約 1,751,536 件
https://w.atwiki.jp/lajodasostiana/pages/19.html
第4章 『救出劇』 [アルカディアの宿屋、翌朝] ネル「ペラジーさん?起きていますか?開けますよ?」 ネル「ペラジーさん?あ・・・れ?」 ヒロシ「ネル殿、ペラジー殿はどうしたでござるか?」 ネル「それがいないみたいなんです。」 ヒロシ「先に王のところへ向かったでござるか? おいかけるでござるよ。」 [フリー行動、アルカディア仮王座へ] ソフィア「2人とも、こんな所でのんびりと・・・。 巫女を追わぬのか・・・?」 ネル「え?王様のところに来たんじゃ・・・。」 ソフィア「今日は我様の王座に、巫女は来ていない。 巫女はグリモアの者が連れて行った。グリモアの処刑場へと、朝早くに船を出してな。」 ネル「え、た、大変だ。急いで追わないとっ!」 ヒロシ「王よ、船を出したといっていたが、船はどこに?」 ソフィア「船は今、アイリスを追っている。 先日塔を崩壊し、行方をくらませた。兵の数も足りぬ。」 ネル「じゃあ、どうやって後を追えば・・・。」 ソフィア「ふむ、リュミュエールギュストを頼るがいい。世界図書館の館員にオスカーに会いに来たと言えばいい。」 ネル「オスカーさん・・・。」 [アルカディア・世界図書館、入り口の館員に話しかけると、奥の方に案内してくれる。] ネル「オスカーさんですね?お願いがあってきたのですが・・・。」 オスカー「その格好・・・そうか、君がロビンの言っていたネル? 僕がリュミュエールギュストのリーダーオスカーだ。なんか慌ててたみたいだけどどうしたんだ?」 ネル「あの、僕達海の向こうへ行きたいんですが、王様は船がもう残ってないって言うし、そしたら、王様が、ここを頼れって・・・。」 オスカー「海の向こう・・・グリモア教団の幹部が処刑場に向かったって言ってたけど、それと関係が?」 ネル「処刑場!?」 ヒロシ「そこでござるか。急いでいかぬと、ペラジー殿が危険でござるよ。」 ネル「はい、オスカーさん!そこに向かう方法はないのですか?」 オスカー「アルカディアの港の船に乗って、サンバルバリへ向かうのが一番だけど・・・ペラジーって? もしかして白の巫女のこと?」 ネル「え?知っているんですか?」 オスカー「やっぱりそうか。グリモア教団が動き出したんだ! 港からサンバルバリに向かおう。サンバルバリの先にグリモアの処刑場があるはずだ。僕も一緒に行こう!」 [オスカーが仲間になる。フリー行動。 港に向かうと、船でサンバルバリへ向かう事になる。] [サンバルバリに到着すると、大きなイベントは特になく、 そのままサンバルバリを抜けて巫女の救出に向かう事になる。 (オスカーがサンバルバリの様子を見て、ここならとか呟く程度。 あと、村を出る時にミッシェルが通りかかって、あの子のあの力は・・・とか呟く。)] [サンバルバリの北に処刑場があるので、そこまでは自由行動。] [北の処刑場に行くと、ペラジーが捕まっているが、そこで出てくる敵はモンスターと、ボスで太陽の化身。] ネル「ここが処刑場?」 オスカー「そう。グリモア教団の私有地だ。ここからは何があるか分からない、気をつけて行こう。」 [奥の方に行くとイベント。ペラジーが磔にされて、その前に太陽の化身。] ネル「ペラジーさん!!」 ヒロシ「助けにきたでござる!!」 オスカー「2人とも!来るよ!!」 [イベント戦闘VS太陽の化身。勝利後、イベント。] ヒロシ「か、かったでござる・・・。」 オスカー「ここを守っていたのは闇鬼・・・きな臭くなってきたな・・・。」 ネル「ペラジーさん!!」(ペラジーの元にダッシュ) ペラジー「ネ・・・ル・・・?」 ネル「無事でよかった・・・。怪我はありませんか?」 ペラジー「ええ・・・大丈夫よ。」 オスカー「白の巫女の救出が済めばもうようはない。急いでここを出ましょう。」 [4人が立ち去ったあとに影。(誰か考えてない。)] ???「あの少年・・・闇鬼の気配・・・。異世界の人間か・・・。」 [サンバルバリに戻り、船着場に行くと、アルカディア行きは今日はもうないと言われる。] ネル「最終便が出ちゃったんですね。」 ヒロシ「仕方ないでござる。今日は宿屋に泊まって、明日出発するでござるよ。」 オスカー「そうだね。僕はちょっとこの街を見てくる。 この街、組織の新しい支部に向いているかもしれない。 皆は先に行って休んでて。」 [オスカーがパーティーから離れる。 基本的に自由行動だが、宿屋で休むと次のイベントに進む。]
https://w.atwiki.jp/moshimomoshimo/pages/17.html
39 :名無しって呼んでいいか?:2006/04/07(金)06 22 15 ID ??? アンジェ『私、ジュリアス様の事が…』 ジュリアス『ヒエーッ私に告白してはいけませんよっ。 …ふふふ、これぞお断り開運法です。これは期待できますよ。 …あれ?アンジェリーク、どこに行きますか?』 281 :名無しって呼んでいいか?:2006/05/31(水)14 57 08 ID ??? アリオス(以下ア)「ハァ~・・・」 炎「おっどうしたアリオス ため息なんか吹いて」 夢「だ、大丈夫?なんかあったの?」 ア「別に・・・もうどうでもいいよ どうせ俺はダメな人間だよ」 炎「おいおいしっかりしろよ ダメでもいいじゃないか!」 夢「そうだよ あんまりネガティブに考えちゃダメだよ」 ア「だってさ・・・顔はブサイクだしセンスはないし いい歳こいて仕事はないし これじゃ彼女もできる訳ないでしょう?」 炎「何言ってんだよ仮にそうだとしてもだ 落ち込んだってなんもいい事ないんだぞ!」 夢「そうそう自信を持ちなよアリオス」 ア「・・・・・・いやでもお前等を見てるとなんか正直俺なんて必要のない人間なんじゃないかって・・・」 炎「なーに言ってんだよアリオス! そこらへんはごまかしごまかし生きていけば案外なんとか・・・」 ア「なんで否定しないのさっきからー!!」ガビーン 「もっとこう・・・『そんな事ないよー』とか言ってYO!!」 炎「え?いや~あっはは キビシイなぁ~・・・」 697 :名無しって呼んでいいか?:2006/07/19(水)01 00 55 ID ??? アンジェリーク「私はもう一人の女王候補アンジェリークだ!! この大陸は『強さ』を独り占めにしてると聞いたので注意しに来た… ダメでしょ独り占めは!! オスカー様はおまえのものじゃないぞっ!! なんという独占欲… 恐ろしい男だ君は!!」 ロザリアの神官「な… 何言ってんの!? そういう事じゃないだろっ!?」 アンジェリーク「君達も君達だ!! わらわらと群れやがって… そんなに一人が怖いのか!? 私が好きなら好きと言え! 臆病者――!!」 オスカーの家「なんだぁテメーは!? オレ達はロザリアが好きでここに来てんだ!!」 オスカーの家「そうだ!! なんでオレ達がおまえの大陸に行かなきゃいけねーんだ!!」 オスカーの家「自分が好きなら一人でいてろ!! ジャマすんな――!!」 アンジェリーク「バッキャロウ!!! 一人がイヤだからここに来てんだろうがぁ――!!」 全員 (ただのさみしがり屋――!?) アンジェリーク「まったくお前らは私の事を何もわかっちゃいねぇ… すっごいムカついたけど 帰る前にちょっとだけ 私の素晴らしさを見せてやる!」 アンジェリーク「気品があればいいってもんじゃないんだよ… 私の魅力をとくと見やがれっ!!」 アンジェリーク「きゃっ! つめたい!!(by森の湖)」 ロザリアの神官「なっ… 何だあのぶりっこ全開のセリフは――!?」 オスカーの家「ああっ…しかも服が全然ぬれてないぞ!!」 オスカーの家「ホントだ!! 演技だ!!」 オスカーの家「確かに全然気品がない!!」 オスカーの家「だけど…なんだか… 全然気品がないのになぜか…」 全員 (なぜか女王に即位した姿が浮かんでくる――!!) アンジェリーク「終劇だ……! ジャマしたな!」 オスカーの家「すげぇ!! アンジェシリーズ一通り見えちゃったよオレ!!」 オスカーの家「オレもだ! 『遙か』まで見えたぞ! 変な言い方だけど…すげぇ面白かった!」 ロザリアの神官(す…すごい! あっという間にみんなの心をつかんだ! なんて人なんだアンジェリークさん!!) オスカーの家「なんかすごかったなあの女!」 オスカーの家「ああ…オレ達の思いもよらないものを見せられた気がするな!」 ロザリアの神官「うん…! うんうん! ちょっとだけ…ホントちょっとだけだけど…」 ロザリアの神官(僕も アンジェリークさんに好意が……) オスカーの家「でもあっちの大陸には行く気なれなかったなー」 オスカーの家「うん 頭わるそうだからなー」 ロザリアの神官「だっ…だよね!? だよね――!!」 ロザリアの神官(危ねぇ――!!) 初めて自分の主君を裏切りかけてイヤな汗が出る神官だった
https://w.atwiki.jp/kairi_asa/pages/20.html
