約 433,353 件
https://w.atwiki.jp/cosmos_memo/pages/468.html
キラキラ☆ステーション Tatsh feat. Purico EXTREME Level 9 BPM 176 Notes 679 1 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 2 口⑧④口 |①-②-| ⑧⑦③④ |③-④-| ⑦②⑥③ |⑤-⑥-| ①口口⑤ |⑦-⑧-| 3 口⑦④口 |①-②-| ⑦⑧③④ |③-④-| ⑧②⑥③ |⑤-⑥-| ①口口⑤ |⑦-⑧-| 4 口⑧④口 |①-②-| ⑧⑦③④ |③-④-| ⑦②⑥③ |⑤-⑥-| ①口口⑤ |⑦-⑧-| 5 ⑤口③口 |①-②-| ⑧⑥④③ |③-④-| ⑦②口④ |⑤-⑥-| ①口口口 |⑦-⑧-| 6 口口③口 |①-②-| 口口⑥④ |③-④-| 口①⑤⑦ |⑤-⑥-| ②口⑧口 |⑦-⑧-| 7 ①③⑤⑦ |①②③④| ②口口⑧ |⑤⑥⑦⑧| ④口口口 ⑥口口口 8 口⑧口⑦ |①-②-| ⑥③口口 |③-④-| 口口⑤② |⑤-⑥-| ⑥③④① |⑦-⑧-| 9 口⑥⑥⑥ |①---| 口④③① |②-③-| ①③④② |④-⑤-| ⑤⑤⑤口 |⑥---| 10 ③⑥口口 |①-②-| 口⑧⑤⑦ |③-④-| ③⑥④② |⑤-⑥-| 口口口① |⑦-⑧-| 11 ⑤口口① |①-②-| ②口④口 |③-④-| 口⑥③⑦ |--⑤-| 口口口口 |⑥-⑦-| 12 ④口口② |①---| ④②④② |②---| ①口③口 |③---| 口①口③ |④---| 13 ④②口② |①---| ④④⑥② |②---| ①口⑤③ |③---| 口①③口 |④-⑤⑥| 14 口口①口 |①---| ④口口④ |②-③-| ③口⑤③ |--④-| ②⑤口口 |--⑤-| 15 口③②口 |--①-| 口②③口 |--②-| 口①④口 |--③-| 口口①口 |--④-| 16 口④口① |--①-| ③⑤⑥② |②-③-| ②⑥⑤③ |--④-| ①口④口 |⑤-⑥-| 17 ①⑤⑤② |①-②-| ③⑥口④ |③-④-| ⑥口口口 |--⑤-| 口口口口 |--⑥-| 18 口口口口 |--①-| 口④①口 |--②-| 口③③① |--③-| 口②②口 |--④-| 19 ④⑤⑤④ |①-②-| ③口口③ |③-④-| ②口口② |----| ①口口① |⑤---| 20 口⑥口口 |①-②-| ⑤②⑦⑦ |③-④-| ①口③③ |--⑤-| 口④口口 |⑥-⑦-| 21 口⑤②③ |①---| ④口口⑤ |②-③-| 口①口口 |--④-| 口口口口 |--⑤-| 22 口口口口 |--①-| 口②①口 |--②-| ①口③② |--③-| ③④口口 |--④-| 23 ③口口口 |①---| 口④②① |②-③-| ③口口口 |④---| 口口口① |----| 24 口①②口 |--①-| ①④④② |--②-| ④①②④ |③---| 口③③口 |④---| 25 ①①①① |----| 口口②口 |①---| 口③口口 |--②-| 口口口口 |③---| 26 口口口口 |①---| ①②口口 |②-③-| ①口③口 口口口口 口口口⑤ ⑦口口④ ⑥口口口 |--④-| 口口口口 |⑤-⑥⑦| 27 ①口口口 |①---| 口④口口 |②---| 口口③口 |--③-| ②②②② |④---| 28 口口口⑤ |①---| ④⑤②① |②-③-| 口③④① |--④-| 口口口口 |--⑤-| 29 口口口口 |①---| 口口口口 |②-③-| ①③口口 ②②口口 口④口口 口口口⑥ ⑦口⑤口 |④-⑤-| 口口口口 |⑥-⑦-| 30 ②口口口 |①-②-| ①③口口 |--③-| 口⑤口口 |--④-| ④口⑤口 |--⑤-| 31 口⑥⑤④ |①---| ⑥⑤④口 |②-③-| 口口①③ |--④-| 口②口① |⑤-⑥-| 32 ①口口口 |--①-| 口口口④ |②-③-| 口②⑤口 |④-⑤-| ⑦⑥③口 |⑥-⑦-| 33 ①①口口 |①-②-| ①口③口 |③-④-| 口②口④ |----| 口口④④ |----| 34 ①①口口 |①---| 口①⑤⑤ |--②-| ②口③口 |--③-| ⑤口④口 |④-⑤-| 35 口④口④ |--①-| ①①④口 |--②-| ③⑤口② |--③-| 口②③① |④-⑤-| 36 ①口口口 |①---| ①口口口 |--②-| ③口口② |--③-| 口④口⑤ |④-⑤-| 37 口②⑤③ |--①-| ②口①⑤ |②-③-| ④①口口 |--④-| ④④口口 |⑤---| 38 ①②⑧⑦ |①-②-| ②口③⑥ |③-④-| ⑧③口⑤ |⑤-⑥-| ⑦⑥⑤④ |⑦-⑧-| 39 ④①口口 |①---| ①③口口 |--②-| 口口口② |③---| 口口口口 |④---| 40 口口③口 |①---| 口④②② |②-③-| ①⑤⑤⑤ |--④-| ④口①① |--⑤-| 41 口③口① |①---| ④口②口 |②---| 口口口口 |③---| ④③②① |④---| 42 口口①① |①---| 口口口① |--②-| ②口口口 口口口口 口口口口 口口⑤⑤ 口口③口 |--③-| ⑤口④口 |④-⑤-| 43 口口④口 |--①-| ①①口④ |--②-| ③⑤口② |--③-| 口②③① |④-⑤-| 44 ①口口口 |①---| ①口口口 |--②-| ③口口② |--③-| 口口口④ |--④-| 45 口②⑤③ |--①-| ②口①⑤ |②-③-| ④①口口 |--④-| ④④口口 |⑤---| 46 ①②口口 |①-②-| ②③③口 |③---| 口③③② 口口②① ⑥口口口 口口口⑤ ④口口口 |--④-| 口⑥口口 |⑤-⑥-| 47 口口①口 |--①-| ④⑤⑥⑦ |--②-| ③口②口 |--③-| 口口①① |④⑤⑥⑦| 48 口③②① |①-②-| ⑤口口口 |③---| 口口口④ |--④-| ①②③口 |--⑤-| 49 口②口① |--①-| 口口口口 |--②-| 口③③口 |----| ②②①口 |--③-| 50 口口口口 |①---| ①口口① |②---| ②口口② 口口口口 口口口③ ⑤④口口 口④口口 |③---| ⑤口口③ |④-⑤-| 51 ③②口口 |--①-| 口口④口 |--②-| 口⑤⑤① |--③-| 口口口口 |④-⑤-| 52 口口口口 |①-②-| ①口口① |③---| ②口口② ③口口③ ④⑤⑥⑦ 口口口⑦ 口⑦口口 |④-⑤-| 口⑤⑥口 |⑥-⑦-| 53 ⑤⑥⑦⑧ |--①-| ①②口口 |②---| 口口④③ |③-④-| 口口口口 |⑤⑥⑦⑧| 54 ⑦⑧⑨⑩ |--①-| ⑥③②① |②-③-| ⑤口口口 |④⑤⑥⑦| ④口口口 |⑧⑨⑩-| 55 口⑧口⑦ |①-②-| ⑥③口口 |③-④-| 口口⑤② |⑤-⑥-| ⑥③④① |⑦-⑧-| 56 口⑥⑥⑥ |①---| 口④③① |②-③-| ①③④② |④-⑤-| ⑤⑤⑤口 |⑥---| 57 ③⑥口口 |①-②-| 口⑧⑤⑦ |③-④-| ③⑥④② |⑤-⑥-| 口口口① |⑦-⑧-| 58 ⑤口口① |①-②-| ②口④口 |③-④-| 口⑥③⑦ |--⑤-| 口口口口 |⑥-⑦-| 59 ④口口② |①---| ④②④② |②---| ①口③口 |③---| 口①口③ |④---| 60 ④②口② |①---| ④④⑥② |②---| ①口⑤③ |③---| 口①③口 |④-⑤⑥| 61 口口①口 |①---| ④口口④ |②-③-| ③口⑤③ |--④-| ②⑤口口 |--⑤-| 62 口③②口 |--①-| 口②③口 |--②-| 口①④口 |--③-| 口口①口 |--④-| 63 口⑧口⑦ |①-②-| ⑥③口口 |③-④-| 口⑤口② |⑤-⑥-| ⑥③④① |⑦-⑧-| 64 口⑥⑤⑦ |①---| 口④③① |②-③-| ①③④② |④-⑤-| ⑦⑤⑥口 |⑥-⑦-| 65 ③⑥口口 |①-②-| 口⑧⑤⑦ |③-④-| ③⑥④② |⑤-⑥-| 口口口① |⑦-⑧-| 66 ⑤⑤⑤① |①-②-| ②口④口 |③-④-| 口⑥③⑦ |--⑤-| 口口⑥口 |⑥-⑦-| 67 ④口口② |①---| ④②④② |②---| ①口③口 |③---| 口①口③ |④---| 68 ④②口② |①---| ④④⑥② |②---| ①口⑤③ |③---| 口①③口 |④-⑤⑥| 69 口口①口 |①---| ④口口④ |②-③-| ③口⑤③ |--④-| ②⑤口口 |--⑤-| 70 口③②口 |--①-| 口②③口 |--②-| 口①④口 |--③-| 口口①口 |--④-| 71 口④口① |--①-| ③⑤⑥② |②-③-| ②⑥⑤③ |--④-| ①口④口 |⑤-⑥-| 72 ④⑤②① |--①-| ⑤⑥口③ |②-③-| ③口⑥⑤ |--④-| ①②⑤④ |⑤-⑥-| 73 ④⑤③① |--①-| ⑥⑦②③ |②-③-| ③②⑧⑧ |--④⑤| ①③口口 |⑥⑦⑧-| 74 口口口口 |----| 口口①口 |①---| ①①口口 |----| 口口①口 |----| 不确定度 0
https://w.atwiki.jp/degistory/pages/33.html
【解決手順】 01.「K-カフェ」に居る「K-カフェのマスター」と会話する。 02.「K-カフェ」出口付近の壁(青いエフェクトが出ている)を調べ、「デジタルスペース」へ移動。 place:デジタルスペース(中野BW) 【落ちているアイテム】 名称 場所 宝箱(HPカプセルC x3) エリア2 エリア1のファイアウォールを解除した先 宝箱(HPアタッチE) エリア3 道なりに進み最奥(マップ右下)
https://w.atwiki.jp/nennouryoku/pages/802.html
投稿日: 13/6/11 21 10 |00000|能力名||未来は僕の手の中(カプセル・トイ) ||タイプ|-|物体変化 ||能力系統||具現化系 ||系統比率||具現化系80% 変化系20% 能力の説明 手で対象物に触れながら「LOCK」というと、直径7cm程度の球形カプセルに閉じ込めることができる。 カプセルを開けると、元の大きさになる。自分以外の人間が開けることは不可。 制約\誓約 生物は閉じ込められない。 カプセルより小さいものは閉じ込められない。 備考 ファンファンクロスとは少し違うよー レスポンス 類似能力 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/13305.html
BD/W47-P14 カード名:キラキラだとか夢だとか ~Sing Girls~ カテゴリ:クライマックス 色:赤 トリガー:1・待 【自】このカードが手札からクライマックス置場に置かれた時、待の効果を行う。 (待:このカードがトリガーした時、あなたは自分の控え室の自分のレベル+1以下のレベルのキャラを1枚選び、舞台の好きな枠にレストして置いてよい) レアリティ:PR 『TVアニメ「BanG Dream!」アニメED主題歌CD「キラキラだとか夢だとか ~Sing Girls~」』封入特典(ノーマルVer.) 『TVアニメ「BanG Dream!」OPシングル+EDシングル+ヴァイスシュヴァルツトライアルデッキ 連動プレゼントキャンペーン』特典(箔押しVer.)
