約 2,424,117 件
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/489.html
458 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/25(水) 20 50 27.60 ID kUI8EdjnO ~ブドウ農場~ ブドウ農家「ああああああああああああああああ!!!!!またオラのブドウが盗まれとる!!!!」 収穫間近だったブドウの木。 見るも無惨にブドウの果実はもぎ取られ、食われていた。 何者の仕業だろうか? それはもちろん… ブドウ農家「クッソ…。まだ熟れてないブドウは一口かじられて房ごと捨てられとる…うっ…」 ブドウ農家「こんな下品な食い方するのは…アライさんしかいねえ!!!」 ブドウ農家「一週間前の台風で、たくさんブドウが飛んでったのに…またこんなことに…」シクシク ブドウ農家「今日という今日はもう許さん。プロの駆除業者を呼んで駆除してもらおう!」ピポパ ブドウ農家「あの~、もしもし。駆除の依頼なんですが…」 459 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/25(水) 21 01 34.73 ID kUI8EdjnO …その夜… アライさん「ふははははー!今日もブドウを食べに行くのだぁ!」ドタドタ アライちゃん1「なのだ~」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん2「なのだ~」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん3「のりゃ!のりゃ!」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん4「うぅ~!ぶどーたべゆのしゅきしゅきなのりゃあ!」ヨチヨチヨチヨチ ブドウ農家が大事に育てたブドウを、今夜も盗もうとするアライさん一家。 アライさん「今日はいつもと違う道を探検するのだ!」ドタドタ アライちゃん1「おしゃんぽたのちーのだ!」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん2「れつごーなのりゃ!」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん3「ぶっどー♪ぶっどー♪ありゃいしゃんのぶっどぉ♪」ヨチヨチシッポフリフリ アライちゃん「ぶっどぉ♪ぶっどー♪おいちーぶっどぉ♪」ヨチヨチシッポフリフリ 461 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/25(水) 21 06 27.75 ID kUI8EdjnO アライさん「ん?くんくん…この匂いは…」ピタッ クンクン アライちゃん1「なんかいーにおいがすゆのだぁ!」クンクン アライちゃん2「おかーしゃん!いってみたいのりゃ!」シッポフリフリフリフリフリフリ アライちゃん3「いーにおいなのりゃ!たべゆのだ!」シッポブンブンブンブンブンブン アライちゃん4「おかーしゃ!いくのりゃ!いくのりゃ!」シッポパタパタパタパタパタパタ 尻尾をブンブンと振りながら、未知なる匂いの元へ行きたがるアライちゃん達。 アライさん「よーし!アライさんにお任せなのだぁ!未知なる食べ物を探すのだぁ!」ヨツンバイ クンカクンカ アライさんは四つん這いになって、地面のにおいを嗅ぎながら進む。 アライちゃん1「のりゃ~!」ヨチヨチクンカクンカ アライちゃん2「のりゃ~!」ヨチヨチクンカクンカ アライちゃん3「のりゃ~!」ヨチヨチクンカクンカ アライちゃん4「いーにおいすゆのだ!たべゆのだ~!」ヨチヨチクンカクンカ 462 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/25(水) 21 13 30.59 ID kUI8EdjnO そして、においの元へ辿り着いた。 アライさん「これなのだ!」 たくさんの落ちたブドウ「」ホワアアアァアァアァン …それは、草の上に落ちたたくさんのブドウであった。 ブドウはとても良い香りを放っている。 アライちゃん1「ぶどーさんなのりゃ?」チョンチョン アライちゃん2「こんないーのおいのぶどーさんはじめてなのりゃぁ!」シッポフリフリ アライちゃん3「おかーしゃ!いますぐたべゆのだ!」シッポフリフリ アライちゃん4「おいしそーなのりゃ!たべゆのだー!あむっ、もぐもぐ…」ヒョイパク アライさん4が、落ちたブドウを食べた。 463 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/25(水) 21 17 06.41 ID kUI8EdjnO アライちゃん4「おいちーのりゃぁ!」 アライさん「アライさんも食べるのだ!はむっ、もぐもぐ…」クッチャクッチャ アライさん達は、ブドウを皮ごと食べた。 アライちゃん1「もぐもぐ…」クッチャクッチャ アライちゃん2「もぐもぐ…」クッチャクッチャ アライちゃん3「もぐもぐ…」クッチャクッチャ アライちゃん4「もぐもぐ…」クッチャクッチャ アライさん一家「おいしいのだぁ!!!」シッポブンブン アライさん一家は、いつもよりも美味しいブドウの発見に大はしゃぎであった。 466 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/25(水) 21 28 09.99 ID kUI8EdjnO このブドウは、一週間前に台風で飛ばされたブドウである。 一週間前のものだというのに、妙にみずみずしさが残っている。 それでいて腐敗しておらず、いい香りを放っていた。 …一体なぜだろうか? アライさん「たくさんあるのだ!もっと食べるのだ!はぐっ、くっちゃくっちゃ…あ~ほんと美味しいのだぁ~…」クッチャクッチャ アライちゃん1「んふふひー、なんかたのちーきぶんになってきたのりゃ♪」クッチャクッチャ アライちゃん2「くっちゃ♪くっちゃ♪もっぐ♪もっぐ♪」クッチャクッチャ アライちゃん3「もぐもぐ、ぶっどぉ♪ぶっどぉ♪ありゃいしゃんのぶっどぉ♪もぐもぐ」クッチャクッチャ アライちゃん4「うぇひ~いーきぶんなのりゃ~♪」モグモグ アライさん「うまひのだ~♪もぐもぐ…」クッチャクッチャ 何故かアライさん一家は妙なテンションになりつつある。 468 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/25(水) 21 37 37.06 ID kUI8EdjnO …数分後… アライさん「あーはははは!そ~れ、ポールダンスなのだぁ~♪」グルグルヨタヨタ アライさんは細い木に絡まり、グルグルヨタヨタとおぼつかない足取りで回っている。 アライちゃん1「おどりならありゃいしゃんもとくいなのりゃ~♪だんす♪だんす♪しっぽふりだんす♪」シッポフリフリ アライちゃん2「おちりふりふり、おしりのだんしゅなのりゃあ!うふ~ん♪あは~ん♪」ケツフリフリ アライちゃん3「ごろごろ~ごろごろ~♪うえへへめがまわゆのりゃ~♪」ゴロンゴロン アライちゃん4「きもちい~のりゃ~♪」フラフラ …アライさん一家は、完全に酔っぱらっていた。 実は先程アライさん一家が食べた山盛りのブドウは、なんと偶然にも酵母によって発酵し、果汁が天然のワインとなっていたのだ。 470 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/25(水) 21 43 59.70 ID kUI8EdjnO アライさん「あれ~、アライさん達、何しに巣から出てきたのだ~?」ヨタヨタ アライちゃん1「わすれたのだ~」フラフラ アライちゃん2「なんだっけ?」フラフラ アライちゃん3「いなかいっぱいでねむいのりゃ~」ウトウト アライちゃん4「あらいしゃん、ここでおねむすゆのだ~」ポテッ アライさん「うへへ~、アライさんも寝るのだ~…くかー…」グガー アライちゃん1「のだぁ…のだぁ…」zzz アライちゃん2「すぴ~…くか~…」zzz アライちゃん3「のあぁ…のあぁ…」zzz アライちゃん4「ぴぃ~…ぴぃ~…」zzz アライさん一家は、森の真ん中で寝てしまった。 474 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/25(水) 21 51 42.59 ID kUI8EdjnO …翌朝… アライさん「…ふわ~」ムクッ アライちゃん1「のだぁ~…」パチッ アライちゃん2「あれ…おひさまでてゆのだ…」パチッ アライちゃん3「あさにおきちゃったのだ…ていうかもうねゆのだ!」ウトウト アライちゃん4「ねりゃりぇないのだ~!」シッポブンブン アライさん達は夜行性。 フレンズは気分次第で人間と同じ生活リズムにすることも可能であるが、 獣として生きている野良アライさん達は、夕方起きて朝寝る生活を好むのである。 アライさん「うーん…でも、夜までどうするのだ?昼は悪い人間達が食べ物探しの邪魔するのだ…」 アライちゃん1「むしできないきょあくなのだ…」 アライちゃん2「ぶどーがまだのこってゆのだぁ!」シッポブンブン 昨日の発酵ブドウは、辺りを探すとまだ落ちているようだ。 アライちゃん3「くんくん、こっちにもあゆのだ!」クンカクンカヨチヨチ アライちゃん4「たべたいのだ~!」シッポフリフリ アライさん「よーし!また美味しいブドウ食べるのだ!」 アライちゃん1~4「たべゆのだー!」 アライさん一家は、まだ辺りに散らばっている発酵ブドウを探し回り、食べた。 475 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/25(水) 21 58 24.72 ID kUI8EdjnO アライさん達は、発酵ブドウを食いに食いまくり… アライさん「ふがー…ふがー…」zzz アライちゃん1「ぴっぴっぴー♪ぴっぴっぴー♪ぴっぴっぴっぴっぴっぴー♪」ピョンピョン アライちゃん2「のりゃりゃりゃりゃー♪のりゃ、のりゃりゃりゃりゃー♪」クルクル アライちゃん3「ののののーあ!ふんふふーん♪ののののーあ!」シッポフリフリ アライちゃん4「うえへへ~、みんなでおうたうたうの、たのちぃのりゃ~♪」キャッキャッ アライさん「う~ん…チビ達が楽しそうなのだぁ~…こっちの道を探検して正解だったのだぁ~…」フラフラ 昼間っから酔っぱらい、ドンチャン騒ぎするアライさん一家。 歌って踊って実に楽しそうである。 476 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/25(水) 22 02 46.44 ID kUI8EdjnO その時。 アライさん一家に、空から何かが近付いてきた。 ?「キュロロロー!」バッサバッサ ?「ピィピィー!」バッサバッサ ?「ピチクリー!」バッサバッサ ?「キュエー!」バッサバッサ アライさん「…ん~?なんだ、鳥の声がきこえるのだ~…」 アライちゃん1「ぴっぴぴー♪」ピョンピョン アライちゃん2「のりゃ!のりゃ!」クルクル アライちゃん3「ののののーあ!」シッポフリフリ アライちゃん4「ららららー♪ららららー♪」キャッキャッ 477 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/25(水) 22 09 43.77 ID kUI8EdjnO なんと、近付いてきたのは… 親鷹「キュロロロー!」バッサバッサ 鷹1「ピィピィー!」バッサバッサ 鷹2「ピチクリー!」バッサバッサ 鷹3「キュロロロー!」バッサバッサ …大きな鷹一羽と、小さな鷹三羽であった。 鷹たちは、アライちゃんへ近付くと、強靭な足で… アライちゃん1「ぴぃっ?」ガシィ アライちゃん2「のりゃ?」ガシィ アライちゃん3「のぁ?」ガシィ アライちゃん4「のだぁ?」ガシィ …アライちゃん達を一瞬で捕まえ… アライさん「…!?」 鷹たち「「「「キュロロロー!」」」」バッサバッサ アライちゃん1~4「「「「わーい!おしょらとんでゆのりゃぁ~♪たのちーのりゃあ♪」」」」キャッキャッ アライさん「ち…ちびぃぃぃ!?ちびをぉ…うっぷ…返すのだぁ…オエエエエエ」フラフラヨタヨタ ゲボゲボ …アライちゃん達を掴んだまま、空へ飛び去っていった。 鷹とアライと葡萄の甘露その2 パート10へ戻る
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/991.html
448 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/18(月) 21 26 58.29 ID MfbhO4Bt0 タイトル「アライさんダンゴ アルコールver.」 アライさんトラップ研究所、通称、ATLです。 今回は「アライさんダンゴ」についてお話しします。 今までの「アライさんダンゴ」とは違ったアプローチで開発しているため、その点についても説明しながら見て頂きましょう。 今回、ダンゴに混ぜたのは毒物ではありません。 代わりに混ぜたのは、アルコールです。 「アライさんダンゴ」の大きさは3cmほどで、今までとほとんど変わっていません。 ですが、この大きさにウイスキーをたっぷり染み込ませています。 つまり、アライさんに新型の「アライさんダンゴ」を食べてもらい、急性アルコール中毒になってもらおう、というものです。 仕掛けに関しては、前回と同じ状態にしています。 知らない、という人は前回の動画を見て頂ければ幸いです。知らない、という人は前回の動画を見て頂ければ幸いです。 では、映像を見て頂きましょう。 449 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/18(月) 21 27 51.13 ID MfbhO4Bt0 さて、山の中に設置したトラップの映像です。 アライさん「こっちの方からいい匂いがするのだ。」 アライちゃん1「スンスン... たしかにこっちからいいにおいがするのりゃ!」シッポフリフリ アライちゃん2「きょうはなにがたべれるかたのしみなのりゃ!」シッポフリフリ アライちゃん3「おかーしゃーん! まってほちいのりゃ!」ヨチヨチビエーン アライちゃん4「おかーしゃーん! あるくのがはやいのりゃ!」ヨチヨチビエーン アライちゃん5「おねーしゃんばかり、じゅりゅいのりゃ!」ヨチヨチビエーン アライさん一家がやってきたようですね。 アライさんがアライちゃんを二匹抱えて歩いてきますね。 残りは、必死なヨチヨチ歩きでついてきてますね。 アライちゃん1「あ! あそこになにかあるのりゃ!」シッポフリフリ アライさん「お、ホントなのだ。 流石、アライさんのチビなのだ!」 アライちゃん1「のりゃ~ん!」シッポフリフリフリフリ アライさん「急いで向かうのだ!」タッタッタッ アライちゃん1「おかーしゃん、さすがなのりゃ!」シッポフリフリ アライちゃん2「わー! はやいのりゃ!」シッポフリフリ アライちゃん3「まつのりゃーーーーー!」ヨチヨチビエーン アライちゃん4「おかーしゃーん! おいてかないでほちいのりゃ!」ヨチヨチビエーン アライちゃん5「アライしゃんたちにもやさしくしてほちいのりゃ!」ヨチヨチビエーン ヨチヨチ歩きをさせられているアライちゃんとの距離が離れている気がしますが、大丈夫でしょうか? 