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※ネタバレや考察自体がお好きでない方は絶対に閲覧しないようお願いいたします。 ※以下の内容を読んだ場合、今後作品を楽しむ喜びを損なう危険があります。閲覧は自己責任でお願いいたします。 ※作中の描写だけでなく、作り手の意図や傾向、自分ならどうするかなど推測も交えて考察しております。 ※以下の情報は、作品を純粋に楽しむ喜びを損なう危険性が非常に高いと思われます。繰り返し念を押させていただきますが、閲覧は自己責任でお願いいたします。 ※ネタバレを読みたくない、先入観を持たずに『進撃の巨人』を読みたい、楽しみたいという方は、ここから先は読まずに、引き返してください。 「エルヴィンのうわごと」を利用できる展開を考える。 以前からの仮説通り、エルヴィンのうわごとは「外国(別の壁)や外国人(別の壁の人類)がいるのでは?」という内容だと仮定。 そして、実はエルヴィンは、「(父に)必ず外国や外国人の存在を証明してみせます」ともつぶやき、それをリヴァイが聞いていた、とする。 まず、死んだ仲間からガスや使える装備を集める。(これは実際の戦争でも同じ) 次に、エレン達シガンシナ区出身者の案内で駐屯兵団などの兵舎やガス補給所に行き、わずかに残されていたガスや装備を補給。 エレンの家に行くが、 ・地下室が無い ・地下室はあるがガレキで入れない→巨人化してガレキ撤去 ・地下室はあるが鍵が合わない ・地下室の中に秘密らしきものが無い などのアクシデントが発生。 ※アルミンの家や普段の生活は今も謎のままであり、その伏線を利用する。 ※アルミンの正体については別途考察。 私の仮説。 ◎アルミンの正体は、すでに作中に登場している。 ◎グリシャとエレンは同一人物。またはクローンのような限りなく同一人物に近い関係。 途方に暮れるエレン達。 ここで彼らは、エレンの他にもシガンシナ区出身者がいることに気付く。 アルミンである。 リヴァイが第72話「奪還作戦の夜」で聞いた、アルミンの「海」の話を思い出す。 ▼リヴァイ「そういえば、エレンは俺の足をつかんで”海”について話していた」 ▼リヴァイ「なぜアルミンは海とかいうものを知っているんだ?」 ▼エレン「実は、アルミンの家には外の世界を書いた本があって・・・」 ▼リヴァイ「その本はどこで見つけた?」 ▼エレン「アルミンの祖父が隠し持っていたそうです」 ※アルミンが意識を回復しているかどうかは不明。 アルミンの家に行く一行。 アルミンの家の地下室に入る。 祖父や、空を飛ぼうとした両親の遺産の中から、何かが見つかる。 <パターン1> アルミンの家で謎の模様(紋章やマークなど)やアイテムが見つかる。 驚愕するミカサ。 それは、あの日、ミカサが母から受け継いだ”印”にソックリだった。 そのとき、四つ足巨人とライナーが襲撃。 <パターン1> ベルトルト生存の可能性から救出に来た。 (ベトナム戦争で実際に行われていた米軍の捕虜奪還作戦が元ネタ。映画『ランボー』シリーズなどでもお馴染み) <パターン2> エレンたちの地下室入りを阻止するため、あるいは何かを回収するために襲撃した。 ライナーの「地下室だと・・・」(5巻第21話「開門」)の伏線を利用。 ライナーが驚いたのには何らかの理由があり、その理由のために、ライナーたちにはエレンたちを地下室に行かせてはならない事情がある。 <パターン3> 襲撃ではなく、何かを言いに来た。 ・ユミルの手紙について ・「足掻いても無駄だ この世界にはもう先はない」 ライナーの顔が、モーゼス・ブラウンになっている。 四つ足巨人の背中の荷物は油(ガソリン)と火薬。 『第79話「完全試合」までのメモ ※ネタバレ注意』で解説した「馬乗り攻撃」で地下のエレン達を燃やそうとする。
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シンは眉間に皺を寄せながら、現在の状況を冷静に、冷静に分析していた。 今はお昼を過ぎ、もうすぐおやつの時間である。 自分が立っているのは、我が家の玄関前である。 胸元にはプラチナブロンドのつむじがあるが、勿論ウィッグでも無ければ男の頭でもない。 そして、シンは既婚者であり、彼のこの世で最も愛しい妻の髪は彼とは異なり栗色を溶け合わせた 若草を連想させるような軽やか且つ可憐な黒髪である。 つまり、シンの胸元にくっ付いている頭は女性のものではあるが妻の頭でもない。 ではシンの愛しの天使達、二人の娘かというと、コレも両親の髪の色を見事に受け継いだ黒髪である。 つまり、シンは今、自宅の玄関前で妻以外の女性を胸に抱きとめる格好となっているのである。 以上、分析終了。 「シンさん……私…女として魅力ありませんか…?」 胸元から顔を上げた女性は、その宝石も翳む深い森を思わせる翠を秘めた瞳に大粒の涙を浮かべている。 恐らく世の男性に聞けば女性を嫌悪しているか、同性しか愛せない男を除いて一様に可憐であると思うしかなく、 また彼女に魅力が無いのであればそれは世の女性の大半がカテゴリーを『女性』から『ヒト科の雌』と改めなければならない。 それほどに全力で『君はとても魅力的だ!!!』とシンは言ってあげたかったが、それを彼が出来ないのは偏に彼の背後から立ち昇る瘴気によるプレッシャーがザクザクと突き刺さっているからである。 「シン君……とりあえず…あがってもらったらどうかしら?」 口調が昔の呼び方に変わり、にこやかな微笑みはまるで菩薩の如く、放つ瘴気はシュロウガが黒いだけのボスボロットに、 放つ危機感は千葉浦安の世界的富士額ネズミがピーポ○んの如く思えるセツコが立っていた。 「あ、ああ、うん、そ、そうですね」 何一つやましいことは無い筈なのに、シンはひくついたこめかみを見た瞬間にこれまた昔の敬語に戻る。 「さ、と、とりあえず上がってくれよ…リィル」 シンはそういって涙を浮かべた胸元の少女、いや、既に少女という殻を破り、一人の美しい女性へと羽化しつつある女性、 リィル・エリクマイヤーに声をかけながら、一体どうしてこうなったんだろうかと、内心溜め息を零す。 ◇ 時間は遡るが、お風呂でしっぽりと、というには些か激しい運動を終え、ホクホク顔でシンは愛しの妻をお姫様抱っこで寝室に入った。 何故お姫様抱っこなのかというと、お湯の中で長時間まあ色々と身体の柔らかさを求められるような運動をしたせいでセツコが のぼせてしまったからであり、またその事に酷く責任を覚えてしまったシンが、丁寧に、丁寧に、懇切丁寧に、誠心誠意をもって隅々まで洗い、 身体を拭き、水分補給をさせた後にこうして抱き上げて運んできた次第である。 決してシンにやましい感情等は無い。そのことは、彼がきちんと愛妻に下着のみならず服も着せてあげたのが何よりの証拠であろう。 ただ、下着が黒のレース付きの二人が以前買い物に行った際にシンがこっそりと買っておいたものであったことや、 着させた服が何故かグローリー・スターの軍服であったことは単なる偶然である。 余談であるが、男性が女性に下着を送る場合は脱がせる事を前提としているため、付き合いの浅いカップルがコレを行うと、 女性にドン引きされる事が多々あるのだが、ここでは関係が無い話である。