https://w.atwiki.jp/cow1/pages/128.html
アイテムは自分の好きなときに移せるのかな?貯めておける? -- (名無しさん) 2010-10-07 00 14 22 資材系アイテム、使う時まで保存しとけば攻撃受けても盗まれる心配なしwかな?数量限定かもしれないけどw -- (名無しさん) 2010-10-07 05 30 24 そうだとたすかるなぁ -- (名無しさん) 2010-10-07 05 32 03 とりあえずローテクカプセルだけ表を作りました。もっと良いフォームあったら修正お願いします。 -- (名無しさん) 2010-10-08 05 39 30 アイテム使うまで貯めて置けます。数量に限定もないみたいで、ページが増えていきます。(5ページまで確認) -- (名無しさん) 2010-10-08 09 47 17 とりあえずハイも作成+適当に追加 可能なら[種別][アイテム名][制限Lv][個数]なんて感じで書いてくれたりすると嬉しかったりしますw -- (編集者S) 2010-10-08 13 56 37 貯めておけるんだ。よかった。資源系は貯めとくほうがいいか -- (名無しさん) 2010-10-08 14 54 03 ローテク側も表更新 表に追加したものはコメントアウトしました。 -- (編集者S) 2010-10-08 18 40 29 カプセルから出て溜めておいた資源、攻撃略奪されても変化なし!使う時まで保存が基本ですね!合わせて30万くらい資源持っていかれたよ>< -- (名無しさん) 2010-10-08 23 26 47 数量の後ろに、資源や武器、装着部品の性能もあるとうれしいですね。名前だけだとなんとも、 -- (名無しさん) 2010-10-09 13 22 06 ↑それがベストですけどね。全部書くと他のページと重複する部分が多くなるので、使用LVだけあればある程度特定できるので大丈夫かなと思って表作ったんですけどどうでしょう?。 -- (名無しさん) 2010-10-09 16 45 09 ↑まぁ本来はあったほうがいいんだろうけど、武器とかになってくると色々書く事多いからねぇ・・・識別タイプとか・・・とりあえずハイテク追加 -- (編集者S) 2010-10-09 17 13 13 ハイテク側に、サンプルとして性能等を書ける項目を追加してみました。 -- (編集者S) 2010-10-09 23 53 16 たしかに、武器は詳細まで書くと大変ですね。そこまでは考えまわらなかった、識別タイプと攻撃タイプだけってのはどうでしょう。 -- (名無しさん) 2010-10-10 01 53 26 なんのロボットの武器かってわかるだけでも、興味もちやすいかもしれない。 -- (名無しさん) 2010-10-10 01 54 07 備考欄あるとだいぶ分かりやすいですね。ローテクの方にも追加しました。 -- (名無しさん) 2010-10-10 14 54 16 ローテクの表が崩れてたのを修正とハイテクのかぶってたの修正しました。それとたまってきたコメントアウトを下のほうに移動 -- (編集者S) 2010-10-10 16 39 42 黒龍王とかΩとか報告ないけど、本当にでるんだろうか・・・ネ糞ェ・・・ -- (名無しさん) 2010-10-10 16 48 21 ローテクハイテク一通り追加 それとその他のコメントフォームを試験的に変更 問題起きたら責任もって戻します。 -- (編集者S) 2010-10-12 20 55 40 表すこし整理してみました -- (L) 2010-10-22 22 05 46 ハイテクカプセル ストック上限501こで満杯です、尚700回引いて黒龍王出ませんでした。 -- (楼) 2010-10-23 15 05 59 一番上に記述してあるローテクって5時締切じゃないですかね?何度か0時過ぎに実行して当日5時には復活してたんですけど・・・? -- (nanasi) 2010-11-03 06 43 23 試しで「F-K1機関銃」をクリックすると武器ページが開くようにしてみました。必要であれば随時更新しますので意見願います。 -- (編集人m) 2010-11-25 00 22 37 ↑アンカーを打つのは、大変かもですけど、リンクがあるのは便利だと思います -- (L) 2010-11-26 05 07 30 ハイテクで同じエンジン連続で引くとか運が良いのか悪いのか… -- (名無しさん) 2010-11-27 00 49 06 未更新の分、更新しました。反映分はコメントアウト。前々回分は、量が多くなってきましたので、申し訳ありませんが、削除しました。 -- (L) 2010-12-17 03 43 24 マス-100大型コンテナ Lv45 積載+1600 確認 -- (名無しさん) 2010-12-31 16 43 24 ↑ごめん 書く場所まちがえた -- (名無しさん) 2010-12-31 16 50 32 反映、追加しました -- (L) 2011-01-01 02 28 07 ベイR1を確認、レベル37、04みたいなものです -- (名無し) 2011-01-17 19 31 16 ↑すいません間違えました -- (名無し) 2011-01-17 19 32 07 金星武功勳章、ハイテクで1個もあったような、だれか他に確認した人いないかな? -- (名無しさん) 2011-02-01 17 06 55 ハイテクで 機体 GE-04(R) 出ました。 -- (名無しさん) 2011-03-03 12 25 46 ギルドのSなんたらカプセルとか言うやつのはどうするのかな? -- (名無しさん) 2011-04-06 13 20 57 行政部庁舎で回せるからSST報告はそっちに暫定で報告してます -- (名無しさん) 2011-04-18 20 28 40 反物質15000、Hカプから確認しました -- (名無しさん) 2011-10-23 23 08 47 反物質5万確認 -- (名無しさん) 2011-12-15 20 27 18 現在のカプセル倉庫は126ページ1001個保管が上限です -- (名無しさん) 2012-01-02 19 02 24 スペシャルカプセルの情報を誰か載せてください(少しだけ情報提供します。クリスマスイベント中とかしか出ない 1回250P)。 -- (shizurut) 2012-01-11 16 04 42
https://w.atwiki.jp/kirakira_dangerous2/pages/72.html
◾️プロローグのプロローグ 「はァ〜、クソゲーだ」 スマホをかたわらに投げ捨て、ベッドに横たわった。 しばらくギャーギャーぐだまいていたが、再び身を起こしスマホを手に取り、決定的敗北をくらって終わりを迎えた終了画面を見る。こう表示されている。 『川神勇馬は死亡した。 雨はまだ止まない…』 ゲームオーバーの決まり文句だ。何十、何百と見てきた。終わりの言葉はいつも同じ。それ以外の文面、つまりクリアメッセージは、いまだに見れていない。 今回はかなりクリアに近かった。 プレイ毎に変わる敵の配置、戦闘の出目、他戦場での潰し合い……その乱数が極めて良かった。しかし、クリアには至らなかった。 これ以上の幸運は、とうてい期待できない。 「もう少し、コイツが強かったらな」 殺された主人公の情けない顔をタップする。ステータスが表示される。 ◯レベル5 一般人である俺はレベル1からはじまる。敵の殺人鬼は初期から2桁レベルも少なくない。「経験値」が違いすぎる。 ◯スキル〈観察〉 魔法でも武術でもない一般スキルだ。たまに地形を利用して有効に働くこともあるが、事前の「調査」だったり「幸運」だったりが必要で、便利とは言えない。 そのくせ、スキルはこれっきりなのだ。強力な殺人鬼なら六つも八つも持っているし、一つしか持たない殺人鬼はそれが極めて強力だったりする。〈観察〉なんかとは比べ物にならない。 ◯HP 0/35 このゲームは、死んでしまえば終わりだ。セーブなんてない。ストーリーの荒唐無稽さを差し置いて、変なところでリアリティを持たせている。 育ってこれなのだから、序盤はもうどうしようもない。一般人にも負けるくらいだ。 「エンディングがない、って噂は本当かもな」 明らかにクリアさせる気がないのは、エンディングが用意できなかったから、という噂がある。 展開の自由度が高い分、枝分かれした無数の分岐に、それぞれ見合ったエンディングを用意するのは大変だろう、と。整合性のチェックだけで途方もない労力がかかるだろう、と。 クリアルートがないなら、クリアできなくて当然だ。 そう思ってアンインストールすることは簡単だ。しかし、見落としていただけなら? クリアできるのに諦めたら、ゲーマーと名乗れなくなる。 「もう一回、別パ(別のパターン)試してみるか…」 画面を見る。 幾度となく見たゲームオーバー画面の選択肢、『再挑戦』『あきらめる』の横に、『難易度変更』の選択肢が増えている。 いつの間にかパッチが当たったのか? 数多くの苦情が来ただろう、ついに折れたようだ。『難易度変更』を押し、ニヤリと笑う。 画面に現れた文字を見て、凍りつく。 『もっと自由で、もっと高難度のモードを実装しました。極めて危険で、プレイヤー自身の判断と経験が必要です。』 『dangerousモードで遊びますか?』 易化ではなく、難化だと? クリアから遠ざかるカスパッチじゃねーか。 ……しかし、プレイヤーの判断と経験か。 いままでは、主人公のうかつな行動に煮湯を飲まされてきた。徘徊する強敵が近いと分かってるのに、呑気に寝ていたり。十分なアイテムを持っているのに判定が成功せずうまく使えなかったり。 これまでプレイした経験を踏まえれば、もしかしたら、クリアできる……か? ものは試しだ。 YESを押して、そのとたん、目の前が真っ暗になった。 ——Welcome to Underground—— ◾️初期位置 視界が明るくなる。眩しくはない。曇天の雨模様だから。 実際には数えるくらいしか訪れた事はない、ゲーム開始時の初期地、池袋駅前だ。 極めて強い違和感を覚える。まるでキラキラダンゲロス2の世界に入ったような、俺自身が浮いているかのような。 ——フルダイブ。これがdangerousモードってことか? 俺はポッケを探りスマホを見る。 19日。17 55。 ゲームのスタートは19日の18 00だったはず。 初期位置が池袋駅の場合……初手でぶつかるのはサンプル殺太郎のはずだ。 サンプル殺太郎。見えない鎌と伸びる四肢を駆使し、感知外から殺してくる殺人ピエロ。難敵だ。レベルは4-13の間。民間人を殺しまくって後半に二桁に行くこともある。序盤の方が楽ではあるが、正面からやり合って勝てるはずもない。俺のステータスは—— 「ステータス、オープン」 自分の能力を見ようとして、ふと口をついた言葉は、イメージ通りにゲーム内のようなウィンドウを開く。理屈はわからないがやはりここはゲームの世界のようだ。 そしてやはり、俺のステータスも想像通りだった。 ◯川神勇馬 ◯レベル1 ◯スキル〈観察〉 ◯HP 15/15 俺はこのゲームの主人公として、この殺人ゲームに勝ち上がらなければならない。 ——勝たなければ、 周囲がうわっと騒がしくなる。右手側から人が走ってくる。悲鳴をあげる群衆。 俺は押しよせる人波に抗いつつ、ゆっくりと悲鳴の震源地に向かう。 無数の死体。そしてピエロが立っていた。 ——勝たなければ、殺される。 ◾️vsサンプル殺太郎 逃げ遅れた獲物を見て、サンプル殺太郎はケヒヒと笑った。画面越しと違ってリアルに目の当たりにすると、ピエロの笑みは怖い。口紅が血に塗られているならなおさらだ。 俺は背を向け、一目散に走る。背を見せると、すかさず追ってくる。抵抗の意思のない雑魚の一般人に見えるだろう。まあ、実際に雑魚キャラなわけだけど。 身体能力に圧倒的差がある。追いつかれるのはすぐだった。背が燃えたかと思った。振り返ると、彼の手が伸びている。空の手だが、そこに見えぬ鎌が握られていると知っている。 追いかけっこは何十歩で終了した。 ——角度は調整が必要……か? 俺は周囲を〈観察〉し直す。 この世界に放り投げられた初期位置。 しかしゲームと違って、五分だけ早く訪れた初期位置。 人々が逃げ出し、人気ないこの光景が、一時の平穏であることを知っている。 「鬼ごっこは終わりか〜〜い!?」 それを知らず、ピエロはニマニマと笑っている。自分が狩るもので、俺が狩られるものだと思っているのだろう。まあ、それに間違いはない。 しかし——。 「サンプル殺太郎、お前と出会ったのは1%なんだよ」 相手は少し眉をひそめた。突然意味の分からないことを言われ戸惑っているのだろう。名前を言い当てられて警戒しているのかもしれない。 なんでもいい。ただの時間稼ぎだから。 「ほかの99%でお前は狩られているんだ、どっか知らねえとこで。お前も俺と変わらない、狩られる雑魚ってことだ」 挑発のニュアンスには気付いたのか、サンプル殺太郎は大きく笑った。 「ボクちんの『不可視の死神』に敵うつもりか〜〜い!?」 別に俺が倒す必要はない。近くにいて『経験値』を吸えればいい。 ただ、この位置が本当に安全か、まだ分かったもんじゃないが。 どこか遠く、轟音が鳴る。サンシャインシティ方面だ。 地が揺れる。 このあと何が起こるか分かる。彼我の距離、数歩が明暗を分けるはずだ。 爪先から泡立つような悪寒が走る。『奴』が暴れているのはここではないのに、近くにいると思うだけで、こんなにも恐ろしい。 たまに絶望的状況で陥ってたバステ〈恐慌〉は、こんな感じだろうか。〈恐慌〉状態で生き延びられたことはない。きっと、今回以外は。 視界の端に、何かが映る。何も見えやしない。100レベルを超えるボスが暴れた余波など、見えやしない。 ただ感じたのは、爆弾が爆発したような衝撃。目の前に落ちる巨大なビルディング、その瓦礫。 おそらく、今が19日18 00。 ゲームスタートだ。 池袋駅から始まる場合、最初の一文はこうだ。 『ビルが逆さまに降ってきた。』 これから起こる殺し合いの凄惨さをチラ見せするイベントだ。 この世界に飛ばされて見知ったようで見知らぬ違和感には、理由があった。 17 55時点では現実世界と同じだった。だか今は、ゲーム内でよく見た光景だ。 飛来した巨大な質量に押しつぶされ赤色が染みている。 ただ二つ想定外だったのは、 「ば、バカな、このボクちんが……」 ひとつは、サンプル殺太郎が生きてること。 殺さなければ〈経験値〉が入らない。これからを生き延びるためにレベルアップは必要だ。トドメを刺すために俺は左腕を動かす。動かそうとする。動かない。 もうひとつは、俺の左肩に腕が通るほどの風穴が空いていることだ。 破片の飛び方までは〈観察〉で分からねえよ……。 クソッタレ。痛みで今にも気を失いそうだが、俺は傷口を〈観察〉する。まず間違いなく、1分もあれば失血死してしまう。スタート時の俺に回復アイテムなんかない。 やることは決まってる。 「インベントリ、オープン」 俺はステータスを見た時と同じように、当たり前に呪文を口にした。この世界が『キラキラダンゲロス2』であるなら、そこにあるはずだ。 現れた所持アイテム一覧に右腕を突っ込んで、どこからか〈銅の剣〉を取り出す。 攻撃力+1。 こんなん持ってて職質されねーのかよと突っ込むのも野暮だし、アイテムは何百と持てるのだから四次元ポケット的なのに収めてんだろうと思っていたが、やはりその通り。 「こいつで、ぶっ殺して……そして……」 息が、知らず、荒くなってきた。急がなければ。 サンプル殺太郎は下半身がちぎれ、両腕はあらぬ方向に曲がっているのに、まだ生きてる。クソッ、お前がさっさと死ねばいいのに。 殺人鬼は『魔人』と呼ばれており、驚異的な身体能力と固有の超能力を持っている。魔人は、キラキラダンゲロス2の世界観設定では、レアだが実在を認知されているらしい。そんな奴らがいて世の中成り立つのかよクソッタレ。 「こ、このボクちんが、こんなとこでぇ……」 弱々しく情けない声、演技だ。 俺は体を逸らす。奴の手が伸び、見えぬ鎌が俺の頬を掠めた。こうも弱っていなければ、俺の命を刈り取っていただろう。 こいつは、死の間際まで、人を殺すことだけ考える殺人鬼だ。 生かしておけない。 「こんなとこで、死ね」 俺は銅の剣を右手一本で振り、奴の頭蓋を砕いた。嫌な感触がした。 俺が万全じゃないからか、剣術スキルを持ってないからか、装備の攻撃力が低いからか、一撃で首を落とすことはできなかった。 ただ、命を奪うには十分だった。 『サンプル殺太郎を殺害しました。 268の経験値を得ます。』 『レベルアップ!』 『レベルアップ!』 メッセージウィンドウに、予想通りの文面が並ぶ。 身体中に力がみなぎる。 そして傷が塞がっていく。 レベルアップの恩恵はステータス上昇と、体力の全回復。 『スキル〈観察〉の 熟練度が3%上昇した。 現在4%』 ……スキルにもレベルのようなものがあるのか? これはdangerousモードで初めて搭載されたのか? まだまだ分からないことばかりだが、ひとつ、決まりきっている。 今回こそ、クリアしてやる。 ◯川神勇馬 ◯レベル3 ◯スキル〈観察〉熟練度4% ◯体力 25/25
