約 1,751,553 件
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/10180.html
テレサ・リナレス + 目次 ベルセリア レイズ ベルセリア 「それが秩序維持のために“聖寮”が敷いた規則です。違いますか?」 年齢:24歳 性別:女性 身長:168cm 体重:??kg 声優:堀江由衣 対魔士の組織「聖寮」の一等対魔士。 なにより理を重視し、教条主義で物事を判断・行動する冷徹な女性で、 過酷な任務を淡々と果たす姿から『氷の聖女』と呼ばれている。 異母弟のオスカーを溺愛しており、 二人だけの時には優しい表情を見せる。 + ネタバレ ドラゴニア家の側妾の娘で、母親は身分が低く、母親が亡くなってからは彼女は使用人として冷遇されていた。 そんな中、オスカーだけは彼女を家族として接していたため、彼を溺愛するようになる。 彼女が耳に着けているイヤリングも、本来はオスカーが一番大切な女性(=婚約者)に渡すべきものを、 彼は言葉通りの意味で受け取ったのか、彼女の誕生日にプレゼントとして渡したものである。 ベルベットには街を破壊されたこと以上にオスカーの顔に傷をつけたことで、激情を見せる。 後にオスカーがベルベットを倒すべく、危険な神依を行使することに異議を唱えるも、聖隷を取り上げられてしまう。 しかしカノヌシの甘言によりベルベットと合流し、喰魔ディースと融合することで、彼女を倒そうとする。 結局敗れた彼女を庇い、神依化するも暴走したオスカーを目の前でベルベットに殺されたことで激昂、 ベルベットに襲い掛かるも、ベルベットもまた錯乱し、そのまま彼女の手に掛かり命を落とすこととなった。 その魂は後に、ベルベットの手により聖主アメノチの礎として捧げられることとなる。 ▲ レイズ + ネタバレ 4部2章で、アルトリウスの側近として具現化している事が明かされた。 ▲
https://w.atwiki.jp/gods/pages/131614.html
イーナマリーフォンバッセヴィッツレーヴェツォー(イーナ・マリー・フォン・バッセヴィッツ=レーヴェツォー) ドイツのメクレンブルク=シュヴェリーン大公の系譜に登場する人物。 関連: カールフォンバッセヴィッツレーヴェツォー (カール・フォン・バッセヴィッツ=レーヴェツォー、父) マルガレーテフォンデアシューレンブルク (マルガレーテ・フォン・デア・シューレンブルク、母) オスカーフォンプロイセン (オスカー・フォン・プロイセン、夫) オスカーフォンプロイセン(2) (オスカー・フォン・プロイセン、息子) ブルヒャルトフォンプロイセン (ブルヒャルト・フォン・プロイセン、息子) ヘルツェライデイーナマリーフォンプロイセン (ヘルツェライデ・イーナ・マリー・フォン・プロイセン、娘) ヴィルヘルムカールフォンプロイセン (ヴィルヘルム・カール・フォン・プロイセン、息子) 別名: イーナマリーヘレーネアデーレエリーゼフォンバッセヴィッツレーヴェツォー (イーナ・マリー・ヘレーネ・アデーレ・エリーゼ・フォン・バッセヴィッツ=レーヴェツォー)
https://w.atwiki.jp/karakuri_ss/pages/465.html
ギャグクリオー日和OPテーマ 歌:ファントム・オーガ バチカンの街には 法王(まもの)が住むの ヘタリアの剣士は みんな対空死んでる 新たに女性が入るも やっぱ対空死んでる シンちゃんとカー兄貴 所属違うけど シンちゃんの同僚は カー兄貴の友達 大体そんな感じ ギャグクリオー日和 『地球へ…』 地球とアムステラ戦争が始まってからかなりの時が経った。 地球人の予想以上の抵抗により遅々として進まない侵攻についに一人の男が立ち上がった。 オスカー・フォン・ベインシュテルン、ユリウス宰相の腹心であり優秀な武人として知られている。 彼は最新の強化人間三人(イオ、アシェル、ウドラン)を連れ今まさに地球へと到達しようとしている。 地球の命運はここまでなのか!? アシェル「後、数分程で地球のアメリカという大陸に着陸の予定です」 ヒゲ「…」 アシェル「オスカー様?」 アシェルの言葉には答えず、オスカーはタイミングを見計らうかのように目前に迫る 青い星を見つめ続ける。 そして、輸送艦が大気圏に到達したと同時にハッチを開け雪烈華(セツレッカ)を発進させたぁ! ヒゲ「よっしゃ一番乗り!」 アシェル「あっ、自分一人で先に乗り込むつもりだ!」 イオ「ずるい」 非常に好戦的なオスカーは輸送艦でのゆるりとした到着を我慢する事が出来なかったのだ。 華麗なポーズを取りながら外付けのスラスターを噴かせてアメリカへと突っ込んでいく。 だが、彼の先行を許す程部下の強化人間は緩い性格をしていなかった。 イオ「飛べ、辛煉種」 ズシャァァ! イオの愛機、虚輪(コリン)のビットが雪烈華の尻に刺さる。 ヒゲ「ケツがぁ!!」 ビクンビクンと痙攣し動きを止めるオスカーの機体、これは決して彼のアナルが弱いのでは無く、 辛煉種に仕込まれたウイルスの効果である。 動きを止めた雪烈華を捕獲し、一旦全員が輸送機に戻る。 ヒゲ「いいですか、イオ。味方の、それも指揮官機体を後ろから撃つのは軍人として 絶対やっちゃいけないことなんです」 イオ「オスカー様が一人で抜け駆けするから」 アシェル「そうですよ、僕らだって一緒に戦いたいのに勝手に行かないでくださいよ」 ヒゲ「私達はそれぞれが圧倒的武力を持っています、だからこそ仲たがいなどしてはいけません」 アシェル「いや、ですからオスカー様が」 ヒゲ「思いだすのです、ウドランが最後に言った言葉を」 地球到達寸前、ウドランは窮地に追い詰められていた。まさか味方だと思っていた奴ら全員が 自分に牙を剥くなんて、絶対に信じられない事だった。 ウドラン「や、やめろよ。やめたほうがいいって、俺様のプロペラントタンク公衆便所みたいな 臭いするからさ、や、やめーろーよー」 ヒゲ「…そうです、今回出撃出来ないウドランの為にも我々は仲たがいしてはいけないのですよ」 アシェル「いや、だからオスカー様…でも…」 共犯者という鎖がアシェルのツッコミを鈍らせる。 イオ「では、全員一緒に移動しますか?」 アシェル「う、うん。まあそれなら平等だね」 ヒゲ「それで行きましょう」 これ以上オスカーを攻めても事態は好転しないと考えたアシェルはイオの建設的な意見に賛同し、 自分への矛先をそらせられるとばかりにオスカーも追随した。 ヒゲ「じゃ、せーの」 イオ「せーの」 アシェル「せーのっと」 全員が輸送艦から同時に出発し、同じだけスラスターを噴かせる。 これで全員同時に到着出来ると思いきや、そうは問屋がおろさない。 ヒゲ「あれ?『せーの』って合わせたのにアシェルの機体だけ随分前に進んでませんか?」 アシェル「お忘れですか、僕の羽叫(ウキョウ)は超加速特化機ですよ。同じだけ進めってのが無理な話です」 イオ「これじゃあアシェルがどんどん先に行ってしまいますね」 ヒゲ「ダメですダメダメ!全員一緒に着かないとこの『せーの』に意味がありません!」 アシェル「オスカー様が真っ先に抜け駆けしたくせに…」 ヒゲ「思い出すのです。ウドランが出撃不能になる半日前に言った言葉を」 アムステラを旅立った後、4人を乗せた輸送機は地球以外の異星人に襲撃されていた。 オスカー、イオ、アシェルの機体は傷こそつかなかったものの、その戦いで燃料の大部分を使いきっていた。 ウドラン「何ヒソヒソ俺様の臥碧鬼(ガヒャッキ)見て話してるんだよ、 燃料ならこいつの使えばとかそういうの冗談でも言うなよ。…え、冗談じゃないの?」 ヒゲ「では到着まで全員輸送機に篭って着陸後迫ってくる地球人を迎撃という形で…」 アシェル「それなら平等ですね」 イオ「ではそれで」 無表情で肯定しつつイオは輸送機の外にビットを待機させる。 アシェル「イオ!そのビットそういう使い方できたの!?」 イオ「さっきやってみたら出来た」 ヒゲ「駄目ですー!!何で二人ともそうやって出し抜こうとか考えるんですか!?」 アシェル「だから、そもそもはオスカー様が」 ヒゲ「こんな事じゃ出撃不能になったウドランが悲しみますよ! 思いだすのです、彼が出撃不能になる前日の事を」 強化人間用の機体を全て乗り込ませた後、オスカー達と他の乗員は あまりに巨大な臥碧鬼を見上げているとウドランは得意げにこう言った。 ウドラン「おいおいそんなに見つめるなよー、俺様は補給ユニットじゃねーぞ。 まあ、お前ら全員動かせるだけの燃料はあるかもしれないけどな。なーんちゃって、ブヒィ!」 ヒゲ「もうこうなったら全員で『ヨーイどん』で一斉に発進して恨みっこ無しで行きましょう」 アシェル「結局そうなるんですか。で、誰が『ヨーイどん』いうんです?」 