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レッドアラーム 【れっどあらーむ】 ジャンル シューティング 対応機種 バーチャルボーイ メディア 8MbitROMカートリッジ 発売・開発元 T Eソフト 発売日 1995年7月21日 定価 4,900円 プレイ人数 1人 判定 良作 ポイント 立体的な3D表示を存分に生かした作品早すぎた迷ハードにおける傑作 概要 ストーリー 評価点 システム 表現力 問題点 総評 余談 概要 任天堂がかつて生み出した迷機「バーチャルボーイ」(以下VB)のローンチタイトルの一つ。 VBとは、現代でいうVR機器のはしりともいえるゲーム機で、立体視野による3D表示を売りにしていた(20世紀当時の技術なのでワイヤーフレーム表示)、 20本に満たないソフト数とわずか半年ほどで消えたことから、ネタ以外で扱われることはほとんどないが、その中にも光るソフトはあった。 ストーリー 『20世紀末から70年も続いた世界大戦が「地球連邦」の設立によって終わった地球。人類は今後の平和のために軍事兵器を廃棄しようとしていた。しかし自動戦闘システム「カオス(Killer Operating System)」が自らのプログラムでそれを作り出した人類をも滅ぼそうとしていた。だが残されていた最後の高性能戦闘機「レッドシェイフェス」に「カオス」破壊の指令が下った。』 評価点 システム 3Dであることを上手く活かしている。 3Dのシューティングゲームとして、上下左右通常移動・旋回は勿論のこと、シューティングでありながらゲーム中いつでもシフトチェンジによる速度調整と静止・後退が可能。まさに自由に空間を飛びまわりながら戦闘を行える。 グラフィックもシャープな画面がスタイリッシュ。 昔のコンピュータゲームを彷彿とさせる黒い背景に赤色のワイヤーフレームで画面の全てが描画されている。(簡単に言うと骨組みだけで描かれた状態) ちなみに表示が黒背景・赤色限定(濃淡あり)なのはVBの仕様によるもの(ディスプレイに赤色LEDを用いている)。 視点が多いことも本作の特徴。 自機を後方から見ることが出来るノーマルモードに加え、アップモードやコックピットから眺めたようなコックピットモード、斜め見下ろしモードの4パターンから好みの視点でプレイすることが出来る。 ゲーム中は自機の後ろから見た視点でないとまともにプレイできないが…。 表現力 電源を入れて、タイトルが出る前に流れるオープニング・デモから素晴らしい出来。 基地の戦闘機収納庫から戦闘機をエレベーターに乗せて滑走路まで移動させ発進していくという映像で、このデモも全てワイヤーフレームで描かれているが、遠くの柱や壁まで上下左右全ての線にちゃんと遠近感がありカメラの視点も移動するが、ちゃんと立体的に見える。 3面の古代神殿のステージでは、戦闘機のまま通路に沿って水中にもぐったり滝をくぐっていったりするのだが、水は波線で描かれており遠近感によってきちんと区別できるようになっている。 通常時もブロック状の壁が描かれた通路の中の敵が自分のほうに向かって弾を発射。その後ろには別の敵もいて…といった風に素晴らしい出来なのだが、特筆すべきはボス戦であり、広い空間の中をボスとの一騎打ちは非常に燃える。ステージクリア時には、その面のリプレイが表示され、この時も当然360度視点変更可能。 問題点 VBの仕様上の問題 立体的に見るために暗い中を覗きこむので、3D酔いがひどい。 個人差はあるので、問題のない人は全く問題ない。何度かプレイして慣れているならクリアまで休憩なしでも余裕。 VBは酔い対策として強制的に15分毎に休憩が入るため、突然画面が変わって『AUTO PAUSE』と画面に出るが、それでも焼け石に水。 しかしゲームとしては、この仕様のせいで集中力が途切れる弊害がある。 ゲームオーバーになりコンティニューすると、ホーミングレベルが初期値まで下がる。 レベルは4段階まで強化できるが、パワーアップアイテムは1ステージで最大2個しか出現しないため、後半にミスをするとクリアが難しくなってしまう。 VBの全ボタンを駆使して操作するので慣れるまでは苦労する。 通常戦闘の前へのスクロールが早い。 総評 バーチャルボーイという時代を先取りしすぎた迷ハードの中において、開発会社の魂の叫びが聞こえてきそうな遊び甲斐のある傑作。 黒と赤で構成された閉鎖空間内を縦横無尽に飛び回り、自機のスピードや進行方向を逆にすることも出来たりと完全立体感を得られる。 VBの個性であるところの「立体感」、「距離感」とプレイ感を上手く結びつけることができた作品はこの『レッドアラーム』と『ギャラクティックピンボール』くらいだろう。 今となってはプレイするのが非常に難しいのがもったいない一作である。 余談 メーカーのT EソフトはVBのために開発ソフトから自作した。このハードの顛末をみると同情を禁じ得ない。 立体視野がウリのVBにあって、その実力を明確に示すことができるソフトであることから、当時デモ用の什器には大抵このソフトが導入されていた。 2022年現在、ゲームカタログで唯一のバーチャルボーイのゲームである。
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懐疑の弾丸7 彼女の眼は、深く暗い底なしの何かに見えた。何だろう、この冷たい眼はと思いながら、藍沢は言葉の意味を聞いた。 「既知の兵器には、その兵器の弱点が相手にも知られてしまっているという最大のデメリットがあります。対策を練られてしまうでしょうが、まったく知られていない、存在の知れない敵に対策をたてることはできません。それがオリジナルの利点です」 知れない敵を相手にすることほど難しいことはないだろう、というのは藍沢にも想像が出来た。敵の武器は、どれほどのスペックを持つのかがわからない状況。ましてやブリティッシュファントムの超狙撃能力を、誰が予想し得ただろうか。 「……今でもブリティッシュファントムは敵に勝てると思いますか」 「それは、ないさ。兵器の開発はいたちごっこじゃないのかな。知れない敵にはまた新しい兵器で対抗するしかない」 今や藍沢の乗る国務ロボには既知の兵器に対する情報、そして対抗策がデータ入力されていた。国内で生産されたロボット群の全てのスペックは、コッカイダーの頭脳から即座に出し入れできる。 データは日々進化している。コッカイダーの頭脳は日々絶えず対抗戦略の進化を続けていた。それはロボット犯罪者の思考すらもデータとして予測が立てられて、セイカイオーや国務ロボはその情報を頼りにしてきた。 「ブリティッシュファントムも、その進化の先の兵器だってある程度の予測が立てられているし、もしあればだが――次に戦っても負けることはないよ」 「そうでしょうね……」 彼女は作業を終えたらしく、手際よく散らばった工具をボックスにしまいこんで、軽く一礼した。 「私、杉浦恵と言います。ごめんなさい、つまらない話をして」 彼女が微笑むと、先ほどの瞳とのギャップに違和感を感じたが、それを顔には出さなかった。 「ああ、こちらこそ……いい暇つぶしになったよ。これからも頑張ってくれ」 「ええ、あなたも。では、私はこれで」 そう言って彼女は去り、また暇になった藍沢は彼女との会話のことを考えながら、館内をふらふらと歩いて回った。 