https://w.atwiki.jp/asahiruban/pages/80.html
279 : きょろたん(新潟県):2011/02/23(水) 11 06 42.97 ID xcZRTTVo0 名前で親の知能指数が計れるんだから便利だろうが。 285 : チルナちゃん(埼玉県):2011/02/23(水) 11 07 07.70 ID RBEblesK0 つか名前憶える努力ぐらいしろ どうせ能無し教師なんだから 306 : 金ちゃん(茨城県):2011/02/23(水) 11 09 18.42 ID mXRsNQLv0 逆にこんな時代に一郎とか太郎とか健太とかつけられてる子供ってどうなの? 321 : 宮ちゃん(愛知県):2011/02/23(水) 11 10 34.45 ID MTFLFMKR0 306 一郎はイチローがいるから問題視されないだろ 健太もまだいけるような気がする 太郎は厳しいかもしれん 380 : ベスティーちゃん(関西地方):2011/02/23(水) 11 16 08.61 ID eRAeOmc00 321 イケメンだったら太郎は人気倍増 310 : ピーちゃん(埼玉県):2011/02/23(水) 11 09 32.84 ID GfumOrlnP まずこいつらは漢和辞典を買って読みを理解すべき 漢字からイメージして付けるからこうなる 315 : ぎんれいくん(dion軍):2011/02/23(水) 11 09 58.80 ID g8he5dqg0 普通の名前付けて後悔する事は無いだろうが 変なの付けると1回気になったら一生恥ずかしい思いするぞ 311 : フクタン(内モンゴル自治区):2011/02/23(水) 11 09 33.50 ID kAs5CiIoO 読み間違えたぐらいで怒鳴り込んでくるとかキチガイ過ぎるわ大変だな教員もw どうせ自治体から送ってくる新入生名簿には読みなんて載ってないんだろ? 馬鹿親もテメエのガキの名をきちんと呼んで欲しいのなら、 最初から平仮名かカタカナだけの名前にしとけや 316 : シジミくん(東京都):2011/02/23(水) 11 10 02.62 ID uz0eH1vc0 先生はさ、もう苗字だけで呼ぶようにしたらいいと思うよ 343 : ピーちゃん(埼玉県):2011/02/23(水) 11 12 57.57 ID GfumOrlnP 316 小学校とかだと住んでる地域が同じだからか苗字が被りまくるんだよね もうどうしようも無いわ 349 : シジミくん(東京都):2011/02/23(水) 11 13 22.31 ID uz0eH1vc0 343 15番の山田 とかでいいじゃん 398 : ピーちゃん(埼玉県):2011/02/23(水) 11 17 04.29 ID GfumOrlnP 349 それだと個性が云々とかで文句が来るんだろ? 322 : しんた(dion軍):2011/02/23(水) 11 10 50.66 ID ImOcTRDl0 こういえばいいよ 「風俗嬢みたいだね」 これで変な名前付ける親も減るだろう 329 : リッキーくん(山形県):2011/02/23(水) 11 11 21.75 ID Fgr3Q59j0 変な名前付けられた子供っておかしな死に方して名前出るよな 332 : はち(東京都):2011/02/23(水) 11 11 33.42 ID CNbk6r720 こないだ木子(もっこ)てのを見たんだけど意味がわからない 338 : シジミくん(東京都):2011/02/23(水) 11 12 27.30 ID uz0eH1vc0 外国語の読みとか、どういう考えしてんだ 348 : カッパ(長屋):2011/02/23(水) 11 13 10.30 ID Nt28JjaU0 お前らもし子供できたとしてもどうせアニメネームつけるんでしょ 353 : おたすけケン太(宮崎県):2011/02/23(水) 11 14 08.36 ID DqDOBWj70 最低限漢字だけで読めるようにして欲しい ふりがなとセットじゃないと読めない名前なんてかわいそうだ 365 : てっちゃん(京都府):2011/02/23(水) 11 14 56.23 ID B7OBuzVH0 エロゲでもあまり見ないような当て方 381 : ぎんれいくん(dion軍):2011/02/23(水) 11 16 09.91 ID g8he5dqg0 空とか星系のは早く召されたいのかと思うからやめとけよ 406 : トラッピー(香川県):2011/02/23(水) 11 17 50.63 ID DFw87LQd0 苗字と名前のギャップが激しすぎるとギャグにしかならないよ 414 : ポン・デ・ライオンとなかまたち(長野県):2011/02/23(水) 11 18 28.26 ID Yy/k0cwO0 悟飯、悟天が出てきても不思議じゃない 457 : おばあちゃん(長崎県):2011/02/23(水) 11 22 37.32 ID xIznYItr0 414 玉乗り仕込みたいね 417 : ひかりちゃん(dion軍):2011/02/23(水) 11 18 41.92 ID Sh7x4DdS0 きららさん(38)とか言われるのか胸熱 429 : ガリ子ちゃん(dion軍):2011/02/23(水) 11 19 42.48 ID ZshV/4DfP 417 きららさん(38)「(紹介された相手の)年収400万円とか・・・もうゾッとしてしまって・・・」 きららさん(38)「パートはしたくないです」 419 : きょろたん(茨城県):2011/02/23(水) 11 18 50.50 ID vF84nw9N0 (゚∀゚)「では、出席をとります。名前を呼ばれたら大きな声で『はい!』と答えてください。」 生徒「ワイワイガヤガヤ」 (´・ω・`)「・・・・、浅田美羽(みう)さん」 浅田「はい」 ( ゚Д゚)「(呼びづらいな・・・)・・・安藤優由(ゆ・・・・・ゆ?)さん」 安藤「はい」 Σ(´Д` ) 「(・・・ゆゆで良いのか・・・)上野・・・・ポチ男・・・・くん」 ポチ男「はーい」 ;`; ゙;`(;゚;ж;゚; )ブッ 「・・・・・・・・・クク・・・・・近藤・・・───麗音菜愛梨亜(・・・読めん)・・・近藤さん!」 近藤「はい」 (;´Д`)「近藤さんのお名前はなんて読むのかな?」 近藤「れおなあめりあ」 (;´Д`)「そうですか、ありがとうございます・・・・・・・(読めねえよ)・・・・佐藤・・・光中(こうちゅう)・・・くん?」 佐藤「ぴかちゅう」 (;´Д`)「そうですか、ごめんね・・・(10万ボルト・・・)・・・佐々木メロディ愛(めろでぃあ)さん(今度こそ正しいだろ!)」 佐々木「メロディあい!」 (;´Д`)「ごめんなさい・・・メロディあいね・・・・・中野世歩玲(せふれ?)さん」 中野「はい」 (;´Д`)「(セックスフレンド・・・・・略してセフレ・・・・)・・・・西田・・・・・・・・・・王子様君・・・・」 西田「はーいはーい」 (;´Д`)「(あだ名はプリンス)・・・浜田光宙(こうう?)くん」 浜田「せんせー、俺、ピカチュウ!」 (;´Д`)「ごめんごめん、ピカチュウね(2匹目ゲットだぜ)・・・・・・・・・・松田太郎くん(やっとマトモなのが来た・・・)」 松田「?」 (;´Д`)「あれ?松田君?松田太郎君?」 松田「ジョンです」 Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) 「ジョン!・・・・・(いいえ、それはトムです)・・・・・・・・・・山下愛子さ・・・・・・・・愛子エンジェルさん・・・・」 山下「はーい」 orz「ねーよ」 465 : たらこキューピー(北海道):2011/02/23(水) 11 23 39.12 ID P9zR40vX0 419 未来の先生の苦悩…wwwww 438 : ののちゃん(チベット自治区):2011/02/23(水) 11 21 00.87 ID imvowLLX0 マジで「子供が普通の名前だと可哀相」って感覚らしいな 454 : 金ちゃん(茨城県):2011/02/23(水) 11 22 31.95 ID mXRsNQLv0 438 子供にとっては、一生懸命名前を考えたっていう親のエゴでしかないよね 443 : きょろたん(東京都):2011/02/23(水) 11 21 33.14 ID ROyh56+00 女子高時代の友達が3人の息子に修羅人(しゅらと)、麗雅(れいが)、日向(ひゅうが) ってつけててドン引いた 456 : ガリ子ちゃん(dion軍):2011/02/23(水) 11 22 35.73 ID ZshV/4DfP 443 腐女子丸出しだな 448 : ガリ子ちゃん(内モンゴル自治区):2011/02/23(水) 11 22 06.47 ID Nn1KgRLMP キラキラネームがスタンダード化したらどうすればいいんだよ 455 : ピザーラくんとトッピングス(広島県):2011/02/23(水) 11 22 32.10 ID /kS05HHz0 もこみちとか本名だがイケメンならなんとかなるってこった 464 : メガネ福助(catv?):2011/02/23(水) 11 23 36.95 ID BYu6T/Ar0 水島だいちゅうさんもう34か 470 : とびっこ(チベット自治区):2011/02/23(水) 11 24 19.01 ID TodbMBw70 こういう名前って大人になったら… って言うやついるけど 「○子」とかだって大人になっても「子」なのおかしくね? 496 : 星ベソママ(dion軍):2011/02/23(水) 11 26 37.98 ID vcOx0m3G0 470 子は子どもの子じゃなくて女=子って意味だよ 778 : 中央くん(内モンゴル自治区):2011/02/23(水) 11 54 52.77 ID nyx+Iq0jO 470 子は女って意味もそうだが一から了まで全うするって意味もあるんだぞ 481 : ハミュー(catv?):2011/02/23(水) 11 25 05.07 ID Ddq0ICdr0 学校より頭を悩ませてるのが医療機関 子供が大切ならせめて一目で読まれる名前にしてあげないとな 533 : デラボン(東京都):2011/02/23(水) 11 30 00.44 ID PKcFfutT0 481 そのうち診察券や保険証にフリガナ欄がつくようになるんじゃね? 482 : ハーディア(関西地方):2011/02/23(水) 11 25 11.54 ID tQcMpHOe0 こうした命名は俗に「キラキラネーム」と呼ばれ DQNネームとしか聞いた事がありません 486 : しんた(福岡県):2011/02/23(水) 11 25 29.85 ID VlUcWafU0 流石にDQNネームとは活字にできんわな DQNはどこまで行ってもDQNだけどな 489 : やじさんときたさん(catv?):2011/02/23(水) 11 25 36.85 ID oFOAhFp+0 光宙(ピカチュウ)は成人したら雷宙(ライチュウ)に進化しますか… 542 : ちくまる(catv?):2011/02/23(水) 11 31 25.21 ID yCh2XkVp0 489 戒名は雷宙だろうな 549 : ガリ子ちゃん(dion軍):2011/02/23(水) 11 32 11.59 ID ZshV/4DfP 542 棺おけの中に雷の石を入れるのか 492 : なるこちゃん(関東・甲信越):2011/02/23(水) 11 25 45.86 ID awhdJmbrO 自分がそういう名前だったとして お前の名前ってDQNネームだよな って言われるより、 お前の名前ってキラキラネームだよな って言われる方が何倍もイヤだな 505 : プリンスI世(奈良県):2011/02/23(水) 11 27 09.29 ID f0fEzGYH0 492 君の名前はきっと輝く! 500 : シジミくん(東京都):2011/02/23(水) 11 26 46.55 ID uz0eH1vc0 ま、ペット感覚なんだろうな ペットと同じ名前になってきてる 512 : シジミくん(東京都):2011/02/23(水) 11 28 04.25 ID uz0eH1vc0 「ゆあ」とか「るあ」 って誰がはじめたんだろう 人名にすら見えない 519 : ミドリちゃん(catv?):2011/02/23(水) 11 28 51.58 ID Btid5tM00 平仮名でじゅりあちゃんって子は居たな 可愛い子だったけど 532 : ひょこたん(チベット自治区):2011/02/23(水) 11 29 58.36 ID nID8BMvj0 519 寺の息子だかで寿里弥(ジュリヤ)っていうおっさんにあったな 526 : MILMOくん(熊本県):2011/02/23(水) 11 29 33.32 ID 7nkHL4lJ0 世間がAV女優に合わせて来たな 531 : ケロちゃん(静岡県):2011/02/23(水) 11 29 56.07 ID tcIP7VCX0 従妹の名前が海夏ちゃんだわ イルカちゃん 537 : やまじシスターズ(石川県):2011/02/23(水) 11 30 34.95 ID 4SuUm+zc0 自己紹介が面倒になるな 548 : むっぴー(千葉県):2011/02/23(水) 11 32 02.86 ID wQP3R2vb0 ラ行から一文字持ってくるDQNが何気に多いみたいな印象 556 : チーズくん(福岡県):2011/02/23(水) 11 32 44.51 ID Mxdw6NKw0 548 ファイアーエムブレムの主人公かよw 551 : しんちゃん(岩手県):2011/02/23(水) 11 32 21.81 ID zoTueRiQ0 20年くらい経ったら改名ブームがくるんじゃなかろうか そうホイホイ改名なんかできないらしいが、こんなDQNネームなら役所も認めるだろう 552 : ピーちゃん(dion軍):2011/02/23(水) 11 32 24.06 ID UpfPKXulP 親がどんな人物か一発で分かるし寧ろ歓迎すべき傾向だろ 変な女を掴まされる心配が減る 554 : シジミくん(東京都):2011/02/23(水) 11 32 36.57 ID uz0eH1vc0 でもあれだよな、 DQNの音だけ当て字=万葉仮名 よりは進歩してるだろう 1000年前の日本人と同じことをやっているとも言える 561 : やまじシスターズ(石川県):2011/02/23(水) 11 33 05.65 ID 4SuUm+zc0 キラキラネーム() 一種の虐待だと思います 565 : ホックン(長屋):2011/02/23(水) 11 33 21.48 ID TdoKflF40 獅雲羽なんて名前つけられたら、 毎回テストの名前欄に獅雲羽って、書かなきゃならないんだぜ。 自分がそんな名前だったらと考えるとゾッとするな。。 566 : おれゴリラ(dion軍):2011/02/23(水) 11 33 31.89 ID /y5+ApsJ0 608 : デラボン(東京都):2011/02/23(水) 11 37 09.30 ID PKcFfutT0 566 エブリーのお天気コーナー面白いよな いつも変わった名前を探してしまう 567 : おばあちゃん(長崎県):2011/02/23(水) 11 33 32.49 ID xIznYItr0 自らの意思で改名出来るようになるのは何歳からだっけ?就職試験を前に 改名を申請するケースとか激増しそう。 570 : マルコメ君(沖縄県):2011/02/23(水) 11 33 36.61 ID hxjvERhB0 そもそもタケシとかヒロシって名前も江戸時代には無かった名前じゃないの? 1900年ごろにはハイカラすぎる名前扱いだったかもよ 597 : ひょこたん(チベット自治区):2011/02/23(水) 11 36 18.30 ID nID8BMvj0 570 「けん」とか「じょうじ」も戦後GHQが日本に来てから増えた名前だと ばっちゃが言ってた 575 : メガネ福助(catv?):2011/02/23(水) 11 33 51.46 ID BYu6T/Ar0 カタカナでマリルちゃんっていう子を知ってる 上のお兄ちゃんがポケモンのマリルが好きだったからつけたんだとさ あと美似依でミニーとか これは親がディズニー好きだから 591 : ガリ子ちゃん(dion軍):2011/02/23(水) 11 35 47.30 ID ZshV/4DfP 575 よかったな、ベトベトンが好きじゃなくて 614 : エビ男(香川県):2011/02/23(水) 11 37 40.35 ID OrfK/YO10 575 タマタマとかイワークじゃなくてよかった 576 : ハーディア(関西地方):2011/02/23(水) 11 34 02.76 ID tQcMpHOe0 DQNネームはどうかと思う所はあるけど それでもシカとかウシとか適当に付けられた昔のババァとかよりはマシじゃないかな 586 : たらこキューピー(北海道):2011/02/23(水) 11 35 17.75 ID P9zR40vX0 576 同レベルです。