約 1,352,220 件
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/20814.html
焚書士 クリフハンガー SR 火 6 クリーチャー:ブックメイカー 7000 ■ブックマーク7(ゲーム中、このカードを自分の山札から手札に加える時、自分のマナゾーンにカードが7枚以上あれば、加えるかわりにそれを相手に見せてから山札に加えてシャッフルしてもよい。そうした場合、このカードは次のBM能力を発動する) BM-相手のシールドを1枚選んで墓地に置く。 ■W・ブレイカー 作者:ぼう フレーバーテキスト この世界はあの方の意思によって支えられている……。それに逆らう者は排除されなければならない。 ――焚書士 クリフハンガー 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/55757.html
登録日:2024/02/16 Fri 19 16 22 更新日:2024/06/29 Sat 20 23 33 所要時間:約 17 分で読めます ▽タグ一覧 2019年 IMAX PG12 お仕事映画 アル・パチーノ クエンティン・タランティーノ シャロン・テート シャロン・テート事件 スタントマン ソニー・ピクチャーズ タランティーノの歴史復讐三部作 ダコタ・ファニング ハリウッド ハリウッドIN69 バイオレンス バビロン ヒッピー ブラッド・ピット ブルース・リー マカロニ・ウエスタン マカロニ&チーズ マンソン・ファミリー マーゴット・ロビー レオナルド・ディカプリオ ロマン・ポランスキー ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド ワンハリ 予習必須 俳優 内幕もの 友情 大脱走 懐メロ 日常もの 映画 映画大好きポンポさん 映画秘宝 栄枯盛衰 歴史改変 洋画 火炎放射器 犬映画 現実と虚構の交錯 笑撃のラスト 群像劇 西部劇 豪華出演者 都落ち ラスト13分。タランティーノがハリウッドの闇に奇跡を起こす。 概要 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(原題:Once Upon a Time in... Hollywood)は、2019年7月26日にアメリカ・イギリスで公開されたハリウッド内幕映画。 日本では2019年8月30日に公開。 監督はクエンティン・タランティーノ。 タイトルは、セルジオ・レオーネの『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』や『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』のオマージュ。 日本では主に『ワンハリ』の略称が有名。 また、本作は「昔々…(Once Upon a Time)」で始まる、ある種のおとぎ話でもある。 『イングロリアス・バスターズ』では、20世紀の世界史で最大の闇ナチス。 『ジャンゴ 繋がれざる者』でアメリカ最大の闇である奴隷制に復讐したタランティーノ。 今回のターゲットは、ラブ&ピースなヒッピー文化を終わらせた、ハリウッド史の闇である「シャロン・テート事件」。 世界史で習うため多くの人が知っているナチスや奴隷制と違い、今回の「シャロン・テート事件」は初耳の方も多いだろう。 よって、最低限この事件に関しての予習が必須となってくる。 公開当時はそれを知らずにディカプリオ&ブラピの二大スター目当てで観に行ったり、ネタバレを恐れて前情報を一切仕入れずに観に行ったりして痛い目に遭った人もいるかもしれない。 もっとも、かなり凄惨な事件なので、人によっては心の準備をした方がいいかもしれないが…… しかし物語の構成は、キャリアが伸び悩む俳優と相棒のスタントマンの日常を軸に、わが世の春を謳歌するシャロンの日常が重なるというもの。 言い換えれば、現実と虚構の交錯である。 また、当時を再現したリアルな町並みや空気感で、人によっては「オープンワールドゲームみたい」という意見も。 それだけに、スパーン映画牧場のシーンや、運命の日のカウントダウンが始まる終盤は、事件を知っていたら否が応でも緊張感が高まることになる。 そして、タランティーノらしいやり方で運命を変えるラストは腹筋崩壊ものであると同時に、深い深い映画愛が感じられるはず。 