藍沢の仕事場でもある内閣府には、国務ロボの格納庫が存在している。 そして国務ロボからは直接、コッカイダーのデータベースにアクセスすることが出来た。 藍沢が格納庫に入ると、独特の威圧感を感じた。ずらりと並ぶ国務ロボの姿はいつ見ても壮大だ。 藍沢の乗機『モーファリオン』の隣では、同僚の伊佐吹夕子(藍沢より年上なのだが、可愛い先輩という感じだ)がコックピットから整備員への指示を飛ばしていた。 「……馬鹿、三番スラストコントロールパネルとの噛み合わせがそれじゃ合わないんだよ! アクセルの調整するのは誰だと思ってんだ!」 「姉さん、ついでに今のうち仕事させてもらうよ」 「ん、ああ、いいよ」 藍沢がモーファリオンのコックピットへ乗り込むと、メインコンピューターの電源をオン。機体間のデータリンクを起動させ、モーファリオンは夕子のトランスボイジャーから様々な情報を共有する。 新規、と表示され、届いたそのファイルを展開する。それは先日の新台場市役所の事件の情報だった。 コッカイダーからもたらされる情報以外にも、機体間の情報交換は重要な作業だった。その情報にはコッカイダーの推測ではなく実際に経験した情報が生きている。 そしてそれを考えるのは、パイロットである大臣たちの仕事だった。 決してコンピューターだけを頼りにしてはいけない、情報は考えて使うものだというのは英武時代から言われてきたことで、それは今でも変わらない。 事件の概要を藍沢は読み込んだ。 事件を起こしたのは反合体派の中でも過激な派閥に所属する中堅、所謂微妙な立場の人間であった。上の判断を無視し事件を強行したようだ。 この事件で利賀新総理はセイカイオーで初出撃し、アルテアタイプを三体破壊。 作戦の本意はセイカイオーではなく、地下で展開されていた。新台場には広大な地下の世界が存在していた。 完全なロボット社会のために作られた地下空間は逆に犯人の市役所への侵入を容易にした。 彼らは地下から市役所へと上がる道へ、当然ながら対抗策を講じる。それは外部記憶装置を装備したアルテアタイプ二体であった。 外部記憶装置はコンピューター本体を機体内ではない別の場所に置き、自動遠隔コントロールを可能としている。 これは搭乗者管理法に引っかかる犯罪である。ロボット操縦には重大な責任を持ち、搭乗して操縦することが義務付けられており、これは世界共通の条約であった。 ロボットが本来は絶大な破壊力を持つが故に、それを使う者への責任というのは大きい。故にロボット犯罪は罪が大きく、交通事故一つでも裁判は複雑になってくる。 外部記憶装置の問題点はもう一つあった。 それは統制管理法という法律に引っかかるのだが、これは全てのコンピューターを監視出来るコッカイダーから隔離していることへの問題であった。 ロボットコンピューターにはコッカイダーの介入が可能なような処置を施されており、緊急時にそれを無視することは出来ない、そういうシステムになっていた。 しかし違法のOSや外部記憶装置にはこれらを回避する、言い換えればそういったシステムを積まないことがほとんどだった。 コッカイダーの介入機能は、凄まじい。そのロボットを丸ごと乗っ取り操縦することも、やろうと思えば出来る。 一応は犯罪、事故発生時の迅速な情報管理を行うための機能として社会的に認めさせていたが、反政府的な存在からは最も敵視されていた。彼らの多くはロボットに乗ることはない、所謂『アンチ・ロボテクス』だ。 伊佐吹夕子は地下に展開されたアルテア二体に苦戦する。しかし、定女律子の用意した特殊工作員によって内部から犯人を拘束、これにより駆けつけた警察より早く事件を終結。内閣府は警察より強い捜査権を握った。 定女律子は、内閣府のメンバーでもリーダー的な存在であった。 使った工作員というのは、噂に聞くR法特別調査会だろうか。 今回の事件に内閣府が強引な介入を行ったのは、あの事件への手がかりを警察よりも確保したかったからだろう。 律子が特調を動かしたというのも、それが理由なのだろうと予測がついた。 だが調べてみれば、事件の規模はただのチンピラが騒ぎを起こしただけに過ぎなかった。 市役所を立てこもった連中の装備も貧弱なもので、武装テロと呼ぶにはあまりにも貧相だった。アルテア自体もコピー品で、外部記憶装置の出所は問題になったが、罪状では統制管理法絡みでの懲役のほうが重いくらいだった。 律子さんも、がっかりしているだろう。特調を動かしておいて戦果はゼロに近いのだから。 聖界機兵セイカイオーIs・SSに戻る next back
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パコック マヤ神話の戦いの神。 脅かし役。
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長127mm ●全幅81mm ●全高49mm ●Item No:18010 ●本体価格600円 ●1988年5月16日発売 【本体内容】 オフロードバギーラジコンのスーパーセイバーの弟分。 シャーシは黒のTYPE-1。 ギヤは11.2:1と6.4:1をセット。 モーター付き。 ホイールはホワイト。タイヤはスパイクタイヤ仕様。 ボディの成形色は銀。 【RCについて】 ホットショット系車両の最終型として登場。 【漫画、アニメでの活躍】 漫画「ミニ四トップ」にて主人公九堂 突風の初期の愛車として登場。 学年誌連載の為様々な形態があるが、総じてウイングが付けられている。 トップ以外にも多くのレーサーが使用する。 コロコロ アニキ8号に掲載された石黒正数氏が自身の少年時代の経験を描いた漫画「心の兄貴とミニ四駆」にもかつての著者の友人の愛車として登場。 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/18010super_sabre/index.htm http //mini4wd.jp/product/item/18010 【備考】 ボディの色とホイール色を変更した限定キット「スーパーセイバーJr.蛍光カラースペシャル」がある。2005年には仕様を大幅に変更したRS版が発売された。 それ以外にも、コックピットを開口してドライバーフィギュアを乗せられるようにしたオープントップ、オープントップをベースにしたねんどろいどぷち×ミニ四駆 セイバー drives スーパーセイバー スペシャルなどもある。 セイバーと銘打ってはいるが、マグナムセイバー、ソニックセイバーなどのセイバー系とは関係がない。(そもそも綴りが違い、こちらは「Sabre」、 あちらは「Saber」)