子供をモノ扱いしてるって意味ではね。 600 : ハーディア(関西地方):2011/02/23(水) 11 36 32.47 ID tQcMpHOe0 DQNネームで思わずかわいいと思ってしまったのは 礼(ぺこ) だな 603 : ピーちゃん(中部地方):2011/02/23(水) 11 36 37.31 ID 3E0+JTc6P あと10年もしたら、一周して太郎とか○○子が流行るとおもう 606 : 虎々ちゃん(千葉県):2011/02/23(水) 11 36 56.68 ID JuhPe6Ee0 ヤンママが子供にDQN名をつけるのはしょうがない 本当に恐ろしいのは普通の見た目のママさんがDQN名を子供につけてるケースが 増えてるって事だ 616 : カッパ(長屋):2011/02/23(水) 11 37 54.82 ID CG3iGb920 やっぱアニメとかから名前つけたら、白い眼で見られるのかな 629 : ガリ子ちゃん(dion軍):2011/02/23(水) 11 38 59.72 ID ZshV/4DfP 616 「えっ、同じ名前がアニメにもあるの? 知らなかったー かぶっちゃったなー(棒)」 って言えば大丈夫 639 : BEAR DO(東京都):2011/02/23(水) 11 40 04.69 ID Y1L1jmX70 あたし小5のとき卒業生にアトムっていたけど子供ながらかわいそうだと思ったよ 643 : 77.ハチ君(東京都):2011/02/23(水) 11 40 26.49 ID u/IUoK6B0 もしクラスにDQNネームがいたら確実におちょくるね、死ぬまでネタにしてやる なぜならイラッとするからw 644 : エネモ(catv?):2011/02/23(水) 11 40 29.79 ID 4wNNNehn0 DQNネーム付けられた方はマジでムカつくんだが DQNネームは親のエゴ子供は一生苦しむ 俺は自分の子供には絶対普通の名前付ける 650 : 虎々ちゃん(京都府):2011/02/23(水) 11 40 49.30 ID clLTg67M0 こんな名前つけてんのに、 冬の夜空を見上げることもなければ、一等星の名前一つ言えないんだろうな 656 : ヨドちゃん(dion軍):2011/02/23(水) 11 41 28.35 ID xfj23YAF0 名刺交換時 え?源氏名?ってなるw 661 : 御堂筋ちゃん(大阪府):2011/02/23(水) 11 41 59.22 ID Lvv5RZXE0 金星(まあず)は衝撃的だった 741 : ペプシマン(catv?):2011/02/23(水) 11 50 43.79 ID yG+7kBxF0 661 マジどうすんだよこれ 勘違いでもわざとだと開き直るしかないな 698 : 犬(山梨県):2011/02/23(水) 11 45 26.47 ID uFMjR8/10 名前が「間違ってる」のは恥ずかしいなー まあず もそうだし 海月 心太 こういうのも… 703 : たらこキューピー(北海道):2011/02/23(水) 11 46 17.41 ID P9zR40vX0 698 漢字の教養が少しでもあるならそもそもDQNネームなんて付けないだろうからな… 692 : ピーちゃん(千葉県):2011/02/23(水) 11 44 58.70 ID HjIE7ObtP 実際に友達が子供にそういう名前付けたら正直見る度にワロてしまうと思うわ そして憐れみの目で見てしまいそうでこわい 695 : ガリ子ちゃん(catv?):2011/02/23(水) 11 45 11.93 ID YDT2iYw1P 飛び切りふざけた名前なら、後々改名しやすいだろうからマシかもな 中途半端なキラキラネーム(笑)だと悲惨かもしれん 700 : スーパー駅長たま(catv?):2011/02/23(水) 11 45 49.87 ID NoS1Etxn0 親戚のとこに出来た赤ちゃんの名前が「レオン」 まさかの親族にDQNネーム 708 : ↓この人痴漢です:2011/02/23(水) 11 47 04.83 ID SfyZTGba0 700 テレビ見て馬鹿な名前とか言いづらくなっちゃうよね 701 : リスモ(東京都):2011/02/23(水) 11 45 50.47 ID sI916HJR0 漢字まで完全一致の同姓同名が多すぎる俺としては 他にいない名前を付けたいってのもわかるわ まあ何かやらかした時にお前らに特定されないであろう数の同姓同名が ネット上にいるのだけはいいけど 704 : ピーちゃん(愛知県):2011/02/23(水) 11 46 27.95 ID RXsRYrfKP 天牙(テンガ)という男の子の深刻さは凄い 705 : シジミくん(東京都):2011/02/23(水) 11 46 46.47 ID uz0eH1vc0 中村ブラストダームとか、親の趣味がわかる名前なら地域交流に一役買えるかも 720 : アンクルトリス(チベット自治区):2011/02/23(水) 11 48 22.79 ID 5iEXA5330 705 俺もその人の親となら友達になれそう というか、対戦申し込むわw 712 : あんらくん(広西チワン族自治区):2011/02/23(水) 11 47 22.79 ID WWY3+0GAO 麻雀好きの友人の息子が天和(あまかず)だったな 740 : プリンスI世(奈良県):2011/02/23(水) 11 50 29.50 ID f0fEzGYH0 712 最初から完成されてるから 成長しなさそうだな 714 : カッパ(長屋):2011/02/23(水) 11 47 37.09 ID CG3iGb920 そういえばいとこの子供が阿恋(アレン)だったな・・ これはセーフなのか 715 : エネモ(catv?):2011/02/23(水) 11 47 50.44 ID 4wNNNehn0 本名を言った時にえ?ってなる苦痛が分かるか むちゃくちゃ日本人顔なのにもしかしてハーフ?って言われる苦痛が分かるか 717 : ホックン(東京都):2011/02/23(水) 11 48 04.46 ID LWG2jEM80 大宙なんて付けてもあだ名はだいさんだろうな 719 : ケロちゃん(九州):2011/02/23(水) 11 48 19.92 ID Va8LKWoaO 紗々(さーしゃ) という女の子を見た ロシアじゃ男の名前だけどまぁアリかなと思った 724 : 77.ハチ君(東京都):2011/02/23(水) 11 48 41.25 ID u/IUoK6B0 DQNネームなんかいじめられるわ生きづらいわで自殺率高そう そうでなくても親がDQNだから早死にしそうw 725 : こぶた(埼玉県):2011/02/23(水) 11 48 41.61 ID RFzFYB5Q0 子供に杏奴(あんぬ)とか不律(ふりつ)とか付けてた森鴎外さんはどうなるの? 728 : 買いトリーマン(長屋):2011/02/23(水) 11 49 07.71 ID LSEoBGCb0 ここまでくると、名簿入力は手書きの方が絶対早いよな 732 : ピザーラくんとトッピングス(広島県):2011/02/23(水) 11 49 30.37 ID /kS05HHz0 外国人と結婚して子供作れば違和感無いんじゃね 744 : あまちゃん(奈良県):2011/02/23(水) 11 51 02.73 ID DMge/i120 役所・病院で呼ばれた時周りに注目されるのはほんと辛いぞ 某アイドルとかぶってるから何もしてないのに周りがガッカリしだす 787 : おばあちゃん(広西チワン族自治区):2011/02/23(水) 11 55 45.52 ID brN0N0MMO 744 巨人のコーチで練習中に亡くなった木村拓也が同じ事言ってたたな 751 : レンザブロー(宮城県):2011/02/23(水) 11 52 06.51 ID JEJLKjj70 名前付ける前に自分と配偶者の顔、それぞれの親の顔と親戚の顔をじっくり見て 生まれた子がどんな顔になるか全力で想像しろ 美形に育つと思ったら好きにしろ そうじゃないなら無難な名前にしとけ キラキラネーム(笑)で顔面偏差値がっかりに育ったら悲惨さ3割増だぞ 752 : 白戸家一家(千葉県):2011/02/23(水) 11 52 11.31 ID +10r5Spi0 漢字の読み方は自由なんて事するから こんなことになるんだよ 757 : たらこキューピー(北海道):2011/02/23(水) 11 52 52.18 ID P9zR40vX0 752 だな。そろそろ法則作れよ。 765 : ポリタン(熊本県):2011/02/23(水) 11 53 21.02 ID NtBMDsj40 子供の親同士で仲良くなったけどその子供がDQNネームの時は非常に困る 正直バカにしてますごめんなさい 780 : ミミちゃん(兵庫県):2011/02/23(水) 11 54 58.93 ID mdJxpO4X0 子供の名前はかっこよければいいってもんじゃないだろ・・・ クズな親持ちって可哀相だな 785 : だっちくん(catv?):2011/02/23(水) 11 55 26.58 ID JWVoEA1Z0 70年後、80年後はキラキラネームだらけの老人ホームがデフォか。 胸が熱くなるな。 792 : スピーディー(不明なsoftbank):2011/02/23(水) 11 56 05.56 ID n52TzUhH0 親の学歴が一瞬で判断できるな 便利だからもっとやれ 801 : ペーパー・ドギー(大阪府):2011/02/23(水) 11 57 33.31 ID BK8Iah2j0 名は体を表す なんか股間が熱くなるな 817 : 金ちゃん(茨城県):2011/02/23(水) 11 59 24.96 ID mXRsNQLv0 雑誌で読んだけど、ドキュンネームの流行って日本だけじゃなくて、 世界的に流行ってるらしいよ アメリカやフランス、イギリスなどの先進国でドキュンネームがすごいらしい 「名前」って概念が変化しつつあるだけ 847 : ベーコロン(チベット自治区):2011/02/23(水) 12 02 50.87 ID MeYj6dsM0 817 DQNネームは別に良いけど読めないのが問題 一番困るのは一生で何万回も説明しなきゃいけない子供の方だけど 858 : 犬(香川県):2011/02/23(水) 12 03 40.94 ID RhTrNj6l0 817 概念の変化は別にいいんだけど、漢字の読みまで変化させるなよ・・・と。 いくらアメリカでも、moonと書いてlightとは読まないだろw 818 : チーズくん(福岡県):2011/02/23(水) 11 59 31.31 ID Mxdw6NKw0 いつもの 徒然草116段 寺院の号、さらぬ万の物にも、名を付くる事、 昔の人は、少しも求めず、たゞ、ありのまゝに、やすく付けけるなり。 この比は、深く案じ、才覚をあらはさんとしたるやうに聞ゆる、いとむつかし。 人の名も、目慣れぬ文字を付かんとする、益なき事なり。 何事も、珍しき事を求め、異説を好むは、浅才の人の必ずある事なりとぞ。 訳 お寺の名前や、その他の色々な物にも名前を付けるとき、 昔の人は、何も考えずに、ただありのままに、わかりやすく付けたものだ。 最近はあれこれ考え、自分の賢明さを見せつけようとしているようで嫌味なものだ。 人の名前にしても、見たことのない珍しい漢字を使っても、まったく意味のないことである。 どんなことでも、珍しいことを追求して、一般的じゃないものをありがたがるのは、 薄っぺらな教養しかない人が必ずやりそうなことである。 827 : シジミくん(東京都):2011/02/23(水) 12 00 28.06 ID uz0eH1vc0 818 兼好△ 841 : 犬(山梨県):2011/02/23(水) 12 02 04.90 ID uFMjR8/10 818 カネヨシすげーな いや時代は繰り返すってことか 839 : 京成パンダ(大阪府):2011/02/23(水) 12 01 40.07 ID S2Hd8x/E0 818 これお前らが嫌ってる老害のテンプレじゃん 昔基準でしか物を考えられず今の流れをレッテル張りで否定する 846 : たらこキューピー(北海道):2011/02/23(水) 12 02 49.93 ID P9zR40vX0 839 こんな流れいらねーよw 当てるにしても読める漢字を当てろやw 昔とか今とかかんけーねー 831 : やきやき戦隊ニクレンジャーNEO(東京都):2011/02/23(水) 12 00 39.66 ID rc7WovBD0 ジジババになっても違和感ない名前付けてやれよ 832 : ベスティーちゃん(関西地方):2011/02/23(水) 12 00 59.56 ID eRAeOmc00 今20くらいの奴らがこいつらの採用面接するんだから心構えしておけよ 845 : ポコちゃん(長屋):2011/02/23(水) 12 02 38.93 ID jvzne7uM0 当て字じゃねーならDQNネームでもまあいいわ 糞と書いて天使と読ませるみたいなことやってんじゃねえよ 852 : ↑この人痴漢です(広西チワン族自治区):2011/02/23(水) 12 03 08.77 ID tCO7c0oqO ちゃんとDQNネームって言えよ キチガイ親ネームでもいいぞww 903 : まゆだまちゃん(catv?):2011/02/23(水) 12 09 54.96 ID 6ZFBNOn50 まともな名前でよかったwww 601 : なえポックル(静岡県):2011/02/23(水) 11 36 35.75 ID QhXQWE8g0 普通の名前付けてくれた親に感謝してるわ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/47745.html
登録日:2021/04/05 Mon 05 50 57 更新日:2024/05/18 Sat 16 06 26 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 100%の悪人 893 オープンカー キラキラ☆プリキュアアラモード キラキラルをうばう存在 グレイブ ネンドモンスター ノワール一派 プリキュア プリキュアの敵 ヤクザ ヤンキー 傲慢 冷酷 大男 志村純一←ではない 悪党 江川央生 海東純一←でもない 独善的 神経質 粗暴 追加幹部 金髪 ジュリオやビブリーと一緒にするんじゃねぇ!!オレはオレの闇を分かった上で!しもべになったんだぁ!! 世の中には! 100%の悪人がいるってことを、憶えておきなァ!! グレイブは『キラキラ☆プリキュアアラモード』の登場人物。 CV:江川央生 概要 キラキラルをうばう存在の1人で、大量のキラキラルを求めるノワールにより招集された新幹部。 ヤンキーを彷彿とさせる見た目の金髪の大男。 ビジュアルとは裏腹に意外にも手先は器用。 配下のネンドモンスターは全てグレイブによる地道な手作りである。 人物 見た目通り荒々しく粗暴な性格。自分以外の全てを見下して己の道具扱いしており、 自分の力を高めるためには平然と味方を犠牲にし、他人を自分の道具として扱う事を当然とすら考える傲慢さと冷酷さの持ち主。 一方で神経質な一面を持ち、自分のルールに拘る傾向にあるが、他人を見下しているが故に人々の感情の機微には疎い。 その正体は心の隙を突かれたりマッチポンプで勧誘されたジュリオやビブリーとは異なり己の心の闇を自覚した上でノワールの配下に収まった根っからの悪党。 それ故に彼等2人の境遇と自身が同一視された時は「見くびるな!!」と激昂している。 ノワールの元に下る前は優れた才覚を生かして弱者を踏み躙りながら社会でのし上がり栄光を掴むも、他人を顧みない自身の行為に見切りを付けられたことで人々に拒絶されて孤独となり失墜。 最終的に表舞台から追放され落ちぶれた所をその歪んだ傲慢な心の闇をノワールに見いだされしもべとなった。 もしかしなくても:893 ノワールに肯定されたこともあり、周囲から拒絶されていながらも自身を反省することも顧みてもおらず、「自分の行なうことは全て正しい」「自分以外の全ての人間は何も考えず従えばいい」という歪んだ独善と欲望の塊と化している。 一方で自分を非難し咎める人々の視線は憎悪の対象であると同時に彼の中でトラウマにもなっているようで、 正気を取り戻したいちご坂に住む全住民、全妖精、全動物たちから無言で睨まれた際は冷や汗をかきながら狼狽する姿を見せている。 