約 2,424,167 件
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/1140.html
夕暮れ時、アライさんが一人とぼとぼと河川敷を歩いている。 先日ペットアライちゃんを飼ったことがきっかけでアライさんは住む家を失った。 フレンズ保護団体の一つに助けられ住み家と仕事を斡旋してもらい、何とかパークへの強制送還は免れた。 「なかなか天下取れないのだ、辛いのだ・・・」 それでも人間世界から連れ出されなかったのは幸いだとアライさんは思った。 「パークに居たらアライさんは一生脇役なのだ、Cパート止まりなのだ・・・」 顔をぐっと揚げ夕日を見やる。気持ちが高ぶってきたのか、突然両手を上げて叫ぶ。 「天下取るのだぁぁ!!!」 アライさんはすっきりした表情になりまた歩を進める。 手に下げた買い物袋に目をやる。今日は好物の揚げパンが半額で三つも買えたのだ。 ここから大逆転なのだ!などと考えていると、 「おなか・・すいた・・・りゃ・・・」 どこからか、か細い声がする。アライさんがくんくんと鼻を動かす。 どうやら川沿いの草むらからの様だ。 「この臭いは・・・まさか・・・なのだ?」 声のする方へそっと近づくとそこには首輪を付けたペットアライちゃんがいた。 「やっぱりなのだ、こいつは疫病神なのだ・・・」憎々しげに見下ろす。 見るとペットアライちゃんは疲労と空腹で一歩も動けない様だった。 「うゆ?だりかいるのりゃ?」 ペットアライちゃんはくんくんと臭いを追う。目を上げたところにはアライさんがいた。 「のおおおお!あらいしゃんなのりゃ!おおきいあらいしゃんなのりゃぁ!!」 ぐったりとしていたアライちゃんにみるみる元気が戻る。 「おおきなあらいしゃんはあらいしゃんのおかーしゃなのりゃ?」 吊り上がった目をキラキラと見開きアライさんに期待のこもった視線を送る。 「な、アライさんは子供はいなのだ、そもそもペットアライちゃんはアライさんの子供じゃないのだ」 それを聞いたアライちゃんはしばらくぽかんと口を開けていたが、期待とは真逆の答えにどんどんと悲しみと寂しさがこみ上げてすんすんと泣き出した。 やれやれとアライさんは思った、が保護欲を喚起する姿が可愛いとも思ってしまった。 「お前、お母さんを探しているのかー?どこから来たのだ?」 そう聞かれるとアライちゃんはゆっくりと口を開いた。 「ぐじゅっ、あらいしゃんはおかーしゃにあいたいのりゃ!あらいしゃんはまっちろなおーちでたくしゃんのあらいしゃんとくらしてたのりゃ、おかーしゃにはあったことがないのりゃ・・・」 少しずつ身の上を語り出したアライちゃんにアライさんは釘付けになった。 「で、それからどーしたのだ?」 「ちゅぎは“ぺっとしょっぷ”てとこにいったのりゃ!しょこはあらいしゃんのほかに“いぬ”とか“ねこ”とかいっぱいいたのりゃ」 「知ってるのだ、アライさんもペットショップ、大好きなのだ」 アライさんはペットアライちゃんがらみで失敗したことをすっかり忘れている。 「おおー、ぺっとしょっぷしってるのりゃ?すごいのりゃ!あらいしゃんはしょこでかいぬししゃんにかわりたのりゃ」 「かいぬししゃんはとーってもやしゃしくて、おいちーのいーっぱいくれたのりゃ・・・れも・・・」 「どうしたのだ?」アライちゃんは少し暗い表情になる。 「かいぬししゃんからきいたのりゃ、どこかにあらいしゃんのおかーしゃがいりゅって!おかーしゃはあらいしゃんをうんでくりたとっても、とおぉぉってもやしゃしいあらいしゃんりゃってかいぬししゃんがいってたのりゃ!」 アライさんはペットアライさんのお母さんが何か考えた。 聞いた話ではアライちゃん工場で作られてるはずだ、お母さんは・・・いなかったはず。 「あらいしゃんはきのーおさんぽのときにりーどをはずしてにげたのりゃ!じぇったいおかーしゃにあうのりゃ!!あんよしゅるとこみてもらうのりゃー!」 「やっぱし・・・おおきいあらいしゃんはあらいしゃんのおかーしゃじゃないのあ?」 アライちゃんはやっぱり違うの?といった表情で同じ質問を繰り返した。 それを見たアライさんはまたやってしまった。 「アライさん、ペットアライちゃんのお母さんになってやるのだ!!」 そういうとアライちゃんを抱き上げ小脇にかかえた。 「これからアライさんのおうちで一緒に暮らすのだー!!」 「うれちーのりゃぁ!あらいしゃんのおかーしゃ、みちゅかったのりゃー!!!」 二人は利害が合致し、唐突に家族になった。 その頃、近所の交番にペットアライちゃんの飼い主が姿を見せた。 「すみません、迷子のアライちゃんはいませんか?」 アライさんはペットアライちゃんを部屋に連れ帰るとちゃぶ台に座らせた。 そして買い物袋からごそごそと揚げパンを取り出し一つを自分に、もう一つは半分をお皿にのせアライちゃんに渡した。 「さっ、揚げパン食べるのだ、とぉーってもおいしーのだぁ!」 満面の笑みで揚げパンを口に運ぶ。 アライちゃんもそれにならって、目の前の皿にのせられた揚げパンにかぶりつく。 「んまぁあ!んまいのりゃぁ!おかーしゃ、あまあまあげぱんとぉってもおいちーのりゃ!!おかーしゃしゅきしゅきなのあー!」 「なのだー、揚げパンはアライさんのだいこーぶつなのだ!人間のごはんでいちばんおいしーのだ!おなかいっぱいたべるのだぁー!」 丸一日、何も食べていなかったアライちゃんはあっという間に揚げパンを食べ切った。 「おいちーのりゃ、おなかいーっぱいなのりゃぁ!ごちしょーしゃまなのりゃぁ、おかーしゃ!!」 ペットアライちゃんの喜ぶ姿にアライさんはどんどん自尊心が満たされていく。 何もかも上手くいかない、そう思っていた毎日に光がともった様に感じられた。 アライさんはふとした疑問を口にする。 「お前、逃げて来たって、飼い主はどんな奴なのだ?」 アライちゃんはちょっと申し訳なさげな表情になり口を開く。 「ちょーってもいいひとなのりゃ、まいにちおいちーのいっぱいくれるのりゃ・・・おしゃんぽもいっぱいいったのりゃ!!」 「あんよできたとき、だっこちてよちよししてくえたのや、しゅきしゅきなのりゃ・・・」 話しているうちにアライちゃんはかいぬししゃんのことを思い出し声が小さくなる。 アライさんは複雑な気持ちになった。 「帰りたいのだ?」答えは聞きたくないのに、つい聞いてしまった。 「かいぬししゃんはだーしゅきやけりょ、あらいしゃんはやっとおかーしゃにあえたのりゃ!ずっとここにいたいのりゃ!おかーしゃしゅきしゅきなのりゃぁ!」 「しょれにあらいしゃん、もうよちよちあんよできゆのりゃ!ひとりだちのときなのりゃ!!」 アライちゃんは勝手なことを言い出しているが、“おかーしゃ”に会えたことは本当にうれしく思っている様だった。 アライさんは嬉しくなりアライちゃんを抱き上げるとぺろぺろと舐め始めた。 以前ペットアライちゃんにした様な暴力的なものでなく、優しく、繊細に毛づくろいをした。 「うれちーのりゃぁ、おかーしゃのけじゅくりょい、とぉぉってもきもちーのりゃぁ!」 初めて受ける親の愛情にアライちゃんはとろける様な笑顔を浮かべたまま眠ってしまった。 「寝ちゃったのだ、可愛いのだぁ」アライちゃんを起こさぬ様、そっとつぶやく。 アライちゃんの寝顔にアライさんまでとろける様な笑顔を見せた。 こんなに幸せな気分は前の住み家を追い出されてから、いや、人間世界に来てから初めてだった。 アライさんは愛用の毛布を取り出すと寝息を立てるアライちゃんを一撫でし、寄り添う様に眠りについた。 翌朝も穏やかな目覚めだった。 アライちゃんが起きる前に昨日の揚げパンの残りをアライちゃんのために皿にのせる。 そうだ、おトイレを忘れていたのだ!以前飼った3匹のケージを押し入れから引っ張り出すと新聞紙を敷いた。 これでアライさんが仕事に出た後のおトイレも安心なのだ。アライさんはてきぱきと準備をしている。 そうしているうちにアライちゃんが目を覚ました。 うーんと両手を伸ばし伸びをすると見慣れぬ部屋にきょろきょろと辺りを見回す。 「おはようなのだ、アライちゃん」 しゃがみ込んだアライさんが挨拶すると 「おかーしゃ、おはよーごじゃりましゅ!」と丁寧に挨拶を返した。 どうやら飼い主には礼儀正しく躾けられていた様だ。 「あさおきちぇ、おかーしゃがいて、しゅっごく、しゅぅぅーっごくしわわしなのりゃー!!」 ちゃぶ台にアライちゃんを載せてやるとペタンとお座りし美味しそうに揚げパンを頬張っている。 「あまあまなのりゃー、うまうまなのりゃー、おかーしゃごちしょーさまなのりゃぁ!」 アライさんは嬉しくなった。お仕事も頑張れる気がした。 「アライさんはそろそろお仕事にいくのだ、おひるごはんはきゃべつを置いていくから、お腹がへったら食べるといいのだ」 そういって四分の一にカットしたキャベツを皿にのせ床に置く。 こういったところはものぐさなアライさんの性格が出ている。 「それからおトイレはここ、ケージの中にするのだ!ほかのばしょにはうんちもおしっこもしてはダメなのだ!」 「はいなのりゃー!あらいしゃんにおまかせなのりゃー!」アライちゃんは両手を上げた。 「じゃ、いってくるのだー、いいこにしてるのだー」 そういうとアライさんは部屋に鍵を掛け出勤した。 アライさんの職場はフレンズの支援を行うNPOが運営する工房だ。 人間世界に向いた職業が見つからないフレンズが主に通う場所で、簡単な工作や手芸などの作品を作り運営費に充てているという施設だ。 フレンズが作った作品は物珍しさもあってそれなりに売れている。 そこでアライさんは手先の器用さを生かし木彫りの人形やレリーフを作っている。 最近は出来の良い作品も多く、ものによってはオークションで高値が付くものもある。 今の仕事はアライさんの天職といえた。 「アライちゃんのために素敵なもの作るのだ!お給料いっぱいもらうのだぁ!」 アライさんはやる気満々だ。 その頃アライちゃんは 「しゃみちーのりゃ!たいくつなのりゃ!おかーしゃ・・・はやくかえってくりゅのりゃー!」 寂しさに泣いていた。 まもなく仕事も終わろうという頃、アライさんは用意された木型を彫り皿の形をしたレリーフを作っていた。 今日一番の出来だ。 皿の真ん中にはひまわりが彫られ周りにはアライさんとペットアライちゃんがいる。 デザインはフレンズに一任されており何を題材にするかは自由だ。 「とっても上手に彫れたのだ!アライさんもペットアライちゃんもいるのだ!」 最高の仕事をした自分を褒めてやりたい。アライさんはそう思った。 「そうなのだ!このさいこーけっ作をペットアライちゃんにも見せてやるのだ!」 アライさんは今日一番の皿を他の作品と一緒に提出はせず、こっそりカバンに忍ばせた。 「おつかれさまなのだー!」 定時の鐘と同時にアライさんは職場を跳び出した。 はやく帰ってさいこーけっ作をアライちゃんにも見せてやるのだ!そう思うと走り出さずにはいられなかった。 帰り道、アライさんを呼び止める人物がいた。お巡りさんである。 飼い主からペットアライちゃんの失踪を聞かされパトロールの際に聞き込みを行っていたのだ。 「君、アライさんだね?」 「そうなのだ、なんなのだ?」怪訝そうにアライさんが聞き返す。 「実は二日ほど前にペットアライちゃんが失踪してね、アライさんなら何か知らないかな?臭いがするとか、声がするとか?」 そう尋ねられアライさんはドキリとした。 「し、知らないのだ、アライさんはペットアライちゃん嫌いなのだ!」・・・うちの子以外は・・・。 アライさんがそう言うとお巡りさんは 「気になることがあったら交番に教えてくれないかな?」 アライさんを覗き込む様に言った。 「わ、わかったのだ、見つけたら教えるのだ」アライさんはそそくさと立ち去る。 その姿をお巡りさんは目で追っていた。 「ただいまなのだー」アライさんが勢いよくドアを開けると 「おかいりなしゃいなのりゃー!ちゃびしかったのりゃぁぁ!」 とアライちゃんが飛びついてきた。 「悪かったのだ、いいこにしてたのだー?」 しがみついているアライちゃんを抱きかかえながら部屋を見回す。 用意していたキャベツはあらかた食べられており、ケージには用をたした跡があった。 「ちゃんとおトイレできたのかー、ごはんもぜんぶ食べたのだー!えらいのだぁ、さすがはアライさんのアライちゃんなのだ!」そう言ってアライちゃんの頭を撫でてやると 「おかーしゃにいいこいいこちてほちくてがんばったのりゃぁ」 とアライちゃんが上目遣いでアライさんを見上げる。 「ほんとにいいこなのだぁー!じまんのアライちゃんなのだ―!」そう言うとアライちゃんを床に降ろした。 そして今日一番の出来の木彫りの皿をアライちゃんに見せた。 「どうなのだ?アライさんのさいこーけっ作なのだ!」 アライちゃんはおおーと声を上げた。皿に彫られた細かな模様が気に入った様だ。 「すごいのりゃ!アライしゃんもおかーしゃもいるのりゃ!!おーきいおはなはなんなのりゃ?」 アライさんは嬉しくなってアライちゃんに言った。 「ひまわりなのだー!このお皿はアライちゃんにあげるのだ!今ごはんを用意するのだー!」 そういうと押し入れをがさごそと漁り出した。 「あいつらを飼った時にオマケでもらったペットフードがあるはずなのだ!あのお皿で食べたらおいしさばいぞーなのだぁ!」 アライちゃんはなかなか出てこない晩御飯が待ちきれなくなった。 「ごはんー、はやくごはんたべたいのりゃー!」と催促しだす。 「うー、うるさい奴なのだ、もうちょっとまつのだー」 「うゆー、まちきれないのりゃー、はやくっ、はーやーくー!」 「うるさいのだ!すぐに用意するのだ!」 疲れて帰ってきているお母さんの言うことを聞けないとか、あいつわがままなのだ! アライさんの中にふつふつと怒りが込み上げて来た。 「うゆー、うんちしたくなったのあー」 ケージに向かおうとするが入り口付近にはアライちゃんの糞が積みあがっている。 「うゆー、おといれいっぱいなのりゃー」 ケージで用を足すことが出来ず、むずむずとおしりを押さえ始めた。 「そうなのりゃ!おさらにうんちするのりゃ!あらいしゃんのきれーなおさらでうんちしたらきっととってもきもちーのりゃぁー、いっぱいうんちしておかーしゃにほめてもらうのりゃー!」 そういうとあらいちゃんはお皿の真ん中に、ひまわりが隠れる程に大量の糞をした。 「ごはん、用意できたの・・・な・・・なにしてるのだぁぁあ!」 最高傑作にこんもりと盛られたアライちゃんの糞を見つけ、イライラが怒りに変わった! 「どおしてごはんのおさらにうんちしたのだっ!」 アライちゃんのしっぽをつまみ上げると鬼の形相で睨み付けた。 「おといれいっぱいでうんちできなかったのりゃ!あらいしゃんのおしゃらをあらいしゃんがどーちゅかってもいいのりゃ!!」 アライちゃんは、しょれに・・・と続けた。 「おかーしゃがおといれかたづけてくれないかりゃうんちできなーのりゃ・・・かいぬししゃんはまいかいちゃんとうんちきれーにしてくえたのりゃ!!」 口答えしたアライちゃんの態度にアライさんは激高する! 「だから!な・ん・で・ごはんを食べるお皿にうんちをしたのか聞いてるのだ!!!」 アライさんはしっぽを強く握る。 「ちっぽいたいのりゃぁー、はなしゅのりゃ!おかーしゃひどいのあ!」 アライちゃんはバタバタと手足をふりアライさんから逃げようとする。 「ちゃんとうんちしたのに・・・ほめてくりぇないおまえなんておかーしゃじゃないのりゃ!」 「おまえー、口ごたえなんて悪い子なのだぁ!」 「いいかりゃあらいしゃんをはなすのりゃ!