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89 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/22(木) 23 06 02.59 ID oslrr5Ae0 タイトル「アライさんキャッチ Ver.2.0 都市型」 アライさんトラップ研究所、通称、ATLです。 今回は「アライさんキャッチ Ver.2.0」を都市型に転用したトラップを見ていただこうと思います。 「アライさんホール」の時は、廃屋と謳っておきながら地下を作るなど、工事費が高くなってしまいました。 そのため、「アライさんキャッチ Ver.2.0」を転用することにしました。 では、早速見ていただきましょう。 90 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/22(木) 23 06 42.41 ID oslrr5Ae0 今回の舞台となる廃屋です。 築五十年の平屋です。 数年前に住人が亡くなり、息子夫婦が相続したそうです。 持ち主の方に許可を頂き、改造しました。 まず、窓などの出入りできるところは、固定して開けられないようにしています。 また、ガラスには特殊フィルムを貼って、割られないようにしています。 そして、入り口となる筒と、その隣に制御ボックスを設置します。 屋根には、ソーラーパネルを載せて、電力を確保します。 あとは、「アライフレグランス+」を振り撒けば、完成です。 今回の「アライフレグランス+」は、この廃屋がある敷地にしか撒いていません。 そして、「アライフレグランス-」も街に散布していません。 工事費は、「アライさんホール」の時に比べて、だいぶ抑えることが出来ました。 この工事にあたり、前回はアライさん一家を事前に間引きしましたが、今回はしていません。 ですが、被害は多数確認されているようです。 さて、どのようなデータが取れるのか楽しみですね。 91 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/22(木) 23 07 20.44 ID oslrr5Ae0 アライさんが現れる所まで、映像を進めました。 観察を始めて、二日ほど経過した辺りです。 アライさん「今日は、この辺りからいい匂いがするのだ。」 アライさん「チビのために、たくさん持ち帰るのだ!」 どうやら、子持ちのようです。 ここからでは分かりませんが、どこかに巣を作っているようですね。 アライさん「ここからいい匂いがするのだ。」クンクン 敷地内に入っていきましたね。 アライさん「どうやって、中に入ればいいのだ?」 アライさんが廃屋の周りを探索していますね。 アライさん「お、ここから入れそうなのだ。」 アライさん「んしょ、んしょ。」 アライさんが中に入っていきましたね。 では、内部カメラに切り替えて アライしゃん1「こっちからいいにおいがするのら。」 アライしゃん2「アライしゃんもきょうからいちにんまえなのら。」 アライしゃん3「おかーしゃんのためにがんばるのら。」 アライしゃん4「たくさんもってかえるのら。」 おや? アライしゃんたちがやってきましたね。 発言からすると、母アライさんが動けないため、代わりに食料を探しているようですね。 アライしゃん1「ここにはいってみるのら。」 アライしゃん2「アライしゃんがさきにめをつけていたのら!」 アライしゃん3「はやくはいるのら。」 アライしゃんたちが敷地内に入っていきましたね。 アライしゃん1「みんなでいりぐちをさがすのら。」 分散して、入り口を探すようですね。 アライしゃん4「おねーしゃんたち! みつけたのら!」 アライしゃんの声に反応して、他のアライしゃんが集まってきましたね。 アライしゃん4「ここからはいれそうなのら。」 アライしゃん1「さすがなのら。」 アライしゃん2「さっそくはいるのら。」 アライしゃん3「なにがあるのかたのしみなのら。」 次々と、アライしゃんが入っていきますね。 さて、内部カメラに切り替えてみましょう。 92 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/22(木) 23 08 05.02 ID oslrr5Ae0 アライさん「おぉ、中々広いのだ!」 先に入ったアライさんのところから、再生しています。 アライさん「早速、食べ物を探すのだ!」 バタバタ 当然、中には食べ物はありません。 「アライフレグランス+」の効果で、感覚が若干麻痺しているのでしょう。 アライしゃん1「なかはひろいのら!」 アライしゃん2「おねーしゃん、じゃまなのら!」 アライしゃん3「はやくなかにはいるのら!」 アライしゃん4「うしろがつまってるのら!」 アライしゃんたちも中に入ってきましたね。 アライしゃん1「みんなでさがすのら!」 アライしゃん2「いっぱいもちかえるのら!」 アライしゃん3「いもーとたちもまってるのら!」 アライしゃん4「がんばるのら!」 発言からすると、アライちゃんが巣にいるようですね。 バタバタ アライさん「なんだかうるさいのだ。」 奥から、アライさんが現れましたね。 アライしゃん1「おまえはだれなのら!?」 アライしゃん2「ここはアライしゃんがさきにみつけたのら!」 アライしゃん3「ドロボーはいけないのら!」 アライしゃん4「おかーしゃんじゃないのら!」 アライさん「好き勝手言って! アライさんが先に見つけたのだ!」 一触即発ですね。 アライさん「邪魔者は倒すのだ!」 アライしゃん1「かえりうちにしてやるのら!」 アライしゃん2「おまえをたおして、すにもちかえるのら!」 アライしゃん3「おねーしゃん、さすがなのら!」 アライしゃん4「しまいのちからをみせてやるのら!」 体格差では勝てないにしても、数の暴力でどうにかなるのでしょうか? 93 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/22(木) 23 08 47.27 ID oslrr5Ae0 アライしゃん1「たぁ!」タッ アライさん「分かりやすいのだ!」スッ アライしゃん1「のら!?」 ドカッ アライしゃん2「たぁ!」タッ アライさん「甘いのだ!」スッ アライしゃん2「のら!?」 ドカッ アライしゃん2「じゃまなのら!」 アライしゃん1「いたいのら!」 アライしゃん3「たぁ!」タッ アライさん「同じなのだ!」スッ アライしゃん3「のら!?」 ドカッ アライしゃん3「あたらないのら...」 アライしゃん2「いたいのら!」 アライしゃん1「アライしゃんがかわいそうなのら...」 アライしゃん4「おねーしゃん!?」 連携は出来ていないですね。 一匹ずつ攻撃してましたね。 アライさん「その程度で勝とうなんて、甘いのだ!」 アライしゃん4「ア、アライしゃんはつよいのら!」ガクガク 唯一攻撃していないアライしゃんの膝が笑っていますね。 アライさん「フン!」ブン アライしゃん4「うげっ!」 ドカッ アライさんの蹴りがお腹に入りましたね。 アライしゃん4「ゴホッ!ゴホッ!」 血を吐きながら、咳き込んでいますね。 アライしゃん3「いもーとのかたきなのら!」タッ アライさん「単純なのだ!」スッ アライしゃん3「のら!?」 ドカッ このままでは、アライしゃんがアライさんに倒されてしまうのは時間の問題かもしれませんね。 アライしゃん2「こうなったら...」 94 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/22(木) 23 09 51.80 ID oslrr5Ae0 アライしゃん2「そいつが、いもーとのあいてをしているあいだに、おくをさがすのら!」 アライしゃんが、奥へ消えましたね。 アライしゃん1「それはめいあんなのら!」 もう一匹も、奥へ消えましたね。 アライしゃん3「おねーしゃん!?」 残されたのは、アライしゃんが二匹とアライさんです。 アライしゃん3「いもーと!」 アライしゃん4「ゴホッ!ゴホッ!」 しかも、アライしゃんの内、一匹は血を吐いていますね。 アライさん「お前だけで、勝てると思っているのだ?」 アライしゃん3「アライしゃんがいきのこるためには、おまえをたおすしかないのら!」 アライさん「やってみるのだ!」 アライしゃん3「たぁ!」タッ アライさん「フン!」ブン アライしゃん3「のりゃ!?」 ドカッ アライさんの蹴りが飛びかかってきたアライしゃんの顔に入りましたね。 アライしゃん3「いたいのら! あらいしゃんのかおがいたいのら!」 アライさん「まずは、お前から黙らせるのだ!」 ゲシッ ゲシッ ゲシッ ゲシッ アライしゃん3「の...ば...」ピクピク アライさん「中々しぶといのだ...」ハァハァ 95 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/22(木) 23 11 14.08 ID oslrr5Ae0 ガブッ アライさん「痛いのだ!」ブンブン アライしゃんの顔を執拗に踏みつけていたアライさんの尻尾に、先にダウンしていたアライしゃんが噛みついたようですね。 アライさん「こいつ、離すのだ!」ブンブン アライしゃん4「うーっ、うーっ!」キラ ブス アライさん「のだー!!」ゴロゴロ 尻尾に噛みついたアライしゃんが爪をアライさんの足に突き立てましたね。 その痛みで、アライさんが転がっていますね。 アライさん「痛いのだ!」 アライしゃん4「まじゅは、しょのあしを、ズタズタに、ちてやるのら!」ゴホゴホ ザッ ザッ ザッ ザッ アライさん「あーっ!」 アライしゃんは顔へのダメージが大きいのか、呂律が回っていませんね。 ですが、動けないアライさんの足を執拗に攻撃してますね。 アライしゃん4「これきゅらい、きょうげき、しゅれば」 バタッ アライしゃんが倒れてしまいましたね。 どうやら、限界を迎えたようです。 一方、顔を攻撃されていたアライさんはというと、 アライしゃん3「...」シーン 死んでいますね。 96 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/22(木) 23 12 55.93 ID oslrr5Ae0 アライさん「足が動かないのだ!」 アライさんが腕の力で起き上がろうとしていますが、上半身を上げるだけで、床に倒れてしまいましたね。 アライしゃん1「なにもなかったのら...」 アライしゃん2「べつのところをさがすのら...」 奥から、争いから逃げ出したアライしゃんがやってきましたね。 アライしゃん1「いもーと!? どうしたのら!?」 アライしゃん2「しっかりするのら!?」 慌てて、妹のアライしゃんに駆け寄っていますが、すでに死んでいるんですよね。 アライしゃん1「おきるのら!」ユサユサ アライしゃん2「ねてちゃダメのら!」ユサユサ アライさん「そんなことより、アライさんを助けるのだ!」 ビクッ アライしゃん1「おまえがやったのら?」 アライしゃん2「ゆるさないのら!」 そもそも、この二匹が逃げ出してなければ、死んでなかったかもしれませんがね。 アライしゃん1「のらのらのらのらのらのら!」