能力 武器は空飛ぶ暴走族チックな改造オープンカー。 通常ネンドモンスター達に操縦させているが、この車のクラクションを響かせることで黒い波動のような音を放ち、 クラクションの音を浴びたスイーツや人間の心から根こそぎキラキラルを奪い取ることができる。 その規模は最早MAP兵器の類であり、単純な被害規模は他の3幹部を遥かに凌駕する。 怪物を生み出す際の掛け声は「ノワール・インフレーション!」。 キラキラルの質を重視していたジュリオやビブリーと異なり基本方針は「質より量」で、大量のキラキラルを集める事を重視する。 38話ではディアブルの力を奪い吸収することでオープンカーを「ディアブル・カスタム」へと強化。 車体から狼の顎を持つ無数の闇の触手を生み出し攻撃することが可能なだけではなく、走ると同時に闇の排気ガスを撒き散らしてディアブル同様に大多数の人間の心を一度に操ることができる。 これにより妖精やプリキュアを除いたいちご坂の全人間を1人残らず自身の手駒に仕立て上げることに成功。 バイオハザードの如き地獄絵図を生み出した上で圧倒的な物量とスイーツの材料を根こそぎ闇に染めることでプリキュアを苦しめた。 ネンドモンスター 「ネン!」 CV:真木駿一 グレイブが作った小さな粘土の人形に黒いキラキラルを与えることで生み出される疑似生命体。 見た目はゆるキャラっぽくデフォルメされたスーツを着た悪魔のような姿。 創造主であるグレイブの愛車の運転をさせられたり足蹴にされて命令されると冷や汗を掻きながら従うなどグレイブとの関係は完全に不良やヤクザの舎弟。 モンスター化する前の人形は適当という訳では無く、しっかり細部まで作り込まれている。 戦闘時には「ノワール・インフレーション」により大量のキラキラルを注がれることにより複数のネンドモンスターが結集。 スイーツとネンドモンスターが混ざったような巨大なネンドモンスターと化す。 見た目やしぐさなどはゆるキャラっぽい可愛らしいものだが、その本質はグレイブの命令に忠実に従い続け逆らうこともない都合のいい手駒でしかない。 その後グレイブのパワーアップに伴い、闇で膨らませたキラキラルを生きた人間に直接纏わせることで、人間を操り人形「ネンド兵士」に仕立てることが可能になった。 末路 最終的には自分が取り込んでいたと思っていたディアブルの逆襲により逆に取り込まれた結果暴走し巨大化するも、 種族を超えた協力により完成したスイーツのキラキラルで覚醒したプリキュアの真必殺技「プリキュア・ファンタスティックアニマーレ」の前に敗北。 意識こそ残っていたがノワールに与えられた闇が完成を迎えたことで愛車諸共エリシオのカードに取り込まれてしまった。 作中最終盤でのネタバレ エリシオが作り上げた『空っぽの世界』にて、ネンドモンスターを従えいちご坂の住人から感情を抜き取るなどの役割を与えられる。 この時長老が最早哀れに思うほどエリシオの忠実なしもべに成り下がっており、そこにかつての反骨精神は見られない。 その後プリキュアたちが戦いで撒き散らしたキラキラルの影響で元の性格を思い出した。 地球が丸ごと消された際は「言いなりになってたまるか」と敵の敵は味方理論で他の人間同様彼女たちにキラキラルを分け与える。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] グレイブのもできましたか。エピローグでビブリーと張り合うようなシーンあったし、相変わらず元気そうで何よりでした。 -- 名無しさん (2021-04-05 14 47 18) 中の人ネタでグレたボスカツとジャッキーって呼んでたなぁ〜。 -- 名無しさん (2021-04-05 16 16 28) 他の人間をカスとしか思っておらず、そんなカスどもから搾取する自分が大好きなので、プリキュアに浄化されて邪悪な意思を取り戻したというレアなキャラよね -- 名無しさん (2021-04-07 18 52 16) この時期のプリキュアでは珍しいガチの悪党だったから、生き残らせずに退場させてほしかったわ -- 名無しさん (2021-05-08 18 32 45) こいつを見ていると、クモジャキーを凶悪にしたような風貌な感じがしてきた -- 名無しさん (2021-07-28 19 01 04) 報告にあった愚痴コメントを削除。 -- 名無しさん (2022-03-05 00 55 17) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yan-dere/pages/282.html
mizu0208|タイムカプセル @bg file="kyousitu.jpg" time=700 [cm] @bgm file="theH.ogg" @playse storage="se3.ogg" @texton @wait time=2000 @fadeoutse time=3000 「ね、みのる」[lr] ちょうど四時限目の授業が終わった頃合に、背後から声がした。見計らっていたかのようなタイミングだ。[lr] 「おう、今日もぴったりだな」[lr] @ld pos=c name="mizu" wear=u pose=4 b=4 e=4a m=4 c=1 s=1 いつものように振り返った先には、いつもとは違うみずき。何か言いたいことでもあるのか、もじもじと指を絡めてはほどいている。[lr] 「…………」[lr] これはどうしたものか。言葉をかけあぐねてふと視線を外せば、向こうから毒男が近づいてきていた。これから伊万里をいじりに行こうと約束していたのだ。[lr] ;;毒男(驚き)右か左に一瞬出せば良い? が、どうやら俺とみずきが話していることに気づいたのか、ぴたりと足を止める。[r] 見る見る目に浮かんでいく涙。『うわああああん!』と泣き喚きながら、教室をばたばたと出て行った。[pcm] @fadeoutse time=1000 貸し一つ。今度の昼飯は俺の奢りになるんだろうな。溜め息を一つつくと、それに気づいたのかみずきが顔を上げた。突然、視線がばっちりと噛みあい、一瞬、空気が固まる。[lr] @ld pos=c name="mizu" wear=u pose=4 b=4 e=7a m=11 c=1 「あ、あのね……」[lr] 頬を赤らめ、視線を逸らす。そんな反応されたらこっちまで恥ずかしくなってくるんだが。[lr] 「な、なんだ? 何か大事な話か?」[lr] @ld pos=c name="mizu" wear=u pose=4 b=4 e=7a m=12 c=1 「えっと、その、ね……」[lr] 声が小さくてよく聞こえない。ひょいと耳を近づけると、それに合わせて離れるみずき。[lr] @ld pos=c name="mizu" wear=u pose=4 b=5 e=7a m=2 c=1 「あ、遊びに来ないっ!?」[lr] 教室中に響くような大声で、明後日に向けて答えるみずき。いや、どっち向いてるんだ。みずきの視線の先で、女子生徒が自分を指差して首をかしげている。[pcm] @ld pos=c name="mizu" wear=u pose=4 b=5 e=6a m=12 c=1 「珍しいな。どういう風の吹き回しだ?」[lr] しっかりとこっちを向かせてから問うた。[lr] @ld pos=c name="mizu" wear=u pose=4 b=2 e=6a m=4 c=1 s=1 「えっと、この前新しいゲーム買ったから、みのるってばやりに来ないかなって思って」[lr] 如月家には母屋や家人に迷惑かける事も無くバカ騒ぎが出来る、みずき専用のゲーム部屋とも言うべき離れがある。[lr] そこに直行すればみずきの両親にも会わないので、なんの気兼ねも無く遊びにいける場所の一つだ。[lr] ;↑2行追加 「お、それ良いな。ぜひ行かせてくれ」[lr] 一瞬、毒男との用事が脳裏を掠めたが、気にしないことにした。別に伊万里は逃げるものじゃない。[pcm] [mizu f="笑顔" pose=3 pos=c c=1] 「うん! じゃ、校門でね!」[lr] @cl みずきは満開の笑みを綻ばせると、スキップしながら去っていった。[pcm] @bg2 file="kyousitu.jpg" rule="縦ブラインド(左から右へ)" ;;毒男(デフォルト) 「と、こういうわけだ。悪いな」[lr] 俺が頭を下げる前に、毒男は購買のパンをぶっきらぼうに押しつけてきた。[lr] 「いつものことだろ。分かってるさ。その代わり、貸し一つ。今度はお前の奢りだぞ?」[lr] 「分かってるって。購買に二人行っても二人疲れるだけだもんな」[lr] たまに用事があって行けないときはどちらか一方が買いにいく。友情というよりは打算的、言い表すなら腐れ縁だろうか。[pcm] 「それでさ、伊万里見なかったか?」[lr] ;;毒男(訝しげ) 「伊万里? アイツならなんか食堂のラーメンがどうとかって言ってた気がするが……」[lr] 「そ、サンキューな」[lr] 聞くと同時に俺は駆け出した。背後から何か聞こえた気がしたが、気にしない気にしない。[pcm] @bg2 file="kyousitu.jpg" rule="縦ブラインド(左から右へ)" ;;ググレ(デフォルト?) 「明日の予定についてだが、質問は受けつけない。君たちにも分かるよう、あえて俗な言い方をさせてもらおう。ググレカス。授業は終わりだ。部活なんて辞めてとっとと帰宅するように。むしろ学校来るな」[lr] SHR(ショートホームルーム)の大ブーイングもそこそこに教室を出た俺は、さっさと校門へと向かった。[pcm] @bg file="syoukouguti.jpg" rule="縦ブラインド(左から右へ)" みずきとは学年が違う以上、昇降口もまた変わってくる。待ち合わせするには、昇降口は不向きなのだ。[pcm] @bg file="soto.jpg" rule="縦ブラインド(左から右へ)" [mizu f="不満" pose=2 pos=c] 「遅いー! もっと早く来るっ!」[lr] ;「悪い悪い」[lr] ; 生徒もまばらなグラウンドを抜けると、校門では既にみずきが待っていた。二月の寒空の下、マフラーを巻いて手に息を吹きかけている姿は、まさに待ち合わせだ。[lr] ;[mizu f="真顔" pose=3 pos=c] ;「じゃ、行こ?」[lr] ; 言いながら、みずきはつと腕を伸ばしてきた。……手を繋ごうということなのか?[lr] ;「いや、なんか伊万里が掃除でちょっと遅くなるみたいなんだ。もうちょっと待ってやってくれ」[lr] ; 差し出された手には気づかないフリをしてそう言った途端、みずきの表情が曇った。[pcm] ;@fadeoutbgm time=3000 ;[mizu f="怒り" pose=1 pos=c] ;「……なんで?」[lr] ;「え? だってゲームは人数が多いほうがいいだろ? だから伊万里も……」[lr] ;「誘ったの?」[lr] ;「ああ、一応……」[lr] ;@ld pos=c name="mizu" wear=u pose=1 b=4 e=7a m=9 ;「……そう」[lr] ; 俺が小さく頷くと、みずきは微妙な表情をした。[lr] ; みずきは何も言わず、そんなみずきに俺は何も言えず、居心地の悪い沈黙が流れた。増え始めた人込みから投げかけられる視線が痛い。[r] ; 移動したくなるが、待ち合わせとして伊万里に伝えたのは、この校門だ。耐えるしかなかった。[lr] ; ……。……。……。……。[pcm] ;@bgm file="theH.ogg" ;「ごめーん」[lr] ;@ld pos=l name="imar" wear=u pose=1 b=3 e=7a m=7 s=1 size=S ;;伊万里(ごめんね!) ; パタパタと足音がしたかと思うと、グラウンドの向こうにあたふたと馳せる伊万里が遠く見えた。[lr] ;「んじゃ、行くか?」[lr] ;[mizu f="不満" pose=1 pos=c b=4] ;「ん」[lr] ;@cl ; 伊万里がたどり着く前に俺とみずきは歩き始めた。[lr] ;@ld pos=c name="imar" wear=u pose=1 b=3 e=9a m=11 t=2 ;「ちょ、ちょっと待ってよ、みのりん! なんでみずきちまでー!?」[pcm] 「まぁ、ちょっと待て」[lr] ;みずき(制服 03,8a,04,00,00,00,M 両手腰) [ld pos=c name="mizu" wear=u pose=2 b=3 e=8a m=4] 涎さえ垂らしそうだった表情を一転、頬を膨らませるみずき。『えへへ♪』も『むー』という唸り声に変わる。いつから肉食獣になったのだろうか。[pcm] 待ち人は未だ来ず。SHR(ショートホームルーム)が長引いているのだろう。[lr] 『きしゃー!』と唸り声のボルテージを上げていくうさぎ娘を撫でてなだめること二十三秒、ようやく現れた。[lr] ;みずきを右にスライドして消し 伊万里左からスライド登場して中央に 出来れば並列処理で ;伊万里(制服 01,1a,02,00,00,00,M) @cl [ld pos=c name="imar" wear=u pose=1 b=1 e=1a m=2] 「ごめんごめん、待たせたかな?」[lr] 「待たせた」[lr] [imar f="驚き" pose=1 pos=c] 「うわ、ひどっ! そこは普通『今来たところだよ』とかフォローするところじゃないかな?」[lr] 「さて、揃ったし行くか」[lr] ;伊万里(制服 05,6a,11,00,00,02,M) [ld pos=c name="imar" wear=u pose=1 b=5 e=6a m=11 t=2] 「無視した!?」[lr] 微笑みにこやかにすっぱりと寿司を切り捨てる。歩き出すと、慌てて伊万里がついてきた。が、足音の数は足りない。[pcm] ;BGM 『craze for you』 5/11プレッシャーに差し替え 「みずき……?」[lr] ;伊万里左にスライド消し みずき右スライド登場して右に止まる ここも並列処理で @fadeoutbgm time=1000 @cl @bgm file="Pressure.ogg" ;みずき(制服 03,8b,07,00,00,00,S 片手胸に) [ld pos=rc name="mizu" wear=u pose=3 b=3 e=6b m=9] 振り向く。と、異様なプレッシャーが吹きつけてきた。[lr] 「……っ?」[lr] [ld pos=lc name="imar" wear=u pose=1 b=3 e=2a m=11] 「……えーっと」[lr] ;伊万里左からスライド登場で左配置 ;伊万里(制服 03,2a,11,00,00,00,M) おどおどとしながら伊万里が、声もない俺とみずきを交互に見比べている。[lr] 「みのる……」[lr] 感情はむしろ感じられない。ゆっくりと言葉を紡ぐ。[lr] 「なんで、伊万里がいる、の?」[lr] 「なんでって……」[lr] 浮気現場を差し押さえられた男の気分が、こんな感じなのだろうか。理由もよく分からないまま、とりあえず言葉を選んでゆっくりと答える。[pcm] 「だってゲームは人数が多いほうがいいだろ? だから伊万里も……」[lr] [ld pos=rc name="mizu" wear=u pose=2 b=3 e=9b m=11] 「聞いてないよっ!」[lr] ;みずき(制服 03,5b,11,00,00,00,L 両手腰に)中央配置、一秒くらいでそのままサイズMに 気圧される。退いた一歩に気づき、愕然とする。[lr] コイツの華奢な身体のどこからこんなプレッシャーが発せられているのだろう。信じられなかった。[lr] 知らない分からない。みずきのことが。こんなみずきは知らない。みずきは、そう、いつも俺の背後に隠れていて……。[lr] 舌が粘ついて、呂律が回らなかった。[lr] 「お前……」[lr] さっぱり分からなかった。[lr] 「んー?」[lr] 苛立ちを隠さないトーン。ますます分からない。[pcm] 「そんなに三人で行きたくないのか? ……伊万里と喧嘩したわけでもないんだろ?」[lr] ;BGM OUT 2秒 @fadeoutbgm time=2000 ;みずき(制服 06,4a,09,00,00,00,M 両手腰) [ld pos=rc name="mizu" wear=u pose=2 b=6 e=4a m=9] 刹那、風のように沈黙が広がった。――まさか。[lr] @bgm file="theH.ogg" ;みずき(制服 08,7a,03,00,01,00,M 片手胸元) [ld pos=rc name="mizu" wear=u pose=3 b=8 e=7a m=3 s=1] 「そんなこと、ないけど……」[lr] [ld pos=lc name="imar" wear=u pose=1 b=2 e=3a m=7 s=1] 「そ、そうだよ! ボクとみずきちが喧嘩なんてするわけないじゃないか!」