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アンリミテッド:サガ 1-798~801、 3-71~72、 6-87・89・92・94~97・114~115・148~151・197~199・259~261、 11-459~464・497~503・516~523・566~567・569~570・572~574・586~595 798名前:アンサガ キャッシュ編1投稿日:03/11/2723 02ID /XoqVUCc メイン登場キャラクター ・キャッシュ(32歳): 騎士の名門バーガンディ家の3兄弟の長男 ・レオン(22歳): バーガンディ家の三男・神殿騎士 ・マクシミリアン・バーガンディ: バーガンティ家現当主・騎士団守旧派の重鎮 ・アイドル・ジーン・ムーア: 騎士団改革派の旗手 799名前:アンサガ キャッシュ編2投稿日:03/11/2723 05ID /XoqVUCc 過去に栄華を究めた『黄金時代』の知識を騎士団が独占し、 騎士団内にも派閥がある現状に疑問を抱くキャッシュ。 黄金時代の知識を一般に広める為、 そしてうっかりはめてしまった為に自分の腕から外れなくなった黄金時代の遺物であるガントレット (15分毎に異世界での戦いに誘い込まれる呪われた品・しかし戦いが行われている事はキャッシュにしか分からない) の謎を解く為、騎士を辞め、家からは勘当されて旅に出る。 そんな彼にレオンは、勘当されても兄は兄だと言い、旅に出るキャッシュを見送る。 そして自身は神殿騎士としての勤めに戻って行った。 実はレオンは、騎士団を改革しようとするジーンを利用し、 とある野望を実現させようとしている策士であった。 遺物を持つ兄さえも利用し、実の父の命をも狙うが、これはキャッシュに阻止される。 しかしそれもレオンの計画の一環だったのだ。 800名前:アンサガ キャッシュ編3投稿日:03/11/2723 06ID /XoqVUCc レオンは自らの野望の為ジーンをそそのかす。 ジーンは騎士団の改革を推し進める為、未知の力を秘める黄金時代の建造物である七大脅威の一つ、「神船の錨」の征服を目論む。 それを知ったキャッシュもまた、神船の錨へと向かうのだが、この時はまだ弟の目的には気付いていなかった。 神船の錨の最深部で、キャッシュはレオンの真の目的を知る。 レオンの目的…それは、七大脅威の力を手にし、世界全体を影から操る闇の王朝を打ち立てる事であった。 「弟は兄を超える権利がある」「兄は弟を護る義務がある」 そう会話を交し、力の一部と融合して兄を殺そうと襲いかかるレオンだったが、キャッシュはこれを退ける。 しかし、レオンは混沌の支配者カオス・ルーラーに飲み込まれる。 カオス・ルーラーを倒すとEDへ。キャッシュはレオンとジーンを連れ出し、冒険の旅へ出る。 「怪しい物には触るなよ」と言いながら、自分は物凄く怪しい鉄仮面を被ってしまい、 これがまたもや外れなくなる。そしてコントのオチの様に画面が暗転して「END」 801名前:アンサガ キャッシュ編補足投稿日:03/11/2723 07ID /XoqVUCc ちなみにガントレットの戦いを全て制覇した場合は違うルート(ガントレットの謎を解明する)になる。 実はガントレットは装備したものを強制的に戦いへと誘い、 その戦いで得た経験や力を取り込んで利用する為に、黄金時代に利用されていた実験物だったのだ。 そして神船の錨はその為の実験施設である。 それが分かるだけで、他の経過辺りは全く同じ。 分かり難くてスマソ。まとめるのって難しいな…。説明不足の所があるかも。 ちなみにサガらしく、カオス・ルーラーの必然性も説明もゲーム中は一切無し。 簡単にまとめると 「呪われちゃったし、騎士団の派閥とやり方が気に食わないので騎士辞めました。 そしたら弟がアイドルを利用して世界征服企んでたので倒してやりました。 改心した弟とアイドル連れて、大好きな冒険に出て終わり」で終わってしまうのだが。 71名無しさん@お腹いっぱい。sage03/12/3016 52ID t6B5ds8i アンサガ チャパ族の村では雨が降らずみんな困っていますた 村長さんは、久々に雨乞いでもやろうさぁと言いますた その昔、困った人を助けたチャパ族は、その人から 雨乞いの儀式を教えてもらったのですた チャパ族は偉いのです 儀式にはいくつかのアイテムが必要なのですが 長い間やっていなかったためだか知りませんがそれらの アイテムがどっかへ逝ってしまっていますた 村長さんは 村の若い衆から4人選んで、みんなでアイテムを探してくれさぁと 言いますた そんなわけでアイテム探しに出たチャパ族の一人、 アーミックがこのゲームの主人公です アーミックは村長さんから石盤をもらっていますた この石盤に 儀式に必要なアイテムが書かれているのです 結局長い間 情報を保存しておくにはこういう原始的な方法の方が有効なのですた 現代の情報処理技術に対するけーしょーを表わしているのです でもアーミックはその石盤を読むことができませんですた その 石盤はかなり特殊な言葉で書かれていますた 普通の人には読めません アーミックが困っていると、魔法屋をやっているユンという人が それに興味を持ちますた 彼は昔は結構な魔法使いだったので その石盤を解読してみようと言ってくれますた 世の中には いい人がいます 72名無しさん@お腹いっぱい。sage03/12/3016 54ID t6B5ds8i そしていろんな仲間に協力してもらいつつ各地を冒険しているうちに ユンさんがだんだんと石盤を解読していき、アーミックに必要な アイテムのある場所を教えてくれますた アーミックは樹海で手に入る 雷神のカナトコ、マグマ洞窟で手に入る戦神の旗、ヴァフトーム鉱山で 手に入る美神の鏡、壁画洞窟で手に入る巨神の鎖のうち3つを手に入れますた そして最後のアイテムを手に入れるべく、アーミックはさまよえる島:アヴァロンに 向かいますた ここは7大驚異と言われる、昔に作られた遺跡です 島なのに海の上をぷかぷか漂っています それは船かなんかとちゃうかと 思われますがたどりつける人がほとんどいないためなんとも言えません そしてアイテムが全てそろった時、ユンさんが現れますた ユンさんは アーミックに、アイテムを渡し、雨乞いの術の力を独占させろと強要しますた ユンさんは石盤の解読をするうちに儀式の理論を知りますた その 力は悪用すれば世界を支配できるほど強力なもので、かつて魔法の 研究のために多くの犠牲者を出した彼の醜い本性を復活させるのに 十分なものですた アーミックはユンさんの要求を拒みますたがユンさんは不完全ながら 術の力を引き出しアーミックに襲いかかりますた 術の完成には アイテムの他にチャパ族の力が必要だったからです しかしアーミックの力が勝り、ユンさんは正気に戻りますた 自分の行いを反省し、 アーミックに謝るユンさんをアーミックはあっさり許すのですた そして村に戻り、雨乞いの儀式を成功させたアーミックは また家族とのんびり暮らしますたとさ めでたしめでたし 87名無しさん@お腹いっぱい。sage04/04/0210 41ID QjiZyYFy ルビィ編は設定や世界観がわからないと、なんだかよくわからないうちにエンディングを迎えます。 まずストーリーに関わるこの世界の伝説などを説明します。 ○七大驚異 黄金時代の建造物。建造目的など詳しいことはほとんどわかっていない。 一方で七大驚異にはすばらしい力が眠っていると考える人もいる。「七大驚異の全ての力を解放したとき、再び黄金時代が訪れる。」とのうわさ。 もちろん7つある。ファロスの地下迷宮、神のテーブル、神船の錨、ナクルの地上絵、さまよえる島、二つの月の神殿、空中庭園の7つ。 ○黄金時代 数千年前、文明の発展で人類有頂天の時期。 ○「終末の日」 簡単に言うと、悪いやつらがでてきて、黄金時代崩壊。 世界は絶望と混沌に包まれてしまった。 89アンリミテッドサガ 伝説の人物sage04/04/0210 52ID QjiZyYFy ○イスカンダール 約千年前、「終末の日」であたふたしている人類の救世主的な存在。 数々の偉業を成し遂げるが突如、歴史上から姿を消してしまう。今となっては本当にいたのかどうかもわからない、まさに伝説の人。 ○リース・トーレス イスカンダールの仲間の有名な大魔道士。 ルビィ編では名前が出てくる程度で、ストーリーにそれほど関わりはない。 ○アリス・アンブローシア イスカンダールの仲間の魔女。 凄腕の魔道士だったらしく、イスカンダールの偉業に協力していたらしい。 92ルビィ編 主な登場人物sage04/04/0211 14ID QjiZyYFy ○ルビィ(17) ラークバーンの高名な占い師サファイアの妹。 本人も占い師だが、かなり適当な性格で占いの腕も相当あやしい。「占いなんてしょせん気休め」がモットー。 ○ヒロユキ(18) ルビィとサファイアの幼なじみ。 普段は家の手伝い(詳細不明)をやっているらしい。押しが弱く、ルビィにとってはいいパシリ。 ○サファイア(23) ルビィの姉。腕のいい占い師で有名。 ルビィとは違い落ち着いた大人っぽい女性。ルビィとは幼い頃から二人で苦楽を共にしてきた。 イスカンダール(?) 見た目は四十くらいのおっさん。 その不思議な言動は伝説の英雄「イスカンダール」を思わせるが・・・?(この世界でイスカンダールという名は珍しくありません。) ジーンムーア(18) 騎士団改革派のリーダー的存在。 美人で騎士団じゃ人気者。非常にまじめで一途、信念は決して曲げない性格。 七大驚異征服を強く主張。 94アンリミテッドサガ ルビィ編sage04/04/0211 32ID QjiZyYFy ラークバーン、美しい湖に囲まれた町。 この町の名物ともいえる占い館「水晶宮」には毎日多くの人が訪れます。 遠方からはるばる訪ねてくる人も少なくありません。 ある日、騎士団のお偉いさんらしい人が水晶宮にやってきました。 いつもの通り占いを始めるサファイア。しかし、どうも様子がおかしいようです。占い終わったかと思うと、サファイアは突然倒れこんでしまいました。 驚いた騎士団の人はその場からとっとと立ち去ってしまいました。 異変に気づいた妹のルビィと、ヒロユキがその場に駆けつけます。 ルビィ(以下略ル)「サファイア姉さん!」 ヒロユキ(以下略ヒ)「サファイアさん!」 サファイア(以下略サ)(・・・死・・・すべての死・・・) なにやら嫌な予感がします。 95アンリミテッドサガ ルビィ編No.2sage04/04/0212 13ID QjiZyYFy 翌日、意識は取り戻したものの占いがうまくいかないサファイア。これは死活問題です。 仕方なく占い師としては未熟なルビィが代わりを買って出ました。 ル「占いなんて適当に気休め言っておけばいいんだから私でも大丈夫よ。」 インチキはヤバイと説得を試みるヒロユキを無視してルビィは占いを始めます。 評判の占い館には今日もお客さんがいっぱいです。 持ち前の適当さでガンガン適当に占いをこなしていくルビィ。 だんだん疲れてきたので、そろそろ閉店にしようかと思っていたそのとき、一人のおばちゃんが血相変えて入ってきました。 おばちゃん(以下略お)「すいません、どうしても今日占ってほしいんです!」 聞いたところ、ネコのミーちゃんがもう三日も帰ってこないのだそうです。 ルビィ「あはは、ネコですか。じゃあ占いましょうか。」 ちなみにルビィは適当に答えてるというわけでなく、ルビィなりにきちんと占っています。 ルビィとサファイアの占いはまず占いから複数のキーワードを割り出し、そこから結果を導き出すというスタイルです ルビィもキーワードは正しいのですが、結果の求め方が適当なのです。 ル「大丈夫です。ミーちゃんはもうすぐ帰ってきますよ。」 お「本当ですか!ありがとうございます!」 ネコだからといって、あんな気休めはどうかと心配なヒロユキ。さすがのルビィも少し不安に。 ル「行くわよ、ヒロユキ!」 ヒ「行くって、どこへ?」 ル「猫捜しによ!わたしたちが見つければ占いどおりでしょう。」 ヒ「何だよそれは?占いじゃネエじゃんよ。」 ツッコミも気にせず、ルビィはヒロユキを連れて猫探しにでかけます。 占いから出た「水」と「地下」というキーワードをもとに近くにある古井戸の中へ。 中はちょっとした迷路のようになっていて、奥には古いけど頑丈そうな扉が。 中からネコの声が聞こえます。どうやら狭い穴から中に入り込み出られなくなったようです。 偶然拾った鍵で扉を開けると、ミーちゃんの姿が。ミーちゃんは外に逃げていきました。 ヒ「あっ、逃げた!」 ル「いいのよ。これで占った通りになるわ。」 ムリヤリ占い通りにできて満足そうなルビィでした。 96アンリミテッドサガ ルビィ編No.3sage04/04/0212 49ID QjiZyYFy さてその次の日、ネコの一件で気をよくしたルビィ。今日もやる気満々です。 ル「私の占いの才能もなかなかのものよ。姉さんより稼げちゃったりして。」 ヒ「ダメだこりゃ。完全に調子に乗ってるよ。」 昨日と同じく適当な占いを続けていると、そこに黒衣に身を包んだおっさんが訪ねてきました。 黒衣のおっさん(以下略黒)「探し物だ。昔、友人に贈った短剣の行方を知りたい。」 ル「(・・・砂・・・光・・・滝・・・) 町の北に不死者の洞窟という場所があります。その奥に光砂の滝と呼ばれる場所があります。探し物はそこにあるはずです。」 黒「なるほど、ありがとう。」 おっさんが出て行ったのを確認して・・・ ル「ヒロユキ~、出かけるわよ~!」 ヒ「出かけるってどこへ?」 ルビィは家の奥からいい感じに古びた短剣を出してきました。 ル「うちに昔からあるの。」 ヒ「まさかそれを持って不死者の洞窟へ行くつもり?」 ル「何よ。当然一人で行けとは言わないわよね、ヒロユキ?」 押しの弱いヒロユキは断れずにいやいやながらもルビィに同行することになりました。 ル「これがあんたの運命よ。」 不死者の洞窟。アンデッドがうようよしている非常に危険なところです。 その辺の若者が来ていいようなところではありません。 とりあえず、なんとか最深部「光砂の滝」にたどりついた二人。 ル「ここに短剣を置いて、っと。」 短剣を置いた途端、奥からかなり強めのアンデッドが現れました。ヤバイです。 するとそこへ先ほどのおっさんが登場。 黒「ふっ、こんな所でなにをしてるんだ、占い師よ。」 襲いかかるアンデッドをあっさり倒してしまったおっさん。なにやら只者ではないようです。 黒「おっ、こんな所に短剣があるじゃないか。占い通りだ、さすがだな。」 そう言い残して、おっさんは短剣を持って去っていきました。 ル「バレちゃったかな・・・。」 97アンリミテッドサガ ルビィ編No.4sage04/04/0213 24ID QjiZyYFy あんなことがあってもこりずに占いをつづけるルビィ。そこにまたあのおっさんが。 黒「また占いを頼みたいんだが、今度は本物の占い師に占ってほしい。」 やっぱりバレてたみたいです。 というわけで、サファイアが呼び出されました。奥でおっさんと何か話しているようです。 しばらくするとおっさんが出てきました。 黒「おお、これを返さないと。」 おっさんが取り出したのはあの短剣。 黒「もともと贈ったものだからな。」 意味深な言葉と短剣を残して、おっさんは去って行きました。 その日の夜・・・ サファイアはルビィに話があるようです。 サ「ルビィ。私、あの方(黒衣のおっさん)イスカンダールさんと旅に出ることにしたの。」 ル「いきなりどういうこと。」 サ「詳しいわけは話せないんだけど・・・。」 ル「最近、姉さん調子が悪いもんね。その関係?」 サ「そんなところね。」 やはり姉が心配なのか、それとも単に興味本位か、ルビィも同行を申し出ます。 ルビィ一人を残して行くのも不安なサファイア姉さん。連れて行くことにします。 翌朝、旅の支度を整えた姉妹のもとにヒロユキがやって来ました。 店をたたんで旅に出かけることを告げるルビィ。 ル「ヒロユキはどうする?」 ヒ「どうするって、いきなり言われても。そんな気楽に旅に出るわけにはいかないよ。」 ル「そりゃそうだね。それじゃ、これでお別れだ。」 サ「長い間ありがとう、ヒロユキさん。」 ヒ「えっ・・・」 ヒロユキを残してルビィとサファイアはおっさんと合流。 まずは森を抜けて東へ向かうようです。ヒロユキとお別れして内心せいせいしているルビィ。 ところが森の入り口には見慣れた姿が。 ヒ「俺もいくよ。」 ル「はあ?あんた、付いて来たいなら最初からそう言えばいいのよ。」 サ「また、お願いしますね。ヒロユキさん。」 イスカンダール(以下略イ)「さあ、行くぞ。」 こうして、ルビィはイスカンダールを名乗る謎のおっさんとの冒険に 目的もわからないまま旅立つことになったのでした。 114アンリミテッドサガ ルビィ編No.5sage04/04/0323 01ID Vky65qAK どこを目指しているかもわからずに、ただひたすら東へと歩き続けます。 行けども行けども目的地に着く様子はありません。 いいかげん飽きてきたルビィはキャンプの夜にサファイアに尋ねます。 旅の目的、そしてあの日の占いで何を見たのか、そもそも何を占ったのかを。 サ「あの占いは七大驚異を征服することの吉兆を占ったの。」 ル「なんで騎士団の人が、そんなお宝ねらいの冒険者みたいなことを占おうとしたんだろう。 それはいいか。で、それで見えたのが、「死」だったわけ?」 サ「見えたのは大勢の死。その中に自分も含まれているのだという漠然とした感覚・・・。」 ル「姉さん自分の未来を見ちゃったの!そうかー。それじゃ本当なんだね。 自分の未来を見てしまうと、未来を見る力が無くなってしまうってのは。」 サ「恐怖ね。また自分の未来が見えてしまうかもしれない。そう思うと、読めなくなるの。」 この旅の目的は、そんなサファイア自身を占えるという人物に会いに行くことだったのです。 ル「占いなら私がやってあげるのに、ってやっぱ無理かな、ははっ。」 サ「ありがとう、ルビィ。あなたには私以上の力があると思うの。 でも、今は無理。あなたは好奇心が強すぎて、いろんなことに捕らわれすぎるの。私が自分の未来に捕らわれて占えないのと同じ。」 七大驚異に大勢の死。 話が重くなっていくのをひしひしと感じるルビィでした。 115アンリミテッドサガ ルビィ編No.6sage04/04/0323 05ID Vky65qAK 険しい山道や雪道を越えて、とうとう目的地らしき村に着いたようです。 イ「ここはトーレ村という。」 サ「トーレ・・・まさか、リース・トーレスの?」 イ「さすが察しがいいな。ここはリース・トーレスの故郷だ。」 リース・トーレスの生家へと向かう一行。 イ「ここがリースの生まれた家だ。あの頃とあまり変わっていない。」 ル「さっきから見てきたように喋ってるけど、このおっさん大丈夫か?」 伝説の大魔道士リース・トーレス。その子孫である人物が力になってくれるそうです。 さっそく家を訪ねるルビィとサファイア。中には一人の老婆が。 老婆(以下略老)「珍しいお客さんだね。二人ともなにをお悩みだい?」 ル「私は別に何も。悩みがあるのは姉さんよね。」 老「そうかい。あんたにも悩みがありそうだけどね。」 なにやらルビィに興味を示す老婆。サファイアは自分から話を切り出します。 サ「私、占い師をやっております。自分の未来を見てしまって、それ以来、恐怖心で読めないのです。」 老「あんたは本当に恐れているのかい?」 サ「えっ?」 老「恐れているのはこっちの娘に見えるけどね。」 サファイアは恐れているわけではない。むしろ、本当に恐れているのはルビィの方。 なんだかよくわかりませんが、それ以上は何も教えてくれません。 謎かけのような老婆の言葉に途方にくれる二人。 イ「まあいいさ。ナゾナゾを解きにきたわけではないからな。」 突然、イスカンダールが一つの提案を持ちかけます。 イ「自分の運命に関わっているものと向き合ってみないか、サファイア。」 サ「七大・・・驚異とですか?」 イ「そうだ。一度その目で確かめてみるのも悪くないだろう?」 ル「いいわね。行こうよ、姉さん。おもしろそうじゃん!」 サ「正直、あまり気が進まないのですが・・・。」 考えていても埒があきません。 姉妹は運命と向き合うために、七大驚異に挑戦することになったのでした。 148アンリミテッドサガ ルビィ編No.7sage04/04/0520 57ID sM85rF7z イ「では、ファロスの地下迷宮、神のテーブル、神船の錨、ナクルの地上絵、 さまよえる島、二つの月の神殿、どこへ行く?」 ル「ちょっと待って。七大驚異なのに、どうして6つなの?え~と、空中庭園は?」 イ「空中庭園は空中にあって簡単には行けないからだ。」 ル「なるほど、納得。」 (本来どれから行くかは自由に選べますが、ここではイスカンダールが挙げた順に進むことにします。) 「ファロスの地下迷宮」 英雄イスカンダールが建設したといわれる古都イスカンダリア。 その地下には迷宮が広がっているとウワサされますが、巨大な扉が道を閉ざしており 中を見たものはほとんどいません。 ル「へえ~っ、これが七大驚異。ふ~ん。」 ルビィがのんきに眺めていると、いきなり後ろから男がぶつかってきました。 男「どけっ!邪魔だ!」 男はファロスへと走っていきました。そしてそれを追いかける騎士団の格好をした女性。 ル「意外と人がいるわね。何かイベントでもやるのかしら?」 イ「そんなわけないだろう。さあ、行くぞ。」 なぜか開いていた扉の先は、ウワサどおりだだっ広い迷路になっていました。 ただでさえややこしい迷路に加え、うまく開け閉めしなければ進めない隔壁。 そしてあちこちにあるスイッチでエレベーターに動力を供給しなければなりません。 やっとの思いでゴール地点らしい場所につき、何かのスイッチを押すと、 どこからともなく首の無い鎧の化け物が。これを退けるとさっきのスイッチで薄暗かった地下に明かりが灯りました。どうやらこれで「ファロスの地下迷宮」クリアのようです。 思っていたよりあっけなかった七大驚異に少し拍子抜けのルビィ。 ル「そういえば、さっき何か拾ったな~。」 不気味な光を放つ三角錐の物体。イスカンダール曰く「テトラフォース」というそうです。 ルビィはそれに何らかのパワー、そしていや~な感じを覚えます。 そこに先ほど入り口で見かけた騎士団の女性が声をかけてきました。 女性(以下略ジ)「私は神殿騎士ジーン・ムーアと申します。あなたのおかげでバジル・ゲレイオス(さっきの男)が七大驚異の力を奪うのを防ぐことができました。感謝します。」 ル「感謝だなんて、私は何もやってないよ。」 会話を交わしていく内に、ジーンに好印象を受けたルビィはテトラフォースを譲ることに。 ジ「なにか不思議なパワーを感じますね。これが七大驚異の力でしょうか?本当に頂いてよろしいのですか?」 ル「いいよ。私には合わない感じだから。」 ジ「あなたにイスカンダールの加護があらんことを。」 テトラフォースを受け取り、礼儀正しくその場を立ち去るジーン。 イ「私の加護など当てにしても仕方ないだろうに。」 ル「だれもおっさんの話はしてないでしょう。」 イ「あのテトラフォース、渡してよかったのか?あれを集めないと空中庭園へは行けないぞ。」 ル「え~っ!そんな話聞いてないわよ!」 後悔しても時すでに遅し。仕方なく次の七大驚異へと向かう一行でした・・・。 149アンリミテッドサガ 騎士団についてsage04/04/0520 59ID sM85rF7z 騎士団についてです。 騎士団はもともと英雄イスカンダールの精神を重んじて結成されたものです。 この世界では騎士団というのはかなり広い規模で活動しています。 本部であるイスカンダール神殿を中心に活動する神殿騎士。都市を警護する守護騎士に、地方の村を警護する辺境騎士などです。 騎士団の中には立場を利用してやりたい放題な者もいます。(例 警護している街道で通行人からムリヤリ通行料をとったり) いつからか騎士団では「騎士団が世の中を支配する。」みたいな身勝手な考えが広がります。 そこで正義感の人一倍強いジーンがこのままではいかんと改革派を立ち上げて、七大驚異征服を主張します。 それは「イスカンダールは七大驚異から力を得ていた。」と考えられているからです。 こうすることで本来のイスカンダール精神に立ちかえらせようとしたのでしょう。 こうして騎士団内では、改革派と守旧派で派閥争いになってしまいました。 150アンリミテッドサガ ルビィ編No.8sage04/04/0521 02ID sM85rF7z 二つ目の七大驚異にやってきたルビィ。 周りには七大驚異に眠っているといわれる力を手に入れようと、ろくでもない連中が集まっています。 そいつらが言い争いなんかしているのを見て、ルビィは呆れてしまいます。 「神のテーブル」 巨大な柱に支えられた巨大な鏡のような板。 その姿から「神のテーブル」と呼ばれるようになったこの場所には、鏡の中の世界へと続く入り口があるという言い伝えが残されています。 小道に隠されたワープゾーンで上まで上がると、辺り一面まさに鏡のようです。 その辺に落ちている鏡の破片に触れると、実は罠だったりモンスターだったりするので注意が必要です。 ワープをつづけて進んでいくと、何の前ぶれも無くいきなり空から巨鳥が急降下して鏡に激突。 派手な登場の割には弱かった鳥を倒して、「神のテーブル」クリア。 やはりここにもあったテトラフォース。 ル「今度はちゃ~んと持って帰らないとね。」 次の七大驚異へと向かうルビィたちの陰には、なにかを狙っていたかの様なジーンの姿が・・・。 「神船の錨」 船の錨のような形をした建物。その向きが極星を指している事から 「神々が星々を旅するための船の錨じゃなかろうか。」 なんて伝説を持つなんともロマンチックな七大驚異。 中には「星々の間」と呼ばれるプラネタリウムのような部屋が。そこにしるされた星座を正しくたどっていかなければなりません。 