ!ゴホッ…!」 「ミグッ!? い、息が出来ないミィ!」 「は、早くコイツを退かすミィ! はや…く……」 「ボーマンダ! 奴等が怯んでる隙に早く助けろチル!」 「あ…あぁ!」 しまったミィ!? ポケ質を見逃すわけにはいかないミィ! 「そうはさせないミィ! 冷凍ビー…」 「不意打ち!!」 ゴッと不意に後頭部を殴られて、冷凍ビームはあらぬ方向に飛んでいった… 頭がぐわんぐわんと響く。僕は立っていられず、その場に倒れ込んだ 「いつのまに僕の背後をミィ…?」 「最初の混乱に紛れてたクリ。……今回ばかりは影の薄さが役立ったクリ」 「さぁ!顔を上げてよく見てみるクリ!!」 むんずと触角を掴まれて、無理矢理顔を上げさせられる 僕の目に映ったのは、オクタンのような顔色で窒息死した仲間、檻の中で唖然としている仲間、そしてなにより… 「ボーちゃん、皆……怖かったふりゃ」 「全く…世話が焼けますね。私の計画を歪めないで下さいよ」 「あんな糞の集まりに捕まって泣くだなんてだせぇガブ」 「うるさいふりゃ! 敵に捕まるのはヒロインの十八番ふりゃ!」 「…お前雄だろ」 ポケ質が…、交渉のカードが…奪い返されたミィ 「形勢逆転…クリ」 「そんな…、僕は脱出の鍵のはずだミィ…。 有り得ないミィ!」 「…有り得るチル。ドラゴンを見くびってもらっては困るチル」 「途中までは…途中までは完璧だったミィ! いったい何をしたミィ!?」 「こちらの隠し玉はコレだリュー」 カイリューがバッチのような物を投げ渡した。 これは…? 「クリムガンの抽選で使用した細工です。本当はコレで脅して、殺し合いさせたかったんですけどね…」 「卑怯だミィ! やっぱりドラゴンなんてチマチマした姑息でチキンな…ミキュッ!」 「ちょっと眠ってるッス」 「残りのタブンネも少なくなったリュー…これからどうするリュー?」 「…コイツだけは許さないふりゃ。 死んだ方がマシだと思える苦しみを与えてから、地獄に送ってやるふりゃ…」 ・ ・ ・ 次に目を覚ました時には、ボクは再び檻の中に閉じ込められていたミィ 「…大丈夫ミィ?」 側にいた雌のタブンネが声をかけてきたミィ ボクは何をしていたミィ…? 確か…ドラゴン共に囲まれて…、カッとなって… 「良かった…。3時間も寝てたから…心配したミィ。……計画はダメだったミィ」 計画…。そうだ、僕は… 「…皆を…救えなかっ……」 共に作戦を立てた仲間の1匹が僕の背中を優しく叩いた 「…お前は良くやったミィ。 奴等の1匹に深手を負わせてやったミィ」 「一矢報いたミィ。これで心おきなく死ねるミィ」 皆、失敗した僕に不満を言わず慰め、励ましてくれたミィ。でも…… …嘘だミィ。表面上は僕を慰めているようだけど、彼等の本心が触角を通して伝わってくるミィ “まだ死にたくないミィ…!” “お前がちゃんとしていれば、こんなことにはならなかったミィ!” “俺なら成功してたミィ!お前に任せたのが間違いだったミィね!!” 皆の全身から溢れる僕への不満。 何で…何で…僕はこんな奴等の為に命をかけたミィ…!? “諦めないで! 貴方なら出来るミィ!” ハッと顔を上げた。さっきのタブンネが僕の手を握っていた 「諦めないで! 貴方なら出来るミィ!」 綺麗事の嵐の中で、彼女の声が鮮明に聴こえた …そうだったミィ。 僕にはまだやることがあるミィ カブリアスを倒して、そして… … 「糞豚が…ようやく起きたガブか。いいか! よぉく聞けガブ!!」 「我々で話し合った結果、先程の反逆を企てたリーダーを公開処刑するだけに留めておく事が決まった」 「…誰に殺されるかぐらいの自由は与えてやるリュー」 「貴様らに問う。…首謀者は誰だ?」 僕だミィ…! 奴等、僕だと知っている上でわざと聞いているミィ! 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だミィ! まだ死ねない…死にたくないミィ!! 「なんだ、誰も名乗り出ないサザか…。仕方ない、1匹ずつなぶり殺して…」 「コイツ! コイツがリーダーだミィ!!」 あるタブンネが焦りながら叫んだ。 「へぇ…、本当ッスか?」 オノノクスが僕と向き合って、薄ら笑いを浮かべる 冗談じゃないミィ! 僕はこんなところでくたばるような奴じゃないミィ…! 「違う! 僕じゃな…」 「リーダーは…あたちだミィ!!」 小さな子タブンネが名乗り出る。全く関係がない子がどうして… 「あたちが…、あたちがリーダーだミィ!!」 「…情けないチル。こんな小さな子を身代わりにするなんてチル」 「身代わりなんかじゃないミィ! 信じてミィ!!」 「…おや? 貴女はカヌーの時のお嬢さんではありませんか。どうしたんですか?」 「…パパとママの敵だミィ! 貴方だけは赦さないミィ!!」 子タブンネはプルプルと体を震わせて叫んだ 「くだらないですね。両親の敵討ちだなんて…。しかし、貴女みたいな子を殺るのはそそられますね」 「ロリコンッスか…?」 「グドラ!? 先にアイツを処刑するふりゃ! ボクの涙は高いふりゃー!!」 「落ち着くサザ。メインディッシュは後にした方が旨いサザ」 「……わかったふりゃ。今は我慢するふりゃ」 キングドラと子タブンネが向かい合う 「パパ…ママ…、見ててほしいミィ…」 「…理解し難い感情ですね。…どうぞかかってきて下さい、お嬢さん?」 「準備はいいリューね? キングドラVS子タブンネ! ファイッ!リュー!!」 「ミィィィィィ!」 子タブンネがキングドラに向かって往復ビンタを仕掛けたが、一歩後退するだけでかわされてしまう 「ミィ! ミィ! ミィッ!!」 「…貴女、自分がしている事がわかっていますか? 無駄なんですよ、無駄」 奴の言葉に耳を貸さず、当たらない攻撃を一心不乱に出し続ける 子タブンネは足が縺れて転んでは、起き上がって当たらない攻撃を繰り返す キングドラは避け続けることで、子タブンネの体力をじわじわと削っていく あんな小さい子共が勝てるわけがないミィ… 奴は完全に遊んでいる。それこそ、ペルシアンがコラッタをいたぶるようにミィ… 「あんな小さな子が戦うなんて……。チビちゃん! 頑張るミィ!!」 勝ち目がない。それでも彼女は子タブンネを応援し続ける 彼女は他の自分勝手なタブンネと違う…。容姿は勿論、心の綺麗さが秀でているミィ 彼女と生き延びる。生き延びて幸せに暮らすミィ そう…今度こそ君だけは幸せにしてみせるミィ! 「ミィ!ミィィィッ!!」 またしても子タブンネのビンタが空を切る。勢い余って転倒したが、今までのように起き上がらなかった 「ミハァ…ミフゥ……」 「…もう終わりですか? まぁ、子供にしては上出来でしょう」 「…なんで…なんでこんな事をするミィ…? パパとママを返してミィ…」 「愚問ですね。 自分の欲望を満たす…それ以上でもそれ以下でもありません」 「ハッ…ハッ…。 貴方にも…パパとママがいたはずミィ…。 なんで家族を失う辛さがわからないミィ…? 簡単に殺せるんだミィ…!」 「…私は生まれ持った特性が望みのものでないという理由で捨てられました。ですから、親の顔すら知りません」 「故にわからない。何が貴女を動かしているのかが…」 「…仲間がピンチの時、貴方は焦ってたはずだミィ。その気持ちと同じだミィ…! なのに、どうちて…!?」 キングドラは考え込むかのように顔を俯けた 暫くの沈黙の後、顔を上げた 「…あぁ、なるほど。家族とは、そのような気持ちなのですね。 有り難うお嬢さん、理解出来ました」 「ほんとに…ミィ?」 「えぇ…、本当です」 「だったら…こんなことをもうやめるミィ。 貴方はほんとは悪いポケモンさんじゃないミィ…」 「…貴女の理解なんていりませんよ。 タブンネなんかと同じ目線で考えられるなど虫酸が走る」 「貴方は道端に落ちてるゴミに情を抱きますか? 抱きませんよね? 私たちが貴女たちを考えるのは、それと同じです」 「そん…なの違……っ」 「言いましたよね。理解はいらない…と。今、パパとママのところに送ってあげますよ。…さようなら、お嬢さん――― 」 キングドラの銃口が水を吹いた 打ち出された高圧水流は子タブンネを呑み込み、壁に叩き付けた 一瞬水が赤く染まった。腕か何かが吹き飛ぶのが見えた 技が終わった時、そこには子タブンネの亡骸は無かった 血は洗い流され、地面に溶けていく 「…さようなら、お嬢さん」 横を見ると、彼女がわなわなと震えていた。 「何故だミィ…。何故だあの子が死ななきゃならなかったミィ!」 キングドラ…。コイツは顔色1つ変えずに、幼いタブンネを葬った 「何故こんな事が、平然と出来るミィ!」 「…だったら、お前たちはあの子に何かしてやったのかクリ? お前らの行為はただあの子を見殺しにしたのと同じだクリ」 「あーあ、あの子も可哀想ふりゃねー! だーれも身代わりになろうと名乗り出ようとしないなんて…君たちに殺されたも同然ふりゃねー!」 僕たちが殺した…? 「そうだリュー。あの子が名乗り出た時、君達はあの子が死ぬとわかってた筈だリュー」 「で、でも…あの状況なら誰かが犠牲になるしかなかったミィ…」 彼女が声をだんだん小さくしながら言った 「そう…、ですから貴方方にはそれを咎める権利などないのですよ。 