[lr] ;伊万里(制服 02,3a,07,00,00,00,M) 「だよな……」[lr] 伊万里の援護射撃からして、疑いを挟む余地はない。[lr] だとすると、ますます分からない。なんで三人で行きたくないんだ?[lr] だが、俺の疑問を断ち切るようにみずきが叫んだ。[pcm] [ld pos=rc name="mizu" wear=u pose=3 b=8 e=6a m=2 s=1] 「は、早く行くっ!」[lr] ;みずき消し @cl pos=rc [ld pos=lc name="imar" wear=u pose=1 b=2 e=2a m=5 s=1] そして立ち尽くす俺を早歩きで追い抜いてゆく。慌てて追いかける伊万里。[lr] @cl ;伊万里消し 「……何なんだ、いったい?」[lr] 呆然と立ち尽くす俺は、それしか言えなかった。[pcm] @cl @bg2 file="syoutenngai.jpg" rule="縦ブラインド(左から右へ)" [imar f="悲しみ" pose=1 pos=lc] 「みずきち、どしたの? なんか楽しくなさそうだね。悩みがあったら伊万里さまに話してみるとラクになるかもだよんぐ!?」[lr] @playse storage="ClapA@16.ogg" [ld pos=lc name="imar" wear=u pose=1 b=2 e=7a m=9 s=1] [ld pos=lc name="imar" wear=u pose=1 b=3 e=6a m=11 t=2] 「寿司の戯言は放っておいて、と。何かあったのか?」[lr] デコピンで伊万里を沈めてから、俺はみずきへ向き直った。[lr] [ld pos=rc name="mizu" wear=u pose=1 b=4 e=4a m=4] なにやら浮かれて脳内麻薬ドバドバ風味な伊万里とは対照的に、みずきはひどくつまらなそうだった。[lr] [ld pos=rc name="mizu" wear=u pose=1 b=8 e=9a m=9 s=1] 「ん? んんんん、そんなことないけど……」[lr] [ld pos=rc name="mizu" wear=u pose=1 b=1 e=3a m=7] [imar f="悲しみ" pose=1 pos=lc] 首を振ったみずきの表情はやはり冴えなかった。[pcm] どうしてだ? 俺がOKを出したときには、あんなに嬉しそうだったのに。もしかしてまた何か引き受けさせられたり……。[lr] いやいや、と俺は険しくなりかけた表情を振り払い、別の質問をした。[lr] 「そういえば、そのゲームって難易度はどうなんだ? 俺はともかくコイツはダメだぞ?」[lr] [imar f="不満" pose=1 pos=lc] 「みのりんってばよく言うよ。みのりんだっていざとなったらボタンを出鱈目に押すくせに」[lr] [ld pos=rc name="mizu" wear=u pose=1 b=6 e=1a m=8] 「難易度は……」[lr] ;↓原文 名人はそれにカウンターを決めるんだ、とどうした、みずき? 「お前と一緒にするな。あれは必殺技のコマンド入力だ。で、名人はそれにカウンターを決めるんだっと、どうした? みずき」[lr] [ld pos=lc name="imar" wear=u pose=1 b=1 e=1a m=10] [ld pos=rc name="mizu" wear=u pose=1 b=5 e=7a m=8] 「ん、なんでもない……」[lr] 結局、みずきの表情は浮かないままだった。 [pcm] @fadeoutbgm time=1000 @cl @bg2 file="mizuki_miti.jpg" rule="縦ブラインド(左から右へ)" time=1500 車輪は回る。くるくる回る。みずきの押すマウンテンバイクの車輪だ。[lr] 俺たちは商店街を抜け、住宅地に入っていた。ここを抜ければすぐにでもみずきの家だ。[lr] だが、その先頭を行く少女はこちらを振り向かない。[lr] みずきは、俺たちの数歩前を無言で行く。あの活発なみずきがさっきから黙ったままだった。[lr] 俺は隣を歩く伊万里にそっと聞いてみた。[pcm] 「なぁ、伊万里……みずきのやつ、いったいどうしたんだ? お前、なんか心当たりないか?」[lr] [imar wear=u pose=1 pos=lc b=3 e=4a m=5 s=1] 「あ、あるわけないよ! ……ボクだってあんなみずきちを見たのはじめてだよ……」[lr] [imar wear=u pose=1 pos=lc b=3 e=4a m=4 s=1] こそこそと小声で話す俺たち。伊万里もみずきのあまりの消沈っぷりにどう接していいのかわからないらしい。[lr] [imar wear=u pose=1 pos=lc b=3 e=4a m=10] 「みのりんこそ、なんか言っちゃいけないこと言っちゃったんじゃないの? そもそも今日はどういう話だったのさ?」[lr] 「どうもこうもない。みずきが家にゲームしに来ないかって言ったからお前も呼んだだけだ」[lr] [imar wear=u pose=1 pos=lc b=3 e=5a m=4 s=1] 「そっかぁ……、むーん……むーん……」[lr] いきなり、伊万里は頭を抱えて何かを考えだした。[pcm] 「なんだよ。やっぱり心あたりあるのか」[lr] [imar wear=u pose=1 pos=lc b=3 e=4a m=10] 「うーん……なんか引っかかる気がするんだけど……みのりんもうちょっと待っててね」[lr] そしてそのまま数瞬考える。[wait time=500][imar wear=u pose=1 pos=lc b=1 e=3a m=2]考えた後、笑顔で顔を上げた。[lr] @bgm file="n18.ogg" 「何か浮かんだか?」[lr] 「全然![wait time=500][playse storage="ClapA@16.ogg"][imar wear=u pose=1 pos=lc b=2 e=7a m=9 s=1] ……っひゃん!」[lr] 俺はすぐさま伊万里の額に必殺のデコピンを見舞った。[pcm] [imar wear=u pose=1 pos=lc b=4 e=3a m=6] 「ひ、ひどいよ! みのりん! ボクのおでこはそんなに何度も弾いていい所じゃないよ!?」[lr] 「うるさい」[lr] @playse storage="ClapA@16.ogg" [imar wear=u pose=1 pos=lc b=2 e=7a m=9 s=1] 「あうっ![wait time=500][imar wear=u pose=1 pos=lc b=3 e=6a m=11 t=2] ま、また弾いたぁ!」[lr] まったくこの馬鹿は……。[lr] [imar wear=u pose=1 pos=lc b=4 e=6a m=8] 向こうが黙っているなら、こっちからアクションを起こすしかないだろう。[lr] とりあえず、まずは当たり障りのない話題から始めることにしよう。[pcm] 「あー、そういえばあれだ、伊万里。あれ、面白かったよな? ほらこないだ姉さんがさ――」[lr] [imar wear=u pose=1 pos=lc b=2 e=5a m=3 s=1] 「……え!? あ、うん。そうだね!」[lr] 「だよなー! いくら弟に指摘されたからって、あの狼狽っぷりはないよなー!」[lr] [imar wear=u pose=1 pos=lc b=1 e=4a m=3 s=1] 「そうだよね! あれはないない! でもかわいかったよねーって……」[lr] [mizu wear=u pose=1 pos=rc b=1 e=1a m=8] いつの間にか、みずきがこちらを向いていた。[pcm] [mizu wear=u pose=1 pos=rc b=2 e=2a m=2] 「もうすぐ、家だよっ!」[lr] [imar wear=u pose=1 pos=lc b=1 e=2a m=10 s=1] 「お、おう」[lr] @cl pos=rc 振り向いたみずきはいつも通りのみずきで、少し拍子抜けしてしまう。[lr] [imar wear=u pose=1 pos=lc b=1 e=1a m=2] なんだ、機嫌が悪いと思ったのは、気のせいだったのか……。[pcm] 「伊万里」[lr] [imar wear=u pose=1 pos=lc b=1 e=1a m=10] 「え、どうしたのみのりん。[wait time=500][playse storage="ClapA@16.ogg"][imar wear=u pose=1 pos=lc b=2 e=7a m=9 s=1]――あうん![wait time=500][imar wear=u pose=1 pos=lc b=3 e=3a m=7 t=1] ま、またやったぁ! 今日だけでもう四回目だよ!?」[lr] 「うるさい。全部お前のせいだ」[lr] [imar wear=u pose=1 pos=lc b=3 e=6a m=11 t=2] 「ひ、ひどいよぉ」[lr] 全ての責任を伊万里に転嫁して八つ当たりする。まったく、余計な気を揉ませやがって……。[pcm] [mizu wear=u pose=2 pos=rc b=3 e=3a m=4] 「こらっ! みのる、伊万里をいじめちゃだめ」[lr] 「苛めてない。愛情ゆえのスキンシップだ」[lr] [imar wear=u pose=1 pos=lc b=2 e=2a m=10 c=1] 「あ、愛情!?」[lr] 伊万里が大げさに驚く。頬染めんな、寿司のくせに。[lr] 「おおーい。みずきちゃん」[lr] そこで、声をかけられた。気がつくと俺たちは、みずきの家のそばにある木工場の前まで来ていた。[pcm] @fadeoutbgm time=1000 @cl @bg file="mokkou.jpg" rule="縦ブラインド(左から右へ)" time=1000 @bgm file="n19.ogg" [mizu wear=u pose=1 pos=c b=2 e=2a m=2] 「あ、玄さん! お疲れ様っ」[lr] みずきが笑顔で手を振る。[lr] 声をかけたのは、良く日に焼けた壮年の職人さんだった。玄さんと呼ばれたその人は笑顔でこちらに近づいてくる。[lr] みずきの実家は木工所も経営している。きっと、ここがそうなのだろう。大きな倉庫のような場所に、沢山の材木が並べられていた。[lr] 木を切る電気のこぎりの音が聞こえる。腕利きの職人がかけるかんなの滑る音が聞こえる。舞い散るかんな屑。木工所内は活気に満ち溢れていた。[pcm] 「おや、お嬢。いま帰りですかい」[lr] そして職人さんがもう一人。首にかけたタオルで汗を拭きながら現れた。[lr] [mizu wear=u pose=1 pos=c b=1 e=1a m=1] 「こんにちわ、鈴木さん。作業はかどってる?」[lr] 「はぁ、もちろんでさぁ。お嬢の為なら、わしら何でもしますからな」[lr] [mizu wear=u pose=1 pos=c b=2 e=2a m=8] 「あはは、もう、調子いいねっ。……何か問題とかない? あったら何でも言ってね」[lr] 「日々順風満帆ですよ。あったとしても、とてもみずき嬢ちゃんには言えませんよ」[pcm] 「そうそう、お嬢に相談なんかしたら、わしらの仕事全部取られちまいますからな」[lr] 「そりゃそうだ。それに何より、嬢ちゃんに怪我させたとあっちゃ、わしら親方に申し訳がたちませんわ」[lr] [mizu wear=u pose=1 pos=c b=2 e=1a m=2] 「そんな事、気にしなくてもいいのにー」[lr] [mizu wear=u pose=1 pos=c b=2 e=2a m=8] みずきが親しげに数人の職人さんと会話をしている。職人さんたちの表情はみんな穏やかで、みずきは愛されているのだと感じた。[pcm] 「みずきち、楽しそうだね」[lr] 伊万里が言う。[lr] 「そうだな」[lr] 俺たちは少し離れたところからそれを眺めていた。[lr] 俺は安心した。みずきはお人よしのおせっかい焼きだ。頼まれるとなんでも引き受けてしまう。[lr] それゆえに危うい所があるのだが、この木工所の人たちはそんなみずきの性質をしっかり理解しているようだった。[pcm] @cl @bg2 file="mokkou.jpg" rule="縦ブラインド(左から右へ)" time=1000 [mizu wear=u pose=3 pos=rc b=2 e=1a m=2] 「お待たせっ! それじゃあ、行こっか」[lr] みずきがツインテールをはためかせて戻ってくる。[lr] いつの間にか職人さんたちはそれぞれの仕事に戻っていた。[lr] 「みずきは木工所の人たちと仲がいいんだな」[lr] 俺は何気なく聞いてみた。[lr] [mizu wear=u pose=3 pos=rc b=2 e=2a m=2] 「そうだよ。子供の頃からよく見に行ってたからね」[lr] みずきは無邪気に笑う。その笑顔に一切含むところは無い。心からこちらを信じきっているからこそ出来る表情だ。[pcm] [imar wear=u pose=1 pos=lc b=1 e=1a m=3] 「じゃあ、みずきちもあんなふうにがーって豪快に木を切ったりできるんだ」[lr] 伊万里も乗ってくる。大仰な身振りで真似る。[lr] 視線の先には、先ほど玄さんと呼ばれた職人さんが一抱えもある電気のこぎりで材木を切断しているところだった。[lr] [mizu wear=u pose=2 pos=rc b=1 e=1a m=1] 「もちろん! 一通りの作業出来るよ。こんど伊万里にも見せてあげる」[lr] [imar wear=u pose=1 pos=lc b=1 e=5a m=3 s=1] 「……えっ。あ、うん、今度ね」[lr] [imar wear=u pose=1 pos=lc b=5 e=6a m=4 s=1] 伊万里がしまったという顔をする。険しくなる眉間。この馬鹿……。[pcm] 「おい、伊万里」[lr] [imar wear=u pose=1 pos=lc b=3 e=4a m=10 s=1] 「わかってるよぅ……失言したんだよぅ」[lr] [imar wear=u pose=1 pos=lc b=3 e=4a m=4 s=1] まったく、みずきの性格を考えてものを喋れってんだ。[lr] [mizu wear=u pose=1 pos=rc b=8 e=1a m=4] みずきにそんなことを言ったら、たとえ不慣れでも無理して見せようとするに違いない。それで怪我でもさせたら大変だろう。[lr] みずきは優しい。どんな時でも自分より他人を優先する。人の為になら、自分を省みない。故に、危うい。[pcm] 俺と伊万里はあの事故からそれを学んだはずだ。[lr] だから、俺たちはみずきの身を案ずる。ここの人たちはそれを知っている。[lr] けれど、学校でみずきの危うさを知っているやつは少ないのだ。[lr] みずきは、俺たちが守らないと……。[pcm] @playse storage="Vibes08.ogg" 不意にどこからか携帯のバイブが聞こえた。反射的にポケットの携帯を探る。[lr] ……違った。姉さんからでもかかってきたのかと思ったがどうやらそういう訳では無いらしい。[lr] [mizu wear=u pose=1 pos=rc b=1 e=1a m=10] 見ると、みずきでもないらしい。ふるふると首を振る。ツインテールがそれにあわせて揺れた。[lr] [imar wear=u pose=1 pos=lc b=1 e=1a m=10] 「あれ……じゃ、ボクの携帯かな?」[lr] 伊万里が怪訝な顔をしてカバンを漁り始める。その間にも振動音は鳴り続ける。[lr] カバンの底から発掘された携帯は、はたしてその音の発生源だった。[pcm] [imar wear=u pose=1 pos=lc b=3 e=4a m=11] 「うー……あーんー」[lr] 携帯の画面を確認し、唸り声をあげる伊万里。[lr] [imar wear=u pose=1 pos=lc b=3 e=8a m=11 t=2] 「ううう~~~」[lr] そして、急に涙を流しはじめた。なんだなんだ? どうしたんだ、いったい。[lr] 「どうした伊万里」[lr] [imar wear=u pose=1 pos=lc b=3 e=3a m=4 t=1] 「うー……」[lr] 伊万里は言いよどむ。なんだ? 何かやましい事でもあるのだろうか?[lr] [mizu wear=u pose=3 pos=rc b=2 e=3a m=3] 「んー? どうしたの? 