9村 砂上の鳥籠 holy.gif 双生児 ホリー (人狼) 「―――…大好きよ、オスカー」 ■名前:Holly=Eden ホリー=イーデン ■年齢:15歳 ■設定:オスカーの双子の姉。両親は不在でオスカーと二人で暮らしている。 学校には行かず、外で遊び回る事が大抵。 その実、精神世界の“創造主”の一人。 オスカーは、ホリーが現実世界で受けた苦痛を「理解してくれる存在」として造りだしたコピー。 実際には「オスカー」はおろか、双子の弟も存在しない。 現実世界では、両親(またはそれに準ずる人)に随分な仕打ちを受けたらしい。 具体的には首筋の火傷。オスカーに在るその痕は、本来現実世界のホリーが持っている物。 オスカーに表れた接触恐怖症も、恐らく現実世界のホリーの症状なのでしょう。 現実に耐え切れなくなって傷心のホリーが住む街を 同じく現実に苦悩していたベネットが偶然訪れた事で、共に精神世界を造り出すに至った。 彼女にとって、誰も自分を傷つけることの無い精神世界と、オスカーが全てであり それらを失う=現実世界に戻る&自分を理解してくれる存在が居なくなる事を尤も恐れていた。 恐らく学校に行っていなかったのは『想像=創造』出来なかったからでは、とか思ったり。 所謂、虐待を受けていたホリーが学校に行かせて貰っていなかったのなら 具体的なイメージを持てなかった=精神世界で行かなかった、のも 現実世界で頼れる人が居らずに精神世界に逃げ込んでしまった理由としても納得が出来る予感。 そるらさんと「議事双子で狼がやりたい!」と言う話を切欠に、ちょうどその頃別PLさんと話していた RP村ネタの原案を譲り受け&自分がストックしていたネタで少々カスタマイズ。 色々な意見を頂きながら、突発で建てた村でした。 最終的に「両狼CO状態はどうだろう…」などの理由から役職自由制にした為、双子狼は叶わず。 でも、狼と村人という配役で世界が広がったので、話としては美味しかったかなーと。 オスカー@そるらさんと一緒に囁けなかったのは少し残念なのですが。 動きがとても上手くて、大変助けて頂きました。ありがとございます(ぺこ) 事前に摺り合わせたのは苗字の『Eden』に関してのみだったと。 それでも、見事に設定が組み合わさったのは偏にオスカーが凄かったと言わざるを得ない。 いや、マジで赤・灰ログが見えてるのかと!! …とりあえず、オスカーが愛しくって!(黙れ)最後は、大好きって言ってもらった!やtt(ry でも口接けはともかく、消える前にホリーも「大好き」って告げる気だったので、 もしかしたら本当に何処か感情がリンクしてたのかなぁとかちょっと思ったり。 いやぁ愛しかった。ホリーだけとかオスカーだけじゃなくて、双子が。 でもその分、絡みが偏っちゃったのだよね…(´・ω・) 反省 その後を考えて見たりしたのだけれど。 「自分の言葉を伝える」為に戻ったのだけれど、直ぐにはやっぱり言えないと思うのです。 心的障害って、簡単に消えないし。接触恐怖症を持つぐらいだから、尚更。 戻って、ベネットに引き取られるかミッシェルの属する機関に保護を受けるか。 個人的には、きっとその後髪を切っちゃう気がします。肩ぐらいまで。 オスカーの面影を追ってるのかもしれないし、逃げ出した戒めとして痕の見える位置まで切ったのか それは判らないけども……多分、どっちの意味もあるんだろう。 …でも、どんなに時間がかかっても、いつか絶対自分の言葉を両親に伝えると思う。 伝えたところで事がどう変わるか判らないし、もしかしたら変わらないかもしれないけど 今度はオスカーが護ってくれるし、 それも、皆との約束だからね。 戻る Powerd by ツカエルサイト
https://w.atwiki.jp/revival/pages/642.html
――溜息が、勝手に漏れる。 自分以外誰も居ない部屋。家具は必要最低限しかなく、どちらかといえば殺風景と形容されておかしくない部屋――それが治安警察最大の激務部署、保安部に勤めるエルスティン=ライヒの部屋である。 その部屋の真ん中で、ベッド代わりに使っているソファにもたれつつ、エルスティンは手にした手紙を何度も読み直す。そこには(当たり前だが)先程見た時と全く同じ言葉の羅列があった。 ――叔父様のところで、幸せに過ごしていると良く聞かされている。考えてみれば私達は、お前の“幸せ”というものをあまり考えてやれない駄目な両親だった。 けれど、お前の幸せを願う気持ちは私達だって持ち合わせている。……もし良ければ今度、お前の“幸せそうに笑っている顔”を写真に収めて送って欲しい。任務で忙しい、というのは重々承知の上だが、たまには私達の事も思い起こして欲しいと……。 (…………) 何と言えば、良いのだろう。何と思えば、良いのだろう。 エルスティンとしては正直、この親の口上に引っ掛かる物言いがあると思える。それが何なのか良く解らないから、先程からこの手紙という名の“親からの司令文書”を何度と無く読み返しているのだが……。 (お父様とお母様は、私の“時事記録写真”が欲しい……と、言う事で間違いは無いようですね。……けれど、何故“笑顔”?) それは、エルスティンにしてみれば深淵である。エルスティンにとって“笑顔”とは儀礼・祭事・式典などの際に相手側に不快な思いをさせない為にしうる作業であり、それは過度になって良いものではないという認識であったからだ。 (やはり不可解な命令文書……私には判断が付かない。叔父さまにお伺いを立てた方が良いわね) 不可解な命令に際しては、上官に報告し指示を仰ぐのが下士官の勤め――そう判断したエルスティンは取り敢えずその手紙を決済が必要な文書束に放り込んだ。仮にも両親からの“司令文書”、全力で事に当たるべきだ――それはエルスティンなりの思いやりなのだが、それがズレているという事に当人は全く気が付かなかった。 治安警察省治安維持局保安部に勤務するオスカー=サザーランドは己の職務を“天職”と言って憚らない。それは、様々な人間を観察する事自体が仕事という、オスカーの人生テーマにこれ以上なくマッチした職種であるという事にも起因するが、もう一つオスカーには見逃せないポイントが存在する。それは、“退屈しない”という事であった。 ……とはいえ、その日の朝の“退屈しなさ”具合はおそらくその年度屈指のものであったに違いない。実際問題、朝からオスカーは――極めて珍しい事だが――振り回されっぱなしという事態に陥った。 正午の休憩時間、オスカーは治安警察省の長い廊下を足早に歩く。通りすがりの女性士官達にいつもの調子で軽やかに挨拶するのだが――相手もちゃんと挨拶をしてくれるのだが――どうしてもその後、彼女達のヒソヒソ話が耳に付いてしまう。 (サザーランド様、あの噂は本当なのかしら?) (朝礼の席で、ですって。……大胆よねぇ) (あの才知溢れる方がねぇ。余程思い詰めての事じゃないのかしら。……でもちょっと良くない? 上手くいけば凄い絵になるわよ!?) ……話の一割程度しか聞こえないが、内容など手に取るように推論出来る。今日は朝からずっとその話で職場が持ちきりであった事は間違い無いのだ。……もはや何を言われているのか、嫌でも解りそうなものだ。 オスカーは忙しげに足を動かし、そして遂に目的地に到着する。治安警察省のトップに君臨する男――ゲルハルト=ライヒの執務室。その部屋に“こんな用事”で押しかけるのはさすがのオスカーも気が引ける思いがある――が、この事態を唯一理解出来そうなのがこの部屋の住人以外無い、というのも結論であった。 意を決し、オスカーはライヒの執務室をノックする。その脳裏には、今朝の朝礼での“爆弾を落としたかの様な騒ぎ”がまざまざと蘇っていた。 仲間内でも“任務最優先の氷の女”と言われ、色恋沙汰とは紛れもなく無縁であった存在――エルスティン=ライヒが、オスカーに向けてこう言い放ったのだ。 <――今週末、オスカーは確かオフでしたね? なら、私とデートして下さい> その瞬間、歴戦錬磨で名高い治安警察省治安部の面々はしかし、事態にどう対処したら良いか解らない烏合の集団と化した……。 「……どういう事なのか説明して頂けると嬉しいのですが」 何時も通り、余裕を含んだ声でオスカー。しかし、自分でも動揺があると解る――オスカーとて、この事態が想像出来なかった深淵であった事に間違い無いからだ。 「どう、と言われても困るが……若者同士の事は若者同士で解決するのが筋だろう」 普段通り顰めっ面を崩しもせず、ライヒ。とはいえ何処かほくそ笑まれているようにオスカーには感じられる。 (関係ない訳、無いだろう! アンタがアイツの行動を把握していない訳が無いんだからな!) エルスティン=ライヒがゲルハルト=ライヒの寵児である――その事実は治安警察に在席する者なら誰でも知る事実だ。その事をしかしおくびにも出さず、ライヒは言う。 「“百戦錬磨のサザーランド閣下”……確か私はそう認識していたがな?」 「……幾ら僕でも公私混同はしませんよ、“叔父さま”」 敢えてエルスティンが使う“叔父さま”と言うオスカー。こうなると『たとえ相手がゲルハルト=ライヒでもかまうものか』と思えるのがオスカーの強さである。 そんなオスカーの様子に、ライヒは眉根一つ動かさない。しかし、一瞬だけ苦笑するとデスクから手紙を取り出した。今朝方一番でエルスティンが持ってきたものだった。それをオスカーに渡すと、ライヒはこう言った。 「たまには同僚の“任務”に付き合うのも悪い話では無かろう。……どうだ?」 この時点で、オスカーに事態に抗う手段は無い――それは“命令”の間違いじゃないのか、とオスカーは言いたかった。……もはや、言う段階を失した事を理解しながら。 自他共に認める才能、というものは確かにある。そしてそれは、決して有利な方向のみに働くものでは無い。そのような事を眼前で証明されてしまえば、如何に“猟犬”ドーベルマンといえど言いなりになるしかない。 「……おそらく、閣下はここで操作を間違われてしまったから書類全体の構成が変更されてしまったのですね。今後はシステム面でそのような操作を受け付けないように設定しておきます。日常の業務に於いては問題は無いはずですが……宜しいですか?」 まるでピアノを引くかのように軽やかに、そして流れるようにキーボードを操作するメイリン=ザラに、各地で悪鬼のように恐れられ、罵られるドーベルマンも頭を垂れるより他無い。 「いや、助かる。どうも俺はデスクワークは苦手でな……。モビルスーツの操縦であれば勝手に体が動くんだが……」 我ながら言い訳だな、とドーベルマン。そんな様子にくすっと笑って、メイリン。 「この程度の事なら、何時でも申し付けて下さい。閣下が現場で行われる事は、私などには不可能な事――閣下の仕事の支えになる事は、寧ろ誉れですわ」 メイリン=ザラは最近新規で入った職員だ。かのライヒ閣下直々の抜擢と聞いていたが、なかなかどうしてこれからの時代に必要な人材だと実感出来る。 (……戦争屋だけじゃ、“平和な時代”の仕事は回らん。新しい時代の人材が必要な時期に入った、っていうことか……) ゲルハルト=ライヒの思考というものは、ドーベルマンには手に取るように解る。それだけ同じ世界、同じ視界を共にしたという自負がそれを後押ししていた。 何となく物思いに耽る――しかしそれも一瞬の事で、 「当面の作業は完了しました。不明な点があればご連絡頂ければ……閣下?」 メイリンの怪訝な声。慌ててドーベルマンは思惟を引き戻した。 「あ、ああ……助かった。頼りにさせて貰うよ」 「では、失礼します」 立ち振る舞いも颯爽と、メイリン。才媛とはああいう女性を言うのだな、と無骨者のドーベルマンでも思う。……何となく浮き立つものを感じ、軽く首を振る。 「ガラじゃないな……」 呟くと手慣れた仕草で葉巻を取り出すと次の瞬間にはカチン、とジッポーを閉じる音がして白煙が眼前に広がる。どんな時でも落ち着く、ドーベルマンにとっての魔法だ。 