まぁ…殺した私が言うのもなんですけどね」 そう言われて彼女は押し黙ってしまった 「都合が悪くなるとすぐに黙る。糞野郎の典型サザ」 たった1匹の女の子に多勢に無勢で…! 「ミィ! おま…」 「皆! そろそろ最終段階に入るッスよ」 「そこでくっちゃべってないで、さっさと準備を手伝えチル」 「はいはい、今から行くガブ。…まったく、口うるせせぇ女ガブ」 「…いつの時代も女とは強いものだな」 「ボーちゃん、オッサン臭いふりゃ」 奴等が檻から離れていく …最終段階。 もう時間がないミィ… 「ミィ…ミィィ……」 横を見ると、彼女が項垂れて泣いていたミィ 優しい彼女には、奴等の心無い言動が堪えたみたいだミィ… 「…気にするなミィ」 声をかけると、彼女は涙を浮かべた上目遣いで此方を見た 思わず胸にキュンときたミィ…。 僕はもう一度語りかける 「気にするなミィ…。あの子を殺したのはキングドラ。 奴等はただ君に責任転嫁しただけだミィ」 「ミィ…。でも……」 「これを見るミィ…。 僕にはまだ“氷のジュエル”が残ってるミィ」 ずっと尻尾に隠してたんだミィ。 これを使う時は対ガブリアス戦… 「これは…」 「…これが僕らの最後の切り札だミィ。 これがあれば隙をみて君を助けらてあけられるミィ!」 生きて帰れる…―――。 彼女の目が輝いた しかし、すぐに彼女は頭を垂れ震え出した 「…彼等は子供ですら躊躇いなく殺したミィ。ましてや私たちなんて…」 彼女の発言に周りの空気が凍る 「あぁ…!なんて事を言うミィ! 折角考えないでいたのにミィ!!」 「ミギァ! 死にたくなんてないミィ!!」 傍にいた仲間達ががパニックになって、彼女に殴りかかった 「奴等が騒がしくなってきたクリ。ボーマンダ、黙らせてくるクリ」 「なんで俺なんだ…?」 「だいたいマンダのせいで計画が狂ったリュー。その罰だリュー」 「いや、だから…」 「早く行ってこいチル…。行かないなら、翌朝枕元で唄って永眠させてやるチル」 「…こんな事態になったのはボクのせいでもあるふりゃ」 「気にしないでください。誰かは知りませんが、元はといえば冷ビを消し忘れた方が悪いんですから…」 「ほほほほらっ! 引き篭ルーは早く行ってくるガブ!!」 「痛い痛いミィ!! 耳を引っ張らないでミィ!!」 「お前はいい子ちゃんぶってて気に食わなかったんだミィ!」 「どうせ死ぬミィ! だったらまずはお前を…」 引っ張られている彼女の耳はミチミチと悲鳴をあげているミィ! 「やめろミィ! 彼女を離…」 「貴様ら…先程から煩いぞ。少し黙るがいい…」 ミヒッ!? いきなりドスの効いた声がしたミィ 彼女の耳を掴んでいたタブンネもビビってその手を離した 「…そうだ、黙っていろ。 そうすれば今だけは生かしてやる」 「…なんだ、ボーちゃんかミィ。 それとも引きコモルーミィか? ミヒャヒャ!」 「貴様…、次にその名で呼んでみろ。 どうなっても知らんぞ!」 「殺すミィか? どのみち死ぬのがわかってるミィ。 今更無意味だミィ、ボーちゃ…」 そう言ったタブンネの顔が炎に包まれる 「ミガッ!ミギャャャ…、ミア゙ア゙ァァァッ!!」 大文字を食らったタブンネは絶叫をあげ、目を押さえてのたうち回る 「…眼球内の水分が蒸発する気分はどうだ? 殺しはしない、痛め付けるだけだ」 「――ちゃ―、―――ゃん!」 「ァァァ…! ミギィィィッ!!」 「ボ―――ん! ふ―ゃ…………」 「想像を絶する痛みだろう。…あまり私を馬鹿にするなよ」 「ボーちゃんの馬鹿!! さっきから呼んでるふりゃぁ!!」 「糞供が…! まだ私を愚弄するつもり……か…?」 「顔面クリムガンにして何を叫んでるッスか…。…あだっ!!」 「…殴るクリよ?」 「もう殴ってるチル」 「準備、終わったサザ。早く飯にしたいサザ」 「あぁ…、すまない」 目の前で悲鳴をあげるタブンネを無視して、奴等は話を進めていくミィ 「おかしいミィ…」 「…リュー?」 檻の外の連中に向かって彼女が吠えた 「何でこの悲鳴に対して何も感じないミィ!? 可哀想だとか…痛そうとか思えないミィ!?」 「美味しそうサザ」 「そうじゃないミィ! 貴方達には何処か基本的な感情が抜けてる…、ポケモンじゃないミィ……悪魔だミィ!!」 「……悪魔とは言ってくれるふりゃね…」 彼女は奴等を罵った。僕は彼女を庇うように後ろに隠す 「…悪魔ですか」 「悪魔だミィ! 自分達の幸せの為に私達を犠牲にしようとする…ただの悪魔だミィ!!」 彼女は僕の後ろから身を乗り出して叫んだ けれども、彼女の必死の形相に対して、奴等は溜め息をついただけだった 「何を言うかと思えば…くだらねぇガブ。常識知らずが」 「ここまで生き残ってきたから少しは期待したッスが、所詮はタブンネッスね」 「幸せは誰かを不幸にして手に入る…。僕たちはグドラからそう教わったリュー」 「そんなのただの身勝手なだけだミィ!」 誰も傷付ける幸せなんて幸せじゃないミィ! そんなのただの押し付けに… 「…過ぎないと思いますか? いいえ、貴方はまだ世界のシステムを知らない」 「例えば…1匹のポケモンがバトルに勝利する時には、対戦相手の不幸が伴うクリ」 「さらに、そのポケモンの育成の為に何百ものポケモンが犠牲になる。…覚えはないか?」 ――― 経験値。 そんな理由で僕の友達は無惨にも焼かれ、斬られ、潰されていったミィ 「そして、そのポケモンが生まれるまでの過程で切り捨てられる存在がいるサザ」 「誰かが笑ってる大空の下では、必ず誰かが泣いているチル」 「…これが世界のシステムリュー。 僕たちが幸せになる為には、君達の不幸が不可欠リュー」 …こんな勝手な考えの為に僕達は虐殺されたというのかミィ 沸々と怒りが込み上げてくる 「テメェらは恵まれているガブ。誰かにその死が必要とされているガブ」 「…そんな強引な思想が許されるわけないミィ! お前達は騙されているミィ!!」 「騙されている? 何を言っているクリ?」 「説得しても無駄ですよ。 …私は彼等を拾い、食事、寝床、そして教育を与え、私好みに育ててきました」 「グドラは決してボクたちを裏切らないし、ボクたちも決してグドラを裏切らないふりゃ」 「…今度は私達が幸せになる番だ。その邪魔はさせないぞ」 ボーマンダに威嚇され、竦み上がる その恐怖からか、彼女は僕にぎゅっと抱き着いてきた 「少しお喋りが過ぎましたね。……チル、頼みます」 「…奏でてやるチル、お前たちへの鎮魂歌を…」 チルタリスの歌声が響いた 歌を聞いた周りの仲間が次々と倒れていく 僕は薄れていく意識の中で、再び決意は誓う 絶対に…生きて帰…るミィ……と。 「ミキャァァァッ!!」 僕は彼女の居たたまれない悲鳴で目を覚ました 「ど、どうしたミィ!?」 「尻尾が…私の尻尾が…」 尻尾…? まさか…! 急いで自分のお尻に手を当てると、そこにフサフサの尻尾ではなくネットリとした生暖かい感触が――― 「あああああああっ!!」 真っ赤な鮮血が白い手に染み付いて、シミになっていく 「…そこ、煩いッスよ。 なんでオレっちがこんな雑用を…」 「ミギァァァァッ!!」 悲鳴の方を振り返ると、オノノクスが寝ていた仲間の尻尾を切断していた 僕たちにとって尻尾はアピールポイント…一族の誇りだったミィ… 「お前…自分のしていることがわかっているミィ…!?」 「ん? あぁ、尻尾は食べるとき邪魔ッスからね。先に分別してるだけッス」 「尻尾っ!か、返すミィ!!」 さっき尻尾を切られたタブンネが、オノノクスの足にしがみついて頼んだ 「おぅ! ちゃんと寝藁の代用品として使ってやるから心配するなッス!」 「ちが…っ! 返してミィ…返してミィ!!」 「えぇー…仕方ないッスね…。ほら、返してやるッス」 奴は尻尾を放り投げて、次のターゲットを狩りに行った 「…ヒグッ……ミィィ…」 彼はもう戻ることのない尻尾を抱き締めて、泣いていた 「可哀想だミィ…。なんとかしてあげたいミィ」 彼女は彼を憐れんで呟いた 彼女だって尻尾を奪われた被害者だ、それなのに… 「だーかーら! 俺は焼肉がいいって言ってるガブぅ!!」 「それより、さっと熱湯に通して程よく脂を落としたしゃぶしゃぶチル」 「オラは醤油ベースでじっくり煮込んだ角煮が食べたいクリ…」 「ここは公平に鍋でど…」 「嫌ふりゃ。ボーちゃん鍋奉行でうるさいから嫌いふりゃ」 「…そうッスね。あれはちょっと引くッス」 「鍋の時しか暴君になれないとか小さい雄チル」 「やめなさい、貴方たち。 真実でも言わないであげる優しさが大事ですよ」 「…もうお前らなんて大嫌いだ」 「グドラは何がいいリュー?」 「私は肉食べれませんし、でも十分満たされました。十分ね…」 奴等、自分の事しか考えてないミィ しかし…、僕たちの調理法を争っているとなると、今すぐにでも捌かれてもおかしくないミィ 「何を考えているミィ…?」 余程険しい顔付きをしていたのだろうか、彼女が不安そうに尋ねてきた なんとかしてタイマンに持ち込む。 そして冷凍ビームを放つ 彼女にはそれが僕の作戦だと伝えた 「…危険だミィ、よりにもよって一番危なそうな彼と闘うだなんて…」 危険なのはわかってる でも、砕かれたプライドの為にも僕はやらなきゃいけないミィ 「待って、…私も一緒に闘うミィ。足手まといにはならない、貴方をサポートするミィ」 「…感謝するミィ。君となら生き残れるミィ」 「だから……」 だから…? 彼女は急に口ごもった 「…ここから生きて帰れたら、ずっと一緒にいてほしいミィ。 私を思う貴方の気持ち、さっきからずっと伝わってくるミィ」 突然の告白に、かぁ…っと顔が熱くなる 「駄目かミィ…?」 断る理由なんて無い 二匹の力は二倍じゃない、きっと相乗される 「嬉しいミィ…。 僕には未来が見えるミィ! 絶対に勝つミィ!!」 そう、二匹で慎ましく暮らす未来が――― だから倒す。 許さない、お前だけは――― 「よく痛め付けられたタブンネの肉は、焼き方はレアで楽しむに限るサザ」 「これからの暑い季節はBBQが一番ふりゃ」 「一応、冬設定リュー…。でも焼肉には賛成、久々にタンが食べたいリュー」 「ほら! 皆焼肉がいいガブ」 「むぅ…、なんで馬鹿は何でも焼きたがるチル…。はぁ…もう焼肉でいいチル」 「…角煮は諦めるクリ。また今度、自分で作るクリ」 「…決まりましたか? ではボーマンダ、準備をしておいてください」 「……グスッ。お前らなんて大嫌いだ」 しばらく待つと、金網で作られた最後のスタジアムが出来たミィ 「…生き残るミィ」 彼女の問いかけに無言で頷く。 そう… 此処が僕の…僕たちの最終決戦場――― 続く