ザッ アライしゃん2「のらのらのらのらのらのら!」ザッ アライさん「のだーーーーーっ! やめるのだーーーーーっ!」 一匹が馬乗りになり、アライさんの背中を攻撃していますね。 もう一匹は、手を攻撃していますね。 97 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/22(木) 23 14 41.08 ID oslrr5Ae0 アライさん「手が動かないのだ... 体も痛いのだ...」 アライしゃん1「これくらいにしてやるのら...」ハァハァ アライしゃん2「いもーとのかたきはとったのら...」ハァハァ アライしゃんからの攻撃で、アライさんの体はボロボロですね。 アライしゃん1「こんなところに、ようはないのら...」ハァハァ アライしゃん2「さっさと、でるのら...」ハァハァ アライしゃんが筒に向かっていますね。 アライしゃん1「んしょ」 ビリビリ アライしゃん1「のらーーーーー!」ビクンビクン センサーにかかったようですね。 アライしゃんの体が痙攣していますよ。 アライしゃん2「おねーしゃん!?」 突然の光景に、後ろにいたアライしゃんが驚いていますね。 アライしゃん2「んしょ、んしょ...」ズルズル アライしゃん1「...」シーン アライしゃん2「おねーしゃんがいきしてないのら!?」 電流によって、アライしゃんは死んだようですね。 口からは泡を吹き、舌を出して、これは間抜け面ですね。 アライしゃん2「ここからでられないのら!」 アライしゃん2「ほかにでぐちがないのか、さがすのら!」 最後のアライしゃんが奥に消えましたね。 98 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/22(木) 23 16 32.56 ID oslrr5Ae0 アライしゃんが戻ってきましたね。 アライしゃん2「ガラスがわれないのら... でられないのら...」 ペタッ アライしゃん2「ここからでたいのら!」ジタバタ アライしゃんが駄々をこね始めましたね。 さて、アライしゃん一匹だけで生き残ることが出来るでしょうか? アライさん「アライさんも動けなくてツラいのだ...」 99 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/22(木) 23 18 00.82 ID oslrr5Ae0 こちらの映像は、三日後のものです。 アライしゃん2「おなか...へった、のら...」 唯一生き残ったアライしゃんの周りには骨が散乱していますね。 死んでしまった姉妹や、アライさんを食べて生き残っていたようですね。 ですが、それも尽きてしまって、空腹のようですね。 もう残っているのは、自分の糞しかありません。 まぁ、アライさんであれば、食べるでしょうけど。 100 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/22(木) 23 18 30.35 ID oslrr5Ae0 この後、新しいアライさんがトラップに入っていき、一週間で十三匹ものアライさん、アライしゃんがかかりました。 一先ず、街中を徘徊するアライさんの駆除はこれで出来るかと思います。 これからも、検証を重ねてデータを確実なものにしたいと考えています。 そのため、次の課題として、巣に残されたアライちゃんをどうするか、というのが出ています。 我々はこの課題の解決に向けて動いています。 また、結果が出ましたら、ご報告いたします。 では、今回はこれで失礼いたします。 102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/23(金) 00 08 51.56 ID Mcmik5iwo 虐待欲もアライさんへの敵意も見えない 1はいったいどういうモチベーションでアラ虐書いてるんだろうな 103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/23(金) 05 10 05.45 ID 52xE5e2H0 乙。面白かったです 102タイトルの通り研究するためのものだと思うけど そこに善悪もなく、ただ単に好奇心とかで実験台にする描写は好き 104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/23(金) 06 05 18.39 ID jaZxAQ4r0 アライさんなのによく一匹死んだだけでそこから出ようとすると死ぬって分かったな 2匹くらい死んでからよくわからないけどここは通れないってなるかと あと諦め悪く壁に体当たりし続けるとか もっと無駄な抵抗をする生物という認識だったからちょっと意外 105 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/03/23(金) 07 44 48.15 ID kj4HqQErO 104 たしかに、諦めの悪いアライさんは全然書いてないですね。 今度書いてみます。 【アライさんトラップラボ】シリーズ
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427 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (HappyBirthday!WW cd20-MtoP)[sage] 投稿日:2017/11/20(月) 22 16 18.15 ID OGciDly30HAPPY [2/2] アライさん「なんでなのだ!アライさんが勝つはずだったのだぁ!やり直すのだぁ!」 アライしゃん「そーなのだ!」 アライちゃん「のりゃー!のりゃー!」ヨチヨチ 428 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (HappyBirthday! 0612-2dC4)[sage] 投稿日:2017/11/20(月) 22 40 09.02 ID ymAs+/Rz0HAPPY [2/4] 427 俺は弁当とついでに夕飯も作ってからバイトに出た その日、バイト先から帰ってくるとなんと作ったはずの夕飯がきれいさっぱりなくなっていた でも、鍵はかかっていたし誰かが入ってくるわけもないしきっと作ったつもりになっていたんだろうと思った いや、待て待て、おかしいぞ? よく考えろ・・・夕飯をつくってないならこの汚れた皿はなんなんだ? もしかしてと思って冷蔵庫を開けるとそこにはグチャグチャに食い荒らされた食材が散乱していた。 それだけじゃない、食材から垂れたであろう汁が家の奥に続いてる 俺は汁の跡を追いかけてみた 辿りついた先にはこの前出したばかりのコタツ。汁の跡は更にその中に続いていた・・・ いやな予感がする・・・おかしい、布団を整えてから家を出たはずなのにグチャグチャになっている・・・ 俺は恐怖に震えながらもそっとコタツの中をのぞいてみた・・・ 「ぴぃぃぃぃっ!」「みちゅかったのりゃあ!?」「おかーしゃんのうしょちゅきぃっ!?」 そこには、なんとあの害獣アライさんの子供が三匹もいたのだ!! 「でもアライしゃんはかわいいからヒトしゃんはメロメロになるのりゃ!」「のーさつするのりゃ!」「あいのどれいにするのやぁ!!」 とりあえずこの害獣共を始末するべく何か武器になるものを取ってこよう そう思ってコタツに突っ込んでいた頭を抜いた時だった。 ガンッ、という強い衝撃が後頭部に来た。すぐに強烈な痛みも来た。 「ふはははーっ!人間はやっぱりバカなのだ!!」 クラクラする頭を押さえながら振り向くとそこには灰皿を手にしたアライさんがいた 灰皿をよく見ると赤くなっている。どうやら頭から血が出てるらしい・・・ 「チビたちをオトリにすれば人間なんてチビたちのかわいさでスキだらけなのだ!」不愉快な声でより頭がズキズキする。 「でも、アライさんの姿を見られたからには生きては帰さないのだ!他の人間を呼ばれたら厄介なのだ!!」 くそっ、害獣風情がいい気になるなよ・・・ 俺は痛む頭を押さえながらアライさんに躍りかかった 「かかったなアホがなのだ!」 その瞬間、足元に何かがぶつかり転んでしまった 「よくやったのだ!」「ふはははーっ!お母さんは賢いのだ!!」 なんと、アライさんすらも囮で、俺はアライちゃんが成長したアライしゃんのタックルを受けてこけたのだ。 やばい、早く立たなきゃと思っても一発目の攻撃が効いているのか上手く体に力が入らない・・・ 「死ねぇなのだ!」ああ、俺はアライさんごときに殺されてしまうのか・・・ 「力が欲しいか?」急にアライさん以外の声が響く。それはまるで直接脳内に語りかけているような・・・ 「力が欲しいのなら……」ああ、力が欲しい!こんな死に方だけは死んでもごめんだ!! 「くれてやる!!」 「のだあああああっ!!!」「ぴぎぃぃぃぃぃぃぃっ!!!?」「ぴぎゃあっ!!!」「ほげぇぇええええっ!!?」「のびゃっ……」 気が付いたときには、俺は素手でアライさん親子の身体をバラバラに引き裂いていた アライさん「なんでなのだ!アライさんが勝つはずだったのだぁ!やり直すのだぁ!」 アライしゃん「そーなのだ!」 アライちゃん「のりゃー!のりゃー!」ヨチヨチ 429 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (HappyBirthday! 0612-2dC4)[sage] 投稿日:2017/11/20(月) 23 09 18.43 ID ymAs+/Rz0HAPPY [3/4] 427 俺は弁当とついでに夕飯も作ってからバイトに出た その日、バイト先から帰ってくるとなんと作ったはずの夕飯がきれいさっぱりなくなっていた でも、鍵はかかっていたし誰かが入ってくるわけもないしきっと作ったつもりになっていたんだろうと思った いや、待て待て、おかしいぞ? よく考えろ・・・夕飯をつくってないならこの汚れた皿はなんなんだ? もしかしてと思って冷蔵庫を開けるとそこにはグチャグチャに食い荒らされた食材が散乱していた。 それだけじゃない、食材から垂れたであろう汁が家の奥に続いてる 俺は汁の跡を追いかけてみた 辿りついた先にはこの前出したばかりのコタツ。汁の跡は更にその中に続いていた・・・ いやな予感がする・・・おかしい、布団を整えてから家を出たはずなのにグチャグチャになっている・・・ 俺は憤怒に震えながらもそっとコタツの中をのぞいてみた・・・ 「ぴぃぃぃぃっ!」「みちゅかったのりゃあ!?」「おかーしゃんのうしょちゅきぃっ!?」 そこには、やはりあの害獣アライさんの子供が三匹もいたのだ!! 「でもアライしゃんはかわいいからヒトしゃんはメロメロになるのりゃ!」「のーさつするのりゃ!」「あいのどれいにするのやぁ!!」 とりあえずこの害獣共がいるということは恐らく親のアライさんも近くにいるはずだ そう思ってコタツに突っ込んでいた頭を抜いた時だった。 ガンッ、という鈍い音が俺の頭があったところに響いた。すぐに戦闘態勢をとった。 「のだっ!?アライさんの完璧な作戦が!?!」 硬く拳を握り締めながら背後に振り抜くとそこには灰皿を手にしたアライさんがいた 「のだぁああああーーーーっ!!!?」