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機体名:blood Children s story(血塗られた童話 操縦士:アリス=シェリング コックピットタイプ:操作型 操縦士容姿 髪型:後ろ髪が腰位まで伸ばされている 前髪は眉辺りまで いわゆる姫カット 髪色:明るい青色 瞳色:翠色 服装:軍服の様な物(若干丈余りで袖からは指しか出ない。下はズボンでは無く膝程度までの長さのスカート 軍人用の帽子 胸辺りに軍用ナイフ 性格:冷静 身長:134 所属: バスト:貧乳 備考:13歳。ロリ 素質があった為、幼くしてライセンスを習得 歳に似合わず冷めた性格であり、何処か大人びた雰囲気もある 実際それは孤独を紛らわせるものであり、本来は年相応の明るさで、甘えたがり 両親によって企業に売られた為、人間不信に陥っている 生身の人間にして天性の才能を持っているが、経験不足感を否めない 躊躇無く人を殺すことが可能で有り、時折依頼された以上の破壊を行うこともある アップルパイが好きらしい 機体 容姿:茶色と緑を主とした迷彩柄 とても装甲が厚く、戦車に匹敵する程の外観のごつさ 足は4脚 右手にスナイパー、左手にエネルギー系のショットガン 左右の肩にミサイル1つずつ 瞳が赤いモノアイ型の頭 大きさ:14 装備:スナイパーライフル/ショットガン/デュアルミサイル 備考:重油を原動力として動く 弾速の早いスナイパーライフルで遠距離の敵を仕留め、近くの敵はショットガンで蜂の巣にする 機体差分 スナイパーライフルを射撃している物 ショットガンを射撃している物 デュアルミサイルを打っている物 エロCG差分 脱衣 最初は冷めた表情だが、服が破けるにつれて焦燥感が露わに CG 前戯 手コキ 選択肢1 駅弁 選択肢2 対面座位
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バーナード・ワイズマン 登場作品 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 年齢:19 兄弟スレでの扱い 原作と同じく、アルに兄のように慕われ、クリスとはお互い好意を持っているが、友人以上恋人未満程度の間柄。スーパーロボット大戦の古いシリーズでは彼は「ザクマニア」扱いされていたが、その影響かこのスレでもザクマニアの気がある。また、「ガンダム」に非常な対抗心を燃やしているが、本人の技量もザクの性能も及ばずミンチになるのがお約束。 原作での扱い 戦死したアンディに代わってサイクロプス隊に配属されたジオン軍兵士。愛称はバーニィ。 19歳という年齢から学徒動員兵と思われがちだが、短期間の訓練で仕上げられてしまっているだけで、一応はれっきとした正規の軍人かつ正規のMSパイロットである。 物語終盤、ザクⅡ改にてクリスのNT-1と交戦、アドバルーンや煙幕を使ったトラップでNT-1に健闘し、機体の頭部を破壊し戦闘不能にまで追い込んだが、同時にコックピットをビームサーベルで貫かれて戦死。遺体は「ミンチよりひでぇよ」と言われるほど損傷しており、アル一人を除いて戦死したパイロットがバーニィだということを知る者は誰もいない。 小説版でもザクでNT-1と相討ちという展開は同じだが、奇跡的に生存。作者曰く、「一流の悲劇よりも三流のハッピーエンド」と敢えてこの結末を選んだのだという。 主な乗機 MS-06FZ ザクⅡ改 統合整備計画によって開発されたザクⅡの改良型。 推力は80%増となっているが、推進剤の消費も増加している 主な関係者 アルフレッド・イズルハ・ガンダム クリスチーナ・マッケンジー サイクロプス隊 関連項目
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「私は教育者になるのが夢だったのだよ、リィナ・アーシタ」 「学校の先生…ですか?」 ダカールの迎賓館。 正装したグレミーとリィナが向き合い、互いの手を重ねる。 楽団によってダンスの曲が演奏され、ステップを踏む二人。 リィナの見事なステップが第一部から流れた歳月を物語る。 類似例:F91における禁忌ドゥさんの包帯とか。 「それが何の因果か、社会そのものを教育する立場になった」 「おかげで私は生きています」 リィナがとある戦場で行き倒れていたところを、 グレミーに拾われたことなどが二人の会話で語られる。 内容的にはロンメル戦などの可能性が高いが明言はされない。 「あの子達も君に懐いている。私こそ礼を言おう」 「そんな…」 リィナ、照れて視線を逸らす。何かの気配。足が止まる。 怪訝な顔をするグレミーを残し、バルコニーへと駆けるリィナ。 「来てくれた…来てくれたんだ!」 バルコニー。雲一つない星空に、月。見上げるリィナ。 OP(歌:坂本真綾 作曲:菅野よう子 作詞:井荻麟)のイントロが重なり、 リィナを追ってきたグレミーがバルコニーへ。強風が二人の髪を揺らす。 敵。緊張に包まれる迎賓館。リィナ、喜びと不安が入り混じったような表情。 迎賓館を防衛するネオジオンのMSの中には10機の量産型キュベレイの姿。 リィナとグレミーを守るかのような位置で赤キュベが仁王立ち。OPはサビに。 夜空を切り裂くように走る火線。敵の集中砲火を避けまくるGフォートレス。 リィナの元へ。赤キュベの迎撃を避け、急上昇。リィナが見上げた月に重なる。 咆哮するジュドー。月を背にZZへと変形。その上にタイトルが表示される。 機動戦士ガンダムZZ Ⅱ サーベルを抜く赤キュベ。ZZもまたハイパービームサーベルを手に。 ジュドー、バルコニーのリィナを視認。その膝の上でプルが得意顔。 「リィナ!」 「ね? 私の言った通りでしょ!」 赤キュベが上昇して斬撃。受け止めるZZ。お互いに凄まじい気迫。 月明かりの下で火花が散る。必死なジュドーにプルは複雑な表情。 『消えろ、ガンダム! リィナは…リィナは私が守ってみせる!』 「リィナ…を…? 何だ…? 何を言ってるんだ…こいつ…?」 困惑するジュドーとプル。二人に赤キュベを駆るプルツーの姿が見える。 信じられないという表情の二人。防戦一方になるZZ。鬼気迫る赤キュベ。 ZZのサーベルが切り払われる。ビーム消失。柄が迎賓館の隣に落下する。 ずううんと揺れる迎賓館。バランスを崩したリィナを抱き止めるグレミー。 茫然とするジュドー。プル、ジュドーに呼びかけながら操縦桿を握る。 被弾。悲鳴を上げながら撃った敵を見やるプル。10機の量産キュベ。 プル、恐怖と困惑が入り混じった表情を浮かべる。撃墜。画面が暗転する。 「昨夜未明、エゥーゴの――」 翌朝のニュース番組。墜落したZZから両手を上げて降りるジュドーの姿。 少年Aという扱い。CGで消されているのかプルの姿は映っていない。 このような子供をパイロットにしているエゥーゴは非道とアナウンサー。 少年Aはハマーン氏の寛大な処置により、ネオジオンに保護されている。 …といった内容の文面が読み上げられキャスター達のトーク。 ゲスト席にカイ・シデンの姿。世論がネオジオンに傾き始めている。 「とんだ失態だな、カミーユ・ビダン君」 「ジュドーを抑えられなかった非は認めます」 「ほう…? 子供の君にわかるのかね? 我々がたかが子供一人のために払った代価の大きさが!」 「その子供が頼ることのできない大人があなた達でしょう!」 エゥーゴの上層部に召喚されたカミーユ。 身勝手な事ばかりを言う大人達に苛立ちを隠せない。震える拳。 アーガマ艦内ではルーとビーチャらがジュドーを巡って口論。 大人が信用できるかというビーチャら、単独での救出を主張。 だからといって子供じみた行為は慎むべきだというルー。 大人に失望したからといって子供が大人になることを拒むのなら、 その子供は己を失望させた大人にしかなれないではないか。 そういうことをルーはビーチャらに言いたいのだが、 頭に血が上っていて上手く論理的に話すことができないでいる。 そんなルーを、育った所が違うからと切り捨てるビーチャら。 険悪な子供達の仲裁に入るファ。気苦労が絶えない。 「世直しである。