伊万里」[lr] みずきも疑問に感じたのか、伊万里の顔を下から覗き込む。[lr] [imar wear=u pose=1 pos=lc b=3 e=7a m=11 t=1] 「う~、みのり~ん! 遊びにいけなくなっちゃたかも~!」[pcm] @fadeoutbgm time=1500 @cl @bg2 file="trail.jpg" rule="縦ブラインド(左から右へ)" time=2000 @bgm file="n08.ogg" [mizu wear=u pose=3 pos=c b=2 e=2a m=2] 「伊万里、残念だったねっ!」[lr] 台詞とは裏腹に、みずきの声は弾んでいた。[lr] 俺たちは如月家の所有する山の中を進んでいた。目的地はわからない。みずきだけが知っている。[lr] 二月の山はとても冷えて寒かったけれど、首に巻かれたマフラーが風を阻んでくれた。[lr] [mizu wear=u pose=3 pos=c b=1 e=1a m=8] 「でもちょうど良かったよね。結局ゲームはできなかったんだし」[lr] そのマフラーは俺の首を包み込み、そのまま隣をいくみずきの首筋に巻きついている。[lr] [mizu wear=u pose=3 pos=c b=2 e=2a m=8] 両手はそのマフラーの端を大切そうに握り締めている。顔には満面の笑みが浮かんでいた。[pcm] [mizu wear=u pose=3 pos=c b=1 e=1a m=4] 「みのる、寒い?」[lr] 俺が無言でいることを怪訝に思ったのか、みずきが聞いてくる。いや、そうじゃないんだが……。[lr] 「なぁ、なんで俺たちはこんな恋人同士みたいなことしてるんだ?」[lr] [mizu wear=u pose=3 pos=c b=1 e=7a m=4] [mizu wear=u pose=3 pos=c b=5 e=6a m=8] みずきは数瞬考えていたようだが、少し困ったような笑顔で聞いてくる。[lr] 「みのるは……嫌?」[lr] 「いや……」[pcm] 確かに恥ずかしい。だが、別に誰かが見ているわけではない。ここは人気の無い山の中で、みずきと俺の二人しかいないのだ。[lr] ここに伊万里や、姉さん。それに毒男や長岡でもいようものなら全力で逃げ出すところだが、幸いにして本当に二人きりだ。[lr] そう、二人きり――。[lr] 「嫌なわけじゃないんだが、ちょっとはずかし――」[lr] [mizu wear=u pose=3 pos=c b=2 e=2a m=2] 「じゃあ気にしないっ!」[lr] みずきはそう言って笑った。[lr] 本当に上機嫌らしく、ツインテールがぴょこぴょこ跳ねている。本当にウサギの耳のようだと思う。[pcm] @fadeoutbgm time=1500 @cl [image storage="mokkou.jpg" layer="base" page=back grayscale=true rgamma=1.3 ggamma=1.1] [backlay layer=message] [trans rule="波" time=1500] [wt] @bgm file="n19.ogg" [imar wear=u pose=1 pos=c b=3 e=7a m=11 t=1] 伊万里にかかって来た電話は母親からだったらしく、どうしても手伝って欲しい用事が出来たから至急帰ってこいというものだった。[lr] すぐに家にかけ直した伊万里だったが、抵抗の甲斐なく『ボクもみのりんと遊びたかったよ~~』という叫びを残しながら、後ろ髪を引かれまくりで帰っていった。[lr] @cl そしてその後、みずきの家へ向かおうとした俺たちを「おおーい、お嬢」と、先ほど鈴木さんと呼ばれていた人が呼び止めた。[lr] [mizu wear=u pose=1 pos=c b=8 e=1a m=10] そういえば、とこちらへやって来た彼が言うには、今日はどうやら地元の名士同士の会合がみずきの家であるらしい。[pcm] [mizu wear=u pose=1 pos=c b=5 e=7a m=7] 「あー、それじゃあ無理だねー」[lr] みずきは困ったという顔をしながら言った。[lr] 「そんなに凄いものなのか?」[lr] [mizu wear=u pose=1 pos=c b=5 e=6a m=1] 「家の前に黒塗りの車がたくさん止まってたり、私もよく知らない大人たちが大勢いてね、とてもじゃないけどお邪魔できる雰囲気じゃないと思うよ」[lr] 「黒塗りの車……もしかして田舎のお金持ちって、ヤクザのお偉いさんとあんまり変わんないじゃないか?」[lr] [mizu wear=u pose=1 pos=c b=5 e=2a m=1] 「うーん、そうかもね。少なくとも車の趣味は似てるんじゃない?」[lr] そう言って苦笑いした後、今度はにっこり笑って目の前の職人にお礼を言う。[pcm] [mizu wear=u pose=1 pos=c b=1 e=1a m=1] 「うん。ありがとうね、鈴木さん!」[lr] 「いやいや、礼を言われるほどのもんでもないでさぁ。にしても、お嬢。隣の兄ちゃんが例の――」[lr] [mizu wear=u pose=1 pos=c b=2 e=2a m=2] 「うん、みのる」[lr] 「へぇ、君が稔君かぁ」[lr] [mizu wear=u pose=1 pos=c b=1 e=1a m=8] 鈴木さんが品定めでもするかのように、上から下へ下から上へと俺を見る。[lr] こういう風に見られることは正直気分のいいものではない。[pcm] 「あの、何か……?」[lr] 「ああ、いや、すまんねぇ。噂の稔君がどんな色男かと思ってねぇ」[lr] 「い、色男なんてとんでもないです……」[lr] 「いやいや、お嬢が君の話をよくするもんでね。今日のみのるはこうだった、ああだったってね」[lr] [mizu wear=u pose=1 pos=c b=8 e=9a m=10 c=1] 「はぁ」[lr] 「あんまり楽しそうに話すから一部では――」[lr] [mizu wear=u pose=2 pos=c b=3 e=1a m=11 c=1] 「すーずーきーさーん!」[lr] 唐突に、大声を上げてみずきが会話をさえぎる。[pcm] 「おっと、こりゃいけねぇ。ははは、それじゃあ邪魔なおっさんは戻りますかな」[lr] [mizu wear=u pose=2 pos=c b=4 e=3a m=9 c=1] 豪快に笑って鈴木さんは木工所の方へと踵を返す。そうして去り際に、[lr] 「稔君、お嬢を頼んだよ」[lr] と、俺にしか聞こえないような小声で言い残していった。[lr] [mizu wear=u pose=2 pos=c b=5 e=6a m=4 c=1] 「もう。鈴木さんってね、ああやっていつもあたしのこと――」[lr] そうやって文句をたれるみずきの顔は穏やかで、どこか楽しげで、本当に優しい人たちに囲まれているのだと実感した。[pcm] [mizu wear=u pose=4 pos=c b=1 e=7a m=10] しかしそれもつかの間、みずきの家へ行くことができなくなったため、どうしたものかと思案しなければならない俺たち。[lr] みずきも良いアイディアがすぐには思い浮かばないようで、しばらく二人で突っ立って考えをめぐらす。[lr] やはり少し時間はかかるが、街にでも行ってゲームセンターにでも行くしかないのだろうか。[lr] あまり良い案ではないが、そう提案しようと口を開こうとした瞬間、[wait time=500][mizu wear=u pose=3 pos=c b=8 e=1a m=1]パッと顔を上げたみずきが言い放った言葉が――。[lr] [mizu wear=u pose=3 pos=c b=2 e=2a m=2] 「じゃあさ、みのる、裏山にいってみようよ!」[lr] であった。[pcm] @fadeoutbgm time=1500 @cl @bg file="trail.jpg" rule="波" time=1500 @bgm file="n08.ogg" [mizu wear=u pose=3 pos=c b=1 e=1a m=1 c=1] 「みのる、マフラー暖かい?」[lr] 「ああ、暖かいよ」[lr] [mizu wear=u pose=3 pos=c b=2 e=2a m=1 c=1] 「よかった。長いの買った甲斐があったね」[lr] 「……しかし、みずき。いきなり山に行こうだなんてどうしたんだよ。ここに何かあるのか?」[lr] 俺は少しばかり呆れ気味に聞く。[lr] ; ざく、ざく、ざく[lr] 山の景色は無味乾燥としていて、葉っぱ一枚残らない裸の木が目立つ。二人分の土を踏みしめる足音だけが聞こえる。[lr] 寒風吹き荒む景色に、曇天の空はどこか物悲しげだ。いったいこんな寂しい場所に何があるというのだろう。[lr] 俺にはわからない。[pcm] [mizu wear=u pose=3 pos=c b=8 e=1a m=10 c=1] 「あれ? みのるは覚えてない?」[lr] 「何のことだよ」[lr] [mizu wear=u pose=3 pos=c b=1 e=1a m=8 c=1] 「みのるは何度かここに来たことあるよ?」[lr] 「そうだったかな。覚えてないけど」[lr] [mizu wear=u pose=3 pos=c b=2 e=2a m=2 c=1] 「もうすぐすれば、みのるも思い出すっ」[lr] 俺たちは荒れ果てた山道を登る。みずきのマフラーで俺たちは繋がっていた。だから二人ぴったりと並んで歩いた。[pcm] @cl @bg file="Lodge.jpg" rule="縦ブラインド(左から右へ)" time=1000 すこし開けた場所に出る。そこは森の境目で、ずいぶん長く放置されたのだろうか、変色した材木が積んである切り出し場の入り口だった。[lr] 材木の隣には小さな小屋が立っている。昔、ここが使われていた時の作業小屋だ。[lr] 「ここは……」[lr] [mizu wear=u pose=1 pos=c b=1 e=1a m=1] 「みのる、思い出した?」[lr] 「ああ、そうだ。ここは確か……」[lr] そうだ、ここは確かに何度か来たことがある。[pcm] それは、まだ俺たちが子供の頃の記憶。[lr] まだ内気で人見知りだったみずきが初めて俺を遊びに誘い、今のように二人だけで訪れた思い出の場所……。[lr] いつの間にか姉さんと伊万里が加わり、4人の秘密基地みたいになってたっけ。[lr] 「そうか。タイムカプセルか」[lr] [mizu wear=u pose=1 pos=c b=2 e=2a m=2] 「あったり!」[lr] ぴょこん、とウサギの耳が跳ねる。[lr] するするとマフラーを解くと、みずきはそれを俺に押し付け「ちょっと待ってて」という言葉を残して走っていく。[pcm] @cl 走っていく先は、うら寂れた小屋。[lr] みずきは小屋の扉の前まで行くと、しばらくガチャガチャと物音をたて、そして扉を開き、中に入っていった。[lr] おそらく、木工所に寄ったときにでも鍵を預かってきたのだろう。[lr] 俺はそれを見送ると周りの風景に目を移した。[pcm] まぶたを閉じれば思い出す。これもまた小学生のころ。[lr] 俺とみずきは、それぞれ自分の宝物を持ち寄って、大きめのクッキー缶に入れてタイムカプセルとしてこの場所に埋めたのだ。[lr] どちらが言い出した事かは忘れてしまった。忘れてしまったけれど、いつか大人になった時にそれを二人で掘り出しに来ようと誓ったのだ。[lr] そうだ、確か埋めた場所は……。[lr] 「みのるー、ほらスコップ!」[lr] 『小屋、大きい木、そこから五歩、珍しい石』頭の中でリフレインする言葉。その言葉どおりに歩く。場所はすぐに見つかった。[pcm] 小屋から数歩も離れていない。ただ、目印の大きな木は大きな切り株になっていたし、当時珍しい石だと思っていた岩も、いま見ればどうということもない変哲もない形をしていた。[lr] [mizu wear=u pose=3 pos=c b=1 e=3a m=8] 「……子供の頃の記憶って、変わっちゃうものだね」[lr] 帰ってきたみずきが言う。[lr] まったくだ。あの頃と俺たちの関係は何も変わっちゃいないのに、周りばかりがどんどん変わっていく。[pcm] [mizu wear=u pose=1 pos=c b=1 e=1a m=1] 「じゃ、日が暮れて寒くならないうちに掘り出しちゃおうよ」[lr] 「ああ、そうだな」[lr] [mizu wear=u pose=2 pos=c b=2 e=2a m=2] 「おっけー、おっけー! 穴掘りはあたしにまっかせなさい!」[lr] おなじみの台詞を口にすると、みずきは勢いよく、スコップを地面に突き立てた。[pcm] @playse storage="saku04.ogg" @cl @bg2 file="Lodge.jpg" rule="縦ブラインド(左から右へ)" time=1000 [mizu wear=u pose=2 pos=c b=1 e=1a m=4] 「ふう、結構簡単に出てきたね」[lr] 「そうだな、子供の力だからな。そんなに深くまでは埋めれなかったんだろうな」[lr] 僅かに泥が付いたまま切り株の上に置かれたそれは、やはり記憶とは微妙に違う小さな金属の缶だった。縁が微妙に錆びている。[lr] こんな薄っぺらな入れ物でよく今まで無事に埋まっていられたものだ。素直にそう思った。[pcm] 「これはこのまま持ってて、小屋の中で開けようぜ」[lr] 二月という冬場でも運動をすれば少しは汗もかく。自分はともかくとして、このままここに居ればみずきが風邪を引きかねない。[lr] それに、俺が風邪を引いたって、どうせみずきは世話を焼きに家までくるだろう。そこでうつしてしまっては元も子もない。[pcm] [mizu wear=u pose=1 pos=c b=1 e=1a m=1] 「そうだね……[wait time=500][mizu wear=u pose=1 pos=c b=1 e=4a m=8]あ、でも」[lr] 素直にうなずくかと思ったみずきは少し悪戯っぽく笑って、踵を返した。[lr] [mizu wear=u pose=1 pos=c b=2 e=2a m=8] 「みのる。ちょ~っとだけ、そこで待ってて」[lr] @cl そしてそのまま小屋まで駆けていくと、一抱えもあるやたら物騒な代物を抱えて帰ってきた。[pcm] [mizu wear=u pose=1 pos=c b=1 e=1a m=1] 「はい、みのるこれ持つ! 危ないから落としちゃダメだよ」[lr] 「お、おまえこれって……」[lr] どしり、と確かな重量が両手にのしかかる。それは作業用の機械のようだった。[lr] ただの機械じゃない。仄かに香るガソリンと、オイルのにおい。錆びた鉄。エンジンがついていた。[lr] そしてそこからにょっきりと生えた剣呑で、黒光りするブレード――。[lr] こ、これは……。[pcm] 「チェ、チェーンソーじゃないか! なにすんだよ、こんなもん持ってきて!」[lr] [mizu wear=u pose=2 pos=c b=2 e=2a m=2] 「みのるにあたしの特技見せてあげるっ!」[lr] 「と、特技ってお前……」[lr] [mizu wear=u pose=2 pos=c b=1 e=1a m=8] みずきは手早く、やたら厚手で丈夫そうなエプロンをかけ、手袋とゴーグルを装着した。[lr] そして、材木置き場の方へ行くと、少し大きめの丸太を転がしてくる。それを手ごろな切り株の上に乗せた。[lr] [mizu wear=u pose=1 pos=c b=1 e=1a m=1] 「本当は音がすごいからイヤープロテクターもつけなきゃいけないんだけど、今日は持ってきてないから」[lr] みずきは俺からチェーンソーを受け取る。[pcm] 「なんか……すげー格好だな」[lr] 俺は困惑していた。急にそんなものを持ち出したみずきの考えがわからなかった。[lr] [mizu wear=u pose=2 pos=c b=2 e=2a m=2] 「大丈夫、大丈夫。あたしに任せておきなさいっ!」[lr] そんな俺を無視して、みずきは得意そうに笑う。[lr] [mizu wear=u pose=2 pos=c b=1 e=1a m=1] 「危ないから、みのるは離れててね」[lr] そういって、エンジンスタータを一気に引っ張る。[lr] どるんっ[lr] 低い音が鳴る。それに続き、ドッドッドッドという断続的なエンジン音が山間に響く。[pcm] 「何するつもりなんだ?」[lr] [mizu wear=u pose=2 pos=c b=2 e=2a m=2] 「えへへー、ひみつ~。