こんなとこででくのりゃ!やしゃしーやしゃしーかいぬししゃんのとこにもどうのりゃぁ!」 アライちゃんはぶんぶんと爪を振り回しアライさんを威嚇する。 「なまいきなのだ!もうゆるさないのだっ!ごめんなさいしない子はおしおきなのだっ!」 そういうとアライさんはアライちゃんのしっぽを勢いよく引きちぎった!! 「ぎにゃー!あらいしゃんのちっぽがーちっぽがぁー!」 アライちゃんのお尻がみるみる血に染まる。しっぽのあった場所をしきりにコスコスするアライちゃん。 「なにしゅゆのあー、ありゃいしゃーのちっぱはなー、がいぬじじゃんがほめてぐれだふあふあぢっぽなんだぞぉ!!」 母の様に慕っていたアライさんの暴挙に対し、ついにアライちゃんも怒りを露わにした。 アライちゃんはふしゃーっと全身の毛を逆立ててアライさんを更に威嚇する。 「おまえなんてちっとも怖くないのだ!やっぱりペットアライちゃんはできそこないなのだ!」 そういうと手にしたアライちゃんを床に叩き付ける。 「ぷげっ!うゆぅぅぅー、いじゃいのりゃぁ!じぇったいがいぬじじゃんにいいづけるのりゃー!!」 そう言って全身の痛みにのたうち回るアライちゃんをアライさんはごりっと踏み付ける。 「おまえなんかこうなのだ!おしおきなのだ!」 お仕置きというには行き過ぎた暴力がアライちゃんを襲う。 「ぶぎゃぁぁぁ!」 アライちゃんの体重の3倍はあろうかというアライさんの踏み付けをくらいアライちゃんの手足はあらぬ方向に折れ曲がっている。 「ほんとにっ!」ごぎっ!!! 「わるいっ!」べききっ!!! 「こなのだあぁぁぁ!!!」ごりごりごりっ!!! 何度も踏み付けられたアライちゃんは折れた骨が内臓に刺さり、肋骨が胸から突き出ている。 顔と言わず、身体と言わず血がにじみ出ており、顔面は腫れ上がり見る影もない。 「だじげでぇぇ・・・がいぬじじゃ・・・だじげ・・・ごろ・・・ざれりゅぅぅ・・・」 アライちゃんは虫の息だ。逃げることも出来ずぴくぴくと痙攣するばかりであった。 「おまえはアライさんの子供なんかじゃなかったのだ、お前はアライさんの今日の晩ごはんなのだー!」 アライちゃんを掴み上げ頭からかぶりつく。 「じにだくないじにだぐないじにだぐないじにだぐげっ・・・」 「んー、やっぱりペットアライちゃんは飼うより食べたほうがいいのだ!」 その時、 「アライさん、ちょっと開けてくれるかな?」ドアの外から男性の声がする。 「なんなのだ?アライさんは今取り込み中なのだ!」 アライさんが玄関を開けるとそこには先程のお巡りさんとペットアライちゃんの飼い主の女性が立っていた。 「ああ!あなたが食べているのは・・・まさか・・・」 飼い主は頭を振り目には涙を溜めている。 「ん、これなのかー?これはアライさんの晩ごはんなのだ、けっこうおいしーのだぁ!」 そういうとアライさんは食べていたアライちゃんを口から出し、飼い主に見せつけた。 血まみれのアライちゃんには既に首から上がなかった・・・。 アライさんのssへ戻る
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/140.html
264 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sdaa-OBS+)[sage] 投稿日:2017/09/21(木) 22 05 13.81 ID AbWnfG6qd [1/15] … アライちゃんが物心ついたとき、そこはすでに自然の中ではなかった。 アライちゃん「…」 アライちゃん2「おなかしゅいたのだー!」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん3「たいくつなのだ!あそぶのだー!」キャッキャッ アライちゃん4「のどかわいたのだー、おみずのむのだー」ゴクゴク アライちゃんは生まれてからずっと、空と太陽を見たことがなかった。 上を見ると灰色の天井と、蛍光灯の光ばかりが灯っていた。 そして、よちよちと歩くとすぐの狭い格子状の壁へとつき当たった。 壁の中には自分含め15匹ほどのアライちゃんが閉じ込められている。 アライちゃんは、この世界がすべてなのだと感じた。 アライちゃん「おなかすいたのだ」グゥー 上空から、大きな生き物が食べ物を投げ入れてくる。 アライちゃん「たべうのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん「…」モグモグ アライちゃん「おいしいのだぁ」モグモグ アライちゃんは、自分たちは何なのだろうかと考えたが、 分析できる思考方法も、知識も教わったことがない。 結局、自分は自分だという結論にしか達しなかった。 265 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sdaa-OBS+)[sage] 投稿日:2017/09/21(木) 22 11 54.47 ID AbWnfG6qd [2/15] 代わり映えしない世界の景色。 日に日に成長していく体。 狭くなっていく、壁の中。 …ある日その世界は、突如姿を変えた。 作業員1「はーい第2ケース運びまーす」ガシッ 壁の外の大きな生き物が、壁に手をかけると、 突然、世界が揺れ動いた。 アライちゃん「のあっ!」グラリ アライちゃん2「なんなのだ!?」 アライちゃん3「おうちがうごいてゆのだぁ!しゅごいのだぁ!」ワイワイ 自分たちを乗せた大きな壁の世界は、その場所からどんどん動いていく。 作業員1「じゃ、トラックに積みますねー」ガタン そして、大きな箱の中に閉じ込められると… 世界は、闇に閉ざされた。 アライちゃん「なんなのだ!?くらいのだぁ!?」ガシャガシャ アライちゃん2「まっくりゃなのだぁ!」 アライちゃん3「ねむくなったのだ…むにゃ…」ウトウト アライちゃん4「のだー…のだー…」zzz アライちゃん「ねるのだ…すぴー…すぴー…」zzz アライちゃん達は長い室内生活の中で、灯が落ちたら寝るという条件反射を身につけさせられていた。 267 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sdaa-OBS+)[sage] 投稿日:2017/09/21(木) 22 15 15.53 ID AbWnfG6qd [3/15] … やがて、突然世界が光に包まれた。 アライちゃん「!?なんなのだ!まぶしいのだぁ!」 アライちゃん2「めがいちゃいのだあああ!」 アライちゃん3「まぶちいのりゃあああ!」 光に目が慣れると… いつもの格子状の壁の外には、青空が広がっていた。 作業員1「じゃあ、倉庫まで搬送しますねー」ガラガラ アライちゃん「…すごいのだ…きれいなのだ…」 アライちゃん2「おそとにでたいのだああー!」ガシャガシャ アライちゃん3「おそとにいきたいー!いかせろなのだー!」ガシャガシャ 268 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sdaa-OBS+)[sage] 投稿日:2017/09/21(木) 22 19 55.85 ID AbWnfG6qd [4/15] しかし、しばらく運ばれると… 再び、今までと似たような場所へ入れられた。 作業員1「倉庫へアライちゃんセット、15匹搬送完了しました」 アライちゃん「まつのだぁ!さっきのとこもっとみせゆのだああ!」ガシャガシャ アライちゃん2「さっぎのどごいぎだいのだあああああ!びええええんっ!」ビエエエエン アライちゃん3「もっどみだいのだああああ!」ビエエエエン 泣けども求めども、先程の場所には連れていっては貰えなかった。 269 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sdaa-OBS+)[sage] 投稿日:2017/09/21(木) 22 24 21.85 ID AbWnfG6qd [5/15] その場所で、今までと似たような餌をもらい… また、蛍光灯が消灯した。 アライちゃん「ここはどこなのだ…あらいしゃんは、なにものなのだ…」 アライちゃん13「すぴー…」 アライちゃん14「のだぁ…のだぁ…」 アライちゃん15「ぐがー…ごがー…」 … 翌朝、目を覚ましたアライちゃんは、 あまりの世界の激変に驚いた。 アライちゃん「!?」 まず、今までのような狭い格子状の壁がない。 もっともっと狭い、透明な壁に囲まれていた。 さらに、その周りには… インコ「チュンチュン」 プードル「ワン!ワン!」 猫「みゃ~」 イグアナ「…」ギョロギョロ 今まで見たこともないような生き物たちが、自分たちと同じような壁の中へ閉じ込められていた。 270 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sdaa-OBS+)[sage] 投稿日:2017/09/21(木) 22 27 49.45 ID AbWnfG6qd [6/15] アライちゃん「ここはなんなのだ…」 地面は今までと同じ、格子状の壁であった。 アライちゃん2「しらないのだ!あらいしゃん、おなかいっぱいでうんちしたくなったのだ」 アライちゃん3「うんちすゆのだー!うーん~…」ブリブリブリブリュリュブツチチチチ アライちゃん4「おしっこすゆのだ!は~…きもちいいのだ~…」ジョボボボボボ 糞尿は、格子状の地面をすり抜けて、ちょっと下の地面へ溜まった。 271 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sdaa-OBS+)[sage] 投稿日:2017/09/21(木) 22 30 57.97 ID AbWnfG6qd [7/15] アライちゃん「へんないきものいっぱいで、おもしろいのだぁ!おーい!おーい!」ブンブン プードル「…」ハッハッ アライちゃん「そこのおまえ!あらいしゃんをむしすゆな!なんかいうのだー!」 プードルは何も言い返さない。 オウム「…」バサバサ アライちゃん「つまんないのだ!そこのおまえ!あらいしゃんとおはなしすゆのだぁ!」 オウム「ゴミパンダ!ゴミパンダ!」 アライちゃん「なに?なんなのだ?」 オウム「クソガイジ!コバエ!ウジムシィ!」 アライちゃん「何言ってるかさっぱりなのだ!」 274 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sdaa-OBS+)[sage] 投稿日:2017/09/21(木) 22 38 56.60 ID AbWnfG6qd [8/15] アライちゃん「そこのきもちわるいやつ!なんかいうのだぁ」 蛇「…」チロチロ まわりの生き物たちは、みな言葉を話せないようである。 アライちゃん2「こいつらくちがきけないのだ!」 アライちゃん3「あらいしゃんたちがいちばんあたまいーのだぁ!」 アライちゃん4「ありゃいしゃんたち、ここのおーさまになれゆのだぁ!」 そこへ、いつもの大きな生き物が来た。 飼い主「うーわ、うじゃうじゃうじゃうじゃ。いっぱい届いたなぁ」 アライちゃん「おい、おまえ!おまえはあらいしゃんとおはなしできゆのか!?」 アライちゃん6「へんじすゆのだー!」 アライちゃん10「なのだー!」 アライちゃん15「のああぁ」プリプリ 飼い主「おー、ホントに言葉しゃべりんだな。はは、面白そうだぁ」 アライちゃん「!?おまえのいってること、わかゆのだ!おーい!ありゃいしゃんと、おはなしすゆのだ!」 初めて、自分の言葉が他の生き物へ通じた。 きっとあの大きな生き物は、自分たちが大きくなった姿なのだろうと、アライちゃんは思った。 277 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sdaa-OBS+)[sage] 投稿日:2017/09/21(木) 22 43 12.53 ID AbWnfG6qd [9/15] アライちゃん「わかったのだ、あらいしゃんたちはここにすむのだ!そしておまえたちみたいにおーきくなるのだ!」 アライちゃん2「わーい!」 アライちゃん3「おっきくなって、おそとにでゆのらー!」キャッキャ アライちゃんは、この世界に産まれた意味を感じた。 きっと今まで、狭い世界へ閉じ込められていたのは、ここへ来るためだったのだ。 いずれ自分も目の前の男のように大きく成長し、この窮屈な世界の外を自由に闊歩できるのであろう。 アライちゃん「おそとにいくの、たのしみなのだー!」 飼い主「お、楽しみか?じゃあ、もっと楽しいとこにいこうか」ガシッ アライちゃん「のあ?」ヒョイ 男は、アライちゃんを抱え、持ち上げた。 透明な壁がはるか下に見えた。 アライちゃん「やったのだぁ!あらいしゃん、おそとにでられたのだあ!」キャッキャ 279 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sdaa-OBS+)[sage] 投稿日:2017/09/21(木) 22 46 15.44 ID AbWnfG6qd [10/15] 飼い主「じゃ、お友だちと遊んで貰えよー」パッ アライちゃん「のあっ!?」ヒュー アライちゃんは、空中で突然離された。 アライちゃん「のだぁっ!」ボテッ 尻餅をついたアライちゃん。 アライちゃん「びええええん!いだいのだああ!」ビエエエエン そのとき、何者かがアライちゃんへ近付く。 蛇「…」シュルシュル アライちゃん「…!おまえは、さっきのきもちわりゅいやつなのだ!」 アライちゃんはあたりを見回すと、再び自分が透明な壁に囲われていることに気づいた。 280 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sdaa-OBS+)[sage] 投稿日:2017/09/21(木) 22 51 08.82 ID AbWnfG6qd [11/15] 飼い主「あーワクワクするぜ」ジロジロ 先程の男は、透明な壁の外から自分を眺めている。 蛇「…」シュルシュル アライちゃん「おい、おまえ!さっきはよくもあらいしゃんをむししたのだ!れーぎがなってないのだ!」ペチッ 蛇「っ…」 アライちゃんは、蛇のほっぺを叩いた。 アライちゃん「ありゃいしゃんはなぁ、いだいなんだぞぉ!いつかおそとにでて、そこのやつみたく、ここのおーさまになるんだぞぉ!」エヘン 飼い主「王様(笑)ぷぷっ」クスクス 蛇「…」 アライちゃんは確信していた。 言葉を話せる自分たちは、特別な生き物なのだと。 ここにいる変わった生き物たちの中で、一番偉いのだと。 アライちゃん「なんなのだそのめつきは!たいどがわるいと、けらいにしてやらないのだぁ!ふははははー!」ペチッ 蛇「…!」 アライちゃんは、再び蛇のほっぺを叩いた。 284 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sdaa-OBS+)[sage] 投稿日:2017/09/21(木) 22 57 53.21 ID AbWnfG6qd [12/15] 蛇「キシャアアアアッ!」ガバッ アライちゃん「のあああっ!?」 突如蛇がアライちゃんに襲いかかり、ぐるぐるとアライちゃんに巻き付いた。 アライちゃん「ぐえ…ぐ…ぐるじいのだ!なにすゆのだぁ!いだいのだあ!」ジタバタ 蛇「シャアアア」ギュウウウウウ もがけどもがけど、蛇は力を緩めない。 