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運良く4体も解放できたけど育てる価値あるのかな? - 2013-02-15 09 35 36 中の上クラスだから、それなりに強くはなるかと。 - 2013-03-02 16 42 47 備考欄:遭逢の機を持つユニットの一体。その中では最も戦闘能力に優れる。アモンとは似たり寄ったりの能力だが、こちらは水の多重渦竜巻群まで覚える。ただし縛りがキツイ上にあまり攻略するメリットの無いスタンピングケープでしか開放出来ないため、数を揃えるのは少々面倒ではある。同じ遭逢スキル持ちのダンタリオンが簡単に手に入るため現状使われることは少ない。 - 2012-08-05 15 53 00
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Jean Gerson (1363/12/14 - 1429/7/12) フランスの神学者 最初の切手/出身国最初の切手(1946年、フランス発行)
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Lv20 451/396/353/581 - 2013-03-08 22 02 53 経験値テーブル違います。1020系列ではありません。 - 2013-02-07 01 12 04
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【チップ名】 ガンデルソル 【読み方】 がんでるそる 【該当チップ】 ガンデルソル1/2/3 【アイコン】 【種類】 スタンダード 【系統】 無属性 【入手方法】 主にイベントなど 【派生チップ】 ガンデルソルEX 【PA】 パイルドライバー 【登場作品】 『4』『4.5』『5』『6』 【詳細】 ロックマンの2マス前を中心とする縦3マスに光線を発射し、範囲内にいる相手に対し一秒間につき120ダメージ(1フレームで2ダメージ)を与えるチップ。 登場する作品によって仕様が異なり、『4』と『5』ではAボタンを押し続けている間、照射される。 逆に言えば押しただけだと一瞬照射されて終わる残念性能になるので使用時は注意。 また、プラグインした場所が屋外か屋内かでダメージが変化する風変わりな仕様になっている。 『4.5』及び最終作となる『6』ではAボタン1回だけで最後まで自動的に照射するようになった。 ただし、下位のガンデルソルでも1秒間は動けないので注意が必要。 なお、ガンデルソル2(3)では照射時間が若干伸び、ダメージが増える。 太陽光線を照射してダメージを与えるチップだが、範囲内にいる相手はポイズンファラオの毒のようにものすごい勢いでHPを減少させる。 また、攻撃表示がなく上記の通り照射している時間=ダメージとなる。 対インビジ性能を持つ他、『4』『4.5』『5』ではブレイク・対ユカシタ・対水中性能をも備える。特に『4』『4.5』『5』では毒性能とほぼ同じ効果を持っている。そのためウイルス戦だけでなくボス戦においても強力。もちろんデューオにも有効。 以上のような特性から『4』ではバランスブレイカーに数えられることも。 上位互換に「ガンデルソルEX」がある。 『5』ではソルクロスロックマンの状態でチャージショットをすると「ガンデルソル」を照射できる。 版権の都合かアニメには出なかったが、「バトルストーリーロックマンエグゼ」には登場した。 【原作】 イラストに書かれているのはKONAMIより発売された大陽アクションRPG『ボクらの大陽(通称 ボクタイ)』の主人公ジャンゴの持つ武器である大陽銃。 『ボクタイ』での名称は「ガン・デル・ソル」。 そちらでは、同作の敵「アンデッド」やそれを統べる闇の一族「イモータル」を浄化するための兵器。 大陽の光を弾に変えて放つ銃で、パーツをカスタマイズすることで攻撃方法や属性を切り替えることもできた。 バトルチップのイラストになっている「ノーマル系」のフレームでは太陽光線を弾丸にして打ち出す「ショット」とジャンゴ前面に照射する「スプレッド」という2種の攻撃が可能で、エグゼシリーズでは後者のスプレッド攻撃が採用されている。 また前述した、プラグインした場所が屋外か屋内かでチップ性能が変わる仕様は、『ボクタイ』シリーズ特有のギミック「太陽センサー」を再現したもの。 