ヒゲ「無論一番偉い私です」 アシェル「はーい、もうそれでいいでーす」 ヒゲ「では…位置について…」 輸送機のハッチが開き全員がスラスターを噴かせる。 この条件ならアシェル優勢だがスタートのタイミング次第ではどう転ぶか分からない。 そう、全てはオスカーの『ヨーイどん』にどれだけ即座に反応できるかにかかっている。 ヒゲ「エレガンッ!」 奇声と共に発進する雪烈華。無論のことイオもアシェルも反応すら出来ず、 1ターン分の距離を開けられた所でようやくスタートする。 アシェル「何ですか『エレガンッ』って!?『ヨーイどん』と全然違うじゃないですか!」 ヒゲ「お黙りなさい!勝てばいいのですよ!フハッハハハハハー!」 イオ「これはあまりにも酷い。飛べ、辛煉種」 再びイオのウイルスビット・辛煉種がオスカー機の背中に迫る。 だが― イオ「駄目、あとちょっとだけ届かない」 アシェル「イオ、僕の高性能レーダーを使って!!」 イオ「了解、さらに飛べ、辛煉種」 ズシャァァァ! ヒゲ「ケツがぁぁぁ!」 雪烈華のケツに射程が+1された辛煉種が命中、薔薇が散るエフェクトと共に痙攣し動かなくなる。 ヒゲ「全く、アシェル!そんな強化パーツどこで手に入れたんですか」 アシェル「地球に着くまでに戦った敵のボスが持ってました」 ヒゲ「とにかく、イオはそのビット全部収納して!アシェルも強化パーツは置いてきなさい!」 アシェル「はーい」 ヒゲ「では今度こそ正々堂々…ヨどん!」 再び不意打ちで雪烈華猛スピードで飛ぶ、虚輪と羽叫はまたもや1ターン分出遅れる。 アシェル「待てー!ヨどんって!ヨどんって!」 ヒゲ「うるさい勝てばよいのだよフハハハハハハハアー!!!!!」 イオ「大丈夫、オスカー様の機体は飛行向きじゃない上に重装甲」 イオの言う通り、雪烈華は緊急時の輸送艦からの離脱用に付けたスラスターで 飛んでいるだけであり、空戦機の羽叫はもちろんの事、比較的小型である虚輪も 1ターン分の差を瞬く間に詰めてくる。 ヒゲ「ぬわー、こいつら速い!」 アシェル「オスカー様が遅いんですよ、ではここで一気にトップはもらいます。変形!」 ジャッキーン! 羽叫が巡航形態へ変形し、同時に新型の重力制御装置『唄霊』が唸りを上げる。 ヒゲ「アシェルー!今それ使っちゃ地球の猿どもの目の前でガス欠になりますよ!」 アシェル「うるさいなあ、僕だって一番のりしたいんだよウッキャキャキャキャー!」 ヒゲ「させません、行けいロイヤルナイツ!」 オスカーの周りに現れたロイヤルナイツ羅甲がアシェルとイオに纏わりつき、ブレーキをかける。 アシェル「どこから出したんですか!」 イオ「理解不能」 ヒゲ「何か呼んだら出てきました!私もビックリです」 大量展開されたロイヤルナイツにより文字通り団子状態でアメリカ大陸に落ちていく三機 果たして最初に着陸するのは…。 ヒゲ「あ」 イオ「あれは」 アシェル「臥碧鬼」 それは夢か幻か、いや、まぎれもない本物の臥碧鬼だった。 燃料を全て抜き取られ動けないはずだったそれは三人がごちゃごちゃやってるターン分の回復により復活し、 ごく普通に輸送艦から発進したのである。 ウドラン「ここが地球のサルどものネグラか。俺様の砲撃機体の力を見せつけてやるぜぇ、 接近戦でな!なーんてな、ブッヒッヒャーイ!」 この後、臥碧鬼はアメリカ基地でマジすげえ戦果を上げるのだが オスカー達は何故か終始不機嫌だったという。 ギャククリオー日和EDテーマ 歌:にゃんガールズ にゃーにゃがにゃがにゃがー(にゃー) にゃにゃにゃがにゃがにゃんがー(にゃにゃー) にゃーにゃがにゃがにゃがー(にゃー) にゃにゃにゃにゃにゃんにゃがー(いえー) 終わり
https://w.atwiki.jp/mayyugioh/pages/291.html
オルトとオスカーのデュエルが繰り広げられる一方、宮殿の地下、パラフィリアとカマリエの戦いも佳境を迎えていた。 とは言ってもカマリエのカウンター戦術の前にパラフィリアの攻撃はことごとく防がれ、 カマリエのライフはほぼ無傷なのに対し、パラフィリアのライフは1000を切るという一方的な展開となっていた。 「フフフ、お楽しみいただけましたか?《サベージ・コロシアム》での舞踏は・・・」 現在パラフィリアの場にモンスターは無し、対するカマリエは攻撃力3500のモンスター《絶対服従魔人》を従えている。 《サベージ・コロシアム》で相手の攻撃を強制し、《ポールポジション》で自身の守りを固めることでじわじわとパラフィリアを追い詰める状態にあった。 「あの日のあなた方とのデュエルによってワタクシの計画は大きく修正を与儀なくされました。その報い、今こそ受けていただきますわ」 「やれやれ・・・その件についてはボクじゃなくエルギフに文句を言ってくれよ・・・」 追い詰められながら尚、軽口を叩いてパラフィリアはカードをドローする。 「ここまでなかなか面白いものを見せてくれたけど、お陰でキミの手札は尽きている・・・ キミのデッキは弱いものイジメは得意みたいだけど、攻撃力の高いモンスターを出されたらどうするのかな!?」 そう言ってパラフィリアは攻撃力4000の《Sinレインボー・ドラゴン》を特殊召喚した。 そのまま《絶対服従魔人》に攻撃を宣言する。 「残念ですがその攻撃も予測済みですわ。罠カード《ヘイト・バスター》を発動! 2体のモンスターを破壊し、《Sinレインボー》の攻撃力、4000ポイントのダメージをアナタに与えますわ」 《Sinレインボー》が消滅する。 やったか、いや《絶対服従魔人》はまだフィールドに存在している。 それどころかカマリエの場に妙なモンスター3体が出現したではないか。 「《Sinレインボー》をリリースして罠カード《ナイトメア・デーモンズ》を発動させてもらったよ。 この効果によりキミの場に3体の《ナイトメア・デーモン・トークン》が特殊召喚される!」 「苦し紛れのサクリファイス・エスケープですか・・・しかしこれで次のターンのアナタの敗北は確定的なものとなった!」 「それはどうかな・・・?ボクは速攻魔法《デーモンとの駆け引き》を発動!」 レベル8以上のモンスターが自分のフィールドから墓地に送られたターンに発動が可能となる《デーモンとの駆け引き》。 その効果によってパラフィリアはデッキから攻撃力3500の《バーサーク・デッド・ドラゴン》を特殊召喚した。 「このモンスターは相手の全てのモンスターに1回ずつ攻撃を行なうことができる・・・《ナイトメア・デーモン・トークン》を攻撃だ!」 《バーサーク・デッド》が燃え滾る火球を3回続けて放ち、3体の《ナイトメア・デーモン》はたちまち消しズミになる。 1体につき1500の超過ダメージ、加えて《ナイトメア・デーモン》は破壊された時800のダメージをコントローラーに与えるため、合計6900のダメージがカマリエを襲う。 「くうっ・・・!」 「これでお互いライフは残り僅か・・・まだ勝負は分からないよ!」 「追い詰められたネズミの最後のあがきという訳ですか。面白い・・・」 その時、強烈な揺れが地下牢の間を襲った。 「うわっ!一体何だ!?」 「これは・・・そうか、オスカー様が力を解放なされたのですね・・・!」 事態を察知したカマリエは、急遽デュエルディスクを収納した。 「勝負は預けます・・・こうなった以上、このカクリバンに長居は無用ですからね・・・では、ごきげんよう」 そう言い残し、カマリエは異次元へと姿を消した。 「ちぇっ、ま~た中断だよ・・・まぁいいや。ガルム、無事で良かった」 「ゴメンなさいパラフィリアさん・・・また私のせいで迷惑がかかったみたいで・・・」 「話は後後!なんだかヤバ気な感じだし早いとこここから脱出しよう」 パラフィリアはサイコパワーも使わず、カードの一振りでガルムを閉じ込めていた牢獄の錠前を切断してみせる。 「スゲ・・・」 「この程度はそのうちキミにもできるようになってもらうからね・・・さぁ行こうか」 所変わって玉座の間・・・ オスカーは強力なドラゴン族3体をもってして、今まさに勝負を決めんとしていた。 オルト LP 3800 手札 5 場 《アルティメット・サイキッカー》《サイコ・コマンダー》 リバースカード 1 オスカー LP 5400 手札 0 場 《混沌帝龍 -終焉の使者-》《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》《ダークフレア・ドラゴン》 リバースカード 1 「バトル!《ダークネスメタル》よ、《サイコ・コマンダー》を破壊しろ!」 《ダークネスメタル》が黒炎を放つ。 《サイコ・コマンダー》の効果は最大500ポイントまでしか適用することができない、《ダークネスメタル》の攻撃の前に成す術もなく焼き払われる。 