アライちゃん「び…びぃいいぃぃっ!ぐ、ぐるじいのだぁ!やべうのだ!ありゃいしゃんはいだいなのだ!ごんな…ざがらうなっでいっでゆのだあぁ!」メキメキ 蛇はなおもアライちゃんを締め付ける。 飼い主「クッソうけるwww」 アライちゃん「のぎゃああっ…!びっ…ぎびいぃいぃぃーーーっ!ぐゆじい!ぐゆじいのだああ!ぞごのおまえ!ありゃいしゃんをみでないでだずげゆのだあぁ!あああ!」ミシ…メキメキ… 蛇「シュウウウゥゥ」ギュウウウウウ 外で見ている大きな生き物は、自分を助けてくれない。 それどころか、 笑いながら見ている。 アライちゃん「どうじでだじゅげでぐれないのりゃああ!ありゃいしゃんはどぐべぢゅなのりゃああっ!あだまいいのだああっ!こんなばかにいじめられるのやなのりゃああああっ!ぴぎいいいぃいーーーっ!!」メキメキ 287 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sdaa-OBS+)[sage] 投稿日:2017/09/21(木) 23 04 15.91 ID AbWnfG6qd [13/15] 突如、アライちゃんは自分の体の中から、ボギッという大きな鈍い音が聞こえた。 アライちゃん「ぎびぃぃいっぃーーーーーっっ!びぃぃいーーーーーっ!」 身体中が痛い。 蛇「シャアッ」ガブッ アライちゃん「のぎゃあっ!」ズポッ 蛇が大きな口を開けて、アライちゃんの頭を飲み込んだ。 アライちゃんの目の前は真っ暗闇。 その奥へ、奥へと、ぐいぐいと引きずり込まれてゆく。 アライちゃん「もごおぉっ!ごもおおぉっっ!」ジタバタ アライちゃんは直感的に悟った。 この奥へ進んだら、もう二度と戻って来れないと。 美味しいご飯を食べることも。 もう一度、青空を見ることもできないと。 アライちゃん「だじゅげでえええっ!いやなのだああっ!もごおぉっ!」ジョボボボボボ アライちゃんは恐怖のあまり失禁した。 しかしそんなことはお構い無く。 どんどん、熱くじめじめした、狭い暗闇の世界へ引き込まれていった。 288 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sdaa-OBS+)[sage] 投稿日:2017/09/21(木) 23 10 37.15 ID AbWnfG6qd [14/15] やがて、アライちゃんは真っ暗闇の世界へ閉じ込められた。 アライちゃん「いぎが…でぎないのだ…あぢゅい…ぐるじぃ…」ジタバタ だが、きっとあの男が助けてくれる。 自分は特別な存在なのだから。 きっとこの世界の王となる生き物なのだから。 アライちゃん「だ…じゅ…げ…」 突如、全身の皮膚を、焼けるような熱さが襲った。 そこらじゅうからジュージューと音が鳴り響き、アライちゃんの皮膚を焼いていく。 アライちゃん「ぎびぃぃいっぃーーーーーっっ!あぢゅい!あづい!あぢゅいのりゃああああああっ!」ジュウウウウ アライちゃん「だ…じゅ…げ…」ジュージュー 熱いだけではない。 息ができない。苦しい。 アライちゃん「だぇ…が…」ジュウウウウ 意識が朦朧としてくる。 アライちゃん「…」 自分は、何のために産まれてきたのか。 今自分がいるこの世界は何なのか。 あの男はいつ、自分を助けてくれるのか。 アライちゃんは何ひとつ知れないまま、やがて… 意識も、体も、暗闇の中へと溶けていった。 289 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sdaa-OBS+)[sage] 投稿日:2017/09/21(木) 23 13 15.52 ID AbWnfG6qd [15/15] …翌日… 蛇「…」チロチロ 蛇「フゥー」ブリブリブリ 蛇の糞「」ボトボトボトッ 飼い主「うわーたくさん出たなぁ」ガサガサ 蛇の糞は、燃えるゴミ袋へ捨てられた。 おしまい コバエさんのssへ戻る
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/192.html
909 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sd9a-+59V)[sage] 投稿日:2017/10/25(水) 22 27 00.63 ID TGTWe4Ued [7/7] アライちゃん目覚まし時計 アライちゃん「ぴっ!ぴっ!ぴっ!ぴっ!」 アライちゃん「ぴぴっ!ぴぴっ!ぴぴっ!ぴぴっ!」シッポフリフリ アライちゃん「のりゃりゃっ!のりゃりゃっ!のりゃりゃっ!のりゃりゃっ!」 アライちゃん「のりゃのりゃっ!のりゃのりゃっ!のりゃのりゃっ!のりゃのりゃっ!」コスリコスリ コスリコスリ コスリコスリ コスリコスリ アライちゃん「のりゃのりゃのりゃのりゃのりゃのりゃのりゃのりゃのりゃのりゃのりゃのりゃのりゃのりゃのりゃのりゃのりゃのりゃのりゃのりゃのりゃのりゃのりゃのりゃのりゃのりゃ!!!」コスコスコスコスコスコスコスコスコスコスコスコスコスコスコスコスコスコスコスコスコスコスコスコスコスコス 910 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ fa92-oeLn)[sage] 投稿日:2017/10/25(水) 22 46 15.56 ID KaEO6K/p0 [6/6] うるせえ!今何時だと思ってんだゴラァ!! ドカッ バキッ アライちゃん「ぴいいいぃぃぃーーーーっ!!!いたいのりゃあーーーーっ!!!」ビエエエン! 911 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイWW ddba-fOvj)[sage] 投稿日:2017/10/25(水) 23 26 03.31 ID WffH6NDq0 [2/2] 909 あまりのキモさに飛び起きてすぐぶち殺しちゃうなこれは このウザさには眠気も月までぶっ飛ぶ 915 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ササクッテロロ Sp9d-e8Sh)[sage] 投稿日:2017/10/26(木) 00 50 56.15 ID +DdjGLKpp 何時だと思ってんだって殴られてるってことは、多分この目覚ましは指定されてない変な時間にわめき出してるな アライさんみたいなガイジに、決まった時間に音を出すなんて出来るわけないか 声も気持ち悪いし、殺さずに済ませるとかこの男聖人君子かよ 916 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイWW eb13-I2k9)[sage] 投稿日:2017/10/26(木) 00 54 14.14 ID vJjwnBL40 [2/2] 915 ご飯食べたい時に勝手に騒ぐんじゃない? 目覚まし時計と同じよう音を出せばひとしゃんが起きて餌をくれるのだ!とか思ってそう 917 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 41ba-2vK7)[sage] 投稿日:2017/10/26(木) 00 56 40.06 ID pIGmOJxr0 916 工業品としては欠陥なんてレベルじゃねえな… のりゃのりゃとかマジ気持ち悪いし、相当変わった趣味をお持ちのお方じゃないと使えないぞこんなの アラーイム アラーイムちゃん(お守りたい) 目覚ましアラーイム コバエさんのssへ戻る
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/1001.html
53 :アライさん研究所に務める俺 [sage saga]:2018/07/10(火) 23 14 38.95 ID 8/F/Srm10 初投稿 アラ虐要素少なめです 2035年 5月27日 ピピピピッ!ピピピピッ!ピピピッ・・・カチャッ 朝6時 俺は目覚まし時計の音で目が覚める。 起き上がり朝食の支度をする。その間に制服に着替えたりの身支度を済ませる。朝食はトースト1枚とヨーグルトとコーヒー一杯。 それらを食べ終わり食器を片付け、駐車場に止まっている車に乗り職場へ向かう。職場はかなり山奥、1時間ほどかけて通勤する。職場にはすでに先輩が来ていた。 先輩「おはよう。」 俺「あっ、おはようございます。」 先輩「今日の業務内容はいつも通りだ。でも、念のため確認はしておけよ。」 俺「はい、わかりました。」 俺は、壁に掛けられている紙に目を通す。 5月27日の業務内容:変更なし アライさん・しゃん・ちゃんの引取り制限なし 狩猟許可証の期限切れに注意せよ。 アライさん研究に進歩あれ! 俺はアライさん研究所の職員。 しかし、研究所勤めと言うが薬剤などの実験は行わない。俺が行うのは、この研究所で使用する個体をハンターが持ってくるのでそいつらを検査する仕事をしている。 検査内容は簡単で怪我がないかを検査するが。アライしゃんとアライちゃんは身長を測り、どちらにつくかを調べている。 因みに勤務時間は8時30分~17時まで、昼食時間はシフトによって変わるが今日は11時30分~12時のようだ。 8時20分 俺は指定されたカウンターに就く。 カウンターは入国審査のカウンターをイメージして欲しい。カウンターに就いてから勤務開始時間までは自分の身の回りの書類に目を通した。 8時30分 勤務開始。シャッターを上げ、俺「お待ちの方こちらへどうぞ。」入ってきたのは髭を生やした中年男性。 俺「身分証明書と狩猟許可証と捕獲方法を記した紙を出してください。」 男「はいよ。」 渡された身分証明書と狩猟許可証と捕獲方法の紙を見る。身分証明書はそんなに苦労しないが狩猟許可証は期限が切れていないかや身分証明書の名前と一致しているかを確認する。 今回は大丈夫だった。捕獲方法には「かご罠」と記されている。 俺「アライさんを出してください。」 男「ほい。」ガシャンガシャン 2つの檻に入っていたのは、成体のアライさんと子供のアライさん。子供の方はおそらくアライちゃんの方だろう。 しかし、検査はしっかりしなくてはならない。 俺「しばらくお待ちください。」 俺は、早速アライさんの方から検査を始めることにした。 俺「アライさん、俺の質問に答えてね。」 アライさん「うるさいのだ!お前ら人間の話なんて聞かないのだ!話は終わりなのだ、早くチビとアライさんを森に返すのだ!」 俺「今正直に質問に答えてくれたらチビときっと会わせてあげるよ。」 アライさん「ぐぬぬぅぅぅぅ・・・。わかったのだ答えてやるのだ。」 俺「じゃあ、質問するね。アライさんはどうして捕まったの?」 アライさん「チビと畑へ美味しいお野菜を取りに来たのだ。そうしたらいい匂いがする箱に入ったのだ。そうしたらアライさんは出られなくなってしまったのだ。チビはアライさんを心配して助けようとしているところに人間がやってきてチビもアライさんも捕まってしまったのだ・・・。」 捕獲方法の紙に偽りなしと・・・。次は怪我の有無だ。 俺「次の質問だよ。アライさん、今怪我してない?」 アライさん「ケガはしていないのだ。」 成体のアライさんは合格だな。 俺「質問は終わりだよ。」 アライさん「終わったのか!?じゃあ約束通りチビとアライさんを森に返すのだ!」 俺は合格個体を運ぶベルトコンベアにアライさんを籠ごと乗せた。 アライさん「何やってるのだ!嘘をついたのか!?」 俺「違うよ、アライさんを先に送ろうと思ったんだ。安心して、きっとすぐにチビに会えるから(あの世で)。」 アライさん「そうなのか、なら早くするのだ。」 俺「じゃあね。アライさん。」 ポチッ ガシャン! グオングオングオン・・・。俺はベルトコンベアのスイッチを押し、アライさんはチビ達より先に籠ごとベルトコンベヤで運ばれていった。 運ばれた先は研究所内、きっとアライさんは解剖もしくは放射線実験などに使われるのかもしれないが知ったこっちゃない。さて、残りのアライちゃんも検査してしまおう。 to be continued・・・ アライさん研究に進歩あれ! アライさん研究所で働く俺 アライさんのssへ戻る
https://w.atwiki.jp/dcd10/pages/536.html
【種別】 仮面ライダー 仮面ライダーディケイド 仮面ライダーファイズ 仮面ライダーディケイド コンプリートフォーム 仮面ライダーファイズ ブラスターフォーム 【名前】 ファイナルアタックライド ファイズ 【よみがな】 ふぁいなるあたっくらいど ふぁいず 【ライダーカード】 ファイナルアタックライド 【攻撃】 ファイズブラスターとディケイドの合体技、ディケイドフォトンを発動 仮面ライダーファイズの必殺技、クリムゾンスマッシュを発動 仮面ライダーファイズ ブラスターフォームとの合体技、フォトンバスターを発動 【登場話】 第11話、第21話、第29話 オールライダー対大ショッカー ファイズブラスターを仮面ライダーディケイドが構え、対象をポイントして動きを封じた後にディケイドライバーに読み込ませることで必殺技・ディケイドフォトンを発動。強力な砲撃を行い粉々に吹き飛ばす。 仮面ライダーディケイド単体では、カメンライド ファイズの状態で使用することで仮面ライダーファイズの必殺技・クリムゾンスマッシュが発動する。 仮面ライダーディケイド コンプリートフォームの状態で使用した場合、仮面ライダーファイズ ブラスターフォームとの合体技・フォトンバスターが発動される。ブラスターフォームの専用武器「ファイズブラスター・フォトンバスターモード」からビームを撃ち出して敵を消滅させる技となっている。攻撃の際、コンプリートディケイドもライドブッカー ソードモードの刃先からビームを撃ち出している。 【関連するページ】 カメンライド ファイズ クリムゾンスマッシュ タイガーオルフェノク ディケイドフォトン ドラゴンオルフェノク ファイナルアタックライド フォトンバスター ロブスターオルフェノク 仮面ライダーオーガ 仮面ライダーディケイド 仮面ライダーディケイド コンプリートフォーム 劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー 必殺技 第11話 第21話
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/729.html