同作ゲームカートリッジについているセンサーに紫外線を当てると、その強度に応じて「太陽ゲージ(上の画像の右下にあるゲージ)」が上昇。 それに伴い「ガン・デル・ソル」の駆動力であるエナジーが溜められたり、ダンジョンに一部変化が起きたりする。 余談だが、ガンデルソル3に描かれている黄色いフレームの太陽銃は存在しない(*1)。 さらに原作ではガン・デル・ソルと対をなし、太陽光線ではなく暗黒物質(ダークマター)を照射する暗黒銃「ガン・デル・ヘル」が存在していたが、こちらは残念ながらエグゼシリーズに登場する事はなかった。 もし実装されていたらガンデルソル系とは逆の「悪専用」「屋内でダメージ2倍」となっていたのだろう。 なお、ガンデルソル系が『ボクらの太陽』シリーズからのコラボレーションであるのに対し、『ボクらの太陽』シリーズは『続・ボクらの太陽』以降、『エグゼ』シリーズから武器「ロックバスター」をコラボレーション武器として登場させている。 【他言語版での名称】 言語 名前 英語 『4』:GunSol1/2/3『5』:GunDelS1/2/3 (Gun Del Sol 1/2/3) 中国語 簡体字 繁体字 太陽槍1/2/3 データライブラリNo. 作品 前のチップ ← No. → 次のチップ 『4』 No.023 フレイムライン3 ← 024 ガンデルソル1 025 ガンデルソル2 026 ガンデルソル3 → No.027 ブリザード 『4.5』 No.023 フレイムライン3 ← 024 ガンデルソル1 025 ガンデルソル2 026 ガンデルソル3 → No.027 ブリザード 『5』 No.026 サボテンボール3 ← 027 ガンデルソル1 028 ガンデルソル2 029 ガンデルソル3 → No.030 エレメントレイジ 『6』 No.014 センシャホウ3 ← 015 ガンデルソル1 016 ガンデルソル2 017 ガンデルソル3 → No.018 ヨーヨー
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Dark side Episode第1話「眠り、そして目覚め」 「………」 ここは…? 一体どこじゃ…? 「………う~ん……」 エッグマンは起きて周囲の状況を確認する。一体ここはどこだろうか。 「これは……」 そこにあったのは、カプセルの中に閉じ込められた人たちであった。 しかしエッグマンは一目で彼女たちが『人間でない』ことに気付いた。 常日頃からメカを作ってきたせいか、人間と、『人間でない者』の区別ははっきりついていた。 一体何者だろうか、そう思った矢先に暗闇から一人の男が姿を現した。 「ごきげんよう、ドクター。いや、ミスターエッグマンといった方がいいかな?」 「貴様…なぜワシの名を知っておる?」 「フフ…私はいろいろな世界で様々な実験を行っている。むろん、君たちの世界のことは調査済みだ。 そうだな…これを見せれば、信じてくれるかな?」 そう言ってポケットから赤く輝く宝石を取り出す。 「なっ!そ、それは…カオスエメラルド! 「そう、カオスエメラルド。七つ集めれば奇跡を起こすといわれる石。私はこの石に多大な興味を持っているのだよ。 ここまで言えば、わかるかな?」 「……これを集めてほしい、ということか。何をするつもりじゃ?」 「先ほども言った通り、実験がしたいのだ。私が満足するような、ね。」 「見返りは、何かあるのじゃろうな?」 「…そうだな、では、見返りとして『これ』いや、彼を返してあげよう。」 そう言って男は後ろを向く。エッグマンもそれにならって男が視線を向けている方に目をやった。 そこには………… 一匹のハリネズミが眠っていた。黒く、影の様なハリネズミ、シャドウ・ザ・ヘッジホッグ。 「シャドウ!?貴様、これをどこで手に入れた!?」 「それは、今は教えられないね。だけど、カオスエメラルドが集まる度にその話を聞かせてあげよう。」 エッグマンはしばらく唸った後、聞きそびれていたことを聞いた。 「名前は何と言うのじゃ?」 「私の名はジェイル・スカリエッティ。スカリエッティ、と呼んでいい。その代わり、あなたのことを エッグマンと呼ばせてもらいますがね。」 「構わん、それともう一つ。シャドウは今すぐ返してもらう。こいつがいればカオスエメラルド集めにも 役立つかもしれん。」 「…いいだろう。好きにしてくれ。」 そういって、スカリエッティはエッグマンとシャドウをとある一室に案内した。 