大局的に物を見たまえ、ニュータイプ」 「子供一人も救えないで、何が世直しなんです!」 カミーユの拳が机に叩きつけられた音。 一方、ダカールのネオジオン駐屯地。 おくつろぎモードのハマーン様にもてなされているジュドー。 アッ プルティーを淹れるリィナに礼を言い、ハマーン様が仰る。 「ジュドー、シャア・アズナブルという男を知っているか?」 首を横に振るジュドーに苦笑し、シャアの経歴を語るハマーン様。 ただし少女時代の恋人だったという部分は意図して避けている。 ハマーン様のトークを背に、視点はリィナに切り替わる。 ずずっと音を立てて紅茶をすするジュドーに微笑み、退室。 プルツーをはじめとする11人のプルがリィナを出迎える。 (ジュドーに連れ去られてしまわないか心配で覗き見していた) 11人のプルの奥で、複雑な表情のエルピー・プル。 「エゥーゴなどという組織は、所詮烏合の衆に過ぎんよ その指導者を失い当初の目的を果たした今、 権力者達が身の振り方を決めかねているのが現状だろう フン…ティターンズが滅んだ時点で幕を引くべきだったのさ 始めたことにケジメをつけるのが面倒で、 子供のように投げ出してしまったのがシャアという男だよ」 「…それが俺に関係あるっていうの?」 「うん…? フフ、ただの愚痴さジュドー・アーシタ 大人に失望しながら大人になってしまった子供のな」 「俺はあんたじゃないしさ、 あんたのセンチメンタルに付き合う気もないね」 「フフ…それはそうだ、お前は私になってはいけないよ そのためにも正しく導いてやりたいと思うのは私のエゴだ だが、余計な世話を焼きたくなるのが大人というものさ、少年」 再びジュドーとハマーン様。見詰められ、視線を逸らすジュドー。 くすっと少女のように笑うハマーン様。アッ プルティーを飲む。 かわええ。みんな忘れるな、ハマーン様はまだ御年21歳。 気圧されたジュドーを残し退室するハマーン様。廊下。 プルツーらに囲まれるリィナをちらりと見やり、微笑する。 リィナに愛妹セラーナの姿を重ねているようである。 (御大は無自覚に観客が深読みする思わせぶりな描写をしがちです) 窓の外には連邦政府高官達の車。今日もまたパーティーがあるよう。 その中には盛装したアデナウアー・パラヤと愛娘クェスの姿。 (アデナウアーはこれでネオジオンとコネができたと信じ込み、 5年後の逆シャアでネオジオンとの交渉に当たるという設定) 自分に取り入ろうとする者達を見下ろし、冷笑するハマーン様。 この醜い大人達の姿をジュドーに見せなくてはと思っている。 「お兄ちゃん?」 「リィナ…ハハ、困るんだなあ、こういうの やりにくくてさ」 「ハマーン様はお優しい方だわ」 「…ふうん」 リィナ、嫌がるエルピー・プルを連れてジュドーの元へ。 開きっぱなしの扉からプルツーらが三人を遠巻きに見ている。 ひどく疲れた顔のジュドー。歓待されると反抗しにくい。 洗練されたレディに成長した妹の姿にも戸惑っている。 エルピー、仲睦まじい兄妹の姿が面白くない。 ジュドーにとっての一番がリィナなのはまだ仕方ないが、 誰からも好かれるリィナと自分をつい比較してしまう。 くっと噛み締められる唇。これ伏線です忘れないで奥さん。 しかしエルピーって呼び方マジでかわいくねえなあ。 『だったらさ…リィナ…あたしにジュドーをちょうだいよ…!』 一方パーティーを抜け出し、ネオジオンの宿舎に忍び込む幼クェス。 つーか“くえす”。SDといえば横井画伯とげんピーなのが俺だ。 ヘビメタガンダム搭載ファティマ“トロンちゃん”身長17メートル。 三つ子の魂百まで。未来の我がままぶりを彷彿とさせるクェス。 さすがにcvリアル幼女ではないと信じたいが今の御大ならわからん。 クェス、12人のプルを引き連れたアーシタ兄妹と廊下にて遭遇。 咄嗟に手近な扉を開き、隠れようとするクェス。そこには偽ミネバ。 偽物の証拠にcv伊藤美紀である。これを待ってたぜ御大。 新約Zのアユたんはそういう伏線だったんだって俺は信じてるよ御大。 エルピー、クェスが開けた扉から偽ミネバの部屋へ駆け込む。 偽ミネバを抑えつけ、頭に銃を突き付ける。思い詰めた顔。 「プル!?」 「プル、やめなさい!」 「うるさい! リィナは黙ってよおっ!」 激昂するエルピー。プルツーが銃を手に取ろうとし、舌打ち。 エルピーの持つ銃はプルツーの腰から抜き取られたものである。 プルスリー以下10人は手を出せない。そういう風に造られている。 エルピーを指揮官、プルツーを副官として機能させ、 その二人に従うように造られた“量産型”なのである。 そしてエルピーの代役にリィナを据えたのがグレミーという男だ。 リィナに居場所を全て奪われたことをエルピーは本能的に悟っている。 ZZのところまで案内しろと叫ぶエルピー。悲鳴に近い声。 その目はリィナを睨みつけている。エルピーの憎悪に脅える偽ミネバ。 状況に対処できない侍女達。毅然とした態度で前に出るリィナ。 偽ミネバと自分の交換を申し出る。泣き出しそうな顔のエルピー。 「いいこちゃんだよね、あんたって! リィナはいいよ…! あんたは黙っててもジュドーにかわいがられて、 アクシズに来たってグレミーにもハマーンにもかわいがられて! あたしなんて毎日毎日、変な機械を頭にかぶらされて…!」 「プル…!」 「ジュドーをちょうだい! ちょうだいよ! あんたはいっぱい幸せだったじゃない! あたしだって…!」 エルピーの銃口がリィナに向けられる。瞬間、プルツーが飛び出す。 蹴り飛ばされた銃が暴発し、置物を粉砕。クェスを庇うジュドー。 プルツー、すかさずエルピーに殴りかかる。避けるエルピー。 お互いに人間とは思えぬ身体能力である。強化人間と呟くリィナ。 エルピー、逃走。一度だけジュドーを振り返る。泣いている。 「行って! お兄ちゃん!」 「リィナ…?」 「プルはここにいられないでしょ! 私は大丈夫だから!」 「…リィナ、ごめんよ!」 ジュドー、泣きじゃくるクェスをリィナに託しエルピーを追う。 その背中を見送るリィナ。寂しいような誇らしいような気持ち。 リィナの腕の中でクェスもまたジュドーを見詰める。憧れ。 少女を守ってくれる頼もしい年上の男性というようなものへの。 その対象がジュドー・アーシタであったために、 ニュータイプへの憧れにすり替わることが後年の不幸を招く。 大佐はニュータイプではあってもロクな大人じゃないからさ。 甘えさせてくれる男じゃなくてただの甘えたがりなんだからさ。 「プル!」 「ジュドー…」 「後で怒るからな! アーガマに帰ってからさ!」 「…! うん!」 並んで廊下を駆けるジュドーとプル。 銃声を聞きつけ偽ミネバの元へと駆けつける者達とすれ違う。 経験不足で二人の犯行だとか想像もできないネオジオンの若者達。 つーかプル12人の見分けもついてないだろうなあ。 そうした一団の中にマシュマーとイリアがいる。 あ、ゴットンはキャラと駆け落ちしました悪しからず。 ジュドーを怪しむマシュマー、反転してジュドーを追おうとする。 「まさか貴様の仕業か、ジュドー・アーシタ!」 「え!? アハハハ、そうじゃあないんだけど、そうかも」 「ここで会ったが百年目! ええい、どかぬか! どけ!」 「マシュマー…やはりこの程度か」 人の流れに足止めされるマシュマーとイリア。 遠ざかるプルとジュドーの背中。イリア、天井に向けて発砲。 状況が掴めていない同胞の動きを止めマシュマーを横目で見る。 