第92回アカデミー賞ではタランティーノ監督作品としては最多の作品賞を含む10部門にノミネート。 この内助演男優賞と美術賞を受賞。 2023年5月26日には、タランティーノ自身が執筆した小説版『その昔、ハリウッドで』が発売されている。 主役二人はもちろん、周りのキャラクターの設定が深く掘り下げられており、「映画オタクなクリフ」や「良きライバル関係になるリックとトルーディ」などは必見。 そして当時の映画やテレビ番組、関係者の情報量は圧倒的であり、タランティーノも意外な形で登場する。 あらすじ 1969年2月8日、ハリウッド。 かつて西部劇ドラマで人気を博した俳優リック・ダルトンは、カウンターカルチャー華やかなる時代の流れに取り残され、落ち目になりつつあった。 相棒のスタントマンのクリフ・ブースもまた仕事がなくなっており、リックの世話係を務める毎日を送っていた。 身の振り方に悩むリックと、飄々と生きるクリフ。 そんな中、シエロ・ドライブにあるリック邸の隣に、売れっ子監督ロマン・ポランスキーと売り出し中の女優シャロン・テートの夫婦が越して来る。 ドラマ撮影、イタリア映画進出、スパーン映画牧場にたむろする謎のヒッピー集団…… そして1969年8月9日、映画の世界に生きる者たちに大きな事件が起きようとしていた。 登場人物 リック・ダルトン 演:レオナルド・ディカプリオ 吹替:加瀬康之 西部劇や戦争アクションドラマで人気を博した俳優。誕生日は1933年4月22日。 モデルはバート・レイノルズ。 代表作は『賞金稼ぎの掟』や『タナー』、『マクラスキー14の拳』。 しかし、『大脱走』の主演のスティーヴ・マックイーンに主役を降りる騒ぎがあった際、3人のジョージ(*1)と共に代役候補になったもののチャンスをつかめず、映画俳優への転身に失敗。(*2) 以降はそのことがトラウマとなり、悪役や単発作品へのゲスト出演に甘んじていた。 そのため、シュワーズからあと2年もすれば主役のイメージは無くなると言われているが、スターだっただけにプライドは高く、 マカロニ・ウエスタン出演(=都落ち)を打診され、クリフに泣きつく トルーディに読んでいる本を聞かれて、作中の主人公の境遇があまりに自分と重なりすぎていて泣き出す 『対決ランサー牧場』の撮影中、アル中のためにセリフが覚えられず、罪悪感のあまりに泣きながら荒れまくる という具合に、人間的な弱さが目立つ人物である。これを大スターのディカプリオが演じているのがなおさら皮肉と言える。 小説版では双極性障害であることが明かされ、教養の無さが強調されたり、頭が悪くて同じ話ばかりするとまで言われる。 他にも、映画とはハリウッド産のものを指し、他国の映画産業はイギリス以外見下している節がある。 しかしタランティーノ曰く、 リックにとって最大の敵は自分自身なんだ。 そのことが理解できれば、彼はもっと楽になれるはず。 実のところ俳優としてのキャリアも順調で、思っているほど下り坂でもないしね。 リックのようなやり方で成功したいと思う人だって大勢いるはずだ。 レオは、余計な心配で苦悩する不条理さを誇張し、哀愁さえ感じるほど、可笑しく演じてくれた。 リックのもつ自虐的な面をうまく表現してくれたと思う。 とても満足しているよ。 引用元:キネマ旬報2019年9月上旬号 P11 実際立ち直った後は監督やトルーディから絶賛されるほどの熱演を見せ、その後イタリア映画への出演を決断。 半年の滞在期間に出演した4本はいずれもヒット。ついでに体重は7キロ増加した が、アパート代の支払のためにギャラをほぼ使い果たし、結婚したこともあってクリフを雇い続けられなくなってしまう。 そして別れが迫る1969年8月9日の深夜、近所にやって来たヒッピーたちの車のエンジン音に苛立ち怒鳴り込むが…… クリフ・ブース 演:ブラッド・ピット 吹替:堀内賢雄 リック専属のスタントマン兼世話係で、第二次世界大戦の英雄(*3)。誕生日は1922年10月29日。 モデルはバート・レイノルズの専属スタントマン、ハル・ニーダム(*4)。 ハリウッド郊外・ヴァンナイズのトレーラーハウスで愛犬の雌のピットブル・ブランディ(*5)と一緒に暮らしている。 飄々とした自由人で肝が据わっており、何かと繊細なリックのよき理解者。 しかし、リックの仕事が減ったことで必然的に彼の仕事も減っている。 おまけにすぐ手が出るタイプで、以前に他の出演者と暴力沙汰を起こしたり、妻殺しの噂(*6)があったりと何かときな臭い背景を持つ。 