吹っ飛んで行ったアライさんをよく見ると一部赤くなっている。どうやら頭から血が出てるらしい・・・ 「の、のだ…… ず、頭痛がするのだ、は、吐き気もなのだ…… くっ…ぐう な…なんてことなのだ……」不愉快な呻き声を漏らしている。 「このアライさんが…… 気分が悪いのだ?このアライさんが馬鹿な人間如きに頭を打たされて…… 立つことが…… 立つことができないのだぁ!?」 くそっ、害獣風情が人間を馬鹿にするなよ・・・ 俺は昂ぶる憤怒頭を抑えながらアライさんの行動を見極めた 「かかったなアホ…… のだぁっ!?」 その瞬間、アライさんが目配せしていた何かがある辺りに蹴りをかました 「お、大きいチビィッ!!?」「げほっ、げはぁ…… お、お母さんびゅっ……!!」 なんと、アライちゃんが成長したアライしゃんが隠れていたようだ。取り敢えず頭を踏み砕いておく。 やばい、部屋ん中が血で汚れちまうと思ってもアライしゃんから溢れ出るドス黒い血は止とまらない・・・ 「の、のだぁ……」ああ、カーペットがアライさんごときに汚されてしまった・・・ もう容赦せん! コタツのコンセントを抜き俺はコタツを一気に持ち上げた! 「ぴぃぃぃぃっ!」「ちゃむいのりゃあ!?」「なにがおきちゃのやぁ!?」 中で震えている幼獣どものうち一匹、その腹目掛け渾身の一撃を放つ! 「ぴぎゃあああああああっ!!!がばっ……」 「ぴいぃぃぃっ!いもうちょおおっ!!?」「ぴ、ぴぁあああああっ!!」これで生きているのは2匹だけだ。 俺はアライちゃんの尻尾をそれぞれの手でつかむと「ぴぃっ!?はなちゅのりゃあ!!」「たしゅけておかーしゃあっ!!」 「な、なにをする気なのだ……?」アライさんの傍まで近づき両手の鈍器で「のびゃあっ!?」「はぎゃあっ!?」「のがっ……!」 オラオラオラオラオラオラオラ無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!! 「のだのだのだのだのだのだのだのだのだ!!?」「のりゃのりゃのりゃのりゃのりゃのりゃのりゃのりゃ!!?」「のやのやののやのやのやのやのや!!?」 無駄ァッ!! 「「「ノッダーバァアァァァァアアアアア!!!?」」」 燃えるゴミは月・水・金 430 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (HappyBirthday! 0612-2dC4)[sage] 投稿日:2017/11/20(月) 23 11 42.71 ID ymAs+/Rz0HAPPY [4/4] アライさん「なんでなのだ!アライさんが勝つはずだったのだぁ!やり直すのだぁ!」 アライしゃん「そーなのだ!」 アライちゃん「のりゃー!のりゃー!」ヨチヨチ 何度やり直しても結果は変わらない それが「アライさん・E・レクイエム」 アライさんのssへ戻る
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337 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 1b12-haA8)[sage] 投稿日:2017/11/01(水) 00 02 44.84 ID oEyxPPVx0 [1/5] アライさん「フェネックー、フェネックー」 フェネック「どーしたのさアライさん」 アライさん「すごいお宝の手掛かりを見つけたのだ!」 フェネック「お宝ね~」 アライさん「フェネックにだけ特別に見せてやるのだ!」 フェネック「どれどれ…… うーん、よくわかんないね」 アライさん「ここをよく見るのだ!」 フェネック「うーん、ヒトの絵だね」 アライさん「よく見るのだ!このヒトはこのキノコを食べてこんなに大きくなってるのだ!!」 フェネック「そうだねアライさん」 アライさん「次はこっちの絵なのだ」 フェネック「ちがう絵だね」 アライさん「こっちのヒトはこの花を食べてなんと手から火を出しているのだ!!」 フェネック「うーん、うさんくさいねー」 アライさん「これはきっとコモンジョというやつなのだ!!アライさんはこのキノコと花を見つけるのだ!!お宝ゲットするのだ!!!」 フェネック「うーん、とりあえず図書館で聞いてみよーよアライさん」 338 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 1b12-haA8)[sage] 投稿日:2017/11/01(水) 00 04 41.22 ID oEyxPPVx0 [2/5] ――――― ――― ― 博士「どうも、アフリカオオコノハズクの博士です」 助手「どうも、助手のワシミミズクです」 アライさん「知ってるのだ!そんなことよりこのコモンジョに載ってる奴のことを教えるのだ!!」 助手「楽勝です」 博士「我々は賢いので」 ――― ―― ― 助手「そんなものはないのです」 博士「存在しないのです」 アライさん「のだっ!?」 フェネック「やっぱりねー」 助手「でも、火のような形をしたキノコなら知ってるのです」 博士「我々は賢いので」 アライさん「おお!それはすごいのだ!!それならきっと食べれば大きくなって火も使えるのだ!!!」 フェネック「でもそんなの本当にあるの~?」 助手「何を言うのです。たしかあそこに……」 博士「ちょっと待つのです」 アライさん「できるだけ早くするのだ!」 助手「見つけたのです」 博士「これなのです」 アライさん「おお!本当に火っぽいのだ!赤いのだ!!」 フェネック「すごいねー」 アライさん「これ借りてくのだー!!」 フェネック「待ってよアライさーん」 助手「なっ!」 博士「なんとっ!」 助手「……本当に元気が有り余ってるのです」 博士「まったくです」 339 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 1b12-haA8)[sage] 投稿日:2017/11/01(水) 00 06 08.12 ID oEyxPPVx0 [3/5] ―――――ラッキービーストや他のフレンズに迷惑かけまくりつつなんやかんやあって アライさん「つ、ついに…… ついに見つけたのだ!!」 フェネック「がんばったねー、アライさん」 アライさん「早速食べてみるのだ…… のだっ!?」 フェネック「え?」 アライさん「はっ、はひっ、はひーっ、はひーっ!!」 フェネック「アライさん?アライさーん!!?」 火のようなキノコ、それはカエンタケだった。 致死量わずか3グラム、口にすれば嘔吐・腹痛・下痢のキノコ毒によくある中毒症状から始まり、 全身の皮膚が爛れ、呼吸困難に陥り、動くことさえままならず、まともに言葉も発せられなくなり、 血中の白血球・赤血球が激減し、新たに血液を造ることも出来ず、生命維持に必要な多数の臓器の機能が停止する。 アライさんのssへ戻る
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発生年月日 2005/12/1 発生地 日本・鹿児島空港 機体 ボーイング767-300ER 機体記号 JA767B 乗員乗客数 90(乗員11) 死亡者数 0 事案 火災 原因 タービンブレードの破断 鹿児島空港を離陸した306便だったが、直後右エンジンが振動を起こし、3分後火災警報が鳴った。機は右エンジンを停止し空港へ引き返した。 エンジンを覆っているカバーは、煤けてぽっかりとかなり大きな穴が開いていた。 タービンブレード、すなわちエンジン内部の羽の部分の一枚が劣化しており、これが破断。巻き込まれた周りのブレードも破断したところ、右エンジンは回転数不均衡を起こし振動した。すると、振動で燃料供給管も破損した。漏れ出した燃料がシュライド内に漏れ、高温部に触れ着火し、炎上を起こした。 ブレードが破断した理由としては、硫黄の検出から高温腐食を起こしていた説、ブレード内部の冷却管の折り返し部分の半径が小さかったためにそこに応力がかかりすぎた説などが考えられた。 参考文献 運輸安全委員会 PAXのひとりごと
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《生物》 雑食性でアライグマ科の夜行性の動物。 +出典 『ローズ森のレストラン』 『World End Diner ~世界の終わりのレストラン~』 『ローズ森のレストラン』 『World End Diner ~世界の終わりのレストラン~』 島に住んでいる動物。ダイナーの中くらいのお客さん。 ダイナーLv3から登場。
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569 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2017/05/07(日) 19 53 13.76 ID 2abJo1sP0 [1/3] アライさん「キノコがおいしいときいたのだ!キノコ狩りにいくのだ!」 アライさん「このキノコが良さそうなのだ!鮮やかなのは危ないとフェネックにきいたのだ!」 ラッキービースト「コレハセンボンイチメガサダネ炊キ込ミゴ飯ニスルト美味シイヨ」 575 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2017/05/07(日) 20 28 50.83 ID 2abJo1sP0 [2/3] アライさん「いっぱいたべたのだ!ちょっと苦かったけどおいしかったのだ!」 約7時間後 アライさん「う、あ、お腹が痛いのだ…はあ、はあ」 ラッキービースト「アワワワワ」 一日後 フェネック「すごいねアライさ~ん」 アライさん「治ったのだ!アライさんはもう大丈夫なのだ!」 三日後 (あたりに広がる吐瀉物の臭い) アライさん「あ、えオエェェェェェェう、うあ、はあ、はあオエェェェェェェエはあ、はあ頭とお腹が痛いのだ、うおぇあオエェェェ!はあ、はあ」 フェネック「アライさん血が…」 アライさん「ぐ、う、オエェェェェェェ」 アライさん「力がはいらなはあ、ぐ、苦しいのだ、うオエェェェェェ!」 ラッキービースト「コノ症状ハコレラタケダネ ジャパリパークニハ生エテナイハズナンダケド」 アライさん「う、はあ、はあ、ぐ、あ」バタ! フェネック「アライさん大丈夫!?」 フェネック「アライさん!アライさん!」 アライさんのssへ戻る
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アライッペ 携帯画像 都道府県 茨城県 肩書き 大洗町イメージキャラクター twitter https //twitter.com/oarai_town 解説 口はハマグリ、全身がシラス。尻尾は潮干狩りの熊手。大洗の海岸に打ち上げられていたところを漁師さん達が保護した。 攻略難易度 ★★★中。大洗町のイベントにて。 名刺の有無 ? 狙い目イベント イベント情報