515 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 921d-5szl)[sage] 投稿日:2018/02/12(月) 00 48 29.00 ID nAEn0aem0 [1/7] 女子中学生 VS アライさん 凍死 体育の授業というものは運動スペックの無い私には辛いものだ。1500メートル走を18分で走り切った私に友人が近寄ってくる。 友人「寒いねー。朝なんて池が凍ってたよ」 私「ぜーぜーぜー」 友人「大丈夫?汗すごいね。汗が冷えると風邪ひいちゃうからすぐ着替えないとね」 確かに今は汗だくで体は暖かいが、脂肪の鎧の無い痩せた私の体はこの湿った体操服が冷えればすぐに冷えてしまうだろう。 私「ぜーぜーぜー・・・ん?」 濡れる、冷える、寒い・・・体温。 良い事を思いついた。早速帰ったら試してみよう。 私「ぜーふっふっぜー・・・ぜー」 友達「(この子無表情で笑ってる)」 さて帰宅してまず必要な物をメイドに用意させ、私はとある場所に向かった。 それは地元で有名な中華料理屋。ここの残飯はアライさんに大人気なのだ。 アライさん「今日もおいしい食べ物がいっぱいなのだ!はぐはぐ」 ゴミ箱に入った餃子を食べ散らかしているアライさんの背後に私はそっと近づくと カシュッ テイザーガンをアライさんの背中に打ち込んだ。テイザーガンはいい、非力な私でもアライさんを容易に倒せる。 アライさん「べべべべべべべべべべべべべ」 テイザーガンを受けたアライさんは口から泡を吹きながら車エビのようにジタバタと暴れている。 アライさん「ぼぼぼぼぼびびびびげぼぼぼぼおぼぼぼ」ブリブリブリジョワー 食べた餃子を上から、下から糞尿を漏らしはじめたのでそろそろ動けなくなっただろう。私はテイザーガンのトリガーから手を放した。 アライさんがビクビクしてる間に私はアライさんを用意していた、アライさん駆除公式のキャリーバッグに入れた。 さて家に帰ろう。 516 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 921d-5szl)[sage] 投稿日:2018/02/12(月) 00 49 52.44 ID nAEn0aem0 [2/7] アライさん「はっ!ここはどこなのだ!」 私「うぇるかーむ」 私の顔を見るとアライさんは目を見開いてあとずさろうとした。しかし残念、アライさんの体はメイドにロープで椅子に厳重に縛り付けてもらった。 今アライさんはテーブルを挟んで椅子に座って私と向き合っている形だ。室内に入れるほどアライさんは清潔ではないので場所は庭。 アライさん「どうしてアライさんは縛られているのだ!はやくかいほーするのだ」 私「まぁまぁ、それよりこれをどうぞ。」 私はテーブルに薄い琥珀色の液体の入った紙コップを置いた。その液体はカラメルのような匂いがするのでアライさんは鼻をクンクンさせるとにっこりと笑った。 アライさん「良い匂いがするのだ!おいしそうなのだ。でも縛られていたら飲めないのだ」 私「飲ませてあげる」 私は紙コップをアライさんの口に近づけ、アライさんにその液体を飲ませた。アライさんは特に抵抗することもなくその液体を飲み込む。 アライさん「おいしいのだ!ピンクのじゃぱりまんみたいな味がするのだ」 私「ラム酒っていうんだよ」 私は立ち上がると地面に置いてあるじょうごとラム酒の瓶を持つと、アライさんの背後に回った。 アライさん「このおいしいやつを早くもっとよこすのだ!」 私「いいよぉ」 私はアライさんごと椅子を倒した。アライさんは上を向く形になる。そして何かを言おうとしたアライさんの口に無理やりじょうごを差し込み、ラム酒を一気に流し込んだ アライさん「もがもがもがもが」 アライさんは鼻からラム酒を吹き出しながら抵抗を続けたが、5本目を飲ませたあたりで静かになった。 さてぐったりしたアライさんを椅子から解放して両手両足を結束バンドで拘束した後私はアライさんにバケツにくんだ水を満遍なくかけた。当然アライさんは全身が濡れた状態になる。 あとは待つだけだ。私は空き瓶を両手に抱えて家に入った。 517 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 921d-5szl)[sage] 投稿日:2018/02/12(月) 00 50 22.15 ID nAEn0aem0 [3/7] 夕食の時に両親にラム酒を飲んだのじゃないかと疑われたので、アライさんへの実験のために使ったと1時間説明する羽目になった。 その後お風呂からあがった私はバケツに汲んで外に放置しておいた冷水とコップに入れたラム酒を持ってアライさんのもとへ向かった。 アライさんは寒さに身を震わせながらこちらを力無く見つめた。胃液とカラメル臭が混じった匂いがするので恐らくはアライさんはラム酒を吐いてしまったようだ。 さて困った、アライさんに今ラム酒を飲ませても吐いてしまうだろう。そういえばニュースで腸からのアルコールの吸収は飲むよりも良いと聞いた。 私は地面に置いたままのじょうごを拾い上げるとアライさんのおしりめがけて振り下ろした、のだが ズブッ! アライさん「ぴぃ!」ビグンビグビグ 暗闇のせいで目測を誤り、間違って一つ前の穴に刺さってしまった。アライさんの下半身から血が出ているが目的は達せられたので問題ないだろう。 私はそのままコップに入れたラム酒を注ぎこむと、バケツでアライさんの全身に冷水をかける。かけるたびにビクビクとアライさんは震えた。 さてココアでも飲みながら宿題をするとしよう。私は家の中に入ろうとすると、アライさんがか細い声でこちらに話しかけた。 アライさん「ひ・・・ひとさん。アライさんは・・・さむ・・・いのだ・・・。アライさんも・・・おうちに・・・入れて・・・欲しいのだ」 私はアライさんの前にしゃがみこんだ 私「アライさんは私の実験に付き合ってもらうの。わかる?」 アライさんはしくしくと泣きながら私にお願いしてきた アライさん「おねがい・・・なのだ・・・アライさん・・・には・・・こどもが6人いるのだ・・・。おなかをすかせて帰りを・・・待っているのだ」 私「わかった。」 私がうなづくとアライさんの顔がぱっと明るくなる。 アライさん「じゃあ・・・これを外して・・・ほしいのだ・・・」 私「アライさんのおうちってどこにあるの?一緒に行こうよ。お菓子一杯持っていくよ?」 アライさん「おかし?小さいヒトさん・・・おうちはおおきいから・・・お金持ちなのだ?」 私「そうだねとってもお金持ち。いっぱいお菓子をアライさんの子供たちにあげられるよ?」 アライさんの瞳に少し光が戻った。 アライさん「連れて・・・いくのだ・・・いっしょに・・・くるのだ」 私「うん、いいよ。一緒に行こう。ちょっとまって」 私は着替えとメイドに一緒についてきてもらうために一旦家に入った。 518 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 921d-5szl)[sage] 投稿日:2018/02/12(月) 00 50 37.61 ID nAEn0aem0 [4/7] キャリーバッグに入れたアライさんは寒さに震えながらもなんとか私たち二人を自分の家の前に案内してくれた。そこは大きな公園の横にある森の中だった。 アライさん「ここなのだ・・・それより・・・アライさんは寒いのだ。全身がビチョビチョだから・・・温めてほしいのだ」 私はアライさんの訴えに耳を貸さずに家に帰ることにした。これでアライちゃんの場所はわかった。今日はしっかりお腹を空かせてもらおう。 なにしろ明日はお菓子を持っておじゃまするのだから。 鼻歌交じりに自分の家から離れていく私にキャリーバッグの中のアライさんが力なく抗議した。 アライさん「え?アライさんを家に…帰してほしいのだ。帰りを…待っているのだ。おかしをくれるって」 私「うんあげるよ。明日子供達にはね。」 そこで私は今日初めてにっこりと笑って言った。 私「でもアライさんは私の家に帰って死ぬの。」 アライさんはフンやおしっこ、性器に注入されたラム酒を漏らしながら力なく抵抗し、命乞いを続けたが私は気にすることなくキャリーバッグを引き家路についた。 家に帰った私はアライさんを庭の風通しの良い芝生の上に転がすと、とどめに水をたっぷりとかけ、そのまま家に入った。明日には実験の結果が出るだろう。 今日は運動をたくさんしたのでよく眠れそうだ。 1時間後 アライさん「寒いのだ…寒いのだ…」ブルブルブル 2時間後 アライさん「痛い…のだ…両手両足が…いたい…のだ…」 4時間後 アライさん「あが…あがが…びび…びぃ…熱い…からだが…あつ・・・い」 次の日、私が外に出るとうっすらと地面に雪が積もっていた。 私「さてと」 私はアライさんの様子を見に行く。予想が正しければアルコールで体温が逃げやすくなった濡れたアライさんは凍死しているはずだ。 いたいた。アライの上にはうっすら雪が積もり、垂れ流されたフンは凍っている。目は別々の方向を向き、舌はだらんと口からはみ出していて非常に間抜けだ。 見た感じ死んでいるようだが一応触ってみよう。私はアライさんのお腹に触れてみた。どうやら死んでいるどころか凍っている。 メイド「お嬢様。朝ごはんが出来ましたのでお入りください。それと大量のカステラを用意しろと言われましたので買っておきます。」 私「うん、業務用スーパーのでいいよ。実験で使うのだから。」 今日も良い日になりそうだ。 おわり 【女子中学生シリーズ】へ戻る
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/487.html
214 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/23(月) 21 56 38.43 ID ZdUYf/JRO ステージに並んだ客は… 生粋のアラアンチ「ヒーハー!やっとアラジビが食えるぜ!なんであいつらクソバエガイジに同情してんだ?アラ信か?」ドタドタ グルメ通「ショクエモンPの言うとおりだ。獣は獣。私はアラジビを食いに来たのだ」ツカツカ 鈍い人「???なんでさっきはあんな空気になったんだ?いつも通りアライさんが料理されただけなのに」スタスタ ブラウンP信者「ああああ…尊い…尊すぎますブラウンP…一緒ついていきます…」フラフラ ヤバめな人「ヒ…ヒヒ…ようやく俺好みな子が出たな…。これで耳と尻尾が無くて、語尾にナノダが無ければもっと俺好みなんだけどな…」ヒヒヒ …あまり、『まともな人』達ではなかった。 いつものスカっと爽やかなアラジビを期待している人達は、椅子に座ったまま試食しないようだ。 …それがヒトとして正常なのかもしれない。 試食者達「ハフッハフッ!うっめえええええぇ!!」 売り子「ビールいかがですかー!」タタッ 試食者達「くれーーーー!!!」 215 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/23(月) 21 58 23.18 ID UKu6YezU0 あ、ノンアルコールビール下さーい! 216 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/23(月) 22 00 11.58 ID ZdUYf/JRO 215 売り子「はいどうぞー!ノンアルコールですー!」 217 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/23(月) 22 06 24.86 ID ZdUYf/JRO 司会「さ、さて…お次は、ショクエモンPの番です」 食通の友人「よしきた。ブラウンP、さっきはありがとな。お礼に俺も、お前にとっておきのアラジビを食わしてやる。…食うよな?」 ブラウンP「もちろんだよ、ショクエモンP。あなたが最後に作るアラジビ料理、食べずに終えられるものか」 食通の友人「その言葉、忘れるなよ。約束だぜ」 ブラウンP「もちろんだ」 食通の友人「えー、さて…。ブラウンPが今回、何か『やらかす』んじゃねーかと思ってたが…想像以上だった」 食通の友人「幸か不幸か…今回の俺のステージクッキングは、ライブキッチンじゃねえ」 観客3「えぇーーー?」ブーブー 観客7「ほっ…」 観客8「よかった…」 食通の友人「すまねえな。だが、こんな空気の中ライブキッチンやってもな、俺が楽しくねえんだ。察してくれ」 218 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/23(月) 22 14 35.27 ID ZdUYf/JRO 食通の友人「まーそのかわり。今回のアラジビ料理ができるまでの過程を、スライドにまとめてきた。それ見てくれ」 会場上部の巨大スクリーンに、プロジェクターでアライさん一家の姿が映し出される。 どうやら鶏小屋のようだ。 食通の友人「どうする、お前ら?映像を流すこともできるけど、生々しいぜ。それとも俺のトークだけにしとくか?」 観客3「見せてくれー!」 観客6「…見るぞ」 観客7「…見る」 食通の友人「よーしわかった。じゃあ、映像流すぜー」ポチッ 219 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/23(月) 22 22 12.83 ID ZdUYf/JRO 大きな鶏小屋の中に、たくさんの鶏がいる。 そこへ、アライさん達が集まってきた。 アライさん1『ふはははー!ここはアライさんが見つけた鶏の巣なのだ!』ズカズカ アライさん2『みんなで協力して、鶏を捕まえるのだ!』ズカズカ アライさん3『誰が一番たくさん捕まえられるか競争なのだー!』ズカズカ アライさん4『天下を取るのだ!』ズカズカ アライさん5『団結するのだ!』ズカズカ アライちゃん1『なのだー』ヨチッ アライちゃん2『なのだー』ヨチヨチ アライちゃん3『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん4『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん5『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん6『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ ゾロゾロゾロゾロ… アライちゃん7『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん8『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん9『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん10『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん11『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん12『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ ウジャウジャウジャウジャ… アライちゃん13『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん14『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん15『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん16『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん17『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ ウジャウジャウジャウジャウジャウジャ ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ コスリコスリコスリコスリ 観客3「うわぁ…」 観客6「マジかよ…これ…」 観客7「きっめぇ…」 223 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/23(月) 22 31 49.66 ID ZdUYf/JRO 鶏小屋のまわりには、柵があった。 