450 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/18(月) 21 28 44.53 ID MfbhO4Bt0 アライさん「これなのだ。」 アライさんは抱えていたアライちゃんを下ろして、ケースを確認しているようですね。 アライちゃん1「なにがあるか、かくにんするのりゃ!」シッポフリフリ アライちゃん2「のりゃ? おかーしゃん、いもーとたちがいないのりゃ。」シッポフリフリ どうやら、アライちゃんの言葉でようやく他のアライちゃんたちがいないことに気付いたようですね。 キョロキョロ アライさん「ホントなのだ。 でも、すぐに追いついてくるのだ!」 放任主義というか、だいぶ適当な育児をしているみたいですね。 バンバン アライさん「これはどうやって中身を取り出せばいいのだ?」 バンバン アライさん、開け方が分からなくてケースを叩いていますね。 アライちゃん1「はやくするのりゃ!」ウーッ アライちゃん2「のりゃ? うえにへんなれっぱりがあるのりゃ。」ユビサシ アライちゃんが取っ手の存在に気付いたみたいですね。 アライさん「ホントなのだ。 これをどうすればいいのだ?」 カチャ アライさん「おぉ、開いたのだ!」 ゴソゴソ アライさん「これからいい匂いがするのだ!」 アライちゃん1「でもたべれそうにないのりゃ。」ウーッ アライちゃん2「うゆ? どうするのりゃ?」クビカシゲ アライさん「中に何かありそうなのだ。」 さて、アライさんたちが巾着袋を開くまで眺めていましょう。 451 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/18(月) 21 30 30.78 ID MfbhO4Bt0 五分が経過しました。 アライさん「よ、ようやく開いたのだ...」ハァハァ 巾着袋を開けるだけで、時間がかかりましたね。 アライちゃん1「なにがはいっているのりゃ?」シッポフリフリ アライちゃん2「はやくたべたいのりゃ!」シッポフリフリ アライさん「少し待つのだ。」ハァハァ ゴソゴソ アライさんが袋の中からダンゴを取り出しましたね。 アライさん「見たことないのだ。」ハァハァ アライちゃん1「それはなんなのりゃ?」クビカシゲ アライちゃん2「それはたべれるのりゃ?」クビカシゲ アライさん「アライさんが見つけたのだ。 食べれるはずなのだ。」ハァハァ パクッ クチャクチャ アライちゃん1「おかーしゃんがたべたのりゃ!」 アライちゃん2「どうなのりゃ?」クビカシゲ アライさん「お、おいしいのだ!」ピカピカガイジガオ アライさんの顔が輝いてますね。 アライちゃん1「ほんとなのりゃ!?」シッポフリフリ アライちゃん2「はやく、アライしゃんもたべたいのりゃ!」シッポフリフリ アライさん「チビ達、落ち着くのだ。」 ゴソゴソ アライさん「いっぱい食べて早く大きくなるのだ。」 アライちゃん1「どんなあじかきになるのりゃ!」シッポフリフリ アライちゃん2「さっそくたべるのりゃ!」シッポフリフリ クッチャクッチャクッチャクッチャ クッチャクッチャクッチャクッチャ やはり、アライちゃんのサイズでは一気に食べることはできないようですね。 アライちゃん1「おいしいのりゃ!」ピカピカガイジガオ アライちゃん2「ひさしぶりのごちそうのりゃ!」ピカピカガイジガオ クッチャクッチャクッチャクッチャ クッチャクッチャクッチャクッチャ アライちゃんたちは夢中で食べていますね。 452 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/18(月) 21 32 17.26 ID MfbhO4Bt0 アライちゃん3「よ、ようやく、おいついたのりゃ...」ヨチヨチハァハァ アライちゃん4「おねーしゃんたち、なにかたべてるのりゃ...」ヨチヨチハァハァ アライちゃん5「ズ、ズルいのりゃ...」ヨチヨチハァハァ 置いて行かれたアライちゃんたちが弱弱しい歩みで、ようやく追いついたみたいですね。 アライさん「お、ようやくチビ達が来たのだ。 こっちなのだー!」ブンブン アライさんはアライちゃんたちの存在に気付いたようで、手を振ってますね。 アライちゃん3「つかれたのりゃ...」ヨチヨチハァハァ アライちゃん4「あんなのおかーしゃんじゃないのりゃ...」ヨチヨチハァハァ アライちゃん5「しょ、しょのとおりなのりゃ...」ヨチヨチハァハァ アライちゃん達は恨み節を言いながら、少しづつ距離を縮めていますね。 アライさん「チビ達遅いのだ。」 アライちゃん3「こ、これでも、いっしょーけんめーあるいたのりゃ...」ハァハァハァハァ アライちゃん4「あんなの、おいつけないのりゃ...」ハァハァハァハァ アライちゃん5「おねーしゃんばかりじゅりゅいのりゃ...」ハァハァハァハァ アライさん「悪かったのだ。」 表情からはあんまり反省してないように見えますね。 アライちゃん3「あれ? おねーちゃんたちがしじゅかなのりゃ...」ハァハァ アライさん「本当なのだ。」 アライさんとアライちゃんたちは、食事をしていたはずのアライちゃんに目を向けたようです。 アライちゃん1「...」シーン アライちゃん2「...」シーン アライちゃん4「しじゅかなのりゃ...」ハァハァ アライさん「きっとお腹いっぱいになったから、寝ちゃったのだ。」 ヒョイ アライさんは食べかけのダンゴを遅れてやってきたアライちゃんの前に差し出しましたね。 アライさん「これはおいしい食べ物なのだ。きっと驚くのだ。」 アライちゃん3「こんなのみたことないのりゃ...」ハァハァ アライちゃん4「とりあえずたべてみるのりゃ...」ハァハァ アライちゃん5「のりゃ...」ハァハァ クッチャクッチャクッチャクッチャ クッチャクッチャクッチャクッチャ クッチャクッチャクッチャクッチャ アライちゃん3「ん!? これはおいちいのりゃ!」ピカピカガイジガオ アライちゃん4「はじめてのあじなのりゃ!」ピカピカガイジガオ アライちゃん5「おいちいのりゃ!」ピカピカガイジガオ クッチャクッチャクッチャクッチャ クッチャクッチャクッチャクッチャ クッチャクッチャクッチャクッチャ アライちゃんたちは夢中でダンゴを食べていますね。 アライさん「良かったのだ。 さて、アライさんも食べるのだ。」 パクッ クチャクチャ アライさん「うん、やっぱりおいしいのだ。」 453 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/18(月) 21 32 56.24 ID MfbhO4Bt0 さて、先に食べていたアライちゃんが静かになっていたことにお気付きかと思います。 やはりアライちゃんサイズではアルコールの分解能力が十分に備わっていません。 しかも、一気に食べてしまえば血中アルコール濃度が高くなるのは当たり前でしょう。 これが、今回のダンゴの特徴です。 454 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/18(月) 21 35 11.39 ID MfbhO4Bt0 アライさんA1「こっちからいい匂いがするのだ。」 おや、別のアライさんが嗅ぎつけたようですね。 どうやら、アライさんだけのようです。 アライさんA1「ん? 誰かの声がするのだ。」 ザッ ザッ ザッ アライさんが先ほどの一家の所に向かっていますね。 アライさんA1「誰かいるのだ?」 アライさん「ほにゃ? ありぇ~? アリャイしゃんがいるのだぁ~。」ヒック ヒック 先ほどのアライさんはだいぶ酔っているのか、顔が真っ赤になって呂律が怪しくなっていますね。 目も虚ろですね。 アライさんA1「ど、どうしたのだ?」 異様な雰囲気に、後から来たアライさんは戸惑っていますね。 アライさん「おかしなことをきくのだぁ~。 アリャイしゃんはおかしくないのだぁ~。」ヒック ヒック 後から来たアライさんは周りを見ていますね。 アライさんA1「この子たちはどうしたのだ?」 アライちゃん3「...」シーン アライちゃん4「...」シーン アライちゃん5「...」シーン アライさん「おなかがいっぱいになったかりゃ、ねちゃったのだぁ~。」ヒック ヒック 酔っぱらって、自分の子供の状態が正常に判断できなくなってしまっているようですね。 アライさん「おまえもこれをたえりゅのだぁ~。」ヒック ヒック ゴソゴソ アライさんがダンゴを取り出して、後から来たアライさんにあげましたね。 アライさんA1「どうも...、なのだ。」 スンスン アライさんA1「特に変な匂いはしないなのだ。」 匂いを嗅いで、警戒してますね。 パクッ クチャクチャ アライさんA1「んんっ!? おいしいのだ!」ピカピカガイジガオ アライさん「アライさんはなぁ~、これをたえていたりゃぁ~、きうんがよくなってきたのだぁ~。」ヒック ヒック アライさんA1「こ、これを分けてほしいのだ!」 アライさん「おまえもかそくがいるのだぁ~?」ヒック ヒック アライさんA1「そうなのだ!」 アライさん「だったらぁ~、ここにつれてきていっしょにたえりぇばいいのだぁ~。」ヒック ヒック アライさん「そうすればぁ~、たのしいしかんをすおせりゅのだぁ~。」ヒック ヒック アライさんA1「わ、分かったのだ!」 こうして、後から来たアライさんは子供たちを連れに戻ったのでした。 455 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/18(月) 21 37 10.90 ID MfbhO4Bt0 如何だったでしょうか? 尺の関係上、続きをお見せ出来なくて非常に残念です。 あの後、芋づる式に他の家族を巻き込みながらどんちゃん騒ぎをしつつ、息絶えていきましたよ。 死因は、急性アルコール中毒と思われます。 死体はこちらで回収して、血中アルコール濃度などの様々な観点から調べています。 本来でしたら、危機管理能力が高い個体の警戒状況など確認したいこともありましたが、それは今後の実験で確認すればよいでしょう。 「アライさんダンゴ」の改良は、奥が深いですね。 これからも、「アライさんダンゴ」を使ったチャレンジを進めていきます。 では、今回はこれで失礼します。 456 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/18(月) 22 22 13.75 ID b2hSYC4l0 乙です 幼体が苦しむ様子もなく死ぬのは警戒されなくて良いですね 成体、幼体も含めて死後の表情が苦しそうでなければ寝てるだけと同類に判断されるのかな? 457 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/18(月) 23 18 11.34 ID bTaJTOO3o 乙ー 酔って判断力が鈍ったのも有るかもしれないですが 文字通り死ぬまで食べ続けるとはこのアライさん達は食い意地はってますね 【アライさんトラップラボ】シリーズ
https://w.atwiki.jp/drmdk/
※お知らせ 12/02/18よりwikiの編集を自由化します。 デュラララ!!もどきまとめとは twitterに存在するデュラララ!!のもどきやなりきりをまとめる為の非公式まとめwikiです。 もどき、なりきりだけでなく、手動BOTもご登録頂けます。 当wikiはほぼ誰でも編集、閲覧することが可能です。 ページを荒らすことなく、皆で楽しくまとめて行きましょう。 また、wikiを巡る前に閲覧者様御案内を御一読くださいますようお願いします。 このwikiはリンクアンリンクフリーです。 管理人は基本、直接的にwikiを編集することは今後ありません。 作成日:10/07/03
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/167.html
321 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スプッッ Sd33-BnQ2)[sage] 投稿日:2017/10/16(月) 23 13 26.08 ID zinj0VY0d [3/5] アライさん「畑なのだ」ガサッ アライさん「夜中は人間が邪魔しないから野菜取り放題なのだぁ!チビ達出てくるのだぁ!」パンパン ガサガサ… アライちゃん1「なのだー」ガサガサッ アライちゃん2「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん3「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん4「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん5「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん6「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん7「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん8「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライさん「よーし、みんな来るのだ!いっぱい食べて大きくなるのだぁ!」 ゾロゾロゾロゾロウジャウジャウジャウジャ ヨチヨチヨチヨチヨチヨチ アライさん「さーて食べるのだぁ!もぐもぐ…トウモロコシ美味しいのだぁ!チビ達も食べるのだぁ!」クッチャクッチャ(口を開きながら食べる音) アライちゃん1「あかいちゅぶちゅぶおいちーのだぁ」クッチャクッチャ アライちゃん2「ぶぇぇっ!このみどりのまじゅいのりゃ!ぜんぶすてゆのりゃ!」ブチブチポイポイ アライちゃん3「あまあまー」クッチャクッチャ アライちゃん4「おいちーとこだけたべゆのだぁ」ムシャムシャペッ アライちゃん5「なのだー」ブチブチ アライちゃん6「ねっこはたべれゆのだ?あぐあぐ…ぺっ、にがいのだ」ブチィガジガジペッ アライちゃん7「ここでうんちすゆのだ!うーん…はぁ~きもちいいのだぁ~…」ブリブリブリブリ アライちゃん8「ふははー!のぼってあそぶのだぁ!…ぴぃっ!おれちゃったのりゃぁ!へなちょこなのだぁ!」ヨジヨジベキィポトッ ブチブチィッムシャムシャクッチャクッチャ ペッ クッチャクッチャモグモグバリバリ アライさん「もぐもぐ…。たくさん食べるチビ達は可愛いのだぁ!たくさん食べて、アライさんみたいに大きくなるのだぁ!」コスリコスリ アライちゃん1「なーのだー♪」コスリコスリ 324 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スプッッ Sd33-BnQ2)[sage] 投稿日:2017/10/16(月) 23 31 50.38 ID zinj0VY0d [4/5] 畑「」グッチャグチャボロッボロ アライさん「ふぅー、お腹いっぱいなのだ」ゲェップ アライちゃん1「ぷふー」サスリサスリ アライちゃん2「まんぷくなのだー」サスリサスリ アライちゃん3「なのだー」ムシリムシリ アライちゃん4「おなかいっぱいなのだ…そうだ、おやしゃいをがむにすればいいのだ!」ブチィ アライちゃん5「そうすゆのだ!もぐもぐ…ぺっ!…おいしいのだぁ!」クッチャクッチャペッ アライちゃん6「おうちかえゆのだー」コスリコスリ アライちゃん7「なのだー」サスリサスリ アライちゃん8「あしたもたべて、おーきくなゆのだぁ!」