「続けて《混沌帝龍》で《アルティメット・サイキッカー》を攻撃!」 混沌の力を帯びた眩きブレスを撃ち出す《混沌帝龍》。 バリアを張って対抗する《アルティメット・サイキッカー》だが、その威力の前にバリアごと貫かれ消滅する。 残る《ダークフレア・ドラゴン》の攻撃、しかしオルトの場には盾となるモンスターがいない。 そして《ダークフレア》の攻撃力2400ポイントは残るオルトのライフ2300ポイントを上回っている。 「ではさらばだ・・・《ダークフレア》よ、引導を渡してやるがよい!」 《ダークフレア》がオルトに止めの一撃を加えんと燃え盛るフレアを展開する、その時・・・! 「手札から《バトルフェーダー》の効果発動!こいつをフィールドに特殊召喚する!」 オルトの場に新たなモンスターが出現した。 さらに《バトルフェーダー》の鐘の音はオスカーのバトルフェイズを強制終了させる。 「ほう、防いだか・・・だが私の勝利は揺るぎはせぬ!我がライフ1000ポイントを払い、《混沌帝龍》!効果発動だ!」 メインフェイズ2、オスカーは《混沌帝龍》の持つ禁断の特殊能力の発動を宣言した。 「互いの手札、フィールドのカード全てを墓地へ送り、その枚数1つにつき300ポイントのダメージを貴殿に与える! この効果で墓地に送られるカードは合計9枚!よって2700のダメージだ!」 《混沌帝龍》が翼を広げて舞い上がり、フィールド全てを焼きつくさんと業火を発する。 「終わりだ!セメタリー・オブ・ファイア!!」 再び絶体絶命を迎えるオルト。 しかし彼はこの危機的状況においてニヤリと笑いを浮かべた。 「この瞬間を待っていた!オレは手札の《ライフ・コーディネーター》の効果を発動する!」 オルトの手札より現れた精神体が《混沌帝龍》の猛火を防ぎ止める。 「『ライフポイントにダメージを与える効果』を持つカードの発動を無効にし、そのカードを破壊する!!」 《ライフ・コーディネーター》に防がれていた攻撃が逆流し、《混沌帝龍》自身を消滅させた。 「なにぃっ!?おのれぇ!小癪な真似をぉっ!!」 これまで余裕を保っていたオスカーだったが、予想外の反撃に初めて怒りを露わにする。 「エンドフェイズ!リバースカード《超再生能力》を発動!このターン手札から捨てられたドラゴン族1枚につき、カード1枚をドローできる!」 このターン《手札抹殺》によって3体のドラゴンが墓地へ捨てられている、3枚のカードをドローするオスカー。 「一度は使い切った手札が・・・!オスカーめ、まだあんな手を用意していたのか!?」 「オルト!貴様は後悔することになる・・・!このターン敗北を受け入れるという選択をしなかった事をなぁ!ターンエンドだ!!」 オルト LP 2300 手札 3 場 《バトルフェーダー》 リバースカード 1 オスカー LP 4400 手札 3 場 《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》《ダークフレア・ドラゴン》 前のターンの猛攻を防いだとはいえオスカーが手札を補充した今、以前危機は去っていない。 「《バトルフェーダー》をリリースし、《マックス・テレポーター》をアドバンス召喚! ライフ2000ポイントを払ってデッキよりレベル3サイキックモンスター2体を特殊召喚する!! 来い!《メンタルシーカー》!《メンタルプロテクター》!」 「残り僅かなライフをさらに減らすか・・・まさしく背水の陣といったところだな」 《マックス・テレポーター》のライフコストを支払ったオルトに残されたライフは僅か300ポイントである。 しかし《ダークネスメタル》を放置していれば次のターン《混沌帝龍》を復活させてしまう。 オルトはリスク覚悟でこのターン攻撃を仕掛けるほかない。 「さらに《緊急テレポート》発動!デッキより《寡黙なるサイコプリースト》を特殊召喚!」 4体目のモンスターがオルトの場に並ぶ。 そしてオルトは《サイコプリースト》の効果を発動、手札の《調星師ライズベルト》をコストに墓地の《サイコ・コマンダー》を除外した。 「オレは《メンタルシーカー》《メンタルプロテクター》《サイコプリースト》の3体でシンクロ召喚! 顕現せよ!時空を司りしサイキックモンスター!《メンタルオーバー・デーモン》!!」 時空の狭間より《メンタルオーバー・デーモン》が出現する。 その姿は《メンタルスフィア・デーモン》を思わせる悪魔然としたものだが、全身は無機質な純白の装甲に覆われている。 「《サイコプリースト》が墓地へ送られたことにより、除外した《サイコ・コマンダー》をオレの場に特殊召喚する・・・ そして《サイコ・コマンダー》を《マックス・テレポーター》にチューニング!《ハイパーサイコガンナー》をシンクロ召喚!!」 オルトのエースモンスター《ハイパーサイコガンナー》が召喚される。 これで場には2体のレベル9モンスターが並び立った。 「《メンタルオーバー》の効果を発動、オレの墓地から《アルティメット・サイキッカー》を除外する」 《アルティメット・サイキッカー》が異次元へと送られる、これは先ほどの《サイコプリースト》などと同様の効果である。 ただし《メンタルオーバー》の効果がこれら下級モンスターのものと異なる点は、墓地へ送られた時に特殊召喚されるのは効果で除外した全てのモンスターであることだ。 よって《メンタルオーバー》を複数ターン維持できれば例え除去されたとしても十分なリターンを得ることができるはずである。 「バトルフェイズだ!《メンタルオーバー・デーモン》!《ダークネスメタル》に攻撃だ!」 黒炎を吐き出し激しく抵抗する《ダークネスメタル》、しかし《メンタルオーバー・デーモン》はその攻撃をテレポーテーションで回避した。 そして《メンタルオーバー》は巨大な鉤爪を振り下ろす。 空間ごと切り裂く斬撃を受け、《ダークネスメタル》は消滅した。 「まだだ!《ダークフレア・ドラゴン》を《ハイパーサイコガンナー》で攻撃!」 《ハイパーサイコガンナー》の両腕のブラスター銃が火を噴く。 発射された2つの閃光は寸分違わず《ダークフレア》の胸部のコアを撃ち抜き、反撃させる間も与えず爆散させる。 「ぬぅっ・・・!」 2回の戦闘によってオスカーの場は全滅、さらに合計1100ポイントのライフを削り取った。 「リバースカードを1枚セットし、オレはターンエンドだ!」 「よし!いいぞオルト君!」 残りライフ300まで追い詰められたオルトであるが、場には高い攻撃力を持った2体のモンスターがいる。 そして、この2体が破壊されることがあってもさらなる上級モンスター《アルティメット・サイキッカー》が控えている。 かすかな希望を見出すキタヤマ達。 しかし、オスカーはそんな彼等を片目に、冷酷な知略を巡らせていた。 (せいぜい仮初めの希望を噛み締めるがいい・・・次のターン貴様等は知ることとなる、真の絶望というものを!!) オルト LP 300 手札 0 場 《メンタルオーバー・デーモン》《ハイパーサイコガンナー》 リバースカード 2 オスカー LP 3300 手札 3 場 「私のターン、ククク・・・ハァーッハハハハッ!!」 ドローカードを確認したオスカーは、まるで狂ったかのように高笑いを始めた。 「ハハハハッ!感謝するぞオルト!貴様のお陰で!私のこの200年の研究が!いよいよ成就する時が来たのだからぁ!! いくぞ!まずは永続魔法《魂吸収》を発動する!!」 オスカーの場に置かれた永続魔法によってモンスターが除外される度に彼は500のライフを回復することができる。 「続けて墓地の《ライトパルサー・ドラゴン》を除外し、《暗黒竜 コラプサーペント》を特殊召喚!」 暗黒天体の力を宿すドラゴンが召喚される。 そして《魂吸収》によってオスカーは500のライフを取り戻すのだがここで異変が起こった。 青白く発光するエクトプラズムを取り込むオスカー、すると彼の肉体が大きく膨れ上がったではないか! 「・・・!これは一体!?」 「フハハハッ!見たかね!?これぞ我が研究の成果!カクリバンに満ちた邪悪なる魂を吸収することによって!我が混沌の力はさらに高められるのだぁ!!」 全身から漲る力を放出するオスカー。 彼の言う通り今までとはケタ違いの威圧感が発せられる。 「これだけではないぞ!さらに《ダーク・バグ》を召喚!その効果によって墓地の《カオスエンドマスター》を特殊召喚する!!」 これでモンスター2体にチューナーが1体、オスカーがシンクロ召喚を行なおうとしていることは明確だ。 しかしここでハルはこのモンスターの構成が特別な意味を成していることを察した。 「ま、まさか!オスカーはあれを呼ぶ気なんか・・・!?総統より託された言うあのモンスターを・・・!!」 「そうだ!