こうした瞬間が作れる――だからこそ、煙草は止められない。ドーベルマンはそう思った。 そんなドーベルマンの落ち着いた時間は、煙草一本分位しか与えられなかった。乱暴なノックと共に、がっしりとした巨躯の男がドーベルマンの執務室に入ってくる。 ――エイガー=グレゴリー。仲間内でも“熊の様な男”と揶揄される様な、二メートル超の巨躯がトレードマークと言って良い男である。ドーベルマンとエイガーはかつての二度の大戦に於いて、轡を並べた仲だ。普段はのっそりとしているが、いざという時の俊敏さはドーベルマンを凌ぐ勢いを見せる。静と動――それがこの男の持ち味と言えるだろう。 「……やるか?」 互いに挨拶すらなく、ドーベルマンが切り出す。――そんなものは不要なのだ。 「今は勤務中だ。……うむ、“一本だけ”にしておこう」 “やらん”でも無く“一杯だけ”でも無く“一本だけ”か――さすがのドーベルマンも苦笑しながら、調度品に隠れるように配置されている冷蔵庫からワインを取り出す。 「ベルリン産四十九年ものか。……相変わらずワイン党なのか?」 即座に見抜くのは、酒好きの本領発揮である。ドーベルマンの注ぐワインから目を離そうとしないのは流石、なのだろうか。 「文句なら上に行ってくれ。俺は本来ビール党だ」 違いない、と苦笑してエイガー。かちん、とグラスを打ち合わせて乾杯すると――互いのグラスからワインは忽然と無くなった。……一杯目は一息、というのは彼等なりの流儀らしい。 そのまま、ワインを味わう時間が過ぎていき――ワインの半分が無くなった所でエイガーが切り出す。 「……内通者が居るのは、ほぼ間違い無い」 苦々しく、吐き捨てるようにエイガー。 先頃から、治安警察上層部に問題視されている事柄があった。治安警察の内部情報が何者かにリークされている可能性が高い、という事だ。オーブ市内に潜伏するテロリストグループの何処かに情報が流されている――それは疑念であったとしても見過ごせない問題だ。 現状のオーブ――いや、世界の“平和”は“恐怖”によって支えられている。皮肉な事だが、それは紛れもない事実だ。そして“自由と平等”を唱える者達は“戦禍”を生み出す――それらは、矛盾しつつも互いに引っ張り合い、常にどちらかに傾き続けるシーソーの様なもの。……ならばこそ、治安警察は負ける訳にはいかないのだ。それが何時か、決壊するダムだと心の底では理解していたとしても……。 エイガーは、信頼の置ける男――裏表がはっきりしている男。だからこそ、信頼もされる。それは、彼を知る者が皆思う感想だ。それ故、治安警察内での内部調査に打って付けなのである。尤もそれは、エイガーの苦悩を招く事になるのだが……。 「最近の手入れを、上手く逃げ延びている組織がある。“旅人達”という連中だが……最近、急速に拡大しつつある。内部情報が流れ始めた時期から考えれば、辻褄も合う」 敢えてエイガーの苦悩に触れず、ドーベルマン。この男が同情など欲しがる男では無いと知っているからだ。 「……叩き潰せんのか?」 ぎらりと獰猛な瞳を輝かせて、エイガー。気持ちはドーベルマンとて同じだ。だが、今は諭さなければならない。 「証拠が無い。……今は戦時下ではない、法治国家なんだぞ」 「クッ……」 無念そうに拳を握るエイガー。証拠が必要なのだ――信じるに足る、確たる証拠が。 「まあ、飲め。……そこまでで十分だ」 ここから先はエイガーの仕事ではない。寧ろ、ドーベルマンの仕事だ。エイガーの苦悩が安らぐのなら、秘蔵の四十九年もの程度は安いものだ――それは、ドーベルマンなりの優しさである。 「……他に何か、変わった事は?」 我ながら無理矢理な話題転換だな、とは思う。……が、これは意外な効果があった。 「ん? ……ああ、これはお主には全く係わりの無い話題だが……」 不意にエイガーの顔が緩んだ。おほんとわざわざ咳払いする所から、相当変わった事があったのだろう。――ドーベルマンも少し身を乗り出した。 「おい、勿体付けるなよ。……何があった?」 しばらくエイガーは腕を組み、考え込んでいたが――意を決したのか、口を開いた。 「――あの“ライヒの娘御”が朝礼の席で“愛の告白”をした――」 「……は?」 ……しばしの間、さしものドーベルマンも完全に硬直した。何かの暗号電文の類であって欲しいと、脳裏の何処かで考えながら。 「……何で僕がこんな目に遭うんだ……」 例の事件から、既に三日。事態は全く収まる様子も無く、激流となってオスカー=サザーランドに襲いかかっていた――それは言い過ぎかも知れないが。 オスカーは最近、休憩時間になると一目を避けるように非常階段や使われてない会議室、果てはトイレなどに逃げ込むのが常となった。何ら悪い事はしていない――そういう自負はあるのだが、かといって身の安全を確保する方法が今現在思いつかないので仕方が無いのである。 ここで、状況を整理してみよう。 オスカーは確かに逃げも隠れもする必要はない――通常ならば。そこら辺の女性に公衆の面前で告白された事など、実は以前にもあった事なのだ。正直な所、恐れるに足る状況では無いはずなのである。 では、何が問題なのか――それはひとえにエルスティン=ライヒが“ライヒの娘御”とまで呼ばれる程に(世間的には)ゲルハルト=ライヒに溺愛されている、と思われているという事である。社会適正が限りなくゼロに近いエルスティンが、治安警察という普通に考えれば最大級に厳しいはずの社会環境で何ら問題無く過ごしていられるというのは、ひとえにライヒの見えない圧力に寄るものなのである。 例えばエルスティンが職場で仲間外れにされたとする。(そういう事実すら今まで無いのだが) その際、その職場の上司は――ライヒがそのような事を髪の毛一筋も考えなかったとしても――ライヒの報復を恐れる様になるのだ。キラやラクスといった“雲の上の人々”に最も近い男、ゲルハルト=ライヒ――更に治安警察のトップに君臨する――正直な話、オーブ、いやさ世界全体を見渡しても“敵に回したくない男”トップテンの中には必ず居る男なのである。 そしてオスカーの現状は――或いはライヒ一派の事を敢えて“巨大なマフィア”と形容するのなら、“巨大なマフィアの愛娘に手を付けてしまった馬鹿な男”以外の何者でも無い。エルスティンに悪気は――おそらくというか、全く無かったのだろうが、“衆目の中での愛の告白”という行為はあっという間にオスカーから“自由”という言葉を取り払う結果となった。 “断る”という選択肢は、有るようで実は無い。……必ずや、『エルスティン様に恥辱を与えた』という集団が現れる結果となるだろう。(そういった集団の発生理由はエルスティンの存在などどうでも良く、ただライヒ一派にすり寄りたい者達というだけの事だが) ならば“付き合う”という選択をしたとして――どうなるか。当面の安全は保証されるし、出世は思いのままとなる。……しかし、オスカーとしてはそれは実はやりたくない選択肢だった。そもそも“人間観察”がしたくて就職したような異端児であるオスカーは、人一倍我の強い人間である。そんな人間が天から振ってきたかのようなお告げに「ハイ、そうですか」と従う訳が無い。「出世なんてしなくても良いから自由気ままに振る舞いたい」というのは紛れもなくオスカーの本音であるだろう。そしてもう一つ、「好きでもない女と付き合うなんて真っ平御免だ」というのもオスカーの動かしがたい本心である。……要は天邪鬼であり、かつプライドが高いのがオスカーのオスカー足る由縁ならば、それを捨てる気は毛頭無いのだ。 唯一のオスカーの突破口は、初日の“ライヒへの直談判”であった。あそこでライヒに否定して貰えれば、それで話は済んだはずだったのだ。……ところが、結果として“エルスティンの行動はライヒとの意思の統一のものに行われた”という最後通告を確認する結果となってしまった。……ここでオスカーは袋小路に突入したのである。 意外にもオスカーは女性の事を“利用しよう”とは決して考えない。それは、彼なりの美学であり、プライドである。……だからこそ、今現在こうして困っているのである。 (こうして逃げ回っていても、何にもならないのは解ってるんだ……。けどな……) 既にオスカーの七人は居たはずのガールフレンド達からは“絶縁届”が届けられていた。彼女達とてオスカーの事を憎からず思っているはずだが、如何せん相手が悪すぎる。女のプライドを賭けて戦うには、どう考えてもリスクとリターンが釣り合わないなら、“女は引き際が肝心”という結論に落ち着く。オスカーとて“遊び”で付き合っていたという経緯がある以上、引き留める事は出来ない――が、理不尽なものを感じるのは隠せない。 そして、オスカーがこうも逃げ隠れする理由――それがオスカーの今現在隠れていた視聴覚室の扉をがらっと開けた。 「オスカー、こちらですか? 急ぎの決裁書類をお持ちしました」 ……何ら空気を読まない、読めても理解出来ないエルスティン=ライヒである。 一応、オスカーとエルスティンは同じ職場とはいえチームは違っていた。しかし、様々な思惑があっという間にオスカーとエルスティンを同じチームにしてしまったのである。 「……今は休憩時間じゃ無かったっけ?」 「急ぎの書類、と伺いました。猶予は無いという事でしょう」 喉元まで出かかった怒鳴り声を、それでも『相手は女性』という事で仕舞い込むオスカー。 (……決裁書類に“猶予は無い”って事は無いだろうに……) 紛れもなく、正しいのはオスカーの筈だ。筈なのだが……。 おそらく職場では、観客席で同僚達が指を指してニヤニヤ笑っている筈だ。それも、今のオスカーには堪えられない要因である。 「ふうっ……」 しかし、何時までもこうしている訳にもいかない。軽く頭を振って、オスカーは思惟を振り払う。と――エルスティンが真っ直ぐにこっちを見据えていた。 「オスカー、疲れている様ですね。……どうしました?」 オスカーは今度こそ怒鳴ろうとした。けれど、エルスティンの瞳――真っ直ぐな、その瞳がオスカーの思いをまたしても吹き飛ばす。邪気の無い、澄んだ瞳は今まで“人間観察”を続けてきたオスカーには全く馴染みのないものだったのだ。 (……参るな……こりゃ……) 溜息を付くともう一度、オスカーは軽く頭を振った。そして、ぽんとエルスティンの肩を叩くと先頭に立って歩き出す。 「少し、疲れただけですよ――さ、仕事仕事っと……」 少しだけ、エルスティンはびっくりしたようだった。オスカーの叩いた肩にそっと手をやる――しかしそれも一瞬の事で、直ぐにオスカーと並んで歩き出した。 