道を外すと、モンスターが流れ星気取りでタックルしてくるので油断なりません。 星座をたどった先に待っていたのは不気味な姿をしたアンデッド。体の自由を奪ってじわじわと生命力を削ってくる強敵でしたが、なんとかこれを撃沈。 「神船の錨」クリアです。 今回も忘れずにテトラフォースを持ち帰ろうとするルビィの前にジーンが現れます。 ジ「それを譲って頂けませんか?」 ル「え~っ!そう言われても、私も必要なんだよね~。」 七大驚異の征服のためなら命を捧げてもかまわないとまで言い張るジーンに押されて、ルビィは次は自分がもらうことを条件に、テトラフォースを渡してしまいました。 151アンリミテッドサガ ルビィ編No.9sage04/04/0521 04ID sM85rF7z これで3つの七大驚異を征服したことになるルビィたち。 それでも本来の目的、老婆の言葉の意味を理解することがどうしてもできません。 久々に老婆の家を訪ねます。 老「二人とも悩みは解決したかい?」 まだ答えの出ないことを伝えるサファイア。 すると老婆は今までとはうって変わって重い口を開きます。 老「あんた喜んでるんだろう?自分の死まで予言できて。他人を超越した能力。世の中があんたの言葉通りに動く。あんたが予言通り死んでいく時、勝利の雄叫びを上げてるあんたが目に浮かぶよ。」 サファイアの中にあったのは恐怖ではない。 自分の力こそ絶対であると考えていた傲慢ともいえるほどの過信。 老婆はそう指摘するのです。 サ「私が自分の力に溺れていると・・・。」 動揺を隠せないサファイア。老婆の語りはルビィにも向けられます。 老「あんたはどうなんだい?」 ル「私!私は恐れてなんかないわよ。なんたって七大驚異を征服しちゃうんだからね。」 老「それでも姉にはかなわない。」 ル「そりゃ~今はね。経験をつめば姉さんみたいに・・・」 老「なれるって言い切れるかい?そんな自信があるのかい?姉には追いつけない。自分には何の力も無い。 それがわかってるから、いつも必要以上に大騒ぎしてるんだろう?」 完璧な姉を見て育ってきたために生まれた劣等感。 今まで元気を装って隠してきたそれを老婆には見抜かれていたのです。 ズバリ言葉で指摘され、ルビィはたまらず泣き出してしまいます。 ル「そんなこと・・・言わなくてもいいじゃない・・・。姉さんに勝てない事なんか分かってるよ・・・。 私に出来ることなんか、何にも無いのもわかってるよ・・・。でも私だって一生懸命にやってるんだよ。姉さんに迷惑かけたくないもん。 姉さんにルビィなんていらないなんて言われたくないもん・・・」 サ「ルビィ・・・」 泣きながら外に出て行ってしまうルビィ。それを追いかけるサファイア。 イ「ばあさまも憎まれ役が大変だ。」 老「時にはこういうキツイ言葉も必要なんだよ。」 自分の内に秘められた弱さに改めて気づかされた二人の姉妹。 これに目を背けずに正面から向き合うことで、何か得られるものがあるのでしょうか・・・。 197アンリミテッドサガ ルビィ編No.10sage04/04/0821 09ID 4GqvV/6x 立ち止まっていても何も変わらないし、ここまで来た以上後には引けないでしょう。 ルビィとサファイアは引き続き七大驚異を目指します。 「ナクルの地上絵」 延々と迷路のように続く壁。 上から見ると、それが一つの大きな絵になっていることがわかります。 ちなみに序盤にここを選ぶとほぼハマります。 自分の足でその地上絵を隅々まで歩いていくことで道が開かれていきます。 巨人、蝶、渦巻、剣、そして鳥。全ての地上絵をたどると、結界が解かれ邪神が姿を現しました。 なんとか倒すことに成功し、「ナクルの地上絵」をクリア。 いつものようにテトラフォースを持ち帰ろうとしますが、突如現れたジーンが横取りします。 ル「ちょっと!約束が違うわよ。」 ジ「モンスターに七大驚異の力を渡してもよいのですか!?」 ものすごい剣幕で怒鳴るジーン。強引に持っていってしまいます。 ル「あの人、ちょっと変だ。前と感じが違う。」 ジーンの異様な変貌に、ルビィは不安を覚えます。 「さまよえる島」 通称アヴァロン。船のように海の上を勝手に移動する不思議な島。 周りは常に嵐が吹き荒れ、近づくことも困難です。 何とか上陸に成功。探索を続ける内に大きな穴を発見します。 かなり深い所に台を確認し、なんとか引き上げられないかと再び島を探索。 あちこちに設置されたあからさまなレバーを下げると、台がうまいこと引き上げられました。 これに乗って下まで降りると、底には大穴の主である竜が。 いつも通りやっつけて「さまよえる島」クリア。 ジーンの来ない内に急いでテトラフォースを持ち帰ります。 ジ「チッ、なんということ!」 一足遅れたことに気づいたジーンが舌打ちをかまします。 198アンリミテッドサガ ルビィ編No.11sage04/04/0821 26ID 4GqvV/6x 「二つの月の神殿」 青の月ラズリアと赤の月エローゼ。(この世界には月が二つあります。) この二つの月の力を司るといわれている広大な神殿です。 月光を思わせる淡い光を放つ床。 財宝を守る、二つの月を象徴するかのような赤と青の竜。 さすが名前のことだけある神殿です。 奥にいた月と全然関係ない魔物を倒してクリア。 例のごとくジーンが現れ、テトラフォースを持ち去ろうとします。 ル「最後の一つ、それは渡せない。返して、ジーンさん。」 ジ「私の邪魔をするのですか?世界を救うのが私の使命。それを妨げるとは、お前は悪しき者の手先に違いない。」 わけの分からないことを抜かすジーンに、ルビィも我慢限界のご様子。 ル「な~に言ってるの!あんまりふざけた事言ってると、怒るわよ。」 ジ「だれも私を止めることなど、出来はしない!」 剣を抜き、切りかかるジーン。 あまりの突然の出来事に身を守る暇もなく、重傷を負ったルビィはそのまま意識を失ってしまいました・・・。 199アンリミテッドサガ ルビィ編No.12sage04/04/0821 28ID 4GqvV/6x 「・・・アリス・・・アリス・アンブローシア・・・」 どこからか声が聞こえます。 その声で目を覚ましたかと思ったら、目の前には見知らぬ男性。 全く知らない女性の姿に変わっている自分。どうやらまだ夢を見ているようです。 「寝ぼけているのか、アリス?」 夢の中の自分をアリスと呼ぶ男性。自然と言葉が出てきます。 「・・・は、はい。大丈夫です、イスカンダール様。ただ、悪い夢を見たので・・・。」 「夢?」 「思ったように戦えずにやられてしまう、イヤな夢でした。」 ル(夢?違う。今、見てるのが夢・・・。 だって私はルビィ、アリスじゃない・・・。) 急に場面が変わって、今度は男性が二人、何か話しているようです。 「おっ、やっと起きたのか。」 「夢を見た。老けたお前が出てきたよ。」 「何が夢だ、のんきな奴だ。おい、リース。何がおかしいんだ。」 「いやイスカンダール、お前も年をとるんだなと思ってな。」 「当たり前だ!」 ル(だれ、この人たち・・・やっぱり夢だ・・・変だもん・・・) またまた場面が変わり、次に出てきたのは少女と老人。 気のせいか、その少女はルビィによく似ています。 「本当にやるのか?」 「止めようって言うの、イスカンダール? 他の世界ではあなたは無敵。でもあなたが生まれたこの世界では、ただの老人にすぎないのよ。」 「止めるつもりはない。この世界をどうするのか、それはお前たち自身が決める事だ。」 ル(この子は・・・私?・・・違う・・・やっぱり・・・夢よ・・・) 次に見えてきたのはヒロユキの顔。 ル(ヒロユキ・・・?) ヒ「ルビィ!サファイアさん、ルビィが目を覚ました!」 今度は本当に目が覚めたようです。 幸い命に別状はなかったようで一安心の一同。 さっきの夢は一体なんだったのか・・・。気にはなりますが、考えてもわかるわけがありません。 とりあえず、今のルビィにはそれよりも大事なことがあるみたいです。 どうやらサファイアも同じ気持ちのよう。 老婆のもとへと急ぐ二人。長い冒険の中で、何か答えを見つけたのでしょうか? 259アンリミテッドサガ ルビィ編No.13sage04/04/1118 37ID hJ0lf2wg 老「二人とも答えは出たかい?」 サ「答えと呼べるかどうかは分かりませんが。」 まずサファイアが自分なりの結論を報告します。 サ「私には占いを通して『見る』力があります。それは二つの目で世界を見ることと同じ。それ以上でもそれ以下でもない。それだけのことです。 特別な力ではないのです。普通に見るように見ればよいのだと気がつきました。」 ル「あれ~、私の結論と似てる。」 ルビィが姉に続いて話し始めます。 ル「未来のことは分からない。分からないから不安。不安で当然。不安でいいんだ。 大人になったらどうなる?年をとったらどうなる?そんなこと今考えたくない。考えたくなきゃ考えなきゃいい。 大人になれば、年をとれば、嫌でも考えなきゃいけなくなる。でも、今すぐ大人にはなれないし、年もとれない。 だから今は今、今の自分だけを考えて生きていればいいんだって。」 イ「二人とも吹っ切れたようだな。 では、二人に占ってもらおうか。最後の七大驚異、空中庭園へ行くことの吉兆を。」 サファイアはもちろん、悩みを克服したルビィも占いに挑戦します。 イ「で、どう読んだ?」 サ「言いにくいのですけれど・・・やはり世界の終わりと。」 ル「私はちょっと違う。ううん続きがある感じ。 終わって、また始まるの。」 悩みを克服したとはいっても、やはり姉とは違う結果になった自分の占いに少し不安なルビィ。 そんなルビィにヒロユキが一言。 ヒ「ルビィらしくないな。堂々とインチキ占いやってた度胸はどこ行ったの。」 そうです。町でやっていた占いと同じく、自分の気に入るように結果の方を変えてしまえばいいのです。 運命とは自分で切り開くもの。心機一転、ルビィは空中庭園へと向かいます。 260アンリミテッドサガ ルビィ編No.14sage04/04/1118 39ID hJ0lf2wg 「空中庭園」 名前のとおり空中に浮かんでおり、七大驚異の中でも最も驚異的な存在と言われています。 独立した季節を展開し、季節ごとに姿を変える美しい七大驚異。 空中庭園の真下までやってきたルビィたち。 ル「どうやって上がるつもり?テトラフォースの数が足りないんじゃない?」 イ「私を誰だと思っているんだ?イスカンダールだぞ。 テトラフォースなど一つあれば十分だ。」 ル「げーっ、なんちゅうおっさんじゃ。必死こいて集めさせといて実はいらないなんて。」 ともかくイスカンダールの力で上まで上がることに成功します。 広い割には今までとは違い何の仕掛けも無く、あっさりとゴール地点に。 いつもならここで主である魔物が現れるはずですが、待っていたのは魔物ではなく親衛隊を引き連れたジーン・ムーア。 ジ「騎士団の未来のため!イスカンダールの夢のため!お前たちは全てを捧げなさい!!」 声を張り上げ、有無を言わさず襲い掛かかってきます。わけもわからぬまま戦闘に突入しこれを撃退。 戦闘不能のジーンから奇妙な光が放たれます。 ジ「私こそが・・・選ばれし者・・・。イスカンダールの力を・・・この・・・地上に!!」 そう言うとジーンは光とともに姿を消してしまいました。 次の瞬間、ルビィたちは不思議な空間に吸い込まれてしまいます。 まるで宇宙のような空間。そこに突然現れたのは巨大な異形の怪物。 これが七大驚異に眠っているといわれる力の正体でしょうか? ル「そんな力なんか必要無いの。あんたなんて消えちゃいなさい。」 ひるむことなく立ち向かうルビィ。最後の戦いが始まりました。 261ルビィ編 エンディングsage04/04/1118 40ID hJ0lf2wg 死闘の末に謎の怪物は消滅。 不思議な空間から戻ってきた途端、空中庭園は音をたてて崩れていきます。 かなりの高さから落ちたようですが、幸運にも無傷な一同。辺りには見る影も無い空中庭園の残骸が散らばっています。 ヒ「さすが、ルビィ。七大驚異をぶっ壊しちゃったよ・・・とほほ・・・」 ル「あんなものは私たちの未来じゃない。夢でも希望でもないよ。」 しみじみと語りだすルビィ。 ル「夢も未来もここ!この胸の中にあるのよ!!」 胸に手を当て、得意満面に意味不明の言葉を叫びます。胸と聞いてすかさず反応するヒロユキ。 ヒ「そんなでっかいものが入ってる割には小さいな。」 ル「なにお~!ヒロユキ~!」 夕日をバックに追いかけっこする二人。 妙に滑らかなルビィのダッシュが逃げ惑うヒロユキを捕らえます。 ・・・・・ 顔を赤らめて見つめ合う二人。長い冒険で単なる幼なじみからちょっぴり距離を縮めたようです。 サファイア姉さんもイスカンダールもジーン・ムーアも、そしてあらゆる伏線も全て放ったらかしにして 最後はお花に囲まれてポーズをとるルビィのイラストに 「終」 の一文字。 (゚Д゚;) おしまい 459アンリミテッド・サガ ヴェント編sage05/01/2709 44 49ID oD9LwPKS 【ヴェント編】 登場人物 ヴェント…運び屋になりたての青年。運び屋とは手紙や荷物を配達する仕事でギルド制。 (ゲーム中でも自由に運びの仕事ができ、成長パネル選択をラスダンに入らずとも無限にできる) 兄ブリズの死因を探るために兄と同じ運び屋になった。 兄を尊敬していたが、兄と比較されることに悩む。が、基本的にバカでお調子者。 ブリズ(故人)…ヴェントの兄。優秀で有名な運び屋だったが5年前に死亡。 ティフォン…ヴェントと組むことになる謎の美女盗賊。アンデッド恐怖症。 実はブリズの元恋人で、過去の事実を知っている。 トゥース・ブラッドベイン…野心家の吸血鬼。ブリズ殺しの犯人。 460アンリミテッド・サガ ヴェント編sage05/01/2709 46 32ID oD9LwPKS ヴェントは兄ブリズの最後の仕事がドラゴンハートというワインの運搬だったと知る。 その仕事について調べているうちに、吸血鬼トゥースに襲われていた女盗賊ティフォンを助けようとした。 が、トゥースにボッコボコにボコられる。しかしトゥースはヴェントの血を味わうと、「覚えのある味だ、お前の親族に敬意を表し逃がしてやる」とヴェントに止めを刺さずに去る。どうやら兄を殺したのはトゥースらしい。 さて、助けてもらったティフォンは過去を思い出す。実は彼女はブリズの元恋人だった。だが、その過去を隠してヴェントに同行する。 運び屋の仕事をしたり仲間を集めたりして進めているうち、ドラゴンハートを発見するがトゥースに奪われる。 レジナ・レオーヌ祭に湧く大都市ヴァフトームでも、騎士団が守護するドラゴンハートを姦計により強奪された。 手がかりを失うヴェントだったが、ティフォンの提案で伝説の魔導士リース・トーレスの塔へ向かう。 リース・トーレスの塔には、結晶状のドラゴンハートが安置されていた。 これを入手するものの、トゥースの組織「ブラッディリーグ」の手先によって一行は捕らえられてしまう。 ブラッディリーグのアジトで、ドラゴンハートを取り返すも、ティフォンがトゥースにそれを渡してしまう。 461アンリミテッド・サガ ヴェント編sage05/01/2709 48 41ID oD9LwPKS トゥースの口から語られる真実: ・ドラゴンハートは、原初の龍の心臓が変化した物を分割したもので、その凄まじいエネルギーは特にアンデッドに効く。 トゥースはアンデッドの支配者「ナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブル(以下、円卓)」の命令でそれらを回収していた。(液状化したドラゴンハートならば、アンデッドのトゥースでも容易に扱える) ・兄の死の真相:ワインに偽装したドラゴンハートを過去のティフォンが盗む→それを売りさばくことにする→それ運んだのがブリズ→ トゥース、ブリズとティフォンを捕まえる→ブリズの血を吸って意のままに動くようにし、ティフォンを殺させようとする→ブリズ、そんなことするくらいならと洗脳に逆らい焼身自殺 ・ブリズの死に様にトゥースはマジで感動。よーし俺も円卓にカッコヨク逆らって闇の支配者になっちゃうぞと決意。 ・ティフォンはその頃から恐怖によってトゥースの言いなりだった。 で、円卓はその野望を見抜いててヴェントの目の前で殺される。 トゥースは、最後のドラゴンハートは龍の楽園にあると言い残す。ティフォンはヴェントに深く謝罪するが、ヴェントは別に気にしなかった。 龍の楽園でヴェントはアンデッドと龍族は長年の宿敵と聞かされ、ドラゴンハートを手に入れる。 龍族やトゥースの悲願を果たし、また兄を越える男となるため、ヴェントは全ての元凶である円卓の本拠地、七大驚異「ファロスの地下迷宮」へと向かう。 ドラゴンハートの力も借りて円卓どもを倒したヴェント。終わったと思ったところでトゥースが出現。死んだふりとはセコイ奴だ。 ヴェントとトゥースの最後の決着の場は七大驚異「二つの月の神殿」。 トゥースの執念と七大驚異の力がかつて世界を滅ぼしたカオス・ルーラーを呼び出し、トゥースは飲み込まれてしまう。 圧倒的な混沌の力を奮うカオス・ルーラーだったが、ヴェントはドラゴンハートと兄譲りの勇気でこれを倒したのだった。 数年後、ヴェントは立派な運び屋へと成長していた。そしてその隣では、過去の呪縛から解き放たれたティフォンが彼を支えているのであった……。 まとめると、「兄貴の仇とか悪の軍団倒して、ついでに兄貴の元カノをゲッツ」 462アンリミテッド・サガ ジュディ編sage05/01/2709 50 10ID oD9LwPKS 【ジュディ編】 登場人物 ジュディ…魔法一家の末娘で天才魔法少女。10歳。素直で頑張りやさん。口癖は「まっかせて!」 その可愛さはパーティーに次々とロリコンが入ってくるくらい。 ジョーゼフ…かつての大魔導士にしてジュディのお爺さん。77歳。ジュディに激甘。 序盤でいきなり鏡に封印される。 レベッカ…ジュディのママ。父ジョーゼフ譲りの魔力持ちだが、結婚を機にあっさり引退。 男勝りな39歳の美女。なんだかんだ言ってトマスにベタぼれ。 トマス…ジュディのパパ。魔法は全く使えないし影が薄いが、やる時はやる男。ジョーゼフと折り合い悪い。 マリー…ジュディーの姉。20歳。やはり魔法が得意。 天然系のお姉さんだが、男をとっかえひっかえしてたり、こき使ったりとかなり腹黒。 ロイ…ジュディーの兄。大食漢。デブのくせに異様に素早い。 クライド…昔はジョーゼフとともにブイブイ言わせた大魔導士。ロンゲでチビのジジイ。 「禁呪」を求めるあまり手段を選ばなくなりジョーゼフを襲う。 その他、仲間になるロリコンが3人ほど。 463アンリミテッド・サガ ジュディ編sage05/01/2709 51 45ID oD9LwPKS 森の奥の小さな里で家族と仲良く暮らすジュディ。 ある日、クライドと名乗るジジイがジョーゼフの店にやって来る。 クライドはジョーゼフを鏡に封じ、「禁呪」の魔道板(魔法が記された板)を寄越せと脅す。 が、強さに比例して周囲の人を遠距離へと吹き飛ばす防御魔法が発動。クライドごと吹き飛ばされて一家離散する。 飛ばされた場所が近くだったジュディは、ジョーゼフの頼みで家族を探しに奔走することに。 樹海に入ると「やあ僕はキャッシュ」。森は危険なので護ってあげるとキャッシュが仲間になる。正直、こいつの方が危険な気が。クライドの使い魔が襲いかかってくるも、難なく撃退。 北の町でトマスと再会したところ、父は町長の不良息子ゴージュに困らされている母娘を助けようとしていた。 ゴージュを成敗すると、町長はゴージュに罰としてジュディに協力しろという。胡散臭い連れがさらに増えるが、こいつは育てると最強キャラになる。 次へ向かおうと釣り橋を渡ったところ、モンスターの襲撃でトマスが谷底へ落下。不器用ながらジュディを慰めるゴージュ。早くもロリの魔力に取り憑かれたようだ。 次の場所では、ロイが何故か山賊のところに居候していた。飯が食えるからってもう少し考えろ。 山賊のボスの魔導士を倒すと、黒い魔道版をゲット。すごく嫌な感じを受けるジュディ。 さらに家族を捜して船に乗ると、クライド配下の魔物の襲撃。 変態っぽいおっさんが現れていきなり護衛を申し出てくる。運び屋のヌアージが仲間に。犯罪者にしか見えない。勘弁して欲しい。 ヴァフトーム経由でロングシャンクの町へ。ここで姉マリーと再会。かぐや姫のごとく男どもに無理難題を押し付けてた。姉も妹も男を惹きつける…恐ろしい一家だ。 クライドの狙いはなんなのか。近くで黒い魔道板のかけらを拾ってみるも、よくわからない。 464アンリミテッド・サガ ジュディ編sage05/01/2709 53 35ID oD9LwPKS 母を捜して北へ。すると、レベッカはクライドにさらわれていた。兄や姉の奮闘もあって、ジュディは母の救出に成功する。 一方、とうとう寿命が近づくクライド。禁呪を追うための最後の手段として禁断の契約をするらしい。 レベッカなら鏡からおじいちゃんを助けられる、とジュディ一行は一度故郷へ戻るが、何とクライドによってジョーゼフの鏡が割られてしまっていた。 そこに父が帰ってくる。トマスは鏡の七大驚異「神のテーブル」へ行けばなんとかなるかもしれないと言う。 大樹に支えられて宙に浮く巨大な鏡の板「神のテーブル」。果たして、そこにはジョーゼフのメモが。 全てのメモを集めると、その魔法でジョーゼフが復活。 そこを強襲する謎の美形男。それは闇の契約で吸血鬼と化したクライドだった。有り余る時間と力を手に入れる代償として人間をやめてしまったのである。 決戦の最中、クライドの闇の魔力と七大驚異が共鳴し、混沌の王カオス・ルーラーがクライドに降臨するも、これを家族の結束で破る。 我に返ったクライド。彼は若い頃の情熱を失わず探求の道を歩み、老いてゆく焦りから闇に手を染めてしまったのであった。 「禁呪の魔道板などない、全ての術が禁呪となってしまう可能性があるだけだ」とジョーゼフは指摘する。 和解するジョーゼフとクライド。かつては友に歩んだ友だったのだから。だが、人外となってしまったクライドは寂しげに去って行った。 かくして、ジュディの初めての冒険は終わり、相も変わらない一家の平和な日常が戻ったのである。 まとめ「一家離散、そして感動の再会」 497アンリミテッドサガ ローラ編sage05/01/2820 48 55ID aPJCasNe あるところにローラという女海賊がいました。 各地を荒らし回る女傑でしたが、20歳の時にパブロという男と恋愛結婚→海賊卒業。 以来、雪国でパブロと日曜学校を営みながら、幸せに暮らしてきました。 それから十年。ローラが三十路に足を突っ込んで間もないある日、 旅先でパブロが死んだとの報せが。 茫然自失のまま葬式を終え、帰り道を行くローラ。 その背中に見知らぬ少年がぶつかってきました。 悪人面の男達に追われています。 昔取った杵柄で男達を叩きのめすと、 少年は「感謝する(注:そっぽを向きながら)」と、 妙にやんごとなき謝り方をしてきました。 498アンリミテッドサガ ローラ編sage05/01/2820 54 05ID aPJCasNe それもそのはずで、彼は近国エスカータの王子アンリでした。 犬型人間ダグル=ボース率いる軍に襲われ国が滅亡。両親も死亡。 命からがら、代々王家に伝わる宝剣だけを持って逃げてきたそうです。 身寄りの無くなったアンリ王子は、 とりあえず亡き母の故郷ヴァフトームを目指すことにしましたが、 そこは遠く温室育ちの子供が一人で行けるような場所ではありません。 かくて、失意のあまり何をすればいいのか判らなかったローラの元に 王子の護衛という大仕事がやってきたのでした。 「休校 パブロの学校」 玄関に札をかけ、二人はニバコリナを発ちます。 追っ手を退けて旅するうち、魔法少女ジュディが仲間になります。 ある時、追っ手がアンリのことを王子と呼んだせいで、ジュディに素性がバレてしまいました。 ジュディ「アンリ君って王子なんだ、すごい」 アンリ「王子って凄いかな?」 ジュディ「だって王子って、なりたくてもなれるものじゃないし」 アンリ(好きで王子に生まれたわけじゃないのに。 王族じゃなかったら親も殺されずに済んだのに) 内心で考え込むアンリですが、ローラに喝を入れられて先へ進みます。 499アンリミテッドサガ ローラ編sage05/01/2820 58 14ID aPJCasNe 旅は進み、港町ロングシャンクへ着いた一行。 ここにミシェルという人がいました。 一時期は才色兼備のアイドル冒険家として有名だった女性ですが、 うっかり呪いのガントレットを装備してしまい、以来その副作用に悩んでいます。 呪いを解くため、この町に住む遺物鑑定家マイスを訪ねたものの、 そいつが留守でorzとなったミシェルは、 通りすがりのローラ達にマシンガントークで泣き言をぶつけ去っていくのでした。 ガントレットの正体やマイスがいない理由は、別の物語の管轄につき脇に置いといて、 ローラ編の舞台は船に映ります。 船がヴァフトームへ向かう途中、魔物が襲ってきました。 偶然ミシェルも乗り合わせていました。 またも繰り広げられるマシンガントークを聞き流しつつ、協力して魔物を倒します。 なし崩し的にミシェルが仲間に加わったところで、 ヴァフトームに着きました。 500アンリミテッドサガ ローラ編sage05/01/2821 00 39ID aPJCasNe ここでエスカータとヴァフトーム、 そしてイスカンダールの関係について説明しときます。 早い話、両方ともイスカンダールの配下が作った場所です。 イスカンの作った国イスカンダリアというのがありまして、 イスカン本人が失踪した(表向きは死んだとされた)後も、 ディクソンという男がそこを守護していました。 しかし彼の厳しすぎる政治方針に、フジャントという男が「異議あり!」を連発。 両者は険悪になり、喧嘩になり、しまいには戦争を起こしました。 勝ったのはフジャントですが、彼はイスカンダリアの王にはならず、 イスカンダリアの近くに自分で国を作りました。それがエスカータです。 