また、グローリー・スター時代の服のスカートが短かったり、 胸がきつくてぱつんぱつんになってしまっているのも関係が無い話である。 ただ、のぼせたこと以上に激しい運動を長時間行ったことにより、セツコの体力が著しく減少し、また三児の母になっても未だに新雪のような 白い肌が心魂込めたシンの手により剥きたての卵の如き装丁と、上気した肌が食べごろの桃を連想させてしまった事は不幸な事であった。 そんな妻の色っぽいという言葉では安い、月下美人、牡丹、白百合といった花の例えが似合う艶姿に、古より伝わりしルパンダイブの体勢に シンが移ったとしても、一体誰が責められようか?(反語) セツコに対して発動される精神コマンド『覚醒×ランダム』と『ド根性』をシンが使用し、また一方において、シン限定のセツコの精神コマンド 『祝福』と『被虐性』が発動され、もういい加減地の文から砂糖が零れんばかりになったところで無情の鐘が鳴り響いた。 シン一家のドアのチャイムが鳴ったと同時に、ルパンダイブ中であったシンの肉体は急激に地球の引力に引かれ落下した。 「居留守使おうか…?」 「でも、あの子達帰ってきたのかもしれないわよ」 セツコが言っているのは、サンドマンの城に遊びに行っている愛娘二人のことだ。 経験上、それは有り得ないとシンは知っていた。シンの家よりサンドマンの城は遥かに娯楽にあふれている。主にメイドとかドリルとか。 しかもシンとセツコの二人の娘をこれまたグランナイツのメンバーは可愛がっていたりするのも知っている以上、このような早い時間に 帰ってくるとはシンには到底思えなかった。 しかし、仮にも娘であったのならば。愛する妻のDNAをこれでもかという程色濃く受け継いだ一番上の娘は、中身まで母親に似たのか、 シンにべったりであり、シンもべったりだ。故に娘が帰ってきたというならば、抱き上げ、母親以上の質感の黒髪を撫でて、頬ずりして、 おでこやぷにぷにのほっぺたにキスの雨を降らしてしましたいというのも本音である。 結局、目の前に食べごろな大ご馳走を前にしつつ、なけなしの理性とパパとしての娘恋しさに、歯を食いしばりシンはルパンダイブで キャストオフしたジーンズを再び装着し速攻で玄関に向かって行った。これで『貴方は神を信じますか?』などという勧誘であったのならば、 おそらくシンはその者を神の御許に送ってあげたであろう。手段が隙を生じぬ二段構えの抜刀術であるかフルチャージしたものかはわからないが。 しかし、勢い良くドアを開けると、そこには余りにも吹けば散ってしまいそうな空気を身に纏う、 『可憐』という言葉の見本のような女性が立っていた。 人として完成しすぎたプラチナブロンドの髪に、サファイアさえも川原の小石に色褪せて見える程の緻密且つ精緻な色合いの瞳は、 正に夢として女性なら憧れるであろう。人に夢と書いて儚いというのはこういう存在を見れば得心が行くというものだ。 「シンさん…」 そんな女性、リィル・エリクマイヤーがシンの顔を見るなり、胸に抱きついてきたのだ。 瞳に涙を浮かべ、その年頃の女性としては小柄で華奢な身体はぽすんとシンの腕の中に簡単に収まり、その柔らかさと、 身に纏う柑橘系の香りに、中断されていたシンの中の破壊神(性的な意味での)とでもいおうか、ジェネシックなケモノというか ケダモノが反応したとしてもそれは仕方が無いことであろう。それは男の子の悲しい本能というか業のようなものである。 決して『ミルフィーユもいいけどたまには羊羹も食べたいよね』とかそんな事はシンは一欠けらも思いなどしていない。 日本人が毎日お米を食べて飽きないのと一緒で、妻一筋のシンはそんなジゴロなドンファンな奴ではないし、ヤリ逃げして時空を超えて 別の女性と結婚したり、孕ませてそのお兄ちゃんの恨みを買ったり、親友の腕をキメながら彼女を寝取ったりするような事とは無縁である。 ………もっとも、奥さんが行方不明だった時に多少オイタが過ぎた時期はあったが、それも既に過去である。 しかしながら、そんな余りにも儚い、涙を浮かべた女性が不意打ちで胸に飛び込んできたら、そういう類の少女に著しく 庇護欲を掻き立てられるシンが思わず逞しい腕で抱き締め返してしまったとしても仕方が無い。 ただ、その腕の感触に、リィルが「あ…」と可愛らしい声を上げてしまったことが、その場面だけを、イヤよイヤよと言いつつも、 軍人時代の制服を着て、夫の求めるプレイというかファイナルフュージョンに応える準備万端であった妻が戻ってこない彼を心配して やって来た時に見てしまったのが唯一の不幸であった。 ◇ 未だに日向のような微笑みを浮かべながらも絶対零度の空気を醸し出すという矛盾を体現する妻の視線に胃がキリキリするのを あえて無視しつつもシンはそっとローズティーをリィルに淹れる。 ちなみにセツコは今は着替えて、薄い桜色の上品なブラウスに、黒いスカート姿である。 ミニスカートじゃないのがシンには非常に残念であった。それはともかく、甘く、華やかな香りに幾分か安心したようにリィルは泣き止む。 「ゴメンなさい……私…思わず取り乱してしまって…」 恥じらいに頬を染めるリィルに幾らかシンに放っていた瘴気を弱めたセツコが気遣わしげに泣き腫らしたリィルの目元に、 そっと冷やした濡れタオルを当ててやる。 リィルはセツコに頭を下げるものの、姉にそうされるように、素直にセツコにされるがままにしている。 「何があったのリィルちゃん?一人で来たの?」 「そうだよ、エイジの奴はどうしたんだよ?」 リィルのナイトを自負する彼女の義理の叔父にあたる紅エイジはリィルを妹のように可愛がっていた。それこそ、姉離れをすると同時に、 妹に対してシスコンになったかのように過保護なくらいだ。そんな彼が、些かならずも世間知らずなところのあるリィルを一人歩きさせるとは 思えなかった。しかし、エイジの名を口にした瞬間に、リィルの瞳に再び雫が滲み出す。 「えっと…何かエイジとあったのか……?」 もしかしたらかなりデリケートな問題かもしれないと、恐る恐る尋ねるシンに首を振ることでリィルは否定する。 「ありません……」 シンとセツコは顔を見合わせると、ひとまずその事にホッと溜め息をリィルに聞こえないくらい小さく吐く。 しかし、リィルの瞳には更に涙が滲み始めると、彼女はギュッと手の中のカップを包む力を微かに込める。 「何もありません…」 まるで不安定な心を包み込むように、そうしなければ自分の心を保てないかのように。 可憐な少女時代と何一つ変わらぬ、いじらしい仕草だとシンは思った。 「本っ当に、何もしてくれないんです……」 ピシッと音がしたのは空気なのか、彼女の手の中のカップなのであろうか。可憐な?いじらしい?仕草だと思っていたのはどうやら シンの思い違いのような気配が漂う。セツコは既に察したのか、リィルの肩を抱きながら宥めるモードに入ってる。 「あのさ…何もしてくれないのが何か問題でも……」 「「はぁ~…」」 凄い溜め息を吐かれた。 二人から同時に。 二人の瞳にありありと「これだから男は」という言葉が浮かんでいる。 シンは少し泣きたくなった。 「一応言っておくけれど、シンはエイジ君とリィルちゃんが付き合ってるって知ってる?」 コレくらいの問題はわかるでしょう?