柵の下には…なにか、ガードレールのような囲いがあった。 アライさん1『んしょ、んしょ…なんか高い柵があるのだ』ヨジヨジ アライさん2『登るのだあ!』ヨジヨジ アライさん3『チビ達も来るのだ!下をくぐってくるのだ!』 アライちゃん1『くぐりぇないのりゃー』ヨジヨジ アライちゃん2『ままー、だっこちてなのりゃー』シッポフリフリ 柵の下の囲いは、アライちゃんの身体能力では越えられないようだ。 アライさん1『それじゃあアライさんが抱っこしてあげるのだぁ』ヒョイ アライちゃん2『おかーしゃんしゅきしゅきなのりゃぁ!』スリスリ そうして大勢のアライさん親子は、柵を越えてきた。 食通の友人「アライさんの親子が群れて狩りをすることはほとんどねえ。こいつらに譲合いの精神もチームワークもないからな」 食通の友人「だが、この鶏小屋を破壊するために、仲間を集めたらしい」 アライさん1『のだああぁ!』ガンガン! 鶏たち『ココッ!?』ビクゥ アライさんの一匹が、鶏小屋を蹴る。 アライさん2『こんな巣なんか、壊してやるのだ!のだあああぁぁぁ!』ガシャンガシャン! アライさん3『アライさんが最初に壊すのだぁ!』ガシャンガシャン 227 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/23(月) 22 39 59.88 ID ZdUYf/JRO 食通の友人「まあ見ての通り、空は真っ暗…ド深夜の出来事だ。アライさん達は夜行性だからな」 アライさん4『ぐううぅ、どうやったら壊れるのだあぁ!』ガリガリ アライさん5『このぉ!このぉ!たあ~!』ガリガリ 鶏『ココッ!ココッ!ココッ!ココッ!』 食通の友人「見ろよ。鶏が起きるにはまだ早すぎる時間なのに、もう目を覚ましてやがる」 アライちゃん1『とりしゃんたべたいのりゃ~!』カジカジ アライちゃん2『このあみあみじゃまなのりゃ~!』カジカジ アライちゃん3~17『のりゃ!のりゃ!』カジカジカジカジカジカジ 228 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/23(月) 22 42 30.63 ID mgD68vVZo 鶏小屋のまわりには、柵があった。 柵の下には…なにか、ガードレールのような囲いがあった。 これよく分かんないな、ガードレール(っぽい)囲いがあってその上から柵が伸びてる感じ? 229 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/23(月) 22 43 29.50 ID ZdUYf/JRO 228 そんな感じです 230 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/23(月) 22 49 35.12 ID ZdUYf/JRO その時。 鶏小屋のドア『』ガチャッ …鶏小屋のドアが、ひとりでに開いた。 アライちゃん5『!!おかーしゃん、ひらいたのりゃ!』 アライちゃん6『ここからはいれゆのりゃ!』ヨチヨチヨチヨチ アライさん1『凄いのだ!入るのだぁ!』ドタドタドタドタ アライさん2『鶏を捕まえるのだー!』ドタドタドタドタ アライさん3『ふははははー!』ドタドタドタドタ アライちゃん1『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん2『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん3『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん4『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん5『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん6『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん7『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん8『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん9『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん10『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん11『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん12『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん13『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん14『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん15『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん16『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん17『なのだー』ヨチヨチヨチヨチ 大量の害獣が、鶏小屋に入っていく。 観客8「うわあ…」ザワザワ 観客9「どうすんだあれ…」ザワザワ 233 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/23(月) 22 59 30.11 ID ZdUYf/JRO 食通の友人「さーて、ここからが本番だぜ」 カメラは、鶏小屋の中の映像に切り替わる。 アライさん1『さあ鶏はどこなのだ~!?』ドタドタ アライさん2『草がいっぱいあるのだぁ』ドタドタ アライちゃん達『なのだ~』ウジャウジャ ゾロゾロ ヨチヨチヨチヨチ 鶏小屋はかなり大きく、アライさん達が入るのに十分な大きさがある。 鶏小屋の中には、藁や雑草がたくさん敷き詰められており、鶏がどこにいるか…一目では分からない。 アライさん3『鶏のにおいがするのだぁ!みんな、探すのだぁ!』 アライさん達『のだ~!』ウジャウジャウジャウジャ 食通の友人「…なんか変だなーって思わねえか?」 観客3「なんで鶏小屋の中にこんなに藁があるんだ?」ザワザワ 観客6「刈られた雑草が入ってる…なんで?」 食通の友人「いや、もっと根本的なとこがあるだろ?」 234 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/23(月) 23 03 23.01 ID ZdUYf/JRO 食通の友人「それは、なんで鶏小屋の中に…」 食通の友人「カメラが仕掛けられてるのか?…って事だ」 観客達「…!?」ドヨッ 食通の友人「おーっと、今害獣共が入ってきたドアに注目しとけよ~!」 謎の男『…』スタスタ… ドアの外に、謎の男が現れる。 謎の男『…』ギィーッ ガチャン そして男は、鶏小屋のドアを閉めた。 237 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/23(月) 23 08 06.39 ID ZdUYf/JRO 鶏『ココッ!ココッ!ココッ!』 アライさん2『のだ、のだっ!見つけたのだぁ!』タタッ アライさん2『捕まえたのだー!』ガバッ 鶏『ココッ!ココッ!』 アライさん2『ん…?これ…』ニギニギ アライさん2『なんか…なんなのだこれ?生き物なのか!?』バリバリ 鶏『ココッ!ココッ!』 アライさん2は、鶏の体表を引っ掻いていく。 アライさん2『…うええうぇー!?なんか硬そうなのが出てきたのだ!お肉が入ってないのだぁ!』ブラン 機械『ココッ!ココッ!ココッ!』 鶏の中には、綿とスピーカーが入っていた。 241 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/23(月) 23 17 58.13 ID ZdUYf/JRO 食通の友人「さーて、鶏小屋の外の様子を見てみるか」 カメラは鶏小屋の外の様子を映す。 謎の男『…』ゴソゴソ 謎の男は、鶏小屋の隙間を段ボールで埋め、目貼りをしていた。 謎の男『…』スッ そして、一ヶ所だけ開けておいた隙間に箱を取り付け… 焚き火『』ボウッ メラメラ… 箱の前で、薪や落ち葉をたくさん集めて焚き火をし… ジェットヒーター『』ブオオオオオオオオン …なんと、大型ジェットヒーターで風を送り込んだ。 焚き火の煙は、隙間から鶏小屋へ入っていく。 242 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/23(月) 23 22 26.94 ID ZdUYf/JRO 焚き火『ボウウウウウッッ』メラメラバチッパチッ 焚き火の炎は、どんどん大きくなっていく。 食通の友人「ちなみにさっきの男は俺の友人だ。市の許可なく焚き火をすると犯罪になるけど、こんときはちゃんと市の許可を得てからやってるから大丈夫だ」 食通の友人「それじゃあまあ、いつまでもこんな焚き火なんか見ててもつまんねーだろ?中見ようぜ中」 カメラは再び、鶏小屋の中を映し出す。 243 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/23(月) 23 29 47.97 ID ZdUYf/JRO アライさん4『なんなのだ!その鶏にも、お肉が入ってないのだ!』バリバリ 機械『ココッ!ココッ!ココッ!ココッ!』 アライさん4は、安っぽい鶏のぬいぐるみを捨てた。 アライちゃん1『ごはんどこなのだー!ごはんーーー!』ゴソゴソ アライちゃん2『とりしゃんたべたいのりゃーーー!!』ゴソゴソ アライちゃん3『おまんまー!』ゴソゴソ アライちゃん4『おーなーがーすーいーだーのーだー!』ゴソゴソ アライちゃん5『ここでうんちすゆのだ!おしっこもすゆのだ!う~ん…』プルプル 煙『』モクモクモクモクモクモク… その時、ジェットヒーターで送り出された大量の煙が、鶏小屋に入ってきた。 アライさん1『のあっ!?何なのだ!?』ビクゥ アライさん2『モクモクしてるものが入ってきたのだ!』 アライさん3『初めて見たのだ!匂いを嗅いでみるのだ!くんくん…げほっごほっ!』 アライさん4『苦しいのだ!これ…嗅いだらダメな奴なのだ!ごほっごほっ!』ゲホゴホ アライさん5『何なのだこれ!?なんでこんなのだ外から入ってくるのだ!?ちょっと外の様子を見るのだ!』ドタドタ アライさん5は、ドアに近付き、開けようとする。 アライさん5『ふんっ!』ガチャガチャ アライさん5『…!?』ガチャガチャ アライさん5『あ…開かないのだぁ!』ガチャガチャ 244 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/23(月) 23 34 37.81 ID ZdUYf/JRO アライさん1『何やってるのだ!さっさと開けるのだ!』ドタドタ アライさん1『たあ~!』ドンッ アライさん1がタックルしても、ドアは開かない。 アライさん1『たあ~!たあ~!たあ~!たあ~!』ドンッドンッ アライさん1『ぜぇーはぁー、げほっごほっ!駄目なのだ開かないのだぁ!』ドンッドンッ アライさん達『わっせ!わっせ!わっせ!わっせ!』ドンッドンッ アライさん達がドアに何度もタックルするが、ドアは開かない。 アライさん1『何なのだ!?さっきは開いてたのだ!誰が入り口を壊したのだあぁ!?』 245 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/23(月) 23 44 02.26 ID ZdUYf/JRO 鶏小屋の中は、どんどん煙で満たされていく。 アライちゃん1『げほっごほっ!ぐゆじいのだぁ!』ゲホゴホ アライちゃん2『ぴいいいぃぃいぃぃーーーーーーっ!!』ゲホゴホ アライちゃん3『げほごほがほごほ!はやぐおぞどでないのだぁ!』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん4『おそとでゆのだぁ!ごほごほ!』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん5『びえええぇんっ!』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん6『おかーしゃのそとでゆー!あけゆのだー!』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん7『ぴいいぃぃぃっ!』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん8『げほごほ!やなのだー!』 アライちゃん9『ぴいいぃっ!』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん10『だじでー!もうおうちかえゆのだー!』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん11『ぴいいぃぃぃーーーーっ!?』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん12『とりしゃんたべだいのだあああ!』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん13『ぴいいぃぃぃっ!げほっごほっ!』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん14『おかーしゃん!なんでだじでぐれないのだ!なんでいじわゆすゆのりゃああっ!』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん15『もくもくしゃんやーーーなーー!』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん16『ごほ!ごほっ!けほっ!おかーしゃん!いぢわゆやなのりゃー!』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん17『ぴいいいぃぃいぃぃーーーーーーっ!!』ゲホゴホ アライさん達が蹴破ろうとしているドアのまわりに、ウジャウジャゾロゾロと幼獣達が集まってきた。 249 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/23(月) 23 52 48.37 ID ZdUYf/JRO 食通の友人「どうだお前ら?こん中に、さっきのウィンナー君みたいに善良な奴がいると思うかァ?こいつらが可哀想なんて思うかァ!?」 食通の友人「ヒャーーーーーーーーーーーハーーーーハハハハハハハハハハハハ!!なわけねえよなぁァ!!こいつらァみんなナチュラルボーン害獣!!産まれてから死ぬまで害獣だあァ!」 観客3「そうだそうだー!」 食通の友人「こんなクソムシ共に情けなんてかけてたら、日本の農業や畜産業はマジで終わる。食いつくされる。