エッヘン アライさん「ほらチビ達!三角屋根のお家に帰るのだ!」パンパン アライちゃん1「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん2「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん3「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん4「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん5「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん6「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん7「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん8「なのだー」ガサガサッ アライさん「お家についたのだ。三角屋根のお部屋まで登るのだぁ!」ヨジヨジ アライちゃん1「なのだー」ヨジヨジヨジヨジ アライちゃん2「きょーそーなのだ!」ヨジヨジヨジヨジ アライちゃん3「おうちしゅきしゅきなのだー」ヨジヨジヨジヨジ アライちゃん4「まいほーむなのだぁ」ヨジヨジヨジヨジ アライちゃん5「なのだー」ヨジヨジヨジヨジ アライちゃん6「なのだー」ヨジヨジヨジヨジ アライちゃん7「なのだー」ヨジヨジヨジヨジ アライちゃん8「なのだー」ヨジヨジヨジヨジ アライさん「ふぅー、着いたのだ」ゴソッ 326 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スプッッ Sd33-BnQ2)[sage] 投稿日:2017/10/16(月) 23 43 49.68 ID zinj0VY0d [5/5] アライさん「チビ達、アライさん達の溜め糞を大きくするのだ!」ドタドタ アライちゃん1「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん2「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん3「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん4「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん5「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん6「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん7「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん8「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ 大量の溜め糞「」プゥーン 天井の板「」グッチャアアァ アライさん「のだあああぁ!」ブリブリブリブリ アライちゃん1「あらいしゃんもうんちすゆのだぁ!う~っ!」ブリブリ アライちゃん2「う~っ!」ブリブリ アライちゃん3「う~っ!」ブリブリ アライちゃん4「においつけのおしごとなのりゃ!う~っ!」ブチチチブリリィ アライちゃん5「う~っ!」ブリブリ アライちゃん6「おしっこもすゆのだぁ~!」ジョロロロロロ アライちゃん7「う~っ!」ブリブリ アライちゃん8「はーすっきりしたのだ」シッポフリフリ 天井の床「」プゥーン(腐敗臭) ネチャネチャ アライさん「チビ達、みんなで集まって寝るのだぁ。あったかくするのだ」 アライちゃん1「なのだー」ヨチヨチ アライちゃん2「なのだー」ヨチヨチ アライちゃん3「なのだー」ヨチヨチ アライちゃん4「なのだー」ヨチヨチ アライちゃん5「なのだー」ヨチヨチ アライちゃん6「なのだー」ヨチヨチ アライちゃん7「なのだー」ヨチヨチ アライちゃん8「なのだー」ヨチヨチ ウジャウジャウジャウジャモゾモゾモゾモゾ アライさん「おやすみなのだー」ナデナデ アライちゃん1「おかーしゃんしゅきしゅきなのだぁ」スリスリ アライちゃん2「ねゆのだー」パタッ アライちゃん3「のだぁ…のだぁ…」zzz アライちゃん4「のだぁ…のだぁ…」zzz アライちゃん5「のだぁ…のだぁ…」zzz アライちゃん6「のだぁ…のだぁ…」zzz アライちゃん7「のだぁ…のだぁ…」zzz アライちゃん8「のだぁ…のだぁ…」zzz 以下繰り返し 357 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 7912-o9Xw)[sage] 投稿日:2017/10/18(水) 00 21 40.54 ID mVRih/c70 [1/4] 326 ……そういや、一昔前は不審火がやたら多かった。 その原因はアライさん共が誰かがポイ捨てしたまだ火の付いたタバコの吸い殻を拾って遊んでいたのが90%を占めていた。 それはさておき、こいつを見てくれ。 アライちゃん1「のだぁ…のだぁ…」zzz どうだい、この吐き気を催す溜め糞の悪臭を忘れそうなほどかわいい寝顔だろう? アライちゃん2「のだぁ…のだぁ…」zzz たまらないねぇ、この無邪気な寝顔…… アライちゃん s「「「「「「「「のだぁ…のだぁ…」」」」」」」」zzzzzzzzz このかわいさはもう『天使』と表現して差し支えないだろう。 そう、天使だ。 358 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 7912-o9Xw)[sage] 投稿日:2017/10/18(水) 00 24 10.32 ID mVRih/c70 [2/4] しかし、天使は本来こんな酷い臭さの屋根裏なんかにいるべきじゃない。 天使は天上の世界にいるべきだろう? というわけで、俺はこのかわいい天使たちを天上の世界に送ってあげることにした。 アライちゃん3「んふぅ… てんかとゆのやぁ…」zzz さて、実はさっき近所の交番にちょいと通報しておいた。 アライさんが火のついた吸殻を持って歩いてるのを見たってな。 で、そのアライさんが持っていた吸殻ってのがこいつだ。 アライちゃん4「すやぁ…のだぁ…」zzz そして、このアライさん共は冬に備えて人間の家からふわふわの綿を盗んできては溜めこんでいた、と。 つまり、アライさんやアライちゃんの周りにはこんな風に、綿が、いっぱいあったってわけだ。 アライちゃん5「んー… ふわふわなのだぁ…」スヤァ んで、その綿に持ち帰ったタバコの吸い殻が引火しちまうんだよな。 ついでに俺が持ってきたスキットルも盗まれていたことにしよう。 そいつを飲んで酔っ払ったアライさんは中身をそこらにぶちまけているんだ、こんな風にな。 アライちゃん6「んふ、ちめたいのや…」zzz こんな風にうっかりアライちゃんにも酒がかかっちまってるんだ。 こいつにもかけとこう。 アライちゃん7「のだぁ… うぅん…」コロン よし、仕上げに酒に浸した綿に吸殻を押し付けてと…… 見送りの 送り火燃やす おくりびと ……変な一句が出来ると同時にアライさん共を取り囲むように炎が上がった。 アライちゃん8「のやぁ…… のぁ?なんかあついのぁ……」コスリコスリ 炎の熱を感じ取ったのか、アライちゃん共が目覚めだした。 アライさん「うぅ~ん、暑くて寝苦しいのだ…… のだ?のだあああああああっ!!!?」 アライさん「ど、どどどど、どうしてなのだぁ!?なんでアライさんのお家が燃えてるのだぁああ!!?」 そりゃあアライさんが綿をたっぷり敷いた寝床に火のついたタバコの吸い殻なんか持ってくるからだよ。 359 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 7912-o9Xw)[sage] 投稿日:2017/10/18(水) 00 24 55.61 ID mVRih/c70 [3/4] アライちゃん2「のぁあぁぁああっ!あぢゅいいいいのだあああああーーーー!」 アライちゃん8「あぢゅいのだぁぁーーーー!!おかーしゃん、はやくかわいいアリャイしゃんをたすけゆのだぁぁーーー!!!」 さて、自分の不始末が招いたこの事態をアライさんはどう突破するのだろうか? アライちゃん5「ぴぃぃいいいいーーーーー!!!」 アライちゃん7「のやぁあああっ!!?あ、アライしゃんのかわいいしっぽがもえてりゅのりゃああああーーーー!!!?」 仕方ないね、さっきアライさんが俺から盗んだ酒を飲んだ上に酔っぱらってアライちゃんたちにも振りかけちゃったからね。 アライさん「ち、チビィッ!?こ、こうなったら……」 アライちゃん1「ど、どーするのだおかーしゃん!?」 そうだ、どーするのだアライさん!? アライさん「一か八か、炎を突っ切るのだ!」ダッ まぁ、そうなるな。 アライさん「たあー!」 ようこそ外の世界へ、そして元の世界へお帰りよ。 アライさん「のだぁぁあっ!?」 炎を突っ切ってきたアライさんを蹴り飛ばしてもう一度炎の中に戻す。 アライさん「あ゛あ゛あ゛っ!熱いあついアツイっ、あづいのだぁああ!!!あ、アライさんが燃えてるのだぁあああああーーーー!!!!」ジタバタバタ アライちゃん4「ぴぁああああああーーー!!!おかーしゃんこっちくゆななのだ!アライしゃんももえちゃうのぁあああーーーー!!!」ボォォォ アライちゃん3「ああああああちゅいのりゃぁあああーーー!!!アライしゃんのしっぽがぁ、おててがぁあああああーーー!!!」ボォォ あれだけ酒がかかってたんじゃ燃えやすいだろうなぁ。尻尾も毛深くて火が付きやすそうだし…… アライちゃん6「あちゅいっ、あちゅぅぅううういいいい!!!!!やなのだぁ!じにだぎゅないのやぁあああああ!!!!!」ボォォォ アライちゃん7「あやまゆのだぁ!ごめんなさいなのやぁ!!だかやあらいしゃんをだじげでぇぇえええええ!!!」ボォォ アライちゃん2「おがーじゃぁん!おがぁじゃぁああああああーーーーー!!!」ボォォォ アライさん「うがああぁぁああ!ちびっ、ちびぃぃいいいいいいい!!!!」ボォォ アライちゃん1「たじゅげでぇ!だじゅげたおがぁじゃああああああああ!!!のぁあああああああああああああ!!!!」ボォォォ アライちゃん5「お、か…しゃ……」パチッ パチッ アライちゃん3「」メラメラ アライちゃん8「あ、あぁ…… かわい、ありゃ、しゃの… おかお……」パチパチ アライちゃん6「」メラメラ アライちゃん4「じに、だぐ…………」ボォォ アライさん「ち、び……」ボォォォ 360 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 7912-o9Xw)[sage] 投稿日:2017/10/18(水) 00 25 54.90 ID mVRih/c70 [4/4] ……さて、これ以上燃えるとさすがにこの小屋もヤバいな。 「もしもし?あ、消防署ですか?」 「はい、私この付近の方からアライさん駆除の依頼を受けた業者でして、ええ、アライさん夜行性だからこんな時間に探してたんですよ」 「そしたら、なんか○○付近の小屋の中から火が見えまして、はい、中になんか生き物もいるみたいなんですよ」 「はい、じゃあ私近隣の方から消火器借り手初期消火に挑んでみますんで、はい、なるべく早く来てくださいよ!」 ……よし、じゃもう少ししてから消火開始しまーすっと。 <パターン3・おわり> 【アライさんの生活】シリーズへ戻る アライさんのssへ戻る
https://w.atwiki.jp/animanpokemon/pages/33.html
基本型 性格 性格 補正 備考 ひかえめ 特攻↑ 攻撃↓ 2体目のミライドンは捕獲時固定 努力値 配分 備考 H252 C252 B4 両受け理想耐久 H252 C252 S4 おいかぜ下の無補正アーマーガア抜き H132 C252 S124 おいかぜ下のS補正アーマーガア抜き Sに4振るだけでハラバリーと差別化可能な役割対象であるアーマーガアへの対策となる。 + 実数値 ひかえめ/H252 C252 B4 HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 404 185 237 405 266 306 ひかえめ/H252 C252 S4 ひかえめ/H132 C252 S124 HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 404 185 236 405 266 307 374 185 236 405 266 337 特性 特性 備考 ハドロンエンジン 一択 場に出た時にエレキフィールドを展開 場がエレキフィールドの時に特攻1.333倍 テラスタル タイプ 備考 でんき 2体目のミライドンは捕獲時固定 持ち物 持ち物 備考 こだわりメガネ 特殊技1.5倍 低難易度やワンパンで メトロノーム 同じ技を繰り返し使うことで与ダメ増加(最大2倍) タイプ強化アイテム 電気技1.2倍 デメリットがなく取り回しやすい のどスプレー きんぞくおん、バークアウトで起動可能。強化解除で消されるため主にワンパン用 技構成 技 備考 必須 イナズマドライブ 瞬間火力が高い専用技 抜群の時は威力がさらに1.333倍PPの少なさとモーションの長さが難点 必須 パラボラチャージ 殴り合いの際のメインウェポン兼回復 選択 チャージビーム 70%で特攻1段階上昇 命中90なので注意 選択 きんぞくおん デバフ 相手の特防を2段階下げる 命中85 シールドには無力 選択 じゅうでん 自己バフ 特防を1段階上昇し、次に使う電気技の威力を2倍に 選択 かいでんぱ 相手の特攻を2段階低下 選択 エレキフィールド 5ターン場をエレキフィールドに接地したポケモンの電気技威力1.3倍 眠り眠気状態を予防 選択 めいそう 自己バフ 特攻・特防を1段階ずつ上昇 選択 ちょうはつ 妨害 3ターン変化技を使えなくする 厄介な変化技を用いる相手に 選択 バークアウト シールド貫通デバフ 相手の特攻を1段階低下 命中95である点に留意 選択 リフレクター 全体バフ 5ターン味方全体の物理ダメージを2/3に 選択 ひかりのかべ 全体バフ 5ターン味方全体の特殊ダメージを2/3に 選択 てだすけ 味方1体の次の攻撃を1.5倍にする 選択 ドラゴンエール 自身以外の味方全体の急所ランクを上昇(ドラゴンタイプ2段階、それ以外1段階) 解説 バイオレット限定ポケモン。 種族値の暴力で特殊受けをしながら電気特殊で殴る。 ハラバリーと運用が似ているが、変化技が豊富な点や特性、特殊受け性能、敵からの攻撃が不要な点で差別化される。 また、エレキフィールドが有効かつ抜群を取れる場合の瞬間火力には目を見張るものがあり、 「きんぞくおん&のどスプレー→じゅうでん→攻撃応援→抜群イナズマドライブ」でヤドキングやドヒドイデなども確定でワンパン可能。 クレベースやガケガニ、ミミズズなどの物理耐久が極端に高く、特殊耐久が低いポケモンが相手の場合は攻撃応援が省略可能であるため特に有効。 他にもこだわりメガネを持たせたイナズマドライブは1ターン目に出せる火力としてはカイオーガのしおふきに次いで全ポケモン中2位。 ☆4以下のワンパンに有効であり、等倍でも大抵の☆4ポケモンを1ターンキル可能。 特性で開幕5ターンの間エレキフィールドを展開できる。 これにより、眠らせてくる相手への対策、味方の未来パラドックスや電気アタッカーへのサポートが可能。 ただし味方NPCにオリーヴァ(ケンイチ)がいる時はフィールドが上書きされる。 DLC「藍の円盤」以降はオリーヴァがしんぴのまもりをそこそこの頻度で使ってくれるようになったため眠り状態対策への影響は少なめだが、ミライドンの電気技火力は6割以下になる。 1体目のミライドン(ライドできる方)は性格きまぐれ、テラスタイプがドラゴンと変更が必要になる。 2体目であればその心配はないので、ザ・ホームウェイのクリア後にエリアゼロ最深部でゲットしたい。 2体目は攻撃・特攻・素早さがVであり、Lvも72と高めのため育成にあまり手間がかからないのもポイント。 上記の通り、低難易度であればバフを積まずともイナズマドライブでゴリ押せる。 育てたミライドンを元手に低難易度レイドや電気弱点レイドを回り、他のレイド用ポケモンを育てたい。 りゅうのはどう等ドラゴン技もサブウェポンにできるが、刺さる相手は多くない。 豊富な変化技の選択肢を捨てて入れるほどではないだろう。 使える相手 電気が等倍以上 アーマーガア 最強ジュナイパー 地面、氷、フェアリー、ドラゴンの物理アタッカーでない(特にテラスタル後も抜群の地面) 敵の攻撃頻度が少ない(=ハラバリーの利点が薄い) イナズマドライブで大幅に削れる あくび等で眠らせてくる