「ここは、彼の体の内部をいじくるのに最適な部屋といえるだろうね。ここを使うといい。」 「礼を言うぞ、スカリエッティ。」 スカリエッティが出て行った後、エッグマンは機械をいじり、シャドウの情報をプロジェクターに投影する。 しばらく無言だったエッグマンはおもむろに話しかける。 誰にでもなく、自分にでもなく、シャドウに。 「シャドウよ…お前はまたこの星を危機にさらしてしまうかもしれん。マリアの願いを、 夢を忘れたわけではないが、お前はしばらくその願いに反してもらう。」 そう言って、シャドウのメモリーレポートを開く。 そして、エッグマンがシャドウを目覚めさせた時から、ソニックとともに『アーク』を カオスコントロールさせたときのメモリーにプロテクトを掛ける。 「すまないの、シャドウ。こうするしかないんじゃ。」 断罪の思いを胸に、シャドウのメモリーにプロテクトを掛けていく。 そして、プロテクトが完了した。 「頼んだぞ、我らが希望、シャドウ・ザ・ヘッジホッグ。」 影(シャドウ)に僅かな光(ライト)を託す自分を少しおかしいと思うエッグマン。 そんな彼が言った『我ら』とはいったい誰を指すのか、今はエッグマン自身も分かっていなかった。 「意外と用心深いね、あの老人は…。」 自室の椅子に腰かけながらつぶやく。 まるで、この状況を楽しんでいるかのような、どこか含みのある笑顔で。 「残念だけど、エッグマン。あなたの考えていることは、おそらく事実へと変貌する。 あなたがいったい何を警戒しているか知らないが、私にはすでに、奥の手はそろっている。 たとえ、あのソニックがシャドウと共に足掻こうと、その目論見はすべて失敗に終わるのだから…。」 独り言をつぶやき終わった後、タイミングを見計らったかのようにモニターに通信が入る。 「ドクター…」 「ごきげんよう、ルーテシア。どうしたんだい?」 「こんなもの見つけた…」 と、ルーテシア、と呼ばれた少女はスカリエッティのモニターに宝石店のニュースを見せる。 そこには、緑色に輝くカオスエメラルドがあった。 「ほう…ありがとう、ルーテシア。また今度、お茶でもしよう。」 「…うん。」 無表情で頷いたルーテシアは通信を切る。 モニターが消えたのを確認した後、スカリエッティはエッグマンを呼び出した。 「エッグマン、たった今カオスエメラルドについての情報が手に入った。 そちらのモニターに送るから、回収に言ってくれるか?」 「……わかった、行ってこよう。」 モニター越しに了承の返事をいただいたスカリエッティはごきげんよう、とつぶやき、通信を切る。 エッグマンは支度を整えたのち、シャドウを起動させる。 「あなたは、…?」 「シャドウよ、手短に言う。ワシはこの世界に混乱を望むものじゃ。お前の力を貸してほしい。 ワシは今からカオスエメラルドを奪いに行くが、今は来るな。向こうの戦力というものを知っておく必要が あるのじゃ。」 「わかりました、ドクター。」 従順にうなずくシャドウ。 どうやら、プロテクトは効いているようだ。エッグマンの記憶すらない。 「じゃあ、ワシは少し出かけてくる…じゃあの。」 そう言って、エッグマンはいつも乗っているメカを起動させ、その部屋を後にする。 行く途中に、生意気に宝石店に予告状を出したエッグマン。こういうところは変わっていないのかもしれない。 「おとなしく引き渡してくれればいいのじゃが…」 予告状なんて書いたら、警備がもっと手厚くなるということには気がつかないのだろうか、そう呟く。 そうこうしている内に、問題の宝石店へとたどり着いた。 「あなたですか!この予告状を書いたのは!」 と、店員がエッグマンを見るなり駆け寄ってくる。 その姿に周囲の人たちが寄ってくる。いわゆる野次馬だ。 「ホーッホッホッホ、その通り、ワシがこの天才、ドクターエッグマンじゃ!!」 と、さっきまでステルス化させていたエッグマンの目かが姿を現す。 その光景に店員はたじろぎ、店の奥、カオスエメラルドのあるところ、まで後ずさりしていった。 ここには、人はいない。そう確認した後、店員に詰め寄る。 「貴様、この宝石を一体どこで手に入れた?」 「そ、そこに路地裏にあったんだ…!」 「…まあいい。これはもともとわしらの世界のもの。返してもらうぞ。」 と、真剣な声で呟き、外に出ようとする。 すこし、いたずら心が出てきて 「ホーーーッホッホッホッホッホ!!このカオスエメラルドはワシが頂いちゃうもんね!!」 と勝利宣言をする。 しかし、店員もまだ食い下がってい来るようだ。 「やめろ!!