負けたディクソンも遠方に流れて都を作り、 心を入れ替えて良い政治を行いました。こっちがヴァフトームです。 501アンリミテッドサガ ローラ編sage05/01/2821 02 53ID aPJCasNe 今では両家も和解し、ディクソンの遺体も、 フジャントを始めとする歴代のエスカータ王族の遺体も、 皆ヴァフトームの霊廟で眠っています。 霊廟にはイスカンダールの棺もありますが、こっちは空っぽです。 中身がどこで何をやってるかはルビィ編の方を参照して下さい。 (ここらへん作中では殆ど言及されておらず、 各種の関連書籍や説明書をつぎはぎして組み立てているので、 間違いがあったらすいません) 502アンリミテッドサガ ローラ編sage05/01/2821 05 55ID aPJCasNe で、現在のヴァフトームは、レジナ=レオーヌ祭のまっただ中。 これはディクソンの妻が、死んだ夫の霊を慰めようと焚いた送り火から始まったもので、 今でも山一個燃やして巨大な送り火を焚きます。 元が元なので、この送り火には死者を見送り悼む意味があり、 賑やかな祭も、送り火の時間になると静まりかえります。 初めてのお祭にはしゃいでいたアンリも、 つい最近国と一緒に殺された両親を思い出し、送り火を見て泣きました。 見ればローラの方もパブロを想って泣いています。 悲しいのは自分だけじゃないんだと気付くアンリ。 祭が終わり、一行はエスカータ王家の墓地に行きました。 「子孫へ……私はイスカンダールから黄金時代の遺物を授かった。 何かあった時はそれを集めてなんとかしなさい……フジャント」 こんな感じの遺言を発見します。どうやら宝剣も遺物の一部らしいです。 残りの遺物を集めれば、ダグル=ボースの打倒にも役立つかもしれません。 503アンリミテッドサガ ローラ編sage05/01/2821 08 37ID aPJCasNe 霊廟を出ると、バジル=ゲレイオスという男に出会いました。 ゲレイオス家はエスカータ建国時からの旧臣で、彼はそこの現当主です。 アンリが生きていたことを喜び、王家再興に協力すると言ってくれます。 フジャントの遺物についての情報を集めるため、 アンリは再度エスカータに行くことに。 バジルは仕事があるので同行できないけれど、護衛を付けてくれます。 ここでローラの役目は終わりました。 後のアンリの補佐は、ゲレイオス家が全てやってくれるでしょうから。 ですが、やることがなくなった途端、 ローラはアンリと会う以前の茫然自失状態に戻ってしまいました。 宿屋で途方にくれるローラを見て心配になったアンリは、 「ローラさんと行きたい」と護衛に駄々をこねました。 結局、今までのメンツ+護衛でエスカータへ戻ることに。 516アンリミテッドサガ ローラ編sage05/01/2919 17 41ID dW3fO9Na エスカータへ向かう途中で野営する一行。 護衛のフランシス34歳独身(ピューと吹くジャガーのハマー似)が、 バジル宛に手紙を書いてるところをローラが目撃します。 「お前スパイだろ」とローラ。 「お前こそ王子をたぶらかすつもりだろ」とフランシス。 「そんなことばかり考えるから女にモテないんだ」とローラ。 図星だったらしく凹むフランシス。 不穏でマヌケな空気のままエスカータに到着。 エスカータ城はあちこちが壊れてて、燃えてて、魔物がうろついてます。 アンリはマイホームの惨状に悲しくなるものの、 「二度とローラさんの前で泣いたらいけない」と気張って我慢。 書庫で資料を漁った結果。王家伝来の遺物は、 宝剣と5つの「エレメンタルギア」という神器であることが判明しました。 517アンリミテッドサガ ローラ編sage05/01/2919 19 34ID dW3fO9Na ここで話はディクソンとフジャントの戦争に戻ります。 そもそもフジャントが勝てた理由は、 エレメンタルギアの力はもちろんのこと、 それ以上に大きかったのは、彼と戦った4種の異種族の力でした。 勝利の後、フジャントは感謝の意を込め、 彼等にそれぞれ一つずつエレメンタルギアを預けました。 彼等の方も、王家に危機が訪れた際は、 エレメンタルギアと共に集まり、再び王家を助けると約束しました。 これらの情報を書庫で仕入れた一行。 バジルの城へ行き、 代々ゲレイオス家が預かっている火のエレメンタルギアをもらいます。 残り4つのエレメンタルギアも集めるため、各地の四種族を訪ねることに。 どの種族も古の契約を覚えているらしく、アンリに快く協力してくれました。 518(以下攻略順フリー 順不同)sage05/01/2919 22 00ID dW3fO9Na 土の一族ペトランは、岩で出来たボールのような種族です。 一族代表アンザンの案内で、壁画が実体化して襲ってくる洞窟へ行き、 土のエレメンタルギアを入手しました。 木の一族リラムは、植物と一体化したインコのような種族です。 代表プラティフィラムの案内により樹海へ行き、 中心部で木のエレメンタルギアを入手。 水の一族チャパは、あざらしとビーバーを足したような種族です。 仕掛けだらけの地底湖へ行くものの、代表アーミックは 「この玉の色が赤と青に変わります、 それを(とか言ってる間に玉が緑色に)……緑になっちゃいましたね」 こんな調子で案内なのに案内をしません。 苦労の末、水のエレメンタルギア入手。 金の一族アヌビトは、人身犬頭の種族です。 エスカータを滅ぼしたダグル=ボースもアヌビトですが、 代表ムゾル=ヤニーによれば 「一人のアヌビトが一つの部族。ダグル=ボースと自分は関係ない」とのこと。 彼と洞窟を進んでいきますが、最深部に金のエレメンタルギアはありませんでした。 ダグル=ボースが盗んだようです。 519アンリミテッドサガ ローラ編sage05/01/2919 24 56ID dW3fO9Na カタキ討ちとエレメンタルギア奪還を兼ねて、 次はダグルボース城へ殴り込むことになりました。 全滅時に備え、今まで集めたエレメンタルギアと宝剣は バジルに預けておくことにします。 城へ乗り込み、ダグル=ボースと対峙する一行。 誇り高い武人ダグルは、取り巻きの魔物達を「手出しするな」と制し、 単身でローラ達と戦います。 ちなみにダグルの得意技は「シリウス」 おかげで「シリ刺し」とか「シリ撃ち」とか「シリダンス」とか、 脱力する名前の連携が量産される戦いになりました。 「私を倒してもエスカータは内側から腐っていく」と言ってダグル死亡。 金のエレメンタルギアを取り戻し、バジル城へ戻ります。 520アンリミテッドサガ ローラ編sage05/01/2919 28 34ID dW3fO9Na なるほど内側から腐ってまして、戻るやいなやバジルが裏切りました。 金のエレメンタルギアを受け取った後、 「王子あなたは用済みです」と魔物をけしかけてきやがります。 元々ダグル=ボースがエスカータを滅ぼせたのも、 バジルが裏から手助けしていたおかげでした。 バジルは宝剣と、それが持つ強大な力を欲しがっており、 宝剣を手に入れるにはエスカータを滅ぼすのが手っ取り早いと考え、 ダグルを利用したのです。 しかしエスカータ滅亡後、目当ての宝剣をアンリが持って逃げたので予定が狂い、 執拗に追っ手を仕向けたものの、何度も撃破されるので作戦変更。 アンリを泳がせて残りのエレメンタルギアも集めさせることにしました。 ついでに利用し終えて邪魔になったダグルも殺させることにしました。 そして現在に至るわけです。 521アンリミテッドサガ ローラ編sage05/01/2919 30 42ID dW3fO9Na 唖然とするアンリとフランシス(結局スパイじゃなかった)を叱咤しながら 魔物を倒していくローラ。最後にバジルを追い詰めるものの、逃げられてしまいました。 どうやら七大驚異のひとつ「ナクルの地上絵」に向かった模様。ローラ達も後を追います。 ナクルの地上絵は、壁を組み合わせて作った巨大迷路で、 上空から見ると絵に見えるのが名の由来です。 他の七大驚異と同じく、ここも黄金時代の遺物。 おそらくは宝剣やエレメンタルギアと関連があり、 バジルが欲しがる宝剣の真の力は、ここで引き出せるのでしょう。 ローラを巻き込むまいとして、アンリは彼女に帰るように言いますが、ローラは承知しません。 「ここで死んだって、あんたも私も、大切な人と同じ場所へ行くだけじゃないか」と。 最深部へ行くとバジルがいました。 戦ってるうちにバジルの薄汚い精神に引き寄せられたのか、 これを呼ぶことこそが宝剣の真の力だったのか、 邪神カオスルーラーが復活降臨。バジルの身体を乗っ取ります。 これを撃破してエンディング。 522アンリミテッドサガ ローラ編 エンディングsage05/01/2919 33 33ID dW3fO9Na 危機は去りました。アンリは王家再興のためエスカータで頑張ることになります。 別れを告げエスカータを去っていくローラの背中を見送って泣くアンリ。 フランシス「王子、涙はいけません」 アンリ「いいんだ……ローラさんには見えてないんだから」 一方、ニバコリナに戻ったローラは、日曜学校を再開します。 そこの看板にはこう書かれていました。 「パブロ&ローラの学校」 同じように身内を殺されて、同じように弱っていた二人が出会い、 お互い支え合ってるうちに、また一人で歩けるようになったので別れた。 まとめるなら、これはそんな感じの話です。 補足トリビア……パブロの死因は最後まで不明のまま 523さらに補足sage05/01/2919 35 32ID dW3fO9Na ちなみに519のところでダグル=ボースに負けると、シナリオが少し変わります。 この場合バジルの思惑を悟っていたダグルが、バジルを殺害。 ナクルの地上絵で戦う相手もダグルになります。 この場合でもエンディングは変化なし。 566アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3017 21 38ID 5lnEGD/H アンサガの世界は過去に一回滅びてます。 元はといえば、先住民が便利な文明を使いすぎたのが原因です。 文明の乱用は混沌を呼び、混沌は異常気象を呼んで、モンスターを生みだしました。 世界が混沌に飲まれることを恐れた神様は、 混沌の大元カオスルーラーと差し違えて共倒れ。 高度な文明もそこで途絶え、代わりに世界は安定しました。 その便利で危険な古代文明の残りカスを、 「遺物」と呼んで正体を知らないまま利用しているのが、現在の人間です。 で、ここにマイスという男がいます。ロングシャンクに住む遺物鑑定家です。 遺物を調べて、いじくって、役立つ物に変えるのが仕事です。 彼は皮肉屋だったり、セリフが臭かったり、 思いこみが激しかったり、セリフが臭かったり、 いつも醒めていたり、セリフが臭かったり、 とにかく言動に問題はあるものの、鑑定家としての才能はありました。 おまけに顔も良ければ身長も高かったので、 毎日女を取っ替え引っ替えして遊びまくりました。 しかし彼自信はそんな生活に空しさを感じていました。とんだ贅沢者です。 567アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3017 28 04ID 5lnEGD/H ある日、ロングシャンクでパーティーがありました。 デブでケチでイヤミな富豪フーガが、 金の力で集めた遺物を見せびらかす為のものです。 むろん楽しいものではありませんが、フーガは鑑定家たちのパトロンなので、 行ってお世辞を言わないと開発費用がもらえません。しぶしぶ出席するマイス。 ところが、遺物の中に一枚のフォート(注:黄金時代の遺物。超精密な絵。要は写真)がありました。 フォートに写っていたのは銀髪に黒い肌の美少女。これにマイスは一目惚れ。 「この俺が恋だと? 女なら楽しければ誰だって構わない俺が、恋?」 以来寝ても覚めても頭の中は少女のことで一杯。毎晩少女が夢に出てきます。 当然生活にも支障が出て、 近所の人達に面と向かって「様子が変だよ」「大丈夫?」「どうしたの」と言われる始末。 正気をなくしたマイスはロングシャンクを飛び出し、少女を捜す旅を始めました。 569アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3017 29 53ID 5lnEGD/H フーガが言うには、フォートはティフォンという女から買ったとのこと。 マイスは北の町へ行き、当たると評判の占い屋を訪ねました。 ティフォンの行方を占ってもらおうとしたのです。 しかしカリスマ占い師サファイアは折悪く寝込んでおり、 代わりに妹のルビィがサファイアを騙って出てきて、デタラメな占いを披露。 マイスはそれを真に受け近所の古井戸に潜り、見事モンスターに襲われました。 苦情を言いに占い屋へ戻ると、 本物のサファイアが出てきて占い直してくれました。 今度の占いは当たって、ティフォンが見つかりました。 しかし態度はそっけなく、まともに取り合ってくれません。 仕方ないのでティフォンを尾行するマイス。 ティフォンは廃屋に不法侵入していきました。泥棒だったようです。 マイスが後を追って不法侵入すると、ティフォンはお化けに襲われてました。 それを助け、フォートをどこから盗んだか教えてもらいます。 570アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3017 32 02ID 5lnEGD/H フォートの本来の持ち主は、グレースという退役軍人の女性とのこと。 今度はグレースの元を訪ねるマイス。 グレース「(フォートを)盗み出した犯人はご存じありませんか?」 マイス「残念ながら…」 シラを切り通して話を進めると、フォートは彼女の元上司からの贈り物と判明。 グレースの案内で、今度はその上司の所へ行きます。 元上司ファー=アンダレスは、雌ライオン似のおばさんでした。 フォートについて知りたがる理由を説明するマイス。 まさか「あの子に惚れた」と言うわけにもいかないので 表向き「鑑定家なのでフォートを研究している」と嘘をつきますが、 「どうも見抜かれている気がする。いやそんなはずない!」と、 内心では自意識過剰の嵐が吹き荒れます。 572アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3017 33 54ID 5lnEGD/H フォートは、七大驚異の一つ「ファロスの地下迷宮」で拾ったものだそうです。 早速そこにファーの案内で潜入すると、 恋煩いで熱暴走していたマイスの頭が、ようやく判断力を取り戻しました。 七大驚異=黄金時代の建築物。 ↓ そんな所にあったフォートなんだから、被写体も黄金時代の人間。 ↓ つまり彼女は今死んでるのかorz マイスはショックでフヌケ状態に。 フォート自体が黄金時代の産物なんだから、 地下迷宮くんだりまで行かなくても そんな物に写ってる時点で気付けそうなもんですが。 573アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3017 36 00ID 5lnEGD/H 失恋したマイスはロングシャンクへ戻りました。 もちろん何もやる気が起きませんが、 彼は有名な鑑定家なので仕事が次々来ます。 本日もローラという女性が、奇妙な宝剣の鑑定依頼に来ました。 それを調べていると、外から騒ぎ声がします。 フーガの屋敷が火事になったそうです。 ざまあみろフーガめ何もかも燃えてしまえハッハッハと、 日頃の恨みと失恋の八つ当たりで喜ぶマイスですが、 フォートまで燃えてしまったら困ると気づき、屋敷に急ぎます。 マイスが宝剣を持ったまま行ってしまったので、ローラも後を追うハメに。 574アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3017 38 17ID 5lnEGD/H 燃え盛るフーガ屋敷に飛び込んだマイスは、 落ちていたツルハシを拾い、手当たり次第に屋敷を破壊して回りました。 恋する男は怖いです。 探索の末フォートを発見するものの、通路を炎で塞がれてしまったので、 ガラス窓を体当たりで破って二階から飛び降りました。 つくづく恋する男は怖いです。 外で待っていたローラは、落下してきたマイスに呆れ顔ですが、 フォートに写った少女を見て、 「この子がヴァフトーム行きの船に乗るのを見た」と証言。 フォートも火事場泥棒できたし、少女本体も生きてると判明。 一気に元気を取り戻したマイスは、ヴァフトームに急ぎました。 586アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3112 09 53ID fXoTxVYu ヴァフトームは祭の真っ最中。 人混みをかきわけ進むと、いました、フォートの少女が。 追いかけようとした矢先、近くで占い屋を出店していたルビィにターゲットロックオンされ、 ダンスの相手をさせられてる間に逃げられました。 既に送り火も灯されている時間で、周りは故人を悼んで悲しむ人で一杯。 そのど真ん中で一人、少女に会えた喜びに打ち震える場違いな男マイス。 翌朝、マイスは少女を捜して町を歩き回り、イスカンダール霊廟に辿り着きました。 マリーという女性がオロオロしています。 銀髪の少女が霊廟の隠し階段を開け、地下へ降りていってしまったとのこと。 フォートのあの子に違いないと後を追うことに。マリーも何故かついてきます。 地下は魔物で一杯なので、これを蹴散らして進んでいきます。マリーもなぜか戦ってます。 最深部に行くと少女がいました。 「こんなところにいたら危ない」と、少女を連れて外へ出ます。 587アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3112 12 12ID fXoTxVYu さて感動の対面ですが、二人には接点がありません。ついでに話題も。 「(前略)君のことをフォートで見てから、捜し続けてた(中略) 君の事が頭から離れないんだ(中略)とにかく君の側にいたいんだ」 マイス必死に空回りするも、少女は綾波タイプだったらしくリアクション皆無。 気圧されながらも、告白が終わったので今度は自己紹介に移るマイス。まるきり順序が逆です。 「俺は遺物を扱っているんだ。七大驚異に代表される黄金時代の遺物。 遺物の性質を見極めて、改造したり組み合わせたりして、力を引き出していくんだ」 こんなことをうだうだ言ってるうちに少女が怒り出しました。 そりゃこんなこと初対面で言われたら、普通の人間は怖がるか怒ります。 ただし彼女は普通じゃなかったので、ちょっと怒りのベクトルが違いました。 マイスのストーカー行為でなく、職業に怒ったのです。 彼女の言葉は古文調でやたら難解なんですが、要約すると以下の通り。 「遺物? あんな世界を滅ぼす危険物をいじくり回してるの? あんたガキ? 馬鹿?」 588アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3112 13 58ID fXoTxVYu (打ちのめされた…。そこに示されていたのは、軽蔑と哀れみだった。 薄汚れた野良犬を見るような態度だった…) 内心で詩的に悶絶するマイスに、 少女が「イスカンダールを知らないか」と聞いてきます。 「おーい、イスカンダールさ~ん!」と叫び、 そこらへんのイスカンダールさんを集めるマイス。 (この時代、英雄にあやかって名付ける親が多く、 イスカンダールという名は珍しくない) こんなにいるんだから手がかりが名前だけじゃあ無理だよと言うも、 少女は頑固で聞き入れません。惚れた弱みで捜索を手伝うことに。 全然関係ないですが少女の外見年齢は14歳です。マイス28歳ロリ疑惑。 589アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3112 15 56ID fXoTxVYu ヴァフトームに手がかりが無かったので、 一旦ロングシャンクへ戻るマイスと少女。 そこにアイドル冒険家ミシェルが鑑定依頼に来ました。 呪いのガントレットを外してほしいというのが依頼ですが、 ガントレットの構造は魔道板に近く、魔道士でもないマイスには管轄外です。 サジを投げたところにマリーがやってきて、 「私の祖父は魔道板を研究している」と言います。 一行は祖父のいる山奥に出かけました。 かくて一行は、山奥で魔法屋を営むジョーゼフさんの所にやって来ました。 昔は「ブルーサンダー」の通り名で巷を騒がせた不良魔道士ですが、 今では男を連れてきた孫娘に気色ばむ、普通の爺ちゃん。 誤解を解いて事情を話し、共同でガントレットの解除作業に取りかかります。 マイス「思いきって、ここを切ってみては?」 ジョーゼフ「それは危険すぎる」 マイス「危険を恐れていては何もできませんよ(ブチッ)」 ミシェル「イヤーッ!」 酷っちゃ酷ですが結果オーライです。無事外れました。 590アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3112 21 54ID fXoTxVYu ガントレットはキャッシュ編の方をご覧になれば判る通り、ひどい効果を持ってます。 黄金時代の人間は何を考えてこんな物を作ったのかと考え込むマイス。 少女の言うとおり、確かに遺物は危険で、 自分は馬鹿なことをやってるのかもしれません。 仕事が終わったのでイスカンダール捜しを再会。 少女の母の遺言によると、イスカンダールの霊廟に行けとのこと。 もう一度ヴァフトームの霊廟へ戻ることになりました。 霊廟の中で少女が叫ぶと、黒衣の中年男が出現。 ここでようやく少女の名前が判明。フィダルジェインという長い名前でした。 わけがわからないまま、マイスはややこしい話を聞かされることに。 591アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3112 23 18ID fXoTxVYu 以下、作中の説明だけ抜き出すと判りづらいというか本当に判らないので、 作中では語られてない情報も適当に補完して書いてます。ご了承ください。 先述の通り、世界は一度滅びてます。黄金時代の発展しすぎた文明のせいです。 黄金時代は神様が作った完璧な本物の人間「真人」が築いたもので、 今現在「人間」と呼ばれている生き物は、 真人の文明が暴走して世界が荒れた際、魔物と一緒に湧いて出たパチモノです。 そしてフィダルジェインは、今では少ない真人の生き残り。 ちなみに真人の親子はクローンのようにそっくりで、 例のフォートも、フィダルジェイン本人ではなく、 彼女の母親を写したものだったようです。 真人の寿命は長く、黄金時代の後も少数の生き残りが、 世界を滅ぼした罪を悔いながら各地でひっそり暮らしていました。 かつて英雄イスカンダールは、親友リースの案内で、その生き残りたちとコンタクトに成功。 上記のような人間の正体や世界の成り立ち等、色々なことを学びました。 ついでにフィダルジェインの母親と恋に落ちましたが、 異種族の壁に阻まれたのか、最後には道を分かちました。 フィダルジェインの父親も別の男です。 その後、イスカンダールはリース=トーレスの魔法により、 アンリミテッドな存在に変化して次元移動や長生きが可能になりました。 以来よその次元を旅して時を過ごし、 今ここに戻ってきて、フィダルジェインの前に立っているというわけです。 彼女が捜していたのは、英雄から名前をもらった誰かではなく、 英雄本人でした。 592アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3112 25 34ID fXoTxVYu で、なんでフィダルジェインがイスカンダールを捜していたかというと、 つい最近死んだ母親の 「イスカンダールに会え」という遺言が理由だったようです。 イスカンダールはフィダルジェインに、 アンデッドの親玉ナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブルを倒すように言います。 それは真人の生き残りであるフィダルジェインの役目なのだと。 情報が少ない上にこんがらがっていて、 状況をよく理解できないマイス(とプレイヤー)ですが、 「彼女が何であろうと、彼女を助けるだけ」と開き直ります。 当然、彼女のラウンドテーブル打倒にもついていくことに。 593アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3112 28 08ID fXoTxVYu ナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブルは、全部で十二人。 元々は不死の命を求めてアンデッドになった、真人の成れの果てです。 ファロスに蓄えた生命エネルギーによって生きながらえているので、 年中ファロスから門外不出のヒッキー状態。 その代わり各地のアンデッド達を操り世界に影響を与え、 ライバルのドラゴン族としのぎを削っていました。 が、どっちも人間にとって迷惑な生物だったことに変わりはなく、 どっちも千年前に親玉を倒されました。イスカンダールの功績です。 ドラゴン族の親玉の方は、 心臓をバラバラにされて(これがヴェント編のドラゴンハート)実質死にましたが、 ラウンドテーブルの方は、ファロスを封印されて力を弱められただけでした。 千年後の現在、ラウンドテーブルの一人が封印を壊そうと暴れて死んだ衝撃で、 封印が緩み、ついには解けてしまいます。 自由になった彼等はエネルギーの補充を始めました。 優秀な魔道士を吸血鬼化させ、長い寿命を与える代わりに、 魔力が沢山つまった身体を頂いてエネルギーの足しにしたのです。 ヴェント編のトゥースやジュディ編のクライドが、これの一例です。 594アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3112 29 50ID fXoTxVYu 親玉の活動再開により、 世界には最近またもアンデッドが増長しはじめてきました。 面倒なので今度はファロスの動力源を断ち、 ラウンドテーブルを根っこから駆除しようというわけです。 ……と、まあ、こんな込み入った事情があるんですが、 マイスにとってはどうでもいいこと。 マイス「なぜ付いて来るのかなんて聞かないでくれ。俺はただ君の側にいたい。 それだけなんだ」 フィダルジェイン「…マ…イス…。感謝…」 ようやく悪くない反応が返ってきましたが、喜ぶ暇もなくファロスの中へ。 色々な仕掛けを解いて最深部に行くと、ラウンドテーブル達がいました。 フィダルジェインが叱りつけるも、 連中は真人時代の記憶が残ってないので話が通じません。 力ずくで一人ずつシメていって、最後の一人になったとき、 例によって邪神カオスルーラーがそいつに憑依して復活。 元々彼等を動かしてるファロスのシステムは、 黄金時代にカオスルーラーを呼び寄せた文明技術の産物。 こうなることは時間の問題だったようです。 595アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3112 38 29ID fXoTxVYu 戦いの後、フィダルジェインはマイスの元を離れ、 真人の隠れ里へ帰ってしまいます。 一方ロングシャンクに戻ったマイスは、発明を開始しました。 遺物に頼るのではなく、自分で0から何かを創りだそうと思ったのです。 それは今までとは比べ物にならないほどの苦労でしたが、 今までにない充実した日々でもありました。 試行錯誤の末、ついには立派な飛行機械が完成。 さっそく乗り込んで、フィダルジェインのところへ飛んでいきます。 人間の発明に、真人は何と言うか。 かつての英雄でも成就させられなかった異種間恋愛は、今度こそ実るのか。 それはまだ判りません。すべてこれからの話です。 完