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/1070.html
18: 名無しさん :2018/11/16(金) 23 13 09 ID gGDh1AWE00 ペットアライちゃん「かいぬししゃんはアライしゃんのことがすきなのだ?」 19: 名無しさん :2018/11/17(土) 04 22 33 ID s5iu26uA00 ペットアライちゃん「かいぬししゃんがまいにちしゅきしゅきいってぼこぼにしてくれるのりゃ・・・あひゃひゃ・・・」 20: 名無しさん :2018/11/17(土) 19 27 42 ID ArrNyuoASd 屋根裏アライちゃん1「ためふんすゆのりゃー」ブリュブリュブチチッ 屋根裏アライちゃん2「あらいしゃんはおしっこすゆのりゃ…はぁ~、きもちいいのりゃー」ジョバババ 屋根裏アライちゃん3「あらいしゃんはどうじにすゆのりゃ!」ブリュジョバ 21: 名無しさん :2018/11/18(日) 04 52 20 ID s5iu26uA00 屋根裏アライちゃん’s「「「うんちだらけでみうごきとれないのりゃー!!!」」」ビェエエエン 22: 名無しさん :2018/11/18(日) 12 17 47 ID qafJBlIESa ペットアライちゃん「かいぬししゃんなんかおうちがくちゃいのりゃ」 ペットアライちゃん「アライしゃんのおともだちのにおいなのりゃ」 23: 名無しさん :2018/11/18(日) 14 02 09 ID GizOaFpsSr 屋根裏アライちゃん1「いいにおいりゃけどたくさんあってじゃまだからおそとにおすそわけするのりゃ」ウンチグチャァ 屋根裏アライちゃん2「いつもごはんをくれてるからおかえしするのりゃ!」ポイッポイッ 屋根裏アライちゃん3「ついでにおしっこもするのりゃ……ふゆぃ��きもちいいのりゃ…」ジョバババ 24: 名無しさん :2018/11/19(月) 04 52 59 ID s5iu26uA00 ペットアライちゃん「おうちがかじでもえてるのりゃ!」 ペットアライちゃん「あらいしゃんとかいぬししゃんのふたりだけでたすかったのりゃ・・・」 ??「アチュイノリャアアァアアアアアア」 ペットアライちゃん「へんなこえがきこえるのりゃ。こわいからはなれるのりゃ」 25: 名無しさん :2018/11/22(木) 13 45 39 ID VF8OB1MsSr ペットアライちゃん「かいぬししゃんあらいしゃんとおでかけするのりゃ?」 ペットアライちゃん「ふおおおおお!くるまはやいのりゃ!すごいのりゃ!!」 ペットアライちゃん「ここがおやまなのりゃ?あらいしゃんおさんぽしてきていいのりゃ?」 ペットアライちゃん「うゆぅ、いっぱいあるいておなかしゅいたのりゃ、かいぬししゃーーん、ごーはんー」 ペットアライちゃん「のりゃ!?くるまがいっちゃうのりゃ!あらいしゃんまだのってないのりゃ!」 26: 名無しさん :2018/11/23(金) 22 57 15 ID PUnAebio00 アライちゃん「アライしゃんはたべとてもおいちくないのりゃ!たべられないのりゃ」ヨチヨチヨチヨチ 27: 名無しさん :2018/11/23(金) 23 57 54 ID F5uTS6uISr アライちゃん「かじがおこゆまえはおいちいごはんいっぱいたべれたのに・・なんでこうなったのりゃ・・・」トボトボヨチヨチ 28: 名無しさん :2018/11/27(火) 18 16 33 ID cXIlZqzMSr アライちゃん「おなかすいたのりゃ、ひもじいのりゃ」 29: 名無しさん :2018/11/28(水) 20 41 37 ID 42sB3.lISr アライちゃん「くんくん、あっちからいいにおいがするのりゃ!」 アライちゃん「のりゃ!おかしがあるのりゃ」 アライちゃん「きっとだれかがあらいしゃんのためによういしてくれたのりゃ」シッポフリフリ アライちゃん「さっそくたべるのりゃー♪」ヨチヨチシッポフリフリ ガッシャン!(カゴ罠が閉まる音) 30: 名無しさん :2018/11/29(木) 21 40 12 ID .yixvK7MSd アライちゃん達~!ご飯だよー! キャラメルコーン撒くぞ パッパッ 31: 名無しさん :2018/11/30(金) 00 43 22 ID PxOs62QMSr 野良アライちゃん達「「あまあまおいちのりゃ」」クッチャクッチャ アライちゃん「ぴぃぃぃぃぃ!あらいしゃんももっとたべたいのりゃー!」ガッシャンガッシャン 32: 名無しさん :2018/12/02(日) 18 44 44 ID 5yd/wzH6Sr 野良アライちゃん1「ひとしゃんいつもおいちいごはんありがとうなのりや」シッポフリフリ 野良アライちゃん2「おかあしゃんがどっかいっちゃたときはどうなるかとおもったのりゃ」 野良アライちゃん3「あらいしゃんたちにぞんぶんにみつぐといいのりゃ!」ムフーン 33: 名無しさん :2018/12/03(月) 01 51 42 ID G/PoZLrQ00 さあ捕獲といきますか! 野良ども、カゴ罠に投げ込んでやる! 野良アライちゃん1「ぴいぃぃぃっ!?」ポイッ ガシャーン 野良アライちゃん2「じびぃぃぃっ!?」ポイッ ガシャーン 野良アライちゃん3「のりゃぁぁん!?」ポイッ ガシャーン アライちゃん「ぴいぃぃぃっ!?うえからふってきたのりゃ!?」 34: 名無しさん :2018/12/03(月) 16 05 40 ID x7jHe476Sa 野良アライちゃん4「おねーしゃんたちのききなのらぁ!」ヨチヨチ 野良アライちゃん5「たすけうのらぁ!」ヨチヨチ 野良アライちゃん6「うつくしーしまいあいをみせるときなのりゃ!」ヨチヨチ 35: 名無しさん :2018/12/04(火) 22 51 47 ID hufCMc7oSr 野良アライちゃん4「ぴぃぃぃぃぃ!ちっぽつかむなー!」ジタバタ 野良アライちゃん5「あらいしゃんふんじゃだめなの、ぎびい゛ぃぃいいい!?」グシャア! 野良アライちゃん6「おねぇしゃんたちがぎせいになってるうちににげるのりゃ」コソコソヨチヨチ 36: 名無しさん :2018/12/04(火) 23 42 28 ID pEnMYabkSa 逃がさん!おおぉぉぉぉぉぉぉっ! ウデマワシーグルグル 野良アライちゃん4「のらぁぁぁぁあぁぁ!?」ブンブンブンブン ふんっ! ブンナゲー 野良アライちゃん4「なのらぁぁああぁ!?」ドヒューン 37: 名無しさん :2018/12/05(水) 03 44 27 ID eM.WkgY6Sa アライちゃん1~10「ここがアライしゃんのおうちなのだ?」ヨチヨチウジャウジャ 38: 名無しさん :2018/12/05(水) 19 07 12 ID ZbzYc0cUSr 「「ピギュラー!」」ゴッチ~ン お隣さんも派手にやってるなー アライちゃん1「あらいしゃんたちここにすんでいいってほんとうなのりゃ?」 アライちゃん2「うしょだったらこわいんだぞー!」フシャー うん、本当さ でも家に入る前に体を洗ってもらうよ アライちゃん3「ありゃうのはあらいしゃんだいとくいなのりゃ」 アライちゃん4「あらいしゃんにおまかせなのりゃ��」コスコス じゃあここの中に入ってね つ大きな土鍋+カセットコンロ アライちゃん1��10「なのりゃ��!」ヨチヨチウジャウジャドボンドボン 39: 名無しさん :2018/12/07(金) 04 36 00 ID G/PoZLrQ00 みなさん ご一緒にどうです? こっちのアライちゃんはアラフライにするところですよ 野良アライちゃん1「ぴぎいぃぃぃっ!?」ドボン 野良アライちゃん2「あぢゅいあぢゅいあぢゅいのりゃぁぁぁぁぁぁ!!」バシャン 野良アライちゃん3「いぎゃぁぁぁぁぁぁ!!」ザブン 元ペットアライちゃん「びどじゃんだじでぇぇぇぇぇぇ! がい゛ぬ゛じじゃーん!だじゅげでぇぇぇぇぇぇ!!」ジュワジュワジュワ 1匹だけ何か悲鳴が違うようだけど… まいっか! 40: 名無しさん :2018/12/07(金) 12 30 04 ID Bn.FFKvUSr アライちゃん1「ふはははーみずあそびするのりゃ!」バッシャバッシャ アライちゃん2「けずくろいするのりゃー」ペロペロ アライちゃん3「おねえしゃんのしっぽあらってあげるのりゃ!」ゴシゴシ アライちゃん4「せなかもあらうのりゃ!ちまいのきずなぱうわーなのりゃー」ゴシゴシ アライちゃん5「おみずおいちいのりゃ」ゴクゴク アライちゃん6「おねーちゃんずるいのりゃ!あらいしゃんものむのりゃ!」ゴクゴク アライちゃん7「のりゃ?ひとしゃんもっとおみずいれてくれるのりゃ?」 アライちゃん8「う"ゆ"!?おみずもういれないでほしいのりゃ!あちがじめんにとどかなくなるのりゃ!」アセアセ アライちゃん9「あらいしゃんはくーゆにさるのりゃ・・ガッシャン・・・のりゃ!?いきなりよるになったのりゃ!?」 アライちゃん10「のりゃ?なんかあったかくなってきたのりゃー、きもちいいのりゃー♪」ポカポカ 41: 名無しさん :2018/12/08(土) 16 09 47 ID 4kD5nhMsSr 野良アライちゃん5「あらい、しゃんはぁ、いきゆのだぁ!・・」ズーリ、ズーリ 42: 名無しさん :2018/12/08(土) 16 15 13 ID 2YvCNay600 アライちゃん「ぴいいいいぃぃぃぃ!ねばねばがとれなくてきもちわりゅいぃぃーーーっ!」 オオジョロウグモ「……」 43: 名無しさん :2018/12/09(日) 01 50 23 ID p0wZIVmISr アライちゃん「しょこのおまえ!あらいしゃんをたすけるのだぁあああ!あらいしゃんのせなかにのっちゃだめなのだ」 野良アライちゃん5「あ、あらいしゃんよりでっかいむちなのりゃ・・」ズリヨチハァハァ 野良アライちゃん5「・・あいつがたべられてるしゅきににげるのりゃ」ズーリヨチ、ズーリヨチ 44: 名無しさん :2018/12/09(日) 01 54 05 ID G/PoZLrQ00 あらら 一匹こっちへ這ってきたよ… こいつもフライにするか! ボチャン 野良アライちゃん5「や゛…め゛……じに゛だぐな……」ジュワー 45: 名無しさん :2018/12/09(日) 21 42 39 ID yCXmhm9Y00 他所アライちゃん1「くんくん、こっちからいいにおいがするのりゃー」ヨチヨチシッポフリフリ 他所アライちゃん2「おなかがくーくーなのりゃ、たべたいのらあ」ヨチヨチシッポフリフリ 他所アライちゃん3「ありゃいしゃんたちがみつけたのら、あらいしゃんたちのものなのらあ」ヨチヨチシッポフリフリ パルコアライちゃん「ごはん♪ごはん♪」ピカピカガイジガオ 46: 名無しさん :2018/12/09(日) 22 15 12 ID KdMwQ7E6Sr また来たな、取り敢えずコレでも食べるか? 野良アライちゃん5フライ「」ポイッ 他所アライちゃん達「なのりゃー♪ (≧∇≦)」ヨチヨチシッポフリフリ それにしてもまた珍しいアライちゃんがいるな パルコアライちゃん「はぐはぐ、あつあつじゅーしーでおいちいのだぁ!もっとよこすのだぁ!」 茂みの中 野良アライちゃん4「あたまいたいのりゃ・・でもいもーとにひとしゃんがむちゅうになっていてたすかったのりゃ」 野良アライちゃん6「うゆう、あらいしゃんのあたまいちゃいのりゃ…おねえしゃんなでなでしてほしいのりゃあ」 47: 名無しさん :2018/12/11(火) 02 53 37 ID G/PoZLrQ00 2匹足りないと思ったら茂みに隠れていやがるのか… アライちゃん達、あの茂みに悪い子のアライちゃんが隠れているから捕まえてきてくれるかな? 捕まえてきてくれる?そしたらまた飯にしてあげるよ! 他所アライちゃん1「ほんとなのりゃ!?(≧∇≦)」シッポフリフリ 他所アライちゃん2「ありゃいしゃんにおまかせなのりゃ!(≧∇≦)」ピカピカガイジガオ 他所アライちゃん3「ありゃいしゃんはいだいだからそんなのかんたんなのりゃ!(≧∇≦)」シッポフリフリ パルコアライちゃん「ごっはん♪ごっはん♪(≧∇≦)」ピカピカガイジガオ 他所アライちゃん達「とつげきなのりゃ~!!!!」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ 野良アライちゃん4「うゆぅ?むこうからありゃいしゃんがくるのりゃ!?」 野良アライちゃん6「おねえしゃん!えんぐんなのりゃ!これでひとしゃんからしまいをとりかえせるのりゃ!」 48: 名無しさん :2018/12/11(火) 03 16 30 ID G/PoZLrQ00 他所アライちゃん1「あそこにいたのりゃ!」ヨチヨチヨチヨチジャーンプ 他所アライちゃん2「おとなしくつかまるのりゃ~!」ヨチヨチヨチヨチジャーンプ 他所アライちゃん3「いだいなありゃいしゃんにひれふすのりゃ~!」ヨチヨチヨチヨチジャーンプ パルコアライちゃん「ごっはん♪ごっはん♪」ヨチヨチヨチヨチジャーンプ 野良アライちゃん4「ぴいいぃぃ!?なにするのりゃ!?」 野良アライちゃん6「はなしぇ!はなしぇぇぇ!!」 他所アライちゃん1「うるさいのりゃ!」ガブゥ 他所アライちゃん2「おとなしくしないとぶっころすのりゃ!」ガブゥ 他所アライちゃん3「きょあくはゆるさないのりゃ!」ガブゥ パルコアライちゃん「ごっはん♪ごっはん♪」ガブゥ 野良アライちゃん4「ぴぎいいぃぃ!?おててとあんよをかんじゃだめなのりゃ!」 野良アライちゃん6「ぴぎゆゅゅう!?ありゃいしゃんのしっぽがとれるのりゃああぁぁ!」 他所アライちゃん達「わっちぇ!わっちぇ!わっちぇ!わっちぇ!」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ 野良アライちゃん4「ぴぎいいぃぃ!?いたいのりゃあぁぁぁぁ!」 野良アライちゃん6「ぴぎゆゅゅう!?ありゃいしゃんをひきずったらだめなのりゃああぁぁ!」 49: 名無しさん :2018/12/11(火) 03 36 13 ID G/PoZLrQ00 やあお帰り! …そこの2匹、姉妹を見捨てて逃げようとしたろ? 