得意気な笑み。むうっと唸るマシュマー。イリア、銃口をジュドーに。 だが射線上に二人を追うべく駆け出したマシュマーの背中。 「撃つな! ハマーン様を悲しませる気か!」 「マシュマー…」 はっとするイリア。銃を収め、マシュマーの後に続く。恋愛フラグ。 「この男…無能だが真の騎士だ!」とか密かに思っている。 プルとジュドー、庭園へ出る。先導するプル、実は何も考えていない。 エンジン音。咲き誇る薔薇を突如現れたサイドカーが踏み潰す。 乗っているのはヤザン。車体が猛スピードで宙を跳ねる。 そこら中に飛び散る薔薇の花弁の中で死ぬ程かこいいヤザン。 唖然とする一同。踏み潰された薔薇の惨状に悲鳴を上げるマシュマー。 ヤザン、ポカーンと立ち尽くすジュドーの前でぎゃりっと停車。 「よう、有名人! 乗っていくか?」 「何やってんのアンタ!?」 「貴様の無様な姿をニュースで見たんだよ。逃げるんだろう?」 ジュドー、側車座席に。その膝の上にプル。そこ、エロい想像しない。 急発進。立ち塞がるマシュマー、跳ね飛ばされる。駆け寄るイリア。 仰向けのマシュマーが見上げるイリアのバックに薔薇。恋愛フラグ。 ヤザン、爆走。ジュドーにZZの場所を訊ねる。だが聞こえてない。 風の音とかエンジン音とか凄くうるさい。大声で怒鳴り合う三人。 「だーかーら! ZZはどこにあるってんだよおっ!?」 「ええー? 知らないよ、そんなの!」 「キュベレイなら見たよオジサン!」 「バァカ野郎! ニュータイプだか何だかの機体なんか!」 「ああーっ! アンタ、今度はZZを盗むつもりなのか!」 「おうよ! カミーユの奴に今度こそ吠え面かかせてやるぜ! ガンダム同士、対等の条件なら負けやしねえ!」 「どうしてそこまでこだわんの!?」 「ハン、元々ティターンズはジオン野郎をブッ潰すための組織だ。 それ以上の理由なんざあ、俺には必要ねえんだよ!」 ヤザン、加速。警備の厳重な方向へと突き進む。 「素人が! そこに大事なもんがありますって言ってるような~」 とか言ってるんだけど観客には聞き取れない。 実は口パクでいいのにほうちゅうがサービス精神で入れたアドリブ。 でも観客には聞き取れない、御大は苦笑い。 ジュドーとプルがいるためヤザンを撃てないネオジオン。 全てヤザンの計算通り。どこまでかこいいのか俺にも解読不能。 ZZの前に辿り着く三人。歓喜のヤザンにプルの飛び蹴り。 気絶するヤザン。どこまで噛ませ犬なのか俺にも解読不能。 そしてプルは多分カミーユやウォンさんよりつおい。 プルがZZに飛び乗り、ZZの右手をジュドーに差し出す。 僅かな逡巡の後にジュドー、ヤザンをZZの右手に引っ張り上げる。 プル、右手をコックピットへ。飛び移ったジュドーに座席を渡す。 ジュドーの膝の上に乗ろうとするが、リィナへの罪悪感に躊躇。 座席の後ろに回る。ジュドー、ZZを発進させ空へ。 右手にヤザンを乗せているためGフォートレスに変形できない。 ジュドー、ヤザンをコックピットに。狭いからとプルを膝に乗せる。 言うまでもないがジュドーなりの気遣い。そしてエロじゃない。 ヤザンは白目を剥いたまま座席の後ろに押し込まれている。 『お兄ちゃん!』 リィナの声と姿がジュドーとプルの脳裏にピキィーンと。 ネオジオンの追手。ラカンをはじめとした一年戦争来の猛者。 彼らにとって、連邦政府への友好的な外交は許せないことである。 やはり小娘には我々の想いなどはわかり得ぬのだ。 ハマーンはジオンを私物化しているという反発から、 彼女が保護するガンダムなどは倒すべきなのだというラカンら。 悲しいかな、21歳という若すぎる摂政の限界が見え始めてきた。 Gフォートレスに変形して振り切ろうとするジュドー。 ラカンの駆るザクⅢの射撃。ジュドーが急旋回して避ける。 落下しそうになりジュドーにしがみつくプル。操縦の邪魔になる。 コックピットの中で色んなところを打ちまくりヤザン覚醒。 ジュドーを押しのけようとするがプルに殴られ再び気絶。 本当にどこまで噛ませ犬なのか俺にも解読不能。 「応答しろ、ZZのパイロット! 聞こえるか!」 「カミーユ!」 「カミーユさん! 助けに来てくれたの!?」 正面から高速接近してくるウェイブライダー、ZZとすれ違う。 その背面には見慣れぬ装備が備え付けてある。 ラカンらの眼前でそれが展開。黒キュベのファンネルである。 これが今度の新プラモ、Zガンダムカスタムですよー。 ガンバレル装備ストライクみたいなもんですよー。 どんな厨機体だろうと経営サイドの命令ならば、 御大は本命のアニメを作らせてもらうために出してくれます。 ヒント:バイク戦艦。 「Zガンダム! またも立ち塞がるか、連邦の白い悪魔め!」 「まだそんなことを…!」 「貴様達エゥーゴを象徴するのがその機体だ! ジオンの誇りを忘れ、連邦に魂を売った志なき犬め!」 「それは違う! 連邦とジオンの垣根を乗り越えて…!」 「違わぬ!」 「違う! 様々な立場の人間が、平和を求めて手を取り合った! その証なんだろ、Zガンダムは! エゥーゴという組織は! 人は越えられるんだ、互いの間にそびえ立つ壁を!」 「理屈だな、ニュータイプ!」 「真理なんだよ! 人が獣でなく人として生きるための!」 「知った風な口を利くなあ、小僧!」 「大人が憎しみの殻に閉じ籠もってんじゃないよ!」 カミーユのファンネルが次々に敵機を撃墜。だが戦死者0。 バックバックなどに被弾しているだけ。まあ、まるで種みたい。 カミーユ、Zガンダムに変形。ラカンとサーベルで切り結ぶ。 飛び散る火花。ラカンはガンダム版ラオウという初期設定。 ラカンが最後の一機となり、ファンネルがラカンに集中攻撃。 四肢を破壊し撃墜する。砂漠の上に落下するザクⅢ。 ラカン、コックピットの中で悔しそうにZを見上げる。 レーダーに反応。視線を移すとアーガマが接近している。 通信回線に乱れ。アーガマが発する電波にジャックされている。 始まるのはカミーユの演説。エゥーゴの今後の話など。 ネオジオンと連邦の間で和平が成るならばそれで良し。 だが新たな戦乱を巻き起こすのならば戦うことなどを宣言する。 映像はカミーユの演説を聞く様々な人物へと切り替わる。 アーガマではファが複雑な表情を浮かべている。 ZZのコックピットでヤザンが目覚め、ガリガリと頭を掻く。 燃えたぎっていた闘志に水を差されたような表情。 ダカールの迎賓館では巨大なモニターが急遽設置。 セレブなハマーン様はじめネオジオンと連邦の高官が見入っている。 微笑するハマーン様。そっとシャアの名を呟く。 カミーユのような男が支えてくれるジュドーは幸せだと思っている。 そしてシャアのような男を不要とする新たな時代が来たのだとも。 酒場。カミーユの演説を聞いている男。口だけが画面に映っている。 この時点では明かされないが、実はシャア。ラストへの伏線。 自嘲っぽく口だけで笑う。 「だがな、カミーユ…君が思うほど人間という生き物は…」 シャア、酒場を出る。出迎えるのはミネバ様を連れたナナイ。 (シャアは後姿。まだ顔は見せない。でも声でバレバレやってん) どこか遠くを見詰めるシャアの背中。シャア、空を見上げる。 挿入歌(歌:ガブリエラ・ロビン 作曲:菅野よう子)。 アーガマではジュドーとプルが自習室に。差し入れをするビーチャら。 少し離れた所から安堵の笑みを見せるルーにジュドーが手を振る。 躊躇するルーをエルが引っ張り、輪の中に。