https://w.atwiki.jp/keikenchi/pages/1042.html
「マンダ、点火しろチル」 「…私をマッチみたいに扱うな」 「チル! ボーちゃんのお手軽さはチャッカマンふりゃー!!」 ボーマンダが渋々と大文字で燃料に点火する 暫くすると金網の中心部が真っ赤に変色した 「さぁ、早く進むッス」 金網の上に足を踏み入れると、ジュー…と足の裏が焼けていく 「熱っ! 熱いミィ!!」 「ミヒッ! ミフッ!! ミヒャ!!」 仲間も僕も、真夏の砂浜を素足で歩くかのように、小さくジャンプしながら走る じりじりと足の肉球が火傷していくのがわかった 「肉球! 肉球が焦げちゃうミィ!!」 彼女もかなり辛そうだミィ…。 出来るだけ早く決着を着けるミィ… 「ははははっ! ポップコーンみたいクリ」 「ポップコーン…何処にあるサザ? …腹減ったサザ」 「グドラー! サザンドラが限界ッス」 「そろそろおっ始めるリュー! ノメル汁のタブタンは僕が頂くリュー…あっ!!」 「へっへっへっ! 一番乗りは俺様が戴くガ…ギャァァァ!! 熱いガブぅ!!」 「…馬鹿チルね。今回は飛べない竜に用はチル」 「ふん! 飛べない竜はただの竜なのさ…」 「おぉ! なんだかチャッカマンが偉そうふりゃ!」 「ぐぅぅ…、全然熱くねぇガブ! 俺はイケるガブ!!」 ――― 来た! 今の奴は火傷を負ってるミィ! 思わぬハプニングだミィ…! 「キャァァァッ!! 来ないd…」 「いただきますっ! クチャクチャ…ごちそうさざ!!」 サザンドラの近くにいた仲間が開始直後にリタイアしたミィ… 無惨に残された食いカスが燃えて炭になっていく 残り29匹… 「私の肉を焼けぇチル!」 「ミィィ…!チルタリス程度の火力でぇ!!」 力のあるタブンネが火炎放射を強引に振り払う 「どうだミィ…ミグッ!?」 ブチブチと繊維が千切れる音を出しながら、腕の肉が啄まれる 「…サザンドラの言った通り、レアが旨いチル」 「痛…いミィ…」 「次はミミガーにするチル。ついばむ!!」 火炎放射で焦げた箇所を啄まれる行為を繰り返され、腕と耳を順に失っていく… 「ハッ…ハッ……ミギィー!!」 まるで鳥葬されたような姿のマランネと化したタブンネは、最後の力を振り絞りタックルを仕掛けた しかし、バランスのとれない体で当たるはずもなく転倒する 「…もう美味しいところ無いから要らないチル。ごちそうさまチル」 チルタリスはそう言い残して去っていった 勿論、腕の無いタブンネは自力で起き上がれるはずもなく、路上で干上がるミミズのように焼け死んだ 「…ちょっと焦げてるけど、これあげるふりゃ」 「ありがとッス。食べ残しってのが気に入らないッスが…」 「…所々虫食いの後があるのが生々しいクリね」 「噛み砕くふりゃぁ!!」 火炎放射や竜の息吹が飛び交う中、彼女と僕は背中合わせでリフレクターと光の壁を貼って凌いでいるミィ… 彼女の特性 癒しの心と神秘の守りで火傷によるダメージも軽減した …冷凍ビームは最初の抽選で4発、ポケ質をとった際に3発で残り8発だミィ 仲間も残り16匹、そろそろ奴が… 「ガブブ! まだまだ生きのいい豚が残ってるガブ!!」 「…待ちくたびれたミィ」 「あぁ? …ってなんだ、あの時の屑? まだ生き残ってたガブか」 まだ死なない…死ねないミィ! 「お前を…お前を倒すミィ!!」 体が震える…脅えなのか武者震いがわからない けど、僕は奴に指を突き付けて叫んだ 「…1匹で? 滑稽ガブ」 「1匹じゃないミィ!私もいるミィ!!」 彼女も声を張り上げて叫んだ。 1匹なら無理でも、彼女となら勝てる確信があった 「あの時の屈辱…返してやるミィ!!」 「ゴミクズが増えたところで、俺様には敵うはずがな…」 「ほぅ…、その冷凍ビーム持ちは貴方が担当した時のですか」 「うげ…、バレたガブ」 「私の計画を歪めてくれて…。 帰ったら急所に冷凍ビームの刑ですから」 「…心配しなくても、ちゃんと骨は拾ってあげるチル」 「ボクの体をキズモノにした罪は重いふりゃ! 責任とるふりゃー!!」 「…勝っても負けても死ぬじゃねぇか。 まぁ…俺様が負けることありえないガブ!!」 空気が変わった。ピリピリとして冷たい、プレッシャー… 彼女が指を絡ませてくる。それを優しく握った パチッ!と油がはねる それと同時に奴が消えた――― フッ…と、ガブリアスが僕の前に現れる 「豚は大人しくオレたちの餌になってればいいんだ…よっ!」 ダブルチョップ! さっきはこれでやられたミィ… 「断るミィ! 僕たちにも幸せになる権利はあるミィ。 お前たちの好き勝手にぃ…させないミィ!!」 僕は叫びをあげて奴の腕を弾き返した そう…今度は違うミィ 貼っておいたリフレクター、奴の火傷でダメージは1/4だミィ! 「ちぃ! 墜ちねぇガブ!」 「まだやられないミィ!」 腕に冷気を溜めて、奴の顔目掛けて冷凍ビームを放った しかし、奴の隙を突いた至近距離からの攻撃は楽々とかわされてしまったミィ けれど奴は体勢を取り直すべく、僕たちと距離をとった ――― かかったミィ! 「そんなノロイ攻撃! 砂隠れがなくても当たらないガ…」 「今だミィ! やるミィ!!」 「任せるミィ! トリックルーム!!」 僕の合図で彼女は時空を歪めた…反撃開始だミィ!! 「クソアマが…厄介な技をガブぅ」 挙動が重々しい奴と対象に、なんだか体が軽々しいミィ…! これがトリックルームの力かミィ… 「お前の厄介な点は回避力だミィ。 だから、それさえ奪ってしまえばいいミィ」 「トリックルームは素早さが遅いポケモンほど早くなる技だミィ。形勢逆転だミィ…」 「いくら小細工しようが、このオレ…ガブリアス様がやられる訳…がっ…!?」 僕は奴の脇腹に素早く入り込んで捨て身タックルを喰らわしたミィ やはり…速い! 勇敢な僕は一層その恩恵が得られるミィ 「…補助は私に任せて、貴方は攻撃に専念するミィ」 「あと4ターン…。今までの借りを返してやるミィ!」 「リュー…、体が重いリュー。……元からデブだろとか思った奴、後で引き裂いてやるリュー」 「ミィィ! トリックルームの下ならお前なんか敵じゃないミィ!」 「再び掴まえてポケ質にしてやるミィ! トリルが切れる前に壁に追い込むミィ!」 「こっちにくるなふりゃ! ストーカーは犯罪ふりゃ!!」 「ちょこまかとかわしやがってウザいミィ…。そっちに行ったミィ!」 「……ミヒィ! 追い詰めたミィ!」 「追い込まれたふりゃ…。 助けてふりゃー!」 「お前の…お前のくだらないクイズのせいで、妻が、息子が死んだミィ!」 「…クイズふりゃ。 オツムが弱いのが悪いふりゃ。だから、ボクのせいじゃないふ…」 パシンと乾いた音が響く。 パパンネは続けてビンタを放つ 「それが死んだ仲間に対する言葉かミィ! お前なんか顔が潰れるまでビンタして…ミギャァァァァァッ!」 パパンネはぐちゃぐちゃに潰れた腕に絶叫をあげた 「幻影クリ。さぁ!まだアンタの往復ビンタは終了していないクリ!」 「やめ…ミギッ! すまなかっ…ミビッ!!」 往復ビンタが決まる度にパパンネの腕が削られていく 5回の攻撃の後には腕のなくなったパパンネが残された 「流石、鮫肌+ゴツメッス。 あんな手はズタズタで使いモンにならないッスね」 「お褒めの言葉どーもクリ。さて、トリパ下最速竜の力見せてやるクリ!!」 「悪かったミィ! 私が悪かったミィ!」 「まずはタブンネの肝臓の刺身クリ!ドラゴンクロー!!」 「グドラ! 蜻蛉帰りがきまったふりゃ! 名付けてクリムガードふりゃ!!」 「…貴方、ただ逃げてきただけじゃないですか」 「…クリムガンを引き立ててあげたふりゃ」 「鉄板で余計な火傷したクリ…。後で覚えてろクリよ」 「ふr…」 「敗走兵ッス」 「…お前らなんて大嫌いふりゃ」 「…テメェ、ぶっころすガブ! 俺様に…逆らった罪を償わせ…っ!!」 