…こいつらは、人類の敵だ!」 食通の友人「あー、それではしばらく、害獣共がスモークされる様子をご覧くださいィ!!」 254 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/24(火) 00 05 47.89 ID VUJUow1HO アライさん3『あがないのだ…!』ドンッドンッ アライちゃん8『だちてー!』コスリコスリ アライちゃん17『の…のだぁ…』ビクビク アライちゃん12『はやくあけないとあらいしゃんのききなのだぁ!』ヨチヨチ アライちゃん5『くしゅんっ!ぐしゅっ!ごほっげほっ!』コスリコスリ アライちゃん3『ぎぎなのだぁ…ごほ…ごほ!』ペタペタ アライさん5『チビ達もどこか出口を探すのだぁ!えっほごほっ』ガチャガチャ アライちゃん1『ききなのだぁ!』ヨチヨチヨチヨチ アライさん2『おい!お前…ごほっ、なんでアライさんを…ごほ!こんなとこに連れてきたのだ!お前がっ…げほ!全部悪いのだ!お前は巨悪なのだぁ!』ドガァ アライさん1『痛いのだぁ!何なのだ!こんな…ごほっ!…ふうになるなんて知らなかったのだ!アライさんは悪くないのだぁ!』ドガァ アライちゃん14『なんでもいいからはやぐだじでーー!』ビエエエエン アライちゃん4『もぐもぐさんやなのだー!げほっ!すいごむどぐゆじいのだぁ!おがーしゃんだしてええ!』ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん10『ぴいいいぃぃいぃぃーーーーーーっ!びいいいぃぃいぃーーーーっ!』ドンドン アライさん4『出口はどこなのだぁ!?ごほっ…早く出ないと…ごほっ…ごほっ…!』ゴホゴホ アライちゃん9『ぐゆ…じぃ…のだ…げほっ…』グッタリ アライちゃん2『おが…じゃ…だぢゅげ…ごほっ…』グッタリ アライちゃん16『うゆ…しん…じゃう…の…やなのだぁ…ごほっ…』グッタリ アライちゃん6『げほっ…ごほっ…かはっ…』グッタリ アライちゃん7『ぴ…ぎ…ぃ…』グッタリ アライちゃん11『いぎ…でぎな…い…ぐゆ…じ…』グッタリ 255 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/24(火) 00 11 53.55 ID VUJUow1HO …しばらく映像は流れ… アライさん1『』グッタリ アライさん2『』グッタリ アライさん3『』グッタリ アライさん4『』グッタリ アライさん5『』グッタリ アライちゃん1『』グッタリ アライちゃん2『』グッタリ アライちゃん3『』グッタリ アライちゃん4『』グッタリ アライちゃん5『』グッタリ アライちゃん6『』グッタリ アライちゃん7『』グッタリ アライちゃん8『』グッタリ アライちゃん9『』グッタリ アライちゃん10『』グッタリ アライちゃん11『』グッタリ アライちゃん12『』グッタリ アライちゃん13『』グッタリ アライちゃん14『』グッタリ アライちゃん15『』グッタリ アライちゃん16『』グッタリ アライちゃん17『』グッタリ 食通の友人「はーい!見事!害獣は全員くたばり、別のとこに避難してた鶏は助かりましたとさー!バッカだねーこいつら!」 観客達「…」パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ 食通の友人「どうだブラウンP?てめーが殺したのはたった一匹!だが俺…じゃねーな。俺の友人は22匹ブッ殺したぜ!こっちの方がスゲーぞ!」ビシィ 257 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/24(火) 00 18 36.15 ID VUJUow1HO 食通の友人「さーて。そして俺達は、この死骸をまだ新鮮なアラジビのうちにキンキンに冷やして持ち帰った」 食通の友人「そして、早速料理したってわけだ。…今会場に持ってきてる奴は、ワケあって料理済みだ」 食通の友人「料理の過程を実際に見せることはできねーが、スライドで順を追って紹介していくぜ!」 観客達「…」ゴクリ 258 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/24(火) 00 24 48.49 ID VUJUow1HO ブラウンP「…どんな料理か、楽しみだな…♪」ドキドキワクワク ステージの袖で、ブラウンPは手元のモニターに映したスクリーンの映像と、食通の友人の姿を見ていた。 彼がアライさん虐殺という残酷な所業を、楽しそうに面白おかしく観客に言い聞かせる様を、愛おしそうに眺めていた。 食通の友人「えーまず、こちら母アライさん達の死骸ですね。キンキンに冷えてます」 スクリーンには、母アライさんの死体が映っている。 肌は白くなっているが、新鮮であり、首の傷から血抜きもされているようだ。 食通の友人「こちらを、腹の肉や皮下脂肪を取り除いて、骨と皮だけにします。取り除いた肉は別の料理に使いました」 腹部が皮と骨だけになったアライさんの写真が映る。 259 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/24(火) 00 32 03.71 ID VUJUow1HO 食通の友人「えー次に、キンキンに冷やしたアライちゃん達。こいつらの子供ですね。それを母親の腹ン中にそのまま詰め込みます」 母アライさんの腹の中に、3~4匹ほどのアライちゃんが詰め込まれている写真が映る。 ブラウンP「そのまま詰め込む…?煮物かな?」キョトン 食通の友人「そして、腹を縫い合わせて、縫合面に油を塗ります」 食通の友人「そして…」 次に、地面の上に大きな石が置かれた写真が映る。 観客3「ん?何だこれ?」 観客6「地面と…石?」ザワザワ 観客7「料理の写真じゃないぞ?なんだこれ」 食通の友人「いえいえ…」 食通の友人「涼しい北の大地の…この土に、今の親子アライさんを埋めて、このまま2年待ちます」 観客達「!!!!!?!?」 司会「!!!!!?!?」 ブラウンP「!!!!!?!?」 食通の友人「さて。2年経って…掘り出したモンがここにあるぜ」ガラガラ 食通の友人は、異様なオーラを放つ、棺桶のような大きさのクーラーボックスを持ってきた。 261 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/24(火) 00 37 47.03 ID VUJUow1HO 司会「…あ、あの…2年待って…それから?」 食通の友人「?それで完成だ。クッキング完了だぜ」 司会「…じゃあ、あの、その中には…埋められて2年経った…アライさん親子の死体が…?」 食通の友人「そうだぜ」 観客達「!?」ドヨッ 司会「そ…そんな…ウエッ、か、考えるだけで…!食えるとは思えませんが…!!」 食通の友人「いつも言ってるだろ?俺は自分が美味いと思ったモンしか客に出さねえ。それに、食品検査は通ってる」 食通の友人「おーい!ブラウンP!来いよ!俺の最後のアラジビ料理、開封の瞬間を見届けてくれよ!」 ブラウンP「…い、いったい、どうなってるんだ…」スタスタ 観客達「…」ゴクリ 263 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/24(火) 00 41 06.85 ID VUJUow1HO クーラーボックスの真上を、カメラが撮影し、会場のスクリーンに映し出している。 食通の友人「それじゃーいくぜ!3!!」 観客達『3!!!』 食通の友人「2!」 観客達『2!!!』 食通の友人「1!!!」 観客達『1!!!』 食通の友人「オープン!!!」パカァッ 蓋を開けた瞬間… 観客3「うっわあくっせえええェエェ!!!」 観客8「ぐっわくさいいィィィいィ!!!」 …強烈な発酵臭が、会場へ溢れ出した。 270 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/24(火) 00 49 04.18 ID VUJUow1HO 母アライさんミイラ「」モワアアアァアアアアン… クーラーボックスの中には、肌が黒く変色したアライさんのミイラがあった。 きちんと発酵しているようであり、臭くはあっても、腐敗臭はしない。 司会「げっほ臭っさいッ!!何ですかこれはッ!!」ツーン 食通の友人「こいつぁ、アラスカのエスキモー達が作る、鳥の漬物キビヤック…それを、アライさん親子で作った…」 食通の友人「『アライビャック』だあァァァァァ!!!」 観客達『う…おおぉおおおぉぉ…』ザワザワ 観客達はどよめいている。 食通の友人「…どうだ?ブラウンP。俺のラスト・アラジビは」クルッ 食通の友人は、ブラウンPの方を見る。 ブラウンP「っーーーーーーー~~~……!!!」ウルウル ブンブン ブラウンPはぺたんと座り込み、鼻をつまみながら半泣きで首を横に振っている。 そう。 人間ですらこの匂いには耐え難いというのだが… 狼 の 嗅 覚 は 、人 間 の 一 万 倍 以 上 で あ る 。 食通の友人「さっき…約束したよなァ?俺のアラジビを食うってよォ…?」 276 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/24(火) 00 57 38.85 ID VUJUow1HO 食通の友人「そうだ、みんな。本家本元のキビヤックの食い方を教えてやるよ」 食通の友人「キビヤックはな、アザラシの腹ン中に詰め込んだ鳥を取り出して…肛門に口をつける」 食通の友人「そして発酵してドロドロになった内臓を、チューチュー吸い出して食うんだ」 観客達『!?』ザワッ 食通の友人「そして皮を剥き、肉も食う。頭蓋骨を割って、脳ミソもチューチュー吸う」 食通の友人「というわけで、ご開帳」ジョキジョキ 食通の友人は、母アライさんの腹をハサミで裂き、中に手を突っ込む。 食通の友人「…デーンデデッデッデェ~~ン♪♪♪」グイイッ 漬けアライちゃん「」モワアアアァアアアアン ブラウンP「んもがあああぁぁああアアアアアッ!!?」 281 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/24(火) 01 07 04.11 ID VUJUow1HO 食通の友人「よーう、ブラウンP。さっきはお前を慕っていたアシスタントちゃんの肉を食わせてくれてありがとうなァ?」ジリジリ ブラウンP「よ、よせ…くるな…うっ…それを…近付けないで…!」ズイッズイッ ブラウンPは、地面に尻餅をついたまま後退る。 脚を大きく開いているせいで、ミニスカートから下着が丸見えになっている。 食通の友人「今度は俺の番だァ…このアライちゃんの肛門に口つけて!ドッロドロの内臓をすすり出して食いな。俺は食ったぜ。匂いに慣れると美味ェぜ?」ジリジリ 漬けアライちゃんの肛門「」ジリジリ ブラウンP「だ…だめ…それ…食べ物じゃない…うっぷっ…!」ハァハァ ブラウンPの嗅覚は人間の一万倍以上である。 食通の友人「安心しろ、2年前に泥抜きは済ましてある。検査も通ったし…何も問題はない。それに食べ物じゃないだと?んな事言ったら…」 食通の友人「料理されたアライちゃんが可哀想なのだァ!!」グイイイッ 漬けアライちゃんの肛門「」ムギュウウウゥゥ ブラウンP「むぐううううぅぅぅぅーーーーっ!!!?」 285 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/24(火) 01 15 45.77 ID VUJUow1HO ブラウンPの口に、漬けアライちゃんの肛門が押し当てられている。 ブラウンP「むぐんぐむぐうぐぐぐぐぐ!ぶぐぅんぐぶぅぅむぐぐ!ふんぐぐむっぐぐ!」ブンブンブンブンブンブンブンブン ブラウンPは、だらだらと涙を流しながら、首を左右に何度も振り全力で拒否している。 勿論、ブラウンPのパワーは強大無比である。 全力で拒絶すれば、食通の友人をはね除けることは可能だ。 だが、そんなことをするのは、料理人として… あまりにも無様であるといえよう。 食通の友人「ん?何か言いたいことがあるのか?言ってみろ」スポ ブラウンPの口から肛門が離される。 ブラウンP「ひぃ、ひぃ、ま、まいった、参った!ひっ、し、死ぬ、鼻が、曲がるぅ!気が狂ううぅぅ!!」フゥフゥ ブラウンPは、涙と涎をだらだらと流し、ぜぇぜぇと息を切らし、滝のように汗をかいている。 287 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/24(火) 01 18 01.08 ID VUJUow1HO ブラウンP「わ、分かった…私の敗けでいい!敗けでいいから!や、やめ…!」ハァハァ ブラウンPは、大きく口を開け、許しを請う。 食通の友人「ダンクシューーーートッ!!!」グイイイッガシイイィィッブギュウウウゥウウゥッ 漬けアライちゃんの肛門「」ズボォッブリブリリィィィデロデロデロビチャチャアアァッ ブラウンP「もごぉおぉおおぉおおおおおおおーーーーーーーっ!!!!」 …漬けアライちゃんの肛門がその大きく開けた口に押し当てられ、ドロドロに発酵した内臓が搾り出された。 289 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/24(火) 01 23 38.80 ID VUJUow1HO 食通の友人「どうだ?美味ェか?ブラウンP?」 ブラウンP「」シロメ ブラウンPは咀嚼するどころか、言葉に反応すらせず… ブラウンP「」フラッ ブラウンP「」ドサアァァッ …失神し、大股開きのまま倒れ伏した。 哀れにも、スカートの中が観客席に全開になってしまった。 食通の友人「…おやおや。匂いのあまり失神しちまったようだ…」 食通の友人「そんなに美味かったか?」 一部の観客『YEAAAAHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!!』パチパチパチパチパチパチ …ブラウンPの事情なライブキッチンに業を煮やしていた一部の観客が、歓声を上げた。 ラストアラジビフェス③ ~発酵アライスカ~その2 パート10へ戻る
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/988.html