一方、“リンガー”(無責任な監督や俳優に制裁する役目の臨時のスタントマン)としては非常に優秀。 映画に対する見方は柔軟で、リックのマカロニ・ウエスタンへのオファーについても肯定的。 さらに小説版では、戦場を経験しただけにハリウッド映画の未熟さに気づいていたが、同時に「いかにハリウッド映画を非現実的なものと見ているかの証でしかない」とも断じられている。 リックが『対決ランサー牧場』の撮影に行っている間、ヒッピー娘のプッシーキャットを「スパーン映画牧場」に送り届けるが、そこできな臭いものを感じ取るのだった…… シャロン・テート 演:マーゴット・ロビー 吹替:種市桃子 リックの邸宅の隣に越してきた、売り出し中の若手女優。 代表作は『哀愁の花びら』や『サイレンサー/破壊部隊』など。 そして史実の事件の犠牲者の一人。 天真爛漫な性格で、キュートで小柄で才能豊かな12歳児のような男がタイプらしい。 映画館で自身の出演した『サイレンサー/破壊部隊』を嬉しそうに観るシーンは、実際の事件を知っていたら胸を締めつけられるはず。 また、ブルース・リーからアクション指導を受けていた史実も描かれている。 映画館に行く前に本屋で夫へのプレゼント用に注文した『ダーバヴィル家のテス』の初版本を受け取るくだりは、事件後にポランスキーが映画化したことへの目くばせ。 それから半年後の1969年8月8日。 妊娠8ヶ月を迎えていた彼女は、元婚約者のジェイ、ポランスキーの旧友ヴォイテク・フラコウスキー、その恋人でコーヒー財閥の跡取り娘アビゲイル・フォルジャーと一緒に過ごしていた。 そして8月9日の深夜、事件は起きた…… ロマン・ポランスキー 演:ラファル・ザビエルチャ 吹替:森宮隆 シャロンの夫。 ポーランド人の売れっ子映画監督で、後の巨匠。 代表作は『反撥』や『吸血鬼』(*7)、『ローズマリーの赤ちゃん』など。 リックは隣に引っ越してきたのを見て、パーティーで仲良くなれば彼の映画に出られるかもと立ち直っていた。 撮影のために家を空けていることが多く、実際の事件でも難を逃れている。 なお、マックイーンからいずれシャロンとの関係が壊れることを予想されたり、 ラストでジェイがリックに「シャロンに言ってたんだ。隣に賞金稼ぎが住んでいるから、旦那が“指名手配”されたら隣に頼めってね」と語っていたりと、不吉なものを匂わせている。 ……実際にポランスキーは、1977年に当時13歳の子役モデルへの淫行容疑で逮捕・有罪判決となり保釈期間中に海外逃亡。 以降、アメリカに戻れば捕まる身の上となっている。 マーヴィン・シュワーズ 演:アル・パチーノ 吹替:山路和弘 映画プロデューサー。 妻と上映会を開くほどの西部劇やリックのファン。 また、イタリアやドイツ、日本やフィリピンの映画界にも伝手を持っている。 リックのキャリアの行く末を案じ、マカロニ・ウエスタンの仕事を打診するが、当のリックはキャリアの終わりだとショックを受けていた。 サム・ワナメイカー 演:ニコラス・ハモンド 吹替:佐々木睦 ドラマ『対決ランサー牧場』の監督。シェイクスピアが好き。ちなみに実在の人物。 新しい西部劇を作りたいと考えており、リックの役をヒッピー風の悪役にしようとしていた。 ランディ・ミラー 演:カート・ラッセル 吹替:安原義人 スタントマンのコーディネーター。 黒い噂のあるクリフを嫌っていたが、リックが何とか説得し起用にこぎつける。 しかしクリフはブルース・リーとの間にトラブルを起こした挙句妻ジャネットの車を壊したため、あっさりクビにされたのだった。 演じたカート・ラッセルは、本作のナレーションも担当している。 ブルース・リー 演:マイク・モー 吹替:森宮隆 ご存じ伝説のアクションスターにして、ハリウッドで東洋人の地位を上げた偉人。 1969年当時の彼はドラマ『グリーン・ホーネット』のカトー役でブレイクしており、番組終了後は武術指導をしていた。 戦いについて「自分の力を全て解き放ち、容赦なく相手を打ち負かす」持論を語っていた所、クリフに挑発され、三本勝負を挑む。 1勝1敗になった所、ランディの妻が割って入るが、彼女の車は無残な姿になっていた…… 本作の小物然とした描かれ方は最も批判されやすいポイントとなっており、小説版ではさらにボロクソに書かれている。 タランティーノ自身は「ブルースとドラキュラ、どっちが勝つかって聞いてるようなもんだよ」などと反論しているが、当然、彼の娘シャノンから抗議されている。 