奴は重い足取りでビームをかわそうとするが、完全にかわすことは出来ないミィ 冷凍ビームのかすったところから赤黒い血が出ている 逆に僕は攻撃と、彼女の癒しの波動による回復を同時に行い、ダメージゼロ もうどちらが勝つかなんて火を見るより明らかだミィ 「一匹のタブンネにも五分の魂、私たちを舐めるなミィ!」 …そろそろ終わりにするミィ そう思って僕は口の中から切り札を取り出した 「ミィ…! 体が軽いミィ! これならカイリューに勝つのだって可能に…突進だミィ!!」 「ッ…! この…破壊光線リュー!」 高エネルギー体がスタジアムの外壁を吹き飛ばすが、肝心の目標には当たらない 「…そんな遅い動作で撃った所で当たらないミィ! 突進!!」 カイリューの後ろに回り込み、その勢いで突撃する 「リュー…! タブンネの火力で僕を倒せるわけないリュー。トリルが切れるまで羽休め連打で…」 「マルチスケイルかミィ…」 「リュー? 何を…言ってるリュー…」 「マルスケ羽休め戦法なんて、仲間作りで無効化してやるミィ! マルスケが生命線の…」 「…あーあ、死んだッスね。ここにいる時点で死んだようなモンッスけど」 「カイリューの前でそれを口にしちゃいけませんからね。確か以前にボーマンダが半殺しに…」 「ミィィ、いくらでも言ってやるミィ! マルスケなんて仲間作りで突破可能に…」 「黙れリュー…、君は僕の逆鱗に触れたリュー」 「仲間作りミィ! そして…突進のコンボだミィ!!」 勝利を叫んでカイリューの腹に突進する。特性が変わったことでカイリューが倒れるのを信じて しかし、結果は厚い脂肪の層に弾かれ、鉄板の上に尻餅をついた 「ミギャ! …なんで何ともないミィ!? おかしいミィ!」 「忘れたかった記憶をよくも思い出させてくれたなリュー…」 タブンネを怒りを含んだ冷たい目で見据え、片方の触覚を掴んで空中に放り投げる ブチッと触覚が千切れて鮮血が吹き出した 「ミギィィァァ!」 「たとえどんなに速く動けても…翼がない君じゃ回避しようがないリュー」 「消え去れリュー!!」 カイリューの口から放たれる眩い光はタブンネに向かっていく 「ミィィッ! ひかりのか…――」 目の前に光の障壁を出現させる。 エネルギー同士がぶつかり合う 徐々に威力を増す破壊光線。 こちらも負けじと応戦する 「僕は…精神力だリュー。でも…」 少しずつ光の壁がひび割れていく。 熱線にチリチリと焼かれていく ――― 視界が真っ白になる 目を開けると破壊光線を出し切ったカイリューが硬直したまま立っていた 奴はピクリとも動かない。 勝ったのだ、あのカイリューに…! 「やっぱ俺って、不可能を可能に…――」 「でも…、精神力は僕の誇りだリュー!!」 奴の叫びで我に返る。 今のは……幻? 威力を増した破壊光線が障壁を貫通し、タブンネを飲み込んだ 目が焼け、腕が吹き飛び、皮膚が焦げ付く…。 高エネルギーが一瞬にして蒸発させた 「炭すら残らないなんて…勿体ないサザ」 「…終わったリュー。リュー…――」 「破壊光線の撃ちすぎチル。血が昇り過ぎて顔面クリムガンになってるチル」 「…なんで始めから神速使わなかったッスか?」 「カイリューと言えば、破壊光線リュー。 破壊光線も僕の誇りだリュー…」 「厄介な技ですね。あの雌がいる限り何回でも使われてしまいますから」 「グドラなら、ここから狙い撃てるはずふりゃ。なんで見てるだけふりゃ?」 「私が手出ししたら、彼 怒るでしょう」 「…でも、ガブがやられてるのをただ見てるのは嫌ふりゃ。 ちょっと行ってくるふりゃ」 「策はあるのですか?」 「バッチリふりゃ。1/40の確立で成功するふりゃ」 視界の片隅に光の柱が見える …これで残りは、ボーマンダとサザンドラと交戦中の8匹になったミィ 「ハッ…ハッ…。糞共が…引き裂いてやるガブ…」 そろそろ終わりにするミィ… そう思って口の中に隠しておいたジュエルに手を伸ばす 「これで…くたばれミィ!!」 「そうはさせないふりゃ!」 耳障りな羽音がして、フライゴンが向かってくる 飛んで火に入る夏の虫とはまさにこの事だミィ 「ガブリアスの前に、まずはお前だミィ! 冷凍ビーム!!」 トリパ下なら絶対に回避など出来ないミィ 正直、こんな奴の為に冷凍ビームを使うのは勿体な… 「そんな攻撃、当たらないふりゃー!」 冷凍ビームが素早く横軸をずらされてかわされたミィ…!? トリックルームによって動きが鈍るはず…なんでだミィ!? 「なんでお前は、ちゃんと動けるんだミィ!?」 「…ほんとにオツムが弱いふりゃね。 レベルが低ければ低いほど、トリルの影響は少ないに決まってるふりゃ!!」 「俺の獲物に手ぇ出すなガブ! 引っ込んでろガブ!!」 「追い込まれてる癖に意気がるなふりゃー。この状況をなんとかしてするふりゃ!」 …無理だミィ 今の僕たちは光の壁、リフレクター、トリックルーム…extと要塞と化したミィ それをあんな奴に突破出来る訳がないミィ 「竜の息吹ふりゃぁ!」 紫色の炎が彼女に向けられる もとから大したことない威力の攻撃が、彼女の光の壁に遮られる そのせいか、彼女は全然ダメージを受けてないミィ きっと同族のビンタ1回分程度のダメージだったんだミィ… 「…何がしたかったミィ?」 「運が良ければマヒして、運よく痺れたところを狙う作戦ふりゃ!」 コイツ…レベルが低いだけじゃなくて、頭のレベルも低いミィ そんな運頼りの戦法が、今の僕たちに通じるわけがないミィ! 「無駄ミィよ。今は私の“神秘の守り”があるミィ。状態異常にはならないミィ!」 「ふりゃ…!?」 「オツムが弱いのはお前の方だミィ! 冷凍ビーム!!」 茫然としている奴を、直進する冷気の束が掠める 場外に吹き飛ばされた奴への追撃の冷凍ビームが左翼を貫いた 「…りゃぁっ!!」 短い悲鳴。 そのまま床へと落ちていく奴にトドメの冷凍ビームを… 「お前の相手は、この俺様ガブ! 余所見してんなガブぅ!!」 ……しまったミィ! いつのまにかガブリアスの接近を許していたミィ!! 奴が腕を振り下ろす。 リフレクターが間に合わないミィ! 鋭い爪が目の前に迫る ――― やられるミィ!! 「だめっ! ミィ!!」 ブシュッ…と、熟れたマトマが潰れたような嫌な音。 ミギャァァァッ!! 刺された!刺されたミィ!! 痛い痛い痛い痛い痛…い…? …痛くない…ミィ …何かがおかしいミィ そう思って目を開けると、虚ろな目と目があった …嘘だミィ。 これはきっと嘘… 「カハッ…!」 目の前のタブンネが尋常じゃない量の血を吐いた 頬にかかる生暖かい感触が遠ざかる僕の意識を呼び戻した そんな…、嫌だミィ 一緒に生きるって約束したミィ…それなのに…… 「ミィィィィィッ!!!」 僕は天を仰いで叫んだ どんなに叫んでも、叫んで叫んで喉が潰れても、彼女が返ってこない事はわかっていた 叫ばずにはいられなかった ・ ・ ・ 彼女はガブリアスの爪に胸を貫かれて死んだ そう、僕を庇って… 「…なんで、なんで彼女が…死ななきゃならないミィ? なんで殺したんだミィ!?」 僕は鬼の形相でガブリアスに食って掛かる 「はぁ? コイツから刺さりに来たんだガブ。勝手に死んだのを俺のせいにされても困るガブ」 ブンッ! と奴が腕を振るうと、彼女の身体は飛んで、カイリューが壁に開けた穴に吸い込まれていった 地面につく瞬間にペキッ…と骨が折れる音が微かに聞こえた 彼女は僕が殺したであろうフライゴンの近くに落ちると、ピクリとも動かなくなった 「あ、あああ…!!」 「たかだか玩具の1つが壊れただけなのに、いつまで泣いてるつもりガブ」 ガブリアス… 奴は僕からプライドと仲間と…そして彼女までも奪った それなのに、それなのにそれなのに…! 「そろそろトリックルームの時間切れッスね」 「嗚呼…、オラの天下が解けていくクリ」 「やーっと鈍足共の天下が終わるリュー。久々に苛々したリュー」 「ミヒヒヒヒッ! どうだボーちゃん、素早いだろミィ! 素早…いミィ?」 「あれ? 身体が重いミィ…。なんで…?」 「…よくも今までコケにしてくれたな。 怒れる竜の恐ろしさを思いしらせてやる…!」 「ボーちゃんごめんなさいミィ! 私は悪くないミィ!誤解だミィ!!」 「五回だ! 今ので貴様は五回もボ……ゃんと呼んだ! 私を侮辱する者は何人たりとも赦さん!!」 「さぁ、メインディシュサザ! もう誰もワタクシを止めることは出来ないサザ!!」 「来るな来るな来るなミィ! ギバャッ…!」 「モグモグ…若干味の質が落ちてるサザ。絶望が足りないサザ」 時空の歪みが戻った ついにトリックルームが解けたミィ… 鉄板が放心状態の僕の足が焼けていく。 きっと神秘の守りも切れたんだミィ… 彼女が残した物が次々と消える。 次は僕かミィ…? 彼女が居なくなった今、生きることに関して未練はないミィ でも、まだ消える訳にはいかないミィ… 「……ないミィ」 「あぁ? はっきり言えガブ」 「僕たちは…オモチャじゃないんだミィ!!」 そう叫んで、僕は奴のヒレに噛み付いた 「ほふはひはほほひゃひゃはひミィ!」 「…きたねぇガブ! 触れんなガブ!!」 僕は更に顎に力を込める 奴も流石に痛いのか顔をしかめた 「あだだだだ! 離せガブぅ!!」 奴が力に任せて腕を振りまわすと、僕の身体もブンブンと揺れる 絶対に離さないミィ! 「いい加減に…しろガブ!!」 