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コドモの、コドモによる、コドモのための国、「ケチャプー王国」。主人公は、トマト好きの国王「アビーラ」に連れ去られたガールフレンド「パサランちゃん」を助け出すため、ビックリ箱のような仕掛けと、想像を超えたストーリーが展開するこの王国を冒険していきます。冒険するエリアは全部で6つ。そこには個性あふれるポップでかわいい世界が広がっています。各エリアにいるボスキャラ「スーパーキッズ」を倒し、「トイパーツ」という謎のカケラを集めていくことになります。冒険の頼りになるのは「ギミック」と呼ばれる不思議でユーモラスな武器。カラクリ仕掛けのようなこの武器は、「れんだ」「タイミング」「スピード」「ドキドキ」といったさまざまなコマンドを入力することで、攻撃力がアップします。十字ボタンやA・Bボタンによる素早いボタン入力とその正確さがバトルの勝敗をにぎる緊張感は、ロールプレイングゲームでありながらアクションゲームや格闘ゲームのような興奮! しかも、コマンドの難易度設定もプレイヤーが自由にできる親切設計。「ギミック」をすべて入手して指先の限界に挑戦しよう! 任天堂 価格:5,040円 発売日:2002年1月25日 トマトアドベンチャー レビュー 名前 コメント
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ディバインチャージ 概要(公式) 医術士(ナースウィッチ)中級アビリティ 対象の武器を神々しい形状へと一時的に変形させることで、1ターンの間、対象の「全ての攻撃力」が増加します。 対象が武器を装備していないと使用できません(素手はダメ)。 1ターンとは、「あなたの次の順番が終わるまで、効果が持続する」という意味です。 【これは、エンジェルによってもたらされたアビリティです】 説明(プレイヤー視点) 心値が20以上あれば誰にでも使えるアビリティ。 ただ、『何もしなかった』でも1ターンとして数えられるため、闘技場に向いているかどうかは疑問。 自分の攻撃力だけを上げたくて、混乱しても大丈夫であれば、血の暴走や邪竜侵食の方が長い間攻撃力が上がる。 効果 基本 射程 :10m 効果 :次ターンの体技心攻+24 持続時間 :1ターン 制限 :援護、武器のみ、【チャージ】 改 射程 :10m 効果 :次ターンの体技心攻+27 持続時間 :1ターン 制限 :援護、武器のみ、【チャージ】 奥義 射程 :10m 効果 :次ターンの体技心攻+29 持続時間 :1ターン 制限 :援護、武器のみ、【チャージ】
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2連装ミサイルポッド→3連装ミサイルランチャー→10連装ミサイルランチャー 3連装ミサイルランチャー Lv.0/Exp.0 NextLV.9 攻 E 命 D 回 C EN C(70) 効果 NONE 装備 MA BS 種別 NORMAL 武器名 3連装ミサイルランチャー 2連装ミサイルポッド系 第2世代 Next LV 9 次の武器 10連装ミサイルランチャー 攻撃レベル Eランク 命中精度 Dランク 攻撃回数 3回 消費EN 70 特殊効果 NONE 装備 MA BS 種別 NORMAL 2連装ミサイルポッド系へ戻ります 武器防具一覧表 その1へ戻ります
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エドの基本的な攻略ページ。基礎データ→「エド」キャラ別コンボ、攻略→「エド詳細攻略 」動画、攻略サイト→エド動画 必殺技/特殊技解説必殺技 クリティカルアーツ Vシステム 通常技 特殊技 基本戦術基本連係 立ち回り しゃがみ中Kヒット確認サイコアッパー Vトリガー Vトリガー裏回り二択 キャンセルサイコフリッカー 飛び道具への対応 EXサイコアッパーパナし サイコナックル画面位置入れ替え Vリバーサルからのコンボ 起き攻め&セットプレイ基本セットプレイ 画面端 Vトリガー裏表二択 連続技初心者向けコンボ 弱攻撃始動 しゃがみ中K始動 立ち中P始動 ジャンプ中P始動 サイコナックル(立ち強Pホールド)始動 Vスキル始動 立ち強K(クラカン)始動 しゃがみ強P(クラカン)始動 その他 コンボ動画 必殺技/特殊技解説 必殺技 サイコスパーク→サイコシュート(飛び道具)、サイコアッパー サイコスパーク(+中P) サイコシュート(サイコスパーク中にP) サイコアッパー(P二つ同時押し/EXは三つ同時押し) サイコスパーク(6中P)前+中Pで発動する必殺技。リーチは短いが単発飛び道具を相殺できる。範囲は狭いが発生は早い為、相殺や連続技として機能する。派生でPを押すと飛び道具のサイコシュートになる。 サイコシュート(サイコスパーク中にP)弱~強サイコスパークを直進させる。ガードさえさせれば画面端近くでガードされない限りは安全。入力の受け付け時間が若干長く、多少ディレイをかけることができる。従来の飛び道具としても機能するが、読まれるとあっさり飛ばれて手痛い仕打ちが待っているので、サイコスパークで止めたりディレイなどのフェイントを織り交ぜるようにしよう。強度差入力したボタンで弾速が変化する。弱が遅く、強が速い。 EXP同時押しでEXになり多段飛び道具になる。ガードさせて大幅有利。ヒット時に追撃可能で、サイコナックル(立ち大Pホールド)、しゃがみ強Pカウンター時の追撃に使える。 サイコアッパー( PP / PPP )共通その場から一歩踏み込んでアッパー。割り込みや対空に使えそうで無敵時間はなく、ガードされると大きな隙ができる。しゃがみ中P先端くらいの距離だと繋がらないが、空中追撃効果有りで威力も高いので主に近距離、空中に浮いた相手への追撃用に最適。 EX1~18Fに完全無敵。リバサや割り込みに使える。ただコンボ中以外での使用時は発生が若干遅めに設定されてるので、隙の少ない技に割り込んでもガードが間に合ってしまう。またガードされると非常に隙が大きく、被クラシュカウンター属性なので大ダメージが待っている。難易度は高いが、サイコライジング→EXサイコスプラッシュからの追い討ちに使える。 サイコライジング、サイコスプラッシュ サイコライジング(キック二つ同時押し)→サイコスプラッシュ(サイコライジングヒット中にP) サイコライジング( KK )3~9F弾無敵、10~13F完全無敵。EX版はないが、範囲の広さや無敵時間の関係で、対空やコンボ技として優秀。対空で使う時は、引き付けすぎると潰されてしまうので、少し早めに出すよう心がけること。発生が間に合いさえすれば対空として強い。単体威力が低い変わりに、ヒット時のみ派生でサイコスプラッシュが出せる。ガードされると非常に隙が大きく、クラカン始動のコンボが確定してしまうので注意。 サイコスプラッシュ(サイコライジングヒット中にP)サイコライジングヒット時限定の追撃技。ほぼ確定でヒットする為、とりあえず入力しておこう。P同時押しで出せるEX版はさらに追撃可能。間合いによってはサイコアッパーやVスキル、Vトリガー等で追い討ちができる。 サイコフリッカー サイコフリッカー(Pボタン連打) サイコフリッカー(Pボタン連打)Pボタン連打だが正確にはPボタン4回入力で出る。威力は並。発生が速く、密着じゃない限り反撃はない。弱中強の区別がなく、同じPボタン連打である必要もない為、暴発しやすい。 サイコナックル サイコナックル(立ち大Pホールド) サイコナックル(立ち大Pホールド)発生は遅いが、リーチは長い。通常技から派生するのでキャンセルでは出せない。技を当てたあとは裏に回る。ガードされても裏に周るがほぼ反撃はない。ヒットさせると崩れダウン。近距離使用時はダウン時の時間が延長される。ヒット時はサイコライジング→スプラッシュなどで追い討ち可能。 クリティカルアーツ サイコバラージ(+P)主にコンボで使用する。サイコフリッカー、サイコアッパーをキャンセルして当てていく。1~22Fに完全無敵がついているので、リバサで使うこともできる。 Vシステム Vスキル サイコアンカー・グランド(中P+中K) Vスキル「サイコアンカー・グランド」(中P+中K)共通そこそこリーチのある飛び道具。弾を相殺できる。飛ばれると大きな隙が出来るので、使いどころは考えよう。飛び道具なので弾抜け、吸収持ちに使用する時は注意。 通常相手に当たると追撃してダウンさせる。ガードされても反撃はないが密着状態になり不利。 ホールド引き寄せバージョンになる。ヒット時は追撃可能。引き寄せは出が遅くなるがガードされてもこちらが有利。その場から投げが届く。弾を相殺しても攻撃判定が残るようになるので、相手の弾を貫通して捕まえることができる。 Vスキル「サイコアンカー・エア」(下中P+中K)対空バージョン。空中コンボの追撃や、早めに出して対空に使う。ホールド版は地上版と同じく追撃が可能。 Vトリガー サイコキャノン(強P+強K) VトリガーⅠ「サイコキャノン」(強P+強K)必要Vゲージ2。多段飛び道具を出す。射程の制限はなく、画面端から端まで届く。通常技先端からは連続ヒットさせにくい。出すときに前後入力すると弾の速度を変えることができる。後だと遅く前だと速い。立ち中Kなら繋がりやすい?見てから一部のCAが確定してしまうので、無闇に使うのはNG。 VトリガーⅡ「アンカーブースト」(強P+強K)必要Vゲージ3。トリガー中にVスキルを強化したような技を使えることができる。どちらの技も使うたびにトリガーゲージが消費される。最大3回まで使用可能。 ガイストアンカー・グランド(強P+強K)地上にいる相手に向けて放つ飛び道具。ヒットするとしゃがみ中パンチからコンボにいける。ガードされても2F有利なので、小技と投げの2択を仕掛けることができる。Vスキルよりも射程が長く、弾を1つ相殺してそのまま攻撃することもできる。多段ヒットする弾には無力。飛び道具判定なので、弾抜け持ちに注意。一部の必殺技からキャンセルして出すことができるが、ガードされていると割り込まれる。ただし、サイコナックル、EXサイコシュートからは割り込まれることはない。 ガイストアンカー・エア(2強P+強K)空中に向けてアンカーを放つ。地上の相手にはヒットしない。サイコアッパー、EXサイコスプラッシュ後などの、主にコンボの追撃に使用する。対空としては発生が遅すぎるため使えない。素直に他の技を使った方がいい。ダメージ、スタン値がVスキルと変わらないので、Vスキルで追撃出来る場面では使わないほうがいいかもしれない。地上版と違い、こちらはCAでキャンセルできる。EXサイコアッパーをガードされた時、この技をキャンセルして出すことによって、8Fまでの技ならカウンターヒットを免れることができる。クラッシュカウンターを貰いにくくなるので、頭に入れておいて損はない。 トリガー選択トリガーⅠ巨大な飛び道具を一度だけ出す。弾速の遅さからコンボ、強力な連係に使える。必要Vゲージが少なく、早い段階から使用できるほかうまく立ち回れば1ラウンドで2回使うこともできる。 トリガーⅡコンボ、連係、立ち回りを強化できる。EXゲージを使わずにコンボダメージを伸ばせる。トリガーⅠと違い、いつ発動してもそれなりの恩恵を得られるので発動タイミングをあまり選ばない。 Vリバーサル Vリバーサル「キルステップ」(ガード中に前KKK)移動技。前に移動し、相手の背後に回る。画面端からの脱出に一役買う。1~25Fに打撃無敵があり、終わり際に打撃を重ねられても余裕でガードが間に合う。投げには弱いが、移動中は投げられにくい。 通常技 特殊技 クラッシュカウンター技 立ち大K 立ち大P しゃがみ大P 立ち大K(クラッシュカウンター)リーチの長いソバット 下段に強い クラカン→前ダッシュからコンボにいける 立ち大P(吹き飛びクラッシュカウンター)置きけん制 押しっぱなしでサイコナックルに移行 しゃがみ大P(浮かせクラッシュカウンター)対空 立ち中から繋がる キャンセル可能 持続当てだとクラカンにならない 中攻撃 しゃがみ中P 立ち中P しゃがみ中K 立ち中K 立ち中P ガードさせて有利、コンボ始動技 しゃがみ中Kキャンセル可能 キャンセルサイコフリッカーがかなり強い 立ち中K 対空必殺技が届かない距離での対空になる しゃがみ中PVリバがガードできる?距離が離れづらい。 ジャンプ中Kめくり技 基本戦術 基本連係 立ち中P→しゃがみ大P(ヒット確認)→サイコアッパー 立ち中P→しゃがみ中K(ヒット確認)→サイコアッパー 両方ともしゃがみ中Kが小技に割り込まれる。 しゃがみ大P→サイコスパーク(前中P) 起き攻めでも使用する。 ガードされても安全で、しゃがみ大Pがクラッシュカウンターになってもサイコスパークのあとにサイコライジングが間に合って拾える。 立ち回り 立ち大K(ソバット)がリーチがあり下段に強い。 この技を先端で当てていく。 4Fの不利フレームがあるのでガードされると小技で反撃をくう。 引き寄せVスキル 中P+中K押しっぱなしで出せる引き寄せVスキルはガードされてもこちらが+2F有利。 相手がジャンプを控える展開になったら狙っていこう。 その場から投げが届く。 しゃがみ中Kヒット確認サイコアッパー しゃがみ中K単発でヒット確認してサイコアッパーを出す。 距離が遠いとスカるので注意。 難しいテクニックだができれば強力。 スタンゲージを見ながらヒット確認すると、ヒットストップ中の画面ぶれで見えにくくなりづらい分、確認がしやすい。 キャラ本体を見るやり方だと画面ぶれで見えにくくなるので難しい。 体力ゲージを見るやり方もあるが白ゲージと勘違いするのでスタンゲージがいい。 Vトリガー いろんな使い方ができる。 遠距離でVトリガー(遅い/後入力しながら大P+大K)を出し、ダッシュで弾のぎりぎり前に出て後ろの弾を保険にして前投げをすると再び同じ状況で投げを仕掛けられる。 Vトリガー裏回り二択 コンボでVトリガーに繋げ、Vトリガーをわざと残して起き攻めに使い、裏表の二択を仕掛ける。 サイコライジング→EXサイコスプラッシュ→Vトリガー→対空Vスキル引き寄せ→前ダッシュ→前ダッシュ→立ち大K(裏周り)→(Vトリガーヒット)→垂直ジャンプ中P→対空Vスキル引き寄せ→EXサイコアッパーなど キャンセルサイコフリッカー リーチの長いしゃがみ中Kから出すと強い。相手の後ろ下がりをとがめることができる。 しゃがみ中K→サイコフリッカー 出し方のコツは しゃがみ中K(+しゃがみ小Pとの同時押しで出す)→中Pと小P交互連打 という出し方が出しやすい。 しゃがみしゃがみ小K→しゃがみ小P→サイコフリッカー しゃがみ小K→しゃがみ小Pからコンボで出すときは しゃがみ小K→(大中小P順押し/同時押しにならないように気をつける)→しゃがみ小P→(小P連打、もしくは中P小P交互連打) または しゃがみ小K→(中P→小P→中P)→しゃがみ小P→(小P連打) が出しやすい。 飛び道具への対応 サイコシュート(前中P→P)の飛び道具で相殺 EXサイコアッパーで抜ける(近距離) 先読みでVスキルを出す Vトリガーで消す EXサイコアッパーパナし EXサイコアッパーをぶっぱなす。 あまりいい戦術ではないがEXサイコアッパーは発生が16Fと遅く、その間ずっと無敵が続き、この遅さが逆に強みとなる。 起き攻めで仕掛けてくる遅らせ投げもその遅さと無敵で問答無用で狩る。 サイコナックル画面位置入れ替え サイコナックルに確定反撃がないので(ザンギのCA以外)画面位置の入れ替えを狙って出す。 Vリバーサルからのコンボ 多段技や技動作時間の長い必殺技などはVリバーサルの裏周りからコンボを狙える。 通常技→飛び道具など必殺技を入れ込んでいる連係に対しても有効。 起き攻め&セットプレイ (※通常技→必殺技は特に記載がなければキャンセルで繋げる) 基本セットプレイ 前投げ→前ダッシュ→(その場受身)→+2F状況画面端ならそのまま投げがぴったり重なる。中央だと距離が離れるので無理。 サイコアッパー(PP)→前ダッシュ→しゃがみ大Pしゃがみ大Pがその場受身に持続重ねになる。距離が近ければその後に立ち中Pなどが繋がる。 サイコアッパー(PP)→前ダッシュ→サイコスパーク(前中P)→サイコシュート(派生P)両受身対応?ゲージがあれば確認からCA。 画面端 サイコアッパー→しゃがみ中P→しゃがみ大P受身両対応 サイコアッパー→しゃがみ中P→しゃがみ大P→(遅めキャンセル)サイコスパーク(その場受身→しゃがみ大Pクラカン)サイコスパークで止めてサイコライジングで拾う (後ろ受身→しゃがみ大P通常ヒット)サイコスパークが出ないので、その後P連打でしゃがみ大Pキャンセルフリッカーにする 前投げ→前ダッシュ→前投げ相手のその場受身にちょうど重なる。投げループが狙える。 前投げ→(少し遅らせて)サイコスパークガードで有利が取れる。カウンターヒットでしゃがみ大Pが繋がる。 後ろ投げ→微歩き→投げ微歩きが非常に難しい。 Vトリガー裏表二択 サイコライジング→EXサイコスプラッシュ→Vトリガー→対空Vスキル引き寄せ→前ダッシュ→前ダッシュ→立ち大K(裏周り)→(Vトリガーヒット)→垂直ジャンプ中P→対空Vスキル引き寄せ→EXサイコアッパー 連続技 (※通常技>必殺技は特に記載がなければキャンセルで繋げる) 初心者向けコンボ 立ち中P→しゃがみ中P→サイコアッパー(PP)まずはこれを練習。どの距離でも安定して繋がるので、迷ったらこのコンボを入れるようにしよう。 立ち中P→しゃがみ大P→サイコアッパー密着を作れた際に入れたいコンボ。 サイコナックル(大Pタメ)→サイコライジング(KK)→サイコスプラッシュ(派生P) 弱攻撃始動 ノーゲージ しゃがみ弱K>しゃがみ弱P>サイコフリッカー(P連打) 111/253 立ち弱K>立ち弱P>サイコライジング>サイコスプラッシュ 146/283 1ゲージ 立ち弱K>立ち弱P>EXサイコアッパー 169/293 トリガーⅡ発動中 立ち弱K>立ち弱P>EXサイコアッパー>対空トリガー 239/398 3ゲージ 立ち弱K>立ち弱P>サイコフリッカー>CA 389/253 しゃがみ中K始動 しゃがみ中Kに仕込んでおき、相手の前ダッシュや歩きに差していく。差し返しでしゃがみ中Kがヒットした場合、その後がスカる場合が多い。上にいくほどローリスク、下にいくほどハイリターン。 ~>サイコフリッカー 122/235少し仕込み入力が難しい。 ~>サイコアッパー 140/235 ~>サイコライジング>サイコスプラッシュ 151/270先端ヒットするとスカることが多い。スカした場合手痛い反撃を貰うのであまりお勧めしない。 立ち中P始動 中央 ノーゲージ 立ち中P>しゃがみ中P>サイコアッパー 194/310 遠目にヒットしても比較的安定して繋がる。ダメージは控えめなので、密着なら後述のコンボを選択した方がいい。 立ち中P>しゃがみ強P~ 密着を作れた場合はしゃがみ強Pを入れたほうがダメージが伸びる。 ~>サイコライジング>サイコスプラッシュ 221/385基本コンボ。 ~>サイコフリッカー 196/355ダウンも取れず、ダメージも低いのでやる価値は少ない。 ~>サイコアッパー 212/355十分ダメージを取れるが、ノーゲージならライジングの方がいいかもしれない。 トリガーⅠ 立ち中P>しゃがみ強P>VトリガーⅠ>前ダッシュ>立ち中P>しゃがみ中P>サイコアッパー 276/448前ダッシュの後に少し前歩きを挟むと、ダメージは下がるが起き攻めに移行できる。 立ち中P>しゃがみ強P>VトリガーⅠ>前ダッシュ>立ち中P>対空Vスキルホールド>サイコアッパー 290/454ダメージを取る場合はこちら。 トリガーⅡ 立ち中P>しゃがみ強P>VトリガーⅡ>しゃがみ中P>サイコアッパー>対空トリガー 258/430 VトリガーⅡ発動中 立ち中P>しゃがみ強P>サイコスパーク~シュート>対地トリガー>しゃがみ中P>サイコアッパー>対空トリガー 355/563 1ゲージ 立ち中P>しゃがみ強P>サイコライジング>EXサイコスプラッシュ>対空Vスキル 288/475 トリガーⅡ 立ち中P>しゃがみ強P>サイコスパーク>EXサイコシュート>トリガーⅡ>サイコナックル>対空トリガー 300/479 トリガーⅡ発動中 立ち中P>しゃがみ強P>サイコスパーク~シュート>対地トリガー>しゃがみ中P>EXサイコアッパー>対空トリガー 399/638 2ゲージ 立ち中P>しゃがみ強P>サイコライジング>EXサイコスプラッシュ>EXサイコアッパー 324/525 3ゲージ 立ち中P>しゃがみ強P>サイコアッパー>CA 476/465 トリガーⅠ 立ち中P>しゃがみ強P>VトリガーⅠ>前ダッシュ>立ち中P>対空Vスキルホールド>サイコアッパー>CA 467/474 トリガーⅡ発動中 立ち中P>しゃがみ強P>サイコスパーク~シュート>対地トリガー>しゃがみ中P>サイコアッパー>対空トリガー>CA 517/583 画面端 立ち中P>しゃがみ強P>サイコスパーク~シュート>しゃがみ中K>サイコアッパー 287/483画面端の高火力コンボ。基本コンボでも構わないが、余裕があれば是非入れたい。 トリガーⅠ 立ち中P>しゃがみ強P>サイコスパーク~シュート>立ち中K>VトリガーⅠ>微後ろ歩き>対空Vスキルホールド>サイコアッパー 311/488後ろ歩きを入れないと画面端から出してしまうので注意。 トリガーⅡ 立ち中P>しゃがみ強P>サイコスパーク~シュート>立ち中K>VトリガーⅡ>しゃがみ中P>サイコアッパー>対空トリガー 297/483 1ゲージ 立ち中P>しゃがみ強P>サイコスパーク~シュート>しゃがみ中K>EXサイコアッパー 307/508 2ゲージ 立ち中P>しゃがみ強P>サイコスパーク>EXシュート>EXサイコアッパー 338/544 3ゲージ 立ち中P>しゃがみ強P>サイコスパーク~シュート>しゃがみ中K>サイコアッパー>CA 464/503 ジャンプ中P始動 ジャンプ中P>対空Vスキル 160/235 ジャンプ中P>対空Vスキルホールド>サイコアッパー 222/310 サイコナックル(立ち強Pホールド)始動 ~>サイコライジング>サイコスプラッシュ 201/320安定。咄嗟でも入るので慣れるまではこれでいい。 ~>立ち中P>しゃがみ強P>サイコアッパー 288/465立ち中Pは最速で入れる。 トリガーⅡ ~>トリガーⅡ>微前歩き>しゃがみ強P>サイコスパーク~シュート>対地トリガー>しゃがみ中P>サイコアッパー>対空トリガー 291/453前歩きは見えないくらいほんの僅かにする。歩かないとサイコスパークが当たらない。 1ゲージ ~>サイコスパーク>EXサイコシュート>サイコナックル 295/447 トリガーⅡ発動中 ~>サイコスパーク>EXサイコシュート>サイコナックル>対空Vスキル 295/447 Vスキル始動 Vスキルホールド>対空Vスキル 210/135若干ディレイをかけると安定する。 対空Vスキルホールド>サイコライジング>サイコスプラッシュ 210/135 1ゲージ Vスキルホールド>サイコスパーク>EXサイコシュート>サイコナックル 315/297 対空Vスキルホールド>サイコスパーク>EXサイコシュート>サイコナックル 275/397 2ゲージ トリガーⅡ 対空Vスキルホールド>サイコスパーク>EXサイコシュート>トリガーⅡ>対空Vスキルホールド>EXサイコナックル>対空トリガー 335/437 立ち強K(クラカン)始動 ~>前ダッシュ>立ち弱P>サイコライジング>サイコスプラッシュ 197/366 ~>前歩き>しゃがみ強P>サイコライジング>サイコスプラッシュ 237/430近くでクラカンした場合のコンボ。 1ゲージ ~>前ダッシュ>立ち弱P>サイコライジング>EXサイコスプラッシュ>対空Vスキル 253/441 しゃがみ強P(クラカン)始動 中央 ~>ジャンプ中P>対空Vスキル 222/365 ~>サイコナックル>サイコフリッカー 232/405中央限定。無敵昇竜をガードした時などに。 トリガーⅡ ~>サイコナックル>トリガーⅡ>サイコアッパー>対空トリガー 266/435 壁端 ~>対空Vスキルホールド>サイコライジング>サイコスプラッシュ 237/390ド密着でないと入らない。 その他 コンボ動画 【SEASON5】スト5CE エド 基礎 コンボ動画【STREET FIGHTER V CE ED BASIC COMBOS VIDEO】(menoさんの動画)