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290 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/29(木) 22 22 41.88 ID im6i/2x60 アライさん殲滅物語 便利屋「ふう・・・ 畑仕事はきついなあ」 おかん「おつかれさん。午後は害虫駆除の仕事でしょ?」 便利屋「あ!そうだった!」 俺は、急いで害虫駆除の準備に取り掛かった 都会に就職して数年働いていたのだが、実家の父親が腰を悪くして農家を手伝うために辞めた 需要は少ないものの害虫駆除の仕事やほかの雑用もすることにした 都会で暮らしていたころよりも収入がいいのは何という皮肉か・・・ しかし、この農家の日々が嫌いというわけではない むしろ性に合っているようにも思える 忙しいながらも充実した日々を過ごしていた・・・ のだが・・・ 291 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/29(木) 22 27 26.33 ID im6i/2x60 便利屋「アライさん?」 おとん「そう、アライさんだよ。害獣のアライグマのフレンズの」 おとん「お隣さんの畑に出たらしくてな。お前、害虫駆除の仕事もやってるからついでにやってくれよ」 便利屋「やだよ。あのキモイやつだろ?」 おとん「金は払う」 便利屋「ご利用ありがとうございます」 俺は金に釣られてアライさん駆除をすることにした ガキの頃にも悪さをしているところを石を投げて追い払ったことがある まあ、ちょっと小突けば済むだろう 292 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/29(木) 22 35 04.01 ID im6i/2x60 ~翌日~ 俺はアライさんを探しに山の中を歩いていた 山の空気はきれいだなあとのんきなことを考えていた すると、 ???「おい、そこのお前!ここはアライさんの縄張りなのだ!」 耳に障る声、一人称が自分の名前、えらそうな口の利き方・・・ そう、アライさんである 便利屋「おい、ころすぞ。人里に現れるな」 アライさん「な、なんなのだお前!いきなり何を言っているのだ!」 アライさんに突っ込まれた 293 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/29(木) 22 56 18.27 ID im6i/2x60 便利屋「んなことどうでもいい。おまえだろ?畑荒らしている害獣はさ」 アライさん「アライさんは害獣じゃないのだ!畑って何なのだ?アライさんはお野菜食べただけなのだ」 便利屋「荒らしてんじゃねえか あれは人間様のものなんだよ」 アライさん「あれはアライさんが見つけたのだ!アライさんのものなのだ」 こいつと喋っても時間の無駄だ 適当に小突いて人間様の偉大さを叩きこんでやる 便利屋「ちょこざい!」ブン アライさん「タコス!」ゴチーン 便利屋「さっさと消え失せるんだな お前にも家族がいるだろう(いたらころす)」 アライさん「こんな悪事ゆるせないのだ!たあ~」ドタドタ お決まりのタックル・・・ 余裕でカウンターができる アライさんの顔面にこぶしを叩きこんだ アライさんのタックルで無駄に加速がついているから威力もそれなりだ 俺は右手首を痛めた 294 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/29(木) 23 04 22.85 ID im6i/2x60 便利屋「くっそぉ~・・・ いってー・・・」ジンジン 俺は右手首をさすりながらアライさんの無様な姿を眺めた アライさんはギャグマンガみたいに両方の鼻の穴から血を流している 顔はよく見ると体毛でおおわれている 肌と思っていたところは肌色の毛でおおわれている どうやら素肌だと思っていた部分はすべて体毛でおおわれているようだ 気持ち悪い 口の周りはなんだかわからない汚れや食べかすが付いている 服?にもついている アライさんがしゃべっている間ずっと変なにおいがしていると思ったらこれが原因のようだ 本当に不快な生き物だ アライさん「ゆ・・・ゆるせないのだ」ワナワナ 便利屋「おだまり!」 俺はアライさんを踏んづけた アライさん「のだ!きゅるるるるる!」ガブ 便利屋「あいってえええええええーーーー!」 何と害獣がかみついてきやがった 295 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/29(木) 23 10 26.23 ID im6i/2x60 俺はのたうち回った 傷口をみると血があふれてきた 腐ってもアライグマか アライさん「まだおわりじゃないのだ!」ザク 便利屋「ぎゃあああ!!」ザシュ アライさんに引っ掻かれた 尋常じゃなく痛い 服だけじゃない 皮膚まで切られた 血が地面に滴り落ちるほど流れてきた あれ?やばくね?つーかアライさん強くね? あ・・・ 俺が追い払ったのアライちゃんだわ 道理で簡単だったわけだ 便利屋「いちちち!アライさんストップ! そうだ!話し合おう!」 アライさん「ころすと言って襲い掛かってきたやつと話すことなんて何もないのだ!」 ごもっともである アライさん「とどめなのだ!たあー!」どたどた 296 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/29(木) 23 16 23.83 ID im6i/2x60 アライさんが除草を付けてタックルをかまそうとする 俺は慌てて地面に何かないか探った 左手が何かをつかんだ 俺は無我夢中でアライさんに振った アライさん「ぎゃん!のだああああ!!」ジタバタ 顔をあげてアライさんを見ると右目に何かが生えている 木の枝である アライさんが痛みにもがくたびにブンブンと振り回されている 便利屋「ひいい!」 俺は恐怖のあまりはたいた ブチッと嫌な音がして木の枝が落ちた 先端には眼球が突き刺さっていた アライさん「あああああ!逃げるのだああああ!」ダッ アライさんは逃げ去った 297 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/29(木) 23 32 25.38 ID im6i/2x60 その後、逃げ帰った俺は親父にこっぴどく叱られた 農家ならアライさんの厄介さは痛いほどしているはずだ それなりの装備をしろ 害虫駆除の仕事をしているんだからあるだろう それ以前にコンビニに買い物に行くような恰好で行くなんてあほか、と・・・ 完全に油断していた・・・ 脛、腕併せて五針縫った 寄生虫や狂犬病の危険性はないが本当に痛い目にあった・・・ ちゃんと準備するべきだったのだ・・・ つづく 298 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/29(木) 23 47 09.40 ID sXfUp9cpO 乙です! 手に汗握る、緊張感溢れる戦いでした 圧勝はできないけどギリギリで勝った、好きなパワーバランスです 299 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/30(金) 00 10 24.82 ID NPJuXrido 乙 逃げたアライさんがどうなるか気になる アライさんのssへ戻る
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476 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20 08 20.90 ID 217sfB19O ~深夜の街~ 妊婦アライさん「そろそろ…ご飯が袋詰めになって出されてる頃なのだ」テクテク お腹の大きなアライさんは、ゴミステーションに忍び寄る。 妊婦アライさん「お宝が眠っているのだぁ!」ガタッ ゴミステーションを開けると、生ゴミの入ったゴミ袋がたくさん現れる。 妊婦アライさん「おっ…ふふー、お腹の中でチビが動いたのだぁー!」サスリサスリ 妊婦アライさん「いっぱい栄養つけるのだぁ!」バリバリ 妊婦アライさんは、ゴミ袋を破く。 生ゴミが路上にばらまかれる。 477 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20 13 23.78 ID 217sfB19O 賞味期限切れの食品や、野菜の芯、切れ端などが出てくる。 妊婦アライさん「ご馳走なのだぁ」ガサッ 妊婦アライさん「もぐもぐ…」モグモグ アライさんは、生ゴミを食べている。 妊婦アライさん「うっ、酸っぱいのだ…。でも、食べなきゃお腹のチビ達がお腹空かせちゃうのだ」モグモグ 妊婦アライさん「ふぅ~」 1つめのゴミ袋は、物色し終わったようである。 妊婦アライさん「次の食べ物袋は~と」ガサガサ 480 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20 21 05.83 ID 217sfB19O その時。 ??「アラジビゲットなのです」ガシッ 妊婦アライさん「のだぁ!?」ビクッ 突如、アライさんは何者かに羽交い締めにされた。 ??「夜食なのです」フワァ そして、その人物はアライさんを羽交い締めにしたまま… なんと宙に浮き、音も無く大空を飛び回った。 妊婦アライさん「のああああぁぁ!?何するのだ、地面に下ろすのだぁ!」ジタバタ ??「…」フワアアア アライさん達は夜の道路を飛び回る。 走り屋1「ヒャッハー!俺のクルマが世界一だぜえぇ!」ブウウウウウゥゥウン 走り屋2「いーや!俺に敵う奴ぁいねぇーッ!」ブウウウウウゥゥウン ??「…」ゴウウゥゥッ 走り屋1「…ん?今なんか飛んでったぞ?」ブウウウウウゥゥウン アライさんを捕らえた人物は、爆音を鳴らす走り屋のスーパーカーを追い抜いて飛んでいく。 妊婦アライさん「のああああああああ!!は、速いのだあああああ!!」ゴオオオオオオオ 485 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20 28 38.04 ID 217sfB19O ~森~ ??「この辺にするのです」ピタッ 謎の人物は、空中で音も無く羽ばたきながら静止する。 高度50mほどの高さである。 妊婦アライさん「お…お前、なんなのだぁ!アライさんを森に連れてきて…どうするつもりなのだぁ!は…離すのだぁ!」ジタバタ ??「離すのです」パッ 妊婦アライさん「のぁ!?」 アライさんは空中で拘束を解かれ、頭から真っ逆さまに落下する。 妊婦アライさん「の゛ぁあああああーー!た、たすけ…」ヒューーーーン 486 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20 29 53.69 ID 217sfB19O 妊婦アライさん「」ドゴオオッッ 妊婦アライさん「」バタッ ??「仕留めたのです」フワァ 謎の人物は、地面に倒れ伏すアライさんの隣へ降りた。 妊婦アライさん「」 50mの高さから、真っ逆さまに草の上へ落下したアライさんは、草の生えた地面へ流血を滲ませた。 手足はひしゃげており、ゴキガイジムーブすらしなかった。 490 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20 41 00.89 ID 217sfB19O 会長「いただくのです」 人物の正体は、会長。 