思いっきり振られた腕の遠心力で僕の身体が宙に浮く 僕はドスンとお尻から鉄板に落下する 奴を見ると、僕に噛まれたところにフーフーと息を吹き掛けているミィ 奴のヒレには僕の歯形と唾液がべったりついた。 ざまぁみろミィ… 「お前ひょ、許さはいミィ!!」 喋る度に僕の歯はボロボロと抜けていくけど、構わずに叫んで、 顎が外れて閉まらない口から涎や血を垂らしながら奴を見据える 「…もういいガブ。ちょっとは遊んでやろうと思ったガブが、初めて戦ったみたいに何も出来ずに死んでいけガブ!!」 うんざりした顔で奴は言い放った 初めて戦った…― 砂ガブかミィ!? 急いで今の自分のステータスを顧みる 冷凍ビームは後2発、生き残っているタブンネは4匹、そして彼女を殺された時に目覚めた技… いける! 勝算はあるミィ!! 全てをフル活用して彼女の敵をとるミィ…、チャンスは一度だミィ!! 「砂嵐ガブ! これで終わりガブ!!」 やはり初手砂嵐…、読みきったミィ! 「コイツを喰らうミィ!」 消えゆく奴に、冷凍ビームとは違う波状のビームを放つ ―― シンプルビーム 相手の特性を単純に書き換える技だミィ これで厄介な砂隠れを消して、そして単純になった奴が次にとる行動は…―! 「小細工を! だったら力で捩じ伏せてやるガブ!!」 ただただ馬鹿みたいに突っ込んでくるはずだミィ! 僕も負けじと馬鹿みたいに突っ込む。 捨て身タックルだミィ!! しかし僕の攻撃は当たる前に、リーチの長い奴の腕が僕の右目を抉った 僕は後ろに吹っ飛ばされた 「ミギギ…ガァァ!!」 激痛に歯を食いしばって耐えるミィ 「ミッ!ミッ!」 右目だった物が瞼の下から溢れ出るのを気に留めず、僕はサザンドラとボーマンダと交戦中の4匹に手をかざす そうしてサイコキネシスで奴等を僕の支配下に置くミィ 「なんだミィ?」 「身体が勝手にミィ!?」 「なんだか豚どもの様子が変サザ!」 「これは一体…?」 これで布石は整ったミィ… 「冷凍ビームだミィ!」 僕は奴に“最後の”冷凍ビームを放つ 勿論当たらない。当たらなくたって構わないミィ 「しまったミィ!もうPPが無いミィ!?」 僕はわざとらしく叫ぶ それを聞いた奴は、しめたと言わんばかりにトドメをさしにくる …ほんと単純で助かったミィ 「これで死ねガブ!! ドラゴンダイブ!!!」 来た…! そのまま突っ込んでくるミィ あまりに的確な読みっぷりに思わず口元がにやけてしまうミィ 「この瞬間を待ってたミィ!サイコキネシス!!」 「「ミィャァァァッ!!」」 僕は4匹のタブンネを超能力で操って、奴を両サイドから押さえ込む 「ガブッ!?」 「PPが切れたというのは嘘だミィ!」 ただ奴を誘き寄せる為の罠だミィ 僕はジュエルを握り締めた手に冷気を溜める 彼女の痛みを…思いしれミィ! 「冷凍ビームだミィ!!」 冷気の束が、仲間ごとガブリアスを貫いた――― 勝った…ミィ 続く 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/muscle-brain/pages/261.html
ルール クラス キャラクターガダラル フブキ スグリ 所属チーム おまけ各人の衣食住 ルール 詳しくは闘争中Liteを参照。 クラス 今回はファンタジー設定。 基本的なバランスはルルブと同じ。 「ファイター」 基礎【戦闘】6 基礎【探索】5 基礎【命運】3 サブ【戦闘】1 サブ【探索】0 サブ【命運】1 アバタースキル(メイン):戦闘時勝率+10%。ステータス2種のうち片方を+3可能。 アバタースキル(サブ):戦闘時勝率+5%。ステータス2種のうち片方を+1可能。 基礎白兵クラス。何にも特化していない分、なんでも出来るタイプのクラス。 初心者にオススメのバランス職であり、その安定した使い勝手から慣れてからもこの職を好むプレイヤーが多い。 フレーバー要素であるが、装備できるアイテムの幅が最も広いのもこのクラス。 「ナイト」 基礎【戦闘】6 基礎【探索】2 基礎【命運】3 サブ【戦闘】1 サブ【探索】0 サブ【命運】1 アバタースキル(メイン):戦闘時勝率+10%。ステータス1種を常時+5。 また、防衛戦時には更に勝率+10%。ステ増加幅を+5→+8に。 アバタースキル(サブ):戦闘時勝率+5%。ステータス1種を常時+3。 また、防衛戦時には更に勝率+5%。ステ増加幅を+3→+5に。 防衛戦特化型白兵クラス。 強襲・探索に必要な要素が全くと言って伸びないが、戦力が純粋に高く、防衛に有利なスキルを持っている。 戦闘能力はファイターと互角以上だが、小回りは利かない(上昇幅は大きいが上がるステが1つであることで反映)。 防御性能の高い装備や、防衛戦用の設置装備などを多く装備できる。 「バンデッド」 基礎【戦闘】6 基礎【探索】5 基礎【命運】2 サブ【戦闘】1 サブ【探索】1 サブ【命運】0 アバタースキル(メイン):戦闘時勝率+10%。また、強襲時に強襲結果表をシナリオ2度だけ振り直せる。 アバタースキル(サブ):戦闘時勝率+5%。強襲戦時に強襲結果表をシナリオ1度だけ振り直せる。 強襲戦特化型白兵クラス。 戦闘能力では前述の2クラスに劣るが、強襲に非常に向いた専用装備が揃っている。 ナイトに対して戦闘時以外の移動速度向上などの補助装備が豊富であり、その分軽装。 正面からの戦闘には劣る、軽戦士的なクラス。 「シーフ」 基礎【戦闘】4 基礎【探索】7 基礎【命運】3 サブ【戦闘】0 サブ【探索】1 サブ【命運】1 アバタースキル(メイン):探索判定に常時+20%。探索結果を2度まで振り直し可能。 アバタースキル(サブ):探索判定に常時+10%。探索結果を1度まで振り直し可能。 メインになった場合、群を抜いて高い探索能力を持つことになる探索特化職。 ただしメインになった場合は戦闘能力は死ぬ。 サブでも高い探索補助能力を持つ為、バランスよりの戦闘キャラがお守りとしてサブで入れることが多い。 探索用の便利アイテムなどの装備幅が抜群に広い唯一の職業。 「ホワイトマジシャン」 基礎【戦闘】4 基礎【探索】5 基礎【命運】4 サブ【戦闘】0 サブ【探索】0 サブ【命運】2 アバタースキル(メイン):キャラクター1名の命運を+1。4回まで使用可能。 アバタースキル(サブ):キャラクター1名の命運を+1。2回まで使用可能。 通称白魔。回復魔法の使い手であり、ある意味においてはパーティーの生命線。 探索能力は高めではあるが、直接戦闘能力は低い。 主に援護・回復用の装備を大量に保有できるため、必殺のゾンビアタック(データ上は命運ブッパ)が可能。 「レッドマジシャン」 基礎【戦闘】6 基礎【探索】6 基礎【命運】2 サブ【戦闘】1 サブ【探索】1 サブ【命運】0 アバタースキル(メイン):戦闘勝率・探索判定の双方に+10% アバタースキル(サブ):戦闘勝率・探索判定の双方に+5% 白兵・魔法のバランスが取れた魔法戦士。通称赤魔。 戦闘・探索能力のバランスが良いが、どちらにも特化出来ないのが弱点。 比較的軽装型の魔法戦士であり、装備幅が広く浅い。 「ブラックマジシャン」 基礎【戦闘】6 基礎【探索】4 基礎【命運】2 サブ【戦闘】1 サブ【探索】0 サブ【命運】1 アバタースキル(メイン):敵が3名の場合、戦闘時勝率+20%。自陣のステータス1つの合計値+6。 敵が2名の場合、戦闘時勝率+10%。自陣のステータス1つの合計値+2。 アバタースキル(サブ):敵が3名の場合、戦闘時勝率+10%。自陣のステータス1つの合計値+3。 敵が2名の場合、戦闘時勝率+5%。自陣のステータス1つの合計値+1。 範囲攻撃に長け、対多数戦に特化した黒魔術師。 単騎相手の戦闘能力は低いが、敵が複数の場合の総火力で見ると随一である。 1人相手だとスキルが無駄。2人相手でも通常の戦闘職よりやや劣る。3人相手だと性能が爆発する。 魔術の範囲や威力を上げる補助装備が豊富。 「ハンター」 基礎【戦闘】6 基礎【探索】3 基礎【命運】3 サブ【戦闘】1 サブ【探索】0 サブ【命運】1 アバタースキル(メイン):戦闘時、敵がエネミーの場合勝率+20%。ステータス1つの合計値+5。 アバタースキル(サブ):戦闘時、敵がエネミーの場合勝率+10%。ステータス1つの合計値+3。 対エネミーの撃破に特化したスキルを持つ遠距離系クラス。 遠隔装備が主体であり、主に弓や罠といった系統の扱いに優れる。 スキルの大半が相手を選ぶ能力であるが、それだけにハマると強い。ハマらなかったら? サパッと死せい。 「アーチャー」 基礎【戦闘】6 基礎【探索】3 基礎【命運】3 サブ【戦闘】1 サブ【探索】1 サブ【命運】0 アバタースキル(メイン):戦闘時、敵がプレイヤーキャラクターの場合勝率+20%。ステータス1つの合計値+3。 アバタースキル(サブ):戦闘時、敵がプレイヤーキャラクターの場合勝率+10%。ステータス1つの合計値+1。 対プレイヤーの撃破に特化したスキルを持つ遠距離系クラス。 遠隔装備が主体であり、主に弓や罠といった系統の扱いに優れる。 強襲プレイヤー御用達ではあるが、何かの拍子にエネミーと遭遇した場合は壮絶な地蔵と化して大概死ぬ。 ほぼハンターと互換の能力であり、装備やスキルの対象がプレイヤーかエネミーかの差でしかないが、 何故か装備が可愛いためこちらのほうが人気が高い。 