それはこの店で…」 「しつこいなぁ、ホレ。」 パチン、と指を鳴らす。 エッグマンのメカが店員に銃を向ける。 「じゃあの。」 ダダダダダダダダッ!!! 銃声がしたが、エッグマンは銃声がする一瞬に何かが店員を連れていくのを見逃さなかった。 ――――――――――やはり、来ていたか―――――――――――― そう思うエッグマン。 「相変わらずクレイジーだな、エッグマン。」 声がしたので、ゆっくり振り返る。 「ソニック!ま~た貴様邪魔をしおるか!これで何回目じゃ!!」 「さ~て、知らないな。だけど、カオスエメラルドほしさにこんな真似をするのはちょ~っと 危なすぎないか?」 「知ったことか!ワシはこのカオスエメラルドさえ手に入ればそれでいいの!」 と、いつもの世界での会話を始める。 「待ちなさい!!」 ふと、誰かが割り込んできた。 せっかく会話がヒートアップしてきたのに、とつぶやいたが、それは聞こえたかどうか。 そこを見れば、茶髪をツインテールの縛った女性が変な杖を持って立っていた。 「あなたは誰?事と場合によっては強硬手段をとることになるわ。」 「強硬手段?ああ、それには及ばない。何故なら…」 そこでいったん言葉を切る。 周囲は固唾をのんでその先の言葉を待っている。 「もう手に入れちゃったもんね~~!!」 とその手に緑色のカオスエメラルドを掲げる。 「それじゃ、サイナラ~。」 と、勝利宣言をした後、さっさと逃げようとする。 しかし、それでは終わらないことを、エッグマンは学習していた。 「俺を忘れるなよ、エッグマン!!!」 ソニックが駆け出し、エッグマンのメカに向かってくる。 「小癪な~!!お前ら、ソニックを倒しておしまい!!」 ロボットたちに指示を出したが、その命令を実行する前にソニックのホーミングアタックを食らい、 木っ端微塵にされていた。 そのまま、ソニックはビルを壁伝いに上ってくる。 「ソレ、返してもらうぜ!」 ソニックは驚異的なスピードでカオスエメラルドをひったくり、地面に着地する。 「ぐぬぬぅ~~、ソニックーー!!」 浮上させていたメカを同じく急降下させ、ソニックのもとへ行こうとする。 「それはワシの――――――――――――」 その続きは言えなかった。 耳元をピンク色の弾丸がかすめていったからだ。 「これ以上抵抗を続ければ、命の保証はありません。次は当てます。」 なのはがもう一発アクセルシューターを作り出し、エッグマンに当てようとする。 エッグマンはそんな彼女を見て、 「いーよいーよ!!今回は引き揚げるけど、つぎはそうはいかないかんなーー!!」 怒ったふりをしながらメカを浮上させて帰った。 (ここまでは計算通り) とエッグマンは胸中で呟く。 彼の真意はカオスエメラルドをただ手に入れるだけではなかった。 エッグマンは思っていた。 あの男は、いつか自分たちの世界までも支配してしまう、と。 世界のパワーバランスどころか、何もかもがあいつに支配される世界が出来上がる。 それだけは避けねばならない。 「ソニック、シャドウ。そして、名も知らぬレディーよ。悪いが、お前たちを利用させてもらう。 ……やつの理想を打ち砕くためにの。」 一人つぶやき、エッグマンはスカリエッティのもとへと帰って行った。
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初音ミクて゜オリジナルソング「Because of Love」 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1902313 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1902313 Vocaloid2のオリジナル曲 使用Vocaloidは初音ミク 製作者はCapricorn1氏 一つ前のページにもどる