さらに元の案ではクリフとの戦闘シーンはもっと長く、噛ませ犬的な描かれ方にされていたため、クリフ役のブラピも猛反対していたという…… とはいえ、独特のもったいぶった喋り方や動きの完コピっぷりは一見の価値あり。 トルーディ・フレイザー 演:ジュリア・バターズ 吹替:佐藤美由希 『対決ランサー牧場』の撮影の休憩中、リックが出会った8歳の子役。 愛読書はウォルト・ディズニーの伝記。 大人顔負けのプロ意識の持ち主で常に100%の結果を出せるよう努力すべきだと自負しており、相手に役名で呼ばせている。 ジェームズ・ステイシー 演:ティモシー・オリファント 吹替 : 長谷川敦央 『対決ランサー牧場』で共演した俳優。モデルは同名の俳優。 リックとの会話中、うっかり傷を抉るような質問をしてしまう。 ウェイン・モウンダー 演:ルーク・ペリー 吹替:長谷川敦央 『対決ランサー牧場』で共演した俳優。こちらもモデルは同名の俳優。 モウンダーを演じたペリーは公開前の2019年3月に逝去したため、これが遺作となった。 ジェイ・シブリング 演:エミール・ハーシュ 吹替:角田雄二郎 シャロンの元婚約者で友人のヘアスタイリスト。 別れた後でも家を空けがちなポランスキーの代わりにシャロンの世話をしているが、まだ彼女に未練があるらしい。 フランチェスカ・カプッチ 演:ロレンツァ・イッツォ 吹替:下田屋有依 『ダイノマイト作戦』でリックと共演し、妻となったイタリアの新人女優。 彼女の前に共演者の女優が気に入ったと言われていたが、すぐ別れた模様 ヒッピー集団に襲われながらも反撃に出る肝っ玉の持ち主。 プッシーキャット 演:マーガレット・クアリー 吹替:おまたかな シュワーズとの会合を終え、リックを家に送り届けていたクリフが交差点で出会ったヒッピー娘。 その後リック邸のアンテナを直しに戻ったクリフにヒッチハイクのアプローチをかけていた。 彼がアンテナ修理を終えた後も交差点におり、三度目の正直でリックにヒッチハイクしてもらう。 行き先は……ヒッピーたちの巣窟となったスパーン映画牧場だった。 スクィーキー 演:ダコタ・ファニング 吹替:藤田曜子 ヒッピー集団の女幹部で、ジョージの世話係。 彼に挨拶に来たクリフを追い返そうとするが、説得され面会を認める。 小説版では、ジョージのことを深く愛していたことが明かされる。 ジョージ・スパーン 演:ブルース・ダーン 吹替:佐々木睦 スパーン映画牧場の主。 体が弱って目も見えなくなっており、業界や家族からも忘れられていた所を、大所帯化したヒッピーたちに利用されて住み着かれた。 スクィーキーは彼の生活の面倒を見る一方で“ご奉仕”していた。 以前牧場で仕事したことのあるクリフはヒッピーたちに見張られながら挨拶に行くのだが、彼はすでにクリフのことも覚えていなかった…… 当初この役は、リックのモデルとなったバート・レイノルズが演じる予定だったが、レイノルズは撮影開始前の2018年9月6日に死去。 長年の友人だったブルース・ダーンが代役を務めている。 テックス・ワトソン 演:オースティン・バトラー 吹替:金城大和 スパーン映画牧場で乗馬体験ツアーを提供していた男で、ヒッピーたちのリーダー格。 その正体は、チャールズ・マンソンの右腕。 1969年8月9日の深夜、クリフがブランディと散歩に行っている間に、彼率いるヒッピーの一団はシャロン邸を襲撃しようとしていた。 しかしリックに怒鳴り込まれ、『賞金稼ぎの掟』の主演だったことを知る仲間の一人が「テレビで人を殺す場面を見て育ったのだから、人殺しを教えた連中を殺そう」と無茶苦茶なことを提案。 こうしてターゲットはシャロン邸からリック邸に変更され、怖気づいて逃げ出した一人(*8)を除いた三人が襲撃に入るのだが…… クリフが帰宅してきたのが運の尽きだった。 フィクションの復讐 クリフはプッシーキャットにもらったLSD入りのタバコでラリった状態ながらも、ブランディと共に血みどろの無双タイムを披露。 プールに転落し溺れるヒッピーの一人は、リックが『マクラスキー14の拳』で使った火炎放射器でカリカリに焼き尽くした。 ……こうしてヒッピーたちはリックとクリフに惨殺され、本来惨殺されるはずだったシャロンたちは救われたのだった。 負傷したクリフが救急隊に運ばれていくのをリックが見送った後、ジェイからシャロン邸のパーティに誘われるところで、物語は幕を下ろす。 チャールズ・マンソン 演:デイモン・ヘリマン 吹替:ボルケーノ太田 クリフがリック邸のアンテナを修理している時に、シャロン邸に現れた謎の男。 “テリー”という男に用があるとのことだったが、その“テリー”はすでに引っ越したとジェイに言われ去って行った。 その正体はカルト化したヒッピー集団「マンソン・ファミリー」のボス。 娼婦の母の元に生まれ、親の愛を知らずに育ったマンソンは自動的にワル化。何度もブタ箱行きになっていた所、時代はフラワー・ムーブメントを迎えていた。 生まれつきのアウトローだったことに加え、髭と髪を伸ばしたマンソンはまさに、時代が望んだヒッピー像そのままだったのだ。 時代の流れに乗ったマンソンはそのカリスマ性を持って、次々と信者を増やしていった。 また、マンソンはレコード・プロデューサーのテリー・メルチャーとシンガー・ソングライターとしてデビューする約束を取り付けていたが、その約束を反故にされた。(*9) 史実ではその時使用人にぞんざいに扱われ、誰が住んでいるのか知らないままだった。 こうして金持ちたちへの逆恨みという身勝手極まりない理由から、哀れシャロンたちは惨劇の犠牲者となってしまったのである…… 余談 〇物語の舞台である1969年、アメリカ映画界はスタジオ・システムの崩壊やテレビの普及、赤狩りの影響で低迷していた。 リックが得意とする西部劇もアメリカでは斜陽を迎え、代わりに若い監督による反体制的かつ悲劇的な結末のアメリカン・ニューシネマが台頭。 そこで西部劇の俳優やスタッフの受け皿になったのが、低予算のマカロニ・ウエスタン。 今でこそセルジオ・レオーネ監督作など名作も多いイメージだが、当初はB級パチモン映画というポジションだった。 それを踏まえると、リックが拒絶反応を示していたのにも納得がいくだろう。 〇『サイレンサー/破壊部隊』を観に来たシャロンが座席に足を上げて観ている場面があるが、足がかなり汚れている。 実際のシャロンも裸足派で、絶対に必要な状況でない限り、なるべく公共の場では靴を履かないようにしていた。 〇本作でも言及されているシャロン出演の『哀愁の花びら』だが、実は色々と曰く付きの作品であったりする。 原作は、当時の発行部数を塗り替えるほどの大ベストセラーを記録した『人形の谷間』(*10)。 ショービズ界の裏側の、昼ドラみたいなドロドロを描いた作品だが、原作の20年間という時間の流れを映画用に無理やり圧縮した上、撮影中はトラブル続き。 シャロンの演技は超がつくレベルの大根で、劇中「私は才能がないからカラダで売るよりしょうがないの」というセリフがあるのだが、そのまんま当てはまっているので笑えないものがある。 結果、出来栄えは最悪としか言えないものに仕上がり、話題性のおかげでヒットこそしたものの観客や評論家の評判も散々なものに。 しかし『哀愁の花びら』は現在、大真面目に作って盛大に滑った作風なのが受けて、ゲイコミュニティを中心にカルト作品となっている。 〇リックが出演したイタリア映画のタイトルは架空のものだが、監督は全員実在の人物である。 『ネブラスカ・ジム』のセルジオ・コルブッチはマカロニ・ウエスタンの巨匠の一人。 『ダイノマイト作戦』のアントニオ・マルゲリーティは『イングロリアス・バスターズ』にも名前が登場している。 〇タランティーノ作品でおなじみのタバコ「レッド・アップル」は、本作のエンドロールにてついにCMが登場。 これのCM監督をタランティーノが演じている。 出演しているリックが自分の等身大パネルを見て二重アゴであることにキレるシーンがあるが、 これは映画が公開される一年ほど前に発表されたディカプリオとブラピが並んで立つ本作の宣伝用のポスターにおいて、 ふとした切っ掛けからディカプリオの二重アゴとブラピの首のシワの修正が発覚したことにちなむ自虐ネタ。 ちなみにアメリカにおいてタバコのCMは、1971年1月2日午前0時をもって全面禁止になっている。 本作の年代を考えると、このCMもまた時代の終わりを表しているのである。 〇本作の3年後に公開されたポール・トーマス・アンダーソン監督の映画『リコリス・ピザ』の舞台は70年代前半のロサンゼルスで、本作と殆ど時代が変わらない。 まるで70年代に撮られたようなルックのこだわりの逸品だが、この当時に撮影現場で使われていたカーボンアーク灯が見つからないことが大きな悩みだった。 そもそも現在もちゃんと機能するものが存在するか怪しいレベルの代物だったが、この『ワンハリ』も同じ問題を抱えていた。 しかし今でも使えるカーボンアーク灯を所有する人物が見つかったことで、『リコリス・ピザ』も同じルートで無事確保できたのだった。 