「ニンジャ」 基礎【戦闘】6 基礎【探索】6 基礎【命運】3 サブ【戦闘】1 サブ【探索】1 サブ【命運】1 アバタースキル(メイン):戦闘時勝率+30%。ステータス2種を常時+6。味方複数時使用不可。 アバタースキル(サブ):戦闘時勝率+15%。ステータス2種を常時+3。味方複数時使用不可。 イエエエエ!? ニンジャ!? ニンジャナンデ!? 何故かファンタジーにも存在するニンジャ職。群を抜いて高い戦闘能力・総合能力を持つが、性能がピーキーで扱いにくい。 特徴として『スキルの大半が味方にも当たる』という仕様があり、素人にはおすすめされない。 サブで持って基礎ステの底上げに使うのはよく見る。メインで持つのはロマン派のプレイヤーか地雷かリアル武芸者。 キャラクター ガダラル 【ガダラル】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫■クラス■メイン:ブラックマジシャン サブ:アーチャー/ハンター■基礎ステータス■【戦闘】8 【探索】5■詳細ステータス■【ATK】11 【DEF】2 【SPD】5 【HIT】5 【MAG】17■プレイヤースキル■◎サラマンダーフレイム(自称) TASレベルの最速で発射される魔術の連射。 その正体はパティシエの修行で鍛えた正確無比な時間感覚による、スキルのリキャスト時間とMPの回復速度を 完全に把握した上での一切の無駄のないスキルの連続発動である。 戦闘時、【MAG】ステータスの合計値を+8。勝率を+10%。 回復能力の向上と火力スキル各種を無駄なく取り揃え、黒魔道士という攻撃特化職でそれを十全に振り回す ガダラルの火力は、初心者でありながら非常に高い水準をマーク可能。 ただしやはり初心者なので定石を理解しておらず、このスキルを使用した場合は後述の墨魔道士のスキルが強制発動。◎墨魔道士 黒魔道士のダメなパターン、通称墨魔道士の典型。 高火力魔法を何も考えずにバラ撒くことにより、敵のヘイトをかき集めて無駄な集中攻撃を食らう。 結果として装甲の脆い魔術師クラスである彼らはものすごいあっさりと戦場の露と消えてゆく。 戦闘時、敵が3体未満の場合に70%の確率で戦闘前に発動。敵のヘイトや注目を集めた結果、敵が1体増える。 敵のランクが必要な場合は、現在存在している敵の低い方に合わせる。 敵が増えた上で勝利した場合の貢献ポイント入手量を*1.3するが、割に合わないだろう。■アバタースキル■○ファイガ 高い火力を誇る典型的な火力攻撃型魔法。特別な効果は無いが、単純に殺傷範囲・威力・MPのバランスがいい。 使い勝手が良さそうとのことで、ガダラルは好んでメインウェポンとして扱っている。 敵が3名の場合、戦闘時勝率+20%。【MAG】の合計値+6。 敵が2名の場合、戦闘時勝率+10%。【MAG】の合計値+2。○トルネド 突風と鎌鼬による攻撃魔法。消費の割に威力は低いがノックバック効果あり。 ファイガのリキャストタイムを埋めるために選択した。その性質上、行動が単純なエネミーに効果大。 戦闘時、敵がエネミーの場合勝率+10%。【MAG】の合計値+3。○羅刹の大鎌 対プレイヤー戦において威力にボーナスが付く大鎌。元の威力も高い装備だが、非常にかさばる。 戦闘時、敵がプレイヤーキャラクターの場合勝率+10%。【ATK】の合計値+1。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 命運:☆ ☆ ☆┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ フブキ 【フブキ】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫■クラス■メイン:レッドマジシャン サブ:シーフ/ホワイトマジシャン■基礎ステータス■【戦闘】6 【探索】7■詳細ステータス■【ATK】2 【DEF】3 【SPD】5 【HIT】10 【MAG】10■プレイヤースキル■◎フブキ組 このキャラクターは徒党を率いて指揮をとる能力に長けている。 原作でサイタマにトップの器ではないと評されているが、意外と部下の忠誠が篤かったり部下に技を教えていたりと、 面倒見はよさ気。 シナリオ1度までターンリザルトを振り直せる。■アバタースキル■○サイコキネシス いわゆる念動力とか呼ばれる便利魔法。物を動かしたり、敵にぶつけたりと用途は様々。 扱いにコツが要るが、フブキはこの手のスキルの取り回しに手馴れている。 戦闘勝率・探索判定の双方に+10%○広域探知 広域を探知するレーダー系魔法を使用可能。 まぁ、レーダーに反応しない装備やエネミーも居るので完全ではないが、探索においてはかなり有用。 探索判定に常時+10%。探索結果を1度まで振り直し可能。○ケアル・ホイミ・ファーストエイド 三種揃ってハッピーセット。 何故似たような効果、消費、範囲の回復魔法を運営が3つも用意したのか。謎は尽きない。 キャラクター1名の命運を+1。2回まで使用可能。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 命運:☆ ☆ ☆ ☆ ☆┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ スグリ 【スグリ】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫■クラス■メイン:アーチャー サブ:バンデッド/ニンジャ■基礎ステータス■【戦闘】8 【探索】5■詳細ステータス■【ATK】11 【DEF】4 【SPD】14 【HIT】7 【MAG】2■プレイヤースキル■◎ハイスピードSTG 高速で動きまわって威力の高い砲撃を“近接で”ぶち当てる頭の悪い(褒め言葉)戦闘スタイル。 戦闘時、【SPD】と【ATK】のステータスを常に+3。勝率を+10%。■アバタースキル■○スプレッド 短射程の魔力ビームを乱射する。特に対プレイヤーの攻撃性能が高い。 戦闘時、敵がプレイヤーキャラクターの場合勝率+20%。ステータス1つの合計値+3。○ソード 近接で使用する刀剣。スグリは特に隠密行動が必要な場合に多用する。 戦闘時勝率+5%。強襲戦時に強襲結果表をシナリオ1度だけ振り直せる。○ショック 電磁場を設置して攻撃する魔法。 ただし範囲攻撃であり味方を巻き込むため、単騎でなければ使いにくい。 戦闘時勝率+15%。【SPD】と【MAG】を常時+3。味方複数時使用不可。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 命運:☆ ☆ ☆ ☆┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 所属チーム Aチーム:こんにちわ死.ねスイーツ連合 ユニークメンバー:ガダラル、フブキ、スグリ モブメンバー:三妖精 チームリザルトで0が出た場合、1度だけ振り直せる。 更にフブキ所属で2度まで振り直し可能。 スグリ所属でターンごとに+1D4点 Bチーム:俺たちがアズカバンで死ぬがよい ユニークメンバー:織莉子 モブメンバー:荒木比奈、マシンガンスネーク、ドクトル・ゲー、ヨロイ元帥 ヒャッハーチームだ! リザルトで敵陣へダメージを与える結果が出た場合、与ダメージを+1D10する。 更に織莉子所属により2度まで振り直し可能他、毎ターン+1D10+1D6の収入。 ◎野生のグデーリアン(織莉子のスキル) 精鋭戦力による高度な連携と臨機応変な対応を軸とした突破戦術を好む戦術家。 手持ちの戦力を用いた臨機応変な対応が抜群に上手く、寄せ集めめいたビルドの参加者たちを用いて 大きな戦果をあげることが得意。 臨機応変さと即時即断にやや偏った性質上、補給まで含めて考える戦略家としてよりも戦術家としての素養が強いが、 当人はそれを十分に把握している上に闘走中だと戦術レベルの視野があれば十分なので全く問題になっていない。 このキャラクターが居る陣営は毎ターン1D10点の収支増がある他、2回までターン結果表を振り直せる。 Cチーム:謙虚な俺たちがこんにちは死.ね ユニークメンバー:風見志郎 突出したプレイヤーが1人居る以外は弱いチームだ。 チームリザルトの出目が-1されるが、ユニークキャラ1名決定。 更にリザルトで敵陣へダメージを与える結果が出た場合、与ダメージを+1D10する。 風見志郎所属により毎ターン+1D6の収入。 Dチーム:煉獄の俺たちが神議中 ユニークメンバー:山口如月 モブメンバー:流石兄弟 チームリザルトのランダム表の出目に+1の補正。 山口如月所属により毎ターン+1D4の収入。 おまけ 各人の衣食住 ガダラル 衣:63 食:35 住:95 たぶん普段の食事は漢料理であり、菓子作りは別なタイプ フブキ 衣:51 食:17 住:17 だらしな系女子、フブキ。多分放置すると部屋が凄い汚部屋になり、3食カップ麺とかになる スグリ 衣:61 食:63 住:27 部屋の片付けが苦手だが、他はそこそこバランスがいい 兄者 衣:13 食:76 住:36 実は料理上手な兄者 なお、画力15 弟者 衣:71 食:50 住:46 このバランスの良さは間違いなく弟者 如月: 衣:76 食:87 住:51 この出来る女子高生は何者だ 織莉子 衣:23 食:90 住:80 服に興味はなさげな織莉子。あの魔法少女服とかは多分友人の薦めか。料理はプロ級 ひなせんせー 衣:48 食:48 住:78 苦手がないタイプ。部屋は意外と整理整頓がしっかりしている。 タツマキ 衣:26 食:91 住:77 サニー 衣:56 食:65 住:30 料理が一番得意で苦手がない。 ルナ 衣:47 食:52 住:32 裁縫や洗濯が比較的苦手だが、片付けや掃除は一番まし。得意とまでは言えない。 スター 衣:76 食:55 住:21 洗濯や針仕事が得意だが、片付けや掃除が出来ない子