「……遊園地?」 「はい。入手したマニュアルによると『初デートは遊園地がベスト』との事です」 「マニュアル、ねぇ……売店の本?」 「ご存じでしたか。今、研鑽を積んでいるところです」 「そんなに肩肘張るもんじゃ無いと思うけどねぇ……」 職場までの道すがら、二人はそんな事を話していた。エルスティンは相変わらず無表情だが、何処か浮き立つ様な様子がある。それは、オスカーにも感じられる……それは、悪い気はしないものだ。 (折角だ、楽しんで行くか……) そう、オスカーは気分を切り替えようとして―― ズゥンッ!! ――爆発音! 考えるより先に、二人は動いた。伊達に治安警察に在席している訳では無いのだ。 「――私達の職場です!」 鋭く、エルスティン。“空間把握能力”を持ってすれば建物の何処で爆発があったのか直ぐ解る。 「こっちだ! そっちは人が集まりすぎる!」 中央の階段を避け、建物の端の階段で駆け上がるオスカー。中央階段は避難ルートにも選ばれているだけあり、こうした時逃げまどう人で一杯になる。……誰も彼もが冷静で居られる訳がないのだ。 オスカーとエルスティンが自分達の職場に辿り着くと――爆発地点は直ぐに解った。黒ずんだオスカーのテーブルが、爆発の規模こそ大したものでは無いと示しつつも、紛れもない意志がそこには現されていた。 「……ッ!」 怒りが全身を振るわせる――奥歯が軋み、拳がきつく握られる。 ガンッ! 収まりがつかず、壁に拳が叩き付けられる――エルスティンを一顧だにせず、オスカーはその場から歩き去った。 今度こそ、自分を抑える自信が無かったのだ。それだけは察せたのか、エルスティンは追ってこなかった。
https://w.atwiki.jp/lajodasostiana/pages/39.html
第6章 『国家と宗教』 [アルカディア、王様のところに行くとイベント発生] ソフィア「戻ったか?」 ヒロシ「犯人はやはりグリモアの者だったでござる。処刑場には闇鬼の姿も確認済みでござる。」 ソフィア「分かっている。これで確証が出来た。この時をもってグリモアを反抗勢力とし、教団ごと制圧をする。」 ネル「グリモア教団を制圧…ですか?」 ソフィア「そうだ。リュミエールギュストはグリモアの動きをずっと探っていた。ロシ、ルゥ、御前達も、彼らに協力してくるがよい。」 ネル「は、はい。」 ヒロシ「あいわかった。」 ソフィア「巫女よ、引き続き…。」 ペラジー「ええ。」 [王座から退いた後、4人で話し合い。] ミッシェル「で、次はどうするの?」 ヒロシ「某達も教団を責める手伝いをするでござるな。」 ペラジー「リュミエールギュストに協力しろとの事だし、本部に向かいましょう。」 ネル「オスカーさんも戻ってますかね?」 [フリー行動、世界図書館に向かい、入り口で話すと、オスカーが戻っていると言われ、中に通される。] オスカー「来たね。今から作戦会議を始めるところなんだ。席に座ってくれるかい?」 オスカー「どうやら教団は、信者の人たちに闇を植え付けているらしいんだ。 闇鬼を中に引き入れたり、一部の信者を闇鬼に変えてしまったりといった実験で、内部はかなり危険な状況らしいんだ。」 ネル「あの、どうしてそんなことを…?」 オスカー「…グリモア教団内部には、信者のふりをしたスパイが何人か忍び込んでいるんだ。」 ネル「え?でも、そんな事をしていたら、その人たちも…。」 オスカー「大丈夫。結構上の立場にいる人間にも僕らの味方がいるんだ。だからスパイの安全は…」 [入り口の扉が開かれて一人の逃亡者が入ってくる。] 法泉「オスカーさん…。」 オスカー「あなたは…!?その怪我、一体どうしたんですか!?」 法泉「すみません。グリモア教団のクリスに気付かれました。」 オスカー「なんだって!?」 法泉「例の巫女の救出で情報が漏れた事をきっかけに、罠を…ぐっ…。」 オスカー「しっかりするんだ。他の、他の皆は!?」 法泉「怪我を負ったものも多数いますが、ほぼ全員無事に戻ってきています。」 トニー「オスカー!これは一体どういうことなんだよ!?」 オスカー「トニー!?何で君がココに!?」 トニー「法泉に連れられてきたんだ。ロビンがそうするようにって言ったからって…。」 オスカー「ロビンが…?そうだ、ロビンはどうしたんだ!?」 法泉「すみません、それが…。」 [場面転換、グリモア教団内部、牢獄] クリス「残念です。トニー様の首を取る事が出来れば、認めてもよかったのに。」 ロビン「そうか?それは残念な事をした。悪役に徹するなんざあんまり向いてなかったからな。」 クリス「なかなか良い駒だと思って侮りすぎてましたが、あなたの目的はなんですか? 何のために、トニー様の代わりに闇の教祖になるなどと…。」 ロビン「トニーに悪党は似合わないからだよ。ただそれだけさ。」 クリス「嘘ですね。なぜ、巫女の処刑の件が知られてしまったのでしょうか?あなたしか知らないことだったのに…?」 ロビン「さて、なんのことかな?」 クリス「なるほど、お惚けになりますか。それなら、カリュクス、後を頼みますよ?あと、例の紋章を何処に隠したかも…。」 カリュクス「はい、聞ける情報は全て…。 ごきげんいかが?ロビン様? 逃亡生活と、幽閉生活と――永夜の眠り。紋章の隠し場所さえ教えてくれれば、お好きな道を、選ばせてさしあげてよ?」 ロビン「なに、逃がしてくれるの? 監視も何もつけないんだったら是が非でも逃がしてもらいたいね。」 カリュクス「ふふ。ロビン様が全てお答えいただけるなら、お望み通りにしてあげるのもいいかな、とも思っておりますのよ?」 ロビン「……聞きたいこと…ねぇ…。どんな事?カリュクスの色気にやられて何でも喋ってしまうかもよ?」 カリュクス「紋章は何処?あなたのいる組織は何?」 ロビン「…何のこと?紋章なんて知らないし、組織なんてものも知らない。俺は1人で、自分の意思で…」 カリュクス「心音、抑えましたね。この牢獄、伊達に静かなわけじゃないんですよね…。 ……わかるでしょう? わからないはずが無いでしょう?」 ロビン「さあね、何のことだか知らないよ。」 カリュクス「ふふ。欲しい答えは、得られませんでした。ね。 これでは出して差し上げる事はできませんが、これをあげましょうか。」 ロビン「紙…?」 カリュクス「どなたかにお手紙を書きたくなったら、それをお使いになるとよろしいでしょう。 ご存知の方なら、念じるだけで、誰にでもお届けできますわ。 もちろん――今の答えをお教えいただける気になりましたら、私宛でも構いませんのよ。」 ロビン「ふざけるな。殺したければ殺せばいいだろう? どうせ、俺は何も喋らないぞ。運命と、彼女の為に戦う事を決めた時から、死の覚悟は出来ている!」 カリュクス「殺すだなどと――もったいない。 周知の事実のおさらいです。よく覚えておいででしょうけれど――。 私も仕える闇のお方々が好むものは、 『怨恨』『恐怖』『悲哀』 今の貴方様は、とてもいい表情をしておられます。とてもいい、焦燥。 希望に満ちて死なれるなど――寝覚めが悪うございましょう? ふふ!ふふふふふ!では、ロビン様。良い――悪夢を。」 [ロビンが1人取り残される。] ロビン「手紙…誰が!そんなものに…監視でもついているくせに…。 みんな…すまない…。」 [場面転換、リュミエールギュストの作戦会議室。] トニー「何言ってるんだよ!グリモア教団はアルカディアの国教だぞ!闇に属しているなんて、そんなはず…。」 オスカー「ロビンと連絡が取れず、こっちに戻ってこないのがいい証拠だ! みんな、急いで準備だ!すぐに救出に向かおう!」 トニー「そんな…クリスが…カリュクスが、俺を騙しているわけ…。」 オスカー「トニー…。白の巫女、あなたは回復魔法が使えますよね?」 ペラジー「え、えぇ、少しだけですけど。」 オスカー「ココに残って、戻ってきたみんなの傷の手当てをお願いできますか?」 ネル「おれ達は?」 オスカー「ロビンを助ける。グリモア教団に急ごう。」 [ペラジーと別れて、ネル、ヒロシ、ミッシェル、オスカーで行動。フリー行動。 グリモア教団に行くとイベント発生。] ネル「うっ…。」 ヒロシ「ネル殿?」 ミッシェル「闇が濃いわ。ネル、大丈夫?」 ネル「は、はい…。」 オスカー「サンバルバリの時みたいに暴走だけはしないでくれ。入ろう。」 [教団内に入ろうとすると、闇に弾かれる。] ミッシェル「闇の結界、それもかなり強力みたい。」 オスカー「中には入れないのか…。」 ネル「…える…闇の気配が…。」 ヒロシ「囲まれているでござるよ!」 [複数の闇鬼と太陽の欠片に囲まれる。(VS太陽戦)] ネル「な、何とか勝てたけど…。」 ヒロシ「見るでござる!」 ネル「少しだけ、結界の力が弱く…?」 オスカー「でも、まだ入れるほどじゃ…。」 ミッシェル「また闇鬼が来たわ!」 ヒロシ「きりがないでござる!」 オスカー「一度退こう!」 [その場から撤退後、場面は変わってソフィアの元へ] ヒロシ「そういうことでござる。」 ソフィア「ふむ。闇鬼に闇の結界…グリモアも堕ちる所まで堕ちたな。」 オスカー「あれをどうにかしないと、中には入れない。何かいい考えはないか?」 ソフィア「九頭狼家という闇鬼狩りや滅魔を専門に行っている一族がいる。そこの恭介という青年を訪ねてみるといい。 力になってくれるだろう。」 [フリー行動開始。以後、世界図書館にいる法泉と話すとメンバーチェンジを行える。 (戦闘参加可能メンバーはネル、ヒロシ、ペラジー、ミッシェル、オスカー、トニー。)] [この後王様に会いに行くと恭介に会うまでは、恭介のいる場所を、その後は黒太陽の場所をしめしてくれる。世界図書館に行くと小イベント。全員で行くと、ここが手薄になるからという理由付けで、メンバーを分ける。] トップページに戻る
https://w.atwiki.jp/mayyugioh/pages/290.html