ワシミミズクのフレンズであった。 会長「はぐっ、がぶっ…」バリバリムシャムシャ 会長は、アライさんの死体を貪り食う。 会長「やはり臭みが強いのです。だがアラジビはアラジビ。美味なのです」ガツガツ ショクエモンP曰く、下処理をしないと臭いがキツすぎる… 下処理しても美味しくないと言わしめた、街中のアライさん。 それを美味と言いながら、会長は腹を食い破る。 会長「おお、子持ちなのです」バリィ 腹を食い破ると… 493 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20 44 53.67 ID 217sfB19O 胎児の死体「」グチャ 会長「……………………!!!!!???」ピタッ その胎児を見た会長は、動きを止めた。 会長「…なんて、こと」 食欲に身を任せていた肉食獣の会長でさえ、その衝撃に動揺し、食事の手を止めざるを得なかったようである。 会長「…うぷっ…」ザッザッ やがて会長は、地面に穴を掘った。 会長「…悪いことをしたのです。安らかに、眠るのです」ザッザッ そして、食っている途中のアライさんと胎児を穴へ埋めた。 どうしたのだろうか? 食欲が無くなったのであろうか。 会長「…こ、こんな、ことが…」フラフラ 会長「あっては…ならない………のです…帰るのです」フラフラ 会長は帰宅しようとする。 その時… ノダアアアアアアアア!!! 会長「…?」クルッ 森の中から、害獣の悲鳴が聞こえた。 会長「…行ってみるのです」バサッ 500 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20 57 04.56 ID 217sfB19O 少し、時は遡る。 ~森の中~ アライさん2「なんなのだ!アライさんの言うことを聞くのだチビ!」ガミガミ アライしゃん「アライさんはもうチビじゃないのだぁ!うるさいのだ、さしずするななのだぁ!」コスリコスリ どうやら親子喧嘩しているようである。 アライさん2「チビのくせに!アライさんを困らせるななのだぁ!最近お前反抗ばっかりするのだ!ちょっと前までは何でも言うこと聞く可愛い子だったのに!…いいから言うこと聞くのだぁ!」 アライしゃん「もういいのだ!アライさんはおうちをでていくのだぁ!」ズカズカ アライさん2「なっ…!か、勝手にするのだ!お前みたいな可愛くないチビ、どっか行けばいいのだぁ!」プイッ アライしゃんの反抗期。 それは、巣立ちの合図である。 502 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21 03 19.29 ID 217sfB19O アライさん2は、巣を去っていく娘の背を見送る。 アライさん2「…」 アライさん2「っ…!」ウルウル アライさん2「チビ…達者に暮らすのだ。精一杯生きるのだ…」ウルウル まるでペットか何かのように溺愛していた自分の子供。 それがあっという間に大きくなり、自分のもとを去っていく…。 きっと辛いものがあるのだろう。 アライしゃん「っ…」テクテク アライしゃん「おかーしゃん…いままでありがとうなのだっ…」テクテク アライしゃん「アライしゃんは、りっぱにいきてみせるのだ…!」グスッグスッ 母から離れる子もまた心細いのだろう。 しかし、自分の力で生き抜くことを決めたのだ。 これからは、困難に遇っても母親に頼れない。 自由と同時に、困難に立ち向かう運命へ身を投じたのである。 503 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21 07 55.98 ID 217sfB19O この先、アライしゃんの人生には、どんな試練が待ち受けているのであろうか。 アライしゃん「…ひぐっ…ぐすっ…」トテトテ ??「おや?お嬢さん。そんなに泣きながら歩くなんて…何か悲しいことでもあったかな?」 アライしゃん「のぁ…?」 アライしゃんは顔を上げる。 ブラウンP「一人ぼっちで大丈夫かい?お母さんはどうしたのかな?」 アライしゃん「…お前、誰なのだ?」 どうやら、人生最初の、一人で乗り越えなければならない試練が立ちはだかったようだ。 505 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21 13 58.82 ID 217sfB19O ブラウンP「…」 ブラウンPの眼は光を放っており、まわりにキラキラと輝いている。 アライキング・ボスとの交戦でも見せなかった、野生解放である。 ブラウンP「私はブラウンP。作家だ。君は…お母さんはどうしたんだい?」 アライしゃん「…アライしゃんはもう、おかーしゃんにたよらなくても、いきていけるのだ」 ブラウンP「本当かい?もう頼らないのかい?立派だねぇ」 アライしゃん「ほんとなのだ!あらいしゃんはそのへんばっちりなのだ!いだいなんだぞぉ!」エヘン アライしゃんは、腰に両手を当てる。 ブラウンP「なるほど偉大だね。ところで、これなーんだ?」ブラン アライしゃん「…え?」 ブラウンPが持っていたのは、たった今腰に当てたはずの… アライしゃんの右手であった。 516 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21 24 02.82 ID 217sfB19O アライしゃん「の…ぁああああああああああああああああ!!!」ブシュウウゥ 右腕の断面からおびただしい出血がほとばしる。 アライしゃん「あ、あぁ…」フラフラ アライしゃんはブラウンPに背を向け、ふらふらと逃げ出す。 アライしゃん「あらいしゃんのおててがあああああ!!!うぎいゃあああああああああああ!!!」コスリコスリコスリ アライしゃんはブラウンPから距離を取りながら、右腕の傷を一生懸命左手で擦っている。 ブラウンP「はは、何をしてるんだい?」 アライしゃん「ううぅぐぎゅぐぎゅぐうぅぅ…!いだいのは、ごうやっで…なおず、のだぁ…!」コスリコスリコスリコスリ ブラウンP「へぇ、それは便利だね。…だったら、なんで擦るのをやめたんだい?」 アライしゃん「へ!!?や、やめてなんか…」ヨタヨタ アライしゃん「…の…あ…?」チラッ ブラウンP「ああ、これが無いからかな?」ブラン ブラウンPはアライしゃんへ、右腕の傷を擦るのに必要不可欠な… …アライしゃんの左腕を見せつけた。 アライしゃん「え…?ぇ…?」 520 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21 32 36.99 ID 217sfB19O ブラウンPは何をやったのだろうか? 手品か何かであろうか? それとも、サンドスターを使った超常現象か何かであろうか? ブラウンP「会長が前にやってるのを見て…一度真似したかったんだ」アーン ブラウンP「がぶっ」ガブゥ ブラウンP「もぐもぐ…」ガツガツ いや、違う。 ブラウンPは、普通にアライしゃんのところまで進んだだけだ。 そしてミニトマトでも収穫するかのように容易く左腕をむしり取り、お茶目にも元の場所へ戻っただけである。 アライしゃんには、野生解放したブラウンPの一連の行動が、知覚すらできなかった。 ただそれだけの、簡単なことである。 アライしゃん「ぎ…ぃいぃっぅびゃあああああああああああああああああーーーーーーーーっ!!」ブシュウウゥ ブラウンP「はあぁ…美味しい。生き血の通う生のお肉が、こぉんなに美味しいだなんて…♪」ペロリ ブラウンPは、舌なめずりしながらアライしゃんへ近寄る。 521 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21 39 15.06 ID 217sfB19O アライしゃん「ひ…ぎ…びいぃぃぃっっ!!あ、あぁ、く、くゆなあぁっ!!」ヨタヨタ アライしゃんは両腕から大量出血しながら逃げる。 ブラウンP「逃がさないよ!」チョン アライしゃん「ひぶぅっ!!」ビッタアアンッ ブラウンPがアライしゃんを軽く指で弾くと、アライしゃんは勢いよく地面へ叩きつけられた。 ブラウンP「おやおや、殺しちゃったかな?野生解放すると、力の入れ加減が難しくなるんだ…」グイイッ アライしゃん「ひ、ひいいぃぃっ!!」 ブラウンPはアライしゃんに馬乗りになる。 ブラウンP「一人立ちおめでとう、アライしゃん。さあ、君の晴れやかな人生の最初の関門だ。無事私から逃れられるかな?」 523 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21 48 09.16 ID 217sfB19O ブラウンP「君は自分一人で生きられるって言ったよね?さあ、この状況から、どうやって一人で助かろうって言うんだい?」 アライしゃん「た…たしゅけて…くだしゃ…」ブルブル ブラウンP「ふんっ」ブヂィ ブラウンPは、アライしゃんの尻尾を引きちぎった。 アライしゃん「ぐぅ!?ぎ…ぎっびやああああああああ!!あ、ありゃいしゃんのしっぽがああああああっ!!」 ブラウンP「これから私に命乞いする度に、君の体の大事な部分を引きちぎるからな。次はどこにしようかな?」 アライしゃん「ひぃ、あ、ぁ…」ガクガク ブラウンP「もう両腕が無くなっちゃったねぇ?君はこれからの希望溢れる人生を、たった一人で、両腕無しで生きていかなくっちゃあいけない。大変だねぇ?どうやって餌をとるのかな?」フゥフゥ ブラウンPの息は荒くなっている。 ブラウンP「さあ、もう一度私に命乞いをしてごらん?一人で生きるのがもっと大変な姿になれるよ?」ハァハァ アライしゃん「のだあああああああーーーっ!お…お…」プルプル ブラウンP「…♪」ゾクゾク 531 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21 56 27.66 ID 217sfB19O ブラウンPに馬乗りで跨がられている、うつ伏せのアライしゃん。 アライしゃん「おがーーっしゃあああああああーーーーーんっ!!だじゅげでええええーーーーっ!!おがああしゃあああーーーんっ!!」ビエエエエン ブラウンP「っ…♪んんんっ……♪」ゾクゾク 一人立ちしたはずの小さなアライさんは、とうとう母親を呼んだ。 母親へ助けを乞い、泣き叫んだ。 アライしゃん「だじゅげでえええええええええっ!!ぴいいいぃぃぃーーーーっ!!」ビエエエエン 恐怖と苦痛に呻き、泣き喚くアライしゃん。 その背中には、熱さと湿り気を感じていた。 … ダジュゲデエエエエエエ!オガアシャアアアアンッ!! アライさん2「…?」 アライさん2「ち…ちび…!?」ダダッ アライさん2は、声がした方へ走った。 536 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 05 26.55 ID 217sfB19O アライさん2「今の声は…」ガサッ ブラウンP「やあ、お母さんかな?」フゥフゥ アライしゃん「ぎびいいぃぃぃーーーっ!!お、おがああしゃん!!だ、だじゅげでえええっ!!」ジタバタ ブラウンP「今、君が腹を痛めて産んだ子供の腕を、美味しく頂いているよ。