闇属性の《コラプサーペント》と《ダーク・バグ》の2体に光属性チューナーの《カオスエンドマスター》をチューニング!! 見せてやろう!『白の彼』より授かりし、混沌を制する第3のモンスターを!!」 光と闇の魂の同調によって混沌のフィールドが形成される。 そしてその中央より優美なる女神が姿を現した。 「出でよ《カオス・ゴッデス -混沌の女神-》!!」 玉座の間に嵐の如くエネルギーが吹き荒れる。 オスカーのもつ混沌の力と《カオス・ゴッデス》の力が合わさり、強力な力場が形成されているのだ。 やがて凄まじいエネルギーに耐え切れず、宮殿が崩れ始めた。 「これが邪神結社総統の力・・・!」 「《コラプサーペント》がフィールドから墓地へ送られた時、我がデッキより《輝白竜 ワイバースター》を手札に加える! そして!光属性の《ワイバースター》を墓地に送ることによって、《カオス・ゴッデス》の効果を発動する!!」 《カオス・ゴッデス》が魔法陣を作り出し、その中からモンスターが呼び出される。 「墓地より!闇属性の《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》を特殊召喚だ!!」 再び立ちはだかる《ダークネスメタル》、このモンスターの召喚はまさしく最悪の展開を意味していた。 「そ、そんな・・・まさか!?」 「《ダークネスメタル》の効果を発動・・・!蘇るのだ・・・《混沌帝龍》!!」 遂に《混沌帝龍》の復活を許してしまう。 更なる切り札の召喚にオスカーの場を取り巻くエネルギーが増大し、周囲の崩壊は加速する。 呆然と立ちつくし、その様を見守るハル達。 「あ・・・ああ・・・!」 「ククク・・・絶望的な光景だろう・・・だが!真の絶望はこれからだ!!」 オスカーは手札に残った最後のカードを使用する。 「魔法カード《原初の種》!このカードは我がフィールドに《混沌帝龍》が存在する時、ゲームから除外されたカード2枚を手札に加える! 私が選択するのは《ライトパルサー・ドラゴン》、そして・・・《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》!!」 「こ、こんな事が・・・!?」 「我が墓地の《ダーク・バグ》と《光と闇の竜》、そして《コラプサーペント》と《ワイバースター》をゲームから除外! 現れよ・・・《ライトパルサー・ドラゴン》!《カオス・ソルジャー》!!」 なんという事だろうか! とうとうオスカーの5つのモンスターゾーン全てにモンスターが召喚された! しかも《混沌帝龍》、《カオス・ソルジャー》、《カオス・ゴッデス》の混沌を制する3体のモンスターが並び立っているではないか!! 「そして合計4体のモンスターが除外された事で!私は合計2000のライフを!魂をその身に得る!!ハァァァァッ・・・!!」 もはやオスカーの力を止めることは誰にもできない。 遂に宮殿全てが崩れ落ち、なお止まらぬ力はカクリバン全土に亀裂を走らせる。 「オスカーめ!この次元そのものを崩壊させる気か!?」 「フハハハハ!カクリバンなどもはや必要ない!極限まで高められた我が力はもはやこのちっぽけな次元に縛られはせぬ! この力さえあれば・・・面倒極まりない条件を満たさずとも邪神復活は可能だ!!美しき新世界が今目の前にィ!!」 オスカーは今すぐオルトに止めを刺し、己が力を元の世界に持ち帰らんとする。 「《カオス・ソルジャー》よ、《メンタルオーバー・デーモン》を因果地平の彼方へと吹き飛ばせぃ!!」 《カオス・ソルジャー》のもう1つの効果によって、唯一オスカーのモンスターの攻撃力を上回っていた《メンタルオーバー》がゲームから除外される。 フィールドから直接除外されてしまっては《メンタルオーバー》の効果を発動することはできない。 そしてモンスターが除外されたことで三たび《魂吸収》の効果が適用される。 「それではバトルフェイズ・・・《混沌帝龍》、《ハイパーサイコガンナー》に攻撃!」 《混沌帝龍》が《ハイパーサイコガンナー》目掛け、ブレスを放つ。 2体の攻撃力は互角、相打ちによってオルトの最後のモンスターを場から消し去り、残る3体の直接攻撃で勝負を決めるつもりだ。 「オレはリバースカード《シンクロ・バリアー》を発動!《ハイパーサイコガンナー》をリリースする!」 《ハイパーサイコガンナー》が光輪へと姿を変え、《混沌帝龍》の攻撃を防いだ。 「この効果により次のターンまでオレが受けるあらゆるダメージは0となる!」 「《混沌帝龍》の効果も通用せんという訳か。自分の最後のしもべを失ってまで、よくあがくものよ・・・」 「何とか攻撃を凌いだか、オルト君・・・!だが・・・!」 「そう!我が究極の布陣を前にもはや貴殿に打つ手など無い!ターンエンドだ!」 オルト LP 300 手札 0 場 リバースカード 1 オスカー LP 6300 手札 0 場 《混沌帝龍 -終焉の使者-》《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》《カオス・ゴッデス -混沌の女神-》《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》《ライトパルサー・ドラゴン》 《魂吸収》 「オレのターン・・・」 カードをドローしようとするオルトに対し、オスカーが語りかけた。 「まぁ待て、私がここまで力を引き出すことができたのも、貴殿の奮闘の賜物でもある。ここは1つ取引をしようではないか」 「取引だと?」 「そうだ、このドローフェイズ、貴殿はカードを引く代わりにデッキに手を置きサレンダーするがいい。 そうすれば貴殿・・・それに貴殿の仲間達を我が配下として迎え入れてやろう・・・どうだ、破格の申し出ではないか?私は貴殿の腕を高く評価しているのだ」 「なっ!?オスカーに尻尾を振れというのか!?」 どよめくキタヤマ達。 デュエリストがドローカードを確認もせずにデュエルを投げ出すなど屈辱極まらぬ行為である。 だが確かにこの状況でオルトが逆転できる確率は限りなく0に近い。 その上オルトのみならず、仲間全員の命が天秤にかけられたこの状況ではうかつな助言などできない。 仲間のことを思うと、誰も切り出せずにいたその時・・・ 「カードを引け!引くんやオルトォ!!」 沈黙を破り、オルトに言葉を投げかけたのは何とハルであった。 「ハル・・・!?」 「ウチ・・・ウチはまだオスカーが怖い・・・この状況で逆転の手があるかもわからへん・・・ せやけど、このデュエルでアンタはウチに教えてくれた・・・デュエリストはどんな恐怖にも屈しない気高いもんなんやって・・・! そんなアンタが今ここで諦めてどないするんや!!最後まで諦めないのが真のデュエリストなんやろ!?」 ハルに後押しされ、サイバーマンとキタヤマもオルトに声をかける。 「そうだ見せてやれオルトよ、奴に真のデュエリストの生き様という物をな!」 「安心したまえオルト君。第五の力に基づけば、君が次に逆転のカードをドローする確率は100%だ!」 彼等の声援を聞き、オルトは静かに笑みを浮かべた。 「言われずとも・・・答えはNOだオスカー!オレは・・・このドローに全てを賭ける!」 「フッ・・・愚かな」 瞳を閉じ集中するオルト・・・ そして次の瞬間、カッと目を見開きカードをドローした! 「オレが引いたカードは・・・永続魔法カード《フューチャー・グロウ》!! オレは墓地の《ハイパーサイコガンナー》を除外してこのカードを発動する!!」 オルトのフィールドが眩い光に包まれる。 だが《魂吸収》によってオスカーのライフポイントは6800に回復、そしてオスカー自身の力も更に高まっていく。 「馬鹿め、この期に及んで尚我が力を高めてくれるとはな・・・望み通り次のターンで跡形も無く消し飛ばしてくれよう!」 「フッ、言ってやるぜオスカー・・・貴様に『次は無い』!」 「なにっ!?」 「オレはリバースカード《異次元からの帰還》を発動!」 上空に異次元に通じる歪みが現れた。 「ライフ半分を支払い、除外されたオレのモンスターを可能な限り特殊召喚する! 来い!《沈黙のサイコウィザード》!《サイコ・デビル》!《アルティメット・サイキッカー》!《メンタルオーバー・デーモン》!《ハイパーサイコガンナー》!!」 歪みの中よりサイキックモンスター達がオルトのフィールドに降り立つ。 オルトの場に5体、オスカーの場に5体、上限まで召喚された計10体のモンスター達が対峙した。 「そんなカードを伏せていたか・・・!だが!何体モンスターを呼ぼうが我が布陣を崩せなどはせぬわぁ!!」 オスカーの場の《混沌帝龍》と《カオス・ソルジャー》はまさに一騎当千の強力な効果を備えている。 加えて残りの《カオス・ゴッデス》《ダークネスメタル》《ライトパルサー》の内、いずれか1体でも残っていれば、《混沌帝龍》を蘇らせることができる。 