オルト LP 8000 手札 5 場 オスカー LP 8000 手札 5 場 「オレのターン!ドロー!」 先行を取ったオルトがカードを引く。 「モンスターをセット。さらにリバースカードを一枚セットする」 オルトがセットしたモンスターは《静寂のサイコウィッチ》。 破壊時にデッキからサイキックモンスターを呼ぶこのカードで確実に次のターンのシンクロ召喚に繋げるのがオルトの狙いだ。 「オレはこれでターンエンドだ」 オルト LP 8000 手札 4 場 守備モンスター 1 リバースカード 1 オスカー LP 8000 手札 5 場 「フッ・・・我がターン!」 悠然とオスカーはドローを行なう。 「メインフェイズ、魔法カード《ワン・フォー・ワン》を発動する!」 手札の《カオスエンドマスター》を墓地に送り、オスカーはデッキからレベル1モンスター《チューニング・サポーター》を特殊召喚する。 「さらに《ジャンク・シンクロン》を通常召喚。《チューニング・サポーター》のレベルを2としてシンクロ召喚を行なう!」 二体のモンスターが輝く星へと変わり、シンクロモンスターが構成されてゆく。 「出でよ、《幻層の守護者アルマデス》!」 天使の如き神々しい姿を持ちながらその種族は悪魔、相反する力を携えたモンスター《アルマデス》がオスカーの場に出現する。 「《チューニング・サポーター》がシンクロ召喚に使用されたのでカードを1枚ドローする・・・そして、《アルマデス》で貴殿のセットモンスターを攻撃する!」 光と闇の入り混じった未知なる波動が《アルマデス》の両手から放たれ、オルトのセットモンスター《静寂のサイコウィッチ》を葬った。 「《アルマデス》が戦闘を行なうとき、相手はダメージステップ終了時までいかなる効果をも発動することはできない・・・ 《サイコウィッチ》のリクルート効果を頼みにしていたのだろうが、残念であったな」 「チィ・・・」 「リバースカード2枚をセットし、私はターンエンドだ」 オルト LP 8000 手札 4 場 リバースカード 1 オスカー LP 8000 手札 2 場 《幻層の守護者アルマデス》 リバースカード 2 「オレのターン!」 《サイコウィッチ》を封じられたのは予想外であったが、まだ展開の芽を摘まれたわけではない、オルトは反撃に打って出る。 「《沈黙のサイコウィザード》を召喚!その効果で墓地の《サイコウィッチ》を除外する。 さらに《緊急テレポート》を発動し、デッキから《サイ・ガール》を特殊召喚!」 魔法カードを使用してオルトも即座にモンスターとチューナーの2体をフィールドに揃える。 「《サイ・ガール》を《サイコウィザード》にチューニング・・・来い!《サイコ・デビル》!」 異形のサイキックモンスター《サイコ・デビル》が出現する。 続けて《サイコウィザード》が墓地に送られたことで効果が発動、除外された《サイコウィッチ》がフィールドへ転送される。 「オレは《サイコ・デビル》のモンスター効果を発動!相手の手札1枚のカードの種類を宣言する・・・モンスターカードを宣言だ!」 《サイコ・デビル》が念波を放ち、オスカーの手札の1枚を透視する。 その結果は・・・ビンゴ!モンスターカード《神竜 アポカリプス》である! 「《サイコ・デビル》の攻撃力1000アップ!バトルフェイズ、《サイコ・デビル》で《アルマデス》を攻撃だ!」 《サイコ・デビル》の電撃が《アルマデス》を焼き払う。 「そして《サイコウィッチ》でダイレクトアタック!」 身を守るモンスターを失ったオスカーへ《サイコウィッチ》が攻撃を放つ。 「させぬ・・・!罠カード《スピリット・フォース》を発動!私への戦闘ダメージを0にする!」 オスカーの周囲を衝撃波が包み、《サイコウィッチ》の攻撃をかき消した。 「そして私の墓地より《ジャンク・シンクロン》を手札へ加える!」 「・・・ターンエンドだ」 惜しくもオスカーへの追撃は届かず・・・オルトはターン終了を宣言した。 オルト LP 8000 手札 3 場 《サイコ・デビル》《静寂のサイコウィッチ》 リバースカード 1 オスカー LP 6900 手札 3 場 リバースカード 1 「ククク・・・我がライフに傷を負わせるとは、褒めて遣わすぞ」 不敵な笑いを浮かべながらオスカーはカードをドローする。 「しかし・・・これからが真のデュエルよ!手札の《ジャンク・シンクロン》を召喚!その効果で墓地の《チューニング・サポーター》を特殊召喚する!」 オスカーの場に再び《ジャンク・シンクロン》と《チューニング・サポーター》の2体が並び立つ。 「この2体でレベル4のシンクロモンスターを召喚!来るがよい、《アームズ・エイド》!」 オスカーの場にガントレットが如き姿のシンクロモンスター《アームズ・エイド》が姿を現した。 「《チューニング・サポーター》がシンクロ素材となった事により、再びカードをドロー!」 そしてオスカーはカッと目を見開いた。 「私は墓地の《ジャンク・シンクロン》と《チューニング・サポーター》の2体をゲームから除外し、モンスターを特殊召喚する! 降臨せよ・・・!《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》!!」 光あれ・・・天地開闢の化身たる伝説の剣闘士《カオス・ソルジャー》が混沌のオーラを纏い、フィールドへと降り立った。 オスカーのエースモンスターの登場にハルは顔を青ざめる。 「ア、アカン・・・!こんなにも早く《カオス・ソルジャー》が出るなんて・・・!」 当然オルトもこの危機的状況を理解している・・・オスカーの放つであろう攻撃に身を構える。 「行くぞ!《アームズ・エイド》の効果発動!装備カードとなり《カオス・ソルジャー》に装備する!」 《アームズ・エイド》が《カオス・ソルジャー》の右腕に装着され、《カオス・ソルジャー》の攻撃力が4000ポイントに上昇する。 「バトル!《カオス・ソルジャー》よ《サイコ・デビル》を攻撃しろ!開闢双覇斬!」 《カオス・ソルジャー》は一瞬にして《サイコ・デビル》を両断した。 「ぐうぅっ!」 オルトに600の超過ダメージが入る。 さらに《アームズ・エイド》の効果によって《サイコ・デビル》の元々の攻撃力2400ポイント分の効果ダメージが加えてオルトを襲う。 「まだだ!《開闢の使者》がモンスターを破壊した時、もう一度続けて攻撃を行なうことができる!《サイコウィッチ》を攻撃!」 《カオス・ソルジャー》の二の太刀が《サイコウィッチ》を切り捨てる。 「ぐああぁぁっ!」 合計4000ポイントのダメージを受け、たまらずオルトは吹き飛ばされた。 オスカーの怒涛の攻撃を前にして、観戦しているキタヤマ達にも動揺の色が浮かぶ。 「な、何という攻撃だ・・・一気にオルト君のライフが1000ポイントまで減らされてしまうとは・・・」 「ダメや・・・やっぱり邪神結社の最高幹部を相手にするなんてムチャだったんや・・・」 ハルは絶望的な表情を浮かべ呟く。 「いや・・・見ろ」 サイバーマンが指を差す。 「まだ奴の目は死んではいない」 そこには傷ついた体をものともせず、毅然と立ち上がるオルトの姿があった。 「・・・何で・・・何でオルトはまだ立ち上がることができるんや・・・!?」 「貴様にも分かっている筈だ、真のデュエリストはどんな危機的状況に立たされようと決して諦めはしない!」 「真の・・・デュエリスト・・・?」 《サイコウィッチ》を攻撃されたことはオルトのライフポイントを大きく削ることとなったが、一方でチャンスでもある。 オルトは効果発動を宣言した。 「オレの場の《サイコウィッチ》が破壊されたことにより効果発動!デッキの《サイコ・コマンダー》を除外する!」 続けてオルトは場に伏せてあったリバースカードを発動する。 「罠カード《サイコ・トリガー》!このカードはオレのライフが相手よりも少ない時発動することができる! オレは《サイコウィザード》と《サイ・ガール》、2体のサイキック族モンスターを墓地から除外し、カード2枚をドローする!」 なお闘志を失わぬオルトに対してオスカーは満足げに笑みを浮かべる。 「そうでなくてはな・・・私はこれでターンエンド」 オルト LP 1000 手札 5 場 オスカー LP 6900 手札 3 場 《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》 《アームズ・エイド》(装備カード化) リバースカード 1 カードを引くオルト。 オスカーの召喚した《カオス・ソルジャー》は高い攻撃力に加えて、強力な2つの効果を持っている。 このターンに《カオス・ソルジャー》を倒さなければオルトの勝利はないだろう。 スタンバイフェイズ、除外されていた《サイコ・コマンダー》がオルトの場に特殊召喚される。 (リクルートに成功した《サイコ・コマンダー》、そして6枚の手札を駆使し《カオス・ソルジャー》を撃破してみせる・・・!) 「オレは《サイクロン》を発動!装備カードとなった《アームズ・エイド》を破壊する!」 《アームズ・エイド》が消滅し、《カオス・ソルジャー》の攻撃力が3000ポイントに下がる。 「そして魔法カード《ミラクルシンクロフュージョン》発動!オレの墓地の《サイコ・デビル》と《静寂のサイコウィッチ》を融合させる! 出でよ!《アルティメット・サイキッカー》!!」 融合によってシンクロモンスターのパワーを増幅させた新たなモンスター《アルティメット・サイキッカー》が誕生する。 しかしながらその攻撃力は2900と僅かに《カオス・ソルジャー》には及ばない。 それにも関らずオルトは《カオス・ソルジャー》へ攻撃を宣言する。 「《アルティメット・サイキッカー》で《カオス・ソルジャー》を攻撃!」 「ほう、攻撃力の劣るモンスターで向かってくるとは・・・」 《アルティメット・サイキッカー》の振り下ろした右腕を《カオス・ソルジャー》は盾で受け止める。 「この瞬間《サイコ・コマンダー》の効果発動だ!オレのライフ200ポイントを払い、《カオス・ソルジャー》の攻撃力を200ポイント下げる!」 これによって《カオス・ソルジャー》の攻撃力は2800ポイントとなり、《アルティメット・サイキッカー》との優劣が逆転した。 「行け!《アルティメット・サイキッカー》!」 《カオス・ソルジャー》が剣で反撃を加えようとするより先に、《アルティメット・サイキッカー》の左腕が突き出され、《カオス・ソルジャー》を貫いた。 「《アルティメット・サイキッカー》が戦闘でモンスターを破壊した時、その元々の攻撃力だけオレのライフを回復する」 攻防一体の《アルティメット・サイキッカー》の効果により、オルトはライフポイント3ケタという危機的状況を脱する。 「さらに《サイコ・コマンダー》でダイレクトアタック!」 エネルギー弾を放つ《サイコ・コマンダー》、この攻撃は今度こそオスカーを捕らえ、ライフポイントを削り取る。 「よーし!これで勝負はまだ分からんぞ!」 再びの形勢逆転に先ほどまで意気消沈していたキタヤマも沸きあがる。 「オレはリバースカード1枚をセットし、ターンエンド!」 