はぐっ、がぶっ」ブヂィ ブラウンPは、先程もぎ取ったアライしゃんの腕を噛み千切っている。 アライさん「ち…ちび…!」 ブラウンP「はむっ…もぐもぐ…。ああ…美味しい。なあ、そこで見ている君。君の子供…この子は、失った両腕で、君とどんな触れ合いをしたんだい?なあ…聞かせてくれよ、両腕があった頃の思い出を…」ゴクン アライしゃんの両腕は骨だけになり、草の上へ捨てられた。 540 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 14 10.04 ID 217sfB19O ブラウンP「あ~あ、まだまだお腹が空いている。さて、次はどこを…いや、誰を食べようかな?」ギロリ アライさん2「っ…」ガタガタ アライしゃん「おがああしゃあああああああんっ!!はんこーしてごめんなしゃいいいぃぃっ!!ずっとずっといいこにしゅゆかりゃあああっ!だじゅげでええええええっ!」ビエエエエン ブラウンP「…君はたった今、子供の巣立ちを見届けたんだろう?どうするんだい?このまま黙って、一生懸命立派に育てた可愛い子供が私のおやつになるのを、指を咥えて見ているのかい?」 アライさん2「お…お前…!」ワナワナ ブラウンP「哀れだねぇ。君はその子を産んでから今までの間、ずっと私ためのご飯を用意してくれていたってわけかい?ああ、哀れだねぇ」 アライしゃん「おがあああしゃああああああんっ!!」ビエエエエン アライさん2「ち…ちびをぉっ!!」ダッ アライさん2は、命の危機に晒されている我が子の姿を見て… 考えるよりも早く。 反射的に、飛び出していた。 541 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 18 00.48 ID 217sfB19O アライさん2「ちびを…!」ダダダッ アライさん2「ちびをやるから!!アライさんは見逃すのだああああああああああっ!!」ダダダーーーッ 反射的に飛び出していた。 …後ろへ向かって。 アライしゃん「ぴいいいいいいいいいぃいぃぃぃぃぃぃっ!!!!!?」 自分を見捨てて逃げ去っていく母親の背を見るアライしゃん。 アライさん2「お前の分まで生きるのだああああああっ!」タタターーッ アライしゃん「お、おがああああーしゃああああああーーーーんっ!!!がわいいあらいしゃんをだじゅげでええええええええっ!!いいごにしゅゆかりゃああああっ!!!」 546 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 24 02.58 ID 217sfB19O ブラウンP「御愁傷様だねぇ!君は母親に、自分一人で生きていくって言ったんだろぉ?いい母親だねぇ!君の望みをきちーーんと汲み取ってくれたぁ!」グイイッ アライしゃん「ぎぴぃっ!」ゴロン アライしゃんは仰向けに転がされる。 ブラウンP「はぁぐっ!!」ガブゥ ブラウンPはアライしゃんの腹へ噛みつき、八重歯を食い込ませる。 アライしゃん「ぐひぎいいぃぃっ!いだい、いだいいいぃぃっ!!」ジタバタ ブラウンP「ふぅんぐぅっ!!」ブヂイイィイッッ アライしゃん「がぎびぃゃああああああああああああああああっ!!!」 アライしゃんは腹の皮膚や皮下脂肪、筋肉を噛みちぎられた。 552 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 30 22.78 ID 217sfB19O ブラウンP「がぶうぅぅっ!!」ガブゥ アライしゃん「いぢゃいのりゃあああああああああああああっ!!」 ブラウンPは、アライしゃんの臓腑を噛み千切り、欲望のままに、劣情のままに貪り食う。 ブラウンP「ふうぅぅっ、がううぅうっ!がう、がうううぅっ!!」バリバリムシャムシャ アライしゃん「やべるのりゃあ…ひぎっ、だ、だじゅげで、ぐりゃひゃい、ひ、ひぎぐぎぃっ…がばあぁっ!!」ゴボォ アライしゃんは吐血した。 ブラウンP「ふーーーっ!ふぅーーっ!!がう、ばうぅぅっ!!」ガツガツムシャムシャ ブラウンPはもはや人間の言葉を発していない。 声こそブラウンPの美しく凛々しいものだったが、その様相はただ一匹のケダモノの唸り声そのものであった。 558 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 34 58.30 ID 217sfB19O と、そこへ… 会長「タイリク?タイリクなのですか」フワアアア アライさん2「や、やめるのだぁ!離すのだああああ!!」ジタバタ 先程逃げた親を羽交い締めにして、会長が飛んできた。 ブラウンP「はぁーはぁーっ、がう、はぁぐっ…」モグモグガブゥブヂィ アライしゃん「ぎ…び…」ピクピク アライさん2「あ…ああああぁあ…ちびいぃ…っ」 565 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 41 58.21 ID 217sfB19O 会長「さっきから聞いていたのです。お前はその仔アライをいたぶり、なぶって、拷問し、絶望させながら…」 会長「肉の味だけでなく、下卑た悦楽を味わっているように見えるのです」フワアアア ブラウンP「がう、ばううぅっ、あぐ、がぶぅっ、ふうぅうっ」ガブゥブヂィ アライしゃん「お…がぁ…しゃ…」フルフル アライしゃんは、会長に羽交い締めにされながら空に浮かぶ母親を見て、涙を流す。 アライさん「ち…ちび!」 アライしゃん「は…はんこーして、ごべんなしゃいなの…ら……」ブルブル 571 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 47 56.50 ID 217sfB19O アライさん2「い、いいのだ!チビ!アライさんの方こそ、お前にきつく当たって…」 会長「少し黙るのです」ズパァ アライさん2の首「」ズパァッ アライさん2の胴体「」ブッシャアアアアア ビグンッバタタッジタバタビグンッビググッ ジョボボボボボビボ アライしゃん「…!おがぁ…しゃ…」 アライさん2は、娘の目の前で首をはねられた。 アライさん2の胴体は激しくゴキガイジムーブしながら失禁した。 アライしゃん「…お…が…」 アライしゃん「」 ブラウンP「ばうぅーっ!がぅぅ!」バリバリムシャムシャ それ以降、アライしゃんは言葉を発しなかった。 575 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 54 52.21 ID 217sfB19O アライさん2の頭「」ゴロン 会長「タイリク!聞いているのですかタイリク!」ポイッ アライさん2の胴体「」ドサッ ジタバタビギビグビククンジタバタ 会長は、首を失って尚暴れ続けるアライさん2の体を、いったん投げ捨てた。 会長「タイリク!落ち着くのです!話を聞くのです!!」ユサユサ ブラウンP「がうううぅぅ!!?」ギロリ ブラウンPは、食事の邪魔をした会長を睨み付けた。 ブラウンP「ぐるるるるぅぅ…!」フゥフゥ ギロリ 会長「私です。ワシミミズクです。私の言葉が分かったら、一旦落ち着くのです。深呼吸するのです」 ブラウンP「…っ…はぁ…はぁ…はぁ…」ゼェハァ ブラウンP「すぅ…はぁ…すぅー…はぁー…」 ブラウンPは、会長の言うとおり、素直に深呼吸した。 576 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 59 43.94 ID 217sfB19O ブラウンP「はぁ…はぁ…」 会長「…正気になりましたか。自分の行動を覚えているのですか?」 ブラウンP「…ああ。100%覚えているよ」 会長「しっかりするのです。どうしたのですか?何か抑えられない気持ちでも現れたのですか?」 ブラウンP「いいや。私は、自分をコントロールできているよ」ハァハァ 会長「そうですか?いかにも『ワレ操舵不能』といった感じだったのです。自分を制御できていなさそうなのです」 ブラウンP「何を制御しろっていうんだい?いいじゃないか。害獣の駆除は、あなたもやっていることではありませんか」 会長「…」 579 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 03 34.30 ID 217sfB19O 会長「…お前、今はそれでいいとしても…。野良アライさんを絶滅させた後のことは考えているのですか?」 ブラウンP「…」 会長「お前はその気持ちを抑えられるのですか?周りの人間やフレンズ達に向けないと、自分を信じられるのですか?」 ブラウンP「…」 会長「何か答えるのです!タイリク!」 ブラウンP「…助けて…くれ…」 会長「!!?」 ブラウンP「たすけて…くれ…」ウルウル 会長「…泣いているのですか?」 582 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 07 37.86 ID 217sfB19O ブラウンP「抑えられないんだ…欲望が…衝動が…。アライさんを狩るという大義名分にかこつけてはいるが…」 ブラウンP「本当は、私は、きっと…」 ブラウンP「…」 ブラウンP「…害獣駆除をしたいんじゃない」 ブラウンP「フレンズを…ヒトを…。殺したいんだ…」ブルブル 会長「…ヤバいのです」 ブラウンP「なあ、私は、どうすればいい?アライさんがいなくなったら?私は猟奇殺人犯になるのか?嫌だ…嫌だ!!」フルフル 会長「…」アセアセ 586 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 16 00.55 ID 217sfB19O 会長「…お前、いつからそうなったのですか」 ブラウンP「…ネットで、ショクエモンPのライブキッチンを見て以来…」 会長「あいつの動画のせいで、そうなったのですか?」 ブラウンP「いや。遅かれ早かれ…こうなっていた。偶々きっかけがそれだっただけだろう…」 会長「…どうしたいのですか」 ブラウンP「…ヒトを、フレンズを、傷つけたくない…」フルフル 会長「ならば傷つけなければいい…という訳にはいかないのですか?」 ブラウンP「そう簡単にはいかない。私は、ヒトの…フレンズの…アライさんの…」 ブラウンP「皮膚を裂きたい。腕を千切りたい。内臓を引きずり出したい。顔の皮を噛み千切りたい」 ブラウンP「血を吹き出させたい。絶望。呻き声を私の手であげさせたい。首を締め上げたい。子供の前で親を殺したい。親の前で子供を殺したい。兄弟や親子を殺し合わせたい」 ブラウンP「大勢の無垢な子供達を蹂躙し物言わぬ死体にしてやりたい。たくさんの大人たちに追い詰められて、やられる振りをして希望を味わわせてから、皆殺しにして絶望させてやりたい」 会長「………」汗タラー 598 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 24 29.22 ID 217sfB19O 会長「…」 ブラウンP「…この世にいるアライさんが減る度に…、誰かがアライさんを殺す度に。私の獲物が減ってしまったと憤りを感じるんだ」 ブラウンP「あと何匹残っている?ヒトや真っ当なフレンズの代わりに、私に切り刻まれ、身代わりになってくれるアライさんはあとどれだけ残っているんだ?」 