https://w.atwiki.jp/keikenchi/pages/1091.html
さっきから奴が動く気配がない。 静かに白い靄が立ち込めている みはははは…みひひひひひ… やった…! やったミィ!! これで天国の彼女も報われるはずだミィ。 ついに敵をとったミィ!! 緊張状態から解放されて手の力が抜ける カツンッ―――… 僕の手の平から何かが零れ落ちた 氷の…ジュエル……? 「「ィギュッ!」」 靄の中から悲鳴が聞こえたかと思うと、ゴトンッと音がして、すぐに血の噴水が沸き起こった 次第に靄が晴れていく そこにいたのはコナン一話のように首を切られ、血を吹き出す4匹のタブンネ。 そして、ガブリアス…!? 右肩が凍り付いているけれど、まだ生きていたのかミィ! 「な、なんでお前が生きてるミィ!? 死んだはずだミィ!」 「悲しい事にこういう時に“生意気”に生まれたことに感謝するガブ。それに…」 奴は僕に詰め寄って、足下に転がっていた氷のジュエルを踏み潰す 「あ、ああ…」 「何を気にしてるガブ。不器用の癖に」 不器用…? 僕がかミィ? 「ろくに道具も使えないなんて可哀想な存在チル」 「待つミィ! 僕はマミィに再生力だって小さい頃から言われてたミィ!だから再生力だミィ!!」 「それはそうですよ。不器用なんて野生では役に立たないクズ特性を隠すのは当たり前ですから」 「全国のミミロップファンの皆様ごめんなさいッス」 不器用、不器用、不器用… 「惜しかったガブな~。ジュエル冷ビなら倒せてた“かも”しれないガブ」 「特性に踊らされた憐れな奴リューね」 「お前が言うと説得力があr…」 「あぁん? やんのかリュー…」 「カイリュー!レベルの暴力はやめるクリ。Lv.89の電気鼠と同じクリ!」 負けた、負けた、負けた…たった1つの誤算で…! 「……死ねガブ」 奴のヒレが僕の腹に食い込んだ 喉に酸っぱいものが込み上げてくる ゲホッ!ガハッ!! おぇぇ…… 僕は堪らず胃酸をぶちまけたミィ… 「ちょっと…休むガブ…」 「おぅ!しっかり休むッスよ。後は任せろッス」 「仕方ないチル。ちゃんと休めるようにレクイエムを謳ってやるチル」 チラリと奴等を見やる 今は奴の介抱で手一杯みたいだミィ…しめた! 僕はダッシュで壁の穴へと走り出す これは、いつかまた奴に復讐出来るように…復讐するための撤退だミィ 「あっ!逃げだサザ!!」 「…サザンドラ 追うな。放っておきましょう、面白いものが見れるかもしれません」 「でも、あいつは…」 「黙れボーマンダ。私が追うなと言っているのです。…わかるでしょう?」 奴等、追ってこないミィ…? 僕はスタジアムを飛び降りて、出口に向かって一目散に走り出した 途中彼女の遺体が目に入ったが、そんな彼女を運び出す余裕なんてない …ゴメンミィ。 君を救えなかったミィ 一緒に生きたかった。子供をつくって、家族仲良く暮らして… 出来るのならもう一度君の声を聞きたいミィ… 「置いていかないで…ミィ…」 ふっ…、ついに幻聴まで聞こえるミィ 彼女は死んだ。もういないミィ… 「私も…連れてってほしい…ミィ」 また幻聴。 彼女の未練を捨てきれないだかr……えっ!? 僕は思わず目を見張る ゆっくりと彼女の体が持ち上がって…彼女が蘇ったミィ… 彼女の遺体がゆっくりと起き上がる それは心臓を潰されて、首の骨が折れて、腕もひん曲がっていて… 悪い夢でも見ている気分だミィ…。僕は思わず頬をつねった …やっぱり痛い、夢じゃないミィ 「一体何がなんだかわからないミィ…。君はあの時に死んだはずだミィ」 タブンネの生命力と言えど、瀕死状態からの蘇生は不可能だミィ… 彼女は表情を変えない、口も開かないが、声が聞こえた テレパシーかミィ…? 「…私は確かに死んだふ…ミィ。でも、やり残したことがあって戻ってきたミィ」 やり残したこと…――? それがなんだか僕にはわからないミィ 「やり残したこと、それはなんだミィ…?」 暫くの間。 彼女が答えた 「…貴方と一緒になりたいミィ」 「一緒に暮らすって意味かミィ? だったら早く逃げるミィよ!」 僕は彼女の手をひいて走り出す しかし彼女の体はその場に繋ぎ止められたかのように動かない ブチリッと彼女の腕が千切れた。腕から滴る血が足元を濡らす 「…私はもう死んだ存在ミィ。ここから逃げて貴方と暮らすのは無理だ…ミィ」 「じゃあどうやって一緒になるんだミィ! どうしろというんだミィッ!!」 彼女のはっきりしない態度に苛々して怒鳴り散らす 「…私を食べてミィ。それで貴方と一緒になるミィ」 一瞬、頭が真っ白になる 彼女は何を言っているミィ…? 「貴方に私を食べて欲しいミィ。ここでドラゴン共に食われるより幸s…」 「ふざけるなミィ! そんなこと出来るわけないミィッ!!」 「…それは残念ふりゃ」 嫌に頭に残る声。 ここに来て何度も何度も僕を苛つかせた…――!? 「…だったら、コレはボクが食べてあげるふりゃ。別に問題ないふりゃね?」 「変な顔してるふりゃー。ボクが生きてたのが不思議ふりゃか?」 もう訳がわからないミィ さっきから死んだ筈の彼女や奴が生き返って… そうだ!彼女が危ないミィ!! こんな奴の近くにいたら危険だ、早くここから離れさせないと――― 「早く逃げるミィ!」 僕は彼女を抱き抱えようと近づいた 彼女に触れる瞬間、ヒョイっと彼女の体が宙に浮いた 「…簡単には返してあげないふりゃ」 僕は目を見張ったミィ 彼女の背中に、奴の尻尾が深々と突き刺さっていた 奴が尻尾を動かすと、彼女の体も一緒に動く 彼女は生き返ったのじゃなくて、操られていたのかミィ…! だったら、さっきの彼女は…? 「これは…どういうことだミィ…?」 「ようやく気付いたふりゃか? タネ明かしすると…」 “ただの声マネだミィ。…まさか騙されてくれるとは思わなかった…ミィ” 「サザンからパ○ットマペット教わっといて良かったふりゃ」 “愛する私とボクの声の違いすらわからないなんて、悲しいふりゃねー…ミィ” 「どんな生き物だろうと極限状態だと狂うのですから仕方ない気もしますが…」 「それでもヒアリングポケモンの名が泣くチル。ハミングポケモンの私を見習えチル」 「…お前が歌うのは滅びの歌オンリーだろ」 「あ゙? マンダ、後で覚えてろよチル」 「さよなら、マンダ。今まで楽しかったクリ…」 「お前のことは忘れないリューッ!」 「…せめて誰でもいいから私の味方になってくれ」 「嫌ッス」 「………。」 嘘だったミィ…? 僕が聞いたものは全部… ミヒヒ…そうだミィ。彼女が自分を食べてなんて言う筈がないミィ! あのまま奴は僕を口車に乗せて、彼女を食べさせるつもりだったんだミィ… そんなことは誰にもさせない。彼女は綺麗なまま、埋葬してあげるミィ 「耳が美味しそうふりゃ」 ミッ…? 奴が彼女の耳をくわえて引っ張ろうとする 彼女の耳はミチミチと悲鳴をあげて、体から離れようとしているミィ―――! 「やめるミィ!」 「…どうしたふりゃ。食べる気になったふりゃ?」 「違うミィ! 彼女をボクに返せミィッ!!」 「君が食べたいなら返してあげるふりゃ」 「ふざけるなミィ!そんなこと出来るわけが…」 「君がこの子を諦めるか、それとも君がこの子を食べるのか。2つに1つふりゃ」 「卑怯だミィ…」 「…ボクは君がしたことをそっくりそのままやり返してるだけふりゃ。余分な選択肢は与えないふりゃ」 「早く決めないと…こうしちゃうふりゃ!」 奴は彼女の耳をくわえて、横目でチラリと僕を見る ニヤッと笑ったかと思うと、奴が首を捻り、彼女の耳を千切った それを咀嚼して、呑み込んで…―― 「…あーあ、きっとこの子もボクなんかに食べられるより、君に食べられる方がいいふりゃ。ほーんと罪深い雄ふりゃね」 そう言って奴は、もう片方の耳にも口を近づけた 僕の目の前でバラバラにされていく彼女…。僕は…どうしたらいいミィ?… 僕は…僕は、僕は――ッ “私を…食べてミィ!” “貴方の体の一部となって永遠に生き続けるミィッ!!” また彼女の声。 もう偽りか否かなんてわからない。どうでもいいミィ… 「返せミィ…」 「やっと食べてくれるふりゃか?」 「食べるミィ…。彼女は僕の中で僕と一緒になるミィ。だから…」 これで彼女は奴に傷つけられることはないミィ… 僕が責任もって、彼女の全てを戴くミィ。 きっと僕も彼女も幸せだミィ 「りゃ…、ただ返すのも面白くないふりゃ。そうふりゃ!」 「“フライゴン様。