〇ヒッピー襲撃事件後のリックだが、小説版ではその大立ち回りで再び脚光を浴びたことが明らかになっている。 『マクラスキー14の拳』が再放送されたことでテレビの分野で活躍し、大作ではないもののスタジオ映画にも出演するようになったという。 そして2023年、タランティーノのポッドキャスト『The Video Archives Podcast』は、ハワイの自宅で妻に看取られながら亡くなったことを発表。追悼特集が組まれた。 享年90歳。 〇監督の次回作であり最後の監督作は『The Movie Critic(仮題)』。 この作品は70年代近くのハリウッドを舞台に、低俗ポルノ雑誌で映画評論を寄稿していた孤独な批評家を描くとされている。 ブラピがクリフ役で復帰する予定だったが、2024年、この企画は“気が変わった”ため取り下げられたことが報じられた。 追記・修正は、60年代末のハリウッドを懐かしみながらお願いします。 参考文献 キネマ旬報2019年9月上旬号(キネマ旬報社) クエンティン・タランティーノ 映画に魂を売った男(フィルムアート社) その昔、ハリウッドで(文藝春秋) ハリウッド映画の終焉(集英社新書) 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』徹底予習 ─ シャロン・テート殺人事件とチャールズ・マンソンとは Quentin Tarantino Reveals What Happened To OUATIH's Rick Dalton After That Flamethrower Scene Quentin Tarantino Drops ‘The Movie Critic’ As His Final Film △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 予備知識なしで見て最後の10分の展開で混乱したが、そんな事情があったのか -- 名無しさん (2024-02-16 20 26 58) 次回作で監督引退だっけか -- 名無しさん (2024-02-17 00 21 20) ハンチョウで言ってたのこれかと思ってたら違った -- 名無しさん (2024-02-17 01 17 23) 編集でカットしたフィルムが山程あるのでディレクターズカット版ではなく再編集してシーズンドラマとして配信したい、みたいな話はどうなったのだろう。 -- 名無しさん (2024-02-17 12 56 24) 大好きな映画。ラストはクリフの余りの容赦のなさとリックの荒唐無稽な装備で映画館なのに吹き出してしまった。あと重要人物だと思ってたマンソンが脇役なんてレベルじゃないくらいのチョイ役でビックリした -- 名無しさん (2024-02-17 15 53 03) ↑2項目にも書いてあるけどブルース・リーの演出で炎上した影響でもう難しいみたい。 -- 名無しさん (2024-02-17 16 11 01) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wrtb/pages/4312.html
フォークリフト・ガール 名前:Fork Lift Girl デビュー:『トイ・ストーリー・オブ・テラー!』(2013年) 概要 フォークリフト・トラックを運転する女の子のおもちゃ。 レゴ・バニーが自分の体を自在に組み立て直す時に協力している。 エピソード トイ・ストーリー・オブ・テラー! スリープウェル・モーテル*でミスター・ジョーンズに捕まったポケッティアは棚に閉じ込められ、ジョーンズの飼い主ロナルド・トンプキンスにネットオークションにかけられてしまう。レゴ・バニーとフォークリフト・ガールが足場を作り、ポケッティアが持っていた最後のクリップでコンバット・カール Jr.が棚の鍵を開けようとするも失敗。コンバット・カールを中心に脱出計画を進めるおもちゃたちだが、ついにウッディとジェシーが落札されてしまう。梱包の隙に棚から抜け出したジェシーは勇敢にウッディを救出し、トンプキンスの悪事を暴くことに成功する。 エンド・クレジットでは、通報を受けたウィルソン警官とフィリップス警官がトンプキンスの逮捕に訪れる。慌てるトンプキンスをよそに、フォークリフト・ガールたちは棚から脱走する。 登場作品 2010年代 2013年 トイ・ストーリー・オブ・テラー!