安心して立ち去るファ。 艦橋にはウォンの姿。カミーユを労っている。通信回線が開かれている。 モニターに映っているのはアムロ。決意の表情。瞳を細めるカミーユ。 (「俺も再び宇宙へ上がるぞ、カミーユ」とか言ってる。伏線) 窓から砂漠を見下ろすカミーユ。夜になっている。 星空の下でラクダを駆るヤザン。どこか吹っ切れたような表情。 迎賓館。パーティーの主役を張るハマーン様に側近が耳打ち。 ぴくっと目つきを険しくするハマーン様。優雅な礼をして退出。 早足で廊下を歩きながら報告を聞いている。苛立つハマーン様。 多くの輸送機がダカールから飛び立っている。 ハマーン様の親連邦路線に反発したネオジオンの将兵達である。 その中にはほくそ笑むグレミーの姿。傍らには不安な表情のリィナ。 プルツーはじめ11人のプルは各自で己が機体を調整している。 旧ジオン派による反乱の始まりである。加担するのはラカンら。 同胞達にギレン・ザビの遺児として蜂起することを宣言するグレミー。 ハマーンはザビ家の血を利用しているだけの毒婦だと主張する。 湧き立つ旧ジオン派。高揚するグレミーに脅えるリィナ。心の叫び。 『助けて…お兄ちゃん!』 自習室の中で飛び起きるジュドー。無言で眠るプルの頭を撫でる。 これで良かったんだよなとリィナに問いかけるジュドー。 朝。アーガマ艦橋。ニュースでネオジオンの分裂が報じられる。 やはりジオンは信用できないという識者達。再び動き出す世論。 世間は勝手だと皮肉を言うビーチャにそうだなと呟くカミーユ。 迎賓館。めっきり人が減っている。残ったのはマシュマーら若者達。 連邦政府の高官達は旧ジオン派の襲撃を怖れ逃げ出している。 ヤザンの手で荒れ果てたまま放置された薔薇園にはイリア。 病床のマシュマーに無傷なものを届けてやろうかと考えている。 今の御大はこんな感じで脇の恋愛をチョコチョコ描くのが大好きだ。 ハマーン様の私室。どっと疲れた表情のハマーン様。 今まで積み上げてきたものが全て台無しにされようとしている。 無意識にジュドーの姿を思い浮かべ、苦笑するハマーン様。 「あんな坊やの支えを欲しているとでもいうのか私は…。 フ…シャアを求めぬだけ、マシにはなったと思いたいがな…」 ハマーン様、軍服を着て退室。残る将兵に反乱鎮圧の号令をかける。 一方、宇宙では新造艦ネェル・アーガマにアムロとハヤトが配属。 艦長はブライト。一年戦争の英雄という肩書を利用する人事である。 こうした偶像的な扱われ方を嫌うアムロではあったが、 自らクワトロの代役を務めようというカミーユに触発され承諾した。 「大人はちゃんと大人をやりなさいよ」という御大のメッセージ。 自ら広めた「大人はカス!」思想からの卒業を訴えている。 どうも最近の御大は自分の仕事が生んだ結果の後始末にこだわりがち。 ちなみにブライトさんはあまり喋らない。仕方ないじゃないか。 俺的に後任は小山力也あたり。でもあまり喋らない。仕方ねえよな。 三人が見下ろす地球ではハマーン派とグレミー派との戦闘中。 パイロットの技量が圧倒的に違う。ベテラン揃いのグレミー派が優勢。 業を煮やし、キュベレイで出撃するハマーン様。鬼神のような戦振り。 一変した戦況に驚愕するグレミー。艦長席で手が震えている。 互いの指導者の格の違いを感じ取るリィナ。 「逃げてグレミー! ハマーン様と一緒に死にたいんですか!?」 「相討ちになると…? ニュータイプの勘だというのか…?」 「撤退なさい! グレミー・トト! 急いで!」 「…! リィナ・アーシタ…もしや兄以上の…」 グレミー、リィナの放つ気高さに圧倒され従うことに。撤退。 これこそ御大がリィナで本当に描きたかった理想の少女像であろう。 後年の実例:キンゲのアナ姫様。 どうでもいいけどプルへの接し方との差が激しすぎですグレミーは。 このえこひいき野郎が教育者になりたいとかほざくのは笑止千万。 戦域離脱。11人のプルが生き残ったことに安堵するリィナ。 深追いはするなと命じるハマーン様。互いに損害が激しい。 「引き際を見誤らなかったことだけは誉めてやるよグレミー…。 だが…ケジメはつけさせてもらう…!」 グレミー派はハマーン派の追撃を逃れ北上。旧ジオン領オデッサへ。 起死回生のため、核兵器を奪取すべくマ・クベ鉱山基地跡を目指す。 アーガマはこれを追撃。自習室を後にするジュドーとプル。 グレミー、宇宙ではネオジオンがエゥーゴに敗れたとの報告を聞く。 地上でネオジオンが二分された混乱に乗じての攻撃であった。 その前線にはネェル・アーガマ隊の姿。歯噛みするグレミー。 サダラーン。同じくネオジオン壊滅の報を聞くハマーン様。 これも自分の力不足故かと自嘲の笑みを浮かべる。 グレミーがギレン・ザビの後継を名乗り出た時点で、 ミネバ・ザビの後見人である自分の政治生命は終わっているのだ。 「フフ、限界だな…ザビ家の血を利用した支配の…」 ダカール。病院に置いて行かれたマシュマー。ベッドの上。 「この大事な時に私は~!」とか騒いで看護師に怒られている。 病室にはハマーン様の写真。そしてイリアが摘んできた薔薇。 マシュマーに送られたイリアのメールがフラッシュバックする。 これからオデッサで最終決戦が行われることを語るイリア。 (少し前に送られたものなので、この時点で決戦の真っ最中) ネオジオンが終わりだとしてもハマーン様への忠誠心は変わらない。 最後の最後まで忠義を尽くすと熱っぽく語るイリア。 その熱弁を背に、映像はオデッサにおける最終決戦に切り替わる。 ゲーマルクを駆りラカンのドーベンウルフと戦うイリア。満身創痍。 空中でインコムの射撃を浴びつつ前進、ビームサーベルを突き出す。 コックピットに直撃。ラカン、散る。ゲーマルクも大破。 『生きて帰って来れたら…』 大地に叩きつけられるゲーマルク。数拍の間をおいて爆発。 その衝撃波がルーのZⅡとエルのMk-Ⅲを揺らす。 刹那、両機の頭部がプルツーのファンネルに破壊される。 闇と化したコックピットで悲鳴を上げる二人。衝撃。見えない恐怖。 プルツー以下のキュベレイ隊が蹂躙。バーニアや脚部を次々に破壊。 ただしリィナが悲しむからとコックピットへの攻撃は避けている。 クイン・マンサのコックピットで勝手な事をと苛立つグレミー。 プル達にはそのような命令など下していないのだ。 自分の命令よりもリィナを優先していることが不愉快である。 ジュドーのZZと切り結びながら、咆哮するグレミー。 「私には高貴な血が流れているのだぞっ!」 「その血が何だっての! 自己満足だよ、あんたのさ!」 「お前に私の何がわかるというのだ! 状況でガンダムに乗っているだけの兵士に!」 「違うよ! 俺は身勝手な人間の独善が許せないんだ! その間違いが人を殺すのが許せないんだよ!」 「俗人の言いそうなことを言う!」 「それの何が悪い! 俺が背負っているのはみんなの意志だ!」 「愚民どもを導く指導者が必要だと言っている!」 「そのために血で縛ろうって考え方が勝手なんだろ! 今は人類全体がやり直さなくちゃいけないんだ…。 あんたみたいに小さなことにこだわる人間は倒さなきゃ、 地球圏に明日は見えないんだよ!」 ジュドーの気合いと共に光を放つZZ。 その光にファンネルのビームもメガ粒子砲も弾かれる。 恐慌に陥るグレミー。鉱山基地司令部のリィナを見やる。 毅然とした態度で二人の戦いを見詰めるリィナの姿。 人質にしようかと考えかけ、自嘲の笑みを浮かべるグレミー。 