しかし、オルトは余裕の笑みでこれに答える。 「それはどうかな、この瞬間《フューチャー・グロウ》の効果が適用される! このカードは発動時除外したモンスターのレベル1つにつきオレの場のサイキックモンスターの攻撃力を200アップさせる! 除外した《ハイパーサイコガンナー》のレベルは9!よってオレの全てのモンスターは1800ポイント攻撃力が上がる!!」 《沈黙のサイコウィザード》ATK 1900→3700 《サイコ・デビル》ATK 2400→4200 《アルティメット・サイキッカー》ATK 2900→4700 《ハイパーサイコガンナー》ATK 3000→4800 《メンタルオーバー・デーモン》ATK 3300→5100 これでオルトの全てのモンスターの攻撃力は、オスカーのモンスター達の攻撃力を凌駕した! 「な、何だと!?こんな事が・・・!」 「終わりだオスカー・・・!オレのモンスターの総攻撃!!」 オルトのモンスターが一斉に攻撃を放つ! 《カオス・ソルジャー》が、《混沌帝龍》が、オスカーのモンスター全てが光に飲まれ消滅してゆく。 そして計8700ポイントのダメージがオスカーを吹き飛ばした。 「バ、バカなあぁぁぁぁぁっ!!」 ライフが0になったことでオスカーに蓄えられていたエネルギーは制御が利かなくなり、暴走を始める。 ボコボコとオスカーの肉体が奇妙に変形していく・・・ 「じ、邪神結社に、栄光あれぇぇぇぇぇっ!!」 そして大爆発。 結社を称える断末魔と共にオスカーは跡形もなく消え去った。 カクリバンの上空、次元の裂け目より差し込む光がまるで勝者を称えるがごとくオルトを照らした・・・ しかし、勝利の余韻に浸っている暇は無い。 激戦によってダメージを蓄積したカクリバンが遂に崩壊を始めたからである。 地鳴りと共に、次々と地盤沈下が始まる。 「まずいぞ、早く脱出するんだ!」 「しかしパラフィリア君とガルム君が・・・」 その時、手を振って駆けつけてくる姿が2つ・・・パラフィリアとガルムである。 「おーい、皆さーん!」 「良かれと思って救出しておきましたー」 「流石だ!でかしたぞパラフィリア君!」 「ほな急いで脱出するで!皆こっちや!!」 元の世界へと通じる抜け穴を目指してオルト達は走り出す。 やがてカクリバン全体がバラバラに崩れ去り、次元の果てへと消えて行った・・・ エピローグ
https://w.atwiki.jp/fe_animation/pages/48.html
蒼炎の軌跡 支援会話集 ※は別バージョンの会話。 アイク ティアマト リュシオン オスカー セネリオ レテ エリンシア ライ オスカー アイク ヤナフ ケビン タニス ボーレ ティアマト ミスト チャップ ウルキ ティアマト アイク ボーレ キルロイ ミスト キルロイ ワユ ティアマト ヨファ ウルキ ケビン ガトリー シノン イレース ステラ マーシャ シノン ヨファ ガトリー ヤナフ セネリオ アイク ソーンバルケ ワユ キルロイ イレース ラルゴ イレース モゥディ ワユ ツイハーク ルキノ ガトリー ミスト ジル ※ モゥディ ボーレ ティアマト ヨファ ヨファ シノン キルロイ マーシャ ミスト タウロニオ マーシャ ヨファ タニス ケビン ガトリー レテ アイク ジル ムワリム ライ モゥディ イレース ミスト ウルキ ライ ソーンバルケ チャップ ネフェニー ボーレ ツイハーク ケビン オスカー キルロイ マーシャ ネフェニー チャップ カリル ダラハウ フォルカ ユリシーズ ツイハーク イレース ムワリム チャップ サザ ステラ トパック ジル ミスト ※ レテ ハール ステラ サザ マカロフ ※ ガトリー マカロフ ハール ステラ ※ ユリシーズ ソーンバルケ セネリオ モゥディ トパック カリル リュシオン サザ ダラハウ ムワリム レテ ラルゴ ツイハーク ダラハウ ラルゴ トパック ネフェニー タニス リュシオン マーシャ オスカー リュシオン アイク タニス トパック ウルキ モゥディ キルロイ ボーレ ヤナフ オスカー ルキノ シノン カリル ネフェニー トパック ジョフレ タウロニオ ラルゴ ヨファ ハール マカロフ ジル ライ モゥディ レテ アイク ジョフレ カリル エリンシア ルキノ イレース ヤナフ ユリシーズ ユリシーズ フォルカ マカロフ ルキノ ラルゴ タウロニオ ワユ ムワリム ダラハウ エリンシア アイク ジョフレ
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/8382.html
テレサ・リナレス / Teresa Linares 「それが秩序維持のために"聖寮"が敷いた規則です。違いますか?」 年齢:24歳 性別:女性 身長:168cm 体重:??kg 戦闘タイプ:一等対魔士 キャラクターデザイン:岩本稔 声優:コリーナ 冷徹な一等対魔士。ミッドガンド聖導王国北部の街ヘラヴィーサを統治する。 その冷酷さから氷雪の聖女と呼ばれるが、異母弟のオスカーには優しい女性。 第2弾PVにて「やりなさい、二号!」と叫んでいた女性。その二号とはライフィセットの事だった。ベルベットの前の使役者ということだろう。二号には自由にしゃべる事さえ容易に許可しない。 使役聖隷の一号・二号は道具として扱っている。当初は幼い頃のオスカーを思い出させて愛着を感じ、髪色に合わせた真名をつけようとしたり二号にはマウリッツ織のリュックサックをあげたりしたが、感情を見せない彼らにはっとして道具としての扱いに変えた。要するに彼女なりの線引きであり、けじめなのである。実際には勝手に書庫へ行ってしまうライフィセットを見逃していたりする等、任務に支障をきたさない程度には結構自由に行動させていたりする。裏を返せば任務に支障をきたすようであれば自害まで命じるが。 統治先のヘラヴィーサでは厳しくも腐敗を正すよき指導者として支持されている。ベルベットは、街単位で彼女と戦わねばならないかもしれない。結果的にベルベットらは、街じゅうに火をつけて混乱に乗じて船で逃げるという主人公にあるまじき行動を取ることに。結果、街は壊滅状態に。その責任をとらされて別の町に左遷されるも、民衆からは彼女の帰還を望まれ続けた。 一等対魔士だったので、テレサと筆頭対魔士であるアルトリウスの間に特等対魔士がまだ誰かいる事になる。後にロクロウの兄と聖寮の長老が特等対魔士と判明。 上の写真ではマギルゥが隣りにいるが、これは人質に取られているらしい。また、別のシーンではマギルゥをビンタするシーンも…。 武器は錫杖。まさか物理で殴るとは思えないが(しかし聖女といえば…)、人間にも聖隷術が使えるのだろうか。ヘラヴィーサで使ってくる技はミクリオのパクr…オマージュが多い。時系列で言えばこっちが先なんだが。 聖隷術は使役聖隷経由で人間も使うことができる。スレイやロゼとは一体… 教条主義で行動し、「理」に厳しい性格。ヘラヴィーサの民にも厳しく掟を課している。だが弟にはとにかく甘い。彼に再会した際に顔に傷を負った姿を見て、傷を負わせた業魔がベルベットだと知り殺意を懐くも、彼の前では穏やかな表情を崩さなかった。まぁ、大切な肉親に一生残る大怪我を負わされたのだから、これは怒るだろう。 使役していたライフィセットを奪われ、オスカーを傷付けたうえ、街に火をつけて逃走しようとするベルベットに対して憎悪を抱く。しかし、憎悪を抱くという事は「穢れ」を招くという事…まさか、業魔化もありえる? レイズではウェイストランド領の領主であるアルトリウスの補佐として具現化している。2022年のバレンタインイベントで参戦決定。果たしてベルベット絶対許さないウーマンの彼女がどういう流れで加入するのか。 + ネタバレ ドラゴニア家当主の父と身分の低い妾の母の間に生まれた娘で、母の死後は家族ではなく使用人として家に仕えていた。そんな中、弟のオスカーだけは自身を姉と呼び尊重してくれたため、彼が聖寮に入れられた際に彼を追って自身も聖寮へ入る程に彼を溺愛した。 身に着けているイヤリングはオスカーが誕生日に贈ってくれたもので、一番大切な女性に贈るものだと返そうとするも、それは姉上だと彼が答えたとか。たぶんオスカーは一番大切な女性=婚約者とは解釈してない。解釈した上でテレサに贈ってたらヨスガ的な意味でやばいが。しかしこの姉弟ならあるいは…… 同じ一等対魔士であるエレノアに対しては、(間接的ではあるが)彼女のせいで巡察官になる予定だったオスカーがタイタニアに任ぜられたことで傷を負ったので、あまり良く思ってはいない模様。ついでにいえばオスカーとも仲良くしているし。