オルト LP 3800 手札 3 場 《アルティメット・サイキッカー》《サイコ・コマンダー》 リバースカード 1 オスカー LP 5400 手札 3 場 リバースカード 1 「ククク・・・そうだ、そうでなければ貴殿をここへ呼び寄せた意味が無い・・・!」 エースモンスターを倒されたにも関らず、オスカーは余裕の表情を崩さない。 「オルト殿、何故私が貴殿との一騎打ちを望んだか分かるか?」 「デュエリストとして強敵と戦いたかった・・・という訳ではないようだな」 「フハハハハ!当然よ!デュエリストの誇りだと・・・?全く馬鹿馬鹿しい・・・」 「・・・ヌゥ」 自分達の生き様を真っ向から否定するオスカーの言葉に、サイバーマンは眉をひそめる。 「全ては我等が念願、邪神復活の為!邪神の封印を解く為には莫大なデュエルエナジーが必要!私の全力が引き出される程のなぁ! ここまでの健闘を称えて我が真の力を見せてやろう!」 オスカーの全身より邪念が迸り、オルト達を威圧する。 「ゆくぞ!私は魔法カード《手札抹殺》を発動する!」 「ならばオレは手札の《増殖するG》を墓地に送り、効果を発動する!」 オルトの墓地より黒いシルエットの虫たちがわらわらと湧き出しデュエルディスクに群がった。 「いいぞオルト君!《増殖するG》の効果が発動したターン、相手が特殊召喚に成功する度にドローできる!これで奴もこのターン迂闊には特殊召喚を行なえないはずだ!」 「うむ、普通ならばな・・・」 渋い反応を返すサイバーマン、彼はオスカーの気迫に何か異様なものを感じ取っていた。 「それでは《手札抹殺》の効果処理だ、お互いに手札全てを捨ててもらうぞ」 オスカーは《神竜 アポカリプス》《エクリプス・ワイバーン》《ダークフレア・ドラゴン》の3枚、 オルトは《タイムエスケーパー》《最古式念動》の2枚をそれぞれ墓地へ捨てた。 そして互いに墓地へ捨てたカードと同じ枚数をドローし、新たな手札とする。 「クク・・・そして墓地へ送られた《エクリプス・ワイバーン》の効果を発動する! このカードが墓地へ置かれた場合、デッキから光または闇属性のドラゴン族モンスターをゲームから除外することができる! 私が除外するモンスターは・・・《混沌帝龍 -終焉の使者-》だ!!」 「・・・!?バカな!《混沌帝龍》だと!?」 オルト達に衝撃が走る! 《混沌帝龍》は言わずと知れた禁止カードの1枚のはずである、それがこのデュエルに登場するとは一体どういうことなのか!? 彼らが驚いたのはオスカーのアンフェアさではなく、禁止制限を破っているということ自体にある。 闇のデュエルにおける禁止制限とは世界の法則、それに背いた者は誰であろうと宇宙より裁きを受け、最悪の場合死に至る。 にも関らずオスカーは平然とデュエルを続けているではないか。 「ハハハハ!信じられんという顔をしているな!教えてやろう、邪神結社幹部は皆、闇の力を凌駕する特別な力を邪神より授かっている。 そして最高幹部である私はこの異界の中に限り、混沌の力・・・《混沌帝龍》を開放することができる!! いわばこのカクリバンにおいては私こそが神!宇宙そのものなのだぁ!!」 「そうや・・・!これが世界の理すら捻じ曲げる恐るべきオスカーの力・・・!」 「お、オルト君!こうなったら《混沌帝龍》が出てくる前に勝負を決めるのだ!絶対にあのカードを召喚させてはダメだ!」 「クク、『召喚させない』だと・・・?馬鹿め、既に結末は決まっているわぁ!」 オスカーは手札からレベル4の《アレキサンドライドラゴン》を召喚する。 だがこのドラゴンはすぐさま姿を消し、新たなモンスターがオスカーの場に現れる。 「《アレキサンドライドラゴン》を除外し・・・《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》を特殊召喚!」 「モンスターが特殊召喚されたので、《増殖するG》の効果で1枚ドローする!」 しかしオルトは感づいていた・・・オスカーが《ダークネスメタル》を呼んだということは、このターンで決着をつけるつもりであるということに。 「私は《ダークネスメタル》の効果を発動!墓地の《ダークフレア・ドラゴン》をフィールドへ特殊召喚する!」 《増殖するG》など意にも止めず、オスカーは2回目の特殊召喚を行なう。 「・・・カードをドロー」 「そして《ダークフレア》の効果を発動する!手札の《光と闇の竜》、さらにデッキの《ライトパルサー・ドラゴン》の2枚を墓地へ送り・・・ 我が墓地から《エクリプス・ワイバーン》を除外する!」 《エクリプス・ワイバーン》が除外された瞬間、金環日食の怪しい輝きが異界のフィールドに差し込んだ。 その光に導かれ、1枚のカードがオスカーの下へ舞い込む。 そのカードこそ先ほど《エクリプス・ワイバーン》によって除外されたモンスター《混沌帝龍》である! 「《エクリプス・ワイバーン》が墓地から除外された時、その効果で除外されていたカードを私の手札に加える・・・ 私の墓地より《神竜 アポカリプス》《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》の2体を除外し、今こそ現れろ!終焉の使者よ!!」 宇宙の終焉を思わせる暗黒、それを切り裂き《混沌帝龍》が召喚される。 《混沌帝龍》の放つ混沌のオーラが宮殿を、果てはカクリバン全てを揺らがせる。 「これで3回目の特殊召喚に成功・・・さぁオルト殿、ドローをするがよい。貴殿がどのようなカードを引いたところでこのターンで終わりよ!」 「くっ・・・!」 これでオルトの手札は5枚、しかし今、オスカーの場に召喚された3体のドラゴンがオルトの息の根を止めんと牙を剥く・・・! 《ダークネスメタル》が、《ダークフレア》が、そして《混沌帝龍》がオルトに襲い掛かる! 圧倒的!あまりに圧倒的なオスカーの力を前に、どう立ち向かうオルト!? つづく・・・
https://w.atwiki.jp/ychyta/pages/39.html
・グリーンカード(就職クエ)/就职任务 就きたい職業によって開始場所が異なる。どこの地区か見間違えないように注意。クレは東の病院、薬剤師は西の病院。称号:求職者 戦闘系 兵士:リセリア城一階西棟 控え室17,7 ハウプト騎士:リセリア城聖堂21,6付近 オーベル弓術士:ファンブルグ東地区84,15 冒険者の宿内アテラリン魔術師:ファンブルグ西地区79,29 魔法屋マジカル内ガイストクレリック:ファンブルグ東地区60,30 ファンブルグ王立病院内アールツト 生産系 武器装備職人:ファンブルグ東地区41,62 武器屋内ヴァッフェ防具装備職人:ファンブルグ東地区59,61 防具屋内ショト調理師:ファンブルグ東地区83,85 バー シャマイム内ヴュルツェ薬剤師:ファンブルグ西地区58,30 ファンブルグ王立病院内ファルマ鑑定士:ファンブルグ東地区39,27 宝石店エーデル内シュルス採掘士:ファンブルグ西地区82,12 鉱石交換所内ピオニーレ猟師:ファンブルグ西地区48,88 チャックきこり:ファンブルグ西地区57,60 ウィリス製材店内ゲブルク 特殊系 封印術士:ファンブルグ西地区79,29 魔法屋マジカル内ヴェルター風来:ファンブルグ東地区84,15 冒険者の宿内オルカーン リセリア城謁見の間にいるオスカーに話す。称号:求職者→リクルーター 試練の回廊頂上付近(オスカーがいる部屋の右側)にいるアーメイに話す。墓守のしるしを入手称号:リクルーター→インターン 試練の回廊のスタート地点付近の石碑から地下ホールへ(ゲートルーム中央の穴に落ちると近い) 石碑の問いかけに ファーレン王国 と入力し、城地下カタコンベ1階層目へ 城地下カタコンベのどこかにいるアーメイに話すと隠し金を一つ貰える。もう一つはエンカウントで出現するミノタウロスを撃破すると落とす。 アーメイに貰った見本を合わせて二つ集めたらアーメイに話す。隠し金二つと墓守のしるしを渡し、推薦状を入手称号:インターン→シニアインターン 再度オスカーに話しかけ、推薦状を渡し、グリーンカードを入手。称号:シニアインターン→ブルクス・ネーション クエストを開始した場所に戻り、話しかけると就職完了。 各职业就职的起始地点不同。注意不要搞错地方哦。传教在东医、薬剤師在西医。取得称号:求職者 戦闘系 士兵:リセリア城一階西棟 控え室17,7 ハウプト騎士:リセリア城聖堂21,6付近 オーベル弓術士:ファンブルグ東地区84,15 冒険者の宿内アテラリン魔術師:ファンブルグ西地区79,29 魔法屋マジカル内ガイスト传教:ファンブルグ東地区60,30 ファンブルグ王立病院内アールツト 生産系 武器装備職人:ファンブルグ東地区41,62 武器屋内ヴァッフェ防具装備職人:ファンブルグ東地区59,61 防具屋内ショト料理师:ファンブルグ東地区83,85 バー シャマイム内ヴュルツェ薬剤師:ファンブルグ西地区58,30 ファンブルグ王立病院内ファルマ鑑定士:ファンブルグ東地区39,27 宝石店エーデル内シュルス矿工:ファンブルグ西地区82,12 鉱石交換所内ピオニーレ猎人:ファンブルグ西地区48,88 チャック伐木:ファンブルグ西地区57,60 ウィリス製材店内ゲブルク 特殊系 封印術士:ファンブルグ西地区79,29 魔法屋マジカル内ヴェルター風来:ファンブルグ東地区84,15 冒険者の宿内オルカーン リセリア城謁見の間和オスカー说话。称号:求職者→リクルーター 試練の回廊顶楼附近(オスカー右边房间进去)的アーメイ对话。拿到 墓守のしるし称号:リクルーター→インターン 試練の回廊起始地点付近的石碑对话,去地下ホール(传诵门中央的洞可以掉下去) 输入 ファーレン王国 后、到达城地下カタコンベ1楼 和城地下カタコンベ随机出现的アーメイ对话取得一枚隠し金。另一枚要打倒迷宫里的ミノタウロス才会掉落。 取得2枚后和アーメイ对话。交出2枚隠し金和墓守のしるし、取得推薦状称号:インターン→シニアインターン 再和オスカー说话、交出推薦状、取得グリーンカード。称号:シニアインターン→ブルクス・ネーション 回任务起始点、和对应的人说话就職完成。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mayyugioh/pages/299.html