『私としたことが、下衆なことを…!』 ZZのハイパーサーベルがクイン・マンサを両断する。爆発。 頭部の脱出装置が吹き飛ばされ、基地に叩きつけられる。 グレミーを心配して司令部から出て行くリィナ。 アーガマではビーチャが艦長代理として指揮を執っている。 MSデッキには空席の百式改。飛び乗るエルピー・プル。 ただならぬ表情。制止するアストナージに叫ぶ。 「ジュドーが怒ってるの! 大人は汚いって!」 エルピー、発進。去り際の言葉にうつむくアストナージ。 「あんな子供に戦わせて…!」と壁を殴る。 一方、カミーユのZカスタムと戦うハマーン様が異変を感知。 Zカスタムを蹴り飛ばし、鉱山基地へと飛ぶ白キュベ。 鳥肌が立っていると呟くハマーン様。その後を追うカミーユ。 だがカミーユの前にプルツー以下キュベ11機が立ち塞がる。 襲い来る11機分のファンネル。猛烈なビームの雨嵐。 ビームコンフューズする余裕すら与えられないカミーユ。 「隊長機を墜とせば…!」とプルツーの赤キュベに照準。 ビームライフルの引き金を引こうとした瞬間、 赤キュベの前にフォウの幻影。 『ダメよ、カミーユ!』 放たれたビームの軌道を強引にずらし、バランスを崩すZ。 刹那、連続する爆発音。プルの百式改がファンネルを撃ち抜く。 すかさずカミーユも持ち直し、ファンネルを撃ち落とす。 プルツー、プルスリー以下をZカスタムに当たらせる。 自身は赤キュベでエルピーの百式改に。サーベルを抜く二人。 互いに相手の考えていることがわかるため勝負がつかない。 そうしている間にも量産キュベが次々に撃破されていく。 焦るプルツー。気を取られた瞬間にエルピーが肉薄。 両手首を掴まれる赤キュベ。膠着。エルピーがハッチを開く。 プルツーもまたハッチを開く。その手に銃を構えている。 赤キュベに飛び移るエルピー。鳴り響く銃声。 銃弾がエルピーの頬をかすめ、赤い筋を作っている。 赤キュベのコックピットでもみ合いになる二人。 「撃っても無駄よ! どこを狙っているかわかるもの!」 「リィナを殺そうとしたお前に、私達の何がわかる!」 「わかるよ! あなたはアタシだから…アタシはあなただから! 大好きな人をとられるのが怖いんだよね? アタシもそう。 リィナにジュドーをとられるのが怖かった…だけど!」 「出来損ないの姉さんが知った風な口を利くっ!」 「知ってるもの! あの兄妹は優しいんだよ…? 自分が情けなるくらいにね。だから、脅えなくていいの。 リィナをジュドーに会わせてあげて! 優しくしてもらった分だけ、優しくしてあげて!」 一方、不時着したクイン・マンサ頭部の周りに人だかり。 ジュドーの目の前で、リィナに銃が突きつけられている。 自暴自棄になったグレミー派の将兵の仕業である。 リィナを人質に、ZZから降りろとジュドーを脅迫。 グレミーが止めようとするが止められない。 ザビ家の血という肩書きが通用しなくなった自分は、 こうも無力なのかと愕然とするグレミー。手が震えている。 ZZのハッチを開けようとするジュドーにハマーン様の声。 ハマーン様の白キュベが高速接近。 その手の銃口がリィナごと将兵に向けられている。 リィナは自分への人質として機能しないと凄むハマーン様。 圧倒される将兵達。その隙をついてグレミーが駆ける。 リィナを助け出し、微笑んだところで銃声。 薄れる視界の中でリィナが落涙。 『ママ…』 最期に思い描いたのは、心の拠り所であった父でなく母。 どこかプルに似た面影の女性である。 (御大に兄妹説を裏打ちする意図はない) 満足そうなグレミーの死に顔。 かつて教育者を志した一人の男として、 子供を守れたことがグレミーにとって唯一の誇りである。 すかさずリィナの盾になる位置に着陸するハマーン様。 ジュドー、リィナを救出してコックピットへ。 プルにそうしていたように、膝の上に載せる。 ハッチを閉じた瞬間、爆風がZZを揺らす。 ハマーン様が鉱山基地を破壊したためのものであった。 紅蓮の炎の中で凶悪な姿の白キュベ。 新約Zの追加兵装、ハイパービームサーベルを展開。 もう戦う意味はないと言うジュドーに、切っ先を向ける。 斬撃。同じくハイパービームサーベルで受けるジュドー。 この展開のための新装備だったって俺は信じてるよ御大。 対等な鍔迫り合いで、じっくり対話をさせるためのさ。 「勇敢な大人が子らのために散っていった…。 その屍の上に建つのがジオンという国さ、ジュドー・アーシタ。 今更後には引けぬよ、負うた荷を降ろすことも!」 「それをあんたが一人でやることはないんだよ! ハマーン!」 「黙れ! 支えてくれなかったのがシャアという男だ! カミーユ・ビダンに尻拭いをさせたことを棚に上げ、 あのような若者を利用するだけの世界に憤る! 未だニュータイプになれぬ人類を見限ろうとするのさ!」 シャアの破滅願望と後の反乱を予見するハマーン様。 今の腐敗した連邦政府にはそのような者を止める力がない。 だから抑止力としてネオジオンが必要なのだと語る。 「でも! それが力尽くの支配である限り、 グレミーのような人を生んで、死なせてしまうんだわ!」 「あんたを突き動かしてるのは憎しみの感情なんだ! でもさ、憎しみは憎しみを呼ぶだけだって、 本当はわかってるんだろう、ハマーン!?」 兄妹の叫びに呼応して強い光を放つZZ。 その光に弾かれる白キュベの中で戦慄するハマーン様。 「人の思いが…人の意志が力になっていく…!? これがニュータイプの力…いや…子供達の力なのか!」 「みんなの力が…ガンダムに…!」 「戯言を…! 人は生きる限り一人だよ、ジュドー!」 「そんなに人を信じられないのか!」 「誰だって、一人ぼっちは寂しいのよ!」 「だが私は…!」 突進する白キュベにZZがハイメガキャノンを撃つ。 ハイパーサーベルで受け止めるハマーン様。 ビームの波が縦に割れ、白キュベの脇を流れていく。 ジュドーとリィナ、咆哮。ビームの出力が上がっていく。 徐々に押し負け、剥がれていく白キュベの装甲。 ZZの頭部が溶けだす。 「憎しみを生むもの、憎しみを育てる血を吐き出せ!」 「吐き出す物など…ない!」 「一人じゃない! 自分の頭だけで、思いこまないで!」 「っ…! お前達のように、生きていられたら…!」 遂に吹き飛ばされる白キュベ。鉱山に叩きつけられる。 その衝撃で割れたヘルメットを脱ぎ捨てるハマーン様。 額から赤い血が滴り落ちる。眼前のZZもまた損傷が大きい。 オーバーロードの影響で機体の各部が悲鳴を上げている。 二本のビームサーベルを抜く白キュベ。 ZZもまたハイパーサーベルを手に身構える。 「決着をつけるぞ、ジュドー!」 空中で激突する二機。互いに相手のサーベルで切り裂かれる。 行動不能のままもつれ合い、落下。 モニターが死んでいるためハッチを開放するハマーン様。 強風がバサバサと髪を揺らす。眼前にはZZのコックピット。 白キュベのサーベルに斬られた跡から兄妹の姿が見える。 ノーマルスーツを着ていないリィナを、 落下の衝撃から守ろうと抱きしめているジュドー。 ZZは全く動かないらしい。 苦痛に顔を歪めながら機体を操作するハマーン様。 地面に激突する寸前にバーニアを噴かせ衝撃を和らげる。 ずううんという地響きの音。 挿入歌(歌:ガブリエラ・ロビン 作曲:菅野よう子)。 映像が戦闘終結後のオデッサ各所に切り替わる。 大破した機体を破棄し、戦場跡を歩き続けるルーとエル。 