会長「…」 ブラウンP「今度、特定有害駆除対象フレンズの一斉掃討作戦をやるって聞いた。…本当に滅ぼすのか?」 会長「本当なのです」 ブラウンP「…私にも、参加させてくれないか」 会長「……正直なところ、戦力としてのお前は、一騎当千なのです」 会長「だけどお前の怖い所は…次第に次第に、行動がエスカレートしている点なのです」 602 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 28 49.23 ID 217sfB19O 会長「家庭でのアラジビ料理に始まり、アラジビフェスでのライブキッチン。手の込んだ下準備をしての生放送ライブキッチン。そして生での直食い…」 会長「お前はどんどん、強い刺激を求めるようになっているのです」スッ 会長は、先程仕留めたアライさん2の胴体を掴むと… 会長「むんっ」バリイィッ 鋭い爪で、真っ二つに引き裂いた。 会長「そのアラジビでも食べて落ち着くのです」 ブラウンP「…私がヤバいだの何だの言ってるけど、貴女も負けず劣らずヤバいのでは?」 会長「えらくマトモなのです。私は食事をしているだけなのです」バリバリ ブラウンP「…」ガブガブモグモグ 608 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 37 23.65 ID 217sfB19O 会長「話を戻すのです。…どこまで話しましたっけ?」 ブラウンP「…私が、求める刺激がエスカレートしているというところまで」 会長「そうなのです。この作戦に加われば、お前は今までとは比べものにならない程たくさんのアライさんを殺すことになるのです」 ブラウンP「っ…♪/////」ゾクゾク 会長「そしたら、作戦が終わった後。…お前はエスカレートした欲望を、どこへぶつけるのですか?」 ブラウンP「っ…そ、それは…」 会長「…御手洗に、ぶつけるのですか?」 ブラウンP「…!!!」 ブラウンP「…だめだ、できない…。周りの人を、傷つけたくない…!」 610 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 41 44.91 ID 217sfB19O 会長「…お前の力は強大です。もし、自分の力を抑えたくなったら…頼れる男が、1人だけいます」 ブラウンP「…誰ですか?」 会長「…命乞尾シロウ。サンドスター科学研究所の主任です。彼なら、お前の悩みをきっと解決する手段を見つけてくれるのです」 ブラウンP「…分かった。ありがとう」 会長「…くれぐれも、自分の命を断つという行為は…やめるのです」 ブラウンP「…」 会長「お前にとって大事な者達がいるように、お前を大事に思う者もいるのです」 ブラウンP「…命乞尾、シロウ…会いに行ってみるか…」 611 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 44 35.97 ID 217sfB19O ブラウンP「ご馳走さまでした」 アライさん2の骨「」カラン アライしゃんの骨「」カラン 会長「気を付けるのです。周りにも…自分にも」 ブラウンP「…はい」スタスタ … 夜の森の中を、ブラウンPは進む。 ブラウンP「…ショクエモンP、あなたは、私の憧れだ…」ブツブツ ブラウンP「私も貴方のように、ヒーローショーの主役に…ファッションキチガイに、なりたかった…」フラフラ 617 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 56 07.71 ID 217sfB19O 「待つのだ」 ブラウンP「…」チラッ ネックレスアライさん「お前…この辺で、お腹の大きいアライさんを見なかったか?」 ネックレスをつけたアライさんが、ブラウンPを呼び止めた。 ブラウンP「…」 ネックレスアライさん「あいつはアライさんのとこで、人間相手に商売してた奴なのだ。どっかに逃げていったのだ」キョロキョロ 624 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 59 20.86 ID 217sfB19O ブラウンは、先程ゴミステーションで会長が捕らえたアライさんの話を聞いていた。 目の前のアライさんが探していた奴だと、ピンときたようだ。 ブラウンP「…」ツカツカ ネックレスアライさん「お?お?アライさんに何かする気か?見るのだ、この腕輪はなぁ…」キラリ ネックレスアライさんは、『の』の字を象った腕輪を見せた。 ネックレスアライさん「戸籍を持ったアライさんの証明なのだ!だからアライさんは特定有害駆除対象フレンズじゃ…」 ブラウンP「その腕輪ってのはこれかな」スッ ブラウンPは、ネックレスアライさんが見せた腕輪を… それがついている腕ごと、掲げて見せた。 アライさん「…え…」 630 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 03 35.30 ID WZkRkIACO ネックレスアライさん「ぎ…ぎびやああああああああっ!!?」ブシュウウウウウゥ ネックレスアライさんの腕から鮮血がほとばしる。 ブラウンP「ド外道が。お前は害獣以下だ」ガシィ ブラウンPは、ネックレスアライさんの首を締め上げた。 ネックレスアライさん「ぐ、ぐええぇ!な、何するのだ…!あ、アライさんに手を出したら、お前は殺人犯に…!」ジタバタ ブラウンP「遅かれ早かれ、いずれなるさ。なら…今でいい」ギュウイイイイイイイン ブラウンPの目が光を放つ。 野生解放である。 ネックレスアライさん「や…やめ…!」ジタバタ 632 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 06 01.10 ID WZkRkIACO 『お前はエスカレートした欲望を、どこへぶつけるのですか?』 『…御手洗に、ぶつけるのですか?』 ブラウンP「っ…」ブルブル ネックレスアライさん「ひ、ひいぃ…た、たす、け…」ガクガクブルブル ブラウンP「…」ポイッ ネックレスアライさん「のあっ!」ボテッ ブラウンPは、ネックレスアライさんを離した。 634 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 09 50.04 ID WZkRkIACO ブラウンP「…その腕を持って消えろ。毎日擦り続けていれば、くっつくだろう」シュウウゥウ… 野生解放の光が消えた。 ブラウンP「裁判所へ駆け込める立場じゃないことは分かっているだろう?別に私はそれでも構わないが…」 ネックレスアライさん「ひ…ひ…!ひえええええああああああ!!」ダダダーーーッ ネックレスアライさんは、腕を持って森の中へ消えた。 635 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 11 25.17 ID WZkRkIACO ブラウンP「…会長、ありがとう。貴女と話せていなかったら…。私は…」 『命乞尾シロウ』… 唯一残された、最後の希望。 彼に会うまでは、まだ…ヒトを殺せない。 ブラウンP「…遅かれ早かれ、か…」フラフラ ブラウンP「大丈夫かな…私は…」フラフラ 640 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 21 02.32 ID WZkRkIACO … ~川の上の橋~ ネックレスアライさん「はぁ…はぁ…」フラフラ ネックレスアライさん「あいつ、頭がおかしいのだ…。アライさんが戸籍持ちと知ってて攻撃してきたのだ…」コスリコスリコスリコスリ ネックレスアライさんは、腕を擦り続けている。 ネックレスアライさん「ふ、ふふ…。だけど結局、殺人犯になるのが怖くて、逃げていったのだ」コスリコスリコスリ ネックレスアライさん「このままお金を貯めて、アライさんは…アメリカに旅立つのだ…!」コスリコスリコスリコスリ 「うわ、キモいわーハエガイジ。何やっとんじゃ」 ネックレスアライさん「わっ!?」ツルッ 腕「」バッシャアアアン 腕は、川へ落ちていった。 644 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 24 24.11 ID WZkRkIACO ネックレスアライさん「あ、ああ、アライさんの腕が…!」 ネックレスアライさん「とにかく、腕輪だけでも回収するのだ…!むん!」 腕輪「」シュルシュル… ネックレスアライさんが念じると、一本残った方の腕へ、腕輪が戻ってきた。 この腕輪はサンドスター科学研究所が作成した、けものプラズム製腕輪だ。 持ち主本人以外が装着することはできず、 紛失しても念じれば戻ってくるというスグレモノだ。 650 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 29 34.15 ID WZkRkIACO ネックレスアライさん「おい、お前!お前のせいで、アライさんの大事な腕が、川に…」クルッ MCチヘドロー「蠅が喚くなや」ガシリ ネックレスアライさん「ごぼええぇっ…!?」 なんと、先程話しかけた人物はMCチヘドローであった。 こんな深夜に森の中へ何の用であろうか。 MCチヘドローは、ネックレスアライさんの首を締め上げる。 MCチヘドロー「くたばれやクソガイジ」メキメキ ネックレスアライさん「く…ぐるひ…!お、おまえ、このうでわが…みえない…のかぁ…!」キラリ 652 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 35 35.28 ID WZkRkIACO ネックレスアライさん「このうでわは…こせき…の…ごほっ…」ギリギリ MCチヘドロー「ほーん?じゃあこれでワイが仕留めたヒトモドキは4匹目やな」ギリギリ ネックレスアライさん「…!?か、ごっば…」ゴボボ 腕輪の意味を知っていて尚、殺意を弛めない。 こんな人間がいることは想定の範囲外であった。 MCチヘドロー「そないな腕輪が、お前はヒトデナシやないって証明になると思うたか?お前らハエガイジは全員等しく本質的にヒトデナシや」ギリギリ ネックレスアライさん「ぐ…ぼ…ぇ…」 MCチヘドロー「死ねボケ」 ネックレスアライさん「」グッタリ やがて、ネックレスアライさんは呼吸・心拍ともに停止した。 663 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 41 57.64 ID WZkRkIACO MCチヘドローは、死体をひとつ隣の川まで引きずっていった。 MCチヘドロー「はい、おーしまい」ポイッ ネックレスアライさん「」ドボォン MCチヘドロー「この川の下は滝になっとって、湖に流れ付くで。運が良かったら、お前の腐乱死体を誰かさんが見つけてくれるかもなぁ」 ネックレスアライさん「」プカプカ もしもネックレスアライさんの死体が見つかり、MCチヘドローがその犯人と判明すれば、 実際のところ、彼は殺人罪で捕まることになる。 法律は等しく人権を守る。 …だがこの男、真面目に証拠隠滅する気がない。 アライさんならば殺害してもどってことないと、本気で信じ込んでいるのだ。 愚か者であるが故の無敵さが、この男にはあった。 667 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 48 47.55 ID WZkRkIACO MCチヘドローは、誰かに電話をかける。 MCチヘドロー「よう。夜遅くにすまんな。どうせ起きとるやろ?」 MCチヘドロー「これで4匹目や。お前の試作品、きちんと動いとるで。ええ仕事しとんな」 MCチヘドロー「んで、マジでこのちっこい機械の中に、あのバケモンが入っとんのか?はは、お前ホンマ頭プッツンやな」 MCチヘドロー「…何?お前やない?発端は教授?…はは。あの人は、いつまでお花畑ん中にいるんやろな。わろてまうわ」 MCチヘドロー「じゃーな」ピッ MCチヘドロー「…今度のは、制度バッチシや」チラッ MCチヘドローは、手に妙な機械を持っている。 四角いタッチパネルの画面に、マス目といくつかの光が映っている。 MCチヘドロー「…文句無い。最終兵器、完成や」 MCチヘドローは、森から去った。 669 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 49 29.79 ID WZkRkIACO つづく ハエガイジャーキー パート8に戻る