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ソニックアドベンチャー 【そにっくあどべんちゃー】 ジャンル ハイスピード3Dアクション 対応機種 ドリームキャスト メディア GD-ROM 1枚 発売・開発元 セガ・エンタープライゼス 発売日 1998年12月23日 価格 6,090円 プレイ人数 1人 判定 良作 ポイント ソニック初の本格的な3Dアクション全体的に荒削りだが、見所は多い ソニックシリーズ ソニックアドベンチャー 概要 特徴 評価点 問題点 総評 余談 移植 ソニックアドベンチャー インターナショナル ソニックアドベンチャーDX 変更点(DX) 難点(DX) ソニックアドベンチャー (HD) 特徴 問題点(HD) 余談(HD) 概要 ドリームキャストで登場したソニックシリーズの新展開、ソニックアドベンチャーシリーズの第一作目。 シリーズ初の3Dアクション(*1)。 DCの性能を活かしたフル3Dに加え、新たな試みも多数加えられた意欲的な作品となっている。 前世代機であるセガサターンでは番外編のみの展開を行っており、メインシリーズとしてはメガドライブで発売された『ソニック ナックルズ』以来、約4年ぶりとなる。 特徴 旧シリーズからのリニューアル。 3D化に伴い、登場キャラクターにはボイスが付くようになり、従来のキャラクターデザインが上川祐司によってリファインされた。また、音楽も打ち込み音源からハードロック調のものがメインとなった。 キャラクターデザインの変化に加え、ゲーム性も変化した事によって、旧シリーズを「クラシックソニック」、今作以降のソニックのことを「モダンソニック」と別けて呼ばれるようになる。 なお、クラシックからモダンへとなった過渡期の作品のため、ソニックのデザインにクラシックソニックの要素が残っている(*2)。特にデザインが変わったキャラクターはエミーとエッグマンであり、従来のイメージから印象が変わっている。 アドベンチャーフィールドの採用 今作ではアクションステージ以外に、探索をメインとしたアドベンチャーフィールドを主な舞台としてプレイする。フィールドは複数存在し、電車などで行き来する事が可能。普通の人間も暮らしており、彼らと会話してヒントを貰う事も出来る。このフィールドのどこかにあるアクションステージへの入り口を見つけて、ゲームを進めていく。 フィールドの各地にはナビをしてくれる光が浮遊しており、触ると次へ進むヒントを教えてもらえる。 複数主人公により展開されるストーリー これまでにも複数主人公を採用したタイトルはあったが、今作では1つの物語を別々の視点で見ていき、全員のストーリーを見ることで物語の全貌が分かるという手法が取られた。 プレイヤーキャラは以下の通り。 ソニック・ザ・ヘッジホッグ おなじみ音速ハリネズミ。高速でステージを駆け巡るのはいつも通りで、新たにジャンプ中に敵やカプセルに向かって攻撃できる「ホーミングアタック」や並んだリングに沿って進む「ライトスピードダッシュ」が使えるようになった。 マイルス "テイルス" パウワー こちらもおなじみソニックの相棒。ソニックとの差別化としてスピンダッシュが削られたが、地上での尻尾攻撃と飛行中に加速できるリングが追加された。 ナックルズ・ザ・エキドゥナ おなじみソニックのライバル。滑空、壁掴まり移動に加え、パンチ攻撃、地面を掘るといったアクションが追加された。 エミー・ローズ 『ソニックCD』で登場したソニックのガールフレンド。巨大なハンマーを使い、ダッシュ中に大ジャンプするといったアクションが特徴。 E-102 "γ" エッグマン製作の戦闘ロボット。敵をロックオンするレーザー攻撃や制限時間のあるステージが特徴。 ビッグ・ザ・キャット シリーズ初登場の太った猫。ステージを散策して釣りを行うという異色のキャラ。 更に、全キャラのエンディングを見ると…? + ... スーパーソニック 今作の物語の結末が描かれる。ソニックがスーパーソニックに変身してラストバトルに挑む。 パワーアップ要素の登場 各キャラクターは全部で3つのパワーアップアイテムを入手出来る。アイテムを入手するとアクションが増えるようになった。 チャオガーデン 『ナイツ NiGHTS into Dreams...』で採用されたA-LIFEの発展型で、フィールドのどこかにある入り口から行けるチャオガーデンで不思議な生物チャオの育成を楽しむ事が出来る。 『ナイツ』のA-LIFEと異なり、完全に育成に特化した内容となっている。育てたチャオはチャオレースに出場させる事が出来る。 評価点 軽快かつスピード感あふれるアクション ソニック最大の特徴であるスピード感は3Dになっても健在。速度が上がれば壁を走ったり、超高ジャンプできたりと爽快感は満点。特にソニックの新アクション「ホーミングアタック」は3D作品にありがちな『攻撃を当てづらい、移動に狙いをつけづらい』という問題をソニックらしさを損なわずに解決した良アクション。後のソニック作品の定番アクションとなる。 また、3Dになった事で、坂を駆け上がる途中で横に逸れながら吹っ飛び、落下ミスというリスクを背負いつつショートカットを試みられるようになるなど、大胆なアクションが可能に。ステージそのものや演出面も3Dであることを存分に生かしており、ループを駆け抜けるキャラを遠くのカメラから写したり、岩場を右に左に飛び移るソニックを様々な角度から追いかけたりとダイナミックなカメラワークも多い。 特に、スピードハイウェイの巨大なビルの壁面を駆け降りる様を大胆なアングルで煽るシーンは非常にダイナミックで印象的。これらもまた、後の作品における定番の演出となる。 主人公ごとにステージクリアの目的も変化し、バリエーションに富んだプレイが楽しめる。特に「マスターエメラルドのかけらを3つ探し出す」ナックルズや「どこかにいる尻尾つきのカエルを釣り上げるのが目標」のビッグはステージを探索することに重きを置いているため、他とはまったく違ったプレイ感覚となる。 複雑に絡み合ったストーリー これまでのシリーズに比べストーリーの比率が大幅に上昇。ストーリーパートはフルボイスに。最初はソニックしか選べないため「なぜここであのキャラが?」「この二人には何があったのだろう?」と思う場面も多いが、他のキャラが解禁されていくにつれ全貌が判明していく構成は秀逸。 各主人公のシナリオもかなり凝っており、いい意味でいつも通りながら3Dになったことで解像度の上がったソニック、「ソニックを追いかけるだけじゃだめだ」と自分を奮い立たせエッグマンに挑むテイルス、図らずも自身の使命に触れる事となるナックルズ等いずれも評価が高い。特にγのシナリオは後の作品を見渡しても類のない切ないストーリーとなっており、非常に印象深い。 ストーリー展開上、主人公同士が敵対する場面もあり、ソニックがボスとして立ちはだかるシーンも登場した。 また、各キャラは今作のメインボスであるカオスに纏わる過去の映像を断片的に見るシーンがあり、これがナックルズの一族とマスターエメラルドの過去と断片的に関わっていることが明かされた。 アドベンチャーフィールドにいる一般人たちもそれぞれのストーリーを持っており、ストーリー進行に合わせて話しかけるたびにそれぞれの話が進行していく演出も用意されている。 多彩で楽しいミニゲーム スノーボード、シューティング、カートレース、モグラ叩きなどバリエーションに富んだミニゲームが多数登場する。 短い時間で楽しめ、スコアも記録されるのでついつい何度もプレイしたくなる事請け合い。 1990年代のゲームとは思えない程の美しいグラフィック PS1やN64などのいわゆる「ローポリ」が主流だった当時のゲームの中では群を抜くグラフィック。背景の美しさは勿論、ソニック達の表情もはっきりと読み取ることが出来る。要所で流れるプリレンダムービーに関しては今の目で見ても見劣りしない…とまでは言えないものの、十分通用するレベルの出来栄え。当時高いグラフィック性能をウリにしていたドリームキャストの性能を存分にアピールしていると言える。 秀逸なBGM ソニックシリーズといえばゴキゲンで良質なBGM群だが、本作ももちろん例外ではない。各アクションフィールドがバリエーション豊かな事に加えてシチュエーションごとに曲が切り替わる仕掛けも多く、その曲数は後の作品と比較しても見劣りしない。 特に、γを除いた各主人公にはボーカル付きのテーマソングが採用されているのが特徴で、これらは物語の要所要所やエンディングでも流れる。中でも、ラストバトルでも流れるメインテーマの「Open Your Heart」の評価は高い。 オプションのサウンドテストで好きなBGMを聞き続けられるのも良点。アレンジ含め全てのBGM・SEを聞く事が出来る。 チャオの登場 ホテルの中などゲーム中に3箇所ある「チャオガーデン」にて、チャオの育成を楽しむことができる。 エッグマンのメカを倒した際に手に入る小動物を与えることで、能力値が上がるとともに様々な姿かたちに成長していく。 育てたチャオは「チャオレース」に出場させることができる。チャンピオンを目指すためには根気強く育成する必要がある。 ゲーム中様々な場所で手に入るレアな卵から生まれるレアな色のチャオも。 チャオガーデン以外にもストーリーパートにも登場するチャオの可愛らしさが人気を得て、後のシリーズでもマスコットとして何度も登場する事になった。 他にもビジュアルメモリを使うことで遊べる『おさんぽアドベンチャー』等、この育成パートのみでも有にゲーム一本分のボリュームがあるといっても過言ではない。 問題点 当たり判定のバグの多さ 当時のゲームとしては高グラフィックな反面、ステージの接触関連のバグが多くみられる。 壁をすり抜けて、ステージから落下する、生い茂った林の上を歩けるなど数多くのバグが見られた。 バグを利用して本来なら移動できない場所に移動し、ステージを早くクリアするバグ技を用いたショートカットも可能である。特にソニックはスピンアタックの超加速とジャンプを組み合わせると本来想定されてないであろう大ジャンプが可能(*3)であり、判定のバグと併せて利用することでゲームデザインが破綻するギリギリの動きが可能であった。本作のアクションプログラムの荒削りさと極めて高い動きの自由性が表裏一体で実現されており、「想定や制限が行われていない自由な動き」を体感できる独特の魅力に繋がってもいた。 また、発生確率は100%ではないのだが壁や障害物に少しでも接触するとスピードがどれだけ出ていようが停止判定になり速度が0に戻るということがある。 操作に慣れてキャラクターを自由に操作できるまでは障害物にぶつかる度に頻発するので、スピードによる爽快感を求める人にとってはストレスになりやすい。 カメラワークの悪さ 一応左右へ回転出来るが、アクションステージ中はほぼ自動カメラで突然視点が変わったり、見にくい・操作しづらいといった問題が発生しやすい。軽快なアクションもカメラワークの悪さのせいで上手く行えないことが多く、ストレスになりやすい。 特に重力があちこち変化する「スカイデッキ」や、送風機に吹きあげられるシーンがありそこでカメラが荒ぶるテイルス編の「カジノポリス」では、操作しにくい場面がある。 主人公ごとにプレイ出来るステージ数が非常に偏っており、格差が大きい。 例えばソニックは10ステージあるのに対し、エミーはたったの3ステージしかない。 ソニックの新アクション「ライトスピードダッシュ」「ライトスピンアタック」がいちいち溜めが必要なためテンポを削ぎやすい。 ライトスピンアタックは敵の周囲を廻りながら体当たりするアクションだが、どこに行くかわかりにくいため非常に使いにくい。とある場面以外では無理に使用する必要もないため、魅せプレイ専用というくらいしか価値もない。 『ソニックアドベンチャー2』以降はボタン1つで使用できるよう改善された。 レベルアップアイテム「クリスタルリング」について ソニックのレベルアップアイテムのひとつである「クリスタルリング」は、新アクションの「ライトスピードダッシュ」「ライトスピンアタック」の溜め時間を短縮できるものだが、ライトシューズを手に入れてからすぐに入手できてしまうため、 最初から溜め時間を長くせず、短くしておけばよかったのでは? と思いやすい。 テイルス役の子役声優が棒読み 他のキャラはアニメでも活躍している人気声優のため、その中で声優としては素人の子役の起用はなおさら違和感が目立つ。 ビッグも似たような感じだが、こちらは1960年代から活躍しているベテランの声優でキャラクターの性格に合わせた演技のため批判はほぼ存在しない。 ビッグのクリア目的である「釣り」 キャラに特徴付けるためとは言え、ソニックに対して釣りゲーを求める層はまずいないため批判されがち。 魚とのバトルの最中に視点がぐるぐる回るため、ロッドをどう倒せばいいのかも分かりにくいなど、釣りゲーとしての出来も悪い。セガも釣りゲーを出しているはずなのだが……。 アドベンチャーフィールドのお使い感 どこかにあるアイテムを特定の場所に持っていく、というのが主なためお使い感が高い。それ以外の場合でもイベントが起きる場所の判定が分かりにくく、次にどうすればいいのか分かりにくい場合がある。 モデリング、モーションの問題点 ソニックの会話モーションが大口を開けながら会話するようになっているため、イメージとの乖離が酷い。OPムービーではデザイン通りなのだが……。 一般人のモデリングもプレイヤーキャラに比べてかなり簡素で見映えが悪い。どう見てもマネキンみたいな造形で、ソニックたちと同じ世界に存在している「生き物」として並べると違和感があるのである。 本作以降、エッグマンとは別の人間キャラがシリーズ内に登場するようになるが、人間キャラのモデリングが改善されるのは7年後に発売される『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』以降となる。 BGMの音量が大きい関係上、聞こえないというほどではないが、キャラボイスが若干小さく、聞こえづらい。 BGM、キャラボイス双方オプションでのボリューム調整も不可。 一応字幕はオプションから出せるので、ストーリーや主要情報の内容を逃すことは無いとは思われる。 総評 現在で言う「モダンソニック」の出発点となっている、ソニックらしさを残しつつも新たな試みが多数盛り込まれた意欲的な作品。 新たな試みは受け入れられたものもあれば批判されたものも多く、新規シリーズらしい荒削りな面が目立つゲームと言えよう。 また、(主に海外で)日本産アクションゲームの2台巨頭として名高いマリオとソニックだが、前者が3Dに移行しつつもシンプルなストーリーのアクションゲームに徹していたのに対し、こちらは「キャラクターへの強めのキャラ付けと重厚なストーリー」を前面に押し出した作風で大きく方向性を異とするものとなった。 こうした変革は概ね称賛の声で受け入れられたものの、今作で示してしまったこの方向性が(特に国内において)後の3Dソニックの評価に影響を与えていることも否めず、功罪共に大きな作品であるともいえる(*4)。 本作の成功により、これ以降のシリーズは前述の路線を継承しつつ、カメラワークの改善やゲームシステムの見直しといった様々な改良が少しずつ加えられていくことになるのだった。 余談 当時はまだ3Dのソニックのゲームの方向性が決まり切っていなかったのか、アクションフィールドには「仕掛けを解除するために広間を行ったり来たりする」といった所謂箱庭ゲームのような構成の箇所がチラホラみられる。特に、カジノポリスのエントランスは後の作品ではまず見られないような構造をしている。 町の中には、時期限定だがリトルプラネット事件・エンジェルアイランド事件に言及する子供がいる。この事から、この冒険が少なくとも「ソニックCD」「ソニック3&ナックルズ」の後の時系列であると判断できる。 また、マスターエメラルドやナックルズに関する設定はソニック3の説明書に書いてあり、この時点で既に設定が固められていた事がわかる。 本作の操作キャラであるγは話の展開上唯一後の作品に登場しないが、彼のアクションステージのコンセプトは後の作品でも度々見かけることになる。 因みにヒーローズ以降登場している「E-123 Ω」は彼の後継機に当たる。 本作のステージの一つ「カジノポリス」の中にあるピンボールステージでは、フィールドにソニックチームつながりのあるゲームの絵柄が刻まれている。 移植 ソニックアドベンチャー インターナショナル 【そにっくあどべんちゃー いんたーなしょなる】 対応機種 ドリームキャスト 発売元 セガ・エンタープライゼス 開発元 ソニックチームUSA 発売日 1999年10月14日 価格 6,090円 判定 良作 5ヶ国語やインターネットランキングに対応したマイナーチェンジ版。 無印で出来たショートカットがバグとして修正されている。 ソニックアドベンチャーDX 【そにっくあどべんちゃーでらっくす】 対応機種 ニンテンドーゲームキューブWindows 98~XP ※ぼったくり業者に注意! 発売元 セガ 開発元 ソニックチーム 発売日 【GC】2003年6月19日【Win】2003年12月18日 価格 【GC】7,329円【Win】7,140円 廉価版 【GC】お買い得版 2004年11月18日/2,940円 判定 良作 先に発売された『ソニックアドベンチャー2バトル』の好評により発売されたゲームキューブ移植版。後にWindowsにも移植された。 変更点(DX) グラフィックが高画質化。フレームレートもやや上がっている。 ストーリークリア後に解禁される新モード「ミッションモード」を追加。 アドベンチャーフィールドのどこかにあるミッションを探し出し、特定条件でステージをクリアしていくモード。 ゲームギアのソニック関連タイトルを収録した「プチゲームコレクション」が追加。 『インターナショナル』からさらにバグを修正し、それに伴い一部のショートカットが出来なくなっている。ネットランキングも未対応。 ある条件を満たすとメタルソニックが解禁される。しかしストーリーなどは特になく、純粋にアクションを楽しむのみ。 難点(DX) 読み込みに若干時間がかかる。 特にタイトル画面からメモリーカード画面への移行や、セーブデータの読み出しなどの場面で一瞬固まる。 もっとも、ハードがゲームキューブなので時代的にしょうがないんだろうが... ソニックアドベンチャー (HD) 【そにっくあどべんちゃー】 対応機種 プレイステーション3Xbox360 発売・開発元 セガ 発売日 2010年9月29日 価格 【PS3】952円【360】476円 DLC DXパック【PS3】476円【360】238円 判定 良作 公式リンク 「セガ・ドリームキャスト復刻プロジェクト」第一弾としてリリースされたPS3/360への移植版。ダウンロード専売。 DLC『DXパック』を導入する事で『DX』相当にグレードアップ出来るが、「プチゲームコレクション」は削除されている。 海外ではWin版も発売。 特徴 HD出力への対応(ただし、画面はピラーボックスによる4 3表示)。 フレームレートが60fpsに上昇(*5)。 トロフィー&実績、ホームリワード&アバターアイテムに対応。 問題点(HD) ワイドスクリーン非対応 HD機への移植にかかわらず16 9のワイドスクリーンに対応しておらず、4 3での表示となる。 続編の『ソニックアドベンチャー2』の移植では改善された。 カメラワークのバグ 一部の探索パートにおいて無操作時にカメラが上下に小刻みに震える時がある。 コントローラの最適化不足 移植先のコントローラへの最適化が不十分でアナログスティックの感度が高い。しかし、感度の調節の設定はできない。 余談(HD) Steam配信のWindows版は本来は日本から購入出来ないおま国タイトルになっているが、2016年より配信されたバンドルセット『Dreamcast Collection』に本作が収録されており、これのみ何故か国内からも長らく購入可能になっていた。おま国タイトルなのに何故か日本語にも完全対応。 残念ながら2020年4月7日より日本ストアでは購入不可になった。詳細は『ナイツ NiGHTS into Dreams...』の項目を参照。 その後、「ソニック公式ファンミーティングツアー2023-2024 in大阪」にて、本作と『アドベンチャー2』のSteam版が2024年初頭に国内でも正式に配信されることが発表された。 2024年1月23日からは本作と『アドベンチャー2』がおま国制限解除されたことにより、日本からも普通に購入可能になった。
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アンリミテッド・パワー C 自然文明 (3) 呪文 自分のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーは+6000され、シールドをさらに1枚ブレイクする。 ■ヴォルテージ7(自分のマナゾーンにタップされているカードが7枚以上あれば、このクリーチャーは次のVO能力を得る) VO-この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分の手札に戻してもよい。 作者:wha +関連カード/5 《アンリミテッド・オーラ》 《アンリミテッド・テクノロジー》 《アンリミテッド・アビス》 《アンリミテッド・フォートレス》 《アンリミテッド・パワー》 IP-02 「アイデアパック02:エピソード・アナザーワン」 カードリスト:wha 評価 名前 コメント