とわからない問題を突きつけられるときほど人は心を傷付けられることは無い。 子供の頃先生にされて一番イタイ経験だ。 シンはしかしながら、考え深いタイプではない。寧ろ短慮な人間だ。 空気的に、一応知ってると言うべきである事は明白なのに、「え!そうなの!?」と思い切り顔に出してしまった。 「セツコさんは本当に凄いです……」 何が凄いのかシンはあえて聞かなかった。聞いたら泣いてしまいそうだった。 セツコはいかにも「苦労したのよ」と言いたげに重々しく、厳かに、シンが居た堪れなくなるくらいに頷く。 軽く男と女の壁が出来ているようでシンは疎外感を覚える。 しかし、流石に付き合いも長い夫の心の機微に聡いセツコは呆れたように苦笑すると、リィルに目で「言ってもいい?」とたずねる。 リィルはこくりと小さく頷く。 「エイジ君の事がリィルちゃんは好きだっていうのはシンも知ってるでしょ?私がこっちに『戻ってきた』時、サンドマンさんのお城に暫らく滞在 した事があったでしょう。あの時くらいじゃないかしら…だからもう6年くらい前になるのかしら」 リィルは頬を薄紅色に染めながら頷く。だとすればリィルが大学に入る前くらいの時期だ。シンは自分が如何に鈍感であるのかを思い知った。 もっとも、こういう類の話に女性は得てして敏感であり、男はやや鈍い。特にZEUTHのメンツは朴念仁が多く、恐らくその手の事に聡いのは プレイボーイと名高い桂木桂であったり、ゲイン・ビジョウあたりであろう。 「じゃあ6年間も何にもやってないのか?」 「シンッ!!」 あまりにもデリカシーの無い夫の言葉に、セツコが嗜めるように口調を荒くすると、リィルは戸惑いがちに首を横に振る。 「そ、その……い、一応……しました…」 最後のあたりは消え入りそうになりながらも、リィルは真っ赤な顔で呟く。 いよいよシンにはわからなくなってきた。夫のそんな顔を苦笑しながら見つめると、セツコはリィルの手にそっと自身の手を添える。 「いつからなの?エイジ君がリィルちゃんにしなくなったのは」 「お二人に三人目のお子さんが出来た頃から……回数が減って……」 一年以上前か、とシンは思い浮かべる。 自分がエイジの立場で、セツコがいつだって腕の中にいるという状態で果たしてそんな事ができるのかを考える。 無理。 一秒で答えは出た。ラッキースケベからオープンスケベにジョブがクラスアップしたシンにとってそれは不可能なことであった。 飢えた狼の前に生肉を置いておくが如き無謀な試みだ。魅力的かつ蟲惑的なセツコの肢体を前にした時の己の理性の無さには自信がある。 そこまで考えてようやくシンはリィルのセリフの意味に気付く。 リィルとてもう23、4の大人の女性だ。とてもそうは見えないロリっぽい外見だがそうだ。 ならば男の生理現象とうについては知っているはず。しかも、事実そういう関係にあるのだから尚更。 「私がいけないのでしょうか…私…エイジさんに言ったんです。『あんな可愛らしい赤ちゃんが欲しい』って… でも彼はそれを重荷に感じたのかも…」 滲む涙をシフォンエンパイアワンピの袖で拭う姿は大戦時の14歳の頃から変わらぬ可憐さと穢れなさを空気のように纏い、リィルの言うような 事はとてもではないがありえないと思えた。しかし、事実彼女にエイジはあまりそういった行為をしていないという。 「エイジは…冷たくなったりしてるのかよ?」 もしそうならブッ飛ばしてやろうかと、物騒な事を思っていると、これまたリィルは首を振る。 「違うんです。エイジさんは優しいです。むしろ前よりずっと…… だから余計に考えてしまうんです…無理して、私に気を遣ってるんじゃないのかって…」 「リィルちゃん、此処に来るってエイジ君には言ってきた?」 妹をあやすように首を傾げるセツコにリィルは気まずそうに首を振る。 「実は……此処に来る時、エイジさんに『私の事が重荷ならそうだって言って下さい。気を遣って優しくしないで下さい』 って言って飛び出してきたんです」 「何でそんな喧嘩になったんだよ…?」 「お二人の娘さんとエイジさんが遊んでいて……それで、思い切って聞いてみたんです。『子供は欲しくないんですか?』って… 子供好きな彼なら…もし結婚するなら絶対に子供は欲しいっはずだって……でも、もし結婚を考えてなかったら… ミヅキが言うように恋愛と結婚は別物だったら……男の人は恋愛対象と思ってなくても…… その同情とか単純な好意とかでも…出来ちゃうもんだって…」 言っている内に自分の言葉に悲しくなってきたのか、リィルの瞳に涙が浮かぶ。 本当に碌な事を教えないなあの人はとシンが妖艶なグランナイツの長女の愉快犯的な顔を思い浮かべていると、 冷やりとした感触が背筋を伝わる。 「そうなの?シン?」 何故かセツコから責める視線がシンに突き刺さっていた。 (え?何で俺が責められる流れ?ってかもう時効じゃないの?) 全部エイジの馬鹿野郎のせいだ、シンは戦友に全ての責を押し付けることとした。 自分が責める視線に曝されているのも、寸止めのお預けを食らっているのも、全部エイジのせいにすることにした。 「聞いてみたら……エイジさんは曖昧な返事で、私の顔も見てくれませんでした。何か隠してるような…もしかして他に好きな人が……」 ポロポロと涙を零すリィルを母親のようにセツコは抱き締める。 ますますわからなくなってきたシンとは逆にセツコは何かに思い至ったような顔をする。 「セツコ?何か思い当たる節でもあるの?」 セツコは、クスリと微笑を浮かべると、リィルのプラチナブロンドの髪の毛をそっと撫でる。 「うん。多分エイジ君の性格なら…私の考えたことが当たってると思う」 撫でていた手を止めると、セツコは俯いたリィルの顔を覗き込む。 「リィルちゃん。多分ね、リィルちゃんの抱いてる心配はもう直ぐ無くなるわ」 「え?」 セツコの言葉にリィルが顔を上げるのと同時であった、玄関の扉がけたたましく叩かれたのは。 『リィル!!!ここにいるのかーーーー!!!!シン!!開けてくれ!!!!』 その声は間違いなく話題に上っていた紅エイジその人であった。 慌しく扉を叩く音といい、焦ったような声といい、扉のすぐ横のチャイムにすら気付いていない。 如何に彼が動揺しているのかが、シンにもわかった。 シンがセツコを見遣ると、セツコは「ほらね?」と少しだけイタズラめいた顔をする。 セツコはリィルの背をそっと押してやる。 リィルはそれを合図に、弾かれたように玄関へと向かって行く。 その背を見つめながらシンはセツコの隣に移動すると、その先の結末まで見えているような妻の肩を抱き寄せる。 「あの、セツコさんや?そろそろ教えて欲しいんですけど……」 そんな夫を面白そうに見つめると、セツコはそっと花弁の如き唇を耳元に近付け、息を吹きかけるように囁く。 「エイジ君はシンと違ってケダモノじゃありませんよ、って事」 それはどういう意味だと聞き返そうとするシンの唇を封じるように、セツコはそっと口付ける。 唇を離した妻の顔が、何処か嬉しそうな、楽しそうな少女の如き華やいだ笑みを浮かべている事で、 結局シンの言葉は完全に封じられてしまった。それから暫らく、玄関からリィルのすすり泣く声とエイジの宥める声がしたかと思うと、 次第に二人の声に何とも言いがたい桃色のオーラが放たれ始めるまで、 オハラ夫妻は、夫は不可解そうに、妻は愉快そうに二人仲良く紅茶を飲みながら待っていた。 ◇ 「はぁッ!?結婚?」 素っ頓狂な声を上げたシンの対面には、照れ臭そうに笑うエイジと、彼の肩に頭を預け、耳も首も紅潮させ幸せそうに、蕩けそうになったリィル の姿があった。セツコは既に見えていた結末を確認するようにいたって落ち着いた様子で、微笑ましげにシンの隣で二人を見つめている。 「ああ、まぁリィルも大学を卒業したし、俺もようやくサンドマン…いや、義兄さんの仕事をそれなりに任せられるようになったからさ。 ここらでようやくそれなりの甲斐性が出来たっていうのか……」 「じゃあ、リィルと、その、あんまり、その、あれだったのは……」 「いや、お前らの子供見てて思ったんだ。俺と殆ど同じ年のシンに子供が出来るっていうことは、つまりそういう責任が俺も他人事じゃないって。 だから、正式にリィルに結婚を申し込むまでは……まぁその、用心に越したことはないだろう?」 そう言ってリィルの頭を抱き寄せると、リィルはそのまま猫のようにエイジに甘える。 (このバカップルめ!!) 普段の自分達の行いを銀河の彼方まで放り投げながらシンは毒吐く。 結局のところ、ぶっきらぼうで不器用なエイジは言葉が足らず、イマイチ自分の魅力に自覚と自信の無いリィルはそれを曲解した。 些細な擦れ違いとは雖も、一言『好きだ』と言えなかったがために、その後の数年をやさぐれて過ごしたという手痛い経験のあるシンは、 他人事として受け止めることが出来なかった。 「いや~悪いな、シン、セツコさん。つー訳で、仲人は二人に頼もうかと思ってるから」 「よろしくお願いします、セツコさん」 色々と言ってやりたい事もあったが、二人の幸せそうな顔を前にして、結局シンは何も言うことが出来なかった。 ◇ 「ハイ、お茶」 セツコは微笑みながらぐったりとしたシンの前に緑茶を置くと、密着するようにその隣に座る。 「ありがとう……つーかアイツ等嵐のように帰りやがった…何なんだよ…」 「うふふ、良いじゃない。おめでたい事ですもの。こういう事で振り回されるなら私は構わないわ」 「別に俺も嫌だっていうわけじゃないけどさ……何だろ……ガロード達といい……」 ソファーに埋もれるように天井を見つめるシンの顔をセツコは不思議そうに覗き込む。 「どうしたの?」 「………いや…あいつらだけじゃなく、俺達の友達って…皆戦争を通じて知り合ったわけだろう?」 「うん…」 セツコは孤児院以前の記憶はなく、孤児院自体にも余り思い出が無い。 そしてシンはオノゴロの侵攻以来生死すら定かではない。 二人共、心から仲間、友人といえる人たちはイコール戦友といえる。 「けどさ、子供だとか、結婚だとか、そんな事で悩んだり、泣いたり笑ったりしてるんだなって……戦争は終わってるんだなって思ってさ…」 「シン君…」 「夢じゃないんだよな……って、今でもたまにコレが夢で、起きると俺はMSのコックピットにいるんじゃないかって思う時があるんだ…」 不意に迷子のような、泣きそうな、セツコの知っている16歳のシンが顔を覗かせる。 セツコに当たり前の夢見ていた以上の幸せを与え続けてくれている夫、シン・オハラではなく、今尚、不意に訪れる幻肢痛のように 過去の痛みに苛まれる弱い少年のシン・アスカがそこにはいた。 花は幾ら植えようと、吹き飛ばされた花とは違う。 それを割り切ることが強さであり、それを割り切れないことが過去に捕われた弱さであると言うのならば、 その弱さこそセツコは愛しいと心から思う。 新しい花を植えると言い切る者よりも、散っていった花弁を悼む者を愛しく思う。 セツコはシンの膝を跨ぐと、向かい合う形でシンの太腿に形の良い豊潤なお尻を乗せ、シンの頭をその豊かな、温かく柔らかい胸に抱きこむ。 それはいつもふとした時に訪れ、セツコの胸を掻き乱す。そんな時のシンは無性に抱き締めたくなるのだ。 これは夢ではないのよと、そう言葉ではなく温もりでもって彼に伝えたくなる。 セツコはシンが自分だけにしか見せようとしない弱さ、脆さ、臆病さ、幼さが堪らなく愛しかった。 シンの特別になれている自分に幸福を覚えるとともに、それを癒せることが嬉しいと、どうしようもなく感じる。 この彼の姿だけは絶対に、他の誰にも見せたくない。 自分だけのシンなのだと、母性本能と独占欲の混ざり合った感情が甘い痺れとなって駆け抜けていく。 シンの鼻腔をミルクとボディーソープとセツコ自身の匂いが混ざり合った甘い香りがくすぐる。 シンはセツコの身体を、力を込めて抱き締める。 夢じゃない、欲しかったもの、ずっとあの頃の自分が求め続けていたモノはこの腕の中にあるのだと、シンは安心せずにはいられない。 手放せない温もり。愛しい柔らかさ。目眩がするほどの眩い光。 自分だけのセツコだと、他の誰にも触らせたくないと、我が侭な子供のように思う。 「私は、ずっとシン君の腕の中にいるよ」 「ずっと傍にいて下さいよ、セツコさん」 そこにあるのは、26歳の夫婦の姿などではなく、16歳の弱い少年と、それを愛しく感じる19歳の少女の姿だった。 前へ戻る 次へ進む
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●謎の八卦(易経) +++++++++++++++++++++++++ 今日は1日、八卦(易経)とDNAの関係について考えてみた。 何度も図表を見ながら、その向こうに隠された関係を 考えてみた。 (……関係があれば……という条件つきだが。) が、意外と簡単に、謎解きの糸口をつかむことができた。 それを今日は、わかりやすく説明してみたい。 +++++++++++++++++++++++++ img src="http //image.space.rakuten.co.jp/lg01/91/0000004091/64/img866cb8ffzik9zj.jpeg" width="721" height="777" alt="img221.jpg" 【表は、学研『ニビルの謎』より】 ●はじめに これは言うなれば、知的道楽のようなもの。 私自身、易経というものをほとんど知らない。 「当たるも八卦、当たらぬも八卦」という程度にしか、「八卦」のことを知らない。 そんな私が現在、八卦に興味をもっているのは、それがDNAと関係があるのではないかという点に着目したから。 改めて、その謎解きに挑戦してみる。 ちょうど1年ぶりの再開である。 ●2進数 私たちは日常生活の中では、10進数を使っている。 これは人間の指が10本であることに、大きく関係しているという。 これに対してたとえばコンピューターの世界などでは、2進数を使用する。 2進数というは、(0)と(1)だけの世界をいう。 (―)と(+)でもよい。 便宜上、10進数の(1)と(2)を使用する。 その2進数では、たとえばつぎのように数える。 (かっこ)内は、10進数による数え方をいう。【表1】 IMG SRC="http //image.space.rakuten.co.jp/lg01/91/0000004091/85/img0144c68ezik0zj.jpeg" width="587" height="718" alt="img228.jpg" 0(0) 1(1) 10(2) 11(3) 100(4) 101(5) これでは数が大きくなるについて、段がついてしまうので、頭に(0)をつけ、わかりやすくする。 