https://w.atwiki.jp/aaarowa/pages/320.html
◆okXJ25qcL. 執筆作品一覧(2) 002 咎人の剣 012 孔子の倒れ 【氏が書かれたキャラ】 キャラ名 登場回数 オペラ、クリフ、ミント 1回 奉仕マーダーになったオペラがミントを騙し討ちで殺害する話を書いた書き手さん。AAAロワにおける、初の味方キャラからのマーダーを生んだ書き手さんとも呼べるだろう。ジェラード・ミントとヒロイン級のキャラが連続して退場したこともAAAにおける「いつ誰が死んでもおかしくない」という雰囲気を作ったことを思うと、◆okXJ25qcL.氏の功績は大きい。また、脱出フラグとなりえるエターナルソードをクリフに支給したのも◆okXJ25qcL.氏である。 -- 名無しさん (2009-05-11 00 16 04) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/6652.html
カクサレタショウタイヒースクリフ【登録タグ ID SAO バニラ 大川透】 autolink() SAO/S20-T03 SAO/S20-019 カード名:隠された正体 ヒースクリフ カテゴリ:キャラクター 色:黄 レベル:1 コスト:1 トリガー:0 パワー:7000 ソウル:1 特徴:《アバター》?・《武器》? キリト君、君には私の正体を看破した報奨を 与えなくてはな。チャンスをあげよう レアリティ:TD C illust.
https://w.atwiki.jp/1548908-08/pages/838.html
登場デュエリスト:首領・ザルーグ(DU):デュエルワールド:太陽の世界 攻略 貰えるカード ※チェック・修正待ち 王家の神殿 首領・ザルーグ 黒蠍-棘のミーネ 黒蠍-強力のゴーグ 黒蠍-逃げ足のチック 黒蠍-罠はずしのクリフ デッキ名:犯人はこの中にいます 40枚 上級1枚 黒蠍-強力のゴーグ 下級19枚 切り込み隊長×2 クリッター 黒蠍-棘のミーネ×3 黒蠍盗掘団 黒蠍-逃げ足のチック×2 黒蠍-罠はずしのクリフ×2 首領・ザルーグ×3 深淵の暗殺者 ならず者傭兵部隊 番兵ゴーレム×3 魔法9枚 おくびょうかぜ 黒蠍団召集 サイクロン 増援×2 団結の力 貪欲な壺 早すぎた埋葬 ライトニング・ボルテックス 罠11枚 追い剥ぎゴブリン ダスト・シュート つり天井 ニードル・ウォール 必殺!黒蠍コンビネーション 無謀な欲張り 門前払い×2 炸裂装甲×2 リビングデッドの呼び声
https://w.atwiki.jp/miyalabo/pages/84.html
マップ概要 主な建物 北:パープル ラボ占拠された場合に敗者がたまる場所(違) 南(ブルーサイド)に比べると攻めやすい パープルクリフ:ラボ3が比較的狙いやすいスナイプポジション。 パープルツリー:ラボからの遮蔽になる大きい木。 パープルブリッジ:ラボ2に繋がる。 東:クリフ 赤スタート位置 クリフ:赤スタート位置 ツリートップ:ラボ3に繋がる丘 南:ブルー パープル同様ラボ2に繋がるがパープルよりもラボ3から攻撃されやすい。 ランプ:ブリッジからラボ2に繋がる。ラボ3から狙われやすい ブルーブリッジ:ランプとラボ2を繋ぐ。 ウッド:木が乱立している。 西:青スタート位置 青スタート位置はこの建物の2階。 通気口:2階に繋がるリフト 中央:ラボ 3階建て。 ここの占拠が勝負の決め所。 上記MAPが方角どおりなら・・・(・へ・) 初期武器 スキャッター ニードラー ニードラー フラググレネード 開始後 【BLUE】 【RED】 メモ ロケットランチャー、スナイパーが落ちやすい。 比較的ボルトガンが有効なマップ。 特にラボでのボルトガン待ちに注意 コメント・要望等 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/aion20memo/pages/232.html