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アンリミテッド:サガ 1-798~801、 3-71~72、 6-87・89・92・94~97・114~115・148~151・197~199・259~261、 11-459~464・497~503・516~523・566~567・569~570・572~574・586~595 798名前:アンサガ キャッシュ編1投稿日:03/11/2723 02ID /XoqVUCc メイン登場キャラクター ・キャッシュ(32歳): 騎士の名門バーガンディ家の3兄弟の長男 ・レオン(22歳): バーガンディ家の三男・神殿騎士 ・マクシミリアン・バーガンディ: バーガンティ家現当主・騎士団守旧派の重鎮 ・アイドル・ジーン・ムーア: 騎士団改革派の旗手 799名前:アンサガ キャッシュ編2投稿日:03/11/2723 05ID /XoqVUCc 過去に栄華を究めた『黄金時代』の知識を騎士団が独占し、 騎士団内にも派閥がある現状に疑問を抱くキャッシュ。 黄金時代の知識を一般に広める為、 そしてうっかりはめてしまった為に自分の腕から外れなくなった黄金時代の遺物であるガントレット (15分毎に異世界での戦いに誘い込まれる呪われた品・しかし戦いが行われている事はキャッシュにしか分からない) の謎を解く為、騎士を辞め、家からは勘当されて旅に出る。 そんな彼にレオンは、勘当されても兄は兄だと言い、旅に出るキャッシュを見送る。 そして自身は神殿騎士としての勤めに戻って行った。 実はレオンは、騎士団を改革しようとするジーンを利用し、 とある野望を実現させようとしている策士であった。 遺物を持つ兄さえも利用し、実の父の命をも狙うが、これはキャッシュに阻止される。 しかしそれもレオンの計画の一環だったのだ。 800名前:アンサガ キャッシュ編3投稿日:03/11/2723 06ID /XoqVUCc レオンは自らの野望の為ジーンをそそのかす。 ジーンは騎士団の改革を推し進める為、未知の力を秘める黄金時代の建造物である七大脅威の一つ、「神船の錨」の征服を目論む。 それを知ったキャッシュもまた、神船の錨へと向かうのだが、この時はまだ弟の目的には気付いていなかった。 神船の錨の最深部で、キャッシュはレオンの真の目的を知る。 レオンの目的…それは、七大脅威の力を手にし、世界全体を影から操る闇の王朝を打ち立てる事であった。 「弟は兄を超える権利がある」「兄は弟を護る義務がある」 そう会話を交し、力の一部と融合して兄を殺そうと襲いかかるレオンだったが、キャッシュはこれを退ける。 しかし、レオンは混沌の支配者カオス・ルーラーに飲み込まれる。 カオス・ルーラーを倒すとEDへ。キャッシュはレオンとジーンを連れ出し、冒険の旅へ出る。 「怪しい物には触るなよ」と言いながら、自分は物凄く怪しい鉄仮面を被ってしまい、 これがまたもや外れなくなる。そしてコントのオチの様に画面が暗転して「END」 801名前:アンサガ キャッシュ編補足投稿日:03/11/2723 07ID /XoqVUCc ちなみにガントレットの戦いを全て制覇した場合は違うルート(ガントレットの謎を解明する)になる。 実はガントレットは装備したものを強制的に戦いへと誘い、 その戦いで得た経験や力を取り込んで利用する為に、黄金時代に利用されていた実験物だったのだ。 そして神船の錨はその為の実験施設である。 それが分かるだけで、他の経過辺りは全く同じ。 分かり難くてスマソ。まとめるのって難しいな…。説明不足の所があるかも。 ちなみにサガらしく、カオス・ルーラーの必然性も説明もゲーム中は一切無し。 簡単にまとめると 「呪われちゃったし、騎士団の派閥とやり方が気に食わないので騎士辞めました。 そしたら弟がアイドルを利用して世界征服企んでたので倒してやりました。 改心した弟とアイドル連れて、大好きな冒険に出て終わり」で終わってしまうのだが。 71名無しさん@お腹いっぱい。sage03/12/3016 52ID t6B5ds8i アンサガ チャパ族の村では雨が降らずみんな困っていますた 村長さんは、久々に雨乞いでもやろうさぁと言いますた その昔、困った人を助けたチャパ族は、その人から 雨乞いの儀式を教えてもらったのですた チャパ族は偉いのです 儀式にはいくつかのアイテムが必要なのですが 長い間やっていなかったためだか知りませんがそれらの アイテムがどっかへ逝ってしまっていますた 村長さんは 村の若い衆から4人選んで、みんなでアイテムを探してくれさぁと 言いますた そんなわけでアイテム探しに出たチャパ族の一人、 アーミックがこのゲームの主人公です アーミックは村長さんから石盤をもらっていますた この石盤に 儀式に必要なアイテムが書かれているのです 結局長い間 情報を保存しておくにはこういう原始的な方法の方が有効なのですた 現代の情報処理技術に対するけーしょーを表わしているのです でもアーミックはその石盤を読むことができませんですた その 石盤はかなり特殊な言葉で書かれていますた 普通の人には読めません アーミックが困っていると、魔法屋をやっているユンという人が それに興味を持ちますた 彼は昔は結構な魔法使いだったので その石盤を解読してみようと言ってくれますた 世の中には いい人がいます 72名無しさん@お腹いっぱい。sage03/12/3016 54ID t6B5ds8i そしていろんな仲間に協力してもらいつつ各地を冒険しているうちに ユンさんがだんだんと石盤を解読していき、アーミックに必要な アイテムのある場所を教えてくれますた アーミックは樹海で手に入る 雷神のカナトコ、マグマ洞窟で手に入る戦神の旗、ヴァフトーム鉱山で 手に入る美神の鏡、壁画洞窟で手に入る巨神の鎖のうち3つを手に入れますた そして最後のアイテムを手に入れるべく、アーミックはさまよえる島:アヴァロンに 向かいますた ここは7大驚異と言われる、昔に作られた遺跡です 島なのに海の上をぷかぷか漂っています それは船かなんかとちゃうかと 思われますがたどりつける人がほとんどいないためなんとも言えません そしてアイテムが全てそろった時、ユンさんが現れますた ユンさんは アーミックに、アイテムを渡し、雨乞いの術の力を独占させろと強要しますた ユンさんは石盤の解読をするうちに儀式の理論を知りますた その 力は悪用すれば世界を支配できるほど強力なもので、かつて魔法の 研究のために多くの犠牲者を出した彼の醜い本性を復活させるのに 十分なものですた アーミックはユンさんの要求を拒みますたがユンさんは不完全ながら 術の力を引き出しアーミックに襲いかかりますた 術の完成には アイテムの他にチャパ族の力が必要だったからです しかしアーミックの力が勝り、ユンさんは正気に戻りますた 自分の行いを反省し、 アーミックに謝るユンさんをアーミックはあっさり許すのですた そして村に戻り、雨乞いの儀式を成功させたアーミックは また家族とのんびり暮らしますたとさ めでたしめでたし 87名無しさん@お腹いっぱい。sage04/04/0210 41ID QjiZyYFy ルビィ編は設定や世界観がわからないと、なんだかよくわからないうちにエンディングを迎えます。 まずストーリーに関わるこの世界の伝説などを説明します。 ○七大驚異 黄金時代の建造物。建造目的など詳しいことはほとんどわかっていない。 一方で七大驚異にはすばらしい力が眠っていると考える人もいる。「七大驚異の全ての力を解放したとき、再び黄金時代が訪れる。」とのうわさ。 もちろん7つある。ファロスの地下迷宮、神のテーブル、神船の錨、ナクルの地上絵、さまよえる島、二つの月の神殿、空中庭園の7つ。 ○黄金時代 数千年前、文明の発展で人類有頂天の時期。 ○「終末の日」 簡単に言うと、悪いやつらがでてきて、黄金時代崩壊。 世界は絶望と混沌に包まれてしまった。 89アンリミテッドサガ 伝説の人物sage04/04/0210 52ID QjiZyYFy ○イスカンダール 約千年前、「終末の日」であたふたしている人類の救世主的な存在。 数々の偉業を成し遂げるが突如、歴史上から姿を消してしまう。今となっては本当にいたのかどうかもわからない、まさに伝説の人。 ○リース・トーレス イスカンダールの仲間の有名な大魔道士。 ルビィ編では名前が出てくる程度で、ストーリーにそれほど関わりはない。 ○アリス・アンブローシア イスカンダールの仲間の魔女。 凄腕の魔道士だったらしく、イスカンダールの偉業に協力していたらしい。 92ルビィ編 主な登場人物sage04/04/0211 14ID QjiZyYFy ○ルビィ(17) ラークバーンの高名な占い師サファイアの妹。 本人も占い師だが、かなり適当な性格で占いの腕も相当あやしい。「占いなんてしょせん気休め」がモットー。 ○ヒロユキ(18) ルビィとサファイアの幼なじみ。 普段は家の手伝い(詳細不明)をやっているらしい。押しが弱く、ルビィにとってはいいパシリ。 ○サファイア(23) ルビィの姉。腕のいい占い師で有名。 ルビィとは違い落ち着いた大人っぽい女性。ルビィとは幼い頃から二人で苦楽を共にしてきた。 イスカンダール(?) 見た目は四十くらいのおっさん。 その不思議な言動は伝説の英雄「イスカンダール」を思わせるが・・・?(この世界でイスカンダールという名は珍しくありません。) ジーンムーア(18) 騎士団改革派のリーダー的存在。 美人で騎士団じゃ人気者。非常にまじめで一途、信念は決して曲げない性格。 七大驚異征服を強く主張。 94アンリミテッドサガ ルビィ編sage04/04/0211 32ID QjiZyYFy ラークバーン、美しい湖に囲まれた町。 この町の名物ともいえる占い館「水晶宮」には毎日多くの人が訪れます。 遠方からはるばる訪ねてくる人も少なくありません。 ある日、騎士団のお偉いさんらしい人が水晶宮にやってきました。 いつもの通り占いを始めるサファイア。しかし、どうも様子がおかしいようです。占い終わったかと思うと、サファイアは突然倒れこんでしまいました。 驚いた騎士団の人はその場からとっとと立ち去ってしまいました。 異変に気づいた妹のルビィと、ヒロユキがその場に駆けつけます。 ルビィ(以下略ル)「サファイア姉さん!」 ヒロユキ(以下略ヒ)「サファイアさん!」 サファイア(以下略サ)(・・・死・・・すべての死・・・) なにやら嫌な予感がします。 95アンリミテッドサガ ルビィ編No.2sage04/04/0212 13ID QjiZyYFy 翌日、意識は取り戻したものの占いがうまくいかないサファイア。これは死活問題です。 仕方なく占い師としては未熟なルビィが代わりを買って出ました。 ル「占いなんて適当に気休め言っておけばいいんだから私でも大丈夫よ。」 インチキはヤバイと説得を試みるヒロユキを無視してルビィは占いを始めます。 評判の占い館には今日もお客さんがいっぱいです。 持ち前の適当さでガンガン適当に占いをこなしていくルビィ。 だんだん疲れてきたので、そろそろ閉店にしようかと思っていたそのとき、一人のおばちゃんが血相変えて入ってきました。 おばちゃん(以下略お)「すいません、どうしても今日占ってほしいんです!」 聞いたところ、ネコのミーちゃんがもう三日も帰ってこないのだそうです。 ルビィ「あはは、ネコですか。じゃあ占いましょうか。」 ちなみにルビィは適当に答えてるというわけでなく、ルビィなりにきちんと占っています。 ルビィとサファイアの占いはまず占いから複数のキーワードを割り出し、そこから結果を導き出すというスタイルです ルビィもキーワードは正しいのですが、結果の求め方が適当なのです。 ル「大丈夫です。ミーちゃんはもうすぐ帰ってきますよ。」 お「本当ですか!ありがとうございます!」 ネコだからといって、あんな気休めはどうかと心配なヒロユキ。さすがのルビィも少し不安に。 ル「行くわよ、ヒロユキ!」 ヒ「行くって、どこへ?」 ル「猫捜しによ!わたしたちが見つければ占いどおりでしょう。」 ヒ「何だよそれは?占いじゃネエじゃんよ。」 ツッコミも気にせず、ルビィはヒロユキを連れて猫探しにでかけます。 占いから出た「水」と「地下」というキーワードをもとに近くにある古井戸の中へ。 中はちょっとした迷路のようになっていて、奥には古いけど頑丈そうな扉が。 中からネコの声が聞こえます。どうやら狭い穴から中に入り込み出られなくなったようです。 偶然拾った鍵で扉を開けると、ミーちゃんの姿が。ミーちゃんは外に逃げていきました。 ヒ「あっ、逃げた!」 ル「いいのよ。これで占った通りになるわ。」 ムリヤリ占い通りにできて満足そうなルビィでした。 96アンリミテッドサガ ルビィ編No.3sage04/04/0212 49ID QjiZyYFy さてその次の日、ネコの一件で気をよくしたルビィ。今日もやる気満々です。 ル「私の占いの才能もなかなかのものよ。姉さんより稼げちゃったりして。」 ヒ「ダメだこりゃ。完全に調子に乗ってるよ。」 昨日と同じく適当な占いを続けていると、そこに黒衣に身を包んだおっさんが訪ねてきました。 黒衣のおっさん(以下略黒)「探し物だ。昔、友人に贈った短剣の行方を知りたい。」 ル「(・・・砂・・・光・・・滝・・・) 町の北に不死者の洞窟という場所があります。その奥に光砂の滝と呼ばれる場所があります。探し物はそこにあるはずです。」 黒「なるほど、ありがとう。」 おっさんが出て行ったのを確認して・・・ ル「ヒロユキ~、出かけるわよ~!」 ヒ「出かけるってどこへ?」 ルビィは家の奥からいい感じに古びた短剣を出してきました。 ル「うちに昔からあるの。」 ヒ「まさかそれを持って不死者の洞窟へ行くつもり?」 ル「何よ。当然一人で行けとは言わないわよね、ヒロユキ?」 押しの弱いヒロユキは断れずにいやいやながらもルビィに同行することになりました。 ル「これがあんたの運命よ。」 不死者の洞窟。アンデッドがうようよしている非常に危険なところです。 その辺の若者が来ていいようなところではありません。 とりあえず、なんとか最深部「光砂の滝」にたどりついた二人。 ル「ここに短剣を置いて、っと。」 短剣を置いた途端、奥からかなり強めのアンデッドが現れました。ヤバイです。 するとそこへ先ほどのおっさんが登場。 黒「ふっ、こんな所でなにをしてるんだ、占い師よ。」 襲いかかるアンデッドをあっさり倒してしまったおっさん。なにやら只者ではないようです。 黒「おっ、こんな所に短剣があるじゃないか。占い通りだ、さすがだな。」 そう言い残して、おっさんは短剣を持って去っていきました。 ル「バレちゃったかな・・・。」 97アンリミテッドサガ ルビィ編No.4sage04/04/0213 24ID QjiZyYFy あんなことがあってもこりずに占いをつづけるルビィ。そこにまたあのおっさんが。 黒「また占いを頼みたいんだが、今度は本物の占い師に占ってほしい。」 やっぱりバレてたみたいです。 というわけで、サファイアが呼び出されました。奥でおっさんと何か話しているようです。 しばらくするとおっさんが出てきました。 黒「おお、これを返さないと。」 おっさんが取り出したのはあの短剣。 黒「もともと贈ったものだからな。」 意味深な言葉と短剣を残して、おっさんは去って行きました。 その日の夜・・・ サファイアはルビィに話があるようです。 サ「ルビィ。私、あの方(黒衣のおっさん)イスカンダールさんと旅に出ることにしたの。」 ル「いきなりどういうこと。」 サ「詳しいわけは話せないんだけど・・・。」 ル「最近、姉さん調子が悪いもんね。その関係?」 サ「そんなところね。」 やはり姉が心配なのか、それとも単に興味本位か、ルビィも同行を申し出ます。 ルビィ一人を残して行くのも不安なサファイア姉さん。連れて行くことにします。 翌朝、旅の支度を整えた姉妹のもとにヒロユキがやって来ました。 店をたたんで旅に出かけることを告げるルビィ。 ル「ヒロユキはどうする?」 ヒ「どうするって、いきなり言われても。そんな気楽に旅に出るわけにはいかないよ。」 ル「そりゃそうだね。それじゃ、これでお別れだ。」 サ「長い間ありがとう、ヒロユキさん。」 ヒ「えっ・・・」 ヒロユキを残してルビィとサファイアはおっさんと合流。 まずは森を抜けて東へ向かうようです。ヒロユキとお別れして内心せいせいしているルビィ。 ところが森の入り口には見慣れた姿が。 ヒ「俺もいくよ。」 ル「はあ?あんた、付いて来たいなら最初からそう言えばいいのよ。」 サ「また、お願いしますね。ヒロユキさん。」 イスカンダール(以下略イ)「さあ、行くぞ。」 こうして、ルビィはイスカンダールを名乗る謎のおっさんとの冒険に 目的もわからないまま旅立つことになったのでした。 114アンリミテッドサガ ルビィ編No.5sage04/04/0323 01ID Vky65qAK どこを目指しているかもわからずに、ただひたすら東へと歩き続けます。 行けども行けども目的地に着く様子はありません。 いいかげん飽きてきたルビィはキャンプの夜にサファイアに尋ねます。 旅の目的、そしてあの日の占いで何を見たのか、そもそも何を占ったのかを。 サ「あの占いは七大驚異を征服することの吉兆を占ったの。」 ル「なんで騎士団の人が、そんなお宝ねらいの冒険者みたいなことを占おうとしたんだろう。 それはいいか。で、それで見えたのが、「死」だったわけ?」 サ「見えたのは大勢の死。その中に自分も含まれているのだという漠然とした感覚・・・。」 ル「姉さん自分の未来を見ちゃったの!そうかー。それじゃ本当なんだね。 自分の未来を見てしまうと、未来を見る力が無くなってしまうってのは。」 サ「恐怖ね。また自分の未来が見えてしまうかもしれない。そう思うと、読めなくなるの。」 この旅の目的は、そんなサファイア自身を占えるという人物に会いに行くことだったのです。 ル「占いなら私がやってあげるのに、ってやっぱ無理かな、ははっ。」 サ「ありがとう、ルビィ。あなたには私以上の力があると思うの。 でも、今は無理。あなたは好奇心が強すぎて、いろんなことに捕らわれすぎるの。私が自分の未来に捕らわれて占えないのと同じ。」 七大驚異に大勢の死。 話が重くなっていくのをひしひしと感じるルビィでした。 115アンリミテッドサガ ルビィ編No.6sage04/04/0323 05ID Vky65qAK 険しい山道や雪道を越えて、とうとう目的地らしき村に着いたようです。 イ「ここはトーレ村という。」 サ「トーレ・・・まさか、リース・トーレスの?」 イ「さすが察しがいいな。ここはリース・トーレスの故郷だ。」 リース・トーレスの生家へと向かう一行。 イ「ここがリースの生まれた家だ。あの頃とあまり変わっていない。」 ル「さっきから見てきたように喋ってるけど、このおっさん大丈夫か?」 伝説の大魔道士リース・トーレス。その子孫である人物が力になってくれるそうです。 さっそく家を訪ねるルビィとサファイア。中には一人の老婆が。 老婆(以下略老)「珍しいお客さんだね。二人ともなにをお悩みだい?」 ル「私は別に何も。悩みがあるのは姉さんよね。」 老「そうかい。あんたにも悩みがありそうだけどね。」 なにやらルビィに興味を示す老婆。サファイアは自分から話を切り出します。 サ「私、占い師をやっております。自分の未来を見てしまって、それ以来、恐怖心で読めないのです。」 老「あんたは本当に恐れているのかい?」 サ「えっ?」 老「恐れているのはこっちの娘に見えるけどね。」 サファイアは恐れているわけではない。むしろ、本当に恐れているのはルビィの方。 なんだかよくわかりませんが、それ以上は何も教えてくれません。 謎かけのような老婆の言葉に途方にくれる二人。 イ「まあいいさ。ナゾナゾを解きにきたわけではないからな。」 突然、イスカンダールが一つの提案を持ちかけます。 イ「自分の運命に関わっているものと向き合ってみないか、サファイア。」 サ「七大・・・驚異とですか?」 イ「そうだ。一度その目で確かめてみるのも悪くないだろう?」 ル「いいわね。行こうよ、姉さん。おもしろそうじゃん!」 サ「正直、あまり気が進まないのですが・・・。」 考えていても埒があきません。 姉妹は運命と向き合うために、七大驚異に挑戦することになったのでした。 148アンリミテッドサガ ルビィ編No.7sage04/04/0520 57ID sM85rF7z イ「では、ファロスの地下迷宮、神のテーブル、神船の錨、ナクルの地上絵、 さまよえる島、二つの月の神殿、どこへ行く?」 ル「ちょっと待って。七大驚異なのに、どうして6つなの?え~と、空中庭園は?」 イ「空中庭園は空中にあって簡単には行けないからだ。」 ル「なるほど、納得。」 (本来どれから行くかは自由に選べますが、ここではイスカンダールが挙げた順に進むことにします。) 「ファロスの地下迷宮」 英雄イスカンダールが建設したといわれる古都イスカンダリア。 その地下には迷宮が広がっているとウワサされますが、巨大な扉が道を閉ざしており 中を見たものはほとんどいません。 ル「へえ~っ、これが七大驚異。ふ~ん。」 ルビィがのんきに眺めていると、いきなり後ろから男がぶつかってきました。 男「どけっ!邪魔だ!」 男はファロスへと走っていきました。そしてそれを追いかける騎士団の格好をした女性。 ル「意外と人がいるわね。何かイベントでもやるのかしら?」 イ「そんなわけないだろう。さあ、行くぞ。」 なぜか開いていた扉の先は、ウワサどおりだだっ広い迷路になっていました。 ただでさえややこしい迷路に加え、うまく開け閉めしなければ進めない隔壁。 そしてあちこちにあるスイッチでエレベーターに動力を供給しなければなりません。 やっとの思いでゴール地点らしい場所につき、何かのスイッチを押すと、 どこからともなく首の無い鎧の化け物が。これを退けるとさっきのスイッチで薄暗かった地下に明かりが灯りました。どうやらこれで「ファロスの地下迷宮」クリアのようです。 思っていたよりあっけなかった七大驚異に少し拍子抜けのルビィ。 ル「そういえば、さっき何か拾ったな~。」 不気味な光を放つ三角錐の物体。イスカンダール曰く「テトラフォース」というそうです。 ルビィはそれに何らかのパワー、そしていや~な感じを覚えます。 そこに先ほど入り口で見かけた騎士団の女性が声をかけてきました。 女性(以下略ジ)「私は神殿騎士ジーン・ムーアと申します。あなたのおかげでバジル・ゲレイオス(さっきの男)が七大驚異の力を奪うのを防ぐことができました。感謝します。」 ル「感謝だなんて、私は何もやってないよ。」 会話を交わしていく内に、ジーンに好印象を受けたルビィはテトラフォースを譲ることに。 ジ「なにか不思議なパワーを感じますね。これが七大驚異の力でしょうか?本当に頂いてよろしいのですか?」 ル「いいよ。私には合わない感じだから。」 ジ「あなたにイスカンダールの加護があらんことを。」 テトラフォースを受け取り、礼儀正しくその場を立ち去るジーン。 イ「私の加護など当てにしても仕方ないだろうに。」 ル「だれもおっさんの話はしてないでしょう。」 イ「あのテトラフォース、渡してよかったのか?あれを集めないと空中庭園へは行けないぞ。」 ル「え~っ!そんな話聞いてないわよ!」 後悔しても時すでに遅し。仕方なく次の七大驚異へと向かう一行でした・・・。 149アンリミテッドサガ 騎士団についてsage04/04/0520 59ID sM85rF7z 騎士団についてです。 騎士団はもともと英雄イスカンダールの精神を重んじて結成されたものです。 この世界では騎士団というのはかなり広い規模で活動しています。 本部であるイスカンダール神殿を中心に活動する神殿騎士。都市を警護する守護騎士に、地方の村を警護する辺境騎士などです。 騎士団の中には立場を利用してやりたい放題な者もいます。(例 警護している街道で通行人からムリヤリ通行料をとったり) いつからか騎士団では「騎士団が世の中を支配する。」みたいな身勝手な考えが広がります。 そこで正義感の人一倍強いジーンがこのままではいかんと改革派を立ち上げて、七大驚異征服を主張します。 それは「イスカンダールは七大驚異から力を得ていた。」と考えられているからです。 こうすることで本来のイスカンダール精神に立ちかえらせようとしたのでしょう。 こうして騎士団内では、改革派と守旧派で派閥争いになってしまいました。 150アンリミテッドサガ ルビィ編No.8sage04/04/0521 02ID sM85rF7z 二つ目の七大驚異にやってきたルビィ。 周りには七大驚異に眠っているといわれる力を手に入れようと、ろくでもない連中が集まっています。 そいつらが言い争いなんかしているのを見て、ルビィは呆れてしまいます。 「神のテーブル」 巨大な柱に支えられた巨大な鏡のような板。 その姿から「神のテーブル」と呼ばれるようになったこの場所には、鏡の中の世界へと続く入り口があるという言い伝えが残されています。 小道に隠されたワープゾーンで上まで上がると、辺り一面まさに鏡のようです。 その辺に落ちている鏡の破片に触れると、実は罠だったりモンスターだったりするので注意が必要です。 ワープをつづけて進んでいくと、何の前ぶれも無くいきなり空から巨鳥が急降下して鏡に激突。 派手な登場の割には弱かった鳥を倒して、「神のテーブル」クリア。 やはりここにもあったテトラフォース。 ル「今度はちゃ~んと持って帰らないとね。」 次の七大驚異へと向かうルビィたちの陰には、なにかを狙っていたかの様なジーンの姿が・・・。 「神船の錨」 船の錨のような形をした建物。その向きが極星を指している事から 「神々が星々を旅するための船の錨じゃなかろうか。」 なんて伝説を持つなんともロマンチックな七大驚異。 中には「星々の間」と呼ばれるプラネタリウムのような部屋が。そこにしるされた星座を正しくたどっていかなければなりません。 道を外すと、モンスターが流れ星気取りでタックルしてくるので油断なりません。 星座をたどった先に待っていたのは不気味な姿をしたアンデッド。体の自由を奪ってじわじわと生命力を削ってくる強敵でしたが、なんとかこれを撃沈。 「神船の錨」クリアです。 今回も忘れずにテトラフォースを持ち帰ろうとするルビィの前にジーンが現れます。 ジ「それを譲って頂けませんか?」 ル「え~っ!そう言われても、私も必要なんだよね~。」 七大驚異の征服のためなら命を捧げてもかまわないとまで言い張るジーンに押されて、ルビィは次は自分がもらうことを条件に、テトラフォースを渡してしまいました。 151アンリミテッドサガ ルビィ編No.9sage04/04/0521 04ID sM85rF7z これで3つの七大驚異を征服したことになるルビィたち。 それでも本来の目的、老婆の言葉の意味を理解することがどうしてもできません。 久々に老婆の家を訪ねます。 老「二人とも悩みは解決したかい?」 まだ答えの出ないことを伝えるサファイア。 すると老婆は今までとはうって変わって重い口を開きます。 老「あんた喜んでるんだろう?自分の死まで予言できて。他人を超越した能力。世の中があんたの言葉通りに動く。あんたが予言通り死んでいく時、勝利の雄叫びを上げてるあんたが目に浮かぶよ。」 サファイアの中にあったのは恐怖ではない。 自分の力こそ絶対であると考えていた傲慢ともいえるほどの過信。 老婆はそう指摘するのです。 サ「私が自分の力に溺れていると・・・。」 動揺を隠せないサファイア。老婆の語りはルビィにも向けられます。 老「あんたはどうなんだい?」 ル「私!私は恐れてなんかないわよ。なんたって七大驚異を征服しちゃうんだからね。」 老「それでも姉にはかなわない。」 ル「そりゃ~今はね。経験をつめば姉さんみたいに・・・」 老「なれるって言い切れるかい?そんな自信があるのかい?姉には追いつけない。自分には何の力も無い。 それがわかってるから、いつも必要以上に大騒ぎしてるんだろう?」 完璧な姉を見て育ってきたために生まれた劣等感。 今まで元気を装って隠してきたそれを老婆には見抜かれていたのです。 ズバリ言葉で指摘され、ルビィはたまらず泣き出してしまいます。 ル「そんなこと・・・言わなくてもいいじゃない・・・。姉さんに勝てない事なんか分かってるよ・・・。 私に出来ることなんか、何にも無いのもわかってるよ・・・。でも私だって一生懸命にやってるんだよ。姉さんに迷惑かけたくないもん。 姉さんにルビィなんていらないなんて言われたくないもん・・・」 サ「ルビィ・・・」 泣きながら外に出て行ってしまうルビィ。それを追いかけるサファイア。 イ「ばあさまも憎まれ役が大変だ。」 老「時にはこういうキツイ言葉も必要なんだよ。」 自分の内に秘められた弱さに改めて気づかされた二人の姉妹。 これに目を背けずに正面から向き合うことで、何か得られるものがあるのでしょうか・・・。 197アンリミテッドサガ ルビィ編No.10sage04/04/0821 09ID 4GqvV/6x 立ち止まっていても何も変わらないし、ここまで来た以上後には引けないでしょう。 ルビィとサファイアは引き続き七大驚異を目指します。 「ナクルの地上絵」 延々と迷路のように続く壁。 上から見ると、それが一つの大きな絵になっていることがわかります。 ちなみに序盤にここを選ぶとほぼハマります。 自分の足でその地上絵を隅々まで歩いていくことで道が開かれていきます。 巨人、蝶、渦巻、剣、そして鳥。全ての地上絵をたどると、結界が解かれ邪神が姿を現しました。 なんとか倒すことに成功し、「ナクルの地上絵」をクリア。 