つぎの表がそれである。 便宜上、6桁にしたが、それには理由がある。 その理由は、あとで述べる。 000000(0) 000001(1) 000010(2) 000011(3) 000100(4) 000101(5) 000110(6) 000111(7) 001000(8) 001001(9) 001010(10) 001011(11) 001100(12) これですっきりした。 ●八卦との関係 八卦では、一本の長い棒(-)と、二本の短い棒(・・)で、数を表す。 たとえば……、 (・・は、短い二本の棒、ーは、長い棒を表す。)【表2】 IMG SRC="http //image.space.rakuten.co.jp/lg01/91/0000004091/87/imgbec9b955zikdzj.jpeg" width="771" height="1094" alt="img229.jpg" 000000(0)⇒・・ ・・ ・・ 000001(1)⇒― ・・ ・・ 000010(2)⇒・・ ― ・・ 000011(3)⇒― ― ・・ ●長い棒と二本の短い棒 まずここで理解してほしいことは、八卦は、2進数で書かれた数字であるということ。 俗説によれば、伏義※という伝説上の賢者によって、発明されたという。 その当時の中国には、もちろん、数字の(0)(1)は、存在しなかった。 (中国語でいう漢字には、(0)の概念はない。) だから(長い棒)と(二本の短い棒)で、「数」を表したとしても、何もおかしくない。 ……というような回りくどい説明は、ここでは省略する。 八卦で使う(棒)は、二進数を表す。 たとえば10進数の(50)は、2進数では「110010」となる。 それを2種類の棒で書き表すと、【表3】のようになる。 IMG SRC="http //image.space.rakuten.co.jp/lg01/91/0000004091/88/img854d9d6ezik0zj.jpeg" width="771" height="841" alt="img226.jpg" ●DNA 同じようにDNAについての説明も省略する。 そのDNAは、4つの塩基(AGCT)から、3つの組み合わせで、構成される。 Aは「アデニン」、Gは「グァニン」、Cは「シトシン」、Tは「チミン」を表す。 その4つの中から、たとえばATCと3つが結合し、それが螺旋階段のように並び、DNAを構成する。 それを1個とするなら、人間のDNAは、約30億個あるとされる。 それはいわばコンピューターでいうプログラムのようなもの。 「設計図」と表現する人もいる。 この設計図に応じて、人間の「形」ができる。 ●必要条件 そのDNAと八卦との不思議な関係については、すでに多くの研究家が本に書いている。 しかしDNAはDNA。 八卦は八卦。 それもそのはず、DNAは、戦後、発見された。 歴史は浅い。 八卦は、俗説に従えば、5500年前からあったという。 3000年前でも、2000年前でもよい。 この際、年代はどうでもよい。 少なくとも、DNAの発見は、ごく最近のもの。 八卦は、それよりもずっと昔からあった。 だからもし八卦がDNAの配列をうまく説明したとしても、それだけでは必要十分条件を満たしたことにはならない。 偶然の一致ということも、ありえる。 が、ともかくも、その「必要条件」だけでも、ここで考えてみたい。 本当に、何らかの関係があるのか。 それともないのか。 (十分条件を満たすためには、その論理で、ほかの未知のDNAの構造まで説明しなければならない。) はたして八卦とDNAの間には、何かの関連性があるのだろうか。 ●64卦 八卦では、64卦ともいうように、8x8=64の卦(け)を基本にものを考える。 そこで10進数でいう(0)を2進数で、(0000000)(6桁)とする。 (63)は、(111111)(6桁)となる。 最近のコンピューターは、64ビットマシンが主流。 そのことも記憶のどこかにとどめておいてほしい。 この6桁の数字を、(長い棒)と(短い2本の棒)で表したのが、八卦ということになる。 【64卦の方位図】 ●DNA 先にも書いたように、DNAは、4つの塩基のうち、3つの塩基の組み合わせで、最小単位を構成する。 「3文字言語」という言葉も、そこから生まれた。 そこでここでは、6桁の(棒)を、3組に分けてみる。 当然のことながら、2本ずつの3組になる。 (八卦をDNAに、無理にこじつけようとしている感じがしないでもないが、そこは許してほしい。) が、ここでたいへん興味深い事実に気がつく。 (長い棒)と(短い2本の棒)の組み合わせは、4通り。 この4通りという数は、4つの塩基の数と、奇妙なことに一致する。 が、ここでは、まだ、偶然の一致ということにしておく。 つまりだからといって、八卦とDNAとの間に、何らかの関連性があるとは言えない。 ともかくも、4つの組み合わせ、つまりパターンができる。 それをここでは、パターン(1)(2)(3)(4)としておく。【図4】 IMG SRC="http //image.space.rakuten.co.jp/lg01/91/0000004091/89/img67623bfazikfzj.jpeg" width="752" height="877" alt="img225.jpg" パターン(1)― ― ― ― パターン(2)――― ― ― パターン(3)― ― ――― パターン(4)――― ―――【図4-2】 IMG SRC="http //image.space.rakuten.co.jp/lg01/91/0000004091/90/imgbf4d386azik3zj.jpeg" width="773" height="663" alt="img224.jpg" ●10進数の(50)は、(110010) こうして6桁の八卦を、3つに分解し、それぞれのパターンに、(1)(2)(3)(4)と番号をふってみる。 たとえば10進数の(50)は、2進数では(110010)となる。 これを3つの組に分けると、(11)(00)(10)となる。 が、八卦をよく見てもらうとわかるが、数字の並び方が逆になっている。 (50)は、(010011)となっている。 だから3つの組に分けると、(01)(00)(11)となる。 これを先にあげた、4つのパターンに当てはめてみる。 すると(50)は、(3)(1)(4)となる。 同じように、(51)は、(4)(1)(4)。 (52)は、(1)(2)(4)となる。【表5】 IMG SRC="http //image.space.rakuten.co.jp/lg01/91/0000004091/91/img55c85ba7zik6zj.jpeg" width="775" height="1109" alt="img223.jpg" ●AGCTの相性 ここで最初の難関は、DNAでいう4つの塩基と、ここでいう4つのパターンの間には、何か関係があるのだろうか。 