(勿論、エレノアは気無しだが) 御座にてアルトリウスと対峙するベルベットに聖隷一号と共に術を用い、彼女を圧倒する。それから二号、すなわちライフィセットに彼女を殺して自害するよう命令するも、自身の力を暴走させた彼に強引に契約を破られ、力によって開いた地脈の入り口へ逃走される。 アルトリウスがオスカーに命の危険のある未完成の神依の力を与え、ベルベットと戦わせようとさせたことに異議を唱え、自身が神依を使う、あるいは神依を使わせないためにも彼と共に戦うと願い出る。だが彼女は神依の力には力不足であり、加えて「神依を使う前に倒されては都合が悪い」と却下された挙句、対魔士の資格を剥奪され使役していた聖隷一号を返還させられてしまう。 失意に暮れる中で、彼女は自身が喰魔と融合する術に適合していることを、カノヌシに知らされる。 最後の喰魔・ディースのいるリオネル島にベルベット一行より先回りしようとするも、彼女含め船員全員が壊賊病に罹ってしまったために、皮肉にも通りかかった一行に助けられる羽目に。そして喰魔を差し出す代わりに自分を人質にオスカーを無傷で降伏させるようベルベットに取引をし、彼女もそれを了承する。結果的にオスカーによってテレサはベルベットから逃げ出したフリをして、彼を背後から杖で殴って気絶させた。 ベルベットに見逃されるものの、彼女はこの件でオスカーに失点を付けられることを良しとせず、約束を反故にし喰魔と融合して襲い掛かってくる。そもそもベルベットがオスカーを傷つけたことをずっと根に持っていたので失点をつけられることだけでなく復讐したい気持ちもあったのだろう。 敗れたテレサの仇を討つために神依を行使し、結果暴走したオスカーが目の前でベルベットに殺されたことで、激情に任せて彼女に襲い掛かる。制止されながらも錯乱した彼女によって致命傷を負い、そのままオスカーの遺体に寄り添うようにして命を落とした。このシーンはTOS-Rのアリスとデクスの死のオマージュが入ってる。可哀想な気もするが、ベルベットにしては二人に退路を与える等、かなり譲歩しており、半ば殺されても仕方ない状況だったのは事実である。 なお死後も彼女の穢れ無き魂はベルベットの中に残っており、弟の魂共々四聖主覚醒の礎として用いられた。 ベルベットとは6つ下の弟を溺愛している・情緒不安定な一面を持つ・得意料理がキッシュ・美人という共通点を持つ。アルトリウスとメルキオルがベルベットからカノヌシ完全復活に必要な「絶望の穢れ」を生み出す為にベルベットを精神的に追い込み、ベルベットがアルトリウスと同じく「姉の前で弟を殺す」を再現させるべくテレサを選んだ理由である。要するにテレサとオスカーは初めから贄として利用されたということになる。テレサが聖隷を取られてもオスカーを守る為に喰魔と融合する様にカノヌシに仕向けさせ、オスカーに未完成の神依を与え、最終的に暴発するのを前提にベルベットが喰魔の特性を活かして引き剥がそうとするのも、折り込み済みだったという訳である。指示したのは博識なマギルゥであり、パーティーにマギルゥが入る様に仕込んだ理由の一つかもしれない。本当に、全部目論見通りに利用されてるな…そもそも数が多いとは言えない聖寮の幹部格の一人が犠牲駒となる実験対象にされて一人が聖隷の剥奪による無力化を要求されるという明らかにコスパの悪い作戦やシグレの一言等、騙されていると気付いてもおかしくはないポイントはいくつかあるのだが、オスカー その他という彼女の性質が命取りになったのである。 実は古代文字が読めるので、聖寮側の古文書解読班に参加していたらしい。…どこで覚えたんだ…とはいえ、アルトリウスとメルキオルはカノヌシについての情報なぞ(どれだけ遅くともラフィに古文書を読ませる様に付箋をつけて仕向けた辺りまでには)大体知り尽くしている筈だが…カノヌシの性質を教え込む為に敢えてアルトリウスorメルキオルが読ませた可能性も。時間の無駄な気もするが。 シグレに才能がないとは言われたが、エレノアがSランク聖隷であるライフィセットとの契約で体調不良を起こしていたのに比べると、ライフィセットに加えてもAランク最上位クラスと思われるシルバと同時使役できていたり、才能はむしろ高い物と思われる。シグレがそういったのはアルトリウスの利き手が復活する事を望んでいるための嘘、という可能性もある。シグレが先に神依を使わずに倒すと都合が悪いとネタをバラしかける発言をしたのは、これを言うには気が引ける部分があったのかもしれない。オスカーにも軽~く諭す発言もあったし。強聖隷2体使ってベルベット&ロクロウに敗北しているのだから、才能がないというのもあながち間違いではない気もしなくはない。とはいえ、統治、古文書解読、戦闘と文武両道の彼女の損失は聖寮にとって大きなものとなった様だ。 結論からいえば聖寮的にはベルベットから「絶望の穢れ」が消えてしまったこともあり、無駄死にになってしまった。ベルベット的にはアメノチの贄を手に入れたので有効に利用できたが。 アスタリアでは共闘ルーレットの景品として☆5で搭載されたが、喰魔化していないので秘奥義は使えない。
https://w.atwiki.jp/japan_dorama/pages/1831.html
amazonで探す @楽天で #派遣のオスカル を探す! 金22NHK 2009.08.28~2009.10.02 5.3% 公式HP wikipedia 前 ツレがうつになりまして。 次 行列48時間 Hulu NETFLIX dTV PrimeVide U-NEXT TVer Paravi GYAO youtube検索 / Pandora検索 / dailymotion検索 / bilibili検索 1 オスカル、誕生 2009/08/28 4.7% 2 オスカル、革命 2009/09/04 6.3% 3 オスカル、恋? 2009/09/11 6.0% 4 オスカル、乱心! 2009/09/18 5.7% 5 オスカル、裏切り? 2009/09/25 4.5% 6 オスカル、失恋? 2009/10/02 4.4%
https://w.atwiki.jp/gods/pages/121229.html
オスカルカールアウグスト(オスカル・カール・アウグスト) スウェーデン国王の系譜に登場する人物。 ゴトランド公。 関連: オスカルニセイ (オスカル2世、父) ゾフィアフォンナッサウ (ゾフィア・フォン・ナッサウ、母) エバムンク (エバ・ムンク、妻) フォルケベルナドッテ (フォルケ・ベルナドッテ、息子)
https://w.atwiki.jp/mayyugioh/pages/289.html
かつてこの地に小さな1つの王国あり。 その国を治める王が亡くなった後、2人の王子が統治のあり方を巡って対立す。 1人の王子は『平和の為に人々の言動を管理すべき』と唱え、もう1人は『人々の会話は自由なものであるべき』と唱える。 2人の考えは交わることなく、ついに支配権を巡り戦争を起こす。 戦いは日に日に激しさを増し、人々の嘆き、怒り、憎悪は膨れ上がってゆく。 やがて王宮を前にして両軍の戦力を結集した最後の戦いが始まる。 その時、異界への扉開きて両軍を王宮ごと飲み込み消滅す。 人々はこれを愚かな戦いを行なう者達へ神が下した裁きであるとして恐れ慄いた・・・ その伝承は今なおこの虹裏の地において『土地の神隠し』なる都市伝説に姿を変え語り継がれている。 「・・・つう訳や、そんで異次元に飲まれた土地が集まって出来上がったのがこの”カクリバン”やねん」 「たびたび思うんだが・・・この町って日本だよな?」 時空の歪みを通過したオルト達は無事に邪神結社が拠点を置く異世界、カクリバンに到着していた。 ハルが説明した通りカクリバンはさまざまな時代で異次元に飲まれた土地が組み合わさって作られた大地である。 しかも人の悪意が集合した場所というだけあり、墓標やひしゃげたガードレール、果ては廃病院などいかにも訳アリなオブジェクトが立ち並ぶ。 空はどんよりと黒い雲のようなもので覆われており、太陽などは存在しない。 ただ元の世界に通じる狭間があちこちに点在しそこから差し込む光がカクリバンを薄暗く照らしている。 そしてどこからともなく吹き付ける風が、まるで人々の怨念を代弁するが如くくぐもった音を響きわたらせている。 そんなカクリバンのある一点で煌々と明かりが灯る場所がある。 おそらくそれがオスカーの待つ拠点なのだろう。 その箇所を目指してオルト達は歩き出した。 「ううむ、実際に来てみると想像以上に気味の悪い所だなぁ・・・」 「ほらプロフェッサー、せっかく異世界に来たんだからもっとよく見てみましょうよ。ホラ、あそこから出てる煙は何でしょうか?」 「よし、一つ採取してみるとするか・・・」 近くで立ち昇っている紫色の煙を調べてみようと近づくキタヤマ、それをハルは制止する。 