この生きている価値も無い醜い僕に、食べ物を恵んでくださる御心遣いに感謝いたしますふりゃ。僕は敗北者…負け豚ふりゃ。ブヒィ!!”って言えたら返してあげるふりゃ”」 「俺の台詞をパクるなガブぅ!」 「一度、言ってみたかっただけふりゃ。…どうするふりゃ?」 「最後のタブンネのプライドが折られる瞬間、なかなか楽しそうじゃないですか…」 「折角最後の一匹なんだし、皆でやるッスよ」 「これこそ、まさに種族値の暴力だリュー」 「そんな隅っこでいじけてないで、ヒキ…マンダも早く来いガブ」 「……どうせ皆俺のこと嫌いなんだろ、裏では悪口言ってるに決まってる」ブツブツ… 「完全にヒキコモルーに戻ってるチル。アレに何を言っても無駄チル」 ぞろぞろと1匹を除いて奴等が集まってきて僕を取り囲む 「早く言えふりゃ。とっととボクに屈するふりゃ」 なんで、なんでボクがこんな奴等に二度も服従しなくちゃならないミィ? 「言えば楽になるサザ。無様な生きざま晒せサザ」 嫌だ…嫌だミィ。 僕はこんな存在じゃ… 「何を躊躇ってるガブ? 一度俺様に服従した身が、なにを今更ガブ」 …そうだ、あの時みたいに生き残る為には従った方が… 「そうです。弱者が強者には従うのは理なのですよ」 僕は…何の為に、必死に抵抗してきたミィ…? 「フ、フライゴン様…。この生きている価値も無い醜い僕に、食べ物を恵んでくださる御心遣いに…感謝いたしますミィ。僕は敗北者…負け豚ミィ。ブヒィィィッ!!」 …そうだ。これでいいんだミィ もう僕に失うモノはないミィ 「はい、ざーんねーんふりゃー。ふりゃが抜けてるふりゃ。 チルにパスするふりゃ」 「ミィィッ!?」 「“チルタリス様。この生きている価値も無い醜い豚に、食べ物を恵んでくださる御心遣いに感謝いたしますチル。僕は敗北者…負け豚チル。ブヒィ!!”と言えチル」 もう2匹に頭下げたんだミィ。 今更増えたところで、変わりはないミィ… 「チルタリス様。この生きている価値も無い醜い僕に、食べ物を恵んでくださる御心遣いに感謝いたしますチル…ミィ。僕は敗北者…負け豚チル…ブヒィィィッ!!」 「お前がチルとかキモいチル。だから駄目チル。…次、サザンにパス」 「ミガァァァッ!ミビィィッ!!」 …プライドってなんだミィ? 理性ってなんだミィ…? 「次はオラだクリ!」 なんだか頭がボーっとするミィ 「俺っちにも早く回すッス」 なんかどうでもいいミィ… 「…皆楽しそうだな。グスッ…俺なんか…」 なんだっていいミィ… 「あぐあぐ…この♀はなかなかうまいサザ」 あれ…? 「サザン!つまみ食いは駄目リュー!?」 目の前のピンクの塊…あれは何なんだろうミィ… 「あーあ、半分無くなっちゃったふりゃ」 「…さて、最後は私ですか。そうですね…、今貴方の目の前にあるゴミを全て食べなさい。残しては駄目ですよ」 「…だってよ、虫」 「ふりゃん。後でグドラにチクってやるふりゃ、覚えてるふりゃ」 僕は目の前に投げ捨てられた肉にかぶりつく それが強者の命令だからか、僕は従うだけだミィ… 破れた腹に頭を突っ込み、内臓を食らう 口の中に生臭い臭いが広がる、鉄の味しかしない生肉を口の中に詰め込んでいく 骨についた肉もこそげおとして、真っ白になった骨をしゃぶる 「嗚呼…食べたかったサザ」 「嗚呼、皆の輪に入りたい。けど…」 「リュー…。タブンネってこんなおぞましかったリュー?」 「ゾンビッスね。バイオハザードッス」 「共食いとは堕ちたもんだクリ」 …顔の肉も舐めまわすように食べ、ブルーの目に口を添えて噛み付く 奴等の談笑の中で、自分が咀嚼する音がやたらと大きく聞こえるミィ 「おぇ…、ミップゥ…ゲボボッ…」 「きたねぇガブ」 頭蓋骨を放り投げると、カランカランと骨の音が響く 張った下っ腹が苦しいミィ。でも、終わったミィ… 「…コイツはどうするリュー?」 「どうしましょうか?」 「もう、要らないッスね。処分処分っと…」 「それはダメふりゃ。…言ったはずふりゃ。死んだ方がマシな苦しみを与えてから地獄に送るふりゃ」 「随分と激しいクリね」 「僕の羽に風穴開けた罪は重いふりゃ。これじゃ、お婿にいけないふりゃ」 「では―――…」 ガチャンガチャン…と奴等が鉄板や金網、その他の道具を片付けている その中には同族の死体も見えるけど、怒りとか悲しみとかが全然沸き上がってこないミィ… 「な、何か私に手伝えることはないか?」 「ボーちゃんは1匹で準備してくれてたふりゃ。今は要らないから、休んでてほしいふりゃ」 「要ら…な……?」 「ちょっとマンダ、そこにいられても邪魔ッス。俺っちに任せて休んでろッス」 「さて、だいたい片付けたリュー。後はこのゴ…金属と死骸をまとめて攻撃して消せば終わりリュー」 「私がやるっ!やらせてください…」 「さっきはチャッカマンダだなんて馬鹿にして悪かったチル。そこまで傷付くとは思ってなかったチル」 「ここは僕に任せるリュー!」 「破壊光線リューッ!!」 カイリューの雄叫びと共に熱線が発せられて、仲間の亡骸は鉄屑と共に光の中に消えていった 650匹以上いたタブンネは、たった今1匹になったのだ 僕はその事実だけ理解すると、ゴロリと横になって目を閉じた そう、僕はどんな形であれ、選ばれた生き残りの1匹―― 一等賞 ――なのだ…と ・ ・ ・ ・ ・ ・ やっと私の内の感情が治まってくれました もっとも、見知らぬタブンネを殺した位では根本的な解決にはならないでしょうが… 私は生まれて間もないうちに捨てられ、親から何も教わることなく厳しい世界に放り込まれた 共に生まれた兄弟は弱肉強食の世界で淘汰され、唯一私だけが生き残ったのです この世界から不幸を押し付けられ続けた私が幸せを感じるにはどうしたらよいか 答えは簡単。その逆をすればよい 最高の不幸―― 完全に信頼している者を裏切り、絶望の表情のまま潰す。――を与えてやればいい 「そろそろ帰るクリ」 「疲れたサザ。腹へったサザ…」 「さっき食べたばっかリュー」 今はその為の家族ごっこ、謂わば果実が赤く色付くのを待っているだけだ ただ、たまに青いままの果実をむしりとって、踏み潰したくなる衝動に駆られる だから、そんな時はタブンネを殺して、その衝動を静めるようにしている 「グスッ…どうせ俺なんて…ぐぇっ!!」 「住処までおぶっていくふりゃ。早く帰るふりゃ!」 「お前は、自分で飛べるだろうがっ!? 重いから早く降りろ!」 「だーれかさんのせいで、翼が痛くて飛べないふりゃー。責任とるふりゃー」 「ぐ…、貴様…」 …タブンネと言えば、あの幼女も家族について語っていたような 確かに、この中の誰かを失ったら悲しいでしょう それが、自分が手を下せなかったからか、好きだったからかはわかりませんが でもね、私は… 「マンダ、私も乗せてけチル」 「なんでお前ま…でぇ!?」 「なかなかの乗り心地サザ。さぁ、マンダ飛べサザ!!」 「ちょっと狭いッス。サザン、詰めてくれッス」 「重い重い重い重いっ!」 「マンダにドラゴンダイブリュー!」 「ぎゃぁぁぁっ!デブ、お前はやめろぉ!!」 「オラもオラも!」 「さぁ!俺様の席を開けるガブ!!」 「お前ら肌触り悪いから来るなチル。もふもふは正義チル!」 「ちゃんとそのサンドバック用のタブンネは持って帰ってくるッスよ!?」 「お前らなんか大嫌いガブ」 「同じくクリ」 「さ、グドラも早く乗るふりゃ!」 「はいはい、今行きますよ…」 今の家族、嫌いじゃないのです End おまけ 主人公ンネ ♂ ゆうかん(A↑S↓) ぶきよう すてみタックル/れいとうビーム/シンプルビーム/リフレクター⇒サイコキネシス ヒロインネ ♀ おっとり(C↑B↓) いやしのこころ いやしのはどう/しんぴのまもり/トリックルーム/ひかりのかべ カイリュー ♂ まじめ (変化なし) せいしんりょく はかこうせん/しんそく/だいもんじ/なげつける キングドラ ♂ れいせい (C↑S↓) スナイパー ハイドロポンプ/りゅうのはどう/れいとうビーム/オクタンほう フライゴン ♂ むじゃき (S↑D↓) ふゆう りゅうのいぶき/じわれ/とんぼがえり/かみくだく チルタリス ♀ ずぶとい (B↑A↓) ノーてんき ドラゴンダイブ/ついばむ/ほろびのうた/コットンガード⇒かえんほうしゃ ボーマンダ ♂ すなお (変化なし) じしんかじょう りゅうせいぐん/そらをとぶ/だいもんじ/まるくなる(性格が) ガブリアス ♂ なまいき (D↑S↓) すながくれ ドラゴンダイブ/ダブルチョップ/すなあらし/みがわり オノノクス ♂ ようき (S↑C↓) とうそうしん ドラゴンテール/きりさく/りゅうのまい/ハサミギロチン クリムガン ♂ ひかえめ (C↑A↓) さめはだ ドラゴンクロー/ふいうち/ねむる/ねごと サザンドラ ♀ わんぱく (B↑C↓) ふゆう りゅうのはどう/かみくだく/かえんほうしゃ/トライアタック さぁ、これでLet's ドラゴン統一! 「最後のタブンネの行く末はきっと大晦日リュー!」 「辰年はまだ5ヶ月もあるガブ」 「辰年は…まだまだ終わらないふりゃ!!」 グドラの持論がおれとまったくおなじでくさはえた -- (名無しさん) 2018-06-26 18 28 03 名前 コメント すべてのコメントを見る