あるとすれば、DNAの4つの塩基、(AGCT)は、それぞれ4つのパターンのうち、どれと同じと考えたらよいだろうか。 その関連性を解く鍵がひとつある。 それはDNAにおいては、4つの塩基の中から3つの塩基で最小単位を構成するが、それぞれに相性というのがあるそうだ。 たとえば、「AはTとのみ結合し、GはCとのみ結合する」(「ニビルの謎」)とある。 (DNAについての勉強は、今始めたばかりなので、不正確で申し訳ない。) ●プラスとマイナス そこでさらに仮定を飛躍させる。 今まで(長い棒)と(二本の短い棒)と書いてきた部分を、(+)と(-)に置き換えてみる。 すると、ここで磁力的な説明がつくのがわかる。 (短い棒を、マイナス、長い棒を、プラスとした。 もちろんその反対でもよい。)【図4-2】 パターン(1)は、(-) (-) パターン(2)は、(+) (-) パターン(3)は、(-) (+) パターン(4)は、(+) (+)となる。 ここで電磁的にものを考えると、……どれとどれが結合すると考えてよいのか? (+)と(-)は結合する。 (-)と(-)は結合しない。 つまりパターン(1)は、パターン(2)と(4)と結合する。 同じようにパターン(4)は、パターン(1)と(3)と結合する。 (+とーは、結合する。) 反対に考えると、パターン(2)は、パターン(4)のみとしか結合しない。 パターン(3)は、パターン(1)のみとしか結合しない。 つまり、パターン(2)は、Aもしくは、G。 パターン(3)は、Aもしくは、G、ということになる。 ここでパターン(2)をAと仮定すると、パターン(4)がTということになる。 すると、パターン(3)は、Gということになる。 残ったパターン(1)は、C! もう一度、整理してみる。 パターン(2)をAと仮定すると、 パターン(1)=C パターン(2)=A パターン(3)=G パターン(4)=T、ということになる。……仮定(1) 同じように、今度はパターン(2)をGと仮定すると、 パターン(1)=T パターン(2)=G パターン(3)=A パターン(4)=C、ということになる。……仮定(2) 2つのケースが考えられる。 仮定(1)と仮定(2)はどちらが正しいのだろうか。 あとは実際のDNAの配列に当てはめて考えてみるしかない。 矛盾なく、合理的に説明できるほうが正しいということになる。 ●塩基(3文字言語) 「ニビルの謎」に紹介されている、DNAの3文字言語を並べてみる。 「CGTAGAATTCT……」(P142)。 この並び方を合理的に説明するのは、(仮定1)のほうなのか。 それとも、(仮定2)のほうなのか。 ????? ●DNA言語 では具体的に、10進数の(0)から(63)までを、DNAの3文字言語で置き換えてみる。 ここでは前述(仮定1)に従って、並べてみる。 0……CCC 1……ACC 2……GCC 3……TCC 4……CAC 5……AAC、となる。 同じように、今度は前述(仮定2)に従って、並べてみる。 0……TTT 1……GTT 2……ATT 3……CTT 4……TGT 5……GGT、となる。 易経占い どちらが正しいのだろう? 頭の中を整理するため、10進数の(50)(51)(52)を、64卦で表し、さらにそれを3つのパターンに分けてみる。【図5】 八卦とDNAの間には、何か、関係があるのだろうか。 そこでもう一つのヒント。 DNA言語では、「TAA」は、「停止」を意味するという。 これはコンピューターでプログラムを組んだことがある人なら、みな知っていることだが、プログラムの始めと終わりには、特殊な命令を入れる。 私はベーシック言語しか知らないが、ベーシックでは、「END」を書く。 その「END」に当たる言葉が、DNA言語では、「TAA」という。 この「TAA」を、(仮定1)で翻訳すると、「TAA」は、2進数で「11・10・10」となる。 10進数になおすと、「23」。 漢字では、「訟」。 数字を反対に並び替えると、「01・01・11」とすると、「58」。 漢字では、「需」。 今度は「TAA」を、(仮定2)で翻訳すると、「TAA」は、2進数で、「00・01・01」となる。 10進数になおすと、「40」。 漢字では、「明夷」。 数字を反対に並び替え、「10・10・00」とすると、「5」。 漢字では、「晋」。 整理してみる。 28……訟 58……需 40……明夷 5……晋 これら4つの漢字の中で、「END」を表すものがあれば、ビンゴー! しかし残念ながら、「ニビルの謎」によれば、「END(停止)」を表すのは、「9」、「ごん(「良」の上の点を取った文字)」だそうだ。 ●今日はここまで 何か関係がありそうで、ない? なさそうで、ある? 今日は、しかし、ここまで。 Time Up! このつづきは、またの機会に書いてみたい。 が、これだけは覚えておいてほしい。 年代を特定するのはむずかしいが、古代中国では、何かとてつもない不思議なことが起きていた。 周囲文化とはかけ離れた、突出した科学が存在していた。 文中に書いた、「伏義(「義」の文字は現代漢字を使った)」にしても、調べれば調べるほど、不思議な人物(?)である。 興味のある人は、自分で調べてみてほしい。 (はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 幼児教室 育児 教育論 Japan はやし浩司 DNA 八卦 易経 八卦の謎 謎の八卦 伏義 はやし浩司) 2011/11/16追記 【東洋医学(黄帝内経・素問)の謎】 こうした「八卦とDNAの関係」に興味をもったのには、理由がある。 私が書いた本の一部を、ここに紹介する。 (出典は、はやし浩司著『目で見る漢方診断』。 Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司 ●黄帝内経・地動説 a href="http //www.flickr.com/photos/86343436@N00/2569491793/" title="img368 by bwhayashibw, on Flickr" img src="http //farm3.static.flickr.com/2103/2569491793_e053d4e7e7_o.jpg" width="729" height="1068" alt="img368" / /a a href="http //www.flickr.com/photos/86343436@N00/2569491933/" title="img369 by bwhayashibw, on Flickr" img src="http //farm4.static.flickr.com/3261/2569491933_c876f6dd30_o.jpg" width="729" height="1068" alt="img369" / /a a href="http //www.flickr.com/photos/86343436@N00/2569492031/" title="img370 