「あの煙は人々の悪意が結集して実体化したものや、うかつに触れると精神を乗っ取られるで。あんな風にな」 そう言ってハルが指差した先には、ユラユラとこちらへ近づく黒い姿があった。 オルトはそれがローブを纏った人であることに気づいた、邪神結社の下級構成員の六性群である。 しかし焦点の定まらない目と痩せこけた顔立ちはまるで生気を感じさせない。 六性群はそのまま何の反応も示さずにオルト達の横を通り過ぎ、フラフラと歩き去っていった。 「見ての通りや、精神力の弱いものはカクリバンじゃ1ヶ月ももたん」 「な、なるほど・・・真っ直ぐ目的地に向かった方がよさそうだ・・・」 再び明かりにむかって進む。 やがて、光を灯しているのは巨大な宮殿であることが確認できた、あれこそが伝承に登場した王宮であろうか。 「あの城にオスカーはおる・・・行くで」 宮殿に近づくと先ほどのような六性群がちらほらと姿を現す。 「よう、こそ」 「いらっ、しゃ・・・ま・・・せ」 僅かに理性を残しているのか、オルト一行を見つけるや次々と抑揚のない声で歓迎の言葉をかける。 そんな彼らを横目に見ながらオルト達は歩き続ける。 「まぁ裏切り者のウチがこうして大手を振って歩けるのはありがたいんやけどな」 「全く・・・邪神結社はなんでまたこんな場所に拠点を建ててやがるんだ」 「邪神復活の為や、人々の負の感情・・・心の闇を解析することが邪神復活の大きな鍵となる・・・ そう言うてオスカーはこの土地で研究を続けとるんや、200年も前からな」 「200年!?おいハル、そいつは人間なのか?」 ハルが発した耳を疑うような新情報に驚愕する一同。 「だから言うとるやろ!オスカーは人知を超えた力の持ち主なんや!」 「どうするオルト?勝てそう?」 「フン、相手が何歳のジジイだろうと問題ない」 その様なやりとりをしている内に、オルト達は宮殿の入り口へと到着した。 宮殿はつい最近に至るまで整備がなされているようで幾多の年月を経た今もなおその美しさが保たれている。 「では入るぞ」 オルトは宮殿正面の扉を開く、そこには外界とはうって変わって華々しく彩られたホールが広がっていた。 床にしかれた紅の絨毯、全面に施された金色の装飾、それらは豪華絢爛・・・を通り越してもはやくどさをも感じるレベルだ。 そんなホールを抜け、一行はオスカーの待つ玉座の間をめざし通路をまっすぐ突き進んでいく。 途中何人かの使用人とすれ違うが、彼らも六性群同様正気を失っているようで機械のように黙々と己が仕事に打ち込んでいる。 いよいよオルト達は玉座の間に足を踏み入れる、そして遂に玉座に座っている男・・・オスカーと対面した! 「ようこそ研究機関の諸君・・・待っていたぞ」 ハルの話によるとオスカーは200年以上も生き続けている人物とのことだ。 しかし今オルトの目前にいる男は見たところ20~30代の若者である。 だが、獅子を思わせるオールバック、鷹の如く鋭い眼光は最高幹部という肩書きにふさわしい威風を放っている。 「ご足労をかけて失礼したオルト殿。貴殿とは是非1度お手合わせを願いたくてね」 「そ、それよりもキミィ!ガルム君は無事なのかね!?」 オスカーは視線を移し、問いかけたキタヤマ達を見据える。 「心配は無用だとも、この用件が終わった後には彼女を無事解放することを約束しよう。貴殿らも我が城にお越しいただいたこと感謝する。特に・・・」 オスカーの視線がハルを捕らえた、ハルは一瞬硬直する。 「ハル、よもやお前とこうして再び顔を合わす日が訪れるとは思わなかったぞ」 「あ、あんたには随分世話になったさかいな、礼の1つもせんといかな思てな・・・!」 強気の態度で臨むハル、だがその心のうちを見透かすようにオスカーは続ける。 「フフフ・・・お前も成長したものだ、私と初めて顔を合わせた頃のお前はとんだ礼儀知らずであったからなぁ・・・」 「・・・っ!」 オスカーの言葉にハルの表情が一変する。 「苦労したぞ、お前に礼節を教えこむのは・・・ほら、その傷を見ているとあの日の事をまるで昨日であるかのように思い出せる・・・!」 「あ・・・ああ・・・!」 蛇に睨まれた蛙が如く立ちすくむハル。 邪神結社時代の記憶が彼女の中でフラッシュバックする。 3ヶ月精神を保っていれば決闘者級に昇格できるという言葉だけを信じ、必死で耐え抜いた六性群の日々。 敗北を決して許さないオスカーの下、あらゆる手をもって任務を果たしてきたこと。 些細な粗相をしでかしてしまったが故に、折檻と称して顔面を切り裂かれたあの時の感触・・・ 「ひっ!・・・オスカー・・・様、ゆ・・・ゆるして・・・!」 「ハル君!?どうしたのだ!落ち着いて息をしたまえ!!」 もはやハルに出発時の気概は残ってはいなかった。 そんな彼女の様子に満足気なオスカーはさらなる追い込みをかけようとする。 「駄目じゃあないか、お前はそこの男に負けた・・・私の信用を裏切ったのだ。いつも言い聞かせただろう?敗者に次は・・・」 「おいおい、主賓をよそに身内トークに花を咲かせるとはいい身分だなオスカーよ」 オスカーの言葉をオルトが遮った、彼は不機嫌そうにデッキをシャッフルしてアピールする。 「貴様の目的はオレとのデュエルだろう?とっととおっ始めようじゃないか」 「これはこれは失礼した、ではそろそろ開始するとしよう・・・」 オスカーは玉座の傍らより装飾過多なデュエルディスクを取り出し、左腕に取り付けた。 「我が闇のデュエル、とくと堪能あれ・・・」 玉座から立ち上がりオルトへと歩み寄るオスカー、すると地鳴りが響き広間が変形を始めた。 オルトとサイバーマン達との間に亀裂が走り二手に分断される。 オスカーとオルトが立っている床だけ残して他の床が四方へと寄せられていき、大穴が形成される。 そしてその穴より円柱状の足場がせり出し2人の立つ床と合体した。 変形を終えたその場は、まるで闘技場の様である。 「さあ準備は完了だ、このデュエルによって貴殿らは邪神への尊き贄となるのだ!」 「・・・」 対峙するオルトとオスカー、サイバーマン達は観戦席が如きその場から2人を見守るほかない。 「・・・ハァッ・・・ハァッ」 その中でハルはまだショックから立ち直れず息を荒げている。 キタヤマが心配して声をかける。 「大丈夫かね・・・?パラフィリア君、何か飲み物でも・・・」 パラフィリアからの返事は無い。 キタヤマが振り返るがそこには彼女(彼?)の姿は無かった。 辺りを見回すものの・・・キタヤマ、ハル、サイバーマンの3人しかそこにはいない。 彼の気づかぬ間にパラフィリアは姿を消していたのだった。 「ぱ、パラフィリア君・・・?どこに行ったの・・・?」 一方、オスカーの宮殿の地下に広がる牢獄の間・・・ その一室でガルムは目を覚ました。 「・・・う・・・ん・・・ここは!?」 「ウフフ・・・ようやく気がつきましたか」 鉄格子の向こうにはカマリエの姿があった。 「お前は・・・!」 「研究機関の死神が今再び仲間達を死地へ招く・・・どんな気分でしょうか?」 「・・・!?何を言って・・・!」 鉄格子の隙間からカマリエに掴みかかろうと手を伸ばすガルム。 カマリエはひょいと体を後ろに反らしてそれを避ける。 「オスカー様を相手にした以上彼らの壊滅は確定事項・・・ ですがご安心下さい、貴女には我々の開発する”Dアームズ”の実験体という役割が残っていますから・・・」 片手でガルムの両腕を抑えてを動きを封じると、カマリエは彼女の顎に手をやり顔を寄せ上げる。 「くっ!離せ!」 「その前にその気丈さ・・・矯正する必要があるようですね」 うっすらと加虐心を帯びた笑みを浮かべるカマリエ、その時・・・ 「何だお前は・・・うわあぁぁぁっ!!」 警備の決闘者の悲鳴と共に爆発音が地下に響き渡った。 カマリエは急ぎ爆音のした方を振り向く。 「いやぁちょっとお手洗いの場所をお聞ききしようと思ったんだけどさぁ」 「パラフィリアさん!」 爆煙の中よりパラフィリアが姿を現した。 「な~んかカクリバンって随分とおっかないとこみたいだからね、早めにガルムを迎えに行こうと思ったんだけど・・・どうやら正解だったようだね」 ガルムの牢獄へと近づくパラフィリアに対してカマリエはデュエルディスクを構える。 「この場所を嗅ぎつけるとはお見事ですね、ですがこのまま大人しくお引き渡しするという訳にもいきませんので・・・」 「ふふっいいね!ボクもデュエルは俄然見るよりもやる方が好きなんだ・・・♪」 再び玉座の間、こちらでもいよいよオルトとオスカーのデュエルが始まろうとしていた。 高らかに2人は宣言する・・・ 「「デュエル!!」」 遂に宿命のデュエルの幕が切って落とされた! オルトの・・・仲間達の運命やいかに!? つづく・・・