『うつくしーしまいのきずな』とやらはどうした? 野良アライちゃん6「ぴぎゅるるるぅ!ありゃいしゃんはわるくないのりゃ!ありゃいしゃんのあたまにぶつかってきたおねえしゃんががいじだからわるのりゃ!」 野良アライちゃん4「なにをいうのりゃ!いだいなおねえしゃんにがいじっていうほうががいじなのりゃ!」 いつもながら予想通りの展開だな… うるせえから2匹まとめてフライにしてやるよ! 野良アライちゃん4「いぎゃああぁぁぁ!あぢゅいのりゃぁぁぁぁぁぁ!!」ジュワー 野良アライちゃん6「だじでぇぇぇぇぇぇ! お゛がーじゃーん!だじゅげでぇぇぇぇぇぇ!!」ジュワー これで姉妹仲良く同じになれたな!よかったね! 50: 名無しさん :2018/12/11(火) 03 54 32 ID G/PoZLrQ00 他所アライちゃん1「ひとしゃん、はやくごはんよこすのりゃ!」シッポフリフリ 他所アライちゃん2「ろーどーのほーしゅーをよーきゅーするのりゃ!」シッポフリフリ 他所アライちゃん3「はやくしないとぶっころすのりゃ!」ピギュルルル パルコアライちゃん「ごっはん♪ごっはん♪」ピカピカガイジガオ そうだったな! 約束通り…お前らを『飯にしてやる』ぜ! 他所アライちゃん1「ぴぎいいいぃぃぃ!!」ジャボンジュワー 他所アライちゃん2「ばな゛じがぢがう゛の゛り゛ゃあ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁ!!」ドボンジュワー 他所アライちゃん3「あ゛ぢゅいあ゛ぢゅいあ゛ぢゅいあぢゅいの゛り゛ゃあ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁ!!」ジタバタジタバタジュワー パルコアライちゃん「ごっはん♪ごっはん♪ごばああああぁぁぁぁぁぁ!!」ゴボガボゴボボジュワー アラフライ6丁追加お待ち!さあ皆さん遠慮なくじゃんじゃん食べてください! 51: 名無しさん :2018/12/11(火) 21 27 43 ID jKWUdyBMSr 鍋の中 ピイイイィイ、アチュイノリャー!!ダチテー! アラフライと違って鍋は時間が掛かるな 52: 名無しさん :2018/12/12(水) 23 49 26 ID Xv8hTW26Sr アライちゃん1「あらいしゃんだけでもたちゅけてぇ!」カリカリ 53: 名無しさん :2018/12/13(木) 12 31 41 ID BoxAYjt6Sr パカッ アライちゃん1「のりゃ!?あかるくなったのりゃ!」 アライちゃん2「もうあついのはいやなのりゃあ…」 アライちゃん10「」プカプカ 54: 名無しさん :2018/12/14(金) 08 57 07 ID 0Ezw0lvwSr アライちゃん10「」ヒョイ アライちゃん1「あらいしゃんもでるのりゃ」ヨジヨジ 55: 名無しさん :2018/12/15(土) 00 34 13 ID FY6C9I0USr アライちゃん1「うんちぇ、よいちょ」ヨジヨジ アライちゃん2「あらいしゃんもつれてくのりゃ!」ガシッ アライちゃん3「あ、あらいしゃんもつれてって・・・」ピクピク アライちゃん4「ちまいのきずなぱうわーはどこにいったのりゃ・・」ピクピク アライちゃん5「うえっぷ、もうおみじゅのめないのりゃ」 アライちゃん6ー9「」プカプカ 56: 名無しさん :2018/12/15(土) 01 52 20 ID G/PoZLrQ00 1匹は茹でアライちゃんにして、残りは鍋の具だな… おっと、逃しはしないぞ! 姉妹を踏み台にして逃げようとはやはりろくでもない奴らだな! こいつで顔でも洗って性根を入れ替えろ! つ激辛火鍋の素 ドボボボボボボ アライちゃん1「ぴぎゆゅうぅぅぅ!?おめめがぁ!おめめがいたいのりゃあぁぁぁ!」ズルッドボン アライちゃん2「いぎゃああぁぁぁ!のどがのどがあああぁぁぁ!」ズルッバシャバシャバシャ アライちゃん3「あ…が…ぐ…げ…」ブクブクブク アライちゃん4「おが……じゃ……」ピクピク アライちゃん5「ぴぎいぃぃぃ!いだいいだいいだいいだいののりゃあぁぁぁ!」ジタバタバシャバシャ アライちゃん6ー9「」シーン うるさいから鍋に蓋しとくか… イギャアアア!イダイノリャー!アジュイノリャー!ダジデー! ※このページは、『アライさんアンチスレ避難所』様にあるアライさん、コバエさんなりきり用のスレッド『アライちゃんのおうち』をまとめたものです。 アライちゃんのおうち・その3 【アライちゃんのおうち】シリーズへ戻る
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/1098.html
165: 名無しさん (オッペケ 3d9e-685e) :2019/02/14(木) 19 40 01 ID CGOBGPrcSr 郊外のとある家の前でお馴染みの害獣アライさんが両手に子どもを抱えながら立っていた。 アライさん「ちびを産みすぎて面倒見きれないのだ、アライさんが可哀想なのだ」 アライさん「だから人間にアライさんのお宝であるちびをお裾分けするのだ!」ポイポイッ アライちゃん1「なのりゃー!」ポテッ アライちゃん2「のりゃりゃーん!?」ベチッ アライちゃん3「のりゃーん!」ベチッ ツライちゃん「ぴぃいいいん!」ゴチン アライさん「さらばなのだー!」フハハハハハハァ その頃アライさんの巣では ちょと大きいアライちゃん「ぴぎー!ぴぎー!ゴキッ!…!……」シッポブンブン……シーン 助けを求めるも遠くに姉妹達を捨てに行っていた母親に届くはずも無く、野生のアライグマに食べられていた 166: 名無しさん (スプー ccb4-39da) :2019/02/14(木) 19 58 48 ID uLuBcwO6Sd その家の中では… アラジビ好き男「あああああアラジビがくいてえええ…アラジビ食いてえよおおおお…」 アラジビが食いたくて仕方の無い男がいた アラジビ好き男「でも森で捕まえるの大変だし…はあ、高級ジビエ店に行くしかないのかなぁ」 アラジビ好き男「はぁ~…。どっかでお手軽にアライちゃん手に入らないかなぁ」ガチャ アラジビ好き男は、何の気なしに家のドアを開けた 167: 名無しさん (オッペケ 67f6-685e) :2019/02/15(金) 13 08 24 ID FnBr98sISr アラジビ好き男「ネットでアラジビの店について調べるか…ってコレは!?」 アラジビ好き男が玄関を開けるとソコにはまだ上手くヨチれないアライちゃん達が這いずりまわっていた。 アライちゃん1「なのりゃー!のりゃー!」ズルズル アライちゃん2「きゅるるるるーーん!きゅるるるるーーん!」ビェェェェン アライちゃん3「のりゃーん?なのりゃー!」ズルヨチズルヨチ ツライちゃん「ぴぃいいん…」 168: 名無しさん (オッペケ f077-685e) :2019/02/15(金) 22 26 45 ID qHjieAlMSr アラジビ好き男「どいつもこいつもうまそう、ん?」 四匹の内一匹だけ明らかに弱々しいアライちゃんが混じっていた。 アラジビ好き男「……」ゲシッ 軽く足で蹴って裏返して仰向けにしてやる ツライちゃん「ぴぃいー…」バタバタ ひっくり返ったツライちゃんは他のアライちゃんに比べ明らかに肉付きが悪い。 恐らく餌を姉妹達に取られてたか、親に嫌われて母乳を余り貰えなかったとかで発育が悪くなったって所だろう。 アラジビ好き男「うーむ、こいつは流石に不味そうだな」ヒョイ ツライちゃん「のりゃー…」プラーン アラジビ好き男「もっと大きくなってからこいよー!」ブゥン! アラジビ好き男はツライちゃんをアンダースローで道路にリリースしてやる。 ツライちゃん「なのぴゃーああああああぁぁぁぁ!………びぎぃ!」ベチン ツライちゃん「びぃ…ぴぃいいいん!」ヨチ…ヨチ… アスファルトに叩きつけられたツライちゃんは身の危険を本能で感じ取ったのかぎこちないヨチりで泣きながら離れて行った。 169: 名無しさん (オッペケ f077-685e) :2019/02/15(金) 22 45 45 ID qHjieAlMSr アラジビ好き男「さて、お待たせアライちゃん!」クルッ アライちゃん1「のあー…」フワァ… アライちゃん2「びぃぃぃぃん!きゅるるるるーん!」オカアシャーンドコー!? アライちゃん3「のあ!?ぴぃ!ぴぃ!」ヨチヨチヨチヨチシッポフリフリ 一匹だけ逃げようとしているアライちゃんが居たが所詮はまだ喋れないぐらい未成熟なアライちゃん、移動速度は亀よりも遅い。 アラジビ好き男「こらこら逃げないの」ガシッ アライちゃん3「ぴいいいいいいいい!」バタバタ 故に捕まえるのは容易であった。 170: 名無しさん (オッペケ f30a-685e) :2019/02/16(土) 13 08 19 ID ZckTjjZMSr アライちゃん1「なの、ぴぃ!?」ポトッ アライちゃん2「びぃぃいいいん!」ポトッ 残りのアライちゃん達もチャチャと捕まえると適当なボウルに入れてサランラップを何枚か重ね、輪ゴムで止めて適当な蓋をして逃げないようにしておく。 アライちゃん3「きゅびー!びぃぃぃぃ!」カサカサカサ まださっきのアライちゃんは逃げようとしているらしい。 万が一逃げられても困るし気を配っておくとしよう。 アラジビ好き男「さて、どう調理したものかなっと」 アラジビを食べた事はあるが実際に調理した事はないアラジビ好き男。 このアライちゃんの位大きさで洗ってそのまま料理に使う人の動画を見たことはあるが所詮は見ただけ。 実際に料理するとなると割と、いやかなりドキドキしていた。 アラジビ好き男「簡単に出来るレシピを探して見るか」 171: 名無しさん (オッペケ bd7e-685e) :2019/02/16(土) 14 17 54 ID pP3FqoaASr アライちゃん料理、アラジビ、アライグマ ジビエ 色々検索してみたがどうもイマイチピンとくるレシピが見つからない。 簡単そうなのは前にも食べたことがあるアライちゃんをそのままフライにする通称アラフライ位か。 やはり素人がアラジビ料理をするのは無謀だったのだろうか。 いや、折角アライちゃんが家に来てくれたのだ、この出会いを無駄には出来ない。 ちょと検索のアプローチを変えてみよう。 アライグマが駄目ならアライちゃんに体格が似ている他の動物の調理法、例えばネズミはどうだろうか…。 海外では食べる所もあるだろうしアライちゃん料理よりは検索結果も多い筈。 閲覧注 youtu.be/bX0FAK2qEYU おっ、これ何か簡単そうに捌いていて参考に出来そう。 閲覧注意 youtu.be/iK5HIvuovqw ………幾らアライちゃんが病原菌を一切持たないからってコレは無理。 と、取り敢えず結論としては簡単そうなアラフライと少し冒険してアライちゃんをちょと捌いた料理を作っていこうかな。 172: 名無しさん (オッペケ 62f5-685e) :2019/02/16(土) 15 18 06 ID hdd2dZ/sSr レシピも決まった事だし早速調理開始だ。 先ずは簡単そうなアラフライから作ろう。 アライちゃん達が入っているボウルの蓋を取って中の様子を見てみる。 アライちゃん1「しゅぴぃ…」スヤスヤ アライちゃん2「しゅう…しゅう…ぐしゅん」スヤスヤ アライちゃん3「のりゃあ…」スヤスヤ 台所は寒かったのか三匹が一箇所に集まって寝息を立てて眠っていた。 さてとどの子を調理しようか? 173: 名無しさん (オッペケ 44fd-685e) :2019/02/16(土) 19 19 20 ID 5T37F.wISr 最初はこの子にしよう。 アライちゃん2「ぴぃゆい!?」ナニナニィ? よく泣いていたアライちゃんの襟首辺りを摘んでボウルの外に出してあげる。 他の子はリラックスして眠っていたり逃げようとする位元気な子達だからまず弱って鮮度が落ちそうな子からが良いよね。 アライちゃん1「なのりゃあ…」ウルシャイノリャア…オメメコスコス アライちゃん3「ぴぃ…ぴぃー!?」オ、オネーシャーン!? アラジビ好き男「君たちはまた後でね。」ガシャン さて、アラフライはアライちゃんをそのまま揚げる豪快な一品。 そして生きたままの揚げるのが基本らしいのでなるべく綺麗にしてから調理してあげないとね。 ボウルの中で排泄、排尿はしてた様だし下剤は要らないよな。 となると次はアライちゃんを洗ってあげないとね。 野生の子だろうし、土とか埃とかの汚れを落とさなくちね。 幾らアライちゃんが美味しくったって汚れ塗れなのは気持ち悪いからな。 アライちゃん2「のりゃーん!のりゃりゃーん!」ビィィィィィィ! まな板の上に乗せたアライちゃんは逃げもせずまたワンワンと泣き続けている。 冷たい水で洗ってもいいけど……なるべくストレスを与えてあげたくないからぬるま湯位の温度のお湯をボウルに入れそこでアライちゃんを洗ってあげよう。 アライちゃん2「なのりゃー!なの、うゆぃ!?」 アラジビ好き男「ほらキレイキレイにしてあげるよー。」ゴシゴシ アライちゃん2「のりゃ!?なのりゃあ!」ナニ!?ナニスルノリャー! 数分後 アライちゃん2「ふゅうぃ…」キモチイイノリャー… 普通の動物なら洗われて嫌がるがアライちゃんの場合はむしろ喜んでくれるというのは本当だったらしい。 アライちゃん2「なのりゃー♪のりゃなのりゃ!」コッチモアラッテナノリャ 174: 名無しさん (オッペケ 94ff-685e) :2019/02/16(土) 22 55 03 ID gUqriK3ISr アラジビ好き男「ふぅ、こんなもんかな」 アライちゃん2「ふゅうぃ…なのりゃー (。 ω 。)」キモチヨカッタノリャー 耳の後ろや手足の爪の間は勿論、口の中まで綺麗にしてあげた。(流石に口の中は嫌がっていたが) 最後にちょと強めにお腹を押してもう一度排便を促してあげる。 アライちゃん2「のびゃ!?…のりゃーん!…のりゃあ…////」グイグイ……プリプリ お腹の中もこれで殆ど綺麗になったはずだ、だがここからが本番とも言えるだろう。 ボウルから引き上げたアライちゃんをふきんで丁寧に拭いてあげてまな板の上に置く。 アライちゃん2「のりゃ!なのりゃ!(≧▽≦)」シッポフリフリ アライちゃんは懐いてくれたのかこっちを見上げると笑顔で尻尾を振ってくれた。 ちょと罪悪感も感じるがアラジビの為心を鬼にしてアライちゃんの頭にそっと手をかける。 アラジビ好き男「…ちゃんと食べてやるからな」 アライちゃん2「なのりゃー?…ギビッ!?」ボキッ! アライちゃんの頭を力任せに360度回転させる。 アライちゃん2「」プラーン 痛みは一瞬だった筈だ…無駄に苦しませたくは無いしな。 ここからは時間との勝負だ。 新鮮な内に調理してしまおう。 アライちゃんの首から下の毛皮(服)を脱がして肌を露出させる。 脱がさなくても食べれるが個人的には毛皮を脱がした方が肉の旨味が感じられて美味しく感じる。 次にアライちゃん全体に小麦粉をまぶすして白くする。 小麦粉は余り付けすぎない様に終わったらちょとはたいて落とす。 アライちゃん2「」マッシロー 終わったら溶き卵に満遍なくつけ、パン粉を入れたボウルの中に入れて上からパン粉を被せてよくくっつく様にアライちゃんを押してあげる。 さぁ、仕上げだ! アライちゃん2「」ジュワワーン アライちゃんを油の中に投入して揚げれば完成! アラフライちゃん「」 うんうん、我ながら初めてにしては綺麗にできたんじゃないかな。 じゃあ早速。 アラジビ好き男「いただきます!」