403 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/07(木) 21 07 07.18 ID 9IUZ6WXA0 タイトル「変わったアライちゃんたち その後②」 みなさん、こんにちわ。 アライさんトラップ研究所、通称、ATLです。 以前、一風変わったアライちゃんたちのその後をご紹介しました。 データの関係上、LTとSTのみでしたが、今回は欠損個体の成長について紹介しようと思います。 欠損個体には、毎日健常アライさんの様子を見てもらい、歩き方について学ばせています。 そのため、各欠損個体がどのような受け止め方をしているか、という点についても併せて見て頂きたいと思います。 404 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/07(木) 21 07 44.35 ID 9IUZ6WXA0 まずは、片腕欠損から見て頂きましょう。 便宜上、腕欠損ということから「Arm Deficit」を略して、ADと呼ぶようにしています。 アライしゃんAD「ア、アライしゃんは、やれば、できるこ、なの、ら...!」 ヨチ ヨチ ヨチ ヨチ ヨチ ヨチ ヨチ ヨチ アライしゃんAD「い、いつか、にほんあしで、あるいて、みせる、のら...!」 ヨチ ヨチ ヨチ ヨチ ヨチ ヨチ ヨチ ヨチ 片腕が無いため、重心移動を慎重に行いながら歩いていますね。 アライしゃんであれば二足歩行をしていてもおかしくありませんが、ADはヨチヨチ歩きなのが分かりますか? これは、LTの時と同じと考えられます。 アライちゃんの時には重心の取り方、手足の出し方が分かっていませんでしたが、成長するにつれて理解できた証拠です。 両足がしっかりしているため、順調に成長すれば二足歩行もできるようになるでしょう。 405 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/07(木) 21 08 46.58 ID 9IUZ6WXA0 では、両腕欠損はどうでしょうか? こちらは、両腕欠損ということから「Both Arm Deficit」を略して、BADと呼ぶようにしています。 アライしゃんBAD「きょうこそは!」 アライしゃんが座っていますね。 アライしゃんBAD「せーの!」 おーっと、立ち上がりましたね。 アライしゃんBAD「わ、わ!」 ドテーン あー、バランスを崩してしまいましたね。 アライしゃんBAD「いたいのらーーー!!」ビエーン 思いっきり顔から転倒したため、仕方がないですね。 このようにBADは両腕が無いため、ヨチヨチ歩きが出来ません。 そのため、重心の捉え方を分からないままに立とうと試みます。 ですが、当然転んでしまうわけですね。 諦めずに続けていれば、いつかは立ち上がることも夢ではないでしょう。 いつまでかかるか、分かりませんが、ね。 406 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/07(木) 21 09 29.92 ID 9IUZ6WXA0 次に、片足欠損の個体を見てみましょう。 こちらは、足欠損ということから「Leg Deficit」を略して、LDと呼ぶようにしています。 アライしゃんLD「よいしょ。」 アライしゃんが四つん這いになっていますね。 いや、この場合は三つん這いですかね? アライしゃんLD「フンーーーーー!!」 気合の入った声は聞こえますが、一歩も前に進んでいませんね。 アライしゃんLD「ど、どうすればいいか、わからないのらーーーーー!!」ビエーン 三つん這いのまま、泣き出してしまいましたね。 これは、歩くための推進力が足りていないためです。 四つん這いにしろ、歩くためには両足が必要になります。 そのため、片足が欠損しているだけで歩けなくなります。 しかしながら、この状態でも歩く方法が一つだけあります。 それは、下半身を引きずりながら両腕で前に進む、ということです。 歩く、という表現が正しいか分かりませんが、一先ず前に進む、という点ではクリアしているでしょう。 アライしゃんLD「だれか、あるきかたをおしえてほしいのらーーーーー!!」ビエーン 果たしてこの個体はどのように成長するか、楽しみですね。 407 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/07(木) 21 10 16.52 ID 9IUZ6WXA0 次に、両足欠損の個体を見てみましょう。 こちらは、両足欠損ということから「Both Leg Deficit」を略して、BLDと呼ぶようにしています。 アライしゃんBLD「アライしゃんは、あきらめないのら!」 ズルズルズルズル 当然足が無いため、腕だけで前に進もうとすると腰を引きずる形になります。 アライしゃんBLD「ぎにゃーーーーー!! いたいのらーーーーー!」ゴロゴロ よく見ていただくと分かりますが、このようなことを何度も繰り返しているため、腰のあたりが真っ赤になっています。 アライしゃんBLD「なんで、アライしゃんにはあんよがないのら!! おかしいのら!!」ゴロゴロ そのような体で産まれてしまったから仕方ない、と一言で片づけることが出来てしまうのが辛いですね。 そんな一言を浴びせてしまったら生きることを放棄してしまいかねません。 研究材料として、最後まで足掻いていただきましょう。 アライしゃんBLD「おかーしゃーーーーーん!!」ゴロゴロ この個体も、どのように成長するかが楽しみですね。 408 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/07(木) 21 11 01.94 ID 9IUZ6WXA0 では、最後に四肢欠損の個体を見て頂きましょう。 こちらは、四肢欠損ということから「Limb Deficit」になります。 ですが、略称が片足欠損の個体と被ってしまいます。 そこで、この個体はダルマモードと名付けることにしました。 略称もそれに合わせて「Dharma Mode」から、DMと呼ぶようにしています。 アライしゃんDM「はやく、アライしゃんのためにごはんをもってくるのら!!」 四肢が無いため、歩行訓練のしようがありません。 そのため、ご飯も満足に自分で食べれません。 両腕欠損、BADもモノを掴む手段はありませんが、足があります。 そのため、あちらに関しては這ってでも食べ物のところに辿り着き、食事をします。 つまり、DMはすべての世話をしてもらわないと生きていけないのです。 そのため、性格は通常のアライさん以上にふてぶてしくなります。 そう、世界が自分を中心に回っているかの如くです。 そして、運動をしないため、ふっくらとしています。 いや、デブ、と直接的に言ってあげた方がいいかもしれませんね。 この個体はこれ以上観察しても成果はなさそうなので、初潮を迎え次第、【アライちゃんライン】送りになるでしょう。 アライしゃんDM「どうしたのら!? はやくごはんをもってくるのら!!」 409 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/07(木) 21 11 38.63 ID 9IUZ6WXA0 如何だったでしょうか? 欠損個体でも欠損した場所によっては、このような考え方の差が産まれる、というわけですね。 この後の成長も楽しみですね。 ...ここだけの話ですが、アライちゃんについて体毛が通常と異なる個体が産まれています。 通常の個体は灰色と紫色といった薄汚いカラーリングでしたが、今回の個体は少々異なります。 こちらについては映像の準備が出来次第、公開したいと思います。 お楽しみに。 では、今回はこれで失礼します。 411 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/07(木) 21 28 17.01 ID s4JoLrgP0 乙ー アライしゃん達(ダルマ除く)結構努力してて驚いた 両手両足以外でも目とか耳とかが機能してなくても訓練次第では順応しそう 412 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/07(木) 21 37 38.72 ID Cptj07dq0 乙です 四肢欠損にバリエーションあって面白かったです 視覚や聴覚といった五感が欠損したパティーンとかも気になってきました 413 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/07(木) 21 50 44.58 ID B8+o/Zgeo 乙乙ー 反応のパターンが多いとやっぱりいいですね ここのアライしゃん達みたいに産まれた時からじゃなくて アライさんに成長した後に意図的に欠損するとどういう 反応するのかも気になります 414 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/07(木) 23 45 08.80 ID FNmwWHzn0 乙 今の所は欠損が主流だけど逆に強化個体とかも出てくんのかな? 415 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/08(金) 07 38 21.37 ID 4/iuVT1A0 414 想像してる方向とは違うかもしれないけどボディビルダーアライさんとかもその一種かな? 416 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/08(金) 17 43 29.29 ID eDBm6d/M0 アライさん強化個体って需要あるのかな? ターミネーターやメタルギアみたいな軍事産業くらいじゃない? 最悪アンブレラ社のT-ウイルスみたいな生物兵器になりかねないかもよ 417 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/06/08(金) 22 18 58.33 ID cz61jYml0 流石に強化個体は出す予定はないですけど、話の流れではどうなるか分かりませんね。 そもそも、マッスルアライさんに関しては、夢でムキムキのアライさんに追いかけられる、ってのを見たところから勢いで作ってしまったので。 【アライさんトラップラボ】シリーズ
https://w.atwiki.jp/motodic/pages/83.html
アライメント(alignment(英語)) →ホイールアライメント(未作成) 2007年04月28日
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/1097.html
143: 名無しさん (オッペケ 47d3-305a) :2019/01/28(月) 14 47 50 ID /NzfyH7kSr 野良アライちゃん2「きもちわるいのりゃー!うぅー!」クネクネ 身体を縛っているがまだ結構動ける様だ 野良アライちゃん2「はやくこれほどけぇー!ここからだしゅのりゃー!」クネクネ こう動かれちゃただでさえ固まるのに時間がかかるのに余計に時間がかかりそうだ 仕方ないか…と思いつつアライちゃんを一度引き上げてやる 野良アライちゃん2「のりゃ!にんげんがいうこときーたのだ!あらいしゃんのちょうりなのりゃ」ニコニコ 体中生コンだらけになりながら喜んでいるアライちゃん、手が自由になっていたなら手を擦り合わせていそう、何ともおめでたい生き物なのだろうか 野良アライちゃん2「おいにんげん、あらいしゃんこのべとべととりたいのりゃ、おみじゅをよこし、な、なにしゅるのりゃあああああああぁ」べシン! 調子に乗っているアライちゃんを乱暴に大きなバケツに叩き込む 野良アライちゃん2「いじゃいいいいいい!かりゃだじぇんぶいだいいいい!」ゴロゴロゴロ 縛られていて受け身も取れないアライちゃんはモロに衝撃を受けた 野良アライちゃん2「しぇなかもいだいいいい!あちゃまもーいだいいい!」ゴロゴロ この広さならアライちゃんが多少暴れても平気だろう 首だけ出して生きながらコンクリート漬に出来ないのは残念だか次の機会のお楽しみとしよう 144: 名無しさん (ワッチョイ 6763-d183) :2019/01/29(火) 02 01 00 ID G/PoZLrQ00 次は何を使おうかと作業場を見廻すと、草焼き用のカセットガスバーナーが隅に立てかけてあるのが目に入った。 …さっきケージごと焼き払った時、これを思い出していればもっと楽だったかもな… よし、今度はこれを使おう バケツを外にもって出て、アライちゃんの尻尾を掴んで持ち上げた 野良アライちゃん「い゛だい゛のりゃ~!はなしぇ!はなしぇぇえええええ!」クネクネクネクネ 針金で手足の自由がきかないアライちゃんだが、なおも身を捩って逃げようとする ブンッ! 野良アライちゃん2「じびぃ!」ドシャッ! 尻尾を掴んでいた手を離すと、アライちゃんは顔面から地面に落下した 野良アライちゃん2「あがぁぁぁ!ぁ…あらいしゃんのかーいいおかおがぁぁぁ…」ゴロゴロゴロゴロ 鼻血を出しながら地べたを転げ回るアライちゃんに、ガスバーナーのノズルを向ける 野良アライちゃん2「う…うゆぅ?なんなのりゃ、そのぼーっきれは?しょれよりもはやくかーいいあらいしゃんをたしゅけるのりゃ!」ピギュルルル …遺言はそれだけか? 何のためらいも無く点火スイッチを押した ゴオオオオオオオオオオオ! 野良アライちゃん2「あぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ゴウッ 一瞬で炎に包まれるアライちゃん 毛皮に火が回り火達磨と化していく 野良アライちゃん2「……あ………が……………」グッタリ 顔面に炎を浴びた時に喉をやられたらしく、もはや声も出ないようだ 止めを刺すべく、さらに火炎放射を続ける 野良アライちゃん2「」クロコゲー …しばらくすると焼けただれたアライちゃんは何の動きも見せなくなった。 蹴っ飛ばしてみるが、全く反応は無く、完全に死んだようだ。 少し冷めた頃合いを見て、アライちゃんの死骸をバケツにぶち込むと作業場へ戻った。 あと2匹… 次の奴もたっぷり苦しめてやるとしよう… 145: 名無しさん (オッペケ fcf1-305a) :2019/01/29(火) 16 25 58 ID wxg04LXISr 戻るとアライちゃんが声をかけてきた 野良アライちゃん1「ひ、ひとしゃん…いもーとはどこにいったのりゃ…?」ビクビク 野良アライちゃん3「きっとどこかであそんでるのりゃ、あらいしゃんもあそびたいのりゃあ!」 146: 名無しさん (オッペケ b66d-765f) :2019/01/30(水) 13 46 36 ID yL6z1Z0ESr あいつはお外で楽しく遊んでるよ、お前も来るか? ケージに手を差し伸べると一匹のアライちゃんがよじ登ってしがみついて来た 野良アライちゃん3「あらいしゃんもいくのりゃー♪いーっぱいあそぶのりゃー!」ヨチヨチガシッ 野良アライちゃん1「うさんくさいのりゃ…」コスリコスリ 147: 名無しさん (オッペケ 1cf3-765f) :2019/01/31(木) 19 28 31 ID LqCp4txMSr 外にアライちゃんを連れ出すと鼻をひくひくとし始めた 野良アライちゃん3「ふんふん…へんにおいがするのりゃ……こあいのりゃ…」スンスンビクビク 野良アライちゃん2「」 バケツにいる黒焦げになったアライちゃんの匂いがするのだろう …遊ぶ前にお菓子を食べるか? 野良アライちゃん3「!たべるのりゃー!」シッポフリフリ ペットアライちゃん用のおやつをあげると警戒心などどこかに行ったかのように食べ始める さて、食べてる内にこっちも準備するとしようか 野良アライちゃん「はぎゅ、はぐ、はぐ、はぐ、はぎゅ」クチャクチャ 呑気に食べているアライちゃんに工具を向けた 148: 名無しさん (オッペケ f9f2-765f) :2019/02/01(金) 14 44 11 ID yI/XVaNwSr アライちゃんの後に回り込んでフリフリと揺れている尻尾に釘打ち機のを打ち込む 野良アライちゃん3「あぐあぐあぐおいちぃのりゃ!…のりゃ?」シッポフリフリバスン! アライちゃんが振り向くと地面に縫いつけられている尻尾が見えた 野良アライちゃん3「の、のりゃあああああああ!なんなのりゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」シッポグイグイ どうやら馬鹿は神経まで鈍いらしい アライちゃんはようやく痛みに気付いた様だ、持っていたおやつを落として釘を抜こうと必死に引っ張っている 149: 名無しさん (オッペケ 806b-765f) :2019/02/02(土) 23 46 30 ID sxYw1HEoSr 野良アライちゃん3「ひとしゃーん!たちけてぇ!これぬいてぇ!」グイグイグイグイ 自分が誰にやれらたのかも知らないで助けを求めるアライちゃん 内心笑いながらそれは大変だねと言ってあげる 野良アライちゃん3「うんしぇぇぇぇぇぇ!わっちぇええええ!そうなのりゃ!いたいのりゃ!かわいそうなのりゃ!たすけるのりゃ!うー!うー!」グイグイヨチヨチ 尻尾を引っ張ったりヨチったりして何とか引っこ抜こうと頑張るアライちゃんだったが一向に抜ける気配は見られない 150: 名無しさん (オッペケ 552a-305a) :2019/02/03(日) 15 51 21 ID OdCIfK5ASr 野良アライちゃん3「うゅう…ぜぇはぁ、ぜぇはぁ…ぬけない…ぬけないのりゃ…」ピィ…ピィ 疲れ果てたのかアライちゃんの動きが段々と鈍くなっていく 野良アライちゃん3「おねがいなのりゃあ、ひとしゃん…たちけてほちいのりゃあ」ウルウル 目に涙を浮かべながら再度助けを乞うアライちゃん アライちゃんにしては頑張った方かなと思いつつ釘打ち機をアライちゃんの頭に狙いをつけた 151: 名無しさん (オッペケ 2037-765f) :2019/02/04(月) 15 39 31 ID Pmh4EyVQSr 野良アライちゃん3「のりゃ?それなんなのり、じびっ!」バスン 額に綺麗に命中、脳内まで届いただろう 野良アライちゃん3「」ブンブンビクビク 最後の悪あがきとばかりに手足が宙を描くように動かすが一分もしない内にぐったりとして動かなくなる 動かなくなったアライちゃんを黒焦げになった奴と一緒のバケツにぶち込む 最後の一匹はどうやって楽しもうか考えながら工作場に戻った 152: 名無しさん (ワッチョイ 1be6-527d) :2019/02/05(火) 02 23 52 ID G/PoZLrQ00 野良アライちゃん1「ひ、ひとしゃん… い、いもーとたちはどこなのりゃ…?」ブルブル さすがに警戒しているようだ さあ、お姉ちゃんも妹たちのところへ行こうか? 野良アライちゃん1「ぴいいぃぃぃっ!くるにゃあぁぁぁっ!きたりゃぶっころすのりゃあぁぁぁっ!」ピギュルルルル ほーん、どうやってぶっ殺すんだ? 野良アライちゃん1「ありゃいしゃんのするどいきばとつめにかかればにんげんなんていちころなのりゃ!」フシューッ …自分の実力をどこまで過信しているのやら… ゲシッ! 野良アライちゃん1「ぴぎいっ!」ガシャーン! 作業台の上に置いてあった懲罰房ケージを中のアライちゃんごと蹴り落とした 野良アライちゃん1「いだあああぁぁぁ!いだいのりゃあぁぁぁぁぁっ!」ジタバタ 全身を打った痛みに転げ回るアライちゃん 作業用の厚手の革手袋をはめ、アライちゃんをケージから掴み出した 野良アライちゃん1「ぴぎゅるるるぅ!はぐっ!がぶぅ!」ガジガジ 必死で噛みついてくるアライちゃんだが、皮手袋のおかげでダメージは皆無である アライちゃんを木の板の上に押さえつけ、みぞおちに釘打ち機を当て引き金を引いた バスン! 野良アライちゃん1「がびゅっ!」 アライちゃんは血の泡を吹き出した 野良アライちゃん1「のぐぁああああぁぁぁっ!のあああぁぁぁぁぁぁん!」ジタバタジタバタ 血反吐を吐きながらのたうち回るアライちゃんをよそに、次の道具を準備する …少し考えた末に選んだのはオービタルサンダーである 荒削り用の目の粗い紙ヤスリを取り付け電源を入れた ウィイイイイイイイン! サンダーをアライちゃんに押し当てていく 野良アライちゃん1「ぴいいいぃぃぃっ!なんなのりゃそれ…あぎゃあああああああああ!」ジョリジョリジョリジョリ 服の様な毛皮はすぐに擦り切れ、その下の皮膚をサンダーは容赦なく削り取っていく 野良アライちゃん1「や、やめあぎぃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!」ジョリジョリジョリジョリ しばらくサンダーを当て続けているうちに皮膚はすっかり剥がれ、アライちゃんは人体模型のような外見と化した 野良アライちゃん1「い…だ……お…か……しゃ……」ピクピク 驚くべきことに、この状態でまだ生きているらしい あともう少し楽しめそうだ… 153: 名無しさん (オッペケ 4802-765f) :2019/02/05(火) 18 21 50 ID qi8vq9h.Sr 体中の皮を剥がされたがまだ息してるアライちゃん 野良アライちゃん1「…い…じゃ………やべ…」 あれだけ紫色掛かっていた身体も今ではハダカデバネズミの様にツルツルな姿になっていた(サンダーで切り傷だらけではあるが) 野良アライちゃん1「…お…ね……だじ…げで…んびゅう!」ピクピクバッタンバッタン�� ヒューと隙間風が工作場に吹き込むだけで痛みに悶絶して身体を上下に動かす位には元気だからそこそこ乱暴にしても大丈夫そうだ 野良アライちゃん「…うぅ…う?…」カチッ となると外は終わったから次は中だな 野良アライちゃん1「ひろ…しゃ…はに…ふりゅ…の…」モゴモゴ バカ口を開けて呻いているアライちゃんの口にペンチを入れてやる 野良アライちゃん1「……ろけて…ほぢ…いいいいぃ!」ブチィ! 自称だか鋭い牙を力ずくで抜いてやる 麻酔なしの抜歯は流石に応えたるのか中々いい声で鳴いてくれた 154: 名無しさん (オッペケ d529-f8ac) :2019/02/06(水) 12 29 57 ID DGYCVBRkSr 野良アライちゃん1「あぐうぅぅぅ!いりゃいいいいい!」ジタバタフリフリ 毛を剃られミミズ様になった尻尾を振りながら悶えるアライちゃん じゃあもう一本抜こうとするとハッとした様にアライちゃんは口をキッと閉じ手で覆う 野良アライちゃん1「うぅ…うー!うー!」フルフルフル もうやめるのだ、抜かないで痛いのは嫌なのだと言いたいのか首を振って強い拒否の感情を示してる様だった 155: 名無しさん (オッペケ 175a-f8ac) :2019/02/07(木) 14 42 20 ID vswg.fbISr 野良アライちゃん1「ふぅ…ふぅ…!」フゥーフゥー みぞおちに釘を刺され、体中の毛皮を剥がされ、歯を抜かれても尚もまだ必死に生きようとするアライちゃん 手を止めてアライちゃんの様子を観察してみる 野良アライちゃん1「ふぅ…りゃあ…?」 アライちゃんという生き物は何というか自分を中心に世界が回っていると思っている個体が殆どだ 野良アライちゃん1「う…うゅ……やべで…ぐれちゃ?」 だからこそ最後には自分が勝つとこんな状況でも心のどこかで思い続けられる 野良アライちゃん1「ひゃんしゅ…ひげ…りゅ…ふぅ…う、うぅ!うう!…」グイ…グイ! 目に大粒の涙を溜めながらも痛みに耐え、何とか逃げようと身体を捻ったりしてもがき足掻きがながら釘を身体から抜こうとする 最後には自分が勝つと信じて 野良アライちゃん1「うぅ!…いじゃい!…の…りゃ!」グイッ 仮にここから逃げ出せたとしても腹に空いた穴をどうするつもりなのか、親切な人間が助けに来てくれて治療でもしてくれるとでも思っているのだろうか? 野良アライちゃん1「もうひょ…と、なのりゃ…あ…あ…ぁ!」グイグイブシャァ まぁそんな先の事は考えていないのだろう 少しだけ抜けた釘の隙間からさっきよりも大量の血が噴き出した 156: 名無しさん (オッペケ a152-f8ac) :2019/02/08(金) 14 17 24 ID dszlvNZUSr 野良アライちゃん1「の、のあぁ…!?」ダラダラガクッ 野良アライちゃん1「う…ごか…な…ぃい…」ピクピク 血を流しすぎて手足が思う様に動かなくなってきたようだ 野良アライちゃん1「…ぢ…にじゃぐ…ない…のりゃ…」 そろそろ観察も飽きてきたかな 野良アライちゃん1「ひ…と…しゃ…がふっ…!」ゴリッ みぞおちに刺さっている釘を抉るように引き抜いてあげよう アライちゃんは最後にどんな表情をするのだろうか 157: 名無しさん (ワッチョイ 8c0a-a34d) :2019/02/09(土) 02 43 42 ID G/PoZLrQ00 プライヤーで釘の頭を掴み、グリグリと引き抜いていく。 野良アライちゃん1「ごは゛ぁっ!…ぐ…あ…」グチャッ!グチャッ! 円を描くように動かしているので、アライちゃんの内臓は掻き回されていく。 ブシュッ! 野良アライちゃん1「ぐばあああぁぁぁぁっ!」 釘が引き抜けるとともに、アライちゃんに穿たれたみぞおちと背中からさらに鮮血が流れ出した。 野良アライちゃん「ごふぅ………あ゛……ぁ……………」ピク…ピク… 釘は抜けたものの、アライちゃんには既に逃げ出すだけの力は残されていなかったようだ。 アライちゃんの目からはみるみるうちに光が消えていった。 しばらく様子をみていたが、アライちゃんは完全に動かなくなった。 皮がズル剥けになった、かつてアライちゃんだった肉塊をバケツに放り込み母屋へと戻った。 158: 名無しさん (オッペケ 379b-f8ac) :2019/02/09(土) 16 17 11 ID t1jWB2u2Sr 母屋に帰ってアライちゃん達が汚した所をまた綺麗にしなくては それにしても今日は野良アライちゃん湧きすぎだろ 窓の隙間から入って来たやつにゴミ箱を漁っていたやつ そしてその姉妹らしきアライちゃんで先ず五匹。 その後は天井裏に三匹、それと異様なデカさの四足歩行のアライちゃんだかしゃんみたいな奴が一匹。 後はアライちゃんとアライしゃんの姉妹で二匹。 最後にさっきのアライちゃん姉妹で三匹。 …改めて数えて見ると気持ち悪い位出てきてるなアライちゃん。 幾らここが田舎みたいな土地だからってここまでとは思ってなかった。 こんなにアライが出るんじゃ前に住んでいた人も格安で譲ってくれる筈だ。 159: 名無しさん (オッペケ 379b-f8ac) :2019/02/09(土) 16 18 16 ID t1jWB2u2Sr ペットアライちゃん2「…かいぬししゃんもどったのりゃ?」ヒョコ ペットアライちゃん3「あいちゅらもういないのりゃ?」ヒョコ ペットアライちゃんケージの方へ近づくとアライちゃん達が巣箱の中から顔だけ出して此方を見る。 飼い主「ああ、もう大丈夫だぞ」 ペットアライちゃん2「わーいなのりゃー♪」ヨチヨチシッポフリフリ ペットアライちゃん3「かいぬししゃんはたよりになるのりゃー(≧∇≦)」ヨチヨチシッポフリフリ 安心したのかゴソゴソと巣箱から這い出て来るアライちゃん達。 コッチは大丈夫そうだな…問題はこっちか。 床に転がっている虫かご、虐待用のアライちゃんが入っていたがまだ生きているだろか? 160: 名無しさん (オッペケ 2fd3-765f) :2019/02/10(日) 21 49 06 ID x.FphTZoSr 落ちていた虫かごの中を覗いてみる。 虐待ペットアライちゃん1「」ピク…ピク 飼い主「何とか生きているようだがコレは…」 少し離れたところからでも分かるカゴから匂う異臭。 野良アライしゃんが虫かごを振り回した所為だろう、虐待アライちゃんは糞や吐瀉物に塗れて酷い臭いをさせていた。 161: 名無しさん (オッペケ 854a-f8ac) :2019/02/11(月) 13 39 43 ID vcXhqykESr 取り敢えずこれ(虫かご)とアライちゃんを洗浄しなくちゃな 虐待ペットアライちゃん1「」ピクピクヒョイ ゴム手袋を装着して汚物まみれになっているアライちゃんの尻尾をつまんで取り出し、野良アライちゃん三匹の肉塊が入ったバケツに入れてやり外の洗い場まで持っていく 虐待ペットアライちゃん1「」ピクピク まだ目を覚まさない様なので清掃も兼ねて起こしてやるとしよう 虐待ペットアライちゃん1「…ピクピク…ビクーン!!」 アライちゃんに水を当ててやると冷たかったのか今まで微かにしか動かなかった手足をピーンと勢いよく伸ばした 162: 名無しさん (オッペケ 04ba-f8ac) :2019/02/12(火) 13 23 55 ID EI1waJ7wSr 生きているならいい加減に起きろとばかりにアライちゃんの口に水を注いでやる 虐待ペットアライちゃん1「!?ごぼごぼごぼ!!」バチャバチャ おっ、起きた起きた 虐待ペットアライちゃん1「げほっ!げほっ!こ、ここどこなのりゃ、つべたいのりゃ」プルプルキョロキョロ やっと起きたか 虐待ペットアライちゃん1「ぴぃ!?かいぬししゃん!?」 コチラに気付くとアライちゃんはヘビに睨まれたカエルの様にを強張らせる 163: 名無しさん (オッペケ 9683-685e) :2019/02/13(水) 23 08 07 ID szLMa4icSr 虐待ペットアライちゃん1「う、うゆぅ」ブルブル ご飯を吐いて尚かつ漏らしてしまったお仕置きが行われていると思っているアライちゃんはぷるぷると身体を震わせて縮こまっていた 飼い主「ふん、じゃあさっさと終わらせるぞ」ヒョイ 虐待ペットアライちゃん1「の、のりゃ……ぐびぃ!?」ゴシゴシゴシゴシ 飼い主はアライちゃんの身体を持ち上げると乱暴に水で洗い始める 虐待ペットアライちゃん1「がいぬし、しゃ、んぐるじぃの、りゃ」ゴシゴシ 酷い匂いさせておいて何言ってんだこいつは 大体汚れは取れたので折檻を兼ねて雑巾を絞るようにアライちゃんの水気をとってやる 虐待ペットアライちゃん1「ぐぇ…ぐるじいい…!」ギリギリ 飼い主(…だいぶ弱っているのかあまりぴぃぴい鳴かないな) 洗い終わったアライちゃんを空いた懲罰房ゲージに入れてやる 虐待ペットアライちゃん1「うぅ…終わったのりゃ?」 164: 名無しさん (オッペケ 2b8c-685e) :2019/02/14(木) 17 00 02 ID GltHhlRoSr 虐待ペットアライちゃん1「かいぬししゃんどっかいっちゃたのりゃ」 グキュルルルルルル 虐待ペットアライちゃん1「おなかすいたのりゃあ…ごはんさがすのりゃ」ヨチヨチ 餌を探してケージの中を這いずり回るアライちゃん 虐待ペットアライちゃん1「あったのりゃ!」ヨチヨチヨチヨチ�� 懲罰房アライちゃんが食べていた冷凍アライちゃん肉を見つけ急いでヨチっていく 虐待ペットアライちゃん1「こおってちゅめたいけどたべられそうなのりゃ…ちゅぱちゅぱぺろぺろ!」ペロペロ 暫くすると食べれる柔らかさになったのか少しずつ肉を咀嚼していくアライちゃん 虐待ペットアライちゃん1「はむ…はむ…あちたにそなえて…あむ…あむ…いっばいたべるのりゃ…はぐ」モグモグ 明日も行われるであろう飼い主との触れ合い(虐待)に備えてご飯を食ていく 虐待ペットアライちゃん1「おなかいっぱいなのりゃ…ふあぁ…ねむるのりゃ」ゴロン 早く他の(ペット)アライちゃんの様にちゃんと可愛がって欲しいと思いながら久しぶりの広いケージで眠りに落ちていくアライちゃんであった アライちゃんのおうち・その9 ※このページは、『アライさんアンチスレ避難所』様にあるアライさん、コバエさんなりきり用のスレッド『アライちゃんのおうち』をまとめたものです。 【アライちゃんのおうち】シリーズへ戻る