何か言い争っている。ルーがどこかを指さし、エルが折れる。 その方向に歩き続ける二人。ジュドーとリィナを捜している。 ヤザンが置いて行ったサイドカーを駆るマシュマー。 敗戦の跡に顔が歪む。マシュマーを呼び止める人影。 ヒッチハイクでもするかのように親指を立てているイリア。 アーガマ。MSデッキにはZ、百式改、赤キュベの姿。 エルピーの先導で艦橋に向かうプルツー以下プル11人。 その姿を見送るカミーユにファが抱きつく。抱き返す手。 艦橋。エルが行方不明のため苛立っているビーチャ。 そこにプル12人が現れる。ぎょっとする一同。 顔を見合わせ、窓際で同じ方向を指さすプル12人。 その線上にはルーとエルの姿。そして、その先には…。 林。白キュベのコックピットから這い出るハマーン様。 よろよろとした足取り。消耗が激しい。倒れそうになる。 抱き止めたのは、ジュドー。その隣には緊張した顔のリィナ。 ハマーン様が力のない笑みを浮かべる。 心に浮かぶままの言葉で、ジュドーをなじるハマーン様。 どこか甘えているような声音。 「だが…帰って来て良かったよ…」 つうっと涙がハマーン様の頬を伝う。 泣き顔を見られたくなくて、ジュドーの胸に顔を埋めた。 「強い子達に会えて…」 困惑するジュドー。気が抜けたリィナがぺたんと尻餅をつく。 顔を見合わせ、吹き出す兄妹。 二人につられてハマーン様が笑みを浮かべた。 『宇宙世紀0089――』 カイ・シデンがレポートを読み上げる声。 ネオジオン壊滅からここ数ヵ月の出来事が語られる。 ミネバが影武者であったこと、エゥーゴが解散したこと…。 やがて話がハマーン様へと移る。 戦犯として銃殺刑に処されることとなったハマーン様。 処刑執行当日。刑場でハマーン様は目隠しをされている。 突如、鳴り響く警報。連続する爆発音。 ジオン残党の介入を想定していたにも関わらず、 厳重な警備網を易々と突破する闖入者。赤いディジェ。 鬼神の如き勢いで連邦のMSを撃破していく。 やがて赤ディジェが刑場上空に。ハッチが開かれる。 「私はかつて、赤い彗星と呼ばれた男だ」 ジオン・ズム・ダイクンの遺児として名乗り出るシャア。 父の名を利用した罪人を自ら粛清すると宣言。 ビームライフルの銃口をハマーン様に向ける。 逃げ出す連邦の将兵達。ビームが発射される音。 『――ハマーン・カーンの死亡を公表。 なお、シャア・アズナブルの行方は依然として不明である』 ED(歌:奥井亜紀 作曲:菅野よう子 作詞:井荻麟)。 フォン・ブラウンの宇宙港。 木星に旅立つジュドーとルーを見送るべく、 リィナやプルをはじめとする仲間達がロビーに集まっている。 軽口を叩くジュドーを小突くカミーユ。抱き合うルーとエル。 ぶすっとした表情のエルピー・プルの手をリィナが引く。 出港の時間。艦に乗り込むジュドーとルー。 気丈に見送るリィナ。泣き出すエルピーを慰めるプルツー。 拳を突き出し合うジュドーとカミーユ。 ジュドーの瞳には強い意志の光。 「大人達に嫌気がさして地球圏にお別れする」という、 負の色は見られない。あくまでも希望に満ちている。 ジュピトリスⅡ、発進。いつまでも見送る一同。 離れたところでは号泣するマシュマーとイリアの姿。 映像、ジュピトリスⅡへ。窓から手を振っている二人。 艦首から艦尾へとジュピトリスⅡの巨体を映す。 そして二人とは別の窓。星の海を見詰めるハマーン様。 スタッフロール。 肩を寄せ合い、木星を見詰めるジュドーとルー。 ジュドーのポケットから一枚の写真が落ちる。 みんなで撮った集合写真。幸せそうに笑っている。 ―― 第二部・完 ――
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【名前】ゴーレム(通常モード) 【性別】なし 【容姿】ツノのような頭部に、胸のあたりにルドゼブ・セイラームを乗せるコックピットがあり、 広がった手足がある。二足歩行型。 【出展】シャーマンキング 【能力】それぞれ戦況において臨機応変にモードチェンジが可能な万能兵器。 カバラの技と科学を融合させて生み出された”戦(セン)のモード”は中でも四肢が長く 白兵戦に向いている。 他にも戦闘機形態”空(クウ)のモード”、潜水形態”海(カイ)のモード”、 万能戦闘形態の通常モードがあり、それぞれの必要な戦闘環境に対応する。 他様々な機能搭載の万能兵器。 【その他備考】その昔、ユダヤ神秘主義カバラの秘術により、 ある種の魔術的方法によって土の塊から作られていたと言われる人造人間・ゴーレム。 人間の言う事を聞くのみであり、掟に逆らえば暴れだすと言われていたそんな人造人間を、 カバラ秘術と現代科学の融合により天才博士・カメル・ミュンツァーが故国の為、 自分らの未来の為に古代のゴーレムを模して造り上げた天才的な人造兵器。 泥製である本来のゴーレムと同じく「emeth(エメト・「真理」の意)」が刻まれており、 「emeth」の「e」を消し「meth(死)」を意味する自爆装置も取り付けられている。 今はアンナ・ルドゼブ・セイラームの手にあり、 胴体部分に大きく「ふ」の文字が書かれている。書き手はアンナ。 詳しくは【Wikipediaの『シャーマンキング 』参照】 ゴーレム 登場人物名鑑へ戻る 登場 【日常】キャラハンオールスターズ練馬区【戦闘】4
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試作高速迎撃機スマウコロ Experimental High Speed Intercepter Smaucorrow 基本情報 種別 実験機 設計 ニンニンケプ工作場 所属 ニンニンケプ工作場 製造 1機 世代 第三紀 性能諸元 機関 V18カムイエンジン 機関最大出力 1600ps 最高速度 298km/h322km/h(全出力時) 航続距離 XXgaias 固定武装 液冷機銃 2門 外部兵装 乗員 1名 - 概要 諸島連合軍が生み出したオーパーツ的存在。 諸島連合は王国の度重なる領空侵犯に悩まされていた。 迎撃機を二重三重に配備しても、王国軍機の俊足には手も足も出なかったのだ。このままでは一方的に領空を明け渡すことになってしまうと事態を重く見た軍部は、今までの常識をくつがえす時速300km/h超えの迎撃機の設計を要請した… こうして生み出されたスマウコロは、18気筒もの大質量エンジンを備える化け物となった。エンジンが無駄に大きいのは諸島連合のエンジン技術の低さが影響している。 とにかく増設して出力をあげよう、というのが彼らの戦略だ。残念ながら1600psという大馬力はエンジン自体の重量と爆撃機レベルにまで大型化した機体のせいで大部分が生かされていないが、それでも有り余るパワーが300km/hに近い高速を実現させた。 一番の特徴は、この機体は上部が全てエンジンであり、フロート部分にコックピットが存在する点だ。 とにかく速度のみを追求したので、格闘能力や上方視界、後方視界は劣悪極まる結果となっている。 + Description Description must be less than 300 words - 兵装 ADJUSTMENT + Armament ADJUSTMENT
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リピット