いつものようにテトラフォースを持ち帰ろうとしますが、突如現れたジーンが横取りします。 ル「ちょっと!約束が違うわよ。」 ジ「モンスターに七大驚異の力を渡してもよいのですか!?」 ものすごい剣幕で怒鳴るジーン。強引に持っていってしまいます。 ル「あの人、ちょっと変だ。前と感じが違う。」 ジーンの異様な変貌に、ルビィは不安を覚えます。 「さまよえる島」 通称アヴァロン。船のように海の上を勝手に移動する不思議な島。 周りは常に嵐が吹き荒れ、近づくことも困難です。 何とか上陸に成功。探索を続ける内に大きな穴を発見します。 かなり深い所に台を確認し、なんとか引き上げられないかと再び島を探索。 あちこちに設置されたあからさまなレバーを下げると、台がうまいこと引き上げられました。 これに乗って下まで降りると、底には大穴の主である竜が。 いつも通りやっつけて「さまよえる島」クリア。 ジーンの来ない内に急いでテトラフォースを持ち帰ります。 ジ「チッ、なんということ!」 一足遅れたことに気づいたジーンが舌打ちをかまします。 198アンリミテッドサガ ルビィ編No.11sage04/04/0821 26ID 4GqvV/6x 「二つの月の神殿」 青の月ラズリアと赤の月エローゼ。(この世界には月が二つあります。) この二つの月の力を司るといわれている広大な神殿です。 月光を思わせる淡い光を放つ床。 財宝を守る、二つの月を象徴するかのような赤と青の竜。 さすが名前のことだけある神殿です。 奥にいた月と全然関係ない魔物を倒してクリア。 例のごとくジーンが現れ、テトラフォースを持ち去ろうとします。 ル「最後の一つ、それは渡せない。返して、ジーンさん。」 ジ「私の邪魔をするのですか?世界を救うのが私の使命。それを妨げるとは、お前は悪しき者の手先に違いない。」 わけの分からないことを抜かすジーンに、ルビィも我慢限界のご様子。 ル「な~に言ってるの!あんまりふざけた事言ってると、怒るわよ。」 ジ「だれも私を止めることなど、出来はしない!」 剣を抜き、切りかかるジーン。 あまりの突然の出来事に身を守る暇もなく、重傷を負ったルビィはそのまま意識を失ってしまいました・・・。 199アンリミテッドサガ ルビィ編No.12sage04/04/0821 28ID 4GqvV/6x 「・・・アリス・・・アリス・アンブローシア・・・」 どこからか声が聞こえます。 その声で目を覚ましたかと思ったら、目の前には見知らぬ男性。 全く知らない女性の姿に変わっている自分。どうやらまだ夢を見ているようです。 「寝ぼけているのか、アリス?」 夢の中の自分をアリスと呼ぶ男性。自然と言葉が出てきます。 「・・・は、はい。大丈夫です、イスカンダール様。ただ、悪い夢を見たので・・・。」 「夢?」 「思ったように戦えずにやられてしまう、イヤな夢でした。」 ル(夢?違う。今、見てるのが夢・・・。 だって私はルビィ、アリスじゃない・・・。) 急に場面が変わって、今度は男性が二人、何か話しているようです。 「おっ、やっと起きたのか。」 「夢を見た。老けたお前が出てきたよ。」 「何が夢だ、のんきな奴だ。おい、リース。何がおかしいんだ。」 「いやイスカンダール、お前も年をとるんだなと思ってな。」 「当たり前だ!」 ル(だれ、この人たち・・・やっぱり夢だ・・・変だもん・・・) またまた場面が変わり、次に出てきたのは少女と老人。 気のせいか、その少女はルビィによく似ています。 「本当にやるのか?」 「止めようって言うの、イスカンダール? 他の世界ではあなたは無敵。でもあなたが生まれたこの世界では、ただの老人にすぎないのよ。」 「止めるつもりはない。この世界をどうするのか、それはお前たち自身が決める事だ。」 ル(この子は・・・私?・・・違う・・・やっぱり・・・夢よ・・・) 次に見えてきたのはヒロユキの顔。 ル(ヒロユキ・・・?) ヒ「ルビィ!サファイアさん、ルビィが目を覚ました!」 今度は本当に目が覚めたようです。 幸い命に別状はなかったようで一安心の一同。 さっきの夢は一体なんだったのか・・・。気にはなりますが、考えてもわかるわけがありません。 とりあえず、今のルビィにはそれよりも大事なことがあるみたいです。 どうやらサファイアも同じ気持ちのよう。 老婆のもとへと急ぐ二人。長い冒険の中で、何か答えを見つけたのでしょうか? 259アンリミテッドサガ ルビィ編No.13sage04/04/1118 37ID hJ0lf2wg 老「二人とも答えは出たかい?」 サ「答えと呼べるかどうかは分かりませんが。」 まずサファイアが自分なりの結論を報告します。 サ「私には占いを通して『見る』力があります。それは二つの目で世界を見ることと同じ。それ以上でもそれ以下でもない。それだけのことです。 特別な力ではないのです。普通に見るように見ればよいのだと気がつきました。」 ル「あれ~、私の結論と似てる。」 ルビィが姉に続いて話し始めます。 ル「未来のことは分からない。分からないから不安。不安で当然。不安でいいんだ。 大人になったらどうなる?年をとったらどうなる?そんなこと今考えたくない。考えたくなきゃ考えなきゃいい。 大人になれば、年をとれば、嫌でも考えなきゃいけなくなる。でも、今すぐ大人にはなれないし、年もとれない。 だから今は今、今の自分だけを考えて生きていればいいんだって。」 イ「二人とも吹っ切れたようだな。 では、二人に占ってもらおうか。最後の七大驚異、空中庭園へ行くことの吉兆を。」 サファイアはもちろん、悩みを克服したルビィも占いに挑戦します。 イ「で、どう読んだ?」 サ「言いにくいのですけれど・・・やはり世界の終わりと。」 ル「私はちょっと違う。ううん続きがある感じ。 終わって、また始まるの。」 悩みを克服したとはいっても、やはり姉とは違う結果になった自分の占いに少し不安なルビィ。 そんなルビィにヒロユキが一言。 ヒ「ルビィらしくないな。堂々とインチキ占いやってた度胸はどこ行ったの。」 そうです。町でやっていた占いと同じく、自分の気に入るように結果の方を変えてしまえばいいのです。 運命とは自分で切り開くもの。心機一転、ルビィは空中庭園へと向かいます。 260アンリミテッドサガ ルビィ編No.14sage04/04/1118 39ID hJ0lf2wg 「空中庭園」 名前のとおり空中に浮かんでおり、七大驚異の中でも最も驚異的な存在と言われています。 独立した季節を展開し、季節ごとに姿を変える美しい七大驚異。 空中庭園の真下までやってきたルビィたち。 ル「どうやって上がるつもり?テトラフォースの数が足りないんじゃない?」 イ「私を誰だと思っているんだ?イスカンダールだぞ。 テトラフォースなど一つあれば十分だ。」 ル「げーっ、なんちゅうおっさんじゃ。必死こいて集めさせといて実はいらないなんて。」 ともかくイスカンダールの力で上まで上がることに成功します。 広い割には今までとは違い何の仕掛けも無く、あっさりとゴール地点に。 いつもならここで主である魔物が現れるはずですが、待っていたのは魔物ではなく親衛隊を引き連れたジーン・ムーア。 ジ「騎士団の未来のため!イスカンダールの夢のため!お前たちは全てを捧げなさい!!」 声を張り上げ、有無を言わさず襲い掛かかってきます。わけもわからぬまま戦闘に突入しこれを撃退。 戦闘不能のジーンから奇妙な光が放たれます。 ジ「私こそが・・・選ばれし者・・・。イスカンダールの力を・・・この・・・地上に!!」 そう言うとジーンは光とともに姿を消してしまいました。 次の瞬間、ルビィたちは不思議な空間に吸い込まれてしまいます。 まるで宇宙のような空間。そこに突然現れたのは巨大な異形の怪物。 これが七大驚異に眠っているといわれる力の正体でしょうか? ル「そんな力なんか必要無いの。あんたなんて消えちゃいなさい。」 ひるむことなく立ち向かうルビィ。最後の戦いが始まりました。 261ルビィ編 エンディングsage04/04/1118 40ID hJ0lf2wg 死闘の末に謎の怪物は消滅。 不思議な空間から戻ってきた途端、空中庭園は音をたてて崩れていきます。 かなりの高さから落ちたようですが、幸運にも無傷な一同。辺りには見る影も無い空中庭園の残骸が散らばっています。 ヒ「さすが、ルビィ。七大驚異をぶっ壊しちゃったよ・・・とほほ・・・」 ル「あんなものは私たちの未来じゃない。夢でも希望でもないよ。」 しみじみと語りだすルビィ。 ル「夢も未来もここ!この胸の中にあるのよ!!」 胸に手を当て、得意満面に意味不明の言葉を叫びます。胸と聞いてすかさず反応するヒロユキ。 ヒ「そんなでっかいものが入ってる割には小さいな。」 ル「なにお~!ヒロユキ~!」 夕日をバックに追いかけっこする二人。 妙に滑らかなルビィのダッシュが逃げ惑うヒロユキを捕らえます。 ・・・・・ 顔を赤らめて見つめ合う二人。長い冒険で単なる幼なじみからちょっぴり距離を縮めたようです。 サファイア姉さんもイスカンダールもジーン・ムーアも、そしてあらゆる伏線も全て放ったらかしにして 最後はお花に囲まれてポーズをとるルビィのイラストに 「終」 の一文字。 (゚Д゚;) おしまい 459アンリミテッド・サガ ヴェント編sage05/01/2709 44 49ID oD9LwPKS 【ヴェント編】 登場人物 ヴェント…運び屋になりたての青年。運び屋とは手紙や荷物を配達する仕事でギルド制。 (ゲーム中でも自由に運びの仕事ができ、成長パネル選択をラスダンに入らずとも無限にできる) 兄ブリズの死因を探るために兄と同じ運び屋になった。 兄を尊敬していたが、兄と比較されることに悩む。が、基本的にバカでお調子者。 ブリズ(故人)…ヴェントの兄。優秀で有名な運び屋だったが5年前に死亡。 ティフォン…ヴェントと組むことになる謎の美女盗賊。アンデッド恐怖症。 実はブリズの元恋人で、過去の事実を知っている。 トゥース・ブラッドベイン…野心家の吸血鬼。ブリズ殺しの犯人。 460アンリミテッド・サガ ヴェント編sage05/01/2709 46 32ID oD9LwPKS ヴェントは兄ブリズの最後の仕事がドラゴンハートというワインの運搬だったと知る。 その仕事について調べているうちに、吸血鬼トゥースに襲われていた女盗賊ティフォンを助けようとした。 が、トゥースにボッコボコにボコられる。しかしトゥースはヴェントの血を味わうと、「覚えのある味だ、お前の親族に敬意を表し逃がしてやる」とヴェントに止めを刺さずに去る。どうやら兄を殺したのはトゥースらしい。 さて、助けてもらったティフォンは過去を思い出す。実は彼女はブリズの元恋人だった。だが、その過去を隠してヴェントに同行する。 運び屋の仕事をしたり仲間を集めたりして進めているうち、ドラゴンハートを発見するがトゥースに奪われる。 レジナ・レオーヌ祭に湧く大都市ヴァフトームでも、騎士団が守護するドラゴンハートを姦計により強奪された。 手がかりを失うヴェントだったが、ティフォンの提案で伝説の魔導士リース・トーレスの塔へ向かう。 リース・トーレスの塔には、結晶状のドラゴンハートが安置されていた。 これを入手するものの、トゥースの組織「ブラッディリーグ」の手先によって一行は捕らえられてしまう。 ブラッディリーグのアジトで、ドラゴンハートを取り返すも、ティフォンがトゥースにそれを渡してしまう。 461アンリミテッド・サガ ヴェント編sage05/01/2709 48 41ID oD9LwPKS トゥースの口から語られる真実: ・ドラゴンハートは、原初の龍の心臓が変化した物を分割したもので、その凄まじいエネルギーは特にアンデッドに効く。 トゥースはアンデッドの支配者「ナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブル(以下、円卓)」の命令でそれらを回収していた。(液状化したドラゴンハートならば、アンデッドのトゥースでも容易に扱える) ・兄の死の真相:ワインに偽装したドラゴンハートを過去のティフォンが盗む→それを売りさばくことにする→それ運んだのがブリズ→ トゥース、ブリズとティフォンを捕まえる→ブリズの血を吸って意のままに動くようにし、ティフォンを殺させようとする→ブリズ、そんなことするくらいならと洗脳に逆らい焼身自殺 ・ブリズの死に様にトゥースはマジで感動。よーし俺も円卓にカッコヨク逆らって闇の支配者になっちゃうぞと決意。 ・ティフォンはその頃から恐怖によってトゥースの言いなりだった。 で、円卓はその野望を見抜いててヴェントの目の前で殺される。 トゥースは、最後のドラゴンハートは龍の楽園にあると言い残す。ティフォンはヴェントに深く謝罪するが、ヴェントは別に気にしなかった。 龍の楽園でヴェントはアンデッドと龍族は長年の宿敵と聞かされ、ドラゴンハートを手に入れる。 龍族やトゥースの悲願を果たし、また兄を越える男となるため、ヴェントは全ての元凶である円卓の本拠地、七大驚異「ファロスの地下迷宮」へと向かう。 ドラゴンハートの力も借りて円卓どもを倒したヴェント。終わったと思ったところでトゥースが出現。死んだふりとはセコイ奴だ。 ヴェントとトゥースの最後の決着の場は七大驚異「二つの月の神殿」。 トゥースの執念と七大驚異の力がかつて世界を滅ぼしたカオス・ルーラーを呼び出し、トゥースは飲み込まれてしまう。 圧倒的な混沌の力を奮うカオス・ルーラーだったが、ヴェントはドラゴンハートと兄譲りの勇気でこれを倒したのだった。 数年後、ヴェントは立派な運び屋へと成長していた。そしてその隣では、過去の呪縛から解き放たれたティフォンが彼を支えているのであった……。 まとめると、「兄貴の仇とか悪の軍団倒して、ついでに兄貴の元カノをゲッツ」 462アンリミテッド・サガ ジュディ編sage05/01/2709 50 10ID oD9LwPKS 【ジュディ編】 登場人物 ジュディ…魔法一家の末娘で天才魔法少女。10歳。素直で頑張りやさん。口癖は「まっかせて!」 その可愛さはパーティーに次々とロリコンが入ってくるくらい。 ジョーゼフ…かつての大魔導士にしてジュディのお爺さん。77歳。ジュディに激甘。 序盤でいきなり鏡に封印される。 レベッカ…ジュディのママ。父ジョーゼフ譲りの魔力持ちだが、結婚を機にあっさり引退。 男勝りな39歳の美女。なんだかんだ言ってトマスにベタぼれ。 トマス…ジュディのパパ。魔法は全く使えないし影が薄いが、やる時はやる男。ジョーゼフと折り合い悪い。 マリー…ジュディーの姉。20歳。やはり魔法が得意。 天然系のお姉さんだが、男をとっかえひっかえしてたり、こき使ったりとかなり腹黒。 ロイ…ジュディーの兄。大食漢。デブのくせに異様に素早い。 クライド…昔はジョーゼフとともにブイブイ言わせた大魔導士。ロンゲでチビのジジイ。 「禁呪」を求めるあまり手段を選ばなくなりジョーゼフを襲う。 その他、仲間になるロリコンが3人ほど。 463アンリミテッド・サガ ジュディ編sage05/01/2709 51 45ID oD9LwPKS 森の奥の小さな里で家族と仲良く暮らすジュディ。 ある日、クライドと名乗るジジイがジョーゼフの店にやって来る。 クライドはジョーゼフを鏡に封じ、「禁呪」の魔道板(魔法が記された板)を寄越せと脅す。 が、強さに比例して周囲の人を遠距離へと吹き飛ばす防御魔法が発動。クライドごと吹き飛ばされて一家離散する。 飛ばされた場所が近くだったジュディは、ジョーゼフの頼みで家族を探しに奔走することに。 樹海に入ると「やあ僕はキャッシュ」。森は危険なので護ってあげるとキャッシュが仲間になる。正直、こいつの方が危険な気が。クライドの使い魔が襲いかかってくるも、難なく撃退。 北の町でトマスと再会したところ、父は町長の不良息子ゴージュに困らされている母娘を助けようとしていた。 ゴージュを成敗すると、町長はゴージュに罰としてジュディに協力しろという。胡散臭い連れがさらに増えるが、こいつは育てると最強キャラになる。 次へ向かおうと釣り橋を渡ったところ、モンスターの襲撃でトマスが谷底へ落下。不器用ながらジュディを慰めるゴージュ。早くもロリの魔力に取り憑かれたようだ。 次の場所では、ロイが何故か山賊のところに居候していた。飯が食えるからってもう少し考えろ。 山賊のボスの魔導士を倒すと、黒い魔道版をゲット。すごく嫌な感じを受けるジュディ。 さらに家族を捜して船に乗ると、クライド配下の魔物の襲撃。 変態っぽいおっさんが現れていきなり護衛を申し出てくる。運び屋のヌアージが仲間に。犯罪者にしか見えない。勘弁して欲しい。 ヴァフトーム経由でロングシャンクの町へ。ここで姉マリーと再会。かぐや姫のごとく男どもに無理難題を押し付けてた。姉も妹も男を惹きつける…恐ろしい一家だ。 クライドの狙いはなんなのか。近くで黒い魔道板のかけらを拾ってみるも、よくわからない。 464アンリミテッド・サガ ジュディ編sage05/01/2709 53 35ID oD9LwPKS 母を捜して北へ。すると、レベッカはクライドにさらわれていた。兄や姉の奮闘もあって、ジュディは母の救出に成功する。 一方、とうとう寿命が近づくクライド。禁呪を追うための最後の手段として禁断の契約をするらしい。 レベッカなら鏡からおじいちゃんを助けられる、とジュディ一行は一度故郷へ戻るが、何とクライドによってジョーゼフの鏡が割られてしまっていた。 そこに父が帰ってくる。トマスは鏡の七大驚異「神のテーブル」へ行けばなんとかなるかもしれないと言う。 大樹に支えられて宙に浮く巨大な鏡の板「神のテーブル」。果たして、そこにはジョーゼフのメモが。 全てのメモを集めると、その魔法でジョーゼフが復活。 そこを強襲する謎の美形男。それは闇の契約で吸血鬼と化したクライドだった。有り余る時間と力を手に入れる代償として人間をやめてしまったのである。 決戦の最中、クライドの闇の魔力と七大驚異が共鳴し、混沌の王カオス・ルーラーがクライドに降臨するも、これを家族の結束で破る。 我に返ったクライド。彼は若い頃の情熱を失わず探求の道を歩み、老いてゆく焦りから闇に手を染めてしまったのであった。 「禁呪の魔道板などない、全ての術が禁呪となってしまう可能性があるだけだ」とジョーゼフは指摘する。 和解するジョーゼフとクライド。かつては友に歩んだ友だったのだから。だが、人外となってしまったクライドは寂しげに去って行った。 かくして、ジュディの初めての冒険は終わり、相も変わらない一家の平和な日常が戻ったのである。 まとめ「一家離散、そして感動の再会」 497アンリミテッドサガ ローラ編sage05/01/2820 48 55ID aPJCasNe あるところにローラという女海賊がいました。 各地を荒らし回る女傑でしたが、20歳の時にパブロという男と恋愛結婚→海賊卒業。 以来、雪国でパブロと日曜学校を営みながら、幸せに暮らしてきました。 それから十年。ローラが三十路に足を突っ込んで間もないある日、 旅先でパブロが死んだとの報せが。 茫然自失のまま葬式を終え、帰り道を行くローラ。 その背中に見知らぬ少年がぶつかってきました。 悪人面の男達に追われています。 昔取った杵柄で男達を叩きのめすと、 少年は「感謝する(注:そっぽを向きながら)」と、 妙にやんごとなき謝り方をしてきました。 498アンリミテッドサガ ローラ編sage05/01/2820 54 05ID aPJCasNe それもそのはずで、彼は近国エスカータの王子アンリでした。 犬型人間ダグル=ボース率いる軍に襲われ国が滅亡。両親も死亡。 命からがら、代々王家に伝わる宝剣だけを持って逃げてきたそうです。 身寄りの無くなったアンリ王子は、 とりあえず亡き母の故郷ヴァフトームを目指すことにしましたが、 そこは遠く温室育ちの子供が一人で行けるような場所ではありません。 かくて、失意のあまり何をすればいいのか判らなかったローラの元に 王子の護衛という大仕事がやってきたのでした。 「休校 パブロの学校」 玄関に札をかけ、二人はニバコリナを発ちます。 追っ手を退けて旅するうち、魔法少女ジュディが仲間になります。 ある時、追っ手がアンリのことを王子と呼んだせいで、ジュディに素性がバレてしまいました。 ジュディ「アンリ君って王子なんだ、すごい」 アンリ「王子って凄いかな?」 ジュディ「だって王子って、なりたくてもなれるものじゃないし」 アンリ(好きで王子に生まれたわけじゃないのに。 王族じゃなかったら親も殺されずに済んだのに) 内心で考え込むアンリですが、ローラに喝を入れられて先へ進みます。 499アンリミテッドサガ ローラ編sage05/01/2820 58 14ID aPJCasNe 旅は進み、港町ロングシャンクへ着いた一行。 ここにミシェルという人がいました。 一時期は才色兼備のアイドル冒険家として有名だった女性ですが、 うっかり呪いのガントレットを装備してしまい、以来その副作用に悩んでいます。 呪いを解くため、この町に住む遺物鑑定家マイスを訪ねたものの、 そいつが留守でorzとなったミシェルは、 通りすがりのローラ達にマシンガントークで泣き言をぶつけ去っていくのでした。 ガントレットの正体やマイスがいない理由は、別の物語の管轄につき脇に置いといて、 ローラ編の舞台は船に映ります。 船がヴァフトームへ向かう途中、魔物が襲ってきました。 偶然ミシェルも乗り合わせていました。 またも繰り広げられるマシンガントークを聞き流しつつ、協力して魔物を倒します。 なし崩し的にミシェルが仲間に加わったところで、 ヴァフトームに着きました。 500アンリミテッドサガ ローラ編sage05/01/2821 00 39ID aPJCasNe ここでエスカータとヴァフトーム、 そしてイスカンダールの関係について説明しときます。 早い話、両方ともイスカンダールの配下が作った場所です。 イスカンの作った国イスカンダリアというのがありまして、 イスカン本人が失踪した(表向きは死んだとされた)後も、 ディクソンという男がそこを守護していました。 しかし彼の厳しすぎる政治方針に、フジャントという男が「異議あり!」を連発。 両者は険悪になり、喧嘩になり、しまいには戦争を起こしました。 勝ったのはフジャントですが、彼はイスカンダリアの王にはならず、 イスカンダリアの近くに自分で国を作りました。それがエスカータです。 負けたディクソンも遠方に流れて都を作り、 心を入れ替えて良い政治を行いました。こっちがヴァフトームです。 501アンリミテッドサガ ローラ編sage05/01/2821 02 53ID aPJCasNe 今では両家も和解し、ディクソンの遺体も、 フジャントを始めとする歴代のエスカータ王族の遺体も、 皆ヴァフトームの霊廟で眠っています。 霊廟にはイスカンダールの棺もありますが、こっちは空っぽです。 中身がどこで何をやってるかはルビィ編の方を参照して下さい。 (ここらへん作中では殆ど言及されておらず、 各種の関連書籍や説明書をつぎはぎして組み立てているので、 間違いがあったらすいません) 502アンリミテッドサガ ローラ編sage05/01/2821 05 55ID aPJCasNe で、現在のヴァフトームは、レジナ=レオーヌ祭のまっただ中。 これはディクソンの妻が、死んだ夫の霊を慰めようと焚いた送り火から始まったもので、 今でも山一個燃やして巨大な送り火を焚きます。 元が元なので、この送り火には死者を見送り悼む意味があり、 賑やかな祭も、送り火の時間になると静まりかえります。 初めてのお祭にはしゃいでいたアンリも、 つい最近国と一緒に殺された両親を思い出し、送り火を見て泣きました。 見ればローラの方もパブロを想って泣いています。 悲しいのは自分だけじゃないんだと気付くアンリ。 祭が終わり、一行はエスカータ王家の墓地に行きました。 「子孫へ……私はイスカンダールから黄金時代の遺物を授かった。 何かあった時はそれを集めてなんとかしなさい……フジャント」 こんな感じの遺言を発見します。どうやら宝剣も遺物の一部らしいです。 残りの遺物を集めれば、ダグル=ボースの打倒にも役立つかもしれません。 503アンリミテッドサガ ローラ編sage05/01/2821 08 37ID aPJCasNe 霊廟を出ると、バジル=ゲレイオスという男に出会いました。 ゲレイオス家はエスカータ建国時からの旧臣で、彼はそこの現当主です。 アンリが生きていたことを喜び、王家再興に協力すると言ってくれます。 フジャントの遺物についての情報を集めるため、 アンリは再度エスカータに行くことに。 バジルは仕事があるので同行できないけれど、護衛を付けてくれます。 ここでローラの役目は終わりました。 後のアンリの補佐は、ゲレイオス家が全てやってくれるでしょうから。 ですが、やることがなくなった途端、 ローラはアンリと会う以前の茫然自失状態に戻ってしまいました。 宿屋で途方にくれるローラを見て心配になったアンリは、 「ローラさんと行きたい」と護衛に駄々をこねました。 結局、今までのメンツ+護衛でエスカータへ戻ることに。 516アンリミテッドサガ ローラ編sage05/01/2919 17 41ID dW3fO9Na エスカータへ向かう途中で野営する一行。 護衛のフランシス34歳独身(ピューと吹くジャガーのハマー似)が、 バジル宛に手紙を書いてるところをローラが目撃します。 「お前スパイだろ」とローラ。 「お前こそ王子をたぶらかすつもりだろ」とフランシス。 「そんなことばかり考えるから女にモテないんだ」とローラ。 図星だったらしく凹むフランシス。 不穏でマヌケな空気のままエスカータに到着。 エスカータ城はあちこちが壊れてて、燃えてて、魔物がうろついてます。 アンリはマイホームの惨状に悲しくなるものの、 「二度とローラさんの前で泣いたらいけない」と気張って我慢。 書庫で資料を漁った結果。王家伝来の遺物は、 宝剣と5つの「エレメンタルギア」という神器であることが判明しました。 