by bwhayashibw, on Flickr" img src="http //farm4.static.flickr.com/3171/2569492031_632e812c56_o.jpg" width="729" height="1068" alt="img370" / /a a href="http //www.flickr.com/photos/86343436@N00/2569492205/" title="img371 by bwhayashibw, on Flickr" img src="http //farm4.static.flickr.com/3091/2569492205_3e73c2031f_o.jpg" width="729" height="1068" alt="img371" / /a a href="http //www.flickr.com/photos/86343436@N00/2569492373/" title="img372 by bwhayashibw, on Flickr" img src="http //farm4.static.flickr.com/3042/2569492373_b55b00f8ba_o.jpg" width="729" height="1068" alt="img372" / /a a href="http //www.flickr.com/photos/86343436@N00/2570317708/" title="img373 by bwhayashibw, on Flickr" img src="http //farm4.static.flickr.com/3149/2570317708_0b8e893718_o.jpg" width="729" height="1068" alt="img373" / /a a href="http //www.flickr.com/photos/86343436@N00/2569492725/" title="img374 by bwhayashibw, on Flickr" img src="http //farm4.static.flickr.com/3025/2569492725_787b6aca41_o.jpg" width="729" height="1068" alt="img374" / /a a href="http //www.flickr.com/photos/86343436@N00/2569492907/" title="img375 by bwhayashibw, on Flickr" img src="http //farm4.static.flickr.com/3064/2569492907_e798b24dfd_o.jpg" width="729" height="1068" alt="img375" / /a a href="http //www.flickr.com/photos/86343436@N00/2570318190/" title="img376 by bwhayashibw, on Flickr" img src="http //farm4.static.flickr.com/3281/2570318190_83f4d4229d_o.jpg" width="729" height="1068" alt="img376" / /a ●黄帝は実在したか? a href="http //www.flickr.com/photos/86343436@N00/2570318350/" title="img377 by bwhayashibw, on Flickr" img src="http //farm4.static.flickr.com/3109/2570318350_f01470acb9_o.jpg" width="729" height="1068" alt="img377" / /a a href="http //www.flickr.com/photos/86343436@N00/2569493345/" title="img378 by bwhayashibw, on Flickr" img src="http //farm4.static.flickr.com/3005/2569493345_2b80e586d5_o.jpg" width="729" height="1068" alt="img378" / /a a href="http //www.flickr.com/photos/86343436@N00/2569493501/" title="img379 by bwhayashibw, on Flickr" img src="http //farm4.static.flickr.com/3027/2569493501_9e83a92f70_o.jpg" width="729" height="1068" alt="img379" / /a a href="http //www.flickr.com/photos/86343436@N00/2570318812/" title="img380 by bwhayashibw, on Flickr" img src="http //farm4.static.flickr.com/3107/2570318812_cd7c1d6745_o.jpg" width="729" height="1068" alt="img380" / /a a href="http //www.flickr.com/photos/86343436@N00/2570318946/" title="img381 by bwhayashibw, on Flickr" img src="http //farm4.static.flickr.com/3067/2570318946_9f6a04fc0f_o.jpg" width="729" height="1068" alt="img381" / /a Hiroshi Hayashi++++++Nov. 2011++++++はやし浩司・林浩司
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ソフトボール 女子2部 2001年 失点と勝数の関係 説明 チーム名は当時のままです。 ランキング表 順位 勝数 チーム名 試合数 失点と勝数の関係 順位 失点 1 11 YKK四国 14 失点は下位 4 22 1 11 伊予銀行 14 同じ 1 11 3 10 本田技研栃木 14 失点は上位 2 17 4 9 三洋島根 14 失点は上位 3 19 5 6 日本精工 14 失点は下位 7 52 5 6 TOETECK 14 失点は下位 6 50 7 3 日立マクセル 14 失点は上位 5 49 8 0 YKK黒部 14 同じ 8 75 トップページ ねーむ コメント すべてのコメントを見る