年齢:不詳(外見上は20歳前後) 身長:178cm 一人称:俺 使用デッキ:戦士族型【カオス】 好きな物:カクリバン空間の風景 邪神結社最高幹部、オスカー・ファイゲンバウムの息子。 父親同様のカクリバン空間を操る能力を持つ。 その正体は、オスカーが研究の後継者として造ったクローン人間。 カクリバン空間の決闘者達を統べるべく、ローマ神話における悪鬼の王「オーカス」の名を与えられた。 オスカーの英才教育を受けた後は、闇のデュエリストとして彼の研究を手伝っていた。 オスカーとは一部の感覚がリンクしており、カクリバン崩壊の予兆に気付いた時には研究資料とカオスカードを持ち出している。 その後、カクリバン空間の残骸をその能力で修復。 オスカー城で『心の闇』の研究を引き継いでいたが、離脱した幹部の穴を埋めるべく白の彼に召喚される。 プライドが高く、傲慢で直情的な性格。 一方で生真面目な面もあり、幹部級には珍しく邪神結社に対しては忠実。 そのため享楽主義のリリカや己の目的で動く月蓮とはそりが合わない。…が、彼なりに多少の仲間意識は持っているようだ。 父親同様部下の扱いは荒く、六性群からは恐れられている。 気丈な女性がタイプ。 使用デッキは戦士族を軸とした【カオス】デッキ。 各種「ガイア」モンスターや終末・曙光の騎士等、光と闇で対となったモンスターを好んで採用する。 切り札は《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》と《カオス・ソルジャー -宵闇の使者-》。 他キャラクターとの関係 オスカー・ファイゲンバウム オーカスは彼のバックアップとして生まれた。父親として心から尊敬している。 オルト オスカーを倒しファイゲンバウム家に泥を塗った宿敵。雪辱を晴らさんと誓う。 リリカ・ベーゼルン 反りが合わず、小競り合いが耐えない。 月蓮 邪神結社で唯一父と互角だった男。密かにライバル視している。 ハイブリッジ・メリア 一度負かしてから敵意を燃やされているが、全く相手にしていない。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/56558.html
登録日:2024/07/01 Mon 00 32 00 更新日:2024/09/23 Mon 05 13 01NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 24年春アニメ 25年冬アニメ ENGI Unnamed Memory アニメ アンメモ ファンタジー ライトノベル 古宮九時 小説 小説家になろう 漫画 異世界 種﨑敦美 電撃の新文芸 魔女 永き時を生きる魔女と呪われし王の出会いが 世界の〈運命〉を変える 魔女と王が織りなすハイファンタジー 「Unnamed Memory」は、古宮九時によるライトノベル作品。 元々は2008年以前に作者の個人サイト「no-seen flower」で連載されていたWEB小説であり、後に「小説家になろう」や「カクヨム」にも掲載された(*1)。 2019年~2021年において、電撃の新文芸から書籍化もなされた。全6巻。 略称は「アンメモ」 【概要】 誠実さと大胆さを備え、後に国王になる主人公のオスカーと、魔女であるヒロインのティナーシャの出会いと馴れ初め、それぞれの成長を大河ドラマのような歴史的観点をもって描かれている。 オスカーもティナーシャも常人離れした能力を有しているが、近年のなろう作品にみられるようなチート能力による無双展開はあまり見られず、策謀や罠、裏切りといった陰謀に向き合いながら、成長していく二人を丁寧に描いているのが特徴。 主人公のオスカーも、ヒロインであるティナーシャもそれぞれに重たい境遇を背負っている。それぞれの抱く価値観の違いを乗り越えて2人の想いが1つになっていく流れが見どころ。 また、これまでの伏線から思いもよらない展開を招いたり、作者が好きなのもありミステリー的な要素も盛り込まれていたりしている。 本作は「World -Memoriae-」シリーズの中軸に位置する作品であり、他にも世界観を同じくする外伝・続編的な作品が色々ある。 気になる人は同じく書籍化作品である「Babel」(*2)あたりに手を付けてみるといいだろう。 メディアミックス展開としては、越水ナオキによるコミカライズ版が刊行され、2024年4月~6月にかけてテレビアニメ第1期が制作された。第2期が2025年1月に予定されている。 【あらすじ】 絶大な力を操る五人の魔女が、人々にとって畏怖の象徴となっていた時代――。 大国ファルサスの王太子・オスカーは、 幼い頃に受けた「子孫を残せない呪い」を解呪するため、 荒野の塔に棲む“青き月の魔女”ティナーシャのもとを訪れる。 どんな望みも叶えるという“魔女の塔”の試練を乗り越えたオスカーが望んだのは ティナーシャを妻として迎えることで……。 魔女の契約者となった王太子と、王太子の守護者となった魔女。 二人の出会いは“魔女の時代”に変革をもたらし、 やがて、世界の〈運命〉を書き換えることになる。 オスカーとティナーシャの行く手に待ち受ける物語とは――。 (アニメ公式HPより引用) 【キャラクター】 ・オスカー CV 中島ヨシキ 本作の主人公 本名はオスカー・ラエス・インクレアートゥス・ロズ・ファルサス 大国ファルサスの次期王位継承者。 5歳の頃、「沈黙の魔女」の呪いをかけられ、彼は子孫を残せない呪いをかけられることになってしまった。もちろん王族にとってはお家断絶にもつながる深刻な問題であり、彼自身も解呪の方法を文献で探したり遺跡を訪れるなどをしたりしたが、当てになるものはなかった。 その中で魔女の中でも最も力を持つとされる「青き月の魔女」ことティナーシャの元へ赴き、彼女の能力で解呪してもらうことを考え、青き月の塔の試練に挑むことになる。 幼少の頃より部門と学問の両方を収め、周囲からは期待される存在になったが、呪いの存在がネックになっていた。 見事、塔の試練をクリアし、望みの通りティナーシャが呪いをはねのけることが可能な女性の存在を探していたが、なかなかに難航してしまう。そこで、ティナーシャ自身を嫁に迎えることを提案。魔女と婚姻を結ぶという常識破りの提案に、最初彼女は抵抗したが、妥協案としてオスカーの守護者として1年間王宮で共に暮らすという契約を結ぶことになった。 努力家で業務もそつなくこなす器用な性格。 一方で、時には大胆な策に打って出たり、城を抜け出そうとしたりして部下やティナーシャからツッコミ気味にたしなめられるなど、いささか子供っぽい一面も存在している。ある意味親しみやすさがあるともいえる。 ティナーシャには一途で、彼女のためならば助力を惜しまない。 一方で彼女が無茶なことや隠し事をした際にはほっぺむにーやグリグリ攻撃といったイチャイチャお仕置きをすることもある。 オスカーにとってティナーシャを構うことは趣味の一つでもあり、好きあらば彼女に服を買って着せ替え人形にしようとする。 ファルサスに伝わる王剣である「アカーシア」を装備している。あらゆる魔法を防げる剣のため、ティナーシャは彼に手を出せず苦虫を嚙み潰す表情をすることもしばしば。 ・ティナーシャ CV 種﨑敦美 本作のヒロイン。 数百年を生きたとされる「青き月の魔女」。 どこの国にも属さない荒野の塔の最上階に棲み、数々の試練を乗り越えてそこに到達した者の願いを叶えると言われている。 (なお、脱落者に対しては記憶を適当に弄って大陸のどこかに転送している。さらに子どもの病気を治して欲しいといった要望については失格扱いでも治しているというお人よし) 外見は16歳くらいの少女で、初見のオスカーは驚愕してしまった。 ある目的のために自らの身体の成長を止め、数百年の時を生きている。なお、オスカーの曽祖父とも面識がある。(彼女曰く「馬鹿王」。なお彼との出来事についてティナーシャが意図しない形で伝説として広まってしまっている) 後に戦闘で大きな負傷をした際は傷口をふさぐために成長を3年程促進させた。 塔の試練を達成したオスカーの望みに応え、呪いを解くべくオスカーの元で暮らし始める。オスカーからは妻にならないかとアプローチされまくっているが、本人からすれば「魔女の血を王族に入れるなんて正気ですか!?」と取り合わないようにしており、事実魔女である故に彼女のことを反発する臣下や貴族もいる。しかし彼女のために全力を尽くす彼を内心憎からず思っており、その想いは彼と共に数々の事件を潜り抜けるごとに強くなっていく。 王宮ではオスカーとの契約と呪いの解決のために、魔法士の見習いという立場でやってくる。オスカーの部屋にいる際は自由が効くのか浮いたりしていることも多い。オスカーとのやり取りは夫婦漫才を思わせるボケとツッコミの応酬になっているときも(主に漫画版)。 オスカーには頭をよく撫でられたり、からかわれたりしている。 なおティナーシャの煎れるお茶は美味しいというのはオスカーの談。 (本人は女官みたいな役回りをさせられていささか不服気味) 【用語】 〇ファルサス 本作の舞台 オスカーはここの王太子。温暖な気候に恵まれ、強大な軍事力を有している。 15年前におきた失踪事件により王位継承権を持つのはオスカーのみ。 〇魔女 大陸に5人しかいない絶大な能力によって異質とされる女性 「閉ざされた森の魔女」 「水の魔女」 「呼ばれぬ魔女」 「沈黙の魔女」 「青き月の魔女」 が存在するとされている 〇魔法 魔力を使って、構成を組み、発動される術。 効果は魔法法則に基づき、法則に反することはいかに強力な魔力の持ち主でも実行不可。 魔法を行使するものは「魔法士」と呼ばれる。 〇塔 ティナーシャが住んでいた塔。この塔の試練をクリアした者は青き月の魔女より望みをかなえることができると言われている。 なお普通は10人以上で上り、さらには数十年は制覇者は出ていなかったが、オスカーはほとんど単独で踏破してのけてティナーシャを驚かせた。 〇アカーシア ファルサス王位継承権を持つ者に代々受け継がれてきた剣。 魔法を無効化する効果があり、魔女からすれば天敵になるアイテム なお血のよって受け継がれるため、王位継承権者しか使えない。 〇呪いと祝福 呪いは自然の力の流れを個人の意思によって遮ったり曲げたりするもの。必ずしも解けないものではないが、強力な効果も持つこともできない。 祝福は「対象が元来持つ力を後押しする」効果を持つ魔法であり、オスカーの呪いも厳密にはこちらに該当する。 〇使い魔 魔法士が使役する存在。 ティナーシャにはリトラと呼ばれる使い魔がいる。 