みのる、しっかり見ててねっ」[lr] @playse storage="chainsaw1.ogg" みずきはそう宣誓するや否や、エンジンの回転をブレードに伝えるスイッチを入れた。[lr] [mizu wear=u pose=2 pos=c b=1 e=1a m=1] @playse storage="chainsaw2.ogg" 瞬間、悲鳴のような轟音が場を満たす。みずきの操る高速で回転するブレードが丸太の端に触れた時、その音はひと際高まった。[lr] [mizu wear=u pose=2 pos=c b=3 e=1a m=8] 接地点が木屑で霞む。みずきはぐっと踏み込むと、押し返されないように力を込めた。[lr] そしてそのまま、振りぬく。ぽーんと、切断された木片が飛んでいった。[pcm] みずきはブレードを器用に操り、丸太を寸断していく。さらに破片が飛び、粉が舞う。[lr] [mizu wear=u pose=2 pos=c b=2 e=2a m=8] その中でみずきは楽しそうにブレードを振り続けた。俺はそれを見て、まるで踊っているようだと感じる。[lr] みずきが右にブレードを振れば、頂上部の出っ張りがあっさりと落ちる。みずきが左にブレードを捻れば、中ほどに大きな裂け目が生じた。[lr] そして、見ているうちに、丸太が何がしかの形を取りはじめる。[lr] 最初に大まかに粗が落とされ、饅頭のような概観が見えてきた。次に、ブレードの先端を薄くあて、線が入れられる。[lr] それに沿って、薄く表面を撫で削っていく。[pcm] @playse storage="chainsaw3.ogg" @bg file="Lodge_ev.jpg" time=1000 いつの間にか、丸太は台座の上に座った立派なウサギの彫刻にかわっていた。[lr] [mizu wear=u pose=2 pos=c b=2 e=1a m=2] 「よし、出来上がり!」[lr] ぐいっと、ゴーグルをあげたみずきの頬には汗がにじんでいた。[lr] 「こ、これは……」[lr] [mizu wear=u pose=2 pos=c b=2 e=2a m=2] 「すごいでしょ! チェーンソーカービングっていうの。チェーンソーを使って彫り物をするスポーツなんだけど、あたし最年少で大会だって出たことあるんだよ」[lr] 「た、確かに……これはすごいな」[lr] 本当にあっという間のことだった。時間にしても二十分もかかっていないだろう。その間にみずきはこのウサギの像を作り上げてしまった。[pcm] [mizu wear=u pose=2 pos=c b=1 e=3a m=8] 「でしょ? 家にある椅子だってあたしが作ったんだから」[lr] そう胸を突き出すみずきは誇らしげだ。[lr] 「お前、昔からこんな事を?」[lr] [mizu wear=u pose=1 pos=c b=8 e=1a m=10] 「そうだよ。木工所のみんなにだって、チェーンソーの取り扱いなら負けないの。新しく入ってきた人に教えてあげる事だってあるんだから」[lr] 俺はあっけに取られる。こいつ、こんな危ない事までしてたのか……。[pcm] 「みずき、お前どうでもいいけど、怪我だけはすんなよ」[lr] [mizu wear=u pose=3 pos=c b=1 e=4a m=8] 「んー? なになになにぃ? みのる、あたしのこと心配してくれるの?[wait time=500][playse storage="futon.ogg"][mizu wear=u pose=3 pos=c b=2 e=2a m=2 size=L] うれしい!」[lr] チェーンソーを下ろし、プロテクター類を外したみずきが腕にしがみついてくる。ツインテールがまたぴょこんと跳ねた。[lr] 「ば、ちがっ……俺は前みたいな事故はごめんなだけだっ」[lr] [mizu wear=u pose=3 pos=c b=2 e=2a m=8 size=L] 「んー、いいのいいの。あたしはちゃーんとわかってるから! ありがとう、みのる」[lr] もう、みずきは俺の言葉なんか聞いちゃいない。[lr] ひたすら笑顔で俺の腕に、その少しふくらんだ胸を押し付けてくる。[pcm] 「う、あ……」[lr] 顔面が熱をもっていくのが自分でもわかった。俺は少し乱暴な態度でみずきを振り払う。[lr] 「と、とにかく! 危ない事はするな! 以上!」[lr] [mizu wear=u pose=3 pos=c b=1 e=1a m=10] 急に引き離されたみずきはしばらく呆然としていたが、俺の顔に浮かんだ照れを理解したのか、にんまりと微笑んだ。[lr] [mizu wear=u pose=3 pos=c b=2 e=2a m=8] 「うん……わかったよ、みのる。これから気をつけるね」[lr] 「お、おう……わかったのならいいんだよ。わかったのなら……」[lr] [mizu wear=u pose=1 pos=c b=1 e=1a m=1] 「それじゃ、わかったところで、そろそろ帰ろうか! ほら、お日様も沈んじゃうよ?」[lr] 言われてみれば、周りはもう一面オレンジ色の光につつまれていた。[pcm] 冬の日の入りは早い。ぼやぼやしていれば、あっという間に闇夜に包まれることだろう。[lr] 「それじゃあ帰るぞ。ほら、そのチェーンソー片付けてこいよ」[lr] [mizu wear=u pose=1 pos=c b=2 e=2a m=2] 「おっけー、おっけー! 行ってくるからすこーし待っててね」[lr] @cl そう言い残して、みずきは駆けていく。俺はその後ろ姿を眺めながら、少し笑った。[pcm] @fadeoutbgm time=1000 @cl @bg file="black.jpg" time=1000 [jump storage="main.ks" target="*night" cond="sf.releaseMode==1"] ;[jump storage="cmmn.ks" target="*0203n"] [jump storage="scenemenu.ks"] [s]
https://w.atwiki.jp/kirakira_dangerous/pages/38.html
はーじまーるよー。 他作者様、そして読者の皆さんこんにちは。栃木からの刺客、一番早アルティエです。 フルネームが長めなんで以降はアルとお呼び下さい。よろしくアルよ、なんちて。 さて、クッソメタい挨拶に困惑している人も多いと思いますので私について説明しましょう。 私は殺人鬼などではありません。ただのカレー屋です。 つい先日、山乃端一人さんが何者かに殺害され、私アルはその現場にいました。 あっ、もちろん犯人じゃないです。死体発見者の一人というだけです。 そして、死体発見の恐怖と何処からか放たれた強烈な殺意で無事気絶。その後のお巡りさんの厳しい取り調べもあわさりストレスによる魔人化となったのです。 私が獲得した魔人能力は『キラダンはスマホと共に』といいます。 私の持っているスマホからはキラキラダンゲロスのwikkiページを見る事ができ、これによって私は皆様のいる『上の世界』の存在やこの世界のルールを知る事が出来たのです。 そんなわけで、状況を知った私はただ今発狂寸前です。 こちとらカレー南蛮好きの一般人アルよ。 殺人鬼相手に三回も四回も勝てるかー! 初戦で死ぬわー!つーか人殺しになんてなりたくねー!でも殺さないと存在が消去されてまうー!どうすればいいんだー!うわあー! ・・すみません、取り乱しました。 汚い文字数稼ぎはこのくらいにして、本題に入ります。 私は今から人を一人殺さないと存在が消去されてしまいます。 ですが、成り立てホヤホヤの非戦闘系魔人である私は肉体的にも精神的にも殺人は厳しいです。 なので抜け道を使おうと思います。 キラキラダンゲロスのwikkiを確認した所、11月26日時点の殺人ノルマについてのレギュレーションは以下の様になっています。 『東京内で最低一人殺せ』 『不死者は死亡と見なせる状態にすればオーケー』 『殺害方法は他人を操る等間接的なものでもよい』 『人間社会に溶け込み意思疏通できるなら人間以外でもよし』 『死後復活させるとか温い事禁止』 お気づきでしょうか。このレギュレーション通りなら別に戦闘しなくていいんです。 強敵と殴りあって俺ツエーアッピルしなくてもいいんです。 他の参加者さん達はここで思いっきり強さを見せつけるでしょうが、私には見せられる強さも狂気もありません。 車で子供をはねるとかボケ老人を毒殺するとかが手軽でしょう。 ただし、そういった方法は簡単ではありますが立派な犯罪です。 ただでさえ山乃端一人さんの件で警察にマークされてるかも知れない私がこんな事したらすぐ犯行が露呈してガメオベラでしょう。 お待たせしました。アルのノルマ達成方法を発表します。 まず、昼の内に銀行に行って500万引き出します。足りなければ借金も覚悟していましたが無事500万引き出せました。真面目に社会人していた自分に感謝アル。 次に500万を50万×10に分割し封筒に入れます。この封筒を持って夜の街のある場所へ向かいます。 着きました。歌舞伎町歓楽街の裏にある産婦人科。風俗で働くお姉さん達が妊娠検査や中絶に利用する病院です。 勘のいい皆様はもうお気づきですね。 そうです。私は風俗嬢に中絶費用を渡す事でプロローグノルマを達成するのです。 胎児は法的に人に含むかは微妙か所ですが、胎教というコミュニケーション手段があり、妊娠の発覚は間違いなく社会に影響を与えるので胎児の中絶に協力するのは今大会のレギュレーション的に殺人に含むのてす。たぶん。 では、病院の近くで挙動不審な女性を見つけ次第お願いしていきましょう。 「あー、どうしようかしら。ソワソワ」 さっそく見つけました。イクゾー 「そこのお嬢さんー!」 「ひえっ!」 「妊婦ですか?妊婦ですよね?私、お金に困った妊婦に中絶費用を援助しておりまして・・・」 「いやぁー!!」 残念、逃げられてしまいました。 まあこのぐらいは計算の内です。どんどんイクゾー デッデッデデデデ!(カーン)デデデデ! デッデッデデデデ!(カーン)デデデデ! 「妊婦さんですよね?」 「違います」 ぺーぺぺぺーぺーぺーぺーペペペペッペー ペッペッペペペーペペペッペッペーペペー (デッデッデデデデ!〈カーン〉デデデデ!) 「中絶にお困りでしたら」 「知らない人から施しは受けないわ」 ぺーぺぺぺーぺーぺーぺーペペペペッペー ペッペッペペペッペーペッペーペーペペー (デッデッデデデデ!〈カーン〉) 「あの、中絶のお助けを」 「おう、兄ちゃん。ウチの子になに絡んでんや?」 テレレーレーレレーテレレレーレーレテレレッテー(カーン) 「お願いします受け取って中絶してください!」 「意味わかんないんだけど」 テレレーレーレレーテレレレーレーレテレレッテー(カーン) 「ここに50万」「・・・(無言で立ち去る)」 「私が代わりに払い」「死ね」 「どうか!」「はぁ?」 「私を助けると思って!」「何言ってるの?」 「お願いじまあぁず!!!」 デッデッデデデデ!(カーン)デデデデ! デッデッデデデデ... はい、全滅です。いやあ人一人殺すのがこんなに大変とは思いませんでした。 歌舞伎町の尻軽女達なら割りと簡単に乗ってくれると思ったのですが。 仕方ない、別の手段を考えますか。 勿論、合法的手段ですよ。 「おじさーん、50万円くれるってマジ?」 帰る準備をしていた私の前に小汚ないギャルが声を掛けてきました。 これこれ、こういうのを待っていたんです! 「そうだよ。おじさんは妊婦の中絶費用を代わりに払ってあげたくて仕方ないんだ」 「ふーん。じゃ50万ちょーだい」 「はい」 「サンキュー」 ギャルは50万を受けとると病院には入らず、そのまま去ろうとしました。 「ちょ、ちょっと待って!そこの病院で中絶してくれないと困るよ!」 「大丈夫、妊娠したらこのお金使わせてもらうから。じゃーねー」 それじゃあ駄目なんだよ! プロローグ期間は山乃端一人が死んでから数日しかないんだ! 今妊娠していならプロローグ終了までに絶対間に合わない! 私はギャルの背に飛びかかりお金を取り戻そうとしました。 「返せ・・・っ!俺の金だ、それは俺の命を繋ぐ金かんだ!今妊娠してないなら返せよ!」 「ええっ?くれるって言ったじゃん!離してよ!キモイ!」 私は彼女と揉み合いにかり、地面に倒れこみました。そのまま馬乗りになり、数度顔を殴り大人しくさせ、50万を取り返し帰宅しました。三次女は糞。はっきりわかんだね。 今日は何やっても駄目ですね。 もう寝ます。おやすみ。 『次のニュースです。先日夜八時ごろ歌舞伎町のクラブに勤務していた女性が意識不明の状態で路上に倒れているのが発見され、病院に運ばれましたが本日死亡が確認されました。亡くなった女性は小木屋瑠美(おぎやるみ)さん二十才。先日にの夕方にカレー南蛮と書かれたオレンジのシャツを着た男性と言い争いをしていた事が目撃されており、警察による調査が続いています』 ふあー、皆さんおはようございます。あ、ラジオつけたまま寝てたわ。消しとこ。 えー、今日はは戦いに備え武器や衣装を準備したいと思います。 え?プロローグ分の殺人ノルマですか? それはご心配なく。実は昨日帰宅後に栃木の実家に電話したんです。私もうすぐ死ぬかもしれないですしおすし。 そしたらですね、中学生の妹が妊娠してしまったという話を聞かされたんですよ。 当然、東京の病院での堕胎をゴリ押ししました。普段の私ならショックで何も言えなかったでしょうが、キラダンに巻き込まれた事と中絶狙いで動き回っていた事もあってスラスラ説得の言葉が出たんです。 ノルマについては無事解決したので、残りの準備をしていきますね。 まず武器。これは仕事で使っている包丁でいいでしょう。毒も候補でしたが、一番使いなれた物をメインウエポンにする方がいいですよね。 柄と刃が完全一体化しているチタン製肉切り包丁。これが私の愛用品です。 ですが、仕事で使っているやつで人を切るのもアレなんで、予備として保管してあった新品でいきます。 次に衣装ですね。上はこのカレー南蛮Tシャツ、ズボンはジャージでいいとして、後は殺人鬼らしくマスクが必要ですね。 よーし、カレー屋らしいマスクを自作してみますか! 殺人鬼マスク製作開始です。用意するのはこちら。 愛用の肉切り包丁。豚。石膏。シリコン。裁縫セット。 まずシリコンで私自身の顔の型をとり、石膏を流し込んで像を作ります。 石膏像が固まるまでの時間を使って、マスクに使う豚皮をはぎ取ります。 私はカレー屋なので元気な豚を常に数匹確保してるのでそれを使います。 それでは、豚達のいる地下室にイクゾー デッデッデデデデ!(カーン)デデデデ! デッデッデデデデ!(カーン)デデデデ! 「よう、元気だったか豚野郎ども」 「ぶひー」 ぺーぺぺぺーぺーぺーぺーペペペペッペー ペッペッペペペーペペペッペッペーペペー (デッデッデデデデ!〈カーン〉デデデデ!) 「今日はまだ殺さねえよ。ちょつと皮が欲しいだけだからな」 「ぶー?」 ぺーぺぺぺーぺーぺーぺーペペペペッペー ペッペッペペペッペーペッペーペーペペー (デッデッデデデデ!〈カーン〉) 「背中の皮全部もらうが、大人しくしてりゃまだ生きていられる」 「ぶー!ぶー!」 テレレーレーレレーテレレレーレーレテレレッテー(カーン) 「はーい、ちょっとチクっとしますよーなんちて」 「ぶ・・・ぶぎゃああああ!」 テレレーレーレレーテレレレーレーレテレレッテー(カーン) 「豚が人間みたいな悲鳴あげるんじゃねぇ!」 「ぎゃあああ!!!」 「大人しくしろ!この食い逃げ豚野郎!」 デッデッデデデデ!(カーン)デデデデ! デッデッデデデデ... はい、こちらがマスクの材料となる豚のとれたてピチピチな背中の皮です。 これの余分な脂肪を包丁でそぎおとした後、お湯で洗い乾燥させます。 乾燥させた皮を裁縫セットを使いマスクの形になるように縫い合わせていきます。 石膏像に被せて出来映えを確認して微調整したら完成です。 出来ました。豚皮使用の豚顔マスクです。 本戦ではこのマスクを被って包丁振り回して戦っていきます。 衣装も出来たのて後は通り名ですね。 豚マスクのカレー屋なので『ポークカレー』にします。 私は本物の殺人鬼じゃなく巻き込まれた一般人ですから、こういう普通っぽいのでいいんですよ。 という訳でプロローグでやる事完了です。 ドンドンパフパフー。 完走した感想ですが、正直凄く不安です。 私は怖いんです。殺人鬼もそうですが、この私自身の魔人能力が。 このスマホを手に入れて、世界のルールを知る事により存在の消滅から逃れられました。 しかし、その代償として私は妹のお腹の子を捧げてしまったのです。 これから先、殺人鬼達との戦いに生き延びたとしても、そこに立っているのは『私だったもの』なのかも知れないのです。 大人しく消滅を待てばよかったと後悔するかもしれません。ですが、もう私は前へと進んでしまいました。こうなったらいけるところまでいくしかないですね。 それでは私の名がwikkiに載った頃、またお会いしましょう。サラダバー!