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『進撃の巨人』(しんげきのきょじん)は、諌山創による日本の漫画作品。 2013年4月から9月までテレビアニメ版第1期が、2017年4月から6月まで同第2期が、2018年7月から10月までおよび2019年月から7月まで同第3期が、2020年12月から2021年3月までおよび2022年1月から同第4期がそれぞれ放送。 2015年10月から12月までテレビアニメ版も放送された『進撃!巨人中学校』など、スピンオフ作品も多数存在する。 ディスコグラフィ 山内"masshoi"優氏が参加した作品を抜粋して掲載する。 楽曲名欄における太字は初出。 発売日 商品名 DiscNo. TrackNo. 楽曲名 歌唱 形態 備考 2013年6月28日 『TVアニメ「進撃の巨人」オリジナルサウンドトラック』通常盤:PCCG-01351 CD/配信 2015年11月18日 『反撃の大地』通常盤:PCCG-70280 - 1 「反撃の大地」 エレン・イェーガー演1、ジャン・キルシュタイン演2、ミカサ・アッカーマン演3 from attackers CD/配信 『進撃!巨人中学校』ED主題歌 3 「反撃の大地 (Instrumental)」 - 2016年2月17日 『メモリアルアルバム 進撃祭』通常盤:PCCG-01509 - 1 「反撃の大地」 エレン・イェーガー演1、ジャン・キルシュタイン演2、ミカサ・アッカーマン演3 from attackers CD 4 「反撃の大地 -エレン・イェーガーVer.-」 エレン・イェーガー演1 5 「反撃の大地 -ジャン・キルシュタインVer.-」 ジャン・キルシュタイン演2 2017年6月7日 『TVアニメ「進撃の巨人」Season 2 オリジナルサウンドトラック』通常盤:PCCG-01615 CD/配信 2019年6月26日 『TVアニメ「進撃の巨人」Season 3 オリジナルサウンドトラック』通常盤:PCCG-01800 CD/配信 脚注 キャスト 演1:梶裕貴 演2:谷山紀章 演3:石川由依
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トップ→アイテム→収集品→収集品/さ行→収集品/さ→裂けた障子紙 【GROUPON(グルーポン)】 裂けた障子紙 ☆提灯おばけ Lv164・165(ミカサの岩戸:エリア1・2) ☆カワウソ Lv150・151(ミクマリヶ原)
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ソフトボール 女子2部 2006年 得点と勝数の関係 説明 チーム名は当時のままです。 ランキング表 順位 勝数 チーム名 試合数 得点と勝数の関係 順位 得点 1 17 レオパレス21 22 得点は下位 2 45 1 17 日立&ルネサス高崎 22 得点は下位 4 36 1 17 日立ソフトウェア 22 同じ 1 50 4 13 太陽誘電 22 得点は上位 3 44 5 11 シオノギ製薬 22 得点は下位 6 23 6 10 デンソー 22 得点は上位 5 29 6 10 トヨタ自動車 22 得点は下位 9 11 8 6 ホンダ 22 得点は上位 7 21 8 6 戸田中央総合病院 22 得点は下位 9 11 10 5 大鵬薬品 22 得点は上位 8 17 トップページ ねーむ コメント すべてのコメントを見る
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秩序R アルミン・アルレルト アルミン・アルレルト MAX Lv50 クラスチェンジ可能 Armin Arlert 性別男性 必要統率 23 HP AT DF TOTAL 初期能力(純正品) 3050 3270 3550 9870 LvMAX時能力(純正品) 12190 10880 11820 34890 純正継承値 + 0 + 0 + 0 スキル 洞察力味方DF +7%初期 ☆ MAX --- 売却価格 6760マーニ 入手経路 進撃の巨人召喚 召喚セリフ 「ごめん 迷惑かけた 後衛と合流する」 図鑑テキスト今まで勘違いをしていただけだ 最初からこの世界は、地獄だ 強い者が弱い者を食らう、親切なくらい分かりやすい世界… レアリティ一覧(調査兵団) 属性 ランク キャラクター名 Lv 統率 スキル 交換不可期間 秩序 レア アルミン・アルレルト 50 23 味方DF +7% 初期 ☆ 2013/12/06~2014/02/18 Sレア アルミン・アルレルト[訓練] 60 39 味方DF +10% 初期 ☆ Sレア エレン・イェーガー 60 40 味方 秩 AT +20% 初期 ☆ Uレア エレン・イェーガー[訓練] 70 65 味方 秩 AT +30% 初期 ☆ Uレア ミカサ・アッカーマン 70 67 味方AT +10% 初期 ☆ レジェンド ミカサ・アッカーマン[訓練] 80 116 味方AT +15% 初期 ☆ SKレベル 5☆☆☆☆☆ 10★★★★★ 15★★★★★ 20★★★★★ 25★★★★★ 30★★★★★ 35★★★★★ →に近づくほど発動率がUP(効果は変わらない) コメント
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J2リーグ 2004年 順位と得点の関係 説明 チーム名は当時のままです。 2004年参加チーム(12チーム) 去年から引き続き参加チーム コンサドーレ札幌 モンテディオ山形 水戸ホーリーホック 大宮アルディージャ 川崎フロンターレ 横浜FC 湘南ベルマーレ ヴァンフォーレ甲府 アビスパ福岡 サガン鳥栖 今年から参入 J1から降格ベガルタ仙台 京都パープルサンガ ランキング表 順位表 順位 クラブ名 順位と得点の関係 順位 得点 順位と失点の関係 順位 失点 順位と得失点差の関係 順位 得失点差 1 川崎フロンターレ 同じ 1 104 同じ 1 38 同じ 1 66 2 大宮アルディージ 得点は下位 3 63 失点は上位 1 38 同じ 2 25 3 アビスパ福岡 得点は下位 6 56 同じ 3 41 同じ 3 15 4 モンテディオ山形 得点は下位 5 58 失点は下位 6 51 得失点差は下位 5 7 5 京都パープルサン 得点は上位 2 65 失点は下位 7 53 得失点差は上位 4 12 6 ベガルタ仙台 得点は上位 4 62 失点は下位 11 66 得失点差は下位 7 -4 7 ヴァンフォーレ甲 同じ 7 51 失点は上位 4 46 得失点差は上位 6 5 8 横浜FC 同じ 8 42 失点は上位 5 50 同じ 8 -8 9 水戸ホーリーホッ 得点は下位 10 33 失点は上位 8 60 得失点差は下位 10 -27 10 湘南ベルマーレ 得点は上位 9 39 同じ 10 64 得失点差は上位 9 -25 11 サガン鳥栖 同じ 11 32 同じ 11 66 得失点差は下位 12 -34 12 コンサドーレ札幌 同じ 12 30 失点は上位 9 62 得失点差は上位 11 -32 トップページ ねーむ コメント すべてのコメントを見る