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天抜きの日から 親父 おう、キョン。小腹がすかねえか? キョン そうですね。 親父 蕎麦くらいなら入るだろ。いつものとこ、寄っていこうぜ。 キョン この後、もうひとつ相手先とのミーティングがありますから、ビールはなしですよ。 親父 ちぇっ。雑用係というより風紀委員だな。 キョン 雑用係でも止めますよ。涼宮の人間は酒癖悪いといったのは、親父さんですよ。 親父 でも、ハルヒみたいにおぶって帰ってはくれんわな。 キョン あれは、あいつ限定です。 親父 やれやれ。さあ、着いた。なに、頼む? キョン じゃ、天ざるで。 親父 頼むもんまで同じかよ、このバカップルめ。悔しいから、おれも同じのだ。 キョン そういや、ハルヒと食事してて、「天抜き」でスノッブの話をした、と言ってました。 親父 スノッブな。訳せば「俗物」、いまじゃ完全に悪口だが、たとえば文化的スノッブは、文化の下草だ。見るとうっとうしいが、かといって刈っちまうと、文化っていう森が枯れちまう。 キョン それって、どういう? 親父 まあ、分かりやすく言えば、文化的な見栄っ張りだな。自分でも理解してるのかわからない難しい言葉をもてあそんだり、理解できるかどうか分からない難しげな本を背伸びして読んでみたりな。そういうバカがいるから、読めもしないのに本を買ったりするんで、学術書なんか、なんとか商売として成り立ってた部分もあるんだ。小難しげな本で、売れそうにないのに翻訳が出たり、とかな。 キョン 見栄っ張りですか。確かにそういうのはないな。最初からあきらめてる、というか。 親父 キョン、『デカンショ』って言葉知ってるか? まあ、おれもネタとして知ってるだけで、そういう時代の空気を吸った訳じゃないが。 キョン 兵庫県だと篠山市の盆踊りの曲じゃなかったですか。 親父 「デカンショ節」だな。だが同時に旧制一高、今の東大教養学部の前身だな、そこで愛唱された学生歌でもある。でだ、曲名で、かけ声にも出てくる「デカンショ」は、「デカルト、カント、ショーペンハウエル」の略だって説がある。というか、学生歌としては、完全のこっちの意味で理解されていた。ぜんぶ哲学者の名前だ。そういうのを読むのが「知的」だとされてたんだ。 キョン デカルト以外、読んだことないですね。 親父 今時の高校生なら、いい方だ。だいたい読むモチベーションもないしな。 キョン 当時はあった、ってことですか? 親父 これも俺なんかより、随分と上の世代の話だが、若い者が女にもてるためにギターを覚えた頃がある。ギターが弾けた奴がみんなモテた訳じゃないが、モテる奴はいたし、そのうちのほんの一部は、本当にミュージシャンになったりした。逆方向にサンプルをとれば、ミュージシャンのほとんどすべてが「モテる」ために音楽を始めたって答えるだろう。 キョン そうでしょうね。 親父 ところや時代が変われば、何が「モテる」かも変わる。20年ばかり前のニューヨークじゃ女の子に持てるのは「麻薬の売人」か、それにツテのあるやつだった。その後、人生を真面目に考える女の子が増えたのか、クスリやってる奴がモテなくなったんで、ドラッグがらみの事件が激減して、ニューヨークの治安が一気に改善した。警察あがりの市長のおかげとばかりは、言えんそうだ。 キョン その話の流れだと、「デカンショ」がモテたって話ですか? 親父 ご名答。ギターに挫折した奴だって少なくないように、デカルトやカントを読むことを挫折した奴は大勢いただろう。まあ、当時の学生は、今と比べても人口のごくごく一部で、旧制高校ならドイツ語ぐらいは読めただろうから、原書にチャレンジしたのかもしれんがな。それでも背伸びは背伸び、モテたいための知的背伸びだ、不純な動機、不毛な見栄っ張り、これを「俗物」と言わずしてなんと言う? キョン 親父さんは読んだんですか? 親父 日本語の文庫本でだけどな。へんなもんでな、キョン、同じ本を読んでる奴はな、意外なところにいるもんだ。普段知らずにすれ違ってたり、あるいは場末な場所で隣り合ったりな。ベルギーがどこかでブタ箱に放り込まれたとき、同じ房にいたアフリカ系のおっさんと、デカルトの心身二元論について、大激論になった。当然、二人は引き離されて、独房へ移された。俺は酔っぱらってケンカした程度なんで早々に出されたが、そしたらそのおっさん、議論の続きをやるために、俺を待ち構えてたぞ。 蕎麦屋の店主 わたしも親父さんと一戦やりましたね。 親父 ああ、そうだった。このおっさん、蕎麦の打ち方語るのに、カントの『判断力批判』持ち出すんだぞ。なんていう武士(もののふ)だい。 蕎麦屋の店主 相手を見てやりますよ。 親父 ほら、せっかくの蕎麦だ。のびないうちに食っちまおうぜ。ここのおっさんは普段無口な分、語り出すと長い。 蕎麦屋の店主 親父さんは、いつも長いですがね。 親父 キョンも笑ってられんぞ。お前だって、こっち側の人間だ。
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