https://w.atwiki.jp/chaosdrama/pages/1998.html
《スカーフィ()/Scarfy》 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 アイコン ゲスト 種族 不明 『星のカービィシリーズ』に登場する敵キャラ。 体型は丸く、小さな耳が付いていて橙色のものが多い。宙にプカプカ浮いている。 通常は可愛らしい笑顔を見せているが、吸い込もうとすると一つ目の凄まじい形相で襲い掛かってくる。しかし、最終的には自爆する。 下記からはドラマオリジナルの設定。 《スカーフィ(擬人化)()/Scarfy(personification)》 アイコン ゲスト 年齢 16 性別 女 種族 不明/人間 誕生日 4月16日 身長 149cm 体重 35kg スリーサイズ 不明 好きなもの 魚、鯛焼き 嫌いなもの 熱い物、冷たい物 人物 従来の姿から擬人化することができる(後述)。 スカーフィの耳を思わせる朱色の髪が特徴的で青い瞳を持つ。 初登場時は黒の制服にスパッツだったが、最近は朱色のパーカーにショートパンツの身軽な格好をしている。 天真爛漫で好奇心が旺盛であり、人懐っこいところがあるが、お人好しで騙されやすい。 一人称は「ボク」で二人称は「キミ」。口癖は「かう」。 相手がこれまで交わしてきた人物の匂いまで嗅ぎわけられるほどの鋭い嗅覚を持つ。 熱い物は苦手だが、冷たい物も苦手。趣味は日向ぼっこと散歩。 来歴 もともとはポップスターの南西にある某村に住んでいた雌のスカーフィ。 当時その地域でシルヴィ軍の一隊の襲撃を受けて植民地化される。 スカーフィを含む村人たちはシルヴィ軍の恐怖支配のもとで労働生活を強いられ、やがて家族と友人を失う。 労働を活性化させる目的で村人全員に配布された擬人化薬を飲んでしまったため、この時から人間の姿へと変身できるようになった模様。 スカーフィ等奴隷は軍隊の一部としてケイオスに派遣され、そこで過酷な戦闘訓練を強いられてきた。首元には、当時鎖で繋がれていたのか痣ができている。 ケイオスにてシルヴィ軍本隊が壊滅し、大戦争が終了した後に解放される。 行き場と生きる気力も失ったところを、ミシェルとラテーネの二人に救われ、一時期彼らの元に居候する。 当初は他者に対し閉鎖的だったが、二人の優しさに惹かれ、いつしか敬うようになる。 二人に育てられていく中で、いつか争いの続く世界を変えたいという密かな野望を秘めるようになる。 世界を変える為には自分から変わらなければならないと考えた末、ミシェルのもとで蹴り技を会得し、ラテーネのもとで勉学に励み、少しずつ成長を遂げた。 立派に成長した後は二人に別れを告げ、ケイオスの世界へ旅立つ。 新しい人生の中で、フーナと氷冬の二人を初めとする多くの住人たちと仲良くなり、世界の危機には仲間たち共に戦いに身を委ねるなど果敢な姿を見せる。 LaSt wAr【光明】編 ヘルザーナたちによって友達の氷冬が捕えられ、彼女と引き換えに地獄へ行ってカオスソードZEROの回収を要求された際には、友のために自ら命を落とし地獄へと落ちる。 地獄に落ちてからは彼女を心配して駆け付けてくれた仲間たちや地獄の囚人たちを次々と味方につけていくなど奇想天外な活躍を見せた。 追跡者戦では窮地に追い込まれ死地に追い込まれるも、友達を助けたい一心で復活し逆転勝利を収める。 追跡者を倒しカオスソードZEROを回収したとは、閻魔率いる地獄の軍勢たちを掻い潜り、多くの囚人たちを連れて脱獄を果たすなど、シルヴィの地獄襲撃事件以来の波乱を巻き起こした(また囚人たちはスカーフィの輝かしい姿に触発されたのか、自然に改心していた)。 死に物狂いで手に入れたZEROをヘルザーナたちのもとに届けるが、捕えられた氷冬が実は偽物であったという最悪の結果を目の当たりにしたにもかかわらず、「本物の氷冬に手を出していない」という理由で寛大にも彼らを許す。 また地獄での冒険が、自分自身や大切なものの存在を改めて認知させるきっかけになったことから、スカーフィ自身はヘルザーナたちに感謝の言葉を述べている。 以上の様に、大切なものを守るためなら危険を顧みず、またあらゆるものを等しく受け入れることで多くの仲間や理解者が彼女のもとに集まることから、サカキはスカーフィには何か特別な力があるのかもしれないと見解を示している。 Judgement Of Kings 黒の組織/Onyxis♞に所属する。 本元に比べて若干常識があり、また口調に「ニャ」がつくなど猫を意識した喋り方をする。 お得意の戦法である蹴り技は本元と同じである。 第五戦の♚Chess♛との対戦が終わった後に起きた、アウシュビッツの差し向けた機龍ヴァルハラの急襲を阻止するべく 組織の兵団と共にアンドロイド軍勢やヴァルハラに立ち向かった。 ヴァルハラの攻撃から自身を庇った依田剣介の死に慟哭し、仇を討つために今度は自らが犠牲となり、ヴァルハラと共に死滅した。 能力 シルヴィ軍の支配下に置かれていた時期は奴隷兵として基礎的な戦闘術の会得を強いられていたため、この当時からある程度の戦闘ができるほどの実力が備わっていた。 しかしスカーフィの脆弱な腕や拳を心配したミシェルから蹴り技を勧められ、彼のもとで修行することで強力な蹴り技を体得した。 またスカーフィの一族は生まれながらにして「第三の眼」と呼ばれる力を持ち、これは感情の暴走によって初めて引き起こされるもので、額に第三の眼が現れることで我を失い、暴走する凶悪な力が秘められている。 そのことから他の種族からは『殺戮眼』という異名を付けられ、恐れられている。 スカーフィ自身は、シルヴィ軍による大戦争によって大切なものを全て失った際、あまりの悲しさと怒りに満ち溢れた時にこの眼を開眼したようである。 技一覧 + ... ★殺戮眼(スラフター・テュー) 額に第三の目が出現し、一定時間爆発的な戦闘能力を得る特殊能力。 この姿時のみ、一切の感情が殺され冷酷無慈悲に敵を完膚なきまで叩き潰す。 アプルンキック 相手の体に蹴りを入れた後、強力な後ろ蹴りを見舞う。 殺戮眼時は後ろ蹴り後に烈風を起こし、遥か遠くへと相手を吹き飛ばす。 名称の由来はリンゴ。 キウイネストリック 相手の首に足を引っ掛け、地面に叩きつける。 殺戮眼時は叩きつける際に巨大なクレーターが出来上がるほど強力になる。 名称の由来はキウイ。 オーリンジキッコン 逆立ち状態から体をバネのようにして、一気に相手の顎に向けて蹴りを繰り出す。 殺戮眼時は相手を上空へ蹴り上げ、追撃で空中での連続蹴りを繰り出す。 名称の由来はオレンジ。 パイナフローリング 逆立ちしながら回転し敵に蹴りを浴びせる。複数相手に有効。 殺戮眼時は回転の速度が上昇する上、フィニッシュ時に竜巻を発生させる。 名称の由来はパイナップル。 メロリーヌラッシュ 連続で蹴りを繰り出す。 殺戮眼時は攻撃速度が上がる。 名称の由来はメロン。 ドレリウォーク 虚空を蹴ることで空中を自在に飛ぶ。 殺戮眼時は目に留まらぬ速さで空中を舞う。 名称の由来はドリアン。 ストロアックス 足を斧刀に見立てた強力な踵落とし。 殺戮眼時は踵落としと同時に強力な地割れを六方向に引き起こす。 名称の由来はイチゴ。 地獄絵図(ヘルズ・ドロウィン) 殺戮眼開眼時に発動可能。 天高く跳躍した後、両足に巨大な大剣を思わせる形をしたオーラを纏い、敵に目がけ急速落下する。 灼熱地獄(ヘルズ・バーナー) 殺戮眼開眼時に発動可能。 摩擦発火によって赤熱した脚で強烈な一撃を叩き込む。 また炸裂時に炎の閃光が敵の身体を貫き吹き飛ばす追撃を浴びせることもできる。 「明日もきっと楽しい事が待っているよ、かう~♪」 対戦相手 結果 備考 ダークゼロ 勝利 メタナイトと共闘 おバカトリオ 勝利 レインドと共闘 アーク 勝利 レインド、モララー、フーナ、氷冬と共闘 混沌の魔獣 勝利 住人たちでの総力戦 ヨッシー&フォックス&ルカリオ 勝利 カズネ、黒(ヘイ)と共闘 イーリス 勝利 黒(ヘイ)、霞夜、大妖精(カズネ)と共闘 追跡者 勝利 住人たちでの総力戦 地獄の番人たち 住人たちでの総力戦だが、あくまで切り伏せたただけ バンダー・デッケン十世 勝利 フーナ、氷冬と共闘 バトルロワイヤル世界大会 ファントムザント 勝利 住人たちでの総力戦 メタルジェネラル 勝利 BGCOLOR(silver) 関連ページ フーナ 氷冬 新世界編 LaSt wAr【光明】編 バトルロワイヤル世界大会 CHAOS とあるクリスマスの激戦地 関連画像 ※擬人化 参考画像 キャラクター紹介へ戻るへ戻る コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る