517アンリミテッドサガ ローラ編sage05/01/2919 19 34ID dW3fO9Na ここで話はディクソンとフジャントの戦争に戻ります。 そもそもフジャントが勝てた理由は、 エレメンタルギアの力はもちろんのこと、 それ以上に大きかったのは、彼と戦った4種の異種族の力でした。 勝利の後、フジャントは感謝の意を込め、 彼等にそれぞれ一つずつエレメンタルギアを預けました。 彼等の方も、王家に危機が訪れた際は、 エレメンタルギアと共に集まり、再び王家を助けると約束しました。 これらの情報を書庫で仕入れた一行。 バジルの城へ行き、 代々ゲレイオス家が預かっている火のエレメンタルギアをもらいます。 残り4つのエレメンタルギアも集めるため、各地の四種族を訪ねることに。 どの種族も古の契約を覚えているらしく、アンリに快く協力してくれました。 518(以下攻略順フリー 順不同)sage05/01/2919 22 00ID dW3fO9Na 土の一族ペトランは、岩で出来たボールのような種族です。 一族代表アンザンの案内で、壁画が実体化して襲ってくる洞窟へ行き、 土のエレメンタルギアを入手しました。 木の一族リラムは、植物と一体化したインコのような種族です。 代表プラティフィラムの案内により樹海へ行き、 中心部で木のエレメンタルギアを入手。 水の一族チャパは、あざらしとビーバーを足したような種族です。 仕掛けだらけの地底湖へ行くものの、代表アーミックは 「この玉の色が赤と青に変わります、 それを(とか言ってる間に玉が緑色に)……緑になっちゃいましたね」 こんな調子で案内なのに案内をしません。 苦労の末、水のエレメンタルギア入手。 金の一族アヌビトは、人身犬頭の種族です。 エスカータを滅ぼしたダグル=ボースもアヌビトですが、 代表ムゾル=ヤニーによれば 「一人のアヌビトが一つの部族。ダグル=ボースと自分は関係ない」とのこと。 彼と洞窟を進んでいきますが、最深部に金のエレメンタルギアはありませんでした。 ダグル=ボースが盗んだようです。 519アンリミテッドサガ ローラ編sage05/01/2919 24 56ID dW3fO9Na カタキ討ちとエレメンタルギア奪還を兼ねて、 次はダグルボース城へ殴り込むことになりました。 全滅時に備え、今まで集めたエレメンタルギアと宝剣は バジルに預けておくことにします。 城へ乗り込み、ダグル=ボースと対峙する一行。 誇り高い武人ダグルは、取り巻きの魔物達を「手出しするな」と制し、 単身でローラ達と戦います。 ちなみにダグルの得意技は「シリウス」 おかげで「シリ刺し」とか「シリ撃ち」とか「シリダンス」とか、 脱力する名前の連携が量産される戦いになりました。 「私を倒してもエスカータは内側から腐っていく」と言ってダグル死亡。 金のエレメンタルギアを取り戻し、バジル城へ戻ります。 520アンリミテッドサガ ローラ編sage05/01/2919 28 34ID dW3fO9Na なるほど内側から腐ってまして、戻るやいなやバジルが裏切りました。 金のエレメンタルギアを受け取った後、 「王子あなたは用済みです」と魔物をけしかけてきやがります。 元々ダグル=ボースがエスカータを滅ぼせたのも、 バジルが裏から手助けしていたおかげでした。 バジルは宝剣と、それが持つ強大な力を欲しがっており、 宝剣を手に入れるにはエスカータを滅ぼすのが手っ取り早いと考え、 ダグルを利用したのです。 しかしエスカータ滅亡後、目当ての宝剣をアンリが持って逃げたので予定が狂い、 執拗に追っ手を仕向けたものの、何度も撃破されるので作戦変更。 アンリを泳がせて残りのエレメンタルギアも集めさせることにしました。 ついでに利用し終えて邪魔になったダグルも殺させることにしました。 そして現在に至るわけです。 521アンリミテッドサガ ローラ編sage05/01/2919 30 42ID dW3fO9Na 唖然とするアンリとフランシス(結局スパイじゃなかった)を叱咤しながら 魔物を倒していくローラ。最後にバジルを追い詰めるものの、逃げられてしまいました。 どうやら七大驚異のひとつ「ナクルの地上絵」に向かった模様。ローラ達も後を追います。 ナクルの地上絵は、壁を組み合わせて作った巨大迷路で、 上空から見ると絵に見えるのが名の由来です。 他の七大驚異と同じく、ここも黄金時代の遺物。 おそらくは宝剣やエレメンタルギアと関連があり、 バジルが欲しがる宝剣の真の力は、ここで引き出せるのでしょう。 ローラを巻き込むまいとして、アンリは彼女に帰るように言いますが、ローラは承知しません。 「ここで死んだって、あんたも私も、大切な人と同じ場所へ行くだけじゃないか」と。 最深部へ行くとバジルがいました。 戦ってるうちにバジルの薄汚い精神に引き寄せられたのか、 これを呼ぶことこそが宝剣の真の力だったのか、 邪神カオスルーラーが復活降臨。バジルの身体を乗っ取ります。 これを撃破してエンディング。 522アンリミテッドサガ ローラ編 エンディングsage05/01/2919 33 33ID dW3fO9Na 危機は去りました。アンリは王家再興のためエスカータで頑張ることになります。 別れを告げエスカータを去っていくローラの背中を見送って泣くアンリ。 フランシス「王子、涙はいけません」 アンリ「いいんだ……ローラさんには見えてないんだから」 一方、ニバコリナに戻ったローラは、日曜学校を再開します。 そこの看板にはこう書かれていました。 「パブロ&ローラの学校」 同じように身内を殺されて、同じように弱っていた二人が出会い、 お互い支え合ってるうちに、また一人で歩けるようになったので別れた。 まとめるなら、これはそんな感じの話です。 補足トリビア……パブロの死因は最後まで不明のまま 523さらに補足sage05/01/2919 35 32ID dW3fO9Na ちなみに519のところでダグル=ボースに負けると、シナリオが少し変わります。 この場合バジルの思惑を悟っていたダグルが、バジルを殺害。 ナクルの地上絵で戦う相手もダグルになります。 この場合でもエンディングは変化なし。 566アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3017 21 38ID 5lnEGD/H アンサガの世界は過去に一回滅びてます。 元はといえば、先住民が便利な文明を使いすぎたのが原因です。 文明の乱用は混沌を呼び、混沌は異常気象を呼んで、モンスターを生みだしました。 世界が混沌に飲まれることを恐れた神様は、 混沌の大元カオスルーラーと差し違えて共倒れ。 高度な文明もそこで途絶え、代わりに世界は安定しました。 その便利で危険な古代文明の残りカスを、 「遺物」と呼んで正体を知らないまま利用しているのが、現在の人間です。 で、ここにマイスという男がいます。ロングシャンクに住む遺物鑑定家です。 遺物を調べて、いじくって、役立つ物に変えるのが仕事です。 彼は皮肉屋だったり、セリフが臭かったり、 思いこみが激しかったり、セリフが臭かったり、 いつも醒めていたり、セリフが臭かったり、 とにかく言動に問題はあるものの、鑑定家としての才能はありました。 おまけに顔も良ければ身長も高かったので、 毎日女を取っ替え引っ替えして遊びまくりました。 しかし彼自信はそんな生活に空しさを感じていました。とんだ贅沢者です。 567アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3017 28 04ID 5lnEGD/H ある日、ロングシャンクでパーティーがありました。 デブでケチでイヤミな富豪フーガが、 金の力で集めた遺物を見せびらかす為のものです。 むろん楽しいものではありませんが、フーガは鑑定家たちのパトロンなので、 行ってお世辞を言わないと開発費用がもらえません。しぶしぶ出席するマイス。 ところが、遺物の中に一枚のフォート(注:黄金時代の遺物。超精密な絵。要は写真)がありました。 フォートに写っていたのは銀髪に黒い肌の美少女。これにマイスは一目惚れ。 「この俺が恋だと? 女なら楽しければ誰だって構わない俺が、恋?」 以来寝ても覚めても頭の中は少女のことで一杯。毎晩少女が夢に出てきます。 当然生活にも支障が出て、 近所の人達に面と向かって「様子が変だよ」「大丈夫?」「どうしたの」と言われる始末。 正気をなくしたマイスはロングシャンクを飛び出し、少女を捜す旅を始めました。 569アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3017 29 53ID 5lnEGD/H フーガが言うには、フォートはティフォンという女から買ったとのこと。 マイスは北の町へ行き、当たると評判の占い屋を訪ねました。 ティフォンの行方を占ってもらおうとしたのです。 しかしカリスマ占い師サファイアは折悪く寝込んでおり、 代わりに妹のルビィがサファイアを騙って出てきて、デタラメな占いを披露。 マイスはそれを真に受け近所の古井戸に潜り、見事モンスターに襲われました。 苦情を言いに占い屋へ戻ると、 本物のサファイアが出てきて占い直してくれました。 今度の占いは当たって、ティフォンが見つかりました。 しかし態度はそっけなく、まともに取り合ってくれません。 仕方ないのでティフォンを尾行するマイス。 ティフォンは廃屋に不法侵入していきました。泥棒だったようです。 マイスが後を追って不法侵入すると、ティフォンはお化けに襲われてました。 それを助け、フォートをどこから盗んだか教えてもらいます。 570アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3017 32 02ID 5lnEGD/H フォートの本来の持ち主は、グレースという退役軍人の女性とのこと。 今度はグレースの元を訪ねるマイス。 グレース「(フォートを)盗み出した犯人はご存じありませんか?」 マイス「残念ながら…」 シラを切り通して話を進めると、フォートは彼女の元上司からの贈り物と判明。 グレースの案内で、今度はその上司の所へ行きます。 元上司ファー=アンダレスは、雌ライオン似のおばさんでした。 フォートについて知りたがる理由を説明するマイス。 まさか「あの子に惚れた」と言うわけにもいかないので 表向き「鑑定家なのでフォートを研究している」と嘘をつきますが、 「どうも見抜かれている気がする。いやそんなはずない!」と、 内心では自意識過剰の嵐が吹き荒れます。 572アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3017 33 54ID 5lnEGD/H フォートは、七大驚異の一つ「ファロスの地下迷宮」で拾ったものだそうです。 早速そこにファーの案内で潜入すると、 恋煩いで熱暴走していたマイスの頭が、ようやく判断力を取り戻しました。 七大驚異=黄金時代の建築物。 ↓ そんな所にあったフォートなんだから、被写体も黄金時代の人間。 ↓ つまり彼女は今死んでるのかorz マイスはショックでフヌケ状態に。 フォート自体が黄金時代の産物なんだから、 地下迷宮くんだりまで行かなくても そんな物に写ってる時点で気付けそうなもんですが。 573アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3017 36 00ID 5lnEGD/H 失恋したマイスはロングシャンクへ戻りました。 もちろん何もやる気が起きませんが、 彼は有名な鑑定家なので仕事が次々来ます。 本日もローラという女性が、奇妙な宝剣の鑑定依頼に来ました。 それを調べていると、外から騒ぎ声がします。 フーガの屋敷が火事になったそうです。 ざまあみろフーガめ何もかも燃えてしまえハッハッハと、 日頃の恨みと失恋の八つ当たりで喜ぶマイスですが、 フォートまで燃えてしまったら困ると気づき、屋敷に急ぎます。 マイスが宝剣を持ったまま行ってしまったので、ローラも後を追うハメに。 574アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3017 38 17ID 5lnEGD/H 燃え盛るフーガ屋敷に飛び込んだマイスは、 落ちていたツルハシを拾い、手当たり次第に屋敷を破壊して回りました。 恋する男は怖いです。 探索の末フォートを発見するものの、通路を炎で塞がれてしまったので、 ガラス窓を体当たりで破って二階から飛び降りました。 つくづく恋する男は怖いです。 外で待っていたローラは、落下してきたマイスに呆れ顔ですが、 フォートに写った少女を見て、 「この子がヴァフトーム行きの船に乗るのを見た」と証言。 フォートも火事場泥棒できたし、少女本体も生きてると判明。 一気に元気を取り戻したマイスは、ヴァフトームに急ぎました。 586アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3112 09 53ID fXoTxVYu ヴァフトームは祭の真っ最中。 人混みをかきわけ進むと、いました、フォートの少女が。 追いかけようとした矢先、近くで占い屋を出店していたルビィにターゲットロックオンされ、 ダンスの相手をさせられてる間に逃げられました。 既に送り火も灯されている時間で、周りは故人を悼んで悲しむ人で一杯。 そのど真ん中で一人、少女に会えた喜びに打ち震える場違いな男マイス。 翌朝、マイスは少女を捜して町を歩き回り、イスカンダール霊廟に辿り着きました。 マリーという女性がオロオロしています。 銀髪の少女が霊廟の隠し階段を開け、地下へ降りていってしまったとのこと。 フォートのあの子に違いないと後を追うことに。マリーも何故かついてきます。 地下は魔物で一杯なので、これを蹴散らして進んでいきます。マリーもなぜか戦ってます。 最深部に行くと少女がいました。 「こんなところにいたら危ない」と、少女を連れて外へ出ます。 587アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3112 12 12ID fXoTxVYu さて感動の対面ですが、二人には接点がありません。ついでに話題も。 「(前略)君のことをフォートで見てから、捜し続けてた(中略) 君の事が頭から離れないんだ(中略)とにかく君の側にいたいんだ」 マイス必死に空回りするも、少女は綾波タイプだったらしくリアクション皆無。 気圧されながらも、告白が終わったので今度は自己紹介に移るマイス。まるきり順序が逆です。 「俺は遺物を扱っているんだ。七大驚異に代表される黄金時代の遺物。 遺物の性質を見極めて、改造したり組み合わせたりして、力を引き出していくんだ」 こんなことをうだうだ言ってるうちに少女が怒り出しました。 そりゃこんなこと初対面で言われたら、普通の人間は怖がるか怒ります。 ただし彼女は普通じゃなかったので、ちょっと怒りのベクトルが違いました。 マイスのストーカー行為でなく、職業に怒ったのです。 彼女の言葉は古文調でやたら難解なんですが、要約すると以下の通り。 「遺物? あんな世界を滅ぼす危険物をいじくり回してるの? あんたガキ? 馬鹿?」 588アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3112 13 58ID fXoTxVYu (打ちのめされた…。そこに示されていたのは、軽蔑と哀れみだった。 薄汚れた野良犬を見るような態度だった…) 内心で詩的に悶絶するマイスに、 少女が「イスカンダールを知らないか」と聞いてきます。 「おーい、イスカンダールさ~ん!」と叫び、 そこらへんのイスカンダールさんを集めるマイス。 (この時代、英雄にあやかって名付ける親が多く、 イスカンダールという名は珍しくない) こんなにいるんだから手がかりが名前だけじゃあ無理だよと言うも、 少女は頑固で聞き入れません。惚れた弱みで捜索を手伝うことに。 全然関係ないですが少女の外見年齢は14歳です。マイス28歳ロリ疑惑。 589アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3112 15 56ID fXoTxVYu ヴァフトームに手がかりが無かったので、 一旦ロングシャンクへ戻るマイスと少女。 そこにアイドル冒険家ミシェルが鑑定依頼に来ました。 呪いのガントレットを外してほしいというのが依頼ですが、 ガントレットの構造は魔道板に近く、魔道士でもないマイスには管轄外です。 サジを投げたところにマリーがやってきて、 「私の祖父は魔道板を研究している」と言います。 一行は祖父のいる山奥に出かけました。 かくて一行は、山奥で魔法屋を営むジョーゼフさんの所にやって来ました。 昔は「ブルーサンダー」の通り名で巷を騒がせた不良魔道士ですが、 今では男を連れてきた孫娘に気色ばむ、普通の爺ちゃん。 誤解を解いて事情を話し、共同でガントレットの解除作業に取りかかります。 マイス「思いきって、ここを切ってみては?」 ジョーゼフ「それは危険すぎる」 マイス「危険を恐れていては何もできませんよ(ブチッ)」 ミシェル「イヤーッ!」 酷っちゃ酷ですが結果オーライです。無事外れました。 590アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3112 21 54ID fXoTxVYu ガントレットはキャッシュ編の方をご覧になれば判る通り、ひどい効果を持ってます。 黄金時代の人間は何を考えてこんな物を作ったのかと考え込むマイス。 少女の言うとおり、確かに遺物は危険で、 自分は馬鹿なことをやってるのかもしれません。 仕事が終わったのでイスカンダール捜しを再会。 少女の母の遺言によると、イスカンダールの霊廟に行けとのこと。 もう一度ヴァフトームの霊廟へ戻ることになりました。 霊廟の中で少女が叫ぶと、黒衣の中年男が出現。 ここでようやく少女の名前が判明。フィダルジェインという長い名前でした。 わけがわからないまま、マイスはややこしい話を聞かされることに。 591アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3112 23 18ID fXoTxVYu 以下、作中の説明だけ抜き出すと判りづらいというか本当に判らないので、 作中では語られてない情報も適当に補完して書いてます。ご了承ください。 先述の通り、世界は一度滅びてます。黄金時代の発展しすぎた文明のせいです。 黄金時代は神様が作った完璧な本物の人間「真人」が築いたもので、 今現在「人間」と呼ばれている生き物は、 真人の文明が暴走して世界が荒れた際、魔物と一緒に湧いて出たパチモノです。 そしてフィダルジェインは、今では少ない真人の生き残り。 ちなみに真人の親子はクローンのようにそっくりで、 例のフォートも、フィダルジェイン本人ではなく、 彼女の母親を写したものだったようです。 真人の寿命は長く、黄金時代の後も少数の生き残りが、 世界を滅ぼした罪を悔いながら各地でひっそり暮らしていました。 かつて英雄イスカンダールは、親友リースの案内で、その生き残りたちとコンタクトに成功。 上記のような人間の正体や世界の成り立ち等、色々なことを学びました。 ついでにフィダルジェインの母親と恋に落ちましたが、 異種族の壁に阻まれたのか、最後には道を分かちました。 フィダルジェインの父親も別の男です。 その後、イスカンダールはリース=トーレスの魔法により、 アンリミテッドな存在に変化して次元移動や長生きが可能になりました。 以来よその次元を旅して時を過ごし、 今ここに戻ってきて、フィダルジェインの前に立っているというわけです。 彼女が捜していたのは、英雄から名前をもらった誰かではなく、 英雄本人でした。 592アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3112 25 34ID fXoTxVYu で、なんでフィダルジェインがイスカンダールを捜していたかというと、 つい最近死んだ母親の 「イスカンダールに会え」という遺言が理由だったようです。 イスカンダールはフィダルジェインに、 アンデッドの親玉ナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブルを倒すように言います。 それは真人の生き残りであるフィダルジェインの役目なのだと。 情報が少ない上にこんがらがっていて、 状況をよく理解できないマイス(とプレイヤー)ですが、 「彼女が何であろうと、彼女を助けるだけ」と開き直ります。 当然、彼女のラウンドテーブル打倒にもついていくことに。 593アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3112 28 08ID fXoTxVYu ナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブルは、全部で十二人。 元々は不死の命を求めてアンデッドになった、真人の成れの果てです。 ファロスに蓄えた生命エネルギーによって生きながらえているので、 年中ファロスから門外不出のヒッキー状態。 その代わり各地のアンデッド達を操り世界に影響を与え、 ライバルのドラゴン族としのぎを削っていました。 が、どっちも人間にとって迷惑な生物だったことに変わりはなく、 どっちも千年前に親玉を倒されました。イスカンダールの功績です。 ドラゴン族の親玉の方は、 心臓をバラバラにされて(これがヴェント編のドラゴンハート)実質死にましたが、 ラウンドテーブルの方は、ファロスを封印されて力を弱められただけでした。 千年後の現在、ラウンドテーブルの一人が封印を壊そうと暴れて死んだ衝撃で、 封印が緩み、ついには解けてしまいます。 自由になった彼等はエネルギーの補充を始めました。 優秀な魔道士を吸血鬼化させ、長い寿命を与える代わりに、 魔力が沢山つまった身体を頂いてエネルギーの足しにしたのです。 ヴェント編のトゥースやジュディ編のクライドが、これの一例です。 594アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3112 29 50ID fXoTxVYu 親玉の活動再開により、 世界には最近またもアンデッドが増長しはじめてきました。 面倒なので今度はファロスの動力源を断ち、 ラウンドテーブルを根っこから駆除しようというわけです。 ……と、まあ、こんな込み入った事情があるんですが、 マイスにとってはどうでもいいこと。 マイス「なぜ付いて来るのかなんて聞かないでくれ。俺はただ君の側にいたい。 それだけなんだ」 フィダルジェイン「…マ…イス…。感謝…」 ようやく悪くない反応が返ってきましたが、喜ぶ暇もなくファロスの中へ。 色々な仕掛けを解いて最深部に行くと、ラウンドテーブル達がいました。 フィダルジェインが叱りつけるも、 連中は真人時代の記憶が残ってないので話が通じません。 力ずくで一人ずつシメていって、最後の一人になったとき、 例によって邪神カオスルーラーがそいつに憑依して復活。 元々彼等を動かしてるファロスのシステムは、 黄金時代にカオスルーラーを呼び寄せた文明技術の産物。 こうなることは時間の問題だったようです。 595アンリミテッドサガ マイス編sage05/01/3112 38 29ID fXoTxVYu 戦いの後、フィダルジェインはマイスの元を離れ、 真人の隠れ里へ帰ってしまいます。 一方ロングシャンクに戻ったマイスは、発明を開始しました。 遺物に頼るのではなく、自分で0から何かを創りだそうと思ったのです。 それは今までとは比べ物にならないほどの苦労でしたが、 今までにない充実した日々でもありました。 試行錯誤の末、ついには立派な飛行機械が完成。 さっそく乗り込んで、フィダルジェインのところへ飛んでいきます。 人間の発明に、真人は何と言うか。 かつての英雄でも成就させられなかった異種間恋愛は、今度こそ実るのか。 それはまだ判りません。すべてこれからの話です。 完
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/25657.html
アンリミテッド・アビス C 闇文明 (5) 呪文 相手のクリーチャーを1体破壊する。 ■ヴォルテージ7(自分のマナゾーンにタップされているカードが7枚以上あれば、このクリーチャーは次のVO能力を得る) VO-この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分の手札に戻してもよい。 作者:wha +関連カード/5 《アンリミテッド・オーラ》 《アンリミテッド・テクノロジー》 《アンリミテッド・アビス》 《アンリミテッド・フォートレス》 《アンリミテッド・パワー》 IP-02 「アイデアパック02:エピソード・アナザーワン」 カードリスト:wha 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/dq10_dictionary/pages/371.html
・【スティックスキル】 【マジステッキ】-【デビルンチャーム】-【パニパニハニー】-【キラキラポーン】 概要 スキル31ポイントで習得できる特技。消費MPは1。 性能 悪魔系のモンスターに対してより大きなダメージを与えるスキル。 のみならず悪魔系に対して【魅了】の追加効果がある。 β版までは「デビルンドレイン」の名前で知られており、名称が変更された経緯を持つ。 【ガルゴル】で【てなずける】の補助として使用されることもあるが、 ダメージを与えるので敵を倒してしまう可能性があること、 魅了がてなずけるの半分の時間(30秒)で切れてしまうことに注意しておきたい。 しかしレンジャー抜きで武・武(賢)・魔戦・スでデビルン狩をするPTも少数ながら存在する。