ガブッ アライちゃんの腹の辺りにがぶり付く。 ――――美味い! 月並みな感想だがとても骨と肉がとっても柔らかくて食べやすい。 自分で作ったっていう想い出補正入ってるかも知れないがお店で食べた時より美味しく感じられた。 気づけばあっという間にアラフライを食べ尽くしてしまっていた。 175: 名無しさん (ワッチョイ 25d1-9ddc) :2019/02/17(日) 00 59 28 ID Yidw.QBw00 ーその頃ー ツライちゃん「ぴぃ……ぴぃ……」ヨチ……ヨチ…… ツライちゃんはなおもぎこちなく路上をヨチっていた 巣に帰ろうにも母親は行方知れず、姉達はアラジビ好き男に捕らえらた今、あてどもなく彷徨うしか道はなかった。 ツライちゃん「ぴぃ…ぴぃ………ぴ、ぴぃいいいいいいいいん!」ビエエエエン! 元々体力の無いツライちゃんは、疲れ果ててその場にうずくまり泣きだしてしまった。 そこが車道であることも知らずに… ブロロロロロロロロ! ツライちゃん「ぴぎぃっ!」グシャッ! …ツライちゃんは軽トラに踏み潰され、無残な骸と化した。 アライさん「…」シーン その軽トラの荷台には、我が子を捨てた帰り道にゴミ箱を漁ったあげく駆除されたアライさんの屍が載っていたことなど、ツライちゃんには知る由もなかった… 176: 名無しさん (オッペケ e218-f8ac) :2019/02/17(日) 22 13 48 ID .yF4laVUSr アラジビ好き男「御馳走でしたっと」 アラジビ好き男「うーん、美味しかったけどまだまだ足りないな」 アラフライは美味しかったが一個だけではやはり満腹には程遠い。 当初の予定通りもう一品作ろうとアラジビ好き男は次のアラジビを作るべく残りのアライちゃんの元へ向かう。 アラジビ好き男「アライちゃーん、元気にしてるー?」パカッ アライちゃん1「のりゃ!なのりゃ!」キャッキャッ アライちゃん3「ぴぃ!なのりゃー!」|彡サッ 相変わらず一匹は警戒心が強く蓋を開けた途端もう一匹のアライちゃんの後に隠れてしまった。 アラジビ好き男「まぁ無駄な抵抗何だけどね」ヒョイ アライちゃん達を入れていたボウルを持ち上げる。 アライちゃん1「な、なのりゃー!?」ガタガタ アライちゃん3「ぴぃ!?のりゃーん!」ガタガタ 急に座っていた所が揺れ始めると今まで呑気にしていたアライちゃんも驚いている様だ。 次のアラジビは結構周りが汚れそうなのでこのままアライちゃん達を風呂場まで連れて行って下ごしらえするとしよう。 177: 名無しさん (オッペケ 07f5-685e) :2019/02/18(月) 23 52 34 ID 2cVimzd.Sr 今度はジビエっぽくアライちゃん解体してみたいと思う。 簡単なアラフライもいいけど折角だから解体して色々な料理に使ってみたいしね。 アライちゃん1「のあっ!のりゃー!?」クンクンウロチョロ アライちゃん3「ぴぃぃぃ!ぴぃぃぃ!」ヨチヨチカリカリ アライちゃん達はいきなりお風呂場に連れてこられて臭いを嗅ぎ回ったり、入り口のドアから逃げようとしたりと落ち着かない様子だ。 アライちゃん3「のりゃ!のりゃ!ピィ!?」カリカリガシッ�� アラジビ好き男「アライちゃん、解体する時に暴れられると難しそうだから先に〆させてもらうよ」 アライちゃん3「びぃぃぃぃん!のりゃ!のりゃあ!」ジタバタ アライちゃん3「ぴっ、びぇぇぇぇぇぇ…、バシャン!」オ、オネェシャタシュケ… アラジビ好き男の言葉が伝わっていたのかは分からないが弱々しくも抵抗するアライちゃんに重りをくくりつけて水が入っているバケツに入れてあげる。 アラジビ好き男「アライグマを〆るって言ったらやっぱりこれだよね。」 後はアライちゃんの絶命を待つとしよう。 アライちゃん1「ぴっ!?のりゃ…のりゃーん!?」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん1「ぅう…うう…」ガタガタ 姉妹の悲鳴に驚いたのかもう一匹のアライちゃんは隅っこの方で頭を抱えながら蹲ってしまった。 178: 名無しさん (ワッチョイ 1250-f491) :2019/02/19(火) 02 23 48 ID Yidw.QBw00 アラジビ好き男「フフフ… そんなことしても無駄だよ」 水温調節のノブをMAXまで回し、シャワーから熱湯を出すと、シャワーヘッドを蹲るアライちゃんに向ける。 シャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッツ! アライちゃん1「ぴぎっ!?ぴぎぃいいいいいいいいい!」アチュイノリャアアア! 熱さにのたうち回るアライちゃんの尻尾を掴み上げ、空の浴槽へ叩き込む。 ブンッ!ビターン! アライちゃん1「ぴぎゅっ!?…のぁ……のあぁぁぁ……」クラクラ アライちゃんは頭から浴槽へ落とされてせいで目を回しているようだ。 そんなことはお構いなしにシャワーの熱湯を浴びせていく。 シャーーーーーッ! アライちゃん1「いぎゃあああああぁ!のああああぁぁぁぁぁぁん!」カリカリカリカリ アライちゃんは必死に浴槽から這い出ようとするが、浴槽の壁は高いうえに爪が立たない。 そもそも上手くヨチることすらできない幼いアライちゃんではどう足掻いても脱出は不可能だろう。 さらに熱湯を浴びせ続けていく。 アライちゃん1「のあ……あ…ぁ…………」カリ…カリ………グッタリ アラジビ好き男は、すっかり動きが弱々しくなったアライちゃんの尻尾を再び掴み上げると、もう1匹のアライちゃんを沈めたバケツに放り込んだ。 ジャボン! アライちゃん1「あぶぅっ!」バシャバシャ 何とか水面に顔を出そうともがくアライちゃん。 その時ー アライちゃん1「がぼぉっ!」 アライちゃんは水中へ引き込まれていった。 バケツを覗き込むと、先程重りを着けられてバケツに入れられたもう1匹のアライちゃんが姉の脚を掴んでいた。 アライちゃん3「ごぼっ!ごぼぼぼぼぼっ!」オネーシャン アリャイシャンヲタスケルノリャ~! アライちゃん1「ごぼっ!ぐぼおおおぉぉぉぉっ!」ハナスノリャイモート~! アライちゃん3「ごぼっ!ぐぁ……ぁ…………」ブクブク アライちゃん1「ぐぁ……ぁ……………ぁ……」プカー 水中での格闘がしばらく続いた後、アライちゃん達は姉妹揃って絶命した。 さーて、ショーも終わったのでいよいよアラジビクッキングタイムパート2といきますか! 179: 名無しさん (オッペケ 0448-685e) :2019/02/19(火) 23 02 13 ID 814zc7h.Sr アライちゃんを解体する前に風呂場の排水溝に髪の毛を集めるシートを貼り、血があまり付かない様にビニールシートを敷いて準備完了。 先程同様時間が経つと肉が不味くなるから手早くやっていかなくては。 バケツからアライちゃん達を引き上げ頸動脈にナイフを刺して血抜きを行う、その際に風呂場のタオルを掛けておく場所に適当な紐を結いて逆さ吊りにして血がなるべく抜ける様にする。 アライちゃん1、3「」ダラダラ 血抜きが終わったらアライちゃんを仰向けに寝かせ皮を剥がした後、腹を裂いて内蔵を取り出す。 アラフライの時の様にアライちゃんの内蔵は食べれるけど今回は解体の練習って事で捨てよう。 開きアライちゃん1、3「」 内蔵を取られカーペットの様に平べったくなってしまったアライちゃん。 小さい事も相まってカエルの解剖をしている気分だ。 アライしゃん位の大きさなら部位事に切り分けるのだが如何せん小さいので取り敢えず頭と胴体だけ切り分けて解体完了。 保存する場合は冷凍庫に入れるのだが今回はもう調理の準備は出来ているのでそのまま台所まで持っていく。 バラバラアライちゃん「」 アライちゃんの体の部分をハサミでで大まかに切り分けて用意していた具材と一緒に煮込んでカレーのルーを入れれば完成だ。 アライカーレーライス、アラフライと違ってアライちゃんの味!って感じでは無かったがちゃんと解体出来ていた様で肉の臭みも無くあっさりとした味で食べやすかった。 アラジビ好き男「御馳走でした!」 最初はちゃんと出来るか不安な気持ちもあったが、終わってみれば結構時間や手間は掛かったがそれに見合う成果だった。 何よりみんなちゃんと美味しく食べる事が出来ていた本当に良かった。 アラジビ好き男「…それにしても誰がアライちゃんを家に届けてくれたんだろう?」 その頃アラジビ好き男の家にアライちゃんを届けたアライさんは…。 「こいつゴミ食ってやがったし不味そうだからゴミに出しとくぞー」 「はーい、山で取ってきたのはこっちで解体しておくねー!」 誰の役に立つでも無く只々廃棄されていたのであった。 180: 名無しさん (スプー ef8b-39da) :2019/02/19(火) 23 42 42 ID M2E4RvBMSd 燃えるゴミに出されたアライさんは… アライちゃん1「あむあむあむ!」クチャクチャ アライちゃん2「くっちゃ!くっちゃ!」クチャクチャ アライちゃん3「おにくおいちーのりゃあ!」クチャクチャ ゴミ捨て場でアライちゃん3匹の食糧となっていた アライちゃん1「このちほーははじめてきたのりゃあ!」 アライちゃん2「たんけんしゅゆのりゃあー!」ヨチヨチ アライちゃん3「たんっけん♪たんっけん♪」ヨチヨチ 最近この辺りへ来たという野良アライちゃん3姉妹の探検が始まった アライちゃんのおうち・その10 ※このページは、『アライさんアンチスレ避難所』様にあるアライさん、コバエさんなりきり用のスレッド『アライちゃんのおうち』をまとめたものです。 【アライちゃんのおうち】シリーズへ戻る
https://w.atwiki.jp/nasty-tarutaru/pages/219.html
2012年4月2日のつぶやきもどき
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/450.html
890 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 19 38 15.16 ID GzSdUw/4O … ~森~ キツネ「それじゃあ出発しますよー皆さん」ブゥウウン キツネは大型バスを運転している。 アライさん1「これでヒトの畑からお野菜取り放題なのだぁ!」コスリコスリ アライさん2「楽しみなのだー!」コスリコスリ アライさん3「アライさんも可愛い腕輪欲しいのだ!戸籍を取るのだ!」 アライさん4「チビ達と一緒に、文明人になるのだ!」 アライさん5「うおー!凄い速さなのだ!このクルマ、アライさんに寄越すのだぁ!」 キツネ「アライさんも働けば、自分だけの車が持てるよー。こんなのよりもっと可愛くて速いやつあるよ」ブゥウウン アライさん5「ほしいのだぁ!」 アライちゃん1「なのだー」コスリコスリ アライちゃん2「なのだー」ヨチヨチ アライちゃん3「こせきとゆのだー」コスリコスリ アライちゃん4「うぅーてんかをとゆのだ」シッポフリフリ アライちゃん5「のだぁ…のだぁ…」zzz アライちゃん6「おかぁーしゃんおっぱいー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん7「うぅーきもちわゆいのりゃあ…おえええっ」ゲロゲロ アライさん達はバスに乗りながら、戸籍を取得して文明人になることを夢見ているようだ。 891 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 19 44 18.81 ID GzSdUw/4O ~保健所~ キツネ「到着ー」ブゥウウン キツネ「ちょっと待っててねー」ガチャッ スタスタ アライさん1「ああーヒトの暮らしが楽しみなのだぁ!」 アライさん2「みんなは戸籍取ったら、何食べるのだ?」 アライさん3「アライさんは、毎日トウモロコシをたくさん食べるのだ!チビ達も大好物なのだ!」 アライちゃん1「なのだー」 アライちゃん2「しゅきしゅきなのりゃあ!」キャッキャ アライちゃん3「とうもろこしかぷかぷもぐもぐすゆとあまあまなのりゃあ!」 アライちゃん4「うーおなかすいたのだ!はやくたべりゅのだぁ!」ジタバタ 睡眠ガス「」プシュウウゥウゥゥ アライさん4「う…なんか…眠くなってきたのだ…」ウトウト アライさん5「すーぱー…かー…ほしい…のだ…zzz」バタッ アライちゃん1「おねむすゆのだー…すぴー…」zzz アライちゃん2「すやすや…はーきもちいいのだー…すぴー…すぴー…」ジョボボボボ アライちゃん3「のだぁ…のだぁ…」zzz アライさん達は、バス内に仕掛けられた遠隔睡眠ガス噴出器で眠らされた。 892 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 19 52 17.22 ID GzSdUw/4O 保健所職員1「よーし、運び出すぞー」ガチャッ キツネ「はいよーっと」ガラガラ やがて、ガスマスクをつけた職員およびキツネが保健所から出てきた。 職員達はリヤカーを持ってきたようだ。 バスの扉が開けられる。 アライさん1「すやすや…」zzz 保健所職員1「それじゃあ積むぞー、ほい」ポイッ リヤカー「」ガコン アライさん2「ぐがー…ぐがー…」zzz 保健所職員2「ほい」ポイッ リヤカー「」ガコン アライちゃん1「すぴー…」zzz アライちゃん2「すぴー…」zzz アライちゃん3「すぴー…」zzz アライちゃん4「のだぁ…のだぁ…」zzz アライちゃん5「すぴー…zzz」ジョボボボボ 保健所職員3「ちっこいのはまとめて一つのリヤカーでいいな、ほい」ポイッポイッ リヤカー「」ガコンガコン 893 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 19 53 43.18 ID GzSdUw/4O リヤカー1台には2匹のアライさんが積まれた。 アライちゃん達は1つのリヤカーへ積まれた。 保健所職員1「じゃ、運ぶぞー」ガラガラ 保健所職員2「こいつらはまとめてガス室送りかな?」ガラガラ 保健所職員3「いや、研究所で強制献血 ドナーになるかもな」ガラガラ 保健所職員4「アラジビになるかもしれんぞ」ガラガラ 保健所職員5「デスゲームもいいよな」ガラガラ キツネ「…」ガラガラ アライさん達はリヤカーに積まれていき、運ばれていった。 894 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 20 01 29.94 ID GzSdUw/4O キツネ達は、アライさん達を檻へ閉じ込めた。 保健所職員1「いやー今回もお手柄だなキツネ!」 保健所職員2「こんなたくさん捕まえるなんて…やっぱキツネはすげーや!」 キツネ「…どうもー。ちょっと今日は用事があるんで…失礼します」スタスタ 保健所職員3「今度飲みに行こうぜー!」 保健所職員4「今度メシ行こうぜメシ!いい店あるんだ、飛龍咆哮って中華料理店なんだけど…」 彼女…キツネは保健所の職員である。 だがそれは表の顔。 彼女もまた、特定有害駆除対象フレンズ駆除免許を持ったハンターだ。 銃は使わないが…驚くなかれ。 彼女が今までに捕獲したアライさんの累計数は、なんと全国ランキング1位である。 896 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 20 05 06.99 ID GzSdUw/4O キツネ「軽トラ、軽トラっと…。じゃ、行こうかな」ブゥウウン キツネは軽トラを飛ばし、街へ戻る。 … ~アパート~ キツネ「御手洗さーん、迎えに来たよ~…」ブゥウウン 清掃員「お待たせなのだ、準備はできたのだ」チャキ 清掃員こと御手洗は、杖を1つと、様々な道具を入れたリュックを持っていた。 キツネ「…じゃあ、行こうか」 清掃員「…行くのだ」 2人を乗せた軽トラは、先程とは別の森へ向かう。 900 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 20 13 57.84 ID GzSdUw/4O キツネ「…腕輪のないアライさんは、全員駆除対象だって。…本当に大丈夫…?」ブゥウウン 清掃員「任せるのだ…。あたしは、コンビニを襲ったアライさん達を皆殺しにしたことがあるのだ。魚泥棒のチビだって殺したのだ…」 清掃員「…きっと、できるのだ」スッ 清掃員はリュックから、キャップと飲み口がついた食品パックを取り出す。 清掃員「ごくごく…」 清掃員が吸っている食品は、『サンドスターチャージャー』。 サンドスター科学研究所と大塚製薬が共同開発した試作品である。 このパックの中のゼリーには、野良アライさんの脳から抽出されたサンドスターが含まれている。 消耗したサンドスターは睡眠で回復するが、これを飲むことでチャージできるのである。 903 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 20 19 47.28 ID GzSdUw/4O キツネ「…」ブゥウウン やがて、軽トラは森に到着した。 キツネ「…倒したアライさんの死骸はほっといていいよ。鼻だけ切り取って持っていけば、それがキルマークになるから」 清掃員「…」 キツネ「この狩猟は、死骸回収班の訓練でもあるんだ。死骸の有りかを彼らに伝えれば、死骸回収班が狩猟の後に死骸を持ち帰ってくれる」 キツネ「やっつけたアライさんは、鼻だけ切り取れば、死骸全部を持って運ぶ必要はないってことだよ」 清掃員「…分かったのだ…」 キツネ「…気を付けて」 清掃員「行ってくるのだ」スッ 清掃員は、帽子とコートを脱ぎ、車内へ置いた。 リュックへ袋と電話を入れ、杖を持って森へ向かった。 906 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 20 23 10.56 ID GzSdUw/4O ~森の中~ 清掃員「くんくん…」ノソノソ 清掃員は四つん這いになって地面の匂いを嗅ぎながら、森を進む。 清掃員「ん?この匂いは…」クンクン 清掃員「…はじめて嗅いだけど…多分間違いないのだ。あっちなのだ」ノソノソ やがて清掃員は、岩場に辿り着いた。 清掃員「間違いないのだ…アライグマの溜め糞なのだ」クンクン 岩場には穴が空いており、その前にはアライグマの溜め糞があった。 908 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 20 27 59.16 ID GzSdUw/4O アライさん達自身は、溜め糞をする習性サンドスターによって取り除かれている。 しかし、アライグマの雄の溜め糞を探す力は残っているのである。 アライグマの溜め糞は、ただの排便場所ではない。 好きな食べ物や、家族構成、巣に居着いた期間の長さ、体調…などなど。 その見た目や量、匂いから、巣に住むアライグマの情報をたくさん知ることができる。 アライグマ達は、自身の排便さえも、コミュニケーションツールとして利用しているのである。 清掃員「くんくん…よく分からないけど…多分この辺にいるのだ!」クンクン 長い間人里で生活している清掃員は、匂いをかぎ分けて情報を分析する力がやや弱い。 経験不足である。 909 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 20 31 16.60 ID GzSdUw/4O と、そこへ… アライグマ♂「キュルルルルル」トトッ 清掃員「…!来たのだ!」サッ 清掃員は、リュックの中の拳銃を握る。 本来、日本国内では狩猟に拳銃は使えない。 だが対アライさんの場合のみ、アサルトライフルや拳銃、火炎放射器すら使用可能となるのである。 清掃員「はぁ、はぁ…」ドキドキ 清掃員は、胸の高鳴りを感じた。 緊張からであろうか。 訓練場で拳銃の練習はしたが、あまり命中率が高くはなかった。 果たして、どうであろうか…。 910 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 20 38 18.73 ID GzSdUw/4O 清掃員「仕留めるのだわ…」チャキ 清掃員は、アライグマへ拳銃を向ける。 アライグマ♂「キュルルルルル」ノソリノソリ アライグマは清掃員へにじり寄ってくる。 清掃員「っ…!こいつ、あたしが怖くないのか…?」ブルブル アライグマ♂「キュルル」 ふと、清掃員の目に、アライグマの股間が映った。 清掃員は、目の前の雄のアライグマが、自分を妊娠させるつもりでにじり寄ってくることが痛いほど分かった。 清掃員「っ…こい、つっ…」ブルブル …引き金が、引けない。 913 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 20 42 41.96 ID GzSdUw/4O 清掃員「はぁっ…はぁっ…」ハァハァ 清掃員はいつも思っていた。 何故森のアライさん達は、子供を産む数を減らそうとしないのかと。 餌をめぐって争うくらいなら、子供を作らなければよいではないか、と。 だが、アライグマの雄と対峙した清掃員は、 なぜ野良アライさんが後先考えず子作りをしたがるのか、本能で理解した。 清掃員「っ…くる、なぁっ…」ハァハァ 下腹の奥が熱く疼く。 獣としての本能が、目の前の雄の子を孕めと痛いほど訴えかけてくる。 清掃員は理解した。野良アライさんは、子作りがしたくて交尾していたのではない。 このどうしようもない下腹の疼きを処理するために交尾していたのだろう。 917 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 20 47 30.50 ID GzSdUw/4O 清掃員「はぁっ…!はぁっ…!」 目の前の雄が、どうしても撃てない。 まるで、この世で最も価値のあるモノであるかのようにさえ感じられてしまう。 清掃員「く…くるなああっ!」バァン 清掃員はアライグマに向かって威嚇射撃を放つ。 アライグマ♂「!!キュ、キュルルル!!」タターッ 清掃員「ああっ!待つのだ!」 アライグマは巣とは反対方向へ… 森の奥へ逃げていった。 清掃員「…逃がしてしまったのだわ…」ハァハァ 清掃員は、どこかほっとした気持ちを感じている自分に苛立ちを覚える。 自分は何をしにここへ来た…? アライさんとアライグマを滅ぼしに来たのだ。 余計な私情を挟む余地などないはずである…。 920 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 20 53 34.36 ID GzSdUw/4O … 清掃員「くんくん…アライさんの匂いがするのだわ…」クンクン 清掃員の嗅覚は、獲物の存在を匂わせる。 アライさんは人間に比べ、やや視力が弱い。 若干色弱気味である。 だが、森において、嗅覚は視力以上に役立っている。 清掃員「こっちからたくさんの匂いがするのだな…!」ノソノソ 清掃員は、陽の当たる岩場へ到着した。 アライさん1「おぉ?見ない顔なのだ」 アライさん2「どこから来たのだ?」 アライさん3「アライさんと友達になるのだ!」 …清掃員は、同族を… 獲物達を発見した。 924 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 21 01 20.66 ID GzSdUw/4O アライさん4「人間かと思ってびっくりしたのだ…」ガサッ アライさん5「仲間なのか?」ガサッ 清掃員「…」 『友達になるのだ』。 そんなことを言われたのは、何年ぶりであろうか。 きっと、10年以上前… 自分がまだ、人気者だった頃… それ以来であった。 清掃員「お、お前達は…?」 アライさん1「アライさん達は、みんなで暮らしてるのだ。姉妹なのだ」 アライさん2「お前はどこから来たのだ?」 清掃員「…あっちの山の斜面あたりから来たのだ」 アライさん3「食べ物探しなのか?それとも巣作りなのか?」 清掃員「…食べ物探しなのだ」 自分は何を言っているのだろうか。 さっさと殺せばいいではないか…と、 清掃員は思った。 アライさん4「だったら、アライさん姉妹がお前を案内してやるのだ!いい餌場があるのだ!」グイグイ 清掃員「のあっ…!?」 アライさん5「お前も食べ物をとるのだ!」 どこへ連れていこうというのか…? 926 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 21 07 02.41 ID GzSdUw/4O … ~森の中~ アライさん1「ここは栗の木がたくさん生えてるのだぁ!」 アライさん2「栗はイガイガが怖いけど、とっても美味しいのだぁ」 アライさん3「さ、お前も取るといいのだ!」 清掃員は上を見上げた。 栗の木に、熟れた実が成っていた。 アライさん4「はじめてなのか?それじゃあ、アライさんが落としてきてやるのだ!」ヨジヨジ アライさん4が、栗の木に登り始める。 アライさん4「頭に当たったらごめんなのだー!」ヨジヨジ 清掃員「え…え?」 なんだこれは。 自己中で欲張りなアライさんのくせに。 自分に食べ物を分けてくれようとしているのか? こんなことがあってはならない…。 一刻も早く駆除しなくてはいけないのに。 同族達の優しさが、清掃員の心を動かしていた。 930 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 21 11 23.78 ID GzSdUw/4O アライさん4「落とすのだー!」ベシッ 栗「」ヒュー ボトッ アライさん4「やったのだぁ!さ、食ってみるといいのだ」ガッツポーズ アライさん5「グッジョブなのだ!」 清掃員「…い、いらないのだ!自分のは自分で取るのだ!!」アセアセ アライさん4「そうかー。じゃあ、次はお前の番なのだ。やってみるといいのだ」ヨジヨジ アライさん4が下りてきた。 アライさん5「別にお前が落としたのを持って逃げようなんて考えてないのだ、安心するのだぁ!」 清掃員「…」 なんなんだ、こいつらは。 アライさんとは、畑を荒らし、家畜を襲い、無差別テロを起こす、 救い難い害獣でなくてはいけないのに。 一目で駆除に値する存在だと理解できるような、醜い害獣でなくてはいけないのに。 何故、そのイメージから背くことばかりするのか。 933 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 21 15 45.42 ID GzSdUw/4O 清掃員「…手本を見せてくれてありがとうなのだ。今度やってみるのだ」 アライさん1「わかったのだ!」 アライさん2「頑張るのだ!」 清掃員「…アライさんっていうのは、群れを作らずに暮らすって聞いたのだ。違うのか?」 アライさん3「そういう奴もいるのだ。でも…お前はいい奴なのだ!」 アライさん4「アライさん達は、お母さんから教育されたのだ。困難は群れで分け合えと!」エヘン アライさん5「最近は食べ物が減ってるけど…力を合わせているのだ!」 清掃員「…食べ物はどこから取ってきているのだ?」 935 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 21 18 39.11 ID GzSdUw/4O アライさん1「この辺の森の中なのだ!食べ物が見つからなくなったら、チビを連れて別の森へ行くのだ!」 アライさん2「チビ達は可愛いのだぁ!お前に自慢したいのだぁ」エヘン アライさん3「アライさんのチビが一番可愛いのだぁ!着いてくるのだ!」グイグイ 清掃員「のあああっ…」テクテク 清掃員は、巣へと案内される。 アライさん4「うぅ~、アライさんも子供欲しいのだ。でも、食べ物が無くなるから我慢なのだ…」テクテク アライさん5「なのだー」テクテク 清掃員「…お前達は、畑から野菜は取らないのか?」 937 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 21 25 27.73 ID GzSdUw/4O アライさん1「ダメなのだ!畑は人間が縄張りにして、野菜を独り占めしてるのだ」テクテク アライさん2「鶏の巣も、人間が独り占めしてるのだ」テクテク アライさん3「人間はおっかないんだぞぉ!火を吹く筒を持ってて、アライさん達を殺すのだ!」テクテク アライさん4「人間達は怖い奴らなのだ。だから怒らせちゃダメなのだ。あいつらのすみかに…街に行っちゃダメなのだ」テクテク アライさん5「怒らせなければ襲ってこないから平気なのだ」テクテク 清掃員「…誰に教わったのだ?」テクテク アライさん1「お母さんなのだ!お母さんはなぁ、偉大なんだぞぉ!」テクテク アライさん2「でもお母さんは、突然森から居なくなってしまったのだ…」テクテク 939 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 21 33 43.07 ID GzSdUw/4O 清掃員「どんな奴なのだ?」 アライさん3「お母さんはキラキラの腕輪つけてて、目の前に2つの透明なものを着けてるのだ!」 清掃員「腕輪…こういう奴なのか?」スッ アライさん4「ああっ!お母さんの腕輪なのだ!」 アライさん5「それはお母さんのものなのだ!返すのだぁ!」 清掃員「…これはいっぱいあるのだ。アライさんも、1つ貰ったのだ」テクテク アライさん1「なんだ…そうなのか。お母さんの知り合いじゃなかったのだぁ…」ションボリ 清掃員「…そいつが、お前達に色々教えたのか?」 アライさん2「そうなのだ!『困難は群れで分け合え』『人間が独り占めしてるものを取ると殺されるからやめろ』『人里に降りるな』『食べ物が無いときは子供を作るな』なのだぁ!」テクテク アライさん3「お母さんの教えは偉大なのだ!アライさんのチビにも、そのまたチビにも、この教えをずっとずっと教えていくのだ!」テクテク 清掃員「…少し前、たくさんのアライさん達が人間のすみかを襲って、人間をやっつけたことがあったのだ。知ってるか?」テクテク 清掃員は、質問を続ける。 殺す決心をするために。 害獣としての本性を暴くために、問い続ける。 945 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 21 45 02.76 ID GzSdUw/4O アライさん4「な、何てことするのだ!そんな事したら、逆に殺されるのだ!」 アライさん5「人間は強くて凄く残酷なのだ!いとも容易く、アライさん達を殺すのだ!」テクテク アライさん1「うぅ…きっとそいつら、巣まで襲われて根絶やしにされたのだ。怖いのだ…」テクテク 清掃員「…」テクテク こいつらは、アライハザードにも参加していないようだ。 アライさん2「さあ着いたのだ!アライさん達の巣なのだ!」 姉妹と清掃員は、山の斜面の洞窟に着いた。 アライさん2「ちびー!お母さんが帰ったのだー!」パンパン アライさん3「チビ達!お客さんが来たのだ!可愛い顔を見せるのだぁ!」パンパン アライさん達は洞窟の前で手を叩く。 すると、洞窟の中から小さな影が這い出てくる。 