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537 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/07/22(日) 22 22 06.91 ID VGS5KIWW0 タイトル「変わったアライちゃんたち 番外編」 みなさん、こんにちわ。 アライさんトラップ研究所、通称、ATLです。 前回の動画で、通常とは異なる体毛のアライさんについてお話したかと思います。 今回はそれについてお見せしようかと思います。 538 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/07/22(日) 22 27 21.69 ID VGS5KIWW0 白アライしゃん「あいつはあいかわらずきたないからだなのら。」ケラケラ 白アライちゃん1「アライしゃんたちみたいにきれいじゃないのりゃ!」ケラケラ 白アライちゃん2「きたないのりゃ!」ケラケラ アライちゃん「アライしゃんはきたなくないのりゃ!」ビエーン 如何ですか? この全身が白いアライさん。 体毛や「けものプラズム」で形成されている服やスカートに見えるものなど、全てが白くなっています。 我が研究所ではアルビノのアライさん、ということで「アラビノ」と命名することにしました。 アラビノしゃん「でも、おまえはアライしゃんみたいにしろくないのら。」ケラケラ アラビノちゃん1「そうなのりゃ!」ケラケラ アラビノちゃん2「おかちなやつなのりゃ!」ケラケラ アライちゃん「ア、アライしゃんはおかしくないのりゃ!」ビエーン このアラビノは、大体1/5000で産まれています。 野生でも目撃情報は存在します。 やはり、白い体は目立つみたいですね。 アラビノは産まれた時から白く、その一生を終えるまで色が変わることはありません。 我が研究所では「アラビノ」のタイプ関係なく、三~五匹ほどをまとめて一部屋で管理しています。 血の繋がりは無いことがほとんどですが、まるで家族のように振舞っています。 物心が付く前から共同で生活をさせるとそうなるのでしょうか? こればかりはもう少し研究が必要ですね。 ちなみに、今では四部屋がアラビノ観察室となっています。 先ほど見ていただいたように、それぞれの観察室には一匹だけ通常のアライちゃんを混ぜることにしています。 それは何故か。 比率的に「アラビノ」の数が多ければ、自分たちが普通であると思い込んでしまいます。 そのため、そのような思い込みをした場合、アライちゃんに対してどのような行動をとるのか。 そして、真実を知ったときにどのような反応をするのか。 こういった検証のために特殊な集団生活をさせているのです。 結果としては今見ていただいたように、集団生活の中では通常個体を虐げる場合がほとんどですけどね。 アラビノしゃん「さて、きょうもけるくろいをするのら。」 アラビノちゃん1「みんなでけりゅくろいをするのりゃ!(≧∀≦)」キャッキャッ アラビノちゃん2「まずはおねーしゃんをのけりゅくろいをてつらりゃのりゃ!(≧∀≦)」キャッキャッ アライちゃん「アライしゃんもまじぇてほしいのりゃ...」グジュグジュ アラビノしゃん「おまえはひとりでやってるのら!」フゥー アラビノちゃん1「おまえとやると、きたないいろがうつるのりゃ!」フゥー アラビノちゃん2「まじぇてほちいなら、そのよごれたからりゃをきれいにしてからにするのりゃ!」フゥー アライちゃん「なんれ、そんなのつめたいのりゃ! アライしゃんはわるくないのりゃ!」ビエーン アラビノしゃん「こっちによってくるな、なのら!」フゥー アラビノちゃん1「へんなきんがうつるのりゃ!」フゥー アラビノちゃん2「ちかよるな、なのりゃ!」フゥー アライちゃん「アライしゃんはわるくないのりゃーーーーー!」ビエーン 539 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/07/22(日) 22 30 24.16 ID VGS5KIWW0 如何でしたか? 見た目の色が違うだけで、ここまで虐げられてしまうんですね。 さて、「アラビノ」の話はここまでにしておきましょう。 何故なら、「アラビノ」以外にも通常とは異なる体毛のアライさんがいるので、そちらも見ていただきましょう。 それではどうぞ。 540 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/07/22(日) 22 38 01.99 ID VGS5KIWW0 ピンクアライしゃん「ごはんおいしいのら!」クチャクチャ ピンクアライちゃん1「おいしいのりゃ!」クッチャクッチャ ピンクアライちゃん2「おいちいのりゃ!」クッチャクッチャ アライちゃん「...」クッチャクッチャ 如何ですか? 通常のアライさんに比べて、全体的にピンク色になっているのが特徴です。 ピンクというよりも桜色に近いでしょうか。 そのため、我が研究所では桜色のアライさん、ということで「サクライ」と命名することにしました。 このサクライは、大体1/8000で産まれています。 ただ、野生での目撃情報は存在しないみたいですね。 もしかしたら、我が研究所に話が来ていないだけで、目撃者はいるのかもしれませんね。 一応、念のために言っておきますが、我が研究所で無理やり染めたわけではありませんよ。 ミラーテストのあれは、あくまでもテスト用で染めているだけですからね。 サクライしゃん「あいつがいなければもっとおいしいのら。」クチャクチャ チラッ サクライちゃん1「きたないやつがいるときぶんがわるいのりゃ。」クッチャクッチャ チラッ サクライちゃん2「なんであんなやつがいっしょなのりゃ。」クッチャクッチャ チラッ アライちゃん「う...」クッチャクッチャ サクライしゃん達は輪になって食事をしているようですね。 通常のアライちゃんはそこから離れて俯きがちに食事をしていますね。 ここでも例に漏れず、虐げられているみたいですね。 アライちゃん「ア、アライしゃんは、なにもわるいことしてないのりゃ...」クッチャクッチャ サクライしゃん「そんざいがいけないのら。」クチャクチャ サクライちゃん1「アライしゃんみたいにきれいなからだになるのりゃ。」クッチャクッチャ サクライちゃん2「なれないなら、さっさといなくなればいいのりゃ。」クッチャクッチャ アライちゃん「ア、アライしゃんはわるくないのりゃ!」ビエーン サクライしゃん「うるさいのら!」 サクライちゃん1「しずかにたべるのりゃ!」 サクライちゃん2「まったく、れきそこないはこまるのりゃ。」クッチャクッチャ アライちゃん「のりゃーーーーーん!」ビエーン あぁ、アライちゃんは周りから責められて泣き出してしまいましたね。 サクライしゃん「あんなのほっとくのら。」クチャクチャ サクライちゃん1「あとで、きょういくしないといけないのりゃ。」クッチャクッチャ サクライちゃん2「たのしみなのりゃ。」クッチャクッチャ アライちゃん「!?」ビクッ おや? 泣き止みましたね。 サクライちゃんが話していた「教育」というのは簡単に言うと、「いじめ」ですね。 暴力で相手を従わせよう、という考えのようです。 怖いですね。 アライちゃん「も、もう、いやなのりゃ...」ビクビク 541 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/07/22(日) 22 40 18.58 ID VGS5KIWW0 如何だったでしょうか? 最後にお見せした、暴力行為による服従行為はあまり好ましいものではありません。 そのため、「アラビノ」や「サクライ」のみで育成する計画も考えています。 数が揃い次第、計画に移したいですね。 さて、今回のように体毛が変化して産まれてくる例もあることが分かったかと思います。 今後は体毛の遺伝について研究してみるのもいいかもしれませんね。 では、今回はこれで失礼します。 542 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/07/22(日) 22 41 17.50 ID VGS5KIWW0 「アラビノ」 → パルコアライさん 「サクライ」 → バレンタインのときのアライさん これをイメージして書きました。 543 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 22 42 38.29 ID XG8juYUco 乙です アラビノ軍団とサクライ軍団を同数会わせてみたらどうなるか気になりますね 544 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 22 42 59.87 ID CYu+UctFO 乙 体色以外は通常個体と変化ないのかな? 546 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 22 50 25.84 ID rtHJvlmk0 乙ー アラビノの1匹の毛皮の色を落ちにくい塗料で塗り替えて また巣に戻したらちゃんと同種と見抜けるかな? 549 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/23(月) 15 51 58.09 ID 4gw9GE7sO 546 無理だろうなあ ミラーテストの時耳をちょっと染めただけで雲霞の如く虐められたし 550 : ◆cOAKBMeRl6 [sage]:2018/07/23(月) 19 26 21.52 ID r1ABvyK70 様々な意見を頂き、ありがとうございます。 アラビノやサクライの実験については、続きを書く意思はあります。 すぐに、とはいかないと思いますが。 お待ちください。 【アライさんトラップラボ】シリーズ