パワーQnA 2010年8月24日 ・新しく追加された透明な武器 2.0のアップデートで追加された半透明の見た目武器はモンスタードロップであるスクマル スタッフとヘカ スタッフの2つである。 それぞれインギスオンとゲルクマルス地域のネームドモンスター(インギスオンーグリーディー スクマル / ゲルクマルスー祭司長 マリカ ヘカ)を倒せば得ることができる。 新しく追加されたスクマル スタッフとヘカ スタッフ(2つとも同じ形状) アイコン 名前 攻撃力 命中 武器防御 魔法増幅力 魔法命中 オプション スクマル スタッフ 178-268 788 840 710 354 最大HP +275魔法増幅力 +52 ヘカ スタッフ 178-268 788 840 710 354 最大HP +275魔法命中 +37 ・バラをモチーフにしたイヤリング 青いバラをモチーフにした様々なアイテム -代表的なのがシエル武器シリーズ- が多いが今回のアップデートの特徴と言えば特徴である。アクセサリーもこの流れに沿ってバラのデザインのイヤリングが追加された。(アイテムリストは下記にまとめた) .....ご覧の通り、ノーマルグレードのアイテムで、龍界で出現する51~55レベル間のモンスターを倒すと、手に入れることができる。おそらく手に入れるとすぐ店売りしてしまう場合が多いかと思う。 結局、ノーマルグレードにもかかわらず、かなりまともな設計をしているだけに、もし手に入れたら形状変更も考えてみよう。 アイコン 名前 レベル 魔法抵抗力 オプション クリフ レッドベリル イヤリング 52 116 命中 +39最大HP +48 クリフ ターコイズ イヤリング 52 116 魔法クリティカル +5最大HP +48 クリフ ゲルファレイト イヤリング 52 116 最大MP +89最大HP +48 カオス ソウルダート イヤリング 55 116 最大飛行時間 +11最大HP +50 カオス レッドベリル イヤリング 55 116 魔法命中 +16最大HP +50 カオス ターコイズ イヤリング 55 116 フォーカス +36最大HP +50
https://w.atwiki.jp/nilarth/pages/29.html
クリフォン・ジェブソン 画像 プロフィール 名前 クリフォン・ジェブソン 英語スペル Cliffon Jebson 種族 鷲人 所属 未確認魔術研究所 年齢 17(鷲人は成長が早い) 好きな物 コーヒーチェーン「ティファーフル」のコーヒー 嫌いな物 新しい物を受け入れようとしない姿勢 (イラスト:黒猫龍) UMR(未確認魔術研究所)でアルシオンのものとは異質な魔法を研究する鷲人の男性。 アウリアースの魔法を主な研究分野としており、ミーム―人々の間で共有される共通認識―と魔法の関係性があるという説を立てている。 一見して難しい手続きなしにエネルギーを引き出すアウリアースの魔法を解明すればアルシオンのためになると、クリフォンは信じてやまない。しかしその焦りは、相手を選ばずに他の研究者とも関わるようになっていく。 関連リンク アルシオン
https://w.atwiki.jp/aaarowa/pages/236.html
バニッシュボム 障害物(岩や氷など)を消し去る爆弾。 人体には効果はない。 ※以下、ロワ内でのネタバレ +【アイテム追跡メモ】 【アイテム追跡メモ】 [支給された参加者] ルシオン [所有者] ルシオン(36話、51話) ↓ クリフ(51話、72話、77話、88話、96話、103話(1)(2)(3)、110話(前)(後)、113(前)(中)(後)) ↓ ボーマン(113(後)、120話(前)(後)、127話、130話、132話、144話) [メモ] ルシオンの初期支給品だが初登場は51話。5つ支給される。 同話でルシオンの死体からクリフが回収。 113話(後)でボーマンの手に渡り、以降ボーマンが所持。 支給品一覧に戻る