アライちゃん1「なのだー」ヨチヨチヨチ アライちゃん2「なのだー」ヨチヨチヨチ アライちゃん3「にゃのだー」ヨチヨチヨチ アライちゃん4「なのりゃぁ」ヨチヨチヨチ アライちゃん5「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん6「のりゃ!のりゃ!」ヨチヨチヨチヨチ アライさん1「妹たちのチビは可愛いのだぁ…!うぅー、アライさんも子供欲しいのだぁ…」 なんてことだ。 このアライさん姉妹は… 産まれてから一度も… 畑荒らしも、家畜殺しも。 ゴミ袋荒らしも、人への暴力も… やっていないようだ。 954 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 21 55 50.27 ID GzSdUw/4O 洞窟から、6匹の幼獣が這い出てきた。 「なのだー!」「のだー」「あしょぶのりゃー!」「なのだー」「わーい!」 ウジャウジャウジャウジャウジャウジャウジャウジャヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチノダノダノダノダコスリコスリコスリコスリ アライさん2「見るのだ!これがアライさんのチビ達なのだ!とっても可愛いのだぁ!」ヒョイ アライさん2は、3匹の幼獣を抱き抱える。 アライちゃん1「おきゃくしゃんなのだー!」キャッキャ アライちゃん2「あったかいのりゃぁ」ギュー アライちゃん3「おかーしゃんおぱいー」スリスリ アライさん3「いーや!アライさんのチビ達の方が可愛いのだぁ!」ヒョイ アライさん3も、3匹の幼獣を抱き抱えた。 アライちゃん4「おかーしゃん!あしょぶのだー!」キャッキャ アライちゃん5「あらいっこすゆのだ!けずくろいすゆのだー!」スリスリ アライちゃん6「おなかしゅいたのりゃー」コスリコスリ アライさん4「チビ達ー、お隣さんに挨拶するのだ!」 アライちゃん1「おとなりしゃん、こんにちわなのりゃ!」コスリコスリ アライちゃん2「なかよくすゆのだー」キャッキャ アライちゃん3「おともだちになゆのだ!」 清掃員「…」 こんなの。 どうしろというのだ。 959 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 22 01 49.89 ID GzSdUw/4O 清掃員「っ…」ブルブル さっき誓ったはずだ。 仕事に私情は挟まないと。 この仕事は、大臣が斡旋してくれた大事な仕事だ。 必ず、遂行しなくてはいけない…! 清掃員は、杖を強く、強く握りしめる。 アライさん2「どうしたのだ?具合悪いのか?」 アライちゃん1「なのかー?」 清掃員「うっ…!」 清掃員「うああああああああああああああああああーーーーーーーーっ!!!!」シャキイイィイン 清掃員は、杖の先端の鞘を外した。 隠されていた槍の先端の刃が光る。 960 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 22 04 13.29 ID GzSdUw/4O 清掃員「だああああああああああああああーーーーーーーーーーっ!!」シュバアアッ アライさん2「の…ああっ…!?」 清掃員は、アライさん2に向かって、鋭い槍の一撃をくり出す。 961 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 22 04 55.60 ID GzSdUw/4O だらりと鮮血が流れ出た。 967 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 22 09 02.60 ID GzSdUw/4O アライさん2「の……あぁ……っ…!?」ブルブル 清掃員「っ……!」グリィ アライちゃん2「…おかー…しゃんっ……!?」 アライさん2の左胸には、鋭い槍が突き刺さっていた。 清掃員「っ……!」ズプゥ 槍が抜かれた。 アライさん2「」ブッシュウウウウゥゥゥウ ドサアッ アライさん1「い、妹っ!?しっかりするのだ!」ユサユサ アライちゃん1「おがーーしゃあああんっ!?おがーーしゃあああんっ!!」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん2「どう…したのだ?おかーしゃんは…ねちゃったのか?」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん3「ち、ちが、ちがでてゆのりゃあああっ!!」 清掃員「っ…」ハァハァ アライさん3「お…おまえええっ!!」 アライさん4「なんでお姉さんを!!!」 アライさん5「どうしてっ!!」 972 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 22 14 32.82 ID GzSdUw/4O 清掃員「う…うあああああああああっ!!!」ドズウゥゥ アライさん1「ごぼぐぶうっぅぅっ!! 」ゴボォ アライさん1の喉を、槍が貫いた。 アライさん3「や、止めるのだああああっ!!チビ!巣に逃げるのだぁ!!」 アライちゃん1「ぴいぃぃぃいっ!!」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん2「おがーしゃん!おがーしゃあんっ!おきゆのりゃあ!おがーーしゃあああんっ!!」グイグイ アライちゃん3「おかーしゃんがすごいけがなのりゃあ!て…てあてすゆのりゃあ!」コスリコスリ アライちゃん4「ぴいぃぃぃいっ!!」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん5「わゆいやつなのりゃあああっ!!!」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん6「のああああああーーーんっ!のーーーああぁぁんっ!」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん達は、ヨチヨチモゾモゾと洞窟へ入っていく。 アライさん4「なんでこんな事するのだ!アライさん達がお前に何かしたか!!?」 アライさん5「なんか言うのだ!!」 清掃員「っ…」ハァハァ 975 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 22 20 20.97 ID GzSdUw/4O 清掃員「おっ…お前達は、いつか…畑を…襲うかも、なのだ…」ハァハァ アライさん3「絶対しないのだ!殺されるだけなのだぁ!!」 アライさん4「お前は人間の仲間だったのか!!?せっかく友達が増えるかと思ったのに!!」 アライさん5「アライさん達は人間になんにも迷惑かけてないのだぁ!!」 清掃員「だ、だけど、アライさん達は、畑を…荒らして、ヒトを襲う…害獣で…」ゼェハァ アライさん3「知らないのだ!それは畑に入った奴がバカなのだ!アライさん達は関係ないのだ!!」 アライさん4「とばっちりで殺されてたまるもんかなのだ!!!」 アライさん5「お前もアライさんなのだ!お前とアライさんのどこが違うっていうのだ!!?」 清掃員「」 自分もアライさんだ… どこが違うのか? 腕輪の有無か? …だから何だというのだ。 腕輪持ちにも悪い奴はいるし、 腕輪のない奴にも、こいつらのように『無害獣』もいる。 自分と、何が違うというのか。 981 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 22 27 01.26 ID GzSdUw/4O アライさん1「」ゴボゴボ アライさん5「お姉さん!お姉さん!しっかりするのだ!死んじゃダメなのだぁ!」コスリコスリコスリコスリ アライさん5は、アライさん1の喉を必死に擦り続けている。 アライさんのマジカルウォーターハンドは、自分にしか効果がないというのに。 清掃員「う…うああああああっ!!!」ザグウウゥ アライさん5「ぐぎゃああああああああっっ!!」ブッシュウウウウゥゥゥウ アライさん5の腹が貫かれた。 槍は大動脈を貫通しており、アライさんの止血能力があっても致命傷であろう。 清掃員「お…お前達が、畑やヒトを襲わなくても、子供がやるかもしれないのだ…」ハァハァ アライさん3「そんな理由で殺されてたまるかなのだ!チビを守るのだああ!うああああああああああーーーーーっ!!!」ダッ アライさん4「人殺しぃいっ!やっつけてやるのだああああああっ!!たあああああーーっ!!」ダッ 984 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 22 29 11.82 ID GzSdUw/4O 清掃員「だああああ!」ドズウゥゥ アライさん4「が…ふっ…」ブシュウウゥ アライさん4の心臓が貫かれた。 アライさん4「」ドサアッ ブシュウウゥ アライさん3「あ…あ…」ペタン アライさん3は戦意喪失し、後退る。 アライさん3「ま…待つのだ…やめるのだ…こっ…殺さないで…」ブルブル 清掃員「ふぅー、ふぅー…!あたしは正しいのだ、大臣は正しいのだ、みんなは正しいのだ…」ブルブル 992 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/12(木) 22 33 13.73 ID GzSdUw/4O アライさん3「あ、アライさんは死にたくないのだ…ち、チビ達…」ブルブル 清掃員「…」コツンコツン アライさん3「や、やめ…何か悪いことしたなら…ごめんなさいするのだ…だから…たっ助け…許し…て…」ウルウル 清掃員「…」 アライさん3「な、なんでなのだ…!アライさん達が、いつ人間を困らせっていうのだぁ…!どうすればよかったっていうのだぁ…!」ヨタヨタ アライさん3「ずっと、お腹減っても、耐えて、耐えて、耐えて…小さいチビが餓死しても、それでも畑に行かず、我慢…してきたのに…!」ヨタヨタ 清掃員「…」 パート9へ進む パート8に戻る
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/875.html
492 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2017/07/01(土) 23 16 18.83 ID Bnc1iavl0 [3/4] アライグマって、猫ちゃんも襲って食い殺すんだね そりゃ肉食うもんな…… でも1VS1で勝てるほどそんな強いわけじゃなく、家族とかの集団で、野犬みたいに優秀なチームワークの狩りができるわけじゃなく多勢に無勢な感じで、みたいだけど。 かわいがってた愛猫がアライグマに食われたら、そりゃ俺もアメリカ人みたいにアライどもは駆除しろってなるわ…… 知れば知るほどザ・悪役 ------------------------------------------------------ ~ アメリカちほー 郊外 ここでは野生アライグマ(アライさん)たちがたむろしていた ~ アライさんA 「のだー…… おなかがすいたのだー」 子供アライ 「しゅいたのだ~」 アライさんB 「アライさんたち、はりきって家族をたくさん殖やしたのはいいけど、エサがなくなったのだー」 アライさんC 「このあたりの他のどうぶつはもう食べ尽くしてしまったぞ~」 アライさんA 「アライさんが動物として凄すぎて、勝ちすぎたゆえの『くのー』なのだー」 どやっ 子供アライ 「のだのだ~」 イエネコちゃん 「にゃ~~~ん」 イエネコちゃん 「あいつったら早く帰ってこないかしら…♪」 アライさんA 「……(ピコーン!)そうだ、あそこの“ヒト”に飼われてる、イエネコちゃんのやつを襲って食べちゃえばいいのだ」 子供アライ 「いーのだー」 アライさんC 「でもアイツ、でっかくて強いのだ、たぶん世界でアライさんの次に強いどうぶつなのだー」 アライさんB 「ふぬぬ、さすがのアライさんもあれには苦戦はまぬがれないのだ」 アライさんC 「体はアライさんより小さいのに、たたかい向きの体をしてるのだ」 アライさんB 「いつもやってるみたいに、キャットフードをとってくるだけでもたいへんだぞ。この前ネコパンチでぶたれて痛かったのだ……」 ぶるぶる アライさんA 「ひるんではいけないのだっ あいつは以前から“エサ”をひとり占めしてるのだっ! あんな巨悪を許してはいけないのだー!」 キッ 子供アライ 「っけないのだっ♪」 アライさんA 「1対1ならだめそうだけど、多勢に無勢でいくのだっ」 アライさんB 「……わかったのだ。アライグマはこわいもの知らずなのだ……」「えいえいおー!なのだー」 493 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2017/07/01(土) 23 17 49.88 ID Bnc1iavl0 [4/4] アライさんズ 「「「「たぁーー」」」」 イエネコちゃん 「きゃあっ、あんたたち、いつもの泥棒たちじゃないの。何しにきたの……今はキャットフードはないわよ…… なによその目つき、いや、いや、まさか、そんなこと…………いやーー! 助けてー! 助けてぇ! このぅっ、あんたみたいな害獣に負けるあたしじゃないんだからね、えいえいっ、うみゃみゃー! ……こいつら、1匹くらいならなんとかなるけど、この数じゃ…… く、それぞれ勝手に襲ってきて別にチームワークができてるわけじゃない、こんなバカなやつらになんて…… 負けたく…………きゃあっー」 イエネコちゃん 「────ぁっ…………やっ……」 アライさんズ 「「「フハハハー! おいしいのだー」」」「のだー」 むしゃむしゃ 駆けつけたアメリカ人のお兄さんが、害獣どもの起こした悪夢の状況に愕然とする。 おにいさん 「───What s the...…!」 「オウ……シット! ファッキンラクーン共め…」 (銃声) アライさんズ 「「「「のだー やられたのだー」」」」 イエネコちゃん 「ぁ……ばか……来るのが、遅い、のよ……」 アメリカ人おにいさん 「オウ……マイハニー……許しておくれ……私がトラッシュパンダどもの防除を怠ったばかりに……」 イエネコちゃん 「あたし……もう、だめみたい……今まで…ワガママで……ごめんなさい…… あなたと……いら、れて……しあ……わ……」 おにいさん 「ハニー!!!」 アライさんズ 「「「「撃つなんて酷いのだ、アライさんは被害者なのだーー」」」」 おにいさん 「うるせえ!」 ぱんっ -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- ラッキービースト 『……ト、言ウコトガ 昔 アメリカエリアでは アッタンダ。 ────暫定パークガイド、かばん。 害獣防除モ、パーク運営ニトテモ大事ナ仕事ダカラ。少シズツ覚エテイコウ』 かばんちゃん 「はい。みんなを幸せにしていくためには、ヒトとして……管理者側として、そういう動物の習性の起こした事例も、知らなくちゃいけないんですね……」 サーバルちゃん 「キミ、かばんちゃんが悲しむようなことしたら、自慢の爪でやっつけちゃうからね」 チャキーン アライさん 「アライさんはちがうのだー」 フェネック 「(なんだかゾクゾクきたよ~)」 501 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2017/07/02(日) 00 32 07.52 ID yV7zfFAr0 493 最後まで被害者面してるのがリアルだわ アライさんのssへ戻る