【テレビアニメ版】 2024年4月から6月にかけて第1期が放送された。 当初は2023年放送予定とされていたが、製作上の都合を理由に延期がされた過去がある。これについては同じ監督・制作会社であった「艦これ いつかあの海で」の制作スケジュール破綻にともなう延期の連続の余波を受けたと指摘する声もある。 1期の予定調和的な展開が、12話の最終話での大きくひっくり返る展開になり、衝撃を受けた視聴者も多かったという。 2期は2025年1月から放送予定。どのような展開がなされるか注目される。 監督は三浦和也・アニメーション制作はENGI。 主題歌 OP「呼び声」 丁によるオープニングテーマ曲 ED「blan_」 夏吉ゆうこと大和のユニット「Arika」によるエンディングテーマ。 追記・修正は2人(オスカーとティナーシャ)の未来の行く末を見届けてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] オスカーの伴侶にティナーシャが同レベルの呪い(という名の超バフ)をかけるとかでも行けるんじゃないかと思った -- 名無しさん (2024-07-01 18 56 09) むかーし個人サイト掲載時代に読んだけど、「よくまあこんな話を思いついたうえにしっかり畳んだなあ」と呻らされた記憶がある。どんでん返しがエグすぎるんよ -- 名無しさん (2024-07-01 20 50 04) 1期があの終わり方だったから2期はどんな始まりになるのかめっちゃ気になる -- 名無しさん (2024-09-23 05 13 01) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sin-changerowa/pages/294.html
ここは よくある パロロワ の世界 物語はここから始まる ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ まるで魔王みたいなツノのカチューシャを付けた女がいた。 上空に広がる満点の空と、墜ちてくると言われた月を見上げていた。 この少女の身体は人気ユーチューバーにして新生B小町のメンバーであるMEMちょ。ちなみに年齢は25歳だ。 だが、ここは魂が別の身体に文字通りチェンジされている一風変わった殺し合いの舞台。 つまる所今のMEMちょの中身は全くの別人ということで…… 「俺は…オスカー! 何処にでもいる普通のイエネコだ!」 「つい最近までお母さんを倒してやっとこさ平穏を取り戻したと思ったら……」 「なんだか魔王の娘みたいなツノがある女の子の体になっていた!!」 てなわけで。 現在MEMちょの身体となっているのがごく普通の飼い猫ことオスカー。 食って寝て人を癒やすことが義務なイエネコのオスカー。 つい最近、本性を明らかにした、悪魔に人格を支配された母親に猫料理にされそうになったが、父親の尊い犠牲とマジソンが用意してくれたメギド砲によって危機を脱した。 「それになんだこれは!? 身体を入れ替えて殺し合いをさせて、最後の一人にならないと会場諸共墜ちてきた月に押し潰されるだと!?」 聞けば聞くほど素っ頓狂な話だ。あの魘夢という男がどのようなやり方で身体を入れ替えたのかは兎も角、無理やり連れ込んでかつこの所業。まさにその人格が悪魔に支配されていると言った所か。 実際魘夢の言うことが確かなら、あのウタという少女が魘夢という悪魔に人格を支配されているようなものだが。 「だったらやることは単純だ。あの魘夢という悪魔をデストロイすれば問題ない話!」 「クックックッ……」 「だ、誰だっ!?」 打倒魘夢!と方針を決めた途端、背後から聞こえる謎の声。 オスカーが振り返ればそこには――! 「久しぶりだなオスカー。貴様にやられた時の痛みは今でも覚えているぞ……!」 「なっ……誰だっ!?」 「ならばもう一度教えてやろう。俺の名はコモドオオトカゲ! そしてこの身体の名はベルゼバブ!」 「こっコモドオオトカゲ……ってベルゼバブだとぉぉぉぉぉっ!?」 余りにも巨体な金髪焼け肌ムキムキマッチョマン。筋肉の黄金比そのもの。 そして名乗った名前はコモドオオトカゲ。かつて新しいペットとしてやってきて自分のエサを勝手に食べた不届き者。 いやそれよりも、オスカーにとってはベルゼバブという名前のほうが驚愕に値するものだった。 何故ならば、あの母親に取り憑きその人格を支配していたのがベルゼバブと言う名の悪魔なのだから。 「……まさか、生きていたなんてな……!」 「そうだ。俺はこの世に蘇った。しかも最高完璧の身体を手に入れた上で。もう俺は一介のペットに収まる存在ではない。人間を飼い主とする時代は終わりだ、これからは我らペットが人間の飼い主とするのだ!!」 コモドドラゴンはオスカーへの復讐以上に、ペットと飼い主の関係性を完全に逆転させるつもりだ。 オスカーとてペットとしての矜持がある。飼い主が積極的に害を成してくるなら容赦はしないが、それ以外の人間を巻き込むなどという凶行、赦してはおけない。 「ふざけるなぁぁぁぁ! 俺たちペットの役目は食って寝て人を癒やすことだ。貴様のような外道、もう一度粉微塵にしてくれるぅぅぅ!!!!」 「やってみろハズレ身体を渡された羽虫がぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」 ● いざ、決戦のバトルフィールド!(この場所) ● コモドドラゴン(ベルゼバブの姿)が現れた! 「いくぞおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 オスカー(MENちょの姿)は支給品からミニ八卦炉を取り出した! 「喰らええええええええますたぁぁぁぁぁすぱぁぁぁぁぁぁぁく!!!!!!」 オスカー(MENちょの姿)はマスタースパークを放った! しかし魔力が足りなくて微妙な威力だった! コモドドラゴン(ベルゼバブの姿)は全治8秒の怪我を負った! 「な、なにいいいいいいいいいいいいいいいいいっっ!!!!?」 「馬鹿めぇぇぇぇぇぇぇ!! この程度の攻撃が今の俺様に効くと思っていたのかぁぁぁぁ!?」 「今度はこちらの番だ! 死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっ!!!!!」 コモドドラゴン(ベルゼバブの姿)のコモドドラゴンパンチ(さっき命名)! 渾身の一撃! オスカー(MENちょの姿)は全治132周間の怪我を負った! 「ぐわあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」 オスカー(MENちょの姿)はふっ飛ばされた! オスカー(MENちょの姿)は戦いに敗れた…… 「馬鹿め、普通のイエネコ程度にこのコモドオオトカゲ様が負ける余地は無いぞ常識的に考えてなぁ! あーはっはっはっはっは!!」 【コモドオオトカゲ@妹が作った痛い RPG「萌え萌えウォーズ Episode 1 ファントム・エロス」】 [身体]:ベルゼバブ@グランブルーファンタジー [状態]:健康、上機嫌 [装備]: [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況]基本方針:最後まで生き残り、我らペットが人間の飼い主となる世界を作り上げるのだぁ! 1:馬鹿め、普通のイエネコ程度にコモドオオトカゲが負ける余地は無いぞ常識的に考えてなぁ! 2:さて、オスカーに舐めされられた苦渋は熨斗付けて返したぞ! [備考] ※殺し合いが崩壊しない程度の制限が科せられています ● 「しっかり、しっかりしてください!!」 「ち、ちくしょう……!」 オスカーは生きていた。生きていたが全身が兎に角骨折しまくってまともに戦えない状態になってしまった。 そもそも一介のYouTuberの身体で戦うということ自体が支給品有りきだとしても無謀の極みであった。 そして、そんなオスカーに対して治癒魔法を施したのは水色髪の女性。 アクシズ教の女神アクアの身体で必死にオスカーの傷を治す彼女の名は宮藤芳佳。 彼女が覚えているここに来る前までの記憶。 オペレーション・サウスウィンドにて魔法圧の不調から最終決戦時まで出撃を禁止されていたが、仲間のピンチに思わず飛び出してしまい無理した結果気を失ってしまったのが最後。 その上で与えられた身体がマジモンの女神様というのは流石の彼女も面食らったもの。 だが、その直後にふっ飛ばされてきたのがこの女の人。 幸いにも身体が違うのか魔法力は兎に角溢れていたので緊急治療開始。 何とかオスカーの一命こそは取り留めたものの、ここから先大変なことばかりということで宮藤芳佳は気を引き締めなければならないと自覚するのであった。 【オスカー@妹が作った痛い RPG「萌え萌えウォーズ Episode 1 ファントム・エロス」】 [身体]:MEMちょ@【推しの子】 [状態]:複数箇所骨折(現在治療中) [装備]:ミニ八卦炉@東方Project [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~2 [思考・状況]基本方針:魘夢という悪魔をぶっ飛ばしてウタという人間を助ける! 1:ち、畜生……! [備考] 【宮藤芳佳@ストライクウィッチーズシリーズ】 [身体]:アクア@この素晴らしき世界に祝福を! [状態]:健康 [装備]: [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況]基本方針:なんとかしてこの殺し合いを止めないと……! 1:まずはこの怪我してる人を何とかする 2:501のみんな、私がいなくなった間大丈夫なのか……ううん、大丈夫だと信じないと何も始まらない! [備考] 参戦時期は「RtB」10話、魔法力を無理して行使した事で気を失ってからの参戦です。 『支給品紹介』 【ミニ八卦炉@東方Project】 オスカーに支給。香霖堂の店主森近霖之助が霧雨魔理沙の為に作成したマジックアイテムの一つ 小さいがその火力は絶大で、最大でも山一つ吹き飛ばす火力から最低でもとろ火までの火力調整が可能 他にも炉の一角から風を出す機能により夏は涼む事ができ、開運、魔除けの効果もある このロワにおいては出せる火力は持ち主の体力または魔力依存となっており、かつ出せる最大火力にも制限が科せられている 235 禁断の冥王 投下順に読む 237 ロマンス小説を舐めんじゃねぇよ